diff --git a/ja/man/man1/csh.1 b/ja/man/man1/csh.1 index 04796d3edc..7db0b373dc 100644 --- a/ja/man/man1/csh.1 +++ b/ja/man/man1/csh.1 @@ -1,2190 +1,2190 @@ .\" Copyright (c) 1980, 1990, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. 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の項)、ジョブ制御(参照: .Nm ジョブ の項)、対話的なファイル名とユーザ名の補完(参照: .Nm ファイル名補完 -の項)、C 言語ライクな文法を特徴とするコマンドインタープリタです。 +の項)、C 言語ライクな文法を特徴とするコマンドインタプリタです。 対話的なログイン・シェル、また シェル・スクリプトのコマンド・プロセッサの両方の用途で使われます。 .Ss 引数リスト処理 シェルへの最初の引数(第 0 引数)が .Ql Fl \& で始まる場合、シェルはログイン・シェルとなります。 シェルを .Ql Fl l フラグを指定して起動することでもログイン・シェルにできます。 .Pp 残りのフラグは以下のように解釈されます: .Bl -tag -width 5n .It Fl b このフラグは、オプションの処理を強制的に中断させる場合に使用します。この フラグ以降の引数はすべて、オプションではない引数として処理されます。 これにより、シェル・スクリプトに混乱やごまかしを行わずにオプションを 渡すことが可能になります。 set-user ID スクリプトは本オプションなしでは実行できません。 .It Fl c コマンドを本フラグの次にくる 1 つの引数から読み込みます。 この引数は省略できません。残りの引数は .Ar argv に代入されます。 .It Fl e 起動したコマンドが異常終了したり、0 でない終了ステータスを返したときに、 ただちにシェルを終了します。 .It Fl f 起動したユーザのホーム・ディレクトリにある .Pa \&.cshrc を捜さず、また読み込まないため高速に起動します。 .It Fl i たとえ端末上で実行されていなくても、対話的に動作しプロンプトを表示します。 入力と出力が端末である場合、本オプションなしでもシェルは対話的に動作します。 .It Fl l ログイン・シェルとなります。( .Fl l が、指定された唯一のフラグの場合にのみ有効です。) .It Fl m シェルは、実効ユーザに属していなくても .Pa .cshrc をロードします。 .Xr su 1 は .Fl m をシェルに渡すことができます。 .It Fl n コマンドの解析は行いますが、実行しません。シェル・スクリプトの 文法検査に役立ちます。 .It Fl s 標準入力からコマンドを読み込みます。 .It Fl t 入力から1行だけ読み込み、それを実行します。改行の直前に .Ql \e を置くことで、次の行への継続を行うことができます。 .It Fl v .Ar verbose 変数を設定します。これにより、ヒストリ置換された状態のコマンド行を 表示するようになります。 .It Fl x .Ar echo 変数を設定します。これにより、実行直前に、実行するコマンドを 表示するようになります。 .It Fl V .Pa .cshrc を実行するより前に .Ar verbose 変数を設定します。 .It Fl X .Pa .cshrc を実行するより前に .Ar echo 変数を設定します。 .El .Pp .Fl X に対する .Fl x の関係は、ちょうど .Fl V に対する .Fl v の関係に相当します。 .Pp フラグ引数の処理のあと、もし引数が残っていて、かつ、 .Fl c 、 .Fl i 、 .Fl s 、 .Fl t のいずれのフラグも指定されていなければ、残っている最初の引数は コマンドファイル名であるとみなされます。シェルはこのファイルをオープンし、 `$0' による置換に備えてファイル名を保存します。多くのシステムは version 6 または version 7 の標準のシェルを使っており、また、それらの シェル・スクリプトは本シェルとは互換性がないので、 スクリプトの先頭の文字が `#' でない場合、 つまりスクリプトがコメントから始まらない場合、 本シェルはそれらの `標準' シェルを起動して実行します。 残りの引数は変数 .Ar argv に初期値として設定されます。 .Pp .Nm csh は、実行開始に際し、まず、ファイル .Pa /etc/csh.cshrc を読み込み実行します。ログイン・シェルであれば、さらに、ファイル .Pa \&/etc/csh.login を読み込み実行します。 次にシェルを起動したユーザの .Ar ホーム ・ディレクトリにあるファイル .Pa \&.cshrc を読み込み実行します。ログイン・シェルであるなら、 さらに、同じディレクトリのファイル .Pa \&.login を読み込み、実行します。 .Pa \&.login の通常の使い方としては、ユーザが CRT 画面の設定のために ``stty crt'' を実行したり、 .Xr tset 1 を実行したりするために用いられます。 .Pp 通常、シェルはプロンプト `% ' を表示し、端末からコマンドを読み込みます。 引数の処理やコマンド・スクリプトを含むファイルの処理については後述します。 .Pp シェルは以下の動作を繰り返します: 読み込んだ行を .Ar 単語 に分解します。この単語の列をコマンド履歴に格納し、解析します。 最後にその行の各コマンドを実行します。 .Pp ログイン・シェルが終了するとき、ユーザの .Ar ホーム ・ディレクトリのファイル .Pa .logout と .Pa /etc/csh.logout を読み込み実行します。 .Ss 字句構造 シェルは、読み込んだ行を空白とタブを区切りとして単語に分割します。ただし、 以下の例外があります。文字 `&' `\&|' `;' `<' `>' `(' `)' は独立した単語となります。`&&'、`\&|\&|'、`<<'、`>>' のように 2つ繰り返されている場合はペアで1単語を形成します。 これらのメタキャラクタは、直前に `\e' を置くことによって、単語の一部としたり、 特別な意味を無視させることができます。改行の直前に `\e' を置くと、 単一の空白と等価になります。 .Pp 対応したクォート記号 `'\|'、`\*(ga'、`"'、に狭まれた文字列は、単語の一部分となります。 このような文字列中のメタキャラクタやブランク、 タブによって単語が分割されることはありません。 これらのクォートの意味はあとで説明します。 `\'' または `"' の内側で改行文字の直前に `\e' を置くと、 改行文字そのものになります。 .Pp シェルの入力が端末からではない場合、 `#' 文字から改行まではコメントとして扱われます。 直前に `\e' を置くか `\`'、`\''、`"" でクォートすることにより、 この意味を抑制することができます。 .Ss コマンド 単純コマンドは単語の列であり、最初の単語が実行すべきコマンドを示します。 `\&|' 記号で区切られた、単純コマンドあるいは単純コマンドの列は パイプラインを形成します。パイプラインの各コマンドの出力は、次のコマンドの 入力に接続されます。パイプラインの列を `;' によって区切ることで逐次実行が 行えます。パイプラインの列に続けて `&' を置くと、そのパイプラインの終了を 待つことなく、次のパイプラインが実行されます。 .Pp 上記のいずれかを `('と`)' で囲むことにより、単純コマンドを形成することが できます (これはパイプライン等の構成要素として使えます)。 また、パイプラインを `\&|\&|' または `&&' で区切ることにより、C 言語のように、第2のパイプラインが第1のパイプラインが失敗あるいは 成功したときにのみ実行させることができます( .Em 式 の項参照)。 .Ss ジョブ シェルはパイプラインの各々に対し .Ar ジョブ を一つづつ関連付けます。シェルは、現在実行中のジョブの一覧表を保持しており、 これは、 .Ar jobs コマンドによって表示することができます。 ジョブには整数の番号が割り当てられます。ジョブが `&' を用いて非同期に 起動された場合、シェルは以下のような出力を行います: .Bd -filled -offset indent .Op 1 1234 .Ed .Pp これは、非同期に起動したジョブがジョブ番号 1 であり、プロセスID が 1234 である (トップレベルの) プロセスを 1 つ持っていることを示します。 .Pp もし、あるジョブを実行中に他のことをしたくなった場合、 .Nm ^Z キー (control-Z) を押すことにより実行中のジョブに STOP シグナルを 送信することができます。通常、シェルはそのジョブが停止した(Stopped)ことを 出力し、プロンプトを表示します。ここで、停止したジョブの状態を操作することが できます。つまり、 .Ar bg コマンドにより停止したプロセスを .Em バックグラウンド で走行させたり、他のコマンドを実行してから、停止していたジョブを .Ar fg コマンドにより .Em フォアグラウンド で再実行させることなどができます。 .Nm ^Z は即座に効力を発揮し、インタラプトと同様に、それまで待たされていた 出力とまだ読み込まれていない入力は捨てられます。 ほかに特殊キーとして .Nm ^Y があり、これを押すと、プログラムが .Xr read 2 によって読み込もうとした時点で STOP シグナルが送信されます。 これは、実行中のジョブに対していくつかの入力を先に入力しておき、 先行入力を読み終えた時点でジョブを停止させたいときに便利です。 .Pp バックグラウンドで実行しているジョブが端末からの入力を試みた場合、その ジョブは停止します。通常、バックグラウンドジョブが端末に出力することは 可能ですが、これは、コマンド ``stty tostop'' により禁止することができます。 もし、この tty オプションを指定したなら、バックグラウンドで実行している ジョブは、端末から入力を試みたときと同様に、端末に出力を試みたときに 停止します。 .Pp シェルでジョブを参照するにはいくつかの方法があります。文字 `%' は ジョブ名を表すのに用いられます。番号 1 のジョブを参照する場合は `%1' とします。 単にジョブ名を入力した場合、そのジョブはフォアグラウンドに移動されます。 すなわち`%1' は `fg %1' と等価で、番号 1 のジョブをフォアグラウンドで 実行させます。同様に `%1 &' は番号 1 のジョブをバックグラウンドで 走行させます。ジョブはそのジョブを起動したときにタイプされた文字列の 先頭部分によって参照することもできます。ただし、この先頭部分は あいまいでない必要があります。すなわち、`%ex' は、`ex' という文字列で 始まる名前のサスペンドされたジョブが一つしかない場合に限り、サスペンドされた .Xr ex 1 のジョブを再開します。文字列 .Ar string を含むジョブが一つしかない場合、`%?string' と入力することで、 それを指定することもできます。 .Pp シェルは現在のジョブと直前のジョブを覚えています。jobs コマンドの 出力では、`+' 記号が付加されているのが現在のジョブ、`\-' 記号が 付加されているのが直前のジョブです。`%+' は現在のジョブ、`%\-' は 直前のジョブの省略形です。後述する .Ar ヒストリ の文法から類推される記法として、`%%' があります。 これもまた現在のジョブの省略形です。 .Pp ジョブ制御機構を用いるには、 .Xr stty 1 のオプション .Ic new を設定しておく必要があります。ジョブ制御機構は、 .Em 新型 の端末ドライバの実装の上に構築されているからです。 新型の端末ドライバにより、ジョブを停止させるためのシグナルを キーボードから入力できるわけです。 新型の端末ドライバのオプション設定については stty(1) を参照してください。 .Ss 状態通知 シェルは、プロセスが状態の変化を起こすと、すぐにそれを検知します。通常、 プロンプトが表示される直前にのみ、あるジョブが停止し、それ以上処理が 進まなくなったことを通知します。これは、ユーザの仕事を邪魔しないように するためです。 しかしながら、シェル変数 .Ar notify をセットすることにより、シェルにバックグラウンド・ジョブの状態が 変化したことをただちに通知させることができます。 また、シェルコマンド .Ar notify により、特定のジョブの状態の変化をただちに通知させる ようにマークすることもできます。引数なしの .Ar notify は現在のプロセスに対してマークをつけます。 バックグラウンド・ジョブの開始直後に単に `notify' と打つと そのジョブをマークします。 .Pp 停止したジョブがある状態でシェルを終了しようとすると、`You have stopped jobs.' という警告を受けます。このとき、 .Ar jobs コマンドによりどのジョブが停止中であるのかを確認することができます。 警告を受けた直後に .Ar jobs コマンドで確認した場合と、 警告を受けた直後にもう一度シェルを終了させようとした場合には、 シェルは2度目の警告を行わず、停止中のジョブは終了させてから シェルを終了します。 .Ss ファイル名補完 シェル変数 .Ar filec がセットされてファイル名補完機能が有効になっている場合、 ( .Ic set の項参照) .Nm csh はファイル名やユーザ名の補完を対話的に行います。文字列に続けて エスケープ文字 (エスケープキー、または control-[) キーを端末から 入力することにより補完が行われます。 たとえば、以下のファイルがカレント・ディレクトリにあったとします。 .Bd -literal -offset indent DSC.OLD bin cmd lib xmpl.c DSC.NEW chaosnet cmtest mail xmpl.o bench class dev mbox xmpl.out .Ed .Pp ここで、以下のように入力します。 .Pp .Dl % vi ch .Pp このとき、 .Nm csh は ``ch'' を補完し、それにマッチする唯一のファイル名 ``chaosnet'' にします。補完後の入力行は以下のようになります。 .Pp .Dl % vi chaosnet .Pp 以下のように入力した場合は、 .Pp .Dl % vi D .Pp .Nm csh は、次のように補完を行います。 .Pp .Dl % vi DSC. .Pp ここで、端末ベルを鳴らし、補完が完了しなかったことをユーザに伝えます。 なぜなら、``D'' で始まるファイル名が複数あったからです。 .Pp 不完全なファイル名に続いて end-of-file 文字(通常は control-D)を入力すると、 名前の補完を行うかわりに、その名前にマッチするファイル名の一覧を出力します。 たとえば、以下のように入力すると、 .Pp .Dl % vi D .Pp ``D'' で始まるファイル名の一覧が以下のように出力されます: .Pp .Dl DSC.NEW DSC.OLD .Pp このとき、入力行は変化しません。 .Pp エスケープ文字と、end-of-file 文字を用いる同様の機構は、 ユーザ名を補完する場合にも用いることができます。この場合、``~'' で 名前を開始します。たとえば、次のように入力すると、 .Pp .Dl cd ~ro .Pp 以下のように補完されます。 .Pp .Dl cd ~root .Pp シェル変数 .Ar nobeep をセットすることにより、複数の候補があったり、補完に 失敗した場合に端末ベルを鳴らすのを禁止することができます。 .Pp 通常、そのディレクトリにあるすべてのファイル名が補完の候補となります。 ある特定の拡張子を持つファイルを補完の候補から外すのに、変数 .Ar fignore を用いる ことができます。以下のコマンドで、変数 .Ar fignore を設定すると、 .Pp .Dl % set fignore = (.o .out) .Pp 以下のように入力した場合に、 .Pp .Dl % vi x .Pp 次のように補完が行われます。 .Pp .Dl % vi xmpl.c .Pp つまり、"xmpl.o" と "xmpl.out" が無視されて補完が行われました。もし、 .Ar fignore で無視するように指定されたファイル名しか補完の対象になり得なかった場合、 .Ar fignore の設定は無視されます。また、 .Ar fignore は end-of-file 文字によるファイル名の一覧には影響を与えません。 一覧ではすべてのファイル名が出力されます。 .Ss 置換 ここからは、シェルが入力に対して行うさまざまな置換を、 処理が行われる順に記述します。 .Ss ヒストリ置換 ヒストリ置換は、以前に入力されたコマンド中の単語を、 新たなコマンドの一部として置き換えることで、 コマンドの繰り返し実行を容易にしたり、直前のコマンドの引数を次のコマンドで 再び使用したり、直前に入力した行の綴り間違いを修正する際に、 タイプ入力の手間を減らし、自信をもって修正できるようにするための機能です。 ヒストリ置換は文字 `!' により始まり、入力ストリームの .Ar どの位置にでも 置くことができます(ただし、入れ子にすることは .Nm できません )。`\e' を `!' の前に置くことにより、`!' の特殊な意味を打ち消すことが できます。また、利便のために、`!' の直後に空白、タブ、改行文字、 `='、`(' が続いた場合、ヒストリ置換は行われず、入力された文字がそのまま 用いられます(ヒストリ置換は、入力行が `\*(ua' で始まっている場合にも 起こります。これについては後述します)。入力行にヒストリ置換が含まれている 場合は、実行直前にヒストリ置換を行った結果が端末に出力されます。 .Pp 端末から入力された、1つあるいはそれ以上の単語からなるコマンドは ヒストリ・リストに記録されます。ヒストリ置換は、この記録された 単語の列を入力ストリームに挿入することにより行われます。 ヒストリ・リストの大きさは、変数 .Ar history により制御されます。直前のコマンドは .Ar history の値に関わらず必ず 保存されます。記録されているコマンドは 1 から順にイベント番号が 割り当てられます。 .Pp .Ar history コマンドにより、以下の出力が得られたとします: .Bd -literal -offset indent \09 write michael 10 ex write.c 11 cat oldwrite.c 12 diff *write.c .Ed .Pp コマンドはイベント番号とともに出力されています。必ずしもイベント番号を 用いる必要はありませんが、プロンプト文字列に `!' を埋めることにより、 現在のイベント番号を .Ar プロンプト 中に表示させることができます。 .Pp 現在のイベント番号が 13 だとすると、以前のイベントを指定するには、 イベント番号を用いて `!11' としたり、 相対指定を用いて `!\-2' としたり(同じイベントを表します)する方法があります。 また、コマンドの単語の先頭部分を用いて指定することもできます。例えば、`!d' でイベント番号 12 を指定したり、 `!wri' でイベント番号 9 を指定できます。また、 ある文字列を含むコマンドを指定するのに `!?mic?' (これはイベント番号 9 の コマンドを示します)のような記法も使えます。これらの記法は、指定された イベントの各単語を単一の空白で区切った単語列に置換します。特殊な 場合として、`!!' は直前のコマンドを参照します。すなわち、`!!' だけを 入力することは直前のコマンドの .Ar 再実行 を意味します。 .Pp あるイベント中のいくつかの単語だけを指定するために、イベント指定に続けて `:' と単語指示子を書くことができます。イベントの単語は 0 から順に番号が 振られています。最初の単語(通常はコマンドです)が 0 で、2番目の単語 (第1引数)が 1 ということになります。基本的な単語指示子は以下のとおりです: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It \&0 最初の(コマンド)単語 .It Ar n .Ar n 番目の単語 .It \*(ua 最初の引数(すなわち 1 と同じ) .It $ 最後の引数 .It % 直前の .No \&? Ns Ar s Ns \&? 検索でマッチした単語 .It Ar \&x\-y .Ar x 番目から .Ar y 番目までの単語 .It Ar \&\-y .Ar `\&0\-y\' の省略形 .It * `\*(ua\-$' の省略形。イベントが1語のみからなる場合は空になる .It Ar x* .Ar `x\-$\' の省略形 .It Ar x\- .Ar `x*\' から最後の単語を除いたもの。 .El .Pp イベント指定と単語指示子とを区切る `:' は、引数選択子が `\*(ua'、`$'、`*'、 `\-'、`%' で始まっている場合には省略することができます。 単語指示子の直後に、 `:' に続けて 修飾子を複数個置くことができます。以下の修飾子が定義されています: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It h パス名の最後の要素を削除します(head) .It r 最後の `.xxx' 要素を削除します(root) .It e `.xxx' 以外の部分を削除します(extension) .It s Ns Ar /l/r/ Substitute .Ar l を .Ar r で置換します(substitution) .It t 最後の要素を残して、それより前のパス名の要素全てを削除します。 .It \&& 直前の修飾子の作用を繰り返します。 .It g 上記の修飾子の直前に置き、変更を、各単語に1回だけ及ぼすことを指定します。 例) `g&' .It a 上記の修飾子の直前に置き、一つの単語に対して可能な限り繰り返して 変更を行います。変更が全単語に及ぶようにするには `g' と組み合わせて使います。 .It p 置換結果を表示しますが、実行はしません(print only) .It q さらに置換が行われないように、置換結果をクォートします(quote) .It x q と同様ですが、空白、タブ、改行によって単語を分割します .El .Pp `g' が指定されなかった場合、適用可能な最初の単語のみが修飾子の影響を受けます。 置換については、適用可能な単語がなかった場合にはエラーとなります。 .Pp 置換(s/l/r/) における左辺 ( .Ar l ) は、エディタなどで使うような正規表現ではなく単なる文字列です。`/' のかわりに自由な文字を区切りに指定することができます。`\e' によって、 .Ar l または .Ar r 中の区切り文字をクォートすることができます。右辺 ( .Ar r ) 中の文字 `&' は 左辺の文字列に置換されます。`&' もまた `\e' によって クォートすることができます。 空の左辺値 .Ar l (`//') の場合、直前の左辺値 .Ar l または、 .No \&`!? Ns Ar s Ns ?' 中のコンテキストスキャン文字列 .Ar s から左辺値が取られます。置換指定の直後に改行がくる場合には、 最後の区切り文字を省略することができます。 コンテキストスキャンの後ろ側の文字 `?' も、直後に改行がくる場合、 同様に省略できます。 .Pp ヒストリは、 `!$' のようにイベント指定なしで参照することができます。 同じ行においてそれ以前にヒストリ参照が行われた場合はそのイベントを、 さもなければ直前のコマンドが参照されます。`!?foo?\*(ua !$' は `?foo?' に マッチするイベントの最初と最後の単語に置換されます。 .Pp 入力行の最初の非空白文字が `\*(ua' の場合、特殊なヒストリ参照の省略形であると みなします。これは `!:s\*(ua' と等価で、直前に入力したコマンド行の 文字列置換を行うことができます。たとえば、`\*(ualb\*(ualib' は 直前のコマンドの `lib' の綴り間違いを修正します。 最後に、後ろに続く文字とヒストリ置換とを隔離するために、 ヒストリ置換を `{' と `}' によって囲むことができます。`ls -ld ~paul' なる コマンドを実行した直後に`!{l}a' と 入力することで、`ls -ld ~paula' に展開されます。一方、`{}' を 使わずに `!la' とした場合は `la' で始まるイベントを検索します。 .Pp .Ss \' と \&" によるクォート 文字列を `\'' または `"' によって クォートすることにより、残りの置換のすべてあるいは一部を 抑制することができます。`'' によってクォートされた文字列には 本マニュアルのこれ以降に説明する置換が適用されません。`"' によって クォートされた文字列は、後述するように一部の置換が適用されます。 .Pp どちらのクォートの結果も単一の単語 (の全体または一部) となります。 ただし、`"' クォートされたコマンド置換は複数の単語になる特殊な場合が 一つだけあります(後述の .Em コマンド置換 の項を参照)。 `\'' クォートの場合は、このようなことはありません。 .Ss エイリアス置換 シェルはエイリアス(別名定義)を管理しており、 .Ar alias コマンドと .Ar unalias コマンドに より設定、表示、修正等を行うことができます。コマンド行がスキャンされたあと、 個々のコマンドに解析され、各コマンドの最初の単語に対応するエイリアスが あるかどうかチェックします。もし存在すれば、入力されたコマンド行の内容を 直前のコマンドとみなして、エイリアスの内容をヒストリ展開します。 コマンド行全体は展開結果と置き換えられます。エイリアスの内容が ヒストリ参照を含まなかった場合、入力したコマンド行の引数は変更せずに 残されます。 .Pp `ls' に対するエイリアスが `ls -l' だった場合、`ls /usr' は `ls -l /usr' に展開されます。この場合、エイリアスにはヒストリ参照がなかったため、 引数の `/usr' は変更せずに残されました。`lookup' に対するエイリアスが `grep !\*(ua /etc/passwd' だった場合、`lookup bill' は `grep bill /etc/passwd' に展開されます。 .Pp エイリアスが展開された場合、展開結果に対して単語分割とエイリアス検索が 再度行われます。展開結果の最初の単語が展開前の最初の単語と同一になった場合、 再度エイリアス検索が行われることはありません。それ以外の、エイリアスによる ループは検出され、エラー扱いとなります。 .Pp このメカニズムによってエイリアスでパーサのメタ記法を利用できます。 よって `alias print \'pr \e!* \&| lpr\'' とエイリアスすることで .Ar pr の 引数をプリンタに出力させるというようなことができます。 .Ss 変数置換 シェルは変数を管理しており、それらは 0 個またはそれ以上の単語のリストを 値として持ちます。変数のうちいくつかはシェルがセットしたり参照したりします。 たとえば、変数 .Ar argv はシェルへの引数を保持しており、この変数の値である単語は、特殊な方法で 参照されます。 .\" #### jpman kuma 96.12.05 here checked ... TO BE CONTINUED .Pp 変数の値は .Ar set および .Ar unset コマンドにより参照、変更することができます。シェルが 参照する変数のうちいくつかは、それがセットされているかどうかだけが重要 であり、値が何であっても意味を持たないものがあります。たとえば、変数 .Ar verbose は入力行がエコーされるかどうかを制御する変数であり、この変数を セットすることは、 .Nm csh に .Fl v オプションを指定したのと同じ意味になります。 .Pp 変数を数値として扱う操作もあります。`@' コマンドによって変数に対して数値演算 を適用し、演算結果を変数に代入することができます。しかしながら、変数の 値はつねに文字列として表現されます。数値演算の場合、空文字列は 0 と みなし、変数の値が複数の単語からなる場合 2 番目以降の単語は無視されます。 .Pp 入力行にエイリアス置換を行い、構文解析を行ったあと、コマンドが実行される 前に文字 `$' をキーとして変数置換を行います。`$' の直前に `\e' を置くことにより、変数置換を抑制することができます。 ただし、`"' クォート中では変数置換は .Em 必ず 行われますが、`\'' クォート中では .Em 決して行われません。 `\*(ga' クォートのなかはさらにあとで解釈されるため(後述の .Nm コマンド置換 の項を参照)、ここでは変数置換は行いません。`$' の直後に空白、タブ、 改行がくる場合、`$' はそのまま残されます。 .Pp 入出力リダイレクトは変数置換より前に解釈され、別々に変数置換が行われます。 それ以外のコマンド名と引数は同時に展開されます。このため、最初の 単語(コマンド)が展開の結果、複数の単語となったり、展開された結果の 最初の単語がコマンド名、それ以外が引数の一部になることもあります。 .Pp `"' でクォートされておらず、変数置換に `:q' 修飾子も指定されなかった 場合には、変数置換の結果にコマンドとファイル名置換が 行われます。`"' クォート内では複数の単語からなる値を持つ変数は、各単語を 1つの空白で区切った単一の単語 (の一部) に展開されます。`:q' 修飾子が 指定された場合は、各単語は 1 つの空白で区切られ、 この後のコマンドとファイル名置換を抑止するために、個々にクォートされた 単語の列に展開されます。 .Pp 変数置換には以下の形式があります。特に記述していない場合、 セットされていない変数の参照はエラーになります。 .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It $name .It ${name} .\" #### modified by kuma 96.12.21 #### 変数 .Ar name の値の各単語を一つの空白文字で区切ったものに展開されます。中括弧は .Ar 変数名 と後続する文字を分離し、後続する文字が変数名の一部と解釈されないように するために用いられます。シェル変数は 20 文字までの名前を持ちます。 変数名の先頭はアルファベットで、それ以降はアルファベット、数字、 アンダースコアを使用することができます。 .Ar name という名前のシェル変数は存在しないが、同名のセットされた環境変数が 存在する場合には、その値に置換されます(ただし、環境変数に対しては .Nm : 修飾子と以降に説明する書式を 用いることはできません)。 .It $name Ns Op selector .It ${name Ns [ selector ] } 変数 .Ar name の値のうちいくつかの単語を選択して展開します。 .Ar selector は 1 つの数字、範囲を示す2つの数字を `\-' でつないだもの、あるいはそのような 結果になる変数置換のいずれかです。単語は 1 から順序づけられています。 範囲の最初の数字が省略された場合は 1 が用いられます。範囲の第2の数字が 省略された場合は `$#name' が用いられます。selector として `*' が用いられた 場合には、すべての単語に展開されます。範囲の第2の数字が省略されるか、 単語数より小さい場合には、範囲が空になってもエラーとはなりません。 .It $#name .It ${#name} 変数の値の単語数に展開されます。 この機能は後述する `$argv[selector]' で有用です。 .It $0 コマンドを読み込んでいるファイル名に展開されます。ファイル名が不明の場合は エラーとなります。 .It $number .It ${number} `$argv[number]' と等価です。 .It $* `$argv[*]' と等価です。 修飾子 `:e'、`:h'、`:t'、`:r'、`:q'、`:x' や `:gh'、`:gt'、`:gr' を適用することができます。中括弧`{' `}' で 囲まれている場合は、中括弧内に修飾子が存在しなければなりません。 現在の csh の実装では、各 `$' 展開につき1つの修飾子のみ指定することができます。 .El .Pp 以下の置換を行なう場合は `:' 修飾子を指定することはできません。 .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It $?name .It ${?name} 変数 name がセットされていれば `1' に、さもなければ `0' に展開されます。 .It $?0 現在の入力ファイル名がわかっていれば `1' に、不明ならば `0' に展開されます。 .It \&$\&$\& 親のシェルの (10進の) プロセス番号に展開されます。 .It $! そのシェルから起動された最後のバックグラウンド・プロセスの (10進の) プロセス番号に展開されます。 .It $< 標準入力から1行を読み込み、その内容に展開されます。読み込んだ内容の解釈は 行いません。スクリプト中でキーボードからの入力を受けるのに用いられます。 .El .Ss コマンドとファイル名置換 残りの置換であるコマンド置換とファイル名置換は、 組み込みコマンドの引数に対しては 適用されたり、されなかったりします。 .\" #### changed by kuma 96.12.21 #### すなわち、式の中で評価が行われない部分に関しては 以下の置換が行なわれません。組み込みコマンドではないコマンドにおいては、 コマンド名は引数とは別に置換が行なわれます。 .\" #### changed by kuma 96.12.21 #### コマンド名に対する置換が生じるのは一連の置換処理の最後の方で、 入出力リダイレクトの設定後、メインシェルの子供の中で行われます。 .Ss コマンド置換 コマンド置換は、コマンドを `\*(ga' で囲むことによって指示します。 コマンドからの 出力は空白、タブ、改行によって単語に分割され、空の単語を削除したあとに 元の文字列と置換されます。 `"' の内部では、改行のみが単語分割の区切りとして扱われ、空白とタブは そのまま残されます。 .Pp どちらの場合も、コマンドの出力の最後の改行は単語の区切りとはならず、単に 削除されます。 よってコマンド置換によって、コマンドの出力が完全な一行であっても、 単語の一部分のみを生成することが可能です。 .Ss ファイル名置換 単語が文字 `*'、 `?'、 `['、 `{' を含んでいるか、単語の先頭文字が `~' の .\" #### modified by kuma 96.12.21 #### 場合、その単語はファイル名展開(あるいはグロブ(glob)と呼ばれます)の 候補となります。 .\" #### modified by kuma 96.12.21 #### 候補となった単語はパターンとみなされ、パターンにマッチするファイル名が アルファベット順にソートされた列に置換されます。 ファイル名置換を含む単語の列がどれもファイル名にマッチしなかった場合には エラーとなりますが、 すべての単語パターンがマッチする必要はありません。 メタキャラクタ`*'、 `?'、`[' のみがパターンマッチ文字であり、`~' と `{' は省略形といったほうが近いで しょう。 .Pp ファイル名マッチにおいて、ファイル名先頭、または `/' の直後の `.' は、 `/' と同様に明示的にマッチさせなければなりません(`*' や `?' は これらにマッチしません)。 `*' は、空文字列を含むどのような文字列にもマッチします。`?' は、 どのような1文字にもマッチします。 .Sq Op ... は、括弧のなかで指定した文字のいずれかにマッチします。 .Sq Op ... 内では、文字の対を `\-' でつなぐことで、 文字の範囲を指定することができます(両側の文字も含まれます)。 .Pp ファイル名の先頭の `~' はホーム・ディレクトリを示すのに用いられます。 単独で用いられた場合には、シェルを起動したユーザのホーム・ディレクトリ .\" #### modified by kuma 96.12.21 #### (変数 .Ar home の値に反映されているとおり)に展開されます。`~' に続けてアルファベット、 数字、`-' からなる単語が続いた場合は、その単語をユーザ名とみなして、 そのユーザのホーム・ディレクトリに展開されます。たとえば、ユーザ ken の ホーム・ディレクトリが `/usr/ken' ならば、`~ken' は `/usr/ken' に、 `~ken/chmach' は `/usr/ken/chmach' に展開されます。 直後にアルファベットと `/' 以外が続く`~'と、ファイル名の先頭にない `~' は 変更されずにそのまま残されます。 .Pp メタ記法 `a{b,c,d}e' は `abe ace ade' の短縮形です。 .\" #### modified by kuma 96.12.21 #### この記法の左から右への出現順序は保存されます。 展開結果は下位のレベルで個別にソートされ、出現順序は保存されます。 この記法は入れ子にすることができます。 source のホーム・ディレクトリが `/usr/source' ならば、 `~source/s1/{oldls,ls}.c' は `/usr/source/s1/oldls.c /usr/source/s1/ls.c' に展開されます。このとき oldls.c や ls.c が 存在しなくともエラーにはなりません。同様に、`../{memo,*box}' は `../memo ../box ../mbox' 等に展開されます(`memo' と `*box' の 展開結果がいっしょに ソートされたりしていないことに注意してください)。特殊な場合として、 単独の`{' と `}'、`{}' は変更されずにそのまま残されます。 .Ss 入出力 コマンドの標準入出力は、以下の方法によりリダイレクトすることができます: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It < name ファイル .Ar name (変数、コマンド、ファイル名展開を受けます)をオープンし、 コマンドの標準入力とします。 .It << word .Ar word と同一の行が出現するまで、シェルの入力を読み込みます。 .Ar word は変数、ファイル名、コマンド置換を受けません。シェル入力の行は 読み込まれるとすぐに .Ar word と比較されます(置換を行う前に)。その後、 .Ar word に `\e'、`"'、`\''、`\*(ga' クォートが出現しないなら、読み込まれた行には 変数置換と .\" #### ^^^^^^^ `\'' だと思う(1次チェック者のコメント?jpman kuma 961205) .\" #### kuma agree with you, changed as specified 96.12.22 コマンド置換が適用されます。この置換を抑制するために、`\e' によって `$'、`\e'、`\*(ga' をクォートすることができます。コマンド置換において、 すべての空白、タブ、改行は保存されますが、最後の改行は削除されます。 読み込んだ行はすべて中間的なファイルに保存され、コマンドの標準入力として 用いられます。 .It > name .It >! name .It >& name .It >&! name ファイル .Ar name を標準出力として用います。ファイルが存在しなければ作成され、 すでにファイルが存在すればその内容は切り捨てられ、以前の内容は失われます。 .Pp 変数 .Ar noclobber がセットされている場合、ファイルが存在しないか文字型特殊ファイル (端末や `/dev/null' のような) でなければエラーになります。これは、 すでに存在するファイルを思いがけず削除してしまうことを防止します。`!' を 用いた形式を使うと、この検査を抑制することができます。 .Pp `&' を用いた形式では、標準出力とともに標準エラー出力もファイルへ リダイレクトされます。 .Ar name .\" #### modified by kuma 96.12.21 #### は、 `<' の入力ファイル名の場合と同様の展開を受けます。 .It >> name .It >>& name .It >>! name .It >>&! name `>' と同様に、ファイル .Ar name を標準出力として用います。ただし、コマンドの出力はファイルへ追加されます。 変数 .Ar noclobber がセットされている場合、 ファイルが存在しなければエラーとなります(`!' を用いることで、 この検査を抑制することができます)。 他は `>' と同様です。 .El .Pp コマンドは、シェルが起動されたときの環境を、入出力リダイレクトと パイプラインによって変更したもののなかで実行されます。以前のいくつかの シェルとは異なり、 シェルコマンドファイルから起動されたコマンドは、デフォルトでは標準入力に よってシェルコマンドファイル自体にアクセスすることはできません。 かわりに、シェルが起動した環境の標準入力をそのまま受け継いでいます。 `<<' 機構はインラインデータのために用いるべきです。 このように制限することにより、 シェルコマンドスクリプトをパイプラインの一部として用いることができます。 バックグラウンドで実行されているコマンドの標準入力も .Pa /dev/null 等にリダイレクトされることは .Ar なく 、シェルの標準入力をそのまま受け継いでいます。もし標準入力が端末で、 コマンドが端末から読み込もうとした場合、そのプロセスはブロックされ、 シェルはユーザにそのことを通知します(参照: .Sx ジョブ の項)。 .Pp 標準エラー出力もパイプにリダイレクトすることができます。単純に `\&|' の かわりに `\&|&' を使います。 .Ss 式 .\" #### modified by kuma 96.12.21 #### いくつかの組み込みコマンド(後述します)は、引数として式を取ります。式は C 言語のものと類似しており、同じ優先順位を持ちます。式は .Nm @、 .Ar exit、 .Ar if、 .Ar while コマンド中で用います。以下の演算子が使用可能です: .Bd -ragged -offset indent \&|\&| && \&| \*(ua & == != =~ !~ <= >= < > << >> + \- * / % ! ~ ( ) .Ed .Pp 上記の演算子は右にいくほど優先順位が高くなっています。 `==' `!=' `=~' `!~'、`<=' `>=' `<' `>'、`<<' `>>'、`+' `\-'、 `*' `/' `%' の 5グループは各グループ内では同じ優先度です。 `=='、`!='、`=~'、`!~' は文字列の比較を行い、他の演算子は数値演算を 行います。`=~'、`!~' は `!='、`==' と同様ですが、右辺を .Ar パターン (`*'、`?'、`[...]' を含んだ) とみなして、左辺とのパターンマッチが行われます。 これにより、シェル スクリプトにおいてパターンマッチのみが必要な局面では .Ar switch ステートメントを使わずに済ませることができます。 .Pp 先頭が `0' の文字列は 8 進数の数値とみなされます。空または省略された引数 は `0' とみなされます。すべての演算結果は 10 進数数値の文字列となります。 式の 2 つの要素が同一の単語中に出現してはいけません。つまり、 .\" #### modified by kuma 96.12.21 #### 要素の前後が、構文解析において特殊な意味を持つ `&'、`\&|'、`<'、`>'、`('、`)' でない場合は、 その要素は空白で囲まれていることが必要です。 .Pp 数式中では、`{' と `}' で囲んだコマンドと、 以下のファイル検査演算子を用いることができます。 ファイル検査演算子は .Fl l .Ar name の形式で、 .Ic l は以下のうちのいずれかです: .Bd -literal -offset indent r 読み込みアクセス w 書き込みアクセス x 実行アクセス e 存在 o 所有 z サイズがゼロ f 通常ファイル d ディレクトリ .Ed .Pp 指定された name は、コマンド、ファイル名置換を適用したのちに 実ユーザの権限において検査されます。ファイルが存在しないか、 アクセス不可なら演算結果は false すなわち `0' になります。 コマンド実行においては、コマンドが成功したなら演算結果は true `1' に、 コマンドが 0 以外の終了ステータスを返してきたら、すなわち、 失敗なら演算結果は false `0' になります。 終了ステータスの値自体を知りたい場合は、コマンドを式以外の文脈で実行し、変数 .Ar status の値を調べます。 .Ss 制御構造 シェルにはコマンドファイル(シェル・スクリプト)中で、 あるいは(制限されてはいるが、便利な方法で)端末から、 制御の流れを変更するためのいくつかのコマンドがあります。 これらのコマンドはシェルに入力を読み直させたり、 スキップさせたりすることができます。実装の制限上、 これらのコマンドを書くことのできる位置に制限があります。 .Pp .Ic foreach、 .Ic switch、 .Ic while、 文、および、 .Ic if\-then\-else の .Ic if ステートメントは、 後述するように入力行の単一の単純コマンドとして現れる必要があります。 .Pp シェルの入力がシーク不可能な場合、 シェルは繰り返しが必要なときには入力をバッファに保存し、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### この内部バッファに対してシークを行います(このため、シーク不可能な入力の場合も、 後方への goto が可能です)。 .Ss 組み込みコマンド 組み込みコマンドは通常シェルのプロセス内部で実行されます。 ただし、組み込みコマンドがパイプラインの最後以外に用いられた場合は、 サブシェル上で実行されます。 .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It Ic alias .It Ic alias Ar name .It Ic alias Ar name wordlist 1行目の形式はすべてのエイリアスを出力します。2 行目の形式は .Ar name に対応したエイリアスの値を出力します。最後の形式は .Ar wordlist を .Ar name のエイリアスとして登録します。 .Ar wordlist にはコマンド置換、ファイル名置換が適用されます。 .Ar name として .Ar alias または .Ar unalias を指定することはできません。 .Pp .It Ic alloc .Nm csh が獲得したメモリのうちの使用量と空き容量を表示します。 なんらかの引数をつけると、ブロックサイズごとの使用中/空ブロック数を表示します。 ブロックサイズは 8、16、32、.. となります。 本コマンドの出力はシステムによって異なります。 VAX 以外のシステムは、異なるメモリ管理を行っているかもしれないからです。 .Pp .It Ic bg .It Ic bg \&% Ns Ar job ... 現在のジョブあるいは指定されたジョブをバックグラウンドに移動します。 もしそれらのジョブが停止されていたなら、実行が再開されます。 .Pp .It Ic break 最も内側の .Ic foreach または .Ic while ループに対応する .Ic end の後へ脱出します。同じ行にある残りのコマンドは実行されます。複数の .Ic break を同一行に記述することで複数レベルの脱出が行えます。 .Pp .It Ic breaksw .Ic switch から脱出し、 .Ic endsw のあとで実行を再開します。 .Pp .It Ic case Ar label : .Ic switch ステートメントのラベルを指定します。 .Pp .It Ic cd .It Ic cd Ar name .It Ic chdir .It Ic chdir Ar name .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### シェルの作業ディレクトリをディレクトリ .Ar name に変更します。引数が指定されなかった場合には、 ユーザのホーム・ディレクトリに変更します。 カレント・ディレクトリにディレクトリ .Ar name がない場合(かつ .Ar name が `/'、`./'、`../' で始まっていない場合)、変数 .Ic cdpath の各要素のサブディレクトリとして .Ar name がないかどうかを調べます。最後に、シェル変数 .Ar name に `/' で始まる値が設定されているなら、 その値のディレクトリが存在しないかを調べます。 .Pp .It Ic continue 最も内側の .Ic while または .Ic foreach ループの先頭に戻ります。戻る前に、同じ行に記述されたコマンドが実行されます。 .Pp .It Ic default : .Ic switch ステートメントのデフォルトを指定します。 .Ic default は、すべての .Ic case ラベルのあとに出現しなければなりません。 .Pp .It Ic dirs ディレクトリ・スタックを表示します。 スタックの先頭(カレント・ディレクトリ)を左端にして表示します。 .Pp .It Ic echo Ar wordlist .It Ic echo Fl n Ar wordlist 指定された単語を空白で区切った文字列をシェルの標準出力に書き出します。 .Fl n オプションが指定されなければ、最後に改行が出力されます。 .Pp .It Ic else .It Ic end .It Ic endif .It Ic endsw .Ic foreach、 .Ic if、 .Ic switch、 .Ic while ステートメントの項を参照してください。 .Pp .It Ic eval Ar arg ... ( .Xr sh 1 と同様)引数をシェルへの入力であるとみなして読み込み、 現在のシェルのコンテキストで実行します。 コマンド置換や変数置換の結果として生成されたコマンド列を実行する場合に用いられます。 通常は、それらの置換に先立って文法解析が行われてしまうからです。 .Ic eval の使い方の例が .Xr tset 1 にあります。 .Pp .It Ic exec Ar command 指定された command を現在のシェルと置き換えて実行します。 .Pp .It Ic exit .It Ic exit Ar (expr ) 1行目の形式では変数 .Ic status の値、2 行目の形式では式 .Ic expr の値を返り値としてシェルを終了します。 .Pp .It Ic fg .It Ic fg % Ns Ar job ... 現在のジョブあるいは指定されたジョブをフォアグラウンドに移動します。 停止していたジョブは実行を再開します。 .Pp .It Ic foreach Ar name (wordlist) .It ... .It Ic end 変数 .Ic name に .Ic wordlist の各値を順次セットしながら対応する .Ic end までのコマンドを繰り返し実行します( .Ic foreach と .Ic end .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### は単独で行に置かなければなりません)。組み込みコマンド .Ic continue を使って中途でループの次の繰り返しを実行させたり、 .Ic break コマンドによって中途でループを脱出させたりすることができます。 このコマンドが端末から読み込まれる場合、ループすべての内容が(プロンプト ? を表示しながら)読み込まれてから実行が開始されます。 端末からループ中でタイプ・ミスした場合は修正できます。 .Pp .It Ic glob Ar wordlist .Ic echo コマンドと似ていますが、`\e' によるエスケープは解釈されず、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 単語はヌル文字によって区切られます。プログラムから、 シェルをファイル名置換のために利用する場合に便利です。 .Pp .It Ic goto Ar word .Ic word にファイル名置換、およびコマンド置換が適用されたのち、それを `label' とみなします。シェルは可能なかぎり入力を遡って読み直し、`label:' のある行を検索し、そこから実行を開始します。 ラベルの前には空白またはタブを置くことが可能です。 .Pp .It Ic hashstat コマンドを検索するのに、 内部キャッシュがどの程度効率的に働いているか (そして .Ic exec をどの程度回避できているかを)を表示します。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### .Em path の要素のうち、ハッシュ関数がヒットの可能性を示すものと、 `/' で始まらないものについて .Ic exec が試みられます。 .Pp .It Ic history .It Ic history Ar n .It Ic history Fl r Ar n .It Ic history Fl h Ar n ヒストリのリストを表示します。数字 .Ar n が指定された場合には、最近の .Ar n 個のイベントが表示されます。 .Fl r オプションは表示順序を逆にします。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### すなわち、最も古いものを先に表示するのではなく、 最も新しいものを先に表示します。 .Fl h オプションを指定すればイベント番号が省略されます。これは .Ic source コマンドで \-h を使って読み込むためのファイルを生成する場合に用いることができます。 .Pp .It Ic if ( Ar expr ) No command .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 指定された式が true と評価されたなら、単一のコマンド .Ar command が実行されます。 .Ar command .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### に対する変数置換は、実行に先だって .Ic if コマンドの残りの部分と同時に行なわれます。 .Ar command は単純コマンドのみが許され、パイプライン、コマンドリスト、括弧でくく られたコマンドであってはいけません。入出力リダイレクションは式 .Ar expr が false と評価され、それゆえ .Ar command が実行 .Sy されなかった 場合にも処理されます(これはバグです)。 .Pp .It Ic if ( Ar expr ) Ic then .It ... .It Ic else if ( Ar expr2 ) Ic then .It ... .It Ic else .It ... .It Ic endif 式 .Ar expr が true なら最初の .Ic else までのコマンドが実行されます。さもなければ、式 .Ar expr2 が true なら次の .Ic else までのコマンドが実行されます。 いくつでも .Ic else-if の対を繰り返すことができます。最後に 1 つの .Ic endif が必要です。 最後の .Ic else 部分はあってもなくてもかまいません。 (単語 .Ic else と .Ic endif は入力行の最初に置く必要があります。また、 .Ic if は行内に単独で、または .Ic else のあとに置く必要があります)。 .Pp .It Ic jobs .It Ic jobs Fl l アクティブなジョブの一覧を出力します。 .Fl l .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### オプションを指定すると、通常の情報に加えてプロセス ID も出力します。 .Pp .It Ic kill % Ns Ar job .It Ic kill Ar pid .It Ic kill Fl sig Ar pid ... .It Ic kill Fl l TERM(terminate) シグナルあるいは指定したシグナルを、 指定されたジョブまたはプロセスに送ります。 シグナルは番号または名前で指定できます(名前は .Pa /usr/include/signal.h にある名前から `SIG' を取り除いたものです)。 シグナル名の一覧を ``kill \-l'' により表示できます。 kill にはデフォルト動作はなく、 単に `kill' を実行しても現在のジョブにシグナルが送られるようなことはありません。 送るシグナルが TERM(terminate) または HUP(hangup) の場合、 CONT(continue) シグナルも同時に送られます。 .Pp .It Ic limit .It Ic limit Ar resource .It Ic limit Ar resource maximum-use .It Ic limit Fl h .It Ic limit Fl h Ar resource .It Ic limit Fl h Ar resource maximum-use 現在のプロセスと、それが生成するプロセスのそれぞれについて、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 指定されたリソース .Ar resource を、指定された .Ar maximum-use を超えて使用しないように設定します。 .Ar maximum-use が指定されなかった場合、現在の制限値が表示されます。 .Ar resource が指定されなかった場合、すべての制限値が表示されます。 .Fl h オプションが指定された場合、 現在の制限値のかわりにハードリミットの表示/設定を行います。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### ハードリミットは現在の制限値の上限の値です。 スーパーユーザのみがハードリミットを増加させることができます。 一般ユーザは現在の制限値を可能な範囲で増減することができます。 .Pp .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 現在のところ、制御可能なリソースは、 .Ar cputime (各プロセスが使うことのできる最大の CPU 秒数)、 .Ar filesize (1つのファイルの最大サイズ)、 .Ar datasize ( .Xr sbrk 2 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### を用いてプログラムのテキスト領域の末尾を超えて増加させることのできる data+stack 領域の最大サイズ)、 .Ar stacksize .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### (自動的に拡張されるスタックの最大サイズ)、 .Ar coredumpsize (最大のコアファイルのサイズ)です。 .Pp 最大値 .Ar maximum-use は、(整数あるいは浮動小数の) 数値とそれに続くスケールファクタによって指定します。 .Ar cputime 以外の制限値のデフォルトのスケールファクタは `k' あるいは `kilobytes'(1024 バイト)です。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### スケールファクタとして `m' あるいは `megabytes' を使用することもできます。 .Ar cputime のデフォルトのスケールファクタは `seconds'(秒)です。 `m'(分)、`h'(時間) をスケールファクタとして指定したり、 `mm:ss' 形式で分秒を指定したりすることができます。 .Pp .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### リソース名 .Ar resource とスケールファクタを指定する際には、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 一意に決定できるなら、名前の先頭部分だけを指定することができます .\" #### jpman kuma: not found in freebsd-2.1.5-RELEASE manpage (st を stacksize のかわりに用いる等)。 .Pp .It Ic login ログイン・シェルを終了し、 .Pa /usr/bin/login と置き換えます。これは .Xr sh 1 との互換性のために用意されたログオフの手段です。 .Pp .It Ic logout ログイン・シェルを終了します。 .Ic ignoreeof がセットされている場合に便利です。 .Pp .It Ic nice .It Ic nice Ar +number .It Ic nice Ar command .It Ic nice Ar +number command 1 行目の形式は、シェルのスケジューリング・プライオリティを 4 に設定します。 2 行目の形式は、プライオリティを指定された値 .Ar number に設定します。残りの 2 つの形式は、コマンド command をプライオリティ 4 または指定した .Ar number で実行します。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 大きい数値を指定するとプロセスが利用できる CPU がその分少なくなります。 スーパーユーザのみがプライオリティとして負の値を `nice \-number ...' のように指定することができます。 .Ar command はつねにサブシェルで実行され、 単純な .Ic if .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 文のコマンドと同様の制限を受けます。 .Pp .It Ic nohup .It Ic nohup Ar command 1 行目の形式は、シェル・スクリプト内で使用し、 スクリプトのそれ以降で hangup シグナルを無視するように設定します。 2 行目の形式は、指定されたコマンドが、 hangup シグナルを無視するように設定して実行します。 `&' をつけて実行されたプログラムは、 .Ic nohup を指定して実行したのと同様に hangup シグナルを無視します。 .Pp .It Ic notify .It Ic notify % Ns Ar job ... 現在のジョブまたは指定されたジョブの状態が変化したときに、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### コマンド待ちかどうかに関わりなく即座に通知するように指定します。 通常は、プロンプトが表示される直前に通知が行われます。 シェル変数 .Ic notify が指定されている場合は、すべてのジョブに対して同様の設定が行われます。 .Pp .It Ic onintr .It Ic onintr Fl .It Ic onintr Ar label 割り込みに対するシェルの動作を制御します。1行目の形式は、 シェルをデフォルトの動作、すなわち、スクリプトの実行が中断される、 またはコマンド入力状態に戻るように設定します。 2 行目の形式は、すべての割り込みを無視するように設定します。 3行目の形式は、シェルが割り込みを受けるか、 チャイルドプロセスが割り込みによって停止した場合に goto label が実行されるように設定します。 .Pp シェルがバックグラウンドで、かつ、 シグナルを無視するように設定して実行されている場合は、 .Ic onintr は効力を持たず、 割り込みはシェルとそこから起動されるすべてのコマンドで 引続き無視されます。 最後に .Ic onintr 文はシステムのスタートアップ・ファイル (/etc/csh.cshrc、/etc/csh.login) 中でも、 割り込みが禁止されているので無視されます。 .Pp .It Ic popd .It Ic popd Ar +n ディレクトリ・スタックをポップし、 新たにスタックの先頭になったディレクトリにカレント・ディレクトリを変更します。 引数 .Ns \`+ Ar n Ns \' が指定された場合、スタックの .Ar n 番目の要素が捨てられます。ディレクトリ・スタックの要素は、 スタックの先頭から 0 から順に番号がつけられます。 .Pp .It Ic pushd .It Ic pushd Ar name .It Ic pushd Ar n 引数を指定しなかった場合、 .Ic pushd はスタックの先頭の 2 つの要素を入れ替えます。引数 .Ar name が指定された場合、 .Ic cd と同様にカレント・ディレクトリを変更したあと、 古いカレント・ディレクトリ .\" cwd の typo だと思うが わからない .\" (as in .\" .Ic csw ) .\" #### kuma agree with you on 96.12.23 #### をディレクトリ・スタックにプッシュします。 数字引数が指定された場合、ディレクトリ・スタックの .Ar n 番目の要素が スタックの先頭にくるようにローテートし、 カレント・ディレクトリをその要素が指すディレクトリに変更します。 ディレクトリ・スタックの要素は、スタックの先頭から 0 から順に番号がつけられます。 .Pp .It Ic rehash 変数 .Ic path に指定されているディレクトリ内の、ファイルに関するハッシュ・テーブルを 再計算させます。ログイン中に、新しいコマンドが .Ic path に含まれるディレクトリに追加された場合、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### rehash コマンドを実行する必要があります。 これは、あなたが個人的なディレクトリの一つにコマンドを追加したか、 システムの管理者がシステム・ディレクトリの内容を変更したような 場合にのみ必要です。 .Pp .It Ic repeat Ar count command 指定されたコマンド .Ar command を .Ar count 回繰り返し実行します。 .Ar command .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### に指定するものは、先の一行 .Ic if 文で指定する .Ar command と同様の制限を受けます。 入出力リダイレクションは .Ar count が たとえ 0 であっても、必ず 1回だけ処理されます。 .Pp .It Ic set .It Ic set Ar name .It Ic set Ar name Ns =word .It Ic set Ar name[index] Ns =word .It Ic set Ar name Ns =(wordlist) 1 行目の形式はすべてのシェル変数の値を表示します。 複数の単語からなる値を持つ変数は括弧で囲まれた値のリストで表示します。 2 行目の形式は、 .Ar name に空文字列を設定します。3 行目の形式は .Ar name に単一の単語 .\" #### modified by kuma 96.12.23 .Ar word を設定します。4 行目の形式は .Ar name の .Ar index 番目の要素に .Ar word を設定します。 .Ar index 番目の要素はすでに存在していなければなりません。5 行目の形式は .Ar name に .Ar wordlist で指定した単語列を設定します。すべての形式で、 値にはコマンド置換とファイル名置換が適用されます。 .Pp 複数の変数を設定するために、set コマンドへの引数を繰り返すことができます。 ただし、引数に対する変数展開処理は、代入処理に先だって行われます。 .Pp .It Ic setenv .It Ic setenv Ar name .It Ic setenv Ar name value 1 行目の形式はすべての環境変数の一覧を出力します。 これは .Xr printenv 1 と等価です。 3 行目の形式は環境変数 .Ar name に値 .Ar value を設定します。2 行目の形式は環境変数 .Ar name .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### に空文字列を設定します。最も一般的に用いられる環境変数である .Ev USER , .Ev TERM , .Ev PATH は .Nm csh の起動時にシェル変数 .Ar user , .Ar term , .Ar path にそれぞれ設定され、 .Nm csh から実行するプログラムの環境変数には、シェル変数 .Ic user , .Ic term , .Ic path の値が反映されます。そのため、これらの変数を明示的に .Ic setenv する必要はありません。 .Pp .It Ic shift .It Ic shift Ar variable (リスト)変数 .Ic argv .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### の各要素を左にシフトし、 .Ic argv Ns Bq 1 の値を捨てます。 .Ic argv に値が設定されていないか、 1 つ以上の要素を持たない場合にはエラーになります。 2 行目の形式は、指定された変数 .Ar variable に対して同様の処理を行います。 .Pp .It Ic source Ar name .It Ic source Fl h Ar name シェルは、指定されたファイル .Ar name からコマンドを読み込みます。 .Ic source コマンドはネストすることができます。あまりに深くネストさせると、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### ファイル識別子を使い切ってしまう場合があります。いずれかのレベルの .Ic source コマンド中でエラーが発生すると、ネストしているすべての .Ic source コマンドが中断されます。通常、 .Ic source の実行中に実行されたコマンドはヒストリに記録されませんが、 \-h オプションを指定することにより、 ファイルに記述してあるコマンドを実行せずに、 ヒストリにのみ記録することができます。 .Pp .It Ic stop .It Ic stop % Ns Ar job ... バックグラウンドで走行中の現在のジョブ、あるいは指定されたジョブを停止します。 .Pp .It Ic suspend シェル自身を停止させます。 .Ic ^Z でストップ・シグナルを送られたかのように振舞います。 .Xr su 1 によって起動したシェルを停止する場合によく用いられます。 .Pp .It Ic switch Ar (string) .It Ic case Ar str1 : .It \ \ \ \ \&... .It Ic \ \ \ \ breaksw .It \ \ \ \ \&... .It Ic default : .It \ \ \ \ \&... .It Ic \ \ \ \ breaksw .It Ic endsw .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 各 .Ic case ラベルを順に、指定された文字列 .Ar string でマッチングを行います。 .Ar string には、まず、コマンド置換とファイル名置換が行われます。 .Ic case ラベルには変数置換が行われ、ファイル名メタキャラクタの `*'、`?'、`[...]' を用いることができます。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### .Ic default ラベルが出てくるまでにどの .Ic case ラベルともマッチしなかった場合は、 .Ic default ラベルの直後から実行が始まります。 .Ic case ラベルと .Ic default ラベルは行の最初に書かれなければなりません。 .Ic breaksw コマンドによって .Ic endsw 以降のコマンドから実行が再開されます。 .Ic breaksw を用いない場合は、 C 言語の場合と同様に、 .Ic case ラベル、 .Ic default ラベルを通過して実行が続けられます。 .Ic default がなく、どのラベルもマッチしなかった場合には、 .Ic endsw 以降から実行が再開されます。 .Pp .It Ic time .It Ic time Ar command 1 行目の形式では、 シェルとそのチャイルドプロセスが使用した時間が表示されます。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 2 行目の形式では、指定された単純コマンドの実行時間が計測され、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 変数 .Ic time の項で説明する形式で、使用時間情報の要約が表示されます。 必要ならば、コマンド終了時に時間を表示するための追加のシェルが生成されます。 .Pp .It Ic umask .It Ic umask Ar value ファイル作成マスクを表示(第 1 の形式)または設定(第 2 の形式)します。 マスクは 8 進数で与えます。一般的な値としては、 グループにすべての権限を与え、 そのほかには読み込みと実行のみを許可する 002 や、 所有者以外には読み込みと実行しか許可しない 022 があります。 .Pp .It Ic unalias Ar pattern .Ar pattern にマッチするすべてのエイリアスを削除します。 `unalias *' とすることですべてのエイリアスを削除することができます。 削除するものがなかった場合にもエラーにはなりません。 .Pp .It Ic unhash 実行プログラムの位置検索を高速化する内部ハッシュ・テーブルの使用を禁止します。 .Pp .It Ic unlimit .It Ic unlimit Ar resource .It Ic unlimit Fl h .It Ic unlimit Fl h Ar resource リソースの制限を解除します。 .Ar resource が指定されない場合、すべてのリソースに対する制限が解除されます。 .Fl h が指定された場合、対応するハードリミットが解除されます。 これはスーパーユーザのみが行うことができます。 .Pp .It Ic unset Ar pattern 指定された .Ar pattern にマッチするすべての変数を削除します。 `unset *' と指定するとすべての変数が削除され、 悲惨な結果を生じることがあります。 .Ic unset するものがない場合もエラーになりません。 .Pp .It Ic unsetenv Ar pattern 指定された .Ar pattern にマッチするすべての環境変数を削除します。前述の .Ic setenv の項と .Xr printenv 1 を参照してください。 .Pp .It Ic wait すべてのバックグラウンドジョブの終了を待ちます。 対話的にシェルが実行されている場合、 インタラプトにより wait を停止することができます。 このとき、シェルはいまだに終了していないジョブの名前とジョブ番号を表示します。 .It Ic which Ar command .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### .Ar command を指定したとき、シェルが実行するコマンドの位置を表示します。 .Pp .It Ic while Ar (expr) .It \&... .It Ic end 指定された式の評価結果がゼロでないかぎり、 .Ic while と対応する .Ic end の間のコマンドを繰り返し実行します。 .Ic break や .Ic continue によりループを終了したり、途中から繰り返しを再開させたりすることができます。 ( .Ic while と .Ic end は、その行に単独で書かれなければなりません。)入力が端末の場合、 .Ic foreach ステートメントの場合と同様に、 ループのすべてを入力するまでプロンプトが表示され、 すべての入力を終えた時点でループが実行されます。 .Pp .It Ic % Ns Ar job 指定されたジョブをフォアグラウンドに移動します。 .Pp .It Ic % Ns Ar job Ic & 指定されたジョブをバックグラウンドで再開実行させます。 .Pp .It Ic @ .It Ic @ Ar name Ns = Ns expr .It Ic @ Ar name[index] Ns = Ns expr 1 行目の形式は、すべてのシェル変数の値を表示します。2 行目の形式は、 指定された名前 .Ar name の変数に式 .Ar expr の値を代入します。式のなかに `<'、`>'、`&'、`|'を含んでいる場合、 少なくともそのような部分は `(' と `)' で囲まれている必要があります。 3 行目の形式は、変数の .Ar index 番目の要素に式 .Ar expr の値を代入します。 .Ar name と、その .Ar index 番目の要素はすでに存在していなければいけません。 .El .Pp C 言語と同様に、演算子 `*='、`+=' 等が利用可能です。 変数名と演算子の間の空白はあってもなくてもかまいません。 しかしながら、式の各要素の間には空白が必須です。 さもなければ、単一の単語とみなされてしまいます。 .Pp 特別な後置演算子 `+\|+' と `\-\|\-' により変数の値を 1 だけ増加させたり、 減少させたりすることができます。たとえば、`@ i++' のように使います。 .Ss 定義済み変数と環境変数 以下の変数は、シェルにとって特別な意味があります。これらのうち、 .Ar argv、 .Ar cwd、 .Ar home、 .Ar path、 .Ar prompt、 .Ar shell、 .Ar status はシェルが設定します。そのうち、 .Ar cwd と .Ar status 以外の変数の設定はシェルの起動時にのみ行われます。 そのような変数は、ユーザが明示的に変更しないかぎり、 値が変化することはありません。 .Pp シェルは、環境変数 .Ev USER をシェル変数 .Ar user に、 .Ev TERM を .Ar term に、 .Ev HOME を .Ar home にそれぞれコピーします。また、 これらのシェル変数が再度セットされた場合は環境変数にコピーしなおします。 環境変数 .Ev PATH も同様に扱われます。サブシェルは環境変数によって .Ar path の値を得て、もしそれが変更されれば環境変数にコピーしなおすので .Ar \&.cshrc 以外での .Ar path 変数の設定について気をつける必要はありません。 .Bl -tag -width histchars .It Ic argv シェルへの引数が設定されます。位置パラメータは argv の値に展開されます。 すなわち、 `$1' は `$argv[1]' の値に置換されます。 .It Ic cdpath .Ar chdir .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### コマンドにおいてサブディレクトリを検索するためのディレクトリのリストです。 .It Ic cwd .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### カレント・ディレクトリのフルパス名です。 .It Ic echo .Fl x オプションが指定された場合にセットされます。セットすることにより、 コマンドが実行される前にコマンド名とその引数が表示されるようになります。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 組み込みコマンド以外では、表示の前にすべての展開が行われます。 組み込みコマンドではコマンド置換とファイル名置換が行われる前に表示されます。 なぜなら、これらの置換は選択的に行われるからです。 .It Ic filec ファイル名補完を有効にします。 .It Ic histchars ヒストリ置換に用いる文字を文字列で指定します。 指定した文字列の最初の文字はヒストリ置換文字(デフォルトは `!')、 2 文字目は簡易置換文字(デフォルトは `\*(ua') を指定します。 .It Ic histfile ヒストリをセーブ/リストアするパス名を指定できます。 .It Ic history ヒストリ・リストのサイズを指定します。 このサイズを超えたコマンド履歴は削除されます。 あまりに大きな値を設定すると、シェルがメモリを使いつくすかもしれません。 最後に実行したコマンドは .Ar history の値にかかわらず、つねにヒストリ・リストに保存されます。 .It Ic home .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### シェルを起動したユーザのホーム・ディレクトリです。 起動時に環境変数から設定されます。 ファイル名置換において .Sq Pa ~ は本変数を参照して展開されます。 .It Ic ignoreeof セットされると、端末のファイル終端(EOF)を無視するようになります。 間違って control-D を押してシェルを終了させてしまうのを防ぐことができます。 .It Ic mail シェルがメールの到着をチェックするためのメールファイルを指定します。 コマンド実行が完了しプロンプトが表示されるときに、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 指定された時間が経過していればメイル到着のチェックが行われます。 最終修正時刻が最終アクセス時刻以降の場合、 シェルは `You have new mail' と出力します。 .Pp .Ar mail の値の最初の単語が数値の場合には、 その数値でメール検査の間隔を秒単位で指定します。 指定がなかった場合のデフォルト値は 10分です。 .Pp 複数のメールファイルが指定された場合、 メールが到着していた場合のメッセージは `New mail in .Ar name Ns ' となります。ここで、 .Ar name は到着したメールが あるファイル名です。 .It Ic noclobber .Sx 入出力 の項で説明したように、 出力リダイレクトによって意図せずにファイルを削除しないように制限したり、 `>>' リダイレクトがすでに存在するファイルにしか適用できないようにします。 .It Ic noglob セットされると、ファイル名展開が禁止されます。 ファイル名を扱わないシェルスクリプト内や、すでにファイル名展開を行ったあとで、 それ以上の展開を望まない場合に設定します。 .It Ic nonomatch .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### セットされると、ファイル名展開の結果が空になってもエラーとせず、 展開前のパターンをそのまま残します。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### ただし、`echo [' のような、 展開前のパターンが文法的に正しくない場合はエラーになります。 .It Ic notify セットされると、シェルがジョブの終了を随時報告するようになります。 通常はプロンプトの表示直前にのみ報告が行われます。 .It Ic path .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### path 変数の各単語は、コマンドファイルを検索すべきディレクトリ名を表します。 空の単語はカレント・ディレクトリを示します。 .Ar path 変数が設定されて いない場合、フルパス指定によるコマンド実行のみが可能になります。 通常の検索パスは `.'、`/bin'、`/usr/bin' です。しかし、これらの値はシステムによって異なります。 スーパーユーザのデフォルトの検索パスは `/etc'、`/bin'、`/usr/bin' です。 .Fl c オプションも .Fl t オプションも指定されなかった場合、 シェルは .Ar path 変数で指定されたディレクトリの内容をハッシュ・テーブルに保存します。 ハッシュ・テーブルは、起動時に .Ar \&.cshrc を読み込んだ後と .Ar path 変数を再設定した時に再構築されます。 シェルの実行中に、 新しいコマンドがハッシュされているディレクトリに追加された場合は、 .Ic rehash コマンドによりハッシュを再構築しなければなりません。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### さもなければ、コマンドが見付からない可能性があります。 .It Ic prompt 端末上で対話的に実行されているシェルにおいて、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### コマンド読み込み時に表示される文字列を指定します。 `!' が含まれる場合、現在のイベント番号に置換されます。 `\e' を指定することにより、この解釈を抑制することができます。 デフォルトの値は `% 'です。スーパーユーザの場合は `# ' となります。 .It Ic savehist ログアウト時にファイル ~/.history に保存されるコマンド履歴の数を指定 します。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### この値で指定される数のイベントが保存されます。 起動時に、シェルは ~/.history の内容を読み込みます。あまりに 大きな値を指定すると、シェルの起動が遅くなる場合があります。 .Ar savehist がセットされているだけの場合は .Ar history に指定された値を使用します。 .It Ic shell シェルのフルパス名を示します。実行属性が立っているが、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### システムが起動できないファイルを 実行する際に起動するシェルとして用いられます(後述の .Sx 非組み込みコマンドの実行 の項を参照)。システム依存の値で初期化されます。 .It Ic status 最後に実行したコマンドの終了ステータス値を保持します。 異常終了した場合は、値に 0200 が加算されます。 組み込みコマンドが失敗した場合は `1' に、成功した場合は `0' になります。 .It Ic time .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### コマンドの自動計時を制御します。値が設定されている場合、 コマンドがその値よりも長く CPU 秒数を消費した場合には、 コマンド終了時にユーザ時間、システム時間、実時間と、 利用率すなわちユーザ+システム時間と実時間のパーセンテージが出力されます。 .It Ic verbose .Fl v コマンドラインオプションが指定されていた場合にセットされます。 ヒストリ置換が行われたあと、コマンドの内容が出力されます。 .El .Ss 非組み込みコマンドの実行 実行すべきコマンドが組み込みコマンドでなかった場合、シェルはコマンドを .Xr execve 2 システムコールによって起動しようとします。シェル変数 .Ar path .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### の各単語は、シェルがコマンドを実行しようとするディレクトリ名を表します。 .Fl c オプションも .Fl t オプションも指定されなかった場合、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### シェルはそれらのディレクトリ内にあるファイル名のハッシュ値を計算し、 シェル内部のテーブルに格納します。これは、 コマンドが存在する可能性のあるディレクトリだけで .Ic exec を試みるようにするためです。 この近道によって、サーチ・パスにたくさんのディレクトリが指定されている時、 コマンドの位置決定が著しく高速化されます。 この機能が( .Ic unhash .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### コマンドによって)停止されている場合、または .Fl c または .Fl t オプションが起動時に指定された場合、または .Ar path .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 中の単語で `/' から始まらないものについては、ハッシュが用いられることはありません。 この場合は、 .Ar path の要素にコマンドラインで指定されたコマンドを連結した名前を持つ ファイルを実行しようと試みます。 .Pp 括弧で囲まれたコマンドは、つねにサブシェルによって実行されます。ですから、 .Pp .Dl (cd ; pwd) ; pwd .Pp はホーム・ディレクトリの値を表示しますが、カレント・ディレクトリ(ホーム・ .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### ディレクトリの後に表示されます)は移動しません。 一方、 .Pp .Dl cd ; pwd .Pp を実行すると、カレント・ディレクトリがホーム・ディレクトリに移動します。 括弧で囲まれたコマンドは、現在のシェルのカレント・ディレクトリに 影響を与えずにコマンドを実行する場合にしばしば用いられます。 .Pp 実行属性が立っているにもかかわらず、 システムによって実行可能ではないファイルは シェルコマンドファイルであるとみなし、 サブシェルを起動してそのファイルを読み込ませます。 .Pp .Ic shell という名前のエイリアスが存在する場合、 エイリアスの値はシェルコマンドファイルを実行する場合の 引数リストの前に挿入されます。エイリアスの値の最初の単語は シェルのフルパス名でなければいけません(たとえば `$shell')。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### これはエイリアス展開としては特別のもので、かなり後の時点に行われ、 引数リストを修正せずに、その前に単語を挿入するための手段を提供します。 .Ss シグナル処理 シェルは、通常 .Ar quit シグナルを無視します。バックグラウンドのジョブ( .Ic \&& または .Ic bg または .Ic %... & .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### によるコマンド)はキーボードから入力されたシグナルに影響されません (hangup も含みます)。他のシグナルに対する挙動は親の環境を引き継ぎます。 シェル・スクリプトでの interrupt と terminate シグナルに対する処理は .Ic onintr によって制御することができます。ログイン・シェルは .Ar terminate シグナルを捕捉します。それ以外のシェルでは、 .Ar terminate シグナルはシェルの親の状態に従ってチャイルドプロセスに渡されます。 ログイン・シェルが .Pa \&.logout ファイルを読み込んでいる間は interrupt は無視されます。 .Sh 作者 William Joy。 ジョブ制御とディレクトリ・スタックは J.E. Kulp of IIASA, Laxenburg, Austria によって、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 現在とは異なる文法のものが実装されました。 ファイル名補完は Ken Greer, HP Labs が、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 8 bit クリーンな実装は Christos S. Zoulas, Cornell University によって行われました。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/passwd -compact .It Pa ~/.cshrc シェルが起動されるときに読み込まれる。 .It Pa ~/.login ログイン・シェルの場合、ログイン時に `.cshrc' の後に読み込まれる。 .It Pa ~/.logout ログイン・シェルにおいてログアウト時に読み込まれる。 .It Pa /bin/sh 標準シェル。`#' で始まらないシェル・スクリプトの実行に用いる。 .It Pa /tmp/sh* `<<' の処理に用いられる一時ファイル。 .It Pa /etc/passwd `~name' 展開時に用いられるホーム・ディレクトリに関する情報を得る。 .El .Sh 制限事項 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 単語の長さは 1024 文字に制限されます。引数リストは、システムによって 10240 文字に制限されています。ファイル名展開を含む引数の数は、 引数リストの文字数の 6 分の 1 に制限されています。 コマンド置換の結果は、引数リストと同数の制限があります。 ループ検出のため、1 行に対するエイリアス展開は 20 回までに制限されています。 .Sh 関連項目 .Xr sh 1 , .Xr su 1 , .Xr access 2 , .Xr execve 2 , .Xr fork 2 , .Xr killpg 2 , .Xr pipe 2 , .Xr setrlimit 2 , .Xr sigvec 2 , .Xr umask 2 , .Xr wait 2 , .Xr tty 4 , .Xr a.out 5 , .Xr environ 7 .br .Em An introduction to the C shell .Sh 歴史 .Nm csh は .Bx 3 で追加されました。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### -コマンド・インタプリタとしては、履歴(参照: +コマンドインタプリタとしては、履歴(参照: .Sx ヒストリ置換 )、ジョブ制御 (参照: .Sx ジョブ .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 参照)、対話的なファイル名補完とユーザ名補完(参照: .Sx ファイル名補完 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### )、C言語ライクな文法を採用して実装した最初のものです。 これらの機構にいくつかの追加機能(といくらかのバグの可能性)を 持つシェルは、現在ではたくさんあります。 これらは usenet から入手することができます。 .Sh バグ コマンドが停止状態から復帰したとき、もしそのコマンドが起動したときの ディレクトリとカレント・ディレクトリが異なるなら、 シェルはコマンドを起動したときのカレント・ディレクトリの値を表示します。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### これは、そのジョブが内部的にディレクトリを変更した場合は誤解(間違った情報) を与える可能性があります。 .Pp シェルの組み込みコマンドは中断(suspend)も再開もできません。 `a ; b ; c' のようなコマンド列も適切には中断することができません。 たとえば、 `b' の実行を中断した場合には、 すぐに `c' の実行が開始されてしまいます。これは .Ar alias としてコマンド列を指定している場合に特に目立ちます。 このようなコマンド列は `()' で囲んでサブシェルで実行されるようにすることによって、 適切に停止させることが可能になります(`( a ; b ; c )'のように)。 .Pp プロセスを起動したあとの端末出力の制御が貧弱です。おそらく、 このために、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### -もっと良い仮想端末インターフェースを開発したいと考える人がいても何ら不思議はないです。 -仮想端末インターフェース上なら、 +もっと良い仮想端末インタフェースを開発したいと考える人がいても何ら不思議はないです。 +仮想端末インタフェース上なら、 もっと おもしろい端末出力の制御が可能になるでしょう。 .Pp .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### シェル関数をシミュレートするために、エイリアスを不格好に用いてしまうことが よくあります。シェル関数がサポートされるべきです。 .Pp ループ中のコマンド入力において、 `?' プロンプトに続けて入力された内容はヒストリに残りません。 制御構造は組み込みコマンドとして解釈されるのではなく、 文法的に解釈するようにするべきです。これにより制御コマンドをどこにでも 置けるようになり、`\&|', `&', `;' との組み合わせが 自由にできるようになります。 .Pp コマンド置換の出力にも `:' 修飾子が適用できるべきです。 .Pp .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### ファイル名補完機構の実装は不細工かつ非効率的です。 diff --git a/ja/man/man1/gdb.1 b/ja/man/man1/gdb.1 index 51b8d3db5c..2ed4c1d304 100644 --- a/ja/man/man1/gdb.1 +++ b/ja/man/man1/gdb.1 @@ -1,366 +1,366 @@ .\" Copyright (c) 1991 Free Software Foundation .\" See section COPYING for conditions for redistribution .\" %Id: gdb.1,v 1.2 1994/12/30 23:25:45 jkh Exp % .\" jpman %Id: gdb.1,v 1.2 1997/04/08 00:36:23 h-nokubi Stab % .TH gdb 1 "4nov1991" "GNU Tools" "GNU Tools" .SH 名称 gdb \- GNU デバッガ .SH 書式 .na .TP .B gdb .RB "[\|" \-help "\|]" .RB "[\|" \-nx "\|]" .RB "[\|" \-q "\|]" .RB "[\|" \-batch "\|]" .RB "[\|" \-cd=\c .I dir\c \|] .RB "[\|" \-f "\|]" .RB "[\|" "\-b\ "\c .IR bps "\|]" .RB "[\|" "\-tty="\c .IR dev "\|]" .RB "[\|" "\-s "\c .I symfile\c \&\|] .RB "[\|" "\-e "\c .I prog\c \&\|] .RB "[\|" "\-se "\c .I prog\c \&\|] .RB "[\|" "\-c "\c .I core\c \&\|] .RB "[\|" "\-x "\c .I cmds\c \&\|] .RB "[\|" "\-d "\c .I dir\c \&\|] .RB "[\|" \c .I prog\c .RB "[\|" \c .IR core \||\| procID\c \&\|]\&\|] .ad b .SH 解説 GDB をはじめとするデバッガは、プログラムが実行中もしくはクラッシュした時にその プログラムの ``内部'' で何が行なわれているか/行われていたかを調べるのに 使用されます。 GDB は、4 つの機能 (加えてこれらをサポートする機能) によって 実行中にバグを見つけることを手助けします。 .TP \ \ \ \(bu プログラムの動作を詳細に指定してプログラムを実行させる。 .TP \ \ \ \(bu 指定した条件でプログラムを停止させる。 .TP \ \ \ \(bu プログラムが止まった時に、何が起こったか調べる。 .TP \ \ \ \(bu バグによる副作用を修正し、別のバグを調べるためプログラムの状態を変更する。 .PP GDB では C, C++, Modula-2 などで書かれたプログラムのデバッグが行なえます。 GNU Fortran コンパイラが完成すれば Fortran もサポートされます。 GDB はシェルコマンド\c .B gdb\c \&で起動されます。いったん起動すると、GDB コマンド\c .B quit\c \&を実行して終了するまで、端末からコマンドを読み続けます。 .B gdb\c \&のオンラインヘルプは(\c .B gdb\c の中で) .B help\c \&コマンドを実行すれば表示されます。 .B gdb\c \& は引数やオプション無しで起動できますが、 たいてい、1 つか 2 つの引数を付けて起動します。実行プログラムを 引数にする場合は以下のようになります: .sp .br gdb\ program .br .sp また実行プログラムと core ファイルの両方を指定することもできます: .sp .br gdb\ program\ core .br .sp もし実行中のプロセスのデバッグを行ないたい場合には、 第 2 引数として core の代わりにプロセス ID を指定します: .sp .br gdb\ program\ 1234 .br .sp これは GDB をプロセス ID \c .B 1234\c \& のプロセスに接続します(このとき`\|\c .B 1234\c \&\|'という名前のファイルが存在してはいけません。 GDB はまず core ファイルを最初にチェックしにいくからです)。 よく利用される GDB コマンドには以下のようなものがあります: .TP .B break \fR[\|\fIfile\fB:\fR\|]\fIfunction \& プレークポイントを \c \& (\c .I file\c \&内の) .I function\c に設定します。 .TP .B run \fR[\|\fIarglist\fR\|] プログラムの実行を開始します(もしあれば .I arglist\c \&を\c 引数として)。 .TP .B bt バックトレース: プログラムのスタックを表示します。 .TP .BI print " expr"\c \& 式の値を表示します。 .TP .B c プログラムの実行を再開します。(たとえばブレークポイントで実行を中断した後で) .TP .B next 次のプログラム行を実行します 。 その行内の全ての関数は 1 ステップで実行されます。 .TP .B step 次のプログラム行を実行します。 もしその行に関数が含まれていれば、その関数内をステップ実行していきます。 .TP .B help \fR[\|\fIname\fR\|] GDB コマンド \c .I name\c \&についての情報や、 GDB を使う上での一般的な情報を表示します。 .TP .B quit GDB を終了します。 .PP GDB の詳細については\c .I Using GDB: A Guide to the GNU Source-Level Debugger\c \&, by Richard M. Stallman and Roland H. Pesch. を参照して下さい。 同じテキストは、 .B info\c \& プログラム内の .B gdb\c \& エントリからオンラインで参照できます。 .SH オプション オプション以外の引数は、実行ファイルと core ファイル (もしくはプロセス ID) を表します。つまりオプションフラグでもオプションフラグの引数でもない最初の 引数は `\|\c .B \-se\c \&\|' オプションで指定するファイルと同じになり、(もしあれば)次の 2 番目の引数は `\|\c .B \-c\c \&\|' オプションで指定するファイルと同じになります。 オプションの多くは、長い表記法と短い表記法の両方で指定することができま すが、ここではその両方を示します。 長い表記法は、どのオプションであるのかが明確であれば、短く切り詰めても 構いません。 (好みにより `\|\c .B \-\c \&\|' の代わりに `\|\c .B +\c \&\|' が使用できますが、ここではよく用いられる表記で記します。) 全てのオプションとコマンドライン引数は指定した順番に処理されます。 `\|\c .B \-x\c \&\|' オプションが使用されると、この順番は変わってきます。 .TP .B \-help .TP .B \-h 短い説明つきで、全てのオプションを表示します。 .TP .BI "\-symbols=" "file"\c .TP .BI "\-s " "file"\c \& シンボルテーブルをファイル \c .I file\c \&から読みます。 .TP .BI "\-exec=" "file"\c .TP .BI "\-e " "file"\c \& ファイル \c .I file\c \& を実行可能ファイルとして利用します。 core dump と連係して pure data を調べるのにも用いられます。 .TP .BI "\-se=" "file"\c \& ファイル \c .I file\c \& からシンボルテーブルを読み、同時にそれを実行可能ファイルとして利用します。 .TP .BI "\-core=" "file"\c .TP .BI "\-c " "file"\c \& ファイル \c .I file\c \& を core dump として利用します。 .TP .BI "\-command=" "file"\c .TP .BI "\-x " "file"\c \& ファイル \c .I file\c \&から GDB のコマンドを読み込み、実行します。 .TP .BI "\-directory=" "directory"\c .TP .BI "\-d " "directory"\c \& ソースファイルを探すサーチパスに \c .I directory\c \& を追加します。 .PP .TP .B \-nx .TP .B \-n 初期化ファイル `\|\c .B .gdbinit\c \&\|' からコマンドを読み込みません。 通常は、 全てのコマンドオプションと引数が処理された後で、 初期化ファイル内のコマンドが実行されます。 .TP .B \-quiet .TP .B \-q 起動時のメッセージおよび copyright を表示しません。 これらのメッセージはバッチモードでも抑制されます。 .TP .B \-batch バッチモードで動作します。`\|\c .B \-x\c \&\|' で指定したファイル(および、-nx か -n で抑制されていなければ `\|\c .B .gdbinit\c \&\|') 内の全てのコマンドを 処理した後、戻り値として \c .B 0\c \& を返して終了します。 コマンドファイル内の GDB コマンドの実行中にエラーが生じた場合は、 0 以外の値で終了します。 バッチモードは GDB をフィルタとして実行する場合、 たとえばプログラムをダウンロードして別のコンピュータ上で実行したりする場合 に便利です。 以下のメッセージ .sp .br Program\ exited\ normally.(プログラムは正常に終了しました。) .br .sp は通常、GDB の制御端末上で実行されるプログラムが終了するたびに 出力されるものですが、 バッチモードではこのようなメッセージは出力されません。 .TP .BI "\-cd=" "directory"\c \& カレントディレクトリの代わりに \c .I directory\c \& を GDB の作業用ディレクトリとして実行します。 .TP .B \-fullname .TP .B \-f Emacs が GDB をサブプロセスとして実行する際にこのオプションを付加します。 このとき GDB は、スタックフレームが表示される度(プログラムが中断する度を 含みます)に、完全なファイル名と行番号を標準的な認識しやすい形式で表示します。 この表示書式は 2 つの `\|\c .B \032\c \&\|' 文字、ファイル名、コロンで区切られた行番号と文字位置、改行の順になっ -ています。これは Emacs→GDB インターフェースプログラムにおいて、 +ています。これは Emacs→GDB インタフェースプログラムにおいて、 フレームに対応するソースコードを表示するために 2 つの `\|\c .B \032\c \&\|' 文字を使うことになっているからです。 .TP .BI "\-b " "bps"\c \& リモートデバッグ用に GDB が利用するシリアルインタフェースの転送速度を (ボーレートまたはビット/秒で)セットします。 .TP .BI "\-tty=" "device"\c \& プログラムの標準入出力に \c .I device\c \& を利用します。 .PP .SH "関連項目" .B info\c 内の .RB "`\|" gdb "\|'" エントリ \&; .I Using GDB: A Guide to the GNU Source-Level Debugger\c , Richard M. Stallman and Roland H. Pesch, July 1991. .SH COPYING Copyright (c) 1991 Free Software Foundation, Inc. .PP Permission is granted to make and distribute verbatim copies of this manual provided the copyright notice and this permission notice are preserved on all copies. .PP Permission is granted to copy and distribute modified versions of this manual under the conditions for verbatim copying, provided that the entire resulting derived work is distributed under the terms of a permission notice identical to this one. .PP Permission is granted to copy and distribute translations of this manual into another language, under the above conditions for modified versions, except that this permission notice may be included in translations approved by the Free Software Foundation instead of in the original English. diff --git a/ja/man/man1/host.1 b/ja/man/man1/host.1 index b1cb2f9fa0..43b094d842 100644 --- a/ja/man/man1/host.1 +++ b/ja/man/man1/host.1 @@ -1,200 +1,200 @@ .\" ++Copyright++ 1993 .\" - .\" Copyright (c) 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" - .\" Portions Copyright (c) 1993 by Digital Equipment Corporation. .\" .\" Permission to use, copy, modify, and distribute this software for any .\" purpose with or without fee is hereby granted, provided that the above .\" copyright notice and this permission notice appear in all copies, and that .\" the name of Digital Equipment Corporation not be used in advertising or .\" publicity pertaining to distribution of the document or software without .\" specific, written prior permission. .\" .\" THE SOFTWARE IS PROVIDED "AS IS" AND DIGITAL EQUIPMENT CORP. DISCLAIMS ALL .\" WARRANTIES WITH REGARD TO THIS SOFTWARE, INCLUDING ALL IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS. IN NO EVENT SHALL DIGITAL EQUIPMENT .\" CORPORATION BE LIABLE FOR ANY SPECIAL, DIRECT, INDIRECT, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES OR ANY DAMAGES WHATSOEVER RESULTING FROM LOSS OF USE, DATA OR .\" PROFITS, WHETHER IN AN ACTION OF CONTRACT, NEGLIGENCE OR OTHER TORTIOUS .\" ACTION, ARISING OUT OF OR IN CONNECTION WITH THE USE OR PERFORMANCE OF THIS .\" SOFTWARE. .\" - .\" --Copyright-- .\" %Id: host.1,v 8.1 1994/12/15 06:24:10 vixie Exp % .\" jpman %Id: host.1,v 1.3 1997/08/20 12:10:27 horikawa Stab % .TH HOST 1 .SH 名称 host \- ドメインサーバを使ってホスト名の検索を行なう .SH 書式 host [-l] [-v] [-w] [-r] [-d] [-t querytype] [-a] host [ server ] .SH 解説 .I host はインターネットホストに関する情報の検索を行ないます。情報は世界中に広 がった相互に接続されたサーバ群から得ます。デフォルトではホスト名と インターネットアドレス間の変換のみを行ないます。-t や -a オプションととも に使うと、そのホストに関するドメインサーバによって保守されている情報の 全てを使うことができます。 .PP 引数にはホスト名かホスト番号のいずれかを指定できます。本プログラムはま ず引数を数字として解釈を試みます。それがうまく行かなければ、ホスト名と して扱います。ホスト番号は 128.6.4.194 のようにドットによって区切られ た 4 つの 10 進数からなります。 ホスト名は topaz.rutgers.edu のようにドットで区切られた複数の名前から なります。 名前がドットで終っていなければ、ローカルドメインが自動的に末尾に付け加 えられます。たとえば Rutgers のユーザは "host topaz" というように使う ことができ、これは実際には "topaz.rutgers.edu" が検索されます。 これがうまく行かなければ、名前は変更されずに (この例では "topaz" とし て) 試みられます。このやりかたはメールやその他のネットワークユーティリティ でも使うことができます。 実際に末尾に付け加えられる接尾子は "hostname" コールの結果から得られる ものの最初のドット以降となります。(ホスト名の検索のカスタマイズ方法に ついては下記を参照してください。) .PP 最初の引数は検索を行なうホスト名となります。これが数字の場合、"逆引き" が実行されます。すなわちドメインシステムは数字を名前に変換するための別 のデータベース群を参照します。 .PP 2 番目の引数は省略可能です。ここでは問い合わせを行なうサーバを指定する ことができます。この引数が指定されなければ、デフォルトのサーバ (通常は ローカルマシン) が使われます。 .PP 名前が指定された場合、3 つの異なった種類の結果が出力されます。 以下はそれらの例です。 .br % host sun4 .br sun4.rutgers.edu is a nickname for ATHOS.RUTGERS.EDU .br ATHOS.RUTGERS.EDU has address 128.6.5.46 .br ATHOS.RUTGERS.EDU has address 128.6.4.4 .br ATHOS.RUTGERS.EDU mail is handled by ARAMIS.RUTGERS.EDU .br ここでユーザはコマンド "host sun4" を入力しています。最初の行は名前 "sun4.rutgers.edu" は実際にはニックネームであることを示しています。 正式なホスト名は "ATHOS.RUTGERS.EDU' です。続く 2 行ではアドレスが表示 -されています。もし複数のネットワークインターフェイスをもつシステムであ +されています。もし複数のネットワークインタフェースをもつシステムであ れば、その各々は別のアドレスを持ちます。最後の行では ATHOS.RUTGERS.EDU は自分に対するメールは受け取らないことを示しています。このホスト宛ての メールは ARAMIS.RUTGERS.EDU によって取り込まれます。いくつかのシステム ではそのメールを扱うシステムが複数存在することがあり、その場合はこの行 のような情報がさらに出力されます。技術的にはメールを受け取ることのでき る全てのシステムがこのようなエントリを持つと考えられます。もしシステム がそのメールを自分自身で受け取る場合、"XXX mail is handled by XXX" の ように、そのシステム自身について言及したエントリがあるはずです。しかし、 メールを自分で受け取る多くのシステムではわざわざその事実について言及し ていません。もしあるシステムに "mail is handled by" のエントリがあるの にアドレスがなければ、それは本当はインターネットの構成員ではないが、 ネットワーク上のあるシステムがメールをそこに転送してくることを示しています。 Usenet や Bitnet やその他の多くのネットワーク上のシステムではこの種の エントリを持っています。 .PP ホスト名の前に指定できるオプションは沢山あります。これらのオプションの ほとんどはドメインデータベースを保守しているスタッフにのみ意味のあるも のです。 .PP オプション -w を指定すると、host は応答があるまで永遠に待ち続けます。通 常は 1 分程でタイムアウトになります。 .PP オプション -v を指定すると、"verbose" 形式で表示されます。これは正式な ドメインマスタのファイル形式となります。この形式については "named" の man ページに文書化されています。このオプションがなくても出力の形式は一 般的な意味ではこの正式な形式に準拠したものとなりますが、通常のユーザに とって分かりやすいものにされます。-v が指定されなければ、"a"、"mx"、 "cname" の各レコードはそれぞれ"has address"、"mail is handled by"、 "is a nickname for" と出力され、TTL とクラスフィールドは表示されません。 .PP オプション -r を指定すると、再帰的な問い合わせを行ないません。これは ネームサーバがそのサーバ自身のデータベースに所持しているデータのみを返すこ とを意味します。サーバは他のサーバに情報の問い合わせを行ないません。 .PP オプション -d を指定すると、デバッグモードとなります。ネットワーク トランザクションが詳細に表示されます。 .PP オプション -t によって特定のタイプの情報の検索を指定することができます。 引数は "named" の man ページにおいて定義されています。現在サポートされ ているタイプには a、ns、md、mf、cname、soa、mb、mg、mr、null、wks、ptr、 hinfo、minfo、mx、uinfo とワイルドカード (これは "any" か "*" として指 定されます) があります。タイプは小文字で指定しなければなりません。 デフォルトでは最初に "a" が検索され、次に "mx" が検索されます。ただし、 "verbose" オプションが指定されていると、デフォルトでは "a" のみの検索 を行ないます。 .PP オプション -a ("all" の意) は "-v -t any" と同じです。 .PP オプション -l を指定すると完全なドメインのリストを表示します。例えば .br host -l rutgers.edu .br を実行すると、rutgers.edu ドメインの全てのホストのリストを表示します。 -t オプションを使うことによって表示する情報にフィルタをかけることがで きます。デフォルトでは PTR と NS レコードを含んだアドレス情報が表示さ れます。 .br host -l -v -t any rutgers.edu .br のコマンドでは rutgers.edu の完全なゾーンデータを正式なマスタファイル の形式でダウンロードします。(しかし不思議な理由により SOA レコードは 2 回リストされます。) ノート : -l フラグは完全なゾーン転送を行なった後、 要求した情報をフィルタリングするように実装されています。このコマンドは 絶対に必要な時に限って使うべきです。 .SH ホスト名検索のカスタマイズ 一般にユーザによって指定された名前にドットが含まれていなければ、 デフォルトのドメインがその末尾に付け加えられます。このドメインは /etc/resolv.conf において定義することができますが、通常はローカルの ホスト名の最初のドット以降を取ることによって求められます。ユーザは環境変数 .I LOCALDOMAIN を使って異なるデフォルトドメインを指定することによって、これを オーバーライドすることができます。さらに、ユーザはホスト名の独自の略称を使うこ ともできます。略称は 1 つの略称につき 1 行からなるファイルにおいて指定 します。各行には略称、スペース、そして完全なホスト名が含まれます。この ファイルは環境変数 .I HOSTALIASES にてファイル名を指定します。 .SH 関連項目 named (8) .SH バグ ローカルドメインに含まれない名前を入力すると予期できない影響が起こり得 ます。名前がドットで終っていない限り、ローカルドメイン名が全ての名前の 末尾に付加されることをいつも心に留めておいてください。 ローカルドメインの補完に失敗した時のみ、名前は変更されずに使用されます。 .PP -l オプションでは要求されたドメインにおいてリストされている最初の ネームサーバにのみ問い合わせを行ないます。もしこのサーバが死んでいれば、 サーバをマニュアルで指定しなければなりません。たとえば foo.edu のリストを 得るには、"host -t ns foo.edu" と指定して foo.edu の全てのネームサーバ のリストを得てから、動作するものが見つかるまでリストにある全ての ネームサーバについて "host -l foo.edu xxx" (ここで xxx はネームサーバ) を試 みれば良いでしょう。 diff --git a/ja/man/man1/lint.1 b/ja/man/man1/lint.1 index 72a3392863..db6b457ef1 100644 --- a/ja/man/man1/lint.1 +++ b/ja/man/man1/lint.1 @@ -1,530 +1,530 @@ .\" %NetBSD: lint.1,v 1.3 1995/10/23 13:45:31 jpo Exp % .\" .\" Copyright (c) 1994, 1995 Jochen Pohl .\" All Rights Reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by Jochen Pohl for .\" The NetBSD Project. .\" 4. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. .\" IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, .\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT .\" NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, .\" DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY .\" THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" .Dd August 28, 1994 .\" jpman %Id: lint.1,v 1.3 1997/08/19 00:42:59 h-nokubi Stab % .Dt LINT 1 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm lint .Nd C プログラムの検証を行う .Sh 書式 .Nm lint .Op Fl abceghprvxzHFV .Op Fl s Ns | Ns Fl t .Op Fl i Ns | Ns Fl nu .Op Fl D Ns Ar name Ns Op =def .Op Fl U Ns Ar name .Op Fl I Ns Ar directory .Op Fl L Ns Ar directory .Op Fl l Ns Ar library .Op Fl o Ns Ar outputfile .Ar .Nm lint .Op Fl abceghprvzHFV .Op Fl s Ns | Ns Fl t .Fl C Ns Ar library .Op Fl D Ns Ar name Ns Op =def .Op Fl I Ns Ar directory .Op Fl U Ns Ar name .Ar .Sh 解説 .Nm は指定された C のプログラムファイルを解析し、 バグの可能性がある部分、 移植性がないと考えられる部分、 あるいは無駄なコードと考えられる部分 の検出を試みます。 加えて、 .Nm は C コンパイラより厳密な型チェックを行います。 .Nm は最初のフェーズでシンボル .Sy lint を定義して C プリプロセッサを起動します。 これにより、ある疑わしいコード部分を .Nm lint に変更あるいはスキップさせることができます。 それゆえ、 .Nm lint がチェックする全てのコードにおいては、シンボル .Sy lint は予約語とみなすべきです。 .Pp 現在 .Nm lint が指摘する問題点は以下のものです。 到達しない文、 先頭から入らないループ、 宣言したものの使用しない変数、 定数値となる論理式。 関数呼び出しに関しては以下のような矛盾点が指摘されます。 あるところでは値を返すが別の場所では値を返さない関数の呼び出し、 引数の個数が変化する関数の呼び出し、 関数側で想定していない型の引数を渡す関数呼び出し、 返値を使用しない関数呼び出し、 返値のない関数の存在しない返値を使用している関数呼び出し。 .Pp ファイル名引数のうち、末尾が .Pa \&.c で終わるものは C のソースファイルとみなされます。 ファイル名が .Pa \&.ln で終わるものは、以前 .Nm lint を .Fl i , .Fl o あるいは .Fl C オプション付きで起動した際の結果を格納したファイルとみなされます。 .Pa \&.ln ファイルは、 .Xr cc 1 が .Pa \&.c から生成するオブジェクトファイル .Pa \&.o に相当します。 .Nm はまた、 .Fl l オプションによって指定された特別なライブラリを受け付けます。 これは、ライブラリ関数と変数の定義を含むものです。 .Pp .Nm は全ての .Pa \&.c , \&.ln ファイルと .Pa llib-l Ns Ar library Ns Pa \&.ln (lint ライブラリ)ファイルを受け取り、 それらをコマンドラインで指定した順に処理します。 デフォルトでは、 .Nm は標準 C lint ライブラリ .Pq Pa llib-lc.ln をファイルリストの最後に付け加えます。 .Fl i オプションが指定されていれば、 .Pa \&.ln ファイルは無視されます。 また、 .Fl o オプションあるいは .Fl i オプションが指定されていれば、 .Pa llib-l Ns Ar library Ns Pa \&.ln ファイルは無視されます。 .Fl i オプションが指定されて .Em いなければ、 .Nm の 2番目の パスでこのファイルリストが相互一貫性チェックに用いられます。 このとき、 もし問題箇所が与えられたソースファイルからではなく インクルードファイルのひとつに端を発するものならば、 表示されるソースファイル名の後ろに疑問符が付けられます。 .Pp .Sy オプション .Bl -tag -width Fl .It Fl a .Sy long 型以外の変数に対する .Sy long 値の代入を報告します。 .It Fl aa .Fl a に加え、 小さい型への暗黙の型変換を引き起こす .Em あらゆる 整数値代入を報告します。 .It Fl b 到達し得ない .Sy break 文を報告します。 このオプションはデフォルトでは有効ではありません。 なぜなら、ほとんどの .Xr lex 1 および多くの .Xr yacc 1 出力はこのような break を数多く含むからです。 .It Fl c 移植性に問題のあるキャストについて報告します。 .It Fl e .Sy enum Ns 型 に対する不正操作や .Sy enum 型と .Sy 整数 型間の組み合わせについて報告します。 .It Fl g .Xr gcc 1 が C 言語に対して行っているいくつかの拡張機能についての警告を抑制します。 現在のところ、これに該当するのは以下のものです。 自動変数の集合型初期化式に現れる非定数式、 void 型へのポインタに対する算術操作、 サイズがゼロの構造体、 左辺値でない配列の添字付け、 旧形式の関数宣言を無効化するプロトタイプ宣言、 long long 整数型。 .Fl g オプションはまた、キーワード .Sy asm および .Sy inline を有効にします ( .Sy asm および .Sy inline の先頭にアンダースコア(`_')を付けたキーワードは 常に利用可能です)。 .It Fl h いくつかの発見的テストを適用して バグを発見し、スタイルを洗練し、無駄を省くことを試みます。 .It Fl i コマンドラインの各 .Pa \&.c ファイルに対して .Pa \&.ln ファイルを生成します。 これらの .Pa \&.ln ファイルは .Nm lint の最初のパスの結果に過ぎず、 関数間の一貫性チェックは行われません。 .It Fl n 標準ライブラリに対する一貫性チェックを行いません。 .It Fl p 他の C 方言への移植性に関するチェックを試みます。 .It Fl r 重複した宣言が見つかった場合、前回の宣言の位置を報告します。 .It Fl s 厳密な ANSI C モードでチェックします。 ANSI C で必要とされる警告およびエラーを出力します。 従来の C と ANSI C とで異なる振る舞いをする構造に対しての警告は行いません。 .Fl s オプション指定時は、 プリプロセッサマクロとして .Li __STRICT_ANSI__ が定義されます。 .It Fl t 従来の C モードでチェックします。 このモードでは .Li __STDC__ は定義されません。 従来の C で許可されない構造に対して警告が出力されます。 従来の C と ANSI C とで異なる振る舞いをする構造に対しての警告は抑制されます。 マシンタイプ(例: .Li sun3 Ns ) およびマシンアーキテクチャ(例: .Li m68k Ns ) を記述したプリプロセッサマクロは、 先頭および末尾のアンダースコア無しで定義されます。 キーワード .Sy const Ns , .Sy volatile および .Sy signed は従来の C モードでは利用できません(しかし、先頭にアンダースコアを 付したもう一方のキーワードは依然利用可能です)。 .It Fl u 使用されているが定義されていない、あるいは定義されているが使用されていない 関数および外部変数についての報告を行いません (この機能は、大規模プログラムを構成する一部のファイルに対して .Nm を走らせる場合に向いています)。 .It Fl v 関数中の未使用引数に関する報告を抑制します。 .It Fl x .Sy extern 宣言で参照されているが一度も使用されていない変数について報告します。 .It Fl z 定義されていない構造体に関する報告を抑制します (例えば、中身を関知せずに構造体へのポインタを用いる場合など)。 .It Fl C Ns Ar library .Pa llib-l Ns Ar library Ns Pa .ln という名前の .Nm ライブラリを作成します。 このライブラリは、全ての入力ファイル .Pa \&.c および .Pa \&.ln から作られます。 これらのファイルに含まれる全ての大域関数および大域変数の宣言が 新しく作られるライブラリに書き出された後、 .Nm は .Fl l オプションで指定されたライブラリを含めた全ての入力ファイルに対して 相互一貫性のチェックを行います。 .It Fl D Ns Ar name Ns Op =def .Xr cpp 1 のために .Li #define ディレクティブと同様にしてマクロ .Ar name を定義します。 右辺値が指定されない場合、マクロ .Ar name は 1 と定義されます。 .It Fl I Ns Ar directory インクルードファイルを検索するディレクトリリストに .Ar directory を追加します。 .It Fl l Ns Ar library lint ライブラリ .Pa llib-l Ns Ar library Ns Pa \&.ln をインクルードします。 .It Fl L Ns Ar directory lint ライブラリを標準の場所から探す前に、 .Ar directory および .Ar directory Ns Pa /lint の中を探します。 .It Fl F ファイルのパス名全体を表示します。 .Nm は通常、パスを除いたファイル名だけを表示します。 .It Fl H もし問題箇所がインクルードファイルに端を発するものならば、 .Nm はソースファイル名と それに続く疑問符に代えて インクルードファイル名を表示します。 .It Fl o Ns Ar outputfile 出力ファイル名を .Ar outputfile とします。 出力ファイルは .Nm lint の2番目のパスの入力ファイルとなるものです。 .Fl o オプションは単に、このファイルを指定された名前でファイルに保存します。 同時に .Fl i オプションも指定されていれば、これらのファイルは一貫性をチェックされません。 .Pa llib-l Ns Ar library Ns Pa \&.ln ファイルを作成する際には、余分なメッセージを抑制するため、 .Fl u オプションの使用を推奨します。 -lint ライブラリのソースファイルが単に外部インターフェースに過ぎない場合は、 +lint ライブラリのソースファイルが単に外部インタフェースに過ぎない場合は、 .Fl v オプションを用いると便利です。 .It Fl U Ns Ar name プリプロセッサが定義する全てのマクロ .Ar name を取り除きます。 .It Fl V 制御プログラムが C プリプロセッサおよび .Nm lint の第1 および第2 パスを実行する際のコマンドラインを表示します。 .El .Pp .Sy 入力文法 .Pp .Nm lint の第1 パスは標準的な C ソースファイルを読み込みます。 .Nm は以下のような C のコメントをコマンドとして認識します。 .Bl -tag -width Fl .It Li /* ARGSUSED Ns Ar n Li */ 最初の .Ar n 個の引数に対してのみ使用チェックを行います。 .Ar n を省略すると 0 と解釈されます (このオプションは、次の関数に対して .Fl v オプションと同様の働きをします)。 .It Li /* CONSTCOND */ No 又は Xo .Li /* CONSTANTCOND */ No 又は .Li /* CONSTANTCONDITION */ .Xc 次の式に対する定数オペランドに関する報告を抑制します。 .It Li /*\ FALLTHRU\ */ No 又は Xo .Li /* FALLTHROUGH */ .Xc .Sy case あるいは .Sy default ラベルのついた文への fall through に関する報告を抑制します。 このディレクティブはそれらのラベルの直前に置く必要があります。 .It Li /* LINTLIBRARY */ ファイル先頭で、このファイル中で定義される全ての関数および変数が .Em 使用されている とマークします。 また、未使用の関数引数に関する報告も行いません。 .It Li /* LINTED Xo .Op Ar comment .Li */ No 又は .Li /* NOSTRICT .Op Ar comment .Li */ .Xc 未使用の変数あるいは関数に関するものを除き、 ファイル内に閉じた問題点に関する警告を抑制します。 このディレクティブは、lint 警告が発生する場所の直前の行に置く必要があります。 .It Li /* LONGLONG */ long long 整数型の使用に関する報告を抑制します。 .It Li /* NOTREACHED */ しかるべき場所において、未到達コードに関する報告を抑制します (このコメントは通常、 .Xr exit 3 のような関数の呼び出しの直後に置きます)。 .It Li /* PRINTFLIKE Ns Ar n Li */ .Nm は最初の .Pq Ar n Ns No -1 個の引数を普通にチェックします。 .Ar n 番目の引数は .Sy printf のフォーマット文字列と同様に解釈され、 残りの引数をチェックするために用いられます。 .It Li /* PROTOLIB Ns Ar n Li */ もし .Ar n がゼロでなければ、 .Nm は関数宣言プロトタイプを関数宣言として取り扱います。 このディレクティブは .Li /* LINTLIBRARY */ と共にのみ用いることができます。 .Ar n がゼロの場合は、関数プロトタイプは通常通り取り扱われます。 .It Li /* SCANFLIKE Ns Ar n Li */ .Nm は最初の .Pq Ar n Ns No -1 個の引数を普通にチェックします。 .Ar n 番目の引数は .Sy scanf のフォーマット文字列と同様に解釈され、 残りの引数をチェックするために用いられます。 .It Li /* VARARGS Ns Ar n Li */ 後続する関数宣言において、引数個数に関する通常のチェックを抑制します。 最初の .Ar n 個の引数のデータ型がチェックされます。 .Ar n が指定されない場合は 0 と解釈されます。 .El .Pp .Fl i オプションおよび .Fl o オプションを用いると、ひと組の C ソースファイルに対して インクリメンタルに .Nm を適用することが可能です。 一般に、各ソースファイルに対して .Fl i オプション付きで .Nm を一度起動します。 このとき、 .Pa \&.c に対応して .Pa \&.ln ファイルが作成され、 それらのソースファイルに関する全てのメッセージが表示されます。 全てのソースファイルに対して個別の .Nm lint 処理が済んだ後、全ての .Pa \&.ln ファイルと必要な .Fl l Ns Ar library オプションを付け、( .Fl i オプション無しで)もう一度 .Nm を起動します。 ここでファイル間の一貫性に関する問題点が表示されます。 この方式は .Xr make 1 を用いるとうまくいきます。 .Xr make 1 を用いると、 前回ソースファイルの組が .Nm された後、修正のあったファイルに対してのみ .Nm を起動することができます。 .Sh 環境変数 .Bl -tag -width Fl .It Ev LIBDIR .Fl l Ns Ar library オプションで指定されたライブラリが存在するディレクトリ。 この環境変数が定義されていない場合は、ライブラリ検索のために デフォルトパスとして .Pa /usr/libdata/lint が用いられます。 .It Ev TMPDIR 一時ファイル用のパスは通常、この環境変数をセットすることで変更できます。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/libdata/lint/llib-lc.ln -compact .It Pa /usr/libexec/lint Ns Bq 12 プログラム .It Pa /usr/libdata/lint/llib-l*.ln 前もって作成されている様々な lint ライブラリ .It Pa /tmp/lint* 一時ファイル .Sh 関連項目 .Xr cc 1 , .Xr cpp 1 , .Xr make 1 .Sh 作者 Jochen Pohl .Sh バグ .Xr exit 3 や .Xr longjmp 3 および戻って来ない他の関数は正しく理解されません。 これらは様々な不正診断の原因となります。 .Pp 最初の extern 宣言の前でのみ用いられる static 関数は、 未使用であると報告されます。 .Pp .Fl o オプションによって作られたライブラリは、のちの .Nm 実行で用いた場合、 ライブラリ作成時に報告されたある種のエラーが再度報告され、 ライブラリ作成時に用いたオリジナルのソースファイルの行番号およびファイル名が エラーメッセージ中に表示されることがあります。 そのため、lint ライブラリ作成には .Fl C オプションを用いることを推奨します。 diff --git a/ja/man/man1/mktemp.1 b/ja/man/man1/mktemp.1 index 79db832c60..50b91501a3 100644 --- a/ja/man/man1/mktemp.1 +++ b/ja/man/man1/mktemp.1 @@ -1,172 +1,172 @@ .\" %FreeBSD: src/usr.bin/mktemp/mktemp.1,v 1.1.2.1 1998/04/18 10:56:45 obrien Exp % .\" From: %OpenBSD: mktemp.1,v 1.8 1998/03/19 06:13:37 millert Exp % .\" .\" Copyright (c) 1989, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .Dd November, 20, 1996 .Dt MKTEMP 1 .Os .Sh 名称 .Nm mktemp .Nd (ユニークな) 一時ファイル名を作成する .Sh 書式 .Nm mktemp .Op Fl d .Op Fl q .Op Fl t Ar prefix .Op Fl u .Op Ar template ... .Sh 解説 .Nm mktemp -ユーティリティは、ファイル名テンプレートを受け取り、 +ユーティリティは、引数のファイル名テンプレートの一つ一つに対して、 その一部を上書きすることにより、ファイル名を生成します。 このファイル名はユニークであり、アプリケーションが使用するのに適しています。 テンプレートは、いくつかの .Ql X が後続する任意のファイル名であり、例えば .Pa /tmp/temp.XXXX です。 後続する .Ql X は、現在のプロセス番号やユニークな文字の組み合わせと置き換えられます。 .Nm -が返すことが可能なユニークなファイル名の数は、与えられる +が返すことが可能なユニークなファイル名の数は、指定した .Ql X の数に依存します; .Ql X を 6 つ指定した場合には、およそ 26 ** 6 の組み合わせを .Nm が扱えることとなります。 .Pp .Nm がユニークなファイル名を生成することに成功した場合、 ファイルがモード 0600 ( .Fl u フラグ未指定時) で作成され、ファイル名が標準出力に出力されます。 .Pp .Fl t Ar prefix オプション指定時には、 .Nm はテンプレート文字列を .Ar prefix -と、設定されていれば +と、 .Ev TMPDIR -環境変数を元に生成します。 +環境変数が設定されていればそれも用いて生成します。 .Ev TMPDIR が設定されていない場合の、デフォルトの場所は .Pa /tmp -です。潜在的にユーザが指定する環境変数を使用することが適切であるかどうか、 -注意を払ってください。 +です。ユーザが指定したかもしれない環境変数の使用が適切であると保証 +できるかどうかに注意を払ってください。 .Pp 1 回の起動でいくつでも一時ファイルを作ってかまいません。これには、 .Fl t -フラグの結果の内部テンプレートをもとにするものも含みます。 +フラグの結果の内部テンプレートをもとにするものひとつも含まれます。 .Pp .Nm mktemp は、シェルスクリプトが安全に一時ファイルを使用するために提供されています。 伝統的に多くのシェルスクリプトが、 プログラム名に pid を付けた名前を一時ファイル名として使用しています。 この種の命名法は予測されうるので、 レース状態となった場合に容易に攻撃者が勝ってしまいます。 より安全、しかしながらまだ劣ったアプローチとして、 -同じ命名法でディレクトリを使用するというものがあります。 +同じ命名法でディレクトリを作るというものがあります。 この方法では一時ファイルが壊されないことを保証できますが、 単純なサービス停止攻撃を許してしまいます。 上記のような理由により、 .Nm の使用をお勧めします。 .Sh オプション .Bl -tag -width indent 使用可能なオプションを以下に示します: .It Fl d ファイルではなくディレクトリを作成します。 .It Fl q エラーが発生した場合、黙って失敗します。 エラー出力が標準エラーに出力されることが望ましくないスクリプトで有用です。 .It Fl t Ar prefix ファイル名テンプレートを生成するために必要なテンプレートを生成します (与えられた .Ar prefix と、設定されている場合には .Ev TMPDIR を使用します)。 .It Fl u .Dq 安全ではない モードで操作します。一時ファイルは .Nm が終了する前にアンリンクされます。これは .Fn mktemp 3 よりは少しましですが、依然レース状態を引き起こします。 このオプションの使用はお勧めしません。 .El .Sh 戻り値 .Nm ユーティリティは、成功時には値 0 で終了します。 いかなる失敗時にも値 1 で終了します。 .Sh 使用例 以下の .Xr sh 1 -の一部で、 +スクリプトの一部で、 .Nm の簡単な使用方法を説明します。 このスクリプトは、安全な一時ファイルを取得できない場合には終了します。 .Bd -literal -offset indent TMPFILE=`mktemp /tmp/$0.XXXXXX` || exit 1 echo "program output" >> $TMPFILE .Ed .Pp $TMPDIR を使用する場合には次のようにします: .Bd -literal -offset indent TMPFILE=`mktemp -t $0` || exit 1 echo "program output" >> $TMPFILE .Ed .Pp 次の場合、スクリプト自身でエラーをつかまえます。 .Bd -literal -offset indent TMPFILE=`mktemp -q /tmp/$0.XXXXXX` if [ $? -ne 0 ]; then echo "$0: Can't create temp file, exiting..." exit 1 fi .Ed .Sh 関連項目 .Xr mktemp 3 , .Xr mkdtemp 3 , .Xr mkstemp 3 , .Xr environ 7 .Sh 歴史 .Nm ユーティリティは .Ox 2.1 に登場しました。この実装はマニュアルページとは独立に記述されました。 このマニュアルページは OpenBSD 由来です。 .\" Our stupid .Ox macro won't allow me to use .Ox alone. diff --git a/ja/man/man1/patch.1 b/ja/man/man1/patch.1 index c2f8875737..872f362415 100644 --- a/ja/man/man1/patch.1 +++ b/ja/man/man1/patch.1 @@ -1,593 +1,593 @@ .\" -*- nroff -*- .rn '' }` .\" jpman %Id: patch.1,v 1.3 1997/09/10 04:34:14 yugawa Stab % '\" %Header: /home/ncvs/src/gnu/usr.bin/patch/patch.1,v 1.5.2.3 1998/01/22 07:45:53 ache Exp % '\" '\" %Log: patch.1,v % '\" Revision 1.5.2.1 1998/01/11 20:45:30 ache '\" Back out rev1.5 change, Index: precedence restored to historycal behaviour '\" '\" Revision 1.4 1994/02/25 21:45:59 phk '\" added the -C/-check again. '\" .\" Revision 1.3 1994/02/17 22:20:33 jkh .\" Put this back - I was somehow under the erroneous impression that patch was in .\" ports, until I saw the the commit messages, that is! :-) All changed backed out. .\" .\" Revision 1.2 1994/02/17 22:16:02 jkh .\" From Poul-Henning Kamp - Implement a -C option to verify the integrity of .\" a patch before actually applying it. .\" .\" Revision 1.1.1.1 1993/06/19 14:21:51 paul .\" b-maked patch-2.10 .\" '\" Revision 2.0.1.2 88/06/22 20:47:18 lwall '\" patch12: now avoids Bell System Logo '\" '\" Revision 2.0.1.1 88/06/03 15:12:51 lwall '\" patch10: -B switch was contributed. '\" '\" Revision 2.0 86/09/17 15:39:09 lwall '\" Baseline for netwide release. '\" '\" Revision 1.4 86/08/01 19:23:22 lwall '\" Documented -v, -p, -F. '\" Added notes to patch senders. '\" '\" Revision 1.3 85/03/26 15:11:06 lwall '\" Frozen. '\" '\" Revision 1.2.1.4 85/03/12 16:14:27 lwall '\" Documented -p. '\" '\" Revision 1.2.1.3 85/03/12 16:09:41 lwall '\" Documented -D. '\" '\" Revision 1.2.1.2 84/12/05 11:06:55 lwall '\" Added -l switch, and noted bistability bug. '\" '\" Revision 1.2.1.1 84/12/04 17:23:39 lwall '\" Branch for sdcrdcf changes. '\" '\" Revision 1.2 84/12/04 17:22:02 lwall '\" Baseline version. '\" .de Sh .br .ne 5 .PP \fB\\$1\fR .PP .. .de Sp .if t .sp .5v .if n .sp .. '\" '\" Set up \*(-- to give an unbreakable dash; '\" string Tr holds user defined translation string. '\" Bell System Logo is used as a dummy character. '\" .ie n \{\ .tr \(*W-\*(Tr .ds -- \(*W- .if (\n(.H=4u)&(1m=24u) .ds -- \(*W\h'-12u'\(*W\h'-12u'-\" diablo 10 pitch .if (\n(.H=4u)&(1m=20u) .ds -- \(*W\h'-12u'\(*W\h'-8u'-\" diablo 12 pitch .ds L" "" .ds R" "" .ds L' ' .ds R' ' 'br \} .el \{\ .ds -- \(em\| .tr \*(Tr .ds L" `` .ds R" '' .ds L' ` .ds R' ' 'br\} .TH PATCH 1 LOCAL .SH 名称 patch - diff ファイルをオリジナルのファイルに適用する .SH 書式 .B patch [options] [origfile [patchfile]] [+ [options] [origfile]]... .sp ですが、たいていは以下のようにします。 .sp .B patch .br および多くの貢献者の方々。 .SH 環境変数 .TP .B TMPDIR テンポラリファイルを置くディレクトリ。デフォルトでは /tmp .TP .B SIMPLE_BACKUP_SUFFIX バックアップファイルに付ける拡張子を指定します。デフォルトでは、 \*(L".orig\*(R" もしくは \*(L"~\*(R"。 .TP .B VERSION_CONTROL 数字付きバックアップファイルが作成される際に選択します。 .SH 関連ファイル $TMPDIR/patch* .SH 関連項目 diff(1) .SH パッチ作成者への注意 パッチを作って送付しようとする際に留意すべき点がいくつかあります。 第 1 に、patchlevel.h というファイルを管理することで皆は大変幸せに なれます。作成したパッチファイルの最初の差分はこの patchlevel.h に パッチをあて、パッチレベルをインクリメントします。 パッチの中に Prereq: 行を入れておけば、 順番通りにパッチを適用しない限り警告が出ます。 第 2 に、context diff ヘッダか Index: 行で正しくファイル名を指定している ことを確認して下さい。 サブディレクトリにあるファイルにパッチをあてようとする場合は、 必要に応じて .B \-p オプションを指定するよう、ユーザに伝えて下さい。 第 3 に、空のファイルと新規ファイルを比較する差分を送付することで、 新しいファイルを生成することができます。 これは、ターゲットディレクトリにその新ファイルがまだ存在しない場合にのみ 有効です。 第 4 に、リバースパッチを送付しないように気を付けて下さい。 そのパッチは適用済なのかと皆が混乱します。 第 5 に、例えば 582 個の差分をたったひとつのファイルに突っ込んで ハイサヨナラとすることもできることはできますが、 何か発狂しそうになったときに備えて、 関係あるパッチをいくつかの独立したファイルにまとめあげるほうが おそらく賢明でしょう。 .SH 診断 ここに列挙しきれないほどたくさんありますが、一般に .I patch がパッチファイルを解釈できないことを示しています。 .PP メッセージ \*(L"Hmm...\*(R" は、 パッチファイル中に処理できないテキストが存在していること、 そして .I patch はそのテキスト中にパッチがあるかどうか、もし存在すれば どういう形式のパッチであるかを推測しようとしていることを 示しています。 .PP ひとつでもリジェクトファイルが作成されれば、 .I patch はゼロでない終了ステータスで終了します。 いくつものパッチを繰り返し適用する場合は、 この終了ステータスをチェックし、 パッチが部分的にしか適用されていないファイルに対して さらなるパッチをあてないようにすべきです。 .SH 警告 .I patch は .I ed スクリプト形式では行番号のズレを示せません。 また normal diff 形式でも、行番号の誤りを指摘できるのは \*(L"change\*(R" コマンドや \*(L"delete\*(R" コマンドが現れる場合だけです。 context diff 形式で曖昧度 3 を指定した場合も同様の問題があります。 -適切な対話インターフェースが追加されるまでは、 +適切な対話インタフェースが追加されるまでは、 こういう場合は context diff を見比べて修正が意味的に正しいかどうか 確認すべきでしょう。 