diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/sed.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/sed.1 index be21b0a044..90c38dd47d 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/sed.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/sed.1 @@ -1,518 +1,518 @@ .\" Copyright (c) 1992, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to Berkeley by .\" the Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. 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への第一引数として単一のコマンドを指定することができます。複数のコマンドを指定するときは、 .Fl e または .Fl f オプションで行います。どちらの場合でも、入力に対して指定されたコマンドを、 指定された順序で実行します。 .Pp オプションは以下のとおりです。 .Bl -tag -width indent .It Fl E 正規表現を、Basic Regular expression (BRE) ではなく、 拡張 (モダン) 正規表現として解釈します。 .Xr re_format 7 マニュアルページは、どちらの書式も完全に記述しています。 .It Fl a 通常、 .Dq w 関数の引数となるファイルは、処理に先立って空のファイルとして作成されます。 .Fl a オプションを指定することにより、 .Dq w 関数が入力に対して適用されるときまで、 ファイルの作成が遅延されます。 .It Fl e Ar command 編集コマンド .Ar command をコマンドリストに追加します。 .It Fl f Ar command_file ファイル .Ar command_file に記述されたコマンドをコマンドリストに追加します。 編集コマンドは 1 行ごとに記述します。 .It Fl i Ar extension ファイルをその場で編集し、指定した .Ar extension のバックアップを保存します。 長さ 0 の .Ar extension が指定された場合、バックアップは保存されません。 その場で編集するときに、長さ 0 の .Ar extension を指定することは勧められません。 ディスク空間が尽きてしまったときなどに、 ファイルが壊れたり内容が一部だけになってしまうことがあるからです。 .It Fl n デフォルトでは、入力行は、すべてのコマンドを適用した後に標準出力に書 き出されます。 .Fl n オプションはこの動作を禁止し、明示的な出力コマンド ( .Dq p 等)が適用された入力のみを出力します。 .El .Pp .Nm のコマンドは以下の形式です。 .Pp .Dl [address[,address]]function[arguments] .Pp 最初の address の前と function の前に空白を置くことができます。 .Pp 通常 .Nm は、入力ファイルの各行を改行コードを含めずに -.Em "パタンスペース" +.Em "パターンスペース" にコピーし( .Dq D -関数の後でパタンスペースになにか残っている場合を除きます)、 +関数の後でパターンスペースになにか残っている場合を除きます)、 順にコピーされた内容に適応する address 指定を持つコマンドを -適用し、パタンスペースの内容を改行を付与して標準出力へ書き出し、パ -タンスペースを消去するという動作を繰り返します。 +適用し、パターンスペースの内容を改行を付与して標準出力へ書き出し、 +パターンスペースを消去するという動作を繰り返します。 .Pp -いくつかの関数は、パタンスペースの一部または全部を保持できる +いくつかの関数は、パターンスペースの一部または全部を保持できる .Em "ホールドスペース" を利用します。ホールドスペースの内容は、以降の処理に用いることができ ます。 .Sh "sed の address 表記" address の指定は必須ではありません。address は行番号 (複数の入力ファイ ルに対しては通し番号を用います)、入力の最後の行を示すドル記号 .Pq Dq $ 、コンテキストアドレス (区切り記号にはさまれた正規表現) のいずれかです。 .Pp -address 指定を持たないコマンドは、すべてのパタンスペースを選択します。 +address 指定を持たないコマンドは、すべてのパターンスペースを選択します。 .Pp 1つの address 指定を持つコマンドは、その address 指定にマッチする -すべてのパタンスペースを選択します。 +すべてのパターンスペースを選択します。 .Pp 2 つの address 指定を持つコマンドは、address の両端を含んだ範囲を 選択します。 -この範囲は、1 つめの address にマッチしたパタンスペースで始まり、 -その後に続く 2 つめの address にマッチしたパタンスペースで終わります。 +この範囲は、1 つめの address にマッチしたパターンスペースで始まり、 +その後に続く 2 つめの address にマッチしたパターンスペースで終わります。 2 つめの address が、1 つめの address で選択された行番号以下の 番号である場合、1 つめの address が指定する行のみ選択されます。 2 つめの address がコンテキストアドレスである場合、sed は、 -1 つめの address にマッチしたパタンスペースを 2 つめの +1 つめの address にマッチしたパターンスペースを 2 つめの address に再びマッチさせようとはしません。sed は、選択された範囲の 次の行から、1 つめの address にマッチする行の検索を 再開します。 .Pp エクスクラメーション関数 .Pq Dq \&! を用いることにより、address で選択されていない範囲に編集コマンドを適用させることもできます。 .Sh "sed の正規表現" .Nm で使われる正規表現は、デフォルトでは Basic Regular expression (BRE .Xr re_format 7 を参照) です。 .Nm は、 .Fl E フラグを指定されると、拡張 (モダン) 正規表現を使用可能です。 正規表現に加え、 .Nm では以下の拡張がなされています。 .Pp .Bl -enum -compact .It コンテキストアドレスにおいて、バックスラッシュ .Pq Dq \e と改行以外の文字を正規表現の区 切りとして用いることできます。区切り文字の直前にバックスラッシュを置く ことで、区切り文字をリテラルに解釈させることができます。たとえば、コンテキ ストアドレス \exabc\exdefx において、区切り文字は .Dq x で、2つめの .Dq x は .Dq x という文字を表します。よって、正規表現は .Dq abcxdef と解釈されま す。 .Pp .It -エスケープシーケンス \en は、パタンスペースに埋め込まれた改行にマッチします。 +エスケープシーケンス \en は、パターンスペースに埋め込まれた改行にマッチします。 しかし、address と置換コマンド中にリテラルな改行を含めること はできません。 .El .Pp .Nm の正規表現には、デフォルト値の機能があります。 もし、正規表現が空、すなわち、区切りのみが指定されたなら、直前に用いられた正規表 現が用いられます。直前の正規表現とは、最後に使われた address または置換 コマンド中の正規表現です。最後とは実行時の順番であり、指定さ れたコマンドの並びとは異なります。たとえば、 .Dq /abc/s//XXX/ -はパタン +はパターン .Dq abc を .Dq XXX で置換します。 .Sh "sed の関数" 以下のコマンドの一覧では、指定可能な最大 address 数を、[0addr]、 [1addr]、[2addrs] と表記しています。これらは、それぞれ最大 0、1、2 個 の address を指定することができることを意味します。 .Pp .Em text 引数のテキストは複数行に渡ることができます。改行の直前にバックスラッシュ を置くことで、テキストに改行を含めることができます。その他のバックスラッ シュは取り除かれ、直後の文字がリテラルに解釈されます。 .Pp .Dq r と .Dq w 関数は、オプショナルなファイル名引数をとります。ファイル名は、 関数名のあとに空白を置いてから指定する必要があります。引数として指定され たファイルは、入力ファイルの処理を開始する前に作成(または、内容を消去)し ます。 .Pp .Dq b , .Dq r , .Dq s , .Dq t , .Dq w , .Dq y , .Dq \&! , .Dq \&: 関数は、オプショナルな引数をとることが できます。以下の一覧に、どの引数が関数名のあとに空白を置いてから指定し なければならないかが記述してあります。 .Pp 2つの関数は引数として関数リストをとります。関数リストは、以下の形式の 改行で区切られた .Nm 関数の羅列です。 .Bd -literal -offset indent { function function ... function } .Ed .Pp .Dq { の前後に空白を置くことができます。関数の前に空白を置くことができま す。最後の .Dq } は、改行の直後に置く必要があります。 .Dq } の直前に空白を置 くこともできます。 .Pp .Bl -tag -width "XXXXXX" -compact .It [2addr] function-list -選択されたパタンスペースに関数リストを適用します。 +選択されたパターンスペースに関数リストを適用します。 .Pp .It [1addr]a\e .It text 次の入力行を読み込む直前に .Em text を標準出力に書き出します。 これは .Dq N 関数によって実行される場合でも新しい繰り返しの開始時であっても変わりません。 .Pp .It [2addr]b[label] 指定された label を持つ .Dq \&: 関数に分岐します。label が指定さ れていない場合は、スクリプトの最後に分岐します。 .Pp .It [2addr]c\e .It text -パタンスペースを削除します。address が指定されていない場合と、1つだけ +パターンスペースを削除します。