diff --git a/ja_JP.eucJP/books/handbook/book.sgml b/ja_JP.eucJP/books/handbook/book.sgml
index 63c225f0bf..3995228918 100644
--- a/ja_JP.eucJP/books/handbook/book.sgml
+++ b/ja_JP.eucJP/books/handbook/book.sgml
@@ -1,157 +1,158 @@
%man;
%bookinfo;
%chapters;
%authors;
%jauthors;
%mailing-lists;
%newsgroups;
]>
FreeBSD ハンドブック
FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクト
doc@FreeBSD.org
1999 年 2 月
1995
1996
1997
1998
1999
+ 2000
The FreeBSD Documentation Project
&bookinfo.legalnotice;
FreeBSD へようこそ! このハンドブックは
FreeBSD Release &rel.current;
のインストールおよび, 日常での使い方について記述したもので,
FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクトによって
編集されています. 日本語版の作成は FreeBSD
日本語ドキュメンテーションプロジェクトがおこなっています.
本書は現在進行中の作業であって,
多くの個人の手からなる仕事です.
多くのセクションはまだ存在しませんし, いま存在するセクションの
いくつかはアップデートが必要です. この FreeBSD
ドキュメンテーションプロジェクトに協力したいと思ったら,
&a.doc; まで (英語で) 電子メールを送ってください.
ハンドブックそのものに関する議論は, こちらで
おこなわれています. (もちろん英語でです.) 日本語訳および,
日本語版のみに関することは FreeBSD &a.jp.doc-jp;
において日本語で議論されています.
必要に応じて日本語ドキュメンテーションプロジェクトから
本家ドキュメンテーションプロジェクトに対して
フィードバックをおこないますので, 英語が得意でない方は FreeBSD
&a.jp.doc-jp;
まで日本語でコメントをお寄せください.
このドキュメントの最新バージョンは, いつでも
日本国内版 FreeBSD World
Wide Web サーバ や
FreeBSD World Wide Web
サーバ で見ることができますし, さまざまな形式のものや
圧縮されたものを
FreeBSD FTP
サーバ や, たくさんの
ミラーサイト からダウンロードすること
ができます. また,
ハンドブックの検索も可能です.
導入
&chap.introduction;
&chap.install;
&chap.basics;
&chap.ports;
システム管理
&chap.kernelconfig;
&chap.security;
&chap.printing;
&chap.disks;
&chap.backups;
&chap.quotas;
&chap.x11;
&chap.hw;
&chap.l10n;
ネットワーク通信
&chap.serialcomms;
&chap.ppp-and-slip;
&chap.advanced-networking;
&chap.mail;
さらに進んだ話題
&chap.cutting-edge;
&chap.contrib;
&chap.policies;
&chap.kernelopts;
&chap.kerneldebug;
&chap.linuxemu;
&chap.internals;
付録
&chap.mirrors;
&chap.bibliography;
&chap.eresources;
&chap.staff;
&chap.pgpkeys;
&chap.jcontrib;
diff --git a/ja_JP.eucJP/books/handbook/quotas/chapter.sgml b/ja_JP.eucJP/books/handbook/quotas/chapter.sgml
index a839e052ec..18a5b25b0c 100644
--- a/ja_JP.eucJP/books/handbook/quotas/chapter.sgml
+++ b/ja_JP.eucJP/books/handbook/quotas/chapter.sgml
@@ -1,307 +1,323 @@
ディスク クォータ
原作: &a.mpp;
26 February 1996 .
訳者: &a.jp.mihoko;.
6 September 1996 .
クォータシステムは,
オペレーティングシステムのオプション機能で,
各ファイルシステム上で ユーザやグループのメンバが使用するディスク
スペースの総量を規制したり, 作成できるファイルの個数を制限したりす
ることができます. この機能は, 各ユーザ,
各グループごとに使用できる資源の総量を制限で
きるようなタイムシェアリングシステム上で
もっともよく使用されていま す. これは, 一人のユーザが,
使用可能な全てのディスクスペースを使い
きってしまうことを防止できます.
ディスククォータを使用するための設定
ディスククォータを使用しようとする前に,
あなたが使用しているカー
ネルで, クォータが組み込まれているかどうかを
確認する必要があります.
クォータを使用できるカーネルを構築するためには,
カーネルコンフィギュ レーションファイルに,
次の行を追加してください:
options QUOTA
標準の GENERIC
カーネルでは, この機能は有効になっていません.
したがって, ディスククォータを使用するためには,
カーネルをコンフィグレーションして構築しなおし, そのカーネ
ルをインストールしなければいけません. カーネルの構築方法について
の詳細情報は, FreeBSD
カーネルのコンフィグレーション
を参照してください.
