diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/chmod.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/chmod.1 index 0056498fa3..7673a82f81 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/chmod.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/chmod.1 @@ -1,332 +1,332 @@ .\" Copyright (c) 1989, 1990, 1993, 1994 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to Berkeley by .\" the Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)chmod.1 8.4 (Berkeley) 3/31/94 .\" %FreeBSD: src/bin/chmod/chmod.1,v 1.17 2000/02/17 03:17:03 unfurl Exp % .\" .\" jpman %Id: chmod.1,v 1.2 1997/04/01 01:37:14 mutoh Stab % .Dd March 31, 1994 .Dt CHMOD 1 .Os .Sh 名称 .Nm chmod .Nd ファイルのモードを変更する .Sh 書式 .Nm chmod .Oo .Fl f .Fl R .Op Fl H | Fl L | Fl P .Fl v .Oc .Ar mode .Ar file ... .Sh 解説 .Nm は指定されたファイルのモードを .Ar mode で指定したものに変更します。 .Pp オプションとして以下のものがあります: .Bl -tag -width Ds .It Fl H .Fl R オプションが指定されていれば、引数がシンボリックリンクのとき、それを たどって変更します。 (ディレクトリツリー探索中に見つかったシンボリックリンクは、デフォルトでは それ以上追跡しません) .It Fl L .Fl R オプションが指定されていれば、すべてのシンボリックリンクをたどり、 リンク先のファイルを変更します。 .It Fl P .Fl R オプションが指定されていても、どのシンボリックリンクもたどりません。 .It Fl R 指定されたファイル自身だけではなく、それらをルートとする ディレクトリ階層を再帰的に検索してモードを変更します。 .It Fl f .Nm が .Va file のモードを変更できなかった場合に、診断メッセージを表示しません。 .It Fl v .Nm を冗長にし、モードが変更されるファイルを表示させます。 .El .Pp シンボリックリンクはモードを持たないので、 .Fl H または .Fl L オプションが指定されていなければ、シンボリックリンクに対する .Nm 実行結果は常に真となり、何も変えません。 .Fl H , .Fl L , .Fl P オプションは、 .Fl R オプションが指定されていなければ無視されます。また、これらが 複数指定されると最後に指定したものが有効になります。 .Pp ファイルのモードの変更はそのファイルの所有者とスーパユーザだけにしか 許されていません。 .Sh 診断 .Nm は正常終了時には 0 を、エラーが生じたときは 0 より大きい値を返します。 .Sh モード モードには、数値を用いた絶対値指定と、シンボルによる指定があります。 数値指定では、以下の値を .Ar ``or'' で組み合わせた 8 進数を用います: .Pp .Bl -tag -width 6n -compact -offset indent .It Li 4000 (set-user-ID-on-execution ビット) このビットがセットされている実行可能ファイルは、 ファイルを所有するユーザ ID に実効ユーザ ID を設定されて実行されます。 set-user-id ビットをセットされているディレクトリは、 その中で作成される全てのファイルおよびディレクトリの所有者を ディレクトリの所有者に設定することを強制し、 作成するプロセスのユーザ ID は無関係となります。 これは、ディレクトリが存在するファイルシステムが この機能をサポートしている場合に限られます: .Xr chmod 2 と .Xr mount 8 の .Ar suiddir オプションを参照してください。 .It Li 2000 (set-group-ID-on-execution ビット) このビットがセットされている実行可能ファイルは、 ファイルを所有するグループ ID に実効グループ ID を設定されて実行されます。 .It Li 1000 (スティッキービット) ディレクトリに設定した時には、 非特権ユーザは、所有するファイルのみ削除およびリネーム可能となり、 ディレクトリのパーミッションは無関係となります。 FreeBSD では、実行可能ファイルに設定されたスティッキービットは無視され、 ディレクトリにのみ設定可能です ( .Xr sticky 8 参照)。 .It Li 0400 所有者の読み込みを許可。 .It Li 0200 所有者の書き込みを許可。 .It Li 0100 ファイルの場合、所有者の実行を許可。 ディレクトリの場合、所有者の検索を許可。 .It Li 0040 グループのメンバの読み込みを許可。 .It Li 0020 グループのメンバの書き込みを許可。 .It Li 0010 ファイルの場合、グループのメンバの実行を許可。 ディレクトリの場合、グループのメンバの検索を許可。 .It Li 0004 他者の読み込みを許可。 .It Li 0002 他者の書き込みを許可。 .It Li 0001 ファイルの場合、他者の実行を許可。 ディレクトリの場合、他者の検索を許可。 .El .Pp 例えば、所有者に読み込み・書き込み・実行を許可し、 グループのメンバに読み込み・実行を許可し、 他者に読み込み・実行を許可し、 set-uid と set-gid を指定しない絶対値指定のモードは、 755 (400+200+100+040+010+004+001) となります。 .Pp シンボルによる指定は以下の文法に従います。 .Bd -literal -offset indent mode ::= clause [, clause ...] clause ::= [who ...] [action ...] action action ::= op [perm ...] who ::= a | u | g | o op ::= + | \- | = perm ::= r | s | t | w | x | X | u | g | o .Ed .Pp .Ar who シンボルの ``u'', ``g'', ``o'' はそれぞれユーザ、グループ、それ以外に 相当します。``a'' シンボルは ``ugo'' を指定した場合と同じになります。 .Pp .ne 1i .Ar perm シンボルはモードの各ビットを以下のように表現します。 .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It r 読み込み許可ビット .It s 実行時 setuid および実行時 setgid ビット .It t sticky ビット .It w 書き込み許可ビット .It x 実行/検索 許可ビット .It X 対象がディレクトリであるか、変更前のモードで誰かの実行/検索許可ビット が立っている場合に、実行/検索許可ビットがセットされます。 .Ar perm シンボルでの ``X'' の指定は、 .Ar op シンボルを ``+''で連結する時のみ意味があり、他の場合は無視されます。 .It u 元ファイルの所有者許可ビット .It g 元ファイルのグループ許可ビット .It o 元ファイルの所有者とグループ以外の許可ビット .El .Pp .Ar op シンボルの働きは以下のようになります .Bl -tag -width 4n .It + .Ar perm 値が指定されなければ、``+'' は何の作用もありません。 .Ar who シンボルが指定されていなければ、 .Ar perm 値はそれぞれのwhoシンボルの対応するビットに作用し、それを umask で マスクしたビットがセットされます。 .Ar who シンボルが指定されていれば、その .Ar perm 値が設定されます。 .It \&\- .Ar perm 値が指定されていなければ、``\-'' は何の作用もありません。 .Ar who シンボルが指定されていなければ、 .Ar perm 値はそれぞれのwhoシンボルの対応するビットに作用し、それを umaskで マスクしたビットがクリアされます。 .Ar who シンボルが指定されていれば、その .Ar perm 値がクリアされます。 .It = .Ar who シンボルで指定されたモードビットがクリアされます。whoシンボルが指定 されていなければ、所有者、グループ、その他の各モードビットがクリアされ ます。 .Ar who シンボルが指定されていなければ、 permで指定したビットが、所有者、グループ、その他のそれぞれを umaskで マスクしたものだけ設定されます。 .Ar who シンボルと .Ar perm が指定されていれば、その値がそのまま設定されます。 .El .Pp 各 .Ar clause では、モードビットを操作するためのオペレーションを 1 つ以上記述しなけ ればなりません。そして各オペレーションは記述した順番で適用されます。 .Pp -所有者とグループ以外の ``o'' のみに対して、 ''s'' や ``t'' の組み合わせの +所有者とグループ以外の ``o'' のみに対して、``s'' や ``t'' の組み合わせの .Ar perm 値が指定されても無視されます。 .Sh 使用例 .Bl -tag -width "u=rwx,go=u-w" -compact .It Li 644 ファイルを誰にでも読めるようにして、ファイルの所有者のみ書き込み可能に します。 .Pp .It Li go-w ファイルの所有者以外の書き込みを禁止します。 .Pp .It Li =rw,+X umask でマスクされていないビットの読み書きを許可しますが、実行許可は 現在設定されているものを保持します。 .Pp .It Li +X 誰かが実行/検索可能なファイルやディレクトリならば、すべてのユーザが 実行/検索できるファイルやディレクトリとします。 .Pp .It Li 755 .It Li u=rwx,go=rx .It Li u=rwx,go=u-w 誰にでも読み込みと実行ができて、所有者のみ書き込み可能になるようにしま す。 .Pp .It Li go= グループやその他のユーザにいかなる許可も与えません。 .Pp .It Li g=u-w グループビットをユーザビットと同じにしますが、グループの書き込みは禁止 します。 .El .Sh バグ naughty bit のための .Ar perm オプションがありません。 .Sh 互換性 .Fl v オプションは非標準であり、スクリプト中の使用は非推奨です。 .Sh 関連項目 .Xr chflags 1 , .Xr install 1 , .Xr chmod 2 , .Xr stat 2 , .Xr umask 2 , .Xr fts 3 , .Xr setmode 3 , .Xr symlink 7 , .Xr chown 8 , .Xr mount 8 , .Xr sticky 8 .Sh 規格 .Nm ユーティリティは、規格にない .Ar perm シンボルの .Dq t と .Dq X を除いては .St -p1003.2 互換になるように作られています。 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .At v1 から導入されました. diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/keyinfo.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/keyinfo.1 index 4096904e2a..7214d4f3fc 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/keyinfo.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/keyinfo.1 @@ -1,57 +1,57 @@ .\" from: @(#)keyinfo.1 1.1 (Bellcore) 7/20/93 .\" %FreeBSD: src/usr.bin/keyinfo/keyinfo.1,v 1.7 1999/08/28 01:02:24 peter Exp % .\" jpman %Id: keyinfo.1,v 1.2 1997/04/18 07:31:28 mutoh Stab % .\" .Dd April 26, 1996 .Dt KEYINFO 1 .Os .Sh 名称 .Nm keyinfo .Nd 現在の S/Key シーケンスナンバーとキーを表示する .Sh 書式 .Nm .Op Ar username .Sh 解説 .Nm keyinfo はユーザ名のオプションをとり、 ユーザの現在の S/Key データベースである .Pa /etc/skeykeys にあるシーケンスナンバとキーが表示されます。 このコマンドはフォームの中での .Nm key コマンドの結合によって、旅行に出かける時に使うパスワードの一覧表を 生成する時に有用です。 .sp >key \-n `keyinfo`|lpr .Sh 使用例 実行例を以下に示します: .sp 0 > keyinfo .sp 0 0098 ws91340 .Sh 引数 .Bl -tag -width indent .It Ar username このユーザの情報を表示します。 デフォルトでは S/Key の情報はコマンドを実行したユーザのものが 表示されます。 .El .Sh 診断 .Nm keyinfo は、要求されたユーザのキーが見付かったときに終了コード 0 を返し、 そうでない場合に終了コード 1 を返します。 .Sh 関連項目 .Xr key 1 , .Xr keyinit 1 .Sh 作者 もともとのコマンドは、 .An Phil Karn , .An Neil M. Haller , .An John S. Walden に よって作成されました。 perl 用に書き直したのは、 .ie t J\(:org \%Wunsch .el Joerg Wunsch です。この版では setuid をしていますので、 S/Key のキーファイルは -ユーザから読めない用にしておくことができます。 +ユーザから読めないようにしておくことができます。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/ln.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/ln.1 index 8f7030404c..13ca7e2e95 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/ln.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/ln.1 @@ -1,158 +1,157 @@ .\" Copyright (c) 1980, 1990, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to Berkeley by .