diff --git a/ja_JP.eucJP/books/handbook/mirrors/chapter.sgml b/ja_JP.eucJP/books/handbook/mirrors/chapter.sgml
index 160760cb60..a75f7c1e14 100644
--- a/ja_JP.eucJP/books/handbook/mirrors/chapter.sgml
+++ b/ja_JP.eucJP/books/handbook/mirrors/chapter.sgml
@@ -1,3281 +1,3289 @@
&os; の入手方法
CDROM/DVD 出版社
リテールボックス製品
&os; は (&os; CD、追加ソフトウェア、
印刷されたドキュメントなどから構成される)
箱入りの製品として以下の取り扱い業者から入手できます。
CompUSA
WWW:
Frys Electronics
WWW:
CD/DVD セット
&os; の CD/DVD セットは以下のオンライン業者から入手できます。
&os; Mall, Inc.
700 Harvest Park Ste F
Brentwood, CA 94513
USA
電話: +1 925 240-6652
Fax: +1 925 674-0821
Email: info@freebsdmall.com
WWW:
Dr. Hinner EDV
St. Augustinus-Str. 10
D-81825 München
Germany
電話: (089) 428 419
WWW:
Ikarios
22-24 rue Voltaire
92000 Nanterre
France
WWW:
JMC Software
Ireland
電話: 353 1 6291282
WWW:
The Linux Emporium
Hilliard House, Lester Way
Wallingford
OX10 9TA
United Kingdom
電話: +44 1491 837010
Fax: +44 1491 837016
WWW:
Linux+ DVD Magazine
Lewartowskiego 6
Warsaw
00-190
Poland
電話: +48 22 860 18 18
Email: editors@lpmagazine.org
WWW:
Linux System Labs Australia
21 Ray Drive
Balwyn North
VIC - 3104
Australia
電話: +61 3 9857 5918
Fax: +61 3 9857 8974
WWW:
LinuxCenter.Kz
Ust-Kamenogorsk
Kazakhstan
電話: +7-705-501-6001
Email: info@linuxcenter.kz
WWW:
LinuxCenter.Ru
Galernaya Street, 55
Saint-Petersburg
190000
Russia
電話: +7-812-3125208
Email: info@linuxcenter.ru
WWW:
問屋
あなたが小売業を営んでいて &os; の CDROM
製品を取り扱いたいと考えているなら次の場所に連絡してください。
Cylogistics
809B Cuesta Dr., #2149
Mountain View, CA 94040
USA
電話: +1 650 694-4949
Fax: +1 650 694-4953
Email: sales@cylogistics.com
WWW:
Ingram Micro
1600 E. St. Andrew Place
Santa Ana, CA 92705-4926
USA
電話: 1 (800) 456-8000
WWW:
Kudzu, LLC
7375 Washington Ave. S.
Edina, MN 55439
USA
電話: +1 952 947-0822
Fax: +1 952 947-0876
Email: sales@kudzuenterprises.com
LinuxCenter.Ru
Galernaya Street, 55
Saint-Petersburg
190000
Russia
電話: +7-812-3125208
Email: info@linuxcenter.ru
WWW:
Navarre Corp
7400 49th Ave South
New Hope, MN 55428
USA
電話: +1 763 535-8333
Fax: +1 763 535-0341
WWW:
FTP サイト
&os; の公式な情報は anonymous FTP によって世界中から
ミラーサイトより入手できます。 各サイトは
にまとめられています。
これらのサイトは大規模な接続を受け付けていますが、
よりネットワーク的に近い
ミラーサイトを探した方が良いでしょう
(特にミラーサイトのようなものを
構築しようとした場合はこれに該当します)。
&os;
ミラーサイトデーターベース &os; ハンドブックの
ミラーサイト一覧
よりも正確です。というのはその情報を DNS から取得するので、
静的に記述されたリストよりも信頼性が高いのです。
さらに、&os; は以下のミラーサイトから anonymous FTP
によって 入手できます。もし &os; を anonymous FTP
によって手にいれる場合は、
近くのサイトを利用するようにしてください。
主要なミラーサイト
としてあげられているサイトには、
&os; の各アーキテクチャで利用可能な
すべてのバージョンのアーカイブ一式が用意されています。
あなたが住んでいる国や地域には
より高速にダウンロードできるサイトがおそらくあるでしょう。
各国のミラーサイトには、
人気のあるアーキテクチャの最新のバージョンが置いてありますが、
&os; のアーカイブ全体はもしかするとないかもしれません。
すべてのサイトは anonymous FTP によるアクセスを提供していますが、
別の方法によるアクセスも提供しているサイトもあります。
各サイトで提供しているアクセス方法は、
ホスト名に続く括弧の中に記載されています。
&chap.mirrors.ftp.inc;
BitTorrent
BitTorrent
BitTorrent を使って、リリース CD の ISO イメージをダウンロードできます。
ISO イメージをダウンロードするための torrent ファイルは http://torrents.freebsd.org:8080
にて配布されています。
BitTorrent クライアントソフトは、
net-p2p/py-bittorrent port
またはコンパイル済みの package として入手できます。
BitTorrent を用いてダウンロードした ISO イメージを、
で説明されている burncd を使って
CD や DVD メディアに書き込めます。
Anonymous CVS
訳: &a.jp.sugimura;、1998 年 7 月 19 日
導入
CVS
anonymous
Anonymous CVS (もしくは、anoncvs
として知られています) は離れたところにある CVS
リポジトリと同期を取るために &os; に付属している CVS
ユーティリティに含まれている機能です。他にもありますが、
それは &os; のユーザが、特別な権限なしに &os;
プロジェクトの公式な anoncvs サーバに読み取り専用で CVS
の操作をすることができるようにするためのものです。
それを使うには、単に CVSROOT
環境変数を設定して適切な anoncvs サーバを指定し、
cvs login を使って
パスワード anoncvs
を入力してください。
そして次に &man.cvs.1; コマンドを使うことで、
手元にあるリポジトリと同じようにアクセスできるようになります。
cvs login コマンドは、CVS
サーバの認証に使われるパスワードを HOME
ディレクトリの .cvspass というファイルに保存します。
このファイルが存在しなければ、最初に cvs login
を使おうとしたときにエラーが出るでしょう。空の .cvspass
ファイルを作成して再度ログインに挑戦してください。
CVSup と
anoncvs
のサービスは本質的に同じ機能ではないかということも言われていますが、
ユーザが同期を取る方法を選ぶときに影響を与える、
さまざまなトレードオフが存在します。要約して言えば、
CVSup
はネットワーク資源の使い方においては非常に効率が良く技術的にもはるかに洗練されたものですが、
相当な手間がかかります。CVSup
を使うには特別なクライアントをまずインストールして設定しなくては
1 bit も取ってくることができませんし、さらにそのとき
CVSup で取ってくることができるのは、
コレクション (collection)
と呼ばれる、
かなり大きなかたまりだけです。
それに対して anoncvs では、
CVS モジュールの名前を指定することで特定のプログラムの
(ls や grep のような)
個々のファイルから調べることができます。もちろん、
anoncvs は CVS
リポジトリの読み取り専用の操作に対してのみ適しているので、
もしあなたが &os; プロジェクトのものと共有されたなにか
ローカルなリポジトリを作ってそこでの開発を
行おうというときには、CVSup
だけが唯一の手段となってしまいます。
Anonymous CVS を使う
&man.cvs.1; を設定して Anonymous CVS
リポジトリを使うには単に CVSROOT
環境変数を設定して &os; プロジェクトの
anoncvs サーバを指定するだけのことです。
この文書を書いているときには、
次のサーバが利用できるようになっています。
フランス:
:pserver:anoncvs@anoncvs.fr.FreeBSD.org:/home/ncvs
(pserver モードでは、cvs login コマンドを使い、
プロンプトが表示されたらパスワード
anoncvs
を入力してください。
ssh ではパスワードは必要ありません。)
台湾:
:pserver:anoncvs@anoncvs.tw.FreeBSD.org:/home/ncvs
(pserver モードでは、cvs login コマンドを使い、
プロンプトが表示されたら任意のパスワードを入力してください。
ssh ではパスワードは必要ありません。)
SSH2 HostKey: 1024 02:ed:1b:17:d6:97:2b:58:5e:5c:e2:da:3b:89:88:26 /etc/ssh/ssh_host_rsa_key.pub
SSH2 HostKey: 1024 e8:3b:29:7b:ca:9f:ac:e9:45:cb:c8:17:ae:9b:eb:55 /etc/ssh/ssh_host_dsa_key.pub
USA:
anoncvs@anoncvs1.FreeBSD.org:/home/ncvs (ssh では
ssh バージョン 2 を使ってください。パスワードは必要ありません。)
SSH2 HostKey: 2048 53:1f:15:a3:72:5c:43:f6:44:0e:6a:e9:bb:f8:01:62 /etc/ssh/ssh_host_dsa_key.pub
CVS はかつて存在した (もしくはこれから存在するものも)
ほとんどどんなバージョンの &os; のソースを check
out
することができますが、あなたは &man.cvs.1; の
リビジョン () のオプションや &os;
プロジェクトのリポジトリの中で
それをどのように指定したらいいものかということを
よく知っておく必要があります。
タグには 2 種類あって、
リビジョンタグとブランチタグがあります。
リビジョンタグは特定の改訂版を指しており、
それはいつも同じものを意味しています。一方ブランチタグは、
指定されたときの指定された開発の流れにおける
最も新しい改訂版を示しています。
ブランチタグは特定の改訂版を指していないために、
その意味はきょうと明日では違うものになっているでしょう。
にはユーザが興味を持つであろうリビジョンタグの一覧が載せられています。
これらはいずれも Ports Collection に対して使うことはできません。
Ports Collection は複数の開発ブランチを持っていないからです。
ブランチタグを指定したときには、
普通はその開発の流れにおける
最も新しいバージョンのファイルを受け取ることができます。
もし以前のバージョンのものが欲しいときには、日付を
オプションを使って指定すればよいです。
これ以上のことは &man.cvs.1; man page を見てください。
例
本当はなにかする前には &man.cvs.1;
のマニュアルページの全体をちゃんと読んでからのほうがいいのですが、
Anonymous CVS
の使い方の本質的なところを簡単に例を挙げて説明します。
-CURRENT (&man.ls.1;) をちょっと確認してみます。
&prompt.user; setenv CVSROOT :pserver:anoncvs@anoncvs.tw.FreeBSD.org:/home/ncvs
&prompt.user; cvs login
プロンプトが表示されたら、password
に任意の単語を入力します。
&prompt.user; cvs co ls
SSH を使って src/
ツリーをチェックアウトしてみます。
- &prompt.user; cvs -d freebsdanoncvs@anoncvs.FreeBSD.org:/home/ncvs co src
-The authenticity of host 'anoncvs.freebsd.org (128.46.156.46)' can't be established.
-DSA key fingerprint is 52:02:38:1a:2f:a8:71:d3:f5:83:93:8d:aa:00:6f:65.
+ &prompt.user; cvs -d anoncvs@anoncvs1.FreeBSD.org:/home/ncvs co src
+The authenticity of host 'anoncvs1.freebsd.org (216.87.78.137)' can't be established.
+DSA key fingerprint is 53:1f:15:a3:72:5c:43:f6:44:0e:6a:e9:bb:f8:01:62.
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes
-Warning: Permanently added 'anoncvs.freebsd.org' (DSA) to the list of known hosts.
+Warning: Permanently added 'anoncvs1.freebsd.org' (DSA) to the list of known hosts.
&man.ls.1; のバージョンを 6-STABLE
ブランチから調べてみます。
&prompt.user; setenv CVSROOT :pserver:anoncvs@anoncvs.tw.FreeBSD.org:/home/ncvs
&prompt.user; cvs login
プロンプトが表示されたら、password
に任意の単語を入力します。
&prompt.user; cvs co -rRELENG_6 ls
&man.ls.1; の変更点のリストを
(Unified diff で) 作ってみます。
&prompt.user; setenv CVSROOT :pserver:anoncvs@anoncvs.tw.FreeBSD.org:/home/ncvs
&prompt.user; cvs login
プロンプトが表示されたら、password
に任意の単語を入力します。
&prompt.user; cvs rdiff -u -rRELENG_5_3_0_RELEASE -rRELENG_5_4_0_RELEASE ls
他のどんなモジュールの名前が
使われているか検索してみます。
&prompt.user; setenv CVSROOT :pserver:anoncvs@anoncvs.tw.FreeBSD.org:/home/ncvs
&prompt.user; cvs login
プロンプトが表示されたら、password
に任意の単語を入力します。
&prompt.user; cvs co modules
&prompt.user; more modules/modules
他の資料
次の資料は CVS を学ぶのに役に立つでしょう。
CVS チュートリアル
California Polytechnic State University によるものです。
CVS Home、
CVS の開発とサポートをしているコミュニティです。
CVSWeb
は &os; Project の CVS のための WWW インタフェースです。
CTM を使う
CTM
訳: &a.hanai;、1997 年 9 月 13 日
CTM
はリモートのディレクトリツリーを中央のツリーに同期させるための
手段です。
これは &os; のソースツリーの配布を行なうために開発されまし
たが、時が経つにつれて別の目的にも有用であることがわかるかも
しれません。
デルタを作り出す処理に関するドキュメントは現在ほとんど
ありません。従って、もしあなたがCTM
を他のことに使いたいなら
&a.ctm-users.name; メーリングリストにさらなる情報を問い合わせてください。
なぜ CTM を使うの?
