diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_add.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_add.1 index 3a5fa47629..436c9263db 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_add.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_add.1 @@ -1,471 +1,471 @@ .\" .\" FreeBSD install - a package for the installation and maintainance .\" of non-core utilities. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" Jordan K. Hubbard .\" .\" .\" @(#)pkg_add.1 -.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/pkg_install/add/pkg_add.1,v 1.29.2.4 1999/08/29 15:45:11 peter Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/pkg_install/add/pkg_add.1,v 1.29.2.5 1999/09/01 14:05:07 billf Exp % .\" .\" jpman %Id: pkg_add.1,v 1.3 1997/06/09 04:19:05 jsakai Stab % .Dd November 25, 1994 .Dt PKG_ADD 1 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm pkg_add .Nd ソフトウェア配布パッケージをインストールするプログラム .Sh 書式 .Nm .Op Fl vInfrRMS .Op Fl t Ar template .Op Fl p Ar prefix .Ar pkg-name [pkg-name ...] .Sh 解説 .Nm コマンドは、 .Xr pkg_create 1 コマンドにより作成されたパッケージを展開するのに用いられます。 .Sh 警告 .Bf -emphasis .Nm コマンドはパッケージファイルに含まれるスクリプトやプログラムを 実行することがあるので、あなたのシステムは、危険な配布ファイルを 作る極悪人からの「トロイの木馬」や他の巧妙な攻撃などを受ける 可能性があります。 .Pp パッケージファイルを提供する人物の能力と身元を確認するとよいでしょう。 より進んだ安全のためには、パッケージを展開するのに .Fl M フラグを用い、その内容と、スクリプトがシステムに害をおよぼさないかを 確認します。 +INSTALL, +POST-INSTALL, +DEINSTALL, +REQUIRE, +POST-INSTALL, +REQUIRE, +MTREE_DIRS の各ファイルには 特に注意を払い、+CONTENTS ファイルの .Cm @cwd , .Cm @mode (setuid をチェック), .Cm @dirrm , .Cm @exec , .Cm @unexec ディレクティブを調べてください。 パッケージファイルを調べるのには .Xr pkg_info 1 コマンドも使えます。 .Ef .Sh オプション 以下のコマンドラインオプションが提供されています: .Bl -tag -width indent .It Ar pkg-name [... pkg-name] 指定されたパッケージがインストールされます。 - という名前が指定されると、 .Nm は stdin から読み込みます。 パッケージがカレントディレクトリに見つからないと、 .Nm は .Ev PKG_PATH で指定された各ディレクトリを探します。 .It Fl v 饒舌な出力に切り替えます。 .It Fl I パッケージにインストール用スクリプト (pre-install または post-install) が存在しても、それを実行しません。 .It Fl n 実際にはインストールを行わず、インストールした場合に実行されるであろう ステップを表示します。 .It Fl R パッケージのインストール結果を記録しません。 このオプションは、後でアンインストールすることを不可能にするため、 自分が何をしているかを理解している人のみ使ってください。 .It Fl r リモートフェッチ機能を使用します。 -適切なオブジェクト書式とリリースを決定してから、 +適切なパッケージディレクトリを決定してから、 パッケージを取得してインストールします。 .It Fl f あらかじめ必要なパッケージがインストールされていなかったり、 requirements スクリプトが失敗した場合にも強制的にインストールします。 これは .Nm が見つからない必要なパッケージを探して自動的にインストールすることを 止めるわけではなく、見つからない場合でも中断しないようにします。 .It Fl p Ar prefix パッケージからファイルを展開するディレクトリの前に .Ar prefix を付けます。 パッケージがデフォルトディレクトリを保持している場合には、 このオプションで変更できます。 .Nm はディレクトリ設定が相対的に行われているか、絶対的に行われているか を知る術がないので、最初の .Cm @cwd ディレクティブのみが変更されることに注意してください。 複数回のディレクトリ変更が行われることはまれですが、 実際にあった場合、すべてのディレクトリ変更を制御したくなる でしょう。この場合、 .Cm MASTER モード、 .Cm SLAVE モードの使用を検討してみてください (オプション .Fl M と .Fl S を参照)。 .It Fl t Ar template ``作業領域'' を作成する際に、 .Xr mktemp 3 への入力として .Ar template を用います。 これはデフォルトでは .Pa /var/tmp/instmp.XXXXXX という文字列ですが、 .Pa /var/tmp ディレクトリの容量が制限されているような状況では 変更する必要があるかもしれません。 .Xr mktemp 3 が一意の ID を用いるために必要な `X' の文字をいくつか残しておく ことを忘れないでください。 .Pp 作業領域 .Ar template をパッケージファイルがインストールされるディレクトリと同じディスク パーティションに設定することによって、パフォーマンスを高めることが 可能です (大抵は .Pa /usr )。 .It Fl M .Cm MASTER モードで実行します。これは .Nm のとても特殊な実行モードであり、 .Cm SLAVE モードと共に実行しなければなりません。 このモードで実行されると、 .Nm は一時的な作業領域 ( .Fl t オプションを参照) へパッケージを展開する以上のことはせず、 現在の作業領域ディレクトリ名を頭に付加した packing list を標準出力に 出力します(標準出力は .Xr sed 1 のようなプログラムにフィルタされているかもしれません)。 .Cm SLAVE モードと共に用いると、中身を処理する前にパッケージ構造に 大きな変更を加えることが可能になります。 .It Fl S .Cm SLAVE モードで実行します。これは .Nm のとても特殊な実行モードであり、 .Cm MASTER モードと共に実行しなければなりません。 このモードで実行されると、 .Nm はパッケージの内容がすでに作業領域に展開され、その場所が 標準入力から文字列として入力されることを想定します。 完全な packing list も stdin から読み込まれ、その後中身が 通常どおり処理されます。 .El .Pp 一つ以上の .Ar pkg-name 引数を指定することが可能で、それらはパッケージを含むファイル名(通常 拡張子 ``.tgz'' で終わります)か、ftp サイトにあるファイルを 示す URL のどちらかになります。 したがって、anonymous ftp から直接ファイルを展開することが 可能です (例えば .Nm ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/packages/shells/bash-1.14.4.tgz )。 注意: もし上記のような転送で用いる ftp で .Bf -emphasis passive mode .Ef を利用したいなら、環境変数 .Bf -emphasis FTP_PASSIVE_MODE .Ef に何らかの値を設定する必要があります。 そうでなければ、より一般的な ACTIVE モードが利用されます。 もしうまく動作していることがわかっているサイトからパッケージを 得ようとして .Nm が常に失敗する場合、あなたが .Bf -emphasis passive mode .Ef の ftp を使う必要のあるファイアウォールの中にいるのが原因である場合が あります。 .Sh 技術詳細 .Nm はきわめて単純です。各パッケージの "packing list" を 特別な作業ディレクトリに展開し、 中身を解析し、内容を完全に展開するために 以下の手順を実行します: .Bl -enum -indent indent .It パッケージがすでにインストールされている、と記録されているかどうかを チェックします。もしそうならインストールを中断します。 .It .Cm @pkgdep ディレクティブ ( .Xr pkg_create 1 を参照) による パッケージのすべての依存関係をチェックし、各々が存在するかどうかを 確認します。もし存在しなければ、足りないパッケージを見つけて自動的に インストールしようとします。もし見つからなければ、 インストールを中断します。 .It パッケージがどのようにシステムに追加されるかを制御する .Cm @option ディレクティブを検索します。このマニュアルページを書いている時点では、 実装されているオプションは .Cm @option extract-in-place のみであり、これは .Pa /tmp 内の作業領域を経由しないで、 パッケージを最終的なディレクトリに直接展開するようにします。 .It .Cm @option extract-in-place が指定されていれば、パッケージは最終的な場所に直接展開され、 そうでなければ作業領域内に展開されます。 .It パッケージが .Ar require ファイル ( .Xr pkg_create 1 を参照) を含んでいる場合、そのファイルを以下の引数を付けて実行します: .Bd -filled -offset indent -compact .Ar pkg-name .Ar INSTALL .Ed ここで .Ar pkg-name は問題としているパッケージの名前であり、 .Ar INSTALL キーワードはインストールの requirements チェックであることを 示しています (これは複数の機能を提供するひとつのスクリプトを 用いようとする場合に有用です)。 .It パッケージに .Ar pre-install スクリプトが存在する場合、以下の引数を付けて実行されます: .Bd -filled -offset indent -compact .Cm script .Ar pkg-name .Ar PRE-INSTALL .Ed ここで .Ar pkg-name は対象のパッケージ名であり、 .Ar PRE-INSTALL はこれがインストール前のフェーズであることを示すキーワードです。 .Cm 注釈: ( .Cm Fl i および .Cm Fl I のフラグを .Xr pkg_create 1 に使用することにより) パッケージ作成時に pre-install と post-install のスクリプトが別々に与えられる場合には、 .Ar PRE-INSTALL キーワードは登場しません。 .It .Cm @option extract-in-place が指定されていない場合、packing list ( .Pa +CONTENTS ファイル) が作業領域から最終的な場所に ファイルを移動 (必要ならコピー) するために参照されます。 .It パッケージが .Ar mtreefile ファイル ( .Xr pkg_create 1 を参照) を含む場合、mtree が以下の引数を付けて実行されます: .Bd -filled -offset indent -compact .Cm mtree .Fl u .Fl f .Ar mtreefile .Fl d .Fl e .Fl p .Pa prefix .Ed ここで .Pa prefix は .Fl p フラグが指定されていればその prefix、 .Fl p フラグが指定されていない場合にはこのパッケージの最初の .Cm @cwd ディレクティブのディレクトリ名が prefix になります。 .It パッケージに .Ar post-install スクリプトが含まれる場合、 .Bd -filled -offset indent -compact .Cm script .Ar pkg-name .Ar POST-INSTALL .Ed として実行されます。 ここで .Ar pkg-name は対象のパッケージ名であり、 .Ar POST-INSTALL はこれがインストール後のフェーズであることを示すキーワードです。 .Cm 注釈: ( .Cm Fl i および .Cm Fl I のフラグを .Xr pkg_create 1 に使用することにより) パッケージ作成時に pre-install と post-install のスクリプトが別々に与えられる場合には、 .Ar POST-INSTALL キーワードは登場しません。 .Ar POST-INSTALL および .Ar PRE-INSTALL のキーワードを渡す背景には、 インストールの前とインストール後の 両方の手続きをこなす一つの .Ar install スクリプトを用いることを可能にすることがあります。 しかしながら、メンテナンスの観点からは、機能を分離する方が有利かつ容易です。 .It インストールが終了すると、後で .Xr pkg_delete 1 で使うために packing list 、 .Ar deinstall スクリプト、 description 、 display の各ファイルが .Pa /var/db/pkg/ にコピーされます。 パッケージの依存関係は、他のパッケージの .Pa /var/db/pkg//+REQUIRED_BY ファイル (PKG_DBDIR 環境変数が設定してある場合、上記の .Pa /var/db/pkg/ が置き換えられます) に記録されます。 .It 最後に、作業領域が削除されプログラムは終了します。 .El .Pp すべてのスクリプトは環境変数 .Ev PKG_PREFIX にインストール時の prefix ( 前述の .Fl p オプションを参照) が設定された状態で実行されます。 このことにより、パッケージの作者は .Cm pkg_add の .Fl p フラグによりパッケージがインストールされるディレクトリが 変更されても、きちんとふるまうスクリプトを書くことが可能になります。 .Sh 環境変数 .Ev PKG_PATH の値は、指定されたパッケージが見つからない時に用いられます。 環境変数はコロンで区切られた一連のエントリです。 各エントリはディレクトリ名からなります。 カレントディレクトリは空欄のディレクトリ名で暗黙のうちに指定されるか、 一つのピリオドで明示的に指定します。 .Pp 環境変数 .Ev PKG_DBDIR は、インストールされたパッケージについてのデータベースの位置を指定します。 .Pp .Nm が作業領域の生成を試みる作業用ディレクトリの名前は、環境変数 .Ev PKG_TMPDIR と .Ev TMPDIR とから(この順で)取られます。 これらの変数が存在しないか、指定されたディレクトリに十分な空き容量が ない場合、 .Nm は、 .Pa /var/tmp , .Pa /tmp , .Pa /usr/tmp のうちで、十分な空き容量を持つ最初のディレクトリを使います。 .Pp 環境変数 .Ev PACKAGESITE は、 .Nm が取得を行う代替位置を指定します。 この変数を使用すると、 .Fl r オプション使用時に .Nm が自動的にディレクトリを決定する論理が破壊されます。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /var/db/pkg -compact .It Pa /var/tmp 環境変数 .Ev PKG_TMPDIR と .Ev TMPDIR のどちらも適切なディレクトリを指定しない場合に、作業領域を作成するため に用いる作業用ディレクトリ。 .It Pa /tmp .Pa /var/tmp が存在しないか、十分な空き容量を持たない場合、その次に選ばれる ディレクトリ。 .It Pa /usr/tmp .Pa /var/tmp と .Pa /tmp のどちらも作業領域を作成するには適切でない場合、最後に選ばれる ディレクトリ。 .It Pa /var/db/pkg インストールされたパッケージについてのデータベースのデフォルトの位置。 .El .Sh 関連項目 .Xr pkg_create 1 , .Xr pkg_delete 1 , .Xr pkg_info 1 , .Xr mktemp 3 , .Xr sysconf 3 , .Xr mtree 8 .Sh 作者 .An Jordan Hubbard 最初の仕事およびそれに続く開発。 .An John Kohl NetBSD 向け改良。 .Sh バグ 配布物のファイル間のハードリンクは、 (1) 作業領域が、ファイルへのすべてのリンクの最終的な ディレクトリと同じファイルシステムの場合もしくは、 (2) ファイルへのすべてのリンクが contents ファイル内で .Cm @cwd ディレクティブで括られている場合にのみ保存されます。 .Em さらに その上、リンク名は単一の .Cm tar コマンド ( .Fn sysconf _SC_ARG_MAX により返される値に依存する実行時の引数の長さの制限により、複数の 実行には分割できません) で展開されなければなりません。 .Pp バグは他にもあるはずです。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/sh.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/sh.1 index b439c30623..76cd9645e7 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/sh.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/sh.1 @@ -1,1327 +1,1329 @@ .\" Copyright (c) 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to Berkeley by .\" Kenneth Almquist. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" from: @(#)sh.1 8.6 (Berkeley) 5/4/95 -.\" %FreeBSD: src/bin/sh/sh.1,v 1.23.2.4 1999/08/30 10:20:14 sheldonh Exp % +.\" %FreeBSD: src/bin/sh/sh.1,v 1.23.2.6 1999/09/02 12:09:48 tg Exp % .\" .\" jpman %Id: sh.1,v 1.2 1997/05/31 16:40:31 jsakai Stab % .\" Japanese Translation amended by Norihiro Kumagai, 3/29/96, .\" based on the version of NetBSD Japanese Man Project .\" This amended version is for the FreeBSD-jpman Project, convened .\" by Kazuo Horikawa. .\" .Dd May 5, 1995 .Dt SH 1 .Os BSD 4 .Sh 名称 .Nm sh .Nd コマンドインタプリタ (シェル) .Sh 書式 .Nm .Op Fl /+abCEefIimnpsTuVvx .Op Fl /+o Ar longname .Op Fl c Ar string .Op Ar arg ... .Sh 解説 .Nm はシステムの標準コマンドインタープリタです。 現在 .Nm は .St -p1003.2 のシェル規約に対応する途上にあります。 本バージョンのシェルは、見方によっては Korn shell と同様に 見える機能を多数持っていますが、 Korn shell のクローンではありません (もし Korn shell クローンを望むなら、 Gnu の bash を使いましょう)。 このシェルには、POSIX で規定された仕様といくつかの Berkeley 拡張のみが 取り入れられています。 本マニュアルは、shell のチュートリアルでは ありませんし、仕様を完全に記述するものでもありません。 .Ss 概要 シェルは、ファイルまたは端末から 1 行ずつ読み込み、それを解釈し、 コマンドを実行します。シェルはユーザがシステムにログインしたときに起動 されるプログラムです (ただし、ユーザは chsh(1) コマンドによって他のシェルを選択することもできます)。 シェルは、制御構文を持つ言語であり、 データ記憶をはじめとして多様な機能を提供するマクロ機能、 ヒストリ、行編集機能も内蔵しています。 このシェルは対話的に使うときに便利な機能を多くとり入れており、 対話的に用いるときも非対話的に (シェルスクリプトとして) 用いるときも、 共通のインタプリタ言語を用いることができる利点があります。 すなわち、コマンド名をシェルに直接タイプする ことも、コマンド名をファイルに書いておいてそのファイルをシェルに 実行させることもできます。 .Ss 起動 引数が与えられず、かつシェルの標準入力が端末の場合 (または -i フラグが指定 された場合)、シェルは対話的に動作します。対話的シェルは、通常、コマンド 入力時にプロンプトを表示し、文法的なエラーとコマンドエラーを 異なった方法で処理します (後述します)。 起動時に、シェルは 0 番目の引数を検査します。もしそれが ダッシュ `-' で始まっているなら、シェルはログインシェルとして 動作します。ユーザがシステムにログインした場合は自動的にこの状況に なります。ログインシェルは、まず (以下の各ファイルが存在する場合)、 .Pa /etc/profile と .Pa .profile ファイルからコマンドを読み込みます。 シェル起動時に、もしくはログインシェルで .Pa .profile を実行中に環境変数 .Ev ENV が設定されているなら、シェルは、その次に環境変数 .Ev ENV で示されたファイルからコマンドを読み込みます。 つまり、ユーザはログイン時にのみ実行したいコマンドを .Pa .profile に書き、シェルが起動されるたびに実行したいコマンドを環境変数 .Ev ENV で示すファイルに書くことになります。 環境変数 .Ev ENV を設定するには、ユーザのホームディレクトリ下のファイル .Pa .profile に以下のように記述します。 .sp .Dl ENV=$HOME/.shinit; export ENV .sp ここで、 .Pa .shinit のかわりに好きな名前を指定することができます。 オプション以外にコマンドライン引数が指定された場合、シェルは最初の引数 を、コマンドを読み込むべきファイル (シェルスクリプト) の名前であると解釈し、 それ以後の引数はシェルの位置パラメータ ($1, $2, ...) に設定します。 それ以外の場合、シェルはコマンドを標準入力から読み込みます。 .Pp 古いバージョンの .Nm とは異なり、環境変数 .Ev ENV で指定したスクリプトが実行されるのは、対話的シェルの呼び出し時のみです。 これにより、いい加減に書かれた .Ev ENV スクリプトに起因する、簡単に食いものにされることが多い有名な セキュリティホールがふさがれたことになります。 .Ss 引数リスト処理 .Nm の 1 文字からなるオプションはそれぞれ対応する名前を持っており、 -.Dq set +.Xr set 1 組み込みコマンド (後述) の引数として用いることができます。 これらの名前は、以下の説明で 1 文字オプションのすぐあとに書いてあります。 マイナス記号 .Dq - でオプションを指定することは、そのオプションを有効にすることを意味し、 プラス記号 .Dq + でオプションを指定することは、そのオプションを無効にすることを意味します。 .Dq -- または、単なる .Dq - はオプション処理を終了させ、 コマンドラインの残りの語を引数として解釈することを強制します。 .Bl -tag -width Ds .It Fl a Li allexport 値が代入された変数の全てをエクスポートします。 .It Fl b Li notify バックグラウンドジョブ実行の完了を、コマンドが実行中でも即座に報告しま す (未実装です)。 .It Fl C Li noclobber すでに存在するファイルに対して .Dq > リダイレクトにより上書きしません (未実装です)。 .It Fl E Li emacs 組み込みの .Xr emacs 1 風のコマンド行編集機能を有効にします (それ以前に .Fl V オプションが指定された場合、それを無効にします)。 .It Fl e Li errexit 非対話的シェルで、テスト状態にないコマンドの実行に失敗した場合、 直ちにシェルを終了します。 コマンドは、if, elif, while, until 構文を 制御するのに用いられている場合に、テスト状態であるとみなされます。 また、 .Dq && や .Dq || の左辺値として用いられているコマンドも、テスト状態とみなされます。 .It Fl f Li noglob パス名展開を行ないません。 .It Fl I Li ignoreeof 対話的シェルの場合、入力の EOF を無視します。 .It Fl i Li interactive シェルが対話的に動作するように強制します。 .It Fl m Li monitor ジョブ制御を可能にします (対話的シェルの場合は自動的に設定されます)。 .It Fl n Li noexec 非対話的シェルの場合、コマンドを読み込みますが、そのコマンドの実行は しません。シェルスクリプトの文法を検査する場合に便利です。 .It Fl p Li privileged 特権モードを有効にします。 起動時に実効ユーザ ID あるいは実効グループ ID が、実ユーザ ID や実グルー プ ID と一致していなければ、このモードが有効になります。このモードを無 効化すると、実効ユーザ ID および実効グループ ID は、実ユーザ ID および 実グループ ID に設定されます。 対話的シェルでこのモードが有効になっていると、 .Pa /etc/profile の後で .Pa ~/.profile に代わり、 .Pa /etc/suid_profile を読み込みます。一方、環境変数 .Ev ENV の内容は無視されます。 .It Fl s Li stdin コマンドを標準入力から読み込みます (引数でファイル名が指定されていない 場合には、このオプションが自動的に設定されます)。 シェルが実行されてから本オプションを ( -.Dq set +.Xr set 1 などによって) 設定しても効果はありません。 .It Fl T Li asynctraps 子を待つとき、即座にトラップを実行します。 本オプションが設定されていないと、 .St -p1003.2 で指定されているように、子が終了した後にトラップが実行されます。 この非標準オプションは、 シグナルをブロックする子の周囲に保護シェルを置くために有用です。 周囲のシェルは子を殺したり、 次のように、制御を tty に戻して子だけを残したりできます: .Bd -literal -offset indent sh -T -c "trap 'exit 1' 2 ; some-blocking-program" .Ed .Pp .It Fl u Li nounset 値が設定されていない変数を展開しようとした場合、 標準エラー出力にエラーメッセージを出力し、 さらに非対話的シェルならば、ただちにシェルを終了します (未実装です)。 .It Fl V Li vi 組み込みの .Xr vi 1 風の行編集機能を有効にします (それ以前に .Fl E オプションが指定されていた場合、それは無効になります)。 .It Fl v Li verbose 入力を読み込むごとに標準エラー出力に書き出します。デバッグのときに便利です。 .It Fl x Li xtrace 各コマンドを実行する前に、そのコマンドを標準エラー出力に (各コマンドの 前に `+' を付加して) 書き出します。デバッグのときに便利です。 .It Fl c Ar string 文字列引数 string はシェルに渡され、入力として解釈されます。このオプショ ンは引数として文字列を一つだけ受け取ることに注意して下さい。ですから、複 数の単語からなる文字列は引用符で囲う必要があります。 .El .Ss 構文構造 シェルは、ファイルを行単位で読み込み、空白文字 (ブランクおよびタブ) や シェルにとって特別な意味を持つ特定の文字列 ( .Dq 演算子 と呼ばれるものです) を区切りとして、複数の単語に分割します。演算子には、制御演算子とリ ダイレクト演算子の 2 種類があります (これらの意味については後述します)。 以下に、それらの一覧を示します。 .Bl -tag -width Ds .It No 制御演算子: & && ( ) ; ;; | || .No \en .It No リダイレクト演算子: < > >| << >> <& >& <<- .El .Ss 引用 (クォート) 引用は、特殊な意味を持つ文字や単語 (演算子、空白、キーワードなど) の意味 を打ち消すために用います。引用には、シングルクォート文字のペアを使う方法、 ダブルクォート文字のペアを使う方法、バックスラッシュ文字を使う方法 の 3 種類があります。 .Bl -tag -width Ds .It シングルクォート文字 シングルクォートのペアで囲まれた文字は、すべてその文字そのまま (リテラル) として扱われます (ただしシングルクォートは別です。シングルクォート で囲った文字列の中にシングルクォートを含めることはできません)。 .It ダブルクォート文字 ダブルクォートのペアで囲まれた文字は、ドル記号文字 ($)、バッククォート 文字 (`)、バックスラッシュ文字 (\\) を除き、すべてリテラルとして扱われます。 ダブルクォート文字による引用の中にあるバックスラッシュ文字は、歴史 的経緯によりすこし変わった扱いを受けます。つまり、直後に $, `, ", \\, 改行文字 が来るときにのみ、それらの文字がリテラルとして扱われます。そ れ以外の文字が来る場合、バックスラッシュ文字自体がリテラルとして扱われ ます。 .It バックスラッシュ バックスラッシュは、その後ろの 1 文字を、リテラルとして扱うように指示 します。ただし改行文字は別です。改行文字の直前のバックスラッシュは、行 の継続であるとみなされます。 .El .Ss 予約語 予約語はシェルにとって特別な意味を持つ単語で、行の先頭または制御演算子 の直後でのみ予約語として認識されます。以下に予約語の一覧を挙げます。 .Bd -literal -offset indent ! { } case do done elif else esac fi for if then until while .Ed .Ss エイリアス エイリアスは、名前とそれと対応する値が対になったもので、 組み込みコマンド -.Dq alias +.Xr alias 1 によって定義されます。 シェルは、予約語が現れる可能性がある場所 (上記を参照) で、 ある単語に対して、それが予約語かどうかの検査を済ませたのち、 それがエイリアスに一致するかどうかを検査します。 もし一致したならば、入力行の中で、その単語をエイリアスの値に置き換えます。 たとえば、 .Dq lf という名前で .Dq ls -F という値を持つエイリアスが 存在したとすると、次の入力行 .Bd -literal -offset indent lf foobar .Ed .Pp は、以下のように置換されます。 .Bd -literal -offset indent ls -F foobar .Ed .Pp エイリアスは、初心者に対し、引数付きの関数を生成する面倒を求めることなく、 短いコマンドをつくり出す便利な方法を提供するものです。 しかし、構文的にあいまいなコードを作り出すことにもつながりかねません。 そのような使い方はお勧めできません。 .Ss コマンド シェルは、読み込んだ単語を、文法に従って解釈します。 本マニュアルでは文法については解説しません。 .St -p1003.2 の BNF 表記を参照してください。要するに、行を1行を読み込み、読み込んだ 行の最初の単語 (制御演算子がある場合は、そのあとの最初の単語) が予約語 でない場合、シェルはその行を単純コマンドとして解釈します。それ以外の場 合、複合コマンドあるいは特殊構造であると解釈します。 .Ss 単純コマンド 単純コマンドを解釈する場合、シェルは以下のような動作をします。 .Bl -enum .It 単語の前にある .Dq name=value の形式の単語を取り除き、 単純コマンドの環境に代入します。 リダイレクト演算子とその引数 (後述) を取り除き、 あとで処理できるように保存します。 .It 残った単語を、 .Sx 単語展開 の節で説明する方法で展開します。 展開後の最初の単語をコマンド名とみなし、コマンドの位置を探索します。 残りの単語はコマンドへの引数とみなされます。 処理の結果、コマンド名が残らなかった場合、手順 1) で 取り出した .Dq name=value の変数代入を、現在のシェルの環境に反映します。 .It 次節で説明する方法で、リダイレクトを行ないます。 .El .Ss リダイレクト リダイレクトは、コマンドがどこから入力するか、どこへ出力するかを 変更するときに用います。 一般には、リダイレクトでは、ファイルのオープン、クローズ、または ファイルへの参照の複写 (duplicate) を行います。 リダイレクトで用いられる全般的な形式は、以下のとおりです。 .sp .Dl [n] redir-op file .sp ここで、redir-op は前述したリダイレクト演算子のいずれかです。 これらの演算子をどのように利用するかの例をいくつか以下に挙げます。 .Bl -tag -width "1234567890" -offset indent .It [n]> file 標準出力 (またはファイル記述子 n への出力) をファイル file に書き出します。 .It [n]>| file 上と同様。ただし、-C オプションの効果を打ち消します。 .It [n]>> file 標準出力 (またはファイル記述子 n への出力) をファイル file に追加します。 .It [n]< file 標準入力 (またはファイル記述子 n からの入力) をファイル file から取ります。 .It [n1]<&n2 ファイル記述子 n2 を標準入力 (またはファイル記述子 n1) に複写します。 .It [n]<&- 標準入力 (またはファイル記述子 n) をクローズします。 .It [n1]>&n2 ファイル記述子 n2 を標準出力 (またはファイル記述子 n1) に複写します。 .It [n]>&- 標準出力 (またはファイル記述子 n) をクローズします。 .El .Pp 以下のリダイレクトは、しばしば .Dq ヒア・ドキュメント (here-document) と 呼ばれます。 .Bd -literal -offset indent [n]<< delimiter here-doc-text... delimiter .Ed .Pp シェルは、delimiter までの行を保存し、コマンドへの標準入力またはファイ ル記述子 n にリダイレクトします。最初の行の delimiter が引用 (クォート) されていた場合、here-doc-text の内容をリテラルとして扱います。 そうでない場合、パラメータ展開、コマンド置換、数値演算 ( .Sx 単語展開 の節で 説明します) を適用します。演算子が ( .Dq << でなく) .Dq <<- の場合は、 here-doc-text の各行の行頭のタブを取り除きます。 .Ss コマンド検索と実行 コマンドには、シェル関数、組み込みコマンド、通常プログラムの 3 種類があり、 コマンドを検索する際には、シェルは名前の検索をこの順序で行います。 それぞれのコマンドは異なる方法で実行されます。 .Pp シェル関数を実行するとき、$0 を除くすべての位置パラメータ ($1, $2,..) をシェル関数への引数として設定します。$0 は変更されません。シェル関数 の環境として指定された変数 (関数名の直前に .Dq name=value を置いて指定 されたもの) は、その関数に局所的な変数となり、指定された初期値が設定さ れます。そして、シェルは関数定義で与えられたコマンドを実行します。コマ ンドの実行が完了すると、位置パラメータを元の値に戻します。これは全て現 在のシェルの中で処理されます。 .Pp 組み込みコマンドは、新たなプロセスを作成せずにシェル内部で実行されます。 .Pp コマンドが関数でも組み込みコマンドでもない場合は、通常のプログラムとみなし (次節で説明するとおり) ファイルシステムの中でそのコマンドを検索します。 通常のプログラムを実行する場合、シェルは引数と 環境をプログラムに渡して、そのプログラムを実行します。 プログラムが通常の実行ファイル形式ではない場合 (つまり、 .Tn ASCII 表現で .Qq #! となる .Qq マジックナンバ でファイルが始まっておらず、 .Fn execve が .Er ENOEXEC を返す場合)、 サブシェルの中でそのプログラムを解釈実行します。この場合、あたかも新たに シェルが起動されたかのような効果を得るために、子シェルは自分自身を 再初期化します。ただし、子プロセスは、親シェル中のハッシュされたコマンド 位置情報を憶えており、これは再初期化されません。 .Pp 本ドキュメントの古いバージョンや古いソースコードでは、ときおり、 マジックナンバのないシェルスクリプトのことを .Qq シェル手続き と呼んでいて、 まぎらわしい場合がありますので注意して下さい。 .Ss パス検索 コマンドを検索するとき、シェルは、まず、その名前のシェル関数があるかどうかを 調べます。次に、その名前の組み込みコマンドがあるかどうかを調べます。 組み込みコマンドでもない場合、以下のいずれかの処理が行われます: .Bl -enum .It コマンド名にスラッシュが含まれていれば、検索は行わず、 単にそのコマンドが実行されます。 .It 変数 .Ev PATH に含まれる各エントリに対して、順にそのコマンドを検索します。 変数 .Ev PATH の値はコロン .Dq : で区切られたエントリの列でなければなりません。 各エントリは、それぞれディレクトリ名一つに対応します。 カレントディレクトリは、 空のディレクトリ名を指定することで暗黙的に、 あるいは 1 個のピリオドを指定することで明示的に 指示することができます。 .El .Ss コマンドの実行ステータス 各コマンドは終了ステータスを持ち、それにより他のシェルコマンドの動作に 影響を与えることができます。基本的な考え方として、終了ステータス 0 は 通常の終了または成功を示します。0 以外の終了ステータスは失敗、エラーを 意味します。各コマンドのマニュアルにそれぞれの終了ステータスがどのよう な意味を持つかが記述されているはずです。組み込みコマンドと (実行された) 関数も終了ステータスを返します。 .Pp コマンドがシグナルにより終了 (terminate) させられた場合、 終了ステータスは 128 にシグナル番号を加えたものになります。 シグナル番号はヘッダファイル .Aq Pa sys/signal.h に定義されています。 .Ss 複合コマンド (Complex Commands) 複合コマンドは、単純コマンドの組み合わせで作ります。 制御演算子または予約語と組み合わせることで、より大きな複合コマンドを生 成します。一般に、コマンドは以下のうちのいずれかです。 .Bl -item -offset indent .It 単純コマンド .It パイプライン .It リストまたは合成リスト (compound-list) .It 合成コマンド (compound command) .It 関数定義 .El .Pp 特に指定のない場合、コマンドの終了ステータスは最後に実行された 単純コマンドの終了ステータスとなります。 .Ss パイプライン パイプラインは、複数のコマンドを制御演算子 `|' によってつないだものです。 最後のコマンドを除くすべてのコマンドの標準出力は、次のコマンドの標準入力に 接続されます。 最後のコマンドの標準出力は、通常通り、シェルから受け継がれます。 .Pp パイプラインの形式は次のとおりです。 .Bd -literal -offset indent [!] command1 [ | command2 ...] .Ed .Pp command1 の標準出力は command2 の標準入力に接続されます。コマンドの標 準入出力がパイプラインによって割り当てられるのは、各コマンドに属する リダイレクト演算子で指定されたリダイレクトを処理する前のことだと考えて 下さい。 .Pp パイプラインがバックグラウンド (後述) でなければ、シェルはすべての コマンドが終了するのを待ちます。 .Pp パイプラインの直前に予約語 `!' が置かれなかった場合、終了ステータスは パイプラインの最後のコマンドの終了ステータスとなります。 `!' が前置された場合、終了ステータスはパイプラインの最後のコマンドの 終了ステータスの論理否定を取った値となります。 すなわち、最後のコマンドが 0 を返した場合、パイプラインの 終了ステータスは 1 に、最後のコマンドが 0 より大きな値を返した場合、 終了ステータスは 0 になります。 .Pp パイプラインによる標準入出力の接続はリダイレクトに先立って行われるため、 パイプラインの接続をリダイレクトによって修正することができます。たとえば、 .Bd -literal -offset indent $ command1 2>&1 | command2 .Ed .Pp は、command1 の標準出力と標準エラー出力の両方を command2 の標準入力に 接続します。 .Pp \&; または改行文字を終端として用いることにより、直前の AND-OR リスト (後述) を 順次実行します。& は、直前の AND-OR リストを非同期に実行します。 .Pp 注: 他のいくつかのシェルと異なり、パイプラインの各プロセスは 起動したシェルの子プロセスとなります (シェルの組み込みコマンドである ときは別です。その場合は現在のシェルで実行されます --- ただし 環境に対して行った操作は取り消されます)。 .Ss バックグラウンドコマンド -- & コマンドが制御演算子 & で終了している場合、シェルはそのコマンドを 非同期に実行します。すなわち、シェルはそのコマンドの終了を待たずに、 次のコマンドの実行を開始します。 .Pp コマンドをバックグラウンドで実行させるための形式は以下のとおりです。 .Bd -literal -offset indent command1 & [command2 & ...] .Ed .Pp シェルが対話的でない場合、非同期コマンドの標準入力には /dev/null が 接続されます。 .Ss リスト -- 一般的な話 リストは 0 個またはそれ以上のコマンドを改行文字、セミコロン文字、アン パーサント文字 (&) で区切った列です。リストは、これら 3 つの記号のいずれかで 終了させることもできます。リスト中のコマンドは並べられた順に実行 されます。もし、コマンドに続けてアンパーサント文字が置かれている場合、 シェルはそのコマンドを起動したあと、すぐに次のコマンドの処理を開始します。 その他の場合、そのコマンドの終了を待ってから次のコマンドの処理を開始します。 .Ss 短絡リスト演算子 (Short-Circuit List Operators) .Dq && と .Dq || は AND-OR リスト演算子です。 .Dq && は最初のコマンド を実行し、もし最初のコマンドの終了ステータスが 0 ならば次のコマンドを 実行します。 .Dq || も同様ですが、最初のコマンドの終了ステータスが 0 でない場合に、次のコマンドを実行します。 .Dq && と .Dq || の優先順位は 同じです。 .Ss 制御構造 -- if, while, for, case if コマンドの文法は以下のとおりです。 .Bd -literal -offset indent if list then list [ elif list then list ] ... [ else list ] fi .Ed .Pp while コマンドの文法は以下のとおりです。 .Bd -literal -offset indent while list do list done .Ed .Pp 最初のリストの終了ステータスが 0 であるかぎり、2 つのリストを繰り返し 実行します。until コマンドも同様に実行しますが、 単語 while の代わりに単語 until を使うことと、 最初のリストの終了ステータスが 0 になるまで、 2 つのリストを繰り返し実行することが異なります。 .Pp for コマンドの文法は以下のとおりです。 .Bd -literal -offset indent for variable in word... do list done .Ed .Pp 各 word は展開され、変数 variable に word を順に設定しながらリストを 繰り返し実行します。do と done は .Dq { と .Dq } で置き換えることができます。 .Pp break と continue コマンドの文法は以下のとおりです。 .Bd -literal -offset indent break [ num ] continue [ num ] .Ed .Pp break は内側から num 個の for ループまたは while ループを終了します。 continue は、 num 個目のループの次の繰り返しに制御を移します。 .\" 上の文、原文では以下のようになっているが、the *num* innermost loop が .\" 正しいと思われる。実際の sh の動作もそうなっているようだ。 .\" --- 97/05/31 sakai@jp.freebsd.org ↓ .\" Continue continues with the next iteration of the innermost loop. これらのコマンドは組み込みコマンドとして実装されています。 .Pp case コマンドの文法は以下のとおりです。 .Bd -literal -offset indent case word in pattern) list ;; ... esac .Ed .Pp pattern は、1 つあるいは複数のパターン (後述の「シェルパターン」を参照 のこと) を .Dq | で接続したものです。 .Ss 複数のコマンドのグループ化 コマンドは、以下のいずれかの方法によりグループ化することができます。 .Bd -literal -offset indent (list) .Ed .Pp または、 .Bd -literal -offset indent { list; } .Ed .Pp 最初の形式では、コマンドはサブシェル上で実行されます。 (list) のなかの組み込みコマンドは、現在のシェルには影響を与えません。 2 つめの形式では新たなシェルを fork しないので、やや効率が良くなります。 このようにして複数コマンドをグループ化することで、 あたかも単一プログラムであるかのように、それらの出力をまとめて リダイレクトすることができます。 .Bd -literal -offset indent { echo -n "hello"; echo " world"; } > greeting .Ed .Ss 関数 関数定義の構文は以下のとおりです。 .Bd -literal -offset indent name ( ) command .Ed .Pp 関数定義は実行可能文の一種です。実行されると、名前 name の関数 が定義され、終了ステータスとして 0 を返します。command は 通常、 .Dq { と .Dq } で囲まれたリストです。 .Pp local コマンドを用いて関数に局所的な変数を宣言することができます。 これは関数定義中の最初の文で行わなければなりません。構文は次のとおりです。 .Bd -literal -offset indent local [ variable | - ] ... .Ed .Pp local コマンドは、組み込みコマンドとして実装されています。 .Pp 変数を局所変数にする場合、関数を呼び出した環境に同じ名前の変数があれば、 新しい局所変数は値と export、readonly フラグを引き継ぎます。もし同じ名前の 変数がなければ、局所変数は初期値を持ちません。シェルは動的スコープ を用います。すなわち、関数 f に局所的な変数 x を作成し、関数 f から 関数 g を呼び出した場合、関数 g 内部での変数 x に対する操作は大域変数 x ではなく、関数 f で宣言された変数 x への操作となります。 .Pp 特殊パラメータのうち局所宣言できるのは .Dq - だけです。 .Dq - を 局所宣言すると、関数内で set コマンドを用いてシェルオプションを 変更しても、関数が終了するとそれらのオプションは元の値に戻ります。 .Pp return コマンドの文法は以下のとおりです。 .Bd -literal -offset indent return [ exitstatus ] .Ed .Pp return は現在実行中の関数を終了させます。return は組み込みコマンドとして 実装されています。 .Ss 変数とパラメータ シェルはパラメータの集合を管理しています。名前を持つパラメータを 変数と呼びます。シェルは、起動時にすべての環境変数をシェル変数に取り込みます。 新たな変数は、次の形式によって設定できます。 .Bd -literal -offset indent name=value .Ed .Pp ユーザが設定する変数は、アルファベット、数字、アンダースコア (_) のみ からなる名前を持つ必要があります。また、最初の文字が数字であっては いけません。 パラメータは、以下に示す数字または特殊記号により参照することもできます。 .Ss 位置パラメータ 位置パラメータは、数字 (n > 0) によって参照されるパラメータです。シェルは 位置パラメータの初期値としてシェルスクリプト名に続く引数を設定します。 組み込みコマンド -.Dq set +.Xr set 1 により再設定や消去ができます。 .Ss 特殊パラメータ 特殊パラメータは、以下に挙げる特殊文字のいずれかにより参照される パラメータです。各パラメータの値の説明を各文字の後ろに示します。 .Bl -hang .It * 位置パラメータ 1,2,... に展開されます。ダブルクォート文字列内部で展開 される場合、展開結果は各位置パラメータの間を変数 IFS の先頭の文字 (IFS が設定されていない場合は空白文字) で区切った単一の文字列になります。 .It @ 位置パラメータ 1,2,... に展開されます。ダブルクォート引用の内部で展開 される場合、各位置パラメータは別々の引数となります。 もし、位置パラメータが設定されていない場合には、 @ の展開結果は 0 個の引数となります (ダブルクォート引用の内部であっても)。 すなわち、$1 が .Dq abc 、$2 が .Dq def ghi であった場合、 .Qq $@ は 次の 2 つの引数に展開されます。 .Bd -literal -offset indent "abc" "def ghi" .Ed .It # 位置パラメータの数に展開されます。 .It ? 最後に実行したパイプラインの終了ステータスに展開されます。 .It - (ハイフン) 現在のオプションフラグ (1 文字オプション名をつないだ文字列) に展開されます。起動時に指定されたもの、組み込みコマンド set で指定した もの、シェルが暗黙に設定したもののすべてを含みます。 .It $ 起動されたシェルのプロセス ID に展開されます。 サブシェルも親シェルと同じ値を持ちます。 .It ! 現在のシェルが最後にバックグラウンドで実行したコマンドのプロセス ID に 展開されます。パイプラインの場合、パイプラインの最後のコマンドの プロセス ID になります。 .It 0 (ゼロ) シェルの名前またはシェルスクリプト名に展開されます。 .El .Ss 単語展開 本節では、単語に対して適用されるさまざまな展開について説明します。あとで 述べるように、すべての展開がすべての単語に対して適用されるわけではありません。 .Pp 単一の単語に対して適用されたチルダ展開、パラメータ展開、コマンド置換、 数式展開、クォート削除の結果は単一のフィールドになります。単一の単語が 複数のフィールドに分割される可能性があるのは、フィールド分割または パス名展開の場合だけです。この規則の唯一の例外は、ダブルクォート中の パラメータ @ の展開です (前述)。 .Pp 単語展開の順序は以下のとおりです。 .Bl -enum .It チルダ展開、パラメータ展開、コマンド置換、数式展開 (これらはすべて 同時に行われます) .It 変数 IFS の値が空でなければ、(1) の結果の各フィールドに対して フィールド分割が行われる .It パス名展開 (-f オプションが無効の場合) .It クォート削除 .El .Pp 文字 $ はパラメータ展開、コマンド置換、数式評価を行うきっかけになります。 .Ss チルダ展開 (ユーザのホームディレクトリ名への置換) 引用されていないチルダ文字 (~) で始まる単語は、チルダ展開の対象になります。 チルダ文字からスラッシュ文字または単語の終端までのすべての文字がユーザ名 とみなされ、そのユーザのホームディレクトリに置換されます。もしユーザ名が 省略された場合 (たとえば ~/foobar)、チルダ文字は変数 HOME の値 (現在のユーザのホームディレクトリ) に置換されます。 .Ss パラメータ展開 パラメータ展開の形式は以下のとおりです。 .Bd -literal -offset indent ${expression} .Ed .Pp ここで、expression は対応した `}' までのすべての文字です。対応する`}' を調べる際に、バックスラッシュ文字によりエスケープされたり、クォート文字に 狭まれた `}' や、数式展開に埋め込まれている文字や、コマンド置換や変数展開中に ある文字は調べる対象になりません。 .Pp パラメータ展開の形式のうちもっとも単純なものは以下のとおりです。 .Bd -literal -offset indent ${parameter} .Ed .Pp そのパラメータに値が存在する場合、その値に置き換えられます。 .Pp パラメータ名やシンボルを中括弧 ({}) で囲んでも構いません。この中括弧は、 数字 2 文字以上からなる位置パラメータの場合や、パラメータ名の直後に パラメータ名の一部であるとみなし得る文字が続く場合を除き、 省略可能です。ダブルクォート引用中のパラメータ展開は以下 のようになります。 .Bl -enum .It パラメータ展開を行った結果の単語に対しては、パス名展開は適用されません。 .It パラメータが @ の場合を除き、フィールド分割は適用されません。 .El .Pp さらに、以下の形式を用いることにより、パラメータ展開の結果に修正を加える ことができます。 .Bl -tag -width Ds .It Li ${parameter:-word} デフォルト値への置換: パラメータ parameter が設定されていないか空の値 を持つ場合、word を展開した結果に置換されます。さもなければ、パラメー タ parameter の値に置換されます。 .It Li ${parameter:=word} デフォルト値の代入: パラメータ parameter が設定されていないか空の値を持つ場合、word を展開 した結果が parameter に代入されます。最終的にパラメータ parameter の値 に置換されます。位置パラメータや特殊パラメータは、この方法で代入すること はできません。 .It Li ${parameter:?[word]} 空か設定されていないときにエラーとする: パラメータ parameter が設定されていないか空の値を持つ場合、word を展開 した結果 (word が省略された場合にはパラメータが設定されていないことを表す デフォルトのメッセージ) が標準エラー出力に書き出され、 シェルは非 0 の終了ステータスで終了します。 それ以外の場合、パラメータ parameter の値に置換されます。対話的シェルの場合は 必ずしも終了しません。 .It Li ${parameter:+word} 代替値の使用: パラメータ parameter が設定されていないか空の値を持つ場合、空の値に 置換されます。さもなければ、word を展開した結果に置換されます。 .Pp 以上のパラメータ展開において、`:' を用いた場合はパラメータが設定されていない かまたは空の値であることが検査され、`:' を省略するとパラメータが 設定されていないことのみを検査します。 .It Li ${#parameter} 文字列の長さ: パラメータの値の (文字列としての) 長さに置換されます。 .Pp 以下の 4 通りのパラメータ展開は部分文字列切り出し処理を行います。各場合 において、パターンは正規表現ではなく、パターンマッチ記法 (シェルパターン の項を参照) が用いられます。パラメータが ` * ' または ` @ ' の場合、展開の結果 がどうなるかは規定しません (unspecified)。 パラメータ展開全体をダブルクォートで囲んでも パターンは引用されません。中括弧のなかで引用することにより パターンを引用することができます。 .It Li ${parameter%word} 最短後置パターンの削除: まず word が展開され、その結果をパターンとして扱います。 パラメータ parameter の右から、パターンに一致する最短の部分を削除した文字列に 置換されます。 .It Li ${parameter%%word} 最長後置パターンの削除: まず word が展開され、その結果をパターンとして扱います。 パラメータ parameter の右から、パターンに一致する最長の部分を削除した文字列に 置換されます。 .It Li ${parameter#word} 最短前置パターンの削除: まず word が展開され、その結果をパターンとして扱います。 パラメータ parameter の左から、パターンに一致する最短の部分を削除した文字列に 置換されます。 .It Li ${parameter##word} 最長前置パターンの削除: まず word が展開され、その結果をパターンとして扱います。 パラメータ parameter の左から、パターンに一致する最長の部分を削除した文字列に 置換されます。 .El .Ss コマンド置換 コマンド置換により、コマンド名自身をコマンドの出力で置き換えることができます。 コマンド置換は、以下のように、コマンド command を囲った場合、 .Bd -literal -offset indent $(command) .Ed .Pp または( .Dq バッククォート バージョン)、 .Bd -literal -offset indent `command` .Ed .Pp とした場合に行なわれます。 シェルは、コマンド command をサブシェルの環境で実行し、command が標準出力 に出力したものから最後の改行文字を削除した結果で置換します (最後以外の 改行は削除しません。ただし、フィールド分割の際に、IFS の値や引用のされかたに よっては、ここで残った改行文字が結局は空白に置換されることもあります)。 .Ss 数式展開 数式展開とは、数式を評価し、その値に置換する仕組みです。数式展開の形式は以下 のとおりです。 .Bd -literal -offset indent $((expression)) .Ed .Pp 数式 expression は、その中のダブルクォート文字が特別扱いを受けないという 点を除いては、ダブルクォート文字で囲まれている文字列と同様に扱われます。 シェルは expression 中のすべてのトークンにパラメータ展開、コマンド置換、 クォート削除を適用します。 .Pp 次にシェルはその結果を数式として扱い、その値に置換します。 .Ss 空白文字による分割 (フィールド分割) パラメータ展開、コマンド置換、数式展開のあと、シェルは展開結果を調べて、 ダブルクォートの外にある部分に対してフィールド分割を適用します。 その結果、複数のフィールドになる場合もあります。 .Pp シェルは、変数 IFS に設定されている文字それぞれ区切り文字とみなし、 パラメータ展開の結果、およびコマンド置換の結果をフィールドに分割します。 .Ss パス名展開 (ファイル名生成) -f フラグが設定されていなければ、フィールド分割が行われたあと、ファイル名生成 が行われます。各単語は、スラッシュで区切られたパターンの列であるとみなさ れます。パス名展開処理において、単語は、条件を満たすファイル すべてのファイル名の列で置換されます。この各ファイル名は、単語の 各パターン部分を、そのパターンに一致する文字列に置換することで 生成されるものです。 これには 2 つの制限があります: まず、パターンはスラッシュを含む文字列には 一致しません。次に、パターンは、そのパターンがピリオドで始まらないかぎり、 ピリオドで始まる文字列に一致しません。 次節では、パス名展開と -.Dq case +.Xr case 1 コマンドで用いられるパターンについて説明します。 .Ss シェルパターン パターンは、通常の文字とメタキャラクタからなります。通常の文字は、 その文字そのものに一致します。 メタキャラクタは .Dq ! , .Dq * , .Dq ? , .Dq [ です。これらの文字を引用 すると、各々の特殊な意味を失います。コマンド置換や変数置換において、 ドル記号やバッククォート文字がダブルクォート文字の中にない場合には、 変数の値やコマンドの出力の中に、これらの特殊な文字が存在するかどうかが 調べられ、それらがあれば、メタキャラクタとして扱われます。 .Pp アスタリスク文字 .Dq * は、どのような文字列とも一致します。 クエスチョンマーク文字 .Dq ? は、任意の文字 1 文字と一致します。 左大括弧 .Dq [ は文字クラスを開始します。 文字クラスの最後は右大括弧 .Dq ] です。 .Dq ] がない場合は、 .Dq [ は文字そのものに一致し、文字クラスの開始とは見なされません。文字 クラスは大括弧内に出現するすべての文字に一致します。 マイナス記号を用いれば、文字の範囲を指定することができます。 文字クラスの最初にエクスクラメーションマーク .Dq ! を置くことで、 文字クラスの意味を反転させることができます。 .Pp 文字クラスに文字 .Dq ] を含めるには、 .Dq ] を文字クラスの最初 .Dq ! を 置く場合はそのあと) に置きます。 文字クラスにマイナス記号を含めるときも同様で、 リストの最初もしくは最後に置きます。 .Ss 組み込みコマンド 本節では、別プロセスでは実行できない処理を行なうために組み込まれている コマンドを列挙します。 さらに、効率を上げるために組み込まれているかもしれないコマンド (例えば .Xr printf 1 , .Xr echo 1 , .Xr test 1 , 等) もあわせて列挙します。 .Bl -tag -width Ds .It : 終了ステータス 0 (真) を返すヌルコマンドです。 .It \&. file 指定されたファイル file に記述されたコマンドがシェルに読み込まれ、 実行されます。 .Ar file に .Ql / 文字を含む場合、その通りに扱われます。 そうでなければ、シェルは .Ev PATH を使用して、ファイルを検索します。 .Ev PATH を使用しても見付からない場合、カレントディレクトリを検索します。 .It alias [ name[=string] ... ] name=string が指定されている場合、シェルは名前 .Dq name を持つ値 .Dq string のエイリアスを定義します。単に .Dq name だけが指定された場合、 エイリアス .Dq name の値が表示されます。引数が指定されない場合、定義さ れているすべてのエイリアスの名前と値を表示します (unalias も参照)。 .It bg [ job ] ... 指定されたジョブ (指定されなかった場合は現在のジョブ) を、 続けてバックグラウンドで実行させます。 .It command command arg ... 指定された組み込みコマンドを実行します (組み込みコマンドと同じ名前のシェル関数 がある場合に使います)。 .It cd [ directory ] 指定されたディレクトリに移動します (directory 無指定時は $HOME に移動します)。 cd コマンドの 環境に CDPATH 変数があるか、シェル変数 CDPATH が設定されていて、かつ 指定されたディレクトリ directory がスラッシュ文字から始まっていないなら、 CDPATH に列挙されたディレクトリ以下に 指定されたディレクトリ directory がないか検索されます。 CDPATH の形式は PATH と同様です。対話的シェルでは、ユーザ が指定したディレクトリと異なる場所に移動した場合、移動先のディレクトリ名 を表示します。これは、CDPATH の機構が動作した場合と、シンボリックリンクを 辿った場合に発生します。 .It eval string ... 指定されたすべての引数を空白で結合し、その結果を解析し直してから コマンドとして実行します。 .It exec [ command arg ... ] コマンドが省略されない場合、そのシェルプロセスは指定されたプログラムに 置き換えられます (command は、シェル組み込みコマンドや関数ではない、本物の プログラムでなければなりません)。exec コマンドにおけるリダイレクトは、 永久性を持つと見なされ、 exec コマンド完了後にも引き続き効力を持ちます。 .It exit [ exitstatus ] シェルを終了します。指定された exitstatus は、シェルの終了ステータスに なります。exitstatus が省略された場合、直前に実行したコマンドの 終了ステータスがシェルの終了ステータスとなります。 .It export name ... それ以後にシェルから実行されるコマンドの環境に、指定された名前の変数が 含まれるようにします (変数のエクスポート)。 変数のエクスポートを取り消す唯一の方法は、変数を unset することです。 以下のように記述することで、エクスポートすると 同時に変数の値を設定することができます。 .Bd -literal -offset indent export name=value .Ed .Pp 引数を指定しない場合、すべてのエクスポートされている名前と値が表示されます。 .It fc [-e editor] [first [last]] .It fc -l [-nr] [first [last]] .It fc -s [old=new] [first] fc は、対話的シェルにそれ以前に入力されたコマンドの内容を 表示、編集、再実行します。 .Bl -tag -width Ds .It -e editor 編集に際し、指定されたエディタ editor を使用します。 editor は変数 PATH を通して検索できるコマンド名です。 -e が指定されなかった場合は、変数 FCEDIT の値が 用いられます。FCEDIT が設定されていないか空に設定されている場合は EDITOR の値が用いられ、それも設定されていないか空ならば .Xr ed 1 が用いられます。 .It -l (ell) (小文字のエル) エディタを起動せずに、コマンド履歴の内容を一覧出力します。 パラメータ first と last で指定した範囲のコマンドが順に (出力の順番は -r オプションの影響を受けます) 出力されます。 各コマンドの出力の際にはコマンド番号が付加されます。 .It -n -l で一覧出力する際にコマンド番号を付加しません。 .It -r -l オプションでの一覧や、 編集時 (-l も -s も指定されなかった場合) の順序を反転します。 .It -s エディタを起動せずにコマンドを再実行します。 .It first .It last 一覧出力や編集の対象となるコマンドを選択します。アクセス可能なコマンド の数は変数 HISTSIZE の値で決まります。 first、last の値は以下のいずれかの形式で指定します。 .It [+]number 正の数で、コマンド番号を指定します。コマンド番号は -l オプションで表示させて 調べることができます。 .It -number 負の数で、指定された数だけ現在から遡ったコマンドを指定します。たとえば、 -1 は直前に実行されたコマンドを指定します。 .It string 文字列 string は、過去に実行されたコマンドのうち、 その文字列から始まる最新のものを指定します。 もし -s オプションが指定されて .Dq old=new が指定されていなければ、 最初のオペランドにイコール記号 .Dq = を含めることはできません。 .El .\" 次の行の .Pp はもともとコメントアウトされていた .Pp fc コマンドの実行にあたり、以下の環境変数の影響を受けます。 .Bl -tag -width Ds .It Va FCEDIT 使用するエディタ名 .It Va HISTSIZE アクセス可能なコマンド数 .El .It fg [ job ] 指定されたジョブまたは現在のジョブをフォアグラウンドに移動します。 .It getopts optstring var POSIX に準拠した getopts コマンドです。 この getopts コマンドにより、以前の getopt コマンドの必要性は減少しました。 最初の引数は文字の列です。各文字の後ろにはコロンをつけることができ、 そのオプションが引数をとることを指示します。 指定された変数に、解析され見つかったオプションが設定されます。 見つかったオプションの次の引数のインデックスはシェル変数 OPTIND に格納されます。 あるオプションが引数をとる場合、その引数はシェル変数 OPTARG に置かれます。 有効でないオプションに出くわすと、変数 var には `?' がセットされます。 getopts はオプション群の末尾に到達すると偽の値 (1) を返します。 .It hash -rv command ... シェルは、コマンドの位置を保持するハッシュテーブルを維持管理しています。 hash コマンドに引数が指定されなかった場合、このテーブルの内容が出力されます。 最後に cd コマンドが実行されてから参照されていない項目には アスタリスク文字 .Dq * が表示されます。 この項目は無効になっているかもしれません。 .Pp 引数を指定した場合、hash コマンドは指定したコマンドをハッシュテーブル から削除し (command が関数ではない場合)、その後でそのコマンドを検索します。 -v オプションを指定した場合、発見したコマンドの位置を表示します。-r オプション を指定した場合、関数以外のすべてのエントリをハッシュテーブルから 削除します。 .It jobid [ job ] ジョブ job 中の各プロセスのプロセス ID を表示します。引数 job が 省略された場合、現在のジョブに対して処理を行います。 .It jobs バックグラウンドで走行中の、現在のシェルプロセスの子プロセスの 一覧を出力します。 .It pwd カレントディレクトリを表示します。組み込みコマンドの pwd は カレントディレクトリ名を覚えており、表示するときに再計算しないので、 組み込みコマンドの pwd は同名のプログラムとは異なった表示をする場合があります。 