もちろん、エラーなくコンパイルできれば、 パッチはうまく適用されたという小さなサインにはなりますが、 必ずしもいつもそうだというわけではありません。 .PP たとえ多くの類推を行わなくてはならない場合でも、 .I patch は通常、正しい結果を生成します。 しかし、結果が正しいと保証できるのは、 パッチを作成したのと正確に同じバージョンのファイルに対して パッチを適用した場合だけです。 .SH バグ 多めの \&deviant オフセットと入れ換えコードにより、 部分的なマッチングに関して更に賢くできますが、 そのためにはパスを追加する必要がありそうです。 .PP コードが複製されている場合(例えば #ifdef OLDCODE ... #else ... #endif に よって)、 .I patch は両者にパッチをあてることができません。 そしてそこでパッチコマンドがうまくいった場合、 そのパッチはおそらく誤って適用されており、 おまけに「成功しました」と報告してきます。 .PP 既に適用済のパッチをあてると、 .I patch はそれをリバースパッチと考え、適用したパッチを外すかどうか尋ねてきます。 これも特徴の一つと解釈可能でしょう。 .rn }` '' diff --git a/ja/man/man1/refer.1 b/ja/man/man1/refer.1 index 94a261806b..f8df4401b0 100644 --- a/ja/man/man1/refer.1 +++ b/ja/man/man1/refer.1 @@ -1,1257 +1,1257 @@ .ig \"-*- nroff -*- .\" jpman %Id: refer.1,v 1.2 1997/07/17 03:09:58 mihara Stab % Copyright (C) 1989-1995 Free Software Foundation, Inc. Permission is granted to make and distribute verbatim copies of this manual provided the copyright notice and this permission notice are preserved on all copies. Permission is granted to copy and distribute modified versions of this manual under the conditions for verbatim copying, provided that the entire resulting derived work is distributed under the terms of a permission notice identical to this one. Permission is granted to copy and distribute translations of this manual into another language, under the above conditions for modified versions, except that this permission notice may be included in translations approved by the Free Software Foundation instead of in the original English. .. .de TQ .br .ns .TP \\$1 .. .\" Like TP, but if specified indent is more than half .\" the current line-length - indent, use the default indent. .de Tp .ie \\n(.$=0:((0\\$1)*2u>(\\n(.lu-\\n(.iu)) .TP .el .TP "\\$1" .. .\" The BSD man macros can't handle " in arguments to font change macros, .\" so use \(ts instead of ". .tr \(ts" .TH REFER 1 "7 September 1996" "Groff Version 1.10" .SH 名称 refer \- groff のための参考文献目録プリプロセッサ .SH 書式 .nr a \n(.j .ad l .nr i \n(.i .in +\w'\fBrefer 'u .ti \niu .B refer .de OP .ie \\n(.$-1 .RI "[\ \fB\\$1\fP" "\\$2" "\ ]" .el .RB "[\ " "\\$1" "\ ]" .. .OP \-benvCPRS .OP \-a n .OP \-c fields .OP \-f n .OP \-i fields .OP \-k field .OP \-l m,n .OP \-p filename .OP \-s fields .OP \-t n .OP \-B field.macro .RI [\ filename \|.\|.\|.\ ] .br .ad \na .SH 解説 本ファイルでは groff ドキュメントフォーマッティングシステムの一部である GNU バージョンの .B refer について記述します。 .B refer は .B .[ と .B .] で囲まれた引用として解釈される行と、 .B .R1 と .B .R2 で囲まれた引用の処理方法を記述したコマンドとして解釈される行を除き、 .IR filename \|.\|.\|. の内容を標準出力にコピーします。 .LP 各々の引用では参考文献を指定します。 引用では、ある参考文献にのみ含まれるキーワードの集合を与えることによっ て、その参考文献を図書目録データベースから指定することができます。 また、引用の中でデータベースレコードを指定することによっても参考文献を 指定することができます。 これらの方法を組み合わせることも可能です。 .LP 各々の引用において .B refer はテキストの中にマークを作成することができます。 このマークは色々な方法でテキストや他のラベルから区別されるいくつかのラ ベルから構成されます。 各引用における参考文献をマクロパッケージを使ってフォーマットして出力す るための .B groff コマンドを出力することもできます。 そのためには .B refer の出力は適切なマクロパッケージを使って処理されなければなりません。 .B \-ms と .B \-me はいずれも適切なマクロです。 引用の参考文献をフォーマットするコマンドを引用の直後に出力することも、 参考文献を蓄積して後でコマンドを出力することもできます。 参考文献を蓄積した時、同じ参考文献が複数から引用されている場合には、参 考文献は 1 つにまとめてフォーマットされます。 .LP GNU refer の新しい機能として .B .R1 と .B .R2 の間の行はコマンドとして解釈されます。 この機能を使用して作成されたドキュメントは、ドキュメントの先頭に .RS .LP .nf .ft B \&.de R1 \&.ig R2 \&.. .ft .fi .RE の行を追加することにより UNIX refer でも処理することができます。 この指定によって .B troff は .B .R1 と .B .R2 の間をすべて無視します。 このオプションによっていくつかのコマンドと同等の効果を得ることができ ます。 これらのオプションは主に Unix refer との互換性のためにサポートされてい るものです。 通常はコマンドを使った方が便利です。 .LP .B refer は .B refer の出力を読むコマンドによって生成されるメッセージの中のファイル名と行番 号が正しくなるように .B .lf 行を生成します。 入力が .B soelim (1) のようなコマンドによって前処理されている場合でも、メッセージ中のファイ ル名と行番号と生成される .B .lf 行が正確になるように .B .lf で始まる行も解釈します。 .SH オプション .LP ほとんどのオプションには同等なコマンドがあります。 (これらのコマンドについては .B コマンド セクションの説明を参照して下さい。) .TP .B \-b .B no-label-in-text; no-label-in-reference .TP .B \-e .B accumulate .TP .B \-n .B no-default-database .TP .B \-C .B compatible .TP .B \-P .B move-punctuation .TP .B \-S .B label "(A.n|Q) ', ' (D.y|D)"; bracket-label " (" ) "; " .TP .BI \-a n .B reverse .BI A n .TP .BI \-c fields .B capitalize .I fields .TP .BI \-f n .B label .BI % n .TP .BI \-i fields .B search-ignore .I fields .TP .B \-k .B label .B L\(ti%a .TP .BI \-k field .B label .IB field \(ti%a .TP .B \-l .B label .BI A.nD.y%a .TP .BI \-l m .B label .BI A.n+ m D.y%a .TP .BI \-l, n .B label .BI A.nD.y\- n %a .TP .BI \-l m , n .B label .BI A.n+ m D.y\- n %a .TP .BI \-p filename .B database .I filename .TP .BI \-s spec .B sort .I spec .TP .BI \-t n .B search-truncate .I n .LP これらのオプションは以下のコマンドと同等です。ただし、通常の方法のか わりにコマンド行で指定されるファイル名が .B bibliography コマンドへの引数であるように処理されます。 .TP .B \-B .B annotate X AP; no-label-in-reference .TP .BI \-B field . macro .B annotate .I field .IB macro ; .B no-label-in-reference .LP 以下のオプションには同等なコマンドはありません。 .TP .B \-v バージョン番号を表示します。 .TP .B \-R .B .R1 / .R2 で始まる行を認識しません。 .SH 使用例 .SS 図書目録データベース 図書目録データベースは 1 行以上の空白行で区切られたレコードからなるテ キストファイルです。 各レコードではフィールドは .B % で始まる行で開始します。 各フィールドには .B % に続く 1 文字の名称があります。 フィールドの名称には大文字か小文字のみを使うのが最良の方法です。 フィールドの名称の後には正確に 1 つのスペースが続かなければなりませ ん。 空のフィールドは無視されます。 各フィールドの慣例的な意味は次の通りです。 .TP .B A 作者の名前。 名前の末尾に .B Jr. のような肩書が含まれる場合はコンマでラストネームと区切られていなければ なりません。 .B A フィールドは複数回現れても構いません。 出現する順番は意味を持ちます。 .B A フィールドか .B Q フィールドは常に指定するのが良いでしょう。 .TP .B B ある本の一部である記事において、その本のタイトルです。 .TP .B C 出版社の所在地 (都市) です。 .TP .B D 出版された日付です。 出版年に略称を使用してはいけません。 もし出版月を指定する場合は数字による月ではなく、月名を使わなければなり ませんが、最初の 3 文字を指定すれば十分です。 .B D フィールドは常に指定するのが良いでしょう。 ただし、出版の日付が分からなければ .B in press や .B unknown のような値を使うこともできます。 .TP .B E ある本の一部である記事において、その本の編集者の名前です。 出版作業が著者のない編集だけのものであった場合、編集者の名前を .B A フィールドで指定し、 .B ,\ (ed) または .B ,\ (eds) を最後の著者の後に指定しなければなりません。 .TP .B G 米国政府注文番号です。 .TP .B I 出版者 (発行人) です。 .TP .B J 定期刊行物の記事における、その刊行物の名称です。 .TP .B K 検索に使われるキーワードです。 .TP .B L ラベルです。 .TP .B N 定期刊行物の発行番号です。 .TP .B O その他の情報です。 これは通常参考文献の末尾に印刷されます。 .TP .B P ページ番号です。 ページ番号の範囲は .I m \- n\fR で指定できます。 .TP .B Q 著者が個人でない場合の著者の名称です。 これは .B A フィールドがない場合にのみ使用されます。 .B Q フィールドは 1 つのみ使うことができます。 .TP .B R 技術報告書番号です。 .TP .B S シリーズの名称です。 .TP .B T タイトルです。 本や定期刊行物中の記事ではこれは記事のタイトルとなります。 .TP .B V 定期刊行物もしくは本のボリューム番号です。 .TP .B X 注釈です。 .LP .B A と .B E を除くすべてのフィールドで、あるレコードに複数の特定のフィールドがある 場合、最後のフィールドのみが使用されます。 .LP アクセント文字列はアクセントをつける文字に引き続いて指定されなければな りません。これは .B AM マクロは .B \-ms マクロとともに使用しなければならないことを意味します。 アクセント文字列は引用符で囲んではいけません。 また、 .B \e は 2 つでなく 1 つのみ使って下さい。 .SS 引用 引用のフォーマットは .RS .BI .[ opening-text .br .I flags keywords .br .I fields .br .BI .] closing-text .RE となります。 .LP .I opening-text と .I closing-text と .I flags のコンポーネントは省略可能です。 .I keywords か .I fields のいずれか 1 つのコンポーネントを指定する必要があります。 .LP .I keywords コンポーネントは .I keywords に含まれる全ての単語を含む参考文献を文献データベースから検索するために 指定します。 もし複数の参考文献が見つかった場合はエラーとなります。 .LP .I fields コンポーネントは参考文献の中で指定されるものを置き換えるか付け加えるた めの追加フィールドを指定します。 参考文献が蓄積される設定で、 .I keywords コンポーネントが空でなければ、追加フィールドはある特定の参考文献が引用 されている最初の部分においてのみ指定されなければならず、その参考文献を 引用している全ての部分に適用されます。 .LP .I opening-text と .I closing-text コンポーネントは .B bracket-label コマンドにおいて指定される文字列の代わりにラベルを囲むために使われる文 字列を指定します。 これらのいずれもが空でなければ、 .B bracket-label コマンドで指定されている文字列は使われません。 この処理は .B [ と .B ] フラグを使って置き換えることができます。 これらのコンポーネントの前と後につくスペースは意味を持つことに注意し て下さい。 .LP .I flags コンポーネントはここでの引用の扱いを変更するためのアルファベット以外の 文字のリストです。 Unix refer はこれらのフラグをキーワードの一部として処理しますが、それ らはアルファベットでないため無視します。 以下のフラグが現在認識されるものです。 .TP .B # これは .B short-label コマンドによって指定されるラベルを .B label コマンドで指定されるものの代わりに使用することを指示します。 もしショートラベルが指定されなければ、通常のラベルが使用されます。 普通はショートラベルは auther-date ラベルに使用され、日付とおそらくは 曖昧さが取り除かれた文字から構成されます。ここで、 .B # はラベルの数字によるタイプを示唆するものと考えられます。 .TP .B [ .B bracket-label コマンドの中で指定される最初の文字列が .I opening-text の前に置かれます。 .TP .B ] .B bracket-label コマンドの中で指定される 2 番目の文字列が .I closing-text の後に置かれます。 .LP .I opening-text と .I closing-text の中に括弧を含めるのではなく、 .B [ と .B ] フラグを使うことの 1 つの利点は .B bracket-label コマンドで変更するだけでドキュメントの中で使っている括弧のスタイルを変 更できることです。 もう 1 つの利点として、これらのフラグを使うことによって引用のソートとマー ジを禁止する必要がないことがあげられます。 .LP もしラベルがテキスト中に挿入されるべきものであれば、それは .B .[ 行の前の行に挿入されます。 そのような行がない場合には .B .[ の前に余分の行が挿入されて警告が表示されます。 .LP 複数の参考文献に対する引用を作成する特別の表記法はありません。 ただ引用を 1 つの参考文献につき 1 つずつ連続して使用します。 引用の間には何も入れないで下さい。 全ての引用に対するラベルは最初の引用の前の行に付加されます。 ラベルはまたソートしたり、マージしたりすることもできます。 ラベルの表記法 .B <> とコマンド .B sort-adjacent-labels と .B abbreviate-label-ranges の説明を参照して下さい。 ラベルは引用に空でない .I opening-text か .I closing-text がある時にはマージされません。 しかし、 .I opening-text が伴わず .B [ フラグを使った引用がその直後に続く、 .I closing-text を伴わない .B ] フラグを使った引用のラベルは最初の引用の .I opening-text か次の引用の .I closing-text が空でない場合においても、ソートとマージを行なうことができます。 (もしこれを行ないたくない場合は、最初の引用で .I closing-text を .B \e& としてください。) .SS コマンド コマンドは .B .R1 で始まる行と .B .R2 の間に指定されます。 これらの行は .B \-R オプションを使うことによって認識されないようにできます。 .B .R1 行が認識された時、すべての蓄積されている参考文献は消去されます。 .B .R1 行と .B .R2 行およびこれらの間に指定されたものはすべて出力されません。 .LP コマンドは改行か .B ; によって区切られます。 .B # からその行の最後まではコメントとなります (しかし、改行自身は改行としてあつかわれます)。 各コマンドはワードに分割されます。 ワードはスペースかタブによって区切られます。 .B \(ts で始まるワードは次の .B \(ts (ただしもう 1 つの .B \(ts が直後にないもの) までがワードとして扱われます。 もし、次の .B \(ts がない場合にはその行の最後までがワードとなります。 .B \(ts で始まるワード中の .B \(ts のペアはひとつの .B \(ts として扱われます。 .B \(ts の中では .B # と .B ; は認識されません。 行は末尾に .B \e をつけることによって継続することができます。 ただし .B # の後の場合は継続されません。 .LP .ds n \fR* \*n でマークされた各コマンド .I name には .I name の効果を打ち消す否定コマンド .BI no- name があります。 例えば、 .B no-sort コマンドは参考文献をソートしないことを指定します。 否定コマンドは引数を取りません。 .LP 以下の説明で各引数はひとつのワードとなります。 .I field はフィールドの名前となる 1 文字の小文字または大文字です。 .I fields はそのような文字のシーケンスです。 .I m と .I n は非負の数字です。 .I string は任意の文字列です。 .I filename はファイル名です。 .Tp \w'\fBabbreviate-label-ranges'u+2n .BI abbreviate\*n\ fields\ string1\ string2\ string3\ string4 .I fields のファーストネームを短縮形にします。 頭文字ともう 1 つの頭文字の間には .I string1 が挿入されます。 ラストネームとの間には .I string2 が挿入され、その他のもの ( .B von や .B de のようなもの) との間には .I string3 が挿入されます。これらのストリングのデフォルトはピリオドにスペースが続 いたものとなります。 ハイフンで区切られたファーストネームの中で、名前の最初の部分の頭文字は .I string4 (デフォルトはピリオド) によってハイフンと分離されます。 省略形に起因する曖昧さについては特に考慮していません。 名前はソートする前およびラベルが構築される前に省略形にされます。 .TP .BI abbreviate-label-ranges\*n\ string 連続した参考文献を参照する 3 つ以上の隣接するラベルは、最初のラベル .I string 最後のラベルの順からなる 1 つのラベルに省略されます。 これは主に数字ラベルにおいて便利です。 .I string が省略された場合のデフォルトは .B \- です。 .TP .B accumulate\*n 各参考文献を出現するたびに書き出すのではなく、参考文献を蓄積していきます。 蓄積された参考文献はすべての入力ファイルが処理され .B .R1 行が認識された後に、 .RS .IP .B .[ .br .B $LIST$ .br .B .] .LP の形式の参照が指定された時に書き出されます。 .RE .TP .BI annotate\*n\ field\ string .I field は注釈です。注釈は参考文献の最後に .RS .IP .BI . string .LP の行の後にパラグラフとして印刷されます。 .I macro が省略されるとデフォルトの .B AP となります。もし、 .I field も省略されるとデフォルトの .B X となります。 注釈になれるフィールドは 1 つのみです。 .RE .TP .BI articles\ string \fR\|.\|.\|. .IR string \|.\|.\|. は定冠詞もしくは不定冠詞であり、ソートされる時にはフィールド .B T の最初では無視されなければなりません。 初期状態では .B the と .B a と .B an が冠詞として認識されます。 .TP .BI bibliography\ filename \fR\|.\|.\|. 図書目録データベース .IR filename \|.\|.\|. に含まれる全ての参考文献を書き出します。 .TP .BI bracket-label\ string1\ string2\ string3 テキスト中で、各ラベルを .I string1 と .I string2 で囲みます。 .I string2 の直後に .I string1 が現れた場合は .I string3 に置き換えられます。 デフォルトでは .RS .IP .B bracket-label \e*([. \e*(.] ", " .LP となります。 .RE .TP .BI capitalize\ fields .I fields を大文字とそれに続く小文字に変換します。 .TP .B compatible\*n スペースや改行以外の文字が次に続く場合でも .B .R1 と .B .R2 を認識します。 .TP .BI database\ filename \fR\|.\|.\|. 図書目録データベース .IR filename \|.\|.\|. を検索します。 各々の .I filename について、もし .BR indxbib (1) によって生成されたインデックス .IB filename .i が存在すれば、それが代わりに検索されます。各インデックスは複数のデータ ベースをカバーすることができます。 .TP .BI date-as-label\*n\ string .I string はラベルを構成した後にフィールド .B D を置き換える文字列を指定するラベル式です。 ラベル式の説明については .B "ラベル式" の項を参照して下さい。 このコマンドは参考文献リストの中で明示的なラベルは使いたくないが、何ら かの方法で日付を修飾することによって曖昧さを取り除きたい場合に便利です。 通常、テキスト中で使用されているラベルは作者と日付の組合せになります。 ほとんどの場合、 .B no-label-in-reference コマンドも使う必要があります。 例えば、 .RS .IP .B date-as-label D.+yD.y%a*D.-y .LP は参考文献中のフィールド .B D の年の部分に曖昧さを取り除く文字を追加します。 .RE .TP .B default-database\*n デフォルトのデータベースを検索します。 これはデフォルトの動作であり、このコマンドの否定バージョンが有用です。 .B refer は検索を行なう必要が最初に出てきた場合、デフォルトのデータベースを 検索するべきかどうかを決定します。 そのため .B no-default-database コマンドを有効とするためには、それ以前に指定しておく必要があります。 .TP .BI discard\*n\ fields 参考文献が読み込まれた時、 .I fields を無効とします。 .I fields の文字列の定義は出力されません。 初期状態では .I fields は .B XYZ となっています。 .TP .BI et-al\*n\ string\ m\ n ラベル式における式 .B @ の評価での .B et al の使い方を制御します。 著者のシーケンスを明確にするために必要な著者の数を .I u 、著者の合計が .I t とすると、最後の .IR t \|\-\| u の著者が .I string によって置換され、 .IR t \|\-\| u が .I m より小さくなく、 .I t が .I n より小さくないようになります。 デフォルトでは .RS .IP .B et-al " et al" 2 3 .LP となります。 .RE .TP .BI include\ filename .I filename をインクルードし、その内容をコマンドとして解釈します。 .TP .BI join-authors\ string1\ string2\ string3 これはどのように作者を連結するかを指定します。 ちょうど 2 人の作者がある場合、 .I string1 によって連結されます。 2 人より多い作者がある場合、最後の 2 人を除いた作者は .I string2 で連結され、最後の 2 人の作者は .I string3 で連結されます。 もし .I string3 が省略されると、デフォルトは .I string1 となります。 もし .I string2 も省略されると、デフォルトは .I string1 となります。 例えば、 .RS .IP .B join-authors " and " ", " ", and " .LP は作者の連結をデフォルトの方法に戻します。 .RE .TP .B label-in-reference\*n 参考文献を出力する時に、文字列 .B [F を参考文献のラベルに定義します。 これはデフォルトの動作です。このコマンドの否定バージョンが有用です。 .TP .B label-in-text\*n 各参考文献においてテキスト中のラベルを出力します。 ラベルは .B bracket-label コマンドに記述されているようにそれを囲むテキストと分離されます。 これはデフォルトの動作です。このコマンドの否定バージョンが有用です。 .TP .BI label\ string .I string はどのように各参考文献にラベルをつけるかを記述するラベル式となります。 .TP .BI separate-label-second-parts\ string 2つの部分からなるラベルをマージする時、2 番目のラベルの 2 番目の部分を .I string で最初のラベルと分離します。 ラベル式については .B <> のラベル式の説明を参照して下さい。 .TP .B move-punctuation\*n テキストにおいてラベルの後の行末の句読点を移動します。 ラベルに肩文字の数字を使っていなければ、このコマンドを使うといいでしょ う。 .TP .BI reverse\*n\ string 名前が .I string 中にあるフィールドを逆にします。 各フィールド名の後にはいくつのフィールドが逆にされるかを示す数が指定さ れます。 フィールドにこの数が指定されなければ、そのフィールドは全て逆になります。 .TP .BI search-ignore\*n\ fields インデックスが存在しないデータベースでキーを検索している際に、 .I fields の内容を無視します。 初期状態ではフィールド .B XYZ が無視されます。 .TP .BI search-truncate\*n\ n キーの最初の .I n 文字が与えられることのみを要求します。 実際にデータベース中で与えられたキーを検索する時には .I n とキーの長さの大きい方の長さに切られます。 初期状態では .I n は 6 です。 .TP .BI short-label\*n\ string .I string はラベルのもう 1 つの (通常は短縮形の) スタイルを指定するラベル式です。 これは .B # フラグが引用で与えられている時に使われます。 author-date スタイルのラベルを使う時、作者は文脈から明らかに識別できる ことがあり、ラベルでは作者を省略したいことがあります。 通常、 .B short-label コマンドは日付と (多分) 明確な文字のみを含むラベルを指定するために使用 されます。 .TP .BI sort\*n\ string .B string に従って参考文献をソートします。 参考文献は自動的に累積されます。 .I string はフィールド名のリストであり、各フィールド名にはソートに使われる名前に いくつのフィールドがあるかを示す数字が続きます。 .B + を名前のついた全てのフィールドを使うことを示すために使うことができます。 また、 .B . を参考文献が (一時的な) ラベルを使ってソートされることを示すために使う こともできます。 ( .B ラベル式 のセクションで一時的なラベルの概念について説明しています。) .TP .B sort-adjacent-labels\*n 参考文献リスト中での位置に従って、テキスト中の隣接しているラベルをソー トします。 このコマンドは通常は .B abbreviate-label-ranges コマンドが与えられている時か、ラベル式に .B <> 式が含まれている時に使用するべきです。 これは参考文献が累積されていないと影響がありません。 .SS ラベル式 .LP ラベル式は通常もしくは一時的に評価することができます。 通常評価の結果は出力に使われます。 一時的評価の結果は .I 一時的ラベル と呼ばれ、通常評価でラベルを明確にする必要がある情報を集めるために使わ れます。 .B date-as-label と .B short-label コマンドで指定されるラベル式は一時的には評価されません。 通常評価と一時的評価は .B @ と .B * と .B % の式を除いた全てのタイプの式で同じです。 以下の説明は特に指定された場合を除き通常評価に適用されます。 .TP .I field .TQ .I field\ n .I field の .I n 番めの部分です。 .I n が省略された場合はデフォルトは 1 となります。 .TP .BI ' string ' .I string 中の文字は文字通り解釈されます。 .TP .B @ 全ての作者を .B join-authors コマンドで指定された通りに連結します。 各々の作者名の全体が使用されます。 しかし参考文献が作者でソートされると (すなわち .B A+ で始まるソート仕様)、 作者のラストネームが代わりに使用され (これは曖昧さを持ち込みません)、 また作者の頭文字のシーケンスが全ての作者の代わりに使用されます (これも 曖昧さを持ち込みません)。 いくつかの参考文献の .IR i 番目 の作者にラストネームだけを使うのは他に参考文献がある時には曖昧であると 考えられます。すなわち参考文献の最初の .IR i \|-\|1 人の作者が同じで、 .IR i 番目 の作者は同じでないが、 .IR i 番目 の作者のラストネームが同じであるような場合です。 いくつかの参考文献の作者のシーケンスの適切な頭文字のサブシーケンスは、 適切な頭文字のサブシーケンスとしてのサブシーケンスをもつ作者の別のシー ケンスをとる参考文献がある場合には、曖昧であると考えられます。 作者の頭文字のサブシーケンスが使われる場合、残りの作者は .B et-al コマンドで指定された文字列で置き換えられます。 このコマンドは頭文字のシーケンスを使うことができる以前に満たされる追加 の要求も指定することができます。 .B @ は一時的に作者の正式の表現に評価され、ソートのために同等かどうかを比較 する作者は同じ表現となります。 .TP .BI % n .TQ .B %a .TQ .B %A .TQ .B %i .TQ .B %I 参考文献のシリアル番号は .B % が続く文字に従ってフォーマットされます。 参考文献のシリアル番号はこの参考文献として同じ一時的ラベルをもつ先に現 れた参考文献の番号に 1 を加えたものとなります。 これらの式は一時的に空の文字列に評価されます。 .TP .IB expr * この参考文献としての同じ一時的ラベルを持つもう 1 つの参考文献がある場合、 空の文字列でなければ .I expr となります。 これは一時的に評価され、空の文字列になります。 .TP .IB expr + n .TQ .IB expr \- n .I expr の最初 .RB ( + ) または末尾 .RB ( \- ) の .I n 文字の大文字か小文字か数字です。 troff の ( .B \e('a のような) 特別文字は 1 文字としてカウントされます。 アクセント文字列は保持されますが、合計にはカウントされません。 .TP .IB expr .l .I expr を小文字に変換したものです。 .TP .IB expr .u .I expr を大文字に変換したものです。 .TP .IB expr .c .I expr を大文字とそれに続く小文字に変換したものです。 .TP .IB expr .r .I expr をラストネームが最初に来るように逆にしたものです。 .TP .IB expr .a ファーストネームが略称になった .I expr です。 .B abbreviate コマンドによって指定されたフィールドはラベルが評価される前に略称にされ ます。 このため、 .B .a は参考文献の中ではなくラベルの中でのみフィールドを略称にしたい時のみ有 用です。 .TP .IB expr .y .I expr の年の部分です。 .TP .IB expr .+y .I expr の年の前の部分、もしくはそれが年を含んでいなければ .I expr の全体となります。 .TP .IB expr .\-y .I expr の年の後の部分、もしくは .I expr が年を含んでいなければ空の文字列となります。 .TP .IB expr .n .I expr のラストネームの部分となります。 .TP .IB expr1 \(ti expr2 .I expr1 となります。ただし、 .I expr1 の最後の文字が .B \- である場合は .I expr2 に置き換えられます。 .TP .I expr1\ expr2 .I expr1 と .I expr2 の結合です。 .TP .IB expr1 | expr2 .I expr1 が空でなければ .I expr1 となり、それ以外では .I expr2 となります。 .TP .IB expr1 & expr2 .I expr1 が空でなければ .I expr2 となり、それ以外では空の文字列となります。 .TP .IB expr1 ? expr2 : expr3 .I expr1 が空でなければ .I expr2 となりそれ以外では .I expr3 となります。 .TP .BI < expr > このラベルには 2 つの部分があり、 .I expr によって分離されています。 2 つの部分からなり、最初の部分が同じである 2 つの連続したラベルは最初 のラベルに次のラベルの 2 番目の部分を追加し、 .B separate-label-second-parts コマンド (初期値ではスペースが続くコンマ) によって指定された文字列によっ て分離することによってマージされます。その結果のラベルもまた 2 つの部 分からなるラベルとなり、最初の部分がマージ前の最初の部分となります。さ らに追加されるラベルはこれにマージされます。 最初の部分が空であっても差し支えありません。これは .B short-label コマンドで使う式で使うことができます。 .TP .BI ( expr ) .I expr と同様です。 グルーピングを行なうために使われます。 .LP 上述の式は順位 (高いものが最初) の順にリストされます。 .B & と .B | は同じ優先順位となります。 -.SS マクロインターフェイス +.SS マクロインタフェース 各参考文献はマクロ .B ]- の呼び出しで始まります。 文字列 .B [F は .B no-label-in-reference コマンドが与えられていないと、 この参考文献のラベルになるように定義されます。 その後一連の文字列の定義が続きます。 定義は各フィールドに 1 つずつで、 文字列 .BI [ X はフィールド .I X に対応します。 数値レジスタ .B [P はフィールド .B P がページの範囲を含んでいれば 1 にセットされます。 .B [T と .B [A と .B [O の数値レジスタは、 .B .?! の文字のいずれかで終るフィールド .B T と .B A と .B O に対応して 1 にセットされます。 数値レジスタ .B [E は文字列 .B [E が複数の名前を含んでいれば 1 にセットされます。 参考文献にはマクロ .B ][ への呼び出しが続きます。 このマクロの最初の引数には参考文献のタイプを表す数を与えます。 もし参考文献がフィールド .B J を含んでいると、タイプ 1 として分類されます。 またフィールド .B B を含んでいるとタイプ 3、フィールド .B G か .B R を含んでいるとタイプ 4、フィールド .B I を含んでいるとタイプ 2となり、これら以外ではタイプ 0 となります。 2 番目の引数はタイプ .BR other , .BR journal-article , .BR book , .B article-in-book もしくは .B tech-report のシンボル名です。 .B bibliography コマンドによって累積もしくは生成される参考文献のグループは .B ]< マクロの呼び出しに先行し、 .B ]> マクロの呼び出しが続きます。 .SH 関連ファイル .Tp \w'\fB/usr/share/dict/papers/Ind'u+2n .B /usr/share/dict/papers/Ind デフォルトのデータベースです。 .TP .IB file .i インデックスファイルです。 .SH "関連項目" .BR indxbib (1), .BR lookbib (1), .BR lkbib (1) .br .SH バグ ラベル表記法において .B <> 表記は .BI . char 表記の中では無視されます。 diff --git a/ja/man/man1/tcpdump.1 b/ja/man/man1/tcpdump.1 index 02c5b9a386..5f22c63204 100644 --- a/ja/man/man1/tcpdump.1 +++ b/ja/man/man1/tcpdump.1 @@ -1,1280 +1,1280 @@ .\" @(#) %Header: tcpdump.1,v 1.61 96/07/14 19:45:00 leres Exp % (LBL) .\" jpman %Id: tcpdump.1,v 1.3 1997/05/23 22:18:59 yugawa Stab % .\" .\" Copyright (c) 1987, 1988, 1989, 1990, 1991, 1992, 1994, 1995, 1996 .\" The Regents of the University of California. 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の場合: root か root に setuid されてインストールされている場合のみ実行可能です。 .B IRIX 上の snoop の場合: root か root に setuid されてインストールされている場合のみ実行可能です。 .B Ultrix の場合: スーパユーザが、 .IR pfconfig (8) を用いて promiscuous-mode での操作を許可していれば、どのユーザも .BR tcpdump を起動できます。 .B BSD の場合: .IR /dev/bpf* への読み込みアクセス権が必要です。 .SH オプション .TP .B \-c \fIcount\fP で指定した数のパケットを受信した後に終了します。 .TP .B \-d 解釈されたパケットマッチングコードを読みやすい形に整形した後、 標準出力にダンプして停止します。 .TP .B \-dd .B C プログラムの断片の形でパケットマッチングコードをダンプします。 .TP .B \-ddd (先頭に個数を付加した)十進数の形でパケットマッチングコードをダンプします。 .TP .B \-e 各ダンプ行ごとに、リンクレベルのヘッダを出力します。 .TP .B \-f 外部ホストの IP アドレスについては、シンボルでなく数値で表示します。 (本オプションは、Sun の yp サーバに重大な障害が発生するのを回避するこ とを意図してます。\(em 通常は、Sun の yp サーバは、ローカルに存在しない IP アドレスを永久に変換しつづけてハングします。) .TP .B \-F フィルタの表現として、\fIfile\fP に記述してある内容を用います。 コマンドラインで指定された追加表現は、無視されます。 .TP .B \-i \fIinterface\fP で指定されたインタフェースを監視します。 指定されない場合には、\fItcpdump\fP はシステムインタフェースリストの中で 最も小さい番号の稼働中のものを検索し、監視するインタフェースとして設定 します(ループバックインタフェースは検索しません)。 この動作は、最初にインタフェースが選択された時点で終了します。 .TP .B \-l 標準出力を行バッファリングにします。データを捕捉しつつ、 そのデータを見たい場合には、本オプションは有効です。例えば .br ``tcpdump\ \ \-l\ \ |\ \ tee dat'' や ``tcpdump\ \ \-l \ \ > dat\ \ &\ \ tail\ \ \-f\ \ dat'' のように使用します。 .TP .B \-n アドレス(IP アドレスやポート番号など)を名前に変換しません。 .TP .B \-N ホスト名のうち、ドメイン名の表示をしません。例えば、本オプションを 指定すると、``nic.ddn.mil'' とは表示されず、かわりに ``nic'' とだけ表示し ます。 .TP .B \-O パケットマッチングコードのオプティマイザを動かしません。本オプションは、 オプティマイザ中のバグを疑う場合にのみ有効なものです。 .TP .B \-p ネットワークインタフェースを、promiscuous mode に設定しません。 ネットワークインタフェースは、何らかの理由により promiscuous mode に設定 されることもあり得るということに注意してください。ゆえに `-p' オプションは、`ether host {local-hw-addr} or ether broadcast' の短縮形として使うことは出来ません。 .TP .B \-q 素早い(静かな?)出力を行ないます。出力する行を短くするために、通常出力 されるプロトコル情報の一部は出力されません。 .TP .B \-r パケットを、\fIfile\fR で指定したファイル (-w オプションで作成されます)か ら読み込みます。\fIfile\fR として``-''が指定された場合は標準入力が用いら れます。 .TP .B \-s デフォルトの 68 バイト(SunOS の NIT では最小値は実際には 96)ではなくて、 \fIsnaplen\fP だけのデータを各パケットから取得します。68 バイトという データ長は、IP, ICMP, TCP, UDP のパケットを取得する分には十分ですが、 ネームサーバや NFS のパケットについてはプロトコル情報が切り詰められるこ とがあります(これについては、以後の説明を参照して下さい)。 スナップショットが限られた量しかとれずに切り 詰められたパケットは、出力に ``[|\fIproto\fP]'' という文字列がいっしょ に表示されます。 \fIproto\fP は、切り詰めが行われたプロトコルレベルの名 前です。大きなスナップショットをとる場合には、それだけパケット処理の時 間がかかるということと、パケットバッファリング用のバッファの量が減ると いうことに注意してください。これにより、パケットが消失するかもしれませ ん。\fIsnaplen\fP の大きさを、必要なプロトコル情報を取得できる最小の値に とどめるようにしてください。 .TP .B \-T "\fIexpression\fP" により選択されたパケットを強制的に \fItype\fR で 指定されたタイプと解釈します。有効なタイプは、 \fBrpc\fR (リモートプロシージャコール) \fBrtp\fR (リアルタイムアプリケーションプロトコル) \fBrtcp\fR (リアルタイムアプリケーション制御プロトコル) \fBvat\fR (ビジュアルオーディオツール) \fBwb\fR (ディストリビューテッドホワイトボード) です。 .TP .B \-S TCP シーケンス番号を相対番号ではなく、絶対番号で出力します。 .TP .B \-t 各ダンプ行のタイムスタンプを出力しません。 .TP .B \-tt 各行毎にタイムスタンプを人間が読みやすい形に変換せずに出力します。 .TP .B \-v (少しではありますが)出力情報を増やします。例えば、IP パケット中の TTL や、サービス情報の型を出力します。 .TP .B \-vv さらに多くの情報を出力します。例えば、NFS の返答パケットの追加 フィールドを出力します。 .TP .B \-w 受信した生パケットを、解析したり画面に出力したりせずに \fIfile\fR で指定 したファイルに出力します。本オプションを用いて取得したパケットは \-r オプションを用いることで情報を見ることができます。\fIfile\fR で指定す るファイル名が ``-'' の場合には、標準出力を用います。 .TP .B \-x リンクレベルヘッダを除いた各パケットの内容を 16 進出力します。 パケットサイズが .I snaplen バイトより小さい場合にはパケットの全部の内容を、それ以外の場合には、 .I snaplen バイト分のデータをパケットごとに出力します。 .IP "\fI expression\fP" .RS ダンプするパケットを選択します。\fIexpression\ が指定されない場合には、 ネットワーク上のすべてのパケットがダンプ対象になります。それ以外の場 合には、\fIexpression\fP の条件が真になるパケットのみダンプします。 .LP \fIexpression\fP は、1 つ以上の .I プリミティブ から成り立ちます。 プリミティブは通常 1 つ以上の限定子のついた .I id (名前もしくは番号)から成り立ちます。限定子は、3 種類あります。 .IP \fI型\fP 限定子は id 名や番号が参照するものの種類を指します。型には .BR host 、 .B net 、 .B port があります。例えば、`host foo', `net 128.3', `port 20' のように用います。 型限定子が指定されない場合には、 .B host が指定されたものとみなされます。 .IP \fI方向\fP 限定子は、 パケットが .I id へ出ていく方向か、 .I id から来る方向か、 もしくはその両方かという、特定の転送方向を指定します。 指定可能な方向は、 .BR src、 .BR dst、 .B "src or dst"、 .BR "src and dst" の 4 つです。 例えば、`src foo'、 `dst net 128.3'、 `src or dst port ftp-data' のように 指定します。もし方向限定子が指定されない場合には、 .B "src or dst" が指定されたものとみなします。 `null' リンクレイヤ (つまり、slip などポイント・トゥ・ポイント・プロトコル) では、 必要な方向を指定するのに .B inbound や .B outbound 限定子を用いる事ができます。 .IP \fIプロトコル\fP 限定子は、特定のプロトコルに一致するパケットのみに制限します。 プロトコルとして指定可能なものは、 .BR ether, .BR fddi, .BR ip, .BR arp, .BR rarp, .BR decnet, .BR lat, .BR sca, .BR moprc, .BR mopdl, .BR iso, .BR esis, .BR isis, .B tcp, .BR udp です。 例えば `ether src foo'、 `arp net 128.3'、 `tcp port 21' のように使用 します。もしプロトコル限定子が指定されない場合には、上記のプロトコルの うち、型に矛盾しないすべてのものが指定されたものとみなします。 例えば `src foo' は、`(ip or arp or rarp) src foo' (これが正しい形式でな い事を除いて)と、`net bar' は `(ip or arp or rarp) net bar' と同義であ り、また `port 53' は `(tcp or udp) port 53' と同義です。 .LP [`fddi' は実際には `ether' の別名になっています。解析ではこれらを``特定の ネットワークインタフェースで使われるデータリンクレベル''を意味するもの として同様に扱います。FDDI ヘッダはイーサネットに似た送信元と宛先 アドレスを含み、そしてしばしばイーサネットに似たパケット型を含むので、 イーサネットのフィールドと同じように FDDI のフィールドをフィルタリング できます。FDDI ヘッダは他のフィールドも含みますが、フィルタ表現の中で 明示的にそれらを指定することはできません。] .LP 上記に追加して、いくつかの特別な`プリミティブ'キーワードがあります。 これらのキーワードは .BR gateway, .BR broadcast, .BR less, .B greater, と算術演算表現 です。これらの後ろにパターンが続く事はありません。 プリミティブキーワードについては後述します。 .LP より複雑なフィルタの表現は、プリミティブの結合に .BR and, .B or, .B not を用いることで実現されます。例えば、 `host foo and not port ftp and not port ftp-data' です。 タイプ量を少なくするために、同一の限定子リストは、省略することが可能です。 例えば、`tcp dst port ftp or ftp-data or domain' は、 `tcp dst port ftp or tcp dst port ftp-data or tcp dst port domain' と同じ意味です。 .LP 許されるプリミティブは、以下の通りです。 .IP "\fBdst host \fIhost\fR" IP パケットの宛先フィールドが \fIhost\fP で指定したものの場合に真となります。 \fIhost\fP は、ホスト名もしくは IP アドレスです。 .IP "\fBsrc host \fIhost\fR" IP パケットの送信元フィールドが \fIhost\fP で指定したものの場合に真となります。 .IP "\fBhost \fIhost\fP IP パケットの送信元フィールドもしくは宛先フィールドが \fIhost\fP で指定した ものの場合に真となります。 上記の host プリミティブの表現には、\fBip\fP, \fBarp\fP, \fBrarp\fP を 以下のように付加することが可能です。 .in +.5i .nf \fBip host \fIhost\fR .fi .in -.5i という表記は、 .in +.5i .nf \fBether proto \fI\\ip\fB and host \fIhost\fR .fi .in -.5i と同じ意味です。 \fIhost\fR が複数の IP アドレスを持つホスト名であった場合、それぞれのアドレス について照合を検査します。 .IP "\fBether dst \fIehost\fP イーサネットパケットの宛先アドレスが \fIehost\fP だった場合に真となります。 \fIehost\fP は、/etc/ethers に記述された名前もしくはイーサネットアドレスの値が用いられます (イーサネットアドレスの形式については、 .IR ethers (3N) を参照)。 .IP "\fBether src \fIehost\fP イーサネットパケットの送信元アドレスが \fIehost\fP だった場合に真となります。 .IP "\fBether host \fIehost\fP イーサネットパケットの送信元アドレスもしくは宛先アドレスが \fIehost\fP だった 場合に真となります。 .IP "\fBgateway\fP \fIhost\fP パケットが \fIhost\fP で指定したアドレスのマシンをゲートウェイとしている場合に 真となります。言い替えると、送信元もしくは宛先のイーサネットアドレスが \fIhost\fP であり、送信元と宛先のどちらの IP アドレスも \fIhost\fP でない ということです。 \fIhost\fP は /etc/hosts ファイルと /etc/ethers の両方で定義されている名前を 指定する必要があります(等価な表現は、 .in +.5i .nf \fBether host \fIehost \fBand not host \fIhost\fR .fi .in -.5i です。この場合 \fIhost / ehost\fP のどちらにも名前もしくは値を用いることが 可能になります。) .IP "\fBdst net \fInet\fR" パケットの宛先 IP アドレスが、\fInet\fP で指定されたネットワークに属するもので ある場合に真となります。\fInet\fP は、アドレス値もしくは /etc/networks で 定義されたネットワーク名のいずれかを指定可能です(詳しくは、\fInetworks(4)\fP を参照)。 .IP "\fBsrc net \fInet\fR" パケットの送信元 IP アドレスが、\fInet\fP で指定されたネットワークに属するもので ある場合に真となります。 .IP "\fBnet \fInet\fR" 送信元 IP アドレスもしくは宛先 IP アドレスが \fInet\fP で指定された ネットワークに属するものである場合に真となります。 .IP "\fBnet \fInet\fR \fBmask \fImask\fR" IP アドレスが、指定された \fInet\fR および netmask の値で決まる ネットワークに属するものである場合に真となります。 \fBsrc\fR や \fBdst\fR を指定する事も可能です。 .IP "\fBnet \fInet\fR/\fIlen\fR" IP アドレスが、指定された \fInet\fR および \fIlen\fR のビット長のネットマスクで 決まるネットワークに属するものである場合に真となります。 \fBsrc\fR や \fBdst\fR を指定する事も可能です。 .IP "\fBdst port \fIport\fR" パケットが ip/tcp (TCP パケット)もしくは ip/udp(UDP パケット)であり、宛先 ポート番号が \fIport\fP の場合に真となります。 \fIport\fP で指定されるポート番号は、値もしくは /etc/services で定義 されているサービス名で指定可能です( .IR tcp (4P) や .IR udp (4P) を参照)。 ポート番号がサービス名にて指定された場合、ポート番号とプロトコルの両方がチェック 対象になります。ポート番号や、あいまいなサービス名が指定された場合には、 ポート番号のみがチェック対象となります(例えば、\fBdst port 513\fR は、 tcp/login と udp/who の両方を出力し、\fBport domain\fR は、tcp/domain と udp/domain の両方を出力します)。 .IP "\fBsrc port \fIport\fR" パケットが \fIport\fP で指定した送信元ポート番号を保持している場合に 真となります。 .IP "\fBport \fIport\fR" パケットの送信元ポート番号もしくは宛先ポート番号が \fIport\fP の場合に真と なります。上記のポート番号の指定については、すべてキーワード \fBtcp\fP もし くは \fBudp\fP を用いて、ある程度候補を絞り込むことが可能です。例えば、 .in +.5i .nf \fBtcp src port \fIport\fR .fi .in -.5i と指定した場合には、tcp パケットのみが条件一致の評価対象となります。 .IP "\fBless \fIlength\fR" パケットが \fIlength\fP で指定した長さ以下の場合、真となります。 これは、 .in +.5i .nf \fBlen <= \fIlength\fR .fi .in -.5i の指定と等価です。 .IP "\fBgreater \fIlength\fR" パケットが \fIlength\fP で指定した長さ以上の場合、真となります。 これは、 .in +.5i .nf \fBlen >= \fIlength\fR .fi .in -.5i と等価です。 .IP "\fBip proto \fIprotocol\fR" パケットが \fIprotocol\fP で指定したプロトコル型の IP パケット( 詳細は .IR ip (4P) を参照)の場合に真となります。 \fIprotocol\fP は、数字もしくは \fIicmp\fP, \fIigrp\fP, \fIudp\fP, \fInd\fP, \fItcp\fP のいずれかの名前が指定可能です。\fItcp\fP, \fIudp\fP, \fIicmp\fP の 各識別子はキーワードでもであり、バックスラッシュ(\\)(C-shell では \\\\)を用 いてエスケープしなければならないことに注意してください。 .IP "\fBether broadcast\fR" パケットがイーサネットブロードキャストパケットの場合に真となります。\fIether\fP キーワードは、省略可能です。 .IP "\fBip broadcast\fR" パケットが IP ブロードキャストパケットの場合に真となります。オール 1 と オール 0 の二つの形式のブロードキャストアドレスを検査し、そして ローカルサブネットマスクを調べます。 .IP "\fBether multicast\fR" パケットがイーサネットマルチキャストパケットの場合に真となります。\fIether\fP キーワードは、省略可能です。 なお、この指定は、`\fBether[0] & 1 != 0\fP' の短縮系です。 .IP "\fBip multicast\fR" パケットが IP マルチキャストパケットの場合に真となります。 .IP "\fBether proto \fIprotocol\fR" パケットが \fIprotocol\fR で指定した ether 型の場合に真になります。 \fIprotocol\fP は、数字もしくは \fIip\fP, \fIarp\fP, \fIrarp\fP のような 名前を指定可能です。 これらの識別子はキーワードでもあり、バックスラッシュ(\\)でエスケープし なければならないことに注意してください。 [FDDI の場合(例えば `\fBfddi protocol arp\fR')、プロトコルの識別は IEEE802.2 の論理リンク制御(LLC)ヘッダによって行われます。通常これは FDDI ヘッダの上の層にあります。\fItcpdump\fP は、プロトコル識別子で フィルタリングするときは、すべての FDDI パケットは LLC ヘッダを含み、 かつその LLC ヘッダがいわゆる SNAP 形式であると仮定します。] .IP "\fBdecnet src \fIhost\fR" DECNET パケットの送信元アドレスが .IR host の場合に真となります。これは ``10.123'' という形式のアドレスでも DECNET の ホスト名でも構いません。[DECNET のホスト名は DECNET を動かすように設定され た Ultrix システムのみでサポートされます。] .IP "\fBdecnet dst \fIhost\fR" DECNET パケットの宛先アドレスが .IR host の場合に真となります。 .IP "\fBdecnet host \fIhost\fR" DECNET パケットの送信元あるいは宛先アドレスが .IR host の場合に真となります。 .IP "\fBip\fR, \fBarp\fR, \fBrarp\fR, \fBdecnet\fR, \fBiso\fR" .in +.5i .nf \fBether proto \fIp\fR .fi .in -.5i の短縮形です。\fIp\fR の部分には、上記のいずれかのプロトコル名が入ります。 .IP "\fBlat\fR, \fBmoprc\fR, \fBmopdl\fR" .in +.5i .nf \fBether proto \fIp\fR .fi .in -.5i の短縮形です。\fIp\fR の部分には、上記のいずれかのプロトコル名が入ります。 \fItcpdump\fP は今のところこれらのプロトコルを解釈できない事に注意して ください。 .IP "\fBtcp\fR, \fBudp\fR, \fBicmp\fR" .in +.5i .nf \fBip proto \fIp\fR .fi .in -.5i の短縮形です。\fIp\fR の部分には、上記のいずれかのプロトコル名が入ります。 .IP "\fBesis\fR, \fBisis\fR" .in +.5i .nf \fBiso proto \fIp\fR .fi .in -.5i の短縮形です。\fIp\fR の部分には、上記のいずれかのプロトコル名が入ります。 \fItcpdump\fR はこれらのプロトコルを完全には解釈できない事に注意して ください。 .IP "\fIexpr relop expr\fR" \fIrelop\fRは、>, <, >=, <=, =, != のいずれかであり、\fIexpr\fR の部分に は、(標準 C 言語の構文で表現された)整数定数や通常の二項演算子 [+, -, *, /, &, |]、length 演算子、そして特殊なパケットデータへのアクセス演算子などか らなる算術表現が入って、その関係が成立する場合に真となります。 パケット内部のデータにアクセスするためには、以下の構文を用います。 .in +.5i .nf \fIproto\fB [ \fIexpr\fB : \fIsize\fB ]\fR .fi .in -.5i \fIproto\fRは、\fBether, fddi, ip, arp, rarp, tcp, udp, \fR, または \fBicmp\fR のいずれかであり、インデックス操作を行うプロトコル層を指示 します。 指示したプロトコル層からの相対バイトオフセットは、\fIexpr\fR で指定します。 \fIsize\fR は省略可能で、取得するフィールドのデータ長を表します。 データ長としては、1,2,4 のいずれかを指定することが可能であり、デフォルトでは 1 が指定されたものとみなされます。 キーワード \fBlen\fP で示されるデータ長演算子は、パケット長を与えます。 例えば、`\fBether[0] & 1 != 0\fP' は、全てのマルチキャストパケットを捕捉します。 `\fBip[0] & 0xf != 5\fP' という表現は、すべてのオプション付きIPパケットを捕捉す ることを意味します。`\fBip[6:2] & 0x1fff = 0\fP' という表現は、フラグメントのな いデータグラムパケット、もしくはフラグメント化されたデータグラムのうち 最初のフラグメントを捕捉します。 この検査は、\fBtcp\fP および \fBudp\fP のインデックス操作においては、暗黙のうち に適用されます。 例えば、\fBtcp[0]\fP は常に TCP ヘッダの先頭バイトを指し、 決して各フラグメントの先頭バイトを指すものではありません。 .LP プリミティブは、以下のように組み合わせることが可能です。 .IP 括弧で括られた一連のプリミティブや演算子 (括弧はシェルの特殊文字なのでエスケープする必要があります)。 .IP 否定 (`\fB!\fP' or `\fBnot\fP'). .IP 論理積 (`\fB&&\fP' or `\fBand\fP'). .IP 論理和 (`\fB||\fP' or `\fBor\fP'). .LP 否定は、最も高い演算優先度を持ちます。論理和と論理積は、同じ演算優先度を持ち、 左から右へ評価されます。論理積の場合には、単に識別子を並べるのではなく、 明示的に \fBand\fR を使用しなければならないことに注意して下さい。 .LP キーワードなしで識別子が与えられている場合には、最も最近用いられたキーワードが 付加されているものと仮定されます。 例えば、 .in +.5i .nf \fBnot host vs and ace\fR .fi .in -.5i は、 .in +.5i .nf \fBnot host vs and host ace\fR .fi .in -.5i の短縮形ですが、 .in +.5i .nf \fBnot ( host vs or ace )\fR .fi .in -.5i と混同してしまいがちなので気をつけましょう。 .LP 引数 expression は、単一の引数としても複数の引数としても、どちらか便利な 方で、tcpdump に渡すことができます。 一般的に、引数がシェルのメタキャラクタを含む場合、その引数をクォート された単一の引数としてプログラムに渡す方が容易です。 複数の引数は、解析される前にスペースで連結されます。 .SH 使用例 .LP \fIsundown\fP に到達する、もしくはそこから送信されるパケットのすべてを 表示する場合には、以下のように実行します。 .RS .nf \fBtcpdump host sundown\fP .fi .RE .LP \fIhelios\fR と、\fIhot\fR もしくは \fIace\fR の間のトラフィックを表示する 場合には、以下のように実行します。 .RS .nf \fBtcpdump host helios and \\( hot or ace \\)\fP .fi .RE .LP \fIace\fR と、\fIhelios\fR 以外のホストとの間でやりとりされるすべての IP パケットを表示する場合には、以下のように実行します。 .RS .nf \fBtcpdump ip host ace and not helios\fP .fi .RE .LP ローカルなホストと Berkeley のホストとの間でやりとりされるすべての トラフィックを表示する場合には、以下のように実行します。 .RS .nf .B tcpdump net ucb-ether .fi .RE .LP インターネットゲートウェイ \fIsnup\fP を通過するすべての ftp トラフィックを表示する場合には、以下のように実行します (シェルが括弧を誤って解釈しないよう、フィルタを表現する引数がクォートさ れていることに注意して下さい)。 .RS .nf .B tcpdump 'gateway snup and (port ftp or ftp-data)' .fi .RE .LP 送信元アドレスと宛先アドレスの両方がローカルネットワーク内のホスト のものでないトラフィックについて表示する場合には、以下のように実行しま す (実行するホストが他のネットワークに対するゲートウェイの場合、そのホスト が属すローカルネットワークでは、このコマンドは成功しないでしょう)。 .RS .nf .B tcpdump ip and not net \fIlocalnet\fP .fi .RE .LP ローカルネットワーク外のホストとの通信において、TCP による各通信単位 のスタートパケットとエンドパケット(SYN と FIN パケット)を表示するには、以 下のように実行します。 .RS .nf .B tcpdump 'tcp[13] & 3 != 0 and not src and dst net \fIlocalnet\fP' .fi .RE .LP ゲートウェイ \fIsnup\fP を中継される IP パケットのうち、576 バイトより大きいもの を表示するには、以下のように実行します。 .RS .nf .B tcpdump 'gateway snup and ip[2:2] > 576' .fi .RE .LP イーサネット上でブロードキャストもしくはマルチキャストを経由して送られる もの以外の IP ブロードキャストもしくはマルチキャストパケットを表示するには、 以下のように実行します。 .RS .nf .B tcpdump 'ether[0] & 1 = 0 and ip[16] >= 224' .fi .RE .LP echo 要求/応答以外(つまり ping パケット以外)の全ての ICMP パケットを 表示するには、以下のように実行します。 .RS .nf .B tcpdump 'icmp[0] != 8 and icmp[0] != 0" .fi .RE .SH 出力形式 .LP \fItcpdump\fP の出力は、プロトコル依存です。以下の説明では、簡単な パラメータの記述と、おおよそのフォーマットの説明を行ないます。 .de HD .sp 1.5 .B .. .HD リンクレベルヘッダ .LP もし '-e' オプションが指定されると、リンクレベルヘッダが出力されます。 イーサネットにおいては、送信元と宛先のアドレス、プロトコル、そして パケット長が出力されます。 .LP FDDI ネットワークにおいては、'-e' オプションが指定されると \fItcpdump\fP は、`フレーム制御'フィールド、発信元と宛先アドレス、そしてパケット長を 出力します。`フレーム制御'フィールドはパケットの残りの部分の解釈を決定 します。(IP データグラムを含むような)通常のパケットは `async' パケットで、 0 から 7 の間の優先順位を持ちます。例えば、`\fBasync4\fR' です。こうした パケットは IEEE802.2 の論理リンク制御 (LLC) パケットを含むと仮定されます。 LLC ヘッダは、それが ISO データグラムでない場合やいわゆる SNAP パケットのと きには出力されます。 .LP \fI(注意:以下の記述は、利用者が RFC1144 に記述されている SLIP 圧縮ア ルゴリズムについての知識がある前提で書いてます。)\fP .LP SLIP によるリンクにおいては、方向指示子(``I'' が入力方向、``O'' が出力方向)、パケット型、そして圧縮情報が出力されます。 パケット型は、最初に出力されます。パケット型には \fIip\fP、\fIutcp\fP、そして \fIctcp\fP の 3 つがあります。 \fIip\fR 型パケットの場合、上記以上のリンク情報は表示されません。 TCP パケットの場合には、コネクション識別子がパケット型に続いて出力されます。 パケットが圧縮されている場合、符号化されたヘッダが出力されます。 特殊な場合は \fB*S+\fIn\fR や \fB*SA+\fIn\fR のように出力されます。ここ で \fIn\fR は、シーケンス番号(もしくはシーケンス番号および ack)が変更された回 数です。特殊な場合でなければ、0 回以上の変更について出力されます。 変更は、U (緊急(urgent)ポインタ)、W(ウィンドウ)、A(ack)、S(シーケンス番号)、 そして I(パケット ID)で示され、変動量(+n or -n)もしくは新しい値(=n)が続きます。 最後に、パケット内のデータの総量および圧縮ヘッダ長が出力されます。 .LP 例えば、以下の行は、出力方向の圧縮 TCP パケットを、暗黙のコネクション識別子 とともに表示しています。ack は 6 変わり、シーケンス番号は 49 変わり、パケット ID は 6 変わってます。3 バイトのデータと6 バイトの圧縮ヘッダが存在します。 .RS .nf \fBO ctcp * A+6 S+49 I+6 3 (6)\fP .fi .RE .HD ARP/RARP パケット .LP arp/rarp パケットの出力は、要求型とその引数を示してい ます。出力形式は、その出力のみで理解可能なように作られています。 以下に、ホスト \fIrtsg\fP からホスト \fIcsam\fP への `rlogin' 開始時の パケットの実例を示します。 .RS .nf .sp .5 \f(CWarp who-has csam tell rtsg arp reply csam is-at CSAM\fP .sp .5 .fi .RE 1行目は、ホスト rtsg が、ホスト csam のイーサネットアドレスを問い合わせる 目的で arp パケットを送信していることを意味します。ホスト csam は、自分自身 のイーサネットアドレスを返答しています(この例では、イーサネットアドレス -は大文字で、インタネットアドレス部は小文字で表記してます)。 +は大文字で、インターネットアドレス部は小文字で表記してます)。 .LP \fBtcpdump \-n\fP として起動した場合には、少し冗長になります。 .RS .nf .sp .5 \f(CWarp who-has 128.3.254.6 tell 128.3.254.68 arp reply 128.3.254.6 is-at 02:07:01:00:01:c4\fP .fi .RE .LP \fBtcpdump \-e\fP として起動した場合には、最初のパケットはブロードキャスト パケットであり、次のパケットはポイントツーポイントのパケットであることが わかります。 .RS .nf .sp .5 \f(CWRTSG Broadcast 0806 64: arp who-has csam tell rtsg CSAM RTSG 0806 64: arp reply csam is-at CSAM\fP .sp .5 .fi .RE 最初のパケットについては、送信元のイーサネットアドレスは RTSG であり、 宛先はイーサネットブロードキャストアドレス、型フィールドには 16 進数の値 0806(ETHER_ARP を意味します)が格納されており、総パケット長は 64 バイトである と表示してます。 .HD TCP パケット .LP \fI(注意:以下の記述は、RFC793 に記述されている TCP プロトコルについての知識 があることを前提に記述されてます。この知識がない場合、本記述と tcpdump の いずれもあなたには役に立たないでしょう。)\fP .LP TCP プロトコル行の一般的な形式は、以下の通りです。 .RS .nf .sp .5 \fIsrc > dst: flags data-seqno ack window urgent options\fP .sp .5 .fi .RE \fIsrc\fP と \fIdst\fP は、それぞれ送信元と宛先の IP アドレスと ポート番号です。\fIflags\fP の部分には、S (SYN),F (FIN), P (PUSH) ,R (RST) の組合せ、もしくは単なる `.' (フラグなし)が入ります。 \fIdata-seqno\fP は、このパケット内のデータがシーケンス空間のどの部分に あたるかを示します(以下の例を参照して下さい)。 \fIack\fP は、本コネクション上を逆方向に次に流れるデータパケットの シーケンス番号です。 \fIwindow\fP は、本コネクションの逆方向のパケットを格納するバッファサイズ です。 \fIurg\fP は、パケット中に `urgent'(緊急)データが格納されていることを示しま す。 \fIoptions\fP は、例えば のように、アングルブラケット(大小記号)で くくられた tcp オプションです。 .LP \fIsrc、dst\fP、そして \fIflags\fP は、常に表示されます。他のフィールドは、 パケットの TCP ヘッダに依存し、表示できる場合だけ表示されます。 .LP 以下の例は、ホスト \fIrtsg\fP からホスト \fIcsam\fP への rlogin 開設時のシーケンスの一部です。 .RS .nf .sp .5 \s-2\f(CWrtsg.1023 > csam.login: S 768512:768512(0) win 4096 csam.login > rtsg.1023: S 947648:947648(0) ack 768513 win 4096 rtsg.1023 > csam.login: . ack 1 win 4096 rtsg.1023 > csam.login: P 1:2(1) ack 1 win 4096 csam.login > rtsg.1023: . ack 2 win 4096 rtsg.1023 > csam.login: P 2:21(19) ack 1 win 4096 csam.login > rtsg.1023: P 1:2(1) ack 21 win 4077 csam.login > rtsg.1023: P 2:3(1) ack 21 win 4077 urg 1 csam.login > rtsg.1023: P 3:4(1) ack 21 win 4077 urg 1\fP\s+2 .sp .5 .fi .RE 最初の行は、ホスト rtsg の TCP ポート 1023 番からホスト csam の \fIlogin\fP ポートに対してパケットを送信していることを意味します。\fBS\fP は、 パケットの \fISYN\fP フラグが設定されていることを意味します。 パケットのシーケンス番号は 768512 番であり、データは含みません。 (表記は `first:last(nbytes)' であり、これは`シーケンス番号 \fIfirst\fP か ら \fIlast\fP までの \fIlast\fP を含まない \fInbytes\fP のユーザデータという こと'を意味しています。) このパケット中に ack はなく、有効な受信ウィンドウの大きさは 4096 バイトで あり、1024 バイトの最大セグメントサイズ要求を行なうオプションが付加され ています。 .LP csam は、rtsg から送られたパケットと類似したパケットを送り返しますが、 rtsg の送った SYN に対する ack が含まれるところが異なり ます。続いて、rtsg は csam の SYN に対する ack を返します。 `.' は、S (SYN),F (FIN), P (PUSH) ,R (RST) のいずれのフラグも 立っていないことを意味します。 パケットはデータを含まないため、データシーケンス番号は入りません。 ack シーケンス番号が小さい整数 (1) であることに注意して下さい。 \fBtcpdump\fP は、初めて TCP の`通信'を検出すると、パケットから取得した シーケンス番号を表示します。通信のその後のパケットについては、現在の パケットシーケンス番号と、この最初のシーケンス番号の間の差を表示します。 このことは、最初に取得した以降のシーケンス番号は、通信データストリーム の相対位置として解釈できることを意味します(最初の各方向のデータバイト は 1 です)。`-S' は、本機能を無効にし、元のシーケンス番号を表示します。 .LP 6 行目では、rtsg は csam に 19 バイトのデータを送信しています (rtsg \(-> csam の 方向の通信における、2 バイト目から 20 バイト目までのデータ)。PUSH フラグが このパケットでは設定されています。 7 行目では、csam は rtsg から 20 バイトまでのデータを受けとった旨の レスポンスを rtsg に返してます。csam の受信ウィンドウが19バイト小さくなっ たことから、これらのデータのほとんどは、ソケットバッファの中に存在する ことが分かります。 csam は、rtsg に 1 バイトのデータを送信してます。 8 行めと 9 行めでは、csam は緊急 (urgent) で PUSH フラグの設定された 2 バイトデータを送信しています。 .HD .B UDP パケット .LP UDP フォーマットは、以下の rwho パケットで例示します。 .RS .nf .sp .5 \f(CWactinide.who > broadcast.who: udp 84\fP .sp .5 .fi .RE これは、ホスト \fIactinide\fP の \fIwho\fP ポートが UDP データグラムを インターネットブロードキャストアドレスであるホスト \fIbroadcast\fP の \fIwho\fP ポートに対して送信していることを意味します。本パケットは、 84 バイトのユーザデータを含みます。 .LP いくつかの UDP サービスは(送信元もしくは宛先のポート番号から)種 類の判断が可能で、さらに上位レベルのプロトコル情報が出力されます。 ドメインネームサービス要求 (RFC1034/1035)、そして、Sun RPC 呼びだし (RFC1050) を用いた NFS サービスなどがこの条件に該当します。 .HD UDP ネームサーバ要求 .LP \fI(注意:以下の記述は、RFC1035 に記述されている ドメインサービスプロトコルの知識があることを前提に書かれてます。もしこ れらの知識がない場合には、以下の記述は未知の言語で書かれているかのよう に見えるでしょう。)\fP .LP ネームサーバ要求は、以下のような表示になります。 .RS .nf .sp .5 \fIsrc > dst: id op? flags qtype qclass name (len)\fP .sp .5 \f(CWh2opolo.1538 > helios.domain: 3+ A? ucbvax.berkeley.edu. (37)\fP .sp .5 .fi .RE ホスト \fIh2opolo\fP は、\fIhelios\fP 上のドメインサーバに対して \fIucbvax.berkeley.edu\fP のホスト名に対応するアドレスレコード (qtype=A) を問い合わせてます。 問い合わせの ID は `3' であり、`+' は\fI再帰要求\fPフラグが設定されて いることを意味します。問い合わせの長さは 37 バイトであり、この中に UDP および IP のプロトコルヘッダの長さは含みません。質問操作は普通の操作 (\fIQuery\fP) であり、op フィールドは省略されます。op が他のいずれかであった場合、 その op は `3' と `+' の間に表示されます。 これと同様に、qclass は普通のもの (\fIC_IN\fP) であり、省略されます。 他の qclass が入った場合、`A' の直後に表示されます。 .LP 少数の変則的なパケットは検査され、カギカッコで囲まれた付加 フィールドにその結果が表示されます。query が返答、ネームサーバ もしくはオーソリティセクションを含む場合、 .IR ancount , .IR nscount , もしくは .I arcount が、`[\fIn\fPa]'、 `[\fIn\fPn]' 、もしくは `[\fIn\fPau]' のような形式で 表示されます。\fIn\fP は、それぞれの個数です。 応答ビットのいずれかが設定されている(AA, RA もしくは rcode)場合、 もしくは`0 でなければならない'ビットが 2 バイト目と 3 バイト目に設定されてい る場合には、`[b2&3=\fIx\fP]' が出力されます。\fIx\fP は、ヘッダの 2 バイト 目および 3 バイト目の値を 16 進で表したものです。 .HD UDP ネームサーバ応答 .LP ネームサーバ応答の形式は、以下の通りです。 .RS .nf .sp .5 \fIsrc > dst: id op rcode flags a/n/au type class data (len)\fP .sp .5 \f(CWhelios.domain > h2opolo.1538: 3 3/3/7 A 128.32.137.3 (273) helios.domain > h2opolo.1537: 2 NXDomain* 0/1/0 (97)\fP .sp .5 .fi .RE 最初の例は、\fIh2opolo\fP からの質問 ID 3 の要求に対し、\fIhelios\fP が 3 つのアンサーレコード、3 つのネームサーバレコード、そして 7 つの オーソリティレコードを持っているパケットで返答しているというものです。 最初のアンサーレコードは、タイプ A(アドレス)であり、そのデータは IP アドレス 128.32.137.3 です。UDP と IP のヘッダを除いた総サイズは 273 バイトです。 A レコードのクラス (C_IN) と同様に, op (Query) および応答コード (NoError) は、省略されます。 .LP 2 つめの例は、\fIhelios\fP が質問 ID 2 の要求に対し、存在しない ドメイン (NXDomain) という返答コードとともに、0 個のアンサーレコード、1 つ のネームサーバレコード、そして 0 個のオーソリティレコードを含んだ レスポンスを返しています。`*' は、\fIauthoritative answer\fP ビットが設定され ていることを示します。 アンサーレコードがないため、型、クラス、データは出力されません。 .LP 出力される可能性のある他のフラグキャラクタは、`\-' (再帰利用,RA,が 設定されていない)および `|' (メッセージ切捨て, TC, が設定されてい る)です。 `question' セクションに含まれるエントリがちょうど 1 つでない場合には、 `[\fIn\fPq]' が出力されます。 .LP ネームサーバ要求および応答は、大きくなる傾向にあり、デフォルトの \fIsnaplen\fP の値である 68 バイトの長さは、パケットを捕捉してその内容を 表示するには十分でないかも知れないことに注意して下さい。 もしネームサーバトラフィックの調査を真剣に 行なおうとするならば、\fB\-s\fP オプションを用いて、\fIsnaplen\fP を増やし て下さい。自分の経験上、`\fB\-s 128\fP' で十分使い物になります。 .HD NFS 要求と応答 .LP Sun NFS (Network File System) 要求および応答は、以下のように 表示されます。 .RS .nf .sp .5 \fIsrc.xid > dst.nfs: len op args\fP \fIsrc.nfs > dst.xid: reply stat len op results\fP .sp .5 \f(CW sushi.6709 > wrl.nfs: 112 readlink fh 21,24/10.73165 wrl.nfs > sushi.6709: reply ok 40 readlink "../var" sushi.201b > wrl.nfs: 144 lookup fh 9,74/4096.6878 "xcolors" wrl.nfs > sushi.201b: reply ok 128 lookup fh 9,74/4134.3150 \fP .sp .5 .fi .RE 最初の行では、ホスト \fIsushi\fP が ID\fI6709\fP のトランザクションを \fIwrl\fP に送信します(送信元ホストに続く数字はトランザクション ID であり、送信元ポート番号で\fIない\fPことに注意して下さい)。要求 サイズは、UDP および IP ヘッダのサイズを除いて 112 バイトです。操作は、 ファイルハンドル (\fIfh\fP) 21,24/10.731657119 に対する \fIreadlink\fP (シンボリックリンク読み込み)です。 (この例のように運が良ければ、ファイルハンドルはデバイスのメジャー、 マイナー番号のペアと、それに続く i ノード番号と世代番号と解釈することがで きます。) \fIwrl\fP はリンクの内容とともに `ok' と返答しています。 .LP 3 行めでは、\fIsushi\fP は \fIwrl\fP に対し、ファイルハンドル 9,74/4096.6878 のディレクトリ中の `xcolors' ファイルの検索を要求していま す。出力されたデータは、操作の型に依存することに注意して下さい。本形式 は、NFS のプロトコル仕様とともに読めば、それ自身を見れば分かるよう に意図して作成されています。 .LP \-v (verbose, 冗長) フラグがある場合、追加情報が出力されます。 例えば .RS .nf .sp .5 \f(CW sushi.1372a > wrl.nfs: 148 read fh 21,11/12.195 8192 bytes @ 24576 wrl.nfs > sushi.1372a: reply ok 1472 read REG 100664 ids 417/0 sz 29388 \fP .sp .5 .fi .RE (\-v は IP ヘッダの TTL, ID, そしてフラグメンテーションフィールドも出力し ますが、この例では省略しています。)最初の行では、\fIsushi\fP は \fIwrl\fP に対してファイル 21,11/12.195 のオフセット 24576 バイト目か ら 8192 バイトを読むように要求しています。\fIwrl\fP は `ok' と返答してい ます。2 行めに示したパケットは応答の最初のフラグメントなので、1472 バイトしかありません(その他のデータは継続するフラグメント中に続きます が、これらのフラグメントは NFS ヘッダも UDP ヘッダさえも持たないので、使わ れるフィルタリングの表現によっては出力されないでしょう)。\-v フラグがあ るのでいくつかのファイル属性(ファイルデータに追加されて返されてくる)が 出力されます。それらはファイルの型(普通のファイルなら``REG'')、(8 進数 表現の)ファイルモード、uid と gid、そしてファイルの大きさです。 .LP \-v フラグが 2 回以上指定されると、さらに詳しい情報が出力されます。 .LP NFS 要求は非常に大きなデータになるため、\fIsnaplen\fP を大きくし ないと詳しい出力は得られません。NFS トラフィックを監視するには、 `\fB\-s 192\fP' と指定してみて下さい。 .LP NFS 応答パケットは RPC 操作であることを明示的には示しません。その代わ り、\fItcpdump\fP は``最近の''要求を追跡して、トランザクション ID を用い て応答と照合します。応答が対応する要求のすぐ後に続かないと、解 析することはできません。 .HD KIP Appletalk (DDP in UDP) .LP UDP データグラムでカプセル化された Appletalk DDP パケットは、カプセル化 を解かれ、DDP パケットとしてダンプされます(全ての UDP ヘッダ情報は破棄 されます)。 ファイル .I /etc/atalk.names が、Appletalk ネットワークおよびノード番号を名前に変換するのに用い られます。 本ファイルの内容は、以下のように記述されます。 .RS .nf .sp .5 \fInumber name\fP \f(CW1.254 ether 16.1 icsd-net 1.254.110 ace\fP .sp .5 .fi .RE 最初の 2 行は、Appletalk ネットワーク名を決めています。3 行めは、 特定のホストの名前を決めています(ホストは、3 オクテット目の有無で ネットワークと区別されます。ネットワーク番号は、2 オクテットの数字 から、ホスト番号は 3 オクテットの数字から構成される必要があります。) 数字と名前は、空白文字もしくはタブ文字で区切られます。この .I /etc/atalk.names ファイルは、空行もしくは、`#' 文字で始まるコメント行を含んでもかま いません。 .LP Appletalk アドレスは、以下のように表示されます。 .RS .nf .sp .5 \fInet.host.port\fP \f(CW144.1.209.2 > icsd-net.112.220 office.2 > icsd-net.112.220 jssmag.149.235 > icsd-net.2\fP .sp .5 .fi .RE (もし、この .I /etc/atalk.names がないか、このファイルの中にホスト番号及びネットワーク番号のエントリが 存在しない場合には、アドレスは数字で表示されます。) 最初の例は、ネットワーク 144.1 の中のノード 209 の NBP(DDP port 2) が、ネットワーク icsd のノード 112 のホストの ポート 220 を開いている何者かにデータを送信しています。 次の行は、1 行めとほぼ同じ例ですが、送信元のノード名が既知である (`office') ところが異なります。 3 行目の例は、ネットワーク jssmag のノード 149 のポート 235 から、icsd-net の NBP ポートにブロードキャストでデータ送信をしています (ブロードキャストアドレス(255)は、ホスト番号なしでネットワーク番号のみ が表示されているところでわかります。このことから、/etc/atalk.names では ノード名とネットワーク名を区別する方がよいことが分かります)。 .LP NBP (name binding protocol) および ATP (Appletalk transaction protocol) パケットでは、その内容は解釈されます。 他のプロトコルは、プロトコル名(もしくは、プロトコルが登録されていない場 合には、プロトコル番号)およびパケットサイズをダンプします。 \fBNBP パケット\fP は、以下のような形式で表示されます。 .RS .nf .sp .5 \s-2\f(CWicsd-net.112.220 > jssmag.2: nbp-lkup 190: "=:LaserWriter@*" jssmag.209.2 > icsd-net.112.220: nbp-reply 190: "RM1140:LaserWriter@*" 250 techpit.2 > icsd-net.112.220: nbp-reply 190: "techpit:LaserWriter@*" 186\fP\s+2 .sp .5 .fi .RE 最初の行は、レーザライタの名前検索要求であり、ネットワーク icsd のホスト 112 から送られ、ネットワーク jssmag へとブロードキャストされています。 検索のための nbp の ID は 190 です。 次の行は jssmag.209 からの、この要求の応答(同じ ID を持つことに注意して下さ い)で、 ポート 250 に登録された RM1140 という名前のレーザライタがあると答 えています。 3 行めは、同じ要求に対する他のホストからの応答で、 ホスト techpit が、ポート 186 に登録されたレーザライタ "techpit" を持ってい ると答えています。 \fBATP パケット\fP の形式は、以下のように表示されます。 .RS .nf .sp .5 \s-2\f(CWjssmag.209.165 > helios.132: atp-req 12266<0-7> 0xae030001 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp 12266:0 (512) 0xae040000 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp 12266:1 (512) 0xae040000 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp 12266:2 (512) 0xae040000 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp 12266:3 (512) 0xae040000 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp 12266:4 (512) 0xae040000 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp 12266:5 (512) 0xae040000 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp 12266:6 (512) 0xae040000 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp*12266:7 (512) 0xae040000 jssmag.209.165 > helios.132: atp-req 12266<3,5> 0xae030001 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp 12266:3 (512) 0xae040000 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp 12266:5 (512) 0xae040000 jssmag.209.165 > helios.132: atp-rel 12266<0-7> 0xae030001 jssmag.209.133 > helios.132: atp-req* 12267<0-7> 0xae030002\fP\s+2 .sp .5 .fi .RE jssmag.209 は、ホスト helios に対し最大8個 ('<0-7>') までのパケットを 要求することで、トランザクション ID 12266 を開始します。行の最後の 16 進数は、 要求の中の`ユーザデータ'のフィールドの値です。 .LP helios は、8 つの 512 バイトのパケットで応答しています。トランザクション ID の後につづく`:数'は、パケットシーケンス番号を、括弧中の数値は ATP ヘッダ を除いたパケット中のデータ量を示してます。パケットシーケンス 7 のところ の `*' は、EOM ビットが設定されていることを示してます。 .LP jssmag.209 は、パケットシーケンス番号 3 と 5 のパケットの再送要求をしてます。 helios はそれらを再送し、その後 jssmag.209 はトランザクションを解放します。 最後の行で、jssmag.209 は次の要求を開始します。この要求の表示 で付加されている `*' は、XO(`exactly once') が設定されていないことを示します。 .HD IP フラグメンテーション .LP フラグメントのあるインターネットデータグラムは、以下のように表示されます。 .RS .nf .sp .5 \fB(frag \fIid\fB:\fIsize\fB@\fIoffset\fB+)\fR \fB(frag \fIid\fB:\fIsize\fB@\fIoffset\fB)\fR .sp .5 .fi .RE (最初の形式では、まだフラグメントがあることを示し、2 番めの形式は、 これが最後のフラグメントであることを示してます。) .LP \fIId\fP は、フラグメント ID です。\fIsize\fP は、フラグメントサイズを バイト単位であらわしたものです。ただし IP ヘッダサイズは含みません。 \fIoffset\fP は、元のデータグラムでの本フラグメントのオフセットをバイト 単位であらわしたものです。 .LP フラグメント情報は、各フラグメントごとに表示されます。最初の フラグメントには、上位レベルのプロトコルヘッダが含まれるので、フラグ情 報がプロトコル情報の後に表示されます。2 つ目以降のフラグメントについて は、上位レベルのプロトコルヘッダを含まないので、フラグ情報は送信元およ び宛先アドレスの後ろに表示されます。 例えば、これは arizona.edu から lbl-rtsg.arpa への CSNET 接続での ftp の様子の一部分ですが、どうやら 576 バイト以上ののデータグラムを扱えないよ うです。 .RS .nf .sp .5 \s-2\f(CWarizona.ftp-data > rtsg.1170: . 1024:1332(308) ack 1 win 4096 (frag 595a:328@0+) arizona > rtsg: (frag 595a:204@328) rtsg.1170 > arizona.ftp-data: . ack 1536 win 2560\fP\s+2 .sp .5 .fi .RE 注意すべきことがいくつかあります。まず最初に、2 行目は ポート番号を含みません。これは、TCP プロトコル情報は、最初のフラグメント に全て入っており、後のフラグメントを出力する時にはポート番号やシーケンス 番号を知る術がないからです。 次に、最初の行の TCP シーケンス情報は、パケットが 308 バイトのユーザデータ を持ってるかのように表示されますが、実際には 512 バイトのユーザデータを 持ってます(308 バイトが最初のフラグ分で、204 バイトが 2 番目のフラグ分で す)。シーケンススペースの穴をさがしたり、パケットの ack の対応が正しい かをこのデータで見ようとしてはいけません。 .LP フラグメント不可フラグが設定されたパケットは、最後の部分に \fB(DF)\fP と 印が付けられます。 .HD タイムスタンプ .LP デフォルトでは、すべての出力行は最初にタイムスタンプが出力されます。 タイムスタンプは、以下の形式で、現在のクロックタイムを表示します .RS .nf \fIhh:mm:ss.frac\fP .fi .RE そして、クロックの精度は、カーネルクロックの精度に依存します。 タイムスタンプは、カーネルが最初にパケットを見つけた時間を反映します。 イーサネットインタフェースがケーブルからパケットを取り出してカーネルが `新規パケット'割り込みを受け付けるまでのタイムラグなどは補正されません .SH 関連項目 traffic(1C), nit(4P), bpf(4), pcap(3) .SH 作者 Van Jacobson (van@ee.lbl.gov), Craig Leres (leres@ee.lbl.gov) and Steven McCanne (mccanne@ee.lbl.gov), all of the Lawrence Berkeley Laboratory, University of California, Berkeley, CA. .SH バグ バグレポートは、tcpdump@ee.lbl.gov または libpcap@ee.lbl.gov へ送って下さい。 .LP NIT では、外に出ていくトラフィックを観察できません。BPF ならできます。 tcpdump を用いる場合には、後者を用いることを推奨します。 .LP Ultrix 上で \fItcpdump\fP を使う場合には、Ultrix のバージョンは 4.0 以降のもの を用いて下さい。この場合には、\fIpacketfilter\fP 仮想デバイスドライバ を追加して、カーネルの再構成を行なう必要があります。 ( .IR packetfilter (4) 参照)。 外に出るトラフィックもしくは入ってくるトラフィックのどちらかを監視する には、Ultrix のバージョン 4.2 以降が必要で、 .IR pfconfig (8) コマンドを用いて ``copyall'' モードにしなければなりません。 .LP SunOS 4.1 では、パケットキャプチャコード(もしくは Streams NIT)は効率良く ありません。トラフィックの多いネットワークを監視する場 合には、そんなには多くのことを行なわないで下さい。 .LP SunOS 3.2 以前のものは、NIT が非常に不安定(buggy)です。古いシステムで tcpdump を動作させた場合、システムがクラッシュする可能性があります。 .LP IP フラグメントを再構成するか、もしくは少なくとも上位プロトコルの正し いデータサイズを計算するように設計しなおす必要があります。 .LP ネームサーバについての逆引きについては、正しくダンプされません。 実際の要求ではなく、(empty)クエスチョンセクションが、 アンサーセクションに出力されます。 逆引きについてはそれ自体がバグであると信じ、tcpdump ではなく逆引きを要求する プログラムを修正するべきと考える人達もいます。 .LP Apple Ethertalk DDP パケットは、KIP DDP パケットと同様に簡単にダンプ出来 るようにしたいのですが、実際はそうではありません。 もし我々が、Ethertalk の利用を奨めるために何かやろうという気になったとし ても(そうではないのですが)、LBL(Lawrence Berkeley Laboratory) のどの ネットワーク上にも Ethertalk を通すことは許されていませんから、そのコード の試験は出来ません。 .LP 夏時間との変更の時にパケットトレースを行うと、タイムスタンプは変更後の 時刻とはずれてしまいます(時間変化は無視されます)。 .LP FDDI ヘッダを操作するようなフィルタの表現においては、全ての FDDI パケットはカプセル化された Ethernet パケットであると仮定します。 これは、IP, ARP, DECNET フェーズ 4 については正しいですが、ISO の CLNS 等の プロトコルについては正しくありません。したがって、フィルタ表現に正しく マッチしないようなパケットを偶然に受け入れてしまうことがあります。 diff --git a/ja/man/man1/tput.1 b/ja/man/man1/tput.1 index 7881f83c54..22dfe3daf1 100644 --- a/ja/man/man1/tput.1 +++ b/ja/man/man1/tput.1 @@ -1,130 +1,130 @@ .\" Copyright (c) 1989, 1990, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)tput.1 8.2 (Berkeley) 3/19/94 .\" %Id: tput.1,v 1.1.1.1.8.3 1998/03/08 14:04:57 jkh Exp % .\" jpman %Id: tput.1,v 1.3 1997/08/11 14:35:00 horikawa Stab % .\" .Dd March 19, 1994 .Dt TPUT 1 .Os BSD 4.4 .Sh 名称 .Nm tput -.Nd 端末属性を利用するためのインターフェース +.Nd 端末属性を利用するためのインタフェース .Sh 書式 .Nm tput .Op Fl T Ar term .Ar attribute .Sh 解説 .Nm コマンドは、端末の属性情報を取り出して、ユーザやシェルアプリケーションから 利用できるようにします。 オプションは、次の通りです。 .Bl -tag -width Ds .It Fl T .Xr termcap データベースの中の端末名 ( .Dq vt100 や .Dq xterm ) を指定します。 端末名が指定されない場合には、環境変数 .Dq Ev TERM の内容を参照します。 .El .Pp .Ar attribute で指定する端末属性が文字列型の場合、 .Nm コマンドはその文字列を出力します。 端末属性が整数型の場合、その数値を出力します。 どちらでもなければ .Nm は余分な動作をせずに、 端末が属性を持っているなら 0 、そうでないなら 1 を 終了コードにして終了します。 .Pp .Ar attribute が文字列型で引数を取る場合 (例えばカーソル移動 : termcap の .Dq cm シーケンス) には、引数は属性名 (attribute) のすぐ後ろから取られます。 .Pp 次の属性は、特別な意味を持っています。 .Bl -tag -width Ar .It clear 画面をクリアします ( .Xr termcap の .Dq cl シーケンス) .It init 端末を初期化します ( .Xr termcap の .Dq is シーケンス) .It longname ユーザの端末タイプの詳細名称を表示します。 .It reset 端末をリセットする ( .Xr termcap の .Dq rs シーケンス) .Sh 診断 .Nm の終了コードは、最後に指定された属性 (attribute) によります。 属性が文字列型か整数型なら、 端末に属性が定義されていたら 0 、定義されていなければ 1 で終了します。 属性が論理型なら、 端末がこの属性を持っていたら 0 、持っていなければ 1 で終了します。 何かエラーが起きた場合、 .Nm コマンドは 2 で終了します。 .Sh 関連項目 .Xr termcap 3 , .Xr termcap 5 .Sh バグ .Nm は属性毎の正しい型を知っているわけではありません。 .Pp termcap エントリによっては .Sq % のみからなる .Sq % を持つことに依存しているものがあります。 現在、有効なタイプ宣言を持たないものに関しては警告を発っします。 これらの警告は標準エラー出力へと送られます。 .Sh 歴史 .Nm コマンドは、 .Bx 4.4 から登場しました。 diff --git a/ja/man/man1/vi.1 b/ja/man/man1/vi.1 index de76bbc796..91bd55bb8c 100644 --- a/ja/man/man1/vi.1 +++ b/ja/man/man1/vi.1 @@ -1,1585 +1,1585 @@ .\" Copyright (c) 1994 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" Copyright (c) 1994, 1995, 1996 .\" Keith Bostic. All rights reserved. .\" .\" This document may not be republished without written permission from .\" Keith Bostic. .\" .\" See the LICENSE file for redistribution information. .\" .\" @(#)vi.1 8.51 (Berkeley) 10/10/96 .\" jpman %Id: vi.1,v 1.3 1997/05/19 16:53:25 horikawa Stab % .\" .TH VI 1 "October 10, 1996" .UC .SH 名称 ex, vi, view \- テキストエディタ .SH 書式 .B ex [\c .B -eFGRrSsv\c ] [\c .BI -c " cmd"\c ] [\c .BI -t " tag"\c ] [\c .BI -w " size"\c ] [file ...] .br .B vi [\c .B -eFGlRrSv\c ] [\c .BI -c " cmd"\c ] [\c .BI -t " tag"\c ] [\c .BI -w " size"\c ] [file ...] .br .B view [\c .B -eFGRrSv\c ] [\c .BI -c " cmd"\c ] [\c .BI -t " tag"\c ] [\c .BI -w " size"\c ] [file ...] .SH ライセンス vi プログラムは自由に再配布できます。ライセンスファイルに挙げた条件の 基で、コピー、改変、他者との共有は自由にして下さい。どこかの会社(個人 ではありません!)で vi が購入を希望するほど十分有用であると認めた場合、 または会社で再配布を希望する場合、作者へ寄付をいただければ幸いです。 .SH 解説 .I \&vi はスクリーン指向のテキストエディタです。 .I \&ex は行指向のエディタです。 .I \&ex と .I \&vi は同じプログラムで別のインタフェースを提供し、 エディット中に切替えることが可能です。 .I view は .IR \&vi . に .B \-R (リードオンリー) オプション をつけて実行した場合と同じです。 .PP このマニュアルは .I ex/vi テキストエディタから派生した .I nex/nvi 用として提供されています。 .I nex/nvi は Fourth Berkeley Software Distibution (4BSD) オリジナルの .I \&ex と .I \&vi のバグ一つ一つの互換性も含めて置き換えたつもりです。 このマニュアルでは、以後、伝統的な .IR ex/vi の実装と区別する必要がある時だけ、 .I nex/nvi という表現を使います。 .PP このマニュアルページは、 .IR ex/vi を既に良く知っているユーザのためのものです。それ以外の人は、このマニュアルを 読む前に良いチュートリアルをしっかりと読んでおくべきです。あなたが不慣れな 環境のもとで、否応無く、しかも直ちに仕事を片付けなければならないなら、 オプションの一覧の後にある、 ``ファースト スタートアップ'' という タイトルのセクションを読んで下さい。 あなたがその仕事をこなすには、おそらくこれで十分でしょう。 .PP 以下のオプションが利用できます: .TP .B \-c エディットセッションがスタートした後ですぐに .B cmd を実行します。特にファイル中の最初の位置を決定するのに非常に役立ちますが、 .B cmd はポジジョニングコマンドに限定されません。これは、伝統的な ``+cmd'' -構文に代わる、POSIX 1003.2 で規定されたインターフェイスです。 +構文に代わる、POSIX 1003.2 で規定されたインタフェースです。 .I nex/nvi は新旧どちらの構文もサポートしています。 .TP .B \-e コマンド名が .IR \&ex であるかのように、ex モードで編集を開始します。 .TP .B \-F 編集を開始する時にファイル全体のコピーを作成しません (デフォルトでは、あなたの編集作業中に他の誰かがファイルを変更 する場合に備えてコピーを作成します)。 .TP .B \-l lisp オプションと showmatch オプションをセットして編集を始めます。 .TP .B \-G gtagsmode オプションがセットされている時と同じように、 gtags モードで編集を開始します。 .TP .B \-R コマンド名が .IR view , であるかのように、もしくは .B readonly オプション付きで起動されたかのように、 リードオンリーモードで編集を開始します。 .TP .B \-r 指定したファイルの復旧を行ないます。もしファイルが指定されなかった場合は、 復旧可能なファイルの一覧を表示します。もし、復旧可能なファイルの中に 指定した名前のものがなかった場合は、 .B \-r オプションが指定されなかったかのように、そのファイルの編集を行ないます。 .TP .B \-S 外部プログラムへのすべてのアクセスを許さない .B secure エディットオプションをセットして起動します。 .TP .B \-s バッチモードに入ります。バッチモードは .I \&ex エディットセッションの時しか使えません。バッチモードは .I \&ex スクリプトを実行する時に便利です。このモードでは、プロンプトや、 情報を伝えるメッセージや、その他のユーザ向けのメッセージは出力されず、 スタートアップファイルや環境変数は読み込まれません。これは、伝統的な -``\-'' 引数に代わる、POSIX 1003.2 で規定されたインターフェイスです。 +``\-'' 引数に代わる、POSIX 1003.2 で規定されたインタフェースです。 .I \&nex/nvi は新旧どちらの構文もサポートしています。 .TP .B \-t 指定したタグの位置でエディットを開始します。 ( .IR ctags (1) 参照) .TP .B \-w 起動時のウィンドウの大きさを指定した行数にします。 .TP .B \-v コマンド名が .I \&vi か .IR view であるかのように、 vi モードでエディットを開始します。 .PP .I ex/vi へのコマンド入力は、標準入力から行なわれます。 .I \&vi -のインターフェースは、標準入力が端末でない場合にはエラーになります。 +のインタフェースは、標準入力が端末でない場合にはエラーになります。 .I \&ex -のインターフェースでは、 +のインタフェースでは、 .I \&ex は、標準入力が端末でなくても、 ちょうど .B \-s オプションが指定されている場合のようにセッションがバッチモード であっても、とにかく読み込みます。 .PP .I ex/vi は成功時に 0 を、エラーが起こった時には 0 より大きな値を返します。 .SH ファーストスタートアップ このセクションは、 .IR \&vi を使って簡単な編集作業を行なうのに必要な最低限のことを教えてくれるでしょう。 あなたが以前に一度もスクリーンエディタを使ったことがないなら、この簡単な紹介 の章でさえも問題になるかも知れません。この場合は、すでに .I \&vi を知っている人を探して、その人と一緒にこのセクションを読むべきです。 .PP .I \&vi はスクリーンエディタです。つまり、 .I \&vi は常に画面全体を使い、ファイルの一部分を画面上の (最終行以外の) それぞれの行に表示します。 画面の最終行は、あなたが .IR \&vi にコマンドを与えたり、 .I \&vi があなたに情報を与えたりするのに使われます。 .PP もうひとつ知っておくべきこととして、 .I \&vi はモードを持ったエディタであることがあります。 つまり、テキストを入力したり、コマンドを実行したりするには、 それぞれの作業を正しいモードで実行しなければなりません。 ファイル編集の最初はコマンドモードになっています。入力モードにする コマンドが幾つかあります。入力モードから抜けるキーはただ一つで、 それは キーです。 (キーの名前は、<,> ではさんで書くことにします。 例えば、 は ``エスケープ'' ``esc'' キーのことを示し、通常キーボードでは、 と表示してあります。) どのモードにいるのかが判らなくなったならば、 .I \&vi が、ビープ音を出すまで、 キーを押し続けて下さい。 (一般的に、 .I \&vi は、許されていないことを何か試みたり、行なったりするとビープ音を鳴らします。 エラーメッセージも表示します。) .PP ファイルの編集を始めるには、 ``vi file_name'' という具合に、コマンドを入れます。 編集を始めると、まず直ちに、 ``:set verbose showmode'' とコマンドを入れましょう。 そうすることによって、エディタは、 画面の最終行に詳細なエラーメッセージを出すようになりますし、 現在のモードも表示するようになります。 .PP ファイル内を移動するコマンド : .TP .B h カーソルを 1 文字左へ動かす。 .TP .B j カーソルを 1 行下へ動かす。 .TP .B k カーソルを 1 行上へ動かす。 .TP .B l カーソルを1文字右へ動かす。 .TP .B カーソルを矢印が示す方へ動かす。 .TP .B /text ファイル中の ``text'' を検索し、その最初の文字へカーソルを移動します。 .PP 新しく文書入力するコマンド : .TP .B a 入力した文書カーソルの .I 後ろへ 追加します。 .TP .B i 入力した文書カーソルの .I 前に 挿入します。 .TP .B o カーソルの下に新しい行を設けて、文書の入力を開始します。 .TP .B O カーソルの上に行を設けて、文書の入力を開始します。 .TP .B 一旦、 .BR \&a , .BR \&i , .BR \&O ないし .B \&o などのコマンドで入力モードに入ってからは、 文書の入力を終了しコマンドモードへ戻るためには、 .B コマンドを用います。 .PP 文書をコピーするコマンド : .TP .B yy カーソルのある行をコピーします。 .TP .B p カーソルのある行の下にコピーした行を追加します。 .PP 文書を削除するコマンド : .TP .B dd カーソルのある行を削除します。 .TP .B x カーソルのある文字を削除します。 .PP ファイルに書き込むコマンド : .TP .B :w もともと .I \&vi のコマンドラインで指定したファイルに、ファイルの内容を書き戻します。 .TP .B ":w file_name" 指定された ``file_name'' に、ファイルの内容を書き出します。 .PP 編集を終了し、エディタを抜けるコマンド : .TP .B :q エディットを終了し、 vi から抜けます。 (ファイル内容が変更されていてまだ保存されていなければ、 .I \&vi は、終了指示を拒否します) .TP .B :q! 変更した内容を放棄し、終了します。 .PP 最後に注意していただきたいこととして、 通常の文字ではない文字は、画面上で複数カラムを占めることがあります。また、 長い行は、画面上の1行に収まらないこともあります。 上記のコマンドは、 ``物理的な'' 行や文字に対して作用します。 つまり、行関係のコマンドはその行が画面上で 何行になろうと行全体に影響を及ぼしますし、文字関係のコマンドはその文字が 画面上で何カラムを占めていても、その文字全体に影響を及ぼします。 .SH VI コマンド 以下の章では、 .I \&vi のコマンドモードで現れるコマンドについて説明します。 それぞれの記述では、見出し行にコマンドの使用書式を一覧表示します。 .PP .TP .B "[count] " .I count で指定した回数だけ、前方へ現在の単語を検索します。 .TP .B "[count] " .I count で指定した回数だけ、画面を後方へ戻します。 .TP .B "[count] " .I count で指定した行数だけ、画面を前方へスクロールします。 .TP .B "[count] " .I count で指定した行数だけ、画面を前方へスクロールします。 カーソルは現在行から離れますが、可能な場合は元のカラムに留まります。 .TP .B "[count] " .I count で指定した回数だけ、画面を前方へスクロールします。 .TP .B "" ファイル情報を表示します。 .TP .B "" .TP .B "[count] h" .I count で指定した文字数だけ、カーソルを現在行中で戻します。 .TP .B "[count] " .TP .B "[count] " .TP .B "[count] j" .I count で指定した行数だけ、カラム位置を変えずにカーソルを 下へ移動します。 .TP .B "" .TP .B "" 画面を再表示します。 .TP .B "[count] " .TP .B "[count] +" .I count で指定した行数だけ下の行の、 最初の空白以外の文字の位置へカーソルを 移動します。 .TP .B "[count] " .TP .B "[count] k" .I count で指定した行数だけ、 カラム位置を変えずにカーソルを上へ移動します。 .TP .B "" 最近のタグの状態へと戻ります。 .TP .B "" .I count で指定した行数だけ、画面を後方へスクロールします。 .TP .B "" 編集中の次の下位のスクリーンに切り替わります。 編集中の下位のスクリーンが他に無い場合には、最初のスクリーンへ切り替えます。 .TP .B "" .I count で指定した行数だけ、画面を後方にスクロールします。 できるかぎり現在の行、カラムにカーソルを残します。 .TP .B "" 現在の処理を中断 (suspend) します。 .TP .B "" .I \&ex コマンドを実行します。もしくは、実行中のコマンドを部分的にキャンセルします。 .TP .B "" タグ参照の内容をタグスタックへプッシュします。 gtagsmode では、行の最初のカラムにいる時は関数の参照位置を探し、 そうでない時は関数の定義位置を探します。 .TP .B "" 最後に編集したファイルへ切り替えます。 .TP .B "[count] " .TP .B "[count] l" .I count で指定した文字数だけ、カーソルを前方へ行を変えずに移動します。 .TP .B "[count] ! motion shell-argument(s)" シェルコマンドの結果を用いて文書を置き換えます。 .TP .B "[count] # #|+|-" カーソルが指す場所の数を増減します。 .TP .B "[count] $" カーソルを現在の行の末尾に移動します。 .TP .B "%" 対となる文字へカーソルを移動します。 .TP .B "&" 現在行で、前回実行した置換コマンドを再び実行します。 .TP .B "'" .TP .B "`" マークした文字 の場所へ戻ります。 .IR . .TP .B "[count] (" .I count で指定された数だけ、前の文へ戻ります。 .TP .B "[count] )" .I count で指定された数だけ、後ろの文へ移動します。 .TP .B "[count] ," .I count で指定された回数だけ、逆方向へ文字を検索します。 .TP .B "[count] -" .I count で指定された回数だけ、 直前の行で最初に現れる空白でない文字への移動を行ないます。 .TP .B "[count] ." 直前の .I \&vi 編集コマンドを繰り返します。 .TP .B "/RE" .TP .B "/RE/ [offset]" .TP .B "?RE" .TP .B "?RE? [offset]" .TP .B "N" .TP .B "n" 前方/後方に向かって、正規表現による検索を行ないます。 .TP .B "0" 現在行の最初の文字に移動します。 .TP .B ":" ex コマンドを実行します。 .TP .B "[count] ;" 文字検索を .I count で指定された回数だけ繰り返します。 .TP .B "[count] < motion" .TP .B "[count] > motion" 現在行を、左/右にシフトします。 .TP .B "@ buffer" バッファに保存されたコマンドを実行します。 .TP .B "[count] A" 入力モードに入り、文書を行の最後に追加します。 .TP .B "[count] B" .I count で指定された回数だけ、大単語(bigword)の先頭文字への移動を繰り返します。 .TP .B "[buffer] [count] C" 現在位置から行末までを変更します。 .TP .B "[buffer] D" 現在位置から行末まで削除します。 .TP .B "[count] E" .I count で指定された回数だけ、大単語の末尾の文字への移動を繰り返します。 .TP .B "[count] F " .I count で指定された回数だけ、行の先頭から逆方向に文字 .IR を検索/移動を繰り返します。 .TP .B "[count] G" ファイルの最初から数えて .IR count 行目へ、もしくは .I count を指定しなかったときはファイルの末尾の行へ、カーソルを移動します。 .TP .B "[count] H" 画面の最初から数えて .I "count - 1" 行目に移動します。 .TP .B "[count] I" 入力モードに入り、行の先頭へ文書を挿入します。 .TP .B "[count] J" 現在行と次の行を結合します。 .TP .B "[count] L" 画面の下から数えて .I "count - 1" 行目に移動します。 .TP .B " M" 画面中央の行へ移動します。 .TP .B "[count] O" 入力モードに入ります。現在行の直前に新しい行を作り、文書を追加します。 .TP .B "[buffer] P" バッファに保存した文書を挿入します。 .TP .B "Q" .I \&vi (もしくは visual)モードを終了し、 .I \&ex モードへ切り替わります。 .TP .B "[count] R" 入力モードに入り、現在行の内容を置き換えます。 .TP .B "[buffer] [count] S" .I count で指定した行数だけ、行を置き換えます。 .TP .B "[count] T " .I count で指定した回数だけ、現在行で逆方向に検索し、指定された文字 .IR の .I 後ろ の文字に移動します。 .TP .B "U" 現在行を、カーソルが最後に入ってきた時の直前の状況に復元します。 .TP .B "[count] W" .I count で指定した回数だけ、大単語単位で移動します。 .TP .B "[buffer] [count] X" .I count で指定した回数だけ、カーソルの前の文字を削除します。 .TP .B "[buffer] [count] Y" 行のコピー、 (もしくは ``ヤンク'') を .I count で指定した行数だけ、指定したバッファに取り込みます。 .TP .B "ZZ" ファイルに書き込み、 .IR \&vi を終了します。 .TP .B "[count] [[" .I count で指定した回数だけ、後方のセクションの先頭へ移動します。 .TP .B "[count] ]]" .I count で指定した回数だけ、前方のセクションの末尾へ移動します。 .TP .B "\&^" 現在行の空白でない最初の文字へ移動します。 .TP .B "[count] _" .I "count - 1" で指定した行数だけ、下の行の最初の空白でない文字へ移動します。 .TP .B "[count] a" 入力モードに入り、カーソルの後ろに文書を追加します。 .TP .B "[count] b" .I count で指定した回数だけ、後方へ単語単位で移動します。 .TP .B "[buffer] [count] c motion" 範囲指定した文書を変更します。 .TP .B "[buffer] [count] d motion" 範囲指定した文書を削除します。 .TP .B "[count] e" .I count で指定した数だけ前方の単語の終りに移動します。 .TP .B "[count] f" 現在行の中で、行末まで .I count で指定した回数だけ、 .IR を検索します。 .TP .B "[count] i" 入力モードに入り、カーソルの前に文書を挿入します。 .TP .B "m " 現在の状態 (行とカラム) を .IR へ、保存します。 .TP .B "[count] o" 入力モードに入ります。現在行の下に新しい行を作り、文章を追加します。 .TP .B "[buffer] p" バッファから文章を取り出し、追加します。 .TP .B "[count] r " .I count で指定した文字数だけ、文字を置換します。 .TP .B "[buffer] [count] s" 現在行の中で、カーソルのある文字から .I count で指定する回数だけ、文字を入れ換えます。 .TP .B "[count] t " 現在行の中で、前方へ .I count で指定する回数だけ、 .IR を検索し、その文字の .I 直前 へ移動します。 .TP .B "u" ファイルに最後に行なった変更を取り消します。 .TP .B "[count] w" .I count で指定した回数だけ、前方へ単語単位で移動します。 .TP .B "[buffer] [count] x" .I count で指定した回数だけ、文字を削除します。 .TP .B "[buffer] [count] y motion" .I count と motion で指定された範囲をバッファへコピー(もしくは ``yank'')します。 .TP .B "[count1] z [count2] -|.|+|^|" 画面を再表示します。あわせてカーソル位置や画面のサイズを変更することも できます。 .TP .B "[count] {" .I count で指定した回数だけ、後方へ段落単位で移動します。 .TP .B "[count] |" 現在行の中で .I count で指定した .I column 位置に移動します。 .TP .B "[count] }" .I count で指定した回数だけ、前方へ段落単位で移動します。 .TP .B "[count] ~" .I count で指定した回数だけ、文字(列)の大文字、小文字を入れ換えます。 .TP .B "[count] ~ motion" .I count と .IR motion で指定された範囲の文字列の大文字小文字を入れ換えます。 .TP .B "" 現在の作業を中断します。 .SH VI の文書入力コマンド 以下のセクションでは、 .I \&vi エディタの文書入力に用するコマンドに関して記します。 .PP .TP .B "" 直前の入力を繰り返します。 .TP .B "" 直前の .B shiftwidth のカラム境界まで消去します。 .TP .B "^" オートインデント文字を全部消し、インデント状態を解除します。 .TP .B "0" オートインデント文字を全部消します。 .TP .B "" カーソルが .B shiftwidth オプションの偶数倍のカラム数の直後に来るまで、適当な数の .I と .I 文字を挿入します。 .TP .B " .TP .B "" 最後に入力した文字を消します。 .TP .B "" 次の文字を引用します。 .TP .B " 文書を全部ファイルに格納し、コマンドモードへ戻ります。 .TP .B "" 現在行を消します。 .TP .B "" .TP .B "" 最後に入力した単語を消します。 単語の定義は、 .B altwerase と .B ttywerase のオプションに依存します。 .TP .B "[0-9A-Fa-f]+" 指定した 16 進の値を持つ文字を挿入します。 .TP .B "" 文書入力モードを中断し、コマンドモードへと戻ります。 .SH EX コマンド 以下のセクションでは、 .I \&ex エディタで用いられるコマンドに関して記します。 以下のエントリのうち、見出し行にはコマンドの使用書式を記載してあります。 .PP .TP .B "" 画面をスクロールします。 .TP .B "! argument(s)" .TP .B "[range]! argument(s)" シェルコマンドを実行するか、もしくはシェルコマンドを用いて 指定範囲の行にフィルタをかけます。 .TP .B \&" コメントです。 .TP .B "[range] nu[mber] [count] [flags]" .TP .B "[range] # [count] [flags]" 指定行を、その行番号を前に付けて表示します。 .TP .B "@ buffer" .TP .B "* buffer" バッファの中身を実行します。 .TP .B "[line] a[ppend][!]" 指定行の後に、入力文字を追加します。 .TP .B "[range] c[hange][!] [count]" .I range で指定した範囲を入力文字で置き換えます。 .TP .B "cs[cope] add | find | help | kill | reset" cscope コマンドを実行する。 .TP .B "[range] d[elete] [buffer] [count] [flags]" ファイルから行を削除します。 .TP .B "di[splay] b[uffers] | c[onnections] | s[creens] | t[ags]" バッファ、cscope接続、画面、タグを表示します。 .TP .B "[Ee][dit][!] [+cmd] [file]" .TP .B "[Ee]x[!] [+cmd] [file]" 別のファイルを編集します。 .TP .B "exu[sage] [command]" 指定した .I \&ex コマンドの使い方を表示します。 .TP .B "f[ile] [file]" ファイル名を表示し、指定があればファイル名を変更します。 .TP .B "[Ff]g [name]" .I \&vi モードのみ。 指定した画面をフォアグランドに表示します。 .TP .B "[range] g[lobal] /pattern/ [commands]" .TP .B "[range] v /pattern/ [commands]" パターンに合致した(しない)行にコマンドを適用します。 .TP .B "he[lp]" ヘルプメッセージを表示します。 .TP .B "[line] i[nsert][!]" 入力文書を指定した行の前に挿入されます。 .TP .B "[range] j[oin][!] [count] [flags]" 行を結合します。 .TP .B "[range] l[ist] [count] [flags]" 行を曖昧さがないように表示します。 .TP .B "map[!] [lhs rhs]" マップを定義もしくは表示します。( .I \&vi のみ) .TP .B "[line] ma[rk] " .TP .B "[line] k " 行を .IR としてマークします。 .TP .B "[range] m[ove] line" 指定した行を目標行の後ろに移動します。 .TP .B "mk[exrc][!] file" 略語、エディタのオプション、マップを指定したファイルに書き込みます。 .TP .B "[Nn][ext][!] [file ...]" 引数リストで指定した次のファイルの編集に移行します。 .TP .B "[line] o[pen] /pattern/ [flags]" オープンモードに入ります。 .TP .B "pre[serve]" 後で .I \&ex .B \-r オプションを用いてファイルを復元できる形式にして保存します。 .TP .B "[Pp]rev[ious][!]" 引数リストで指定した一つ前のファイルを編集します。 .TP .B "[range] p[rint] [count] [flags]" 指定した行を表示します。 .TP .B "[line] pu[t] [buffer]" バッファの内容を現在行に追加します。 .TP .B "q[uit][!]" 編集を終了します。 .TP .B "[line] r[ead][!] [file]" ファイルを読み込みます。 .TP .B "rec[over] file" 事前に保存されている場合に、 .I file を復元します。 .TP .B "res[ize] [+|-]size" .I \&vi モードのみ。 現在の画面を大きくするか、もしくは小さくします。 .TP .B "rew[ind][!]" 引数リストを巻き戻し、最初の引数のファイルの編集に移行します。 .TP .B "rta[g][!] tagstring" 指定したタグを参照しているファイルを編集します。(gtagsmode でのみ有効) .TP .B "se[t] [option[=[value]] ...] [nooption ...] [option? ...] [all]" エディタのオプションを表示、もしくは設定します。 .TP .B "sh[ell]" シェルプログラムを実行します。 .TP .B "so[urce] file" ファイルから .I \&ex コマンドを読み込み、実行します。 .TP .B "[range] s[ubstitute] [/pattern/replace/] [options] [count] [flags]" .TP .B "[range] & [options] [count] [flags]" .TP .B "[range] ~ [options] [count] [flags]" 置換を行ないます。 .TP .B "su[spend][!]" .TP .B "st[op][!]" .TP .B 編集を一時中断します。 .TP .B "[Tt]a[g][!] tagstring" 指定のタグを含むファイルを編集します。 .TP .B "tagn[ext][!]" 現在のタグの次のタグを含むファイルを編集します。 .TP .B "tagp[op][!] [file | number]" スタックから指定したタグを取り出します。 .TP .B "tagp[rev][!]" 現在のタグの前のタグを含むファイルを編集します。 .TP .B "unm[ap][!] lhs" 指定した文字列のマップ定義を解除します。 .TP .B "ve[rsion]" .I \&ex/vi のバージョンを表示します。 .TP .B "[line] vi[sual] [type] [count] [flags]" .I \&ex モードのみ。 .IR \&vi モードに入ります。 .TP .B "[Vi]i[sual][!] [+cmd] [file]" .I \&vi モードのみ。 新しいファイルを編集します。 .TP .B "viu[sage] [command]" .I \&vi コマンドの使い方を表示します。 .TP .B "[range] w[rite][!] [>>] [file]" .TP .B "[range] w[rite] [!] [file]" .TP .B "[range] wn[!] [>>] [file]" .TP .B "[range] wq[!] [>>] [file]" ファイルに書き出します。 .TP .B "[range] x[it][!] [file]" 修正されていれば、ファイルに書きだします。 .TP .B "[range] ya[nk] [buffer] [count]" 指定行をバッファにコピーします。 .TP .B "[line] z [type] [count] [flags]" ウィンドウのサイズを調節します。 .SH SET オプション set (または unset)することによりエディターの動作を変更することができる オプションが非常にたくさんあります。このセクションでは、 これらのオプションとその短縮形とデフォルト値を説明します。 .PP 以下の各項目では、最初にオプションをフルネームで、 その次に同じ意味を持つ短縮形が続きます。 角括弧の部分は、デフォルト値です。 ほとんどのオプションは on または off のような bool 値で、 関連する値は持ちません。 .PP これらのオプションは、特に断りがない場合は .I \&ex と .I \&vi の両方のモードに適用されます。 .PP .TP .B "altwerase [off]" .I \&vi のみ。 別の単語削除アルゴリズムを選択します。 .TP .B "autoindent, ai [off]" 改行時に自動的にインデントします。 .TP .B "autoprint, ap [off]" .I \&ex のみ。 自動的に現在の行を表示します。 .TP .B "autowrite, aw [off]" 別のファイルに切替える際に、ファイルが変更されているなら自動的にセーブします。 .\" I cannot get a double quote to print between the square brackets .\" to save my life. The ONLY way I've been able to get this to work .\" is with the .tr command. .tr Q" .ds ms backup [QQ] .TP .B "\*(ms" .tr QQ ファイルが上書きされる前にバックアップファイルを作成します。 .TP .B "beautify, bf [off]" コントロール・キャラクタを切り捨てます。 .TP .B "cdpath [環境変数 CDPATH 、またはカレントディレクトリ]" .B cd コマンドのパス接頭子として使われるディレクトリパスです。 .TP .B "cedit [no default]" コロンコマンドライン履歴を編集する文字をセットします。 .TP .B "columns, co [80]" 画面のカラム数をセットします。 .TP .B "comment [off]" .I \&vi のみ。 シェルスクリプト、C、C++言語ファイル先頭のコメントの読み込みをスキップします。 .TP .B "directory, dir [環境変数 TMPDIR 、または /tmp]" テンポラリファイルを作成するディレクトリです。 .TP .B "edcompatible, ed [off]" .B 置換 コマンドの接尾子の ``c'' と ``g'' の値を記憶するようにします。 通常は新しくコマンドを実行するたびに初期化します。 .TP .B "errorbells, eb [off]" .I \&ex のみ。 エラーメッセージをベルとともに知らせます。 .TP .B "exrc, ex [off]" ローカルディレクトリのスタートアップファイルを読み込みます。 .TP .B "extended [off]" 正規表現を .IR egrep (1)\-\c スタイルに拡張します。 .TP .B "filec [no default]" コロンコマンドライン上のファイルパス補間を行なう文字をセットします。 .TP .B "flash [on]" エラー時にビープを鳴らすのではなく、画面をフラッシュします。 .TP .B "gtagsmode, gt [off]" tags の代わりに GTAGS と GRTAGS を使います。 .TP .B "hardtabs, ht [8]" スペースをハードウェアタブ設定に合わせて設定します。 .TP .B "iclower [off]" 検索文字列に大文字が現れなければ、すべての正規表現を大文字小文字の 区別なく行なうようにします。 .TP .B "ignorecase, ic [off]" 正規表現検索で大文字小文字の違いを無視します。 .TP .B "keytime [6]" .I ex/vi は、後に続くキーを先のキーに続けて解釈しキーマッピングを行ないますが、 後に続くキー入力の待ち時間を1/10秒単位で指定します。 .TP .B "leftright [off]" .I \&vi のみ。 左右のスクロールを行ないます。 .TP .B "lines, li [24]" .I \&vi のみ。 画面の行数を設定します。 .TP .B "lisp [off]" .I \&vi のみ。 さまざまなサーチコマンドとオプションの動作を Lisp 言語編集用に 修正します。 .I "このオプションはまだ実装されていません。" .TP .B "list [off]" 行を曖昧でない形式で表示します。 .TP .B "lock [on]" どのファイルの編集、読み込み、書き込みに関しても、排他的ロックをする ように試みます。 .TP .B "magic [on]" ある種の文字を正規表現中で特殊扱いします。 .TP .B "matchtime [7]" .I \&vi のみ。 .B showmatch オプションが設定されている場合、 .I ex/vi は対になる括弧の上で一時停止しますが、その停止時間を1/10秒単位で指定します。 .TP .B "mesg [on]" 他のユーザーからのメッセージ着信を許可します。 .TP .B "modelines, modeline [off]" それぞれのファイルの最初と最後の数行を .I ex コマンドとして読み込みます。 .I "このオプションが実装されることは決してありません。" .\" I cannot get a double quote to print between the square brackets .\" to save my life. The ONLY way I've been able to get this to work .\" is with the .tr command. .tr Q" .ds ms noprint [QQ] .TP .B "\*(ms" .tr QQ 表示可能な文字として扱われない文字を指定します。 .TP .B "number, nu [off]" 各行先頭に行番号を付けて表示します。 .TP .B "octal [off]" 表示出来ない文字を 8 進数で表示します。デフォルトでは 16 進表示です。 .TP .B "open [on]" .I \&ex のみ。 このオプションが設定されていなければ、 .B open と .B visual コマンドは許されません。 .TP .B "optimize, opt [on]" .I \&vi のみ。 ダム端末へのテキスト出力速度を最適化します。 .I "このオプションはまだ実装されていません。" .TP .B "paragraphs, para [IPLPPPQPP LIpplpipbp]" .I \&vi のみ。 .B \&{ と .B \&} コマンドで使用する段落境界の定義を追加します。 .TP .B "path []" 編集するファイルを探すディレクトリの追加分を定義します。 Define additional directories to search for files being edited. .\" I cannot get a double quote to print between the square brackets .\" to save my life. The ONLY way I've been able to get this to work .\" is with the .tr command. .tr Q" .ds ms print [QQ] .TP .B "\*(ms" .tr QQ 常に表示可能な文字として扱われる文字を指定します。 .TP .B "prompt [on]" .I \&ex のみ。 コマンドプロンプトを表示します。 .TP .B "readonly, ro [off]" ファイルとそのセッションを読み込み専用とします。 .TP .B "recdir [/var/tmp/vi.recover]" 復元用のファイルを置くディレクトリです。 .TP .B "redraw, re [off]" .I \&vi のみ。 ダム端末上で、インテリジェント端末をシミュレートします。 .I "このオプションはまだ実装されていません。" .TP .B "remap [on]" 解決されるまで、キーマップを解釈します。 .TP .B "report [5]" 変更ないしヤンクについて、エディタが報告する行数を設定します。 .TP .B "ruler [off]" .I \&vi のみ。 最下行に行/カラムを示す罫を表示します。 .TP .B "scroll, scr [window / 2]" スクロールする行数を設定します。 .TP .B "searchincr [off]" .B \&/ と .B \&? コマンドをインクリメンタルにセットします。 .TP .B "sections, sect [NHSHH HUnhsh]" .I \&vi のみ。 .B \&[[ と .B \&]] コマンドで使用するセクション境界の定義を追加します。 .TP .B "secure [off]" 外部プログラムへのすべてのアクセスを止めます。 .TP .B "shell, sh [環境変数 SHELL 、または /bin/sh]" エディタ上から使われるシェルを選択します。 .\" I cannot get a double quote to print between the square brackets .\" to save my life. The ONLY way I've been able to get this to work .\" is with the .tr command. .tr Q" .ds ms shellmeta [~{[*?$`'Q\e] .TP .B "\*(ms" .tr QQ ファイル名の拡張が必要なとき、その決定をするメタキャラクタを セットします。 .TP .B "shiftwidth, sw [8]" オートインデント、シフトコマンドで用いる幅を設定します。 .TP .B "showmatch, sm [off]" .I \&vi のみ。 ``{'' と ``('' に対し ``}'' and ``)'' の括弧の対応を表示します。 .TP .B "showmode, smd [off]" .I \&vi のみ。 現在のエディタのモードと ``変更'' フラグを表示します。 .TP .B "sidescroll [16]" .I \&vi のみ。 左右スクロールで動く幅を設定します。 .TP .B "slowopen, slow [off]" 文書を入力中、画面更新を遅らせて表示します。 .I "このオプションはまだ実装されていません。" .TP .B "sourceany [off]" 現在のユーザの所有でないスタートアップファイルを読み込みます。 .I "このオプションが実装されることは決してありません。" .TP .B "tabstop, ts [8]" このオプションは、表示で使用されるタブの幅を設定します。 .TP .B "taglength, tl [0]" タグの名前を判別可能な最大文字数を設定します。 .TP .B "tags, tag [tags /var/db/libc.tags /sys/kern/tags]" タグファイルのリストを設定します。 .TP .B "term, ttytype, tty [環境変数 TERM]" 端末の型を設定します。 .TP .B "terse [off]" このオプションは伝統的にエディタの示すメッセージをより簡潔なものにする ために作られています。 この実装では何の影響も与えません。 .TP .B "tildeop [off]" .B \&~ コマンドが連係動作をするように修正します。 .TP .B "timeout, to [on]" キーをマップする際のタイムアウト。 .TP .B "ttywerase [off]" .I \&vi のみ。 別の削除アルゴリズムを選択します。 .TP .B "verbose [off]" .I \&vi のみ。 エラーが起こる度にエラーメッセージを表示します。 .TP .B "w300 [no default]" .I \&vi のみ。 転送レートが1200ボー以下の場合に設定するウィンドウサイズ。 .TP .B "w1200 [no default]" .I \&vi のみ。 転送レートが1200ボーの場合に設定するウィンドウサイズ。 .TP .B "w9600 [no default]" .I \&vi のみ。 転送レートが1200ボー以上の場合に設定するウィンドウサイズ。 .TP .B "warn [on]" .I \&ex のみ。 このオプションは、 ファイルが最後に書き込まれた後でファイルが修正されている場合、 .B \&! コマンドが実行される前に端末に警告メッセージ を出すようにします。 .TP .B "window, w, wi [環境変数 LINES]" 画面のウィンドウサイズを設定します。 .TP .B "windowname [off]" アイコン名、ウインドウ名を、たとえエディタ終了時に戻すことができなく なるとしても、現在作業中のファイル名に変えます。 .TP .B "wraplen, wl [0]" .I \&vi のみ。 左マージンから指定したカラム数で、行を自動的に折り返します。 もし、 .B wraplen と .B wrapmargin の両方の編集オプションがセットされると、 .B wrapmargin の値が使われます。 .TP .B "wrapmargin, wm [0]" .I \&vi のみ。 右マージンから指定したカラム数で、行を折り返します。 .B wraplen と .B wrapmargin 編集オプションの両方が指定されると、 .B wrapmargin の値が使われます。 .TP .B "wrapscan, ws [on]" 検索が、ファイルの最後に達したら最初へと戻ります。 .TP .B "writeany, wa [off]" ファイルの上書きチェックを切り替えます。 .SH 環境変数 .TP .I COLUMNS 画面のカラム数。 この値は、システムや端末固有のどの値をも上書きします。 .I ex/vi の起動時に環境変数 .I COLUMNS が設定されていない場合、または .B columns オプションによりユーザが明示的に値をリセットした場合は、 .I ex/vi は環境変数 .I COLUMNS にこの値を設定します。 .TP .I EXINIT .I \&ex のスタートアップコマンドのリスト。 .I NEXINIT が設定されていない場合に読み込まれます。 .TP .I HOME ユーザのホームディレクトリ。 起動時に ``$\fIHOME\fP/.nexrc'' と ``$\fIHOME\fP/.exrc'' を読み込むための初期ディレクトリパスとして使われます。 この値は、 .I \&vi の .B \&cd コマンドのデフォルトディレクトリとしても使われます。 .TP .I LINES 画面の行数。 この値は、システムや端末固有のどの値をも上書きします。 .I ex/vi 起動時に、環境変数 .I LINES が設定されていないか、 .B lines オプションによりユーザが明示的に値をリセットした場合は、 .I ex/vi は環境変数 .I LINES にこの値を設定します。 .TP .I NEXINIT .I \&ex のスタートアップコマンドのリスト。 .TP .I SHELL ユーザが選んだシェル 。 ( .B shell オプションを参照) .TP .I TERM ユーザの端末の型。デフォルトの型は ``unknown'' です。 .I ex/vi 起動時に環境変数 .I TERM の値が設定されていないか、または、 .B term オプションによりユーザが明示的に値をリセットした場合は、 .I ex/vi は環境変数 .I TERM にこの値を設定します。 .TP .I TMPDIR テンポラリファイルの作成される場所。 ( .B directory オプションを参照) .SH 非同期イベント .TP SIGALRM .I \&vi/ex は、ファイル編集時の定期的なバックアップを行なうためと、 処理に長い時間がかかりそうな時に画面に ``busy'' のメッセージを 表示するために、このシグナルを使います。 .TP SIGHUP .TP SIGTERM 最後にファイル全体を書き込んだ後、現在のバッファを変更した場合、 後に復旧できるように編集中のファイルを保存しようと試みます。 詳細は、 .I \&vi/ex リファレンスマニュアルの ``Recovery'' のセクションを参照して下さい。 .TP SIGINT この割り込みが発生した場合、現在の操作は停止され、コマンドレベルに戻ります。 テキスト入力中にこの割り込みが発生した場合は、テキスト入力を正常に終了させた かのように、ファイルに入力中のテキストを書き込みます。 .TP SIGWINCH スクリーンのサイズ変更を行ないます。 詳しくは、 .I \&vi/ex リファレンスマニュアルの ``Sizing the Screen'' のセクションを参照して下さい。 .TP SIGCONT .TP SIGQUIT .TP SIGTSTP .I \&vi/ex はこれらのシグナルを無視します。 .SH 関連ファイル .TP /bin/sh デフォルトのユーザシェル。 .TP /etc/vi.exrc システム全体における vi のスタートアップファイル。 .TP /tmp テンポラリファイルのディレクトリ。 .TP /var/tmp/vi.recover デフォルトの復元ファイルのディレクトリ。 .TP $HOME/.nexrc ユーザのホームディレクトリにあるスタートアップファイルで、 1 番最初に読まれるファイル。 .TP $HOME/.exrc ユーザのホームディレクトリにあるスタートアップファイルで、 2 番目に読まれるファイル。 .TP \&.nexrc ローカルディレクトリにあるスタートアップファイルで、 1 番最初に読まれるファイル。 .TP \&.exrc ローカルディレクトリにあるスタートアップファイルで、 2 番目に読まれるファイル。 .SH 関連項目 .IR ctags (1), .IR more (3), .IR curses (3), .IR dbopen (3) .sp ``Vi Quick Reference'' カード。 .sp ``An Introduction to Display Editing with Vi'' のセクション。 4.3BSD と 4.4BSD のマニュアルセットの ``UNIX User's Manual Supplementary Documents'' の中で見つかります。 これは、手に入るものの中で .I \&vi スクリーンエディタの入門書にもっとも近いものです。 .sp ``Ex Reference Manual (Version 3.7)'' のセクション。 4.3BSD と 4.4BSD のマニュアルセットの ``UNIX User's Manual Supplementary Documents'' の中で見つかります。 これは、 .I \&ex エディタのドキュメントで、伝統的な 4BSD と System V で配布された 最終的なリファレンスです。 .sp ``Edit: A tutorial'' セクション。 4.3BSD のマニュアルセットの ``UNIX User's Manual Supplementary Documents'' の中で見つかります。 これは、 .I \&ex スクリーンエディタの単純な版の入門用ドキュメントです。 .sp ``Ex/Vi Reference Manual'' セクション。 4.4BSD のマニュアルセットの ``UNIX User's Manual Supplementary Documents'' の中で見つかります。 これは、 .I \&nex/nvi テキストエディタのために 4.4BSD と 4.4BSD-Lite で配布された 最終的なリファレンスです。 .PP .I nex/nvi ドキュメントの .I roff ソース。 これらは .I nex/nvi のソースコードが置かれているディレクトリの .I nvi/USD.doc ディレクトリの中に一緒に配布されています。 .sp .I nex/nvi のソースコードが置かれている .I nvi/docs/internals ディレクトリの ``autowrite'', ``input'', ``quoting'' , ``structures'' といったファイル群。 .SH 歴史 .I ex/vi エディタに代わる .I nex/nvi コマンドは、4.4BSD から登場しました。 .SH 標準 .I \&nex/nvi は、IEEE Std1003.2 (``POSIX'') に近いです。 この文書は、幾つかの点で従来の .I ex/vi の実際の動作とは異なります。 .I \&nex/nvi には、両方の面に則って作られたという違いがあります。 diff --git a/ja/man/man8/boot_i386.8 b/ja/man/man8/boot_i386.8 index 280f3d2f84..a41154b8b5 100644 --- a/ja/man/man8/boot_i386.8 +++ b/ja/man/man8/boot_i386.8 @@ -1,239 +1,239 @@ .\" Copyright (c) 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software written and contributed .\" to Berkeley by William Jolitz. .\" .\" Almost completely rewritten for FreeBSD 2.1 by Joerg Wunsch. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)boot_i386.8 8.2 (Berkeley) 4/19/94 .\" %Id: boot_i386.8,v 1.4.2.4 1998/03/23 08:14:06 danny Exp % .\" jpman %Id: boot_i386.8,v 1.5 1997/12/04 18:33:50 ken Exp % .\" .\" .Dd April 19, 1994 .Dt BOOT 8 i386 .Os .Sh 名称 .Nm boot .Nd システム立上げ時の手続き .Sh 解説 .Sy 電源断とクラッシュからの回復。 通常、電源復旧時とクラッシュ発生後には、システムは自動的にリブートし ます。ファイルシステムの整合性チェックが自動実行され、途中で失敗しな ければ、システムはマルチユーザ・モードに移行します。 .Pp .Sy コールドスタート。 大多数の 386 .Tn "PC AT" 互換機は、まずフロッピードライブ 0 (ドライブ A: ともいう) からの ブートを試み、それに失敗すると、ハードディスクドライブ 0 (ドライブ C: も しくは (紛らわしいが) ハードディスクドライブ 1 とも BIOS のドライブ 0x80 ともいう) からブートしようとします。いくつかの BIOS では、この デフォルトの順序を変えたり、 CD-ROM デバイスをブートデバイスとして含 めることができます。 ブートブロックがロードされたあとで、次のようなプロンプトが現れます。 .Bd -literal >> FreeBSD BOOT @ 0x10000: 640/7168 k of memory, internal console Boot default: 0:wd(0,a)kernel boot: .Ed .Pp (スクリーン上にはいくつかの情報も出力されているかもしれません) .Pp 自動ブートにおいては、フロッピー もしくはハードディスクのパーティション .Ql a から .Pa /kernel をロードしようとします。 この動作は .Ql boot: というプロンプトが出ている間なら、キーボードから適当な文字を入力する ことで中断できます。以下にあげるような入力はブート動作に対する指示と して受付けられます。 .Bl -tag -width 10x .It \&? ブートファイルを探す際のヒントとして、デフォルトのブートデバイスの ルートディレクトリにあるファイルの名前を表示します。 .It Op bios_drive:interface(unit,part) Op filename Op Fl aCcDdghPrsv ブートファイルとブートフラグを指定します。 .Bl -tag -width 10x -compact .It bios_drive BIOS によって認識されるドライブ番号です。 1 つ目のドライブに対しては 0 、 2 つ目のドライブに対しては 1 、などです。 .It interface そこからブートするコントローラのタイプです。ブートファイルのイメージ をロードするのには BIOS の機能を使用するので、そのコントローラに対す る BIOS サポートが必要となることに注意して下さい。 .Pp -サポートされているインターフェイスを以下にあげます。 +サポートされているインタフェースを以下にあげます。 .Bl -tag -width "wdXX" -compact .It wd WD100[2367] とその互換コントローラ上の ST506, IDE, ESDI, RLL ディスク .It fd 5 1/4" または 3 1/2" 高密度 フロッピ .It sd サポートされている SCSI コントローラ上の SCSI ディスク .\".It cd .\"CDROM からのブート .El .It unit -使用されているインターフェイス上のドライブのユニット番号です。 1 つ +使用されているインタフェース上のドライブのユニット番号です。 1 つ 目のドライブに対しては 0 、 2 つ目のドライブに対しては 1 、などです。 .It part ディスク上の BSD 部分内のパーティション文字です。詳しくは .Xr disklabel 8 を参照して下さい。慣例として、パーティション .Ql a のみが ブート可能なイメージを含んでいます。ディスクにスライス .Pq Dq fdisk パーティション が設けられていた場合、最初の BSD スライスからのみブートが可能です。 また、パーティション文字は常に最初のスライスについてのものとなります。 .It /filename ブートファイルの (指定されたパーティションのルートディレクトリからの 相対) パス名です。デフォルトでは .Pa /kernel となります。シンボリックリンクはサポートされていません (ハードリンク は使用できます)。 .It Fl acCdDghPrsv ブートフラグです。 .Bl -tag -width "-CXX" -compact .It Fl a カーネル初期化中に、ルートファイルシステムとしてマウントされるデバイスを 尋ねて来るようにします。 .It Fl C CDROM からブートします。 .It Fl c ロードしたカーネルに対し、ハードウェアのパラメータを変更するため、 UserConfig を実行します。 カーネルが USERCONFIG_BOOT オプション付きで構築された場合、 スクリプト中に .Ic quit コマンドがあったとしても、UserConfig 中にとどまります。 .It Fl D シングルとデュアルのコンソール設定を切り替えます。シングル設定では、 下記の .Fl h オプションの状態によって、コンソールは内部ディスプレイかシリアルポートの いずれかになります。デュアルコンソール設定では、内部ディスプレイ とシリアルポートの両方が、 .Fl h オプションの状態によらず、同時にコンソールになります。しかし、 デュアルコンソール設定は、ブートプロンプトの間だけでしか効果を持ちません。 一旦カーネルがロードされると、 .Fl h オプションによって指定されたコンソールが唯一のコンソールになります。 .It Fl d カーネルの初期化のできる限り早い段階で DDB カーネルデバッガ .Pq Xr ddb 4 を参照 に入ります。 .It Fl g GDB リモートデバッギングプロトコルを使用します。 .It Fl h 内部コンソールとシリアルコンソールの切替えを行います。これを使用して コンソールデバイスを変更できます。例えば、内部コンソールからブートし た場合、カーネルがコンソールデバイスとしてシリアルポートを使用するよ うにするため、 .Fl h オプションを使用できます。反対に、シリアルポートからブートした場合、 カーネルがコンソールとして代わりに内部ディスプレイを使用するようにす るため、このオプションを使用できます。 .It Fl P キーボードを検出します。キーボードが発見できなかった場合には、 .Fl D と .Fl h オプションが自動的にセットされます。 .It Fl r ルートファイルシステムを含むデバイスとしてスタティックに config され たデフォルトを使用します .Pq Xr config 8 を参照 。 .It Fl s シングルユーザ・モードで立上がるようになります。コンソールが .Dq insecure .Pq Xr ttys 5 を参照 に設定されていた場合には、root のパスワードを入力しなければなり ません。 .It Fl v デバイス検出の際 (そしてその後も) 、詳細を出力します。 .El .El .El .Pp デフォルトを設定するため、BIOS ドライブ番号, コントローラタイプ, ユニット番号, パーティション, カーネルファイル名と .Fl D, .Fl h もしくは .Fl P オプションを .Pa /boot.config に書くこともできます。 .Ql boot: プロンプトでタイプするように、 1 行で書いてください。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /kernel.old.config -compact .It Pa /boot.config ブートローダに対するパラメータ (必須ではない) .It Pa /boot.help ヘルプメッセージ .It Pa /kernel デフォルトカーネル .It Pa /kernel.config デフォルトカーネルに対するパラメータ (必須ではない) .It Pa /kernel.old ふつうは非デフォルトカーネル (必須ではない) .It Pa /kernel.old.config 非デフォルトカーネルに対するパラメータ (必須ではない) .\" .It Pa /boot .\" system bootstrap .El .Sh 関連項目 .Xr ddb 4 , .Xr ttys 5 , .Xr config 8 , .Xr disklabel 8 , .Xr halt 8 , .Xr reboot 8 , .Xr shutdown 8 .Sh バグ このバージョンの .Bx で使用されているディスクラベルのフォーマットは、他のアーキテクチャで 使用されている物とは全く異なっています。 .Pp 一文字だけのブートフラグはあまり分かりやすい物とは言えず、有用と思わ れるオプションをすべて実現するには、アルファベットの文字数は少なすぎ ます。 diff --git a/ja/man/man8/bootpd.8 b/ja/man/man8/bootpd.8 index 3fda8784ae..b9bb53cfd9 100644 --- a/ja/man/man8/bootpd.8 +++ b/ja/man/man8/bootpd.8 @@ -1,315 +1,315 @@ .\" Copyright (c) 1988, 1989, 1991 Carnegie Mellon University .\" .\" %Header: /home/ncvs/src/libexec/bootpd/bootpd.8,v 1.4.2.5 1998/02/18 05:55:24 jkh Exp % .\" jpman %Id: bootpd.8,v 1.4 1997/10/11 07:39:12 horikawa Stab % .\" .TH BOOTPD 8 "November 06, 1993" "Carnegie Mellon University" .SH 名称 -bootpd, bootpgw \- インタネットブートプロトコルサーバ/ゲートウェイ +bootpd, bootpgw \- インターネットブートプロトコルサーバ/ゲートウェイ .SH 書式 .B bootpd [ .B \-i .B \-s .B \-t timeout .B \-d level .B \-c chdir\-path ] [ .I bootptab [ .I dumpfile ] ] .br .B bootpgw [ .B \-i .B \-s .B \-t timeout .B \-d level ] server .SH 解説 .I bootpd は RFC951, RFC1532, RFC1533 で定義された -インタネットブートプロトコル (BOOTP) サーバを実装したものです。 +インターネットブートプロトコル (BOOTP) サーバを実装したものです。 .I bootpgw は、要求と応答を、あるサブネット上のクライアントと、 別のサブネット上の BOOTP サーバ (すなわち .IR bootpd ) との間で転送するのに使われる、単純な BOOTP ゲートウェイを実装しています。 .I bootpd または .I bootpgw は BOOTREPLY パケットを転送しますが、 .I bootpgw だけが BOOTREQUEST パケットを転送します。 .PP 各々のネットワークセグメントにつき、通常一つのホストで、 以下の行のどれかをファイル .IR /etc/inetd.conf に含めることにより、 .I bootpd あるいは .I bootpgw が .I inetd から起動されるように設定されます: .IP bootps dgram udp wait root /usr/libexec/bootpd bootpd /etc/bootptab .br bootps dgram udp wait root /usr/libexec/bootpgw bootpgw server .PP この動作モードは「inetd モード」と呼ばれ、 ブート要求が到着した時にだけ .I bootpd (あるいは .IR bootpgw ) を開始します。 もし最後にパケットを受信してから 15 分以内に別のパケットを受信しないのなら、 システムの資源を浪費しないように終了します。 .B \-t オプションがこのタイムアウト時間を制御します (オプション参照)。 .PP 他の通常のコマンドのように単にシェルから起動することで、 .I bootpd (あるいは .IR bootpgw ) を「スタンドアローンモード」( .IR inetd なし) で実行することも可能です。 .I bootpd が大きなコンフィギュレーションデータベースのもとで使われる時には、 inetd モードでの起動時の遅延が クライアントの要求に対する素早い応答を妨げるので、 スタンドアローンモードは特に役に立ちます。 (例えば .IR /etc/rc.local から .I bootpd を呼びだすことによって、 スタンドアローンモードで自動的に起動することができます) .I bootpgw はコンフィギュレーションファイルを読まないので、 起動時の遅延はかなり小さく、 スタンドアローンモードはあまり役に立ちません。 .PP どちらのプログラムも、inetd から呼び出されたかシェルから呼び出されたかを 自動的に検出し、自動的に適当なモードを選択します。 .B \-s と .B \-i オプションは各々、スタンドアローンモードと inetd モードを強制するのに 使います (オプション参照) .SH オプション .TP .BI \-t \ timeout .I bootpd あるいは .I bootpgw プロセスが終了する前に BOOTP パケットを待つ .I timeout 値 (分単位) を指定します。 もし .I timeout 分内にパケットを受信しなければ、プログラムは終了します。 timeout の値が 0 の場合は「永遠に実行する」という意味です。 スタンドアローンモードでは、このオプションは 0 に強制されます。 .TP .BI \-d \ debug\-level 生成されるデバッグメッセージの量を制御する変数 .I debug\-level を設定します。 例えば、-d4 あるいは -d 4 では、デバッグレベルが 4 に設定されます。 古いバージョンの .IR bootpd との互換性のため、数字のパラメータを省略 (つまり、-d だけ) すると 単にデバッグレベルを一つだけ増加させます。 .TP .BI \-c \ chdir\-path クライアントのブートファイルの存在とサイズを検査する間に .I bootpd で使われるカレントディレクトリを設定します。 クライアントのブートファイルが相対パス名で指定されていて、 .I bootpd が TFTP サーバと同じカレントディレクトリ (典型的には /tftpboot) を必要とするときに有用です。 このオプションは .IR bootpgw によっては認識されません。 .TP .B \-i 強制的に inetd モードにします。 このオプションは時代遅れですが、古いバージョンの .IR bootpd との互換性のために残してあります。 .TP .B \-s 強制的にスタンドアローンモードにします。 このオプションは時代遅れですが、 古いバージョンの .IR bootpd との互換性のために残してあります。 .TP .I bootptab .I bootpd がロードする コンフィギュレーションファイルの名前を指定します ( .RI bootpd のみ)。 これはあらかじめ知っているクライアントと そのクライアントのオプションに関するデータベースです。 .TP .I dumpfile .I bootpd が、SIGUSR1 シグナルを受信したときに 内部データベースをダンプするファイルの名前を指定します ( .RI bootpd のみ)。 このオプションは .I bootpd が -DDEBUG フラグ付きでコンパイルされたときだけ認識されます。 .TP .I server .I bootpgw が受信した全ての BOOTREQUEST パケットを転送する、 BOOTP サーバの名前を指定します ( .RI bootpgw のみ)。 .SH 操作 .PP .I bootps ポートに送られたどんなパケットも取り込んで どんな BOOTREPLY パケットも単純に転送するという点で .I bootpd と .I bootpgw の双方が似た動きをします。 BOOTREQUEST の扱いは違います。 .PP .I bootpgw は動作開始時に、コマンド行パラメタとして名前を与えられた BOOTP サーバのアドレスを決めます。 .I bootpgw が BOOTREQUEST パケットを受信したとき、 パケットの「ゲートウェイアドレス」と「ホップ数」フィールドを設定し、 パケットを前に決めたアドレスの BOOT サーバへ転送します。 要求パケットは、 クライアントが少くとも 3 秒は待っているとパケットが示している時にだけ 転送されます。 .PP .I bootpd は動作開始時にコンフィギュレーションファイル (通常 .IR /etc/bootptab ) を読みこみます。 これで、あらかじめ知っているクライアントと クライアントのオプションに関する内部データベースを初期化します。 この内部データベースは、 .I bootpd がハングアップシグナル (SIGHUP) を受信したとき、 またはコンフィギュレーションファイルが変更されたことを 発見したときに、再読み込みが行なわれます。 .PP .I bootpd が BOOTREQUEST パケットを受信したとき、 .\" コンフィギュレーションファイルの変更時刻を検査し、 .\" 必要ならデータベースの再読み込みをします。それから、 クライアントの要求に一致するデータベースエントリを探します。 もしそのクライアントをあらかじめ知っていれば .I bootpd は前に見付けたデータベースエントリを使って BOOTREPLY パケットを構成し、 (ひょっとしたらゲートウェイを使って) クライアントに返答を送ります。 もしクライアントが未知ならば、(debug > 0 のときは注意を出して) 要求は捨てられます。 .PP .I bootpd が -DDEBUG オプションでコンパイルされていれば、 SIGUSR1 シグナルを送ると内部データベースをファイル .I /tmp/bootpd.dump か、コマンド行パラメータで指定されたダンプファイルに にダンプします。 .PP 初期化の時どちらのプログラムも、 (普通は .IR /etc/services を使う) .I getservbyname を呼ぶことで UDP ポート番号を決定します。 二つのサービス名 (とポート番号) が使われます: .IP bootps \- BOOTP サーバ待機ポート .br bootpc \- BOOTP クライアント届け先ポート .LP もしポート番号が .I getservbyname を使って決定できないときには、 デフォルト値は bootps=67 と bootpc=68 です。 .SH 関連ファイル .TP 20 /etc/bootptab .IR bootpd によって読み込まれるデータベースファイル。 .TP /tmp/bootpd.dump .IR bootpd によって生成されるデバッグダンプファイル。 .TP /etc/services -インタネットサービス番号。 +インターネットサービス番号。 .TP /tftpboot TFTP サーバと .IR bootpd で使われる典型的カレントディレクトリ。 .SH バグ 各々のホストエントリは 1024 文字を越えてはいけません。 .SH 功労者 .PP この配布版は現在、 Walter L. Wimer によって 保守されています。 .PP オリジナルの BOOTP サーバは スタンフォード大学の Bill Croft によって 1986 年 1 月に作成されました。 .PP 現在のバージョンの .I bootpd は第一に、Carnegie Mellon University の David Kovar, Drew D. Perkins, Walter L. Wimer の仕事にるものです。 .TP 機能拡張とバグフィクスは以下の方の貢献によります: (アルファベット順) .br Danny Backx .br John Brezak .br Frank da Cruz .br David R. Linn .br Jim McKim .br Gordon W. Ross .br Jason Zions .SH 関連項目 .LP bootptab(5), inetd(8), tftpd(8) .LP DARPA Internet Request For Comments: .TP 10 RFC951 Bootstrap Protocol .TP 10 RFC1532 Clarifications and Extensions for the Bootstrap Protocol .TP 10 RFC1533 DHCP Options and BOOTP Vendor Extensions diff --git a/ja/man/man8/fingerd.8 b/ja/man/man8/fingerd.8 index bd2ec90c74..a74af6dced 100644 --- a/ja/man/man8/fingerd.8 +++ b/ja/man/man8/fingerd.8 @@ -1,135 +1,135 @@ .\" Copyright (c) 1980, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)fingerd.8 8.1 (Berkeley) 6/4/93 .\" jpman %Id: fingerd.8,v 1.2 1997/05/21 00:55:57 mitchy Stab % .\" .Dd June 4, 1993 .Dt FINGERD 8 .Os BSD 4.3 .Sh 名称 .Nm fingerd .Nd 他のホストからの finger 要求に応えるサーバプログラム .Sh 書式 .Nm fingerd .Op Fl s .Op Fl l .Op Fl p Ar filename .Sh 解説 .Nm は、ネットワークの各サイト上の name と finger プログラムとの -インターフェースを提供する、 +インタフェースを提供する、 .%T RFC1196 で規定されるプロトコルを実現するデーモンプログラムです。 このプログラムはシステムあるいは特定の人について 人間的で親しみやすい状況報告をするものです。 特別なフォーマットは規定されておらず、プロトコルは 1 行ずつ コマンドラインのような形式でやりとりされます。 .Pp .Nm は、 .Tn TCP の 79 番ポートを見張っている .Xr inetd 8 から開始されます。接続されると、 .Aq Tn CRLF で区切られたコマンドライン 1 行を受け取ります。これは .Xr finger 1 に送られ、処理されます。 .Nm は、出力が終わるとすぐに接続を切ります。 .Pp もし、そのコマンドラインがヌルの (つまり .Aq Tn CRLF だけが送られた) 場合、 .Xr finger は .Dq デフォルト の出力を行ないます。デフォルトは、その時にシステムにログインしている全ての 人のリストです。 .Pp もし、ユーザ名が指定されると (たとえば .Pf eric Aq Tn CRLF ) 出力は、その人に関する詳細な情報だけとなります。これには、 ログインしている/いないの情報も含まれます。 コマンドラインの .Dq names は、 .Dq ログイン名 と .Dq ユーザ名 のどちらでもかまいません。 名前が曖昧な場合は、マッチするものすべてについて表示されます。 .Pp .Nm に渡す引数として、 .Pa /etc/inetd.conf の中で指定できるオプションは以下のとおりです: .Bl -tag -width indent .It Fl s secureモードを有効にします。ユーザ名なしの問い合わせと、他の リモートホストへの問い合わせの転送は拒否されます。 .It Fl l ログをとります。問い合わせをしたホストの名前を .Xr syslog 3 を通して LOG_NOTICE の優先度で報告します。 .It Fl p ローカルの情報提供元としてデフォルト以外のプログラムを使います。 .Nm によって起動されるデフォルトのローカルプログラムは、 .Xr finger 1 です。カスタマイズされたローカルサーバを指定することにより、 システム管理者はリモートサイトに提供する情報を さらにコトロールできます。 .El .Sh 関連項目 .Xr finger 1 , .Xr inetd 8 .Sh バグ サーバに .Tn TIP や、同じくらい見識の狭い .Tn TELNET Ns \-protocol ユーザプログラムで直接コネクトすると、 サーバに意味の無いネゴシエーションオプションを送ることになり 不正なコマンドライン解釈を行う可能性があります。 .Nm は、 .Tn IAC のものをフィルタリングして除くべきであり、おそらく 受け取った全てのオプションコマンドを否定するよう .Pq Tn IAC 拒否 をするべきです。 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Bx 4.3 から登場しました。 diff --git a/ja/man/man8/ipfw.8 b/ja/man/man8/ipfw.8 index d8907cba31..73ae955ced 100644 --- a/ja/man/man8/ipfw.8 +++ b/ja/man/man8/ipfw.8 @@ -1,510 +1,510 @@ .Dd July 20, 1996 .\" jpman %Id: ipfw.8,v 1.4 1997/05/19 17:19:51 horikawa Stab % .Dt IPFW 8 SMM .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm ipfw .Nd IPファイアウォール制御ユーティリィティ .Sh 書式 .Nm .Ar file .Nm ipfw .Oo .Fl f | .Fl q .Oc flush .Nm ipfw .Oo .Fl q .Oc zero .Op Ar number ... .Nm ipfw delete .Ar number ... .Nm ipfw .Op Fl aftN list .Op Ar number ... .Nm ipfw .Oo .Fl ftN .Oc show .Op Ar number ... .Nm ipfw .Oo .Fl q .Oc add .Op Ar number .Ar action .Op log .Ar proto from .Ar src to .Ar dst .Op via Ar name | ipno .Op Ar options .Sh 解説 書式の 1 行目のようにファイル名を指定した場合は、 .Ar file を 1 行ずつ、引数として読み込みます。 .Pp .Nm はパケットごとに、マッチするルールが見つかるまでルールリストを調べます。 各ルールにはパケット数とパケットサイズの 2 つのカウンタが用意されていて、 パケットがマッチするとカウンタ値は更新されます。 .Pp 全ルールは 1 から 65534 の範囲の行番号で順序付けられます。この番号によって ルールの並べ変えと削除を行ないます。 ルールのマッチングは昇順で行なわれ、最初にマッチしたものが適用されます。 複数のルールが同じ番号を共有することも可能です。この場合はルールが追加された 順序でマッチングが行なわれます。 .Pp 番号を指定せずにルールを追加した場合は、直前のルールの番号に 100 を加えたものと なります。 ルールの番号が 65434 より大きい場合は、新しいルールは最後のルールに追加されます 。 .Pp delete 操作は .Ar number で指定された番号を持つ最初のルールを、もし有れば、削除します。 .Pp list 操作は現在のルール一覧を出力します。 .Pp show 操作は `ipfw -a list' と同じ結果を出力します。 .Pp zero 操作は .Ar number で指定された番号を持つルールのカウンタをクリアします。 .Pp flush 操作は全ルールを削除します。 .Pp 記号 `#' で始まる行および空行は無視されます。 .Pp どんな場合でも次のルールは存在します: .Bd -literal -offset center 65535 deny all from any to any .Ed .Pp 全パケットを拒否するのがデフォルトのポリシーです。 これを修正し、必要なルールを設定して下さい。 .Pp オプションは以下のものが利用可能です。 .Bl -tag -width flag .It Fl a list 操作の時、カウンタの値を表示します。 show の項を参照のこと。 .It Fl f 操作を実行する際に確認メッセージを表示しません。 flush 操作も無条件に実行されます。 .Ar (注意) プロセスに tty が関連付けられていない場合には、 このオプションが指定されているものとして実行されます。 .It Fl q ルールを追加したり削除したりする際に、メッセージの出力を抑制します -('-f'も含まれます)。 +('-f' も含まれます)。 このオプションは、リモートログインセッションでルールを調整する際に、 (例えば sh /etc/rc.firewall のようにして)スクリプトの中から複数の ipfw コマンド を 実行する場合や、 多数の ipfw ルールを記述したファイルを用いる場合に 便利です。 flush 操作が通常の(冗舌な)状態で実行されると、メッセージが出力されます。 ここで、すべてのルールは削除されるので、メッセージをログインセッションに 送ることができず、ログインセッションがクローズされてしまうので、 残りのルールセットは実行されません。 この状態を修復するにはコンソールへのアクセスが必要となります。 .It Fl t list 操作の時に、最後にマッチしたパケットのタイムスタンプを表示します。 .It Fl N IPアドレスとサービス名をリゾルブしてホスト名で表示します。 .El .Pp .Ar action : .Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 .It Ar allow マッチするパケットを通過させ、マッチングを終了します。 .Ar pass , .Ar permit , .Ar accept と同じです。 .It Ar deny マッチするパケットを破棄し、マッチングを終了します。 .Ar drop は .Ar deny と同じです。 .It Ar reject (パケットを送らないよう嘆願) マッチするパケットを破棄し、 ICMP の host unreachable を送信して、終了します。 .It Ar unreach code パケットを破棄し、ICMP の unreachable に .Ar code を付けて送信します。 .Ar code は、 0 から 256 までの数字、もしくは、以下に列挙する別名のいずれかです: .Ar net, .Ar host , .Ar protocol , .Ar port , .Ar needfrag , .Ar srcfail , .Ar net-unknown , .Ar host-unknown , .Ar isolated , .Ar net-prohib , .Ar host-prohib , .Ar tosnet , .Ar toshost , .Ar filter-prohib , .Ar host-precedence , .Ar precedence-cutoff 。送信後、終了します。 .It Ar reset TCP パケットのみに対応。 パケットを破棄し、TCP の (RST) を送信し、終了します。 .It Ar count マッチするパケットのカウンタを更新し、引続きマッチングを行ないます。 .It Ar divert port マッチするパケットを .Ar port で指定されたポートにバインドされている .Xr divert 4 ソケットに送り、マッチングを終了します。 .It Ar tee port マッチするパケットのコピーを .Ar port で指定されたポートにバインドされている .Xr divert 4 ソケットに送り、引続きマッチングを行ないます。 .It Ar skipto number .Ar number より小さな番号のルールを飛び越して、 .Ar number 以上の番号のルールで最初に存在するものから、マッチングを継続します。 .El .Pp パケットが .Ar divert や .Ar tee のどちらかひとつ以上、もしくは両方の組合せの、複数のルールにマッチした場合、 最後のものを除き、無視します。 .Pp カーネルが .Dv IPFIREWALL_VERBOSE オプション付きでコンパイルされている場合に、``log'' が指定されているルールと マッチした時は、メッセージをコンソールに表示します。 もし、 .Dv IPFIREWALL_VERBOSE_LIMIT オプション付きでコンパイルされている場合、一連のルールに対し指定されたパケット 数を受信した後、メッセージの表示を中止します。 パケットのカウンタをクリアすれば再びメッセージを出力します。 .Pp コンソールへの表示とその制限数は、 .Xr sysctl 8 を通し、直接設定できます。 .Pp .Ar proto : .Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 .It Ar ip 全パケットがマッチします。別名 .Ar all も使えます。 .It Ar tcp TCP パケットのみマッチします。 .It Ar udp UDP パケットのみマッチします。 .It Ar icmp ICMP パケットのみマッチします。 .It Ar 指定されたプロトコルのパケットのみマッチします ( .Pa /etc/protocols のリストを参照の事) .El .Pp .Ar src と .Ar dst : .Pp .Bl -hang -offset flag .It Ar
.Op Ar ports .El .Pp .Em
は以下のように指定できます。 .Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 .It Ar ipno IP番号を 1.2.3.4 の形式で指定します。指定されたアドレスのみがマッチします。 .It Ar ipno/bits IP番号とネットマスクの幅を 1.2.3.4/24 の形式で指定します。 この場合は 1.2.3.0 から 1.2.3.255 のアドレスがマッチします。 .It Ar ipno:mask IP番号とネットマスクの幅を 1.2.3.4:255.255.240.0 の形式で指定します。 この場合は 1.2.0.0 から 1.2.15.255 のアドレスがマッチします。 .El .Pp アドレスの前に ``not'' を付けることによって、マッチの意味を反転させる ことができます(指定されたアドレス以外の総てのアドレスがマッチします)。 これはポート番号には影響しません。 .Pp TCP と UDP ではさらに、 .Em ports を以下のように指定できます。 .Pp .Bl -hang -offset flag .It Ns {port|port-port} Ns Op ,port Ns Op ,... .El .Pp ポート番号の代わりに(ファイル .Pa /etc/services から取った)サービス名を使用できます。 port-port の書式で、最初の値に限り範囲指定できます。 列挙出来るポート数は .Pa /usr/src/sys/netinet/ip_fw.h で .Dv IP_FW_MAX_PORTS として定義されています。 .Pp 断片化されたパケットでオフセットが非 0 のもの (すなわち、最初の断片ではないもの) は、 一つ以上のポート仕様を持つルールにはマッチしません。? 断片化されたパケットへのマッチングに関する詳細は .Ar frag オプションを参照してください。 .Pp マッチングのルールは、入ってくるパケットか、出ていくパケット、もしくはその両方 に対し適応されます。 .Ar in を指定すれば、入ってくるパケットのみにルールを適応します。 .Ar out を指定すれば、出ていくパケットのみに適応します。 .Pp 特定のインタフェースを通過するパケットには、 .Ar via を用いてインタフェースを指定します: .Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 .It Ar via ifX .Ar ifX を通過するパケットを指定します。 .It Ar via if* .Ar ifX を通過するパケットを指定します。X はいずれかのユニットの番号です。 .It Ar via any .Em いずれか のインタフェースを通過するパケットを指定します。 .It Ar via ipno IP アドレスが .Ar ipno のインタフェースを通過するパケットを指定します。 .El .Pp .Ar via を用いると、常時指定されたインタフェースがチェックされます。 .Ar recv や .Ar xmit を、 .Ar via の代わりに指定すると、 受信、もしくは送信インタフェースのみが(各々に)チェックされます。 両方を指定すれば、 受信と送信の両方のインタフェースを通るパケットを指定できます。 例 : .Pp .Dl "ipfw add 100 deny ip from any to any out recv ed0 xmit ed1" .Pp .Ar recv で指定したインタフェースでは、受信と送信、両方のパケットをチェックできます。 それに対し、 .Ar xmit で指定したインタフェースでは、送信パケットのみとなります。 それゆえに、 .Ar xmit を指定すると .Ar out が、必須です( .Ar in は不可)。 .Ar via と共に .Ar xmit もしくは、 .Ar recv を指定する事はできません。 .Pp 個々のパケットは、受信用ないし送信用インタフェースを持たないかもしれません。 ローカルホストで発生したパケットには受信用のインタフェースはないし、 ローカルホスト内宛のパケットは、送信用インタフェースが有りません。 .Pp 追加用 .Ar options : .Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 .It frag パケットが断片(フラグメント)化されたデータグラムの一部で、かつデータグラムの 先頭の断片でない場合にマッチします。 .Ar frag を、 .Ar tcpflags や TCP/UDP ポート仕様と共に使用することはできません。 .It in ネットワークから受信したパケットのみマッチします。 .It out ネットワークへ送信するパケットのみマッチします。 .It ipoptions Ar spec IP ヘッダが、 .Ar spec に指定されたコンマで区切られたオプションのリストを含む場合にのみマッチします。 サポートされている IP オプションは .Ar ssrr (strict source route), .Ar lsrr (loose source route), .Ar rr (record packet route), .Ar ts (timestamp) です。 -``!''によって、特定のオプションを含めないよう指定できます。 +``!'' によって、特定のオプションを含めないよう指定できます。 .It established RST または ACK ビットがセットされているパケットのみマッチします。 このビットがセットされることがあるのは TCP のパケットのみです。 .It setup SYN ビットがセットされ ACK がセットされていないパケットのみマッチします。 このビットがセットされることがあるのは TCP のパケットのみです。 .It tcpflags Ar spec TCP ヘッダが .Ar spec に指定されたコンマで区切られたフラグのリストを含む場合にのみマッチします。 サポートされているフラグは、 .Ar fin , .Ar syn , .Ar rst , .Ar psh , .Ar ack , .Ar urg です。 -``!''によって、特定のフラグを含めないよう指定できます。 +``!'' によって、特定のフラグを含めないよう指定できます。 .Ar tcpflags 仕様を含むルールは非 0 のオフセットを持つ断片化されたパケットに マッチすることはありません。 断片化されたパケットに関するマッチについての詳細は .Ar frag オプションを参照してください。 .It icmptypes Ar types ICMP タイプが .Ar types で指定されたリスト中に存在する場合にのみ適用されるルールとなります。 リストはレンジの組み合わせでも、各タイプをコンマで区切ったものでもどちらでも かまいません。 .El .Sh チェックリスト ルールを構成する際に考慮すべき重要な点を述べます。 .Bl -bullet -hang -offset flag .It かならず送信パケットと受信パケットの両方のパケットをフィルタリングします。 ほとんどのネットワークコネクションではパケットが双方向に流れることが必要です。 .It テストは細心の注意を払って行ないます。テストの際にはコンソールの近くにいる のがよいでしょう。 .It -ループバックインターフェイスのことを忘れてはなりません。 +ループバックインタフェースのことを忘れてはなりません。 .El .Sh 長所 ファイアウォールが常に破棄するパケットが 1 種類あります。 フラグメントオフセットが 1 のフラグメントパケットです。 これはパケットとしては有効なものですが、利用目的はファイアウォールを かいくぐることしかありません。 .Pp -ネットワーク越しにログインしている場合、LKM版の +ネットワーク越しにログインしている場合、LKM 版の .Nm をロードすることはそれほど単純なことではありません。 以下のコマンドを奨めます。 .Bd -literal -offset center modload /lkm/ipfw_mod.o && \e ipfw add 32000 allow all from any to any .Ed .Pp これに引続き、同じような状況で .Bd -literal -offset center ipfw flush .Ed .Pp とするのは良くありません。 .Sh パケットの行き先変更 指定されたポートを見ているソケットは、そのポートへ行き先変更されたパケットを、 全部受けとります。 .Xr divert 4 を参照して下さい。ポートを見ているソケットがない場合やカーネルがパケットの行き 先変更をサポートするようにはコンパイルされていない場合、パケットは破棄されます 。 .Sh 使用例 次のコマンドは .Em hacker.evil.org から .Em wolf.tambov.su の telnet ポートへ送られる全ての TCP パケットを拒否するルールを追加します。 .Pp .Dl ipfw add deny tcp from hacker.evil.org to wolf.tambov.su 23 .Pp 次のコマンドはネットワーク hackers からホスト my への全てのコネクションを 拒否します。 .Pp .Dl ipfw add deny all from 123.45.67.0/24 to my.host.org .Pp 次はカウントされている情報とタイムスタンプを見る例です .Pp .Dl ipfw -at l .Pp これはタイムスタンプを省略して次のように指定できます。 .Pp .Dl ipfw -a l .Pp 次のルールは 192.168.2.0/24 からの全ての受信パケットを、5000番のポートに 行き先変更するものです。 .Pp .Dl ipfw divert 5000 all from 192.168.2.0/24 to any in .Sh 関連項目 .Xr ip 4 , .Xr ipfirewall 4 , .Xr divert 4 , .Xr protocols 5 , .Xr services 5 , .Xr reboot 8 , .Xr syslogd 8 , .Xr sysctl 8 .Sh バグ .Pp .Em WARNING!!WARNING!!WARNING!!WARNING!!WARNING!!WARNING!!WARNING!! .Pp このプログラムはコンピュータをかなり使いにくい状態にしてしまう可能性があります 。 はじめて使用する時はコンソール上で実行し、理解していない操作は .Em 絶対に実行しない ようにして下さい。 .Pp 連続したエントリの操作もしくは追加に際し、サービス名やプロトコル名は使用できま せん。 .Pp 入ってきたパケットの断片(フラグメント)が .Ar divert によって行き先を変更されると、ソケットに配送される前に、組み立て直しをします。 それに対し、 .Ar tee を経由した断片(フラグメント)は、組み立て直しされません。 .Pp ポートの別名でダッシュ (-) を含むものは、リストの最初には書けません。 .Sh 作者 Ugen J. S. Antsilevich, Poul-Henning Kamp, Alex Nash, Archie Cobbs. API based upon code written by Daniel Boulet for BSDI. .Sh 歴史 .Nm は、FreeBSD 2.0 で最初に現れました。 diff --git a/ja/man/man8/mount_nfs.8 b/ja/man/man8/mount_nfs.8 index 6b55d13585..6d3116573e 100644 --- a/ja/man/man8/mount_nfs.8 +++ b/ja/man/man8/mount_nfs.8 @@ -1,297 +1,297 @@ .\" Copyright (c) 1992, 1993, 1994 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)mount_nfs.8 8.2 (Berkeley) 3/27/94 .\" .\" %Id: mount_nfs.8,v 1.5.2.1 1997/05/14 08:19:19 dfr Exp % .\" jpman %Id: mount_nfs.8,v 1.3 1997/05/19 17:04:14 horikawa Stab % .\"" .Dd March 27, 1994 .Dt MOUNT_NFS 8 .Os BSD 4.4 .Sh 名称 .Nm mount_nfs .Nd NFS(ネットワークファイルシステム)をマウントする .Pp .Sh 書式 .Nm mount_nfs .Op Fl 23KPTUbcdilqs .Op Fl D Ar deadthresh .Op Fl I Ar readdirsize .Op Fl L Ar leaseterm .Op Fl R Ar retrycnt .Op Fl a Ar maxreadahead .Op Fl g Ar maxgroups .Op Fl m Ar realm .Op Fl o Ar options .Op Fl r Ar readsize .Op Fl t Ar timeout .Op Fl w Ar writesize .Op Fl x Ar retrans .Ar rhost:path node .Sh 解説 .Nm mount_nfs は、ファイルシステムツリー上の指定された .Ar node にリモートのNFSファイルシステム (rhost:path) をマウントするために、 .Xr mount 2 システムコールを呼び出します。このコマンドは通常、 .Xr mount 8 によって実行されます。このプログラムは、RFC 1094 の Appendix. A および .%T "NFS: Network File System Version 3 Protocol Specification" , Appendix I. に記述されているマウントプロトコルを実装しています。 .Pp オプションを以下に示します: .Bl -tag -width indent .It Fl 2 NFS バージョン 2 プロトコルを使用します (デフォルトはバージョン 3 をまず試した後にバージョン 2 を用います)。 .It Fl 3 NFS バージョン 3 プロトコルを使用します。 .It Fl D NQNFSにおいて .Dq "停止サーバ閾(dead server threshold)" をタイムアウト (round trip timeout) 回数で指定します。 再送タイムアウトが .Dq 停止サーバ閾 に達した後は、無応答なサーバに関するキャッシュデータを無効なものと見倣します。 値は 1 から 9 までで、9は .Dq "無限停止閾(infinite dead threshold)" です(キャッシュデータを有効と見倣す事はありません)。 このオプションは一般に薦められるものではなく実験的なものです。 .It Fl I readdir での読みとリサイズを指定した値にします。 値は通常 BIRBLKSIZ の倍数であり、マウントの読み取りサイズ以下です。 .It Fl K クライアント-サーバ間のユーザ認証用に Kerberos 認証書をサーバへ渡します。 カーネルが NFSKERB オプションにて構築されている必要があります -インタネットドラフト +インターネットドラフト .%T "Authentication Mechanisms for ONC RPC" を御覧下さい。) .It Fl L NQNFSにおいて、リース期間を指定した秒数にします。 応答遅延 (round trip delay) が大きな場合だけ使って下さい。 値は通常、 10 秒から 30 秒の間です。 .It Fl P 予約されたソケットポート番号を使います。 これはクライアントに、予約されたポートを使用する事によりより安全に NFS を行えると言う誤った考えに基づき、 予約されたポートをクライアントに使用させるサーバをマウントする場合に有効です。 (まれな場合、クライアントが信頼できる root アカウントを持ち、 信頼できないユーザやネットワークケーブルは安全な所にある場合役に立ちますが、 通常のデスクトップクライアントには当てはまりません。) .It Fl R マウントする際のリトライ回数を、指定された値にします。 .It Fl T UDP の代わりに TCP を使います。これは、サーバがクライアントと 同じLANケーブル上にない場合に使うことをお勧めします (注意:この機能は大抵の非BSDサーバではサポートされていません)。 .It Fl U TCP NFS マウントであっても、マウントプロトコルに UDP を強制します。 (古い BSD サーバにて必要です。) .It Fl a 先読みブロック数を指定した値に設定します。値は 0 から 4 までの範囲で、 サイズの大きなファイルをシーケンシャルに読む場合、 何ブロック先読みするかを決定します。 帯域幅×遅延が大きな状況でマウントする場合に 1 より大きな値をお勧めします。 .It Fl b 最初にサーバの接続に失敗した場合、子プロセスを起動して、 バックグラウンドでマウントを続けようとします。 マルチユーザモードで起動する際、重要でないファイルシステムを .Xr fstab 5 に書いておく場合に役に立ちます。 .It Fl c .Tn UDP マウントポイントに対しては、 .Xr connect 2 を使いません。 これは、標準のポート番号 2049 からのリクエストに答えないサーバ に対しては使う必要があります。 .It Fl d 再送タイムアウト時間を動的に予測しません。これは、 動的最そうタイムアウト時間予測が非常に短いために、 UDP マウントが高いリトライレートを示しているような場合に有効です。 .It Fl g 認証用のグループリストの最大サイズを、指定した値に設定します。 RFC 1057 ではグループリストのサイズは 16 と記述されていますが、これを 扱えない古いサーバをマウントするときに使うべきです。 多くのグループに属しているユーザに対してマウントポイントから 応答がない場合は、8 を指定してみて下さい。 .It Fl i マウントを割り込み可能とします。これは、応答しないサーバがあるために ファイル関連のシステムコールが遅れるような場合、 プロセスに終了シグナルが送られると、EINTR で システムコールが失敗することを意味します。 .It Fl l NQNFS と NFSV3 において、\fBReaddir_and_Lookup\fR RPCを使うことを 指定します。 このオプションは .Dq "ls -l" するようなときにRPCのトラフィックを減らしますが、 属性と名前のキャッシュをプリフェッチエントリで溢れさせる傾向があります。 このオプションを指定して性能が良くなるのか悪くなるのかを確認して下さい。 バンド幅と遅延の積が大きなネットワークにて最も有用でしょう。 .It Fl m Kerberos の管理領域を文字列で指定します。 ほかの管理領域にマウントする場合に .Fl K オプションと共に使います。 .It Fl o .Fl o フラグの後に、オプションをコンマで区切って並べ指定します。 指定可能なオプションとその意味は .Xr mount 8 を参照してください。 以下の NFS 固有のオプションを使用可能です: .Bl -tag -width indent .It port= 指定したポート番号を NFS 要求に使用します。 デフォルトでは portmapper に問い合わせます。 .El .Pp .Bl -tag -width "dumbtimerXX" \fB歴史的な \&-o オプション\fR .Pp これらのオプションを使用する事は勧められません。 歴史的な .Nm mount_nfs との互換性のためにここに記述してあります。 .It bg .Fl b と同じ。 .It conn .Fl c と同じ。 .It dumbtimer .Fl d と同じ。 .It intr .Fl i と同じ。 .It kerb .Fl K と同じ。 .It nfsv2 .Fl 2 と同じ。 .It nfsv3 .Fl 3 と同じ。 .It rdirplus .Fl l と同じ。 .It mntudp .Fl U と同じ。 .It resvport .Fl P と同じ。 .It seqpacket .Fl p と同じ。 .It nqnfs .Fl q と同じ。 .It soft .Fl s と同じ。 .It tcp .Fl T と同じ。 .El .It Fl q キャッシュの一貫性を保つためにプロトコルのリース拡張を NFS バージョン 3 プロトコルにて使います。 このプロトコルのバージョン 2 は Not Quite Nfs (NQNFS) と呼ばれ、 最新の NFS コードでのみサポートされています。 (4.4BSD-Lite における NQNFS のリリースとは互換性がありません。 4.4BSD-Lite NFS システムを混在させて使用する場合には、 4.4BSD-Lite ベースシステムの NFS コードをアップグレードするまで、 このオプションを使用してはなりません。) .It Fl r データのリードサイズを指定した値にします。この値は通常 1024 以上の 2 のべき乗でなければなりません。これはマウントポイント を頻繁に使っている間に、 .Dq タイムアウトで消失したフラグメント数 が大きくなっていくときに、UDP マウントに対して使います .Pf ( Xr netstat 1 を .Fl s オプション付きで使う ことで、 .Dq タイムアウトで消失したフラグメント数 の値を見ることができます)。 .Fl w オプションも参照 してください。 .It Fl s ソフトマウントを行います。これは、 タイムアウトが決められた\fBリトライ\fR回数に達すると、 システムコールが失敗することを意味します。 .It Fl t 指定した値に初期再送タイムアウト時間を設定します。パケット の消失レートの高いネットワークや負荷の高いサーバで行う UDP マウントを チューニングするときに役立ちます。 ファイルシステムがアクティブなときに .Xr nfsstat 1 が高い再送レートを示す場合には、この値を増やしてみて下さい。 一方、再送レートは低いが、応答遅延が長い場合はこの値を減らします。 (通常、-d オプションをこのオプションとともに使い、 手動でタイムアウトインターバルを調整します。) .It Fl w 指定した値にライトデータサイズを設定します。解説は .Fl r オプションと同様ですが、 .Dq タイムアウトで消失したフラグメント数 は、クライアントのかわりにサーバの値を使います。 .Fl r や .Fl w のオプションは、マウントするサーバが TCP マウントをサポートしていない場合にパフォーマンスを向上させる 最後の手段であることに注意してください。 .It Fl x ソフトマウントの再送タイムアウト回数を設定します。 .El .Sh 関連項目 .Xr mount 2 , .Xr unmount 2 , .Xr fstab 5 , .Xr mount 8 .Sh バグ Sun RPCは UDP (信頼性のないデータグラム) トランスポート層上に 実装されているため、マウントの性能をチューニングしても 限界があります。サーバが同じLANケーブル上にない場合や、 サーバの負荷が高い場合には、 .Tn TCP トランスポートを使うことを強くすすめますが、 残念なことに、ほぼ 4.4BSD サーバに限られています。 diff --git a/ja/man/man8/mount_null.8 b/ja/man/man8/mount_null.8 index 6cdc6ba8a8..24d059c920 100644 --- a/ja/man/man8/mount_null.8 +++ b/ja/man/man8/mount_null.8 @@ -1,208 +1,208 @@ .\" .\" Copyright (c) 1992, 1993, 1994 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software donated to Berkeley by .\" John Heidemann of the UCLA Ficus project. .\" .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" from: @(#)mount_null.8 8.4 (Berkeley) 4/19/94 .\" %Id: mount_null.8,v 1.5.2.1 1997/10/19 17:23:25 joerg Exp % .\" jpman %Id: mount_null.8,v 1.2 1997/03/31 13:38:01 horikawa Stab % .\" .Dd April 19, 1994 .Dt MOUNT_NULL 8 .Os BSD 4.4 .Sh 名称 .Nm mount_null .Nd 何もしない(null)ファイルシステム層の利用のデモ .Sh 書式 .Nm mount_null .Op Fl o Ar options .Ar target .Ar mount_point .Pp .Sh 解説 .Nm mount_null は、null 層を作ります。これは、 ファイルシステムの名前空間の部分木を、グローバルなファイルシステムの名前空間 の別の場所にエイリアスします。 歴史的な ループバックファイルシステムと異なるのは、次の2つの点です: 1つは、ファイル システムのスタック化可能層(stackable layers)という技術を使って 実装されている点、もう1つはディレクトリの vnode だけでなく、 すべての下位層の vnode の上に ``null-node''が積み重なっているという点です。 .Pp オプションは以下のものがあります: .Bl -tag -width indent .It Fl o .Fl o のあとに、オプション文字列をコンマで区切って指定すること ができます。指定可能なオプションとその意味は .Xr mount 8 を参照してください。 .El .Pp この null 層は2つの目的を持っています。1つは、何もしない層 を提供することでファイルシステムの層の構築のデモを示すことです(実際には 何も行わないというわけではなく、 ループバックファイルシステムが提供することはすべて行います)。 もう1つはプロトタイプ層を提供することで す。層のフレームワークとして必要なことはすべて提供しているので、 ここから新しいファイルシステム層を簡単に作り出すことができます。 .Pp このマニュアルの以下の部分では、新しいファイルシステム層を構築するための 基礎として null 層を調べます。 .\" .\" .Sh 新しい null 層の例示 新しい null 層は .Xr mount_null 8 で作られます。 .Xr mount_null 8 は 2つの引数をとります。 1つは下位層の vfs のパス名(target-pn)で、 もう1つは null 層が現れる名前空間内のパス名(mount-point-pn)です。 null 層が適切な場所に置かれた後、 目的のディレクトリ階層(target-pn)の中身が マウント先(mount-point-pn)にエイリアスされます。 .\" .\" .Sh null 層の操作 null 層は最小のファイルシステム層であり、 すべての操作を下位層に処理させるためにバイパスするだけです。 ほとんどすべてのvnodeに対する操作はパスすることですが、 その動作のほとんどはバイパスルーチンに集中します。 .Pp バイパスルーチンは下位層における任意の vnode に対する操作を受け付けます。 まず、vnodeに対する操作の引数を検査し、 null-node を下位層において等価となるものに置き換えることから始めます。 次に、下位層の操作を起動します。 最後に、引数中の null-node を置き換えます。 もしその操作によってvnodeが返ってきたら、 その返ってきたvnodeの上に null-node を積みます。 .Pp ほとんどの操作をバイパスしますが、 .Em vop_getattr , .Em vop_inactive , .Em vop_reclaim , や .Em vop_print はバイパスしません。 .Em vop_getattr は戻り値の fsid を替えなければなりません。 .Em vop_inactive と vop_reclaim は、null 層特有のデータを解放するためにバイパスしません。 .Em vop_print は過度のデバッグ情報を避けるためにバイパスしません。 .\" .\" .Sh vnodeスタックの概説 マウントは null 層を下位層に関連づけます。 その結果 2 つの VFS が積み重なります。 vnode スタックはファイルがアクセスされるたびに必要に応じて作成されます。 .Pp 最初のマウントでは新しい null 層の根として単一の vnode スタックを作ります。 他のすべての vnode スタックは根の vnode スタックや他の null vnode スタックの 操作の結果として作られます。 .Pp vnode を返す操作の結果として新しい vnode スタックが生まれます。 バイパスルーチンは、呼出し側に vnode を返す前に新しい vnode の上に null-node を積みます。 .Pp 例えば、null 層を以下のようにマウントする例を想像します。 .Bd -literal -offset indent mount_null /usr/include /dev/layer/null .Ed .Pa /dev/layer/null にチェンジディレクトリすると、根の null-node (null 層をマウントした時 に作られたもの) が割り当てられます。 ここで .Pa sys をオープンすることを考えてみます。 vop_lookup は根の null-node で行なわれます。 この操作は下位層にバイパスされ、下位層が UFS の .Pa sys を表す vnode を返します。 それから null_bypass は UFS .Pa sys にエイリアスする null-node を構築し、呼出元にこれを返します。 null-node .Pa sys に対する以降の操作で他のvnodeスタックを構築する時には この処理が繰り返されます。 .\" .\" .Sh 他のファイルシステム層の作成 新しいファイルシステム層を構築する一番簡単な方法は、 null 層のコピーを作り、すべてのファイル、変数の名前を付け直し、 そしてそのコピーを変更することです。 すべての変数の名前を替えるのにはsedが良く使われます。 .Pp umap 層は null 層の子孫の 1 例です。 .\" .\" .Sh 下位層の操作の起動 操作が完全にはバイパスできない時に 下位層にある操作を起動するための方法が 2 つあります。 それぞれの方法は違った状況に対して適切に使われます。 両方の場合とも、 その操作の引数を下位層のために正しく作るのはエイリアスする層の責任であり、 vnode 引数を下位層にマッピングします。 .Pp 最初の方法はエイリアスする層のバイパスルーチンを呼ぶことです。 この方法は、下位層で現在扱われている操作を起動したい時に最も適しています。 これはバイパスルーチンがすでにマッピングされているという利点があります。 この例として、 .Em null_getattrs が null 層にあります。 .Pp 2 つ目の方法は、 .Em VOP_OPERATIONNAME -インターフェースを用いて下位層のvnodeの操作を直接起動することです。 +インタフェースを用いて下位層のvnodeの操作を直接起動することです。 この方法の利点は、下位層の任意の操作を起動するのが簡単ということにあります。 欠点は、vnode 引数は手動でマッピングされなければならないことです。 .\" .\" .Sh 関連項目 .Xr mount 8 .sp UCLA Technical Report CSD-910056, .Em "Stackable Layers: an Architecture for File System Development" . .Sh 歴史 .Nm mount_null は、 .Bx 4.4 から登場しました。 diff --git a/ja/man/man8/mrouted.8 b/ja/man/man8/mrouted.8 index 6255e5ab64..6e15548622 100644 --- a/ja/man/man8/mrouted.8 +++ b/ja/man/man8/mrouted.8 @@ -1,426 +1,426 @@ '\"COPYRIGHT 1989 by The Board of Trustees of Leland Stanford Junior University. '\"%Id: mrouted.8,v 1.5.2.2 1997/02/02 01:01:50 mpp Exp % .\" jpman %Id: mrouted.8,v 1.3 1997/07/26 22:00:11 horikawa Stab % .TH MROUTED 8 .UC 5 .SH 名称 mrouted \- IP マルチキャストルーティングデーモン .SH 書式 .B mrouted [ .B \-p ] [ .B \-c .I config_file ] [ .B \-d [ .I debug_level ]] .SH 解説 .I mrouted は、RFC1075 にて規定されている Distance-Vector Multicast Routing Protocol (DVMRP) の実装です。本コマンドは distance-vector routing protocol (RIP に似たプロトコルであり、RFC1058 に記述されています) を使うことで、ネットワークトポロジに関する情報を管理し、 そのプロトコルの上で、Reverse Path Multicasting と呼ばれる マルチキャストデータグラムフォワーディングアルゴリズムを実装しています。 .PP .I mrouted は、マルチキャストデータグラムを、データグラムが生成されたサブネットを幹と して樹状に構成されるパス上に、パスの最短距離を通過するようにして送出します。 マルチキャストツリーは目的のグループを含むサブネットを越えないブロード キャストツリーと考えることができます。 したがって、データグラムはマルチキャストの受け手がいない枝には送出され ません。 さらに、マルチキャストデータグラムパケットの生存時間によっては、到達で きる範囲が限定される場合もあります。 .PP IP マルチキャストをサポートしない (ユニキャスト) ルータを介したサブネット間で、 マルチキャストを実現する場合、 .I mrouted の実装にはトンネリングのサポートも含まれます。トンネリングとは、 -インタネットのあらゆるところにて稼働している +インターネットのあらゆるところにて稼働している .I mrouted の組の間で仮想的なポイントツーポイントリンクを確立する技術です。 IP マルチキャストパケットは、トンネルを通過するところでカプセル化されます。 カプセル化されたパケットは、 ルータ及びサブネットを進む通常のユニキャストデータグラムに見えます。 トンネルの入口でカプセル化が行われ、トンネルの出口でカプセルが取り外されます。 デフォルトでは、パケットは、IP-in-IP プロトコル (IP プロトコル番号 4) を用いることでカプセル化を 行ないます。 古いバージョンの .I mrouted のトンネリングは、 IP ソースルーティングを用いたものですが、 本手法はルータによっては大きな負荷をかけることになります。 本バージョンでは、IP ソースルーティングを用いたトンネリングは サポートしません。 .PP トンネリング機構の実装により、 .I mrouted は、 -実際のインタネットとは独立の、 +実際のインターネットとは独立の、 マルチキャストパケットのみを扱う広範囲の自立システムに跨る -仮想インタネットを構築できます。 +仮想インターネットを構築できます。 これを可能にすることにより、 実験的ではあるが、インターネットマルチキャストをサポートし、 (ユニキャスト)ルータによるマルチキャストルーティング を可能にします。 .I mrouted は deistance vector ルーティングプロトコルが持つ よく知られたスケーリングの問題の影響を被りますし、 階層的なマルチキャストルーティングを (まだ) サポートしていません。 .PP .I mrouted はマルチキャストルーティングのみを扱いますので、同じ機械の上でユニキャ ストルーティングソフトが走っていてもいなくても構いません。 トンネリングを利用すれば、 .I mrouted はマルチキャストフォーワーディングのためにひとつより多くの 物理的なサブネットにアクセスする必要がありません。 .br .ne 5 .SH 起動オプション .PP "\-d" オプションが与えられないか、もしくは debug level として 0 が指定された 場合、 .I mrouted は起動された端末から切り離されます。それ以外の場合は、 .I mrouted は、起動された端末に残り、起動された端末からの割り込みを受け付けます。 "\-d" が引数なしで指定された場合の debug level はデフォルトの 2 です。 debug level の指定の有無にかかわらず、 .I mrouted は常に警告メッセージやエラーメッセージを syslogd に対して送ります。 0 以外の debug level が指定された場合、以下の挙動を示します: .IP "level 1" すべての syslog へ出力されるメッセージは、stderr へも出力されます。 .IP "level 2" debug level 1での挙動に加え、重要と思われる挙動通知を stderr に出力します。 .IP "level 3" debug level 2 での挙動に加え、すべてのパケット送出/到着について stderr に出力します。 .PP 起動にともない、mrouted はその pid を /var/run/mrouted.pid ファイルに 書き出します。 .SH 初期設定 .PP .I mrouted は、自動的にすべてのマルチキャスト可能なインタフェース、 -つまり、IFF_MULTICAST フラグがセットされたインターフェース +つまり、IFF_MULTICAST フラグがセットされたインタフェース (ループバックインタフェースは除きます) に対して初期化を行い、別の .IR mrouted -に直接接続可能なインターフェースを探索します。 +に直接接続可能なインタフェースを探索します。 デフォルトの設定を上書きする、あるいは別の .IR mrouted に対するトンネルリンクを付加するには、 /etc/mrouted.conf (もしくは "\-c" オプションによって指定されるファイル) を編集します。 コンフィグレーションのためには以下の 4 種類のコマンドがあります。 .nf phyint [disable] [metric ] [advert_metric ] [threshold ] [rate_limit ] [boundary (|/)] [altnet /] tunnel [metric ] [advert_metric ] [threshold ] [rate_limit ] [boundary (|/)] cache_lifetime name / .fi .PP ファイルの形式は自由です。すなわち、空白文字 (改行も含みます) は意味を 持ちません。 .I boundary と .I altnet オプションは必要な数だけ指定して下さい。 .PP phyint コマンドはローカル IP アドレス によって認識される 物理インタフェース上のマルチキャストルーティングを無効にするか、 デフォルトでない metric あるいは threshold を 物理インタフェースに結びつけます。 ローカル IP アドレス はインタフェース名 (le0 等) で代用できます。 phyint が複数の IP からなるサブネットに向けられる場合、 altnet キーワードを使用してそれぞれのサブネットについて記述して下さい。 phyint コマンドは tunnel コマンドより前に書く必要が有ります。 .PP tunnel コマンドはローカル IP アドレス と リモート IP アドレス とを結ぶトンネルリンクを作り、 デフォルトでない metric あるいは threshold をそのトンネルに結びつけます。 ローカル IP アドレス はインタフェース名(le0 等)で 置き換えても構いません。 リモート IP アドレス は、 ホスト名に結びつけられた IP アドレスが 1 つである場合に限り、 ホスト名で置き換えても構いません。 双方のルータの mrouted.conf ファイルにおいて、 そのトンネルが使用される前に記述されている必要があります。 .PP cache_lifetime はキャッシュされたマルチキャスト経路がタイムアウトまで に kernel 内にどれだけ保持されるかを定めます。この変数は 300 (5 分) か ら 86400 (1 日) の間がいいでしょう。デフォルトは 300 です。 .PP 設定をキーワードを用いて簡単に行うために、境界に名前をつけることもでき ます。phyint あるいは tunnel コマンドの boundary オプションは 名前もしくは boundary のいずれかを受け付けます。 .PP metric は与えられたインタフェースかトンネルへデータグラムを送るため の "コスト" です; 経路の選択に影響を与えます。 デフォルト値は 1 です。metric は可能なかぎり小さくすべきです。 なぜなら、 .I mrouted は metric の合計が 31 を越える経路を通ることができないからです。 .PP advert_metric は、与えられたインタフェースもしくは tunnel に関連する "コスト" です; これは経路選択に影響します。 advert_metric のデフォルト値は 0 です。 リンクの実際の metric は一端の metric ともう一端の advert_metric との和です。 .LP threshold は最小の IP の生存時間であり、 この要件を満たすマルチキャストデータグラムは -指定されるインターフェースもしくはトンネルを転送されます。 +指定されるインタフェースもしくはトンネルを転送されます。 このパラメータによりマルチキャストデータグラムの到達範囲が定められます。 (転送されたパケットの TTL は threshold と比較するだけで、 threshold だけ TTL を減らしたりはしません。 すべてのマルチキャストルータは TTL を 1 づつ減らします。) デフォルト値は 1 です。 .LP 特定のサブネットやトンネルへ接続する .IR mrouted は、一般的にはすべて同じ metric と threshold を持ちます。 .PP rate_limit オプションによって、ネットワークの管理者はマルチキャスト トラフィックのために何キロビット毎秒のバンド幅をわりあてればよいかを指定 できます。デフォルト値は、トンネルは 500Kbps、 物理インタフェースは 0 (無制限) です。 .PP boundary オプションは、ある範囲のアドレスに対して、管理可能な境界を設 定します。この範囲のアドレスに属するパケットは範囲内のインタフェース には転送されません。boundary オプションは名前もしくは境界にて指定します。 .PP .I mrouted は 2 つ以上の有効な vif (仮想インタフェース) が無いときには実行を開始しません。 vif はマルチキャスト可能な物理インタフェースもしくはトンネルです。 -全ての仮想インターフェースがトンネルの場合は警告が記録されます; +全ての仮想インタフェースがトンネルの場合は警告が記録されます; そのような .I mrouted の設定は、より多くの直接トンネルを指定した方が良いかもしれません (中間管理者を削除するという意味です)。 .SH 設定例 .PP 以下は大きな学校にある架空のマルチキャストルータでの例です。 .sp .nf # # mrouted.conf example # # Name our boundaries to make it easier name LOCAL 239.255.0.0/16 name EE 239.254.0.0/16 # # le1 is our gateway to compsci, don't forward our # local groups to them phyint le1 boundary EE # # le2 is our interface on the classroom net, it has four # different length subnets on it. # note that you can use either an ip address or an # interface name phyint 172.16.12.38 boundary EE altnet 172.16.15.0/26 altnet 172.16.15.128/26 altnet 172.16.48.0/24 # # atm0 is our ATM interface, which doesn't properly # support multicasting. phyint atm0 disable # # This is an internal tunnel to another EE subnet # Remove the default tunnel rate limit, since this # tunnel is over ethernets tunnel 192.168.5.4 192.168.55.101 metric 1 threshold 1 rate_limit 0 # # This is our tunnel to the outside world. # Careful with those boundaries, Eugene. tunnel 192.168.5.4 10.11.12.13 metric 1 threshold 32 boundary LOCAL boundary EE .fi .SH シグナル .PP .I mrouted は以下のシグナルに反応します。 .IP HUP .I mrouted を再スタートします。 設定ファイルは再度読み込まれます。 .IP INT 後かたづけをしてから実行終了します (たとえば、隣接するルータすべてにさよならのメッセージを送ります)。 .IP TERM INT と同じです。 .IP USR1 内部ルーティングテーブルを /var/tmp/mrouted.dump にダンプし ます。 .IP USR2 内部キャッシュテーブルを /var/tmp/mrouted.cache にダンプしま す。 .IP QUIT 内部ルーティングテーブルを stderr にダンプします。 ただし、 .I mrouted が 0 以外の debug level の時のみです。 .PP シグナルを送る際の便宜のために、 .I mrouted は開始時に自身の pid を /var/run/mrouted.pid に書き出します。 .bp .SH 使用例 .PP ルーティングテーブルは以下のようになります: .nf Virtual Interface Table Vif Local-Address Metric Thresh Flags 0 36.2.0.8 subnet: 36.2 1 1 querier groups: 224.0.2.1 224.0.0.4 pkts in: 3456 pkts out: 2322323 1 36.11.0.1 subnet: 36.11 1 1 querier groups: 224.0.2.1 224.0.1.0 224.0.0.4 pkts in: 345 pkts out: 3456 2 36.2.0.8 tunnel: 36.8.0.77 3 1 peers: 36.8.0.77 (2.2) boundaries: 239.0.1 : 239.1.2 pkts in: 34545433 pkts out: 234342 3 36.2.0.8 tunnel: 36.6.8.23 3 16 Multicast Routing Table (1136 entries) Origin-Subnet From-Gateway Metric Tmr In-Vif Out-Vifs 36.2 1 45 0 1* 2 3* 36.8 36.8.0.77 4 15 2 0* 1* 3* 36.11 1 20 1 0* 2 3* . . . .fi この例では、4 つの vif が 2 つのサブネットと 2 つのトンネルにつながっています。 vif 3 がつながったトンネルは使われていません (peer アドレスが有りません)。 vif 0 と vif 1 がつながったサブネットには いくつかのグループが有ります; トンネルにはグループは有りません。 この例の .I mrouted は、"querier" フラグが示すように、 定期的なグループメンバシップクエリを vif 0 および vif 1 サブネットにて 送出する責任が有ります。 境界のリストは当該インタフェースのアドレス範囲が示されます。 入力及び出力パケット数が各インタフェースに対して示されます。 .PP マルチキャストデータグラムの起源となりうるサブネットに関連して 表示される情報は、 直前のホップのルータのアドレス(サブネットが直接接続されていない場合)、 起源までのパスのメトリック、 当該サブネットから最後に更新を受信してから経過した時間、 当該起源からのマルチキャストが入力される vif、 出力 vif 一覧です。 "*" は、 起源を根とするブロードキャストツリーの葉に、 当該出力 vif が接続していることを意味します。 宛先グループのメンバが当該葉にいる時のみ、 当該起源からのマルチキャストデータグラムを当該出力 vif からフォワードします。 .bp .PP .I mrouted はカーネル内のフォワーディングキャッシュテーブルも管理します。 エントリの生成及び削除は .I mrouted が行います。 .PP キャッシュテーブルは以下のようなものです: .nf Multicast Routing Cache Table (147 entries) Origin Mcast-group CTmr Age Ptmr IVif Forwvifs 13.2.116/22 224.2.127.255 3m 2m - 0 1 >13.2.116.19 >13.2.116.196 138.96.48/21 224.2.127.255 5m 2m - 0 1 >138.96.48.108 128.9.160/20 224.2.127.255 3m 2m - 0 1 >128.9.160.45 198.106.194/24 224.2.135.190 9m 28s 9m 0P >198.106.194.22 .fi 各エントリは起源のサブネット番号、マスク、宛先マルチキャストグループにて 区別します。 'CTmr' フィールドは当該エントリの生存時間を表します。 このタイマ値が 0 まで減算されたエントリはキャッシュテーブルから削除されます。 'Age' フィールドはこのエントリが最初に生成されてから経過した時間を表します。 キャッシュエントリはリフレッシュされるため、 当該エントリに関するトラフィックが続く限りルーティングエントリは生き残ります。 'Ptmr' フィールドは、上流に枝刈が送出されていなければ単に -、 そうでないばあいには上流の枝刈がタイムアウトするまでの時間を表します。 'Ivif' フィールドは起源からのマルチキャストパケットが入力される vif を表します。 各ルータは特定のソース及びグループに関し、 隣接するルータより受信する枝刈数の記録も管理します。 あるサブネットに関してマルチキャストツリーの下流の枝において マルチキャストグループのメンバが存在しない場合、 上流のルータに対して枝刈メッセージが送信されます。 この場合、vif 番号の後に "P" が付けられます。 'Forwvifs' フィールドは ソースグループに属するデータグラムがフォワードされる インタフェースを表します。 "p" は、このインタフェースを介してフォワードされるデータグラムが存在しない ことを表します。 リストされないインタフェースは葉のサブネットであり、 特定のグループのメンバを当該サブネットに持ちません。 インタフェースにおける "b" の表示は、 当該インタフェースが境界インタフェースであることを表します。 すなわち、範囲内のアドレスのトラフィックは 当該インタフェースを介してフォワードされないことを意味します。 ">" を最初の文字として表示する追加の行は、当該サブネット上のソースと表します。 一つのサブネット上に複数のソースが存在可能であることに注意して下さい。 .SH 関連ファイル /etc/mrouted.conf .br /var/run/mrouted.pid .br /var/tmp/mrouted.dump .br /var/tmp/mrouted.cache .SH 関連項目 .BR mrinfo (8) , .BR mtrace (8) , .BR map-mbone (8) .sp DVMRP は、 他のマルチキャスト経路制御アルゴリズムと共に、 ACM SIGCOMM '88 コンファレンスのプロシーディングに、 S. Deering が "Multicast Routing in Internetworks and Extended LANs" として記述しています。 .SH 作者 Steve Deering, Ajit Thyagarajan, Bill Fenner diff --git a/ja/man/man8/natd.8 b/ja/man/man8/natd.8 index 59322d9e9c..69247f86a5 100644 --- a/ja/man/man8/natd.8 +++ b/ja/man/man8/natd.8 @@ -1,426 +1,426 @@ .\" manual page [] for natd 1.4 .Dd 15 April 1997 .Os FreeBSD .Dt NATD 8 .Sh 名称 .Nm natd .Nd ネットワークアドレス変換デーモン .Sh 書式 .Nm .Op Fl ldsmvu .Op Fl permanent_link .Op Fl dynamic .Op Fl i Ar inport .Op Fl o Ar outport .Op Fl p Ar port .Op Fl a Ar address -.Op Fl i Ar interface +.Op Fl n Ar interface .Op Fl f Ar configfile .Nm .Op Fl log .Op Fl deny_incoming .Op Fl use_sockets .Op Fl same_ports .Op Fl verbose .Op Fl unregistered_only .Op Fl permanent_link .Op Fl dynamic .Op Fl inport Ar inport .Op Fl outport Ar outport .Op Fl port Ar port .Op Fl alias_address Ar address .Op Fl interface Ar interface .Op Fl config Ar configfile .Op Fl redirect_port Ar linkspec .Op Fl redirect_address Ar localIP publicIP .Sh 解説 このプログラムは、FreeBSD における .Xr divert 4 ソケットと共に用いることによって、ネットワークアドレスの変換を 行います。 コマンドラインオプションのほとんどは、1 文字の短縮形か、長い表記が 利用できます。 見る人がはっきりと理解しやすいように、長い表記を使うことが 推奨されています。 .Pp .Nm natd は通常、デーモンとしてバックグラウンドで実行します。 .Nm はマシンに入ってくるパケット、またはマシンから出て行くパケットを 生(raw)のまま扱い、場合により IP パケットストリームに 再び送り出す前に手を加えます。 .Pp .Nm natd は他のホストへ向かうすべてのパケットについて、発信元 IP アドレスを 現在のマシンのものにする、という変換を行います。 このように変換された各パケットについて、変換内容を記録するために 内部テーブルエントリが作成されます。 発信元ポート番号も、パケットに適用したテーブルエントリを示すように 変更されます。 現在のホストの、対象となる IP アドレスを使ったパケットが受信されると、 この内部テーブルがチェックされます。 エントリが見つかると、パケットに正しい対象 IP アドレスとポート番号を 入れるのに利用されます。 .Pp 以下のコマンドラインオプションが利用できます。 .Bl -tag -width Fl .It Fl log | l 様々な alias の統計や情報をファイル .Pa /var/log/alias.log に記録します。このファイルは natd が起動されるたびに切りつめられます。 .It Fl deny_incoming | d 現在の IP アドレスへ向かうパケットのうち、内部変換テーブルに エントリの無いものを拒否します。 .It Fl use_sockets | s FTP data コネクションや IRC DCC send コネクションを確立するのに .Xr socket 2 を割り当てます。このオプションはよりシステムリソースを消費しますが、 ポート番号が衝突する場合でもコネクションが成功することを保証します。 .It Fl same_ports | m 出て行くパケットを変換する時に、できるだけポート番号を同じまま 保つようにします。このオプションにより、RPC のようなプロトコルが うまく働く可能性があがります。ポート番号を維持することができない時には、 暗黙のうちに通常と同じ方法で変換されます。 .It Fl verbose | v 起動時に .Xr fork 2 や .Xr daemon 3 を呼び出しません。よって、制御端末から切り離されずに、標準出力に すべてのパケット変換を表示します。このオプションはデバッグの目的に のみ用いるべきです。 .It Fl unregistered_only | u 登録されていない発信元アドレスを伴う出て行くパケットのみを変換します。 rfc 1918 によれば、登録されていない発信元アドレスは 10.0.0.0/8 と 172.16.0.0/12 と 192.168.0.0/16 となっています。 .It Fl redirect_port Ar linkspec 指定されたポートに入ってくるコネクションを別のホストとポートに リダイレクトします。linkspec の書式は proto targetIP:targetPORT [aliasIP:]aliasPORT [remoteIP[:remotePORT]] のようになります。proto は tcp もしくは udp 、 targetIP は希望する ( リダイレクト先 ) 対象 IP アドレス、targetPORT は希望する対象ポート番号、 aliasPORT は ( クライアントが ) 要求するポート番号、aliasIP は alias を 行うアドレスです。 remoteIP と remotePORT は、必要な場合により正確なコネクションを 指定するのに利用できます。 例えば、 .Ar tcp inside1:telnet 6666 という引数は、このマシンのポート 6666 に向けられた tcp パケットが マシン inside1 の telnet ポートに送られることを示しています。 .It Fl redirect_address Ar localIP publicIP 公式な IP アドレスへのパケットの流れを、ローカルネットワーク内の マシンにリダイレクトします。この機能は "静的 NAT (static NAT)" と 呼ばれています。 静的 NAT はあなたの ISP が IP アドレスの小さなブロックをあたなに 割り当てた時に、単一のアドレスとして用いるのにも利用できます: redirect_address 10.0.0.8 0.0.0.0 上記のコマンドは入ってくすべてのパケットをマシン 10.0.0.8 に リダイレクトします。 下記のように、いくつかのアドレス alias が同一の公式アドレスを 示すように指定すると、 redirect_address 192.168.0.2 public_addr redirect_address 192.168.0.3 public_addr redirect_address 192.168.0.4 public_addr 入ってくるパケットの流れは最後に変換されたローカルアドレス (192.168.0.4) に向けられますが、最初の二つのアドレスの出て行く パケットの流れは指定された公式アドレスへの alias のままになります。 .It Fl permanent_link Ar linkspec 内部 alias テーブルに恒久的なエントリを作成します。linkspec の書式は proto targetIP:targetPORT sourceIP:sourcePORT aliasPORT のようになります。proto は tcp もしくは udp 、 targetIP は希望する ( リダイレクト先 ) 対象 IP アドレス、 targetPORT は希望する対象 ポート番号、 sourceIP と sourcePORT は入ってくるパケットにマッチする もの、aliasPORT は ( クライアントが ) 要求するポート番号、となります。 値 0 はワイルドカードとして扱われます。例えば、 .Ar tcp inside1:telnet outside1:0 6666 はマシン outside1 ( の任意のポート ) からこのマシンのポート 6666 に 向けられた tcp パケットが、マシン inside1 の telnet ポートに送られる ことを示します。 新規に導入する場合は、代わりに redirect_port を使うようにしてください。 .It Fl dynamic .Fl n オプションや .Fl interface オプションが用いられると、 .Nm は 指定された .Ar interface へルーティングする変換ソケットを監視します。 .\" (訳注) kuriyama@opt.phys.waseda.ac.jp (Nov 29 1997) .\" 上の訳はどうも意味が通らない。原文は以下の通り。誰か直して。 .\" .Nm .\" will monitor the routing socket for alterations to the .\" .Ar interface .\" passed. .\" (訳注2) kuriyama@opt.phys.waseda.ac.jp (Jan 4 1998) .\" ちょっと直してみたけどまだ不満。 -インターフェイスの IP アドレスが変化すると、 +インタフェースの IP アドレスが変化すると、 .Nm は alias アドレスを動的に変更します。 .It Fl i | inport Ar inport すべてのパケットをマシンに入ってくるものとして扱い、 .Ar inport から読み込み、 .Ar inport へ書き出します。 .It Fl o | outport Ar outport すべてのパケットをマシンから出て行くものとして扱い、 .Ar outport から読み込み、 .Ar outport へ書き出します。 .It Fl p | port Ar port .Xr divert 4 によって指定されたルールを用いてパケットを識別し、入ってくるパケットを .Ar port から読み、出て行くパケットを .Ar port へ書き出します。 .Ar port が数字でない場合、関数 .Xr getservbyname 3 を用いて .Pa /etc/services データベースが検索されます。 このフラグが指定されない時には、デフォルトとして natd という名前の divert ポートが用いられます。 .Pa /etc/services データベースのエントリの例としては以下のようになります: natd 6668/divert # Network Address Translation socket より詳しい説明は、 .Xr services 5 を参照してください。 .It Fl a | alias_address Ar address alias アドレスとして .Ar address を用います。このオプションが指定されない場合は、 .Fl n オプションか .Fl interface オプションが指定されなければなりません。 指定されたアドレスは、 公開されたネットワークインタフェースに割当てられたアドレスである 必要があります。 .Pp このアドレスのインタフェースを通って出る全データのソースアドレスは .Ar address に書換えられます。 外部からこのインタフェースに到着する全データは、 既に alias された外向け接続にマッチするかどうかチェックされます。 マッチする場合、パケットはそれぞれ変換されます。 マッチしない場合、 .Fl redirect_port と .Fl redirect_address の割り当てをチェックしそれぞれの動作を行います。 他の動作が行えない場合かつ .Fl deny_incoming が指定されていない場合、 パケットに指定された通りに パケットはローカルのマシンのポートに配送されます。 .It Fl n | interface Ar interface alias アドレスを決めるのに、 .Ar interface を用います。 .Ar interface に関連づけられた IP アドレスが変化する可能性がある場合には、 .Fl dynamic フラグも指定されるべきです。 .Pp 指定された .Ar interface は公開されたネットワークインタフェースである必要があります。 .It Fl f | config Ar configfile .Ar configfile から設定を読み込みます。 .Ar configfile はオプションのリストを含み、上記のコマンドラインフラグの長い表記と 同じ物が 1 行ずつ入ります。例えば、 alias_address 158.152.17.1 という行は alias アドレスに 158.152.17.1 を指定します。 設定ファイル内では、引数を持たないオプションは .Ar yes か .Ar no を伴って指定されます。例えば、 log yes は .Fl log と同じ意味になります。空行と '#' で始まる行は無視されます。 .El .Sh NATD の実行 .Nm natd を走らせようとする前には以下の手順が必要となります: .Bl -enum .It バージョン 2.2 かそれ以上の FreeBSD を手に入れる。これより前の バージョンは .Xr divert 4 ソケットをサポートしていません。 .It 自分のカーネルを以下のオプションを付けて構築します: options IPFIREWALL options IPDIVERT 自分のカーネルを構築する方法については、ハンドブックに詳しい説明が あるのでそちらを参照してください。 .It あなたのマシンがゲートウェイとして働くようにします。これは .Pa /etc/rc.conf に gateway_enable=YES と指定するか、 sysctl -w net.inet.ip.forwarding=1 というコマンドを用いることで機能するようになります。 .It .Fl n フラグや .Fl interface -フラグを使いたい場合は、そのインターフェイスがすでに設定済みとなるように +フラグを使いたい場合は、そのインタフェースがすでに設定済みとなるように します。例えば、 .Ar interface -として tun0 を指定しようとし、そのインターフェイスで +として tun0 を指定しようとし、そのインタフェースで .Xr ppp 8 を使っている場合には、 .Nm natd を起動する前に .Nm ppp を起動するようにしなければなりません。 .It .Pa /etc/services にエントリ: natd 6668/divert # Network Address Translation socket を作成します。これは .Fl p フラグや .Fl port フラグのデフォルトの値となります。 .El .Pp .Nm の実行は至って簡単です。 natd -interface ed0 -という行でほとんどの場合充分です(正しいインターフェイス名に置き換えて +という行でほとんどの場合充分です(正しいインタフェース名に置き換えて ください)。 .Nm が起動されたら、パケットの流れの方向が natd の方に変わる (divert される) ようにしなければなりません: .Bl -enum .It .Pa /etc/rc.firewall スクリプトをうまく調整する必要があります。防火壁 (firewall) に 興味が無ければ、以下のようにすれば良いでしょう: /sbin/ipfw -f flush /sbin/ipfw add divert natd all from any to any via ed0 /sbin/ipfw add pass all from any to any -2 番目の行はあなたのインターフェイスに依ります (ed0 を適切に +2 番目の行はあなたのインタフェースに依ります (ed0 を適切に 変更してください)。 また、前項のように .Pa /etc/services に natd のエントリが入るように更新されていると仮定します。 本物の防火壁ルールを指定する場合、スクリプトの先頭で上記の 2 行目を 指定すると良いでしょう。 そうすることによって、防火壁により排除されてしまう前に、 .Nm がすべてのパケットを見ることができるようになります。 すべての divert ルールを除き、 .Nm により変換された各パケットには再び防火壁のルールが適用されます。 .It .Pa /etc/rc.conf で firewall_enable=YES と設定し、防火壁を作動させます。これはシステムの起動時のスクリプトに .Pa /etc/rc.firewall スクリプトを実行するように伝えます。 今すぐ再起動したくない場合には、コンソールから手で実行してください。 バックグラウンドで実行させるのでない限り、これは決して仮想セッションから 行ってはいけません。もし実行させてしまうと、flush が行われた後に あなたは締め出されてしまい、すべてのアクセスを永久に遮断するために この地点で .Pa /etc/rc.firewall の実行は止まってしまいます。スクリプトをバックグラウンドで実行すれば、 この災害を避けることができます。 .El .Sh 関連項目 .Xr getservbyname 2 , .Xr socket 2 , .Xr divert 4 , .Xr services 5 , .Xr ipfw 8 .Sh 作者 このプログラムは、多くの人々の細切れの努力の結果です: Divert ソケット: Archie Cobbs パケット alias: Charles Mott IRC サポート & その他の追加: Eivind Eklund Natd: Ari Suutari まとめ役: Brian Somers diff --git a/ja/man/man8/pccardd.8 b/ja/man/man8/pccardd.8 index ecc32023ba..9cd1f73558 100644 --- a/ja/man/man8/pccardd.8 +++ b/ja/man/man8/pccardd.8 @@ -1,154 +1,154 @@ .\" .\" Copyright (c) 1994 Andrew McRae. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. .\" IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, .\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT .\" NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, .\" DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY .\" THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" .\" %Id: pccardd.8,v 1.4.2.4 1998/04/18 23:28:50 nate Exp % .\" jpman %Id: pccardd.8,v 1.4 1997/07/26 22:04:06 horikawa Stab % .\" .Dd November 1, 1994 .Dt PCCARD 8 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm pccardd .Nd PC-CARD (PCMCIA) 管理デーモン .Sh 書式 .Nm pccardd .Op Fl d .Op Fl v .Op Fl f Ar configfile .Sh 解説 .Nm は、普通ブート時に始動され、 PC-CARD カードの抜き差しを管理します。 .Pp 実行されると、 .Nm は (デフォルト名が .Pa /etc/pccard.conf の) 設定ファイルを読み込み、カードのために利用可能な PC-CARD スロット をスキャンします。 .Nm は、その後、例えば新しいカードの挿入やカードの取り外しのような、 .Em "カードイベント" を待ちます。 .Pp カードが挿入された時、以下のような動作が行われます。 .Bl -enum .It カーネルドライバはカードの挿入を検出し、カードに電源を供給します。 .It .Nm は、 .Em CIS データをカードの属性メモリから読み込み、製造社名とカードの バージョンを設定ファイルのカード記述と照合します。 .It マッチするものが見付かると、ドライバが割り当てられます。 .It ひとたび自由なドライバとデバイス実体が割り当てられると、 .Nm は (必要であれば) ISA メモリブロックや入出力ポートのような資源を 共通の資源から割り当てます。 .It PC-CARD スロットは、割り当てられた I/O とメモリコンテキストによって 設定され、カーネルドライバがカードに割り当てられます。 .It -割当が成功すると、例えばネットワークインターフェースを設定するための +割当が成功すると、例えばネットワークインタフェースを設定するための .Xr ifconfig 8 等のような 特定のシェルコマンドがデバイスを設定するために実行されます。 それぞれ別々のコマンドを各カード・ドライバ・デバイスのために指定して良く、 その順序で実行されます。 .El .Pp .Nm がカードの除去を発見した時には、以下の一連の操作が実行されます。 .Bl -enum .It カード除去に対して割り当てられたシェルコマンドが実行されます。 これは、除去されたカードに割り当てられたどんなデバイスも リセットしようとします。 それぞれ別々のコマンドを各カード・ドライバ・デバイスのために指定して良いです。 .It PC-CARD スロット資源は解放されます。 .El .Pp ひとたびカード/ドライバ実体が設定されると、 その実体に割り当てた資源を憶えておきます。 そして、カードが取り外され再び挿入された場合、 同じドライバを割り当てます。この主な理由は、一度ドライバがカードに 割り当てられると、ドライバの .Fn 検査 (prove) ルーチンが呼ばれ、 ドライバ固有のデータ領域は カードに割り当てられた I/O ポートやメモリ資源によって初期化されるからです。 大多数のドライバは、ハードウエアから関連を解消されたり、その後で再び 違うパラメータで再割当されるように設計されていません。 これは、読み込み可能カーネルモジュールがサポートされた時に大きく変わ るでしょう。 .Pp .Nm が理解する実行時オプションは以下の通りです。 .Bl -tag -width Ds .It Fl d デーモンとして実行せず、フォアグランドジョブとして実行し、 エラーメッセージを表示します。 .It Fl v 設定ファイルを読み込んだ後で、そのまとめを出力します。 .It Fl f Ar configfile デフォルト設定ファイル .Pa /etc/pccard.conf とは異なった設定ファイルを指定します。 ファイルの形式は、 .Xr card.conf 5 に詳細に記述されていますし、 .Nm によって認識される PC-CARD カードがリストされています。 また、カードへのインタフェースとして使われるカーネルドライバと デバイスについても詳細に書かれています。 .Pp .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/pccard.conf -compact .It Pa /etc/pccard.conf .El .Sh 関連項目 .Xr pccard.conf 5 , .Xr ifconfig 8 .Sh 作者 .An Andrew McRae Aq andrew@mega.com.au によって開発されました。 .Sh バグ .Nm はカードのパラメータを設定することができますが、 特定のドライバがカードと動作することを保証しません。 .Pp .Nm FreeBSD は、現在読み込み可能カーネルモジュールをサポートしていないため、 設定ファイル中のすべての .Em irq 設定は、カーネルの .Nm config エントリにマッチする必要が有ります。 .Pp システム資源 (例えばネットワークマウントされているファイルシステム) が カードに関連している場合は、カードを取り外すと問題が起こるかも知れません。 diff --git a/ja/man/man8/pppd.8 b/ja/man/man8/pppd.8 index 0f169e45f9..4c0be54a5e 100644 --- a/ja/man/man8/pppd.8 +++ b/ja/man/man8/pppd.8 @@ -1,844 +1,844 @@ .\" manual page [] for pppd 2.0 .\" %Id: pppd.8,v 1.7.2.2 1997/05/07 23:57:42 brian Exp % .\" jpman %Id: pppd.8,v 1.2 1997/05/27 00:43:48 mutoh Stab % .\" SH section heading .\" SS subsection heading .\" LP paragraph .\" IP indented paragraph .\" TP hanging label .TH PPPD 8 .SH 名称 pppd \- PPP(Point to Point Protocol) を処理するデーモン .SH 書式 .B pppd [ .I options ] [ .I tty_name ] [ .I speed ] .SH 解説 .LP Point-to-Point プロトコル (PPP) は、シリアル回線上に確立された Point-to-Point リンクを介したデータグラムの送受方法を提供します。 PPP は、データグラムのカプセル化方式、拡張可能なリンク制御プロトコル (LCP)、 そして異なるネットワーク層プロトコルの設定とコネクションの確立を行なう 一群のネットワーク制御プロトコル (NCP) の 3 つの部分から構成されています。 .LP カプセル化体系は、カーネル内のドライバコードにより提供されています。 .B pppd は、基本的な LCP 機能、認証機能、そして IP コネクションの確立と設定を行なう NCP(IP Control Protocol(IPCP) と呼ばれています)を提供します。 .SH よく使われるオプション .TP .I 使用するシリアルポートの特殊ファイル名を指定します。 もし必要であれば、特殊ファイル名の前に"/dev/"文字列が追加されます。 デバイス名が指定されていない場合や制御端末の名前が与えられた場合には、 .I pppd は自らの制御端末をコネクションの確立に使用し、 バックグラウンド実行のための fork を行ないません。 .TP .I tty の速度を設定します。4.4BSD や NetBSD では任意の速度を指定することが できます。その他のシステム (SunOS 等) では一定の組合せのみが指定可能です。 .TP .B asyncmap \fI 非同期キャラクタマップを に設定します。 このマップは、シリアル回線を経由するとどのコントロールキャラクタの受信が うまくいかなくなるかを記述するものです。 .I pppd は、相手側にこれらのキャラクタを 2 バイトのエスケープシーケンスとして 送信するよう依頼します。 引数は 32 ビットの 16 進数であり、各ビットがエスケープするべきキャラクタを 表しています。 ビット 0 (00000001) はキャラクタ 0x00 をあらわし、 ビット 31 (80000000) は、キャラクタ 0x1f '^_' をあらわしています。 複数の \fBasyncmap\fR オプションが与えられた場合、それらの値の論理和が 採用されます。 \fBasyncmap\fR が与えられなかった場合には、このホストが受信側となる 非同期キャラクタマップは設定されません。 相手側はすべてのコントロールキャラクタをエスケープして送信します。 .TP .B auth ネットワークパケットの送受信を許可する前に、相手側に自分自身の認証を 行なうよう要求します。 .TP .B connect \fI

\fI

\fR で指定された実行可能コマンドまたはシェルコマンドを シリアル回線のセットアップに用います。 ほとんどの場合ここで指定されるスクリプトには、 モデムにダイヤルコマンドを送ったり リモート ppp セッションを 開始したりするための "チャット(chat)" プログラムを使用します。 .TP .B connect-max-attempts \fI 指定した時間 (デフォルトでは 1)以上 リモートシステムとの ダイアルコネクションを保持しません。コネクションができない場合は、 pppd は終了します。 \fBpersist\fR を指定することが要求されます。 .TP .B crtscts シリアルポートのフロー制御にハードフロー制御 (RTS/CTS) を用います。 .TP .B -crtscts シリアルポートのハードウエアフロー制御 (RTS/CTS) を使いません。 \fBcrtscts\fR か \fB\-crtscts\fR の両方のオプションが与えられない時、 シリアルポートのハードウエアフロー制御の設定は変更されずに そのままになります。 .TP .B xonxoff シリアルポートのフロー制御に XON/XOFF キャラクタによるフロー制御を用います。 現時点では、このオプションは Linux では実装されていません。 .TP .B defaultroute IPCP ネゴシエーションが成功すると、相手側をゲートウェイとする デフォルトルートをシステムのルーティングテーブルに追加します。 このオプションにより追加されたデフォルトルートエントリは、 PPP コネクションが切断された際に削除されます。 .TP .B disconnect \fI

pppd が接続を切った後に \fI

\fR で指定した実行可能コマンドまたは シェルコマンドを実行します。 このスクリプトで、例えばハードウェアモデム制御信号 (DTR) が使えない場合に モデムに回線切断のコマンドを発行することができます。 .TP .B escape \fIxx,yy,... 転送時にエスケープを行なうべきキャラクタを指定します(相手側が 非同期キャラクタマップでエスケープを要求しているかどうかには影響されません)。 エスケープされるキャラクタは、カンマで区切られた 16 進の数字で指定します。 コントロールキャラクタしか指定できない非同期キャラクタマップ (asyncmap) とは異なり、\fBescape\fR オプションではどんなキャラクタでも指定できる ことに注意してください。 ただし 16 進表記で 0x20 から 0x3f までと 0x5e のキャラクタは エスケープするべきではありません。 .TP .B file \fI オプションをファイル から読み込みます(フォーマットは後述します)。 .TP .B lock シリアルデバイスに対する排他アクセスを確実に行なうために、 UUCP 形式のロックファイルを作成するよう \fIpppd\fR に指示します。 .TP .B mru \fI ネゴシエーション時の MRU [Maximum Receive Unit] 値を に設定します。 .I pppd は、通信相手に バイトを超えるパケットを送信しないよう要求します。 最小の MRU 値は、128 です。 デフォルトの MRU 値は 1500 です。低速のリンクでは 296 を推奨します。 (TCP/IP ヘッダ 40 バイト + データ 256 バイト). .TP .B netmask \fI -インターフェースの netmask を に設定します。 +インタフェースの netmask を に設定します。 32 bit の netmask を、255.255.255.0 のように、 10 進 + ピリオド表記 (符号付き 10 進表現) で指定します。 .TP .B dns1 \fI 接続先が プライマリ DNS サーバを聞いてきた場合、このアドレスを答えます。 32 bit IP アドレスを 符号付き 10 進表現で指定します。 .TP .B dns2 \fI 接続先が セカンダリ DNS サーバを聞いてきた場合、このアドレスを答えます。 32 bit IP アドレスを 符号付き 10 進表現で指定します。 .TP .B passive LCP で "passive" オプションを有効にします。このオプションを指定した場合には、 コネクションを開始しようとしても相手からの返答がない場合、 .I pppd は相手から有効な LCP パケットが到着するのを待ち続けます。 (このオプションを指定しなければ、相手からの返答がない場合に .I pppd は実行を中断します。) .TP .B silent このオプションを指定した場合、 .I pppd は相手から有効な LCP パケットを受信するまで 接続を開始するための LCP パケットを送信せずに待ちます。 (旧バージョンの \fIpppd\fR で 'passive' オプションを指定した場合と 同じ動作です。) .SH オプション .TP .I \fB:\fI -ローカルインターフェースとリモートインターフェースの IP アドレスを設定します。 +ローカルインタフェースとリモートインタフェースの IP アドレスを設定します。 どちらか一方を省略することも可能です。IP アドレスは、ホスト名もしくは 符号付き 10 進表現 (例 :150.234.56.78) のどちらでも指定可能です。 デフォルトのローカルアドレスは、そのシステムの ( 最初の )IP アドレスと なります。( ただし .B noipdefault オプションが指定された場合を除きます。) リモートアドレスは、 オプションで指定されていない場合には相手側から取得されます。 ですから、もっとも単純な指定を行う場合には、このオプションは不必要です。 ローカルまたはリモートの IP アドレスがこのオプションで指定されている場合には、 .I pppd は IPCP ネゴシエーションで相手側がこの指定と異なるアドレスを送って来た場合 これを拒否します。ただし、 .B ipcp-accept-local や .B ipcp-accept-remote が指定されている場合にはこの限りではありません。 .TP .B -all LCP や IPCP でのオプションによるネゴシエーションは 要求も許可もされません。(デフォルト値を用います。) .TP .B -ac Address/Control 圧縮ネゴシエーションを無効にします ( これがデフォルトで、address/control フィールドの圧縮は通常行なわれません)。 .TP .B -am asyncmap ネゴシエーションを無効にします(デフォルトの asyncmap が用られ、 全てのコントロールキャラクタがエスケープされます)。 .TP .B -as \fI .B asyncmap \fI と同じ意味です。 .TP .B -d デバッグレベルを増やします。(\fBdebug\fR オプションと同じ意味です。) .TP .B -detach バックグラウンドプロセスになるための fork を行ないません( .I pppd は、シリアルデバイスが指定されていて このオプションが指定されていない場合もしくはシリアルデバイスが 制御端末ではない場合には fork します)。 .TP .B -ip IP アドレスネゴシエーションを無効にします (このオプションを指定した場合には、リモート IP アドレスを コマンドラインもしくはオプションファイルで指定する必要があります)。 .TP .B -mn magic number ネゴシエーションを無効にします。このオプションを指定した場合には、 .I pppd はループバック回線を検出することができません。 .TP .B -mru MRU [Maximum Receive Unit] ネゴシエーションを無効にします ( デフォルトの MRU 値の 1500 を使用します)。 .TP .B -p .B passive オプションと同じ意味です。 .TP .B -pc プロトコルフィールド圧縮ネゴシエーションを無効にします (これがデフォルトで、プロトコルフィールドの圧縮は通常無効になっています)。 .TP .B +ua \fI

相手側から PAP [Password Authentication Protocol] による認証を 要求された場合には、それに同意します。そしてファイル

に記述された データを用いてユーザ名とパスワードを相手に送ります。 このファイルには、リモートのユーザ名と改行が格納され、 続いてリモートパスワードと改行が格納されています。 このオプションは旧式です。 .TP .B +pap PAP を用いて自分自身の認証を行なうよう相手に要求します。 .TP .B -pap PAP による認証を拒否します。 .TP .B +chap CHAP [Challenge Handshake Authentication Protocol] を用いて 自分自身の認証を行なうことを相手に要求します。 .TP .B -chap CHAP による認証を拒否します。 .TP .B -vj Van Jacobson 形式の IP ヘッダ圧縮のネゴシエーションを無効にします (これがデフォルトで、ヘッダの圧縮は通常行なわれません)。 .TP .B bsdcomp \fInr,nt 接続相手に、BSD圧縮方式を使った送出時のパケット圧縮を要求します。 ここでの最大コードサイズは \fInr\fR ビットです。 相手側が送るパケットの最大の大きさは、 \fInt\fR ビットです。 \fInt\fR が指定されない時は、デフォルトの値が使われます。 9 から 15 の範囲の値が、 \fInr\fR と \fInt\fR で使われます。 より大きな値は、よりよい圧縮となりますが、圧縮辞書のためにより多くの カーネルメモリを消費します。\fInr\fR や \fInt\fR に対して、値 0 を 指定すると、圧縮を指定した方向には行いません。 .TP .B \-bsdcomp 圧縮を行いません。 \fBpppd\fR は、BSD 圧縮方式を使ったパケットの圧縮を 要求しませんし、許可もしません。 .TP .B debug デバッグレベルを増加させます (\fB\-d\fR と同じ意味です)。 このオプションを指定した場合、\fIpppd\fR は送受信した すべての制御パケットの内容を可読形式でログをとります。 パケットは syslog を経由して、\fIdaemon\fR ファシリティの \fIdebug\fR レベルとして記録されます。 本情報は、/etc/syslog.conf を適切に記述することで ファイルに記録することができます(syslog.conf(5) 参照)。 (もし \fIpppd\fR が extra debugging オプションを有効にして コンパイルされていれば、\fIdaemon\fR ファシリティの かわりに \fIlocal2\fR ファシリティを使用してメッセージを記録します。) .TP .B \-defaultroute \fBdefaultroute\fR オプションを無効にします。 \fIpppd\fR を使っているユーザにデフォルトルートを作成させたくない システム管理者は、このオプションを /etc/ppp/options ファイルに 記述することができます。 .TP .B domain \fI 認証のために使用するローカルホスト名にドメイン名 を付加します。 例えば、FQDN が porsche.Quotron.COM であって、 gethostname() が porsche という名前を返す場合には、 このオプションを用いてドメイン名を Quotron.COM と指定します。 .TP .B ipparam \fIstring ip-up と ip-down スクリプト用に余分のパラメータを指定します。 このオプションが与えられた場合、 \fIstring\fR が 6 番目のパラメータと して、これらのスクリプトに与えられます。 .TP .B modem モデム制御線を使用します。このオプションはデフォルトです。 このオプションを使うことで、 .B pppd は、シリアルデバイスをオープンした時に (接続スクリプトが指定されていなくても) モデムから CD (Carrier Detect) 信号が送られるのを待ちます。 そして、接続が中断された時や接続スクリプトが終了する時に、 DTR (Data Terminal Ready) 信号を落します。 Ultrix では、 このオプションは、 \fBcrtscts\fR オプションのように ハードワイアフロー制御を実行します。 .TP .B kdebug \fIn カーネルレベルの PPP ドライバのデバッグコードを有効にします。 引数 \fIn\fR として、以下の数値のうち必要なものの合計を指定します。 1 は一般的なデバッグメッセージ出力を有効にします。 2 は受信したパケットの内容の出力を要求します。 4 は送信したパケットの内容の出力を要求します。 .TP .B local モデム制御線を使用しません。 .B pppd は、モデムからの CD (Carrier Detect) 信号の状態を無視し、 DTR (Data Terminal Ready) 信号の状態を変化しません。 .TP .B mtu \fI MTU [Maximum Transmit Unit] 値を \fI\fR に設定します。 相手が MRU ネゴシエーションを通じてこれより小さい値を要求してこない限り、 \fIpppd\ は、PPP ネットワークインタフェースを通して \fIn\fR バイトを 越えないデータパケットを送ることをカーネルのネットワークコードに要求します。 .TP .B name \fI 認証の目的で用いられるローカルシステムの名前を に設定します。 .TP .B user \fI PAP を用いてこのマシンの認証を行なう際に用いるユーザ名を に設定します。 .TP .B usehostname 認証時にホスト名をローカルシステムの名前として使用することを強制します。 ( このオプションは .B name オプションに優先します。 ) .TP .B remotename \fI リモートシステムの名前を とみなして認証を行ないます。 .TP .B papcrypt 相手の同一性を調べるために使われる /etc/ppp/pap-secrets ファイル内の全ての秘密を暗号化することを 指示します。そして、 pppd は、 (暗号化前の) /etc/ppp/pap-secrets ファイルからの秘密と等かであってもパスワードを受け入れません。 .TP .B proxyarp 自システムの ARP [Address Resolution Protocol] テーブルに相手の IP アドレス と自イーサネットアドレスを追加します。 .TP .B \-proxyarp \fBproxyarp\fR オプションを使いません。\fIpppd\fR のユーザに proxy ARP エントリを作成させたくないシステム管理者はこのオプションを /etc/ppp/options ファイルに記述することでそのようにできます。 .TP .B persist 接続が切断された後で終了しません。代わりに再接続しようとします。 .TP .B login PAP を用いた相手の認証に、システムパスワードデータベースを用います。 .TP .B noipdefault ローカル IP アドレスが指定されない場合にデフォルトで行なわれる、 ホスト名から IP アドレスを ( 可能であれば ) 決定する動作を無効にします。 このオプションを指定した場合には、IPCP ネゴシエーション時に 相手側がローカルの IP アドレスを指定する必要があります (明示的にコマンドラインで指定されているか、 オプションファイルで指定されている場合を除きます)。 .TP .B lcp-echo-interval \fI このオプションを指定すると、\fIpppd\fR は LCP echo-request frame を \fIn\fR 秒毎に相手側に送信します。Linux では、相手側からのパケットが \fIn\fR 秒間途切れた場合に echo-request が相手側に送信されます。 通常、相手側は echo-request を受信すると echo-reply を送り返して返答します。 このオプションは、相手側との接続が切れたことを検出するために \fIlcp-echo-failure\fR オプションとともに使用されます。 .TP .B lcp-echo-failure \fI このオプションが指定された場合、 LCP echo-request を \fIn\fR 回送信しても 相手から有効な LCP echo-reply が帰ってこなければ、\fIpppd\fR は 相手がダウンしているものと推測します。このような場合、\fIpppd\fR は コネクションを切断します。このオプションを使用する際には、 \fIlcp-echo-interval\fR のパラメータとして 0 以外の数値を指定して下さい。 このオプションは、ハードウェアモデム制御線 (DSR) が使用できない状況で、 ( モデムが回線を切断するなどの ) 物理的なコネクションが切断された後に \fIpppd\fR を終了するために用いられます。 .TP .B lcp-restart \fI ( 再送のタイムアウトによる ) LCP restart の間隔を 秒に設定します。 デフォルト値は 3 です。 .TP .B lcp-max-terminate \fI LCP terminate-request の最大送信回数を 回に設定します。 デフォルト値は 3 です。 .TP .B lcp-max-configure \fI LCP configure-request の最大送信回数を 回に設定します。 デフォルト値は 10 です。 .TP .B lcp-max-failure \fI LCP configure-Rejects を送信開始するまでの LCP configure-NAKs 最大応答回数を 回に設定します。デフォルト値は 10 です。 .TP .B ipcp-restart \fI ( 再送のタイムアウトによる ) IPCP restart の間隔を 秒に設定します。 デフォルト値は 3 です。 .TP .B ipcp-max-terminate \fI IPCP terminate-request の最大送信回数を 回に設定します。 デフォルト値は 3 です。 .TP .B ipcp-max-configure \fI IPCP configure-request の最大送信回数を 回に設定します。 デフォルト値は 10 です。 .TP .B ipcp-max-failure \fI IPCP configure-Rejects を送信開始するまでの IPCP configure-NAKs 最大応答回数を 回に設定します。デフォルト値は 10 です。 .TP .B pap-restart \fI ( 再送のタイムアウトによる ) PAP restart の間隔を 秒に設定します。 デフォルト値は 3 です。 .TP .B pap-max-authreq \fI PAP authenticate-request の最大送信回数を 回に設定します。 デフォルト値は 10 です。 .TP .B pap-timeout \fI .I pppd が PAP において接続先の認証のために待機する最大時間を 秒に 設定します(0 は制限を設けないことを意味します)。 .TP .B chap-restart \fI ( 再送のタイムアウトによる ) CHAP restart の間隔を 秒に設定します。 デフォルト値は 3 です。 .TP .B chap-max-challenge \fI CHAP challenge の最大送信回数を 回に設定します。 デフォルト値は 10 です。 .TP .B chap-interval \fI このオプションが指定された場合、 .I pppd は 秒おきに CHAP challenge を再送信します。 .TP .B ipcp-accept-local このオプションが指定された場合には、 別のオプションによってローカル IP アドレスの指定が行なわれている場合でも、 .I pppd は相手からのローカル IP アドレスの指定を受け入れます。 .TP .B ipcp-accept-remote このオプションが指定された場合には、 別のオプションによってリモート IP アドレスの指定が行なわれている場合でも、 .I pppd は相手からのリモート IP アドレスの指定を受け入れます。 .SH オプションファイル オプションは、コマンドラインから与えられるのと同様に、 ファイルに記述されたものを用いることも可能です。 .I pppd は、コマンドラインからのオプションを 読み込む前に /etc/ppp/options および ~/.ppprc から オプションを読み込みます。オプションファイルの内容は、 空白文字をデリミタとする単語の並びとして解釈されます。 空白文字を含む文字列はダブルクォート (") で囲うことで 1 つの文字列として解釈されるようになります。 バックスラッシュ (\\) は、直後の 1 キャラクタをクォートします。 シャープ文字 (#) はコメントの始まりとして解釈され、 改行までをコメントとみなします。 .SH 認証 .I pppd は、正当なユーザに対するサーバマシンへの PPP アクセスを提供しつつ、 サーバ自身やそのサーバが存在するネットワークのセキュリティを危険に さらす心配のない、充分なアクセス制御をシステム管理者に提供します。 このアクセス制御の一部は、 /etc/ppp/options ファイルにより提供されます。 このファイルでシステム管理者は .I pppd が実行される時には常に認証を要求するように オプションを設定することができます。 また一部は、PAP や CHAP のシークレットファイルにより提供されます。 このファイルで個々のユーザが使用する IP アドレスの組を 管理者が制限することができます。 .LP .I pppd のデフォルトの挙動は、もし認証の要求があればそれを受け入れ、 相手側には認証を要求しないというものです。 ただし、 .I pppd がその認証を行なうのに必要なシークレットを持っていない 特定のプロトコルによる認証は拒否します。 .LP 認証はシークレットファイルから選ばれたシークレットをベースにしています。 (PAP では /etc/ppp/pap-secrets が、CHAP では /etc/ppp/chap-secrets が シークレットファイルです。) どちらのシークレットファイルも同じフォーマットになっており、 どちらもサーバ ( 認証する側 ) とクライアント ( 認証される側 ) の それぞれの組合せを記録しておくことができます。 .I pppd はサーバにもクライアントにもなれることと、必要ならそれぞれの方向で 異なったプロトコルを使用した認証ができることに注意してください。 .LP シークレットファイルはオプションファイルと同じように単語の並びとして 解釈されます。一組のシークレットは最低でも 3 つの単語を含む 1 つの行として 指定され、3 つの単語はそれぞれクライアント名・サーバ名・シークレットとして 解釈されます。残りの単語があれば、それはクライアント側で 使用可能な IP アドレスのリストとして解釈されます。 もしその行に 3 つの単語しかない場合は、どのような IP アドレスでも受け入れ 可能であると仮定されます。全ての IP アドレスを禁止するには "-" を使います。 もしシークレットが一個の `@' で始まる場合には、続く文字列がシークレットを 読み込むファイルの名前であると仮定されます。 クライアント名またはサーバ名が "*" であれば、それはどのような名前とも マッチします。 シークレットを選択する際、\fIpppd\fR は最も良くマッチするものを選びます。 つまり、最もワイルドカードの少ないマッチが選ばれます。 .LP このように、シークレットファイルは他のホストを認証するための シークレットに加えて、自分自身を他のホストに認証させるための シークレットを含んでいます。 どのシークレットを使うかは、自分の名前 ( ローカル名 ) と 相手側の名前 ( リモート名 ) をベースにして選ばれます。 ローカル名は以下のようにしてセットされます。 .TP 3 \fBusehostname\fR オプションが指定されていれば、 ローカル名はそのマシンのホスト名になります ( domain が指定されていれば追加されます)。 .TP 3 そうではなく、\fBname\fR が指定されていれば 最初の \fBname\fR オプションの引数が使われます。 .TP 3 そうではなく、ローカル IP アドレスがホスト名で指定されていれば そのホスト名が使われます。 .TP 3 何も指定されていない場合は、このマシンのホスト名が使われます ( domain が指定されていれば追加されます)。 .LP PAP を使用して自分の認証を行なう場合、ユーザ名というものがありますが、 デフォルトではローカル名が使われます。 しかし、\fBuser\fR オプションまたは \fB+ua\fR オプションで ユーザ名をセットすることができます。 .LP リモート名は以下のようにしてセットされます。 .TP 3 \fBremotename\fR オプションが指定されていれば、 最後の \fBremotename\fR の引数が使われます。 .TP 3 そうではなく、リモート IP アドレスがホスト名で指定されていれば、 そのホスト名が使用されます。 .TP 3 何も指定されていない場合、リモート名は空文字列 "" になります。 .LP PAP シークレットファイルからのシークレットの選択は 以下のように行なわれます。 .TP 2 * 相手側の認証を行なう場合には、PAP 認証要求で指定されたユーザ名が クライアント名と一致し、サーバ名がローカル名と一致する シークレットが選ばれます。 .TP 2 * 相手側に自分を認証してもらう場合には、クライアント名がユーザ名と 一致し、サーバ名がリモート名と一致するシークレットを探します。 .LP 相手側を PAP で認証する際に、"" というシークレットは相手側から 送られてきた任意のパスワードとマッチします。 もしパスワードがシークレットとマッチしなければ、 パスワードは crypt() を使用して暗号化され、再びシークレットと 比較されます。このため相手側の認証に使用するシークレットは 暗号化された形式で記録することができます。 \fBpapcrypt\fR オプションが与えられた場合、よりよいセキュリティのため 最初の (暗号化されていない) 比較対象は除外されます。 .LP もし \fBlogin\fR オプションが指定されていれば、ユーザ名とパスワードも システムパスワードデータベースでチェックされます。 このためシステム管理者は特定のユーザだけに PPP アクセスを 許可し、個々のユーザが使用できる IP アドレスの組を 制限するよう pap-secrets ファイルをセットアップすることができます。 典型的には、\fBlogin\fR オプションを使う時に、 /etc/ppp/pap-secrets 中の シークレット部分を "" とすることで、同じシークレットが二つの 場所で必要とされることを避けることができます。 .LP \fBlogin\fR オプションが使われている時には、更なる確認が行われます。 /etc/ppp/ppp.deny が存在して、ユーザがそこに記述されている場合、 認証は失敗します。 /etc/ppp/ppp.shells が存在して、ユーザの普通の ログインシェルが記述されていない場合、認証は失敗します。 .LP CHAP シークレットファイルからのシークレットの選択は 以下のように行なわれます。 .TP 2 * 相手側の認証を行なう場合には、CHAP-Response メッセージで指定された 名前がクライアント名と一致し、サーバ名がローカル名と一致する シークレットを探します。 .TP 2 * 相手側に自分を認証してもらう場合には、クライアント名がローカル名と 一致し、CHAP-Challenge メッセージで指定された名前がサーバ名と一致する シークレットを探します。 .LP 認証は IPCP (またはその他の NCP) が開始される前に納得のいくように 完了している必要があります。 もしも認証に失敗すると、\fIpppd\fR は (LCP をクローズすることで) リンクを切断します。 もし IPCP で得られたリモートホストの IP アドレスが受け入れられない ものであった場合、IPCP はクローズされます。 IP パケットは IPCP が オープンしている時だけ送受信可能です。 .LP ローカルホストが一般的に認証を必要とする時でも、 接続を行い限定された IP アドレスの組の一つを使うために 自分自身の認証を行うことができないようないくつかのホストに対して、 接続を認める必要がある場合もあります。 もし相手側がこちらの認証要求を拒否した場合、\fIpppd\fR はそれを ユーザ名とパスワードが空文字列である PAP 認証として扱います。 そこで、クライアント名とパスワードに空文字列を指定した 1 行を pap-secrets ファイルに追加することで、自分自身の認証を拒否する ホストにも制限つきのアクセスを許可することができます。 .SH 経路制御 .LP IPCP negotiation が成功した場合、 .I pppd はカーネルに、PPP インタフェースで用いるローカル IP アドレスおよび リモート IP アドレスを通知します。これは、相手側と IP パケットを交換する リンクのリモート終端への経路を作成するのに充分な情報です。 サーバ以外のマシンとの通信には、一般的にはルーティング テーブルや ARP テーブルのさらなる更新が必要となります。 いくつかのケースでは、これらのテーブルの 更新は \fIrouted\fR や \fIgated\fR などのデーモンプロセスが 自動的に行なってくれます。 しかし、大半のケースでは、さらに何らかの介入が必要となります。 .LP インターネットへの接続を PPP インタフェース経由のみで行なうマシンの 場合には、リモートホストを通る default route の追加が しばしば必要となる場合があります。 \fBdefaultroute\fR オプションは、IPCP が完了した際に \fIpppd\fR に そのような default route を作成させ、リンクが切断されたときには その default route を削除させます。 .LP 例えばサーバマシンが LAN に接続されている場合、LAN 上の他のホストが リモートホストと通信できるようにするために proxy ARP の使用が 必要な場合もあります。 \fBproxyarp\fR オプションを指定すると、\fIpppd\fR はリモートホストと 同一サブネット上にある ( ブロードキャストと ARP をサポートし、動作中 -かつ point-to-point やループバックでない ) ネットワークインターフェースを -探します。そのようなインターフェースが見つかった場合、\fIpppd\fR は +かつ point-to-point やループバックでない ) ネットワークインタフェースを +探します。そのようなインタフェースが見つかった場合、\fIpppd\fR は 恒久的に公開された ARP エントリとしてリモートホストの IP アドレスと -その見つかったネットワークインターフェースのイーサネット (MAC) アドレスを +その見つかったネットワークインタフェースのイーサネット (MAC) アドレスを 登録します。 .SH 使用例 .LP もっとも単純な場合では、2 つのマシンのシリアルポートをつなぎ、 それぞれのマシンで以下のようなコマンドを実行します。 .IP pppd /dev/ttya 9600 passive .LP ただしそれぞれのマシンにおいて、シリアルポートで \fIgetty\fR が 走っていないものと仮定しています。 もし片方のマシンで \fIgetty\fR が走っている場合、 \fIkermit\fR や \fItip\fR などの通信プログラムを用いて \fIgetty\fR が 走っているマシンにログインし、次のようなコマンドを実行します。 .IP pppd passive .LP それから通信プログラムを終了し、( コネクションが切断されていないことを確 認して ) 次のようなコマンドを実行します。 .IP pppd /dev/ttya 9600 .LP もう一方のマシンへのログインおよび \fIpppd\fR の開始処理は、 \fBconnect\fR オプションを使用して \fIchat\fR スクリプトを起動することで 自動化できます。 例 : .IP pppd /dev/ttya 38400 connect 'chat "" "" "login:" "username" "Password:" "password" "% " "exec pppd passive"' .LP (ただし、このように chat プログラムを起動すると、パスワードの文字列が pppd や chat のパラメータリスト (ps 等の出力で得られます ) で 見えてしまうことに注意して下さい。) .LP もしあなたのシリアルコネクションがケーブル一本でなく、もっと複雑な場合には、 いくつかのコントロールキャラクタがエスケープされるように 準備しておく必要があります。とりわけ、XON (^Q) および XOFF (^S) を、 \fBasyncmap a0000\fR を用いてエスケープすることはしばしば有効です。 パスが telnet を含む場合には、 ^] キャラクタも同様にエスケープ (\fBasyncmap 200a0000\fR を指定 ) する必要があるでしょう。 パスが rlogin を含む場合には、rlogin クライアントの動作している側の ホストで \fBescape ff\fR を指定する必要があるでしょう。これは、多くの rlogin の実装がネットワーク透過でないためです。 それらの rlogin では、 0xff, 0xff, 0x73, 0x73 とそれに続く 8 バイトの シーケンスをストリームから取り除きます。 .SH 診断 .LP メッセージは LOG_DAEMON ファシリティを用いて syslog デーモンに 送られます (これは希望するファシリティを LOG_PPP マクロとして定義し、 \fIpppd\fR を再コンパイルすることで変更することができます)。 エラーメッセージやデバッグメッセージを見るためには、 /etc/syslogd.conf ファイルを編集して pppd からのメッセージが 希望する出力デバイスやファイルに書き出されるようにしておく必要があります。 .LP \fBdebug\fR オプションは送受信されるすべての制御パケットの内容が ログに記録されるようにします。対象となる制御パケットは、 すべての LCP, PAP, CHAP, IPCP パケットです。 この機能は、PPP ネゴシエーションがうまくいかない場合の原因究明に 効果的でしょう。 コンパイル時にデバッギングオプションを有効にしていた場合には、 \fBdebug\fR もまた他のデバッグメッセージを記録するために使われます。 .LP .I pppd プロセスに SIGUSR1 シグナルを送ってデバッギングを有効にすることが できます。これはトグル動作します。 .SH 関連ファイル .TP .B /var/run/ppp\fIn\fB.pid \fR(BSD or Linux), \fB/etc/ppp/ppp\fIn\fB.pid \fR(others) ppp インタフェースユニット \fIn\fR に対応する \fIpppd\fR プロセスの プロセス ID が記録されます。 .TP .B /var/run/tty\fIXn\fB.if \fR(BSD or Linux), \fB/etc/ppp/tty\fIXn\fB.if \fR(others) シリアルデバイス /dev/tty\fIXn\fR 上の \fIpppd\fR プロセスのための -インターフェイスです。 +インタフェースです。 .TP .B /etc/ppp/ip-up そのリンクで IP パケットの送受信が行なえるようになった時 (IPCP が完了した時 ) に実行されるプログラムまたはスクリプトです。 これは .IP \fIinterface-name tty-device speed local-IP-address remote-IP-address\fR .IP をパラメータに与えて標準入力をつかって実行されます。 出力とエラー出力は、 \fB/dev/null\fR にリダイレクトされます。 .IP このプログラムまたはスクリプトは、pppd と同一の実ユーザ ID および実効 ユーザ ID で実行されます。 つまり、少なくとも実効ユーザ ID は \fBroot\fR であり、 できれば実ユーザ ID も \fBroot\fR であることが望まれます。 これは、経路情報を変更したり、( 例えば sendmail のような ) 特権デーモン等を 動作させたりするのに必要だからです。 /etc/ppp/ip-up や /etc/ppp/ip-down スクリプトの内容については、 システムのセキュリティを危うくしないよう注意して下さい。 .TP .B /etc/ppp/ip-down そのリンクで IP パケットの送受信ができなくなった場合に実行される プログラムまたはスクリプトです。 このスクリプトは /etc/ppp/ip-up スクリプトで行なった変更を 元にもどすために用いられます。 