CTM を使うことにより &os;
ソースツリーのローカルコピーを手にいれることができます。
ソースツリーが使えることの魅力は数多くあります。完全な cvs
ツリーを追いかけるにしても、ひとつのブランチを追いかける
にしても CTM
は必要な情報を与えてくれます。
もしあなたが &os; のアクティブな開発者であるにもかかわらず
お粗末な TCP/IP 接続しか持っていなかったり、または TCP/IP 接続が
行なえないとしたら、あるいは単に変更が自動的に送られてきて
ほしいというのであれば CTM
はそんなあなたのために 作られたのです。
アクティブなブランチでは 1
日に最大三つまでのデルタを受け取る必要があります。
これが自動的に e-mail で送られてくるという方法を
ぜひ検討してみてください。
デルタのサイズは常にできるだけ小さく保たれています。
大抵の場合 5KB よりも小さく、
たまに (10 回に 1 回程度) 10-50KB になり、
ときおり 100KB かもっと大きくなるでしょう。
開発ソースから直接に得られたものを使うことについては、
あらかじめパッケージにされたリリースとは違い、
いろいろと注意することが あります。これは特に
current
のソースを選んでいるときは重要です。
最新の &os;
を追いかけるを読むことをお勧めします。
CTMを使うには何が必要?
二つのものが必要でしょう: CTM
プログラムとそれに与える (current
レベルを得るための) 最初のデルタです。
CTM
プログラムはバージョン 2.0 のリリース以来 &os; の一部になりました。
もしソースのコピーを持っているなら
/usr/src/usr.sbin/ctmにあります。
から入手できます。CTM
に与える デルタ
は二つの方法、FTP または e-mail、
で得ること ができます。
もしインターネットに FTP アクセスできるなら、
次の FTP サイト:
または、そのミラーサイトが
CTM へのアクセスをサポートします。
適切なディレクトリに FTP して README
ファイルを入手し、そこからスタートしてください。
e-mail によってデルタを得たいという場合は:
CTM
配布メーリングリストのいずれかに参加してください。
&a.ctm-cvs-cur.name; は完全な CVS ツリー、
&a.ctm-src-cur.name;
は開発先端ブランチに対応しています。&a.ctm-src-4.name;
は 2.2 リリースのブランチに対応したものです
(もし参加方法が分からない場合は、メーリングリスト名をクリックするか、
&a.mailman.lists.link; に行って参加したいメーリングリストをクリックしてください。
このページには、参加手順が詳しく書かれています)。
メールで CTM
による更新ファイルを受け取り始めると、中身を取り出して使用
するために ctm_rmail
プログラムを使うかもしれません。それを完全
に自動で行ないたいなら、/etc/aliases
から ctm_rmailプロ
グラムを直接使うこともできます。
さらに詳しいことは ctm_rmail
manページを御覧ください。
どの方法を使って CTM
デルタを入手していたとしても、
&a.ctm-announce.name;
メーリングリストには参加しておくといいでしょう。
このメーリングリストは将来的には
CTM システムの操作に関する
アナウンスがポストされる唯一の場になるでしょう。
メーリングリストに参加するには、上のメーリングリスト名をクリックして、
参加手順に従ってください。
はじめて CTM を使い始める
CTM
デルタを使い始めるためには、これは以降作られる全ての
デルタの出発点を手にいれる必要があります。
最初にあなたが何をすでに持っているかをはっきりさせましょう。
すべての人は
空
のディレクトリから始めなければなりません。
ツリーをサポートしてるあなたの
CTM を稼働するためには
指定した 空
のデルタを使う必要があります。いくつかの分岐点
では、あなたの都合により CD
内に分配されている スタータ
デルタを使用できるようになっています。しかしながら、これは
頻繁に行われることではありません。
適切な出発点が決まれば、その出発点を
CTM が
維持するツリーへ変換するための スタータ
初期デルタを使う必要が あります。
移行デルタは番号の後ろに X
をつけたものがそうです
(たとえば src-cur.3210XEmpty.gz)。
X
の後ろは最初の開始ポイントに対応します。
Empty は 空のディレクトリです。
ルールとして Empty からの移行デルタは
100 デルタごとに 作られます。ちなみに、
これらは非常に大きくなります!
XEmptyのデルタは 70 から 80MB の
gzip
で圧縮されたデータというのが普通です。
一度スタートするためのベースデルタを得ると、
それに続く多数のすべてのデルタも必要になるでしょう。
CTM を日常で使う
デルタを適用するためには、単に
&prompt.root; cd /where/ever/you/want/the/stuff
&prompt.root; ctm -v -v /where/you/store/your/deltas/src-xxx.*
とします。
CTM
はどれが gzip されているか理解します。
従って最初に gunzip しておく必要はありません。
ディスクの節約にもなります。
全体の処理に関して確信するまでは
CTM は (ソース) ツリーに対して
何もしません。また、デルタを確かめるためには
フラグを使うことができます。
このフラグがあると CTM
はツリーに対して実際には何も行ないません。
単にデルタの完全性を確認し、
現在のツリーに問題なく使用できるかを確認
するだけです。
CTM
には他にもオプションがあります。詳細に関しては
マニュアルページを参照するかソースを見てください。
以上でやることは本当に全部です。
新しいデルタを入手した時には、
ソースを最新のものにするためにそれを
CTMに通すだけです。
もしデルタを再ダウンロードするのが
骨の折れる作業であれば、デルタを消さないでおいてください。
なにかおかしなことが起こった場合には置いておけば良かった
と思うかもしれません。
もしフロッピーディスクしか持っていない状況
であってもコピーを取るのに
fdwrite を使うことを考えてください。
ローカルの変更を保存する
開発者としてはソースツリー中のファイルを
使って実験したり変更したく なるものです。
CTM
はローカルの変更を制限つきでサポートします: ファイル
foo の存在をチェックする前に、
foo.ctm を参照しにいきます。
このファイルが存在する場合、CTM
は foo
の代りにこれを処理します。
この動作はローカルの変更を保持する簡単な手段を
提供します: 単に変更したいファイルを拡張子
.ctm 付きのファイル名で
コピーするだけです。あとは自由にコードをハックでき、
.ctm ファイルの方は
CTM
が最新状態に保ってくれます。
CTM
のその他の面白いオプション
更新で変更されるファイルを正確に知る
CTM
のソースリポジトリに対する変更のリストを
オプションを使って決定することができます。
これは、変更のログを保存したい、
変更されたファイルをなんらかの方法で 前・後処理したい、
または単にこだわりたい場合には、
役に立つでしょう。
更新前にバックアップを取る
CTM
の更新によって変更されるファイルすべてのバックアップを
取りたくなることがあります。
オプションを指定すると
CTM は
デルタで変更されるファイルすべてを
backup-file
としてバックアップするようになります。
更新で変更されるファイルを制限する
CTM
の更新の範囲を制限したり一連のデルタのから
ほんの数ファイルを抽出したくなることがあります。
と
オプションを用い正規表現を指定することで、
CTM
が処理するファイルのリストを制御することが
できます。
例えば、lib/libc/Makefile
の最新のコピーを保存してある CTM
デルタのコレクションから抽出するには、
以下のコマンドを実行します。
&prompt.root; cd /where/ever/you/want/to/extract/it/
&prompt.root; ctm -e '^lib/libc/Makefile' ~ctm/src-xxx.*
CTM
デルタで指定されたファイルごとに、
そして
オプションがコマンドラインで指定された順序で適用されます。
すべての そして
オプションが適用された後に更新対象と選択された場合に限り、
CTM
はそのファイルを処理します。
CTMの将来計画
重要なもの
なんらかの CTM システムへの認証機構を用い、不正な
CTM の更新の検出を可能とする。
CTM
へのオプションを整理する。さもないと混乱し、
直観に反したものになります。
その他
ports コレクションに対するデルタもあるのですが、
これに興味を持っている人はまだ少ないようです。
CTM サイト
CTM/&os;
は以下のミラーサイトから anonymous FTP によって入手できます。
もし CTM を anonymous FTP によって手にいれる場合は、
近くのサイトを利用するようにしてください。
何か問題がある場合は、&a.ctm-users.name; メーリングリストに相談してください。
カリフォルニア、サンフランシスコ近辺、
公式なソース
南アフリカ、ctm、sup、
CVSupなどの古い差分ファイルのバックアップサーバ
台湾/中華民国
近くにミラーサイトがない場合やミラーが不完全な場合は、
alltheweb
のような検索エンジンを使ってみてください。
CVSup を使う
訳: &a.jp.iwasaki;、1997 年 2 月 27 日
紹介
CVSup は、
リモートのサーバホストにあるマスタ CVS リポジトリから
ソースツリーを配布し更新するための
ソフトウェアパッケージです。&os; のソースは、
カリフォルニアにある中心的な開発マシンの CVS リポジトリの
中でメンテナンスしています。CVSup
を使用することで、&os; ユーザは
簡単に自分のソースツリーを最新の状態に
しておくことができます。
CVSup は
pull
モデルとよばれる更新のモデルを採用しています。pull
モデルでは、
各クライアントが更新したい場合に更新したい時点で、
サーバに更新の問い合わせをおこないます。
サーバはクライアントからの
更新の要求を受け身の状態で待ちます。したがって、
すべての更新はクライアント主導でおこなわれます。
サーバは頼まれもしない更新情報を送るようなことはしません。
ユーザは CVSup
クライアントを手動で実行して更新をおこなうか、
cron
ジョブを設定して定期的に自動実行する必要があります。
用語 CVSup
のように大文字で表記しているものは、ソフトウェアパッケージ
全体を指します。主な構成物は、
各ユーザマシンで実行するクライアントである
cvsup、&os;
の各ミラーサイトで実行するサーバ cvsupd
です。
&os; の文書やメーリングリストを読んだ際に、
sup についての言及を
見かけたかもしれません。sup は
CVSup の前に存在していたもので、
同様の目的で使われていました。
CVSup は sup
と同じように使用されており、実際、sup
と互換性のあるコンフィグレーションファイルを使用します。
CVSup
の方がより高速で柔軟性もあるので、もはや
sup は &os;
プロジェクトでは使用されていません。
csup ユーティリティは
CVSup
ソフトウェアを C 言語で書き直したものです。
処理速度が速く、また、Modula-3 言語を使わないため、
Modula-3 をインストールする必要がありません。
さらに &os; 6.2 以降ではベースシステムに含まれているので、
すぐに使うことができます。
ベースシステムに &man.csup.1; が含まれていないような古い &os; でも、
net/csup port や
コンパイル済の package から簡単にインストールできます。
csup を使う場合は、
CVSup のインストールを省略し、
以下の文章中の CVSup を
csup に置きかえて読んでください。
インストール
CVSup
をインストールする最も簡単な方法は、&os;
Ports コレクションのパッケージ
からコンパイル済みの
net/cvsup パッケージをインストールすることです。
もしくは、net/cvsup でも構いません。
ただし、net/cvsup は
Modula-3 システムに依存していて、構築にかかる時間、
ディスクスペースは比較的大きくなります。
たとえばサーバのような &xfree86; や &xorg;
がインストールされていない計算機で CVSup
を使おうとしているのであれば、必ず CVSup
GUI が含まれていない
net/cvsup-without-gui
を使ってください。
&os; 6.1 以前のシステムに csup
をインストールする場合は、
&os; packages collection の
コンパイル済みの net/csup package
を利用できます。
ソースから csup を構築する場合は、
net/csup port
を使ってください。
CVSup のコンフィグレーション
CVSup の動作は、supfile
と呼ばれるコンフィグレーションファイルで制御します。
supfile のサンプルは、ディレクトリ
/usr/share/examples/cvsup/
の下にあります。
supfile には以下の CVSup
に関する質問への答えを記述します:
どのファイルを受け取りたいのか?
どのバージョンのものが欲しいのか?
どこから入手したいのか?
自分のマシンのどこに置きたいのか?
どこに status ファイルを置きたいのか?
次のセクションで、これらの質問に順番に答えながら典型的な
supfile を組み立てていきます。最初に
supfile の全体構造を説明します。
supfile はテキストファイルです。
コメントは # から行末までです。
空行とコメントだけの行は無視します。
残りの各行には、
ユーザが受け取りたいファイル群について記述します。
行の始めは、
サーバ側で定義した論理的なファイルのグループである
コレクション
の名称です。
コレクションの名称を指定して、欲しいファイル群を
サーバに伝えます。コレクション名の後には、
ホワイトスペースで区切られた 0 個以上のフィールドが続きます。
これらのフィールドが上記の質問に対する答えになります。
フィールドには 2 種類あります: flag フィールドと value
フィールドです。flag フィールドは delete
や compress のような
単独のキーワードから成ります。また、value
フィールドもキーワードで始まりますが、
キーワードの後にはホワイトスペースは入らず、
= と二つめの単語が続きます。例えば、
release=cvs は value
フィールドです。
通常、supfile
には受け取りたいコレクションを一つ以上指定します。
supfile を組み立てる一つの方法として、
コレクション毎にすべての関係の
あるフィールドを明示的に指定する方法があります。しかし、
これでは supfile
のすべてのコレクションに対して
ほとんどのフィールドが同じになるため、
行が非常に長くなってしまい不便になります。
これらの問題を避けるため、CVSup
ではデフォルトを指定することのできる
メカニズムが提供されています。特殊な擬似コレクション名
*default で始まる行は、
supfile 中の後続の
コレクションに対して使用する flag フィールドと value
フィールドのデフォルトを設定するために利用できます。
個々のコレクションで固有の値を指定すると、
デフォルト値を無効にできます。また
行を追加すると、supfile
の途中からデフォルト値の変更や追加が可能になります。
これまでの予備知識を基に、
&os;-CURRENT
のメインのソースツリーを受け取って更新するための
supfile を組み立ててみましょう。
どのファイルを受け取りたいのか?
