diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/ntp.conf.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/ntp.conf.5 index 51b9a6627a..2edbca65d2 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/ntp.conf.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/ntp.conf.5 @@ -1,1443 +1,1443 @@ .\" -.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/ntp/doc/ntp.conf.5,v 1.2 2000/02/10 13:15:47 sheldonh Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/ntp/doc/ntp.conf.5,v 1.2.2.1 2000/10/26 19:26:26 dwmalone Exp % .\" .Dd January 13, 2000 .\" jpman %Id: ntp.conf.5,v 1.4 2000/06/02 11:02:36 takamune Stab % .\" WORD: dotted-quad form ドットで 4 つの部分に区切られた形式 .\" WORD: association アソシエーション[NTP] .\" WORD: key identifier 鍵の識別子 .\" WORD: key cache 鍵のキャッシュ .\" WORD: key file 鍵ファイル .\" WORD: reference clock 参照クロック .\" WORD: time server タイムサーバ .\" WORD: symmetric active 対称的アクティブ .\" WORD: manycast メニーキャスト .Dt NTP.CONF 5 .Os .Sh 名称 .Nm ntp.conf .Nd ネットワークタイムプロトコル (NTP) デーモンの設定ファイル .Sh 書式 .Nm /etc/ntp.conf .Sh 説明 .Nm 設定ファイルは、 .Xr ntpd 8 デーモンが初期始動時に、同期用のソースやモード、そしてその他の関連情報を 指定するために読み込みます。通常は、設定ファイルは .Pa /etc ディレクトリにインストールされますが、どのディレクトリにもインストール 可能です (デーモンの .Fl c コマンドラインオプションを参照)。 .Pp ファイルのフォーマットは、その他の Unix 設定ファイルと似ています。 コメントは .Qq # という文字からはじまり、行末まで続きます。 また、空行は無視されます。 設定コマンドは、最初にキーワードがあり、 その後に引数のリストが続きます。引数にはオプションのものもあるでしょう。 そして、各引数は空白で区切られています。 コマンドは、複数の行にまたがることはできません。 引数には、ホスト名、ドットで 4 つの部分に区切られた形式の数値で書かれた ホストアドレス、整数、浮動小数点で表現された数値 (秒で時間を指定した場合) そしてテキスト文字列をとることができます。 .Pp このマニュアルページの残りでは、設定と制御オプションについて述べます。 .Qo NTP の設定と NTP サブネットの設定に関する注意 .Qc のページ ( .Pa /usr/share/doc/ntp にある HTML 文書の一部として入手可能です) では、これらオプションをより深く議論しています。 一般的な .Sx 設定オプション の議論に加えて、 サポートされている機能と、その機能を制御するためのオプションについて述べた、 次のようなセクションがあります: .Bl -bullet -offset indent .It .Sx 認証機能のサポート .It .Sx モニタ機能のサポート .It .Sx アクセス制御機能のサポート .It .Sx 参照クロック機能のサポート .El .Pp これらのセクションの後に .Sx その他のオプション について述べたセクションもあります。 利用可能なオプションセットは豊富にありますが、 必要なオプションは、1 つ以上の .Ic server , .Ic peer , .Ic broadcast , .Ic manycastclient コマンドだけです。 .Ss 設定オプション 次に述べるのは、NTPv4 の設定コマンドについてです。 これらのコマンドは、基本的な機能は NTPv3 と同じですが、 場合によっては、新たな機能やオペランドを持ったものがあります。 コマンドのキーワードおよび必要とされる IP アドレスの種類によって、 さまざまなモードが決定されます。 アドレスは次のような種類にクラス分けされます。 (s) リモートサーバあるいは通信相手 (IP クラス A, B, C のいずれか)、 (b) ローカルインタフェースのブロードキャストアドレス、 (m) マルチキャストアドレス (IP クラス D)、 あるいは、 (r) 参照時間アドレス (127.127.x.x) です。 注意すべきこととして、 autokey および burst モードがこれらのコマンドにはサポートされていますが、 不可思議なモードと組み合わせると、その効果が意味のないものとなったり、または、 破壊的なものになってしまったりすることがあります。 .Bl -tag -width indent .It Xo Ic peer .Ar address .Op autokey | key Ar key .Op burst .Op version Ar version .Op prefer .Op minpoll Ar minpoll .Op maxpoll Ar maxpoll .Xc .It Xo Ic server .Ar address .Op autokey | key Ar key .Op burst .Op version Ar version .Op prefer .Op minpoll Ar minpoll .Op maxpoll Ar maxpoll .Xc .It Xo Ic broadcast .Ar address .Op autokey | key Ar key .Op burst .Op version Ar version .Op minpoll Ar minpoll .Op maxpoll Ar maxpoll .Op ttl Ar ttl .Xc .It Xo Ic manycastclient .Ar address .Op autokey | key Ar key .Op burst .Op version Ar version .Op minpoll Ar minpoll .Op maxpoll Ar maxpoll .Op ttl Ar ttl .Xc これら 4 つのコマンドは、使用するタイムサーバの名前またはアドレスと、 操作を行うモードを指定するものです。 アドレスは、DNS 名でも ドットで 4 つの部分に区切られた形式の IP アドレスでも良いです。 アソシエーションの振る舞いに関するさらなる情報は、 .Qo アソシエーション管理 .Qc のページにあります。 .Bl -tag -width indent .It Ic peer s タイプのアドレス専用です。 このコマンドは、現在の peer コマンドのように操作します。 このコマンドは、他に追加のモードが利用できる場合を除いて、 永続的に対称的アクティブ (symmetric-active) モードの アソシエーションを導入します。 このコマンドは、タイプ b, m あるいは r のアドレスに対して 使用すべきでは .Em ありません。 .Pp .Ic peer コマンドは、ローカルサーバが、リモートサーバと対称的アクティブ (symmetric active) モードで動作するよう指示します。このモードでは、 ローカルサーバをリモートサーバに同期させるのと同時に、リモートサーバ をローカルサーバに同期させることができます。これは、サーバの ネットワークにおいて、さまざまな悪い状況により、 ローカルサーバとリモートサーバのどちらかがより良い時刻供給源と なり得るような場合に役立ちます。 .It Ic server タイプ s および r のアドレス用です。 このコマンドは、NTPv3 サーバのコマンドと同様に操作します。 このコマンドは、永続的にクライアントモードの アソシエーションを導入します。 server コマンドは、ローカルサーバが、 指定したリモートサーバに対してクライアントモードで 動作するよう指示します。 このモードでは、ローカルサーバはリモートサーバに同期しますが、 リモートサーバがローカルサーバに同期することは決してありません。 .It Ic broadcast タイプ b および m のアドレス専用です。 このコマンドは、現在の NTPv3 broadcast コマンドと同様に操作します。 このコマンドは、他に追加のモードが利用できる場合を除いて、 永続的にブロードキャストモードのアソシエーションを導入します。 複数のローカルブロードキャストインタフェース (サブネット) および / あるいは、複数のマルチキャストグループを指定するため、 複数のコマンドを使用できます。 ローカルのブロードキャストメッセージは、指定されたサブネットに 関連づけられたインタフェースだけに到達するということに注意して ください。ただし、マルチキャストメッセージは全てのインタフェースに 到達します。 現在の実装では、これらのメッセージ用に使用するソースアドレスは Unix のホストのデフォルトアドレスです。 .Pp ブロードキャストモードでは、ローカルサーバは、指定したアドレスに 待機しているクライアント群に対して定期的にブロードキャストメッセージを 送信します。このときのアドレスは、通常ローカルネットワーク (の 1 つ) のブロードキャストアドレス、もしくは NTP に割り当てられた マルチキャストアドレスです。 IANA は、NTP 専用のマルチキャストグループのアドレス 224.0.1.1 を 割り当てています。しかし、競合しないアドレスであれば、管理境界内の メッセージを収容するために使用できます。 もともと、この仕様は、ローカルサーバが送信側として動作する時のみ 適用されるものです。ブロードキャストクライアントとして動作させたい 場合は、後に説明する .Ic broadcastclient もしくは .Ic multicastclient コマンドの項を参照してください。 .It Ic manycastclient タイプ m のアドレス専用です。このコマンドは、指定された マルチキャストアドレスに対してメニーキャストのクライアントモードの アソシエーションを導入します。この場合、特別なアドレスが 割り当てられていることが必要です。そのアドレスは、指定されたメニーキャスト サーバ用の .Ic manycastserver コマンドで使用するアドレスと一致することが必要です。 IANA が割り当てた 224.0.1.1 というマルチキャストアドレスは、 使用すべきでは .Em ありません。 ただし、これらのメッセージがインターネット上の広大な領域に 撒き散らされ、それによって送り手が膨大な量のリプライを集中してもらう恐れを 生じさせてしまわないように、何か特別な手段を講じている場合は別です。 .Pp .Ic manycastclient コマンドは、ブロードキャスト / マルチキャストメッセージを送った結果 発見されたリモートサーバと共に、ローカルサーバがクライアントモードで 動作することを指定します。クライアントは、指定したアドレスに 関連づけられたグループアドレスへ、要求メッセージを送ります。 そして、明示的に有効化されたサーバが要求メッセージに応答します。 クライアントは、最も正確な時間を提供するサーバを選択し、 .Ic server コマンドを使用した場合と同様に動作を継続します。 残ったサーバは、まるで応答が聞こえていないかのように切り捨てられます。 .El .Pp このコマンドに対して利用できるオプションには、次のようなものがあります: .Bl -tag -width indent .It autokey アドレスに送られたパケットは全て autokey 方式を使用して暗号化された 認証フィールドを含むようになります。 .It burst ポーリング間隔ごとに、通常のパケットの代わりに 8 パケット分の スペースの空いたバーストを送ります。 .It key Ar key アドレスに送られたパケットは全て、指定された鍵の識別子を使用して 暗号化された認証フィールドを含むようになります。鍵の識別子は、 符号無しの 32 ビット整数であり、65536 よりも小さい値です。 デフォルトでは、認証フィールドは含まれません。 .It version Ar version 送信される NTP パケットに対して使用されるバージョン番号を指定します。 1-4 までのバージョンが選択でき、バージョン 4 がデフォルトです。 .It prefer サーバに望ましいものとしての印をつけます。その他のことで差が無ければ、 この印のついたサーバは、正しく動作しているホストの中から同期用に 選択されます。 さらなる情報が必要なら、 .Qo 緩和のルールと prefer キーワード .Qc のページを参照してください。 .It ttl Ar ttl このオプションはブロードキャストモードでのみ使用します。 このオプションは、マルチキャストパケットで使用する 生存時間 (TTL) を指定します。 デフォルトの値は 127 ですが、適切な値を選択するのはちょっとした 黒魔術のようなものですので、システム管理者との間の調整が必要です。 .It minpoll Ar minpoll .It maxpoll Ar maxpoll これらのオプションは、NTP メッセージ用の最小および最大 ポーリング間隔を指定します。2 のべき乗で表された秒単位です。 デフォルトの範囲は、6 (64 秒) から 10 (1,024 秒) です。 許されている値の範囲は、4 (16 秒) から 17 (36.4 時間) まで で、両端を含みます。 .El .It Ic broadcastclient このコマンドは、ローカルサーバに対し、任意のローカルインタフェース上で 受け取ったブロードキャストメッセージを待ち受けたり、応答したりするように 指示します。ローカルサーバは、最初のブロードキャストメッセージを 受け取る際に、リモートサーバとクライアント / サーバ間の短いやりとり を用いて、名目上の (nominal) ネットワーク遅延を測定してから、後続の ブロードキャストメッセージを待ち受けて、それに同期する ブロードキャストクライアントモードに入ります このモードで、後から続いてくるブロードキャストメッセージを待ち受け、 同期します。このモードで偶然に、あるいは故意に分裂した状態となるのを 防ぐため、ローカルサーバもリモートサーバも認証機能と、同一の信頼 できている鍵および鍵の識別子を使用して動作しなくてはならないことに 注意してください。 .It Xo Ic multicastclient .Op Ar address .Op ... .Xc このコマンドは、ローカルサーバに対して、グローバルネットワークの グループアドレス上のマルチキャストメッセージを待ち受けるように 指示します。デフォルトのアドレスは、Numbers Czar (訳注: 番号管理者 = IANA) が NTP に対して 割り当てたもの (224.0.1.1) です。 このコマンドは、 .Ic broadcastclient コマンドと同じように用いられますが、IP マルチキャストを使用して動作 します。この機能をサポートするには、マルチキャストカーネルが必要です。 .It Ic driftfile Ar driftfile このコマンドは、ローカルの時計発振子の周波数オフセットを記録するため のファイル名を指定します。このファイルが存在すると、起動時に初期周波数 オフセットを指定するのに使用され、その後 1 時間に 1 度 その時点での周波数オフセットがデーモンにより計算されて更新されます。 ファイルが存在しないか、このコマンドが与えられていない場合、 初期周波数オフセットは 0 と仮定されます。この場合、周波数が安定し、 残った時間誤差が収まるのに数時間かかります。 .Pp ファイルのフォーマットは、1 行に 1 つの浮動小数点数が含まれるものです。 この浮動小数点数は、100 万分の 1 (ppm) 単位での周波数オフセット値を 記録しています。最初に現在の変動値を一時ファイルに書き込み、それから ファイルの名前を変更して古いファイルと置換えることでこのファイルは更新 されます。このことは、 .Xr ntpd 8 が、ドリフトファイルのあるディレクトリに対し書き込み権を持っている 必要があることと、シンボリックであろうとなかろうと、 ファイルシステムリンクは避けるべきことを意味しています。 .It Xo Ic manycastserver .Ar address .Op ... .Xc このコマンドは、ローカルサーバに対して、すべてのローカルインタフェース上で ブロードキャストメッセージを待ち受け、これに応答するように指示します。 そしてさらに、サーバが指定されたマルチキャストグループアドレス (タイプ m) に対するクライアントモードのメッセージに応答できるようにします。 少なくとも 1 つのアドレスは必要ですが、IANA が割り当てたマルチキャスト アドレス 224.0.1.1 は使用すべきでは .Em ありません。 