\" the Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)ln.1 8.2 (Berkeley) 12/30/93 .\" %FreeBSD: src/bin/ln/ln.1,v 1.11 1999/12/21 08:57:58 sheldonh Exp % .\" jpman %Id: ln.1,v 1.2 1997/04/15 00:24:41 mutoh Stab % .\" .Dd December 30, 1993 .Dt LN 1 .Os BSD 4 .Sh 名称 .Nm ln , .Nm link .Nd リンクファイルの作成 .Sh 書式 .Nm ln .Op Fl fsv .Ar source_file .Op target_file .Nm ln .Op Fl fsv .Ar source_file ... .Op target_dir .Nm link .Ar source_file Ar target_file .Sh 解説 .Nm -は新しいディレクトリエントリ(リンクファイル)を作成するユーティリティです。 +は新しいディレクトリエントリ (リンクファイル) を作成するユーティリティです。 リンクファイルのモードはオリジナルファイルと同じになります。 リンクファイルは .Dq ファイルの内容のコピー ではなく、 .Dq ファイルを指し示すポインタ であり、1 つのオリジナル ファイルを多くのディレクトリで取り扱えるようにするのに有効です。 リンクファイルには、ハードリンクとシンボリックリンクの 2 つの形式があり ます。違いは、リンクの方法です。 .Pp オプションとしては以下のものがあります。 .Bl -tag -width flag .It Fl f リンクが成功するように、target_file を削除してから source_file を target_file にリンクします。 .It Fl s シンボリックリンクを作成します。 -.El -.Pp .It Fl v -Cause .Nm -to be verbose, showing files as they are processed. +を冗長にし、処理するファイルを表示します。 +.El +.Pp デフォルトでは、 .Nm は .Em ハードリンク を作成します。 ファイルへのハードリンクはオリジナルのディレクトリエントリと区別できません。 ファイルの参照に使われる名前にかかわらず、 そのファイルへのいかなる修正も同じように有効です。 通常、ハードリンクはディレクトリを指すことはできませんし、 ファイルシステムを拡張することもできません。 .Pp シンボリックリンクはリンク先ファイルの名前を保持します。 リンクに対して .Xr open 2 操作を行うと、その参照先ファイルが用いられます。 シンボリックリンクに対して .Xr stat 2 操作を行うと、参照先ファイルの情報を返します。 リンクそのものの情報を得るには .Xr lstat 2 を用いなければなりません。 .Xr readlink 2 呼び出しによってシンボリックリンクの内容を読むこともできます。 シンボリックリンクによってファイルシステムを拡張したり、 ディレクトリを参照したりすることが可能です。 .Pp -1つあるいは 2つの引数が与えられた場合、 +1 個あるいは 2 個の引数が与えられた場合、 .Nm は既存のファイル .Ar source_file に対するリンクを作成します。 .Ar target_file が指定された場合、リンクの名前はそれと同一になります。 .Ar target_file はリンクファイルを置くディレクトリであっても構いません。 それ以外の場合はリンクはカレントディレクトリに置かれます。 ディレクトリ名だけが指定された場合は、 .Ar source_file のパス名の最後のファイル名が指定されたものとみなします。 .Pp -2つ以上の引数が与えられた場合、 +2 個以上の引数が与えられた場合、 .Nm はディレクトリ .Ar target_file 内に指定された全てのファイルのリンクを作成します。作られるリンクの 名前は、リンクされるファイルの名前と同じになります。 .Pp -When the utility is called as -.Nm link , -exactly two arguments must be supplied, -neither of which may specify a directory. -No options may be supplied in this simple mode of operation, -which performs a +本ユーティリティを +.Nm link +として呼び出す場合、正確に 2 個の引数が必要であり、 +どちらもディレクトリであってはなりません。 +この単純モードでは、オプションは指定不可であり、渡された 2 個の引数を使用して .Xr link 2 -operation using the two passed arguments. +の動作を行います。 .Pp .Sh 関連項目 .Xr link 2 , .Xr lstat 2 , .Xr readlink 2 , .Xr stat 2 , .Xr symlink 2 , -.Sh COMPATIBILITY -The -.Fl v -option is non-standard and its use in scripts is not recommended. .Xr symlink 7 +.Sh 互換性 +.Fl v +は標準ではありませんし、スクリプト中での使用はお勧めしません。 +単純化された +.Nm link +は +.St -susv2 +準拠です。 .Sh 歴史 .Nm ln コマンドは .At v1 -The simplified -.Nm link -command conforms to -.St -susv2 . から登場しました。 + diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_version.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_version.1 index 0b94b89440..532411c848 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_version.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_version.1 @@ -1,179 +1,179 @@ .\" .\" Copyright 1998 Bruce A. Mah .\" .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE DEVELOPERS ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. .\" IN NO EVENT SHALL THE DEVELOPERS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, .\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT .\" NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, .\" DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY .\" THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" .\" %FreeBSD: src/usr.sbin/pkg_install/version/pkg_version.1,v 1.5 2000/03/01 14:09:02 sheldonh Exp % .\" jpman %Id: pkg_version.1,v 1.3 1999/12/05 08:25:39 horikawa Stab % .Dd July 17, 1998 .Dt PKG_VERSION 1 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm pkg_version .Nd インストールされた package のバージョンを要約表示 .Sh 書式 .Nm pkg_version .Op Fl cdhv .Op Fl l Ar limchar .Op Ar index .Sh 解説 .Nm コマンドは、 .Xr pkg_add 1 コマンドを使ってインストールされた、基本ソフトウェア以外の ソフトウェア package (訳注: FreeBSD の package system におけるパッケージを指す場合にこう表記します) に関するレポートを作成するために使います。 どの package について更新処理が必要となるのかを調べるために、 バージョン番号をインデックスファイルに対して比較します。 .Pp 各 package 名が、次に示す 1 文字のステータスフラグと一緒に表示されます: .Bl -tag -width indent .It Li = インストールされている package のバージョンは、インデックスと一致します。 .It Li < インストールされている package のバージョンは、 インデックスに記載されるバージョンより古いものです。 .It Li > インストールされている package のバージョンは、 インデックスで記載されるものよりも新しいものです。 .It Li ? インストールされている package のバージョンと、 インデックスファイルとの関係を、特定することができませんでした。 -このメッセージが表示される共通の理由は、 +このメッセージが表示される理由は普通、 ある特定のソフトウェア package で、 複数バージョンがインストールされているものがあるからです。 あるいは、複数のバージョンが インデックスファイルに記載されていることが原因です。 .Fx port コレクションを例に取ると、 Tcl ツールキットや .Tn EMACS が該当します。 .Sh オプション .Nm は、いくつかのコマンドライン引数をサポートしています: .Bl -tag -width indent .It Fl c コマンド出力を可能にします。 コマンド出力は、 インストール済み package を port システムにおいて 最新バージョンのものに更新するために、 あなたが打込む必要があるコマンドを含んでいます。 .It Fl d デバッグ出力を有効にします。 .It Fl h ヘルプメッセージを表示します。 .It Fl l 出力する package を、ステータスフラグが .Ar limchar にマッチするものに制限します。 マッチに使用する文字を、複数個 .Ar limchar に指定可能です。 ステータスフラグの文字にはシェルの特殊文字でもあるものが存在するため、 .Ar limchar をシングルクォートで括るのが最善手です。 .It Fl v 冗長出力を有効にします。 冗長出力は 英文による、バージョン番号比較に関する若干の説明と、 各 package の比較に使われたバージョン番号の説明が含まれています。 スクリプトやプログラムで処理するには、 おそらく冗長でない出力の方が簡単でしょう。 .It Ar index 比較の基準として利用するインデックスを指定します。 インデックスとして、ファイル名 (ローカルなファイルシステム内) または URL を指定することができます。 .Xr fetch 1 が解釈可能な URL であれば、どのようなものでも指定することができます。 コマンドラインで .Ar index ファイルが指定されていない場合は .Pa /usr/ports/INDEX が利用されます。 .El .Sh 関連項目 .Xr fetch 1 , .Xr pkg_add 1 , .Xr pkg_create 1 , .Xr pkg_delete 1 , .Xr pkg_info 1 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/ports/INDEX -compact .It Pa /usr/ports/INDEX デフォルトのインデックスファイル。 .El .Sh 使用例 以下は .Nm コマンドの典型的な起動方法です。 インストール済み package を ローカルの port インデックスファイルと照合します: .Pp .Dl % pkg_version -v .Pp 下のコマンドは、 オンラインの port コレクションにおける バージョン番号に対してレポートを生成します: .Pp .Dl % pkg_version ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/ports-current/INDEX .Pp 下のコマンドは、 インストールされたファイルの更新を行うために実行するコマンド群の ファイルを生成します。 このコマンドを自動的に実行させることは推奨 .Bf Em できません。 .Ef 必ず報告を再検討してから、あなたが実行したいコマンドを、 カットアンドペースト (あるいは再入力) で入力してください。 .Pp .Dl % pkg_version -c > do_update .Sh 作者 .An Bruce A. Mah Aq bmah@ca.sandia.gov .Sh 寄贈者 .An Nik Clayton Aq nik@freebsd.org , .An Dominic Mitchell Aq dom@palmerharvey.co.uk .Sh バグ 複数のバージョンでインストールされた package について、 うまく処理できる方法が必要です。 .Pp パッチレベルに関しては、うまく取り扱うことができません (すなわち 1.2p3 あるいは 1.2pl3 といった形式のバージョン番号) 。 .Pp バージョン番号が変更されない (例えば、package / port 自身の ちょっとしたバグフィックス) ような package に関しては 更新できません。 .Pp コマンド出力は、package 間における依存関係については関知していません。 例えば、2 つの package が異なるバージョンを必要とするために、 2 バージョンの Tcl をインストールする必要があるかもしれません。 .Nm は、古いバージョンの消去を提案します。 .Pp コマンド出力は、 .Xr pkg_add 1 を使うのではなく、 port システムを使って新しいソフトウェアをインストールすると 仮定しています。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/sh.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/sh.1 index c3881b47a9..dc253358f0 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/sh.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/sh.1 @@ -1,1820 +1,1820 @@ .\" Copyright (c) 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to Berkeley by .\" Kenneth Almquist. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. 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export ENV .Pp コマンドライン引数で指定されたオプション以外の最初のものを、シェルは コマンドを読み込むべきファイル (シェルスクリプト) の名前であると解釈し、 それ以後の引数はシェルの位置パラメータ ($1, $2, ...) に設定します。 それ以外の場合、シェルはコマンドを標準入力から読み込みます。 .Pp 古いバージョンの .Nm とは異なり、環境変数 .Ev ENV で指定したスクリプトが実行されるのは、対話的シェルの呼び出し時のみです。 これにより、いい加減に書かれた .Ev ENV スクリプトに起因する、簡単に食いものにされることが多い有名な セキュリティホールがふさがれたことになります。 .Ss 引数リスト処理 .Nm の 1 文字からなるオプションはそれぞれ対応する長い名前を持っています。 ただし .Fl c と .Fl /+o は例外です。 次の解説では、長い名前は単一文字オプションの後で説明します。 あるオプションの長い名前は、 .Xr sh 1 の .Fl /+o オプションへの引数として指定可能です。 シェルが起動されると、 オプションの長い名前を .Ic set 組み込みコマンド (後述の .Sx 組み込みコマンド で説明) の .Fl /+o オプションへの引数として指定可能です。 マイナス記号 .Pq Li - でオプションを指定することは、そのオプションを有効にすることを意味し、 プラス記号 .Pq Li + でオプションを指定することは、そのオプションを無効にすることを意味します。 .Dq Li -- または、単なる .Dq Li - はオプション処理を終了させ、 コマンドラインの残りの語を引数として解釈することを強制します。 .Fl /+o と .Fl c のオプションは長い名前を持ちません。 .Bl -tag -width Ds .It Fl a Li allexport 値が代入されたときに変数をエクスポートするよう、変数にフラグを付けます。 .It Fl b Li notify バックグラウンドジョブ実行の完了を、コマンドが実行中でも即座に報告しま す (未実装です)。 .It Fl C Li noclobber すでに存在するファイルに対して .Dq Li > リダイレクトにより上書きしません (未実装です)。 .It Fl E Li emacs 組み込みの .Xr emacs 1 風のコマンド行編集機能を有効にします (それ以前に .Fl V オプションが指定された場合、それを無効にします)。 .It Fl e Li errexit 非対話モードで、テスト状態にないコマンドの実行に失敗した場合、 直ちにシェルを終了します。 コマンドは、if, elif, while, until 構文を 制御するのに用いられている場合に、テスト状態であるとみなされます。 また、 .Dq Li && や .Dq Li || の左辺値として用いられているコマンドも、テスト状態とみなされます。 .It Fl f Li noglob パス名展開を行ないません。 .It Fl I Li ignoreeof 対話的シェルの場合、入力の .Dv EOF を無視します。 .It Fl i Li interactive シェルが対話的に動作するように強制します。 .It Fl m Li monitor ジョブ制御を可能にします (対話的シェルの場合は自動的に設定されます)。 .It Fl n Li noexec 非対話的シェルの場合、コマンドを読み込みますが、そのコマンドの実行は しません。シェルスクリプトの文法を検査する場合に便利です。 .It Fl p Li privileged 特権モードを有効にします。 起動時に実効ユーザ ID あるいは実効グループ ID が、実ユーザ ID や実グルー プ ID と一致していなければ、このモードが有効になります。このモードを無 効化すると、実効ユーザ ID および実効グループ ID は、実ユーザ ID および 実グループ ID に設定されます。 対話的シェルでこのモードが有効になっていると、 .Pa /etc/profile の後で .Pa ~/.profile に代わり、 .Pa /etc/suid_profile を読み込みます。一方、環境変数 .Ev ENV の内容は無視されます。 .It Fl s Li stdin コマンドを標準入力から読み込みます (引数でファイル名が指定されていない 場合には、このオプションが自動的に設定されます)。 シェルが実行されてから本オプションを ( .Ic set などによって) 設定しても効果はありません。 .It Fl T Li asynctraps 子を待つとき、即座にトラップを実行します。 本オプションが設定されていないと、 .St -p1003.2 で指定されているように、子が終了した後にトラップが実行されます。 この非標準オプションは、 シグナルをブロックする子の周囲に保護シェルを置くために有用です。 周囲のシェルは子を殺したり、 次のように、制御を tty に戻して子だけを残したりできます: .Bd -literal -offset indent sh -T -c "trap 'exit 1' 2 ; some-blocking-program" .Ed .Pp .It Fl u Li nounset 値が設定されていない変数を展開しようとした場合、 標準エラー出力にエラーメッセージを出力し、 さらに非対話的シェルならば、ただちにシェルを終了します (未実装です)。 .It Fl V Li vi 組み込みの .Xr vi 1 風の行編集機能を有効にします (それ以前に .Fl E オプションが指定されていた場合、それは無効になります)。 .It Fl v Li verbose 入力を読み込むごとに標準エラー出力に書き出します。デバッグのときに便利です。 .It Fl x Li xtrace 各コマンドを実行する前に、そのコマンドを標準エラー出力に (各コマンドの 前に .Dq Li + \ を付加して) 書き出します。デバッグのときに便利です。 .El .Pp .Fl c オプションは、シェルの入力として解釈させる文字列引数を渡すために使用可能です。 このオプションは引数として文字列を一つだけ受け取ることに注意して下さい。 ですから、複数の単語からなる文字列は引用符で囲う必要があります。 .Pp .Fl /+o オプションは、オプションの長い名前のみを引数としてとり、 オプションの有効化と無効化を行います。 例えば、次の 2 つの .Nm 起動方法では組み込みの .Xr emacs 1 コマンドラインエディタを有効化します: .Bd -literal -offset indent set -E set -o emacs .Ed .Ss 構文構造 シェルは、ファイルを行単位で読み込み、空白文字 (ブランクおよびタブ) や シェルにとって特別な意味を持つ特定の文字列 ( .Dq 演算子 と呼ばれるものです) を区切りとして、複数の単語に分割します。演算子には、制御演算子とリ ダイレクト演算子の 2 種類があります (これらの意味については後述します)。 以下に、それらの一覧を示します。 .Bl -tag -width Ds .It No 制御演算子: .Bl -column "XXX" "XXX" "XXX" "XXX" "XXX" -offset center -compact .It Xo .Li & Ta Xo .Li && Ta Xo .Li ( Ta Xo .Li ) Ta Xo .Li \en .Xc Xc Xc Xc Xc .It Xo .Li ;; Ta Xo .Li ; Ta Xo .Li | Ta Xo .Li || .Xc Xc Xc Xc .El .It No リダイレクト演算子: .Bl -column "XXX" "XXX" "XXX" "XXX" -offset center -compact .It Xo .Li < Ta Xo .Li > Ta Xo .Li << Ta Xo .Li >> .Xc Xc Xc Xc .It Xo .Li <& Ta Xo .Li >& Ta Xo .Li <<- Ta Xo .Li >| .Xc Xc Xc Xc .El .El .Ss 引用 (クォート) 引用は、特殊な意味を持つ文字や単語 (演算子、空白、キーワードなど) の意味 を打ち消すために用います。引用には、シングルクォート文字のペアを使う方法、 ダブルクォート文字のペアを使う方法、バックスラッシュ文字を使う方法 の 3 種類があります。 .Bl -tag -width Ds .It シングルクォート文字 シングルクォートのペアで囲まれた文字は、すべてその文字そのまま (リテラル) として扱われます (ただしシングルクォートは別です。シングルクォート で囲った文字列の中にシングルクォートを含めることはできません)。 .It ダブルクォート文字 ダブルクォートのペアで囲まれた文字は、ドル記号文字 .Pq Li $ 、バッククォート文字 .Pq Li ` 、バックスラッシュ文字 .Po Li \e\" .Pc を除き、すべてリテラルとして扱われます。 ダブルクォート文字による引用の中にあるバックスラッシュ文字は、歴史 的経緯によりすこし変わった扱いを受けます。 次の文字の前にある場合はクォートになりますが、 それ以外ではリテラルのままとなります: .Bl -column "XXX" "XXX" "XXX" "XXX" "XXX" -offset center -compact .It Xo .Li $ Ta Xo .Li ` Ta Xo .Li \&" Ta Xo .Li \e\ Ta Xo .Li \en .Xc Xc Xc Xc Xc .El .It バックスラッシュ バックスラッシュは、その後ろの 1 文字を、リテラルとして扱うように指示 します。ただし改行文字 .Pq Li \en は別です。改行文字の直前のバックスラッシュは、行 の継続であるとみなされます。 .El .Ss 予約語 予約語はシェルにとって特別な意味を持つ単語で、行の先頭または制御演算子 の直後でのみ予約語として認識されます。以下に予約語の一覧を挙げます。 .Bl -column "doneXX" "elifXX" "elseXX" "untilXX" "whileX" -offset center .It Xo .Li ! Ta Xo .Li { Ta Xo .Li } Ta Xo .Ic case Ta Xo .Ic do .Xc Xc Xc Xc Xc .It Xo .Ic done Ta Xo .Ic elif Ta Xo .Ic else Ta Xo .Ic esac Ta Xo .Ic fi .Xc Xc Xc Xc Xc .It Xo .Ic for Ta Xo .Ic if Ta Xo .Ic then Ta Xo .Ic until Ta Xo .Ic while .Xc Xc Xc Xc Xc .El .Ss エイリアス エイリアスは、名前とそれと対応する値が対になったもので、 組み込みコマンド .Ic alias によって定義されます。 シェルは、予約語が現れる可能性がある場所 (上記を参照) で、 ある単語に対して、それが予約語かどうかの検査を済ませたのち、 それがエイリアスに一致するかどうかを検査します。 もし一致したならば、入力行の中で、その単語をエイリアスの値に置き換えます。 たとえば、 .Dq Li lf という名前で .Dq Li ls -F という値を持つエイリアスが 存在したとすると、次の入力行 .Bd -literal -offset indent lf foobar .Ed .Pp は、以下のように置換されます。 .Bd -literal -offset indent ls -F foobar .Ed .Pp エイリアスは、初心者に対し、引数付きの関数を生成する面倒を求めることなく、 短いコマンドをつくり出す便利な方法を提供するものです。 しかし、構文的にあいまいなコードを作り出すことにもつながりかねません。 そのような使い方はお勧めできません。 .Ss コマンド シェルは、読み込んだ単語を、文法に従って解釈します。 本マニュアルでは文法については解説しません。 .St -p1003.2 の BNF 表記を参照してください。要するに、行を1行を読み込み、読み込んだ 行の最初の単語 (制御演算子がある場合は、そのあとの最初の単語) が予約語 でない場合、シェルはその行を単純コマンドとして解釈します。それ以外の場 合、複合コマンドあるいは特殊構造であると解釈します。 .Ss 単純コマンド 単純コマンドを解釈する場合、シェルは以下のような動作をします。 .Bl -enum .It 単語の前にある .Dq Li name=value の形式の単語を取り除き、 単純コマンドの環境に代入します。 リダイレクト演算子とその引数 (後述) を取り除き、 あとで処理できるように保存します。 .It 残った単語を、 .Sx 単語展開 の節で説明する方法で展開します。 展開後の最初の単語をコマンド名とみなし、コマンドの位置を探索します。 残りの単語はコマンドへの引数とみなされます。 処理の結果、コマンド名が残らなかった場合、手順 1) で 取り出した .Dq Li name=value の変数代入を、現在のシェルの環境に反映します。 .It 次節で説明する方法で、リダイレクトを行ないます。 .El .Ss リダイレクト リダイレクトは、コマンドがどこから入力するか、どこへ出力するかを 変更するときに用います。 一般には、リダイレクトでは、ファイルのオープン、クローズ、または ファイルへの参照の複製 (duplicate) を行います。 リダイレクトで用いられる全般的な形式は、以下のとおりです。 .Pp .Dl [n] redir-op file .Pp ここで、 .Ql redir-op は前述したリダイレクト演算子のいずれかです。 これらの演算子をどのように利用するかの例をいくつか以下に挙げます。 .Bl -tag -width "1234567890XX" -offset indent .It Li [n]> file 標準出力 (またはファイル記述子 n) を file にリダイレクトします .It Li [n]>| file 上と同様。ただし .Fl C オプションの効果を打ち消します。 .It Li [n]>> file 標準出力 (またはファイル記述子 n) を file に追加します。 .It Li [n]< file 標準入力 (またはファイル記述子 n) を file からリダイレクトします。 .It Li [n1]<&n2 ファイル記述子 n2 を標準入力 (またはファイル記述子 n1) に複製します。 .It Li [n]<&- 標準入力 (またはファイル記述子 n) をクローズします。 .It Li [n1]>&n2 標準出力 (またはファイル記述子 n1) をファイル記述子 n2 に複製します。 (訳注: 通常は「ファイル記述子 n2 を標準出力 (またはファイル記述子 n1) に 複製」と表現します。 結果は、標準出力 (または n1 への出力) の n2 へのリダイレクトです。) .\" [man-jp 1544], [man-jp 1827] 以降のスレッド参照。 .It Li [n]>&- 標準出力 (または n) をクローズします。 .El .Pp 以下のリダイレクトは、しばしば .Dq ヒア・ドキュメント (here-document) と 呼ばれます。 .Bd -literal -offset indent [n]<< delimiter here-doc-text ... delimiter .Ed .Pp シェルは、delimiter までの行を保存し、コマンドへの標準入力またはファイ ル記述子 n にリダイレクトします。