address が指定されていない場合と、1つだけ 指定された場合は .Em text が標準出力に書き出されます。2つの address が 指定された場合は、選択された範囲の最終行を処理した後に、text が標準出力に書き出されま す。 .Pp .It [2addr]d -パタンスペースを削除し、次の繰り返しを開始します。 +パターンスペースを削除し、次の繰り返しを開始します。 .Pp .It [2addr]D -パタンスペースの最初の改行までの部分を削除し、次の繰り返しを開始します。 +パターンスペースの最初の改行までの部分を削除し、次の繰り返しを開始します。 .Pp .It [2addr]g -ホールドスペースの内容をパタンスペースにコピーします。 +ホールドスペースの内容をパターンスペースにコピーします。 .Pp .It [2addr]G -改行文字とホールドスペースの内容をパタンスペースに追加します。 +改行文字とホールドスペースの内容をパターンスペースに追加します。 .Pp .It [2addr]h -パタンスペースの内容をホールドスペースにコピーします。 +パターンスペースの内容をホールドスペースにコピーします。 .Pp .It [2addr]H -改行文字とパタンスペースの内容をホールドスペースに追加します。 +改行文字とパターンスペースの内容をホールドスペースに追加します。 .Pp .It [1addr]i\e .It text 標準出力に .Em text を書き出します。 .Pp .It [2addr]l -パタンスペースの内容を読めるような以下の形式で出力します。 +パターンスペースの内容を読めるような以下の形式で出力します。 .Pp .Bl -tag -width "carriage-returnXX" -offset indent -compact .It backslash \e\e .It alert \ea .It form-feed \ef .It carriage-return \er .It tab \et .It vertical tab \ev .El .Pp 印字不可能な文字は、各バイトごとに .Dq \e に続いて 3 桁の 8 進数で出力されま す (Most Significant Byte が先頭です)。 長い行は折り返して表示されます。折り返した部分は .Dq \e に続く改行で 示されます。各行の最後には .Dq $ が出力されます。 .Pp .It [2addr]n もし、( .Fl n オプションによって)デフォルトの出力が停止されていないなら、 -パタンスペースの内容を標準出力に書き出します。 -また、パタンスペースを次の入力行 +パターンスペースの内容を標準出力に書き出します。 +また、パターンスペースを次の入力行 で置き換えます。 .Pp .It [2addr]N -パタンスペースに、次の入力行を追加します。このとき、元の内容との +パターンスペースに、次の入力行を追加します。このとき、元の内容との 間に改行を埋め込みます。現在の行番号が変化することに注意してください。 .Pp .It [2addr]p -パタンスペースの内容を標準出力に書き出します。 +パターンスペースの内容を標準出力に書き出します。 .Pp .It [2addr]P -パタンスペースの最初の改行までの内容を標準出力に書き出します。 +パターンスペースの最初の改行までの内容を標準出力に書き出します。 .Pp .It [1addr]q スクリプトの残りをスキップし、次の繰り返しを開始せずに終了します。 .Pp .It [1addr]r file 次の入力行を読み込む直前に、ファイル .Em file の内容を標準出力に書き出します。 .Pp .It [2addr]s/regular expression/replacement/flags -パタンスペース内で、 regular expression に対応する最初の部分を replacement で +パターンスペース内で、 regular expression に対応する最初の部分を replacement で 置換します。バックスラッシュと改行以外の文字をスラッシュのかわりに用 いることができます。regular expression と replacement の中に、リテラルな区切り文 字を置きたいときは、 .Dq \e に続けて区切り文字を置きます。 .Pp replacement 中のアンパサンド .Pq Dq & は、regular expression にマッチした文 字列に置換されます。 .Dq & の前に .Dq \e を置くことで、この特殊な .Dq & の解釈を禁止 することができます。 .Dq \e# ( .Dq # は数字)は、regular expression の 後方参照(back reference)表現にマッチするテキストに置換されます( .Xr re_format 7 参照)。 .Pp replacement に改行を含めることで、入力行を分割することができます。 改行の直前に .Dq \e を置くことで、replacement 中に改行を含めることができ ます。 .Pp s 関数の .Em flags には、以下のものを0個以上指定できます。 .Bl -tag -width "XXXXXX" -offset indent .It Em N -パタンスペースで +パターンスペースで .Em N 回目にマッチした regular expression のみを置換します。 .It g 先頭だけではなく、重なりあわない全てのマッチした内容を replacementで置換します。 .It p -置換が行われたら、パタンスペースの内容を標準出力に書き出します。 +置換が行われたら、パターンスペースの内容を標準出力に書き出します。 もし、置換後の内容が置換前のものと同一でも置換が行われたとみなします。 .It w Em file -もし置換が行われたなら、パタンスペースの内容をファイル +もし置換が行われたなら、パターンスペースの内容をファイル .Em file に追加します。 もし、置換後の内容が置換前のものと同一でも置換が行われたとみなします。 .El .Pp .It [2addr]t [label] 入力行が読み込まれてから、あるいは .Dq t 関数が実行されてから、置換が 行われていれば、指定した label を持つ .Dq \&: コマンドへ分岐します。label が指 定されていない場合は、スクリプトの最後に分岐します。 .Pp .It [2addr]w Em file -パタンスペースの内容をファイル +パターンスペースの内容をファイル .Em file に追加します。 .Pp .It [2addr]x -パタンスペースとホールドスペースの内容を交換します。 +パターンスペースとホールドスペースの内容を交換します。 .Pp .It [2addr]y/string1/string2/ .Em string1 -に現れるパタンスペース中の文字を +に現れるパターンスペース中の文字を .Em string2 の対応した -文字に置換します。たとえば、`y/abc/ABC/' はパタンスペース中の文字 +文字に置換します。たとえば、`y/abc/ABC/' はパターンスペース中の文字 a、b、c を大文字に置換します。 `\e' と改行以外のすべての文字を区切りとし て用いることができます。 .Em string1 、 .Em stirng2 中では、`\e' 直後に改行以外の文字が続く場合はリテラルに解釈され、 `\en' は改行と解釈されます。 .Pp .It [2addr]!function .It [2addr]!function-list 関数または関数リストを、 address で選択されていない行に適用します。 .Pp .It [0addr]:label この関数は何も行いません。 .Dq b 、 .Dq t で用いるラベルを生成します。 .Pp .It [1addr]= 行番号と改行を標準出力に書き出します。 .Pp .It [0addr] 空行は無視されます。 .Pp .It [0addr]# .Dq # とそれ以降の文字は無視されます(コメントとして扱われます)。 ただし、ファイルの行頭の 2 文字が `#n' の場合、デフォルトの出力が禁止されます。これは、コマンドライン に .Fl n オプションを指定した場合と等価です。 .El .Sh 環境変数 .Ev COLUMNS , .Ev LANG , .Ev LC_ALL , .Ev LC_CTYPE , .Ev LC_COLLATE の環境変数が、 .Xr environ 7 の記述通りに、 .Nm の実行に影響します。 .Sh 診断 .Ex -std .Sh 関連項目 .Xr awk 1 , .Xr ed 1 , .Xr grep 1 , .Xr regex 3 , .Xr re_format 7 .Sh 規格 .Nm ユーティリティは .St -p1003.2 のスーパセットとなっているはずです。 .Pp .Fl i オプションは非標準の .Fx 拡張であり、他のオペレーティングシステムでは使用できないかもしれません。 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .At v7 で登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/troff.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/troff.1 index 251e716089..7e99ebafd7 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/troff.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/troff.1 @@ -1,2462 +1,2462 @@ .ig Copyright (C) 1989-2000, 2001 Free Software Foundation, Inc. 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Permission is granted to copy and distribute translations of this manual into another language, under the above conditions for modified versions, except that this permission notice may be included in translations approved by the Free Software Foundation instead of in the original English. .. . -.