CVSup
を通して入手できるファイルは コレクション
と呼ばれる名前の付けられたグループにまとめられています。
利用可能なコレクションについては
後の節の中で説明しています。
ここでは、&os; システムのメインのソースツリー全体
を受け取るための設定例を紹介します。
すべてを含む src-all
という単一の大きなコレクションがあります。
supfile
を組み立てる最初のステップとして、
これらのコレクションを一行に一つずつ記述します
(この場合は一行だけです)。
src-all
どのバージョンのものが欲しいのか?
CVSup を使用すると、
かつて存在していたことのある、事実上どのバージョンの
ソースでも受け取ることができます。これは
cvsupd
サーバがすべてのバージョンを含む CVS
リポジトリに基づいて動作することにより、
実現されています。
tag= および
の value フィールドを使用して、
欲しいバージョンの 一つを指定します。
tag=
のフィールドの指定は正確に行うように十分注意
してください。いくつかのタグは特定のコレクションに
対してのみ有効です。
タグの綴りが違っていたり不適切なタグを指定すると、
CVSup はユーザが消し
たくないファイルまで削除してしまいます。特に
ports-* のコレクション に対しては
tag=. だけ
を指定するようにしてください。
tag=
フィールドはリポジトリ中のシンボリックタグを指定します。
tag には revision tag と branch tag の二種類があります。
revision tag は特定のリビジョンを指します。これは、
毎日同じ状態に保つことになります。一方 branch tag は、
ある時点での開発分流の最新のリビジョンを指します。
branch tag
は特定のリビジョンを指定している訳ではないので、
今日と明日では
異なるリビジョンを参照することになるかもしれません。
にはユーザが興味を持つであろうリビジョンタグの一覧が載せられています。
CVSup の設定ファイル中でタグを指定する時は、
tag= に続けて書きます
(RELENG_4 は
tag=RELENG_4 になります)。
tag=. だけが Ports Collection には
適切であることに注意してください。
tag
名を示した通りにタイプされているか十分注意してく
ださい。CVSup は tag
名が正しいかどうかを見分けることはできません。tag
が間違っていた場合、
たまたまファイルがまったく存在しない正しい tag が
指定されたものとしてCVSup
は動作します。その場合は、現在あるソースが削
除されるでしょう。
branch tag を指定した際には、
通常はその開発分流の最新バージョンの
ファイルを受け取ります。
いくらか前のバージョンを受け取りたい場合は、
の value
フィールドを使って日付を指定することで、
これを実現することが できます。&man.cvsup.1;
のマニュアルページで、
その方法を説明しています。
例として、&os;-CURRENT を受け取りたいとします。
次の行を supfile
の始めに追加します:
*default tag=.
tag= フィールドも
date=
フィールドも指定しなかった場合に
動き出す重要な特殊なケースがあります。そのケースでは、
特定のバージョンの ファイルを受け取るのではなく、
サーバの CVS リポジトリから実際の RCS
ファイルを直接受け取ります。
一般的に開発者はこの処理のモードが好きなようです。
彼らのシステム上にリポジトリそのものの
コピーを維持することで、
リビジョン履歴を閲覧し過去のバージョンの
ファイルを検査できるようになります。しかし、
これには大きなディスクスペースが必要になります。
どこから入手したいのか?
更新情報をどこから入手するかを
cvsup に伝えるために
host= フィールドを使用します。
CVSup ミラーサイト
のどこからでも入手できますが、
ネット上での最寄りのサイトを選ぶべきでしょう。
この例では、仮想上の &os; 配布サイト
cvsup99.FreeBSD.org
を使用します:
*default host=cvsup99.FreeBSD.org
CVSup を実行する前にホスト名を
実在のものに変更する必要があります。どのように
cvsup を実行しても、この設定は
を
使用してコマンドラインで変更することができます。
自分のマシンのどこに置きたいのか?
prefix= フィールドは、
cvsup
に受け取ったファイルをどこに置くかを伝えます。
この例では、ソースファイルを直接メインのソースツリー
/usr/src に置きます。
src
ディレクトリはすでにファイルを受け取るために
選択したコレクションで暗黙に指定しているので、
これは正しい仕様となります:
*default prefix=/usr
どこに status ファイルを置きたいのか?
CVSup クライアントは
base
ディレクトリと呼ばれる場所に、ある status
ファイルを維持しています。
すでに受け取った更新情報を追従し続けることで、
これらのファイルは CVSup
がより効果的に動作することを支援します。標準の base
ディレクトリ /var/db
を使用します:
*default base=/var/db
base
ディレクトリが存在しない場合は作成しておきましょう。base
ディレクトリが存在しない場合、cvsup
クライアントは実行を拒否します。
その他もろもろの supfile
の設定:
通常 supfile
に入れておくべき行がもう一つあります:
*default release=cvs delete use-rel-suffix compress
release=cvs は、サーバがメインの
&os; CVS リポジトリから
その情報を取得するように指示します。
ほとんどの場合はこのようにしておきますが、
ここでの説明の範疇をこえるような
状況では他の指定をすることも可能です。
delete は
CVSup
にファイルを削除することを許可します。
CVSup が
ソースツリーを完全に最新の状態に
保てるようにするためには、これは常に
指定しておくべきでしょう。
CVSup は、
これらの責任範囲のファイルだけを慎重に削除します。
たまたま存在する他の余分なファイルについては、
まったく手をつけずに残しておきます。
use-rel-suffix
は、…神秘的なものです。これについて本当に知りたい人は、
&man.cvsup.1; のマニュアルページをご覧ください。
でなければ、何も考えずに指定してみてください。
compress は通信チャネルで gzip
形式の圧縮の使用を有効にします。
ご使用のネットワーク接続が T1 speed 以上である場合、
この圧縮を使用しない方がよいかもしれません。
そうでない場合は十分に役に立ちます。
supfile の例のまとめ:
以下は supfile の例の全体です:
*default tag=.
*default host=cvsup99.FreeBSD.org
*default prefix=/usr
*default base=/var/db
*default release=cvs delete use-rel-suffix compress
src-all
refuse ファイル
既に述べたように、CVSup
は取り寄せ法 (pull method)を用いるのですが、
これは基本的に次のようなことを意味します。
まずあなたが CVSup サーバに接続します。
するとサーバは
あなたがダウンロードできるのはこれこれです
と言います。
それに対し、あなたが使っているクライアントは
わかりました。
では、これとこれとこれをもらいます
と答えます。
デフォルトの設定の CVSup クライアントは、
設定ファイルで選んだコレクションとタグに適合する
すべてのファイルを取得します。
しかし、これは常にあなたの望む動作と一致するとは限りません。
特に doc や ports や
www のツリーを同期させる場合などはそうでしょう。
ほとんどの人は四か国語も五か国語も操れるわけではありませんから、
特定の言語のファイルのダウンロードは必要ないでしょう。
Ports Collection を CVSup
で取得する場合には、各コレクションを個別に指定することができます
(たとえば、単に ports-all とするかわりに
ports-astrology、
ports-biology などと書きます)。
一方、doc と www
のツリーは言語別のコレクションになっていません。
そこであなたは CVSup
のたくさんある洗練された機能の一つ、
refuse ファイルを使う必要があります。
refuse ファイルは
CVSup に対し、
コレクションに含まれる一部のファイルを取得することを伝えます。
言い換えれば、それはクライアントに対し、
サーバから来る一部のファイルを拒否するよう指定するということです。
refuse ファイルは
base/sup/
にあります (もしファイルがない場合には作成してください)。
base は supfile 内で定義されています。
私達は base に
/var/db を定義しています。つまり、
refuse ファイルのデフォルトは
/var/db/sup/refuse
ということになります。
refuse ファイルの書式は、単にダウンロードしたくないファイルや
ディレクトリの名前が書いてあるだけの非常にシンプルなものです。
たとえば、英語以外にはドイツ語を少し話せるだけの人で、
文書のドイツ語訳を読む必要を感じなければ
以下のような refuse ファイルが考えられます。
doc/bn_*
doc/da_*
doc/de_*
doc/el_*
doc/es_*
doc/fr_*
doc/hu_*
doc/it_*
doc/ja_*
doc/mn_*
doc/nl_*
doc/no_*
doc/pl_*
doc/pt_*
doc/ru_*
doc/sr_*
doc/tr_*
doc/zh_*
他の言語についても同様です (全リストは &os;
CVS リポジトリ をご覧になってください)。
この実に便利な機能を使うと
まったく必要としないファイルをダウンロードする必要がなくなり、
インターネット接続の回線が遅かったり従量制で課金されている人は
貴重な時間を節約できるようになります。
refuse ファイルの詳細や
CVSup が持つその他の便利な機能に関しては
マニュアルページを参照してください。
CVSup の実行
さて、更新の準備ができました。
これを実行するコマンドラインは実に簡単です:
&prompt.root; cvsup supfile
もちろん、ここでの
supfile
は作成したばかりの supfile のファイル名です。X11
環境で実行するものと仮定して、cvsup は
通常の操作に必要なボタンを持つ GUI ウィンドウを表示します。
go ボタンを押して、
実行を監視してください。
この例では実際の /usr/src
ツリーを更新しているので、cvsup
にファイルを更新するのに必要なパーミッションを与えるために、
ユーザ root で実行する必要があります。
コンフィグレーションファイルを作ったばかりで、
しかも以前にこのプログラムを実行したことがないので、
神経質になるのは無理もない話だと思います。
大切なファイルに触らずに試しに実行する簡単な方法があります。
どこか適当な場所に空のディレクトリを作成して、
コマンドラインの引数で指定するだけです:
&prompt.root; mkdir /var/tmp/dest
&prompt.root; cvsup supfile /var/tmp/dest
指定したディレクトリは、すべての更新されるファイルの
更新先ディレクトリとして使用します。
CVSup は
/usr/src の下のファイルを検査しますが、
変更や削除はまったくおこないません。かわりに
/var/tmp/dest/usr/src
に更新されたすべてのファイルが置かれるようになります。
この方法で実行した場合は、CVSup
は base ディレクトリの status
ファイルを更新せずにそのままにします。
これらのファイルの新しいバージョンは指定されたディレクトリ
に書き込まれます。/usr/src
の読み取り許可がある限り、このような試し実行のためにユーザ
root になる必要はありません。
X11 を利用していないとか単に GUI が気に入らない場合は、
cvsup 起動時にコマンドラインに
二つほどオプションを追加する必要があります:
&prompt.root; cvsup -g -L 2 supfile
オプションは CVSup
に GUI を使用しないように伝えます。X11
を利用していない場合には自動的に指定されますが、
そうでない場合は明示的に指定します。
オプションは cvsup
にファイル更新中の詳細情報をプリントアウト
するように伝えます。冗長性には から
までの三つのレベルがあります。
デフォルトは 0 であり、エラーメッセージ以外はまったく出力
しません。
たくさんの他のオプション変数があります。
それらの簡単な一覧は cvsup -H
で表示されます。
より詳しい説明はマニュアルページをご覧ください。
動作している更新の方法に満足したら、&man.cron.8;
を使って CVSup を定期的に
実行させる準備をすることができます。cron から起動する際には、
明示的に CVSup が GUI
を使わないようにする必要があります。
CVSup ファイルコレクション
CVSup
経由で入手できるファイルコレクションは
階層的に組織化されています。
いくつか大きなコレクションがあり、
それらは小さなサブコレクションに 分割されています。
大きなコレクションは、そのサブコレクション毎に
受信することと同じことになります。
下の一覧ではコレクション間の階層関係を
字下げして表現します。
最も一般的に使用するコレクションは
src-all、
ports-all です。
他のコレクションは特別な目的を持つ人達だけが使用しており、
ミラーサイトはそれらのすべてを
持っていないかもしれません。
cvs-all release=cvs
メインの &os; CVS リポジトリであり、
暗号のコードを含んでいます。
distrib release=cvs
&os;
の配布とミラーに関連するファイルです。
doc-all release=cvs
&os;
ハンドブックおよびその他のドキュメントのソースです。
これには &os; web サイトのファイルは含まれません。
ports-all release=cvs
&os; Ports Collection です。
ports-all (ports ツリー全体) を更新せずに、
以下のサブコレクションの一つを使う場合は、常に
ports-base サブコレクションを更新することを忘れないでください!