最初の行の delimiter が引用 (クォート) されていた場合、here-doc-text の内容をリテラルとして扱います。 そうでない場合、パラメータ展開、コマンド置換、数値演算 ( .Sx 単語展開 の節で 説明します) を適用します。演算子が ( .Dq Li << でなく) .Dq Li <<- の場合は、 here-doc-text の各行の行頭のタブを取り除きます。 .Ss コマンド検索と実行 コマンドには、シェル関数、組み込みコマンド、通常プログラムの 3 種類があり、 コマンドを検索する際には、シェルは名前の検索をこの順序で行います。 3 種類のコマンドは異なる方法で実行されます。 .Pp シェル関数を実行するとき、$0 を除くすべての位置パラメータ ($1, $2,..) をシェル関数への引数として設定します。$0 は変更されません。シェル関数 の環境として指定された変数 (関数名の直前に .Dq name=value を置いて指定 されたもの) は、その関数に局所的な変数となり、指定された初期値が設定さ れます。そして、シェルは関数定義で与えられたコマンドを実行します。コマ ンドの実行が完了すると、位置パラメータを元の値に戻します。これは全て現 在のシェルの中で処理されます。 .Pp 組み込みコマンドは、新たなプロセスを作成せずにシェル内部で実行されます。 .Pp コマンドが関数でも組み込みコマンドでもない場合は、通常のプログラムとみなし (次節で説明するとおり) ファイルシステムの中でそのコマンドを検索します。 通常のプログラムを実行する場合、シェルは引数と 環境をプログラムに渡して、そのプログラムを実行します。 プログラムが通常の実行ファイル形式ではない場合 (つまり、 .Tn ASCII 表現で .Qq #! となる .Qq マジックナンバ でファイルが始まっておらず、 .Xr execve 2 が .Dv ENOEXEC を返す場合)、 サブシェルの中でそのプログラムを解釈実行します。この場合、あたかも新たに シェルが起動されたかのような効果を得るために、子シェルは自分自身を 再初期化します。ただし、子プロセスは、親シェル中のハッシュされたコマンド 位置情報を憶えており、これは再初期化されません。 .Pp 本ドキュメントの古いバージョンや古いソースコードでは、ときおり、 マジックナンバのないシェルスクリプトのことを .Qq シェル手続き と呼んでいて、 まぎらわしい場合がありますので注意して下さい。 .Ss パス検索 コマンドを検索するとき、シェルは、まず、その名前のシェル関数があるかどうかを 調べます。次に、その名前の組み込みコマンドがあるかどうかを調べます。 組み込みコマンドでもない場合、以下のいずれかの処理が行われます: .Bl -enum .It コマンド名にスラッシュが含まれていれば、検索は行わず、 単にそのコマンドが実行されます。 .It 変数 .Ev PATH に含まれる各エントリに対して、順にそのコマンドを検索します。 変数 .Ev PATH の値はコロン .Dq : で区切られたエントリの列でなければなりません。 各エントリは、それぞれディレクトリ名一つに対応します。 カレントディレクトリは、 空のディレクトリ名を指定することで暗黙的に、 あるいは 1 個のピリオドを指定することで明示的に 指示することができます。 .El .Ss コマンドの実行ステータス 各コマンドは終了ステータスを持ち、それにより他のシェルコマンドの動作に 影響を与えることができます。基本的な考え方として、終了ステータス 0 は 通常の終了または成功を示します。0 以外の終了ステータスは失敗、エラーを 意味します。各コマンドのマニュアルにそれぞれの終了ステータスがどのよう な意味を持つかが記述されているはずです。組み込みコマンドと (実行された) 関数も終了ステータスを返します。 .Pp コマンドがシグナルにより終了 (terminate) させられた場合、 終了ステータスは 128 にシグナル番号を加えたものになります。 シグナル番号はヘッダファイル .Aq Pa sys/signal.h に定義されています。 .Ss 複合コマンド (Complex Commands) 複合コマンドは、単純コマンドの組み合わせで作ります。 制御演算子または予約語と組み合わせることで、より大きな複合コマンドを生 成します。一般に、コマンドは以下のうちのいずれかです。 .Bl -item -offset indent .It 単純コマンド .It パイプライン .It リストまたは合成リスト (compound-list) .It 合成コマンド (compound command) .It 関数定義 .El .Pp 特に指定のない場合、コマンドの終了ステータスは最後に実行された 単純コマンドの終了ステータスとなります。 .Ss パイプライン パイプラインは、複数のコマンドを制御演算子 `|' によってつないだものです。 最後のコマンドを除くすべてのコマンドの標準出力は、次のコマンドの標準入力に 接続されます。 最後のコマンドの標準出力は、通常通り、シェルから受け継がれます。 .Pp パイプラインの形式は次のとおりです。 .Pp .Dl [!] command1 [ | command2 ...] .Pp command1 の標準出力は command2 の標準入力に接続されます。コマンドの標 準入出力がパイプラインによって割り当てられるのは、各コマンドに属する リダイレクト演算子で指定されたリダイレクトを処理する前のことだと考えて 下さい。 .Pp パイプラインがバックグラウンド (後述) でなければ、シェルはすべての コマンドが終了するのを待ちます。 .Pp パイプラインの直前に予約語 `!' が置かれなかった場合、終了ステータスは パイプラインの最後のコマンドの終了ステータスとなります。 `!' が前置された場合、終了ステータスはパイプラインの最後のコマンドの 終了ステータスの論理否定を取った値となります。 すなわち、最後のコマンドが 0 を返した場合、パイプラインの 終了ステータスは 1 に、最後のコマンドが 0 より大きな値を返した場合、 終了ステータスは 0 になります。 .Pp パイプラインによる標準入出力の接続はリダイレクトに先立って行われるため、 パイプラインの接続をリダイレクトによって修正することができます。たとえば、 .Pp .Dl $ command1 2>&1 | command2 .Pp .Ql command1 の標準出力と標準エラー出力の両方を .Ql command2 の標準入力に 接続します。 .Pp .Dq Li \&; または改行文字を終端として用いることにより、直前の AND-OR リスト ( .Sx 短絡リスト演算子 で後述) を順次実行します。 .Dq Li & は、直前の AND-OR リストを非同期に実行します。 .Pp 注: 他のいくつかのシェルと異なり、 .Nm ではパイプラインの各プロセスは起動した .Nm の子プロセスとなります。シェルの組み込みコマンドである ときは別です。その場合は現在のシェルで実行されますが、 環境に対する操作は影響を与えません。 .Ss バックグラウンドコマンド (&) コマンドが制御演算子がアンパサンド .Pq Li & で終了している場合、シェルはそのコマンドを 非同期に実行します。すなわち、シェルはそのコマンドの終了を待たずに、 次のコマンドの実行を開始します。 .Pp コマンドをバックグラウンドで実行させるための形式は以下のとおりです。 .Bd -literal -offset indent command1 & [command2 & ...] .Ed .Pp シェルが対話的でない場合、非同期コマンドの標準入力には /dev/null が 接続されます。 .Ss リスト (一般的な話) リストは 0 個またはそれ以上のコマンドを改行文字、セミコロン文字、アン パーサント文字 (&) で区切った列です。リストは、これら 3 つの記号のいずれかで 終了させることもできます。リスト中のコマンドは並べられた順に実行 されます。もし、コマンドに続けてアンパーサント文字が置かれている場合、 シェルはそのコマンドを起動したあと、すぐに次のコマンドの処理を開始します。 その他の場合、そのコマンドの終了を待ってから次のコマンドの処理を開始します。 .Ss 短絡リスト演算子 (Short-Circuit List Operators) .Dq Li && と .Dq Li || は AND-OR リスト演算子です。 .Dq Li && は最初のコマンド を実行し、もし最初のコマンドの終了ステータスが 0 ならば次のコマンドを 実行します。 .Dq Li || も同様ですが、最初のコマンドの終了ステータスが 0 でない場合に、次のコマンドを実行します。 .Dq Li && と .Dq Li || の優先順位は 同じです。 .Ss 制御構造 (if, while, for, case) .Ic if コマンドの文法は以下のとおりです。 .\" .\" XXX Use .Dl to work around broken handling of .Ic inside .Bd and .Ed . .\" .Dl Ic if Ar list .Dl Ic then Ar list .Dl [ Ic elif Ar list .Dl Ic then Ar list ] ... .Dl [ Ic else Ar list ] .Dl Ic fi .Pp .Ic while コマンドの文法は以下のとおりです。 .Dl Ic while Ar list .Dl Ic do Ar list .Dl Ic done .Pp 最初のリストの終了ステータスが 0 であるかぎり、2 つのリストを繰り返し 実行します。 .Ic until コマンドも同様に実行しますが、 単語 .Ic while の代わりに単語 .Ic until を使うことと、 最初のリストの終了ステータスが 0 になるまで、 2 つのリストを繰り返し実行することが異なります。 .Pp .Ic for コマンドの文法は以下のとおりです。 .Dl Ic for Ar variable Ic in Ar word ... .Dl Ic do Ar list .Dl Ic done .Pp 各 word は展開され、変数 variable に word を順に設定しながらリストを 繰り返し実行します。 .Ic do と .Ic done は .Dq Li { と .Dq Li } で置き換えることができます。 .Pp .Ic break と .Ic continue コマンドの文法は以下のとおりです。 .Dl Ic break Op Ar num .Dl Ic continue Op Ar num .Pp .Ic break は内側から .Ar num 個の .Ic for ループまたは .Ic while ループを終了します。 .Ic continue は内側から .Ar num 個のループの次の繰り返しに制御を移します。 .\" 上の文、原文では以下のようになっているが、the *num* innermost loop が .\" 正しいと思われる。実際の sh の動作もそうなっているようだ。 .\" --- 97/05/31 sakai@jp.freebsd.org ↓ .\" Continue continues with the next iteration of the innermost loop. これらのコマンドは組み込みコマンドとして実装されています。 .Pp .Ic case コマンドの文法は以下のとおりです。 .Dl Ic case Ar word Ic in .Dl pattern) list ;; .Dl ... .Dl Ic esac .Pp pattern は、1 つあるいは複数のパターン (後述の .Sx シェルパターン を参照のこと) を .Dq Li \&| で接続したものです。 .Ss 複数のコマンドのグループ化 コマンドは、以下のいずれかの方法によりグループ化することができます。 .Bd -literal -offset indent (list) .Ed .Pp または、 .Bd -literal -offset indent { list; } .Ed .Pp 最初の形式では、コマンドはサブシェル上で実行されます。 この組み込みコマンドは現在のシェルには影響を与えないことに注意してください。 2 つめの形式では新たなシェルを fork しないので、やや効率が良くなります。 このようにして複数コマンドをグループ化することで、 あたかも単一プログラムであるかのように、それらの出力をまとめて リダイレクトすることができます。 .Bd -literal -offset indent { echo -n "hello"; echo " world"; } > greeting .Ed .Ss 関数 関数定義の構文は以下のとおりです。 .Bd -literal -offset indent name ( ) command .Ed .Pp 関数定義は実行可能文の一種です。実行されると、名前 name の関数 が定義され、終了ステータスとして 0 を返します。command は 通常、 .Dq Li { と .Dq Li } で囲まれたリストです。 .Pp .Ic local コマンドを用いて関数に局所的な変数を宣言することができます。 これは関数定義中の最初の文で行わなければなりません。構文は次のとおりです。 .Bd -ragged -offset indent .Ic local .Op Ar variable ... .Op Ar - .Ed .Pp .Ic local コマンドは、組み込みコマンドとして実装されています。 .Pp 変数を局所変数にする場合、関数を呼び出した環境に同じ名前の変数があれば、 新しい局所変数は値と export、readonly フラグを引き継ぎます。もし同じ名前の 変数がなければ、局所変数は初期値を持ちません。シェルは動的スコープ を用います。すなわち、関数 .Em f に局所的な変数 .Em x を作成し、関数 .Em f から関数 .Em g を呼び出した場合、関数 .Em g 内部での変数 .Em x に対する操作は大域変数 .Em x ではなく、関数 .Em f で宣言された変数 .Em x への操作となります。 .Pp 特殊パラメータのうち局所宣言できるのは .Dq Li - だけです。 .Dq Li - を 局所宣言すると、関数内で set コマンドを用いてシェルオプションを 変更しても、関数が終了するとそれらのオプションは元の値に戻ります。 .Pp .Ic return コマンドの文法は以下のとおりです。 .Bd -ragged -offset indent .Ic return .Op Ar exitstatus .Ed .Pp .Ic return は現在実行中の関数を終了させます。 .Ic return は組み込みコマンドとして実装されています。 .Ss 変数とパラメータ シェルはパラメータの集合を管理しています。名前を持つパラメータを 変数と呼びます。シェルは、起動時にすべての環境変数をシェル変数に取り込みます。 新たな変数は、次の形式によって設定できます。 .Bd -literal -offset indent name=value .Ed .Pp ユーザが設定する変数は、アルファベット、数字、アンダスコア (_) のみ からなる名前を持つ必要があります。また、最初の文字が数字であっては いけません。 パラメータは、以下に示す数字または特殊記号により参照することもできます。 .Ss 位置パラメータ 位置パラメータは、0 より大の数字によって参照されるパラメータです。シェルは 位置パラメータの初期値としてシェルスクリプト名に続く引数を設定します。 組み込みコマンド .Ic set により再設定や消去ができます。 .Ss 特殊パラメータ 特殊パラメータは、以下に挙げる特殊文字のいずれかにより参照される パラメータです。