diff --git a/ja/man/man1/mt.1 b/ja/man/man1/mt.1 index 43427e8107..8dc9eeda46 100644 --- a/ja/man/man1/mt.1 +++ b/ja/man/man1/mt.1 @@ -1,352 +1,372 @@ .\" Copyright (c) 1981, 1990, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)mt.1 8.1 (Berkeley) 6/6/93 .\" jpman %Id: mt.1,v 1.3 1997/06/16 09:29:17 taku Stab % +.\" jpman original revision: 1.12.2.3 .\" .Dd June 6, 1993 .Dt MT 1 .Os BSD 4 .Sh 名称 .Nm mt .Nd 磁気テープ操作プログラム .Sh 書式 .Nm .Op Fl f Ar tapename .Ar command .Op Ar count .Sh 解説 .Nm は、 磁気テープドライブへコマンドを与えるのに使われます。 通常、 .Nm は要求された操作を一度だけ行います。 操作によっては .Ar count で指定した回数だけ繰り返し実行できます。 なお、 .Ar tapename -は生の( ブロック型でない )テープデバイスを指していなければなりません。 +は生の (ブロック型でない) テープデバイスを指していなければなりません。 .Pp 使用可能なコマンドは下記のようになっています。 コマンドの指定にあたって、 一意に特定するのに必要なだけの文字数は与える必要があります。 .Bl -tag -width "eof, weof" .It Cm weof テープの現在位置に .Ar count 個のファイル終端マークを書き込みます。 .It Cm smk テープの現在位置に .Ar count 個の位置決定マークを書き込みます。 .It Cm fsf ファイル .Ar count 個分早送りします。 .It Cm fsr レコード .Ar count 個分早送りします。 .It Cm fss 位置決定マーク .Ar count 個分早送りします。 .It Cm bsf ファイル .Ar count 個分巻き戻します。 .It Cm bsr レコード .Ar count 個分巻き戻します。 .It Cm bss 位置決定マーク .Ar count 個分巻き戻します。 .It Cm rdhpos ハードウェアブロック位置を読み取ります。 この機能をサポートしないドライブもあります。 報告されるブロック番号は、そのハードウェア固有のものです。 count 引数は無視されます。 .It Cm rdspos SCSI 論理ブロック位置を読み取ります。 この機能をサポートしないドライブもあります。 count 引数は無視されます。 .It Cm sethpos ハードウェアブロック位置を設定します。 この機能をサポートしないドライブもあります。 count 引数は、テープ移動先のハードウェアブロックであると解釈されます。 .It Cm setspos SCSI 論理ブロック位置を設定します。 この機能をサポートしないドライブもあります。 count 引数は、テープ移動先の SCSI 論理ブロックであると解釈されます。 .It Cm rewind -テープを巻き戻します( カウントは無視 )。 +テープを巻き戻します (カウントは無視)。 .It Cm offline , rewoffl テープを巻き戻して、 -テープユニットをオフライン状態にします( カウントは無視 )。 +テープユニットをオフライン状態にします (カウントは無視)。 .It Cm erase テープを消去します。 カウント 0 は長い消去を無効にします。これがデフォルトです。 .It Cm retension -テープのたるみを取ります( 一度最後まで早送りして、 -また巻き戻します。カウントは無視 )。 +テープのたるみを取ります (一度最後まで早送りして、 +また巻き戻します。カウントは無視)。 .It Cm status テープユニットの状態情報を出力します。 SCSI 磁気テープドライブに対しては、 現在の操作モードとして、密度・ブロックサイズ・圧縮の有無が報告されます。 ドライブの現在の状態 (デバイスに対して何を行っているのか) も報告されます。 ドライブが (ファイルマークおよびレコードを基準とした) BOT からの相対位置を知っている場合、これも表示します。 この情報は信頼できるものではないことに注意してください (BOT、記録メディアの終端、(ドライブが報告するのであれば) ハードウェアブロック位置と SCSI 論理ブロック位置のみが、 テープ位置として信頼できます)。 .It Cm errstat このドライブに関するエラー状態情報を表示 (およびクリア) します。 各通常操作 (例えば読み込みや書き込み) および 各制御操作 (例えば巻き戻し) に対し、 最後に実行したコマンドとこれに関連した状態と存在すれば残りのカウントを、 ドライバは格納します。 本コマンドは、この情報を引き出して表示します。 可能であれば、ラッチしたエラー情報もまたクリアします。 .It Cm blocksize テープユニットに対してブロックサイズを指定します。 零は可変長ブロックを意味します。 .It Cm density テープユニットに対して密度を指定します。 密度の符号化方式については、 下記を参照して下さい。 密度の値は、 .Dq リファレンス 欄に応じた数字と文字列のどちらでも与えることができます。 もし文字列が略記されていたら、 表に書かれてある順番で調べていき、 最初に合致した項目が使われます。 与えられた文字列と正しい密度名称を調べた結果が正確に合致しないのであれば、 与えられた文字列がどう解釈されたかについて、 通知メッセージが出力されます。 +.It Cm geteotmodel +現在の EOF ファイルマークモデルを、取得して表示します。 +モデル状態とは、 +テープが書き込まれる場合、 +書き込みクローズ時に何個のファイルマークが書き込まれるかを表現します。 +.It Cm seteotmodel +現在の EOT ファイルマークモデルを、( +.Ar count +引数に) 設定して表示します。 +典型的には、これはファイルマーク +.Ar 2 +個ですが、デバイスによっては (典型的には QIC カートリッジドライブでは)、 +ファイルマークを +.Ar 1 +個だけ書き込み可能です。現在のところ、値は +.Ar 1 +または +.Ar 2 +だけから選択可能です。 .It Cm eom -記録されたメディアの終端まで早送りします( カウントは無視 )。 +記録されたメディアの終端まで早送りします (カウントは無視)。 .It Cm eod データの終端まで早送りします。 .Cm eom と同じです。 .It Cm comp 圧縮モードを指定します。 現在、圧縮モードに指定可能な値はいくつかあります: .Pp .Bl -tag -width 123456789 -compact .It off 圧縮オフ .It on 圧縮オン .It none .Ar off と同じ .It enable .Ar on と同じ .It IDRC IBM Improved Data Recording Capability 圧縮 (0x10)。 .It DCLZ DCLZ 圧縮アルゴリズム (0x20)。 .El .Pp 前記の認識される圧縮キーワードに加え、 テープドライブが使用する圧縮アルゴリズムをユーザが数値で指定可能です。 ほとんどの場合、単に圧縮を .Sq on にするだけで、 ドライブがサポートしているデフォルトの圧縮アルゴリズムを有効にするという 望ましい効果が得られます。 そうでない場合 ( .Cm status を見て、どの圧縮アルゴリズムを現在使用しているかを見てください)、 サポートされている圧縮キーワード (上述) もしくは 数値の圧縮値をユーザが手動で指定可能です。 .El .Pp テープ名が与えられていないくて、かつ環境変数 .Ev TAPE が存在しない場合、 .Nm はデバイス .Pa /dev/nrsa0 を使用します。 .Pp .Nm は、操作が成功したならば 0 の終了値を、 コマンドが認識不能の場合には 1 を、 また操作が失敗したならば 2 を返します。 .Pp 次に示す密度表は、1997 年 11 月 11 の SCSI-3 Stream Device Commands (SSC) working draft の Revision 11 における、 .Sq Historical sequential access density codes table (A-1) の情報です。 .Pp それぞれ密度の符号化方式は次の通りです。 .Pp .Dl 0x0 デバイスの既定値 .Dl 0xE ECMA 用予約値 .Bd -literal -offset 3n 値 幅 トラック 密度 コード 型 リファレンス 注釈 mm in bpmm bpi 0x01 12.7 (0.5) 9 32 (800) NRZI R X3.22-1983 2 0x02 12.7 (0.5) 9 63 (1,600) PE R X3.39-1986 2 0x03 12.7 (0.5) 9 246 (6,250) GCR R X3.54-1986 2 0x05 6.3 (0.25) 4/9 315 (8,000) GCR C X3.136-1986 1 0x06 12.7 (0.5) 9 126 (3,200) PE R X3.157-1987 2 0x07 6.3 (0.25) 4 252 (6,400) IMFM C X3.116-1986 1 0x08 3.81 (0.15) 4 315 (8,000) GCR CS X3.158-1987 1 0x09 12.7 (0.5) 18 1,491 (37,871) GCR C X3.180 2 0x0A 12.7 (0.5) 22 262 (6,667) MFM C X3B5/86-199 1 0x0B 6.3 (0.25) 4 63 (1,600) PE C X3.56-1986 1 0x0C 12.7 (0.5) 24 500 (12,690) GCR C HI-TC1 1,6 0x0D 12.7 (0.5) 24 999 (25,380) GCR C HI-TC2 1,6 0x0F 6.3 (0.25) 15 394 (10,000) GCR C QIC-120 1,6 0x10 6.3 (0.25) 18 394 (10,000) GCR C QIC-150 1,6 0x11 6.3 (0.25) 26 630 (16,000) GCR C QIC-320 1,6 0x12 6.3 (0.25) 30 2,034 (51,667) RLL C QIC-1350 1,6 0x13 3.81 (0.15) 1 2,400 (61,000) DDS CS X3B5/88-185A 5 0x14 8.0 (0.315) 1 1,703 (43,245) RLL CS X3.202-1991 5 0x15 8.0 (0.315) 1 1,789 (45,434) RLL CS ECMA TC17 5 0x16 12.7 (0.5) 48 394 (10,000) MFM C X3.193-1990 1 0x17 12.7 (0.5) 48 1,673 (42,500) MFM C X3B5/91-174 1 0x18 12.7 (0.5) 112 1,673 (42,500) MFM C X3B5/92-50 1 0x1C 6.3 (0.25) 34 1,654 (42,000) MFM C QIC-385M 1,6 0x1D 6.3 (0.25) 32 1,512 (38,400) GCR C QIC-410M 1,6 0x1E 6.3 (0.25) 30 1,385 (36,000) GCR C QIC-1000C 1,6 0x1F 6.3 (0.25) 30 2,666 (67,733) RLL C QIC-2100C 1,6 0x20 6.3 (0.25) 144 2,666 (67,733) RLL C QIC-6GB(M) 1,6 0x21 6.3 (0.25) 144 2,666 (67,733) RLL C QIC-20GB(C) 1,6 0x22 6.3 (0.25) 42 1,600 (40,640) GCR C QIC-2GB(C) ? 0x23 6.3 (0.25) 38 2,666 (67,733) RLL C QIC-875M ? 0x24 3.81 (0.15) 1 2,400 (61,000) CS DDS-2 5 0x25 3.81 (0.15) 1 3,816 (97,000) CS DDS-3 5 0x26 3.81 (0.15) 1 3,816 (97,000) CS DDS-4 5 0x27 8.0 (0.315) 1 3,056 (77,611) RLL CS Mammoth 5 0x28 12.7 (0.5) 36 1,491 (37,871) GCR C X3.224 1 0x29 12.7 (0.5) 0x2A 0x2B 12.7 (0.5) 3 ? ? ? C X3.267 5 .Ed .Bd -literal -offset 3n コード 意味 型 意味 ---------------- ---------------- NRZI 非 0 復帰、1 で変更 R リールトゥリール (Non Return to Zero, change on ones) C カートリッジ GCR グループ符号記録 CS カセット (Group Code Recording) PE 位相符号化 (Phase Encoded) IMFM 反転修正周波数変調 (Inverted Modified Frequency Modulation) MFM 修正周波数変調 (Modified Frequency Modulation) DDS DAT データ記憶装置 (Dat Data Storage) RLL ランレングス符号化 (Run Length Encoding) .Ed .\" 上記(訳注)は、略号の解説には訳文とその原文とを併記しておくことが .\" 理解の助けになるものと判断し、追加しました。 .\" 2.2.2-RELEASE 対象 .\" By taku@tail.net (June 16, 1997) .\" 3.0-RELEASE でも確認 by horikawa@jp.freebsd.org .Bd -literal -offset 3n 注釈 1. シリアル記録。 2. パラレル記録。 3. QIC-11 として知られる古い形式。 5. ヘリカルスキャン。 6. American National Standard ではありません。リファレンスは、 メディアフォーマットの工業標準の定義に基づいています。 .Ed .Sh 環境変数 次の環境変数が存在すれば、 .Nm に利用されます。 .Bl -tag -width Fl .It Ev TAPE 引数 .Ar tapename が与えられていない時、 .Nm は .Ev TAPE 環境変数を調べます。 .Sh ファイル .Bl -tag -width /dev/*rst[0-9]*xx -compact .It Pa /dev/*rwt* QIC-02/QIC-36 磁気テープインタフェース .It Pa /dev/*rsa[0-9]* SCSI 磁気テープインタフェース .El .Sh 関連項目 .Xr dd 1 , .Xr ioctl 2 , .Xr mtio 4 , .Xr sa 4 , .Xr wt 4 , .Xr environ 7 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Bx 4.3 で登場しました。 .Pp .Xr st 4 ドライバに関する拡張部分は .Xr st 1 コマンドとは別のものとして 386BSD 0.1 で登場し、 .Nm コマンドに .Fx 2.1 で含められました。 .Pp .Cm weof と同義のコマンドであった .Cm eof コマンドは .Fx 2.1 で破棄されました。 なぜなら、非常に危険なコマンド .Cm eom との混乱があったためです。 diff --git a/ja/man/man8/camcontrol.8 b/ja/man/man8/camcontrol.8 index d800e6b0d2..f4f3b53a66 100644 --- a/ja/man/man8/camcontrol.8 +++ b/ja/man/man8/camcontrol.8 @@ -1,689 +1,740 @@ .\" .\" Copyright (c) 1998, 1999 Kenneth D. Merry. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: camcontrol.8,v 1.9.2.2 1999/05/07 00:42:43 ken Exp % +.\" %Id: camcontrol.8,v 1.9.2.3 1999/05/10 23:32:47 ken Exp % .\" .\" jpman %Id: camcontrol.8,v 1.4 1998/12/22 02:35:45 oku Stab % .\" WORD: defect list ディフェクトリスト[camcontrol.8] .\" WORD: tagged queing タグ付きキューイング .\" .Dd September 14, 1998 .Dt CAMCONTROL 8 .Os FreeBSD 3.0 .Sh 名称 .Nm camcontrol .Nd CAM コントロールプログラム .Sh 書式 .Nm camcontrol .Aq command +.Op device id .Op generic args .Op command args .Nm camcontrol devlist .Op Fl v .Nm camcontrol periphlist +.Op device id .Op Fl n Ar dev_name .Op Fl u Ar unit_number .Nm camcontrol tur +.Op device id .Op generic args .Nm camcontrol inquiry +.Op device id .Op generic args .Op Fl D .Op Fl S .Op Fl R .Nm camcontrol start +.Op device id .Op generic args .Nm camcontrol stop +.Op device id .Op generic args .Nm camcontrol eject +.Op device id .Op generic args .Nm camcontrol rescan .Aq bus Ns Op :target:lun .Nm camcontrol reset .Aq bus Ns Op :target:lun .Nm camcontrol defects +.Op device id .Op generic args .Aq Fl f Ar format .Op Fl P .Op Fl G .Nm camcontrol modepage +.Op device id .Op generic args .Aq Fl m Ar page .Op Fl P Ar pgctl .Op Fl e .Op Fl d .Nm camcontrol cmd +.Op device id .Op generic args .Aq Fl c Ar cmd Op args .Op Fl i Ar len Ar fmt .Bk -words .Op Fl o Ar len Ar fmt Op args .Ek .Nm camcontrol debug .Op Fl I .Op Fl T .Op Fl S .Op Fl c .Aq all|off|bus Ns Op :target Ns Op :lun .Nm camcontrol tags +.Op device id .Op generic args .Op Fl N Ar tags .Op Fl q .Op Fl v .Nm camcontrol negotiate +.Op device id .Op generic args .Op Fl c .Op Fl D Ar enable|disable .Op Fl O Ar offset .Op Fl q .Op Fl R Ar syncrate .Op Fl T Ar enable|disable .Op Fl U .Op Fl W Ar bus_width .Op Fl v +.Nm camcontrol +help .Sh 解説 .Nm camcontrol は、ユーザが .Tn FreeBSD CAM サブシステムにアクセスし制御できるようにする方法を提供する ために設計されたユーティリティです。 .Pp .Nm camcontrol を不適切に使用すると、 データの損失や、システムクラッシュにつながる可能性があります。経験 豊富なユーザであっても、このコマンドを使用する際には注意を払うことを お勧めします。素人さんはこのユーティリティに近付いてはいけません。 .Pp .Nm camcontrol -はいくつかの主機能を持っています。その多くは下に示す -共通の引数(generic argument)のいくつかを取ります。 +はいくつかの主機能を持っています。 +その多くは、省略可能なデバイス識別子をサポートします。 +デバイス識別子は、次の 3 種類の書式のいずれかを取り得ます: +.Bl -tag -width 01234567890123 +.It deviceUNIT +デバイス名とデバイス番号の組み合わせを、"da5" や "cd3" のように指定します。 +キャラクタデバイスノード名 (例えば /dev/rsd0.ctl) は、ここでは許され +.Em ない +ことに注意してください。 +.It bus:target +バス番号とターゲット id を指定します。 +バス番号は +.Dq camcontrol devlist +の出力により決定可能です。 +論理ユニット番号 (lun) はデフォルトの 0 になります。 +.It bus:target:lun +デバイスのバス (bus) とターゲット (target) と論理ユニット番号 (lun) を、 +(例えば 1:2:0 のように) 指定します。 +.El +.Pp +デバイス識別子は、指定された場合には、 +機能名の直後にかつ、すべての共通引数または機能固有引数の前に置かれることが +.Em 必要 +です。 +後述する +.Fl n +と +.Fl u +の引数は、その前に指定されるデバイス名やユニット番号をオーバライドすることに +注意してください。しかし、 +.Fl n +と +.Fl u +の引数は、bus:target または bus:target:lun の指定はオーバライドしません。 +.Pp +.Nm camcontrol +の主機能の多くは下に示す共通引数 (generic argument) をサポートします: .Bl -tag -width 01234567890123 .It Fl C Ar count SCSI コマンドのリトライカウント。この機能が動作するためには、エラーリカバリ .Po .Fl E .Pc をオンにしておく必要があります。 .It Fl E 指定したコマンドのための汎用の SCSI エラーリカバリを遂行 するよう、カーネルに指示を出します。リトライカウント機能 .Po .Fl C .Pc を有効にするためにはこれが必要です。 コマンドのリトライの他に、コード中にある汎用のエラーリカバリによって、 回っていない HDD を回転させるような試みが通常なされます。コマンドから 返されたセンスコードによっては、他の操作が行なわれることもあります。 .It Fl n Ar dev_name 操作を行なうデバイスのタイプを指定します。デフォルトは .Em da です。 .It Fl t Ar timeout SCSI コマンドのタイムアウトを秒単位で指定します。指定したコマンドのすべてに おいて、これで指定する値はデフォルトのタイムアウトより優先されます。 .It Fl u Ar unit_number デバイスユニット番号を指定します。デフォルトは 0 です。 .It Fl v 冗舌になります。SCSI コマンドに失敗するとセンス情報を表示します。 .El .Pp 主コマンド機能は次のとおりです。 .Bl -tag -width periphlist .It devlist CAM サブシステムに接続されたすべての物理デバイス (論理ユニット) の リストを表示します。このリストには各デバイスに接続された周辺ドライバの 一覧も含まれます。 引数 .Fl v を指定すると、SCSI バス番号、アダプタ名、ユニット番号もあわせて 表示されます。 .It periphlist 指定した物理デバイス (論理ユニット) に接続されたすべての周辺ドライバの リストを表示します。 .It tur 指定したデバイスに SCSI test unit ready (0x00) コマンドを送信します。 .Nm camcontrol は、そのデバイスがレディ状態であるかどうかを報告します。 .It inquiry デバイスに SCSI inquiry (0x12) コマンドを送信します。デフォルトでは、 .Nm camcontrol 標準の inquiry データ、デバイスのシリアル番号、転送レート情報を表示します。 特定のタイプの inquiry データだけを表示するように指定することもできます。 .Bl -tag -width 1234 .It Fl D 標準 inquiry データを得ます。 .It Fl S シリアル番号を表示します。このフラグだけが指定された場合、 .Nm camcontrol は、ドライブが返す値の前に "Serial Number" を表示しません。これは スクリプトを書く際に役立ちます。 .It Fl R 転送レートの情報を表示します。 .El .It start 指定したデバイスに、start ビットをセットした SCSI Start/Stop Unit (0x1B) コマンドを送信します。 .It stop 指定したデバイスに、start ビットをクリアした SCSI Start/Stop Unit (0x1B) コマンドを送信します。 .It eject 指定したデバイスに、start ビットをクリアし eject ビットをセットした SCSI Start/Stop Unit (0x1B) コマンドを送信します。 .It rescan カーネルに指定したバス (XPT_SCAN_BUS)、もしくは bus:target:lun (XPT_SCAN_LUN) をスキャンさせ、新規のデバイスや外されたデバイスを 探させます。ユーザが指定できるのは、スキャンするバスもしくは 論理ユニット番号だけです。あるターゲットのすべての論理ユニット番号を スキャンすることはサポートされていません。 .It reset 指定したバス (XPT_RESET_BUS) または指定した bus:target:lun (XPT_RESET_DEV) を、 カーネルにリセットさせます。 前者は、バスに SCSI バスリセットを発行することにより行います。 後者は、典型的には当該デバイスにコネクトした後に、 BUS DEVICE RESET メッセージを発行することにより行います。 本コマンドはシステムに破壊的な影響を与えることがあることに注意してください。 .It defects 指定したデバイスに、SCSI READ DEFECT DATA (10) コマンド (0x37) を送信し、 ディフェクト総数、初期ディフェクトリスト (PLIST)、増分ディフェクトリスト (GLIST) を組み合わせて表示します。 .Bl -tag -width 01234567890 .It Fl f Ar format 書式オプションは以下の 3 つです。 .Em block , リストを論理ブロック形式で表示します。 .Em bfi , リストをインデックスからのバイト数の形式で表示します。 .Em phys , リストを物理セクタ形式で表示します。書式引数は必須です。ほとんどのドライブ は、物理セクタ形式をサポートしています。一部のドライブは論理ブロック形式を サポートしています。指定した書式をサポートしていない場合、多くのドライブは、 指定したデータ書式をサポートしていないことを示すセンス情報とともに、 別の書式でデータを返します。 .Nm camcontrol は、それを検知して ドライブが返す書式ならどのようなものでも表示しようとします。ドライブが 指定した書式をサポートしていないことを報告する際に、非標準のセンスコードを 用いた場合、 .Nm camcontrol は、おそらくそのエラーをリクエスト完了に失敗したためのものと見なすでしょう。 .It Fl G 増分ディフェクトリストを表示します。これは、工場出荷時以降に再マップ された不良ブロックのリストです。 .It Fl P 初期ディフェクトリストを表示します。 .El .Pp .Fl P も .Fl G もどちらも指定していない場合、 .Nm camcontrol は、ドライブから返された READ DEFECT DATA ヘッダから得られるディフェクト数を 表示します。 .It modepage SCSI モードページを表示します。もしくは、オプション指定により ユーザがモードページを編集できるようにします。モードページの書式は .Pa /usr/share/misc/scsi_modes にあります。 環境変数 .Ev SCSI_MODES に別のファイルが指定されている場合はそちらが優先されます。 modepage コマンドは以下のようないくつかの引数を取ります。 .Bl -tag -width 012345678901 .It Fl d モードセンスのためのブロック記述子を禁止します。 .It Fl e このフラグを指定することで、ユーザはモードページ中の値を編集することが できます。 .It Fl m Ar mode_page ユーザが表示/編集したいモードページ番号を指定します。この引数は必須です。 .It Fl P Ar pgctl このフラグを指定することで、ユーザはページ制御フィールドを指定することが できます。指定可能な値は次の通りです。 .Bl -tag -width xxx -compact .It 0 現在の値 .It 1 変更可能な値 .It 2 デフォルトの値 .It 3 保存された値 .El .El .It cmd 任意のデバイスに任意の SCSI CDB を送信するために用いることができます。 cmd 機能は、CDB を指定するための .Fl c 引数が必要です。他の引数はオプションで、コマンドの型に依存します。コマンドと データを指定する文法は、 .Xr cam 3 に記述されています。 注釈: 指定した CDB によって、対象の SCSI デバイスとのデータ送受信が 発生する場合、 .Fl i または .Fl o を指定する必要があります。 .Bl -tag -width 01234567890123456 .It Fl c Ar cmd Op args これは SCSI CDB を指定します。CDB は 6, 10, 12, 16 バイトのいずれか が可能です。 .It Fl i Ar len Ar fmt これは、読み込むデータの量と、どのように表示するかとを指定します。書式が .Sq - である場合、 .Ar len バイトのデータがデバイスから読み込まれ、標準出力に書き出されます。 .It Fl o Ar len Ar fmt Op args これは、デバイスに書き出すデータの量と、書き出されるデータとを指定します。 書式が .Sq - である場合、 .Ar len バイトのデータが標準入力から読み込まれデバイスに書き出されます。 .El .It debug カーネルの CAM デバッグ用 printf をオンにします。カーネルの設定 ファイル中に CAMDEBUG オプションが指定されている必要があります。 注意: 現在のところ、デバッグ 用 printf を使えるようにすると、極めて多数のカーネル printf が生じる ことになります。 一度デバッグ用 printf をスタートさせてしまうと、停止させるのは難しい でしょう。というのは、カーネルはメッセージを表示するのに忙しくなるので、 他のリクエストをすぐにサービスすることができなくなるからです。 デバッグ機能はいくつかの引数を取ります。 .Bl -tag -width 012345678901234567 .It Fl I CAM_DEBUG_INFO printf を有効にします。 .It Fl T CAM_DEBUG_TRACE printf を有効にします。 .It Fl S CAM_DEBUG_SUBTRACE printf を有効にします。 .It Fl c CAM_DEBUG_CDB printf を有効にします。これにより、カーネルが、指定した デバイスに送信した SCSI CDB を表示することになります。 .It all すべてのデバイスについてデバッグ出力を有効にします。 .It off すべてのデバイスについてデバッグ出力を無効にします。 .It bus Ns Op :target Ns Op :lun 指定したバス、ターゲット、論理ユニット番号(lun)についてデバッグ出力を 有効にします。論理ユニット番号、もしくはターゲットと論理ユニット番号が 指定されない場合は、ワイルドカード指定されたものとして扱います。(すなわち、 バスだけを指定すると、そのバスのすべてのデバイスについてデバッグ用 printf が有効になります。) .El .It tags "tagged openings" の数を、表示または設定します。 この値は、特定のデバイスに対して同時にキューイング可能な トランザクション数です。 デフォルトでは、コマンド固有の引数が無いと (一般的な引数のみを指定すると)、 .Sq tags コマンドは、 対象のデバイスにキューイング可能なトランザクション数の "soft" 最大値を表示します。 さらに詳細な情報を得るには、次に説明する .Fl v 引数を指定してください。 .Bl -tag -width 0123456 .It Fl N Ar tags 指定したデバイスのタグ数を設定します。 この値は、 カーネル中の癖の表 (quirk table) にある最小値と最大値の間にある必要があります。 タグ付きキューイングをサポートするほとんどのデバイスのデフォルトは、 最小値が 2 で最大値が 255 です。 指定したデバイスの最大値と最小値を調べるには、 .Fl v スイッチを使用します。 この .Nm camcontrol サブコマンドに対する .Fl v スイッチの意味は後述します。 .It Fl q 静かになり、タグ数を報告しません。 一般的には、タグ数を設定するときに使用します。 .It Fl v 冗長フラグは、 .Em tags 引数に対しては特殊な機能があります。 このフラグを指定すると .Nm camcontrol は、XPT_GDEV_TYPE CCB のタグ付きキューイング関連フィールドを表示します: .Bl -tag -width 0123456789012 .It dev_openings 指定されたデバイスに対してキューイング可能なトランザクションの総数です。 .It dev_active 指定されたデバイスに対して現在キューイングされているトランザクション数です。 .It devq_openings トランザクション用のカーネルキュー空間です。 通常この数は dev_openings を反映します。 エラーリカバリ時は例外であり、対象デバイスのキューは凍結されるか (デバイスはコマンド受信を許されません)、 dev_openings の数が減じられるか、トランザクションの再実行が行われます。 .It devq_queued カーネルキュー内でデバイスが空くのを待っているトランザクション数です。 エラーリカバリ中でなければ、通常この数は 0 です。 .It held held 数は、周辺装置ドライバが保持する CCB 数です。 このような CCB は、丁度完了したものであるか、 デバイスによってサービスを受けるために転送層に渡されようとしているものです。 保持されている CCB は、対象のデバイスに空きを予約します。 .It mintags 同時にデバイスにキューイング可能なトランザクション数の、 現在の "hard" 最小値です。既出の .Ar dev_openings 値はこの数より小さくはなり得ません。 .Ar mintags のデフォルト値は 2 ですが、 デバイスによってはより大きくまたはより小さく設定され得ます。 .It maxtags 同時にデバイスにキューイング可能なトランザクション数の、 現在の "hard" 最大値です。既出の .Ar dev_openings はこの値より大きくはなり得ません。 .Ar maxtags のデフォルト値は 255 ですが、 デバイスによってはより大きくまたはより小さく設定され得ます。 .El .El .It negotiate 様々な通信パラメータを、表示または交渉します。 コントローラによっては、特定の値の設定や変更をサポートしません。 例えば Adaptec 174x コントローラは、 デバイスの同期レートやオフセットの変更をサポートしません。 あるパラメータの設定をサポートしないとコントローラが示す場合、 .Nm camcontrol はそのパラメータの設定を試みません。 コントローラがサポートするものを調べるには、 .Fl v フラグを使用します。 .Sq negotiate コマンドでの .Fl v フラグの意味は後述します。 また、コントローラドライバによっては、 下位のコントローラがある交渉パラメータの変更をサポートしているにもかかわらず、 その交渉パラメータの設定をサポートしません。 Advansys ワイドコントローラのように、 コントローラの同期交渉の有効と無効をサポートしているにもかかわらず、 同期交渉レートの設定をサポートしないコントローラがあります。 .Bl -tag -width 01234567890123456 .It Fl a 交渉設定がすぐに効果を持つようにするため、 対象デバイスに Test Unit Ready コマンドを送ります。 .It Fl c 現在の交渉設定を、表示または設定します。これがデフォルトです。 .It Fl D Ar enable|disable 切断 (disconnection) を、有効または無効にします。 .It Fl O Ar offset コマンド遅延オフセットを設定します。 .It Fl q 静かになり、なにも表示しません。 一般的には、パラメータを設定したいが状態情報は不要であるときに有用です。 .It Fl R Ar syncrate デバイスの同期レートを変更します。 同期レートは、MHz で指定される浮動小数点値です。 例えば .Sq 20 としては、 .Sq 20.000 が正しい値です。 .It Fl T Ar enable|disable デバイスのタグ付きキューイングを、有効または無効にします。 .It Fl U ユーザの交渉設定を、表示または設定します。 デフォルトでは、現在の交渉設定を表示または設定します。 .It Fl v 冗長フラグは、 .Sq negotiate サブコマンドに対しては特殊な意味があります。 このフラグを指定すると .Nm camcontrol は、コントローラデバイスに送った Path Inquiry (XPT_PATH_INQ) CCB の内容を 表示します。 .It Fl W Ar bus_width デバイスと交渉するバス幅を指定します。 バス幅はビット数で指定します。 指定可能な値は、8, 16, 32 のいずれかのビット数です。 設定が効果を持つためには、 そのバス幅をコントローラがサポートする必要があります。 .El .Pp 一般的には、あるデバイスの同期レートとオフセット設定が効果をあらわすのは、 そのデバイスに対してコマンドが送られてからです。 前述の .Fl a スイッチは、交渉パラメータが効果をあらわすようにするため、 自動的に Test Unit Ready をデバイスに送ります。 +.It help +冗長な、使用方法に関する情報を表示します。 .El .Sh 環境変数 変数 .Ev SCSI_MODES によって、別のモードページの書式ファイルを指定することができます。 .Pp 変数 .Ev EDITOR によって、 .Nm camcontrol は、モードページの編集を行なう際に どのテキストエディタを起動するかを決定します。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/share/misc/scsi_modes -compact .It Pa /usr/share/misc/scsi_modes SCSI モード書式データベース。 .It Pa /dev/xpt0 トランスポート層デバイス。 .It Pa /dev/pass* CAM アプリケーションパススルーデバイス。 .El .Sh 使用例 .Dl camcontrol eject -n cd -u 1 -v .Pp cd1 から CD をイジェクトし、コマンド実行に失敗した場合は SCSI センス情報を 出力します。 .Pp .Dl camcontrol tur .Pp SCSI test unit ready コマンドを da0 に送信します。 .Nm camcontrol はそのディスクがレディ状態であるかどうかを報告しますが、 .Fl v スイッチが指定されていないため、コマンド実行に失敗してもセンス情報を 表示しません。 .Pp .Bd -literal -offset foobar -camcontrol tur -n da -u 1 -E -C 4 -t 50 -v +camcontrol tur da1 -E -C 4 -t 50 -v .Ed .Pp SCSI test unit ready コマンドを da1 に送信します。カーネルエラーリカバリ を有効にします。リトライカウントを 4 に、タイムアウトを 50 秒に 設定します。コマンド実行に失敗した場合( .Fl v フラグがあるので)センス情報が出力されます。エラーリカバリが設定されて いるので、ディスクが回転していない場合は回転させられます。 .Nm camcontrol はディスクがレディ状態かどうかを報告します。 .Bd -literal -offset foobar camcontrol cmd -n cd -u 1 -v -c "3C 00 00 00 00 00 00 00 0e 00" \e -i 0xe "s1 i3 i1 i1 i1 i1 i1 i1 i1 i1 i1 i1" .Ed .Pp READ BUFFER コマンド (0x3C) を cd1 に対して発行します。cd1 のバッファサイズと cd1 のキャッシュの最初の 10 バイトを表示します。コマンド実行に失敗した場合 SCSI センス情報を表示します。 .Pp .Bd -literal -offset foobar camcontrol cmd -n cd -u u -v -c "3B 00 00 00 00 00 00 00 0e 00" \e -o 14 "00 00 00 00 1 2 3 4 5 6 v v v v" 7 8 9 8 .Ed .Pp WRITE BUFFER コマンド (0x3B) を cd1 に対して発行します。(予約済の) 4 バイト ヘッダを含まないデータ 10 バイトを書き出します。コマンド実行に失敗した場合 センス情報を表示します。このコマンドには細心の注意を払って下さい。不適切に 使用した場合、データが破壊されるかもしれません。 .Pp .Bd -literal -offset foobar -camcontrol modepage -n da -u 3 -m 1 -e -P 3 +camcontrol modepage da3 -m 1 -e -P 3 .Ed .Pp da3 のモードページ 1 (Read-Write Error Recover ページ)を編集し、編集結果を そのドライブにセーブします。モードページ 1 には、 ディスクドライブの読み出し、書き込みの自動再配置の設定などが含まれます。 .Pp .Dl camcontrol rescan 0 .Pp SCSI バス 0 を再スキャンし、追加、削除、変更されたデバイスを探します。 .Pp .Dl camcontrol rescan 0:1:0 .Pp SCSI バス 0, ターゲット 1, 論理ユニット番号 0 を再スキャンし、そのデバイスが 追加、削除、変更されたかどうかを調べます。 .Pp -.Dl camcontrol tags -n da -u 5 -N 24 +.Dl camcontrol tags da5 -N 24 .Pp da5 の同時トランザクション数を 24 に設定します。 .Pp .Bd -literal -offset foobar camcontrol negotiate -n da -u 4 -T disable .Ed .Pp da4 のタグ付きキューイングを無効にします。 .Pp .Bd -literal -offset foobar camcontrol negotiate -n da -u 3 -R 20.000 -O 15 -a .Ed .Pp 同期レート 20MHz とオフセット 15 を、da3 と交渉します。 その後 Test Unit Ready コマンドを送り、設定が効果をあらわすようにします。 .Pp .Bd -literal -offset foobar camcontrol cmd -n da -u 3 -v -t 7200 -c "4 0 0 0 0 0" .Ed .Pp FORMAT UNIT (0x04) コマンドを da3 に送ります。 これは、ディスクをローレベル (low-level) フォーマットします。 コマンド失敗時にはセンス情報を表示します。 また、タイムアウトを 2 時間 (7200 秒) に設定します。 .Pp .Em 警告! 警告! 警告! .Pp ディスクをローレベルフォーマットすると、 ディスク上の「すべて」のデータを破壊します。 このコマンドを発行するときには、非常に注意してください。 本当はローレベルフォーマットが不要なディスクに対し、 多くのユーザがローレベルフォーマットを行っています。 ローレベルフォーマットが必要となる状況は、比較的少ないです。 ローレベルフォーマットが必要となる理由のひとつは、 ディスクの物理セクタの大きさを変えるためです。 ローレベルフォーマットが必要となる別の理由は、 ディスクへの読み込みまたは書き込みの要求に対して "medium format corrupted" (メディアフォーマットが壊れている) エラーとなる場合に、そのディスクを復活させるためです。 .Pp ディスクによっては、 他のディスクよりもフォーマットに時間がかかります。 フォーマットが完了するために十分なタイムアウト値を、 ユーザが指定する必要があります。 ハードディスクによっては、非常に短い期間 (5 分以下の単位) でフォーマット操作が完了します。 このような場合のほとんどは、 FORMAT UNIT コマンドをドライブが実際にはサポートをしていないため、 すなわちコマンドを受け付けて数分待ってから戻るだけであるためです。 .Sh 関連項目 .Xr cam 3 , .Xr cam_cdbparse 3 , .Xr pass 4 , .Xr cam 9 , .Xr xpt 9 .Sh 歴史 .Nm camcontrol コマンドは、 .Fx 3.0 で最初に現れました。 .Pp モードページ編集のコードと任意の SCSI コマンドのコードは、 Julian Elischer と Peter Dufault が書いた、かつての .Xr scsi 8 ユーティリティと .Xr scsi 3 ライブラリのものに基づいています。 .Xr scsi 8 プログラムが最初に出現したのは 386BSD 0.1.2.4 で、 .Tn FreeBSD で最初に出現したのは、 .Fx 2.0.5 です。 .Sh 作者 .An Kenneth Merry Aq ken@FreeBSD.ORG .Sh バグ マニュアルページのクロスリファレンスのほとんどはまだ存在していません。 これは近いうちに修正されます。 .Pp コマンド行引数を解釈するコードは、どのサブコマンドが複数の引数を取るかを 知りません。ですから、たとえば、 .Bd -literal -offset foobar camcontrol -n da -u 1 -c "00 00 00 00 00 v" 0x00 -v .Ed .Pp のようなことを試みた場合、test unit ready コマンドで得られるセンス情報は 出力されません。というのは、 .Fl c の 2 番目の引数 .Po 0x00 .Pc を見た時点で、 .Nm camcontrol の最初の .Xr getopt 3 呼び出しが 終ってしまうためです。 この動作を修正するには、ある程度の規模のコードを書き加えるか、 .Xr getopt 3 インタフェースを変更するかのどちらかが必要でしょう。 この問題を回避するもっとも良い方法は、常に .Nm camcontrol -共通の引数をコマンド固有の引数の前に指定していることを確認することです。 +共通引数をコマンド固有の引数の前に指定していることを確認することです。 .Pp -bus/target/lun か、デバイス名 (たとえば "da1" などの)でデバイスを +bus/target/lun か、デバイス名 (たとえば "da1" などの) でデバイスを 指定できるようにするほうがよいかもしれません。 diff --git a/ja/man/man8/pccardc.8 b/ja/man/man8/pccardc.8 index 95fc67cb48..7c94d27949 100644 --- a/ja/man/man8/pccardc.8 +++ b/ja/man/man8/pccardc.8 @@ -1,238 +1,238 @@ .\" .\" Copyright (c) 1998 Toshihiko ARAI .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. .\" IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, .\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT .\" NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, .\" DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY .\" THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" .\" Translated to English by Hiroki Sato .\" -.\" %Id: pccardc.8,v 1.1.2.1 1999/05/03 11:20:37 kuriyama Exp % +.\" %Id: pccardc.8,v 1.1.2.2 1999/05/10 22:04:17 kuriyama Exp % .\" .\" jpman %Id: pccardc.8,v 1.2 1999/05/08 07:48:11 horikawa Stab % .\" 原文である PAO の pccardc.8 をほぼそのまま利用しています .Dd November 14, 1998 .Dt PCCARDC 8 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm pccardc .Nd PC-CARD (PCMCIA) の制御とモニタを行うツール .Sh 書式 .Nm pccardc Ar subcommand .Op Ar arg ... .Sh 解説 .Nm は PC-CARD スロットの制御と、PCMCIA カードの設定や情報表示を行います。 .Nm は次のサブコマンドを理解します: .Pp .Bl -tag -width pccardmem -compact .It Pa beep ビープタイプを設定します .It Pa dumpcis カードの CIS (複数可) を表示します .It Pa enabler デバイスドライバのイネーブラ .It Pa help コマンドのまとめを表示します .It Pa pccardmem pccard ドライバにメモリを割り当てます .It Pa rdattr アトリビュートメモリを読み込みます .It Pa rdmap pcic マッピングを読み込みます .It Pa rdreg pcic レジスタを読み込みます .It Pa wrattr アトリビュートメモリへバイトを書き込みます .It Pa wrreg pcic レジスタへ書き込みます .El .Bl -enum .It .Nm beep Ar 0|1 .Pp カード挿抜時のサウンド種別を設定します。 .Xr rc.conf 5 の pccard_beep に対応します。 .Pp .Bl -tag -width Ds -compact .It Ar 0 サイレントモード .It Ar 1 シンプルビープモード .El .It .Nm dumpcis .Op Ar slot .Pp カードの不揮発性メモリ (EEPROM) に格納されている .Em CIS (Card Information Structure) タプルを表示します。 .Ar slot は、どのスロットを読み込むのかを指定します。 オプションを指定しないと、利用可能なすべてのカードの CIS を表示します。 .It .Nm enabler Ar slot driver .Op Fl m Ar card addr size .Op Fl a Ar iobase .Op Fl i Ar irq .Pp 「ポイントイネーブラ」です。 .Xr pccardd 8 によるドライバの割り当てがうまく動作しないときに、 手動でパラメータを設定するために使用します。 .Ar slot で PC-CARD スロットを指定し、 .Ar driver でデバイス名 ("ed0" や "sio2" など) を指定し、 それと同時に次のオプションの一部またはすべてを指定します: .Bl -tag -width Ds .It Fl m Ar card addr size カードの共有メモリウィンドウをホストアドレスにマップします。 .Ar card はカードのアドレス空間での共有メモリ開始アドレス (16 進数) であり、 .Ar addr はホスト側のアドレス空間でのマップするメモリのアドレス (16 進数) であり、 .Ar size はメモリウィンドウのサイズ (kb) です。 .It Fl a Ar iobase .Ar iobase は、I/O ウィンドウをマップするポート番号 (16 進数) を指定します。 .It Fl i Ar irq .Ar irq は、カードが割り込みに使用する IRQ (1 から 15 までの 10 進数) を指定します。 .El .Pp 例えば .Bd -literal enabler 0 ed0 -m 2000 d4000 16 -a 300 -i 3 .Ed .Pp は、スロット 0 を、ポート 0x300 で IRQ 3 にある 最初の NE200 イーサネットカードドライバに割り当て、 カード内の 0x2000 からの 16KB のメモリ領域を 0xd4000 にマップします。 .Pp いままでにも壊れた CIS タプルのために認識できないカードを この機能で使用することができたようです。また、動作報告 のまだ無いカードをテストするときにも有用でしょう。 それでも、新しいカードを正しく認識できないことが多いので、注意して下さい。 .It .Nm help .Pp .Nm pccardc のヘルプを表示します。 .It .Nm pccardmem Ar addr .Pp PC-CARD コントローラ (PCIC) がカードをマップするために使用する ホストアドレスを指定します。 PCIC は 16KB の連続するメモリを必要とするため、 指定可能なアドレスは次の 4 通りとなります: .Pp .Bl -tag -width 0xd0000 -compact .It Ar 0xd0000 0xd0000-0xd3fff (デフォルト) .It Ar 0xd4000 0xd4000-0xd7fff .It Ar 0xd8000 0xd8000-0xdbfff .It Ar 0xdc000 0xdc000-0xdffff .El .Pp 0xd0000 の代わりに "DEFAULT" を指定可能です。 このサブコマンドは、 .Xr rc.conf 5 の .Pa pccard_mem に対応します。 .It .Nm rdattr Ar slot offs length .Pp スロット .Ar slot で .Ar offs から開始する .Ar length バイトの不揮発性メモリ (EEPROM) を、16 進ダンプ表示します。 すべてのパラメータは 16 進数です。 .It .Nm rdmap .Op Ar slot .Pp PC-CARD スロットの 4 つのメモリウィンドウと 2 つの I/O ウィンドウの ホストマシンへのマッピング状況を報告します。 .Ar slot を指定しない場合には、システム上の全スロットに関して表示します。 .It .Nm rdreg .Op Ar slot .Pp .Ar slot の 64 個のレジスタを表示します (デフォルトでは全スロットを対象とします)。 .It .Nm wrattr Ar slot offs value .Pp カードの不揮発性メモリ (EEPROM) の、先頭からのオフセット .Ar offs (16 進数) の 1 バイトを .Ar value (16 進数) で書き換えます。変更結果はカードを抜いても保存されます。 .It .Nm wrreg Ar slot reg value .Pp PC-CARD のレジスタへ書き込みます。 PC-CARD スロット番号は .Ar slot で指定し、レジスタ番号を .Ar reg (16 進数) で指定し、値を .Ar value (16 進数) で指定します。 .El .Pp .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/rc.conf -compact .It Pa /etc/rc.conf 設定ファイル .El .Sh 関連項目 .Xr rc.conf 5 , .Xr pccardd 8 .Sh 作者 オリジナルバージョンを .An Andrew McRae Aq andrew@mega.com.au が記述しました。 .An Tatsumi Hosokawa Aq hosokawa@mt.cs.keio.ac.jp がバグ修正と機能拡張を行いました。 このマニュアルページを .An Toshihiko ARAI Aq toshi@jp.FreeBSD.org が記述しました。 .Sh バグ .Nm enabler と .Nm wrattr の使用に際しては注意して下さい。 誤用すると、 システムを不安定にしたり、カードにダメージを与えるかもしれません。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/mt.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/mt.1 index 43427e8107..8dc9eeda46 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/mt.