ports の構築システムに変更があると、
ports-base に反映されます。
そしてほとんどの場合、その変更は新しい ports
で実際に
使われるからです。
つまり、個々の ports
だけを更新していると、
奇妙なエラーで構築に失敗する可能性が非常に高くなるということです。
ports-base サブコレクションが
最新状態であるかどうかの確認は、
何よりも最初にやらなければならない
ことなのです。
ローカルで ports/INDEX
を作成するには、
ports-all (ports ツリー全体)
が必要です。
サブコレクションのみで ports/INDEX
を作成することはできません。
FAQ を参照してください。
ports-accessibility
release=cvs
障害を持ったユーザの役に立つソフトウェア
ports-arabic
release=cvs
アラビア語サポート
ports-archivers release=cvs
アーカイビングのツール。
ports-astro release=cvs
天文学関連の ports。
ports-audio release=cvs
サウンドサポート。
ports-base release=cvs
Ports Collection の構築システム部分。
/usr/ports のサブディレクトリ
Mk/、Tools/
にある、さまざまなファイルが含まれています。
上の注意文をご覧ください。
&os; Ports Collection の一部分を更新する時には、
このサブコレクションも常に更新しなければなりません。
ports-benchmarks release=cvs
ベンチマークプログラム。
ports-biology release=cvs
植物学関連のプログラム。
ports-cad release=cvs
CAD ツール。
ports-chinese release=cvs
中国語サポート。
ports-comms release=cvs
通信ソフトウェア。
ports-converters release=cvs
文字コードコンバータ。
ports-databases release=cvs
データベース。
ports-deskutils release=cvs
コンピュータが発明される前に
卓上で使われていたものたち。
ports-devel release=cvs
開発ユーティリティ。
ports-dns release=cvs
DNS 関連のソフトウェア。
ports-editors release=cvs
エディタ。
ports-emulators release=cvs
他の OS のエミュレータ。
ports-finance
release=cvs
金融、財務関連のアプリケーション。
ports-ftp release=cvs
FTP クライアントとサーバ。
ports-games release=cvs
ゲーム。
ports-german release=cvs
ドイツ語サポート。
ports-graphics release=cvs
グラフィックユーティリティ。
ports-hebrew
release=cvs
ヘブライ語サポート
ports-hungarian
release=cvs
ハンガリー語のサポート。
ports-irc release=cvs
インターネットリレーチャット (IRC) 用のユーティリティ。
ports-japanese release=cvs
日本語サポート。
ports-java release=cvs
&java; ユーティリティ。
ports-korean release=cvs
韓国語サポート。
ports-lang release=cvs
プログラミング言語。
ports-mail release=cvs
メールソフトウェア。
ports-math release=cvs
数値計算ソフトウェア。
ports-mbone release=cvs
MBone アプリケーション。
ports-misc release=cvs
色々なユーティリティ。
ports-multimedia
release=cvs
マルチメディアソフトウェア。
ports-net release=cvs
ネットワーキングソフトウェア。
ports-net-im
release=cvs
インスタントメッセージングソフト。
ports-net-mgmt
release=cvs
ネットワーク管理ソフトウェア
ports-net-p2p
release=cvs
ピアツーピアネットワーク。
ports-news release=cvs
USENET ニュースのソフトウェア。
ports-palm release=cvs
Palm シリーズ用ソフトウェア。
ports-polish
release=cvs
ポーランド語のサポート。
ports-ports-mgmt
release=cvs
ports および packages 管理用のユーティリティ。
ports-portuguese
release=cvs
ポルトガル語のサポート。
ports-print release=cvs
印刷ソフトウェア。
ports-russian release=cvs
ロシア語サポート。
ports-science
release=cvs
科学
ports-security release=cvs
セキュリティユーティリティ。
ports-shells release=cvs
コマンドラインシェル。
ports-sysutils release=cvs
システムユーティリティ。
ports-textproc release=cvs
文書処理ユーティリティ
(デスクトップパブリッシングは含まない)。
ports-ukrainian
release=cvs
ウクライナ語サポート
ports-vietnamese release=cvs
ベトナム語サポート。
ports-www release=cvs
World Wide Web 関連のソフトウェア。
ports-x11 release=cvs
X window システムをサポートする ports。
ports-x11-clocks release=cvs
X11 上で動作する時計の数々。
ports-x11-drivers
release=cvs
X11 のドライバ。
ports-x11-fm release=cvs
X11 上で動作するファイラ。
ports-x11-fonts release=cvs
X11 のフォントとフォントユーティリティ。
ports-x11-toolkits release=cvs
X11 のツールキット。
ports-x11-servers
release=cvs
各種 X11 サーバ。
ports-x11-themes
release=cvs
X11 のテーマ
ports-x11-wm
release=cvs
X11 のウィンドウマネージャ。
projects-all release=cvs
&os; プロジェクトのリポジトリのソース。
src-all release=cvs
メインの &os; ソース群であり、
暗号のコードを含んでいます。
src-base release=cvs
/usr/src
のトップにあるその他のファイル。
src-bin release=cvs
シングルユーザモードで必要な
ユーザユーティリティ
(/usr/src/bin)。
src-cddl
release=cvs
CDDL ライセンスのユーティリティおよびライブラリ
(/usr/src/cddl)。
src-contrib release=cvs
&os; プロジェクト外部からの
ユーティリティおよびライブラリ、
比較的無修正
(/usr/src/contrib)。
src-crypto release=cvs
&os; プロジェクトの外部で開発された暗号ユーティリティとライブラリで、
ほとんどそのままの形で使われます
(/usr/src/crypto)。
src-eBones release=cvs
Kerberos と DES
(/usr/src/eBones) のこと。
現在の &os; リリースでは使われていません。
src-etc release=cvs
システムコンフィグレーションファイル
(/usr/src/etc)。
src-games release=cvs
ゲーム
(/usr/src/games)。
src-gnu release=cvs
GNU Public License
下にあるユーティリティ
(/usr/src/gnu)。
src-include release=cvs
ヘッダファイル
(/usr/src/include)。
src-kerberos5 release=cvs
Kerberos5 セキュリティパッケージ
(/usr/src/kerberos5)。
src-kerberosIV release=cvs
KerberosIV セキュリティパッケージ
(/usr/src/kerberosIV)。
src-lib release=cvs
ライブラリ
(/usr/src/lib)。
src-libexec release=cvs
システムプログラムであり、
通常は他のプログラムから実行される
(/usr/src/libexec)。
src-release release=cvs
&os; の release
を構築するために必要なファイル
(/usr/src/release)。
src-rescue
release=cvs
システム復旧のためのスタティックリンクされている緊急用プログラム。
&man.rescue.8; をご覧ください
(/usr/src/rescue)。
src-sbin release=cvs
シングルユーザモード用の
システムユーティリティ
(/usr/src/sbin)。
src-secure
release=cvs
暗号化ライブラリとコマンド
(/usr/src/secure)。
src-share release=cvs
多様なシステム間で共有可能なファイル
(/usr/src/share)。
src-sys release=cvs
カーネル
(/usr/src/sys)。
src-sys-crypto
release=cvs
カーネル用の暗号コード
(/usr/src/sys/crypto)。
src-tools release=cvs
&os; の保守用の色々なツール
(/usr/src/tools)。
src-usrbin release=cvs
ユーザユーティリティ
(/usr/src/usr.bin)。
src-usrsbin release=cvs
システムユーティリティ
(/usr/src/usr.sbin)。
www release=cvs
&os; WWW サイトのソースです。
distrib release=self
CVSup
サーバ自身のコンフィグレーションファイルです。CVSup
ミラーサイトが使用します。
gnats release=current
GNATS バグトラッキングデータベースです。
mail-archive release=current
&os; 関連メーリングリストのアーカイブ。
www release=current
前処理された &os; WWW サイトのファイルです
(ソースではありません)。
WWW ミラーサイトが使用します。
詳細について
CVSup の FAQ や
CVSup に関するその他の情報については
The CVSup Home Page をご覧ください。
CVSup のほとんどの &os;
関連の議論は &a.hackers; でおこなわれています。
ソフトウェアの新しいバージョンは &a.announce; で
アナウンスされます。
CVSup に関する質問やバグ報告については
CVSup FAQ をご覧ください。
CVSup サイト
&os; の CVSup
サーバは以下のサイトで稼働しています。
&chap.mirrors.cvsup.inc;
CVS タグ
cvs や CVSup
を使用してソースを入手したり同期させたりするとき、
リビジョンタグを指定しなければなりません。
リビジョンタグは、特定の &os; 開発ブランチか、
もしくはある時刻に対応しています。前者を ブランチタグ
、
後者を リリースタグ
と呼びます。
ブランチタグ
ここにある HEAD (常に有効なタグ)
以外のすべてのタグは、src/ のみに有効です。
ports/、doc/、
www/ ツリーは、ブランチに分けられていません。
HEAD
主要部をなす流れ、すなわち &os;-CURRENT
のための名前です。また、
どのリビジョンも指定されなかったときにはこれになります。
CVSup では、
このタグは . で表されます
(句読点ではありません。.
文字そのものです)。
CVS
ではこれがリビジョンタグが指定されなかった時のデフォルトです。
STABLE な計算機上に CURRENT
のソースをチェクアウトしたりアップデートするのは、
思うところがあってやっているのというのでなければ、
よい考えとはいえません。
RELENG_8
&os;-8.X の開発のための流れです。
&os; 8-STABLE としても知られています。
+
+ RELENG_8_1
+
+
+ &os;-8.1 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
+ その他の深刻なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
+
+
RELENG_8_0
&os;-8.0 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の深刻なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_7
&os;-7.X の開発のための流れです。
&os; 7-STABLE としても知られています。
RELENG_7_3
&os;-7.3 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の深刻なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_7_2
&os;-7.2 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の深刻なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_7_1
&os;-7.1 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の深刻なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_7_0
&os;-7.0 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の深刻なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_6
&os;-6.X の開発のための流れです。
&os; 6-STABLE としても知られています。
RELENG_6_4
&os;-6.4 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の深刻なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_6_3
&os;-6.3 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の深刻なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_6_2
&os;-6.2 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の深刻なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_6_1
&os;-6.1 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の深刻なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_6_0
&os;-6.0 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の深刻なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_5
&os;-5.X の開発のための流れです。
&os; 5-STABLE としても知られています。
RELENG_5_5
&os;-5.5 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の深刻なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_5_4
&os;-5.4 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の深刻なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_5_3
&os;-5.3 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の深刻なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_5_2
&os;-5.2 および &os;-5.2.1 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の深刻なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_5_1
&os;-5.1 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の深刻なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_5_0
&os;-5.0 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の重要なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_4
&os;-4.X の開発のための流れです。
&os; 4-STABLE としても知られています。
RELENG_4_11
&os;-4.11 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の重要なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_4_10
&os;-4.10 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の重要なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_4_9
&os;-4.9 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の重要なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_4_8
&os;-4.8 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の重要なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_4_7