ただし、応答を受ける範囲を制限し、もともとの送り手に膨大な応答が 集中するのを防ぐための特別な手段を講じているのであれば別です。 .It Xo Ic revoke .Op Ar logsec .Xc autokey 機能とともに使用するプライベート値の再計算の間隔を指定します。 この値には、もともと計算量の多い公開鍵の計算が必要です。 デフォルトの値は 12 です (65,536 秒、つまり、約 18 時間です)。 指定された間隔以上のポーリング間隔に対して、 メッセージを送るごとに新しいプライベート値が再計算されます。 .It Xo Ic autokey .Op Ar logsec .Xc autokey 機能のセッション鍵のリストを再生成する間隔を指定します。 各アソシエーション用の鍵のリストのサイズは、この間隔と現在の ポーリング間隔に依るということに注意してください。 デフォルト値は 12 です (4096 秒、つまり、約 1.1 時間です)。 指定された間隔以上のポーリング間隔に対しては、 単一のエントリを持ったセッション鍵のリストは、メッセージを 送るごとに再生成されます。 .It Xo Ic enable .Op Ar flag .Op ... .Xc .It Xo Ic disable .Op Ar flag .Op ... .Xc さまざまなサーバオプションを有効にしたり無効にしたりする 手段を提供します。指定されていないフラグには影響がありません。 これらのフラグは全て .Xr ntpdc 8 ユーティリティプログラムを使用してリモートに制御できるという ことに注意してください。 フラグの説明は次の通りです。 .Bl -tag -width indent .It auth 未設定の通信相手 (peer) が、信頼できる鍵と鍵の識別子を 使用して正しく認証されている場合に限って、その通信相手と 同期をとることができるようになります。デフォルトでは、この フラグは有効です。 .It bclient 有効の場合、broadcastclient コマンドと同一の効果があります。 デフォルトでは、このフラグは無効です。 .It kernel .Xr ntp_adjtime 2 システムコールに対し、正確に計時できる カーネルサポートが実装されていれば、これを有効にします。 もともと、NTP デーモンが コンパイルされるときに、このルーチンがサポートされるかどうかは 自動的に検出されるので、ユーザがこのフラグのことを気にする 必要はありません。このフラグは本来、カーネルの開発中に このサポートを無効にできるようにするために提供されていました。 .It monitor モニタ用機能を有効にします。さらなる情報が必要なら、 .Xr ntpdc 8 プログラムの .Ic monlist コマンドの項を参照してください。 デフォルトでは、このフラグは有効です。 .It ntp サーバが、NTP を用いてローカルの時刻を調整できるようにします。 無効になっている場合は、 ローカルの時刻は、内部で持っている時刻と周波数オフセットで 自由に動きます。 ローカルの時刻は別のデバイスやプロトコルで制御され、 他のクライアント用に同期を提供するためだけに NTP を使う場合、 このフラグは有用です。この場合、ローカル時刻のドライバをこの機能や、 さらに、エラー予測やうるう秒のインジケータ (leap-indicators) を提供する ために使用できます。さらなる情報が必要なら、 .Qo 参照時間ドライバ .Qc のページを参照してください。 デフォルトでは、このフラグは有効です。 .It stats 統計機能を有効にします。さらなる情報が必要なら、 .Sx モニタ用オプション のセクションを参照してください。 デフォルトでは、このフラグは有効です。 .El .El .Ss 認証機能のサポート 認証機能のサポートによって、NTP クライアントは、サーバが 本当に既知で信頼できるものであり、偶然であれ意図的であれ、 サーバのふりをしてクライアントをだまそうとする侵入者ではないことを 確認できます。 NTPv3 仕様 RFC 1305 は、受け取った NTP パケットを 暗号により認証するための方式を定義しています。 もともと、この機能は、Cipher Block Chaining (CBC) モードで機能する Data Encryption Standard (DES) を使用して (一般的に、DES-CBC と 呼ばれる方式です) 実現されていました。 後に、秘密鍵を使用した RSA Message Digest 5 (MD5) を用いて (一般的に、 keyed-MD5 と呼ばれています) 改良がなされました。 どちらのアルゴリズムもメッセージダイジェスト、つまり、片方向ハッシュ を計算します。これは、サーバが正しい秘密鍵と鍵の識別子を持っているか 否かを検証するのに使用できます。 NTPv4 では、この方式は残っており、さらに、逆方向ハッシュと 公開鍵暗号化方式に基づいた、新しい autokey 方式を提供しています。 認証機能は、 .Sx 設定オプション のセクションで説明されている .Ic peer Ns , .Ic server Ns , .Ic broadcast および .Ic manycastclient コマンドでの key および autokey サブコマンドを使用して、 各アソシエーションに対して別々に設定できます。 .Pp 認証オプションでは、1 組の鍵を指定し、設定された各アソシエーションに 対して鍵を選択し、次に述べるように設定操作を管理します。 これらの機能を制御する auth フラグは、 .Ic enable および .Ic disable 設定コマンドを使用して設定したり解除したりできます。また、他のマシンで 動作している .Xr ntpdc 8 プログラムを使用して リモートで設定コマンドを送ることでも可能です。 このフラグが設定されていれば、暗号によって認証されている場合に限って、 永続的な接続相手とのアソシエーションおよびリモートでの 設定コマンドが効果を持つようになります。 このフラグが無効になっていれば、暗号によって認証されていなくても これらの操作は効果を持ちます。 後者のモードで操作を行うと、悪者ハッカー (訳注: クラッカー) がクライアントの動作を 深刻に混乱させ得るという、重大な脆さを招く ことは理解しておいてください。 .Pp auth フラグは、以下に述べるような認証手続きの全てに影響を与えます。 しかし、暗号化サポート機能をこのディストリビューションに組み込まれ ている場合には、異なった動作となります。このサポート機能が使用でき、 auth フラグが有効になっていれば、正しく認証できたときに限って 永続的なアソシエーションが導入され、またリモートでの設定コマンドが 効果を持つようになります。 このサポート機能が使用できなくて、auth フラグが有効になっていれば、 どのような状況でも永続的なアソシエーションが導入されることはなく、 リモートでの設定コマンドに応答することもありません。 auth フラグは、通常、暗号化機能がサポートされている場合はデフォルトで 設定され、サポートされていない場合はデフォルトで解除されています。 .Pp 上で述べた脆さを頭におくと、どのような場合でも auth フラグを 設定しておくのが望ましいです。ここでよく混乱する点としては、 設定ファイル中のサーバ名を IP アドレスにマップする名前解決のプロセスに 関する点です。偽物のネームサーバメッセージから守るために、 このプロセスは内部で生成された鍵を使用して認証を行っています。 この鍵は、通常、ユーザからは見えません。 しかし、暗号化機能のサポートが使用できなくて、auth フラグが有効になって いる場合、この名前解決プロセスは失敗してしまうでしょう。 この問題の解決策は、ホスト名の代わりに IP アドレスを指定するか、または、 auth フラグを無効にしておき、名前解決のプロセスが完了してから auth フラグを有効にすることのどちらかです。 .Pp 暗号による認証方式は、2 種類利用できます。これについて次に 説明します。 .Bl -tag -width indent .It 秘密鍵方式 元の RFC 1305 での仕様では、65,536 個の鍵と、鍵ごとにある 32 ビットの 鍵の識別子のどれか 1 組でアソシエーションを認証できます。 ここで使われるサーバは、メッセージを認証するための鍵および鍵の識別子を 承認する必要があります。鍵およびそれに関連する情報は、鍵ファイル中で 指定されています。通常このファイルは、 .Xr ntp.keys 5 と呼ばれており、NTP プロトコル自体の範疇を超えて、安全な手続きを使用して 交換され、保存されます。本来の NTP アソシエーションに使用される鍵に 加えて、追加の鍵を .Xr ntpq 8 および .Xr ntpdc 8 ユーティリティプログラム用のパスワードとして使用できます。 .Pp .Xr ntpd 8 が初めて起動すると、 ntpd は、鍵ファイルを読み込み、鍵のキャッシュに鍵を設置します。 一方、鍵は信頼されたコマンドで使用する前にアクティブになって いることが必要です。 これにより、例えば、いくつかの鍵の束をインストールし、 .Xr ntpdc 8 を使用して鍵の束をリモートにアクティブにしたり、非アクティブに したりできます。 また、鍵の安全性が損なわれてしまった場合に使用できる鍵の取消し機能を 提供します。 .Ic requestkey コマンドは、 .Xr ntpdc 8 ユーティリティ用にパスワードとして使用される鍵を選択します。 それに対して、 .Ic controlkey コマンドは、 .Xr ntpd 8 ユーティリティ用にパスワードとして使用される鍵を選択します。 .It autokey 方式 RFC 1305 で規定されているもともとの NTPv3 の認証方式は、 まだサポートされています。 NTPv4 では、 autokey と呼ばれる追加の認証方式が利用できます。 この認証機構は、セッション鍵のリストを作成し、エントリがあると 逆順に使用されるという点で S-KEY 方式ととてもよく似た動作をします。 この方式の、セキュリティに関する分かりやすい分析に沿った説明が、 IETF のウェブページ .Li http://www.ietf.org/ から入手できる技術レポートに書かれています。 .Pp autokey 方式は、特にマルチキャストモード用にデザインされたものです。 このモードでは、クライアントは通常、サーバにメッセージを送信しません。 このモードでは、サーバは、autokey 方式を使用して、秘密鍵の値で 繰り返しハッシュして鍵のリストを生成します。この鍵のリストを逆順に使用し、 送信された各メッセージに対して一意のセッション鍵を生成します。 クライアントは、セッション鍵を再生成し、直前のセッション鍵とハッシュが 合致するか否かを検証します。 各メッセージには、セッション鍵から秘密鍵の値を結びつける、公開値が 含まれています。しかし、公開値は、サーバが新しい鍵のリストを生成するか、 もしくはサーバのメッセージが 4 回よりも多く紛失してしまった場合に だけ検証する必要があります。 .Pp この方式は、クライアント / サーバおよび対称的通信モード (symmetric-peer modes) での使用にも適しています。 これらのモードでは、 クライアントはマルチキャストモードと同様にセッション鍵を生成します。 サーバは、セッション鍵を再生成し、 この鍵を使用し、サーバ自身の公開値を使って、 応答メッセージを組み立てます。 クライアントは、 応答の鍵の識別子が要求と合致するか否かを検証し、そして公開値を 検証し、メッセージを正当なものとします。 対称的通信モードでは、各通信相手が独自に鍵のリストを生成し、 マルチキャストモードと同様に動作します。 .Pp autokey 方式は、NTP パケットのヘッダフォーマットやヘッダに追加される メッセージ認証コード (MAC) には何の変更も必要としません。しかし、autokey が使用中の場合、ヘッダと MAC の間に拡張フィールドが挿入されます。 拡張フィールドにはランダムの公開値が含まれており、その値は、 revoke コマンドで 指定された間隔で更新されます。 この際、署名アルゴリズムで使用される関連の暗号の値も更新されます。 拡張フィールドのフォーマットはインターネットドラフトの .Li draft-NTP-auth-coexist-00.txt で定義されています。 MAC 自体は NTPv3 と同じ方法で作られますが、もともとの NTP ヘッダと 拡張フィールドを使用すると、64 ビット区切りでパディングされます。 新しい公開値は、それぞれホストの秘密鍵の値で暗号化されます。 まだ完成はしていませんが、公開値、暗号化された公開値、公開鍵、そして 証明がこの拡張フィールドの中に埋め込まれており、必要ならクライアントが 復号できるようにするというのが、このデザインの意図するところです。 しかし、比較的計算量の多い暗号化や復号化の操作は、公開値が 変更されたときのみ必要なものです。 .Pp NTPv3 の認証方式も新しい NTPv4 autokey 方式も、それぞれについて設定された アソシエーションに対して動作するということに注意してください。 そのため、同時に個別に操作するセッション鍵のリストがいくつかあることに なるのかもしれません。 セッション鍵も含めて、鍵はすべて同じ鍵のキャッシュを占有してしまうので、 たまたま使われた鍵が、すでに生成されている別の鍵と衝突してしまう問題を 防ぐための準備がされました。 40 億種類程度の鍵の識別子が使用できるので、衝突する可能性は小さいです。 鍵の生成過程でもし衝突が起こってしまったら、 生成者はここで現在のセッション鍵のリストを止めます。 次にセッション鍵のリストが生成されるまでには、 衝突していた鍵は、使用期限が切れているか無効になっているかしている ことでしょう。 .Pp 永続的な鍵は、手動で無効にしない限り使用期限が切れません。 ランダムなセッション鍵は、生成時に指定された時間だけ有効になります。 アソシエーション用の鍵のリストが生成される際には、それぞれの鍵の使用期限は、 使用する予定になった次の 1 回目のポーリングで無効になるように設定されます。 リスト中の鍵の最大使用期限は .Ic autokey コマンドによって指定されます。 使用期限を実行するのは、リスト中の次の鍵を使用する際に最後に使用した鍵を 無効にするという、通常の手続きのバックアップです。 .El .Ss 認証オプション 次のような、認証用コマンドが使用できます: .Bl -tag -width indent .It Ic keys Ar keyfile 認証モードで動作しているときに .Xr ntpd 8 , .Xr ntpq 8 および .Xr ntpdc 8 で使用される暗号化鍵および鍵の識別子が入ったファイル名を指定します。 このファイルのフォーマットは .Xr ntp.keys 5 マニュアルページで定義されています。 .It Xo Ic trustedkey .Ar key .Op ... .Xc 同期をとるのに適した通信相手 (peer) を認証する目的で信頼する、 暗号化鍵の識別子を指定します。また .Xr ntpq 8 および .Xr ntpdc 8 プログラムで使用される鍵も指定します。 認証手続きには、ローカルとリモートのサーバとが認証を行うために 同じ鍵および鍵の識別子を共有していることが必要です。 異なったサーバ同士では、 異なった鍵を使用可能です。 .Ar trustedkey 引数は、65,536 よりも小さな値の 32 ビット符号なし整数です。 NTP の鍵で 0 のものは、不正な鍵および/あるいは鍵の識別子であることを 示すのに使用されることに注意してください。 そのため、0 のものは、他の用途に使用することはできません。 .It Ic requestkey Ar key .Xr ntpdc 8 プログラムで使用する鍵の識別子を指定します。 このプログラムでは、 .Xr ntpd 8 の現在の実装に特有のプロトコルを使用します。 このプログラムは、 .Xr ntpd 8 の動作に影響を与えてしまう問題を診断・検証するのに有益です。 このコマンドの .Ar key 引数は、以前に定義された、信頼された鍵に対する 32 ビットの鍵の識別子です。 設定ファイル中に .Ic requestkey コマンドが含まれていない場合、あるいは、鍵が合致しない場合は、 サーバ変数の変更要求は何であれ拒否されます。 .It Ic controlkey Ar key .Xr ntpd 8 プログラムで使用する鍵の識別子を指定します。 このプログラムでは、RFC 1305 で定義された標準プロトコルを使用します。 このプログラムは、 .Xr ntpd 8 の動作に影響を与えてしまう問題を診断・検証するのに有益です。このコマンドの .Ar key 引数は、鍵のキャッシュ中の信頼された鍵に対する 32 ビットの鍵の識別子です。 設定ファイル中に .Ic controlkey コマンドが含まれていないか、鍵が合致しない場合、 サーバ変数の変更要求は、何であれ拒否されます。 .El .Ss モニタ機能のサポート .Xr ntpd 8 には、サーバおよびクライアントの時間計測のパフォーマンスを長時間 連続して記録するのに適した、分かりやすいモニタ機能が含まれています。 現在サポートされている統計の種類のリストと実行例については、 後で述べる .Ic statistics コマンドを参照してください。 統計ファイルは、ファイル世代集合と、ソース配布物の中の .Pa ./scripts ディレクトリにあるスクリプトを使用して管理されています。 