各パラメータの値の説明を各文字の後ろに示します。 .Bl -hang .It Li * 位置パラメータ 1,2,... に展開されます。ダブルクォート文字列内部で展開 される場合、展開結果は各位置パラメータの間を変数 .Ev IFS の先頭の文字 ( .Ev IFS が設定されていない場合は .Aq 空白文字 ) で区切った単一の文字列になります。 .It Li @ 位置パラメータ 1,2,... に展開されます。ダブルクォート引用の内部で展開 される場合、各位置パラメータは別々の引数となります。 もし、位置パラメータが設定されていない場合には、 .Li @ の展開結果は 0 個の引数となります (ダブルクォート引用の内部であっても)。 すなわち、$1 が .Dq abc 、$2 が .Dq def ghi であった場合、 .Qq Li $@ は 次の 2 つの引数に展開されます。 .Bd -literal -offset indent "abc" "def ghi" .Ed .It Li # 位置パラメータの数に展開されます。 .It Li ? 最後に実行したパイプラインの終了ステータスに展開されます。 .It Li - (ハイフン) 現在のオプションフラグ (1 文字オプション名をつないだ文字列) に展開されます。起動時に指定されたもの、組み込みコマンド set で指定した もの、シェルが暗黙に設定したもののすべてを含みます。 .It Li $ 起動されたシェルのプロセス ID に展開されます。 サブシェルも親シェルと同じ値を持ちます。 .It Li ! 現在のシェルが最後にバックグラウンドで実行したコマンドのプロセス ID に 展開されます。パイプラインの場合、パイプラインの最後のコマンドの プロセス ID になります。 .It Li 0 (ゼロ) シェルの名前またはシェルスクリプト名に展開されます。 .El .Ss 単語展開 本節では、単語に対して適用されるさまざまな展開について説明します。あとで 述べるように、すべての展開がすべての単語に対して適用されるわけではありません。 .Pp 単一の単語に対して適用されたチルダ展開、パラメータ展開、コマンド置換、 数式展開、クォート削除の結果は単一のフィールドになります。単一の単語が 複数のフィールドに分割される可能性があるのは、フィールド分割または パス名展開の場合だけです。この規則の唯一の例外は、ダブルクォート中の パラメータ .Li @ の展開です (前述)。 .Pp 単語展開の順序は以下のとおりです。 .Bl -enum .It チルダ展開、パラメータ展開、コマンド置換、数式展開 (これらはすべて 同時に行われます) .It 変数 .Ev IFS の値が空でなければ、(1) の結果の各フィールドに対して フィールド分割が行われる .It パス名展開 ( .Fl f オプションが無効の場合) .It クォート削除 .El .Pp 文字 .Dq Li $ はパラメータ展開、コマンド置換、数式評価を行うきっかけになります。 .Ss チルダ展開 (ユーザのホームディレクトリ名への置換) 引用されていないチルダ文字 .Pq Li ~ で始まる単語は、チルダ展開の対象になります。 チルダ文字からスラッシュ文字 .Pq Li / または単語の終端までのすべての文字がユーザ名 とみなされ、そのユーザのホームディレクトリに置換されます。もしユーザ名が 省略された場合 (たとえば ~/foobar)、チルダ文字は変数 HOME の値 (現在のユーザのホームディレクトリ) に置換されます。 .Ss パラメータ展開 パラメータ展開の形式は以下のとおりです。 .Bd -literal -offset indent ${expression} .Ed .Pp ここで、expression は対応した .Dq Li } までのすべての文字です。対応する .Dq Li } を調べる際に、バックスラッシュ文字によりエスケープされたり、クォート文字に 狭まれた .Dq } や、数式展開に埋め込まれている文字や、コマンド置換や変数展開中に ある文字は調べる対象になりません。 .Pp パラメータ展開の形式のうちもっとも単純なものは以下のとおりです。 .Bd -literal -offset indent ${parameter} .Ed .Pp そのパラメータに値が存在する場合、その値に置き換えられます。 .Pp パラメータ名やシンボルを中括弧 ({}) で囲んでも構いません。この中括弧は、 数字 2 文字以上からなる位置パラメータの場合や、パラメータ名の直後に パラメータ名の一部であるとみなし得る文字が続く場合を除き、 省略可能です。ダブルクォート引用中のパラメータ展開は以下 のようになります。 .Bl -enum .It パラメータ展開を行った結果の単語に対しては、パス名展開は適用されません。 .It パラメータが特殊パラメータ .Li @ の場合を除き、フィールド分割は適用されません。 .El .Pp さらに、以下の形式を用いることにより、パラメータ展開の結果に修正を加える ことができます。 .Bl -tag -width Ds .It Li ${parameter:-word} デフォルト値への置換: パラメータ parameter が設定されていないか空の値 を持つ場合、word を展開した結果に置換されます。さもなければ、パラメー タ parameter の値に置換されます。 .It Li ${parameter:=word} デフォルト値の代入: パラメータ parameter が設定されていないか空の値を持つ場合、word を展開 した結果が parameter に代入されます。最終的にパラメータ parameter の値 に置換されます。位置パラメータや特殊パラメータは、この方法で代入すること はできません。 .It Li ${parameter:?[word]} 空か設定されていないときにエラーとする: パラメータ parameter が設定されていないか空の値を持つ場合、word を展開 した結果 (word が省略された場合にはパラメータが設定されていないことを表す デフォルトのメッセージ) が標準エラー出力に書き出され、 シェルは非 0 の終了ステータスで終了します。 それ以外の場合、パラメータ parameter の値に置換されます。対話的シェルの場合は 必ずしも終了しません。 .It Li ${parameter:+word} 代替値の使用: パラメータ parameter が設定されていないか空の値を持つ場合、空の値に 置換されます。さもなければ、word を展開した結果に置換されます。 .Pp 以上のパラメータ展開において、`:' を用いた場合はパラメータが設定されていない かまたは空の値であることが検査され、`:' を省略するとパラメータが 設定されていないことのみを検査します。 .It Li ${#parameter} 文字列の長さ: パラメータの値の (文字列としての) 長さに置換されます。 .Pp 以下の 4 通りのパラメータ展開は部分文字列切り出し処理を行います。各場合 において、パターンは正規表現ではなく、パターンマッチ記法 ( .Sx シェルパターン の項を参照) が用いられます。パラメータが .Li * または .Li @ の場合、展開の結果 がどうなるかは規定しません (unspecified)。 パラメータ展開全体をダブルクォートで囲んでも パターンは引用されません。中括弧のなかで引用することにより パターンを引用することができます。 .It Li ${parameter%word} 最短後置パターンの削除: まず word が展開され、その結果をパターンとして扱います。 パラメータ parameter の右から、パターンに一致する最短の部分を削除した文字列に 置換されます。 .It Li ${parameter%%word} 最長後置パターンの削除: まず word が展開され、その結果をパターンとして扱います。 パラメータ parameter の右から、パターンに一致する最長の部分を削除した文字列に 置換されます。 .It Li ${parameter#word} 最短前置パターンの削除: まず word が展開され、その結果をパターンとして扱います。 パラメータ parameter の左から、パターンに一致する最短の部分を削除した文字列に 置換されます。 .It Li ${parameter##word} 最長前置パターンの削除: まず word が展開され、その結果をパターンとして扱います。 パラメータ parameter の左から、パターンに一致する最長の部分を削除した文字列に 置換されます。 .El .Ss コマンド置換 コマンド置換により、コマンド名自身をコマンドの出力で置き換えることができます。 コマンド置換は、以下のように、コマンド command を囲った場合、 .Bd -literal -offset indent $(command) .Ed .Pp またはバッククォートバージョン .Bd -literal -offset indent `command` .Ed .Pp とした場合に行なわれます。 シェルは、コマンド command をサブシェルの環境で実行し、command が標準出力 に出力したものから最後の改行文字を削除した結果で置換します。 最後以外の 改行は削除しません。ただし、フィールド分割の際に、 .Ev IFS の値や引用のされかたによっては、 ここで残った改行文字が結局は空白に置換されることもあります。 .Ss 数式展開 数式展開とは、数式を評価し、その値に置換する仕組みです。数式展開の形式は以下 のとおりです。 .Bd -literal -offset indent $((expression)) .Ed .Pp 数式 expression は、その中のダブルクォート文字が特別扱いを受けないという 点を除いては、ダブルクォート文字で囲まれている文字列と同様に扱われます。 シェルは expression 中のすべてのトークンにパラメータ展開、コマンド置換、 クォート削除を適用します。 .Pp 次にシェルはその結果を数式として扱い、その値に置換します。 .Ss 空白文字による分割 (フィールド分割) パラメータ展開、コマンド置換、数式展開のあと、シェルは展開結果を調べて、 ダブルクォートの外にある部分に対してフィールド分割を適用します。 その結果、複数のフィールドになる場合もあります。 .Pp シェルは、変数 .Ev IFS に設定されている文字それぞれ区切り文字とみなし、 パラメータ展開の結果、およびコマンド置換の結果をフィールドに分割します。 .Ss パス名展開 (ファイル名生成) .Fl f フラグが設定されていなければ、フィールド分割が行われたあと、ファイル名生成 が行われます。各単語は、スラッシュで区切られたパターンの列であるとみなさ れます。パス名展開処理において、単語は、条件を満たすファイル すべてのファイル名の列で置換されます。この各ファイル名は、単語の 各パターン部分を、そのパターンに一致する文字列に置換することで 生成されるものです。 これには 2 つの制限があります: まず、パターンはスラッシュを含む文字列には 一致しません。次に、パターンは、そのパターンがピリオドで始まらないかぎり、 ピリオドで始まる文字列に一致しません。 次節では、パス名展開と .Ic case コマンドで用いられるパターンについて説明します。 .Ss シェルパターン パターンは、通常の文字とメタキャラクタからなります。通常の文字は、 その文字そのものに一致します。 メタキャラクタは .Dq Li ! , .Dq Li * , .Dq Li ? , .Dq Li [ です。これらの文字を引用 すると、各々の特殊な意味を失います。コマンド置換や変数置換において、 ドル記号やバッククォート文字がダブルクォート文字の中にない場合には、 変数の値やコマンドの出力の中に、これらの特殊な文字が存在するかどうかが 調べられ、それらがあれば、メタキャラクタとして扱われます。 .Pp アスタリスク文字 .Pq Li * は、どのような文字列とも一致します。 クエスチョンマーク文字 .Pq Li ? は、任意の文字 1 文字と一致します。 左大括弧 .Pq Li [ は文字クラスを開始します。 文字クラスの最後は右大括弧 .Pq Li \&] です。 .Dq Li \&] がない場合は、 .Dq Li [ は文字そのものに一致し、文字クラスの開始とは見なされません。文字 クラスは大括弧内に出現するすべての文字に一致します。 マイナス記号を用いれば、文字の範囲を指定することができます。 文字クラスの最初にエクスクラメーションマーク .Pq Li ! を置くことで、 文字クラスの意味を反転させることができます。 .Pp 文字クラスに文字 .Dq Li \] を含めるには、 .Dq Li \] を文字クラスの最初 ( .Dq Li ! を置く場合はそのあと) に置きます。 文字クラスに .Dq Li - を含めるときも同様で、 リストの最初もしくは最後に置きます。 .Ss シェル組み込みコマンド 本節では、別プロセスでは実行できない処理を行なうために組み込まれている コマンドを列挙します。 さらに、組み込みバージョンの .Xr printf 1 が効率を上げるために提供されています。 .Bl -tag -width Ds .It Ic : 終了ステータス 0 (真) を返すヌルコマンドです。 .It Ic . Ar file 指定されたファイル file に記述されたコマンドがシェルに読み込まれ、 実行されます。 .Ar file に .Dq / 文字を含む場合、その通りに扱われます。 そうでなければ、シェルは .Ev PATH を使用して、ファイルを検索します。 .Ev PATH を使用しても見付からない場合、カレントディレクトリを検索します。 .It Ic alias Op Ar name ... .It Ic alias Op Ar name=string ... .Ar name=string が指定されている場合、シェルは名前 .Ar name を持つ値 .Ar string のエイリアスを定義します。単に .Dq name だけが指定された場合、 エイリアス .Dq name の値が表示されます。引数が指定されない場合、 .Ic alias は定義されているすべてのエイリアスの名前と値を表示します ( .Ic unalias も参照)。 .It Ic bg Op Ar job ... 指定されたジョブ (指定されなかった場合は現在のジョブ) を、 続けてバックグラウンドで実行させます。 .It Ic command Ar cmd Op Ar arg ... 指定された組み込みコマンド .Ar cmd を実行します。 シェル関数を同名の組み込みコマンドでオーバライドしたい場合に有用です。 .It Ic cd Op Ar directory 指定されたディレクトリ .Ar directory に移動します。 .Ar directory 無指定時は .Ev HOME で指定されるディレクトリに移動します。 .Ar directory がカレントディレクトリのサブディレクトリとして見付からない場合 (かつ .Dq Li / , .Dq Li ./ , .Dq Li ../ のいずれでも開始しない場合)、指定された .Ar directory を .Ev CDPATH 変数中のディレクトリリストから検索します。 .Ar CDPATH の形式は .Ev PATH と同様です。対話的シェルでは、ユーザ が指定したディレクトリと異なる場所に移動した場合、 .Ic cd は、移動先のディレクトリ名を表示します。 これは、 .Ev CDPATH の機構が動作した場合と、シンボリックリンクを辿った場合に発生します。 .It Xo .Ic echo .Op Fl en .Ar string .Xc .Ar string の後に改行文字を付けて、標準出力に表示します。 .Bl -tag -width Ds .It Fl n 最後の改行文字を抑制します。 .It Fl e C 風のバックスラッシュエスケープシーケンスを処理します。 .Ic echo は次の文字エスケープを理解します: .Bl -tag -width Ds .It \ea 警告 (端末ベルを鳴らす) .It \eb バックスペース .It \ec 最後の改行文字を抑制します (改行文字が最後の文字でない場合、行が縮んでしまうという副作用があります) .It \ee ESC 文字 (ASCII 0x1b) .It \ef フォームフィード .It \en 改行 .It \er 復改 .It \et 水平タブ .It \ev 垂直タブ .It \e\e バックスラッシュ文字 .It \e0nnn (この 0 はゼロです) 8 進数値が nnn である文字 .El .Pp .Ar string がクォートで括られていない場合、 シェルからエスケープするためには、 バックスラッシュ自身をバックスラッシュでエスケープする必要があります。 例えば次の通りです: .Bd -literal -offset indent $ echo -e "a\evb" a b $ echo -e a\e\evb a b $ echo -e "a\e\eb" a\eb $ echo -e a\e\e\e\eb a\eb .Ed .El .It Ic eval Ar string ... 指定されたすべての引数を空白で結合し、その結果を解析し直してから コマンドとして実行します。 .It Ic exec Op command Op arg ... .Ar commmand が省略されない場合、そのシェルプロセスは指定されたプログラムに 置き換えられます ( .Ar command は、シェル組み込みコマンドや関数ではない、本物の プログラムでなければなりません)。 .Ic exec コマンドにおけるリダイレクトは、 永久性を持つと見なされ、 .Ic exec コマンド完了後にも引き続き効力を持ちます。 .It Ic exit Op exitstatus シェルを終了します。 .Ar exitstatus が指定された場合、これはシェルの終了ステータスになります。 そうでない場合、直前に実行したコマンドの 終了ステータスがシェルの終了ステータスとなります。 .It Ic export Ar name ... それ以後にシェルから実行されるコマンドの環境に、指定された名前の変数が 含まれるようにします (変数のエクスポート)。 変数のエクスポートを取り消す唯一の方法は、変数を .Ic unset することです。 以下のように記述することで、エクスポートすると 同時に変数の値を設定することができます。 .Bd -literal -offset indent export name=value .Ed .Pp 引数を指定しない場合、すべてのエクスポートされている名前と値が表示されます。 .It Xo .Ic fc .Op Fl e Ar editor .Op Ar first Op Ar last .Xc .It Xo .Ic fc .Fl l .Op Fl nr .Op Ar first Op Ar last .Xc .It Xo .Ic fc .Fl s .Op Ar old=new .Op Ar first .Xc .Ic fc 組み込みコマンドは、対話的シェルにそれ以前に入力されたコマンドの内容を、 表示、編集、再実行します。 .Bl -tag -width Ds .It Fl e Ar editor 編集に際し、指定されたエディタ .Ar editor を使用します。 .Ar editor は変数 .Ev PATH を通して検索できるコマンド名です。 .Fl e が指定されなかった場合は、変数 .Ev FCEDIT の値が用いられます。 .Ev FCEDIT が設定されていないか空に設定されている場合は .Ev EDITORの値が用いられ、それも設定されていないか空ならば .Xr ed 1 が用いられます。 .It Fl l No (ell) (小文字のエル) エディタを起動せずに、コマンド履歴の内容を一覧出力します。 パラメータ first と last で指定した範囲のコマンドが順に (出力の順番は .Fl r オプションの影響を受けます) 出力されます。 各コマンドの出力の際にはコマンド番号が付加されます。 .It Fl n .Fl l で一覧出力する際にコマンド番号を付加しません。 .It Fl r コマンド一覧時 ( .Fl l オプション指定時) や編集時 ( .Fl l も .Fl s も指定されなかった場合) の順序を反転します。 .It Fl s エディタを起動せずにコマンドを再実行します。 .It Ar first .It Ar last 一覧出力や編集の対象となるコマンドを選択します。アクセス可能なコマンド の数は変数 .Ev HISTSIZE の値で決まります。 .Ar first または .Ar last 、または両方の値は、以下のいずれかの形式で指定します。 .Bl -tag -width Ds .It Ar [+]num 正の数で、コマンド番号を指定します。コマンド番号は .Fl l オプションで表示させて調べることができます。 .It Ar -num 負の数は、 .Ar num 個だけ現在から遡ったコマンドを指定します。たとえば、 -1 は直前に実行されたコマンドを指定します。 .It Ar string 文字列 string は、過去に実行されたコマンドのうち、 その文字列から始まる最新のものを指定します。 もし .Fl s オプションが指定されて .Ar old=new が指定されていなければ、 最初のオペランドにイコール記号 を含めることはできません。 .El .El .Pp .Ic fc コマンドの実行にあたり、以下の環境変数の影響を受けます。 .Bl -tag -width Ds .It Ev FCEDIT 使用するエディタ名 .It Ev HISTSIZE アクセス可能なコマンド数 .El .It Ic fg Op job 指定されたジョブ .Ar job または現在のジョブをフォアグラウンドに移動します。 .It Ic getopts Ar optstring Ar var POSIX に準拠した .Ic getopts コマンドです。 この .Ic getopts コマンドにより、以前の .Xr getopt 1 コマンドの必要性は減少しました。 最初の引数は文字の列です。各文字の後ろにはコロンをつけることができ、 そのオプションが引数をとることを指示します。 指定された変数に、解析され見つかったオプションが設定されます。 見つかったオプションの次の引数のインデックスはシェル変数 .Ev OPTIND に格納されます。 あるオプションが引数をとる場合、その引数はシェル変数 .Ev OPTARG に置かれます。 有効でないオプションに出くわすと、変数 .Ev var には .Dq Li ? がセットされます。 getopts はオプション群の末尾に到達すると偽の値 (1) を返します。 .It Xo .Ic hash .Op Fl rv .Op Ar command ... .Xc シェルは、コマンドの位置を保持するハッシュテーブルを維持管理しています。 .Ic hash コマンドに引数が指定されなかった場合、このテーブルの内容が出力されます。 最後に .Ic cd コマンドが実行されてから参照されていない項目には アスタリスク文字 が表示されます。 この項目は無効になっているかもしれません。 .Pp 引数を指定した場合、 .Ic hash コマンドは指定した .Ar command をハッシュテーブルから削除し ( .Ar command が関数ではない場合)、その後でそのコマンドを検索します。 .Fl v オプションを指定した場合、 .Ic hash は発見したコマンドの位置を表示します。 .Fl r オプションを指定した場合、 .Ic hash は関数以外のすべてのエントリをハッシュテーブルから削除します。 .It Ic jobid Op Ar job ジョブ .Ar job 中の各プロセスのプロセス ID を表示します。引数 .Ar job が 省略された場合、現在のジョブに対して処理を行います。 .It Ic jobs バックグラウンドで走行中の、現在のシェルプロセスの子プロセスの 一覧を出力します。 .It Ic pwd カレントディレクトリのパスを表示します。組み込みコマンド版は カレントディレクトリ名を覚えており、表示するときに再計算しないので、 組み込みコマンド版は同名のプログラムとは異なった表示をする場合があります。 このため処理は高速ですが、カレントディレクトリ の名前を変更した場合でも、組み込み版の .Xr pwd 1 は以前のディレクトリ名を表示し続けます。 .It Xo .Ic read .Op Fl p Ar prompt .Op Fl t Ar timeout .Op Fl er .Ar variable ... .Xc .Fl p オプションが指定され、かつ標準入力が端末の場合、 .Ar prompt をプロンプトとして表示します。 そして標準入力から 1 行入力します。行端の改行文字を削除し、行を前述の .Sx 空白文字による分割 (フィールド分割) の方法に従って分割し、各単語を、valiable... で指定する各変数に 順に代入します。 もし、指定された変数の数より分割された単語の数が多ければ、最後の変数に 残りの単語すべて ( .Ev IFS の文字を区切りにしてそれらも一緒に) が代入されます。 分割された単語の数より多くの変数が指定されていたなら、 余った変数には空文字列が設定されます。 .Pp .Fl r オプションが指定された場合を除き、バックスラッシュは特別に扱われます。 バックスラッシュ文字が改行文字の直前にある場合、 バックスラッシュ文字と改行文字は削除されます。 その他の文字の直前にバックスラッシュがある場合、バックスラッシュは削除され、 文字が .Ev IFS に含まれていても、 .Ev IFS の文字でないかのように扱われます。 .Pp .Fl t オプションが指定され、かつ入力がなされる前に .Ar timeout が経過すると、 .Ic read コマンドは値を割当てずに戻ります。 .Ar timeout 値の後にはオプションで .Dq s , .Dq m , .Dq h のいずれかの一文字 を付けることが出来、それぞれ秒・分・時間を陽に指定します。 どれも指定しない場合には .Dq s であるものとします。 .Pp .Fl e オプションは、古いスクリプトとの後方互換性のためだけにあります。 .It Ic readonly Ar name ... .Ar name で指定された変数を読み出し専用とし、あとで値を変更したり unset した りすることができないようにします。以下のように記述することで、 変数を読み出し専用と宣言するのと同時に値を設定することも可能です。 .Bd -literal -offset indent readonly name=value .Ed .Pp 引数が指定されない場合、 .Ic readonly コマンドは、読み出し専用になっている変数の名前の一覧を表示します。 .It Xo .Ic set .Op Fl /+abCEefIimnpTuVvx .Op Fl /+o Ar longname .Op Fl c Ar string .Op Fl - Ar arg ... .Xc .Ic set コマンドは 3 通りの異なった機能を持ちます。 .Bl -item .It 引数を指定しなかった場合、短かい形式でも長い .Dq Fl /+o Ar longname という形式であっても、 .Sx 引数リストの処理 の節で説明されているように、指定されたオプションの設定またはクリアを行います。 .It .Dq Fl - オプションが指定された場合、 .Ic set はシェルの位置パラメータを、引き続く引数で置き換えます。 .Dq Fl - オプションの後に引数が続かない場合、 すべての位置パラメータはクリアされ、 .Dq Li shift $# コマンドを実行するのと等価になります。 位置置換パラメータとして引数を指定するとき、 .Dq Fl - フラグは省略可能です。 これはお勧めできません。 なぜなら、最初の引数はマイナス記号 .Pq Li - またはプラス記号 .Pq Li + で開始するかもしれないからです。 これらは、 .Ic set コマンドが、オプションの有効化または無効化の要求であると解釈してしまいます。 .El .It Ic setvar Ar variable Ar value 変数 .Ar variable に値 .Ar value を代入します。( .Ic setvar は、関数内で、パラメータとして渡された名前を持つ 変数に値を代入するためのものです。 一般に、 .Ic setvar を使うよりも .Bd -literal -offset indent variable=value .Ed と書くほうが望ましいといえます。) .It Ic shift Op Ar n 位置パラメータを .Ar n 回シフトします。 .Ar n を指定しない場合 1 回シフトします。 1 回のシフトにより、$2 の値が $1 に、$3 の 値が $2 に代入されます (以下同様)。また、$# の値は 1 減少します。 位置パラメータがない場合、shift は何もしません。 .It Xo .Ic trap .Op Ar action .Ar signal ... .Xc シェルが指定されたシグナル .Ar signal を受けとったときに、 .Ar action を解析し実行するように設定します。 シグナルはシグナル番号で指定します。 .Ar action は空文字列に したり、省略したりすることができます。空文字列の場合、指定されたシグナルは 無視され、省略した場合は、指定したシグナルを受けとったときデフォルトの処理を 行ないます。シェルがサブシェルを起動するとき、trap で指定された (かつ 無視するように設定されていない) シグナルの動作をデフォルトの処理に戻します。 シェルが起動したときにすでに無視されるように設定されていたシグナルに対して .Ic trap コマンドを使用しても効果はありません。 .It Ic type Op Ar name ... 各 .Ar name をコマンドとして解釈し、コマンド検索の結果を出力します。出力さ れる結果は以下のものがあります。シェルのキーワード、エイリアス、シェル の組み込みコマンド、コマンド、痕跡つきエイリアス (tracked alias)、最後に not found (見つからず) があります。エイリアスについては、エイリアス展開 の結果が出力されます。コマンドと痕跡つきエイリアスについては、そのコマンドの 完全なパス名が印刷されます。 .It Xo .Ic ulimit .Op Fl HSabcdflmnust .Op Ar limit .Xc リソースのリミット値 (リミット値については .Xr getrlimit 2 参照) を設定あるいは表示します。 .Ar limit が指定されている場合、指定されたリソースが設定されます。 それ以外の場合、現在のリソース設定値が表示されます。 .Pp .Fl H が指定された場合、ハードリミットが設定ないし表示されます。 ハードリミット値を下げることは誰にでもできますが、 それを増やすことができるのはスーパユーザだけです。 オプション .Fl S を指定した場合はソフトリミットになります。 リミット値を表示する場合、 .Fl S か .Fl H のいずれか一方だけしか指定できません。 デフォルトでは、表示はソフトリミット、設定はハード/ソフトリミット両方です。 .Pp オプション .Fl a を指定すると .Ic ulimit コマンドは全リソースの設定値を表示します。 