&os;-4.7 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の重要なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_4_6
&os;-4.6 および &os;-4.6.2 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の重要なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_4_5
&os;-4.5 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の重要なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_4_4
&os;-4.4 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の重要なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_4_3
&os;-4.3 用のリリースブランチ。セキュリティ勧告や
その他の重要なセキュリティ上の修正があった場合にのみ使われます。
RELENG_3
&os;-3.X の開発のための流れです。
3.X-STABLE としても知られています。
RELENG_2_2
&os;-2.2.X の開発のための流れです。2.2-STABLE
としても知られています。このブランチは大部分が
すたれています。
リリースタグ
これらのタグは、各バージョンの &os; がリリースされた時点に対応しています。
リリースエンジニアリング工程は、
Release Engineering
Information
と
Release
Process
に詳細にまとめられています。
src ツリーでは、
RELENG_ で始まる名前のタグが使われています。
ports ツリーおよび
doc ツリーでは、
RELEASE で始まる名前のタグが使われています。
なお、www ツリーは、
リリースに際して特別なタグが付与されることはありません。
RELENG_8_0_0_RELEASE
&os; 8.0
RELENG_7_3_0_RELEASE
&os; 7.3
RELENG_7_2_0_RELEASE
&os; 7.2
RELENG_7_1_0_RELEASE
&os; 7.1
RELENG_7_0_0_RELEASE
&os; 7.0
RELENG_6_4_0_RELEASE
&os; 6.4
RELENG_6_3_0_RELEASE
&os; 6.3
RELENG_6_2_0_RELEASE
&os; 6.2
RELENG_6_1_0_RELEASE
&os; 6.1
RELENG_6_0_0_RELEASE
&os; 6.0
RELENG_5_5_0_RELEASE
&os; 5.5
RELENG_5_4_0_RELEASE
&os; 5.4
RELENG_4_11_0_RELEASE
&os; 4.11
RELENG_5_3_0_RELEASE
&os; 5.3
RELENG_4_10_0_RELEASE
&os; 4.10
RELENG_5_2_1_RELEASE
&os; 5.2.1
RELENG_5_2_0_RELEASE
&os; 5.2
RELENG_4_9_0_RELEASE
&os; 4.9
RELENG_5_1_0_RELEASE
&os; 5.1
RELENG_4_8_0_RELEASE
&os; 4.8
RELENG_5_0_0_RELEASE
&os; 5.0
RELENG_4_7_0_RELEASE
&os; 4.7
RELENG_4_6_2_RELEASE
&os; 4.6.2
RELENG_4_6_1_RELEASE
&os; 4.6.1
RELENG_4_6_0_RELEASE
&os; 4.6
RELENG_4_5_0_RELEASE
&os; 4.5
RELENG_4_4_0_RELEASE
&os; 4.4
RELENG_4_3_0_RELEASE
&os; 4.3
RELENG_4_2_0_RELEASE
&os; 4.2
RELENG_4_1_1_RELEASE
&os; 4.1.1
RELENG_4_1_0_RELEASE
&os; 4.1
RELENG_4_0_0_RELEASE
&os; 4.0
RELENG_3_5_0_RELEASE
&os;-3.5
RELENG_3_4_0_RELEASE
&os;-3.4
RELENG_3_3_0_RELEASE
&os;-3.3
RELENG_3_2_0_RELEASE
&os;-3.2
RELENG_3_1_0_RELEASE
&os;-3.1
RELENG_3_0_0_RELEASE
&os;-3.0
RELENG_2_2_8_RELEASE
&os;-2.2.8
RELENG_2_2_7_RELEASE
&os;-2.2.7
RELENG_2_2_6_RELEASE
&os;-2.2.6
RELENG_2_2_5_RELEASE
&os;-2.2.5
RELENG_2_2_2_RELEASE
&os;-2.2.2
RELENG_2_2_1_RELEASE
&os;-2.2.1
RELENG_2_2_0_RELEASE
&os;-2.2.0
AFS サイト
&os; の AFS サーバは以下のサイトで稼働しています:
スウェーデン
ファイルは以下の場所にあります:
/afs/stacken.kth.se/ftp/pub/FreeBSD/
stacken.kth.se # Stacken Computer Club, KTH, Sweden
130.237.234.43 #hot.stacken.kth.se
130.237.237.230 #fishburger.stacken.kth.se
130.237.234.3 #milko.stacken.kth.se
(保守担当 ftp@stacken.kth.se)
rsync ミラーサイト
次のサイトは、&os; を rsync プロトコルで提供しています。
rsync ユーティリティは
&man.rcp.1; コマンドとほぼ同じ機能を実現するもので、
こちらの方が豊富なオプションを備え、送り側と受け側の差分だけを
転送するという rsync リモート更新プロトコルを使用するという点が異なります。
rsync を使うと、ネットワーク経由での同期を非常に高速に行なうことが可能です。
特に、&os; FTP サーバや CVS リポジトリのミラーサイトを作成する時に便利でしょう。
rsync は、多くのオペレーティングシステムで
利用することができます。&os; 版は、
net/rsync の
port か、package を使ってください。
チェコ共和国
rsync://ftp.cz.FreeBSD.org/
提供しているコレクション:
ftp: &os; FTP サーバの部分ミラー
&os;: &os; FTP サーバの全体ミラー
オランダ
rsync://ftp.nl.FreeBSD.org/
提供しているコレクション:
&os;: &os; FTP サーバの全体ミラー
ロシア
rsync://ftp.mtu.ru/
提供しているコレクション:
&os;: &os; FTP サーバの全体ミラー
&os;-gnats: GNATS バグトラッキングデータベース
&os;-Archive: &os; アーカイブ FTP サーバのミラー
台湾
rsync://ftp.tw.FreeBSD.org/
rsync://ftp2.tw.FreeBSD.org/
rsync://ftp6.tw.FreeBSD.org/
提供しているコレクション:
&os;: &os; FTP サーバの全体ミラー
イギリス
rsync://rsync.mirrorservice.org/
提供しているコレクション:
sites/ftp.freebsd.org: &os; FTP サーバの全体ミラー
アメリカ合衆国
rsync://ftp-master.FreeBSD.org/
このサーバは、&os; の一次ミラーサイトとしてのみ使われています。
提供しているコレクション:
&os;: &os; FTP サーバのマスタアーカイブ
acl: The &os; マスタ ACL リスト
rsync://ftp13.FreeBSD.org/
提供しているコレクション:
&os;: &os; FTP サーバの全体ミラー
diff --git a/ja_JP.eucJP/books/handbook/x11/chapter.sgml b/ja_JP.eucJP/books/handbook/x11/chapter.sgml
index 7ab81ea6db..5118cb380b 100644
--- a/ja_JP.eucJP/books/handbook/x11/chapter.sgml
+++ b/ja_JP.eucJP/books/handbook/x11/chapter.sgml
@@ -1,1834 +1,1838 @@
Ken
Tom
X.Org X11 サーバ対応:
Marc
Fonvieille
X Window System
この章では
FreeBSD
では、ユーザに強力なグラフィカルインタフェースを提供するために
X11 を採用しています。
X11 は、
&xorg; や
&xfree86;
(他のソフトウェアパッケージについてはここでは述べません) に実装された、
フリーで利用できる X Window System です。
&os; 5.2.1-RELEASE 以前の
&os; では、デフォルトの X11 サーバは、&xfree86; Project, Inc
がリリースしている &xfree86; でした。
&os; 5.3-RELEASE から、デフォルトかつ公式の X11 サーバは
X.Org Foundation が開発している
&xorg; に変更されました。
これは &os; に似たライセンスに従って配布されています。
&os; 用の商用 X サーバも入手できます。
この章では、&xorg; リリース &xorg.version;
に重点を置いた X11 のインストールと設定について解説します。
(デフォルトの X11 が、&xfree86; であるような古い
&os; リリースにおける)
&xfree86; の設定方法や、
以前のバージョンの &xorg; に関する情報は、 にある
&os; ハンドブックのアーカイブからいつでも参照できます。
X11 がサポートするビデオハードウェアについての情報は、
&xorg;
のウェブサイトをご覧ください。
この章を読めば以下のことがわかります。
X Window System のさまざまなコンポーネントと、
それらが互いにどのように連携しているか。
X11 のインストールおよび設定方法
さまざまなウィンドウマネージャのインストール方法
X11 での &truetype; フォントの使い方
GUI ログイン (XDM)
の設定方法
この章を読み始める前に以下のことを理解しておく必要があります。
サードパーティ製ソフトウェアのインストール方法
()
X を理解する
初めて X を使う場合、µsoft.windows; や &macos; といった他の
GUI 環境に慣れている人は多少ショックを受けるでしょう。
さまざまな X のコンポーネントについての詳細や、
それらがどのようにやり取りするかについては理解する必要はありませんが、
基本的なことをいくつか知っていると
X を使う際に強力な武器になるでしょう。
なぜ X?
X は、&unix;
用に書かれた最初のウィンドウシステムではありませんが、
それらの中では最も広まっているものです。
X のオリジナルの開発チームは
X を書く前に別のウィンドウシステムを開発していました。
そのシステムの名前は W
(Window
の W) です。
X は単にローマ字でその次の文字だというだけなのです。
X は X
, X Window System
,
X11
などといった多くの用語で呼ばれます。
X11 を X Windows
と呼ぶと気を悪くする人もいるでしょう。
これについてもう少し見識を深めるには
&man.X.7; をご覧ください。
X のクライアント/サーバモデル
X は最初からネットワークを意識してデザインされており、
クライアント - サーバ
モデルを採用しています。
X では、X サーバ
はキーボードやモニタ、
マウスが接続されたコンピュータ上で動きます。
このサーバはディスプレイの表示を管理したり、キーボード、
マウスからの入力を処理したり、他の入出力装置
(すなわち、入力装置として タブレット
を利用できますし、
出力装置としてビデオプロジェクタを利用することもできます)
を取り扱います。
各 X アプリケーション (XTerm や
&netscape; など) は
クライアント
になります。
クライアントは この座標にウィンドウを描いてください
といったメッセージをサーバへ送り、サーバは
ユーザが OK ボタンを押しました
といったメッセージを送り返します。
家庭や小さなオフィスのような環境では、X サーバと
X クライアントは同じコンピュータ上で動くことになるでしょう。
しかし、X サーバを非力なデスクトップコンピュータで動かし、
X アプリケーション (クライアント) は例えばオフィス全体を捌くような
高機能で高価なマシンで動かすことも可能なのです。この場合、
X のクライアントとサーバの通信はネットワーク越しに行なわれます。
これは、ある人々を混乱させることがあります。
X での用語は彼らが想定するものとは正反対だからです。
彼らは X サーバ
は地下にある大きなパワフルなマシンであり、
X クライアント
が自分たちのデスク上にあると想像するのです。
X サーバとはモニタとキーボードがついているマシンのことであり、
X クライアントとはウィンドウを表示するプログラムだということを覚えておいてください。
X のプロトコルには、クライアントとサーバのマシンが同じ OS
で動いていなければならないといったことを強制するものはなにもありませんし、
同じ機種で動いている必要もありません。
X サーバを µsoft.windows; や Apple の &macos;
で動かすことも可能ですし、
そのようなソフトウェアもフリーのものから商用のものまでいろいろとあります。
X ウィンドウマネージャ
X のデザイン哲学は &unix; のそれに非常によく似ており、
ツールであってポリシーではない
のです。
つまり、X
はあるタスクがどのように達成されるべきかを示すものではありません。
その代わり、ユーザにはツールが与えられ、
それらをどうするかはユーザに委ねられているのです。
この哲学は、X
ではスクリーン上でウィンドウがどのように見えるべきか、
マウスでそれらをどうやって動かすか、ウィンドウ間を移動するのに
どういうキーストロークを使うべきか
(例えば µsoft.windows; における
Alt
Tab
)、
各ウィンドウのタイトルバーはどのように見えるべきか、
それらはクローズボタンを持つべきかどうか、
といったことを示すものではないというところまで拡大して解釈できます。
その代わりに、X
ではそういったことを ウィンドウマネージャ
と呼ばれるアプリケーションに任せるのです。
X 用のウィンドウマネージャは以下のようにたくさんあります。
AfterStep,
Blackbox,
ctwm,
Enlightenment,
fvwm,
Sawfish,
twm,
Window Maker
などなど。
これらのウィンドウマネージャの見た目や使い勝手はそれぞれ異なっています。
バーチャルデスクトップ
をサポートしているものもありますし、
デスクトップを操作するキーストロークをカスタマイズできたり、
スタート
ボタンやそれに類するものを持っているものもあります。
テーマ
に対応しており、
新しいテーマを適用して見た目や使い勝手を完全に変えられるものもあります。
これらの、およびその他多くのウィンドウマネージャは
Ports Collection の x11-wm
というカテゴリからインストールできます。
さらに、KDE や
GNOME デスクトップ環境には、
それぞれのデスクトップに統合された独自のウィンドウマネージャがあります。
それぞれのウィンドウマネージャはまた異なる設定機構を備えており、
手で設定ファイルを編集しなければならないものや、
設定作業のほとんどを GUI ツールで行うことができるものもあります。
少なくとも 1 つ (Sawfish) は
Lisp 言語の変種で書かれた設定ファイルを持っています。
フォーカスポリシー
ウィンドウマネージャのもう一つの機能はマウスの
フォーカスポリシー
に関するものです。
すべてのウィンドウシステムは、ウィンドウを選択しキーストロークを
受け付けるようにするための方法が必要です。
そして、どのウィンドウがアクティブなのかを示す必要もあります。
よく知られているフォーカスポリシーは
click-to-focus
と呼ばれるもので、
このモデルは µsoft.windows; で利用されており、
あるウィンドウ内でマウスをクリックすればそのウィンドウがアクティブになる、
というものです。
X は特定のフォーカスポリシーを採用していません。
代わりにウィンドウマネージャがそれをコントロールします。
それぞれのウィンドウマネージャが、
それぞれのフォーカスポリシーをサポートしています。
すべてのものは click-to-focus をサポートしていますし、
多くのものは他の方法もサポートしています。
最もポピュラーなフォーカスポリシーは次のものでしょう
focus-follows-mouse
マウスポインタの下にいるウィンドウがフォーカスされるというものです。
ウィンドウは最前面にある必要はありません。
フォーカスを変えるには他のウィンドウにマウスポインタを動かすだけです。
クリックする必要はありません。
sloppy-focus
これは focus-follows-mouse を少し拡張したものです。
focus-follows-mouse では、
マウスがルートウィンドウ (背景) に移動した時には、
フォーカスされているウィンドウがなくなり、
キーストロークは単に破棄されます。
sloppy-focus であれば、
ポインタが別のウィンドウに移った時のみフォーカスが変わり、
現在のウィンドウから出ただけでは変わりません。
click-to-focus
マウスクリックによりアクティブなウィンドウが選択されます。
ウィンドウは 前面に持ち上げられ
、
他のすべてのウィンドウの前にきます。
ポインタが別のウィンドウ上に移動した時でも、
すべてのキーストロークがこのウィンドウに届きます。
多くのウィンドウマネージャはこういったものに加え、
その他のポリシーにも対応しています。
ウィンドウマネージャそのもののドキュメントもよく読んでください。
ウィジェット
X のツールを提供してもポリシーは提供しないというアプローチは、
各アプリケーションでスクリーンに現われるウィジェットにも適用されます。
ウィジェット
はクリック可能であったり、
他の方法で操作可能なすべてのユーザインタフェース用アイテムを指す用語です。
ボタンやチェックボックス、ラジオボタン、アイコン、リスト、などがそうです。
µsoft.windows; はこれらを コントロール
と呼んでいます。
µsoft.windows; や Apple の &macos;
はともに非常に厳密なポリシーをウィジェットに課しています。
アプリケーション開発者は共通のルックアンドフィールに
確実に従うことを想定されているわけです。
X では、特定のグラフィカルなスタイルやウィジェットのセットを
強制することが重要とは考えてられていませんでした。
したがって、X
アプリケーションに共通の見た目や使い勝手を期待してはいけません。