これは ip-up と同じパラメータを与えて実行されます。 なお、\fIpppd\fR と同じ実効ユーザ ID および実ユーザ ID で実行されるため、 ip-up スクリプトと同様にセキュリティ上の考慮が必要になります。 .TP .B /etc/ppp/pap-secrets PAP 認証で使用するユーザ名、パスワード、IP アドレスを格納します。 .TP .B /etc/ppp/chap-secrets CHAP 認証で使用する名前、シークレット、IP アドレスを格納します。 .TP .B /etc/ppp/options .I pppd のシステムデフォルトオプションを記述します。このファイルは、コマンド ラインのオプションが解釈される前に読み込まれます。 .TP .B ~/.ppprc ユーザごとのデフォルトオプションを記述します。このファイルは、コマンド ラインのオプションが解釈される前に読み込まれます。 .TP .B /etc/ppp/options.\fIttyname 各シリアルポートのシステムデフォルトオプションを指定します。 このファイルは、コマンドラインのオプションが解釈された後で読み込まれます。 .TP .B /etc/ppp/ppp.deny システムのパスワードによる PAP 認証を使わせないユーザを記述します。 .TP .B /etc/ppp/ppp.shells システムのパスワードによる PAP 認証ログインのために適切なシェルを 記述します。 .SH 関連項目 .IR chat(8), .IR ppp(8) .TP .B RFC1144 Jacobson, V. .I Compressing TCP/IP headers for low-speed serial links. 1990 February. .TP .B RFC1321 Rivest, R. .I The MD5 Message-Digest Algorithm. 1992 April. .TP .B RFC1332 McGregor, G. .I PPP Internet Protocol Control Protocol (IPCP). 1992 May. .TP .B RFC1334 Lloyd, B.; Simpson, W.A. .I PPP authentication protocols. 1992 October. .TP .B RFC1548 Simpson, W.A. .I The Point\-to\-Point Protocol (PPP). 1993 December. .TP .B RFC1549 Simpson, W.A. .I PPP in HDLC Framing. 1993 December .SH 注意 以下のシグナルが .I pppd プロセスに送られた場合、ここで説明する効果が得られます。 .TP .B SIGINT, SIGTERM これらのシグナルを受信した場合、\fIpppd\fR は (LCP をクローズすることで ) リンクを切断し、シリアルデバイスの設定を復元して、プログラムを終了します。 .TP .B SIGHUP 物理層のリンク切断を指示します。\fIpppd\fR はシリアルデバイスの設定を復元し、 プログラムを終了します。 \fBpersist\fR オプションが指定されている場合、 \fBpppd\fR は シリアルデバイスを再オープンし、新しい接続を始めようとします。 そうでない場合は、 \fBpppd\fR は終了します。 .B SIGUSR2 このシグナルは、 .B pppd に圧縮に付いて再交渉させます。これは、致命的な伸長エラーの結果として 圧縮を止めた後で、再び圧縮を有効にするために便利です。 BSD 圧縮方式では、致命的な伸長エラーは一般にどちらかの実装上の バグである可能性を示します。 .\".SH バグ .\"モデム制御線の使用と \fBmodem\fR オプション、\fBlocal\fR オプションの .\"動作については、はっきりとは定義されていません。 .\"(訳中)前記原文には確認できないので、コメントアウトした。 .\" 2.2.1R 対象(1997/05/26) Takeshi MUTOH .SH 作者 Drew Perkins, Brad Clements, Karl Fox, Greg Christy, Brad Parker , Paul Mackerras (paulus@cs.anu.edu.au) diff --git a/ja/man/man8/pw.8 b/ja/man/man8/pw.8 index cd04d2b0a7..f414d55299 100644 --- a/ja/man/man8/pw.8 +++ b/ja/man/man8/pw.8 @@ -1,804 +1,804 @@ .\" Copyright (C) 1996 .\" David L. Nugent. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY DAVID L. NUGENT AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL DAVID L. NUGENT OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" %Id: pw.8,v 1.1.1.1.2.5 1997/11/04 07:16:14 charnier Exp % .\" jpman %Id: pw.8,v 1.3 1997/10/28 15:30:48 kuriyama Stab % .\" .Dd December 9, 1996 .Dt PW 8 .Os .Sh 名称 .Nm pw .Nd システムユーザ、グループの作成、削除、変更、表示 .Sh 書式 .Nm pw .Ar useradd .Op name|uid .Op Fl C Ar config .Op Fl q .Op Fl n Ar name .Op Fl u Ar uid .Op Fl c Ar comment .Op Fl d Ar dir .Op Fl e Ar date .Op Fl p Ar date .Op Fl g Ar group .Op Fl G Ar grouplist .Op Fl m .Op Fl k Ar dir .Op Fl s Ar shell .Op Fl o .Op Fl L Ar class .Op Fl h Ar fd .Op Fl N .Op Fl P .Nm pw .Ar useradd .Op name|uid .Op Fl D .Op Fl C Ar config .Op Fl q .Op Fl b Ar dir .Op Fl e Ar days .Op Fl p Ar days .Op Fl g Ar group .Op Fl G Ar grouplist .Op Fl k Ar dir .Op Fl u Ar min,max .Op Fl i Ar min,max .Op Fl w Ar method .Op Fl s Ar shell .Nm pw .Ar userdel .Op name|uid .Op Fl n Ar name .Op Fl u Ar uid .Op Fl r .Nm pw .Ar usermod .Op name|uid .Op Fl C Ar config .Op Fl q .Op Fl n Ar name .Op Fl u Ar uid .Op Fl c Ar comment .Op Fl d Ar dir .Op Fl e Ar date .Op Fl p Ar date .Op Fl g Ar group .Op Fl G Ar grouplist .Op Fl l Ar name .Op Fl m .Op Fl k Ar dir .Op Fl w Ar method .Op Fl s Ar shell .Op Fl L Ar class .Op Fl h Ar fd .Op Fl N .Op Fl P .Nm pw .Ar usershow .Op name|uid .Op Fl n Ar name .Op Fl u Ar uid .Op Fl F .Op Fl P .Op Fl a .Nm pw .Ar usernext .Op Fl C Ar config .Op Fl q .Nm pw .Ar groupadd .Op group|gid .Op Fl C Ar config .Op Fl q .Op Fl n Ar group .Op Fl g Ar gid .Op Fl M Ar members .Op Fl o .Op Fl h Ar fd .Op Fl N .Op Fl P .Nm pw .Ar groupdel .Op Fl n Ar name .Op Fl g Ar gid .Nm pw .Ar groupmod .Op Fl C Ar config .Op Fl q .Op Fl F .Op Fl n Ar name .Op Fl g Ar gid .Op Fl l Ar name .Op Fl M Ar members .Op Fl m Ar newmembers .Op Fl h Ar fd .Op Fl N .Op Fl P .Nm pw .Ar groupshow .Op Fl n Ar name .Op Fl g Ar gid .Op Fl F .Op Fl P .Op Fl a .Nm pw .Ar groupnext .Op Fl C Ar config .Op Fl q .Sh 解説 .Nm pw は、システムの .Ar user 、 .Ar group ファイルのユーザ、グループを簡単に、標準的な方法で追加、変更、削除 することができるようにするコマンドライン版のエディタです。 .Nm は、ローカルな user ファイルと group ファイルを操作することができるだ けだということに注意して下さい。 NIS のユーザ、グループは NIS サーバ上 で管理しなければなりません。 .Nm は root で実行されなければならず、 .Pa passwd , .Pa master.passwd , .Pa group ファイルや、安全なまたは安全でないパスワードデータベースファイル の更新作業を行います。 .Pp .Xr pw 8 のコマンドラインにかかれている最初の一つか二つのキーワードは、引数の残り に対する文脈を規定します。 .Ar user と .Ar group のキーワードはどちらも、 .Ar add , .Ar del , .Ar mod , .Ar show , .Ar next と組み合わせるか、分離して用いることができ、どちらの順序 (例えば showuser, usershow, show user, user show はすべて同じことと みなされます) で指定してもかまいません。 この柔軟性は、実際のユーザ、グループデータベース操作のために .Nm を呼ぶ対話的なスクリプトには便利です。 .Fl n Ar name , .Fl u Ar uid , .Fl g Ar gid オプションを使う代わりに、 これらのキーワードに続けてユーザ名、グループ名、数字の ID のうち一つ を指定することができます。 .Pp 以下のフラグは操作のすべてのモードで共通です: .Pp .Bl -tag -width "-G grouplist" .It Fl C Ar config .Nm は新しいユーザアカウントとグループはどのように作られるべきかという 方針の情報を得るために、デフォルトではファイル .Pa /etc/pw.conf を読み込みますが、 .Fl C オプションで異なるコンフィグレーションファイルを指定できます。 コンフィグレーションファイルのほとんどの内容は、コマンドライン オプションにより上書きされますが、新しいアカウントを追加するための標準 的な情報をコンフィグレーションファイルに設定しておくと より便利かもしれません。 .It Fl q このオプションを使うと .Nm はエラーメッセージを抑制します。これは、注意深くフォーマットされたディスプレイへのメッセージ表示よりも、 .Nm から返された戻り値を解釈する方が好まれるような対話的な環境では 便利かもしれません。 .It Fl N このオプションは add と modify 操作で使います。 .Nm は、ユーザ/グループデータベースの更新をスキップして、操作を実際には 実行せずに、代わりに結果だけを出力します。 .Fl P オプションを使うと、標準 passwd と可読なフォーマットの切り替えが できます。 .El .Pp .Sh ユーザオプション 以下のオプションは .Ar useradd と .Ar usermod コマンドに付けます: .Pp .Bl -tag -width "-G grouplist" .It Fl n Ar name ユーザ名/アカウント名を指定します。 .It Fl u Ar uid ユーザ ID / アカウント ID を数字で指定します。 .Pp アカウント名は uid を含み、逆も同様であるため、通常これらのオプション のどちらか片方しか必要ではありません。 また .Ql Fl n や .Ql Fl u を使わなくても、コマンドライン上で .Ar useradd , .Ar userdel , .Ar usermod , .Ar usershow キーワードの直後にアカウントとユーザIDのどちらでも続けることができます。 しかし、両方を指定しなければならないこともしばしばあります。 例えば、存在するユーザの uid を .Ar usermod で変えたり、新しいアカウントを作るときにデフォルトの uid を上書きした りするときです。 .Nm で .Ar useradd を使って新しいユーザに uid を自動的に割り当てたい場合は、 .Ql Fl u オプションを使っては .Em いけません 。 .El .Pp .Ar useradd と .Ar usermod の両方で使えるオプション: .Bl -tag -width "-G grouplist" .It Fl c Ar comment このオプションは passwd の GECOS フィールドの内容をセットします。 このフィールドは、カンマで区切られた四つのサブフィールドで、一般的には ユーザの姓名、勤務先または地区、職場と自宅の電話番号を含みます。 これらのサブフィールドは慣習的に使われるだけであり、省略可能です。 このフィールドが空白を含む場合、コメント自身をダブルクォート .Ql \&" でくくらなければなりません。 サブフィールドの区切りで使われたような、フィールド内のカンマの使用は 避けて下さい。そして、コロン .Ql \&: キャラクタも passwd ファイルのフィールド区切りであるため使えません。 .It Fl d Ar dir このオプションは、アカウントのホームディレクトリを設定します。 通常、これはホームディレクトリがデフォルト (基本のホームディレクトリ - 普通 .Pa /home と サブディレクトリとしてのアカウント名 - を指定する pw.conf で決定されます) と異なる場合にだけ使うことになるでしょう。 .It Fl e Ar date アカウントが破棄される日付をセットします。 この日付のフォーマットは、 10 進の UNIX 時間か .Ql \& dd-mmm-yy[yy] フォーマットの日付のどちらかになり、後者は dd が日、mmmが月で、数字と アルファベット('Jan', 'Feb' 等)のどちらでもよく、年は 2 または 4 桁の 数字からなります。 このオプションは、 .Ql \&+n[mhdwoy] の形の相対的な日付も受け付けます。 .Ql \&n は 10 進数、 8 進数 (0 から始まる) 、 16 進数 (0x で始まる) の数字で、 その後に現在の日付時刻から破棄される日までの分(m)、時(h)、日(d)、 曜日(w)、月(o)、年(y)の数がセットされます。 .It Fl p Ar date アカウントのパスワードが破棄される日付をセットします。 このフィールドは、強制的なパスワードの変更を適用することを除けば、 アカウントを破棄するオプションと同等です。 アカウントを破棄するオプションと同じフォーマットを受け付けます。 .It Fl g Ar group 与えられた group をアカウントの初期グループにセットします。 .Ar group は、グループ名または対応するグループ ID 番号が使えます。 .It Fl G Ar grouplist アカウントが属する別のグループをセットします。 .Ar grouplist は、カンマ区切りのリスト、またはグループ名、またはグループ IDです。 ユーザを加える場合、 .Pa /etc/group の各グループにユーザ名が追加されます。 ユーザを編集する場合、 .Ar grouplist に指定されたグループにユーザ名が加えられ、 指定されなかったグループからは除かれます。 注意: ユーザは .Pa /etc/group の初期グループには加えられるべきではありません。 また、グループのメンバの変更は現在のログインにはすぐには影響されず、変 更後のログインにだけ影響します。 .It Fl L Ar class このオプションは生成されたユーザのログインクラスをセットします。 ユーザクラスに関する情報は .Xr login.conf 5 を参照して下さい。 .It Fl m このオプションは、ユーザのホームディレクトリの作成を試みるように .Nm に指示します。 もちろんこれは .Ar useradd で新しいアカウントを加えるときにも役に立ちますが、 存在するユーザのホームディレクトリをファイルシステムの別の場所に 移動する、という使い方もできます。 新しいホームディレクトリは、一般にユーザが個人的に使う シェルコンフィグレーションファイル一式を含む、 .Ar 雛型 ディレクトリの内容と共に移されます。 .Ar usermod にアカウントを指定して .Ql Fl m が用いられると、そのユーザのホームディレクトリにある コンフィグレーションファイルはプロトタイプのファイルで .Em 上書きされません 。 .Pp ユーザのホームディレクトリが作成されるとき、デフォルトで .Ql Fl b Ar dir オプション (下記参照) で指定された .Ar basehome ディレクトリのサブディレクトリとして作られ、アカウント名と同じ名前が付 けられます。 コマンドラインに .Ql Fl d Ar dir オプションを付けると、上書きするようにもできます。 .It Fl k Ar dir このオプションは、 .Ar 雛型 のサブディレクトリをセットします。ユーザのホームディレクトリが作成 されるとき、そこから基本の起動時ファイル、コンフィグレーションファイル がコピーされます。 このオプションは、 .Ql Fl D (下記参照) や .Ql Fl m と共に使ったときにのみ意味があります。 .It Fl s Ar shell ユーザのログインシェルを .Ar shell にセットまたは変更します。 シェルプログラムへのパスが省略されると、 .Nm は .Pa /etc/pw.conf で指定された .Ar shellpath を探し、それを適切に補います。 パスを指定するのは、特別な理由があるのでなければ、避けるべきだ ということを覚えておきましょう。 指定しないことで、プログラムが存在し、かつ実行可能であることを .Nm に確認させることができるからです。 フルパスを指定する (または空のままの "" シェルにしておく) と このチェックをせず、対話的なログインをさせないアカウントを 設定しなければならないときに設定される .Pa /nonexistent のようなエントリを作ることができます。 .It Fl L Ar class ユーザの passwd レコード内の .Em class フィールドをセットします。 このフィールドは現在使われていませんが、将来は .Em termcap エントリのようなタグ (詳細は .Xr passwd 5 を参照のこと) を指定するために使われるでしょう。 .It Fl h Ar fd このオプションは、 .Nm を使ってアカウントパスワードを設定することができる対話的なスクリプトを -設定できるような特別のインターフェースを用意します。 +設定できるような特別のインタフェースを用意します。 コマンドラインと環境は、プログラムが情報を受け取るしくみとしては 基本的に安全ではないため、 .Nm はファイル記述子 (通常対話的スクリプトとプログラム間のパイプ) を通してのみ、アカウントとグループのパスワードの設定を許可します。 .Ar sh , .Ar bash , .Ar ksh , .Ar perl は皆、これができるしくみを持っています。 .Ql Fl h Ar 0 が指定されると、代わりに .Nm はユーザのパスワードを求めるプロンプトを出し、 .Em stdin をパスワードを読み込むファイル記述子とします。 このパスワードは一度しか読み込まれず、対話的な使用よりも スクリプト向きにできていることに注意して下さい。 .Xr passwd 1 の行に合わせて新しいパスワードの確認をしたい場合、これは .Nm を呼び出す対話的なスクリプトの一部として実装されるべきです。 .Pp 引数 .Ar fd として .Ql \&- が与えられると、パスワードとして .Ql \&* がセットされ、そのアカウントにはパスワードでログインすることが できないようになります。 .El .Pp .Ar useradd を使うことで、存在するユーザ ID と重複する新しいアカウントを作成するこ とができるようになります。 これは普通エラーになって拒否されるはずですが、 .Ql Fl o オプションが重複チェックを上書きし、ユーザ ID の重複を 許すことになります。 これは、同一のユーザが異なるコンテキスト(異なるグループ割り当てや 異なるホームディレクトリ、異なるシェル)でログインするのを許可する 場合に、各アカウントに基本的に同一のアクセス権を与える場合に便利です。 .Pp .Ar useradd コマンドは .Ql Fl D オプションを使うことで新しいユーザとグループのデフォルトも設定できます。 新しいユーザを付け加える代わりに、 .Nm はコンフィグレーションファイル .Pa /etc/pw.conf に新しいデフォルトのセットを書き込みます。 .Ql Fl D オプションを使う場合、 .Ql Fl n Ar name や .Ql Fl u Ar uid を使ってはいけません。そうでないとエラーになります。 .Ql Fl D を使うと、 .Ar useradd コマンドのいくつかのコマンドラインスイッチの意味が変わります。 それは: .Bl -tag -width "-G grouplist" .It Fl D コンフィグレーションファイル .Pa /etc/pw.conf ( もしくは .Ql Fl C Ar config オプションが使われたときは異なる名前のコンフィグレーションファイル ) の中でのデフォルトの値をセットします。 .It Fl b Ar dir ユーザホームディレクトリが作成されるルートディレクトリをセットします。 このオプションのデフォルトの値は .Pa /home ですが、他の好きなディレクトリにセットできます。 .It Fl e Ar days デフォルトのアカウントの有効期間を日数でセットします。 .Ql Fl D を付けずに使われる場合と異なり、引数はアカウントが作成されてから無効に なるまでの日数を指定する数字でなければなりません。 0 という値は、破棄する日付の自動算出を抑制します。 .It Fl p Ar days デフォルトのパスワードの有効期間を日数でセットします。 .It Fl g Ar group 新しいユーザのデフォルトのグループをセットします。 .Ql Fl g Ar \&"" を使って空のグループを指定すると、新しいユーザは自分自身の私的な初期 グループ (ログイン名と同じ名前の新しいグループが作成されます) に 割り当てられます。 グループの指定には、名前または uid を引数として与えることができます。 .It Fl G Ar grouplist 新しいユーザが所属するデフォルトのグループ群を指定します。 これは初期グループとは区別されたグループのセットで、一つの同じグルー プを初期グループとこの別グループ群の両方に指定することは 避けなければなりません。 言い替えると、これらの別グループ群では初期グループ .Em 以外の グループの構成メンバが決められます。 .Ar grouplist はカンマ区切りのグループ名もしくは ID 、もしくはそれらの混在で、 .Pa /etc/pw.conf の中にシンボリック名で保存されます。 .It Fl L Ar class このオプションは、新しいユーザのデフォルトのログインクラスを セットします。 .It Fl k Ar dir デフォルトの .Em 雛型 ディレクトリをセットし、 .Nm がユーザのホームディレクトリを作成するときに、 そこからシェルなどの初期化ファイルのプロトタイプがコピーされます。 .It Fl u Ar min,max , Fl i Ar min,max これらのオプションは、 .Nm により作成された新しいアカウントとグループのために割り当てるユーザと グループの最小の ID と最大の ID をセットします。 デフォルト値はどちらも最小 1000 で最大 32000 です。 .Ar min と .Ar max はどちらも数字で、 max は min より大きく、両方とも 0 から 32767 の範囲 内でなければなりません。 一般に 100 未満のユーザ ID とグループ ID はシステムに予約されており、 32000 より大きな数も (システム daemon が使う) 特殊な目的に 予約されています。 .It Fl w Ar method .Ql Fl w オプションは新しく作成されたユーザアカウントのパスワードをセットするの に使われるデフォルトの方法を指定します。 .Ar method は以下のうちの一つです: .Pp .Bl -tag -width random -offset indent -compact .It no 新しく作成されたアカウントでのログインを不可とします。 .It yes アカウント名をパスワードにします。 .It none パスワードを空欄にします。 .It random ランダムパスワードを生成します。 .El .Pp The .Ql \&random や .Ql \&no method は、最も安全です。前者の場合、 .Nm はパスワードを生成し、標準出力に出力します。 このパスワードは、ユーザがそのアカウントにアクセスするパスワードとして あなたが発行しますが、ユーザ自身が自分のパスワードを指定 (多分ひどい選択です) するものより適切です。 .Ql \&no method にした場合、パスワードでアクセスできるアカウントを与えるために スーパユーザが .Xr passwd 1 を使わなければなりません。 .El .Pp .Ar userdel コマンドには三つしか正しいオプションがありません。 .Ql Fl n Ar name と .Ql Fl u Ar uid オプションには、既に前述の説明があります。 追加オプション: .Bl -tag -width "-G grouplist" .It Fl r このオプションで、 .Nm はユーザのホームディレクトリとその内容のすべてを削除します。 .Nm はシステムからファイルを削除するとき、慎重すぎるやり方をとります。 まず、削除されるアカウントの uid がシステムの別のアカウントでも使われ ていて、パスワードファイルの 'ホーム' ディレクトリが文字 .Ql \&/ で始まる正しいパスであった場合にはファイルは削除されません。 次に、ファイルやディレクトリが実際にそのユーザのものであるか、 誰かの所有であるシンボリックリンクがユーザのホームディレクトリ下にある 場合にだけ削除されます。 最後に、そのユーザの所有であるすべての中身を削除した後、 空のディレクトリだけが削除されます。 更に別の一掃が必要なときは、管理者に任されます。 .El .Pp メールスプールファイルと crontab はユーザ名に無条件に付属しているもの なので、アカウントが削除されたとき常に削除されます。 .Ar at コマンドによって処理待ちのキューに入っているジョブも、ユーザの uid がユニークである (そのシステムの別のアカウントに使われていない) 場合は 削除されます。 .Pp .Ar usershow コマンドは、二種類のフォーマットでアカウントを閲覧できます。 フォーマットは、デフォルトで .Pa /etc/master.passwd で使われているものと同じで、パスワードフィールドは .Ql \&* に置き換えられています。 .Ql Fl P オプションが使われると、 .Nm はより人間に読みやすい形でアカウントの詳細を出力します。 .Ql Fl a オプションは、現在ファイルにあるすべてのユーザをリストします。 .Pp .Ar usernext コマンドは、利用可能な次のユーザ ID とグループ ID を コロン区切りで返します。 これは、通常 .Nm を使う対話的なスクリプトやフロントエンド用です。 .Pp .Sh グループオプション グループを操作するコマンドには、 .Ql Fl C Ar config と .Ql Fl q オプション (前セクションの始めに説明があります) が使えます。 他のグループ関係のコマンド: .Bl -tag -width "-m newmembers" .It Fl n Ar name グループ名を指定します。 .It Fl g Ar gid グループの ID を数字で指定します。 .Pp グループ名は uid を意味し、逆も同様なので、アカウント名 と ID フィールドとして、普通どちらか一つを付ければよいのです。 両方を指定する必要があるのは、新しいグループに指定したグループ ID を 設定するとき、または存在するグループの uid を変えたいときだけです。 .It Fl M Ar memberlist このオプションは、存在するユーザを新しいグループに (groupaddで) 加えたり、存在するメンバリストを (groupmodで) 新しいものに取り換える もうひとつの方法です。 .Ar memberlist は正当で、存在するユーザ名または uid のカンマ区切りのリストです。 .It Fl m Ar newmembers .Op M オプションと同様、このオプションは最初に存在するメンバのリストを 入れ換えることなく、グループに存在するユーザを .Em 追加 します。 ログイン名またはユーザ ID を使うことができ、重複するユーザは警告無く 自動的に削除されます。 .El .Pp .Ar groupadd にも、存在するグループ ID を新しいグループに割り当てる .Ql Fl o オプションがあります。 デフォルトの動作は、グループ追加の試みを拒否することになっており、この オプションはグループ ID の重複チェックを上書きします。 グループ ID を重複させる必要は滅多にありません。 .Pp .Ar groupmod コマンドには、一つの追加オプションがあります: .Pp .Bl -tag -width "-m newmembers" .It Fl l Ar name このオプションで、存在するグループ名を .Ql \&name に変更することができます。 新しい名前は存在しないものでなければならず、存在するグループ名と 重複させようとすると拒否されます。 .El .Pp .Ar groupshow へのオプションは .Ql Fl u Ar uid の代わりにグループ ID を指定する .Ql Fl g Ar gid を付けた .Ar usershow と同じです。 .Pp .Ar groupnext コマンドは、次に使用できるグループ ID を標準出力に返します。 .Sh 診断 .Nm は、操作に成功すると EXIT_SUCCESS を返し、そうでなければ .Xr sysexits 3 により定義された以下の戻り値のうちどれかひとつを返します: .Bl -tag -width xxxx .It EX_USAGE .Bl -bullet -compact .It コマンドラインのシンタックスエラー (不適切なキーワード、未定義オプション)。 .El .It EX_NOPERM .Bl -bullet -compact .It root でないユーザとして、何らかの更新を実行しようとした。 .El .It EX_OSERR .Bl -bullet -compact .It メモリアロケーションエラー。 .It パスワードファイル記述子の読み出しエラー .El .It EX_DATAERR .Bl -bullet -compact .It コマンドライン上やパスワードファイル記述子の、間違った、または正しくな いデータや欠落データ。 .It root アカウントの名前や uid の変更、削除をしようとした。 .El .It EX_OSFILE .Bl -bullet -compact .It 雛型ディレクトリが適切でない、または存在しない。 .It 基本ホームディレクトリが適切でない、または存在しない。 .It 指定したシェルが適切でない、または存在しない。 .El .It EX_NOUSER .Bl -bullet -compact .It 指定されたユーザ、ユーザ ID 、グループ、グループ ID が存在しない。 .It 記録、追加、または更新されたユーザ、グループが予期せず無くなった。 .El .It EX_SOFTWARE .Bl -bullet -compact .It 指定した範囲には未使用グループ ID 、ユーザ ID が残っていない。 .El .It EX_IOERR .Bl -bullet -compact .It コンフィグレーションファイルの書き換えができない。 .It グループやユーザデータベースファイルの更新時エラー。 .It パスワードまたはグループデータベースファイルの更新時エラー。 .El .It EX_CONFIG .Bl -bullet -compact .It 基本ホームディレクトリが設定されていない。 .El .El .Pp .Sh 注釈 各コマンドに使用可能なオプションの要約として、 .Dl pw [command] help が使えます。例えば、 .Dl pw useradd help は useradd 操作に使用できるすべてのオプションをリストします。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/master.passwd.new -compact .It Pa /etc/master.passwd ユーザデータベース .It Pa /etc/passwd Version 7 フォーマットのパスワードファイル .It Pa /etc/login.conf ユーザケーパビリティデータベース (user capability database) .It Pa /etc/group グループデータベース .It Pa /etc/master.passwd.new マスタパスワードファイルの一時コピー .It Pa /etc/passwd.new Version 7 パスワードファイルの一時コピー .It Pa /etc/group.new グループファイルの一時コピー .It Pa /etc/pw.conf pw コマンドのデフォルトオプションファイル .El .Sh 関連ファイル .Xr chpass 1 , .Xr passwd 1 , .Xr group 5 , .Xr login.conf 5 , .Xr passwd 5 , .Xr pw.conf 5 , .Xr pwd_mkdb 8 , .Xr vipw 8 .Sh 歴史 .Nm は、 SYSV の .Em shadow サポートで使われていた多くのオプションを模倣して書かれましたが、 .Bx 4.4 オペレーティングシステムに特有のパスワードフィールド、 グループフィールドに合わせて変更されています。また、ほとんどの要素が 一つのコマンドにまとめられています。 diff --git a/ja/man/man8/routed.8 b/ja/man/man8/routed.8 index c64726f9f8..e66659827b 100644 --- a/ja/man/man8/routed.8 +++ b/ja/man/man8/routed.8 @@ -1,616 +1,616 @@ .\" Copyright (c) 1983, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)routed.8 8.2 (Berkeley) 12/11/93 .\" %Id: routed.8,v 1.2.2.3 1997/08/19 21:22:05 joerg Exp % .\" jpman %Id: routed.8,v 1.2 1997/03/31 14:11:11 horikawa Stab % .\" .Dd June 1, 1996 .Dt ROUTED 8 .Os BSD 4.4 .Sh 名称 .Nm routed .Nd ネットワークの RIP と router discovery のルーティングデーモン .Sh 書式 .Nm .Op Fl sqdghmpAt .Op Fl T Ar tracefile .Oo .Fl F .Ar net Ns Op /mask Ns Op ,metric .Oc .OP Fl P Ar parms .Sh 解説 .Nm routed はネットワークのルーティングテーブルを管理するデーモンで、 システムのブート時に起動されます。 これは、カーネルのルーティングテーブルを管理するために、 ルーティング情報プロトコル (Routing Information Protocol) の RIPv1 (RFC\ 1058)、RIPv2 (RFC\ 1723)、および Internet Router Discovery Protocol (RFC 1256) を用います。 RIPv1 プロトコルは 4.3BSD のデーモンのものをベースとしています。 .Pp .Nm routed は、ルーティング情報プロトコルのパケットを待つために、 .Xr route 8 サービス .Ns ( Xr services 5 参照) 用の .Xr udp 4 ソケットを listen() します。また、マルチキャストによる Router Discovery の ICMP メッセージの送受信も行います。 ホストがルータだった場合、 .Nm routed は直接接続されている全てのホストやネットワークに、 ルーティングテーブルの複製を定期的に提供します。 また、Router Discovery の ICMP メッセージを用いてデフォルトルートを広告したり 要求したりします。 .Pp .Nm routed が走行し始めると (または、ネットワークインタフェースがオンになると)、 .Nm routed は AF_ROUTE アドレスファミリを用いて、システムに直結されていて コンフィギュレーションされているインタフェースのうちで "up" とマークされて いるものを探します。そしてそのインタフェースに必要な経路をカーネルの ルーティングテーブルに追加します。スタート直後で、RIP が無効になっていない インタフェースが少なくとも 1 つある場合は、 .Nm routed はカーネルのテーブル内に既に存在する静的でない経路を全て削除します。 カーネルのテーブル内にある静的な経路は保存され、有効な RIP metric を 持っているものは RIP レスポンスに含められます .Ns ( Xr route 8 参照)。 .Pp 複数のインタフェース (ループバックインタフェースは含めません) が提供されている 場合、そのホストは接続されているネットワーク間でパケットを中継するものと みなされます。新しいインタフェース上で RIP リクエストを送信した後や ルータ発見のための広告や要求を送信した後で、デーモンはループに入り、 他のホストからの RIP リクエストやレスポンスや Router Discovery のパケットを listen します。 .Pp リクエストパケットを受信すると、 .Nm routed は内部テーブルに持っている情報からリプライを作成します。 生成された .Em レスポンス パケットには既知の経路のリストが含められ、各経路に "hop count" metric がつきます (16 以上は "無限大" とみなされます)。 広告した metric はインタフェースに設定した metric を反映するため .Ns ( Xr ifconfig 8 参照)、トラフィックを制御するにはインタフェースの metric を設定するのが よい方法です。 .Pp .Em split-horizon をインプリメントしているため、リクエストしてきたネットワークの 1 hop 先の 経路はレスポンスには含められません。 .Xr rtquery 8 のような問い合わせプログラムからのリクエストに対しては、テーブル全体 から答を導き出します。 .Pp ルータの故障から素早く復旧できるようにするため、 デーモンが扱うルーティングテーブルには各到達先用のゲートウェイをいくつか 覚えておくための空間があります。受けとった RIP .Em レスポンス パケットが更新のために使用されるのは、 現在認識しているゲートウェイのうちの 1 つから提供された場合、 もしくは現在あるゲートウェイのうちの少なくとも 1 つよりも よい metric を広告された場合です。 .Pp 更新を行う時、 .Nm は自分自身が持つテーブルの変更を記録し、到達先への最適な経路が変更された 場合にはカーネルのルーティングテーブルを記録します。カーネルの ルーティングテーブルに対するこの変更は、次に送出される .Em レスポンス パケットに反映されます。次のレスポンスがしばらくの間スケジューリングされない 場合には、最近変更された経路だけを含んだ .Em flash update レスポンスが送られます。 .Pp 到着パケットの処理に加えて、 .Nm は定期的にルーティングテーブルのエントリをチェックします。 あるエントリが 3 分間更新されなかった場合、 そのエントリの metric は無限大として設定され、 削除のためのマークがつけられます。 -この無効化がローカルなインタネットを通して伝搬するのを保証するために、 +この無効化がローカルなインターネットを通して伝搬するのを保証するために、 削除はその経路が無限大の metric を持つと広告されるまで延期されます。これが .Em poison reverse 方式です。 .Pp カーネルのテーブル内の経路のうちで ICMP Redirect メッセージの結果として 追加や変更されたものは、 .Em black-holes を最小にするために、しばらく経ってから削除されます。 TCP コネクションのタイムアウトが起こると、カーネルは .Nm routed に対し、そのゲートウェイを通る全てのリダイレクトされた経路を削除し、 そのゲートウェイを通る全ての RIP の経路の年齢を増やすことで他のゲートウェイが 選択されるようにし、関連する全ての Router Discovery Protocol の デフォルトルートの年齢を増やします。 .Pp ネットワーク間ルータとして動作するホスト群は、直接接続されているホストおよび ネットワークすべてに対し、30 秒ごとにルーティングテーブルを無条件で提供します。 この RIP レスポンスは、ブロードキャストをサポートしているネット上の ブロードキャストアドレス、point-to-point リンクの到達先アドレス、 ルータ自身の他のネットワークでのアドレスに対して送信されます。 RIPv2 が有効になっている場合は、マルチキャストをサポートしているインタフェース に対してマルチキャストパケットが送られます。 .Pp リモートインタフェース上でレスポンスが受信されない場合や、 レスポンスを送っている最中にエラーが起こった場合や、 エラーが入力や出力よりも多い場合 .Ns ( Xr netstat 8 参照) は、ケーブルやインタフェースの他の部分が接続されていないか壊れている とみなされ、その経路は適切に変更されます。 .Pp .Em Internet Router Discovery Protocol も同様に扱われます。デーモンが RIP の経路を配っている時は、Router Discovery の要求の listen と Router Discovery の広告の送信も行います。 デーモンが静かな状態で他の RIP ルータからのパケットを listen している時には、 Router Discovery の要求を送信して、Router Discovery の広告を listen します。 受けた広告がよいものであれば、 RIP レスポンスのブロードキャストやマルチキャストを listen するのをやめます。 現在利用中のルータが死んだ場合に障害のある状態から短時間で修復できるよう、 広告されているルータのいくつかを追跡します。 もし発見してあるルータが全て見えなくなった場合は、RIP レスポンスの listen を 再開します。 .Pp Router Discover の仕様では、広告の "生存期間" をデフォルトで 30 分とすることを 要求しています。これは、何かが起こった場合に クライアントに 30 分間よい経路がなくなる可能性があることを意味しています。 コマンドラインで .Fl P Cm rdisc_interval=45 と指定したり .Pa /etc/gateways に .Cm rdisc_interval=45 と書くことでデフォルトを 45 秒にするのはいい考えです。 .Pp Router Discovery を利用している場合 (システムが持っている ネットワークインタフェースが 1 つだけでかつ Router Discovery の広告を 受けた場合にはこれがデフォルトです)、カーネルのテーブル内には デフォルトルートは 1 つだけで、ホストへの経路は可変個数となります。 複数のネットワークインタフェースを持つホストでは、 このデフォルトルートはそのインタフェースのうちの 1 つだけを経由します。 このため、複数のホームを持つホストで .Fl q つきで動作しているものは、 以下に示す .Cm no_rdisc が必要です。 .Pp RIPv2 と Router Discovery のどちらも扱うことができない "遺物の" システムを サポートするためには、以下に記述してある .Cm pm_rdisc を参照して下さい。 .Pp デフォルトでは、point to point リンク (たとえば PPP) には Router Discovery の広告も要求も送信されません。 point-to-point リンク (SLIP や PPP などのような、IFF_POINTOPOINT フラグ のついたもの) のネットマスクは、 RIPv1 利用時にはそのネットマスクがリモートシステムで利用されると .Nm routed は推測します。 .Pp .Nm routed がサポートしているオプションは以下の通りです: .Bl -tag -width Ds .It Fl s このオプションを指定すると、 .Nm は強制的にルーティング情報を提供します。 これは、RIP や Router Discovery を無効にしていない状態で複数の ネットワークインタフェースが提供されており、カーネルが ipforwarding=1 に なっている場合にはデフォルトです。 .It Fl q .Fl s オプションとは逆の動作をします。 インタフェースが 1 つだけの場合は、これがデフォルトです。 .It Fl d バックグラウンドでは動作しません。このオプションは対話的に使用するための ものです。 .It Fl g このフラグは、ネットワーク間ルータにおいて "default" の到達先への経路を設ける ために使われます。これは .Fl F .Cm 0/0,1 と同じ意味を持ち、主として歴史的理由のために提供されています。 これよりは、 .Fl P Cm pm_rdisc をコマンドラインで指定するか、 .Cm pm_rdisc を .Pa /etc/gateways で指定するほうがよいでしょう。 大きな metric を使用すれば、 デフォルトルートの潜在的な危険が広がる可能性を減らせます。 -これは、典型的にはインタネットへのゲートウェイで用いられるか、 +これは、典型的にはインターネットへのゲートウェイで用いられるか、 経路を他のローカルルータに対して報告しないような他の ルーティングプロトコルを利用しているゲートウェイの場合に用いられます。 metric には 1 が使われるため、この機能は危険です。このオプションは一般に、 問題を解決するよりも、ルーティングのループによる混乱を引き起こしがちです。 .It Fl h ホストルートまたは point-to-point ルートを広告しません。 これらは同一方向へいくネットワークルートであると規定されます。これは 特別な性質を持つ集合です。このオプションは、イーサネットへのゲートウェイ でかつ SLIP のような point-to-point リンクで他のゲートウェイマシンが継っている ゲートウェイにおいて有効です。 .It Fl m マシンが、そのプライマリインタフェースへのホストルートや point-to-point ルート を広告するようになります。 これは NFS サーバなどのような複数のホームを持つマシンにおいて有効です。 このオプションは、作成したホストルートのコストがサーバの人気で正当化される 場合を除いて、使うべきではありません。 これは、マシンがルーティング情報を供給していて、複数のインタフェースを 持っている場合にのみ効果があります。 .Fl m オプションは、 .Fl q オプションの効果を上書きして、 ホストルートの広告を限定した範囲に制限します。 .It Fl A もし RIPv2 の認証に注意を払わない場合は、RIPv2 の認証を無視しません。 RFC 1723 に準拠するためにはこのオプションが必要です。 しかしながら、これは意味がなく、マシンが認証について注意を払わない時に 認証を運ぶ全ての RIPv2 パケットを無視するために検出プロトコルとして RIP を使う場合の妨げとなります。 .It Fl T Ar tracefile デバッグレベルを最低でも 1 まで上げ、デバッグ情報をトレースファイルに 書き加えるようにします。セキュリティ上の都合により、 .Nm routed がファイルへのトレースを日常的に行うようにはしないのが賢明です。 .It Fl t デバッグレベルを増やします。 .Fl T で指定したトレースファイルや標準出力に対し、より詳細な情報を記録するように なります。デバッグレベルは .Em SIGUSR1 シグナルや .Em SIGUSR2 シグナルや .Xr rtquery で増減できます。 .It Fl F Ar net[/mask][,metric] .Em net/mask にマッチするアドレスを持つインタフェースを介した転送における経路を最小にし、 このマシンへのデフォルトルートを metric 数 .Em metric で作成します。この目的は、RIP 情報をもつ多数の大きな UDP パケットを "にせ" の デフォルトルートを含んだ 1 つの小さなパケットに置き換えることで、 遅い、たとえば PPP のような point-to-point リンクでの RIP のトラフィックを 減らすことにあります。 もし .Em metric がない場合は、"にせ" のデフォルトルートが広まるのを制限するために 14 が 指定されたものとみなします。 この機能は、不注意に使うとルーティングのループを引き起こすので危険です。 指定したネットワーク番号とマスクに複数のインタフェースがマッチする可能性がある ことに注意して下さい。 .Fl g も参照してください。 .It Fl P Ar parms パラメータ行 .Em parms を .Pa /etc/gateways ファイルに書くのと同じです。 .El .Pp 提供された他の引数は、 .Nm routed の動作を記録するファイルの名前として解釈されます。 トレースファイルの名前をコマンドに追加するよりは、 .Fl T を使った方がよいでしょう。 .Pp 上記の機能に加えて、 .Nm routed は "遠隔にある" .Em パッシブ もしくは .Em アクティブ なゲートウェイという概念をサポートします。 .Nm は動作を開始すると、実在しないかもしれない遠隔のゲートウェイを検索するために .Pa /etc/gateways を読み込みます。ローカルなゲートウェイがパッシブであるかどうかや、 他のパラメータの取得には、ルーティングソケットからの情報だけをもとにします。 このようにして指定されたゲートウェイは、ルーティング情報を交換しない場合は パッシブマークが付加されます。一方、 RIP パケットを交換するゲートウェイに ついては、アクティブマークが付与されます。 .Em パッシブ ゲートウェイを介す経路については、システムスタートアップ時に一度だけ カーネル内の経路情報テーブルに設定され、送出される RIP レスポンスには 含められません。 .Pp 遠隔のアクティブゲートウェイは、ネットワークインタフェースと同様に扱われます。 RIP レスポンスが遠隔の .Em アクティブ ゲートウェイに送られます。 応答がない場合は、 その経路はカーネルのテーブルと別のインタフェースから広告された RIP レスポンスの ぞれぞれから削除されます。遠隔のゲートウェイが RIP レスポンスの送出を 再開した場合は、その経路は再追加されます。 .Pp このようなゲートウェイは、ATM ネットワークなどのような、 ブロードキャストやマルチキャストはサポートしないがそれ以外は Ethernet のような 伝統的な共有メディア方式のように働くネットワークに有効です。 ATM ネットワーク上にある到達可能な全ての RIP ルータを .Pa /etc/gateways の "host" 行を使って記述することができます。 .Pp .Em external マークのついたゲートウェイはパッシブと同様の扱いになりますが、 カーネル内のルーティングテーブルに載ることはなく、 ルーティングの更新時にその情報が含められることもありません。 external エントリの機能は、他のルーティングプロセスがそのような経路を 必要時に追加する可能性があることを知らせるためにあり、その到達先への別の経路は .Nm routed で設定されるべきではありません。 external エントリは、両方のルータが同じ到達先への経路を覚えてもよい場合にのみ 必要です。 .Pp .Pa /etc/gateways ファイルは、以下のフォーマットおよびパラメータからなる行の集まりです: .Pp .Bd -ragged .Cm net .Ar Nname[/mask] .Cm gateway .Ar Gname .Cm metric .Ar value .Pf < Cm passive No \&| .Cm active No \&| .Cm extern Ns > .Ed .Bd -ragged .Cm host .Ar Hname .Cm gateway .Ar Gname .Cm metric .Ar value .Pf < Cm passive No \&| .Cm active No \&| .Cm extern Ns > .Ed .Pp キーワード .Ar Nname や .Ar Hname は、到達先のネットワークやホストの名前です。 .Pp .Ar name1 は、到達先のネットワークもしくはホストの名前です。 これはネットワークのシンボル名または "ドット" 表記による -インタネットアドレスのどちらでも構いません +インターネットアドレスのどちらでも構いません .Ns ( Xr inet 3 参照)。(もし名前の場合は、 .Pa /etc/networks または .Pa /etc/hosts で定義されているか、 .Nm routed の動作開始前に .Xr named 8 が起動されていなければなりません。) .Pp .Ar mask は省略可能な数値で .Ar Nname のネットマスクを表し、1 から 32 までの値をとります。 .Pp .Ar Gname は、RIP レスポンスがフォワードされるべきゲートウェイの名前もしくは アドレスです。 .Pp .Ar value は、到達先ホストもしくはネットワークへの hop 数です。 .Ar " host hname " は .Ar " net nname/32 " と同一です。 .Pp .Cm passive , .Cm active , .Cm external のキーワードのうちの 1 つを指定することで、ゲートウェイが .Cm passive または .Cm active (前述の通り) であるか RIP プロトコルのスコープの範囲外つまり .Cm external であるかを指示しなければなりません。 .Pp "net" と "host" のどちらでも始まらない行は、以下のようなパラメータ設定 でなければなりません。これは 1 つでも複数でもよく、複数の場合はコンマや 空白で区切ります: .Bl -tag -width Ds .It Cm if Ns \&= Ns Ar ifname その行にある他のパラメータが、名前が .Ar ifname のインタフェースに適用されることを示します。 .It Cm subnet Ns \&= Ns Ar nname[/mask][,metric] ネットワーク .Ar nname への経路をマスク .Ar mask と指定された metric (デフォルトは 1) で広告します。 これは CIDR の確保において "穴" を埋めるのに有効です。 このパラメータはその行にそれだけで出現しなければなりません。 .Pp この機能は不必要に使ってはいけません。危険です。 .It Cm passwd Ns \&= Ns Ar XXX RIPv2 の password を指定します。これは送信した全ての RIPv2 レスポンスに 含められ、受信した全ての RIPv2 レスポンスでチェックされます。 パスワードは、空白やタブ文字やコンマや '#' を含んではいけません。 .It Cm passwd Ns \&= Ns Ar XXX1[|KeyID[start|stop]] RIPv2 の生のパスワードを指定します。 これは、送信される全ての RIPv2 レスポンスに含められ、 受信した全ての RIPv2 レスポンスでチェックされます。 パスワード内の空白、タブ文字、コンマ、'#'、'|'、NULL 文字は、 バックスラッシュ (\\) でエスケープしなければなりません。 よく使われる \\n, \\r, \\t, \\b, \\xxx などのエスケープシーケンスは、 それぞれ通常の意味を持っています。 .Cm KeyID は一意でなければなりませんが、生のパスワードの場合は無視されます。 .Cm start と .Cm stop がある場合、これはタイムスタンプで、 year/month/day@hour:minute の形式をとります。 これらはパスワードが正しい時に設定されます。 出力パケットで使われるパスワードには、期限が最も遠い将来まで設定されている パスワードが使われます。全てのパスワードが期限切れになった場合には、 最も最近期限切れになったパスワードが使われます。 また、有効なパスワードがまだ設定されていない場合には、 パスワードは出力されません。 到着パケットは有効なパスワードを運んでくる可能性があります。 ここで有効とは、未来の 24 時間内で有効になるものか、 過去 24 時間内で有効であったものを指します。 .It Cm md5_passwd Ns \&= Ns Ar XXX1|KeyID[start|stop] RIPv2 の MD5 パスワードを指定します。 .Cm KeyID が必須であること以外は、このキーワードは .Cm passwd と同じです。 秘密を守るため、パスワードの設定は .Em /etc/gateways 内のものだけが有効であり、かつ、このファイルが UID 0 でのみ読み込み可能 でなければなりません。 .It Cm no_ag RIPv1 と RIPv2 のレスポンス内のサブネットの合成を行いません。 .It Cm no_super_ag RIPv2 のレスポンス内のネットワークのスーパネットへの合成を行いません。 .It Cm passive そのインタフェースが更新時に他のインタフェースを通して広告されないように マークし、指定したインタフェースでは RIP および router discovery 処理を 全く行わないようにします。 .It Cm no_rip 指定したインタフェースでの全 RIP 処理を行いません。 RIP パケットを処理するインタフェースがない場合は、 .Nm は単に Router Discovery デーモンとして働きます。 .Pp .Cm rdisc_adv または .Fl s で明示的に Router Discovery の広告を行うように指示せずに RIP を 行わないようにすると、 .Nm routed は広告を行わない Router Discovery デーモンとして働くことに注意して下さい。 .It Cm no_ripv1_in 受信した RIPv1 レスポンスが無視されるようになります。 .It Cm no_ripv2_in 受信した RIPv2 レスポンスが無視されるようになります。 .It Cm ripv2_out 可能な場合にマルチキャストができるよう、 RIPv1 の出力は行わず、RIPv2 による広告を行います。 .It Cm ripv2 .Cm no_ripv1_in と .Cm no_ripv1_out を指定した場合と同じです。 .It Cm no_rdisc Internet Router Discovery Protocol を無効にします。 .It Cm no_solicit Router Discovery の要求を送信しません。 .It Cm send_solicit たとえ point-to-point リンクであっても Router Discovery の要求を送信します。 デフォルトでは Router Discovery のメッセージを聞くだけです。 .It Cm no_rdisc_adv Router Discovery の広告の送信を行いません。 .It Cm rdisc_adv たとえ point-to-point リンクであっても Router Discovery の広告を送信します。 デフォルトでは Router Discovery のメッセージを聞くだけです。 .It Cm bcast_rdisc Router Discovery のパケットをマルチキャストする代りにブロードキャストします。 .It Cm rdisc_pref Ns \&= Ns Ar N Router Discovery の広告の優先度を整数 .Ar N にします。 .It Cm rdisc_interval Ns \&= Ns Ar N Router Discovery の広告を行う上での名目の送信間隔を N にし、その生存期間を 3*N にします。 .It Cm fake_default Ns \&= Ns Ar metric 指定したインタフェースのネットワークとネットマスクを使って .Fl F Ar net[/mask][=metric] を指定した場合と同じです。 .It Cm pm_rdisc .Cm fake_default に似ています。RIPv2 の経路がマルチキャストの場合、RIPv1 を聞いている マシンはそれを受信することができないので、この機能を使えば RIPv1 のデフォルト ルートが RIPv1 を聞いているマシンにブロードキャストされるようになります。 .Cm fake_default で変更しない限り、 デフォルトルートは metric 14 でブロードキャストされます。 これは "能力の低い router discovery" プロトコルを提供することになります。 .It Cm trust_gateway Ns \&= Ns Ar rname 指定したルータや他の .Cm trust_gateway キーワードで指定したルータからの RIP パケットを受け付け、 これら以外からのパケットは無視するようになります。 .It Cm redirect_ok システムがルータとして動作してパケットのフォワードを行っている場合に、 RIP が ICMP Redirect メッセージを許可するようになります。 そうでなければ、ICMP Redirect メッセージは上書きされます。 .El .Pp .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/gateways -compact .It Pa /etc/gateways 遠隔ゲートウェイについての情報を記述するファイル。 .El .Sh 関連項目 .Xr icmp 4 , .Xr udp 4 , .Xr gated 8 , .Xr htable 8 , .Xr rtquery 8 .Rs .%T Internet Transport Protocols .%R XSIS 028112 .%Q Xerox System Integration Standard .Re .Sh バグ ネットワークインタフェースの一方向の失敗 (例えば、出力方向にのみ失敗するなど) を常に検出できるとは限りません。 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Bx 4.2 から登場しました。 diff --git a/ja/man/man8/rwhod.8 b/ja/man/man8/rwhod.8 index fceab7a962..9f037352be 100644 --- a/ja/man/man8/rwhod.8 +++ b/ja/man/man8/rwhod.8 @@ -1,196 +1,196 @@ .\" this file based on that translated to japanese on NetBSD Japanese Reference .\" Manual Project, and modefied to fit FreeBSD Reference Manual .\" by Mochida Shuji 1995/03/31 .\" .\" Copyright (c) 1983, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" from: @(#)rwhod.8 8.2 (Berkeley) 12/11/93 .\" jpman %Id: rwhod.8,v 1.3 1997/10/11 07:49:54 horikawa Stab % .\" .Dd December 11, 1993 .Dt RWHOD 8 .Os BSD 4.2 .Sh 名称 .Nm rwhod .Nd システムステータスサーバ .Sh 書式 .Nm .Op Fl m Op Ar ttl .Sh 解説 .Nm は、 .Xr rwho 1 や .Xr ruptime 1 プログラムで使われるデータベースを管理するサーバです。 ネットワークにおいて .Em ブロードキャスト もしくは .Em マルチキャスト メッセージが使用できることが前提となります。 .Pp .Nm は、ステータス情報のを生成と利用の両方を行います。情報の生成では、定期的に システムに状態を問い合わせ、ステータスメッセージを構築してネットワークに ブロードキャストします。情報の利用では、他の .Nm サーバからの状態メッセージを受け取り、検査してから、 .Pa /var/rwho ディレクトリの下のファイルに記録します。 .Pp .Fl m オプションは、インタフェースの "ifnet" 構造体に IFF_MULTICAST フラグが 設定されている全てのインタフェース (ループバックインタフェースは 除きます) 上で、 .Nm に (ブロードキャストの代わりに) IP マルチキャストを使わせます。マルチキャストによる報告は、 直接つながっているサブネットへの転送を防ぐために TTL(Time To Live) 1で送られます。 .Pp オプションの .Ar ttl 引数が .Fl m フラグとともに与えられた時には、 .Nm は IP マルチキャストデータグラムを TTL が .Ar ttl として、 全てのインタフェースではなく 1 つのインタフェースに対して送ります。 .Ar ttl は 0 から 32 (または、MAX_MULTICAST_SCOPE) までの値です。 .Fl m Ar 1 は、 .Fl m とは異なることに注意してください。 .Fl m Ar 1 は、1 つのインタフェースにだけ転送を行います。 .Pp .Fl m フラグが、 .Ar ttl 引数無しで使われた場合、プログラムはマルチキャスト .Nm 報告を全ての マルチキャストが利用可能なインタフェースから受け取ります。 .Ar ttl 引数が与えられた場合は、マルチキャストレポートは 1 つのインタフェース からだけ受け取ります。その 1 つは、報告を行っているものです (これは、ホストルーティング表によって制御されます)。 .Fl m オプション無しでは、プログラムはブロードキャストもしくは ユニキャストによる報告を全てのインタフェースから受け取ります。 したがって、このプログラムは、古い報告をマルチキャストを使っていない .Nm から受け取り、マルチキャストが使われている場合は古い .Nm は このプログラムによって生成される報告を受け取れないことになります。 .Pp -サーバは、``rwho'' サービスで指定されているポート番号でメッセージを +サーバは、``who'' サービスで指定されているポート番号でメッセージを 送受信します。 .Xr services 5 を参照して下さい。送受信するメッセージは以下のような形式です。 .Bd -literal -offset indent struct outmp { char out_line[8]; /* 端末 (tty) 名 */ char out_name[8]; /* ユーザID */ long out_time; /* 時刻 */ }; struct whod { char wd_vers; char wd_type; char wd_fill[2]; int wd_sendtime; int wd_recvtime; char wd_hostname[32]; int wd_loadav[3]; int wd_boottime; struct whoent { struct outmp we_utmp; int we_idle; } wd_we[1024 / sizeof (struct whoent)]; }; .Ed .Pp すべてのフィールドは、送信に先立ってネットワークバイトオーダに変換されます。 ホスト負荷 (load average) は .Xr w 1 によって計算され、送信の 5, 10, 15 分前の負荷を 100 倍した 整数として表現されます。ホスト名は、 .Xr gethostname 3 システムコールで得られたものがドメイン名を省略して格納されます。 メッセージの最後の配列には、メッセージを送信したマシンにログインしている ユーザの情報が格納されています。この情報は、 .Xr utmp 5 の非アイドルの端末ラインのエントリと、その端末ラインから最後に文字を 受け取った時間を秒数で表した値が入っています。 .Pp .Nm サーバによって受信されるメッセージは、 .Nm サーバのポートから送信されたものでなければ捨てられます。さらにメッセージ のホストの名前が表示できない .Tn ASCII 文字を含んでいる場合も、メッセージは捨てられます。 .Nm が受け取った正しいメッセージは .Pa /var/rwho ディレクトリに .Pa whod.hostname というファイル名で格納されます。これらのファイルには、最新のメッセージ だけが、上で説明した形式で残っています。 .Pp ステータスメッセージはほぼ 3 分ごとに作成されます。 .Nm は、30 分ごとに .Pa /kernel に対して .Xr nlist 3 を実行します。これは、このファイルがその時点での実際のシステムイメージ であることを確認するためです。 .Sh 関連項目 .Xr ruptime 1 , .Xr rwho 1 .Sh バグ ネットワーク間でステータス情報を中継する方法が必要です。 ステータス情報は、ずっと送りつづけるのではなく、要求があったとき にだけ送るようにするべきでしょう。サーバが死んでいたり、ネットワークの 通信障害を、マシンがダウンしていると思い込んでしまう場合がよくあります。 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Bx 4.2 -で登場しました。 \ No newline at end of file +で登場しました。 diff --git a/ja/man/man8/slattach.8 b/ja/man/man8/slattach.8 index 31fded1eaf..511cb82746 100644 --- a/ja/man/man8/slattach.8 +++ b/ja/man/man8/slattach.8 @@ -1,260 +1,260 @@ .\" Copyright (c) 1986, 1991 The Regents of the University of California. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. 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Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)slattach.8 6.4 (Berkeley) 3/16/91 .\" jpman %Id: slattach.8,v 1.2 1997/05/19 05:35:41 mitchy Stab % .\" .\" %Header: /home/ncvs/src/sbin/slattach/slattach.8,v 1.11.2.2 1997/09/14 19:50:34 jkh Exp % .\" .Dd April 4, 1993 .Dt SLATTACH 8 .Os BSD 4.3 .Sh 名称 .Nm slattach -.Nd シリアルラインをネットワークインターフェースに割り当てる +.Nd シリアルラインをネットワークインタフェースに割り当てる .Sh 書式 .Nm slattach .Op Fl a .Op Fl c .Op Fl e Ar exit-command .Op Fl f .Op Fl h .Op Fl l .Op Fl n .Op Fl z .Op Fl L .Op Fl r Ar redial-command .Op Fl s Ar baudrate .Op Fl u Ar unit-command .Op Fl K Ar keepalive .Op Fl O Ar outfill .Op Fl S Ar unit .Ar ttyname .Sh 解説 .Nm slattach は、シリアルポートをネットワークインタフェースに割り当て自分と相手の アドレスを定義するために使用されます。 .Nm slattach の、オプションは以下のとおりです: .Bl -tag -width Ar .It Fl a VJ ヘッダ圧縮を自動許可します。 リンクの相手が VJ ヘッダ圧縮可能な時これを使用し、そうでなければ 標準ヘッダを使用します。 .It Fl c VJ ヘッダ圧縮を指定します。リンクの両端が VJ ヘッダ圧縮を使用できなければ ならないことに注意してください。 .It Fl e Ar exit-command .Nm slattach が終了する前にシェルで .Ql sh \-c Ar exit-command のように呼び出されるコマンドを指定します。 .It Fl f .Nm slattach をバックグラウンドで動かすための daemon() の呼び出しを行いません。 .It Fl h cts/rts によるシリアルのフロー制御を有効にします。無指定時には、 フロー制御はサポートされません。 .It Fl l slip ポートのモデム制御 (CLOCAL) を無効にしキャリア検出を無視します。 無指定時には、キャリアが落ちた時に .Ar redial-command を呼び出しますが、 .Ar redial-command が指定されていなければ .Nm slattach は終了します。 .It Fl n -ICMP パケットを捨てます。 slip インターフェースは +ICMP パケットを捨てます。 slip インタフェースは ICMP レスポンスによるシリアルラインの遅延を防止するよう ICMP パケットを無視します。 .It Fl r Ar redial-command シリアルラインのキャリアが失われた時にシェルで .Ql sh \-c Ar redial-command のように呼び出されるコマンドを指定します。 .Ar redial-command として空白を指定、すなわち、 .Fl r Qq "" とすることで、専用線で外部コマンドを実行せずに再接続を試みます。 .It Fl s Ar baudrate 接続速度を指定します。このオプションが指定されない場合には、 9600 bps になります。 .It Fl u Ar unit-command シリアルラインが slip に切り替わった時、 .Ql Nm "sh -c" Ar unit-command が実行されます。 .Ar と .Ar はそれぞれ slip の最後にオープンされた時のユニット番号と現在のコネクションの ユニット番号です。 このユニット番号は 2 つ以上の slip ラインを使用すればリダイアル後に 変更することが出来ます。 接続が切れたとき、 .Nm slattach は、 .Ql Nm "sh -c" Ar unit-command Nm \-1 を実行します。 .Nm slattach は、ユニット番号が変更され .Ql Fl u Ar \%unit-command が指定されないとき終了します。 .It Fl z 開始時にキャリアにかかわり無く .Ar redial-command のリダイアルを行います。 .It Fl L uucp方式のデバイスロックを行います。 他の uucp ロックを行うプログラムから .Nm slattach を開始する場合以外は、このオプションが必要です。 デフォルトではそのようなプログラムの使用を考え uucp ロックをしません。 .It Fl K Ar keepalive SLIP "keep alive" タイムアウト時間を秒単位で設定します。 FRAME_END がこの時間内に受信できない時、再接続が行われます。 省略時はタイムアウトは設定されません。 .It Fl O Ar outfill SLIP "out fill" タイムアウト時間を秒単位で設定します。 これにより、相手側の "keep alive" タイムアウトに必要な FRAME_END をこの時間内に送信します。 省略時はタイムアウトは設定されません。 .It Fl S Ar unit SLIP ユニット番号を直接指定します。 -2 つのインターフェースが同じユニット番号にならないかチェックをしないので、 +2 つのインタフェースが同じユニット番号にならないかチェックをしないので、 注意が必要です。 省略時は動的にユニット番号を割り当てます。 .It Ar ttyname ttyデバイスの名前を指定します。 .Ar ttyname は .Ql ttyXX か .Ql /dev/ttyXX の形式で記述します。 .El .Pp -本コマンドを用いてシリアルポートをネットワークインターフェースに +本コマンドを用いてシリアルポートをネットワークインタフェースに 割り当てることが出来るのはスーパーユーザに限られます。 .Pp -ネットワークインターフェースの割り当てを解除する場合は、 +ネットワークインタフェースの割り当てを解除する場合は、 .Nm slattach プロセスを .Ql kill -INT を使って kill した後に .Dq Li ifconfig interface-name down を実行してください。 .Ar Interface-name は .Xr netstat 1 で見ることが出来ます。 .Pp .Nm slattach をキャリアを失った時にリダイアルするように設定するには、 .Fl r Ar redial-command オプションを使って slip サーバに再接続するスクリプトかコマンドを指定 します。スクリプトはサーバにリダイアルしログインするようなものです。 .Pp -slipユニット番号が変わった時にネットワークインターフェースを再構成するには、 +slipユニット番号が変わった時にネットワークインタフェースを再構成するには、 .Fl u Ar unit-command オプションを使用して .Ql sh \-c Ar unit-command old new のように呼び出す、スクリプトかコマンドを指定します。 .Ar old と .Ar new は再接続前後の slip ユニット番号です。 同時に 2 つ以上のラインが切断されているときユニット番号が変わる可能性 があります。 最初の再接続に成功した slip が一番小さいユニット番号を得られます。 .Pp .Nm slattach を kill するには、 tty をクローズしてから終了するように .Ql kill -INT (SIGINT)を使用します。 .Pp 強制的にリダイアルするには、 .Ql kill -HUP を使用し .Nm slattach がキャリアを失ったように思わせて .Ql sh \-c Ar redial-command でサーバに再接続させます。 .Pp .Nm slattach をモデム経由でなく直結で使用する場合、 slip ラインのキャリアを無視するために .Fl l オプション付きで実行します。 .Sh 使用例 .Bd -literal -offset indent -compact slattach ttyd8 slattach \-s 4800 /dev/ttyd1 slattach \-c \-s 38400 /dev/cuaa1 slattach \-r 'kermit -y dial.script >kermit.log 2>&1' .Ed .Sh 診断 .Nm slattach がデーモンの時のエラーメッセージは /var/log/messages にあります。 -指定したネットワークインターフェースが終了しない、 +指定したネットワークインタフェースが終了しない、 要求されたアドレスがみつからない、権限のないユーザが -ネットワークインターフェースの設定を変更しようとした、というメッセージは +ネットワークインタフェースの設定を変更しようとした、というメッセージは ここに記録されます。 .Nm slattach は端末の制御の設定の失敗や、 シグナルハンドラの登録の失敗も記録します。 コネクション開始時とリダイアル時に tty 名と回線速度が記録され、 終了時に tty 名が記録されます。 .Pp .Sh 関連ファイル .Pa /var/run/slattach..pid .Pp この .Ar tty は .Ar tty 名 に置き換えられます。 このファイルには .Nm slattach のプロセス番号が含まれ、 .Nm slattach にシグナルを送るスクリプトで確かめることができます。 .Sh 関連項目 .Xr netstat 1 , .Xr startslip 1 , .Xr uustat 1, .Xr netintro 4 , .Xr ifconfig 8 , .Xr rc 8 , .Xr sliplogin 8 .Sh 歴史 .Nm は .Bx 4.3 ではじめて登場しました。 diff --git a/ja/man/man8/sliplogin.8 b/ja/man/man8/sliplogin.8 index 21580e17cc..458fd7299b 100644 --- a/ja/man/man8/sliplogin.8 +++ b/ja/man/man8/sliplogin.8 @@ -1,287 +1,287 @@ .\" Copyright (c) 1990, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. 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IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)sliplogin.8 8.2 (Berkeley) 1/5/94 .\" jpman %Id: sliplogin.8,v 1.3 1997/07/26 22:10:08 horikawa Stab % .\" .Dd January 5, 1994 .Dt SLIPLOGIN 8 .Os .Sh 名称 .Nm sliplogin .Nd シリアル回線とネットワークインタフェースの対応づけ(アタッチ)を行う .Sh 書式 .Nm .Op Ar loginname Op Ar device .Sh 解説 .Nm は、標準入力 (もしくは、 .Ar device ) の tty 回線を用いて他のホストと Serial Line IP .Pq Tn SLIP による接続を確立するためのコマンドです。 そのために、まず .Pa /etc/sliphome/slip.hosts ファイルを検索し、引数 .Ar loginname と一致するエントリを引き出します。 (ログイン名が省略された場合、コマンドを起動したユーザのログイン名が用い られます) ログイン名と一致するエントリが見つかった場合、回線は SLIP に適した設定 (8ビット透過な入出力) にされ、オプションの回線パラメータを使って .Tn SLIP 回線に変換されます。 .Pp 回線パラメータのオプションは次のとおりです: .Sq normal , .Sq compress , .Sq noicmp , .Sq autocomp これらはそれぞれ、 .Sq 通常の設定 (ヘッダ圧縮をしない) 、 .Sq VJヘッダ圧縮を行う 、 .Sq ICMP パケットを無視する 、 .Sq VJヘッダ圧縮を自動設定する (相手がサポートしているときのみヘッダ圧縮する) です。 .Pp その後、 .Tn IP アドレスやネットマスクなどの設定を行なう、 SLIP インタフェース初期化のためのシェルスクリプトが実行され ます。 .Pp 通常、初期化のためのシェルスクリプトファイルは .Pa /etc/sliphome/slip.login ですが、特定のホスト向けの設定のために、 .Pa /etc/sliphome/slip.login. Ns Ar loginname というシェルスクリプトファイルがあった場合は、そちらが実行されます。 スクリプトは、以下のパラメータとともに起動されます。 .Bl -tag -width slipunit .It Em slipunit 回線に割り当てられる SLIP インタフェースです。例えば、 .Sy 0 の場合、割り当てられる SLIP インタフェースは .Sy sl0 です。 .It Em speed 回線速度です。 .It Em args .Ar loginname を指定して起動する場合、 .Pa /etc/sliphome/slip.hosts の対応エントリに記述されている引数です。 .El .Pp スーパユーザのみが、ネットワークインタフェースのアタッチを行うことが 出来ます。ネットワークインタフェースは、リモートホスト側でハングアップす るか、ローカルホスト側の .Nm プロセスが終了した場合には自動的に対応づけが解消 (デタッチ) されます。 カーネル SLIP モジュールが設定されていた場合、このインタフェースを経由 して設定されている全ての経路は、同時に消滅します。 他の処理も行いたいサイトでは、回線の切断時に .Pa /etc/sliphome/slip.logout ファイルもしくは .Pa /etc/sliphome/slip.logout. Ns Ar loginname ファイルが有ればその内容が実行されますので、これを使って下さい。 起動時には、ログインスクリプトと同じ引数が与えられます。 .Ss /etc/sliphome/slip.hosts の書式 コメント (`#' で開始する行) および空白行 (もしくは空白で開始する行) は 無視されます。 他の行は、 .Ar loginname で始まる必要があります。 しかし、他の引数については、そのログイン名に対応して実行される .Pa slip.login ファイルに応じたものであれば、何でもかまいません。 引数は、スペースやタブで区切り、 .Xr sh 1 が解釈出来るクォートなどを用いてまとめます(ただし .Ar loginname はクォートできません)。 通常、各行は以下の形式で記述されます: .Bd -literal -offset indent loginname local-address remote-address netmask opt-args .Ed .Pp .Em local-address と .Em remote-address については、互いに接続される SLIP インタフェースに割り当てられる IP アドレスを (ホスト名か数字で) 設定します。そして、 .Em netmask については、適切な IP ネットマスクを設定します。これらの引数は、直接 .Xr ifconfig 8 に渡されます。 .Em opt-args は、オプション引数であり、回線の設定に用いられます。 .Pp .Sh FreeBSD での追加 追加の SLIP 設定用ファイル .Pa /etc/sliphome/slip.slparms があるかもしれません。 特定のホストに異なる設定が必要である場合、 ファイル .Pa /etc/sliphome/slip.slparms. Ns Ar loginname が存在すれば、代わりに使われます。 .Ss /etc/sliphome/slip.slparms* の書式 コメント (`#' で開始する行) および空白行 (もしくは空白で開始する行) は 無視されます。 このファイルには空白で区切られた 1 から 3 個の数字を書きます。 数字は順に、 .Ar keepalive , .Ar outfill , .Ar slunit を意味します。 .Bl -tag -width keepalive .It Ar keepalive SLIP "keep alive" タイムアウト時間を秒単位で設定します。 FRAME_END がこの時間内に受信できない時、 .Nm は回線を閉じて終了します。 省略時はタイムアウトは設定されません ( 0 です)。 .It Ar outfill SLIP "out fill" タイムアウト時間を秒単位で設定します。 これにより、相手側の "keep alive" タイムアウトに必要な FRAME_END をこの時間内に送信します。 省略時はタイムアウトは設定されません ( 0 です)。 .It Ar slunit SLIP ユニット番号を直接指定します。 -2 つのインターフェースが同じユニット番号にならないかチェックをしないので、 +2 つのインタフェースが同じユニット番号にならないかチェックをしないので、 注意が必要です。 省略時は動的にユニット番号を割り当てます。 .El .Pp あとの 2 つのパラメータが省略されたときは、これに対応する SLIP の設定には影響が ありません。最初の 2 つのパラメータが 0 であるときにも、これに対応する設定に 影響しません。 .Sh 使用例 通常、 .Nm を使う場合、 リモートの SLIP サイトごとに .Nm をシェルフィールドに持つ .Pa /etc/passwd のエントリを作ります。例えば .Bd -literal Sfoo:ikhuy6:2010:1:slip line to foo:/tmp:/usr/sbin/sliplogin .Ed .Pp (ここでは、リモートホスト .Ar hostname のアカウント名を .Em Shostname としています) 次に、 .Pa slip.hosts に、以下のようなエントリを追加します: .Pp .Bd -literal -offset indent -compact Sfoo `hostname` foo netmask .Ed .Pp ここで、 .Em `hostname` は、 .Xr sh によって評価されローカルホスト名となり、 .Em netmask はローカルホストの IP ネットマスクです。 .Pp 注意事項があります。 .Nm は、root に setuid しなければなりません。 セキュリティホールではありませんが、心がけの悪い奴が .Nm をつかって端末の回線を使えなくしたり、リモートの SLIP サイトのユーザの アクセスを不可能にしたりすることができます。これを防ぐために、 .Nm をユーザ .Em root グループ .Em network モード 4550 でインストールし、グループ .Em network のメンバのみが .Nm を実行可能とします。システム管理者は、 正当なユーザが正しいグループのメンバであることを確認すべきです。 .Sh 診断 .Nm は、様々な情報を .Em daemon の facility コードでシステムログデーモン .Xr syslogd 8 を通じて、 syslog に書き出します。 以下に問題の大きさ別にメッセージを列挙します。 .Pp .Sy エラー .Bl -tag -width Ds -compact .It Sy ioctl (TCGETS): Em 理由 .Dv TCGETS .Fn ioctl を用いた回線のパラメータ取得が失敗しました。 .Pp .It Sy ioctl (TCSETS): Em 理由 .Dv TCSETS .Fn ioctl を用いた回線のパラメータ設定が失敗しました。 .Pp .It Sy /etc/sliphome/slip.hosts: Em 理由 .Pa /etc/sliphome/slip.hosts ファイルがオープン出来ません。 .Pp .It Sy access denied for Em user .Em user エントリが .Pa /etc/sliphome/slip.hosts にありません。 .El .Pp .Sy 報告 .Bl -tag -width Ds -compact .It Sy "attaching slip unit" Em unit Sy for Ar loginname .Tn SLIP ユニット .Em unit は、アタッチに成功しました。 .El .Sh 関連項目 .Xr slattach 8 , .Xr syslogd 8 , .Pa /usr/share/examples/sliplogin .Sh 歴史 .Nm コマンドは、現在βテスト版です。 diff --git a/ja/man/man8/slstat.8 b/ja/man/man8/slstat.8 index c978b9c8ca..625fec7294 100644 --- a/ja/man/man8/slstat.8 +++ b/ja/man/man8/slstat.8 @@ -1,124 +1,124 @@ .\" Copyright (c) 1986 The Regents of the University of California. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" From: @(#)slstat.8 6.8 (Berkeley) 6/20/91 .\" %Id: slstat.8,v 1.6.2.3 1997/11/06 07:40:40 charnier Exp % .\" jpman %Id: slstat.8,v 1.2 1997/05/24 05:28:27 mitchy Stab % .\" .Dd October 11, 1996 .Dt SLSTAT 8 .Os BSD 4 .Sh 名称 .Nm slstat .Nd シリアル回線 IP (SLIP) の利用統計を表示する .Sh 書式 .Nm .Op Fl i Ar interval .Op Fl vr .Op Ar unit .Sh 解説 .Nm はシリアル回線インターネットプロトコル (SLIP) のトラフィックに関連する カーネルの統計情報を表示します。 .Pp オプションは、以下のとおりです: .Bl -tag -width indent .It Fl i .Ar interval 秒毎に表示を繰り返します。 .Ar interval が指定されない場合は、デフォルトの 5秒が使用されます。 .It Fl v 統計情報の追加フィールドを表示します。 .It Fl r インターバルあたりの値を全て秒単位で表示します。 .It Ar unit .Tn SLIP -インターフェースを指定する 1 桁の数字です。デフォルトは +インタフェースを指定する 1 桁の数字です。デフォルトは .Sy 0 -で、インターフェース +で、インタフェース .Sy sl0 が指定されます。 .El .Pp デフォルトでは .Nm は以下の情報を表示します: .Pp .Bl -tag -width indent .It in 受信バイト数 .It out 送信バイト数 .It pack 送受信したパケット数 .It comp 送受信した圧縮されたパケット数 .It uncomp 送受信した圧縮されていないパケット数 .It unknwn 未知のタイプの入力パケット数 .It toss エラーにより返された入力パケット数 .It other その他の発信/返信 IP パケット数 .It err 入出力エラー数 .It search コネクションステートのサーチ回数 .It miss コネクションステートを発見できなかった回数 .It coll clist での衝突の回数 ( 1 日に 1 回か 2 回以上の ) 多数の衝突がある場合には おそらく clist が不足しています。 param.c の .Dv nclist を増やしておく必要があります。 .El .Sh 使用例 コマンド: .Dl slstat -i 5 は 5 秒毎にシステムが何をしているかを表示します。 .Sh 関連項目 .Xr fstat 1 , .Xr netstat 1 , .Xr nfsstat 1 , .Xr ps 1 , .Xr ststat 1 , .Xr iostat 8 , .Xr pppstats 8 , .Xr pstat 8 .Pp .%T "Installing and Operating 4.3BSD" の中の ``Interpreting system activity'' から始まる章 diff --git a/ja/man/man8/syslogd.8 b/ja/man/man8/syslogd.8 index f254b4e76a..4fb52ff791 100644 --- a/ja/man/man8/syslogd.8 +++ b/ja/man/man8/syslogd.8 @@ -1,217 +1,217 @@ .\" Copyright (c) 1983, 1986, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)syslogd.8 8.1 (Berkeley) 6/6/93 .\" %Id: syslogd.8,v 1.6.2.6 1998/03/09 13:56:05 jkh Exp % .\" jpman %Id: syslogd.8,v 1.3 1997/05/19 17:08:30 horikawa Stab % .\" .Dd October 12, 1995 .Dt SYSLOGD 8 .Os BSD 4.2 .Sh 名称 .Nm syslogd .Nd システムメッセージの記録をとる .Sh 書式 .Nm syslogd .Op Fl ds .Op Fl a Ar allowed_peer .Op Fl f Ar config_file .Op Fl m Ar mark_interval .Op Fl p Ar log_socket .Sh 解説 .Nm デーモンはコンフィグレーションファイルに指定された通りに、システムコンソール、 ログファイル、他のマシンやユーザへのメッセージを読み込み、記録します。 オプションには以下のものがあります。 .Bl -tag -width indent .It Fl a Ar allowed_peer .Ar allowed_peer がこの .Nm に UDP データグラムを使用してログすることを許します。複数の .Fl a オプションを指定可能です。 .Pp .Ar allowed_peer は以下のいずれかです: .Bl -tag -width "ipaddr/masklen[:service]XX" .It Ar ipaddr/masklen Ns Op Ar :service .Ar ipaddr (通常のドット表記の 4 つ組) からのデータグラムを受け付けます。 アドレス比較の際、 .Ar masklen ビットを考慮します。 .Ar service が指定された場合、パケット送出元が属すべき UDP service の名前もしくは番号となります( .Xr services 5 参照)。 .Ar service に .Ql \&* を指定すると、全ての UDP ポートから送信されたパケットを受け付けます。 デフォルトの .Ar service は .Ql syslog です。 .Ar masklen を指定しないと、 .Ar ipaddr がクラス A もしくは B のアドレス範囲に属す場合にはそれぞれ 歴史的なクラス A もしくは B のネットマスクが使用され、 そうでない場合には 24 が使用されます。 .It Ar domainname Ns Op Ar :service 送信アドレスのアドレス逆引きにおいて .Ar domainname が得られたデータグラムを受け付けます。 .Ar service の意味は前述の通りです。 .It Ar *domainname Ns Op Ar :service 上述の通りですが、送信ホスト名が .Ar domainname で .Em 終る 全てのホストから受け付けます。 .El .It Fl d .Nm をデバッグモードで実行します。これは恐らく、 .Nm の開発者にのみ役立ちます。 .It Fl f 代りのコンフィグレーションファイルのパス名を指定します。 デフォルトは .Pa /etc/syslog.conf です。 .It Fl m .Dq mark されたメッセージの間隔を分単位で指定します。 デフォルトは20分です。 .It Fl p 代りのログ用ソケットのパス名を指定します。 デフォルトは .Pa /var/run/log です。 .It Fl s セキュアモードで操作します。リモートマシンからのログメッセージを受ける ために listen しません。 .El .Pp .Nm デーモンは 起動時と hangup シグナルを受けとった時はいつでもコンフィグレーションファイルを 読み込みます。 コンフィグレーションファイルのフォーマットに関する情報は、 .Xr syslog.conf 5 参照して下さい。 .Pp .Nm デーモンは .Tn UNIX ドメインソケット .Pa /var/run/log、 .Pa /etc/services -で指定されるインタネットドメインソケット +で指定されるインターネットドメインソケット およびスペシャルデバイス .Pa /dev/klog (カーネルメッセージを読むため)からメッセージを読み込みます。 .Pp .Nm デーモンはファイル .Pa /var/run/syslog.pid を作成し、プロセスIDを記録します。 これは .Nm のkillやコンフィグレーションファイルを読み込ませるために使えます。 .Pp .Nm に送られるメッセージは単一の行で構成されます。このメッセージは先頭に優 先順位コードを含んでいます。このコードは .Sq Aq 5 のように括弧でくくられた十進数から構成されており、インクルードファイル .Aq Pa sys/syslog.h で定義されている優先順位に対応します。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /var/run/syslog.pid -compact .It Pa /etc/syslog.conf コンフィグレーションファイル .It Pa /var/run/syslog.pid 動作中の .Nm のプロセスID .It Pa /var/run/log .Tn UNIX ドメインデータグラムのログ用ソケットの名前 .It Pa /dev/klog カーネルログ用のデバイス .El .Sh 関連項目 .Xr logger 1 , .Xr syslog 3 , .Xr services 5 , .Xr syslog.conf 5 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Bx 4.3 から登場しました。 .Pp .Fl s および .Fl a オプションは .Fx 2.2 における拡張です。 .Sh バグ UDPパケットで受けとったメッセージを記録する能力は認証されていないディ スクを溢れさせるリモートサービスと等価であり、恐らくデフォルトで無効に されるべきです。ある種の .Nm 間の認証メカニズムが用意されるべきでしょう。 最悪の無駄遣いを避けるために、 .Fl a オプションの使用を強く勧めます。 .Pp .Fl a のマッチングアルゴリズムは非常に効率的には見えません; ドメイン名比較より、数値による IP アドレスを使用する方が高速です。 許可されたピアのリストの検索は線型に行なわれるため、 多くのメッセージを受け付けると予測されるピアグループは .Fl a リストの最初の方に置くべきです。 .Pp ログ用ソケットは読み込み専用のルートファイルシステムの扱いを容易にする ために .Pa /dev から移されました。このことは古いバイナリを混乱させるかもしれないので、 過渡期の間はシンボリックリンクが役に立つでしょう。 diff --git a/ja/man/man8/uucico.8 b/ja/man/man8/uucico.8 index f8435709d3..af53f98902 100644 --- a/ja/man/man8/uucico.8 +++ b/ja/man/man8/uucico.8 @@ -1,290 +1,290 @@ ''' %Id: uucico.8,v 1.5 1995/08/19 21:29:57 ache Exp % .\" jpman %Id: uucico.8,v 1.3 1997/09/07 14:14:55 horikawa Stab % .TH uucico 8 "Taylor UUCP 1.06" .SH 名称 uucico \- UUCP ファイル転送デーモン .SH 書式 .B uucico [ options ] .SH 解説 .I uucico デーモンは、 .I uucp (1) および .I uux (1) によってキューに蓄積されたファイル転送リクエストの処理をします。 .I uucico は、( .B \-r オプションなしに) .I uucp あるいは .I uux が実行された時に実行を始めます。 また、典型的な方法として、 .I crontab テーブルを用いて定期的に実行されます。 .B \-r1, .B \-\-master, .B \-s, .B \-\-system あるいは .B \-S オプションとともに起動された場合、デーモンはリモートシステムを呼び出し、 マスタモードで動作します。それ以外の場合は、デーモンはスレーブモードで 動作し、リモートシステムからの呼び出しを受け付けます。典型的な方法として、 UUCP 用の特別なログイン名が準備され、呼び出しを受けると .I uucico を自動的に起動するように設定されます。 .I uucico が終了すると、 .B \-q あるいは .B \-\-nouuxqt が指定されていなければ、 .I uuxqt (8) デーモンを起動します。 .I uuxqt (8) は、リモートシステムの .I uux (1) によって作成された作業を実行し、また、待機していたリモートファイルの 受信によりローカルに作成された作業を実行します。 呼び出しが失敗すると、 .I uucico は、ある(設定可能な)時間が経過するまで、再呼び出しを拒否します。 この動作は、 .B -f, .B --force あるいは .B -S オプションにより無効にする事ができます。 .B \-l, .B \-\-prompt, .B \-e あるいは .B \-\-loop オプションを使用する事で、 .I uucico に独自の "login:" および "Password:" プロンプトを生成させる事ができます。 他のデーモンが呼び出して来た場合、このプロンプトを見て、通常通りに ログインする事ができます。この場合、ログイン名およびパスワードは .I /etc/passwd ファイルではなく、 .I uucico 専用に準備されたリストによりチェックされます。一部のシステムでは、 .I uucico が .I /etc/passwd ファイルを用いるようにする事も可能です。 .B \-l あるいは .B \--prompt オプションを用いると、プロンプトを一回だけ生成し、そのセッションが 終了するとプロセスも終了します。 このモードでは、UUCP 管理者あるいはスーパユーザは .B \-u あるいは .B \--login オプションを用いてログイン名を指定する事ができます。この時、 .I uucico は "login:" プロンプトを生成しません。 .B \-e あるいは .B \--loop オプションを用いると、最初のセッションが終了すると再びプロンプトを生成 します。このモードでは、 .I uucico は、ポートを永久的に制御します。 .I uucico が SIGQUIT、SIGTERM あるいは SIGPIPE シグナルを受け取ると、 現在のリモートシステムとのやり取りを中断し、終了します。 .I uucico が SIGHUP シグナルを受け取ると、現在のやり取りを中断しますが、 .B \-r1 あるいは .B \-\-master により起動された場合は、呼び出しを継続し、 .B \-e あるいは .B \-\-loop により起動された場合は、他のシステムからの呼び出しを受け付けます。 .I uucico が SIGINT シグナルを受け取った場合、現在のやり取りを終了し、 それ以上の呼び出しや受付を行いません。 .SH オプション 以下のオプションが .I uucico で使用可能です。 .TP 5 .B \-r1, \-\-master マスタモードで動作します(他のシステムを呼び出します)。 .B \-s, .B \-\-system あるいは .B \-S が指定されていれば、このオプションが指定されたと見なされます。 システムが指定されていなければ、待機中の作業がある全てのシステムを呼び出します。 .TP 5 .B \-r0, \-\-slave スレーブモードで動作します。デフォルトはこの設定です。 .TP 5 .B \-s system, \-\-system system 指定されたシステムを呼び出します。 .TP 5 .B \-S system 必要な待ち時間を無視して、指定されたシステムを呼び出します。 .B \-s system \-f と等価です。 .TP 5 .B \-f, \-\-force 呼び出しに際して、必要な待ち時間を無視します。 .TP 5 .B \-l, \-\-prompt "login:" と "Password:" を表示してログイン名とパスワードの入力を 要求します。このオプションにより、 .I uucico を .I inetd (8) から起動することを容易にします。ログイン名およびパスワードは UUCP パスワードファイルによりチェックされ、通常このファイルは .I /etc/passwd ファイルとは関連していません。 .B \-\-login オプションを用いてログイン名を指定する事ができます。この時、 .I uucico は、パスワードの入力のみを要求します。 .TP 5 .B \-p port, \-\-port port 呼び出しあるいは待ち受けに使用するポートを指定します。 .TP 5 .B \-e, \-\-loop ログイン/パスワードの要求とスレーブモードデーモンでの実行の無限ループ に入ります。プログラムは自分自身では終了しないので、終了させるためには .I kill (1) を使用する必要があります。 .TP 5 .B \-w, \-\-wait ( .B \-s, .B \-\-system あるいは .B \-S が指定されていればそのシステムへの、単に .B \-r1 あるいは .B \-\-master が指定されていれば作業がある全てのシステムへの)呼び出しが終了すると、 .B \-\-loop が指定された場合同様、無限ループに入ります。 .TP 5 .B \-q, \-\-nouuxqt 終了後に、 .I uuxqt (8) デーモンの実行をしません。 .TP 5 .B \-c, \-\-quiet その時間に全ての呼び出しが禁止されていた場合、呼び出しは行わず、 ログファイルにエラーメッセージも記録せず、 .I uustat (1) で報告されるシステム状況も更新しません。 このオプションは、どのシステムが現在呼び出し可能であるかを気にせずに 全てのシステムへの呼び出しを試すような、自動ポーリングスクリプトから 使用する場合に便利でしょう。さらに、このオプションを使用すると、 作業が何もない事の記録も行いません。 .TP 5 .B \-C, \-\-ifwork .B \-s, .B \-\-system あるいは .B \-S で指定されたシステムに対する作業がある場合のみ呼び出しを行います。 .TP 5 .B \-D, \-\-nodetach 制御端末の切り離しを行いません。通常、 .I uucico は他のシステムの呼び出しや .I uuxqt の実行に先立ち、端末を切り離します。 このオプションはこの動作を防ぎます。 .TP 5 .B \-u name, \-\-login name 起動したユーザのログイン名の代わりに使用するログイン名を指定します。 このオプションは UUCP 管理者あるいはスーパユーザのみが使用できます。 .B \-\-prompt とともに使用した場合、 .I uucico は、ログイン名の入力待ちはせず、パスワードの入力だけを待ちます。 .TP 5 .B \-z, \-\-try-next リモートシステムに接続したあとに呼び出しが失敗した場合、 単に終了するのではなく、次の選択肢を試行します。 .TP 5 .B \-i type, \-\-stdin type 標準入力を使用する場合のポートのタイプを指定します。サポートされる -唯一のタイプは TLI で、TLI ネットワークインターフェイスをサポートしている +唯一のタイプは TLI で、TLI ネットワークインタフェースをサポートしている マシンでしか使用する事ができません。 .B \-iTLI を指定すると、 .I uucico は、入出力を行う時に TLI 呼び出しを使用します。 .TP 5 .B \-x type, \-X type, \-\-debug type 特定のデバッグタイプを指定します。タイプとしては、 abnormal, chat, handshake, uucp-proto, proto, port, config, spooldir, execute, incoming, outgoing があります。 コンマで区切ることで複数のデバッグタイプが指定可能です。そして、 .B \-\-debug オプションは、1回のコマンド起動で複数回指定可能です。また、タイプとして 数字を指定することも可能です。 例えば、 .B \-\-debug 2 は、 .B \-\-debug abnormal,chat と同じ意味です。 デバッグ出力は、デバッグファイルに記録されます。通常、デバッグファイルは、 /var/spool/uucp/Debug, /usr/spool/uucp/DEBUG, /usr/spool/uucp/.Admin/audit.local のいずれかです。 .TP 5 .B \-I file, \-\-config file 使用する初期設定ファイルの指定を行います。 ただし、本オプションが使用可能かどうかは、 .I uucico がどのようにコンパイルされたかによります。 .TP 5 .B \-v, \-\-version バージョンを表示し、終了します。 .TP 5 .B \-\-help ヘルプを表示し、終了します。 .SH 関連ファイル 関連ファイル名は、コンパイル時の指定ないしは初期設定ファイルにより 変化します。以下に挙げるものは、その一例です。 .br /etc/uucp/config - 初期設定ファイル .br /etc/uucp/passwd - デフォルトの UUCP パスワードファイル .br /var/spool/uucp - UUCP スプールディレクトリ .br /var/spool/uucp/Log - UUCP ログファイル .br /var/spool/uucppublic - デフォルトの UUCP パブリックディレクトリ .br /var/spool/uucp/Debug - デバッグファイル .SH 関連項目 kill(1), uucp(1), uux(1), uustat(1), uuxqt(8) .SH 作者 Ian Lance Taylor diff --git a/ja/man/man8/xntpdc.8 b/ja/man/man8/xntpdc.8 index 3b3e7beeca..f9679f4d8d 100644 --- a/ja/man/man8/xntpdc.8 +++ b/ja/man/man8/xntpdc.8 @@ -1,737 +1,737 @@ ''' $Header ''' .de Sh .\" jpman %Id: xntpdc.8,v 1.3 1997/09/10 04:36:59 yugawa Stab % .br .ne 5 .PP \fB\\$1\fR .PP .. .de Sp .if t .sp .5v .if n .sp .. .de Ip .br .ie \\n.$>=3 .ne \\$3 .el .ne 3 .IP "\\$1" \\$2 .. ''' ''' Set up \*(-- to give an unbreakable dash; ''' string Tr holds user defined translation string. ''' Greek uppercase omega is used as a dummy character. ''' .tr \(*W-|\(bv\*(Tr .ie n \{\ .ds -- \(*W- .if (\n(.H=4u)&(1m=24u) .ds -- \(*W\h'-12u'\(*W\h'-12u'-\" diablo 10 pitch .if (\n(.H=4u)&(1m=20u) .ds -- \(*W\h'-12u'\(*W\h'-8u'-\" diablo 12 pitch .ds L" "" .ds R" "" .ds L' ' .ds R' ' 'br\} .el\{\ .ds -- \(em\| .tr \*(Tr .ds L" `` .ds R" '' .ds L' ` .ds R' ' 'br\} .TH XNTPDC 8 LOCAL .SH 名称 xntpdc - Network Time Protocol デーモンのための問い合わせ、制御プログラム .SH 書式 .B xntpdc [ .B -ilnps ] [ .B -c .I command ] [ .I host ] [ .I ... ] .SH 解説 .I xntpdc は、 .IR xntpd (8) デーモンの現在の状態についての問い合わせや、状態の変更を要求する際に使 われます。このプログラムは、対話的なモードでもコマンドライン引数を 使った制御でも動作させることができます。 広範囲にわたる状態や統計の情報が、 .I xntpdc のインタフェースを通じて提供されています。 それに加えて、 .I xntpd の設定ファイルを使って起動時に指定できるほとんどすべて のオプションが、 .I xntpdc を使って、実行時にも指定できます。 .PP .I xntpdc が実行されたとき、一つまたは複数のリクエストオプションが、 コマンドラインに含まれる場合は、それぞれのリクエストは、コマンドライン 引数で与えられるホスト、またはデフォルトである .I localhost の NTP サーバに送られます。 リクエストオプションが付けられなかったとき、 .I xntpdc はコマンドを標準入力から読み込もうとし、コマンドラインで与えられた 最初のホストで走っている NTP サーバに対してそのコマンドを実行します。 ホストが指定されなかったときは、 デフォルトである .I localhost のサーバに対して実行します。 .I xntpdc は、標準入力が端末である場合だけ、プロンプトを出します。 .PP .I xntpdc は、 NTP サーバとの通信に NTP mode 7 パケットを使うため、 ネットワーク上でそれを許すような互換サーバへの問い合わせに使えます。 NTP は UDP プロトコルなので、特にネットワークトポロジー的に遠くに ある場合は、この通信はやや信頼性に欠けるということを覚えておいて下さい。 .I xntpdc は、リクエストを再送する試みを行ないません。適当なタイムアウト時間の 範囲内でリモートホストから返答がなかったときは、時間切れとなります。 .PP コマンドラインオプションは以下の通りです。 .B -i または .B -n 以外のコマンドラインオプションを指定すると、指定したホスト (群) に、 指定した問い合わせ (または複数の問い合わせ) を直ちに送ることになります。 指定しなかった場合、 .I xntpdc は標準入力から対話的なフォーマットのコマンドを読み込もうとします。 .Ip -c 8 次の引数が対話的なフォーマットのコマンドとして解釈され、指定したホストで 実行されるようにコマンドのリストに加えられます。 複数の .B -c オプションを与えることができます。 .Ip -i 8 .I xntpdc を強制的に対話的モードで動作させます。標準出力にプロンプトが 表示され、標準入力からコマンドが読み込まれます。 .Ip -l 8 サーバに既知の peer のリストを取得します。このスイッチは、 \*(L"-c listpeers\*(R" と同等です。 .Ip -n 8 すべてのホストアドレスを、標準的なホスト名でなく、ドット区切りの 4 個 の数値で出力します。 .Ip -p 8 サーバに既知の peer のリストと、それらの状況の要約を出力します。 これは、 \*(L"-c peers\*(R" と同等です。 .Ip -s 8 サーバに既知の peer のリストと、それらの状況の要約を、 .B -p スイッチとは少し異なるフォーマットで出力します。 これは \*(L"-c dmpeers\*(R" と同等です。 .SH 内部コマンド .PP 対話的なフォーマットのコマンドは、キーワードとそれに続く 0 から 4 個の 引数から構成されます。キーワード全長のうち、他と区別できる文字数が タイプされれば、有効になります。 コマンドの出力は通常標準出力に送られますが、コマンドライン上で \*(L">\*(R" に続けてファイル名を指定することで、個々のコマンドの出力を ファイルに送ることができます。 .PP いくつかの対話的フォーマットのコマンドは、 .I xntpdc プログラム自身の中で全体が実行され、サーバへの NTP mode 7 リクエストは 送られません。この種類のコマンドには以下の物があります。 .PP .B ? [ .I command_keyword ] .PP \*(L"?\*(R" のみのコマンドは、 .I xntpdc が知っているすべてのコマンドキーワードのリストを出力します。 \*(L"?\*(R" とそれに続くコマンドキーワードは、コマンドの機能と用法を 出力します。このコマンドは、 .I xntpdc に関して、このマニュアルよりも多分良い情報源となるでしょう。 .PP .B help [ .I command_keyword ] .PP .B ? コマンドと同義です。 .PP .B timeout .I millseconds .PP サーバ問い合わせに対する応答のタイムアウト時間を指定します。デフォルト は、約 8000 ミリ秒です。 .PP .B delay .I milliseconds .PP 認証を求めるリクエストに含まれるタイムスタンプに加えられる時間を 指定します。これは、長い遅延のあるネットワーク経路や時刻の同期していない マシン間で (信頼できない) サーバの再設定ができるようにするために 使われます。 .PP .B host .I hostname .PP 問い合わせを送るホストを指定します。 .I hostname は、ホスト名でも数値アドレス (ドット区切りの数値 4 つ) でもかまいません。 .PP .B keyid .I # .PP このコマンドで、認証設定リクエストに使われるキー番号を指定できます。 この番号は、この目的で使うためにサーバが設定したキー番号に一致して いなければなりません。 .PP .B passwd .PP このコマンドは、認証設定リクエストに使われるパスワードの入力 (エコーされません) を求めるプロンプトを出します。 このリクエストが成功するためには、NTP サーバが認証のために使うよう 設定したキーに、パスワードが一致していなければなりません。 .PP .B "hostnames yes|no" .PP \*(L"yes\*(R" が指定されると、情報の表示の際、ホスト名が使用されます。 \*(L"no\*(R" が与えられると、代わりに数値アドレスが使用されます。 コマンドラインの .B -n スイッチが使われなければ、 デフォルトは \*(L"yes\*(R" になります。 .PP .B quit .PP .I xntpdc を終了します。 .SH 問い合わせコマンド .PP 問い合わせコマンドは、情報を要求する NTP mode 7 パケットをサーバに送ります。 これらは、サーバの設定状態を変更できない \*(L"読み込み専用\*(R" コマンドです。 .PP .B listpeers .PP サーバが状態を管理する peer の簡略なリストを得て、出力します。 これには、サーバが同期する予定の候補であるとみなす階層の peer を含めた、 すべての設定された隣接 peer を含んでいるはずです。 .PP .B peers .PP サーバが状態を管理する peer と、その状態の要約を出力します。 状態の要約は、以下のものを含みます。すなわち、リモート peer のアドレス、 -ローカルインターフェースアドレス (ローカルアドレスが決まっていないなら +ローカルインタフェースアドレス (ローカルアドレスが決まっていないなら 0.0.0.0) 、リモート peer の階層 (階層 16 は、リモートの peer が同期していない 事を示します)、秒で表すポーリング間隔、8 進で表す到達可能性レジスタ、 peer の現在の遅れ、オフセット、バラツキの秒で表した推定値です。 更に、左端の文字は、この peer エントリが操作しているモードを 示します。 \*(L"+\*(R" は symmetric active を、 \*(L"-\*(R" は、 symmetric passive を表し、 \*(L"=\*(R" は、リモートサーバが クライアントモードでポーリングされていることを意味し、 \*(L"^\*(R" は、 サーバがこのアドレスに broadcast していることを示し、 \*(L"~\*(R" は、 リモート peer が broadcast を送っていることを示し、 \*(L"*\*(R" は、 サーバが現在同期している peer であることを示します。 .PP ホストフィールドの内容は、ホスト名、IP アドレス、パラメータと 参照時刻実装名、 \*(L"REFCLK(, )\*(R" の 4 つの形のうち一つです。 \*(L"hostnames no\*(R" の状態では、 IP アドレスだけが表示されます。 .PP .B dmpeers .PP 少々異なる peer 要約リストです。 行の左端の文字以外は .B peers と同じ出力になります。 文字は、時刻選択アルゴリズムの最後のステージに含まれる peer の隣にだけ 現れます。 \*(L".\*(R" は、誤りチェッカの検出でその peer が捨てられた ことを、 \*(L"+\*(R" はチェッカにより同期対象として適切であると判断された ことを示します。 \*(L"*\*(R" は、サーバが現在同期している peer であることを 示しています。 .PP .B showpeer .I peer_address [ .I addr2 ] [ .I addr3 ] [ .I addr4 ] .PP 一つ以上の peer の、現在の詳細な内容を表示します。 値については、 NTP バージョン 2 仕様に詳しく述べられています。 .PP .B pstats .I peer_address [ .I addr2 ] [ .I addr3 ] [ .I addr4 ] .PP 指定した peer に関連する統計カウンタを peer 毎に表示します。 .PP .B clockinfo .I clock_peer_address [ .I addr2 ] [ .I addr3 ] [ .I addr4 ] .PP peer クロックに関する情報を得て、それを表示します。得られた値は、 設定上のあいまいな要因の情報と他のクロックの性能の情報を 提供してくれます。 .PP .B kerninfo .PP カーネルの phase-lock ループ操作パラメータを得て、それを表示します。 この情報は、精度の高い時刻保持機能のために、カーネルが特に 修正されている場合にだけ得られます。 .PP .B loopinfo [ .B oneline|multiline ] .PP 選択されたループフィルタ変数の値を表示します。ループフィルタとは、 ローカルシステムクロックの調節を行なう NTP の一部です。 \*(L"offset\*(R" は、パケット処理コードによってループフィルタに 与えられる最後のオフセットです。 \*(L"frequency\*(R" は、 parts-per-million (ppm) で表わされるローカルクロックの周波数誤差です。 \*(L"time_const\*(R" は、 phase-lock ループの"堅固さ"を制御し、 その速度で発振器のゆらぎを調節します。 \*(L"watchdog timer\*(R" の値は、 ループフィルタに最後のサンプルのオフセットが与えられてから経過した秒数です。 \*(L"oneline\*(R" と \*(L"multiline\*(R" オプションはこの情報が 出力されるフォーマットの指定で、 \*(L"multiline\*(R" がデフォルトです。 .PP .B sysinfo .PP システム状態変数、すなわち、ローカルサーバに関する状態の変化を 表示します。 最後の 4 行以外は、皆 NTP バージョン 3 仕様である RFC 1305 で 述べられています。 \*(L"system flags\*(R" は、いろいろなシステムフラグ を表示し、一部は \*(L"enable\*(R" 及び \*(L"disable\*(R" 設定コマンド で、それぞれの設定やクリアができます。 \*(L"stability\*(R" は、 システム周波数の修正がされた後に残る残留周波数誤差で、 保守やデバッグに使われます。 多くのアーキテクチャでは、この値は初期の 500 ppm 程度から、.01 から 0.1 ppm という低い範囲にまで減少します。 もしデーモンが起動されてからも、この値が高いままである場合は、 ローカルな時計がどこかおかしいか、カーネル変数 \*(L"tick\*(R" が 間違っているかもしれません。 \*(L"broadcastdelay\*(R" は、 \*(L"broadcastdelay\*(R" 変更コマンドで設定されるデフォルトの ブロードキャスト遅延時間を表示し、 \*(L"authdelay\*(R" は、 \*(L"authdelay\*(R"変更コマンドで設定されるデフォルトの認証遅延時間を 表示します。 .PP .B sysstats .PP プロトコルモジュールで管理される統計カウンタを表示します。 .PP .B memstats .PP メモリ割り当てコードに関する統計カウンタを表示します。 .PP .B iostats .PP 入力\-出力モジュールで管理される統計カウンタを表示します。 .PP .B timerstats .PP timer/event キューをサポートするコードで管理される統計カウンタを 表示します。 .PP .B reslist .PP サーバの制限リストを得て、表示します。このリストは、 (通常) ソートされた順で出力され、制限がどのように適用されるかを 理解する助けになるかもしれません。 .PP .B monlist [ .I version ] .PP モニタ機能により収集、管理されるトラフィックカウントの値を得て、表示します。 通常、バージョン番号は指定する必要がありません。 .PP .B clkbug .I clock_peer_address [ .I addr2 ] [ .I addr3 ] [ .I addr4 ] .PP 時刻参照ドライバのデバッグ情報を得ます。この情報は、 一部のクロックドライバでだけ提供され、 ドライバのソースのコピーが手元に無い場合、ほとんどデコードできません。 .SH 実行時設定リクエスト .PP サーバ内で状態を変更するようなリクエストは、すべてサーバが設定した NTP キーを使って認証されます (この機能はキーを設定しないことで、無効にもできます) 。 キー番号とそれに対応するキーも、 .I xtnpdc が知っていなければなりません。 これは、 .B keyid と .B passwd コマンドを使えば可能で、後者では、暗号化されたキーを使うために パスワードを求めるプロンプトを端末に出します。 サーバへの認証リクエストを必要とするコマンドが最初に実行された場合でも、 自動的にキー番号とパスワードの入力を要求します。 認証は、そのような変更をする権限を持っているリクエストであるかを 検証するだけでなく、送信エラーに対するより一層の保護を行う事になります。 .PP 認証リクエストは、常にパケットデータの中に、認証コードの計算に 含まれているタイムスタンプを含んでいます。 このタイムスタンプは、サーバによって受信時刻と比較されます。この差がある小さな 値より大きければ、リクエストは拒否されます。これには二つの理由があります。 一つは、あなたの LAN のトラフィックを盗み聞きできる誰かによるサーバへの 単純かつ繰り返しによる攻撃を困難にします。二つ目は、ネットワーク的に 離れたホストから、あなたのサーバへ設定変更リクエストを行なうことを 困難にします。 再設定は、ローカルホストのサーバに対しては簡単で、時刻同期した 同じ LAN 上のホストでも普通に行なえますが、より離れたホストでは やりにくくなっています。 したがって、適当なパスワードを選択し、キーの配布と防護に注意を払い、 適切なソースアドレス制限が施されれば、実行時再設定の機能については 適切なセキュリティレベルにあることになります。 .PP 以下のコマンドは皆、認証リクエストです。 .PP .B addpeer .I peer_address [ .I keyid ] [ .I version# ] [ .B prefer ] .PP 与えられたアドレスを設定された隣接 peer として追加し、symmetric active モードで動作します。 既に隣接 peer として設定されている peer を指定した場合、その peer は このコマンドが実行されたときに削除 されるか、単に新しい設定に従うよう適当に変更されます。 オプションの \*(L"keyid\*(R" が 0 でない整数の場合、リモートサーバに 出ていくすべてのパケットは、このキーにより暗号化された 認証フィールドを持つことになります。値が 0 の場合 (または指定されなかった場合)、認証は行なわれません。 \*(L"version#\*(R" は、1, 2, 3 のどれか となり、デフォルトは 3 です。 \*(L"prefer\*(R" キーワードは、 優先する peer を示します(その結果、可能であれば時刻同期の主要元として 使用されます)。 優先する peer は、 PPS 信号の信頼性も決めます。優先する peer が同期に 適している場合、PPS 信号も信頼できると判断されます。 .PP .B addserver .I peer_address [ .I keyid ] [ .I version# ] [ .B prefer ] .PP 操作モードがクライアントであること以外は、 .B addpeer コマンドと同等です。 .PP .B broadcast .I peer_address [ .I keyid ] [ .I version# ] .PP 操作モードが broadcast であること以外は、 .B addpeer コマンドと同等です。この場合、正当なキー識別子とキーが 必要になります。 \*(L"peer_address\*(R" パラメータは、 ローカルネットワークのブロードキャストアドレスか、または NTP に 割り当てられたマルチキャストグループアドレス にできます。 マルチキャストアドレスの場合、マルチキャストに対応したカーネルが 必要になります。 .PP .B unconfig .I peer_address [ .I addr2 ] [ .I addr3 ] [ .I addr4 ] .PP このコマンドは、指定した peer (群) から設定されている bit を除きます。 多くの場合、これによって隣接 peer の設定が削除されることになります。 しかしながら、リモートの peer が設定されていない状態のまま継続しようとし、 それが適切である場合は、隣接関係は、設定されていないモードのまま残る場合も あります。 .PP .B fudge .I peer_address [ .I time1 ] [ .I time2 ] [ .I stratum ] [ .I refid ] .PP このコマンドは、あるデータを参照時刻としてセットすることができます。 詳しい情報は、ソースリストを見て下さい。 .PP .B enable auth|bclient|pll|monitor|stats [ .I ... ] .PP 各種サーバオプションを有効にします。言及されていないフラグ は影響を受けません。 \*(L"auth\*(R" フラグは、 peer が信頼できるキーと キー識別子を使って正しく認証されたときだけ、設定されていない peer にサーバを同期させます。 デフォルトは無効 (オフ) です。 \*(L"bclient\*(R" フラグは、サーバが ブロードキャストサーバやマルチキャストサーバからのメッセージを 聞く (listen) ようにして、 自動的にそのサーバと隣接関係を設定します。 デフォルトは無効 (オフ) です。 \*(L"pll\*(R" フラグは、 サーバがローカルクロックを修正するようにします。 デフォルトは有効 (オン) です。これが設定されていないと、ローカルクロック は内部の時間および周波数オフセットによって勝手に動作することになります。 このフラグは、ローカルクロックが他のデバイスやプロトコルにより 制御されていて、 NTP は他のクライアントが同期するためだけに使われるような 場合に便利です。 \*(L"monitor\*(R" フラグは、 モニタ機能 (他を参照のこと) を可能にするもので、 デフォルトは無効 (オフ) です。 \*(L"stats\*(R" フラグは、統計機能 ファイル出力 (他の説明を参照のこと) を可能にします。 デフォルトは、有効 (オン) です。 .PP .B disable auth|bclient|pll|monitor|stats [ .I ... ] .PP 各種サーバオプションを無効 (オフ) にします。言及されていない フラグは影響を受けません。現在有効なフラグは、 enable コマンドのところで 述べられています。 .PP .B restrict .I address .I mask .I flag [ .I flag ] .PP フラグ (群) を存在する制限リストエントリに加えるか、または指定した フラグ (群) で新しいエントリをリストにつけ加えます。 可能なフラグ引数の選択は、以下の通りとなります: .Ip ignore 10 このエントリにマッチするホストからのすべてのパケットを無視します。 このフラグが指定されると、どんな問い合わせやタイムサーバの ポーリングにも反応しなくなります。 .Ip noquery 10 ソースからの NTP mode 7 のパケット (すなわち、情報問い合わせと設定リクエスト) をすべて無視します。 時刻サービスは影響されません。 .Ip nomodify 10 サーバの状態を変更しようとする NTP mode 7 のパケット (すなわち、 実行時再設定) をすべて無視します。 情報を返すような問い合わせは許されます。 .Ip notrap 10 一致するホストへの、モード 6 制御メッセージのトラップサービスを 提供しません。このトラップサービスはモード 6 制御メッセージプロトコルの サブシステムで、リモートイベントの記録を行うようなプログラムで使用される 事を意図しています。 .Ip lowpriotrap 10 一致するホストによるトラップの優先度を低くします。 サーバが管理できるトラップの数は制限されています (現在の制限は 3)。 トラップは、通常早い物勝ちベースで割り当てられ、制限に達すると以降の トラップ要求は拒否されます。このフラグは割り当てアルゴリズムを変更し、 優先度の低いトラップは後から発生した通常の優先度のトラップ要求により 無効にされるようになります。 .Ip noserve 10 モードが 7 以外の NTP パケットを無視します。要するに、問い合わせは受け 付けるが、時刻サービスは拒否することになります。 .Ip nopeer 10 問い合わせて来たホストに、状態を保存しない時刻サービスを行ないます。 しかし、たとえ将来同期先の相手として便利だとしても、 これらのホストには peer メモリのリソースを割り当てません。 .Ip notrust 10 これらのホストを同期する元としては決して使用しませんが、その他の 部分では通常に扱います。 .Ip limited 10 これらのホストは同一のネットからのクライアントの数の制限を受けます。 この文脈でいう ネットとは、ネットの IP の概念 (クラス A 、クラス B 、クラス C 等) を 指します。 サーバが認識している \*(L"client_limit\*(R" 以下のホスト数で、 過去 \*(L"client_limit_period\*(R" 秒間アクティブ だったホストは受け入れられます。同じネットの他のクライアントからの リクエストは、拒否されます。時刻リクエストパケットだけが考慮されます。 \*(L"private\*(R" と \*(L"control\*(R" と \*(L"broadcast\*(R" のパケットは、クライアントの制限を受けず、 したがってクライアント数にも数えられません。 クライアントの履歴は、 .I xntpd のモニタ機能により保存されます。 したがって、モニタ機能は、 \*(L"limited\*(R" フラグで制限されたエントリが ある限り機能します。 デフォルトの \*(L"client_limit\*(R" 値は 3 です。 デフォルトの \*(L"client_limit_period\*(R" 値は 3600 秒です。 現在、どちらの変数も実行時には変更できません。 .Ip ntpport 10 これは制限フラグというより、実際にはマッチアルゴリズム修飾子です。 これがあると、パケットのソースポートが標準 NTP UDP ポート (123) である 場合だけ、制限エントリがマッチします。 \*(L"ntpport\*(R" と non\-\*(L"ntpport\*(R" の両方が指定できます。 \*(L"ntpport\*(R" の方がより特別に扱われ、リスト中で 後ろの方にソートされます。 .PP .B unrestrict .I address .I mask .I flag [ .I flag ] .PP .I address や .I mask の引数で指定された制限リストエントリから、指定されたフラグを除きます。 .PP .B delrestrict .I address .I mask [ .B ntpport ] .PP 制限リストから一致するエントリを削除します。 .PP .B "monitor yes|no" .PP モニタ機能を有効または無効にします。 .B "monitor no" に続けて .B "monitor yes" コマンドを送るのは、パケット数をリセットする良い方法です。 .PP .B readkeys .PP 現在の認証キーのセットを一掃し、キーファイル (これは .I xntpd 設定ファイルの中で指定されていなければなりません) の 再読み込みを行なって新しいセットにします。 こうすることで、サーバを再スタートさせずに暗号化キーの変更ができます。 .PP .B trustkey .I keyid [ .I keyid ] [ .I keyid ] [ .I keyid ] .PP 一つないしそれ以上のキーを、信頼キーリストに加えます。 認証が有効になっているとき、信頼性のある時刻を持つ peer は、 信頼キーを使って認証されなければなりません。 .PP .B untrustkey .I keyid [ .I keyid ] [ .I keyid ] [ .I keyid ] .PP 一つないしそれ以上のキーを、信頼キーリストから削除します。 .PP .B authinfo .PP 既知のキーや実行された暗号化、復号化の数を含む、認証モジュールに関する 情報を返します。 .PP .B setprecision .I precision_value .PP サーバが通知する精度の値を設定します。 値は、 -4 から -20 の範囲の負の整数でなければなりません。 .PP .B traps .PP サーバに設定されているトラップを表示します。 詳しくはソースリストを参照して下さい。 .PP .B addtrap .I address [ .I port ] [ .I interface ] .PP 非同期メッセージのトラップをセットします。 詳しくはソースリストを参照して下さい。 .PP .B clrtrap .I address [ .I port ] [ .I interface ] .PP 非同期メッセージのトラップを解除します。 詳しくはソースリストを参照して下さい。 .PP .B reset ... .PP サーバのいろいろなモジュールのなかの統計カウンタをクリアします。 詳しくはソースリストを参照して下さい。 .SH 関連項目 .PP .IR xntpd (8) .SH 歴史 .PP Toronto 大学の Dennis Ferguson によって書かれました。 .SH バグ .PP .I xntpdc は、未完成のハックです。表示される情報の多くは死ぬほど退屈で、実装した 人間だけに気に入られるものです。このプログラムは、新しい (一時的な) 仕様を追加し易いようデザインされており、使いやすくするには手間が かかります。それでも、このプログラムは、場合によっては有用です。 diff --git a/ja/man/man8/xtend.8 b/ja/man/man8/xtend.8 index 7e689b5a41..d47e4fccda 100644 --- a/ja/man/man8/xtend.8 +++ b/ja/man/man8/xtend.8 @@ -1,177 +1,177 @@ .\" Copyright (c) 1992, 1993 Eugene W. Stark .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by Eugene W. Stark. .\" 4. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY EUGENE W. STARK (THE AUTHOR) ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE FOR ANY DIRECT, .\" INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES .\" (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR .\" SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" %Id: xtend.8,v 1.4.2.2 1998/03/06 01:49:59 jkh Exp % .\" jpman %Id: xtend.8,v 1.2 1997/06/16 08:01:33 yugawa Stab % .\" .Th XTEND 8 "30 Oct 1993" .Dd Oct 30, 1993 .Dt XTEND 8 .Os BSD FreeBSD .Sh 名称 .Nm xtend .Nd X-10 デーモン .Sh 書式 .Nm /usr/libexec/xtend .Sh 解説 .Nm -は、ユーザレベルのプログラムと TW523 X-10 コントローラとのインターフェイスを +は、ユーザレベルのプログラムと TW523 X-10 コントローラとのインタフェースを 行います。TW523 から受信した全てのパケットを記録し、全ての X-10 デバイスの 状態を可能な限り追跡し、X-10 デバイスの操作を必要とするユーザレベルの クライアントプログラムからのソケット接続を受け付けます。 .Pp .Nm を起動すると、自分自身をフォークし、制御端末を切り離し、以降発生する 全ての X-10 の活動状況と診断メッセージを記録するログファイルを開きます。 その後、TW523 から受信したパケットの処理を開始し、X-10 のコマンドを発行する クライアントの接続を 1 度にひとつだけ受け付けます。 .Nm は、 .Pa /etc/rc.conf スクリプトにて有効に設定された場合、 .Pa /etc/rc.i386 起動スクリプトから実行されます。 .Pp .Nm に SIGHUP を送ると、ログファイルを一旦閉じ、再び開きます。これは、 ログファイルの肥大化を避けるために、シェルスクリプトによりログファイルを 変更する場合に便利でしょう。 .Nm が SIGTERM を受け取ると、素直にシャットダウンし、終了します。 SIGPIPE を送ると、 .Nm は現在のクライアント接続を強制的に切り離します。 .Pp .Nm は、クライアントのプロセスと、単純なプロトコルを用いて通信を行います。 このプロトコルは、クライアントから送られる 1 行のコマンドに対して、 デーモンが 1 行の応答を行うような単純な物です。 .Pp .Nm には、4 種類のコマンドがあります。コマンド: .Bl -tag .It status H U .El .Pp に対して、 .Nm は指定されたデバイスの状態を 1 行で返答します。ここで、H はハウスコードを 示す 1 文字で、U は数字のユニットコードです。 コマンド: .Bl -tag .It send H U N .El .Pp に対して、 .Nm は指定された X-10 の送信を行います。ここで、H はハウスコードを示す 1 文字で、 U は数字のユニットコードまたはリストに対する機能コード( .Pa xtend/packet.c ソースファイル参照)、N はギャップなしに送信されるパケットの数 (通常は 2) です。送信が成功すると、 .B OK と応答し、それ以外の場合は、 .B ERROR と応答します。 コマンド: .Bl -tag .It dump .El .Pp に対して、 .Nm はスプールディレクトリの .Tn ASCII ファイルに全てのデバイスの現在の状態を ダンプします。状態のダンプに成功したかどうかに関わらず、 .B OK と応答します。 コマンド: .Bl -tag .It monitor H U .El .Pp に対して、 .Nm は指定された X-10 デバイスに関する活動状況を報告するクライアントのリストに、 現在のクライアントのソケット接続を加えます。 リスト中のクライアント数の最大値 (現状では 5) を超えなければ、 .B OK を返答し、それ以外は .B ERROR を返答します。その後、 .Nm クライアントからの接続を受け付ける通常モードに戻ります。 しかし、それ以降に指定されたデバイスの状態が変化すると、 .Nm は ( .B status コマンドにより得られる場合と同じ形式で) デバイスの状態を保存したソケットに送ります。 この機能は、動作検出機等、デバイスの活動状況をモニタする必要があり、 X-10 送信を行うプログラムを作成する場合に便利でしょう。 .Sh オプション なし。 .Sh 関連項目 .Xr xten 1 , .Xr tw 4 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /var/spool/xten/Status -compact .It Pa /dev/tw0 TW523 スペシャルファイル .It Pa /var/run/tw523 クライアント接続用ソケット .It Pa /var/run/xtend.pid pid ファイル .It Pa /var/spool/xten/Log ログファイル .It Pa /var/spool/xten/Status デバイス状態ファイル(バイナリ) .It Pa /var/spool/xten/status.out デバイス情報の .Tn ASCII ダンプ .El .Sh バグ 現状では、クライアントのソケット接続にタイムアウトはありません。そのため、 ハングしたクライアントプログラムがあると、他のクライアントはデーモンに アクセスする事ができなくなります。 .Pp .Nm はできる限りデバイスの状態を追跡しますが、デバイスが手動で操作された ことを知る方法はありません。これは、ほとんどの X-10 デバイスが状態の 問い合わせに対して応答する事ができないからです。 .Sh 作者 .An Eugene W. Stark Aq stark@cs.sunysb.edu diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/csh.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/csh.1 index 04796d3edc..7db0b373dc 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/csh.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/csh.1 @@ -1,2190 +1,2190 @@ .\" Copyright (c) 1980, 1990, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)csh.1 8.2 (Berkeley) 1/21/94 .\" jpman %Id: csh.1,v 1.2 1997/04/08 00:35:51 h-nokubi Stab % .\" %Id: csh.1,v 1.5.2.1 1997/02/28 07:54:29 mpp Exp % .\" .\" Japanese translation for jpman-0.2 checked by jpman project 96.12.23 .\" .Dd January 21, 1994 .Dt CSH 1 .Os BSD 4 .Sh 名称 .Nm csh -.Nd C 言語ライクな文法を持つシェル(コマンドインタープリタ) +.Nd C 言語ライクな文法を持つシェル(コマンドインタプリタ) .Sh 書式 .Nm csh .Op Fl bcefimnstvVxX .Op arg ... .Nm csh .Op Fl l .Sh 解説 .Nm csh は、履歴(参照: .Nm ヒストリ置換 の項)、ジョブ制御(参照: .Nm ジョブ の項)、対話的なファイル名とユーザ名の補完(参照: .Nm ファイル名補完 -の項)、C 言語ライクな文法を特徴とするコマンドインタープリタです。 +の項)、C 言語ライクな文法を特徴とするコマンドインタプリタです。 対話的なログイン・シェル、また シェル・スクリプトのコマンド・プロセッサの両方の用途で使われます。 .Ss 引数リスト処理 シェルへの最初の引数(第 0 引数)が .Ql Fl \& で始まる場合、シェルはログイン・シェルとなります。 シェルを .Ql Fl l フラグを指定して起動することでもログイン・シェルにできます。 .Pp 残りのフラグは以下のように解釈されます: .Bl -tag -width 5n .It Fl b このフラグは、オプションの処理を強制的に中断させる場合に使用します。この フラグ以降の引数はすべて、オプションではない引数として処理されます。 これにより、シェル・スクリプトに混乱やごまかしを行わずにオプションを 渡すことが可能になります。 set-user ID スクリプトは本オプションなしでは実行できません。 .It Fl c コマンドを本フラグの次にくる 1 つの引数から読み込みます。 この引数は省略できません。残りの引数は .Ar argv に代入されます。 .It Fl e 起動したコマンドが異常終了したり、0 でない終了ステータスを返したときに、 ただちにシェルを終了します。 .It Fl f 起動したユーザのホーム・ディレクトリにある .Pa \&.cshrc を捜さず、また読み込まないため高速に起動します。 .It Fl i たとえ端末上で実行されていなくても、対話的に動作しプロンプトを表示します。 入力と出力が端末である場合、本オプションなしでもシェルは対話的に動作します。 .It Fl l ログイン・シェルとなります。( .Fl l が、指定された唯一のフラグの場合にのみ有効です。) .It Fl m シェルは、実効ユーザに属していなくても .Pa .cshrc をロードします。 .Xr su 1 は .Fl m をシェルに渡すことができます。 .It Fl n コマンドの解析は行いますが、実行しません。シェル・スクリプトの 文法検査に役立ちます。 .It Fl s 標準入力からコマンドを読み込みます。 .It Fl t 入力から1行だけ読み込み、それを実行します。改行の直前に .Ql \e を置くことで、次の行への継続を行うことができます。 .It Fl v .Ar verbose 変数を設定します。これにより、ヒストリ置換された状態のコマンド行を 表示するようになります。 .It Fl x .Ar echo 変数を設定します。これにより、実行直前に、実行するコマンドを 表示するようになります。 .It Fl V .Pa .cshrc を実行するより前に .Ar verbose 変数を設定します。 .It Fl X .Pa .cshrc を実行するより前に .Ar echo 変数を設定します。 .El .Pp .Fl X に対する .Fl x の関係は、ちょうど .Fl V に対する .Fl v の関係に相当します。 .Pp フラグ引数の処理のあと、もし引数が残っていて、かつ、 .Fl c 、 .Fl i 、 .Fl s 、 .Fl t のいずれのフラグも指定されていなければ、残っている最初の引数は コマンドファイル名であるとみなされます。シェルはこのファイルをオープンし、 `$0' による置換に備えてファイル名を保存します。