これらの物と、Unix の .Xr cron 8 ジョブを使用して、 データが自動的にサマリ化され、時間を遡った分析を行うときのために 保存されます。 .Ss モニタ機能のオプション モニタ機能用のコマンドには、次のようなものが使用できます: .Bl -tag -width indent .It Xo Ic statistics .Ar name .Op ... .Xc 統計レコードの書き込みを有効にします。現在のところ、4 種類の .Ar 名称 の統計がサポートされています。 .Bl -tag -width indent .It loopstats ループフィルタの統計情報の記録を有効にします。ローカル時計の更新を行う度に、 loopstats という名前のファイル世代集合に次の形式の行を出力します: .Pp .Dl 50935 75440.031 0.000006019 13.778190 0.000351733 0.013380 6 .Pp 最初の 2 つのフィールドは、日付 (ユリウス歴に修正済) と時刻 (UTC 午前 0 時からの秒数) です。次の 3 つのフィールドは、時計の更新時の、 秒単位の時間オフセット、 100 万分の 1 秒単位の周波数オフセット、 秒単位の RMS ジッタ、100 万分の 1 秒単位の Allan 偏差、 clock-discipline アルゴリズムの時定数です。 .It peerstats 通信相手に関する統計情報の記録を有効にします。 これには、存在しており設定されている NTP サーバの通信相手、および特別な シグナルすべての統計レコードも含まれます。 有効な更新が行われる度に、peerstats という名前のファイル世代集合の 現在の要素に次の形式の行を出力します: .Pp .Dl 48773 10847.650 127.127.4.1 9714 -0.001605 0.00000 0.00142 .Pp 最初の 2 つのフィールドは、日付 (ユリウス暦に修正済)、時刻 (UTC で 午前 0 時からの秒数) です。次の 2 つのフィールドは、それぞれ ドットで 4 つの部分に区切られた形式の記法で書かれた通信相手の アドレスおよびステータスです。 ステータスフィールドは、RFC 1305 の NTP 仕様の追記 A で述べている フォーマットを用いて、16 進数で符号化されています。 最後の 3 つのフィールドは、オフセット、遅延、RMS のジッタで、すべて秒単位です。 .It clockstats 時計ドライバの統計情報の記録を有効にします。時計ドライバからの更新を 受ける度に、clockstats という名前のファイル世代集合に、次の形式の行を追加 出力します: .Pp .Dl 49213 525.624 127.127.4.1 93 226 00:08:29.606 D .Pp 最初の 2 つのフィールドは、日付 (ユリウス暦に修正済) および時刻 (UTC で午前 0 時からの秒数) です。 次のフィールドは、ドットで 4 つの部分に区切られた形式の記法で書かれた 時計のアドレスを示しています。最後のフィールドは、時計から受け取った 最後のタイムコードを意味のある ASCII フォーマットにデコードしたものです。 時計ドライバによっては、ほどほどの量の追加情報も集め、表示するものがあります。 さらなる情報については、各時計特有の情報を参照してください。 .It rawstats そのままのタイムスタンプ (raw-timestamp) の統計情報を記録できるようにします。 これには、存在しており設定されている NTP サーバの通信相手、および特別な シグナルすべての統計情報も含まれます。 通信相手または時計ドライバから受け取った NTP メッセージはそれぞれ、 rawstats という名前のファイル世代集合に次のような形式で 1 行付け足します: .Pp .Bd -ragged -offset indent .Li 50928 .Li 2132.543 .Li 128.4.1.1 .Li 128.4.1.20 .Li 3102453281.584327000 .Li 3102453281.58622800031 .Li 02453332.540806000 .Li 3102453332.541458000 .Ed .Pp 最初の 2 つのフィールドは、日付 (ユリウス暦に修正済) および時刻 (UTC で午前 0 時からの秒数) です。 次の 2 つのフィールドは、 通信相手あるいは時計のアドレスに、 ローカルアドレスを示しています。 これらはドットで 4 つの部分に区切られた記法で書かれています。 最後の 4 つのフィールドは、 NTP の開始、受け取り、送信、そして終了を順番に示したものです。 タイムスタンプの値は受け取ったままのものであり、さまざまなデータの 平滑化や緩和のアルゴリズムが処理する前のものです。 .El .It Ic statsdir Ar directory_path 統計ファイルが作られるべきディレクトリのフルパスを指定します (下記参照)。 このキーワードにより、(そうでなければ定数である) filegen ファイル名の プレフィックスを、ファイル世代集合に対して変更可能となります。 これは、統計ログを扱うのに便利です。 .It Xo Ic filegen .Ar name .Op file Ar filename .Op type Ar typename .Op link | nolink .Op enable | disable .Xc ファイル世代集合の名称を設定します。ファイル世代集合は、 サーバの活動期間を通じて継続的に大きくなっていくファイルを扱う 手段を提供します。サーバの統計はこのようなファイルの典型例です。 ファイル世代集合により、実際のデータを格納するのに用いられる ファイル集合にアクセスできます。どんな時点でも、ファイル集合の 高々 1 つの要素に対してだけ書き込みが行われます。 与えられた type は、ファイル集合の新しい要素に、データがいつ、 どのように出力されるのかを指定します。この方法で、 .Xr ntpd 8 の動作を妨げる危険を冒すことなく、 現在使用されていないファイル集合の要素に格納されている情報を、 管理操作用に使用できます。 最も重要なこととして、 これらの要素は、新たな出力データ用の空きを作るために 削除可能です。 .Pp このコマンドは、リモートで動作している .Xr ntpdc 8 プログラムから送信可能であることに注意してください。 .Bl -tag -width indent .It name これは、統計レコードのタイプです。 .Ic statistics コマンドの項でも示されています。 .It file Ar filename これは、統計レコード用のファイル名です。 集合のメンバのファイル名は、次の 3 つの結合された要素、 すなわちプレフィックス、ファイル名、そしてサフィックスからできています: .Bl -tag -width indent .It prefix ファイル名のパスであり、定数です。 これは、 .Ic filegen オプションを使っても変更されることはありません。 パスは、サーバが定義します。通常は、コンパイル時に 定数として指定します。 しかし、別のコマンドを使って、個々のファイル世代集合用に 設定可能でもあります。 例えば、loopstats および peerstats 生成時に使われるプレフィックスは、 前に説明した .Ic statsdir オプションを使用して設定可能です。 .Ar filename この文字列は、そのまま先に述べたプレフィックスの後ろに結びつきます ( .Qq / (スラッシュ) が現れてはなりません)。 これは、 .Ic filegen ステートメントに対して .Ar filename 引数を使用することで変更できます。 この中身には、 .Qq .. という要素を使用することはできません。それは、 プレフィックスで示されたファイルシステムの階層外を filename が参照してしまうのを防ぐためです。 .Ic suffix この部分は、ファイル集合の個々の要素を反映しています。 これは、ファイル集合の種類に依存して生成されます。 .El .It type Ar typename ファイル世代集合は、このタイプによって特徴づけされます。 次のような種類がサポートされています: .Bl -tag -width indent .It none このファイル集合はごく普通のファイルです。 .It pid .Xr ntpd 8 サーバが生成されるごとに、ファイル集合の要素が 1 つ 使用されます。 このタイプは動作中にファイル集合のメンバに何の変更も 施すことはありませんが、別の .Xr ntpd 8 サーバの生成に属しているファイルを分けるのに簡単な方法を提供します。 ファイル集合のメンバのファイル名は、プレフィックスと .Ar filename 文字列をつないだものに .Qq \&. (ドット) を付け加えたものに、 .Xr ntpd 8 サーバのプロセスのプロセス ID を 10 進数で表現したものを 付け加えたものです。 .It day 1 日ごとにファイル世代集合の要素が 1 つ生成されます。 1 日とは、UTC 時刻で 0:00 から 24:00 までの期間と定義されています。 ファイル集合メンバのサフィックスには、 .Qq \&. (ドット) と日付を YYYYMMdd 形式で表したものが含まれています。 ここで、 YYYY は、4 桁で表した西暦年です (例えば、1992)。 MM は、2 桁の月です。 dd は、2 桁の日です。 つまり、1992 年 12 月 10 日に書かれた情報は全て、 .Pa .19921210 という名前のファイルに書かれることになります。 .It week どの要素も 1 年の内のある週に関連するデータを含みます。ここで、 週という用語は、年の始まりからの日数の 7 の商により定義されます。 このようなファイル世代集合の要素は、ファイル集合の .Ar filename のベースに、次のようなサフィックスをつけることで区別されます: ドット、4 桁の西暦年、文字 W, 2 桁の週番号です。 例えば、1992 年 1 月 10 日からの情報は、サフィックス .1992W1 を持つファイルに出力されます。 .It month 1 月に 1 つのファイル世代集合の要素が作成されます。ファイル名の サフィックスは、ドット、4 桁の西暦年、2 桁の月からなります。 .It year 1 年に 1 つのファイル世代集合の要素が作成されます。ファイル名の サフィックスは、ドットと 4 桁の西暦年からなります。 .It age この型のファイル世代集合は、サーバが 24 時間活動するごとに新たな要素に 変わります。ファイル名のサフィックスは、ドット、文字 a, 8 桁の数から なります。この数は、対応する 24 時間の始めからサーバが実行されている 秒数であるようになります。 情報は、ファイル世代集合が有効に設定されているときのみ、その集合に 書き込まれます。出力は、無効に指定することで抑制されます。 .It link | nolink ファイル世代集合の現在の要素に、決まった名前でアクセスできると 便利です。この機能は、link を指定することで有効になり、 nolink を使用すると無効になります。 link が指定されると、現在のファイル集合の要素から、 サフィックスを持たないファイルへのハードリンクが作成されます。 すでにその名前を持つファイルが存在し、そのファイルへのリンク数が 1 であるとき、そのファイル名を、ドット、文字 C, そして .Xr ntpd サーバプロセスのプロセス ID を後ろに付け加えたものに変更します。 ファイルへのリンク数が 1 よりも大きい場合は、 ファイルはアンリンクされます。これによって、現在のファイルは、 一定の名前でアクセスできます。 .It enable | disable 情報記録機能を有効または無効にします。 .El .El .El .Ss アクセス制御機能のサポート .Xr ntpd 8 は、一般的な用途のアドレスおよびマスクベースの制限リストを 実装しています。この制限リストは、アドレスおよびマスクで ソートされており、マッチするか否かをみるのに、この順序で 探索が行われます。この結果、最後にマッチしたものが、入力パケットと 関連付けられた制限リストを定義します。 入力パケットの送り主のアドレスがマッチに使われます。32 ビットの アドレスと、制限用のエントリに関連付けられたマスクとの AND を とり、それからエントリのアドレスと比較をしてマッチが行われます (エントリのアドレスもマスクと AND が取られています)。 さらなる情報や例については、 .Qo NTP の設定と NTP サブネットの設定に関する注意 .Qc のページにあります。 .Pp アクセス制限機能は、オリジナルの NSFnet バックボーンの タイムサーバについてのアクセスポリシと一致するように実装されました。 この機能は、望まないものや落ちてしまったリモートのタイムサーバが 自分のタイムサーバに影響を与えないようにするには有効かもしれませんが、 この機能が、標準の NTP 認証機能の代用であると考えるべきではありません。 送り元アドレスに基づいた制限というのは、かたく決心しているクラッカー には簡単に出し抜かれてしまいます。 .Ss アクセス制御オプション 次のようなアクセス制御オプションが使用できます: .Bl -tag -width indent .It Xo Ic restrict .Ar numeric_address .Op mask Ar numeric_mask .Op Ar flag .Op ... .Xc .Ar numeric_address 引数は、ドットで 4 つの部分に区切られた形式で表現されます。 これは、ホストあるいはネットワークのアドレスです。 .Ar numeric_mask 引数も、ドットで 4 つの部分に区切られた形式で表現されます。 デフォルトは 255.255.255.255 です。 これは、 .Ar numeric_address が個別のホストのアドレスとして扱われるものであることを 意味しています。 デフォルトエントリ (アドレス 0.0.0.0, マスク 0.0.0.0) は常に含まれており、既定のソートアルゴリズムでは、 常にリストの先頭のエントリとなります。 .Ar numeric_address は、通常ドットで 4 つの部分に区切られた形式で与えられますが、 mask オプションを伴わないテキスト文字列 default は、 デフォルトエントリを示すために使用できることに注意して下さい。 .Pp 現在の実装では、フラグは常にアクセスを制限します。すなわち、フラグを 持たないエントリは、サーバへの自由なアクセスが与えられることを示す ことになります。フラグは直交的ではなく、より制限の強いフラグは、より 制限の弱いフラグを冗長にします。フラグは、一般に 2 つのカテゴリに分類 されます。時間サービスを制限するものと、情報問い合わせやサーバを 実行時に再設定しようとするのを制限するものです。次のフラグの内、 1 つ以上を指定できます: .Bl -tag -width indent .It ignore このエントリにマッチするホストからのすべてのパケットを無視します。 このフラグが指定されると、問い合わせも時間サーバへのポーリングも 応答されなくなります。 .It noquery NTP のモード 6 と 7 のすべてのパケット (つまり情報問い合わせと設定要求) を無視します。時間サービスは影響を受けません。 .It nomodify サーバの状態を変えようとするモード 6 と 7 のすべてのパケット (つまり 実行時再設定) を無視します。情報を返す問い合わせは許されます。 .It notrap マッチしたホストにモード 6 の制御メッセージのトラップサービスを提供 することを拒否します。トラップサービスは、モード 6 の制御メッセージ プロトコルのサブシステムで、リモートのイベントロギングプログラムによ る使用が意図されています。 .It lowpriotrap マッチしたホストによるトラップセットを低い優先度として宣言します。 1 つのサーバが保持し得るトラップの数は制限されています (現在の制限値は 3 です)。 トラップは通常、先入れ先出しベースで割り当てられ、後から来た トラップ要求はサービスを拒否されます。このフラグは、 後から到着する要求のための通常優先度のトラップが 低い優先度のトラップを上書きできるようにすることで、 割り当てアルゴリズムを変更します。 .It noserve モード 6 と 7 以外のすべての NTP パケットを無視します。基本的には、 時間サービスは拒否されますが、それでも問い合わせは許されています。 .It nopeer ポーリングしているホストに、状態を持たない (stateless) 時間サービス を与えますが、そうしなければ将来的に同期の相手として有用であるかもし れない場合にさえ、それらに更新相手 (peer) 用のメモリ資源を割り当てません。 .It notrust これらのホストは同期源としては決して使用されませんが、その他の点では 普通に扱われます。 .It limited これらのホストは、同一のネットからのクライアント数の制限の対象となり ます。ここで言うネットとは、 (class A, class B, class C 等の) ネット の IP 表記のことです。 サーバに見えるホストで、過去 .Va client_limit_period 秒 (下記参照) の間アクティブであった、最初の .Va client_limit 個のホスト (下記参照) のみが、受け付けられます。 