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/mt.1 @@ -1,352 +1,372 @@ .\" Copyright (c) 1981, 1990, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)mt.1 8.1 (Berkeley) 6/6/93 .\" jpman %Id: mt.1,v 1.3 1997/06/16 09:29:17 taku Stab % +.\" jpman original revision: 1.12.2.3 .\" .Dd June 6, 1993 .Dt MT 1 .Os BSD 4 .Sh 名称 .Nm mt .Nd 磁気テープ操作プログラム .Sh 書式 .Nm .Op Fl f Ar tapename .Ar command .Op Ar count .Sh 解説 .Nm は、 磁気テープドライブへコマンドを与えるのに使われます。 通常、 .Nm は要求された操作を一度だけ行います。 操作によっては .Ar count で指定した回数だけ繰り返し実行できます。 なお、 .Ar tapename -は生の( ブロック型でない )テープデバイスを指していなければなりません。 +は生の (ブロック型でない) テープデバイスを指していなければなりません。 .Pp 使用可能なコマンドは下記のようになっています。 コマンドの指定にあたって、 一意に特定するのに必要なだけの文字数は与える必要があります。 .Bl -tag -width "eof, weof" .It Cm weof テープの現在位置に .Ar count 個のファイル終端マークを書き込みます。 .It Cm smk テープの現在位置に .Ar count 個の位置決定マークを書き込みます。 .It Cm fsf ファイル .Ar count 個分早送りします。 .It Cm fsr レコード .Ar count 個分早送りします。 .It Cm fss 位置決定マーク .Ar count 個分早送りします。 .It Cm bsf ファイル .Ar count 個分巻き戻します。 .It Cm bsr レコード .Ar count 個分巻き戻します。 .It Cm bss 位置決定マーク .Ar count 個分巻き戻します。 .It Cm rdhpos ハードウェアブロック位置を読み取ります。 この機能をサポートしないドライブもあります。 報告されるブロック番号は、そのハードウェア固有のものです。 count 引数は無視されます。 .It Cm rdspos SCSI 論理ブロック位置を読み取ります。 この機能をサポートしないドライブもあります。 count 引数は無視されます。 .It Cm sethpos ハードウェアブロック位置を設定します。 この機能をサポートしないドライブもあります。 count 引数は、テープ移動先のハードウェアブロックであると解釈されます。 .It Cm setspos SCSI 論理ブロック位置を設定します。 この機能をサポートしないドライブもあります。 count 引数は、テープ移動先の SCSI 論理ブロックであると解釈されます。 .It Cm rewind -テープを巻き戻します( カウントは無視 )。 +テープを巻き戻します (カウントは無視)。 .It Cm offline , rewoffl テープを巻き戻して、 -テープユニットをオフライン状態にします( カウントは無視 )。 +テープユニットをオフライン状態にします (カウントは無視)。 .It Cm erase テープを消去します。 カウント 0 は長い消去を無効にします。これがデフォルトです。 .It Cm retension -テープのたるみを取ります( 一度最後まで早送りして、 -また巻き戻します。カウントは無視 )。 +テープのたるみを取ります (一度最後まで早送りして、 +また巻き戻します。カウントは無視)。 .It Cm status テープユニットの状態情報を出力します。 SCSI 磁気テープドライブに対しては、 現在の操作モードとして、密度・ブロックサイズ・圧縮の有無が報告されます。 ドライブの現在の状態 (デバイスに対して何を行っているのか) も報告されます。 ドライブが (ファイルマークおよびレコードを基準とした) BOT からの相対位置を知っている場合、これも表示します。 この情報は信頼できるものではないことに注意してください (BOT、記録メディアの終端、(ドライブが報告するのであれば) ハードウェアブロック位置と SCSI 論理ブロック位置のみが、 テープ位置として信頼できます)。 .It Cm errstat このドライブに関するエラー状態情報を表示 (およびクリア) します。 各通常操作 (例えば読み込みや書き込み) および 各制御操作 (例えば巻き戻し) に対し、 最後に実行したコマンドとこれに関連した状態と存在すれば残りのカウントを、 ドライバは格納します。 本コマンドは、この情報を引き出して表示します。 可能であれば、ラッチしたエラー情報もまたクリアします。 .It Cm blocksize テープユニットに対してブロックサイズを指定します。 零は可変長ブロックを意味します。 .It Cm density テープユニットに対して密度を指定します。 密度の符号化方式については、 下記を参照して下さい。 密度の値は、 .Dq リファレンス 欄に応じた数字と文字列のどちらでも与えることができます。 もし文字列が略記されていたら、 表に書かれてある順番で調べていき、 最初に合致した項目が使われます。 与えられた文字列と正しい密度名称を調べた結果が正確に合致しないのであれば、 与えられた文字列がどう解釈されたかについて、 通知メッセージが出力されます。 +.It Cm geteotmodel +現在の EOF ファイルマークモデルを、取得して表示します。 +モデル状態とは、 +テープが書き込まれる場合、 +書き込みクローズ時に何個のファイルマークが書き込まれるかを表現します。 +.It Cm seteotmodel +現在の EOT ファイルマークモデルを、( +.Ar count +引数に) 設定して表示します。 +典型的には、これはファイルマーク +.Ar 2 +個ですが、デバイスによっては (典型的には QIC カートリッジドライブでは)、 +ファイルマークを +.Ar 1 +個だけ書き込み可能です。現在のところ、値は +.Ar 1 +または +.Ar 2 +だけから選択可能です。 .It Cm eom -記録されたメディアの終端まで早送りします( カウントは無視 )。 +記録されたメディアの終端まで早送りします (カウントは無視)。 .It Cm eod データの終端まで早送りします。 .Cm eom と同じです。 .It Cm comp 圧縮モードを指定します。 現在、圧縮モードに指定可能な値はいくつかあります: .Pp .Bl -tag -width 123456789 -compact .It off 圧縮オフ .It on 圧縮オン .It none .Ar off と同じ .It enable .Ar on と同じ .It IDRC IBM Improved Data Recording Capability 圧縮 (0x10)。 .It DCLZ DCLZ 圧縮アルゴリズム (0x20)。 .El .Pp 前記の認識される圧縮キーワードに加え、 テープドライブが使用する圧縮アルゴリズムをユーザが数値で指定可能です。 ほとんどの場合、単に圧縮を .Sq on にするだけで、 ドライブがサポートしているデフォルトの圧縮アルゴリズムを有効にするという 望ましい効果が得られます。 そうでない場合 ( .Cm status を見て、どの圧縮アルゴリズムを現在使用しているかを見てください)、 サポートされている圧縮キーワード (上述) もしくは 数値の圧縮値をユーザが手動で指定可能です。 .El .Pp テープ名が与えられていないくて、かつ環境変数 .Ev TAPE が存在しない場合、 .Nm はデバイス .Pa /dev/nrsa0 を使用します。 .Pp .Nm は、操作が成功したならば 0 の終了値を、 コマンドが認識不能の場合には 1 を、 また操作が失敗したならば 2 を返します。 .Pp 次に示す密度表は、1997 年 11 月 11 の SCSI-3 Stream Device Commands (SSC) working draft の Revision 11 における、 .Sq Historical sequential access density codes table (A-1) の情報です。 .Pp それぞれ密度の符号化方式は次の通りです。 .Pp .Dl 0x0 デバイスの既定値 .Dl 0xE ECMA 用予約値 .Bd -literal -offset 3n 値 幅 トラック 密度 コード 型 リファレンス 注釈 mm in bpmm bpi 0x01 12.7 (0.5) 9 32 (800) NRZI R X3.22-1983 2 0x02 12.7 (0.5) 9 63 (1,600) PE R X3.39-1986 2 0x03 12.7 (0.5) 9 246 (6,250) GCR R X3.54-1986 2 0x05 6.3 (0.25) 4/9 315 (8,000) GCR C X3.136-1986 1 0x06 12.7 (0.5) 9 126 (3,200) PE R X3.157-1987 2 0x07 6.3 (0.25) 4 252 (6,400) IMFM C X3.116-1986 1 0x08 3.81 (0.15) 4 315 (8,000) GCR CS X3.158-1987 1 0x09 12.7 (0.5) 18 1,491 (37,871) GCR C X3.180 2 0x0A 12.7 (0.5) 22 262 (6,667) MFM C X3B5/86-199 1 0x0B 6.3 (0.25) 4 63 (1,600) PE C X3.56-1986 1 0x0C 12.7 (0.5) 24 500 (12,690) GCR C HI-TC1 1,6 0x0D 12.7 (0.5) 24 999 (25,380) GCR C HI-TC2 1,6 0x0F 6.3 (0.25) 15 394 (10,000) GCR C QIC-120 1,6 0x10 6.3 (0.25) 18 394 (10,000) GCR C QIC-150 1,6 0x11 6.3 (0.25) 26 630 (16,000) GCR C QIC-320 1,6 0x12 6.3 (0.25) 30 2,034 (51,667) RLL C QIC-1350 1,6 0x13 3.81 (0.15) 1 2,400 (61,000) DDS CS X3B5/88-185A 5 0x14 8.0 (0.315) 1 1,703 (43,245) RLL CS X3.202-1991 5 0x15 8.0 (0.315) 1 1,789 (45,434) RLL CS ECMA TC17 5 0x16 12.7 (0.5) 48 394 (10,000) MFM C X3.193-1990 1 0x17 12.7 (0.5) 48 1,673 (42,500) MFM C X3B5/91-174 1 0x18 12.7 (0.5) 112 1,673 (42,500) MFM C X3B5/92-50 1 0x1C 6.3 (0.25) 34 1,654 (42,000) MFM C QIC-385M 1,6 0x1D 6.3 (0.25) 32 1,512 (38,400) GCR C QIC-410M 1,6 0x1E 6.3 (0.25) 30 1,385 (36,000) GCR C QIC-1000C 1,6 0x1F 6.3 (0.25) 30 2,666 (67,733) RLL C QIC-2100C 1,6 0x20 6.3 (0.25) 144 2,666 (67,733) RLL C QIC-6GB(M) 1,6 0x21 6.3 (0.25) 144 2,666 (67,733) RLL C QIC-20GB(C) 1,6 0x22 6.3 (0.25) 42 1,600 (40,640) GCR C QIC-2GB(C) ? 0x23 6.3 (0.25) 38 2,666 (67,733) RLL C QIC-875M ? 0x24 3.81 (0.15) 1 2,400 (61,000) CS DDS-2 5 0x25 3.81 (0.15) 1 3,816 (97,000) CS DDS-3 5 0x26 3.81 (0.15) 1 3,816 (97,000) CS DDS-4 5 0x27 8.0 (0.315) 1 3,056 (77,611) RLL CS Mammoth 5 0x28 12.7 (0.5) 36 1,491 (37,871) GCR C X3.224 1 0x29 12.7 (0.5) 0x2A 0x2B 12.7 (0.5) 3 ? ? ? C X3.267 5 .Ed .Bd -literal -offset 3n コード 意味 型 意味 ---------------- ---------------- NRZI 非 0 復帰、1 で変更 R リールトゥリール (Non Return to Zero, change on ones) C カートリッジ GCR グループ符号記録 CS カセット (Group Code Recording) PE 位相符号化 (Phase Encoded) IMFM 反転修正周波数変調 (Inverted Modified Frequency Modulation) MFM 修正周波数変調 (Modified Frequency Modulation) DDS DAT データ記憶装置 (Dat Data Storage) RLL ランレングス符号化 (Run Length Encoding) .Ed .\" 上記(訳注)は、略号の解説には訳文とその原文とを併記しておくことが .\" 理解の助けになるものと判断し、追加しました。 .\" 2.2.2-RELEASE 対象 .\" By taku@tail.net (June 16, 1997) .\" 3.0-RELEASE でも確認 by horikawa@jp.freebsd.org .Bd -literal -offset 3n 注釈 1. シリアル記録。 2. パラレル記録。 3. QIC-11 として知られる古い形式。 5. ヘリカルスキャン。 6. American National Standard ではありません。リファレンスは、 メディアフォーマットの工業標準の定義に基づいています。 .Ed .Sh 環境変数 次の環境変数が存在すれば、 .Nm に利用されます。 .Bl -tag -width Fl .It Ev TAPE 引数 .Ar tapename が与えられていない時、 .Nm は .Ev TAPE 環境変数を調べます。 .Sh ファイル .Bl -tag -width /dev/*rst[0-9]*xx -compact .It Pa /dev/*rwt* QIC-02/QIC-36 磁気テープインタフェース .It Pa /dev/*rsa[0-9]* SCSI 磁気テープインタフェース .El .Sh 関連項目 .Xr dd 1 , .Xr ioctl 2 , .Xr mtio 4 , .Xr sa 4 , .Xr wt 4 , .Xr environ 7 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Bx 4.3 で登場しました。 .Pp .Xr st 4 ドライバに関する拡張部分は .Xr st 1 コマンドとは別のものとして 386BSD 0.1 で登場し、 .Nm コマンドに .Fx 2.1 で含められました。 .Pp .Cm weof と同義のコマンドであった .Cm eof コマンドは .Fx 2.1 で破棄されました。 なぜなら、非常に危険なコマンド .Cm eom との混乱があったためです。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/camcontrol.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/camcontrol.8 index d800e6b0d2..f4f3b53a66 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/camcontrol.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/camcontrol.8 @@ -1,689 +1,740 @@ .\" .\" Copyright (c) 1998, 1999 Kenneth D. Merry. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: camcontrol.8,v 1.9.2.2 1999/05/07 00:42:43 ken Exp % +.\" %Id: camcontrol.8,v 1.9.2.3 1999/05/10 23:32:47 ken Exp % .\" .\" jpman %Id: camcontrol.8,v 1.4 1998/12/22 02:35:45 oku Stab % .\" WORD: defect list ディフェクトリスト[camcontrol.8] .\" WORD: tagged queing タグ付きキューイング .\" .Dd September 14, 1998 .Dt CAMCONTROL 8 .Os FreeBSD 3.0 .Sh 名称 .Nm camcontrol .Nd CAM コントロールプログラム .Sh 書式 .Nm camcontrol .Aq command +.Op device id .Op generic args .Op command args .Nm camcontrol devlist .Op Fl v .Nm camcontrol periphlist +.Op device id .Op Fl n Ar dev_name .Op Fl u Ar unit_number .Nm camcontrol tur +.Op device id .Op generic args .Nm camcontrol inquiry +.Op device id .Op generic args .Op Fl D .Op Fl S .Op Fl R .Nm camcontrol start +.Op device id .Op generic args .Nm camcontrol stop +.Op device id .Op generic args .Nm camcontrol eject +.Op device id .Op generic args .Nm camcontrol rescan .Aq bus Ns Op :target:lun .Nm camcontrol reset .Aq bus Ns Op :target:lun .Nm camcontrol defects +.Op device id .Op generic args .Aq Fl f Ar format .Op Fl P .Op Fl G .Nm camcontrol modepage +.Op device id .Op generic args .Aq Fl m Ar page .Op Fl P Ar pgctl .Op Fl e .Op Fl d .Nm camcontrol cmd +.Op device id .Op generic args .Aq Fl c Ar cmd Op args .Op Fl i Ar len Ar fmt .Bk -words .Op Fl o Ar len Ar fmt Op args .Ek .Nm camcontrol debug .Op Fl I .Op Fl T .Op Fl S .Op Fl c .Aq all|off|bus Ns Op :target Ns Op :lun .Nm camcontrol tags +.Op device id .Op generic args .Op Fl N Ar tags .Op Fl q .Op Fl v .Nm camcontrol negotiate +.Op device id .Op generic args .Op Fl c .Op Fl D Ar enable|disable .Op Fl O Ar offset .Op Fl q .Op Fl R Ar syncrate .Op Fl T Ar enable|disable .Op Fl U .Op Fl W Ar bus_width .Op Fl v +.Nm camcontrol +help .Sh 解説 .Nm camcontrol は、ユーザが .Tn FreeBSD CAM サブシステムにアクセスし制御できるようにする方法を提供する ために設計されたユーティリティです。 .Pp .Nm camcontrol を不適切に使用すると、 データの損失や、システムクラッシュにつながる可能性があります。経験 豊富なユーザであっても、このコマンドを使用する際には注意を払うことを お勧めします。素人さんはこのユーティリティに近付いてはいけません。 .Pp .Nm camcontrol -はいくつかの主機能を持っています。その多くは下に示す -共通の引数(generic argument)のいくつかを取ります。 +はいくつかの主機能を持っています。 +その多くは、省略可能なデバイス識別子をサポートします。 +デバイス識別子は、次の 3 種類の書式のいずれかを取り得ます: +.Bl -tag -width 01234567890123 +.It deviceUNIT +デバイス名とデバイス番号の組み合わせを、"da5" や "cd3" のように指定します。 +キャラクタデバイスノード名 (例えば /dev/rsd0.ctl) は、ここでは許され +.Em ない +ことに注意してください。 +.It bus:target +バス番号とターゲット id を指定します。 +バス番号は +.Dq camcontrol devlist +の出力により決定可能です。 +論理ユニット番号 (lun) はデフォルトの 0 になります。 +.It bus:target:lun +デバイスのバス (bus) とターゲット (target) と論理ユニット番号 (lun) を、 +(例えば 1:2:0 のように) 指定します。 +.El +.Pp +デバイス識別子は、指定された場合には、 +機能名の直後にかつ、すべての共通引数または機能固有引数の前に置かれることが +.Em 必要 +です。 +後述する +.Fl n +と +.Fl u +の引数は、その前に指定されるデバイス名やユニット番号をオーバライドすることに +注意してください。しかし、 +.Fl n +と +.Fl u +の引数は、bus:target または bus:target:lun の指定はオーバライドしません。 +.Pp +.Nm camcontrol +の主機能の多くは下に示す共通引数 (generic argument) をサポートします: .Bl -tag -width 01234567890123 .It Fl C Ar count SCSI コマンドのリトライカウント。この機能が動作するためには、エラーリカバリ .Po .Fl E .Pc をオンにしておく必要があります。 .It Fl E 指定したコマンドのための汎用の SCSI エラーリカバリを遂行 するよう、カーネルに指示を出します。リトライカウント機能 .Po .Fl C .Pc を有効にするためにはこれが必要です。 コマンドのリトライの他に、コード中にある汎用のエラーリカバリによって、 回っていない HDD を回転させるような試みが通常なされます。コマンドから 返されたセンスコードによっては、他の操作が行なわれることもあります。 .It Fl n Ar dev_name 操作を行なうデバイスのタイプを指定します。デフォルトは .Em da です。 .It Fl t Ar timeout SCSI コマンドのタイムアウトを秒単位で指定します。指定したコマンドのすべてに おいて、これで指定する値はデフォルトのタイムアウトより優先されます。 .It Fl u Ar unit_number デバイスユニット番号を指定します。デフォルトは 0 です。 .It Fl v 冗舌になります。SCSI コマンドに失敗するとセンス情報を表示します。 .El .Pp 主コマンド機能は次のとおりです。 .Bl -tag -width periphlist .It devlist CAM サブシステムに接続されたすべての物理デバイス (論理ユニット) の リストを表示します。このリストには各デバイスに接続された周辺ドライバの 一覧も含まれます。 引数 .Fl v を指定すると、SCSI バス番号、アダプタ名、ユニット番号もあわせて 表示されます。 .It periphlist 指定した物理デバイス (論理ユニット) に接続されたすべての周辺ドライバの リストを表示します。 .It tur 指定したデバイスに SCSI test unit ready (0x00) コマンドを送信します。 .Nm camcontrol は、そのデバイスがレディ状態であるかどうかを報告します。 .It inquiry デバイスに SCSI inquiry (0x12) コマンドを送信します。デフォルトでは、 .Nm camcontrol 標準の inquiry データ、デバイスのシリアル番号、転送レート情報を表示します。 特定のタイプの inquiry データだけを表示するように指定することもできます。 .Bl -tag -width 1234 .It Fl D 標準 inquiry データを得ます。 .It Fl S シリアル番号を表示します。このフラグだけが指定された場合、 .Nm camcontrol は、ドライブが返す値の前に "Serial Number" を表示しません。これは スクリプトを書く際に役立ちます。 .It Fl R 転送レートの情報を表示します。 .El .It start 指定したデバイスに、start ビットをセットした SCSI Start/Stop Unit (0x1B) コマンドを送信します。 .It stop 指定したデバイスに、start ビットをクリアした SCSI Start/Stop Unit (0x1B) コマンドを送信します。 .It eject 指定したデバイスに、start ビットをクリアし eject ビットをセットした SCSI Start/Stop Unit (0x1B) コマンドを送信します。 .It rescan カーネルに指定したバス (XPT_SCAN_BUS)、もしくは bus:target:lun (XPT_SCAN_LUN) をスキャンさせ、新規のデバイスや外されたデバイスを 探させます。ユーザが指定できるのは、スキャンするバスもしくは 論理ユニット番号だけです。あるターゲットのすべての論理ユニット番号を スキャンすることはサポートされていません。 .It reset 指定したバス (XPT_RESET_BUS) または指定した bus:target:lun (XPT_RESET_DEV) を、 カーネルにリセットさせます。 前者は、バスに SCSI バスリセットを発行することにより行います。 後者は、典型的には当該デバイスにコネクトした後に、 BUS DEVICE RESET メッセージを発行することにより行います。 本コマンドはシステムに破壊的な影響を与えることがあることに注意してください。 .It defects 指定したデバイスに、SCSI READ DEFECT DATA (10) コマンド (0x37) を送信し、 ディフェクト総数、初期ディフェクトリスト (PLIST)、増分ディフェクトリスト (GLIST) を組み合わせて表示します。 .Bl -tag -width 01234567890 .It Fl f Ar format 書式オプションは以下の 3 つです。 .Em block , リストを論理ブロック形式で表示します。 .Em bfi , リストをインデックスからのバイト数の形式で表示します。 .Em phys , リストを物理セクタ形式で表示します。書式引数は必須です。ほとんどのドライブ は、物理セクタ形式をサポートしています。一部のドライブは論理ブロック形式を サポートしています。指定した書式をサポートしていない場合、多くのドライブは、 指定したデータ書式をサポートしていないことを示すセンス情報とともに、 別の書式でデータを返します。 .Nm camcontrol は、それを検知して ドライブが返す書式ならどのようなものでも表示しようとします。ドライブが 指定した書式をサポートしていないことを報告する際に、非標準のセンスコードを 用いた場合、 .Nm camcontrol は、おそらくそのエラーをリクエスト完了に失敗したためのものと見なすでしょう。 .It Fl G 増分ディフェクトリストを表示します。これは、工場出荷時以降に再マップ された不良ブロックのリストです。 .It Fl P 初期ディフェクトリストを表示します。 .El .Pp .Fl P も .Fl G もどちらも指定していない場合、 .Nm camcontrol は、ドライブから返された READ DEFECT DATA ヘッダから得られるディフェクト数を 表示します。 .It modepage SCSI モードページを表示します。もしくは、オプション指定により ユーザがモードページを編集できるようにします。モードページの書式は .Pa /usr/share/misc/scsi_modes にあります。 環境変数 .Ev SCSI_MODES に別のファイルが指定されている場合はそちらが優先されます。 