MIT のオリジナルの Athena ウィジェットや
&motif; (µsoft.windows;
のウィジェットセットはこれを基にしており、
斜度のついた縁と三方に灰色の陰影がついています)、
OpenLook をはじめとして
有名なウィジェットセットやその亜種が何種類もあります。
比較的新しい X アプリケーションのほとんどが、
KDE で使われている Qt や
GNOME プロジェクトで使われている GTK+
のどちらかのウィジェットセットを使っています。
これらのウィジェットセットはモダンな見た目を持っています。
この点で言えば、&unix; のルックアンドフィールは収斂されてきており、
初心者がより簡単に使えるようになってきています。
X11 のインストール
&os のデフォルトの X11 は、&xorg;
です。
&xorg; は X.Org Foundation
がリリースしている X Window System のオープンソースな実装です。
&xorg; は
&xfree86 4.4RC2
と X11R6.6 のコードを元にしています。
現在 &os; Ports Collection で利用可能な
&xorg; のバージョンは
&xorg.version; です。
Ports Collection から &xorg;
をビルドしインストールするには、以下のように入力します。
&prompt.root; cd /usr/ports/x11/xorg
&prompt.root; make install clean
&xorg; をすべてビルドするには、
少なくとも 4 GB の空き容量が必要です。
package から直接 X11 をインストールすることもできます。
&man.pkg.add.1; ツールで扱われるバイナリパッケージが
X11 についても提供されています。
&man.pkg.add.1; のリモート取得機能を利用する時は、
package のバージョンは外してください。
&man.pkg.add.1;
は自動的にそのアプリケーションの最新版を取得します。
ですから、&xorg;
の package を取得してインストールするには、
次のように入力します。
&prompt.root; pkg_add -r xorg
上記の例では、サーバ、クライアント、フォントなどを含んだ
X11 ディストリビューション全体をインストールします。
分割された X11 のパッケージや ports も利用できます。
+
+ 最小の構成で X11 をインストールをするには、
+ x11/xorg-minimal
+ をインストールしてください。
この章の残りでは、X11 をどのように設定すればよいか、
また生産性の高いデスクトップ環境をどのように設定するかについて解説します。
Christopher
Shumway
寄稿:
X11 の設定
&xorg;
X11
はじめに
X11 の設定を始める前に、
次の情報が必要となります。
モニタの仕様
ビデオアダプタのチップセット
ビデオアダプタのメモリ
水平走査周波数
垂直同期周波数
モニタの仕様は、X11
がどの解像度とリフレッシュレートで動作するかを決定するために用いられます。
こういった仕様は、通常モニタに付いてくるドキュメントや、
製造元のウェブサイトから取得できます。
必要なものは、水平走査周波数と垂直同期周波数の
2 つの数値範囲です。
ビデオアダプタのチップセットは X11
がグラフィックハードウェアとやり取りするために
どのドライバモジュールを使うかを定義します。
ほとんどのチップセットが自動認識されますが、
正常に認識されない時のために知っておくとよいでしょう。
ビデオメモリは、
グラフィックアダプタがどの解像度とどの色数で動くことができるかを決めます。
これは、ユーザが自分のシステムにおける制限を理解するために知っておくことが重要です。
X11 の設定
&xorg; は、
バージョン 7.3 から設定ファイルを作成することなく
&prompt.user; startx
と入力するだけで起動するようになりました。
バージョン 7.4 から、&xorg;
は HAL
を用いてキーボードやマウスを自動認識するようになりました。
x11/xorg の依存として、
sysutils/hal および
devel/dbus port
がインストールされますが、以下のようなエントリを
/etc/rc.conf ファイルに追加し、
有効にする必要があります。
hald_enable="YES"
dbus_enable="YES"
これらのサービスは、
&xorg; の設定が行われる前に (手動や再起動によって)
起動している必要があります。
ある種のハードウェアは、自動設定で動作しなかったり、
期待したような設定が行われないかもしれません。
そのような場合には、手動で設定する必要があります。
GNOME,
KDE および
Xfce などのデスクトップ環境では、
解像度などのスクリーンパラメータを簡単に設定できるツールがあります。
したがって、デフォルトの設定が満足するようなものではない場合でも、
これらのデスクトップ環境をインストールすることを考えているのであれば、
デスクトップ環境をインストールして、
スクリーン設定ツールを利用してください。
X11 の設定は複数の段階を経て行います。
まずは初期設定ファイルを作りましょう。
スーパーユーザになって次のようにしてください。
&prompt.root; Xorg -configure
これにより、/root
ディレクトリに xorg.conf.new
という X11 の設定ファイルの雛形が生成されます
(&man.su.1; か直接ログインのどちらを利用したかが、受け継がれる
$HOME 環境変数に影響します)。
X11 プログラムはシステム上のグラフィックハードウェアを検出し、
そのハードウェア用の適切なドライバを読み込む設定ファイルを作ります。
次のステップは、作成した設定ファイルで
&xorg;
がそのグラフィックハードウェアで動くことを確認することです。
バージョン 7.3 以前の &xorg; では、
以下を実行してください。
&prompt.root; Xorg -config xorg.conf.new
&xorg; 7.4 以降では、
このコマンドを実行すると黒い画面が表示され、
X11 が正常に動作しているかどうかの判断ができません。
古いバージョンと同じ実行結果を得るには、
オプションを使ってください。
&prompt.root; Xorg -config xorg.conf.new -retro
黒とグレーのグリッドと
X のマウスポインタが現われればその設定は成功です。
テストを終了するには、コマンドを実行した仮想コンソールに
Ctrl
Alt
Fn
(1 番目の仮想コンソールへは F1)
と入力して切り替え、
Ctrl
C
と入力してください。
バージョン 7.3 以前の &xorg; では、
Ctrl
Alt
Backspace
キーの組み合わせで
&xorg; を終了できます。
バージョン 7.4 以降でこのキー操作を利用する場合には、
X 端末エミュレータで以下のコマンドを入力してください。
&prompt.user; setxkbmap -option terminate:ctrl_alt_bksp
または、hald 用のキーボード設定ファイル
x11-input.fdi を作成して、/usr/local/etc/hal/fdi/policy
ディレクトリに保存してください。
このファイルには以下を含める必要があります。
<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?>
<deviceinfo version="0.2">
<device>
<match key="info.capabilities" contains="input.keyboard">
<merge key="input.x11_options.XkbOptions" type="string">terminate:ctrl_alt_bksp</merge>
</match>
</device>
</deviceinfo>
hald
がこのファイルを読み込むように、
コンピュータを再起動してください。
xorg.conf.new の
ServerLayout もしくは ServerFlags
セクションに、以下の行を追加する必要もあるでしょう。
Option "DontZap" "off"
もしマウスが動作しなければ、
先へ進む前にマウスの設定を行う必要があります。
&os; インストールの章の
マウスの設定
を参照してください。
さらに、
バージョン 7.4 以降ではデバイスの自動認識のため、
xorg.conf の
InputDevice セクションは無視されます。
古い設定の記述を利用するには、以下の行を
ファイルの ServerLayout もしくは、
ServerFlags セクションに追加してください。
Option "AutoAddDevices" "false"
これで、以前のバージョンのように、入力デバイスを
(キーボードレイアウトの変更のように)
必要なオプションを用いて設定できるようになります。
すでに説明したように、
バージョン 7.4 以降では、デフォルトで
hald
デーモンがキーボードを自動的に認識します。
キーボードレイアウトやモデルを正しく認識しない場合でも、
GNOME,
KDE もしくは
Xfce
のようなデスクトップ環境が、
キーボードの設定ツールを提供している可能性があります。
しかしながら、
&man.setxkbmap.1; ユーティリティや
hald の設定を利用することで、
キーボードのプロパティを直接設定できます。
たとえば、フランス語のレイアウトの PC 102
キーボードを使いたい場合には、
hald のキーボード設定ファイル
x11-input.fdi を作成し、/usr/local/etc/hal/fdi/policy
ディレクトリに保存してください。
このファイルは以下を含んでいる必要があります。
<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?>
<deviceinfo version="0.2">
<device>
<match key="info.capabilities" contains="input.keyboard">
<merge key="input.x11_options.XkbModel" type="string">pc102</merge>
<merge key="input.x11_options.XkbLayout" type="string">fr</merge>
</match>
</device>
</deviceinfo>
このファイルがすでに存在する場合には、
キーボードの設定に関する部分をただ単にコピーし、
ファイルに追加してください。
hald
がこのファイルを読み込むように、
コンピュータを再起動してください。
X 端末やスクリプトから以下のコマンドラインを実行することでも、
同様に設定できます。
&prompt.user; setxkbmap -model pc102 -layout fr
/usr/local/share/X11/xkb/rules/base.lst
ファイルは、利用可能なキーボード、レイアウトおよびオプションの一覧です。
X11 のチューニング
次は xorg.conf.new
を好みに合うように調整します。
&man.emacs.1; や &man.ee.1;
のようなテキストエディタでファイルを開いてください。
まずモニタの周波数を加えます。
これらは水平と垂直の同期周波数と表現されるのが普通です。
これらの値は xorg.conf.new の
"Monitor"
セクションに次のように書き加えます。
Section "Monitor"
Identifier "Monitor0"
VendorName "Monitor Vendor"
ModelName "Monitor Model"
HorizSync 30-107
VertRefresh 48-120
EndSection
HorizSync と
VertRefresh
というキーワードが設定ファイル中にない場合があります。
その場合には、
HorizSync
キーワードの後には水平走査周波数の、
VertRefresh
キーワードの後には垂直同期周波数の正しい値を加えてください。
上の例では対象となるモニタの周波数が書かれています。
X はモニタが対応していれば DPMS (Energy Star)
機能を使うことができます。
&man.xset.1; プログラムでタイムアウトをコントロールしたり、
強制的にスタンバイ、サスペンドや電源オフにすることができます。
モニタの DPMS 機能を有効にしたい場合は、
"Monitor"
セクションに次の行を加えてください。
Option "DPMS"
xorg.conf
xorg.conf.new
はエディタで開いたままにしておき、
デフォルトの解像度と色数を好みで選びましょう。
"Screen"
セクションに以下のように書きます。
Section "Screen"
Identifier "Screen0"
Device "Card0"
Monitor "Monitor0"
DefaultDepth 24
SubSection "Display"
Viewport 0 0
Depth 24
Modes "1024x768"
EndSubSection
EndSection
DefaultDepth というキーワードは
実行時のデフォルトの色数について記述するためのものです。
&man.Xorg.1; のコマンドラインスイッチ
が使用された場合はそちらが優先されます。
Modes というキーワードは、
与えられた色数におけるデフォルトの解像度を記述しておくためのものです。
ターゲットのシステムのグラフィックハードウェアによって定義されている、
VESA スタンダードモードのみがサポートされていることに注意してください。
上の例ではデフォルトの色数はピクセルあたり 24 ビットであり、
この色数での解像度は 1024 ピクセル× 768 ピクセルです。
最後に、設定ファイルを保存し、
上の例にあるようにテストしてみてください。
トラブルシューティングの過程で手助けするツールのひとつに
X11 のログファイルがあります。これには、
X11 サーバが検知したデバイスそれぞれについての情報があります。
&xorg; のログファイル名は
/var/log/Xorg.0.log
という形式です。実際のログファイル名は
Xorg.0.log から
Xorg.8.log のように変わります。
すべてうまくいったなら、設定ファイルを &man.Xorg.1;
が見つけることができる共通の場所に置きます。
これは、通常は /etc/X11/xorg.conf や
/usr/local/etc/X11/xorg.conf です。
&prompt.root; cp xorg.conf.new /etc/X11/xorg.conf
これで X11 の設定は完了です。
&man.startx.1; ユーティリティで
&xorg; を起動できます。また、
&man.xdm.1; を使って X11 サーバを起動することもできます。
高度な設定
&intel; i810 グラフィックチップセットの設定
Intel i810 graphic chipset
&intel; i810 統合チップセットを設定するには、
X11 にカードを制御させるために
AGP プログラミングインタフェースである
agpgart が必要になります。
詳しくは、&man.agp.4;
ドライバのマニュアルページをご覧ください。
このドライバを用いることで、
他のグラフィックカードと同様に設定を行うことができるようになります。
カーネルに &man.agp.4; ドライバが組み込まれていないシステムでは、
このモジュールを &man.kldload.8;
を使って読み込もうとしても動作しないことに注意してください。
このドライバは、
起動時にカーネル内に存在するようにカーネル内部に組み込むか、
/boot/loader.conf
を使わなければなりません。
ワイドスクリーンフラットパネルの追加
ワイドスクリーンフラットパネルコンフィグレーション
この章では、設定に関する幾分高度な知識を必要とします。
これまでに述べた標準ツールを使って設定に失敗する場合は、
ログファイルを参照してください。
ログファイルには、
設定のために有用な情報が十分含まれています。
テキストエディタを使用する必要があるでしょう。
現在のワイドスクリーン
(WSXGA, WSXGA+, WUXGA, WXGA, WXGA+ など) は、
16:10 や 10:9 形式、または
(問題を含む可能性のある) 他のアスペクト比に対応しています。
以下は、16:10 アスペクト比のスクリーン解像度の例です。
2560x1600
1920x1200
1680x1050
1440x900
1280x800
これらの解像度のひとつを以下のように
"Screen" セクション の
Mode に追加してください。
Section "Screen"
Identifier "Screen0"
Device "Card0"
Monitor "Monitor0"
DefaultDepth 24
SubSection "Display"
Viewport 0 0
Depth 24
Modes "1680x1050"
EndSubSection
EndSection
&xorg; は、I2C/DDC
を通してワイドスクリーンの解像度に関する情報を取得できるので、
モニタの周波数や解像度の範囲を把握しています。
もし、これらの ModeLines
についての情報がドライバに存在しないのであれば、
&xorg;
にヒントを与えなけれならないでしょう。
ModeLine
を手動で設定するのに十分な情報を
/var/log/Xorg.0.log
から得ることができます。
以下のような情報を探してください。
(II) MGA(0): Supported additional Video Mode:
(II) MGA(0): clock: 146.2 MHz Image Size: 433 x 271 mm
(II) MGA(0): h_active: 1680 h_sync: 1784 h_sync_end 1960 h_blank_end 2240 h_border: 0
(II) MGA(0): v_active: 1050 v_sync: 1053 v_sync_end 1059 v_blanking: 1089 v_border: 0
(II) MGA(0): Ranges: V min: 48 V max: 85 Hz, H min: 30 H max: 94 kHz, PixClock max 170 MHz
これは EDID と呼ばれる情報です。
この情報を用いて ModeLine
を作成するには、
正しい順番に数字を入力するだけです。
ModeLine <name> <clock> <4 horiz. timings> <4 vert. timings>
この例では "Monitor" セクションの ModeLine は以下のようになります。
Section "Monitor"
Identifier "Monitor1"
VendorName "Bigname"
ModelName "BestModel"
ModeLine "1680x1050" 146.2 1680 1784 1960 2240 1050 1053 1059 1089
Option "DPMS"
EndSection
以上の簡単な編集作業が終わったら、
新しいワイドスクリーンモニタ上で X が動作するでしょう。
Murray
Stokely