このため処理は高速ですが、カレントディレクトリ の名前を変更した場合でも、以前のディレクトリ名を表示し続けます。 -.It Li "read [ -p prompt ] [ -t timeout ] [ -e ] variable ... +.It Li "read [ -p prompt ] [ -t timeout ] [ -er ] variable ... -p オプションが指定され、かつ標準入力が端末の場合、 prompt をプロンプトとして表示します。 そして標準入力から 1 行入力します。行端の改行文字を削除し、行を前述の 単語分割の方法に従って分割し、各単語を、valiable... で指定する各変数に 順に代入します。 もし、指定された変数の数より分割された単語の数が多ければ、最後の変数に 残りの単語すべて (IFS の文字を区切りにしてそれらも一緒に) が代入されます。 分割された単語の数より多くの変数が指定されていたなら、 余った変数には空文字列が設定されます。 .Pp +-r オプションが指定された場合を除き、バックスラッシュは特別に扱われます。 +バックスラッシュ文字が改行文字の直前にある場合、 +バックスラッシュ文字と改行文字は削除されます。 +その他の文字の直前にバックスラッシュがある場合、バックスラッシュは削除され、 +文字が IFS に含まれていても、IFS の文字でないかのように扱われます。 +.Pp -t オプションが指定され、かつ入力がなされる前にタイムアウトすると、 read コマンドは値を割当てずに戻ります。 タイムアウト値の後にはオプションで 's', 'm', 'h' のいずれかの一文字 を付けることが出来、それぞれ秒, 分, 時間を陽に指定します。 どれも指定しない場合には 's' であるものとします。 .Pp --e オプションを指定すると、入力中のバックスラッシュ文字を特別扱いします。 -バックスラッシュ文字が改行文字の直前にある場合、 -バックスラッシュ文字と改行文字は削除されます。 -その他の文字の直前にバックスラッシュがある場合、バックスラッシュは削除され、 -文字が IFS に含まれていても、IFS の文字でないかのように扱われます。 +-e オプションは、古いスクリプトとの後方互換性のためだけにあります。 .It readonly name ... 指定された名前の変数を読み出し専用とし、あとで値を変更したり unset した りすることができないようにします。以下のように記述することで、 変数を読み出し専用と宣言するのと同時に値を設定することも可能です。 .Bd -literal -offset indent readonly name=value .Ed .Pp 引数が指定されない場合、読み出し専用になっている変数の名前の一覧が表示され ます。 .It Li "set [ { -options | +options | -- } ] arg ... set コマンドは 3 通りの異なった機能を持ちます。 .Bl -item .It 引数を指定しなかった場合、すべてのシェル変数の名前と値の一覧を表示します。 .It options が指定された場合、 .Sx 引数リスト処理 の節で説明した方法で、 指定されたオプションフラグを設定あるいは解除します。 .It 第 3 の用法は、シェルの位置パラメータを変更する際に使用します。オプションの 設定を変更せずに位置パラメータのみを変更したい場合は set コマンドへの最初 の引数として .Dq -- を指定します。arg が指定されない場合、 すべての位置パラメータはクリアされます ( .Dq shift $# を実行することと 等価です)。 .El .Pp .It setvar variable value 変数に値を代入します。(一般に、setvar を使うよりも variable=value と書くほう が望ましいといえます。setvar は、関数内で、パラメータとして渡された名前を持つ 変数に値を代入するためのものです。) .It shift [ n ] 位置パラメータを n 回シフトします。1 回のシフトにより、$2 の値が $1 に、$3 の 値が $2 に代入されます (以下同様)。また、$# の値は 1 減少します。 位置パラメータがない場合、shift は何もしません。 .It trap [ action ] signal ... シェルが指定されたシグナル signal を受けとったときに、action を解析し実行する ように設定します。シグナルはシグナル番号で指定します。action は空文字列に したり、省略したりすることができます。空文字列の場合、指定されたシグナルは 無視され、省略した場合は、指定したシグナルを受けとったときデフォルトの処理を 行ないます。シェルがサブシェルを起動するとき、trap で指定された (かつ 無視するように設定されていない) シグナルの動作をデフォルトの処理に戻します。 シェルが起動したときにすでに無視されるように設定されていたシグナルに対して trap コマンドを使用しても効果はありません。 .It type [name] ... 各 name をコマンドとして解釈し、コマンド検索の結果を出力します。出力さ れる結果は以下のものがあります。シェルのキーワード、エイリアス、シェル の組み込みコマンド、コマンド、痕跡つきエイリアス (tracked alias)、最後に not found (見つからず) があります。エイリアスについては、エイリアス展開 の結果が出力されます。コマンドと痕跡つきエイリアスについては、そのコマンドの 完全なパス名が印刷されます。 .It ulimit [ -HSacdflmnust ] [ limit ] リソースのリミット値 (リミット値については .Xr getrlimit 2 参照) を設定あるいは表示します。 .Dq limit が指定されている場合、指定されたリソースが設定されます。 それ以外の場合、現在のリソース設定値が表示されます。 .Pp .Dq -H が指定された場合、ハードリミットが設定ないし表示されます。 ハードリミット値を下げることは誰にでもできますが、 それを増やすことができるのはスーパユーザだけです。 オプション .Dq -S を指定した場合はソフトリミットになります。 リミット値を表示する場合、 .Dq -S か .Dq -H のいずれか一方だけしか指定できません。 デフォルトでは、表示はソフトリミット、設定はハード/ソフトリミット両方です。 .Pp オプション .Dq -a を指定すると全リソースの設定値が表示されます。 この場合、パラメータ .Dq limit は指定できません。 .Pp この他のオプションは、表示あるいは設定するリソースの種類を指定するものです。 これらは互いに排他的です。 .Bl -tag -width Ds .It -c coredumpsize コアダンプファイルの最大サイズ。512 バイトのブロック単位。 .It -d datasize プロセスのデータセグメントの最大サイズ。キロバイト単位。 .It -f filesize ファイルの最大サイズ。512 バイトブロック単位。これがデフォルトです。 .It -l lockedmem プロセスがロックできるメモリサイズの最大値。キロバイト単位。 .It -m memoryuse プロセスの常駐セットサイズの最大値。キロバイト単位。 .It -n nofiles あるプロセスがオープンできるファイル記述子の最大数。 .It -s stacksize スタックセグメントサイズの最大値。キロバイト単位。 .It -t time 各プロセスで消費できる CPU 時間の最大値。秒単位。 .It -u userproc このユーザ ID で同時に走らせうる最大プロセス数。 .El .It umask [ mask ] umask の値 ( .Xr umask 2 を参照) を、指定された 8 進数の値に設定します。引数が 省略された場合、現在の umask の値が表示されます。 .It unalias [-a] [name] .Dq name が指定された場合、指定された名前のエイリアスを削除します。 .Dq -a オプションが指定された場合、すべてのエイリアスを削除します。 .It unset name ... 指定された変数または関数を unset し、エクスポートされていない状態にします。 指定された名前の変数も関数も存在する場合、変数と関数の両方が unset されます。 .It wait [ job ] 指定されたジョブ job が終了するのを待ち、ジョブ内の最後のプロセスの 終了ステータスを返します。引数が省略された場合、すべてのジョブが終了する まで待ち、終了ステータス 0 を返します。 .El .Ss コマンド行編集 .Nm が端末から対話的に実行されている場合、現在入力中のコマンドおよび コマンド履歴 (組み込みコマンド fc 参照) を vi モードのコマンド行編集機能 により編集することができます。 このモードでは、vi のマニュアルに示されているコマンドのサブセットを用います。 コマンド `set -o vi' により vi モードが開始され、vi の挿入モードに移行します。 vi モード中では、 挿入モードとコマンドモードの両方を自由に切り替えることが可能です。 vi モードは vi と同様であり、 キー によりコマンドモードに移行し、コマンドモードで キーを叩くことで、 行の内容がシェルに渡されます。 .Pp 同様に、コマンド `set -o emacs' により emacs 風のコマンド行編集機能の サブセットを使うことができるようになります。 .Sh 関連項目 .Xr expr 1 , .Xr test 1 .Sh 歴史 .Nm コマンドは、 .At V.1 で登場しました。 .\" -Amended by N.Kumagai 97.12.30 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/dhcp-options.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/dhcp-options.5 index 58afb2f471..5fb824002e 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/dhcp-options.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/dhcp-options.5 @@ -1,740 +1,740 @@ .\" dhcp-options.5 .\" .\" Copyright (c) 1995, 1996, 1997, 1998 The Internet Software Consortium. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. Neither the name of The Internet Software Consortium nor the names .\" of its contributors may be used to endorse or promote products derived .\" from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE INTERNET SOFTWARE CONSORTIUM AND .\" CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, .\" INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF .\" MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE .\" DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE INTERNET SOFTWARE CONSORTIUM OR .\" CONTRIBUTORS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, .\" SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT .\" LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF .\" USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND .\" ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, .\" OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT .\" OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" This software has been written for the Internet Software Consortium .\" by Ted Lemon in cooperation with Vixie .\" Enterprises. To learn more about the Internet Software Consortium, .\" see ``http://www.isc.org/isc''. To learn more about Vixie .\" Enterprises, see ``http://www.vix.com''. .\" -.\" Original Revision: 1.3.2.3 +.\" Original Revision: 1.1.1.2.2.2 .\" jpman %Id: dhcp-options.5,v 1.4 1999/05/09 07:10:44 horikawa Stab % .\" WORD: Dynamic Host Configuration Protocol 動的ホスト設定プロトコル .\" WORD: Path MTU Discovery パス MTU 発見 .\" WORD: Router Discovery ルータ発見 [routed.8] .\" WORD: Mask Discovery マスク発見 .TH dhcpd-options 5 .SH 名称 dhcp-options - 動的ホスト構成プロトコルのオプション .SH 解説 動的ホスト設定プロトコル (DHCP: Dynamic Host Configuration Protocol) を使用することにより、クライアントは DHCP サーバから、 ネットワーク設定やネットワーク上で利用可能な様々なサービスについて記述している .B オプション を受け取ることができます。 .B dhcpd(8) や .B dhclient(8) を設定するときに、オプションを宣言することが多いでしょう。 オプションを宣言する文法、 そして宣言可能なオプションの名前と書式を、ここに文書化しています。 .SH リファレンス: オプション文 .PP 常に DHCP \fIoption\fR 文は、 キーワード \fIoption\fR で開始し、単一のオプション名が続き、 オプションデータが続きます。 オプションの名前とデータの書式は後述します。 全 DHCP オプションを網羅的に指定する必要はありません。 クライアントに必要なオプションのみを指定する必要があります。 .PP オプションデータには、次のように様々な書式があります: .PP .B ip-address データタイプは、明示的な IP アドレス (例えば 239.254.197.10) または ドメイン名 (例えば haagen.isc.org) のいずれかで指定可能です。 ドメイン名で指定する場合、 そのドメイン名を解決すると単一の IP アドレスになるようにしてください。 .PP .B int32 データタイプは符号付き 32 ビット整数を指定します。 .B uint32 データタイプは符号無し 32 ビット整数を指定します。 .B int16 および .B uint16 のデータタイプは、符号付きおよび符号無しの 16 ビット整数を指定します。 .B int8 および .B uint8 のデータタイプは、符号付きおよび符号無しの 8 ビット整数を指定します。 符号無し 8 ビット整数は、オクテットと呼ばれることもあります。 .PP .B string データタイプは NVT ASCII 文字列を指定します。 文字列はダブルクォートで括る必要があります。 例えば domain-name オプションを指定する文法は .nf .sp 1 option domain-name "isc.org"; .fi となります。 .PP .B flag データタイプはブール値を指定します。 ブール値は真または偽のいずれかです (オンまたはオフの方が分かりやすければ、こちらでもかまいません)。 .PP .B data-string データタイプは、ダブルクォートで括られる NVT ASCII 文字列か、 コロン区切りで 16 進数で指定されるオクテットの連続のいずれかを指定します。 例えば次のようになります: .nf .sp 1 option dhcp-client-identifier "CLIENT-FOO"; または option dhcp-client-identifier 43:4c:49:45:54:2d:46:4f:4f; .fi .PP 次に示す様々なオプションに関する記述は、 DHCP オプションに関する最新の IETF ドラフト文書のものです。 名前が掲載されていないオプションは、 option-\fInnn\fR という名前で定義されているかもしれません。 \fInnn\fR はオプションコードの 10 進数表記です。 .\" \fInnn\fI は \fInnn\fR でしょう (horikawa@jp.freebsd.org 19990404) これらのオプションには、 クォートで括った文字列か、 2 桁の 16 進数をコロンで区切ったオクテットの連続を、続けられます。 例えば次のようになります: .PP .nf option option-133 "my-option-133-text"; option option-129 1:54:c9:2b:47; .fi .PP dhcpd は、これらの未定義オプションコードの書式を知りませんので、 指定されたデータの正当性を保証するための確認は行いません。 .PP 標準オプションを示します: .PP .B option subnet-mask \fIip-address\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP サブネットマスクオプションは、 RFC 950 に従って、クライアントのサブネットマスクを指定します。 スコープ中のどこにもサブネットマスクを指定しないと、 最終手段として、 アドレスを割り当てようとしているネットワークに対するサブネット宣言から、 dhcpd はサブネットマスクを使用します。これに対し、 アドレスを割り当てようとしているネットワークのスコープ中の サブネットマスク宣言であれば .I どのようなものであっても 、サブネット宣言におけるサブネットマスク指定に優先します。 .RE .PP .B option time-offset \fIint32\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP time-offset オプションは、 協定世界時 (UTC) を基点として、 クライアントのサブネットのオフセットを秒で指定します。 .RE .PP .B option routers \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP routers オプションは、 クライアントのサブネット上にあるルータの IP アドレスのリストを指定します。 ルータは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option time-servers \fIip-address\fR [, \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP time-server オプションは、 クライアントが利用可能な RFC 868 時刻サーバのリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBien116-name-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]; .RS 0.25i .PP ien116-name-servers オプションは、 クライアントが利用可能な IEN 116 ネームサーバのリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBdomain-name-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP domain-name-servers は、クライアントが利用可能な ドメインネームシステム (STD 13, RFC 1035) ネームサーバのリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBlog-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP log-server オプションは、 クライアントが利用可能な MIT-LCS UDP ログサーバのリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBcookie-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP クッキーサーバオプションは、 クライアントが利用可能な RFC 865 クッキーサーバのリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBlpr-servers\fR \fIip-address \fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP LPR サーバオプションは、 クライアントが利用可能な RFC 1179 ラインプリンタサーバのリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBimpress-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP impress-server オプションは、 クライアントが利用可能な Imagen Impress サーバのリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBresource-location-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 クライアントが利用可能な RFC 887 リソースロケーションサーバのリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBhost-name\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントの名前を指定します。 この名前は、 ローカルのドメイン名に適合してもしなくてもかまいせん (domain-name オプションを使用してドメイン名を指定する方が良いです)。 文字集合の制約については RFC 1035 を参照してください。 .RE .PP .B option \fBboot-size\fR \fIuint16\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 クライアント用のデフォルトのブートイメージの長さを、 512 オクテットブロック数で指定します。 .RE .PP .B option \fBmerit-dump\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 クライアントがクラッシュするときに クライアントのコアイメージがダンプされるファイルのパス名を指定します。 