modepage コマンドは以下のようないくつかの引数を取ります。 .Bl -tag -width 012345678901 .It Fl d モードセンスのためのブロック記述子を禁止します。 .It Fl e このフラグを指定することで、ユーザはモードページ中の値を編集することが できます。 .It Fl m Ar mode_page ユーザが表示/編集したいモードページ番号を指定します。この引数は必須です。 .It Fl P Ar pgctl このフラグを指定することで、ユーザはページ制御フィールドを指定することが できます。指定可能な値は次の通りです。 .Bl -tag -width xxx -compact .It 0 現在の値 .It 1 変更可能な値 .It 2 デフォルトの値 .It 3 保存された値 .El .El .It cmd 任意のデバイスに任意の SCSI CDB を送信するために用いることができます。 cmd 機能は、CDB を指定するための .Fl c 引数が必要です。他の引数はオプションで、コマンドの型に依存します。コマンドと データを指定する文法は、 .Xr cam 3 に記述されています。 注釈: 指定した CDB によって、対象の SCSI デバイスとのデータ送受信が 発生する場合、 .Fl i または .Fl o を指定する必要があります。 .Bl -tag -width 01234567890123456 .It Fl c Ar cmd Op args これは SCSI CDB を指定します。CDB は 6, 10, 12, 16 バイトのいずれか が可能です。 .It Fl i Ar len Ar fmt これは、読み込むデータの量と、どのように表示するかとを指定します。書式が .Sq - である場合、 .Ar len バイトのデータがデバイスから読み込まれ、標準出力に書き出されます。 .It Fl o Ar len Ar fmt Op args これは、デバイスに書き出すデータの量と、書き出されるデータとを指定します。 書式が .Sq - である場合、 .Ar len バイトのデータが標準入力から読み込まれデバイスに書き出されます。 .El .It debug カーネルの CAM デバッグ用 printf をオンにします。カーネルの設定 ファイル中に CAMDEBUG オプションが指定されている必要があります。 注意: 現在のところ、デバッグ 用 printf を使えるようにすると、極めて多数のカーネル printf が生じる ことになります。 一度デバッグ用 printf をスタートさせてしまうと、停止させるのは難しい でしょう。というのは、カーネルはメッセージを表示するのに忙しくなるので、 他のリクエストをすぐにサービスすることができなくなるからです。 デバッグ機能はいくつかの引数を取ります。 .Bl -tag -width 012345678901234567 .It Fl I CAM_DEBUG_INFO printf を有効にします。 .It Fl T CAM_DEBUG_TRACE printf を有効にします。 .It Fl S CAM_DEBUG_SUBTRACE printf を有効にします。 .It Fl c CAM_DEBUG_CDB printf を有効にします。これにより、カーネルが、指定した デバイスに送信した SCSI CDB を表示することになります。 .It all すべてのデバイスについてデバッグ出力を有効にします。 .It off すべてのデバイスについてデバッグ出力を無効にします。 .It bus Ns Op :target Ns Op :lun 指定したバス、ターゲット、論理ユニット番号(lun)についてデバッグ出力を 有効にします。論理ユニット番号、もしくはターゲットと論理ユニット番号が 指定されない場合は、ワイルドカード指定されたものとして扱います。(すなわち、 バスだけを指定すると、そのバスのすべてのデバイスについてデバッグ用 printf が有効になります。) .El .It tags "tagged openings" の数を、表示または設定します。 この値は、特定のデバイスに対して同時にキューイング可能な トランザクション数です。 デフォルトでは、コマンド固有の引数が無いと (一般的な引数のみを指定すると)、 .Sq tags コマンドは、 対象のデバイスにキューイング可能なトランザクション数の "soft" 最大値を表示します。 さらに詳細な情報を得るには、次に説明する .Fl v 引数を指定してください。 .Bl -tag -width 0123456 .It Fl N Ar tags 指定したデバイスのタグ数を設定します。 この値は、 カーネル中の癖の表 (quirk table) にある最小値と最大値の間にある必要があります。 タグ付きキューイングをサポートするほとんどのデバイスのデフォルトは、 最小値が 2 で最大値が 255 です。 指定したデバイスの最大値と最小値を調べるには、 .Fl v スイッチを使用します。 この .Nm camcontrol サブコマンドに対する .Fl v スイッチの意味は後述します。 .It Fl q 静かになり、タグ数を報告しません。 一般的には、タグ数を設定するときに使用します。 .It Fl v 冗長フラグは、 .Em tags 引数に対しては特殊な機能があります。 このフラグを指定すると .Nm camcontrol は、XPT_GDEV_TYPE CCB のタグ付きキューイング関連フィールドを表示します: .Bl -tag -width 0123456789012 .It dev_openings 指定されたデバイスに対してキューイング可能なトランザクションの総数です。 .It dev_active 指定されたデバイスに対して現在キューイングされているトランザクション数です。 .It devq_openings トランザクション用のカーネルキュー空間です。 通常この数は dev_openings を反映します。 エラーリカバリ時は例外であり、対象デバイスのキューは凍結されるか (デバイスはコマンド受信を許されません)、 dev_openings の数が減じられるか、トランザクションの再実行が行われます。 .It devq_queued カーネルキュー内でデバイスが空くのを待っているトランザクション数です。 エラーリカバリ中でなければ、通常この数は 0 です。 .It held held 数は、周辺装置ドライバが保持する CCB 数です。 このような CCB は、丁度完了したものであるか、 デバイスによってサービスを受けるために転送層に渡されようとしているものです。 保持されている CCB は、対象のデバイスに空きを予約します。 .It mintags 同時にデバイスにキューイング可能なトランザクション数の、 現在の "hard" 最小値です。既出の .Ar dev_openings 値はこの数より小さくはなり得ません。 .Ar mintags のデフォルト値は 2 ですが、 デバイスによってはより大きくまたはより小さく設定され得ます。 .It maxtags 同時にデバイスにキューイング可能なトランザクション数の、 現在の "hard" 最大値です。既出の .Ar dev_openings はこの値より大きくはなり得ません。 .Ar maxtags のデフォルト値は 255 ですが、 デバイスによってはより大きくまたはより小さく設定され得ます。 .El .El .It negotiate 様々な通信パラメータを、表示または交渉します。 コントローラによっては、特定の値の設定や変更をサポートしません。 例えば Adaptec 174x コントローラは、 デバイスの同期レートやオフセットの変更をサポートしません。 あるパラメータの設定をサポートしないとコントローラが示す場合、 .Nm camcontrol はそのパラメータの設定を試みません。 コントローラがサポートするものを調べるには、 .Fl v フラグを使用します。 .Sq negotiate コマンドでの .Fl v フラグの意味は後述します。 また、コントローラドライバによっては、 下位のコントローラがある交渉パラメータの変更をサポートしているにもかかわらず、 その交渉パラメータの設定をサポートしません。 Advansys ワイドコントローラのように、 コントローラの同期交渉の有効と無効をサポートしているにもかかわらず、 同期交渉レートの設定をサポートしないコントローラがあります。 .Bl -tag -width 01234567890123456 .It Fl a 交渉設定がすぐに効果を持つようにするため、 対象デバイスに Test Unit Ready コマンドを送ります。 .It Fl c 現在の交渉設定を、表示または設定します。これがデフォルトです。 .It Fl D Ar enable|disable 切断 (disconnection) を、有効または無効にします。 .It Fl O Ar offset コマンド遅延オフセットを設定します。 .It Fl q 静かになり、なにも表示しません。 一般的には、パラメータを設定したいが状態情報は不要であるときに有用です。 .It Fl R Ar syncrate デバイスの同期レートを変更します。 同期レートは、MHz で指定される浮動小数点値です。 例えば .Sq 20 としては、 .Sq 20.000 が正しい値です。 .It Fl T Ar enable|disable デバイスのタグ付きキューイングを、有効または無効にします。 .It Fl U ユーザの交渉設定を、表示または設定します。 デフォルトでは、現在の交渉設定を表示または設定します。 .It Fl v 冗長フラグは、 .Sq negotiate サブコマンドに対しては特殊な意味があります。 このフラグを指定すると .Nm camcontrol は、コントローラデバイスに送った Path Inquiry (XPT_PATH_INQ) CCB の内容を 表示します。 .It Fl W Ar bus_width デバイスと交渉するバス幅を指定します。 バス幅はビット数で指定します。 指定可能な値は、8, 16, 32 のいずれかのビット数です。 設定が効果を持つためには、 そのバス幅をコントローラがサポートする必要があります。 .El .Pp 一般的には、あるデバイスの同期レートとオフセット設定が効果をあらわすのは、 そのデバイスに対してコマンドが送られてからです。 前述の .Fl a スイッチは、交渉パラメータが効果をあらわすようにするため、 自動的に Test Unit Ready をデバイスに送ります。 +.It help +冗長な、使用方法に関する情報を表示します。 .El .Sh 環境変数 変数 .Ev SCSI_MODES によって、別のモードページの書式ファイルを指定することができます。 .Pp 変数 .Ev EDITOR によって、 .Nm camcontrol は、モードページの編集を行なう際に どのテキストエディタを起動するかを決定します。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/share/misc/scsi_modes -compact .It Pa /usr/share/misc/scsi_modes SCSI モード書式データベース。 .It Pa /dev/xpt0 トランスポート層デバイス。 .It Pa /dev/pass* CAM アプリケーションパススルーデバイス。 .El .Sh 使用例 .Dl camcontrol eject -n cd -u 1 -v .Pp cd1 から CD をイジェクトし、コマンド実行に失敗した場合は SCSI センス情報を 出力します。 .Pp .Dl camcontrol tur .Pp SCSI test unit ready コマンドを da0 に送信します。 .Nm camcontrol はそのディスクがレディ状態であるかどうかを報告しますが、 .Fl v スイッチが指定されていないため、コマンド実行に失敗してもセンス情報を 表示しません。 .Pp .Bd -literal -offset foobar -camcontrol tur -n da -u 1 -E -C 4 -t 50 -v +camcontrol tur da1 -E -C 4 -t 50 -v .Ed .Pp SCSI test unit ready コマンドを da1 に送信します。カーネルエラーリカバリ を有効にします。リトライカウントを 4 に、タイムアウトを 50 秒に 設定します。コマンド実行に失敗した場合( .Fl v フラグがあるので)センス情報が出力されます。エラーリカバリが設定されて いるので、ディスクが回転していない場合は回転させられます。 .Nm camcontrol はディスクがレディ状態かどうかを報告します。 .Bd -literal -offset foobar camcontrol cmd -n cd -u 1 -v -c "3C 00 00 00 00 00 00 00 0e 00" \e -i 0xe "s1 i3 i1 i1 i1 i1 i1 i1 i1 i1 i1 i1" .Ed .Pp READ BUFFER コマンド (0x3C) を cd1 に対して発行します。cd1 のバッファサイズと cd1 のキャッシュの最初の 10 バイトを表示します。コマンド実行に失敗した場合 SCSI センス情報を表示します。 .Pp .Bd -literal -offset foobar camcontrol cmd -n cd -u u -v -c "3B 00 00 00 00 00 00 00 0e 00" \e -o 14 "00 00 00 00 1 2 3 4 5 6 v v v v" 7 8 9 8 .Ed .Pp WRITE BUFFER コマンド (0x3B) を cd1 に対して発行します。(予約済の) 4 バイト ヘッダを含まないデータ 10 バイトを書き出します。コマンド実行に失敗した場合 センス情報を表示します。このコマンドには細心の注意を払って下さい。不適切に 使用した場合、データが破壊されるかもしれません。 .Pp .Bd -literal -offset foobar -camcontrol modepage -n da -u 3 -m 1 -e -P 3 +camcontrol modepage da3 -m 1 -e -P 3 .Ed .Pp da3 のモードページ 1 (Read-Write Error Recover ページ)を編集し、編集結果を そのドライブにセーブします。モードページ 1 には、 ディスクドライブの読み出し、書き込みの自動再配置の設定などが含まれます。 .Pp .Dl camcontrol rescan 0 .Pp SCSI バス 0 を再スキャンし、追加、削除、変更されたデバイスを探します。 .Pp .Dl camcontrol rescan 0:1:0 .Pp SCSI バス 0, ターゲット 1, 論理ユニット番号 0 を再スキャンし、そのデバイスが 追加、削除、変更されたかどうかを調べます。 .Pp -.Dl camcontrol tags -n da -u 5 -N 24 +.Dl camcontrol tags da5 -N 24 .Pp da5 の同時トランザクション数を 24 に設定します。 .Pp .Bd -literal -offset foobar camcontrol negotiate -n da -u 4 -T disable .Ed .Pp da4 のタグ付きキューイングを無効にします。 .Pp .Bd -literal -offset foobar camcontrol negotiate -n da -u 3 -R 20.000 -O 15 -a .Ed .Pp 同期レート 20MHz とオフセット 15 を、da3 と交渉します。 その後 Test Unit Ready コマンドを送り、設定が効果をあらわすようにします。 .Pp .Bd -literal -offset foobar camcontrol cmd -n da -u 3 -v -t 7200 -c "4 0 0 0 0 0" .Ed .Pp FORMAT UNIT (0x04) コマンドを da3 に送ります。 これは、ディスクをローレベル (low-level) フォーマットします。 コマンド失敗時にはセンス情報を表示します。 また、タイムアウトを 2 時間 (7200 秒) に設定します。 .Pp .Em 警告! 警告! 警告! .Pp ディスクをローレベルフォーマットすると、 ディスク上の「すべて」のデータを破壊します。 このコマンドを発行するときには、非常に注意してください。 本当はローレベルフォーマットが不要なディスクに対し、 多くのユーザがローレベルフォーマットを行っています。 ローレベルフォーマットが必要となる状況は、比較的少ないです。 ローレベルフォーマットが必要となる理由のひとつは、 ディスクの物理セクタの大きさを変えるためです。 ローレベルフォーマットが必要となる別の理由は、 ディスクへの読み込みまたは書き込みの要求に対して "medium format corrupted" (メディアフォーマットが壊れている) エラーとなる場合に、そのディスクを復活させるためです。 .Pp ディスクによっては、 他のディスクよりもフォーマットに時間がかかります。 フォーマットが完了するために十分なタイムアウト値を、 ユーザが指定する必要があります。 ハードディスクによっては、非常に短い期間 (5 分以下の単位) でフォーマット操作が完了します。 このような場合のほとんどは、 FORMAT UNIT コマンドをドライブが実際にはサポートをしていないため、 すなわちコマンドを受け付けて数分待ってから戻るだけであるためです。 .Sh 関連項目 .Xr cam 3 , .Xr cam_cdbparse 3 , .Xr pass 4 , .Xr cam 9 , .Xr xpt 9 .Sh 歴史 .Nm camcontrol コマンドは、 .Fx 3.0 で最初に現れました。 .Pp モードページ編集のコードと任意の SCSI コマンドのコードは、 Julian Elischer と Peter Dufault が書いた、かつての .Xr scsi 8 ユーティリティと .Xr scsi 3 ライブラリのものに基づいています。 .Xr scsi 8 プログラムが最初に出現したのは 386BSD 0.1.2.4 で、 .Tn FreeBSD で最初に出現したのは、 .Fx 2.0.5 です。 .Sh 作者 .An Kenneth Merry Aq ken@FreeBSD.ORG .Sh バグ マニュアルページのクロスリファレンスのほとんどはまだ存在していません。 これは近いうちに修正されます。 .Pp コマンド行引数を解釈するコードは、どのサブコマンドが複数の引数を取るかを 知りません。ですから、たとえば、 .Bd -literal -offset foobar camcontrol -n da -u 1 -c "00 00 00 00 00 v" 0x00 -v .Ed .Pp のようなことを試みた場合、test unit ready コマンドで得られるセンス情報は 出力されません。というのは、 .Fl c の 2 番目の引数 .Po 0x00 .Pc を見た時点で、 .Nm camcontrol の最初の .Xr getopt 3 呼び出しが 終ってしまうためです。 この動作を修正するには、ある程度の規模のコードを書き加えるか、 .Xr getopt 3 インタフェースを変更するかのどちらかが必要でしょう。 この問題を回避するもっとも良い方法は、常に .Nm camcontrol -共通の引数をコマンド固有の引数の前に指定していることを確認することです。 +共通引数をコマンド固有の引数の前に指定していることを確認することです。 .Pp -bus/target/lun か、デバイス名 (たとえば "da1" などの)でデバイスを +bus/target/lun か、デバイス名 (たとえば "da1" などの) でデバイスを 指定できるようにするほうがよいかもしれません。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/pccardc.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/pccardc.8 index 95fc67cb48..7c94d27949 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/pccardc.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/pccardc.8 @@ -1,238 +1,238 @@ .\" .\" Copyright (c) 1998 Toshihiko ARAI .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. .\" IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, .\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT .\" NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, .\" DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY .\" THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" .\" Translated to English by Hiroki Sato .\" -.\" %Id: pccardc.8,v 1.1.2.1 1999/05/03 11:20:37 kuriyama Exp % +.\" %Id: pccardc.8,v 1.1.2.2 1999/05/10 22:04:17 kuriyama Exp % .\" .\" jpman %Id: pccardc.8,v 1.2 1999/05/08 07:48:11 horikawa Stab % .\" 原文である PAO の pccardc.8 をほぼそのまま利用しています .Dd November 14, 1998 .Dt PCCARDC 8 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm pccardc .Nd PC-CARD (PCMCIA) の制御とモニタを行うツール .Sh 書式 .Nm pccardc Ar subcommand .Op Ar arg ... .Sh 解説 .Nm は PC-CARD スロットの制御と、PCMCIA カードの設定や情報表示を行います。 .Nm は次のサブコマンドを理解します: .Pp .Bl -tag -width pccardmem -compact .It Pa beep ビープタイプを設定します .It Pa dumpcis カードの CIS (複数可) を表示します .It Pa enabler デバイスドライバのイネーブラ .It Pa help コマンドのまとめを表示します .It Pa pccardmem pccard ドライバにメモリを割り当てます .It Pa rdattr アトリビュートメモリを読み込みます .It Pa rdmap pcic マッピングを読み込みます .It Pa rdreg pcic レジスタを読み込みます .It Pa wrattr アトリビュートメモリへバイトを書き込みます .It Pa wrreg pcic レジスタへ書き込みます .El .Bl -enum .It .Nm beep Ar 0|1 .Pp カード挿抜時のサウンド種別を設定します。 .Xr rc.conf 5 の pccard_beep に対応します。 .Pp .Bl -tag -width Ds -compact .It Ar 0 サイレントモード .It Ar 1 シンプルビープモード .El .It .Nm dumpcis .Op Ar slot .Pp カードの不揮発性メモリ (EEPROM) に格納されている .Em CIS (Card Information Structure) タプルを表示します。 .Ar slot は、どのスロットを読み込むのかを指定します。 オプションを指定しないと、利用可能なすべてのカードの CIS を表示します。 .It .Nm enabler Ar slot driver .Op Fl m Ar card addr size .Op Fl a Ar iobase .Op Fl i Ar irq .Pp 「ポイントイネーブラ」です。 .Xr pccardd 8 によるドライバの割り当てがうまく動作しないときに、 手動でパラメータを設定するために使用します。 .Ar slot で PC-CARD スロットを指定し、 .Ar driver でデバイス名 ("ed0" や "sio2" など) を指定し、 それと同時に次のオプションの一部またはすべてを指定します: .Bl -tag -width Ds .It Fl m Ar card addr size カードの共有メモリウィンドウをホストアドレスにマップします。 .Ar card はカードのアドレス空間での共有メモリ開始アドレス (16 進数) であり、 .Ar addr はホスト側のアドレス空間でのマップするメモリのアドレス (16 進数) であり、 .Ar size はメモリウィンドウのサイズ (kb) です。 .It Fl a Ar iobase .Ar iobase は、I/O ウィンドウをマップするポート番号 (16 進数) を指定します。 .It Fl i Ar irq .Ar irq は、カードが割り込みに使用する IRQ (1 から 15 までの 10 進数) を指定します。 .El .Pp 例えば .Bd -literal enabler 0 ed0 -m 2000 d4000 16 -a 300 -i 3 .Ed .Pp は、スロット 0 を、ポート 0x300 で IRQ 3 にある 最初の NE200 イーサネットカードドライバに割り当て、 カード内の 0x2000 からの 16KB のメモリ領域を 0xd4000 にマップします。 .Pp いままでにも壊れた CIS タプルのために認識できないカードを この機能で使用することができたようです。また、動作報告 のまだ無いカードをテストするときにも有用でしょう。 それでも、新しいカードを正しく認識できないことが多いので、注意して下さい。 .It .Nm help .Pp .Nm pccardc のヘルプを表示します。 .It .Nm pccardmem Ar addr .Pp PC-CARD コントローラ (PCIC) がカードをマップするために使用する ホストアドレスを指定します。 PCIC は 16KB の連続するメモリを必要とするため、 指定可能なアドレスは次の 4 通りとなります: .Pp .Bl -tag -width 0xd0000 -compact .It Ar 0xd0000 0xd0000-0xd3fff (デフォルト) .It Ar 0xd4000 0xd4000-0xd7fff .It Ar 0xd8000 0xd8000-0xdbfff .It Ar 0xdc000 0xdc000-0xdffff .El .Pp 0xd0000 の代わりに "DEFAULT" を指定可能です。 このサブコマンドは、 .Xr rc.conf 5 の .Pa pccard_mem に対応します。 .It .Nm rdattr Ar slot offs length .Pp スロット .Ar slot で .Ar offs から開始する .Ar length バイトの不揮発性メモリ (EEPROM) を、16 進ダンプ表示します。 すべてのパラメータは 16 進数です。 .It .Nm rdmap .Op Ar slot .Pp PC-CARD スロットの 4 つのメモリウィンドウと 2 つの I/O ウィンドウの ホストマシンへのマッピング状況を報告します。 .Ar slot を指定しない場合には、システム上の全スロットに関して表示します。 .It .Nm rdreg .Op Ar slot .Pp .Ar slot の 64 個のレジスタを表示します (デフォルトでは全スロットを対象とします)。 .It .Nm wrattr Ar slot offs value .Pp カードの不揮発性メモリ (EEPROM) の、先頭からのオフセット .Ar offs (16 進数) の 1 バイトを .Ar value (16 進数) で書き換えます。変更結果はカードを抜いても保存されます。 .It .Nm wrreg Ar slot reg value .Pp PC-CARD のレジスタへ書き込みます。 PC-CARD スロット番号は .Ar slot で指定し、レジスタ番号を .Ar reg (16 進数) で指定し、値を .Ar value (16 進数) で指定します。 .El .Pp .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/rc.conf -compact .It Pa /etc/rc.conf 設定ファイル .El .Sh 関連項目 .Xr rc.conf 5 , .Xr pccardd 8 .Sh 作者 オリジナルバージョンを .An Andrew McRae Aq andrew@mega.com.au が記述しました。 .An Tatsumi Hosokawa Aq hosokawa@mt.cs.keio.ac.jp がバグ修正と機能拡張を行いました。 このマニュアルページを .An Toshihiko ARAI Aq toshi@jp.FreeBSD.org が記述しました。 .Sh バグ .Nm enabler と .Nm wrattr の使用に際しては注意して下さい。 誤用すると、 システムを不安定にしたり、カードにダメージを与えるかもしれません。