多くのシステムは version 6 または version 7 の標準のシェルを使っており、また、それらの シェル・スクリプトは本シェルとは互換性がないので、 スクリプトの先頭の文字が `#' でない場合、 つまりスクリプトがコメントから始まらない場合、 本シェルはそれらの `標準' シェルを起動して実行します。 残りの引数は変数 .Ar argv に初期値として設定されます。 .Pp .Nm csh は、実行開始に際し、まず、ファイル .Pa /etc/csh.cshrc を読み込み実行します。ログイン・シェルであれば、さらに、ファイル .Pa \&/etc/csh.login を読み込み実行します。 次にシェルを起動したユーザの .Ar ホーム ・ディレクトリにあるファイル .Pa \&.cshrc を読み込み実行します。ログイン・シェルであるなら、 さらに、同じディレクトリのファイル .Pa \&.login を読み込み、実行します。 .Pa \&.login の通常の使い方としては、ユーザが CRT 画面の設定のために ``stty crt'' を実行したり、 .Xr tset 1 を実行したりするために用いられます。 .Pp 通常、シェルはプロンプト `% ' を表示し、端末からコマンドを読み込みます。 引数の処理やコマンド・スクリプトを含むファイルの処理については後述します。 .Pp シェルは以下の動作を繰り返します: 読み込んだ行を .Ar 単語 に分解します。この単語の列をコマンド履歴に格納し、解析します。 最後にその行の各コマンドを実行します。 .Pp ログイン・シェルが終了するとき、ユーザの .Ar ホーム ・ディレクトリのファイル .Pa .logout と .Pa /etc/csh.logout を読み込み実行します。 .Ss 字句構造 シェルは、読み込んだ行を空白とタブを区切りとして単語に分割します。ただし、 以下の例外があります。文字 `&' `\&|' `;' `<' `>' `(' `)' は独立した単語となります。`&&'、`\&|\&|'、`<<'、`>>' のように 2つ繰り返されている場合はペアで1単語を形成します。 これらのメタキャラクタは、直前に `\e' を置くことによって、単語の一部としたり、 特別な意味を無視させることができます。改行の直前に `\e' を置くと、 単一の空白と等価になります。 .Pp 対応したクォート記号 `'\|'、`\*(ga'、`"'、に狭まれた文字列は、単語の一部分となります。 このような文字列中のメタキャラクタやブランク、 タブによって単語が分割されることはありません。 これらのクォートの意味はあとで説明します。 `\'' または `"' の内側で改行文字の直前に `\e' を置くと、 改行文字そのものになります。 .Pp シェルの入力が端末からではない場合、 `#' 文字から改行まではコメントとして扱われます。 直前に `\e' を置くか `\`'、`\''、`"" でクォートすることにより、 この意味を抑制することができます。 .Ss コマンド 単純コマンドは単語の列であり、最初の単語が実行すべきコマンドを示します。 `\&|' 記号で区切られた、単純コマンドあるいは単純コマンドの列は パイプラインを形成します。パイプラインの各コマンドの出力は、次のコマンドの 入力に接続されます。パイプラインの列を `;' によって区切ることで逐次実行が 行えます。パイプラインの列に続けて `&' を置くと、そのパイプラインの終了を 待つことなく、次のパイプラインが実行されます。 .Pp 上記のいずれかを `('と`)' で囲むことにより、単純コマンドを形成することが できます (これはパイプライン等の構成要素として使えます)。 また、パイプラインを `\&|\&|' または `&&' で区切ることにより、C 言語のように、第2のパイプラインが第1のパイプラインが失敗あるいは 成功したときにのみ実行させることができます( .Em 式 の項参照)。 .Ss ジョブ シェルはパイプラインの各々に対し .Ar ジョブ を一つづつ関連付けます。シェルは、現在実行中のジョブの一覧表を保持しており、 これは、 .Ar jobs コマンドによって表示することができます。 ジョブには整数の番号が割り当てられます。ジョブが `&' を用いて非同期に 起動された場合、シェルは以下のような出力を行います: .Bd -filled -offset indent .Op 1 1234 .Ed .Pp これは、非同期に起動したジョブがジョブ番号 1 であり、プロセスID が 1234 である (トップレベルの) プロセスを 1 つ持っていることを示します。 .Pp もし、あるジョブを実行中に他のことをしたくなった場合、 .Nm ^Z キー (control-Z) を押すことにより実行中のジョブに STOP シグナルを 送信することができます。通常、シェルはそのジョブが停止した(Stopped)ことを 出力し、プロンプトを表示します。ここで、停止したジョブの状態を操作することが できます。つまり、 .Ar bg コマンドにより停止したプロセスを .Em バックグラウンド で走行させたり、他のコマンドを実行してから、停止していたジョブを .Ar fg コマンドにより .Em フォアグラウンド で再実行させることなどができます。 .Nm ^Z は即座に効力を発揮し、インタラプトと同様に、それまで待たされていた 出力とまだ読み込まれていない入力は捨てられます。 ほかに特殊キーとして .Nm ^Y があり、これを押すと、プログラムが .Xr read 2 によって読み込もうとした時点で STOP シグナルが送信されます。 これは、実行中のジョブに対していくつかの入力を先に入力しておき、 先行入力を読み終えた時点でジョブを停止させたいときに便利です。 .Pp バックグラウンドで実行しているジョブが端末からの入力を試みた場合、その ジョブは停止します。通常、バックグラウンドジョブが端末に出力することは 可能ですが、これは、コマンド ``stty tostop'' により禁止することができます。 もし、この tty オプションを指定したなら、バックグラウンドで実行している ジョブは、端末から入力を試みたときと同様に、端末に出力を試みたときに 停止します。 .Pp シェルでジョブを参照するにはいくつかの方法があります。文字 `%' は ジョブ名を表すのに用いられます。番号 1 のジョブを参照する場合は `%1' とします。 単にジョブ名を入力した場合、そのジョブはフォアグラウンドに移動されます。 すなわち`%1' は `fg %1' と等価で、番号 1 のジョブをフォアグラウンドで 実行させます。同様に `%1 &' は番号 1 のジョブをバックグラウンドで 走行させます。ジョブはそのジョブを起動したときにタイプされた文字列の 先頭部分によって参照することもできます。ただし、この先頭部分は あいまいでない必要があります。すなわち、`%ex' は、`ex' という文字列で 始まる名前のサスペンドされたジョブが一つしかない場合に限り、サスペンドされた .Xr ex 1 のジョブを再開します。文字列 .Ar string を含むジョブが一つしかない場合、`%?string' と入力することで、 それを指定することもできます。 .Pp シェルは現在のジョブと直前のジョブを覚えています。jobs コマンドの 出力では、`+' 記号が付加されているのが現在のジョブ、`\-' 記号が 付加されているのが直前のジョブです。`%+' は現在のジョブ、`%\-' は 直前のジョブの省略形です。後述する .Ar ヒストリ の文法から類推される記法として、`%%' があります。 これもまた現在のジョブの省略形です。 .Pp ジョブ制御機構を用いるには、 .Xr stty 1 のオプション .Ic new を設定しておく必要があります。ジョブ制御機構は、 .Em 新型 の端末ドライバの実装の上に構築されているからです。 新型の端末ドライバにより、ジョブを停止させるためのシグナルを キーボードから入力できるわけです。 新型の端末ドライバのオプション設定については stty(1) を参照してください。 .Ss 状態通知 シェルは、プロセスが状態の変化を起こすと、すぐにそれを検知します。通常、 プロンプトが表示される直前にのみ、あるジョブが停止し、それ以上処理が 進まなくなったことを通知します。これは、ユーザの仕事を邪魔しないように するためです。 しかしながら、シェル変数 .Ar notify をセットすることにより、シェルにバックグラウンド・ジョブの状態が 変化したことをただちに通知させることができます。 また、シェルコマンド .Ar notify により、特定のジョブの状態の変化をただちに通知させる ようにマークすることもできます。引数なしの .Ar notify は現在のプロセスに対してマークをつけます。 バックグラウンド・ジョブの開始直後に単に `notify' と打つと そのジョブをマークします。 .Pp 停止したジョブがある状態でシェルを終了しようとすると、`You have stopped jobs.' という警告を受けます。このとき、 .Ar jobs コマンドによりどのジョブが停止中であるのかを確認することができます。 警告を受けた直後に .Ar jobs コマンドで確認した場合と、 警告を受けた直後にもう一度シェルを終了させようとした場合には、 シェルは2度目の警告を行わず、停止中のジョブは終了させてから シェルを終了します。 .Ss ファイル名補完 シェル変数 .Ar filec がセットされてファイル名補完機能が有効になっている場合、 ( .Ic set の項参照) .Nm csh はファイル名やユーザ名の補完を対話的に行います。文字列に続けて エスケープ文字 (エスケープキー、または control-[) キーを端末から 入力することにより補完が行われます。 たとえば、以下のファイルがカレント・ディレクトリにあったとします。 .Bd -literal -offset indent DSC.OLD bin cmd lib xmpl.c DSC.NEW chaosnet cmtest mail xmpl.o bench class dev mbox xmpl.out .Ed .Pp ここで、以下のように入力します。 .Pp .Dl % vi ch .Pp このとき、 .Nm csh は ``ch'' を補完し、それにマッチする唯一のファイル名 ``chaosnet'' にします。補完後の入力行は以下のようになります。 .Pp .Dl % vi chaosnet .Pp 以下のように入力した場合は、 .Pp .Dl % vi D .Pp .Nm csh は、次のように補完を行います。 .Pp .Dl % vi DSC. .Pp ここで、端末ベルを鳴らし、補完が完了しなかったことをユーザに伝えます。 なぜなら、``D'' で始まるファイル名が複数あったからです。 .Pp 不完全なファイル名に続いて end-of-file 文字(通常は control-D)を入力すると、 名前の補完を行うかわりに、その名前にマッチするファイル名の一覧を出力します。 たとえば、以下のように入力すると、 .Pp .Dl % vi D .Pp ``D'' で始まるファイル名の一覧が以下のように出力されます: .Pp .Dl DSC.NEW DSC.OLD .Pp このとき、入力行は変化しません。 .Pp エスケープ文字と、end-of-file 文字を用いる同様の機構は、 ユーザ名を補完する場合にも用いることができます。この場合、``~'' で 名前を開始します。たとえば、次のように入力すると、 .Pp .Dl cd ~ro .Pp 以下のように補完されます。 .Pp .Dl cd ~root .Pp シェル変数 .Ar nobeep をセットすることにより、複数の候補があったり、補完に 失敗した場合に端末ベルを鳴らすのを禁止することができます。 .Pp 通常、そのディレクトリにあるすべてのファイル名が補完の候補となります。 ある特定の拡張子を持つファイルを補完の候補から外すのに、変数 .Ar fignore を用いる ことができます。以下のコマンドで、変数 .Ar fignore を設定すると、 .Pp .Dl % set fignore = (.o .out) .Pp 以下のように入力した場合に、 .Pp .Dl % vi x .Pp 次のように補完が行われます。 .Pp .Dl % vi xmpl.c .Pp つまり、"xmpl.o" と "xmpl.out" が無視されて補完が行われました。もし、 .Ar fignore で無視するように指定されたファイル名しか補完の対象になり得なかった場合、 .Ar fignore の設定は無視されます。また、 .Ar fignore は end-of-file 文字によるファイル名の一覧には影響を与えません。 一覧ではすべてのファイル名が出力されます。 .Ss 置換 ここからは、シェルが入力に対して行うさまざまな置換を、 処理が行われる順に記述します。 .Ss ヒストリ置換 ヒストリ置換は、以前に入力されたコマンド中の単語を、 新たなコマンドの一部として置き換えることで、 コマンドの繰り返し実行を容易にしたり、直前のコマンドの引数を次のコマンドで 再び使用したり、直前に入力した行の綴り間違いを修正する際に、 タイプ入力の手間を減らし、自信をもって修正できるようにするための機能です。 ヒストリ置換は文字 `!' により始まり、入力ストリームの .Ar どの位置にでも 置くことができます(ただし、入れ子にすることは .Nm できません )。`\e' を `!' の前に置くことにより、`!' の特殊な意味を打ち消すことが できます。また、利便のために、`!' の直後に空白、タブ、改行文字、 `='、`(' が続いた場合、ヒストリ置換は行われず、入力された文字がそのまま 用いられます(ヒストリ置換は、入力行が `\*(ua' で始まっている場合にも 起こります。これについては後述します)。入力行にヒストリ置換が含まれている 場合は、実行直前にヒストリ置換を行った結果が端末に出力されます。 .Pp 端末から入力された、1つあるいはそれ以上の単語からなるコマンドは ヒストリ・リストに記録されます。ヒストリ置換は、この記録された 単語の列を入力ストリームに挿入することにより行われます。 ヒストリ・リストの大きさは、変数 .Ar history により制御されます。直前のコマンドは .Ar history の値に関わらず必ず 保存されます。記録されているコマンドは 1 から順にイベント番号が 割り当てられます。 .Pp .Ar history コマンドにより、以下の出力が得られたとします: .Bd -literal -offset indent \09 write michael 10 ex write.c 11 cat oldwrite.c 12 diff *write.c .Ed .Pp コマンドはイベント番号とともに出力されています。必ずしもイベント番号を 用いる必要はありませんが、プロンプト文字列に `!' を埋めることにより、 現在のイベント番号を .Ar プロンプト 中に表示させることができます。 .Pp 現在のイベント番号が 13 だとすると、以前のイベントを指定するには、 イベント番号を用いて `!11' としたり、 相対指定を用いて `!\-2' としたり(同じイベントを表します)する方法があります。 また、コマンドの単語の先頭部分を用いて指定することもできます。例えば、`!d' でイベント番号 12 を指定したり、 `!wri' でイベント番号 9 を指定できます。また、 ある文字列を含むコマンドを指定するのに `!?mic?' (これはイベント番号 9 の コマンドを示します)のような記法も使えます。これらの記法は、指定された イベントの各単語を単一の空白で区切った単語列に置換します。特殊な 場合として、`!!' は直前のコマンドを参照します。すなわち、`!!' だけを 入力することは直前のコマンドの .Ar 再実行 を意味します。 .Pp あるイベント中のいくつかの単語だけを指定するために、イベント指定に続けて `:' と単語指示子を書くことができます。イベントの単語は 0 から順に番号が 振られています。最初の単語(通常はコマンドです)が 0 で、2番目の単語 (第1引数)が 1 ということになります。基本的な単語指示子は以下のとおりです: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It \&0 最初の(コマンド)単語 .It Ar n .Ar n 番目の単語 .It \*(ua 最初の引数(すなわち 1 と同じ) .It $ 最後の引数 .It % 直前の .No \&? Ns Ar s Ns \&? 検索でマッチした単語 .It Ar \&x\-y .Ar x 番目から .Ar y 番目までの単語 .It Ar \&\-y .Ar `\&0\-y\' の省略形 .It * `\*(ua\-$' の省略形。イベントが1語のみからなる場合は空になる .It Ar x* .Ar `x\-$\' の省略形 .It Ar x\- .Ar `x*\' から最後の単語を除いたもの。 .El .Pp イベント指定と単語指示子とを区切る `:' は、引数選択子が `\*(ua'、`$'、`*'、 `\-'、`%' で始まっている場合には省略することができます。 単語指示子の直後に、 `:' に続けて 修飾子を複数個置くことができます。以下の修飾子が定義されています: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It h パス名の最後の要素を削除します(head) .It r 最後の `.xxx' 要素を削除します(root) .It e `.xxx' 以外の部分を削除します(extension) .It s Ns Ar /l/r/ Substitute .Ar l を .Ar r で置換します(substitution) .It t 最後の要素を残して、それより前のパス名の要素全てを削除します。 .It \&& 直前の修飾子の作用を繰り返します。 .It g 上記の修飾子の直前に置き、変更を、各単語に1回だけ及ぼすことを指定します。 例) `g&' .It a 上記の修飾子の直前に置き、一つの単語に対して可能な限り繰り返して 変更を行います。変更が全単語に及ぶようにするには `g' と組み合わせて使います。 .It p 置換結果を表示しますが、実行はしません(print only) .It q さらに置換が行われないように、置換結果をクォートします(quote) .It x q と同様ですが、空白、タブ、改行によって単語を分割します .El .Pp `g' が指定されなかった場合、適用可能な最初の単語のみが修飾子の影響を受けます。 置換については、適用可能な単語がなかった場合にはエラーとなります。 .Pp 置換(s/l/r/) における左辺 ( .Ar l ) は、エディタなどで使うような正規表現ではなく単なる文字列です。`/' のかわりに自由な文字を区切りに指定することができます。`\e' によって、 .Ar l または .Ar r 中の区切り文字をクォートすることができます。右辺 ( .Ar r ) 中の文字 `&' は 左辺の文字列に置換されます。`&' もまた `\e' によって クォートすることができます。 空の左辺値 .Ar l (`//') の場合、直前の左辺値 .Ar l または、 .No \&`!? Ns Ar s Ns ?' 中のコンテキストスキャン文字列 .Ar s から左辺値が取られます。置換指定の直後に改行がくる場合には、 最後の区切り文字を省略することができます。 コンテキストスキャンの後ろ側の文字 `?' も、直後に改行がくる場合、 同様に省略できます。 .Pp ヒストリは、 `!$' のようにイベント指定なしで参照することができます。 同じ行においてそれ以前にヒストリ参照が行われた場合はそのイベントを、 さもなければ直前のコマンドが参照されます。`!?foo?\*(ua !$' は `?foo?' に マッチするイベントの最初と最後の単語に置換されます。 .Pp 入力行の最初の非空白文字が `\*(ua' の場合、特殊なヒストリ参照の省略形であると みなします。これは `!:s\*(ua' と等価で、直前に入力したコマンド行の 文字列置換を行うことができます。たとえば、`\*(ualb\*(ualib' は 直前のコマンドの `lib' の綴り間違いを修正します。 最後に、後ろに続く文字とヒストリ置換とを隔離するために、 ヒストリ置換を `{' と `}' によって囲むことができます。`ls -ld ~paul' なる コマンドを実行した直後に`!{l}a' と 入力することで、`ls -ld ~paula' に展開されます。一方、`{}' を 使わずに `!la' とした場合は `la' で始まるイベントを検索します。 .Pp .Ss \' と \&" によるクォート 文字列を `\'' または `"' によって クォートすることにより、残りの置換のすべてあるいは一部を 抑制することができます。`'' によってクォートされた文字列には 本マニュアルのこれ以降に説明する置換が適用されません。`"' によって クォートされた文字列は、後述するように一部の置換が適用されます。 .Pp どちらのクォートの結果も単一の単語 (の全体または一部) となります。 ただし、`"' クォートされたコマンド置換は複数の単語になる特殊な場合が 一つだけあります(後述の .Em コマンド置換 の項を参照)。 `\'' クォートの場合は、このようなことはありません。 .Ss エイリアス置換 シェルはエイリアス(別名定義)を管理しており、 .Ar alias コマンドと .Ar unalias コマンドに より設定、表示、修正等を行うことができます。コマンド行がスキャンされたあと、 個々のコマンドに解析され、各コマンドの最初の単語に対応するエイリアスが あるかどうかチェックします。もし存在すれば、入力されたコマンド行の内容を 直前のコマンドとみなして、エイリアスの内容をヒストリ展開します。 コマンド行全体は展開結果と置き換えられます。エイリアスの内容が ヒストリ参照を含まなかった場合、入力したコマンド行の引数は変更せずに 残されます。 .Pp `ls' に対するエイリアスが `ls -l' だった場合、`ls /usr' は `ls -l /usr' に展開されます。この場合、エイリアスにはヒストリ参照がなかったため、 引数の `/usr' は変更せずに残されました。`lookup' に対するエイリアスが `grep !\*(ua /etc/passwd' だった場合、`lookup bill' は `grep bill /etc/passwd' に展開されます。 .Pp エイリアスが展開された場合、展開結果に対して単語分割とエイリアス検索が 再度行われます。展開結果の最初の単語が展開前の最初の単語と同一になった場合、 再度エイリアス検索が行われることはありません。それ以外の、エイリアスによる ループは検出され、エラー扱いとなります。 .Pp このメカニズムによってエイリアスでパーサのメタ記法を利用できます。 よって `alias print \'pr \e!* \&| lpr\'' とエイリアスすることで .Ar pr の 引数をプリンタに出力させるというようなことができます。 .Ss 変数置換 シェルは変数を管理しており、それらは 0 個またはそれ以上の単語のリストを 値として持ちます。変数のうちいくつかはシェルがセットしたり参照したりします。 たとえば、変数 .Ar argv はシェルへの引数を保持しており、この変数の値である単語は、特殊な方法で 参照されます。 .\" #### jpman kuma 96.12.05 here checked ... TO BE CONTINUED .Pp 変数の値は .Ar set および .Ar unset コマンドにより参照、変更することができます。シェルが 参照する変数のうちいくつかは、それがセットされているかどうかだけが重要 であり、値が何であっても意味を持たないものがあります。たとえば、変数 .Ar verbose は入力行がエコーされるかどうかを制御する変数であり、この変数を セットすることは、 .Nm csh に .Fl v オプションを指定したのと同じ意味になります。 .Pp 変数を数値として扱う操作もあります。`@' コマンドによって変数に対して数値演算 を適用し、演算結果を変数に代入することができます。しかしながら、変数の 値はつねに文字列として表現されます。数値演算の場合、空文字列は 0 と みなし、変数の値が複数の単語からなる場合 2 番目以降の単語は無視されます。 .Pp 入力行にエイリアス置換を行い、構文解析を行ったあと、コマンドが実行される 前に文字 `$' をキーとして変数置換を行います。`$' の直前に `\e' を置くことにより、変数置換を抑制することができます。 ただし、`"' クォート中では変数置換は .Em 必ず 行われますが、`\'' クォート中では .Em 決して行われません。 `\*(ga' クォートのなかはさらにあとで解釈されるため(後述の .Nm コマンド置換 の項を参照)、ここでは変数置換は行いません。`$' の直後に空白、タブ、 改行がくる場合、`$' はそのまま残されます。 .Pp 入出力リダイレクトは変数置換より前に解釈され、別々に変数置換が行われます。 それ以外のコマンド名と引数は同時に展開されます。このため、最初の 単語(コマンド)が展開の結果、複数の単語となったり、展開された結果の 最初の単語がコマンド名、それ以外が引数の一部になることもあります。 .Pp `"' でクォートされておらず、変数置換に `:q' 修飾子も指定されなかった 場合には、変数置換の結果にコマンドとファイル名置換が 行われます。`"' クォート内では複数の単語からなる値を持つ変数は、各単語を 1つの空白で区切った単一の単語 (の一部) に展開されます。`:q' 修飾子が 指定された場合は、各単語は 1 つの空白で区切られ、 この後のコマンドとファイル名置換を抑止するために、個々にクォートされた 単語の列に展開されます。 .Pp 変数置換には以下の形式があります。特に記述していない場合、 セットされていない変数の参照はエラーになります。 .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It $name .It ${name} .\" #### modified by kuma 96.12.21 #### 変数 .Ar name の値の各単語を一つの空白文字で区切ったものに展開されます。中括弧は .Ar 変数名 と後続する文字を分離し、後続する文字が変数名の一部と解釈されないように するために用いられます。シェル変数は 20 文字までの名前を持ちます。 変数名の先頭はアルファベットで、それ以降はアルファベット、数字、 アンダースコアを使用することができます。 .Ar name という名前のシェル変数は存在しないが、同名のセットされた環境変数が 存在する場合には、その値に置換されます(ただし、環境変数に対しては .Nm : 修飾子と以降に説明する書式を 用いることはできません)。 .It $name Ns Op selector .It ${name Ns [ selector ] } 変数 .Ar name の値のうちいくつかの単語を選択して展開します。 .Ar selector は 1 つの数字、範囲を示す2つの数字を `\-' でつないだもの、あるいはそのような 結果になる変数置換のいずれかです。単語は 1 から順序づけられています。 範囲の最初の数字が省略された場合は 1 が用いられます。範囲の第2の数字が 省略された場合は `$#name' が用いられます。selector として `*' が用いられた 場合には、すべての単語に展開されます。範囲の第2の数字が省略されるか、 単語数より小さい場合には、範囲が空になってもエラーとはなりません。 .It $#name .It ${#name} 変数の値の単語数に展開されます。 この機能は後述する `$argv[selector]' で有用です。 .It $0 コマンドを読み込んでいるファイル名に展開されます。ファイル名が不明の場合は エラーとなります。 .It $number .It ${number} `$argv[number]' と等価です。 .It $* `$argv[*]' と等価です。 修飾子 `:e'、`:h'、`:t'、`:r'、`:q'、`:x' や `:gh'、`:gt'、`:gr' を適用することができます。中括弧`{' `}' で 囲まれている場合は、中括弧内に修飾子が存在しなければなりません。 現在の csh の実装では、各 `$' 展開につき1つの修飾子のみ指定することができます。 .El .Pp 以下の置換を行なう場合は `:' 修飾子を指定することはできません。 .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It $?name .It ${?name} 変数 name がセットされていれば `1' に、さもなければ `0' に展開されます。 .It $?0 現在の入力ファイル名がわかっていれば `1' に、不明ならば `0' に展開されます。 .It \&$\&$\& 親のシェルの (10進の) プロセス番号に展開されます。 .It $! そのシェルから起動された最後のバックグラウンド・プロセスの (10進の) プロセス番号に展開されます。 .It $< 標準入力から1行を読み込み、その内容に展開されます。読み込んだ内容の解釈は 行いません。スクリプト中でキーボードからの入力を受けるのに用いられます。 .El .Ss コマンドとファイル名置換 残りの置換であるコマンド置換とファイル名置換は、 組み込みコマンドの引数に対しては 適用されたり、されなかったりします。 .\" #### changed by kuma 96.12.21 #### すなわち、式の中で評価が行われない部分に関しては 以下の置換が行なわれません。組み込みコマンドではないコマンドにおいては、 コマンド名は引数とは別に置換が行なわれます。 .\" #### changed by kuma 96.12.21 #### コマンド名に対する置換が生じるのは一連の置換処理の最後の方で、 入出力リダイレクトの設定後、メインシェルの子供の中で行われます。 .Ss コマンド置換 コマンド置換は、コマンドを `\*(ga' で囲むことによって指示します。 コマンドからの 出力は空白、タブ、改行によって単語に分割され、空の単語を削除したあとに 元の文字列と置換されます。 `"' の内部では、改行のみが単語分割の区切りとして扱われ、空白とタブは そのまま残されます。 .Pp どちらの場合も、コマンドの出力の最後の改行は単語の区切りとはならず、単に 削除されます。 よってコマンド置換によって、コマンドの出力が完全な一行であっても、 単語の一部分のみを生成することが可能です。 .Ss ファイル名置換 単語が文字 `*'、 `?'、 `['、 `{' を含んでいるか、単語の先頭文字が `~' の .\" #### modified by kuma 96.12.21 #### 場合、その単語はファイル名展開(あるいはグロブ(glob)と呼ばれます)の 候補となります。 .\" #### modified by kuma 96.12.21 #### 候補となった単語はパターンとみなされ、パターンにマッチするファイル名が アルファベット順にソートされた列に置換されます。 ファイル名置換を含む単語の列がどれもファイル名にマッチしなかった場合には エラーとなりますが、 すべての単語パターンがマッチする必要はありません。 メタキャラクタ`*'、 `?'、`[' のみがパターンマッチ文字であり、`~' と `{' は省略形といったほうが近いで しょう。 .Pp ファイル名マッチにおいて、ファイル名先頭、または `/' の直後の `.' は、 `/' と同様に明示的にマッチさせなければなりません(`*' や `?' は これらにマッチしません)。 `*' は、空文字列を含むどのような文字列にもマッチします。`?' は、 どのような1文字にもマッチします。 .Sq Op ... は、括弧のなかで指定した文字のいずれかにマッチします。 .Sq Op ... 内では、文字の対を `\-' でつなぐことで、 文字の範囲を指定することができます(両側の文字も含まれます)。 .Pp ファイル名の先頭の `~' はホーム・ディレクトリを示すのに用いられます。 単独で用いられた場合には、シェルを起動したユーザのホーム・ディレクトリ .\" #### modified by kuma 96.12.21 #### (変数 .Ar home の値に反映されているとおり)に展開されます。`~' に続けてアルファベット、 数字、`-' からなる単語が続いた場合は、その単語をユーザ名とみなして、 そのユーザのホーム・ディレクトリに展開されます。たとえば、ユーザ ken の ホーム・ディレクトリが `/usr/ken' ならば、`~ken' は `/usr/ken' に、 `~ken/chmach' は `/usr/ken/chmach' に展開されます。 直後にアルファベットと `/' 以外が続く`~'と、ファイル名の先頭にない `~' は 変更されずにそのまま残されます。 .Pp メタ記法 `a{b,c,d}e' は `abe ace ade' の短縮形です。 .\" #### modified by kuma 96.12.21 #### この記法の左から右への出現順序は保存されます。 展開結果は下位のレベルで個別にソートされ、出現順序は保存されます。 この記法は入れ子にすることができます。 source のホーム・ディレクトリが `/usr/source' ならば、 `~source/s1/{oldls,ls}.c' は `/usr/source/s1/oldls.c /usr/source/s1/ls.c' に展開されます。このとき oldls.c や ls.c が 存在しなくともエラーにはなりません。同様に、`../{memo,*box}' は `../memo ../box ../mbox' 等に展開されます(`memo' と `*box' の 展開結果がいっしょに ソートされたりしていないことに注意してください)。特殊な場合として、 単独の`{' と `}'、`{}' は変更されずにそのまま残されます。 .Ss 入出力 コマンドの標準入出力は、以下の方法によりリダイレクトすることができます: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It < name ファイル .Ar name (変数、コマンド、ファイル名展開を受けます)をオープンし、 コマンドの標準入力とします。 .It << word .Ar word と同一の行が出現するまで、シェルの入力を読み込みます。 .Ar word は変数、ファイル名、コマンド置換を受けません。シェル入力の行は 読み込まれるとすぐに .Ar word と比較されます(置換を行う前に)。その後、 .Ar word に `\e'、`"'、`\''、`\*(ga' クォートが出現しないなら、読み込まれた行には 変数置換と .\" #### ^^^^^^^ `\'' だと思う(1次チェック者のコメント?jpman kuma 961205) .\" #### kuma agree with you, changed as specified 96.12.22 コマンド置換が適用されます。この置換を抑制するために、`\e' によって `$'、`\e'、`\*(ga' をクォートすることができます。コマンド置換において、 すべての空白、タブ、改行は保存されますが、最後の改行は削除されます。 読み込んだ行はすべて中間的なファイルに保存され、コマンドの標準入力として 用いられます。 .It > name .It >! name .It >& name .It >&! name ファイル .Ar name を標準出力として用います。ファイルが存在しなければ作成され、 すでにファイルが存在すればその内容は切り捨てられ、以前の内容は失われます。 .Pp 変数 .Ar noclobber がセットされている場合、ファイルが存在しないか文字型特殊ファイル (端末や `/dev/null' のような) でなければエラーになります。これは、 すでに存在するファイルを思いがけず削除してしまうことを防止します。`!' を 用いた形式を使うと、この検査を抑制することができます。 .Pp `&' を用いた形式では、標準出力とともに標準エラー出力もファイルへ リダイレクトされます。 .Ar name .\" #### modified by kuma 96.12.21 #### は、 `<' の入力ファイル名の場合と同様の展開を受けます。 .It >> name .It >>& name .It >>! name .It >>&! name `>' と同様に、ファイル .Ar name を標準出力として用います。ただし、コマンドの出力はファイルへ追加されます。 変数 .Ar noclobber がセットされている場合、 ファイルが存在しなければエラーとなります(`!' を用いることで、 この検査を抑制することができます)。 他は `>' と同様です。 .El .Pp コマンドは、シェルが起動されたときの環境を、入出力リダイレクトと パイプラインによって変更したもののなかで実行されます。以前のいくつかの シェルとは異なり、 シェルコマンドファイルから起動されたコマンドは、デフォルトでは標準入力に よってシェルコマンドファイル自体にアクセスすることはできません。 かわりに、シェルが起動した環境の標準入力をそのまま受け継いでいます。 `<<' 機構はインラインデータのために用いるべきです。 このように制限することにより、 シェルコマンドスクリプトをパイプラインの一部として用いることができます。 バックグラウンドで実行されているコマンドの標準入力も .Pa /dev/null 等にリダイレクトされることは .Ar なく 、シェルの標準入力をそのまま受け継いでいます。もし標準入力が端末で、 コマンドが端末から読み込もうとした場合、そのプロセスはブロックされ、 シェルはユーザにそのことを通知します(参照: .Sx ジョブ の項)。 .Pp 標準エラー出力もパイプにリダイレクトすることができます。単純に `\&|' の かわりに `\&|&' を使います。 .Ss 式 .\" #### modified by kuma 96.12.21 #### いくつかの組み込みコマンド(後述します)は、引数として式を取ります。式は C 言語のものと類似しており、同じ優先順位を持ちます。式は .Nm @、 .Ar exit、 .Ar if、 .Ar while コマンド中で用います。以下の演算子が使用可能です: .Bd -ragged -offset indent \&|\&| && \&| \*(ua & == != =~ !~ <= >= < > << >> + \- * / % ! ~ ( ) .Ed .Pp 上記の演算子は右にいくほど優先順位が高くなっています。 `==' `!=' `=~' `!~'、`<=' `>=' `<' `>'、`<<' `>>'、`+' `\-'、 `*' `/' `%' の 5グループは各グループ内では同じ優先度です。 `=='、`!='、`=~'、`!~' は文字列の比較を行い、他の演算子は数値演算を 行います。`=~'、`!~' は `!='、`==' と同様ですが、右辺を .Ar パターン (`*'、`?'、`[...]' を含んだ) とみなして、左辺とのパターンマッチが行われます。 これにより、シェル スクリプトにおいてパターンマッチのみが必要な局面では .Ar switch ステートメントを使わずに済ませることができます。 .Pp 先頭が `0' の文字列は 8 進数の数値とみなされます。空または省略された引数 は `0' とみなされます。すべての演算結果は 10 進数数値の文字列となります。 式の 2 つの要素が同一の単語中に出現してはいけません。つまり、 .\" #### modified by kuma 96.12.21 #### 要素の前後が、構文解析において特殊な意味を持つ `&'、`\&|'、`<'、`>'、`('、`)' でない場合は、 その要素は空白で囲まれていることが必要です。 .Pp 数式中では、`{' と `}' で囲んだコマンドと、 以下のファイル検査演算子を用いることができます。 ファイル検査演算子は .Fl l .Ar name の形式で、 .Ic l は以下のうちのいずれかです: .Bd -literal -offset indent r 読み込みアクセス w 書き込みアクセス x 実行アクセス e 存在 o 所有 z サイズがゼロ f 通常ファイル d ディレクトリ .Ed .Pp 指定された name は、コマンド、ファイル名置換を適用したのちに 実ユーザの権限において検査されます。ファイルが存在しないか、 アクセス不可なら演算結果は false すなわち `0' になります。 コマンド実行においては、コマンドが成功したなら演算結果は true `1' に、 コマンドが 0 以外の終了ステータスを返してきたら、すなわち、 失敗なら演算結果は false `0' になります。 終了ステータスの値自体を知りたい場合は、コマンドを式以外の文脈で実行し、変数 .Ar status の値を調べます。 .Ss 制御構造 シェルにはコマンドファイル(シェル・スクリプト)中で、 あるいは(制限されてはいるが、便利な方法で)端末から、 制御の流れを変更するためのいくつかのコマンドがあります。 これらのコマンドはシェルに入力を読み直させたり、 スキップさせたりすることができます。実装の制限上、 これらのコマンドを書くことのできる位置に制限があります。 .Pp .Ic foreach、 .Ic switch、 .Ic while、 文、および、 .Ic if\-then\-else の .Ic if ステートメントは、 後述するように入力行の単一の単純コマンドとして現れる必要があります。 .Pp シェルの入力がシーク不可能な場合、 シェルは繰り返しが必要なときには入力をバッファに保存し、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### この内部バッファに対してシークを行います(このため、シーク不可能な入力の場合も、 後方への goto が可能です)。 .Ss 組み込みコマンド 組み込みコマンドは通常シェルのプロセス内部で実行されます。 ただし、組み込みコマンドがパイプラインの最後以外に用いられた場合は、 サブシェル上で実行されます。 .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It Ic alias .It Ic alias Ar name .It Ic alias Ar name wordlist 1行目の形式はすべてのエイリアスを出力します。2 行目の形式は .Ar name に対応したエイリアスの値を出力します。最後の形式は .Ar wordlist を .Ar name のエイリアスとして登録します。 .Ar wordlist にはコマンド置換、ファイル名置換が適用されます。 .Ar name として .Ar alias または .Ar unalias を指定することはできません。 .Pp .It Ic alloc .Nm csh が獲得したメモリのうちの使用量と空き容量を表示します。 なんらかの引数をつけると、ブロックサイズごとの使用中/空ブロック数を表示します。 ブロックサイズは 8、16、32、.. となります。 本コマンドの出力はシステムによって異なります。 VAX 以外のシステムは、異なるメモリ管理を行っているかもしれないからです。 .Pp .It Ic bg .It Ic bg \&% Ns Ar job ... 現在のジョブあるいは指定されたジョブをバックグラウンドに移動します。 もしそれらのジョブが停止されていたなら、実行が再開されます。 .Pp .It Ic break 最も内側の .Ic foreach または .Ic while ループに対応する .Ic end の後へ脱出します。同じ行にある残りのコマンドは実行されます。複数の .Ic break を同一行に記述することで複数レベルの脱出が行えます。 .Pp .It Ic breaksw .Ic switch から脱出し、 .Ic endsw のあとで実行を再開します。 .Pp .It Ic case Ar label : .Ic switch ステートメントのラベルを指定します。 .Pp .It Ic cd .It Ic cd Ar name .It Ic chdir .It Ic chdir Ar name .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### シェルの作業ディレクトリをディレクトリ .Ar name に変更します。引数が指定されなかった場合には、 ユーザのホーム・ディレクトリに変更します。 カレント・ディレクトリにディレクトリ .Ar name がない場合(かつ .Ar name が `/'、`./'、`../' で始まっていない場合)、変数 .Ic cdpath の各要素のサブディレクトリとして .Ar name がないかどうかを調べます。最後に、シェル変数 .Ar name に `/' で始まる値が設定されているなら、 その値のディレクトリが存在しないかを調べます。 .Pp .It Ic continue 最も内側の .Ic while または .Ic foreach ループの先頭に戻ります。戻る前に、同じ行に記述されたコマンドが実行されます。 .Pp .It Ic default : .Ic switch ステートメントのデフォルトを指定します。 .Ic default は、すべての .Ic case ラベルのあとに出現しなければなりません。 .Pp .It Ic dirs ディレクトリ・スタックを表示します。 スタックの先頭(カレント・ディレクトリ)を左端にして表示します。 .Pp .It Ic echo Ar wordlist .It Ic echo Fl n Ar wordlist 指定された単語を空白で区切った文字列をシェルの標準出力に書き出します。 .Fl n オプションが指定されなければ、最後に改行が出力されます。 .Pp .It Ic else .It Ic end .It Ic endif .It Ic endsw .Ic foreach、 .Ic if、 .Ic switch、 .Ic while ステートメントの項を参照してください。 .Pp .It Ic eval Ar arg ... ( .Xr sh 1 と同様)引数をシェルへの入力であるとみなして読み込み、 現在のシェルのコンテキストで実行します。 コマンド置換や変数置換の結果として生成されたコマンド列を実行する場合に用いられます。 通常は、それらの置換に先立って文法解析が行われてしまうからです。 .Ic eval の使い方の例が .Xr tset 1 にあります。 .Pp .It Ic exec Ar command 指定された command を現在のシェルと置き換えて実行します。 .Pp .It Ic exit .It Ic exit Ar (expr ) 1行目の形式では変数 .Ic status の値、2 行目の形式では式 .Ic expr の値を返り値としてシェルを終了します。 .Pp .It Ic fg .It Ic fg % Ns Ar job ... 現在のジョブあるいは指定されたジョブをフォアグラウンドに移動します。 停止していたジョブは実行を再開します。 .Pp .It Ic foreach Ar name (wordlist) .It ... .It Ic end 変数 .Ic name に .Ic wordlist の各値を順次セットしながら対応する .Ic end までのコマンドを繰り返し実行します( .Ic foreach と .Ic end .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### は単独で行に置かなければなりません)。組み込みコマンド .Ic continue を使って中途でループの次の繰り返しを実行させたり、 .Ic break コマンドによって中途でループを脱出させたりすることができます。 このコマンドが端末から読み込まれる場合、ループすべての内容が(プロンプト ? を表示しながら)読み込まれてから実行が開始されます。 端末からループ中でタイプ・ミスした場合は修正できます。 .Pp .It Ic glob Ar wordlist .Ic echo コマンドと似ていますが、`\e' によるエスケープは解釈されず、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 単語はヌル文字によって区切られます。プログラムから、 シェルをファイル名置換のために利用する場合に便利です。 .Pp .It Ic goto Ar word .Ic word にファイル名置換、およびコマンド置換が適用されたのち、それを `label' とみなします。シェルは可能なかぎり入力を遡って読み直し、`label:' のある行を検索し、そこから実行を開始します。 ラベルの前には空白またはタブを置くことが可能です。 .Pp .It Ic hashstat コマンドを検索するのに、 内部キャッシュがどの程度効率的に働いているか (そして .Ic exec をどの程度回避できているかを)を表示します。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### .Em path の要素のうち、ハッシュ関数がヒットの可能性を示すものと、 `/' で始まらないものについて .Ic exec が試みられます。 .Pp .It Ic history .It Ic history Ar n .It Ic history Fl r Ar n .It Ic history Fl h Ar n ヒストリのリストを表示します。数字 .Ar n が指定された場合には、最近の .Ar n 個のイベントが表示されます。 .Fl r オプションは表示順序を逆にします。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### すなわち、最も古いものを先に表示するのではなく、 最も新しいものを先に表示します。 .Fl h オプションを指定すればイベント番号が省略されます。これは .Ic source コマンドで \-h を使って読み込むためのファイルを生成する場合に用いることができます。 .Pp .It Ic if ( Ar expr ) No command .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 指定された式が true と評価されたなら、単一のコマンド .Ar command が実行されます。 .Ar command .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### に対する変数置換は、実行に先だって .Ic if コマンドの残りの部分と同時に行なわれます。 .Ar command は単純コマンドのみが許され、パイプライン、コマンドリスト、括弧でくく られたコマンドであってはいけません。入出力リダイレクションは式 .Ar expr が false と評価され、それゆえ .Ar command が実行 .Sy されなかった 場合にも処理されます(これはバグです)。 .Pp .It Ic if ( Ar expr ) Ic then .It ... .It Ic else if ( Ar expr2 ) Ic then .It ... .It Ic else .It ... .It Ic endif 式 .Ar expr が true なら最初の .Ic else までのコマンドが実行されます。さもなければ、式 .Ar expr2 が true なら次の .Ic else までのコマンドが実行されます。 いくつでも .Ic else-if の対を繰り返すことができます。最後に 1 つの .Ic endif が必要です。 最後の .Ic else 部分はあってもなくてもかまいません。 (単語 .Ic else と .Ic endif は入力行の最初に置く必要があります。また、 .Ic if は行内に単独で、または .Ic else のあとに置く必要があります)。 .Pp .It Ic jobs .It Ic jobs Fl l アクティブなジョブの一覧を出力します。 .Fl l .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### オプションを指定すると、通常の情報に加えてプロセス ID も出力します。 .Pp .It Ic kill % Ns Ar job .It Ic kill Ar pid .It Ic kill Fl sig Ar pid ... .It Ic kill Fl l TERM(terminate) シグナルあるいは指定したシグナルを、 指定されたジョブまたはプロセスに送ります。 シグナルは番号または名前で指定できます(名前は .Pa /usr/include/signal.h にある名前から `SIG' を取り除いたものです)。 シグナル名の一覧を ``kill \-l'' により表示できます。 kill にはデフォルト動作はなく、 単に `kill' を実行しても現在のジョブにシグナルが送られるようなことはありません。 送るシグナルが TERM(terminate) または HUP(hangup) の場合、 CONT(continue) シグナルも同時に送られます。 .Pp .It Ic limit .It Ic limit Ar resource .It Ic limit Ar resource maximum-use .It Ic limit Fl h .It Ic limit Fl h Ar resource .It Ic limit Fl h Ar resource maximum-use 現在のプロセスと、それが生成するプロセスのそれぞれについて、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 指定されたリソース .Ar resource を、指定された .Ar maximum-use を超えて使用しないように設定します。 .Ar maximum-use が指定されなかった場合、現在の制限値が表示されます。 .Ar resource が指定されなかった場合、すべての制限値が表示されます。 .Fl h オプションが指定された場合、 現在の制限値のかわりにハードリミットの表示/設定を行います。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### ハードリミットは現在の制限値の上限の値です。 スーパーユーザのみがハードリミットを増加させることができます。 一般ユーザは現在の制限値を可能な範囲で増減することができます。 .Pp .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 現在のところ、制御可能なリソースは、 .Ar cputime (各プロセスが使うことのできる最大の CPU 秒数)、 .Ar filesize (1つのファイルの最大サイズ)、 .Ar datasize ( .Xr sbrk 2 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### を用いてプログラムのテキスト領域の末尾を超えて増加させることのできる data+stack 領域の最大サイズ)、 .Ar stacksize .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### (自動的に拡張されるスタックの最大サイズ)、 .Ar coredumpsize (最大のコアファイルのサイズ)です。 .Pp 最大値 .Ar maximum-use は、(整数あるいは浮動小数の) 数値とそれに続くスケールファクタによって指定します。 .Ar cputime 以外の制限値のデフォルトのスケールファクタは `k' あるいは `kilobytes'(1024 バイト)です。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### スケールファクタとして `m' あるいは `megabytes' を使用することもできます。 .Ar cputime のデフォルトのスケールファクタは `seconds'(秒)です。 `m'(分)、`h'(時間) をスケールファクタとして指定したり、 `mm:ss' 形式で分秒を指定したりすることができます。 .Pp .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### リソース名 .Ar resource とスケールファクタを指定する際には、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 一意に決定できるなら、名前の先頭部分だけを指定することができます .\" #### jpman kuma: not found in freebsd-2.1.5-RELEASE manpage (st を stacksize のかわりに用いる等)。 .Pp .It Ic login ログイン・シェルを終了し、 .Pa /usr/bin/login と置き換えます。これは .Xr sh 1 との互換性のために用意されたログオフの手段です。 .Pp .It Ic logout ログイン・シェルを終了します。 .Ic ignoreeof がセットされている場合に便利です。 .Pp .It Ic nice .It Ic nice Ar +number .It Ic nice Ar command .It Ic nice Ar +number command 1 行目の形式は、シェルのスケジューリング・プライオリティを 4 に設定します。 2 行目の形式は、プライオリティを指定された値 .Ar number に設定します。残りの 2 つの形式は、コマンド command をプライオリティ 4 または指定した .Ar number で実行します。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 大きい数値を指定するとプロセスが利用できる CPU がその分少なくなります。 スーパーユーザのみがプライオリティとして負の値を `nice \-number ...' のように指定することができます。 .Ar command はつねにサブシェルで実行され、 単純な .Ic if .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 文のコマンドと同様の制限を受けます。 .Pp .It Ic nohup .It Ic nohup Ar command 1 行目の形式は、シェル・スクリプト内で使用し、 スクリプトのそれ以降で hangup シグナルを無視するように設定します。 2 行目の形式は、指定されたコマンドが、 hangup シグナルを無視するように設定して実行します。 `&' をつけて実行されたプログラムは、 .Ic nohup を指定して実行したのと同様に hangup シグナルを無視します。 .Pp .It Ic notify .It Ic notify % Ns Ar job ... 現在のジョブまたは指定されたジョブの状態が変化したときに、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### コマンド待ちかどうかに関わりなく即座に通知するように指定します。 通常は、プロンプトが表示される直前に通知が行われます。 シェル変数 .Ic notify が指定されている場合は、すべてのジョブに対して同様の設定が行われます。 .Pp .It Ic onintr .It Ic onintr Fl .It Ic onintr Ar label 割り込みに対するシェルの動作を制御します。1行目の形式は、 シェルをデフォルトの動作、すなわち、スクリプトの実行が中断される、 またはコマンド入力状態に戻るように設定します。 2 行目の形式は、すべての割り込みを無視するように設定します。 3行目の形式は、シェルが割り込みを受けるか、 チャイルドプロセスが割り込みによって停止した場合に goto label が実行されるように設定します。 .Pp シェルがバックグラウンドで、かつ、 シグナルを無視するように設定して実行されている場合は、 .Ic onintr は効力を持たず、 割り込みはシェルとそこから起動されるすべてのコマンドで 引続き無視されます。 最後に .Ic onintr 文はシステムのスタートアップ・ファイル (/etc/csh.cshrc、/etc/csh.login) 中でも、 割り込みが禁止されているので無視されます。 .Pp .It Ic popd .It Ic popd Ar +n ディレクトリ・スタックをポップし、 新たにスタックの先頭になったディレクトリにカレント・ディレクトリを変更します。 引数 .Ns \`+ Ar n Ns \' が指定された場合、スタックの .Ar n 番目の要素が捨てられます。ディレクトリ・スタックの要素は、 スタックの先頭から 0 から順に番号がつけられます。 .Pp .It Ic pushd .It Ic pushd Ar name .It Ic pushd Ar n 引数を指定しなかった場合、 .Ic pushd はスタックの先頭の 2 つの要素を入れ替えます。引数 .Ar name が指定された場合、 .Ic cd と同様にカレント・ディレクトリを変更したあと、 古いカレント・ディレクトリ .\" cwd の typo だと思うが わからない .\" (as in .\" .Ic csw ) .\" #### kuma agree with you on 96.12.23 #### をディレクトリ・スタックにプッシュします。 数字引数が指定された場合、ディレクトリ・スタックの .Ar n 番目の要素が スタックの先頭にくるようにローテートし、 カレント・ディレクトリをその要素が指すディレクトリに変更します。 ディレクトリ・スタックの要素は、スタックの先頭から 0 から順に番号がつけられます。 .Pp .It Ic rehash 変数 .Ic path に指定されているディレクトリ内の、ファイルに関するハッシュ・テーブルを 再計算させます。ログイン中に、新しいコマンドが .Ic path に含まれるディレクトリに追加された場合、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### rehash コマンドを実行する必要があります。 これは、あなたが個人的なディレクトリの一つにコマンドを追加したか、 システムの管理者がシステム・ディレクトリの内容を変更したような 場合にのみ必要です。 .Pp .It Ic repeat Ar count command 指定されたコマンド .Ar command を .Ar count 回繰り返し実行します。 .Ar command .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### に指定するものは、先の一行 .Ic if 文で指定する .Ar command と同様の制限を受けます。 入出力リダイレクションは .Ar count が たとえ 0 であっても、必ず 1回だけ処理されます。 .Pp .It Ic set .It Ic set Ar name .It Ic set Ar name Ns =word .It Ic set Ar name[index] Ns =word .It Ic set Ar name Ns =(wordlist) 1 行目の形式はすべてのシェル変数の値を表示します。 複数の単語からなる値を持つ変数は括弧で囲まれた値のリストで表示します。 2 行目の形式は、 .Ar name に空文字列を設定します。3 行目の形式は .Ar name に単一の単語 .\" #### modified by kuma 96.12.23 .Ar word を設定します。4 行目の形式は .Ar name の .Ar index 番目の要素に .Ar word を設定します。 .Ar index 番目の要素はすでに存在していなければなりません。5 行目の形式は .Ar name に .Ar wordlist で指定した単語列を設定します。すべての形式で、 値にはコマンド置換とファイル名置換が適用されます。 .Pp 複数の変数を設定するために、set コマンドへの引数を繰り返すことができます。 ただし、引数に対する変数展開処理は、代入処理に先だって行われます。 .Pp .It Ic setenv .It Ic setenv Ar name .It Ic setenv Ar name value 1 行目の形式はすべての環境変数の一覧を出力します。 これは .Xr printenv 1 と等価です。 3 行目の形式は環境変数 .Ar name に値 .Ar value を設定します。2 行目の形式は環境変数 .Ar name .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### に空文字列を設定します。最も一般的に用いられる環境変数である .Ev USER , .Ev TERM , .Ev PATH は .Nm csh の起動時にシェル変数 .Ar user , .Ar term , .Ar path にそれぞれ設定され、 .Nm csh から実行するプログラムの環境変数には、シェル変数 .Ic user , .Ic term , .Ic path の値が反映されます。そのため、これらの変数を明示的に .Ic setenv する必要はありません。 .Pp .It Ic shift .It Ic shift Ar variable (リスト)変数 .Ic argv .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### の各要素を左にシフトし、 .Ic argv Ns Bq 1 の値を捨てます。 .Ic argv に値が設定されていないか、 1 つ以上の要素を持たない場合にはエラーになります。 2 行目の形式は、指定された変数 .Ar variable に対して同様の処理を行います。 .Pp .It Ic source Ar name .It Ic source Fl h Ar name シェルは、指定されたファイル .Ar name からコマンドを読み込みます。 .Ic source コマンドはネストすることができます。あまりに深くネストさせると、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### ファイル識別子を使い切ってしまう場合があります。いずれかのレベルの .Ic source コマンド中でエラーが発生すると、ネストしているすべての .Ic source コマンドが中断されます。通常、 .Ic source の実行中に実行されたコマンドはヒストリに記録されませんが、 \-h オプションを指定することにより、 ファイルに記述してあるコマンドを実行せずに、 ヒストリにのみ記録することができます。 .Pp .It Ic stop .It Ic stop % Ns Ar job ... バックグラウンドで走行中の現在のジョブ、あるいは指定されたジョブを停止します。 .Pp .It Ic suspend シェル自身を停止させます。 .Ic ^Z でストップ・シグナルを送られたかのように振舞います。 .Xr su 1 によって起動したシェルを停止する場合によく用いられます。 .Pp .It Ic switch Ar (string) .It Ic case Ar str1 : .It \ \ \ \ \&... .It Ic \ \ \ \ breaksw .It \ \ \ \ \&... .It Ic default : .It \ \ \ \ \&... .It Ic \ \ \ \ breaksw .It Ic endsw .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 各 .Ic case ラベルを順に、指定された文字列 .Ar string でマッチングを行います。 .Ar string には、まず、コマンド置換とファイル名置換が行われます。 .Ic case ラベルには変数置換が行われ、ファイル名メタキャラクタの `*'、`?'、`[...]' を用いることができます。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### .Ic default ラベルが出てくるまでにどの .Ic case ラベルともマッチしなかった場合は、 .Ic default ラベルの直後から実行が始まります。 .Ic case ラベルと .Ic default ラベルは行の最初に書かれなければなりません。 .Ic breaksw コマンドによって .Ic endsw 以降のコマンドから実行が再開されます。 .Ic breaksw を用いない場合は、 C 言語の場合と同様に、 .Ic case ラベル、 .Ic default ラベルを通過して実行が続けられます。 .Ic default がなく、どのラベルもマッチしなかった場合には、 .Ic endsw 以降から実行が再開されます。 .Pp .It Ic time .It Ic time Ar command 1 行目の形式では、 シェルとそのチャイルドプロセスが使用した時間が表示されます。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 2 行目の形式では、指定された単純コマンドの実行時間が計測され、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 変数 .Ic time の項で説明する形式で、使用時間情報の要約が表示されます。 必要ならば、コマンド終了時に時間を表示するための追加のシェルが生成されます。 .Pp .It Ic umask .It Ic umask Ar value ファイル作成マスクを表示(第 1 の形式)または設定(第 2 の形式)します。 マスクは 8 進数で与えます。一般的な値としては、 グループにすべての権限を与え、 そのほかには読み込みと実行のみを許可する 002 や、 所有者以外には読み込みと実行しか許可しない 022 があります。 .Pp .It Ic unalias Ar pattern .Ar pattern にマッチするすべてのエイリアスを削除します。 `unalias *' とすることですべてのエイリアスを削除することができます。 削除するものがなかった場合にもエラーにはなりません。 .Pp .It Ic unhash 実行プログラムの位置検索を高速化する内部ハッシュ・テーブルの使用を禁止します。 .Pp .It Ic unlimit .It Ic unlimit Ar resource .It Ic unlimit Fl h .It Ic unlimit Fl h Ar resource リソースの制限を解除します。 .Ar resource が指定されない場合、すべてのリソースに対する制限が解除されます。 .Fl h が指定された場合、対応するハードリミットが解除されます。 これはスーパーユーザのみが行うことができます。 .Pp .It Ic unset Ar pattern 指定された .Ar pattern にマッチするすべての変数を削除します。 `unset *' と指定するとすべての変数が削除され、 悲惨な結果を生じることがあります。 .Ic unset するものがない場合もエラーになりません。 .Pp .It Ic unsetenv Ar pattern 指定された .Ar pattern にマッチするすべての環境変数を削除します。前述の .Ic setenv の項と .Xr printenv 1 を参照してください。 .Pp .It Ic wait すべてのバックグラウンドジョブの終了を待ちます。 対話的にシェルが実行されている場合、 インタラプトにより wait を停止することができます。 このとき、シェルはいまだに終了していないジョブの名前とジョブ番号を表示します。 .It Ic which Ar command .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### .Ar command を指定したとき、シェルが実行するコマンドの位置を表示します。 .Pp .It Ic while Ar (expr) .It \&... .It Ic end 指定された式の評価結果がゼロでないかぎり、 .Ic while と対応する .Ic end の間のコマンドを繰り返し実行します。 .Ic break や .Ic continue によりループを終了したり、途中から繰り返しを再開させたりすることができます。 ( .Ic while と .Ic end は、その行に単独で書かれなければなりません。)入力が端末の場合、 .Ic foreach ステートメントの場合と同様に、 ループのすべてを入力するまでプロンプトが表示され、 すべての入力を終えた時点でループが実行されます。 .Pp .It Ic % Ns Ar job 指定されたジョブをフォアグラウンドに移動します。 .Pp .It Ic % Ns Ar job Ic & 指定されたジョブをバックグラウンドで再開実行させます。 .Pp .It Ic @ .It Ic @ Ar name Ns = Ns expr .It Ic @ Ar name[index] Ns = Ns expr 1 行目の形式は、すべてのシェル変数の値を表示します。2 行目の形式は、 指定された名前 .Ar name の変数に式 .Ar expr の値を代入します。式のなかに `<'、`>'、`&'、`|'を含んでいる場合、 少なくともそのような部分は `(' と `)' で囲まれている必要があります。 3 行目の形式は、変数の .Ar index 番目の要素に式 .Ar expr の値を代入します。 .Ar name と、その .Ar index 番目の要素はすでに存在していなければいけません。 .El .Pp C 言語と同様に、演算子 `*='、`+=' 等が利用可能です。 変数名と演算子の間の空白はあってもなくてもかまいません。 しかしながら、式の各要素の間には空白が必須です。 さもなければ、単一の単語とみなされてしまいます。 .Pp 特別な後置演算子 `+\|+' と `\-\|\-' により変数の値を 1 だけ増加させたり、 減少させたりすることができます。たとえば、`@ i++' のように使います。 .Ss 定義済み変数と環境変数 以下の変数は、シェルにとって特別な意味があります。これらのうち、 .Ar argv、 .Ar cwd、 .Ar home、 .Ar path、 .Ar prompt、 .Ar shell、 .Ar status はシェルが設定します。そのうち、 .Ar cwd と .Ar status 以外の変数の設定はシェルの起動時にのみ行われます。 そのような変数は、ユーザが明示的に変更しないかぎり、 値が変化することはありません。 .Pp シェルは、環境変数 .Ev USER をシェル変数 .Ar user に、 .Ev TERM を .Ar term に、 .Ev HOME を .Ar home にそれぞれコピーします。また、 これらのシェル変数が再度セットされた場合は環境変数にコピーしなおします。 環境変数 .Ev PATH も同様に扱われます。サブシェルは環境変数によって .Ar path の値を得て、もしそれが変更されれば環境変数にコピーしなおすので .Ar \&.cshrc 以外での .Ar path 変数の設定について気をつける必要はありません。 .Bl -tag -width histchars .It Ic argv シェルへの引数が設定されます。位置パラメータは argv の値に展開されます。 すなわち、 `$1' は `$argv[1]' の値に置換されます。 .It Ic cdpath .Ar chdir .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### コマンドにおいてサブディレクトリを検索するためのディレクトリのリストです。 .It Ic cwd .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### カレント・ディレクトリのフルパス名です。 .It Ic echo .Fl x オプションが指定された場合にセットされます。セットすることにより、 コマンドが実行される前にコマンド名とその引数が表示されるようになります。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 組み込みコマンド以外では、表示の前にすべての展開が行われます。 組み込みコマンドではコマンド置換とファイル名置換が行われる前に表示されます。 なぜなら、これらの置換は選択的に行われるからです。 .It Ic filec ファイル名補完を有効にします。 .It Ic histchars ヒストリ置換に用いる文字を文字列で指定します。 指定した文字列の最初の文字はヒストリ置換文字(デフォルトは `!')、 2 文字目は簡易置換文字(デフォルトは `\*(ua') を指定します。 .It Ic histfile ヒストリをセーブ/リストアするパス名を指定できます。 .It Ic history ヒストリ・リストのサイズを指定します。 このサイズを超えたコマンド履歴は削除されます。 あまりに大きな値を設定すると、シェルがメモリを使いつくすかもしれません。 最後に実行したコマンドは .Ar history の値にかかわらず、つねにヒストリ・リストに保存されます。 .It Ic home .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### シェルを起動したユーザのホーム・ディレクトリです。 起動時に環境変数から設定されます。 ファイル名置換において .Sq Pa ~ は本変数を参照して展開されます。 .It Ic ignoreeof セットされると、端末のファイル終端(EOF)を無視するようになります。 間違って control-D を押してシェルを終了させてしまうのを防ぐことができます。 .It Ic mail シェルがメールの到着をチェックするためのメールファイルを指定します。 コマンド実行が完了しプロンプトが表示されるときに、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 指定された時間が経過していればメイル到着のチェックが行われます。 最終修正時刻が最終アクセス時刻以降の場合、 シェルは `You have new mail' と出力します。 .Pp .Ar mail の値の最初の単語が数値の場合には、 その数値でメール検査の間隔を秒単位で指定します。 指定がなかった場合のデフォルト値は 10分です。 .Pp 複数のメールファイルが指定された場合、 メールが到着していた場合のメッセージは `New mail in .Ar name Ns ' となります。ここで、 .Ar name は到着したメールが あるファイル名です。 .It Ic noclobber .Sx 入出力 の項で説明したように、 出力リダイレクトによって意図せずにファイルを削除しないように制限したり、 `>>' リダイレクトがすでに存在するファイルにしか適用できないようにします。 .It Ic noglob セットされると、ファイル名展開が禁止されます。 ファイル名を扱わないシェルスクリプト内や、すでにファイル名展開を行ったあとで、 それ以上の展開を望まない場合に設定します。 .It Ic nonomatch .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### セットされると、ファイル名展開の結果が空になってもエラーとせず、 展開前のパターンをそのまま残します。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### ただし、`echo [' のような、 展開前のパターンが文法的に正しくない場合はエラーになります。 .It Ic notify セットされると、シェルがジョブの終了を随時報告するようになります。 通常はプロンプトの表示直前にのみ報告が行われます。 .It Ic path .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### path 変数の各単語は、コマンドファイルを検索すべきディレクトリ名を表します。 空の単語はカレント・ディレクトリを示します。 .Ar path 変数が設定されて いない場合、フルパス指定によるコマンド実行のみが可能になります。 通常の検索パスは `.'、`/bin'、`/usr/bin' です。しかし、これらの値はシステムによって異なります。 スーパーユーザのデフォルトの検索パスは `/etc'、`/bin'、`/usr/bin' です。 .Fl c オプションも .Fl t オプションも指定されなかった場合、 シェルは .Ar path 変数で指定されたディレクトリの内容をハッシュ・テーブルに保存します。 ハッシュ・テーブルは、起動時に .Ar \&.cshrc を読み込んだ後と .Ar path 変数を再設定した時に再構築されます。 シェルの実行中に、 新しいコマンドがハッシュされているディレクトリに追加された場合は、 .Ic rehash コマンドによりハッシュを再構築しなければなりません。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### さもなければ、コマンドが見付からない可能性があります。 .It Ic prompt 端末上で対話的に実行されているシェルにおいて、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### コマンド読み込み時に表示される文字列を指定します。 `!' が含まれる場合、現在のイベント番号に置換されます。 `\e' を指定することにより、この解釈を抑制することができます。 デフォルトの値は `% 'です。スーパーユーザの場合は `# ' となります。 .It Ic savehist ログアウト時にファイル ~/.history に保存されるコマンド履歴の数を指定 します。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### この値で指定される数のイベントが保存されます。 起動時に、シェルは ~/.history の内容を読み込みます。あまりに 大きな値を指定すると、シェルの起動が遅くなる場合があります。 .Ar savehist がセットされているだけの場合は .Ar history に指定された値を使用します。 .It Ic shell シェルのフルパス名を示します。実行属性が立っているが、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### システムが起動できないファイルを 実行する際に起動するシェルとして用いられます(後述の .Sx 非組み込みコマンドの実行 の項を参照)。システム依存の値で初期化されます。 .It Ic status 最後に実行したコマンドの終了ステータス値を保持します。 異常終了した場合は、値に 0200 が加算されます。 組み込みコマンドが失敗した場合は `1' に、成功した場合は `0' になります。 .It Ic time .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### コマンドの自動計時を制御します。値が設定されている場合、 コマンドがその値よりも長く CPU 秒数を消費した場合には、 コマンド終了時にユーザ時間、システム時間、実時間と、 利用率すなわちユーザ+システム時間と実時間のパーセンテージが出力されます。 .It Ic verbose .Fl v コマンドラインオプションが指定されていた場合にセットされます。 ヒストリ置換が行われたあと、コマンドの内容が出力されます。 .El .Ss 非組み込みコマンドの実行 実行すべきコマンドが組み込みコマンドでなかった場合、シェルはコマンドを .Xr execve 2 システムコールによって起動しようとします。シェル変数 .Ar path .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### の各単語は、シェルがコマンドを実行しようとするディレクトリ名を表します。 .Fl c オプションも .Fl t オプションも指定されなかった場合、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### シェルはそれらのディレクトリ内にあるファイル名のハッシュ値を計算し、 シェル内部のテーブルに格納します。これは、 コマンドが存在する可能性のあるディレクトリだけで .Ic exec を試みるようにするためです。 この近道によって、サーチ・パスにたくさんのディレクトリが指定されている時、 コマンドの位置決定が著しく高速化されます。 この機能が( .Ic unhash .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### コマンドによって)停止されている場合、または .Fl c または .Fl t オプションが起動時に指定された場合、または .Ar path .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 中の単語で `/' から始まらないものについては、ハッシュが用いられることはありません。 この場合は、 .Ar path の要素にコマンドラインで指定されたコマンドを連結した名前を持つ ファイルを実行しようと試みます。 .Pp 括弧で囲まれたコマンドは、つねにサブシェルによって実行されます。ですから、 .Pp .Dl (cd ; pwd) ; pwd .Pp はホーム・ディレクトリの値を表示しますが、カレント・ディレクトリ(ホーム・ .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### ディレクトリの後に表示されます)は移動しません。 一方、 .Pp .Dl cd ; pwd .Pp を実行すると、カレント・ディレクトリがホーム・ディレクトリに移動します。 括弧で囲まれたコマンドは、現在のシェルのカレント・ディレクトリに 影響を与えずにコマンドを実行する場合にしばしば用いられます。 .Pp 実行属性が立っているにもかかわらず、 システムによって実行可能ではないファイルは シェルコマンドファイルであるとみなし、 サブシェルを起動してそのファイルを読み込ませます。 .Pp .Ic shell という名前のエイリアスが存在する場合、 エイリアスの値はシェルコマンドファイルを実行する場合の 引数リストの前に挿入されます。エイリアスの値の最初の単語は シェルのフルパス名でなければいけません(たとえば `$shell')。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### これはエイリアス展開としては特別のもので、かなり後の時点に行われ、 引数リストを修正せずに、その前に単語を挿入するための手段を提供します。 .Ss シグナル処理 シェルは、通常 .Ar quit シグナルを無視します。バックグラウンドのジョブ( .Ic \&& または .Ic bg または .Ic %... & .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### によるコマンド)はキーボードから入力されたシグナルに影響されません (hangup も含みます)。他のシグナルに対する挙動は親の環境を引き継ぎます。 シェル・スクリプトでの interrupt と terminate シグナルに対する処理は .Ic onintr によって制御することができます。ログイン・シェルは .Ar terminate シグナルを捕捉します。それ以外のシェルでは、 .Ar terminate シグナルはシェルの親の状態に従ってチャイルドプロセスに渡されます。 ログイン・シェルが .Pa \&.logout ファイルを読み込んでいる間は interrupt は無視されます。 .Sh 作者 William Joy。 ジョブ制御とディレクトリ・スタックは J.E. Kulp of IIASA, Laxenburg, Austria によって、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 現在とは異なる文法のものが実装されました。 ファイル名補完は Ken Greer, HP Labs が、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 8 bit クリーンな実装は Christos S. Zoulas, Cornell University によって行われました。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/passwd -compact .It Pa ~/.cshrc シェルが起動されるときに読み込まれる。 .It Pa ~/.login ログイン・シェルの場合、ログイン時に `.cshrc' の後に読み込まれる。 .It Pa ~/.logout ログイン・シェルにおいてログアウト時に読み込まれる。 .It Pa /bin/sh 標準シェル。`#' で始まらないシェル・スクリプトの実行に用いる。 .It Pa /tmp/sh* `<<' の処理に用いられる一時ファイル。 .It Pa /etc/passwd `~name' 展開時に用いられるホーム・ディレクトリに関する情報を得る。 .El .Sh 制限事項 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 単語の長さは 1024 文字に制限されます。引数リストは、システムによって 10240 文字に制限されています。ファイル名展開を含む引数の数は、 引数リストの文字数の 6 分の 1 に制限されています。 コマンド置換の結果は、引数リストと同数の制限があります。 ループ検出のため、1 行に対するエイリアス展開は 20 回までに制限されています。 .Sh 関連項目 .Xr sh 1 , .Xr su 1 , .Xr access 2 , .Xr execve 2 , .Xr fork 2 , .Xr killpg 2 , .Xr pipe 2 , .Xr setrlimit 2 , .Xr sigvec 2 , .Xr umask 2 , .Xr wait 2 , .Xr tty 4 , .Xr a.out 5 , .Xr environ 7 .br .Em An introduction to the C shell .Sh 歴史 .Nm csh は .Bx 3 で追加されました。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### -コマンド・インタプリタとしては、履歴(参照: +コマンドインタプリタとしては、履歴(参照: .Sx ヒストリ置換 )、ジョブ制御 (参照: .Sx ジョブ .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### 参照)、対話的なファイル名補完とユーザ名補完(参照: .Sx ファイル名補完 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### )、C言語ライクな文法を採用して実装した最初のものです。 これらの機構にいくつかの追加機能(といくらかのバグの可能性)を 持つシェルは、現在ではたくさんあります。 これらは usenet から入手することができます。 .Sh バグ コマンドが停止状態から復帰したとき、もしそのコマンドが起動したときの ディレクトリとカレント・ディレクトリが異なるなら、 シェルはコマンドを起動したときのカレント・ディレクトリの値を表示します。 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### これは、そのジョブが内部的にディレクトリを変更した場合は誤解(間違った情報) を与える可能性があります。 .Pp シェルの組み込みコマンドは中断(suspend)も再開もできません。 `a ; b ; c' のようなコマンド列も適切には中断することができません。 たとえば、 `b' の実行を中断した場合には、 すぐに `c' の実行が開始されてしまいます。これは .Ar alias としてコマンド列を指定している場合に特に目立ちます。 このようなコマンド列は `()' で囲んでサブシェルで実行されるようにすることによって、 適切に停止させることが可能になります(`( a ; b ; c )'のように)。 .Pp プロセスを起動したあとの端末出力の制御が貧弱です。おそらく、 このために、 .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### -もっと良い仮想端末インターフェースを開発したいと考える人がいても何ら不思議はないです。 -仮想端末インターフェース上なら、 +もっと良い仮想端末インタフェースを開発したいと考える人がいても何ら不思議はないです。 +仮想端末インタフェース上なら、 もっと おもしろい端末出力の制御が可能になるでしょう。 .Pp .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### シェル関数をシミュレートするために、エイリアスを不格好に用いてしまうことが よくあります。シェル関数がサポートされるべきです。 .Pp ループ中のコマンド入力において、 `?' プロンプトに続けて入力された内容はヒストリに残りません。 制御構造は組み込みコマンドとして解釈されるのではなく、 文法的に解釈するようにするべきです。これにより制御コマンドをどこにでも 置けるようになり、`\&|', `&', `;' との組み合わせが 自由にできるようになります。 .Pp コマンド置換の出力にも `:' 修飾子が適用できるべきです。 .Pp .\" #### modified by kuma 96.12.23 #### ファイル名補完機構の実装は不細工かつ非効率的です。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/gdb.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/gdb.1 index 51b8d3db5c..2ed4c1d304 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/gdb.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/gdb.1 @@ -1,366 +1,366 @@ .\" Copyright (c) 1991 Free Software Foundation .\" See section COPYING for conditions for redistribution .\" %Id: gdb.1,v 1.2 1994/12/30 23:25:45 jkh Exp % .\" jpman %Id: gdb.1,v 1.2 1997/04/08 00:36:23 h-nokubi Stab % .TH gdb 1 "4nov1991" "GNU Tools" "GNU Tools" .SH 名称 gdb \- GNU デバッガ .SH 書式 .na .TP .B gdb .RB "[\|" \-help "\|]" .RB "[\|" \-nx "\|]" .RB "[\|" \-q "\|]" .RB "[\|" \-batch "\|]" .RB "[\|" \-cd=\c .I dir\c \|] .RB "[\|" \-f "\|]" .RB "[\|" "\-b\ "\c .IR bps "\|]" .RB "[\|" "\-tty="\c .IR dev "\|]" .RB "[\|" "\-s "\c .I symfile\c \&\|] .RB "[\|" "\-e "\c .I prog\c \&\|] .RB "[\|" "\-se "\c .I prog\c \&\|] .RB "[\|" "\-c "\c .I core\c \&\|] .RB "[\|" "\-x "\c .I cmds\c \&\|] .RB "[\|" "\-d "\c .I dir\c \&\|] .RB "[\|" \c .I prog\c .RB "[\|" \c .IR core \||\| procID\c \&\|]\&\|] .ad b .SH 解説 GDB をはじめとするデバッガは、プログラムが実行中もしくはクラッシュした時にその プログラムの ``内部'' で何が行なわれているか/行われていたかを調べるのに 使用されます。 GDB は、4 つの機能 (加えてこれらをサポートする機能) によって 実行中にバグを見つけることを手助けします。 .TP \ \ \ \(bu プログラムの動作を詳細に指定してプログラムを実行させる。 .TP \ \ \ \(bu 指定した条件でプログラムを停止させる。 .TP \ \ \ \(bu プログラムが止まった時に、何が起こったか調べる。 .TP \ \ \ \(bu バグによる副作用を修正し、別のバグを調べるためプログラムの状態を変更する。 .PP GDB では C, C++, Modula-2 などで書かれたプログラムのデバッグが行なえます。 GNU Fortran コンパイラが完成すれば Fortran もサポートされます。 GDB はシェルコマンド\c .B gdb\c \&で起動されます。いったん起動すると、GDB コマンド\c .B quit\c \&を実行して終了するまで、端末からコマンドを読み続けます。 .B gdb\c \&のオンラインヘルプは(\c .B gdb\c の中で) .B help\c \&コマンドを実行すれば表示されます。 .B gdb\c \& は引数やオプション無しで起動できますが、 たいてい、1 つか 2 つの引数を付けて起動します。実行プログラムを 引数にする場合は以下のようになります: .sp .br gdb\ program .br .sp また実行プログラムと core ファイルの両方を指定することもできます: .sp .br gdb\ program\ core .br .sp もし実行中のプロセスのデバッグを行ないたい場合には、 第 2 引数として core の代わりにプロセス ID を指定します: .sp .br gdb\ program\ 1234 .br .sp これは GDB をプロセス ID \c .B 1234\c \& のプロセスに接続します(このとき`\|\c .B 1234\c \&\|'という名前のファイルが存在してはいけません。 GDB はまず core ファイルを最初にチェックしにいくからです)。 よく利用される GDB コマンドには以下のようなものがあります: .TP .B break \fR[\|\fIfile\fB:\fR\|]\fIfunction \& プレークポイントを \c \& (\c .I file\c \&内の) .I function\c に設定します。 .TP .B run \fR[\|\fIarglist\fR\|] プログラムの実行を開始します(もしあれば .I arglist\c \&を\c 引数として)。 .TP .B bt バックトレース: プログラムのスタックを表示します。 .TP .BI print " expr"\c \& 式の値を表示します。 .TP .B c プログラムの実行を再開します。(たとえばブレークポイントで実行を中断した後で) .TP .B next 次のプログラム行を実行します 。 その行内の全ての関数は 1 ステップで実行されます。 .TP .B step 次のプログラム行を実行します。 もしその行に関数が含まれていれば、その関数内をステップ実行していきます。 .TP .B help \fR[\|\fIname\fR\|] GDB コマンド \c .I name\c \&についての情報や、 GDB を使う上での一般的な情報を表示します。 .TP .B quit GDB を終了します。 .PP GDB の詳細については\c .I Using GDB: A Guide to the GNU Source-Level Debugger\c \&, by Richard M. Stallman and Roland H. Pesch. を参照して下さい。 同じテキストは、 .B info\c \& プログラム内の .B gdb\c \& エントリからオンラインで参照できます。 .SH オプション オプション以外の引数は、実行ファイルと core ファイル (もしくはプロセス ID) を表します。つまりオプションフラグでもオプションフラグの引数でもない最初の 引数は `\|\c .B \-se\c \&\|' オプションで指定するファイルと同じになり、(もしあれば)次の 2 番目の引数は `\|\c .B \-c\c \&\|' オプションで指定するファイルと同じになります。 オプションの多くは、長い表記法と短い表記法の両方で指定することができま すが、ここではその両方を示します。 長い表記法は、どのオプションであるのかが明確であれば、短く切り詰めても 構いません。 (好みにより `\|\c .B \-\c \&\|' の代わりに `\|\c .B +\c \&\|' が使用できますが、ここではよく用いられる表記で記します。) 全てのオプションとコマンドライン引数は指定した順番に処理されます。 `\|\c .B \-x\c \&\|' オプションが使用されると、この順番は変わってきます。 .TP .B \-help .TP .B \-h 短い説明つきで、全てのオプションを表示します。 .TP .BI "\-symbols=" "file"\c .TP .BI "\-s " "file"\c \& シンボルテーブルをファイル \c .I file\c \&から読みます。 .TP .BI "\-exec=" "file"\c .TP .BI "\-e " "file"\c \& ファイル \c .I file\c \& を実行可能ファイルとして利用します。 core dump と連係して pure data を調べるのにも用いられます。 .TP .BI "\-se=" "file"\c \& ファイル \c .I file\c \& からシンボルテーブルを読み、同時にそれを実行可能ファイルとして利用します。 .TP .BI "\-core=" "file"\c .TP .BI "\-c " "file"\c \& ファイル \c .I file\c \& を core dump として利用します。 .TP .BI "\-command=" "file"\c .TP .BI "\-x " "file"\c \& ファイル \c .I file\c \&から GDB のコマンドを読み込み、実行します。 .TP .BI "\-directory=" "directory"\c .TP .BI "\-d " "directory"\c \& ソースファイルを探すサーチパスに \c .I directory\c \& を追加します。 .PP .TP .B \-nx .TP .B \-n 初期化ファイル `\|\c .B .gdbinit\c \&\|' からコマンドを読み込みません。 通常は、 全てのコマンドオプションと引数が処理された後で、 初期化ファイル内のコマンドが実行されます。 .TP .B \-quiet .TP .B \-q 起動時のメッセージおよび copyright を表示しません。 これらのメッセージはバッチモードでも抑制されます。 .TP .B \-batch バッチモードで動作します。`\|\c .B \-x\c \&\|' で指定したファイル(および、-nx か -n で抑制されていなければ `\|\c .B .gdbinit\c \&\|') 内の全てのコマンドを 処理した後、戻り値として \c .B 0\c \& を返して終了します。 コマンドファイル内の GDB コマンドの実行中にエラーが生じた場合は、 0 以外の値で終了します。 バッチモードは GDB をフィルタとして実行する場合、 たとえばプログラムをダウンロードして別のコンピュータ上で実行したりする場合 に便利です。 以下のメッセージ .sp .br Program\ exited\ normally.(プログラムは正常に終了しました。) .br .sp は通常、GDB の制御端末上で実行されるプログラムが終了するたびに 出力されるものですが、 バッチモードではこのようなメッセージは出力されません。 .TP .BI "\-cd=" "directory"\c \& カレントディレクトリの代わりに \c .I directory\c \& を GDB の作業用ディレクトリとして実行します。 .TP .B \-fullname .TP .B \-f Emacs が GDB をサブプロセスとして実行する際にこのオプションを付加します。 このとき GDB は、スタックフレームが表示される度(プログラムが中断する度を 含みます)に、完全なファイル名と行番号を標準的な認識しやすい形式で表示します。 この表示書式は 2 つの `\|\c .B \032\c \&\|' 文字、ファイル名、コロンで区切られた行番号と文字位置、改行の順になっ -ています。これは Emacs→GDB インターフェースプログラムにおいて、 +ています。これは Emacs→GDB インタフェースプログラムにおいて、 フレームに対応するソースコードを表示するために 2 つの `\|\c .B \032\c \&\|' 文字を使うことになっているからです。 .TP .BI "\-b " "bps"\c \& リモートデバッグ用に GDB が利用するシリアルインタフェースの転送速度を (ボーレートまたはビット/秒で)セットします。 .TP .BI "\-tty=" "device"\c \& プログラムの標準入出力に \c .I device\c \& を利用します。 .PP .SH "関連項目" .B info\c 内の .RB "`\|" gdb "\|'" エントリ \&; .I Using GDB: A Guide to the GNU Source-Level Debugger\c , Richard M. Stallman and Roland H. Pesch, July 1991. .SH COPYING Copyright (c) 1991 Free Software Foundation, Inc. .PP Permission is granted to make and distribute verbatim copies of this manual provided the copyright notice and this permission notice are preserved on all copies. .PP Permission is granted to copy and distribute modified versions of this manual under the conditions for verbatim copying, provided that the entire resulting derived work is distributed under the terms of a permission notice identical to this one. .PP Permission is granted to copy and distribute translations of this manual into another language, under the above conditions for modified versions, except that this permission notice may be included in translations approved by the Free Software Foundation instead of in the original English. diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/host.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/host.1 index b1cb2f9fa0..43b094d842 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/host.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/host.1 @@ -1,200 +1,200 @@ .\" ++Copyright++ 1993 .\" - .\" Copyright (c) 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" - .\" Portions Copyright (c) 1993 by Digital Equipment Corporation. .\" .\" Permission to use, copy, modify, and distribute this software for any .\" purpose with or without fee is hereby granted, provided that the above .\" copyright notice and this permission notice appear in all copies, and that .\" the name of Digital Equipment Corporation not be used in advertising or .\" publicity pertaining to distribution of the document or software without .\" specific, written prior permission. .\" .\" THE SOFTWARE IS PROVIDED "AS IS" AND DIGITAL EQUIPMENT CORP. DISCLAIMS ALL .\" WARRANTIES WITH REGARD TO THIS SOFTWARE, INCLUDING ALL IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS. IN NO EVENT SHALL DIGITAL EQUIPMENT .\" CORPORATION BE LIABLE FOR ANY SPECIAL, DIRECT, INDIRECT, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES OR ANY DAMAGES WHATSOEVER RESULTING FROM LOSS OF USE, DATA OR .\" PROFITS, WHETHER IN AN ACTION OF CONTRACT, NEGLIGENCE OR OTHER TORTIOUS .\" ACTION, ARISING OUT OF OR IN CONNECTION WITH THE USE OR PERFORMANCE OF THIS .\" SOFTWARE. .\" - .\" --Copyright-- .\" %Id: host.1,v 8.1 1994/12/15 06:24:10 vixie Exp % .\" jpman %Id: host.1,v 1.3 1997/08/20 12:10:27 horikawa Stab % .TH HOST 1 .SH 名称 host \- ドメインサーバを使ってホスト名の検索を行なう .SH 書式 host [-l] [-v] [-w] [-r] [-d] [-t querytype] [-a] host [ server ] .SH 解説 .I host はインターネットホストに関する情報の検索を行ないます。情報は世界中に広 がった相互に接続されたサーバ群から得ます。デフォルトではホスト名と インターネットアドレス間の変換のみを行ないます。-t や -a オプションととも に使うと、そのホストに関するドメインサーバによって保守されている情報の 全てを使うことができます。 .PP 引数にはホスト名かホスト番号のいずれかを指定できます。本プログラムはま ず引数を数字として解釈を試みます。それがうまく行かなければ、ホスト名と して扱います。ホスト番号は 128.6.4.194 のようにドットによって区切られ た 4 つの 10 進数からなります。 ホスト名は topaz.rutgers.edu のようにドットで区切られた複数の名前から なります。 名前がドットで終っていなければ、ローカルドメインが自動的に末尾に付け加 えられます。たとえば Rutgers のユーザは "host topaz" というように使う ことができ、これは実際には "topaz.rutgers.edu" が検索されます。 これがうまく行かなければ、名前は変更されずに (この例では "topaz" とし て) 試みられます。このやりかたはメールやその他のネットワークユーティリティ でも使うことができます。 実際に末尾に付け加えられる接尾子は "hostname" コールの結果から得られる ものの最初のドット以降となります。(ホスト名の検索のカスタマイズ方法に ついては下記を参照してください。) .PP 最初の引数は検索を行なうホスト名となります。これが数字の場合、"逆引き" が実行されます。すなわちドメインシステムは数字を名前に変換するための別 のデータベース群を参照します。 .PP 2 番目の引数は省略可能です。ここでは問い合わせを行なうサーバを指定する ことができます。この引数が指定されなければ、デフォルトのサーバ (通常は ローカルマシン) が使われます。 .PP 名前が指定された場合、3 つの異なった種類の結果が出力されます。 以下はそれらの例です。 .br % host sun4 .br sun4.rutgers.edu is a nickname for ATHOS.RUTGERS.EDU .br ATHOS.RUTGERS.EDU has address 128.6.5.46 .br ATHOS.RUTGERS.EDU has address 128.6.4.4 .br ATHOS.RUTGERS.EDU mail is handled by ARAMIS.RUTGERS.EDU .br ここでユーザはコマンド "host sun4" を入力しています。最初の行は名前 "sun4.rutgers.edu" は実際にはニックネームであることを示しています。 正式なホスト名は "ATHOS.RUTGERS.EDU' です。続く 2 行ではアドレスが表示 -されています。もし複数のネットワークインターフェイスをもつシステムであ +されています。もし複数のネットワークインタフェースをもつシステムであ れば、その各々は別のアドレスを持ちます。最後の行では ATHOS.RUTGERS.EDU は自分に対するメールは受け取らないことを示しています。このホスト宛ての メールは ARAMIS.RUTGERS.EDU によって取り込まれます。いくつかのシステム ではそのメールを扱うシステムが複数存在することがあり、その場合はこの行 のような情報がさらに出力されます。技術的にはメールを受け取ることのでき る全てのシステムがこのようなエントリを持つと考えられます。もしシステム がそのメールを自分自身で受け取る場合、"XXX mail is handled by XXX" の ように、そのシステム自身について言及したエントリがあるはずです。しかし、 メールを自分で受け取る多くのシステムではわざわざその事実について言及し ていません。もしあるシステムに "mail is handled by" のエントリがあるの にアドレスがなければ、それは本当はインターネットの構成員ではないが、 ネットワーク上のあるシステムがメールをそこに転送してくることを示しています。 Usenet や Bitnet やその他の多くのネットワーク上のシステムではこの種の エントリを持っています。 .PP ホスト名の前に指定できるオプションは沢山あります。これらのオプションの ほとんどはドメインデータベースを保守しているスタッフにのみ意味のあるも のです。 .PP オプション -w を指定すると、host は応答があるまで永遠に待ち続けます。通 常は 1 分程でタイムアウトになります。 .PP オプション -v を指定すると、"verbose" 形式で表示されます。これは正式な ドメインマスタのファイル形式となります。この形式については "named" の man ページに文書化されています。このオプションがなくても出力の形式は一 般的な意味ではこの正式な形式に準拠したものとなりますが、通常のユーザに とって分かりやすいものにされます。-v が指定されなければ、"a"、"mx"、 "cname" の各レコードはそれぞれ"has address"、"mail is handled by"、 "is a nickname for" と出力され、TTL とクラスフィールドは表示されません。 .PP オプション -r を指定すると、再帰的な問い合わせを行ないません。これは ネームサーバがそのサーバ自身のデータベースに所持しているデータのみを返すこ とを意味します。サーバは他のサーバに情報の問い合わせを行ないません。 .PP オプション -d を指定すると、デバッグモードとなります。ネットワーク トランザクションが詳細に表示されます。 .PP オプション -t によって特定のタイプの情報の検索を指定することができます。 引数は "named" の man ページにおいて定義されています。現在サポートされ ているタイプには a、ns、md、mf、cname、soa、mb、mg、mr、null、wks、ptr、 hinfo、minfo、mx、uinfo とワイルドカード (これは "any" か "*" として指 定されます) があります。タイプは小文字で指定しなければなりません。 デフォルトでは最初に "a" が検索され、次に "mx" が検索されます。ただし、 "verbose" オプションが指定されていると、デフォルトでは "a" のみの検索 を行ないます。 .PP オプション -a ("all" の意) は "-v -t any" と同じです。 .PP オプション -l を指定すると完全なドメインのリストを表示します。例えば .br host -l rutgers.edu .br を実行すると、rutgers.edu ドメインの全てのホストのリストを表示します。 -t オプションを使うことによって表示する情報にフィルタをかけることがで きます。デフォルトでは PTR と NS レコードを含んだアドレス情報が表示さ れます。 .br host -l -v -t any rutgers.edu .br のコマンドでは rutgers.edu の完全なゾーンデータを正式なマスタファイル の形式でダウンロードします。(しかし不思議な理由により SOA レコードは 2 回リストされます。) ノート : -l フラグは完全なゾーン転送を行なった後、 要求した情報をフィルタリングするように実装されています。このコマンドは 絶対に必要な時に限って使うべきです。 .SH ホスト名検索のカスタマイズ 一般にユーザによって指定された名前にドットが含まれていなければ、 デフォルトのドメインがその末尾に付け加えられます。このドメインは /etc/resolv.conf において定義することができますが、通常はローカルの ホスト名の最初のドット以降を取ることによって求められます。ユーザは環境変数 .I LOCALDOMAIN を使って異なるデフォルトドメインを指定することによって、これを オーバーライドすることができます。さらに、ユーザはホスト名の独自の略称を使うこ ともできます。略称は 1 つの略称につき 1 行からなるファイルにおいて指定 します。各行には略称、スペース、そして完全なホスト名が含まれます。この ファイルは環境変数 .I HOSTALIASES にてファイル名を指定します。 .SH 関連項目 named (8) .SH バグ ローカルドメインに含まれない名前を入力すると予期できない影響が起こり得 ます。名前がドットで終っていない限り、ローカルドメイン名が全ての名前の 末尾に付加されることをいつも心に留めておいてください。 ローカルドメインの補完に失敗した時のみ、名前は変更されずに使用されます。 .PP -l オプションでは要求されたドメインにおいてリストされている最初の ネームサーバにのみ問い合わせを行ないます。もしこのサーバが死んでいれば、 サーバをマニュアルで指定しなければなりません。たとえば foo.edu のリストを 得るには、"host -t ns foo.edu" と指定して foo.edu の全てのネームサーバ のリストを得てから、動作するものが見つかるまでリストにある全ての ネームサーバについて "host -l foo.edu xxx" (ここで xxx はネームサーバ) を試 みれば良いでしょう。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/lint.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/lint.1 index 72a3392863..db6b457ef1 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/lint.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/lint.1 @@ -1,530 +1,530 @@ .\" %NetBSD: lint.1,v 1.3 1995/10/23 13:45:31 jpo Exp % .\" .\" Copyright (c) 1994, 1995 Jochen Pohl .\" All Rights Reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by Jochen Pohl for .\" The NetBSD Project. .\" 4. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. .\" IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, .\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT .\" NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, .\" DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY .\" THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" .Dd August 28, 1994 .\" jpman %Id: lint.1,v 1.3 1997/08/19 00:42:59 h-nokubi Stab % .Dt LINT 1 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm lint .Nd C プログラムの検証を行う .Sh 書式 .Nm lint .Op Fl abceghprvxzHFV .Op Fl s Ns | Ns Fl t .Op Fl i Ns | Ns Fl nu .Op Fl D Ns Ar name Ns Op =def .Op Fl U Ns Ar name .Op Fl I Ns Ar directory .Op Fl L Ns Ar directory .Op Fl l Ns Ar library .Op Fl o Ns Ar outputfile .Ar .Nm lint .Op Fl abceghprvzHFV .Op Fl s Ns | Ns Fl t .Fl C Ns Ar library .Op Fl D Ns Ar name Ns Op =def .Op Fl I Ns Ar directory .Op Fl U Ns Ar name .Ar .Sh 解説 .Nm は指定された C のプログラムファイルを解析し、 バグの可能性がある部分、 移植性がないと考えられる部分、 あるいは無駄なコードと考えられる部分 の検出を試みます。 加えて、 .Nm は C コンパイラより厳密な型チェックを行います。 .Nm は最初のフェーズでシンボル .Sy lint を定義して C プリプロセッサを起動します。 これにより、ある疑わしいコード部分を .Nm lint に変更あるいはスキップさせることができます。 それゆえ、 .Nm lint がチェックする全てのコードにおいては、シンボル .Sy lint は予約語とみなすべきです。 .Pp 現在 .Nm lint が指摘する問題点は以下のものです。 到達しない文、 先頭から入らないループ、 宣言したものの使用しない変数、 定数値となる論理式。 関数呼び出しに関しては以下のような矛盾点が指摘されます。 あるところでは値を返すが別の場所では値を返さない関数の呼び出し、 引数の個数が変化する関数の呼び出し、 関数側で想定していない型の引数を渡す関数呼び出し、 返値を使用しない関数呼び出し、 返値のない関数の存在しない返値を使用している関数呼び出し。 .Pp ファイル名引数のうち、末尾が .Pa \&.c で終わるものは C のソースファイルとみなされます。 ファイル名が .Pa \&.ln で終わるものは、以前 .Nm lint を .Fl i , .Fl o あるいは .Fl C オプション付きで起動した際の結果を格納したファイルとみなされます。 .Pa \&.ln ファイルは、 .Xr cc 1 が .Pa \&.c から生成するオブジェクトファイル .Pa \&.o に相当します。 .Nm はまた、 .Fl l オプションによって指定された特別なライブラリを受け付けます。 これは、ライブラリ関数と変数の定義を含むものです。 .Pp .Nm は全ての .Pa \&.c , \&.ln ファイルと .Pa llib-l Ns Ar library Ns Pa \&.ln (lint ライブラリ)ファイルを受け取り、 それらをコマンドラインで指定した順に処理します。 デフォルトでは、 .Nm は標準 C lint ライブラリ .Pq Pa llib-lc.ln をファイルリストの最後に付け加えます。 .Fl i オプションが指定されていれば、 .Pa \&.ln ファイルは無視されます。 また、 .Fl o オプションあるいは .Fl i オプションが指定されていれば、 .Pa llib-l Ns Ar library Ns Pa \&.ln ファイルは無視されます。 .Fl i オプションが指定されて .Em いなければ、 .Nm の 2番目の パスでこのファイルリストが相互一貫性チェックに用いられます。 このとき、 もし問題箇所が与えられたソースファイルからではなく インクルードファイルのひとつに端を発するものならば、 表示されるソースファイル名の後ろに疑問符が付けられます。 .Pp .Sy オプション .Bl -tag -width Fl .It Fl a .Sy long 型以外の変数に対する .Sy long 値の代入を報告します。 .It Fl aa .Fl a に加え、 小さい型への暗黙の型変換を引き起こす .Em あらゆる 整数値代入を報告します。 .It Fl b 到達し得ない .Sy break 文を報告します。 このオプションはデフォルトでは有効ではありません。 なぜなら、ほとんどの .Xr lex 1 および多くの .Xr yacc 1 出力はこのような break を数多く含むからです。 .It Fl c 移植性に問題のあるキャストについて報告します。 .It Fl e .Sy enum Ns 型 に対する不正操作や .Sy enum 型と .Sy 整数 型間の組み合わせについて報告します。 .It Fl g .Xr gcc 1 が C 言語に対して行っているいくつかの拡張機能についての警告を抑制します。 現在のところ、これに該当するのは以下のものです。 自動変数の集合型初期化式に現れる非定数式、 void 型へのポインタに対する算術操作、 サイズがゼロの構造体、 左辺値でない配列の添字付け、 旧形式の関数宣言を無効化するプロトタイプ宣言、 long long 整数型。 .Fl g オプションはまた、キーワード .Sy asm および .Sy inline を有効にします ( .Sy asm および .Sy inline の先頭にアンダースコア(`_')を付けたキーワードは 常に利用可能です)。 .It Fl h いくつかの発見的テストを適用して バグを発見し、スタイルを洗練し、無駄を省くことを試みます。 .It Fl i コマンドラインの各 .Pa \&.c ファイルに対して .Pa \&.ln ファイルを生成します。 これらの .Pa \&.ln ファイルは .Nm lint の最初のパスの結果に過ぎず、 関数間の一貫性チェックは行われません。 .It Fl n 標準ライブラリに対する一貫性チェックを行いません。 .It Fl p 他の C 方言への移植性に関するチェックを試みます。 .It Fl r 重複した宣言が見つかった場合、前回の宣言の位置を報告します。 .It Fl s 厳密な ANSI C モードでチェックします。 ANSI C で必要とされる警告およびエラーを出力します。 従来の C と ANSI C とで異なる振る舞いをする構造に対しての警告は行いません。 .Fl s オプション指定時は、 プリプロセッサマクロとして .Li __STRICT_ANSI__ が定義されます。 .It Fl t 従来の C モードでチェックします。 このモードでは .Li __STDC__ は定義されません。 従来の C で許可されない構造に対して警告が出力されます。 従来の C と ANSI C とで異なる振る舞いをする構造に対しての警告は抑制されます。 マシンタイプ(例: .Li sun3 Ns ) およびマシンアーキテクチャ(例: .Li m68k Ns ) を記述したプリプロセッサマクロは、 先頭および末尾のアンダースコア無しで定義されます。 キーワード .Sy const Ns , .Sy volatile および .Sy signed は従来の C モードでは利用できません(しかし、先頭にアンダースコアを 付したもう一方のキーワードは依然利用可能です)。 .It Fl u 使用されているが定義されていない、あるいは定義されているが使用されていない 関数および外部変数についての報告を行いません (この機能は、大規模プログラムを構成する一部のファイルに対して .Nm を走らせる場合に向いています)。 .It Fl v 関数中の未使用引数に関する報告を抑制します。 .It Fl x .Sy extern 宣言で参照されているが一度も使用されていない変数について報告します。 .It Fl z 定義されていない構造体に関する報告を抑制します (例えば、中身を関知せずに構造体へのポインタを用いる場合など)。 .It Fl C Ns Ar library .Pa llib-l Ns Ar library Ns Pa .ln という名前の .Nm ライブラリを作成します。 このライブラリは、全ての入力ファイル .Pa \&.c および .Pa \&.ln から作られます。 これらのファイルに含まれる全ての大域関数および大域変数の宣言が 新しく作られるライブラリに書き出された後、 .Nm は .Fl l オプションで指定されたライブラリを含めた全ての入力ファイルに対して 相互一貫性のチェックを行います。 .It Fl D Ns Ar name Ns Op =def .Xr cpp 1 のために .Li #define ディレクティブと同様にしてマクロ .Ar name を定義します。 右辺値が指定されない場合、マクロ .Ar name は 1 と定義されます。 .It Fl I Ns Ar directory インクルードファイルを検索するディレクトリリストに .Ar directory を追加します。 .It Fl l Ns Ar library lint ライブラリ .Pa llib-l Ns Ar library Ns Pa \&.ln をインクルードします。 .It Fl L Ns Ar directory lint ライブラリを標準の場所から探す前に、 .Ar directory および .Ar directory Ns Pa /lint の中を探します。 .It Fl F ファイルのパス名全体を表示します。 .Nm は通常、パスを除いたファイル名だけを表示します。 .It Fl H もし問題箇所がインクルードファイルに端を発するものならば、 .Nm はソースファイル名と それに続く疑問符に代えて インクルードファイル名を表示します。 .It Fl o Ns Ar outputfile 出力ファイル名を .Ar outputfile とします。 出力ファイルは .Nm lint の2番目のパスの入力ファイルとなるものです。 .Fl o オプションは単に、このファイルを指定された名前でファイルに保存します。 同時に .Fl i オプションも指定されていれば、これらのファイルは一貫性をチェックされません。 .Pa llib-l Ns Ar library Ns Pa \&.ln ファイルを作成する際には、余分なメッセージを抑制するため、 .Fl u オプションの使用を推奨します。 -lint ライブラリのソースファイルが単に外部インターフェースに過ぎない場合は、 +lint ライブラリのソースファイルが単に外部インタフェースに過ぎない場合は、 .Fl v オプションを用いると便利です。 .It Fl U Ns Ar name プリプロセッサが定義する全てのマクロ .Ar name を取り除きます。 .It Fl V 制御プログラムが C プリプロセッサおよび .Nm lint の第1 および第2 パスを実行する際のコマンドラインを表示します。 .El .Pp .Sy 入力文法 .Pp .Nm lint の第1 パスは標準的な C ソースファイルを読み込みます。 .Nm は以下のような C のコメントをコマンドとして認識します。 .Bl -tag -width Fl .It Li /* ARGSUSED Ns Ar n Li */ 最初の .Ar n 個の引数に対してのみ使用チェックを行います。 .Ar n を省略すると 0 と解釈されます (このオプションは、次の関数に対して .Fl v オプションと同様の働きをします)。 .It Li /* CONSTCOND */ No 又は Xo .Li /* CONSTANTCOND */ No 又は .Li /* CONSTANTCONDITION */ .Xc 次の式に対する定数オペランドに関する報告を抑制します。 .It Li /*\ FALLTHRU\ */ No 又は Xo .Li /* FALLTHROUGH */ .Xc .Sy case あるいは .Sy default ラベルのついた文への fall through に関する報告を抑制します。 このディレクティブはそれらのラベルの直前に置く必要があります。 .It Li /* LINTLIBRARY */ ファイル先頭で、このファイル中で定義される全ての関数および変数が .Em 使用されている とマークします。 また、未使用の関数引数に関する報告も行いません。 .It Li /* LINTED Xo .Op Ar comment .Li */ No 又は .Li /* NOSTRICT .Op Ar comment .Li */ .Xc 未使用の変数あるいは関数に関するものを除き、 ファイル内に閉じた問題点に関する警告を抑制します。 このディレクティブは、lint 警告が発生する場所の直前の行に置く必要があります。 .It Li /* LONGLONG */ long long 整数型の使用に関する報告を抑制します。 .It Li /* NOTREACHED */ しかるべき場所において、未到達コードに関する報告を抑制します (このコメントは通常、 .Xr exit 3 のような関数の呼び出しの直後に置きます)。 .It Li /* PRINTFLIKE Ns Ar n Li */ .Nm は最初の .Pq Ar n Ns No -1 個の引数を普通にチェックします。 .Ar n 番目の引数は .Sy printf のフォーマット文字列と同様に解釈され、 残りの引数をチェックするために用いられます。 .It Li /* PROTOLIB Ns Ar n Li */ もし .Ar n がゼロでなければ、 .Nm は関数宣言プロトタイプを関数宣言として取り扱います。 このディレクティブは .Li /* LINTLIBRARY */ と共にのみ用いることができます。 .Ar n がゼロの場合は、関数プロトタイプは通常通り取り扱われます。 .It Li /* SCANFLIKE Ns Ar n Li */ .Nm は最初の .Pq Ar n Ns No -1 個の引数を普通にチェックします。 .Ar n 番目の引数は .Sy scanf のフォーマット文字列と同様に解釈され、 残りの引数をチェックするために用いられます。 .It Li /* VARARGS Ns Ar n Li */ 後続する関数宣言において、引数個数に関する通常のチェックを抑制します。 最初の .Ar n 個の引数のデータ型がチェックされます。 .Ar n が指定されない場合は 0 と解釈されます。 .El .Pp .Fl i オプションおよび .Fl o オプションを用いると、ひと組の C ソースファイルに対して インクリメンタルに .Nm を適用することが可能です。 一般に、各ソースファイルに対して .Fl i オプション付きで .Nm を一度起動します。 このとき、 .Pa \&.c に対応して .Pa \&.ln ファイルが作成され、 それらのソースファイルに関する全てのメッセージが表示されます。 全てのソースファイルに対して個別の .Nm lint 処理が済んだ後、全ての .Pa \&.ln ファイルと必要な .Fl l Ns Ar library オプションを付け、( .Fl i オプション無しで)もう一度 .Nm を起動します。 ここでファイル間の一貫性に関する問題点が表示されます。 この方式は .Xr make 1 を用いるとうまくいきます。 .Xr make 1 を用いると、 前回ソースファイルの組が .Nm された後、修正のあったファイルに対してのみ .Nm を起動することができます。 .Sh 環境変数 .Bl -tag -width Fl .It Ev LIBDIR .Fl l Ns Ar library オプションで指定されたライブラリが存在するディレクトリ。 この環境変数が定義されていない場合は、ライブラリ検索のために デフォルトパスとして .Pa /usr/libdata/lint が用いられます。 .It Ev TMPDIR 一時ファイル用のパスは通常、この環境変数をセットすることで変更できます。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/libdata/lint/llib-lc.ln -compact .It Pa /usr/libexec/lint Ns Bq 12 プログラム .It Pa /usr/libdata/lint/llib-l*.ln 前もって作成されている様々な lint ライブラリ .It Pa /tmp/lint* 一時ファイル .Sh 関連項目 .Xr cc 1 , .Xr cpp 1 , .Xr make 1 .Sh 作者 Jochen Pohl .Sh バグ .Xr exit 3 や .Xr longjmp 3 および戻って来ない他の関数は正しく理解されません。 これらは様々な不正診断の原因となります。 .Pp 最初の extern 宣言の前でのみ用いられる static 関数は、 未使用であると報告されます。 .Pp .Fl o オプションによって作られたライブラリは、のちの .Nm 実行で用いた場合、 ライブラリ作成時に報告されたある種のエラーが再度報告され、 ライブラリ作成時に用いたオリジナルのソースファイルの行番号およびファイル名が エラーメッセージ中に表示されることがあります。 そのため、lint ライブラリ作成には .Fl C オプションを用いることを推奨します。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/mktemp.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/mktemp.1 index 79db832c60..50b91501a3 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/mktemp.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/mktemp.1 @@ -1,172 +1,172 @@ .\" %FreeBSD: src/usr.bin/mktemp/mktemp.1,v 1.1.2.1 1998/04/18 10:56:45 obrien Exp % .\" From: %OpenBSD: mktemp.1,v 1.8 1998/03/19 06:13:37 millert Exp % .\" .\" Copyright (c) 1989, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .Dd November, 20, 1996 .Dt MKTEMP 1 .Os .Sh 名称 .Nm mktemp .Nd (ユニークな) 一時ファイル名を作成する .Sh 書式 .Nm mktemp .Op Fl d .Op Fl q .Op Fl t Ar prefix .Op Fl u .Op Ar template ... .Sh 解説 .Nm mktemp -ユーティリティは、ファイル名テンプレートを受け取り、 +ユーティリティは、引数のファイル名テンプレートの一つ一つに対して、 その一部を上書きすることにより、ファイル名を生成します。 このファイル名はユニークであり、アプリケーションが使用するのに適しています。 テンプレートは、いくつかの .Ql X が後続する任意のファイル名であり、例えば .Pa /tmp/temp.XXXX です。 後続する .Ql X は、現在のプロセス番号やユニークな文字の組み合わせと置き換えられます。 .Nm -が返すことが可能なユニークなファイル名の数は、与えられる +が返すことが可能なユニークなファイル名の数は、指定した .Ql X の数に依存します; .Ql X を 6 つ指定した場合には、およそ 26 ** 6 の組み合わせを .Nm が扱えることとなります。 .Pp .Nm がユニークなファイル名を生成することに成功した場合、 ファイルがモード 0600 ( .Fl u フラグ未指定時) で作成され、ファイル名が標準出力に出力されます。 .Pp .Fl t Ar prefix オプション指定時には、 .Nm はテンプレート文字列を .Ar prefix -と、設定されていれば +と、 .Ev TMPDIR -環境変数を元に生成します。 +環境変数が設定されていればそれも用いて生成します。 .Ev TMPDIR が設定されていない場合の、デフォルトの場所は .Pa /tmp -です。潜在的にユーザが指定する環境変数を使用することが適切であるかどうか、 -注意を払ってください。 +です。ユーザが指定したかもしれない環境変数の使用が適切であると保証 +できるかどうかに注意を払ってください。 .Pp 1 回の起動でいくつでも一時ファイルを作ってかまいません。これには、 .Fl t -フラグの結果の内部テンプレートをもとにするものも含みます。 +フラグの結果の内部テンプレートをもとにするものひとつも含まれます。 .Pp .Nm mktemp は、シェルスクリプトが安全に一時ファイルを使用するために提供されています。 伝統的に多くのシェルスクリプトが、 プログラム名に pid を付けた名前を一時ファイル名として使用しています。 この種の命名法は予測されうるので、 レース状態となった場合に容易に攻撃者が勝ってしまいます。 より安全、しかしながらまだ劣ったアプローチとして、 -同じ命名法でディレクトリを使用するというものがあります。 +同じ命名法でディレクトリを作るというものがあります。 この方法では一時ファイルが壊されないことを保証できますが、 単純なサービス停止攻撃を許してしまいます。 上記のような理由により、 .Nm の使用をお勧めします。 .Sh オプション .Bl -tag -width indent 使用可能なオプションを以下に示します: .It Fl d ファイルではなくディレクトリを作成します。 .It Fl q エラーが発生した場合、黙って失敗します。 エラー出力が標準エラーに出力されることが望ましくないスクリプトで有用です。 .It Fl t Ar prefix ファイル名テンプレートを生成するために必要なテンプレートを生成します (与えられた .Ar prefix と、設定されている場合には .Ev TMPDIR を使用します)。 .It Fl u .Dq 安全ではない モードで操作します。一時ファイルは .Nm が終了する前にアンリンクされます。これは .Fn mktemp 3 よりは少しましですが、依然レース状態を引き起こします。 このオプションの使用はお勧めしません。 .El .Sh 戻り値 .Nm ユーティリティは、成功時には値 0 で終了します。 いかなる失敗時にも値 1 で終了します。 .Sh 使用例 以下の .Xr sh 1 -の一部で、 +スクリプトの一部で、 .Nm の簡単な使用方法を説明します。 このスクリプトは、安全な一時ファイルを取得できない場合には終了します。 .Bd -literal -offset indent TMPFILE=`mktemp /tmp/$0.XXXXXX` || exit 1 echo "program output" >> $TMPFILE .Ed .Pp $TMPDIR を使用する場合には次のようにします: .Bd -literal -offset indent TMPFILE=`mktemp -t $0` || exit 1 echo "program output" >> $TMPFILE .Ed .Pp 次の場合、スクリプト自身でエラーをつかまえます。 .Bd -literal -offset indent TMPFILE=`mktemp -q /tmp/$0.XXXXXX` if [ $? -ne 0 ]; then echo "$0: Can't create temp file, exiting..." exit 1 fi .Ed .Sh 関連項目 .Xr mktemp 3 , .Xr mkdtemp 3 , .Xr mkstemp 3 , .Xr environ 7 .Sh 歴史 .Nm ユーティリティは .Ox 2.1 に登場しました。この実装はマニュアルページとは独立に記述されました。 このマニュアルページは OpenBSD 由来です。 .\" Our stupid .Ox macro won't allow me to use .Ox alone. diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/patch.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/patch.1 index c2f8875737..872f362415 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/patch.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/patch.1 @@ -1,593 +1,593 @@ .\" -*- nroff -*- .rn '' }` .\" jpman %Id: patch.1,v 1.3 1997/09/10 04:34:14 yugawa Stab % '\" %Header: /home/ncvs/src/gnu/usr.bin/patch/patch.1,v 1.5.2.3 1998/01/22 07:45:53 ache Exp % '\" '\" %Log: patch.1,v % '\" Revision 1.5.2.1 1998/01/11 20:45:30 ache '\" Back out rev1.5 change, Index: precedence restored to historycal behaviour '\" '\" Revision 1.4 1994/02/25 21:45:59 phk '\" added the -C/-check again. '\" .\" Revision 1.3 1994/02/17 22:20:33 jkh .\" Put this back - I was somehow under the erroneous impression that patch was in .\" ports, until I saw the the commit messages, that is! :-) All changed backed out. .\" .\" Revision 1.2 1994/02/17 22:16:02 jkh .\" From Poul-Henning Kamp - Implement a -C option to verify the integrity of .\" a patch before actually applying it. .\" .\" Revision 1.1.1.1 1993/06/19 14:21:51 paul .\" b-maked patch-2.10 .\" '\" Revision 2.0.1.2 88/06/22 20:47:18 lwall '\" patch12: now avoids Bell System Logo '\" '\" Revision 2.0.1.1 88/06/03 15:12:51 lwall '\" patch10: -B switch was contributed. '\" '\" Revision 2.0 86/09/17 15:39:09 lwall '\" Baseline for netwide release. '\" '\" Revision 1.4 86/08/01 19:23:22 lwall '\" Documented -v, -p, -F. '\" Added notes to patch senders. '\" '\" Revision 1.3 85/03/26 15:11:06 lwall '\" Frozen. '\" '\" Revision 1.2.1.4 85/03/12 16:14:27 lwall '\" Documented -p. '\" '\" Revision 1.2.1.3 85/03/12 16:09:41 lwall '\" Documented -D. '\" '\" Revision 1.2.1.2 84/12/05 11:06:55 lwall '\" Added -l switch, and noted bistability bug. '\" '\" Revision 1.2.1.1 84/12/04 17:23:39 lwall '\" Branch for sdcrdcf changes. '\" '\" Revision 1.2 84/12/04 17:22:02 lwall '\" Baseline version. '\" .de Sh .br .ne 5 .PP \fB\\$1\fR .PP .. .de Sp .if t .sp .5v .if n .sp .. '\" '\" Set up \*(-- to give an unbreakable dash; '\" string Tr holds user defined translation string. '\" Bell System Logo is used as a dummy character. '\" .ie n \{\ .tr \(*W-\*(Tr .ds -- \(*W- .if (\n(.H=4u)&(1m=24u) .ds -- \(*W\h'-12u'\(*W\h'-12u'-\" diablo 10 pitch .if (\n(.H=4u)&(1m=20u) .ds -- \(*W\h'-12u'\(*W\h'-8u'-\" diablo 12 pitch .ds L" "" .ds R" "" .ds L' ' .ds R' ' 'br \} .el \{\ .ds -- \(em\| .tr \*(Tr .ds L" `` .ds R" '' .ds L' ` .ds R' ' 'br\} .TH PATCH 1 LOCAL .SH 名称 patch - diff ファイルをオリジナルのファイルに適用する .SH 書式 .B patch [options] [origfile [patchfile]] [+ [options] [origfile]]... .sp ですが、たいていは以下のようにします。 .sp .B patch .br および多くの貢献者の方々。 .SH 環境変数 .TP .B TMPDIR テンポラリファイルを置くディレクトリ。デフォルトでは /tmp .TP .B SIMPLE_BACKUP_SUFFIX バックアップファイルに付ける拡張子を指定します。デフォルトでは、 \*(L".orig\*(R" もしくは \*(L"~\*(R"。 .TP .B VERSION_CONTROL 数字付きバックアップファイルが作成される際に選択します。 .SH 関連ファイル $TMPDIR/patch* .SH 関連項目 diff(1) .SH パッチ作成者への注意 パッチを作って送付しようとする際に留意すべき点がいくつかあります。 第 1 に、patchlevel.h というファイルを管理することで皆は大変幸せに なれます。作成したパッチファイルの最初の差分はこの patchlevel.h に パッチをあて、パッチレベルをインクリメントします。 パッチの中に Prereq: 行を入れておけば、 順番通りにパッチを適用しない限り警告が出ます。 第 2 に、context diff ヘッダか Index: 行で正しくファイル名を指定している ことを確認して下さい。 サブディレクトリにあるファイルにパッチをあてようとする場合は、 必要に応じて .B \-p オプションを指定するよう、ユーザに伝えて下さい。 第 3 に、空のファイルと新規ファイルを比較する差分を送付することで、 新しいファイルを生成することができます。 これは、ターゲットディレクトリにその新ファイルがまだ存在しない場合にのみ 有効です。 第 4 に、リバースパッチを送付しないように気を付けて下さい。 そのパッチは適用済なのかと皆が混乱します。 第 5 に、例えば 582 個の差分をたったひとつのファイルに突っ込んで ハイサヨナラとすることもできることはできますが、 何か発狂しそうになったときに備えて、 関係あるパッチをいくつかの独立したファイルにまとめあげるほうが おそらく賢明でしょう。 .SH 診断 ここに列挙しきれないほどたくさんありますが、一般に .I patch がパッチファイルを解釈できないことを示しています。 .PP メッセージ \*(L"Hmm...\*(R" は、 パッチファイル中に処理できないテキストが存在していること、 そして .I patch はそのテキスト中にパッチがあるかどうか、もし存在すれば どういう形式のパッチであるかを推測しようとしていることを 示しています。 .PP ひとつでもリジェクトファイルが作成されれば、 .I patch はゼロでない終了ステータスで終了します。 いくつものパッチを繰り返し適用する場合は、 この終了ステータスをチェックし、 パッチが部分的にしか適用されていないファイルに対して さらなるパッチをあてないようにすべきです。 .SH 警告 .I patch は .I ed スクリプト形式では行番号のズレを示せません。 また normal diff 形式でも、行番号の誤りを指摘できるのは \*(L"change\*(R" コマンドや \*(L"delete\*(R" コマンドが現れる場合だけです。 context diff 形式で曖昧度 3 を指定した場合も同様の問題があります。 -適切な対話インターフェースが追加されるまでは、 +適切な対話インタフェースが追加されるまでは、 こういう場合は context diff を見比べて修正が意味的に正しいかどうか 確認すべきでしょう。 もちろん、エラーなくコンパイルできれば、 パッチはうまく適用されたという小さなサインにはなりますが、 必ずしもいつもそうだというわけではありません。 .PP たとえ多くの類推を行わなくてはならない場合でも、 .I patch は通常、正しい結果を生成します。 しかし、結果が正しいと保証できるのは、 パッチを作成したのと正確に同じバージョンのファイルに対して パッチを適用した場合だけです。 .SH バグ 多めの \&deviant オフセットと入れ換えコードにより、 部分的なマッチングに関して更に賢くできますが、 そのためにはパスを追加する必要がありそうです。 .PP コードが複製されている場合(例えば #ifdef OLDCODE ... #else ... #endif に よって)、 .I patch は両者にパッチをあてることができません。 そしてそこでパッチコマンドがうまくいった場合、 そのパッチはおそらく誤って適用されており、 おまけに「成功しました」と報告してきます。 .PP 既に適用済のパッチをあてると、 .I patch はそれをリバースパッチと考え、適用したパッチを外すかどうか尋ねてきます。 これも特徴の一つと解釈可能でしょう。 .rn }` '' diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/refer.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/refer.1 index 94a261806b..f8df4401b0 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/refer.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/refer.1 @@ -1,1257 +1,1257 @@ .ig \"-*- nroff -*- .