パスの書式は、NVT ASCII 文字集合の文字からなる文字列です。 .RE .PP .B option \fBdomain-name\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 ドメインネームシステムを使用してホスト名を解決するときに クライアントが使用すべきドメイン名を指定します。 .RE .PP .B option \fBswap-server\fR \fIip-address\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントのスワップサーバの IP アドレスを指定します。 .RE .PP .B option \fBroot-path\fR \fIstring\fB;\fR\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントのルートディスクが含まれるパス名を指定します。 パスの書式は、NVT ASCII 文字集合の文字からなる文字列です。 .RE .PP .B option \fBip-forwarding\fR \fIflag\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 パケットをフォワードするように、 クライアントが自己の IP 層を設定すべきかを指定します。 値 0 は IP フォワードを無効にし、 値 1 は IP フォワードを有効にすることを意味します。 .RE .PP .B option \fBnon-local-source-routing\fR \fIflag\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 非ローカルな送信元経路指定 (non-local source route) を持つ データグラムをフォワードするように、 クライアントが自己の IP 層を設定すべきかを指定します (本項目については [4] の 3.3.5 節を参照してください)。 値 0 はそのようなデータグラムのフォワードを許可しないことを意味し、 値 1 はフォワード許可を意味します。 .RE .PP .B option \fBpolicy-filter\fR \fIip-address ip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address ip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 非ローカルな送信元経路指定データグラムに対するポリシフィルタを指定します。 フィルタは、IP アドレスとマスクの組のリストからなり、 到着する送信元経路指定データグラム用のフィルタとなる、 宛先/マスクの組を指定します。 .PP 次ホップアドレスがフィルタのいずれにも適合しない送信元経路指定データグラムは、 クライアントが破棄すべきです。 .PP 更なる情報は STD 3 (RFC1122) を参照してください。 .RE .PP .B option \fBmax-dgram-reassembly\fR \fIuint16\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントが再組み立て準備をすべき、 最大データグラムサイズを指定します。 最小の正当値は 576 です。 .\" The minimum value legal value is 576. .\" The minimum legal value is 576. かな (horikawa@jp.freebsd.org 19990404) .RE .PP .B option \fBdefault-ip-ttl\fR \fIuint8;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 クライアントが出力するデータグラムに使用すべき、 デフォルトの生存時間を指定します。 .RE .PP .B option \fBpath-mtu-aging-timeout\fR \fIuint32\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 RFC 1191 で定義される機構で発見されたパス MTU 値のエージングに使用する タイムアウト (秒単位) を指定します。 .RE .PP .B option \fBpath-mtu-plateau-table\fR \fIuint16\fR [\fB,\fR \fIuint16\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、MTU サイズの表を指定します。 この表は、 RFC 1191 で定義される、パス MTU 発見 (Path MTU Discovery) 実施時に使用します。 表の書式は、最小から最大への順の、 16 ビット符号無し整数のリストです。 最小 MTU は 68 以上であることが必要です。 .RE .PP .B option \fBinterface-mtu\fR \fIuint16\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、このインタフェースに対して使用する MTU を指定します。 MTU に対する最小の正当値は 68 です。 .RE .PP .B option \fBall-subnets-local\fR \fIflag\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 クライアントが接続されている IP ネットワークの全サブネットが使用する MTU が、 クライアントが直接接続されているサブネットの MTU と同じであると、 クライアントが仮定して良いかを指定します。 値 1 は、全サブネットは同一の MTU であることを意味します。 値 0 は、直接接続されているネットワークのサブネットには より小さな MTU を持つものがあると、クライアントが仮定すべきことを意味します。 .RE .PP .B option \fBbroadcast-address\fR \fIip-address\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 クライアントのサブネットで使用されているブロードキャストアドレスを指定します。 正当なブロードキャストアドレスの値は、 STD 3 (RFC1122) の 3.2.1.3 節に記述されています。 .RE .PP .B option \fBperform-mask-discovery\fR \fIflag\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 クライアントが ICMP を使用してサブネットマスク発見を実施すべきかを指定します。 値 0 は、クライアントはマスク発見を実施すべきでないことを意味します。 値 1 は、クライアントはマスク発見を実施すべきであることを意味します。 .RE .PP .B option \fBmask-supplier\fR \fIflag\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 ICMP を使用したサブネットマスク要求に対して、 クライアントが応答すべきかを指定します。 値 0 は、クライアントが応答すべきでないことを意味します。 値 1 は、クライアントが応答すべきであることを意味します。 .RE .PP .B option \fBrouter-discovery\fR \fIflag\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 RFC 1256 で定義されるルータ発見 (Router Discovery) 機構を使用して ルータを請求すべきかを指定します。 値 0 は、クライアントはルータ発見を実施すべきでないことを意味します。 値 1 は、クライアントはルータ発見を実施すべきであることを意味します。 .RE .PP .B option \fBrouter-solicitation-address\fR \fIip-address\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 クライアントのルータ請求リクエスト送出先アドレスを指定します。 .RE .PP .B option \fBstatic-routes\fR \fIip-address ip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address ip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 クライアントが経路キャッシュに組み込むべき静的ルータのリストを指定します。 同じ宛先に対して複数のルータを指定すると、 優先度が低くなる順序でリストされます。 .PP 経路は IP アドレスの組のリストからなります。 最初のアドレスは宛先アドレスであり、 2 番目のアドレスは宛先に対するルータのアドレスです。 .PP デフォルト経路 (0.0.0.0) は、静的経路に対しては不正な宛先です。 デフォルト経路を指定するには、 .B routers オプションを使用してください。 .RE .PP .B option \fBtrailer-encapsulation\fR \fIflag\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 ARP プロトコル使用時に、 クライアントがトレイラ使用交渉 (RFC 893 [14]) すべきかを指定します。 値 0 は、クライアントがトレイラ使用を試みるべきでないと意味します。 値 1 は、クライアントがトレイラ使用を試みるべきであると意味します。 .RE .PP .B option \fBarp-cache-timeout\fR \fIuint32\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、ARP キャッシュエントリのタイムアウトを秒単位で指定します。 .RE .PP .B option \fBieee802-3-encapsulation\fR \fIflag\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 インタフェースがイーサネットである場合に、 クライアントがイーサネットバージョン 2 (RFC 894) か、 IEEE 802.3 (RFC 1042) のカプセル化を使用すべきかを指定します。 値 0 は、クライアントは RFC 894 のカプセル化を使用すべきであると意味します。 値 1 は、クライアントは RFC 1042 のカプセル化を使用すべきであると意味します。 .RE .PP .B option \fBdefault-tcp-ttl\fR \fIuint8\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 クライアントが TCP セグメントを送出するときに使用すべき、 デフォルトの TTL を指定します。最小値は 1 です。 .RE .PP .B option \fBtcp-keepalive-interval\fR \fIuint32\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 クライアントの TCP が キープアライブ (keepalive) メッセージを TCP 接続上に送信する前に 待つべき間隔 (秒単位) を指定します。 時間は 32 ビット符号無し整数で指定します。 値 0 は、 アプリケーションが明示的に要求しなければ、 クライアントが接続上にキープアライブメッセージを生成すべきでないことを 意味します。 .RE .PP .B option \fBtcp-keepalive-garbage\fR \fIflag\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、古い実装との互換性のために、ゴミのオクテットと一緒に、 TCP キープアライブメッセージをクライアントが送るべきかを指定します。 値 0 は、ゴミのオクテットを送るべきでないことを意味します。 値 1 は、ゴミのオクテットを送るべきであることを意味します。 .RE .PP .B option \fBnis-domain\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントの NIS (Sun Network Information Services) ドメインを指定します。 ドメインの書式は、NVT ASCII 文字集合の文字からなる文字列です。 .RE .PP .B option \fBnis-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 クライアントが利用可能な NIS サーバの IP アドレスを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBntp-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 クライアントが利用可能な NTP (RFC 1035) サーバの IP アドレスを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBnetbios-name-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP NetBIOS ネームサーバ (NBNS) オプションは、 RFC 1001/1002 の NBNS ネームサーバのリストを、 優先されるものから順に指定します。 現在では、NetBIOS Name Service は WINS と呼ばれることの方が多いです。 netbios-name-servers オプションを使用して、WINS サーバを指定可能です。 .RE .PP .B option \fBnetbios-dd-server\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP NetBIOS データグラム配布サーバ (NBDD) オプションは、 RFC 1001/1002 の NBDD サーバのリストを、 優先されるものから順に指定します。 .RE .PP .B option \fBnetbios-node-type\fR \fIuint8\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP NetBIOS ノードタイプオプションは、 設定可能な NetBIOS オーバ TCP/IP クライアントを、 RFC 1001/1002 に記述されているように設定します。 値は単一のオクテットとして指定され、 クライアントタイプを意味します。 .PP 使用可能なノードタイプは次の通りです: .PP .TP 5 .I 1 B ノード: ブロードキャスト - WINS 無し .TP .I 2 P ノード: ピア - WINS のみ .TP .I 4 M ノード: ミックス - ブロードキャスト後に WINS .TP .I 8 H ノード: ハイブリッド - WINS 後にブロードキャスト .RE .PP .B option .B netbios-scope .I string\fB;\fR .RS 0.25i .PP NetBIOS スコープオプションは、 RFC 1001/1002 に指定されるように、 クライアントの NetBIOS オーバ TCP/IP スコープパラメータを指定します。 文字集合の制約については RFC1001, RFC1002, RFC1035 を参照してください。 .RE .PP .B option \fBfont-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 クライアントが利用可能な X Window System フォントサーバを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBx-display-manager\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 クライアントが利用可能な X Window System Display Manager を実行している システムのリストを指定します。 アドレスは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBdhcp-client-identifier\fR \fIdata-string\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションを使って、ホスト宣言中で DHCP クライアント識別子を 指定することができます。これは、クライアント識別子に対する照合を 用いて、dhcpd がそのホストのレコードを発見できるようにするための ものです。 .RE .B option \fBnisplus-domain\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 クライアントの NIS+ ドメインの名前を指定します。 ドメインの書式は、NVT ASCII 文字集合の文字からなる文字列です。 .RE .B option \fBnisplus-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 クライアントが利用可能な NIS+ サーバを示す IP アドレスのリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBtftp-server-name\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは TFTP サーバを指定し、 クライアントがサポートする場合には \fBserver-name\fR 宣言と同じ効果を持ちます。 BOOTP クライアントは、本オプションをサポートしないでしょう。 DHCP クライアントによってはサポートしているものがあり、 実際必須としているものがあります。 .RE .PP .B option \fBbootfile-name\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、ブートストラップファイルを指定するために使用します。 クライアントにサポートされている場合、 \fBfilename\fR 宣言と同じ効果を持ちます。 DHCP クライアントによってはサポートするものがあり、 実際必須としているものがあります。 .RE .PP .B option \fBmobile-ip-home-agent\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、 クライアントが利用可能なモバイル IP ホームエージェントの IP アドレスのリストを 指定します。 エージェントは、優先されるものから順にリストしてください。 ただし、通常はエージェントは 1 つでしょう。 .RE .PP .B option \fBsmtp-server\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP SMTP サーバオプションは、 クライアントが利用可能な SMTP サーバのリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBpop-server\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP POP3 サーバオプションは、クライアントが利用可能な POP3 のリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBnntp-server\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP NNTP サーバオプションは、クライアントが利用可能な NNTP のリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBwww-server\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP WWW サーバオプションは、クライアントが利用可能な WWW のリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBfinger-server\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP Finger サーバオプションは、 クライアントが利用可能な Finger のリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBirc-server\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP IRC サーバオプションは、クライアントが利用可能な IRC のリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBstreettalk-server\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP StreetTalk サーバオプションは、 クライアントが利用可能な StreetTalk のリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBstreetalk-directory-assistance-server\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP StreetTalk Directory Assistance (STDA) サーバオプションは、 クライアントが利用可能な STDA のリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .SH 関連項目 dhcpd.conf(5), dhcpd.leases(5), dhclient.conf(5), dhcpd(8), dhclient(8), RFC2132, RFC2131 .SH 作者 .B dhcpd(8) は、Vixie Labs との契約のもとで、Ted Lemon が記述しました。 本プロジェクトの資金は、Internet Software Corporation が提供しました。 Internet Software Consortium に関する情報は、 .B http://www.isc.org/isc にあります。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/rc.conf.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/rc.conf.5 index 97c5f74dcf..104f6b6729 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/rc.conf.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/rc.conf.5 @@ -1,1129 +1,1132 @@ .\" Copyright (c) 1995 .\" Jordan K. Hubbard .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %FreeBSD: src/share/man/man5/rc.conf.5,v 1.27.2.11 1999/08/29 16:46:49 peter Exp % +.\" %FreeBSD: src/share/man/man5/rc.conf.5,v 1.27.2.12 1999/09/02 18:09:11 obrien Exp % .\" .\" jpman %Id: rc.conf.5,v 1.3 1998/06/26 09:39:58 jsakai Stab % .\" .Dd April 26, 1997 .Dt RC.CONF 5 .Os FreeBSD 2.2.2 .Sh 名称 .Nm rc.conf .Nd システム設定情報 .Sh 解説 .Nm rc.conf ファイルはローカルホスト名、全ての潜在的なネットワークインタフェースに 関する設定の詳細、システムの初期起動時に立ち上げるべき サービスに関する記述可能な情報を含んできます。初めてインストールする際に は、一般に .Nm rc.conf ファイルはシステムインストールユーティリティ .Pa /stand/sysinstall によって初期化されます。 .Pp .Nm rc.conf の目的は、 コマンドの実行やシステム起動操作を直接行うことではありません。 それに代わり、 そこに見出される設定にしたがって内部操作を条件付きで制御する .Pa /etc 下のいろいろな類の起動スクリプトの一部をなしています。 .Pp .Pa /etc/rc.conf ファイルは、 使用可能な全オプションのデフォルト設定を指定するファイル .Pa /etc/defaults/rc.conf からインクルードされます。 オプションを .Pa /etc/rc.conf に指定する必要があるのは、 システム管理者がこれらのデフォルトを上書きしたい場合だけです。 ファイル .Pa /etc/rc.conf.local は、 .Pa /etc/rc.conf の設定を上書きするために使用されます。これは歴史的事情のためです。 後述の .Dq rc_conf_files を参照してください。 .Pp 以下に示すのは .Nm ファイル中で設定可能な各変数について、 その名前と簡単な解説をリストしたものです。 .Bl -tag -width Ar .It Ar swapfile (文字列) .Ar NO にセットすると スワップファイルはインストールされません。 .Ar NO 以外の場合、その値は追加スワップ領域のために利用するファイルの 完全パス名として用いられます。 .It Ar apm_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると .Xr apm 8 コマンドでの自動電源管理 (Automatic Power Management) のサポートを有効に します。 .It Ar apmd_enable (ブール値) .Xr apmd 8 を実行し、ユーザランドから APM イベントを扱います。 APM サポートも有効にします。 .It Ar apmd_flags (文字列) .Ar apmd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr apmd 8 デーモンに渡すフラグになります。 .It Ar pccard_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると起動時に PCCARD のサポートを有効にします。 .It Ar pccard_mem (文字列) PCCARD コントローラメモリアドレスをセットします。 .Ar DEFAULT とするとデフォルト値になります。 .It Ar pccard_ifconfig (文字列) 挿入または起動時に動的に ifconfig されるべきイーサネットデバイス のリストです。 (例 .Ar "ed0 ed1 ep0 ..." ) .It Ar pccardd_flags (文字列) .Ar pccard_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr pccardd 8 デーモンに渡すフラグになります。 .It Ar local_startup (文字列) 起動スクリプトファイルを検索するためのディレクトリのリストです。 .It Ar local_periodic (文字列) 定期的に実行するスクリプトを検索するディレクトリのリストです (3.0 のみ)。 .It Ar hostname (文字列) ネットワーク上でのあなたのホストの完全な形のドメイン名 (The Fully Qualified Domain Name) です。あなたがネットワークに接続されていない 場合でも、この変数は確実に何か意味のあるものに設定すべきです。 +ホスト名を DHCP を介して設定するために +.Xr dhclient 8 +を使用している場合、この変数は空文字列に設定すべきです。 .It Ar nisdomainname (文字列) あなたのホストの NIS ドメイン名。NIS が動いてないときは .Ar NO とします。 .It Ar firewall_enable (ブール値) 起動時にロードされるファイアウォール規則を持ちたくないときには .Ar NO 、持ちたいときには .Ar YES をセットします。 .Ar YES にセットし、かつカーネルが IPFIREWALL 付きで作られなかった場合、 ipfw カーネルモジュールがロードされます。 .It Ar firewall_type (文字列) .Pa /etc/rc.firewall 中で選択されたファイアウォールのタイプまたはローカルファイアウォール規則 の組を含むファイルを名付けます。 .Pa /etc/rc.firewall 中では以下のものが選択可能です: ``open''- 無制限の IP アクセス; ``closed''- lo0 経由を除く全ての IP サービスを禁止; ``client''- ワークステーション向けの基本的な保護; ``simple''- LAN 向けの基本的な保護。 ファイル名が指定される場合には完全なパス名でなければなりません。 .It Ar firewall_quiet (ブール値) .Ar YES にセットすると起動時にコンソール上で ipfw 規則の表示を行ないません。 .It Ar natd_program (文字列) .Xr natd 8 のパス。 .It Ar natd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると natd を有効にします。 .Ar firewall_enable もまた .Ar YES にセットされ、 .Xr divert 4 ソケットがカーネルで有効にされている必要があります。 .It Ar natd_interface natd が実行されるパブリックインタフェースの名前です。 .Ar natd_enable が .Ar YES にセットされている場合には、これを設定する必要があります。 インタフェースの指定は、インタフェース名でも IP アドレスでもかまいません。 .It Ar natd_flags 追加の natd フラグはここに記述する必要があります。 .Fl n または .Fl a のフラグは上記 .Ar natd_interface とともに自動的に引数として追加されます。 .It Ar tcp_extensions (ブール値) デフォルトでは .Ar YES です。これは RFC 1323 や 1644 で述べられているような ある TCP オプションを有効にします。 もしネットワークコネクションが不規則にハングアップしたり、 それに類する他の不具合がある場合には、これを .Ar NO にセットして様子をみてみるのもよいかもしれません。世間に出回っている ハードウェア/ソフトウェアの中には、これらのオプションでうまく動作しない ものがあることが知られています。 .It Ar network_interfaces (文字列) このホスト上で形成されるネットワークインタフェースのリストを 設定します。 たとえば、ループバックデバイス (標準) および SMC Elite Ultra NIC があるなら .Qq Ar "lo0 ed0" という 2 つのインタフェースを設定します。 .Em interface の各値に対して .No ifconfig_ Ns Em interface という変数が存在すると仮定されます。 1 つのインタフェースに複数の IP アドレスを登録したい場合は、 ここに IP エイリアスのエントリを追加することも可能です。 対象とするインタフェースが ed0 であると仮定すると、 .Bd -literal ifconfig_ed0_alias0="inet 127.0.0.253 netmask 0xffffffff" ifconfig_ed0_alias1="inet 127.0.0.254 netmask 0xffffffff" .Ed というようになります。 見つかった各 ifconfig__alias エントリについて、 その内容が .Xr ifconfig 8 に渡されます。最初にアクセスに失敗した時点で実行は中止されるので .Bd -literal ifconfig_ed0_alias0="inet 127.0.0.251 netmask 0xffffffff" ifconfig_ed0_alias1="inet 127.0.0.252 netmask 0xffffffff" ifconfig_ed0_alias2="inet 127.0.0.253 netmask 0xffffffff" ifconfig_ed0_alias4="inet 127.0.0.254 netmask 0xffffffff" .Ed のようにすると、alias4 は追加され\fB ない\fR ことに注意してください。これは alias3 エントリを抜かしたことで検索が中止されるからです。 .It Ar ppp_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、 .Xr ppp 8 デーモンを実行します。 .It Ar ppp_mode (文字列) .Xr ppp 8 デーモンを実行するモードです。受け付けられるモードは .Ar auto , ddial , direct , .Ar dedicated のいずれかです。 完全な解説はマニュアルを参照してください。 .It Ar ppp_nat (ブール値) .Ar YES にセットすると、パケットエイリアスを有効にします。 .Ar gateway_enable と共に使用することにより、 本ホストをネットワークアドレス変換ルータとして使用して、 プライベートネットワークアドレスのホストからの インターネットへのアクセスを可能にします。 .It Ar ppp_profile (文字列) .Ar /etc/ppp/ppp.conf から使用するプロファイル名です。 .It Ar rc_conf_files (文字列) 本オプションは、 .Pa /etc/defaults/rc.conf の設定を上書きするファイルのリストを指定するために使用されます。 ファイルは指定された順序に読み込まれ、 ファイルへの完全なパスを含む必要があります。 デフォルトでは、指定されるファイルは .Pa /etc/rc.conf と .Pa /etc/rc.conf.local です。 .It Ar syslogd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると .Xr syslogd 8 デーモンを起動します。 .It Ar syslogd_flags (文字列) .Ar syslogd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr syslogd 8 に渡すフラグになります。 .It Ar inetd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると .Xr inetd 8 デーモンを起動します。 .It Ar inetd_flags (文字列) .Ar inetd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr inetd 8 へ渡すフラグとなります。 .It Ar named_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると .Xr named 8 デーモンを起動します。 .It Ar named_program (文字列) .Xr named 8 のパス (デフォルトは .Pa /usr/sbin/named です)。 .It Ar named_flags (文字列) .Ar named_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr named 8 に渡すフラグとなります。 .It Ar kerberos_server_enable (ブール値) ブート時に Kerberos 認証サーバを起動したい場合は .Ar YES にセットします。 .It Ar kadmind_server_enable .Xr kadmind 8 (Kerberos 管理デーモン) を実行したい場合は .Ar YES とします。スレーブサーバ上では .Ar NO にセットします。 .It Ar kerberos_stash (文字列) .Ar YES なら (唯一 .Ar kerberos_server_enable が .Ar YES にセットされ、かつ .Xr kerberos 1 および .Xr kadmind 8 の両方を用いるときにのみ) 隠されたマスタキーのプロンプト入力を行なう代りに、 そのキーを用いるよう Kerberos サーバに指示します。 .It Ar rwhod_enable (ブール値) .Ar YES にセットするとブート時に .Xr rwhod 8 デーモンを起動します。 .It Ar rwhod_flags (文字列) .Ar rwhod_enable が .Ar YES にセットされている場合、これらは rwhod に渡すフラグになります。 .It Ar amd_enable (ブール値) .Ar YES にセットするとブート時に .Xr amd 8 デーモンを起動します。 .It Ar amd_flags (文字列) .Ar amd_enable が .Ar YES にセットされている場合、これらは amd に渡すフラグとなります。 詳しくは\fBinfo amd\fR コマンドを利用してください。 .It Ar update_motd (ブール値) .Ar YES にセットするとブート時に実行されているカーネルリリースを反映するように .Nm /etc/motd を更新します。 .Ar NO にセットすると .Nm は更新を行いません。 .It Ar nfs_client_enable (ブール値) .Ar YES にセットするとブート時に NFS クライアントデーモンを起動します。 .It Ar nfs_client_flags (文字列) .Ar nfs_client_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr nfsiod 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar nfs_access_cache .Ar nfs_client_enable が .Ar YES の場合、この変数に .Ar 0 をセットして NFS ACCESS RPC キャッシングを無効化することができますし、 NFS ACCESS 結果がキャッシュされる秒数を指定することもできます。 2-10 秒の値を設定すると、 多くの NFS 操作のネットワークトラフィックを十分減らします。 .It Ar nfs_server_enable (ブール値) .Ar YES にセットするとブート時に NFS サーバデーモンを起動します。 .It Ar nfs_server_flags (文字列) .Ar nfs_server_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr nfsd 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar weak_mountd_authentication (ブール値) .Ar YES にセットすると、権限付けられていないマウント要求を行なうために \fBPCNFSD\fR のようなサービスを許可します。 .It Ar nfs_reserved_port_only (ブール値) .Ar YES にセットすると、安全なポート上でのみ NFS サービスを提供します。 .It Ar rcp_lockd_enable (ブール値) この変数が .Ar YES にセットされ、しかも NFS サーバである場合、ブート時に .Xr rpc.lockd 8 を起動します。 .It Ar rcp_statd_enable (ブール値) この変数が .Ar YES にセットされ、しかも NFS サーバである場合、ブート時に .Xr rpc.statd 8 を起動します。 .It Ar portmap_program (文字列) .Xr portmap 8 のパス (デフォルトは .Pa /usr/sbin/portmap です)。 .It Ar portmap_enable (ブール値) .Ar YES の場合、ブート時に .Xr portmap 8 サービスを起動します。 .It Ar portmap_flags (文字列) .Ar portmap_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr portmap 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar xtend_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、ブート時に .Xr xtend 8 デーモンを起動します。 .It Ar xtend_flags (文字列) .Ar xtend_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr xtend 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar timed_enable (ブール値) .Ar YES なら、ブート時に .Xr timed 8 サービスを実行します。このコマンドは、全ホストについて一貫した .Qq "ネットワーク時間" が確立されなければならないマシンネットワークのためにあります。 これが有用である典型例は、 ファイルのタイムスタンプがネットワークワイドで一貫性をもつことが 期待されるような、大規模 NFS 環境です。 .It Ar timed_flags (文字列) .Ar timed_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr timed 8 サービスに渡すフラグとなります。 .It Ar ntpdate_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムスタートアップ時に ntpdate を実行します。 このコマンドは、ある標準的な参照先を元に、ただ .Ar 1 回 だけシステム時刻を同期させるためにあります。 また、システムを最初にインストールする際、 これを (知られているサービスのリストから) 最初にセットアップするオプションが .Pa /stand/sysinstall プログラムによって提供されます。 .It Ar ntpdate_program (文字列) .Xr ntpdate 8 のパス (デフォルトは .Pa /usr/sbin/ntpdate です)。 .It Ar ntpdate_flags (文字列) .Ar ntpdate_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr ntpdate 8 コマンドに渡すフラグとなります (典型的にはホスト名)。 .It Ar xntpd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、ブート時に .Xr xntpd 8 コマンドが起動されます。 .It Ar xntpd_program (文字列) .Xr xntpd 8 のパス (デフォルトは .Pa /usr/sbin/xntpd です)。 .It Ar xntpd_flags (文字列) .Ar xntpd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr xntpd 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar nis_client_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr ypbind 8 サービスを起動します。 .It Ar nis_client_flags (文字列) .Ar nis_client_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr ypbind 8 サービスに渡すフラグとなります。 .It Ar nis_ypset_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr ypset 8 デーモンを起動します。 .It Ar nis_ypset_flags (文字列) .Ar nis_ypset_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr ypset 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar nis_server_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr ypserv 8 デーモンを起動します。 .It Ar nis_server_flags (文字列) .Ar nis_server_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr ypserv 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar nis_ypxfrd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr ypxfrd 8 デーモンを起動します。 .It Ar nis_ypxfrd_flags (文字列) .Ar nis_ypxfrd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr ypxfrd 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar nis_yppasswdd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr yppasswdd 8 デーモンを起動します。 .It Ar nis_yppasswdd_flags (文字列) .Ar nis_yppasswdd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr yppasswdd 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar defaultrouter (文字列) .Ar NO をセットしないと、このホスト名または IP アドレスへのデフォルトルートを 作成します (このルータがネームサーバへたどりつく必要がある 場合は IPアドレスを使用すること!)。 .It Ar static_routes (文字列) システムブート時に追加したいスタティックルートのリストを セットします。 .Ar NO 以外をセットした場合、その値を空白で区切った各要素について、 各 .Em element 毎に変数 .No route_ Ns em element が存在すると仮定され、その後、``route add'' 操作に渡されます。 .It Ar gateway_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、IP ルータとして動作する、 たとえばインタフェース間でパケットをフォワードするように ホストを設定します。 .It Ar router_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、 .Ar router および .Ar router_flags の設定に基づいて、ある種のルーティングデーモンを実行します。 .It Ar router (文字列) .Ar router_enable が .Ar YES にセットされると、これが使用するルーティングデーモン名になります。 .It Ar router_flags (文字列) .Ar router_enable が .Ar YES にセットされると、これらがルーティングデーモンへ渡すフラグとなります。 .It Ar mrouted_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、マルチキャストルーティングデーモン .Xr mrouted 8 を起動します。 .It Ar mrouted_flags (文字列) .Ar mrouted_enable が .Ar YES の場合、これらはマルチキャストルーティングデーモンへ渡すフラグとなります。 .It Ar ipxgateway_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、IPX トラフィックのルーティングを有効にします。 .It Ar ipxrouted_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、ブート時に .Xr IPXrouted 8 デーモンを起動します。 .It Ar ipxrouted_flags (文字列) .Ar ipxrouted_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr IPXrouted 8 デーモンへ渡すフラグとなります。 .It Ar arpproxy_all .Ar YES にセットするとグローバルプロキシ ARP を有効にします。 .It Ar forward_sourceroute これが .Ar YES にセットされ、更に .Ar gateway_enable もまた .Ar YES にセットされている場合、 送信元が経路指定したパケット (source routed packets) はフォワードされます。 .It Ar accept_sourceroute .Ar YES にセットすると、 システムは自分宛の送信元経路指定パケットを受け付けます。 .It Ar rarpd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr rarpd 8 デーモンを起動します。 .It Ar rarpd_flags (文字列) .Ar rarpd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr rarpd 8 デーモンへ渡すフラグとなります。 .It Ar atm_enable (ブール値) .Ar YES システムブート時に ATM インタフェースの設定を有効にします。 次に説明する ATM 関連の変数に関し、 利用可能なコマンドパラメータの更なる詳細については、 .Xr atm 8 のマニュアルページを参照してください。 更なる詳細な設定情報に関しては、 .Pa /usr/share/examples/atm 中のファイルも参照してください。 .It Ar atm_netif_ (文字列) ATM 物理インタフェース .Va に対し、本変数は、 作成すべき ATM ネットワークインタフェースの 名前プレフィックスと数字を指定します。 値はコマンド .Dq atm set netif Va のパラメータとして渡されます。 .It Ar atm_sigmgr_ (文字列) ATM 物理インタフェース .Va に対し、本変数は使用すべき ATM シグナリングマネージャを定義します。 値はコマンド .Dq atm attach Va のパラメータとして渡されます。 .It Ar atm_prefix_ (文字列) ATM 物理インタフェース .Va に対し、本変数は、 UNI シグナリングマネージャを使用するインタフェースの NSAP プレフィックスを定義します。 .Em ILMI に設定すると、プレフィックスは自動的に .Xr ilmid 8 デーモンを介して設定されます。 そうでない場合、値はコマンド .Dq atm set prefix Va のパラメータとして渡されます。 .It Ar atm_macaddr_ (文字列) ATM 物理インタフェース .Va に対し、本変数は、 UNI シグナリングマネージャを使用するインタフェースの MAC アドレスを定義します。 .Em NO に設定すると、ATM インタフェースカードに格納されている ハードウェア MAC アドレスが使用されます。 そうでない場合、値はコマンド .Dq atm set mac Va のパラメータとして渡されます。 .It Ar atm_arpserver_ (文字列) ATM 物理インタフェース .Va に対し、本変数は、ATMARP サービスを提供するホストの ATM アドレスを定義します。 本変数は、UNI シグナリングマネージャを使用するインタフェースにおいてのみ 利用可能です。 .Em local に設定すると、本ホストが ATMARP サーバになります。 値はコマンド .Dq atm set arpserver Va のパラメータとして渡されます。 .It Ar atm_scsparp_ (ブール値) .Em YES に設定すると、ネットワークインタフェース .Va に対する SCSP/ATMARP サービスが、 .Xr scspd 8 および .Xr atmarpd 8 を使用して開始されます。 本変数は .So .No atm_arpserver_ Ns Va .No Ns = Ns Qq local .Sc が定義されている場合にのみ利用可能です。 .It Ar atm_pvcs (文字列) システムブート時に追加したい ATM PVC のリストを設定します。 値中で空白で区切られた .Em element ごとに、変数 .No atm_pvc_ Ns Em element が存在するものと仮定されます。これらの変数の値がコマンド .Dq atm add pvc のパラメータとして渡されます。 .It Ar atm_arps (文字列) システムブート時に追加したい、 永続的な ATM ARP エントリのリストを設定します。 値中で空白で区切られた .Em element ごとに、変数 .No atm_arp_ Ns Em element が存在するものと仮定されます。これらの変数の値がコマンド .Dq atm add arp のパラメータとして渡されます。 .It Ar keymap (文字列) .Ar NO にセットするとキーマップはインストールされません。それ以外の場合、 ここで指定した .Ar value がキーマップファイル .Pa /usr/share/syscons/keymaps/.kbd をインストールするのに用いられます。 .It Ar keyrate (文字列) キーボードのリピートスピードです。以下のいずれかにセットします。 .Ar slow , .Ar normal , .Ar fast デフォルト値を希望する場合は .Ar NO とします。 .It Ar keychange (文字列) .Ar NO 以外にセットすると、その値でファンクションキーをプログラムしようとします。 指定できる値は単一の文字列で, .Qq Ar " [ ]..." という形式でないといけません。 .It Ar cursor (文字列) カーソルの動作を明示的に指定する場合は .Ar normal , .Ar blink , .Ar destructive のいずれかの値にセットします。デフォルト動作を選ぶには .Ar NO とします。 .It Ar scrnmap (文字列) .Ar NO にセットすると、スクリーンマップはインストールされません。 それ以外の場合には、ここで指定した .Ar value がスクリーンマップファイル .Pa /usr/share/syscons/scrnmaps/ をインストールするのに用いられます。 .It Ar font8x16 (文字列) .Ar NO にセットするとスクリーンサイズの要求に対しデフォルトの 8x16 フォント値が 用いられます。それ以外の場合は .Pa /usr/share/syscons/fonts/ の値が用いられます。 .It Ar font8x14 (文字列) .Ar NO にセットするとスクリーンサイズの要求に対しデフォルトの 8x14 フォント値が 用いられます。それ以外の場合は .Pa /usr/share/syscons/fonts/ の値が用いられます。 .It Ar font8x8 (文字列) .Ar NO にセットすると、スクリーンサイズの要求に対しデフォルトの 8x8 フォント値が 用いられます。それ以外の場合は .Pa /usr/share/syscons/fonts/ の値が用いられます。 .It Ar blanktime (整数) .Ar NO にセットすると、デフォルトのスクリーンブランク時間間隔が用いられます。 それ以外の場合は .Ar value 秒にセットされます。 .It Ar saver (文字列) .Ar NO 以外にセットすると、これが実際に使用する スクリーンセーバ (ブランク, 蛇, デーモンなど) となります。 .It Ar moused_enable (文字列) .Ar YES にセットすると、コンソール上でのカット/ペーストセレクション用に .Xr moused 8 デーモンが起動されます。 .It Ar moused_type (文字列) 利用したいマウスのプロトコルのタイプ。 .Ar moused_enable が .Ar YES の場合、この変数は必ず設定しなければなりません。 多くの場合、 .Xr moused 8 デーモンは適切なマウスタイプを自動的に検出することができます。 デーモンにマウスを検出させるには、この変数を .Ar auto にセットします。 自動検出が失敗する場合、以下のリストから 1 つを選びます。 .Pp マウスが PS/2 マウスポートに接続されている場合、 .Ar auto か .Ar ps/2 を常に指定する必要があります。マウスのブランドやモデルには無関係です。 同様に、マウスがバスマウスポートに接続されている場合、 .Ar auto か .Ar busmouse を選択してください。 他のプロトコルはシリアルマウス用であり、 PS/2 マウスおよびバスマウスでは動作しません。 .Bd -literal microsoft Microsoft マウス (シリアル) intellimouse Microsoft IntelliMouse (シリアル) mousesystems Mouse system 社製のマウス (シリアル) mmseries MM シリーズのマウス (シリアル) logitech Logitech 製のマウス (シリアル) busmouse バスマウス mouseman Logitech の MouseMan および TrackMan (シリアル) glidepoint ALPS 製の GlidePoint (シリアル) thinkingmouse Kensignton 製の ThinkingMouse (シリアル) ps/2 PS/2 マウス mmhittab MM の HitTablet (シリアル) x10mouseremote X10 MouseRemote (シリアル) versapad Interlink VersaPad (シリアル) .Ed お使いのマウスが上記のリストにない場合でも、 リスト中のいずれかと互換性があるかも知れません。 互換性に関する情報については .Xr moused 8 のマニュアルページを参照してください。 .Pp また、 この変数が有効であるときは、(Xサーバのような) 他の全てのマウスクライアントは 仮想マウスデバイス .Pa /dev/sysmouse を通してマウスにアクセスし、 それを sysmouse タイプのマウスとして構成すべきであると いうことにも注意すべきです。これは、 .Xr moused 8 使用時は、全てのマウスデータがこの単一の標準フォーマットに変換されるためです。 クライアントプログラムが sysmouse タイプを サポートしないなら次に望ましいタイプとして mousesystems を指定してください。 .It Ar moused_port (文字列) .Ar moused_enable が .Ar YES の場合、これはマウスが接続されている実際のポートになります。 たとえば、COM1 シリアルマウスに対しては .Pa /dev/cuaa0 、PS/2 マウスに対しては .Pa /dev/psm0 、バスマウスに対しては .Pa /dev/mse0 となります。 .It Ar moused_flags (文字列) .Ar moused_type がセットされている場合、これらは .Xr moused 8 デーモンに渡す追加のフラグとなります。 .It Ar cron_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr cron 8 デーモンを起動します。 .It Ar lpd_program (文字列) .Xr lpd 8 のパス (デフォルトは .Pa /usr/sbin/lpd です)。 .It Ar lpd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr lpd 8 デーモンを起動します。 .It Ar lpd_flags (文字列) .Ar lpd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr lpd 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar sendmail_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr sendmail 8 デーモンを起動します。 .It Ar sendmail_flags (文字列) .Ar sendmail_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr sendmail 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar savecore_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、クラッシュ後システムが復旧するとき、デバッグ用にカーネル のクラッシュダンプを保存します。クラッシュイメージは通常 .Pa /var/crash ディレクトリに格納されます。 .It Ar dumpdev (文字列) .Ar NO にセットしないと、カーネルクラッシュダンプ出力先を .Em value で指定したスワップデバイスに向けます。 .It Ar check_quotas (ブール値) .Xr quotacheck 8 コマンドによってユーザディスクのクォータチェックを有効にしたいなら、 .Ar YES にセットします。 .It Ar accounting_enable (ブール値) .Xr accton 8 ファシリティでシステムアカウンティングを有効にしたいなら .Ar YES にセットします。 .It Ar ibcs2_enable (ブール値) システム初期ブート時に iBCS2 (SCO) バイナリエミュレーションを有効にしたいなら .Ar YES にセットします。 .It Ar linux_enable (ブール値) システムブート時に Linux/ELF バイナリエミュレーションを有効にしたいなら .Ar YES にセットします。 .It Ar rand_irqs (文字列) 乱数生成用に監視する IRQ のリストをセットします ( .Xr rndcontrol 8 のマニュアル参照)。 .It Ar clear_tmp_enable (ブール値) 起動時に .Pa /tmp 下を消去したいなら .Ar YES をセットします。 .It Ar ldconfig_paths (文字列) .Xr ldconfig 8 で使用する共有ライブラリのパスのリストをセットします。注意: .Pa /usr/lib は常に先頭に追加されるので、このリストに指定する必要はありません。 .It Ar kern_securelevel_enable (ブール値) カーネルのセキュリティレベルをシステムスタートアップ時に設定したい場合に、 .Ar YES にセットします。 .It Ar kern_securelevel (整数) スタートアップ時にセットされるカーネルセキュリティレベルです。 .Ar 値 として許される範囲は -1 (コンパイル時のデフォルト) から 3 (最も安全) です。 利用可能なセキュリティレベルとシステム操作への影響については、 .Xr init 8 を参照してください。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/defaults/rc.conf -compact .It Pa /etc/defaults/rc.conf .El .Pp .Bl -tag -width /etc/rc.conf -compact .It Pa /etc/rc.conf .El .Pp .Bl -tag -width /etc/rc.conf.local -compact .It Pa /etc/rc.conf.local .El .Sh 関連項目 .Xr gdb 1 , .Xr info 1 , .Xr exports 5 , .Xr motd 5 , .Xr accton 8 , .Xr amd 8 , .Xr apm 8 , .Xr atm 8 , .Xr cron 8 , .Xr gated 8 , .Xr ifconfig 8 , .Xr inetd 8 , .Xr lpd 8 , .Xr moused 8 , .Xr mrouted 8 , .Xr named 8 , .Xr nfsd 8 , .Xr nfsiod 8 , .Xr ntpdate 8 , .Xr pcnfsd 8 , .Xr portmap 8 , .Xr quotacheck 8 , .Xr rc 8 , .Xr rndcontrol 8 , .Xr route 8 , .Xr routed 8 , .Xr rpc.lockd 8 , .Xr rpc.statd 8 , .Xr rwhod 8 , .Xr sendmail 8 , .Xr sysctl 8 , .Xr syslogd 8 , .Xr swapon 8 , .Xr tickadj 8 , .Xr timed 8 , .Xr vnconfig 8 , .Xr xntpd 8 , .Xr xtend 8 , .Xr ypbind 8 , .Xr ypserv 8 , .Xr ypset 8 .Sh 歴史 .Nm ファイルは .Fx 2.2.2 で登場しました。 .Sh 作者 .An Jordan K. Hubbard . diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man7/groff_msafer.7 b/ja_JP.eucJP/man/man7/groff_msafer.7 index e068dbfe08..8a4798b25e 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man7/groff_msafer.7 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man7/groff_msafer.7 @@ -1,58 +1,58 @@ .ig \"-*- nroff -*- Copyright (C) 1989-1995 Free Software Foundation, Inc. Permission is granted to make and distribute verbatim copies of this manual provided the copyright notice and this permission notice are preserved on all copies. Permission is granted to copy and distribute modified versions of this manual under the conditions for verbatim copying, provided that the entire resulting derived work is distributed under the terms of a permission notice identical to this one. Permission is granted to copy and distribute translations of this manual into another language, under the above conditions for modified versions, except that this permission notice may be included in translations approved by the Free Software Foundation instead of in the original English. .. -.\" Original Revision: +.\" Original Revision: 1.1.1.1 .\" jpman %Id: groff_msafer.7,v 1.3 1999/08/27 02:06:47 yt-kage Stab % .TH MSAFER 7 "7 September 1996" "Groff Version 1.11" .SH 名称 msafer \- groff -msafer マクロ .SH 書式 .B groff .B \-msafer [ .IR options .\|.\|. ] [ .IR files .\|.\|. ] .SH 解説 マクロ -msafer は、リクエスト .BR open , .BR opena , .BR pso , .BR sy , .B pi を除去します。 信頼できない入手元からのソースを処理するときには、 本マクロを使用すべきです。 安全性を最大限に高めるには、 本マクロは、コマンドオプションにおける最初の -m オプションであるべきです。 通常、本マクロは groff の .B \-S オプションを使用して起動されます。 本オプションは、 .B pic に対しても .B \-S フラグを渡します。 .SH 関連ファイル .B /usr/share/tmac/tmac.safer .SH 関連項目 .BR groff (1), .BR troff (1), .BR pic (1) diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/fdcontrol.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/fdcontrol.8 index b5f59802dd..a5d1459d22 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/fdcontrol.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/fdcontrol.8 @@ -1,105 +1,105 @@ .\" .\" Copyright (C) 1994 by Joerg Wunsch, Dresden .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR(S) ``AS IS'' AND ANY .\" EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR .\" PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR(S) BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR .\" CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT .\" OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR .\" BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF .\" LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE .\" USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH .\" DAMAGE. .\" -.\" Original Revision: 1.4 +.\" Original Revision: 1.5 .\" jpman %Id: fdcontrol.8,v 1.3 1997/08/16 13:14:53 horikawa Stab % .Dd May 22, 1994 .Os .Dt FDCONTROL 8 .Sh 名称 .Nm fdcontrol .Nd フロッピディスクパラメータの変更 .Sh 書式 .Nm fdcontrol .Op Fl d Ar 0|1 .Ar device .Nm fdcontrol .Op Fl s .Ar device .Sh 解説 .Nm fdcontrol は .Ar device で指定したフロッピディスクデバイスの実行時の振る舞いを変更します。 .Ar device はキャラクタデバイスでなければなりません。 .Pp 現在のところ .Nm fdcontrol では、 フロッピディスクドライブのデバイスパラメータの指定 .Po .Fl s , これがデフォルトモードでもあります .Pc や、フロッピドライバが .Em DEBUG オプション付きでカーネルに組み込まれている場合には ドライバのデバッグレベルの変更 .Pq Fl d を行なうことができます。 .Pp これらの操作は他に悪影響を及ぼす可能性があるため、 この中で行なわれる .Xr ioctl 2 コマンドの実行はスーパユーザに限定されています。 .Pp 新しいパラメータ指定を要求すると、 .Nm は調整可能な各パラメータをユーザに問い合わせてきます。 これらは現在使われている値がデフォルト値となっています。 .Sh 診断 内部で呼び出される .Xr ioctl 2 のエラーコードが .Xr perror 3 によって表示されます。 .Sh バグ .Nm コマンドは現在開発途上です。 ユーザインタフェースはややお粗末で、将来は変更される可能性があります。 コマンドラインから何でも変更できるようなオプション整備も必要でしょう。 .Pp 現実のドライバはデバッグレベルとして .Pq 0 and 1 しかサポートしていません。 デバッグレベル 1 にすると非常に多量の出力を生成するので、 よく注意して使わないと syslog をあふれさせかねません。 .Sh 関連項目 .Xr ioctl 2 , .Xr perror 3 , .Xr fdc 4 .Sh 歴史 .Nm fdcontrol は現在開発途上です。 そのユーザインタフェースと全体機能は、 将来改良あるいは変更される可能性があります。 .Sh 作者 本プログラムは .if n Joerg Wunsch, .if t J\(:org Wunsch, Dresden から寄贈されました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_msdos.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_msdos.8 index 0b95f6a01f..2123742f9d 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_msdos.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_msdos.8 @@ -1,214 +1,221 @@ .\" $NetBSD: mount_msdos.8,v 1.13 1998/02/06 05:57:00 perry Exp $ .\" .\" Copyright (c) 1993,1994 Christopher G. Demetriou .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgment: .\" This product includes software developed by Christopher G. Demetriou. .\" 3. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. .\" IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, .\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT .\" NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, .\" DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY .\" THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" -.\" %FreeBSD: src/sbin/i386/mount_msdos/mount_msdos.8,v 1.15.2.1 1999/08/29 15:13:34 peter Exp % +.\" %FreeBSD: src/sbin/i386/mount_msdos/mount_msdos.8,v 1.15.2.2 1999/09/03 08:53:58 jkh Exp % .\" jpman %Id: mount_msdos.8,v 1.3 1997/09/08 01:55:26 seki Stab % .\" .Dd April 7, 1994 .Dt MOUNT_MSDOS 8 .Os .Sh 名称 .Nm mount_msdos .Nd MS-DOS ファイルシステムをマウントする .Sh 書式 .Nm mount_msdos .Op Fl o Ar options .Op Fl u Ar uid .Op Fl g Ar gid .Op Fl m Ar mask .Op Fl s .Op Fl l .Op Fl 9 .\".Op Fl G .Op Fl L Ar locale .Op Fl W Ar table .Pa special .Pa node .Sh 解説 .Nm コマンドは、デバイス名 .Pa special 上の MS-DOS ファイルシステムを、 グローバルファイルシステムの名前空間の .Pa node の示す位置に接続します。 通常このコマンドは、ブート時に .Xr mount 8 によって実行されますが、 任意のユーザが、 自分の所有する任意のディレクトリに MS-DOS ファイルシステムをマウントするために使うこともできます。 (もちろん、 そのファイルシステムを含むデバイスに対して 適切なアクセスを行えることが条件ですが。) .Pp オプションは以下のものが使用できます: .Bl -tag -width Ds .It Fl o Ar options 指定されたマウントオプション .Ar options を .Xr mount 8 -の記述通り使用します。 +の記述通りに使用します。 +または、MSDOS ファイルシステム固有のオプション +.Ar shortnames , +.Ar longnames , +.Ar nowin95 +のいずれか 1 個を使用します。 +これらは、 +マウントされるファイルシステムにおける Windows の名前の変換に影響します。 .It Fl u Ar uid ファイルシステム上のファイルの所有者を .Ar uid にします。デフォルトの所有者はファイルシステムがマウントされるディレクトリの 所有者です。 .It Fl g Ar gid ファイルシステム上のファイルのグループを .Ar gid にします。デフォルトのグループはファイルシステムがマウントされるディレクトリの グループです。 .It Fl m Ar mask ファイルシステム上のファイルの最大のパーミッションを指定します。 (例えば、 Ar mask .Li 755 は、デフォルトで、 .\" ここでの by default は「MS-DOS の『ファイル属性』として特別な指定 .\" がないとき」という意味であると思われる。意味がわかりにくいが、原文 .\" もわかりにくいので、特に説明を補わない。 .\" by 所有者がファイルの読み書き実行の権限を持ち、 他のユーザが読みと実行の権限だけを持つことを指定します。 8 進のファイルモードに関しては .Xr chmod 1 を御覧下さい。) .Ar mask の下位 9 ビットのみが使用されます。 デフォルトの .Ar mask は、 ファイルシステムがマウントされるディレクトリから取得されます。 .It Fl s Win'95 のロングファイル名を無視および生成しないように強制します。 .It Fl l Win'95 のロングファイル名のリストおよび生成と、 生成/修正/アクセス日を分離するように強制します。 .Pp .Fl s も .Fl l も指定されない場合、 .Nm は既存の Win'95 のロングファイル名から マウントすべきファイルシステムのルートディレクトリを探してマウントします。 このようなエントリが見付からなかった場合で、 短い DOS ファイル名が見付かった場合、 .Fl s がデフォルトです。そうでない場合、 .Fl l が仮定されます。 .It Fl 9 ファイルを削除およびリネームするときにおいても、 特殊な Win'95 のディレクトリエントリを無視します。 これは .Fl s を強制します。 .\".It Fl G .\"This option causes the filesystem to be interpreted as an Atari-Gemdos .\"filesystem. The differences to the MS-DOS filesystem are minimal and .\"limited to the boot block. This option enforces .\".Fl s . .It Fl L Ar locale DOS と Win'95 の国際大文字小文字名前変換において使用される ロケール名を指定します。 デフォルトでは ISO 8859-1 がローカルな文字セットと仮定されます。 .It Fl W Ar table 3 個の変換表を含むテキストファイルを指定します: .Bl -enum .It Win'95 のロングファイル名に対して、 ローカル文字セットから Unicode へ変換する表 (上半分)であり、 128 Unicode コードです。 Unicode に存在しないコードがあった場合、 0x003F コード ('?') を代わりに使用します。 .It DOS 名に対して、 DOS からローカル文字セットへ変換する表 (上半分) であり、 128 文字コードです。 変換できないものに対しては、 コード 0x3F ('?') を使用します。 .It DOS 名に対して、 DOS からローカル文字セットへ変換する表 (上半分) であり、 128 文字コードです。 特殊な意味を持つコードがあります: .Bl -hang .It 0x00 DOS フィイル名において禁止されている文字; .It 0x01 DOS ファイル名において '_' に変換されるべき文字; .It 0x02 DOS ファイル名においてスキップされるべき文字; .El .El .Pp デフォルトでは ISO 8859-1 がローカル文字セットとして仮定されます。 パスが絶対パスでない場合、 .Pa /usr/libdata/msdosfs/ プレフィックスが前に付きます。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/libdata/msdosfs -compact .It Pa /usr/libdata/msdosfs 文字セット変換表のデフォルトの置き場所 .El .Sh 関連項目 .Xr mount 2 , .Xr unmount 2 , .Xr fstab 5 , .Xr mount 8 .Sh 警告 Win'95 で使用しているものと同様の手続きを使用して注意しているにもかかわらず、 .Fl 9 フラグを使用するとファイルシステムを破壊することがあります。 .Pp .Fx 2.1 およびそれ以前のバージョンでは 16K より大きなクラスタサイズを扱えませんでした。 MS-DOS ファイルシステムをマウントするだけで、 そのファイルシステムを破壊してしまうことがありました。 16K より大きなクラスタサイズは 1G より大きなファイルシステムでは避けようがありませんし、 1G より大きなファイルシステムを FIPS で縮めたときにも発生し得ます。 .Sh 歴史 .Nm は .Fx 2.0 にて初めて登場しました。 この元になった、 .Nm mount_pcfs は .Fx 1.0 にて登場しましたが、 よりそれらしい名前の .Nm が出来たため廃止されました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/pwd_mkdb.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/pwd_mkdb.8 index bc819a9422..4e82a7c2c1 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/pwd_mkdb.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/pwd_mkdb.8 @@ -1,166 +1,165 @@ .\" Copyright (c) 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)pwd_mkdb.8 8.1 (Berkeley) 6/6/93 .\" %FreeBSD: src/usr.sbin/pwd_mkdb/pwd_mkdb.8,v 1.8.2.2 1999/08/31 06:44:17 sheldonh Exp % .\" -.\" Original Revision: 1.8 .\" jpman %Id: pwd_mkdb.8,v 1.3 1997/08/27 12:36:09 horikawa Stab % .\" .Dd June 6, 1993 .Dt PWD_MKDB 8 .Os .Sh 名称 .Nm pwd_mkdb .Nd パスワードデータベースを構築する .Sh 書式 .Nm pwd_mkdb .Op Fl C .Op Fl N .Op Fl p .Op Fl d Ar directory .Op Fl s Ar cachesize .Op Fl u Ar username .Ar file .Sh 解説 .Nm は、指定されたファイルから .Xr db 3 スタイルの、セキュリティのしっかりしたデータベースと そうでないデータベースの 2 つを構築します。 そして、これらのデータベースは、それぞれ .Pa /etc/spwd.db と .Pa /etc/pwd.db にインストールされます。 このファイルは、 .Pa /etc/master.passwd にインストールされます。このファイルは 正しいフォーマットでなければなりません ( .Xr passwd 5 を参照) 。このシステムで使われるフォーマットは、旧来の バージョン 7 スタイルのフォーマットとは異なるので注意を要します。 .Pp オプションは以下の通りです。 .Bl -tag -width flag .It Fl C パスワードファイルが正しいフォーマットかどうかをチェックします。 どのファイルも変更、追加、削除を行ないません。 .It Fl N ファイルに対するロックを取得できない場合にはエラー状態で終了するように、 .Nm に指示します。 デフォルトでは、ソースファイルに対するロックを、ブロックして待ちます。 データベースの再構築中、このロックは保持されます。 .It Fl p バージョン 7 スタイルのパスワードファイルを作成し、 .Pa /etc/passwd にインストールします。 .It Fl d Ar directory .Pa /etc の代わりに、指定された先のディレクトリにデータベースを保存します。 .It Fl u Ar username 指定したユーザのレコードだけ更新します。 単一ユーザに対してのみ作用するユーティリティは、このオプションを使用し、 データベース全体を再構築するオーバヘッドを避けることが出来ます。 .It Fl s Ar cachesize ハッシングライブラリが使用するメモリキャッシュの大きさを、 メガバイト単位で指定します。 ユーザ数が多いシステムでキャッシュを小さくすると、 データベースファイルの再構築に耐えがたいほどの長時間を要します、 おおざっぱな目安では、 .Nm pwd_mkdb の使用メモリ量はここで指定した大きさの 2 倍をちょっと越えたものになります。 デフォルト値は 2 メガバイトです。 .El .Pp 2 つのデータベースの違いは、安全なバージョンでは、ユーザのパスワードが 暗号化されて入っており、安全でないバージョンでは、パスワードが ``*'' と なっていることです。 .Pp このデータベースは、 C ライブラリパスワードルーチンに使われます ( .Xr getpwent 3 を参照) 。 .Pp .Nm は成功したときは 0 を返し、失敗したときは 0 以外を返します。 .Sh ファイル .Bl -tag -width Pa -compact .It Pa /etc/pwd.db セキュリティのないパスワードデータベースファイル .It Pa /etc/pwd.db.tmp 一時ファイル。 .It Pa /etc/spwd.db セキュリティのあるパスワードデータベースファイル。 .It Pa /etc/spwd.db.tmp 一時ファイル。 .It Pa /etc/master.passwd 現在のパスワードファイル。 .It Pa /etc/passwd バージョン 7 フォーマットのパスワードファイル。 .El .Sh バグ パスワードファイルのアトミック (atomic; 不可分) な更新が必要なので、 .Nm は、インストールに .Xr rename 2 を使います。 しかし、コマンドラインで指定されたファイルが .Pa /etc ディレクトリと同じファイルシステム上に存在しなければなりません。 .Pp 複数の人が、 .Nm を同時に異なるパスワードファイルに対して走らせると、 明らかにレース (race; 競合) になってしまいます。 .Nm のフロントエンドである .Xr chpass 1 , .Xr passwd 1 , .Xr vipw 8 では、この問題を避けるために必要なロック操作を行います。 .Sh 可搬性 以前のバージョンのシステムは、 .Nm pwd_mkdb , .Xr mkpasswd 8 と同様のプログラムを持っており、それはパスワードファイルに対して .Xr dbm 3 スタイルのデータベースを構築しましたが、 これをインストールするために呼ぶプログラムに依存していました。 このプログラムは、以前のプログラムのユーザが機能の変化で 驚かないように名前が変えられました。 .Sh 関連項目 .Xr chpass 1 , .Xr passwd 1 , .Xr db 3 , .Xr getpwent 3 , .Xr passwd 5 , .Xr vipw 8 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/renice.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/renice.8 index 3a8b433b7d..67ad24f7da 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/renice.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/renice.8 @@ -1,125 +1,125 @@ .\" Copyright (c) 1983, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)renice.8 8.1 (Berkeley) 6/9/93 .\" -.\" Original Revision: 1.1.1.1 +.\" Original Revision: 1.1.1.1.10.1 .\" jpman %Id: renice.8,v 1.3 1997/07/26 22:06:08 horikawa Stab % .\" .Dd June 9, 1993 .Dt RENICE 8 .Os BSD 4 .Sh 名称 .Nm renice .Nd 走行中のプロセスの優先度を変更する .Sh 書式 .Nm renice .Ar priority .Oo .Op Fl p .Ar pid ... .Oc .Oo .Op Fl g .Ar pgrp ... .Oc .Oo .Op Fl u .Ar user ... .Oc .Sh 解説 .Nm renice は、1 つ以上の走行中プロセスのスケジュール優先度を変更します。 priority に後続するパラメータ .Ar who は、プロセス ID か、プロセスグループ ID か、ユーザ名として解釈されます。 プロセスグループに対する .Nm renice の実行は、そのグループに属するすべてのプロセスの優先度を変化させます。 ユーザ名に対する .Nm renice の実行は、そのユーザが所有するすべてのプロセスの優先度を変化させます。 デフォルトでは、プロセス ID で指定したプロセスのみが影響を受けます。 .Pp .Nm renice にてサポートされるオプションは以下のとおりです: .Bl -tag -width Ds .It Fl g .Ar who パラメータをプロセスグループ ID であると解釈させます。 .It Fl u .Ar who パラメータをユーザ名であると解釈させます。 .It Fl p .Ar who パラメータをプロセス ID であると解釈させます (デフォルト)。 .El .Pp たとえば、 .Bd -literal -offset renice +1 987 -u daemon root -p 32 .Ed .Pp は、プロセス ID が 987, 32 のプロセスと、 ユーザ daemon, root が所有するすべてのプロセスの優先度を変更します。 .Pp スーパユーザ以外のユーザは所有するプロセスについてのみ変更が可能で、 プロセスの ``nice 値'' を 0 から .Dv PRIO_MAX (20) の範囲内で単調に増加させることができます。 (これによりシステム管理者による命令が無効になるのを防ぎます。) スーパユーザは、すべてのプロセスの優先度を .Dv PRIO_MIN (\-20) から .Dv PRIO_MAX (20) の範囲で自由に変更することができます。 よく用いられる値としては以下のものがあります: 20 (システム内のほかのプロセスすべてが走行しないときのみ走行する)、 0 (``基準'' となるスケジュール優先度)、 適当な負の値 (そのプロセスを素早く実行させる) .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/passwd -compact .It Pa /etc/passwd ユーザ名とユーザ ID を関連づける .El .Sh 関連項目 .Xr nice 1 , .Xr rtprio 1 , .Xr getpriority 2 , .Xr setpriority 2 .Sh バグ スーパユーザ以外のユーザは、たとえ以前に優先度を下げたプロセスであって も優先度を上げることはできません。 .Sh 歴史 .Nm は .Bx 4.0 で追加されました。