寄稿:
X11 でのフォントの使用
Type1 フォント
X11 に付いてくるデフォルトのフォントは、
通常のデスクトップパブリッシングアプリケーションにとっては理想的とは言えない程度のものです。
文字を大きくするとジャギーになりプロフェッショナルとは言えないようなものになりますし、
&netscape;
での小さなフォントは頭が悪そうに見えます。
しかし、世の中には質の高い Type1 (&postscript;)
フォントがいくつかあり、
X11 ではそれらを簡単に利用することができます。
例えば、URW フォントコレクション
(x11-fonts/urwfonts)
には高品質の Type1 フォント
(Times Roman,
Helvetica,
Palatino など)
が含まれています。freefont コレクション
(x11-fonts/freefonts)
にはもっとたくさんのフォントが含まれていますが、
それらは Gimp
のようなグラフィックソフトウェアで使用するためのものであり、
スクリーンフォントとしては十分ではありません。さらに、X11
は簡単に &truetype; フォントを使うように設定することも可能です。
詳しくは、&man.X.7; のマニュアルページか
&truetype; フォントの節
を参照してください。
上記の Type1 フォントコレクションを ports
から入れる場合には次のコマンドを実行してください。
&prompt.root; cd /usr/ports/x11-fonts/urwfonts
&prompt.root; make install clean
freefont や他のコレクションでも同じようにします。
X サーバがこれらのフォントを検出できるようにするには
X サーバ設定ファイル (/etc/X11/xorg.conf)
の適切な場所に次のような行を加えます。
FontPath "/usr/local/lib/X11/fonts/URW/"
別の方法としては、
X のセッション中に次のようなコマンドラインを実行します。
&prompt.user; xset fp+ /usr/local/lib/X11/fonts/URW
&prompt.user; xset fp rehash
これは動くのですが、X
のセッションが終了すると消えてしまいます。
消えないようにするには X の起動時に読み込まれるファイル
(通常の startx セッションの場合は
~/.xinitrc, XDM
のようなグラフィカルなログインマネージャを通してログインする時は
~/.xsession) に加えておきます。
三番目の方法は新しい
/usr/local/etc/fonts/local.conf
ファイルを使うことです。
これに関しては アンチエイリアス
節をご覧ください。
&truetype; フォント
TrueType フォント
フォント
TrueType
&xorg; には、
&truetype; フォントのレンダリング機能が組み込まれています。
この機能を実現するために 2 つの異なるモジュールがあります。
ここでは、freetype
の方が他のフォントレンダリングバックエンドと整合性が高いので、
このモジュールを使うことにします。
freetype モジュールを使うためには
/etc/X11/xorg.conf ファイルの
"Module"
セクションに以下の行を追加するだけです。
Load "freetype"
さて、まずは &truetype; フォント用のディレクトリ
(例えば /usr/local/lib/X11/fonts/TrueType)
を作り、そこに &truetype; フォントをすべて放り込みましょう。
&macintosh; の &truetype;
フォントは、そのままでは使うことができませんので注意してください。
X11 で使うには &unix;/&ms-dos;/&windows;
用のフォーマットでなければなりません。
ファイルを置いたら ttmkfdir を使って
fonts.dir ファイルを作り、
X のフォントレンダラが新しいファイルがイントールされたことを分かるようにしてください。
ttmkfdir は FreeBSD Ports Collection の
x11-fonts/ttmkfdir
からインストールできます。
&prompt.root; cd /usr/local/lib/X11/fonts/TrueType
&prompt.root; ttmkfdir -o fonts.dir
次に &truetype;
フォントのディレクトリをフォントパスに追加します。
上の Type1
フォントの場合と同じように、
&prompt.user; xset fp+ /usr/local/lib/X11/fonts/TrueType
&prompt.user; xset fp rehash
とするか、もしくは xorg.conf
ファイルに FontPath 行を追加します。
これで終わりです。&netscape; や
Gimp,
&staroffice;
といったすべての X アプリケーションから
&truetype; フォントを使うことができます。
(高解像度なディスプレイで見るウェブページ上のテキストみたいな)
とても小さなフォントや
(&staroffice; にあるような)
非常に大きなフォントもかなり綺麗に見えるようになることでしょう。
Joe Marcus
Clarke
更新 :
フォントのアンチエイリアス
フォントのアンチエイリアス
フォント
アンチエイリアス
/usr/local/lib/X11/fonts/ と
~/.fonts/ にあるすべての X11 のフォントが、Xft
に対応しているアプリケーションで自動的にアンチエイリアス表示できるようになりました。
KDE, GNOME および
Firefox
のような最新のアプリケーションは、Xft に対応しています。
どのフォントがアンチエイリアスされるかを制御するため、
もしくはアンチエイリアスの特性を設定するために、
/usr/local/etc/fonts/local.conf
ファイルを作成 (すでに存在しているのなら編集) します。
多くの Xft フォントシステムの高度な機能をこのファイルを使って調整できます。
この節ではいくつか簡単なところだけを紹介します。
詳しくは、&man.fonts-conf.5; をご覧ください。
XML
このファイルは XML 形式でなければなりません。
大文字小文字の区別に注意を払い、
すべてのタグが正しく閉じられているか確認してください。
ファイルは一般的な XML ヘッダで始まり、DOCTYPE 定義と
<fontconfig>
タグがその後にきます。
<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
<fontconfig>
すでに説明したように、
/usr/local/lib/X11/fonts/ と
~/.fonts/ にあるすべてのフォントは
Xft 対応のアプリケーションで利用できます。
これら 2 つ以外に別のディレクトリを追加したいのなら、
/usr/local/etc/fonts/local.conf
に以下のような行を追加します。
<dir>/path/to/my/fonts</dir>
新しいフォント、
そして特に新しいフォントディレクトリを追加したら、
以下のコマンドを実行してフォントキャッシュを再構築してください。
&prompt.root; fc-cache -f
アンチエイリアスをかけることによって境界が少しぼやけ、
そのためにとても小さなテキストはさらに読みやすくなり、
大きなフォントでは ギザギザ
が消えるのです。
しかし、普通のテキストにかけた場合には目が疲れてしまうこともあります。
14 ポイント以下のサイズのフォントについて、
アンチエイリアスをかけないようにするには次の行を加えます。
<match target="font">
<test name="size" compare="less">
<double>14</double>
</test>
<edit name="antialias" mode="assign">
<bool>false</bool>
</edit>
</match>
<match target="font">
<test name="pixelsize" compare="less" qual="any">
<double>14</double>
</test>
<edit mode="assign" name="antialias">
<bool>false</bool>
</edit>
</match>
フォント
スペーシング
いくつかの等幅フォントは、
アンチエイリアスをかけるとスペーシングがうまくいかなくなる場合があります。
特に KDE でその傾向があるようです。
解決策の一つとして、そういったフォントのスペーシングを
100 に設定する方法があります。
そうするためには次の行を加えてください。
<match target="pattern" name="family">
<test qual="any" name="family">
<string>fixed</string>
</test>
<edit name="family" mode="assign">
<string>mono</string>
</edit>
</match>
<match target="pattern" name="family">
<test qual="any" name="family">
<string>console</string>
</test>
<edit name="family" mode="assign">
<string>mono</string>
</edit>
</match>
(これは固定サイズのフォントに "mono"
という一般的な別名をつけます) そして以下を追加します。
<match target="pattern" name="family">
<test qual="any" name="family">
<string>mono</string>
</test>
<edit name="spacing" mode="assign">
<int>100</int>
</edit>
</match>
Helvetica の様なある種のフォントは、
アンチエイリアスすると問題が起こるでしょう。
たいてい、フォントが縦に半分に切られて表示されます。
最悪の場合、アプリケーションがクラッシュします。
これを回避するには、以下を local.conf
に追加します。
<match target="pattern" name="family">
<test qual="any" name="family">
<string>Helvetica</string>
</test>
<edit name="family" mode="assign">
<string>sans-serif</string>
</edit>
</match>
local.conf の編集を終えたら、
ファイルの末尾が </fontconfig>
タグで終わるようにしてください。
これを行わなければ、変更は無視されるでしょう。
最後に、ユーザは自分だけの設定を各自の
.fonts.conf ファイルに追加できます。
これを行うためには、それぞれのユーザが単に
~/.fonts.conf を作成するだけです。
このファイルも XML 形式でなければなりません。
LCD スクリーン
フォント
LCD スクリーン
最後に一つ。LCD
スクリーンではサブピクセルサンプリングが必要な場合があります。
これは、基本的には (水平方向に分かれている) 赤、緑、
青の各コンポーネントを別々に扱うことによって水平方向の解像度を良くするというもので、
劇的な結果が得られます。
これを有効にするには local.conf
ファイルに次の行を加えます。
<match target="font">
<test qual="all" name="rgba">
<const>unknown</const>
</test>
<edit name="rgba" mode="assign">
<const>rgb</const>
</edit>
</match>
ディスプレイの種類にもよりますが、
rgb ではなく
bgr や vrgb、もしくは
vbgr の場合もあるので、
試してみて最も良いものを使ってください。
Seth
Kingsley
寄稿:
X ディスプレイマネージャ
概要
X ディスプレイマネージャ
X ディスプレイマネージャ (XDM)
は X Window System のオプショナルな一部分であり、
ログインセッションの管理に用います。
最低限の機能を実装した X 端末
やデスクトップ、
大規模なネットワークディスプレイサーバといった場面ではこれが有用です。
X Window System はネットワークとプロトコルから独立しているため、
ネットワークで繋がれた
X のクライアントとサーバを動かすための設定はかなり幅が広くなります。
XDM
はどのディスプレイサーバに接続するかを選択でき、
ログイン名とパスワードの組み合わせなど認証情報を入力できるグラフィカルなインタフェースを提供しています。
XDM がユーザに &man.getty.8;
(詳しくは をご覧ください)
と同じ機能を提供することを考えてみてください。
つまり、ディスプレイ上でシステムへのログインができ、
ユーザの代わりにセッションマネージャ
(通常は X のウィンドウマネージャ) を起動することができるのです。
それから XDM は、
ユーザが作業を終えてディスプレイからログアウトする合図を送ってきてプログラムが終了するのを待ちます。
この時点で、XDM
は次にログインするユーザのためにログイン画面や
chooser 画面を表示できます。
XDM の使用
XDM を使用するには、
x11/xdm
port をインストールしてください
(最近の &xorg; のバージョンでは、
デフォルトでインストールされません)。
XDM のデーモンプログラムは
/usr/local/bin/xdm にあります。
このプログラムは root
になればいつでも起動することができ、
ローカルマシン上のディスプレイの管理を始めます。
マシンをブートする際、いつも XDM
を起動したい場合には、/etc/ttys
にそのためのエントリを加えておくのが簡単です。
このファイルのフォーマットや使用方法についての詳細は
を参照してください。
デフォルトの /etc/ttys
ファイルには仮想端末上で XDM
デーモンを起動するための行:
ttyv8 "/usr/local/bin/xdm -nodaemon" xterm off secure
があります。
このエントリはデフォルトでは無効になっており、有効にするには
5 番目のカラムを off から
on にし、
の指示に従って &man.init.8; を再起動します。
最初のカラムはこのプログラムが管理する端末の名前で、この場合
ttyv8 になります。
つまり、XDM は
9 番目の仮想端末で起動されるということです。
XDM の設定
XDM の設定用ディレクトリは
/usr/local/lib/X11/xdm です。
このディレクトリには XDM
の振る舞いや見た目を変更するために用いられるいくつかのファイルがあります。
だいたいは以下のような感じです。
ファイル
説明
Xaccess
クライアント認証のルールセット
Xresources
デフォルトの X リソース
Xservers
管理すべきリモートやローカルのディスプレイのリスト
Xsession
デフォルトのログイン時のセッションスクリプト
Xsetup_*
ログインインタフェースの前にアプリケーションを起動するためのスクリプト
xdm-config
このマシンで動いているすべてのディスプレイのグローバルな設定
xdm-errors
サーバプログラムによって生成されるエラー
xdm-pid
現在動いている XDM のプロセス ID
このディレクトリにはまた、XDM
の動作中にデスクトップをセットアップするために用いられるスクリプトやプログラムがいくつかあります。
それぞれのファイルの目的を簡単に解説しましょう。
正確な文法や使い方は &man.xdm.1; に記述されています。
デフォルトの設定では、単純な四角のログインウィンドウがあり、
そこにはマシンのホスト名が大きなフォントで表示され、
Login:
と Password:
のプロンプトがその下に表示されています。
XDM
スクリーンの見ためや使い勝手を変えるにはここから始めるのがいいでしょう。
Xaccess
XDM
がコントロールするディスプレイに接続するためのプロトコルは
X Display Manager Connection Protocol (XDMCP) と呼ばれます。
このファイルにはリモートのマシンからの
XDMCP 接続をコントロールするためのルールセットが書かれます。
これは、xdm-config
を変更してリモートからのコネクションを待ち受けるようにしない限り無視されます。
デフォルトでは、どのクライアントからの接続も拒否します。
Xresources
これはディスプレイの chooser とログインスクリーン用の
application-defaults ファイルです。
このファイルでログインプログラムの見た目を変更することができます。
フォーマットは X11 のドキュメントで記述されている
app-defaults ファイルのものと同じです。
Xservers
これは、chooser
が選択肢として提供するリモートのディスプレイの一覧です。
Xsession
XDM
でログインした後に実行されるデフォルトのセッションスクリプトです。
通常、各ユーザは ~/.xsession
というカスタマイズしたセッションスクリプトを持っており、
こちらが優先されます。
Xsetup_*
これらは chooser
やログインインタフェースが表示される前に自動的に実行されます。
それぞれのディスプレイに対して、Xsetup_
に続けてローカルのディスプレイ番号を付けた
(たとえば Xsetup_0)
名前のついたスクリプトがあります。
典型的な使い方は xconsole
のようなバックグラウンドで動かすプログラムを一つか二つ起動することです。
xdm-config
app-defaults の書式で書かれた、
このインストレーションで管理されるすべてのディスプレイに適用される設定を保持しています。
xdm-errors
このファイルには XDM
が起動しようとしている X サーバからの出力が書き出されます。
XDM
が起動しようとしているディスプレイがなんらかの理由でハングした場合、
このファイルのエラーメッセージを見てください。
そういったメッセージは各ユーザの
~/.xsession-errors
にもセッション毎に書き出されます。
ネットワークディスプレイサーバの起動
あるディスプレイサーバに他のクライアントが接続することができるようにするために、
アクセスコントロールのルールを編集し、
コネクションリスナを有効にする必要があります。
デフォルトでは保守的な設定になっています。
XDM
がそういったコネクションを待ち受けるようにするためには
xdm-config
にある次の行をコメントアウトします。
! SECURITY: do not listen for XDMCP or Chooser requests
! Comment out this line if you want to manage X terminals with xdm
DisplayManager.requestPort: 0
そして、XDM を再起動します。
app-defaults ファイルにおけるコメントは !
