diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/chmod.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/chmod.1 index 420e9ad576..8e104a6c03 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/chmod.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/chmod.1 @@ -1,326 +1,326 @@ .\" Copyright (c) 1989, 1990, 1993, 1994 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to Berkeley by .\" the Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)chmod.1 8.4 (Berkeley) 3/31/94 .\" %Id: chmod.1,v 1.10.2.3 1999/08/14 06:28:00 chris Exp % .\" .\" jpman %Id: chmod.1,v 1.2 1997/04/01 01:37:14 mutoh Stab % .Dd March 31, 1994 .Dt CHMOD 1 .Os .Sh 名称 .Nm chmod .Nd ファイルのモードを変更する .Sh 書式 .Nm chmod .Oo .Fl f .Fl R .Op Fl H | Fl L | Fl P .Oc .Ar mode .Ar file ... .Sh 解説 .Nm は指定されたファイルのモードを .Ar mode で指定したものに変更します。 .Pp オプションとして以下のものがあります: .Bl -tag -width Ds .It Fl H .Fl R オプションが指定されていれば、引数がシンボリックリンクのとき、それを たどって変更します。 (ディレクトリツリー探索中に見つかったシンボリックリンクは それ以上追跡しません) .It Fl L .Fl R オプションが指定されていれば、すべてのシンボリックリンクをたどり、 リンク先のファイルを変更します。 .It Fl P .Fl R オプションが指定されていても、どのシンボリックリンクもたどりません。 .It Fl R 指定されたファイル自身だけではなく、それらをルートとする ディレクトリ階層を再帰的に検索してモードを変更します。 .It Fl f .Nm が .Va file のモードを変更できなかった場合に、診断メッセージを表示しません。 .El .Pp シンボリックリンクはモードを持たないので、 .Fl H または .Fl L オプションが指定されていなければ、シンボリックリンクに対する .Nm 実行結果は常に真となり、何も変えません。 .Fl H , .Fl L , .Fl P オプションは、 .Fl R オプションが指定されていなければ無視されます。また、これらが 複数指定されると最後に指定したものが有効になります。 .Pp ファイルのモードの変更はそのファイルの所有者とスーパユーザだけにしか 許されていません。 .Sh 診断 .Nm は正常終了時には 0 を、エラーが生じたときは 0 より大きい値を返します。 .Sh モード モードには、数値を用いた絶対値指定と、シンボルによる指定があります。 数値指定では、以下の値を .Ar ``or'' で組み合わせた 8 進数を用います: .Pp .Bl -tag -width 6n -compact -offset indent .It Li 4000 (set-user-ID-on-execution ビット) このビットがセットされている実行可能ファイルは、 ファイルを所有するユーザ ID に実効ユーザ ID を設定されて実行されます。 set-user-id ビットをセットされているディレクトリは、 その中で作成される全てのファイルおよびディレクトリの所有者を ディレクトリの所有者に設定することを強制し、 作成するプロセスのユーザ ID は無関係となります。 これは、ディレクトリが存在するファイルシステムが この機能をサポートしている場合に限られます: .Xr chmod 2 と -.Xr mount 1 +.Xr mount 8 の .Ar suiddir オプションを参照してください。 .It Li 2000 (set-group-ID-on-execution ビット) このビットがセットされている実行可能ファイルは、 ファイルを所有するグループ ID に実効グループ ID を設定されて実行されます。 .It Li 1000 (スティッキービット) ディレクトリに設定した時には、 非特権ユーザは、所有するファイルのみ削除およびリネーム可能となり、 ディレクトリのパーミッションは無関係となります。 FreeBSD では、実行可能ファイルに設定されたスティッキービットは無視され、 ディレクトリにのみ設定可能です ( .Xr sticky 8 参照)。 .It Li 0400 所有者の読み込みを許可。 .It Li 0200 所有者の書き込みを許可。 .It Li 0100 ファイルの場合、所有者の実行を許可。 ディレクトリの場合、所有者の検索を許可。 .It Li 0040 グループのメンバの読み込みを許可。 .It Li 0020 グループのメンバの書き込みを許可。 .It Li 0010 ファイルの場合、グループのメンバの実行を許可。 ディレクトリの場合、グループのメンバの検索を許可。 .It Li 0004 他者の読み込みを許可。 .It Li 0002 他者の書き込みを許可。 .It Li 0001 ファイルの場合、他者の実行を許可。 ディレクトリの場合、他者の検索を許可。 .El .Pp 例えば、所有者に読み込み・書き込み・実行を許可し、 グループのメンバに読み込み・実行を許可し、 他者に読み込み・実行を許可し、 set-uid と set-gid を指定しない絶対値指定のモードは、 755 (400+200+100+040+010+004+001) となります。 .Pp シンボルによる指定は以下の文法に従います。 .Bd -literal -offset indent mode ::= clause [, clause ...] clause ::= [who ...] [action ...] last_action action ::= op [perm ...] last_action ::= op [perm ...] who ::= a | u | g | o op ::= + | \- | = perm ::= r | s | t | w | x | X | u | g | o .Ed .Pp .Ar who シンボルの ``u'', ``g'', ``o'' はそれぞれユーザ、グループ、それ以外に 相当します。``a'' シンボルは ``ugo'' を指定した場合と同じになります。 .Pp .ne 1i .Ar perm シンボルはモードの各ビットを以下のように表現します。 .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It r 読み込み許可ビット .It s 実行時 setuid および実行時 setgid ビット .It t sticky ビット .It w 書き込み許可ビット .It x 実行/検索 許可ビット .It X 対象がディレクトリであるか、変更前のモードで誰かの実行/検索許可ビット が立っている場合に、実行/検索許可ビットがセットされます。 .Ar perm シンボルでの ``X'' の指定は、 .Ar op シンボルを ``+''で連結する時のみ意味があり、他の場合は無視されます。 .It u 元ファイルの所有者許可ビット .It g 元ファイルのグループ許可ビット .It o 元ファイルの所有者とグループ以外の許可ビット .El .Pp .Ar op シンボルの働きは以下のようになります .Bl -tag -width 4n .It + .Ar perm 値が指定されなければ、``+'' は何の作用もありません。 .Ar who シンボルが指定されていなければ、 .Ar perm 値はそれぞれのwhoシンボルの対応するビットに作用し、それを umask で マスクしたビットがセットされます。 .Ar who シンボルが指定されていれば、その .Ar perm 値が設定されます。 .It \&\- .Ar perm 値が指定されていなければ、``\-'' は何の作用もありません。 .Ar who シンボルが指定されていなければ、 .Ar perm 値はそれぞれのwhoシンボルの対応するビットに作用し、それを umaskで マスクしたビットがクリアされます。 .Ar who シンボルが指定されていれば、その .Ar perm 値がクリアされます。 .It = .Ar who シンボルで指定されたモードビットがクリアされます。whoシンボルが指定 されていなければ、所有者、グループ、その他の各モードビットがクリアされ ます。 .Ar who シンボルが指定されていなければ、 permで指定したビットが、所有者、グループ、その他のそれぞれを umaskで マスクしたものだけ設定されます。 .Ar who シンボルと .Ar perm が指定されていれば、その値がそのまま設定されます。 .El .Pp 各 .Ar clause では、モードビットを操作するためのオペレーションを 1 つ以上記述しなけ ればなりません。そして各オペレーションは記述した順番で適用されます。 .Pp 所有者とグループ以外の ``o'' のみに対して、 ''s'' や ``t'' の組み合わせの .Ar perm 値が指定されても無視されます。 .Sh 使用例 .Bl -tag -width "u=rwx,go=u-w" -compact .It Li 644 ファイルを誰にでも読めるようにして、ファイルの所有者のみ書き込み可能に します。 .Pp .It Li go-w ファイルの所有者以外の書き込みを禁止します。 .Pp .It Li =rw,+X umask でマスクされていないビットの読み書きを許可しますが、実行許可は 現在設定されているものを保持します。 .Pp .It Li +X 誰かが実行/検索可能なファイルやディレクトリならば、すべてのユーザが 実行/検索できるファイルやディレクトリとします。 .Pp .It Li 755 .It Li u=rwx,go=rx .It Li u=rwx,go=u-w 誰にでも読み込みと実行ができて、所有者のみ書き込み可能になるようにしま す。 .Pp .It Li go= グループやその他のユーザにいかなる許可も与えません。 .Pp .It Li g=u-w グループビットをユーザビットと同じにしますが、グループの書き込みは禁止 します。 .El .Sh バグ naughty bitのための .Ar perm オプションが無い。 .Sh 関連項目 .Xr chflags 1 , .Xr install 1 , -.Xr mount 1 , +.Xr mount 8 , .Xr chmod 2 , .Xr stat 2 , .Xr umask 2 , .Xr fts 3 , .Xr setmode 3 , .Xr symlink 7 , .Xr chown 8 , .Xr sticky 8 .Sh 規格 .Nm ユーティリティは、規格にない .Ar perm シンボルの .Dq t と .Dq X を除いては .St -p1003.2 互換になるように作られています。 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .At v1 から導入されました. diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/chpass.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/chpass.1 index 2a9ed78d27..50947d6cb6 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/chpass.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/chpass.1 @@ -1,427 +1,427 @@ .\" Copyright (c) 1988, 1990, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)chpass.1 8.2 (Berkeley) 12/30/93 -.\" %Id: chpass.1,v 1.14.2.1 1999/05/02 15:03:16 ghelmer Exp % +.\" %Id: chpass.1,v 1.14.2.2 1999/08/18 07:41:10 chris Exp % .\" .\" jpman %Id: chpass.1,v 1.2 1997/03/31 14:06:36 horikawa Stab % .Dd December 30, 1993 .Dt CHPASS 1 .Os .Sh 名称 .Nm chpass, chfn, chsh, ypchpass, ypchfn, ypchsh .Nd ユーザデータベース内の情報を編集する .Sh 書式 .Nm chpass .Op Fl a Ar list .Op Fl p Ar encpass .Op Fl s Ar newshell .Op user .Sh 解説 .Nm chpass は .Ar user もしくはデフォルトでは実行したユーザのユーザデータベースの情報を変更します。 情報はフォーマットされ、必要な部分をエディタで変更します。 .Pp ユーザが変更することができる情報だけが表示されます。 .Pp オプションとしては、次のものがあります: .Bl -tag -width flag .It Fl a スーパユーザは、ユーザデータベースのエントリを .Xr passwd 5 で定義されたフォーマットで引数として直接指定できます。 この引数はコロン (``:'') で区切られたリストであり、 空きの部分があっても許されますが、 すべてのフィールドをリストにしなければなりません。 .It Fl p スーパユーザは、暗号化されたパスワードフィールドを .Xr crypt 3 で用いられているフォーマットで引数として直接指定することができます。 .It Fl s .Fl s オプションは、ユーザのシェルを .Ar newshell に変更します。 .El .Pp 表示されるエントリには以下のものがあります: .Pp .Bl -tag -width "Other Information:" -compact -offset indent .It Login: ユーザのログイン名 .It Password: ユーザの暗号化されたパスワード .It Uid: ユーザの ID .It Gid: ユーザのグループ ID .It Class: ユーザの一般的な分類 .It Change: パスワードの変更時間 .It Expire: アカウントの有効期限 .It Full Name: ユーザの実際の名前 .It Office Location: ユーザのオフィスの場所 (1) .It Office Phone: ユーザのオフィスの電話番号 (1) .It Home Phone: ユーザの自宅の電話番号 (1) .It Other Information: ユーザに関するローカル定義情報 (1) .It Home Directory: ユーザのホームディレクトリ .It Shell: ユーザのログインシェル .Pp .It 注釈 (1) - 実際の master.passwd ファイルでは、 これらのフィールドはコンマで区切られたフィールドとして FullName フィールドに埋め込まれます。 .El .Pp .Ar login フィールドは計算機にアクセスするときに使われるユーザ名です。 .Pp .Ar password フィールドはユーザの暗号化されたパスワードが収められています。 .Pp .Ar uid フィールドは .Ar login フィールドと関連した番号です。ファイルのアクセスを制御するために、 どちらのフィールドもシステム (しばしば、複数のシステム) の中で 一意である必要があります。 .Pp 複数のエントリが同一のログイン名や同一のユーザ ID を持つことは可能ですが、 そのようにすることは通常誤りです。 これらのファイルを操作する手順では、 それらの複数のエントリ内から無作為に選んだものの一つだけを返すでしょう。 .Pp .Ar group フィールドはユーザがログイン時に所属するグループです。BSD が複数の グループを採用してから ( .Xr groups 1 参照) このフィールドはほとんど意味がありません。 このフィールドは番号やグループ名 ( .Xr group 5 参照) のどちらかが記述されます。 .Pp .Ar class フィールドは .Ar /etc/login.conf のクラスに関する記述を参照します。 典型的には、ユーザのログイン時に、 ユーザのシステムリソースを制限するために使用されます。 .Pp .Ar change フィールドはパスワードが変更されているべき日付です。 .Pp .Ar expire フィールドはアカウントの満了する日付です。 .Pp .Ar change と .Ar expire の両方のフィールドは ``month day year'' の形式で入力し、 .Ar month は、英語の月の名前 (はじめの 3 文字でも十分です) で、 .Ar day は、その月の中の日で、 .Ar year は、その年です。 .Pp 5 つのフィールドは、ユーザの .Ar 実際の名前 、 .Ar オフィスの場所 、 .Ar 職場 と .Ar 家で使う電話 番号、そして .Ar その他の情報 を保管しています。 .Ar その他の情報 は、コンマで区切った単一文字列であり、追加の gcos フィールドを表現します。 (典型的にはサイト固有のユーザ情報のために使用します)。 .Xr finger 1 が、 .Ar Office: というヘッダの下に オフィスの場所と電話番号をともに表示することに注意してください。 .Pp ユーザの .Ar home directory はユーザがログイン時にいる場所への絶対 UNIX パス名です。 .Pp .Ar shell フィールドはユーザの好むコマンドインタプリタです。 もし .Ar shell フィールドが空であれば、ボーンシェル .Pa /bin/sh であると仮定します。 ログインシェルを変更するときに、スーパユーザではないユーザは、 非標準シェルから、または非標準シェルへの変更は許されていません。 非標準シェルとは .Pa /etc/shells で見つけられないシェルのことです。 .Pp 一度情報が確認されたら .Nm chpass はユーザデータベースを更新するために .Xr pwd_mkdb 8 を用います。 .Sh 環境変数 環境変数 EDITOR を設定して他のエディタを指定している場合を除き、 .Xr vi 1 エディタが使われます。エディタが終了すると、その情報は再度読み込まれ、 ユーザデータベースを変更するための情報とします。 ユーザの情報を変更できるのは、そのユーザかスーパユーザのみです。 .Sh NIS との相互作用 いくつかの制限が適用されますが、 .Nm chpass を NIS と同時に使うこともできます。現在 .Nm chpass が .Xr rpc.yppasswdd 8 を通じて NIS のパスワードマップ中で変更できるのは、 通常はユーザのパスワード、シェル、GECOS フィールドだけです。 NIS マスタサーバ上でスーパユーザによって起動された場合を除き、 .Nm chpass (同様に .Xr passwd 1 ) は、ユーザ情報の変更および新レコードの追加のために .Xr rpc.yppasswdd 8 サーバを使用出来ません。 なお、 .Xr rpc.yppasswdd 8 は、どのような変更を行う前にもパスワード認証を要求します。 パスワード無しで変更要求できるユーザは NIS マスタサーバ上のスーパユーザだけです; 他の全てのユーザはパスワードを入力する必要があります。 他の全てのユーザには NIS クライアント (および NIS スレーブサーバ) 上の root 権限を持つユーザも含まれます。 (NIS マスタサーバ上のスーパユーザがこの制約をバイパスできる理由は、 主に簡便さのためです: NIS マスタサーバへの root アクセス権限をもつユーザは 既に NIS マップを更新するための権限を持っています。 それにもかかわらずマップソースファイルを手で編集することは面倒です。 .Pp 注: これらの例外が適用されるのは NIS マスタサーバが FreeBSD システムの時だけです。) .Pp その結果として、上述の例外を除き、NIS 環境で .Nm chpass を使う場合には以下の制限が適用されます: .Bl -enum -offset indent .It .Pa シェルと GECOS 情報だけを変更できます。 たとえ .Nm chpass がスーパユーザによって起動された場合であってもです。 他のフィールドの変更がサポートされるようになっても、 他の NIS システムとの互換性の問題を引き起こすでしょう。 スーパユーザがあるエントリを編集している時に、 他のフィールドにデータを書いても、余分な情報として (パスワードは例外 -- 以下を参照してください) だまって廃棄されるでしょう。 .Pp 例外: NIS マスタサーバ上のスーパユーザは、 任意のフィールドの変更が許されています。 .Pp .It .Pa パスワード認証が要求されます。 どのような変更を行う前にも .Nm chpass はユーザの NIS パスワードを要求します。もしパスワードが間違っていたら、 どのような変更も行われません。 .Pp 例外: NIS マスタサーバ上のスーパユーザはパスワード無しに変更要求できます。 (スーパユーザは、後述するように .Fl o フラグを指定する事によりこの仕様を無効にする事が選択できます。) .It .Pa 新しいレコードのローカルパスワードデータベースへの追加は勧められません。 NIS が動作しているときに、管理者が .Nm chpass によって新しいレコードをローカルのパスワードデータベースに追加可能です。 しかし、新しいレコードがマスタパスワードファイルの最後、 通常は NIS の特別な '+' エントリの後に追加されるため、 いくつかの混乱を招きかねません。 .Xr vipw 8 を使ってローカルのパスワードファイルを変更するべきです。 .Pp NIS マスタサーバ上のスーパユーザによる NIS パスワードマップへの新レコードの追加が許可されるのは、 .Xr rpc.yppasswdd 8 サーバが .Fl a フラグ付で起動された場合、すなわち追加を許可して起動された場合のみです (通常は追加を拒否します)。 .Nm chpass はデフォルトではローカルのパスワードデータベースを更新しようとします; NIS マップを変更する場合には chpass を .Fl y フラグ付で起動してください。 .It .Pa パスワードの変更は許可されていません。 ユーザが、自分の NIS のパスワードを変更するときには .Xr passwd 1 か .Xr yppasswd 1 を使うべきです。スーパユーザは新しいパスワードを指定することを許され ています (たとえ、``Password:'' フィールドがエディタのテンプレートに あらわれていなくても、スーパユーザは手動で加えることができます) 。 しかしながら、スーパユーザであってもユーザの元のパスワードがなければ .Xr rpc.yppasswdd 8 が NIS マップの更新を拒否するでしょう。 .Pp 例外: NIS マスタサーバ上のスーパユーザは .Nm chpass を使用して、ユーザの NIS パスワードを変更する事が許されています。 .El .Pp .Nm chpass が NIS をサポートしてコンパイルされたときに、数個の特別なフラグが有効 になります: .Bl -tag -width flag .It Fl l .Fl l フラグは、ローカルと NIS の両方のデータベースにユーザが存在していても、 ユーザのパスワード情報のローカルのコピーを修正することを .Nm chpass に強制します。 .It Fl y このフラグは .Fl l と反対の効果があります。もし NIS が動作していれば、 デフォルトでは .Nm chpass は NIS のエントリを操作するので、 このフラグはまったく冗長です。 .It Fl d Ar domain NIS ドメインを指定します。 .Nm chpass はデフォルトではシステムのドメイン名を使用します。 これは .Xr domainname 1 コマンドにて設定されています。 .Fl d オプションは、 このデフォルトを上書きするため、 もしくはドメイン名が設定されていない場合にドメイン名を指定するために 使用できます。 .It Fl h Ar host 問い合わせるべき NIS サーバの名前もしくはアドレスを指定します。 通常 .Nm chpass は .Pa master.passwd もしくは .Pa passwd マップにて指定される NIS マスタホストと通信します。 NIS クライアントとして構成されていないホスト上では、 この情報を決定するための方法がプログラムにはありませんので、 ユーザがサーバのホスト名を指定します。 指定するホスト名は NIS マスタサーバである必要が無い事に注意してください; NIS ドメイン内のマスタサーバ名でもスレーブサーバ名でも良いのです。 .Pp .Fl d オプション使用時には、ホスト名のデフォルトは ``localhost'' です。 .Fl h オプションを .Fl d とともに使用し、ユーザが指定するホスト名でこのデフォルトを上書きできます。 .Pp .It Fl o .Xr rpc.yppasswdd 8 に RPC ベースの更新を強制します (``旧モード'')。 NIS マスタサーバ上でスーパユーザにより起動された場合、 .Nm chpass は専用の非 RPC ベースの機構を使用し、 NIS パスワードマップに対する無制限の変更を許可します (この場合 UNIX ドメインソケットを使用します)。 .Fl o フラグを使用する事により .Nm chpass に標準の更新メカニズムを使用させる事が出来ます。 このオプションは主にテスト目的のために提供されています。 .El .Pp .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/master.passwd -compact .It Pa /etc/master.passwd ユーザデータベース .It Pa /etc/passwd Version 7 フォーマットのパスワードファイル .It Pa /etc/chpass.XXXXXX パスワードファイルのテンポラリ用コピー .It Pa /etc/shells 利用できるシェルのリスト .El .Sh 関連項目 .Xr finger 1 , .Xr login 1 , .Xr passwd 1 , .Xr getusershell 3 , -.Xr login.conf 5, +.Xr login.conf 5 , .Xr passwd 5 , .Xr pwd_mkdb 8 , .Xr vipw 8 .Rs .%A Robert Morris and .%A Ken Thompson .%T "UNIX Password security" .Re .Sh 注釈 .Xr chfn 1 , .Xr chsh 1 , .Xr ypchpass 1 , .Xr ypchfn 1 , .Xr upchsh 1 コマンドは実際には .Nm chpass にリンクしているだけです。 .Sh バグ ユーザ情報の保存はどこか他の場所にするべきです (し、いつかはそうなるでしょう)。 .Sh 歴史 .Nm chpass コマンドは .Bx 4.3 Reno から登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/kbdcontrol.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/kbdcontrol.1 index 580da0b53d..829d288b34 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/kbdcontrol.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/kbdcontrol.1 @@ -1,199 +1,211 @@ .\" .\" kbdcontrol - a utility for manipulating the syscons keyboard driver section .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" @(#)kbdcontrol.1 .\" jpman %Id: kbdcontrol.1,v 1.3 1997/07/26 21:37:54 horikawa Stab % .\" .Dd June 30, 1999 .Dt KBDCONTROL 1 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm kbdcontrol .Nd syscons コンソールドライバを操作するユーティリティ .Sh 書式 .Nm -.Op Fl dFx +.Op Fl dFKix .Op Fl b Ar duration.pitch | Ar belltype .Op Fl r Ar delay.repeat | Ar speed .Op Fl l Ar keymap_file .Op Fl f Ar # Ar string .Op Fl h Ar size +.Op Fl k Ar keyboard_device .Op Fl L Ar keymap_file .Sh 解説 .Nm コマンドは、 キーマップ、リピート速度/ディレイ時間、ベル といった様々なキーボード関連オプションを、 .Xr syscons 4 コンソールドライバとキーボードドライバに対して設定するのに用いられます。 .Pp キーボードオプションは、 .Pa /etc/rc.conf 中の変数を設定することにより、 システムブート時に自動設定可能です。 後述の .Sx ブート時の設定 を参照してください。 .Pp 以下のコマンドラインオプションを使用可能です: .Bl -tag -width indent .It Fl b Ar duration.pitch | Ar belltype ベルの持続時間 (duration) をミリ秒で、ピッチ (pitch) をヘルツで設定します。 代わりに .Ar belltype 引数が指定された場合、この引数は .Cm normal -(サウンドパラメータを標準値に戻します)か +(サウンドパラメータを標準値に戻します) か +.Cm off +(完全にベルをオフにします) か .Cm visual (ベルをビジュアルモードにします、 すなわち音を鳴らす代わりに画面をフラッシュさせます) のいずれかであることが必要です。 .Ar belltype の前に語 .Cm quiet. .\" quiet. と、「.」が付くのが正しい が付いた場合、 ベルを鳴らすプロセスがバックグラウンドの vty にいるときにはベルを鳴らしません。 .It Fl r Ar delay.repeat | Ar speed キーボードの .Ar delay (250, 500, 750, 1000) と .Ar repeat (34, 38, 42, 46, 50, 55, 59, 63, 68, 76, 84, 92, 100, 110, 118, 126, 136, 152, 168, 184, 200, 220, 236, 252, 272, 304, 336, 368, 400, 440, 472, 504) レートを設定します。 代わりに .Ar speed 引数が指定された場合、この引数は .Cm slow (1000.504), .Cm fast (250.34), .Cm normal (500.126) であることが必要です。 .It Fl l Ar keymap_file キーボードマップをファイル .Ar keymap_file から読み取って設定します。 キーボードマップファイルのロードは、 メニューによるコマンド .Xw kbdmap 1 により実行可能です。 .It Fl d 現在のキーボードマップを標準出力にダンプします。 出力はファイルにリダイレクト可能であり、前述の .Fl l オプションを使用して後でカーネルにロードできます。 .It Fl f Ar # Ar string .\".BI "\-f\ " #\ string .Ar # 番のファンクションキーで文字列 .Ar string が送られるように設定します。 使用可能なファンクションキーとその番号については、 キーボードドライバのマニュアルページ .Pq 例えば Xr atkbd 4 を参照してください。 .It Fl F ファンクションキー設定を標準状態に戻します。 .It Fl x キーボードマップのダンプを 16 進数表示で行います。 .It Fl h Ar size ヒストリバッファの大きさを .Ar size 行に設定します。 +.It Fl i +キーボードに関する短かい情報を表示します。 +.It Fl K +コンソールからキーボードを切り離します。 +キーボードとコンソールを再接続するためには、後述の +.Fl k +オプションを使用する必要があります。 +.It Fl k Ar keyboard_device +指定したデバイスをコンソールキーボードとして使用します。 .It Fl L Ar keymap_file キーボードマップをファイル .Ar keymap_file から読み取り、これをコンパイルした結果の .Ft "struct keymap" を標準出力に書き出します。 このオプションは第一にプログラマ向けであり、 おそらく通常の状況下ではほとんど使用しないでしょう。 .El .Sh キーボードの設定 .Ss ブート時の設定 .Pa /etc/rc.conf または .Pa /etc/rc.conf.local の変数を設定することにより、ブート時にキーボードを設定可能です。 関連する変数を列挙します。 .Pp .Bl -tag -width foo_bar_var -compact .It Ar keymap .Fl l オプション用のキーボードマップファイルを指定します。 .It Ar keyrate .Fl r オプション用のキーボードリピートレートを指定します。 .It Ar keychange .Fl f オプション用のファンクションキー文字列を列挙します。 .El .Pp 詳細は .Xr rc.conf 5 を参照してください。 .Ss ドライバの設定 キーボードマップなどのデフォルト設定オプションの変更を、 キーボードドライバが許す場合があります。 その場合、ブート時のオプション設定の必要はなくなります。 詳細はキーボードドライバマニュアル .Pq 例えば Xr atkbd 4 , Xr ukbd 4 を参照してください。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/share/syscons/keymaps/foo_bar -compact .It Pa /usr/share/syscons/keymaps/* キーボードマップファイル。 .Sh 使用例 次のコマンドでキーボードマップファイル .Pa /usr/share/syscons/keymaps/ru.koi8-r.kbd をロードします。 .Pp .Dl kbdcontrol -l /usr/share/syscons/keymaps/ru.koi8-r.kbd .Pp キーボードマップファイルが .Pa /usr/share/syscons/keymaps にある場合、ファイル名を .Pa ru.koi8-r のように短縮可能です。 .Pp .Dl kbdcontrol -l ru.koi8-r .Pp 次のコマンドはファンクションキー 10 が "telnet myhost" を出力するようにします。 .Pp .Dl kbdcontrol -f 10 \&"telnet myhost\&" .Pp ベルをビジュアルにするものの、 バックグラウンド画面でベルが鳴るときには画面がフラッシュするのを避けるには、 次のコマンドを実行します。 .Pp .Dl kbdcontrol -b quiet.visual .Pp .Sh バグ もし見つかったら報告してください。 .Sh 関連項目 .Xr kbdmap 1 , .Xr vidcontrol 1 , .Xr atkbd 4 , .Xr keyboard 4 , .Xr screen 4 , .Xr syscons 4 , .Xr ukbd 4 , .Xr rc.conf 5 . .Sh 作者 .An Soren Schmidt Aq sos@FreeBSD.org .Sh 日本語訳 酒井 淳嗣 (sakai@csl.cl.nec.co.jp): FreeBSD 向けに翻訳 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/manpath.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/manpath.1 index 285238d645..c228145562 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/manpath.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/manpath.1 @@ -1,67 +1,77 @@ .\" Man page for manpath .\" .\" Copyright (c) 1990, 1991, John W. Eaton. .\" .\" You may distribute under the terms of the GNU General Public .\" License as specified in the README file that comes with the man 1.0 -.\" distribution. +.\" distribution. .\" .\" John W. Eaton .\" jwe@che.utexas.edu .\" Department of Chemical Engineering .\" The University of Texas at Austin .\" Austin, Texas 78712 .\" +.\" %Id: manpath.man,v 1.3.2.1 1999/08/21 07:23:40 ru Exp % +.\" .\" jpman %Id: manpath.1,v 1.4 1997/08/20 20:58:18 horikawa Stab % -.Dd Jan 5, 1991 +.Dd Aug 16, 1999 .Dt MANPATH 1 .Os .Sh 名称 .Nm manpath .Nd マニュアルページのユーザのサーチパスを決める .Sh 書式 .Nm .Op Fl q .Sh 解説 .Nm manpath はシステム標準およびユーザの .Ev PATH からユーザのマニュアルページのサーチパスを決め、結果を標準出力へ表示 します。また警告およびエラーは標準エラー出力へ出力します。ユーザの .Ev PATH -中のディレクトリが manpath.config ファイルに無いときには、manpath は -そのディレクトリで man または MAN という名前のサブディレクトリを探し、 +中のディレクトリが +.Pa manpath.config +ファイルに無いときには、 +.Nm +は +そのディレクトリで +.Pa man +または +.Pa MAN +という名前のサブディレクトリを探し、 見付かればそれをサーチパスに追加します。 .Pp .Nm は -.Nm man +.Xr man 1 がサーチパスを決めるのにも使用します。したがって、普通はユーザが環境 変数 .Ev MANPATH を直接設定する必要はありません。 .Pp オプションを以下に示します: -.Bl -tag -width Ds +.Bl -tag -width Fl .It Fl q 「静かに」実行します。最終的なマニュアルページのサーチパスだけを表示します。 .El .Sh 環境変数 .Bl -tag -width MANPATH -compact .It Ev MANPATH .Ev MANPATH を設定すると -.Nm manpath +.Nm はその設定を標準出力に表示し、標準エラー出力に警告を出力します。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/manpath.config -compact .It Pa /etc/manpath.config システムの設定ファイル .El .Sh 関連項目 .Xr apropos 1 , .Xr whatis 1 , .Xr man 1 .Sh バグ 既知のバグはありません。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_add.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_add.1 index ed8e988b2a..11be2de97c 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_add.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_add.1 @@ -1,471 +1,471 @@ .\" .\" FreeBSD install - a package for the installation and maintainance .\" of non-core utilities. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" Jordan K. Hubbard .\" .\" .\" @(#)pkg_add.1 -.\" %Id: pkg_add.1,v 1.29.2.2 1999/08/15 12:51:09 mpp Exp % +.\" %Id: pkg_add.1,v 1.29.2.3 1999/08/23 03:59:43 mharo Exp % .\" .\" jpman %Id: pkg_add.1,v 1.3 1997/06/09 04:19:05 jsakai Stab % .Dd November 25, 1994 .Dt PKG_ADD 1 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm pkg_add .Nd ソフトウェア配布パッケージをインストールするプログラム .Sh 書式 .Nm .Op Fl vInfrRMS .Op Fl t Ar template .Op Fl p Ar prefix .Ar pkg-name [pkg-name ...] .Sh 解説 .Nm コマンドは、 .Xr pkg_create 1 コマンドにより作成されたパッケージを展開するのに用いられます。 .Sh 警告 .Bf -emphasis .Nm コマンドはパッケージファイルに含まれるスクリプトやプログラムを 実行することがあるので、あなたのシステムは、危険な配布ファイルを 作る極悪人からの「トロイの木馬」や他の巧妙な攻撃などを受ける 可能性があります。 .Pp パッケージファイルを提供する人物の能力と身元を確認するとよいでしょう。 より進んだ安全のためには、パッケージを展開するのに .Fl M フラグを用い、その内容と、スクリプトがシステムに害をおよぼさないかを 確認します。 +INSTALL, +POST-INSTALL, +DEINSTALL, +REQUIRE, +POST-INSTALL, +REQUIRE, +MTREE_DIRS の各ファイルには 特に注意を払い、+CONTENTS ファイルの .Cm @cwd , .Cm @mode (setuid をチェック), .Cm @dirrm , .Cm @exec , .Cm @unexec ディレクティブを調べてください。 パッケージファイルを調べるのには .Xr pkg_info 1 コマンドも使えます。 .Ef .Sh オプション 以下のコマンドラインオプションが提供されています: .Bl -tag -width indent .It Ar pkg-name [... pkg-name] 指定されたパッケージがインストールされます。 - という名前が指定されると、 .Nm は stdin から読み込みます。 パッケージがカレントディレクトリに見つからないと、 .Nm は .Ev PKG_PATH で指定された各ディレクトリを探します。 .It Fl v 饒舌な出力に切り替えます。 .It Fl I パッケージにインストール用スクリプト (pre-install または post-install) が存在しても、それを実行しません。 .It Fl n 実際にはインストールを行わず、インストールした場合に実行されるであろう ステップを表示します。 .It Fl R パッケージのインストール結果を記録しません。 このオプションは、後でアンインストールすることを不可能にするため、 自分が何をしているかを理解している人のみ使ってください。 .It Fl r リモートフェッチ機能を使用します。 適切なオブジェクト書式とリリースを決定してから、 パッケージを取得してインストールします。 .It Fl f あらかじめ必要なパッケージがインストールされていなかったり、 requirements スクリプトが失敗した場合にも強制的にインストールします。 これは .Nm が見つからない必要なパッケージを探して自動的にインストールすることを 止めるわけではなく、見つからない場合でも中断しないようにします。 .It Fl p Ar prefix パッケージからファイルを展開するディレクトリの前に .Ar prefix を付けます。 パッケージがデフォルトディレクトリを保持している場合には、 このオプションで変更できます。 .Nm はディレクトリ設定が相対的に行われているか、絶対的に行われているか を知る術がないので、最初の .Cm @cwd ディレクティブのみが変更されることに注意してください。 複数回のディレクトリ変更が行われることはまれですが、 実際にあった場合、すべてのディレクトリ変更を制御したくなる でしょう。この場合、 .Cm MASTER モード、 .Cm SLAVE モードの使用を検討してみてください (オプション .Fl M と .Fl S を参照)。 .It Fl t Ar template ``作業領域'' を作成する際に、 .Xr mktemp 3 への入力として .Ar template を用います。 これはデフォルトでは .Pa /var/tmp/instmp.XXXXXX という文字列ですが、 .Pa /var/tmp ディレクトリの容量が制限されているような状況では 変更する必要があるかもしれません。 .Xr mktemp 3 が一意の ID を用いるために必要な `X' の文字をいくつか残しておく ことを忘れないでください。 .Pp 作業領域 .Ar template をパッケージファイルがインストールされるディレクトリと同じディスク パーティションに設定することによって、パフォーマンスを高めることが 可能です (大抵は .Pa /usr )。 .It Fl M .Cm MASTER モードで実行します。これは .Nm のとても特殊な実行モードであり、 .Cm SLAVE モードと共に実行しなければなりません。 このモードで実行されると、 .Nm は一時的な作業領域 ( .Fl t オプションを参照) へパッケージを展開する以上のことはせず、 現在の作業領域ディレクトリ名を頭に付加した packing list を標準出力に 出力します(標準出力は .Xr sed 1 のようなプログラムにフィルタされているかもしれません)。 .Cm SLAVE モードと共に用いると、中身を処理する前にパッケージ構造に 大きな変更を加えることが可能になります。 .It Fl S .Cm SLAVE モードで実行します。これは .Nm のとても特殊な実行モードであり、 .Cm MASTER モードと共に実行しなければなりません。 このモードで実行されると、 .Nm はパッケージの内容がすでに作業領域に展開され、その場所が 標準入力から文字列として入力されることを想定します。 完全な packing list も stdin から読み込まれ、その後中身が 通常どおり処理されます。 .El .Pp 一つ以上の .Ar pkg-name 引数を指定することが可能で、それらはパッケージを含むファイル名(通常 拡張子 ``.tgz'' で終わります)か、ftp サイトにあるファイルを 示す URL のどちらかになります。 したがって、anonymous ftp から直接ファイルを展開することが 可能です (例えば .Nm ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/packages/shells/bash-1.14.4.tgz )。 注意: もし上記のような転送で用いる ftp で .Bf -emphasis passive mode .Ef を利用したいなら、環境変数 .Bf -emphasis FTP_PASSIVE_MODE .Ef に何らかの値を設定する必要があります。 そうでなければ、より一般的な ACTIVE モードが利用されます。 もしうまく動作していることがわかっているサイトからパッケージを 得ようとして .Nm が常に失敗する場合、あなたが .Bf -emphasis passive mode .Ef の ftp を使う必要のあるファイアウォールの中にいるのが原因である場合が あります。 .Sh 技術詳細 .Nm はきわめて単純です。各パッケージの "packing list" を 特別な作業ディレクトリに展開し、 中身を解析し、内容を完全に展開するために 以下の手順を実行します: .Bl -enum -indent indent .It パッケージがすでにインストールされている、と記録されているかどうかを チェックします。もしそうならインストールを中断します。 .It .Cm @pkgdep ディレクティブ ( .Xr pkg_create 1 を参照) による パッケージのすべての依存関係をチェックし、各々が存在するかどうかを 確認します。もし存在しなければ、足りないパッケージを見つけて自動的に インストールしようとします。もし見つからなければ、 インストールを中断します。 .It パッケージがどのようにシステムに追加されるかを制御する .Cm @option ディレクティブを検索します。このマニュアルページを書いている時点では、 実装されているオプションは .Cm @option extract-in-place のみであり、これは .Pa /tmp 内の作業領域を経由しないで、 パッケージを最終的なディレクトリに直接展開するようにします。 .It .Cm @option extract-in-place が指定されていれば、パッケージは最終的な場所に直接展開され、 そうでなければ作業領域内に展開されます。 .It パッケージが .Ar require ファイル ( .Xr pkg_create 1 を参照) を含んでいる場合、そのファイルを以下の引数を付けて実行します: .Bd -filled -offset indent -compact .Ar pkg-name .Ar INSTALL .Ed ここで .Ar pkg-name は問題としているパッケージの名前であり、 .Ar INSTALL キーワードはインストールの requirements チェックであることを 示しています (これは複数の機能を提供するひとつのスクリプトを 用いようとする場合に有用です)。 .It パッケージに .Ar pre-install スクリプトが存在する場合、以下の引数を付けて実行されます: .Bd -filled -offset indent -compact .Cm script .Ar pkg-name .Ar PRE-INSTALL .Ed ここで .Ar pkg-name は対象のパッケージ名であり、 .Ar PRE-INSTALL はこれがインストール前のフェーズであることを示すキーワードです。 .Cm 注釈: ( .Cm Fl i および .Cm Fl I のフラグを .Xr pkg_create 1 に使用することにより) パッケージ作成時に pre-install と post-install のスクリプトが別々に与えられる場合には、 .Ar PRE-INSTALL キーワードは登場しません。 .It .Cm @option extract-in-place が指定されていない場合、packing list ( .Pa +CONTENTS ファイル) が作業領域から最終的な場所に ファイルを移動 (必要ならコピー) するために参照されます。 .It パッケージが .Ar mtreefile ファイル ( .Xr pkg_create 1 を参照) を含む場合、mtree が以下の引数を付けて実行されます: .Bd -filled -offset indent -compact .Cm mtree .Fl u .Fl f .Ar mtreefile .Fl d .Fl e .Fl p .Pa prefix .Ed ここで .Pa prefix は .Fl p フラグが指定されていればその prefix、 .Fl p フラグが指定されていない場合にはこのパッケージの最初の .Cm @cwd ディレクティブのディレクトリ名が prefix になります。 .It パッケージに .Ar post-install スクリプトが含まれる場合、 .Bd -filled -offset indent -compact .Cm script .Ar pkg-name .Ar POST-INSTALL .Ed として実行されます。 ここで .Ar pkg-name は対象のパッケージ名であり、 .Ar POST-INSTALL はこれがインストール後のフェーズであることを示すキーワードです。 .Cm 注釈: ( .Cm Fl i および .Cm Fl I のフラグを .Xr pkg_create 1 に使用することにより) パッケージ作成時に pre-install と post-install のスクリプトが別々に与えられる場合には、 .Ar POST-INSTALL キーワードは登場しません。 .Ar POST-INSTALL および .Ar PRE-INSTALL のキーワードを渡す背景には、 インストールの前とインストール後の 両方の手続きをこなす一つの .Ar install スクリプトを用いることを可能にすることがあります。 しかしながら、メンテナンスの観点からは、機能を分離する方が有利かつ容易です。 .It インストールが終了すると、後で .Xr pkg_delete 1 で使うために packing list 、 .Ar deinstall スクリプト、 description 、 display の各ファイルが .Pa /var/db/pkg/ にコピーされます。 パッケージの依存関係は、他のパッケージの .Pa /var/db/pkg//+REQUIRED_BY ファイル (PKG_DBDIR 環境変数が設定してある場合、上記の .Pa /var/db/pkg/ が置き換えられます) に記録されます。 .It 最後に、作業領域が削除されプログラムは終了します。 .El .Pp すべてのスクリプトは環境変数 .Ev PKG_PREFIX にインストール時の prefix ( 前述の .Fl p オプションを参照) が設定された状態で実行されます。 このことにより、パッケージの作者は .Cm pkg_add の .Fl p フラグによりパッケージがインストールされるディレクトリが 変更されても、きちんとふるまうスクリプトを書くことが可能になります。 .Sh 環境変数 .Ev PKG_PATH の値は、指定されたパッケージが見つからない時に用いられます。 環境変数はコロンで区切られた一連のエントリです。 各エントリはディレクトリ名からなります。 カレントディレクトリは空欄のディレクトリ名で暗黙のうちに指定されるか、 一つのピリオドで明示的に指定します。 .Pp 環境変数 .Ev PKG_DBDIR は、インストールされたパッケージについてのデータベースの位置を指定します。 .Pp .Nm が作業領域の生成を試みる作業用ディレクトリの名前は、環境変数 .Ev PKG_TMPDIR と .Ev TMPDIR とから(この順で)取られます。 これらの変数が存在しないか、指定されたディレクトリに十分な空き容量が ない場合、 .Nm は、 .Pa /var/tmp , .Pa /tmp , .Pa /usr/tmp のうちで、十分な空き容量を持つ最初のディレクトリを使います。 .Pp 環境変数 .Ev PACKAGESITE は、 .Nm が取得を行う代替位置を指定します。 この変数を使用すると、 .Fl r オプション使用時に .Nm が自動的にディレクトリを決定する論理が破壊されます。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /var/db/pkg -compact .It Pa /var/tmp 環境変数 .Ev PKG_TMPDIR と .Ev TMPDIR のどちらも適切なディレクトリを指定しない場合に、作業領域を作成するため に用いる作業用ディレクトリ。 .It Pa /tmp .Pa /var/tmp が存在しないか、十分な空き容量を持たない場合、その次に選ばれる ディレクトリ。 .It Pa /usr/tmp .Pa /var/tmp と .Pa /tmp のどちらも作業領域を作成するには適切でない場合、最後に選ばれる ディレクトリ。 .It Pa /var/db/pkg インストールされたパッケージについてのデータベースのデフォルトの位置。 .El .Sh 関連項目 .Xr pkg_create 1 , .Xr pkg_delete 1 , .Xr pkg_info 1 , .Xr mktemp 3 , .Xr sysconf 3 , .Xr mtree 8 .Sh 作者 .An Jordan Hubbard 最初の仕事およびそれに続く開発。 .An John Kohl NetBSD 向け改良。 .Sh バグ 配布物のファイル間のハードリンクは、 (1) 作業領域が、ファイルへのすべてのリンクの最終的な ディレクトリと同じファイルシステムの場合もしくは、 (2) ファイルへのすべてのリンクが contents ファイル内で .Cm @cwd ディレクティブで括られている場合にのみ保存されます。 .Em さらに その上、リンク名は単一の .Cm tar コマンド ( .Fn sysconf _SC_ARG_MAX により返される値に依存する実行時の引数の長さの制限により、複数の 実行には分割できません) で展開されなければなりません。 .Pp バグは他にもあるはずです。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_create.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_create.1 index 4fffa365e1..96de84c3ff 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_create.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_create.1 @@ -1,484 +1,484 @@ .\" .\" FreeBSD install - a package for the installation and maintainance .\" of non-core utilities. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" Jordan K. Hubbard .\" .\" .\" @(#)pkg_create.1 -.\" %Id: pkg_create.1,v 1.27.2.1 1999/08/15 12:51:10 mpp Exp % +.\" %Id: pkg_create.1,v 1.27.2.2 1999/08/23 03:59:45 mharo Exp % .\" .\" hacked up by John Kohl for NetBSD--fixed a few bugs, extended keywords, .\" added dependency tracking, etc. .\" .\" [jkh] Took John's changes back and made some additional extensions for .\" better integration with FreeBSD's new ports collection. .\" .\" jpman %Id: pkg_create.1,v 1.3 1997/06/09 10:11:56 jsakai Stab % .Dd April 21, 1995 .Dt PKG_CREATE 1 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm pkg_create .Nd ソフトウェア配布パッケージを作成するプログラム .Sh 書式 .Nm .Op Fl YNOhv .Op Fl P Ar pkgs .Op Fl p Ar prefix .Op Fl f Ar contents .Op Fl i Ar iscript .Op Fl I Ar piscript .Op Fl k Ar dscript .Op Fl K Ar pdscript .Op Fl r Ar rscript .Op Fl s Ar rscript .Op Fl t Ar template .Op Fl X Ar excludefile .Op Fl D Ar displayfile .Op Fl m Ar mtreefile .Fl c Ar comment .Fl d Ar description .Fl f Ar packlist .Ar pkg-name .Sh 解説 この .Nm コマンドは、パッケージ展開/情報プログラムに渡されるパッケージを 作成します。 パッケージ作成のために入力する説明とコマンドライン引数 は本来人間が生成することを意図していませんが、 そうすることも簡単にできます。 自力でどうにかすることも可能ですが、作成にはフロントエンドツールを 用いた方がいいでしょう。 とはいうものの、入力書式の概略はこの文書に含まれています。 .Sh オプション 以下のコマンドラインオプションが提供されています: .Bl -tag -width indent .It Fl f Ar packinglist ファイル .Ar packinglist から、もしくは .Ar packinglist が .Cm - (ダッシュ)であれば .Cm stdin から、パッケージ用の ``packing list'' を取得します。 .It Fl c Ar [-]desc ファイル .Ar desc から、もしくは先頭が .Cm - で始まっていれば引数自身から、パッケージの ``一行説明'' を取得します。 この文字列は、パッケージが提供するもののバージョンを知る 手がかりとなるべきです。 .It Fl d Ar [-]desc ファイル .Ar desc から、もしくは先頭が .Cm - で始まっていれば引数自身から、パッケージの長い説明を取得します。 .It Fl Y 質問に対してのデフォルトの解答を `Yes' とします。 .It Fl N 質問に対してのデフォルトの解答を `No' とします。 .It Fl O `packing list Only' モードに移行します。 これは .Em "FreeBSD Ports Collection" のための特別な修正であり、port がインストールされる時の `fake pkg_add' を行うために用いられます。 このような場合には、調整された最終的な packing list が どのようなものになるかを知る必要があるのです。 .It Fl v 饒舌な出力に切り替えます。 .It Fl h tar がシンボリックリンクをたどるようにします。 この結果、リンク自身ではなくリンク先のファイルが出力されます。 .It Fl i Ar iscript パッケージのインストール前手続きとして .Ar iscript を用います。 これは実行可能なプログラム (もしくはシェルスクリプト) なら なんでも構いません。 これはパッケージがインストールされる時に自動的に起動されます。 その際、パッケージ名が第 1 引数として渡されます。 .Cm 注釈: .Cm Fl I オプションが指定されると、 本スクリプトは当該パッケージの pre-install および post-install の両方のスクリプトとして動作します。 パッケージ名とともにキーワード .Ar PRE-INSTALL および .Ar POST-INSTALL をそれぞれ渡すことにより、機能を切り替えることになります。 .It Fl I Ar piscript パッケージのインストール後手続きとして .Ar piscript を用います。 これは実行可能なプログラム (もしくはシェルスクリプト) なら なんでも構いません。 これはパッケージがインストールされる時に自動的に起動されます。 その際、パッケージ名が第 1 引数として渡されます。 .It Fl P Ar pkgs 初期のパッケージ依存リストとして .Ar pkgs を用います。 これはホワイトスペースで区切られたパッケージの名前となります。 また、packing list (後述の「PACKING LIST 詳細」セクションを参照) 内の複数の .Cm @pkgdep ディレクティブを指定する手っ取り早い方法でもあります。 .It Fl p Ar prefix パッケージのファイルを選択する際に基準となる初期ディレクトリとして .Ar prefix を用います。 .It Fl k Ar dscript パッケージのアンインストール手続きとして .Ar dscript を用います。 これは実行可能なプログラム (もしくはシェルスクリプト) なら なんでも構いません。 これはパッケージがアンインストールされる時に自動的に起動されます。 その際、パッケージ名が第 1 引数として渡されます。 .Cm 注釈: .Cm Fl K オプションが指定されると、 本スクリプトは当該パッケージの de-install および post-deinstall の両方のスクリプトとして動作します。 パッケージ名とともにキーワード .Ar DEINSTALL および .Ar POST-DEINSTALL をそれぞれ渡すことにより、機能を切り替えることになります。 .It Fl K Ar pdscript パッケージのアンインストール後手続きとして .Ar pdscript を用います。 これは実行可能なプログラム (もしくはシェルスクリプト) なら なんでも構いません。 これはパッケージがアンインストールされる時に自動的に起動されます。 その際、パッケージ名が第 1 引数として渡されます。 .It Fl r Ar rscript パッケージの ``requirements'' 手続きとして .Ar rscript を用います。 これは実行可能なプログラム (もしくはシェルスクリプト) なら なんでも構いません。 これはインストール時、アンインストール時に自動的に起動され、 インストール、アンインストールを継続するべきかどうかを決定するのに 用いられます。 .It Fl s Ar srcdir パッケージ作成中に .Ar srcdir は、 .Cm @cwd の値に優先します。 .It Fl t Ar template .Xr mktemp 3 への入力として .Ar template を用います。 これはデフォルトでは .Pa /tmp/instmp.XXXXXX という文字列ですが、 .Pa /tmp ディレクトリの容量が制限されているような状況では 変更する必要があるかもしれません。 .Xr mktemp 3 が一意の ID を用いるために必要な `X' の文字をいくつか残しておく ことを忘れないでください。 .It Fl X Ar excludefile 最終的にパッケージを作成する際に、 .Ar excludefile を .Cm tar に .Fl exclude-from 引数として渡します。 このオプションを使うにあたっての詳しい情報は、 .Cm tar のマニュアルページ (もしくは .Fl -help 引数を付けて .Cm tar を実行) を参照してください。 .It Fl D Ar displayfile パッケージをインストールした後にファイルを ( .Xr more 1 を用いて) 表示します。 「ほとんど free なソフトウェア」などにおいて、 法的な通知のようなものなどに便利でしょう。 .It Fl m Ar mtreefile パッケージがインストールされる前に、mtreefile を入力として .Xr mtree 8 を実行します。mtree は .Cm mtree .Fl u .Fl f .Ar mtreefile .Fl d .Fl e .Fl p .Pa prefix として起動されます (ただし .Pa prefix は .Cm @cwd ディレクティブにより名付けられた最初のディレクトリの名前)。 .El .Pp .Sh PACKING LIST 詳細 ``packing list'' の書式 ( .Fl f を参照) は単純で、パッケージに含めるファイル名を一行につきひとつずつ 並べたものにすぎません。 どこにインストールされるかわからないパッケージに対して絶対パスを 用いるのは一般的に悪い方法なので、 どこにインストールされることを想定しているのか、 そしてどんな ownership と mode を伴ってインストールされるべきなのか (こちらはオプション) を指定する方法が用意されています。 これは packing list 内に一連の特殊コマンドを 埋め込むことで実現されています。以下に簡単に示します: .Bl -tag -width indent -compact .It Cm @cwd Ar directory 内部のディレクトリポインタが .Ar directory を指すようにします。以降のファイル名はこのディレクトリへの相対パス であるとみなされます。 .Cm @cd はこのコマンドの別名です。 .It Cm @srcdir Ar directory 「作成時のみ」の内部ディレクトリポインタを .Ar directory に設定します。 パッケージ作成時に .Cm @cwd に優先すると言えますが、展開時にはこれはあてはまりません。 .It Cm @exec Ar command 展開処理の一環として .Ar command を実行します。 .Ar command が以下の文字列を含んでいた場合、その場で置換されます。 以下の例では .Cm @cwd が .Pa /usr/local と設定されていて、最後に展開されたファイルが .Pa bin/emacs だったとしています。 .Bl -tag -width indent -compact .It Cm "%F" 最後に展開されたファイル名に置換されます。この例では .Pa bin/emacs となります。 .It Cm "%D" .Cm @cwd で設定されたカレントディレクトリプレフィックスに置換されます。 この例では .Pa /usr/local になります。 .It Cm "%B" 完全な (フルパスの) ファイル名の ``basename'' へ置換されます。 これはカレントディレクトリプレフィックスに最後の filespec を 加え、末尾のファイル名部分を除いたものです。 この例では、 .Pa /usr/local/bin になります。 .It Cm "%f" 完全な (フルパスを含む) ファイル名の ``filename'' 部分へ置換されます。 .Cm %B と対応していて、この例では .Pa emacs となります。 .El .It Cm @unexec Ar command アンインストール処理の一環として .Ar command を実行します。特別な .Cm % 文字列の置換は .Cm @exec と同様です。 このコマンドは .Cm @exec のようにパッケージを加える際に実行されるのではなく、パッケージが 削除されるときに実行されます。 これは、パッケージを加えるときに作られたリンクや他の 付随ファイル (パッケージの内容一覧に記されているファイルは自動的に 削除されるので除く) を削除するのに便利です。 アンインストールスクリプトよりも .Cm @unexec を用いる方が有利な点は、どこにインストールされているかわからない ( .Fl p を参照) ファイルの場所を得るのに ``特殊文字列置換'' を用いることが 可能なことです。 .It Cm @mode Ar mode この後で展開されるすべてのファイルのデフォルトの許可属性を .Ar mode に設定します。 書式は .Cm chmod コマンドで用いられているものと同じです (というよりも、そのまま 渡されています)。 引数無しで用いると、デフォルトの (展開) 許可属性に戻します。 .It Cm @option Ar option 内部用パッケージオプションを設定します。 現在二つのオプションのみがサポートされています。 ひとつは .Ar extract-in-place で、これは pkg_add コマンドにパッケージの tarball を staging area に展開せずに、目的の階層に直接展開するよう指示します (これは主に配布物や他の特殊なパッケージなどに用いられます)。 もうひとつは .Ar preserve で、存在するファイルを別の所に保存しておくよう pkg_add に指示します (これらは pkg_delete の時に復活しますが、自分の責任で行ってください)。 .It Cm @owner Ar user この後で展開されるすべてのファイルのデフォルトの ownership を .Ar user に設定します。 引数無しで用いると、デフォルトの (展開) ownership に戻します。 .It Cm @group Ar group この後で展開されるすべてのファイルのデフォルトの group ownership を .Ar group に設定します。 引数無しで用いると、デフォルトの (展開) group ownership に戻します。 .It Cm @comment Ar string packing list 内にコメントを埋め込みます。 誰かが後で間違えてしまうかもしれない特に厄介な部分を説明しようとする 場合に便利です。 .It Cm @ignore 特殊な目的に使われるファイルなどのため、展開時に次のファイルを 無視する (どこにもコピーしない) ように、内部で用いられます。 .It Cm @ignore_inst .Cm @ignore と同様ですが、次のファイルを無視するのは一評価サイクルだけ 遅らせられます。 このおかげでこのディレクティブを .Ar packinglist ファイル内で用いることが可能になるので、インストーラが 無視するような、インストールスクリプトなどのための特殊な データファイルを、配布物内に入れることができるようになります。 .It Cm @name Ar name パッケージの名前を設定します。 これは必須項目であり、通常先頭に置かれます。 この名前はパッケージが提供するファイルの名前とは異なる可能性があり、 後でアンインストールする時のために パッケージの記録を残しておくのに使われます。 名前が指定されなかった場合には、 .Nm はパッケージ名から推定し、自動的に設定することに注意してください。 .It Cm @dirrm Ar name ディレクトリ .Pa name がアンインストール時に削除されるよう宣言します。デフォルトでは、 パッケージのインストール時に作成されたディレクトリは アンインストール時には削除されませんが、このディレクティブは明示的な ディレクトリ削除方法を提供します。 このディレクティブはパッケージリストの最後で用いるようにしてください。 一つ以上の .Cm @dirrm ディレクティブが指定された場合、指定された順番に削除されます。 .Pa name は空きディレクトリでなければ削除されません。 .It Cm @mtree Ar name .Pa name を、インストール時に用いられる .Xr mtree 8 への入力ファイルとして宣言します (上述の .Fl m を参照)。最初にひとつだけ .Cm @mtree ディレクティブを指定することが推奨されます。 .It Cm @display Ar name .Pa name を、インストール時に表示されるファイルとして宣言します (上述の .Fl D を参照)。 .It Cm @pkgdep Ar pkgname パッケージ .Ar pkgname に依存することを宣言します。 パッケージ .Ar pkgname はこのパッケージがインストールされる前にインストールされていなければ ならず、またこのパッケージはパッケージ .Ar pkgname がアンインストールされる前にアンインストールされなければなりません。 パッケージが複数のパッケージに依存する場合には、複数の .Cm @pkgdep ディレクティブが用いられます。 .Sh 環境変数 環境変数 .Ev PKG_TMPDIR で、 .Nm が作業用ファイルの生成を試みるディレクトリの名前を指定します。 .Ev PKG_TMPDIR が設定されていない場合、 .Ev TMPDIR で指定されたディレクトリが使用されます。 .Ev PKG_TMPDIR 、 .Ev TMPDIR ともに設定されていない場合は、組み込みのデフォルトディレクトリが 使用されます。 .Sh ファイル .Bl -tag -width /usr/tmp -compact .It Pa /var/tmp 環境変数 .Ev PKG_TMPDIR 、 .Ev TMPDIR がともに設定されていない場合の作業用ディレクトリ。 .It Pa /tmp .Pa /var/tmp が存在しない場合の、その次の選択肢。 .It Pa /usr/tmp .Pa /tmp が適切でない場合の、最後の選択肢。 .El .Sh 関連項目 .Xr pkg_add 1 , .Xr pkg_delete 1 , .Xr pkg_info 1 , .Xr sysconf 3 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Bx Free で最初に登場しました。 .Sh 作者 .An Jordan Hubbard ほとんどの仕事 .An John Kohl NetBSD 向け修正 .El .Sh バグ パッケージが展開される際にハードリンクを保存しておくために、 配布物のファイル間でのハードリンクは .Cm @cwd ディレクティブで括られていなければなりません。 その上、実行時の引数の長さの制限 (これは .Fn sysconf _SC_ARG_MAX により返される値に依存します) のために、それらのハードリンクは単一の .Cm tar 実行内で行われなければなりません。 .Pp バグは他にもあるはずです。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_delete.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_delete.1 index 14ad445386..d1fa161b75 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_delete.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_delete.1 @@ -1,261 +1,263 @@ .\" .\" FreeBSD install - a package for the installation and maintainance .\" of non-core utilities. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" Jordan K. Hubbard .\" .\" .\" @(#)pkg_delete.1 +.\" %Id: pkg_delete.1,v 1.11.2.2 1999/08/23 03:59:47 mharo Exp % +.\" .\" jpman %Id: pkg_delete.1,v 1.3 1997/06/09 08:35:00 jsakai Stab % .\" .Dd November 25, 1994 .Dt PKG_DELETE 1 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm pkg_delete .Nd インストールされているソフトウェア配布パッケージを削除するプログラム .Sh 書式 .Nm .Op Fl vDdnf .Op Fl p Ar prefix .Ar pkg-name ... .Sh 解説 .Nm コマンドは、 .Xr pkg_add 1 コマンドにより既にインストールされているパッケージを削除するために 用いられます。 .Sh 警告 .Bf -emphasis .Nm コマンドはパッケージファイルにより提供されるスクリプトやプログラムを 実行することがあるので、あなたのシステムは、危険な配布ファイルを 作る極悪人からの「トロイの木馬」や他の巧妙な攻撃などを受ける 可能性があります。 .Pp パッケージファイルを提供する人物の能力と身元を確認するとよいでしょう。 より進んだ安全のためには、パッケージ記録ディレクトリ ( .Pa /var/db/pkg// ) にあるすべてのパッケージ制御ファイルを確認します。 +INSTALL, +POST-INSTALL, +DEINSTALL, +POST-DEINSTALL, +REQUIRE, +MTREE_DIRS の各ファイルには 特に注意を払い、+CONTENTS ファイルの .Cm @cwd , .Cm @mode (setuid をチェック), .Cm @dirrm , .Cm @exec , .Cm @unexec ディレクティブを調べてください。 インストールされているパッケージ制御ファイルを調べるのには .Xr pkg_info 1 コマンドも使えます。 .Ef .Sh オプション 以下のコマンドラインオプションが提供されいます: .Bl -tag -width indent .It Ar pkg-name ... 指定されたパッケージがアンインストールされます。 .It Fl v 饒舌な出力に切り替えます。 .It Fl D パッケージにアンインストール用スクリプトが存在しても、それを実行しません。 .It Fl n 実際にはアンインストールは行わず、アンインストールした場合に実行されるであろう ステップを表示します。 .It Fl p Ar prefix インストールされているパッケージが明示的にディレクトリを設定していない 場合に、削除するファイルの前に .Ar prefix をディレクトリとして付け加えます。 ほとんどのパッケージでは、このディレクトリは .Xr pkg_add 1 によってインストールされた場所に自動的に設定されます。 .It Fl d ファイル削除により生じた空のディレクトリを削除します。 デフォルトでは、パッケージの内容一覧に明示的に羅列された ファイル/ディレクトリ (通常のファイル/ディレクトリか .Cm @dirrm ディレクトリを伴ったもの) のみがアンインストール時に削除されます。 このオプションにより .Nm はパッケージを削除することにより生ずる空ディレクトリも削除するように なります。 .It Fl f 依存関係が記録されていたり、アンインストールスクリプトや require スクリプトが失敗した場合でも、強制的にパッケージを削除します。 .El .Pp .Sh 技術詳細 .Nm は名前の通りに働きます。 .Nm は .Pa /var/db/pkg/ に記録されたインストール済みのパッケージをチェックし、 パッケージの内容を削除し、最後にパッケージの記録も削除します。 環境変数 .Ev PKG_DBDIR が設定されている場合には、前記パス .Pa /var/db/pkg/ にこれが優先します。 .Pp あるパッケージが他のインストール済みのパッケージから必要とされている場合、 .Nm はそれらの依存しているパッケージの一覧を表示し、パッケージの削除は 行いません (ただし .Fl f オプションが指定された場合を除く)。 .Pp パッケージが .Ar require ファイル( .Xr pkg_create 1 を参照)を含んでいる場合、まずそのファイルを以下の引数を付けて実行し、 アンインストール作業を続けるべきかどうかを確かめます: .Bd -filled -offset indent -compact .Cm require .Ar .Ar DEINSTALL .Ed (ここで .Ar pkg-name は問題としているパッケージの名前であり、 .Ar DEINSTALL はこれがアンインストールであることを示すキーワードです) 終了ステータスが 0 以外の場合には、 .Fl f オプションが指定されていない限りアンインストールを中断します。 .Pp パッケージに .Cm deinstall スクリプトが含まれている場合、 そのスクリプトはファイルが削除される前に実行されます。 .Nm はオリジナルのパッケージに含まれていたファイルを削除することしか 関知しないので、 パッケージのインストールにまつわる雑多な事項をきれいに片づけるのは この .Cm deinstall スクリプトの責任です。 .\" since all ... 以下はなくてもどうにか意味が通じるだろう、という .\" のとうまい訳が見つからなかったので加えていません。 .\" By kuriyama@opt.phys.waseda.ac.jp (Jun 3 1997) .\" --> 訳してみました。By sakai@jp.freebsd.org (Jun 9, 1997) .Nm deinstall スクリプトは以下の引数を付けて実行されます: .Bd -filled -offset indent -compact .Cm script .Ar .Ar DEINSTALL .Ed ここで、 .Ar pkg-name は対象のパッケージ名であり、 .Ar DEINSTALL はこれがアンインストール前のフェーズであることを示すキーワードです。 .Cm 注釈: ( .Cm Fl k および .Cm Fl K のフラグを .Xr pkg_create 1 に使用することにより) パッケージ作成時に deinstall と post-deinstall のスクリプトが別々に与えられる場合には、 .Ar DEINSTALL キーワードは登場しません。 .Pp .Cm post-deinstall スクリプトがパッケージに対して存在する場合、 全ファイルが削除された .Cm 後 で実行されます。 パッケージのインストールに際する更なる細々としたことを片づけ、 (願わくば) パッケージインストール前と同じシステム状態に戻すことは、 このスクリプトの責任です。 .Nm post-deinstall は次のように呼び出されます: .Bd -filled -offset indent -compact .Cm script .Ar .Ar POST-DEINSTALL .Ed ここで .Ar pkg-name は対象のパッケージ名であり、 .Ar POST-DEINSTALL はこれがアンインストール後のフェーズであることを示すキーワードです。 .Cm 注釈: ( .Cm Fl k および .Cm Fl K のフラグを .Xr pkg_create 1 に使用することにより) パッケージ作成時に deinstall と post-deinstall のスクリプトが別々に与えられる場合には、 .Ar POST-DEINSTALL キーワードは登場しません。 .Ar POST-DEINSTALL および .Ar PRE-DEINSTALL のキーワードを渡す背景には、 インストールと削除のすべてを扱うことができる単一のプログラム/スクリプト を記述可能にすることがあります。 しかしながら、この方法はメンテナンスがかなり難しく、 インストールおよびアンインストールの各局面を扱う別々のスクリプトを持つ方法 には及ばないことが、経験により分かりました。 .Pp すべてのスクリプトは環境変数 .Ev PKG_PREFIX にインストール時の prefix が設定された状態で実行されます (上記の .Fl p オプションを参照)。 このことにより、パッケージの作者は .Nm や .Cm pkg_add の .Fl p フラグによりパッケージがインストールされるディレクトリが 変更されても、きちんとふるまうスクリプトを書くことが可能になります。 .Sh 環境変数 環境変数 .Ev PKG_DBDIR は、インストール済みパッケージの代替データベースを指定します。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /var/db/pkg -compact .It Pa /var/db/pkg インストール済みパッケージのデーバベースのデフォルトの位置。 .Sh 関連項目 .Xr pkg_add 1 , .Xr pkg_create 1 , .Xr pkg_info 1 , .Xr mktemp 3 , .Xr mtree 8 .Sh 作者 .An Jordan Hubbard ほとんどの仕事 .An John Kohl NetBSD 向け修正 .El .Sh バグ まだあるはずです。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_info.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_info.1 index ac9946afce..8dde88c772 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_info.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_info.1 @@ -1,174 +1,174 @@ .\" .\" FreeBSD install - a package for the installation and maintainance .\" of non-core utilities. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" Jordan K. Hubbard .\" .\" .\" @(#)pkg_info.1 -.\" %Id: pkg_info.1,v 1.19.2.1 1999/08/15 12:51:12 mpp Exp % +.\" %Id: pkg_info.1,v 1.19.2.2 1999/08/23 03:59:50 mharo Exp % .\" .\" jpman %Id: pkg_info.1,v 1.3 1997/06/08 14:11:48 jsakai Stab % .\" .Dd November 25, 1994 .Dt pkg_info 1 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm pkg_info .Nd ソフトウェア配布パッケージの情報を表示するプログラム .Sh 書式 .Nm pkg_info .Op Fl cdDikrRpLqImv .Op Fl e Ar package .Op Fl l Ar prefix .Ar pkg-name [pkg-name ...] .Nm pkg_info .Fl a .Op Ar flags .Sh 解説 .Nm コマンドはファイル中に納められたパッケージや .Xr pkg_create 1 によりすでにシステムにインストールされたパッケージの情報を表示するために 用いられます。 .Sh オプション 以下のコマンドラインオプションが提供されています。 .Bl -tag -width indent .It Ar pkg-name ... 指定されたパッケージが表示されます。指定されるのはイントール済みの パッケージの名前か、パッケージ配布ファイルへのパス、ftp 可能な パッケージへの URL のいずれかになります。 .It Fl a 現在インストールされているすべてのパッケージを表示します。 .It Fl v 饒舌な出力に切り替えます。 .It Fl p 各パッケージのインストール用 prefix を表示します。 .It Fl q レポートヘッダのような情報を出力する際に余分な出力を省略し、 生の情報のみ出力します (基本的に人が読みやすいものではありません)。 .It Fl c 各パッケージの (一行) コメントフィールドを表示します。 .It Fl d 各パッケージの長い説明フィールドを表示します。 .It Fl D 各パッケージのインストールメッセージファイルを表示します。 .It Fl f 各パッケージの packing list instructions を表示します。 .It Fl i もしあれば、各パッケージのインストールスクリプトを表示します。 .It Fl I 各パッケージのインデックス行を表示します。このオプションは他のパッケージ 書式整形オプションの全てに優先します。 .It Fl k もしあれば、各パッケージのアンインストールスクリプト を表示します。 .It Fl r もしあれば、各パッケージの requirements スクリプトを表示します。 .It Fl R (指定した) 各パッケージを必要とするパッケージのうちで、インストールされて いるもののリストを表示します。 .It Fl m もしあれば、各パッケージの mtree ファイルを表示します。 .It Fl L 各パッケージに含まれるファイルを表示します。 これは packing list をただ見るのとは異なり、 生成されるすべてのフルパス名が表示されます。 .It Fl e Ar pkg-name .Ar pkg-name で示されるパッケージが現在インストールされている場合には 0 を 返し、そうでなければ 1 を返します。 このオプションにより、スクリプトから (おそらく必要不可欠な) 他のパッケージの存在を簡単に確認することが可能になります。 .It Fl l Ar str 各 information category header ( .Fl q を参照) の前に .Ar str を付加します。 これは本来、パッケージに関する多くの information fields を一度に 得たいが、そのごっちゃになった出力で混乱したくない、という フロントエンドプログラムのためにあります。 このオプションで各 field の先頭に特別な文字列を付け加えることが できます。 .It Fl t Ar template 「作業場所」を作成する際に、 .Xr mktemp 3 への入力として .Ar template を用います。 これはデフォルトでは .Pa /tmp/instmp.XXXXXX という文字列ですが、 .Pa /tmp ディレクトリの容量が制限されているような状況では 変更する必要があるかもしれません。 .Xr mktemp 3 が一意の ID を用いるために必要な `X' の文字をいくつか残しておく ことを忘れないでください。 .Bd -filled -offset indent -compact Note: pkg_info は各パッケージからとても小さな情報しか 抽出しないので、実際にはこのオプションは必要ありません。 溢れさせるには非常に小さな .Pa /tmp でなければならないでしょう。 .Ed .Sh 技術詳細 パッケージの情報は、コマンドラインから指定されたパッケージのファイル名か、 .Pa /var/db/pkg/ にあるすでにインストールされたパッケージの情報から抽出されます。 .Sh 環境変数 .Ev PKG_TMPDIR で、 .Nm が作業用ファイルを生成するディレクトリを指定します。 この変数が設定されていない場合、 .Ev TMPDIR が用いられます。両方とも設定されていない場合、 組み込みのデフォルトディレクトリが用いられます。 .Pp .Ev PKG_DBDIR で、 インストールされたパッケージについての代替的なデータベースの位置を指定します。 .Sh ファイル .Bl -tag -width /var/db/pkg -compact .It Pa /var/tmp 環境変数 .Ev PKG_TMPDIR , .Ev TMPDIR がともに設定されていない場合、もしくはこれらのディレクトリの空き領域が 十分でない場合に用いられます。 .It Pa /tmp .Pa /var/tmp が存在しないか、十分な空き領域を持たない場合に、次の選択肢として 用いられます。 .It Pa /usr/tmp .Pa /tmp が適切でない場合の最後の選択肢です。 .It Pa /var/db/pkg インストールされたパッケージについてのデータベースのデフォルトの 位置です。 .El .Sh 関連項目 .Xr pkg_add 1 , .Xr pkg_create 1 , .Xr pkg_delete 1 , .Xr mktemp 3 , .Xr mtree 8 .Sh 作者 .An Jordan Hubbard ほとんどの仕事 .An John Kohl NetBSD 向け修正 .El .Sh バグ まだあるはずです。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/rtprio.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/rtprio.1 index 69888f9a7f..238b55034a 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/rtprio.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/rtprio.1 @@ -1,200 +1,201 @@ .\" .\" Copyright (c) 1994, Henrik Vestergaard Draboel .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by Henrik Vestergaard Draboel. .\" 4. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: rtprio.1,v 1.15 1998/03/23 08:28:58 charnier Exp % +.\" %Id: rtprio.1,v 1.15.2.1 1999/08/18 07:41:13 chris Exp % +.\" .\" jpman %Id: rtprio.1,v 1.3 1997/09/23 16:41:42 horikawa Stab % .\" .Dd July 23, 1994 .Dt RTPRIO 1 .Os .Sh 名称 .Nm rtprio , .Nm idprio .Nd リアルタイム/アイドルタイムスケジューリング優先度の実行・確認・修正 .Sh 書式 .Nm [id|rt]prio .Nm [id|rt]prio .Ar [-]pid .Nm [id|rt]prio .Ar priority .Ar command .Op args .Nm [id|rt]prio .Ar priority .Ar -pid .Nm [id|rt]prio .Fl t .Ar command .Op args .Nm [id|rt]prio .Fl t .Ar -pid .Sh 解説 .Nm はリアルタイムプロセススケジューリングに使用します。 .Pp .Nm idprio はアイドルタイムプロセススケジューリングに使用し、 .Nm と同じオプションにて使用します。 .Pp リアルタイム優先度のプロセスは優先度低下対象とはならず、 同じもしくはそれ以上のリアルタイム優先度のプロセスのみに横取りされます。 .Pp アイドル優先度のプロセスは、 実行可能な他のプロセスが存在せず、 優先度が同じもしくはより高い実行可能なアイドル優先度プロセスが存在しない 場合のみ実行します。 .Pp .Nm と .Nm idprio を引数無しで実行すると、現在のプロセスのリアルタイム優先度を表示します。 .Pp .Nm を引数 1 つと共に実行すると、指定した .Ar pid のリアルタイム優先度を返します。 .Pp .Ar priority を指定すると、プロセスまたはプログラムをリアルタイム優先度にて実行します。 .Fl t を指定すると、プロセスまたはプログラムを通常のプロセス -(非リアルタイムプロセス)として実行します。 +(非リアルタイムプロセス) として実行します。 .Pp .Ar -pid を指定すると、 .Ar pid をプロセス識別子として持つプロセスを修正します。 そうではなく、 .Ar command を指定すると、プログラムを引数付きで実行します。 .Pp .Ar Priority は 0 から RTP_PRIO_MAX (通常 31) の整数値です。 0 は最高の優先度です。 .Pp .Ar pid に 0 を指定すると "現在のプロセス" を意味します。 .Pp root のみがリアルタイム優先度およびアイドル優先度を設定可能です。 .Sh 戻り値 .Nm がコマンドを実行した場合、このコマンドの終了値が終了値となります。 その他の場合、 .Nm は成功時には 0 を、エラー時には 1 を終了値とします。 .Sh 使用例 現在のプロセスのリアルタイム優先度を見ます: .Bd -literal -offset indent -compact .Sy "rtprio" .Ed .Pp プロセス .Em 1423 のリアルタイム優先度を見ます: .Bd -literal -offset indent -compact .Sy "rtprio 1423" .Ed .Pp .Xr cron 8 を最低のリアルタイム優先度にて実行します: .Bd -literal -offset indent -compact .Sy "rtprio 31 cron" .Ed .Pp プロセス .Em 1423 のリアルタイム優先度を .Em 16 に変更します: .Bd -literal -offset indent -compact .Sy "rtprio 16 -1423" .Ed .Pp -.Xr tcpdump 8 +.Xr tcpdump 1 を非リアルタイム優先度にて実行します: .Bd -literal -offset indent -compact .Sy "rtprio -t tcpdump" .Ed .Pp リアルタイム優先度のプロセス .Em 1423 を .Dv RTP_PRIO_NORMAL -(非リアルタイム/通常の優先度)に変更します: +(非リアルタイム/通常の優先度) に変更します: .Bd -literal -offset indent -compact .Sy "rtprio -t -1423" .Ed .Pp 他のマシンの使用の邪魔をせずに make depend します: .Bd -literal -offset indent -compact .Sy "idprio 31 make depend" .Ed .Sh 関連項目 .Xr nice 1 , .Xr ps 1 , .Xr rtprio 2 , .Xr setpriority 2 , .Xr nice 3 , .Xr renice 8 .Sh 歴史 .Nm は .Fx 2.0 から登場しましたが、HP-UX のものに似たバージョンでした。 .Sh 警告 CPU を大量消費するプロセスをリアルタイム優先度で実行すると システムを操作できなくなります。 .Sh バグ -プロセス 0 (swapper) のリアルタイム優先度を設定及び確認する方法は有りません( +プロセス 0 (swapper) のリアルタイム優先度を設定及び確認する方法は有りません ( .Xr ps 1 を参照)。 .Pp .Bx Free ではプロセスのページがメモリ中に存在することを保証できないため、 -プロセスがページインのために停止することが有ります( +プロセスがページインのために停止することが有ります ( .Xr mprotect 2 , .Xr madvise 2 参照)。 .Pp .Bx Free では、今のところシステムコール内で実行権を横取りされることはありません。 非リアルタイムプロセスが実行中であるために リアルタイムプロセスに実行権が割り当てられないことや、 アイドルプロセスが実行中であるために 通常優先度プロセスに実行権が割り当てられないことがあります。 .Sh 作者 .An Henrik Vestergaard Draboel Aq hvd@terry.ping.dk はオリジナルの作者です。 .An David Greenman が .Bx Free への実装時に、ほとんどを書き直しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/zforce.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/zforce.1 index 4bad5eddd7..6c38a2bcc4 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/zforce.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/zforce.1 @@ -1,28 +1,26 @@ .\" this file based on that translated to japanese on NetBSD Japanese Reference .\" Manual Project, and modefied to fit FreeBSD Reference Manual .\" by Mochida Shuji 1995/03/31 .\" jpman %Id: zforce.1,v 1.4 1997/06/12 11:17:49 jsakai Stab % .\" .TH ZFORCE 1 .SH 名称 zforce \- gzip(1) で圧縮されている全てのファイル名の末尾に `.gz' を 強制的に付加する .SH 書式 .B zforce -[ name ... ] +name ... .SH 解説 .I zforce は、 .I gzip で圧縮されたファイルを再び .I gzip で圧縮しないようにするために、 .I gzip で圧縮されたすべてのファイル名の末尾に .gz を強制的に付加します。 転送等でファイル名が変わってしまったファイルに有用です。 -ファイル名の長さが 14 文字までに制限されているシステムでは、 -もとのファイル名を .gz 拡張子が入る長さまで縮めます。 例えば、12345678901234 は 12345678901.gz にファイル名が変更されます。foo.tgz の ようなファイル名はそのまま残されます。 .SH 関連項目 gzip(1), znew(1), zmore(1), zgrep(1), zdiff(1), gzexe(1) diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/amd.conf.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/amd.conf.5 index 8069cc3b8f..e1e2a338c3 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/amd.conf.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/amd.conf.5 @@ -1,728 +1,728 @@ .\" .\" Copyright (c) 1997-1998 Erez Zadok .\" Copyright (c) 1990 Jan-Simon Pendry .\" Copyright (c) 1990 Imperial College of Science, Technology & Medicine .\" Copyright (c) 1990 The Regents of the University of California. .\" All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to Berkeley by .\" Jan-Simon Pendry at Imperial College, London. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgment: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" %W% (Berkeley) %G% .\" -.\" %Id: amd.conf.5,v 1.6.2.1 1999/08/14 22:17:11 chris Exp % +.\" %Id: amd.conf.5,v 1.6.2.2 1999/08/18 07:40:52 chris Exp % .\" .\" jpman %Id: amd.conf.5,v 1.3 1998/11/28 13:23:35 horikawa Stab % .\" .Dd April 7, 1997 .Dt AMD.CONF 5 .Os .Sh 名称 .Nm amd.conf .Nd amd コンフィギュレーションファイル .Sh 書式 .Nm amd.conf .Sh 解説 .Nm ファイルは amd のコンフィギュレーションファイルであり、 am-utils 一式に含まれます。 .Pp .Nm は、自動マウントプログラム .Nm amd 用の実行時コンフィギュレーション情報を含んでいます。 .Sh ファイルフォーマット このファイルはセクションとパラメータから成ります。 セクションは角括弧で囲んだセクション名で始まり、 次のセクションが開始するかファイルの終りに達するまで続きます。 セクションには .Sq name = value という形式のパラメータが含まれます。 .Pp このファイルは行指向です。すなわち、改行までの各行は、 1 つのコメント、セクション名あるいはパラメータを表します。 継続行を記述する方法はありません。 .Pp セクション名、パラメータ名及びその値は、大文字小文字を区別します。 .Pp パラメータ中の最初の等号のみ重要な意味を持ちます。 最初の等号の前後にある空白は取り除かれます。 セクション及びパラメータ名の中の先頭、末尾あるいは途中にある空白は 意味を持ちません。 パラメータ値の先頭や末尾にある空白は取り除かれます。 パラメータ値内部に空白を置くことはできません。 ただし、 .So name = .Qq some value .Sc のように、パラメータ値全体を二重引用符でくくった場合を除きます。 .Pp 井桁記号 (#) で始まる行は無視されます。 空白文字のみ含む行も同じく無視されます。 .Pp パラメータ記述において等号に続く値は文字列ないしブール値です。 文字列の場合、空白を含まなければ引用符は不要です。 ブール値の場合は yes あるいは no と記述します。 すべての値において大文字小文字が区別されます。 キャッシュタイムアウトのような一部の項目は数値をとります。 .Sh セクション .Bl -tag -width 4n .It Nm [global] セクション このセクションのパラメータは、 .Nm amd 全体に適用されるか、または、これに続くすべての通常マップに適用されます。 1 つのコンフィギュレーションファイルにはグローバルセクションをただ一つだけ 定義すべきです。 .Pp このセクションはコンフィギュレーションファイル中の最初に記述しておくことを 強く推奨します。 もしそうしなければ、グローバルセクションより先に記述された 通常マップセクションでは、後に定義されるグローバルな値を利用できません。 .It Nm 通常 [/map] セクション 通常の (グローバルでない) セクションのパラメータは、単一のマップエントリに 適用されます。例えば、マップセクション .Bq Pa /homes が定義されていると、それに続くすべてのパラメータは、 amd が管理しているマウントポイント .Pa /homes に適用されます。 .El .Sh パラメータ .Bl -tag -width Fl .It Sy すべてのセクションに共通のパラメータ 以下のパラメータは、グローバルセクションと特定のマップセクションの いずれにおいても指定できます。 特定のマップセクションで指定されたエントリは、 デフォルト値あるいはグローバルセクションで定義された値を上書きします。 そのような共通のパラメータがグローバルセクション中でのみ指定されている場合は、 それに続くすべての通常マップセクションにその指定が適用されます。 .Bl -tag -width Fl .It Nm browsable_dirs (文字列, デフォルト = no) .Qq yes にすると、amd のトップレベルのマウントポイントが .Xr readdir 3 呼び出しでブラウズ可能になります。 つまり、例えば .Xr ls 1 .\" ↑原文は ls 3 だったが ls 1 に直した sakai@jp.freebsd.org .\" revision 1.6 でも直ってます。 を実行することでそのディレクトリでどんなキーがマウント可能か 知ることができるようになります。 必ずしもすべてのエントリが .Xr readdir 3 に対して見えるようになるわけではありません。 .Qq Pa /default エントリやワイルドカードエントリ、さらに .Qq Pa / を含むエントリは見えるようになりません。 もしこのオプションに対して .Qq full を指定すれば、 .Qq Pa /default 以外はすべて見えるようになります。 注意: もし .Qq ls -l や .Qq ls -F のような .Xr stat 2 を行おうとするコマンドを走らせると、 .Nm amd はそのマップ中の .Em すべての エントリをマウントしようとします。 これはよく .Em mount storm と呼ばれます。 .It Nm map_options (文字列, デフォルト = オプションなし) このオプションは、例えば .Ql cache\&:\&=all のように、 .Nm amd のコマンドラインでマップオプションを指定するのと同じ働きをします。 .It Nm map_type (文字列, デフォルト = 全マップタイプを検索) このオプションが指定されると、amd は指定されたタイプに対するマップのみ 初期化します。 amd のデフォルトのマップ検索は時間がかかるうえ、 使っていなくても NIS を初期化してしまうといった 望まない副作用をもつことがありますが、 そのような事態を避けるのにこのオプションが有効です。 指定可能な値は以下のものです。 .Pp .Bl -tag -width 10n -compact .It Nm file 通常ファイル .It Nm hesiod MIT の hesiod ネームサービス .It Nm ldap 軽量ディレクトリアクセスプロトコル .It Nm ndbm (新しい) dbm 形式のハッシュファイル .It Nm nis ネットワークインフォメーションサービス (バージョン 2) .It Nm nisplus ネットワークインフォメーションサービス プラス (バージョン 3) .It Nm passwd ローカルのパスワードファイル .It Nm union ユニオンマップ .El .It Nm mount_type (文字列, デフォルト = nfs) amd のすべてのマウントタイプで、デフォルトでは .Tn NFS です。つまり、実行しているローカルホストに対して、 .Nm amd はマップのマウントポイントにおける .Tn NFS サーバとなります。 もし .Qq autofs を指定すると、amd はそのマウントポイントにおける autofs サーバになります。 .It Nm search_path (文字列, デフォルト = サーチパスなし) ファイルマップに対するサーチパスを .Pq コロンで区切った形式で 指定します。 サーチパスを用いることで、 各サイトはローカルなマップのカスタマイズや上書きが可能になり、 必要に応じていくつかの場所にマップを分散配置させることができます。 .El .It Nm グローバルセクションにのみ適用されるパラメータ .Bl -tag -width Fl .It Nm arch (文字列, デフォルト = コンパイル時の値) .Nm amd の変数 .Va arch の値を上書きできます。 .It Nm auto_dir (文字列, デフォルト = /a) .Nm amd の .Fl a オプションと同じです。 実際のマウントポイント用に amd がサブディレクトリを作成する プライベートディレクトリを設定します。 .It Nm cache_duration (数値, デフォルト = 300) .Nm amd の .Fl c オプションと同じです。 検索されたマップエントリがキャッシュ中に残る秒数を設定します。 .It Nm cluster (文字列, デフォルト = クラスタなし) .Nm amd の .Fl C オプションと同じです。使用する、別の .Tm HP-UX クラスタを指定します。 .It Nm debug_options (文字列, デフォルト = デバッグオプションなし) .Nm amd の .Fl D オプションと同じです。 .Nm amd のデバッグオプションを指定します。 am-utils が .Ic --enable-debug option を用いてデバッグ機能付きで構築されている場合のみ有効です。 .Qq mem オプションだけは .Ic --enable-debug=mem によってオンにできます。 これら以外の場合、デバッグオプションは無視されます。 オプションはコンマで区切ります。 先頭に文字列 .Qq no を付けることでその意味を反転できます。 サポートされているデバッグオプション一覧を得るには .Nm amd Fl v を実行して下さい。 取りうる値は以下の通りです。 .Pp .Bl -tag -width 10n -compact .It Nm all 全オプション .It Nm amq .Nm amq に登録する .It Nm daemon デーモンモードに移行する .It Nm fork サーバを fork する .It Nm full プログラムトレース .It Nm info info サービスに固有のデバッグ情報 .Pq hesiod, nis など .It mem メモリアロケーションをトレースする .It Nm mtab ローカルの .Pa ./mtab ファイルを用いる .It Nm str 文字列操作のデバッグ .It Nm test 完全なデバッグモードだがデーモンにしない .It Nm trace プロトコルのトレース .El .It Nm dismount_interval (数値, デフォルト = 120) .Nm amd の .Fl w オプションと同じです。 キャッシュ期間を超えたファイルシステムのマウントを外そうとするまでの時間を 秒単位で指定します。 .It Nm fully_qualified_hosts (文字列, デフォルト = no) .Qq yes に設定すると、 .Nm amd は完全なホスト名 (fully-qualified host name) を用いて RPC 認証を行ないます。 システムによってはこの仕組みが必要です。 特にドメインにまたがるマウントを行う場合に必要となります。 この機能を有効にするため、 .Nm amd の変数 .Va ${hostd} が用いられます。 .Va ${domain} は空であってはいけません。 .It Nm hesiod_base (文字列, デフォルト = automount) hesiod マップのためのベース名を指定します。 .It Nm karch (文字列, デフォルト = システムのカーネルアーキテクチャ) .Nm amd の .Fl k オプションと同じです。 システムのカーネルアーキテクチャを上書き指定できます。 例えば Sun .Pq Sparc マシンに便利です。 この場合、一つの .Nm amd バイナリを作成し、それを複数のマシンで走らせますが、それぞれに 正しい .Va karch 変数 .Pq 例えば sun4c, sun4m, sun4u など を設定したいと思うでしょう。 注意: もしこのオプションを指定しなければ、 .Nm amd は .Xr uname 3 を用いてそのマシンのカーネルアーキテクチャを判別します。 .It Nm ldap_base (文字列, デフォルト = 未設定) LDAP のためのベース名を指定します。 .It Nm ldap_cache_maxmem (数値, デフォルト = 131072) LDAP エントリをキャッシュするために amd が使用する最大メモリ量を指定します。 .It Nm ldap_cache_seconds (数値, デフォルト = 0) エントリをキャッシュに保持する秒数を指定します。 .It Nm ldap_hostports (文字列, デフォルト = 未設定) 国名や組織名といった LDAP 固有の値を指定します。 .It Nm local_domain (文字列, デフォルト = サブドメインなし) .Nm amd の .Fl d オプションと同じです。 ローカルのドメイン名を指定します。 このオプションが与えられない場合、 完全なホスト名から最初の要素を取り除くことでドメイン名を決定します。 .It Nm log_file (文字列, デフォルト = /dev/stderr) .Nm amd の .Fl l オプションと同じです。 .Nm amd のイベントログを記録するファイル名を指定します。 文字列 .Pa /dev/stderr を指定すると、 .Nm amd はイベントを標準エラー出力ファイル記述子に送ります。 もし文字列 .Pa syslog を指定すると、 .Nm amd はシステムログ記録機構 -.Xr syslog 8 +.Xr syslogd 8 を用いてイベントを記録します。 デフォルトで用いられる syslog ファシリティは .Ev LOG_DAEMON です。 これを変更するには、ログファイル名に続いて、単一のコロンで区切って ファシリティ名を記述します。例えば .Pa logfile として文字列 .Qq syslog:local7 を指定すると、 .Nm amd は .Ev LOG_LOCAL7 ファシリティを用いて .Xr syslog 3 経由でメッセージを記録します .Pq そのファシリティが当該システムに存在する場合 。 .It Nm log_options (文字列, デフォルト = ロギングオプションなし) .Nm amd の .Fl x オプションと同じです。 .Nm amd のロギングオプションを指定します。 複数のオプションはコンマで区切ります。 先頭に .Dq no をつけることで、その意味を反転させることができます。 ロギングオプション .Dq debug は、 .Nm am-utils が .Fl -enable-debug 付きで構築された場合のみ利用可能です。 .Nm amd Fl v を実行するとサポートされているデバッグオプションの一覧が得られます。 指定可能な値は以下の通りです。 .Pp .Bl -tag -width 10n -compact .It Nm all すべてのメッセージ .It Nm debug デバッグメッセージ .It Nm error 重大ではないシステムエラー .It Nm fatal 重大なエラー .It Nm info 参考情報 .It Nm map マップエラー .It Nm stats より詳細な統計情報 .It Nm user 重大ではないユーザエラー .It Nm warn 警告 .It Nm warning 警告 .El .It Nm nfs_retransmit_counter (数値, デフォルト = 110) .Nm amd の .Fl t Ar interval.counter オプションの .Ic counter 部と同じです。 再送カウンタの値を 1/10 秒単位で指定します。 .It Nm nfs_retry_interval (数値, デフォルト = 8) .Nm amd の .Fl t Ar interval.counter オプションの .Ic interval 部と同じです。 NFS/RPC/UDP 再試行間隔を 1/10 秒単位で指定します。 .It Nm nis_domain (文字列, デフォルト = ローカル NIS ドメイン名) .Nm amd の .Fl y オプションと同じです。 .Tn NIS マップを取得するために、別の .Tn NIS ドメインを指定します。 デフォルトはシステムのドメイン名です。 .Tn NIS サポートが利用可能でない場合、このオプションは無視されます。 .It Nm normalize_hostnames (ブール値, デフォルト = no) .Nm amd の .Fl n オプションと同じです。 .Dq yes を指定すると、 .Va ${rhost} の参照先の名前は、前もってホストデータベースからの相対値に正規化されます。 別名 (エイリアス) を .Qq 公式な 名前に変換する効果があります。 .It Nm os (文字列, デフォルト = コンパイル時の値) .Nm amd の .Fl O オプションと同じです。 コンパイル時に決まったオペレーティングシステム名を上書きできます。 以前との互換性を保つためには組み込み済みの名前はふさわしくない、 という場合に便利です。 例えば、もし組み込まれた名前が .Dq sunos5 の場合、これを上書きして .Dq sos5 とすることで、後者の OS 名を前提に書かれた以前のマップを利用できます。 .It Nm osver (文字列, デフォルト = コンパイル時の値) .Nm amd の .Fl o オプションと同じです。 コンパイル時に決まったオペレーティングシステムのバージョン番号を 上書きします。 以前との互換性を保つためには組み込み済みのバージョンはふさわしくない、 という場合に便利です。 例えば、もし組み込まれたバージョン番号が .Dq 2.5.1 の場合、これを上書きして .Dq 5.5.1 とすることで、後者のバージョンを前提に書かれた以前のマップを利用できます。 .It Nm pid_file (文字列, デフォルト = /dev/stdout) 実行しているデーモンのプロセス ID を格納するファイルを指定します。 これを指定しない場合、 .Nm amd は自分のプロセス ID を標準出力にのみ書き出します。 実行後に .Nm amd を kill する際に便利です。 注意: 実行中の .Nm amd のプロセス ID は .Nm amq Fl p によっても得られます。 このファイルは .Ar print_pid オプションがオンの場合のみ使用されます。 .It Nm plock (ブール値, デフォルト = yes) .Nm amd の .Fl S オプションと同じです。 .Dq yes を指定すると、実行中の .Nm amd の実行可能ページをメモリ上にロックします。 .Xr plock 3 をサポートしているシステムでは、 .Nm amd プロセスをメモリ上にロックすることで .Nm amd の性能を向上させることができます。 このようにして、オペレーティングシステムが必要に応じて .Nm amd プロセスをスケジュールしたり、ページアウトさせたり、スワップさせたりする 可能性を減らします。 これにより .Nm amd の性能は向上しますが、その反面、 .Nm amd プロセスが使用しているメモリが予約される .Pq 他のプロセスがそのメモリを使えなくなる という代償もあります。 .It Nm portmap_program (数値, デフォルト = 300019) 公式の番号とは別の、ポートマップ RPC プログラム番号を指定します。 これは複数の .Nm amd プロセスを実行させる場合に便利です。 例えば、メインの .Nm amd プロセスに全く影響を与えることなく、別の .Nm amd を .Dq test モードで実行できます。 安全のため、指定する別のプログラム番号は 300019 から 300029 まで の範囲になければなりません。 .Nm amq は、接続するための別のプログラム番号を指定するのに用いる .Fl P オプションを持っています。 このように、 .Nm amq は同じホスト上で実行されている複数の .Nm amd プロセスを完全に制御することが可能です。 .It Nm print_pid (ブール値, デフォルト = no) .Nm amd の .Fl p オプションと同じです。 .Dq yes を指定すると、 .Nm amd は起動時にそのプロセス ID を表示します。 .It Nm print_version (ブール値, デフォルト = no) .Nm amd の .Fl v オプションと同じですが、バージョンを表示しても .Nm amd は実行を続けます。 .Dq yes の場合、 .Nm amd は、コンフィギュレーション設定やコンパイル時の値を含む バージョン情報文字列を表示します。 .It Nm restart_mounts (ブール値, デフォルト = no) .Nm amd の .Fl r オプションと同じです。 .Dq yes とすると、 .Nm amd はマウントテーブルを走査して、現在どのファイルシステムがマウントされて いるのか判断します。その中に自動マウントすべきファイルシステムがあれば、 .Nm amd はそれを継承します。 .It Nm selectors_on_default (ブール値, デフォルト = no) .Dq yes とすると、マップの .Pa /default エントリが検索され、そのマップ中の他のすべてのキーのデフォルト値を 設定する前に、すべてのセレクタを処理します。 あるパラメータに基づき、ある完全なマップに対して異なるオプションを 設定したい場合に有用です。 例えば、slip ベースの低速ネットワーク越しの .Tn NFS 性能を改善するためには、次のようにします。 .Pp .Bd -literal /defaults \\ wire==slip-net;opts:=intr,rsize=1024,wsize=1024 \\ wire!=slip-net;opts:=intr,rsize=8192,wsize=8192 .Ed .It Nm show_statfs_entries (ブール値, デフォルト = no) .Dq yes とすると、ブラウズ可能なすべてのマップは、 .Qq df 実行時にエントリ数 .Pq key 数 をあわせて表示します .Po この機能は、 .Xr statfs 2 呼び出しに対して非 0 値を返すことで実現されています .Pc 。 .It Nm unmount_on_exist (ブール値, デフォルト = no) .Dq yes とすると、 .Nm amd は関知しているすべてのファイルシステムをアンマウントしようとします。 通常、 .Nm amd はすべての .Pq 特に .Tn NFS マウントされたファイルシステムをそのまま残します。 注意: .Ar restart_mounts オプションまたは .Fl r フラグが指定されていない限り、 .Nm amd は起動時以前にマウントされていたファイルシステムのことを関知しません。 .El .It Sy 通常のマップセクションに適用されるパラメータ .Bl -tag -width Fl .It Nm map_name (文字列, 必須) キーが配置されるマップの名前です。 .It Nm tag (文字列, デフォルト = タグなし) コンフィギュレーションファイルの各マップエントリにはタグをつけることが できます。タグが指定されない場合、そのマップセクションは常に .Nm amd で処理されます。 タグが指定されている場合、 .Nm amd に .Fl T オプションが指定され、そのコマンドラインオプションの値が マップセクションのタグ名と一致する場合のみ、 .Nm amd はそのマップを処理します。 .El .Sh 使用例 以下に示すものは、私がいつも使っている実際の .Nm amd コンフィギュレーションです。 .Bd -literal # グローバルオプションセクション [ global ] normalize_hostnames = no print_pid = no restart_mounts = yes auto_dir = /n log_file = /var/log/amd log_options = all #debug_options = all plock = no selectors_on_default = yes # config.guess は "sunos5" を選びました。 # 今のところこれを変えようとは思いません。 os = sos5 # "os" を設定後 print_version を有効にすると、バージョンが表示されます。 print_version = no map_type = file search_path = /etc/amdmaps:/usr/lib/amd:/usr/local/AMD/lib browsable_dirs = yes # マウントポイントの定義 [ /u ] map_name = amd.u [ /proj ] map_name = amd.proj [ /src ] map_name = amd.src [ /misc ] map_name = amd.misc [ /import ] map_name = amd.import [ /tftpboot/.amd ] tag = tftpboot map_name = amd.tftpboot .Ed .Sh 関連項目 .Xr amd 8 , .Xr amq 8 .Sh 作者 .An Erez Zadok Aq ezk@cs.columbia.edu , Department of Computer Science, Columbia University, New York, USA. .Pp .An Jan-Simon Pendry Aq jsp@doc.ic.ac.uk , Department of Computing, Imperial College, London, UK. .Pp .An am-utils の他の作者並びに貢献者のリストが、am-utils と共に配布されている .Nm AUTHORS ファイルにあります。 .Sh 歴史 .Nm amd ユーティリティは 4.4BSD で初めて登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/loader.conf.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/loader.conf.5 index 5b2eee1502..be20ddf328 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/loader.conf.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/loader.conf.5 @@ -1,193 +1,194 @@ .\" Copyright (c) 1999 Daniel C. Sobral .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: loader.conf.5,v 1.1.2.1 1999/04/24 17:44:35 dcs Exp % +.\" %Id: loader.conf.5,v 1.1.2.2 1999/08/18 07:41:07 chris Exp % +.\" .\" jpman %Id: loader.conf.5,v 1.4 1999/05/13 05:58:04 horikawa Stab % .Dd April 18, 1999 .Dt LOADER.CONF 5 .Os .Sh 名称 .Nm loader.conf .Nd システムブートストラップの設定情報 .Pp .Nm loader.conf.local .Nd ローカライズされたシステムブートストラップの設定情報 .Sh 解説 ファイル .Nm は、システムのブートストラップに関する記述的な情報を含みます。 これを通じて、ブートすべきカーネル、カーネルに渡すパラメータ、 ロードすべき追加のモジュールを指定可能であり、また、一般的に、 .Xr loader 8 で記述されているすべての変数を設定可能です。 .Pp .Nm が自動的に処理されるようにするために、 ファイル .Pa /boot/loader.rc は次の 2 行を含む必要があります。 .Pp .Dl include /boot/loader.4th .Dl start .Pp インストール時に .Pa /boot/loader.rc が存在しない場合、前述の行を含むものが組み込まれることになります。 .Sh 文法 .Nm loader.conf の書式は、明らかに -.Xr rc.conf 8 +.Xr rc.conf 5 の書式を受け継いだものであり、 .Xr sh 1 を起源とするものですが、特別な方法で扱われる設定があります。 また、サフィックスのみに依存する設定もあります。 .Pp 一般的な解釈の規則は次の通りです: .Bl -bullet .It 空白と空行は無視されます。 .It 記号 # は、行の残りがコメントであるという印です。 .It 各行には 1 個の設定のみ存在可能です。 .El .Pp すべての設定は、次の書式です: .Pp .Dl variable="value" .Pp 特殊な扱いを受ける設定のクラスに属すのでなければ、 おのおのの設定は .Xr loader 8 の環境変数の値を設定します。 特殊な扱いを受ける設定は、ここに列挙しています。 .Qq * で開始する設定は、ロードされるモジュールを定義し、 任意のプレフィックスを持ちえます。 共通のプレフィックスを持つような設定はすべて、 同一のモジュールを参照します。 .Bl -tag -width Ar .It Ar exec 即時に .Xr loader 8 のコマンドを実行します。 このタイプの設定は、 .Xr loader 8 以外のプログラムでは処理できませんので、使用は避けるべきです。 複数個指定すると、別々に処理されます。 .It Ar loader_conf_files 現在のファイルのすぐ後に処理すべき、追加の設定ファイルを定義します。 .It Ar kernel ロードすべきカーネルの名前です。 カーネルの名前を設定しないと、 追加のモジュールはロードされません。 .It Ar kernel_options カーネルに渡されるフラグです。 .It Ar verbose_loading .Dq YES に設定すると、モジュールがロードされると、その名前が表示されます。 .It Ar *_load .Dq YES に設定すると、そのモジュールがロードされます。 名前を定義しないと (後述)、モジュールの名前はプレフィックスと同じになります。 .It Ar *_name モジュールの名前を定義します。 .It Ar *_type モジュールのタイプを定義します。 なにも指定しないと、デフォルトの kld モジュールになります。 .It Ar *_flags モジュールに渡されるフラグとパラメータです。 .It Ar *_before モジュールのロード前に実行すべきコマンドです。 この設定の使用は避けるべきです。 .It Ar *_after モジュールのロード後に実行すべきコマンドです。 この設定の使用は避けるべきです。 .It Ar *_error モジュールのロードに失敗した場合に実行されるコマンドです。 ブートストラップ処理を異常終了させる特殊な値 .Dq abort 以外では、この設定の使用は避けるべきです。 .El .Sh デフォルト設定 ほとんどの .Nm loader.conf のデフォルト設定は無視可能です。少数の重要または有用なものを次に示します: .Bl -tag -width bootfile -offset indent .It Va bitmap_load .Pq Dq NO .Dq YES に設定すると、ビットマップがロードされ、ブート中に画面に表示されます。 .It Va bitmap_name .Pq Dq /boot/splash.bmp ロードされるビットマップの名前です。他のいかなる名前でも使用可能です。 .It Va kernel .Pq Dq /kernel .It Va loader_conf_files .Pq Do /boot/loader.conf /boot/loader.conf.local Dc .It Va splash_bmp_load .Pq Dq NO .Dq YES に設定すると、起動画面モジュールをロードし、 ブート中にビットマップを画面に表示することを可能にします。 .It Va userconfig_script_load .Pq Dq NO .Dq YES に設定すると、ユーザコンフィグのデータをロードします。 .It Va vesa_load .Pq Dq NO .Dq YES に設定すると、vesa モジュールをロードし、 VGA を越える解像度を表示可能とします。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /boot/defaults/loader.conf -compact .It Pa /boot/defaults/loader.conf デフォルト設定 -- このファイルを変更しないでください。 .It Pa /boot/loader.4th loader が使用するコマンドを定義し、 .Nm loader.conf を読み込んで処理します。 .It Pa /boot/loader.conf ユーザが定義した設定です。 .It Pa /boot/loader.conf.local 共通の loader.conf と共に使用する、サイトのマシン固有の設定です。 .It Pa /boot/loader.rc .Nm loader.conf を自動的に処理する指示を含みます。 .El .Sh 関連項目 .Xr boot 8 , .Xr loader 8 , .Xr loader.4th 8 .Sh 歴史 ファイル .Nm が最初に登場したのは .Fx 3.2 です。 .Sh 作者 このマニュアルページは .An Daniel C. Sobral Aq dcs@FreeBSD.org が書きました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/rc.conf.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/rc.conf.5 index 44859c04c9..555f620883 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/rc.conf.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/rc.conf.5 @@ -1,1090 +1,1116 @@ .\" Copyright (c) 1995 .\" Jordan K. Hubbard .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: rc.conf.5,v 1.27.2.5 1999/08/15 13:51:02 mpp Exp % +.\" %Id: rc.conf.5,v 1.27.2.9 1999/08/23 23:25:00 brian Exp % .\" .\" jpman %Id: rc.conf.5,v 1.3 1998/06/26 09:39:58 jsakai Stab % .\" .Dd April 26, 1997 .Dt RC.CONF 5 .Os FreeBSD 2.2.2 .Sh 名称 .Nm rc.conf .Nd システム設定情報 .Sh 解説 .Nm rc.conf ファイルはローカルホスト名、全ての潜在的なネットワークインタフェースに 関する設定の詳細、システムの初期起動時に立ち上げるべき サービスに関する記述可能な情報を含んできます。初めてインストールする際に は、一般に .Nm rc.conf ファイルはシステムインストールユーティリティ .Pa /stand/sysinstall によって初期化されます。 .Pp .Nm rc.conf の目的は、 コマンドの実行やシステム起動操作を直接行うことではありません。 それに代わり、 そこに見出される設定にしたがって内部操作を条件付きで制御する .Pa /etc 下のいろいろな類の起動スクリプトの一部をなしています。 .Pp .Pa /etc/rc.conf ファイルは、 使用可能な全オプションのデフォルト設定を指定するファイル .Pa /etc/defaults/rc.conf からインクルードされます。 オプションを .Pa /etc/rc.conf に指定する必要があるのは、 システム管理者がこれらのデフォルトを上書きしたい場合だけです。 ファイル .Pa /etc/rc.conf.local は、 .Pa /etc/rc.conf の設定を上書きするために使用されます。これは歴史的事情のためです。 後述の .Dq rc_conf_files を参照してください。 .Pp 以下に示すのは .Nm ファイル中で設定可能な各変数について、 その名前と簡単な解説をリストしたものです。 .Bl -tag -width Ar .It Ar swapfile (文字列) .Ar NO にセットすると スワップファイルはインストールされません。 .Ar NO 以外の場合、その値は追加スワップ領域のために利用するファイルの 完全パス名として用いられます。 .It Ar apm_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると .Xr apm 8 -コマンドでの自動電源管理(Automatic Power Management)のサポートを有効に +コマンドでの自動電源管理 (Automatic Power Management) のサポートを有効に します。 .It Ar pccard_enable (ブール値) .Ar YES -にセットすると起動時にPCCARDのサポートを有効にします。 +にセットすると起動時に PCCARD のサポートを有効にします。 .It Ar pccard_mem -(文字列) PCCARDコントローラメモリアドレスをセットします。 +(文字列) PCCARD コントローラメモリアドレスをセットします。 .Ar DEFAULT とするとデフォルト値になります。 .It Ar pccard_ifconfig -(文字列) 挿入または起動時に動的にifconfigされるべきイーサネットデバイス +(文字列) 挿入または起動時に動的に ifconfig されるべきイーサネットデバイス のリストです。 (例 .Ar "ed0 ed1 ep0 ..." ) +.It Ar pccardd_flags +(文字列) +.Ar pccard_enable +が +.Ar YES +の場合、これらは +.Xr pccardd 8 +デーモンに渡すフラグになります。 .It Ar local_startup (文字列) 起動スクリプトファイルを検索するためのディレクトリのリストです。 .It Ar local_periodic (文字列) 定期的に実行するスクリプトを検索するディレクトリのリストです (3.0 のみ)。 .It Ar hostname (文字列) ネットワーク上でのあなたのホストの完全な形のドメイン名 (The Fully Qualified Domain Name) です。あなたがネットワークに接続されていない 場合でも、この変数は確実に何か意味のあるものに設定すべきです。 .It Ar nisdomainname (文字列) あなたのホストの NIS ドメイン名。NIS が動いてないときは .Ar NO とします。 .It Ar firewall_enable (ブール値) 起動時にロードされるファイアウォール規則を持ちたくないときには .Ar NO 、持ちたいときには .Ar YES をセットします。 .Ar YES にセットし、かつカーネルが IPFIREWALL 付きで作られなかった場合、 ipfw カーネルモジュールがロードされます。 .It Ar firewall_type (文字列) .Pa /etc/rc.firewall 中で選択されたファイアウォールのタイプまたはローカルファイアウォール規則 の組を含むファイルを名付けます。 .Pa /etc/rc.firewall 中では以下のものが選択可能です: ``open''- 無制限の IP アクセス; ``closed''- lo0 経由を除く全ての IP サービスを禁止; ``client''- ワークステーション向けの基本的な保護; ``simple''- LAN 向けの基本的な保護。 ファイル名が指定される場合には完全なパス名でなければなりません。 .It Ar firewall_quiet (ブール値) .Ar YES にセットすると起動時にコンソール上で ipfw 規則の表示を行ないません。 .It Ar natd_program (文字列) .Xr natd 8 のパス。 .It Ar natd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると natd を有効にします。 .Ar firewall_enable もまた .Ar YES にセットされ、 .Xr divert 4 ソケットがカーネルで有効にされている必要があります。 .It Ar natd_interface natd が実行されるパブリックインタフェースの名前です。 .Ar natd_enable が .Ar YES にセットされている場合には、これを設定する必要があります。 インタフェースの指定は、インタフェース名でも IP アドレスでもかまいません。 .It Ar natd_flags 追加の natd フラグはここに記述する必要があります。 .Fl n または .Fl a のフラグは上記 .Ar natd_interface とともに自動的に引数として追加されます。 .It Ar tcp_extensions (ブール値) デフォルトでは .Ar YES です。これは RFC 1323 や 1644 で述べられているような ある TCP オプションを有効にします。 もしネットワークコネクションが不規則にハングアップしたり、 それに類する他の不具合がある場合には、これを .Ar NO にセットして様子をみてみるのもよいかもしれません。世間に出回っている ハードウェア/ソフトウェアの中には、これらのオプションでうまく動作しない ものがあることが知られています。 .It Ar network_interfaces (文字列) このホスト上で形成されるネットワークインタフェースのリストを 設定します。 たとえば、ループバックデバイス (標準) および SMC Elite Ultra NIC があるなら .Qq Ar "lo0 ed0" という 2 つのインタフェースを設定します。 .Em interface の各値に対して .No ifconfig_ Ns Em interface という変数が存在すると仮定されます。 1 つのインタフェースに複数の IP アドレスを登録したい場合は、 ここに IP エイリアスのエントリを追加することも可能です。 対象とするインタフェースが ed0 であると仮定すると、 .Bd -literal ifconfig_ed0_alias0="inet 127.0.0.253 netmask 0xffffffff" ifconfig_ed0_alias1="inet 127.0.0.254 netmask 0xffffffff" .Ed というようになります。 見つかった各 ifconfig__alias エントリについて、 その内容が .Xr ifconfig 8 に渡されます。最初にアクセスに失敗した時点で実行は中止されるので .Bd -literal ifconfig_ed0_alias0="inet 127.0.0.251 netmask 0xffffffff" ifconfig_ed0_alias1="inet 127.0.0.252 netmask 0xffffffff" ifconfig_ed0_alias2="inet 127.0.0.253 netmask 0xffffffff" ifconfig_ed0_alias4="inet 127.0.0.254 netmask 0xffffffff" .Ed のようにすると、alias4 は追加され\fB ない\fR ことに注意してください。これは alias3 エントリを抜かしたことで検索が中止されるからです。 .It Ar ppp_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、 .Xr ppp 8 デーモンを実行します。 .It Ar ppp_mode (文字列) .Xr ppp 8 デーモンを実行するモードです。受け付けられるモードは .Ar auto , ddial , direct , .Ar dedicated のいずれかです。 完全な解説はマニュアルを参照してください。 -.It Ar ppp_alias +.It Ar ppp_nat (ブール値) .Ar YES にセットすると、パケットエイリアスを有効にします。 .Ar gateway_enable と共に使用することにより、 本ホストをネットワークアドレス変換ルータとして使用して、 プライベートネットワークアドレスのホストからの インターネットへのアクセスを可能にします。 .It Ar ppp_profile (文字列) .Ar /etc/ppp/ppp.conf から使用するプロファイル名です。 .It Ar rc_conf_files (文字列) 本オプションは、 .Pa /etc/defaults/rc.conf の設定を上書きするファイルのリストを指定するために使用されます。 ファイルは指定された順序に読み込まれ、 ファイルへの完全なパスを含む必要があります。 デフォルトでは、指定されるファイルは .Pa /etc/rc.conf と .Pa /etc/rc.conf.local です。 .It Ar syslogd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると .Xr syslogd 8 デーモンを起動します。 .It Ar syslogd_flags -(文字列) syslogd_enable が +(文字列) +.Ar syslogd_enable +が .Ar YES の場合、これらは .Xr syslogd 8 に渡すフラグになります。 .It Ar inetd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると .Xr inetd 8 デーモンを起動します。 .It Ar inetd_flags -(文字列)inetd_enable が +(文字列) +.Ar inetd_enable +が .Ar YES の場合、これらは .Xr inetd 8 へ渡すフラグとなります。 .It Ar named_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると .Xr named 8 デーモンを起動します。 .It Ar named_program (文字列) .Xr named 8 のパス (デフォルトは .Pa /usr/sbin/named です)。 .It Ar named_flags (文字列) .Ar named_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr named 8 に渡すフラグとなります。 .It Ar kerberos_server_enable (ブール値) ブート時に Kerberos 認証サーバを起動したい場合は .Ar YES にセットします。 .It Ar kadmind_server_enable .Xr kadmind 8 (Kerberos 管理デーモン) を実行したい場合は .Ar YES とします。スレーブサーバ上では .Ar NO にセットします。 .It Ar kerberos_stash (文字列) .Ar YES なら (唯一 .Ar kerberos_server_enable が .Ar YES にセットされ、かつ .Xr kerberos 1 および .Xr kadmind 8 の両方を用いるときにのみ) 隠されたマスタキーのプロンプト入力を行なう代りに、 そのキーを用いるよう Kerberos サーバに指示します。 .It Ar rwhod_enable (ブール値) .Ar YES にセットするとブート時に .Xr rwhod 8 デーモンを起動します。 .It Ar rwhod_flags (文字列) .Ar rwhod_enable が .Ar YES にセットされている場合、これらは rwhod に渡すフラグになります。 .It Ar amd_enable (ブール値) .Ar YES にセットするとブート時に .Xr amd 8 デーモンを起動します。 .It Ar amd_flags (文字列) .Ar amd_enable が .Ar YES にセットされている場合、これらは amd に渡すフラグとなります。 詳しくは\fBinfo amd\fR コマンドを利用してください。 .It Ar update_motd (ブール値) .Ar YES にセットするとブート時に実行されているカーネルリリースを反映するように .Nm /etc/motd を更新します。 .Ar NO にセットすると .Nm は更新を行いません。 .It Ar nfs_client_enable (ブール値) .Ar YES にセットするとブート時に NFS クライアントデーモンを起動します。 .It Ar nfs_client_flags (文字列) .Ar nfs_client_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr nfsiod 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar nfs_access_cache .Ar nfs_client_enable が .Ar YES の場合、この変数に .Ar 0 をセットして NFS ACCESS RPC キャッシングを無効化することができますし、 NFS ACCESS 結果がキャッシュされる秒数を指定することもできます。 2-10 秒の値を設定すると、 多くの NFS 操作のネットワークトラフィックを十分減らします。 .It Ar nfs_server_enable (ブール値) .Ar YES にセットするとブート時に NFS サーバデーモンを起動します。 .It Ar nfs_server_flags (文字列) .Ar nfs_server_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr nfsd 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar weak_mountd_authentication (ブール値) .Ar YES にセットすると、権限付けられていないマウント要求を行なうために \fBPCNFSD\fR のようなサービスを許可します。 .It Ar nfs_reserved_port_only (ブール値) .Ar YES にセットすると、安全なポート上でのみ NFS サービスを提供します。 .It Ar rcp_lockd_enable (ブール値) この変数が .Ar YES にセットされ、しかも NFS サーバである場合、ブート時に .Xr rpc.lockd 8 を起動します。 .It Ar rcp_statd_enable (ブール値) この変数が .Ar YES にセットされ、しかも NFS サーバである場合、ブート時に .Xr rpc.statd 8 を起動します。 .It Ar portmap_program (文字列) .Xr portmap 8 のパス (デフォルトは .Pa /usr/sbin/portmap です)。 .It Ar portmap_enable (ブール値) .Ar YES の場合、ブート時に .Xr portmap 8 サービスを起動します。 .It Ar portmap_flags (文字列) .Ar portmap_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr portmap 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar xtend_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、ブート時に .Xr xtend 8 デーモンを起動します。 .It Ar xtend_flags (文字列) .Ar xtend_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr xtend 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar timed_enable (ブール値) .Ar YES なら、ブート時に .Xr timed 8 サービスを実行します。このコマンドは、全ホストについて一貫した .Qq "ネットワーク時間" が確立されなければならないマシンネットワークのためにあります。 これが有用である典型例は、 ファイルのタイムスタンプがネットワークワイドで一貫性をもつことが 期待されるような、大規模 NFS 環境です。 .It Ar timed_flags (文字列) .Ar timed_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr timed 8 サービスに渡すフラグとなります。 .It Ar ntpdate_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムスタートアップ時に ntpdate を実行します。 このコマンドは、ある標準的な参照先を元に、ただ .Ar 1 回 だけシステム時刻を同期させるためにあります。 また、システムを最初にインストールする際、 これを (知られているサービスのリストから) 最初にセットアップするオプションが .Pa /stand/sysinstall プログラムによって提供されます。 .It Ar ntpdate_program (文字列) .Xr ntpdate 8 のパス (デフォルトは .Pa /usr/sbin/ntpdate です)。 .It Ar ntpdate_flags (文字列) .Ar ntpdate_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr ntpdate 8 コマンドに渡すフラグとなります (典型的にはホスト名)。 .It Ar xntpd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、ブート時に .Xr xntpd 8 コマンドが起動されます。 .It Ar xntpd_program (文字列) .Xr xntpd 8 のパス (デフォルトは .Pa /usr/sbin/xntpd です)。 .It Ar xntpd_flags (文字列) .Ar xntpd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr xntpd 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar nis_client_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr ypbind 8 サービスを起動します。 .It Ar nis_client_flags (文字列) .Ar nis_client_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr ypbind 8 サービスに渡すフラグとなります。 .It Ar nis_ypset_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr ypset 8 デーモンを起動します。 .It Ar nis_ypset_flags (文字列) .Ar nis_ypset_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr ypset 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar nis_server_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr ypserv 8 デーモンを起動します。 .It Ar nis_server_flags (文字列) .Ar nis_server_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr ypserv 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar nis_ypxfrd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr ypxfrd 8 デーモンを起動します。 .It Ar nis_ypxfrd_flags (文字列) .Ar nis_ypxfrd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr ypxfrd 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar nis_yppasswdd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr yppasswdd 8 デーモンを起動します。 .It Ar nis_yppasswdd_flags (文字列) .Ar nis_yppasswdd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr yppasswdd 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar defaultrouter (文字列) .Ar NO をセットしないと、このホスト名または IP アドレスへのデフォルトルートを 作成します (このルータがネームサーバへたどりつく必要がある 場合は IPアドレスを使用すること!)。 .It Ar static_routes (文字列) システムブート時に追加したいスタティックルートのリストを セットします。 .Ar NO 以外をセットした場合、その値を空白で区切った各要素について、 各 .Em element 毎に変数 .No route_ Ns em element が存在すると仮定され、その後、``route add'' 操作に渡されます。 .It Ar gateway_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、IP ルータとして動作する、 たとえばインタフェース間でパケットをフォワードするように ホストを設定します。 .It Ar router_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、 .Ar router および .Ar router_flags の設定に基づいて、ある種のルーティングデーモンを実行します。 .It Ar router (文字列) .Ar router_enable が .Ar YES にセットされると、これが使用するルーティングデーモン名になります。 .It Ar router_flags (文字列) .Ar router_enable が .Ar YES にセットされると、これらがルーティングデーモンへ渡すフラグとなります。 .It Ar mrouted_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、マルチキャストルーティングデーモン .Xr mrouted 8 を起動します。 .It Ar mrouted_flags (文字列) .Ar mrouted_enable が .Ar YES の場合、これらはマルチキャストルーティングデーモンへ渡すフラグとなります。 .It Ar ipxgateway_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、IPX トラフィックのルーティングを有効にします。 .It Ar ipxrouted_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、ブート時に -.Xr ipxrouted 8 +.Xr IPXrouted 8 デーモンを起動します。 .It Ar ipxrouted_flags (文字列) .Ar ipxrouted_enable が .Ar YES の場合、これらは -.Xr ipxrouted 8 +.Xr IPXrouted 8 デーモンへ渡すフラグとなります。 .It Ar arpproxy_all .Ar YES にセットするとグローバルプロキシ ARP を有効にします。 .It Ar forward_sourceroute これが .Ar YES にセットされ、更に .Ar gateway_enable もまた .Ar YES にセットされている場合、 送信元が経路指定したパケット (source routed packets) はフォワードされます。 .It Ar accept_sourceroute .Ar YES にセットすると、 システムは自分宛の送信元経路指定パケットを受け付けます。 .It Ar rarpd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr rarpd 8 デーモンを起動します。 .It Ar rarpd_flags (文字列) .Ar rarpd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr rarpd 8 デーモンへ渡すフラグとなります。 .It Ar atm_enable -(bool) Set to +(ブール値) .Ar YES システムブート時に ATM インタフェースの設定を有効にします。 次に説明する ATM 関連の変数に関し、 利用可能なコマンドパラメータの更なる詳細については、 .Xr atm 8 のマニュアルページを参照してください。 更なる詳細な設定情報に関しては、 .Pa /usr/share/examples/atm 中のファイルも参照してください。 .It Ar atm_netif_ (文字列) ATM 物理インタフェース .Va に対し、本変数は、 作成すべき ATM ネットワークインタフェースの 名前プレフィックスと数字を指定します。 値はコマンド .Dq atm set netif Va のパラメータとして渡されます。 .It Ar atm_sigmgr_ (文字列) ATM 物理インタフェース .Va に対し、本変数は使用すべき ATM シグナリングマネージャを定義します。 値はコマンド .Dq atm attach Va のパラメータとして渡されます。 .It Ar atm_prefix_ (文字列) ATM 物理インタフェース .Va に対し、本変数は、 UNI シグナリングマネージャを使用するインタフェースの NSAP プレフィックスを定義します。 .Em ILMI に設定すると、プレフィックスは自動的に .Xr ilmid 8 デーモンを介して設定されます。 そうでない場合、値はコマンド .Dq atm set prefix Va のパラメータとして渡されます。 .It Ar atm_macaddr_ (文字列) ATM 物理インタフェース .Va に対し、本変数は、 UNI シグナリングマネージャを使用するインタフェースの MAC アドレスを定義します。 .Em NO に設定すると、ATM インタフェースカードに格納されている ハードウェア MAC アドレスが使用されます。 そうでない場合、値はコマンド .Dq atm set mac Va のパラメータとして渡されます。 .It Ar atm_arpserver_ (文字列) ATM 物理インタフェース .Va に対し、本変数は、ATMARP サービスを提供するホストの ATM アドレスを定義します。 本変数は、UNI シグナリングマネージャを使用するインタフェースにおいてのみ 利用可能です。 .Em local に設定すると、本ホストが ATMARP サーバになります。 値はコマンド .Dq atm set arpserver Va のパラメータとして渡されます。 .It Ar atm_scsparp_ -(bool) +(ブール値) .Em YES に設定すると、ネットワークインタフェース .Va に対する SCSP/ATMARP サービスが、 .Xr scspd 8 および .Xr atmarpd 8 を使用して開始されます。 本変数は .So .No atm_arpserver_ Ns Va .No Ns = Ns Qq local .Sc が定義されている場合にのみ利用可能です。 .It Ar atm_pvcs (文字列) システムブート時に追加したい ATM PVC のリストを設定します。 値中で空白で区切られた .Em element ごとに、変数 .No atm_pvc_ Ns Em element が存在するものと仮定されます。これらの変数の値がコマンド .Dq atm add pvc のパラメータとして渡されます。 .It Ar atm_arps (文字列) システムブート時に追加したい、 永続的な ATM ARP エントリのリストを設定します。 値中で空白で区切られた .Em element ごとに、変数 .No atm_arp_ Ns Em element が存在するものと仮定されます。これらの変数の値がコマンド .Dq atm add arp のパラメータとして渡されます。 .It Ar keymap (文字列) .Ar NO にセットするとキーマップはインストールされません。それ以外の場合、 ここで指定した .Ar value がキーマップファイル .Pa /usr/share/syscons/keymaps/.kbd をインストールするのに用いられます。 .It Ar keyrate (文字列) キーボードのリピートスピードです。以下のいずれかにセットします。 .Ar slow , .Ar normal , .Ar fast デフォルト値を希望する場合は .Ar NO とします。 .It Ar keychange (文字列) .Ar NO 以外にセットすると、その値でファンクションキーをプログラムしようとします。 指定できる値は単一の文字列で, .Qq Ar " [ ]..." という形式でないといけません。 .It Ar cursor (文字列) カーソルの動作を明示的に指定する場合は .Ar normal , .Ar blink , .Ar destructive のいずれかの値にセットします。デフォルト動作を選ぶには .Ar NO とします。 .It Ar scrnmap (文字列) .Ar NO にセットすると、スクリーンマップはインストールされません。 それ以外の場合には、ここで指定した .Ar value がスクリーンマップファイル .Pa /usr/share/syscons/scrnmaps/ をインストールするのに用いられます。 .It Ar font8x16 (文字列) .Ar NO にセットするとスクリーンサイズの要求に対しデフォルトの 8x16 フォント値が 用いられます。それ以外の場合は .Pa /usr/share/syscons/fonts/ の値が用いられます。 .It Ar font8x14 (文字列) .Ar NO にセットするとスクリーンサイズの要求に対しデフォルトの 8x14 フォント値が 用いられます。それ以外の場合は .Pa /usr/share/syscons/fonts/ の値が用いられます。 .It Ar font8x8 (文字列) .Ar NO にセットすると、スクリーンサイズの要求に対しデフォルトの 8x8 フォント値が 用いられます。それ以外の場合は .Pa /usr/share/syscons/fonts/ の値が用いられます。 .It Ar blanktime (整数) .Ar NO にセットすると、デフォルトのスクリーンブランク時間間隔が用いられます。 それ以外の場合は .Ar value 秒にセットされます。 .It Ar saver (文字列) .Ar NO 以外にセットすると、これが実際に使用する スクリーンセーバ (ブランク, 蛇, デーモンなど) となります。 .It Ar moused_enable (文字列) .Ar YES にセットすると、コンソール上でのカット/ペーストセレクション用に .Xr moused 8 デーモンが起動されます。 .It Ar moused_type (文字列) 利用したいマウスのプロトコルのタイプ。 .Ar moused_enable が .Ar YES の場合、この変数は必ず設定しなければなりません。 多くの場合、 .Xr moused 8 デーモンは適切なマウスタイプを自動的に検出することができます。 デーモンにマウスを検出させるには、この変数を .Ar auto にセットします。 自動検出が失敗する場合、以下のリストから 1 つを選びます。 +.Pp +マウスが PS/2 マウスポートに接続されている場合、 +.Ar auto +か +.Ar ps/2 +を常に指定する必要があります。マウスのブランドやモデルには無関係です。 +同様に、マウスがバスマウスポートに接続されている場合、 +.Ar auto +か +.Ar busmouse +を選択してください。 +他のプロトコルはシリアルマウス用であり、 +PS/2 マウスおよびバスマウスでは動作しません。 .Bd -literal -microsoft Microsoft マウス -intellimouse Microsoft IntelliMouse -mousesystems Mouse system 社製のマウス -mmseries MM シリーズのマウス -logitech Logitech 製のマウス +microsoft Microsoft マウス (シリアル) +intellimouse Microsoft IntelliMouse (シリアル) +mousesystems Mouse system 社製のマウス (シリアル) +mmseries MM シリーズのマウス (シリアル) +logitech Logitech 製のマウス (シリアル) busmouse バスマウス -mouseman Logitech の MouseMan および TrackMan -glidepoint ALPS 製の GlidePoint -thinkingmouse Kensignton 製の ThinkingMouse +mouseman Logitech の MouseMan および TrackMan (シリアル) +glidepoint ALPS 製の GlidePoint (シリアル) +thinkingmouse Kensignton 製の ThinkingMouse (シリアル) ps/2 PS/2 マウス -mmhittab MM の HitTablet -x10mouseremote X10 MouseRemote +mmhittab MM の HitTablet (シリアル) +x10mouseremote X10 MouseRemote (シリアル) +versapad Interlink VersaPad (シリアル) .Ed お使いのマウスが上記のリストにない場合でも、 リスト中のいずれかと互換性があるかも知れません。 互換性に関する情報については .Xr moused 8 のマニュアルページを参照してください。 .Pp また、 この変数が有効であるときは、(Xサーバのような) 他の全てのマウスクライアントは 仮想マウスデバイス .Pa /dev/sysmouse を通してマウスにアクセスし、 それを sysmouse タイプのマウスとして構成すべきであると いうことにも注意すべきです。これは、 .Xr moused 8 使用時は、全てのマウスデータがこの単一の標準フォーマットに変換されるためです。 クライアントプログラムが sysmouse タイプを サポートしないなら次に望ましいタイプとして mousesystems を指定してください。 .It Ar moused_port (文字列) .Ar moused_enable が .Ar YES の場合、これはマウスが接続されている実際のポートになります。 たとえば、COM1 シリアルマウスに対しては .Pa /dev/cuaa0 、PS/2 マウスに対しては .Pa /dev/psm0 、バスマウスに対しては .Pa /dev/mse0 となります。 .It Ar moused_flags (文字列) .Ar moused_type がセットされている場合、これらは .Xr moused 8 デーモンに渡す追加のフラグとなります。 .It Ar cron_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr cron 8 デーモンを起動します。 .It Ar lpd_program (文字列) .Xr lpd 8 のパス (デフォルトは .Pa /usr/sbin/lpd です)。 .It Ar lpd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr lpd 8 デーモンを起動します。 .It Ar lpd_flags (文字列) .Ar lpd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr lpd 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar sendmail_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr sendmail 8 デーモンを起動します。 .It Ar sendmail_flags (文字列) .Ar sendmail_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr sendmail 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar savecore_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、クラッシュ後システムが復旧するとき、デバッグ用にカーネル のクラッシュダンプを保存します。クラッシュイメージは通常 .Pa /var/crash ディレクトリに格納されます。 .It Ar dumpdev (文字列) .Ar NO にセットしないと、カーネルクラッシュダンプ出力先を .Em value で指定したスワップデバイスに向けます。 .It Ar check_quotas (ブール値) .Xr quotacheck 8 コマンドによってユーザディスクのクォータチェックを有効にしたいなら、 .Ar YES にセットします。 .It Ar accounting_enable (ブール値) .Xr accton 8 ファシリティでシステムアカウンティングを有効にしたいなら .Ar YES にセットします。 .It Ar ibcs2_enable (ブール値) システム初期ブート時に iBCS2 (SCO) バイナリエミュレーションを有効にしたいなら .Ar YES にセットします。 .It Ar linux_enable (ブール値) システムブート時に Linux/ELF バイナリエミュレーションを有効にしたいなら .Ar YES にセットします。 .It Ar rand_irqs (文字列) 乱数生成用に監視する IRQ のリストをセットします ( .Xr rndcontrol 8 のマニュアル参照)。 .It Ar clear_tmp_enable (ブール値) 起動時に .Pa /tmp 下を消去したいなら .Ar YES をセットします。 .It Ar ldconfig_paths (文字列) .Xr ldconfig 8 で使用する共有ライブラリのパスのリストをセットします。注意: .Pa /usr/lib は常に先頭に追加されるので、このリストに指定する必要はありません。 .It Ar kern_securelevel_enable (ブール値) カーネルのセキュリティレベルをシステムスタートアップ時に設定したい場合に、 .Ar YES にセットします。 .It Ar kern_securelevel (整数) スタートアップ時にセットされるカーネルセキュリティレベルです。 .Ar 値 として許される範囲は -1 (コンパイル時のデフォルト) から 3 (最も安全) です。 利用可能なセキュリティレベルとシステム操作への影響については、 .Xr init 8 を参照してください。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/defaults/rc.conf -compact .It Pa /etc/defaults/rc.conf .El .Pp .Bl -tag -width /etc/rc.conf -compact .It Pa /etc/rc.conf .El .Pp .Bl -tag -width /etc/rc.conf.local -compact .It Pa /etc/rc.conf.local .El .Sh 関連項目 .Xr gdb 1 , .Xr info 1 , .Xr exports 5 , .Xr motd 5 , .Xr accton 8 , .Xr amd 8 , .Xr apm 8 , .Xr atm 8 , .Xr cron 8 , .Xr gated 8 , .Xr ifconfig 8 , .Xr inetd 8 , .Xr lpd 8 , .Xr moused 8 , .Xr mrouted 8 , .Xr named 8 , .Xr nfsd 8 , .Xr nfsiod 8 , .Xr ntpdate 8 , .Xr pcnfsd 8 , .Xr portmap 8 , .Xr quotacheck 8 , .Xr rc 8 , .Xr rndcontrol 8 , .Xr route 8 , .Xr routed 8 , .Xr rpc.lockd 8 , .Xr rpc.statd 8 , .Xr rwhod 8 , .Xr sendmail 8 , .Xr sysctl 8 , .Xr syslogd 8 , .Xr swapon 8 , .Xr tickadj 8 , .Xr timed 8 , .Xr vnconfig 8 , .Xr xntpd 8 , .Xr xtend 8 , .Xr ypbind 8 , .Xr ypserv 8 , .Xr ypset 8 .Sh 歴史 .Nm ファイルは .Fx 2.2.2 で登場しました。 .Sh 作者 .An Jordan K. Hubbard . diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man7/Makefile b/ja_JP.eucJP/man/man7/Makefile index 528c28509a..9d52be0fac 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man7/Makefile +++ b/ja_JP.eucJP/man/man7/Makefile @@ -1,28 +1,30 @@ MAN7 = ascii.7\ clocks.7\ environ.7\ groff_char.7\ groff_me.7\ groff_mm.7\ groff_mmse.7\ groff_ms.7\ + groff_msafer.7\ hier.7\ hostname.7\ intro.7\ mailaddr.7\ man.7\ mdoc.7\ mdoc.samples.7\ operator.7\ ports.7\ re_format.7\ security.7\ symlink.7 MLINKS= groff_me.7 me.7 MLINKS+=groff_mm.7 mm.7 MLINKS+=groff_mmse.7 mmse.7 MLINKS+=groff_ms.7 ms.7 +MLINKS+=groff_msafer.7 msafer.7 MLINKS+=intro.7 miscellaneous.7 .include "bsd.prog.mk" diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man7/environ.7 b/ja_JP.eucJP/man/man7/environ.7 index 7ac32e0b1a..ddf01da711 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man7/environ.7 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man7/environ.7 @@ -1,196 +1,207 @@ .\" Copyright (c) 1983, 1990, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)environ.7 8.3 (Berkeley) 4/19/94 -.\" %Id: environ.7,v 1.10.2.1 1999/04/29 09:33:39 jkoshy Exp % +.\" %Id: environ.7,v 1.10.2.2 1999/08/18 19:55:04 mpp Exp % .\" .\" jpman %Id: environ.7,v 1.4 1999/01/21 17:56:13 kuma Stab % .Dd April 19, 1994 .Dt ENVIRON 7 .Os BSD 4.2 .Sh 名称 .Nm environ .Nd ユーザ環境 .Sh 書式 .Ar extern char **environ ; .Sh 解説 .Ar 環境 と呼ばれる文字列の配列は、 プロセス開始時に .Xr execve 2 を呼び出すことによって利用可能になります。 習慣によって、これらの文字列は .Dq Ar name=value という形を取ります。 以下の名前は多くのコマンドによって利用されます: .Bl -tag -width BLOCKSIZE .It Ev BLOCKSIZE いくつかのコマンド (最もよく知られている物としては .Xr df 1 , .Xr du 1 , .Xr ls 1 ) で用いられるブロック単位のサイズ。 .Ev BLOCKSIZE には、数字を指定することによってバイト単位の値を、 数字の後に ``K'' か ``k'' を指定することによってキロバイト単位の値を、 数字の後に ``M'' か ``m'' を指定することによってメガバイト単位の値を、 数字の後に ``G'' か ``g'' を指定することによってギガバイト単位の値を、 指定することができます。 512 バイトより小さい値や 1 ギガバイトより大きい値を指定しても無視されます。 +.It Ev EDITOR +デフォルトのエディタの名前。 .It Ev EXINIT .Xr ex 1 , .Xr vi 1 が参照する、スタートアップ時のコマンドリスト。 .It Ev HOME .Xr login 1 によって、パスワードファイル .Xr passwd 5 を元にセットされるユーザのログインディレクトリ。 .It Ev LANG .Xr setlocale 3 を使用する全てのプログラムを、この変数に指定されたロケールを使うように 設定します。 .It Ev MAIL ユーザのメールボックスの場所です。 .Xr mail 1 , .Xr sh 1 , その他多くのメールクライアントが、デフォルトの /var/mail の 代わりに用います。 +.It Ev PAGER +デフォルトのページャプログラム。 +.Xr mail 1 , +.Xr man 1 , +.Xr ftp 1 +などが、使用中のディスプレイよりも長い情報を表示するときに、 +この変数で指定されたプログラムを使用します。 .It Ev PATH コロンで区切られたディレクトリの列です。 .Xr csh 1 , .Xr sh 1 , .Xr system 3 , .Xr execvp 3 などが、実行ファイルを探すときに検索します。 .Ev PATH の初期値は、 .Xr login 1 によって、``/usr/bin:/bin'' にセットされます。 .It Ev PRINTER .Xr lpr 1 , .Xr lpq 1 , .Xr lprm 1 によって用いられるデフォルトのプリンタの名前。 +.It Ev PWD +カレントディレクトリのパス名。 .It Ev SHELL ユーザのログインシェルのフルパス名。 .It Ev TERM 出力を準備する必要のある端末の種類。 この情報は .Xr nroff 1 や .Xr plot 1 などの、端末の特殊な機能を駆使するコマンドによって用いられます。 端末タイプのリストは、 .Pa /usr/share/misc/termcap .Pq Xr termcap 5 を参照してください。 .It Ev TERMCAP .Ev TERM で指定した端末の機能を記述する文字列、あるいは、文字列が `/' で 始まる場合、termcap ファイルの名前。 下記の .Ev TERMPATH , .Xr termcap 5 を参照してください。 .It Ev TERMPATH コロンあるいはスペースで区切られた、termcap のパス名の列で、 端末の機能記述を知るために、列挙された順番で検索されます。 .Ev TERMPATH を指定していない場合は、 .Ev TERMPATH を .Dq Pa $HOME/.termcap:/etc/termcap に指定している時と同じ結果になります。 .Ev TERMCAP がフルパス名を含んでいる場合は、 .Ev TERMPATH は無視されます。 .It Ev TMPDIR テンポラリファイルを置くための場所。ほとんどのアプリケーションは .Dq /tmp か .Dq /var/tmp を用います。この変数を指定すれば、他のディレクトリを使うようになるでしょう。 .It Ev TZ 日付を表示する時に使われるタイムゾーン。 通常のフォーマットは、 .Dq Pa /usr/share/zoneinfo からの相対パス名です。 例えば、コマンド .Dq env TZ=America/Los_Angeles date は、カリフォルニアの現在時刻を表示します。 より詳しい情報は、 .Xr tzset 3 を参照してください。 .It Ev USER ユーザのログイン名。 .El .Pp これ以外の名前も、 .Xr sh 1 においては .Xr export コマンドと .Ar name=value 引数によって、 .Xr csh 1 を使用している時には .Xr setenv コマンドによって環境に付け加えることができます。 .Pa .profile ファイルでしばしばエキスポートされる、 .Ev MAIL , .Ev PS1 , .Ev PS2 , .Ev IFS などのいくつかの .Xr sh 1 の変数を変更するのは、自分が何をしているのか十分に理解していない場合には 賢明ではありません。 .Sh 関連項目 .Xr cd 1 , .Xr csh 1 , .Xr ex 1 , .Xr login 1 , .Xr sh 1 , .Xr execve 2 , .Xr execle 3 , .Xr setlocale 3 , .Xr system 3 , .Xr termcap 3 , .Xr termcap 5 .Sh 歴史 .Nm environ マニュアルページは .Bx 4.2 から登場しました。 .\"ZZZ: 3.0-RELEASE compliant by N. Kumagai 99-1-21 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man7/groff_msafer.7 b/ja_JP.eucJP/man/man7/groff_msafer.7 new file mode 100644 index 0000000000..e068dbfe08 --- /dev/null +++ b/ja_JP.eucJP/man/man7/groff_msafer.7 @@ -0,0 +1,58 @@ +.ig \"-*- nroff -*- +Copyright (C) 1989-1995 Free Software Foundation, Inc. + +Permission is granted to make and distribute verbatim copies of +this manual provided the copyright notice and this permission notice +are preserved on all copies. + +Permission is granted to copy and distribute modified versions of this +manual under the conditions for verbatim copying, provided that the +entire resulting derived work is distributed under the terms of a +permission notice identical to this one. + +Permission is granted to copy and distribute translations of this +manual into another language, under the above conditions for modified +versions, except that this permission notice may be included in +translations approved by the Free Software Foundation instead of in +the original English. +.. +.\" Original Revision: +.\" jpman %Id: groff_msafer.7,v 1.3 1999/08/27 02:06:47 yt-kage Stab % +.TH MSAFER 7 "7 September 1996" "Groff Version 1.11" +.SH 名称 +msafer \- groff -msafer マクロ +.SH 書式 +.B groff +.B \-msafer +[ +.IR options .\|.\|. +] +[ +.IR files .\|.\|. +] +.SH 解説 +マクロ -msafer は、リクエスト +.BR open , +.BR opena , +.BR pso , +.BR sy , +.B pi +を除去します。 +信頼できない入手元からのソースを処理するときには、 +本マクロを使用すべきです。 +安全性を最大限に高めるには、 +本マクロは、コマンドオプションにおける最初の -m オプションであるべきです。 +通常、本マクロは groff の +.B \-S +オプションを使用して起動されます。 +本オプションは、 +.B pic +に対しても +.B \-S +フラグを渡します。 +.SH 関連ファイル +.B /usr/share/tmac/tmac.safer +.SH 関連項目 +.BR groff (1), +.BR troff (1), +.BR pic (1) diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man7/hier.7 b/ja_JP.eucJP/man/man7/hier.7 index b835382bbf..c7ac800284 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man7/hier.7 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man7/hier.7 @@ -1,616 +1,616 @@ .\" Copyright (c) 1990, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)hier.7 8.1 (Berkeley) 6/5/93 -.\" %Id: hier.7,v 1.16.2.1 1999/02/18 00:58:20 jkh Exp % +.\" %Id: hier.7,v 1.16.2.2 1999/08/21 04:46:23 chris Exp % .\" .\" jpman %Id: hier.7,v 1.3 1999/01/04 08:08:08 kuma Stab % .Dd June 5, 1993 .Dt HIER 7 .Os .Sh 名称 .Nm hier .Nd ファイルシステムのレイアウト .Sh 解説 ファイルシステムの階層構成についての概略です。 .Bl -tag -width "/stand/" .It Li / ファイルシステムのルートディレクトリ。 .It Li /bin/ ユーザ用ユーティリティの基本的なもの。 シングルユーザ環境、マルチユーザ環境どちらでも使用する。 .It Li /dev/ ブロックデバイスおよびキャラクタデバイスファイル。 .Pp .Bl -tag -width MAKEDEV -compact .It Li MAKEDEV デバイスファイル作成用スクリプト。 .Xr MAKEDEV 8 参照。 .It Li fd/ ファイル記述子ファイル。 .Xr \&fd 4 参照。 .El .It Li /etc/ システムの設定ファイル、およびスクリプト。 .Pp .Bl -tag -width "disklabels/" -compact .It Li gnats/ gnats 設定ファイル。 .Xr send-pr 1 参照。 .It Li kerberosIV/ kerberos バージョン IV の設定ファイル。 .Xr kerberos 1 参照。 .It Li localtime ローカルタイムゾーン情報。 .Xr ctime 3 参照。 .It Li mtree/ mtree 設定ファイル。 .Xr mtree 8 参照。 .It Li namedb/ named 設定ファイル。 .Xr named 8 参照。 .It Li ppp/ .Xr ppp 8 ppp 設定ファイル。 .Xr ppp 8 参照。 .It Li skel/ 新しいアカウントのための \&. (ドット) ファイルのローカルの例。 .Xr adduser 8 参照。 .It Li uucp/ uucp 設定ファイル。 .Xr uucp 1 参照。 .El .It Li /kernel カーネルの pure な実行可能ファイル (ブート時にメモリに読み込まれる オペレーティングシステム)。 .It Li /modules/ ロード可能なカーネルモジュール。 .Xr kldstat 8 参照。 .It Li /mnt/ 通常、システム管理者が一時的なマウントポイントとして使用する 空のディレクトリ。 .It Li /proc/ プロセスファイルシステム。 .Xr procfs 5 , .Xr mount_procfs 8 参照。 .It Li /root root のホームディレクトリ。 .It Li /sbin/ システムプログラム、および基本的な管理者用ユーティリティ。 シングルユーザ環境、マルチユーザ環境どちらでも使用する。 .It Li /stand/ スタンドアロン環境で使用されるプログラム。 .It Li /tmp/ テンポラリファイル。通常は .Xr mfs 8 メモリファイルシステム (通常、/tmp の内容はシステムを再起動した際には 保存されない)。 .It Li /usr/ ユーザ用ユーティリティ、およびアプリケーションの大部分を含む。 .Pp .Bl -tag -width "libdata/" -compact .It Li bin/ 一般的なユーティリティ、プログラミングツール、アプリケーション。 .It Li games/ 有用でちょっとふざけたプログラム。 .It Li include/ 標準 C 言語インクルードファイル。 .Pp .Bl -tag -width "kerberosIV/" -compact .It Li arpa/ インターネットサービスプロトコルのための C 言語インクルードファイル。 .It Li g++/ GNU C++ 言語インクルードファイル。 .Bl -tag -width "kerberosIV/" -compact .It Li std/ GNU C++ 言語 libstdc++ インクルードファイル。 .El .It Li isofs/ .Bl -tag -width "kerberosIV/" -compact .It Li cd9660/ iso9660 形式ファイルシステム。 .El .It Li kerberosIV/ kerberos 認証パッケージ用 C 言語インクルードファイル。 .Xr kerberos 1 参照。 .It Li machine/ マシン固有機能の C 言語インクルードファイル。 .It Li msdosfs/ MS-DOS ファイルシステム。 .It Li net/ その他のネットワーク機能用 C 言語インクルードファイル。 .\" .It Li netimp/ .\" IMP プロトコル用 C 言語インクルードファイル .\" ( .\" .Xr imp 4 .\" 参照) .It Li netatalk/ Appletalk プロトコル。 .It Li netinet/ インターネット標準プロトコル用 C 言語インクルードファイル。 .Xr inet 4 参照。 .\" .It Li netiso/ .\" ISO 標準プロトコル用 C 言語インクルードファイル .\" ( .\" .Xr iso 4 .\" 参照) .\" .It Li netns/ .\" XNS 標準プロトコル用 C 言語インクルードファイル .\" ( .\" .Xr \&ns 4 .\" 参照) .It Li netipx/ IPX/SPX プロトコルスタック。 .It Li netkey/ カーネルの鍵管理サービス。 .It Li netns/ Xerox 社の NS プロトコル。 .It Li nfs/ NFS (Network File System) 用 C 言語インクルードファイル。 .It Li objc/ ??? .It Li pccard/ PC-CARD コントローラ。 .It Li protocols/ Berkeley サービスプロトコル用 C 言語インクルードファイル。 .It Li readline/ ユーザからの一行入力機能(編集機能付き)。 .Xr readline 3 参照。 .It Li rpc/ リモート手続き呼び出し。 .Xr rpc 3 参照。 .It Li rpcsvc/ ??? .It Li ss/ libss ??? .It Li sys/ システム用 C 言語インクルードファイル (カーネルデータ構造)。 .It Li tcl/ Tcl 言語。 .Xr Tcl n 参照。 .Bl -tag -width "kerberosIV/" -compact .It Li generic/ ??? .It Li unix/ ??? .El .It Li ufs/ UFS (U-word File System) 用 C 言語インクルードファイル。 .Bl -tag -width "kerberosIV/" -compact .It Li ffs/ Fast filesystem。 .It Li lfs/ ログファイルシステム。 .Xr mount_lfs 8 参照。 .It Li mfs/ メモリファイルシステム。 .Xr mount_mfs 8 参照。 .It Li ufs/ UFS ファイルシステム。 .El .It Li vm/ 仮想記憶。 .Xr vmstat 8 参照。 .El .Pp .It Li lib/ アーカイブライブラリ。 .Bl -tag -width Fl -compact .It Li compat/ 互換性維持用の共有ライブラリ。 .El .Pp .It Li libdata/ その他のユーティリティデータファイル。 .Bl -tag -width Fl -compact .It Li gcc/ ??? .It Li lint/ さまざまな lint 用ライブラリ(事前に構築されている)。 .Xr lint 1 参照。 .It Li stallion/ ダウンロードファームウェアのイメージが保持されている。 .It Li tcl ???; .Xr Tcl n 参照。 .El .Pp .It Li libexec/ システムデーモンおよびシステムユーティリティ。 (他のプログラムから実行されるもの)。 .Bl -tag -width Fl -compact .It Li lpr/ ??? .Xr lpr 1 参照。 .It Li sm.bin/ sendmail 用制限付きシェル。 .Xr smrsh 8 参照。 .It Li uucp/ uucp ユーティリティ。 .Xr uucp 1 参照。 .El .Pp .It Li local/ ローカルの実行可能ファイル、ライブラリなど。 .br .Tn FreeBSD ports フレームワークのデフォルトのインストール先としても使用されます。 local/以下では、 .Xr hier 7 で /usr に関して 記述された一般的な配置が使用されます。例外として、man ディレクトリは local/share/ の下ではなく、local/ の直下に存在します。ports のドキュメントは share/doc// に置かれます。 .It Li mdec/ ブートプログラム。 .Xr disklabel 8 参照。 .It Li obj/ アーキテクチャ依存のターゲットツリー。 /usr/src ツリーを構築することで作成される。 .It Li ports/ .Tn FreeBSD ports コレクション (オプション扱い)。 .It Li sbin/ (ユーザによって実行される) システムデーモン、およびシステムユーティリティ。 .It Li share/ アーキテクチャに依存しないファイル。 .Pp .Bl -tag -width "calendar/" -compact .It Li calendar/ 事前に組み立てられた calendar ファイルいろいろ。 .Xr calendar 1 参照。 .It Li dict/ 単語リスト。 .Xr look 1 参照。 .Pp .Bl -tag -width Fl -compact .It Li words 一般の単語 .It Li web2 Webster's 2nd International からの単語 .It Li papers/ リファレンスデータベース。 .Xr refer 1 参照。 .It Li special/ 特殊な語のリスト。 .Xr spell 1 参照。 .El .Pp .It Li doc/ その他の文書。 ( .Tn USENIX association から入手できる) .Bx マニュアルのほとんどのソース。 .Bl -tag -width Fl -compact .It Li FAQ/ しばしば行なわれる質問とその答え (Frequently Asked Questions)。 .It Li handbook/ .Tn FreeBSD ハンドブック .It Li papers/ UNIX 関連の論文 .It Li psd/ UNIX プログラマ用補助文書 .It Li smm/ UNIX システム管理者用マニュアル .It Li usd/ UNIX ユーザ用補助文書 .El .Pp .It Li examples/ 一般ユーザやプログラマ向けのさまざまな用例。 .It Li games/ 各種のゲームで使用される ascii テキストファイル。 .It Li groff_font/ デバイス名ごとに用意されたデバイス記述ファイル。 .It Li info/ GNU Info ハイパーテキストシステム。 .It Li isdn/ ISDN。 .It Li libg++/ libg++ genclass のプロトタイプ/テンプレートクラスファイル。 .It Li locale/ 国際化機能関係のファイル。 .Xr setlocale 3 参照。 .It Li man/ マニュアルページ。 .It Li me/ me マクロパッケージで使用するマクロ。 .It Li misc/ その他システム全体の ascii テキストファイル。 .Bl -tag -width Fl -compact .It Li fonts/ ??? .It Li pcvtfonts/ ???; .Xr pcvt 4 参照。 .It Li pkg_manage/ パッケージマネージャのヘルプファイル。 .Xr pkg_manage 参照。 .It Li termcap 端末の特性を記述するデータベース。 .Xr termcap 5 参照。 .El .It Li mk/ make 用テンプレート。 .Xr make 1 参照。 .It Li ms/ ms マクロパッケージで使用するマクロ。 .It Li nls/ 各国語サポート(National Lanuguage Support)ファイル。 .Xr mklocale 1 参照。 .It Li perl/ perl ライブラリファイル。 .Xr perl 1 参照。 .It Li sgml/ SGML ツールファイル。 .Xr instant 1 参照。 .It Li skel/ 新しいアカウントのための . (ドット) ファイルの例。 .It Li tabset/ 各種端末用タブ記述ファイル。termcap ファイルの中で使用される。 .Xr termcap 5 参照。 .It Li tmac/ テキスト処理マクロ。 .Xr nroff 1 および .Xr troff 1 参照。 .It Li zoneinfo/ タイムゾーン設定情報。 .Xr tzfile 5 参照。 .El .It Li src/ BSD と local のソースファイル。 .Pp .Bl -tag -width "kerberosIV/" -compact .It Li bin/ /bin 内のファイルのソース。 .It Li contrib/ 寄贈されたソフトウェアのファイルのソース。 .It Li eBones/ Kerberos と DES。 .It Li etc/ /etc 内のファイルのソース。 .It Li games/ /usr/games 内のファイルのソース。 .It Li gnu/ GNU Public Licence で保護されたユーティリティ。 .It Li include/ /usr/include 内のファイルのソース。 .It Li kerberosIV/ Kerberos version IV のソース。 .It Li lib/ /usr/lib 内のファイルのソース。 .It Li libexec/ /usr/libexec 内のファイルのソース。 .It Li local/ /usr/local 内のファイルのソース。 .It Li release/ .Tn FreeBSD のリリースを生成するために必要なファイル。 .It Li sbin/ /sbin 内のファイルのソース。 .It Li secure/ DES のソース。 .It Li share/ /usr/share 内のファイルのソース。 .It Li sys/ カーネルのソースファイル。 .It Li usr.bin/ /usr/bin 内のファイルのソース。 .It Li usr.sbin/ /usr/sbin 内のファイルのソース。 .El .Pp .It Li X11R6/ X11R6 配布パッケージの実行可能形式ファイル、ライブラリなど (オプション扱い)。 .El .It Li /var/ さまざまな用途のログファイル、一時ファイル、遷移的ファイル、 スプールファイル。 .Pp .Bl -tag -width "preserve/" -compact .It Li account/ システムアカウンティングファイル。 .Pp .Bl -tag -width Fl -compact .It Li acct 実行アカウントファイル。 .Xr acct 5 参照。 .El .Pp .It Li at/ 指定した時間に動くコマンドのスケジュールファイル。 .Xr \&at 1 参照。 .Bl -tag -width "preserve/" -compact .It Li jobs ジョブファイルを含むディレクトリ。 .It Li spool 出力スプールファイルを含むディレクトリ。 .El .Pp .It Li backups/ さまざまなバックアップファイル。 .It Li crash/ ???; .Xr crash 8 参照。 .It Li cron/ .Bl -tag -width "preserve/" -compact .It Li log cron のログファイル。 .Xr cron 8 参照。 .It Li tabs crontab ファイル。 .Xr crontab 5 参照。 .El .Pp .It Li db/ システム固有のさまざまなデータベースファイル。自動生成される。 .It Li games/ さまざまなゲームのステータスおよびログファイル。 .\" .It Li games/ .\" ゲームスコアのファイル。 .It Li log/ さまざまなシステムログファイル。 .Pp .Bl -tag -width Fl -compact .It Li wtmp login/logout ログ。 .Xr wtmp 5 参照。 .El .Pp .It Li mail/ ユーザのメールボックスファイル。 .It Li preserve/ エディタの不慮の死の際に保存されるファイルを一時的に安置するディレクトリ。 .Xr \&ex 1 参照。 .It Li msgs/ システムメッセージのデータベース。 .Xr msgs 1 参照。 .It Li quotas/ ファイルシステムのクォータ情報のファイル。 .It Li run/ ブートされてからのシステムについての各種情報を記述した システム情報ファイル。 .Pp .Bl -tag -width Fl -compact .It Li utmp 現在のユーザについてのデータベース。 .Xr utmp 5 参照。 .El .Pp .It Li rwho/ rwho データファイル。 .Xr rwhod 8 , .Xr rwho 1 , .Xr ruptime 1 参照。 .It Li spool/ さまざまなプリンタ、メールシステムのスプールディレクトリ。 .Pp .Bl -tag -width Fl -compact .It Li ftp/ 一般に ~ftp となる部分。anonymous ftp のルートディレクトリ。 .It Li mqueue/ 配送されていないメールのキュー。 .Xr sendmail 8 参照。 .It Li output/ ラインプリンタ用スプールディレクトリ。 .It Li secretmail/ 機密メール用スプールディレクトリ。 .Xr xget 1 参照。 .It Li uucp/ uucp スプールディレクトリ。 .It Li uucppublic/ 一般に ~uucp となる部分。共用 uucp テンポラリディレクトリ。 .El .Pp .It Li tmp/ システムがリブートするまでの間保持されるテンポラリファイル。 .Bl -tag -width Fl -compact .It Li vi.recover vi のリカバリファイルを格納しておくディレクトリ。 .El .It Li yp NIS マップ。 .El .El .Sh 関連項目 .Xr apropos 1 , .Xr find 1 , .Xr finger 1 , .Xr grep 1 , .Xr ls 1 , .Xr whatis 1 , .Xr whereis 1 , .Xr which 1 , .Xr fsck 8 .Sh 歴史 .Nm hier マニュアルページは .At v7 で登場しました。 .\"ZZZ: 3.0-RELEASE compliant by N. Kumagai 98-12-26 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man7/ports.7 b/ja_JP.eucJP/man/man7/ports.7 index 1cc0c74c66..5168cd75e9 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man7/ports.7 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man7/ports.7 @@ -1,344 +1,344 @@ .\" .\" Copyright (c) 1997 David E. O'Brien .\" .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE DEVELOPERS ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. .\" IN NO EVENT SHALL THE DEVELOPERS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, .\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT .\" NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, .\" DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY .\" THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: ports.7,v 1.9.2.5 1999/08/15 13:51:03 mpp Exp % +.\" %Id: ports.7,v 1.9.2.6 1999/08/21 17:25:52 hoek Exp % .\" .\" jpman %Id: ports.7,v 1.3 1999/01/24 06:53:11 horikawa Stab % .Dd January 25, 1998 .Dt PORTS 7 .Os FreeBSD 2.2 .Sh 名称 .Nm ports .Nd 寄贈されたアプリケーション .Sh 解説 .Nm FreeBSD ports コレクション によって、ユーザや管理者は簡単にアプリケーションをインストールする ことができます。 .Em port はそれぞれ、オリジナルのソースコードを BSD 上でコンパイルして実行 させるために必要なパッチのすべてを含んでいます。アプリケーションの コンパイルは、 port のディレクトリで .Ic make build と入力するだけで簡単にできます。 port の .Ql Pa Makefile は、ローカルディスクからもしくは ftp を使って、自動的にアプリケーションの ソースコードを取得 .Pq fetch して、自分のシステムでそれを展開して、 パッチを当て、コンパイルします。すべてが順調に進んだ場合、 .Ic make install を実行することにより、アプリケーションがインストールされます。 .Pp インストールされたシステムよりも新しい ports を、 FreeBSD リポジトリからダウンロードして使用できます。 ただし、最初に適切な「アップグレードキット」を http://www.FreeBSD.org/ports/ から取得してインストールすることが重要です! 新しい ports をダウンロードするときには、 .Xr portcheckout 1 スクリプト (もちろんこれも port です!) が役立つでしょう。 .Pp port の利用に関してさらに情報が必要ならば、 .Nm ports コレクション (The Ports Collection) (原文: file:/usr/share/doc/handbook/ports.html または、 http://www.FreeBSD.org/handbook/ports.html。 和文: file:/usr/share/doc/ja/handbook/ports.html または、 http://www.FreeBSD.org/ja/handbook/ports.html) ) に目を通して下さい。 port を新規に作成するための情報については、 .Nm 自分で port を作る (Porting applications) (原文: file:/usr/share/doc/handbook/porting.html または、 http://www.FreeBSD.org/handbook/porting.html、 和文: file:/usr/share/doc/ja/handbook/porting.html または http://www.FreeBSD.org/ja/handbook/porting.html) に目を通して下さい。 どちらも FreeBSD ハンドブックの一部です。 .Pp .Sh ターゲット .Pp ターゲットのいくつかは、サブディレクトリを再帰的に make して行きます。 これにより、例えば、biology の port すべてをインストールすることが できます。再帰的に make を行なうターゲットは、 .Ar build , checksum , clean , configure , .Ar depends , extract , fetch , install , .Ar package です。 .Pp 次のターゲットは、それぞれすぐ手前のターゲットによって順に自動的に 実行されます。すなわち、 .Ar build は、 .Pq 必要があれば、 .Ar install によって実行されます。以下のターゲットそれぞれについて、同様のルールが .Ar fetch まで順次適用されます。 通常は、ターゲットとして、 .Ar install を指定するだけでよいはずです。 .Bl -tag -width configure .It Ar fetch MASTER_SITES と PATCH_SITES でリストされたサイトから、 この port を構築するために必要なファイルすべてを取得 .Pq fetch します。 .Ev FETCH_CMD と .Ev MASTER_SITE_OVERRIDE とを参照して下さい。 .It Ar checksum 取得した distfile が port で動作確認されたものと一致するかどうかを検証 します。 .Ev NO_CHECKSUM を定義することで、このステップを飛ばすことができます。 .It Ar depends 現在の port と依存関係にある port をインストール .Pq もしくは、必要がある場合のみコンパイル します。ターゲット .Ar extract もしくは .Ar fetch により呼び出された場合、 .Ar fetch-depends , .Ar build-depends などとしてひとつずつ実行されます。 .Ev NO_DEPENDS を定義することで、このステップを飛ばすことができます。 .It Ar extract distfile を作業用ディレクトリに展開します。 .It Ar patch port に必要なパッチすべてを適用します。 .It Ar configure port を構成 (configure) します。port によっては、この段階で質問して くるものもあります。 .Ev INTERACTIVE と .Ev BATCH を参照して下さい。 .It Ar build port を構築します。これはターゲット .Ar all を呼び出すことと同じです。 .It Ar install port をインストールし、この port をインストールしたことを パッケージシステムに登録します。このターゲットは、実際に必要なこと すべてを行なってくれます。 .El .Pp 次のターゲットは、通常のインストールプロセスでは実行されません。 .Bl -tag -width fetch-list .It Ar fetch-list この port を構築するために取得が必要なファイルのリストを表示します。 -.It Ar depends-list package-depends +.It Ar pretty-print-run-depends-list pretty-print-build-depends-list コンパイル依存 port リストと実行依存 port リストを表示します。 また、これらの依存 port リストが依存する port についても表示します。 .It Ar clean 展開されたソースコードを削除します。 .Ev NOCLEANDEPENDS を定義しておかない限り、削除は依存関係にある port に再帰的に適用されます。 .It Ar distclean その port の distfile を削除し、 .Ar clean を実行します。 .Ev NOCLEANDEPENDS を定義しておかない限り、 .Sq clean の部分は依存関係にある port に再帰的に適用されます。しかし、 .Sq distclean の部分は決して再帰的に適用されません .Pq この挙動はひょっとするとバグかもしれません 。 .It Ar reinstall .Ar deinstall を使用すべきところでうっかり .Xr pkg_delete 1 を使ってしまった場合、このターゲットを使って port を復活させて下さい。 .It Ar deinstall .Xr pkg_delete 1 と同様に、インストールした port をシステムから削除します。 .It Ar package この port のバイナリパッケージを作成します。まだインストールされて いなかった場合、その port をインストールします。 パッケージは\ .tgz ファイルであり、その port を他のマシンに .Xr pkg_add 1 を使ってインストールする際に使用することができます。 .Ev PACKAGES で指定されたディレクトリが存在しなければ、パッケージはカレントディレクトリに 置かれます。 .Ev PKGREPOSITORY と .Ev PKGFILE とを参照して下さい。 .It Ar readmes その port の .Pa README.html ファイルを生成します。 これは、あなたのシステム上の全 port をウェブでブラウズできるようにするために、 .Pa /usr/ports から使用可能です。 .Sh 環境変数 これら環境変数のすべてを変更することができます。 .Bl -tag -width MASTER_SITES .It Ev PORTSDIR port ツリーの場所を指定します。これは FreeBSD と OpenBSD では .Pa /usr/ports で、 .\"ZZZ: .Nx NetBSD では .\" .Fx .\" .Ox , .Pa /usr/pkgsrc です。 .It Ev WRKDIRPREFIX 一時ファイルを作成する場所です。 .Ev PORTSDIR が読み込み専用の場合 (おそらく cdrom をマウントした場合) 有用です。 .It Ev DISTDIR distfile を探す場所であり、取得した distfile を置く場所です。通常は .Ev PORTSDIR の下の .Pa distfiles/ です。 .It Ev PACKAGES ターゲット .Ar package でのみ使用されます。 パッケージツリーのベースディレクトリです。通常は、 .Ev PORTSDIR の下の .Pa packages/ です。 このディレクトリが存在する場合、パッケージツリーが (部分的に) 構築されます。 このディレクトリは存在する必要はありません。存在しない場合、パッケージは カレントディレクトリに置かれます。もしくは、以下のいずれか一方を定義 することができます。 .Bl -tag -width PKGREPOSITORY .It Ev PKGREPOSITORY パッケージを置くディレクトリ。 .It Ev PKGFILE そのパッケージのフルパス。 .El .It Ev PREFIX 一般に、成果物をどこにインストールするかを指定します .Po 通常は .Pa /usr/local か、 .Pa /usr/X11R6 です .Pc 。 .It Ev MASTER_SITES ローカルマシンに配布ファイルが存在しない場合、最初に取得しに行くサイトです。 .It Ev PATCH_SITES ローカルマシンにパッチファイルが存在しない場合、最初に取得しに行くサイトです。 .It Ev MASTER_SITE_FREEBSD これが設定されている場合、すべてのファイルを FreeBSD のマスタサイトに 取りに行きます。 .It Ev MASTER_SITE_OVERRIDE すべてのファイルとパッチについて、まずこのサイトに行って取得を試みます。 .It Ev NOCLEANDEPENDS これが定義されている場合、依存関係にある port に対して .Sq clean を再帰的に適用しません。 .It Ev FETCH_CMD ファイルを取得する際に使用するコマンドです。通常は .Xr fetch 1 です。 .It Ev FORCE_PKG_REGISTER これが設定されている場合、既にシステムに存在するパッケージ登録情報を 上書きします。 .It Ev MOTIFLIB libXm.{a,so} の位置を指定します。 .It Ev INTERACTIVE これが設定されている場合、ユーザ入力が必要な port にのみ動作します。 .It Ev BATCH これが設定されている場合、100% 自動的にインストールできる port にのみ 動作します。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/ports/xxxx -compact .It Pa /usr/ports デフォルトの port ディレクトリ (FreeBSD と OpenBSD)。 .It Pa /usr/pkgsrc デフォルトの port ディレクトリ (NetBSD)。 .It Pa /usr/ports/Mk/bsd.port.mk .\"kuma: big Kahuna というのはモアイのような巨大石のものらしい。 .\"kuma: だれか教えて?! ご本尊様であらしゃいます。 .Sh 関連項目 .Xr make 1 , .Xr pkg_add 1 , .Xr pkg_create 1 , .Xr pkg_delete 1 , .Xr pkg_info 1 , .Pp 次に示すものは ports コレクションの一部です: .Pp .Xr pib 1 , .Xr portcheckout 1 , .Xr portlint 1 .Pp FreeBSD ハンドブック .Pp http://www.FreeBSD.org/ports .Pq port すべてが検索可能なインデックス .Sh 作者 このマニュアルページは、もともとは .An David O'Brien によるものです。 ports コレクションは .An Satoshi Asami と恐るべき port チームによって維持管理されています。 .Sh 歴史 .Nm ports コレクション は、 .Fx 1.0 で登場しました。 その後、 .Nx と .Ox にも広まりました。 .Sh バグ port に関する文書が 4 か所に分散されてしまっています。 .Pa /usr/ports/Mk/bsd.port.mk , ハンドブックの .Dq port コレクション のセクションと、 .Dq 既存のソフトウェアを port にする のセクション、 .Xr ports 7 の 4 つです。 .Pp このマニュアルページは長過ぎです。 .\"ZZZ: 3.0-RELEASE compliant by N. Kumagai, 98-12-26 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man7/security.7 b/ja_JP.eucJP/man/man7/security.7 index 80cd987d20..8e04ead6b1 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man7/security.7 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man7/security.7 @@ -1,668 +1,668 @@ .\" Copyright (c) 1998, Matthew Dillon. Terms and conditions are those of .\" the BSD Copyright as specified in the file "/usr/src/COPYRIGHT" in .\" the source tree. .\" -.\" %Id: security.7,v 1.4.2.1 1999/04/01 02:10:38 ghelmer Exp % +.\" %Id: security.7,v 1.4.2.2 1999/08/18 07:41:03 chris Exp % .\" .\" jpman %Id: security.7,v 1.3 1999/02/11 11:18:48 vanitas Stab % .Dd December 20, 1998 .Dt SECURITY 7 .Os .Sh 名称 .Nm security .Nd FreeBSD におけるセキュリティ入門 .Sh 解説 .Pp セキュリティは、システム管理者とともに始まり、システム管理者と ともに終る機能です。 .Bx システムは昔からすべてマルチユーザに対応しています。セキュリティの仕組みを 組み込んで維持することで、ユーザを .Sq 正直に し続ける仕事は、システム管理者の最も大きな責務の一つでしょう。マシンは、 管理者が設定しただけのセキュリティしか示しません。セキュリティに関する 問題は、むしろ、便利さを求める人間との競合問題です。一般に、 .Ux システムは莫大な数のプロセスを同時に実行させることができ、 それも、サーバとして動作するものが多いのです。つまり、外部の何者かが 接続してきて、サーバプロセスと会話することができるということなのです。 昨日まで使われていたミニコンピュータやメインフレームは、今日では デスクトップコンピュータが取って代わり、しかも、それらはネットワークで結ばれて インターネットと接続されるようになりました。これにより、セキュリティは 昔と比べてはるかに大きな問題となっています。 .Pp セキュリティに関する問題は、いくつかのカテゴリに分類することができます。 .Bl -enum -offset indent .It サービス不能攻撃 .It ユーザアカウントにかかる危険 .It アクセス可能なサーバを経由した root 権限にかかる危険 .It ユーザアカウントを通した root 権限にかかる危険 .El .Pp サービス不能攻撃とは、マシンから必要な資源を奪う行為です。 サービス不能攻撃は、普通は、そのマシンで実行されるサーバや ネットワークスタックを圧倒して、マシンをクラッシュさせたり、 さもなければマシンを使えなくしたりするような力任せの方法です。 サービス不能攻撃のいくつかは、 ネットワークスタックのバグを利用して、パケット一つでマシンを クラッシュさせようとします。後者は、 カーネルにバグ修正を施すことによってのみ修正することができます。 サーバプロセスに対する攻撃は、サーバのオプションを適切に指定して、 不利な状況にあるシステムにおいて、サーバプロセスが引き起こす負荷に限界を設けることで 修正することができます。これらに比べると、ネットワークへの力任せの攻撃への 対応はずっと難しくなります。たとえば、偽造パケットによる攻撃 .Pq spoof-packet attack は、インターネットからシステムを切り離す以外の方法で防ぐことは ほとんど不可能です。 .Pp ユーザアカウントを危険に晒してしまう問題は、サービス不能攻撃よりもずっとよくある 問題です。このご時勢でも、自分たちのマシンで標準の telnetd, rlogind, rshd, ftpd サーバを実行させているシステム管理者は多いのです。これらの サーバは、デフォルトでは、暗号化されたコネクション上で動作していません。 その結果、抱えているユーザ数が標準くらいであれば、リモートログイン .Po そのシステムにログインするには最も普通で便利な方法です .Pc しているユーザのうち一人以上は、パスワードを覗き見られて しまうでしょう。 システム管理者が注意深い人ならば、たとえログインが成功していたとしても、 リモートアクセスログをときどき解析して、疑わしいソースアドレスを探すものです。 .Pp ひとたび攻撃者がユーザアカウントへのアクセス権を入手すると、攻撃者が root の権限を破る可能性があることを仮定するべきです。しかし、 セキュリティを十分維持し、手入れの行き届いたシステムにおいては、 あるユーザアカウントへのアクセスが可能となっても、攻撃者に必ずしも root へのアクセス権を与えるとは限らないのが現実です。この違いは重要です。 というのは、root へのアクセス権がなければ、一般的に、攻撃者は自分の 侵入の痕跡を隠蔽することができませんし、そのユーザのファイルを消して マシンをクラッシュさせることができるのがせいぜいで、他のユーザの ファイルには手出しできません。 .Pp システム管理者は、あるマシン上で root の権限を破る方法がいくつかあることを 心しておかねばなりません。攻撃者が root のパスワードを知ってしまうかも しれません。攻撃者が root の権限で実行されるサーバのバグを見つけ、 ネットワークからそのサーバへ接続して root の権限を破ることができるかも しれません。ひとたびユーザアカウントを破ると、ユーザアカウントから root の権限を破ることが可能であるというバグを持つ suid-root プログラムの 存在を、攻撃者は知っているかもしれません。 .Pp セキュリティを改善する方法は、常に、 .Sq タマネギの皮剥き のように 複数の層のアプローチで実装されます。これらは次のように分類できます。 .Bl -enum -offset indent .It root とスタッフのアカウントの安全性を高める。 .It root の安全性を高める - root 権限のサーバと suid/sgid バイナリ。 .It ユーザアカウントの安全性を高める。 .It パスワードファイルの安全性を高める。 .It カーネルのコア、raw デバイス、ファイルシステムの安全性を高める。 .It ファイルの完全性のチェック: バイナリ、設定ファイルなど。 .It 偏執狂的方法。 .El .Sh root アカウントとスタッフアカウントの安全性を高める .Pp root のアカウントの安全性を確保しないうちからスタッフのアカウントの安全性を うんぬんしてもしかたがありません。ほとんどのシステムでは、root アカウントに 割り当てたパスワードがひとつあります。まず最初にすべきことは、 このパスワードは .Sq いつでも 危険に晒されていると仮定することです。root アカウントの安全性を確保する ためには、ネットワーク越しに、あるいはどれか一般ユーザのアカウントから、 root のパスワードを使って root アカウントにログインすることが決して できないことを確認することです。正しいパスワードが与えられようが 与えられまいが、telnetd, rlogind, その他ログイン処理を行なうサーバ すべてで root でのログインを拒絶するように設定していないのであれば、 今すぐ必ず設定して下さい。直接 root でログインできるのは、 システムコンソールからだけにして下さい。ここで役に立つのが .Sq /etc/ttys ファイルです。ほとんどのシステムでは、デフォルトで安全ですが、 優れたシステム管理者は、設定がそうなっているか常にチェックを怠らない ものです。 .Pp システム管理者として、自分は root になれるようにしておかねばならないの はもちろんですから、穴をいくつか空けておきます。しかし、それらの穴を 動作させるには、さらに追加のパスワード認証が必要であるようにして おきます。root でアクセス可能とする方法の一つとして、 適切なスタッフアカウントを .Pq Pa /etc/group の wheel グループに加えることがあります。 wheel グループに置かれたスタッフメンバには、 .Sq su を使って root になることが許されます。スタッフメンバに、 パスワードファイルのエントリでそのまま wheel のアクセス権を 与えてはいけません。スタッフは、 .Sq staff かその類のグループに置き、その中で本当に root になる必要がある人 だけを wheel グループに加えるようにします。しかし、残念ながら、wheel の 仕組みだけだと、侵入者は、パスワードファイルを手に入れると root 権限を 破ることができてしまいます。攻撃者が破る必要があるのは root のパスワード か、wheel グループにたまたま属するstaff アカウントのパスワードどれかひとつだけだからです。 wheel の仕組みは有益ですが、wheel グループがまったく存在しない状況と比べてそれほど 安全なわけではありません。 .Pp root アカウントの安全性を高める間接的な方法として、別のログインアクセス の方法を用いて、スタッフのアカウントの暗号化パスワードを\ * にして おくことで、スタッフのアカウントの安全性を高めるものがあります。この方法 だと、侵入者がパスワードファイルを盗むことができるかもしれませんが、 スタッフアカウントを破ることはできないでしょう。また、たとえ root が暗号化 パスワードをパスワードファイルに付けていたとしても、間接的には root アカウントも破ることができないでしょう。 スタッフメンバがスタッフアカウントでログインする際には、 .Xr kerberos 1 や .Xr ssh 1 .Po .Pa /usr/ports/security/ssh 参照 .Pc のような、公開鍵 / 秘密鍵の鍵の組を使う 安全性の高いログインの仕組みを使います。kerberos のような仕掛けを使う場合、 一般に、kerberos サーバを実行するマシンと自分のデスクトップ ワークステーションとの安全性を確保しなければなりません。ssh で 公開鍵 / 秘密鍵の組を使う場合、一般に、ログイン元マシン .Pq 通常は自分のワークステーション の安全性を確保しなければなりません。ここで、 .Xr ssh-keygen 1 で公開鍵 / 秘密鍵の組を生成する際、鍵の組をパスワードで防御することにより、 鍵の組への防御層を追加することもできます。スタッフアカウントの パスワードを\ * で外すことができると、管理者自身が設定 した安全性の高い方法でしかスタッフメンバがログインできないことも保証 できます。こうして、多くの侵入者が使う重大なセキュリティの穴 .Pq 安全性の低い無関係なマシンからネットワークを覗き見る方法 を塞ぐようなセッションを提供する、安全性の高い暗号化されたコ ネクションを使うことを、スタッフメンバ全員に強制することができ るのです。 .Pp より間接的なセキュリティの仕組みでは、制限の強いサーバから制限の弱い サーバへログインすることを前提としています。例えば、メインマシンで、 様々な種類のサーバを実行させている場合、ワークステーションではそれらの サーバを実行させてはなりません。ワークステーションを十分に 安全にしておくためには、実行するサーバの数を、一つもサーバ が実行されていないというくらいにまでできる限り減らすべきです。 また、パスワードで保護されたスクリーンセーバを走らせておくべきです。 ワークステーションへの物理的アクセスが与えられたとすると、もちろん 言うまでもなく、攻撃者は管理者が設定したいかなる種類のセキュリティ をもうち破ることができるのです。これは、管理者として必ず考えておか ねばならない問題ですが、システム破りの大多数は、ネットワーク経由で リモートから、ワークステーションやサーバへの物理的アクセス手段を持 たない人々によって行われるという事実もまた、念頭に置いておく必要 があります。 .Pp kerberos のような方法を使うことで、スタッフアカウントのパスワードの変更 もしくは停止を一箇所で行なうことと、スタッフメンバがアカウントを持つ すべてのマシンに即時にその効果を及ぼすことが可能となります。スタッフメンバの アカウントが危険に晒されたときに、すべてのマシンでスタッフメンバのパスワードを 即座に変更する能力を過小評価してはいけません。パスワードが分散されている状況では、 N 台のマシンでパスワードを変更すると、てんやわんやの事態を招く可能性が あります。kerberos を使用すると、パスワードの再発行に制限 .Pq re-passwording restriction を課することもできます。この機能を使うことにより、 ある kerberos チケットをしばらく経つとタイムアウトにすることが できるだけでなく、一定期間 .Pq 例えば、1 ヶ月に 1 回 経つと、ユーザに新しいパスワードを選ぶように要求することもできます。 .Sh root の安全性を高める - root 権限のサーバと suid/sgid バイナリ .Pp 用心深いシステム管理者は、自分に必要なサーバプロセスだけを過不足なく 実行させるものです。第三者製のサーバは、よくバグを持っていがちだと いうことに注意して下さい。例えば、古いバージョンの imapd や popper を実行させておくのは、全世界に共通の root の切符を与えてい るようなものです。 自分で注意深くチェックしていないサーバは、決して実行してはいけません。 root で実行させる必要のあるサーバはほとんどありません。例えば、ntalk, comsat, finger デーモンを、特別の「砂場 .Pq sandbox 」ユーザで実行させることができます。 .\"kuma hellofalot of trouble って何や? .\" hell of a lot of trouble みたいですね。;-) (金ん田 '99.02.11) 管理者が膨大な数の問題に直面していないのなら、この「砂場」は完璧では ありませんが、セキュリティに関するタマネギ的アプローチはここでも 成り立ちます。砂場で実行されているサーバプロセスを経由して侵入を 果たすことができたとしても、攻撃者はさらに砂場から外に脱出しなければ なりません。攻撃者が通過せねばならない層の数が増えれば増えるほど、 それだけ攻撃者が侵入に成功する確率が減ります。root の抜け穴は 歴史的に、基本システムサーバも含め、 root 権限で実行されるほとんどすべてのサーバプロセスで発見されています。 ユーザが sshd 経由でのみログインし、 telnetd, rshd, rlogind 経由でログインすること が決してないマシンを稼働させているのであれば、それらのサービスを停止させて下さい。 .Pp .Bx Free では、今では ntalkd, comsat, finger は砂場で実行させることが デフォルトになっています。次に砂場で実行させるべきプログラムの候補として、 .Xr named 8 があります。デフォルトの rc.conf ファイルには、named を砂場で実行する ために必要な引数がコメントアウトされた形式で含まれています。新しい システムをインストールしているか、それとも既存のシステムを アップグレードして使っているかに依存しますが、砂場として使用する 特別のユーザアカウントがインストールされていないかもしれません。 用心深いシステム管理者であれば、できるだけいつでも研究を怠らず、 サーバに砂場を仕込むものでしょう。 .Pp 通常、砂場で実行しないサーバが他にいくつかあります。sendmail, popper, imapd, ftpd などです。これらのうちいくつかのサーバには代わりとなるも のがありますが、 代わりのものをインストールするには、それだけ多くの仕事が必要になるので、 結局これらを喜んで入れてしまいます .Pq 便利さという要素がまたも勝利を収めるわけです 。 これらのサーバは、root 権限で実行せねばならいかもしれません。また、 これらのサーバ経由で生じる侵入 を検出するためには、他の仕組みに頼らなくてはならないかもしれません。 .Pp システムの root 権限の潜在的な穴で他に大きなものとして、システムに インストールされた suid-root/sgid バイナリがあります。 これらのバイナリは、rloginのように、 .Pa /bin , .Pa /sbin , .Pa /usr/bin , .Pa /usr/sbin に存在するものがほとんどです。 100% 安全なものは存在しないとはいえ、システムデフォルトの siud/sgid バイナリは比較的安全といえます。それでもなお、root の穴が これらのバイナリにときおり発見されています。1998 年に Xlib で見つかった root の穴は、xterm .Pq 普通、suid 設定されています を攻撃可能にしていました。 安全である方がよいので、用心深いシステム管理者は残念に思いながらも、 スタッフのみが実行する必要がある suid バイナリは、スタッフのみが アクセス可能な特別なグループに含めるように制限を加え、 誰も使わない suid バイナリは .Pq chmod 000 を実行して 片付けてしまうでしょう。 ディスプレイを持たないサーバは、一般的に xterm のバイナリを必要としません。 sgid バイナリもほとんど同様の危険な存在になり得ます。 侵入者が kmem に sgid されたバイナリを破ることができた場合、 その侵入者は .Pa /dev/kmem を読み出すことができるようになります。 つまり、暗号化されたパスワードファイルを読み出すことができる ようになるので、パスワードを持つどのアカウントをも、 .Pq 潜在的な 危険に晒すことになります。 tty グループを破った侵入者は、ほとんどすべてのユーザの端末に書き込みが できます。talk-back 機能を持つ端末プログラムやエミュレータをユーザが実行 していると、 .Pq 結局、そのユーザとして実行される コマンドをユーザの端末にエコーさせるデータストリームを 侵入者が生成できる可能性があります。 .Sh ユーザアカウントの安全性を高める .Pp ユーザアカウントは、普通、安全性を高めることが最も困難です。 スタッフに対して、アテナイのドラコのような厳格なアクセス制限を課し、 スタッフのパスワードを\ * で外すことができるとはいえ、管理者が持ちうる 一般ユーザすべてのアカウントに対して同じことはできないかも知れません。 管理者が十分に統率をとることができるなら、管理者は勝利し、ユーザの アカウントの安全を適切に確保できるかもしれません。それが できないならば、よりいっそう気を配って一般ユーザのアカウントを 監視するよりほかありません。一般ユーザアカウントに対し ssh や kerberos を利用することには、いろいろと問題があります。 それでも、暗号化パスワードと比較すると、 はるかに良い解です。 .Sh パスワードファイルの安全性を高める .Pp できるだけ多くのパスワードを\ * で外し、それらのアカウントのアクセスには ssh や kerberos を使うようにすることが、唯一の確実な方法です。たとえ暗号化 パスワードファイル .Pq Pa /etc/spwd.db が root でのみ読み出し可能だとしても、 侵入者がそのファイルの読み出しアクセス権限を得ることは可能かもしれません。たとえ root の書き込み権限が得られないにしてもです。 .Pp セキュリティスクリプトは常にパスワードファイルの変更をチェックし、報告 するようにすべきです .Po 後述の「ファイルの完全性のチェック」を参照して下さい .Pc 。 .Sh カーネルのコア、raw デバイス、ファイルシステムの安全性を高める .Pp root の権限を破ると、攻撃者は何でもできますが、 もっと簡便なこともいくつかあります。例えば、最近のカーネルは、 組み込みのパケット覗き見デバイス .Pq packet sniffing device ドライバを備えているものがほとんどです。 .Bx Free では .Sq bpf デバイスと呼ばれています。侵入者は普通、危険に晒された マシンでパケット覗き見プログラムを実行させようと試みます。侵入者に わざわざそういう機能を提供する必要はないので、ほとんどのシステムで bpf デバイスを組み込むべきではありません。 .Pp bpf デバイスを外し、モジュールローダを無効にしても、 .Pa /dev/mem と .Pa /dev/kmem という悩みの種がまだ残っています。この問題に関しては、侵入者は raw デバイスに書き込むこともできます。 また、 .Xr kldload 8 という、別のカーネル機能があります。 やる気まんまんの侵入者は、KLD モジュールを使って 自分独自の bpf もしくはその他覗き見デバイスを動作中のカーネルに インストールすることができます。 この問題を避けるため、システム管理者は カーネルをより高い安全レベル .Pq securelevel 、少なくとも安全レベル 1 で実行させる必要があります。 sysctl を使って kern.securelevel 変数に安全レベルを設定することが できます。ひとたび安全レベルに 1 を設定すると、 raw デバイスに対する書き込みアクセスは拒否され、例えば .Sq schg のような 特別な chflags フラグが効果を発揮します。これに加えて、 起動時において重要なバイナリ・ディレクトリ・スクリプトファイルなど、 安全レベルが設定されるまでの間に実行されるものすべてに対しても .Sq schg フラグを確実に on にしておく必要があります。この設定をやり過ぎても 構いませんが、より高い安全レベルで動作している場合、システムの アップグレードがはるかに困難になります。システムをより高い安全レベルで 実行させるようにするが、お天道さまの下にあるすべてのシステムファイルと ディレクトリに schg フラグを設定しないという妥協をする方法もあります。 .Sh ファイルの完全性のチェック: バイナリ、設定ファイルなど .Pp ことこの問題に至ると、システム管理者にできることは、 便利さという要素がその醜い頭を上げない程度に、 コアシステムの設定 / 制御ファイルを防御することだけです。 セキュリティのタマネギの最後の層はおそらく最も重要なもの、すなわち探知です。 .Pp システムファイルの完全性をチェックする唯一の正しい方法は、別の、より安全な システム経由で行なう方法だけです。 .Sq 安全 なシステムを準備することは比較的 容易です。単にそのシステム上で、サービスを一切実行しないようにするだけです。 安全なシステム を用いて、ssh 経由で他のシステムの root 空間にアクセスします。これは セキュリティの末端のように見えるかもしれません。しかし、管理者には信頼を どこかに置く必要があります。いきあたりばったりでサーバプロセスを 実行するような馬鹿げたことをしない限りは、安全度の高いマシンを構築する ことは本当に可能です。ここで .Sq 安全 という場合、物理アクセスに対する セキュリティをも含めて仮定していることはもちろんです。他のすべてのマシンに root のアクセス権限を持つ、安全なマシンがあれば、 「安全なマシンの上で」システムの他のマシンをチェックする セキュリティスクリプトを書くことができるようになります。 最も普通のチェック方法は、セキュリティスクリプトで、 まず、find と md5 のバイナリファイルをリモートマシンに .Xr scp 1 してから、 リモートシステムのすべてのファイル .Po もしくは、少なくとも .Pa / , .Pa /var , .Pa /usr パーティション! .Pc に対して md5 を適用するシェルコマンドを ssh を使ってリモートマシンで実行するものです。 安全なマシンは、チェック結果をファイルにコピーし、前回のチェック結果との差分を取り .Pq または、安全なマシン自身が持っているバイナリと比較する 、その差分を 毎日のレポートとしてスタッフメンバひとりひとりにメールで送ります。 .Pp この種のチェックを行うもう一つの方法として、 他のマシンから主なファイルシステムを 安全なマシンにNFS export する方法があります。 このやり方はいくらかネットワークに負荷を掛けることになりますが、 侵入者がチェックを探知したり偽造したりすることは、 事実上不可能になります。 .Pp 優れたセキュリティスクリプトは、一般ユーザやスタッフメンバのアクセス制御 ファイル: .rhosts, .shosts, .ssh/authorized_keys など、MD5 での精細な チェックから洩れそうなファイルの変更もチェックするようにします。 .Pp 優れたセキュリティスクリプトは、すべてのファイルシステム上で suid/sgid バイナリのチェックを行い、前回のチェック結果もしくは何らかの 基準 .Pq 例えば、その基準を週 1 回作成する。 からの差分だけでなく、 それらバイナリの存在そのものを報告するものです。 .Sq nosuid オプションを fstab/mount で指定することで、あるファイルシステム上の suid/sgid バイナリの実行機能をオフにすることができますが、root によるこれら バイナリの実行をオフにすることはできません。さらに、root 権限を破った者は誰でも 自分自身で用意したバイナリをインストールすることだってできます。 しかしながら、ユーザのディスク空間を大量に持つ場合、 ユーザパーティション上で suid されたバイナリとデバイスを不許可に しておき .Po .Pq nodev オプション .Pc 、 そのパーティションをスキャンしないで済ませることも有益かもしれません。 それでも私ならば、ともかく、少なくとも週に 1 回はスキャンする でしょう。というのは、タマネギのこの層の目的は侵入を検知すること だからです。 .Pp プロセスアカウンティング .Po -.Xr accton 1 +.Xr accton 8 参照 .Pc は、比較的オーバヘッドの低いオペレーティングシステムの機能で、 マシンに侵入されてしまった後の評価の仕組みとして使用することをお勧め します。 侵入を受けた後でも当該ファイルが無傷である場合に、 侵入者が実際にどのようにしてシステムの root を破ったかを 追跡するのに特に有益です。 .Pp 最後に、セキュリティスクリプトはログファイルを処理するようにし、 ログファイル自体もできるだけ安全性の高い方法で .Sq リモート syslog は極めて有益になり得ます 生成するようにすべきです。侵入者は自分の侵入の痕跡を覆い隠そう としますし、また、ログファイルはシステム管理者が最初の侵入の時 刻と方法を追跡してゆくために極めて重要です。 .Sh 偏執狂的方法 .Pp 多少偏執狂的になっても決して悪いことにはなりません。原則的に、 システム管理者は、便利さに影響を与えない範囲でいくつでもセキュリティ 機能を追加することができます。また、いくらか考慮した結果、便利さに 影響を与えるセキュリティ機能を追加することもできます。 .Sh サービス不能攻撃 (D.O.S. attack) についての特記事項 .Pp このセクションではサービス不能攻撃を扱います。サービス不能攻撃は、普通は、 パケット攻撃です。ネットワークを飽和させる最先端の偽造パケット .Pq spoofed packet 攻撃に対してシステム管理者が打てる手はそれほど多く ありませんが、一般的に、その種の攻撃によってサーバがダウン しないことを確実にすることで、被害をある限度に食い止める ことはできます。 .Bl -enum -offset indent .It サーバの fork の制限 .It 踏み台攻撃の制限 .Pq ICMP 応答攻撃、ping broadcast など .It カーネルの経路情報のキャッシュ .El .Pp 普通に見られるサービス不能攻撃に、fork するサーバプロセスに対する ものがあります。これは、サーバにプロセス・ファイル記述子・メモリを 食い尽くさせて、マシンを殺そうとするものです。 inetd .Po .Xr inetd 8 参照 .Pc には、この種の攻撃を制限するオプションがいくつかあります。マシンが ダウンすることを防止することは可能ですが、この種の攻撃によりサービスが 崩壊することを防止することは一般的に言ってできないことに注意する必要が あります。inetd のマニュアルページを注意深く読んで下さい。特に、 .Fl c , .Fl C , .Fl R オプションに注意して下さい。IP 偽造攻撃 .Pq spoofed-IP attack は inetd の .Fl C オプションの裏をかけるので、一般にオプションを 組み合わせて使用するべきであることに注意して下さい。スタンドアロンサーバ の中には、自分自身で fork を制限するパラメータを持っているものがあります。 .Pp sendmail には、 .Fl OMaxDaemonChildren オプションがあります。負荷には遅れがあるので、 sendmail の負荷に限界を設けるオプションを使うよりも、 このオプションを使う方がまともに動作する可能性ははるかに高いです。 sendmail の実行を開始する際に、 .Cm MaxDaemonChildren パラメータを設定するべきです。その値は、 通常見込まれる負荷を扱える程度に十分高いが、 それだけの数の sendmail を操作しようとすると マシンが卒倒してしまうほどには高くないような値に設定するべきです。 sendmail をキュー処理モード .Pq Fl ODeliveryMode=queued で実行することや、 sendmail デーモン .Pq Cm sendmail -bd をキュー処理用プロセス .Pq Cm sendmail -q15m と別に実行することも、用心深いことと言えます。それでもなおリアルタイムでの 配送を望むのであれば、 .Fl q1m のようにすることで、キュー処理をはるかに短い時間間隔で 行うことができます。いずれにしても、 .Cm MaxDaemonChildren オプションに 合理的な値を確実に指定して、sendmail がなだれをうって失敗することが ないようにして下さい。 .Pp syslogd は直接攻撃される可能性があるので、可能ならばいつでも .Fl s オプションを用いることを強く推奨します。これができないなら、 .Fl a オプションを使って下さい。 .Pp tcpwrapper の逆 identd などの接続返し .Pq connect-back を行うサービスに ついては十分注意を払うようにするべきです。これらは直接攻撃を受ける可能性が あります。こういう事情があるので、tcpwrapper の逆 ident 機能を使おうとは 思わないのが一般的です。 .Pp 境界ルータのところでファイアウォールを設けて、外部からのアクセスに対して 内部サービスを防御するという考えは実によいものです。この考えは、LAN の外部 からの飽和攻撃を防ぐことにあり、root ネットワークベースの root 権限への攻撃から内部サービスを防御することには、あまり考慮を払って いません。ファイアウォールは常に排他的に設定して下さい。つまり、 「ポート A, B, C, D と M から Z まで .Eo * 以外 .Ec * のすべてに防火壁を設ける」というふうにです。 このようにすることで、named .Pq ゾーンのプライマリである場合 , ntalkd, sendmail など、インターネットにアクセスを提供するサービス として特に指定するもの以外の、小さい番号のポートすべてをファイアウォールで 防御することができます。ファイアウォールをこの他のやり方、つまり 包含的もしくは受容的なファイアウォールとして設定しようとする場合、 .Sq close することを忘れてしまうサービスがいくつか出てきたり、新しい内部サービスを 追加したのにファイアウォールの更新を忘れたりする可能性がよく出てきます。 ファイアウォール上の大きい番号のポートを開けておいて、小さい番号のポートを 危険に晒すことなく受容的な動作を許すことができます。 .Bx Free では、net.inet.ip.portrange への sysctl .Pq sysctl -a \&| fgrep portrange をいろいろ使用することで、 動的バインドに使用されるポート番号の範囲を制御できることを記憶にとどめて おいて下さい。これによりファイアウォールの設定の複雑性を緩和できます。 私は、ファイアウォールに通常のfirst/last の範囲として、 4000 から 5000 を、 高位ポートの範囲として、49152 から 65535 を使用しています。そして、 .Po いくつかのインターネットアクセス可能なポートを ブロックから除外するのはもちろんですが .Pc 4000 より下のすべてをブロックしています。 .Pp また別のありふれたサービス不能攻撃として、踏み台攻撃 .Pq springboard attack と呼ばれるものがあります。これは、サーバが自分自身、ローカルネットワーク、 そして他のマシンを過負荷に追い込むような応答を生成させる方法でサーバを 攻撃します。この種の攻撃の中で最もありふれたものは、ICMP PING BROADCAST 攻撃があります。攻撃者は、実際に攻撃したいマシンのアドレスをソース アドレスに設定した ping パケットを偽造して、対象の LAN の ブロードキャストアドレスに向けてパケットを送信します。境界にあるルータが ブロードキャストアドレスに対する ping パケットを握り潰すように設定されていない 場合、LANは、詐称されたソースアドレスに向けて応答パケットを生成するはめになり、犠牲となるマシンが飽和するところまで行ってしまいます。攻撃者が同じトリックを 異なるネットワーク上のいくつものブロードキャスト アドレスに対して同時に使用した場合、とくにひどいことになります。 これまでに、120 メガビット以上のブロードキャスト攻撃が観測されています。 2 番目の踏み台攻撃は、ICMP エラー報告の仕掛けを狙うものです。ICMP エラー 応答を生成するパケットを生成することにより、攻撃者はサーバの 受信ネットワークを飽和させることができ、同時に、サーバが送信 ネットワークを ICMP 応答で飽和させるようにすることができます。 mbuf を消費し尽くさせることにより、この種の攻撃でサーバを クラッシュさせることも可能です。サーバの ICMP 応答生成が速過ぎて、 ICMP 応答の送信が追い付かない場合、とくにひどいことになります。 .Bx Free カーネルには、この種の攻撃の効果を抑制する ICMP_BANDLIM と 呼ばれる新しいコンパイルオプションがあります。 3つめの主要なクラスに属す踏み台攻撃は、udp echo サービスのような、 ある種の内部 inetd サービスに関連するものです。攻撃者は、単に ソースアドレスがサーバ A の echo ポートであり、ディスティネーション アドレスがサーバ B の echo ポートであるかのように UDP パケットを 偽造します。ここでサーバ A, B はともに自分の LAN に接続されています。 この 2 つのサーバは、この一つのパケットを両者の間で互いに相手に対して 打ち返しあいます。このようにしてパケットをいくつか注入するだけで、 攻撃者は両方のサーバと LAN を過負荷状態にすることができます。 同様の問題が内部 chargen ポートにも存在します。有能なシステム管理者は この手の inetd 内部テストサービスのすべてを無効にしておくものです。 .Pp 偽造パケット攻撃は、カーネルの経路情報キャッシュに過負荷を生じさせるために 用いられることもあります。net.inet.ip.rtexpire, rtminexpire, rtmaxcache の sysctl パラメータを参照して下さい。でたらめなソース IP を用いた この偽造パケット攻撃により、カーネルは、一時的なキャッシュ経路を 経路情報テーブルに生成します。これは .Sq netstat -rna \&| fgrep W3 で見ることができます。これらの経路は、普通は 1600 秒程度でタイムアウトに なります。カーネルがキャッシュ経路テーブルが大きくなり過ぎたことを 検知すると、カーネルは動的に rtexpire を減らしますが、rtminexpire より 小さくなるようには決して減らしません。ここに問題が 2 つあります。 (1) 負荷の軽いサーバが突然攻撃された場合、カーネルが十分素早く反応 できないこと。(2) カーネルが攻撃に耐え生き延びられるほど十分 rtminexpire が低く設定されていないこと。の2つです。 自分のサーバが T3 もしくはそれより 良質の回線でインターネットに接続されている場合、 .Xr sysctl 8 を用いて rtexpire と rtminexpire とを手動で上書きしておくことが思慮深いこと といえます。 .Pq 自分のマシンをクラッシュさせたくないのであれば :-) どちらか一方でも 0 に は決してしないで下さい。両パラメータを 2 秒に設定すれば、 攻撃から経路情報テーブルを守るには十分でしょう。 .Sh 関連項目 .Pp -.Xr accton 1 , .Xr chflags 1 , .Xr find 1 , .Xr kerberos 1 , .Xr md5 1 , .Xr ssh 1 , .Xr sshd 1 , .Xr syslogd 1 , .Xr xdm 1 , +.Xr accton 8 , .Xr sysctl 8 .Sh 歴史 .Nm マニュアルページは、もともと .An Matthew Dillon によって書かれました。 最初に現れたのは、 .Fx 3.1 で 1998 年 12 月のことです。 .\" translated by Norihiro Kumagai, 98-12-29 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/Makefile b/ja_JP.eucJP/man/man8/Makefile index 813e30fcd3..03f8e1fe8f 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/Makefile +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/Makefile @@ -1,286 +1,287 @@ MAN8 = IPXrouted.8\ MAKEDEV.8\ ac.8\ accton.8\ adding_user.8\ adduser.8\ adjkerntz.8\ amd.8\ amq.8\ apm.8\ apmconf.8\ arp.8\ atm.8\ atmarpd.8\ atrun.8\ bad144.8\ badsect.8\ boot_i386.8\ boot0cfg.8\ bootparamd.8\ bootpd.8\ bootpef.8\ bootptest.8\ btxld.8\ camcontrol.8\ ccdconfig.8\ chat.8\ chkgrp.8\ chkprintcap.8\ chown.8\ chroot.8\ clri.8\ comcontrol.8\ comsat.8\ config.8\ crash.8\ cron.8\ cvsbug.8\ dev_mkdb.8\ dhclient-script.8\ dhclient.8\ disklabel.8\ diskless.8\ diskpart.8\ dm.8\ dmesg.8\ dump.8\ dumpfs.8\ dumpon.8\ edquota.8\ fdcontrol.8\ fdisk.8\ fingerd.8\ fixmount.8\ fore_dnld.8\ fsck.8\ fsdb.8\ fsinfo.8\ fsirand.8\ ft.8\ ftpd.8\ getty.8\ hlfsd.8\ ibcs2.8\ ifconfig.8\ ilmid.8\ inetd.8\ init.8\ intro.8\ iostat.8\ ipfstat.8\ ipfw.8\ ipmon.8\ isdnd.8\ isdndebug.8\ isdndecode.8\ isdnmonitor.8\ isdntel.8\ isdntelctl.8\ isdntrace.8\ ispcvt.8\ joy.8\ kernbb.8\ keyadmin.8\ keyserv.8\ kget.8\ kgmon.8\ + kgzip.8\ kldload.8\ kldstat.8\ kldunload.8\ kvm_mkdb.8\ kzip.8\ ldconfig.8\ linux.8\ loader.4th.8\ loader.8\ locate.updatedb.8\ lpc.8\ lpd.8\ lptcontrol.8\ mail.local.8\ mailstats.8\ makekey.8\ makemap.8\ makewhatis.local.8\ manctl.8\ map-mbone.8\ mixer.8\ mk-amd-map.8\ mknetid.8\ mknod.8\ modload.8\ modstat.8\ modunload.8\ mount.8\ mount_cd9660.8\ mount_ext2fs.8\ mount_msdos.8\ mount_nfs.8\ mount_ntfs.8\ mount_null.8\ mount_portal.8\ mount_std.8\ mount_umap.8\ mount_union.8\ mountd.8\ moused.8\ mrinfo.8\ mrouted.8\ mtest.8\ mtrace.8\ mtree.8\ named-xfer.8\ named.8\ named.reload.8\ named.restart.8\ natd.8\ ndc.8\ newfs.8\ newfs_msdos.8\ newkey.8\ newsyslog.8\ nextboot.8\ nfsd.8\ nfsiod.8\ nologin.8\ nslookup.8\ nos-tun.8\ ntpdate.8\ ntpq.8\ ntptrace.8\ pac.8\ pam.8\ pccardc.8\ pccardd.8\ pciconf.8\ periodic.8\ ping.8\ pnpinfo.8\ portmap.8\ ppp.8\ pppctl.8\ pppd.8\ pppstats.8\ praliases.8\ procctl.8\ pstat.8\ pw.8\ pwd_mkdb.8\ quot.8\ quotacheck.8\ quotaon.8\ rarpd.8\ rbootd.8\ rc.8\ reboot.8\ renice.8\ repquota.8\ restore.8\ revnetgroup.8\ rexecd.8\ rlogind.8\ rmail.8\ rmt.8\ rmuser.8\ rndcontrol.8\ route.8\ routed.8\ rpc.lockd.8\ rpc.rquotad.8\ rpc.rstatd.8\ rpc.rusersd.8\ rpc.rwalld.8\ rpc.sprayd.8\ rpc.statd.8\ rpc.yppasswdd.8\ rpc.ypxfrd.8\ rpcinfo.8\ rshd.8\ rstat_svc.8\ rtquery.8\ rwhod.8\ sa.8\ savecore.8\ scspd.8\ sendmail.8\ showmount.8\ shutdown.8\ sicontrol.8\ slattach.8\ sliplogin.8\ slstat.8\ smrsh.8\ spkrtest.8\ spppcontrol.8\ spray.8\ sticky.8\ stlload.8\ stlstats.8\ strfile.8\ swapon.8\ sync.8\ sysctl.8\ syslogd.8\ talkd.8\ telnetd.8\ tcpdchk.8\ tcpdmatch.8\ tftpd.8\ timed.8\ timedc.8\ traceroute.8\ trpt.8\ tunefs.8\ tzsetup.8\ umount.8\ usbd.8\ usbdevs.8\ uuchk.8\ uucico.8\ uucpd.8\ uusched.8\ uuxqt.8\ vinum.8\ vipw.8\ vmstat.8\ vnconfig.8\ watch.8\ wicontrol.8\ wire-test.8\ wlconfig.8\ wormcontrol.8\ xntpd.8\ xntpdc.8\ xtend.8\ yp_mkdb.8\ ypbind.8\ ypinit.8\ yppoll.8\ yppush.8\ ypserv.8\ ypset.8\ ypxfr.8\ zdump.8\ zic.8 MLINKS+= strfile.8 unstr.8 MLINKS+= makewhatis.local.8 catman.local.8 MLINKS+= bootpd.8 bootpgw.8 MLINKS+=dump.8 rdump.8 MLINKS+= mount_std.8 mount_devfs.8 mount_std.8 mount_fdesc.8 \ mount_std.8 mount_kernfs.8 mount_std.8 mount_procfs.8 MLINKS+= newfs.8 mount_mfs.8 newfs.8 mfs.8 newfs.8 tmpfs.8 MLINKS+= reboot.8 halt.8 reboot.8 fastboot.8 reboot.8 fasthalt.8 MLINKS+= boot_i386.8 boot.8 MLINKS+=restore.8 rrestore.8 MLINKS+= slattach.8 slip.8 MLINKS+= locate.updatedb.8 updatedb.8 MLINKS+= apm.8 zzz.8 MLINKS+= pstat.8 swapinfo.8 MLINKS+= quotaon.8 quotaoff.8 MLINKS+= vnconfig.8 swapfile.8 MLINKS+= inetd.8 inetd.conf.5 MLINKS+= pam.8 pam.conf.5 pam.8 pam.d.5 .include "bsd.prog.mk" diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/ccdconfig.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/ccdconfig.8 index 70ffc5950d..e7e25771f3 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/ccdconfig.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/ccdconfig.8 @@ -1,180 +1,186 @@ .\" $NetBSD: ccdconfig.8,v 1.1.2.1 1995/11/11 02:43:33 thorpej Exp % .\" .\" Copyright (c) 1995 Jason R. Thorpe. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgment: .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed for the NetBSD Project .\" by Jason R. Thorpe. .\" 4. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. .\" IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, .\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, .\" BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; .\" LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED .\" AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, .\" OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: ccdconfig.8,v 1.6 1998/11/19 20:22:10 asami Exp % +.\" %Id: ccdconfig.8,v 1.6.2.1 1999/08/17 07:05:13 jkoshy Exp % .\" .\" jpman %Id: ccdconfig.8,v 1.3 1997/07/28 10:00:39 konuma Stab % .Dd July 17, 1995 .Dt CCDCONFIG 8 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm ccdconfig .Nd 結合ディスクドライバ用設定ユーティリティ .Sh 書式 .Nm ccdconfig .Op Fl cv .Ar ccd .Ar ileave .Op Ar flags .Ar dev .Op Ar .Nm ccdconfig .Fl C .Op Fl v .Op Fl f Ar config_file .Nm ccdconfig .Fl u .Op Fl v .Ar ccd .Op Ar .Nm ccdconfig .Fl U .Op Fl v .Op Fl f Ar config_file .Nm ccdconfig .Fl g .Op Fl M Ar core .Op Fl N Ar system .Oo .Ar ccd Oo ... .Oc .Oc .Sh 解説 .Nm は結合ディスクデバイス (concatenated disk device, ccd) の動的な設定および 解除を行う場合に使用します。ccd の詳細については、 .Xr ccd 4 を参照して下さい。 .Pp 以下のオプションが使用できます。 .Bl -tag -width indent .It Fl c ccd の設定を行います。 .Nm のデフォルトの動作です。 .It Fl C 設定ファイルに書かれている全てのデバイスの設定を行います。 .It Fl f Ar config_file 全てのデバイスの設定あるいは解除を行う時に、デフォルトの .Pa /etc/ccd.conf ではなく、 .Pa config_file から設定情報を読み込みます。 .It Fl g ccd の設定ファイルとして使用できる形式で、現在の ccd の設定を出力します。 引数が指定されていなければ、設定されている全ての ccd について出力します。 引数が指定されていれば、指定された ccd についてのみ出力します。 .It Fl M Ar core 名前リストに対応する値の展開に、デフォルトの .Pa /dev/mem ではなく、 .Pa core を使用します。 .It Fl N Ar system ( .Xr getbootfile 3 により判断される) 現在稼働中のカーネルの代わりに .Ar system をカーネルとして使用します。 .It Fl u ccd の設定を解除します。 .It Fl U ccd 設定ファイルに書かれている全ての ccd デバイスの設定を解除します。 .It Fl v より冗長な出力を行います。 .El .Pp ccd は、コマンド行ないし ccd 設定ファイルにて、ccd の名前、インタリーブ ファクタ、ccd 設定フラグ、ひとつ以上のデバイスのリストの情報により 定義されます。フラグは、十進数、十六進数、コンマで区切られた名前のリスト、 .Dq none のいずれかで表すことができます。 フラグには以下の物があります。 .\" 以下の表の部分のマクロはオリジナルの英語版とは異なるが、こちらの方が .\" きれいに(見やすい形で)フォーマットされるので、変更した。 .\" マクロ自体は NetBSD の ccdconfig.8 の日本語版を参考にした。 .\" 2.2.2-RELEASE 対象 .\" By yugawa@orleans.rim.or.jp (May 20 1997) .\" .\" "-offset indent" 追加。 .\" 2.2.2-RELEASE 対象 .\" By konuma@de.mtex.co.jp (Jul 28 1997) .Pp .Bl -tag -width "CCDF_UNIFORM 0x02" -ffset intent -compact -offset indent .It "CCDF_SWAP 0x01" dmmax (swap の単位ブロックの最大値) 単位でインタリーブします .It "CCDF_UNIFORM 0x02" ディスク間で均一なインタリーブ動作になります .It "CCDF_MIRROR 0x04" データのミラーリングを行います .It "CCDF_PARITY 0x08" パリティ検査を行います (現状では使用できません) .El .Pp 設定ファイルのフォーマットは、コマンド行から指定する場合と 同一の形式になります。コマンド行から指定する場合も、 設定ファイルから指定する場合も、 .Pa flags 引数はオプションです。 .Bd -unfilled -offset indent # # /etc/ccd.conf # Configuration file for concatenated disk devices # .Pp # ccd ileave flags component devices ccd0 16 none /dev/da2e /dev/da3e .Ed .Pp +構成要素のデバイスは、パーティションタイプが +.Li FS_BSDFFS +.Pf ( Xr disklabel 8 +では +.Dq 4.2BSD +と表示されます) であることが必要です。 .Sh 使用例 コマンド行から以下のコマンドを実行した場合、ccd0 を (/dev/da2e, /dev/da3e, /dev/da4e, /dev/da5e の) 四つの要素から 構成され、32 ブロックごとにインタリーブする ccd として設定します。 .Bd -unfilled -offset indent # ccdconfig ccd0 32 0 /dev/da2e /dev/da3e /dev/da4e /dev/da5e .Ed .Pp .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/ccd.conf -compact .It Pa /etc/ccd.conf デフォルトの ccd 設定ファイル .El .Sh 関連項目 .Xr ccd 4 , .Xr rc 8 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Nx 1.0a から登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/edquota.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/edquota.8 index 9e7a131b54..2e5a232f37 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/edquota.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/edquota.8 @@ -1,185 +1,185 @@ .\" Copyright (c) 1983, 1990, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to Berkeley by .\" Robert Elz at The University of Melbourne. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)edquota.8 8.1 (Berkeley) 6/6/93 +.\" %Id: edquota.8,v 1.6.2.1 1999/08/16 21:47:55 chris Exp % .\" -.\" Original Revision: 1.6 .\" jpman %Id: edquota.8,v 1.2 1997/05/15 08:54:02 mitchy Stab % .\" .Dd June 6, 1993 .Dt EDQUOTA 8 .Os .Sh 名称 .Nm edquota .Nd ユーザの割り当て制限を変更する .Sh 書式 .Nm edquota .Op Fl u .Op Fl p Ar proto-username .Ar username ... .Nm edquota .Fl g .Op Fl p Ar proto-groupname .Ar groupname ... .Nm edquota .Fl t .Op Fl u .Nm edquota .Fl t .Fl g .br .Sh 解説 .Nm edquota は割り当て制限を変更するエディタです。 デフォルトで(または .Fl u オプションが指定された場合)は、 コマンドラインから 1 人以上のユーザを指定できます。 それぞれのユーザの現在の割り当て制限を、 .Tn ASCII テキストで記述した一時ファイルが作成されます。 ユーザ割り当て制限が設定されているファイルシステムは .Pa /etc/fstab の記述から検索します。 次に、 作成された .Tn ASCII ファァイルを編集できるようにエディタが起動されます。 環境変数 .Ev EDITOR で指定されていなければ、 .Xr vi 1 が起動されます。 .Pp このエディタ上で、 割り当て制限を変更したり、 追加したりできます。 割り当て制限値を 0 に設定することは、 割り当て制限を行わないことを示します。 ハードリミット値を 1 に設定することは、 ファイルを作成できないようにすることを意味します。 ソフトリミット値を 1 に設定し、 ハードリミットを 0 に設定することは、 一時的な用途にのみ割り当てを許可することを意味します ( .Fl t の項を参照)。 現在使用量は参考のためにのみ出力され、 変更しても意味はありません。 .Pp エディタを終了すると、 .Nm は一時ファイルを読み込み、 変更を反映するよう割り当て制限用バイナリファイルを書き換えます。 .Pp .Fl p オプションが指定された場合、 .Nm は、指定されたユーザに proto-username に対する設定をコピーします。 これは、 複数のユーザに割り当て制限を設定する一般的な方法です。 制限を設定するユーザとして数字で uid の範囲 (例えば、1000-2000) が 指定されたとき、 .Nm は、指定された範囲の uid のユーザについて設定をコピーします。 これにより、まとめてユーザにデフォルトの制限を設定することが出来ます。 制限を設定する uid は、 .Pa /etc/passwd に書かれていない値でも構いません。 .Pp .Fl g オプションが指定された場合、 .Nm はコマンドラインで指定された 1 つ以上のグループに 対する割り当て制限を変更します。 .Fl p オプションを .Fl g オプションと いっしょに使用することにより、 .Fl p オプションで指定したグループの設定を 他のグループにコピーすることができます。 .Pp ユーザはある一定の猶予期間だけ、 ソフトリミットを超えてファイルシステムを利用することができます。 猶予期間を過ぎるとソフトリミットは ハードリミットと同じ意味を持つようになり、 それ以上のファイルの割り当てができなくなります。 デフォルトの猶予期間は .Pa /usr/include/ufs/ufs/quota.h で定義されています。 .Fl t オプションにより猶予期間を変更することができます。 デフォルトで、 あるいは .Fl u オプションを 指定して起動した場合は、 .Pa /etc/fstab に指定してあるすべてのユーザ割り当て制限に対して猶予期間が設定されます。 .Fl g オプションを指定して 起動した場合は、 .Pa /etc/fstab に指定してあるすべてのグループ割り当て制限に対して猶予期間が設定されます。 猶予期間は、 日、 時、 分、 秒を指定して設定することができます。 猶予期間を 0 に設定することは、 デフォルトの猶予期間を指定したものとみなされます。 また、 猶予期間を 1 秒に設定することは、 猶予期間なしとみなされます。 .Pp スーパユーザのみが割り当て制限を変更することができます。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width quota.group -compact .It Pa quota.user ファイルシステムのルートにあるユーザ割り当て制限に関するデータ .It Pa quota.group ファイルシステムのルートにあるグループ割り当て制限に関するデータ .It Pa /etc/fstab ファイルシステムの名前と位置を読み取る .El .Sh 関連項目 .Xr quota 1 , -.Xr fstab 2 , .Xr quotactl 2 , +.Xr fstab 5 , .Xr quotacheck 8 , .Xr quotaon 8 , .Xr repquota 8 .Sh 診断 アクセス不可能なファイルに対して、様々なメッセージを出力します。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/fdisk.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/fdisk.8 index c274411997..d98b1ee0b2 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/fdisk.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/fdisk.8 @@ -1,459 +1,462 @@ -.\" %Id: fdisk.8,v 1.11.2.3 1999/07/28 09:51:18 rnordier Exp % +.\" %Id: fdisk.8,v 1.11.2.4 1999/08/23 11:06:59 phk Exp % .\" .\" jpman %Id: fdisk.8,v 1.4 1997/07/26 21:56:04 horikawa Stab % .Dd October 4, 1996 .Dt FDISK 8 .\".Os BSD 4 .Sh 名称 .Nm fdisk .Nd PC パーティションのメンテナンスプログラム .Sh 書式 .Nm fdisk -.Op Fl Baitu +.Op Fl Baeitu .Op Fl b Ar bootcode .Op Fl 1234 .Op Ar disk .Bl -tag -width time .Nm fdisk .Fl f Ar configfile .Op Fl itv .Op Ar disk .Sh 前置き BIOS がカーネルをブートするために、 一定の約束をちゃんと守らねばなりません。 ディスクのセクタ 0 はブートコード、パーティションテーブル、 マジックナンバを含んでいなければならないのです。 BIOS パーティションはディスクをいくつかの部分に分けるのにも使われます。 BIOS はセクタ 0 を読み込み、マジックナンバを確認します そして、セクタ 0 のブートコードはパーティションテーブルを探し、 どのパーティションが .Em アクティブ と印されているか判定します。 そして、このブートコードはブートストラップを .Em アクティブ パーティションから読み込み、ブート可能の印が付いていればこれを実行します。 DOS では、1 個以上のパーティションと 1 個の .Em アクティブ を持てます。 DOS の .Nm プログラムは、 ディスク空間を 1 個以上のパーティションに分割して、1 個の .Em アクティブ を設定することができます。 .Sh 解説 .Bx Free のプログラム .Nm は、DOS のそれと似た目的に役立ちます。 第 1 の形は、パーティション情報の表示や、 パーティションテーブルの対話的な編集に使われます。 第 2 の形は、 .Ar configfile を使ってパーティションテーブルを書き込むという使い方であり、 他のスクリプト/プログラムから利用するよう設計されています。 .Pp オプション: -.It Fl B -ディスクのセクタ 0 に含まれるブートコードを再初期化します。 -もし -.Fl f -がなければ、無視されます。 .It Fl a アクティブパーティションの変更のみを行ないます。 .Fl f があるときには無視されます。 .It Fl b Ar bootcode ブートコードをファイル .Ar bootcode から取得します。 +.It Fl B +ディスクのセクタ 0 に含まれるブートコードを再初期化します。 +もし +.Fl f +がなければ、無視されます。 +.It Fl e +単一の FreeBSD スライスがディスク全体となるように、 +セクタ 0 の内容を初期化します。 .It Fl f Ar configfile パーティションの値をファイル .Ar configfile を使って設定します。 .Fl i もあるときには、 .Ar configfile が読み込まれるに先立って、 存在するパーティションは全部消され(つまり「未使用」の印をつけられる) ますが、この場合を除いて、 .Ar configfile はいつも存在するパーティションの変更を行ないます。 .Ar configfile は "-" であってもよく、この場合 .Ar 標準入力 が読まれます。 ファイルの構文は、以降の .Sx 設定ファイル の節をご覧下さい。 .Pp .Em 警告 Ns : .Fl f が使われたときには、 (対話モードで尋ねられるように) 本当にパーティションテーブルを書き込むのかどうかを尋ねられません。 用心して使うこと! .It Fl i ディスクのセクタ 0 を初期化します。 もし .Fl f がなければ、 .Fl u の意味も含みます。 .It Fl t テストモード; パーティションテーブル値を書き込みません。一般に .Fl f オプションを付けて、パーティションテーブルに書き込まれるはずのものを 見るのに使われます。 .Fl v の意味を含みます。 .It Fl u ディスクのセクタ 0 を更新 (編集) するのに使われます。 .Fl f があるときには無視されます。 .It Fl v 冗長になります。 .Fl f が使われたときには、 .Nm はディスクに書き込まれるパーティションテーブルを表示します。 .It Fl 1234 1 個の fdisk エントリの操作だけを行ないます。 .Fl f があるときには無視されます。 .El .Pp 最後のディスク名 .Ar disk は、 .Sq 裸の ディスク名だけ、 つまり .Ql da0 か、あるいは .Pa /dev の下に完全に限定されたデバイスノードで与えることができます。 もし省略された場合、ディスク .Ql wd0 , .Ql da0 , .Ql od0 が、どれか 1 個が応答して見付かるまで この順序で検索されます。 .Pp 引数なしで呼び出されたときには、 セクタ 0 パーティションテーブルを表示します。 例えば: .Bd -literal ******* Working on device /dev/rwd0 ******* parameters extracted from in-core disklabel are: cylinders=769 heads=15 sectors/track=33 (495 blks/cyl) parameters to be used for BIOS calculations are: cylinders=769 heads=15 sectors/track=33 (495 blks/cyl) Warning: BIOS sector numbering starts with sector 1 Information from DOS bootblock is: The data for partition 1 is: sysid 165,(FreeBSD/NetBSD/386BSD) start 495, size 380160 (185 Meg), flag 0 beg: cyl 1/ sector 1/ head 0; end: cyl 768/ sector 33/ head 14 The data for partition 2 is: sysid 164,(unknown) start 378180, size 2475 (1 Meg), flag 0 beg: cyl 764/ sector 1/ head 0; end: cyl 768/ sector 33/ head 14 The data for partition 3 is: The data for partition 4 is: sysid 99,(ISC UNIX, other System V/386, GNU HURD or Mach) start 380656, size 224234 (109 Meg), flag 80 beg: cyl 769/ sector 2/ head 0; end: cyl 197/ sector 33/ head 14 .Ed .Pp このディスクは、たまたまディスク全体を満す 3 つのパーティションに分割されています。 2 つ目のパーティションは最初のパーティションの最後に重なっています。 (デバッグ目的に使われます) .Bl -tag -width "cyl, sector と head" .It Em "sysid" パーティションのラベル付に使われます。 .Bx Free ではマジックナンバ 165 (10進) A5 (16進)を予約しています。 .It Em "start と size" パーティションのセクタ単位での 開始アドレスとサイズです。 .It Em "flag 80" これがアクティブパーティションであることを指定します。 .It Em "cyl, sector と head" パーティションの 開始アドレスと終了アドレスを指定するのに使われます。 .It Em "注釈:" これらの数字は、 BIOS の理解するディスクジオメトリを使って計算され、 ブートブロックに保存されます。 .El .Pp フラグ .Fl i または .Fl u は、 もし .Fl f オプションが使われていない限り、 パーティションデータを更新すべきであることを指示します。 もし .Fl f がなければ、 .Nm プログラムは対話モードに入ります。 このモードでは明示的に指示しない限り、どんなデータも変更しないように 設計されています。 .Nm はこのような振舞いを保証するよう、質問のデフォルトを選択しています。 .Pp .Nm は各々のパーティションを表示し、 それを編集したいかどうかを尋ねます。 yes と答えたら、 古い値を表示し、新しい値を尋ねて 各々のフィールドを進みます。 1 個のパーティションが終了したら、 .Nm はそれを表示して、それで正しいかどうかを尋ねます。 そして .Nm は次のエントリに進みます。 .Pp .Em cyl, sector, と .Em head のフィールドを正しく得るにはちょっとした芸当が要ります。 そのためデフォルトでは、 .Nm が代わって計算しますが、選択してそれらの値を指定することもできます。 .Pp 全てのパーティションが進行した後、 .Em アクティブ パーティション変更をすることができます。 最後に、 最初のセクタのデータが全部集めれらたときに、 本当にセクタ 0 を書換えても良いか尋ねられます。 yes と答えた場合だけ、データはディスクに書き込まれます。 .Pp .Fl u フラグと .Fl i の間の違いは、 .Fl u フラグはディスク上にあるフィールドの値を編集するだけですが、 一方 .Fl i フラグはセクタ 0 を "初期化" するのに使われます; ディスク全体を .Bx Free 用に使えるように、 最後の BIOS パーティションをセットアップして、それをアクティブにします。 .Sh 注釈 開始シリンダ等の自動計算は、 BIOS がそのドライブのジオメトリであると思っている数字をもとに行なわれます。 これらの数字はデフォルトでは、メモリ上のディスクラベルから取りますが、 プログラムの起動時にそれらを変更する機会が与えられます。 このおかげでユーザは、 BIOS がジオメトリ変換を行なうドライブでも動作できるブートブロックを 作ることができます。 .Pp もしディスクのレイアウトを手作業で変更するのなら、 どうか .Bx Free パーティションがシリンダ境界から開始することを確認してください。 その後のたくさんの決定がこのことを仮定しています。 (これは必要ではなかったのかもしれませんが) .Pp すでにあるパーティションを編集すると、 たぶんそのパーティションのデータを失うことになるでしょう。 .Pp このプログラムがどう働くかを調べるために、 1 度か 2 度は対話的に実行するべきです。 これは、最後の質問に否定で答える限り完全に安全です。 このマニュアルでは完全に説明されていませんが、 プログラムが検出する微妙な点があります。 .Sh 設定ファイル .Fl f オプションが与えられたとき、 .Ar configfile の値を使ってディスクのパーティションテーブルを書換えることができます。 このファイルの構文はたいへん単純です。 各行はコメントか仕様のどちらかで、空白 (改行を除く) は無視されます。 .Bl -tag -width Ds .It Xo .Ic # .No Ar comment ... .Xc "#" で開始している行はコメントで無視されます。 .It Xo .Ic g .No Ar spec1 .No Ar spec2 .No Ar spec3 .Xc パーティション計算で使う BIOS ジオメトリを設定します。 前に文字を伴った数字で、3 つの値を指定することが必要です。 .Bl -tag -width Ds .Sm off .It Cm c No Ar num .Sm on シリンダの数を .Ar num に設定します。 .Sm off .It Cm h No Ar num .Sm on ヘッドの数を .Ar num に指定します。 .Sm off .It Cm s No Ar num .Sm on トラックあたりのセクタの数を .Ar num に設定します。 .El .Pp これらの指定はどんな順序でもよく、先頭の文字がどの値かを決定します; しかし、3 つ全てを指定することが必要です。 .Pp この行はパーティション情報を指定するどんな行よりも前に現れなくてはなりません。 .Pp 次の条件が真でなければ、エラーです: .Pp .nf 1 <= シリンダの数 1 <= ヘッドの数 <= 256 1 <= トラックあたりのセクタの数 < 64 .fi .Pp シリンダの数は 1024 以下でなければなりませんが、 しかしこれは強制されるものではなく、警告が出力されるでしょう。 ブート可能な .Bx Free パーティション ("/" ファイルシステム) は 最初の 1024 シリンダ以内に収まっていなといけません; もしそうでなければ、ブートに失敗するかもしれません。 ブートしないパーティションには、この制限はありません。 .Pp 1019 シリンダ、39 ヘッド、63 セクタのディスクの例 (これらの全てはみな等価): .Pp .nf g c1019 h39 s63 g h39 c1019 s63 g s63 h39 c1019 .fi .It Xo .Ic p .No Ar partition .No Ar type .No Ar start .No Ar length .Xc .Ar partition (1-4) で与えられたパーティションに、タイプ .Ar type 、開始セクタ .Ar start 、長さ (セクタ数) .Ar length を設定します。 .Pp これらの行で明示的に言及されたパーティションだけが変更されます; "p" 行で参照されていないパーティションは変更されません。 しかし、無効なパーティションテーブルがあるか、 .Fl i オプションが指定されているなら、 存在するパーティションエントリは全て取り除かれ (未使用の印がつけられ)、 パーティション情報を明示的に設定するのに、 "p" 行が使われなければなりません。 もし複数のパーティションを設定する必要があるなら、 複数の "p" 行が指定されなければなりません; 1 行で 1 個のパーティションを設定します。 .Pp これらのパーティション行は、もしあればジオメトリ指定行の後に現れなければ なりません。 .Pp .Bx Free パーティションの .Ar type は 165 です。0 のパーティションタイプを指定すると、 パーティションを取り除き未使用の印をつけたのと同じことになります; しかし、("0" とかの) ダミーの値が .Ar start と .Ar length に指定されなければなりません。 .Pp 注: パーティションの開始オフセットはヘッド境界まで必要なら繰り上げられ、 終了オフセットはシリンダ境界まで必要なら繰り下げられます。 .Pp 例: パーティション 4 を取り除いて、未使用の印をつける: .Pp .nf p 4 0 0 0 .fi .Pp 例: パーティション 1 を .Bx Free パーティションであって、 セクタ 1 から始まって 2503871 セクタの長さに設定する (注: これらの値は、 対応するヘッドとシリンダ境界に繰り上げ/繰り下げられます): .Pp .nf p 1 165 1 2503871 .fi .It Xo .Ic a .No Ar partition .Xc .Ar partition パーティションをアクティブにします。 設定ファイルのどこに現われても構いませんが、 1 個だけ存在することが必要です。 .Pp 例: パーティション 1 をアクティブパーティションにします: .Pp .nf a 1 .fi .El .Pp .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /boot/mbr -compact .It Pa /boot/mbr デフォルトのブートコード .El .Sh 関連項目 .Xr disklabel 8 .Sh バグ デフォルトのブートコードは、 必ずしもすべてのパーティションタイプを正しく扱いません。 特に MS-DOS 6.x 以降に導入されたものについてはそうです。 .Pp プログラム全体をよりユーザフレンドリにするべきです。 .Pp このマニュアルを通して使われている術語 .Sq パーティション は、他で使われる術語に一致させるため、 本当は .Sq スライス であるべきです。 .Pp ディスク全体を .Bx Free に捧げるためには、このコマンドは使えません。 これには .Xr disklabel 8 コマンドを使わなればなりません。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/hlfsd.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/hlfsd.8 index 20da4d6fc6..f7cca91d97 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/hlfsd.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/hlfsd.8 @@ -1,326 +1,327 @@ .\" .\" Copyright (c) 1997-1998 Erez Zadok .\" Copyright (c) 1989 Jan-Simon Pendry .\" Copyright (c) 1989 Imperial College of Science, Technology & Medicine .\" Copyright (c) 1989 The Regents of the University of California. .\" All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to Berkeley by .\" Jan-Simon Pendry at Imperial College, London. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgment: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: hlfsd.8,v 1.3 1998/09/12 04:04:58 obrien Exp % -.\" jpman %Id: hlfsd.8,v 1.3 1999/01/01 14:22:00 vanitas Stab % +.\" %Id: hlfsd.8,v 1.3.2.1 1999/08/18 07:40:47 chris Exp % .\" .\" HLFSD was written at Columbia University Computer Science Department, by .\" Erez Zadok and Alexander Dupuy .\" It is distributed under the same terms and conditions as AMD. .\" +.\" jpman %Id: hlfsd.8,v 1.3 1999/01/01 14:22:00 vanitas Stab % +.\" .Dd September 14, 1993 .Dt HLFSD 8 .Os .Sh 名称 .Nm hlfsd .Nd ホームリンクファイルシステムデーモン .Sh 書式 .Nm .Op Fl fhnpvC .Op Fl a Ar alt_dir .Bk -words .Op Fl c Ar cache-interval .Ek .Op Fl g Ar group .Bk -words .Op Fl i Ar reload-interval .Ek .Op Fl l Ar logfile .Bk -words .Op Fl o Ar mount-options .Op Fl x Ar log-options .Op Fl D Ar debug-options .Op Fl P Ar password-file .Ek .Op linkname Op subdir .Sh 解説 .Nm は、ユーザのホームディレクトリ内のサブディレクトリを指すシンボリックリンク を含むファイルシステムを実装したデーモンです。そのリンクはアクセスしたユーザに 応じて変化します。これは主に、到着したメールをユーザのホームディレクトリに リダイレクトし、どこからでも読めるようにするために設計されました。 .Pp .Nm は .Ar linkname -を含むディレクトリ(デフォルトは +を含むディレクトリ (デフォルトは .Pa /hlfs/home -)に対する +) に対する .Tn NFS サーバとして自分自身をマウントして動作します。 このディレクトリに対する検索 (lookup) は .Nm が処理し、その検索をどのように解決するかを決定するために パスワードマップを使います。ディレクトリは、存在しなかった場合には作成 されます。シンボリックリンクは、それをアクセスしたユーザの ホームディレクトリに .Ar subdir をつけたものになります。 .Ar subdir が指定されなかった場合の、 .Ar subdir のデフォルトは .Pa .hlfsdir です。このディレクトリも、存在しなかった場合には作成されます。 .Pp .Er SIGHUP を送ると、内部キャッシュのフラッシュを行い、パスワードマップの再読み込みを 行います。また、ログファイルをクローズし、オープンしなおして、 以前のログファイルを消去したり交換します。 .Er SIGUSR1 を送ると、ユーザ ID とホームディレクトリの内部テーブルを .Pa /usr/tmp/hlfsd.dump.XXXXXX にダンプします。 .Sh オプション .Bl -tag -width Ds .It Fl a Ar alt_dir 代わりのディレクトリです。ユーザのホームディレクトリにアクセスできない場合に、 .Nm が返すシンボリックリンクが指すディレクトリの名前です。デフォルトは .Pa /var/hlfs です。このディレクトリは存在しなければ作成されます。ユーザがこのファイルを 読む、またはシステム管理者がこの .Dq lost mail をその所有者に送り直すスクリプトを走らせるということが期待されます。 .It Fl c Ar cache-interval キャッシュする間隔です。 .Nm -はこの間隔(秒単位)でホームディレクトリの有効性をキャッシュします。 +はこの間隔 (秒単位) でホームディレクトリの有効性をキャッシュします。 .Ar cache-interval 秒以内に確認されたことのあるエントリは再確認されません。 それは、その操作のコストが高く、 そのエントリがまだ有効であることが十分に期待できるからです。 その間隔がたつと、 .Nm はユーザのホームディレクトリの有効性をふたたび確認し、キャッシュの タイムカウンタをリセットします。 デフォルトの .Ar cache-interval は 300 秒 .Pq 5 分 です。 .It Fl f 高速に起動させます。 .Nm マウントディレクトリ、代わりのスプールディレクトリ、マウントディレクトリ下に 隠れているシンボリックリンクが存在すること、そのパーミッション、そして その有効性といった起動時の一貫性チェックを、このオプションが与えられたとき にはスキップします。 .It Fl g Ar group 特殊グループ .Va HLFS_GID を .Ar group に設定します。 .Ic comsat .Pq ほかのユーザのメールボックスにアクセスする といったプログラムは正常に動作するためには .Va HLFS_GID に setgid しておかねばなりません。デフォルトのグループは .Dq hlfs です。グループが与えられなくて、 .Dq hlfs というグループが存在しないなら、この機能は無効になります。 .It Fl h ヘルプです。短いヘルプメッセージを表示し、終了します。 .It i Ar reload-interval マップを再読み込みする間隔です。 .Ar reload-interval 秒ごとに .Nm はパスワードマップを再読み込みします。 .Nm はユーザ ID とホームディレクトリのパスを知るために、パスワードマップが必要です。 .Nm は .Va SIGALRM を用いてパスワードマップを再読み込みします。 .Va SIGHUP を送ると、 .Nm はマップをすぐに再読み込みします。 .Ar reload-interval のデフォルトは 900 秒 .Pq 15 分 です。 .It Fl l Ar logfile .Nm がイベントを記録するログファイルを指定します。 .Pa logfile が文字列 .Pa syslog であれば、 .Xr syslog 3 によって、システムログデーモンに .Va LOG_DAEMON ファシリティでログメッセージが送られます。 これはデフォルトです。 .It Fl n 確認しません。 .Nm は返すシンボリックリンクの有効性、またユーザのホームディレクトリに スプールするために十分なディスクスペースがあることを確認しません。 これによって、 .Nm は、現在アクセスできないか、容量がいっぱいであるホームディレクトリへの シンボリックリンクを返すかもしれないという犠牲を払って、スピードアップ します。 デフォルトで、 .Nm はバックグラウンドでシンボリックリンクを確認します。 キャッシュは必要ないので、 .Fl n オプションは .Fl c オプションの意味を無効にします。 .It Fl o Ar mount-options マウントオプションです。 .Nm が .Pa dirname のトップで、自分自身をマウントするために使われるマウントオプションです。 デフォルトで、 .Ar mount-options は .Qq ro に設定されています。 システムがシンボリックリンクのキャッシュをサポートしているのなら、 デフォルトオプションは .Qq ro,nocache に設定されます。 .It Fl p .Va プロセス ID を表示します。 ファイルに保存できるように、標準出力に .Nm のプロセス ID を出力します。 .It Fl v バージョンです。標準エラー出力にバージョン情報を出力します。 .It Fl x Ar log-options 実行時にログをとるためのオプションを指定します。このオプションは、 fatal, error, user, warn, info, map, stats, all から選ばれた コンマ区切りのリストです。 .It Fl C NFS attribute-cache を無効にできないシステムで .Nm を実行させます。メールが失われたり、誤配送されることになりかねないので、 そのようなシステムで、このオプションを用いることは推奨されていません。 attribute-cache を無効にできるシステムではこのオプションは無視されます。 .It Fl D Ar debug-options いろいろなデバッグオプションを選びます。オプションの接頭辞として .Qq no という文字列がついていると、そのオプションの効果を反転させます。 オプションは追加されます。 もっとも便利なオプションは .Em all です。このオプションはデバッグのためだけに使われるので、 そのほかのオプションはここには記しません。 より詳細な解説はプログラムのソースにあります。 .Va SIGUSR1 を送ると .Nm は、内部パスワードマップを .Pa /usr/tmp/hlfsd.dump.XXXXXX にダンプします。 .It Fl P Ar password-file .Ar password-file からユーザ名、ユーザ ID、ホームディレクトリの情報を読みます。 通常 .Nm は、 .Xr getpwent 3 でパスワードのデータベースを読みます。このオプションによりデフォルトの データベースを無効にすることができ、ホームディレクトリ以外にユーザの メールをマップしたいときに便利です。 .Ar password-file のユーザ名、ユーザ ID、ホームディレクトリのフィールドだけを読み、 チェックします。ほかのすべてのフィールドは無視されます。 .Ar password-file は .Ux System 7 のコロン区切りのフォーマット -.Xr passwd 4 +.Xr passwd 5 に従わなければなりません。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /axx .It Pa /hlfs .Nm が自分自身をマウントし、シンボリックリンク .Pa home を処理するディレクトリです。 .It Pa .hlfsdir ユーザのホームディレクトリ内のデフォルトのサブディレクトリで、 .Nm が返したシンボリックリンク .Pa home のリンク先です。 .It Pa /var/hlfs ユーザのホームディレクトリがアクセスできるかどうか確認できないときの、 .Nm が返したシンボリックリンク .Pa home のリンク先です。 .Sh 関連項目 .Xr mail 1 , .Xr getgrent 3 , .Xr getpwent 3 , .Xr mtab 5 , .Xr passwd 5 , .Xr amd 8 , .Xr automount 8 , .Xr cron 8 , .Xr mount 8 , .Xr sendmail 8 , .Xr umount 8 .Rs .%T HLFSD: Delivering Email to Your $HOME .%B Proc. LISA-VII, The 7th Usenix System Administration Conference .%D November 1993 .Re .Sh 作者 .An Erez Zadok Aq ezk@cs.columbia.edu , Department of Computer Science, Columbia University, New York, USA. .Pp .An Alexander Dupuy Aq dupuy@smarts.com , System Management ARTS, White Plains, New York, USA. .Sh 歴史 .Nm ユーティリティは .Fx 3.0 で登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/init.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/init.8 index 70f98e7627..64ab1d02bc 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/init.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/init.8 @@ -1,368 +1,368 @@ .\" Copyright (c) 1980, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to Berkeley by .\" Donn Seeley at Berkeley Software Design, Inc. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)init.8 8.3 (Berkeley) 4/18/94 .\" %Id: init.8,v 1.13.2.3 1999/07/05 18:13:11 mph Exp % .\" .\" jpman %Id: init.8,v 1.2 1997/05/27 08:12:44 yugawa Stab % .\" .Dd April 18, 1994 .Dt INIT 8 .Os BSD 4 .Sh 名称 .Nm init .Nd プロセス制御の初期化を行う .Sh 書式 .Nm init .Oo .Cm 0 | 1 | 6 | .Cm c | q .Oc .Sh 解説 .Nm はブート処理の最後に起動されます。 .Nm は通常、 .Xr rc 8 で説明されている自動リブートシーケンスを実行します。それが成功すると、 システムはマルチユーザモードになります。 リブートスクリプトの実行に失敗すると、 .Nm はスーパユーザが使うシェルを起動してシングルユーザモードを 開始させます。 .Nm プログラムは、ブートプログラムからのパラメータの指示を受けて、 マルチユーザモードに移行せず、 一般のデーモンを起動することなくシングルユーザモードの シェルを起動させることができます。 その場合、システムはメンテナンスのためのモードになり、 シェルを抜ける (^D を入力する) ことで シングルユーザモードからマルチユーザモードになります。 これによって、 .Nm は .Pa /etc/rc をファストブートモード (ディスクチェック省略) で実行します。 .Pp もし .Xr ttys 5 ファイルの .Em console のエントリが .Dq insecure にマークされていた場合には、 .Nm はシングルユーザモードのシェルを起動する前に、スーパユーザのパスワードを 要求します。 パスワードチェックは、 .Em console が .Dq secure にマークされていればスキップされます。 .Pp カーネルは 4 種類のセキュリティレベルで走行します。どのスーパユーザ プロセスもセキュリティレベルを上げることができますが、レベルを下げることが できるのは .Nm だけです。セキュリティレベルは以下のように定義されます: .Bl -tag -width flag .It Ic -1 常に危険なモード \- システムは常にレベル 0 モードで走行します。 これは初期値のデフォルトです。 .It Ic 0 危険なモード \- 変更不可 (immutable) フラグや追加のみ (append-only) フラグは 無効にされます。 全てのデバイスは、そのパーミッションに従って読み書きされます。 .It Ic 1 安全なモード \- 変更不可フラグや追加のみのフラグは変更されません。 マウントされたファイルシステムのディスクおよび .Pa /dev/mem や .Pa /dev/kmem は read-only となります。 .It Ic 2 安全度の高いモード \- レベル 1 のモードの効果に加え、ディスクは マウントさていようといまいと、( .Xr mount 2 を除き) 常に read-only となります。 このレベルは、ファイルシステムをアンマウントして変更を加えることを不可能に します。また、システムがマルチユーザで走行中に .Xr newfs 8 を実行することも出来なくなります。 .It Ic 3 ネットワークの安全モード \- 安全度の高いモードに加え、 IP パケットフィルタルール ( .Xr ipfw 8 および .Xr ipfirewall 4 参照) を変更不可能とし、 .Xr dummynet 4 の設定を修正不可能とします。 .El .Pp 初期のセキュリティレベルが -1 だった場合、 .Nm はセキュリティレベルを変更しません。 それ以外の場合、シングルユーザモードではレベル 0 で、マルチユーザモードでは レベル 1 で、システムは動作します。マルチユーザモードにおいてレベル 2 で システムを走らせたい場合は、シングルユーザの状態の間に、つまり、 .Pa /etc/rc の中で .Xr sysctl 8 を使って、変数 .Dq kern.securelevel に必要なセキュリティレベルの値を設定します。 .Pp マルチユーザモードの場合、 .Nm は .Xr ttys 5 ファイルで指示された端末ポートのためのプロセスを管理します。 .Nm はこのファイルを読み込み、2 番目のフィールドに指示されたコマンドを 実行します。 そのコマンドは通常、 .Xr getty 8 で、 .Nm getty はtty をオープン、初期化し、 .Xr login 1 プログラムを実行します。 .Nm login プログラムは、ユーザがログインするとシェルを起動します。ユーザが ログアウトするか異常終了するなどして、そのシェルが終了すると、 .Nm プログラムが起こされ、 .Xr utmp 5 ファイルからユーザを消し、 .Xr wtmp 5 ファイルにログアウトを記録します。 このサイクルは、 .Nm プログラムがその端末に新しい .Nm getty を実行することで繰り返されます。 .Pp ラインの状態 (on, off, secure, getty, ウィンドウの情報) は、 .Xr ttys 5 ファイルを書き換えて .Dq Li "kill -HUP 1" によってシグナル .Dv SIGHUP を .Nm に送ることで、リブートせずに変更できます。 このシグナルを受け取ると .Nm は .Xr ttys 5 ファイルを再度読み込みます。 .Xr ttys 5 でラインがオフにされると、 .Nm はそのラインに関係するセッションの制御プロセスに SIGHUP シグナルを送ります。 オフであったラインが .Xr ttys 5 ファイルでオンにされると、 .Nm は新しい .Nm getty を起動して、新しいログインを可能にします。 ラインの getty やウィンドウフィールドが変更された場合、その変更は現在 のログインセッションが終了するまで有効にはなりません。 (例えば、 .Nm によって新しいプロセスが起動されるまで有効にならない。) .Xr ttys 5 中のあるラインをコメントアウトあるいは削除した場合は、 .Nm はそのラインに関しては何も実行しません。 しかしこの場合、 .Xr ttys 5 ファイルと .Xr utmp 5 ファイル内の記録情報が一致しなくなるため、試すことはお勧めしません。 .Pp .Dq Li "kill \-TERM 1" などによって terminate シグナル .Pq Dv TERM を受けると、 .Nm はマルチユーザモードを終了し、シングルユーザモードに復帰します。 ハードウェアまたはソフトウェアの問題でデッドロックしたプロセスがある場合、 .Xr init はすべてのプロセスの終了を待たず (これは無限に終らないかも知れません)、 30 秒間でタイムアウトして警告のメッセージを出力します。 .Pp terminal stop シグナル .Pq Dv TSTP を送ると ( .Dq Li "kill \-TSTP 1" )、 .Nm は新しい .Xr getty を起動するのをやめ、徐々にシステム停止可能な状態にします。 その後、hangup シグナルで完全なマルチユーザモードに戻り、terminate シグナル でシングルユーザモードに移ります。 この hook は .Xr reboot 8 と .Xr halt 8 で使われています。 .Pp interrupt シグナル .Pq Dv INT を送ると ( .Dq Li "kill \-INT 1" )、 .Nm はすべてのプロセスを (デッドロックプロセスを待たずに) 終了させ、 リブートを実行します。 この操作は、マシンがハングした時に、カーネルの中から、あるいは、X から、 システムを安全にシャットダウンするのに便利です。 .Pp .Nm は同じことを行いますが、ユーザ定義シグナル 1 .Pq Dv USR1 を送られた場合はマシンを停止し、 ユーザ定義シグナル 2 .Pq Dv USR2 を送られた場合はマシンを停止してから電源を切ります (ハードウェアが許す場合)。 .Pp マシンをシャットダウンする時、 .Nm は .Pa /etc/rc.shutdown スクリプトを実行しようとします。 このスクリプトは .Nm innd (インターネットニュースサーバ) のような特定のプログラムを綺麗に終了させるために使用可能です。 .Pp .Nm の役割は非常に重要で、もし .Nm が死ぬとシステムが自動的にリブートされます。 もしブート時に .Nm プログラムを見つけられなければ、システムは .Dq panic: init died (signal %d, exit %d) のようなメッセージを出力して panic で終了します。 .Pp 2 番目の書式行のようにユーザプロセスとして実行する場合、 .Nm は .At V の動作をエミュレートします。すなわち、スーパユーザがコマンドラインで .Em ランレベル を指定可能であり、 .Nm はオリジナルの .Pq PID 1 .Nm に次のようなシグナルを送ります: .Bl -column Run-level SIGTERM .It Sy ランレベル シグナル 動作 .It Cm 0 Ta Dv SIGUSR2 Ta "停止して電源切断" .It Cm 1 Ta Dv SIGTERM Ta "シングルユーザモードへ移行" .It Cm 6 Ta Dv SIGINT Ta "マシンを再起動" .It Cm c Ta Dv SIGTSTP Ta "更なるログインを抑止" .It Cm q Ta Dv SIGHUP Ta ファイル .Xr ttys 5 を再スキャン .El .Sh 診断 .Bl -diag .It "getty repeating too quickly on port %s, sleeping" ラインにサービスを提供するプロセスが、起動されるたびにすぐ終了してしまう。 これは、端末ラインに着信があるかノイズが大きい場合にしばしば起こります。 .Em "init は 30 秒間スリープし、" .Em "その後、プロセスを開始させようとし続けます。" .Pp .It "some processes would not die; ps axl advised." シャットダウンの際、ハングしていて終了させられないプロセスがあります。 この状態は、通常、デバイスに異常があるときにデバイスドライバで貼り付い てしまうことにより起こります。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/rc.shutdown -compact .It Pa /dev/console システムのコンソールデバイス .It Pa /dev/tty* .Xr ttys 5 内にある端末ポート .It Pa /var/run/utmp 現在ログインしているのユーザの情報 .It Pa /var/log/wtmp すべてのログイン・ログアウトの情報 .It Pa /etc/ttys 端末の初期化情報が書かれたファイル .It Pa /etc/rc システム立ち上げ用スクリプト .It Pa /etc/rc.shutdown システムシャットダウン用スクリプト .El .Sh 関連項目 .Xr kill 1 , .Xr login 1 , .Xr sh 1 , .Xr dummynet 4 , .Xr ipfirewall 4 , .Xr ttys 5 , .Xr crash 8 , .Xr getty 8 , .Xr halt 8 , .Xr ipfw 8 , .Xr rc 8 , .Xr reboot 8 , -.Xr shutdown 8, +.Xr shutdown 8 , .Xr sysctl 8 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .At v6 から登場しました。 .Sh 注意 .Xr sysctl を持たないシステムは、セキュリティレベル \-1 で動作します。 .Pp ブートシーケンスにおいて、セキュリティレベルを 1 より高く設定するのがあまり にも早すぎると、 .Xr fsck 8 が一貫性のないファイルシステムを補修することを妨げてしまう可能性が あります。セキュリティレベル設定を行う場所として適切なところは、 全てのマルチユーザ立ち上げ処理が完了した後である、 .Pa /etc/rc の末尾です。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/ipfw.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/ipfw.8 index 55fc280e01..c673c063eb 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/ipfw.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/ipfw.8 @@ -1,612 +1,636 @@ .\" -.\" %Id: ipfw.8,v 1.47.2.5 1999/06/17 13:03:37 ru Exp % +.\" %Id: ipfw.8,v 1.47.2.6 1999/08/16 17:29:52 luigi Exp % .\" .\" jpman %Id: ipfw.8,v 1.4 1997/05/19 17:19:51 horikawa Stab % .Dd July 20, 1996 .Dt IPFW 8 SMM .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm ipfw .Nd IPファイアウォール制御ユーティリィティ .Sh 書式 .Nm ipfw .Op Fl q .Oo .Fl p Ar preproc .Op Fl D Ar macro Ns Op Ns =value .Op Fl U Ar macro .Oc .Ar file .Nm ipfw .Oo .Fl f | .Fl q .Oc flush .Nm ipfw .Oo .Fl q .Oc zero .Op Ar number ... .Nm ipfw delete .Ar number ... .Nm ipfw .Op Fl aftN list .Op Ar number ... .Nm ipfw .Oo .Fl ftN .Oc show .Op Ar number ... .Nm ipfw .Oo .Fl q .Oc add .Op Ar number +.Op prob match_probability .Ar action .Op log .Ar proto from .Ar src to .Ar dst .Op via Ar name | ipno .Op Ar options .Sh 解説 書式の 1 行目のようにファイル名を指定した場合は、 .Ar file を 1 行ずつ、引数として読み込みます。 .Pp .Fl p Ar preproc を使用して、 .Ar file がパイプされるプリプロセッサを指定することもできます。 有用なプリプロセッサには .Xr cpp 1 と .Xr m4 1 があります。 .Ar preproc の最初の文字がスラッシュから始まらない場合、 .Ev PATH を使用した通常の名前検索行われます。 .Nm が実行されるときまでに全ファイルシステムが (まだ) マウントされないような環境 (例えば NFS 経由でマウントされる場合) では、本件に注意してください。 ひとたび .Fl p が指定されると、オプションの .Fl D と .Fl U の指定を続けることが可能となり、これらがプリプロセッサに渡されます。 これにより、(ローカルホスト名により条件付けするなど) 柔軟性のある設定ファイルを作成可能となり、IP アドレスのように 頻繁に必要となる引数を集中管理するためのマクロを使用可能となります。 .Pp .Nm はパケットごとに、マッチするルールが見つかるまでルールリストを調べます。 各ルールにはパケット数とパケットサイズの 2 つのカウンタが用意されていて、 パケットがマッチするとカウンタ値は更新されます。 .Pp -全ルールは 1 から 65534 の範囲の行番号で順序付けられます。この番号によって +ルールに、省略可能な +.Dq prob match_probability +指定子が付いている場合、指定した確率でのみマッチが宣言されます。 +match_probability は、0 から 1 までの浮動小数点数です。 +ランダムにパケットを落とす用途や、 +.Pf ( Xr dummynet 4 +と共に使用して) +複数パスをシミュレートしてパケット配送順序を乱れさせる用途などに有用です。 +.Pp +全ルールは 1 から 65534 の範囲の +.Dq 行番号 +で順序付けられます。この番号によって ルールの並べ変えと削除を行ないます。 ルールのマッチングは昇順で行なわれ、最初にマッチしたものが適用されます。 複数のルールが同じ番号を共有することも可能です。この場合はルールが追加された 順序でマッチングが行なわれます。 .Pp 番号を指定せずにルールを追加した場合は、 既に定義されているルールの最大の番号に 100 を加えたものとなります。 ルールの番号が 65435 以上の場合は、新しいルールは同じ番号が与えられます。 。 .Pp delete 操作は .Ar number で指定された番号を持つ最初のルールを、もし有れば、削除します。 .Pp list 操作は現在のルール一覧を出力します。 .Pp show 操作は `ipfw -a list' と同じ結果を出力します。 .Pp zero 操作は .Ar number で指定された番号を持つルールのカウンタをクリアします。 .Pp flush 操作は全ルールを削除します。 .Pp 記号 `#' で始まる行および空行は無視されます。 .Pp どんな場合でも次のルールは存在します: .Bd -literal -offset center 65535 deny all from any to any .Ed .Pp 全パケットを拒否するのがデフォルトのポリシです。 これを修正し、必要なルールを設定して下さい。 .Pp しかしながら、カーネルオプション .Dq IPFIREWALL_DEFAULT_TO_ACCEPT が有効な場合、ルールは次のようになります: .Bd -literal -offset center 65535 allow all from any to any .Ed .Pp このバリエーションではすべてが通過可能です。 このオプションを有効にしてよいのは特定の状況だけであり、 例えば通常は解放しており、 必要に応じてサービス拒否 (denial-of-service) フィルタとなる ファイアウォールシステムを使用する場合がこれに該当します。 .Pp オプションは以下のものが利用可能です。 .Bl -tag -width indent .It Fl a list 操作の時、カウンタの値を表示します。 show の項を参照のこと。 .It Fl f 操作を実行する際に確認メッセージを表示しません。 flush 操作も無条件に実行されます。 .Ar (注意) プロセスに tty が関連付けられていない場合には、 このオプションが指定されているものとして実行されます。 .It Fl q ルールを add, zero, flush する際に、メッセージの出力を抑制します ( .Fl f も含まれます)。 このオプションは、リモートログインセッションでルールを調整する際に、 (例えば sh /etc/rc.firewall のようにして) スクリプトの中から複数の ipfw コマンド を 実行する場合や、 多数の ipfw ルールを記述したファイルを用いる場合に 便利です。 flush 操作が通常の (冗舌な) 状態 (デフォルトのカーネルの設定) で実行されると、メッセージが出力されます。 ここで、すべてのルールは削除されるので、メッセージをログインセッションに 送ることができず、ログインセッションがクローズされてしまうので、 残りのルールセットは実行されません。 この状態を修復するにはコンソールへのアクセスが必要となります。 .It Fl t list 操作の時に、最後にマッチしたパケットのタイムスタンプを表示します。 .It Fl N IPアドレスとサービス名をリゾルブしてホスト名で表示します。 .El .Pp .Ar action : .Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 .It Ar allow マッチするパケットを通過させ、マッチングを終了します。 .Ar pass , .Ar permit , .Ar accept と同じです。 .It Ar deny マッチするパケットを破棄し、マッチングを終了します。 .Ar drop は .Ar deny と同じです。 .It Ar reject (価値が低下しています。) マッチするパケットを破棄し、 ICMP の host unreachable を送信して、終了します。 .It Ar unreach code マッチするパケットを破棄し、 ICMP の unreachable に .Ar code を付けて送信します。 .Ar code は、0 から 256 までの数字、もしくは、以下に列挙する別名のいずれかです: .Ar net, .Ar host , .Ar protocol , .Ar port , .Ar needfrag , .Ar srcfail , .Ar net-unknown , .Ar host-unknown , .Ar isolated , .Ar net-prohib , .Ar host-prohib , .Ar tosnet , .Ar toshost , .Ar filter-prohib , .Ar host-precedence , .Ar precedence-cutoff 。送信後、終了します。 .It Ar reset TCP パケットのみに対応。 パケットを破棄し、TCP の (RST) を送信し、終了します。 .It Ar count マッチするパケットのカウンタを更新し、引続きマッチングを行ないます。 .It Ar divert port マッチするパケットを .Ar port で指定されたポートにバインドされている .Xr divert 4 ソケットに送り、マッチングを終了します。 .It Ar tee port マッチするパケットのコピーを .Ar port で指定されたポートにバインドされている .Xr divert 4 ソケットに送り、引続きマッチングを行ないます。 この機能は未実装です。 .It Ar fwd ipaddr Op ,port マッチしたパケットの次のホップを .Ar ipaddr に変更します。これはドット付き 4 つ組の IP アドレスでもホスト名でもよいです。 .Ar ipaddr が直接到達可能なアドレスではない場合、その IP に対して ローカルルーティングテーブルでみつかる経路を使用します。 .Ar ipaddr がローカルアドレスの場合、 リモートホストからこのシステムにパケットが到着すると、 そのパケットをローカルマシンの .Ar port に転換します。 その際、 ソケットのローカルアドレスは、 パケットの元々の宛先の IP アドレスのままとします。 これは透過的プロキシサーバのためにあります。 IP が ローカルアドレスではない場合、ポート番号は (指定されていても) 無視され、 ルールはシステムから出て行くパケットに対してのみ適用されます。 また、」 パケットローカルに生成された時にもアドレスをローカルポートにマップします。 検索はルールがマッチしたときに終了します。 ポート番号が与えられなかった場合、パケット中のポート番号が使用され、 外部マシンのポート Y へのパケットは ローカルポート Y へ転送されます。 カーネルは、 オプション IPFIREWALL_FORWARD 付きでコンパイルされている必要があります。 +.It Ar pipe pipe_nr +パケットを +.Xr dummynet 4 +``パイプ'' へ渡します (バンド幅制限、遅延等のため)。 +更なる情報については +.Xr dummynet 4 +マニュアルページを参照してください。 +検索は終了します。 +しかし、パイプから抜けたときに sysctl 変数 +net.inet.ip.fw.one_pass がセットされていない場合、 +パケットはファイアウォールコードへ再度渡されて次のルールから開始します。 .It Ar skipto number .Ar number より小さな番号のルールを飛び越して、 .Ar number 以上の番号のルールで最初に存在するものから、マッチングを継続します。 .El .Pp パケットが .Ar divert や .Ar tee のどちらかひとつ以上、もしくは両方の組み合わせの、複数のルールにマッチした場合、 最後のものを除き、無視します。 .Pp カーネルが .Dv IPFIREWALL_VERBOSE オプション付きでコンパイルされている場合に、``log'' が指定されているルールと マッチした時は、メッセージをコンソールに表示します。 もし、 .Dv IPFIREWALL_VERBOSE_LIMIT オプション付きでコンパイルされている場合、一連のルールに対し指定されたパケット 数を受信した後、メッセージの表示を中止します。 パケットのカウンタをクリアすれば再びメッセージを出力します。 .Pp コンソールへの表示とその制限数は、 .Xr sysctl 8 を通し、直接設定できます。 .Pp .Ar proto : .Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 .It Ar ip 全パケットがマッチします。別名 .Ar all も使えます。 .It Ar tcp TCP パケットのみマッチします。 .It Ar udp UDP パケットのみマッチします。 .It Ar icmp ICMP パケットのみマッチします。 .It Ar 指定されたプロトコルのパケットのみマッチします ( .Pa /etc/protocols のリストを参照の事) .El .Pp .Ar src と .Ar dst : .Pp .Bl -hang -offset flag .It Ar
.Op Ar ports .El .Pp .Em
は以下のように指定できます。 .Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 .It Ar ipno IP番号を 1.2.3.4 の形式で指定します。指定されたアドレスのみがマッチします。 .It Ar ipno/bits IP番号とネットマスクの幅を 1.2.3.4/24 の形式で指定します。 この場合は 1.2.3.0 から 1.2.3.255 のアドレスがマッチします。 .It Ar ipno:mask IP番号とネットマスクの幅を 1.2.3.4:255.255.240.0 の形式で指定します。 この場合は 1.2.0.0 から 1.2.15.255 のアドレスがマッチします。 .El .Pp アドレスの前に ``not'' を付けることによって、マッチの意味を反転させる ことができます (指定されたアドレス以外の総てのアドレスがマッチします)。 これはポート番号には影響しません。 .Pp TCP と UDP ではさらに、 .Em ports を以下のように指定できます。 .Pp .Bl -hang -offset flag .It Ns {port|port-port} Ns Op ,port Ns Op ,... .El .Pp ポート番号の代わりに (ファイル .Pa /etc/services から取った) サービス名を使用できます。 port-port の書式で、最初の値に限り範囲指定できます。 列挙出来るポート数は .Pa /usr/src/sys/netinet/ip_fw.h で .Dv IP_FW_MAX_PORTS として定義されています。 .Ql \e を使用することにより、サービス名中の .Ql - 文字をエスケープ可能です: .Pp .Dl ipfw add count tcp from any ftp\e\e-data-ftp to any .Pp 断片化されたパケットでオフセットが非 0 のもの (すなわち、最初の断片ではないもの) は、 1 つ以上のポート仕様を持つルールにはマッチしません。 断片化されたパケットへのマッチングに関する詳細は .Ar frag オプションを参照してください。 .Pp マッチングのルールは、入ってくるパケットか、出ていくパケット、もしくはその両方 に対し適応されます。 .Ar in を指定すれば、入ってくるパケットのみにルールを適応します。 .Ar out を指定すれば、出ていくパケットのみに適応します。 .Pp 特定のインタフェースを通過するパケットには、 .Ar via を用いてインタフェースを指定します: .Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 .It Ar via ifX .Ar ifX を通過するパケットを指定します。 .It Ar via if* .Ar ifX を通過するパケットを指定します。X はいずれかのユニットの番号です。 .It Ar via any .Em いずれか のインタフェースを通過するパケットを指定します。 .It Ar via ipno IP アドレスが .Ar ipno のインタフェースを通過するパケットを指定します。 .El .Pp .Ar via を用いると、常時指定されたインタフェースがチェックされます。 .Ar recv や .Ar xmit を、 .Ar via の代わりに指定すると、 受信、もしくは送信インタフェースのみが (各々に) チェックされます。 両方を指定すれば、 受信と送信の両方のインタフェースを通るパケットを指定できます。 例 : .Pp .Dl "ipfw add 100 deny ip from any to any out recv ed0 xmit ed1" .Pp .Ar recv で指定したインタフェースでは、受信と送信、両方のパケットをチェックできます。 それに対し、 .Ar xmit で指定したインタフェースでは、送信パケットのみとなります。 それゆえに、 .Ar xmit を指定すると .Ar out が、必須です ( .Ar in は不可)。 .Ar via と共に .Ar xmit もしくは、 .Ar recv を指定する事はできません。 .Pp 個々のパケットは、受信用ないし送信用インタフェースを持たないかもしれません。 ローカルホストで発生したパケットには受信用のインタフェースはないし、 ローカルホスト内宛のパケットは、送信用インタフェースが有りません。 .Pp 追加用 .Ar options : .Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 .It frag パケットが断片 (フラグメント) 化されたデータグラムの一部で、かつデータグラムの 先頭の断片でない場合にマッチします。 .Ar frag を、 .Ar tcpflags や TCP/UDP ポート仕様と共に使用することはできません。 .It in ネットワークから受信したパケットのみマッチします。 .It out ネットワークへ送信するパケットのみマッチします。 .It ipoptions Ar spec IP ヘッダが、 .Ar spec に指定されたコンマで区切られたオプションのリストを含む場合にのみマッチします。 サポートされている IP オプションは .Ar ssrr (strict source route), .Ar lsrr (loose source route), .Ar rr (record packet route), .Ar ts (timestamp) です。 ``!'' によって、特定のオプションを含めないよう指定できます。 .It established RST または ACK ビットがセットされているパケットのみマッチします。 このビットがセットされることがあるのは TCP のパケットのみです。 .It setup SYN ビットがセットされ ACK がセットされていないパケットのみマッチします。 このビットがセットされることがあるのは TCP のパケットのみです。 .It tcpflags Ar spec TCP ヘッダが .Ar spec に指定されたコンマで区切られたフラグのリストを含む場合にのみマッチします。 サポートされているフラグは、 .Ar fin , .Ar syn , .Ar rst , .Ar psh , .Ar ack , .Ar urg です。 ``!'' によって、特定のフラグを含めないよう指定できます。 .Ar tcpflags 仕様を含むルールは非 0 のオフセットを持つ断片化されたパケットに マッチすることはありません。 断片化されたパケットに関するマッチについての詳細は .Ar frag オプションを参照してください。 .It icmptypes Ar types ICMP タイプが .Ar types で指定されたリスト中に存在する場合にのみ適用されるルールとなります。 リストはレンジの組み合わせでも、各タイプをコンマで区切ったものでもどちらでも かまいません。 .El .Sh チェックリスト ルールを構成する際に考慮すべき重要な点を述べます。 .Bl -bullet -hang -offset flag .It かならず送信パケットと受信パケットの両方のパケットをフィルタリングします。 ほとんどのネットワークコネクションではパケットが双方向に流れることが必要です。 .It テストは細心の注意を払って行ないます。テストの際にはコンソールの近くにいる のがよいでしょう。 .It ループバックインタフェースのことを忘れてはなりません。 .El .Sh 長所 ファイアウォールが常に破棄するパケットが 1 種類あります。 フラグメントオフセットが 1 のフラグメントパケットです。 これはパケットとしては有効なものですが、利用目的はファイアウォールを かいくぐることしかありません。 .Pp ネットワーク越しにログインしている場合、KLD 版の .Nm をロードすることはそれほど単純なことではありません。 以下のコマンドを奨めます。 .Bd -literal -offset center kldload /modules/ipfw.ko && \e ipfw add 32000 allow all from any to any .Ed .Pp これに引続き、同じような状況で .Bd -literal -offset center ipfw flush .Ed .Pp とするのは良くありません。 .Pp システムセキュリティレベルが 3 以上に設定されている場合、 IP フィルタリストを変更できません (システムセキュリティレベルについては .Xr init 8 を参照してください)。 .Sh パケットの行き先変更 指定されたポートを見ているソケットは、そのポートへ行き先変更されたパケットを、 全部受けとります。 .Xr divert 4 を参照して下さい。ポートを見ているソケットがない場合やカーネルがパケットの 行き先変更をサポートするようにはコンパイルされていない場合、 パケットは破棄されます。 .Sh 使用例 次のコマンドは .Em cracker.evil.org から .Em wolf.tambov.su の telnet ポートへ送られるすべての TCP パケットを拒否するルールを追加します。 .Pp .Dl ipfw add deny tcp from cracker.evil.org to wolf.tambov.su 23 .Pp 次のコマンドはネットワーク hackers からホスト my へのすべてのコネクションを 拒否します。 .Pp .Dl ipfw add deny all from 123.45.67.0/24 to my.host.org .Pp 次はカウントされている情報とタイムスタンプを見る例です .Pp .Dl ipfw -at l .Pp これはタイムスタンプを省略して次のように指定できます。 .Pp .Dl ipfw -a l .Pp 次のルールは 192.168.2.0/24 からのすべての受信パケットを、5000 番のポートに 行き先変更するものです。 .Pp .Dl ipfw divert 5000 all from 192.168.2.0/24 to any in .Sh 関連項目 .Xr cpp 1 , .Xr m4 1 , .Xr divert 4 , +.Xr dummynet 4 , .Xr ip 4 , .Xr ipfirewall 4 , .Xr protocols 5 , .Xr services 5 , .Xr init 8 , .Xr kldload 8 , .Xr reboot 8 , .Xr sysctl 8 , .Xr syslogd 8 .Sh バグ .Pp .Em WARNING!!WARNING!!WARNING!!WARNING!!WARNING!!WARNING!!WARNING!! .Pp このプログラムはコンピュータをかなり使いにくい状態にしてしまう可能性があります 。 はじめて使用する時はコンソール上で実行し、理解していない操作は .Em 絶対に実行しない ようにして下さい。 .Pp 連続したエントリの操作もしくは追加に際し、サービス名やプロトコル名は使用できま せん。 .Pp 入ってきたパケットの断片 (フラグメント) が .Ar divert によって行き先を変更されると、ソケットに配送される前に、組み立て直しをします。 それに対し、 .Ar tee を経由した断片 (フラグメント) は、組み立て直しされません。 .Pp ポートの別名でダッシュ (-) を含むものは、リストの最初には書けません。 .Pp ``tee'' アクションは未実装です。 .Sh 作者 .An Ugen J. S. Antsilevich , .An Poul-Henning Kamp , .An Alex Nash , .An Archie Cobbs . API は .An Daniel Boulet が BSDI 向けに記述したコードに基づいています。 .Sh 歴史 .Nm は、 .Fx 2.0 で最初に現れました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/kgzip.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/kgzip.8 new file mode 100644 index 0000000000..c5148c9ff7 --- /dev/null +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/kgzip.8 @@ -0,0 +1,129 @@ +.\" Copyright (c) 1999 Global Technology Associates, Inc. +.\" All rights reserved. +.\" +.\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without +.\" modification, are permitted provided that the following conditions +.\" are met: +.\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright +.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. +.\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright +.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the +.\" documentation and/or other materials provided with the distribution. +.\" +.\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS``AS IS'' AND +.\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE +.\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR +.\" PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS +.\" BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, +.\" OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT +.\" OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR +.\" BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, +.\" WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE +.\" OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, +.\" EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. +.\" +.\" %Id: kgzip.8,v 1.1.1.1.2.1 1999/07/28 09:05:25 rnordier Exp % +.\" jpman %Id: kgzip.8,v 1.3 1999/08/28 13:18:13 horikawa Stab % +.\" +.Dd July 19, 1999 +.Dt KGZIP 8 +.Os FreeBSD +.Sh 名前 +.Nm kgzip +.Nd カーネルを圧縮する +.Sh 書式 +.Nm kgzip +.Op Fl cv +.Op Fl l Ar loader +.Op Fl o Ar output +.Ar file +.Sh 解説 +.Nm +ユーティリテイは、カーネルその他のブート可能バイナリを圧縮します。この +動作は次の 2 つのフェーズからなります。 +.Bl -enum +.It +実行可能ファイルのロードイメージは、 +.Sq text +セグメントと +.Sq data +セグメント以外のすべてを省略して作成されます。 +このイメージを +.Xr gzip 1 +を用いて圧縮し、 +再配置可能なオブジェクト形式として出力します。 +.It +出力されるオブジェクトファイルは、特殊な自立ローダとともにリンクされ、 +第 2 レベルもしくは第 3 レベルのブートストラッププログラムによるブートに +適した実行ファイルが生成されます。 +.El +.Pp +サポートする入力ファイルは ELF 形式と ZMAGIC 付きの a.out 形式です。 +出力の形式は常に ELF です。32 ビットオブジェクトのみがサポートされています。 +.Pp +.Ar file +オペランドが +.Sq .o +接尾子を持つ場合、入力はリンクフェーズにあると見なされ、最初のフェーズは +省略されます。 +.Pp +オプションは次のとおりです。 +.Bl -tag -width Fl +.It Fl c +リンクフェーズを省略します。 +.It Fl v +オブジェクトファイル情報を表示します。 +.It Fl l Ar loader +.Ar loader +をローダとしてリンクします。 +.It Fl o Ar output +出力ファイルの名前を +.Ar output +とします。 +デフォルトの名前は、(再配置可能形式については) 入力ファイル名の接尾子を +.Sq .o +にしたものです。または、(実行可能形式については) 入力ファイルの接尾子を +.Sq .kgz +にしたものです。 +.El +.Sh 注釈 +以下と等価な大域変数が出力の中で定義されます。 +.Bd -literal +struct kgz_hdr { + char ident[4]; /* 識別子: "KGZ" */ + uint32_t dload; /* デコードされたイメージのロードアドレス */ + uint32_t dsize; /* デコードされたイメージの大きさ */ + uint32_t isize; /* メモリ中のイメージの大きさ */ + uint32_t entry; /* エントリポイント */ + uint32_t nsize; /* エンコードされたイメージの大きさ */ + } kgz; + +uint8_t kgz_ndata[]; /* エンコードされたデータ */ +.Ed +.Pp +エンコードされたデータは、単に +.Xr gzip 1 +の出力です。ヘッダ (オプションフィールドは一切持ちません)、圧縮された +データ、32 ビットの CRC とサイズの値を持ちます。 +.Sh 関連ファイル +.Bl -tag -width /usr/lib/kgzldr.o -compact +.It Pa /usr/lib/kgzldr.o +デフォルトのローダ。 +.El +.Sh 関連項目 +.Xr gzip 1 , +.Xr ld 1 , +.Xr a.out 5 , +.Xr boot 8 , +.Xr loader 8 +.Sh 診断 +成功すれば終了ステータスは 0 となり、エラーが発生すれば >0 となります。 +.Sh 作者 +.An Robert Nordier Aq rnordier@FreeBSD.org +.Sh バグ +シンボル情報は失われていますので、カーネルの圧縮にこのユーティリティを +使う利点は、 +.Xr loader 8 +が使用できない状況に限られます。それ以外の場合、単に +.Xr gzip 1 +を使ってカーネルを圧縮する方が望ましいでしょう。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/linux.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/linux.8 index 693d7d2e12..22a6614e58 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/linux.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/linux.8 @@ -1,47 +1,47 @@ .\" .\" Copyright (c) 1997 .\" The FreeBSD Project. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE DEVELOPERS ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. .\" IN NO EVENT SHALL THE DEVELOPERS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, .\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT .\" NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, .\" DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY .\" THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: linux.8,v 1.3.2.2 1999/04/23 16:15:50 ghelmer Exp % +.\" %Id: linux.8,v 1.3.2.3 1999/08/19 00:14:15 mpp Exp % .\" .\" jpman %Id: linux.8,v 1.3 1997/07/22 16:50:43 horikawa Stab % .Dd January 9, 1997 .Dt LINUX 8 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm linux .Nd Linux エミュレータのカーネルモジュールを読み込む .Sh 書式 .Nm linux .Sh 解説 .Nm は、Linux エミュレータのカーネルモジュールを読み込みます。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /modules/linux.ko .It Pa /modules/linux.ko Linux エミュレータの読み込み可能カーネルモジュール .Sh 関連項目 .Xr kld 4 , .Xr kldload 8 , -.Xr kldunload 8 , -.Xr kldstat 8 +.Xr kldstat 8 , +.Xr kldunload 8 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/mount.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/mount.8 index e16da1da4a..513b4ba5ae 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/mount.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/mount.8 @@ -1,384 +1,391 @@ .\" Copyright (c) 1980, 1989, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)mount.8 8.8 (Berkeley) 6/16/94 -.\" %Id: mount.8,v 1.24.2.1 1999/04/08 14:00:59 ghelmer Exp % +.\" %Id: mount.8,v 1.24.2.2 1999/08/19 10:14:48 jkoshy Exp % .\" .\" jpman %Id: mount.8,v 1.2 1997/05/03 11:26:50 horikawa Stab % .\" .Dd June 16, 1994 .Dt MOUNT 8 .Os BSD 4 .Sh 名称 .Nm mount .Nd ファイルシステムをマウントする .Sh 書式 .Nm mount .Op Fl adfpruvw .Op Fl t Ar ufs | lfs | external_type .Nm mount .Op Fl dfpruvw .Ar special | node .Nm mount .Op Fl dfpruvw .Op Fl o Ar options .Op Fl t Ar ufs | lfs | external_type .Ar special node .Sh 解説 .Nm コマンドは .Xr mount 2 システムコールを使用して、 .Ar "スペシャルデバイス" かリモートノード (rhost:path) を ファイルシステムツリーの .Ar node へ接合します。 もし .Ar special または .Ar node が指定されなかった場合には、 .Xr fstab 5 ファイルから適切な情報を取得します。 .Pp システムは、現在マウントしているファイルシステムのリストを管理しています。 .Nm コマンドを引数を与えずに実行すると、このリストが表示されます。 .Pp オプションとしては以下のものがあります: .Bl -tag -width indent .It Fl a .Xr fstab 5 に記述されているファイルシステムを すべてマウントします。 例外は、``noauto'' が指定されているもの、 .Fl t フラグにて除外されているもの (後述)、 既にマウントされているもの (ルートファイルシステムは伝統的なシングルユーザモードの動作を保つ ために除外されます) です。 通常、これはシステムの起動時に実行されます。 .It Fl d システムコールの実行以外のすべてのことを行ないます。 このオプションを .Fl v とともに指定することで、 .Nm コマンドが何をしようとしているのかを確認することができます。 .It Fl f ファイルシステムのマウント状態を読み書き可能から読み込み専用へ 変更しようとするときに、 すでにオープンされているファイルへの書き込み許可を強制的に取り消します。 また、正常かどうか不明なファイルシステムも強制的に読み書き可能に マウントします (危険なため注意して使って下さい)。 .It Fl o オプションは .Fl o の後にコンマで区切って指定します。 +衝突するオプションが指定された場合、最も右側のオプションが効果があります。 以下のオプションが指定できます: .Bl -tag -width indent .It async 指定したファイルシステムのすべての .Tn I/O を非同期に行います。 このフラグを指定することは非常に .Em 危険 ですので、 システムクラッシュ時にファイルシステムを 作り直す用意ができていないかぎりは使うべきではありません。 +.It current +.Fl u +フラグとともに使用された場合、 +マウントされているファイルシステムに対する現在の効果を指定することと同じです。 .It force .Fl f オプションと同じです。 ファイルシステムのマウント状態を読み書き可能から読み込み専用へ 変更しようとするときに、 すでにオープンされているファイルへの書き込み許可を強制的に取り消します。 また、正常かどうか不明なファイルシステムも強制的に読み書き可能に マウントします (危険なため注意して使って下さい)。 +.It fstab +.Fl u +フラグとともに使用された場合、 +ファイルシステムに対して +.Xr fstab 5 +に列挙されている全オプションを指定することと同じです。 .It noatime ファイル読み取り時に、ファイルアクセス時刻を更新しません。 このオプションが便利なのは、 多くのファイルを持ち、(ほとんどの場合重要ではない) ファイルアクセス時刻 を更新するよりも性能が重要であるファイルシステムです。 このオプションは現在ローカルファイルシステムでのみサポートされています。 .It noauto mount が .Fl a フラグ付きで動作しているときに、このファイルシステムをスキップします。 .It noclusterr リード時のクラスタリングを無効にします。 .It noclusterw ライト時のクラスタリングを無効にします。 .It nodev ファイルシステム上のキャラクタスペシャルデバイスや ブロックスペシャルデバイスを解釈しません。 このオプションは、サーバが自分自身以外のアーキテクチャ用の スペシャルデバイスを含むファイルシステムを持っている場合に有用です。 .It noexec マウントしているファイルシステム上のバイナリの 実行を許可しません。 このオプションは、サーバが自分自身以外のアーキテクチャ用の バイナリを含むファイルシステムを持っている場合に有用です。 .It nosuid 実効ユーザ ID (set-user-ID) セット、 実効グループ ID (set-group-ID) セットビットの 効果をなくします。 注意: .Xr suidperl 1 のような suid/sgid ラッパが 誰でも使えるようにシステムにインストールされている場合には、価値がありません。 .It nosymfollow マウントされたファイルシステムにおいては、シンボリックリンクを追跡しません。 .It rdonly .Fl r と同じく、マウントするファイルシステムを読み込み専用とします (スーパユーザでも書き込みできなくなります)。 .It sync ファイルシステムのすべての .Tn I/O を同期的に行います。 .It suiddir マウントされたファイルシステムにおけるディレクトリに SUID ビットがセットされると、 新規ファイルの所有者をディレクトリの所有者に設定します。 新規ディレクトリは親ディレクトリのビットを継承します。 実行ビットはファイルから取り除かれ、root には与えられません。 .Pp この機能は PC ユーザに対して ftp, SAMBA, netatalk のサービスを行う ファイルサーバのためにデザインされました。 これはシェルユーザに対してセキュリティホールとなりますので、 特にホームディレクトリを持つシェルマシンでは使用すべきではありません。 このオプションが動作するためには、カーネルの SUIDDIR オプションが必要です。 UFS ファイルシステムのみがこのオプションをサポートします。 詳細は .Xr chmod 2 を参照してください。 .It update .Fl u と同じく、すでにマウントされているファイルシステムの状態を変化させることを 指示します。 .It union マウントポイント以下の名前空間に、マウントされたファイルシステムのルートと マウントポイントに元から存在するディレクトリの両方が見えるようにします。 名前を検索するときは、マウントしたファイルシステムが先に検索されます。 ファイルが存在しない ために検索が失敗した場合は、既存のディレクトリがアクセスされます。 ファイル等の作成は、すべて マウントしたファイルシステム上に対して行われます。 .El .Pp .Nm が内部で知っているファイルシステムタイプ .Pf ( Fl t オプションを参照) 以外の、ファイルシステムタイプに固有のオプションは、 コンマで区切って指定します。このオプションは、オプションの前に .Dq \&- (ダッシュ記号) をつけて区別します。値を持つオプションは、 -option=valueの形で指定します。 たとえば、 .Bd -literal -offset indent mount -t mfs -o nosuid,-N,-s=4000 /dev/dk0b /tmp .Ed .Pp では、 .Nm コマンドは以下と同じものを実行します: .Bd -literal -offset indent /sbin/mount_mfs -o nosuid -N -s 4000 /dev/dk0b /tmp .Ed .It Fl p マウント情報を fstab の形式で表示します。暗黙的に .Fl v オプションを指定します。 .It Fl r ファイルシステムをリードオンリーで マウントします (スーパユーザでも書き込みは行えません)。 これは、 .Fl o オプションで .Dq rdonly を指定するのと同じです。 .It Fl t Ar "ufs \\*(Ba lfs \\*(Ba external type" .Fl t のあとの引数にはファイルシステムタイプを指定します。 デフォルトは、 .Ar ufs です。 .Fl t オプションによって、 .Nm コマンドの操作が、指定した特定のタイプのファイルシステムに対してのみ 行われるように指示することができます。 2つ以上のタイプを指定するにはコンマで区切ります。 ファイルシステムリスト の先頭に .Dq no という文字をつけることに よって、 .Nm コマンドの操作の対象と .Em しない ファイルシステムタイプを指定することができます。 以下に例を示します: .Bd -literal -offset indent mount -a -t nonfs,mfs .Ed .Pp は、 .Tn NFS と .Tn MFS を除いた、すべてのファイルシステムをマウントします。 .Pp type を内部で解釈できない場合、 .Nm は .Pa /sbin/mount_ Ns Em XXX というプログラムを実行しようとします。 .Em XXX の部分が type になります。たとえば nfs ファイルシステムは、 .Pa /sbin/mount_nfs というプログラムによってマウント されます。 .Pp ほとんどのファイルシステム用モジュールは カーネル中にない場合、ファイルシステム別のマウントプログラム によって動的に読み込まれます。 そこでは .Xr vfsload 3 サブルーチンが使われます。 この機構には書き込み可能な作業領域が必要なため、 .Pa /tmp があるファイルシステムタイプのモジュールはカーネルに 組み込まれている必要があります。さらに .Pa /etc/fstab において、 .Pa /tmp や .Pa /usr/bin/ld があるファイルシステムは 動的に読み込まれるファイルシステムよりも前に 記述されていなければいけません。 .It Fl u .Fl u フラグは、すでにマウントしているファイルシステム の状態の変更を指示します。 ファイルシステムを読み込み専用から読み書き可能へ、またその逆へも変更することを 含めて、すでに説明したすべてのオプション .Pf ( Fl o オプション) の内容を変更することができます。 読み書き可能なファイルシステムを読み出し専用に変更する場合、 書き込みのためにオープンしているファイルがあるときには、 .Fl f オプションを指定しなければ変更に失敗します。 どのオプションを適用するかを決定する際、最初に -.Xr fstab 5 -のテーブル -を参照し、適用します。その次に .Fl o オプションの引数を適用し、最後に -.Fl r -、 +.Fl r , .Fl w オプションが適用されます。 .It Fl v 詳細なメッセージを表示します。 .It Fl w ファイルシステムを読み書き可能とします。 .Pp .Tn NFS ファイルシステムに対して指定できるオプションは、 .Xr mount_nfs 8 のマニュアルに記述されています。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/fstab -compact .It Pa /etc/fstab ファイルシステムテーブル .El .Sh 診断 多岐に渡りますが、ほぼ全てが自明です。 .Pp .Dl XXXXX filesystem is not available .Pp カーネルはそのファイルシステムタイプをサポートしていません。 ファイルシステムのサポートは、 静的 (カーネルコンパイル時) もしくは動的 ( .Xr kldload 8 によってカーネルモジュールとしてロードされる) です。 通常、 .Nm もしくはそのサブプロセスは、 ファイルシステムモジュールが静的に組み込まれていない場合は、 .Xr vfsload 3 を使用して動的にそのファイルシステムモジュールをロードしようとします。 この場合上記エラーメッセージは、 モジュールをロードするパーミッションを持たないことも意味する場合があります。 .Sh 関連項目 .Xr mount 2 , .Xr vfsload 3 , .Xr fstab 5 , .Xr kldload 8 , .Xr mount_cd9660 8 , .Xr mount_devfs 8 , .Xr mount_fdesc 8 , .Xr mount_kernfs 8 , .Xr mount_lfs 8 , .Xr mount_mfs 8 , .Xr mount_msdos 8 , .Xr mount_nfs 8 , .Xr mount_null 8 , .Xr mount_portal 8 , .Xr mount_procfs 8 , .Xr mount_umap 8 , .Xr mount_union 8 , .Xr umount 8 .Sh バグ 異常なファイルシステムをマウントすると、 システムクラッシュを引き起こすことがあります。 .Pp ``mount -u'' を使用して、 ファイルシステムの非同期動作と通常動作を切り替えたり、 読み書きアクセスと読み込み専用アクセスを切り替えたりすると、 致命的にファイルシステムを破壊することがあります。 .Sh 警告 マウントに成功した後にマウントされたファイルシステムから .Pa ".." がアクセス可能かどうかは、 元のマウントポイントのパーミッションが決定します。 全ユーザが双方向にマウントポイントを行き来可能とするために最低限必要な パーミッションは 0111 (全員が実行可能) です。 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .At v1 から登場しています。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_cd9660.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_cd9660.8 index bf215be0ba..8d47a32000 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_cd9660.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_cd9660.8 @@ -1,141 +1,141 @@ .\" Copyright (c) 1993, 1994 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software donated to Berkeley by .\" Christopher G. Demetriou. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)mount_cd9660.8 8.3 (Berkeley) 3/27/94 +.\" %Id: mount_cd9660.8,v 1.6.2.3 1999/08/16 21:47:49 chris Exp % .\" -.\" Original Revision: 1.6.2.2 .\" jpman %Id: mount_cd9660.8,v 1.2 1997/04/12 15:50:31 horikawa Stab % .Dd March 27, 1994 .Dt MOUNT_CD9660 8 .Os BSD 4 .Sh 名称 .Nm mount_cd9660 .Nd ISO-9660 ファイルシステムのマウント .Sh 書式 .Nm mount_cd9660 .Op Fl egjrv .Op Fl o Ar options .Op Fl s Ar startsector .Ar special | node .Sh 解説 .Nm コマンドは、デバイス名 .Pa special 上の ISO-9660 ファイルシステムを、 グローバルファイルシステムの名前空間の .Pa node の示す位置に接続します。 通常このコマンドは、ブート時に .Xr mount 8 によって実行されます。 .Pp オプションは、次の通りです: .Bl -tag -width indent .It Fl e 拡張属性を使用します。 .It Fl g ファイルのバージョン番号を取り除きません (デフォルトでは、ディスク上に 異なったバージョン番号を持つファイルが存在する場合、最新のものだけが 見えます)。 どちらの場合でも、明示的にバージョン番号を指定しなくてもファイルを オープンする事が出来ます。 .It Fl j ファイルシステムに含まれる Joliet 拡張を使用しません。 .It Fl o .Fl o フラグの後には、コンマで区切ったオプション文字列を指定することができます。 指定可能なオプションとその意味は、 .Xr mount 8 マニュアルページを参照して下さい。 次に示す cd9660 特有のオプションを使用可能です: .Bl -tag -width indent .It extatt .Fl e と同じです。 .It gens .Fl g と同じです。 .It joliet .Fl j と同じです。 .It rrip .Fl r と同じです。 .El .It Fl r ファイルシステムに含まれるロックリッジ拡張 (Rockridge extension) を 使用しません。 .It Fl s Ar startsector ファイルシステム開始位置を .Ar startsector とします。 通常、対象のデバイスが CD-ROM ドライブの場合、 .Nm はデータを持つ CD-ROM の最後のトラックを見つけて、 ファイルシステム開始位置をそこであるとします。 デバイスが CD-ROM でない場合もしくは目録が判明しない場合、 ファイルシステムはセクタ 0 から開始されます。 このオプションはこの動作を変更するものです。 .Ar startsector は CD-ROM ブロック、すなわち 2048 バイトが単位であることに注意して下さい。 これは -.Xr cdcontrol 8 +.Xr cdcontrol 1 の .Cm info コマンドノ例が示す通りです。 .It Fl v どのセクタから開始するかについての決定について冗長に報告します。 .El .Sh 関連項目 +.Xr cdcontrol 1 , .Xr mount 2 , .Xr unmount 2 , .Xr fstab 5 , -.Xr cdcontrol 8 , .Xr mount 8 .Sh バグ POSIX デバイスノードマッピングは、現在サポートしていません。 .Pp ロックリッジ拡張 (Rockridge extension) で使用している場合、 バージョン番号を取り除きません。 この場合、ロックリッジ名を持たないファイルをバージョン番号なしで アクセスすると、バージョン番号の最も大きいファイルではなく、 小さいファイルをアクセスします。 .Pp ECMA はサポートしていません。 .Sh 歴史 .Nm ユーティリティは、 .Bx 4.4 で最初に登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/moused.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/moused.8 index dcb526ef70..8283432501 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/moused.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/moused.8 @@ -1,591 +1,593 @@ .\" Copyright (c) 1996 .\" Mike Pritchard . All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by Mike Pritchard. .\" 4. Neither the name of the author nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: moused.8,v 1.18.2.2 1999/08/14 22:30:18 chris Exp % +.\" %Id: moused.8,v 1.18.2.3 1999/08/21 11:46:41 yokota Exp % .\" .\" jpman %Id: moused.8,v 1.3 1997/07/22 16:52:17 horikawa Stab % .Dd December 3, 1997 .Dt MOUSED 8 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm moused .Nd マウスデータをコンソールドライバに渡す .Sh 書式 .Nm .Op Fl 3DPRcdfs .Op Fl I Ar file .Op Fl F Ar rate .Op Fl r Ar resolution .Op Fl S Ar baudrate .Op Fl C Ar threshold .Op Fl m Ar N=M .Op Fl w Ar N .Op Fl z Ar target .Op Fl t Ar mousetype .Fl p Ar port .Pp .Nm .Op Fl Pd .Fl p Ar port .Fl i Ar info .Sh 解説 マウスデーモン .Nm とコンソールドライバは協力し、 テキストコンソールやユーザプログラムにおけるマウス操作をサポートします。 マウスの仮想化とユーザプログラムへのマウスデータの提供は標準フォーマット にて行われます .Pq Xr sysmouse 4 を御覧ください 。 .Pp マウスデーモンはマウスデータの読みとりのために指定されたポートを監視し、 解釈したデータを ioctl を介してコンソールドライバに渡します。 マウスデーモンは、移動、ボタンの押し/離しイベント、 存在するならばローラやホイールの移動も報告します。 ローラ/ホイールの移動は ``Z'' 軸での移動として報告されます。 .Pp マウスポインタが .Xr vidcontrol 1 によって有効にされていれば、 コンソールドライバはマウスポインタをスクリーンに表示し、 カットとペーストの機能を提供します。 .Xr sysmouse 4 をユーザプログラムがオープンすると、コンソールドライバは マウスデータをこのデバイスに送るので、 ユーザプログラムはこのデータを使用できます。 .Pp マウスデーモンがシグナル .Dv SIGHUP を受けとると、マウスポートを再オープンし、自己を再初期化します。 システムがサスペンドされている間にマウスの挿抜を行なった場合に有用です。 .Pp 以下のオプションがあります: .Bl -tag -width indent .It Fl 3 2 ボタンマウスで 3 番目(中)のボタンをエミュレートします。 物理的なボタンで左と右のものを同時に押すとエミュレートされます。 .It Fl C Ar threshold ダブルクリック速度をボタンクリック間最大インターバルとしてミリ秒で指定します。 このオプションを指定しないと、デフォルト値は 500 ミリ秒が仮定されます。 このオプションは、 テキストモードコンソールのカットとペーストの操作においてのみ有効です。 .Xr sysmouse 4 を介してマウスデータを得るユーザプログラムは影響を受けません。 .It Fl D シリアルポートの DTR を下げます。 このオプションが有効なのは、 .Ar mousesystems がマウスプロトコルとして選択されている場合のみです。 .Ar mousesystems モードで 3 ボタンマウスを操作するためには、 DTR ラインを落とすことが必要かもしれません。 .It Fl F Ar rate サポートされていれば、デバイスのレポート頻度(秒あたりの回数)を設定します。 .It Fl I Ar file .Nm デーモンのプロセス ID を、指定されたファイルに書きます。 このオプションを指定しないと、プロセス ID は .Pa /var/run/moused.pid に格納されます。 .It Fl P シリアルマウス識別時に、 プラグアンドプレイ COM デバイス列挙処理を開始しません。 .Fl i オプションと共にこのオプションが指定された場合、 .Nm はシリアルマウスに関する有用な情報を表示できません。 .It Fl R シリアルポートの RTS を下げます。 このオプションが有効なのは .Ar mousesystems がプロトコルタイプとして、後述する .Fl t オプションで指定されている場合のみです。 これは前記 .Fl D オプションと共によく使用されます。 .Ar mousesystems モードで 3 ボタンマウスを操作するためには、 RTS と DTR のラインを共に下げる必要があるかもしれません。 .It Fl S Ar baudrate シリアルポートの速度を指定します (1200 から 9600)。 全シリアルマウスがこのオプションをサポートするわけではありません。 .It Fl c マウスによっては、中ボタンを押したイベントを、 左右ボタンが押されたかのようにレポートするものがあります。 このオプションはこれを扱うものです。 .It Fl d デバッグ用のメッセージを有効にします。 .It Fl f デーモンにならずに、フォアグラウンドプロセスとして実行します。 テストやデバッグに有用です。 .It Fl i Ar info 指定された情報を表示し終了します。指定可能な情報を以下に示します: .Pp .Bl -tag -compact -width modelxxx .It Ar port ポート(デバイスファイル)名、例えば .Pa /dev/cuaa0 , .Pa /dev/mse0 , .Pa /dev/psm0 です。 .It Ar if インタフェースタイプ: serial, bus, inport, ps/2 です。 .It Ar type プロトコルタイプ。 .Fl t オプションの説明の後でリストされているものか、 ドライバが .Ar sysmouse データフォーマット標準をサポートする場合には .Ar sysmouse です。 .It Ar model マウスモデル。 .Nm コマンドは常にモデルを識別できるわけではありません。 .It Ar all 上記全部。ポート、インタフェース、タイプ、モデルをこの順に一行に表示します。 .El .Pp .Nm は要求された情報を判別できない場合、``unknown'' か ``generic'' を表示します。 .It Fl m Ar N=M 物理ボタン .Ar M に論理ボタン .Ar N を割当てます。 このオプションは任意個数指定可能です。 複数の物理ボタンを単一の論理ボタンに割り当て可能です。 この場合、指定された物理ボタンのいずれかが押されている場合、 論理ボタンが押されていることになります。`=' の周りにスペースを入れてはなりません。 .It Fl p Ar port マウスと通信するためのポートとして .Ar port を使います。 .It Fl r Ar resolution デバイスの解像度を設定します; インチあたりのドット数または、 .Ar low , .Ar medium-low , .Ar medium-high , .Ar high のいずれかです。 全デバイスにてこのオプションがサポートされているわけではありません。 .It Fl s シリアルラインのために 9600 ボーを選びます。 全シリアルマウスがこのオプションをサポートしているわけではありません。 .It Fl t Ar type ポートに接続されているマウスのプロトコルタイプを指定します。 以下に列挙されるタイプを陽に指定するか、 .Ar auto を指定して .Nm コマンドに適切なプロトコルを自動選択させることができます。 コマンドラインにてこのオプションを指定しないと、 .Fl t Ar auto が仮定されます。 通常では、 .Nm コマンドがプロトコルの自動検出ができない場合に必要です .Po Sx マウスデーモンの構成 を参照 .Pc 。 .Pp このオプションでプロトコルタイプを指定した場合、 前記 .Fl P オプションが暗示され、プラグアンドプレイ COM デバイス列挙処理が無効になります。 .Pp また、マウスを PS/2 マウスポートに接続している場合、 常に .Ar auto か .Ar ps/2 を選択すべきです。 これは、マウスのブランドやモデルとは関係ありません。 同様に、マウスをバスマウスポートに接続している場合、 .Ar auto か .Ar busmouse を選択してください。 これらのマウスではシリアルマウスプロトコルは動作しません。 .Pp このオプションにおける有効なタイプを以下に列挙します。 .Pp シリアルマウス: .Bl -tag -compact -width mousesystemsxxx .It Ar microsoft Microsoft シリアルマウスプロトコル。 大抵の 2 ボタンマウスはこのプロトコルを使用します。 .It Ar intellimouse Microsoft IntelliMouse プロトコル。 Genius NetMouse, ASCII Mie Mouse, Logitech MouseMan+, FirstMouse+ もこのプロトコルを使用します。 他のローラ/ホイールを持つマウスもこのプロトコル互換でしょう。 .It Ar mousesystems MouseSystems の 5 バイトプロトコル。 3 ボタンマウスはこのプロトコルを使用するかもしれません。 .It Ar mmseries MM Series マウスプロトコル。 .It Ar logitech Logitech マウスプロトコル。 これは古い Logitech モデルであることに注意。 新しいモデルには .Ar mouseman もしくは .Ar intellimouse を指定します。 .It Ar mouseman Logitech MouseMan と TrackMan のプロトコル。 3 ボタンマウスによってはこのプロトコル互換かもしれません。 MouseMan+ と FirstMouse+ は、このプロトコルではなく、 .Ar intellimouse プロトコルを使用します .It Ar glidepoint ALPS GlidePoint プロトコル。 .It Ar thinkingmouse Kensington ThinkingMouse プロトコル。 .It Ar mmhitab Hitachi タブレットプロトコル。 .It Ar x10mouseremote X10 MouseRemote。 .It Ar kidspad Genius の Kidspad と Easypad のプロトコル。 +.It Ar versapad +Interlink VersaPad プロトコル。 .El .Pp バスおよび InPort マウス: .Bl -tag -compact -width mousesystemsxxx .It Ar busmouse バスおよび InPort マウスはこのプロトコルのみ使用可能であり、 バスおよび InPort マウスはブランドに依らずこのオプションを 指定する必要があります。 .El .Pp PS/2 マウス: .Bl -tag -compact -width mousesystemsxxx .It Ar ps/2 PS/2 マウスはこのプロトコルのみ使用可能であり、 PS/2 マウスはブランドに依らずこのオプションを 指定する必要があります。 .El .It Fl w Ar N 物理ボタン .Ar N が、ホイールモードボタンとして動作するようにします。 このボタンが押されている間、X 軸および Y 軸の移動は 0 と報告され、 Y 軸の移動は Z 軸の移動に割り付けられます。 後述する .Fl z オプションを使用することにより、 Z 軸の移動を更に仮想ボタンに割り付けることができます。 .It Fl z Ar target Z 軸(ローラ/ホイール)動作を別の軸や仮想ボタンに割り付けます。 有効な .Ar target は以下のいずれかです: .Bl -tag -compact -width x__ .It Ar x .It Ar y X または Y 軸の移動として、検知した Z 軸移動を報告します。 .It Ar N 仮想ボタン .Ar N および .Ar N+1 を押したイベントとして、検知した負/正の Z 軸移動をそれぞれ報告します。 物理ボタン .Ar N と .Ar N+1 が存在する必要はありません。 論理ボタンへの割り付けは Z 軸移動を仮想ボタンへ割り付けた後に行われます。 .El .El .Ss マウスデーモンの構成 まず、使用予定マウスのインタフェースタイプを知ることが必要です。 これはマウスのコネクタを見れば分かります。 シリアルアウスは D-Sub の 9 ピンまたは 25 ピンのメスです。 バスおよび InPort のマウスは D-Sub 9 ピンのオスか丸い DIN 9 ピンコネクタです。 PS/2 マウスは小さくて丸い DIN 6 ピンコネクタです。 マウスによってはコネクタを別の形状に変換可能なコネクタが附属しています。 このようなアダプタを使用する場合には、 マウスから一番遠いコネクタの形状を見てください。 .Pp 次に決めねばならないことは、インタフェースのために使用するポートです。 バス、InPort、PS/2 マウスでは、選択肢はありません: バスおよび InPort マウスは常に .Pa /dev/mse0 を使用し、 PS/2 マウスは常に .Pa /dev/psm0 を使用します。 シリアルマウスの場合、接続可能なポートが複数ありえます。 多くの人が組み込みのシリアルポート .Pa /dev/cuaa0 をマウスに割当てます。 シンボリックリンク .Pa /dev/mouse でマウスの実際のポートを指すようにして、 どのマウスポートか後で簡単に分かるようにするのが良いかもしれません。 .Pp 次に適切なマウスプロトコルを選択します。 .Nm コマンドはマウスタイプを自動決定可能かもしれません。 .Nm コマンドを .Fl i オプションを付けて実行し、表示を見ます。 コマンドがプロトコルタイプを識別した場合、あなたは何も調べる必要はありません。 プロトコルタイプを指定せずにデーモンを起動可能です .Po Sx 使用例 を参照 .Pc 。 .Pp コマンドは、マウスドライバが .Ar sysmouse プロトコルをサポートする場合、 .Ar sysmouse と表示するかもしれません。 .Pp 表示される .Dv type と .Dv model は、対象のポインティングデバイスの製品名では必ずしもありませんが、 互換性のあるデバイスの名前でしょう。 .Pp .Fl i オプションがなにも表示しない場合、 .Nm に対して .Fl t オプションを使用し、プロトコルタイプを指定する必要があります。 予測して試行する必要があります。 以下に経験則を示します: .Pp .Bl -tag -compact -width 1.X .It 1. バスおよび InPort マウスはブランドに依らず .Ar busmouse プロトコルを使用します .It 2. PS/2 マウスはブランドに依らず .Ar ps/2 プロトコルを使用します .It 3. ほとんどの 2 ボタンシリアルマウスは .Ar microsoft プロトコルをサポートします。 .It 4. 3 ボタンシリアルマウスは .Ar mousesystems プロトコルで動作するかもしれません。動作しない場合には、 三番目(中)ボタンが機能せずに .Ar microsoft プロトコルで動作するでしょう。 3 ボタンシリアルマウスは、期待通り三番目のボタンが動作しつつ .Ar mouseman プロトコルで動作するかもしれません。 .It 5. 3 ボタンマウスには小さなスイッチが付いていて、 ``MS'' と ``PC'' または ``2'' と ``3'' とで選択できるできるようになっている かもしれません。 ``MS'' と ``2'' は通常 .Ar microsoft プロトコルを意味します。 ``PC'' と ``3'' は .Ar mousesystems プロトコルを選択します。 .It 6. マウスにローラやホイールが付いている場合、 .Ar intellimouse プロトコル互換でしょう。 .El .Pp マウスのために選択したプロトコルタイプが正しいかどうかテストする目的で、 現在の仮想コンソールでマウスポインタを有効にします。 .Pp .Dl vidcontrol -m on .Pp マウスデーモンをフォアグラウンドで開始します。 .Pp .Dl moused -f -p Ar _selected_port_ -t Ar _selected_protocol_ .Pp マウスポインタがマウスの移動に伴い、 正しく移動することを確認してください。 そして、カットとペーストの機能を左、右、中のボタンを使用して確認してください。 ^C をタイプすると、コマンドは停止します。 .Ss 複数のマウス システムに接続したマウスと同じ数だけ、マウスデーモンを同時実行可能です; 一つのマウスデーモンが一つのマウスに対応します。 ラップトップコンピュータ組み込みの PS/2 ポインティングデバイスを移動中使用し、 オフィスではドッキングステーション接続のシリアルマウスを使用する 場合に有用です。 マウスデーモンを二つ実行し、アプリケーションプログラム .Pq 例えば X Window System に .Xr sysmouse を使用させます。 するとアプリケーションプログラムは常に両マウスからマウスデータを受け取ります。 シリアルマウスが取り付けられていない場合、 対応するマウスデーモンは移動やボタン状態の変化を検出しませんので、 アプリケーションプログラムは PS/2 マウスのデーモンからのマウスデータ のみを使います。 一方この構成で両方のマウスを接続し同時に両方を動かした場合、 マウスの移動をすべて組み合わせたようにマウスポインタがスクリーン上を移動します。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /dev/consolectl -compact .It Pa /dev/consolectl コンソール制御デバイス .It Pa /dev/mse%d バスおよび InPort マウスのドライバ .It Pa /dev/psm%d PS/2 マウスドライバ .It Pa /dev/sysmouse 仮想化されたマウスドライバ .It Pa /dev/ttyv%d 仮想コンソール .It Pa /var/run/moused.pid 現在実行中の .Nm デーモンのプロセス ID .It Pa /var/run/MouseRemote X10 MouseRemote のイベントのための UNIX ドメインストリームソケット .El .Sh 使用例 .Pp .Dl moused -p /dev/cuaa0 -i type .Pp .Nm コマンドにシリアルポート .Pa /dev/cuaa0 に接続されたマウスのプロトコルタイプを識別させます。 成功すると、コマンドはタイプを表示しますが、 失敗すると ``unknown'' が表示されます。 .Pp .Dl moused -p /dev/cuaa0 .Dl vidcontrol -m on .Pp .Nm が指定されたポートのマウスプロトコルタイプを識別可能な場合、 .Fl t オプション無してデーモンを起動可能であり、 前記のようにマウスポインタをテキストコンソール上で有効にできます。 .Pp .Dl moused -p /dev/mouse -t microsoft .Dl vidcontrol -m on .Pp シリアルポート .Pa /dev/mouse に対してマウスデーモンを起動します。 プロトコルタイプは .Ar microsoft を .Fl t オプションにて陽に指定しています。 .Pp .Dl moused -p /dev/mouse -m 1=3 -m 3=1 .Pp 物理ボタン 3 (右ボタン) を論理ボタン 1 (論理的に左) に、 物理ボタン 1 (左ボタン) を論理ボタン 3 (論理的に右) に、 それぞれ割当てます。 左右のボタンを事実上交換します。 .Pp .Dl moused -p /dev/mouse -t intellimouse -z 4 .Pp Z 軸(ローラ)における負の移動をボタン 4 が押されたものとし、 Z 軸における正の移動をボタン 5 が押されたものとします。 .Sh 警告 .Nm コマンドは現在別のコンソールドライバ .Xr pcvt 4 では動作しません。 .Pp バッドデバイスの多くは、 ユーザがパッド表面を ``タップ'' した場合に最初の(左) ボタンが 押されたものとします。 -また、ALPS GlidePoint モデルによっては、 +また、ALPS GlidePoint および Interlink VersaPad のモデルによっては、 タップ動作を 4 番目のボタンのイベントとして扱います。 このようなモデルでは、オプション ``-m 1=4'' を使用して、 他のパッドデバイスと同様の効果を得られます。 .Pp 仮想コンソールでのカットとペーストの機能は、 マウスに 3 ボタンあることを仮定しています。 論理ボタン 1 (論理的に左) は、 コンソールのテキスト領域を選択してカットバッファにコピーします。 論理ボタン 3 (論理的に右) は、 選択された領域を拡張します。 論理ボタン 2 (論理的に中) は、 選択されたテキストをテキストカーソル位置にペーストします。 マウスに 2 つしかボタンが無い場合、中央の `ペースト' ボタン は使用できません。 ペースト機能を使用するためには、 .Fl 3 オプションを使用して中ボタンをエミュレートするか、 .Fl m オプションを ``-m 2=3'' のように使用して 物理右ボタンに論理中ボタンを割当てます。 .Sh 関連項目 .Xr kill 1 , .Xr vidcontrol 1 , .Xr keyboard 4 , .Xr mse 4 , .Xr pcvt 4 , .Xr psm 4 , .Xr screen 4 , .Xr sysmouse 4 .Sh 規格 .Nm コマンドは ``Plag and Play External COM Device Specification'' の一部を サポートし、PnP シリアルマウスをサポートします。 しかしながら、シリアルマウスごとに仕様充足の度合が異なりますので、 標準のバージョン 1.0 に完全に従ってはいません。 このように厳密さを欠いた方法でも、シリアルマウスの適切なプロトコルタイプ を常に決定できるわけではありません。 .Sh 作者 .Nm コマンドは、 .An Michael Smith Aq msmith@FreeBSD.org によって書かれました。 このマニュアルは、 .An Mike Pritchard Aq mpp@FreeBSD.org によって書かれました。 コマンドとマニュアルページを、 .An Kazutaka Yokota Aq yokota@FreeBSD.org が更新しました。 .Sh 歴史 .Nm コマンドは、 .Fx 2.2 から導入されました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/natd.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/natd.8 index e899529caf..9477c2a061 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/natd.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/natd.8 @@ -1,473 +1,473 @@ .\" manual page [] for natd 1.4 -.\" %Id: natd.8,v 1.16.2.3 1999/05/16 11:59:49 brian Exp % +.\" %Id: natd.8,v 1.16.2.4 1999/08/18 01:21:49 chris Exp % .\" jpman %Id% .Dd 15 April 1997 .Os FreeBSD .Dt NATD 8 .Sh 名称 .Nm natd .Nd ネットワークアドレス変換デーモン .Sh 書式 .Nm .Op Fl ldsmvu .Op Fl dynamic .Op Fl i Ar inport .Op Fl o Ar outport .Op Fl p Ar port .Op Fl a Ar address .Op Fl n Ar interface .Op Fl f Ar configfile .Nm .Op Fl log .Op Fl deny_incoming .Op Fl log_denied .Op Fl use_sockets .Op Fl same_ports .Op Fl verbose .Op Fl log_facility Ar facility_name .Op Fl unregistered_only .Op Fl dynamic .Op Fl inport Ar inport .Op Fl outport Ar outport .Op Fl port Ar port .Op Fl alias_address Ar address .Op Fl interface Ar interface .Op Fl config Ar configfile .Op Fl redirect_port Ar linkspec .Op Fl redirect_address Ar localIP publicIP .Op Fl reverse .Op Fl proxy_only .Op Fl proxy_rule Ar proxyspec .Op Fl pptpalias Ar localIP .Sh 解説 このプログラムは、FreeBSD における .Xr divert 4 ソケットと共に用いることによって、ネットワークアドレスの変換を 行います。 このプログラムは、複数の NIC とともに使用することを意図しています - PPP リンク上で NAT を行いたい場合、 .Xr ppp 8 の -alias スイッチを使用してください。 .Pp .Nm natd は通常、デーモンとしてバックグラウンドで実行します。 .Nm はマシンに入ってくるパケット、またはマシンから出て行くパケットを 生 (raw) のまま扱い、場合により IP パケットストリームに 再び送り出す前に手を加えます。 .Pp .Nm natd は他のホストへ向かうすべてのパケットについて、発信元 IP アドレスを 現在のマシンのものにする、という変換を行います。 このように変換された各パケットについて、変換内容を記録するために 内部テーブルエントリが作成されます。 発信元ポート番号も、パケットに適用したテーブルエントリを示すように 変更されます。 現在のホストの、対象となる IP アドレスを使ったパケットが受信されると、 この内部テーブルがチェックされます。 エントリが見つかると、パケットに正しい対象 IP アドレスとポート番号を 入れるのに利用されます。 .Pp 以下のコマンドラインオプションが利用できます。 .Bl -tag -width Fl .It Fl log | l 様々な alias の統計や情報をファイル .Pa /var/log/alias.log に記録します。このファイルは natd が起動されるたびに切りつめられます。 .It Fl deny_incoming | d 現在の IP アドレスへ向かうパケットのうち、内部変換テーブルに エントリの無いものを拒否します。 .It Fl log_denied 拒否した入力パケットを syslog を介してログします (log_facility を参照してください)。 .It Fl log_facility Ar facility_name syslog を介して情報をログするときに、指定したログファシリティを使用します。 ファシリティ名は .Xr syslog.conf 5 にある通りです。 .It Fl use_sockets | s FTP data コネクションや IRC DCC send コネクションを確立するのに .Xr socket 2 を割り当てます。このオプションはよりシステムリソースを消費しますが、 ポート番号が衝突する場合でもコネクションが成功することを保証します。 .It Fl same_ports | m 出て行くパケットを変換する時に、できるだけポート番号を同じまま 保つようにします。このオプションにより、RPC のようなプロトコルが うまく働く可能性があがります。ポート番号を維持することができない時には、 暗黙のうちに通常と同じ方法で変換されます。 .It Fl verbose | v 起動時に .Xr fork 2 や .Xr daemon 3 を呼び出しません。よって、制御端末から切り離されずに、標準出力に すべてのパケット変換を表示します。このオプションはデバッグの目的に のみ用いるべきです。 .It Fl unregistered_only | u 登録されていない発信元アドレスを伴う出て行くパケットのみを変換します。 rfc 1918 によれば、登録されていない発信元アドレスは 10.0.0.0/8 と 172.16.0.0/12 と 192.168.0.0/16 となっています。 .It Fl redirect_port Ar proto targetIP:targetPORT[-targetPORT] [aliasIP:]aliasPORT[-aliasPORT] [remoteIP[:remotePORT[-remotePORT]]] 指定されたポートに入ってくるコネクションを別のホストとポートに リダイレクトします。 proto は tcp または udp、 targetPORT は希望する対象ポート番号か範囲、 aliasPORT は (クライアントが) 要求するポート番号か範囲、 aliasIP は alias を行うアドレスです。 remoteIP と remotePORT は、必要な場合により正確なコネクションを 指定するのに利用できます。 targetPORT と aliasPORT は数値的に同じである必要はありませんが、 大きさは同じであることが必要です。 remotePORT が指定されないと、全ポートが仮定されます。 remotePORT が指定されると、targetPORT の大きさに適合するか、 0 (全ポート) であることが必要です。 例えば、 .Ar tcp inside1:telnet 6666 という引数は、このマシンのポート 6666 に向けられた tcp パケットが マシン inside1 の telnet ポートに送られることを示しています。 .Ar tcp inside2:2300-2399 3300-3399 は、 ホスト inside2 のポート 2300-2399 に向けられた入力コネクションを ポート 3300-3399 へリダイレクトします。 .It Fl redirect_address Ar localIP publicIP 公式な IP アドレスへのパケットの流れを、ローカルネットワーク内の マシンにリダイレクトします。この機能は "静的 NAT (static NAT)" と 呼ばれています。 静的 NAT はあなたの ISP が IP アドレスの小さなブロックをあなたに 割り当てた時に、単一のアドレスとして用いるのにも利用できます: redirect_address 10.0.0.8 0.0.0.0 上記のコマンドは入ってくすべてのパケットをマシン 10.0.0.8 に リダイレクトします。 下記のように、いくつかのアドレス alias が同一の公式アドレスを 示すように指定すると、 redirect_address 192.168.0.2 public_addr redirect_address 192.168.0.3 public_addr redirect_address 192.168.0.4 public_addr 入ってくるパケットの流れは最後に変換されたローカルアドレス (192.168.0.4) に向けられますが、最初の二つのアドレスの出て行く パケットの流れは指定された公式アドレスへの alias のままになります。 .It Fl dynamic .Fl n オプションや .Fl interface オプションが用いられると、 .Nm は 指定された .Ar interface へルーティングする変換ソケットを監視します。 .\" (訳注) kuriyama@opt.phys.waseda.ac.jp (Nov 29 1997) .\" 上の訳はどうも意味が通らない。原文は以下の通り。誰か直して。 .\" .Nm .\" will monitor the routing socket for alterations to the .\" .Ar interface .\" passed. .\" (訳注2) kuriyama@opt.phys.waseda.ac.jp (Jan 4 1998) .\" ちょっと直してみたけどまだ不満。 インタフェースの IP アドレスが変化すると、 .Nm は alias アドレスを動的に変更します。 .It Fl i | inport Ar inport すべてのパケットをマシンに入ってくるものとして扱い、 .Ar inport から読み込み、 .Ar inport へ書き出します。 .It Fl o | outport Ar outport すべてのパケットをマシンから出て行くものとして扱い、 .Ar outport から読み込み、 .Ar outport へ書き出します。 .It Fl p | port Ar port .Xr divert 4 によって指定されたルールを用いてパケットを識別し、入ってくるパケットを .Ar port から読み、出て行くパケットを .Ar port へ書き出します。 .Ar port が数字でない場合、関数 .Xr getservbyname 3 を用いて .Pa /etc/services データベースが検索されます。 このフラグが指定されない時には、デフォルトとして natd という名前の divert ポートが用いられます。 .Pa /etc/services データベースのエントリの例としては以下のようになります: natd 8668/divert # Network Address Translation socket より詳しい説明は、 .Xr services 5 を参照してください。 .It Fl a | alias_address Ar address alias アドレスとして .Ar address を用います。このオプションが指定されない場合は、 .Fl n オプションか .Fl interface オプションが指定されなければなりません。 指定されたアドレスは、 公開されたネットワークインタフェースに割当てられたアドレスである 必要があります。 .Pp このアドレスのインタフェースを通って出る全データのソースアドレスは .Ar address に書換えられます。 外部からこのインタフェースに到着する全データは、 既に alias された外向け接続にマッチするかどうかチェックされます。 マッチする場合、パケットはそれぞれ変換されます。 マッチしない場合、 .Fl redirect_port と .Fl redirect_address の割り当てをチェックしそれぞれの動作を行います。 他の動作が行えない場合かつ .Fl deny_incoming が指定されていない場合、 パケットに指定された通りに パケットはローカルのマシンのポートに配送されます。 .It Fl n | interface Ar interface alias アドレスを決めるのに、 .Ar interface を用います。 .Ar interface に関連づけられた IP アドレスが変化する可能性がある場合には、 .Fl dynamic フラグも指定されるべきです。 .Pp 指定された .Ar interface は公開されたネットワークインタフェースである必要があります。 .It Fl f | config Ar configfile .Ar configfile から設定を読み込みます。 .Ar configfile はオプションのリストを含み、上記のコマンドラインフラグの長い表記と 同じ物が 1 行ずつ入ります。例えば、 alias_address 158.152.17.1 という行は alias アドレスに 158.152.17.1 を指定します。 設定ファイル内では、引数を持たないオプションは .Ar yes か .Ar no を伴って指定されます。例えば、 log yes は .Fl log と同じ意味になります。空行と '#' で始まる行は無視されます。 .It Fl reverse natd の逆操作です。 出力トラフィックがローカルマシンにリダイレクトされ、 natd が入力インタフェースで走行している (通常は出力インタフェースで走行します) といった、透過プロキシを実行している状況で有用な場合があります。 .It Fl proxy_only natd が透過プロキシのみを実行するよう強制します。 通常のアドレス変換は実行されません。 .It Fl proxy_rule Ar [type encode_ip_hdr|encode_tcp_stream] port xxxx server a.b.c.d:yyyy 透過プロキシを有効にします。 指定したポートのパケットでこのホストから他のホストへ向かうものは、 指定したサーバのポートへリダイレクトされます。 オプションとして、元の宛先アドレスがパケットにエンコードされます。 .Dq encode_ip_hdr は、この情報を IP オプションフィールドに置きます。 .Dq encode_tcp_stream は、このデータを TCP ストリームの先頭に挿入します。 .It Fl pptpalias Ar localIP PPTP パケットが指定した localIP アドレスに行くことを許可します。 PPTP は、VPN または安全な IP トンネル技術であり、 最初に Microsoft が開発しました。 暗号化したトラフィック用に、 GRE (47) と呼ばれる古い IP カプセル化プロトコルを使用します。 この natd オプションは、 このプロトコルのすべてのトラフィックを単一の指定した IP アドレスに変換します。 これにより、 単一のクライアントまたは単一のサーバに対するサービスを natd が許可します。 サーバを設定する場合、 PPTP 設定の TCP トラフィックを許すことを忘れないでください。 ファイアウォールリストが有効ならば、 クライアントまたはサーバのために GRE (protocol 47) を許可する必要があります。 .El .Sh NATD の実行 .Nm natd を走らせようとする前には以下の手順が必要となります: .Bl -enum .It バージョン 2.2 かそれ以上の FreeBSD を手に入れる。これより前の バージョンは .Xr divert 4 ソケットをサポートしていません。 .It 自分のカーネルを以下のオプションを付けて構築します: options IPFIREWALL options IPDIVERT 自分のカーネルを構築する方法については、ハンドブックに詳しい説明が あるのでそちらを参照してください。 .It あなたのマシンがゲートウェイとして働くようにします。これは .Pa /etc/rc.conf に gateway_enable=YES と指定するか、 sysctl -w net.inet.ip.forwarding=1 というコマンドを用いることで機能するようになります。 .It .Fl n フラグや .Fl interface フラグを使いたい場合は、そのインタフェースがすでに設定済みとなるように します。例えば、 .Ar interface として tun0 を指定しようとし、そのインタフェースで .Xr ppp 8 を使っている場合には、 .Nm natd を起動する前に .Nm ppp を起動するようにしなければなりません。 .It .Pa /etc/services にエントリ: natd 8668/divert # Network Address Translation socket を作成します。これは .Fl p フラグや .Fl port フラグのデフォルトの値となります。 .El .Pp .Nm の実行は至って簡単です。 natd -interface ed0 という行でほとんどの場合充分です (正しいインタフェース名に置き換えて ください)。 .Nm が起動されたら、パケットの流れの方向が natd の方に変わる (divert される) ようにしなければなりません: .Bl -enum .It .Pa /etc/rc.firewall スクリプトをうまく調整する必要があります。防火壁 (firewall) に 興味が無ければ、以下のようにすれば良いでしょう: /sbin/ipfw -f flush /sbin/ipfw add divert natd all from any to any via ed0 /sbin/ipfw add pass all from any to any 2 番目の行はあなたのインタフェースに依ります (ed0 を適切に 変更してください)。 また、前項のように .Pa /etc/services に natd のエントリが入るように更新されていると仮定します。 本物の防火壁ルールを指定する場合、スクリプトの先頭で上記の 2 行目を 指定すると良いでしょう。 そうすることによって、防火壁により排除されてしまう前に、 .Nm がすべてのパケットを見ることができるようになります。 すべての divert ルールを除き、 .Nm により変換された各パケットには再び防火壁のルールが適用されます。 .It .Pa /etc/rc.conf で firewall_enable=YES と設定し、防火壁を作動させます。これはシステムの起動時のスクリプトに .Pa /etc/rc.firewall スクリプトを実行するように伝えます。 今すぐ再起動したくない場合には、コンソールから手で実行してください。 バックグラウンドで実行させるのでない限り、これは決して仮想セッションから 行ってはいけません。もし実行させてしまうと、flush が行われた後に あなたは締め出されてしまい、すべてのアクセスを永久に遮断するために この地点で .Pa /etc/rc.firewall の実行は止まってしまいます。スクリプトをバックグラウンドで実行すれば、 この災害を避けることができます。 .El .Sh 関連項目 -.Xr getservbyname 2 , .Xr socket 2 , +.Xr getservbyname 3 , .Xr divert 4 , .Xr services 5 , .Xr ipfw 8 .Sh 作者 このプログラムは、多くの人々の細切れの努力の結果です: .An Archie Cobbs Aq archie@whistle.com (divert ソケット) .An Charles Mott Aq cmott@srv.net (パケットエイリアス) .An Eivind Eklund Aq perhaps@yes.no (IRC サポートとその他の追加) .An Ari Suutari Aq suutari@iki.fi (natd) .An Dru Nelson Aq dnelson@redwoodsoft.com (PPTP サポート) .An Brian Somers Aq brian@awfulhak.org (まとめ役) diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/newfs.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/newfs.8 index 029dddb9fc..240efba714 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/newfs.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/newfs.8 @@ -1,379 +1,379 @@ .\" Copyright (c) 1983, 1987, 1991, 1993, 1994 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)newfs.8 8.6 (Berkeley) 5/3/95 .\" %Id: newfs.8,v 1.20.2.1 1999/05/04 12:16:19 kris Exp % .\" .\" jpman %Id: newfs.8,v 1.3 1997/07/26 22:02:06 horikawa Stab % .Dd May 3, 1995 .Dt NEWFS 8 .Os BSD 4.2 .Sh 名称 .Nm newfs , -.Nm mfs +.Nm mount_mfs .Nd 新しいファイルシステムを作成する .Sh 書式 .Nm newfs .Op Fl NO .Op Fl S Ar sector-size .Op Fl T Ar disktype .Op Fl a Ar maxcontig .Op Fl b Ar block-size .Op Fl c Ar cylinders .Op Fl d Ar rotdelay .Op Fl e Ar maxbpg .Op Fl f Ar frag-size .Op Fl i Ar bytes .Op Fl k Ar skew .Op Fl l Ar interleave .Op Fl m Ar free space .Op Fl n Ar rotational positions .Op Fl o Ar optimization .Op Fl p Ar sectors .Op Fl r Ar revolutions .Op Fl s Ar size .Op Fl t Ar tracks .Op Fl u Ar sectors .Op Fl v .Op Fl x Ar sectors .Ar special .Nm mount_mfs .Op Fl N .Op Fl F Ar file .Op Fl T Ar disktype .Op Fl a Ar maxcontig .Op Fl b Ar block-size .Op Fl c Ar cylinders .Op Fl d Ar rotdelay .Op Fl e Ar maxbpg .Op Fl f Ar frag-size .Op Fl i Ar bytes .Op Fl m Ar free space .Op Fl n Ar rotational positions .Op Fl o Ar options .Op Fl s Ar size .Ar special node .Sh 解説 .Nm は、わかりにくい .Xr mkfs 8 の代わりとなるものです。 .Nm や .Nm mount_mfs を走らせる前に、 .Xr disklabel 8 を使ってディスクラベルが書き込んでいなければなりません。 .Nm は、指定した特殊ファイルにファイルシステムを作成します。 (しばしば .Dq 特殊ファイル を .Dq ディスク として扱いますが、特殊ファイルは物理ディスクである必要はありません。 事実、特殊ファイルである必要もありません。) デフォルト値はたいてい妥当な値となりますが、 .Nm にはこの値を変更するための数多くのオプションがあります。 .Pp .Nm mount_mfs は、仮想メモリ上にファイルシステムを構築し、指定したノード にそのファイルシステムをマウントするために使います。 ファイルシステムがアンマウントされると、 .Nm mount_mfs は終了し、このファイルシステムの内容は失われます。 .Nm mount_mfs にシグナルが送られると、 ファイルシステムをアンマウントしようとします。たとえば、 シャットダウンする場合がこれにあたります。 .Nm mount_mfs に指定するパラメータは .Nm のものと同じです。 .Fl T フラグが指定されると (下記参照)、特殊ファイルを使用しません。 そうでない場合、特殊ファイルはディスクラベルを読むためにのみ使われ、 それによってメモリベースファイルシステムへのコンフィギュレーション パラメータが得られます。 この特殊ファイルは通常、第一スワップ領域を指定します。という のは、フリーメモリが少なくなって、ファイルシステムをサポートす るメモリ領域がページングされるとき、ファイルシステムがそこに バックアップされるからです。 .Pp 以下のオプションにて一般的な配置方針を定義します。 .Bl -tag -width indent .It Fl T Ar disktype 過去のものとの互換性のためと .Nm mount_mfs のための物です。 .It Fl F Ar file .Nm mount_mfs は、ファイルシステムのイメージとしてこのファイルを使用します。 .Nm mount_mfs が終了した時、このファイルは残されます。 .It Fl N 実際にはファイルシステムを構築せずに、ファイルシステム パラメータの表示のみを行います。 .It Fl O .Bx 4.3 フォーマットのファイルシステムを作成します。この オプションは、古いブート ROM が理解できるルートファイル システムを使う必要がある場合に使います。 .It Fl T 指定したディスクのための情報を .Pa /etc/disktab から得て、disklabel を使用しません。 .It Fl a Ar maxconting 回転遅延 (rotational delay) を強制する前に 配置される連続ブロックの最大数を指定します ( .Fl d オプションを参照)。 デフォルトは 1 です。このオプションをどのように設定す るかについて、詳しくは .Xr tunefs 8 を参照してください。 .It Fl b Ar block-size ファイルシステムのブロックサイズをバイト単位で指定します。 2 のべき乗である必要があります。 デフォルトサイズは 8192 バイトであり、 可能な最小サイズは 4096 バイトです。 .It Fl c Ar #cylinders/group ファイルシステムのシリンダグループごとのシリンダ数を指定します。 デフォルトは 16 です。 最大値は、他の多くのパラメータ、特にブロックサイズに依存します。 特定のファイルシステムに対する最大値を知るための最良の方法は、 とても大きな値を指定しようとすることです: .Nm は最大値を表示します。 .It Fl d Ar rotdelay かつては、 同じシリンダに対して他のディスク転送を開始するために要する最小時間を ミリ秒で指定しました。 この値は、 ファイル中の各ブロックを、回転に対して最適に配置するために使用しました。 読み込み/書き込みを背後で行う近年のディスクでは、 この機能を無効にした方が性能が高いです。 よって、この値はデフォルト値の 0 ミリ秒に設定すべきです。 .Xr tunefs 8 を参照してください。 .ne 1i .It Fl e Ar maxbpg 単一のファイルが他のシリンダグループへまたがることを強制される前に、 1 つのシリンダグループから割り当てることのできる最大のブロック数を指定し ます。デフォルト値は、シリンダグループのブロック数の約 1/4 です。この オプションの詳細については、 .Xr tunefs 8 を参照してください。 .It Fl f Ar frag-size ファイルシステムのフラグメントサイズをバイト単位で指定します。 .Ar blocksize/8 から .Ar blocksize までの範囲の、2 のべき乗である必要があります。 .It Fl i Ar number of bytes per inode ファイルシステム中の i ノードの密度を設定します。デフォルト は、(4 * フラグメントサイズ) バイトのデータ領域ごとに 1 つの i ノードを作ります。 i ノード数を少なくしたい場合は大きな値を指定し、 i ノード数を多くしたい場合は小さな値を指定します。 各ファイルに対して i ノードが 1 個必要ですので、 ファイルシステム上の平均ファイルサイズを、 この値は効果的に指定します。 .It Fl m Ar free space \&% 通常のユーザからは保護されている領域のパーセンテージを 指定します。 これは最低限の空き領域のしきい値となります。 デフォルト値は .Ao Pa ufs/ffs/fs.h Ac にて .Dv MINFREE と定義され、現在 8% です。 このオプションの詳細については、 .Xr tunefs 8 を参照してください。 .It Fl n Ar number of distinguished rotational positions UFS には、 異なった回転位置にある利用可能なブロックを管理する能力があります。 これにより、最小の回転遅延でデータを拾えるように、 データをレイアウト可能です。 このパラメータは、区別すべき回転位置数のデフォルトを指定します。 .Pp 今日では、この値は 1 に設定すべきです (回転位置テーブルを無効にします)。 先読みと後書きがある近年のドライブでは、 回転位置テーブル無しの方が性能がよいからです。 .It Fl o Ar optimization\ preference .Pq ``space'' か ``time'' ブロック確保に費す時間を最小にするか、 ディスク上のフラグメント領域を最小にするかを、 ファイルシステムに指示します。 デフォルトで minfree (前述) が 8% を下回る場合は、 領域の最小化が行われ、8% 以上ならば時間の最小化が行われます。 このオプションの詳細については、 .Xr tunefs 8 を参照してださい。 .It Fl s Ar size ファイルシステムサイズをセクタ単位で指定します。 デフォルト値は、 .Ar special で指定される raw パーティションのサイズです (言い換えると、 .Nm はパーティション全体をファイルシステムに使用します)。 .It Fl v ディスクにはパーティションが含まれておらず、 .Nm はディスク全体の上にファイルシステムを構築すべきであることを指定します。 本オプションは .Nm vinum のような統合ディスクを扱うのに便利です。 .El .Pp 次のオプションは、ディスクジオメトリの標準設定を変更します。 デフォルトの値はディスクラベルから得られます。 これらの値を変更するのは、 最初にファイルシステムを構築したときとは異なるタイプのディスク上で ロウイメージを使用してファイルシステムを構築するようなときだけです (たとえば、ライトワンスディスク上など)。 これらの値をデフォルトの 値から変更すると、標準のスーパブロックが壊れたときに、 .Xr fsck 8 が代替のスーパブロックを見つけることができなくなるので注意して ください。 .Bl -tag -width indent .It Fl S Ar sector-size セクタサイズ (バイト単位) です (通常 512 以外は使用しません)。 .It Fl k Ar sector \&0 skew , per track 遅いコントローラを補うためにメディアのフォーマット時の補正を指定します。 トラックスキューは同じシリンダ上のトラック N のセクタ 0 とトラック N-1 のセクタ 0 のオフセットです。 このオプションは、歴史的には重要でした。 近年のコントローラは十分高速であり、 操作を続けざまに (back-to-back で) 行います。 .It Fl l Ar hardware sector interleave 遅いコントローラを補うためにメディアのフォーマット時の補正を指定します。 インタリーブはトラック毎の物理セクタのインタリーブで、次の比の分母で 定義されます: .Dl 読まれるセクタ/通過するセクタ つまりインタリーブの 1/1 は連続的に配置されていることを、 1/2 は論理 セクタ 0 と論理セクタ 1 との間に 1 セクタあることを示します。 このオプションは、歴史的には重要でした。 近年のディスクの物理レイアウトは、外部からは見えません。 .It Fl p Ar spare sectors per track 予備セクタ (不良セクタと置き換えるセクタ) は、 各トラックの最後の物理セクタを使用します。 これらには、ファイルシステムとしてデータを割り当てることができないため、 セクタ/トラック .Pq Fl u に含まれません。 このオプションは、歴史的には重要でした。 近年のディスクは、ディスク固有の不良セクタ割り当てを行います。 .It Fl r Ar revolutions/minute 1 分間あたりのディスク回転速度を指定します。 この値はもはや価値がありません。 この値に依存するすべてのパラメータは、通常は無効になっているからです。 .ne 1i .It Fl t Ar #tracks/cylinder ファイルシステムによってデータを割り当てることができるシリンダあたりの トラック数です。デフォルトは 1 です。0 が設定された場合にはディスクラベル に指定されている値が使われます。 .It Fl u Ar sectors/track ファイルシステムによってデータを割り当てることができるトラックあたりの セクタ数です。デフォルトは 4096 です。 0 が設定された場合にはディスクラベルに 指定されている値が使われます。この値には、各トラックの最後に確保 される不良ブロックの置き換えのための予備セクタは含まれません ( .Fl p オプションを参照)。 .It Fl x Ar spare sectors per cylinder 予備セクタ (不良セクタと置き換えるセクタ) は、シリンダの最後のトラック の物理セクタを使用します。これらには、ファイルシステムとしてデータを 割り当てることができないため、セクタ/トラック .Pq Fl u には含まれません。 このオプションは、歴史的には重要でした。 近年のディスクは、ディスク固有の不良セクタ割り当てを行います。 .El .Pp .Nm mount_mfs コマンドのオプションは、 .Fl o オプションを除いて .Nm コマンドと同じものです。 .Pp .Fl o オプションは以下のとおりです: .Bl -tag -width indent .It Fl o .Fl o フラグに続いて指定されるオプションは、コンマで区切られた文字列です。 指定できるオプションとその意味は .Xr mount 8 を参照してください。 .El .Sh 使用例 .Pp .Dl mount_mfs -s=131072 -o nosuid,nodev /dev/da0s1b /tmp .Pp .Xr mount 8 の nosuid と nodev のオプションを指定し、 64 MB の大きさのメモリファイルシステムを /tmp にマウントします。 .Sh バグ .Bx Free のブートコードは、カーネルが置かれているファイルシステムのブロックサイズ が 8 キロバイトでフラグメント 1 キロバイトであることを仮定しています。 他のサイズを使用しているファイルシステムからブートすることはできません。 .Sh 関連項目 .Xr fdformat 1 , .Xr disktab 5 , .Xr fs 5 , .Xr disklabel 8 , .Xr diskpart 8 , .Xr dumpfs 8 , .Xr fsck 8 , .Xr mount 8 , .Xr scsiformat 8 , .Xr tunefs 8 .Rs .%A M. McKusick .%A W. Joy .%A S. Leffler .%A R. Fabry .%T A Fast File System for UNIX , .%J ACM Transactions on Computer Systems 2 .%V 3 .%P pp 181-197 .%D August 1984 .%O (reprinted in the BSD System Manager's Manual) .Re .Sh 歴史 .Nm コマンドは、 .Bx 4.2 から登場しています。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/ppp.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/ppp.8 index 2ab91e9fec..6cfc7c8284 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/ppp.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/ppp.8 @@ -1,4727 +1,4942 @@ -.\" %Id: ppp.8,v 1.142.2.8 1999/08/09 23:35:07 brian Exp % +.\" %Id: ppp.8,v 1.142.2.9 1999/08/23 21:59:46 brian Exp % .\" .\" jpman %Id: ppp.8,v 1.4 1997/06/08 18:41:58 saeki Stab % .\" WORD: expect string 受信待ち文字列 (chat.8) .\" WORD: negotiation 交渉 .Dd 20 September 1995 .nr XX \w'\fC00' .Os FreeBSD .Dt PPP 8 .Sh 名称 .Nm ppp .Nd PPP (Point to Point Protocol) (別名 user-ppp) .Sh 書式 .Nm -.Oo -.Fl auto | -.Fl background | -.Fl ddial | -.Fl direct | -.Fl dedicated -.Oc +.Op Fl nat +.Op Fl quiet +.Op Fl Va mode .Op Fl alias .Op Ar system Ns .No ... .Sh 解説 本プログラムは、ユーザプロセスとして動作する .Em PPP パッケージです。 .Em PPP は通常、( .Xr pppd 8 でそうなっているように) カーネルの一部として実装されますが、 そのため、デバッグや動作の変更が少々難しい場合があります。 それに対し、この実装ではトンネルデバイスドライバ (tun) を利用して、 ユーザプロセスで .Em PPP を実現しています。 +.Pp +.Fl nat +フラグ (または後方互換性のための +.Fl alias +フラグ) は、 +.Dq nat enable yes +と等価であり、 +.Nm +のネットワークアドレス変換機能を有効にします。 +これにより +.Nm +は、内部 LAN 上の全マシンに対する NAT、 +すなわちマスカレーディングエンジンとして動作します。 +詳細は +.Xr libalias 3 +を参照してください。 +.Pp +.Fl quiet +フラグを指定すると、 +.Nm +は起動時に静かになり、 +モードとインタフェースを標準出力へ表示しなくなります。 +.Pp +.Nm +は次の +.Va mode +を理解します: +.Bl -tag -width XXX -offset XXX +.It Fl auto +.Nm +は tun インタフェースをオープンし、 +これを設定した後バックグラウンドになります。 +出力データが tun インタフェース上で検出されるまでリンクはアップせず、 +出力データが tun インタフェース上で検出されると +.Nm +はリンクをアップしようとします。 +.Nm +がリンクをアップしようとしている間に受信したパケット +(最初のものを含みます) は、デフォルトで 2 分間キューにとどまります。 +後述の +.Dq set choked +コマンドを参照してください。 +.Pp +.Fl auto +モードでは、 +コマンドラインには少なくとも 1 つの +.Dq system +を指定する必要があり (後述)、 +インタフェース設定時に使用する相手の IP アドレスを指定する +.Dq set ifaddr +を、システムプロファイルで実行する必要があります。 +通常、 +.Dq 10.0.0.1/0 +のようなものが適切です。例としては、 +.Pa /usr/share/examples/ppp/ppp.conf.sample +の +.Dq pmdemand +システムを参照してください。 +.It Fl background +この場合、 +.Nm +は相手との接続をすぐに確立しようとします。 +成功すると、 +.Nm +はバックグラウンドになり、親プロセスは終了コード 0 を返します。 +失敗すると、 +.Nm +は非 0 の結果で終了します。 +.It Fl foreground +フォアグラウンドモードでは、 +.Nm +は相手との接続をすぐに確立しようとしますが、デーモンにはなりません。 +リンクはバックグラウンドモードで作成されます。 +.Nm +の起動を別のプロセスから制御したい場合に有用です。 +.It Fl direct +これは入力接続を受け付けるために使用します。 +.Nm +は +.Dq set device +行を無視し、リンクにデスクリプタ 0 を使用します。 +.Pp +コールバックの設定を行うと、ダイヤルバック時に +.Nm +は +.Dq set device +情報を使用します。 +.It Fl dedicated +このオプションは、専用線で接続されたマシンのためにデザインされています。 +.Nm +はデバイスを常にオープンに保ち、設定チャットスクリプトは一切使用しません。 +.It Fl ddial +.Fl auto +モードと等価ですが、なんらかの理由でリンクが落ちた場合に +.Nm +が再度リンクをアップすることが違います。 +.It Fl interactive +これは no-op であり、 +前述のフラグがどれも指定されなかった場合の動作を行います。 +.Nm +はコマンドラインで指定されたセクションをロードし、対話プロンプトを提供します。 +.El +.Pp +.Po Pa /etc/ppp/ppp.conf +に指定される +.Pc +設定エントリ、すなわち system を、コマンドラインで 1 つ以上指定可能です。 +起動時に +.Nm +は +.Pa /etc/ppp/ppp.conf +から +.Dq default +システムを読み込み、その後コマンドラインで指定した各 system を読み込みます。 .Sh 主な特徴 .Bl -diag .It 対話的なユーザインタフェースを提供 コマンドモードで利用する場合、ユーザがコマンドを 入力することで、簡単にリモートコンピュータとの接続の確立、 接続状態の確認、 接続の切断を行うことができます。 オプションとして、セキュリティ確保のために すべての機能をパスワードで保護することができます。 .It 手動と自動でのダイヤルをサポート -対話モードでは、直接モデムと通信できるように +対話モードでは、直接デバイスと通信できるように .Dq term コマンドが用意されています。 -モデムがリモートホストと接続されて、 +リモートホストと接続されて、 .Em PPP での通信が始まったら、 .Nm はそれを検出して自動的にパケットモードに移行します。 ひとたびリモートホストとの接続に必要なコマンドシーケンスがわかったら、 後々の接続を簡単にするため、必要なダイヤル手順やログイン手順を定義した チャットスクリプトを書くことができます。 .It オンデマンドでのダイヤルアップをサポート .Fl auto モード (自動モード) では .Nm はデーモンとして動作し、 .Em PPP リンクを通して送られるパケットを待ちうけます。 パケットを検出すると、デーモンが自動的にダイヤルを行って接続を確立します。 .Fl ddial モード (直接ダイヤルモード) でも ほぼ同様に、自動ダイヤルと接続の確立を行います。 しかしながらこのモードは、送るべきパケットが存在しない場合にも、 リンクが切れていることを検出するといつでもリモートへダイヤルするという点が auto モードと異なります。 このモードは、電話料金よりも常時接続されていることが重視される場合に有用です。 3 番目の .Fl dedicated モード (専用線モード) も利用可能です。 このモードは 2 つのマシン間の専用線を対象にしています。 専用線モードでは .Nm は自発的に動作を終了することはありません - 終了するには .Dq quit all コマンドを診断ソケットを介して送る必要があります。 .Dv SIGHUP は LCP の再交渉を強要し、 .Dv SIGTERM は終了を強要します。 .It クライアントコールバックをサポート .Nm は標準 LCP コールバックプロトコルならびに Microsoft コールバック制御プロトコル (ftp://ftp.microsoft.com/developr/rfc/cbcp.txt) を使用できます。 .It パケットエイリアシングをサポート パケットエイリアシング (別名: IP マスカレード) により、 未登録でプライベートなネットワーク上のコンピュータからも インターネットにアクセスすることが可能です。 .Em PPP ホストはマスカレードゲートウェイとして動作します。 送信パケットの IP アドレスと TCP や UDP のポート番号は どちらもエイリアスされ、返信パケットではエイリアスが元に戻されます。 .It バックグラウンド PPP 接続をサポート バックグラウンドモードでは、接続を確立するのに成功した場合に .Nm はデーモンになります。 それ以外の場合はエラーで終了します。 これにより、 接続が成功裏に確立した場合のみコマンドを実行するようなスクリプト をセットアップすることが出来ます。 .It サーバとしての PPP 接続をサポート ダイレクトモードでは、 .Nm は標準入力/標準出力からの .Em PPP 接続を受け入れるサーバとして動作させることができます。 .It PAP と CHAP (rfc 1994) による認証をサポート PAP もしくは CHAP を用いることにより、Unix スタイルの .Xr login 1 手続きをスキップし、 .Em PPP プロトコルを代りに認証に使用することが可能です。 相手が Microsoft CHAP 認証を要求し、かつ .Nm が DES をサポートするようにコンパイルされている場合、適当な MD4/DES 応答がなされます。 .It RADIUS (rfc 2138) 認証をサポート PAP と CHAP の拡張である .Em \&R Ns No emote .Em \&A Ns No ccess .Em \&D Ns No ial .Em \&I Ns No n .Em \&U Ns No ser .Em \&S Ns No ervice は、集中データベースまたは分散データベースに、 ユーザごとに異なる接続特性を含んだ認証情報を、格納できます。 コンパイル時に .Pa libradius が利用可能な場合、利用するように設定すると、 .Nm はこれを使用して .Em RADIUS 要求を作成します。 .It 代理 arp (Proxy Arp) をサポート .Nm が相手のために 1 個以上の代理 arp エントリを作成するように、設定可能です。 LAN 上の各マシンでの設定を行わずに、 相手側から LAN へのルーティングを可能とします。 .It パケットのフィルタリングをサポート ユーザは 4 種類のフィルタを定義できます。 .Em in は受信パケットに対するフィルタです。 .Em out は送信パケットに対するフィルタです。 .Em dial はダイヤルを行うきっかけとなるパケットを定義するフィルタで、 .Em alive は接続を保持するためのパケットを定義するフィルタです。 .It トンネルドライバは bpf (Berkeley Packet Filter) をサポート .Em PPP リンクを流れるパケットを調べるために、 .Xr tcpdump 1 を使うことができます。 -.It PPP オーバ TCP をサポート +.It PPP オーバ TCP および PPP オーバ UDP をサポート デバイス名が -.Em host Ns No : Ns Em port +.Em host Ns No : Ns Em port Ns +.Op / Ns Em tcp Ns No | Ns Em udp 形式で指定された場合、 .Nm -は通常のシリアルデバイスを使うのではなく、データ転送のための TCP +は通常のシリアルデバイスを使うのではなく、 +データ転送のための TCP または UDP の 接続を開きます。 +UDP 接続は、 +.Nm +を強制的に同期モードにします。 +.It PPP オーバ ISDN をサポート +.Nm +がオープンすべきリンクとして +生の B チャネル i4b デバイスを指定すると、 +.Xr isdnd 8 +と対話して ISDN 接続を確立できます。 .It "IETF ドラフトの Predictor-1 (rfc 1978) と DEFLATE (rfc 1979) 圧縮をサポート .Nm は VJ 圧縮の他に Predictor-1 と DEFLATE 圧縮もサポートしています。 モデムは通常 (例えば v42.bis のような) 組み込みの圧縮機能を持っており、 その結果システムは .\"(訳注)「転送データレートよりも」をここにいれたいと考えています。 .\" 2.2.1R 対象(1997/04/02) Takeshi MUTOH より高いデータレートで通信できます。 これは一般には良いことですが、より高速のデータによってシリアル回線からの 割り込みが増加します。 システムはこの割り込みをモデムと通信して処理しなくてはならないため、 システムの負荷と遅延時間が増加することになります。 VJ 圧縮とは異なり、Predictor-1 と DEFLATE 圧縮はリンクを通る .Em すべての ネットワークトラフィックをあらかじめ圧縮しておくことで、オーバヘッドを 最小にします。 -.It Microsoft の IPCP 拡張をサポート +.It Microsoft の IPCP 拡張をサポート (rfc 1877) Microsoft の .Em PPP スタックを使用するクライアント (つまり Win95, WinNT) との間で ネームサーバのアドレスと NetBIOS ネームサーバのアドレスを 交渉することができます。 .It マルチリンク PPP をサポート (rfc 1990) 接続先への複数の物理的な回線をオープンし、すべてのリンクの 帯域幅を合わせてより高いスループットを得ることができます。 .El .Sh パーミッション .Nm はユーザ .Dv root 、グループ .Dv network 、パーミッション .Dv 04554 でインストールされます。 デフォルトでは .Nm は、起動したユーザ ID が 0 でない場合には実行しません。 これは .Dq allow users コマンドを .Pa /etc/ppp/ppp.conf に記載することにより変更することが可能です。 通常ユーザとして実行する場合には、 .Nm はユーザ ID 0 に変わり、システムの経路表の変更と、 システムロックファイルの作成と、 ppp の設定ファイルの読み込みを行います。 すべての外部コマンド ("shell" や "!bg" で実行されます) は、 .Nm を起動したユーザ ID で実行されます。 ユーザ ID 0 にて正確になにが行われているのかに興味がある場合には、 ログ機能の .Sq ID0 を参照してください。 .Sh 始める前に -次のコマンドラインスイッチを -.Nm ppp -は理解します: -.Bl -tag -width XXX -offset XXX -.It Fl auto -.Nm -は tun インタフェースをオープンし、これを設定した後バックグラウンドになります。 -出力データが tun インタフェース上で検出されるまでリンクはアップせず、 -出力データが tun インタフェース上で検出されると -.Nm -はリンクをアップしようとします。 -.Nm -がリンクをアップしようとしている間に受信したパケット -(最初のものを含みます) は、デフォルトで 2 分間キューにとどまります。 -後述の -.Dq set choked -コマンドを参照してください。 -.Pp -コマンドラインには少なくとも 1 つの -.Dq system -を指定する必要があり (後述)、 -インタフェース設定時に使用する相手の IP アドレスを指定する -.Dq set ifaddr -を、システムプロファイルで実行する必要があります。 -通常、 -.Dq 10.0.0.1/0 -のようなものが適切です。例としては、 -.Pa /usr/share/examples/ppp/ppp.conf.sample -の -.Dq pmdemand -システムを参照してください。 -.It Fl background -この場合、 -.Nm -は相手との接続をすぐに確立しようとします。 -成功すると、 -.Nm -はバックグラウンドになり、親プロセスは終了コード 0 を返します。 -失敗すると、 -.Nm -は非 0 の結果で終了します。 -.It Fl direct -これは入力接続を受け付けるために使用します。 -.Nm -は -.Dq set device -行を無視し、リンクにデスクリプタ 0 を使用します。 -.Pp -コールバックの設定を行うと、ダイヤルバック時に -.Nm -は -.Dq set device -情報を使用します。 -.It Fl dedicated -このオプションは、専用線で接続されたマシンのためにデザインされています。 -.Nm -はデバイスを常にオープンに保ち、設定チャットスクリプトは一切使用しません。 -.It Fl ddial -.Fl auto -モードと等価ですが、なんらかの理由でリンクが落ちた場合に -.Nm -が再度リンクをアップすることが違います。 -.It Fl interactive -これは no-op であり、前述のフラグがどれも指定されなかった場合の動作を行います。 -.Nm -はコマンドラインで指定されたセクションをロードし、対話プロンプトを提供します。 -.It Fl alias -このフラグは -.Nm -のモードを制御しません。 -.Dq enable alias yes -と等価です。さらに、 -.Fl auto -もまた指定されている場合、暗黙的に -.Dq enable iface-alias -が実行されます。 -詳細については後述しているものを参照してください。 -.Pp -IP エイリアシングを有効にすると、 -.Nm -は、内部 LAN 上の全マシンに対する -NAT もしくはマスカレーディングエンジンとして動作します。詳細は -.Xr libalias 3 -を参照してください。 -.El -.Pp -さらに、1 つ以上の設定エントリ -.Pq Pa /etc/ppp/ppp.conf で指定されます -をコマンドライン上に指定可能です。 -起動時に -.Nm -は -.Pa /etc/ppp/ppp.conf -から -.Dq default -システムを読み込み、その後コマンドラインで指定した各 system を読み込みます。 -.Pp -.Fl auto , -.Fl background , -.Fl ddial , -.Fl direct , -.Fl dedicated , -.Fl interactive -のいずれか 1 つのスイッチのみ指定可能です。 -.Nm -の -.Sq モード -は、 -.Dq set mode -コマンド (後述) を使用することで後で変更可能です。 -.Pp -以降、対話モードの使用方法について説明します。 -.Pp 最初に .Nm を実行する時には、いくつかの初期設定を整える必要があります。 .Bl -bullet .It カーネルにトンネルデバイスが含まれていなければ なりません (GENERIC カーネルではデフォルトで 1 つ含まれます)。 もし含まれていない場合や複数の tun インタフェースが必要な場合、 次の行をカーネル設定ファイルに追加して、 カーネルを再構築する必要があります: .Pp .Dl pseudo-device tun N .Pp ここで .Ar N は .Em PPP 接続を行いたい最大の数です。 .It .Pa /dev ディレクトリにトンネルデバイスのエントリ .Pa /dev/tunN があるかどうかを調べてください。 ここで .Sq N は、0 から始まる tun デバイスの番号です。 もし無いようならば、"sh ./MAKEDEV tunN" を実行すれば作ることができます。 これにより 0 から .Ar N までの tun デバイスが作成されます。 .It あなたのシステムの .Pa /etc/group ファイルに .Dq network グループがあり、そのグループが .Nm を使うと想定されるすべてのユーザ名を含んでいることを確かめてください。 詳細は .Xr group 5 マニュアルページを参照してください。また、これらのユーザは .Pa /etc/ppp/ppp.conf ファイルで .Dq allow users コマンドを使用してアクセス権が与えられなければなりません。 .It ログファイルを作成します。 .Nm は .Xr syslog 3 を使用して情報を記録します。通常のログファイル名は .Pa /var/log/ppp.log です。 このファイルに出力を行うためには、次の行を .Pa /etc/syslog.conf ファイルに記述してください: .Bd -literal -offset indent !ppp *.*/var/log/ppp.log .Ed .Pp .Nm の実行形式にリンクを作成することにより、複数の .Em PPP ログファイルを持つことが可能です: .Pp .Dl # cd /usr/sbin .Dl # ln ppp ppp0 .Pp として .Pa /etc/syslog.conf で .Bd -literal -offset indent !ppp0 *.*/var/log/ppp0.log .Ed .Pp とします。 .Pa /etc/syslog.conf を更新した後に、 .Xr syslogd 8 に .Dv HUP シグナルを送ることをお忘れなく。 .It 厳密には .Nm の操作とは関係ありませんが、リゾルバが正しく働くように設定した方が 良いでしょう。 これは .Pq Xr named 8 を用いて ローカルな DNS サーバを設定するか、もしくは .Pa /etc/resolv.conf ファイルに適切な .Sq name-server 行を加えることで行われます。 詳細は .Xr resolv.conf 5 のマニュアルを参照してください。 .Pp 他の方法として、もし接続先がサポートしている場合には .Nm が接続先にネームサーバのアドレスを尋ねて、自動的に .Pa /etc/resolv.conf を更新することができます。詳細は後述の .Dq enable dns コマンドを参照してください。 .El .Sh 手動ダイヤル 次の例では、あなたのマシン名が .Dv awfulhak であるとして説明します。 .Nm を引数無しで起動すると (前述の .Sx パーミッション 参照) 次のプロンプトが表示されます: .Bd -literal -offset indent ppp ON awfulhak> .Ed .Pp プロンプトの .Sq ON の部分は常に大文字であるべきです。ここが小文字の場合、 .Dq passwd コマンドを使用してパスワードを入力しなければならないことを意味します。 実行中の .Nm に接続し、 まだ正しいパスワードを入力していない場合にのみこのような状態になります。 .Pp .Bd -literal -offset indent ppp ON awfulhak> set device /dev/cuaa0 ppp ON awfulhak> set speed 38400 .Ed .Pp 通常ハードウェアフロー制御 (CTS/RTS) を使用します。 しかし、特定の場合 (特定の PPP 可能な端末サービスに直接接続している場合に起り得ます)、 .Nm が通信リンクにデータを書き込もうとしたときに、 永遠に来ない CTS (送信時にクリア) シグナルを待つことにより .Nm がハングします。 直通線で接続できない場合は、 .Dq set ctsrts off で CTS/RTS をオフにしてみてください。 これが必要な場合、後述の .Dq set accmap の記述も参照してください - .Dq set accmap 000a0000 も必要かもしれません。 .Pp 通常、パリティは .Dq none に設定します。これが .Nm ppp のデフォルトです。 パリティはどちらかというと古風なエラーチェック機構であり、 今となっては使用しません。 最近のモデムは各自のエラーチェック機構を持っており、 ほとんどのリンク層プロトコル ( .Nm はこれです) はより信頼できるチェック機構を使用します。 パリティは相対的に大きなオーバヘッドを持ちますので (トラフィックが 12.5% 増加します)、 .Dv PPP がオープンされると常に無効化 -.Pq set to Dq none +.Po Dq none +に設定 +.Pc されます。 しかし、ISP (インターネットサービスプロバイダ) によっては、 特定のパリティ設定を接続時 ( .Dv PPP がオープンする前) に使用するものがあります。 特に、Compuserve はログイン時に偶数パリティに固執しています: .Bd -literal -offset indent ppp ON awfulhak> set parity even .Ed .Pp -ここで、現在のモデム設定がどのようになっているか見られます: +ここで、現在のデバイス設定がどのようになっているか見られます: .Bd -literal -offset indent -ppp ON awfulhak> show modem +ppp ON awfulhak> show physical Name: deflink State: closed Device: N/A Link Type: interactive Connect Count: 0 Queued Packets: 0 Phone Number: N/A Defaults: Device List: /dev/cuaa0 Characteristics: 38400bps, cs8, even parity, CTS/RTS on Connect time: 0 secs 0 octets in, 0 octets out Overall 0 bytes/sec ppp ON awfulhak> .Ed .Pp -ここでは、直接モデムと通信するために term コマンドを使用可能です: +ここでは、直接デバイスと通信するために term コマンドを使用可能です: .Bd -literal -offset indent ppp ON awfulhak> term at OK atdt123456 CONNECT login: myispusername Password: myisppassword Protocol: ppp .Ed .Pp 相手が .Em PPP で話しはじめると、 .Nm はそれを自動的に検出してコマンドモードに戻ります。 .Bd -literal -offset indent ppp ON awfulhak> # リンクは確立していません Ppp ON awfulhak> # 接続完了、LCP 完了 PPp ON awfulhak> # 認証完了 PPP ON awfulhak> # IP アドレス合意完了 .Ed .\" your end で「あなた側」 .Pp このようにならない場合、接続先がこちらの開始交渉を 待っている可能性があります。 強制的に .Nm に接続先への PPP 設定パケットの送出を開始させるためには .Dq ~p コマンドを使い、端末モードを抜けてパケットモードに移行して下さい。 .Pp それでもログインプロンプトが得られない場合、 Unix 的なログイン/パスワード認証ではなく、PAP または CHAP の認証を、 相手は要求している可能性が非常に高いです。 正しく設定するためには、プロンプトに戻り、 認証用の名前とキーを設定し、再度接続します: .Bd -literal -offset indent ~. ppp ON awfulhak> set authname myispusername ppp ON awfulhak> set authkey myisppassword ppp ON awfulhak> term at OK atdt123456 CONNECT .Ed .Pp ここで再度、交渉開始するように ppp に指定できます: .Bd -literal -offset indent ~p ppp ON awfulhak> # リンクは確立していません Ppp ON awfulhak> # 接続完了、LCP 完了 PPp ON awfulhak> # 認証完了 PPP ON awfulhak> # IP アドレス合意完了 .Ed .Pp これで接続されました! プロンプトの .Sq PPP が大文字に変化して、接続されたことを知らせます。もし 3 つの P の内 いくつかだけが大文字になっている場合には、すべての文字が大文字もしくは 小文字になるまで待ってください。もし小文字に戻った場合には、それは .Nm が接続先との交渉に成功しなかったことをを意味します。 この時点での問題解決の第一歩としては、次のようにし、再挑戦します。 .Bd -literal -offset indent ppp ON awfulhak> set log local phase lcp ipcp .Ed .Pp 詳細は、下記の .Dq set log コマンドの説明を参照してください。 この時点でも失敗する場合、 ログを有効にして再挑戦することが非常に重要です。 プロンプトの変化に注意し、あなたを助けてくれる人に報告することもまた重要です。 .Pp リンクが確立したら、show コマンドを使用することで、 どのように事態が進行しているのかが分ります: .Bd -literal -offset indent -PPP ON awfulhak> show modem +PPP ON awfulhak> show physical * モデム関連の情報がここに表示されます * PPP ON awfulhak> show ccp * CCP (圧縮) 関連の情報がここに表示されます * PPP ON awfulhak> show lcp * LCP (回線制御) 関連の情報がここに表示されます * PPP ON awfulhak> show ipcp * IPCP (IP) 関連の情報がここに表示されます * PPP ON awfulhak> show link * (高レベル) リンク関係の情報がここに表示されます * PPP ON awfulhak> show bundle * (高レベル) 論理接続関係の情報がここに表示されます * .Ed .Pp この時点で、マシンは接続先に対するホスト単位の経路 (host route) を持っています。 これはリンクの相手のホストとのみ接続可能であるという意味です。 デフォルト経路のエントリ (他の経路エントリを持たずに、全パケットを .Em PPP リンクの相手に送る ように、あなたのマシンに指示します)を追加したければ、 次のコマンドを入力してください。 .Bd -literal -offset indent PPP ON awfulhak> add default HISADDR .Ed .Pp .Sq HISADDR という文字列は、相手側の IP アドレスを表します。 既存の経路のために失敗する場合には、 .Bd -literal -offset indent PPP ON awfulhak> add! default HISADDR .Ed .Pp を用いることで既存の経路を上書きできます。 このコマンドは、実際に接続を作成する前に実行可能です。 新しい IP アドレスを接続時に交渉する場合、これに従って .Nm がデフォルト経路を更新します。 .Pp ここで、(ping, telnet, ftp のような) ネットワークアプリケーションを、 あなたのマシンの別のウィンドウまたは端末で使用可能です。 現在の端末を再利用したい場合、 .Nm をバックグラウンドモードにするために、 標準のシェルのサスペンドとバックグラウンドコマンド (通常 .Dq ^Z の後に .Dq bg ) を使用可能です。 .Pp 使用可能コマンドの詳細は .Sx PPP コマンドリスト の節を参照してください。 .Sh 自動ダイヤル 自動ダイヤルを行うためには、ダイヤルとログインのチャットスクリプトを 用意しなければなりません。定義の例は .Pa /usr/share/examples/ppp/ppp.conf.sample を見てください ( .Pa /etc/ppp/ppp.conf の書式は非常に簡単です)。 各行は単一のコメント、インクルード、ラベル、コマンドのいずれかを含みます。 .Bl -bullet .It .Pq Dq # 文字で始まる行は、コメントとして扱われます。 コメント行と認識した場合、先行する空白は無視されます。 .It インクルードは語 .Sq !include から始まる行です。 1 つの引数 - インクルードするファイル - を持つ必要があります。 古いバージョンの .Nm との互換性のために、 .Dq !include ~/.ppp.conf を使用したいかもしれません。 .It ラベルは行頭から始まり、最後にコロン .Pq Dq \&: が続かなければなりません。 .It コマンド行は、最初の桁に空白かタブを含む必要があります。 .El .Pp .Pa /etc/ppp/ppp.conf ファイルには少なくとも .Dq default セクションが存在する必要があります。 このセクションは常に実行されます。 このファイルには 1 つ以上のセクションが含まれます。 セクション名は用途に応じて付けます。例えば、 .Dq MyISP はあなたの ISP を表したり、 .Dq ppp-in は入力の .Nm 構成を表したります。 .Nm ppp を立ち上げる際に、接続先のラベル名を指定可能です。 .Dq default ラベルに関係づけられたコマンドが実行されてから、 接続先ラベルに関連づけられたコマンドが実行されます。 .Nm を引数無しで起動した場合、 .Dq default だけは実行されます。load コマンドを使用して、 .Pa /etc/ppp/ppp.conf のセクションを手動でロード可能です: .Bd -literal -offset indent ppp ON awfulhak> load MyISP .Ed .Pp セクションロード後には、 .Nm はいかなる動作も行わないことに注意してください。 これは、コマンドラインでラベルを指定した結果でも、 .Dq load コマンドを使用した結果でも同様です。 設定ファイル中で、そのラベルに対して指定されたコマンドのみが、実行されます。 一方、 .Nm を .Fl background , .Fl ddial , .Fl dedicated のいずれかのスイッチ付きで起動したときには、 .Nm が接続を確立するように、リンクモードが指示します。 更なる詳細については、後述の .Dq set mode コマンドを参照してください。 .Pp ひとたび接続が確立したなら、プロンプトの .Sq ppp は .Sq PPP に変わります: .Bd -literal -offset indent # ppp MyISP \&... ppp ON awfulhak> dial Ppp ON awfulhak> PPp ON awfulhak> PPP ON awfulhak> .Ed .Pp Ppp プロンプトは .Nm が認証フェースに入ったことを示します。PPp プロンプトは .Nm がネットワークフェーズに入ったことを示します。PPP プロンプトは .Nm がネットワーク層プロトコルの交渉に成功し、使用可能状態にあることを示します。 .Pp もし .Pa /etc/ppp/ppp.linkup が利用可能ならば、 .Em PPP 接続が確立された時に、その内容が実行されます。 接続が確立された後のバックグラウンドでのスクリプト実行については、 提供されている .Pa /usr/share/examples/ppp/ppp.conf.sample (使用可能な置換文字列については、後述の .Dq shell と .Dq bg を参照してください) の .Dq pmdemand の例を参照してください。 同様に、接続が閉じられると、 .Pa /etc/ppp/ppp.linkdown ファイルの内容が実行されます。 これらのファイルのフォーマットは .Pa /etc/ppp/ppp.conf と同じです。 .Pp 以前のバージョンの .Nm では、デフォルト経路のような経路は .Pa ppp.linkup ファイルで追加し直す必要がありました。 現在では .Nm は、 .Dv HISADDR もしくは .Dv MYADDR が変化したときに、自動的に .Dv HISADDR もしくは .Dv MYADDR 文字列を含むすべての経路を更新する .Sq スティッキー経路 をサポートします。 .Sh バックグラウンドダイヤル .Nm を使って非対話的に接続を確立したい場合 (例えば .Xr crontab 5 エントリや .Xr at 1 ジョブから使うような場合) には、 .Fl background オプションを使います。 .Fl background が指定された場合、 .Nm はすぐに接続を確立しようとします。 複数の電話番号が指定された場合には、各電話番号が 1 回づつ試されます。 これらに失敗すると、 .Nm は即座に終了し、0 でない終了コードを返します。 接続に成功すると .Nm はデーモンになり、呼び出し側に終了コード 0 を返します。 デーモンは、リモートシステムが接続を終了した場合、 もしくは .Dv TERM シグナルを受け取った場合に、自動的に終了します。 .Sh ダイヤルオンデマンド デマンドダイヤル機能は .Fl auto または .Fl ddial オプションにて有効にされます。この場合にも .Pa /etc/ppp/ppp.conf で定義された接続先のラベルを指定しなければなりません。 これには、リモート接続先の IP アドレスを指定するための .Dq set ifaddr コマンドも書かれていなければなりません ( .Pa /usr/share/examples/ppp/ppp.conf.sample を参照してください)。 .Bd -literal -offset indent # ppp -auto pmdemand .Ed .Pp .Fl auto または .Fl ddial が指定された時に .Nm はデーモンとして動作しますが、 .Pa /etc/ppp/ppp.conf 中で .Dq set server コマンドを使うことで、設定を確認したり変更したりすることができます。 .Po たとえば、 .Dq set server +3000 mypasswd とすると .Pc 次のように診断ポートを通じて接続することができます。 .Bd -literal -offset indent # pppctl 3000 (tun0 を仮定) Password: PPP ON awfulhak> show who tcp (127.0.0.1:1028) * .Ed .Pp .Dq show who コマンドは現在 .Nm 自身に接続しているユーザの一覧を表示します。診断ソケットが閉じられる、 もしくは異なるソケットに変更された場合、すべての接続は即座に終了します。 .Pp .Fl auto モードにて 送信パケットが検出された時、 .Nm は (チャットスクリプトに基づいて) ダイヤルを行い、 通信相手に接続しようとします。 .Fl ddial モードでは回線がダウンしていることが確認された場合にはいつでも ダイヤルが行われます。 接続に失敗したら、デフォルトの動作では 30 秒間待ってから、 別の送信パケットが検出された時に接続しようとします。 .Pp この動作は .Dq set redial コマンドで変更できます。 .Pp .No set redial Ar secs Ns Xo .Oo + Ns Ar inc Ns .Op - Ns Ar max Ns .Oc Op . Ns Ar next .Op Ar attempts .Xc .Pp .Bl -tag -width attempts -compact .It Ar secs は、再び接続しようとするまでの秒数です。 引数がリテラル文字列 .Sq Li random の場合には、待ち時間を 1 秒以上から 30 秒以下の間でランダムに選びます。 .It Ar inc は秒数であり、 新規にダイヤルするときに .Ar secs に加えられます。 このタイムアウト値が .Ar secs に戻るのは、接続が成功裏に確立した後だけです。 .Ar inc のデフォルト値は 0 です。 -.It Ar maxinc +.It Ar max は、 .Nm が .Ar secs を増加させる最大回数です。 -.Ar maxinc +.Ar max のデフォルト値は 10 です。 .It Ar next は電話番号リストの中の次の番号をダイヤルする前に待つ秒数です。( .Dq set phone コマンドを参照してください)。これのデフォルトは 3 秒です。 繰り返しますが、引数がリテラル文字列 .Sq Li random の場合には、待ち時間を 1 秒以上 30 秒以下の間でランダムに選びます。 .It Ar attempts は、受け取った個々の送信パケットに対して、何回接続を試みるのかを示す 数字です。 .It Ar attempts に 0 を指定すると、接続されるまで試みを続けます。 .Bd -literal -offset indent set redial 10.3 4 .Ed .Pp は個々の送信パケットに対して 4 回接続を試み、 番号間の待ち時間が 3 秒で、すべての番号を試した後に 10 秒待つことを表します。 複数の電話番号が指定されている場合でも、トータルのダイヤル回数は 4 回のままです。 (それぞれの番号を 4 回ダイヤルするのではありません)。 .Pp 代りに、 .Pp .Bd -literal -offset indent set redial 10+10-5.3 20 .Ed .Pp は、 .Nm に接続を 20 回試みさせます。最初の試みの後は、 .Nm は 10 秒待ちます。 次の試みの後は 20 秒待ちということを、 6 番目の試みの後では 1 分待つところまで行います。 次の 14 回の停止は、同じ 1 分間となります。 .Nm が接続し、切断した後、再度接続に失敗した場合、 タイムアウト値は再度 10 秒から開始します。 .Pp リンクの両端が .Nm の .Fl auto ダイヤルモードを利用している場合は、 ダイヤル間隔を変更しておくのが良いでしょう。 もし、リンクの両端が同じタイムアウト時間に設定されていて、 リンクが切れて両方に送信待ちのパケットがあった場合、 両方が同時に相手を呼び出しあうことになってしまいます。 場所によっては、シリアルリンクに信頼性がなく、 切れるべきでない時にキャリアが失われるかもしれません。 セッションの途中で予期せずキャリアが失われた場合、 .Nm にリダイヤルさせることができます。 .Bd -literal -offset indent set reconnect timeout ntries .Ed .Pp このコマンドは、キャリアが失われた時に .Ar timeout 秒の間隔を置いて .Ar ntries 回まで接続を再確立するよう .Nm に指示します。例えば、 .Bd -literal -offset indent set reconnect 3 5 .Ed .Pp は、予期せぬキャリア喪失の際に .Ar 3 秒待ってから再接続を試みるように .Nm に指示します。これは .Nm があきらめる前に .Ar 5 回まで行われます。 ntries のデフォルト値は 0 (再接続しない) です。 このオプションを使用する際には注意が必要です。 もしローカル側のタイムアウトがリモート側よりもわずかに長いと、 リモート側がタイムアウトにより回線を切断した場合に、 再接続機能が (指定した回数まで) 起動されてしまいます。 注: この文脈においては、多くの LQR を喪失するとキャリア喪失を引き起こし、 ひいては再接続を引き起こします。 .Fl background フラグが指定された場合、接続が行えるまで すべての電話番号が最大 1 回ダイヤルされます。 .Dq set redial コマンドにて、リダイヤル期間の後に、 再接続回数を指定します。 リダイヤル値が指定した電話番号数より少ない場合、 指定した電話番号で使用されないものが出来ます。 プログラムを終了させるには、次のように入力してください。 .Bd -literal -offset indent PPP ON awfulhak> close ppp ON awfulhak> quit all .Ed .Pp .Dq quit コマンドは .Xr pppctl 8 もしくは .Xr telnet 1 による接続を終了しますが、 プログラム自身は終了させません。 .Nm も終了させたい場合には、 .Dq quit all を実行してください。 .Sh PPP 接続の受け入れ (方法その 1) .Em PPP 接続要求を受け入れるには、次の手順にしたがってください。 .Bl -enum .It モデムと、 (必要であれば) .Pa /etc/rc.serial が正しく設定されていることを確認します。 .Bl -bullet -compact .It フロー制御にはハードウェアハンドシェイク (CTS/RTS) を使います。 .It モデムはエコーバックを行わず (ATE0) 、コマンドの結果も報告しない (ATQ1) ように設定されていなければなりません。 .El .Pp .It モデムが接続されているポートで .Xr getty 8 が起動されるように .Pa /etc/ttys を編集します。 例えば、次のように設定すれば良いでしょう: .Pp .Dl ttyd1 "/usr/libexec/getty std.38400" dialup on secure .Pp .Xr getty 8 を起動するために .Xr init 8 プロセスに .Dv HUP シグナルを送るのを 忘れないでください: .Pp .Dl # kill -HUP 1 .It .Pa /usr/local/bin/ppplogin ファイルを次のような内容で作成します: .Bd -literal -offset indent #!/bin/sh exec /usr/sbin/ppp -direct incoming .Ed .Pp ダイレクトモード .Pq Fl direct では、 .Nm は標準入力と標準出力を使って動作します。クライアント動作の .Nm と同様に、 .Xr pppctl 8 を使用することで、構成された診断ポートに接続可能です。 .Pp ここで .Pa /etc/ppp/ppp.conf 中の .Ar incoming セクションが設定されていなければなりません。 .Pp .Ar incoming セクションに適当な .Dq allow users コマンドがあることを確かめておいてください。 .It 受け入れるユーザのアカウントを用意してください。 .Bd -literal ppp:xxxx:66:66:PPP Login User:/home/ppp:/usr/local/bin/ppplogin .Ed .Pp 詳細は .Xr adduser 8 と .Xr vipw 8 のマニュアル項目を参照してください。 .Dq accept dns および .Dq set nbns コマンドを使うことで IPCP によるドメインネームサーバと NetBIOS ネームサーバの 交渉を有効にすることが可能です。 下記の記述を参照してください。 .El .Pp .Sh PPP 接続の受け入れ (方法その 2) この方法は、 .Xr login 1 ではなく .Nm ppp で接続の認証を行うという点が異なります。 .Bl -enum .It .Pa /etc/gettytab の default セクションに .Dq pp ケーパビリティを指定することで ppp を自動的に認識するように 設定してください。 .Bd -literal default:\\ :pp=/usr/local/bin/ppplogin:\\ ..... .Ed .It 上記の方法その 1 の最初の 3 手順と同じように、 シリアルデバイスを設定し、 .Xr getty 8 を有効にして、 .Pa /usr/local/bin/ppplogin を作成してください。 .It .Pa /etc/ppp/ppp.conf の .Sq incoming ラベル (もしくは .Pa ppplogin が用いるラベルならなんでも構いません) 下に .Dq enable chap か .Dq enable pap .Pq もしくはその両方 を加えてください。 .It .Pa /etc/ppp/ppp.secret に、受け入れるユーザそれぞれについて、エントリを作成してください。 .Bd -literal Pfredxxxx Pgeorgeyyyy .Ed .El .Pp これで、 .Xr getty 8 は (HDLC フレームヘッダを認識することで) ppp 接続を検出すると、すぐに .Dq /usr/local/bin/ppplogin を実行します。 .Pp 上記のように PAP もしくは CHAP を有効にすることは .Em 必須 です。そうしなければ、あらゆる人があなたのマシンにパスワード .Em なしに ppp セッションを確立することを許可し、 あらゆる種類の潜在的な攻撃に対して門戸を開いていることになります。 .Sh 内向き接続の認証 通常、接続の受信側は相手が相手自身を認証することを要求します。 これは通常 .Xr login 1 にて行われますが、代りに PAP か CHAP を使用可能です。 2 つのうちで CHAP の方がより安全ですが、 クライアントによってはサポートしていないものがあります。 どちらを使いたいか決めたら、 .Sq enable chap または .Sq enable pap を .Pa ppp.conf の適切なセクションに追加してください。 .Pp その後、 .Pa /etc/ppp/ppp.secret ファイルの設定を行う必要があります。 このファイルは、クライアントになりうるマシンごとに 1 行を含みます。 各行は 5 つまでのフィールドからなります: .Pp .Ar name Ar key Oo .Ar hisaddr Op Ar label Op Ar callback-number .Oc .Pp .Ar name と .Ar key は期待されるクライアントのユーザ名とパスワードを指定します。 .Ar key が .Dq \&* で PAP が使用される場合、 .Nm は認証時にパスワードデータベース .Pq Xr passwd 5 を検索します。 .Pa ppp.secret の如何なる .Ar name Ns No / Ar key の組み合わせにおいても適切でない返答をクライアントが与える場合、 認証は失敗します。 .Pp 認証に成功したならば、 .Pq 指定時には .Ar hisaddr を IP 番号交渉時に使用します。詳細は .Dq set ifaddr コマンドを参照してください。 .Pp 認証に成功し .Ar label が指定された場合、現在のシステムラベルは .Ar label にマッチするように修正されます。 このことはファイル .Pa ppp.linkup と .Pa ppp.linkdown の後続のパーズに影響があります。 .Pp 認証に成功し .Ar callback-number が指定され .Dq set callback が .Pa ppp.conf で指定された場合、クライアントは指定された番号でコールバックされます。 CBCP が使用される場合、 .Dq set cbcp コマンドに渡すのと同様の形式で、 .Ar callback-number にもまた番号のリストまたは .Dq \&* を含むことが可能です。 この値は、 .Nm で後続する CBCP フェーズで使用します。 -.Sh PPP オーバ TCP (別名: トンネリング) +.Sh PPP オーバ TCP と PPP オーバ UDP (別名: トンネリング) シリアルリンク上以外の .Nm の使用方法として、 device にホストとポートを指定することにより、 TCP 接続を使用することが可能です: .Pp -.Dl set device ui-gate:6669 +.Dl set device ui-gate:6669/tcp .Pp シリアルデバイスをオープンする代りに、 .Nm は指定されたマシンの指定されたソケットへの TCP 接続をオープンします。 .Nm は telnet プロトコルを使用しないこと、 telnet サーバと交渉できないことに注意を払うべきです。 受信マシン (ui-gate) 上に、 この ppp 接続を受信するポートを設定する必要があります。まず .Pa /etc/services を更新して、サービスを定義します: .Pp .Dl ppp-in 6669/tcp # Incoming PPP connections over tcp .Pp そして .Pa /etc/inetd.conf を更新して、このポートへの受信接続をどのように扱うかを .Xr inetd 8 に指示します: .Pp .Dl ppp-in stream tcp nowait root /usr/sbin/ppp ppp -direct ppp-in .Pp .Pa /etc/inetd.conf を更新した後には、 .Xr inetd 8 に .Dv HUP シグナルを送るのをお忘れなく。 ここではラベル名 .Dq ppp-in を使用します。 ui-gate (受信側) の .Pa /etc/ppp/ppp.conf エントリは次の内容を含みます: .Bd -literal -offset indent ppp-in: set timeout 0 set ifaddr 10.0.4.1 10.0.4.2 add 10.0.1.0/24 10.0.4.2 .Ed .Pp セキュリティのために PAP もしくは CHAP の設定をしたいかもしれません。 PAP を有効にするには次の行を追加します: .Bd -literal -offset indent enable PAP .Ed .Pp また、次のエントリを .Pa /etc/ppp/ppp.secret に作成する必要があります: .Bd -literal -offset indent MyAuthName MyAuthPasswd .Ed .Pp .Ar MyAuthPasswd が .Pq Dq * の場合には、パスワードは .Xr passwd 5 データベースから検索されます。 .Pp awfulhak (起動側) の .Pa /etc/ppp/ppp.conf エントリは次の内容を含む必要があります: .Bd -literal -offset indent ui-gate: set escape 0xff - set device ui-gate:ppp-in + set device ui-gate:ppp-in/tcp set dial set timeout 30 set log Phase Chat Connect hdlc LCP IPCP CCP tun set ifaddr 10.0.4.2 10.0.4.1 add 10.0.2.0/24 10.0.4.1 .Ed .Pp PAP を有効にしようとしている場合、次の設定も必要です: .Bd -literal -offset indent set authname MyAuthName set authkey MyAuthKey .Ed .Pp 我々は、 ui-gate に 10.0.4.1 のアドレスを割り当て、 awfulhak に 10.0.4.2 のアドレスを割り当てようとしています。 接続をオープンするためには、次の内容をタイプするだけで良いです。 .Pp .Dl awfulhak # ppp -background ui-gate .Pp 結果として、 awfulhak にはネットワーク 10.0.2.0/24 への新たな「経路」が、 ui-gate にはネットワーク 10.0.1.0/24 への新たな「経路」が、 TCP 接続経由でそれぞれ作成されます。 ネットワークは実質的にブリッジされます - 下位レベルの TCP 接続はパブリックなネットワーク (例えばインターネット) を またがっても良いです。 また 2 つのゲートウェイ間では ppp トラフィックは 概念的に TCP ストリーム中でカプセル化されます (パケットがパケットに対応するわけではありません)。 +.Pp この機構の大きな欠点は、同時に 2 つの「配送保証」機構が存在することです - この 2 つとは、下位レベルの TCP ストリームと .Em PPP リンク上で使用されるプロトコルであり、おそらくまた TCP でしょう。 パケット喪失が起ると、両者はそれぞれの方法で喪失した パケットを再送しようと するでしょう。 -.Sh パケットエイリアシング -.Fl alias +.Pp +このオーバヘッドを避けるために、 +トランスポートとして TCP の代りに UDP を使用できます。 +これは単にプロトコルを "tcp" から "udp" に変えるだけで可能です。 +トランスポートとして UDP を使用するとき、 +.Nm +は同期モードで動作します。 +入力データがパケットに再構成されないという、別の利点もあります。 +.Pp +.Sh ネットワークアドレス変換 (パケットエイリアシング) +.Fl nat +.Pq または Fl alias コマンドラインオプションにより、 -パケットエイリアシングが有効になります。 +ネットワークアドレス変換 (別名、パケットエイリアシング) が有効になります。 これにより、 .Nm ホストがローカルエリアネットワークの他のコンピュータに対して マスカレードゲートウェイとして動作するようになります。 送信される IP パケットは、まるで .Nm ホストから来たかのようにエイリアスされ、 受信パケットは、それがローカルエリアネットワークの正しいマシンに 送られるようにエイリアスが戻されます。 パケットエイリアシングにより、 未登録でプライベートなサブネット上のコンピュータを 外部から見えないようにしつつ、 インターネットへアクセス可能とします。 一般に、 .Nm が正しく動作していることの確認は、 -まず最初にパケットエイリアシングを禁止して行います。 +まず最初にネットワークアドレス変換を禁止して行います。 次に -.Fl alias +.Fl nat オプションを有効にして、 .Nm ホストの上で (ウェブブラウザや .Xr telnet 1 , .Xr ftp 1 , .Xr ping 8 , .Xr traceroute 8 などの) ネットワークアプリケーションの動作を確認します。 最後に、LAN 上の別のコンピュータの上で同様なアプリケーションの 動作を確認することになります。 .Nm ホストではネットワークアプリケーションが正しく動作するのに、 LAN 上の別のコンピュータでは動かないのであれば、マスカレードソフトウェアは 正しく動いているけれども、ホストが IP パケットをフォワーディングしないか、 ひょっとするとパケットが送られて来ていないかのどちらかです。 .Pa /etc/rc.conf で IP フォワーディングが有効にされていることと、 他のコンピュータで .Nm ホストがその LAN のゲートウェイとして 指定されていることを確認してください。 .Sh パケットのフィルタリング この実装では、パケットのフィルタリングがサポートされています。 .Em in フィルタ、 .Em out フィルタ、 .Em dial フィルタ、そして .Em alive フィルタの 4 種類のフィルタがあります。 ここでは基本的なことについて書くことにします。 .Bl -bullet .It フィルタ定義は次のような構文になっています。 .Pp set filter .Ar name .Ar rule-no .Ar action +.Op \&! .Oo +.Op host .Ar src_addr Ns Op / Ns Ar width .Op Ar dst_addr Ns Op / Ns Ar width .Oc .Oo Ar proto Op src Ar cmp port .Op dst Ar cmp port .Op estab .Op syn .Op finrst .Oc .Bl -enum .It .Ar name は .Sq in , .Sq out , .Sq dial , .Sq alive のいずれかです。 .It .Ar rule-no は .Sq 0 から .Sq 39 までの数値で、ルール番号を指定します。 ルールは .Ar rule-no の番号順に指定されます。 ただしルール .Sq 0 が指定されている場合のみです。 .It .Ar action は .Sq permit , .Sq deny -のいずれかです。 -もし、あるパケットがルールに一致した場合、 +を指定可能であり、 +あるパケットがこれらのルールに一致した場合、 結びつけられた action が直ちに実行されます。 +また +.Ar action +には +.Sq clear +も指定可能です。 +この場合、このルールに結びつけられた action をクリアします。 +また +.Ar action +には、現在のルール番号よりも大きなルール番号を指定可能です。 +この場合には、あるパケットが現在のルールに一致した場合、 +(次のルール番号の代りに) +この新しいルールに対して次にパケットが一致するかを確認します。 +.Pp +.Ar action +にはエクスクラメーションマーク +.Pq Dq ! +を続けることが可能です。この場合、 +.Nm +は後続する一致の意味を反転させます。 .It .Op Ar src_addr Ns Op / Ns Ar width と .Op Ar dst_addr Ns Op / Ns Ar width は始点と終点の IP アドレスです。 .Op / Ns Ar width が指定された場合には、それによって適切なネットマスクのビット値を与え、 アドレスの範囲を指定することができます。 +.Pp +.Ar src_addr +と +.Ar dst_addr +には、 +.Dv MYADDR +と +.Dv HISADDR +という値を使用可能です (これらの値の解説は +.Dq bg +を参照してください)。 +これらの値を使用した場合、これらの値が変化するたびにフィルタが更新されます。 +これは、後述の +.Dq add +コマンドの動作と似ています。 .It .Ar proto は .Sq icmp , +.Sq igmp , +.Sq ospf , .Sq udp , .Sq tcp のうちのいずれか 1 つです。 .It .Ar cmp は .Sq \< , .Sq \&eq , .Sq \> のうちいずれか 1 つです。それぞれ、より小さい、等しい、 より大きいを意味します。 .Ar port はポート番号で指定するか、 .Pa /etc/services のサービス名で指定することができます。 .It .Sq estab , .Sq syn , .Sq finrst フラグは .Ar proto が .Sq tcp に設定されているときにのみ許可され、それぞれ TH_ACK、TH_SYN、および TH_FIN もしくは TH_RST という TCP フラグを表わします。 .El .Pp .It 各フィルタはルール 0 から始まり、40 個までのルールをもつことができます。 規則のルールは、ルール 0 が定義されていなければ、有効にはなりません。 すなわち、デフォルトではすべてが通されます。 .It パケットにマッチするルールが無い場合は、パケットは破棄 (ブロック) されます。 .It すべての規則を消去するには、 .Dq set filter Ar name No -1 を使ってください。 .El .Pp .Pa /usr/share/examples/ppp/ppp.conf.sample . を参照してください。 .Sh アイドルタイマの設定 アイドルタイマを調べたり/設定するためには、それぞれ .Dq show bundle と .Dq set timeout コマンドを使ってください: .Bd -literal -offset indent ppp ON awfulhak> set timeout 600 .Ed .Pp タイムアウト時間は秒数で指定します。デフォルト値は timeout が 180 秒 .Pp 3 分 です。 アイドルタイマ機能を使わないようにするためには、 次のコマンドを利用してください。 .Bd -literal -offset indent ppp ON awfulhak> set timeout 0 .Ed .Pp .Fl ddial と .Fl dedicated モードではアイドルタイムアウトは無視されます。 .Fl auto モードでは、アイドルタイムアウトが発生すると .Nm プログラムは実行したままで .Em PPP セッションを終了します。別の引金となるパケットがきた時に リンクを再び確立しようとします。 .Sh Predictor-1 および DEFLATE 圧縮 .Nm は Predictor type 1 圧縮および deflate 圧縮をサポートしています。 デフォルトでは、 .Nm は、接続相手が同意 .Pq あるいは要求 した場合に、 この機能を使おうと (もしくは受け入れようと) します。 .Nm は deflate プロトコルを優先します。 これらの機能を使用したくない時には .Dq disable と .Dq deny のコマンドを参照してください。 .Pp .Dq disable deflate か .Dq deny deflate の一方を使用することにより、 方向ごとに異ったアルゴリズムを使用することができます。 .Pq 接続相手が両方のプロトコルをサポートしていると仮定しています。 .Pp デフォルトでは、DEFLATE について交渉するときには .Nm はウィンドウサイズとして 15 を使います。この動作を変更したい場合には .Dq set deflate コマンドを参照してください。 .Pp デフォルトでは無効にされ受け付けませんが、DEFLATE24 と呼ばれる特殊な アルゴリズムを使用することもできます。これは CCP ID 24 を 交渉に使う点を除いては DEFLATE と完全に同じものです。 これを使用することで .Nm は .Nm pppd バージョン 2.3.* と DEFLATE 交渉を成功させることができます。 .Sh IP アドレスの制御 .Nm は IP アドレスの交渉のために IPCP を使います。接続の両側は、自分が 使おうとするアドレスを提示し、要求された IP アドレスが受け入れ可能な ものであれば、相手に ACK (肯定応答) を返します。 受け入れることができなければ、別の IP アドレスの使用を促すために .Nm は相手に NAK (否定応答) を返します。 接続の両側が受け取った要求に同意し (ACK を送っ) た時、 IPCP はオープン状態にセットされ、ネットワーク層での接続が確立されます。 IPCP の動作を制御するために、この実装はローカルとリモートの IP アドレスを定義するための .Dq set ifaddr コマンドを持っています。 .Bd -literal -offset indent .No set ifaddr Oo Ar src_addr Ns .Op / Ns Ar \&nn .Oo Ar dst_addr Ns Op / Ns Ar \&nn .Oo Ar netmask .Op Ar trigger_addr .Oc .Oc .Oc .Ed .Pp ここで、 .Sq src_addr はローカル側で使おうと思っている IP アドレスで、 .Sq dst_addr はリモート側が使用すべき IP アドレスです。 .Sq netmask は使用すべきネットマスクです。 .Sq src_addr のデフォルトは現在の .Xr hostname 1 のもの、 .Sq dst_addr のデフォルトは 0.0.0.0 であり、 .Sq netmask のデフォルトは .Sq src_addr に適したマスク値です。 .Sq netmask はデフォルトより小さくすることのみ可能です。 ほとんどのカーネルが POINTOPOINT インタフェースのネットマスクを 無視するので、便利な値は 255.255.255.255 でしょう。 .Pp 誤った .Em PPP の実装には、接続交渉のために、 .Sq src_addr ではなく特別な IP アドレスを使用しなければならないものがあります。 この場合、 .Sq trigger_addr で指定した IP アドレスが使用されます。 相手がこの提案された番号に同意しない限り、経路表には影響しません。 .Bd -literal -offset indent set ifaddr 192.244.177.38 192.244.177.2 255.255.255.255 0.0.0.0 .Ed .Pp 上の例の意味は次の通りです: .Pp .Bl -bullet -compact .It 自分の IP アドレスとしてまず 0.0.0.0 を提案しますが、アドレス 192.244.177.38 のみは受け付けます。 .It 相手側のアドレスとして 192.244.177.2 を使うように要求し, 192.244.177.2 以外のどんなアドレスを使うことも許可しません。 相手側が別の IP アドレスを要求してきた時は、いつでも 192.244.177.2 を提案します。 .It 経路表のネットマスク値は 0xffffffff に設定されます。 .El .Pp これは、両側が既に決まった IP アドレスを持っている場合には うまくいきますが、多くの場合、一方がすべての IP アドレスを制御する サーバとして動作しており、もう一方はその方針に従います。 より柔軟な動作をさせるために、 .Dq set ifaddr コマンドで IP アドレス指定をもっと緩やかにすることが可能です: .Pp .Dl set ifaddr 192.244.177.38/24 192.244.177.2/20 .Pp スラッシュ .Pq Dq / に続く数字は、この IP アドレスで意味のあるビットの数を 表現しています。上の例は次のことを示しています。 .Pp .Bl -bullet -compact .It 可能なら自分のアドレスとして 192.244.177.38 を使おうとしますが、 192.244.177.0 から 192.244.177.255 の間の任意の IP アドレスも受け入れます。 .It 相手のアドレスとして 192.244.177.2 を使うことを希望しますが、 192.244.176.0 から 192.244.191.255 の間の任意の IP アドレスも許可します。 .It すでにお気づきと思いますが、 192.244.177.2 は 192.244.177.2/32 と書くことと 等価です。 .It 例外として、0 は 0.0.0.0/0 と等価であり、希望する IP アドレスは 特に無く、リモート接続先の選択に従うことを意味します。 0 を使用した場合は、接続が確立するまで、経路表のエントリは まったく設定されません。 .It 192.244.177.2/0 は、どんな IP アドレスでも受け入れる/許可することを 意味しますが、最初に 192.244.177.2 を使うように提案します。 .El .Pp .Sh インターネットサービスプロバイダと接続する プロバイダに接続する際には、次のステップを踏む必要があるでしょう: .Bl -enum .It .Dq set phone コマンドを使って、ダイヤルスクリプトにプロバイダの電話番号を記述します。 ダイヤルやリダイヤルに使用する電話番号は、 パイプ .Pq Dq \&| またはコロン .Pq Dq \&: で区切って複数指定することができます。例えば、次のようになります。 .Pq Dq \&: : .Bd -literal -offset indent .No set phone Ar telno Ns Xo .Oo \&| Ns Ar backupnumber .Oc Ns ... Ns Oo : Ns Ar nextnumber .Oc Ns ... .Xc .Ed .Pp 最初のパイプで区切られたリストの番号は、 直前の番号でダイヤルもしくはログインスクリプトが失敗した場合のみ使用されます。 コロンで区切られた番号は、直前の番号の使用によりなにが起ったのかにかかわらず、 この順番で使用されます。例えば: .Bd -literal -offset indent set phone "1234567|2345678:3456789|4567890" .Ed .Pp この場合、まず 1234567 にダイヤルしてみます。 ダイヤルもしくはログインスクリプトに失敗したら、 次は 2345678 を使用します。 しかしこれはダイヤルもしくはログインスクリプトに失敗したとき *のみ* です。 このダイヤルの後、3456789 が使用されます。 4567890 は 345689 でダイヤルもしくはログインスクリプトに失敗したときのみ 使用されます。 2345678 のログインスクリプトが失敗したとしても、次の番号は 3456789 です。 必要な数だけ、パイプとコロンを使用可能です (しかし、通常はパイプのみかコロンのみであり両方の使用はないでしょう)。 次の番号へのリダイヤルまでのタイムアウトは、すべての番号にて使用されます。 リストが終了すると、 通常のリダイヤル期間だけ待ち、 最初から再開します。 .Dq set dial コマンドの \\\\T 文字列は選択された番号で置きかえられます。 (以降を参照してください)。 .It リダイヤルに関する設定は、 .Dq set redial で行います。 例えば回線の調子が悪かったり、 (最近では それほど多くないでしょうが) プロバイダがいつも話中だったりすると、 次のように設定したくなるかもしれません: .Bd -literal -offset indent set redial 10 4 .Ed .Pp これは最初の番号にリダイヤルを行う前に 10 秒待って、 4 回までダイヤルしてみるという意味になります。 .It .Dq set dial と .Dq set login コマンドを使ってログイン手続きを記述します。 .Dq set dial コマンドはモデムと通信してプロバイダへのリンクを確立するのに使われます。 例えば、次のようになります: .Bd -literal -offset indent set dial "ABORT BUSY ABORT NO\\\\sCARRIER TIMEOUT 4 \\"\\" \e ATZ OK-ATZ-OK ATDT\\\\T TIMEOUT 60 CONNECT" .Ed .Pp このモデム「チャット」文字列の意味は次の通りです。 .Bl -bullet .It \&"BUSY" または "NO CARRIER" を受信した場合には処理を中止します。 .It タイムアウトを 4 秒にセットします。 .It 文字列の受信待ちは行いません。 .It ATZ を送信します。 .It OK の受信待ちを行います。もし 4 秒以内に受信できなければ、 もう 1 度 ATZ を送信し、OK の受信待ちを行います。 .It ATDTxxxxxxx を送信します。xxxxxxx は 上記の電話番号リストの中の、次にダイヤルする番号です。 .It タイムアウトを 60 にセットします。 .It 文字列 CONNECT の受信待ちを行います。 .El .Pp 一旦接続が確立されると、ログインスクリプトが実行されます。 このスクリプトはダイヤルスクリプトと同じスタイルで書かれますが、 パスワードが記録されないように注意してください: .Bd -literal -offset indent set authkey MySecret set login "TIMEOUT 15 login:-\\\\r-login: awfulhak \e word: \\\\P ocol: PPP HELLO" .Ed .Pp このログイン「チャット」文字列の意味は次の通りです。 .Bl -bullet .It タイムアウトを 15 秒にセットします。 .It "login:" の受信待ちを行います。もし受信できなければ 復改文字を送信して、再び "login:" の受信待ちを行います。 .It "awfulhak" を送信します。 .It "word:" ("Password:" プロンプトの末尾) の受信待ちを行います。 .It .Ar authkey に現在設定されている値を送信します。 .It "ocol:" ("Protocol:" プロンプトの末尾) の受信待ちを行います。 .It "PPP" を送信します。 .It "HELLO" の受信待ちを行います。 .El .Pp .Dq set authkey コマンドのログは特別な方法でとられます。 .Ar command または .Ar chat のログが有効な時は、実際のパスワードは記録されません。 代りに .Sq ******** Ns が記録されます。 .Pp ログインスクリプトはプロバイダによって大きく違うものになるでしょう。 始めてそれを設定するときには .Em チャットログを有効化 することで、あなたのスクリプトが予定通りに動いているかを 調べることができます。 .It シリアル回線と通信速度を指定するためには .Dq set device と .Dq set speed を使います。例えば次のようになります。 .Bd -literal -offset indent set device /dev/cuaa0 set speed 115200 .Ed .Pp FreeBSD では cuaa0 が 1 つめのシリアルポートになります。 OpenBSD で .Nm を実行している場合には cua00 が 1 つめです。 あなたのモデムが 28800 かそれ以上のビットレートで通信することが できるなら、シリアルポートの速度には 115200 を指定しておくべきでしょう。 一般に、シリアルポートの速度はモデムの速度の約 4 倍にしておきます。 .It .Dq set ifaddr コマンドで IP アドレスを定義します。 .Bl -bullet .It プロバイダがどの IP アドレスを使っているのか知っている場合には、 それをリモートアドレス (dst_addr) として使ってください。 知らない場合には、10.0.0.2/0 か何かを使ってください (以降を参照してください)。 .It 特定の IP アドレスをプロバイダから割り当てられている場合は、 それをローカルアドレス (src_addr) として使ってください。 .It プロバイダが IP アドレスを動的に割り当てる場合は、適当に控えめで 緩やかに記述した IP アドレスをローカルアドレスに選んでください。 10.0.0.1/0 が適切でしょう。 / に続く数値は、このアドレスのうち何ビットを重視しているかを示します。 もしもクラス C のネットワーク 1.2.3.0 上のアドレスを使うことを 主張したいのなら、1.2.3.1/24 と指定することができます。 .It プロバイダがあなたが提示した最初の IP 番号を受け付ける場合、 第 3, 4 の引数に .Dq 0.0.0.0 を指定してください。 これによりプロバイダが番号を割り当てます。 (3 つめの引数は、 .Sq src_addr に対してデフォルトのマスクよりも制約が緩いため、無視されます。) .El .Pp 自分の IP アドレスもプロバイダの IP アドレスも 知らない場合には、次の例のようにするとよいでしょう。 .Bd -literal -offset indent set ifaddr 10.0.0.1/0 10.0.0.2/0 0.0.0.0 0.0.0.0 .Ed .Pp .It ほとんどの場合、プロバイダはデフォルトルータでもあるでしょう。 この場合、次の行を .Pa /etc/ppp/ppp.conf に追加します。 .Bd -literal -offset indent add default HISADDR .Ed .Pp これは、 .Nm 接続先のアドレスが何であっても .Pq この例では 10.0.0.2 デフォルト経路として追加するように指示します。 この経路は .Sq スティッキー です。これは .Dv HISADDR の値が変わると、経路もそれに従って自動的に更新されるという意味です。 .Pp 以前のバージョンの .Nm では .Pa /etc/ppp/ppp.linkup ファイルにこれと似たエントリが必要でした。 .Sq スティッキー経路 の出現により、これはもはや必要ではなくなりました。 .It プロバイダが PAP/CHAP による認証を要求している場合は、 .Pa /etc/ppp/ppp.conf ファイルに次の行を追加してください: .Bd -literal -offset indent set authname MyName set authkey MyPassword .Ed .Pp デフォルトではどちらも受け付けられますので、ISP が何を要求しても大丈夫です。 .Pp PAP もしくは CHAP を使用する場合、ログインスクリプトはほとんどの場合、 必要とされないことを記述しておくべきでしょう。 .It 次のような行を加え、ISP にネームサーバアドレスを確認してください。 .Bd -literal -offset indent enable dns .Pp .Ed ローカル DNS を走らせている場合には、これを .Em やらない でください。 .Nm は単純に .Pa /etc/resolv.conf に nameserver 行を入れることで、ローカル DNS の使用を 出し抜いてしまうからです。 .El .Pp 現実の例を見たい場合には、 .Pa /usr/share/examples/ppp/ppp.conf.sample と .Pa /usr/share/examples/ppp/ppp.linkup.sample を参照してください。 ラベル pmdemand は、ほとんどのプロバイダで使用できるでしょう。 .Sh ログ機能 .Nm は次のログ情報を、 .Xr syslog 3 経由で、もしくはスクリーンに出力することができます: .Pp .Bl -tag -width XXXXXXXXX -offset XXX -compact .It Li Async 非同期レベルパケットの 16 進ダンプ。 .It Li CBCP CBCP (CallBack Control Protocol) ログの生成。 .It Li CCP CCP パケットトレースの生成。 .It Li Chat .Sq dial , .Sq login , .Sq hangup のチャットスクリプトのトレースログの生成。 .It Li Command コマンド実行のログ。 .It Li Connect 文字列 "CONNECT" を含むチャット行のログ。 .It Li Debug デバッグ情報のログ。 .It Li HDLC HDLC パケットの 16 進ダンプ。 .It Li ID0 ユーザ ID 0 で実行された全関数呼び出しを詳細に記録。 .It Li IPCP IPCP パケットトレースの生成。 .It Li LCP LCP パケットトレースの生成。 .It Li LQM LQR レポートの生成。 .It Li Phase フェーズ遷移ログの出力。 +.It Li Physical +物理レベルパケットの 16 進ダンプ。 +.It Li Sync +同期レベルパケットの 16 進ダンプ。 .It Li TCP/IP 全 TCP/IP パケットのダンプ。 .It Li Timer タイマ操作のログ。 .It Li TUN ログの各行に tun デバイスを含めます .It Li Warning 端末デバイスへの出力。端末が存在しない場合は、 .Dv LOG_WARNING を使用してログファイルに送ります。 .It Li Error 端末デバイスとログファイルへの出力で、 .Dv LOG_ERROR を使用します。 .It Li Alert ログファイルへの出力で、 .Dv LOG_ALERT を使用します。 .El .Pp .Dq set log コマンドで、ログの出力レベルを設定することができます。 また、複数のレベルを単一コマンドラインにて指定することも可能です。 デフォルトは、 .Dq set log Phase です。 .Pp スクリーンに直接ログを表示することも可能です。 文法は同じで、語 .Dq local が .Dq set log の直後に付くことだけが違います。 デフォルトは .Dq set log local (つまり、マスクされない警告、エラーと注意のみ出力) です。 .Pp .Dq set log Op local への最初の引数が .Sq + か .Sq - の文字で始まる場合、現在のログレベルを消去せずに修正します。例えば: .Bd -literal -offset indent PPP ON awfulhak> set log phase PPP ON awfulhak> show log Log: Phase Warning Error Alert Local: Warning Error Alert PPP ON awfulhak> set log +tcp/ip -warning PPP ON awfulhak> set log local +command PPP ON awfulhak> show log Log: Phase TCP/IP Warning Error Alert Local: Command Warning Error Alert .Ed .Pp レベル Warning, Error, Alert のメッセージログは .Dq set log Op local では制御できません。 .Pp .Ar Warning レベルは特別で、ローカルに表示可能な場合には記録されません。 .Sh シグナルハンドリング .Nm は次のシグナルを扱います: .Bl -tag -width XX .It INT このシグナルを受信すると、現在の接続がもしあればそれを終了します。 .Fl auto もしくは .Fl ddial のモードではない場合、 .Nm は終了します。 .It HUP, TERM, QUIT .Nm を終了させます。 .It USR2 .Nm に全サーバソケットを閉じさせ、すべての既存の診断ポートへの接続を 取り下げます。 .El .Pp .Sh マルチリンク PPP .Em PPP 相手に接続するのに複数の物理的なリンクを利用したいなら、 接続相手も .Em マルチリンク PPP プロトコルを理解する必要があります。 仕様の詳細は RFC 1990 を参照してください。 .Pp 接続先は、 .Dq 終点の選択 とその .Dq 認証 ID の組み合わせによって識別されます。 これらの一方、もしくは両方を指定することができます。 最低でも片方は指定しておくことが推奨されます。 そうでないと、すべてのリンクが実際に同一のプログラムに接続されていることを 確認する方法がなくなり、 混乱してロックアップを引き起こすことがあります。 ローカルには、これらの識別変数は .Dq set enddisc と .Dq set authname コマンドを用いることで指定されます。先立って接続相手と .Sq authname .Pq と Sq authkey について合意しておく必要があります。 .Pp マルチリンクの能力は .Dq set mrru コマンド (set maximum reconstructed receive unit) を用いることで 有効になります。一度マルチリンクが有効になれば、 .Nm は接続相手とマルチリンク接続の交渉を行います。 .Pp デフォルトでは .Po .Sq deflink と呼ばれる .Pc ただ 1 つの .Sq リンク のみが有効です。さらにリンクを作成するには .Dq clone コマンドが使われます。このコマンドは既存のリンクを複製します。 それは次の点を除いてすべての性質が同じものです: .Bl -enum .It 新しいリンクは .Dq clone コマンドラインで指定された独自の名前を持ちます。 .It 新しいリンクは .Sq interactive リンクです。そのモードは次の .Dq set mode コマンドで変更することができます。 .It 新しいリンクは .Sq closed の状態にあります。 .El .Pp すべての有効なリンクのまとめは、 .Dq show links コマンドを用いて見ることができます。 .Pp 一度リンクが作成されると、コマンドの使用方法が変わります。 すべてのリンク固有のコマンドの前には、 .Dq link Ar name プレフィックスをつけて、 コマンドを適用するリンクを指定する必要があります。 .Nm は十分賢いので、 利用可能なリンクが 1 つだけの場合には、 .Dq link Ar name プレフィックスは不要です。 .Pp コマンドの中には依然としてリンクの指定なしに使用できるものがあり、それは .Sq バンドル レベルの操作を行います。たとえば、2 つ以上のリンクが存在するとき .Dq show ccp はマルチリンクレベルの CPP 設定と統計を表示し .Dq link deflink show ccp は .Dq deflink のリンクレベルの同じ情報を表示します。 .Pp これらの情報を用いて、次の設定を用いることができます: .Pp .Bd -literal -offset indent mp: set timeout 0 set log phase chat set device /dev/cuaa0 /dev/cuaa1 /dev/cuaa2 set phone "123456789" set dial "ABORT BUSY ABORT NO\\sCARRIER TIMEOUT 5 \\"\\" ATZ \e OK-AT-OK \\\\dATDT\\\\T TIMEOUT 45 CONNECT" set login set ifaddr 10.0.0.1/0 10.0.0.2/0 set authname ppp set authkey ppppassword set mrru 1500 clone 1,2,3 link deflink remove .Ed .Pp すべての複製が設定の最後で行われていることに注意してください。 一般にはリンクは最初に設定され、そして複製されます。 あなたが常にすべてのリンクがアップ状態であることを望む場合には、 設定の最後に次の行を追加することができます。 .Pp .Bd -literal -offset indent link 1,2,3 set mode ddial .Ed .Pp リンクが必要に応じてダイヤルされることを望む場合には、次のコマンドを 使うことができます。 .Pp .Bd -literal -offset indent link * set mode auto .Ed .Pp 上記の .Dq set device 行を取り除き、 .Dq clone コマンドに続けて次の内容を指定することで、 リンクを特定の名前に結びつけることもできます: .Pp .Bd -literal -offset indent link 1 set device /dev/cuaa0 link 2 set device /dev/cuaa1 link 3 set device /dev/cuaa2 .Ed .Pp どのコマンドが ( .Dq link コマンドを使用した) コンテキスト (文脈) を要求し、 どのコマンドがコンテキストをオプションとし、 そしてどのコマンドがコンテキストを一切とらないかを調べるには、 .Dq help コマンドを使用します。 .Pp .Nm が接続相手と .Em マルチリンク モードで交渉をすると、 .Nm はローカルドメインソケットを .Pa /var/run ディレクトリに作成します。このソケットは、 リンク情報 (実際のリンクファイル記述子も含む) を、異なる .Nm の間で受け渡しするために使われます。 この機能によって、 .Nm はシリアル回線の初期制御を行う必要なしに .Xr getty 8 から、もしくは直接 .Pa /etc/gettydefs から ( .Sq pp= ケーパビリティを用いて) 実行することが可能となっています。 ひとたび .Nm がマルチリンクモードの交渉を行うと、 .Nm は自分がオープンした リンクをすでに実行されている任意の他のプロセスに渡すことができます。 すでに実行されているプロセスがない場合、 .Nm はマスタとして振る舞い、ソケットを作成し、新たな接続を待ちます。 .Sh PPP コマンドリスト この節では利用可能コマンドとその効果をリストします。 .Nm ppp セッションで対話的に使用することも、 設定ファイルで指定することも、 .Xr pppctl 8 もしくは .Xr telnet 1 セッションで指定することも可能です。 .Bl -tag -width XX .It accept|deny|enable|disable Ar option.... これらのディレクティブは 最初の接続においてどのように相手と交渉するかを .Nm に指示します。各 .Dq option は、accept/deny および enable/disable のデフォルトを持ちます。 .Dq accept は相手がこのオプションを要求したら、ACK を送ることを意味します。 .Dq deny は相手がこのオプションを要求したら、NAK を送ることを意味します。 .Dq enable はこのオプションを当方が要求することを意味します。 .Dq disable はこのオプションを当方が要求しないことを意味します。 .Pp .Dq option は次のいずれかです: .Bl -tag -width XX .It acfcomp デフォルト: enable かつ accept。 ACFComp はアドレスおよびコントロールフィールド圧縮 (Address and Control Field Compression) を意味します。 LCP パケット以外は通常、 アドレスフィールド 0xff (全ステーションアドレス) と 制御フィールド 0x03 (番号付けされていない情報コマンド) を持ちます。 このオプションが交渉されると、これらの 2 バイトは単に送信されなくなり、 流量が少なくなります。 .Pp 詳細は .Pa rfc1662 を参照してください。 .It chap Ns Op \&05 デフォルト: disable かつ accept。 CHAP はチャレンジ交換認証プロトコル (Challenge Handshake Authentication Protocol) を意味します。 CHAP もしくは PAP (後述) のどちらか一方のみ交渉可能です。 CHAP では、認証者は「チャレンジ」メッセージを相手に送ります。 相手は一方向ハッシュ関数を使用して「チャレンジ」を暗号化し、 結果を送り返します。 認証者は同じことを行い結果を比較します。 この機構の利点は、接続を介してパスワードを送らないことです。 接続が最初に確立する時にチャレンジが行われます。 更なるチャレンジが行われるかもしれません。 相手の認証を行いたい場合は、 .Dq enable chap を .Pa /etc/ppp/ppp.conf に書き、相手のエントリを .Pa /etc/ppp/ppp.secret に書く必要があります。 .Pp クライアントとして CHAP を使用する場合、 .Dq AuthName と .Dq AuthKey を .Pa /etc/ppp/ppp.conf に指定するだけで良いです。 CHAP はデフォルトで accept されます。 .Em PPP の実装によっては、チャレンジの暗号化に MD5 ではなく "MS-CHAP" を使用するものがあります。 MS-CHAP は MD4 と DES の組み合わせです。もし .Nm が DES ライブラリの存在するマシン上で構築された場合 MS-CHAP 認証要求に応答しますが、MS-CHAP 認証を要求することは 決してありません。 .It deflate デフォルト: enable かつ accept。 このオプションは圧縮制御プロトコル (Compression Control Protocol; CCP) に deflate 圧縮を使用するか否かを決定します。 使用されるアルゴリズムは .Xr gzip 1 プログラムが使用するものと同じです。 注: .Xr pppd 8 - 多くのオペレーティングシステムで使用可能な .Em PPP の実装 - との .Ar deflate 能力についての交渉には問題があります。 .Nm pppd (バージョン 2.3.1) が .Ar deflate 圧縮の交渉を行おうとする CCP コンフィギュレーションタイプは、 .Pa rfc1979 に規定されたタイプ .Em 26 ではなくタイプ .Em 24 であり、誤っています。 タイプ .Ar 24 は実際には .Pa rfc1975 では .Dq PPP Magna-link Variable Resource Compression と指定されています! .Nm は .Nm pppd と交渉する能力がありますが、 .Dq deflate24 が .Ar enable かつ .Ar accept されている場合のみです。 .It deflate24 デフォルト: disable かつ deny。 これは .Ar deflate のバリエーションで、 .Xr pppd 8 プログラムとの交渉を許可します。 詳細は上記の .Ar deflate セクションを参照してください。 これは .Pa rfc1975 に反するため、デフォルトでは disable となっています。 .It dns デフォルト: disable かつ deny。 このオプションは DNS 交渉を許可します。 .Pp .Dq enable にすることにより、 .Nm は接続相手が .Pa /etc/resolv.conf ファイルのエントリを確認することを要求します。 もし接続相手が当方の要求に否定応答をした場合 (新しい IP アドレスを 提案したら)、 .Pa /etc/resolv.conf ファイルは更新され、新しいエントリを確認するように要求を送ります。 .Pp .Dq accept にすることにより、 .Nm は接続相手からの DNS 検索要求を拒否せずに、返答します。 .Dq set dns コマンドの使用によって上書きされていない場合には、応答は .Pa /etc/resolv.conf から採られます。 +.It enddisc +デフォルト: enable かつ accept。 +このオプションは、終点選択値を交渉するか否かを制御します。 +.Dq set enddisc +が使用され +.Ar enddisc +が enable の場合のみ、当方の選択値を送ります。 +.Ar enddisc +が disable の場合、相手の選択値を拒否します。 .It LANMan|chap80lm デフォルト: disable かつ accept。 この認証プロトコルの使用は勧められません。 単一の CHAP タイプ (0x80) を装って、 2 つの異った機構 (LANMan と NT) を実装することにより、 部分的に認証プロトコルを侵害しているからです。 .Dq LANMan は単純な DES 暗号化機構を使用するものであり、 CHAP 代替としては最低の安全性のものです (それでも PAP よりは安全です)。 .Pp 更なる詳細は後述の .Dq MSChap の記述を参照してください。 .It lqr デフォルト: disable かつ accept。 このオプションはリンク品質要求 (Link Quality Request) を送信する、 もしくは受け入れるかどうかを決定します。 LQR は、モデムのキャリア検出を使用せずに、リンクダウンを .Nm に決定させるプロトコルです。 LQR が enable になっていると、 .Nm は LCP 要求の一部として .Em QUALPROTO オプション (後述の .Dq set lqrperiod を参照) を送ります。 接続相手が同意した場合、両端は同意した間隔で LQR パケットを交換し、 LQM ロギングを有効にすることで、詳細なリンク品質を監視することが 可能になります。 接続相手が同意しなかった場合、ppp は代りに ECHO LQR 要求を 送ります。これらのパケットは興味ある情報を何も渡しませんが、 .Em 必ず 接続相手に応答しなければなりません。 .Pp LQR, ECHO LQR のいずれを用いるにせよ、 .Nm は 5 つのパケットを送ったが確認応答が無い場合、6 つ目のパケットを送らずに 回線を切断します。 メッセージを .Em PHASE レベルで記録し、回線切断の原因が接続相手にあるものとして、適当な .Dq reconnect 値を使用します。 .It MSChap|chap80nt デフォルト: disable かつ accept。 この認証プロトコルの使用は勧められません。 単一の CHAP タイプ (0x80) を装って、 2 つの異った機構 (LANMan と NT) を実装することにより、 部分的に認証プロトコルを侵害しているからです。 標準の CHAP (タイプ 0x05) に非常に良く似ていますが、 チャレンジを固定 8 バイト長で発行し、 標準の MD5 機構ではなく MD4 と DES を組み合わせてチャレンジを暗号化するところが違います。 LANman 用の CHAP タイプ 0x80 もまたサポートされています - 詳細は .Dq enable LANMan を参照してください。 .Pp .Dq LANMan と .Dq NT の両方が CHAP タイプ 0x80 を使用しますので、両方を .Dq enable にして認証者として動作するときには、 相手が誤った方のプロトコルを使用して応答した場合には、 .Nm は最大 3 回相手に再チャレンジします。 これにより、相手が両方のプロトコルを使用する機会を与えます。 .Pp 逆に、両プロトコルを .Dq enable にして .Nm が被認証者となる場合、チャレンジに答えるたびに使用プロトコルを交換します。 .Pp 注釈: LANMan のみが enable にされた場合、 .Xr pppd 8 (バージョン 2.3.5) は被認証者としては誤った動作を行います。 NT と LANMan の両方の応答を行いますが、 NT の応答のみ使用すべきことも指示してしまうのです。 .It pap デフォルト: disable かつ accept。 PAP はパスワード認証プロトコル (Password Authentication Protocol) を 意味します。 CHAP (前述) もしくは PAP のどちらか一方のみ交渉可能です。 PAP では、ID とパスワードが相手に送られ続け、 認証されるか接続が終了されるまでこれが続きます。 これは比較的良くないセキュリティ機構です。 接続が最初に確立した時のみ実行可能です。 相手の認証を行いたい場合は、 .Dq enable pap を .Pa /etc/ppp/ppp.conf に書き、相手のエントリを .Pa /etc/ppp.secret に書く必要があります (ただし、後述の .Dq passwdauth と .Dq set radius オプションを参照)。 .Pp クライアントとして PAP を使用する場合、 .Dq AuthName と .Dq AuthKey を .Pa /etc/ppp/ppp.conf に指定するだけで良いです。 PAP はデフォルトで accept されます。 .It pred1 デフォルト: enable かつ accept。 このオプションは圧縮制御プロトコル (Compression Control Protocol; CCP) に Predictor 1 圧縮を使用するかどうかを決定します。 .It protocomp デフォルト: enable かつ accept。 このオプションは PFC (プロトコルフィールド圧縮) の交渉を行うために使用されます。 この機構により、 プロトコルフィールド数が 2 オクテットから 1 オクテットに減ります。 .It shortseq デフォルト: enable かつ accept。 このオプションは .Nm がマルチリンクモードの交渉時に .Pq 12 ビットの 短いシーケンス番号を要求し、そして受け入れるかどうかを決定します。 これは、当方の MMRU が設定されたときのみ (マルチリンクが有効になっているときのみ) 適用されます。 .It vjcomp デフォルト: enable かつ accept。 このオプションは Van Jacobson ヘッダ圧縮を使用するかどうかを決定します。 .El .Pp 次に示すオプションは、実際には相手と交渉しません。 それゆえ accept および deny は意味を持ちません。 .Bl -tag -width 20 .It idcheck デフォルト: enable。 低レベルな LCP, CCP, IPCP 設定トラフィックを交換するときに、 すべての応答の識別子フィールドはその要求の識別子フィールドと 同一であることが予定されています。デフォルトでは .Nm は予定された識別子フィールドを持たないすべての応答パケットを 捨て、それぞれのログレベルで報告します。もし .Ar idcheck が disable になっている場合、 .Nm は識別子フィールドを無視します。 +.It keep-session +デフォルト: disable。 +.Nm +がマルチリンクサーバとして動作するとき、別の +.Nm +インスタンスが最初に各接続を受け付けます。 +リンクが (別の +.Nm +によって制御されている) 既存のバンドルに属すと判定すると、 +.Nm +はこのリンクを当該別プロセスへ移管します。 +.Pp +リンクが tty デバイスである場合かこのオプションが enable されている場合、 +.Nm +は終了せず、自己のプロセス名を +.Dq session owner +に変え、リンクを制御する方の +.Nm +が処理を完了してアイドルプロセスの方へシグナルを返すまで待ちます。 +リンク資源が再利用可能であると +.Nm +の親がみなす結果により生じる混乱を、これにより防ぎます。 +.Pp +.Pa /etc/ttys +にエントリがある tty デバイスの場合、別の +.Xr getty 8 +の開始を防ぐために、これが必要です。 +.Xr sshd 8 +のようなプログラムリンクの場合、子供の死による +.Xr sshd 8 +の終了を防ぐために、これが必要です。 +.Nm +は親の要件を判断できませんので (tty の場合を除く)、 +状況に応じて手動で本オプションを設定する必要があります。 .It loopback デフォルト: enable。 .Ar loopback が enable の場合、 .Nm は自動的に .Em PPP インタフェースと同じ終点アドレス宛に送出されたパケットを ループバックします。 disable の場合、 .Nm がパケットを送ると、おそらく他の終点からの ICMP リダイレクトとなります。 インタフェースがデフォルト経路であるため、 ループバック経路を必要とすることを避けたい場合、 このオプションを enable にすると便利です。 .It passwdauth デフォルト: disable。 このオプションを enable にすることにより、 PAP 認証コードが呼び出し側を認証する時に、 .Pa /etc/ppp/ppp.secret ファイル中でみつからない場合、パスワードデータベース ( .Xr passwd 5 参照) を使用します。 .Pa /etc/ppp/ppp.secret は常に、最初に調べられます。 .Xr passwd 5 からパスワードを調べ、かつそのクライアントに対して IP アドレスもしくは ラベルを指定したい場合には、 .Pa /etc/ppp/ppp.secret ファイル中のクライアントのパスワードとして .Dq \&* を用いてください。 .It proxy デフォルト: disable。 このオプションを enable にすることにより、 .Nm に相手のために代理 ARP をさせます。 .Dv HISADDR と .Dv HISADDR がいるローカルネットワークの .Dv MAC アドレスを使用して、 .Nm が ARP 表に単一エントリを作成することを意味します。 .Dv HISADDR が LAN からのアドレスではない場合、代理エントリは作成できません。 .It proxyall デフォルト: disable。 このオプションを enable にすることにより、 .Nm に代理 ARP エントリを追加させます。 追加されるエントリは、 tun インタフェースによってルーティングされる すべてのクラス C もしくはそれ以下のサブネットの中の、全 IP アドレスです。 .Pp 代理 arp エントリは、 .Dq add コマンドによって追加されたスティッキー経路に対してのみ作成されます。( .Dq set ifaddr コマンドによって作成された) インタフェースアドレス自身に対しては、代理 arp エントリは作成されません。 .It sroutes デフォルト: enable。 .Dq add コマンドが .Dv HISADDR もしくは .Dv MYADDR という値とともに用いられると、エントリは .Sq スティック経路 リストに格納されます。 .Dv HISADDR もしくは .Dv MYADDR が変更される度に、このリストが経路表に適用されます。 .Pp このオプションを disable にすると、 スティッキー経路が適用されなくなります。 .Sq スティック経路 リストは依然として保守されます。 .It throughput デフォルト: enable。 このオプションを有効にすると、 .Nm はスループット統計を収集します。 ずれ動く 5 秒間のウィンドウにおいて入出力が検査され、 現在、最良時、総計の数値が保持されます。 このデータは関連する .Em PPP 層が終了するときに出力され、また .Dq show コマンドで表示することで得られます。スループット統計は .Dq IPCP と -.Dq modem +.Dq physical のレベルで利用可能です。 .It utmp デフォルト: enable。 通常ユーザが PAP もしくは CHAP で認証された時で、 .Nm が .Fl direct モードで実行されている時は、このユーザのエントリが utmp ファイルおよび wtmp ファイルに作成されます。 このオプションを disable にすると、 .Nm は utmp および wtmp のエントリを作成しません。 通常、 ユーザがログインしかつ認証することを要求する場合のみ必要です。 .It iface-alias デフォルト: -.Fl alias +.Fl nat が指定された場合 enable。 このオプションは、 インタフェースのアドレスを交換するのではなく、 インタフェースに新規アドレスを追加するように、 .Nm に指示します。 -IP エイリアシングが有効な場合のみ -.Pq Dq alias enable yes +ネットワークアドレス変換が有効な場合のみ +.Pq Dq nat enable yes 、本オプションを enable にできます。 .Pp 本オプションを enable にすると、 .Nm -は古いインタフェースアドレスのトラフィックを IP エイリアスエンジン +は古いインタフェースアドレスのトラフィックを NAT エンジン .Pq Xr libalias 5 参照 を通すようになり、( .Fl auto モードでは) 最初に PPP リンクを立ち上げたプロセスが正しく接続できるようにします。 .Pp -.Dq alias enable off -として IP エイリアシングを disable すると、 +.Dq nat enable no +として NAT を disable すると、 .Sq iface-alias も disable します。 .El .Pp .It add Ns Xo .Op \&! .Ar dest Ns Op / Ns Ar nn .Op Ar mask .Op Ar gateway .Xc .Ar dest は宛先 IP アドレスです。 ネットマスクは .Ar /nn によってビット数で指定するか、もしくは .Ar mask を用いて IP 番号で指定します。 .Ar 0 0 ならびにマスクなしの .Ar 0 はデフォルト経路を意味します。 .Ar 0 の代りにシンボル名 .Ar default を使うことが可能です。 .Ar gateway は、 .Ar dest マシン/ネットワークに至る、次のホップのゲートウェイです。 詳細は .Xr route 8 コマンドを参照してください。 .Pp 宛先にシンボル名 .Sq MYADDR と .Sq HISADDR を使用可能であり、 .Ar gateway には .Sq HISADDR を使用可能です。 .Sq MYADDR はインタフェースアドレスに置き換えられ、 .Sq HISADDR はインタフェースの宛先 (相手の) アドレスに置き換えられます。 .Pp .Ar add! コマンド .Po .Dq \&! に注意 .Pc 使用時には、経路が存在する場合には .Sq route change コマンド (詳細は .Xr route 8 参照) にて経路を更新します。 .Pp .Dq HISADDR もしくは .Dq MYADDR を含む経路は .Sq スティッキー と見なされます。これらはリスト (リストを見るには .Dq show ipcp コマンドを使用します) に格納され、 .Dv HISADDR もしくは .Dv MYADDR の値が変更される度に、経路表の関連するエントリが更新されます。 この機能は .Dq disable sroutes を使用することで無効にできます。 .It allow user Ns Xo .Op s .Ar logname Ns No ... .Xc このコマンドは .Nm と設定ファイルへのアクセスを制御します。 ユーザレベルでのアクセスは可能であり、 設定ファイルのラベルと .Nm の実行モードに依存します。 例えば、ユーザ .Sq fred のみがラベル .Sq fredlabel に .Fl background モードでアクセスできるように、 .Nm を構成したいかもしれません。 .Pp ユーザ ID 0 はこれらのコマンドの対象外です。 .Bl -tag -width XX .It allow user[s] Ar logname... デフォルトでは、ユーザ ID 0 のみが .Nm へのアクセスを許されています。 このコマンドが指定されると、 .Dq allow users が記載されているセクションに列挙されているユーザのアクセスが可能となります。 .Sq default セクションは 常に最初にチェックされます (スタートアップ時に常にロードされる唯一の セクションです)。後続する .Dq allow users コマンドは、先行するコマンドに優先します。 あるラベル以外のすべてにアクセスを許すことが可能であり、 そのためにはデフォルトユーザを .Sq default セクションで指定し、新しいユーザリストをこのあるラベルに指定します。 .Pp ユーザ .Sq * が指定されると、全ユーザにアクセスが許されます。 .It allow mode Ns Xo .Op s .Ar mode Ns No ... .Xc デフォルトでは全 .Nm モードが使用可能です。 このコマンドが使用されると、 このコマンドが指定されたラベルのロードに許されるアクセス .Ar mode が制限されます。 .Dq allow users コマンドと同様、 各 .Dq allow modes コマンドは先行するコマンドに優先し、 .Sq default セクションは常に最初にチェックされます。 .Pp 使用可能なモードは次の通りです: .Sq interactive , .Sq auto , .Sq direct , .Sq dedicated , .Sq ddial , .Sq background , .Sq * 。 .Pp マルチリンクモードで動作するときには、 現在存在する回線モードを許可するセクションをロード可能です。 .El .Pp -.It alias Ar command Op Ar args +.It nat Ar command Op Ar args このコマンドは .Nm -組込みのエイリアシング (マスカレーディング) 機能を +組込みのネットワークアドレス変換機能 +(マスカレーディングや IP エイリアシングとしても知られています) を 制御するために使用します。 -あなたのシステムでエイリアシングが有効になると (コンパイル時に削除できます)、 +NAT は、外部インタフェースでのみ動作し、 +.Fl direct +フラグと共に使用してもおそらく意味がありません。 +.Pp +後方互換性のために、語 +.Dq alias +を +.Dq nat +の代りに使用可能です。 +あなたのシステムで nat を有効にすると (コンパイル時に削除できます)、 次のコマンドが使用可能となります: .Bl -tag -width XX -.It alias enable Op yes|no -エイリアシングを有効もしくは無効にします。 -.Fl alias +.It nat enable yes|no +このコマンドは、ネットワークアドレス変換を有効もしくは無効にします。 +.Fl nat コマンドラインフラグは -.Dq alias enable yes +.Dq nat enable yes と同じ意味です。 -.It alias addr Op Ar addr_local addr_alias +.It nat addr Op Ar addr_local addr_alias このコマンドには、 .Ar addr_alias のデータを .Ar addr_local へリダイレクトします。 少数の実 IP アドレスを持ち、 それらをゲートウェイの後の特定のマシンにマップしたい場合に有用です。 -.It alias deny_incoming Op yes|no +.It nat deny_incoming Op yes|no yes に設定すると、 ファイアウォールとほぼ同様にパケットを落とすことにより、 このコマンドは全入力接続を拒否します。 -.It alias help|? -このコマンドは、使用可能な alias コマンドのまとめを表示します。 -.It alias log Op yes|no -このオプションは、alias の様々な統計と情報がファイル +.It nat help|? +このコマンドは、使用可能な nat コマンドのまとめを表示します。 +.It nat log Op yes|no +このオプションは、NAT の様々な統計と情報がファイル .Pa /var/log/alias.log に記録されるようにします。 -.It alias port Ar proto Ar targetIP Ns Xo -.No : Ns Ar port Ns +このファイル名は、近い将来変わるでしょう。 +.It nat port Ar proto Ar targetIP Ns Xo +.No : Ns Ar targetPort Ns .Oo -.No - Ns Ar port -.Oc Ar aliasport Ns +.No - Ns Ar targetPort +.Oc Ar aliasPort Ns .Oo -.No - Ns Ar aliasport Ns -.Oc +.No - Ns Ar aliasPort +.Oc Oo Ar remoteIP : Ns +.Ar remotePort Ns +.Oo +.No - Ns Ar remotePort +.Oc Oc .Xc -このコマンドは、ポート -.Ar aliasport +このコマンドは、 +.Ar aliasPort への入力の .Ar proto 接続を、 .Ar targetIP -のポート -.Ar port +の +.Ar targetPort へリダイレクトします。 .Ar proto は、 .Dq tcp または .Dq udp です。 .Pp ポート番号の範囲は、前述のように指定可能です。 範囲は同じ大きさであることが必要です。 .Pp +.Ar remoteIP +が指定された場合、この IP 番号から来たデータのみがリダイレクトされます。 +.Ar remotePort +は、 +.Dq 0 +.Pq すべての送信元ポート +か、もう一方の範囲と同じ大きさのポート範囲です。 +.Pp あなたのゲートウェイの後のマシンでインターネット電話等を実行したい場合に、 このオプションは有用です。 -しかし、ポートあたり内部マシン 1 台のみに接続可能という制限があります。 -.It alias pptp Op Ar addr +しかし、送信元ホストと宛先ポートにつき +内部マシン 1 台のみに接続可能という制限があります。 +.It nat pptp Op Ar addr すべての .Em G Ns No eneral .Em R Ns No outing .Em E Ns No encapsulated .Pq Dv IPPROTO_GRE パケットを、ローカルインタフェースアドレスではなく .Ar addr を使用することにより、 .Nm -にエイリアスさせます。 +に変換させます。 これは、マシンの内部ネットワーク上で .Em P Ns No oint to .Em P Ns No oint .Em T Ns No unneling .Em P Ns No rotocol の使用を許します。 .Pp .Ar addr を指定しないと、 .Dv PPTP -エイリアスは無効になります。 -.It "alias proxy cmd" Ar arg Ns No ... +アドレス変換は無効になります。 +.It "nat proxy cmd" Ar arg Ns No ... このコマンドは、 .Nm に特定の接続に対する代理をさせ、 これらの接続を指定したサーバにリダイレクトします。 使用可能なコマンドについての詳細は .Xr libalias 3 の .Fn PacketAliasProxyRule の記述を参照してください。 -.It alias same_ports Op yes|no +.It nat same_ports yes|no 有効になると、 -エイリアスライブラリが出力パケットのポート番号を変更しようとすることを +ネットワークアドレス変換エンジンが +出力パケットのポート番号を変更しようとすることを、 止めさせます。 RPC や LPD といった、 ウェルノウンポート (well known port) からの接続を要求する プロトコルをサポートするのに有用です。 -.It alias use_sockets Op yes|no +.It nat use_sockets yes|no 有効になると、 -エイリアスライブラリにソケットを作成させ、 +ネットワークアドレス変換エンジンにソケットを作成させ、 正しい ftp データ入力や IRC 接続を保証できるようになります。 -.It alias unregistered_only Op yes|no +.It nat unregistered_only yes|no 登録されていない送信元アドレスの出力パケットのみを、変更します。 RFC1918 によると、登録されていない送信元アドレスは 10.0.0.0/8, 172.16.0.0/12, 192.168.0.0/16 です。 .El .Pp これらのコマンドはソース配布物の .Pa README.alias ファイル中でも議論されています。 .Pp .It Op \&! Ns Xo .No bg Ar command .Xc 指定した .Ar command を、次の語を置換した後に、バックグラウンドで実行します: .Bl -tag -width PEER_ENDDISC .It Li AUTHNAME これは、ローカルの .Ar authname の値と置き換えられます。後述の .Dq set authname コマンドを参照してください。 .It Li ENDDISC これは、ローカルの終点選択値と置き換えられます。 後述の .Dq set enddisc コマンドを参照してください。 .It Li HISADDR これは、相手の IP 番号と置き換えられます。 .It Li INTERFACE これは、使用中のインタフェース名と置き換えられます。 .It Li LABEL これは、最後に使用したラベル名と置き換えられます。 ラベルは、 .Nm のコマンドラインから .Dq load または .Dq dial のコマンドから指定するか、 .Pa ppp.secret ファイルから指定可能です。 .It Li MYADDR これは、ローカルインタフェースに割り当てられた IP 番号と置き換えられます。 .It Li PEER_ENDDISC これは、相手の終点選択番号と置き換えられます。 .It Li PROCESSID これは、現在のプロセス ID と置き換えられます。 .It Li USER これは、PAP もしくは CHAP で認証されたユーザ名と置き換えられます。 通常、この変数は -direct モードでのみ割り当てられます。 この値は、utmp ロギングが有効になっているかどうかに関わらず、利用可能です。 .El .Pp これらの置換は .Dq set proctitle コマンドによっても実行されます。 .Pp コマンド実行中に .Nm を停止させたい場合は、 .Dq shell コマンドを使用してください。 -.It clear modem|ipcp Op current|overall|peak... -.Dq modem +.It clear physical|ipcp Op current|overall|peak... +.Dq physical もしくは .Dq ipcp 階層で、指定されたスループット値をクリアします。 .Dq modem を指定する場合にはコンテキストが与えられなければなりません (後述の .Dq link コマンドを参照)。 第 2 引数が与えられない場合、すべての値がクリアされます。 .It clone Ar name Ns Xo .Op \&, Ns Ar name Ns .No ... .Xc 指定されたリンクを複製し、引数の .Ar name に関連づけた新しいリンクを作成します。 このコマンドは、リンクが 1 つしかない場合 (この場合にはそのリンクがデフォルトになります) を除いて後述の .Dq link コマンドから使用する必要があります。 リンクは下記の .Dq remove コマンドで削除できます。 .Pp デフォルトのリンク名は .Dq deflink です。 .It close Op lcp|ccp Ns Op \&! 引数が与えられないと、適切なプロトコル層がダウンし、リンクが閉じられます。 .Dq lcp が指定されると LCP 層がダウンしますが、 .Nm をオフラインにはしません。例えば .Dq slirp のようなものを使用すれば、 .Dq term .Pq 後述 を使用して相手のマシンと会話できます。 .Dq ccp が指定されると適切な圧縮層が閉じられます。 .Dq \&! が使用されると、圧縮層はクローズ状態のままとなります。 使用されない場合には、STOPPED 状態へ再度入り、 相手が更なる CCP 交渉を開始するのを待ちます。 なにが起きようとも、ユーザを .Nm から切り離すことはありませんし、 .Nm を終了させることもありません。 後述の .Dq quit を参照してください。 .It delete Ns Xo .Op \&! .Ar dest .Xc このコマンドは指定した .Ar dest IP アドレスの経路を削除します。 .Ar dest に .Sq ALL が指定された場合、 現在のインタフェースの経路表の非直接エントリと .Sq スティッキー経路 がすべて削除されます。 .Ar dest に .Sq default が指定された場合、デフォルト経路が削除されます。 .Pp .Ar delete! コマンドが使用された場合 .Po 最後の .Dq \&! に注意 .Pc 、存在しない経路について .Nm は文句を言わなくなります。 .It dial|call Op Ar label Ns Xo .No ... .Xc このコマンドは、 .Dq load label の次に .Dq open を指定することと同等です。後方互換性のために提供されています。 .It down Op Ar lcp|ccp 適切な階層をダウンさせますが、 綺麗な方法ではなく、下位層が使用不能になったように見えます。 オープン状態にある有限状態機械でこのコマンドを使用することは、 丁寧ではないとされています。 引数が与えられない場合、すべてのリンクが閉じられます (コンテキストが与えられない場合にはすべてのリンクが終了されます)。 .Sq lcp が指定された場合、 .Em LCP -層は終了されますが、モデムはオフラインに移行せず、 +層は終了されますが、デバイスはオフラインに移行せず、 リンクも閉じられません。 .Sq ccp が指定された場合、 関連する圧縮層のみが終了されます。 .It help|? Op Ar command 利用可能なコマンドをリストします。 .Ar command を指定した場合、このコマンドの使用方法を表示します。 .It iface add Ns Xo .Op \&! .Ar addr Ns Op / Ns Ar bits .Op Ar peer .Xc .It iface add Ns Xo .Op \&! .Ar addr .Ar mask .Ar peer .Xc このコマンドは、 .Nm ppp が使用するインタフェースを制御します。 .Ar command は次のいずれかです: .Bl -tag -width XX .It iface add[!] Ar addr[[/bits| mask] peer] 指定された .Ar addr mask peer の組み合わせをインタフェースに追加します。 .Ar mask を指定する代りに、 .Ar /bits を使用可能です .Pq addr との間に空白を入れてはなりません 。指定したアドレスが既に存在する場合、 .Dq \&! を使用していない限りコマンドは失敗します - この場合、 以前のインタフェースアドレスエントリは新しいもので置き換えられ、 ネットマスクと相手のアドレスの変更を許します。 .Pp .Ar addr のみが指定されると、 .Ar bits はデフォルト値 .Dq 32 になり、 .Ar peer はデフォルト値 .Dq 255.255.255.255 になります。 このアドレス (ブロードキャストアドレス) は、 相手のアドレスとして複数存在することを .Nm が唯一許すものです。 .It iface clear .Nm が OPENED 状態または .Fl auto モードの場合にこのコマンドを使用すると、 IPCP 交渉されたアドレス以外の全アドレスがインタフェースから削除されます。 .Nm が OPENED 状態でも .Fl auto モードでもない場合、全インタフェースアドレスが削除されます。 .Pp .It iface delete Ns Xo .Op \&! Ns .No |rm Ns Op \&! .Ar addr .Xc このコマンドは、指定した .Ar addr をインタフェースから削除します。 .Dq \&! が指定されると、現在そのアドレスがインタフェースに割り当てられていなくても、 エラーは報告されません (削除も行われません)。 .It iface show インタフェースの現在の状態と現在のアドレスを表示します。 .Dq ifconfig INTERFACE を実行することと、ほとんど同じです。 .It iface help Op Ar sub-command このコマンドを .Ar sub-command 無しで起動すると、利用可能な .Dq iface サブコマンドと、おのおのの短い書式を表示します。 .Ar sub-command 付きで起動すると、指定した sub-command の書式のみを表示します。 .El .It Op data Ns Xo .No link .Ar name Ns Op , Ns Ar name Ns .No ... Ar command Op Ar args .Xc コマンドが影響を与えるリンクを特定したい場合に、このコマンドを 任意の他のコマンドのプレフィックスとして使うことができます。 これはマルチリンクモードで .Dq clone コマンドを使って複数のリンクを作成した後でのみ適用されます。 .Pp .Ar name は存在するリンク名を指定します。 .Ar name がコンマ区切りのリストの場合には、 .Ar command はそれぞれのリンクに対して実行されます。 .Ar name が .Dq * の場合には、 .Ar command はすべてのリンクに対して実行されます。 .It load Op Ar label Ns Xo .No ... .Xc .Pa ppp.conf ファイルから指定された .Dq label (複数指定可) をロードします。 .Dq label が指定されない場合、 .Dq default ラベルが仮定されます。 .Pp .Ar label セクションが .Dq set mode , .Dq open , .Dq dial のいずれのコマンドも使用しない場合、 .Nm はすぐに接続を確立しようとはしません。 .It open Op lcp|ccp|ipcp これは .Dq close の反対のコマンドです。 -閉じられている全リンクがすぐに立ち上がります -(しかしながら auto リンクによっては立ち上がらないものがあります。 -これは、どのような +閉じられているリンクのうち、2 番目以降の +.Ar demand-dial +リンク以外、全リンクがすぐに立ち上がります - +2 番目以降の +.Ar demand-dial +リンクは、どのような .Dq set autoload -コマンドが使用されたかに依存します)。 +コマンドが使用されたかに依存して立ち上ります。 .Pp LCP 層がすでにオープンされているときに .Dq lcp 引数を指定すると、LCP は再度交渉されます。 したがって、種々の LCP オプションを変更したあとで .Dq open lcp コマンドを用いることで、変更を有効にすることができます。 LCP が再度交渉された後、 同意したあらゆる認証が実行されます。 .Pp .Dq ccp 引数が用いられると、関連する圧縮層がオープンされます。 すでにオープンされている場合には、再度交渉されます。 .Pp .Dq ipcp 引数が用いられると、リンクが通常通り起動されます。すでに IPCP が オープンされている場合には、IPCP は再度交渉され、 ネットワークインタフェースが再設定されます。 .Pp このようにして PPP の状態機械を再オープンするのは、 おそらく良い手段ではありません。 接続相手が正しく振る舞わない可能性があるためです。 しかしながら、強制的に CCP もしくは VJ 辞書をリセットする手段としては 便利です。 .It passwd Ar pass すべての .Nm コマンドセットにアクセスするために要求されるパスワードを指定します。 このパスワードは診断ポート ( .Dq set server コマンド参照) に接続するときに必要です。 .Ar pass は .Dq set server コマンドラインで指定します。 .Ar command ログが有効でも、値 .Ar pass は記録されず、文字列 .Sq ******** が記録されます。 .It quit|bye Op all .Dq quit が制御接続もしくはコマンドファイルから実行されると、 ppp はすべての接続を閉じた後に終了します。その他の場合、 つまりユーザが診断ソケットから接続している場合には、 単にその接続が失われます。 .Pp .Ar all 引数が与えられた場合、 .Nm はコマンドがどこから発行されたかに関わらず、 すべての存在する接続を閉じて終了します。 .It remove|rm このコマンドは与えられたリンクを消去します。 これはマルチリンクモードでのみ有用です。リンクは消去する前に .Dv CLOSED 状態になっていなければなりません。 .It rename|mv Ar name このコマンドは与えられたリンクの名前を .Ar name に変更します。 .Ar name がすでに他のリンクで使用されている場合には、失敗します。 .Pp デフォルトリンクの名前は .Sq deflink です。これを .Sq modem , .Sq cuaa0 , .Sq USR のいずれかに変更すると、ログファイルの可読性が向上するかも知れません。 .It save このオプションは (まだ) 実装されていません。 .It set Ns Xo .No Op up .Ar var value .Xc このオプションは次に示す変数の設定のために使用します: .Bl -tag -width XX .It set accmap Ar hex-value ACCMap は非同期制御文字マップ (Asyncronous Control Character Map) を 意味します。 これはいつも相手と交渉され、デフォルト値は 16 進数で 00000000 です。 このプロトコルが必要なのは、 (XON/XOFF などの) 特定の文字を終点間で受渡すことに依存するハードウェアを 使用する場合です。 .Pp XON/XOFF については .Dq set accmap 000a0000 を使用します。 .It set Op auth Ns Xo .No key Ar value .Xc クライアントモードでの PAP または CHAP の交渉で使用される 認証キー (もしくはパスワード) を、指定した値に設定します。 ダイヤルまたはログインスクリプトの .Sq \\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\P シーケンスで使用するパスワードもまた指定します。 これにより実際のパスワードは記録されません。 .Ar command または .Ar chat のログが有効な場合、セキュリティの観点から、 .Ar value は .Sq ******** として記録されます。 .Pp .Ar value の最初の文字がエクスクラメーションマーク .Pq Dq \& の場合、 .Nm は残りの文字列を、 .Dq authname と .Dq authkey の値を確定するために実行すべきプログラムとして扱います。 .Pp .Dq \&! を無視し、前述の .Dq !bg コマンドと同様に特殊な名前を同様に置換しながら、 .Ar value は実行すべきプログラムとしてパーズされます。 プログラムを実行すると、 .Nm はこのプログラムに対して 3 行の入力を与えます。 各行は改行文字で終了しています: .Bl -bullet .It CHAP チャレンジに含めて送られるホスト名。 .It CHAP チャレンジに含めて送られるチャレンジ文字列。 .It ローカルに定義された .Dq authname 。 .El .Pp 2 行の出力が期待されています: .Bl -bullet .It CHAP 応答と共に送るべき .Dq authname 。 .It チャレンジと要求 ID で暗号化した .Dq authkey であり、応答は CHAP 応答パケットに含めて送られます。 .El .Pp .Nm をこのように設定するとき、 ホストチャレンジは ASCII の数値もしくは文字であることが期待されます。 指定されたチャレンジに対する適切な秘密情報を、 暗号化デバイスまたは Secure ID カードが計算することが求められています。 .It set authname Ar id クライアントモードでの PAP または CHAP の交渉で使用される 認証 ID を設定します。 .Pp CHAP を enable にして .Fl direct モードで利用すると、 .Ar id は初期認証チャレンジで用いられ、通常はローカルマシン名に設定されます。 .It set autoload Xo -.Ar max-duration max-load Op Ar min-duration min-load +.Ar min-percent max-percent period .Xc これらの設定はマルチリンクモードでのみ適用され、 -デフォルト値はすべて 0 です。 +デフォルト値はそれぞれ 0, 0, 5 です。 1 つ以上の .Ar demand-dial .Po .Fl auto としても知られる .Pc モードのリンクが存在する場合、 .Nm が最初に tun デバイスからデータを読むときには最初のリンクのみが 有効になっています。 次の .Ar demand-dial -リンクは、 -.Ar max-duration -秒の間、送出キューに -.Ar max-load -以上のパケットが存在した場合にのみ開かれます。 -両方のデフォルト値が 0 であるため、 +リンクが開かれるのは、現在のバンドルの +.Ar period +秒間のスループットがバンドルの総バンド幅の最低 +.Ar max-percent +パーセントであるときに限られます。 +現在のバンドルの +.Ar period +秒間のスループットがバンドルの総バンド幅の +.Ar min-percent +パーセント以下に減少したとき、最後のアクティブな .Ar demand-dial -リンクはデフォルトでは 1 つだけオープンされます。 -.Pp -複数のリンクが開かれていて、少なくともその内の 1 つが +リンクでない場合、 .Ar demand-dial -リンクである場合、 -.Ar min-duration -秒の間、送出キューに最大 -.Ar min-packets -未満のパケットしか存在しなかったときに閉じられます。 -.Ar min-duration -が 0 の場合には、タイマは無効になります。 -デフォルトでは両方の値が 0 であるため、 +リンクはダウンします。 +.Pp +デフォルト値では .Ar demand-dial -リンクはバンドルされたアイドルタイマが期限切れになるまで -アクティブであり続けます。 +リンクは 1 つだけオープンされます。 +.Pp +デバイスによっては物理バンド幅を判定できないものがありますので、 +.Dq set autoload +が正しく動作するためには、(後述の) +.Dq set bandwidth +コマンドを使用する必要がある場合があります。 +.It set bandwidth Ar value +本コマンドは、接続のバンド幅を、秒あたりのビット数で設定します。 +.Ar value +は 0 より大きいことが必要です。 +現在、前述の +.Dq set autoload +コマンドのみが使用します。 .It set callback Ar option Ns No ... 引数が与えられない場合、コールバックは disable になります。 そうでない場合には、 .Nm は与えられた .Ar option でコールバックを要求します (もしくは .Ar direct モードでは受け付けます)。 -クライアントモードで、 +クライアントモードでは、 .Ar option の否定応答が返されると、 .Nm は他に選択肢がなくなるまで別の .Ar option 要求を出します ( .Ar option のひとつとして .Dq none を指定していた場合を除きます)。 サーバモードでは、 .Nm は与えられるプロトコルをなんでも受け付けますが、 クライアントがいずれかひとつを要求する .Em 必要があります 。コールバックをオプションにしたいのであれば、オプションとして .Ar none を指定する必要があります。 .Pp .Ar option は下記の通りです (優先度順): .Pp .Bl -tag .It auth コールバック応答側は、認証に基づいてコールバック番号を 決定することが求められます。 .Nm がコールバック応答側である場合、番号は .Pa /etc/ppp/ppp.secret 中の接続先エントリの 5 番目のフィールドで指定されます。 .It cbcp Microsoft コールバック制御プロトコルが用いられます。後述の .Dq set cbcp を参照してください。 +.Pp +クライアントモードで +.Ar cbcp +を交渉したい場合でありかつ、 +CBCP 交渉時にサーバがコールバック無しを要求することを許したい場合、 +コールバックオプションとして +.Ar cbcp +と +.Ar none +の両方を指定する必要があります。 .It E.164 *| Ns Xo .Ar number Ns Op , Ns Ar number Ns .No ... .Xc コールバック要求側が .Ar number を指定します。 .Nm がコールバック応答側である場合、 .Ar number は許可する番号をコンマで区切って並べたリスト、もしくは 任意の番号を許可するという意味の .Dq \&* とします。 .Nm がコールバック要求側である場合、1 つの数字だけを指定します。 .Pp .Dq \&* を用いる場合、このオプションはとても危険なものとなることに 注意してください。 というのは、悪意あるコールバック要求者が、最初の認証なしに 電話すべき番号として任意の (国際通話番号も可能です) 番号を 伝えることができるからです。 .It none 接続相手がコールバックをまったく望まない場合、 .Nm はそのことを受け入れ、接続を終了するのではなく コールバックせずに処理を続けます。 -コールバックをオプションにしたいのであれば、これを指定する必要があります。 +コールバックをオプションにしたいのであれば、 +(1 個以上の他のコールバックオプションに加えて) これも指定する必要があります。 .El .Pp .It set cbcp Oo Xo .No *| Ns Ar number Ns No .Oo .No , Ns Ar number Ns .Oc .No ... .Op Ar delay Op Ar retry .Oc .Xc 引数が与えられない場合、CBCP (Microsofts CallBack Control Protocol) は disable です。言い換えれば .Dq set callback コマンドで CBCP を設定すると .Nm が CBCP フェーズでコールバック要求を行わなくなります。 そうでない場合、 .Nm は与えられた電話番号 .Ar number を使おうとします。 .Pp サーバモード .Pq Fl direct では、 .Dq \&* を使わない限り .Nm はクライアントがこれらの番号の 1 つを使うことを主張します。 .Dq \&* を使った場合には、クライアントが番号を指定するものと想定します。 .Pp クライアントモードでは .Nm は与えられた番号 (そのうち接続相手と合意可能なもの) を使用しようとします。 .Dq \&* が指定された場合には、 .Nm 接続相手が番号を指定するものと想定します。 .It set cd Ar seconds Ns Op \&! 通常、ログインスクリプト完了の 1 秒後に、 .Nm はキャリアの存在をチェックします。 キャリアが設定されていないと、 デバイスがキャリアをサポートしていない -(ほとんどのヌルモデムケーブルの場合がそうです) と +(ほとんどの +.Dq laplink +ヌルモデムケーブルの場合がそうです) と .Nm は仮定し、この事実を記録して、キャリアのチェックを止めます。 しかし、モデムによってはキャリアのアサートに時間がかかるものがあるので、 リンクが落ちたときを .Nm ppp は検知できなくなります。 .Ar seconds -は、ログインスクリプトが完了してから最初のキャリアチェックを行う前に、 +は、ダイヤルスクリプトが完了してからキャリアが利用可能か判断する前に、 .Nm が待つべき秒数を指定します。 .Pp +キャリアが検出されるか +.Ar seconds +の秒数が経過するまで、 +.Nm +はログインスクリプトへは進みません。 +.Pp .Ar seconds の直後にエクスクラメーションマーク .Pq Dq \&! がある場合、 .Nm はキャリアを .Em 要求 します。 -最初のチェックでキャリアを検知しないと、リンクは切断されているとみなされます。 +.Ar seconds +秒後にキャリアが検知されないと、リンクは切断されます。 .Pp -リンクが tty でない場合、キャリアの +ISDN デバイスでは、 +.Nm +は常にキャリアに固執します。 +呼が接続した後でのみ、 +i4brbchX デバイスドライバはキャリアを立ち上げます。それゆえ、 +.Ar 6 +秒などの適切な値に設定するべきです。 +.Pp +リンクが他のデバイスの場合、キャリアの .Em 必要性 は無視されます。 .It set choked Op Ar timeout これは .Nm がすべての未送出パケットを破棄する前に 送出キュー詰まりを保持する秒数を設定します。 .Ar timeout が 0 以下もしくは .Ar timeout が指定されない場合、デフォルト値の .Em 120 秒 に設定されます。 .Pp 送出キュー詰まりは .Nm がローカルネットワークから特定の数の送出パケットを読み込んだが、 リンク失敗 (接続相手がビジーなど) のためにデータを送れない場合に 発生します。 .Nm はパケットを無限には読み込みません。代りに .Em 20 パケット (マルチリンクモードでは .Em 20 No + .Em nlinks No * .Em 2 パケット) まで読み込み、 .Ar timeout 秒経過するか、1 つ以上のパケットが送られるまで ネットワークインタフェースの読み込みを停止します。 .Pp .Ar timeout 秒が経過すると、すべての未送出パケットは破棄されます。 .It set ctsrts|crtscts on|off ハードウェアフロー制御をセットします。 デフォルトではハードウェアフロー制御は .Ar on です。 .It set deflate Ar out-winsize Op Ar in-winsize DEFLATE アルゴリズムの、 デフォルトの出力ウィンドウサイズと入力ウィンドウサイズを設定します。 .Ar out-winsize および .Ar in-winsize は、 .Em 8 から .Em 15 までの値をとる必要があります。 .Ar in-winsize が指定されると、 .Nm はこのウィンドウサイズの使用を強要し、相手が他の値を示しても受け入れません。 .It set dns Op Ar primary Op Ar secondary .Dq accept dns コマンドで使用される、DNS 上書きを設定します。 詳細については前述の .Dq accept コマンドの記述を参照してください。本コマンドは .Dq enable dns を使用して要求される IP 番号には影響を与えません。 .It set device|line Xo .Ar value Ns No ... .Xc .Nm が使用するデバイスを、指定された .Dq value に設定します。 -全シリアルデバイス名は +.Pp +すべての ISDN デバイスとシリアルデバイスの名前は .Pa /dev/ から始まることが仮定されています。 +ISDN デバイスは通常 +.Pa i4brbchX +という名前であり、シリアルデバイスは通常 +.Pa cuaaX +という名前です。 +.Pp .Dq value が .Pa /dev/ から始まらない場合、エクスクラメーションマーク .Pq Dq \&! から始めるか、 -.Dq host:port +.Dq host:port Ns Op Ns /proto の形式である必要があります。 .Pp エクスクラメーションマークで始まる場合、 デバイス名の残りはプログラム名として扱われ、 そのデバイスがオープンされるときにそのプログラムが実行されます。 標準入出力およびエラーは .Nm にフィードバックされ、それらが通常デバイスであるかのように読み書きされます。 .Pp -.Dq host:port -の組が与えられる場合、 +.Dq host:port Ns Op /tcp|/udp +指定が与えられる場合、 .Nm は、指定された .Dq host の指定された .Dq port と接続しようとします。 +tcp または udp の指定がない場合、デフォルトは tcp となります。 詳細は上述の -.Em PPP オーバ TCP +.Em PPP オーバ TCP と PPP オーバ UDP の節を参照してください。 .Pp 複数の .Dq value を指定した場合、 .Nm は成功するか全デバイスについて実行し終るまで、順番にオープンを試みます。 .It set dial Ar chat-script 相手へダイヤルする際に使用されるチャットスクリプトを指定します。 後述の .Dq set login コマンドも参照してください。 チャットスクリプトのフォーマットの詳細については、 .Xr chat 8 と設定ファイルの例を参照してください。 次の特殊な .Sq value をチャットスクリプトに指定可能です: .Bd -unfilled -offset indent .It \\\\\\\\\\\\\\\\c .Sq 送信 文字列の最後の文字として使用した場合、 改行を追加してはならないことを意味します。 .It \\\\\\\\\\\\\\\\d チャットスクリプトがこのシーケンスに出会うと、2 秒待ちます。 .It \\\\\\\\\\\\\\\\p チャットスクリプトがこのシーケンスに出会うと、1/4 秒待ちます。 .It \\\\\\\\\\\\\\\\n 改行文字と置き換えられます。 .It \\\\\\\\\\\\\\\\r 復改文字と置き換えられます。 .It \\\\\\\\\\\\\\\\s 空白文字と置き換えられます。 .It \\\\\\\\\\\\\\\\t タブ文字と置き換えられます。 .It \\\\\\\\\\\\\\\\T 現在の電話番号と置き換えられます (後述の .Dq set phone 参照)。 .It \\\\\\\\\\\\\\\\P 現在の .Ar authkey 値と置き換えられます (前述の .Dq set authkey 参照)。 .It \\\\\\\\\\\\\\\\U 現在の .Ar authname 値と置き換えられます (前述の .Dq set authname 参照)。 .Ed .Pp 2 つのパーザがこれらのエスケープシーケンスを検査することに注意してください。 .Sq チャットのパーザ にエスケープ文字を見せるには、 .Sq コマンドパーザ からエスケープする必要があります。 つまり、2 つのエスケープを使用する必要があります。例えば次のようにします: .Bd -literal -offset indent set dial "... ATDT\\\\T CONNECT" .Ed .Pp チャットスクリプトから外部コマンドを実行することもできます。 そうするためには、 受信待ち文字列または送信文字列の最初の文字をエクスクラメーションマーク .Pq Dq \&! にします。 -コマンドが実行されると、標準入力と標準出力がモデムデバイス ( +コマンドが実行されると、標準入力と標準出力がオープンデバイス ( .Dq set device 参照) に向けられ、標準エラー出力が .Nm に読まれて受信待ち文字列もしくは送信文字列に置き換えられます。 .Nm が対話モードで実行されている場合、ファイルデスクリプタ 3 は .Pa /dev/tty に接続されます。 .Pp 例えば (読み易さのために折り返しています); .Bd -literal -offset indent set login "TIMEOUT 5 \\"\\" \\"\\" login:--login: ppp \e word: ppp \\"!sh \\\\\\\\-c \\\\\\"echo \\\\\\\\-n label: >&2\\\\\\"\\" \e \\"!/bin/echo in\\" HELLO" .Ed .Pp は次のチャットシーケンスになります (ダイヤル前の .Sq set log local chat コマンドによる出力): .Bd -literal -offset indent Dial attempt 1 of 1 dial OK! Chat: Expecting: Chat: Sending: Chat: Expecting: login:--login: Chat: Wait for (5): login: Chat: Sending: ppp Chat: Expecting: word: Chat: Wait for (5): word: Chat: Sending: ppp Chat: Expecting: !sh \\-c "echo \\-n label: >&2" Chat: Exec: sh -c "echo -n label: >&2" Chat: Wait for (5): !sh \\-c "echo \\-n label: >&2" --> label: Chat: Exec: /bin/echo in Chat: Sending: Chat: Expecting: HELLO Chat: Wait for (5): HELLO login OK! .Ed .Pp 複数レベルのネストについて、 エスケープ文字の使用方法に (再度) 注意してください。 ここでは、4 つのパーザが動作してます。 1 番目は、オリジナルの行をパーズし、3 つの引数として読みます。 2 番目は、第 3 引数を 11 個の引数として読みます。 ここで、 .Dq \&- 記号がエスケープされていることが重要です。 そうでなければパーザは、 受信待ち-送信-受信待ちのシーケンスとして見てしまいます。 .Dq \&! 文字を見付けると、実行パーザは最初のコマンドを 3 つの引数として読み、 .Xr sh 1 自身が .Fl c 以降の引数を展開します。 我々は出力をモデムに送り返したいので、 1 番目の例では出力をファイルデスクリプタ 2 (stderr) にリダイレクトして .Nm 自身に送信および記録させ、 2 番目の例では単に stdout に出力して直接モデムに出力させます。 .Pp もちろん全体を、組み込みのものではなく外部の .Dq chat コマンドに実行させることが可能です。 良い代替方法については .Xr chat 8 を参照してください。 .Pp 実行される外部コマンドは、 .Dq !bg コマンドと同様に、特殊語の展開対象となります。 .It set enddisc Op label|IP|MAC|magic|psn value このコマンドは、ローカル終点の選択値を設定します。 -LCP 交渉の前に設定されると、 +LCP 交渉の前に設定された場合であり、 +.Dq disable enddisc +コマンドを使用していない場合、 .Nm は LCP 終点選択値オプションを使用して、相手に情報を送ります。 次の選択値を設定可能です。 .Bd -unfilled -offset indent .It Li label 現在のラベルが使用されます。 .It Li IP 当方のローカル IP 番号を使用します。 LCP は IPCP より前に交渉されますので、 IPCP 層が後からこの値を変更することが可能です。 その場合、手動でリセットしない限り、終点の選択値は古い値のままとなります。 .It Li MAC 前述の .Ar IP オプションに似ていますが、 ローカル IP 番号に関係する MAC アドレスが使用される点が異なります。 ローカル IP 番号がどのイーサネットインタフェースにも存在しない場合、 本コマンドは失敗します。 .Pp ローカル IP 番号のデフォルトは、 マシンホスト名がなんであれ、その名前になりますので、通常 .Dq set enddisc mac を .Dq set ifaddr コマンドよりも先に実行します。 .It Li magic 20 桁の乱数が使用されます。 +マジックナンバを使用するときには注意が必要です。 +.Nm +の再開や別の +.Nm +を使ったリンク作成においては、別のマジックナンバを使用するため、 +同じバンドルに属すとは相手に認識されないのです。 +このため、 +.Fl direct +接続では使えません。 .It Li psn Ar value 指定された .Ar value が使用されます。 .Ar value は、絶対的な公衆スイッチネットワーク番号の先頭に 国コードを付けたものであるべきです。 .Ed .Pp 引数が与えられない場合、終点の選択値はリセットされます。 .It set escape Ar value... このオプションは前述の .Dq set accmap オプションに似ています。 リンクを経由する時に .Sq エスケープ される文字を指定するために使用します。 .It set filter dial|alive|in|out Ar rule-no Xo -.No permit|deny -.Oo Ar src_addr Ns Op / Ns Ar width +.No permit|deny|clear| Ns Ar rule-no +.Op \&! +.Oo Op host +.Ar src_addr Ns Op / Ns Ar width .Op Ar dst_addr Ns Op / Ns Ar width -.Oc Oo tcp|udp|icmp Op src lt|eq|gt Ar port +.Oc Oo tcp|udp|ospf|igmp|icmp Op src lt|eq|gt Ar port .Op dst lt|eq|gt Ar port .Op estab .Op syn .Op finrst .Oc .Xc .Nm は 4 つのフィルタセットをサポートします。 .Em alive フィルタは接続を活性状態に保つパケットを指定します - アイドルタイマをリセットします。 .Em dial フィルタは、 .Fl auto モード時に .Nm にダイヤルさせるパケットを指定します。 .Em in フィルタは、マシンに入力可能なパケットを指定します。 .Em out フィルタは、マシンから出力可能なパケットを指定します。 .Pp -フィルタリングは、 -エイリアスエンジンが行う IP 変更の前に適用されます。 +フィルタリングが行われるのは、 +出力パケットでは NAT エンジンによる IP 変更前であり、 +入力パケットでは NAT エンジンによる IP 変更後です。 デフォルトでは、全フィルタセットが全パケットの通過を許可します。 ルールは .Ar rule-no -に従って順番に処理されます。 +に従って順番に処理されます (ルール番号を +.Ar action +に指定してスキップする場合を除きます)。 各セットに対し 40 までのルールを指定可能です。 指定されるセットにおけるどのルールにもマッチしないパケットは破棄されます。 .Em in と .Em out のフィルタでは、パケットをドロップすることを意味します。 .Em alive フィルタでは、アイドルタイマをリセットしないことを意味します。 .Em dial フィルタではダイヤルさせることにはならないことを意味します。 ダイヤルを引き起こさないパケットは、 キューされるのではなく、捨てられることに注意してください。 上述の .Sx パケットのフィルタリング の節を参照してください。 .It set hangup Ar chat-script -モデムを閉じる前にこれをリセットする時に使用する、 +デバイスを閉じる前にこれをリセットする時に使用する、 チャットスクリプトを指定します。 通常は不要であるべきですが、 閉じる時に自己を正しくリセットできないデバイスに対して使用できます。 .It set help|? Op Ar command 利用可能な set コマンドのまとめを表示するか、 .Ar command が指定されると、コマンドの使用方法を表示します。 .It set ifaddr Oo Ar myaddr Ns .Op / Ns Ar \&nn .Oo Ar hisaddr Ns Op / Ns Ar \&nn .Oo Ar netmask .Op Ar triggeraddr .Oc Oc .Oc このコマンドは、IPCP 交渉の間使用される IP アドレスを指定します。 アドレスのフォーマットは次の通りです。 .Pp .Dl a.b.c.d/nn .Pp ここで .Dq a.b.c.d は希望する IP アドレスであり、 .Ar nn はこのうち何ビットが有効であるかを示します。 .No / Ns Ar nn が省略された場合、デフォルトの .Dq /32 になります。 ただし IP アドレスが 0.0.0.0 である場合には、マスクのデフォルトは .Dq /0 です。 .Pp +相手に動的な IP 番号を割り当てたい場合、 .Ar hisaddr に IP 番号の範囲として .Bd -literal -offset indent .Ar \&IP Ns Oo \&- Ns Ar \&IP Ns Xo .Oc Oo , Ns Ar \&IP Ns .Op \&- Ns Ar \&IP Ns .Oc No ... .Xc .Ed .Pp のフォーマットを指定できます。例えば: .Pp .Dl set ifaddr 10.0.0.1 10.0.1.2-10.0.1.10,10.0.1.20 .Pp は .Dq 10.0.0.1 のみをローカル IP 番号として交渉しますが、指定された 10 個の IP 番号から 相手に割り当てを行います。 相手がこれらの番号のうちの 1 つを要求し、この番号が未使用な場合には、 .Nm は相手の要求を認めます。 相手がリンクを再確立して前回割り当てていた IP 番号を使用したい場合に有用です -(既存の TCP 接続を保存します)。 +(既存の TCP と UDP の接続を保存します)。 .Pp 相手が要求した IP 番号が範囲外もしくは使用中の場合、 .Nm は範囲内の未使用 IP 番号をランダムに指示します。 .Pp .Ar triggeraddr が指定された場合、この値が .Ar myaddr の代りに IPCP 交渉で使用されます。 ただし、 .Ar myaddr の範囲のアドレスのみ受け入れられます。 これが有用なのは、相手が .Dq 0.0.0.0 を要求しない限り IP アドレスを割り当てようとしない .Dv PPP 実装と交渉するときです。 .Pp .Fl auto モードでは設定ファイルの .Dq set ifaddr 行を読んだ直後に .Nm がインタフェースを構成することに注意してください。 他のモードではこれらの値は IPCP 交渉で使用され、 IPCP 層がアップするまでこれらのインタフェースは構成されません。 .Pp .Po PAP か CHAP が .Dq enable である場合 .Pc クライアントが自己証明をした後では、 .Ar HISADDR 引数は .Pa ppp.secret ファイルの第 3 引数で上書きされうることに注意してください。 .Sx 内向き接続の認証 の節を参照してください。 .Pp どの場合でも、インタフェースが既に構成されている場合には、 .Nm はインタフェースの IP 番号を保存して、 既にバインドされているソケットが正しいままであるようにします。 .It set ccpretry|ccpretries Oo Ar timeout .Op Ar reqtries Op Ar trmtries .Oc .It set chapretry|chapretries Oo Ar timeout .Op Ar reqtries .Oc .It set ipcpretry|ipcpretries Oo Ar timeout .Op Ar reqtries Op Ar trmtries .Oc .It set lcpretry|lcpretries Oo Ar timeout .Op Ar reqtries Op Ar trmtries .Oc .It set papretry|papretries Oo Ar timeout .Op Ar reqtries .Oc これらのコマンドは .Nm が有限状態機械 (Finite State Machine; FSM) に要求パケットを送る前に 待つ秒数を指定します。 .Ar timeout のデフォルトは、全 FSM において 3 秒です (ほとんどの場合十分です)。 .Pp .Ar reqtries を指定すると、 相手から応答を受信しなくても諦めるまでに設定要求を作成する回数を、 .Nm に指示します。 デフォルトの試行回数は、CCP, LCP, IPCP の場合 5 回であり、 PAP と CHAP の場合 3 回です。 .Pp .Ar trmtries を指定すると、 相手の応答を待つことを諦めるまでに終了要求を作成する回数を、 .Nm に指示します。 デフォルトの試行回数は 3 回です。 認証プロトコルは終了されませんので、 PAP や CHAP に対して指定することは不正です。 .Pp 合意できない相手との交渉を避けるために、 どのような交渉セッションであっても諦めたり層をクローズする前には、 .Nm は最大で .Ar reqtries の設定値の 3 倍までのみ送信します。 .It set log Xo .Op local .Op +|- Ns .Ar value Ns No ... .Xc このコマンドにより現在のログレベルを修正できます。 詳細はログ機能の節を参照してください。 .It set login chat-script この .Ar chat-script はダイヤルスクリプトを補います。 もし両方が指定された場合、ダイヤルスクリプトの後で、 ログインスクリプトが実行されます。 ダイヤルスクリプト中で使用可能なエスケープシーケンスはここでも使用可能です。 .It set lqrperiod Ar frequency このコマンドは、 .Em LQR または .Em ECHO LQR のパケットが送信される頻度 .Ar frequency を秒で指定します。デフォルトは 30 秒です。 相手に LQR 要求を送りたい場合には、 .Dq enable lqr コマンドもまた使用する必要があります。 .It set mode Ar interactive|auto|ddial|background 指定したリンクにおけるモード .Sq mode を変更できます。通常マルチリンクモードでのみ有用ですが、 単一リンクモードでも使用可能です。 .Pp .Sq direct または .Sq dedicated のリンクを変更することはできません。 .Pp 注釈: コマンド .Dq set mode auto -を発行し、IP エイリアシングが enable にされていた場合、後で +を発行し、ネットワークアドレス変換が enable にされていた場合、後で .Dq enable iface-alias を行うと便利です。 .Nm が必要なアドレス変換を行うようにすることにより、 相手が当方に新しい (動的な) IP アドレスを割り当てたとしても、 リンクがアップすると接続のトリガとなるプロセスが接続できるようにします。 .It set mrru Op Ar value このオプションを設定すると、 マルチリンクプロトコルまたは MP としても知られる、 マルチリンク PPP 交渉を有効にします。 MRRU (Maximum Reconstructed Receive Unit) の値にはデフォルトはありません。 引数を指定しないと、マルチリンクモードは無効にされます。 .It set mru Op Ar value デフォルトの MRU (最大受信単位; Maximum Receive Unit) は 1500 です。 この値を増加させた場合、相手は MTU を増加させても *かまいません*。 デフォルトの MRU より減らすことは意味がありません。 なぜなら、 .Em PPP プロトコルでは少なくとも 1500 オクテットのパケットを 受信できなければ *ならない* からです。 引数が指定されないと、1500 が仮定されます。 .It set mtu Op Ar value デフォルトの MTU は 1500 です。 交渉時に、(296 バイト未満でなければ) 相手が望むいかなる MRU および MRRU も受け付け可能です。 MTU が設定されると、 .Nm は .Ar value よりも小さい MRU/MRRU の値を受け付けなくなります。 交渉が完了すると、相手がより大きな MRU/MRRU を要求していたとしても、 インタフェースに対して MTU が割り当てられます。 当方のパケットサイズを制限するのに有用です (よりよくバンド幅を共有できるようになりますが、 ヘッダデータが増えるというコストがかかります)。 .Pp .Ar value を指定しないと、1500 または相手が要求した値が使用されます。 .It set nbns Op Ar x.x.x.x Op Ar y.y.y.y このオプションは、相手の要求によって返される Microsoft NetBIOS ネームサーバの値を設定します。 値を指定しないと、 .Nm はそのような要求を拒否するようになります。 .It set openmode active|passive Op Ar delay デフォルトでは、 .Ar openmode は常に、1 秒の .Ar delay をもって .Ar active となります。 この場合、 .Nm は回線が設定されてから 1 秒が経過したなら いつでも LCP/IPCP/CCP の交渉を開始します。 相手が交渉を開始するのを待ちたい場合は、値 .Dq passive を使用します。 直ちにもしくは 1 秒以上待ってから交渉を開始したい場合、 .Ar delay を秒単位で指定します。 .It set parity odd|even|none|mark 回線のパリティを設定できます。デフォルト値は .Ar none です。 .It set phone Ar telno Ns Xo .Oo \&| Ns Ar backupnumber .Oc Ns ... Ns Oo : Ns Ar nextnumber .Oc Ns ... .Xc ダイヤルおよびログインのチャットスクリプトで使用される \\\\T 文字列が 置き換えられる電話番号を指定できます。 複数の電話番号をパイプ .Pq Dq \&| もしくはコロン .Pq Dq \&: で区切って指定可能です。 .Pp パイプの後の番号がダイヤルされるのは、 直前の番号へのダイヤルもしくはログインのスクリプトが失敗した場合のみです。 回線の切断の理由にかかわらず、 コロンで区切られた番号は順番に試行されます。 .Pp 複数の番号を指定した場合、接続が確立するまで .Nm はこのルールに基づいてダイヤルします。 再試行の最大値は、後述の .Dq set redial で指定します。 .Fl background モードでは各番号は最大 1 回試行されます。 .It set Op proc Ns Xo .No title Op Ar value .Xc .Xr ps 1 が表示する現在のプロセスタイトルを、 .Ar value に従って変更します。 .Ar value が指定されないと、元のプロセスタイトルが回復されます。 シェルコマンドが行うすべての語置換 (前述の .Dq bg コマンドを参照してください) は、ここでも行われます。 .Pp プロセスタイトル中に USER が必要な場合、 .Dq set proctitle コマンドは .Pa ppp.linkup 中に登場する必要があることに注意してください。 .Pa ppp.conf が実行されているときには、分からないからです。 .It set radius Op Ar config-file このコマンドは RADIUS サポートを (組み込まれていれば) 有効にします。 .Ar config-file は、 .Xr radius.conf 5 に記述されている radius クライアント設定ファイルを参照します。 PAP または CHAP が .Dq enable にされている場合、 .Nm は .Em \&N Ns No etwork .Em \&A Ns No ccess .Em \&S Ns No erver として振舞い、設定されている RADIUS サーバを使用して認証し、 .Pa ppp.secret ファイルやパスワードデータベースによる認証は行いません。 .Pp PAP と CHAP のいずれも有効になっていない場合、 .Dq set radius は効果がありません。 .Pp .Nm は、RADIUS 応答中の、次の属性を使用します: .Bl -tag -width XXX -offset XXX .It RAD_FRAMED_IP_ADDRESS 相手の IP アドレスは指定された値に設定されました。 .It RAD_FRAMED_IP_NETMASK tun インタフェースのネットマスクは指定された値に設定されました。 .It RAD_FRAMED_MTU 指定された MTU が LCP 交渉で合意された相手の MRU より小さい場合であり、 *かつ* 設定された MTU のいずれよりも小さい場合 ( .Dq set mru コマンド参照)、 tun インタフェースの MTU は指定した値に設定されます。 .It RAD_FRAMED_COMPRESSION 受信した圧縮タイプが .Dq 1 の場合、 .Dq disable vj 設定コマンドが指定されていたとしても、IPCP 交渉において .Nm は VJ 圧縮を要求します。 .It RAD_FRAMED_ROUTE 受信した文字列は、 .Ar dest Ns Op / Ns Ar bits .Ar gw .Op Ar metrics という書式であると期待します。 指定した metrics は無視されます。 .Dv MYADDR と .Dv HISADDR は、 .Ar dest と .Ar gw の正当な値として理解されます。 .Dq default を .Ar dest に使用可能であり、デフォルト経路を指定します。 .Dq 0.0.0.0 は、 .Ar dest に対する .Dq default と同じであると解釈され、 .Ar gw に対する .Dv HISADDR と同じであると解釈されます。 .Pp 例えば、戻り値 .Dq 1.2.3.4/24 0.0.0.0 1 2 -1 3 400 は 1.2.3.0/24 ネットワークへは .Dv HISADDR を介するという経路表エントリになり、 戻り値 .Dq 0.0.0.0 0.0.0.0 または .Dq default HISADDR は .Dv HISADDR 行きのデフォルト経路になります。 .Pp すべての RADIUS の経路は、 すべてのスティッキーな経路が適用された後で適用されます。 これにより、RADIUS の経路が、設定済みの経路に優先します。 これは、 .Dv MYADDR または .Dv HISADDR というキーワードを含まない RADIUS の経路にもあてはまります。 .Pp .El RADIUS サーバから受信した値は、 .Dq show bundle を使用して見られます。 .It set reconnect Ar timeout ntries (CD の喪失もしくは LQR の失敗により) 予想外の回線切断となった場合、 指定した .Ar timeout の後に接続が再確立されます。 回線は最大 .Ar ntries 回、再接続されます。 .Ar ntries のデフォルトは 0 です。 .Ar timeout に .Ar random を指定すると、1 から 30 秒の間の任意時間の停止となります。 .It set recvpipe Op Ar value ルーティングテーブルの RECVPIPE 値を設定します。 最適な値は、MTU 値を 2 倍した値を丁度越える値です。 .Ar value が指定されないまたは 0 の場合、デフォルトの、カーネルが制御する値を使用します。 .It set redial Ar secs Ns Xo .Oo + Ns Ar inc Ns .Op - Ns Ar max Ns .Oc Op . Ns Ar next .Op Ar attempts .Xc .Nm に .Ar attempts 回のリダイヤルを指示できます。 1 より大きな数を指定した場合 (前述の .Ar set phone 参照)、 各番号にダイヤルする前に、 .Ar next だけ停止します。 最初の番号に戻ってダイヤル開始する前に .Ar secs だけ停止します。リテラル値 .Dq Li random を .Ar secs および .Ar next のところで使用でき、1 から 30 秒の間の任意時間の停止となります。 .Pp .Ar inc が指定されると、 .Nm が新規番号を試すたびに、この値が .Ar secs に加えられます。 .Ar secs が増加されるのは、最大 -.Ar maxinc +.Ar max 回だけです。 -.Ar maxinc +.Ar max のデフォルト値は 10 です。 .Ar attempts が経過した後でも .Ar secs の遅延は効果があるので、 すぐに手動でダイヤルしても何も起ってないように見えるかもしれません。 すぐにダイヤルする必要がある場合、 .Dq \&! を .Dq open キーワードの直後に付けます。 更なる詳細については、前述の .Dq open の記述を参照してください。 .It set sendpipe Op Ar value ルーティングテーブルの SENDPIPE 値を設定します。 最適な値は、MTU 値を 2 倍した値を丁度越える値です。 .Ar value が指定されないまたは 0 の場合、デフォルトの、カーネルが制御する値を使用します。 .It set server|socket Ar TcpPort|LocalName|none password Op Ar mask このコマンドは .Nm に指定したソケットもしくは .Sq 診断ポート にてコマンド接続の入力を listen するように指示します。 .Pp 語 .Ar none は .Nm に既に存在するソケットを閉じさせます。 .Pp ローカルドメインソケットを指定したい場合、 .Ar LocalName に絶対ファイル名を指定します。そうしないと、TCP ポートの名前もしくは番号 であると解釈されます。 ローカルドメインソケットに使用される 8 進 umask を指定する必要があります。 .Sq 0 から始まる 4 桁 8 進数で指定します。 umask の詳細については .Xr umask 2 を参照してください。TCP ポート名がどのように変換されるかについては .Xr services 5 を参照してください。 .Pp このソケットにクライアントが接続するときに使用されねばならないパスワードも 指定可能です ( 前述の .Dq passwd コマンドを使用します)。 パスワードが空文字列として指定される場合、 クライアントが接続するときにパスワードを必要とされません。 .Pp ローカルドメインソケットが指定される場合、ソケット名中の最初の .Dq %d シーケンスは現在のインタフェースユニット番号で置換されます。 複数接続のために同一のプロファイルを使用したい場合に便利です。 .Pp 同様の方法で TCP ソケットの前に .Dq + 文字を付けることができます。 この場合、現在のインタフェースユニット番号が、ポート番号に加算されます。 .Pp .Nm をサーバソケットと共に使用する場合、通信機構として .Xr pppctl 8 コマンドを使用することが好ましいです。 現在 .Xr telnet 1 も使用可能ですが、将来リンク暗号化が実装されるかもしれませんので、 .Xr telnet 1 に依存しないようにしてください。 .It set speed Ar value シリアルデバイスの速度を指定します。 +速度指定が +.Dq sync +の場合、 +.Nm +はデバイスを同期デバイスとして扱います。 +.Pp +デバイスタイプによっては、 +同期または非同期のいずれかであることが分るものがあります。 +これらのデバイスでは、不正な設定を上書きして、 +この結果に対する警告を記録します。 .It set stopped Op Ar LCPseconds Op Ar CCPseconds このオプションが指定されると、 指定した FSM (有限状態機械; Finite State Machine) が停止状態になってから .Dq seconds で指定した秒数だけ停止したのち、 .Nm はタイムアウトします。 このオプションは、 相手が終了要求を送り我々が終了確認応答を送ったにもかかわらず 実際には接続を閉じない場合に、有用かもしれません。また、 .Dq set openmode passive を使用した場合に相手が指定時間内に Configure Request を送らないことを タイムアウト検出する場合には、便利かもしれません。 .Dq set log +lcp +ccp を使用すると、 .Nm は適切な状態遷移を記録します。 .Pp デフォルト値は 0 であり、 停止状態による .Nm のタイムアウトは発生しません。 .Pp この値は openmode の遅延 (上述の .Dq set openmode 参照) より小さくなってはなりません。 -.It set timeout Ar idleseconds +.It set timeout Ar idleseconds Op Ar mintimeout このコマンドはアイドルタイマの値を指定します。 更なる詳細については .Sx アイドルタイマの設定 というタイトルの節を参照してください。 +.Pp +.Ar mintimeout +が指定された場合、 +最短でも指定された秒数だけリンクがアップしていないと、 +.Nm +はアイドルアウトしません。 .It set vj slotcomp on|off このコマンドは .Nm に VJ スロット圧縮を交渉するか否かを指示します。 デフォルトではスロット圧縮は .Ar on です。 .It set vj slots Ar nslots このコマンドは最初の .Ar slots 番号を指定します。 .Nm は VJ 圧縮が enable されている時には、 これを使用して相手と交渉をします (前述の .Sq enable コマンドを参照してください)。 デフォルト値は 16 です。 .Ar nslots は .Ar 4 以上 .Ar 16 以下の値です。 .El .Pp .It shell|! Op Ar command .Ar command が指定されない場合、 .Dv SHELL 環境変数で指定されるシェルが起動されます。 そうでなければ指定された .Ar command が実行されます。 語の置換は、前述の .Dq !bg コマンドと同様の方法で行われます。 .Pp 文字 ! を使用する場合、コマンドとの間に空白が必要です。 このコマンドはフォアグラウンドで実行されることに注意してください - .Nm はプロセスが終了するまでは実行を続けません。 バックグラウンドでコマンド処理を行いたい場合には、 .Dv bg コマンドを使用してください。 .It show Ar var このコマンドを使用して、次の内容を確認できます: .Bl -tag -width 20 .It show bundle 現在のバンドル設定を表示します。 .It show ccp 現在の CCP 圧縮統計を表示します。 .It show compress 現在の VJ 圧縮統計を表示します。 .It show escape 現在のエスケープ文字を表示します。 .It show filter Op Ar name 指定したフィルタの現在のルールをリストします。 .Ar name を指定しないと、全フィルタが表示されます。 .It show hdlc 現在の HDLC 統計を表示します。 .It show help|? 利用可能な show コマンドのまとめを表示します。 .It show iface 現在のインタフェース情報 .Po Dq iface show と同じです .Pc を表示します。 .It show ipcp 現在の IPCP 統計を表示します。 +.It show layers +現在使用中のプロトコル層を表示します。 .It show lcp 現在の LCP 統計を表示します。 .It show Op data Ns Xo .No link .Xc 高レベルリンク情報を表示します。 .It show links 利用可能な論理リンクのリストを表示します。 .It show log 現在のログ値を表示します。 .It show mem 現在のメモリ統計を表示します。 -.It show modem +.It show physical 現在の下位レベルリンク情報を表示します。 .It show mp マルチリンク情報を表示します。 .It show proto 現在のプロトコルの総計を表示します。 .It show route 現在の経路表を表示します。 .It show stopped 現在の stopped タイムアウト値を表示します。 .It show timer アクティブアラームタイマを表示します。 .It show version .Nm の現在のバージョン番号を表示します。 .El .Pp .It term 端末モードに移行します。 -キーボードからタイプした文字はモデムに送られます。 -モデムから読んだ文字はスクリーンに表示されます。 -モデムの相手側に +キーボードからタイプした文字はデバイスに送られます。 +デバイスから読んだ文字はスクリーンに表示されます。 .Nm の相手が認識された時には、 .Nm は自動的にパケットモードを有効にし、コマンドモードに戻ります。 .El .Pp .Sh 更に詳細について .Bl -bullet .It 設定ファイルの例を読んでください。良い情報源です。 .It 何が利用できるかについては、 .Dq help , -.Dq alias ? , +.Dq nat ? , .Dq enable ? , .Dq set ? , .Dq show ? コマンドを使って、オンライン情報を取得してください。 .It 次の URL に有用な情報があります: .Bl -bullet -compact .It http://www.FreeBSD.org/FAQ/userppp.html .It http://www.FreeBSD.org/handbook/userppp.html .El .Pp .El .Pp .Sh 関連ファイル .Nm は、4 つのファイル .Pa ppp.conf , .Pa ppp.linkup , .Pa ppp.linkdown , .Pa ppp.secret を参照します。 これらのファイルは .Pa /etc/ppp に置かれます。 .Bl -tag -width XX .It Pa /etc/ppp/ppp.conf システムのデフォルト設定ファイル。 .It Pa /etc/ppp/ppp.secret 各システム用の認証設定ファイル。 .It Pa /etc/ppp/ppp.linkup .Nm がネットワークレベルの接続を確立した時に実行されるファイル。 .It Pa /etc/ppp/ppp.linkdown .Nm がネットワークレベルの接続を閉じる時にチェックするファイル。 .It Pa /var/log/ppp.log ログとデバッグ情報のファイル。このファイル名は .Pa /etc/syslogd.conf にて指定されます。詳細は .Xr syslog.conf 5 を参照してください。 .It Pa /var/spool/lock/LCK..* tty ポートをロックするためのファイル。詳細は .Xr uucplock 3 を参照してください。 .It Pa /var/run/tunN.pid tunN デバイスに接続されている .Nm プログラムのプロセス ID (pid) 。 ここで .Sq N はデバイスの番号です。 .It Pa /var/run/ttyXX.if このポートで使われている tun インタフェース。 このファイルも .Fl background , .Fl auto , .Fl ddial のいずれかのモードの時のみ作成されます。 .It Pa /etc/services サービス名でポート番号が指定されている場合に、ポート番号を取得します。 .It Pa /var/run/ppp-authname-class-value マルチリンクモードでは、 相手の認証名称 .Pq Sq authname と相手の終点選択クラス .Pq Sq class と相手の終点選択値 .Pq Sq value を使用して、ローカルドメインソケットが生成されます。 終点選択値はバイナリ値であってもかまわないため、 実際のファイル名を判定するために 16 進数に変換されます。 .Pp このソケットは、別の .Nm のインスタンスとリンクを受け渡しを行うために使用します。 .El .Pp .Sh 関連項目 .Xr at 1 , .Xr ftp 1 , .Xr gzip 1 , .Xr hostname 1 , +.Xr isdnd 8 , .Xr login 1 , .Xr tcpdump 1 , .Xr telnet 1 , .Xr libalias 3 , .Xr syslog 3 , .Xr uucplock 3 , .Xr crontab 5 , .Xr group 5 , .Xr passwd 5 , .Xr radius.conf 5 , .Xr resolv.conf 5 , .Xr syslog.conf 5 , .Xr adduser 8 , .Xr chat 8 , .Xr getty 8 , .Xr inetd 8 , .Xr init 8 , .Xr named 8 , .Xr ping 8 , .Xr pppctl 8 , .Xr pppd 8 , .Xr route 8 , +.Xr sshd 8 , .Xr syslogd 8 , .Xr traceroute 8 , .Xr vipw 8 .Sh 歴史 元のプログラムは Toshiharu OHNO (tony-o@iij.ad.jp) が作成し、 FreeBSD-2.0.5 に Atsushi Murai (amurai@spec.co.jp) が提出しました。 .Pp 1997 年中に Brian Somers (brian@Awfulhak.org) が本格的な修正をし、 11 月に OpenBSD に移植されました (2.2-RELEASE の直後です)。 .Pp 1998 年初頭にマルチリンク ppp サポートが追加されたときに、 ほとんどのコードを Brian Somers が書き直しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/sa.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/sa.8 index 83e7a56c80..1dda4494f5 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/sa.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/sa.8 @@ -1,230 +1,230 @@ .\" .\" Copyright (c) 1994 Christopher G. Demetriou .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by Christopher G. Demetriou. .\" 3. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. .\" IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, .\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT .\" NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, .\" DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY .\" THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" .\" %Id: sa.8,v 1.9 1998/03/23 08:29:09 charnier Exp % .\" jpman %Id: sa.8,v 1.2 1997/03/31 15:00:26 horikawa Stab % .\" .Dd February 25, 1994 .Dt SA 8 .Os .Sh 名称 .Nm sa .Nd システムアカウント統計情報を表示する .Sh 書式 .Nm sa .Op Fl abcdDfijkKlmnqrstu .Op Fl v Ar cutoff .Op Ar file ... .Pp .Sh 解説 .Nm は、システムアカウント統計情報の表示と、アカウント情報ファイルの 維持管理を行います。 .Pp .Nm を使えば、 .Pa /var/account/acct に含まれる情報を、 サマリファイル .Pa /var/account/savacct と .Pa /var/account/usracct に 凝縮して収めることができます。これらのファイルには、コマンド名やユーザ ID にもとづいたシステムの統計情報が記録されます。これらのサマリファイルは、 .Pa /var/account/acct が 1 日に数百ブロックも大きくなるような利用者の多い システムでは必要になります。 通常、アカウント情報ファイルの前にサマリファイルを読み込むため、 レポートには全ての保存されている情報が含まれます。 .Pp .Ar file が与えられると、 .Pa /var/account/acct のかわりにそのファイル が読み込まれます。各ファイルが読み込まれたあと、サマリファイルを更新する 必要があればディスクにセーブされます。最後のファイルが処理されたあと、 報告が表示されます。 .Pp 個々のオプションで指定されるものを除いて、以下に示すラベルが出力で使わ れます。 .Pp .Bl -tag -width k*sec .It avio 実行時の I/O 操作の平均回数 .It cp ユーザ時間とシステム時間の合計(単位:分) .It cpu .Dv cp と同じ .It k CPU 時間1秒あたりのメモリ使用量(単位:KB) .It k*sec CPU 時間で積分したメモリ使用量(単位:1KB秒) .It re 実時間(単位:分) .It s システム時間(単位:分) .It tio I/O 操作の合計回数 .It u ユーザ時間(単位:分) .El .Pp オプション: .Bl -tag -width Ds .It Fl a -全コマンド名を表示します。表示できない文字を含んだコマンドなども含みます +全コマンド名を表示します。表示できない文字を含んだコマンドなども含みます。 デフォルトでは表示できない文字を含むコマンドは、``***other'' に含まれます。 .It Fl b コマンド統計情報を表示する場合、ユーザ時間とシステム時間の合計を コマンドの呼び出し回数で割った値でソートして表示します。 .It Fl c 表示される呼び出し回数・実時間・CPU 時間それぞれに関して、コマン ド全体に対するそのコマンドの割合をパーセンテージ表示します。 .It Fl d コマンド統計情報を表示する場合は、ディスク I/O 操作の平均回数でソートします。 ユーザ統計情報を表示する場合は、各ユーザのコマンドあたりのディスクI/O操作回数を表示します。 .It Fl D コマンド統計を表示する場合は、ディスク I/O 操作の合計回数でソートします。 .It Fl f .Fl v を使用する際、ユーザに問い合わせを行いません。 .It Fl i サマリファイルを読みません。 .It Fl j 各コマンドの合計時間(単位:分)の代わりに、 各コマンドの消費時間(合計時間/呼び出し回数; 単位:秒)を 表示します。 .It Fl k コマンド統計情報を表示する場合は、CPU 時間 1 秒あたりのメモリ使用量で ソートします。ユーザ統計を表示する場合は、 CPU 時間 1 秒あたりのメモリ使用量を表示します。 .It Fl K コマンド統計を表示する場合は、CPU 時間で積分したメモリ使用量を表示し、 これでソートします。 .It Fl l システム時間とユーザ時間を別々に表示します。普通は合計して表示されます。 .It Fl m コマンド統計情報のかわりに、ユーザ統計を表示します。 .It Fl n 呼び出し回数でソートします。 .It Fl q エラーメッセージ以外の出力は行いません。 .It Fl r 逆順でソートします。 .It Fl s データをサマリファイルに加えたあと、アカウント情報ファイルを空にします。 .It Fl t 各コマンドごとに、実時間/CPU 時間(システムとユーザ時間)の値を表示します。 CPU時間が小さすぎる場合は、``*ignore*'' が表示されます。 .It Fl u 他のオプションを打ち消して、アカウント情報ファイルからユーザ ID、 CPU を使用した合計秒数、合計メモリ使用量、I/O 操作回数、コマンド名 を表示します。 .It Fl v Ar cutoff .Pp .Ar cutoff 時間以下のコマンドについて、 コマンド名を表示し、 ユーザに問い合わせを行います。返答として ``y'' で始まる文字列を入力すると、 そのコマンドは ``**junk**'' に分類されます。このオプションは、報告の なかから意味のないコマンドを取り除くために使われます。 .El .Pp デフォルトでは、コマンド統計を表示します。 各行には、コマンドの呼び出し回数、コマンドの経過時間(分)、 ユーザ時間とシステム時間を合計した CPU 時間、 平均の I/O 操作回数、CPU 時間 1 秒あたりのメモリ使用量、 コマンド名が列挙されます。 .Fl m が指定された場合は、ユーザ統計を表示します。 それぞれの行は、各ユーザのユーザ名、コマンド実行回数、 合計 CPU 時間(分)、合計I/O操作回数、 CPU 時間で積分したメモリ使用量から構成されています。もし .Fl u が指定されると、アカウント情報 ファイルに記録されている各エントリを表示します。 各行は、ユーザ ID、CPU 時間(秒)、CPU 時間で積分したメモリ使用量、 I/O 操作回数、コマンド名から構成されています。 .Pp .Fl u が指定されると、 .Fl q を除いて、他のオプションは無視されます。 .Fl m が指定されると、 .Fl b , .Fl d , .Fl i , .Fl k , .Fl q , .Fl s フラグだけが認識されます。 .Pp 成功した場合は 0 を、エラーが発生した場合は 0 より大きな値を返します。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /var/account/usracct -compact .It Pa /var/account/acct 生のアカウント情報ファイル .It Pa /var/account/savacct コマンドごとのサマリデータベースファイル .It Pa /var/account/usracct ユーザごとのサマリデータベースファイル .El .Sh 関連項目 .Xr lastcomm 1 , .Xr acct 5 , .Xr ac 8 , .Xr accton 8 .Sh バグ このプログラムのオプションには不合理なものがいっぱいあります。特に オプション文字は、機能とあまり関係がありません。 .Pp 各ラベルにはもっと一貫性があるべきです。 .Pp 仮想メモリ(VM)システムでは、CPU 時間で積分したメモリの使用量は記録されません。 .Sh 注意 この .Nm のオプションは、オリジナルの .Nm をもとに していますが、内部的にもですが明らかに外部的にも変更点があります。特に .Fl q が追加され、 .Fl m は以前よりも多くのオプションが利用可能です。 .Pp サマリファイルのフォーマットはオリジナルのもの から変更されていますが、ユーザ id が 32ビットに なってアカウントのフォーマットも変更されている ので、これは問題ありません。 .Sh 作者 .An Chris G. Demetriou Aq cgd@postgres.berkeley.edu diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/swapon.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/swapon.8 index e0106c8c9d..817e97b5a0 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/swapon.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/swapon.8 @@ -1,93 +1,94 @@ .\" Copyright (c) 1980, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. 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IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)swapon.8 8.1 (Berkeley) 6/5/93 -.\" %Id: swapon.8,v 1.10 1998/08/03 06:35:01 charnier Exp % +.\" %Id: swapon.8,v 1.10.2.1 1999/08/19 06:18:15 jkoshy Exp % +.\" .\" jpman %Id: swapon.8,v 1.2 1997/05/03 13:45:14 horikawa Stab % .\" .Dd June 5, 1993 .Dt SWAPON 8 .Os BSD 4 .Sh 名称 .Nm swapon .Nd ページングやスワッピングに使用する追加デバイスを指定する .Sh 書式 .Nm swapon .Fl a .Nm swapon .Ar special_file ... .Sh 解説 .Nm は、ページングやスワッピングを行うための追加デバイス指定にて使用します。 システムは、ただ一つのデバイス上にページングやスワッピングして立ち上がるので、 起動時にはただ一つのディスクを要求します。 通常 .Nm は、システムのマルチユーザモードの初期化ファイル .Pa /etc/rc から起動され、全てのスワップデバイスを有効にし、 ページングとスワッピング動作を複数デバイスにインタリーブします。 .Pp 通常は、最初の書式を使用します: .Bl -tag -width indent .It Fl a .Pa /etc/fstab で、``noauto'' オプションが設定されていない、 ``sw'' と指定されているすべてのスワップデバイスを使用可能にします。 .El .Pp 二番目の書式は、システムスワップコンフィギュレーションテーブルに与えるように、 個々のブロックデバイスを指定します。 これにより、システムは指定されたデバイスのみをスワップ空間として利用します。 .Pp .Sh 関連項目 .Xr swapon 2 , .Xr fstab 5 , .Xr init 8 , .Xr pstat 8 , .Xr rc 8 , .Xr vnconfig 8 .Sh 関連ファイル -.Bl -tag -width /dev/[ru][pk]?b -compact -.It Pa /dev/[ru][pk]?b +.Bl -tag -width "/dev/{wd,da}?s?b" -compact +.It Pa /dev/{wd,da}?s?b 標準のページングデバイス .It Pa /etc/fstab ascii 形式のファイルシステム記述テーブル .El .Sh バグ デバイスへのページングとスワッピングを停止する方法はありません。 ですから、 システム動作中にデバイスのマウントを解除して使用することは不可能です。 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Bx 4.0 から登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/traceroute.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/traceroute.8 index 9722bd9773..aeb915fa27 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/traceroute.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/traceroute.8 @@ -1,321 +1,354 @@ .\" Copyright (c) 1989, 1995, 1996 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms are permitted .\" provided that the above copyright notice and this paragraph are .\" duplicated in all such forms and that any documentation, .\" advertising materials, and other materials related to such .\" distribution and use acknowledge that the software was developed .\" by the University of California, Berkeley. The name of the .\" University may not be used to endorse or promote products derived .\" from this software without specific prior written permission. .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED ``AS IS'' AND WITHOUT ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, WITHOUT LIMITATION, THE IMPLIED .\" WARRANTIES OF MERCHANTIBILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. .\" -.\" %Header: /home/ncvs/src/contrib/traceroute/traceroute.8,v 1.3 1998/01/09 18:46:53 steve Exp % +.\" %Header: /home/ncvs/src/contrib/traceroute/traceroute.8,v 1.3.2.1 1999/08/16 19:35:27 archie Exp % .\" .\" jpman %Id: traceroute.8,v 1.2 1997/05/13 00:58:05 mutoh Stab % .\" .TH TRACEROUTE 8 "27 September 1996" .UC 6 .SH 名称 traceroute \- パケットがネットワーク上のホストまでにたどる経路を表示する .SH 書式 -.. while ((op = getopt(argc, argv, "dnrvg:m:p:q:s:t:w:")) != EOF) +.. while ((op = getopt(argc, argv, "dnrvg:M:m:P:p:q:s:t:w:")) != EOF) .na .B traceroute [ .B \-Sdnrv ] [ .B \-g .I gw_host ] [ -.B \-m -max_ttl -.I ] +.B \-M +.I min_ttl +] .br .ti +8 [ +.B \-m +.I max_ttl +] [ +.B \-P +.I proto +] [ .B \-p .I port -] [ +] +.br +.ti +8 +[ .B \-q .I nqueries ] [ .B \-s .I src_addr +] [ +.B \-t +.I tos ] .br .ti +8 [ -.B \-t -.I tos -] [ .B \-w .I waittime ] .I host [ .I packetlen ] .ad .SH 解説 インターネットはネットワーク機器の巨大で複雑な集合体で、 ゲートウェイによって互いに接続されています。 パケットの流れを追跡すること (あるいはパケットを破棄する悪い ゲートウェイを見つけること) は大変難しい仕事になり得ます。 .I traceroute は IP プロトコルの `time to live' フィールドを利用して、 あるホストまでの経路上の全てのゲートウェイから ICMP TIME_EXCEEDED レスポンスを引き出そうと試みます。 .PP 唯一の必須パラメータは目的地のホスト名 (IP アドレスでも可) です。 プローブパケットの長さはデフォルトで 40 バイトですが、 目的のホスト名の後にパケットサイズを (バイト単位で) 指定することによって 大きくすることもできます。 .PP その他のオプションを以下で説明します。 .TP .B \-S 各ホップについて、 どれだけの確認パケットに返答が無かったかのまとめを表示します。 .TP .B \-g 粗く、ソースルーティングのためのゲートウエイを指定します。 最大 8 つ指定できます。 .TP +.B \-M +送出されるプローブパケットの time-to-live の初期値を設定します。 +デフォルトは 1 であり、最初のホップから開始することを意味します。 +.TP .B \-m 送出されるプローブパケットの最大 time-to-live (最大ホップ数) をセットします。 デフォルトは 30 ホップ (TCP と同じデフォルト値) です。 .TP .B \-n ゲートウェイのアドレスをホスト名と IP アドレスではなく IP アドレスだけで表示します (ネームサーバへの IP アドレスからホスト名への変換問い合わせを省きます)。 .TP +.B \-P +指定した IP プロトコルのパケットを送出します。 +現在サポートされているプロトコルは UPD, TCP, GRE です。 +他のプロトコルも (名前または数値で) 指定可能ですが、 +.I traceroute +はこれらのパケットフォーマットに関する特別な知識は実装していません。 +経路上のどのルータが IP プロトコル番号に従ってブロックしているかを +判定する場合、このオプションが有用です。 +後述のバグを参照してください。 +.TP .B \-p プローブに使用する UDP ポート番号 (デフォルトは 33434) の 基準値 (base) を指定します。 .I traceroute は目的のホストにおいて、 .I base から .I base+nhops-1 までの UDP ポートで listen していないことを期待します (そして ICMP PORT_UNREACHABLE メッセージが経路追跡を終了させるために返って来ます)。 デフォルトの範囲のポートで listen されているものがある場合は、 このオプションを用いて使用されていない範囲のポートを 使用することができます。 .TP .B \-r 通常のルーティングテーブルを使用しません。 プローブパケットを接続されているネットワーク上のホストに直接送出します。 そのホストが直接接続されたネットワーク上にない場合には エラーが返ります。 このオプションは、 経路を持たないインタフェースを介してローカルホストに ping する場合 (たとえば、 .IR routed 8 によってインタフェースが消された後) に使用することができます。 .TP .B \-s 送出されるプローブパケットのソースアドレス (送出するアドレス) として、 引数の IP アドレス (ホスト名ではなく、数字で指定して下さい) を用います。 複数の IP アドレスを持つホストで、 プローブパケットに別のソースアドレスを 持たせるのに使用することができます。 指定した IP アドレスが、このホストのインタフェースのアドレスのうちの 1 つでない場合、エラーが返され何も送出されません。 .TP .B \-t プローブパケットの .I type-of-service に引数の値 (デフォルトは 0) を指定します。 値は 0 から 255 までの十進数です。 .I type-of-service の値によって、経路が異なるのかを見るために、 このオプションを使用することができます。 (telnet や ftp のような通常のネットワークサービスは、 TOS を制御することはできないので、 4.4bsd 以降のシステムでなければ、このオプションの実際的な意味はありません。) 全ての TOS の値に意味があるわけではありません。 定義については IP の詳細を参照してください。 おそらく、`\-t 16' (low delay) や `\-t 8' (high throughput) が 有益な値でしょう。 .TP .B \-v 冗長モードです。 TIME_EXCEEDED と UNREACHABLE 以外の受信した ICMP パケットを表示します。 .TP .B \-w プローブパケットの応答時間 (デフォルトは 5 秒) を (秒単位で) 指定します。 .PP このプログラムは、IP パケットが あるホストに到達するまでにたどる経路を追跡するものです。 UDP プローブパケットを小さな ttl (time to live) で送出し、 ゲートウェイから ICMP "time exceeded" が返ってくるのを待ちます。 まず、プローブを ttl 1 から始め、(ホストに到達したことを意味する) ICMP "port unreachable" を受け取るまで、 あるいは最大 (デフォルトは 30 ですが、 \-m フラグで変更できます) になるまで ttl を 1 づつ増やします。 各 ttl に対して、3 個 (\-q フラグで変更可能です) のプローブが送出され、 ttl、ゲートウェイのアドレス、各プローブの往復時間を 1 行に表示します。 異なるゲートウェイからプローブが返ってきた場合は、 それぞれのシステムのアドレスを表示します。 5 秒 (\-w フラグで変更します) 以内に反応がない場合は、 各プローブに対して "*" を表示します。 .PP 目的のホストのポートが不適当な値に設定されているために、 UDP プローブパケットが処理されてしまうことを我々は望みません。 (目的のホストがその値を使用している場合、\-p フラグで 変更することができます。) .PP 使用と出力の例 : .RS .nf [yak 71]% traceroute nis.nsf.net. traceroute to nis.nsf.net (35.1.1.48), 30 hops max, 38 byte packet 1 helios.ee.lbl.gov (128.3.112.1) 19 ms 19 ms 0 ms 2 lilac-dmc.Berkeley.EDU (128.32.216.1) 39 ms 39 ms 19 ms 3 lilac-dmc.Berkeley.EDU (128.32.216.1) 39 ms 39 ms 19 ms 4 ccngw-ner-cc.Berkeley.EDU (128.32.136.23) 39 ms 40 ms 39 ms 5 ccn-nerif22.Berkeley.EDU (128.32.168.22) 39 ms 39 ms 39 ms 6 128.32.197.4 (128.32.197.4) 40 ms 59 ms 59 ms 7 131.119.2.5 (131.119.2.5) 59 ms 59 ms 59 ms 8 129.140.70.13 (129.140.70.13) 99 ms 99 ms 80 ms 9 129.140.71.6 (129.140.71.6) 139 ms 239 ms 319 ms 10 129.140.81.7 (129.140.81.7) 220 ms 199 ms 199 ms 11 nic.merit.edu (35.1.1.48) 239 ms 239 ms 239 ms .fi .RE 2 行目と 3 行目が同じであることに注意して下さい。 これは、2番目のシステム \- lbl-csam.arpa \- が、 ttl 0 のパケットを転送するという (4.3BSD に含まれる) バグを 持ったカーネルであることによるものです。 また、NSFNet (129.140) はアドレスをホスト名に変換してくれないので、 パケットがどの経路をたどったのかを 推測する必要があることに注意して下さい。 .PP もっと興味深い例 : .RS .nf [yak 72]% traceroute allspice.lcs.mit.edu. traceroute to allspice.lcs.mit.edu (18.26.0.115), 30 hops max 1 helios.ee.lbl.gov (128.3.112.1) 0 ms 0 ms 0 ms 2 lilac-dmc.Berkeley.EDU (128.32.216.1) 19 ms 19 ms 19 ms 3 lilac-dmc.Berkeley.EDU (128.32.216.1) 39 ms 19 ms 19 ms 4 ccngw-ner-cc.Berkeley.EDU (128.32.136.23) 19 ms 39 ms 39 ms 5 ccn-nerif22.Berkeley.EDU (128.32.168.22) 20 ms 39 ms 39 ms 6 128.32.197.4 (128.32.197.4) 59 ms 119 ms 39 ms 7 131.119.2.5 (131.119.2.5) 59 ms 59 ms 39 ms 8 129.140.70.13 (129.140.70.13) 80 ms 79 ms 99 ms 9 129.140.71.6 (129.140.71.6) 139 ms 139 ms 159 ms 10 129.140.81.7 (129.140.81.7) 199 ms 180 ms 300 ms 11 129.140.72.17 (129.140.72.17) 300 ms 239 ms 239 ms 12 * * * 13 128.121.54.72 (128.121.54.72) 259 ms 499 ms 279 ms 14 * * * 15 * * * 16 * * * 17 * * * 18 ALLSPICE.LCS.MIT.EDU (18.26.0.115) 339 ms 279 ms 279 ms .fi .RE l2, 14, 15, 16, 17 番目のゲートウェイが ICMP "time exceeded" メッセージを送出していないか、 あるいは送出された ICMP "time exceeded" メッセージの ttl が小さいために、 こちらに到達しないのでしょう。 14 から 17 番目のホストでは、"time exceeded" を送出しない MIT C Gateway コードが稼動しています。 12 番目で何が起こっているのかは、神のみぞ知るところです。 .PP 上記の 12 番目のゲートウェイが反応しないのは、4.[23] BSD ネットワークコード (かその派生プログラム) のバグのせいでしょう。 4.x (x <= 3)では、元のデータグラムに残っている ttl がどんな値であっても、 それを用いて unreachable メッセージを送出します。 よって、ゲートウェイに対して残っている ttlは 0 なので、 ICMP "time exceeded" が戻ってこないことが保証されます。 このバグが目的のシステム上であらわれた場合、 さらにもう少し興味深いものとなります。 .RS .nf 1 helios.ee.lbl.gov (128.3.112.1) 0 ms 0 ms 0 ms 2 lilac-dmc.Berkeley.EDU (128.32.216.1) 39 ms 19 ms 39 ms 3 lilac-dmc.Berkeley.EDU (128.32.216.1) 19 ms 39 ms 19 ms 4 ccngw-ner-cc.Berkeley.EDU (128.32.136.23) 39 ms 40 ms 19 ms 5 ccn-nerif35.Berkeley.EDU (128.32.168.35) 39 ms 39 ms 39 ms 6 csgw.Berkeley.EDU (128.32.133.254) 39 ms 59 ms 39 ms 7 * * * 8 * * * 9 * * * 10 * * * 11 * * * 12 * * * 13 rip.Berkeley.EDU (128.32.131.22) 59 ms ! 39 ms ! 39 ms ! .fi .RE 12 のゲートウェイ (13 番目は最終目的のホストです) があり、 ちょうど半分のゲートウェイが失敗しています。 これは、rip (Sun OS3.5 の稼働している Sun-3) が、 到着したデータグラムの ttl を ICMP 応答の ttl としてそのまま使用すること によるものです。 経路の長さの少なくとも 2 倍の ttl のプローブが送出されるまで、( ICMP に対して ICMP は送出されないので、誰にも気付かれずに) 帰りの経路上で応答がタイムアウトします。 すなわち、実際には rip までに 7 ホップしかありません。 ttlが 1 の応答は、問題解決の糸口になります。 ttlが 1 以下の場合、 .I traceroute は時間の後に "!" を表示します。 ベンダは旧式の (DEC の Ultrix、Sun 3.x) あるいは標準でない (HPUX) ソフトウェアを多く使用しているので、 しばしばこの問題が起こることを承知して、 プローブの目標のホストは注意して選んでください。 時間の後に付くその他の注釈には、 .BR !H , .BR !N , .BR !P (それぞれホスト、ネットワーク、プロトコルに到達不能というメッセージを 受け取った) や、 .BR !S , .BR !F (ソースルーティングに失敗とフラグメンテーションが必要) や、 .B !X (管理上、通信が禁止されている) や、 .B ! (ICMP は コード N では到達できない) があります。 ほとんど全てのプローブが到達不能であれば、 .I traceroute は送出を止め終了します。 .PP このコマンドはネットワークの検査、測定、管理のために使用するものです。 本来は手動で障害を切り離すために使用されるべきものです。 ネットワークにかかる負荷が大きいので、 .I traceroute を通常の操作や自動的なスクリプトで使用することは愚かなことです。 .SH 関連項目 netstat(1), ping(8) .SH 作者 Steve Deering の提案に基づき Van Jacobson によって実装されました。 デバッグは何千もの人々、特に C.Philip Wood、 Tim Seaver と Ken Adelman による説得力のある提案と修正によって行なわれました。 .LP 現在のバージョンは匿名 ftp を使って以下のところから入手できます。 .LP .RS .I ftp://ftp.ee.lbl.gov/traceroute.tar.Z .RE .SH バグ +UDP 以外のプロトコルを使用する場合、機能が制限されます。 +特に、最後のパケットがしばしば失われたように見えます。 +なぜなら、最後のパケットが宛先ホストに到達したとしても、 +ICMP メッセージは送り返されないため、 +それを知る方法が無いためです。 +TCP の場合、 +.I traceroute +は宛先ホスト (またはパケットをフィルタしている中間ルータ)からの RST +を見るべきですが、まだ実装されていません。 +.PP バグレポートは、traceroute@ee.lbl.gov に送ってください。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/vinum.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/vinum.8 index 7e6700a7da..397c9b35a7 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/vinum.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/vinum.8 @@ -1,2237 +1,2556 @@ .\" Hey, Emacs, edit this file in -*- nroff-fill -*- mode .\"- .\" Copyright (c) 1997, 1998 .\" Nan Yang Computer Services Limited. All rights reserved. .\" .\" This software is distributed under the so-called ``Berkeley .\" License'': .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by Nan Yang Computer .\" Services Limited. .\" 4. Neither the name of the Company nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" This software is provided ``as is'', and any express or implied .\" warranties, including, but not limited to, the implied warranties of .\" merchantability and fitness for a particular purpose are disclaimed. .\" In no event shall the company or contributors be liable for any .\" direct, indirect, incidental, special, exemplary, or consequential .\" damages (including, but not limited to, procurement of substitute .\" goods or services; loss of use, data, or profits; or business .\" interruption) however caused and on any theory of liability, whether .\" in contract, strict liability, or tort (including negligence or .\" otherwise) arising in any way out of the use of this software, even if .\" advised of the possibility of such damage. .\" -.\" %Id: vinum.8,v 1.5.2.7 1999/08/15 12:19:51 mpp Exp % +.\" %Id: vinum.8,v 1.5.2.8 1999/08/24 04:06:51 grog Exp % .\" .\" jpman %Id: vinum.8,v 1.3 1999/01/05 15:15:53 horikawa Stab % .\" WORD: attach 結合 (する) .Dd 28 March 1999 .Dt vinum 8 .Sh 名称 .Nm vinum .Nd 論理ボリュームマネージャの制御プログラム .Sh 書式 .Nm .Op command .Op Fl options .Sh コマンド -.Cd create Op Fl f Ar description-file -.in +1i -.Ar description-file -の記述に従ってボリュームを作成します。 -.in -.\" XXX remove this .Cd attach Ar plex Ar volume .Op Nm rename .Cd attach Ar subdisk Ar plex Ar [offset] .Op Nm rename .in +1i プレックスをボリュームに、またはサブディスクをプレックスに結合します。 .in .\" XXX remove this +.Nm concat +.Op Fl f +.Op Fl n Ar name +.Op Fl v +.Ar drives +.in +1i +指定したドライブからコンカチネート化ボリュームを作成します。 +.in +.Cd create Op Fl f Ar description-file +.Op Fl f +.Ar description-file +.in +1i +.Ar description-file +の記述に従ってボリュームを作成します。 +.in +.\" XXX remove this .Cd debug .in +1i ボリュームマネージャをカーネルデバッガに移行させます。 .in .Cd debug .Ar flags .in +1i デバッグフラグを設定します。 .in .Cd detach +.Op Fl f .Op Ar plex | subdisk .in +1i 結合されていたボリュームやプレックスから、プレックスやサブディスクを分離します。 .in .Cd info .Op Fl v .in +1i ボリュームマネージャの状態を表示します。 .in .Cd init .Op Fl v .Op Fl w .Ar plex .in +1i .\" XXX 下位の全サブディスクに 0 を書き込んでそのプレックスを初期化します。 .in .Cd label .Ar volume .in +1i ボリュームラベルを作成します。 .in .Cd list .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume | plex | subdisk .in +1i 指定したオブジェクトの情報を表示します。 .in .Cd l .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume | plex | subdisk .in +1i 指定したオブジェクトの情報を表示します ( .Cd list コマンドの別形式)。 .in .Cd ld .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume .in +1i ドライブの情報を表示します。 .in .Cd ls .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op subdisk .in +1i サブディスクの情報を表示します。 .in .Cd lp .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op plex .in +1i プレックスの情報を表示します。 .in .Cd lv .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume .in +1i ボリュームの情報を表示します。 .in +.Cd makedev +.in +1i +.Ar /dev/vinum +にデバイスノードを再作成します。 +.in +.Nm mirror +.Op Fl f +.Op Fl n Ar name +.Op Fl s +.Op Fl v +.Ar drives +.in +1i +指定したドライブからミラー化ボリュームを作成します。 +.in .Cd printconfig .Op Pa file .in +1i 現在の設定のコピーを .Pa file へ書き込みます。 .in -.Cd makedev -.in +1i -.Ar /dev/vinum -にデバイスノードを再作成します。 -.in .Cd quit .in +1i 対話モード時に、 .Nm プログラムを終了します。通常 .Ar EOF 文字を入力することにより実現できます。 .in .Cd read .Ar disk Op disk... .in +1i 指定したディスクから .Nm の設定を読み出します。 .in .Cd rename Op Fl r .Ar [ drive | subdisk | plex | volume ] .Ar newname .in +1i 指定したオブジェクトの名前を変更します。 .ig .XXX .in .Cd replace .Ar [ subdisk | plex ] .Ar newobject .in +1i オブジェクトを同一の他のオブジェクトと入れ換えます。XXX まだ実装されていません。 .. .in .Cd resetconfig .in +1i すべての .Nm の設定をリセットします。 .in .Cd resetstats .Op Fl r .Op volume | plex | subdisk .in +1i 指定したオブジェクトの統計情報をリセットします。指定がない場合はすべての オブジェクトが対象です。 .in .Cd rm .Op Fl f .Op Fl r .Ar volume | plex | subdisk .in +1i オブジェクトを削除します。 .in .Cd saveconfig .in +1i .Nm の設定をディスクへ保存します。 .in .ig XXX .Cd set .Op Fl f .Ar state .Ar volume | plex | subdisk | disk .in +1i オブジェクトの状態を \fIstate\fP\| に設定します。 .in .. .Cd setdaemon .Op value .in +1i デーモンの設定を与えます。 .in +.Cd setstate +.Ar state +.Op Ar volume | plex | subdisk | drive +.in +1i +他のオブジェクトに影響を与えずに状態を設定します。 +診断のためだけに使用します。 +.in .Cd start .in +1i 全 vinum ドライブから設定を読み込みます。 .in .Cd start .Op volume | plex | subdisk .in +1i システムがオブジェクトへアクセスできるようにします。 .in .Cd stop .Op Fl f .Op volume | plex | subdisk .in +1i オブジェクトへのアクセスを終了させます。 パラメータを指定しないと、 .Nm を停止させます。 .in +.Nm stripe +.Op Fl f +.Op Fl n Ar name +.Op Fl v +.Ar drives +.in +1i +指定したドライブからストライプ化ボリュームを作成します。 +.in .Sh 解説 .Nm は \fBVinum\fP\| 論理ボリュームマネージャと通信するための ユーティリティプログラムです。 ボリュームマネージャの詳細については .Xr vinum 4 を参照してください。 .Xr vinum 8 は対話形式と、単独のコマンドを実行する形式のいずれも実行可能になっています。 -コマンドを伴わずに +コマンドライン引数を伴わずに .Nm -を起動すると対話形式になる一方、引数としてコマンドを指定するとそのコマンド +を起動すると対話形式になる一方、 +コマンドラインでコマンドを指定するとそのコマンド だけを実行します。 対話モードでは、 .Nm はコマンドラインヒストリを保持します。 .Ss オプション .Nm のコマンドにはオプションを付加することができます。どのコマンドにも 下記オプションのどれでも指定することができますが、指定しても変化がない場合も あります。 その場合にはそのオプションは無視されます。例えば、 .Nm stop コマンドは .Fl v オプションと .Fl V オプションを無視します。 .Bl -hang .Nm Fl f .Fl f .if t (``force: 強制'') .if n ("force: 強制") オプションは安全性の確認を無効にします。細心の注意を払って 使用して下さい。 このオプションは緊急時にのみ使用するものです。例えば、 コマンド .Bd -unfilled -offset indent rm -f myvolume .Ed .Pp は .Ar myvolume がオープンされていたとしても削除します。以降、このボリュームに アクセスすると、ほぼ確実にパニックを起こします。 -.It Fl -r +.It Fl n Ar name +ボリューム名を指定するために +.Fl n +オプションを使用します。単純な設定コマンド +.Nm concat , +.Nm mirror , +.Nm stripe +用です。 +.It Fl r .Fl r .if t (``recursive: 再帰的'') .if n ("recursive: 再帰的") オプションは表示系のコマンドで使い、 指示したオブジェクト だけでなく、下位のオブジェクトの情報も表示します。 例えば、 .Nm lv コマンドとともに使われる場合、 .Fl r オプションは対象のボリュームに属するプレックスとサブディスクの情報も表示します。 .It Fl s .Fl s .if t (``statistics: 統計'') .if n ("statistics: 統計") オプションは表示系のコマンドで統計情報を表示するために使います。 +.Nm mirror +コマンドもこのフラグを使用し、 +ストライプ化プレックスを作成すべきことを示します。 .It Fl v .Fl v .if t (``verbose: 冗長'') .if n ("verbose: 冗長") オプションは、 任意のコマンドにおいて、さらに詳細な情報を要求するために使用します。 .It Fl V The .Fl V .if t (``Very verbose: とても冗長'') .if n ("Very verbose: とても冗長") オプションは、 任意のコマンドにおいて、 .Fl v オプションが提供するものよりもさらに詳細な情報を要求するために使用します。 .It Fl w .Fl w .if t (``wait: 待ち'') .if n ("wait: 待ち") オプションは、 .Nm init のように通常はバックグラウンドで実行するコマンドの完了を、 .Nm に待たせます。 .El .Pp .Ss コマンドの詳細 .Pp .Nm コマンドは以下の機能を実行します。 .Bl -hang .It Nm attach Ar plex Ar volume .Op Nm rename .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm attach Ar subdisk Ar plex Ar [offset] .Op Nm rename .sp .Nm .Ar attach は指定されたプレックスやサブディスクをそれぞれボリュームやプレックスに 組み込みます。サブディスクに ついては、プレックス中の始点 (オフセット) を指定することができます。 指定がない場合、 サブディスクは有効な最初の位置に結合されます。空でないボリュームにプレックスが 結合されると、 .Nm はそのプレックスを再統合します。 .Pp .Nm rename キーワードが指定されると、 .Nm はオブジェクトの (プレックスの場合には下位のサブディスクの) 名前を変更して デフォルトの .Nm 命名規則に合わせます。 .Pp サブディスク結合に際しては、いくつか考慮すべきことがあります: .Bl -bullet .It サブディスクの結合対象は、通常、コンカチネート化プレックスのみです。 .It ストライプ化プレックスおよび RAID-5 プレックスにおいて サブディスクが失われた場合 (例えばドライブの故障後など)、 当該サブディスクを置き換えられるのは同じ大きさのサブディスクだけです。 -別のサブディスクを結合することは、現在許されていません。 +.It +ストライプ化または RAID-5 のプレックスに更にサブディスクを追加するには、 +.Fl f +(強制) オプションを使用します。プレックス内のデータを破壊します。 +.\" ストライプ化および RAID-5 のプレックスに対しては、 +.\" 別のサブディスクを結合することは、現在許されていません。 .It コンカチネート化プレックスに対しては、 .Ar offset パラメータが、プレックスの先頭からのブロック単位のオフセットを指定します。 ストライプ化プレックスおよび RAID-5 プレックスに対しては、 本パラメータは、サブディスクの最初のブロックのオフセットを指定します。 別の表現をするなら、オフセットは、 サブディスクの数値指定による位置とストライプの大きさとの積になります。 例えば、ブロックの大きさが 256k のプレックスでは、 最初のサブディスクはオフセット 0 に、2 番目のオフセットは 256k に、 3 番目は 512k に、などとなります。 この計算では、RAID-5 プレックスのパリティブロックは無視されます。 .El +.It Nm concat +.Op Fl f +.Op Fl n Ar name +.Op Fl v +.Ar drives +.br +.Nm concat +コマンドは、単一のコンカチネート化プレックスからなるボリュームを作成する +.Nm create +コマンドの、単純な代替手段です。 +各ドライブ中の最大の連続空間が、 +プレックスのサブディスク作成のために使用されます。 +.Pp +通常、 +.Nm concat +コマンドは任意の名前をボリュームと構成要素に付けます。 +名前はテキスト +.Ar vinum +および小さな整数からなり、例えば +.Ar vinum3 +となります。 +ボリュームに対して指定した名前を割り当てる +.Fl n Ar name +オプションで、上書きすることが可能です。 +プレックスとサブディスクの名前は、通常の作法で、ボリューム名からとられます。 +.Pp +ドライブの名前には選択の余地はありません。 +ドライブが既に +.Nm +ドライブとして初期化されていた場合、名前はそのままになります。 +そうでない場合、ドライブにはテキスト +.Ar vinumdrive +と小さな整数から始まる名前が与えられ、例えば +.Ar vinumdrive7 +となります。 +.Nm create +コマンドと同様、 +.Fl f +オプションを使用して、以前の名前の上書きを指定可能です。 +.Fl v +オプションは、冗長な出力のために使用します。 +.Pp +このコマンドの例は、後述の「単純な設定」の節を参照してください。 .It Nm create Op Fl f Ar description-file .sp .Nm .Ar create はどのオブジェクトの作成にも使われます。相互の関連性が比較的複雑で .Nm オブジェクトの作成には潜在的に危険があることを考慮して、この機能には対話的な インタフェースはありません。 ファイル名を指定しないと、 .Nm は一時ファイルに対してエディタを起動します。 環境変数 .Ev EDITOR が設定されている場合、 .Nm はこのエディタを起動します。設定されていない場合のデフォルトは .Nm vi です。 詳細は後述の設定ファイルの節を参照して下さい。 .Pp .Nm の .Ar create 機能は加法的であることに注意してください: 複数回実行すると、名前付けしていない全オブジェクトのコピーを、 複数生成することになります。 .Pp 通常 .Nm create は既存の .Nm ドライブの名前を変更しません。これは、誤って消去してしまうのを避けるためです。 不要な .Nm ドライブを破棄する正しい方法は、 .Nm resetconfig コマンドで設定をリセットすることです。 しかし、起動できない .Nm ドライブ上に新規データを生成する必要がある場合があります。 この場合、 .Nm create Fl f を使用してください。 .It Nm debug .Pp .Nm .Ar debug はリモートカーネルデバッガに入るために使用します。これは .Nm が .Ar VINUMDEBUG オプション付きで作成されている場合にのみ実行可能です。 このオプションはカーネルデバッガから抜け出るまでオペレーティング システムの実行を停止させます。 リモートデバッグが設定されており、 カーネルデバッガへのリモートコネクションがないと、 デバッガから抜け出るためにはシステムをリセットしてリブート することが必要になります。 .It Nm debug .Ar flags .Pp 内部デバッグフラグのビットマスクを設定します。 本製品が改良されるにつれ、このビットマスクは警告無しに変更されるでしょう。 確認のために、ヘッダファイル .Pa sys/dev/vinumvar.h を見てください。 ビットマスクは次の値から構成されます: .Bl -hang .It DEBUG_ADDRESSES (1) .br リクエスト中のバッファ情報を表示します。 .It DEBUG_NUMOUTPUT (2) .br .Dv vp->v_numoutput の値を表示します。 .It DEBUG_RESID (4) .br .Fd complete_rqe においてデバッガに移行します。 .It DEBUG_LASTREQS (8) .br 最新のリクエストのリングバッファを保存します。 .It DEBUG_REVIVECONFLICT (16) .br 再生における衝突に関する情報を表示します。 .It DEBUG_EOFINFO (32) .br ストライププレックスで EOF を返すとき、内部状態の情報を表示します。 .It DEBUG_MEMFREE (64) .br 最後にメモリアロケータが解放したメモリ領域に関する循環リストを管理します。 .It DEBUG_REMOTEGDB (256) .br .Nm debug コマンドが発行されたときに、リモート .Ic gdb に移行します。 .El .It Nm detach Op Fl f .Ar plex .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm detach Op Fl f .Ar subdisk .sp .Nm .Ar detach は指定されたプレックスやサブディスクを、 結合されているボリュームやプレックスから 分離します。分離するとボリュームのデータが欠ける可能性のある 場合、この操作は .Fl f オプションを指定しない限り実行されません。 オブジェクトが上位のオブジェクトに従った名前になっている場合 (例えば、プレックス vol1.p7 に結合されているサブディスク vol1.p7.s0 の場合)、 その名前は頭に .if t ``ex-'' .if n "ex-" がついたものに変更されます (例えば ex-vol1.p7.s0 に変更されます)。 その後の処理で必要であれば、その名前から頭の部分が外されます。 .Pp ストライプ化プレックスおよび RAID-5 プレックスにおいては、 .Nm detach はサブディスク数を減らしません。 その代わり、サブディスクには存在しないという印が付けられ、後で .Nm attach コマンドを使用して交換可能となります。 .It Nm info .br .Nm .Ar info は .Nm のメモリ使用に関する情報を表示します。これは主にデバッグのためのものです。 .Fl v オプションを付けると、使用中のメモリ領域についての詳細な情報を表示します。 .Pp .Fl V オプションを付けると、 .Nm ドライバが扱った最大 64 個までの最近の I/O リクエストに関する情報を、 .Ar info は表示します。 この情報は、デバッグフラグ 8 が設定されているときのみ収集されます。 書式は次のようになります: .Pp .Bd -literal vinum -> info -V Flags: 0x200 1 opens Total of 38 blocks malloced, total memory: 16460 Maximum allocs: 56, malloc table at 0xf0f72dbc Time Event Buf Dev Offset Bytes SD SDoff Doffset Goffset -14:40:00.637758 1VS Write 0xf2361f40 0x5b03 0x10 16384 -14:40:00.639280 2LR Write 0xf2361f40 0x5b03 0x10 16384 -14:40:00.639294 3RQ Read 0xf2361f40 0x427 0x104109 8192 19 0 0 0 -14:40:00.639455 3RQ Read 0xf2361f40 0x417 0xd2109 8192 17 0 0 0 -14:40:00.639529 3RQ Read 0xf2361f40 0x40f 0x6e109 8192 16 0 0 0 -14:40:00.652978 4DN Read 0xf2361f40 0x427 0x104109 8192 19 0 0 0 -14:40:00.667040 4DN Read 0xf2361f40 0x40f 0x6e109 8192 16 0 0 0 -14:40:00.668556 4DN Read 0xf2361f40 0x417 0xd2109 8192 17 0 0 0 -14:40:00.669777 6RP Write 0xf2361f40 0x427 0x104109 8192 19 0 0 0 -14:40:00.685547 4DN Write 0xf2361f40 0x427 0x104109 8192 19 0 0 0 +14:40:00.637758 1VS Write 0xf2361f40 91.3 0x10 16384 +14:40:00.639280 2LR Write 0xf2361f40 91.3 0x10 16384 +14:40:00.639294 3RQ Read 0xf2361f40 4.39 0x104109 8192 19 0 0 0 +14:40:00.639455 3RQ Read 0xf2361f40 4.23 0xd2109 8192 17 0 0 0 +14:40:00.639529 3RQ Read 0xf2361f40 4.15 0x6e109 8192 16 0 0 0 +14:40:00.652978 4DN Read 0xf2361f40 4.39 0x104109 8192 19 0 0 0 +14:40:00.667040 4DN Read 0xf2361f40 4.15 0x6e109 8192 16 0 0 0 +14:40:00.668556 4DN Read 0xf2361f40 4.23 0xd2109 8192 17 0 0 0 +14:40:00.669777 6RP Write 0xf2361f40 4.39 0x104109 8192 19 0 0 0 +14:40:00.685547 4DN Write 0xf2361f40 4.39 0x104109 8192 19 0 0 0 .Ed .Pp .Ar Buf フィールドは、ユーザバッファヘッダのアドレスを常に含みます。 ユーザリクエストに関連付けられるリクエスト (複数可) を識別するために 使用できますが、100% 信頼できるものというわけではありません: 理論的には、シーケンス中の 2 個のリクエストが同じバッファヘッダを使い得ますが、 これは一般的ではありません。 リクエストの先頭は、イベント .Ar 1VS で識別可能です。 前記の例では、複数のリクエストが単一のユーザリクエストに含まれています。 .Pp .Ar Event フィールドは、 リクエストチェーン中のイベントシーケンスに関連する情報を含みます。 .Ar 1 から .Ar 6 までの数字はイベントの大まかなシーケンスを示し、 2 文字の省略形は位置のニーモニックです。 .Bl -hang .It 1VS (vinum の strategy) .Fd vinumstrategy の入口にある、ユーザリクエストに関する情報を表示します。 デバイス番号は .Nm デバイスであり、オフセットと長さはユーザパラメータです。 本ニーモニックは、常にリクエストシーケンスの先頭になります。 .It 2LR (リクエスト発行) 関数 .Fd launch_requests において低レベル .Nm リクエストを発行する直前の、ユーザリクエストを表示します。 パラメータは .Ar 1VS の情報と同じはずです。 .Pp ここから後のリクエストでは、利用可能である場合、 .Ar Dev は関連付けられたディスクパーティションのデバイス番号であり、 .Ar Offset はパーティションの先頭からのオフセットであり、 .Ar SD は .Dv vinum_conf 中のサブディスクインデックスであり。 .Ar SDoff はサブディスクの先頭からのオフセットであり、 .Ar Doffset は関連付けられたデータリクエストのオフセットであり、 .Ar Goffset は関連付けられたグループリクエストのオフセットです。 .It 3RQ (リクエスト) 高レベルのリクエストを満たすために発行される、 いくつかありうる低レベル .Nm リクエストのうちのひとつを表示します。 この情報は、 .Fd launch_requests においても記録されます。 .It 4DN (完了) .Fd complete_rqe から呼ばれ、リクエストの完了を表示します。 この完了は、ステージ .Ar 4DN において .Fd launch_requests から発行されたリクエストか、またはステージ .Ar 5RD か .Ar 6RP の .Fd complete_raid5_write から発行されたリクエストにマッチするはずです。 .It 5RD (RAID-5 データ) .Fd complete_raid5_write から呼ばれ、 パリティ計算後に RAID-5 データストライプへ書き込まれたデータを表現します。 .It 6RP (RAID-5 パリティ) .Fd complete_raid5_write から呼ばれ、 パリティ計算後に RAID-5 パリティストライプへ書き込まれたデータを表現します。 .El .\" XXX .It Nm init Op Fl w .Ar plex .Pp .Nm .Ar init は指定したプレックスのすべてのサブディスクに 0 を書き込んでプレックスを初期化 します。これはプレックス中のデータに矛盾のないことを確実にする唯一の方法です。 RAID-5 プレックスの使用前には、この初期化が必要です。 他の新規プレックスに対しても、この初期化を推奨します。 .Nm はプレックス中のすべてのサブディスクを並行して初期化します。 この操作には長い時間が かかるため、通常バックグラウンドで実行されます。 このコマンドの完了を待ちたい場合、 .Fl w (待ち) オプションを使用してください。 .Nm は初期化が完了するとコンソールメッセージを出力します。 .It Nm label .Ar volume .Pp .Nm label コマンドは、ボリュームに .Ar ufs 形式のボリュームラベルを書き込みます。これは適切に .Ar disklabel を呼び出すことに対しての、単純な代替方法です。 いくつかの .Ar ufs コマンドはラベルを入手するために正規の .Ar ioctl コールを使わず、依然としてラベルを捜してディスクの読み込みを行う ため、このコマンドは必要になります。 .Nm はボリュームのデータとは別にボリュームラベルを保持しているため、この コマンドは .Ar newfs 用には必要ありません。 このコマンドの価値は低下しています。 .Pp .It Nm list .Op Fl r .Op Fl V .Op volume | plex | subdisk .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm l .Op Fl r .Op Fl V .Op volume | plex | subdisk .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm ld .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm ls .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op subdisk .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm lp .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op plex .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm lv .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume .Pp .Ar list は指定したオブジェクトの情報を表示するために使われます。引数が省略されると .Nm が認識しているすべてのオブジェクトについての情報が表示されます。 .Ar l コマンドは .Ar list と同じものです。 .Pp .Fl r オプションはボリュームとプレックスに関連します。 指定されると、そのオブジェクト下位のサブディスクと (ボリュームに対しては) プレックスの情報を再帰的に表示します。 .Ar lv , .Ar lp , .Ar ls , .Ar ld のコマンドは、それぞれボリューム、プレックス、サブディスク、そしてドライブの 情報だけを表示します。これはパラメータを指定しないで使う場合に特に有用です。 .Pp .Fl s オプションで .Nm は装置の統計情報を出力するようになり、 .Op Fl v (verbose: 饒舌な) オプションはいくらかの付加情報を出力させ、 そして .Op Fl V は数多くの付加情報を出力させます。 .It Nm makedev .br .Nm makedev コマンドは、ディレクトリ /dev/vinum を除去した上で、 現在の設定を反映するようなデバイスノードと共にこのディレクトリを再作成します。 本コマンドは、通常の場合に使用されることを意図していません。 非常時にのみ使用するために提供しています。 .Pp -.It Nm quit -対話モードで実行中のときに、 -.Nm -プログラムを終了します。通常は、文字 -.Ar EOF -を入力することで実現できます。 +.It Nm mirror +.Op Fl f +.Op Fl n Ar name +.Op Fl s +.Op Fl v +.Ar drives +.br +.Nm mirror +コマンドは、ミラー化ボリュームを作成する +.Nm create +コマンドの、単純な代替手段です。 +オプションを指定しないと、RAID-1 (ミラー化) ボリュームを、 +2 つのコンカチネート化ボリュームで作成します。 +各ドライブ中の最大の連続空間が、 +プレックスのサブディスク作成のために使用されます。 +1 番目のプレックスは、リストの奇数番号のドライブから構築され、 +2 番目のプレックスは、リストの偶数番号のドライブから構築されます。 +ドライブの大きさが異なる場合、プレックスの大きさは異なるでしょう。 +.Pp +.Fl s +オプションを指定すると、 +.Nm mirror +はストライプの大きさが 256 kB のストライプ化プレックスを構築します。 +各プレックスのサブディスクの大きさは、 +プレックスを構成するドライブの中で、最小の連続ストレージの大きさです。 +ここでもまた、プレックスの大きさは異なるかもしれません。 +.Pp +通常、 +.Nm mirror +コマンドは任意の名前をボリュームと構成要素に付けます。 +名前はテキスト +.Ar vinum +および小さな整数からなり、例えば +.Ar vinum3 +となります。 +ボリュームに対して指定した名前を割り当てる +.Fl n Ar name +オプションで、上書きすることが可能です。 +プレックスとサブディスクの名前は、通常の作法で、ボリューム名からとられます。 +.Pp +ドライブの名前には選択の余地はありません。 +ドライブが既に +.Nm +ドライブとして初期化されていた場合、名前はそのままになります。 +そうでない場合、ドライブにはテキスト +.Ar vinumdrive +と小さな整数から始まる名前が与えられ、例えば +.Ar vinumdrive7 +となります。 +.Nm create +コマンドと同様、 +.Fl f +オプションを使用して、以前の名前の上書きを指定可能です。 +.Fl v +オプションは、冗長な出力のために使用します。 +.Pp +このコマンドの例は、後述の「単純な設定」の節を参照してください。 .It Nm printconfig Op Pa file 現在の設定のコピーを、 .Nm 設定を再生成可能な書式で、 .Pa file に書き込みます。 ディスク上に保存された設定とは違い、ドライブの定義を含みます。 .Pa file を指定しないと、 .Nm は一覧を .Pa stdout へ書き込みます。 +.It Nm quit +対話モードで実行中のときに、 +.Nm +プログラムを終了します。通常は、文字 +.Ar EOF +を入力することで実現できます。 .It Nm read .Ar disk Op disk... .Pp .Nm read コマンドは、指定したディスクを走査し、作成済の設定情報を含む .Nm パーティションを探します。 そして、最近更新されたものから過去に更新されたものの順番で、 設定を読み込みます。 .Nm は最新のすべての設定情報を各ディスクパーティションに保持しています。 このコマンドの パラメータとして、設定の中の全スライスを指定する必要があります。 .Pp .Nm read コマンドは、他の .Nm パーティションを持つシステム上で、 .Nm 設定を選択的にロードすることを意図しています。 システム上の全パーティションを起動したい場合、 .Nm start コマンドを使用する方が簡単です。 .Pp 本コマンド実行時に .Nm がエラーになると、 ディスク上のコピーが壊れないようにするため、自動的な設定更新を無効にします。 これは、ディスク上の設定が、設定エラーを示す (例えば、有効な空間指定を持たないサブディスク) 場合にも同様です。 再度更新をオンにするには、 .Nm setdaemon と .Nm saveconfig のコマンドを使用してください。 デーモンオプションマスクのビット 4 をリセットして、 設定保存を再度有効にしてください。 .It Nm rename .Op Fl r .Ar [ drive | subdisk | plex | volume ] .Ar newname .Pp 指定したオブジェクトの名前を変更します。 .Fl r オプションが指定されると、下位のオブジェクトがデフォルトの規則に従って命名され ます。プレックスの名前はボリューム名に .p\f(BInumber\fP を付加して作られ、 サブディスクの名前はプレックス名に .s\f(BInumber\fP を付加して作られます。 .It Nm replace .Ar [ subdisk | plex ] .Ar newobject .Pp 指定したオブジェクトを同一の他のオブジェクトで置き換えます。このコマンドはまだ 実装されていません。 .It Nm resetconfig .Pp .Nm resetconfig コマンドはシステム内の .Nm 設定を完全に削除します。設定を完全に消去したい場合にだけ使って下さい。 .Nm は確認を求めます。NO FUTURE (前途なし) という語句を以下の通りに入力する必要が あります。 .Bd -unfilled -offset indent # \f(CBvinum resetconfig\f(CW WARNING! This command will completely wipe out your vinum configuration. All data will be lost. If you really want to do this, enter the text NO FUTURE Enter text -> \f(BINO FUTURE\fP Vinum configuration obliterated (訳注: ここから上記テキストの翻訳です) 警告! このコマンドはあなたの vinum 設定を完全に消し去ります。 全データは失われます。本当にこれを実行したい場合は、語句 NO FUTURE を入力して下さい。 入力してください -> \f(BINO FUTURE\fP vinum の設定は削除されました。 (訳注: ここまで上記テキストの翻訳です) .Ed .ft R .Pp メッセージが示すように、どたん場のコマンドです。 既存の設定をもう見たくもないとき以外は、このコマンドを使わないでください。 .It Nm resetstats .Op Fl r .Op volume | plex | subdisk .Pp .Nm は各オブジェクトについて多数の統計カウンタを保持しています。詳細は ヘッダファイル .Fi vinumvar.h を参照して下さい。 .\" XXX 仕上がったらここに入れる これらのカウンタをリセットするためには .Nm resetstats コマンドを使って下さい。 .Fl r オプションも共に指定すると、 .Nm は下位のオブジェクトのカウンタもリセットします。 .It Nm rm .Op Fl f .Op Fl r .Ar volume | plex | subdisk .Pp .Nm rm はオブジェクトを .Nm 設定から消去します。ひとたびオブジェクトが消去されるとそれを復旧する方法は ありません。通常 .Nm はオブジェクトを消去する前に数多くの一貫性確認を行います。 .Fl f オプションを指定すると、 .Nm はこの確認を省略し、オブジェクトを無条件に消去します。このオプションは細心の 注意を払って使用して下さい。ボリューム上のすべてのデータを失うことも あり得ます。 .Pp 通常、 .Nm は下位にプレックスを持つボリュームや、下位にサブディスクを持つプレックスを 消去することを拒否します。 .Fl f フラグを指定すると、 .Nm は無条件にオブジェクトを消去します。または .Fl r (recursive: 再帰的) フラグを使うことで、同様に下位のオブジェクトを 消去することができます。 .Fl r フラグを付けてボリュームを消去すると、プレックスとそれに属するサブディスクも 消去します。 .It Nm saveconfig .Pp 現在の設定をディスクに保存します。 本コマンドの第一義は整備用です。 例えば、起動時にエラーが発生した場合、更新は無効化されます。 再度有効化しても、設定は自動的にはディスクへ保存されません。 このコマンドを使用して設定を保存してください。 .ig .It Nm set .Op Fl f .Ar state .Ar volume | plex | subdisk | disk .Nm set は指定したオブジェクトに、妥当な状態 (下記「オブジェクト状態」参照) のひとつを セットします。 通常、 .Nm は変更を加える前に非常に多くの一貫性の調査を実行します。 .Fl f オプションを指定すると、 .Nm はこの調査を省略し、無条件に変更を行います。このオプションは大いに注意して 使って下さい。ボリューム上のすべてのデータを失うこともあり得ます。 .\"XXX .Nm このコマンドはまだ実装されていません。 .. .It Nm setdaemon .Op value .Pp .Nm setdaemon は .Nm デーモンの変数ビットマスクを設定します。 本コマンドは一時的なものであり、将来置き換えられます。 現在、ビットマスクにはビット 1 (全アクションを syslog へ記録する) と ビット 4 (設定を更新しない) があります。 オプションビット 4 はエラー回復時に有用かもしれません。 +.It Nm setstate +.Ar state +.Op Ar volume | plex | subdisk | drive +.Pp +.Nm setstate +指定したオブジェクトの状態を指定した状態に設定します。 +.Nm +の通常の一貫性機構はバイパスされます。回復の目的でのみ使用すべきです。 +このコマンドを誤って使用すると、システムを破壊する可能性があります。 .It Nm start .Op volume | plex | subdisk .Pp .Nm start は 1 つまたはそれ以上の .Nm オブジェクトを起動します ( .Ar up 状態に移行させます)。 .Pp オブジェクト名を指定しないと、システムが .Nm ドライブであると知っているディスクを、 .Nm は走査します。その後、 .Nm read コマンドのところに書いてあるように、設定を読み込みます。 .Nm ドライブにはそのドライブ中のデータについてのすべての情報を持つヘッダが 入っており、その情報としてはプレックスとボリュームを表現するために必要な 他のドライブの名前を含んでいます。 .Pp 本コマンド実行時に .Nm がエラーになると、 ディスク上のコピーが壊れないようにするため、自動的な設定更新を無効にします。 これは、ディスク上の設定が、設定エラーを示す (例えば、有効な空間指定を持たないサブディスク) 場合にも同様です。 再度更新をオンにするには、 .Nm setdaemon と .Nm saveconfig のコマンドを使用してください。 デーモンオプションマスクのビット 4 をリセットして、 設定保存を再度有効にしてください。 .Pp オブジェクト名が指定されると、 .Nm はそれらを起動します。 通常、この操作はサブディスクに対してのみ行います。 動作はオブジェクトの現在の状態に依存します: .Bl -bullet .It オブジェクトが既に .Ar up 状態の場合、 .Nm はなにもしません。 .It オブジェクトがサブディスクであり、 .Ar down または .Ar reborn の状態の場合、 .Nm は .Ar up 状態に変更します。 .It オブジェクトがサブディスクであり、 .Ar empty 状態の場合、変更はサブディスクに依存します。 サブディスクがプレックスの一部であり このプレックスが他のプレックスを含むボリュームの一部である場合、 .Nm はサブディスクを .Ar reviving 状態にし、データをボリュームからコピーしようとします。 操作完了時に、サブディスクは .Ar up 状態に設定されます。 サブディスクがプレックスの一部であり このプレックスが他のプレックスを含まないボリュームの一部である場合、 またはサブディスクがプレックスの一部ではない場合、 .Nm は即時にサブディスクを .Ar up 状態にします。 .It オブジェクトがサブディスクであり、 .Ar reviving 状態である場合、 .Nm は .Ar revive 操作をオフラインにて継続します。 操作完了時に、サブディスクは .Ar up 状態に設定されます。 .El .Pp サブディスクが .Ar up 状態になると、 .Nm は自動的に、 サブディスクが属す可能性のあるプレックスとボリュームの状態をチェックし、 これらの状態を適切に更新します。 .Pp オブジェクトがボリュームまたはプレックスの場合、 .Nm start は現在のところ効果がありません: 下位のサブディスクの (ボリュームの場合にはこれに加えてプレックスの) 状態を チェックし、これに従ってオブジェクトの状態を設定します。 将来のバージョンでは、本操作はサブディスクに影響を与えるようになります。 .Pp マルチプレックスボリュームの中の 1 つのプレックスを起動するには、 ボリューム中の他のプレックスからデータをコピーする必要があります。 これにはしばしば長い時間がかかるため、バックグラウンドで実行されます。 .It Nm stop .Op Fl f .Op volume | plex | subdisk .Pp パラメータを指定しないと、 .Nm stop は .Nm kld を削除し、 .Xr vinum 8 を停止します。 活動状態のオブジェクトが存在しない場合のみ、行うことが可能です。 特に、 .Fl f フラグはこの要求に優先しません。 このコマンドが動作するのは、 .Nm が kld としてロードされている場合のみです。 静的に構成されたドライバをアンロードすることはできないからです。 .Nm が静的に構成されている場合、 .Nm .Nm stop は失敗します。 .Pp オブジェクト名が指定されると、 .Nm stop はそのオブジェクトへのアクセスを無効化します。 オブジェクトに下位オブジェクトがある場合、 それらのサブオブジェクトは既に非活動状態 (stop また error) となっているか、 .Fl r と .Fl f のフラグが指定されていることが必要です。 このコマンドは、オブジェクトを設定から取り除きません。 .Nm start コマンドの後で再度アクセスができるようになります。 .Pp デフォルトでは .Nm は動作中のオブジェクトは停止しません。例えば、動作中のボリュームに結合 されているプレックスは停止できないし、オープン中のボリュームは停止できません。 .Fl f オプションは .Nm にこの確認を省略して無条件に削除するよう指示します。このオプションは 大いに注意し、よく理解した上で使って下さい。もし間違って使うとひどい データ破壊を起こすことがあります。 +.It Nm stripe +.Op Fl f +.Op Fl n Ar name +.Op Fl v +.Ar drives +.br +.Nm stripe +コマンドは、単一のストライプ化プレックスからなるボリュームを作成する +.Nm create +コマンドの、単純な代替手段です。 +サブディスクの大きさは、 +全ドライブで利用可能な最大の連続空間の大きさです。 +ストライプの大きさは 256 kB に固定されています。 +.Pp +通常、 +.Nm stripe +コマンドは任意の名前をボリュームと構成要素に付けます。 +名前はテキスト +.Ar vinum +および小さな整数からなり、例えば +.Ar vinum3 +となります。 +ボリュームに対して指定した名前を割り当てる +.Fl n Ar name +オプションで、上書きすることが可能です。 +プレックスとサブディスクの名前は、通常の作法で、ボリューム名からとられます。 +.Pp +ドライブの名前には選択の余地はありません。 +ドライブが既に +.Nm +ドライブとして初期化されていた場合、名前はそのままになります。 +そうでない場合、ドライブにはテキスト +.Ar vinumdrive +と小さな整数から始まる名前が与えられ、例えば +.Ar vinumdrive7 +となります。 +.Nm create +コマンドと同様、 +.Fl f +オプションを使用して、以前の名前の上書きを指定可能です。 +.Fl v +オプションは、冗長な出力のために使用します。 +.Pp +このコマンドの例は、後述の「単純な設定」の節を参照してください。 .El +.Sh 単純な設定 +この節では、 +.Nm concat , +.Nm mirror , +.Nm stripe +コマンドを使用する、 +.Nm +設定の単純なインタフェースを説明します。 +これらのコマンドは、大概の通常状況では便利な設定を作成しますが、 +.Nm create +コマンド程の柔軟性はありません。 +.Pp +コマンドの解説は前述を参照してください。 +ここでは例を示します。どれも同じディスクを使用しています。 +最初のドライブ +.Pa /dev/da1h +は他のドライブよりも小さいことに注意してください。 +各サブディスクの大きさに影響があります。 +.Pp +次に示す例ではすべて +.Fl v +オプションを使用することにより、システムに渡すコマンドを見せ、 +ボリュームの構造を列挙します。 +.Fl v +オプションを使用しないと、これらのコマンドは何も出力しません。 +.Ss 単一コンカチネート化プレックスのボリューム +単一コンカチネート化プレックスのボリュームを使用し、 +最大のストレージ容量を得ます。 +ただし、ドライブ故障への耐性はありません。 +.Bd -literal +vinum -> concat -v /dev/da1h /dev/da2h /dev/da3h /dev/da4h +volume vinum0 + plex name vinum0.p0 org concat +drive vinumdrive0 device /dev/da1h + sd name vinum0.p0.s0 drive vinumdrive0 size 0 +drive vinumdrive1 device /dev/da2h + sd name vinum0.p0.s1 drive vinumdrive1 size 0 +drive vinumdrive2 device /dev/da3h + sd name vinum0.p0.s2 drive vinumdrive2 size 0 +drive vinumdrive3 device /dev/da4h + sd name vinum0.p0.s3 drive vinumdrive3 size 0 +V vinum0 State: up Plexes: 1 Size: 2134 MB +P vinum0.p0 C State: up Subdisks: 4 Size: 2134 MB +S vinum0.p0.s0 State: up PO: 0 B Size: 414 MB +S vinum0.p0.s1 State: up PO: 414 MB Size: 573 MB +S vinum0.p0.s2 State: up PO: 988 MB Size: 573 MB +S vinum0.p0.s3 State: up PO: 1561 MB Size: 573 MB +.Ed +.Pp +この場合、4 ディスクすべての空間を使用し、 +ボリュームの大きさは 2134 MB になります。 +.Ss 単一ストライプ化プレックスのボリューム +単一ストライプ化プレックスのボリュームは +コンカチネート化プレックスよりも性能が良いかもしれません。 +しかし、ストライプ化プレックスの制約により、 +ボリュームは小さいかもしれません。 +これもまたドライブ故障の耐性はありません。 +.Bd -literal +vinum -> stripe -v /dev/da1h /dev/da2h /dev/da3h /dev/da4h +drive vinumdrive0 device /dev/da1h +drive vinumdrive1 device /dev/da2h +drive vinumdrive2 device /dev/da3h +drive vinumdrive3 device /dev/da4h +volume vinum0 + plex name vinum0.p0 org striped 256k + sd name vinum0.p0.s0 drive vinumdrive0 size 849825b + sd name vinum0.p0.s1 drive vinumdrive1 size 849825b + sd name vinum0.p0.s2 drive vinumdrive2 size 849825b + sd name vinum0.p0.s3 drive vinumdrive3 size 849825b +V vinum0 State: up Plexes: 1 Size: 1659 MB +P vinum0.p0 S State: up Subdisks: 4 Size: 1659 MB +S vinum0.p0.s0 State: up PO: 0 B Size: 414 MB +S vinum0.p0.s1 State: up PO: 256 kB Size: 414 MB +S vinum0.p0.s2 State: up PO: 512 kB Size: 414 MB +S vinum0.p0.s3 State: up PO: 768 kB Size: 414 MB +.Ed +.Pp +この場合、サブディスクの大きさは利用できるディスクの最小に制限され、 +ボリュームの大きさは 1659 MB になります。 +.Ss 2 つのコンカチネート化プレックスのミラー化ボリューム +信頼性を向上するため、ミラー化およびボリューム化を使用します: +この例ではボリューム名を +.Ar mirror +と指定しています。 +1 つのドライブの大きさが他のドライブよりも小さいため、 +2 つのプレックスの大きさは異なり、 +ボリュームの最後の 158 MB には耐性がありません。 +このような状況で完全な信頼性を保証するためには、 +.Nm create +コマンドを使用して 988 MB のボリュームを作成します。 +.Ss 2 つのストライプ化プレックスのミラー化ボリューム +今度は、2 つのストライプ化プレックスのミラー化ボリュームを作成するために +.Fl s +オプションを使用します: +.Bd -literal +vinum -> mirror -v -n raid10 -s /dev/da1h /dev/da2h /dev/da3h /dev/da4h +drive vinumdrive0 device /dev/da1h +drive vinumdrive1 device /dev/da2h +drive vinumdrive2 device /dev/da3h +drive vinumdrive3 device /dev/da4h +volume raid10 setupstate + plex name raid10.p0 org striped 256k + sd name raid10.p0.s0 drive vinumdrive0 size 849825b + sd name raid10.p0.s1 drive vinumdrive2 size 849825b + plex name raid10.p1 org striped 256k + sd name raid10.p1.s0 drive vinumdrive1 size 1173665b + sd name raid10.p1.s1 drive vinumdrive3 size 1173665b +V raid10 State: up Plexes: 2 Size: 1146 MB +P raid10.p0 S State: up Subdisks: 2 Size: 829 MB +P raid10.p1 S State: up Subdisks: 2 Size: 1146 MB +S raid10.p0.s0 State: up PO: 0 B Size: 414 MB +S raid10.p0.s1 State: up PO: 256 kB Size: 414 MB +S raid10.p1.s0 State: up PO: 0 B Size: 573 MB +S raid10.p1.s1 State: up PO: 256 kB Size: 573 MB +.Ed +.Pp +この場合、使用可能なボリュームはより小さくなります。 +なぜなら、最小のドライブに適合するように、 +第 1 プレックスが小さくなったためです。 .Ss 設定ファイル .Nm では、 .Nm create コマンドに渡すすべての引数は設定ファイルに入っている必要があります。 設定ファイルのエントリは、ボリュームやプレックスやサブディスクを定義します。 エントリは 1 行に 1 つということ以外には決まった書式はありません。 .Pp 設定ファイルのいくつかの引数では、大きさ (長さ、ストライプ長) を指定します。 これらの長さは、バイト単位でも、512バイトのセクタ数 (\f(CWs\fRを後ろにつける) でも、キロバイト単位 (\f(CWk\fRをつける) でも、メガバイト単位(\f(CWm\fRを つける)でも、またはギガバイト単位 (\f(CWg\fRをつける) でも指定することが できます。これらの数はそれぞれ 2**10、2**20、2**30を表しています。例えば、 \f(CW16777216\fR バイトという値は \f(CW16m\fR とも \f(CW16384k\fR とも \f(CW32768b\fR とも記述することができます。 .Pp 互換性のために、 文字 \f(CWb\fP (ブロック) を \f(CWs\fP (セクタ) と同じものとして受け付けます。 ブロックサイズは文脈に強く依存しますので、この短縮形の価値は低下しています。 .Pp 設定ファイルには以下のエントリを記述することができます。 .Pp .Bl -hang -width 4n -.It Nm drive Ar name option +.It Nm drive Ar name devicename +.Op options .Pp -ドライブを定義します。オプションは次のようになっている必要があります: +ドライブを定義します。オプションは次の通りです: .Pp .Bl -hang -width 18n .It Nm device Ar devicename ドライブが乗るデバイスを指定します。 .Ar devicename は、例えば .Pa /dev/da1e や -.Pa /dev/wd3h -といったディスク互換パーティションである必要があり、タイプ +.Pa /dev/wd3s2h +といったパーティションである必要があり、タイプ .Nm vinum である必要があります。 .Nm c パーティションを使用してはなりません。 -これはディスク全体のために予約されており、タイプ -.Nm unused -であるべきだからです。 -現在、 -例えば -.Pa /dev/da0s1 -や -.Pa /dev/da0s1e -といった他のディスクデバイス上にドライブを作成可能ですが、 -これらのドライブはリブート後に起動できません。 +これはディスク全体のために予約されているからです。 +.It Nm hotspare +ドライブを +.Do +ホットスペア +.Dc +ドライブであると定義します。 +これは、故障したドライブと自動的に交換するために管理されます。 +.Nm +はこのドライブを他の用途に使用することを許しません。 +特に、サブディスクをこの上に作成できません。 +この機能はまだ完全には実装されていません。 .El .It Nm volume .Ar name .Op options .Pp .Ar name という名前でボリュームを定義します。 .Pp オプションには次のものがあります。 .Pp .Bl -hang -width 18n .It Nm plex Ar plexname 指定したプレックスをボリュームに追加します。 .Ar plexname が .Ar * として指定されると、 .Nm は設定ファイル中のボリューム定義の後で、次の妥当なエントリとなり得るプレックス の定義を捜します。 .It Nm readpol Ar policy ボリュームの .Ar read policy (読み込み方針) を定義します。 .Ar policy は .Nm round か .Nm prefer Ar plexname のどちらかです。 .Nm は読み込み要求を、ただ 1 つのプレックスによって満たします。 .Ar round 読み込み方針は、読み込みを別々のプレックスから \fIラウンドロビン\fR\| 方式で 行うように指定します。 .Ar prefer 読み込み方針では、指定したプレックスから毎回読み込みを行います。 .It Nm setupstate .Pp マルチプレックスボリュームを作成する際に、すべてのプレックスの内容に一貫性が あると仮定します。通常こうなることはないため、正式には .Nm init コマンドを使って、最初に一貫性のある状態にする必要があります。しかし ストライプ化プレックスとコンカチネート化プレックスの場合には、普通は一貫性が ないままでも問題にはなりません。ボリュームをファイルシステムや スワップパーティションとして使う場合にはディスク上の以前の内容は どうでもよいため、それは無視されます。この危険を受け入れる場合には、 このキーワードを使って下さい。 設定ファイル中でボリュームの直後で定義されるプレックスに対してのみ 適用されます。 後でプレックスをボリュームに追加する場合には、 これらのプレックスを統合する必要があります。 .Pp RAID-5 プレックスには .Nm init を使うことが \fI必要\fP\| なことに注意して下さい。さもないと 1 つのサブディスクに障害が起きた時、大きくデータが破壊されます。 .fi .El .It Nm plex Op options .Pp プレックスを定義します。ボリュームとは違い、名前は不要です。 オプションには次のものを指定可能です: .Pp .Bl -hang -width 18n .It Nm name Ar plexname プレックスの名前を指定します。プレックスやサブディスクに名前をつける場合には .Ar name キーワードが必要になることに注意して下さい。 .sp .It Nm org Ar organization Op stripesize .Pp プレックスの編成を指定します。 .Ar organization は .Ar concat か .Ar striped か .Ar raid5 のいずれかです。 .Ar striped と .Ar raid5 のプレックスに対しては .Ar stripesize 引数を指定する必要がありますが、 .Ar concat のプレックスに対しては省略する必要があります。 .Ar striped タイプについては各ストライプの幅を指定します。 .Ar raid5 については、グループの大きさを指定します。 グループとはプレックスの一部分であり、 同じサブディスクに入っているすべてのデータのパリティが入っています。 それはプレックスの大きさの約数である必要があり (つまり、プレックスの大きさをストライプの大きさで割ったものは 整数である必要があり)、 ディスクセクタ長 (512バイト) の倍数である必要があります。 .sp 最適な性能のためには、ストライプの大きさは少なくとも 128kB であるべきです。 これより小さくすると、 個々のリクエストが複数のディスクに対して割り当てられることにより、 I/O のアクティビティが非常に増加します。 本マッピングによる並行転送数増加に起因する性能向上は、 レイテンシ増加に起因する性能劣化を引き起しません。 ストライプの大きさの目安は、256 kB から 512 kB の間です。 .Pp ストライプ化プレックスは最低 2 つのサブディスクを持つ必要がありますし (そうでないとコンカチネート化プレックスになります)、 それぞれは同じ大きさである必要があります。 RAID-5 プレックスは最低 3 つのサブディスクを持つ必要があり、 それぞれは同じ大きさである必要があります。 実際には RAID-5 プレックスは最低 5 つのサブディスクから構成されるべきです。 .Pp .It Nm volume Ar volume プレックスを、指定したボリュームに追加します。 .Nm volume キーワードが指定されないと、プレックスは設定ファイル中の最後に記述された ボリュームに追加されます。 .sp .It Nm sd Ar sdname Ar offset 指定したサブディスクをプレックスの .Ar offset の位置に追加します。 .br .fi .El .It Nm subdisk Op options .Pp サブディスクを定義します。オプションには次のものを指定可能です: .Pp .Bl -hang -width 18n .nf .sp .It Nm name Ar name サブディスクの名前を指定します。これは必ずしも指定する必要は ありません\(em 上記の「オブジェクトの命名」を参照してください。 サブディスクに名前をつける場合には .Ar name キーワードを指定する必要があることに注意して下さい。 .sp .It Nm plexoffset Ar offset プレックス内のサブディスクの始点を指定します。指定がないと、 .Nm はすでにサブディスクがあればその直後の領域を割り当て、なければ プレックスの先頭から割り当てます。 .sp .It Nm driveoffset Ar offset ドライブ内のサブディスクの始点を指定します。指定がないと、 .Nm はドライブ中で最初の .Ar length バイト連続の空き領域を割り当てます。 .sp .It Nm length Ar length サブディスクの大きさを指定します。このキーワードは必須です。 デフォルト値はありません。 値 0 を指定すると、 .if t ``ドライブ上で最大限利用可能な連続空き領域を使用'' .if n "ドライブ上で最大限利用可能な連続空き領域を使用" という意味になります。 ドライブが空の場合、サブディスクとしてドライブ全体を使用することを意味します。 .Nm length は .Nm len と短縮することもできます。 .sp .It Nm plex Ar plex サブディスクが属すプレックスを指定します。デフォルトでは、サブディスクは 最後に記述されたプレックスに属します。 .sp .It Nm drive Ar drive サブディスクが乗るドライブを指定します。デフォルトでは最後に記述された ドライブ上に位置します。 .br .fi .El .El .Sh 設定ファイル例 .Bd -literal # vinum 設定ファイル例 # # ドライブ drive drive1 device /dev/da1h drive drive2 device /dev/da2h drive drive3 device /dev/da3h drive drive4 device /dev/da4h drive drive5 device /dev/da5h drive drive6 device /dev/da6h # 1 つのストライプ化プレックスをもつボリューム volume tinyvol plex org striped 512b sd length 64m drive drive2 sd length 64m drive drive4 volume stripe plex org striped 512b sd length 512m drive drive2 sd length 512m drive drive4 # 2 つのプレックス volume concat plex org concat sd length 100m drive drive2 sd length 50m drive drive4 plex org concat sd length 150m drive drive4 # 1 つのストライプ化プレックスと 1 つのコンカチネート化プレックスを持つボリューム volume strcon plex org striped 512b sd length 100m drive drive2 sd length 100m drive drive4 plex org concat sd length 150m drive drive2 sd length 50m drive drive4 # 1 つの RAID-5 プレックスと 1 つのストライプ化プレックスを持つボリューム # RAID-5 ボリュームの方が 1 つのサブディスク分だけ大きいことに注意 volume vol5 plex org striped 64k sd length 1000m drive drive2 sd length 1000m drive drive4 plex org raid5 32k sd length 500m drive drive1 sd length 500m drive drive2 sd length 500m drive drive3 sd length 500m drive drive4 sd length 500m drive drive5 .Ed .Ss ドライブレイアウト上の考慮点 現在、 .Nm ドライブは BSD ディスクパーティションです。それは -ファイルシステムの上書きを避けるために +他の用途で使用されているデータの上書きを避けるために .Ar vinum タイプである必要があります。 -互換性のために、現在の -.Nm -はパーティションタイプ -.Ar unused -を受け付けますが、次のリリースではこの種類のパーティションは許しません。 -タイプ -.Ar unused -であるパーティションから設定を読み出すと、 -.Nm -は警告メッセージを表示します。 .Nm disklabel .Ar -e を使用して、パーティションタイプ定義を編集してください。 次の表示は、 .Nm disklabel が示す典型的なパーティションレイアウトです: .Bd -literal 8 partitions: # size offset fstype [fsize bsize bps/cpg] a: 81920 344064 4.2BSD 0 0 0 # (Cyl. 240*- 297*) b: 262144 81920 swap # (Cyl. 57*- 240*) c: 4226725 0 unused 0 0 # (Cyl. 0 - 2955*) e: 81920 0 4.2BSD 0 0 0 # (Cyl. 0 - 57*) f: 1900000 425984 4.2BSD 0 0 0 # (Cyl. 297*- 1626*) g: 1900741 2325984 vinum 0 0 0 # (Cyl. 1626*- 2955*) .Ed .sp この例では、パーティション .Nm g を .Nm パーティションとして使用可能です。パーティション .Nm a , .Nm e , .Nm f は、 .Nm UFS ファイルシステムまたは .Nm ccd パーティションとして使用可能です。パーティション .Nm b はスワップパーティションであり、パーティション .Nm c はディスク全体を表現するため他の用途に使用できません。 .Pp .Nm は各パーティションの先頭から 265 セクタを設定情報に使用するため、 サブディスクの最大の大きさはドライブよりも 265 セクタ小さくなります。 .Sh ログファイル .Nm はログファイルを管理します。 