次に, /etc/rc.conf へ
次の行を追加すれば設定は完了です.
enable_quotas=YES
また, 起動時の動作をさらに細かく制御するために,
もう一つの変数が用意されています.
quota は通常, 起動時に quotacheck プログラムを使って
各ファイルシステム全体のチェックをします.
この quotacheck が行なうチェックによって,
quota データベース中のデータが, 実際のファイルシステムの状態を
正確に反映していることを保証するわけです.
しかし, この作業には長い時間がかかるため, その結果
起動時間が異常なほど長くなってしまいます.
もし, このステップを飛ばしたい場合には,
次の変数を使って設定することが可能です.
check_quotas=NO
もし FreeBSD 3.2-RELEASE 以前のリリースを使っているなら,
設定はもっと簡単です. /etc/rc.conf にある
次の部分を変更して下さい.
check_quotas=YES
最後に, 各ファイルシステム毎にディスククォータを設定する
ために, ファイル /etc/fstab
を編集する必要があります.
全てのファイルシステムに対して,
ユーザ又はグループのいずれかのクォー タ
を設定することも,
ユーザとグループの両方のクォータを設定すること
もできます.
ファイルシステム上で, ユーザ毎のクォータを設定するためには,
userquota オプションを, ファイル
/etc/fstab の中 で,
クォータを設定したいファイルシステムの
エントリののオプションフィー ルドに追加してください.
例えば:
/dev/da1s2g /home ufs rw,userquota 1 2
同様に, グループのクォータを設定するためには,
groupquota オプションを
userquota の代わりに使用 してください.
ユーザとグループの両方のクォータを設定するためには,
次のようにエントリを変更してください:
/dev/da1s2g /home ufs rw,userquota,groupquota 1 2
デフォルトでは, クォータファイルは ファイルシステムの root
ディ レクトリ上に, ユーザとグループのクォータに対して それぞれ
quota.user と
quota.group という名前で置いてあり
ます. 詳細情報は, man fstab を御覧ください.
man
ページには, クォータファイルを別な場所に置くことができると書い
てありますが, さまざまな
クォータユーティリティのうち, この機能を
適切に処理できていないものがあるので,
クォータファイルをデフォルト
の場所以外に置くことは勧められません.
ここまで準備ができたら, 新しいカーネルを使って,
システムを立ち 上げ直してください. /etc/rc
ファイルが, 自動的に適切なコマンドを起動してくれ, あなたが
/etc/fstab
ファイルで使用可能にした全てのクォー
タに対して, 初期クォータファイルを作成してくれます.
したがって, 手動で サイズ 0
のクォータファイルを作成する必要はあり ません.
通常の作業の流れでは, 手動で quotacheck,
quotaon, または quotaoff
コマンドを起動すべきで はありません. しかしながら,
それらの作業について詳しく知りたい場合に は, man
ページを御覧ください.
クォータ制限の設定
一旦システムのクォータを有効に設定したら,
本当にクォータが使用可能になっていることを確かめてください.
これを簡単に確かめるには,
&prompt.root; quota -v
コマンドを実行してみて ください. ディスク使用量の総計と,
クォータが設定されている各ファイ
ルシステム毎の現在のクォータ制限が表示されます.
さてこれで, edquota
コマンドによって, クォータ制限をか ける準備ができました.
ユーザまたはグループが使用できるディスクスペースの総計や,
作成 することのできるファイル数に制限をかけるための
オプションがいくつか あります. ディスクスペース容量規制
(ブロッククォータ) または ファイ ル数制限 (iノードクォータ)
またはその両方を行うことができます.
これらの個々の制限は, 二つのカテゴリ, すなわち ハード制限とソ
フト制限, でもっと細かく分類できます.
ハード制限は越えることができません.
ユーザがハード制限に到達す ると, 該当するファイルシステム上で
ディスクスペースを確保することが できなくなります.
例えば, もしユーザがファイルシステム上で 500 ブ
ロックのハード的制限をされていて, かつ, 現在, 490
ブロック使用して いたとすると, ユーザはあと 10
ブロックしか確保できません.
11 ブロック目を確保しようとすると, 失敗します.
一方, ソフト制限は,
定められたある一定の期間以内ならば制限を越
えることができます. この一定期間は, 猶予期間と呼ばれています.
猶予期間のデフォルトは
1週間です. もし、ユーザが猶予期間を過ぎても
ソフト制限を越えて使用し続けていた場合には,
ソフト制限はハード制限 に切り替わり, もはやこれ以上は,
ディスクスペースを確保できなくなり
ます. ユーザのディスク使用量がソフト制限以下に戻った時に,
猶予期間 がリセットされます.