であっていつものような #
ではないことに注意してください。
アクセス制限はもっと厳しくしてもよいかもしれません。
Xaccess
にある例を参考にしたり、詳細についてオンラインマニュアル
&man.xdm.1; を参照してください。
XDM の代わりになるもの
デフォルトの XDM
に代わるものがいくつかあります。
一つは kdm
(KDE に付属しています)
はその一つであり、この章の後ろで解説します。
kdm ディスプレイマネージャは、
ログイン時にウィンドウマネージャを選ぶことができるのに加え、
見た目もかなり綺麗にしてくれます。
Valentino
Vaschetto
寄稿:
デスクトップ環境
このセクションでは、FreeBSD 上の X
で利用可能ないくつかのデスクトップ環境について解説します。
デスクトップ環境
とは、
単なるウィンドウマネージャから KDE
や GNOME
といったような完全なデスクトップアプリケーションスイートまでカバーします。
GNOME
GNOME について
GNOME
GNOME
はユーザフレンドリなデスクトップ環境で、
ユーザはコンピュータを簡単に使ったり設定したりできるようになります。
GNOME にはパネル
(アプリケーションを起動したり状態を表示したりするもの)、
デスクトップ (データやアプリケーションが置かれる場所)、
標準的なデスクトップツールやアプリケーションのセット、
そしてアプリケーションが互いにうまくやり取りできるような仕組みが含まれています。
他の OS や環境に慣れている人でも
GNOME
の提供するグラフィック環境であれば心地よく感じるでしょう。
FreeBSD 上の GNOME
に関するもっと詳しい情報は、
FreeBSD GNOME Project
のウェブサイトで見ることができます。
ウェブサイトには、GNOME
のインストール、設定、管理に関する十分分かりやすい FAQ
もあります。
GNOME のインストール
package や Ports Collection
を利用してソフトウェアを簡単にインストールできます。
GNOME package
をネットワークからインストールするには、
以下のようにするだけです。
&prompt.root; pkg_add -r gnome2
GNOME をソースから構築する場合、
次のように ports ツリーを使いましょう。
&prompt.root; cd /usr/ports/x11/gnome2
&prompt.root; make install clean
GNOME がインストールできたら、
デフォルトのウィンドウマネージャの代わりに
GNOME を起動するように
X サーバに指示しなければなりません。
GNOME
を起動する最も簡単な方法は、GNOME ディスプレイマネージャ
GDM を使うことです。
GNOME
デスクトップの一部としてインストールされる
(しかし、デフォルトでは無効になっている)
GDM は、
/etc/rc.conf に
gdm_enable="YES"
を追加すると有効になります。
再起動してログインすると、GNOME
が自動的に起動します。
さらに、/etc/rc.conf ファイルに
gnome_enable="YES" を追加すると、
GDM の起動時に
GNOME
のすべてのサービスを利用できるようになります。
GNOME は
.xinitrc
という名前のファイルを適切に設定することで、
コマンドラインから起動することもできます。
自分の .xinitrc
が既にある場合には、ウィンドウマネージャを起動する行を
/usr/local/bin/gnome-session
を起動するように変更するだけです。
特にこのファイルを用意していない場合には、
次のようにすれば十分でしょう。
&prompt.user; echo "/usr/local/bin/gnome-session" > ~/.xinitrc
次に、startx と入力すれば
GNOME
デスクトップ環境が起動します。
もし XDM
のような古いディスプレイマネージャを使っているなら、
この方法ではうまくいきません。その代わり、実行可能な
.xsession というファイルを作成し、
同じコマンドを起動するようにします。
そのためには、このファイルを編集してウィンドウマネージャを
/usr/local/bin/gnome-session
で置き換えます。
&prompt.user; echo "#!/bin/sh" > ~/.xsession
&prompt.user; echo "/usr/local/bin/gnome-session" >> ~/.xsession
&prompt.user; chmod +x ~/.xsession
もう一つの方法は、
ログイン時にウィンドウマネージャを選択できるようにディスプレイマネージャを設定することです。
KDE
の詳細についてのセクションで
KDE のディスプレイマネージャである
kdm
を使ってどのようにすればいいのかを解説しています。
KDE
KDE
KDE について
KDE
は最近の簡単に使えるデスクトップ環境です。
KDE
によりユーザは以下のようなメリットを亨受します。
美しい現代風のデスクトップ
ネットワーク透過なデスクトップ
KDE
デスクトップやそのアプリケーションを使う際に、
ヘルプへのアクセスを便利で統一されたものにする統合されたヘルプシステム
すべての KDE
アプリケーションで統一された見ためや使い勝手
標準化されたメニュー、ツールバー、
キーバインディング、カラースキームなど
国際化: KDE は
40 を越える言語で利用可能
一元的で、首尾一貫した、ダイアログベースのデスクトップ設定
膨大な数の KDE
アプリケーション
KDE には
Konqueror
と呼ばれるウェブブラウザも付属しており、これは &unix;
システム上の他のウェブブラウザの強力な競争相手です。
KDE の詳細については
KDE の
ウェブサイト をご覧ください。
KDE に関する
FreeBSD 特有の情報とリソースについては、
KDE on FreeBSD
チーム のウェブサイトをご覧ください。
FreeBSD で利用できる KDE
には 2 つのバージョンがあります。
バージョン 3 は、長い間広く使われ、安定しています。
バージョン 4 は、次世代のバージョンで、Ports Collection から利用できます。
これらを共存する形でインストールすることもできます。
KDE のインストール
GNOME
や他のデスクトップ環境とまったく同じように、
package や Ports Collection から簡単にインストールできます。
KDE3 package
をネットワーク越しにインストールするには次のようにします。
&prompt.root; pkg_add -r kde
KDE4 package
をネットワーク越しにインストールするには次のようにします。
&prompt.root; pkg_add -r kde4
&man.pkg.add.1;
は自動的にアプリケーションの最新版を取得します。
KDE3
をソースから構築するには、次のように ports ツリーを使いましょう。
&prompt.root; cd /usr/ports/x11/kde3
&prompt.root; make install clean
KDE4
をソースから構築するには、次のように ports ツリーを使いましょう。
&prompt.root; cd /usr/ports/x11/kde4
&prompt.root; make install clean
KDE がインストールできたら
X サーバに、デフォルトのウィンドウマネージャの代わりにこのアプリケーションを立ち上げるように教えます。
.xinitrc
ファイルを次のように編集しましょう。
KDE3 では、以下のように入力してください。
&prompt.user; echo "exec startkde" > ~/.xinitrc
KDE4 では、以下のように入力してください。
&prompt.user; echo "exec /usr/local/kde4/bin/startkde" > ~/.xinitrc
さぁ、これで startx でいつ
X Window System を立ち上げても
KDE
がデスクトップになります。
XDM
のようなディスプレイマネージャを使っている場合、
設定は少し異なります。代わりに
.xsession ファイルを編集しましょう。
kdm
用の説明はこの章の後のほうにあります。
KDE の詳細について
さぁ、KDE
のインストールができました。
ほとんどのことはヘルプページを見たりいろんなメニューをつつけばわかるでしょう。
&windows; や &mac; のユーザにも簡単なはずです。
KDE
の最も良いリファレンスはオンラインドキュメントです。
KDE には独自のウェブブラウザ
Konqueror が付属していますし、
膨大な数の便利なアプリケーションや詳しいドキュメントもあります。
このセクションの残りではなんとなく使っているだけでは理解し難い技術的なところを解説します。
KDE ディスプレイマネージャ
KDE
ディスプレイマネージャ
マルチユーザシステムの管理者であれば、
ユーザを迎えるにあたってグラフィカルなログインスクリーンが欲しいと思うかもしれません。
XDM
は上で述べたようにそのために使えます。
しかしながら、KDE
にはその代わりになる kdm
が付いており、より魅力的な見た目で、
ログイン時のオプションもたくさんあります。特に、
(メニューを使って) ログイン後にどのデスクトップ環境
(KDE や
GNOME など)
を動かすかを簡単に選ぶこともできます。
kdm
を有効にするには、/etc/ttys の項目
ttyv8 を変更しなければなりません。
この行を次のようにします。
KDE3 では、次のようにします。
ttyv8 "/usr/local/bin/kdm -nodaemon" xterm on secure
KDE4 では、次のようにします。
ttyv8 "/usr/local/kde4/bin/kdm -nodaemon" xterm on secure
Xfce
Xfce について
Xfce は
GNOME で使われている
GTK+ ツールキットをベースにしたデスクトップ環境ですが、
ずっと軽く、シンプルで効率的なデスクトップでありながら、
使用や設定が簡単なものを求める人向けです。
見ためは商用 &unix; システムが採用している
CDE
にかなり似ています。Xfce
の機能をいくつか下に挙げておきます。
シンプルで使いやすいデスクトップ
マウスのドラッグアンドドロップなどですべての設定が可能
CDE
に似たメインパネルとメニューやアプレット、
アプリケーションランチャ
統合されたウィンドウマネージャ、ファイルマネージャ、
サウンドマネージャと GNOME
準拠のモジュールなど
(GTK+ なので) テーマをサポート
速くて軽くて効率的: 古いマシンや遅いマシン、
メモリの限られたマシン向き
Xfce に関する詳しい情報は
Xfce のウェブサイト
で得られます。
Xfce のインストール
(この文章を書いている時点で)
Xfce
のバイナリパッケージがあります。
インストールするにはただ次のようにタイプするだけです
&prompt.root; pkg_add -r xfce4
また、Ports Collection
を利用してソースから作ることも可能です
&prompt.root; cd /usr/ports/x11-wm/xfce4
&prompt.root; make install clean
次に X が起動した時に Xfce
が起動されるように設定します。
次のようにしてください。
&prompt.user; echo "/usr/local/bin/startxfce4" > ~/.xinitrc
次に X が起動する時 Xfce
のデスクトップが立ち上がります。
上と同様に、XDM
のようなディスプレイマネージャを使っている場合には
GNOME
のセクションに書いてあるのと同じように
.xsession ファイルを作り、
/usr/local/bin/startxfce4
を起動するようにします。
もしくは、kdm
のセクションにあるようにディスプレイマネージャから
Xfce
を選ぶことができるように設定します。