ログファイルは、デフォルトでは -.Pa /var/tmp/vinum.history +.Pa /var/tmp/vinum_history であり、 .Nm vinum に対して発行したコマンドの履歴を保持します。 環境変数 .Ev VINUM_HISTORY をファイルの名前に設定することにより、 このファイルの名前をオーバライド可能です。 .Pp ログファイル中のメッセージの前には日付が付きます。 デフォルトの書式は .Li %e %b %Y %H:%M:%S です。書式の文字列に関するさらなる詳細については .Xr strftime 3 を参照してください。 これは環境変数 .Ev VINUM_DATEFORMAT でオーバライド可能です。 .Sh VINUM 設定法 本節では、 .Nm システムの実装方法に関する、現実的なアドバイスを行います。 .Ss データを何処に置くか まず決定が必要な選択は、データを何処に置くかです。 .Nm 専用のディスクパーティションが必要です。 これらは、デバイスやパーティション .Nm c -やスライスではなく、互換パーティションであるべきでです。 +ではなく、パーティションであるべきでです。 例えば、適切な名前とは、 .Pa /dev/da0e や -.Pa /dev/wd3a +.Pa /dev/wd3s4a です。 不適切な名前とは、パーティションではなくデバイスを表現する .Pa /dev/da0 , .Pa /dev/da0s1 や、ディスク全体を表現しタイプ .Nm unused であるべき .Pa /dev/wd1c -や、互換パーティションではない -.Pa /dev/da3s0e です。 -.Nm -は現在これらの名前のドライブの作成を許しますが、 -.Nm start -コマンドはこのようなドライブを発見しません。 -前述した、ドライブレイアウト上の考慮点にある使用例を参照してください。 +前述の、「ドライブレイアウト上の考察点」下にある使用例を参照してください。 .Ss ボリュームのデザイン .Nm ボリュームの設定方法は、あなたの意図に依存します。 次のように多くの可能性があります: .Bl -enum .It 多くの小さなディスクを結合して、 適切な大きさのファイルシステムを作成したいと考えるかもしれません。 例えば、小さなディスクを 5 個持っていて、 全空間を単一ボリュームとして使用したい場合、次のような設定ファイルを書きます: .Bd -literal -offset 4n drive d1 device /dev/da2e drive d2 device /dev/da3e drive d3 device /dev/da4e drive d4 device /dev/da5e drive d5 device /dev/da6e volume bigger plex org concat sd length 0 drive d1 sd length 0 drive d2 sd length 0 drive d3 sd length 0 drive d4 sd length 0 drive d5 .Ed .Pp この場合、サブディスクの長さを 0 と指定します。 これは、 .if t ``ドライブ上にある空き空間のうち、最大領域を使用する'' .if n "ドライブ上にある空き空間のうち、最大領域を使用する" ことを意味します。 指定するサブディスクが、ドライブ上の唯一のサブディスクである場合、 このサブディスクは使用可能な空間全体を使用します。 .It ディスク故障に対する追加の回復力 (レジリエンス; resilience) を .Nm に与えたい場合を考えます。 選択肢としては、 .if t ``ミラーリング'' .if n "ミラーリング" とも呼ばれる RAID-1 か、 .if t ``パリティ'' .if n "パリティ" とも呼ばれる RAID-5 があります。 .Pp ミラーリングの設定のためには、 単一ボリュームの中に複数のプレックスを作成する必要があります。 例えば、 2 GB のミラー化ボリュームを作成するには、 次のような設定ファイルを作成します: .Bd -literal -offset 4n drive d1 device /dev/da2e drive d2 device /dev/da3e volume mirror plex org concat sd length 2g drive d1 plex org concat sd length 2g drive d2 .Ed .Pp ミラー化ドライブを作成するときには、 各プレックスからのデータが、 違う物理ディスク上にあることを保証することが重要です。 これにより、単一ドライブ故障においても、 .Nm はボリュームの完全なアドレス空間にアクセス可能となります。 各プレックスが、 完全なボリュームと同じだけのデータを必要とすることに注意してください: この例では、ボリュームは 2 GB の大きさですが、各プレックス (と各サブディスク) は 2 GB を必要としますので、全体のディスクストレージ要求は 4 GB となります。 .Pp RAID-5 の設定をするには、タイプ .Ar raid5 の単一プレックスを作成します。 例えば、回復力を持つ 2 GB に相当するボリュームを作成するには、 次のような設定ファイルを使用します: .Bd -literal -offset 4n drive d1 device /dev/da2e drive d2 device /dev/da3e drive d3 device /dev/da4e drive d4 device /dev/da5e drive d5 device /dev/da6e volume raid plex org raid5 512k sd length 512m drive d1 sd length 512m drive d2 sd length 512m drive d3 sd length 512m drive d4 sd length 512m drive d5 .Ed .Pp RAID-5 プレックスは、最低 3 個のサブディスクを必要とします。 これらのうち 1 個には、パリティ情報を格納するので、 データストレージとしては使用しません。 より多くのディスクを使用すると、 より多くの割合のディスクストレージを、 データストレージとして使用可能となります。 この例では、総ストレージ使用量は 2.5 GB です。 これに対し、ミラー設定での総ストレージ使用量は 4 GB です。 最小の 3 個のディスクだけを使用する場合、 情報格納のために次のように 3 GB を必要とします: .Bd -literal -offset 4n drive d1 device /dev/da2e drive d2 device /dev/da3e drive d3 device /dev/da4e volume raid plex org raid5 512k sd length 1g drive d1 sd length 1g drive d2 sd length 1g drive d3 .Ed .Pp ミラー化ドライブを作成するときには、 各サブディスクからのデータが、 違う物理ディスク上にあることを保証することが重要です。 これにより、単一ドライブ故障においても、 .Nm はボリュームの完全なアドレス空間にアクセス可能となります。 .It また、 .Nm の設定により、 ファイルシステムへのアクセスの並行性を増したいと考えるかもしれません。 多くの場合、単一のファイルシステムへのアクセスは、 ディスク速度により制限されます。 ボリュームを複数のディスクに分散することにより、 複数アクセス環境でのスループットを増すことが可能です。 この技術は、単一アクセス環境では、 ほとんど効果がないかまったく効果がありません。 .Nm は .if t ``ストライピング'' .if n "ストライピング" または RAID-0 とも呼ばれる技術を使用し、アクセスの並行性を増します。 RAID-0 という名称は誤解を生じさせるものです: なぜなら、ストライピングは冗長性も更なる信頼性も提供しないからです。 実際、信頼性は低下します。 なぜなら、単一ディスクの故障はボリュームを使用不可とし、 多くのディスクを使うほどこれらのうち 1 個が故障する確率は増加するからです。 .Pp ストライピングの実装のためには、 .Ar striped (ストライプ化) プレックスを使用します: .Bd -literal -offset 4n drive d1 device /dev/da2e drive d2 device /dev/da3e drive d3 device /dev/da4e drive d4 device /dev/da5e volume raid plex org striped 512k sd length 512m drive d1 sd length 512m drive d2 sd length 512m drive d3 sd length 512m drive d4 .Ed .Pp ストライプ化プレックスの最低サブディスク数は 2 個です。 多くのディスクを使用するほど、性能が向上します。 .It 両方の最良点を得ることにより、回復力と性能の両方を得ることを考えます。 これは、RAID-10 (RAID-1 と RAID-0 の組み合わせ) と呼ばれることがあります。 この名称もまた誤解を生じさせるものです。 .Nm では、次のような設定ファイルを使用可能です: .Bd -literal -offset 4n drive d1 device /dev/da2e drive d2 device /dev/da3e drive d3 device /dev/da4e drive d4 device /dev/da5e volume raid plex org striped 512k sd length 512m drive d1 sd length 512m drive d2 sd length 512m drive d3 sd length 512m drive d4 plex org striped 512k sd length 512m drive d4 sd length 512m drive d3 sd length 512m drive d2 sd length 512m drive d1 .Ed .Pp ここでは、プレックスはストライプ化され、性能を向上しています。 そして、このようなプレックスが 2 個あり、回復力を向上しています。 この例で、2 番目のプレックスのサブディスクの順番が、 1 番目のプレックスの逆になっていることに注意してください。 これは性能のためであり、後で議論します。 .El .Ss ボリュームの作成 ひとたび設定ファイルを作成した後は、 .Nm を起動し、ボリュームを作成します。 この例では、設定ファイルは .Pa configfile です: .Bd -literal # vinum create -v configfile 1: drive d1 device /dev/da2e 2: drive d2 device /dev/da3e 3: volume mirror 4: plex org concat 5: sd length 2g drive d1 6: plex org concat 7: sd length 2g drive d2 Configuration summary Drives: 2 (4 configured) Volumes: 1 (4 configured) Plexes: 2 (8 configured) Subdisks: 2 (16 configured) Drive d1: Device /dev/da2e Created on vinum.lemis.com at Tue Mar 23 12:30:31 1999 Config last updated Tue Mar 23 14:30:32 1999 Size: 60105216000 bytes (57320 MB) Used: 2147619328 bytes (2048 MB) Available: 57957596672 bytes (55272 MB) State: up Last error: none Drive d2: Device /dev/da3e Created on vinum.lemis.com at Tue Mar 23 12:30:32 1999 Config last updated Tue Mar 23 14:30:33 1999 Size: 60105216000 bytes (57320 MB) Used: 2147619328 bytes (2048 MB) Available: 57957596672 bytes (55272 MB) State: up Last error: none Volume mirror: Size: 2147483648 bytes (2048 MB) State: up Flags: 2 plexes Read policy: round robin Plex mirror.p0: Size: 2147483648 bytes (2048 MB) Subdisks: 1 State: up Organization: concat Part of volume mirror Plex mirror.p1: Size: 2147483648 bytes (2048 MB) Subdisks: 1 State: up Organization: concat Part of volume mirror Subdisk mirror.p0.s0: Size: 2147483648 bytes (2048 MB) State: up Plex mirror.p0 at offset 0 Subdisk mirror.p1.s0: Size: 2147483648 bytes (2048 MB) State: up Plex mirror.p1 at offset 0 .Ed .Pp .Fl v フラグは、設定に従ってファイルをリストするよう、 .Nm に指示します。その後、 .Nm list Fl v コマンドと同じ書式で、現在の設定をリストします。 .Ss より多くのボリュームを作成する ひとたび .Nm ボリュームを作成した後は、 .Nm はこれらの情報を内部の設定ファイルにて管理します。 再度作成する必要はありません。 特に、 .Nm create コマンドを再実行すると、追加のオブジェクトを作ることになります: .Bd -literal .if t .ps -2 # vinum create sampleconfig Configuration summary Drives: 2 (4 configured) Volumes: 1 (4 configured) Plexes: 4 (8 configured) Subdisks: 4 (16 configured) D d1 State: up Device /dev/da2e Avail: 53224/57320 MB (92%) D d2 State: up Device /dev/da3e Avail: 53224/57320 MB (92%) V mirror State: up Plexes: 4 Size: 2048 MB P mirror.p0 C State: up Subdisks: 1 Size: 2048 MB P mirror.p1 C State: up Subdisks: 1 Size: 2048 MB P mirror.p2 C State: up Subdisks: 1 Size: 2048 MB P mirror.p3 C State: up Subdisks: 1 Size: 2048 MB S mirror.p0.s0 State: up PO: 0 B Size: 2048 MB S mirror.p1.s0 State: up PO: 0 B Size: 2048 MB S mirror.p2.s0 State: up PO: 0 B Size: 2048 MB S mirror.p3.s0 State: up PO: 0 B Size: 2048 MB .if t .ps .Ed .Pp この例では (今回は .Fl f フラグを付けています)、 .Nm create の再実行により 4 個の新規プレックスを作成し、 それぞれが新規サブディスクを持ちます。 他のボリュームを追加したい場合、これらのための新規設定ファイルを作成します。 .Nm が既に知っているドライブを参照する必要はありません。 例えば、ボリューム .Pa raid を 4 個のディスク .Pa /dev/da1e , .Pa /dev/da2e , .Pa /dev/da3e , .Pa /dev/da4e 上に作成するには、他の 2 個についてのみ記述するだけで良いです: .Bd -literal drive d3 device /dev/da1e drive d4 device /dev/da4e volume raid plex org raid5 512k sd size 2g drive d1 sd size 2g drive d2 sd size 2g drive d3 sd size 2g drive d4 .Ed .Pp この設定ファイルでは、次のようになります: .Bd -literal # vinum create newconfig Configuration summary Drives: 4 (4 configured) Volumes: 2 (4 configured) Plexes: 5 (8 configured) Subdisks: 8 (16 configured) D d1 State: up Device /dev/da2e Avail: 51176/57320 MB (89%) D d2 State: up Device /dev/da3e Avail: 53220/57320 MB (89%) D d3 State: up Device /dev/da1e Avail: 53224/57320 MB (92%) D d4 State: up Device /dev/da4e Avail: 53224/57320 MB (92%) V mirror State: down Plexes: 4 Size: 2048 MB V raid State: down Plexes: 1 Size: 6144 MB P mirror.p0 C State: init Subdisks: 1 Size: 2048 MB P mirror.p1 C State: init Subdisks: 1 Size: 2048 MB P mirror.p2 C State: init Subdisks: 1 Size: 2048 MB P mirror.p3 C State: init Subdisks: 1 Size: 2048 MB P raid.p0 R5 State: init Subdisks: 4 Size: 6144 MB S mirror.p0.s0 State: up PO: 0 B Size: 2048 MB S mirror.p1.s0 State: up PO: 0 B Size: 2048 MB S mirror.p2.s0 State: up PO: 0 B Size: 2048 MB S mirror.p3.s0 State: up PO: 0 B Size: 2048 MB S raid.p0.s0 State: empty PO: 0 B Size: 2048 MB S raid.p0.s1 State: empty PO: 512 kB Size: 2048 MB S raid.p0.s2 State: empty PO: 1024 kB Size: 2048 MB S raid.p0.s3 State: empty PO: 1536 kB Size: 2048 MB .Ed .Pp RAID-5 プレックスの大きさに注意してください: 6 GB しかありませんが、 これを構成するためにディスク空間を 8 GB 使用しています。 これは、サブディスク 1 個分相当をパリティデータ格納に使用しているからです。 .Ss Vinum の再起動 システムのリブート時に、 .Nm start コマンドで .Nm を起動します: .Bd -literal # vinum start .Ed .Pp これにより、システム中の全 .Nm ドライブが起動します。 なんらかの理由で一部のドライブのみを起動したい場合、 .Nm read コマンドを使用してください。 .Ss 性能関連 最高性能の RAID アレイ設定に関する、多くの誤った考えが存在しています。 特に、ほとんどのシステムで使用しているストライプの大きさは、小さ過ぎます。 以降の議論は、 .Nm vinum だけでなく、全 RAID システムにあてはまります。 .Pp FreeBSD のブロック I/O システムは、.5 kB から 60 kB までの要求を発行します; .\" mix = workload mix ? 典型的なミックスでは、ほぼ 8 kB です。 どんなストライピングシステムにおいても、 ある要求が 2 個の物理要求に分割されることを避けることはできませんし、 より悪くするならばより多くに分割されてしまいます。 これにより、甚大な性能劣化となります: ディスクあたりの転送時間の削減は、 より大きなオーダで増加するレイテンシによって相殺されてしまいます。 .Pp 最近のディスクの大きさと FreeBSD のブロック I/O システムでは、 ストライプの大きさを 256 kB から 512 kB にすると、 適度に少数な要求に分割されることを期待できます; 正しい RAID の実装では、 大きなディスクでのストライプの大きさを 2 または 4 MB に増さない 明確な理由はありません。 .Pp 複数アクセスシステムでの転送のインパクトを考えるためのもっとも容易な方法は、 潜在的なボトルネック、すなわちディスクサブシステムの観点から見ることです: つまり、転送に要するディスク時間の総計はいくらか?です。 ほとんどすべてがキャッシュされているので、 要求と完了との時間的な関係はそれほど重要ではありません: 重要なパラメータは、要求がディスクを活動状態にする総時間であり、 この間ディスクは他の転送ができなくなります。 この結果、転送が同時に発生しても違う時に発生しても、 実際には問題とはなりません。 実際的には、我々が見ている時間は、レイテンシの総和 (位置決定時間と回転遅延、 言い替えるとデータがディスクヘッド下に来るまでの時間) と総転送時間です。 同じ速度のディスクへの転送においては、 転送時間は転送の大きさの合計のみに依存します。 .Pp 24 kB の典型的なニュースの記事やウェブページを考えると、 これは 1 回の I/O で読み込めます。 ディスクが転送レート 6 MB/s で平均位置決定時間 8 ms であり、 ファイルシステムを 4 kB ブロックであるとします。 24 kB ですから、断片化を考慮する必要はなく、 ファイルは 4 kB 境界から開始します。 必要な転送回数はブロック開始位置に依存します: 式は (S + F - 1) / S となり、 S はファイルシステムブロック数でのストライプの大きさ、 F はファイルシステムブロック数でのファイルの大きさです。 .Pp .Bl -enum .It ストライプの大きさは 4 kB。転送回数は 6 回。 サブシステムの負荷: レイテンシ 48 ms、転送 2 ms、合計 50 ms。 .It ストライプの大きさは 8 kB。転送回数は 3.5 回。 サブシステムの負荷: レイテンシ 28 ms、転送 2 ms、合計 30 ms。 .It ストライプの大きさは 16 kB。転送回数は 2.25 回。 サブシステムの負荷: レイテンシ 18 ms、転送 2 ms、合計 20 ms。 .It ストライプの大きさは 256 kB。平均転送回数は 1.08 回。 サブシステムの負荷: レイテンシ 8.6 ms、転送 2 ms、合計 10.6 ms。 .It ストライプの大きさは 4 MB。平均転送回数は 1.0009 回。 サブシステムの負荷: レイテンシ 8.01 ms、転送 2 ms、合計 10.01 ms。 .El .Pp ハードウェア RAID システムによっては、 大きなストライプでは問題があるものがあるようです: このようなシステムでは完全なストライプを常にディスクとの間で転送するようで、 大きなストライプは性能に逆効果となります。 .Nm ではこの問題の被害を受けません: すべてのディスク転送を最適化し、不要なデータを転送しないからです。 .Pp 良く知られたベンチマークプログラムで真の複数アクセス状態 (100 を越える同時ユーザ) をテストするものはないので、 この主張の正しさを証明することは困難であることに注意してください。 .Pp これらのことを考えると、次の事項が .Nm ボリュームの性能に影響します: .Bl -bullet .It ストライピングは、複数アクセスのみの性能を向上します。 各要求が違うディスク上にある確率が増加するからです。 .It 複数ドライブにまたがるコンカチネート化 UFS ファイルシステムもまた、 複数ファイルアクセスの性能を向上します。 UFS は、ファイルシステムをシリンダグループに分割し、 ファイルを単一のシリンダグループに置こうとするからです。 一般的に、ストライピングほどは効果がありません。 .It ミラーリングは、読み込み複数アクセスの性能を向上可能です。 デフォルトでは .Nm は、連続する複数の読み込みを、 連続する複数のプレックスに対して発行するからです。 .It ミラーリングは、複数アクセスか単一アクセスかに関わらず、 すべての書き込みの性能を劣化させます。 両方のプレックスに対し、データを書き込む必要があるからです。 これが、前述のミラーリング設定におけるサブディスクのレイアウトの説明です: 各プレックス中の対応するサブディスクが別の物理ディスクにある場合、 書き込みコマンドは並列に発行可能です。 しかし、同じ物理ディスクにある場合、逐次的に実行されてしまいます。 .It RAID-5 の読み込みは、 ストライプ化の読み込みと本質的に同じ考慮すべき点があります。 ただし、ストライプ化プレックスがミラー化ボリュームの一部である場合を除きます。 この場合、ミラー化ボリュームの方が性能が良くなります。 .It RAID-5 の書き込みは、ストライプ化の書き込みの約 25% の速度です: 書き込みを行うには、 .Nm はまずデータブロックと対応するパリティブロックを読み込み、 いくばくかの計算を行い、 パリティブロックとデータブロックを書き戻す必要がありますので、 ストライプ化プレックスに対する書き込みの 4 倍の転送回数となります。 一方、これはミラーリングのコストにより相殺されますので、 単一 RAID-5 プレックスのボリュームへの書き込みは、 2 個のストライプ化プレックスからなる正しく設定されたボリュームへの 書き込み速度の半分となります。 .It .Nm の設定が変わると (例えば、オブジェクトの追加や削除、またはオブジェクトの状態変更)、 .Nm は 128 kB までの更新された設定を各ドライブに書き込みます。 ドライブ数が増加すると、この時間が長くなります。 .El .Ss Vinum ボリューム上にファイルシステムを作成する .Nm ボリューム上にファイルシステムを作成する前に .Nm disklabel を実行する必要はありません。 raw デバイスに対して .Nm newfs だけを実行してください。 .Fl v オプションを使用して、 デバイスがパーティションに分割されないようにしてください。 例えば、ボリューム .Pa mirror 上にファイルシステムを作成するには、次のコマンドを入力します: .Bd -literal -offset 4n # newfs -v /dev/vinum/rmirror .Ed .Pp .Pa rmirror という名前が raw デバイスを参照していることに注意してください。 .Sh その他のことがら .Nm の設定に関係する数個のその他のことがらがあります: .Bl -bullet .It 複数のドライブを単一ディスク上に作成しても、利益はありません。 各ドライブは 131.5 kB のデータをラベルと設定情報に使用し、 設定変更時に性能が劣化します。 適切な大きさのサブディスクを使用してください。 .It コンカチネート化 .Nm プレックスの大きさを増すことはできますが、 現在のところストライプ化プレックスと RAID-5 プレックスでは増せません。 現在のところ既存の UFS ファイルシステムの大きさを増すこともできません。 プレックスおよびファイルシステムを拡張可能とする計画はあります。 .El .Sh 分かりにくい仕様 (GOTCHAS) 次の事柄はバグではありませんし、存在する理由があるのですが、 混乱を引き起こすものです。 各項目は適切な節において議論されています。 .Bl -enum .It .Nm はデバイスを UFS パーティション上には作成するよう要求されると、 -``wrong partition type'' というエラーメッセージを返します。 -パーティションタイプは、現在のところ、``unused'' である必要があります。 +.if t ``wrong partition type'' +.If n "wrong partition type" +というエラーメッセージを返します。 +パーティションタイプは、``vinum'' である必要があります。 .It 複数のプレックスからなるボリューム作成時に、 .Nm はプレックスを自動的には初期化しません。 これは、内容については分からなくても、 これらの間には確かに一貫性がないということを意味しています。 その結果デフォルトでは、 新規作成されたプレックスのうち最初のものを除いたすべての状態を、 .Nm は .Ar 古い (stale) 状態に設定します。 .sp 実際上は、プレックス作成時にその内容に多大な興味を持つ人はいないので、 他のボリュームマネージャはどんなときでも .Ar 起動 (up) に設定して騙します。 .Nm は、新規作成されたプレックスが .Ar 起動 (up) 状態であることを保証するために、2 つの方法を提供します: .Bl -bullet .It プレックスを作成し、それらを .Nm vinum start で同期します。 .It キーワード .Ar setupstate 付きでボリューム (プレックスではありません) を作成します。 このキーワードは、矛盾が存在しても無視してプレックスの状態を .Ar 起動 (up) 状態にするように、 .Nm に指示します。 .El .It 現在 .Nm がサポートしているコマンドには、実際には不要なものがあります。 私には理解できない理由があるのでしょうが、 .Nm label および .Nm resetconfig のコマンドを使おうとするユーザをしばしば見掛けます。特に .Nm resetconfig は、あらゆる種類の恐しいメッセージを表示するにもかかわらずです。 正当な理由無しに、これらのコマンドを使わないでください。 .It 状態遷移には非常に分り難いものがあります。 事実、これがバグであるのか仕様であるのかは明かではありません。 .Ar reborn サブディスクなどの、奇妙な状態になったオブジェクトを起動できない場合には、 .Nm stop または .Nm stop Ar -f のコマンドを使用して、まず .Ar stopped 状態に遷移させてください。 これが上手くいけば、オブジェクトを起動できるはずです。 簡単な方法では上手くいかなくて、これが唯一の回復手段である場合、 その状況を報告してください。 .It カーネルモジュールを .Ar -DVINUMDEBUG オプション付きで構築した場合、 .Nm vinum(8) もまた .Ar -DVINUMDEBUG オプション付きで構築する必要があります。 なぜなら、両方のコンポーネントで使用されるデータオブジェクトに、 大きさが本オプションに依存しているものがあるからです。 前記のようにしないと、 .Ar Invalid argument というメッセージを表示してコマンドは失敗し、 次のようなコンソールメッセージが記録されます: .Pp .Bd -literal vinumioctl: invalid ioctl from process 247 (vinum): c0e44642 .Ed .Pp 古いバージョンの kld やユーザランドプログラムを使うと、 このエラーが発生することがあります。 .It .Nm ドライブは UNIX ディスクパーティションであり、パーティションタイプ .Ar vinum を使用します。 これは、パーティションタイプが .Ar 4.2BSD となる .Nm ccd とは違います。 この ccd の動作は、自分の足元をすくうことになります: .Nm ccd では、容易にファイルシステムを上書きできてしまいます。 .Nm ではそのようなことは許しません。 .Pp 同様の理由で、 .Nm vinum Ar start コマンドは、パーティション .Ar c 上のドライブを受け付けません。 パーティション .Ar c は、ディスク全体を表現するためにシステムが使用し、タイプ .Ar unused である必要があります。 ここには明確な矛盾があるので、 .Ar c パーティションを使用しないことにより .Nm は問題を解決しています。 .It .Nm vinum Ar read コマンドの文法は、吐き気を催すものです。 これが唯一の .Nm vinum 起動のためのコマンドでしたが、今の好ましい方法は .Nm vinum Ar start です。 .Nm vinum Ar read は整備のみに使用すべきです。 文法が変更されたので、引き数が .Pa /dev/da0 のようなディスクスライスであり .Pa /dev/da0e のようなパーティションではないことに注意してください。 .El .\"XXX.Sh BUGS .Sh 関連ファイル .Ar /dev/vinum - .Nm オブジェクトのデバイスノードがあるディレクトリ .br .Ar /dev/vinum/control - .Nm vinum の制御デバイスがあるディレクトリ .br .Ar /dev/vinum/plex - .Nm プレックスのデバイスノードがあるディレクトリ .br .Ar /dev/vinum/sd - .Nm サブディスクのデバイスノードがあるディレクトリ .Sh 環境変数 .Bl -hang .It VINUM_HISTORY ログファイルの名前です。デフォルトでは /var/log/vinum_history です。 .It VINUM_DATEFORMAT ログファイル中の日付の書式です。デフォルトは %e %b %Y %H:%M:%S です。 .It EDITOR 設定ファイルの編集に使用するエディタの名前です。デフォルトは .Nm vi です。 .El .Sh 関連項目 .Xr strftime 3 , .Xr vinum 4 , .Xr disklabel 8 , -.Xr newfs 8 +.Xr newfs 8 , .Pa http://www.lemis.com/vinum.html , .Pa http://www.lemis.com/vinum-debugging.html . .Sh 作者 .An Greg Lehey Aq grog@lemis.com .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Fx 3.0 から登場しました。 +.Nm +の RAID-5 コンポーネントは、 +NetMAX 製品のために +Cybernet Inc. +.Pa www.cybernet.com +が開発しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/xntpd.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/xntpd.8 index 87edbd957c..eedf006454 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/xntpd.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/xntpd.8 @@ -1,1029 +1,1029 @@ .\" -.\" %Id: xntpd.8,v 1.5 1998/02/19 08:05:43 charnier Exp % +.\" %Id: xntpd.8,v 1.5.2.1 1999/08/18 07:41:16 chris Exp % .\" .Dd December 21, 1993 .Dt XNTPD 8 .Os .Sh 名称 .Nm xntpd .Nd Network Time Protocol デーモン .Sh 書式 .Nm xntpd .Op Fl abdm .Op Fl c Ar conffile .Op Fl e Ar authdelay .Op Fl f Ar driftfile .Op Fl k Ar keyfile .Op Fl p Ar pidfile .Op Fl r Ar broadcastdelay .Op Fl s Ar statsdir .Op Fl t Ar trustedkey .Op Fl v Ar variable .Op Fl V Ar variable .Sh 解説 .Nm は、インターネットの標準時間サーバに合わせて、 Unix のシステム時刻 (time\-of\-day) を設定し維持するデーモンです。 .Nm は、RFC 1305 で定義されている Network Time Protocol (NTP) バージョン 3 標準の完全な実装となっていますが、各々 RFC 1059 と RFC 1119 で定義 されているバージョン 1 とバージョン 2 に対する互換性も保っています。 .Nm は全ての計算を固定小数点演算により行うので、浮動小数点を扱うコードは 必要としません。プロトコルおよび時間調整のコードで行われる計算は、 高精度で実行されます。また、最も正確な外部時計の供給源に対しても同期 できるだけの精度の維持を計るべく、計算に規則だった補正値を導入すると いったように、細部まで注意が払われています。 .Pp 通常、 .Nm は、起動時に設定ファイルから設定を読込みます。 デフォルトの設定ファイル名は、 .Pa /etc/ntp.conf ですが、コマンドラインの指定の方が優先します。また、もっぱらコマンド ラインだけで、その局面に役立つ .Nm の設定を与え、設定ファイルを不要にすることもできます。これは、 .Nm が、実行時にブロードキャストを待受ける (listen) ことで決定される全て の通信相手 (peer) に対して、ブロードキャストもしくはマルチキャスト クライアントとして設定されるべき時には、特に適しています。 .Nm デーモンの実行中は、 .Xr ntpq 8 および .Xr xntpdc 8 を使用することで、デーモンのさまざまな内部変数を表示したり 設定オプションを変更できます。 .Pp デーモンは対称アクティブ/パッシブ、クライアント/サーバ、ブロードキャスト /マルチキャスト等の対称的なモードを含むいずれかのモードで働くことが できます。ブロードキャストもしくはマルチキャストクライアントは、 自動的にリモートサーバを探し出し、片道の遅延補正因子を計算して、自動的 に自身に対する設定を行います。これにより、その環境に固有の詳細な設定 や設定ファイルなしに、一群のワークステーションを 配置することが可能になります。 .Pp 以下にあげるコマンドライン引数が .Nm により理解されます。(より完全な機能の説明については、 設定ファイルの説明を参照のこと): .Bl -tag -width indent .It Fl a .Qq 認証 (authenticate) モードで実行します。 .It Fl b NTP のブロードキャストを待受けて、可能ならそれに同期します。 .It Fl c デフォルトの代わりの設定ファイルを指定します。 .It Fl d デバッグモードを指定します。このフラグは何回指定してもかまいませんが、 回数が多いほど表示がより詳細になります。 .It Fl e このコンピュータ上で、NTP の暗号化 (encryption) フィールドを計算する のに必要な時間を (秒で) 指定します。 .It Fl f Ar driftfile driftfile のある場所を指定します。 .It Fl k NTP の認証キーを含むファイルのある場所を指定します。 .It Fl m マルチキャストメッセージを待受けて、可能ならそれらに同期します ( マルチキャストカーネルが必要になります)。 .It Fl p デーモンのプロセス ID を記録するためのファイル名を指定します。 .It Fl r 通常、デーモンは、ブロードキャストもしくはマルチキャストのサーバと クライアントとの間のネットワーク遅延を自動的に補正します。 遅延の測定作業が失敗した場合には、ここで指定した (秒の) デフォルトの 遅延を使用するようになります。 .It Fl s 統計ファイルを作成するためのディレクトリを指定します。 .It Fl t Ar trustedkey キー番号を信頼できるキー (trusted key) のリストに付け加えます。 .It Fl v システム変数を追加します。 .It Fl V デフォルトでリストされるシステム変数を追加します。 .El .Sh "コンフィギュレーションオプション" .Nm の設定ファイルのフォーマットは、 他の Unix 設定ファイルのものに似ています。 コメントは文字 .Qq # で始まり、行末まで続きます。空行は無視されます。 設定コマンドは、行頭のキーワードとそれに続く引数のリストからなります。 引数の内いくつかは、省略可能な場合があります。 また、引数は空白で区切ります。 これらのコマンドは複数行にわたってはなりません。 引数は、ホスト名、ドットで区切られた 4 つ組の数からなる (dotted-quad) 形式の ホストアドレス、整数、浮動小数点数 (秒で時間を指定する際用います)、 テキスト文字列などです。 以下の説明では、省略可能な引数は、 .Qq [] で囲み、複数択一の引数は、互いに .Qq | 区切って表します。 .Pp .Bl -tag -width indent .It Xo peer .Ar host_address .Op key Ar # .Op version Ar # .Op prefer .Xc .It Xo server .Ar host_address .Op key Ar # .Op version Ar # .Op prefer .Xc .It Xo broadcast .Ar host_address .Op key Ar # .Op version Ar # .Op ttl Ar # .Xc .Pp これらの 3 つのコマンドは、利用されるべき時間サーバや与えられるべき 時間サービスを指定します。 .Em peer コマンドは、ローカルサーバが、コマンド中の .Ar host_address で示されるリモートサーバに対し、 .Qq 対称的アクティブ (symmetric active) モードで動作するよう指示します。このモードでは、 ローカルサーバをリモートサーバに同期させるのと同時に、リモートサーバ をローカルサーバに同期させることができます。これは、サーバの ネットワークにおいて、さまざまな悪い状況により、 ローカルサーバとリモートサーバのどちらかがより良い時刻供給源と なり得るような場合に役立ちます。 .Em server コマンドは、ローカルサーバが、指定したリモートサーバに対して .Qq クライアント モードで動作するよう指示します。 このモードでは、ローカルサーバはリモートサーバに同期しますが、 リモートサーバがローカルサーバに同期することは決してありません。 .Em broadcast コマンドは、ローカルサーバが、 .Qq ブロードキャスト モードで動作するよう指示します。ローカルサーバは、コマンド中で指定される ブロードキャスト/マルチキャストアドレスを持つクライアント集団に、 定期的にブロードキャストメッセージを送ります。通常、この指示は、 送信側 (transmitter) として動作しているローカルサーバにのみ適用されます。 ブロードキャストクライアントに対する動作については、以下に説明する .Em broadcastclient もしくは .Em multicastclient コマンドの項を参照して下さい。このモードでは、 .Ar host_address は、通常、そのローカルネットワーク (もしくは複数の ローカルネットワークの内のひとつ)の上でのブロードキャストアドレスであるか、 NTP に割り当てられたマルチキャストアドレスです。NTPには、アドレス 224.0.1.1 が 割り当てられてきました。現在のところは、このアドレスのみを使用すべきです。 マルチキャスト機能はマルチキャストカーネルを必要としますが、これは、 まだ、どのベンダの製品にでも存在するものではないということに注意し て下さい。 .Pp .Ar key オプションが含まれていると、そのアドレスに送られる全てのパケットが、 指定したキー番号 (32 ビット符号無し整数の範囲の数) を用いて暗号化された 認証フィールドを含むようになります。 .Ar version オプションにより、送出される NTP パケットに使用されるべきバージョン 番号を指定することができます。バージョン 1, 2, 3 のいずれかが選択で きますが、バージョン 3 がデフォルトになっています。 .Ar prefer オプションは、そのホストを優先的ホストとします。このホストは、その他 全ての点では同等ですが、正常に動作している一群のホストの中から同期を 取る対象として選ばれます。 .Ar ttl オプションは、ブロードキャストモードでのみ使用され、マルチキャスト パケットで用いられる生存時間 (TTL) を指定します。デフォルトは 127 ですが、 適切な値を選択することは、黒魔術の一種であり、ネットワーク管理者 との調整を必要とします。 .It broadcastclient ローカルサーバに対し、同じサブネット上の他のサーバを見付けるために、 ローカルネットワーク上のブロードキャストメッセージを待受けるよう指示 します。ローカルサーバは、最初のブロードキャストメッセージを受取る際、 リモートサーバとクライアント/サーバ間の短いやりとりを用いて、名目上 の (nominal) ネットワーク遅延を測定してから、後続のブロードキャスト メッセージを待ち受けて、それに同期する .Qq ブロードキャストクライアント モードに入ります。このモードでの偶然もしくは故意の分裂状態 を避けるため、ローカルとリモートのサーバの両方は認証に同一の信頼でき るキーとキー識別子を使用して動作しなくてはならないことに注意して下さい。 .It multicastclient Op Ar IP address ... このコマンドは、 .Em broadcastclient コマンドと同じように用いられますが、IP マルチキャストを使用して動作 します。この機能をサポートするには、マルチキャストカーネルと認証の使用が 必要です。1 つ以上の IP アドレスが与えられると、サーバはそれぞれ のマルチキャストグループに加わります。1 つも与えられなければ、NTP に 割り当てられている IP アドレス (224.0.1.1) が想定されます。 .It driftfile Ar filename このコマンドは、ローカルの時計発振子の周波数オフセットを記録するため のファイル名を指定します。このファイルが存在すると、起動時に初期周波数 オフセットを指定するのに使用され、その後 1 時間に 1 度 その時点での周波数オフセットがデーモンにより計算されて更新されます。 ファイルが存在 しないか、このコマンドが与えられていない場合、初期周波数オフセットは 0 と仮定されます。この場合、周波数が安定し、残った時間誤差が収まる のに数時間かかります。 ファイルには、 100 万分の 1 (ppm) 単位でのオフセット値を表す浮動小数点数が 1 つ含まれます。 このファイルが、最初にカレント変動値を一時ファイルに書込み、 -.Xr rename 3 +.Xr rename 2 により古いファイルと置換えることで更新されることに注意して下さい。これは、 .Nm が、ドリフトファイルのあるディレクトリに対し書き込み権を持っている必要があり、 ファイルは、シンボリックであろうとなかろうと、 ファイルシステムリンクであるべきではないだろうことを意味しています。 .It enable Ar auth|bclient|pll|monitor|stats Op Ar ... さまざまなサーバオプションを有効にします。指定されていないフラグは 影響を受けません。 .Ar auth フラグは、その通信相手 (peer) が信頼 できるキーとキー識別子を使用して正しく認証されている場合に限って、サーバが 未設定の相手に同期するようにします。このフラグのデフォルトは 無効 (オフ) です。 .Ar bclient フラグは、サーバがブロードキャストもしくはマルチキャストサーバからの メッセージを待ち受けるようにします。これにより、 そのサーバに対する連携 (association) が自動的に成立します。 このフラグのデフォルトは無効 (オフ) です。 .Ar pll フラグは、サーバのローカル時計を調整するようにします。デフォルトでは 有効 (オン) です。無効にした場合、ローカル時計は固有の時間と周波数オプセットの まま動きます。このフラグは、ローカル時計が他の何らかのデバイスや プロトコルにより制御されており、NTPは他のクライアントと同期をとるためだ けに使用されている場合に、役立ちます。 .Ar monitor フラグは、モニタファシリティ (facility) を有効にします(下記参照のこと)。 デフォルトでは有効 (オン) です。 .Ar stats フラグは、統計のファシリティ の filegen (下記説明を参照のこと) を有効にします。デフォルトでは有効 (オン) です。 .It disable Ar auth|bclient|pll|monitor|stats Op Ar ... さまざまなサーバオプションを無効にします。指定されていないフラグは影響を 受けません。現在使用可能なオプションは、enable コマンドの項で説明 しています。 .El .Sh "認証オプション" .Bl -tag -width indent .It keys Ar filename このコマンドは、認証モードでの操作の際、 .Nm により使用される暗号化キーとキー識別子を含むファイルの名前を指定します。 このファイルのフォーマットは以降で説明します。 .It trustedkey Ar # Op Ar # ... このコマンドは、同期するのにふさわしい通信相手を認証する目的において、 信用できる暗号化キー識別子を指定するのに使用されます。 この目的で、ローカルとリモート両方の サーバが同一のキーとキー識別子を共有することを、認証手続きは求めます。 異なるサーバ間では異なるキーを使用できます。 引数は、32 ビット符号なし整数ですが、 NTP キー 0 は固定されており周知の ものであることに注意してください。意味のある認証が行われるべきならば、 キー 0 は信用すべきではありません。 .It requestkey Ar # このコマンドは、 .Nm の動作に影響を与える問題の診断と修復に役立つ .Xr xntpdc 8 プログラムにより使用されるキー識別子を指定します。 .Nm xntpdc プログラムの動作は、 .Nm のこの固有の実装に特定されており、このバージョン および以前のバージョンのデーモンとのみ動作すると見込まれます。ローカル サーバの状態に影響を与えるリモートの .Nm xntpdc プログラムからの要求は、 認証されねばなりません。そのためには、リモートプログラムとローカル サーバが共通のキーとキー識別子を共有することが必要です。このコマンドの引数は、 32 ビット符号なし整数です。設定ファイルに .Em controlkey コマンドが含まれていないか、キーがマッチしないと、この要求は無視され ます。 .It controlkey Ar # このコマンドは、 .Nm の動作に影響を与える問題の診断と修復に役立つ .Xr ntpq 8 プログラムにより使用されるキー識別子を指定します。 .Nm xntpq プログラムと .Nm の動作は RFC 1305 の定義を満たしています。ローカルサーバの状態に影響 を与えるリモートの .Nm ntpq プログラムからの要求は、認証されねばなりません。そのためには、リモート プログラムとローカルサーバが共通のキーとキー識別子を共有することが 必要です。このコマンドの引数は、32 ビット符号なし整数です。 設定ファイルに .Em requestkey コマンドが含まれていないか、キーがマッチしないと、この要求は無視され ます。 .It authdelay Ar seconds ローカル計算機上で NTP 認証フィールドを暗号化するのに要する時間の 総計を示します。この値は、送出パケットに認証が用いられる際、送信タイム スタンプを修正するのに使用されます。通常、この値は 0.0001 秒から 0.003 秒あたりになりますが、これはまさにホスト計算機の CPU 速度に依存して います。通常、この値は、ディストリビューションに含まれている .Em authspeed プログラムを用いて計算されます。 .El .Sh "アクセス制御オプション" .Bl -tag -width indent .It Xo restrict .Ar address .Op mask Ar numeric_mask .Op Ar flag .Op Ar ... .Xc .Nm は、汎用のアドレスとマスクに基づく制限リストを実装しています。リスト はアドレスにより、そしてマスクによりソートされ、その順番でマッチして いるかどうか調べられます。ここで、最後にマッチしたものが受信パケット に関する制限フラグを定義します。受信パケットのソースアドレスは、制限 リストエントリのマスクでアンドをとられた 32 ビットアドレスと マッチするか調べられ、それからエントリアドレス (これもまたマスクと アンドをとられます) と比較され、マッチするものを探します。引数 .Em mask のデフォルトは 255.255.255.255 で、 .Em address が個別のホストのアドレスとして扱われることを意味します。デフォルト エントリ (address 0.0.0.0, mask 0.0.0.0) は常にリストに含まれ、既定の ソートアルゴリズムでは、リストの先頭のエントリとなります。 .Em address は、通常ドット付き 4 つ組形式で与えられますが、mask オプションを伴わないテキスト文字列 .Em default は、デフォルトエントリを示すために使用できることに、注意して下さい。 .Pp 現在の実装では、フラグは常にアクセスを制限します。すなわち、フラグを 持たないエントリは、サーバへの自由なアクセスが与えられることを示す ことになります。フラグは直交的ではなく、より制限の強いフラグは、より 制限の弱いフラグを冗長にします。フラグは、一般に 2 つのカテゴリに分類 されます。時間サービスを制限するものと、情報問い合わせやサーバの 実行時再設定の試みを制限するものです。次のフラグの内、1 つ以上を指定する ことができます: .Bl -tag -width indent .It ignore このエントリにマッチするホストからのすべてのパケットを無視します。 このフラグが指定されると、問い合わせも時間サーバへのポーリングも応答さ れなくなります。 .It noquery NTP の モード 6 と 7 のすべてのパケット (つまり情報問い合わせと設定要求) を無視します。時間サービスは影響を受けません。 .It nomodify サーバの状態を変えようとするモード 6 と 7 のすべてのパケット (つまり 実行時再設定) を無視します。情報を返す問い合わせは許されます。 .It notrap マッチしたホストにモード 6 の制御メッセージのトラップサービスを提供 することを拒否します。トラップサービスは、モード 6 の制御メッセージ プロトコルのサブシステムで、リモートのイベントロギングプログラムによ る使用が意図されています。 .It lowpriotrap マッチしたホストによるトラップセットを低い優先度として宣言します。1 つのサーバが保持し得るトラップの数は制限されています(現在の制限値は 3 です)。トラップは通常、先入れ先処理ベースで割当てられ、後から来た トラップ要求はサービスを拒否されます。 このフラグは割り当てアルゴリズムを変更し、 後から到着する要求のための通常優先度のトラップを 低い優先度のトラップより優先させます。 .It noserve モード 6 と 7 以外のすべての NTP パケットを無視します。基本的には、 時間サービスは拒否されますが、それでも問い合わせは許されています。 .It nopeer ポーリングしているホストに、状態を持たない (stateless) 時間サービス を与えますが、そうしなければ将来的に同期の相手として有用であるかもし れない場合にさえ、それらに更新相手 (peer) 用のメモリ資源を割当てません。 .It notrust これらのホストは同期源としては決して使用されませんが、その他の点では 普通に扱われます。 .It limited これらのホストは、同一のネットからのクライアント数の制限の対象となり ます。ここで言うネットとは、 (class A, class B, class C 等の) ネット の IP 表記のことです。 サーバに見えるホストで、過去 .Qq client_limit_period 秒の間アクティブであった、最初の .Qq client_limit 個のホストのみが、受け付けられます。同一の ネットの他のクライアントからの要求は拒否されます。時間要求パケットのみが、 考慮されます。 .Qq プライベート 、 .Qq 制御 、 .Qq ブロードキャスト 等のパケットは、クライアント制限の対象にはならず、 クライアントの数の内には入れられません。クライアントの履歴は、 .Nm のモニタリング機能を使用して維持されます。それゆえ、モニタリングは、 .Qq limited フラグに制限エントリがある限り、アクティブです。 .Qq client_limit のデフォルト値は 3 です。 .Qq client_limit_period のデフォルト値は 3600 秒です。 .It ntpport 実質的には、制限フラグと言うより、マッチのアルゴリズムを変更するもの です。このフラグが存在すると、パケットのソースポートが標準の NTP の UDP ポート (123) である場合にのみ、制限エントリにマッチします。 .Qq ntpport と .Pf non\- Qq ntpport の両方が指定できます。 .Qq ntpport はより限定的であると考えられ、リストの後方にソートされます。 .El .Pp デフォルトの制限リストエントリは、フラグ .Qq ignore , .Qq ntpport を持ち、ローカルホストのインタフェースアドレスの各々に対し スタートアップ時にテーブルに挿入され、サーバがそれ自身の時間に同期しようと しないようにします。また、デフォルトエントリは常に存在しますが、他で は設定されない場合は、どのフラグもデフォルトエントリに関連づけられま せん (すなわち、あなた自身の NTP サーバ以外のすべてが無制限になります) 。 .Pp 制限機能は、NSFnet の幹線上で動いている時間サーバの現在のアクセスポリシが、 .Nm と同様に実装され得るように、付け加えられたものです。 望まないまたは故障したリモート時間サーバからのあなたのサーバへの影響を 避けるために、この機能がことのほか有用である一方、これが 標準の NTP 認証 機能の代わりになると考えるべきではありません。ソースアドレスに 基づく制限は、確信犯的クラッカーにたやすく裏をかかれます。 .It clientlimit Ar limit .Qq client_limit を .Ar limit にセットし、クライアント制限ポリシの設定を可能にします。 この変数は、そのサーバの使用を許される 同一ネットワークからのクライアント数を定義します。 .It clientperiod Ar period .Qq client_limit_period をセットし、クライアント制限ポリシの設定を可能にします。 この変数は、その時間後にクライアントがインアクティブであるとみなし、 従って制限されるクライアント数にもはや数えられなくなるような秒数を指定します。 .El .Sh "モニタリングオプション" .Bl -tag -width indent .It statsdir Ar /directory path/ 統計ファイルが作られるべきディレクトリのフルパスを指定します(下記参照)。 このキーワードにより (そうでなければ定数である) filegen ファイル名の プレフィックスを統計ログ処理に対して用いられるファイル生成セットに対して 修正することが可能となります (下記 .Em filegen 文を参照)。 .It statistics Ar name Ns ... 統計レコードの書込みを有効にします。現在のところ、3 種類の統計がサポート されています。 .Bl -tag -width indent .It loopstats ループフィルタの統計情報の記録を有効にします。ローカル時計の更新を行う度に、 .Qq loopstats と名付けられたファイル生成セットに次の形式の行を出力します: .Dl 48773 10847.650 0.0001307 17.3478 2 最初の 2 つのフィールドは、日付 (ユリウス歴に修正済) と時刻 (UTC 午前 0 時からの秒数)です。次の 3 つのフィールドは、時計の更新時の、 秒での時間オフセット, 100 万分の 1 単位の周波数オフセット, clock-discipline アルゴリズムの時定数です。 .It peerstats 通信相手に関する統計情報の記録を有効にします。これには、存在し設定済みの NTP サーバと 1-pps シグナルのすべての通信相手に関する統計レコードが 含まれます。有効な更新が行われる度に、 .Qq peerstats と名付けられたファイル生成セットの現在の要素に次の形式の行を出力します: .Dl 48773 10847.650 127.127.4.1 9714 -0.001605 0.00000 0.00142 最初の 2 つのフィールドは、日付 (ユリウス歴に修正済) と時刻 (UTC 午前 0 時からの秒数)です。次の 2 つのフィールドは、それぞれ ドット付き 4 つ組記法で表された通信相手のアドレスとステータスです。 ステータスフィールドは、 NTP の仕様である RFC 1305 の Appendix A で記述さ れたフォーマットに従い 16 進数にエンコードされています。最後の 3 つ のフィールドは、オフセット, 遅延, ばらつきで、すべて秒単位です。 .It clockstats 時計ドライバの統計情報の記録を有効にします。時計ドライバからの更新を 受ける度に、 .Qq clockstats と名付けられたファイル生成セット次の形式の行を出力します: .Dl 49213 525.624 127.127.4.1 93 226 00:08:29.606 D 最初の 2 つのフィールドは、日付 (ユリウス歴に修正済) と時刻 (UTC 午前 0 時からの秒数)です。次のフィールドは、ドット付き 4 つ組記法で表された 時計のアドレスです。最後のフィールドは、時計から受け取った最後のタイム コードで、ここでは意味のある .Tn ASCII 形式にデコードされています。いくつかの 時計ドライバでは、たくさんの付加的情報が集められ、同様に表示されます。 より詳しくは、それぞれの時計の仕様情報を参照してください。 .El .Pp 統計ファイルは、ファイル生成セット(下記 .Em filegen を参照)を用いて管理されます。統計を記録することで得られる情報は、 .Nm サーバの一時的なプロパティ (properties) の解析を可能にします。通常は 主要な (primary) サーバで役立つだけですが、あるいはキャンパスのメイン サーバでも役立つかもしれません。 .It Xo filegen .Ar name .Op file Ar filename .Op type Ar typename .Op flag Ar flagval .Op link | nolink .Op enable | disable .Xc ファイル生成セット (file generation set) .Ar name の設定を行います。ファイル生成セットは、サーバの活動期間を通じて 継続的に大きくなっていくファイルを扱う手段を提供します。サーバ統計は このようなファイルの典型例です。ファイル生成セットにより、現状のデータ を格納するのに用いられるファイル集合にアクセスできます。任意の時点で、 集合の高々 1 つの要素への書き込みが行われます。 .Em type は、その集合の新たな要素に、データが、いつ、どのように出力されるのか の仕様を与えます。この方法で、 .Nm の動作を妨げる危険なしに、管理的な操作 (administrational operations) から、現在使用されていないファイル集合の要素に格納されている情報が、 利用できるようになります。(最重要: それらは、新たな出力データのため 空きを作るのに削除される可能性があります。)要素のファイル名は 3 つの 部分から作られます。 .Bl -tag -width indent .It prefix 不変なファイル名のパスです。 .Em filegen 文による修正の対象にはなりません。サーバによって定義され、通常コンパイル時の 定数として指定されます。しかし、他のコマンドにより、個別のファイル生成 セットに対して設定は可能です。たとえば、 .Qq loopstats と .Qq peerstats という filegen で用いられるプレフィックスは、すでに説明した .Em statsdir 文を使用して設定できます。 .It filename この文字列は、上で述べた .Em prefix に、( .Sq / (スラッシュ) を入れずに ) 直接連結されます。 .Em filegen 文の .Ar file 引数を使って修正できます。 .Em prefix により示されるファイル名が、ファイルシステム階層の 外側を参照しないように、この部分は .Qq .. を含んではいけないようになっています。 .It suffix この部分はファイル集合の各要素を反映します。後述のように、ファイル集合の .Em type に従って生成されます。 .El .Pp ファイル生成セットは、その型 (type) により特徴づけられます。次の型が サポートされています: .Bl -tag -width indent .It none ファイル集合は実際には、単一のプレーンファイルです。 .It pid .Nm サーバの起動ごとに、ファイル集合の 1 つの要素が使われます。この型は、 実行中にファイル集合の要素への変更を一切行いませんが、異なる .Nm サーバの起動ごとに別々のファイルをつくる簡単な方法になります。要素の ファイル名は、 .Em prefix と .Em filename をドット .Pf ( Sq \&. Ns ) でつなげた上、 .Nm サーバプロセスのプロセス ID の10進表現をつなげて作られます。 .It day 1 日に 1 つのファイル生成セットの要素が作成されます。ここで、 .Em 日 という用語は、 .IR UTC に基づきます。1 日は、 UTC の 00:00 と 24:00 の間の期間として定義されます。 要素のサフィックスは、ドット .Pf ( Qq \&. Ns ) と .Aq < YYYYMMDD > の形式の日付指定からなります。 .Em YYYY は 4 桁の西暦年 (たとえば 1992)で、 .Em MM は、2 桁の月です。 .Em DD は、2 桁の日となります。したがって、1992 年 12 月 10 日に情報はすべて、 .Qq .19921210 という名前のファイルに書かれます。 .It week どの要素も 1 年の内のある週に関連するデータを含みます。ここで、 .Em 週 という用語は、 .Qq 年の始まりからの日数 の 7 の商により定義されます。この ようなファイル生成セットの要素は、ファイル集合のファイル名のベースに 次のようなサフィックスをつけることで区別されます。サフィックスは、 ドット、4 桁の西暦年、文字 .Qq W 、2 桁の週番号です。例えば、1992 年 1 月 10 日からの情報は、サフィックス .Qq .1992W1 を持つファイルに出力されます。 .It month 1 月に 1 つのファイル生成セットの要素が作成されます。ファイル名の サフィックスは、ドット、4 桁の西暦年、2 桁の月からなります。 .It year 1 年に 1 つのファイル生成セットの要素が作成されます。ファイル名の サフィックスは、ドットと 4 桁の西暦年からなります。 .It age この型のファイル生成セットは、サーバが 24 時間活動するごとに新たな要素に 変わります。ファイル名のサフィックスは、ドット、文字 .Qq a 、8 桁の数からなります。この数は、対応する 24 時間の始め からサーバが実行されている秒数であるようになります。 .El .Pp 情報は、ファイル生成セットが .Qq enabled のときのみ、そのセットに書込まれます。出力は .Qq disabled を指定することで抑止されます。 .Pp ファイル生成セットの .Em 現在の 要素に決まった名前でアクセスできると便利です。この機能は、 .Qq link を指定することで有効になり、 .Qq nolink を使って無効になります。 .Qq link が指定されると、 現在の要素から サフィックスを持たないファイルへのハードリンクが作成されます。その名前 を持つファイルが既に存在し、そのファイルのリンク数が 1 の場合、その ファイル名に、ドット、文字 .Qq C 、 .Nm サーバプロセスの pid をつなげて、名前変更を行います。リンク数が 1 以上の場合、ファイルはアンリンクされます。これにより現在のファイルを 定数名でアクセスすることができます。 .El .Sh "その他のオプション" .Bl -tag -width indent .It precision Ar # このコマンドは、ローカル時計の名目上の (nominal) 精度を指定します。 この値は、秒単位のローカルの時間管理精度の底を 2 とする対数に近似的 に等しい整数です。通常、デーモンは起動時に自動的に精度を決定するの で、このコマンドは、精度を自動的に決定できない特殊な場合にのみ必要に なります。 .It broadcastdelay Ar seconds ブロードキャストおよびマルチキャストモードは、ローカルとリモートサーバ間の ネットワーク遅延を決定するため、特別の修正を必要とします。通常、 この修正は、ローカルとリモートサーバ間の最初のプロトコル交換により、 自動的に行われます。修正手続きは、例えば、ネットワークもしくはサーバ のアクセス制御のために失敗する可能性があります。このコマンドは、これ らの状況下で使用されるデフォルトの遅延を指定します。(イーサネットに 対する)典型としては、0.003 から 0.007 秒が適切です。このコマンドが使 用されない場合のデフォルトは、0.004 秒です。 .It Xo trap .Ar host_address .Op port Ar port_number .Op interface Ar interface_addess .Xc このコマンドは、指定されたローカルインタフェースに送られる メッセージに対する、所与のホストアドレスとポート番号でのトラップレシーバを 設定します。ポート番号が指定されない場合、 18447 が使用されます。 インタフェースアドレスが指定されない場合、メッセージが送信時に通過する ローカルインタフェースのアドレスをソースアドレスとしてメッセージが 送られます。マルチホームのホストでは、使用されるインタフェースが、 ルーティングの変更にともない変化し得ることに注意してください。 .Pp トラップレシーバは、一般には、イベントメッセージやサーバからのその他 の情報をログファイル中に記録するものです。このようなモニタプログラム はまた、それら自身のトラップをダイナミックに要求するかもしれませんが、 トラップレシーバの設定は、サーバのスタート時にメッセージが失われない ことを保証することになっています。 .It Xo setvar .Ar variable .Op Ar default .Xc このコマンドは、付加的なシステム変数を追加します。これらの変数は、 アクセスポリシなどの付加的な情報を配布するために使用できます。 = の形式の変数に、キーワード .Em default が続いた場合、変数はデフォルトのシステム変数の一部としてリストされる ようになります ( .Pf ( Nm ntpq コマンド) 。これら付加的な変数は、情報を与える目的だけを果たします。 リストされ得ると言うこと以外に、プロトコルに関係しません。 既知のプロトコル変数は常に、 .Em setvar の機構により定義されたいかなる変数よりも優先されます。 .Pp 同一グループのすべての変数の名前を含む 3 つの特別な変数があります。 .Em sys_var_list は、すべてのシステム変数の名前を保持しています。 .Em peer_var_list は、すべての更新相手 (peer) 変数の名前を保持しています。 .Em clock_var_list は、参照時計変数の名前を保持しています。 .It monitor Ar yes|no .It authenticate Ar yes|no これらのコマンドは、 .Em enable と .Em disable コマンドに置き換えられました。ここにあげたのは歴史を述べるためです。 .El .Sh "認証キーファイルのフォーマット" .Tn NTP 標準は、受信した NTP パケットの認証の確認を可能とし、送信パケット内の 認証の指示を与えるための拡張を定めています。これは、 .Nm においては、デジタル署名, あるいは message-digest を計算するため、 DES もしくは MD5 アルゴリズムを使用して実装されています。この仕様は、 32 ビットのキー識別子により、約 40 億個のうちの 1 つが、連携 (association) の認証に使用できるようにしています。連携に含まれるサーバは、各々独立 にキーとキー識別子を学習せねばならないにも関わらず、データを認証する のに使用されるキーとキー識別子に合意せねばなりません。 DES の場合、 キーは 56 ビット長で、型によっては各バイトにパリティがつきます。MD5 の場合、キーは 64 ビット (8 バイト) です。 .Nm は、 コマンドラインオプション .Fl k もしくは設定ファイル中の .Em keys 文を使用して指定されるファイルからキーを読み込みます。キー番号 0 は、 .Tn NTP 標準によって (56 ビットの 0 として) 決定されており、変更できませんが、 一方、1 から 15 のキー番号の内の 1 つ以上がキーファイル中で任意に セットできます。 .Pp キーファイルは、設定ファイルと同様のコメント記述法 を使用しています。キーエントリはの形式の固定されたフォーマットを 使用します: .Pp .Dl keyno type key .Pp の形式の固定されたフォーマットを使用します。ここで、 .Em keyno は正の数、 .Em type はキーが与えられる形式を定義する単一文字、 .Em key はキーそれ自身です。 .Pp キーは、 .Em type 文字による制御で、3 つの異なるフォーマットの 内の 1つで与えられます。3 つのキーの型とそれに対応するフォーマットは、 次にあげるとおりです: .Bl -tag -width indent .It S .Em key は、 DES のドキュメントに定められたフォーマットの 64 ビットの 16進数で、各オクテットの上位 7 ビットが使用された 56 ビット キーです。各オクテットの下位 1 ビットは、オクテットを奇数パリティに 保つように与えられます。先頭の 0 は省略できません (すなわち、キーは 正確に 16 桁の 16 進数である必要があります) 。また、奇数パリティが保 たれねばなりません。それゆえ、ゼロキーは、標準フォーマットで、 .Em 0101010101010101 として与えられます。 .It N .Em key は、 .Tn NTP 標準で定められたフォーマットの 64 ビットの 16 進数です。これは、各オクテットを 1 ビット右 rotate して、パリティビットが オクテットの上位ビットになったことを除いては、DES フォーマット と同じです。先頭の 0 は省略できず、奇数パリティが保たれねばなりません。 0 キーは、 NTP フォーマットで、 .Em 8080808080808080 のように指定されます。 .It A .Em key は 1 文字から 8 文字の ASCII 文字列です。キーは、文字列中の各文字の .Tn ASCII 表現の下位 7 ビットを使用して構成されます。56 ビット幅のキーを作るために、 Unix パスワードから暗号化キーを作るのと 同じ方法で、必要なら 0 が右端に付加されます。 .It M .Em key は 1 文字から 8 文字の .Tn ASCII 文字列で、 MD5 の認証方式 を使用しています。キーと認証方式 (DES または MD5) の両方が、同じキー 番号を共有する一組の交信相手の間で一意であることが、必要であることに 注意してください。 .El .Pp 設定ファイルの .Em requestkey 文の方法で、 .Xr xntpdc 8 プログラムを用いてなされる実行時の設定要求を認証するために、キーの内 1 つが選択できます。後者のプログラムは、パスワードとして端末からキー を得ます。ですから、一般に、この目的のために使用されるキーを .Tn ASCII 表現で指定するのは、適切なことです。 .Sh 主要な時計サポート (PRIMARY CLOCK SUPPORT) .Nm は、オプションで、いくつかの型の参照時計に対するサポートを含むように コンパイルできます。参照時計は、一般に (常にではなく)、カナダの NRC やアメリカの NIST により提供されるサービスと同様の標準時刻の供給源に 同期している無線時刻コード受信機です。コンピュータと時刻コード受信機 の間のインタフェースはデバイス依存で多種にわたりますが、多くは シリアルポートです。 .Pp 多種類の参照時計ドライバに対するサポートは、他の場所で記述された コンパイラ定義のコードを使用して、条件コンパイルされます。参照時計を設定 しようとする試みは、特定のサポートが得られないか、ハードウェアポート が適切に設定されていないとき、システムログファイルに警告を残しますが、 そのほかでは障害となりません。 .Pp 設定のために、 .Nm は、参照時計を、できるかぎり普通の .Tn NTP の交信相手にするのと同じよう な方法で扱います。参照時計は、普通の交信相手と同様にアドレスで参照さ れますが、普通の交信相手と区別するため、無効なアドレスが使用されます。 参照時計のアドレスは、 .Em 127.127.t.u の形式となります。ここで、 .Em t は、時計の型を示す整数で、 .Em u は、型で特定されるユニット番号を示します。参照時計は、設定ファイル中の .Em server 文を使用して設定されます。このときの .Em host_address は、時計のアドレスです。 .Em key , .Em version , .Em ttl オプションは、参照時計サポートのためには使用されませんが、 .Em prefer オプションは、ある参照時計を、それが望ましい場合には、他の参照時計や 交信相手より少し熱心に大事に扱わせるよう、サーバに促すのにうまく使え ます。時計のアドレスは、一般に設定ファイル中で普通 の IP アドレスが使用できるところならどこでも使用できます。例えば、 .Em restrict 文中などですが、このような使用法は普通は奇妙に思えるでしょう。 .Pp 参照時計サポートは、特別の方法で参照時計を設定するのに使用できる .Em fudge コマンドを与えます。 以下は、このコマンドに適用される一般的なフォーマットです。 .Pp fudge .Ar 127.127.t.u .Op time1 Ar secs .Op time2 Ar secs .Op stratum Ar int .Op refid Ar int .Op flag1 Ar 0|1 .Op flag2 Ar 0|1 .Op flag3 Ar 0|1 .Op flag4 Ar 0|1 .Pp .Em time1 と .Em time2 オプションは、秒単位の固定小数点で指定され、いくつかの時計ドライバで は、補正定数として使用されます。慣習により、別のやり方で示されない限り、 .Em time1 は、特定の時計の名目上の時間オフセットを、高精度の PPS 信号のような、 外部の標準に一致させるように調整するための補正定数として使用されます。 指定されたオフセットは、内部の DIP スイッチのような他の手段により与えられた 伝搬遅延に付加されます。 .Em stratum オプションは 0 から 15 までの数で、時計に対し非標準の operating stratum を割当てるのに使用します。 .Em refid オプションは、 1 から 4 文字までの .Tn ASCII 文字列で、時計に対し非標準 の参照識別子を割当てるのに使用します。最後に、4つの 2 値フラグ .Em flag1 , .Em flag2 , .Em flag3 , .Em flag4 は、時計ドライバをカスタマイズするのに使用されます。これらの値の解釈 や、ともかくそれらが用いられるのかどうかは、特定の時計ドライバが必要 とするかに関わっています。しかし、慣習により、別のやり方で示されない 限り、 .Em flag3 は、 ppsclock ストリームモジュールを設定されるドライバにアタッチする のに使用され、一方、 .Em flag4 は、 .Em filegen コマンドで設定される時計統計 (clockstats) ファイルへの詳細なモニタリング データの記録を有効にするために使用されます。 ppsclock ストリーム モジュールについてのさらなる情報は、現在の xntp3 プログラムの ディストリビューション中の .Pa ./kernel ディレクトリの .Pa README ファイル内にあります。この機能についてのさらなる情報は、 同じディストリビューション中の .Pa ./scripts/stats ディレクトリにあります。 .Pp 通常、参照時計の stratum は、デフォルトで 0 です。 .Nm デーモンは、各交信相手の stratum に 1 を加算するので、主要 (primary) サーバは、通常 stratum 1 を示します。巧みに運用されたバックアップを 与えるために、参照時計の stratum を 0 以上に指定することは、役に立つ ことが多いです。 .Em stratum オプションは、この目的のために使用されます。また、参照時計と 1-pps discipline 信号の両方を含む場合、ドライバによっては、参照時計識別子 をデフォルト以外に指定することは有用です。 .Em refid オプションは、この目的のために使用されます。そう記されていない限り、 これらのオプションは、すべての時計ドライバに適用されます。 .Pp 現在、Unix マシン上の .Nm は、バックアップとして用いられる、あるいは他の時計供給源が与えられな いとき使用される特殊な仮想時計に加えて、いくつかの異なる型の時計 ハードウェアをサポートしています。たいていの時計ドライバの場合、xntp3 プログラムのディストリビューション中の .Pa ./doc ディレクトリの .Pa README ファイル内で述べられているように 1-pps 精度のタイミング信号に対する サポートが利用可能です。時計ドライバ、およびそれらを設定するのに使用される アドレスは、現在の xntp3 プログラムのディストリビューション中の .Pa doc ディレクトリの .Pa README.refclocks で記述されています。 .Sh 変数 .Tn NTP プロトコルにより用いられるたいていの変数は、 .Nm xntpdc (モード 7 メッセージ) と .Nm ntpq (モード 6 メッセージ) で、調べることができます。 現在は、ごくわずかの変数が、モード 6 メッセージを通して変更可能です。 これらの変数は、 .Em setvar の指示で作られたか、リープ警告 (leap warning) 変数かのどちらかです。 リープ警告ビットは、 .Em leapwarning 変数で (1 ヶ月前までに) セットされます。 .Em leapwarning と .Em leapindication 変数内の両方が通常の .Em leap ビット解釈と少し違ったエンコーディングを持っています: .Bl -tag -width indent .It 00 デーモンは、同期源のリープビットを渡します (通常モードの動作) 。 .It 01/10 うるう秒 (leap second) が、付加/削除されます (オペレータによるうるう秒の強制)。 .It 11 同期源からのリープ情報は、無視されます (それゆえ LEAP_NOWARNING が 与えられます) 。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/ntp.drift -compact .It /etc/ntp.conf デフォルトの設定ファイル名 .It /etc/ntp.drift ドリフトファイルの慣習上の名前 .It /etc/ntp.keys キーファイルの慣習上の名前 .El .Sh 関連項目 .Xr ntpdate 8 , .Xr ntpq 8 , .Xr xntpdc 8 .Sh 歴史 コマンドは University of Toronto の .An Dennis Ferguson によって書かれました。 テキストは University of Delaware の .An David Mills により修正されました。 .Sh バグ .Nm はかなり大きくなってしまいました。巨大とは言いませんが、ワークステーションで 実行される可変プライオリティのデーモンとして望ましい大きさを 超えてしまいました。それは特に、かさばる凝った特徴の多くが、高い stratum のワークステーションよりは、高負荷の主要 (primary) サーバに あわせて設計されているからです。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/yp_mkdb.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/yp_mkdb.8 index 9c3f75eecb..82cefcb700 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/yp_mkdb.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/yp_mkdb.8 @@ -1,186 +1,202 @@ .\" Copyright (c) 1995, 1996 .\" Bill Paul . All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by Bill Paul .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY Bill Paul AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL Bill Paul OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: yp_mkdb.8,v 1.8 1998/03/23 08:30:19 charnier Exp % +.\" %Id: yp_mkdb.8,v 1.8.2.1 1999/08/22 15:37:19 wpaul Exp % +.\" .\" jpman %Id: yp_mkdb.8,v 1.3 1997/05/19 17:09:21 horikawa Stab % .\" .Dd March 12, 1996 .Dt YP_MKDB 8 .Os .Sh 名称 .Nm yp_mkdb .Nd "NIS データベースを作成する" .Sh 書式 .Nm yp_mkdb .Fl c .Nm yp_mkdb .Fl u Ar dbname .Nm yp_mkdb .Op Fl c .Op Fl b .Op Fl s +.Op Fl f .Op Fl i Ar inputfile .Op Fl o Ar outputfile .Op Fl d Ar domainname .Op Fl m Ar mastername .Ar inputfile .Ar dbname .Sh 解説 .Nm yp_mkdb は FreeBSD の NIS サーバが使用する .Xr db 3 スタイルのデータベースを作成します。 .Nm yp_mkdb はデータを .Ar inputfile から読み取り、 そのデータを .Ar dbname に .Xr db 3 フォーマットで書き込みます (ハッシュテーブル法を使用します)。 入力は 'key data' の形式、 すなわち空白で区切られた 2 つの .Tn ASCII データフィールドである必要があります。 1 番目のフィールドはキーであるとされ、他は全てデータであるとされます。 通常、データベースが格納されるのは .Pa /var/yp/[domainname] です。ここで、 .Ar domainname はサーバが対象とする NIS ドメイン名です。 .Nm yp_mkdb が起動されるのは、通常 .Pa /var/yp/Makefile からです。 .Nm で NIS データベースファイルをダンプし、内容検査を行えます。 セキュリティのため、 .Nm が作成した全てのデータベースは、所有者のみ読み書き可能です (通常所有者は root です)。 .Sh オプション .Nm yp_mkdb コマンドは以下のフラグとオプションをサポートしています: .Bl -tag -width indent .It Fl c YPPROC_CLEAR リクエストをローカルホスト上の .Xr ypserv 8 宛に送ることを .Nm に指示します。 このシグナルにより、 サーバはオープンしているデータベースデスクリプタをクローズし、 データベースキャッシュをフラッシュします。 このフラグを単体で使用した場合、 サーバにシグナルを送るだけで他には何もしません。 データベース作成コマンドとともに使用した場合には、 .Nm は新たなデータベースが成功裏に作成された後にのみシグナルを送ります。 .It Fl b このフラグを指定すると、キーが .Em YP_INTERDOMAIN でありデータフィールドが空である特別のエントリの データベースへの追加を .Nm に指示します。 このキーがマップ中に存在すると、 .Xr ypserv 8 における 'マッチ' 手続きの動作が何も言わずに変わります。 (キーにマッチするレコードをサーバが見付けられなかったことにより) マッチ問い合わせが失敗した場合、 その要求されたマップに .Em YP_INTERDOMAIN キーが存在する場合には、 .Xr ypserv 8 は今度はそのエントリが DNS でマッチするか検索します。 この特別な振舞は .Em hosts マップだけに適用されることに注意して下さい。 他のマップに .Fl b フラグを使用しても効果はありません。 .It Fl s このフラグは、キーが .Em YP_SECURE でありデータフィールドが空である特別なエントリを データベースに追加するために使用します。 このキーがマップ中にあると、 .Xr ypserv 8 は問い合わせのために用意されたポート以外からの クライアントからのアクセスを拒否します。 これは主に、特権アクセスのみに制限しなければならない .Em master.passwd マップのために使用します。 +.It Fl f +このフラグを使用すると、 +ソースファイル入力で ``+'' または ``-'' の文字で開始する行をフィルタします。 +これらの文字は、 +.Pa group , +.Pa passwd , +.Pa master.passwd +のマップで特殊な意味を持つため、 +これらのマップのキーまたはデータの最初の文字として登場してはなりません。 +.Fl f +フラグを使用すると、 +``+'' または ``-'' の文字で開始するソース行を +.Nm +は拒否し、捨てた行を表示する警告メッセージを発行します。 .It Fl u Ar dbname NIS データベースをダンプします('ほどき'ます)。 既に存在する NIS データベースの内容を検査するために使用可能です。 .It Fl i Ar inputfile NIS マップ作成時に、キーが .Em YP_INPUT_FILE であり .Ar inputfile がエンコードされた特別なエントリをデータベース中に作成します。 .It Fl o Ar outputfile NIS マップ作成時に、キーが .Em YP_OUTPUT_FILE で .Ar outputfile がエンコードされた特別なエントリをデータベース中に作成します。 .It Fl d Ar domainname NIS マップ作成時に、キーが .Em YP_DOMAIN_NAME であり .Ar domainname がエンコードされた特別なエントリをデータベース中に作成します。 .It Fl m Ar mastername NIS マップ作成時に、キーが .Em YP_MASTER_NAME であり .Ar mastername がエンコードされた特別なエントリをデータベース中に作成します。 データベース中のこのエントリは、 ドメイン中の NIS マスタサーバの名前を判定するために、 様々な NIS ユーティリティからしばしば使用されます。 デフォルトでは、 .Nm はローカルホストが NIS マスタであるとします; .Fl m オプションをすればこのデフォルトを上書きできます。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /var/yp/Makefile -compact .It Pa /var/yp/Makefile .Nm を呼び出し NIS データベースを作成する Makefile .Sh 関連項目 .Xr db 3 , .Xr ypserv 8 .Sh 作者 .An Bill Paul Aq wpaul@ctr.columbia.edu diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/zic.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/zic.8 index 961d99488b..0197ab7503 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/zic.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/zic.8 @@ -1,372 +1,372 @@ -.\" Original Revision: 1.7 +.\" Original Revision: 1.7.2.1 .\" jpman %Id: zic.8,v 1.2 1997/06/16 08:24:17 yugawa Stab % .Dd .Dt ZIC 8 .Os .Sh 名称 .Nm zic .Nd タイムゾーンコンパイラ .Sh 書式 .Nm zic .Op Fl v .Op Fl d Ar directory .Op Fl l Ar localtime .Op Fl p Ar posixrules .Op Fl L Ar leapsecondfilename .Op Fl s .Op Fl y Ar command .Op Ar filename ... .Sh 解説 .Nm zic はコマンド行で指定されたファイルを読み取り、その内容に従って 時刻変換情報のファイルを作成します。 .Ar filename が .Em - だった場合、標準入力から読み込みます。 .Pp 以下のオプションがあります: .Bl -tag -width indent .It Fl d Ar directory 下記の標準ディレクトリではなく、指定されたディレクトリに時刻変換情報 ファイルを作成します。 .It Fl l Ar timezone 指定された .Ar タイムゾーン をローカルの時刻に使用します。 .Nm zic は、以下のリンク行が入力ファイルにあった場合と同様に働きます。 .sp .ti +.5i Link \fItimezone\fP localtime .It Fl p Ar timezone POSIX 形式のタイムゾーンの環境変数を扱う場合に、指定されたタイムゾーンの ルールを使用します。 .Nm は、以下のリンク行が入力ファイルにあった場合と同様に働きます。 .sp .ti +.5i Link \fItimezone\fP posixrules .It Fl L Ar leapsecondfilename 指定された名前のファイルからうるう秒の情報を読み込みます。 このオプションが指定されなかった場合、 出力ファイルにはうるう秒の情報は記録されません。 .It Fl v データファイル中の年が -.Xr time 2 +.Xr time 3 で表現できる年の範囲を超えていた場合、警告します。 .It Fl s 出力ファイルに記録される時刻の値を、それが符号付きと扱われるか符号なしと 扱われるかに関係なく同じ値になるように制限します。 このオプションを使用することで SVVS と互換のファイルを生成できます。 .It Fl y Ar command 年のタイプをチェックする際に、 .Em yearistype の代わりに指定された .Ar command を用います(下記参照)。 .El .Pp 入力の各行はフィールドから構成されます。 各フィールドは任意の数の空白文字により分離されます。先行する空白や、 行末の空白は無視されます。引用符で囲まれていない井桁文字 (#) から その行の末尾まではコメントとして扱われます。 空白文字や井桁文字をフィールドの一部として使用する場合は、二重引用符 (") で囲みます。 (コメントを取り除いた後の)空白行は無視されます。 空白ではない行は、ルール行、ゾーン行、リンク行の 3 種類のいずれか であるとみなされます。 .Pp ルール行は、 .nf .ti +.5i .ta \w'Rule\0\0'u +\w'NAME\0\0'u +\w'FROM\0\0'u +\w'1973\0\0'u +\w'TYPE\0\0'u +\w'Apr\0\0'u +\w'lastSun\0\0'u +\w'2:00\0\0'u +\w'SAVE\0\0'u .sp Rule NAME FROM TO TYPE IN ON AT SAVE LETTER/S .sp と言う形式です。例えば、 .ti +.5i .sp Rule US 1967 1973 \- Apr lastSun 2:00 1:00 D .sp .fi となります。ルール行を構成するフィールドは以下の通りです: .Bl -tag -width indent .It NAME このルールが属するルールの(任意の)名前を指定します。 .It FROM ルールが適用される最初の年を指定します。 如何なる整数の年も指定できます。グレゴリオ歴を仮定しています。 単語 .Em minimum (あるいはその短縮形)は、整数で表せる最小の年を示します。 単語 .Em maximum (あるいはその短縮形)は、整数で表せる最大の年を示します。 ルールは、時刻の値として表す事ができない時刻を定義します。 表す事ができない時刻は無視されます。これにより、時刻の値のタイプが 異なるホスト間でルールを共用する事ができます。 .It TO ルールが適用される最後の年を指定します。 .Em minimum や .Em maximum (上記)に加え、 単語 .Em only (あるいはその短縮形) を、 .Em FROM フィールドの値を指すものとして使用することができます。 .It TYPE ルールが適用される年のタイプを指定します。 .Em TYPE が .Em \- だった場合、ルールは、 .Em FROM から .Em TO までのその年を含む全ての年に適用されます。 .Em TYPE がそれ以外だった場合、 .Nm は、コマンド .ti +.5i \fByearistype\fP \fIyear\fP \fItype\fP .br を実行して、年のタイプをチェックします。実行したコマンドの 終了ステータスが 0 だった場合は、その年が指定されたタイプであり、 終了ステータスが 1 だった場合は、その年が指定されたタイプではないと 判断します。 .It IN ルールが適用される月の名前を指定します。 月名は短縮形でも構いません。 .It ON ルールが適用される日を指定します。 指定できる形式は以下の通りです: .nf .in +.5i .sp .ta \w'Sun<=25\0\0'u 5 その月の 5 日 lastSun その月の最後の日曜日 lastMon その月の最後の月曜日 Sun>=8 8 日以降の最初の日曜日 Sun<=25 25 日以前の最後の日曜日 .fi .in -.5i .sp 曜日は短縮形でも、フルスペルでも構いません。注意: .Em ON フィールド内にスペースを含んではいけません。 .It AT ルールが適用される時刻を指定します。 指定できる形式は以下の通りです: .nf .in +.5i .sp .ta \w'1:28:13\0\0'u 2 時 2:00 時と分 15:00 24 時間形式の時刻 (正午以降について) 1:28:14 時、分、秒 .fi .in -.5i .sp これらの形式の最後に .Em w をつけると、指定した時刻がローカルの .Dq "ウォールクロック" (夏時間の適用される地域で、ローカルの標準時に、 夏時間の期間であればその修正を加えた時刻) .\" 上記の()内の記述は、wall clock では、特に日本人には .\" 理解しづらいので追加した。 .\" 2.2.2-RELEASE 対象 .\" By yugawa@orleans.rim.or.jp (Jun 16 1997) であり、 .Em s をつけると、指定した時刻がローカルの .Dq 標準時 であり、 .Em u (あるいは .Em g ないし .Em z ) をつけると、指定した時刻が世界標準時であることを示します。 これらの文字を指定していない場合は、ウォールクロックが適用されます。 .It SAVE ルールが有効な場合にローカルの標準時に加えられる量を指定します。 このフィールドの形式は .Em AT フィールドと同じです (この場合は、末尾に .Em w と .Em s を指定する事はできません)。 .It LETTER/S ルールが有効な場合にタイムゾーンの短縮形に用いられる .Dq "変化部分" (例えば、 .Dq EST や .Dq EDT の .Dq S や .Dq D ) を指定します。 このフィールドが .Em \- だった場合、変化部分はヌル (NULL) になります。 .El .Pp ゾーン行は、 .sp .nf .ti +.5i .ta \w'Zone\0\0'u +\w'Australia/Adelaide\0\0'u +\w'GMTOFF\0\0'u +\w'RULES/SAVE\0\0'u +\w'FORMAT\0\0'u Zone NAME GMTOFF RULES/SAVE FORMAT [UNTIL] .sp と言う形式です。例えば、 .sp .ti +.5i Zone Australia/Adelaide 9:30 Aus CST 1971 Oct 31 2:00 .sp .fi となります。ゾーン行を構成するフィールドは以下の通りです: .Bl -tag -width indent .It NAME タイムゾーンの名称です。 そのゾーンに対する時刻変換情報ファイルを作成する時の名前になります。 .It GMTOFF そのゾーンの標準時を得る時に GMT に加算される量です。 このフィールドの形式は、ルール行の .Em AT および .Em SAVE フィールドと同じです。 GMT から時刻を引く場合は、フィールドの最初にマイナスをつけます。 .It RULES/SAVE そのタイムゾーンに適用されるルールの名前、あるいは、ローカルの標準時に 加算される量を指定します。 このフィールドが .Em \- だった場合、そのタイムゾーンには常に標準時が適用されます。 .It FORMAT そのタイムゾーンで使用されるタイムゾーンの短縮形の形式を指定します。 文字列 .Em %s は、タイムゾーンの短縮形で用いられる .Dq "変化部分" を示します。 一方、 スラッシュ (/) で標準時の短縮形と夏時間の短縮形を指定する事もできます。 .It UNTIL その場所で GMT との差あるいはルールが変化する時刻を指定します。 年、月、日、時刻を用いて指定できます。 このフィールドが指定された場合、その時刻になるまでは与えられた GMT との差 およびルールからタイムゾーンの情報が生成されます。 .Pp この次の行は .Dq 継続 行でなくてはなりません。この行は最初の .Dq Zone と NAME フィールドがない点を除いてはゾーン行と同一の形式で、その前の行の .Em UNTIL フィールドで指定した時刻以降の情報を指定します。 この継続行にも .Em UNTIL フィールドを指定する事ができ、その場合は、次の行に その時刻以降の情報を指定します。 .El .Pp リンク行は、 .sp .nf .ti +.5i .ta \w'Link\0\0'u +\w'Europe/Istanbul\0\0'u Link LINK-FROM LINK-TO .sp と言う形式です。例えば、 .sp .ti +.5i Link Europe/Istanbul Asia/Istanbul .sp .fi となります。 .Em LINK-FROM フィールドは、存在するゾーン行の .Em NAME フィールドのいずれかと一致していなければなりません。 .Em LINK-TO フィールドはそのゾーンに対する別名として使用されます。 .Pp 継続行以外は、入力中での行の順番に制限はありません。 .Pp うるう秒の定義ファイルの各行は以下のような形式になります: .nf .ti +.5i .ta \w'Leap\0\0'u +\w'YEAR\0\0'u +\w'MONTH\0\0'u +\w'DAY\0\0'u +\w'HH:MM:SS\0\0'u +\w'CORR\0\0'u .sp Leap YEAR MONTH DAY HH:MM:SS CORR R/S .sp 例えば、 .ti +.5i .sp Leap 1974 Dec 31 23:59:60 + S .sp .fi となります。 .Em YEAR , .Em MONTH , .Em DAY , .Em HH:MM:SS フィールドは、うるう秒が起きる時刻を指定します。 .Em CORR フィールドは、 秒が加えられる場合は .Dq + で、秒がスキップされる場合は .Dq - となります。 .\" There's no need to document the following, since it's impossible for more .\" than one leap second to be inserted or deleted at a time. .\" The C Standard is in error in suggesting the possibility. .\" See Terry J Quinn, The BIPM and the accurate measure of time, .\" Proc IEEE 79, 7 (July 1991), 894-905. .\" or .\" .q ++ .\" if two seconds were added .\" or .\" .q -- .\" if two seconds were skipped. .Em R/S フィールドは 他のフィールドで与えられるうるう秒の時刻が GMT である場合は、 .Dq Stationary (またはその短縮形)で、 他のフィールドで与えられるうるう秒の時刻がローカルのウォールクロックである 場合は、 .Dq Rolling (またはその短縮形)となります。 .Sh 注釈 ローカル時刻が複数のタイプとなる地域では、 作成されたファイルの最初の変化時刻を正しく設定するためには、 最初の変化時刻のルールの .Em AT フィールドでローカルの標準時を使用する必要があります。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/share/zoneinfo -compact /usr/share/zoneinfo 作成されたファイルが置かれる標準ディレクトリ .El .Sh 関連項目 .Sh "SEE ALSO" .Xr ctime 3 , .Xr tzfile 5 , .Xr zdump 8 .\" @(#)zic.8 7.12