以下は, edquota
コマンドを実行した時の出力例です. edquota
コマンドが起動されると, EDITOR 環境変数
で定義されたエディタ, または, EDITOR
環境変数が設定されて いない場合には vi
エディタが起動され, クォータ制限を編集
することができます.
&prompt.root; edquota -u test
Quotas for user test:
/usr: blocks in use: 65, limits (soft = 50, hard = 75)
inodes in use: 7, limits (soft = 50, hard = 60)
/usr/var: blocks in use: 0, limits (soft = 50, hard = 75)
inodes in use: 0, limits (soft = 50, hard = 60)
通常は,
クォータが設定されているファイルシステム毎に2行の表示が
行われます. 1行は, ブロック制限に関する情報で,
もう1行は, i ノード
制限に関する情報です.
クォータ制限の値を変更したい値に書き換えてく
ださい. 例えば, ユーザのブロック制限を, 50 ブロックまでのソ
フト制限と 75 ブロックまでのハード制限から,
500 ブロックまでのソフ
ト制限と 600 ブロックまでのハード制限にしたい場合は,
次のように書き換えます:
/usr: blocks in use: 65, limits (soft = 50, hard = 75)
を次のように:
/usr: blocks in use: 65, limits (soft = 500, hard = 600)
新しいクォータ制限は,
エディタを終了した時に置き換えられます.
uid の範囲によってクォータを設定する個とも可能です.
そのためには edquota
コマンドで, オプションを
使用します. まずはじめに,
かけたいクォータ制限を, 一人のユーザに対
して設定します. それから次のコマンドを実行します
edquota -p protouser startuid-enduid.
例えば, もし, ユーザ test
がクォータ制限をかけられていた
とすると, 次のコマンドは, 同じ制限を, uid 10,000 から 19,999
まで のユーザにかけることができます:
&prompt.root; edquota -p test 10000-19999
uid の範囲によって制限をかけることができる機能は, 2.1
がリリー スされたあとに追加されました. もし、2.1
のシステム上で, この機能を 必要とする場合には, 新しい edquota
を入手する必要があります.
詳細情報は man edquota を御覧ください.
クォータ制限およびディスク使用状況のチェック
クォータ制限およびディスク使用状況をチェックするには,
quota または repquota
コマンドを使用することがで きます.quota
コマンドは, 各ユーザ, 各グループ毎のクォー
タ制限およびディスク使用状況をチェックすることができます.
スーパーユーザだけが,
他のユーザまたは自分が所属していないグループに
関するクォータ制限とディスク使用状況を調べることができます.
repquota
コマンドは, クォータが設定されているファイルシス テムに対する,
全てのクォータ制限およびディスク使用状況の総計を表示
します.
以下は, 2つのファイルシステム上で
クォータ制限がかけられているユー ザに対して quota
-v コマンドを実行した出力結果の例です.
Disk quotas for user test (uid 1002):
Filesystem blocks quota limit grace files quota limit grace
/usr 65* 50 75 5days 7 50 60
/usr/var 0 50 75 0 50 60
上の例では, /usr
ファイルシステム上で, このユーザは現在 50
ブロックまでのソフト制限を 15 ブロック超過して使用しており,
残り 5 日間の猶予期間を設定されています. アスタリスク
*
は, ユーザが現在クォータ制限を越えていることを示
しています.
通常,
ユーザがディスクスペースを全く使用していないファイルシス
テムは, たとえ
そのファイルシステムにクォータ制限が設定されていた
としても, quota
コマンドによる出力では表示されません.
オプションを付けると, 上の例の /usr/var
ファ イルシステムのように,
これらのファイルシステムも表示します.
- * NFS ファイルシステム上でのクォータ
+ NFS ファイルシステム上でのクォータ
+
+ クォータは, NFS サーバ上のクォータサブシステムによって実現されます.
+ rpc.rquotad(8) デーモンは,
+ NFS クライアント上の
+ quota(1) コマンドが利用するクォータ情報を作成し,
+ クライアントマシンにログインしているユーザに
+ クォータ統計を提供します.
+
+
+ /etc/inetd.conf 内にある
+ rpc.rquotad を, 次のようにして有効化して下さい.
+
+
+rquotad/1 dgram rpc/udp wait root /usr/libexec/rpc.rquotad rpc.rquotad
+
+ そして, inetd を再起動させます.
- このセクションはまだ作成中です.
+ &prompt.root; kill -HUP `cat /var/run/inetd.pid`