同一のネットの他のクライアントからの要求は拒否されます。 時間要求パケットのみが考慮されます。 .Xr ntpq 8 および .Xr ntpdc 8 プログラムが送信した問い合わせパケットは、この制限の影響は 受けません。クライアントの履歴は、 .Xr ntpd 8 のモニタリング機能を用いて保持されます。 そのため、limited フラグのついたアクセス制限のエントリがあれば、 モニタリング機能は常にアクティブです。 .It ntpport 実質的には、制限フラグと言うより、マッチのアルゴリズムを変更するもの です。このフラグが存在すると、パケットのソースポートが標準の NTP の UDP ポート (123) である場合にのみ、制限エントリにマッチします。 ntpport と non-ntpport のどちらも指定できます。 ntpport の方が限定的なものであると考えられ、リストの後ろの方に ソートされます。 .El .Pp デフォルトの制限リストエントリは、フラグ ignore および ntpport を持つ各ローカルホストの インタフェースアドレスであり、スタートアップ時にテーブルに挿入されます。 これは、サーバが自分自身の時間に同期しないようにするためです。 他で設定されていない場合は、どのフラグもデフォルトエントリに関連づけられま せん (すなわち、あなた自身の NTP サーバ以外のすべてが無制限になります)。 .It clientlimit Ar limit .Va client_limit 変数を設定します。 この変数は、同時にアクセス制御されるクライアント数を制限します。 この変数のデフォルト値は 3 です。 .It clientperiod Ar period .Va client_limit_period 変数を設定します。この変数は、クライアントが非アクティブであるとみなされ、 そのために、もはや制限されるクライアント数に数えられなくなるまでの秒数を 指定します。 この変数のデフォルト値は 3600 です。 .El .Ss 参照クロック機能のサポート NTP バージョン 4 デーモンは、多数の種類の電波や衛星、およびモデムを参照する 時計をサポートします。 さらに、バックアップ用およびクロック源が他に利用できなく なったときのために、特殊な疑似クロックをサポートしています。 個別のデバイスドライバやオプションに関する詳細な説明は、 .Qo 参照クロックドライバ .Qc のページにあります。 さらなる情報については、そのページを参照しているページから見つかります。 それには、 .Qo 参照クロックドライバのデバッグのヒント .Qc および .Qo 参照クロックドライバの書き方 .Qc のページも含まれています。 ドライバの多くは、 PPS 信号のサポートもされており、 .Qo 1 秒間隔のパルス (PPS) 信号のインタフェース .Qc のページに説明があります。 ドライバの多くは、特殊な回線規約 / ストリームモジュールを サポートしています。このモジュールを用いると、時刻の正確性が 飛躍的に向上します。 これに関しては、 .Qo 回線規約とストリームドライバ .Qc のページに説明があります。 .Pp 参照クロックは、一般に (常にではありませんが)、カナダの NRC や アメリカの NIST や USNO が提供しているサービスと同様の、 標準時刻の供給源に同期している無線時刻コード受信機です。 コンピュータと時刻コード受信機との間のインタフェースは デバイス依存ですが、多くはシリアルポートです。 それぞれの参照クロックに特有のデバイスドライバを選択し、 そのディストリビューションでコンパイルする必要がありますが、 もっとも標準の無線、衛星、そしてモデムクロックはデフォルトで 含まれています。 その時計用のドライバが入っていないか、ハードウェアのポートが 適切に設定されていないときに参照クロックを設定しようとすると、 システムのログファイルに警告がでますが、その他の障害が 起こることはありません。 .Pp 設定のために、 .Xr ntpd 8 は、参照クロックを、できる限り普通の .Tn NTP の交信相手にするのと同じよう な方法で扱います。 参照クロックは、通常の NTP 通信相手と区別するため、 文法的には正しいが、無効な IP アドレスを使って認識されます。 参照クロックのアドレスは、127.127.t.u の形式です。 ここで、 .Ar t は時計の種類を示した数値で、 .Ar u はユニット番号を示しています。 これは、過剰に見えるかもしれませんが、 実のところ、同種類の参照クロックを複数設定するのには時として 便利です。この場合、ユニット番号は一意のものであることが必要です。 .Pp .Ic server コマンドは、参照クロックを設定するのに使用します。 ここで、このコマンドでの address 引数は参照クロックのアドレスです。 key, version, ttl オプションは、参照クロックのサポートには使用しません。 参照クロックをサポートするために、mode オプションが追加されています。 このオプションについては後で述べます。 prefer オプションは、サーバに、他の参照クロックや通信相手よりも いくらか熱心に、ある参照クロックを大切に扱わせるように促すのに 有効です。 このオプションに関してのさらなる情報については、 .Qo 緩和ルールと prefer キーワード .Qc のページにあります。 minpoll と maxpoll オプションは、選択されたクロックドライバに 対してのみ意味があります。 さらなる情報については、別個のクロックドライバのドキュメントページを 参照してください。 .Pp 参照クロックの階層 (stratum) 番号は、デフォルトで 0 です。 .Xr ntpd 8 デーモンは各通信相手の階層に 1 を足すので、 プライマリサーバは、通常、階層 1 を示します。 巧みに運用されたバックアップを提供するため、 参照クロックの階層を 0 より大きい数に指定するのが有益な ことが多いです。 この目的のために、stratum オプションを使用します。 参照クロックと、1 秒間隔パルス (PPS) 調整信号の両方を 含む場合、参照クロック識別子をデフォルト値以外の、ドライバに 依存したものに指定するのが有効です。 この目的のために、refid オプションを使用します。 記述がない限り、これらのオプションは、すべての時計 ドライバに適用されます。 .Ss 参照クロックのオプション .Bl -tag -width indent .It Xo Ic server No 127.127. Ns Xo .Ar t Ns No . Ns Xo .Ar u .Op prefer .Op mode Ar int .Op minpoll Ar int .Op maxpoll Ar int .Xc .Xc .Xc このコマンドは、参照クロックを特殊な方法で設定するのに 使用できます。 オプションは次のように解釈されます: .Bl -tag -width indent .It prefer その参照クロックを優先的なものとして印をつけます。 その他の点では対等ですが、正しく動作しているホストの中から この参照クロックが同期をとる対象として選ばれます。 さらなる情報については、 .Qo 緩和ルールと prefer キーワード .Qc のページを参照してください。 .It mode Ar int モード番号を指定します。この番号は、デバイス特有のやり方で 解釈されます。例えば、モード番号は、ACTS ドライバでは ダイヤル用のプロトコルを選択しますが、parse ドライバでは デバイスのサブタイプを指定します。 .It minpoll Ar int .It maxpoll Ar int これらのオプションは、参照クロックのメッセージに対するポーリングの 最小間隔および最大間隔を 2 のべき乗での秒数で指定します。 直接接続されている参照クロックの大部分では、minpoll および maxpoll は デフォルトで 6 (64 秒) です。 モデムの参照クロックでは、 minpoll はデフォルトで 10 (17.1 秒) で、 maxpoll はデフォルトで 14 (4.5 時間) です。 とりうる範囲は、4 (16 秒) から 17 (36.4 時間) までです。 .El .It Xo Ic fudge No 127.127. Ns Xo .Ar t Ns No . Ns Xo .Ar u .Op time1 Ar sec .Op time2 Ar sec .Op stratum Ar int .Op refid Ar string .Op mode Ar int .Op flag1 Ar 0 Ns | Ns Ar 1 .Op flag2 Ar 0 Ns | Ns Ar 1 .Op flag3 Ar 0 Ns | Ns Ar 1 .Op flag4 Ar 0 Ns | Ns Ar 1 .Xc .Xc .Xc このコマンドは、参照クロックを特殊な方法で設定するのに使用できます。 このコマンドは、 ドライバを設定するコマンドである .Ic server コマンドの直後に置かれる必要があります。 実行中に .Xr ntpdc 8 プログラムを使用して、これと同じことができるということに注意してください。 オプションは、次のように解釈されます: .Bl -tag -width indent .It time1 Ar sec ドライバが生成する時間のオフセットに追加される、秒単位で、固定小数点の 10 進数の定数を指定します。 この定数は、例えば正確な PPS 信号のような外部の標準時間に 合わせるために、特定の時計のわずかの時間オフセットを調節する 補正用定数として使われます。 また、この定数は、シリアルポートの遅延や、ケーブルの長さの違い、 あるいは、レシーバ内部の遅延による、体系的な誤差や バイアスを補正する方法も提供します。 指定されたオフセット値は、伝播遅延に加えて、 他の手段、例えば内部ディップスイッチで提供されるものです。 個別のシステムやドライバに対する補正は使用できますが、 大まかな補正に関しては、ドライバのドキュメントページに 記載されています。 .It time2 Ar secs 秒単位の、固定小数点 10 進数を指定します。 これは、ドライバ依存の方法で解釈されます。 .Qo 参照クロック用ドライバ .Qc ページの各ドライバの説明を参照してください。 .It stratum Ar int ドライバに割り当てられた階層番号を指定します。 この番号は、0 から 15 までの整数値です。 この番号は、最初にドライバ自身が割り当てていた 階層番号 (通常は 0) を上書きします。 .It refid Ar string 1 文字から 4 文字までの ASCII 文字列を指定します。 この文字列は、ドライバが使用する参照識別子を定義しています。 この文字列は、最初にドライバ自身が割り当てていた、 デフォルトの識別子を上書きします。 .It mode Ar int mode 番号を指定します。この番号は、デバイス特有のやり方で 解釈されます。例えば、ACTS ドライバでは、ダイヤル用 プロトコルを選択しますが、parse ドライバでは、デバイスの サブタイプを選択します。 .It flag1 flag2 flag3 flag4 これら 4 つのフラグは時計ドライバをカスタマイズするのに 使用されます。これらの値の解釈や、すべてが使用されるか 否かについては、特定の時計ドライバの機能です。 しかし慣習としては、flag4 は、モニタ対象データを、 .Ic filegen コマンドで設定した clockstats ファイルへ記録 するのを有効にするのに使用します。 PPS 信号が利用できるときには、自動補正の特殊機能が 提供されます。 flag1 スイッチが設定されていて、 PPS 信号がシステム時間を調整している場合には、 補正値は自動的に、0 からの残差オフセットを維持 するために調整されます。 .Ic filegen コマンドに関するさらなる情報については、 .Sx モニタ機能のオプション セクションを参照してください。 .El .It Ic pps device [assert|clear] [hardpps] PPS 信号が接続されているシリアルポートデバイス用の名称と オプションを指定します。 このコマンドは、不十分な機能しかない flag3 を置き換えるもの だということに注意してください。flag3 は、NTPv3 では同じ 目的に使用されていました。 また、このコマンドは、同一デバイスに対する .Ic server および .Ic fudge コマンドの前におくべきであることにも注意してください。 また、assert, clear および hardpps オプションは、 ppsapi 標準 PPS インタフェースが利用できる場合のみ 使用可能であることにも注意してください。 .Bl -tag -width indent .It device PPS シグナルに結びつけられたデバイス名を指定します。 この名称は、ドライバのドキュメントページで指定された リンク名と完全に一致することが必要です。 -.Ic assert -.Ic clear +.It assert +.It clear assert あるいは clear を使用すると、シグナルの 立ち上がり時のエッジと、立ち下がり時の エッジのどちらを使用するかを指定できます。 デフォルトでは assert です。 -.Ic hardpps +.It hardpps このフラグは、hardpps() の駆動にデバイスからの信号が必要であることを、 カーネルに通告します。 assert, clear および hardpps オプションは、PPSAPI を 使用しているときのみ利用可能です。 .El .El .Ss その他のオプション その他のいろいろな設定オプションには、次のようなものが使用 できます: .Bl -tag -width indent .It Ic broadcastdelay Ar seconds ブロードキャストおよびマルチキャストモードでは、特殊な補正が必要です。 これによって、ローカルサーバとリモートサーバ間の遅延を決定します。 通常、これは、ローカルサーバとリモートサーバ間の最初の プロトコルのやりとりで自動的に行われています。 場合によっては、例えばネットワークやサーバのアクセス制御によって、 この補正の手続きが失敗してしまうこともあります。 このコマンドは、こうした状況の時に使用されるデフォルトの遅延を 指定します。 典型的には (イーサネットでは)、 0.003 から 0.007 秒までが適切です。 このコマンドを使用しない場合のデフォルト値は、0.004 秒です。 .It Xo Ic trap .Ar host_address .Op port Ar port_number .Op interface Ar interface_address .Xc このコマンドは、指定されたローカルインタフェースアドレスを 使用して送られるメッセージに対して、与えられたホストアドレス およびポート番号でのトラップレシーバを設定します。 ポート番号が指定されていない場合は、18447 が使用されます。 インタフェース番号が指定されていない場合は、 メッセージが通過するローカルインタフェースの送信元アドレスを 使用してメッセージが送られます。 マルチホームのホストでは、ルーティングの変更によって、 使用されるインタフェースが時々変わってしまうことがあることに 注意してください。 トラップレシーバは、一般には、イベントメッセージや その他のサーバからの情報をログファイルに記録します。 このようなモニタプログラムは、自分自身のトラップを動的に 要求するかもしれませんが、トラップレシーバを設定すると、 サーバのスタート時にメッセージが失われないことが保証されます。 .It Ic setvar Ar variable Op default このコマンドは、付加的なシステム変数を追加します。これらの変数は、 アクセスポリシなどの付加的な情報を配布するために使用できます。 .Va name = .Ar value の形式の変数にデフォルトキーワードが続いている場合、 その変数は、デフォルトのシステム変数の一部として リストされるようになります ( .Xr ntpq 8 .Ic rv コマンドを参照)。 こうした付加的な変数は、情報を与える目的だけを果たします。 リストされるということ以外に、プロトコルに関係しません。 既知のプロトコル変数は常に、 .Em setvar の機構により定義されたいかなる変数よりも優先されます。 同じグループのすべての変数名を含んだ 3 つの特別な変数があります。 .Va sys_var_list は、すべてのシステム変数名を保持しています。 .Va peer_var_list は、すべての通信相手の変数名を保持しています。そして、 .Va clock_var_list は、参照クロックの変数名を保持しています。 .It Ic logfile Ar logfile このコマンドは、デフォルトのシステムの .Xr syslog 3 機能の代わりに使用される、代用のログファイルの在処を指定します。 .It Ic logconfig Ar configkeyword このコマンドは、システムの .Xr syslog 3 機能や、代用の .Ic logfile ログファイルに書かれる出力の量と種類を制御します。 デフォルトでは、出力はすべて書き出されます。 .Ar configkeyword キーワードはすべて、=, + および - を先頭につけることが できます。ここで、= は、syslogmask を設定し、 + はメッセージを追加し、- はメッセージを削除します。 .Xr syslog 3 メッセージは、4 つのクラス (clock, peer, sys, sync) で 制御できます。 これらのクラスの内部で、 4 種のメッセージが制御できます。 情報メッセージ (info) は設定情報を制御します。 イベントメッセージ (events) はイベントのロギング (到達可能性、同期、アラーム状況) を制御します。 統計情報の出力は、 .Ic statistics キーワードを使用して制御されます。 最後のメッセージグループは、ステータスメッセージです。 これは主に、同期のステータスを表します。 .Pp 設定キーワードはメッセージクラスとイベントクラスとを そのまま結びつけた形をしています。 プレフィクス all は、メッセージクラスにかかわらず使用できます。 メッセージクラスにも、キーワード all を続けることができ、 それによって、それぞれのメッセージクラスのメッセージをすべて 有効 / 無効にできます。 このため、最低限のログの設定は次のようになるでしょう: .Pp .Dl logconfig = syncstatus +sysevents .Pp この設定では、単に .Xr ntpd 8 の同期のステータスと重要なシステムイベントをリストします。 単純な参照サーバに対しては、 次のような最低限のメッセージの設定を行うと有益でしょう: .Pp .Dl logconfig = syncall +clockall .Pp この設定では、時計の情報すべてと同期情報をリストします。 他のイベントや通信相手に関するメッセージ、そしてシステムの イベントなどは抑止されます。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/ntp.drift -compact .It Pa /etc/ntp.conf デフォルトの設定ファイル名 .El .Sh 関連項目 .Xr ntpd 8 , .Xr ntpdc 8 , .Xr ntpq 8 .Pp 提供されているマニュアルページに加えて、理解しやすいドキュメントが world wide web 上で入手可能です。 .Li http://www.ntp.org/ から入手できます。 このドキュメントのスナップショットが HTML フォーマットで .Pa /usr/share/doc/ntp ディレクトリ内にあります。 .Rs .%A David L. Mills .%T Network Time Protocol (Version 3) .%O RFC1305 .Re .Sh 歴史 University of Delaware の .An David Mills が書きました。 .Sh バグ .Xr ntpd 8 はかなり大きくなってしまいました。巨大とは言いませんが、 ワークステーションで実行される高優先度のデーモンとして 望ましい大きさを超えてしまいました。 特に、高い階層のワークステーションよりは、 高負荷のプライマリサーバにあわせて、 かさばる凝った特徴の多くが設計されているからです。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/pim6dd.conf.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/pim6dd.conf.5 index 83b4603e0e..1536b462f9 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/pim6dd.conf.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/pim6dd.conf.5 @@ -1,161 +1,164 @@ +.\" $KAME: pim6dd.conf.5,v 1.6 2000/07/10 08:52:59 itojun Exp $ +.\" .\" Copyright (C) 1998 WIDE Project. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. Neither the name of the project nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE PROJECT AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE PROJECT OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" KAME Id: pim6dd.conf.5,v 1.4 2000/07/09 17:26:52 itojun Exp -.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/pim6dd/pim6dd.conf.5,v 1.2.2.4 2000/07/15 07:36:30 kris Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/pim6dd/pim6dd.conf.5,v 1.2.2.5 2000/10/29 00:16:44 kris Exp % .\" .\" jpman %Id: pim6dd.conf.5,v 1.2 2000/09/13 22:14:49 mzaki Stab % .\" .Dd Nov 17, 1998 .Dt PIM6DD.CONF 5 .Os .Sh 名称 .Nm pim6dd.conf .Nd pim6dd (PIM for IPv6 dense mode デーモン) の設定ファイル .\" .Sh 解説 このファイルには .Xr pim6dd 8 デーモンがシステム上の各インタフェースを どのように扱うかということを記述します。 デフォルト (設定ファイルが存在しない場合も含みます) では PIM は全てのインタフェースに対して動作しますが、 この動作は本ファイルで変更できます。 .Ql # で始まる行はコメントです。 .Pp -4 種の設定コマンドがあります: +次の設定コマンドがあります: .Bl -tag -width Ds -compact .It Xo .Ic default_source_preference Ar preference .Xc PIM assert メッセージを送出する際のデフォルトの preference の値を指定します。 preference は assert election で上流ルータを決定する際に使われます。 現在、 .Xr pim6dd 8 はユニキャスト経路制御プロトコルから preference や metric を得られませんので、 デフォルトの値を設定するとよいでしょう。 .\" .It Ic default_source_metric Ar metric PIM assert メッセージを送出する際のデフォルトの metric の値を指定します。 -metric が使われないような preference を設定することができますし、 +.Xr pim6dd 8 +はユニキャスト経路制御プロトコルから metric を得られませんので、 +metric が使われないような preference を設定すると良いでしょう。 デフォルトの metric を設定することもできます。 なお、この metric のデフォルト値は 1024 です。 .\" .It Xo .Ic phyint Ar interface .Op disable .Xc そのインタフェースがたとえマルチキャスト可能であっても無視するように、 .Nm に指示します。 インタフェースは "name unit" 形式で、例えば .Ar gif0 や .Ar ep1 のように指定します。 .\" .It Xo .Ic phyint Ar interface .Op preference Ar preference .Op metric Ar metric .Xc PIM assert メッセージをそのインタフェースから送出する際の preference ないし metric の値を指定します。 .\" .It Xo .Ic filter Ar groupaddrs Ar interfaces... .Xc -出力フィルタを指定します。 +スコープ (administrative scope) を定義することで、出力フィルタを指定します。 到着したマルチキャストパケットの終点が、指定した .Ar groupaddrs にマッチした場合、 パケットは .Ar interfaces には送出されません。 さらに、指定した以外に出力インタフェースがないのであれば、 .Xr pim6dd 8 は prune (枝切り) メッセージを上流隣接ルータ (neighbor) に送ります。 .Ar groupaddrs の有効なフォーマットは以下の通りです。 .Bl -tag -width Ds -compact .It Ar multicastaddr1-multicastaddr2 スコープ (administrative scope) の数値範囲を指定します。 .Ar multicastaddr1 から .Ar multicastaddr2 までのマルチキャストアドレスが除外されます。 .Ql - の前にも後ろにも、 空白やタブ文字が入っていてはいけないことに気をつけてください。 .It Ar multicastaddr/prefixlen スコープのグループプレフィックスを指定します。 指定したプレフィックスにマッチするマルチキャストアドレスが除外されます。 .Ar prefixlen が指定されなければ、 .Ar multicastaddr と正確に一致している場合を意味します。 .El .Ar interfaces は空白で区切られたインタフェースのリストです。 それぞれのインタフェースは "name unit" 形式で指定します。 .El .\" .Sh 使用例 .Bd -literal -offset # phyint gif0 disable # phyint ep0 preference 101 phyint de0 disable filter ff15::4000/120 gif1 gif2 filter ff18::1000-ff18::1050 gif3 .Ed .Sh 関連項目 .Xr pim6dd 8 .Sh 歴史 .Xr pim6dd 8 コマンドと設定ファイル .Nm は University of Oregon (オレゴン大学) で開発された IPv4 マルチキャスト経路制御デーモンである、 .Nm pimdd に基づいています。 .Nm pimdd は University of Southern California (南カリフォルニア大学) で開発された PIM sparse-mode .Nm pimd に基づいています。 これら 2 つのプログラムの一部は .Nm mrouted に由来しています。 .Nm mrouted is COPYRIGHT 1989 by The Board of Trustees of Leland Stanford Junior University. .Pp KAME Project (http://www.kame.net/) スタックに基づく IPv6 および IPsec サポートは、 .Fx 4.0 で初めて統合されました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/disklabel.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/disklabel.8 index 24973a6a76..43b38bdec8 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/disklabel.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/disklabel.8 @@ -1,658 +1,784 @@ .\" Copyright (c) 1987, 1988, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to Berkeley by .\" Symmetric Computer Systems. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgment: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)disklabel.8 8.2 (Berkeley) 4/19/94 -.\" %FreeBSD: src/sbin/disklabel/disklabel.8,v 1.15.2.1 2000/07/01 06:47:46 ps Exp % +.\" %FreeBSD: src/sbin/disklabel/disklabel.8,v 1.15.2.2 2000/10/29 01:58:55 dillon Exp % .\" .\" jpman %Id: disklabel.8,v 1.2 1997/03/31 14:09:16 horikawa Stab % .\" .Dd July 30, 1999 .Dt DISKLABEL 8 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm disklabel .Nd ディスクラベルの読み書きを行う .Sh 書式 .Nm disklabel .Op Fl r .Ar disk .br .Nm disklabel .Fl w .Op Fl r -.Ar disk Ar disktype +.Ar disk Ar disktype/auto .Oo Ar packid Oc .br .Nm disklabel .Fl e .Op Fl r .Ar disk .br .Nm disklabel .Fl R .Op Fl r .Ar disk Ar protofile .br .Nm disklabel .Op Fl NW .Ar disk .sp .br .Nm disklabel .Fl B .Oo .Fl b Ar boot1 .Fl s Ar boot2 .Oc .Ar disk -.Oo Ar disktype Oc +.Oo Ar disktype/auto Oc .br .Nm disklabel .Fl w .Fl B .Oo .Fl b Ar boot1 .Fl s Ar boot2 .Oc -.Ar disk Ar disktype +.Ar disk Ar disktype/auto .Oo Ar packid Oc .br .Nm disklabel .Fl R .Fl B .Oo .Fl b Ar boot1 .Fl s Ar boot2 .Oc .Ar disk Ar protofile -.Oo Ar disktype Oc +.Oo Ar disktype/auto Oc .\" 注: 上記 .br は改行動作のために挿入 .\" By horikawa@jp.freebsd.org (30 Mar 1997) .Sh 解説 .Nm はディスクドライブやディスクパックにラベルを書き込んだり、 確認したり、修正したりするために使われます。 ラベルを書き込む際には、ドライブの識別子を変更したり、 ディスクのパーティションを変更したり、 異常のあるラベルを置き換えたりすることができます。 コマンドには、ディスク上のラベルを読んだり (表示したり)、書き込んだり、 編集したりするいくつかの書式があります。 また .Nm は同時にブートストラップコードを インストールすることもできます。 .Ss メモリ内のラベルとディスク上のラベル .Pp ディスクラベルは各ディスクパーティションの先頭、 もしくは先頭付近に存在します。 より速くアクセスするために、カーネルは 常にメモリ内にコピーを保持します。 デフォルトでは、 .Nm による操作のほとんどは メモリ内にあるラベルのコピーに対してアクセスします。 -(ディスク上に存在する)ラベルにアクセスするためには +(ディスク上に存在する) ラベルにアクセスするためには .Fl r オプションを使用します。 このオプションにより、 カーネルのサポート無しでラベルがディスクにインストール することが可能になります。 例えばラベルがはじめてシステムにインストールされる時など、 ディスクにはじめてラベルを書き込む際に指定されなければなりません。 .Fl r オプションによる固有の効果は以下の 各コマンドの説明で示します。 .Pp .Ss ディスクデバイス名 .Pp 全ての .Nm disklabel の書式で、ディスクのデバイス名が必要です。 -ディスクのデバイス名は必ずローデバイスで -.if t 「全体」を表すパーティション (すなわち ``c'') -.if n 「全体」を表すパーティション (すなわち "c") -でなければなりません。 -.if t 「全体」を表すパーティション (すなわち ``c'') -.if n 「全体」を表すパーティション (すなわち "c") -とは、例えば -.Pa /dev/da0c +ディスクのデバイス名は必ずローデバイスで、 +ディスクまたはスライスを表す必要があります。 +例えば +.Pa da0 +は、DOS のパーティショニングに関係無く、ディスク全体を表し、 +.Pa da0s1 +はスライスを表します。 +デバイスによっては、特に +.Ar ccd +は、 +.if t ``ディスク全体'' を表すパーティション (または ``c'') +.if n "ディスク全体" を表すパーティション (または ``c'') +を指定する必要があります。 +例えば +.Pa ccd0c です。 +デバイス指定時には、 +.Pa /dev/ +のパスプレフィックスを付ける必要はありません。 .Nm -は -.Pa da0 -といった省略形を内部で -.Pa /dev/da0c -に変換するため、省略形も使用できます。 +は自動的にこれを前に付けます。 .Ss ディスクラベルの読み込み .Pp ラベルをディスクドライブに保存したり確認するためには オプションを指定せずに .Nm を使用します。 .Pp .Nm disklabel .Op Fl r .Ar disk .Pp .Ar disk は対象とするローディスクを示します。 また .Pa da0 や .Pa /dev/da0c のような書式でも指定することができます。 これによってドライブに関するすべてのパラメータとパーティションのレイアウトを 表示します。 .Fl r フラグを指定しない場合には、カーネルのメモリ内にあるラベルのコピーが 表示されます。 もしディスクにラベルが書き込まれていなかったり、ディスクのパーティション形式が 正しくない場合には、カーネルが作り直したり、修正するかもしれません。 .Fl r フラグが与えられると、 ディスク上の実際のラベルが表示されます。 +通常は、どちらでも同じ結果となりますが、 +ラベルが未初期化の場合と壊れている場合には、違う結果となります。 .Ss 標準的なラベルの書き込み .Pp 標準的なラベルを書き込むには、 以下の書式を使います。 .Pp .Nm disklabel .Fl w .Op Fl r -.Ar disk Ar disktype +.Ar disk Ar disktype/auto .Oo Ar packid Oc .Pp +.Nm disklabel +.Fl w +.Op Fl r +.Ar disk +auto +.Pp コマンドには引数として、ラベルを書き込むドライブ名および .Pa disktab(5) に書かれているドライブタイプが必要です。 ドライブのパラメータとパーティション情報は、このファイルから得られたもの が使われます。 もし、同じ型のディスクに異なるパーティション情報を持たせたい場合には、 disktab にそれぞれ別々のエントリを書いておくか、ラベルを書き込んだあとで 後述する方法でそれを編集する必要があります。 オプションの引数として、16 文字までのパック識別用文字列を指定します。 パック名に空白を含める場合にはそれをクォートする必要があります。 .Fl r フラグが与えられると、ディスクのラベルとブートストラップが 直接書き換えられます。 この副作用として、すでにあるブートストラップ用コードが上書きされてしまうため、 ディスクがブート不能にされてしまいます。 ラベルとブートストラップを同時に書き込む方法は 後述のブートオプションを参照してください。 .Fl r が指定されない場合には、ラベルはメモリ内のコピーを通して書き換えられる ため、ブートストラップコードは影響されません。 もしまだディスクがラベル付けされていなければ、 .Fl r フラグをつけなければなりません。 どちらの方法でも、カーネルのメモリ内コピーは変更されます。 .Pp .Xr disktab 5 に記載されていない未使用のディスクに対しては、 .Ar disktype として .Dq auto を指定できます。 この場合、ディスクの最初のラベルを生成するようにドライバに要求します。 これは成功するかも知れないし成功しないかも知れません。 これはディスクドライバがディスクを全く読む事無く 必要なデータを取得できるか否かに依存します。 全ての SCSI ディスクとほとんどの IDE ディスクと vnode デバイスにおいて 成功するでしょう。 ディスクに対するラベルの書き込みは唯一サポートされた操作であり、 .Ar disk 自身は標準の名前 (フルパス名であってはなりません) で提供される必要があります。 +.Pp +PC ベースのシステムでは、 +BIOS に正しく FreeBSD ディスクラベルを認識させるために、 +特別な要件があります。 +古いシステムでは、「危険な方法で専用化された」ディスクラベルが +必要かもしれません。 +これは、偽の DOS パーティションを作成することにより、 +最近のディスクのジオメトリに対して古い BIOS が引き起す問題を +回避するというものです。 +新しいシステムでは、通常の DOS スライスを +.Ar fdisk +で作成して、このスライス中に FreeBSD のディスクラベルを作成すれば良いでしょう。 +本件についてはこのマニュアルで後述します。 +.Pp +新規ディスクラベルをインストールするだけでは、 +このラベルでカーネルをブートさせることは出来ません。 +ブートブロックもまたインストールする必要があります。 +本件についてはこのマニュアルで後述します。 .Ss 既存のディスクラベルの編集 .Pp 既存のディスクラベルを編集するには、 以下の書式を使います。 .Pp .Nm disklabel .Fl e .Op Fl r .Ar disk .Pp このコマンドはラベルを カーネルのメモリ内コピーから、または .Fl r フラグが与えられた場合には直接ディスクから 読み込まれます。 ラベルはアスキーでファイルにかかれ、 編集するためのエディタへ渡されます。 .Ev EDITOR 環境変数によるエディタの指定がない場合には、このエディタには .Xr vi 1 が使用されます。 エディタを終了すると、ラベルファイルはディスクラベルを 再書き込みするために使われます。 .Fl r フラグの指定の有無にかかわらず、 すでにあるブートストラップコードは変更されません。 .Ss ファイルからのディスクラベルの復元 .Pp ファイルからディスクラベルを復元するには、 以下の書式を使います。 .Pp .Nm disklabel .Fl R .Op Fl r .Ar disk Ar protofile .Pp .Nm は以前の操作によりアスキーファイルとして保存されているディスクラベル をディスクへ書き戻します。 ラベルを作成するときに使われるプロトタイプファイルは、ラベルを読み込んだり 編集したりするときのものと同じフォーマットである必要があります。 コメントは .Ar \&# と改行で区切られます。 新しいラベルを書き込む際に .Fl r が指定されているとブートストラップコードは使えなくなってしまいますが、 指定されていない場合には影響ありません。 ラベルの復元とブートストラップの書き込みを同時に行う方法は 後述のブートオプションを参照してください。 .Ss ディスクラベル領域への書き込みの有効化および無効化 .Pp -デフォルトでは +デフォルトでは、 ディスクの先頭領域にあるディスクラベル領域への書き込みは不可能です。 ディスクドライバはいかなる操作も無視します。 -もし(例えばラベルを消去するなど) +もし (例えばラベルを消去するなど) この領域への書き込みを行う必要があるならば、 以下の書式を使います。 .Pp .Nm disklabel .Op Fl W .Ar disk .Pp ラベルの書き込みを可能にした後に不可能にするには 以下のコマンドを使います。 .Pp .Nm disklabel .Op Fl N .Ar disk .Ss ブートストラップのインストール .Pp .Nm の最後の 3 つの書式は、ブートストラップコードを -インストールするために使われます: +インストールするために使われます。 +古い PC システムとの互換性のために +「危険な方法で専用化された」パーティションを作成するには、 +通常は +.Pa da0 +等のローディスクを指定する必要があるでしょう。 +既存の DOS スライス中にラベルを作成する時には、 +.Pa da0s1 +等のスライス名を指定する必要があります。 +パーティションをブート可能とするのは、トリッキーかもしれません。 +通常の DOS スライスを使用している場合、 +典型的には標準の MBR をベースディスクにインストールし +(またはそのまま残し)、FreeBSD のブートブロックをスライスにインストールします。 .Pp .Nm disklabel .Fl B .Oo .Fl b Ar boot1 .Fl s Ar boot2 .Oc .Ar disk .Oo Ar disktype Oc .Pp この書式ではブートストラップのみインストールします。 ディスクラベルは変更しません。 +.Ar da0 +等の「危険な方法で専用化された」ディスクを作成する場合以外、 +ベースディスクに対し、決して本コマンドを使用してはなりません。 +本コマンドは、典型的には、 +.Ar da0s1 +等のスライスに対して実行します。 .Pp .Nm disklabel .Fl w .Fl B .Oo .Fl b Ar boot1 .Fl s Ar boot2 .Oc .Ar disk Ar disktype .Oo Ar packid Oc .Pp .if t この書式は前述の ``ラベルの書き込み'' コマンドと一致します。 -.if n この書式は前述の "ラベルの書き込み" コマンドと一致します +.if n この書式は前述の "ラベルの書き込み" コマンドと一致します。 新しいボリュームラベルを書き込むとともに ブートストラップのインストールもおこないます。 +ベースディスクに対して本コマンドを実行すると、 +「危険な方法で専用化された」ラベルが作成されます。 +本コマンドは、通常、ベースディスクではなくスライスに対して実行するものです。 .Pp .Nm disklabel .Fl R .Fl B .Oo .Fl b Ar boot1 .Fl s Ar boot2 .Oc .Ar disk Ar protofile .Oo Ar disktype Oc .Pp -.if t この書式は前述の ``ラベルの復元'' コマンドと一致します. -.if n この書式は前述の "ラベルの復元" コマンドと一致します. +.if t この書式は前述の ``ラベルの復元'' コマンドと一致します。 +.if n この書式は前述の "ラベルの復元" コマンドと一致します。 ボリュームラベルを復元するとともに ブートストラップのインストールもおこないます。 +ベースディスクに対して本コマンドを実行すると、 +「危険な方法で専用化された」ラベルが作成されます。 +本コマンドは、通常、ベースディスクではなくスライスに対して実行するものです。 .Pp ブートストラップコマンドは常にディスクに直接アクセスするため、 .Fl r フラグを指定する必要はありません。 .Pp ブートストラップコードは 2 つのブートプログラムより構成されます。 インストールされるブートプログラムの名前は 以下の 3 つの方法の中の 1 つより指定します。 .Bl -enum .It .Fl b フラグと .Fl s フラグを用いて明示的に名前を指定します。 .Fl b フラグで指定するのが最初のブートプログラムで、 .Fl s フラグで指定するのが 2 段階目のブートプログラムになります。 ブートプログラムは、 .Pa /boot に置かれます。 .It .Fl b フラグと .Fl s フラグが指定されておらず .Ar disktype が指定された場合、 disktab のエントリが存在しこれらのパラメータが含まれるならば プログラムの名前は このディスクに対する .Xr disktab 5 エントリの .if t ``b0'' および ``b1'' .if n "b0" および "b1" パラメータより得られます。 .It そうでない場合、デフォルトのブートイメージ名は 標準のステージ 1 およびステージ 2 のブートイメージとして .Pa /boot/boot1 と .Pa /boot/boot2 になります (詳細はアーキテクチャによって異なり、 Alpha においては単一ステージのブートが使用されます)。 .El +.Ss スクラッチからの、ブート可能ディスクの初期化/フォーマット +.Pp +ディスクをスクラッチから初期化するには、次の手順をお勧めします。 +この手順は、FreeBSD 以外のスライスを含む、 +ディスク上のすべてを削除してしまうことに注意してください。 +.Bl -enum +.It +.Ar fdisk +を使用して、DOS パーティションテーブルを作成します。 +これにより、FreeBSD ディスクラベルを保持するディスク全体のスライスを作成し、 +マスタブートレコードをインストールします。 +.It +.Ar disklabel +を使用して、最初の FreeBSD ディスクラベルを初期化し、 +FreeBSD ブートブロックをインストールします。 +.It +.Ar disklabel +を使用して、新規に作成したラベルを編集し、適切なパーティションを追加します。 +.It +最後に、ラベル中に作成したファイルシステムパーティションを newfs します。 +典型的なディスクラベルのパーティショニング方式では、 +``a'' パーティションは約 128MB でルートファイルシステムを、 +``b'' パーティションはスワップを、 +``d'' パーティションは /var を (通常 128MB)、 +``e'' パーティションは /var/tmp を (通常 128MB)、 +``f'' パーティションは /usr を (通常 2G くらい)、 +``g'' パーティションは /home を (通常、残り)、 +それぞれ割り当てます。 +これは、システムによって異なります。 +.El +.Pp +.Nm fdisk -BI da0 +.Pp +.Nm disklabel +.Fl w +.Fl r +.Fl B +.Ar da0s1 +auto +.Pp +.Pp +.Nm disklabel +.Fl e +.Ar da0s1 +.Pp .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width Pa -compact .It Pa /etc/disktab .It Pa /boot/ .It Pa /boot/boot .Sh 保存されたファイルの書式 .Nm は ディスクラベルを確認、編集、または復元する際に -アスキー形式のラベルを使用します。 +ASCII 形式のラベルを使用します。 フォーマットは以下のとおりです。 .Bd -literal -offset 4n # /dev/da1c: type: SCSI disk: da0s1 label: flags: bytes/sector: 512 sectors/track: 51 tracks/cylinder: 19 sectors/cylinder: 969 cylinders: 1211 sectors/unit: 1173930 rpm: 3600 interleave: 1 trackskew: 0 cylinderskew: 0 headswitch: 0 # milliseconds track-to-track seek: 0 # milliseconds drivedata: 0 8 partitions: # size offset fstype [fsize bsize bps/cpg] a: 81920 0 4.2BSD 1024 8192 16 # (Cyl. 0 - 84*) b: 160000 81920 swap # (Cyl. 84* - 218*) c: 1173930 0 unused 0 0 # (Cyl. 0 - 1211*) h: 962010 211920 vinum # (Cyl. 218*- 1211*) .Ed .Pp # で始まる行はコメントです。 他の項目のほとんども既に使われていません。 正しく設定されてなければならない項目は以下のとおりです: .Pp .Bl -hang -width 20n .It Nm label オプションのラベルです。 ラベルを書き込む際に .Ar packid オプションにより設定されます。 .It Nm flags flags は .Ar removable 、 .Ar ecc もしくは .Ar badsect が指定可能です。 .Ar removable はリムーバブルメディアドライブに対して設定されますが、 現在の FreeBSD のドライバはこのフラグを 評価しません。 .Ar ecc はサポートされていません。 .Ar badsect はドライブが不良セクタの代替を行える場合に 指定します。 .It Nm sectors/unit ディスクの全体の大きさを示します。 この値は正しくなければなりません。 .It Nm the partition table これはUNIX のパーティションテーブルであり、 .Xr fdisk 8 で述べられている Microsoft のパーティションテーブルではありません。 .El .Pp パーティションテーブルは 8 つまでエントリを持つことができ、 以下の情報を含みます: .Bl -hang -width 10n .It identifier パーティションの識別子は .Nm a から .Nm h の 1 文字です。 慣例的な理由により、 .Nm c パーティションは ディスク全体を表すために予約されています。 .It size セクタ単位でのパーティションの大きさです。 .It offset ドライブの先頭からのオフセットによるパーティションの開始位置です。 .It fstype パーティションの使用目的を表します。 例ではもっとも一般的な使用例を示しています。 UFS ファイルシステムは 4.2BSD が使われます。 完全なリストは .Pa /usr/include/sys/disklabel.h を参照してください。 .It fsize ファイルシステムに対して有効です。 フラグメントのサイズを意味します。 .It bsize ファイルシステムに対して有効です。 ブロックののサイズを意味します。 .It bps/cpg UFS ファイルシステムに対しては、 シリンダグループ中のリシンダ数を意味します。 LFS ファイルシステムに対しては、 セグメントシフト値を意味します。 .El 行の残りの部分はコメントで、 ドライブの -一般的には使われていない(しかし多分正確な)ジオメトリ情報に +一般的には使われていない (しかし多分正確な) ジオメトリ情報に 基づいたシリンダの割り当て情報を示しています。 アスタリスク (*) はパーティションがシリンダ境界で 厳密にはじまっていない、もしくは終っていないことを意味します。 .Sh 使用例 .Dl disklabel da0 .Pp -da0 のラベルとしてカーネル内のコピーを -.Pa /dev/da0c +.Pa da0s1 +のラベルとしてカーネル内のコピーを +.Pa /dev/da0s1 から得られたものとして表示します。 +ラベルを読み込み時には、ラベルがスライス上に存在する場合でも、 +FreeBSD はベースディスク名を指定することを許しています。 +しかしながら、厳密には、 +ベースディスク名を指定するのは +「危険な方法で専用化された」ラベルを使用する場合に限定してください。 +通常は、スライスを指定してください。 .Pp -.Dl disklabel da0 > savedlabel +.Dl disklabel da0s1 > savedlabel .Pp -.Pa da0 +.Pa da0s1 に対する カーネル内のコピーをファイルに .Pa savedlabel に保存します。 このファイルは後で .Fl R フラグを用いてラベルを復元する際に使用できます。 .Pp -.Dl disklabel -w -r /dev/da0c da2212 foo +.Dl disklabel -w -r /dev/da0s1 da2212 foo .Pp .Pa /etc/disktab に書かれている .if t ``da2212'' .if n "da2212" の情報を -da0 のラベルとして書き込みます。 +.Pa da0s1 +のラベルとして書き込みます。 存在したブートストラップコードは使えなくなります。 .Pp -.Dl disklabel -e -r da0 +.Dl disklabel -e -r da0s1 .Pp da0 のディスク上のラベルを読み込み、編集し、再び書き込みます。 ディスク上のラベルとともにカーネル内コピーも書き換えられます。 存在したブートストラップコードは影響を受けません。 .Pp -.Dl disklabel -r -w da0 auto +.Dl disklabel -r -w da0s1 auto .Pp -da0 から必要な情報を自動検出し、新しいラベルをディスクに書こうとします。 +.Pa da0s1 +から必要な情報を自動検出し、新しいラベルをディスクに書こうとします。 パーティションおよびファイルシステム情報を編集するために、 この後で disklabel -e コマンドを使って下さい。 .Pp -.Dl disklabel -R da0 savedlabel +.Dl disklabel -R da0s1 savedlabel .Pp .Pa savedlabel に書かれている情報を -da0 のラベルとして書き込みます。 +.Pa da0s1 +のラベルとして書き込みます。 ディスク上のラベルとともにカーネル内コピーも書き換えられます。 存在したブートストラップコードは影響を受けません。 .Pp -.Dl disklabel -B da0 +.Dl disklabel -B da0s1 .Pp -da0 に新たにブートストラップコードを書き込みます. +.Pa da0s1 +に新たにブートストラップコードを書き込みます. ブートストラップコードは .Pa /boot/boot1 、およびもし必要ならば .Pa /boot/boot2 です。 ディスク上のラベルおよびカーネル内コピーは影響を受けません。 .Pp -.Dl disklabel -w -B /dev/da0c -b newboot1 -s newboot da2212 +.Dl disklabel -w -B /dev/da0s1 -b newboot1 -s newboot da2212 .Pp 新たなラベルとブートストラップコードを書き込みます。 .if t ラベルは disktab の ``da2212'' の情報を使用し、 .if n ラベルは disktab の "da2212" の情報を使用し、 ディスク上のラベルとともにカーネル内コピーも書き換えられます。 ブートストラップコードは .Pa /boot/newboot1 と .Pa /boot/newboot2 です。 +.Pp +.Dl dd if=/dev/zero of=/dev/da0 bs=512 count=32 +.Dl fdisk -BI da0 +.Dl dd if=/dev/zero of=/dev/da0s1 bs=512 count=32 +.Dl disklabel -w -r -B da0s1 auto +.Dl disklabel -e da0s1 +.Pp +ディスク上の既存の情報を完全に削除し、 +単一の「ディスク全体」スライスを含む DOS パーティションテーブル付きの、 +ブート可能ディスクを新規に作成します。 +次にスライスを初期化し、編集します。 +.Pa dd +はオプションですが、 +BIOS によっては正しくディスクを認識するために必要です。 .Sh 関連項目 .Xr disklabel 5 , .Xr disktab 5 , .Xr boot0cfg 8 , .Xr fdisk 8 .Sh 診断 デバイスドライバは、 オープンされているパーティションに関して、 サイズが小さくなることおよびオフセットが変化することを許しません。 デバイスドライバの中には、 ラベルを持たないディスクに対して 1 パーティションのみからなる ラベルを作成するものがあります。 そのため、 オープンされているディスクのラベルは .if t ``a'' .if n "a" パーティションに書く必要があります。 このような理由で、 次の 2 ステップにより、 所望のラベルを作成する必要がある場合があります。 第 1 ステップは少なくとももう 1 つのパーティションを作成することであり、 第 2 ステップは .if t ``a'' .if n "a" パーティションを小さくしながら 新たなパーティションのラベルを設定することです。 .Pp ファイルシステムによっては、 用意された領域にブートストラップコードが収まり切らないような マシンがあるかも知れません その結果として、``ブート可能な'' ディスクのパーティションに ファイルシステムを作成できない場合があります。 ブートストラップコードを書き込む時に、 .Nm はこのようなケースをチェックします。 FS_UNUSED タイプのパーティションに重なるように ブートストラップコードが書き込まれる場合には、 そのパーティションは FS_BOOT とマークされます。 .Xr newfs 8 ユーティリティは、 FS_BOOT パーティションにファイルシステムを作成することを禁止します。 また逆に、 パーティションのタイプが FS_UNUSED もしくは FS_BOOT では無い場合、 .Nm はそのパーティションに重なるようなブートストラップコードを書き込みません。 .Sh バグ ディスク名がフルパスで指定されない場合には、 .if t デバイス名は ``c'' パーティションになります。 .if n デバイス名は "c" パーティションになります。 .Pp i386 アーキテクチャでは、プライマリブートストラップセクタに、 組み込みの .Em fdisk テーブルを持ちます。 .Nm は、 ブートストラップのみをインストールする時 .Pq Fl B もしくはラベルを編集する時 .Pq Fl e にこれを壊さないように気を付けます。 しかし、 .Fl w や .Fl R を指定した時には、 無条件でプライマリブートストラッププログラムをディスクに書き込みますので、 .Em fdisk テーブルをブートストラッププログラム内のダミーに置き換えます。 これはディスク全体を専用に使う場合、 すなわち BSD ディスクラベルがディスクの絶対ブロック 0 から始まる場合 のみ関係あります。 .Pp .Nm は十分なエラーチェックは行いません。 パーティションが重なったり使われない領域が残ってしまっても 警告は出力されません。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/pim6dd.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/pim6dd.8 index 01f56e1d17..b510a77bb9 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/pim6dd.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/pim6dd.8 @@ -1,125 +1,133 @@ +.\" $KAME: pim6dd.8,v 1.6 2000/07/10 08:52:59 itojun Exp $ +.\" .\" Copyright (C) 1998 WIDE Project. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. Neither the name of the project nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE PROJECT AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE PROJECT OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: pim6dd.8,v 1.3 1999/08/13 09:20:43 jinmei Exp % -.\" jpman %Id: pim6dd.8,v 1.3 2000/10/18 00:12:08 horikawa Stab % -.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/pim6dd/pim6dd.8,v 1.3.2.2 2000/05/06 14:22:20 phantom Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/pim6dd/pim6dd.8,v 1.3.2.4 2000/10/29 00:16:44 kris Exp % .\" +.\" jpman %Id: pim6dd.8,v 1.3 2000/10/18 00:12:08 horikawa Stab % .Dd Nov 17, 1998 .Dt PIM6DD 8 .Os .Sh 名称 .Nm pim6dd .Nd PIM for IPv6 dense mode デーモン .Sh 書式 .Nm .Op Fl c Ar configfile .Op Fl d Op debug_level Op ,debug_level .Sh 解説 .Nm Pim6dd は IPv6 マルチキャスト経路制御デーモンであり、 PIMv2 (Protocol Independent Multicast Version 2: プロトコル非依存マルチキャスト) for IPv6 の dense mode (密モード) をサポートします。 .Pp .Nm がサポートするオプションは次の通りです: .Bl -tag -width Ds .It Fl c Ar configfile .Ar configfile で、設定ファイルの別の置き場所を指定します。 デフォルトでは .Pa /etc/pim6dd.conf を使います。 .It Fl d デバッグレベルを指定します。 このオプションが引数なしで指定された場合には、 全てのデバッグメッセージが出力されます。 出力するメッセージの集合を、オプションの引数で指定できます。 有効なデバッグレベルは次の通りです: .Ic timeout, packets, interfaces, kernel, mfc, pim_detail, pim_hello, .Ic kernel, mfc, pim_detail, pim_hello, pim_jp, pim_graft, pim_asserts, .Ic pim_routes, pim_timers, rpf, pim, routes, routers, timers, .Ic asserts 。 .El .Pp .Nm pim6dd は全てのマルチキャスト可能なインタフェース、 つまり IFF_MULTICAST フラグがセットされたインタフェース ("ループバックインタフェース" 以外) に転送するように 自動的に設定されます。 このデフォルトの設定を変更するために、 設定コマンドを .Pa /etc/pim6dd.conf .Po または .Sq Fl c オプションで指定される代替ファイル .Pc に書くことができます。 .\" .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/pim6dd.conf -compact .It Pa /etc/pim6dd.conf デフォルトの設定ファイル。 .El .Sh 関連項目 .Xr daemon 3 , .Xr pim6dd.conf 5 .Sh 歴史 .Nm コマンドは、University of Oregon (オレゴン大学) で開発された IPv4 マルチキャスト経路制御デーモンである、 .Nm pimdd に基づいています。 .Nm pimdd は University of Southern California (南カリフォルニア大学) で開発された PIM sparse mode (疎モード) .Nm pimd に基づいています。 これら 2 つのプログラムの一部は .Nm mrouted に由来しています。 .Nm Mrouted is COPYRIGHT 1989 by The Board of Trustees of Leland Stanford Junior University. .Pp KAME Project (http://www.kame.net/) スタックに基づく IPv6 および IPsec サポートは、 .Fx 4.0 で初めて統合されました。 .\" .Sh バグ .Nm pim6dd はユニキャスト経路制御の機構は含まれていないため、 システム上にユニキャスト経路制御デーモンが動作している必要があります。 .Pp ユニキャスト経路の変更に追従するために、 .Nm はカーネルのユニキャスト経路表を定期的に監視しています。 +.Pp +.Nm +は、IPv6 ルータ上で使用する必要があります。 +.Li net.inet6.ip6.forwarding +変数を +.Xr sysctl 8 +で 1 に設定していることを確認してください。 .\" diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/route6d.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/route6d.8 index 3fce8f8a4d..6c81078f34 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/route6d.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/route6d.8 @@ -1,251 +1,251 @@ -.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/route6d/route6d.8,v 1.1.2.1 2000/07/15 07:36:51 kris Exp % -.\" %KAME: route6d.8,v 1.8 2000/05/31 17:00:09 itojun Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/route6d/route6d.8,v 1.1.2.2 2000/10/29 00:18:04 kris Exp % +.\" %KAME: route6d.8,v 1.8 2000/05/31 17:00:09 itojun Exp % .\" Copyright (c) 1996 WIDE Project. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modifications, are permitted provided that the above copyright notice .\" and this paragraph are duplicated in all such forms and that any .\" documentation, advertising materials, and other materials related to .\" such distribution and use acknowledge that the software was developed .\" by the WIDE Project, Japan. The name of the Project may not be used to .\" endorse or promote products derived from this software without .\" specific prior written permission. THIS SOFTWARE IS PROVIDED ``AS IS'' .\" AND WITHOUT ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, WITHOUT .\" LIMITATION, THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR .\" A PARTICULAR PURPOSE. .\" .\" jpman %Id: route6d.8,v 1.3 2000/05/02 03:35:46 horikawa Stab % .Dd January 31, 1997 .Dt ROUTE6D 8 .Os KAME .Sh 名称 .Nm route6d .Nd RIP6 ルーティングデーモン .Sh 書式 .Nm route6d .Op Fl adDhlqsS .Bk -words .Op Fl R Ar routelog .Ek .Bk -words .Op Fl A Ar prefix/preflen,if1[,if2...] .Ek .Bk -words .Op Fl L Ar prefix/preflen,if1[,if2...] .Ek .Bk -words .Op Fl N Ar if1[,if2...] .Ek .Bk -words .Op Fl O Ar prefix/preflen,if1[,if2...] .Ek .Bk -words .Op Fl T Ar if1[,if2...] .Ek .Bk -words .Op Fl t Ar tag .Ek .\" .Sh 解説 .Nm は RIP over IPv6 をサポートするルーティングデーモンです。 .Pp オプションは以下の通りです。 .Bl -tag -width indent .\" .It Fl a 静的に定義された経路のエイジングを有効にします。 このオプションが指定されると、静的に定義された経路は、 -.Nm route6d +.Nm の開始時に経路を受信した場合と同じように対応する更新を受け取る場合、 削除を免れますが、そうでない場合、削除されます。 .\" .It Fl R Ar routelog このオプションは .Nm にファイル .Ar routelog へ経路の変更 (追加/削除) を記録させます。 .\" .It Fl A Ar prefix/preflen,if1[,if2...] このオプションは経路の集約のために使用されます。 .Ar prefix/preflen は集約される経路のプレフィックスとプレフィックス長を指定します。 経路を通知する時、 .Nm は、集約に含まれる特定の経路をフィルタし、集約された経路 .Ar prefix/preflen を、コンマで区切られたリストで指定されたインタフェース .Ar if1[,if2...] へ通知します。 .Nm は、カーネルルーティングテーブル内に、 .Ar prefix/preflen への静的な経路を .Dv RTF_REJECT フラグ付で作成します。 .\" .It Fl d デバックメッセージの出力を有効にします。 このオプションは .Nm に .Pq デーモンモードではなく フォアグラウンドモードで動作するようにも指示します。 .\" .It Fl D デバッグメッセージの拡張出力を有効にします。 このオプションは .Nm に .Pq デーモンモードではなく フォアグラウンドモードで動作するようにも指示します。 .\" .It Fl h split horizon 処理を無効にします。 .\" .It Fl l .Nm はデフォルトでは安全上の理由からサイトローカルの経路を交換しません。 これはサイトローカルのアドレス空間はあいまいであり .Pq 仕様は現在もまだ検討中です 、サイトローカルの境界を定義する良い方法がないためです。 .Fl l オプションを指定すると、 .Nm はサイトローカルアドレスも変更します。 .Fl l オプションは全てのインタフェースが同じサイト内にあると仮定しているため、 このオプションはサイトの境界ルータでは使用してはいけません。 .\" .It Fl L Ar prefix/preflen,if1[,if2...] インタフェース .Ar if1,[if2...] から到着する経路をフィルタします。 .Nm は .Ar prefix/preflen の範囲内の経路を受け入れます。 .Fl L オプションが複数指定された場合、 オプションのうちのどれかひとつに適合する任意の経路が受け入れられます。 .Li ::/0 は特別にデフォルト経路として扱われ、 .Do 0 以上のプレフィクス長を持つ任意の経路 .Dc とはなりません。 任意の経路を受け入れたい場合には、 .Fl L オプションを指定してはいけません。 例えば、 .Do .Fl L .Li 3ffe::/16,if1 .Fl L .Li ::/0,if1 .Dc が指定されると、 .Nm はデフォルト経路と 6bone テストアドレスを受け入れますが、それ以外は拒否します。 .\" .It Fl N Ar if1[,if2...] .Ar if1,[if2...] で指定されたインタフェース上では、経路を待ち受けず、通知もしません。 .\" .It Fl O Ar prefix/preflen,if1[,if2...] .Ar if1,[if2...] で指定されたインタフェースへの経路通知を制限します。 このオプションを指定すると、 .Nm は .Ar prefix/preflen に適合する経路のみを通知します。 .\" .It Fl q .Nm を待ち受けモードにします。 通知は送信されません。 .\" .It Fl s .Nm を起動された時にカーネルルーティングテーブル内に存在する 静的に定義された経路を通知するようにします。 通知は一般的な split horizon 規則に従います。 .\" .It Fl S このオプションは split horizon が適用されないことを除けば .Fl s オプションと同じです。 .\" .It Fl T Ar if1[,if2...] .Ar if1,[if2...] へはデフォルト経路のみを通知します。 .\" .It Fl t Ar tag 発信元となる経路エントリに経路タグ .Ar tag をつけます。 .Ar tag は 10 進数でも、 .Li 0 を前置する 8 進数でも、 .Li 0x を前置する 16 進数も指定可能です。 .\" .El .Pp シグナル .Dv SIGINT か .Dv SIGUSR1 の受信により、 .Nm は現在の内部状態を .Pa /var/run/route6d_dump にダンプをとります。 .\" .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /var/run/route6d_dump -compact .Dv SIGINT や .Dv SIGUSR1 に対して .It Pa /var/run/route6d_dump へ内部状態のダンプをとります。 .El .\" .Sh 関連項目 .Rs .%A G. Malkin .%A R. Minnear .%T RIPng for IPv6 .%R RFC2080 .%D January 1997 .Re .\" .Sh 注 -.Nm route6d +.Nm はリンクローカルアドレスを使用して相手と通信をするために、 RFC2292 で定義された IPv6 advanced API を使用します。 .Pp .Nm は内部的にはインタフェース識別子をリンクローカルアドレス .Po .Li fe80::xx と .Li ff02::xx .Pc の 32 から 63 ビットに埋め込みますので、それらは内部状態のダンプファイル .Pq Pa /var/run/route6d_dump で見ることで出来るでしょう。 .Pp ルーティングテーブルの操作は IPv6 の実装毎に異なります。 現在、 .Nm は WIDE Hydrangea/KAME IPv6 kernel に従い、 他のプラットホームでは動作出来ません。 .Pp 現在の .Nm は、更新が連続到着しても、引き起こされる更新の頻度を減らしません。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/rtsold.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/rtsold.8 index c08d6d0327..5226ed446c 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/rtsold.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/rtsold.8 @@ -1,197 +1,225 @@ +.\" $KAME: rtsold.8,v 1.14 2000/08/13 18:06:39 itojun Exp $ +.\" .\" Copyright (C) 1995, 1996, 1997, and 1998 WIDE Project. .\" All rights reserved. -.\" +.\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. Neither the name of the project nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. -.\" +.\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE PROJECT AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE PROJECT OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: rtsold.8,v 1.9 2000/07/04 14:44:38 jinmei Exp % -.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/rtsold/rtsold.8,v 1.1.2.1 2000/07/15 07:37:01 kris Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/rtsold/rtsold.8,v 1.1.2.2 2000/10/29 00:14:33 kris Exp % .\" .\" jpman %Id: rtsold.8,v 1.3 2000/04/26 12:31:12 takaha Stab % .\" WORD: mobility 可搬性 [WIDE IPv6 working group] .\" WORD: .Dd May 17, 1998 .Dt RTSOLD 8 .Os KAME .\" .Sh 名称 .Nm rtsold .Nd ルータ要請デーモン .\" .Sh 書式 -.Nm +.Nm rtsold .Op Fl dDfm1 .Ar interface ... +.Nm rtsold +.Op Fl dDfm1 +.Fl a .Nm rtsol .Op Fl dD .Ar interface ... +.Nm rtsol +.Op Fl dD +.Fl a .\" .Sh 解説 .Nm は、ICMPv6 ルータ要請メッセージを、指定されたインタフェース上で送信します。 ノードがリンクに (再) 接続された場合、 .Nm は、リンクローカルスコープの全ルータ宛マルチキャストアドレスへ、 ルータ要請メッセージを送信します。 これは、 新規ルータを発見して非リンクローカルアドレスを取得することを目的としています。 -.Lp +.Pp +.Nm +は、IPv6 ホスト +.Pq 非ルータノード +のみで実行すべきです。 .Pp 本プログラムを .Nm rtsol として起動した場合、デーモンにならずに、プローブを指定した .Ar interface から送出します。 言い換えるなら、 .Nm rtsol は .Do .Nm .Fl f1 .Ar interfaces .Dc のように動作します。 .Pp 特に .Nm は、次のいずれかのイベント後に、 最大 3 個のルータ要請を単一インタフェースから送信します: .Pp .Bl -bullet -compact .It .Nm デーモンの起動直後。 .It 一時的なインタフェース障害後のインタフェース立ち上げ。 .Nm は、定期的にインタフェースの状態が活動中か否かを調べ、 この種の障害を検出します。 ネットワークカードとドライバによっては、 リンク状態を引き出すことを許さないものがあることに注意してください。 このような場合、 .Nm はインタフェース状態の変化を検出できません。 .It .Fl m オプションが指定され、 .Nm デーモンがインタフェース状態を取得できない場合、60 秒毎。 この機能は IPv6 近隣探索仕様に適合しませんが、 可搬ステーション用に提供されています。 ルータ通知のデフォルトインターバルは 10 分単位ですが、 これは可搬ステーションにとってはやや長いです。 この機能はこのようなステーション用に提供されており、 ステーションが他のリンクに接続された後 すみやかに新しいルータを発見できるようにします。 .El .Lp ひとたび .Nm がルータ要請を送信して有効なルータ通知を受信すると、 前述のいずれかのイベントが発生するまで、 このインタフェースからはもう要請を送信しなくなります。 .Lp インタフェース上でルータ要請を送信するとき、 このインタフェースがリンク層アドレスを持つ場合には、 .Nm は始点リンク層アドレスオプションを含めます。 .Pp シグナル .Dv SIGUSR1 を受信すると、 .Nm は現在の内部状態を -.Pa /var/run/rtsold.dump. +.Pa /var/run/rtsold.dump にダンプします。 .\" .Sh オプション .Bl -tag -width indent +.It Fl a +出力インタフェースを自動検出します。 +.Nm +は、非ループバック、非 p2p、IPv6 可能なインタフェースを見付けようとします。 +.Nm +が複数のインタフェースを見付けると、 +.Nm +はエラーで終了します。 .\" .It Fl d デバッギングを有効にします。 .It Fl D より多くのデバッギングを有効にし、内部タイマ情報も表示します。 .It Fl f .Fl f は、 .Nm がデーモンになることを妨げます (フォアグラウンドモード)。 .Xr syslog 3 の代りに標準エラー出力に対して、警告メッセージが生成されます。 .It Fl m 可搬サポートを有効にします。 本オプションが指定されると、ノードがインタフェースに (再) 接続された時、 ルータ通知を行っていたデフォルトルータに対して、 .Nm はプローブパケットを送信します。 更に、本オプションが指定された場合には、 .Dv SIOCGIFMEDIA ioctl をサポートしないインタフェース上で、 .Nm は定期的にルータ要請を送信します。 .It Fl 1 1 回だけ調べます。 有効なルータ通知パケットが全インタフェース上で 1 度以上到着するまで、 ルータ要請パケットを送ってから、終了します。 .El .Sh 戻り値 成功時には 0 で、失敗時には非 0 で、プログラムは終了します。 .\" .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /var/run/rtsold.dump -compact .It Pa /var/run/rtsold.pid 現在実行中の .Nm rtsold の PID。 .It Pa /var/run/rtsold.dump ここに内部状態をダンプします。 .El .\" .Sh 関連項目 .Xr rtadvd 8 , .Xr sysctl 8 .\" .Sh 歴史 .Nm コマンドは、WIDE/KAME IPv6 プロトコルスタックキットではじめて登場した .Nm rtsol を元にしています。 .Nm rtsol は現在 .Xr rtsold 8 に組み込まれています。 .\" .Sh バグ オペレーティングシステムによっては、 PCMCIA ネットワークカードを取り除いて再挿入したときに、 対応するインデックスが変わってしまうものがあります。 しかしながら、 .Nm はそのような変更を仮定しておらず、起動時に得たインデックスを常に使用します。 その結果、ネットワークカードを再挿入したときに .Nm が動作しないかもしれません。 そのような場合には、 .Nm を殺して再起動してください。 +.Pp +IPv6 自動設定仕様は、単一インタフェースホストを仮定しています。 +複数インタフェースを持つホストを自動設定しようとする場合、 +カーネルのエラーメッセージを見ると良いでしょう。 +また、 +.Nm +が複数の +.Ar interfaces +を受け付けることは、矛盾して見えます。