この場合、パラメータ .Ar limit は指定できません。 .Pp この他のオプションは、表示あるいは設定するリソースの種類を指定するものです。 これらは互いに排他的です。 .Bl -tag -width Ds .It Fl b Ar sbsize ソケットバッファサイズの最大値。バイト単位。 .It Fl c Ar coredumpsize コアダンプファイルの最大サイズ。512 バイトのブロック単位。 .It Fl d Ar datasize プロセスのデータセグメントの最大サイズ。キロバイト単位。 .It Fl f Ar filesize ファイルの最大サイズ。512 バイトブロック単位。 .It Fl l Ar lockedmem プロセスがロックできるメモリサイズの最大値。キロバイト単位。 .It Fl m Ar memoryuse プロセスの常駐セットサイズの最大値。キロバイト単位。 .It Fl n Ar nofiles あるプロセスがオープンできるファイル記述子の最大数。 .It Fl s Ar stacksize スタックセグメントサイズの最大値。キロバイト単位。 .It Fl t Ar time 各プロセスで消費できる CPU 時間の最大値。秒単位。 .It Fl u Ar userproc このユーザ ID で同時に走らせうる最大プロセス数。 .El .It Ic umask Op Ar mask ファイル作成マスクの値 ( .Xr umask 2 を参照) を、 .Ar mask で指定された 8 進数の値に設定します。引数が 省略された場合、現在のマスクの値が表示されます。 .It Xo .Ic unalias .Op Fl a .Op Ar name .Xc .Ar name が指定された場合、指定された名前のエイリアスを削除します。 -.Ar a +.Fl a オプションが指定された場合、すべてのエイリアスを削除します。 .It Ic unset Ar name ... 指定された変数または関数を unset し、エクスポートされていない状態にします。 指定された名前の変数も関数も存在する場合、変数と関数の両方が unset されます。 .It Ic wait Op Ar job 指定されたジョブ .Ar job が終了するのを待ち、ジョブ内の最後のプロセスの 終了ステータスを返します。引数が省略された場合、すべてのジョブが終了する まで待ち、終了ステータス 0 を返します。 .El .Ss コマンド行編集 .Nm が端末から対話的に実行されている場合、現在入力中のコマンドおよび コマンド履歴 ( .Sx 組み込みコマンド の .Ic fc 参照) を vi モードのコマンド行編集機能 により編集することができます。 このモードでは、vi のマニュアルに示されているコマンドのサブセットを用います。 コマンド .Dq Li set -o vi (または .Dq Li set -V ) により vi モードが有効になり、 .Nm は vi の挿入モードに移行します。 vi モード中では、 挿入モードとコマンドモードの両方を自由に切り替えることが可能です。 vi モードは vi と同様であり、 .Aq ESC キー によりコマンドモードに移行し、コマンドモードで .Aq return キーを叩くことで、 行の内容がシェルに渡されます。 .Pp 同様に、コマンド .Dq Li set -o emacs により emacs 風のコマンド行編集機能の サブセットを使うことができるようになります。 .Sh 関連項目 .Xr builtin 1 , .Xr echo 1 , .Xr expr 1 , .Xr pwd 1 , .Xr printf 1 , .Xr test 1 .Sh 歴史 .Nm コマンドは、 .At V.1 で登場しました。 .\" -Amended by N.Kumagai 97.12.30 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/top.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/top.1 index e74adc4eab..ace4ba21c2 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/top.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/top.1 @@ -1,382 +1,383 @@ .\" NOTE: changes to the manual page for "top" should be made in the .\" file "top.X" and NOT in the file "top.1". +.\" %FreeBSD: src/contrib/top/top.X,v 1.6.6.1 2000/07/20 13:29:20 phantom Exp % .\" jpman %Id: top.1,v 1.3 1997/08/19 03:06:41 h-nokubi Stab % .nr N %topn% .nr D %delay% .TH TOP 1 Local .UC 4 .SH 名称 top \- CPU プロセスの上位リストに関する情報を表示/更新する .SH 書式 .B top [ .B \-SbiInqut ] [ .BI \-d count ] [ .BI \-s time ] [ .BI \-o field ] [ .BI \-U username ] [ .I number ] .SH 解説 .\" This defines appropriate quote strings for nroff and troff .ds lq \&" .ds rq \&" .if t .ds lq `` .if t .ds rq '' .\" Just in case these number registers aren't set yet... .if \nN==0 .nr N 10 -.if \nD==0 .nr D 5 +.if \nD==0 .nr D 2 .I top はシステム内の上位 .if !\nN==-1 \nN プロセスを表示し、その情報を定期的に更新します。 .if \nN==-1 \ \{\ 標準出力がインテリジェント端末 (以下を参照) なら、 デフォルトでは端末画面に合わせて表示プロセス数を決定します。 それ以外の場合、適切な数のプロセス (約 20 プロセス) が表示されます。 .\} 生の CPU パーセンテージを用いてプロセス順位を決めます。もし .I number が指定されると、デフォルト値に代えて、上位 .I number プロセスが表示されます。 .PP .I top の動作は高機能端末とそうでない端末とで異なります。 この差異によって、いくつかのオプションのデフォルト値も変わってきます。 以下の部分では、\*(lqインテリジェント\*(rq 端末とは、 カーソルアドレシング、画面クリアおよび行末までのクリアをサポートしている 端末のことを指します。 逆に \*(lqダム\*(rq 端末とは、そのような機能をサポートしていないものを いいます。 .I top の出力をファイルにリダイレクトすると、 あたかもダム端末上で動作しているように振る舞います。 .SH オプション .TP .B \-S システムプロセスも画面に表示します。 pager や swapper といったシステムプロセスは通常、表示されませんが、 このオプションによりそれらも見えるようになります。 .TP .B \-b \*(lqバッチ\*(rq モードにします。 バッチモードでは、端末からの入力は全て無視されます。 ただし割り込みキャラクタ (^C や ^\e など) は有効です。 ダム端末上で実行する場合や出力先が端末以外の場合は、これがデフォルトです。 .TP .B \-i \*(lq対話的実行\*(rq モードにします。 対話的実行モードでは、あらゆる入力は直ちに読み込んで処理されます。 どのキーがどういう機能をもっているかについては、 \*(lq対話的実行モード\*(rq のセクションを参照して下さい。 コマンドが処理されると、そのコマンドが理解されなかった場合でも、 画面は直ちに更新されます。 出力先がインテリジェント端末の場合は、これがデフォルトです。 .TP .B \-I アイドル状態のプロセスを表示しません。 デフォルトでは、 top はアクティブプロセスもアイドルプロセスも両方とも表示します。 .TP .B \-t .I top プロセスを表示しないようにします。 .TP .B \-n \*(lq非対話的実行\*(rq モードにします。 これは \*(lqバッチ\*(rq モードと同じです。 .TP .B \-q .I top を -20 に renice し、より高速に実行されるようにします。 この機能は、システムが大変重い場合に、問題箇所を発見する可能性を高めるために 用いられます。 このオプションは root のみ使用可能です。 .TP .B \-u uid 値をユーザ名に変換する時間を割かないようにします。 通常、 .I top は必要に応じてファイル \*(lq/etc/passwd\*(rq を読み、 出現する全てのユーザ id 値をログイン名に変換します。 このオプションはその変換を全て止め、できるだけ実行時間を低減させます。 ログイン名の代わりに uid 値が表示されます。 .TP .BI \-d count .I count 回だけ表示し、その後終了します。 1 回の表示とは、1 回の画面更新のことです。 このオプションにより、ユーザは希望する回数だけ状況を表示し、 その後自動的に .I top を終了させることができます。 インテリジェント端末では、表示回数の上限は設定されていません。 ダム端末ではデフォルト値は 1 回です。 .TP .BI \-s time 画面更新間隔を .I time 秒に設定します。デフォルトの画面更新間隔は \nD 秒です。 .TP .BI \-o field プロセス表示領域を指定したフィールドによってソートします。 フィールド名には出力で示されているカラム名を用いますが、小文字で指定します。 しばしば用いられる値は \*(lqcpu\*(rq, \*(lqsize\*(rq, \*(lqres\*(rq, \*(lqtime\*(rq ですが、これは OS によっても異なります。 必ずしも全ての OS でこのオプションがサポートされているわけではないことに 注意して下さい。 .TP .BI \-U username ユーザ .IR username が所有しているプロセスのみ表示します。 現在のところ、このオプションはユーザ名指定のみ可能で、uid 値は指定できません。 .PP .I count と .I number はいずれも \*(lq無限\*(rq を指定でき、 その場合、それらは可能な限り引き延ばされます。 これは、キーワード \*(lqinfinity\*(rq, \*(lqmaximum\*(rq, \*(lqall\*(rq のいずれかの、 一意に識別可能な先頭からの部分文字列を指定することで行われます。 実際、インテリジェント端末での .I count のデフォルト値は .BI infinity となっています。 .PP コマンドラインのオプションを調べる前に、 環境変数 .B TOP が調べられます。これによりユーザ自身のデフォルト値を設定できます。 表示プロセス数も環境変数 .BR TOP で指定可能です。 オプション .BR \-I , .BR \-S , .BR \-u , .B \-t は実際はトグルオプションです。これらのオプションを 2 回指定すると、 最初の指定を無効にします。 ですから、環境変数 .B TOP を \*(lq\-I\*(rq と設定しているユーザは、 \*(lqtop \-I\*(rq とすることでアイドルプロセスの状況を見ることができます。 .SH 対話的実行モード \*(lq対話的実行モード\*(rq で動作している場合、 .I top は端末からコマンドを読み込み、それに応じて動作を行います。 このモードでは端末は \*(lqCBREAK\*(rq モードに設定され、 入力文字が速やかに処理されるようになります。 .I top の表示と表示の間、 つまり .I top が .I time 秒が経過するのを待っている間、ほとんどいつでもキー入力可能です。 実際キーが押されると、そのコマンドは直ちに処理され、 画面が更新されます (そのコマンドが指示した変更も反映されます)。 これはコマンドが正しくない場合にも行われます。 画面を更新している最中にキーが押されると、 .I top は画面更新を終らせて、そのコマンドを処理します。 コマンドによっては更に情報の指定が必要になるものもありますが、 その場合、それに応じてユーザに入力が求められます。 その情報を入力する間、ユーザの削除キーと行削除キー ( .IR stty コマンドで設定される) が利用でき、改行により入力が完了します。 .PP 現在のところ、以下のコマンドが利用可能です (^L は control-L を表します): .TP .B ^L 画面を再描画します。 .IP "\fBh\fP\ or\ \fB?\fP" コマンド一覧 (ヘルプ画面) を表示します。 .TP .B q .I top を終了します。 .TP .B d 表示する画面数を変更します (新しい数値入力が求められます)。 次回の表示が 1 回目となります。ですから .B d1 と入力すると、 .I top は 1 回表示して直ちに終了します。 .TP .B n or # 表示するプロセス数を変更します (新しい数値入力が求められます)。 .TP .B s 表示間隔の秒数を変更します (新しい数値入力が求められます)。 .TP .B k プロセスリストにシグナル (デフォルトでは \*(lqkill\*(rq) を送ります。 .IR kill (1) コマンドと同様の働きをします。 .TP .B r プロセスリストの優先度 (\*(lqnice\*(rq 値) を変更します。 .IR renice (8) コマンドと同様の働きをします。 .TP .B u 指定したユーザ名のユーザが所有するプロセスのみ表示します (ユーザ名入力 が求められます)。 ユーザ名として単に \*(lq+\*(rq が指定された場合、 全ユーザのプロセスが表示されます。 .TP .B e 前回の .BR k ill または .BR r enice コマンドで生じたシステムエラーがあれば、そのリストを表示します。 .TP .B i (または .BR I ) アイドルプロセスの表示有無を切り替えます。 .TP .B t .I top の表示有無を切り替えます。 .SH 表示 実際の表示画面は、そのマシンで動作している Unix の種類によって異なります。 ここでの説明は、この特定マシンで動作する top コマンドの出力と 厳密には合っていないかもしれません。 相違点はこのマニュアルの終りに示してあります。 .PP 表示画面の先頭数行にはシステム状態に関する情報として、 プロセスに割り当てられた最終プロセス ID (ほとんどのシステム)、 3 種のロードアベレージ、現在時刻、存在するプロセス数、 各状態 (sleep 中、実行中、実行開始中、ゾンビ、停止中) のプロセス数、 各プロセッサ状態 (ユーザ, nice, システム, アイドル) で消費した時間の割合 等が表示されます。 物理メモリおよび仮想メモリの割り当てに関する情報も表示されます。 .PP 画面の残りの部分には各プロセスに関する情報が表示されます。 表示項目は、内容的には .IR ps (1) に似ていますが、正確には同じではありません。 PID はプロセス id、USERNAME はプロセス所有者名 ( .B \-u 指定時は UID カラムが USERNAME に取って替わる)、 PRI は現在のプロセス優先度、 NICE は nice 値 (\-20 から 20 までの範囲)、 SIZE はプロセスサイズの合計 (text, data, stack)、 RES は現在のメモリ常駐量 (SIZE と RES はいずれもキロバイト単位)、 STATE は現在の状態 (\*(lqsleep\*(rq, \*(lqWAIT\*(rq, \*(lqrun\*(rq, \*(lqidl\*(rq, \*(lqzomb\*(rq, \*(lqstop\*(rq のいずれか)、 TIME はプロセスが消費したシステム時間およびユーザ時間の秒数、 WCPU は (もしあれば) 重み付き CPU パーセンテージ (これは .IR ps (1) が CPU として表示するものと同じ)、 CPU は生のパーセンテージで、プロセス順序を決めるソート処理に用いられるもの、 そして COMMAND はプロセスが現在実行しているコマンド名です (もしプロセスが スワップアウト中なら、このカラムには \*(lq\*(rq という印がつく)。 .SH 注意 \*(lqABANDONED\*(rq 状態 (カーネル中では \*(lqSWAIT\*(rq 状態として 知られています) は捨て去られたものゆえ、この名称がついています。 プロセスはこの状態で終るべきではありません。 .SH 作者 William LeFebvre, EECS Department, Northwestern University .SH 環境変数 .DT TOP ユーザが設定できるオプションのデフォルト値 .SH 関連ファイル .DT /dev/kmem カーネルメモリ .br /dev/mem 物理メモリ .br /etc/passwd uid 値をユーザ名に変換するのに使用 .br /kernel システムイメージ .SH バグ .B \-I のデフォルト値が もう一度変更されましたが、私を責めないで下さい。 .I top が全プロセスを表示するわけではないことで大変多くの人が混乱したため、 バージョン 2 の頃と同様、デフォルトでアイドルプロセスも表示することに 決めました。 しかしこの動作に耐えられない人々のために、環境変数 .B TOP に \*(lqデフォルト\*(rq オプションを設定しておく機能を 追加しました (オプションのセクションを参照)。 バージョン 3.0 が持っている振る舞いが必要な人は、環境変数 .B TOP に値 \*(lq\-I\*(rq を設定するだけで OK です。 .PP スワップされたプロセスに対するコマンド名は追跡すべきですが、 それを行うとプログラムの動作が遅くなるでしょう。 .PP .IR ps (1) と同様、 .I top が更新情報を収集している間に事態が変化する可能性があります。 表示内容は現実に近い近似値に過ぎません。 .SH 関連項目 kill(1), ps(1), stty(1), mem(4), renice(8) .SH FreeBSD に関する注 .SH メモリに関する説明 Mem: 9220K Active, 1032K Inact, 3284K Wired, 1MB Cache, 2M Buf, 1320K Free Swap: 91M Total, 79M Free, 13% Inuse, 80K In, 104 K Out .B K: キロバイト。 .TP .B M: メガバイト。 .TP .B %: 1/100。 .TP .B Active: アクティブなページ数。 .TP .B Inact: アクティブでないページ数。 .TP .B Wired: 固定されているページ数。キャッシュされたファイルデータページを含む。 .TP .B Cache: VM レベルのディスクキャッシュに使用しているページ数。 .TP .B Buf: BIO レベルのディスクキャッシュに使用しているページ数。 .TP .B Free: 未使用ページ数。 .TP .B Total: 使用可能なスワップ合計。 .TP .B Free: 未使用スワップ合計。 .TP .B Inuse: 使用中スワップ。 .TP .B In: (直前の表示間隔において) スワップデバイスからページインしたページ数 .TP .B Out: (直前の表示間隔において) スワップデバイスにページアウトしたページ数 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/sysctl.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/sysctl.8 index 55590698a8..3d4bea7bdc 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/sysctl.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/sysctl.8 @@ -1,248 +1,250 @@ .\" Copyright (c) 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" From: @(#)sysctl.8 8.1 (Berkeley) 6/6/93 -.\" %FreeBSD: src/sbin/sysctl/sysctl.8,v 1.23 2000/02/26 16:55:21 steve Exp % +.\" %FreeBSD: src/sbin/sysctl/sysctl.8,v 1.23.2.1 2000/07/26 08:54:43 sheldonh Exp % .\" jpman %Id: sysctl.8,v 1.2 1997/05/30 00:57:58 yugawa Stab % .\" .Dd September 23, 1994 .Dt SYSCTL 8 .Os .Sh 名称 .Nm sysctl .Nd カーネル状態の取得や設定 .Sh 書式 .Nm sysctl .Op Fl bn .Ar name ... .Nm sysctl .Op Fl bn .Fl w .Ar name=value ... .Nm sysctl .Op Fl bn .Fl aAX .Sh 解説 .Nm はカーネル状態を取り出し、適切な権限があれば プロセスがカーネル状態を設定することを許します。取り出され たり、設定されたりした状態は、``Management Information Base''(``MIB'') 形式を使って記述されます。この形式では、要素はドット ``.'' で 接続されます。 .Pp 以下のオプションを使用可能です: .Bl -tag -width indent .It Fl a 現在有効な文字列や整数値をすべて表示します。 .It Fl A データ形式を知らないもの(以下、形式不明の変数と称する) を含めて、 存在している全ての MIB を表示します。 .Fl a フラグ同様、文字列や整数値も表示されます。 形式不明の変数に関しては、 そのフォーマットおよび長さに関する情報と、その変数の内容の最初の数バイトを 16 進数でダンプします。 .It Fl X フラグは、形式不明の変数の全ての内容が 16 進数でダンプされる以外は .Fl A と同じです。 .It Fl n フィールド名の出力は抑制されて、値 だけが表示されます。これはシェル変数を設定するのに役に 立ちます。たとえば、ページサイズを変数 psize に保存する には、以下のようにします: .Bd -literal -offset indent -compact set psize=`sysctl -n hw.pagesize` .Ed .Pp .It Fl b 変数の値を加工せずに、バイナリ形式で表示します。 変数名や、最後の改行文字は出力されません。これは、単一の変数に対して 操作する際に便利でしょう。 .It Fl w Ar name=value ... MIB の .Ar name を新しい値 .Ar value に設定します。 MIB 形式 .Ar name だけが指定された場合、その名前に対応する値が得られます。 .El .Nm で得られる情報は、整数、文字列、形式不明の変数です。 .Nm はいくつかの形式不明の変数の形式を知っているだけで、それ以外のものに 対しては 16 進ダンプに頼ります。 形式不明の変数の情報は、 .Nm ps や .Nm systat , .Nm netstat などの特別な目的のプログラムによって取得された場合に、より効果的です。 .Pp 文字列と整数の情報を簡単にまとめて以下に示します。これらの 変数の詳細な説明は、 .Xr sysctl 3 を参照してください。 .Pp changeable の列は、適切な権限を持つプロセスがその値を変更 できるかどうかを示しています。 .Bl -column net.inet.ip.forwardingxxxxxx integerxxx .It Sy Name Type Changeable .It kern.ostype string no .It kern.osrelease string no .It kern.osrevision integer no .It kern.version string no .It kern.maxvnodes integer yes .It kern.maxproc integer no .It kern.maxprocperuid integer yes .It kern.maxfiles integer yes .It kern.maxfilesperproc integer yes .It kern.argmax integer no .It kern.securelevel integer raise only .It kern.hostname string yes .It kern.hostid integer yes .It kern.clockrate struct no .It kern.posix1version integer no .It kern.ngroups integer no .It kern.job_control integer no .It kern.saved_ids integer no .It kern.boottime struct no .It kern.domainname string yes -.It kern.update integer yes +.It kern.filedelay integer yes +.It kern.dirdelay integer yes +.It kern.metadelay integer yes .It kern.osreldate string no .It kern.bootfile string yes .It kern.corefile string yes .It kern.logsigexit integer yes .It vm.loadavg struct no .It hw.machine string no .It hw.model string no .It hw.ncpu integer no .It hw.byteorder integer no .It hw.physmem integer no .It hw.usermem integer no .It hw.pagesize integer no .It hw.floatingpoint integer no .It hw.machine_arch string no .It machdep.console_device dev_t no .It machdep.adjkerntz integer yes .It machdep.disable_rtc_set integer yes .It user.cs_path string no .It user.bc_base_max integer no .It user.bc_dim_max integer no .It user.bc_scale_max integer no .It user.bc_string_max integer no .It user.coll_weights_max integer no .It user.expr_nest_max integer no .It user.line_max integer no .It user.re_dup_max integer no .It user.posix2_version integer no .It user.posix2_c_bind integer no .It user.posix2_c_dev integer no .It user.posix2_char_term integer no .It user.posix2_fort_dev integer no .It user.posix2_fort_run integer no .It user.posix2_localedef integer no .It user.posix2_sw_dev integer no .It user.posix2_upe integer no .It user.stream_max integer no .It user.tzname_max integer no .El .Pp .Sh 使用例 たとえば、システム中で許されている最大のプロセス数を知りたい ときは、以下のようにします: .Bd -literal -offset indent -compact sysctl kern.maxproc .Ed .Pp システム中で許されている最大のプロセス数を 1000 に設定する には、以下のようにします: .Bd -literal -offset indent -compact sysctl -w kern.maxproc=1000 .Ed .Pp システムのクロックレートに関する情報を得るには、以下の ようにします: .Bd -literal -offset indent -compact sysctl kern.clockrate .Ed .Pp システム負荷(ロード・アベレージ)の履歴に関する情報を 得るには、以下のようにします: .Bd -literal -offset indent -compact sysctl vm.loadavg .Ed .Pp ここに挙げたもの以外の変数も存在します。それらに関するより深い意味を知る もっとも良く、かつ、おそらく唯一の方法は、それらを定義しているソースコードを みる事であることは疑いのない事実でしょう。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width -compact .It Pa トップレベルの識別子、第 2 レベルのカーネル/ハードウェア識別子、 そしてユーザレベル識別子の定義 .It Pa 第 2 レベルのネットワーク識別子の定義 .It Pa 第 3 レベルのプロファイル識別子の定義 .It Pa 第 2 レベルの仮想メモリ識別子の定義 .It Pa 第 3 レベルのインターネット識別子と 第 4 レベルの IP 識別子の定義 .It Pa 第 4 レベルの ICMP 識別子の定義 .Xr blackhole 4 .It Pa 第 4 レベルの UDP 識別子の定義 .El .Sh 関連項目 .Xr sysctl 3 , .Xr blackhole 4 .Sh バグ 現状では .Nm は、sysctl ツリーの追跡、および、形式と名前の情報を得る際に、 文書化されていないカーネルの sysctl 機能へのインタフェースを使用しています。 この方法に関する正しいインタフェースは、現在検討中です。 .Sh 歴史 .Nm sysctl は .Bx 4.4 ではじめて登場しました。 .Pp .Fx 2.2 の .Nm sysctl は著しく改良されています。