diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/ar.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/ar.1 index 381f6bc43d..665dfafe75 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/ar.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/ar.1 @@ -1,857 +1,857 @@ .\" Copyright (c) 1991, 1992, 1993, 1995, 1998, 1999, 2000 Free Software Foundation .\" See section COPYING for conditions for redistribution .\" .\" Copyright (c) 2001 FreeBSD jpman project .\" This is for Japanese translation done by FreeBSD jpman project. -.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man1/ar.1,v 1.7 2001/07/29 05:14:49 horikawa Exp $ +.\" $FreeBSD$ .TH ar 1 "1999" "Free Software Foundation" "GNU Development Tools" .\" .\" WORD: truncate (小数で)切り捨てる[POSIX],切り詰める .\" .de BP .sp .ti \-.2i \(** .. .SH 名称 ar \- アーカイブの作成、更新、および、アーカイブからの抽出 .SH 書式 .hy 0 .na .BR ar " [\|" "-" "\|]"\c .I {dmpqrtx}[abcfilNoPsSuvV] \c [\|\c .I membername\c \&\|] \c [\|\c .I count\c \&\|] \c .I archive\c \& \c .I files\c \&.\|.\|. .ad b .hy 1 .SH 解説 GNU \c .B ar\c プログラムは、アーカイブの作成、更新、および、アーカイブからの抽出を 行ないます。 .I アーカイブ\c \& とは、オリジナルのファイル (アーカイブの .I メンバ\c と呼びます) を復元できるような構造で、他のファイル群の集合を保持する ような一つのファイルです。 元のファイルの内容、モード (パーミッション)、タイムスタンプ、所有者、 グループの情報はアーカイブ内でも保存され、ファイル抽出時には復元 されます。 GNU \c .B ar\c では、メンバファイルのファイル名の長さには制限はありませんが、システム の設定によっては (他のツールで管理されるアーカイブファイルの形式との 互換性のために) メンバファイルのファイル名の長さに制限がある場合があります。 制限がある場合は、多くの場合 15 文字 (a.out 関連のファイル形式が代表的) か、 16 文字 (coff 関連のファイル形式が代表的) に制限されます。 この種類のアーカイブは、共有のサブルーチンを保持するライブラリとして 利用されることが多いため、\c .B ar\c \& はバイナリユーティリティと考えられます。 `\|\c .B s\c \|' 修飾子を指定した場合、\c .B ar\c \& はアーカイブ内のリロケータブルオブジェクトで定義されたシンボル のインデックスを作成します。 一度作成されたインデックスは、\c .B ar\c \& がアーカイブの内容を変更するときには必ず更新されます (ただし `\|\c .B q\c \|' オプション指定時は更新されません)。このようなインデックスを持つ アーカイブを用いることによって、ライブラリのリンクが高速化されたり、 ライブラリ内のルーチンがアーカイブ内の配置にかかわらず、互いを呼び出す ことができるようになります。 `\|\c .B nm \-s\c \|' または `\|\c .B nm \-\-print\-armap\c \|' によって、このインデックステーブルを表示することができます。 もし、アーカイブにインデックステーブルが含まれていない場合は、\c .B ranlib\c と呼ばれる、もう一つの形式の \c .B ar\c \& を用いてテーブルだけを追加することができます。 \c .B ar\c \& を実行する時は、少なくとも二つの引数を指定する必要があります。 .I オペレーション\c \& (動作) を指定する一つのキー文字と、処理するアーカイブ名です (キー文字には\c .I 修飾子\c \& として複数の文字をつけることもできます)。 ほとんどのオペレーションは、処理する個々のファイル名を指定するための \c .I files\c \& 引数を受け付けます。 .SH オプション GNU \c .B ar\c \& は最初のコマンドラインオプションとして、オペレーションコード \c .I p\c \& と、修飾子 \c .I mod\c \& を任意の順序で組み合わせたものを受け付けます。 最初のオプションの先頭にダッシュ(ハイフン)をつけることもできます。 キー文字 \c .I p\c \& は、どのオペレーションを実行するかを指定します。キー文字としては 以下のいずれか一つだけを指定することができます。 .TP .B d アーカイブからモジュールを\c .I 削除\c \& します。削除するモジュール名を \c .I files\c \& として指定して下さい。 ファイル名を指定しなければアーカイブは変更されません。 `\|\c .B v\c \|' 修飾子を指定した時には、\c .B ar\c \& は削除する際にそのモジュール名を表示します。 .TP .B m メンバをアーカイブ内で移動します。 あるシンボルが複数のメンバで定義されている場合は、アーカイブ内でのメンバの 順序によって、プログラムがライブラリをリンクした結果が異なることが あります。 .B m\c \& に修飾子が指定されなかった場合は \c .I files\c \& 引数で指定したメンバはアーカイブの\c .I 最後\c \& に移動されます。 `\|\c .B a\c \|'、`\|\c .B b\c \|'、または `\|\c .B i\c \|' 修飾子を指定することによって、修飾子に応じた場所に移動します。 .TP .B p アーカイブ内の指定されたメンバを標準出力に\c .I 出力\c \& します。`\|\c .B v\c \|' 修飾子が指定されたときは、メンバの内容を出力する前にメンバ名を出力 します。 .I files\c を指定しなければ、アーカイブ内のすべてのファイルが出力されます。 .TP .B q \c .I クイックアペンド\c \&。\c .I files\c \& で指定されたファイルを、重複をチェックせずに\c .I アーカイブ\c \&の末尾に追加します。 `\|\c .B a\c \|'、`\|\c .B b\c \|'、`\|\c .B i\c \|' 修飾子はこのオペレーションには\c .I 影響しません\c \&。新たなメンバは常にアーカイブの末尾に置かれます。 `\|\c .B v\c \|' 修飾子を指定すると、\c .B ar\c \& は追加の際にそのファイル名を出力します。 このオペレーションの特徴は動作速度ですので、たとえ シンボルテーブルのインデックスが存在したとしても、それを更新しません。 シンボルテーブルのインデックスを更新するには、明示的に `\|\c .B ar s\c \|' か \c .B ranlib\c \& を使って下さい。 しかしながら、多くの異なるシステムにおいてクイックアペンドが インデックスを再構築することが仮定されていますので、GNU .B ar は `\|\c .B q\c \|' は `\|\c .B r\c \|' と同じ動作をするように実装しています。 .TP .B r \c files\c \& をアーカイブに挿入 (重複の際は\c .I 置換\c \&) します。 このオペレーションは`\|\c .B q\c \|' とは異なり、追加するファイルと同名のメンバがすでに存在する 場合は削除されます。 もし \c .I files\c \& で指定したファイルの中に存在しないものが一つでも含まれている場合は\c .B ar\c \& はエラーメッセージを出力し、そのファイル名と同名のメンバは変更 されずに保存されます。 デフォルトでは新しいメンバはファイルの末尾に追加されますが、`\|\c .B a\c \|'、`\|\c .B b\c \|'、または `\|\c .B i\c \|' 修飾子を指定することにより、既存のメンバに対する相対的な位置関係を 指定することができます。 このオペレーションに `\|\c .B v\c \|' 修飾子を指定すると、挿入された各ファイルに対して、ファイルが追加 された (削除された古いメンバがない) か、置換されたかを示す `\|\c .B a\c \|' または `\|\c .B r\c \|' のどちらかを含んだ一行が出力されます。 .TP .B t \c .I アーカイブ\c \& の内容、または \c .I files\c \& に列挙されたファイルのうち、アーカイブ内に存在するものの一覧を出力 します。通常はメンバ名だけを表示しますが、`\|\c .B v\c \|' 修飾子を指定することにより、モード (パーミッション)、タイムスタンプ、 所有者、グループ、サイズも表示します。 \c .I files\c \& の指定がない場合はアーカイブ内のすべてのファイルの一覧を表示します。 あるアーカイブ (`\|\c .B b.a\c \|' とします) の中に同じ名前 (`\|\c .B fie\c \|' とします) の複数のファイルが存在する場合は、`\|\c .B ar t b.a fie\c \|' は最初のファイルだけを表示します。同名のファイルをすべて見たい場合 はすべてのファイルの一覧を表示して下さい。この例では `\|\c .B ar t b.a\c -\|') です。 +\|' です。 .TP .B x アーカイブから \c .I files\c \& で指定されたメンバを\c .I 抽出\c します。 `\|\c .B v\c \|' 修飾子を指定すると、\c .B ar\c \& は抽出の際にそのファイル名を出力します。 \c .I files\c \& の指定がない場合はアーカイブ内のすべてのファイルを抽出します。 .PP いくつかの修飾子 (\c .I mod\c \&) をキー文字 \c .I p\c \& の直後に付けることによって、オペレーションの動作を変更する ことができます。 .TP .B a 新しいファイルを既存のメンバの\c .I 後\c \& に追加します。 \c .B a\c \& 修飾子を用いるときは、\c .I archive\c \& 引数の前に\c .I membername\c \& 引数として既存のメンバ名を指定する必要があります。 .TP .B b 新しいファイルを既存のメンバの\c .I 前\c \& に追加します。 \c .B b\c \& 修飾子を用いるときは、\c .I archive\c \& 引数の前に\c .I membername\c \& 引数として既存のメンバの名前を指定する必要があります。(`\|\c .B i\c \|'と同じ。) .TP .B c アーカイブを\c .I 作成\c \& します。 存在しない\c .I アーカイブ\ \& を更新するように指定した場合、そのアーカイブは必ず作成されますが、 その際、この修飾子を指定することによって、アーカイブを作成することを 明示していなければ、警告を出力します。 .TP .B f アーカイブ内の名前を切り詰めます。 通常 .B ar は任意の長さのファイル名を受け付けますが、このため、いくつかのシステム で使われている従来の .B ar と互換性のないアーカイブが作成されることになります。これが問題になる 場合は、 .B f 修飾子を指定して、ファイルをアーカイブに追加する際にそのファイル名を 切り詰めることができます。 .TP .B i 新しいファイルを既存のメンバの\c .I 前\c \& に挿入します。 \c .B i\c \& 修飾子を用いる時は、\c .I archive\c \& 引数の前に\c .I membername\c \& 引数として既存のメンバ名を指定する必要があります。(`\|\c .B b\c \|'と同じ。) .TP .B l この修飾子は指定可能ですが、使用されません。 .TP .B N .I count パラメータを使用します。 アーカイブに同一名のエントリが複数ある場合、これが使用されます。 指定した名前のインスタンス .I count を、アーカイブから抽出または削除します。 .TP .B o メンバを抽出する際に\c .I オリジナル\c \& の時刻を保存します。この修飾子を指定しないと、アーカイブから抽出 されたファイルのタイムスタンプは抽出時の時刻になります。 .TP .B P アーカイブ中の名前とマッチングを取るときに、フルパス名を使用します。 .B ar はフルパス名のアーカイブ (このようなアーカイブは POSIX 準拠ではありません) を作成できませんが、他のアーカイブ作成器は可能です。 このオプションを使用すると、 .B ar は完全なパス名を使用してファイル名のマッチングを行います。 他のツールで作成したアーカイブから 1 個のファイルを取り出す場合に有用でしょう。 .TP .B s アーカイブに他の変更がない場合でも、アーカイブにオブジェクトファイルの インデックスを書き込んだり、既存のインデックスを更新します。この修飾子 はほかのオペレーションと併用することも、単独で使用することも可能です。 あるアーカイブに対して`\|\c .B ar s\c \|' を実行することは、そのアーカイブに対して `\|\c .B ranlib\c \|' を実行することと等価です。 .TP .B S アーカイブのシンボルテーブルを作成しません。これを用いると大きな ライブラリを何回かに分けて作成する際に時間を短縮することができます。 この結果得られるアーカイブはリンカで使用することはできません。 シンボルテーブルを作成するためには最後に `\|\c .B ar\c \|' を実行する時に `\|\c .B S\c \|' 修飾子を外すか、そのアーカイブに対して `\|\c .B ranlib\c \|' を実行する必要があります。 .TP .B u 通常 \c .B ar r\c \&.\|.\|. は列挙されたファイルをすべてアーカイブに挿入します。 この修飾子を指定すると、指定したファイルが既存の同名のメンバより 新しい場合\c .I のみ\c \&ファイルを挿入します。 `\|\c .B u\c \|' 修飾子は `\|\c .B r\c \|'(置換) オペレーションだけに付けることができます。 特に、タイムスタンプの確認は `\|\c .B q\c \|' オペレーションの利点である速度を低下させるので、`\|\c .B qu\c \|' の組み合わせは認められません。 .TP .B v オペレーションに対して .I 冗長\c \&な表示を要求します。 多くのオペレーションにおいて `\|\c .B v\c \|' 修飾子が指定されると、 処理されたファイル名などの付加的な情報が表示されます。 .TP .B V この修飾子は .BR ar\c \& のバージョン番号を表示します。 .PP .SH 関連項目 .B info\c \&の .RB "`\|" binutils "\|'" の項; .I The GNU Binary Utilities\c , Roland H. Pesch (October 1991). .BR nm ( 1 )\c \&, .BR ranlib ( 1 )\c \&. .SH COPYING Copyright (c) 1991, 1992, 1993, 1995, 1998, 1999, 2000 Free Software Foundation, Inc. This document is distributed under the terms of the GNU Free Documentation License, version 1.1. That license is described in the sources for this manual page, but it is not displayed here in order to make this manual more consise. Copies of this license can also be obtained from: http://www.gnu.org/copyleft/. \" .SH GNU Free Documentation License \" Version 1.1, March 2000 \" Copyright (C) 2000 Free Software Foundation, Inc. \" 59 Temple Place, Suite 330, Boston, MA 02111-1307 USA \" Everyone is permitted to copy and distribute verbatim \" copies of this license document, but changing it is \" not allowed. \" .PP \" 0. PREAMBLE \" .PP \" The purpose of this License is to make a manual, textbook, or other \" written document "free" in the sense of freedom: to assure everyone \" the effective freedom to copy and redistribute it, with or without \" modifying it, either commercially or noncommercially. Secondarily, \" this License preserves for the author and publisher a way to get \" credit for their work, while not being considered responsible for \" modifications made by others. \" .PP \" This License is a kind of "copyleft", which means that derivative \" works of the document must themselves be free in the same sense. It \" complements the GNU General Public License, which is a copyleft \" license designed for free software. \" .PP \" We have designed this License in order to use it for manuals for free \" software, because free software needs free documentation: a free \" program should come with manuals providing the same freedoms that the \" software does. But this License is not limited to software manuals; \" it can be used for any textual work, regardless of subject matter or \" whether it is published as a printed book. We recommend this License \" principally for works whose purpose is instruction or reference. \" .PP \" 1. APPLICABILITY AND DEFINITIONS \" .PP \" This License applies to any manual or other work that contains a \" notice placed by the copyright holder saying it can be distributed \" under the terms of this License. The "Document", below, refers to any \" such manual or work. Any member of the public is a licensee, and is \" addressed as "you". \" .PP \" A "Modified Version" of the Document means any work containing the \" Document or a portion of it, either copied verbatim, or with \" modifications and/or translated into another language. \" .PP \" A "Secondary Section" is a named appendix or a front-matter section of \" the Document that deals exclusively with the relationship of the \" publishers or authors of the Document to the Document's overall subject \" (or to related matters) and contains nothing that could fall directly \" within that overall subject. (For example, if the Document is in part a \" textbook of mathematics, a Secondary Section may not explain any \" mathematics.) The relationship could be a matter of historical \" connection with the subject or with related matters, or of legal, \" commercial, philosophical, ethical or political position regarding \" them. \" .PP \" The "Invariant Sections" are certain Secondary Sections whose titles \" are designated, as being those of Invariant Sections, in the notice \" that says that the Document is released under this License. \" .PP \" The "Cover Texts" are certain short passages of text that are listed, \" as Front-Cover Texts or Back-Cover Texts, in the notice that says that \" the Document is released under this License. \" .PP \" A "Transparent" copy of the Document means a machine-readable copy, \" represented in a format whose specification is available to the \" general public, whose contents can be viewed and edited directly and \" straightforwardly with generic text editors or (for images composed of \" pixels) generic paint programs or (for drawings) some widely available \" drawing editor, and that is suitable for input to text formatters or \" for automatic translation to a variety of formats suitable for input \" to text formatters. A copy made in an otherwise Transparent file \" format whose markup has been designed to thwart or discourage \" subsequent modification by readers is not Transparent. A copy that is \" not "Transparent" is called "Opaque". \" .PP \" Examples of suitable formats for Transparent copies include plain \" ASCII without markup, Texinfo input format, LaTeX input format, SGML \" or XML using a publicly available DTD, and standard-conforming simple \" HTML designed for human modification. Opaque formats include \" PostScript, PDF, proprietary formats that can be read and edited only \" by proprietary word processors, SGML or XML for which the DTD and/or \" processing tools are not generally available, and the \" machine-generated HTML produced by some word processors for output \" purposes only. \" .PP \" The "Title Page" means, for a printed book, the title page itself, \" plus such following pages as are needed to hold, legibly, the material \" this License requires to appear in the title page. For works in \" formats which do not have any title page as such, "Title Page" means \" the text near the most prominent appearance of the work's title, \" preceding the beginning of the body of the text. \" .PP \" 2. VERBATIM COPYING \" .PP \" You may copy and distribute the Document in any medium, either \" commercially or noncommercially, provided that this License, the \" copyright notices, and the license notice saying this License applies \" to the Document are reproduced in all copies, and that you add no other \" conditions whatsoever to those of this License. You may not use \" technical measures to obstruct or control the reading or further \" copying of the copies you make or distribute. However, you may accept \" compensation in exchange for copies. If you distribute a large enough \" number of copies you must also follow the conditions in section 3. \" .PP \" You may also lend copies, under the same conditions stated above, and \" you may publicly display copies. \" .PP \" 3. COPYING IN QUANTITY \" .PP \" If you publish printed copies of the Document numbering more than 100, \" and the Document's license notice requires Cover Texts, you must enclose \" the copies in covers that carry, clearly and legibly, all these Cover \" Texts: Front-Cover Texts on the front cover, and Back-Cover Texts on \" the back cover. Both covers must also clearly and legibly identify \" you as the publisher of these copies. The front cover must present \" the full title with all words of the title equally prominent and \" visible. You may add other material on the covers in addition. \" Copying with changes limited to the covers, as long as they preserve \" the title of the Document and satisfy these conditions, can be treated \" as verbatim copying in other respects. \" .PP \" If the required texts for either cover are too voluminous to fit \" legibly, you should put the first ones listed (as many as fit \" reasonably) on the actual cover, and continue the rest onto adjacent \" pages. \" .PP \" If you publish or distribute Opaque copies of the Document numbering \" more than 100, you must either include a machine-readable Transparent \" copy along with each Opaque copy, or state in or with each Opaque copy \" a publicly-accessible computer-network location containing a complete \" Transparent copy of the Document, free of added material, which the \" general network-using public has access to download anonymously at no \" charge using public-standard network protocols. If you use the latter \" option, you must take reasonably prudent steps, when you begin \" distribution of Opaque copies in quantity, to ensure that this \" Transparent copy will remain thus accessible at the stated location \" until at least one year after the last time you distribute an Opaque \" copy (directly or through your agents or retailers) of that edition to \" the public. \" .PP \" It is requested, but not required, that you contact the authors of the \" Document well before redistributing any large number of copies, to give \" them a chance to provide you with an updated version of the Document. \" .PP \" 4. MODIFICATIONS \" .PP \" You may copy and distribute a Modified Version of the Document under \" the conditions of sections 2 and 3 above, provided that you release \" the Modified Version under precisely this License, with the Modified \" Version filling the role of the Document, thus licensing distribution \" and modification of the Modified Version to whoever possesses a copy \" of it. In addition, you must do these things in the Modified Version: \" .PP \" A. Use in the Title Page (and on the covers, if any) a title distinct \" from that of the Document, and from those of previous versions \" (which should, if there were any, be listed in the History section \" of the Document). You may use the same title as a previous version \" if the original publisher of that version gives permission. \" .PP \" B. List on the Title Page, as authors, one or more persons or entities \" responsible for authorship of the modifications in the Modified \" Version, together with at least five of the principal authors of the \" Document (all of its principal authors, if it has less than five). \" .PP \" C. State on the Title page the name of the publisher of the \" Modified Version, as the publisher. \" .PP \" D. Preserve all the copyright notices of the Document. \" .PP \" E. Add an appropriate copyright notice for your modifications \" adjacent to the other copyright notices. \" .PP \" F. Include, immediately after the copyright notices, a license notice \" giving the public permission to use the Modified Version under the \" terms of this License, in the form shown in the Addendum below. \" Preserve in that license notice the full lists of Invariant Sections \" and required Cover Texts given in the Document's license notice. \" .PP \" H. Include an unaltered copy of this License. \" .PP \" I. Preserve the section entitled "History", and its title, and add to \" it an item stating at least the title, year, new authors, and \" publisher of the Modified Version as given on the Title Page. If \" there is no section entitled "History" in the Document, create one \" stating the title, year, authors, and publisher of the Document as \" given on its Title Page, then add an item describing the Modified \" Version as stated in the previous sentence. \" .PP \" J. Preserve the network location, if any, given in the Document for \" public access to a Transparent copy of the Document, and likewise \" the network locations given in the Document for previous versions \" it was based on. These may be placed in the "History" section. \" You may omit a network location for a work that was published at \" least four years before the Document itself, or if the original \" publisher of the version it refers to gives permission. \" .PP \" K. In any section entitled "Acknowledgements" or "Dedications", \" preserve the section's title, and preserve in the section all the \" substance and tone of each of the contributor acknowledgements \" and/or dedications given therein. \" .PP \" L. Preserve all the Invariant Sections of the Document, \" unaltered in their text and in their titles. Section numbers \" or the equivalent are not considered part of the section titles. \" .PP \" M. Delete any section entitled "Endorsements". Such a section \" may not be included in the Modified Version. \" .PP \" N. Do not retitle any existing section as "Endorsements" \" or to conflict in title with any Invariant Section. \" .PP \" If the Modified Version includes new front-matter sections or \" appendices that qualify as Secondary Sections and contain no material \" copied from the Document, you may at your option designate some or all \" of these sections as invariant. To do this, add their titles to the \" list of Invariant Sections in the Modified Version's license notice. \" These titles must be distinct from any other section titles. \" .PP \" You may add a section entitled "Endorsements", provided it contains \" nothing but endorsements of your Modified Version by various \" parties--for example, statements of peer review or that the text has \" been approved by an organization as the authoritative definition of a \" standard. \" .PP \" You may add a passage of up to five words as a Front-Cover Text, and a \" passage of up to 25 words as a Back-Cover Text, to the end of the list \" of Cover Texts in the Modified Version. Only one passage of \" Front-Cover Text and one of Back-Cover Text may be added by (or \" through arrangements made by) any one entity. If the Document already \" includes a cover text for the same cover, previously added by you or \" by arrangement made by the same entity you are acting on behalf of, \" you may not add another; but you may replace the old one, on explicit \" permission from the previous publisher that added the old one. \" .PP \" The author(s) and publisher(s) of the Document do not by this License \" give permission to use their names for publicity for or to assert or \" imply endorsement of any Modified Version. \" .PP \" 5. COMBINING DOCUMENTS \" .PP \" You may combine the Document with other documents released under this \" License, under the terms defined in section 4 above for modified \" versions, provided that you include in the combination all of the \" Invariant Sections of all of the original documents, unmodified, and \" list them all as Invariant Sections of your combined work in its \" license notice. \" .PP \" The combined work need only contain one copy of this License, and \" multiple identical Invariant Sections may be replaced with a single \" copy. If there are multiple Invariant Sections with the same name but \" different contents, make the title of each such section unique by \" adding at the end of it, in parentheses, the name of the original \" author or publisher of that section if known, or else a unique number. \" Make the same adjustment to the section titles in the list of \" Invariant Sections in the license notice of the combined work. \" .PP \" In the combination, you must combine any sections entitled "History" \" in the various original documents, forming one section entitled \" "History"; likewise combine any sections entitled "Acknowledgements", \" and any sections entitled "Dedications". You must delete all sections \" entitled "Endorsements." \" .PP \" 6. COLLECTIONS OF DOCUMENTS \" .PP \" You may make a collection consisting of the Document and other documents \" released under this License, and replace the individual copies of this \" License in the various documents with a single copy that is included in \" the collection, provided that you follow the rules of this License for \" verbatim copying of each of the documents in all other respects. \" .PP \" You may extract a single document from such a collection, and distribute \" it individually under this License, provided you insert a copy of this \" License into the extracted document, and follow this License in all \" other respects regarding verbatim copying of that document. \" .PP \" 7. AGGREGATION WITH INDEPENDENT WORKS \" .PP \" A compilation of the Document or its derivatives with other separate \" and independent documents or works, in or on a volume of a storage or \" distribution medium, does not as a whole count as a Modified Version \" of the Document, provided no compilation copyright is claimed for the \" compilation. Such a compilation is called an "aggregate", and this \" License does not apply to the other self-contained works thus compiled \" with the Document, on account of their being thus compiled, if they \" are not themselves derivative works of the Document. \" .PP \" If the Cover Text requirement of section 3 is applicable to these \" copies of the Document, then if the Document is less than one quarter \" of the entire aggregate, the Document's Cover Texts may be placed on \" covers that surround only the Document within the aggregate. \" Otherwise they must appear on covers around the whole aggregate. \" .PP \" 8. TRANSLATION \" .PP \" Translation is considered a kind of modification, so you may \" distribute translations of the Document under the terms of section 4. \" Replacing Invariant Sections with translations requires special \" permission from their copyright holders, but you may include \" translations of some or all Invariant Sections in addition to the \" original versions of these Invariant Sections. You may include a \" translation of this License provided that you also include the \" original English version of this License. In case of a disagreement \" between the translation and the original English version of this \" License, the original English version will prevail. \" .PP \" 9. TERMINATION \" .PP \" You may not copy, modify, sublicense, or distribute the Document except \" as expressly provided for under this License. Any other attempt to \" copy, modify, sublicense or distribute the Document is void, and will \" automatically terminate your rights under this License. However, \" parties who have received copies, or rights, from you under this \" License will not have their licenses terminated so long as such \" parties remain in full compliance. \" .PP \" 10. FUTURE REVISIONS OF THIS LICENSE \" .PP \" The Free Software Foundation may publish new, revised versions \" of the GNU Free Documentation License from time to time. Such new \" versions will be similar in spirit to the present version, but may \" differ in detail to address new problems or concerns. See \" http://www.gnu.org/copyleft/. \" .PP \" Each version of the License is given a distinguishing version number. \" If the Document specifies that a particular numbered version of this \" License "or any later version" applies to it, you have the option of \" following the terms and conditions either of that specified version or \" of any later version that has been published (not as a draft) by the \" Free Software Foundation. If the Document does not specify a version \" number of this License, you may choose any version ever published (not \" as a draft) by the Free Software Foundation. \" .PP \" ADDENDUM: How to use this License for your documents \" .PP \" To use this License in a document you have written, include a copy of \" the License in the document and put the following copyright and \" license notices just after the title page: \" .PP \" Copyright (c) YEAR YOUR NAME. \" Permission is granted to copy, distribute and/or \" modify this document under the terms of the GNU \" Free Documentation License, Version 1.1 or any later \" version published by the Free Software Foundation; \" with the Invariant Sections being LIST THEIR TITLES, \" with the Front-Cover Texts being LIST, and with the \" Back-Cover Texts being LIST. A copy of the license \" is included in the section entitled "GNU Free \" Documentation License". \" .PP \" If you have no Invariant Sections, write "with no Invariant Sections" \" instead of saying which ones are invariant. If you have no \" Front-Cover Texts, write "no Front-Cover Texts" instead of \" "Front-Cover Texts being LIST"; likewise for Back-Cover Texts. \" .PP \" If your document contains nontrivial examples of program code, we \" recommend releasing these examples in parallel under your choice of \" free software license, such as the GNU General Public License, \" to permit their use in free software. .\" .SH 履歴 .\" 奥村務 : 1998/09/13 FreeBSD 用に翻訳。 .\" 堀川和雄 : 2001/08/04 binutils 2.11.2 用に修正。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/bdes.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/bdes.1 index 7a60acb5df..2bd60bbbe2 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/bdes.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/bdes.1 @@ -1,348 +1,348 @@ .\" Copyright (c) 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to Berkeley by .\" Matt Bishop of Dartmouth College. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)bdes.1 8.1 (Berkeley) 6/29/93 .\" %FreeBSD: src/secure/usr.bin/bdes/bdes.1,v 1.2.8.2 2001/01/16 15:36:41 ru Exp % .\" $FreeBSD$ .\" .\" word: initialization vector 初期化ベクトル[bdes.1] .\" word: alternative cipher feedback mode 新しい CFB モード[bdes.1] .\" word: cipher block chaining mode 暗号化ブロック連鎖モード[bdes.1] .\" word: electronic code book mode 電子暗号表モード[bdes.1] .\" word: message authentication code メッセージ認証コード[bdes.1] .\" word: DISCLAIMER 免責条項(.SHタイトル) .\" .Dd June 29, 1993 .Dt BDES 1 .Os .Sh 名称 .Nm bdes .Nd "Data Encryption Standard による暗号化 / 復号化" .Sh 書式 .Nm .Op Fl abdp .Op Fl F Ar N .Op Fl f Ar N .Op Fl k Ar key .Op Fl m Ar N .Op Fl o Ar N .Op Fl v Ar vector .Sh 解説 .Nm は -%T "FIPS PUB 81" +.%T "FIPS PUB 81" で規定されるすべての .Tn DES モード処理を実装しています。 新しい暗号化フィードバックモード (alternative cipher feedback mode (CFB)) と両方の認証モードも含まれます。 .Nm は標準入力を読んで標準出力へ書き出します。 オプションを指定しなければ、 入力は暗号化ブロック連鎖モード (cipher block chaining mode (CBC)) で 暗号化されます。 暗号化と復号化に同一の鍵を使うことで平文を復元します。 .Pp 電子暗号表モード (electronic code book mode (ECB)) 以外のすべてのモードは 初期化ベクトル (initialization vector) を必要とし、 指定されない場合はゼロベクトルが使われます。 コマンドラインに .Ar key (鍵) を指定しない場合は、対話的に入力を求めます (詳しくは .Xr getpass 3 を参照して下さい)。 .Pp オプションは次の通りです: .Bl -tag -width indent .It Fl a 鍵と初期化ベクトル文字列は .Tn ASCII 文字列として扱われ、 .Dq Li 0X , .Dq Li 0x , .Dq Li 0B , .Dq Li 0b ではじまる文字列に対する特別の変換はされません。 このフラグは、鍵と初期化ベクトルの .Em 両方 に作用します。 .It Fl b 電子暗号表モード (ECB) で動作します。 .It Fl d 入力を復号化します。 .It Fl F Ar N .Ar N ビット の新しい暗号化フィードバックモード (CFB) で動作します。 現状では .Ar N は 7 以上 56 以下の 7 の倍数であることが必要です (この制限は新しい暗号化フィードバックモード (CFB) の仕様には 適合しません)。 .It Fl f Ar N .Ar N ビット の暗号化フィードバックモード (CFB) で動作します。 現状では .Ar N は 8 以上 64 以下の 8 の倍数であることが必要です (この制限は標準の暗号化フィードバックモード (CFB) の仕様には適合しません)。 .It Fl k Ar key .Ar key を暗号化方式の鍵とします。 .It Fl m Ar N 入力を .Ar N ビットのメッセージ認証コード (message authentication code (MAC)) で処理します。 .Ar N は 1 以上 64 以下であることが必要です。 .Ar N が 8 の倍数でないとき、 MAC のビット長が 8 の倍数になるまで 0 のビットが付け加えられます。 出力は必ず MAC になります。 MAC は暗号化ブロック連鎖モード (CBC) あるいは 暗号化フィードバックモード (CFB) でのみ有効です。 .It Fl o Ar N .Ar N ビット の出力フィードバックモード (output feedback mode (OFB)) で動作します。 現状では .Ar N は 8 以上 64 以下の 8 の倍数であることが必要です (この制限は OFB モードの仕様には適合しません)。 .It Fl p パリティビットのリセットをしません。 このフラグにより鍵のパリティビットは入力された通りに解釈され、 それぞれの文字を奇数パリティに直すことはしません。 鍵が .Tn ASCII 文字列の場合にのみ使用されます。 .It Fl v Ar vector 初期化ベクトルとして .Ar vector を使用します。 vector は鍵と同じ方式で解釈されます。 vector は電子暗号表モード (ECB) では無効です。 .El .Pp 鍵と初期化ベクトルは .Tn ASCII 文字列として与えられ、 そのままのビット並びとして扱われます。 .Dq Li 0X あるいは .Dq Li 0x ではじまっている場合、ビット並びを表す 16 進数値 として扱われます。 .Dq Li 0B あるいは .Dq Li 0b ではじまっている場合は、ビット並びを表す 2 進数値 として扱われます。 どちらの場合でも、 最初の 64 ビットまでが鍵あるいは初期化ベクトルとして使われ、 64 ビットに満たない場合は 64 ビットになるまで 0 のビットが追加されます。 .Pp .Tn DES 標準に従い、鍵文字列の各文字の最下位ビットは削られます。 ほとんどの .Tn ASCII 文字の最上位ビットは 0 なので、 単純に下位ビットを削ると、 有効な鍵空間の大きさは 2^56 個から 2^48 個まで縮小します。 これを防ぐため、 最上位ビットは最下位ビットに部分的に依存する関数であることが必要です。 例えば、最上位ビットは奇数パリティを満たすような値になるように 設定されるようにする方法があります。 これで鍵空間の大きさが保持されます。 このパリティビットの再設定は、鍵が 2 進数あるいは 16 進数で 与えられた場合には .Em 行なわれません。 さらに、 .Tn ASCII の鍵であっても再設定しないようにできることを注意しておきます。 .Pp .Tn DES は非常に強固な暗号法とされており、 table lookup attacks, key search attacks, および Hellman's time-memory tradeoff (これらはすべてたいへんな手間と時間を要します) を除けば、 公の文献に関する限り .Tn DES を突破する解析法は知られていません。 鍵の選択と鍵そのものの保安が .Nm の信頼性を決定するものと信じて間違いありません。 .Sh 実装に関する注 このプログラムと互換性のあるソフトウェアを実装したい人は、 以下の点に注意してください。 このソフトウェアは Sun Microsystems, Inc. が公開している data encryption standard の実装と互換であるものとされています。 .Pp 電子暗号表 (ECB) モードおよび暗号化ブロック連鎖 (CBC) モードでは、 平文が 64 ビット (8 バイト = 1 ブロック) 単位で暗号化されます。 平文のファイルが正しく暗号化されることを保証するために、 .Nm は (内部動作として) 1 から 8 バイトを追加し、 そのうちの最後のバイトは、最後のブロックが平文のファイルからの入力として 何バイトを読み込んで暗号化したかを示します。 したがって、復号化のときには最後のブロックは 0 から 7 文字までの 平文データと、末尾のバイトとしてその文字数を含みます。 復号化の際にファイルの最後のバイトが 0 から 7 までの間の整数でなかった場合、 ファイルが破壊されているか間違った鍵が指定されたかのどちらかであることに 注意してください。 同様の機構が OFB と CFB のモードでも利用されていますが、 それらでは入力の長さがモードサイズの倍数であることが必要なだけで、 最後のバイトは、0 か、モードサイズとして使われるバイト数から 1 を減じた数値になります。 (これはモードサイズが 8 の倍数であることが必要な理由の一つです。) .Pp Sun の実装と異なり、最後のブロック内の利用されないバイトは不定ではなく、 一つ前のブロックの対応するバイトと同じになります。 これにより、暗号化の強度を損なうことなく、処理速度と移植性を改善しています。 .Pp 鍵が .Tn ASCII 文字列で入力された場合、 鍵の各文字のパリティビットは奇数パリティとなるように設定されます。 Sun の実装と異なり、 2 進あるいは 16 進の鍵もコマンドラインで指定できますが、 その場合、パリティビットが再設定されることは .Em ありません 。 これにより任意のビットパターンを鍵として試すことができます。 .Pp Sun の実装では常に初期化ベクトルを 0 (全部 0) としています。 .Nm でも既定動作は同様ですが、コマンドラインから指定して変更できます。 .Sh 関連項目 .Xr crypt 3 , .Xr getpass 3 .Rs .%T "Data Encryption Standard" .%R "Federal Information Processing Standard #46" .%Q "National Bureau of Standards, U.S. Department of Commerce, Washington DC" .%D "January 1977" .Re .Rs .%T "DES Modes of Operation" .%R "Federal Information Processing Standard #81" .%Q "National Bureau of Standards, U.S. Department of Commerce, Washington DC" .%D "December 1980" .Re .Rs .%A "Dorothy Denning" .%B "Cryptography and Data Security" .%Q "Addison-Wesley Publishing Co., Reading, MA" .%D 1982 .Re .Rs .%A "Matt Bishop" .%T "Implementation Notes on bdes(1)" .%R "Technical Report PCS-TR-91-158" .%Q "Department of Mathematics and Computer Science, Dartmouth College, Hanover, NH 03755" .%D "April 1991" .Re .Sh 免責条項 .Bd -literal THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .Ed .Sh バグ .Tn DES が今後の数年間も安全であるかどうかについて激しい論争がありました。 専用ハードウェアの出現により前述の各種攻撃方法の費用が低減されることは あり得るので、 これらの攻撃方法が計算量の点から非現実的とはもはや言えません。 .Pp 鍵あるいは鍵の一覧がメモリに納められるので、 メモリを読み出せる場合は暗号化の安全性が損なわれる可能性があります。 さらに、 コマンドラインで鍵や初期化ベクトルを指定したときには、 プログラムの引数を表示するプログラムによって傍受される可能性もあります。 これを回避するために .Nm は引数を上書きしますが、 残念ながら、これらが競合することは明らかで、現状では回避できません。 .Pp ある種の鍵は潜在的な危険を持ち込むことになるので、 使用を避けるべきです。 これらの鍵は、 .Em "弱い鍵 (weak key)" と .Em "やや弱い鍵 (semiweak key)" と呼ばれており、以下のものです (16 進数表記で .Ar p を 0 あるいは 1 とし、 .Ar P を .Ql e あるいは .Ql f とする) : .Bl -column "0x0p0p0p0p0p0p0p0p" -offset indent .It "0x0p0p0p0p0p0p0p0p 0x0p1P0p1P0p0P0p0P" .It "0x0pep0pep0pfp0pfp 0x0pfP0pfP0pfP0pfP" .It "0x1P0p1P0p0P0p0P0p 0x1P1P1P1P0P0P0P0P" .It "0x1Pep1Pep0Pfp0Pfp 0x1PfP1PfP0PfP0PfP" .It "0xep0pep0pfp0pfp0p 0xep1Pep1pfp0Pfp0P" .It "0xepepepepepepepep 0xepfPepfPfpfPfpfP" .It "0xfP0pfP0pfP0pfP0p 0xfP1PfP1PfP0PfP0P" .It "0xfPepfPepfPepfPep 0xfPfPfPfPfPfPfPfP" .El .Pp これは .Tn DES アルゴリズムに固有の性質です ( .Rs .%A Moore .%A Simmons .%T "Cycle structure of the DES with weak and semi-weak keys" .%B "Advances in Cryptology \- Crypto '86 Proceedings" .%Q "Springer-Verlag New York" .%D 1987 .%P "pp. 9-32" .Re を参照)。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/ci.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/ci.1 index bbfa5374e6..ec8c6f6e69 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/ci.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/ci.1 @@ -1,889 +1,890 @@ -.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man1/ci.1,v 1.11 2001/07/29 05:14:49 horikawa Exp $ +.\" $FreeBSD$ .de Id .ds Rv \\$3 .ds Dt \\$4 .. .Id %FreeBSD: src/gnu/usr.bin/rcs/ci/ci.1,v 1.6 1999/08/27 23:36:38 peter Exp % .ds i \&\s-1ISO\s0 .ds r \&\s-1RCS\s0 .ds u \&\s-1UTC\s0 .if n .ds - \%-- .if t .ds - \(em .TH CI 1 \*(Dt GNU .SH 名称 ci \- RCS ファイルにリビジョンをチェックインする .SH 書式 .B ci .RI [ options ] " file " .\|.\|. .SH 解説 .B ci は \*r ファイルに新たなリビジョンを格納します。 引数のうち、\*r ファイルの拡張子形式に一致する ファイル名を \*r ファイルとみなします。 それ以外のファイル名は、新たなリビジョンを含んだワークファイルとみなします。 .B ci はワークファイルの内容を対応した \*r ファイルに格納します。 もしワークファイルのみが指定されたなら、 .B ci はサブディレクトリ \*r、次にワークファイルがあるディレクトリの順に 対応する \*r ファイルを検索します。 詳細は後述の .SM "ファイル名規則" の項を参照してください。 .PP .B ci が動作するには、 .B ci を起動したユーザが \*r ファイルのアクセスリスト に登録されているか、アクセスリストが空であるか、 ユーザが \*r ファイルの持ち主であるか、 あるいはスーパユーザである必要があります。 すでに存在する枝 (branch) に新しいリビジョンを追加するには、 枝の先端 (tip) リビジョンが、 追加しようとするユーザによってロックされていなければなりません。 ロックされていない場合、新たな枝のみ作成可能です。 非厳格モード ( .BR rcs (1) 参照) の場合、 ファイルの所有者に対してはこの制限はありません。 他人が行っているロックは、 .B rcs コマンドによって解除できます。 .PP .B \-f オプションが指定されていなければ、 .B ci は追加しようとするリビジョンと直前のリビジョンとの比較を行います。 違いがなかった場合、新たなリビジョンを作成するかわりに、 ワークファイルを元のリビジョンのものに復元します。 復元するときには、ci はいったんワークファイルを削除し、 ロックを解除します。 .B "ci\ \-l" はロックし、 .B "ci\ \-u" はロックを解除します。 これらのオプションが指定されていれば、あたかも直前のリビジョンに対して .B "co\ \-l" または .B "co\ \-u" を実行したかのようにして直前のリビジョンの内容を取り出します。 復元が行われる場合、 .B \-n と .B \-s オプションは復元されるリビジョンに対して作用します。 .PP リビジョンを格納するときに、 .B ci はログメッセージの入力を促すプロンプトを表示します。 ログメッセージは、そのリビジョンの変更点の要約です。 ファイル終端 (EOF) あるいは、 ピリオド .B \&. のみからなる行によって入力を完了させます。 複数のファイルが登録される場合、 .B ci は前に入力したログメッセージを 再利用するかどうかを聞いてきます。 もし標準入力が端末でなければ、 .B ci は確認を行わず、 登録されるすべてのファイルに対して同じログメッセージを使用します。 .B \-m オプションの項も参照してください。 .PP もし \*r ファイルが存在しなければ、 .B ci は新規に \*r ファイルを作成し、 ワークファイルの内容を初期リビジョン (デフォルトでは .BR 1.1 ) として格納します。 その場合、アクセスリストは空に初期化されます。 初期リビジョンを格納するときは、 ログメッセージのかわりに ファイルの内容を記述したテキストを入力します (後述の .B \-t オプションの項を参照してください)。 .PP 登録するリビジョン番号 ( .I rev ) は、 .BR \-f , .BR \-i , .BR \-I , .BR \-j , .BR \-k , .BR \-l , .BR \-M , .BR \-q , .BR \-r , .B \-u のオプションのうちのいずれかで指定することができます。 .I rev はシンボル、数値、あるいは両者の組み合わせたものです。 .I rev で使用するシンボル名は定義済みでなければなりません; チェックイン時にシンボル名を割り当てる方法については .B \-n および .B \-N を参照して下さい。 もし .I rev が .B $ ならば、 .B ci はワークファイル中のキーワードからリビジョン番号を決定します。 .PP もし .I rev がピリオドから始まる場合、デフォルトの枝 (通常は幹 (trunk)) に格納されます。 もし .I rev が枝番号に続いてピリオドである場合、当該枝の最新のリビジョンが使用されます。 .PP .I rev がリビジョン番号の場合、 それは登録する枝のなかで最も大きな値である必要があります。 さもなければ、新しい枝を作成する必要があります。 .PP .I rev がリビジョン番号ではなく枝番号の場合、 その枝に対する新しいリビジョンが作成されます。 新しいリビジョン番号は、その枝の先端リビジョン番号に 1 を加えたものとなります。 もし .I rev が存在しない枝番号ならば、新たな枝が作成され、初期リビジョンとして .IB rev .1 が作成されます。 .br .ne 8 .PP .I rev が省略された場合、 .B ci はユーザが行った最後のロックからリビジョン番号を決定します。 ユーザがある枝の先端リビジョンをロックしている場合は、 新たなリビジョンがその枝に追加されます。 新しいリビジョン番号は 先端リビジョン番号に 1 を加えたものになります。 ユーザが先端ではないリビジョンをロックしている場合は、 新たな枝が作成されます。 新たな枝番号は、ロック対象のリビジョンの 最も大きな枝番号に 1 を加えたものになります。 デフォルトでは、新たな枝やリビジョンの番号は .B 1 となります。 .PP .I rev が省略され、ユーザがロックを行わず、そのファイルの所有者であり、 かつロックが .I 非厳格モード であるなら、 デフォルトの枝 (通常は幹 (trunk); .BR rcs (1) の .B \-b オプションの項を参照) に新たなリビジョンが作成されます。 .PP 例外: 幹 (trunk) においてリビジョンを追加することはできますが、 途中に挿入することはできません。 .SH オプション .TP .BI \-r rev リビジョン .I rev をチェックインします。 .TP .B \-r .B \-r オプションをリビジョン抜きで使用した場合、 .B ci にとって特別な意味が有ります。他の \*r コマンドでは .B \-r オプションを単体で使用するとデフォルト枝の最新のリビジョンを指定します。 しかし、 .B ci ではロック解除、ワークファイル削除を行い、 シェルのエイリアスやスクリプトによりデフォルトとされてしまった .B \-l や .B \-u オプションの効果を打ち消します。 .TP .BR \-l [\f2rev\fP] .B \-r と同様の動作を行ったあと、 .B "co\ \-l" と同様の動作も行います。 すなわち、登録されたリビジョンは即座にロックされ、チェックアウトされます。 これは、リビジョンをチェックインしてさらに編集を続けたい場合に便利です。 .TP .BR \-u [\f2rev\fP] .B \-l とほぼ同様の動作をしますが、登録されたリビジョンはロックされません。 これは、チェックインしたリビジョンの内容をすぐに参照したい場合に便利です。 .RS .PP .BR \-l 、リビジョン無し .BR \-r , .B \-u オプションは、最後に指定したもののみが効力を持ちます。 たとえば、 .B "ci\ \-u\ \-r" は .B "ci\ \-r" と等価です。 リビジョン無し .B \-r が .B \-u に優先するからです。 .RE .TP .BR \-f [\f2rev\fP] 強制的に登録します。 直前のリビジョンとの違いがない場合にも、 新しいリビジョンとして登録します。 .TP .BR \-k [\f2rev\fP] リビジョン番号などをローカルに算出せずに、 ワークファイルからキーワードを探し、 リビジョン番号、作成日時、状態、作者 ( .BR co (1) を参照) を検索し、登録されるリビジョンに割り当てます。 さらに、 .B ci を起動したユーザ名と実際にチェックインされた日付を含む デフォルトのログメッセージを作成します。 本オプションは、配布されたソフトウェアを登録するのに便利です。 複数のサイトに配布されたリビジョンは、 元のリビジョン番号、作成日付、状態、作者を保存するために、 .B \-k オプションを使って登録するべきです。 ワークファイルのキーワードから取り出した値とログメッセージは、 .BR \-d , .BR \-m , .BR \-s , .B \-w や、他のリビジョン番号を生成するようなオプションにより 変更することができます。 .TP .BR \-q [\f2rev\fP] 沈黙モードです。 診断メッセージを表示しません。 直前のリビジョンから変更がない場合、 .B \-f オプションを指定していなければ、登録を行いません。 .TP .BR \-i [\f2rev\fP] 最初のチェックイン; \*r ファイルが既に有る時にはエラー報告します。 特定のアプリケーションのレース状態を避けます。 .TP .BR \-j [\f2rev\fP] 初期化を行わず、チェックインします; \*r ファイルが無いとエラー報告します。 .TP .BR \-I [\f2rev\fP] 対話モードで動作します。 たとえ標準入力が端末でなくても、ユーザに対して問い合わせを行います。 .TP .BR \-d "[\f2date\fP]" チェックイン日付として指定された .I date を用います。 .I date は .BR co (1) で記述された自由形式で指定することができます。 これは、チェックイン日時をごまかしたい場合や、 日付キーワードがワークファイルにないにもかかわらず .B \-k オプションを使いたい場合に便利です。 .I date が指定されなかった場合、ワークファイルの最終更新日付が用いられます。 .TP .BR \-M [\f2rev\fP] 作成されるワークファイルの最終更新日付を、 取り出されたリビジョンの日付にします。 たとえば、 .BI "ci\ \-d\ \-M\ \-u" "\ f" は、 .I f の内容がキーワード置換により変更された場合も最終更新日時を変更しません。 本オプションを指定すると .BR make (1) に影響を与えるので、注意して使用する必要があります。 .TP .BI \-m "msg" チェックインするすべてのリビジョンのログメッセージとして .I msg を用います。 慣習的に .B # で始まるログメッセージはコメントであり、GNU Emacs の .B vc パッケージのようなプログラムはこれを無視します。 また、 .BI { clumpname } (の後に空白が続く) ログメッセージは可能であればまとめられることを意味します。 それはたとえ別々のファイルに関連づけられていてもです; .BI { clumpname } ラベルは、まとめる目的でのみ使用されます。 それ自身はログメッセージであるとは見なされません。 .TP .BI \-n "name" チェックインしたリビジョンにシンボリック名 .I name をつけます。 もし同じシンボリック名が別のリビジョンに割り当てられていた場合、 .B ci はエラーメッセージを出力します。 .TP .BI \-N "name" .B -n と同様の動作を行います。 ただし、同じシンボリック名が他のリビジョンに割り当てられていた場合は、 再割り当てを行います (こちらを優先します)。 .TP .BI \-s "state" チェックインされるリビジョンの状態を .I state とします。デフォルトは .B Exp (Experimental: 実験的) です。 .TP .BI \-t file \*r ファイル中の内容記述テキストをファイル .I file の内容で置き換えます。 すでに内容記述テキストがある場合はこれを削除します。ファイル名 .I file は .B \- で始まってはいけません。 .TP .BI \-t\- string \*r ファイル中の内容記述テキストを文字列 .I string で置き換えます。 すでに内容記述テキストがある場合は削除されます。 .RS .PP .B \-t オプションは、どちらの形式で使う場合も、 最初のチェックイン時にしか意味を持ちません。 それ以外の場合は単に無視されます。 .PP 最初のチェックイン時に .B \-t オプションが指定されなかった場合、 .B ci は標準 入力から内容記述テキストを読み込みます。 テキストは、ファイル終端 (EOF) あるいはピリオド ( .BR \&. ) のみの行で終了します。 ユーザへの問い合わせが可能な場合には、 テキストの入力を促すプロンプトが表示されます ( .B \-I オプション参照)。 .PP 旧バージョンとの互換性のため、引数のない .B \-t オプションは無視されます。 .RE .TP .B \-T 新しいリビジョンが存在し、 \*r ファイルの修正時刻が新しいリビジョンの時刻よりも古ければ、 \*r ファイルの修正時刻に対して新しいリビジョンの時刻を代入します; そうでない場合は \*r ファイルの修正時刻は保たれます。 リビジョンをロックした場合は、 .B ci は通常 \*r ファイルの修正時刻を現在の時刻に設定します。 なぜならロックが \*r ファイルに格納され、 ロックの削除は \*r ファイルの変更を要するからです。 \*r ファイルがワークファイルよりも新しくなる方法として 2 通り有ります: まず、 .B "ci\ \-M" は現在時刻以前の日付でワークファイルを作成します; 2 番目に、直前のバージョンを回復する時、 ワークファイルを変更しない場合にも \*r ファイルは変更され得ます。 \*r ファイルのワークファイルにおける .BR make (1) 依存により、上記 2 ケースは過剰の再コンパイルという結果になり得ます。 .B \-T オプションを使用することで、\*r ファイルの日付をごまかし、 再コンパイルを禁止します。 このオプションは注意して使って下さい; あるワークファイルのチェックインが、 同じ \*r ファイルに関連づけられている別のワークファイルに影響を及ぼすべき 時でも、再コンパイルを抑制し得ます。 例えば、\*r ファイルの時刻を 01:00、 (変更された) ワークファイルの時刻を 02:00、 別のワークファイルのコピーの時刻を 03:00、 現在の時刻を 04:00 とします。 ここで、 .B "ci\ \-d\ \-T" とすると、\*r ファイルの時刻は通常の 04:00 ではなく 02:00 になります; この結果、 .BR make (1) は別のコピーが \*r ファイルよりも新しいと (誤って) 認識します。 .TP .BI \-w "login" 指定された .I login をリビジョンの作者として登録します。 作者名をごまかしたい場合や、 作者キーワードがワークファイルにないにもかかわらず .B -k オプションを使いたい場合に便利です。 +.TP .BI \-V \*r のリビジョン番号を表示します。 .TP .BI \-V n \*r システムのバージョン .I n のエミュレーションを行います。詳細は .BR co (1) を参照してください。 .TP .BI \-x "suffixes" \*r ファイルの拡張子を指定します。 拡張子が空ではない場合、 拡張子まで含めたすべてのパス名を \*r ファイル名であるとみなします。 拡張子が空の場合は、 .BI RCS/ path または .IB path1 /RCS/ path2 形式のものを \*r ファイル名であるとみなします。 本オプションの場合、 .B / で区切ることにより、複数の拡張子を指定できます。たとえば、 .B \-x,v/ は、 .B ,v と空の拡張子の 2 つの拡張子を持つ \*r ファイルを指定します。 複数の拡張子が指定された場合、指定された順に \*r ファイルを検索します。 最初に見つかったサフィックスが \*r ファイルに対して用いられます。 \*r ファイルを生成できるが、 \*r ファイルが見つからないときは、 これらのサフィックスを新しいファイル名に対して用います。 デフォルトの拡張子は、インストールされる環境により異なります。 UNIX のようなコンマをファイル名中に含めることの出来る計算機では、通常 .B \-x,v/ が、それ以外の計算機では空の拡張子が用いられます。 .TP .BI \-z zone キーワード置換での日付の出力書式の指定を行い、また、 .BI \-d date オプションでの .I date のデフォルトのタイムゾーンの指定を行います。 .I zone は、省略する事も、UTC からの数値差で指定する事も、特別な文字列 .B LT を使ってローカル時間で指定する事もできます。 デフォルトでは .I zone は空であり、 この場合は伝統的な \*r フォーマット、 すなわちタイムゾーン無しの \*u であり日付をスラッシュで区切ります; そうでない場合は時刻はタイムゾーン付の \*i 8601 フォーマットです。 例えば、ローカルタイムが 1990 年 1 月 11 日 太平洋標準時間 (\*u の 8 時間西) 午後 8 時の場合、時間の出力は次のようになります: .RS .LP .RS .nf .ta \w'\f3\-z+05:30\fP 'u +\w'\f31990-01-11 09:30:00+05:30\fP 'u .ne 4 \f2オプション\fP\f2時刻の出力\fP \f3\-z\fP \f31990/01/12 04:00:00\fP \f2(デフォルト)\fP \f3\-zLT\fP \f31990-01-11 20:00:00\-08\fP \f3\-z+05:30\fP \f31990-01-12 09:30:00+05:30\fP .ta 4n +4n +4n +4n .fi .RE .LP .B \-z オプションは \*r ファイルに格納されている日付 (常に \*u です) には影響しません。 .SH "ファイル名規則" \*r ファイルとワークファイルの組み合わせは 3 通りの方法で指定することができます (使用例の項目も参照してください)。 .PP 1) \*r ファイルとワークファイルの両方を指定する。 \*r ファイルのパス名は .IB path1 / workfileX 形式、ワークファイルのパス名は .IB path2 / workfile 形式をとります。この場合の .IB path1 / と .IB path2 / はパス (異なるパスや、空でも可) を示し、 .I workfile はファイル名、 .I X は \*r ファイルの拡張子です。もし .I X が空なら、 .IB path1 / は .B RCS/ で始まるか、 .B /RCS/ を含まねばなりません。 .PP 2) \*r ファイルのみを指定する。 ワークファイルがカレントディレクトリに作成され、\*r ファイル名から .IB path1 / と拡張子 .I X を取り除いたファイル名になります。 .PP 3) ワークファイルのみを指定する。 .B ci はまず、各 \*r 拡張子 .I X に対して、 .IB path2 /RCS/ workfileX 形式の名前で検索を行います。 さらに、(もしこれが見つからず、 .I X が空でなければ、) .IB path2 / workfileX を検索します。 .PP 1) または 2) の方法で \*r ファイルが指定されていない場合、 .I ci はまずディレクトリ .B ./RCS を検索し、次にカレントディレクトリを検索します。 .PP 異常により \*r ファイルのオープンに失敗すると、 .I ci はエラー報告します。 他に \*r ファイルのパス名の候補があってもです。 たとえばディレクトリ .I d で \*r コマンドを利用できないようにするには、 .IB d /RCS なる名前の通常ファイルを作成しておきます。 すると、\*r コマンドは .IB d /RCS をディレクトリとしてオープンしようとしますが、 ディレクトリではないのでオープンすることができず失敗します。 .SH 使用例 \*r 拡張子が .B ,v 、カレントディレクトリには \*r ファイルを含む .B RCS というサブディレクトリがあり、 .B io.c,v があると仮定します。 ここで、以下に示したコマンドを実行すると、 どれもカレントディレクトリにある .B io.c を .B RCS/io.c,v にチェックインし、 .B io.c を削除します。 .LP .RS .nf .ft 3 ci io.c; ci RCS/io.c,v; ci io.c,v; ci io.c RCS/io.c,v; ci io.c io.c,v; ci RCS/io.c,v io.c; ci io.c,v io.c; .ft .fi .RE .PP \*r 拡張子が空、カレントディレクトリには \*r ファイルを含む .B RCS というサブディレクトリがあり、 .B io.c があると仮定します。ここで以下に示すコマンドは、どれも新しい リビジョンのチェックインを行います。 .LP .RS .nf .ft 3 ci io.c; ci RCS/io.c; ci io.c RCS/io.c; ci RCS/io.c io.c; .ft .fi .RE .SH "ファイルモード" .B ci が作成した \*r ファイルは、 ワークファイルの読み込みと実行の許可属性を受け継ぎます。 すでに \*r ファイルが存在すれば、 .B ci はその読み込みと実行の許可属性を保持します。 .B ci は、つねに \*r ファイルの書き込み許可属性を不許可にします。 .SH 関連ファイル いくつかの一時ファイルが、ワークファイルの存在するディレクトリまたは 一時ディレクトリ (環境変数の項の .B \s-1TMPDIR\s0 参照) に作成されます。 セマフォファイル等のファイルが \*r ファイルが存在するディレクトリに作成されます。 空ではない拡張子を用いている場合、 セマフォファイル名の先頭文字には、 拡張子の先頭文字と同じ文字が用いられます; よって、拡張子として、ワークファイルの拡張子の先頭文字と同じ文字を 指定しないように注意してください。 空の拡張子を指定している場合、 セマフォファイル名の最後の文字がアンダスコア ( .B _ ) となります。 .PP .B ci は、 \*r ファイルやワークファイルを変更しません。通常 .B ci はそれらのファイルをアンリンクし、新しいファイルを作成します; ただし、\*r ファイルへのシンボリックリンクの鎖を壊す代わりに、 目的のファイルをアンリンクします。 よって、 .B ci は変更されるワークファイルへの ハードリンク、シンボリックリンクを全て壊します; さらに、\*r ファイルへのハードリンクは無効となり、 シンボリックリンクは保存されます。 .PP 実効ユーザは、\*r ファイルを含むディレクトリの 検索および書き込み権を持っていなければなりません。 通常実ユーザは、 \*r ファイルとワークファイルの読み込み許可と、 それらを含むディレクトリの検索および書き込み権を持っていなければなりません。 しかし、古い計算機のなかには実ユーザと実効ユーザの間を 容易に行き来することができないものもあります。 これらの計算機では、実効ユーザのみが利用されます。 .B ci や .B co のコピーに setuid が設定されていなければ、 実ユーザと実効ユーザは同一です。 次節で説明するように、 もし実効ユーザが全 \*r ファイルとそれを含むディレクトリを所有し、 実効ユーザのみが \*r ディレクトリに書き込めるように設定できるなら、 \*r ファイルのセキュリティを強化することが可能です。 .PP ユーザは \*r ファイルを含むディレクトリの許可属性を変更することで、 \*r ファイルに対するアクセスを制限できます; そのディレクトリに書き込み権のあるユーザだけが、 \*r ファイルを変更する \*r コマンドを使用することができます。 たとえば、ユーザが複数のグループに属することが出来る計算機では、 \*r ディレクトリをあるグループのみが書き込み権を持つように設定します。 これは、略式のプロジェクトでは十分ですが、 グループに所属するユーザが自由に \*r ファイルを変更することができ、 \*r ファイルすべてを削除することもできます。 そのため、正式なプロジェクトでは、 \*r ファイルを自由に操作きる \*r 管理者と、 新たなリビジョンをチェックインすること以外の操作はできない他のユーザとを、 区別することがあります。 .SH SETUID の使用 \*r 管理者以外のユーザがリビジョンを削除できないようにするには、 以下のように setuid 特権を使用することができます。 .nr n \w'\(bu'+2n-1/1n .ds n \nn .if \n(.g .if r an-tag-sep .ds n \w'\(bu'u+\n[an-tag-sep]u .IP \(bu \*n その計算機で \*r にて setuid が使用できるか確認します。 疑問があるときは、信頼できる専門家に意見を聞いてください。 最も良いのは、 .B seteuid() システムコールが Posix 1003.1a Draft 5 に 記述されているように動作することです。 なぜなら、実ユーザが .BR root であっても、\*r は実ユーザと実効ユーザを簡単に切り替えることができるからです。 その次に良いのは、 .B setuid() システムコールが saved setuid (Posix 1003.1-1990の {\s-1_POSIX_SAVED_IDS\s0} の動作) を サポートしている場合です; この場合、実ユーザもしくは実効ユーザが .BR root である時のみ失敗します。 \*r は setuid に失敗すると、ただちに終了します。 .IP \(bu \nn ユーザグループの \*r 管理者として、ユーザ .I A を選びます。 .I A だけが、\*r ファイルに対して .B rcs コマンドを実行することができます。 .I A は .B root や、特権を持ったユーザであってはいけません。 相互に異なるユーザグループには、異なる管理者を使用するべきです。 .IP \(bu \nn ユーザが実行するファイルのディレクトリに、パス名 .I B を選びます。 .IP \(bu \nn 以下のように、通常のインストールディレクトリ .I D から、 .B ci と .B co を .I B にコピーし、 .I A へ setuid します: .LP .RS .nf .ne 3 \f3mkdir\fP \f2B\fP \f3cp\fP \f2D\fP\^\f3/c[io]\fP \f2B\fP \f3chmod go\-w,u+s\fP \f2B\fP\f3/c[io]\fP .fi .RE .IP \(bu \nn 以下のように、各ユーザのパスに .I B を加えます: .LP .RS .nf .ne 2 \f3PATH=\fP\f2B\fP\f3:$PATH; export PATH\fP # ordinary shell \f3set path=(\fP\f2B\fP \f3$path)\fP # C shell .fi .RE .IP \(bu \nn 以下のように、 .I A だけが書き込み許可を持つ \*r ディレクトリ .I R を作成します: .LP .RS .nf .ne 2 \f3mkdir\fP \f2R\fP \f3chmod go\-w\fP \f2R\fP .fi .RE .IP \(bu \nn 特定のユーザだけに \*r ファイルの読み込みを許可したい場合、 そのユーザをユーザグループ .IR G に入れて、さらに .I A が以下のように、\*r ディレクトリを保護します: .LP .RS .nf .ne 2 \f3chgrp\fP \f2G R\fP \f3chmod g\-w,o\-rwx\fP \f2R\fP .fi .RE .IP \(bu \nn (存在すれば) 古い \*r ファイルを .IR R にコピーし、 .I A が所有であることを保証します。 .IP \(bu \nn \*r ファイルのアクセスリストは、 リビジョンをチェックインおよびロックできるユーザを制限します。 デフォルトのアクセスリストは空で、 \*r ファイルを読むことのできる全てのユーザに、登録の権限を与えます。 チェックインを制限したい場合は、 .I A がそのファイルに対して .B "rcs\ \-a" を実行します; .BR rcs (1) を参照してください。 特に .BI "rcs\ \-e\ \-a" A は、 .IR A だけにアクセスを制限します。 .IP \(bu \nn 初めてチェックインを行う前に、 .I A は .B "rcs\ \-i" によって新しい \*r ファイルを初期化します。 チェックインを制限したい場合、 .B \-a オプションを付け加えます。 .IP \(bu \nn setuid 特権は、 .BR ci , .BR co , .BR rcsclean のみに与えます; .B rcs や他のコマンドに、setuid 特権を与えてはなりません。 .IP \(bu \nn \*r コマンドに対して、他の setuid コマンドを実行しないでください。 setuid はあなたが考えるより扱いにくいものです。 .SH 環境変数 .TP .B \s-1RCSINIT\s0 本変数に空白で区切ったオプションを設定することで、 コマンドライン引数に先立って処理されます。 空白はバックスラッシュによってエスケープすることができます。 .B \s-1RCSINIT\s0 はほとんどの \*r コマンドで参照されます。特に .BR \-q , .BR \-V , .BR \-x , .B \-z オプションを指定しておくと便利です。 .TP .B \s-1TMPDIR\s0 一時ディレクトリ名を指定します。 設定されていない場合は、環境変数 .B \s-1TMP\s0 と .B \s-1TEMP\s0 とを調べ、始めに見つかった値を用います; どれも設定されていない場合は、 計算機依存のデフォルトのディレクトリ (たいていは .B /tmp ) を使用します。 .SH 診断 各リビジョンに対して、 .I ci は \*r ファイル名、ワークファイル名、追加するリビジョン番号、直前の リビジョン番号を表示します。全ての処理が成功した場合のみ、 終了ステータスが 0 になります。 .SH 作者 Author: Walter F. Tichy. .br Manual Page Revision: \*(Rv; Release Date: \*(Dt. .br Copyright \(co 1982, 1988, 1989 Walter F. Tichy. .br Copyright \(co 1990, 1991, 1992, 1993, 1994, 1995 by Paul Eggert. .SH 関連項目 co(1), ident(1), make(1), rcs(1), rcsclean(1), rcsdiff(1), rcsintro(1), rcsmerge(1), rlog(1), setuid(2), rcsfile(5) .br Walter F. Tichy, \*r\*-A System for Version Control, .I "Software\*-Practice & Experience" .BR 15 , 7 (July 1985), 637-654. .br diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/cpio.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/cpio.1 index 2c2b0c9ab3..22077f99a0 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/cpio.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/cpio.1 @@ -1,360 +1,360 @@ -.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man1/cpio.1,v 1.6 2001/05/14 01:07:21 horikawa Exp $ +.\" $FreeBSD$ .TH CPIO 1L \" -*- nroff -*- .SH 名称 cpio \- アーカイブファイルへのファイルのコピーや、アーカイブファイルからファイルへのコピーをおこなう .SH 書式 .B cpio {\-o|\-\-create} [\-0acvABLV] [\-C bytes] [\-H format] [\-M message] [\-O [[user@]host:]archive] [\-F [[user@]host:]archive] [\-\-file=[[user@]host:]archive] [\-\-format=format] [\-\-message=message] [\-\-null] [\-\-reset-access-time] [\-\-verbose] [\-\-dot] [\-\-append] [\-\-block-size=blocks] [\-\-dereference] [\-\-io-size=bytes] [\-\-quiet] [\-\-force\-local] [\-\-help] [\-\-version] < name-list [> archive] .B cpio {\-i|\-\-extract} [\-bcdfmnrtsuvBSV] [\-C bytes] [\-E file] [\-H format] [\-M message] [\-R [user][:.][group]] [\-I [[user@]host:]archive] [\-F [[user@]host:]archive] [\-\-file=[[user@]host:]archive] [\-\-make-directories] [\-\-nonmatching] [\-\-preserve-modification-time] [\-\-numeric-uid-gid] [\-\-rename] [\-\-list] [\-\-swap-bytes] [\-\-swap] [\-\-dot] [\-\-unconditional] [\-\-verbose] [\-\-block-size=blocks] [\-\-swap-halfwords] [\-\-io-size=bytes] [\-\-pattern-file=file] [\-\-format=format] [\-\-owner=[user][:.][group]] [\-\-no-preserve-owner] [\-\-message=message] [\-\-force\-local] [\-\-no\-absolute\-filenames] [\-\-sparse] [\-\-only\-verify\-crc] [\-\-quiet] [\-\-help] [\-\-version] [pattern...] [< archive] .B cpio {\-p|\-\-pass-through} [\-0adlmuvLV] [\-R [user][:.][group]] [\-\-null] [\-\-reset-access-time] [\-\-make-directories] [\-\-link] [\-\-quiet] [\-\-preserve-modification-time] [\-\-unconditional] [\-\-verbose] [\-\-dot] [\-\-dereference] [\-\-owner=[user][:.][group]] [\-\-no-preserve-owner] [\-\-sparse] [\-\-help] [\-\-version] destination-directory < name-list .SH 解説 このマニュアルは、GNU 版の .BR cpio について説明します。 .B cpio は、cpio 形式もしくは tar 形式のアーカイブファイルに格納されたファイルを 取り出したり、その逆を行なったりします。アーカイブファイルとは、格納される ファイルそのものに加え、それら個々のファイルについてのファイル名や所有者、 タイムスタンプ、アクセス権限のような情報を含むようなファイルです。 アーカイブファイルは、ディスク上のファイルでも、 磁気テープ上に格納してあるファイルでも、もしくはパイプであっても構いません。 .B cpio は、3 つの操作モードを持っています。 .PP コピーアウトモードでは、 .B cpio はファイルをアーカイブファイルにコピーします。cpio は、標準入力から ファイル名のリストを 1 行ずつ読み込み、標準出力にそのファイルのアーカイブを 書き出します。ファイルリストの作成には、 .B find コマンドが多く使われます。 .B find コマンドでは、\-d オプションを付加して、ディレクトリの属性によって -読み込み不可であったり、検索が出来なかったりする問題を最小限に抑えるように +書き込み不可であったり、検索が出来なかったりする問題を最小限に抑えるように して下さい。 .PP コピーインモードでは、 .B cpio はファイルをアーカイブファイルからファイルを (取り出して) コピーしたり、 アーカイブの内容のリストを表示したりします。 cpio は、アーカイブを標準入力から読み込みます。オプションでない コマンドラインの引数は、すべてシェルによって展開される文字列として 解釈されます。これにより、アーカイブ内のファイル名が、この文字列によって 指定されるパターンにマッチするファイルのみを展開することができます。 また、シェルでの解釈とは違い、ファイル名の先頭に `.' を含むファイル名は、 取り出すファイルとして指定したパターンの最初にワイルドカードを含む場合、 パターンが一致します。また、ファイル名に `/' を含むファイル名も ワイルドカードによって一致します。パターンが指定されない場合には、 全てのファイルが展開対象となります。 .PP コピーパスモードでは、 .B cpio はファイルをあるディレクトリから別のディレクトリにコピーします。実際には、 アーカイブファイルを用いないで、コピーアウトモードとコピーインモードを 組み合わせて実行するような形になります。cpio は、コピーするファイルリストを 標準入力から読み込みます。これらのファイルのコピー先のディレクトリについては、 オプション以外の引数で与えられます。 .PP .B cpio は、 binary, old ASCII, new ASCII, crc, HPUX binary, HPUX old ASCII, old tar, POSIX.1 tar の各形式のアーカイブフォーマットをサポートします。 binary フォーマットは、異なるマシンアーキテクチャ間では互換性のない方法で、 ファイルの情報をエンコードするので、ほとんど使われません (つまり、binary フォーマットは、異なるマシンアーキテクチャ間で、 互換性のないアーカイブを生成するので、あまり使われないということです)。 old ASCII フォーマットは、異なるマシンアーキテクチャの間での互換性は 保たれますが、65536 個を超える i-node を備えるシステムで使われることを 想定してません。 new ASCII フォーマットは、異なるマシンアーキテクチャの間でのアーカイブの 互換性は保たれます。old ASCII フォーマットのように、ファイルシステムの サイズの制限はありませんが、全てのバージョンの .BR cpio でこの形式をサポートするわけではありません。現状でこのフォーマットを サポートする cpio は、GNU cpio と、Unix System V R4 の cpio のみです。 crc フォーマットは、new ASCII フォーマットと似ていますが、アーカイブ作成時に .B cpio が各ファイルについてチェックサムを計算し、アーカイブ内に含めるところが 異なります。このチェックサムは、アーカイブからファイルを取り出す時の ベリファイに使用されます。 HPUX フォーマットは、デバイスファイルを格納する形式が他の cpio と異なる HPUX の cpio 形式との互換性を持たせるために存在します。 .PP tar フォーマットは、 .B tar との互換性を持たせるために存在します。tar フォーマットでは、アーカイブされる ファイル名としては、100 文字を超えるものは使えません。また、 特殊ファイル (ブロックデバイスやキャラクタデバイス) をアーカイブする こともできません。 POSIX.1 tar フォーマットは、アーカイブされるファイル名としては、255 文字を 超えるものは使えません。(ちょうどその場所に、"/" が含まれる場合は除きます)。 .PP デフォルトでは、 .B cpio は古い .B cpio との互換性を保つためにバイナリフォーマットアーカイブを作成します。 アーカイブを展開する場合には、 .B cpio は自動的に読み込まれたアーカイブの種類を認識するので、異なるバイトオーダの マシンで作成されたアーカイブを読むことができます。 .PP .B cpio のオプションには、操作モードを指定するものもあります。 どのオプションがどのモードに対応するかについては、 書式のセクションを見て下さい。 .SS オプション .TP .I "\-0, \-\-null" コピーアウトおよびコピーパスモードにおいて、改行のかわりにナル文字で終了する ファイル名のリストを読み込みます。これにより、改行を含むファイル名を持つ ファイルをアーカイブできます。 GNU .B find を使うことで、ナル文字で終了するファイル名のリストを生成することができます。 .TP .I "\-a, \-\-reset-access-time" ファイルを読み込んだ後に、それらのファイルのアクセスタイムの再設定を 行ないます。これは、これらのファイルがその時点で読み込まれたもののように 見えないようにするためです。 .TP .I "\-A, \-\-append" すでに存在するアーカイブファイルに追加書き込みをします。 このオプションはコピーアウトモードでのみ使用することができます。 このオプションを使うためには、アーカイブファイルが、 .I \-O または、 .I "\-F (\-\-file)" オプションで指定した名前のディスク上の (アーカイブ) ファイルで なければなりません。 .TP .I "\-b, \-\-swap" コピーインモードにおいて、データ中の1ワード (32 ビット) データの上下 16 ビット を入れ換え、1 ハーフワード (16 ビット) の上下 8 ビットを入れ換えます。 本オプションは、 .IR "\-sS" と同等です。 このオプションは、ビッグエンディアンマシンとリトルエンディアンのマシンの間で 32 ビット整数を変換するために用います。 .TP .I "\-B" I/O ブロックサイズを 5120 バイトに設定します。ブロックサイズの初期値は 512 バイトです。 .TP .I "\-\-block-size=BLOCK-SIZE" I/O ブロックサイズを BLOCK-SIZE * 512 バイトに設定します。 .TP .I "\-c" アーカイブ形式として、old ASCII フォーマット (つまり古い互換アーカイブフォーマット) を用います。 .TP .I "\-C IO-SIZE, \-\-io-size=IO-SIZE" I/O ブロックサイズを IO-SIZE で指定したバイト数に設定します。 .TP .I "\-d, \-\-make-directories" 必要に応じてディレクトリを作成します。 .TP .I "\-E FILE, \-\-pattern-file=FILE" コピーインモードにおいて、ファイル名 FILE から展開したり、ファイルリストを 表示したりするために、ファイル名を特定するパターン指定を読み込みます。 ファイル名 FILE で特定できるファイルに記述された各行は、 .B cpio のオプション以外の文字列で指定されたもののように扱われます。 .TP .I "\-f, \-\-nonmatching" 与えられたパターンのいずれにも一致しないファイルのみ扱います。 .TP .I "\-F, \-\-file=archive" 標準入力もしくは標準出力のかわりに、指定されたアーカイブファイルを 用います。他のマシンのテープドライブをアーカイブファイルとして扱う 場合には、`HOSTNAME:' で始まるファイル名を使用して下さい。 ホスト名は、そのユーザとしてリモートテープドライブをアクセスするために ユーザ名と '@' を先に書いても構いません (典型的には、そのユーザの `~/.rhosts' エントリにエントリが存在するマシンであることが多いようです)。 .TP .I "\-\-force-local" .IR \-F , .IR \-I , .IR \-O のいずれかのオプションを用いた場合に、 コロン文字を含むファイル名をローカルファイル名と みなして扱います。通常、コロン文字は、リモートホスト名とその上の ローカルファイル名を区切る場合に使用されます。 .TP .I "\-H FORMAT, \-\-format=FORMAT" アーカイブフォーマットとして、FORMAT のものを用います。 FORMAT の部分に指定できる文字列を以下に示します。 これらの名前は、すべて大文字の場合でも認識されます。 コピーインモードでのデフォルトは、入力ファイルの内容から 自動的にアーカイブフォーマットを判定するもので、コピーアウトモードでは、"bin" フォーマットがデフォルトです。 .RS .IP bin binary フォーマットです。ほとんど使われません。 .IP odc old ASCII (POSIX.1 互換) フォーマットです。 .IP newc new ASCII (SVR4 互換) フォーマットです。 new ASCII フォーマットは、65536 個を超える i-node を備える ファイルシステムをサポートします。 .IP crc crc フォーマットです。 crc フォーマットは、new ASCII フォーマットと似ていますが、 チェックサムを含みます。 .IP tar old tar フォーマットです。 .IP ustar POSIX.1 tar フォーマットです。GNU .B tar アーカイブも取り扱うことができます。POSIX.1 tar と GNU tar は、 よく似ていますが、同じではありません。 .IP hpbin HPUX の cpio で使用されている、あまり使われない binary フォーマットです。 (他の cpio とは異なる形式で、デバイスファイルを保存します)。 .IP hpodc HPUX の cpio で使用されている互換フォーマットです (他の cpio とは異なる形式で、 デバイスファイルを保存します)。 .RE .TP .I "\-i, \-\-extract" コピーインモードで動作します。 .TP .I "\-I archive" 標準入力のかわりに、指定されたアーカイブファイル名を用います。他のマシンの テープドライブをアーカイブファイルとして扱う場合には、`HOSTNAME:' で始まるファイル名を使用して下さい。 ホスト名は、そのユーザとしてリモートテープドライブをアクセスするために ユーザ名と '@' を先に書いても構いません (典型的には、そのユーザの `~/.rhosts' エントリにエントリが存在するマシンであることが多いようです)。 .TP .I \-k 無視されます。他のバージョンの .BR cpio との互換性を保つためにのみ存在します。 .TP .I "\-l, \-\-link" 可能であれば、ファイルをコピーするかわりにリンクを張ります ( .I \-p オプションと共に指定するときのみ使用できます)。 .TP .I "\-L, \-\-dereference" シンボリックリンクを参照を利用しません。 シンボリックリンクファイルをコピーするかわりに、 シンボリックリンクファイルの指す実体のファイルをコピーします。 .TP .I "\-m, \-\-preserve-modification-time" コピー先のファイル生成時に、コピー元のファイルの更新時刻を保持します。 .TP .I "\-M MESSAGE, \-\-message=MESSAGE" バックアップ媒体 (テープやフロッピーディスクなど) のボリューム終端まで 到達した場合に、MESSAGE で指定された文字列を出力します。この指定をすることで、 ユーザに新しい媒体の挿入指示を出すことが可能になります。MESSAGE で指定される文字列に "%d" が含まれる場合には、"%d" 文字列は、現在の媒体通番 (1 からはじまります) に置き換えられます。 .TP .I "\-n, \-\-numeric-uid-gid" 冗長モードで内容のリストを出す場合に、UID および GID を、その ID の 対応するユーザ名 / グループ名でなく、数字で表示します。 .TP .I " \-\-no-absolute-filenames" コピーインモードで、 アーカイブ中に絶対ファイル名で格納されていたとしても、 現在のディレクトリからの相対でファイルを生成します。 .TP .I " \-\-no-preserve-owner" コピーインモードおよびコピーパスモードにおいて、ファイルの所有者を 変更しません。これは、展開後のファイルの所有者は、実際にファイルの展開を 行なっているユーザとなることを示します。このオプションは、スーパユーザ以外の ユーザが使用する場合にはデフォルトで有効になります。これは、System V のユーザが、誤ってファイルの所有権を手放さないようにするためです。 .TP .I "\-o, \-\-create" コピーアウトモードで動作します。 .TP .I "\-O archive" 標準出力のかわりに、指定したアーカイブファイルを用います。他のマシンの テープドライブをアーカイブファイルとして扱う場合には、`HOSTNAME:' で 始まるファイル名を使用して下さい。ホスト名は、そのユーザとして リモートテープドライブをアクセスするためにユーザ名と '@' を先に 書いても構いません (典型的には、そのユーザの `~/.rhosts' エントリに エントリが存在するマシンであることが多いようです)。 .TP .I " \-\-only-verify-crc" コピーインモードで CRC フォーマットのアーカイブを読み込む時に、 アーカイブ内の各ファイルの CRC をベリファイするだけで、 実際にファイルを取り出しません。 .TP .I "\-p, \-\-pass-through" コピーパスモードで動作します。 .TP .I "\-\-quiet" コピーされたブロック数を表示しません。 .TP .I "\-r, \-\-rename" 対話的にファイル名を変更します。 .TP .I "\-R [user][:.][group], \-\-owner [user][:.][group]" コピーアウトモードおよびコピーパスモードにおいて、全ての生成ファイルの 所有権を指定したユーザ、グループに設定します。ユーザもしくはグループの どちらか、もしくは両方とも指定される必要があります。もしグループの指定は 省略されたが、":" もしくは "." セパレータが指定された場合には、ユーザの ログイングループがグループとして設定されます。 スーパユーザのみがファイルの所有権を変更することが可能です。 .TP .I "\-\-sparse" コピーアウトモードおよびコピーパスモードにおいて、0 から成る大きなブロックを 持つファイルを疎なファイルとして書きます。 .TP .I "\-s, \-\-swap-bytes" コピーインモードにおいて、ファイル中のデータの 16 ビットの上位 8 ビットと下位 8 ビットを入れ換えます。 .TP .I "\-S, \-\-swap-halfwords" コピーインモードにおいて、ファイル中のデータの 32 ビットの上位 16 ビットと 下位 16 ビットを入れ換えます。 .TP .I "\-t, \-\-list" 入力ファイル名の一覧を出力します。 .TP .I "\-u, \-\-unconditional" すでに存在している新しいファイルを古いファイルで置き換えるかどうかの 問い合わせをすることなく、全てのファイルを上書きします。 .TP .I "\-v, \-\-verbose" 処理されたファイル名を表示します (冗長モードということです)。 .IR \-t オプションが同時に指定された場合には、`ls \-l' 形式の表示を得ることが できます。ustar フォーマットのアーカイブから得られる表示においては、 ローカルシステムに存在しないユーザ名およびグループ名のファイルについては、 アーカイブ内に格納された UID および GID の値に対応するローカルでのユーザ名、 グループ名に置き換えてその部分を表示します。 .TP .I "\-V \-\-dot" 各ファイルを処理するごとに、"." を表示します。 .TP .I "\-\-version" .B cpio のプログラムバージョンを表示して終了します。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/ctm.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/ctm.1 index 4e68947aa5..1413310ded 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/ctm.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/ctm.1 @@ -1,311 +1,311 @@ .\"---------------------------------------------------------------------------- .\""THE BEER-WARE LICENSE" (Revision 42): .\" wrote this file. As long as you retain this notice you .\"can do whatever you want with this stuff. If we meet some day, and you think .\"this stuff is worth it, you can buy me a beer in return. Joerg Wunsch .\"---------------------------------------------------------------------------- .\" .\" This manual page is partially obtained from Poul-Hennings CTM README .\" file. .\" .\" CTM and ctm(1) by .\" .\" %FreeBSD: src/usr.sbin/ctm/ctm/ctm.1,v 1.17.2.7 2001/08/16 15:55:53 ru Exp % -.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man1/ctm.1,v 1.14 2001/08/18 23:50:22 horikawa Exp $ +.\" $FreeBSD$ .\" .Dd March 25, 1995 .Os .Dt CTM 1 .Sh 名称 .Nm ctm .Nd ソースコードをミラーするプログラム .Sh 書式 .Nm ctm .Op Fl cFklquv .Op Fl b Ar basedir .Op Fl B Ar backup-file .Op Fl e Ar include-regex .Op Fl t Ar tar-command .Op Fl T Ar tmpdir .Op Fl V Ar level .Op Fl x Ar exclude-regex .Ar .Sh 解説 .Nm は、元々 .Dq Cvs Through eMail でしたが、今は代わりに .Dq Current Through eMail と呼ぶのがふさわしいようです。 .Pp .Nm は、今や 2 つのバージョンのディレクトリツリーの間でデルタを作成して 適用するための最も信頼できる方法を意味します。 .Pp これにはデルタの作成と適用という 2 つの部分があります。2 つは 全く異なるものです。 .Ss 使用例 CTM デルタを適用するには、それを .Nm コマンドに渡します。CTM デルタを標準入力、またはファイル名を引数として 渡すことができます。後者の方法を取ると、とても簡単に することができます。なぜなら このプログラムは gzip で圧縮された ファイルを受け付けて、ファイルの一時的なコピーを作る必要が無いからです。 複数のデルタを一度に指定でき、それらは一度にひとつずつ処理されます。 すでに適用されているデルタは無視されます。 .Pp .Nm コマンドの実行はたくさんのパスにわかれています。 次のパスを始める前に、それぞれのパスで入力ファイルの全体が処理されます。 .Pp .Ar name で指定されたファイルを処理する前に .Nm は まず .Ar name.ctm というファイルが存在するかどうかをチェックします。 存在すれば、 .Nm は、かわりにそちらを処理します。 .Pp パス 1 では、入力ファイルが正常かどうかを確認します。 文法、データ、全体の MD5 によるチェックサムがチェックされます。 いずれか 1 つでも異常があれば、 .Nm は単純に入力ファイルを拒否します。 .Pp パス 2 ではディレクトリツリーが CTM デルタの期待している状態に なっているかどうかを確認します。これは存在する/しないはずの -ファイルとディレクトリファイルとディレクトリを捜して +ファイルとディレクトリを捜して ファイルの MD5 によるチェックサムをチェックすることで行われます。 .Pp もし .Ar backup-file が .Fl B オプションで指定されていると、その .Nm の呼び出しで変更されるファイルが .Fl t オプションで指定されたアーカイバコマンドを使って、そのファイルに バックアップされます。デフォルトのアーカイバコマンドは .Nm "tar -rf %s -T -" です。 .Pp パス 3 では実際にデルタが適用されます。 .Pp .Nm によって変更されるファイルのリストは、 .Fl e と .Fl x オプションで指定された正規表現によるフィルタの対象になります。 .Fl e と .Fl x オプションは、コマンドラインで指定された順に適用されます。 与えられたファイル名に最後にマッチしたフィルタが、そのファイルを .Nm の適用対象とするかどうかを決定します。 .Pp .Nm は、その作業ディレクトリ下にファイルの階層を展開します。 絶対パスや .Sq Pa .\& と .Sq Pa ..\& の参照を含むファイル名は、セキュリティのために明確に禁止されています。 .Ss オプション -.Bl -tag -width indent -compact +.Bl -tag -width indent .Pp .It Fl b Ar basedir 各ファイル名に .Ar basedir で指定されたパスを前置します。 .Pp .It Fl B Ar backup-file この CTM の実行で変更されるすべてのファイルを .Ar backup-file にバックアップします。 .Fl e と .Fl x オプションで何らかのフィルタが指定されると、 CTM の実行時にフィルタが適用され、変更されたファイルが、 最終的にバックアップされるファイルのセットとなります。 .Pp .It Fl c 確認だけを行ない、他には何もしません。 .Pp .It Fl e Ar regular_expression CTM ファイル中の各ファイル名が .Ar regular_expression にマッチするかどうかを調べ、マッチすればそのファイルを処理し、 マッチしなければ何もせずそのまま残します。 このオプションは何個でも指定できます。このオプションを指定すると .Pa .ctm_status のシーケンス番号のチェックが行なわれません。 例えば、 .Ic ^usr.sbin/ctm と指定すると、 .Pa usr.sbin/ctm というソースディレクトリと、その下のすべてのパス名を指定した事に なります。 .Pp CTM の処理対象からパス名を外すには .Fl x オプションを使います。 .It Fl F 強行します。 .It Fl k ファイルとディレクトリを保存し、CTM ファイルで削除するように 指定されているものでも削除しません。 .Fl B オプションが指定されると、そのファイルとディレクトリは バックアップされません。 .It Fl l その CTM の実行で変更されるはずのファイルと、それに対して 行われるアクションをリストします。 .Fl l オプションを使うと .Pa .ctm_status のチェックと作業対象のソースツリーの正当性チェックが行なわれません。 .Fl l オプションは、 .Fl e と .Fl x オプションを組み合わせることで、与えるコマンドラインオプションで どのファイルが変更されるかを見定めることができます。 .It Fl q 表示を減らします。 .It Fl t Ar tar-command デフォルトのアーカイバである .Nm tar の代わりに .Ar tar-command を使います。 このオプションは、バックアップファイルが .Fl B オプションで指定された場合にのみ効果があります。 tar command 中には一つだけ %s を置くことができ、 バックアップファイルの名前に置き換えられます。 .It Fl T Ar tmpdir 一時ファイルを .Ar tmpdir に置きます。 .It Fl u 作成、変更されるファイルの更新時刻を CTM デルタが作成された 時刻に設定します。 .It Fl v 表示を増やします。 .It Fl V Ar level 表示を増やします。 .Ar level は饒舌さの程度です。 .It Fl x Ar regular_expression CTM ファイル中の各ファイル名を .Ar regular_expression とマッチするかどうかを調べ、マッチすればそのファイルを除外します。 このオプションは何個でも指定できます。このオプションを指定すると .Pa .ctm_status のシーケンス番号のチェックが行なわれません。 .Pp CTM の処理対象にパス名を加えるには .Fl e オプションを使います。 .Pp .El .Sh セキュリティ CTM 自身、 安全ではないプロトコルです - ソースコードへ加えられた修正が信頼できるところから送られたことを 認証しませんので、 通常の電子メール等の信頼できない媒体から CTM デルタを得た場合には注意が必要です。 CTM デルタを偽造して、正当なものを交換または上書きし、 悪意あるコードをあなたのソースツリーに挿入することは、 攻撃者にとって比較的簡単です。 正当なデルタの到着がなんらかの方法で妨げられた場合、 これを感知できるのは、後のデルタが同じファイルを触ろうとする時点です。 この時点で、MD チェックサムが失敗します。 .Pp これを回避して安全なものにするために、 FreeBSD.org が作った CTM 部品には、 GNU Privacy Guard ユーティリティ互換なフォーマットで暗号的に署名しています。 このユーティリティは /usr/ports/security/gpg および Pretty Good Privacy v5 ユーティリティ /usr/ports/security/pgp5 から入手できます。 適切な公開鍵は ctm@FreeBSD.org を finger することで得られます。 .Pp このように署名された CTM デルタは、 検知されることなく攻撃者が改変することはできません。 それゆえ、CTM デルタを電子メールで受信する場合には、 GPG または PGP5 を使用して署名を確認することを勧めます。 .Sh 環境変数 .Ev TMPDIR にパス名がセットされていると、ctm は一時ファイルの置き場所として そのパス名を使います。 これに関しての詳細は .Xr tempnam 3 を参照して下さい。 同じ効果は .Fl T フラグでも得られます。 .Sh 関連ファイル .Pa .ctm_status には、最後に適用した CTM デルタのシーケンス番号が含まれます。 このファイルを変更したり削除したりすると、 .Nm は、とても混乱します。 .Pp .Fl e と .Fl x オプションを使うとソースツリーの一部分を更新することができ、 ソースを一貫性のない状態にすることになります。 これらのオプションを使うときには、何をしているのかを理解していることが 仮定されています。 .Sh 使用例 .Bd -literal cd ~cvs /usr/sbin/ctm ~ctm/cvs-* .Ed .Pp `lib' 以下のすべてのソースを取り出してパッチを当てるには 以下のようにします。 .Bd -literal cd ~/lib-srcs /usr/sbin/ctm -e '^lib' ~ctm/src-cur* .Ed .Sh 診断 充分に説明的であるはずの沢山のメッセージが出力されます。 .Dq ノイズレベル は .Fl q , .Fl v , .Fl V オプションで調整できます。 .Sh 関連項目 .Xr ctm_rmail 1 , .Xr ctm 5 .Sh 歴史 最初の試みは .Fx 1.1.5 の作業中に行われました。そして、たくさんの バグと手法について徹底的に議論されました。 .Pp .Nm コマンドは .Fx 2.1 から登場しました。 .Sh 作者 CTM システムは .An Poul-Henning Kamp Aq phk@FreeBSD.org によってデザインされ実装されました。 .Pp このマニュアルページは .An Joerg Wunsch Aq joerg@FreeBSD.org が書きました。 .Sh 日本語訳 野首 寛高(h-nokubi@nmit.mt.nec.co.jp): FreeBSD 用に翻訳