\" jpman %Id: refer.1,v 1.2 1997/07/17 03:09:58 mihara Stab % Copyright (C) 1989-1995 Free Software Foundation, Inc. Permission is granted to make and distribute verbatim copies of this manual provided the copyright notice and this permission notice are preserved on all copies. Permission is granted to copy and distribute modified versions of this manual under the conditions for verbatim copying, provided that the entire resulting derived work is distributed under the terms of a permission notice identical to this one. Permission is granted to copy and distribute translations of this manual into another language, under the above conditions for modified versions, except that this permission notice may be included in translations approved by the Free Software Foundation instead of in the original English. .. .de TQ .br .ns .TP \\$1 .. .\" Like TP, but if specified indent is more than half .\" the current line-length - indent, use the default indent. .de Tp .ie \\n(.$=0:((0\\$1)*2u>(\\n(.lu-\\n(.iu)) .TP .el .TP "\\$1" .. .\" The BSD man macros can't handle " in arguments to font change macros, .\" so use \(ts instead of ". .tr \(ts" .TH REFER 1 "7 September 1996" "Groff Version 1.10" .SH 名称 refer \- groff のための参考文献目録プリプロセッサ .SH 書式 .nr a \n(.j .ad l .nr i \n(.i .in +\w'\fBrefer 'u .ti \niu .B refer .de OP .ie \\n(.$-1 .RI "[\ \fB\\$1\fP" "\\$2" "\ ]" .el .RB "[\ " "\\$1" "\ ]" .. .OP \-benvCPRS .OP \-a n .OP \-c fields .OP \-f n .OP \-i fields .OP \-k field .OP \-l m,n .OP \-p filename .OP \-s fields .OP \-t n .OP \-B field.macro .RI [\ filename \|.\|.\|.\ ] .br .ad \na .SH 解説 本ファイルでは groff ドキュメントフォーマッティングシステムの一部である GNU バージョンの .B refer について記述します。 .B refer は .B .[ と .B .] で囲まれた引用として解釈される行と、 .B .R1 と .B .R2 で囲まれた引用の処理方法を記述したコマンドとして解釈される行を除き、 .IR filename \|.\|.\|. の内容を標準出力にコピーします。 .LP 各々の引用では参考文献を指定します。 引用では、ある参考文献にのみ含まれるキーワードの集合を与えることによっ て、その参考文献を図書目録データベースから指定することができます。 また、引用の中でデータベースレコードを指定することによっても参考文献を 指定することができます。 これらの方法を組み合わせることも可能です。 .LP 各々の引用において .B refer はテキストの中にマークを作成することができます。 このマークは色々な方法でテキストや他のラベルから区別されるいくつかのラ ベルから構成されます。 各引用における参考文献をマクロパッケージを使ってフォーマットして出力す るための .B groff コマンドを出力することもできます。 そのためには .B refer の出力は適切なマクロパッケージを使って処理されなければなりません。 .B \-ms と .B \-me はいずれも適切なマクロです。 引用の参考文献をフォーマットするコマンドを引用の直後に出力することも、 参考文献を蓄積して後でコマンドを出力することもできます。 参考文献を蓄積した時、同じ参考文献が複数から引用されている場合には、参 考文献は 1 つにまとめてフォーマットされます。 .LP GNU refer の新しい機能として .B .R1 と .B .R2 の間の行はコマンドとして解釈されます。 この機能を使用して作成されたドキュメントは、ドキュメントの先頭に .RS .LP .nf .ft B \&.de R1 \&.ig R2 \&.. .ft .fi .RE の行を追加することにより UNIX refer でも処理することができます。 この指定によって .B troff は .B .R1 と .B .R2 の間をすべて無視します。 このオプションによっていくつかのコマンドと同等の効果を得ることができ ます。 これらのオプションは主に Unix refer との互換性のためにサポートされてい るものです。 通常はコマンドを使った方が便利です。 .LP .B refer は .B refer の出力を読むコマンドによって生成されるメッセージの中のファイル名と行番 号が正しくなるように .B .lf 行を生成します。 入力が .B soelim (1) のようなコマンドによって前処理されている場合でも、メッセージ中のファイ ル名と行番号と生成される .B .lf 行が正確になるように .B .lf で始まる行も解釈します。 .SH オプション .LP ほとんどのオプションには同等なコマンドがあります。 (これらのコマンドについては .B コマンド セクションの説明を参照して下さい。) .TP .B \-b .B no-label-in-text; no-label-in-reference .TP .B \-e .B accumulate .TP .B \-n .B no-default-database .TP .B \-C .B compatible .TP .B \-P .B move-punctuation .TP .B \-S .B label "(A.n|Q) ', ' (D.y|D)"; bracket-label " (" ) "; " .TP .BI \-a n .B reverse .BI A n .TP .BI \-c fields .B capitalize .I fields .TP .BI \-f n .B label .BI % n .TP .BI \-i fields .B search-ignore .I fields .TP .B \-k .B label .B L\(ti%a .TP .BI \-k field .B label .IB field \(ti%a .TP .B \-l .B label .BI A.nD.y%a .TP .BI \-l m .B label .BI A.n+ m D.y%a .TP .BI \-l, n .B label .BI A.nD.y\- n %a .TP .BI \-l m , n .B label .BI A.n+ m D.y\- n %a .TP .BI \-p filename .B database .I filename .TP .BI \-s spec .B sort .I spec .TP .BI \-t n .B search-truncate .I n .LP これらのオプションは以下のコマンドと同等です。ただし、通常の方法のか わりにコマンド行で指定されるファイル名が .B bibliography コマンドへの引数であるように処理されます。 .TP .B \-B .B annotate X AP; no-label-in-reference .TP .BI \-B field . macro .B annotate .I field .IB macro ; .B no-label-in-reference .LP 以下のオプションには同等なコマンドはありません。 .TP .B \-v バージョン番号を表示します。 .TP .B \-R .B .R1 / .R2 で始まる行を認識しません。 .SH 使用例 .SS 図書目録データベース 図書目録データベースは 1 行以上の空白行で区切られたレコードからなるテ キストファイルです。 各レコードではフィールドは .B % で始まる行で開始します。 各フィールドには .B % に続く 1 文字の名称があります。 フィールドの名称には大文字か小文字のみを使うのが最良の方法です。 フィールドの名称の後には正確に 1 つのスペースが続かなければなりませ ん。 空のフィールドは無視されます。 各フィールドの慣例的な意味は次の通りです。 .TP .B A 作者の名前。 名前の末尾に .B Jr. のような肩書が含まれる場合はコンマでラストネームと区切られていなければ なりません。 .B A フィールドは複数回現れても構いません。 出現する順番は意味を持ちます。 .B A フィールドか .B Q フィールドは常に指定するのが良いでしょう。 .TP .B B ある本の一部である記事において、その本のタイトルです。 .TP .B C 出版社の所在地 (都市) です。 .TP .B D 出版された日付です。 出版年に略称を使用してはいけません。 もし出版月を指定する場合は数字による月ではなく、月名を使わなければなり ませんが、最初の 3 文字を指定すれば十分です。 .B D フィールドは常に指定するのが良いでしょう。 ただし、出版の日付が分からなければ .B in press や .B unknown のような値を使うこともできます。 .TP .B E ある本の一部である記事において、その本の編集者の名前です。 出版作業が著者のない編集だけのものであった場合、編集者の名前を .B A フィールドで指定し、 .B ,\ (ed) または .B ,\ (eds) を最後の著者の後に指定しなければなりません。 .TP .B G 米国政府注文番号です。 .TP .B I 出版者 (発行人) です。 .TP .B J 定期刊行物の記事における、その刊行物の名称です。 .TP .B K 検索に使われるキーワードです。 .TP .B L ラベルです。 .TP .B N 定期刊行物の発行番号です。 .TP .B O その他の情報です。 これは通常参考文献の末尾に印刷されます。 .TP .B P ページ番号です。 ページ番号の範囲は .I m \- n\fR で指定できます。 .TP .B Q 著者が個人でない場合の著者の名称です。 これは .B A フィールドがない場合にのみ使用されます。 .B Q フィールドは 1 つのみ使うことができます。 .TP .B R 技術報告書番号です。 .TP .B S シリーズの名称です。 .TP .B T タイトルです。 本や定期刊行物中の記事ではこれは記事のタイトルとなります。 .TP .B V 定期刊行物もしくは本のボリューム番号です。 .TP .B X 注釈です。 .LP .B A と .B E を除くすべてのフィールドで、あるレコードに複数の特定のフィールドがある 場合、最後のフィールドのみが使用されます。 .LP アクセント文字列はアクセントをつける文字に引き続いて指定されなければな りません。これは .B AM マクロは .B \-ms マクロとともに使用しなければならないことを意味します。 アクセント文字列は引用符で囲んではいけません。 また、 .B \e は 2 つでなく 1 つのみ使って下さい。 .SS 引用 引用のフォーマットは .RS .BI .[ opening-text .br .I flags keywords .br .I fields .br .BI .] closing-text .RE となります。 .LP .I opening-text と .I closing-text と .I flags のコンポーネントは省略可能です。 .I keywords か .I fields のいずれか 1 つのコンポーネントを指定する必要があります。 .LP .I keywords コンポーネントは .I keywords に含まれる全ての単語を含む参考文献を文献データベースから検索するために 指定します。 もし複数の参考文献が見つかった場合はエラーとなります。 .LP .I fields コンポーネントは参考文献の中で指定されるものを置き換えるか付け加えるた めの追加フィールドを指定します。 参考文献が蓄積される設定で、 .I keywords コンポーネントが空でなければ、追加フィールドはある特定の参考文献が引用 されている最初の部分においてのみ指定されなければならず、その参考文献を 引用している全ての部分に適用されます。 .LP .I opening-text と .I closing-text コンポーネントは .B bracket-label コマンドにおいて指定される文字列の代わりにラベルを囲むために使われる文 字列を指定します。 これらのいずれもが空でなければ、 .B bracket-label コマンドで指定されている文字列は使われません。 この処理は .B [ と .B ] フラグを使って置き換えることができます。 これらのコンポーネントの前と後につくスペースは意味を持つことに注意し て下さい。 .LP .I flags コンポーネントはここでの引用の扱いを変更するためのアルファベット以外の 文字のリストです。 Unix refer はこれらのフラグをキーワードの一部として処理しますが、それ らはアルファベットでないため無視します。 以下のフラグが現在認識されるものです。 .TP .B # これは .B short-label コマンドによって指定されるラベルを .B label コマンドで指定されるものの代わりに使用することを指示します。 もしショートラベルが指定されなければ、通常のラベルが使用されます。 普通はショートラベルは auther-date ラベルに使用され、日付とおそらくは 曖昧さが取り除かれた文字から構成されます。ここで、 .B # はラベルの数字によるタイプを示唆するものと考えられます。 .TP .B [ .B bracket-label コマンドの中で指定される最初の文字列が .I opening-text の前に置かれます。 .TP .B ] .B bracket-label コマンドの中で指定される 2 番目の文字列が .I closing-text の後に置かれます。 .LP .I opening-text と .I closing-text の中に括弧を含めるのではなく、 .B [ と .B ] フラグを使うことの 1 つの利点は .B bracket-label コマンドで変更するだけでドキュメントの中で使っている括弧のスタイルを変 更できることです。 もう 1 つの利点として、これらのフラグを使うことによって引用のソートとマー ジを禁止する必要がないことがあげられます。 .LP もしラベルがテキスト中に挿入されるべきものであれば、それは .B .[ 行の前の行に挿入されます。 そのような行がない場合には .B .[ の前に余分の行が挿入されて警告が表示されます。 .LP 複数の参考文献に対する引用を作成する特別の表記法はありません。 ただ引用を 1 つの参考文献につき 1 つずつ連続して使用します。 引用の間には何も入れないで下さい。 全ての引用に対するラベルは最初の引用の前の行に付加されます。 ラベルはまたソートしたり、マージしたりすることもできます。 ラベルの表記法 .B <> とコマンド .B sort-adjacent-labels と .B abbreviate-label-ranges の説明を参照して下さい。 ラベルは引用に空でない .I opening-text か .I closing-text がある時にはマージされません。 しかし、 .I opening-text が伴わず .B [ フラグを使った引用がその直後に続く、 .I closing-text を伴わない .B ] フラグを使った引用のラベルは最初の引用の .I opening-text か次の引用の .I closing-text が空でない場合においても、ソートとマージを行なうことができます。 (もしこれを行ないたくない場合は、最初の引用で .I closing-text を .B \e& としてください。) .SS コマンド コマンドは .B .R1 で始まる行と .B .R2 の間に指定されます。 これらの行は .B \-R オプションを使うことによって認識されないようにできます。 .B .R1 行が認識された時、すべての蓄積されている参考文献は消去されます。 .B .R1 行と .B .R2 行およびこれらの間に指定されたものはすべて出力されません。 .LP コマンドは改行か .B ; によって区切られます。 .B # からその行の最後まではコメントとなります (しかし、改行自身は改行としてあつかわれます)。 各コマンドはワードに分割されます。 ワードはスペースかタブによって区切られます。 .B \(ts で始まるワードは次の .B \(ts (ただしもう 1 つの .B \(ts が直後にないもの) までがワードとして扱われます。 もし、次の .B \(ts がない場合にはその行の最後までがワードとなります。 .B \(ts で始まるワード中の .B \(ts のペアはひとつの .B \(ts として扱われます。 .B \(ts の中では .B # と .B ; は認識されません。 行は末尾に .B \e をつけることによって継続することができます。 ただし .B # の後の場合は継続されません。 .LP .ds n \fR* \*n でマークされた各コマンド .I name には .I name の効果を打ち消す否定コマンド .BI no- name があります。 例えば、 .B no-sort コマンドは参考文献をソートしないことを指定します。 否定コマンドは引数を取りません。 .LP 以下の説明で各引数はひとつのワードとなります。 .I field はフィールドの名前となる 1 文字の小文字または大文字です。 .I fields はそのような文字のシーケンスです。 .I m と .I n は非負の数字です。 .I string は任意の文字列です。 .I filename はファイル名です。 .Tp \w'\fBabbreviate-label-ranges'u+2n .BI abbreviate\*n\ fields\ string1\ string2\ string3\ string4 .I fields のファーストネームを短縮形にします。 頭文字ともう 1 つの頭文字の間には .I string1 が挿入されます。 ラストネームとの間には .I string2 が挿入され、その他のもの ( .B von や .B de のようなもの) との間には .I string3 が挿入されます。これらのストリングのデフォルトはピリオドにスペースが続 いたものとなります。 ハイフンで区切られたファーストネームの中で、名前の最初の部分の頭文字は .I string4 (デフォルトはピリオド) によってハイフンと分離されます。 省略形に起因する曖昧さについては特に考慮していません。 名前はソートする前およびラベルが構築される前に省略形にされます。 .TP .BI abbreviate-label-ranges\*n\ string 連続した参考文献を参照する 3 つ以上の隣接するラベルは、最初のラベル .I string 最後のラベルの順からなる 1 つのラベルに省略されます。 これは主に数字ラベルにおいて便利です。 .I string が省略された場合のデフォルトは .B \- です。 .TP .B accumulate\*n 各参考文献を出現するたびに書き出すのではなく、参考文献を蓄積していきます。 蓄積された参考文献はすべての入力ファイルが処理され .B .R1 行が認識された後に、 .RS .IP .B .[ .br .B $LIST$ .br .B .] .LP の形式の参照が指定された時に書き出されます。 .RE .TP .BI annotate\*n\ field\ string .I field は注釈です。注釈は参考文献の最後に .RS .IP .BI . string .LP の行の後にパラグラフとして印刷されます。 .I macro が省略されるとデフォルトの .B AP となります。もし、 .I field も省略されるとデフォルトの .B X となります。 注釈になれるフィールドは 1 つのみです。 .RE .TP .BI articles\ string \fR\|.\|.\|. .IR string \|.\|.\|. は定冠詞もしくは不定冠詞であり、ソートされる時にはフィールド .B T の最初では無視されなければなりません。 初期状態では .B the と .B a と .B an が冠詞として認識されます。 .TP .BI bibliography\ filename \fR\|.\|.\|. 図書目録データベース .IR filename \|.\|.\|. に含まれる全ての参考文献を書き出します。 .TP .BI bracket-label\ string1\ string2\ string3 テキスト中で、各ラベルを .I string1 と .I string2 で囲みます。 .I string2 の直後に .I string1 が現れた場合は .I string3 に置き換えられます。 デフォルトでは .RS .IP .B bracket-label \e*([. \e*(.] ", " .LP となります。 .RE .TP .BI capitalize\ fields .I fields を大文字とそれに続く小文字に変換します。 .TP .B compatible\*n スペースや改行以外の文字が次に続く場合でも .B .R1 と .B .R2 を認識します。 .TP .BI database\ filename \fR\|.\|.\|. 図書目録データベース .IR filename \|.\|.\|. を検索します。 各々の .I filename について、もし .BR indxbib (1) によって生成されたインデックス .IB filename .i が存在すれば、それが代わりに検索されます。各インデックスは複数のデータ ベースをカバーすることができます。 .TP .BI date-as-label\*n\ string .I string はラベルを構成した後にフィールド .B D を置き換える文字列を指定するラベル式です。 ラベル式の説明については .B "ラベル式" の項を参照して下さい。 このコマンドは参考文献リストの中で明示的なラベルは使いたくないが、何ら かの方法で日付を修飾することによって曖昧さを取り除きたい場合に便利です。 通常、テキスト中で使用されているラベルは作者と日付の組合せになります。 ほとんどの場合、 .B no-label-in-reference コマンドも使う必要があります。 例えば、 .RS .IP .B date-as-label D.+yD.y%a*D.-y .LP は参考文献中のフィールド .B D の年の部分に曖昧さを取り除く文字を追加します。 .RE .TP .B default-database\*n デフォルトのデータベースを検索します。 これはデフォルトの動作であり、このコマンドの否定バージョンが有用です。 .B refer は検索を行なう必要が最初に出てきた場合、デフォルトのデータベースを 検索するべきかどうかを決定します。 そのため .B no-default-database コマンドを有効とするためには、それ以前に指定しておく必要があります。 .TP .BI discard\*n\ fields 参考文献が読み込まれた時、 .I fields を無効とします。 .I fields の文字列の定義は出力されません。 初期状態では .I fields は .B XYZ となっています。 .TP .BI et-al\*n\ string\ m\ n ラベル式における式 .B @ の評価での .B et al の使い方を制御します。 著者のシーケンスを明確にするために必要な著者の数を .I u 、著者の合計が .I t とすると、最後の .IR t \|\-\| u の著者が .I string によって置換され、 .IR t \|\-\| u が .I m より小さくなく、 .I t が .I n より小さくないようになります。 デフォルトでは .RS .IP .B et-al " et al" 2 3 .LP となります。 .RE .TP .BI include\ filename .I filename をインクルードし、その内容をコマンドとして解釈します。 .TP .BI join-authors\ string1\ string2\ string3 これはどのように作者を連結するかを指定します。 ちょうど 2 人の作者がある場合、 .I string1 によって連結されます。 2 人より多い作者がある場合、最後の 2 人を除いた作者は .I string2 で連結され、最後の 2 人の作者は .I string3 で連結されます。 もし .I string3 が省略されると、デフォルトは .I string1 となります。 もし .I string2 も省略されると、デフォルトは .I string1 となります。 例えば、 .RS .IP .B join-authors " and " ", " ", and " .LP は作者の連結をデフォルトの方法に戻します。 .RE .TP .B label-in-reference\*n 参考文献を出力する時に、文字列 .B [F を参考文献のラベルに定義します。 これはデフォルトの動作です。このコマンドの否定バージョンが有用です。 .TP .B label-in-text\*n 各参考文献においてテキスト中のラベルを出力します。 ラベルは .B bracket-label コマンドに記述されているようにそれを囲むテキストと分離されます。 これはデフォルトの動作です。このコマンドの否定バージョンが有用です。 .TP .BI label\ string .I string はどのように各参考文献にラベルをつけるかを記述するラベル式となります。 .TP .BI separate-label-second-parts\ string 2つの部分からなるラベルをマージする時、2 番目のラベルの 2 番目の部分を .I string で最初のラベルと分離します。 ラベル式については .B <> のラベル式の説明を参照して下さい。 .TP .B move-punctuation\*n テキストにおいてラベルの後の行末の句読点を移動します。 ラベルに肩文字の数字を使っていなければ、このコマンドを使うといいでしょ う。 .TP .BI reverse\*n\ string 名前が .I string 中にあるフィールドを逆にします。 各フィールド名の後にはいくつのフィールドが逆にされるかを示す数が指定さ れます。 フィールドにこの数が指定されなければ、そのフィールドは全て逆になります。 .TP .BI search-ignore\*n\ fields インデックスが存在しないデータベースでキーを検索している際に、 .I fields の内容を無視します。 初期状態ではフィールド .B XYZ が無視されます。 .TP .BI search-truncate\*n\ n キーの最初の .I n 文字が与えられることのみを要求します。 実際にデータベース中で与えられたキーを検索する時には .I n とキーの長さの大きい方の長さに切られます。 初期状態では .I n は 6 です。 .TP .BI short-label\*n\ string .I string はラベルのもう 1 つの (通常は短縮形の) スタイルを指定するラベル式です。 これは .B # フラグが引用で与えられている時に使われます。 author-date スタイルのラベルを使う時、作者は文脈から明らかに識別できる ことがあり、ラベルでは作者を省略したいことがあります。 通常、 .B short-label コマンドは日付と (多分) 明確な文字のみを含むラベルを指定するために使用 されます。 .TP .BI sort\*n\ string .B string に従って参考文献をソートします。 参考文献は自動的に累積されます。 .I string はフィールド名のリストであり、各フィールド名にはソートに使われる名前に いくつのフィールドがあるかを示す数字が続きます。 .B + を名前のついた全てのフィールドを使うことを示すために使うことができます。 また、 .B . を参考文献が (一時的な) ラベルを使ってソートされることを示すために使う こともできます。 ( .B ラベル式 のセクションで一時的なラベルの概念について説明しています。) .TP .B sort-adjacent-labels\*n 参考文献リスト中での位置に従って、テキスト中の隣接しているラベルをソー トします。 このコマンドは通常は .B abbreviate-label-ranges コマンドが与えられている時か、ラベル式に .B <> 式が含まれている時に使用するべきです。 これは参考文献が累積されていないと影響がありません。 .SS ラベル式 .LP ラベル式は通常もしくは一時的に評価することができます。 通常評価の結果は出力に使われます。 一時的評価の結果は .I 一時的ラベル と呼ばれ、通常評価でラベルを明確にする必要がある情報を集めるために使わ れます。 .B date-as-label と .B short-label コマンドで指定されるラベル式は一時的には評価されません。 通常評価と一時的評価は .B @ と .B * と .B % の式を除いた全てのタイプの式で同じです。 以下の説明は特に指定された場合を除き通常評価に適用されます。 .TP .I field .TQ .I field\ n .I field の .I n 番めの部分です。 .I n が省略された場合はデフォルトは 1 となります。 .TP .BI ' string ' .I string 中の文字は文字通り解釈されます。 .TP .B @ 全ての作者を .B join-authors コマンドで指定された通りに連結します。 各々の作者名の全体が使用されます。 しかし参考文献が作者でソートされると (すなわち .B A+ で始まるソート仕様)、 作者のラストネームが代わりに使用され (これは曖昧さを持ち込みません)、 また作者の頭文字のシーケンスが全ての作者の代わりに使用されます (これも 曖昧さを持ち込みません)。 いくつかの参考文献の .IR i 番目 の作者にラストネームだけを使うのは他に参考文献がある時には曖昧であると 考えられます。すなわち参考文献の最初の .IR i \|-\|1 人の作者が同じで、 .IR i 番目 の作者は同じでないが、 .IR i 番目 の作者のラストネームが同じであるような場合です。 いくつかの参考文献の作者のシーケンスの適切な頭文字のサブシーケンスは、 適切な頭文字のサブシーケンスとしてのサブシーケンスをもつ作者の別のシー ケンスをとる参考文献がある場合には、曖昧であると考えられます。 作者の頭文字のサブシーケンスが使われる場合、残りの作者は .B et-al コマンドで指定された文字列で置き換えられます。 このコマンドは頭文字のシーケンスを使うことができる以前に満たされる追加 の要求も指定することができます。 .B @ は一時的に作者の正式の表現に評価され、ソートのために同等かどうかを比較 する作者は同じ表現となります。 .TP .BI % n .TQ .B %a .TQ .B %A .TQ .B %i .TQ .B %I 参考文献のシリアル番号は .B % が続く文字に従ってフォーマットされます。 参考文献のシリアル番号はこの参考文献として同じ一時的ラベルをもつ先に現 れた参考文献の番号に 1 を加えたものとなります。 これらの式は一時的に空の文字列に評価されます。 .TP .IB expr * この参考文献としての同じ一時的ラベルを持つもう 1 つの参考文献がある場合、 空の文字列でなければ .I expr となります。 これは一時的に評価され、空の文字列になります。 .TP .IB expr + n .TQ .IB expr \- n .I expr の最初 .RB ( + ) または末尾 .RB ( \- ) の .I n 文字の大文字か小文字か数字です。 troff の ( .B \e('a のような) 特別文字は 1 文字としてカウントされます。 アクセント文字列は保持されますが、合計にはカウントされません。 .TP .IB expr .l .I expr を小文字に変換したものです。 .TP .IB expr .u .I expr を大文字に変換したものです。 .TP .IB expr .c .I expr を大文字とそれに続く小文字に変換したものです。 .TP .IB expr .r .I expr をラストネームが最初に来るように逆にしたものです。 .TP .IB expr .a ファーストネームが略称になった .I expr です。 .B abbreviate コマンドによって指定されたフィールドはラベルが評価される前に略称にされ ます。 このため、 .B .a は参考文献の中ではなくラベルの中でのみフィールドを略称にしたい時のみ有 用です。 .TP .IB expr .y .I expr の年の部分です。 .TP .IB expr .+y .I expr の年の前の部分、もしくはそれが年を含んでいなければ .I expr の全体となります。 .TP .IB expr .\-y .I expr の年の後の部分、もしくは .I expr が年を含んでいなければ空の文字列となります。 .TP .IB expr .n .I expr のラストネームの部分となります。 .TP .IB expr1 \(ti expr2 .I expr1 となります。ただし、 .I expr1 の最後の文字が .B \- である場合は .I expr2 に置き換えられます。 .TP .I expr1\ expr2 .I expr1 と .I expr2 の結合です。 .TP .IB expr1 | expr2 .I expr1 が空でなければ .I expr1 となり、それ以外では .I expr2 となります。 .TP .IB expr1 & expr2 .I expr1 が空でなければ .I expr2 となり、それ以外では空の文字列となります。 .TP .IB expr1 ? expr2 : expr3 .I expr1 が空でなければ .I expr2 となりそれ以外では .I expr3 となります。 .TP .BI < expr > このラベルには 2 つの部分があり、 .I expr によって分離されています。 2 つの部分からなり、最初の部分が同じである 2 つの連続したラベルは最初 のラベルに次のラベルの 2 番目の部分を追加し、 .B separate-label-second-parts コマンド (初期値ではスペースが続くコンマ) によって指定された文字列によっ て分離することによってマージされます。その結果のラベルもまた 2 つの部 分からなるラベルとなり、最初の部分がマージ前の最初の部分となります。さ らに追加されるラベルはこれにマージされます。 最初の部分が空であっても差し支えありません。これは .B short-label コマンドで使う式で使うことができます。 .TP .BI ( expr ) .I expr と同様です。 グルーピングを行なうために使われます。 .LP 上述の式は順位 (高いものが最初) の順にリストされます。 .B & と .B | は同じ優先順位となります。 -.SS マクロインターフェイス +.SS マクロインタフェース 各参考文献はマクロ .B ]- の呼び出しで始まります。 文字列 .B [F は .B no-label-in-reference コマンドが与えられていないと、 この参考文献のラベルになるように定義されます。 その後一連の文字列の定義が続きます。 定義は各フィールドに 1 つずつで、 文字列 .BI [ X はフィールド .I X に対応します。 数値レジスタ .B [P はフィールド .B P がページの範囲を含んでいれば 1 にセットされます。 .B [T と .B [A と .B [O の数値レジスタは、 .B .?! の文字のいずれかで終るフィールド .B T と .B A と .B O に対応して 1 にセットされます。 数値レジスタ .B [E は文字列 .B [E が複数の名前を含んでいれば 1 にセットされます。 参考文献にはマクロ .B ][ への呼び出しが続きます。 このマクロの最初の引数には参考文献のタイプを表す数を与えます。 もし参考文献がフィールド .B J を含んでいると、タイプ 1 として分類されます。 またフィールド .B B を含んでいるとタイプ 3、フィールド .B G か .B R を含んでいるとタイプ 4、フィールド .B I を含んでいるとタイプ 2となり、これら以外ではタイプ 0 となります。 2 番目の引数はタイプ .BR other , .BR journal-article , .BR book , .B article-in-book もしくは .B tech-report のシンボル名です。 .B bibliography コマンドによって累積もしくは生成される参考文献のグループは .B ]< マクロの呼び出しに先行し、 .B ]> マクロの呼び出しが続きます。 .SH 関連ファイル .Tp \w'\fB/usr/share/dict/papers/Ind'u+2n .B /usr/share/dict/papers/Ind デフォルトのデータベースです。 .TP .IB file .i インデックスファイルです。 .SH "関連項目" .BR indxbib (1), .BR lookbib (1), .BR lkbib (1) .br .SH バグ ラベル表記法において .B <> 表記は .BI . char 表記の中では無視されます。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/tcpdump.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/tcpdump.1 index 02c5b9a386..5f22c63204 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/tcpdump.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/tcpdump.1 @@ -1,1280 +1,1280 @@ .\" @(#) %Header: tcpdump.1,v 1.61 96/07/14 19:45:00 leres Exp % (LBL) .\" jpman %Id: tcpdump.1,v 1.3 1997/05/23 22:18:59 yugawa Stab % .\" .\" Copyright (c) 1987, 1988, 1989, 1990, 1991, 1992, 1994, 1995, 1996 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that: (1) source code distributions .\" retain the above copyright notice and this paragraph in its entirety, (2) .\" distributions including binary code include the above copyright notice and .\" this paragraph in its entirety in the documentation or other materials .\" provided with the distribution, and (3) all advertising materials mentioning .\" features or use of this software display the following acknowledgement: .\" ``This product includes software developed by the University of California, .\" Lawrence Berkeley Laboratory and its contributors.'' 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の場合: root か root に setuid されてインストールされている場合のみ実行可能です。 .B IRIX 上の snoop の場合: root か root に setuid されてインストールされている場合のみ実行可能です。 .B Ultrix の場合: スーパユーザが、 .IR pfconfig (8) を用いて promiscuous-mode での操作を許可していれば、どのユーザも .BR tcpdump を起動できます。 .B BSD の場合: .IR /dev/bpf* への読み込みアクセス権が必要です。 .SH オプション .TP .B \-c \fIcount\fP で指定した数のパケットを受信した後に終了します。 .TP .B \-d 解釈されたパケットマッチングコードを読みやすい形に整形した後、 標準出力にダンプして停止します。 .TP .B \-dd .B C プログラムの断片の形でパケットマッチングコードをダンプします。 .TP .B \-ddd (先頭に個数を付加した)十進数の形でパケットマッチングコードをダンプします。 .TP .B \-e 各ダンプ行ごとに、リンクレベルのヘッダを出力します。 .TP .B \-f 外部ホストの IP アドレスについては、シンボルでなく数値で表示します。 (本オプションは、Sun の yp サーバに重大な障害が発生するのを回避するこ とを意図してます。\(em 通常は、Sun の yp サーバは、ローカルに存在しない IP アドレスを永久に変換しつづけてハングします。) .TP .B \-F フィルタの表現として、\fIfile\fP に記述してある内容を用います。 コマンドラインで指定された追加表現は、無視されます。 .TP .B \-i \fIinterface\fP で指定されたインタフェースを監視します。 指定されない場合には、\fItcpdump\fP はシステムインタフェースリストの中で 最も小さい番号の稼働中のものを検索し、監視するインタフェースとして設定 します(ループバックインタフェースは検索しません)。 この動作は、最初にインタフェースが選択された時点で終了します。 .TP .B \-l 標準出力を行バッファリングにします。データを捕捉しつつ、 そのデータを見たい場合には、本オプションは有効です。例えば .br ``tcpdump\ \ \-l\ \ |\ \ tee dat'' や ``tcpdump\ \ \-l \ \ > dat\ \ &\ \ tail\ \ \-f\ \ dat'' のように使用します。 .TP .B \-n アドレス(IP アドレスやポート番号など)を名前に変換しません。 .TP .B \-N ホスト名のうち、ドメイン名の表示をしません。例えば、本オプションを 指定すると、``nic.ddn.mil'' とは表示されず、かわりに ``nic'' とだけ表示し ます。 .TP .B \-O パケットマッチングコードのオプティマイザを動かしません。本オプションは、 オプティマイザ中のバグを疑う場合にのみ有効なものです。 .TP .B \-p ネットワークインタフェースを、promiscuous mode に設定しません。 ネットワークインタフェースは、何らかの理由により promiscuous mode に設定 されることもあり得るということに注意してください。ゆえに `-p' オプションは、`ether host {local-hw-addr} or ether broadcast' の短縮形として使うことは出来ません。 .TP .B \-q 素早い(静かな?)出力を行ないます。出力する行を短くするために、通常出力 されるプロトコル情報の一部は出力されません。 .TP .B \-r パケットを、\fIfile\fR で指定したファイル (-w オプションで作成されます)か ら読み込みます。\fIfile\fR として``-''が指定された場合は標準入力が用いら れます。 .TP .B \-s デフォルトの 68 バイト(SunOS の NIT では最小値は実際には 96)ではなくて、 \fIsnaplen\fP だけのデータを各パケットから取得します。68 バイトという データ長は、IP, ICMP, TCP, UDP のパケットを取得する分には十分ですが、 ネームサーバや NFS のパケットについてはプロトコル情報が切り詰められるこ とがあります(これについては、以後の説明を参照して下さい)。 スナップショットが限られた量しかとれずに切り 詰められたパケットは、出力に ``[|\fIproto\fP]'' という文字列がいっしょ に表示されます。 \fIproto\fP は、切り詰めが行われたプロトコルレベルの名 前です。大きなスナップショットをとる場合には、それだけパケット処理の時 間がかかるということと、パケットバッファリング用のバッファの量が減ると いうことに注意してください。これにより、パケットが消失するかもしれませ ん。\fIsnaplen\fP の大きさを、必要なプロトコル情報を取得できる最小の値に とどめるようにしてください。 .TP .B \-T "\fIexpression\fP" により選択されたパケットを強制的に \fItype\fR で 指定されたタイプと解釈します。有効なタイプは、 \fBrpc\fR (リモートプロシージャコール) \fBrtp\fR (リアルタイムアプリケーションプロトコル) \fBrtcp\fR (リアルタイムアプリケーション制御プロトコル) \fBvat\fR (ビジュアルオーディオツール) \fBwb\fR (ディストリビューテッドホワイトボード) です。 .TP .B \-S TCP シーケンス番号を相対番号ではなく、絶対番号で出力します。 .TP .B \-t 各ダンプ行のタイムスタンプを出力しません。 .TP .B \-tt 各行毎にタイムスタンプを人間が読みやすい形に変換せずに出力します。 .TP .B \-v (少しではありますが)出力情報を増やします。例えば、IP パケット中の TTL や、サービス情報の型を出力します。 .TP .B \-vv さらに多くの情報を出力します。例えば、NFS の返答パケットの追加 フィールドを出力します。 .TP .B \-w 受信した生パケットを、解析したり画面に出力したりせずに \fIfile\fR で指定 したファイルに出力します。本オプションを用いて取得したパケットは \-r オプションを用いることで情報を見ることができます。\fIfile\fR で指定す るファイル名が ``-'' の場合には、標準出力を用います。 .TP .B \-x リンクレベルヘッダを除いた各パケットの内容を 16 進出力します。 パケットサイズが .I snaplen バイトより小さい場合にはパケットの全部の内容を、それ以外の場合には、 .I snaplen バイト分のデータをパケットごとに出力します。 .IP "\fI expression\fP" .RS ダンプするパケットを選択します。\fIexpression\ が指定されない場合には、 ネットワーク上のすべてのパケットがダンプ対象になります。それ以外の場 合には、\fIexpression\fP の条件が真になるパケットのみダンプします。 .LP \fIexpression\fP は、1 つ以上の .I プリミティブ から成り立ちます。 プリミティブは通常 1 つ以上の限定子のついた .I id (名前もしくは番号)から成り立ちます。限定子は、3 種類あります。 .IP \fI型\fP 限定子は id 名や番号が参照するものの種類を指します。型には .BR host 、 .B net 、 .B port があります。例えば、`host foo', `net 128.3', `port 20' のように用います。 型限定子が指定されない場合には、 .B host が指定されたものとみなされます。 .IP \fI方向\fP 限定子は、 パケットが .I id へ出ていく方向か、 .I id から来る方向か、 もしくはその両方かという、特定の転送方向を指定します。 指定可能な方向は、 .BR src、 .BR dst、 .B "src or dst"、 .BR "src and dst" の 4 つです。 例えば、`src foo'、 `dst net 128.3'、 `src or dst port ftp-data' のように 指定します。もし方向限定子が指定されない場合には、 .B "src or dst" が指定されたものとみなします。 `null' リンクレイヤ (つまり、slip などポイント・トゥ・ポイント・プロトコル) では、 必要な方向を指定するのに .B inbound や .B outbound 限定子を用いる事ができます。 .IP \fIプロトコル\fP 限定子は、特定のプロトコルに一致するパケットのみに制限します。 プロトコルとして指定可能なものは、 .BR ether, .BR fddi, .BR ip, .BR arp, .BR rarp, .BR decnet, .BR lat, .BR sca, .BR moprc, .BR mopdl, .BR iso, .BR esis, .BR isis, .B tcp, .BR udp です。 例えば `ether src foo'、 `arp net 128.3'、 `tcp port 21' のように使用 します。もしプロトコル限定子が指定されない場合には、上記のプロトコルの うち、型に矛盾しないすべてのものが指定されたものとみなします。 例えば `src foo' は、`(ip or arp or rarp) src foo' (これが正しい形式でな い事を除いて)と、`net bar' は `(ip or arp or rarp) net bar' と同義であ り、また `port 53' は `(tcp or udp) port 53' と同義です。 .LP [`fddi' は実際には `ether' の別名になっています。解析ではこれらを``特定の ネットワークインタフェースで使われるデータリンクレベル''を意味するもの として同様に扱います。FDDI ヘッダはイーサネットに似た送信元と宛先 アドレスを含み、そしてしばしばイーサネットに似たパケット型を含むので、 イーサネットのフィールドと同じように FDDI のフィールドをフィルタリング できます。FDDI ヘッダは他のフィールドも含みますが、フィルタ表現の中で 明示的にそれらを指定することはできません。] .LP 上記に追加して、いくつかの特別な`プリミティブ'キーワードがあります。 これらのキーワードは .BR gateway, .BR broadcast, .BR less, .B greater, と算術演算表現 です。これらの後ろにパターンが続く事はありません。 プリミティブキーワードについては後述します。 .LP より複雑なフィルタの表現は、プリミティブの結合に .BR and, .B or, .B not を用いることで実現されます。例えば、 `host foo and not port ftp and not port ftp-data' です。 タイプ量を少なくするために、同一の限定子リストは、省略することが可能です。 例えば、`tcp dst port ftp or ftp-data or domain' は、 `tcp dst port ftp or tcp dst port ftp-data or tcp dst port domain' と同じ意味です。 .LP 許されるプリミティブは、以下の通りです。 .IP "\fBdst host \fIhost\fR" IP パケットの宛先フィールドが \fIhost\fP で指定したものの場合に真となります。 \fIhost\fP は、ホスト名もしくは IP アドレスです。 .IP "\fBsrc host \fIhost\fR" IP パケットの送信元フィールドが \fIhost\fP で指定したものの場合に真となります。 .IP "\fBhost \fIhost\fP IP パケットの送信元フィールドもしくは宛先フィールドが \fIhost\fP で指定した ものの場合に真となります。 上記の host プリミティブの表現には、\fBip\fP, \fBarp\fP, \fBrarp\fP を 以下のように付加することが可能です。 .in +.5i .nf \fBip host \fIhost\fR .fi .in -.5i という表記は、 .in +.5i .nf \fBether proto \fI\\ip\fB and host \fIhost\fR .fi .in -.5i と同じ意味です。 \fIhost\fR が複数の IP アドレスを持つホスト名であった場合、それぞれのアドレス について照合を検査します。 .IP "\fBether dst \fIehost\fP イーサネットパケットの宛先アドレスが \fIehost\fP だった場合に真となります。 \fIehost\fP は、/etc/ethers に記述された名前もしくはイーサネットアドレスの値が用いられます (イーサネットアドレスの形式については、 .IR ethers (3N) を参照)。 .IP "\fBether src \fIehost\fP イーサネットパケットの送信元アドレスが \fIehost\fP だった場合に真となります。 .IP "\fBether host \fIehost\fP イーサネットパケットの送信元アドレスもしくは宛先アドレスが \fIehost\fP だった 場合に真となります。 .IP "\fBgateway\fP \fIhost\fP パケットが \fIhost\fP で指定したアドレスのマシンをゲートウェイとしている場合に 真となります。言い替えると、送信元もしくは宛先のイーサネットアドレスが \fIhost\fP であり、送信元と宛先のどちらの IP アドレスも \fIhost\fP でない ということです。 \fIhost\fP は /etc/hosts ファイルと /etc/ethers の両方で定義されている名前を 指定する必要があります(等価な表現は、 .in +.5i .nf \fBether host \fIehost \fBand not host \fIhost\fR .fi .in -.5i です。この場合 \fIhost / ehost\fP のどちらにも名前もしくは値を用いることが 可能になります。) .IP "\fBdst net \fInet\fR" パケットの宛先 IP アドレスが、\fInet\fP で指定されたネットワークに属するもので ある場合に真となります。\fInet\fP は、アドレス値もしくは /etc/networks で 定義されたネットワーク名のいずれかを指定可能です(詳しくは、\fInetworks(4)\fP を参照)。 .IP "\fBsrc net \fInet\fR" パケットの送信元 IP アドレスが、\fInet\fP で指定されたネットワークに属するもので ある場合に真となります。 .IP "\fBnet \fInet\fR" 送信元 IP アドレスもしくは宛先 IP アドレスが \fInet\fP で指定された ネットワークに属するものである場合に真となります。 .IP "\fBnet \fInet\fR \fBmask \fImask\fR" IP アドレスが、指定された \fInet\fR および netmask の値で決まる ネットワークに属するものである場合に真となります。 \fBsrc\fR や \fBdst\fR を指定する事も可能です。 .IP "\fBnet \fInet\fR/\fIlen\fR" IP アドレスが、指定された \fInet\fR および \fIlen\fR のビット長のネットマスクで 決まるネットワークに属するものである場合に真となります。 \fBsrc\fR や \fBdst\fR を指定する事も可能です。 .IP "\fBdst port \fIport\fR" パケットが ip/tcp (TCP パケット)もしくは ip/udp(UDP パケット)であり、宛先 ポート番号が \fIport\fP の場合に真となります。 \fIport\fP で指定されるポート番号は、値もしくは /etc/services で定義 されているサービス名で指定可能です( .IR tcp (4P) や .IR udp (4P) を参照)。 ポート番号がサービス名にて指定された場合、ポート番号とプロトコルの両方がチェック 対象になります。ポート番号や、あいまいなサービス名が指定された場合には、 ポート番号のみがチェック対象となります(例えば、\fBdst port 513\fR は、 tcp/login と udp/who の両方を出力し、\fBport domain\fR は、tcp/domain と udp/domain の両方を出力します)。 .IP "\fBsrc port \fIport\fR" パケットが \fIport\fP で指定した送信元ポート番号を保持している場合に 真となります。 .IP "\fBport \fIport\fR" パケットの送信元ポート番号もしくは宛先ポート番号が \fIport\fP の場合に真と なります。上記のポート番号の指定については、すべてキーワード \fBtcp\fP もし くは \fBudp\fP を用いて、ある程度候補を絞り込むことが可能です。例えば、 .in +.5i .nf \fBtcp src port \fIport\fR .fi .in -.5i と指定した場合には、tcp パケットのみが条件一致の評価対象となります。 .IP "\fBless \fIlength\fR" パケットが \fIlength\fP で指定した長さ以下の場合、真となります。 これは、 .in +.5i .nf \fBlen <= \fIlength\fR .fi .in -.5i の指定と等価です。 .IP "\fBgreater \fIlength\fR" パケットが \fIlength\fP で指定した長さ以上の場合、真となります。 これは、 .in +.5i .nf \fBlen >= \fIlength\fR .fi .in -.5i と等価です。 .IP "\fBip proto \fIprotocol\fR" パケットが \fIprotocol\fP で指定したプロトコル型の IP パケット( 詳細は .IR ip (4P) を参照)の場合に真となります。 \fIprotocol\fP は、数字もしくは \fIicmp\fP, \fIigrp\fP, \fIudp\fP, \fInd\fP, \fItcp\fP のいずれかの名前が指定可能です。\fItcp\fP, \fIudp\fP, \fIicmp\fP の 各識別子はキーワードでもであり、バックスラッシュ(\\)(C-shell では \\\\)を用 いてエスケープしなければならないことに注意してください。 .IP "\fBether broadcast\fR" パケットがイーサネットブロードキャストパケットの場合に真となります。\fIether\fP キーワードは、省略可能です。 .IP "\fBip broadcast\fR" パケットが IP ブロードキャストパケットの場合に真となります。オール 1 と オール 0 の二つの形式のブロードキャストアドレスを検査し、そして ローカルサブネットマスクを調べます。 .IP "\fBether multicast\fR" パケットがイーサネットマルチキャストパケットの場合に真となります。\fIether\fP キーワードは、省略可能です。 なお、この指定は、`\fBether[0] & 1 != 0\fP' の短縮系です。 .IP "\fBip multicast\fR" パケットが IP マルチキャストパケットの場合に真となります。 .IP "\fBether proto \fIprotocol\fR" パケットが \fIprotocol\fR で指定した ether 型の場合に真になります。 \fIprotocol\fP は、数字もしくは \fIip\fP, \fIarp\fP, \fIrarp\fP のような 名前を指定可能です。 これらの識別子はキーワードでもあり、バックスラッシュ(\\)でエスケープし なければならないことに注意してください。 [FDDI の場合(例えば `\fBfddi protocol arp\fR')、プロトコルの識別は IEEE802.2 の論理リンク制御(LLC)ヘッダによって行われます。通常これは FDDI ヘッダの上の層にあります。\fItcpdump\fP は、プロトコル識別子で フィルタリングするときは、すべての FDDI パケットは LLC ヘッダを含み、 かつその LLC ヘッダがいわゆる SNAP 形式であると仮定します。] .IP "\fBdecnet src \fIhost\fR" DECNET パケットの送信元アドレスが .IR host の場合に真となります。これは ``10.123'' という形式のアドレスでも DECNET の ホスト名でも構いません。[DECNET のホスト名は DECNET を動かすように設定され た Ultrix システムのみでサポートされます。] .IP "\fBdecnet dst \fIhost\fR" DECNET パケットの宛先アドレスが .IR host の場合に真となります。 .IP "\fBdecnet host \fIhost\fR" DECNET パケットの送信元あるいは宛先アドレスが .IR host の場合に真となります。 .IP "\fBip\fR, \fBarp\fR, \fBrarp\fR, \fBdecnet\fR, \fBiso\fR" .in +.5i .nf \fBether proto \fIp\fR .fi .in -.5i の短縮形です。\fIp\fR の部分には、上記のいずれかのプロトコル名が入ります。 .IP "\fBlat\fR, \fBmoprc\fR, \fBmopdl\fR" .in +.5i .nf \fBether proto \fIp\fR .fi .in -.5i の短縮形です。\fIp\fR の部分には、上記のいずれかのプロトコル名が入ります。 \fItcpdump\fP は今のところこれらのプロトコルを解釈できない事に注意して ください。 .IP "\fBtcp\fR, \fBudp\fR, \fBicmp\fR" .in +.5i .nf \fBip proto \fIp\fR .fi .in -.5i の短縮形です。\fIp\fR の部分には、上記のいずれかのプロトコル名が入ります。 .IP "\fBesis\fR, \fBisis\fR" .in +.5i .nf \fBiso proto \fIp\fR .fi .in -.5i の短縮形です。\fIp\fR の部分には、上記のいずれかのプロトコル名が入ります。 \fItcpdump\fR はこれらのプロトコルを完全には解釈できない事に注意して ください。 .IP "\fIexpr relop expr\fR" \fIrelop\fRは、>, <, >=, <=, =, != のいずれかであり、\fIexpr\fR の部分に は、(標準 C 言語の構文で表現された)整数定数や通常の二項演算子 [+, -, *, /, &, |]、length 演算子、そして特殊なパケットデータへのアクセス演算子などか らなる算術表現が入って、その関係が成立する場合に真となります。 パケット内部のデータにアクセスするためには、以下の構文を用います。 .in +.5i .nf \fIproto\fB [ \fIexpr\fB : \fIsize\fB ]\fR .fi .in -.5i \fIproto\fRは、\fBether, fddi, ip, arp, rarp, tcp, udp, \fR, または \fBicmp\fR のいずれかであり、インデックス操作を行うプロトコル層を指示 します。 指示したプロトコル層からの相対バイトオフセットは、\fIexpr\fR で指定します。 \fIsize\fR は省略可能で、取得するフィールドのデータ長を表します。 データ長としては、1,2,4 のいずれかを指定することが可能であり、デフォルトでは 1 が指定されたものとみなされます。 キーワード \fBlen\fP で示されるデータ長演算子は、パケット長を与えます。 例えば、`\fBether[0] & 1 != 0\fP' は、全てのマルチキャストパケットを捕捉します。 `\fBip[0] & 0xf != 5\fP' という表現は、すべてのオプション付きIPパケットを捕捉す ることを意味します。`\fBip[6:2] & 0x1fff = 0\fP' という表現は、フラグメントのな いデータグラムパケット、もしくはフラグメント化されたデータグラムのうち 最初のフラグメントを捕捉します。 この検査は、\fBtcp\fP および \fBudp\fP のインデックス操作においては、暗黙のうち に適用されます。 例えば、\fBtcp[0]\fP は常に TCP ヘッダの先頭バイトを指し、 決して各フラグメントの先頭バイトを指すものではありません。 .LP プリミティブは、以下のように組み合わせることが可能です。 .IP 括弧で括られた一連のプリミティブや演算子 (括弧はシェルの特殊文字なのでエスケープする必要があります)。 .IP 否定 (`\fB!\fP' or `\fBnot\fP'). .IP 論理積 (`\fB&&\fP' or `\fBand\fP'). .IP 論理和 (`\fB||\fP' or `\fBor\fP'). .LP 否定は、最も高い演算優先度を持ちます。論理和と論理積は、同じ演算優先度を持ち、 左から右へ評価されます。論理積の場合には、単に識別子を並べるのではなく、 明示的に \fBand\fR を使用しなければならないことに注意して下さい。 .LP キーワードなしで識別子が与えられている場合には、最も最近用いられたキーワードが 付加されているものと仮定されます。 例えば、 .in +.5i .nf \fBnot host vs and ace\fR .fi .in -.5i は、 .in +.5i .nf \fBnot host vs and host ace\fR .fi .in -.5i の短縮形ですが、 .in +.5i .nf \fBnot ( host vs or ace )\fR .fi .in -.5i と混同してしまいがちなので気をつけましょう。 .LP 引数 expression は、単一の引数としても複数の引数としても、どちらか便利な 方で、tcpdump に渡すことができます。 一般的に、引数がシェルのメタキャラクタを含む場合、その引数をクォート された単一の引数としてプログラムに渡す方が容易です。 複数の引数は、解析される前にスペースで連結されます。 .SH 使用例 .LP \fIsundown\fP に到達する、もしくはそこから送信されるパケットのすべてを 表示する場合には、以下のように実行します。 .RS .nf \fBtcpdump host sundown\fP .fi .RE .LP \fIhelios\fR と、\fIhot\fR もしくは \fIace\fR の間のトラフィックを表示する 場合には、以下のように実行します。 .RS .nf \fBtcpdump host helios and \\( hot or ace \\)\fP .fi .RE .LP \fIace\fR と、\fIhelios\fR 以外のホストとの間でやりとりされるすべての IP パケットを表示する場合には、以下のように実行します。 .RS .nf \fBtcpdump ip host ace and not helios\fP .fi .RE .LP ローカルなホストと Berkeley のホストとの間でやりとりされるすべての トラフィックを表示する場合には、以下のように実行します。 .RS .nf .B tcpdump net ucb-ether .fi .RE .LP インターネットゲートウェイ \fIsnup\fP を通過するすべての ftp トラフィックを表示する場合には、以下のように実行します (シェルが括弧を誤って解釈しないよう、フィルタを表現する引数がクォートさ れていることに注意して下さい)。 .RS .nf .B tcpdump 'gateway snup and (port ftp or ftp-data)' .fi .RE .LP 送信元アドレスと宛先アドレスの両方がローカルネットワーク内のホスト のものでないトラフィックについて表示する場合には、以下のように実行しま す (実行するホストが他のネットワークに対するゲートウェイの場合、そのホスト が属すローカルネットワークでは、このコマンドは成功しないでしょう)。 .RS .nf .B tcpdump ip and not net \fIlocalnet\fP .fi .RE .LP ローカルネットワーク外のホストとの通信において、TCP による各通信単位 のスタートパケットとエンドパケット(SYN と FIN パケット)を表示するには、以 下のように実行します。 .RS .nf .B tcpdump 'tcp[13] & 3 != 0 and not src and dst net \fIlocalnet\fP' .fi .RE .LP ゲートウェイ \fIsnup\fP を中継される IP パケットのうち、576 バイトより大きいもの を表示するには、以下のように実行します。 .RS .nf .B tcpdump 'gateway snup and ip[2:2] > 576' .fi .RE .LP イーサネット上でブロードキャストもしくはマルチキャストを経由して送られる もの以外の IP ブロードキャストもしくはマルチキャストパケットを表示するには、 以下のように実行します。 .RS .nf .B tcpdump 'ether[0] & 1 = 0 and ip[16] >= 224' .fi .RE .LP echo 要求/応答以外(つまり ping パケット以外)の全ての ICMP パケットを 表示するには、以下のように実行します。 .RS .nf .B tcpdump 'icmp[0] != 8 and icmp[0] != 0" .fi .RE .SH 出力形式 .LP \fItcpdump\fP の出力は、プロトコル依存です。以下の説明では、簡単な パラメータの記述と、おおよそのフォーマットの説明を行ないます。 .de HD .sp 1.5 .B .. .HD リンクレベルヘッダ .LP もし '-e' オプションが指定されると、リンクレベルヘッダが出力されます。 イーサネットにおいては、送信元と宛先のアドレス、プロトコル、そして パケット長が出力されます。 .LP FDDI ネットワークにおいては、'-e' オプションが指定されると \fItcpdump\fP は、`フレーム制御'フィールド、発信元と宛先アドレス、そしてパケット長を 出力します。`フレーム制御'フィールドはパケットの残りの部分の解釈を決定 します。(IP データグラムを含むような)通常のパケットは `async' パケットで、 0 から 7 の間の優先順位を持ちます。例えば、`\fBasync4\fR' です。こうした パケットは IEEE802.2 の論理リンク制御 (LLC) パケットを含むと仮定されます。 LLC ヘッダは、それが ISO データグラムでない場合やいわゆる SNAP パケットのと きには出力されます。 .LP \fI(注意:以下の記述は、利用者が RFC1144 に記述されている SLIP 圧縮ア ルゴリズムについての知識がある前提で書いてます。)\fP .LP SLIP によるリンクにおいては、方向指示子(``I'' が入力方向、``O'' が出力方向)、パケット型、そして圧縮情報が出力されます。 パケット型は、最初に出力されます。パケット型には \fIip\fP、\fIutcp\fP、そして \fIctcp\fP の 3 つがあります。 \fIip\fR 型パケットの場合、上記以上のリンク情報は表示されません。 TCP パケットの場合には、コネクション識別子がパケット型に続いて出力されます。 パケットが圧縮されている場合、符号化されたヘッダが出力されます。 特殊な場合は \fB*S+\fIn\fR や \fB*SA+\fIn\fR のように出力されます。ここ で \fIn\fR は、シーケンス番号(もしくはシーケンス番号および ack)が変更された回 数です。特殊な場合でなければ、0 回以上の変更について出力されます。 変更は、U (緊急(urgent)ポインタ)、W(ウィンドウ)、A(ack)、S(シーケンス番号)、 そして I(パケット ID)で示され、変動量(+n or -n)もしくは新しい値(=n)が続きます。 最後に、パケット内のデータの総量および圧縮ヘッダ長が出力されます。 .LP 例えば、以下の行は、出力方向の圧縮 TCP パケットを、暗黙のコネクション識別子 とともに表示しています。ack は 6 変わり、シーケンス番号は 49 変わり、パケット ID は 6 変わってます。3 バイトのデータと6 バイトの圧縮ヘッダが存在します。 .RS .nf \fBO ctcp * A+6 S+49 I+6 3 (6)\fP .fi .RE .HD ARP/RARP パケット .LP arp/rarp パケットの出力は、要求型とその引数を示してい ます。出力形式は、その出力のみで理解可能なように作られています。 以下に、ホスト \fIrtsg\fP からホスト \fIcsam\fP への `rlogin' 開始時の パケットの実例を示します。 .RS .nf .sp .5 \f(CWarp who-has csam tell rtsg arp reply csam is-at CSAM\fP .sp .5 .fi .RE 1行目は、ホスト rtsg が、ホスト csam のイーサネットアドレスを問い合わせる 目的で arp パケットを送信していることを意味します。ホスト csam は、自分自身 のイーサネットアドレスを返答しています(この例では、イーサネットアドレス -は大文字で、インタネットアドレス部は小文字で表記してます)。 +は大文字で、インターネットアドレス部は小文字で表記してます)。 .LP \fBtcpdump \-n\fP として起動した場合には、少し冗長になります。 .RS .nf .sp .5 \f(CWarp who-has 128.3.254.6 tell 128.3.254.68 arp reply 128.3.254.6 is-at 02:07:01:00:01:c4\fP .fi .RE .LP \fBtcpdump \-e\fP として起動した場合には、最初のパケットはブロードキャスト パケットであり、次のパケットはポイントツーポイントのパケットであることが わかります。 .RS .nf .sp .5 \f(CWRTSG Broadcast 0806 64: arp who-has csam tell rtsg CSAM RTSG 0806 64: arp reply csam is-at CSAM\fP .sp .5 .fi .RE 最初のパケットについては、送信元のイーサネットアドレスは RTSG であり、 宛先はイーサネットブロードキャストアドレス、型フィールドには 16 進数の値 0806(ETHER_ARP を意味します)が格納されており、総パケット長は 64 バイトである と表示してます。 .HD TCP パケット .LP \fI(注意:以下の記述は、RFC793 に記述されている TCP プロトコルについての知識 があることを前提に記述されてます。この知識がない場合、本記述と tcpdump の いずれもあなたには役に立たないでしょう。)\fP .LP TCP プロトコル行の一般的な形式は、以下の通りです。 .RS .nf .sp .5 \fIsrc > dst: flags data-seqno ack window urgent options\fP .sp .5 .fi .RE \fIsrc\fP と \fIdst\fP は、それぞれ送信元と宛先の IP アドレスと ポート番号です。\fIflags\fP の部分には、S (SYN),F (FIN), P (PUSH) ,R (RST) の組合せ、もしくは単なる `.' (フラグなし)が入ります。 \fIdata-seqno\fP は、このパケット内のデータがシーケンス空間のどの部分に あたるかを示します(以下の例を参照して下さい)。 \fIack\fP は、本コネクション上を逆方向に次に流れるデータパケットの シーケンス番号です。 \fIwindow\fP は、本コネクションの逆方向のパケットを格納するバッファサイズ です。 \fIurg\fP は、パケット中に `urgent'(緊急)データが格納されていることを示しま す。 \fIoptions\fP は、例えば のように、アングルブラケット(大小記号)で くくられた tcp オプションです。 .LP \fIsrc、dst\fP、そして \fIflags\fP は、常に表示されます。他のフィールドは、 パケットの TCP ヘッダに依存し、表示できる場合だけ表示されます。 .LP 以下の例は、ホスト \fIrtsg\fP からホスト \fIcsam\fP への rlogin 開設時のシーケンスの一部です。 .RS .nf .sp .5 \s-2\f(CWrtsg.1023 > csam.login: S 768512:768512(0) win 4096 csam.login > rtsg.1023: S 947648:947648(0) ack 768513 win 4096 rtsg.1023 > csam.login: . ack 1 win 4096 rtsg.1023 > csam.login: P 1:2(1) ack 1 win 4096 csam.login > rtsg.1023: . ack 2 win 4096 rtsg.1023 > csam.login: P 2:21(19) ack 1 win 4096 csam.login > rtsg.1023: P 1:2(1) ack 21 win 4077 csam.login > rtsg.1023: P 2:3(1) ack 21 win 4077 urg 1 csam.login > rtsg.1023: P 3:4(1) ack 21 win 4077 urg 1\fP\s+2 .sp .5 .fi .RE 最初の行は、ホスト rtsg の TCP ポート 1023 番からホスト csam の \fIlogin\fP ポートに対してパケットを送信していることを意味します。\fBS\fP は、 パケットの \fISYN\fP フラグが設定されていることを意味します。 パケットのシーケンス番号は 768512 番であり、データは含みません。 (表記は `first:last(nbytes)' であり、これは`シーケンス番号 \fIfirst\fP か ら \fIlast\fP までの \fIlast\fP を含まない \fInbytes\fP のユーザデータという こと'を意味しています。) このパケット中に ack はなく、有効な受信ウィンドウの大きさは 4096 バイトで あり、1024 バイトの最大セグメントサイズ要求を行なうオプションが付加され ています。 .LP csam は、rtsg から送られたパケットと類似したパケットを送り返しますが、 rtsg の送った SYN に対する ack が含まれるところが異なり ます。続いて、rtsg は csam の SYN に対する ack を返します。 `.' は、S (SYN),F (FIN), P (PUSH) ,R (RST) のいずれのフラグも 立っていないことを意味します。 パケットはデータを含まないため、データシーケンス番号は入りません。 ack シーケンス番号が小さい整数 (1) であることに注意して下さい。 \fBtcpdump\fP は、初めて TCP の`通信'を検出すると、パケットから取得した シーケンス番号を表示します。通信のその後のパケットについては、現在の パケットシーケンス番号と、この最初のシーケンス番号の間の差を表示します。 このことは、最初に取得した以降のシーケンス番号は、通信データストリーム の相対位置として解釈できることを意味します(最初の各方向のデータバイト は 1 です)。`-S' は、本機能を無効にし、元のシーケンス番号を表示します。 .LP 6 行目では、rtsg は csam に 19 バイトのデータを送信しています (rtsg \(-> csam の 方向の通信における、2 バイト目から 20 バイト目までのデータ)。PUSH フラグが このパケットでは設定されています。 7 行目では、csam は rtsg から 20 バイトまでのデータを受けとった旨の レスポンスを rtsg に返してます。csam の受信ウィンドウが19バイト小さくなっ たことから、これらのデータのほとんどは、ソケットバッファの中に存在する ことが分かります。 csam は、rtsg に 1 バイトのデータを送信してます。 8 行めと 9 行めでは、csam は緊急 (urgent) で PUSH フラグの設定された 2 バイトデータを送信しています。 .HD .B UDP パケット .LP UDP フォーマットは、以下の rwho パケットで例示します。 .RS .nf .sp .5 \f(CWactinide.who > broadcast.who: udp 84\fP .sp .5 .fi .RE これは、ホスト \fIactinide\fP の \fIwho\fP ポートが UDP データグラムを インターネットブロードキャストアドレスであるホスト \fIbroadcast\fP の \fIwho\fP ポートに対して送信していることを意味します。本パケットは、 84 バイトのユーザデータを含みます。 .LP いくつかの UDP サービスは(送信元もしくは宛先のポート番号から)種 類の判断が可能で、さらに上位レベルのプロトコル情報が出力されます。 ドメインネームサービス要求 (RFC1034/1035)、そして、Sun RPC 呼びだし (RFC1050) を用いた NFS サービスなどがこの条件に該当します。 .HD UDP ネームサーバ要求 .LP \fI(注意:以下の記述は、RFC1035 に記述されている ドメインサービスプロトコルの知識があることを前提に書かれてます。もしこ れらの知識がない場合には、以下の記述は未知の言語で書かれているかのよう に見えるでしょう。)\fP .LP ネームサーバ要求は、以下のような表示になります。 .RS .nf .sp .5 \fIsrc > dst: id op? flags qtype qclass name (len)\fP .sp .5 \f(CWh2opolo.1538 > helios.domain: 3+ A? ucbvax.berkeley.edu. (37)\fP .sp .5 .fi .RE ホスト \fIh2opolo\fP は、\fIhelios\fP 上のドメインサーバに対して \fIucbvax.berkeley.edu\fP のホスト名に対応するアドレスレコード (qtype=A) を問い合わせてます。 問い合わせの ID は `3' であり、`+' は\fI再帰要求\fPフラグが設定されて いることを意味します。問い合わせの長さは 37 バイトであり、この中に UDP および IP のプロトコルヘッダの長さは含みません。質問操作は普通の操作 (\fIQuery\fP) であり、op フィールドは省略されます。op が他のいずれかであった場合、 その op は `3' と `+' の間に表示されます。 これと同様に、qclass は普通のもの (\fIC_IN\fP) であり、省略されます。 他の qclass が入った場合、`A' の直後に表示されます。 .LP 少数の変則的なパケットは検査され、カギカッコで囲まれた付加 フィールドにその結果が表示されます。query が返答、ネームサーバ もしくはオーソリティセクションを含む場合、 .IR ancount , .IR nscount , もしくは .I arcount が、`[\fIn\fPa]'、 `[\fIn\fPn]' 、もしくは `[\fIn\fPau]' のような形式で 表示されます。\fIn\fP は、それぞれの個数です。 応答ビットのいずれかが設定されている(AA, RA もしくは rcode)場合、 もしくは`0 でなければならない'ビットが 2 バイト目と 3 バイト目に設定されてい る場合には、`[b2&3=\fIx\fP]' が出力されます。\fIx\fP は、ヘッダの 2 バイト 目および 3 バイト目の値を 16 進で表したものです。 .HD UDP ネームサーバ応答 .LP ネームサーバ応答の形式は、以下の通りです。 .RS .nf .sp .5 \fIsrc > dst: id op rcode flags a/n/au type class data (len)\fP .sp .5 \f(CWhelios.domain > h2opolo.1538: 3 3/3/7 A 128.32.137.3 (273) helios.domain > h2opolo.1537: 2 NXDomain* 0/1/0 (97)\fP .sp .5 .fi .RE 最初の例は、\fIh2opolo\fP からの質問 ID 3 の要求に対し、\fIhelios\fP が 3 つのアンサーレコード、3 つのネームサーバレコード、そして 7 つの オーソリティレコードを持っているパケットで返答しているというものです。 最初のアンサーレコードは、タイプ A(アドレス)であり、そのデータは IP アドレス 128.32.137.3 です。UDP と IP のヘッダを除いた総サイズは 273 バイトです。 A レコードのクラス (C_IN) と同様に, op (Query) および応答コード (NoError) は、省略されます。 .LP 2 つめの例は、\fIhelios\fP が質問 ID 2 の要求に対し、存在しない ドメイン (NXDomain) という返答コードとともに、0 個のアンサーレコード、1 つ のネームサーバレコード、そして 0 個のオーソリティレコードを含んだ レスポンスを返しています。`*' は、\fIauthoritative answer\fP ビットが設定され ていることを示します。 アンサーレコードがないため、型、クラス、データは出力されません。 .LP 出力される可能性のある他のフラグキャラクタは、`\-' (再帰利用,RA,が 設定されていない)および `|' (メッセージ切捨て, TC, が設定されてい る)です。 `question' セクションに含まれるエントリがちょうど 1 つでない場合には、 `[\fIn\fPq]' が出力されます。 .LP ネームサーバ要求および応答は、大きくなる傾向にあり、デフォルトの \fIsnaplen\fP の値である 68 バイトの長さは、パケットを捕捉してその内容を 表示するには十分でないかも知れないことに注意して下さい。 もしネームサーバトラフィックの調査を真剣に 行なおうとするならば、\fB\-s\fP オプションを用いて、\fIsnaplen\fP を増やし て下さい。自分の経験上、`\fB\-s 128\fP' で十分使い物になります。 .HD NFS 要求と応答 .LP Sun NFS (Network File System) 要求および応答は、以下のように 表示されます。 .RS .nf .sp .5 \fIsrc.xid > dst.nfs: len op args\fP \fIsrc.nfs > dst.xid: reply stat len op results\fP .sp .5 \f(CW sushi.6709 > wrl.nfs: 112 readlink fh 21,24/10.73165 wrl.nfs > sushi.6709: reply ok 40 readlink "../var" sushi.201b > wrl.nfs: 144 lookup fh 9,74/4096.6878 "xcolors" wrl.nfs > sushi.201b: reply ok 128 lookup fh 9,74/4134.3150 \fP .sp .5 .fi .RE 最初の行では、ホスト \fIsushi\fP が ID\fI6709\fP のトランザクションを \fIwrl\fP に送信します(送信元ホストに続く数字はトランザクション ID であり、送信元ポート番号で\fIない\fPことに注意して下さい)。要求 サイズは、UDP および IP ヘッダのサイズを除いて 112 バイトです。操作は、 ファイルハンドル (\fIfh\fP) 21,24/10.731657119 に対する \fIreadlink\fP (シンボリックリンク読み込み)です。 (この例のように運が良ければ、ファイルハンドルはデバイスのメジャー、 マイナー番号のペアと、それに続く i ノード番号と世代番号と解釈することがで きます。) \fIwrl\fP はリンクの内容とともに `ok' と返答しています。 .LP 3 行めでは、\fIsushi\fP は \fIwrl\fP に対し、ファイルハンドル 9,74/4096.6878 のディレクトリ中の `xcolors' ファイルの検索を要求していま す。出力されたデータは、操作の型に依存することに注意して下さい。本形式 は、NFS のプロトコル仕様とともに読めば、それ自身を見れば分かるよう に意図して作成されています。 .LP \-v (verbose, 冗長) フラグがある場合、追加情報が出力されます。 例えば .RS .nf .sp .5 \f(CW sushi.1372a > wrl.nfs: 148 read fh 21,11/12.195 8192 bytes @ 24576 wrl.nfs > sushi.1372a: reply ok 1472 read REG 100664 ids 417/0 sz 29388 \fP .sp .5 .fi .RE (\-v は IP ヘッダの TTL, ID, そしてフラグメンテーションフィールドも出力し ますが、この例では省略しています。)最初の行では、\fIsushi\fP は \fIwrl\fP に対してファイル 21,11/12.195 のオフセット 24576 バイト目か ら 8192 バイトを読むように要求しています。\fIwrl\fP は `ok' と返答してい ます。2 行めに示したパケットは応答の最初のフラグメントなので、1472 バイトしかありません(その他のデータは継続するフラグメント中に続きます が、これらのフラグメントは NFS ヘッダも UDP ヘッダさえも持たないので、使わ れるフィルタリングの表現によっては出力されないでしょう)。\-v フラグがあ るのでいくつかのファイル属性(ファイルデータに追加されて返されてくる)が 出力されます。それらはファイルの型(普通のファイルなら``REG'')、(8 進数 表現の)ファイルモード、uid と gid、そしてファイルの大きさです。 .LP \-v フラグが 2 回以上指定されると、さらに詳しい情報が出力されます。 .LP NFS 要求は非常に大きなデータになるため、\fIsnaplen\fP を大きくし ないと詳しい出力は得られません。NFS トラフィックを監視するには、 `\fB\-s 192\fP' と指定してみて下さい。 .LP NFS 応答パケットは RPC 操作であることを明示的には示しません。その代わ り、\fItcpdump\fP は``最近の''要求を追跡して、トランザクション ID を用い て応答と照合します。応答が対応する要求のすぐ後に続かないと、解 析することはできません。 .HD KIP Appletalk (DDP in UDP) .LP UDP データグラムでカプセル化された Appletalk DDP パケットは、カプセル化 を解かれ、DDP パケットとしてダンプされます(全ての UDP ヘッダ情報は破棄 されます)。 ファイル .I /etc/atalk.names が、Appletalk ネットワークおよびノード番号を名前に変換するのに用い られます。 本ファイルの内容は、以下のように記述されます。 .RS .nf .sp .5 \fInumber name\fP \f(CW1.254 ether 16.1 icsd-net 1.254.110 ace\fP .sp .5 .fi .RE 最初の 2 行は、Appletalk ネットワーク名を決めています。3 行めは、 特定のホストの名前を決めています(ホストは、3 オクテット目の有無で ネットワークと区別されます。ネットワーク番号は、2 オクテットの数字 から、ホスト番号は 3 オクテットの数字から構成される必要があります。) 数字と名前は、空白文字もしくはタブ文字で区切られます。この .I /etc/atalk.names ファイルは、空行もしくは、`#' 文字で始まるコメント行を含んでもかま いません。 .LP Appletalk アドレスは、以下のように表示されます。 .RS .nf .sp .5 \fInet.host.port\fP \f(CW144.1.209.2 > icsd-net.112.220 office.2 > icsd-net.112.220 jssmag.149.235 > icsd-net.2\fP .sp .5 .fi .RE (もし、この .I /etc/atalk.names がないか、このファイルの中にホスト番号及びネットワーク番号のエントリが 存在しない場合には、アドレスは数字で表示されます。) 最初の例は、ネットワーク 144.1 の中のノード 209 の NBP(DDP port 2) が、ネットワーク icsd のノード 112 のホストの ポート 220 を開いている何者かにデータを送信しています。 次の行は、1 行めとほぼ同じ例ですが、送信元のノード名が既知である (`office') ところが異なります。 3 行目の例は、ネットワーク jssmag のノード 149 のポート 235 から、icsd-net の NBP ポートにブロードキャストでデータ送信をしています (ブロードキャストアドレス(255)は、ホスト番号なしでネットワーク番号のみ が表示されているところでわかります。このことから、/etc/atalk.names では ノード名とネットワーク名を区別する方がよいことが分かります)。 .LP NBP (name binding protocol) および ATP (Appletalk transaction protocol) パケットでは、その内容は解釈されます。 他のプロトコルは、プロトコル名(もしくは、プロトコルが登録されていない場 合には、プロトコル番号)およびパケットサイズをダンプします。 \fBNBP パケット\fP は、以下のような形式で表示されます。 .RS .nf .sp .5 \s-2\f(CWicsd-net.112.220 > jssmag.2: nbp-lkup 190: "=:LaserWriter@*" jssmag.209.2 > icsd-net.112.220: nbp-reply 190: "RM1140:LaserWriter@*" 250 techpit.2 > icsd-net.112.220: nbp-reply 190: "techpit:LaserWriter@*" 186\fP\s+2 .sp .5 .fi .RE 最初の行は、レーザライタの名前検索要求であり、ネットワーク icsd のホスト 112 から送られ、ネットワーク jssmag へとブロードキャストされています。 検索のための nbp の ID は 190 です。 次の行は jssmag.209 からの、この要求の応答(同じ ID を持つことに注意して下さ い)で、 ポート 250 に登録された RM1140 という名前のレーザライタがあると答 えています。 3 行めは、同じ要求に対する他のホストからの応答で、 ホスト techpit が、ポート 186 に登録されたレーザライタ "techpit" を持ってい ると答えています。 \fBATP パケット\fP の形式は、以下のように表示されます。 .RS .nf .sp .5 \s-2\f(CWjssmag.209.165 > helios.132: atp-req 12266<0-7> 0xae030001 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp 12266:0 (512) 0xae040000 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp 12266:1 (512) 0xae040000 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp 12266:2 (512) 0xae040000 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp 12266:3 (512) 0xae040000 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp 12266:4 (512) 0xae040000 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp 12266:5 (512) 0xae040000 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp 12266:6 (512) 0xae040000 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp*12266:7 (512) 0xae040000 jssmag.209.165 > helios.132: atp-req 12266<3,5> 0xae030001 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp 12266:3 (512) 0xae040000 helios.132 > jssmag.209.165: atp-resp 12266:5 (512) 0xae040000 jssmag.209.165 > helios.132: atp-rel 12266<0-7> 0xae030001 jssmag.209.133 > helios.132: atp-req* 12267<0-7> 0xae030002\fP\s+2 .sp .5 .fi .RE jssmag.209 は、ホスト helios に対し最大8個 ('<0-7>') までのパケットを 要求することで、トランザクション ID 12266 を開始します。行の最後の 16 進数は、 要求の中の`ユーザデータ'のフィールドの値です。 .LP helios は、8 つの 512 バイトのパケットで応答しています。トランザクション ID の後につづく`:数'は、パケットシーケンス番号を、括弧中の数値は ATP ヘッダ を除いたパケット中のデータ量を示してます。パケットシーケンス 7 のところ の `*' は、EOM ビットが設定されていることを示してます。 .LP jssmag.209 は、パケットシーケンス番号 3 と 5 のパケットの再送要求をしてます。 helios はそれらを再送し、その後 jssmag.209 はトランザクションを解放します。 最後の行で、jssmag.209 は次の要求を開始します。この要求の表示 で付加されている `*' は、XO(`exactly once') が設定されていないことを示します。 .HD IP フラグメンテーション .LP フラグメントのあるインターネットデータグラムは、以下のように表示されます。 .RS .nf .sp .5 \fB(frag \fIid\fB:\fIsize\fB@\fIoffset\fB+)\fR \fB(frag \fIid\fB:\fIsize\fB@\fIoffset\fB)\fR .sp .5 .fi .RE (最初の形式では、まだフラグメントがあることを示し、2 番めの形式は、 これが最後のフラグメントであることを示してます。) .LP \fIId\fP は、フラグメント ID です。\fIsize\fP は、フラグメントサイズを バイト単位であらわしたものです。ただし IP ヘッダサイズは含みません。 \fIoffset\fP は、元のデータグラムでの本フラグメントのオフセットをバイト 単位であらわしたものです。 .LP フラグメント情報は、各フラグメントごとに表示されます。最初の フラグメントには、上位レベルのプロトコルヘッダが含まれるので、フラグ情 報がプロトコル情報の後に表示されます。2 つ目以降のフラグメントについて は、上位レベルのプロトコルヘッダを含まないので、フラグ情報は送信元およ び宛先アドレスの後ろに表示されます。 例えば、これは arizona.edu から lbl-rtsg.arpa への CSNET 接続での ftp の様子の一部分ですが、どうやら 576 バイト以上ののデータグラムを扱えないよ うです。 .RS .nf .sp .5 \s-2\f(CWarizona.ftp-data > rtsg.1170: . 1024:1332(308) ack 1 win 4096 (frag 595a:328@0+) arizona > rtsg: (frag 595a:204@328) rtsg.1170 > arizona.ftp-data: . ack 1536 win 2560\fP\s+2 .sp .5 .fi .RE 注意すべきことがいくつかあります。まず最初に、2 行目は ポート番号を含みません。これは、TCP プロトコル情報は、最初のフラグメント に全て入っており、後のフラグメントを出力する時にはポート番号やシーケンス 番号を知る術がないからです。 次に、最初の行の TCP シーケンス情報は、パケットが 308 バイトのユーザデータ を持ってるかのように表示されますが、実際には 512 バイトのユーザデータを 持ってます(308 バイトが最初のフラグ分で、204 バイトが 2 番目のフラグ分で す)。シーケンススペースの穴をさがしたり、パケットの ack の対応が正しい かをこのデータで見ようとしてはいけません。 .LP フラグメント不可フラグが設定されたパケットは、最後の部分に \fB(DF)\fP と 印が付けられます。 .HD タイムスタンプ .LP デフォルトでは、すべての出力行は最初にタイムスタンプが出力されます。 タイムスタンプは、以下の形式で、現在のクロックタイムを表示します .RS .nf \fIhh:mm:ss.frac\fP .fi .RE そして、クロックの精度は、カーネルクロックの精度に依存します。 タイムスタンプは、カーネルが最初にパケットを見つけた時間を反映します。 イーサネットインタフェースがケーブルからパケットを取り出してカーネルが `新規パケット'割り込みを受け付けるまでのタイムラグなどは補正されません .SH 関連項目 traffic(1C), nit(4P), bpf(4), pcap(3) .SH 作者 Van Jacobson (van@ee.lbl.gov), Craig Leres (leres@ee.lbl.gov) and Steven McCanne (mccanne@ee.lbl.gov), all of the Lawrence Berkeley Laboratory, University of California, Berkeley, CA. .SH バグ バグレポートは、tcpdump@ee.lbl.gov または libpcap@ee.lbl.gov へ送って下さい。 .LP NIT では、外に出ていくトラフィックを観察できません。BPF ならできます。 tcpdump を用いる場合には、後者を用いることを推奨します。 .LP Ultrix 上で \fItcpdump\fP を使う場合には、Ultrix のバージョンは 4.0 以降のもの を用いて下さい。この場合には、\fIpacketfilter\fP 仮想デバイスドライバ を追加して、カーネルの再構成を行なう必要があります。 ( .IR packetfilter (4) 参照)。 外に出るトラフィックもしくは入ってくるトラフィックのどちらかを監視する には、Ultrix のバージョン 4.2 以降が必要で、 .IR pfconfig (8) コマンドを用いて ``copyall'' モードにしなければなりません。 .LP SunOS 4.1 では、パケットキャプチャコード(もしくは Streams NIT)は効率良く ありません。トラフィックの多いネットワークを監視する場 合には、そんなには多くのことを行なわないで下さい。 .LP SunOS 3.2 以前のものは、NIT が非常に不安定(buggy)です。古いシステムで tcpdump を動作させた場合、システムがクラッシュする可能性があります。 .LP IP フラグメントを再構成するか、もしくは少なくとも上位プロトコルの正し いデータサイズを計算するように設計しなおす必要があります。 .LP ネームサーバについての逆引きについては、正しくダンプされません。 実際の要求ではなく、(empty)クエスチョンセクションが、 アンサーセクションに出力されます。 逆引きについてはそれ自体がバグであると信じ、tcpdump ではなく逆引きを要求する プログラムを修正するべきと考える人達もいます。 .LP Apple Ethertalk DDP パケットは、KIP DDP パケットと同様に簡単にダンプ出来 るようにしたいのですが、実際はそうではありません。 もし我々が、Ethertalk の利用を奨めるために何かやろうという気になったとし ても(そうではないのですが)、LBL(Lawrence Berkeley Laboratory) のどの ネットワーク上にも Ethertalk を通すことは許されていませんから、そのコード の試験は出来ません。 .LP 夏時間との変更の時にパケットトレースを行うと、タイムスタンプは変更後の 時刻とはずれてしまいます(時間変化は無視されます)。 .LP FDDI ヘッダを操作するようなフィルタの表現においては、全ての FDDI パケットはカプセル化された Ethernet パケットであると仮定します。 これは、IP, ARP, DECNET フェーズ 4 については正しいですが、ISO の CLNS 等の プロトコルについては正しくありません。したがって、フィルタ表現に正しく マッチしないようなパケットを偶然に受け入れてしまうことがあります。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/tput.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/tput.1 index 7881f83c54..22dfe3daf1 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/tput.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/tput.1 @@ -1,130 +1,130 @@ .\" Copyright (c) 1989, 1990, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)tput.1 8.2 (Berkeley) 3/19/94 .\" %Id: tput.1,v 1.1.1.1.8.3 1998/03/08 14:04:57 jkh Exp % .\" jpman %Id: tput.1,v 1.3 1997/08/11 14:35:00 horikawa Stab % .\" .Dd March 19, 1994 .Dt TPUT 1 .Os BSD 4.4 .Sh 名称 .Nm tput -.Nd 端末属性を利用するためのインターフェース +.Nd 端末属性を利用するためのインタフェース .Sh 書式 .Nm tput .Op Fl T Ar term .Ar attribute .Sh 解説 .Nm コマンドは、端末の属性情報を取り出して、ユーザやシェルアプリケーションから 利用できるようにします。 オプションは、次の通りです。 .Bl -tag -width Ds .It Fl T .Xr termcap データベースの中の端末名 ( .Dq vt100 や .Dq xterm ) を指定します。 端末名が指定されない場合には、環境変数 .Dq Ev TERM の内容を参照します。 .El .Pp .Ar attribute で指定する端末属性が文字列型の場合、 .Nm コマンドはその文字列を出力します。 端末属性が整数型の場合、その数値を出力します。 どちらでもなければ .Nm は余分な動作をせずに、 端末が属性を持っているなら 0 、そうでないなら 1 を 終了コードにして終了します。 .Pp .Ar attribute が文字列型で引数を取る場合 (例えばカーソル移動 : termcap の .Dq cm シーケンス) には、引数は属性名 (attribute) のすぐ後ろから取られます。 .Pp 次の属性は、特別な意味を持っています。 .Bl -tag -width Ar .It clear 画面をクリアします ( .Xr termcap の .Dq cl シーケンス) .It init 端末を初期化します ( .Xr termcap の .Dq is シーケンス) .It longname ユーザの端末タイプの詳細名称を表示します。 .It reset 端末をリセットする ( .Xr termcap の .Dq rs シーケンス) .Sh 診断 .Nm の終了コードは、最後に指定された属性 (attribute) によります。 属性が文字列型か整数型なら、 端末に属性が定義されていたら 0 、定義されていなければ 1 で終了します。 属性が論理型なら、 端末がこの属性を持っていたら 0 、持っていなければ 1 で終了します。 何かエラーが起きた場合、 .Nm コマンドは 2 で終了します。 .Sh 関連項目 .Xr termcap 3 , .Xr termcap 5 .Sh バグ .Nm は属性毎の正しい型を知っているわけではありません。 .Pp termcap エントリによっては .Sq % のみからなる .Sq % を持つことに依存しているものがあります。 現在、有効なタイプ宣言を持たないものに関しては警告を発っします。 これらの警告は標準エラー出力へと送られます。 .Sh 歴史 .Nm コマンドは、 .Bx 4.4 から登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/vi.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/vi.1 index de76bbc796..91bd55bb8c 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/vi.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/vi.1 @@ -1,1585 +1,1585 @@ .\" Copyright (c) 1994 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" Copyright (c) 1994, 1995, 1996 .\" Keith Bostic. All rights reserved. .\" .\" This document may not be republished without written permission from .\" Keith Bostic. .\" .\" See the LICENSE file for redistribution information. .\" .\" @(#)vi.1 8.51 (Berkeley) 10/10/96 .\" jpman %Id: vi.1,v 1.3 1997/05/19 16:53:25 horikawa Stab % .\" .TH VI 1 "October 10, 1996" .UC .SH 名称 ex, vi, view \- テキストエディタ .SH 書式 .B ex [\c .B -eFGRrSsv\c ] [\c .BI -c " cmd"\c ] [\c .BI -t " tag"\c ] [\c .BI -w " size"\c ] [file ...] .br .B vi [\c .B -eFGlRrSv\c ] [\c .BI -c " cmd"\c ] [\c .BI -t " tag"\c ] [\c .BI -w " size"\c ] [file ...] .br .B view [\c .B -eFGRrSv\c ] [\c .BI -c " cmd"\c ] [\c .BI -t " tag"\c ] [\c .BI -w " size"\c ] [file ...] .SH ライセンス vi プログラムは自由に再配布できます。ライセンスファイルに挙げた条件の 基で、コピー、改変、他者との共有は自由にして下さい。どこかの会社(個人 ではありません!)で vi が購入を希望するほど十分有用であると認めた場合、 または会社で再配布を希望する場合、作者へ寄付をいただければ幸いです。 .SH 解説 .I \&vi はスクリーン指向のテキストエディタです。 .I \&ex は行指向のエディタです。 .I \&ex と .I \&vi は同じプログラムで別のインタフェースを提供し、 エディット中に切替えることが可能です。 .I view は .IR \&vi . に .B \-R (リードオンリー) オプション をつけて実行した場合と同じです。 .PP このマニュアルは .I ex/vi テキストエディタから派生した .I nex/nvi 用として提供されています。 .I nex/nvi は Fourth Berkeley Software Distibution (4BSD) オリジナルの .I \&ex と .I \&vi のバグ一つ一つの互換性も含めて置き換えたつもりです。 このマニュアルでは、以後、伝統的な .IR ex/vi の実装と区別する必要がある時だけ、 .I nex/nvi という表現を使います。 .PP このマニュアルページは、 .IR ex/vi を既に良く知っているユーザのためのものです。それ以外の人は、このマニュアルを 読む前に良いチュートリアルをしっかりと読んでおくべきです。あなたが不慣れな 環境のもとで、否応無く、しかも直ちに仕事を片付けなければならないなら、 オプションの一覧の後にある、 ``ファースト スタートアップ'' という タイトルのセクションを読んで下さい。 あなたがその仕事をこなすには、おそらくこれで十分でしょう。 .PP 以下のオプションが利用できます: .TP .B \-c エディットセッションがスタートした後ですぐに .B cmd を実行します。特にファイル中の最初の位置を決定するのに非常に役立ちますが、 .B cmd はポジジョニングコマンドに限定されません。これは、伝統的な ``+cmd'' -構文に代わる、POSIX 1003.2 で規定されたインターフェイスです。 +構文に代わる、POSIX 1003.2 で規定されたインタフェースです。 .I nex/nvi は新旧どちらの構文もサポートしています。 .TP .B \-e コマンド名が .IR \&ex であるかのように、ex モードで編集を開始します。 .TP .B \-F 編集を開始する時にファイル全体のコピーを作成しません (デフォルトでは、あなたの編集作業中に他の誰かがファイルを変更 する場合に備えてコピーを作成します)。 .TP .B \-l lisp オプションと showmatch オプションをセットして編集を始めます。 .TP .B \-G gtagsmode オプションがセットされている時と同じように、 gtags モードで編集を開始します。 .TP .B \-R コマンド名が .IR view , であるかのように、もしくは .B readonly オプション付きで起動されたかのように、 リードオンリーモードで編集を開始します。 .TP .B \-r 指定したファイルの復旧を行ないます。もしファイルが指定されなかった場合は、 復旧可能なファイルの一覧を表示します。もし、復旧可能なファイルの中に 指定した名前のものがなかった場合は、 .B \-r オプションが指定されなかったかのように、そのファイルの編集を行ないます。 .TP .B \-S 外部プログラムへのすべてのアクセスを許さない .B secure エディットオプションをセットして起動します。 .TP .B \-s バッチモードに入ります。バッチモードは .I \&ex エディットセッションの時しか使えません。バッチモードは .I \&ex スクリプトを実行する時に便利です。このモードでは、プロンプトや、 情報を伝えるメッセージや、その他のユーザ向けのメッセージは出力されず、 スタートアップファイルや環境変数は読み込まれません。これは、伝統的な -``\-'' 引数に代わる、POSIX 1003.2 で規定されたインターフェイスです。 +``\-'' 引数に代わる、POSIX 1003.2 で規定されたインタフェースです。 .I \&nex/nvi は新旧どちらの構文もサポートしています。 .TP .B \-t 指定したタグの位置でエディットを開始します。 ( .IR ctags (1) 参照) .TP .B \-w 起動時のウィンドウの大きさを指定した行数にします。 .TP .B \-v コマンド名が .I \&vi か .IR view であるかのように、 vi モードでエディットを開始します。 .PP .I ex/vi へのコマンド入力は、標準入力から行なわれます。 .I \&vi -のインターフェースは、標準入力が端末でない場合にはエラーになります。 +のインタフェースは、標準入力が端末でない場合にはエラーになります。 .I \&ex -のインターフェースでは、 +のインタフェースでは、 .I \&ex は、標準入力が端末でなくても、 ちょうど .B \-s オプションが指定されている場合のようにセッションがバッチモード であっても、とにかく読み込みます。 .PP .I ex/vi は成功時に 0 を、エラーが起こった時には 0 より大きな値を返します。 .SH ファーストスタートアップ このセクションは、 .IR \&vi を使って簡単な編集作業を行なうのに必要な最低限のことを教えてくれるでしょう。 あなたが以前に一度もスクリーンエディタを使ったことがないなら、この簡単な紹介 の章でさえも問題になるかも知れません。この場合は、すでに .I \&vi を知っている人を探して、その人と一緒にこのセクションを読むべきです。 .PP .I \&vi はスクリーンエディタです。つまり、 .I \&vi は常に画面全体を使い、ファイルの一部分を画面上の (最終行以外の) それぞれの行に表示します。 画面の最終行は、あなたが .IR \&vi にコマンドを与えたり、 .I \&vi があなたに情報を与えたりするのに使われます。 .PP もうひとつ知っておくべきこととして、 .I \&vi はモードを持ったエディタであることがあります。 つまり、テキストを入力したり、コマンドを実行したりするには、 それぞれの作業を正しいモードで実行しなければなりません。 ファイル編集の最初はコマンドモードになっています。入力モードにする コマンドが幾つかあります。入力モードから抜けるキーはただ一つで、 それは キーです。 (キーの名前は、<,> ではさんで書くことにします。 例えば、 は ``エスケープ'' ``esc'' キーのことを示し、通常キーボードでは、 と表示してあります。) どのモードにいるのかが判らなくなったならば、 .I \&vi が、ビープ音を出すまで、 キーを押し続けて下さい。 (一般的に、 .I \&vi は、許されていないことを何か試みたり、行なったりするとビープ音を鳴らします。 エラーメッセージも表示します。) .PP ファイルの編集を始めるには、 ``vi file_name'' という具合に、コマンドを入れます。 編集を始めると、まず直ちに、 ``:set verbose showmode'' とコマンドを入れましょう。 そうすることによって、エディタは、 画面の最終行に詳細なエラーメッセージを出すようになりますし、 現在のモードも表示するようになります。 .PP ファイル内を移動するコマンド : .TP .B h カーソルを 1 文字左へ動かす。 .TP .B j カーソルを 1 行下へ動かす。 .TP .B k カーソルを 1 行上へ動かす。 .TP .B l カーソルを1文字右へ動かす。 .TP .B カーソルを矢印が示す方へ動かす。 .TP .B /text ファイル中の ``text'' を検索し、その最初の文字へカーソルを移動します。 .PP 新しく文書入力するコマンド : .TP .B a 入力した文書カーソルの .I 後ろへ 追加します。 .TP .B i 入力した文書カーソルの .I 前に 挿入します。 .TP .B o カーソルの下に新しい行を設けて、文書の入力を開始します。 .TP .B O カーソルの上に行を設けて、文書の入力を開始します。 .TP .B 一旦、 .BR \&a , .BR \&i , .BR \&O ないし .B \&o などのコマンドで入力モードに入ってからは、 文書の入力を終了しコマンドモードへ戻るためには、 .B コマンドを用います。 .PP 文書をコピーするコマンド : .TP .B yy カーソルのある行をコピーします。 .TP .B p カーソルのある行の下にコピーした行を追加します。 .PP 文書を削除するコマンド : .TP .B dd カーソルのある行を削除します。 .TP .B x カーソルのある文字を削除します。 .PP ファイルに書き込むコマンド : .TP .B :w もともと .I \&vi のコマンドラインで指定したファイルに、ファイルの内容を書き戻します。 .TP .B ":w file_name" 指定された ``file_name'' に、ファイルの内容を書き出します。 .PP 編集を終了し、エディタを抜けるコマンド : .TP .B :q エディットを終了し、 vi から抜けます。 (ファイル内容が変更されていてまだ保存されていなければ、 .I \&vi は、終了指示を拒否します) .TP .B :q! 変更した内容を放棄し、終了します。 .PP 最後に注意していただきたいこととして、 通常の文字ではない文字は、画面上で複数カラムを占めることがあります。また、 長い行は、画面上の1行に収まらないこともあります。 上記のコマンドは、 ``物理的な'' 行や文字に対して作用します。 つまり、行関係のコマンドはその行が画面上で 何行になろうと行全体に影響を及ぼしますし、文字関係のコマンドはその文字が 画面上で何カラムを占めていても、その文字全体に影響を及ぼします。 .SH VI コマンド 以下の章では、 .I \&vi のコマンドモードで現れるコマンドについて説明します。 それぞれの記述では、見出し行にコマンドの使用書式を一覧表示します。 .PP .TP .B "[count] " .I count で指定した回数だけ、前方へ現在の単語を検索します。 .TP .B "[count] " .I count で指定した回数だけ、画面を後方へ戻します。 .TP .B "[count] " .I count で指定した行数だけ、画面を前方へスクロールします。 .TP .B "[count] " .I count で指定した行数だけ、画面を前方へスクロールします。 カーソルは現在行から離れますが、可能な場合は元のカラムに留まります。 .TP .B "[count] " .I count で指定した回数だけ、画面を前方へスクロールします。 .TP .B "" ファイル情報を表示します。 .TP .B "" .TP .B "[count] h" .I count で指定した文字数だけ、カーソルを現在行中で戻します。 .TP .B "[count] " .TP .B "[count] " .TP .B "[count] j" .I count で指定した行数だけ、カラム位置を変えずにカーソルを 下へ移動します。 .TP .B "" .TP .B "" 画面を再表示します。 .TP .B "[count] " .TP .B "[count] +" .I count で指定した行数だけ下の行の、 最初の空白以外の文字の位置へカーソルを 移動します。 .TP .B "[count] " .TP .B "[count] k" .I count で指定した行数だけ、 カラム位置を変えずにカーソルを上へ移動します。 .TP .B "" 最近のタグの状態へと戻ります。 .TP .B "" .I count で指定した行数だけ、画面を後方へスクロールします。 .TP .B "" 編集中の次の下位のスクリーンに切り替わります。 編集中の下位のスクリーンが他に無い場合には、最初のスクリーンへ切り替えます。 .TP .B "" .I count で指定した行数だけ、画面を後方にスクロールします。 できるかぎり現在の行、カラムにカーソルを残します。 .TP .B "" 現在の処理を中断 (suspend) します。 .TP .B "" .I \&ex コマンドを実行します。もしくは、実行中のコマンドを部分的にキャンセルします。 .TP .B "" タグ参照の内容をタグスタックへプッシュします。 gtagsmode では、行の最初のカラムにいる時は関数の参照位置を探し、 そうでない時は関数の定義位置を探します。 .TP .B "" 最後に編集したファイルへ切り替えます。 .TP .B "[count] " .TP .B "[count] l" .I count で指定した文字数だけ、カーソルを前方へ行を変えずに移動します。 .TP .B "[count] ! motion shell-argument(s)" シェルコマンドの結果を用いて文書を置き換えます。 .TP .B "[count] # #|+|-" カーソルが指す場所の数を増減します。 .TP .B "[count] $" カーソルを現在の行の末尾に移動します。 .TP .B "%" 対となる文字へカーソルを移動します。 .TP .B "&" 現在行で、前回実行した置換コマンドを再び実行します。 .TP .B "'" .TP .B "`" マークした文字 の場所へ戻ります。 .IR . .TP .B "[count] (" .I count で指定された数だけ、前の文へ戻ります。 .TP .B "[count] )" .I count で指定された数だけ、後ろの文へ移動します。 .TP .B "[count] ," .I count で指定された回数だけ、逆方向へ文字を検索します。 .TP .B "[count] -" .I count で指定された回数だけ、 直前の行で最初に現れる空白でない文字への移動を行ないます。 .TP .B "[count] ." 直前の .I \&vi 編集コマンドを繰り返します。 .TP .B "/RE" .TP .B "/RE/ [offset]" .TP .B "?RE" .TP .B "?RE? [offset]" .TP .B "N" .TP .B "n" 前方/後方に向かって、正規表現による検索を行ないます。 .TP .B "0" 現在行の最初の文字に移動します。 .TP .B ":" ex コマンドを実行します。 .TP .B "[count] ;" 文字検索を .I count で指定された回数だけ繰り返します。 .TP .B "[count] < motion" .TP .B "[count] > motion" 現在行を、左/右にシフトします。 .TP .B "@ buffer" バッファに保存されたコマンドを実行します。 .TP .B "[count] A" 入力モードに入り、文書を行の最後に追加します。 .TP .B "[count] B" .I count で指定された回数だけ、大単語(bigword)の先頭文字への移動を繰り返します。 .TP .B "[buffer] [count] C" 現在位置から行末までを変更します。 .TP .B "[buffer] D" 現在位置から行末まで削除します。 .TP .B "[count] E" .I count で指定された回数だけ、大単語の末尾の文字への移動を繰り返します。 .TP .B "[count] F " .I count で指定された回数だけ、行の先頭から逆方向に文字 .IR を検索/移動を繰り返します。 .TP .B "[count] G" ファイルの最初から数えて .IR count 行目へ、もしくは .I count を指定しなかったときはファイルの末尾の行へ、カーソルを移動します。 .TP .B "[count] H" 画面の最初から数えて .I "count - 1" 行目に移動します。 .TP .B "[count] I" 入力モードに入り、行の先頭へ文書を挿入します。 .TP .B "[count] J" 現在行と次の行を結合します。 .TP .B "[count] L" 画面の下から数えて .I "count - 1" 行目に移動します。 .TP .B " M" 画面中央の行へ移動します。 .TP .B "[count] O" 入力モードに入ります。現在行の直前に新しい行を作り、文書を追加します。 .TP .B "[buffer] P" バッファに保存した文書を挿入します。 .TP .B "Q" .I \&vi (もしくは visual)モードを終了し、 .I \&ex モードへ切り替わります。 .TP .B "[count] R" 入力モードに入り、現在行の内容を置き換えます。 .TP .B "[buffer] [count] S" .I count で指定した行数だけ、行を置き換えます。 .TP .B "[count] T " .I count で指定した回数だけ、現在行で逆方向に検索し、指定された文字 .IR の .I 後ろ の文字に移動します。 .TP .B "U" 現在行を、カーソルが最後に入ってきた時の直前の状況に復元します。 .TP .B "[count] W" .I count で指定した回数だけ、大単語単位で移動します。 .TP .B "[buffer] [count] X" .I count で指定した回数だけ、カーソルの前の文字を削除します。 .TP .B "[buffer] [count] Y" 行のコピー、 (もしくは ``ヤンク'') を .I count で指定した行数だけ、指定したバッファに取り込みます。 .TP .B "ZZ" ファイルに書き込み、 .IR \&vi を終了します。 .TP .B "[count] [[" .I count で指定した回数だけ、後方のセクションの先頭へ移動します。 .TP .B "[count] ]]" .I count で指定した回数だけ、前方のセクションの末尾へ移動します。 .TP .B "\&^" 現在行の空白でない最初の文字へ移動します。 .TP .B "[count] _" .I "count - 1" で指定した行数だけ、下の行の最初の空白でない文字へ移動します。 .TP .B "[count] a" 入力モードに入り、カーソルの後ろに文書を追加します。 .TP .B "[count] b" .I count で指定した回数だけ、後方へ単語単位で移動します。 .TP .B "[buffer] [count] c motion" 範囲指定した文書を変更します。 .TP .B "[buffer] [count] d motion" 範囲指定した文書を削除します。 .TP .B "[count] e" .I count で指定した数だけ前方の単語の終りに移動します。 .TP .B "[count] f" 現在行の中で、行末まで .I count で指定した回数だけ、 .IR を検索します。 .TP .B "[count] i" 入力モードに入り、カーソルの前に文書を挿入します。 .TP .B "m " 現在の状態 (行とカラム) を .IR へ、保存します。 .TP .B "[count] o" 入力モードに入ります。現在行の下に新しい行を作り、文章を追加します。 .TP .B "[buffer] p" バッファから文章を取り出し、追加します。 .TP .B "[count] r " .I count で指定した文字数だけ、文字を置換します。 .TP .B "[buffer] [count] s" 現在行の中で、カーソルのある文字から .I count で指定する回数だけ、文字を入れ換えます。 .TP .B "[count] t " 現在行の中で、前方へ .I count で指定する回数だけ、 .IR を検索し、その文字の .I 直前 へ移動します。 .TP .B "u" ファイルに最後に行なった変更を取り消します。 .TP .B "[count] w" .I count で指定した回数だけ、前方へ単語単位で移動します。 .TP .B "[buffer] [count] x" .I count で指定した回数だけ、文字を削除します。 .TP .B "[buffer] [count] y motion" .I count と motion で指定された範囲をバッファへコピー(もしくは ``yank'')します。 .TP .B "[count1] z [count2] -|.|+|^|" 画面を再表示します。あわせてカーソル位置や画面のサイズを変更することも できます。 .TP .B "[count] {" .I count で指定した回数だけ、後方へ段落単位で移動します。 .TP .B "[count] |" 現在行の中で .I count で指定した .I column 位置に移動します。 .TP .B "[count] }" .I count で指定した回数だけ、前方へ段落単位で移動します。 .TP .B "[count] ~" .I count で指定した回数だけ、文字(列)の大文字、小文字を入れ換えます。 .TP .B "[count] ~ motion" .I count と .IR motion で指定された範囲の文字列の大文字小文字を入れ換えます。 .TP .B "" 現在の作業を中断します。 .SH VI の文書入力コマンド 以下のセクションでは、 .I \&vi エディタの文書入力に用するコマンドに関して記します。 .PP .TP .B "" 直前の入力を繰り返します。 .TP .B "" 直前の .B shiftwidth のカラム境界まで消去します。 .TP .B "^" オートインデント文字を全部消し、インデント状態を解除します。 .TP .B "0" オートインデント文字を全部消します。 .TP .B "" カーソルが .B shiftwidth オプションの偶数倍のカラム数の直後に来るまで、適当な数の .I と .I 文字を挿入します。 .TP .B " .TP .B "" 最後に入力した文字を消します。 .TP .B "" 次の文字を引用します。 .TP .B " 文書を全部ファイルに格納し、コマンドモードへ戻ります。 .TP .B "" 現在行を消します。 .TP .B "" .TP .B "" 最後に入力した単語を消します。 単語の定義は、 .B altwerase と .B ttywerase のオプションに依存します。 .TP .B "[0-9A-Fa-f]+" 指定した 16 進の値を持つ文字を挿入します。 .TP .B "" 文書入力モードを中断し、コマンドモードへと戻ります。 .SH EX コマンド 以下のセクションでは、 .I \&ex エディタで用いられるコマンドに関して記します。 以下のエントリのうち、見出し行にはコマンドの使用書式を記載してあります。 .PP .TP .B "" 画面をスクロールします。 .TP .B "! argument(s)" .TP .B "[range]! argument(s)" シェルコマンドを実行するか、もしくはシェルコマンドを用いて 指定範囲の行にフィルタをかけます。 .TP .B \&" コメントです。 .TP .B "[range] nu[mber] [count] [flags]" .TP .B "[range] # [count] [flags]" 指定行を、その行番号を前に付けて表示します。 .TP .B "@ buffer" .TP .B "* buffer" バッファの中身を実行します。 .TP .B "[line] a[ppend][!]" 指定行の後に、入力文字を追加します。 .TP .B "[range] c[hange][!] [count]" .I range で指定した範囲を入力文字で置き換えます。 .TP .B "cs[cope] add | find | help | kill | reset" cscope コマンドを実行する。 .TP .B "[range] d[elete] [buffer] [count] [flags]" ファイルから行を削除します。 .TP .B "di[splay] b[uffers] | c[onnections] | s[creens] | t[ags]" バッファ、cscope接続、画面、タグを表示します。 .TP .B "[Ee][dit][!] [+cmd] [file]" .TP .B "[Ee]x[!] [+cmd] [file]" 別のファイルを編集します。 .TP .B "exu[sage] [command]" 指定した .I \&ex コマンドの使い方を表示します。 .TP .B "f[ile] [file]" ファイル名を表示し、指定があればファイル名を変更します。 .TP .B "[Ff]g [name]" .I \&vi モードのみ。 指定した画面をフォアグランドに表示します。 .TP .B "[range] g[lobal] /pattern/ [commands]" .TP .B "[range] v /pattern/ [commands]" パターンに合致した(しない)行にコマンドを適用します。 .TP .B "he[lp]" ヘルプメッセージを表示します。 .TP .B "[line] i[nsert][!]" 入力文書を指定した行の前に挿入されます。 .TP .B "[range] j[oin][!] [count] [flags]" 行を結合します。 .TP .B "[range] l[ist] [count] [flags]" 行を曖昧さがないように表示します。 .TP .B "map[!] [lhs rhs]" マップを定義もしくは表示します。( .I \&vi のみ) .TP .B "[line] ma[rk] " .TP .B "[line] k " 行を .IR としてマークします。 .TP .B "[range] m[ove] line" 指定した行を目標行の後ろに移動します。 .TP .B "mk[exrc][!] file" 略語、エディタのオプション、マップを指定したファイルに書き込みます。 .TP .B "[Nn][ext][!] [file ...]" 引数リストで指定した次のファイルの編集に移行します。 .TP .B "[line] o[pen] /pattern/ [flags]" オープンモードに入ります。 .TP .B "pre[serve]" 後で .I \&ex .B \-r オプションを用いてファイルを復元できる形式にして保存します。 .TP .B "[Pp]rev[ious][!]" 引数リストで指定した一つ前のファイルを編集します。 .TP .B "[range] p[rint] [count] [flags]" 指定した行を表示します。 .TP .B "[line] pu[t] [buffer]" バッファの内容を現在行に追加します。 .TP .B "q[uit][!]" 編集を終了します。 .TP .B "[line] r[ead][!] [file]" ファイルを読み込みます。 .TP .B "rec[over] file" 事前に保存されている場合に、 .I file を復元します。 .TP .B "res[ize] [+|-]size" .I \&vi モードのみ。 現在の画面を大きくするか、もしくは小さくします。 .TP .B "rew[ind][!]" 引数リストを巻き戻し、最初の引数のファイルの編集に移行します。 .TP .B "rta[g][!] tagstring" 指定したタグを参照しているファイルを編集します。(gtagsmode でのみ有効) .TP .B "se[t] [option[=[value]] ...] [nooption ...] [option? ...] [all]" エディタのオプションを表示、もしくは設定します。 .TP .B "sh[ell]" シェルプログラムを実行します。 .TP .B "so[urce] file" ファイルから .I \&ex コマンドを読み込み、実行します。 .TP .B "[range] s[ubstitute] [/pattern/replace/] [options] [count] [flags]" .TP .B "[range] & [options] [count] [flags]" .TP .B "[range] ~ [options] [count] [flags]" 置換を行ないます。 .TP .B "su[spend][!]" .TP .B "st[op][!]" .TP .B 編集を一時中断します。 .TP .B "[Tt]a[g][!] tagstring" 指定のタグを含むファイルを編集します。 .TP .B "tagn[ext][!]" 現在のタグの次のタグを含むファイルを編集します。 .TP .B "tagp[op][!] [file | number]" スタックから指定したタグを取り出します。 .TP .B "tagp[rev][!]" 現在のタグの前のタグを含むファイルを編集します。 .TP .B "unm[ap][!] lhs" 指定した文字列のマップ定義を解除します。 .TP .B "ve[rsion]" .I \&ex/vi のバージョンを表示します。 .TP .B "[line] vi[sual] [type] [count] [flags]" .I \&ex モードのみ。 .IR \&vi モードに入ります。 .TP .B "[Vi]i[sual][!] [+cmd] [file]" .I \&vi モードのみ。 新しいファイルを編集します。 .TP .B "viu[sage] [command]" .I \&vi コマンドの使い方を表示します。 .TP .B "[range] w[rite][!] [>>] [file]" .TP .B "[range] w[rite] [!] [file]" .TP .B "[range] wn[!] [>>] [file]" .TP .B "[range] wq[!] [>>] [file]" ファイルに書き出します。 .TP .B "[range] x[it][!] [file]" 修正されていれば、ファイルに書きだします。 .TP .B "[range] ya[nk] [buffer] [count]" 指定行をバッファにコピーします。 .TP .B "[line] z [type] [count] [flags]" ウィンドウのサイズを調節します。 .SH SET オプション set (または unset)することによりエディターの動作を変更することができる オプションが非常にたくさんあります。このセクションでは、 これらのオプションとその短縮形とデフォルト値を説明します。 .PP 以下の各項目では、最初にオプションをフルネームで、 その次に同じ意味を持つ短縮形が続きます。 角括弧の部分は、デフォルト値です。 ほとんどのオプションは on または off のような bool 値で、 関連する値は持ちません。 .PP これらのオプションは、特に断りがない場合は .I \&ex と .I \&vi の両方のモードに適用されます。 .PP .TP .B "altwerase [off]" .I \&vi のみ。 別の単語削除アルゴリズムを選択します。 .TP .B "autoindent, ai [off]" 改行時に自動的にインデントします。 .TP .B "autoprint, ap [off]" .I \&ex のみ。 自動的に現在の行を表示します。 .TP .B "autowrite, aw [off]" 別のファイルに切替える際に、ファイルが変更されているなら自動的にセーブします。 .\" I cannot get a double quote to print between the square brackets .\" to save my life. The ONLY way I've been able to get this to work .\" is with the .tr command. .tr Q" .ds ms backup [QQ] .TP .B "\*(ms" .tr QQ ファイルが上書きされる前にバックアップファイルを作成します。 .TP .B "beautify, bf [off]" コントロール・キャラクタを切り捨てます。 .TP .B "cdpath [環境変数 CDPATH 、またはカレントディレクトリ]" .B cd コマンドのパス接頭子として使われるディレクトリパスです。 .TP .B "cedit [no default]" コロンコマンドライン履歴を編集する文字をセットします。 .TP .B "columns, co [80]" 画面のカラム数をセットします。 .TP .B "comment [off]" .I \&vi のみ。 シェルスクリプト、C、C++言語ファイル先頭のコメントの読み込みをスキップします。 .TP .B "directory, dir [環境変数 TMPDIR 、または /tmp]" テンポラリファイルを作成するディレクトリです。 .TP .B "edcompatible, ed [off]" .B 置換 コマンドの接尾子の ``c'' と ``g'' の値を記憶するようにします。 通常は新しくコマンドを実行するたびに初期化します。 .TP .B "errorbells, eb [off]" .I \&ex のみ。 エラーメッセージをベルとともに知らせます。 .TP .B "exrc, ex [off]" ローカルディレクトリのスタートアップファイルを読み込みます。 .TP .B "extended [off]" 正規表現を .IR egrep (1)\-\c スタイルに拡張します。 .TP .B "filec [no default]" コロンコマンドライン上のファイルパス補間を行なう文字をセットします。 .TP .B "flash [on]" エラー時にビープを鳴らすのではなく、画面をフラッシュします。 .TP .B "gtagsmode, gt [off]" tags の代わりに GTAGS と GRTAGS を使います。 .TP .B "hardtabs, ht [8]" スペースをハードウェアタブ設定に合わせて設定します。 .TP .B "iclower [off]" 検索文字列に大文字が現れなければ、すべての正規表現を大文字小文字の 区別なく行なうようにします。 .TP .B "ignorecase, ic [off]" 正規表現検索で大文字小文字の違いを無視します。 .TP .B "keytime [6]" .I ex/vi は、後に続くキーを先のキーに続けて解釈しキーマッピングを行ないますが、 後に続くキー入力の待ち時間を1/10秒単位で指定します。 .TP .B "leftright [off]" .I \&vi のみ。 左右のスクロールを行ないます。 .TP .B "lines, li [24]" .I \&vi のみ。 画面の行数を設定します。 .TP .B "lisp [off]" .I \&vi のみ。 さまざまなサーチコマンドとオプションの動作を Lisp 言語編集用に 修正します。 .I "このオプションはまだ実装されていません。" .TP .B "list [off]" 行を曖昧でない形式で表示します。 .TP .B "lock [on]" どのファイルの編集、読み込み、書き込みに関しても、排他的ロックをする ように試みます。 .TP .B "magic [on]" ある種の文字を正規表現中で特殊扱いします。 .TP .B "matchtime [7]" .I \&vi のみ。 .B showmatch オプションが設定されている場合、 .I ex/vi は対になる括弧の上で一時停止しますが、その停止時間を1/10秒単位で指定します。 .TP .B "mesg [on]" 他のユーザーからのメッセージ着信を許可します。 .TP .B "modelines, modeline [off]" それぞれのファイルの最初と最後の数行を .I ex コマンドとして読み込みます。 .I "このオプションが実装されることは決してありません。" .\" I cannot get a double quote to print between the square brackets .\" to save my life. The ONLY way I've been able to get this to work .\" is with the .tr command. .tr Q" .ds ms noprint [QQ] .TP .B "\*(ms" .tr QQ 表示可能な文字として扱われない文字を指定します。 .TP .B "number, nu [off]" 各行先頭に行番号を付けて表示します。 .TP .B "octal [off]" 表示出来ない文字を 8 進数で表示します。デフォルトでは 16 進表示です。 .TP .B "open [on]" .I \&ex のみ。 このオプションが設定されていなければ、 .B open と .B visual コマンドは許されません。 .TP .B "optimize, opt [on]" .I \&vi のみ。 ダム端末へのテキスト出力速度を最適化します。 .I "このオプションはまだ実装されていません。" .TP .B "paragraphs, para [IPLPPPQPP LIpplpipbp]" .I \&vi のみ。 .B \&{ と .B \&} コマンドで使用する段落境界の定義を追加します。 .TP .B "path []" 編集するファイルを探すディレクトリの追加分を定義します。 Define additional directories to search for files being edited. .\" I cannot get a double quote to print between the square brackets .\" to save my life. The ONLY way I've been able to get this to work .\" is with the .tr command. .tr Q" .ds ms print [QQ] .TP .B "\*(ms" .tr QQ 常に表示可能な文字として扱われる文字を指定します。 .TP .B "prompt [on]" .I \&ex のみ。 コマンドプロンプトを表示します。 .TP .B "readonly, ro [off]" ファイルとそのセッションを読み込み専用とします。 .TP .B "recdir [/var/tmp/vi.recover]" 復元用のファイルを置くディレクトリです。 .TP .B "redraw, re [off]" .I \&vi のみ。 ダム端末上で、インテリジェント端末をシミュレートします。 .I "このオプションはまだ実装されていません。" .TP .B "remap [on]" 解決されるまで、キーマップを解釈します。 .TP .B "report [5]" 変更ないしヤンクについて、エディタが報告する行数を設定します。 .TP .B "ruler [off]" .I \&vi のみ。 最下行に行/カラムを示す罫を表示します。 .TP .B "scroll, scr [window / 2]" スクロールする行数を設定します。 .TP .B "searchincr [off]" .B \&/ と .B \&? コマンドをインクリメンタルにセットします。 .TP .B "sections, sect [NHSHH HUnhsh]" .I \&vi のみ。 .B \&[[ と .B \&]] コマンドで使用するセクション境界の定義を追加します。 .TP .B "secure [off]" 外部プログラムへのすべてのアクセスを止めます。 .TP .B "shell, sh [環境変数 SHELL 、または /bin/sh]" エディタ上から使われるシェルを選択します。 .\" I cannot get a double quote to print between the square brackets .\" to save my life. The ONLY way I've been able to get this to work .\" is with the .tr command. .tr Q" .ds ms shellmeta [~{[*?$`'Q\e] .TP .B "\*(ms" .tr QQ ファイル名の拡張が必要なとき、その決定をするメタキャラクタを セットします。 .TP .B "shiftwidth, sw [8]" オートインデント、シフトコマンドで用いる幅を設定します。 .TP .B "showmatch, sm [off]" .I \&vi のみ。 ``{'' と ``('' に対し ``}'' and ``)'' の括弧の対応を表示します。 .TP .B "showmode, smd [off]" .I \&vi のみ。 現在のエディタのモードと ``変更'' フラグを表示します。 .TP .B "sidescroll [16]" .I \&vi のみ。 左右スクロールで動く幅を設定します。 .TP .B "slowopen, slow [off]" 文書を入力中、画面更新を遅らせて表示します。 .I "このオプションはまだ実装されていません。" .TP .B "sourceany [off]" 現在のユーザの所有でないスタートアップファイルを読み込みます。 .I "このオプションが実装されることは決してありません。" .TP .B "tabstop, ts [8]" このオプションは、表示で使用されるタブの幅を設定します。 .TP .B "taglength, tl [0]" タグの名前を判別可能な最大文字数を設定します。 .TP .B "tags, tag [tags /var/db/libc.tags /sys/kern/tags]" タグファイルのリストを設定します。 .TP .B "term, ttytype, tty [環境変数 TERM]" 端末の型を設定します。 .TP .B "terse [off]" このオプションは伝統的にエディタの示すメッセージをより簡潔なものにする ために作られています。 この実装では何の影響も与えません。 .TP .B "tildeop [off]" .B \&~ コマンドが連係動作をするように修正します。 .TP .B "timeout, to [on]" キーをマップする際のタイムアウト。 .TP .B "ttywerase [off]" .I \&vi のみ。 別の削除アルゴリズムを選択します。 .TP .B "verbose [off]" .I \&vi のみ。 エラーが起こる度にエラーメッセージを表示します。 .TP .B "w300 [no default]" .I \&vi のみ。 転送レートが1200ボー以下の場合に設定するウィンドウサイズ。 .TP .B "w1200 [no default]" .I \&vi のみ。 転送レートが1200ボーの場合に設定するウィンドウサイズ。 .TP .B "w9600 [no default]" .I \&vi のみ。 転送レートが1200ボー以上の場合に設定するウィンドウサイズ。 .TP .B "warn [on]" .I \&ex のみ。 このオプションは、 ファイルが最後に書き込まれた後でファイルが修正されている場合、 .B \&! コマンドが実行される前に端末に警告メッセージ を出すようにします。 .TP .B "window, w, wi [環境変数 LINES]" 画面のウィンドウサイズを設定します。 .TP .B "windowname [off]" アイコン名、ウインドウ名を、たとえエディタ終了時に戻すことができなく なるとしても、現在作業中のファイル名に変えます。 .TP .B "wraplen, wl [0]" .I \&vi のみ。 左マージンから指定したカラム数で、行を自動的に折り返します。 もし、 .B wraplen と .B wrapmargin の両方の編集オプションがセットされると、 .B wrapmargin の値が使われます。 .TP .B "wrapmargin, wm [0]" .I \&vi のみ。 右マージンから指定したカラム数で、行を折り返します。 .B wraplen と .B wrapmargin 編集オプションの両方が指定されると、 .B wrapmargin の値が使われます。 .TP .B "wrapscan, ws [on]" 検索が、ファイルの最後に達したら最初へと戻ります。 .TP .B "writeany, wa [off]" ファイルの上書きチェックを切り替えます。 .SH 環境変数 .TP .I COLUMNS 画面のカラム数。 この値は、システムや端末固有のどの値をも上書きします。 .I ex/vi の起動時に環境変数 .I COLUMNS が設定されていない場合、または .B columns オプションによりユーザが明示的に値をリセットした場合は、 .I ex/vi は環境変数 .I COLUMNS にこの値を設定します。 .TP .I EXINIT .I \&ex のスタートアップコマンドのリスト。 .I NEXINIT が設定されていない場合に読み込まれます。 .TP .I HOME ユーザのホームディレクトリ。 起動時に ``$\fIHOME\fP/.nexrc'' と ``$\fIHOME\fP/.exrc'' を読み込むための初期ディレクトリパスとして使われます。 この値は、 .I \&vi の .B \&cd コマンドのデフォルトディレクトリとしても使われます。 .TP .I LINES 画面の行数。 この値は、システムや端末固有のどの値をも上書きします。 .I ex/vi 起動時に、環境変数 .I LINES が設定されていないか、 .B lines オプションによりユーザが明示的に値をリセットした場合は、 .I ex/vi は環境変数 .I LINES にこの値を設定します。 .TP .I NEXINIT .I \&ex のスタートアップコマンドのリスト。 .TP .I SHELL ユーザが選んだシェル 。 ( .B shell オプションを参照) .TP .I TERM ユーザの端末の型。デフォルトの型は ``unknown'' です。 .I ex/vi 起動時に環境変数 .I TERM の値が設定されていないか、または、 .B term オプションによりユーザが明示的に値をリセットした場合は、 .I ex/vi は環境変数 .I TERM にこの値を設定します。 .TP .I TMPDIR テンポラリファイルの作成される場所。 ( .B directory オプションを参照) .SH 非同期イベント .TP SIGALRM .I \&vi/ex は、ファイル編集時の定期的なバックアップを行なうためと、 処理に長い時間がかかりそうな時に画面に ``busy'' のメッセージを 表示するために、このシグナルを使います。 .TP SIGHUP .TP SIGTERM 最後にファイル全体を書き込んだ後、現在のバッファを変更した場合、 後に復旧できるように編集中のファイルを保存しようと試みます。 詳細は、 .I \&vi/ex リファレンスマニュアルの ``Recovery'' のセクションを参照して下さい。 .TP SIGINT この割り込みが発生した場合、現在の操作は停止され、コマンドレベルに戻ります。 テキスト入力中にこの割り込みが発生した場合は、テキスト入力を正常に終了させた かのように、ファイルに入力中のテキストを書き込みます。 .TP SIGWINCH スクリーンのサイズ変更を行ないます。 詳しくは、 .I \&vi/ex リファレンスマニュアルの ``Sizing the Screen'' のセクションを参照して下さい。 .TP SIGCONT .TP SIGQUIT .TP SIGTSTP .I \&vi/ex はこれらのシグナルを無視します。 .SH 関連ファイル .TP /bin/sh デフォルトのユーザシェル。 .TP /etc/vi.exrc システム全体における vi のスタートアップファイル。 .TP /tmp テンポラリファイルのディレクトリ。 .TP /var/tmp/vi.recover デフォルトの復元ファイルのディレクトリ。 .TP $HOME/.nexrc ユーザのホームディレクトリにあるスタートアップファイルで、 1 番最初に読まれるファイル。 .TP $HOME/.exrc ユーザのホームディレクトリにあるスタートアップファイルで、 2 番目に読まれるファイル。 .TP \&.nexrc ローカルディレクトリにあるスタートアップファイルで、 1 番最初に読まれるファイル。 .TP \&.exrc ローカルディレクトリにあるスタートアップファイルで、 2 番目に読まれるファイル。 .SH 関連項目 .IR ctags (1), .IR more (3), .IR curses (3), .IR dbopen (3) .sp ``Vi Quick Reference'' カード。 .sp ``An Introduction to Display Editing with Vi'' のセクション。 4.3BSD と 4.4BSD のマニュアルセットの ``UNIX User's Manual Supplementary Documents'' の中で見つかります。 これは、手に入るものの中で .I \&vi スクリーンエディタの入門書にもっとも近いものです。 .sp ``Ex Reference Manual (Version 3.7)'' のセクション。 4.3BSD と 4.4BSD のマニュアルセットの ``UNIX User's Manual Supplementary Documents'' の中で見つかります。 これは、 .I \&ex エディタのドキュメントで、伝統的な 4BSD と System V で配布された 最終的なリファレンスです。 .sp ``Edit: A tutorial'' セクション。 4.3BSD のマニュアルセットの ``UNIX User's Manual Supplementary Documents'' の中で見つかります。 これは、 .I \&ex スクリーンエディタの単純な版の入門用ドキュメントです。 .sp ``Ex/Vi Reference Manual'' セクション。 4.4BSD のマニュアルセットの ``UNIX User's Manual Supplementary Documents'' の中で見つかります。 これは、 .I \&nex/nvi テキストエディタのために 4.4BSD と 4.4BSD-Lite で配布された 最終的なリファレンスです。 .PP .I nex/nvi ドキュメントの .I roff ソース。 これらは .I nex/nvi のソースコードが置かれているディレクトリの .I nvi/USD.doc ディレクトリの中に一緒に配布されています。 .sp .I nex/nvi のソースコードが置かれている .I nvi/docs/internals ディレクトリの ``autowrite'', ``input'', ``quoting'' , ``structures'' といったファイル群。 .SH 歴史 .I ex/vi エディタに代わる .I nex/nvi コマンドは、4.4BSD から登場しました。 .SH 標準 .I \&nex/nvi は、IEEE Std1003.2 (``POSIX'') に近いです。 この文書は、幾つかの点で従来の .I ex/vi の実際の動作とは異なります。 .I \&nex/nvi には、両方の面に則って作られたという違いがあります。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/boot_i386.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/boot_i386.8 index 280f3d2f84..a41154b8b5 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/boot_i386.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/boot_i386.8 @@ -1,239 +1,239 @@ .\" Copyright (c) 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software written and contributed .\" to Berkeley by William Jolitz. .\" .\" Almost completely rewritten for FreeBSD 2.1 by Joerg Wunsch. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)boot_i386.8 8.2 (Berkeley) 4/19/94 .\" %Id: boot_i386.8,v 1.4.2.4 1998/03/23 08:14:06 danny Exp % .\" jpman %Id: boot_i386.8,v 1.5 1997/12/04 18:33:50 ken Exp % .\" .\" .Dd April 19, 1994 .Dt BOOT 8 i386 .Os .Sh 名称 .Nm boot .Nd システム立上げ時の手続き .Sh 解説 .Sy 電源断とクラッシュからの回復。 通常、電源復旧時とクラッシュ発生後には、システムは自動的にリブートし ます。ファイルシステムの整合性チェックが自動実行され、途中で失敗しな ければ、システムはマルチユーザ・モードに移行します。 .Pp .Sy コールドスタート。 大多数の 386 .Tn "PC AT" 互換機は、まずフロッピードライブ 0 (ドライブ A: ともいう) からの ブートを試み、それに失敗すると、ハードディスクドライブ 0 (ドライブ C: も しくは (紛らわしいが) ハードディスクドライブ 1 とも BIOS のドライブ 0x80 ともいう) からブートしようとします。いくつかの BIOS では、この デフォルトの順序を変えたり、 CD-ROM デバイスをブートデバイスとして含 めることができます。 ブートブロックがロードされたあとで、次のようなプロンプトが現れます。 .Bd -literal >> FreeBSD BOOT @ 0x10000: 640/7168 k of memory, internal console Boot default: 0:wd(0,a)kernel boot: .Ed .Pp (スクリーン上にはいくつかの情報も出力されているかもしれません) .Pp 自動ブートにおいては、フロッピー もしくはハードディスクのパーティション .Ql a から .Pa /kernel をロードしようとします。 この動作は .Ql boot: というプロンプトが出ている間なら、キーボードから適当な文字を入力する ことで中断できます。以下にあげるような入力はブート動作に対する指示と して受付けられます。 .Bl -tag -width 10x .It \&? ブートファイルを探す際のヒントとして、デフォルトのブートデバイスの ルートディレクトリにあるファイルの名前を表示します。 .It Op bios_drive:interface(unit,part) Op filename Op Fl aCcDdghPrsv ブートファイルとブートフラグを指定します。 .Bl -tag -width 10x -compact .It bios_drive BIOS によって認識されるドライブ番号です。 1 つ目のドライブに対しては 0 、 2 つ目のドライブに対しては 1 、などです。 .It interface そこからブートするコントローラのタイプです。ブートファイルのイメージ をロードするのには BIOS の機能を使用するので、そのコントローラに対す る BIOS サポートが必要となることに注意して下さい。 .Pp -サポートされているインターフェイスを以下にあげます。 +サポートされているインタフェースを以下にあげます。 .Bl -tag -width "wdXX" -compact .It wd WD100[2367] とその互換コントローラ上の ST506, IDE, ESDI, RLL ディスク .It fd 5 1/4" または 3 1/2" 高密度 フロッピ .It sd サポートされている SCSI コントローラ上の SCSI ディスク .\".It cd .\"CDROM からのブート .El .It unit -使用されているインターフェイス上のドライブのユニット番号です。 1 つ +使用されているインタフェース上のドライブのユニット番号です。 1 つ 目のドライブに対しては 0 、 2 つ目のドライブに対しては 1 、などです。 .It part ディスク上の BSD 部分内のパーティション文字です。詳しくは .Xr disklabel 8 を参照して下さい。慣例として、パーティション .Ql a のみが ブート可能なイメージを含んでいます。ディスクにスライス .Pq Dq fdisk パーティション が設けられていた場合、最初の BSD スライスからのみブートが可能です。 また、パーティション文字は常に最初のスライスについてのものとなります。 .It /filename ブートファイルの (指定されたパーティションのルートディレクトリからの 相対) パス名です。デフォルトでは .Pa /kernel となります。シンボリックリンクはサポートされていません (ハードリンク は使用できます)。 .It Fl acCdDghPrsv ブートフラグです。 .Bl -tag -width "-CXX" -compact .It Fl a カーネル初期化中に、ルートファイルシステムとしてマウントされるデバイスを 尋ねて来るようにします。 .It Fl C CDROM からブートします。 .It Fl c ロードしたカーネルに対し、ハードウェアのパラメータを変更するため、 UserConfig を実行します。 カーネルが USERCONFIG_BOOT オプション付きで構築された場合、 スクリプト中に .Ic quit コマンドがあったとしても、UserConfig 中にとどまります。 .It Fl D シングルとデュアルのコンソール設定を切り替えます。シングル設定では、 下記の .Fl h オプションの状態によって、コンソールは内部ディスプレイかシリアルポートの いずれかになります。デュアルコンソール設定では、内部ディスプレイ とシリアルポートの両方が、 .Fl h オプションの状態によらず、同時にコンソールになります。しかし、 デュアルコンソール設定は、ブートプロンプトの間だけでしか効果を持ちません。 一旦カーネルがロードされると、 .Fl h オプションによって指定されたコンソールが唯一のコンソールになります。 .It Fl d カーネルの初期化のできる限り早い段階で DDB カーネルデバッガ .Pq Xr ddb 4 を参照 に入ります。 .It Fl g GDB リモートデバッギングプロトコルを使用します。 .It Fl h 内部コンソールとシリアルコンソールの切替えを行います。これを使用して コンソールデバイスを変更できます。例えば、内部コンソールからブートし た場合、カーネルがコンソールデバイスとしてシリアルポートを使用するよ うにするため、 .Fl h オプションを使用できます。反対に、シリアルポートからブートした場合、 カーネルがコンソールとして代わりに内部ディスプレイを使用するようにす るため、このオプションを使用できます。 .It Fl P キーボードを検出します。キーボードが発見できなかった場合には、 .Fl D と .Fl h オプションが自動的にセットされます。 .It Fl r ルートファイルシステムを含むデバイスとしてスタティックに config され たデフォルトを使用します .Pq Xr config 8 を参照 。 .It Fl s シングルユーザ・モードで立上がるようになります。コンソールが .Dq insecure .Pq Xr ttys 5 を参照 に設定されていた場合には、root のパスワードを入力しなければなり ません。 .It Fl v デバイス検出の際 (そしてその後も) 、詳細を出力します。 .El .El .El .Pp デフォルトを設定するため、BIOS ドライブ番号, コントローラタイプ, ユニット番号, パーティション, カーネルファイル名と .Fl D, .Fl h もしくは .Fl P オプションを .Pa /boot.config に書くこともできます。 .Ql boot: プロンプトでタイプするように、 1 行で書いてください。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /kernel.old.config -compact .It Pa /boot.config ブートローダに対するパラメータ (必須ではない) .It Pa /boot.help ヘルプメッセージ .It Pa /kernel デフォルトカーネル .It Pa /kernel.config デフォルトカーネルに対するパラメータ (必須ではない) .It Pa /kernel.old ふつうは非デフォルトカーネル (必須ではない) .It Pa /kernel.old.config 非デフォルトカーネルに対するパラメータ (必須ではない) .\" .It Pa /boot .\" system bootstrap .El .Sh 関連項目 .Xr ddb 4 , .Xr ttys 5 , .Xr config 8 , .Xr disklabel 8 , .Xr halt 8 , .Xr reboot 8 , .Xr shutdown 8 .Sh バグ このバージョンの .Bx で使用されているディスクラベルのフォーマットは、他のアーキテクチャで 使用されている物とは全く異なっています。 .Pp 一文字だけのブートフラグはあまり分かりやすい物とは言えず、有用と思わ れるオプションをすべて実現するには、アルファベットの文字数は少なすぎ ます。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/bootpd.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/bootpd.8 index 3fda8784ae..b9bb53cfd9 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/bootpd.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/bootpd.8 @@ -1,315 +1,315 @@ .\" Copyright (c) 1988, 1989, 1991 Carnegie Mellon University .\" .\" %Header: /home/ncvs/src/libexec/bootpd/bootpd.8,v 1.4.2.5 1998/02/18 05:55:24 jkh Exp % .\" jpman %Id: bootpd.8,v 1.4 1997/10/11 07:39:12 horikawa Stab % .\" .TH BOOTPD 8 "November 06, 1993" "Carnegie Mellon University" .SH 名称 -bootpd, bootpgw \- インタネットブートプロトコルサーバ/ゲートウェイ +bootpd, bootpgw \- インターネットブートプロトコルサーバ/ゲートウェイ .SH 書式 .B bootpd [ .B \-i .B \-s .B \-t timeout .B \-d level .B \-c chdir\-path ] [ .I bootptab [ .I dumpfile ] ] .br .B bootpgw [ .B \-i .B \-s .B \-t timeout .B \-d level ] server .SH 解説 .I bootpd は RFC951, RFC1532, RFC1533 で定義された -インタネットブートプロトコル (BOOTP) サーバを実装したものです。 +インターネットブートプロトコル (BOOTP) サーバを実装したものです。 .I bootpgw は、要求と応答を、あるサブネット上のクライアントと、 別のサブネット上の BOOTP サーバ (すなわち .IR bootpd ) との間で転送するのに使われる、単純な BOOTP ゲートウェイを実装しています。 .I bootpd または .I bootpgw は BOOTREPLY パケットを転送しますが、 .I bootpgw だけが BOOTREQUEST パケットを転送します。 .PP 各々のネットワークセグメントにつき、通常一つのホストで、 以下の行のどれかをファイル .IR /etc/inetd.conf に含めることにより、 .I bootpd あるいは .I bootpgw が .I inetd から起動されるように設定されます: .IP bootps dgram udp wait root /usr/libexec/bootpd bootpd /etc/bootptab .br bootps dgram udp wait root /usr/libexec/bootpgw bootpgw server .PP この動作モードは「inetd モード」と呼ばれ、 ブート要求が到着した時にだけ .I bootpd (あるいは .IR bootpgw ) を開始します。 もし最後にパケットを受信してから 15 分以内に別のパケットを受信しないのなら、 システムの資源を浪費しないように終了します。 .B \-t オプションがこのタイムアウト時間を制御します (オプション参照)。 .PP 他の通常のコマンドのように単にシェルから起動することで、 .I bootpd (あるいは .IR bootpgw ) を「スタンドアローンモード」( .IR inetd なし) で実行することも可能です。 .I bootpd が大きなコンフィギュレーションデータベースのもとで使われる時には、 inetd モードでの起動時の遅延が クライアントの要求に対する素早い応答を妨げるので、 スタンドアローンモードは特に役に立ちます。 (例えば .IR /etc/rc.local から .I bootpd を呼びだすことによって、 スタンドアローンモードで自動的に起動することができます) .I bootpgw はコンフィギュレーションファイルを読まないので、 起動時の遅延はかなり小さく、 スタンドアローンモードはあまり役に立ちません。 .PP どちらのプログラムも、inetd から呼び出されたかシェルから呼び出されたかを 自動的に検出し、自動的に適当なモードを選択します。 .B \-s と .B \-i オプションは各々、スタンドアローンモードと inetd モードを強制するのに 使います (オプション参照) .SH オプション .TP .BI \-t \ timeout .I bootpd あるいは .I bootpgw プロセスが終了する前に BOOTP パケットを待つ .I timeout 値 (分単位) を指定します。 もし .I timeout 分内にパケットを受信しなければ、プログラムは終了します。 timeout の値が 0 の場合は「永遠に実行する」という意味です。 スタンドアローンモードでは、このオプションは 0 に強制されます。 .TP .BI \-d \ debug\-level 生成されるデバッグメッセージの量を制御する変数 .I debug\-level を設定します。 例えば、-d4 あるいは -d 4 では、デバッグレベルが 4 に設定されます。 古いバージョンの .IR bootpd との互換性のため、数字のパラメータを省略 (つまり、-d だけ) すると 単にデバッグレベルを一つだけ増加させます。 .TP .BI \-c \ chdir\-path クライアントのブートファイルの存在とサイズを検査する間に .I bootpd で使われるカレントディレクトリを設定します。 クライアントのブートファイルが相対パス名で指定されていて、 .I bootpd が TFTP サーバと同じカレントディレクトリ (典型的には /tftpboot) を必要とするときに有用です。 このオプションは .IR bootpgw によっては認識されません。 .TP .B \-i 強制的に inetd モードにします。 このオプションは時代遅れですが、古いバージョンの .IR bootpd との互換性のために残してあります。 .TP .B \-s 強制的にスタンドアローンモードにします。 このオプションは時代遅れですが、 古いバージョンの .IR bootpd との互換性のために残してあります。 .TP .I bootptab .I bootpd がロードする コンフィギュレーションファイルの名前を指定します ( .RI bootpd のみ)。 これはあらかじめ知っているクライアントと そのクライアントのオプションに関するデータベースです。 .TP .I dumpfile .I bootpd が、SIGUSR1 シグナルを受信したときに 内部データベースをダンプするファイルの名前を指定します ( .RI bootpd のみ)。 このオプションは .I bootpd が -DDEBUG フラグ付きでコンパイルされたときだけ認識されます。 .TP .I server .I bootpgw が受信した全ての BOOTREQUEST パケットを転送する、 BOOTP サーバの名前を指定します ( .RI bootpgw のみ)。 .SH 操作 .PP .I bootps ポートに送られたどんなパケットも取り込んで どんな BOOTREPLY パケットも単純に転送するという点で .I bootpd と .I bootpgw の双方が似た動きをします。 BOOTREQUEST の扱いは違います。 .PP .I bootpgw は動作開始時に、コマンド行パラメタとして名前を与えられた BOOTP サーバのアドレスを決めます。 .I bootpgw が BOOTREQUEST パケットを受信したとき、 パケットの「ゲートウェイアドレス」と「ホップ数」フィールドを設定し、 パケットを前に決めたアドレスの BOOT サーバへ転送します。 要求パケットは、 クライアントが少くとも 3 秒は待っているとパケットが示している時にだけ 転送されます。 .PP .I bootpd は動作開始時にコンフィギュレーションファイル (通常 .IR /etc/bootptab ) を読みこみます。 これで、あらかじめ知っているクライアントと クライアントのオプションに関する内部データベースを初期化します。 この内部データベースは、 .I bootpd がハングアップシグナル (SIGHUP) を受信したとき、 またはコンフィギュレーションファイルが変更されたことを 発見したときに、再読み込みが行なわれます。 .PP .I bootpd が BOOTREQUEST パケットを受信したとき、 .\" コンフィギュレーションファイルの変更時刻を検査し、 .\" 必要ならデータベースの再読み込みをします。それから、 クライアントの要求に一致するデータベースエントリを探します。 もしそのクライアントをあらかじめ知っていれば .I bootpd は前に見付けたデータベースエントリを使って BOOTREPLY パケットを構成し、 (ひょっとしたらゲートウェイを使って) クライアントに返答を送ります。 もしクライアントが未知ならば、(debug > 0 のときは注意を出して) 要求は捨てられます。 .PP .I bootpd が -DDEBUG オプションでコンパイルされていれば、 SIGUSR1 シグナルを送ると内部データベースをファイル .I /tmp/bootpd.dump か、コマンド行パラメータで指定されたダンプファイルに にダンプします。 .PP 初期化の時どちらのプログラムも、 (普通は .IR /etc/services を使う) .I getservbyname を呼ぶことで UDP ポート番号を決定します。 二つのサービス名 (とポート番号) が使われます: .IP bootps \- BOOTP サーバ待機ポート .br bootpc \- BOOTP クライアント届け先ポート .LP もしポート番号が .I getservbyname を使って決定できないときには、 デフォルト値は bootps=67 と bootpc=68 です。 .SH 関連ファイル .TP 20 /etc/bootptab .IR bootpd によって読み込まれるデータベースファイル。 .TP /tmp/bootpd.dump .IR bootpd によって生成されるデバッグダンプファイル。 .TP /etc/services -インタネットサービス番号。 +インターネットサービス番号。 .TP /tftpboot TFTP サーバと .IR bootpd で使われる典型的カレントディレクトリ。 .SH バグ 各々のホストエントリは 1024 文字を越えてはいけません。 .SH 功労者 .PP この配布版は現在、 Walter L. Wimer によって 保守されています。 .PP オリジナルの BOOTP サーバは スタンフォード大学の Bill Croft によって 1986 年 1 月に作成されました。 .PP 現在のバージョンの .I bootpd は第一に、Carnegie Mellon University の David Kovar, Drew D. Perkins, Walter L. Wimer の仕事にるものです。 .TP 機能拡張とバグフィクスは以下の方の貢献によります: (アルファベット順) .br Danny Backx .br John Brezak .br Frank da Cruz .br David R. Linn .br Jim McKim .br Gordon W. Ross .br Jason Zions .SH 関連項目 .LP bootptab(5), inetd(8), tftpd(8) .LP DARPA Internet Request For Comments: .TP 10 RFC951 Bootstrap Protocol .TP 10 RFC1532 Clarifications and Extensions for the Bootstrap Protocol .TP 10 RFC1533 DHCP Options and BOOTP Vendor Extensions diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/fingerd.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/fingerd.8 index bd2ec90c74..a74af6dced 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/fingerd.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/fingerd.8 @@ -1,135 +1,135 @@ .\" Copyright (c) 1980, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)fingerd.8 8.1 (Berkeley) 6/4/93 .\" jpman %Id: fingerd.8,v 1.2 1997/05/21 00:55:57 mitchy Stab % .\" .Dd June 4, 1993 .Dt FINGERD 8 .Os BSD 4.3 .Sh 名称 .Nm fingerd .Nd 他のホストからの finger 要求に応えるサーバプログラム .Sh 書式 .Nm fingerd .Op Fl s .Op Fl l .Op Fl p Ar filename .Sh 解説 .Nm は、ネットワークの各サイト上の name と finger プログラムとの -インターフェースを提供する、 +インタフェースを提供する、 .%T RFC1196 で規定されるプロトコルを実現するデーモンプログラムです。 このプログラムはシステムあるいは特定の人について 人間的で親しみやすい状況報告をするものです。 特別なフォーマットは規定されておらず、プロトコルは 1 行ずつ コマンドラインのような形式でやりとりされます。 .Pp .Nm は、 .Tn TCP の 79 番ポートを見張っている .Xr inetd 8 から開始されます。接続されると、 .Aq Tn CRLF で区切られたコマンドライン 1 行を受け取ります。これは .Xr finger 1 に送られ、処理されます。 .Nm は、出力が終わるとすぐに接続を切ります。 .Pp もし、そのコマンドラインがヌルの (つまり .Aq Tn CRLF だけが送られた) 場合、 .Xr finger は .Dq デフォルト の出力を行ないます。デフォルトは、その時にシステムにログインしている全ての 人のリストです。 .Pp もし、ユーザ名が指定されると (たとえば .Pf eric Aq Tn CRLF ) 出力は、その人に関する詳細な情報だけとなります。これには、 ログインしている/いないの情報も含まれます。 コマンドラインの .Dq names は、 .Dq ログイン名 と .Dq ユーザ名 のどちらでもかまいません。 名前が曖昧な場合は、マッチするものすべてについて表示されます。 .Pp .Nm に渡す引数として、 .Pa /etc/inetd.conf の中で指定できるオプションは以下のとおりです: .Bl -tag -width indent .It Fl s secureモードを有効にします。ユーザ名なしの問い合わせと、他の リモートホストへの問い合わせの転送は拒否されます。 .It Fl l ログをとります。問い合わせをしたホストの名前を .Xr syslog 3 を通して LOG_NOTICE の優先度で報告します。 .It Fl p ローカルの情報提供元としてデフォルト以外のプログラムを使います。 .Nm によって起動されるデフォルトのローカルプログラムは、 .Xr finger 1 です。カスタマイズされたローカルサーバを指定することにより、 システム管理者はリモートサイトに提供する情報を さらにコトロールできます。 .El .Sh 関連項目 .Xr finger 1 , .Xr inetd 8 .Sh バグ サーバに .Tn TIP や、同じくらい見識の狭い .Tn TELNET Ns \-protocol ユーザプログラムで直接コネクトすると、 サーバに意味の無いネゴシエーションオプションを送ることになり 不正なコマンドライン解釈を行う可能性があります。 .Nm は、 .Tn IAC のものをフィルタリングして除くべきであり、おそらく 受け取った全てのオプションコマンドを否定するよう .Pq Tn IAC 拒否 をするべきです。 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Bx 4.3 から登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/ipfw.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/ipfw.8 index d8907cba31..73ae955ced 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/ipfw.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/ipfw.8 @@ -1,510 +1,510 @@ .Dd July 20, 1996 .\" jpman %Id: ipfw.8,v 1.4 1997/05/19 17:19:51 horikawa Stab % .Dt IPFW 8 SMM .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm ipfw .Nd IPファイアウォール制御ユーティリィティ .Sh 書式 .Nm .Ar file .Nm ipfw .Oo .Fl f | .Fl q .Oc flush .Nm ipfw .Oo .Fl q .Oc zero .Op Ar number ... .Nm ipfw delete .Ar number ... .Nm ipfw .Op Fl aftN list .Op Ar number ... .Nm ipfw .Oo .Fl ftN .Oc show .Op Ar number ... .Nm ipfw .Oo .Fl q .Oc add .Op Ar number .Ar action .Op log .Ar proto from .Ar src to .Ar dst .Op via Ar name | ipno .Op Ar options .Sh 解説 書式の 1 行目のようにファイル名を指定した場合は、 .Ar file を 1 行ずつ、引数として読み込みます。 .Pp .Nm はパケットごとに、マッチするルールが見つかるまでルールリストを調べます。 各ルールにはパケット数とパケットサイズの 2 つのカウンタが用意されていて、 パケットがマッチするとカウンタ値は更新されます。 .Pp 全ルールは 1 から 65534 の範囲の行番号で順序付けられます。この番号によって ルールの並べ変えと削除を行ないます。 ルールのマッチングは昇順で行なわれ、最初にマッチしたものが適用されます。 複数のルールが同じ番号を共有することも可能です。この場合はルールが追加された 順序でマッチングが行なわれます。 .Pp 番号を指定せずにルールを追加した場合は、直前のルールの番号に 100 を加えたものと なります。 ルールの番号が 65434 より大きい場合は、新しいルールは最後のルールに追加されます 。 .Pp delete 操作は .Ar number で指定された番号を持つ最初のルールを、もし有れば、削除します。 .Pp list 操作は現在のルール一覧を出力します。 .Pp show 操作は `ipfw -a list' と同じ結果を出力します。 .Pp zero 操作は .Ar number で指定された番号を持つルールのカウンタをクリアします。 .Pp flush 操作は全ルールを削除します。 .Pp 記号 `#' で始まる行および空行は無視されます。 .Pp どんな場合でも次のルールは存在します: .Bd -literal -offset center 65535 deny all from any to any .Ed .Pp 全パケットを拒否するのがデフォルトのポリシーです。 これを修正し、必要なルールを設定して下さい。 .Pp オプションは以下のものが利用可能です。 .Bl -tag -width flag .It Fl a list 操作の時、カウンタの値を表示します。 show の項を参照のこと。 .It Fl f 操作を実行する際に確認メッセージを表示しません。 flush 操作も無条件に実行されます。 .Ar (注意) プロセスに tty が関連付けられていない場合には、 このオプションが指定されているものとして実行されます。 .It Fl q ルールを追加したり削除したりする際に、メッセージの出力を抑制します -('-f'も含まれます)。 +('-f' も含まれます)。 このオプションは、リモートログインセッションでルールを調整する際に、 (例えば sh /etc/rc.firewall のようにして)スクリプトの中から複数の ipfw コマンド を 実行する場合や、 多数の ipfw ルールを記述したファイルを用いる場合に 便利です。 flush 操作が通常の(冗舌な)状態で実行されると、メッセージが出力されます。 ここで、すべてのルールは削除されるので、メッセージをログインセッションに 送ることができず、ログインセッションがクローズされてしまうので、 残りのルールセットは実行されません。 この状態を修復するにはコンソールへのアクセスが必要となります。 .It Fl t list 操作の時に、最後にマッチしたパケットのタイムスタンプを表示します。 .It Fl N IPアドレスとサービス名をリゾルブしてホスト名で表示します。 .El .Pp .Ar action : .Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 .It Ar allow マッチするパケットを通過させ、マッチングを終了します。 .Ar pass , .Ar permit , .Ar accept と同じです。 .It Ar deny マッチするパケットを破棄し、マッチングを終了します。 .Ar drop は .Ar deny と同じです。 .It Ar reject (パケットを送らないよう嘆願) マッチするパケットを破棄し、 ICMP の host unreachable を送信して、終了します。 .It Ar unreach code パケットを破棄し、ICMP の unreachable に .Ar code を付けて送信します。 .Ar code は、 0 から 256 までの数字、もしくは、以下に列挙する別名のいずれかです: .Ar net, .Ar host , .Ar protocol , .Ar port , .Ar needfrag , .Ar srcfail , .Ar net-unknown , .Ar host-unknown , .Ar isolated , .Ar net-prohib , .Ar host-prohib , .Ar tosnet , .Ar toshost , .Ar filter-prohib , .Ar host-precedence , .Ar precedence-cutoff 。送信後、終了します。 .It Ar reset TCP パケットのみに対応。 パケットを破棄し、TCP の (RST) を送信し、終了します。 .It Ar count マッチするパケットのカウンタを更新し、引続きマッチングを行ないます。 .It Ar divert port マッチするパケットを .Ar port で指定されたポートにバインドされている .Xr divert 4 ソケットに送り、マッチングを終了します。 .It Ar tee port マッチするパケットのコピーを .Ar port で指定されたポートにバインドされている .Xr divert 4 ソケットに送り、引続きマッチングを行ないます。 .It Ar skipto number .Ar number より小さな番号のルールを飛び越して、 .Ar number 以上の番号のルールで最初に存在するものから、マッチングを継続します。 .El .Pp パケットが .Ar divert や .Ar tee のどちらかひとつ以上、もしくは両方の組合せの、複数のルールにマッチした場合、 最後のものを除き、無視します。 .Pp カーネルが .Dv IPFIREWALL_VERBOSE オプション付きでコンパイルされている場合に、``log'' が指定されているルールと マッチした時は、メッセージをコンソールに表示します。 もし、 .Dv IPFIREWALL_VERBOSE_LIMIT オプション付きでコンパイルされている場合、一連のルールに対し指定されたパケット 数を受信した後、メッセージの表示を中止します。 パケットのカウンタをクリアすれば再びメッセージを出力します。 .Pp コンソールへの表示とその制限数は、 .Xr sysctl 8 を通し、直接設定できます。 .Pp .Ar proto : .Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 .It Ar ip 全パケットがマッチします。別名 .Ar all も使えます。 .It Ar tcp TCP パケットのみマッチします。 .It Ar udp UDP パケットのみマッチします。 .It Ar icmp ICMP パケットのみマッチします。 .It Ar 指定されたプロトコルのパケットのみマッチします ( .Pa /etc/protocols のリストを参照の事) .El .Pp .Ar src と .Ar dst : .Pp .Bl -hang -offset flag .It Ar

.Op Ar ports .El .Pp .Em
は以下のように指定できます。 .Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 .It Ar ipno IP番号を 1.2.3.4 の形式で指定します。指定されたアドレスのみがマッチします。 .It Ar ipno/bits IP番号とネットマスクの幅を 1.2.3.4/24 の形式で指定します。 この場合は 1.2.3.0 から 1.2.3.255 のアドレスがマッチします。 .It Ar ipno:mask IP番号とネットマスクの幅を 1.2.3.4:255.255.240.0 の形式で指定します。 この場合は 1.2.0.0 から 1.2.15.255 のアドレスがマッチします。 .El .Pp アドレスの前に ``not'' を付けることによって、マッチの意味を反転させる ことができます(指定されたアドレス以外の総てのアドレスがマッチします)。 これはポート番号には影響しません。 .Pp TCP と UDP ではさらに、 .Em ports を以下のように指定できます。 .Pp .Bl -hang -offset flag .It Ns {port|port-port} Ns Op ,port Ns Op ,... .El .Pp ポート番号の代わりに(ファイル .Pa /etc/services から取った)サービス名を使用できます。 port-port の書式で、最初の値に限り範囲指定できます。 列挙出来るポート数は .Pa /usr/src/sys/netinet/ip_fw.h で .Dv IP_FW_MAX_PORTS として定義されています。 .Pp 断片化されたパケットでオフセットが非 0 のもの (すなわち、最初の断片ではないもの) は、 一つ以上のポート仕様を持つルールにはマッチしません。? 断片化されたパケットへのマッチングに関する詳細は .Ar frag オプションを参照してください。 .Pp マッチングのルールは、入ってくるパケットか、出ていくパケット、もしくはその両方 に対し適応されます。 .Ar in を指定すれば、入ってくるパケットのみにルールを適応します。 .Ar out を指定すれば、出ていくパケットのみに適応します。 .Pp 特定のインタフェースを通過するパケットには、 .Ar via を用いてインタフェースを指定します: .Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 .It Ar via ifX .Ar ifX を通過するパケットを指定します。 .It Ar via if* .Ar ifX を通過するパケットを指定します。X はいずれかのユニットの番号です。 .It Ar via any .Em いずれか のインタフェースを通過するパケットを指定します。 .It Ar via ipno IP アドレスが .Ar ipno のインタフェースを通過するパケットを指定します。 .El .Pp .Ar via を用いると、常時指定されたインタフェースがチェックされます。 .Ar recv や .Ar xmit を、 .Ar via の代わりに指定すると、 受信、もしくは送信インタフェースのみが(各々に)チェックされます。 両方を指定すれば、 受信と送信の両方のインタフェースを通るパケットを指定できます。 例 : .Pp .Dl "ipfw add 100 deny ip from any to any out recv ed0 xmit ed1" .Pp .Ar recv で指定したインタフェースでは、受信と送信、両方のパケットをチェックできます。 それに対し、 .Ar xmit で指定したインタフェースでは、送信パケットのみとなります。 それゆえに、 .Ar xmit を指定すると .Ar out が、必須です( .Ar in は不可)。 .Ar via と共に .Ar xmit もしくは、 .Ar recv を指定する事はできません。 .Pp 個々のパケットは、受信用ないし送信用インタフェースを持たないかもしれません。 ローカルホストで発生したパケットには受信用のインタフェースはないし、 ローカルホスト内宛のパケットは、送信用インタフェースが有りません。 .Pp 追加用 .Ar options : .Bl -hang -offset flag -width 1234567890123456 .It frag パケットが断片(フラグメント)化されたデータグラムの一部で、かつデータグラムの 先頭の断片でない場合にマッチします。 .Ar frag を、 .Ar tcpflags や TCP/UDP ポート仕様と共に使用することはできません。 .It in ネットワークから受信したパケットのみマッチします。 .It out ネットワークへ送信するパケットのみマッチします。 .It ipoptions Ar spec IP ヘッダが、 .Ar spec に指定されたコンマで区切られたオプションのリストを含む場合にのみマッチします。 サポートされている IP オプションは .Ar ssrr (strict source route), .Ar lsrr (loose source route), .Ar rr (record packet route), .Ar ts (timestamp) です。 -``!''によって、特定のオプションを含めないよう指定できます。 +``!'' によって、特定のオプションを含めないよう指定できます。 .It established RST または ACK ビットがセットされているパケットのみマッチします。 このビットがセットされることがあるのは TCP のパケットのみです。 .It setup SYN ビットがセットされ ACK がセットされていないパケットのみマッチします。 このビットがセットされることがあるのは TCP のパケットのみです。 .It tcpflags Ar spec TCP ヘッダが .Ar spec に指定されたコンマで区切られたフラグのリストを含む場合にのみマッチします。 サポートされているフラグは、 .Ar fin , .Ar syn , .Ar rst , .Ar psh , .Ar ack , .Ar urg です。 -``!''によって、特定のフラグを含めないよう指定できます。 +``!'' によって、特定のフラグを含めないよう指定できます。 .Ar tcpflags 仕様を含むルールは非 0 のオフセットを持つ断片化されたパケットに マッチすることはありません。 断片化されたパケットに関するマッチについての詳細は .Ar frag オプションを参照してください。 .It icmptypes Ar types ICMP タイプが .Ar types で指定されたリスト中に存在する場合にのみ適用されるルールとなります。 リストはレンジの組み合わせでも、各タイプをコンマで区切ったものでもどちらでも かまいません。 .El .Sh チェックリスト ルールを構成する際に考慮すべき重要な点を述べます。 .Bl -bullet -hang -offset flag .It かならず送信パケットと受信パケットの両方のパケットをフィルタリングします。 ほとんどのネットワークコネクションではパケットが双方向に流れることが必要です。 .It テストは細心の注意を払って行ないます。テストの際にはコンソールの近くにいる のがよいでしょう。 .It -ループバックインターフェイスのことを忘れてはなりません。 +ループバックインタフェースのことを忘れてはなりません。 .El .Sh 長所 ファイアウォールが常に破棄するパケットが 1 種類あります。 フラグメントオフセットが 1 のフラグメントパケットです。 これはパケットとしては有効なものですが、利用目的はファイアウォールを かいくぐることしかありません。 .Pp -ネットワーク越しにログインしている場合、LKM版の +ネットワーク越しにログインしている場合、LKM 版の .Nm をロードすることはそれほど単純なことではありません。 以下のコマンドを奨めます。 .Bd -literal -offset center modload /lkm/ipfw_mod.o && \e ipfw add 32000 allow all from any to any .Ed .Pp これに引続き、同じような状況で .Bd -literal -offset center ipfw flush .Ed .Pp とするのは良くありません。 .Sh パケットの行き先変更 指定されたポートを見ているソケットは、そのポートへ行き先変更されたパケットを、 全部受けとります。 .Xr divert 4 を参照して下さい。ポートを見ているソケットがない場合やカーネルがパケットの行き 先変更をサポートするようにはコンパイルされていない場合、パケットは破棄されます 。 .Sh 使用例 次のコマンドは .Em hacker.evil.org から .Em wolf.tambov.su の telnet ポートへ送られる全ての TCP パケットを拒否するルールを追加します。 .Pp .Dl ipfw add deny tcp from hacker.evil.org to wolf.tambov.su 23 .Pp 次のコマンドはネットワーク hackers からホスト my への全てのコネクションを 拒否します。 .Pp .Dl ipfw add deny all from 123.45.67.0/24 to my.host.org .Pp 次はカウントされている情報とタイムスタンプを見る例です .Pp .Dl ipfw -at l .Pp これはタイムスタンプを省略して次のように指定できます。 .Pp .Dl ipfw -a l .Pp 次のルールは 192.168.2.0/24 からの全ての受信パケットを、5000番のポートに 行き先変更するものです。 .Pp .Dl ipfw divert 5000 all from 192.168.2.0/24 to any in .Sh 関連項目 .Xr ip 4 , .Xr ipfirewall 4 , .Xr divert 4 , .Xr protocols 5 , .Xr services 5 , .Xr reboot 8 , .Xr syslogd 8 , .Xr sysctl 8 .Sh バグ .Pp .Em WARNING!!WARNING!!WARNING!!WARNING!!WARNING!!WARNING!!WARNING!! .Pp このプログラムはコンピュータをかなり使いにくい状態にしてしまう可能性があります 。 はじめて使用する時はコンソール上で実行し、理解していない操作は .Em 絶対に実行しない ようにして下さい。 .Pp 連続したエントリの操作もしくは追加に際し、サービス名やプロトコル名は使用できま せん。 .Pp 入ってきたパケットの断片(フラグメント)が .Ar divert によって行き先を変更されると、ソケットに配送される前に、組み立て直しをします。 それに対し、 .Ar tee を経由した断片(フラグメント)は、組み立て直しされません。 .Pp ポートの別名でダッシュ (-) を含むものは、リストの最初には書けません。 .Sh 作者 Ugen J. S. Antsilevich, Poul-Henning Kamp, Alex Nash, Archie Cobbs. API based upon code written by Daniel Boulet for BSDI. .Sh 歴史 .Nm は、FreeBSD 2.0 で最初に現れました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_nfs.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_nfs.8 index 6b55d13585..6d3116573e 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_nfs.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_nfs.8 @@ -1,297 +1,297 @@ .\" Copyright (c) 1992, 1993, 1994 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)mount_nfs.8 8.2 (Berkeley) 3/27/94 .\" .\" %Id: mount_nfs.8,v 1.5.2.1 1997/05/14 08:19:19 dfr Exp % .\" jpman %Id: mount_nfs.8,v 1.3 1997/05/19 17:04:14 horikawa Stab % .\"" .Dd March 27, 1994 .Dt MOUNT_NFS 8 .Os BSD 4.4 .Sh 名称 .Nm mount_nfs .Nd NFS(ネットワークファイルシステム)をマウントする .Pp .Sh 書式 .Nm mount_nfs .Op Fl 23KPTUbcdilqs .Op Fl D Ar deadthresh .Op Fl I Ar readdirsize .Op Fl L Ar leaseterm .Op Fl R Ar retrycnt .Op Fl a Ar maxreadahead .Op Fl g Ar maxgroups .Op Fl m Ar realm .Op Fl o Ar options .Op Fl r Ar readsize .Op Fl t Ar timeout .Op Fl w Ar writesize .Op Fl x Ar retrans .Ar rhost:path node .Sh 解説 .Nm mount_nfs は、ファイルシステムツリー上の指定された .Ar node にリモートのNFSファイルシステム (rhost:path) をマウントするために、 .Xr mount 2 システムコールを呼び出します。このコマンドは通常、 .Xr mount 8 によって実行されます。このプログラムは、RFC 1094 の Appendix. A および .%T "NFS: Network File System Version 3 Protocol Specification" , Appendix I. に記述されているマウントプロトコルを実装しています。 .Pp オプションを以下に示します: .Bl -tag -width indent .It Fl 2 NFS バージョン 2 プロトコルを使用します (デフォルトはバージョン 3 をまず試した後にバージョン 2 を用います)。 .It Fl 3 NFS バージョン 3 プロトコルを使用します。 .It Fl D NQNFSにおいて .Dq "停止サーバ閾(dead server threshold)" をタイムアウト (round trip timeout) 回数で指定します。 再送タイムアウトが .Dq 停止サーバ閾 に達した後は、無応答なサーバに関するキャッシュデータを無効なものと見倣します。 値は 1 から 9 までで、9は .Dq "無限停止閾(infinite dead threshold)" です(キャッシュデータを有効と見倣す事はありません)。 このオプションは一般に薦められるものではなく実験的なものです。 .It Fl I readdir での読みとリサイズを指定した値にします。 値は通常 BIRBLKSIZ の倍数であり、マウントの読み取りサイズ以下です。 .It Fl K クライアント-サーバ間のユーザ認証用に Kerberos 認証書をサーバへ渡します。 カーネルが NFSKERB オプションにて構築されている必要があります -インタネットドラフト +インターネットドラフト .%T "Authentication Mechanisms for ONC RPC" を御覧下さい。) .It Fl L NQNFSにおいて、リース期間を指定した秒数にします。 応答遅延 (round trip delay) が大きな場合だけ使って下さい。 値は通常、 10 秒から 30 秒の間です。 .It Fl P 予約されたソケットポート番号を使います。 これはクライアントに、予約されたポートを使用する事によりより安全に NFS を行えると言う誤った考えに基づき、 予約されたポートをクライアントに使用させるサーバをマウントする場合に有効です。 (まれな場合、クライアントが信頼できる root アカウントを持ち、 信頼できないユーザやネットワークケーブルは安全な所にある場合役に立ちますが、 通常のデスクトップクライアントには当てはまりません。) .It Fl R マウントする際のリトライ回数を、指定された値にします。 .It Fl T UDP の代わりに TCP を使います。これは、サーバがクライアントと 同じLANケーブル上にない場合に使うことをお勧めします (注意:この機能は大抵の非BSDサーバではサポートされていません)。 .It Fl U TCP NFS マウントであっても、マウントプロトコルに UDP を強制します。 (古い BSD サーバにて必要です。) .It Fl a 先読みブロック数を指定した値に設定します。値は 0 から 4 までの範囲で、 サイズの大きなファイルをシーケンシャルに読む場合、 何ブロック先読みするかを決定します。 帯域幅×遅延が大きな状況でマウントする場合に 1 より大きな値をお勧めします。 .It Fl b 最初にサーバの接続に失敗した場合、子プロセスを起動して、 バックグラウンドでマウントを続けようとします。 マルチユーザモードで起動する際、重要でないファイルシステムを .Xr fstab 5 に書いておく場合に役に立ちます。 .It Fl c .Tn UDP マウントポイントに対しては、 .Xr connect 2 を使いません。 これは、標準のポート番号 2049 からのリクエストに答えないサーバ に対しては使う必要があります。 .It Fl d 再送タイムアウト時間を動的に予測しません。これは、 動的最そうタイムアウト時間予測が非常に短いために、 UDP マウントが高いリトライレートを示しているような場合に有効です。 .It Fl g 認証用のグループリストの最大サイズを、指定した値に設定します。 RFC 1057 ではグループリストのサイズは 16 と記述されていますが、これを 扱えない古いサーバをマウントするときに使うべきです。 多くのグループに属しているユーザに対してマウントポイントから 応答がない場合は、8 を指定してみて下さい。 .It Fl i マウントを割り込み可能とします。これは、応答しないサーバがあるために ファイル関連のシステムコールが遅れるような場合、 プロセスに終了シグナルが送られると、EINTR で システムコールが失敗することを意味します。 .It Fl l NQNFS と NFSV3 において、\fBReaddir_and_Lookup\fR RPCを使うことを 指定します。 このオプションは .Dq "ls -l" するようなときにRPCのトラフィックを減らしますが、 属性と名前のキャッシュをプリフェッチエントリで溢れさせる傾向があります。 このオプションを指定して性能が良くなるのか悪くなるのかを確認して下さい。 バンド幅と遅延の積が大きなネットワークにて最も有用でしょう。 .It Fl m Kerberos の管理領域を文字列で指定します。 ほかの管理領域にマウントする場合に .Fl K オプションと共に使います。 .It Fl o .Fl o フラグの後に、オプションをコンマで区切って並べ指定します。 指定可能なオプションとその意味は .Xr mount 8 を参照してください。 以下の NFS 固有のオプションを使用可能です: .Bl -tag -width indent .It port= 指定したポート番号を NFS 要求に使用します。 デフォルトでは portmapper に問い合わせます。 .El .Pp .Bl -tag -width "dumbtimerXX" \fB歴史的な \&-o オプション\fR .Pp これらのオプションを使用する事は勧められません。 歴史的な .Nm mount_nfs との互換性のためにここに記述してあります。 .It bg .Fl b と同じ。 .It conn .Fl c と同じ。 .It dumbtimer .Fl d と同じ。 .It intr .Fl i と同じ。 .It kerb .Fl K と同じ。 .It nfsv2 .Fl 2 と同じ。 .It nfsv3 .Fl 3 と同じ。 .It rdirplus .Fl l と同じ。 .It mntudp .Fl U と同じ。 .It resvport .Fl P と同じ。 .It seqpacket .Fl p と同じ。 .It nqnfs .Fl q と同じ。 .It soft .Fl s と同じ。 .It tcp .Fl T と同じ。 .El .It Fl q キャッシュの一貫性を保つためにプロトコルのリース拡張を NFS バージョン 3 プロトコルにて使います。 このプロトコルのバージョン 2 は Not Quite Nfs (NQNFS) と呼ばれ、 最新の NFS コードでのみサポートされています。 (4.4BSD-Lite における NQNFS のリリースとは互換性がありません。 4.4BSD-Lite NFS システムを混在させて使用する場合には、 4.4BSD-Lite ベースシステムの NFS コードをアップグレードするまで、 このオプションを使用してはなりません。) .It Fl r データのリードサイズを指定した値にします。この値は通常 1024 以上の 2 のべき乗でなければなりません。これはマウントポイント を頻繁に使っている間に、 .Dq タイムアウトで消失したフラグメント数 が大きくなっていくときに、UDP マウントに対して使います .Pf ( Xr netstat 1 を .Fl s オプション付きで使う ことで、 .Dq タイムアウトで消失したフラグメント数 の値を見ることができます)。 .Fl w オプションも参照 してください。 .It Fl s ソフトマウントを行います。これは、 タイムアウトが決められた\fBリトライ\fR回数に達すると、 システムコールが失敗することを意味します。 .It Fl t 指定した値に初期再送タイムアウト時間を設定します。パケット の消失レートの高いネットワークや負荷の高いサーバで行う UDP マウントを チューニングするときに役立ちます。 ファイルシステムがアクティブなときに .Xr nfsstat 1 が高い再送レートを示す場合には、この値を増やしてみて下さい。 一方、再送レートは低いが、応答遅延が長い場合はこの値を減らします。 (通常、-d オプションをこのオプションとともに使い、 手動でタイムアウトインターバルを調整します。) .It Fl w 指定した値にライトデータサイズを設定します。解説は .Fl r オプションと同様ですが、 .Dq タイムアウトで消失したフラグメント数 は、クライアントのかわりにサーバの値を使います。 .Fl r や .Fl w のオプションは、マウントするサーバが TCP マウントをサポートしていない場合にパフォーマンスを向上させる 最後の手段であることに注意してください。 .It Fl x ソフトマウントの再送タイムアウト回数を設定します。 .El .Sh 関連項目 .Xr mount 2 , .Xr unmount 2 , .Xr fstab 5 , .Xr mount 8 .Sh バグ Sun RPCは UDP (信頼性のないデータグラム) トランスポート層上に 実装されているため、マウントの性能をチューニングしても 限界があります。サーバが同じLANケーブル上にない場合や、 サーバの負荷が高い場合には、 .Tn TCP トランスポートを使うことを強くすすめますが、 残念なことに、ほぼ 4.4BSD サーバに限られています。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_null.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_null.8 index 6cdc6ba8a8..24d059c920 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_null.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_null.8 @@ -1,208 +1,208 @@ .\" .\" Copyright (c) 1992, 1993, 1994 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software donated to Berkeley by .\" John Heidemann of the UCLA Ficus project. .\" .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" from: @(#)mount_null.8 8.4 (Berkeley) 4/19/94 .\" %Id: mount_null.8,v 1.5.2.1 1997/10/19 17:23:25 joerg Exp % .\" jpman %Id: mount_null.8,v 1.2 1997/03/31 13:38:01 horikawa Stab % .\" .Dd April 19, 1994 .Dt MOUNT_NULL 8 .Os BSD 4.4 .Sh 名称 .Nm mount_null .Nd 何もしない(null)ファイルシステム層の利用のデモ .Sh 書式 .Nm mount_null .Op Fl o Ar options .Ar target .Ar mount_point .Pp .Sh 解説 .Nm mount_null は、null 層を作ります。これは、 ファイルシステムの名前空間の部分木を、グローバルなファイルシステムの名前空間 の別の場所にエイリアスします。 歴史的な ループバックファイルシステムと異なるのは、次の2つの点です: 1つは、ファイル システムのスタック化可能層(stackable layers)という技術を使って 実装されている点、もう1つはディレクトリの vnode だけでなく、 すべての下位層の vnode の上に ``null-node''が積み重なっているという点です。 .Pp オプションは以下のものがあります: .Bl -tag -width indent .It Fl o .Fl o のあとに、オプション文字列をコンマで区切って指定すること ができます。指定可能なオプションとその意味は .Xr mount 8 を参照してください。 .El .Pp この null 層は2つの目的を持っています。1つは、何もしない層 を提供することでファイルシステムの層の構築のデモを示すことです(実際には 何も行わないというわけではなく、 ループバックファイルシステムが提供することはすべて行います)。 もう1つはプロトタイプ層を提供することで す。層のフレームワークとして必要なことはすべて提供しているので、 ここから新しいファイルシステム層を簡単に作り出すことができます。 .Pp このマニュアルの以下の部分では、新しいファイルシステム層を構築するための 基礎として null 層を調べます。 .\" .\" .Sh 新しい null 層の例示 新しい null 層は .Xr mount_null 8 で作られます。 .Xr mount_null 8 は 2つの引数をとります。 1つは下位層の vfs のパス名(target-pn)で、 もう1つは null 層が現れる名前空間内のパス名(mount-point-pn)です。 null 層が適切な場所に置かれた後、 目的のディレクトリ階層(target-pn)の中身が マウント先(mount-point-pn)にエイリアスされます。 .\" .\" .Sh null 層の操作 null 層は最小のファイルシステム層であり、 すべての操作を下位層に処理させるためにバイパスするだけです。 ほとんどすべてのvnodeに対する操作はパスすることですが、 その動作のほとんどはバイパスルーチンに集中します。 .Pp バイパスルーチンは下位層における任意の vnode に対する操作を受け付けます。 まず、vnodeに対する操作の引数を検査し、 null-node を下位層において等価となるものに置き換えることから始めます。 次に、下位層の操作を起動します。 最後に、引数中の null-node を置き換えます。 もしその操作によってvnodeが返ってきたら、 その返ってきたvnodeの上に null-node を積みます。 .Pp ほとんどの操作をバイパスしますが、 .Em vop_getattr , .Em vop_inactive , .Em vop_reclaim , や .Em vop_print はバイパスしません。 .Em vop_getattr は戻り値の fsid を替えなければなりません。 .Em vop_inactive と vop_reclaim は、null 層特有のデータを解放するためにバイパスしません。 .Em vop_print は過度のデバッグ情報を避けるためにバイパスしません。 .\" .\" .Sh vnodeスタックの概説 マウントは null 層を下位層に関連づけます。 その結果 2 つの VFS が積み重なります。 vnode スタックはファイルがアクセスされるたびに必要に応じて作成されます。 .Pp 最初のマウントでは新しい null 層の根として単一の vnode スタックを作ります。 他のすべての vnode スタックは根の vnode スタックや他の null vnode スタックの 操作の結果として作られます。 .Pp vnode を返す操作の結果として新しい vnode スタックが生まれます。 バイパスルーチンは、呼出し側に vnode を返す前に新しい vnode の上に null-node を積みます。 .Pp 例えば、null 層を以下のようにマウントする例を想像します。 .Bd -literal -offset indent mount_null /usr/include /dev/layer/null .Ed .Pa /dev/layer/null にチェンジディレクトリすると、根の null-node (null 層をマウントした時 に作られたもの) が割り当てられます。 ここで .Pa sys をオープンすることを考えてみます。 vop_lookup は根の null-node で行なわれます。 この操作は下位層にバイパスされ、下位層が UFS の .Pa sys を表す vnode を返します。 それから null_bypass は UFS .Pa sys にエイリアスする null-node を構築し、呼出元にこれを返します。 null-node .Pa sys に対する以降の操作で他のvnodeスタックを構築する時には この処理が繰り返されます。 .\" .\" .Sh 他のファイルシステム層の作成 新しいファイルシステム層を構築する一番簡単な方法は、 null 層のコピーを作り、すべてのファイル、変数の名前を付け直し、 そしてそのコピーを変更することです。 すべての変数の名前を替えるのにはsedが良く使われます。 .Pp umap 層は null 層の子孫の 1 例です。 .\" .\" .Sh 下位層の操作の起動 操作が完全にはバイパスできない時に 下位層にある操作を起動するための方法が 2 つあります。 それぞれの方法は違った状況に対して適切に使われます。 両方の場合とも、 その操作の引数を下位層のために正しく作るのはエイリアスする層の責任であり、 vnode 引数を下位層にマッピングします。 .Pp 最初の方法はエイリアスする層のバイパスルーチンを呼ぶことです。 この方法は、下位層で現在扱われている操作を起動したい時に最も適しています。 これはバイパスルーチンがすでにマッピングされているという利点があります。 この例として、 .Em null_getattrs が null 層にあります。 .Pp 2 つ目の方法は、 .Em VOP_OPERATIONNAME -インターフェースを用いて下位層のvnodeの操作を直接起動することです。 +インタフェースを用いて下位層のvnodeの操作を直接起動することです。 この方法の利点は、下位層の任意の操作を起動するのが簡単ということにあります。 欠点は、vnode 引数は手動でマッピングされなければならないことです。 .\" .\" .Sh 関連項目 .Xr mount 8 .sp UCLA Technical Report CSD-910056, .Em "Stackable Layers: an Architecture for File System Development" . .Sh 歴史 .Nm mount_null は、 .Bx 4.4 から登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/mrouted.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/mrouted.8 index 6255e5ab64..6e15548622 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/mrouted.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/mrouted.8 @@ -1,426 +1,426 @@ '\"COPYRIGHT 1989 by The Board of Trustees of Leland Stanford Junior University. '\"%Id: mrouted.8,v 1.5.2.2 1997/02/02 01:01:50 mpp Exp % .\" jpman %Id: mrouted.8,v 1.3 1997/07/26 22:00:11 horikawa Stab % .TH MROUTED 8 .UC 5 .SH 名称 mrouted \- IP マルチキャストルーティングデーモン .SH 書式 .B mrouted [ .B \-p ] [ .B \-c .I config_file ] [ .B \-d [ .I debug_level ]] .SH 解説 .I mrouted は、RFC1075 にて規定されている Distance-Vector Multicast Routing Protocol (DVMRP) の実装です。本コマンドは distance-vector routing protocol (RIP に似たプロトコルであり、RFC1058 に記述されています) を使うことで、ネットワークトポロジに関する情報を管理し、 そのプロトコルの上で、Reverse Path Multicasting と呼ばれる マルチキャストデータグラムフォワーディングアルゴリズムを実装しています。 .PP .I mrouted は、マルチキャストデータグラムを、データグラムが生成されたサブネットを幹と して樹状に構成されるパス上に、パスの最短距離を通過するようにして送出します。 マルチキャストツリーは目的のグループを含むサブネットを越えないブロード キャストツリーと考えることができます。 したがって、データグラムはマルチキャストの受け手がいない枝には送出され ません。 さらに、マルチキャストデータグラムパケットの生存時間によっては、到達で きる範囲が限定される場合もあります。 .PP IP マルチキャストをサポートしない (ユニキャスト) ルータを介したサブネット間で、 マルチキャストを実現する場合、 .I mrouted の実装にはトンネリングのサポートも含まれます。トンネリングとは、 -インタネットのあらゆるところにて稼働している +インターネットのあらゆるところにて稼働している .I mrouted の組の間で仮想的なポイントツーポイントリンクを確立する技術です。 IP マルチキャストパケットは、トンネルを通過するところでカプセル化されます。 カプセル化されたパケットは、 ルータ及びサブネットを進む通常のユニキャストデータグラムに見えます。 トンネルの入口でカプセル化が行われ、トンネルの出口でカプセルが取り外されます。 デフォルトでは、パケットは、IP-in-IP プロトコル (IP プロトコル番号 4) を用いることでカプセル化を 行ないます。 古いバージョンの .I mrouted のトンネリングは、 IP ソースルーティングを用いたものですが、 本手法はルータによっては大きな負荷をかけることになります。 本バージョンでは、IP ソースルーティングを用いたトンネリングは サポートしません。 .PP トンネリング機構の実装により、 .I mrouted は、 -実際のインタネットとは独立の、 +実際のインターネットとは独立の、 マルチキャストパケットのみを扱う広範囲の自立システムに跨る -仮想インタネットを構築できます。 +仮想インターネットを構築できます。 これを可能にすることにより、 実験的ではあるが、インターネットマルチキャストをサポートし、 (ユニキャスト)ルータによるマルチキャストルーティング を可能にします。 .I mrouted は deistance vector ルーティングプロトコルが持つ よく知られたスケーリングの問題の影響を被りますし、 階層的なマルチキャストルーティングを (まだ) サポートしていません。 .PP .I mrouted はマルチキャストルーティングのみを扱いますので、同じ機械の上でユニキャ ストルーティングソフトが走っていてもいなくても構いません。 トンネリングを利用すれば、 .I mrouted はマルチキャストフォーワーディングのためにひとつより多くの 物理的なサブネットにアクセスする必要がありません。 .br .ne 5 .SH 起動オプション .PP "\-d" オプションが与えられないか、もしくは debug level として 0 が指定された 場合、 .I mrouted は起動された端末から切り離されます。それ以外の場合は、 .I mrouted は、起動された端末に残り、起動された端末からの割り込みを受け付けます。 "\-d" が引数なしで指定された場合の debug level はデフォルトの 2 です。 debug level の指定の有無にかかわらず、 .I mrouted は常に警告メッセージやエラーメッセージを syslogd に対して送ります。 0 以外の debug level が指定された場合、以下の挙動を示します: .IP "level 1" すべての syslog へ出力されるメッセージは、stderr へも出力されます。 .IP "level 2" debug level 1での挙動に加え、重要と思われる挙動通知を stderr に出力します。 .IP "level 3" debug level 2 での挙動に加え、すべてのパケット送出/到着について stderr に出力します。 .PP 起動にともない、mrouted はその pid を /var/run/mrouted.pid ファイルに 書き出します。 .SH 初期設定 .PP .I mrouted は、自動的にすべてのマルチキャスト可能なインタフェース、 -つまり、IFF_MULTICAST フラグがセットされたインターフェース +つまり、IFF_MULTICAST フラグがセットされたインタフェース (ループバックインタフェースは除きます) に対して初期化を行い、別の .IR mrouted -に直接接続可能なインターフェースを探索します。 +に直接接続可能なインタフェースを探索します。 デフォルトの設定を上書きする、あるいは別の .IR mrouted に対するトンネルリンクを付加するには、 /etc/mrouted.conf (もしくは "\-c" オプションによって指定されるファイル) を編集します。 コンフィグレーションのためには以下の 4 種類のコマンドがあります。 .nf phyint [disable] [metric ] [advert_metric ] [threshold ] [rate_limit ] [boundary (|/)] [altnet /] tunnel [metric ] [advert_metric ] [threshold ] [rate_limit ] [boundary (|/)] cache_lifetime name / .fi .PP ファイルの形式は自由です。すなわち、空白文字 (改行も含みます) は意味を 持ちません。 .I boundary と .I altnet オプションは必要な数だけ指定して下さい。 .PP phyint コマンドはローカル IP アドレス によって認識される 物理インタフェース上のマルチキャストルーティングを無効にするか、 デフォルトでない metric あるいは threshold を 物理インタフェースに結びつけます。 ローカル IP アドレス はインタフェース名 (le0 等) で代用できます。 phyint が複数の IP からなるサブネットに向けられる場合、 altnet キーワードを使用してそれぞれのサブネットについて記述して下さい。 phyint コマンドは tunnel コマンドより前に書く必要が有ります。 .PP tunnel コマンドはローカル IP アドレス と リモート IP アドレス とを結ぶトンネルリンクを作り、 デフォルトでない metric あるいは threshold をそのトンネルに結びつけます。 ローカル IP アドレス はインタフェース名(le0 等)で 置き換えても構いません。 リモート IP アドレス は、 ホスト名に結びつけられた IP アドレスが 1 つである場合に限り、 ホスト名で置き換えても構いません。 双方のルータの mrouted.conf ファイルにおいて、 そのトンネルが使用される前に記述されている必要があります。 .PP cache_lifetime はキャッシュされたマルチキャスト経路がタイムアウトまで に kernel 内にどれだけ保持されるかを定めます。この変数は 300 (5 分) か ら 86400 (1 日) の間がいいでしょう。デフォルトは 300 です。 .PP 設定をキーワードを用いて簡単に行うために、境界に名前をつけることもでき ます。phyint あるいは tunnel コマンドの boundary オプションは 名前もしくは boundary のいずれかを受け付けます。 .PP metric は与えられたインタフェースかトンネルへデータグラムを送るため の "コスト" です; 経路の選択に影響を与えます。 デフォルト値は 1 です。metric は可能なかぎり小さくすべきです。 なぜなら、 .I mrouted は metric の合計が 31 を越える経路を通ることができないからです。 .PP advert_metric は、与えられたインタフェースもしくは tunnel に関連する "コスト" です; これは経路選択に影響します。 advert_metric のデフォルト値は 0 です。 リンクの実際の metric は一端の metric ともう一端の advert_metric との和です。 .LP threshold は最小の IP の生存時間であり、 この要件を満たすマルチキャストデータグラムは -指定されるインターフェースもしくはトンネルを転送されます。 +指定されるインタフェースもしくはトンネルを転送されます。 このパラメータによりマルチキャストデータグラムの到達範囲が定められます。 (転送されたパケットの TTL は threshold と比較するだけで、 threshold だけ TTL を減らしたりはしません。 すべてのマルチキャストルータは TTL を 1 づつ減らします。) デフォルト値は 1 です。 .LP 特定のサブネットやトンネルへ接続する .IR mrouted は、一般的にはすべて同じ metric と threshold を持ちます。 .PP rate_limit オプションによって、ネットワークの管理者はマルチキャスト トラフィックのために何キロビット毎秒のバンド幅をわりあてればよいかを指定 できます。デフォルト値は、トンネルは 500Kbps、 物理インタフェースは 0 (無制限) です。 .PP boundary オプションは、ある範囲のアドレスに対して、管理可能な境界を設 定します。この範囲のアドレスに属するパケットは範囲内のインタフェース には転送されません。boundary オプションは名前もしくは境界にて指定します。 .PP .I mrouted は 2 つ以上の有効な vif (仮想インタフェース) が無いときには実行を開始しません。 vif はマルチキャスト可能な物理インタフェースもしくはトンネルです。 -全ての仮想インターフェースがトンネルの場合は警告が記録されます; +全ての仮想インタフェースがトンネルの場合は警告が記録されます; そのような .I mrouted の設定は、より多くの直接トンネルを指定した方が良いかもしれません (中間管理者を削除するという意味です)。 .SH 設定例 .PP 以下は大きな学校にある架空のマルチキャストルータでの例です。 .sp .nf # # mrouted.conf example # # Name our boundaries to make it easier name LOCAL 239.255.0.0/16 name EE 239.254.0.0/16 # # le1 is our gateway to compsci, don't forward our # local groups to them phyint le1 boundary EE # # le2 is our interface on the classroom net, it has four # different length subnets on it. # note that you can use either an ip address or an # interface name phyint 172.16.12.38 boundary EE altnet 172.16.15.0/26 altnet 172.16.15.128/26 altnet 172.16.48.0/24 # # atm0 is our ATM interface, which doesn't properly # support multicasting. phyint atm0 disable # # This is an internal tunnel to another EE subnet # Remove the default tunnel rate limit, since this # tunnel is over ethernets tunnel 192.168.5.4 192.168.55.101 metric 1 threshold 1 rate_limit 0 # # This is our tunnel to the outside world. # Careful with those boundaries, Eugene. tunnel 192.168.5.4 10.11.12.13 metric 1 threshold 32 boundary LOCAL boundary EE .fi .SH シグナル .PP .I mrouted は以下のシグナルに反応します。 .IP HUP .I mrouted を再スタートします。 設定ファイルは再度読み込まれます。 .IP INT 後かたづけをしてから実行終了します (たとえば、隣接するルータすべてにさよならのメッセージを送ります)。 .IP TERM INT と同じです。 .IP USR1 内部ルーティングテーブルを /var/tmp/mrouted.dump にダンプし ます。 .IP USR2 内部キャッシュテーブルを /var/tmp/mrouted.cache にダンプしま す。 .IP QUIT 内部ルーティングテーブルを stderr にダンプします。 ただし、 .I mrouted が 0 以外の debug level の時のみです。 .PP シグナルを送る際の便宜のために、 .I mrouted は開始時に自身の pid を /var/run/mrouted.pid に書き出します。 .bp .SH 使用例 .PP ルーティングテーブルは以下のようになります: .nf Virtual Interface Table Vif Local-Address Metric Thresh Flags 0 36.2.0.8 subnet: 36.2 1 1 querier groups: 224.0.2.1 224.0.0.4 pkts in: 3456 pkts out: 2322323 1 36.11.0.1 subnet: 36.11 1 1 querier groups: 224.0.2.1 224.0.1.0 224.0.0.4 pkts in: 345 pkts out: 3456 2 36.2.0.8 tunnel: 36.8.0.77 3 1 peers: 36.8.0.77 (2.2) boundaries: 239.0.1 : 239.1.2 pkts in: 34545433 pkts out: 234342 3 36.2.0.8 tunnel: 36.6.8.23 3 16 Multicast Routing Table (1136 entries) Origin-Subnet From-Gateway Metric Tmr In-Vif Out-Vifs 36.2 1 45 0 1* 2 3* 36.8 36.8.0.77 4 15 2 0* 1* 3* 36.11 1 20 1 0* 2 3* . . . .fi この例では、4 つの vif が 2 つのサブネットと 2 つのトンネルにつながっています。 vif 3 がつながったトンネルは使われていません (peer アドレスが有りません)。 vif 0 と vif 1 がつながったサブネットには いくつかのグループが有ります; トンネルにはグループは有りません。 この例の .I mrouted は、"querier" フラグが示すように、 定期的なグループメンバシップクエリを vif 0 および vif 1 サブネットにて 送出する責任が有ります。 境界のリストは当該インタフェースのアドレス範囲が示されます。 入力及び出力パケット数が各インタフェースに対して示されます。 .PP マルチキャストデータグラムの起源となりうるサブネットに関連して 表示される情報は、 直前のホップのルータのアドレス(サブネットが直接接続されていない場合)、 起源までのパスのメトリック、 当該サブネットから最後に更新を受信してから経過した時間、 当該起源からのマルチキャストが入力される vif、 出力 vif 一覧です。 "*" は、 起源を根とするブロードキャストツリーの葉に、 当該出力 vif が接続していることを意味します。 宛先グループのメンバが当該葉にいる時のみ、 当該起源からのマルチキャストデータグラムを当該出力 vif からフォワードします。 .bp .PP .I mrouted はカーネル内のフォワーディングキャッシュテーブルも管理します。 エントリの生成及び削除は .I mrouted が行います。 .PP キャッシュテーブルは以下のようなものです: .nf Multicast Routing Cache Table (147 entries) Origin Mcast-group CTmr Age Ptmr IVif Forwvifs 13.2.116/22 224.2.127.255 3m 2m - 0 1 >13.2.116.19 >13.2.116.196 138.96.48/21 224.2.127.255 5m 2m - 0 1 >138.96.48.108 128.9.160/20 224.2.127.255 3m 2m - 0 1 >128.9.160.45 198.106.194/24 224.2.135.190 9m 28s 9m 0P >198.106.194.22 .fi 各エントリは起源のサブネット番号、マスク、宛先マルチキャストグループにて 区別します。 'CTmr' フィールドは当該エントリの生存時間を表します。 このタイマ値が 0 まで減算されたエントリはキャッシュテーブルから削除されます。 'Age' フィールドはこのエントリが最初に生成されてから経過した時間を表します。 キャッシュエントリはリフレッシュされるため、 当該エントリに関するトラフィックが続く限りルーティングエントリは生き残ります。 'Ptmr' フィールドは、上流に枝刈が送出されていなければ単に -、 そうでないばあいには上流の枝刈がタイムアウトするまでの時間を表します。 'Ivif' フィールドは起源からのマルチキャストパケットが入力される vif を表します。 各ルータは特定のソース及びグループに関し、 隣接するルータより受信する枝刈数の記録も管理します。 あるサブネットに関してマルチキャストツリーの下流の枝において マルチキャストグループのメンバが存在しない場合、 上流のルータに対して枝刈メッセージが送信されます。 この場合、vif 番号の後に "P" が付けられます。 'Forwvifs' フィールドは ソースグループに属するデータグラムがフォワードされる インタフェースを表します。 "p" は、このインタフェースを介してフォワードされるデータグラムが存在しない ことを表します。 リストされないインタフェースは葉のサブネットであり、 特定のグループのメンバを当該サブネットに持ちません。 インタフェースにおける "b" の表示は、 当該インタフェースが境界インタフェースであることを表します。 すなわち、範囲内のアドレスのトラフィックは 当該インタフェースを介してフォワードされないことを意味します。 ">" を最初の文字として表示する追加の行は、当該サブネット上のソースと表します。 一つのサブネット上に複数のソースが存在可能であることに注意して下さい。 .SH 関連ファイル /etc/mrouted.conf .br /var/run/mrouted.pid .br /var/tmp/mrouted.dump .br /var/tmp/mrouted.cache .SH 関連項目 .BR mrinfo (8) , .BR mtrace (8) , .BR map-mbone (8) .sp DVMRP は、 他のマルチキャスト経路制御アルゴリズムと共に、 ACM SIGCOMM '88 コンファレンスのプロシーディングに、 S. Deering が "Multicast Routing in Internetworks and Extended LANs" として記述しています。 .SH 作者 Steve Deering, Ajit Thyagarajan, Bill Fenner diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/natd.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/natd.8 index 59322d9e9c..69247f86a5 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/natd.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/natd.8 @@ -1,426 +1,426 @@ .\" manual page [] for natd 1.4 .Dd 15 April 1997 .Os FreeBSD .Dt NATD 8 .Sh 名称 .Nm natd .Nd ネットワークアドレス変換デーモン .Sh 書式 .Nm .Op Fl ldsmvu .Op Fl permanent_link .Op Fl dynamic .Op Fl i Ar inport .Op Fl o Ar outport .Op Fl p Ar port .Op Fl a Ar address -.Op Fl i Ar interface +.Op Fl n Ar interface .Op Fl f Ar configfile .Nm .Op Fl log .Op Fl deny_incoming .Op Fl use_sockets .Op Fl same_ports .Op Fl verbose .Op Fl unregistered_only .Op Fl permanent_link .Op Fl dynamic .Op Fl inport Ar inport .Op Fl outport Ar outport .Op Fl port Ar port .Op Fl alias_address Ar address .Op Fl interface Ar interface .Op Fl config Ar configfile .Op Fl redirect_port Ar linkspec .Op Fl redirect_address Ar localIP publicIP .Sh 解説 このプログラムは、FreeBSD における .Xr divert 4 ソケットと共に用いることによって、ネットワークアドレスの変換を 行います。 コマンドラインオプションのほとんどは、1 文字の短縮形か、長い表記が 利用できます。 見る人がはっきりと理解しやすいように、長い表記を使うことが 推奨されています。 .Pp .Nm natd は通常、デーモンとしてバックグラウンドで実行します。 .Nm はマシンに入ってくるパケット、またはマシンから出て行くパケットを 生(raw)のまま扱い、場合により IP パケットストリームに 再び送り出す前に手を加えます。 .Pp .Nm natd は他のホストへ向かうすべてのパケットについて、発信元 IP アドレスを 現在のマシンのものにする、という変換を行います。 このように変換された各パケットについて、変換内容を記録するために 内部テーブルエントリが作成されます。 発信元ポート番号も、パケットに適用したテーブルエントリを示すように 変更されます。 現在のホストの、対象となる IP アドレスを使ったパケットが受信されると、 この内部テーブルがチェックされます。 エントリが見つかると、パケットに正しい対象 IP アドレスとポート番号を 入れるのに利用されます。 .Pp 以下のコマンドラインオプションが利用できます。 .Bl -tag -width Fl .It Fl log | l 様々な alias の統計や情報をファイル .Pa /var/log/alias.log に記録します。このファイルは natd が起動されるたびに切りつめられます。 .It Fl deny_incoming | d 現在の IP アドレスへ向かうパケットのうち、内部変換テーブルに エントリの無いものを拒否します。 .It Fl use_sockets | s FTP data コネクションや IRC DCC send コネクションを確立するのに .Xr socket 2 を割り当てます。このオプションはよりシステムリソースを消費しますが、 ポート番号が衝突する場合でもコネクションが成功することを保証します。 .It Fl same_ports | m 出て行くパケットを変換する時に、できるだけポート番号を同じまま 保つようにします。このオプションにより、RPC のようなプロトコルが うまく働く可能性があがります。ポート番号を維持することができない時には、 暗黙のうちに通常と同じ方法で変換されます。 .It Fl verbose | v 起動時に .Xr fork 2 や .Xr daemon 3 を呼び出しません。よって、制御端末から切り離されずに、標準出力に すべてのパケット変換を表示します。このオプションはデバッグの目的に のみ用いるべきです。 .It Fl unregistered_only | u 登録されていない発信元アドレスを伴う出て行くパケットのみを変換します。 rfc 1918 によれば、登録されていない発信元アドレスは 10.0.0.0/8 と 172.16.0.0/12 と 192.168.0.0/16 となっています。 .It Fl redirect_port Ar linkspec 指定されたポートに入ってくるコネクションを別のホストとポートに リダイレクトします。linkspec の書式は proto targetIP:targetPORT [aliasIP:]aliasPORT [remoteIP[:remotePORT]] のようになります。proto は tcp もしくは udp 、 targetIP は希望する ( リダイレクト先 ) 対象 IP アドレス、targetPORT は希望する対象ポート番号、 aliasPORT は ( クライアントが ) 要求するポート番号、aliasIP は alias を 行うアドレスです。 remoteIP と remotePORT は、必要な場合により正確なコネクションを 指定するのに利用できます。 例えば、 .Ar tcp inside1:telnet 6666 という引数は、このマシンのポート 6666 に向けられた tcp パケットが マシン inside1 の telnet ポートに送られることを示しています。 .It Fl redirect_address Ar localIP publicIP 公式な IP アドレスへのパケットの流れを、ローカルネットワーク内の マシンにリダイレクトします。この機能は "静的 NAT (static NAT)" と 呼ばれています。 静的 NAT はあなたの ISP が IP アドレスの小さなブロックをあたなに 割り当てた時に、単一のアドレスとして用いるのにも利用できます: redirect_address 10.0.0.8 0.0.0.0 上記のコマンドは入ってくすべてのパケットをマシン 10.0.0.8 に リダイレクトします。 下記のように、いくつかのアドレス alias が同一の公式アドレスを 示すように指定すると、 redirect_address 192.168.0.2 public_addr redirect_address 192.168.0.3 public_addr redirect_address 192.168.0.4 public_addr 入ってくるパケットの流れは最後に変換されたローカルアドレス (192.168.0.4) に向けられますが、最初の二つのアドレスの出て行く パケットの流れは指定された公式アドレスへの alias のままになります。 .It Fl permanent_link Ar linkspec 内部 alias テーブルに恒久的なエントリを作成します。linkspec の書式は proto targetIP:targetPORT sourceIP:sourcePORT aliasPORT のようになります。proto は tcp もしくは udp 、 targetIP は希望する ( リダイレクト先 ) 対象 IP アドレス、 targetPORT は希望する対象 ポート番号、 sourceIP と sourcePORT は入ってくるパケットにマッチする もの、aliasPORT は ( クライアントが ) 要求するポート番号、となります。 値 0 はワイルドカードとして扱われます。例えば、 .Ar tcp inside1:telnet outside1:0 6666 はマシン outside1 ( の任意のポート ) からこのマシンのポート 6666 に 向けられた tcp パケットが、マシン inside1 の telnet ポートに送られる ことを示します。 新規に導入する場合は、代わりに redirect_port を使うようにしてください。 .It Fl dynamic .Fl n オプションや .Fl interface オプションが用いられると、 .Nm は 指定された .Ar interface へルーティングする変換ソケットを監視します。 .\" (訳注) kuriyama@opt.phys.waseda.ac.jp (Nov 29 1997) .\" 上の訳はどうも意味が通らない。原文は以下の通り。誰か直して。 .\" .Nm .\" will monitor the routing socket for alterations to the .\" .Ar interface .\" passed. .\" (訳注2) kuriyama@opt.phys.waseda.ac.jp (Jan 4 1998) .\" ちょっと直してみたけどまだ不満。 -インターフェイスの IP アドレスが変化すると、 +インタフェースの IP アドレスが変化すると、 .Nm は alias アドレスを動的に変更します。 .It Fl i | inport Ar inport すべてのパケットをマシンに入ってくるものとして扱い、 .Ar inport から読み込み、 .Ar inport へ書き出します。 .It Fl o | outport Ar outport すべてのパケットをマシンから出て行くものとして扱い、 .Ar outport から読み込み、 .Ar outport へ書き出します。 .It Fl p | port Ar port .Xr divert 4 によって指定されたルールを用いてパケットを識別し、入ってくるパケットを .Ar port から読み、出て行くパケットを .Ar port へ書き出します。 .Ar port が数字でない場合、関数 .Xr getservbyname 3 を用いて .Pa /etc/services データベースが検索されます。 このフラグが指定されない時には、デフォルトとして natd という名前の divert ポートが用いられます。 .Pa /etc/services データベースのエントリの例としては以下のようになります: natd 6668/divert # Network Address Translation socket より詳しい説明は、 .Xr services 5 を参照してください。 .It Fl a | alias_address Ar address alias アドレスとして .Ar address を用います。このオプションが指定されない場合は、 .Fl n オプションか .Fl interface オプションが指定されなければなりません。 指定されたアドレスは、 公開されたネットワークインタフェースに割当てられたアドレスである 必要があります。 .Pp このアドレスのインタフェースを通って出る全データのソースアドレスは .Ar address に書換えられます。 外部からこのインタフェースに到着する全データは、 既に alias された外向け接続にマッチするかどうかチェックされます。 マッチする場合、パケットはそれぞれ変換されます。 マッチしない場合、 .Fl redirect_port と .Fl redirect_address の割り当てをチェックしそれぞれの動作を行います。 他の動作が行えない場合かつ .Fl deny_incoming が指定されていない場合、 パケットに指定された通りに パケットはローカルのマシンのポートに配送されます。 .It Fl n | interface Ar interface alias アドレスを決めるのに、 .Ar interface を用います。 .Ar interface に関連づけられた IP アドレスが変化する可能性がある場合には、 .Fl dynamic フラグも指定されるべきです。 .Pp 指定された .Ar interface は公開されたネットワークインタフェースである必要があります。 .It Fl f | config Ar configfile .Ar configfile から設定を読み込みます。 .Ar configfile はオプションのリストを含み、上記のコマンドラインフラグの長い表記と 同じ物が 1 行ずつ入ります。例えば、 alias_address 158.152.17.1 という行は alias アドレスに 158.152.17.1 を指定します。 設定ファイル内では、引数を持たないオプションは .Ar yes か .Ar no を伴って指定されます。例えば、 log yes は .Fl log と同じ意味になります。空行と '#' で始まる行は無視されます。 .El .Sh NATD の実行 .Nm natd を走らせようとする前には以下の手順が必要となります: .Bl -enum .It バージョン 2.2 かそれ以上の FreeBSD を手に入れる。これより前の バージョンは .Xr divert 4 ソケットをサポートしていません。 .It 自分のカーネルを以下のオプションを付けて構築します: options IPFIREWALL options IPDIVERT 自分のカーネルを構築する方法については、ハンドブックに詳しい説明が あるのでそちらを参照してください。 .It あなたのマシンがゲートウェイとして働くようにします。これは .Pa /etc/rc.conf に gateway_enable=YES と指定するか、 sysctl -w net.inet.ip.forwarding=1 というコマンドを用いることで機能するようになります。 .It .Fl n フラグや .Fl interface -フラグを使いたい場合は、そのインターフェイスがすでに設定済みとなるように +フラグを使いたい場合は、そのインタフェースがすでに設定済みとなるように します。例えば、 .Ar interface -として tun0 を指定しようとし、そのインターフェイスで +として tun0 を指定しようとし、そのインタフェースで .Xr ppp 8 を使っている場合には、 .Nm natd を起動する前に .Nm ppp を起動するようにしなければなりません。 .It .Pa /etc/services にエントリ: natd 6668/divert # Network Address Translation socket を作成します。これは .Fl p フラグや .Fl port フラグのデフォルトの値となります。 .El .Pp .Nm の実行は至って簡単です。 natd -interface ed0 -という行でほとんどの場合充分です(正しいインターフェイス名に置き換えて +という行でほとんどの場合充分です(正しいインタフェース名に置き換えて ください)。 .Nm が起動されたら、パケットの流れの方向が natd の方に変わる (divert される) ようにしなければなりません: .Bl -enum .It .Pa /etc/rc.firewall スクリプトをうまく調整する必要があります。防火壁 (firewall) に 興味が無ければ、以下のようにすれば良いでしょう: /sbin/ipfw -f flush /sbin/ipfw add divert natd all from any to any via ed0 /sbin/ipfw add pass all from any to any -2 番目の行はあなたのインターフェイスに依ります (ed0 を適切に +2 番目の行はあなたのインタフェースに依ります (ed0 を適切に 変更してください)。 また、前項のように .Pa /etc/services に natd のエントリが入るように更新されていると仮定します。 本物の防火壁ルールを指定する場合、スクリプトの先頭で上記の 2 行目を 指定すると良いでしょう。 そうすることによって、防火壁により排除されてしまう前に、 .Nm がすべてのパケットを見ることができるようになります。 すべての divert ルールを除き、 .Nm により変換された各パケットには再び防火壁のルールが適用されます。 .It .Pa /etc/rc.conf で firewall_enable=YES と設定し、防火壁を作動させます。これはシステムの起動時のスクリプトに .Pa /etc/rc.firewall スクリプトを実行するように伝えます。 今すぐ再起動したくない場合には、コンソールから手で実行してください。 バックグラウンドで実行させるのでない限り、これは決して仮想セッションから 行ってはいけません。もし実行させてしまうと、flush が行われた後に あなたは締め出されてしまい、すべてのアクセスを永久に遮断するために この地点で .Pa /etc/rc.firewall の実行は止まってしまいます。スクリプトをバックグラウンドで実行すれば、 この災害を避けることができます。 .El .Sh 関連項目 .Xr getservbyname 2 , .Xr socket 2 , .Xr divert 4 , .Xr services 5 , .Xr ipfw 8 .Sh 作者 このプログラムは、多くの人々の細切れの努力の結果です: Divert ソケット: Archie Cobbs パケット alias: Charles Mott IRC サポート & その他の追加: Eivind Eklund Natd: Ari Suutari まとめ役: Brian Somers diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/pccardd.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/pccardd.8 index ecc32023ba..9cd1f73558 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/pccardd.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/pccardd.8 @@ -1,154 +1,154 @@ .\" .\" Copyright (c) 1994 Andrew McRae. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. .\" IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, .\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT .\" NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, .\" DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY .\" THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" .\" %Id: pccardd.8,v 1.4.2.4 1998/04/18 23:28:50 nate Exp % .\" jpman %Id: pccardd.8,v 1.4 1997/07/26 22:04:06 horikawa Stab % .\" .Dd November 1, 1994 .Dt PCCARD 8 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm pccardd .Nd PC-CARD (PCMCIA) 管理デーモン .Sh 書式 .Nm pccardd .Op Fl d .Op Fl v .Op Fl f Ar configfile .Sh 解説 .Nm は、普通ブート時に始動され、 PC-CARD カードの抜き差しを管理します。 .Pp 実行されると、 .Nm は (デフォルト名が .Pa /etc/pccard.conf の) 設定ファイルを読み込み、カードのために利用可能な PC-CARD スロット をスキャンします。 .Nm は、その後、例えば新しいカードの挿入やカードの取り外しのような、 .Em "カードイベント" を待ちます。 .Pp カードが挿入された時、以下のような動作が行われます。 .Bl -enum .It カーネルドライバはカードの挿入を検出し、カードに電源を供給します。 .It .Nm は、 .Em CIS データをカードの属性メモリから読み込み、製造社名とカードの バージョンを設定ファイルのカード記述と照合します。 .It マッチするものが見付かると、ドライバが割り当てられます。 .It ひとたび自由なドライバとデバイス実体が割り当てられると、 .Nm は (必要であれば) ISA メモリブロックや入出力ポートのような資源を 共通の資源から割り当てます。 .It PC-CARD スロットは、割り当てられた I/O とメモリコンテキストによって 設定され、カーネルドライバがカードに割り当てられます。 .It -割当が成功すると、例えばネットワークインターフェースを設定するための +割当が成功すると、例えばネットワークインタフェースを設定するための .Xr ifconfig 8 等のような 特定のシェルコマンドがデバイスを設定するために実行されます。 それぞれ別々のコマンドを各カード・ドライバ・デバイスのために指定して良く、 その順序で実行されます。 .El .Pp .Nm がカードの除去を発見した時には、以下の一連の操作が実行されます。 .Bl -enum .It カード除去に対して割り当てられたシェルコマンドが実行されます。 これは、除去されたカードに割り当てられたどんなデバイスも リセットしようとします。 それぞれ別々のコマンドを各カード・ドライバ・デバイスのために指定して良いです。 .It PC-CARD スロット資源は解放されます。 .El .Pp ひとたびカード/ドライバ実体が設定されると、 その実体に割り当てた資源を憶えておきます。 そして、カードが取り外され再び挿入された場合、 同じドライバを割り当てます。この主な理由は、一度ドライバがカードに 割り当てられると、ドライバの .Fn 検査 (prove) ルーチンが呼ばれ、 ドライバ固有のデータ領域は カードに割り当てられた I/O ポートやメモリ資源によって初期化されるからです。 大多数のドライバは、ハードウエアから関連を解消されたり、その後で再び 違うパラメータで再割当されるように設計されていません。 これは、読み込み可能カーネルモジュールがサポートされた時に大きく変わ るでしょう。 .Pp .Nm が理解する実行時オプションは以下の通りです。 .Bl -tag -width Ds .It Fl d デーモンとして実行せず、フォアグランドジョブとして実行し、 エラーメッセージを表示します。 .It Fl v 設定ファイルを読み込んだ後で、そのまとめを出力します。 .It Fl f Ar configfile デフォルト設定ファイル .Pa /etc/pccard.conf とは異なった設定ファイルを指定します。 ファイルの形式は、 .Xr card.conf 5 に詳細に記述されていますし、 .Nm によって認識される PC-CARD カードがリストされています。 また、カードへのインタフェースとして使われるカーネルドライバと デバイスについても詳細に書かれています。 .Pp .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/pccard.conf -compact .It Pa /etc/pccard.conf .El .Sh 関連項目 .Xr pccard.conf 5 , .Xr ifconfig 8 .Sh 作者 .An Andrew McRae Aq andrew@mega.com.au によって開発されました。 .Sh バグ .Nm はカードのパラメータを設定することができますが、 特定のドライバがカードと動作することを保証しません。 .Pp .Nm FreeBSD は、現在読み込み可能カーネルモジュールをサポートしていないため、 設定ファイル中のすべての .Em irq 設定は、カーネルの .Nm config エントリにマッチする必要が有ります。 .Pp システム資源 (例えばネットワークマウントされているファイルシステム) が カードに関連している場合は、カードを取り外すと問題が起こるかも知れません。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/pppd.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/pppd.8 index 0f169e45f9..4c0be54a5e 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/pppd.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/pppd.8 @@ -1,844 +1,844 @@ .\" manual page [] for pppd 2.0 .\" %Id: pppd.8,v 1.7.2.2 1997/05/07 23:57:42 brian Exp % .\" jpman %Id: pppd.8,v 1.2 1997/05/27 00:43:48 mutoh Stab % .\" SH section heading .\" SS subsection heading .\" LP paragraph .\" IP indented paragraph .\" TP hanging label .TH PPPD 8 .SH 名称 pppd \- PPP(Point to Point Protocol) を処理するデーモン .SH 書式 .B pppd [ .I options ] [ .I tty_name ] [ .I speed ] .SH 解説 .LP Point-to-Point プロトコル (PPP) は、シリアル回線上に確立された Point-to-Point リンクを介したデータグラムの送受方法を提供します。 PPP は、データグラムのカプセル化方式、拡張可能なリンク制御プロトコル (LCP)、 そして異なるネットワーク層プロトコルの設定とコネクションの確立を行なう 一群のネットワーク制御プロトコル (NCP) の 3 つの部分から構成されています。 .LP カプセル化体系は、カーネル内のドライバコードにより提供されています。 .B pppd は、基本的な LCP 機能、認証機能、そして IP コネクションの確立と設定を行なう NCP(IP Control Protocol(IPCP) と呼ばれています)を提供します。 .SH よく使われるオプション .TP .I 使用するシリアルポートの特殊ファイル名を指定します。 もし必要であれば、特殊ファイル名の前に"/dev/"文字列が追加されます。 デバイス名が指定されていない場合や制御端末の名前が与えられた場合には、 .I pppd は自らの制御端末をコネクションの確立に使用し、 バックグラウンド実行のための fork を行ないません。 .TP .I tty の速度を設定します。4.4BSD や NetBSD では任意の速度を指定することが できます。その他のシステム (SunOS 等) では一定の組合せのみが指定可能です。 .TP .B asyncmap \fI 非同期キャラクタマップを に設定します。 このマップは、シリアル回線を経由するとどのコントロールキャラクタの受信が うまくいかなくなるかを記述するものです。 .I pppd は、相手側にこれらのキャラクタを 2 バイトのエスケープシーケンスとして 送信するよう依頼します。 引数は 32 ビットの 16 進数であり、各ビットがエスケープするべきキャラクタを 表しています。 ビット 0 (00000001) はキャラクタ 0x00 をあらわし、 ビット 31 (80000000) は、キャラクタ 0x1f '^_' をあらわしています。 複数の \fBasyncmap\fR オプションが与えられた場合、それらの値の論理和が 採用されます。 \fBasyncmap\fR が与えられなかった場合には、このホストが受信側となる 非同期キャラクタマップは設定されません。 相手側はすべてのコントロールキャラクタをエスケープして送信します。 .TP .B auth ネットワークパケットの送受信を許可する前に、相手側に自分自身の認証を 行なうよう要求します。 .TP .B connect \fI

\fI

\fR で指定された実行可能コマンドまたはシェルコマンドを シリアル回線のセットアップに用います。 ほとんどの場合ここで指定されるスクリプトには、 モデムにダイヤルコマンドを送ったり リモート ppp セッションを 開始したりするための "チャット(chat)" プログラムを使用します。 .TP .B connect-max-attempts \fI 指定した時間 (デフォルトでは 1)以上 リモートシステムとの ダイアルコネクションを保持しません。コネクションができない場合は、 pppd は終了します。 \fBpersist\fR を指定することが要求されます。 .TP .B crtscts シリアルポートのフロー制御にハードフロー制御 (RTS/CTS) を用います。 .TP .B -crtscts シリアルポートのハードウエアフロー制御 (RTS/CTS) を使いません。 \fBcrtscts\fR か \fB\-crtscts\fR の両方のオプションが与えられない時、 シリアルポートのハードウエアフロー制御の設定は変更されずに そのままになります。 .TP .B xonxoff シリアルポートのフロー制御に XON/XOFF キャラクタによるフロー制御を用います。 現時点では、このオプションは Linux では実装されていません。 .TP .B defaultroute IPCP ネゴシエーションが成功すると、相手側をゲートウェイとする デフォルトルートをシステムのルーティングテーブルに追加します。 このオプションにより追加されたデフォルトルートエントリは、 PPP コネクションが切断された際に削除されます。 .TP .B disconnect \fI

pppd が接続を切った後に \fI

\fR で指定した実行可能コマンドまたは シェルコマンドを実行します。 このスクリプトで、例えばハードウェアモデム制御信号 (DTR) が使えない場合に モデムに回線切断のコマンドを発行することができます。 .TP .B escape \fIxx,yy,... 転送時にエスケープを行なうべきキャラクタを指定します(相手側が 非同期キャラクタマップでエスケープを要求しているかどうかには影響されません)。 エスケープされるキャラクタは、カンマで区切られた 16 進の数字で指定します。 コントロールキャラクタしか指定できない非同期キャラクタマップ (asyncmap) とは異なり、\fBescape\fR オプションではどんなキャラクタでも指定できる ことに注意してください。 ただし 16 進表記で 0x20 から 0x3f までと 0x5e のキャラクタは エスケープするべきではありません。 .TP .B file \fI オプションをファイル から読み込みます(フォーマットは後述します)。 .TP .B lock シリアルデバイスに対する排他アクセスを確実に行なうために、 UUCP 形式のロックファイルを作成するよう \fIpppd\fR に指示します。 .TP .B mru \fI ネゴシエーション時の MRU [Maximum Receive Unit] 値を に設定します。 .I pppd は、通信相手に バイトを超えるパケットを送信しないよう要求します。 最小の MRU 値は、128 です。 デフォルトの MRU 値は 1500 です。低速のリンクでは 296 を推奨します。 (TCP/IP ヘッダ 40 バイト + データ 256 バイト). .TP .B netmask \fI -インターフェースの netmask を に設定します。 +インタフェースの netmask を に設定します。 32 bit の netmask を、255.255.255.0 のように、 10 進 + ピリオド表記 (符号付き 10 進表現) で指定します。 .TP .B dns1 \fI 接続先が プライマリ DNS サーバを聞いてきた場合、このアドレスを答えます。 32 bit IP アドレスを 符号付き 10 進表現で指定します。 .TP .B dns2 \fI 接続先が セカンダリ DNS サーバを聞いてきた場合、このアドレスを答えます。 32 bit IP アドレスを 符号付き 10 進表現で指定します。 .TP .B passive LCP で "passive" オプションを有効にします。このオプションを指定した場合には、 コネクションを開始しようとしても相手からの返答がない場合、 .I pppd は相手から有効な LCP パケットが到着するのを待ち続けます。 (このオプションを指定しなければ、相手からの返答がない場合に .I pppd は実行を中断します。) .TP .B silent このオプションを指定した場合、 .I pppd は相手から有効な LCP パケットを受信するまで 接続を開始するための LCP パケットを送信せずに待ちます。 (旧バージョンの \fIpppd\fR で 'passive' オプションを指定した場合と 同じ動作です。) .SH オプション .TP .I \fB:\fI -ローカルインターフェースとリモートインターフェースの IP アドレスを設定します。 +ローカルインタフェースとリモートインタフェースの IP アドレスを設定します。 どちらか一方を省略することも可能です。IP アドレスは、ホスト名もしくは 符号付き 10 進表現 (例 :150.234.56.78) のどちらでも指定可能です。 デフォルトのローカルアドレスは、そのシステムの ( 最初の )IP アドレスと なります。( ただし .B noipdefault オプションが指定された場合を除きます。) リモートアドレスは、 オプションで指定されていない場合には相手側から取得されます。 ですから、もっとも単純な指定を行う場合には、このオプションは不必要です。 ローカルまたはリモートの IP アドレスがこのオプションで指定されている場合には、 .I pppd は IPCP ネゴシエーションで相手側がこの指定と異なるアドレスを送って来た場合 これを拒否します。ただし、 .B ipcp-accept-local や .B ipcp-accept-remote が指定されている場合にはこの限りではありません。 .TP .B -all LCP や IPCP でのオプションによるネゴシエーションは 要求も許可もされません。(デフォルト値を用います。) .TP .B -ac Address/Control 圧縮ネゴシエーションを無効にします ( これがデフォルトで、address/control フィールドの圧縮は通常行なわれません)。 .TP .B -am asyncmap ネゴシエーションを無効にします(デフォルトの asyncmap が用られ、 全てのコントロールキャラクタがエスケープされます)。 .TP .B -as \fI .B asyncmap \fI と同じ意味です。 .TP .B -d デバッグレベルを増やします。(\fBdebug\fR オプションと同じ意味です。) .TP .B -detach バックグラウンドプロセスになるための fork を行ないません( .I pppd は、シリアルデバイスが指定されていて このオプションが指定されていない場合もしくはシリアルデバイスが 制御端末ではない場合には fork します)。 .TP .B -ip IP アドレスネゴシエーションを無効にします (このオプションを指定した場合には、リモート IP アドレスを コマンドラインもしくはオプションファイルで指定する必要があります)。 .TP .B -mn magic number ネゴシエーションを無効にします。このオプションを指定した場合には、 .I pppd はループバック回線を検出することができません。 .TP .B -mru MRU [Maximum Receive Unit] ネゴシエーションを無効にします ( デフォルトの MRU 値の 1500 を使用します)。 .TP .B -p .B passive オプションと同じ意味です。 .TP .B -pc プロトコルフィールド圧縮ネゴシエーションを無効にします (これがデフォルトで、プロトコルフィールドの圧縮は通常無効になっています)。 .TP .B +ua \fI

相手側から PAP [Password Authentication Protocol] による認証を 要求された場合には、それに同意します。そしてファイル

に記述された データを用いてユーザ名とパスワードを相手に送ります。 このファイルには、リモートのユーザ名と改行が格納され、 続いてリモートパスワードと改行が格納されています。 このオプションは旧式です。 .TP .B +pap PAP を用いて自分自身の認証を行なうよう相手に要求します。 .TP .B -pap PAP による認証を拒否します。 .TP .B +chap CHAP [Challenge Handshake Authentication Protocol] を用いて 自分自身の認証を行なうことを相手に要求します。 .TP .B -chap CHAP による認証を拒否します。 .TP .B -vj Van Jacobson 形式の IP ヘッダ圧縮のネゴシエーションを無効にします (これがデフォルトで、ヘッダの圧縮は通常行なわれません)。 .TP .B bsdcomp \fInr,nt 接続相手に、BSD圧縮方式を使った送出時のパケット圧縮を要求します。 ここでの最大コードサイズは \fInr\fR ビットです。 相手側が送るパケットの最大の大きさは、 \fInt\fR ビットです。 \fInt\fR が指定されない時は、デフォルトの値が使われます。 9 から 15 の範囲の値が、 \fInr\fR と \fInt\fR で使われます。 より大きな値は、よりよい圧縮となりますが、圧縮辞書のためにより多くの カーネルメモリを消費します。\fInr\fR や \fInt\fR に対して、値 0 を 指定すると、圧縮を指定した方向には行いません。 .TP .B \-bsdcomp 圧縮を行いません。 \fBpppd\fR は、BSD 圧縮方式を使ったパケットの圧縮を 要求しませんし、許可もしません。 .TP .B debug デバッグレベルを増加させます (\fB\-d\fR と同じ意味です)。 このオプションを指定した場合、\fIpppd\fR は送受信した すべての制御パケットの内容を可読形式でログをとります。 パケットは syslog を経由して、\fIdaemon\fR ファシリティの \fIdebug\fR レベルとして記録されます。 本情報は、/etc/syslog.conf を適切に記述することで ファイルに記録することができます(syslog.conf(5) 参照)。 (もし \fIpppd\fR が extra debugging オプションを有効にして コンパイルされていれば、\fIdaemon\fR ファシリティの かわりに \fIlocal2\fR ファシリティを使用してメッセージを記録します。) .TP .B \-defaultroute \fBdefaultroute\fR オプションを無効にします。 \fIpppd\fR を使っているユーザにデフォルトルートを作成させたくない システム管理者は、このオプションを /etc/ppp/options ファイルに 記述することができます。 .TP .B domain \fI 認証のために使用するローカルホスト名にドメイン名 を付加します。 例えば、FQDN が porsche.Quotron.COM であって、 gethostname() が porsche という名前を返す場合には、 このオプションを用いてドメイン名を Quotron.COM と指定します。 .TP .B ipparam \fIstring ip-up と ip-down スクリプト用に余分のパラメータを指定します。 このオプションが与えられた場合、 \fIstring\fR が 6 番目のパラメータと して、これらのスクリプトに与えられます。 .TP .B modem モデム制御線を使用します。このオプションはデフォルトです。 このオプションを使うことで、 .B pppd は、シリアルデバイスをオープンした時に (接続スクリプトが指定されていなくても) モデムから CD (Carrier Detect) 信号が送られるのを待ちます。 そして、接続が中断された時や接続スクリプトが終了する時に、 DTR (Data Terminal Ready) 信号を落します。 Ultrix では、 このオプションは、 \fBcrtscts\fR オプションのように ハードワイアフロー制御を実行します。 .TP .B kdebug \fIn カーネルレベルの PPP ドライバのデバッグコードを有効にします。 引数 \fIn\fR として、以下の数値のうち必要なものの合計を指定します。 1 は一般的なデバッグメッセージ出力を有効にします。 2 は受信したパケットの内容の出力を要求します。 4 は送信したパケットの内容の出力を要求します。 .TP .B local モデム制御線を使用しません。 .B pppd は、モデムからの CD (Carrier Detect) 信号の状態を無視し、 DTR (Data Terminal Ready) 信号の状態を変化しません。 .TP .B mtu \fI MTU [Maximum Transmit Unit] 値を \fI\fR に設定します。 相手が MRU ネゴシエーションを通じてこれより小さい値を要求してこない限り、 \fIpppd\ は、PPP ネットワークインタフェースを通して \fIn\fR バイトを 越えないデータパケットを送ることをカーネルのネットワークコードに要求します。 .TP .B name \fI 認証の目的で用いられるローカルシステムの名前を に設定します。 .TP .B user \fI PAP を用いてこのマシンの認証を行なう際に用いるユーザ名を に設定します。 .TP .B usehostname 認証時にホスト名をローカルシステムの名前として使用することを強制します。 ( このオプションは .B name オプションに優先します。 ) .TP .B remotename \fI リモートシステムの名前を とみなして認証を行ないます。 .TP .B papcrypt 相手の同一性を調べるために使われる /etc/ppp/pap-secrets ファイル内の全ての秘密を暗号化することを 指示します。そして、 pppd は、 (暗号化前の) /etc/ppp/pap-secrets ファイルからの秘密と等かであってもパスワードを受け入れません。 .TP .B proxyarp 自システムの ARP [Address Resolution Protocol] テーブルに相手の IP アドレス と自イーサネットアドレスを追加します。 .TP .B \-proxyarp \fBproxyarp\fR オプションを使いません。\fIpppd\fR のユーザに proxy ARP エントリを作成させたくないシステム管理者はこのオプションを /etc/ppp/options ファイルに記述することでそのようにできます。 .TP .B persist 接続が切断された後で終了しません。代わりに再接続しようとします。 .TP .B login PAP を用いた相手の認証に、システムパスワードデータベースを用います。 .TP .B noipdefault ローカル IP アドレスが指定されない場合にデフォルトで行なわれる、 ホスト名から IP アドレスを ( 可能であれば ) 決定する動作を無効にします。 このオプションを指定した場合には、IPCP ネゴシエーション時に 相手側がローカルの IP アドレスを指定する必要があります (明示的にコマンドラインで指定されているか、 オプションファイルで指定されている場合を除きます)。 .TP .B lcp-echo-interval \fI このオプションを指定すると、\fIpppd\fR は LCP echo-request frame を \fIn\fR 秒毎に相手側に送信します。Linux では、相手側からのパケットが \fIn\fR 秒間途切れた場合に echo-request が相手側に送信されます。 通常、相手側は echo-request を受信すると echo-reply を送り返して返答します。 このオプションは、相手側との接続が切れたことを検出するために \fIlcp-echo-failure\fR オプションとともに使用されます。 .TP .B lcp-echo-failure \fI このオプションが指定された場合、 LCP echo-request を \fIn\fR 回送信しても 相手から有効な LCP echo-reply が帰ってこなければ、\fIpppd\fR は 相手がダウンしているものと推測します。このような場合、\fIpppd\fR は コネクションを切断します。このオプションを使用する際には、 \fIlcp-echo-interval\fR のパラメータとして 0 以外の数値を指定して下さい。 このオプションは、ハードウェアモデム制御線 (DSR) が使用できない状況で、 ( モデムが回線を切断するなどの ) 物理的なコネクションが切断された後に \fIpppd\fR を終了するために用いられます。 .TP .B lcp-restart \fI ( 再送のタイムアウトによる ) LCP restart の間隔を 秒に設定します。 デフォルト値は 3 です。 .TP .B lcp-max-terminate \fI LCP terminate-request の最大送信回数を 回に設定します。 デフォルト値は 3 です。 .TP .B lcp-max-configure \fI LCP configure-request の最大送信回数を 回に設定します。 デフォルト値は 10 です。 .TP .B lcp-max-failure \fI LCP configure-Rejects を送信開始するまでの LCP configure-NAKs 最大応答回数を 回に設定します。デフォルト値は 10 です。 .TP .B ipcp-restart \fI ( 再送のタイムアウトによる ) IPCP restart の間隔を 秒に設定します。 デフォルト値は 3 です。 .TP .B ipcp-max-terminate \fI IPCP terminate-request の最大送信回数を 回に設定します。 デフォルト値は 3 です。 .TP .B ipcp-max-configure \fI IPCP configure-request の最大送信回数を 回に設定します。 デフォルト値は 10 です。 .TP .B ipcp-max-failure \fI IPCP configure-Rejects を送信開始するまでの IPCP configure-NAKs 最大応答回数を 回に設定します。デフォルト値は 10 です。 .TP .B pap-restart \fI ( 再送のタイムアウトによる ) PAP restart の間隔を 秒に設定します。 デフォルト値は 3 です。 .TP .B pap-max-authreq \fI PAP authenticate-request の最大送信回数を 回に設定します。 デフォルト値は 10 です。 .TP .B pap-timeout \fI .I pppd が PAP において接続先の認証のために待機する最大時間を 秒に 設定します(0 は制限を設けないことを意味します)。 .TP .B chap-restart \fI ( 再送のタイムアウトによる ) CHAP restart の間隔を 秒に設定します。 デフォルト値は 3 です。 .TP .B chap-max-challenge \fI CHAP challenge の最大送信回数を 回に設定します。 デフォルト値は 10 です。 .TP .B chap-interval \fI このオプションが指定された場合、 .I pppd は 秒おきに CHAP challenge を再送信します。 .TP .B ipcp-accept-local このオプションが指定された場合には、 別のオプションによってローカル IP アドレスの指定が行なわれている場合でも、 .I pppd は相手からのローカル IP アドレスの指定を受け入れます。 .TP .B ipcp-accept-remote このオプションが指定された場合には、 別のオプションによってリモート IP アドレスの指定が行なわれている場合でも、 .I pppd は相手からのリモート IP アドレスの指定を受け入れます。 .SH オプションファイル オプションは、コマンドラインから与えられるのと同様に、 ファイルに記述されたものを用いることも可能です。 .I pppd は、コマンドラインからのオプションを 読み込む前に /etc/ppp/options および ~/.ppprc から オプションを読み込みます。オプションファイルの内容は、 空白文字をデリミタとする単語の並びとして解釈されます。 空白文字を含む文字列はダブルクォート (") で囲うことで 1 つの文字列として解釈されるようになります。 バックスラッシュ (\\) は、直後の 1 キャラクタをクォートします。 シャープ文字 (#) はコメントの始まりとして解釈され、 改行までをコメントとみなします。 .SH 認証 .I pppd は、正当なユーザに対するサーバマシンへの PPP アクセスを提供しつつ、 サーバ自身やそのサーバが存在するネットワークのセキュリティを危険に さらす心配のない、充分なアクセス制御をシステム管理者に提供します。 このアクセス制御の一部は、 /etc/ppp/options ファイルにより提供されます。 このファイルでシステム管理者は .I pppd が実行される時には常に認証を要求するように オプションを設定することができます。 また一部は、PAP や CHAP のシークレットファイルにより提供されます。 このファイルで個々のユーザが使用する IP アドレスの組を 管理者が制限することができます。 .LP .I pppd のデフォルトの挙動は、もし認証の要求があればそれを受け入れ、 相手側には認証を要求しないというものです。 ただし、 .I pppd がその認証を行なうのに必要なシークレットを持っていない 特定のプロトコルによる認証は拒否します。 .LP 認証はシークレットファイルから選ばれたシークレットをベースにしています。 (PAP では /etc/ppp/pap-secrets が、CHAP では /etc/ppp/chap-secrets が シークレットファイルです。) どちらのシークレットファイルも同じフォーマットになっており、 どちらもサーバ ( 認証する側 ) とクライアント ( 認証される側 ) の それぞれの組合せを記録しておくことができます。 .I pppd はサーバにもクライアントにもなれることと、必要ならそれぞれの方向で 異なったプロトコルを使用した認証ができることに注意してください。 .LP シークレットファイルはオプションファイルと同じように単語の並びとして 解釈されます。一組のシークレットは最低でも 3 つの単語を含む 1 つの行として 指定され、3 つの単語はそれぞれクライアント名・サーバ名・シークレットとして 解釈されます。残りの単語があれば、それはクライアント側で 使用可能な IP アドレスのリストとして解釈されます。 もしその行に 3 つの単語しかない場合は、どのような IP アドレスでも受け入れ 可能であると仮定されます。全ての IP アドレスを禁止するには "-" を使います。 もしシークレットが一個の `@' で始まる場合には、続く文字列がシークレットを 読み込むファイルの名前であると仮定されます。 クライアント名またはサーバ名が "*" であれば、それはどのような名前とも マッチします。 シークレットを選択する際、\fIpppd\fR は最も良くマッチするものを選びます。 つまり、最もワイルドカードの少ないマッチが選ばれます。 .LP このように、シークレットファイルは他のホストを認証するための シークレットに加えて、自分自身を他のホストに認証させるための シークレットを含んでいます。 どのシークレットを使うかは、自分の名前 ( ローカル名 ) と 相手側の名前 ( リモート名 ) をベースにして選ばれます。 ローカル名は以下のようにしてセットされます。 .TP 3 \fBusehostname\fR オプションが指定されていれば、 ローカル名はそのマシンのホスト名になります ( domain が指定されていれば追加されます)。 .TP 3 そうではなく、\fBname\fR が指定されていれば 最初の \fBname\fR オプションの引数が使われます。 .TP 3 そうではなく、ローカル IP アドレスがホスト名で指定されていれば そのホスト名が使われます。 .TP 3 何も指定されていない場合は、このマシンのホスト名が使われます ( domain が指定されていれば追加されます)。 .LP PAP を使用して自分の認証を行なう場合、ユーザ名というものがありますが、 デフォルトではローカル名が使われます。 しかし、\fBuser\fR オプションまたは \fB+ua\fR オプションで ユーザ名をセットすることができます。 .LP リモート名は以下のようにしてセットされます。 .TP 3 \fBremotename\fR オプションが指定されていれば、 最後の \fBremotename\fR の引数が使われます。 .TP 3 そうではなく、リモート IP アドレスがホスト名で指定されていれば、 そのホスト名が使用されます。 .TP 3 何も指定されていない場合、リモート名は空文字列 "" になります。 .LP PAP シークレットファイルからのシークレットの選択は 以下のように行なわれます。 .TP 2 * 相手側の認証を行なう場合には、PAP 認証要求で指定されたユーザ名が クライアント名と一致し、サーバ名がローカル名と一致する シークレットが選ばれます。 .TP 2 * 相手側に自分を認証してもらう場合には、クライアント名がユーザ名と 一致し、サーバ名がリモート名と一致するシークレットを探します。 .LP 相手側を PAP で認証する際に、"" というシークレットは相手側から 送られてきた任意のパスワードとマッチします。 もしパスワードがシークレットとマッチしなければ、 パスワードは crypt() を使用して暗号化され、再びシークレットと 比較されます。このため相手側の認証に使用するシークレットは 暗号化された形式で記録することができます。 \fBpapcrypt\fR オプションが与えられた場合、よりよいセキュリティのため 最初の (暗号化されていない) 比較対象は除外されます。 .LP もし \fBlogin\fR オプションが指定されていれば、ユーザ名とパスワードも システムパスワードデータベースでチェックされます。 このためシステム管理者は特定のユーザだけに PPP アクセスを 許可し、個々のユーザが使用できる IP アドレスの組を 制限するよう pap-secrets ファイルをセットアップすることができます。 典型的には、\fBlogin\fR オプションを使う時に、 /etc/ppp/pap-secrets 中の シークレット部分を "" とすることで、同じシークレットが二つの 場所で必要とされることを避けることができます。 .LP \fBlogin\fR オプションが使われている時には、更なる確認が行われます。 /etc/ppp/ppp.deny が存在して、ユーザがそこに記述されている場合、 認証は失敗します。 /etc/ppp/ppp.shells が存在して、ユーザの普通の ログインシェルが記述されていない場合、認証は失敗します。 .LP CHAP シークレットファイルからのシークレットの選択は 以下のように行なわれます。 .TP 2 * 相手側の認証を行なう場合には、CHAP-Response メッセージで指定された 名前がクライアント名と一致し、サーバ名がローカル名と一致する シークレットを探します。 .TP 2 * 相手側に自分を認証してもらう場合には、クライアント名がローカル名と 一致し、CHAP-Challenge メッセージで指定された名前がサーバ名と一致する シークレットを探します。 .LP 認証は IPCP (またはその他の NCP) が開始される前に納得のいくように 完了している必要があります。 もしも認証に失敗すると、\fIpppd\fR は (LCP をクローズすることで) リンクを切断します。 もし IPCP で得られたリモートホストの IP アドレスが受け入れられない ものであった場合、IPCP はクローズされます。 IP パケットは IPCP が オープンしている時だけ送受信可能です。 .LP ローカルホストが一般的に認証を必要とする時でも、 接続を行い限定された IP アドレスの組の一つを使うために 自分自身の認証を行うことができないようないくつかのホストに対して、 接続を認める必要がある場合もあります。 もし相手側がこちらの認証要求を拒否した場合、\fIpppd\fR はそれを ユーザ名とパスワードが空文字列である PAP 認証として扱います。 そこで、クライアント名とパスワードに空文字列を指定した 1 行を pap-secrets ファイルに追加することで、自分自身の認証を拒否する ホストにも制限つきのアクセスを許可することができます。 .SH 経路制御 .LP IPCP negotiation が成功した場合、 .I pppd はカーネルに、PPP インタフェースで用いるローカル IP アドレスおよび リモート IP アドレスを通知します。これは、相手側と IP パケットを交換する リンクのリモート終端への経路を作成するのに充分な情報です。 サーバ以外のマシンとの通信には、一般的にはルーティング テーブルや ARP テーブルのさらなる更新が必要となります。 いくつかのケースでは、これらのテーブルの 更新は \fIrouted\fR や \fIgated\fR などのデーモンプロセスが 自動的に行なってくれます。 しかし、大半のケースでは、さらに何らかの介入が必要となります。 .LP インターネットへの接続を PPP インタフェース経由のみで行なうマシンの 場合には、リモートホストを通る default route の追加が しばしば必要となる場合があります。 \fBdefaultroute\fR オプションは、IPCP が完了した際に \fIpppd\fR に そのような default route を作成させ、リンクが切断されたときには その default route を削除させます。 .LP 例えばサーバマシンが LAN に接続されている場合、LAN 上の他のホストが リモートホストと通信できるようにするために proxy ARP の使用が 必要な場合もあります。 \fBproxyarp\fR オプションを指定すると、\fIpppd\fR はリモートホストと 同一サブネット上にある ( ブロードキャストと ARP をサポートし、動作中 -かつ point-to-point やループバックでない ) ネットワークインターフェースを -探します。そのようなインターフェースが見つかった場合、\fIpppd\fR は +かつ point-to-point やループバックでない ) ネットワークインタフェースを +探します。そのようなインタフェースが見つかった場合、\fIpppd\fR は 恒久的に公開された ARP エントリとしてリモートホストの IP アドレスと -その見つかったネットワークインターフェースのイーサネット (MAC) アドレスを +その見つかったネットワークインタフェースのイーサネット (MAC) アドレスを 登録します。 .SH 使用例 .LP もっとも単純な場合では、2 つのマシンのシリアルポートをつなぎ、 それぞれのマシンで以下のようなコマンドを実行します。 .IP pppd /dev/ttya 9600 passive .LP ただしそれぞれのマシンにおいて、シリアルポートで \fIgetty\fR が 走っていないものと仮定しています。 もし片方のマシンで \fIgetty\fR が走っている場合、 \fIkermit\fR や \fItip\fR などの通信プログラムを用いて \fIgetty\fR が 走っているマシンにログインし、次のようなコマンドを実行します。 .IP pppd passive .LP それから通信プログラムを終了し、( コネクションが切断されていないことを確 認して ) 次のようなコマンドを実行します。 .IP pppd /dev/ttya 9600 .LP もう一方のマシンへのログインおよび \fIpppd\fR の開始処理は、 \fBconnect\fR オプションを使用して \fIchat\fR スクリプトを起動することで 自動化できます。 例 : .IP pppd /dev/ttya 38400 connect 'chat "" "" "login:" "username" "Password:" "password" "% " "exec pppd passive"' .LP (ただし、このように chat プログラムを起動すると、パスワードの文字列が pppd や chat のパラメータリスト (ps 等の出力で得られます ) で 見えてしまうことに注意して下さい。) .LP もしあなたのシリアルコネクションがケーブル一本でなく、もっと複雑な場合には、 いくつかのコントロールキャラクタがエスケープされるように 準備しておく必要があります。とりわけ、XON (^Q) および XOFF (^S) を、 \fBasyncmap a0000\fR を用いてエスケープすることはしばしば有効です。 パスが telnet を含む場合には、 ^] キャラクタも同様にエスケープ (\fBasyncmap 200a0000\fR を指定 ) する必要があるでしょう。 パスが rlogin を含む場合には、rlogin クライアントの動作している側の ホストで \fBescape ff\fR を指定する必要があるでしょう。これは、多くの rlogin の実装がネットワーク透過でないためです。 それらの rlogin では、 0xff, 0xff, 0x73, 0x73 とそれに続く 8 バイトの シーケンスをストリームから取り除きます。 .SH 診断 .LP メッセージは LOG_DAEMON ファシリティを用いて syslog デーモンに 送られます (これは希望するファシリティを LOG_PPP マクロとして定義し、 \fIpppd\fR を再コンパイルすることで変更することができます)。 エラーメッセージやデバッグメッセージを見るためには、 /etc/syslogd.conf ファイルを編集して pppd からのメッセージが 希望する出力デバイスやファイルに書き出されるようにしておく必要があります。 .LP \fBdebug\fR オプションは送受信されるすべての制御パケットの内容が ログに記録されるようにします。対象となる制御パケットは、 すべての LCP, PAP, CHAP, IPCP パケットです。 この機能は、PPP ネゴシエーションがうまくいかない場合の原因究明に 効果的でしょう。 コンパイル時にデバッギングオプションを有効にしていた場合には、 \fBdebug\fR もまた他のデバッグメッセージを記録するために使われます。 .LP .I pppd プロセスに SIGUSR1 シグナルを送ってデバッギングを有効にすることが できます。これはトグル動作します。 .SH 関連ファイル .TP .B /var/run/ppp\fIn\fB.pid \fR(BSD or Linux), \fB/etc/ppp/ppp\fIn\fB.pid \fR(others) ppp インタフェースユニット \fIn\fR に対応する \fIpppd\fR プロセスの プロセス ID が記録されます。 .TP .B /var/run/tty\fIXn\fB.if \fR(BSD or Linux), \fB/etc/ppp/tty\fIXn\fB.if \fR(others) シリアルデバイス /dev/tty\fIXn\fR 上の \fIpppd\fR プロセスのための -インターフェイスです。 +インタフェースです。 .TP .B /etc/ppp/ip-up そのリンクで IP パケットの送受信が行なえるようになった時 (IPCP が完了した時 ) に実行されるプログラムまたはスクリプトです。 これは .IP \fIinterface-name tty-device speed local-IP-address remote-IP-address\fR .IP をパラメータに与えて標準入力をつかって実行されます。 出力とエラー出力は、 \fB/dev/null\fR にリダイレクトされます。 .IP このプログラムまたはスクリプトは、pppd と同一の実ユーザ ID および実効 ユーザ ID で実行されます。 つまり、少なくとも実効ユーザ ID は \fBroot\fR であり、 できれば実ユーザ ID も \fBroot\fR であることが望まれます。 これは、経路情報を変更したり、( 例えば sendmail のような ) 特権デーモン等を 動作させたりするのに必要だからです。 /etc/ppp/ip-up や /etc/ppp/ip-down スクリプトの内容については、 システムのセキュリティを危うくしないよう注意して下さい。 .TP .B /etc/ppp/ip-down そのリンクで IP パケットの送受信ができなくなった場合に実行される プログラムまたはスクリプトです。 このスクリプトは /etc/ppp/ip-up スクリプトで行なった変更を 元にもどすために用いられます。 これは ip-up と同じパラメータを与えて実行されます。 なお、\fIpppd\fR と同じ実効ユーザ ID および実ユーザ ID で実行されるため、 ip-up スクリプトと同様にセキュリティ上の考慮が必要になります。 .TP .B /etc/ppp/pap-secrets PAP 認証で使用するユーザ名、パスワード、IP アドレスを格納します。 .TP .B /etc/ppp/chap-secrets CHAP 認証で使用する名前、シークレット、IP アドレスを格納します。 .TP .B /etc/ppp/options .I pppd のシステムデフォルトオプションを記述します。このファイルは、コマンド ラインのオプションが解釈される前に読み込まれます。 .TP .B ~/.ppprc ユーザごとのデフォルトオプションを記述します。このファイルは、コマンド ラインのオプションが解釈される前に読み込まれます。 .TP .B /etc/ppp/options.\fIttyname 各シリアルポートのシステムデフォルトオプションを指定します。 このファイルは、コマンドラインのオプションが解釈された後で読み込まれます。 .TP .B /etc/ppp/ppp.deny システムのパスワードによる PAP 認証を使わせないユーザを記述します。 .TP .B /etc/ppp/ppp.shells システムのパスワードによる PAP 認証ログインのために適切なシェルを 記述します。 .SH 関連項目 .IR chat(8), .IR ppp(8) .TP .B RFC1144 Jacobson, V. .I Compressing TCP/IP headers for low-speed serial links. 1990 February. .TP .B RFC1321 Rivest, R. .I The MD5 Message-Digest Algorithm. 1992 April. .TP .B RFC1332 McGregor, G. .I PPP Internet Protocol Control Protocol (IPCP). 1992 May. .TP .B RFC1334 Lloyd, B.; Simpson, W.A. .I PPP authentication protocols. 1992 October. .TP .B RFC1548 Simpson, W.A. .I The Point\-to\-Point Protocol (PPP). 1993 December. .TP .B RFC1549 Simpson, W.A. .I PPP in HDLC Framing. 1993 December .SH 注意 以下のシグナルが .I pppd プロセスに送られた場合、ここで説明する効果が得られます。 .TP .B SIGINT, SIGTERM これらのシグナルを受信した場合、\fIpppd\fR は (LCP をクローズすることで ) リンクを切断し、シリアルデバイスの設定を復元して、プログラムを終了します。 .TP .B SIGHUP 物理層のリンク切断を指示します。\fIpppd\fR はシリアルデバイスの設定を復元し、 プログラムを終了します。 \fBpersist\fR オプションが指定されている場合、 \fBpppd\fR は シリアルデバイスを再オープンし、新しい接続を始めようとします。 そうでない場合は、 \fBpppd\fR は終了します。 .B SIGUSR2 このシグナルは、 .B pppd に圧縮に付いて再交渉させます。これは、致命的な伸長エラーの結果として 圧縮を止めた後で、再び圧縮を有効にするために便利です。 BSD 圧縮方式では、致命的な伸長エラーは一般にどちらかの実装上の バグである可能性を示します。 .\".SH バグ .\"モデム制御線の使用と \fBmodem\fR オプション、\fBlocal\fR オプションの .\"動作については、はっきりとは定義されていません。 .\"(訳中)前記原文には確認できないので、コメントアウトした。 .\" 2.2.1R 対象(1997/05/26) Takeshi MUTOH .SH 作者 Drew Perkins, Brad Clements, Karl Fox, Greg Christy, Brad Parker , Paul Mackerras (paulus@cs.anu.edu.au) diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/pw.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/pw.8 index cd04d2b0a7..f414d55299 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/pw.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/pw.8 @@ -1,804 +1,804 @@ .\" Copyright (C) 1996 .\" David L. Nugent. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY DAVID L. NUGENT AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL DAVID L. NUGENT OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" %Id: pw.8,v 1.1.1.1.2.5 1997/11/04 07:16:14 charnier Exp % .\" jpman %Id: pw.8,v 1.3 1997/10/28 15:30:48 kuriyama Stab % .\" .Dd December 9, 1996 .Dt PW 8 .Os .Sh 名称 .Nm pw .Nd システムユーザ、グループの作成、削除、変更、表示 .Sh 書式 .Nm pw .Ar useradd .Op name|uid .Op Fl C Ar config .Op Fl q .Op Fl n Ar name .Op Fl u Ar uid .Op Fl c Ar comment .Op Fl d Ar dir .Op Fl e Ar date .Op Fl p Ar date .Op Fl g Ar group .Op Fl G Ar grouplist .Op Fl m .Op Fl k Ar dir .Op Fl s Ar shell .Op Fl o .Op Fl L Ar class .Op Fl h Ar fd .Op Fl N .Op Fl P .Nm pw .Ar useradd .Op name|uid .Op Fl D .Op Fl C Ar config .Op Fl q .Op Fl b Ar dir .Op Fl e Ar days .Op Fl p Ar days .Op Fl g Ar group .Op Fl G Ar grouplist .Op Fl k Ar dir .Op Fl u Ar min,max .Op Fl i Ar min,max .Op Fl w Ar method .Op Fl s Ar shell .Nm pw .Ar userdel .Op name|uid .Op Fl n Ar name .Op Fl u Ar uid .Op Fl r .Nm pw .Ar usermod .Op name|uid .Op Fl C Ar config .Op Fl q .Op Fl n Ar name .Op Fl u Ar uid .Op Fl c Ar comment .Op Fl d Ar dir .Op Fl e Ar date .Op Fl p Ar date .Op Fl g Ar group .Op Fl G Ar grouplist .Op Fl l Ar name .Op Fl m .Op Fl k Ar dir .Op Fl w Ar method .Op Fl s Ar shell .Op Fl L Ar class .Op Fl h Ar fd .Op Fl N .Op Fl P .Nm pw .Ar usershow .Op name|uid .Op Fl n Ar name .Op Fl u Ar uid .Op Fl F .Op Fl P .Op Fl a .Nm pw .Ar usernext .Op Fl C Ar config .Op Fl q .Nm pw .Ar groupadd .Op group|gid .Op Fl C Ar config .Op Fl q .Op Fl n Ar group .Op Fl g Ar gid .Op Fl M Ar members .Op Fl o .Op Fl h Ar fd .Op Fl N .Op Fl P .Nm pw .Ar groupdel .Op Fl n Ar name .Op Fl g Ar gid .Nm pw .Ar groupmod .Op Fl C Ar config .Op Fl q .Op Fl F .Op Fl n Ar name .Op Fl g Ar gid .Op Fl l Ar name .Op Fl M Ar members .Op Fl m Ar newmembers .Op Fl h Ar fd .Op Fl N .Op Fl P .Nm pw .Ar groupshow .Op Fl n Ar name .Op Fl g Ar gid .Op Fl F .Op Fl P .Op Fl a .Nm pw .Ar groupnext .Op Fl C Ar config .Op Fl q .Sh 解説 .Nm pw は、システムの .Ar user 、 .Ar group ファイルのユーザ、グループを簡単に、標準的な方法で追加、変更、削除 することができるようにするコマンドライン版のエディタです。 .Nm は、ローカルな user ファイルと group ファイルを操作することができるだ けだということに注意して下さい。 NIS のユーザ、グループは NIS サーバ上 で管理しなければなりません。 .Nm は root で実行されなければならず、 .Pa passwd , .Pa master.passwd , .Pa group ファイルや、安全なまたは安全でないパスワードデータベースファイル の更新作業を行います。 .Pp .Xr pw 8 のコマンドラインにかかれている最初の一つか二つのキーワードは、引数の残り に対する文脈を規定します。 .Ar user と .Ar group のキーワードはどちらも、 .Ar add , .Ar del , .Ar mod , .Ar show , .Ar next と組み合わせるか、分離して用いることができ、どちらの順序 (例えば showuser, usershow, show user, user show はすべて同じことと みなされます) で指定してもかまいません。 この柔軟性は、実際のユーザ、グループデータベース操作のために .Nm を呼ぶ対話的なスクリプトには便利です。 .Fl n Ar name , .Fl u Ar uid , .Fl g Ar gid オプションを使う代わりに、 これらのキーワードに続けてユーザ名、グループ名、数字の ID のうち一つ を指定することができます。 .Pp 以下のフラグは操作のすべてのモードで共通です: .Pp .Bl -tag -width "-G grouplist" .It Fl C Ar config .Nm は新しいユーザアカウントとグループはどのように作られるべきかという 方針の情報を得るために、デフォルトではファイル .Pa /etc/pw.conf を読み込みますが、 .Fl C オプションで異なるコンフィグレーションファイルを指定できます。 コンフィグレーションファイルのほとんどの内容は、コマンドライン オプションにより上書きされますが、新しいアカウントを追加するための標準 的な情報をコンフィグレーションファイルに設定しておくと より便利かもしれません。 .It Fl q このオプションを使うと .Nm はエラーメッセージを抑制します。これは、注意深くフォーマットされたディスプレイへのメッセージ表示よりも、 .Nm から返された戻り値を解釈する方が好まれるような対話的な環境では 便利かもしれません。 .It Fl N このオプションは add と modify 操作で使います。 .Nm は、ユーザ/グループデータベースの更新をスキップして、操作を実際には 実行せずに、代わりに結果だけを出力します。 .Fl P オプションを使うと、標準 passwd と可読なフォーマットの切り替えが できます。 .El .Pp .Sh ユーザオプション 以下のオプションは .Ar useradd と .Ar usermod コマンドに付けます: .Pp .Bl -tag -width "-G grouplist" .It Fl n Ar name ユーザ名/アカウント名を指定します。 .It Fl u Ar uid ユーザ ID / アカウント ID を数字で指定します。 .Pp アカウント名は uid を含み、逆も同様であるため、通常これらのオプション のどちらか片方しか必要ではありません。 また .Ql Fl n や .Ql Fl u を使わなくても、コマンドライン上で .Ar useradd , .Ar userdel , .Ar usermod , .Ar usershow キーワードの直後にアカウントとユーザIDのどちらでも続けることができます。 しかし、両方を指定しなければならないこともしばしばあります。 例えば、存在するユーザの uid を .Ar usermod で変えたり、新しいアカウントを作るときにデフォルトの uid を上書きした りするときです。 .Nm で .Ar useradd を使って新しいユーザに uid を自動的に割り当てたい場合は、 .Ql Fl u オプションを使っては .Em いけません 。 .El .Pp .Ar useradd と .Ar usermod の両方で使えるオプション: .Bl -tag -width "-G grouplist" .It Fl c Ar comment このオプションは passwd の GECOS フィールドの内容をセットします。 このフィールドは、カンマで区切られた四つのサブフィールドで、一般的には ユーザの姓名、勤務先または地区、職場と自宅の電話番号を含みます。 これらのサブフィールドは慣習的に使われるだけであり、省略可能です。 このフィールドが空白を含む場合、コメント自身をダブルクォート .Ql \&" でくくらなければなりません。 サブフィールドの区切りで使われたような、フィールド内のカンマの使用は 避けて下さい。そして、コロン .Ql \&: キャラクタも passwd ファイルのフィールド区切りであるため使えません。 .It Fl d Ar dir このオプションは、アカウントのホームディレクトリを設定します。 通常、これはホームディレクトリがデフォルト (基本のホームディレクトリ - 普通 .Pa /home と サブディレクトリとしてのアカウント名 - を指定する pw.conf で決定されます) と異なる場合にだけ使うことになるでしょう。 .It Fl e Ar date アカウントが破棄される日付をセットします。 この日付のフォーマットは、 10 進の UNIX 時間か .Ql \& dd-mmm-yy[yy] フォーマットの日付のどちらかになり、後者は dd が日、mmmが月で、数字と アルファベット('Jan', 'Feb' 等)のどちらでもよく、年は 2 または 4 桁の 数字からなります。 このオプションは、 .Ql \&+n[mhdwoy] の形の相対的な日付も受け付けます。 .Ql \&n は 10 進数、 8 進数 (0 から始まる) 、 16 進数 (0x で始まる) の数字で、 その後に現在の日付時刻から破棄される日までの分(m)、時(h)、日(d)、 曜日(w)、月(o)、年(y)の数がセットされます。 .It Fl p Ar date アカウントのパスワードが破棄される日付をセットします。 このフィールドは、強制的なパスワードの変更を適用することを除けば、 アカウントを破棄するオプションと同等です。 アカウントを破棄するオプションと同じフォーマットを受け付けます。 .It Fl g Ar group 与えられた group をアカウントの初期グループにセットします。 .Ar group は、グループ名または対応するグループ ID 番号が使えます。 .It Fl G Ar grouplist アカウントが属する別のグループをセットします。 .Ar grouplist は、カンマ区切りのリスト、またはグループ名、またはグループ IDです。 ユーザを加える場合、 .Pa /etc/group の各グループにユーザ名が追加されます。 ユーザを編集する場合、 .Ar grouplist に指定されたグループにユーザ名が加えられ、 指定されなかったグループからは除かれます。 注意: ユーザは .Pa /etc/group の初期グループには加えられるべきではありません。 また、グループのメンバの変更は現在のログインにはすぐには影響されず、変 更後のログインにだけ影響します。 .It Fl L Ar class このオプションは生成されたユーザのログインクラスをセットします。 ユーザクラスに関する情報は .Xr login.conf 5 を参照して下さい。 .It Fl m このオプションは、ユーザのホームディレクトリの作成を試みるように .Nm に指示します。 もちろんこれは .Ar useradd で新しいアカウントを加えるときにも役に立ちますが、 存在するユーザのホームディレクトリをファイルシステムの別の場所に 移動する、という使い方もできます。 新しいホームディレクトリは、一般にユーザが個人的に使う シェルコンフィグレーションファイル一式を含む、 .Ar 雛型 ディレクトリの内容と共に移されます。 .Ar usermod にアカウントを指定して .Ql Fl m が用いられると、そのユーザのホームディレクトリにある コンフィグレーションファイルはプロトタイプのファイルで .Em 上書きされません 。 .Pp ユーザのホームディレクトリが作成されるとき、デフォルトで .Ql Fl b Ar dir オプション (下記参照) で指定された .Ar basehome ディレクトリのサブディレクトリとして作られ、アカウント名と同じ名前が付 けられます。 コマンドラインに .Ql Fl d Ar dir オプションを付けると、上書きするようにもできます。 .It Fl k Ar dir このオプションは、 .Ar 雛型 のサブディレクトリをセットします。ユーザのホームディレクトリが作成 されるとき、そこから基本の起動時ファイル、コンフィグレーションファイル がコピーされます。 このオプションは、 .Ql Fl D (下記参照) や .Ql Fl m と共に使ったときにのみ意味があります。 .It Fl s Ar shell ユーザのログインシェルを .Ar shell にセットまたは変更します。 シェルプログラムへのパスが省略されると、 .Nm は .Pa /etc/pw.conf で指定された .Ar shellpath を探し、それを適切に補います。 パスを指定するのは、特別な理由があるのでなければ、避けるべきだ ということを覚えておきましょう。 指定しないことで、プログラムが存在し、かつ実行可能であることを .Nm に確認させることができるからです。 フルパスを指定する (または空のままの "" シェルにしておく) と このチェックをせず、対話的なログインをさせないアカウントを 設定しなければならないときに設定される .Pa /nonexistent のようなエントリを作ることができます。 .It Fl L Ar class ユーザの passwd レコード内の .Em class フィールドをセットします。 このフィールドは現在使われていませんが、将来は .Em termcap エントリのようなタグ (詳細は .Xr passwd 5 を参照のこと) を指定するために使われるでしょう。 .It Fl h Ar fd このオプションは、 .Nm を使ってアカウントパスワードを設定することができる対話的なスクリプトを -設定できるような特別のインターフェースを用意します。 +設定できるような特別のインタフェースを用意します。 コマンドラインと環境は、プログラムが情報を受け取るしくみとしては 基本的に安全ではないため、 .Nm はファイル記述子 (通常対話的スクリプトとプログラム間のパイプ) を通してのみ、アカウントとグループのパスワードの設定を許可します。 .Ar sh , .Ar bash , .Ar ksh , .Ar perl は皆、これができるしくみを持っています。 .Ql Fl h Ar 0 が指定されると、代わりに .Nm はユーザのパスワードを求めるプロンプトを出し、 .Em stdin をパスワードを読み込むファイル記述子とします。 このパスワードは一度しか読み込まれず、対話的な使用よりも スクリプト向きにできていることに注意して下さい。 .Xr passwd 1 の行に合わせて新しいパスワードの確認をしたい場合、これは .Nm を呼び出す対話的なスクリプトの一部として実装されるべきです。 .Pp 引数 .Ar fd として .Ql \&- が与えられると、パスワードとして .Ql \&* がセットされ、そのアカウントにはパスワードでログインすることが できないようになります。 .El .Pp .Ar useradd を使うことで、存在するユーザ ID と重複する新しいアカウントを作成するこ とができるようになります。 これは普通エラーになって拒否されるはずですが、 .Ql Fl o オプションが重複チェックを上書きし、ユーザ ID の重複を 許すことになります。 これは、同一のユーザが異なるコンテキスト(異なるグループ割り当てや 異なるホームディレクトリ、異なるシェル)でログインするのを許可する 場合に、各アカウントに基本的に同一のアクセス権を与える場合に便利です。 .Pp .Ar useradd コマンドは .Ql Fl D オプションを使うことで新しいユーザとグループのデフォルトも設定できます。 新しいユーザを付け加える代わりに、 .Nm はコンフィグレーションファイル .Pa /etc/pw.conf に新しいデフォルトのセットを書き込みます。 .Ql Fl D オプションを使う場合、 .Ql Fl n Ar name や .Ql Fl u Ar uid を使ってはいけません。そうでないとエラーになります。 .Ql Fl D を使うと、 .Ar useradd コマンドのいくつかのコマンドラインスイッチの意味が変わります。 それは: .Bl -tag -width "-G grouplist" .It Fl D コンフィグレーションファイル .Pa /etc/pw.conf ( もしくは .Ql Fl C Ar config オプションが使われたときは異なる名前のコンフィグレーションファイル ) の中でのデフォルトの値をセットします。 .It Fl b Ar dir ユーザホームディレクトリが作成されるルートディレクトリをセットします。 このオプションのデフォルトの値は .Pa /home ですが、他の好きなディレクトリにセットできます。 .It Fl e Ar days デフォルトのアカウントの有効期間を日数でセットします。 .Ql Fl D を付けずに使われる場合と異なり、引数はアカウントが作成されてから無効に なるまでの日数を指定する数字でなければなりません。 0 という値は、破棄する日付の自動算出を抑制します。 .It Fl p Ar days デフォルトのパスワードの有効期間を日数でセットします。 .It Fl g Ar group 新しいユーザのデフォルトのグループをセットします。 .Ql Fl g Ar \&"" を使って空のグループを指定すると、新しいユーザは自分自身の私的な初期 グループ (ログイン名と同じ名前の新しいグループが作成されます) に 割り当てられます。 グループの指定には、名前または uid を引数として与えることができます。 .It Fl G Ar grouplist 新しいユーザが所属するデフォルトのグループ群を指定します。 これは初期グループとは区別されたグループのセットで、一つの同じグルー プを初期グループとこの別グループ群の両方に指定することは 避けなければなりません。 言い替えると、これらの別グループ群では初期グループ .Em 以外の グループの構成メンバが決められます。 .Ar grouplist はカンマ区切りのグループ名もしくは ID 、もしくはそれらの混在で、 .Pa /etc/pw.conf の中にシンボリック名で保存されます。 .It Fl L Ar class このオプションは、新しいユーザのデフォルトのログインクラスを セットします。 .It Fl k Ar dir デフォルトの .Em 雛型 ディレクトリをセットし、 .Nm がユーザのホームディレクトリを作成するときに、 そこからシェルなどの初期化ファイルのプロトタイプがコピーされます。 .It Fl u Ar min,max , Fl i Ar min,max これらのオプションは、 .Nm により作成された新しいアカウントとグループのために割り当てるユーザと グループの最小の ID と最大の ID をセットします。 デフォルト値はどちらも最小 1000 で最大 32000 です。 .Ar min と .Ar max はどちらも数字で、 max は min より大きく、両方とも 0 から 32767 の範囲 内でなければなりません。 一般に 100 未満のユーザ ID とグループ ID はシステムに予約されており、 32000 より大きな数も (システム daemon が使う) 特殊な目的に 予約されています。 .It Fl w Ar method .Ql Fl w オプションは新しく作成されたユーザアカウントのパスワードをセットするの に使われるデフォルトの方法を指定します。 .Ar method は以下のうちの一つです: .Pp .Bl -tag -width random -offset indent -compact .It no 新しく作成されたアカウントでのログインを不可とします。 .It yes アカウント名をパスワードにします。 .It none パスワードを空欄にします。 .It random ランダムパスワードを生成します。 .El .Pp The .Ql \&random や .Ql \&no method は、最も安全です。前者の場合、 .Nm はパスワードを生成し、標準出力に出力します。 このパスワードは、ユーザがそのアカウントにアクセスするパスワードとして あなたが発行しますが、ユーザ自身が自分のパスワードを指定 (多分ひどい選択です) するものより適切です。 .Ql \&no method にした場合、パスワードでアクセスできるアカウントを与えるために スーパユーザが .Xr passwd 1 を使わなければなりません。 .El .Pp .Ar userdel コマンドには三つしか正しいオプションがありません。 .Ql Fl n Ar name と .Ql Fl u Ar uid オプションには、既に前述の説明があります。 追加オプション: .Bl -tag -width "-G grouplist" .It Fl r このオプションで、 .Nm はユーザのホームディレクトリとその内容のすべてを削除します。 .Nm はシステムからファイルを削除するとき、慎重すぎるやり方をとります。 まず、削除されるアカウントの uid がシステムの別のアカウントでも使われ ていて、パスワードファイルの 'ホーム' ディレクトリが文字 .Ql \&/ で始まる正しいパスであった場合にはファイルは削除されません。 次に、ファイルやディレクトリが実際にそのユーザのものであるか、 誰かの所有であるシンボリックリンクがユーザのホームディレクトリ下にある 場合にだけ削除されます。 最後に、そのユーザの所有であるすべての中身を削除した後、 空のディレクトリだけが削除されます。 更に別の一掃が必要なときは、管理者に任されます。 .El .Pp メールスプールファイルと crontab はユーザ名に無条件に付属しているもの なので、アカウントが削除されたとき常に削除されます。 .Ar at コマンドによって処理待ちのキューに入っているジョブも、ユーザの uid がユニークである (そのシステムの別のアカウントに使われていない) 場合は 削除されます。 .Pp .Ar usershow コマンドは、二種類のフォーマットでアカウントを閲覧できます。 フォーマットは、デフォルトで .Pa /etc/master.passwd で使われているものと同じで、パスワードフィールドは .Ql \&* に置き換えられています。 .Ql Fl P オプションが使われると、 .Nm はより人間に読みやすい形でアカウントの詳細を出力します。 .Ql Fl a オプションは、現在ファイルにあるすべてのユーザをリストします。 .Pp .Ar usernext コマンドは、利用可能な次のユーザ ID とグループ ID を コロン区切りで返します。 これは、通常 .Nm を使う対話的なスクリプトやフロントエンド用です。 .Pp .Sh グループオプション グループを操作するコマンドには、 .Ql Fl C Ar config と .Ql Fl q オプション (前セクションの始めに説明があります) が使えます。 他のグループ関係のコマンド: .Bl -tag -width "-m newmembers" .It Fl n Ar name グループ名を指定します。 .It Fl g Ar gid グループの ID を数字で指定します。 .Pp グループ名は uid を意味し、逆も同様なので、アカウント名 と ID フィールドとして、普通どちらか一つを付ければよいのです。 両方を指定する必要があるのは、新しいグループに指定したグループ ID を 設定するとき、または存在するグループの uid を変えたいときだけです。 .It Fl M Ar memberlist このオプションは、存在するユーザを新しいグループに (groupaddで) 加えたり、存在するメンバリストを (groupmodで) 新しいものに取り換える もうひとつの方法です。 .Ar memberlist は正当で、存在するユーザ名または uid のカンマ区切りのリストです。 .It Fl m Ar newmembers .Op M オプションと同様、このオプションは最初に存在するメンバのリストを 入れ換えることなく、グループに存在するユーザを .Em 追加 します。 ログイン名またはユーザ ID を使うことができ、重複するユーザは警告無く 自動的に削除されます。 .El .Pp .Ar groupadd にも、存在するグループ ID を新しいグループに割り当てる .Ql Fl o オプションがあります。 デフォルトの動作は、グループ追加の試みを拒否することになっており、この オプションはグループ ID の重複チェックを上書きします。 グループ ID を重複させる必要は滅多にありません。 .Pp .Ar groupmod コマンドには、一つの追加オプションがあります: .Pp .Bl -tag -width "-m newmembers" .It Fl l Ar name このオプションで、存在するグループ名を .Ql \&name に変更することができます。 新しい名前は存在しないものでなければならず、存在するグループ名と 重複させようとすると拒否されます。 .El .Pp .Ar groupshow へのオプションは .Ql Fl u Ar uid の代わりにグループ ID を指定する .Ql Fl g Ar gid を付けた .Ar usershow と同じです。 .Pp .Ar groupnext コマンドは、次に使用できるグループ ID を標準出力に返します。 .Sh 診断 .Nm は、操作に成功すると EXIT_SUCCESS を返し、そうでなければ .Xr sysexits 3 により定義された以下の戻り値のうちどれかひとつを返します: .Bl -tag -width xxxx .It EX_USAGE .Bl -bullet -compact .It コマンドラインのシンタックスエラー (不適切なキーワード、未定義オプション)。 .El .It EX_NOPERM .Bl -bullet -compact .It root でないユーザとして、何らかの更新を実行しようとした。 .El .It EX_OSERR .Bl -bullet -compact .It メモリアロケーションエラー。 .It パスワードファイル記述子の読み出しエラー .El .It EX_DATAERR .Bl -bullet -compact .It コマンドライン上やパスワードファイル記述子の、間違った、または正しくな いデータや欠落データ。 .It root アカウントの名前や uid の変更、削除をしようとした。 .El .It EX_OSFILE .Bl -bullet -compact .It 雛型ディレクトリが適切でない、または存在しない。 .It 基本ホームディレクトリが適切でない、または存在しない。 .It 指定したシェルが適切でない、または存在しない。 .El .It EX_NOUSER .Bl -bullet -compact .It 指定されたユーザ、ユーザ ID 、グループ、グループ ID が存在しない。 .It 記録、追加、または更新されたユーザ、グループが予期せず無くなった。 .El .It EX_SOFTWARE .Bl -bullet -compact .It 指定した範囲には未使用グループ ID 、ユーザ ID が残っていない。 .El .It EX_IOERR .Bl -bullet -compact .It コンフィグレーションファイルの書き換えができない。 .It グループやユーザデータベースファイルの更新時エラー。 .It パスワードまたはグループデータベースファイルの更新時エラー。 .El .It EX_CONFIG .Bl -bullet -compact .It 基本ホームディレクトリが設定されていない。 .El .El .Pp .Sh 注釈 各コマンドに使用可能なオプションの要約として、 .Dl pw [command] help が使えます。例えば、 .Dl pw useradd help は useradd 操作に使用できるすべてのオプションをリストします。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/master.passwd.new -compact .It Pa /etc/master.passwd ユーザデータベース .It Pa /etc/passwd Version 7 フォーマットのパスワードファイル .It Pa /etc/login.conf ユーザケーパビリティデータベース (user capability database) .It Pa /etc/group グループデータベース .It Pa /etc/master.passwd.new マスタパスワードファイルの一時コピー .It Pa /etc/passwd.new Version 7 パスワードファイルの一時コピー .It Pa /etc/group.new グループファイルの一時コピー .It Pa /etc/pw.conf pw コマンドのデフォルトオプションファイル .El .Sh 関連ファイル .Xr chpass 1 , .Xr passwd 1 , .Xr group 5 , .Xr login.conf 5 , .Xr passwd 5 , .Xr pw.conf 5 , .Xr pwd_mkdb 8 , .Xr vipw 8 .Sh 歴史 .Nm は、 SYSV の .Em shadow サポートで使われていた多くのオプションを模倣して書かれましたが、 .Bx 4.4 オペレーティングシステムに特有のパスワードフィールド、 グループフィールドに合わせて変更されています。また、ほとんどの要素が 一つのコマンドにまとめられています。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/routed.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/routed.8 index c64726f9f8..e66659827b 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/routed.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/routed.8 @@ -1,616 +1,616 @@ .\" Copyright (c) 1983, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)routed.8 8.2 (Berkeley) 12/11/93 .\" %Id: routed.8,v 1.2.2.3 1997/08/19 21:22:05 joerg Exp % .\" jpman %Id: routed.8,v 1.2 1997/03/31 14:11:11 horikawa Stab % .\" .Dd June 1, 1996 .Dt ROUTED 8 .Os BSD 4.4 .Sh 名称 .Nm routed .Nd ネットワークの RIP と router discovery のルーティングデーモン .Sh 書式 .Nm .Op Fl sqdghmpAt .Op Fl T Ar tracefile .Oo .Fl F .Ar net Ns Op /mask Ns Op ,metric .Oc .OP Fl P Ar parms .Sh 解説 .Nm routed はネットワークのルーティングテーブルを管理するデーモンで、 システムのブート時に起動されます。 これは、カーネルのルーティングテーブルを管理するために、 ルーティング情報プロトコル (Routing Information Protocol) の RIPv1 (RFC\ 1058)、RIPv2 (RFC\ 1723)、および Internet Router Discovery Protocol (RFC 1256) を用います。 RIPv1 プロトコルは 4.3BSD のデーモンのものをベースとしています。 .Pp .Nm routed は、ルーティング情報プロトコルのパケットを待つために、 .Xr route 8 サービス .Ns ( Xr services 5 参照) 用の .Xr udp 4 ソケットを listen() します。また、マルチキャストによる Router Discovery の ICMP メッセージの送受信も行います。 ホストがルータだった場合、 .Nm routed は直接接続されている全てのホストやネットワークに、 ルーティングテーブルの複製を定期的に提供します。 また、Router Discovery の ICMP メッセージを用いてデフォルトルートを広告したり 要求したりします。 .Pp .Nm routed が走行し始めると (または、ネットワークインタフェースがオンになると)、 .Nm routed は AF_ROUTE アドレスファミリを用いて、システムに直結されていて コンフィギュレーションされているインタフェースのうちで "up" とマークされて いるものを探します。そしてそのインタフェースに必要な経路をカーネルの ルーティングテーブルに追加します。スタート直後で、RIP が無効になっていない インタフェースが少なくとも 1 つある場合は、 .Nm routed はカーネルのテーブル内に既に存在する静的でない経路を全て削除します。 カーネルのテーブル内にある静的な経路は保存され、有効な RIP metric を 持っているものは RIP レスポンスに含められます .Ns ( Xr route 8 参照)。 .Pp 複数のインタフェース (ループバックインタフェースは含めません) が提供されている 場合、そのホストは接続されているネットワーク間でパケットを中継するものと みなされます。新しいインタフェース上で RIP リクエストを送信した後や ルータ発見のための広告や要求を送信した後で、デーモンはループに入り、 他のホストからの RIP リクエストやレスポンスや Router Discovery のパケットを listen します。 .Pp リクエストパケットを受信すると、 .Nm routed は内部テーブルに持っている情報からリプライを作成します。 生成された .Em レスポンス パケットには既知の経路のリストが含められ、各経路に "hop count" metric がつきます (16 以上は "無限大" とみなされます)。 広告した metric はインタフェースに設定した metric を反映するため .Ns ( Xr ifconfig 8 参照)、トラフィックを制御するにはインタフェースの metric を設定するのが よい方法です。 .Pp .Em split-horizon をインプリメントしているため、リクエストしてきたネットワークの 1 hop 先の 経路はレスポンスには含められません。 .Xr rtquery 8 のような問い合わせプログラムからのリクエストに対しては、テーブル全体 から答を導き出します。 .Pp ルータの故障から素早く復旧できるようにするため、 デーモンが扱うルーティングテーブルには各到達先用のゲートウェイをいくつか 覚えておくための空間があります。受けとった RIP .Em レスポンス パケットが更新のために使用されるのは、 現在認識しているゲートウェイのうちの 1 つから提供された場合、 もしくは現在あるゲートウェイのうちの少なくとも 1 つよりも よい metric を広告された場合です。 .Pp 更新を行う時、 .Nm は自分自身が持つテーブルの変更を記録し、到達先への最適な経路が変更された 場合にはカーネルのルーティングテーブルを記録します。カーネルの ルーティングテーブルに対するこの変更は、次に送出される .Em レスポンス パケットに反映されます。次のレスポンスがしばらくの間スケジューリングされない 場合には、最近変更された経路だけを含んだ .Em flash update レスポンスが送られます。 .Pp 到着パケットの処理に加えて、 .Nm は定期的にルーティングテーブルのエントリをチェックします。 あるエントリが 3 分間更新されなかった場合、 そのエントリの metric は無限大として設定され、 削除のためのマークがつけられます。 -この無効化がローカルなインタネットを通して伝搬するのを保証するために、 +この無効化がローカルなインターネットを通して伝搬するのを保証するために、 削除はその経路が無限大の metric を持つと広告されるまで延期されます。これが .Em poison reverse 方式です。 .Pp カーネルのテーブル内の経路のうちで ICMP Redirect メッセージの結果として 追加や変更されたものは、 .Em black-holes を最小にするために、しばらく経ってから削除されます。 TCP コネクションのタイムアウトが起こると、カーネルは .Nm routed に対し、そのゲートウェイを通る全てのリダイレクトされた経路を削除し、 そのゲートウェイを通る全ての RIP の経路の年齢を増やすことで他のゲートウェイが 選択されるようにし、関連する全ての Router Discovery Protocol の デフォルトルートの年齢を増やします。 .Pp ネットワーク間ルータとして動作するホスト群は、直接接続されているホストおよび ネットワークすべてに対し、30 秒ごとにルーティングテーブルを無条件で提供します。 この RIP レスポンスは、ブロードキャストをサポートしているネット上の ブロードキャストアドレス、point-to-point リンクの到達先アドレス、 ルータ自身の他のネットワークでのアドレスに対して送信されます。 RIPv2 が有効になっている場合は、マルチキャストをサポートしているインタフェース に対してマルチキャストパケットが送られます。 .Pp リモートインタフェース上でレスポンスが受信されない場合や、 レスポンスを送っている最中にエラーが起こった場合や、 エラーが入力や出力よりも多い場合 .Ns ( Xr netstat 8 参照) は、ケーブルやインタフェースの他の部分が接続されていないか壊れている とみなされ、その経路は適切に変更されます。 .Pp .Em Internet Router Discovery Protocol も同様に扱われます。デーモンが RIP の経路を配っている時は、Router Discovery の要求の listen と Router Discovery の広告の送信も行います。 デーモンが静かな状態で他の RIP ルータからのパケットを listen している時には、 Router Discovery の要求を送信して、Router Discovery の広告を listen します。 受けた広告がよいものであれば、 RIP レスポンスのブロードキャストやマルチキャストを listen するのをやめます。 現在利用中のルータが死んだ場合に障害のある状態から短時間で修復できるよう、 広告されているルータのいくつかを追跡します。 もし発見してあるルータが全て見えなくなった場合は、RIP レスポンスの listen を 再開します。 .Pp Router Discover の仕様では、広告の "生存期間" をデフォルトで 30 分とすることを 要求しています。これは、何かが起こった場合に クライアントに 30 分間よい経路がなくなる可能性があることを意味しています。 コマンドラインで .Fl P Cm rdisc_interval=45 と指定したり .Pa /etc/gateways に .Cm rdisc_interval=45 と書くことでデフォルトを 45 秒にするのはいい考えです。 .Pp Router Discovery を利用している場合 (システムが持っている ネットワークインタフェースが 1 つだけでかつ Router Discovery の広告を 受けた場合にはこれがデフォルトです)、カーネルのテーブル内には デフォルトルートは 1 つだけで、ホストへの経路は可変個数となります。 複数のネットワークインタフェースを持つホストでは、 このデフォルトルートはそのインタフェースのうちの 1 つだけを経由します。 このため、複数のホームを持つホストで .Fl q つきで動作しているものは、 以下に示す .Cm no_rdisc が必要です。 .Pp RIPv2 と Router Discovery のどちらも扱うことができない "遺物の" システムを サポートするためには、以下に記述してある .Cm pm_rdisc を参照して下さい。 .Pp デフォルトでは、point to point リンク (たとえば PPP) には Router Discovery の広告も要求も送信されません。 point-to-point リンク (SLIP や PPP などのような、IFF_POINTOPOINT フラグ のついたもの) のネットマスクは、 RIPv1 利用時にはそのネットマスクがリモートシステムで利用されると .Nm routed は推測します。 .Pp .Nm routed がサポートしているオプションは以下の通りです: .Bl -tag -width Ds .It Fl s このオプションを指定すると、 .Nm は強制的にルーティング情報を提供します。 これは、RIP や Router Discovery を無効にしていない状態で複数の ネットワークインタフェースが提供されており、カーネルが ipforwarding=1 に なっている場合にはデフォルトです。 .It Fl q .Fl s オプションとは逆の動作をします。 インタフェースが 1 つだけの場合は、これがデフォルトです。 .It Fl d バックグラウンドでは動作しません。このオプションは対話的に使用するための ものです。 .It Fl g このフラグは、ネットワーク間ルータにおいて "default" の到達先への経路を設ける ために使われます。これは .Fl F .Cm 0/0,1 と同じ意味を持ち、主として歴史的理由のために提供されています。 これよりは、 .Fl P Cm pm_rdisc をコマンドラインで指定するか、 .Cm pm_rdisc を .Pa /etc/gateways で指定するほうがよいでしょう。 大きな metric を使用すれば、 デフォルトルートの潜在的な危険が広がる可能性を減らせます。 -これは、典型的にはインタネットへのゲートウェイで用いられるか、 +これは、典型的にはインターネットへのゲートウェイで用いられるか、 経路を他のローカルルータに対して報告しないような他の ルーティングプロトコルを利用しているゲートウェイの場合に用いられます。 metric には 1 が使われるため、この機能は危険です。このオプションは一般に、 問題を解決するよりも、ルーティングのループによる混乱を引き起こしがちです。 .It Fl h ホストルートまたは point-to-point ルートを広告しません。 これらは同一方向へいくネットワークルートであると規定されます。これは 特別な性質を持つ集合です。このオプションは、イーサネットへのゲートウェイ でかつ SLIP のような point-to-point リンクで他のゲートウェイマシンが継っている ゲートウェイにおいて有効です。 .It Fl m マシンが、そのプライマリインタフェースへのホストルートや point-to-point ルート を広告するようになります。 これは NFS サーバなどのような複数のホームを持つマシンにおいて有効です。 このオプションは、作成したホストルートのコストがサーバの人気で正当化される 場合を除いて、使うべきではありません。 これは、マシンがルーティング情報を供給していて、複数のインタフェースを 持っている場合にのみ効果があります。 .Fl m オプションは、 .Fl q オプションの効果を上書きして、 ホストルートの広告を限定した範囲に制限します。 .It Fl A もし RIPv2 の認証に注意を払わない場合は、RIPv2 の認証を無視しません。 RFC 1723 に準拠するためにはこのオプションが必要です。 しかしながら、これは意味がなく、マシンが認証について注意を払わない時に 認証を運ぶ全ての RIPv2 パケットを無視するために検出プロトコルとして RIP を使う場合の妨げとなります。 .It Fl T Ar tracefile デバッグレベルを最低でも 1 まで上げ、デバッグ情報をトレースファイルに 書き加えるようにします。セキュリティ上の都合により、 .Nm routed がファイルへのトレースを日常的に行うようにはしないのが賢明です。 .It Fl t デバッグレベルを増やします。 .Fl T で指定したトレースファイルや標準出力に対し、より詳細な情報を記録するように なります。デバッグレベルは .Em SIGUSR1 シグナルや .Em SIGUSR2 シグナルや .Xr rtquery で増減できます。 .It Fl F Ar net[/mask][,metric] .Em net/mask にマッチするアドレスを持つインタフェースを介した転送における経路を最小にし、 このマシンへのデフォルトルートを metric 数 .Em metric で作成します。この目的は、RIP 情報をもつ多数の大きな UDP パケットを "にせ" の デフォルトルートを含んだ 1 つの小さなパケットに置き換えることで、 遅い、たとえば PPP のような point-to-point リンクでの RIP のトラフィックを 減らすことにあります。 もし .Em metric がない場合は、"にせ" のデフォルトルートが広まるのを制限するために 14 が 指定されたものとみなします。 この機能は、不注意に使うとルーティングのループを引き起こすので危険です。 指定したネットワーク番号とマスクに複数のインタフェースがマッチする可能性がある ことに注意して下さい。 .Fl g も参照してください。 .It Fl P Ar parms パラメータ行 .Em parms を .Pa /etc/gateways ファイルに書くのと同じです。 .El .Pp 提供された他の引数は、 .Nm routed の動作を記録するファイルの名前として解釈されます。 トレースファイルの名前をコマンドに追加するよりは、 .Fl T を使った方がよいでしょう。 .Pp 上記の機能に加えて、 .Nm routed は "遠隔にある" .Em パッシブ もしくは .Em アクティブ なゲートウェイという概念をサポートします。 .Nm は動作を開始すると、実在しないかもしれない遠隔のゲートウェイを検索するために .Pa /etc/gateways を読み込みます。ローカルなゲートウェイがパッシブであるかどうかや、 他のパラメータの取得には、ルーティングソケットからの情報だけをもとにします。 このようにして指定されたゲートウェイは、ルーティング情報を交換しない場合は パッシブマークが付加されます。一方、 RIP パケットを交換するゲートウェイに ついては、アクティブマークが付与されます。 .Em パッシブ ゲートウェイを介す経路については、システムスタートアップ時に一度だけ カーネル内の経路情報テーブルに設定され、送出される RIP レスポンスには 含められません。 .Pp 遠隔のアクティブゲートウェイは、ネットワークインタフェースと同様に扱われます。 RIP レスポンスが遠隔の .Em アクティブ ゲートウェイに送られます。 応答がない場合は、 その経路はカーネルのテーブルと別のインタフェースから広告された RIP レスポンスの ぞれぞれから削除されます。遠隔のゲートウェイが RIP レスポンスの送出を 再開した場合は、その経路は再追加されます。 .Pp このようなゲートウェイは、ATM ネットワークなどのような、 ブロードキャストやマルチキャストはサポートしないがそれ以外は Ethernet のような 伝統的な共有メディア方式のように働くネットワークに有効です。 ATM ネットワーク上にある到達可能な全ての RIP ルータを .Pa /etc/gateways の "host" 行を使って記述することができます。 .Pp .Em external マークのついたゲートウェイはパッシブと同様の扱いになりますが、 カーネル内のルーティングテーブルに載ることはなく、 ルーティングの更新時にその情報が含められることもありません。 external エントリの機能は、他のルーティングプロセスがそのような経路を 必要時に追加する可能性があることを知らせるためにあり、その到達先への別の経路は .Nm routed で設定されるべきではありません。 external エントリは、両方のルータが同じ到達先への経路を覚えてもよい場合にのみ 必要です。 .Pp .Pa /etc/gateways ファイルは、以下のフォーマットおよびパラメータからなる行の集まりです: .Pp .Bd -ragged .Cm net .Ar Nname[/mask] .Cm gateway .Ar Gname .Cm metric .Ar value .Pf < Cm passive No \&| .Cm active No \&| .Cm extern Ns > .Ed .Bd -ragged .Cm host .Ar Hname .Cm gateway .Ar Gname .Cm metric .Ar value .Pf < Cm passive No \&| .Cm active No \&| .Cm extern Ns > .Ed .Pp キーワード .Ar Nname や .Ar Hname は、到達先のネットワークやホストの名前です。 .Pp .Ar name1 は、到達先のネットワークもしくはホストの名前です。 これはネットワークのシンボル名または "ドット" 表記による -インタネットアドレスのどちらでも構いません +インターネットアドレスのどちらでも構いません .Ns ( Xr inet 3 参照)。(もし名前の場合は、 .Pa /etc/networks または .Pa /etc/hosts で定義されているか、 .Nm routed の動作開始前に .Xr named 8 が起動されていなければなりません。) .Pp .Ar mask は省略可能な数値で .Ar Nname のネットマスクを表し、1 から 32 までの値をとります。 .Pp .Ar Gname は、RIP レスポンスがフォワードされるべきゲートウェイの名前もしくは アドレスです。 .Pp .Ar value は、到達先ホストもしくはネットワークへの hop 数です。 .Ar " host hname " は .Ar " net nname/32 " と同一です。 .Pp .Cm passive , .Cm active , .Cm external のキーワードのうちの 1 つを指定することで、ゲートウェイが .Cm passive または .Cm active (前述の通り) であるか RIP プロトコルのスコープの範囲外つまり .Cm external であるかを指示しなければなりません。 .Pp "net" と "host" のどちらでも始まらない行は、以下のようなパラメータ設定 でなければなりません。これは 1 つでも複数でもよく、複数の場合はコンマや 空白で区切ります: .Bl -tag -width Ds .It Cm if Ns \&= Ns Ar ifname その行にある他のパラメータが、名前が .Ar ifname のインタフェースに適用されることを示します。 .It Cm subnet Ns \&= Ns Ar nname[/mask][,metric] ネットワーク .Ar nname への経路をマスク .Ar mask と指定された metric (デフォルトは 1) で広告します。 これは CIDR の確保において "穴" を埋めるのに有効です。 このパラメータはその行にそれだけで出現しなければなりません。 .Pp この機能は不必要に使ってはいけません。危険です。 .It Cm passwd Ns \&= Ns Ar XXX RIPv2 の password を指定します。これは送信した全ての RIPv2 レスポンスに 含められ、受信した全ての RIPv2 レスポンスでチェックされます。 パスワードは、空白やタブ文字やコンマや '#' を含んではいけません。 .It Cm passwd Ns \&= Ns Ar XXX1[|KeyID[start|stop]] RIPv2 の生のパスワードを指定します。 これは、送信される全ての RIPv2 レスポンスに含められ、 受信した全ての RIPv2 レスポンスでチェックされます。 パスワード内の空白、タブ文字、コンマ、'#'、'|'、NULL 文字は、 バックスラッシュ (\\) でエスケープしなければなりません。 よく使われる \\n, \\r, \\t, \\b, \\xxx などのエスケープシーケンスは、 それぞれ通常の意味を持っています。 .Cm KeyID は一意でなければなりませんが、生のパスワードの場合は無視されます。 .Cm start と .Cm stop がある場合、これはタイムスタンプで、 year/month/day@hour:minute の形式をとります。 これらはパスワードが正しい時に設定されます。 出力パケットで使われるパスワードには、期限が最も遠い将来まで設定されている パスワードが使われます。全てのパスワードが期限切れになった場合には、 最も最近期限切れになったパスワードが使われます。 また、有効なパスワードがまだ設定されていない場合には、 パスワードは出力されません。 到着パケットは有効なパスワードを運んでくる可能性があります。 ここで有効とは、未来の 24 時間内で有効になるものか、 過去 24 時間内で有効であったものを指します。 .It Cm md5_passwd Ns \&= Ns Ar XXX1|KeyID[start|stop] RIPv2 の MD5 パスワードを指定します。 .Cm KeyID が必須であること以外は、このキーワードは .Cm passwd と同じです。 秘密を守るため、パスワードの設定は .Em /etc/gateways 内のものだけが有効であり、かつ、このファイルが UID 0 でのみ読み込み可能 でなければなりません。 .It Cm no_ag RIPv1 と RIPv2 のレスポンス内のサブネットの合成を行いません。 .It Cm no_super_ag RIPv2 のレスポンス内のネットワークのスーパネットへの合成を行いません。 .It Cm passive そのインタフェースが更新時に他のインタフェースを通して広告されないように マークし、指定したインタフェースでは RIP および router discovery 処理を 全く行わないようにします。 .It Cm no_rip 指定したインタフェースでの全 RIP 処理を行いません。 RIP パケットを処理するインタフェースがない場合は、 .Nm は単に Router Discovery デーモンとして働きます。 .Pp .Cm rdisc_adv または .Fl s で明示的に Router Discovery の広告を行うように指示せずに RIP を 行わないようにすると、 .Nm routed は広告を行わない Router Discovery デーモンとして働くことに注意して下さい。 .It Cm no_ripv1_in 受信した RIPv1 レスポンスが無視されるようになります。 .It Cm no_ripv2_in 受信した RIPv2 レスポンスが無視されるようになります。 .It Cm ripv2_out 可能な場合にマルチキャストができるよう、 RIPv1 の出力は行わず、RIPv2 による広告を行います。 .It Cm ripv2 .Cm no_ripv1_in と .Cm no_ripv1_out を指定した場合と同じです。 .It Cm no_rdisc Internet Router Discovery Protocol を無効にします。 .It Cm no_solicit Router Discovery の要求を送信しません。 .It Cm send_solicit たとえ point-to-point リンクであっても Router Discovery の要求を送信します。 デフォルトでは Router Discovery のメッセージを聞くだけです。 .It Cm no_rdisc_adv Router Discovery の広告の送信を行いません。 .It Cm rdisc_adv たとえ point-to-point リンクであっても Router Discovery の広告を送信します。 デフォルトでは Router Discovery のメッセージを聞くだけです。 .It Cm bcast_rdisc Router Discovery のパケットをマルチキャストする代りにブロードキャストします。 .It Cm rdisc_pref Ns \&= Ns Ar N Router Discovery の広告の優先度を整数 .Ar N にします。 .It Cm rdisc_interval Ns \&= Ns Ar N Router Discovery の広告を行う上での名目の送信間隔を N にし、その生存期間を 3*N にします。 .It Cm fake_default Ns \&= Ns Ar metric 指定したインタフェースのネットワークとネットマスクを使って .Fl F Ar net[/mask][=metric] を指定した場合と同じです。 .It Cm pm_rdisc .Cm fake_default に似ています。RIPv2 の経路がマルチキャストの場合、RIPv1 を聞いている マシンはそれを受信することができないので、この機能を使えば RIPv1 のデフォルト ルートが RIPv1 を聞いているマシンにブロードキャストされるようになります。 .Cm fake_default で変更しない限り、 デフォルトルートは metric 14 でブロードキャストされます。 これは "能力の低い router discovery" プロトコルを提供することになります。 .It Cm trust_gateway Ns \&= Ns Ar rname 指定したルータや他の .Cm trust_gateway キーワードで指定したルータからの RIP パケットを受け付け、 これら以外からのパケットは無視するようになります。 .It Cm redirect_ok システムがルータとして動作してパケットのフォワードを行っている場合に、 RIP が ICMP Redirect メッセージを許可するようになります。 そうでなければ、ICMP Redirect メッセージは上書きされます。 .El .Pp .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/gateways -compact .It Pa /etc/gateways 遠隔ゲートウェイについての情報を記述するファイル。 .El .Sh 関連項目 .Xr icmp 4 , .Xr udp 4 , .Xr gated 8 , .Xr htable 8 , .Xr rtquery 8 .Rs .%T Internet Transport Protocols .%R XSIS 028112 .%Q Xerox System Integration Standard .Re .Sh バグ ネットワークインタフェースの一方向の失敗 (例えば、出力方向にのみ失敗するなど) を常に検出できるとは限りません。 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Bx 4.2 から登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/rwhod.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/rwhod.8 index fceab7a962..9f037352be 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/rwhod.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/rwhod.8 @@ -1,196 +1,196 @@ .\" this file based on that translated to japanese on NetBSD Japanese Reference .\" Manual Project, and modefied to fit FreeBSD Reference Manual .\" by Mochida Shuji 1995/03/31 .\" .\" Copyright (c) 1983, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" from: @(#)rwhod.8 8.2 (Berkeley) 12/11/93 .\" jpman %Id: rwhod.8,v 1.3 1997/10/11 07:49:54 horikawa Stab % .\" .Dd December 11, 1993 .Dt RWHOD 8 .Os BSD 4.2 .Sh 名称 .Nm rwhod .Nd システムステータスサーバ .Sh 書式 .Nm .Op Fl m Op Ar ttl .Sh 解説 .Nm は、 .Xr rwho 1 や .Xr ruptime 1 プログラムで使われるデータベースを管理するサーバです。 ネットワークにおいて .Em ブロードキャスト もしくは .Em マルチキャスト メッセージが使用できることが前提となります。 .Pp .Nm は、ステータス情報のを生成と利用の両方を行います。情報の生成では、定期的に システムに状態を問い合わせ、ステータスメッセージを構築してネットワークに ブロードキャストします。情報の利用では、他の .Nm サーバからの状態メッセージを受け取り、検査してから、 .Pa /var/rwho ディレクトリの下のファイルに記録します。 .Pp .Fl m オプションは、インタフェースの "ifnet" 構造体に IFF_MULTICAST フラグが 設定されている全てのインタフェース (ループバックインタフェースは 除きます) 上で、 .Nm に (ブロードキャストの代わりに) IP マルチキャストを使わせます。マルチキャストによる報告は、 直接つながっているサブネットへの転送を防ぐために TTL(Time To Live) 1で送られます。 .Pp オプションの .Ar ttl 引数が .Fl m フラグとともに与えられた時には、 .Nm は IP マルチキャストデータグラムを TTL が .Ar ttl として、 全てのインタフェースではなく 1 つのインタフェースに対して送ります。 .Ar ttl は 0 から 32 (または、MAX_MULTICAST_SCOPE) までの値です。 .Fl m Ar 1 は、 .Fl m とは異なることに注意してください。 .Fl m Ar 1 は、1 つのインタフェースにだけ転送を行います。 .Pp .Fl m フラグが、 .Ar ttl 引数無しで使われた場合、プログラムはマルチキャスト .Nm 報告を全ての マルチキャストが利用可能なインタフェースから受け取ります。 .Ar ttl 引数が与えられた場合は、マルチキャストレポートは 1 つのインタフェース からだけ受け取ります。その 1 つは、報告を行っているものです (これは、ホストルーティング表によって制御されます)。 .Fl m オプション無しでは、プログラムはブロードキャストもしくは ユニキャストによる報告を全てのインタフェースから受け取ります。 したがって、このプログラムは、古い報告をマルチキャストを使っていない .Nm から受け取り、マルチキャストが使われている場合は古い .Nm は このプログラムによって生成される報告を受け取れないことになります。 .Pp -サーバは、``rwho'' サービスで指定されているポート番号でメッセージを +サーバは、``who'' サービスで指定されているポート番号でメッセージを 送受信します。 .Xr services 5 を参照して下さい。送受信するメッセージは以下のような形式です。 .Bd -literal -offset indent struct outmp { char out_line[8]; /* 端末 (tty) 名 */ char out_name[8]; /* ユーザID */ long out_time; /* 時刻 */ }; struct whod { char wd_vers; char wd_type; char wd_fill[2]; int wd_sendtime; int wd_recvtime; char wd_hostname[32]; int wd_loadav[3]; int wd_boottime; struct whoent { struct outmp we_utmp; int we_idle; } wd_we[1024 / sizeof (struct whoent)]; }; .Ed .Pp すべてのフィールドは、送信に先立ってネットワークバイトオーダに変換されます。 ホスト負荷 (load average) は .Xr w 1 によって計算され、送信の 5, 10, 15 分前の負荷を 100 倍した 整数として表現されます。ホスト名は、 .Xr gethostname 3 システムコールで得られたものがドメイン名を省略して格納されます。 メッセージの最後の配列には、メッセージを送信したマシンにログインしている ユーザの情報が格納されています。この情報は、 .Xr utmp 5 の非アイドルの端末ラインのエントリと、その端末ラインから最後に文字を 受け取った時間を秒数で表した値が入っています。 .Pp .Nm サーバによって受信されるメッセージは、 .Nm サーバのポートから送信されたものでなければ捨てられます。さらにメッセージ のホストの名前が表示できない .Tn ASCII 文字を含んでいる場合も、メッセージは捨てられます。 .Nm が受け取った正しいメッセージは .Pa /var/rwho ディレクトリに .Pa whod.hostname というファイル名で格納されます。これらのファイルには、最新のメッセージ だけが、上で説明した形式で残っています。 .Pp ステータスメッセージはほぼ 3 分ごとに作成されます。 .Nm は、30 分ごとに .Pa /kernel に対して .Xr nlist 3 を実行します。これは、このファイルがその時点での実際のシステムイメージ であることを確認するためです。 .Sh 関連項目 .Xr ruptime 1 , .Xr rwho 1 .Sh バグ ネットワーク間でステータス情報を中継する方法が必要です。 ステータス情報は、ずっと送りつづけるのではなく、要求があったとき にだけ送るようにするべきでしょう。サーバが死んでいたり、ネットワークの 通信障害を、マシンがダウンしていると思い込んでしまう場合がよくあります。 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Bx 4.2 -で登場しました。 \ No newline at end of file +で登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/slattach.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/slattach.8 index 31fded1eaf..511cb82746 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/slattach.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/slattach.8 @@ -1,260 +1,260 @@ .\" Copyright (c) 1986, 1991 The Regents of the University of California. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. 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Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)slattach.8 6.4 (Berkeley) 3/16/91 .\" jpman %Id: slattach.8,v 1.2 1997/05/19 05:35:41 mitchy Stab % .\" .\" %Header: /home/ncvs/src/sbin/slattach/slattach.8,v 1.11.2.2 1997/09/14 19:50:34 jkh Exp % .\" .Dd April 4, 1993 .Dt SLATTACH 8 .Os BSD 4.3 .Sh 名称 .Nm slattach -.Nd シリアルラインをネットワークインターフェースに割り当てる +.Nd シリアルラインをネットワークインタフェースに割り当てる .Sh 書式 .Nm slattach .Op Fl a .Op Fl c .Op Fl e Ar exit-command .Op Fl f .Op Fl h .Op Fl l .Op Fl n .Op Fl z .Op Fl L .Op Fl r Ar redial-command .Op Fl s Ar baudrate .Op Fl u Ar unit-command .Op Fl K Ar keepalive .Op Fl O Ar outfill .Op Fl S Ar unit .Ar ttyname .Sh 解説 .Nm slattach は、シリアルポートをネットワークインタフェースに割り当て自分と相手の アドレスを定義するために使用されます。 .Nm slattach の、オプションは以下のとおりです: .Bl -tag -width Ar .It Fl a VJ ヘッダ圧縮を自動許可します。 リンクの相手が VJ ヘッダ圧縮可能な時これを使用し、そうでなければ 標準ヘッダを使用します。 .It Fl c VJ ヘッダ圧縮を指定します。リンクの両端が VJ ヘッダ圧縮を使用できなければ ならないことに注意してください。 .It Fl e Ar exit-command .Nm slattach が終了する前にシェルで .Ql sh \-c Ar exit-command のように呼び出されるコマンドを指定します。 .It Fl f .Nm slattach をバックグラウンドで動かすための daemon() の呼び出しを行いません。 .It Fl h cts/rts によるシリアルのフロー制御を有効にします。無指定時には、 フロー制御はサポートされません。 .It Fl l slip ポートのモデム制御 (CLOCAL) を無効にしキャリア検出を無視します。 無指定時には、キャリアが落ちた時に .Ar redial-command を呼び出しますが、 .Ar redial-command が指定されていなければ .Nm slattach は終了します。 .It Fl n -ICMP パケットを捨てます。 slip インターフェースは +ICMP パケットを捨てます。 slip インタフェースは ICMP レスポンスによるシリアルラインの遅延を防止するよう ICMP パケットを無視します。 .It Fl r Ar redial-command シリアルラインのキャリアが失われた時にシェルで .Ql sh \-c Ar redial-command のように呼び出されるコマンドを指定します。 .Ar redial-command として空白を指定、すなわち、 .Fl r Qq "" とすることで、専用線で外部コマンドを実行せずに再接続を試みます。 .It Fl s Ar baudrate 接続速度を指定します。このオプションが指定されない場合には、 9600 bps になります。 .It Fl u Ar unit-command シリアルラインが slip に切り替わった時、 .Ql Nm "sh -c" Ar unit-command が実行されます。 .Ar と .Ar はそれぞれ slip の最後にオープンされた時のユニット番号と現在のコネクションの ユニット番号です。 このユニット番号は 2 つ以上の slip ラインを使用すればリダイアル後に 変更することが出来ます。 接続が切れたとき、 .Nm slattach は、 .Ql Nm "sh -c" Ar unit-command Nm \-1 を実行します。 .Nm slattach は、ユニット番号が変更され .Ql Fl u Ar \%unit-command が指定されないとき終了します。 .It Fl z 開始時にキャリアにかかわり無く .Ar redial-command のリダイアルを行います。 .It Fl L uucp方式のデバイスロックを行います。 他の uucp ロックを行うプログラムから .Nm slattach を開始する場合以外は、このオプションが必要です。 デフォルトではそのようなプログラムの使用を考え uucp ロックをしません。 .It Fl K Ar keepalive SLIP "keep alive" タイムアウト時間を秒単位で設定します。 FRAME_END がこの時間内に受信できない時、再接続が行われます。 省略時はタイムアウトは設定されません。 .It Fl O Ar outfill SLIP "out fill" タイムアウト時間を秒単位で設定します。 これにより、相手側の "keep alive" タイムアウトに必要な FRAME_END をこの時間内に送信します。 省略時はタイムアウトは設定されません。 .It Fl S Ar unit SLIP ユニット番号を直接指定します。 -2 つのインターフェースが同じユニット番号にならないかチェックをしないので、 +2 つのインタフェースが同じユニット番号にならないかチェックをしないので、 注意が必要です。 省略時は動的にユニット番号を割り当てます。 .It Ar ttyname ttyデバイスの名前を指定します。 .Ar ttyname は .Ql ttyXX か .Ql /dev/ttyXX の形式で記述します。 .El .Pp -本コマンドを用いてシリアルポートをネットワークインターフェースに +本コマンドを用いてシリアルポートをネットワークインタフェースに 割り当てることが出来るのはスーパーユーザに限られます。 .Pp -ネットワークインターフェースの割り当てを解除する場合は、 +ネットワークインタフェースの割り当てを解除する場合は、 .Nm slattach プロセスを .Ql kill -INT を使って kill した後に .Dq Li ifconfig interface-name down を実行してください。 .Ar Interface-name は .Xr netstat 1 で見ることが出来ます。 .Pp .Nm slattach をキャリアを失った時にリダイアルするように設定するには、 .Fl r Ar redial-command オプションを使って slip サーバに再接続するスクリプトかコマンドを指定 します。スクリプトはサーバにリダイアルしログインするようなものです。 .Pp -slipユニット番号が変わった時にネットワークインターフェースを再構成するには、 +slipユニット番号が変わった時にネットワークインタフェースを再構成するには、 .Fl u Ar unit-command オプションを使用して .Ql sh \-c Ar unit-command old new のように呼び出す、スクリプトかコマンドを指定します。 .Ar old と .Ar new は再接続前後の slip ユニット番号です。 同時に 2 つ以上のラインが切断されているときユニット番号が変わる可能性 があります。 最初の再接続に成功した slip が一番小さいユニット番号を得られます。 .Pp .Nm slattach を kill するには、 tty をクローズしてから終了するように .Ql kill -INT (SIGINT)を使用します。 .Pp 強制的にリダイアルするには、 .Ql kill -HUP を使用し .Nm slattach がキャリアを失ったように思わせて .Ql sh \-c Ar redial-command でサーバに再接続させます。 .Pp .Nm slattach をモデム経由でなく直結で使用する場合、 slip ラインのキャリアを無視するために .Fl l オプション付きで実行します。 .Sh 使用例 .Bd -literal -offset indent -compact slattach ttyd8 slattach \-s 4800 /dev/ttyd1 slattach \-c \-s 38400 /dev/cuaa1 slattach \-r 'kermit -y dial.script >kermit.log 2>&1' .Ed .Sh 診断 .Nm slattach がデーモンの時のエラーメッセージは /var/log/messages にあります。 -指定したネットワークインターフェースが終了しない、 +指定したネットワークインタフェースが終了しない、 要求されたアドレスがみつからない、権限のないユーザが -ネットワークインターフェースの設定を変更しようとした、というメッセージは +ネットワークインタフェースの設定を変更しようとした、というメッセージは ここに記録されます。 .Nm slattach は端末の制御の設定の失敗や、 シグナルハンドラの登録の失敗も記録します。 コネクション開始時とリダイアル時に tty 名と回線速度が記録され、 終了時に tty 名が記録されます。 .Pp .Sh 関連ファイル .Pa /var/run/slattach..pid .Pp この .Ar tty は .Ar tty 名 に置き換えられます。 このファイルには .Nm slattach のプロセス番号が含まれ、 .Nm slattach にシグナルを送るスクリプトで確かめることができます。 .Sh 関連項目 .Xr netstat 1 , .Xr startslip 1 , .Xr uustat 1, .Xr netintro 4 , .Xr ifconfig 8 , .Xr rc 8 , .Xr sliplogin 8 .Sh 歴史 .Nm は .Bx 4.3 ではじめて登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/sliplogin.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/sliplogin.8 index 21580e17cc..458fd7299b 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/sliplogin.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/sliplogin.8 @@ -1,287 +1,287 @@ .\" Copyright (c) 1990, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. 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IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)sliplogin.8 8.2 (Berkeley) 1/5/94 .\" jpman %Id: sliplogin.8,v 1.3 1997/07/26 22:10:08 horikawa Stab % .\" .Dd January 5, 1994 .Dt SLIPLOGIN 8 .Os .Sh 名称 .Nm sliplogin .Nd シリアル回線とネットワークインタフェースの対応づけ(アタッチ)を行う .Sh 書式 .Nm .Op Ar loginname Op Ar device .Sh 解説 .Nm は、標準入力 (もしくは、 .Ar device ) の tty 回線を用いて他のホストと Serial Line IP .Pq Tn SLIP による接続を確立するためのコマンドです。 そのために、まず .Pa /etc/sliphome/slip.hosts ファイルを検索し、引数 .Ar loginname と一致するエントリを引き出します。 (ログイン名が省略された場合、コマンドを起動したユーザのログイン名が用い られます) ログイン名と一致するエントリが見つかった場合、回線は SLIP に適した設定 (8ビット透過な入出力) にされ、オプションの回線パラメータを使って .Tn SLIP 回線に変換されます。 .Pp 回線パラメータのオプションは次のとおりです: .Sq normal , .Sq compress , .Sq noicmp , .Sq autocomp これらはそれぞれ、 .Sq 通常の設定 (ヘッダ圧縮をしない) 、 .Sq VJヘッダ圧縮を行う 、 .Sq ICMP パケットを無視する 、 .Sq VJヘッダ圧縮を自動設定する (相手がサポートしているときのみヘッダ圧縮する) です。 .Pp その後、 .Tn IP アドレスやネットマスクなどの設定を行なう、 SLIP インタフェース初期化のためのシェルスクリプトが実行され ます。 .Pp 通常、初期化のためのシェルスクリプトファイルは .Pa /etc/sliphome/slip.login ですが、特定のホスト向けの設定のために、 .Pa /etc/sliphome/slip.login. Ns Ar loginname というシェルスクリプトファイルがあった場合は、そちらが実行されます。 スクリプトは、以下のパラメータとともに起動されます。 .Bl -tag -width slipunit .It Em slipunit 回線に割り当てられる SLIP インタフェースです。例えば、 .Sy 0 の場合、割り当てられる SLIP インタフェースは .Sy sl0 です。 .It Em speed 回線速度です。 .It Em args .Ar loginname を指定して起動する場合、 .Pa /etc/sliphome/slip.hosts の対応エントリに記述されている引数です。 .El .Pp スーパユーザのみが、ネットワークインタフェースのアタッチを行うことが 出来ます。ネットワークインタフェースは、リモートホスト側でハングアップす るか、ローカルホスト側の .Nm プロセスが終了した場合には自動的に対応づけが解消 (デタッチ) されます。 カーネル SLIP モジュールが設定されていた場合、このインタフェースを経由 して設定されている全ての経路は、同時に消滅します。 他の処理も行いたいサイトでは、回線の切断時に .Pa /etc/sliphome/slip.logout ファイルもしくは .Pa /etc/sliphome/slip.logout. Ns Ar loginname ファイルが有ればその内容が実行されますので、これを使って下さい。 起動時には、ログインスクリプトと同じ引数が与えられます。 .Ss /etc/sliphome/slip.hosts の書式 コメント (`#' で開始する行) および空白行 (もしくは空白で開始する行) は 無視されます。 他の行は、 .Ar loginname で始まる必要があります。 しかし、他の引数については、そのログイン名に対応して実行される .Pa slip.login ファイルに応じたものであれば、何でもかまいません。 引数は、スペースやタブで区切り、 .Xr sh 1 が解釈出来るクォートなどを用いてまとめます(ただし .Ar loginname はクォートできません)。 通常、各行は以下の形式で記述されます: .Bd -literal -offset indent loginname local-address remote-address netmask opt-args .Ed .Pp .Em local-address と .Em remote-address については、互いに接続される SLIP インタフェースに割り当てられる IP アドレスを (ホスト名か数字で) 設定します。そして、 .Em netmask については、適切な IP ネットマスクを設定します。これらの引数は、直接 .Xr ifconfig 8 に渡されます。 .Em opt-args は、オプション引数であり、回線の設定に用いられます。 .Pp .Sh FreeBSD での追加 追加の SLIP 設定用ファイル .Pa /etc/sliphome/slip.slparms があるかもしれません。 特定のホストに異なる設定が必要である場合、 ファイル .Pa /etc/sliphome/slip.slparms. Ns Ar loginname が存在すれば、代わりに使われます。 .Ss /etc/sliphome/slip.slparms* の書式 コメント (`#' で開始する行) および空白行 (もしくは空白で開始する行) は 無視されます。 このファイルには空白で区切られた 1 から 3 個の数字を書きます。 数字は順に、 .Ar keepalive , .Ar outfill , .Ar slunit を意味します。 .Bl -tag -width keepalive .It Ar keepalive SLIP "keep alive" タイムアウト時間を秒単位で設定します。 FRAME_END がこの時間内に受信できない時、 .Nm は回線を閉じて終了します。 省略時はタイムアウトは設定されません ( 0 です)。 .It Ar outfill SLIP "out fill" タイムアウト時間を秒単位で設定します。 これにより、相手側の "keep alive" タイムアウトに必要な FRAME_END をこの時間内に送信します。 省略時はタイムアウトは設定されません ( 0 です)。 .It Ar slunit SLIP ユニット番号を直接指定します。 -2 つのインターフェースが同じユニット番号にならないかチェックをしないので、 +2 つのインタフェースが同じユニット番号にならないかチェックをしないので、 注意が必要です。 省略時は動的にユニット番号を割り当てます。 .El .Pp あとの 2 つのパラメータが省略されたときは、これに対応する SLIP の設定には影響が ありません。最初の 2 つのパラメータが 0 であるときにも、これに対応する設定に 影響しません。 .Sh 使用例 通常、 .Nm を使う場合、 リモートの SLIP サイトごとに .Nm をシェルフィールドに持つ .Pa /etc/passwd のエントリを作ります。例えば .Bd -literal Sfoo:ikhuy6:2010:1:slip line to foo:/tmp:/usr/sbin/sliplogin .Ed .Pp (ここでは、リモートホスト .Ar hostname のアカウント名を .Em Shostname としています) 次に、 .Pa slip.hosts に、以下のようなエントリを追加します: .Pp .Bd -literal -offset indent -compact Sfoo `hostname` foo netmask .Ed .Pp ここで、 .Em `hostname` は、 .Xr sh によって評価されローカルホスト名となり、 .Em netmask はローカルホストの IP ネットマスクです。 .Pp 注意事項があります。 .Nm は、root に setuid しなければなりません。 セキュリティホールではありませんが、心がけの悪い奴が .Nm をつかって端末の回線を使えなくしたり、リモートの SLIP サイトのユーザの アクセスを不可能にしたりすることができます。これを防ぐために、 .Nm をユーザ .Em root グループ .Em network モード 4550 でインストールし、グループ .Em network のメンバのみが .Nm を実行可能とします。システム管理者は、 正当なユーザが正しいグループのメンバであることを確認すべきです。 .Sh 診断 .Nm は、様々な情報を .Em daemon の facility コードでシステムログデーモン .Xr syslogd 8 を通じて、 syslog に書き出します。 以下に問題の大きさ別にメッセージを列挙します。 .Pp .Sy エラー .Bl -tag -width Ds -compact .It Sy ioctl (TCGETS): Em 理由 .Dv TCGETS .Fn ioctl を用いた回線のパラメータ取得が失敗しました。 .Pp .It Sy ioctl (TCSETS): Em 理由 .Dv TCSETS .Fn ioctl を用いた回線のパラメータ設定が失敗しました。 .Pp .It Sy /etc/sliphome/slip.hosts: Em 理由 .Pa /etc/sliphome/slip.hosts ファイルがオープン出来ません。 .Pp .It Sy access denied for Em user .Em user エントリが .Pa /etc/sliphome/slip.hosts にありません。 .El .Pp .Sy 報告 .Bl -tag -width Ds -compact .It Sy "attaching slip unit" Em unit Sy for Ar loginname .Tn SLIP ユニット .Em unit は、アタッチに成功しました。 .El .Sh 関連項目 .Xr slattach 8 , .Xr syslogd 8 , .Pa /usr/share/examples/sliplogin .Sh 歴史 .Nm コマンドは、現在βテスト版です。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/slstat.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/slstat.8 index c978b9c8ca..625fec7294 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/slstat.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/slstat.8 @@ -1,124 +1,124 @@ .\" Copyright (c) 1986 The Regents of the University of California. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" From: @(#)slstat.8 6.8 (Berkeley) 6/20/91 .\" %Id: slstat.8,v 1.6.2.3 1997/11/06 07:40:40 charnier Exp % .\" jpman %Id: slstat.8,v 1.2 1997/05/24 05:28:27 mitchy Stab % .\" .Dd October 11, 1996 .Dt SLSTAT 8 .Os BSD 4 .Sh 名称 .Nm slstat .Nd シリアル回線 IP (SLIP) の利用統計を表示する .Sh 書式 .Nm .Op Fl i Ar interval .Op Fl vr .Op Ar unit .Sh 解説 .Nm はシリアル回線インターネットプロトコル (SLIP) のトラフィックに関連する カーネルの統計情報を表示します。 .Pp オプションは、以下のとおりです: .Bl -tag -width indent .It Fl i .Ar interval 秒毎に表示を繰り返します。 .Ar interval が指定されない場合は、デフォルトの 5秒が使用されます。 .It Fl v 統計情報の追加フィールドを表示します。 .It Fl r インターバルあたりの値を全て秒単位で表示します。 .It Ar unit .Tn SLIP -インターフェースを指定する 1 桁の数字です。デフォルトは +インタフェースを指定する 1 桁の数字です。デフォルトは .Sy 0 -で、インターフェース +で、インタフェース .Sy sl0 が指定されます。 .El .Pp デフォルトでは .Nm は以下の情報を表示します: .Pp .Bl -tag -width indent .It in 受信バイト数 .It out 送信バイト数 .It pack 送受信したパケット数 .It comp 送受信した圧縮されたパケット数 .It uncomp 送受信した圧縮されていないパケット数 .It unknwn 未知のタイプの入力パケット数 .It toss エラーにより返された入力パケット数 .It other その他の発信/返信 IP パケット数 .It err 入出力エラー数 .It search コネクションステートのサーチ回数 .It miss コネクションステートを発見できなかった回数 .It coll clist での衝突の回数 ( 1 日に 1 回か 2 回以上の ) 多数の衝突がある場合には おそらく clist が不足しています。 param.c の .Dv nclist を増やしておく必要があります。 .El .Sh 使用例 コマンド: .Dl slstat -i 5 は 5 秒毎にシステムが何をしているかを表示します。 .Sh 関連項目 .Xr fstat 1 , .Xr netstat 1 , .Xr nfsstat 1 , .Xr ps 1 , .Xr ststat 1 , .Xr iostat 8 , .Xr pppstats 8 , .Xr pstat 8 .Pp .%T "Installing and Operating 4.3BSD" の中の ``Interpreting system activity'' から始まる章 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/syslogd.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/syslogd.8 index f254b4e76a..4fb52ff791 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/syslogd.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/syslogd.8 @@ -1,217 +1,217 @@ .\" Copyright (c) 1983, 1986, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)syslogd.8 8.1 (Berkeley) 6/6/93 .\" %Id: syslogd.8,v 1.6.2.6 1998/03/09 13:56:05 jkh Exp % .\" jpman %Id: syslogd.8,v 1.3 1997/05/19 17:08:30 horikawa Stab % .\" .Dd October 12, 1995 .Dt SYSLOGD 8 .Os BSD 4.2 .Sh 名称 .Nm syslogd .Nd システムメッセージの記録をとる .Sh 書式 .Nm syslogd .Op Fl ds .Op Fl a Ar allowed_peer .Op Fl f Ar config_file .Op Fl m Ar mark_interval .Op Fl p Ar log_socket .Sh 解説 .Nm デーモンはコンフィグレーションファイルに指定された通りに、システムコンソール、 ログファイル、他のマシンやユーザへのメッセージを読み込み、記録します。 オプションには以下のものがあります。 .Bl -tag -width indent .It Fl a Ar allowed_peer .Ar allowed_peer がこの .Nm に UDP データグラムを使用してログすることを許します。複数の .Fl a オプションを指定可能です。 .Pp .Ar allowed_peer は以下のいずれかです: .Bl -tag -width "ipaddr/masklen[:service]XX" .It Ar ipaddr/masklen Ns Op Ar :service .Ar ipaddr (通常のドット表記の 4 つ組) からのデータグラムを受け付けます。 アドレス比較の際、 .Ar masklen ビットを考慮します。 .Ar service が指定された場合、パケット送出元が属すべき UDP service の名前もしくは番号となります( .Xr services 5 参照)。 .Ar service に .Ql \&* を指定すると、全ての UDP ポートから送信されたパケットを受け付けます。 デフォルトの .Ar service は .Ql syslog です。 .Ar masklen を指定しないと、 .Ar ipaddr がクラス A もしくは B のアドレス範囲に属す場合にはそれぞれ 歴史的なクラス A もしくは B のネットマスクが使用され、 そうでない場合には 24 が使用されます。 .It Ar domainname Ns Op Ar :service 送信アドレスのアドレス逆引きにおいて .Ar domainname が得られたデータグラムを受け付けます。 .Ar service の意味は前述の通りです。 .It Ar *domainname Ns Op Ar :service 上述の通りですが、送信ホスト名が .Ar domainname で .Em 終る 全てのホストから受け付けます。 .El .It Fl d .Nm をデバッグモードで実行します。これは恐らく、 .Nm の開発者にのみ役立ちます。 .It Fl f 代りのコンフィグレーションファイルのパス名を指定します。 デフォルトは .Pa /etc/syslog.conf です。 .It Fl m .Dq mark されたメッセージの間隔を分単位で指定します。 デフォルトは20分です。 .It Fl p 代りのログ用ソケットのパス名を指定します。 デフォルトは .Pa /var/run/log です。 .It Fl s セキュアモードで操作します。リモートマシンからのログメッセージを受ける ために listen しません。 .El .Pp .Nm デーモンは 起動時と hangup シグナルを受けとった時はいつでもコンフィグレーションファイルを 読み込みます。 コンフィグレーションファイルのフォーマットに関する情報は、 .Xr syslog.conf 5 参照して下さい。 .Pp .Nm デーモンは .Tn UNIX ドメインソケット .Pa /var/run/log、 .Pa /etc/services -で指定されるインタネットドメインソケット +で指定されるインターネットドメインソケット およびスペシャルデバイス .Pa /dev/klog (カーネルメッセージを読むため)からメッセージを読み込みます。 .Pp .Nm デーモンはファイル .Pa /var/run/syslog.pid を作成し、プロセスIDを記録します。 これは .Nm のkillやコンフィグレーションファイルを読み込ませるために使えます。 .Pp .Nm に送られるメッセージは単一の行で構成されます。このメッセージは先頭に優 先順位コードを含んでいます。このコードは .Sq Aq 5 のように括弧でくくられた十進数から構成されており、インクルードファイル .Aq Pa sys/syslog.h で定義されている優先順位に対応します。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /var/run/syslog.pid -compact .It Pa /etc/syslog.conf コンフィグレーションファイル .It Pa /var/run/syslog.pid 動作中の .Nm のプロセスID .It Pa /var/run/log .Tn UNIX ドメインデータグラムのログ用ソケットの名前 .It Pa /dev/klog カーネルログ用のデバイス .El .Sh 関連項目 .Xr logger 1 , .Xr syslog 3 , .Xr services 5 , .Xr syslog.conf 5 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Bx 4.3 から登場しました。 .Pp .Fl s および .Fl a オプションは .Fx 2.2 における拡張です。 .Sh バグ UDPパケットで受けとったメッセージを記録する能力は認証されていないディ スクを溢れさせるリモートサービスと等価であり、恐らくデフォルトで無効に されるべきです。ある種の .Nm 間の認証メカニズムが用意されるべきでしょう。 最悪の無駄遣いを避けるために、 .Fl a オプションの使用を強く勧めます。 .Pp .Fl a のマッチングアルゴリズムは非常に効率的には見えません; ドメイン名比較より、数値による IP アドレスを使用する方が高速です。 許可されたピアのリストの検索は線型に行なわれるため、 多くのメッセージを受け付けると予測されるピアグループは .Fl a リストの最初の方に置くべきです。 .Pp ログ用ソケットは読み込み専用のルートファイルシステムの扱いを容易にする ために .Pa /dev から移されました。このことは古いバイナリを混乱させるかもしれないので、 過渡期の間はシンボリックリンクが役に立つでしょう。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/uucico.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/uucico.8 index f8435709d3..af53f98902 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/uucico.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/uucico.8 @@ -1,290 +1,290 @@ ''' %Id: uucico.8,v 1.5 1995/08/19 21:29:57 ache Exp % .\" jpman %Id: uucico.8,v 1.3 1997/09/07 14:14:55 horikawa Stab % .TH uucico 8 "Taylor UUCP 1.06" .SH 名称 uucico \- UUCP ファイル転送デーモン .SH 書式 .B uucico [ options ] .SH 解説 .I uucico デーモンは、 .I uucp (1) および .I uux (1) によってキューに蓄積されたファイル転送リクエストの処理をします。 .I uucico は、( .B \-r オプションなしに) .I uucp あるいは .I uux が実行された時に実行を始めます。 また、典型的な方法として、 .I crontab テーブルを用いて定期的に実行されます。 .B \-r1, .B \-\-master, .B \-s, .B \-\-system あるいは .B \-S オプションとともに起動された場合、デーモンはリモートシステムを呼び出し、 マスタモードで動作します。それ以外の場合は、デーモンはスレーブモードで 動作し、リモートシステムからの呼び出しを受け付けます。典型的な方法として、 UUCP 用の特別なログイン名が準備され、呼び出しを受けると .I uucico を自動的に起動するように設定されます。 .I uucico が終了すると、 .B \-q あるいは .B \-\-nouuxqt が指定されていなければ、 .I uuxqt (8) デーモンを起動します。 .I uuxqt (8) は、リモートシステムの .I uux (1) によって作成された作業を実行し、また、待機していたリモートファイルの 受信によりローカルに作成された作業を実行します。 呼び出しが失敗すると、 .I uucico は、ある(設定可能な)時間が経過するまで、再呼び出しを拒否します。 この動作は、 .B -f, .B --force あるいは .B -S オプションにより無効にする事ができます。 .B \-l, .B \-\-prompt, .B \-e あるいは .B \-\-loop オプションを使用する事で、 .I uucico に独自の "login:" および "Password:" プロンプトを生成させる事ができます。 他のデーモンが呼び出して来た場合、このプロンプトを見て、通常通りに ログインする事ができます。この場合、ログイン名およびパスワードは .I /etc/passwd ファイルではなく、 .I uucico 専用に準備されたリストによりチェックされます。一部のシステムでは、 .I uucico が .I /etc/passwd ファイルを用いるようにする事も可能です。 .B \-l あるいは .B \--prompt オプションを用いると、プロンプトを一回だけ生成し、そのセッションが 終了するとプロセスも終了します。 このモードでは、UUCP 管理者あるいはスーパユーザは .B \-u あるいは .B \--login オプションを用いてログイン名を指定する事ができます。この時、 .I uucico は "login:" プロンプトを生成しません。 .B \-e あるいは .B \--loop オプションを用いると、最初のセッションが終了すると再びプロンプトを生成 します。このモードでは、 .I uucico は、ポートを永久的に制御します。 .I uucico が SIGQUIT、SIGTERM あるいは SIGPIPE シグナルを受け取ると、 現在のリモートシステムとのやり取りを中断し、終了します。 .I uucico が SIGHUP シグナルを受け取ると、現在のやり取りを中断しますが、 .B \-r1 あるいは .B \-\-master により起動された場合は、呼び出しを継続し、 .B \-e あるいは .B \-\-loop により起動された場合は、他のシステムからの呼び出しを受け付けます。 .I uucico が SIGINT シグナルを受け取った場合、現在のやり取りを終了し、 それ以上の呼び出しや受付を行いません。 .SH オプション 以下のオプションが .I uucico で使用可能です。 .TP 5 .B \-r1, \-\-master マスタモードで動作します(他のシステムを呼び出します)。 .B \-s, .B \-\-system あるいは .B \-S が指定されていれば、このオプションが指定されたと見なされます。 システムが指定されていなければ、待機中の作業がある全てのシステムを呼び出します。 .TP 5 .B \-r0, \-\-slave スレーブモードで動作します。デフォルトはこの設定です。 .TP 5 .B \-s system, \-\-system system 指定されたシステムを呼び出します。 .TP 5 .B \-S system 必要な待ち時間を無視して、指定されたシステムを呼び出します。 .B \-s system \-f と等価です。 .TP 5 .B \-f, \-\-force 呼び出しに際して、必要な待ち時間を無視します。 .TP 5 .B \-l, \-\-prompt "login:" と "Password:" を表示してログイン名とパスワードの入力を 要求します。このオプションにより、 .I uucico を .I inetd (8) から起動することを容易にします。ログイン名およびパスワードは UUCP パスワードファイルによりチェックされ、通常このファイルは .I /etc/passwd ファイルとは関連していません。 .B \-\-login オプションを用いてログイン名を指定する事ができます。この時、 .I uucico は、パスワードの入力のみを要求します。 .TP 5 .B \-p port, \-\-port port 呼び出しあるいは待ち受けに使用するポートを指定します。 .TP 5 .B \-e, \-\-loop ログイン/パスワードの要求とスレーブモードデーモンでの実行の無限ループ に入ります。プログラムは自分自身では終了しないので、終了させるためには .I kill (1) を使用する必要があります。 .TP 5 .B \-w, \-\-wait ( .B \-s, .B \-\-system あるいは .B \-S が指定されていればそのシステムへの、単に .B \-r1 あるいは .B \-\-master が指定されていれば作業がある全てのシステムへの)呼び出しが終了すると、 .B \-\-loop が指定された場合同様、無限ループに入ります。 .TP 5 .B \-q, \-\-nouuxqt 終了後に、 .I uuxqt (8) デーモンの実行をしません。 .TP 5 .B \-c, \-\-quiet その時間に全ての呼び出しが禁止されていた場合、呼び出しは行わず、 ログファイルにエラーメッセージも記録せず、 .I uustat (1) で報告されるシステム状況も更新しません。 このオプションは、どのシステムが現在呼び出し可能であるかを気にせずに 全てのシステムへの呼び出しを試すような、自動ポーリングスクリプトから 使用する場合に便利でしょう。さらに、このオプションを使用すると、 作業が何もない事の記録も行いません。 .TP 5 .B \-C, \-\-ifwork .B \-s, .B \-\-system あるいは .B \-S で指定されたシステムに対する作業がある場合のみ呼び出しを行います。 .TP 5 .B \-D, \-\-nodetach 制御端末の切り離しを行いません。通常、 .I uucico は他のシステムの呼び出しや .I uuxqt の実行に先立ち、端末を切り離します。 このオプションはこの動作を防ぎます。 .TP 5 .B \-u name, \-\-login name 起動したユーザのログイン名の代わりに使用するログイン名を指定します。 このオプションは UUCP 管理者あるいはスーパユーザのみが使用できます。 .B \-\-prompt とともに使用した場合、 .I uucico は、ログイン名の入力待ちはせず、パスワードの入力だけを待ちます。 .TP 5 .B \-z, \-\-try-next リモートシステムに接続したあとに呼び出しが失敗した場合、 単に終了するのではなく、次の選択肢を試行します。 .TP 5 .B \-i type, \-\-stdin type 標準入力を使用する場合のポートのタイプを指定します。サポートされる -唯一のタイプは TLI で、TLI ネットワークインターフェイスをサポートしている +唯一のタイプは TLI で、TLI ネットワークインタフェースをサポートしている マシンでしか使用する事ができません。 .B \-iTLI を指定すると、 .I uucico は、入出力を行う時に TLI 呼び出しを使用します。 .TP 5 .B \-x type, \-X type, \-\-debug type 特定のデバッグタイプを指定します。タイプとしては、 abnormal, chat, handshake, uucp-proto, proto, port, config, spooldir, execute, incoming, outgoing があります。 コンマで区切ることで複数のデバッグタイプが指定可能です。そして、 .B \-\-debug オプションは、1回のコマンド起動で複数回指定可能です。また、タイプとして 数字を指定することも可能です。 例えば、 .B \-\-debug 2 は、 .B \-\-debug abnormal,chat と同じ意味です。 デバッグ出力は、デバッグファイルに記録されます。通常、デバッグファイルは、 /var/spool/uucp/Debug, /usr/spool/uucp/DEBUG, /usr/spool/uucp/.Admin/audit.local のいずれかです。 .TP 5 .B \-I file, \-\-config file 使用する初期設定ファイルの指定を行います。 ただし、本オプションが使用可能かどうかは、 .I uucico がどのようにコンパイルされたかによります。 .TP 5 .B \-v, \-\-version バージョンを表示し、終了します。 .TP 5 .B \-\-help ヘルプを表示し、終了します。 .SH 関連ファイル 関連ファイル名は、コンパイル時の指定ないしは初期設定ファイルにより 変化します。以下に挙げるものは、その一例です。 .br /etc/uucp/config - 初期設定ファイル .br /etc/uucp/passwd - デフォルトの UUCP パスワードファイル .br /var/spool/uucp - UUCP スプールディレクトリ .br /var/spool/uucp/Log - UUCP ログファイル .br /var/spool/uucppublic - デフォルトの UUCP パブリックディレクトリ .br /var/spool/uucp/Debug - デバッグファイル .SH 関連項目 kill(1), uucp(1), uux(1), uustat(1), uuxqt(8) .SH 作者 Ian Lance Taylor diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/xntpdc.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/xntpdc.8 index 3b3e7beeca..f9679f4d8d 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/xntpdc.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/xntpdc.8 @@ -1,737 +1,737 @@ ''' $Header ''' .de Sh .\" jpman %Id: xntpdc.8,v 1.3 1997/09/10 04:36:59 yugawa Stab % .br .ne 5 .PP \fB\\$1\fR .PP .. .de Sp .if t .sp .5v .if n .sp .. .de Ip .br .ie \\n.$>=3 .ne \\$3 .el .ne 3 .IP "\\$1" \\$2 .. ''' ''' Set up \*(-- to give an unbreakable dash; ''' string Tr holds user defined translation string. ''' Greek uppercase omega is used as a dummy character. ''' .tr \(*W-|\(bv\*(Tr .ie n \{\ .ds -- \(*W- .if (\n(.H=4u)&(1m=24u) .ds -- \(*W\h'-12u'\(*W\h'-12u'-\" diablo 10 pitch .if (\n(.H=4u)&(1m=20u) .ds -- \(*W\h'-12u'\(*W\h'-8u'-\" diablo 12 pitch .ds L" "" .ds R" "" .ds L' ' .ds R' ' 'br\} .el\{\ .ds -- \(em\| .tr \*(Tr .ds L" `` .ds R" '' .ds L' ` .ds R' ' 'br\} .TH XNTPDC 8 LOCAL .SH 名称 xntpdc - Network Time Protocol デーモンのための問い合わせ、制御プログラム .SH 書式 .B xntpdc [ .B -ilnps ] [ .B -c .I command ] [ .I host ] [ .I ... ] .SH 解説 .I xntpdc は、 .IR xntpd (8) デーモンの現在の状態についての問い合わせや、状態の変更を要求する際に使 われます。このプログラムは、対話的なモードでもコマンドライン引数を 使った制御でも動作させることができます。 広範囲にわたる状態や統計の情報が、 .I xntpdc のインタフェースを通じて提供されています。 それに加えて、 .I xntpd の設定ファイルを使って起動時に指定できるほとんどすべて のオプションが、 .I xntpdc を使って、実行時にも指定できます。 .PP .I xntpdc が実行されたとき、一つまたは複数のリクエストオプションが、 コマンドラインに含まれる場合は、それぞれのリクエストは、コマンドライン 引数で与えられるホスト、またはデフォルトである .I localhost の NTP サーバに送られます。 リクエストオプションが付けられなかったとき、 .I xntpdc はコマンドを標準入力から読み込もうとし、コマンドラインで与えられた 最初のホストで走っている NTP サーバに対してそのコマンドを実行します。 ホストが指定されなかったときは、 デフォルトである .I localhost のサーバに対して実行します。 .I xntpdc は、標準入力が端末である場合だけ、プロンプトを出します。 .PP .I xntpdc は、 NTP サーバとの通信に NTP mode 7 パケットを使うため、 ネットワーク上でそれを許すような互換サーバへの問い合わせに使えます。 NTP は UDP プロトコルなので、特にネットワークトポロジー的に遠くに ある場合は、この通信はやや信頼性に欠けるということを覚えておいて下さい。 .I xntpdc は、リクエストを再送する試みを行ないません。適当なタイムアウト時間の 範囲内でリモートホストから返答がなかったときは、時間切れとなります。 .PP コマンドラインオプションは以下の通りです。 .B -i または .B -n 以外のコマンドラインオプションを指定すると、指定したホスト (群) に、 指定した問い合わせ (または複数の問い合わせ) を直ちに送ることになります。 指定しなかった場合、 .I xntpdc は標準入力から対話的なフォーマットのコマンドを読み込もうとします。 .Ip -c 8 次の引数が対話的なフォーマットのコマンドとして解釈され、指定したホストで 実行されるようにコマンドのリストに加えられます。 複数の .B -c オプションを与えることができます。 .Ip -i 8 .I xntpdc を強制的に対話的モードで動作させます。標準出力にプロンプトが 表示され、標準入力からコマンドが読み込まれます。 .Ip -l 8 サーバに既知の peer のリストを取得します。このスイッチは、 \*(L"-c listpeers\*(R" と同等です。 .Ip -n 8 すべてのホストアドレスを、標準的なホスト名でなく、ドット区切りの 4 個 の数値で出力します。 .Ip -p 8 サーバに既知の peer のリストと、それらの状況の要約を出力します。 これは、 \*(L"-c peers\*(R" と同等です。 .Ip -s 8 サーバに既知の peer のリストと、それらの状況の要約を、 .B -p スイッチとは少し異なるフォーマットで出力します。 これは \*(L"-c dmpeers\*(R" と同等です。 .SH 内部コマンド .PP 対話的なフォーマットのコマンドは、キーワードとそれに続く 0 から 4 個の 引数から構成されます。キーワード全長のうち、他と区別できる文字数が タイプされれば、有効になります。 コマンドの出力は通常標準出力に送られますが、コマンドライン上で \*(L">\*(R" に続けてファイル名を指定することで、個々のコマンドの出力を ファイルに送ることができます。 .PP いくつかの対話的フォーマットのコマンドは、 .I xntpdc プログラム自身の中で全体が実行され、サーバへの NTP mode 7 リクエストは 送られません。この種類のコマンドには以下の物があります。 .PP .B ? [ .I command_keyword ] .PP \*(L"?\*(R" のみのコマンドは、 .I xntpdc が知っているすべてのコマンドキーワードのリストを出力します。 \*(L"?\*(R" とそれに続くコマンドキーワードは、コマンドの機能と用法を 出力します。このコマンドは、 .I xntpdc に関して、このマニュアルよりも多分良い情報源となるでしょう。 .PP .B help [ .I command_keyword ] .PP .B ? コマンドと同義です。 .PP .B timeout .I millseconds .PP サーバ問い合わせに対する応答のタイムアウト時間を指定します。デフォルト は、約 8000 ミリ秒です。 .PP .B delay .I milliseconds .PP 認証を求めるリクエストに含まれるタイムスタンプに加えられる時間を 指定します。これは、長い遅延のあるネットワーク経路や時刻の同期していない マシン間で (信頼できない) サーバの再設定ができるようにするために 使われます。 .PP .B host .I hostname .PP 問い合わせを送るホストを指定します。 .I hostname は、ホスト名でも数値アドレス (ドット区切りの数値 4 つ) でもかまいません。 .PP .B keyid .I # .PP このコマンドで、認証設定リクエストに使われるキー番号を指定できます。 この番号は、この目的で使うためにサーバが設定したキー番号に一致して いなければなりません。 .PP .B passwd .PP このコマンドは、認証設定リクエストに使われるパスワードの入力 (エコーされません) を求めるプロンプトを出します。 このリクエストが成功するためには、NTP サーバが認証のために使うよう 設定したキーに、パスワードが一致していなければなりません。 .PP .B "hostnames yes|no" .PP \*(L"yes\*(R" が指定されると、情報の表示の際、ホスト名が使用されます。 \*(L"no\*(R" が与えられると、代わりに数値アドレスが使用されます。 コマンドラインの .B -n スイッチが使われなければ、 デフォルトは \*(L"yes\*(R" になります。 .PP .B quit .PP .I xntpdc を終了します。 .SH 問い合わせコマンド .PP 問い合わせコマンドは、情報を要求する NTP mode 7 パケットをサーバに送ります。 これらは、サーバの設定状態を変更できない \*(L"読み込み専用\*(R" コマンドです。 .PP .B listpeers .PP サーバが状態を管理する peer の簡略なリストを得て、出力します。 これには、サーバが同期する予定の候補であるとみなす階層の peer を含めた、 すべての設定された隣接 peer を含んでいるはずです。 .PP .B peers .PP サーバが状態を管理する peer と、その状態の要約を出力します。 状態の要約は、以下のものを含みます。すなわち、リモート peer のアドレス、 -ローカルインターフェースアドレス (ローカルアドレスが決まっていないなら +ローカルインタフェースアドレス (ローカルアドレスが決まっていないなら 0.0.0.0) 、リモート peer の階層 (階層 16 は、リモートの peer が同期していない 事を示します)、秒で表すポーリング間隔、8 進で表す到達可能性レジスタ、 peer の現在の遅れ、オフセット、バラツキの秒で表した推定値です。 更に、左端の文字は、この peer エントリが操作しているモードを 示します。 \*(L"+\*(R" は symmetric active を、 \*(L"-\*(R" は、 symmetric passive を表し、 \*(L"=\*(R" は、リモートサーバが クライアントモードでポーリングされていることを意味し、 \*(L"^\*(R" は、 サーバがこのアドレスに broadcast していることを示し、 \*(L"~\*(R" は、 リモート peer が broadcast を送っていることを示し、 \*(L"*\*(R" は、 サーバが現在同期している peer であることを示します。 .PP ホストフィールドの内容は、ホスト名、IP アドレス、パラメータと 参照時刻実装名、 \*(L"REFCLK(, )\*(R" の 4 つの形のうち一つです。 \*(L"hostnames no\*(R" の状態では、 IP アドレスだけが表示されます。 .PP .B dmpeers .PP 少々異なる peer 要約リストです。 行の左端の文字以外は .B peers と同じ出力になります。 文字は、時刻選択アルゴリズムの最後のステージに含まれる peer の隣にだけ 現れます。 \*(L".\*(R" は、誤りチェッカの検出でその peer が捨てられた ことを、 \*(L"+\*(R" はチェッカにより同期対象として適切であると判断された ことを示します。 \*(L"*\*(R" は、サーバが現在同期している peer であることを 示しています。 .PP .B showpeer .I peer_address [ .I addr2 ] [ .I addr3 ] [ .I addr4 ] .PP 一つ以上の peer の、現在の詳細な内容を表示します。 値については、 NTP バージョン 2 仕様に詳しく述べられています。 .PP .B pstats .I peer_address [ .I addr2 ] [ .I addr3 ] [ .I addr4 ] .PP 指定した peer に関連する統計カウンタを peer 毎に表示します。 .PP .B clockinfo .I clock_peer_address [ .I addr2 ] [ .I addr3 ] [ .I addr4 ] .PP peer クロックに関する情報を得て、それを表示します。得られた値は、 設定上のあいまいな要因の情報と他のクロックの性能の情報を 提供してくれます。 .PP .B kerninfo .PP カーネルの phase-lock ループ操作パラメータを得て、それを表示します。 この情報は、精度の高い時刻保持機能のために、カーネルが特に 修正されている場合にだけ得られます。 .PP .B loopinfo [ .B oneline|multiline ] .PP 選択されたループフィルタ変数の値を表示します。ループフィルタとは、 ローカルシステムクロックの調節を行なう NTP の一部です。 \*(L"offset\*(R" は、パケット処理コードによってループフィルタに 与えられる最後のオフセットです。 \*(L"frequency\*(R" は、 parts-per-million (ppm) で表わされるローカルクロックの周波数誤差です。 \*(L"time_const\*(R" は、 phase-lock ループの"堅固さ"を制御し、 その速度で発振器のゆらぎを調節します。 \*(L"watchdog timer\*(R" の値は、 ループフィルタに最後のサンプルのオフセットが与えられてから経過した秒数です。 \*(L"oneline\*(R" と \*(L"multiline\*(R" オプションはこの情報が 出力されるフォーマットの指定で、 \*(L"multiline\*(R" がデフォルトです。 .PP .B sysinfo .PP システム状態変数、すなわち、ローカルサーバに関する状態の変化を 表示します。 最後の 4 行以外は、皆 NTP バージョン 3 仕様である RFC 1305 で 述べられています。 \*(L"system flags\*(R" は、いろいろなシステムフラグ を表示し、一部は \*(L"enable\*(R" 及び \*(L"disable\*(R" 設定コマンド で、それぞれの設定やクリアができます。 \*(L"stability\*(R" は、 システム周波数の修正がされた後に残る残留周波数誤差で、 保守やデバッグに使われます。 多くのアーキテクチャでは、この値は初期の 500 ppm 程度から、.01 から 0.1 ppm という低い範囲にまで減少します。 もしデーモンが起動されてからも、この値が高いままである場合は、 ローカルな時計がどこかおかしいか、カーネル変数 \*(L"tick\*(R" が 間違っているかもしれません。 \*(L"broadcastdelay\*(R" は、 \*(L"broadcastdelay\*(R" 変更コマンドで設定されるデフォルトの ブロードキャスト遅延時間を表示し、 \*(L"authdelay\*(R" は、 \*(L"authdelay\*(R"変更コマンドで設定されるデフォルトの認証遅延時間を 表示します。 .PP .B sysstats .PP プロトコルモジュールで管理される統計カウンタを表示します。 .PP .B memstats .PP メモリ割り当てコードに関する統計カウンタを表示します。 .PP .B iostats .PP 入力\-出力モジュールで管理される統計カウンタを表示します。 .PP .B timerstats .PP timer/event キューをサポートするコードで管理される統計カウンタを 表示します。 .PP .B reslist .PP サーバの制限リストを得て、表示します。このリストは、 (通常) ソートされた順で出力され、制限がどのように適用されるかを 理解する助けになるかもしれません。 .PP .B monlist [ .I version ] .PP モニタ機能により収集、管理されるトラフィックカウントの値を得て、表示します。 通常、バージョン番号は指定する必要がありません。 .PP .B clkbug .I clock_peer_address [ .I addr2 ] [ .I addr3 ] [ .I addr4 ] .PP 時刻参照ドライバのデバッグ情報を得ます。この情報は、 一部のクロックドライバでだけ提供され、 ドライバのソースのコピーが手元に無い場合、ほとんどデコードできません。 .SH 実行時設定リクエスト .PP サーバ内で状態を変更するようなリクエストは、すべてサーバが設定した NTP キーを使って認証されます (この機能はキーを設定しないことで、無効にもできます) 。 キー番号とそれに対応するキーも、 .I xtnpdc が知っていなければなりません。 これは、 .B keyid と .B passwd コマンドを使えば可能で、後者では、暗号化されたキーを使うために パスワードを求めるプロンプトを端末に出します。 サーバへの認証リクエストを必要とするコマンドが最初に実行された場合でも、 自動的にキー番号とパスワードの入力を要求します。 認証は、そのような変更をする権限を持っているリクエストであるかを 検証するだけでなく、送信エラーに対するより一層の保護を行う事になります。 .PP 認証リクエストは、常にパケットデータの中に、認証コードの計算に 含まれているタイムスタンプを含んでいます。 このタイムスタンプは、サーバによって受信時刻と比較されます。この差がある小さな 値より大きければ、リクエストは拒否されます。これには二つの理由があります。 一つは、あなたの LAN のトラフィックを盗み聞きできる誰かによるサーバへの 単純かつ繰り返しによる攻撃を困難にします。二つ目は、ネットワーク的に 離れたホストから、あなたのサーバへ設定変更リクエストを行なうことを 困難にします。 再設定は、ローカルホストのサーバに対しては簡単で、時刻同期した 同じ LAN 上のホストでも普通に行なえますが、より離れたホストでは やりにくくなっています。 したがって、適当なパスワードを選択し、キーの配布と防護に注意を払い、 適切なソースアドレス制限が施されれば、実行時再設定の機能については 適切なセキュリティレベルにあることになります。 .PP 以下のコマンドは皆、認証リクエストです。 .PP .B addpeer .I peer_address [ .I keyid ] [ .I version# ] [ .B prefer ] .PP 与えられたアドレスを設定された隣接 peer として追加し、symmetric active モードで動作します。 既に隣接 peer として設定されている peer を指定した場合、その peer は このコマンドが実行されたときに削除 されるか、単に新しい設定に従うよう適当に変更されます。 オプションの \*(L"keyid\*(R" が 0 でない整数の場合、リモートサーバに 出ていくすべてのパケットは、このキーにより暗号化された 認証フィールドを持つことになります。値が 0 の場合 (または指定されなかった場合)、認証は行なわれません。 \*(L"version#\*(R" は、1, 2, 3 のどれか となり、デフォルトは 3 です。 \*(L"prefer\*(R" キーワードは、 優先する peer を示します(その結果、可能であれば時刻同期の主要元として 使用されます)。 優先する peer は、 PPS 信号の信頼性も決めます。優先する peer が同期に 適している場合、PPS 信号も信頼できると判断されます。 .PP .B addserver .I peer_address [ .I keyid ] [ .I version# ] [ .B prefer ] .PP 操作モードがクライアントであること以外は、 .B addpeer コマンドと同等です。 .PP .B broadcast .I peer_address [ .I keyid ] [ .I version# ] .PP 操作モードが broadcast であること以外は、 .B addpeer コマンドと同等です。この場合、正当なキー識別子とキーが 必要になります。 \*(L"peer_address\*(R" パラメータは、 ローカルネットワークのブロードキャストアドレスか、または NTP に 割り当てられたマルチキャストグループアドレス にできます。 マルチキャストアドレスの場合、マルチキャストに対応したカーネルが 必要になります。 .PP .B unconfig .I peer_address [ .I addr2 ] [ .I addr3 ] [ .I addr4 ] .PP このコマンドは、指定した peer (群) から設定されている bit を除きます。 多くの場合、これによって隣接 peer の設定が削除されることになります。 しかしながら、リモートの peer が設定されていない状態のまま継続しようとし、 それが適切である場合は、隣接関係は、設定されていないモードのまま残る場合も あります。 .PP .B fudge .I peer_address [ .I time1 ] [ .I time2 ] [ .I stratum ] [ .I refid ] .PP このコマンドは、あるデータを参照時刻としてセットすることができます。 詳しい情報は、ソースリストを見て下さい。 .PP .B enable auth|bclient|pll|monitor|stats [ .I ... ] .PP 各種サーバオプションを有効にします。言及されていないフラグ は影響を受けません。 \*(L"auth\*(R" フラグは、 peer が信頼できるキーと キー識別子を使って正しく認証されたときだけ、設定されていない peer にサーバを同期させます。 デフォルトは無効 (オフ) です。 \*(L"bclient\*(R" フラグは、サーバが ブロードキャストサーバやマルチキャストサーバからのメッセージを 聞く (listen) ようにして、 自動的にそのサーバと隣接関係を設定します。 デフォルトは無効 (オフ) です。 \*(L"pll\*(R" フラグは、 サーバがローカルクロックを修正するようにします。 デフォルトは有効 (オン) です。これが設定されていないと、ローカルクロック は内部の時間および周波数オフセットによって勝手に動作することになります。 このフラグは、ローカルクロックが他のデバイスやプロトコルにより 制御されていて、 NTP は他のクライアントが同期するためだけに使われるような 場合に便利です。 \*(L"monitor\*(R" フラグは、 モニタ機能 (他を参照のこと) を可能にするもので、 デフォルトは無効 (オフ) です。 \*(L"stats\*(R" フラグは、統計機能 ファイル出力 (他の説明を参照のこと) を可能にします。 デフォルトは、有効 (オン) です。 .PP .B disable auth|bclient|pll|monitor|stats [ .I ... ] .PP 各種サーバオプションを無効 (オフ) にします。言及されていない フラグは影響を受けません。現在有効なフラグは、 enable コマンドのところで 述べられています。 .PP .B restrict .I address .I mask .I flag [ .I flag ] .PP フラグ (群) を存在する制限リストエントリに加えるか、または指定した フラグ (群) で新しいエントリをリストにつけ加えます。 可能なフラグ引数の選択は、以下の通りとなります: .Ip ignore 10 このエントリにマッチするホストからのすべてのパケットを無視します。 このフラグが指定されると、どんな問い合わせやタイムサーバの ポーリングにも反応しなくなります。 .Ip noquery 10 ソースからの NTP mode 7 のパケット (すなわち、情報問い合わせと設定リクエスト) をすべて無視します。 時刻サービスは影響されません。 .Ip nomodify 10 サーバの状態を変更しようとする NTP mode 7 のパケット (すなわち、 実行時再設定) をすべて無視します。 情報を返すような問い合わせは許されます。 .Ip notrap 10 一致するホストへの、モード 6 制御メッセージのトラップサービスを 提供しません。このトラップサービスはモード 6 制御メッセージプロトコルの サブシステムで、リモートイベントの記録を行うようなプログラムで使用される 事を意図しています。 .Ip lowpriotrap 10 一致するホストによるトラップの優先度を低くします。 サーバが管理できるトラップの数は制限されています (現在の制限は 3)。 トラップは、通常早い物勝ちベースで割り当てられ、制限に達すると以降の トラップ要求は拒否されます。このフラグは割り当てアルゴリズムを変更し、 優先度の低いトラップは後から発生した通常の優先度のトラップ要求により 無効にされるようになります。 .Ip noserve 10 モードが 7 以外の NTP パケットを無視します。要するに、問い合わせは受け 付けるが、時刻サービスは拒否することになります。 .Ip nopeer 10 問い合わせて来たホストに、状態を保存しない時刻サービスを行ないます。 しかし、たとえ将来同期先の相手として便利だとしても、 これらのホストには peer メモリのリソースを割り当てません。 .Ip notrust 10 これらのホストを同期する元としては決して使用しませんが、その他の 部分では通常に扱います。 .Ip limited 10 これらのホストは同一のネットからのクライアントの数の制限を受けます。 この文脈でいう ネットとは、ネットの IP の概念 (クラス A 、クラス B 、クラス C 等) を 指します。 サーバが認識している \*(L"client_limit\*(R" 以下のホスト数で、 過去 \*(L"client_limit_period\*(R" 秒間アクティブ だったホストは受け入れられます。同じネットの他のクライアントからの リクエストは、拒否されます。時刻リクエストパケットだけが考慮されます。 \*(L"private\*(R" と \*(L"control\*(R" と \*(L"broadcast\*(R" のパケットは、クライアントの制限を受けず、 したがってクライアント数にも数えられません。 クライアントの履歴は、 .I xntpd のモニタ機能により保存されます。 したがって、モニタ機能は、 \*(L"limited\*(R" フラグで制限されたエントリが ある限り機能します。 デフォルトの \*(L"client_limit\*(R" 値は 3 です。 デフォルトの \*(L"client_limit_period\*(R" 値は 3600 秒です。 現在、どちらの変数も実行時には変更できません。 .Ip ntpport 10 これは制限フラグというより、実際にはマッチアルゴリズム修飾子です。 これがあると、パケットのソースポートが標準 NTP UDP ポート (123) である 場合だけ、制限エントリがマッチします。 \*(L"ntpport\*(R" と non\-\*(L"ntpport\*(R" の両方が指定できます。 \*(L"ntpport\*(R" の方がより特別に扱われ、リスト中で 後ろの方にソートされます。 .PP .B unrestrict .I address .I mask .I flag [ .I flag ] .PP .I address や .I mask の引数で指定された制限リストエントリから、指定されたフラグを除きます。 .PP .B delrestrict .I address .I mask [ .B ntpport ] .PP 制限リストから一致するエントリを削除します。 .PP .B "monitor yes|no" .PP モニタ機能を有効または無効にします。 .B "monitor no" に続けて .B "monitor yes" コマンドを送るのは、パケット数をリセットする良い方法です。 .PP .B readkeys .PP 現在の認証キーのセットを一掃し、キーファイル (これは .I xntpd 設定ファイルの中で指定されていなければなりません) の 再読み込みを行なって新しいセットにします。 こうすることで、サーバを再スタートさせずに暗号化キーの変更ができます。 .PP .B trustkey .I keyid [ .I keyid ] [ .I keyid ] [ .I keyid ] .PP 一つないしそれ以上のキーを、信頼キーリストに加えます。 認証が有効になっているとき、信頼性のある時刻を持つ peer は、 信頼キーを使って認証されなければなりません。 .PP .B untrustkey .I keyid [ .I keyid ] [ .I keyid ] [ .I keyid ] .PP 一つないしそれ以上のキーを、信頼キーリストから削除します。 .PP .B authinfo .PP 既知のキーや実行された暗号化、復号化の数を含む、認証モジュールに関する 情報を返します。 .PP .B setprecision .I precision_value .PP サーバが通知する精度の値を設定します。 値は、 -4 から -20 の範囲の負の整数でなければなりません。 .PP .B traps .PP サーバに設定されているトラップを表示します。 詳しくはソースリストを参照して下さい。 .PP .B addtrap .I address [ .I port ] [ .I interface ] .PP 非同期メッセージのトラップをセットします。 詳しくはソースリストを参照して下さい。 .PP .B clrtrap .I address [ .I port ] [ .I interface ] .PP 非同期メッセージのトラップを解除します。 詳しくはソースリストを参照して下さい。 .PP .B reset ... .PP サーバのいろいろなモジュールのなかの統計カウンタをクリアします。 詳しくはソースリストを参照して下さい。 .SH 関連項目 .PP .IR xntpd (8) .SH 歴史 .PP Toronto 大学の Dennis Ferguson によって書かれました。 .SH バグ .PP .I xntpdc は、未完成のハックです。表示される情報の多くは死ぬほど退屈で、実装した 人間だけに気に入られるものです。このプログラムは、新しい (一時的な) 仕様を追加し易いようデザインされており、使いやすくするには手間が かかります。それでも、このプログラムは、場合によっては有用です。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/xtend.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/xtend.8 index 7e689b5a41..d47e4fccda 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/xtend.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/xtend.8 @@ -1,177 +1,177 @@ .\" Copyright (c) 1992, 1993 Eugene W. Stark .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by Eugene W. Stark. .\" 4. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY EUGENE W. STARK (THE AUTHOR) ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE FOR ANY DIRECT, .\" INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES .\" (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR .\" SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" %Id: xtend.8,v 1.4.2.2 1998/03/06 01:49:59 jkh Exp % .\" jpman %Id: xtend.8,v 1.2 1997/06/16 08:01:33 yugawa Stab % .\" .Th XTEND 8 "30 Oct 1993" .Dd Oct 30, 1993 .Dt XTEND 8 .Os BSD FreeBSD .Sh 名称 .Nm xtend .Nd X-10 デーモン .Sh 書式 .Nm /usr/libexec/xtend .Sh 解説 .Nm -は、ユーザレベルのプログラムと TW523 X-10 コントローラとのインターフェイスを +は、ユーザレベルのプログラムと TW523 X-10 コントローラとのインタフェースを 行います。TW523 から受信した全てのパケットを記録し、全ての X-10 デバイスの 状態を可能な限り追跡し、X-10 デバイスの操作を必要とするユーザレベルの クライアントプログラムからのソケット接続を受け付けます。 .Pp .Nm を起動すると、自分自身をフォークし、制御端末を切り離し、以降発生する 全ての X-10 の活動状況と診断メッセージを記録するログファイルを開きます。 その後、TW523 から受信したパケットの処理を開始し、X-10 のコマンドを発行する クライアントの接続を 1 度にひとつだけ受け付けます。 .Nm は、 .Pa /etc/rc.conf スクリプトにて有効に設定された場合、 .Pa /etc/rc.i386 起動スクリプトから実行されます。 .Pp .Nm に SIGHUP を送ると、ログファイルを一旦閉じ、再び開きます。これは、 ログファイルの肥大化を避けるために、シェルスクリプトによりログファイルを 変更する場合に便利でしょう。 .Nm が SIGTERM を受け取ると、素直にシャットダウンし、終了します。 SIGPIPE を送ると、 .Nm は現在のクライアント接続を強制的に切り離します。 .Pp .Nm は、クライアントのプロセスと、単純なプロトコルを用いて通信を行います。 このプロトコルは、クライアントから送られる 1 行のコマンドに対して、 デーモンが 1 行の応答を行うような単純な物です。 .Pp .Nm には、4 種類のコマンドがあります。コマンド: .Bl -tag .It status H U .El .Pp に対して、 .Nm は指定されたデバイスの状態を 1 行で返答します。ここで、H はハウスコードを 示す 1 文字で、U は数字のユニットコードです。 コマンド: .Bl -tag .It send H U N .El .Pp に対して、 .Nm は指定された X-10 の送信を行います。ここで、H はハウスコードを示す 1 文字で、 U は数字のユニットコードまたはリストに対する機能コード( .Pa xtend/packet.c ソースファイル参照)、N はギャップなしに送信されるパケットの数 (通常は 2) です。送信が成功すると、 .B OK と応答し、それ以外の場合は、 .B ERROR と応答します。 コマンド: .Bl -tag .It dump .El .Pp に対して、 .Nm はスプールディレクトリの .Tn ASCII ファイルに全てのデバイスの現在の状態を ダンプします。状態のダンプに成功したかどうかに関わらず、 .B OK と応答します。 コマンド: .Bl -tag .It monitor H U .El .Pp に対して、 .Nm は指定された X-10 デバイスに関する活動状況を報告するクライアントのリストに、 現在のクライアントのソケット接続を加えます。 リスト中のクライアント数の最大値 (現状では 5) を超えなければ、 .B OK を返答し、それ以外は .B ERROR を返答します。その後、 .Nm クライアントからの接続を受け付ける通常モードに戻ります。 しかし、それ以降に指定されたデバイスの状態が変化すると、 .Nm は ( .B status コマンドにより得られる場合と同じ形式で) デバイスの状態を保存したソケットに送ります。 この機能は、動作検出機等、デバイスの活動状況をモニタする必要があり、 X-10 送信を行うプログラムを作成する場合に便利でしょう。 .Sh オプション なし。 .Sh 関連項目 .Xr xten 1 , .Xr tw 4 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /var/spool/xten/Status -compact .It Pa /dev/tw0 TW523 スペシャルファイル .It Pa /var/run/tw523 クライアント接続用ソケット .It Pa /var/run/xtend.pid pid ファイル .It Pa /var/spool/xten/Log ログファイル .It Pa /var/spool/xten/Status デバイス状態ファイル(バイナリ) .It Pa /var/spool/xten/status.out デバイス情報の .Tn ASCII ダンプ .El .Sh バグ 現状では、クライアントのソケット接続にタイムアウトはありません。そのため、 ハングしたクライアントプログラムがあると、他のクライアントはデーモンに アクセスする事ができなくなります。 .Pp .Nm はできる限りデバイスの状態を追跡しますが、デバイスが手動で操作された ことを知る方法はありません。これは、ほとんどの X-10 デバイスが状態の 問い合わせに対して応答する事ができないからです。 .Sh 作者 .An Eugene W. Stark Aq stark@cs.sunysb.edu