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man1/troff.1,v 1.13 2001/08/06 02:56:32 horikawa Exp $ +.\" $FreeBSD$ .\" define a string tx for the TeX logo .ie t .ds tx T\h'-.1667m'\v'.224m'E\v'-.224m'\h'-.125m'X .el .ds tx TeX . .de TQ .br .ns .TP \\$1 .. . .\" Like TP, but if specified indent is more than half .\" the current line-length - indent, use the default indent. .de Tp .ie \\n(.$=0:((0\\$1)*2u>(\\n(.lu-\\n(.iu)) .TP .el .TP "\\$1" .. . .\" The BSD man macros can't handle " in arguments to font change macros, .\" so use \(ts instead of ". .tr \(ts" . . .TH TROFF 1 "6 August 2001" "Groff Version 1.17.2" . . .SH 名称 . . troff \- 文書をフォーマットする . . .SH 書式 . . .nr a \n(.j .ad l .nr i \n(.i .in +\w'\fBtroff 'u .ti \niu .B troff .de OP .ie \\n(.$-1 .RI "[\ \fB\\$1\fP" "\\$2" "\ ]" .el .RB "[\ " "\\$1" "\ ]" .. .OP \-abivzCERU .OP \-w name .OP \-W name .OP \-d cs .OP \-f fam .OP \-m name .OP \-n num .OP \-o list .OP \-r cn .OP \-T name .OP \-F dir .OP \-M dir .RI "[\ " files\|.\|.\|. "\ ]" .br .ad \na .PP コマンドラインオプションとパラメータの間に空白を含めることが可能です。 . . .SH 解説 . . 本マニュアルでは、groff ドキュメントフォーマットシステムの一部である GNU バージョンの .B troff について記述します。本コマンドは UNIX troff と 高い互換性を持ちます。通常 troff は groff コマンドから起動されます。 groff はまた、適切な前処理プログラムと後処理プログラムを適切なオプショ ンで、適切な順序で起動します。 . . .SH オプション . . .TP \w'\-dname=s'u+2n .B \-a .SM ASCII 文字のみの近似的な出力を行います。 .TP .B \-b 各警告とエラーメッセージに対するバックトレースを表示します。これは、 警告やエラーの原因を調べるのに有用です。出力される行番号は必ずしも正し くはありません。 .B as や .B am リクエストにより、 .B troff が行番号を誤認する可能性があるからです。 .TP .B \-i 指定されたファイルをすべて処理したあとに、標準入力も読み込み、処理します。 .TP .B \-v バージョン番号を表示します。 .TP .BI \-w name .I name で指定した分類の警告を行います。指定できる .I name は、後述の警告のサブセクションを参照してください。 .B \-w オプションは複数指定できます。 .TP .BI \-W name .I name で指定した分類の警告を行いません。 .B \-W オプションは複数指定することが できます。 .TP .B \-E エラーメッセージを一切出力しません。 .TP .B \-z フォーマットした結果を出力しません。 .TP .B \-C 互換モードにします。 .TP .BI \-d cs .TQ .BI \-d name = s マクロ .I c または .I name を文字列 .I s と定義します。 .I c は 1 文字のマクロ名です。 .TP .BI \-f fam .I fam をデフォルトのフォントファミリとして使用します。 .TP .BI \-m name マクロファイル .IB name .tmac\fR を読み込みます。見つからなければ、かわりに .BI tmac. name を試みます。 まず最初に .B \-M コマンドラインオプションで指定されたディレクトリ、 続いて .B GROFF_TMAC_PATH 環境変数で指定されたディレクトリ、 そして現在のディレクトリ (安全でないモードの 場合のみ)、ホームディレクトリ、/usr/share/tmac/、/usr/share/tmac/、 .B /usr/share/tmac の順に検索します。 .TP .B \-U 安全でないモード。 これによって以下のリクエストが有効になります: .BR .open , .BR .opena , .BR .pso , .BR .sy , .BR .pi . そうでなければ、セキュリティのためにこれらの危険性のあるリクエストは 禁止されています。また現在のディレクトリをマクロ検索パスに加えます。 .TP .B \-R .B troffrc と .BR troffrc-end を読みません。 .TP .BI \-n num 最初のページ番号を .I num とします。 .TP .BI \-o list .I list で指定したページのみを出力します。 .I list は、コンマで区切られ たページ範囲の列です。ページ範囲の指定方法は以下のとおりです: .I n は .I n ペー ジの出力、 .IB m \- n は .I m ページから .I n ページまでの出力、 .B \-n は .I n ページまでの 出力、 . IB n \- は .I n ページ以降の出力を意味します。 .B troff はリストの最後のページを印刷し終えると終了します。 .TP .BI \-r cn .TQ .BI \-r name = n 数値レジスタ .I c または .I name の値を .I n とします。 .I c は 1 文字の名前です。 .I n は troff で扱える数式です。 .TP .BI \-T name デバイス .I name 用の出力を生成します。デフォルトは ps です。 .TP .BI \-F dir フォントファイルと .B DESC ファイルを検索するのに、ディレクトリ (またはディレクトリパス) .I dir 以下の .BI dev name .RI ( name は出力デバイス名) を探します。 他のすべてのフォントディレクトリより前に .I dir を調べます。 .TP .BI \-M dir 指定したディレクトリ (またはディレクトリパス) .I dir からマクロファイルを検索します。 他のすべてのマクロディレクトリより前に調べます。 . . .SH 使用法 . . ここでは UNIX troff には無い機能のみを説明します。 . .SS 長い名前 . 数値レジスタ、フォント、文字列/マクロ/転換、 特殊文字のそれぞれの名前の長さは任意です。 エスケープシーケンス中、すなわち 2 文字の名前 .BI ( xx を使用可能な場所で、 任意の長さの名前 .BI [ xxx ] を使用可能です。 .TP .BI \e[ xxx ] .IR xxx で呼ばれる特殊文字を表示します。 .TP .BI \ef[ xxx ] フォント .IR xxx を設定します。 .TP .BI \e*[ xxx ] 文字列 .IR xxx を挿入する。 .TP .BI \en[ xxx ] 数値レジスタ .IR xxx を挿入する。 . .SS 分数のポイントサイズ . .I スケールドポイントは 1/sizescale ポイントです。ここで sizescale は .B DESC ファイルで指定されます (デフォルト値は 1 です)。 また、新しいスケールインジケータ .B z があります。 これは sizescale 倍する効果があります。 troff におけるリクエストおよびエスケープシーケンスは ポイントサイズを表す引数をスケールドポイント単位で表されているとして 解釈しますが、 このような引数の評価はデフォルトのスケールインジケータ .BR z にて行います。 このように取り扱われる引数には、 .B ps リクエストの引数、 .B cs リクエストの 3 番目の引数、 .B tkf リクエストの 2 番目および 4 番目の引数、 .B \eH エスケープシーケンスの引数、 .B \es エスケープシーケンスの変形で数値式を引数として取るものとがあります。 .LP .\" 例えばサイズスケールを 1000 とします; 例えば sizescale を 1000 とします; この場合スケールドポイントはミリポイントとなります; リクエスト .B .ps 10.25 は .B .ps 10.25z と同じですし、ポイントサイズは 10250 スケールドポイントに設定されます。 これは 10.25 ポイントと等しい値です。 .LP 数値レジスタ .B \en[.s] はポイントサイズを 10 進数分数のポイント単位で返します。 新しい数値レジスタ .B \en[.ps] もあり、これはスケールドポイント単位でのポイントサイズを返します。 .LP デフォルトのスケールインジケータが .BR u , .B z のどちらでもない数式中で .B z スケールインジケータを使用するのは無意味でしょう。 .B troff はこのようなことを禁止します。 同様に、 .BR z がデフォルトのスケールインジケータであった数式において .BR z , .B u のどちらでもないスケールインジケータを使用するのは無意味でしょう。 .B troff はこのようなことを禁止します。 .LP また、新しいスケールインジケータ .B s があります。これはもとの値をスケールドポイントの単位数で逓倍します。 例えば、 .B \en[.ps]s は .B 1m と同じです。 .BI s, .B z スケールインジケータを混同しないようにして下さい。 . .SS 数値式 . .LP 括弧内の数式中に空白を含めることが許されます。 .LP .B M は em の 1/100 を意味します。 .TP .IB e1 >? e2 .I e1 と .I e2 とで小さくない方。 .TP .IB e1 .\" USAGE から Incompatibilities まで訳出 (Dec 23, 1996) .\" Norihiro Kumagai .\" 訳チェック (Jan 5, 1997) . .\" Local Variables: .\" mode: nroff .\" End: