diff --git a/ja/man/man1/make.1 b/ja/man/man1/make.1 index c44f6086a5..bc96ac8ba3 100644 --- a/ja/man/man1/make.1 +++ b/ja/man/man1/make.1 @@ -1,963 +1,925 @@ -.\" this file based on that translated to japanese on NetBSD Japanese Reference -.\" Manual Project, and modefied to fit FreeBSD Reference Manual -.\" by Mochida Shuji 1996/04/26 -.\" .\" Copyright (c) 1990, 1993 -.\" jpman %Id: make.1,v 1.2 1997/05/27 00:42:17 mutoh Stab % .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" from: @(#)make.1 8.4 (Berkeley) 3/19/94 -.\" %Id: make.1,v 1.6.2.3 1997/09/15 09:20:40 jkh Exp % +.\" %Id: make.1,v 1.6.2.4 1998/06/04 22:33:18 steve Exp % .\" +.\" this file based on that translated to japanese on NetBSD Japanese Reference +.\" Manual Project, and modefied to fit FreeBSD Reference Manual +.\" by Mochida Shuji 1996/04/26 +.\" jpman %Id: make.1,v 1.2 1997/05/27 00:42:17 mutoh Stab % +.\" .Dd March 19, 1994 .Dt MAKE 1 .Os .Sh 名称 .Nm make .Nd プログラムの依存関係をメンテナンスする .Sh 書式 .Nm make .Op Fl Beiknqrst .Op Fl D Ar variable .Op Fl d Ar flags .Op Fl f Ar makefile .Op Fl I Ar directory .Bk -words .Op Fl j Ar max_jobs .Op Fl m Ar directory .Ek .Op Fl V Ar variable .Op Ar variable=value .Op Ar target ... .Sh 解説 .Nm make は、プログラムのメンテナンスを単純化するためのツールです。その入力は ファイル毎の依存関係指定のリストで、それぞれのファイルがどのプログラム、 どのファイルに依存するか記述されています。 その指定リストとして、ファイル .Ql Pa makefile が存在すればそれを、無ければ .Ql Pa Makefile を読み込みます。 .Ql Pa .depend というファイルがあれば、それも読み込みます .Pq Xr mkdep 1 を参照 。 .Pp 本マニュアルはリファレンスのためのみのドキュメントです。 .Nm make と makefile に関する詳しい記述は .%T "Make \- A Tutorial" -を参照してください -.\" ( -.\" .Dq /usr/src/usr.bin/make/PSD.doc -.\" に、本 -.\" .Nm make -.\" の元になった pmake に関する -.\" .Xr nroff 1 -.\" でフォーマットできるドキュメントがあります) -。 +を参照してください。 .Pp オプションは以下のとおりです。 .Bl -tag -width Ds .It Fl B シーケンス中の依存行のソースを作成するために、各コマンドに対して -一つのシェルを実行する、バックワード互換モードで実行しようとします。 +1 つのシェルを実行する、バックワード互換モードで実行しようとします。 .It Fl D Ar variable 大域変数 .Ar variable を 1 と定義します。 .It Fl d Ar flags デバッグモードを有効にし、 -.\" .Ar flags -.\" で指定されたデバッグ情報を出力します。 .Nm が表示するデバッグ情報の種類を指定します。 .Ar flags には、以下のうち 1 つ以上を指定できます。 .Bl -tag -width Ds .It Ar A すべてのデバッグ情報を出力します。他のフラグをすべて指定したことと 等価です。 .It Ar a アーカイブ検索とキャッシュに関する情報を表示します。 .It Ar c 条件評価に関する情報を表示します。 .It Ar d ディレクトリ検索とキャッシュに関する情報を表示します。 .It Ar "g1" 処理を行う前に、入力のグラフを表示します。 .It Ar "g2" すべての処理を行ったあと、あるいはエラーにより終了する前に入力のグラフを 表示します。 .It Ar j 複数のシェルを起動する場合の情報を表示します。 .It Ar m ターゲットの作成と変更日付に関する情報を表示します。 .It Ar s 拡張子解釈に関する情報を表示します。 .It Ar t ターゲットリストのメンテナンスに関する情報を表示します。 .It Ar v 変数の値に関する情報を表示します。 .El .It Fl e 環境変数で makefile 中の変数の値を上書きするように指示します。 .It Fl f Ar makefile デフォルトの .Ql Pa makefile と .Ql Pa Makefile のかわりに、読み込むファイルを指定します。もし .Ar makefile が .Ql Fl なら標準入力から読み込みます。複数のファイルが指定可能で、 指定した順に読み込まれます。 .It Fl I Ar directory makefile と、インクルードされる makefile を検索するためのディレクトリを 指定します。システムで定義してある makefile のあるディレクトリ (または、 複数のディレクトリ; .Fl m オプションを参照) は自動的にリストに含まれ、検索されます。 .It Fl i makefile から実行されたシェルコマンドが 0 でない終了ステータスを返し ても無視します。makefile 中でコマンドの先頭に .Ql Fl を指定するのと同じです。 .It Fl j Ar max_jobs .Nm make が同時に起動できるジョブの数を指定します。互換性モードをオフにするには、 .Ar B フラグも指定してください。 .It Fl k エラーが発生しても処理を続行します。ただし、発生したエラーによって作成 が不能になったターゲットに依存したターゲットに関しては処理が中断されます。 .It Fl m Ar directory <...> 形式で読み込まれる sys.mk や makefile を検索するための ディレクトリを指定します。複数のディレクトリを検索パスに加えることが できます。このパスは、デフォルトのシステムインクルードパス /usr/share/mk を上書きします。 -さらに、システムインクルードパスを "..."形式のインクルードによって +さらに、システムインクルードパスを "..." 形式のインクルードによって 追加することができます( .Fl I オプションを参照)。 .It Fl n make が実行するであろうコマンド内容の表示のみを行い、実行はしません。 .It Fl q いっさいのコマンドを実行せず、指定されたターゲットが最新のものであれば 0 を、そうでなければ 1 を終了ステータスとして返します。 .It Fl r システムの makefile で定義された組み込みのルールを使用しません。 .It Fl s 実行するコマンドを表示しません。makefile のなかで、コマンドの先頭に .Ql Ic @ を指定するのと同じです。 .It Fl t makefile で指定されたターゲットを作り直すのではなく、ターゲットを作成 するか、あるいは最終更新日付を現在の時刻に設定することにより、 ターゲットが最新であるかのようにします。 .It Fl V Ar variable グローバルな文脈での .Nm make の .Ar variable の値を表示します。如何なるターゲットも生成しません。 このオプションで複数のインスタンスを指定することができます。 変数は、各行毎に表示されます。未定義もしくは空の変数は、空行で 表現されます。 .It Ar variable=value 変数 .Ar variable の値を .Ar value に設定します。 .El .Pp makefile には 7 種類の行があります: 依存関係記述、シェルコマンド、変数 代入、インクルード文、条件命令、for ループ、コメントです。 .Pp 一般に、行は行末にバックスラッシュ .Pq Ql \e を置くことにより次行へ継続させることがで きます。この場合、バックスラッシュ直後の改行と、次の行の先頭の 空白部分は 1 つの空白に置き換えられます。 .Sh ファイル依存関係記述 入力ファイルにおける依存関係記述行は、1 つ以上のターゲット、オペレータ、 -0個 以上のソースからなります。 +0 個 以上のソースからなります。 これは、ターゲットがソースに「依存」しているという関係を 定義しており、通常は、ソースからターゲットが作成されます。ターゲットと ソースとの厳密な関係はオペレータによって、両者間に指定します。 オペレータには以下の種類があります。 .Bl -tag -width flag .It Ic \&: ターゲットの最終更新日付が、いずれかのソースの最終更新日付よりも 古いものであれば、ターゲットは古いものであり、作り直されるべきものと 判断されます。 別の行でこのオペレータによる同じターゲットに関するソースの記述があれば、 それらはすべて 1 つにまとめられます。ターゲットの作成中に .Nm make が中断されると、ターゲットは削除されます。 .It Ic \&! ターゲットはつねに作り直されます。ただし、作り直されるのは、 すべてのソースが検査され、必要と判断されたソースが作り直されたあとです。 このオペレータによる同じターゲットに関するソースの記述が別の行にもあれば、 それらはすべて 1 つにまとめられます。ターゲットの作成中に .Nm make が中断されると、ターゲットは削除されます。 .It Ic \&:: ソースが指定されていなかった場合、つねにターゲットは作り直されます。 指定されていた場合にはソースのいずれかがターゲットよりも新しい時だけ ターゲットは作り直されます。本オペレータでは、別の行において同じ ターゲットに関するソースの記述があっても 1 つにまとめません。 ターゲットの作成中に .Nm make -が中断されるても、ターゲットは削除されません。 +が中断されても、ターゲットは削除されません。 .El .Pp ターゲットとソースは、シェルのワイルドカードとして .Ql ? , .Ql * , .Ql [] , .Ql {} -を含むこ -とができます。 +を含むことができます。 .Ql ? , .Ql * , .Ql [] は、ターゲットまたはソースの最後の要素として記述でき、 存在するファイルを指定するものでなければなりません。 .Ql {} はファイルが存在しなくてもかまいません。シェルのように辞書順に並べられて 展開されることはなく、ファイルシステム上に並んでいる順番のまま行われます。 .Sh シェルコマンド ターゲットは、シェルコマンドの列と関連付けることができ、通常はそれによって ターゲットを作成します。 これに含まれる各コマンドは、 .Em 必ず 行頭のタブに続けて記述します。同一のターゲットに 対して複数の依存記述行がある場合、 .Ql Ic :: オペレータを使用したのでなければ、それらのうちの 1 つにのみコマンド行を 続けることができます。 .Pp -もし最初の文字が +コマンドラインの先頭もしくは先頭 2 文字が .Ql Ic @ -または +や .Ql Ic \- -ならば -.Pq 2\ 文字とも指定することも可能 -、コマンドは特別な扱いを受けます。 +ならば、コマンドは特別な扱いを受けます。 .Ql Ic @ -は、コマンドが実行される前にコマンド内容が表示されることを抑制します。 +は、コマンドが実行前に、コマンド内容の表示を抑制します。 .Ql Ic \- は、コマンドの 0 ではない終了ステータスを無視するように指示します。 .Sh 変数代入 .Nm make で使われる変数はシェルでの変数に類似しています。そして、歴史的な経緯から、 すべて大文字からなる名前が用いられます。変数代入には以下の 5 通りの オペレータを使用できます。 .Bl -tag -width Ds .It Ic \&= 変数に値を代入します。その時点までの値は失われます。 .It Ic \&+= 現在の変数の値に、右辺の値を追加します。 .It Ic \&?= 変数が未定義の場合のみ、値を代入します .It Ic \&:= 右辺を展開した値を代入します。つまり、変数に代入する前に値の展開を行います。 通常、値の展開は代入時には行われず、変数が参照されるときに行われます。 .It Ic \&!= 右辺を展開した値をシェルに実行させ、実行結果を左辺の変数に代入します。 結果のなかに含まれる改行は空白に置き換えられます。 .El .Pp いずれの場合も、値の前にある空白は無視されます。値が追加される場合、 変数の直前の値と追加する値との間に空白が挿入されます。 .Pp 変数は、ドル記号 .Pq Ql $ に続いて中括弧 .Pq Ql {} または小括弧 .Pq Ql () -で囲まれた変数名を置くことにより展開されます -.\" .Pq 例: ${LIBS} -。もし変数名が 1 文字な +で囲まれた変数名を置くことにより展開されます。もし変数名が 1 文字な ら、変数名を囲む括弧は省略できますが、このような省略形は推奨できません。 .Pp 変数置換は、変数が用いられている場所により、 2 つの別々のタイミングで 行われます。依存関係記述行で用いられた変数は、その行が読み込まれたときに 展開されます。シェルコマンド内で用いられた変数は、シェルコマンド実行時に 展開されます。 .Pp 変数には、優先度に従って、4 つの異なるクラスがあります: .Bl -tag -width Ds .It 環境変数 .Nm make の環境中で有効な変数 .It グローバル変数 makefile とインクルードされた makefile 内で有効な変数。 .It コマンドライン変数 コマンドラインで指定された変数。 .It ローカル変数 あるターゲットのみに対して定義される変数。ローカル変数には、 以下の 7 種類があります: .Bl -tag -width ".ARCHIVE" .It Va .ALLSRC このターゲットに対するすべてのソースのリスト。 -.Ql Va \&> . +.Ql Va \&> も同じです。 .It Va .ARCHIVE アーカイブファイル名 .It Va .IMPSRC ターゲット名に変換するのに使用するソースのファイル名またはパス名 .Pq 「暗黙の」ソース -.\" .Pq ターゲットが foo.o なら foo.c 等 。 -.Ql Va \&< . +.Ql Va \&< も同じです。 .It Va .MEMBER -アーカイブのメンバー +アーカイブのメンバ .It Va .OODATE ターゲットよりも新しいソースのリスト。 -.Ql Va \&? . -も同じ。 +.Ql Va \&? +も同じです。 .It Va .PREFIX ターゲットのディレクトリ名と拡張子を取り除いた名前。 -.Ql Va * . -も同じ。 +.Ql Va * +も同じです。 .It Va .TARGET ターゲットの名前。 -.Ql Va @ . -も同じ。 +.Ql Va @ +も同じです。 .El .Pp 短い形式 .Ql Va @ , .Ql Va ? , .Ql Va \&> , .Ql Va * は古い makefile での互換性のためのものですが、利用することは推奨できません。 また、 .Ql Va "@F" , .Ql Va "@D" , .Ql Va " -または、 -.Ql .include \*qfile\*q -により行います。ブラケット -.Pq Ql <> -と ダブルクォート -.Pq Ql \*q\*q -中の変数はファイル名に展開されます。もし、ブラケットが使用されたなら、 +がくることで識別されます。以下のディレクティブがサポートされています: +.Bl -tag -width Ds +.It Ic \&.include Ar +.It Ic \&.include Ar \*qfile\*q +指定した makefile をインクルードします。 +アングルブラケットが使用された場合は、 makefile はシステムの makefile ディレクトリにあるものを用います。 -ダブルクォートなら、makefile が存在するディレクトリ、 +ダブルクォートが使用された場合は、 +makefile が存在するディレクトリ、 .Fl I オプションで指定されたディレクトリ、システムの makefile ディレクトリの 順に検索します。 +.It Ic \&.undef Ar variable +指定したグローバル変数を未定義とします。 +グローバル変数のみ、未定義とすることができます。 +.It Ic \&.error Ar message +makefile の処理を即座に終了します。 +makefile のファイル名と、どの行でエラーとなったかと、 +指定したエラーメッセージとを、標準出力に表示し、 +.Nm make +は終了コード 1 で終了します。 +.El .Pp -条件式も、行頭のドットから開始します。条件式には以下のものがあります: +条件文は Makefile のどの部分を処理するのかを判定するために使用します。 +C プリプロセッサがサポートする条件文と同様に使用されます。 +以下の条件文がサポートされています: .Bl -tag -width Ds -.It Ic .undef Ar variable -グローバル変数を未定義とします。グローバル変数以外は未定義とすることが -できません。 .It Xo .Ic \&.if .Oo \&! Oc Ns Ar expression .Op Ar operator expression ... .Xc 式の値をテストします。 .It Xo .Ic .ifdef .Oo \&! Oc Ns Ar variable .Op Ar operator variable ... .Xc 変数の値をテストします。 .It Xo .Ic .ifndef .Oo \&! Oc Ns Ar variable .Op Ar operator variable ... .Xc 変数の値をテストします。 .It Xo .Ic .ifmake .Oo \&! Oc Ns Ar target .Op Ar operator target ... .Xc ターゲット .Ar target が作成中かどうかをテストします。 .It Xo .Ic .ifnmake .Oo \&! Oc Ar target .Op Ar operator target ... .Xc ターゲット .Ar target が作成中かどうかをテストします。 .It Ic .else 最後に行った条件文の意味を逆にします。 .It Xo .Ic .elif .Oo \&! Oc Ar expression .Op Ar operator expression ... .Xc .Ql Ic .else と直後の .Ql Ic .if を対にしたものです。 .It Xo .Ic .elifdef .Oo \&! Oc Ns Ar variable .Op Ar operator variable ... .Xc .Ql Ic .else と直後の .Ql Ic .ifdef を対にしたものです。 .It Xo .Ic .elifndef .Oo \&! Oc Ns Ar variable .Op Ar operator variable ... .Xc .Ql Ic .else と直後の .Ql Ic .ifndef を対にしたものです。 .It Xo .Ic .elifmake .Oo \&! Oc Ns Ar target .Op Ar operator target ... .Xc .Ql Ic .else と直後の .Ql Ic .ifmake を対にしたものです。 .It Xo .Ic .elifnmake .Oo \&! Oc Ns Ar target .Op Ar operator target ... .Xc .Ql Ic .else と直後の .Ql Ic .ifnmake を対にしたものです。 .It Ic .endif 条件文の本体を終了させます。 .El .Pp オペレータ .Ar operator は、以下のうちのいずれかです。 .Bl -tag -width "Cm XX" .It Cm \&|\&| 論理 OR。 .It Cm \&&& 論理 AND。 .Ic || より優先順位が上です。 .El .Pp C 言語と同様、 .Nm make は条件式を、式の値を決定するのに必要なところまでしか評価しません。 評価順序を変更するには括弧を使います。論理オペレータ .Ql Ic \&! は条件式全体の値を反転するのに使用します。 .Ql Ic \&! は .Ql Ic \&&& より優先順位が上です。 .Pp 式 .Ar expression は、以下のいずれかの形式です: .Bl -tag -width Ic defined .It Ic defined -引数として変数名をとり、変数が定義されていれば true となる。 +引数として変数名をとり、変数が定義されていれば真となる。 .It Ic make 引数としてターゲット名をとり、そのターゲットが .Nm make のコマンドライン引数に指定されているか、デフォルトのターゲット .Pq 明示的なものも暗黙的なものも含む。 Va .MAIN の項を参照 -として宣言されている場合に true となる。 +として宣言されている場合に真となる。 .It Ic empty 引数として変数名 .Pq と修飾子 -をとり、展開した結果が空文字列ならば true となる。 +をとり、展開した結果が空文字列ならば真となる。 .It Ic exists -引数としてファイル名をとり、ファイルが存在すれば true となる。 +引数としてファイル名をとり、ファイルが存在すれば真となる。 ファイルはシステム検索パス .Pq Va .PATH の項を参照 にそって検索される。 .It Ic target -引数としてターゲット名をとり、ターゲットが定義されているなら true となる。 +引数としてターゲット名をとり、ターゲットが定義されているなら真となる。 .El .Pp 条件式 .Ar expression としては、数値あるいは文字列の比較を用いることもできます。比較オペレータの 両辺は、変数展開が適用されたあとに比較されます。値が 0x で始まるなら 16 進数 であると解釈し、さもなければ 10 進数と解釈します。8 進数はサポートして いません。標準的な C 言語の関係オペレータは全て利用可能です。 変数展開後、 .Ql Ic == または .Ql Ic "!=" の左辺値または右辺値のいずれかが数値とは認められない場合、文字列として 比較を行います。関係オペレータが指定されなかった場合、展開された変数と 0 とを 比較します。 .Pp 条件式を評価中に、評価できない単語が出現した場合は、条件式の形式によって、 .Dq make または .Dq defined オペレータを適用します。条件式が .Ql Ic .ifdef または .Ql Ic .ifndef ならば .Dq defined を、条件式が .Ql Ic .ifmake または .Ql Ic .ifnmake ならば .Dq make を、それぞれ適用します。 .Pp -条件式が true と評価されたなら、makefile の解析はそのまま続行されます。 -false と評価されたなら、 +条件式が真と評価されたなら、makefile の解析はそのまま続行されます。 +偽と評価されたなら、 .Ql Ic .else または .Ql Ic .endif が見つかるまで makefile の解析をスキップします。 .Pp for ループは、いくつかのルールを一連のファイルに適用するのによく 用いられます。以下がループの形式です: .Bl -tag -width Ds .It Xo .Ic \&.for .Ar variable .Ic in .Ar expression .Xc .It Xo .Xc .It Xo .Ic \&.endfor .Xc .El .Ic expression は評価されたあとに単語に分解され、それぞれを .Ic variable に代入 しながら、 .Ic make-rules 部分を繰り返し展開します。 .Sh コメント コメントはハッシュ記号 .Pq Ql \&# から始まり、シェルコマンド行以外のどこにでも置くことができます。 コメントは改行で終わります。 .Sh 特殊ソース .Bl -tag -width Ic .IGNORE .It Ic .IGNORE 本ターゲットに関連したコマンドでのエラーを無視します。シェルコマンドの 先頭にダッシュ .Ql \- を指定したのと等価です。 .It Ic .MAKE たとえ、 .Fl n や .Fl t オプションが指定されていても、このターゲットに関連したシェルコマンドを 実行します。通常、再帰的な .Nm make のために用いられます。 .It Ic .NOTMAIN 通常 .Nm make は、最初に発見したターゲットをデフォルトのターゲットとみなします。 .Ic .NOTMAIN が指定されたターゲットはデフォルトのターゲットとはみなされなくなります。 .It Ic .OPTIONAL もし .Ic .OPTIONAL が指定されたターゲットの作り方がわからなくても、エラーとはせず、 そのターゲットは必要ないか、すでに存在しているものとみなします。 .It Ic .PRECIOUS 通常 .Nm make が中断されたときは、作成途中のターゲットは削除されます。本ソースを 指定することで、そのターゲットを削除しなくなります。 .It Ic .SILENT 指定されたターゲットに関連づけられたシェルコマンドを実行するときに エコーを行いません。シェルコマンドの先頭に .Ql @ を指定したのと等価です。 .It Ic .USE 指定されたターゲットをマクロ的に扱います。 .Ic .USE をソースに持つターゲット .Pq 以下ではマクロと呼びます が別のターゲットのソースとなった場合、その ターゲットはコマンド、ソース、属性( .Ic .USE は除く) をマクロから受け取ります。もし、すでにターゲットにコマンドが指定されていた 場合は、マクロのコマンドが追加されます。 .It Ic .WAIT 特別な .Ic .WAIT ソースが依存関係行に現れた時には、ソースはその行中でソースが 作成されるまで待ちます。ループは検出されず、ループ形式のターゲットは 単に無視されます。 .El .Sh 特殊ターゲット 特殊ターゲットは、他のターゲットとともに使用してはいけません。すなわち、 依存関係記述行の唯一のターゲットとして指定する必要があります。 .Bl -tag -width Ic .BEGIN .It Ic .BEGIN 本ターゲットに指定されたシェルコマンドは他の処理に先立って実行されます。 .It Ic .DEFAULT これは、作成方法がわからないどんなターゲットにも適用される .Ic .USE ルールのようなものです。シェルスクリプトのみを使用します。 .Ic .DEFAULT に指定されたコマンド中の .Ic .IMPSRC 変数はターゲット自身の名前に置換されます。 .It Ic .END 本ターゲットに指定されたシェルコマンドは、他のすべての処理の終了後に 実行されます。 .It Ic .IGNORE 指定されたソースに .Ic .IGNORE 属性を付与します。もしソースが指定されていなければ、 .Fl i オプションを指定したのと同じ意味になります。 .It Ic .INTERRUPT .Nm make が中断されたとき、本ターゲットに指定されたコマンドを実行します。 .It Ic .MAIN ターゲットを指定せずに .Nm make が起動された場合、本ターゲットを処理します。 .It Ic .MAKEFLAGS ソースにおいて、 .Nm make に指定するフラグを指定します。フラグはシェルでタイプしたのと同様に 渡されますが、 .Fl f オプションは無効になります。 .\" XXX: NOT YET!!!! .\" .It Ic .NOTPARALLEL .\" この名前のターゲットは、並列モードを使わすに実行されます。 .\" ターゲットが指定されていない時には、全てのターゲットが非並列モード \" で実行されます。 .It Ic .NOTPARALLEL 並列モードを使いません。 .It Ic .NO_PARALLEL 上と同じですが、 pmake の変種のための互換性のためにあります。 .It Ic .ORDER シーケンス中の名前付きターゲットが作成されます。 .\" XXX: NOT YET!!!! .\" .It Ic .PARALLEL .\" 名前付きターゲットが並列モードで実行されます。 .\" ターゲットが指定されない時には、全てのターゲットが並列モードで実行 .\" されます。 .It Ic .PATH カレントディレクトリに発見できなかったときのファイルの検索パスを、 本ターゲットのソースとして指定します。ソースが指定されなかった場合、 以前に設定されていたディレクトリが無効になります。 .It Ic .PHONY .Ic .PHONY 属性を指定したソースに適用します。この属性を持ったターゲットは いつでも更新されていると考えられます。 .It Ic .PRECIOUS 指定されたソースに .Ic .PRECIOUS 属性を付与します。もし、ソースが指定されなかった場合、 すべてのターゲットに .Ic .PRECIOUS 属性を与えます。 .It Ic .SILENT 指定されたソースに .Ic .SILENT 属性を付与します。もし、ソースが指定されなかった場合、 ファイル中のすべてのコマンドに .Ic .SILENT 属性を与えます。 .It Ic .SUFFIXES ソースにおいて、 .Nm make で用いる拡張子を指定します。ソースが指定されなかった場合は、 以前の指定が無効になります。 .Sh 環境変数 .Nm make は以下の環境変数の値を用います: .Ev MACHINE , .Ev MAKE , .Ev MAKEFLAGS , .Ev MAKEOBJDIR , .Ev MAKEOBJDIRPREFIX , .Ev PWD .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/share/doc/psd/12.make -compact .It .depend 依存関係リスト .It Makefile 依存関係リスト .It makefile 依存関係リスト .It sys.mk システム定義の makefile .It /usr/share/mk システム定義の makefile が置かれるディレクトリ .It /usr/share/doc/psd/12.make PMake のチュートリアル .El .Sh 関連項目 .Xr mkdep 1 .Rs .%T "PMake - A Tutorial" .Re .Sh 歴史 .Nm make は .At v7 において追加されました。 diff --git a/ja/man/man1/stty.1 b/ja/man/man1/stty.1 index 0d7eebddc2..23407055bb 100644 --- a/ja/man/man1/stty.1 +++ b/ja/man/man1/stty.1 @@ -1,530 +1,530 @@ .\" Copyright (c) 1990, 1993, 1994 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to Berkeley by .\" the Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)stty.1 8.4 (Berkeley) 4/18/94 -.\" %Id: stty.1,v 1.4.2.2 1997/06/02 06:38:39 charnier Exp % +.\" %Id: stty.1,v 1.4.2.3 1998/06/03 04:12:26 jkoshy Exp % .\" jpman %Id: stty.1,v 1.2 1997/06/05 04:05:59 yugawa Stab % .\" .Dd April 18, 1994 .Dt STTY 1 .Os .Sh 名称 .Nm stty .Nd 端末の設定を行なう .Sh 書式 .Nm stty .Op Fl a | Fl e | Fl g .Op Fl f Ar file .Op operands .Sh 解説 .Nm stty は、標準入力になっているデバイスの端末属性を設定もしくは表示する プログラムです。オプションや引数を指定しなかった場合、 設定されている属性の一部や、デフォルト値と違う値が設定されている属性 を表示します。 指定した場合は、指定された引数に従って端末の状態を変更します。 ターミナルの種類によっては相互に排他的な引数の組み合わせもあります。 .Pp オプションとしては以下のものがあります。 .Bl -tag -width Ds .It Fl a .St -p1003.2 に規定された形式で、 現在の端末属性をすべて標準出力に出力します。 .It Fl e .Tn BSD の伝統的な ``all'' や ``everything'' の形式で、 現在の端末属性をすべて標準出力に出力します。 .It Fl f 標準入力ではなく、 .Ar file で指定された端末を使います。 このファイルは .Fn open 関数に .Dv O_NONBLOCK フラグを付けてオープンされるので、端末の設定や表示をブロックされず に行なうことができます。 .It Fl g 端末変更後に端末の状態を復帰させられるように、 .Nm stty の引数として指定できる形式で、現在の端末属性を標準出力に 出力します。 この形式は .St -p1003.2 に規定されています。 .El .Pp 端末属性の設定には、以下の引数が使えます。 .Ss 制御モード: .Pp 制御モードのフラグは端末と関連するハードウェアの属性 に影響します。これは termios 構造体の c_cflag に相当します。 .Bl -tag -width Fl .It Cm parenb Pq Fl parenb パリティ生成および検出を有効 (無効) にします。 .It Cm parodd Pq Fl parodd 奇数パリティ (偶数パリティ) にします。 .It Cm cs5 cs6 cs7 cs8 可能なら 1 文字のビット幅を設定します。 .It Ar number 可能なら、端末のボーレートを .Ar number に設定します。0 を指定した場合は、モデムの制御を切ります。 .It Cm ispeed Ar number 可能なら、入力のボーレートを .Ar number に設定します。0 を設定した場合は、出力のボーレートと同じ値に設定されます。 .It Cm ospeed Ar number 可能なら、出力のボーレートを .Ar number に設定します。0 を設定した場合は、モデムの制御を切ります。 .It Cm speed Ar number .Cm ispeed と .Cm ospeed の両方を .Ar number に設定します。 .It Cm hupcl Pq Fl hupcl そのデバイスをオープンしているプロセスがクローズ処理を行ったとき、ほか にこのデバイスをオープンしているプロセスがなければ、モデムの制御機能に より切断処理を行います (行いません)。 .It Cm hup Pq Fl hup hupcl .Pq Fl hupcl と同じです。 .It Cm cstopb Pq Fl cstopb ストップビットを 2ビット (1ビット) にします。 .It Cm cread Pq Fl cread 受話器を有効 (無効) にします。 .It Cm clocal Pq Fl clocal 回線に対してモデム制御が不要である (必要である) とみなします。 .It Cm crtscts Pq Fl crtscts RTS/CTS フロー制御を有効 (無効) にします。 .El .Ss 入力モード: これは termios 構造体の c_iflag に相当します。 .Bl -tag -width Fl .It Cm ignbrk Pq Fl ignbrk 入力のブレーク信号を無視します (無視しません)。 .It Cm brkint Pq Fl brkint ブレークを受信したとき、シグナル .Dv INTR を出します (出しません)。 .It Cm ignpar Pq Fl ignpar パリティエラーを無視します (無視しません)。 .It Cm parmrk Pq Fl parmrk パリティエラーをマークします (マークしません)。 .It Cm inpck Pq Fl inpck 入力のパリティチェックを有効 (無効) にします。 .It Cm istrip Pq Fl istrip 入力した文字の 8 ビット目を捨てて 7 ビットにします (8 ビット目 を捨てません)。 .It Cm inlcr Pq Fl inlcr 入力の .Dv NL を .Dv CR に変換します (変換しません)。 .It Cm igncr Pq Fl igncr 入力の .Dv CR を無視します (無視しません)。 .It Cm icrnl Pq Fl icrnl 入力の .Dv CR を .Dv NL に変換します (変換しません)。 .It Cm ixon Pq Fl ixon 制御コードの .Dv START/STOP を使った出力フロー制御を有効 (無効) にします。 システムから端末への出力において、システムが .Dv STOP を受信したら出力を中断し、 .Dv START を受信するか、 .Cm ixany が設定されている場合は何らかの文字を受信すると、 出力を再開するようになります。 .It Cm ixoff Pq Fl ixoff システムの入力キューが 空/満杯に近づいたら、それぞれ .Dv START/STOP を出力するようにします (近づいても、出力しません)。 .It Cm ixany Pq Fl ixany どんな文字が来ても ( .Dv START が来た場合のみ) 出力を再開します。 .It Cm imaxbel Pq Fl imaxbel システムによって入力キューの .Dv MAX_INPUT (一般的には 255) の最大文字数が規定されており、 .Cm imaxbel がセットされていると、入力キューの制限を越えた入力に対して ASCII BEL キャラクタを出力キューに送ります (端末が鳴ります)。 .Cm imaxbel がセットされていなくて入力キューが一杯になった場合、次の文字入力で すべての入力、出力キューは捨てられます。 .El .Ss 出力モード: これは termios 構造体の c_oflag に相当します。 .Bl -tag -width Fl .It Cm opost Pq Fl opost プロセス後の処理を行った上で出力をします (プロセス後の処理を行わずに出力します。 この指定をすると、他のすべての出力モードが無視されます)。 .It Cm onlcr Pq Fl onlcr 出力の .Dv NL を .Dv CR-NL に変換します (変換しません)。 .It Cm oxtabs Pq Fl oxtabs 出力のタブをスペースに展開します (展開しません)。 .El .Ss ローカルモード: .Pp ローカルモードのフラグ (lflags) は端末処理のさまざまな属性に影響します。 歴史的には、"local"という名前のつけられた新しいジョブコントロール機能 は Jim Kulp によって .Tn IIASA の .Tn Pdp 11/70 に実装されました。 その後このドライバは、 Evans Hall, UC Berkeley の最初の .Tn VAX 上で走りました。その際ジョブコントロールの細部は大幅に変更されましたが、 構造体の定義と名前は根本的には変わりませんでした。 lflag の 'l' の二つ目の解釈は、 .Ar termios 構造体の .Ar c_lflag に相当する ``line discipline flag''(行制御規則フラグ) です。 .Bl -tag -width Fl .It Cm isig Pq Fl isig 特殊な制御文字 .Dv INTR , QUIT , .Dv SUSP に対する処理を有効 (無効) にします。 .It Cm icanon Pq Fl icanon .Dv ERASE と .Dv KILL 処理による入力制御を有効 (無効) にします。 .It Cm iexten Pq Fl iexten icanon, isig, ixon で制御に使われているもの以外の特殊な 制御文字の処理を有効 (無効) にします。 .It Cm echo Pq Fl echo タイプされた文字をエコーバックします (エコーバックしません)。 .It Cm echoe Pq Fl echoe .Dv ERASE 文字の入力があった場合、可能ならディスプレイ上に見える現在の出力行の 最後の文字を消します (消しません)。 .It Cm echok Pq Fl echok .Dv KILL 文字の入力があった場合、そのあとに .Dv NL を出力します (出力しません)。 .It Cm echoke Pq Fl echoke 可能なら、 .Dv KILL 文字でディスプレイ上の現在の行を消します (消しません)。 .It Cm echonl Pq Fl echonl echo が無効になっているときでも .Dv NL 文字だけはエコーバックさせます (エコーバックしません)。 .It Cm echoctl Pq Fl echoctl .Cm echoctl をセットすると、制御文字は ^X のように表示されます。 セットしなければ、その文字自身が表示されます。 .It Cm echoprt Pq Fl echoprt プリンタ端末に対するもので、設定された場合、削除された文字を ``\\'' と ``/'' で囲んで逆方向にエコーします。 設定されていなければ、この機能を無効にします。 .It Cm noflsh Pq Fl noflsh .Dv INTR , QUIT , SUSP のあとのフラッシュ処理を無効 (有効) にします。 .It Cm tostop Pq Fl tostop バックグラウンドジョブが出力を行おうとした時に .Dv SIGTTOU を送ります (送りません)。これによってバックグラウンドジョブは画面出力を 行おうとすると停止するようになります。 .It Cm altwerase Pq Fl altwerase .Dv WERASE 文字を処理するときに、別の単語消去アルゴリズムを用います (用いません)。 このアルゴリズムは英数字とアンダースコアの並びを単語とみなします。 また、分類上直前の文字をスキップします (便宜的に、直前の文字を .Dv ERASE 一文字で消すことができるようにするため)。 .It Cm mdmbuf Pq Fl mdmbuf セットされると、CD 信号の検出によるフロー制御の出力を行います。 セットされなければ、CD 信号の低下に対してエラーを出力します (キャリア信号は .Dv CLOCAL フラグによっても無視されません)。 .It Cm flusho Pq Fl flusho 出力を捨てます (捨てません)。 .It Cm pendin Pq Fl pendin 入力を非標準 (non-canonical) モードから標準 (canonical) モードへ切り換えた あと、入力を保留します (保留しません)。読み込みが保留されたとき、または更に入力があったときに 再入力されます。 .El .Ss 制御文字: .Bl -tag -width Fl .It Ar control-character Ar string .Ar string に .Ar control-character を割り当てます。もし string が 1 文字だけなら、その文字に .Ar control-character が割り当てられます。 string が二文字の "^-" もしくは "undef" の場合は .Ar control-character は無効にされます (つまり、 .Pf { Dv _POSIX_VDISABLE Ns } になります)。 .Pp 認識される制御文字: .Bd -ragged -offset indent .Bl -column character Subscript .It 制御文字 記号   説明 .It _________ _________ _______________ .It eof Ta Tn VEOF EOF No character .It eol Ta Tn VEOL EOL No character .It eol2 Ta Tn VEOL2 EOL2 No character .It erase Ta Tn VERASE ERASE No character .It werase Ta Tn VWERASE WERASE No character .It intr Ta Tn VINTR INTR No character .It kill Ta Tn VKILL KILL No character .It quit Ta Tn VQUIT QUIT No character .It susp Ta Tn VSUSP SUSP No character .It start Ta Tn VSTART START No character .It stop Ta Tn VSTOP STOP No character .It dsusp Ta Tn VDSUSP DSUSP No character .It lnext Ta Tn VLNEXT LNEXT No character .It reprint Ta Tn VREPRINT REPRINT No character .It status Ta Tn VSTATUS STATUS No character .El .Ed .It Cm min Ar number .It Cm time Ar number min あるいは time の値を .Ar number にします。 .Dv MIN と .Dv TIME は非標準的なモード (-icanon) での入力処理に使われます。 .El .Ss 複合モード: .Pp .Bl -tag -width Fl .It Ar saved settings 現在の端末属性を .Fl g オプションによって保存された属性にする。 .It Cm evenp No or Cm parity parenb と cs7 を有効にし、parodd を無効にします。 .It Cm oddp parenb, cs7, parodd を有効にします。 .It Fl parity , evenp , oddp parenb を無効にして、cs8 をセットします。 .It Cm \&nl Pq Fl \&nl icrnl を有効 (無効) にします。 それに加えて、-nl は inlcr と igncr を解除します。 .It Cm ek .Dv ERASE と .Dv KILL に割り当てられている文字をシステムのデフォルトのものに戻します。 .It Cm sane すべてのモードを対話的な端末利用に妥当な値にリセットします。 .It Cm tty 行制御規則を標準端末の規則 .Dv TTYDISC に設定します。 .It Cm crt Pq Fl crt CRT ディスプレイ用に適合するモードをすべて有効 (無効) にします。 .It Cm kerninfo Pq Fl kerninfo .Dv STATUS 文字 (通常 ^T に設定されています) に結びつけられた システムステータス行の生成を有効 (無効) にします。 このステータス行はシステムの負荷、現在のコマンドの名前、プロセス ID、 プロセスが待っているイベント (あるいはプロセスの状態)、 ユーザー時間とシステム時間、CPU利用率、現在のメモリ使用状況 からなっています。 .It Cm columns Ar number 端末の大きさを .Ar number 列とします。 .It Cm cols Ar number .Cm columns の別名定義です。 .It Cm rows Ar number 端末の大きさを .Ar number 行とします。 .It Cm dec Digital Equipment Corporation systems の端末設定にします。 ( .Dv ERASE , .Dv KILL , .Dv INTR をそれぞれ ^?, ^U, ^Cとし、 .Dv ixany を無効、 .Dv crt を有効にします) .It Cm extproc Pq Fl extproc 設定されると、一部の端末処理が端末機器ないし pty に接続されたリモート側 で行なわれるようになります。 .It Cm raw Pq Fl raw 端末モードを全く入出力処理を行なわないモードにします。 これを無効にすると、端末を入出力処理を行なう普通のモードに戻します。 注意すべきなのは、端末用のドライバは単一の .Dv RAW ビットを持つわけではないので、 .Cm raw モードに設定する前にどのようなフラグが設定してあったのかを知ることがで きないということです。つまり、 .Cm raw モードを解除するだけでは、 .Cm raw モード設定前の状態には戻りません。 端末を raw 状態にして、それを正確に元に戻すためには、以下のような シェルコマンドを使うことを薦めます。 .nf save_state=$(stty -g) stty raw \&... stty "$save_state" .fi .It Cm size 端末の大きさを行、列の順に並べた一行で表示します。 .El .Ss 互換モード: .Pp 以下のモードは旧バージョンの stty コマンドとの互換性保持のために残され ています。 .Bl -tag -width Fl .It Cm all 縦覧式でコントール文字を表示する以外は、 .Cm stty Fl a と同様に端末設定を表示します。 .It Cm everything .Cm all と同じです。 .It Cm cooked .Cm sane と同じです。 .It Cm cbreak .Cm brkint , ixon , imaxbel , opost , .Cm isig , iexten , .Cm Fl icanon を有効にします。 解除した場合は .Cm sane と同じです。 .It Cm new .Cm tty と同じです。 .It Cm old .Cm tty と同じです。 .It Cm newcrt Pq Fl newcrt .Cm crt と同じです。 .It Cm pass8 .Cm parity の反対です。 .It Cm tandem Pq Fl tandem .Cm ixoff と同じです。 .It Cm decctlq Pq Fl decctlq .Cm ixany の反対です。 .It Cm crterase Pq Fl crterase .Cm echoe と同じです。 .It Cm crtbs Pq Fl crtbs .Cm echoe と同じです。 .It Cm crtkill Pq Fl crtkill .Cm echoke と同じです。 .It Cm ctlecho Pq Fl ctlecho .Cm echoctl と同じです。 .It Cm prterase Pq Fl prterase .Cm echoprt と同じです。 .It Cm litout Pq Fl litout .Cm opost の反対です。 .It Cm tabs Pq Fl tabs .Cm oxtabs の反対です。 .It Cm brk Ar value 制御文字 .Cm eol と同じです。 .It Cm flush Ar value 制御文字 .Cm discard と同じです。 .It Cm rprnt Ar value 制御文字 .Cm reprint と同じです。 .El .Pp .Nm stty は成功した場合は 0 を、エラーが起きた場合は 0 より大きい値を返します。 .Sh 関連項目 .Xr termios 4 .Sh 規格 .Nm stty は .St -p1003.2 互換です。 .Fl e と .Fl f のフラグは規格を拡張しています。 diff --git a/ja/man/man1/su.1 b/ja/man/man1/su.1 index 60582dde87..6374e06de7 100644 --- a/ja/man/man1/su.1 +++ b/ja/man/man1/su.1 @@ -1,216 +1,228 @@ .\" Copyright (c) 1988, 1990, 1993, 1994 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)su.1 8.2 (Berkeley) 4/18/94 -.\" %Id: su.1,v 1.3.2.6 1998/02/18 12:15:58 markm Exp % +.\" %Id: su.1,v 1.3.2.8 1998/06/08 05:44:03 jkoshy Exp % .\" jpman %Id: su.1,v 1.3 1997/05/19 16:52:17 horikawa Stab % .\" .\" this is for hilit19's braindeadness: " .Dd April 18, 1994 .Dt SU 1 .Os .Sh 名称 .Nm su .Nd 一時的に他のユーザになりかわる .Sh 書式 .Nm .Op Fl Kflm .Op Fl c Ar class .Op Ar login Op Ar args .Sh 解説 .Nm は .Ar login するときに Kerberos パスワード (もしくはログイン ( .Ar login ) が指定されない場合には、 .Dq Ar login Ns .root のパスワード)を要求し、Kerberos 認証を得たあとにユーザとグループ ID を 切替えます。シェルはそのあとに実行されます。もし Kerberos エラーがあれ ば、 .Nm は、 .Ar login のためのパスワードを見つけるためにローカルパスワードファイルを調べま す。もし .Nm が root によって実行された場合、パスワードは要求されず、適当なユーザ ID をもったシェルが実行されます。付加的な Kerberos 認証は一つも得られ ません。 .Pp デフォルトでは、 .Ev USER , .Ev HOME , .Ev SHELL 以外の環境変数は引き継がれます。 .Ev HOME と .Ev SHELL はターゲットとなるログインのデフォルト値になります。 .Ev USER は、ターゲットログインのユーザ ID が 0 以外であれば、ターゲットログイ ンのものがセットされます。0 の場合は変更されません。実行されるシェルは ターゲットログインのログインシェルです。これは .Nm の伝統的なふるまいです。 オリジナルユーザのログインクラス( .Xr login.conf 5 参照)の資源制約とセッション優先度も通常保たれます。 例外はターゲットログインがユーザ ID 0 の場合です。 .Pp オプションとしては、以下のものがあります: .Bl -tag -width Ds .It Fl K ユーザ認証に Kerberos を使用しません。 .It Fl f シェルとして .Xr csh 1 が実行される場合、 .Dq Pa .cshrc ファイルを読み込みません。 .It Fl l 通常にログインした場合と同様になるように環境変数が設定されます。 すなわち、環境変数は .Ev HOME , .Ev SHELL , .Ev PATH , .Ev TERM , .Ev USER 以外は捨てられます。 .Ev HOME と .Ev SHELL は上記のように変更されます。 .Ev USER はターゲットログインの値になります。 .Ev PATH は .Dq Pa /bin:/usr/bin になります。 .Ev TERM は、あなたの現在の環境変数の値になります。 ターゲットログインのクラスにより、 ログインクラスケーパビリティデータベースに基づき、 環境変数が設定もしくは変更されることがあります。 実行されるシェルはターゲット ログインのログインシェルになり、 ターゲットログインのホームディレクトリに移動します。 資源制約とセッション優先度は、 ターゲットアカウントのログインクラスのものに変更されます。 .It Fl m 環境変数は変化しません。 実行されるシェルは自分のログインシェルで、ディレクトリの移動も行われません。 セキュリティの用心として、もしターゲットユーザのシェルが 非標準シェル ( .Xr getusershell 3 で定義される) であったり、呼出側の実ユーザ ID が 0 でなければ、 .Nm は失敗します。 .It Fl c Ar class 指定されたログインクラスの設定を使用します。 スーパユーザのみが使用を許されます。 .El .Pp .Fl l と .Fl m は、同時に指定することはできません。最後に指定したものが優先されます。 .Pp オプションの .Ar args がコマンドラインに指定されると、 それらはターゲットログインのログインシェルに引き渡されます。 -これにより、 -.Fl c -オプションを解釈する大概のシェルに、任意のコマンドを引き渡すことが出来ます。 -.Fl c -は通常単一の引数を期待するため、 -複数の語を渡したい場合はクオートする必要が有ります。 .Pp -グループ ID が 0 (通常は +グループ 0 (通常は .Dq wheel ) -に属するユーザしか +0 のメンバのみ +.Dq root +となることが可能です。 +グループ 0 が存在しないか空の場合には、どのユーザでも .Dq root -になることはできません。 -ただし、このグループが空の場合は例外です。 +に +.Nm +することが可能です。 .Pp デフォルトでは (設定がされていなければ) スーパユーザのプロンプトは .Dq Sy \&# に設定されます。 .Sh 関連項目 .Xr csh 1 , .Xr kerberos 1 , .Xr kinit 1 , .Xr login 1 , .Xr sh 1 , .Xr group 5 , .Xr login.conf 5 , .Xr passwd 5 , .Xr environ 7 .Sh 環境変数 .Nm で利用される環境変数は以下の通りです: .Bl -tag -width HOME .It Ev HOME 上記で示した書き換えがない限り、 実ユーザ ID のデフォルトのホームディレクトリです。 .It Ev PATH 上記で示した書き換えがない限り、実ユーザ ID のデフォルトのサーチパスで す。 .It Ev TERM なり代わる人が所有している端末のターミナルタイプです。 .It Ev USER ユーザ ID が 0 (root) 以外の場合は、ユーザ ID は常に .Nm 後の effective ID (ターゲットとなるユーザ ID) です。 .El .Sh 使用例 .Bl -tag -width 5n -compact .It Li "su man -c catman" コマンド .Li catman をユーザ .Li man で実行します。 あなたの実 UID が 0 でない場合は、man のパスワードを尋ねられます。 .It Li "su man -c 'catman /usr/share/man /usr/local/man /usr/X11R6/man'" 上と同様ですが、コマンドが複数の語から構成されています。 +.Fl c +オプションをシェルに渡すためにクォートしています +(ほとんどのシェルでは +.Fl c +への引数が単一語であると期待します)。 +.It Li "su -c staff man -c 'catman /usr/share/man /usr/local/man /usr/X11R6/man'" +上と同様ですが、ログインクラス +.Dq staff +の資源制限にてターゲットコマンドを実行します。 +注釈: この例では、最初の +.Fl c +オプションは +.Nm +に適用され、2 番目のものは起動されるシェルの引数となります。 .It Li "su -l foo" ユーザ .Li foo のログインの振舞をします。 .El .Sh 歴史 .Nm コマンドは .At v1 から登場しました。 diff --git a/ja/man/man8/bootpd.8 b/ja/man/man8/bootpd.8 index 7ff92ced50..3e487b55a2 100644 --- a/ja/man/man8/bootpd.8 +++ b/ja/man/man8/bootpd.8 @@ -1,313 +1,313 @@ .\" Copyright (c) 1988, 1989, 1991 Carnegie Mellon University .\" -.\" %Header: /home/ncvs/src/libexec/bootpd/bootpd.8,v 1.4.2.5 1998/02/18 05:55:24 jkh Exp % +.\" %Header: /home/ncvs/src/libexec/bootpd/bootpd.8,v 1.4.2.6 1998/06/03 04:35:16 jkoshy Exp % .\" jpman %Id: bootpd.8,v 1.4 1997/10/11 07:39:12 horikawa Stab % .\" .TH BOOTPD 8 "November 06, 1993" "Carnegie Mellon University" .SH 名称 bootpd, bootpgw \- インターネットブートプロトコルサーバ/ゲートウェイ .SH 書式 .B bootpd [ .B \-i .B \-s .B \-t timeout .B \-d level .B \-c chdir\-path ] [ .I bootptab [ .I dumpfile ] ] .br .B bootpgw [ .B \-i .B \-s .B \-t timeout .B \-d level ] server .SH 解説 .I bootpd は RFC951, RFC1532, RFC1533 で定義された インターネットブートプロトコル (BOOTP) サーバを実装したものです。 .I bootpgw は、要求と応答を、あるサブネット上のクライアントと、 別のサブネット上の BOOTP サーバ (すなわち .IR bootpd ) との間で転送するのに使われる、単純な BOOTP ゲートウェイを実装しています。 .I bootpd または .I bootpgw は BOOTREPLY パケットを転送しますが、 .I bootpgw だけが BOOTREQUEST パケットを転送します。 .PP 各々のネットワークセグメントにつき、通常一つのホストで、 以下の行のどれかをファイル .IR /etc/inetd.conf に含めることにより、 .I bootpd あるいは .I bootpgw が .I inetd から起動されるように設定されます: .IP bootps dgram udp wait root /usr/libexec/bootpd bootpd /etc/bootptab .br bootps dgram udp wait root /usr/libexec/bootpgw bootpgw server .PP この動作モードは「inetd モード」と呼ばれ、 ブート要求が到着した時にだけ .I bootpd (あるいは .IR bootpgw ) を開始します。 もし最後にパケットを受信してから 15 分以内に別のパケットを受信しないのなら、 システムの資源を浪費しないように終了します。 .B \-t オプションがこのタイムアウト時間を制御します (オプション参照)。 .PP 他の通常のコマンドのように単にシェルから起動することで、 .I bootpd (あるいは .IR bootpgw ) を「スタンドアローンモード」( .IR inetd なし) で実行することも可能です。 .I bootpd が大きなコンフィギュレーションデータベースのもとで使われる時には、 inetd モードでの起動時の遅延が クライアントの要求に対する素早い応答を妨げるので、 スタンドアローンモードは特に役に立ちます。 (例えば .IR /etc/rc.local から .I bootpd を呼びだすことによって、 スタンドアローンモードで自動的に起動することができます) .I bootpgw は設定ファイルを読まないので、 起動時の遅延はかなり小さく、 スタンドアローンモードはあまり役に立ちません。 .PP どちらのプログラムも、inetd から呼び出されたかシェルから呼び出されたかを 自動的に検出し、自動的に適当なモードを選択します。 .B \-s と .B \-i オプションは各々、スタンドアローンモードと inetd モードを強制するのに 使います (オプション参照) .SH オプション .TP .BI \-t \ timeout .I bootpd あるいは .I bootpgw プロセスが終了する前に BOOTP パケットを待つ .I timeout 値 (分単位) を指定します。 もし .I timeout 分内にパケットを受信しなければ、プログラムは終了します。 timeout の値が 0 の場合は「永遠に実行する」という意味です。 スタンドアローンモードでは、このオプションは 0 に強制されます。 .TP .BI \-d \ debug\-level 生成されるデバッグメッセージの量を制御する変数 .I debug\-level を設定します。 例えば、-d4 あるいは -d 4 では、デバッグレベルが 4 に設定されます。 古いバージョンの .IR bootpd との互換性のため、数字のパラメータを省略 (つまり、-d だけ) すると 単にデバッグレベルを一つだけ増加させます。 .TP .BI \-c \ chdir\-path クライアントのブートファイルの存在とサイズを検査する間に .I bootpd で使われるカレントディレクトリを設定します。 クライアントのブートファイルが相対パス名で指定されていて、 .I bootpd が TFTP サーバと同じカレントディレクトリ (典型的には /tftpboot) を必要とするときに有用です。 このオプションは .IR bootpgw によっては認識されません。 .TP .B \-i 強制的に inetd モードにします。 このオプションは時代遅れですが、古いバージョンの .IR bootpd との互換性のために残してあります。 .TP .B \-s 強制的にスタンドアローンモードにします。 このオプションは時代遅れですが、 古いバージョンの .IR bootpd との互換性のために残してあります。 .TP .I bootptab .I bootpd がロードする 設定ファイルの名前を指定します ( .RI bootpd のみ)。 これはあらかじめ知っているクライアントと そのクライアントのオプションに関するデータベースです。 .TP .I dumpfile .I bootpd が、SIGUSR1 シグナルを受信したときに 内部データベースをダンプするファイルの名前を指定します ( .RI bootpd のみ)。 このオプションは .I bootpd が -DDEBUG フラグ付きでコンパイルされたときだけ認識されます。 .TP .I server .I bootpgw が受信した全ての BOOTREQUEST パケットを転送する、 BOOTP サーバの名前を指定します ( .RI bootpgw のみ)。 .SH 操作 .PP .I bootps ポートに送られたどんなパケットも取り込んで どんな BOOTREPLY パケットも単純に転送するという点で .I bootpd と .I bootpgw の双方が似た動きをします。 BOOTREQUEST の扱いは違います。 .PP .I bootpgw は動作開始時に、コマンド行パラメタとして名前を与えられた BOOTP サーバのアドレスを決めます。 .I bootpgw が BOOTREQUEST パケットを受信したとき、 パケットの「ゲートウェイアドレス」と「ホップ数」フィールドを設定し、 パケットを前に決めたアドレスの BOOT サーバへ転送します。 要求パケットは、 クライアントが少くとも 3 秒は待っているとパケットが示している時にだけ 転送されます。 .PP .I bootpd は動作開始時に設定ファイル (通常 .IR /etc/bootptab ) を読みこみます。 これで、あらかじめ知っているクライアントと クライアントのオプションに関する内部データベースを初期化します。 この内部データベースは、 .I bootpd が回線切断シグナル (SIGHUP) を受信したとき、 または設定ファイルが変更されたことを 発見したときに、再読み込みが行なわれます。 .PP .I bootpd が BOOTREQUEST パケットを受信したとき、 クライアントの要求に一致するデータベースエントリを探します。 もしそのクライアントをあらかじめ知っていれば .I bootpd は前に見付けたデータベースエントリを使って BOOTREPLY パケットを構成し、 (ひょっとしたらゲートウェイを使って) クライアントに返答を送ります。 もしクライアントが未知ならば、(debug > 0 のときは注意を出して) 要求は捨てられます。 .PP .I bootpd が -DDEBUG オプションでコンパイルされていれば、 SIGUSR1 シグナルを送ると内部データベースをファイル .I /tmp/bootpd.dump か、コマンド行パラメータで指定されたダンプファイルに にダンプします。 .PP 初期化の時どちらのプログラムも、 (普通は .IR /etc/services を使う) .I getservbyname を呼ぶことで UDP ポート番号を決定します。 二つのサービス名 (とポート番号) が使われます: .IP bootps \- BOOTP サーバ待機ポート .br bootpc \- BOOTP クライアント届け先ポート .LP もしポート番号が .I getservbyname を使って決定できないときには、 デフォルト値は bootps=67 と bootpc=68 です。 .SH 関連ファイル .TP 20 /etc/bootptab .IR bootpd によって読み込まれるデータベースファイル。 .TP /tmp/bootpd.dump .IR bootpd によって生成されるデバッグダンプファイル。 .TP /etc/services インターネットサービス番号。 .TP /tftpboot TFTP サーバと .IR bootpd で使われる典型的カレントディレクトリ。 .SH バグ 各々のホストエントリは 1024 文字を越えてはいけません。 .SH 功労者 .PP この配布版は現在、 Walter L. Wimer によって 保守されています。 .PP オリジナルの BOOTP サーバは スタンフォード大学の Bill Croft によって 1986 年 1 月に作成されました。 .PP 現在のバージョンの .I bootpd は第一に、Carnegie Mellon University の David Kovar, Drew D. Perkins, Walter L. Wimer の仕事にるものです。 .TP 機能拡張とバグフィクスは以下の方の貢献によります: (アルファベット順) .br Danny Backx .br John Brezak .br Frank da Cruz .br David R. Linn .br Jim McKim .br Gordon W. Ross .br Jason Zions .SH 関連項目 .LP bootptab(5), inetd(8), tftpd(8) .LP DARPA Internet Request For Comments: .TP 10 RFC951 Bootstrap Protocol .TP 10 RFC1532 Clarifications and Extensions for the Bootstrap Protocol .TP 10 RFC1533 DHCP Options and BOOTP Vendor Extensions diff --git a/ja/man/man8/chat.8 b/ja/man/man8/chat.8 index ad34f8ec8b..ce082be2a3 100644 --- a/ja/man/man8/chat.8 +++ b/ja/man/man8/chat.8 @@ -1,502 +1,502 @@ .\" -*- nroff -*- .\" manual page [] for chat 1.8 -.\" %Id: chat.8,v 1.4.2.2 1997/09/14 20:39:29 jkh Exp % +.\" %Id: chat.8,v 1.4.2.3 1998/06/03 04:35:17 jkoshy Exp % .\" jpman %Id: chat.8,v 1.3 1997/08/31 14:02:42 horikawa Stab % .\" SH section heading .\" SS subsection heading .\" LP paragraph .\" IP indented paragraph .\" TP hanging label .TH CHAT 8 "5 May 1995" "Chat Version 1.9" .SH 名称 chat \- モデム接続の確立を自動化するスクリプト言語 .SH 書式 .B chat [ .I options ] .I script .SH 解説 .LP \fIchat\fR プログラムはコンピュータとモデムの間のメッセージ交換を制御します。 このコマンドの主な目的は、Point-to-Point Protocol デーモン (\fIpppd\fR) と リモートの \fIpppd\fR プロセスの間の接続を確立することです。 .SH オプション .TP .B -f \fI チャットスクリプトを \fIchat file\fR から読み込みます。このオプションと script パラメータとは、互いに排他の関係にあります。 chat コマンドを実行するユーザは、このファイルのリードアクセス権を 持っていなければなりません。このファイルの中では、文字列の区切りとして スペースとタブを使うことができます。 .TP .B -t \fI 文字列の受信待ちのタイムアウトを指定します。もし、タイムリミットまでに 指定された文字列を受信できなかった場合には、応答文字列の送信をおこないません。 この時、かわりの応答文字列が指定されていれば それが送信され、 指定されていなければ スクリプトの実行が失敗します。 スクリプトの実行が失敗すると、\fIchat\fR プログラムは 0 以外のエラーコードを返して終了します。 .TP .B -r \fI レポート文字列を出力するファイルを指定します。 キーワード \fIREPORT\fR を用いると、結果の文字列がこのファイルに 出力されます。このオプションを指定せずに \fIREPORT\fR キーワードを 使用すると、レポート文字列は \fIstderr\fR に出力されます。 .TP .B -e エコーオプションを有効にして開始します。 \fIchat\fR スクリプトの特定の場所において \fIECHO\fR キーワードにて エコーの有効および無効を切り替えることができます。 エコーが有効にされると、モデムからの出力は全て \fIstderr\fR へエコーされます。 .TP .B -v \fIchat\fR スクリプトを冗長モードで実行します。 これを指定すると、\fIchat\fR プログラムはモデムから受信したすべてのテキストと .IR syslogd (8) に送られる出力のログをとります。 冗長トレースのログとりは \fIlocal2\fR ファシリティのレベル \fIinfo\fR でおこなわれ、エラーについてはレベル \fIerr\fR が使われます。 .TP .B -V \fIchat\fR スクリプトを stderr 冗長モードにて実行するように要求します。 \fIchat\fR プログラムは、 モデムから受信する全てのテキストおよび stderr デバイスへ送出する出力文字列をログします。 chat もしくは pppd プログラムを動作させている場所では、 このデバイスは通常ローカルのコンソールです。 stderr が /dev/null にリダイレクトされている場合には、 このオプションはうまく働きません。 pppd が `デタッチ' モードで動作している時がその場合です。 この場合、`-v' オプションを使用して、 セッションを SYSLOG デバイスへ記録してください。 .TP .B script \fI-f\fR オプションのファイルでスクリプトが指定されていなければ、 \fIchat\fR プログラムに対するパラメータ文字列が スクリプトとして読み込まれます。 .SH チャットスクリプト .LP \fIchat\fR スクリプトには通信の手順を定義します。 .LP スクリプトは一つまたはそれ以上の「受信待ち-送信」文字列の組からなり、 それぞれは空白で区切られています。 オプションとして「副受信待ち-副送信」文字列の組を追加することもでき、 その場合には以下の例のようにダッシュで区切ります: .IP ogin:-BREAK-ogin: ppp ssword: hello2u2 .LP これにより、\fIchat\fR プログラムは文字列 "ogin:" の受信待ちをおこないます。 もしもタイムアウトする前にログインプロンプトを受信できなければ、 リモートホストにブレーク信号を送信し、それから文字列 "ogin:" を受信待ちします。 もしも最初の "ogin:" が受信できていれば、ブレーク信号は送信されません。 .LP 一旦ログインプロンプトを受信すると、\fIchat\fR プログラムは文字列 ppp を 送信して、プロンプト "ssword:" の受信を待ちます。 パスワードプロンプトを 受信すると、chat プログラムはパスワード hello2u2 を送信します。 .LP 応答文字列に続いて、通常はキャリッジリターン文字が送られます。 「受信待ち」文字列中では、\\r 文字シーケンスで明示的に指定しないかぎり、 キャリッジリターンは文字列に含まれません。 .LP 目的の文字列を識別するのに必要な部分だけを受信待ち文字列に 指定するようにするべきです。 なぜなら、受信待ち文字列は通常ディスクファイルに記録されるため、 動的に変化する情報を含むことができないからです。 一般には、時刻を表す文字列やネットワーク ID 文字列その他の 変化するデータの塊を受信待ちさせることはできません。 .LP 通信の初期段階では、文字が化けて受信される場合があります。 この場合にも正しく認識ができるように、 文字列 "login:" ではなく "ogin:" を待つようにします。 仮に最初の "l" という文字が化けて受信されたとしますと、 リモートシステムが "login:" を送信したとしても、 その文字列は認識されないことになります。 このため、スクリプトでは "login:" ではなく "ogin:" を、 "password:" ではなく "ssword:" を待つようにします。 .LP 非常に単純なスクリプトは、以下のようになるでしょう: .IP ogin: ppp ssword: hello2u2 .LP 言いかえると、....ogin: を受信待ちして ppp を送信し、...ssword: を 受信待ちして hello2u2 を送信するということになります。 .LP 現実問題としては、単純なスクリプトが使われることはほとんどないでしょう。 少なくとも、最初の受信待ち文字列が受信できなかった場合に、 副受信待ち文字列を実行するようにするべきでしょう。 たとえば、以下のスクリプトを考えてみます: .IP ogin:--ogin: ppp ssword: hello2u2 .LP これは以前に使った単純なものよりも良いスクリプトでしょう。 以前のものと同様に login: プロンプトを待ちますが、もし受信できなかった場合には リターンを一つ送ってから再び login: が送られてくるのを待ちます。 最初のログインプロンプトがラインノイズによって化けたとしても、 空行が送られることで、通常はもう一度ログインプロンプトが送信されます。 .SH コメント コメントを chat スクリプト中に埋め込むことが可能です。 コメントは \fB#\fR (ハッシュ) 文字をカラム 1 から開始する行です。 このようなコメント行は chat プログラムは単に無視します。 「受信待ち」文字列の最初の文字が `#' 文字の場合、 「受信待ち」文字列をクォートする必要があります。 文字 # (ハッシュ)から始まるプロンプトを待ちたい場合には、 以下のように書かねばならないでしょう: .IP # Now wait for the prompt and send logout string .br \'# ' logout .LP .SH 中断文字列 多くのモデムはダイアルの結果を文字列としてレポートします。 これらの文字列は \fBCONNECTED\fR だったり、\fBNO CARRIER\fR や \fBBUSY\fR だったりするでしょう。 モデムが相手との接続に失敗した場合には、スクリプトを終了させたいと 思うことがよくあるでしょう。 問題は、どの文字列を次に受信するかということを、 スクリプトが正確に知ることはできないということです。 ある時には \fBBUSY\fR を受信するかもしれませんが、 次には \fBNO CARRIER\fR を受信するかもしれません。 .LP これらの「中断」文字列は、\fIABORT\fR シーケンスにより スクリプト中に指定することができます。 それは、以下の例のようにスクリプトに指定します: .IP ABORT BUSY ABORT 'NO CARRIER' '' ATZ OK ATDT5551212 CONNECT .LP このシーケンスは受信待ちをおこないません。それから文字列 ATZ を送信します。 受信待ち文字列は \fIOK\fR です。 \fIOK\fR を受信すると、電話をかけるために文字列 ATDT5551212 を送信します。 受信待ち文字列は \fICONNECT\fR です。 文字列 \fICONNECT\fR を受信すると、スクリプトの残りが実行されます。 一方、モデムが話中を検出すると、文字列 \fIBUSY\fR が送られて 中断文字列への一致が起こります。 この一致が起きたことにより、スクリプトは失敗します。 もしも文字列 \fINO CARRIER\fR を受信すると、それは同じ理由で中断されます。 どちらの文字列が受信されても、\fIchat\fR スクリプトは終了します。 .SH CLR_ABORT 文字列 このシーケンスは以前に設定した \fBABORT\fR 文字列をクリアします。 \fBABORT\fR 文字列は規定サイズ(コンパイル時に決定)の配列に保持されます; \fBCLR_ABORT\fR はクリアされたエントリの領域を再要求し、 新たな文字列をそこに格納できるようにします。 .SH SAY 文字列 \fBSAY\fR ディレクティブにて、 script が標準エラー出力を介してユーザ端末ヘ文字列を送ることができます。 \fBchat\fR が pppd から起動される場合、 pppd はデーモンとして実行され(制御端末から切離され)、 標準エラー出力は通常 /etc/ppp/connect-errors へとリダイレクトされます。 .LP \fBSAY\fR 文字列は、シングルクォートもしくはダブルクォートにて 括る必要があります。 出力中にキャリッジリターンおよびラインフィードが必要な場合、 明示的に文字列中に含める必要があります。 .LP SAY 文字列を使用して script の進捗状況メッセージを表示することで、'ECHO OFF' しつつもユーザになにが起っているのか示すことが可能です。 例を示します: .IP ABORT BUSY .br ECHO OFF .br SAY "Dialling your ISP...\\n" .br \'' ATDT5551212 .br TIMEOUT 120 .br SAY "Waiting up to 2 minutes for connection ... " .br CONNECT '' .br SAY "Connected, now logging in ...\n" .br ogin: account .br ssword: pass .br $ \c SAY "Logged in OK ...\n" \fIetc ...\fR .LP このシーケンスは SAY 文字列のみユーザに示し、script の詳細は隠します。 例えば、上記 script を実行した場合、ユーザが見るのは以下です: .IP Dialling your ISP... .br Waiting up to 2 minutes for connection ... Connected, now logging in ... .br Logged in OK ... .LP .SH レポート文字列 \fBレポート\fR 文字列は ABORT 文字列に似ています。 違うのは、その文字列自身とキャリッジリターン等の 次の制御文字までの すべての文字がレポートファイルに書かれるということです。 .LP レポート文字列はモデムのコネクト文字列の転送レートと chat ユーザへのリターン値を切りわけるために使えます。 レポート文字列ロジックの分析は、受信待ち文字列の検索などの 他の文字列処理と同時におこなわれます。 レポート文字列と中断文字列に同じ文字列を使用することも可能ですが、 おそらくあまり使い道がないでしょう。 .LP レポート文字列はプログラムの終了コードに影響を及ぼしません。 .LP これらの「レポート」文字列は、\fIREPORT\fR シーケンスにより スクリプト中に指定することができます。 それは、以下の例のようにスクリプトに指定します: .IP REPORT CONNECT ABORT BUSY '' ATDT5551212 CONNECT '' ogin: account .LP このシーケンスは受信待ちをおこなわず、文字列 ATDT5551212 を送信して 電話をかけます。受信待ち文字列は \fICONNECT\fR です。 文字列 \fICONNECT\fR を受信すると、スクリプトの残りが実行されます。 さらに、文字列 "CONNECT" と、それに続く接続レートなどの 任意の文字がレポートファイルに記録されます。 .\" 原文では expect-file となっているが、report-file の間違いと思われる。 .\" send-pr する予定。 .\" 2.2.2R 対象(1997/06/04) Saeki Takashi .SH CLR_REPORT 文字列 このシーケンスを使用して、以前に設定した \fBREPORT\fR 文字列をクリア できます。 \fBREPORT\fR 文字列は規定サイズ(コンパイル時に決定)の配列に保持されます; \fBCLR_REPORT\fR はクリアされたエントリの領域を再要求し、 新たな文字列をそこに格納できるようにします。 .SH エコー エコーオプションはモデムからの出力を \fIstderr\fR へエコーするか否か を制御します。 このオプションを \fI-e\fR オプションにて設定することができますし、 \fIECHO\fR キーワードにて制御することもできます。 「受信待ち-送信」文字列の組 \fIECHO\fR \fION\fR はエコーを有効にし、 \fIECHO\fR \fIOFF\fR は無効にします。 このキーワードを使用してどの会話を見せるかを選択可能です。 例えば以下の script では: .IP ABORT 'BUSY' .br ABORT 'NO CARRIER' .br '' ATZ .br OK\\r\\n ATD1234567 .br \\r\\n \\c .br ECHO ON .br CONNECT \\c .br ogin: account .LP モデム設定結果およびダイヤル結果は見せませんが、 \fICONNECT\fR (もしくは \fIBUSY\fR) メッセージ語は全てをエコーします。 .SH 回線切断 HANGUP オプションはモデムの回線切断をエラーと扱うか否かを制御します。 このオプションは、 システムにダイヤル後に回線切断しコールバックする script 中で有効です。 HANGUP オプションは \fBON\fR もしくは \fBOFF\fR にできます。 .br HANGUP を OFF に設定しモデムを回線切断 (つまりコールバックシステムへの最初のログイン)すると、\fBchat\fR は script の実行を続けます (つまり呼び出しと二度目のログインプロンプトを待ちます)。 呼び出しにて接続後すぐに、\fBHANGUP ON\fR ディレクティブを使用して 通常の回線切断シグナルの動作を戻す必要があります。 (簡単な) script 例を示します: .IP ABORT 'BUSY' .br '' ATZ .br OK\\r\\n ATD1234567 .br \\r\\n \\c .br CONNECT \\c .br \'Callback login:' call_back_ID .br HANGUP OFF .br ABORT "Bad Login" .br \'Callback Password:' Call_back_password .br TIMEOUT 120 .br CONNECT \\c .br HANGUP ON .br ABORT "NO CARRIER" .br ogin:--BREAK--ogin: real_account .br \fIetc ...\fR .LP .SH タイムアウト タイムアウトの初期値は 45 秒です。これは \fB-t\fR パラメータにより 変更することができます。 .LP 次に受信待ちする文字列のタイムアウト値を変更するには、以下のようにします: .IP ATZ OK ATDT5551212 CONNECT TIMEOUT 10 ogin:--ogin: TIMEOUT 5 assword: hello2u2 .LP これは login: プロンプトを受信待ちする際のタイムアウトを 10 秒に変更します。 さらに password プロンプトを受信待ちする際にはタイムアウトを 5 秒に変更します。 .LP 一旦タイムアウト値が変更されると、次に変更されるまでは そのままになります。 .SH EOT の送信 チャットプログラムは特殊な応答文字列 \fIEOT\fR により、 リモート側へ EOT 文字を送信します。 通常、これはファイル終了を表す文字です。 EOT に続けてリターン文字が送られることはありません。 .PR \fI^D\fR シーケンスを使って EOT を送信文字列に埋め込むことができます。 .SH ブレークの生成 特殊な応答文字列 \fIBREAK\fR により、ブレーク信号が送られます。 ブレークは送信側では特殊な信号として扱われます。 受信側では通常、転送レートの変更要求として処理されます。 これにより、正常に login プロンプトを受信できるまで ブレーク信号を送ることで、リモート側がサポートしている転送レートを 順次切替えさせることができます。 .PR \fI\\K\fR シーケンスを使ってブレーク信号を送信文字列に埋め込むことができます。 .SH エスケープシーケンス 受信待ち文字列と応答文字列には、エスケープシーケンスを指定することができます。 応答文字列では、すべてのエスケープシーケンスが使えます。 受信待ち文字列では、ほとんどのエスケープシーケンスが使えます。 受信待ち文字列では使えないエスケープシーケンスについては、 説明文中にそのことが書かれています。 .TP .B '' 空文字列を受信待ちしたり、送信したりします。 もし、空文字列を送信しようとすると、それはリターン文字を送ることになります。 このシーケンスはアポストロフィ文字またはクォート文字のペアの どちらでもかまいません。 .TP .B \\\\b バックスペース文字を表します。 .TP .B \\\\c 応答文字列の末尾の改行を抑制します。 これは末尾に改行文字のつかない文字列を送る唯一の方法です。 これは送信文字列の最後に置かれなければいけません。 たとえば、文字列 hello\\c は単に h, e, l, l, o という文字だけを送ります。 .I (受信待ち文字列では使えません) .TP .B \\\\d 1 秒のディレイです。プログラムは 1 秒のディレイのために sleep(1) を使います。 .I (受信待ち文字列では使えません) .TP .B \\\\K ブレーク信号を挿入します。 .I (受信待ち文字列では使えません) .TP .B \\\\n 改行文字を送信します。 .TP .B \\\\N 空 (null) 文字を送信します。\\0 でも同じシーケンスを表すことができます。 .I (受信待ち文字列では使えません) .TP .B \\\\p 1 秒以下のポーズです。ディレイ時間は 1/10 秒です。 .I (受信待ち文字列では使えません) .TP .B \\\\q .IR syslogd (8) への文字列出力を抑止します。 かわりに文字列 ?????? がログに出力されます。 .I (受信待ち文字列では使えません) .TP .B \\\\r キャリッジリターン文字を送信または受信待ちします。 .TP .B \\\\s 文字列中のスペース文字を表します。 これはスペースを含む文字列をクォートしたくない場合に使います。 シーケンス 'HI TIM' と HI\\sTIM は等価です。 .TP .B \\\\t タブ文字を送信または受信待ちします。 .TP .B \\\\\\\\ バックスラッシュ文字を送信または受信待ちします。 .TP .B \\\\ddd 8 進数 (ddd) を一つの ASCII 文字に変換し、その文字を送信します。 .I (受信待ち文字列では使えない文字がいくつかあります) .TP .B \^^C C で表現される制御文字に置きかえられます。 例えば、文字 DC1 (17) は \^^Q で表されます。 .I (受信待ち文字列では使えない文字がいくつかあります) .SH 終了コード \fIchat\fR プログラムは以下の終了コードを返します。 .TP .B 0 プログラムは正常終了しました。これは、スクリプトがエラーを起こさずに 実行されて、正常に終了したことを示します。 .TP .B 1 一つまたはそれ以上のパラメータが不正であるか、受信待ち文字列が 内部バッファよりも大きすぎます。これはプログラムが正しく 実行されなかったことを示します。 .TP .B 2 プログラムの実行中にエラーが発生しました。これは、何らかの理由で リードまたはライトの操作が失敗したか、chat が SIGINT のような シグナルを受信したためでしょう。 .TP .B 3 「-副送信」文字列のない\fI受信待ち\fR文字列があり、タイムアウトイベントが 発生しました。これは、スクリプトが正しくプログラムされていないか、 予期しないイベントが発生して受信待ち文字列を見つけられなかったためでしょう。 .TP .B 4 \fIABORT\fR 条件としてマークされた 1 番目の文字列を検出しました。 .TP .B 5 \fIABORT\fR 条件としてマークされた 2 番目の文字列を検出しました。 .TP .B 6 \fIABORT\fR 条件としてマークされた 3 番目の文字列を検出しました。 .TP .B 7 \fIABORT\fR 条件としてマークされた 4 番目の文字列を検出しました。 .TP .B ... その他の終了コードも、\fIABORT\fR 条件としてマークされた文字列を 検出したことを示します。 .LP 終了コードを使うと、どのイベントによりスクリプトが終了したのかを 判断することができます。 つまり、"NO DIAL TONE" を受信したのか "BUSY" を受信したのかを 識別することができるということです。 最初のイベント (BUSY) ならばリトライする価値がありますが、 二つ目のイベント (NO DIAL TONE) だと、 おそらくリトライしてもそれがうまくいく可能性は低いでしょう。 .SH 関連項目 UUCP のドキュメントからも、\fIchat\fR スクリプトに関する 追加情報が得られるでしょう。 \fIchat\fR スクリプトは \fIuucico\fR プログラムで使われる スクリプトによって提示されたアイデアを基にしています。 .LP uucico(1), uucp(1) .SH 著作権 \fIchat\fR プログラムは、パブリックドメインのソフトウェアです。 これは GNU のパブリックライセンス(一般公有使用許諾)とは ことなります。 このプログラムを分割する場合には、その両方を管理するようにしてください。 .\" 原文は The \fIchat\fR program is in public domain. This is not .\" the GNU public license. If it breaks then you get to keep both pieces. .\" 最後の文章にはあまり自信がありません。(^_^;; .\" 2.2.2R 対象(1997/06/26) Saeki Takashi diff --git a/ja/man/man8/dset.8 b/ja/man/man8/dset.8 index 57f93247a4..95d7642bc8 100644 --- a/ja/man/man8/dset.8 +++ b/ja/man/man8/dset.8 @@ -1,82 +1,82 @@ .\" .\" Copyright (c) 1996 Joerg Wunsch .\" .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE DEVELOPERS ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. .\" IN NO EVENT SHALL THE DEVELOPERS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, .\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT .\" NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, .\" DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY .\" THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: dset.8,v 1.4 1996/10/02 07:22:26 jkh Exp % +.\" %Id: dset.8,v 1.4.2.1 1998/06/03 04:35:19 jkoshy Exp % .\" jpman %Id: dset.8,v 1.3 1997/09/04 16:35:08 horikawa Stab % .\" " .Dd May 2, 1996 .Dt DSET 8 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm dset .Nd "ブートファイルの現在の設定への更新" .Sh 書式 .Nm dset .Op Fl vqt .Sh 解説 .Nm dset は、 .Fl c オプションを用いて起動した際に .Em UserConfig により変更された ISA デバイスの設定を記録します。 (変更があった場合)変更は、 .Xr getbootfile 3 から得られる名前のファイルに記録されます。 .Nm dset は、通常 .Pa /etc/rc から起動されます。 .Pp .Nm dset には以下のオプションがあります。 .Bl -tag -width indent -compact .It Fl v 冗長; 何を行ったかを表示します。 .It Fl q 静寂; 如何なるエラーメッセージも表示しません。 .It Fl t テストのみ; 実際のブートファイルへの変更の記録は行わず、 何が行われる可能性があるかの表示だけを行います。 このオプションは暗に .Fl v オプションを含みます。 .El .Sh 診断 .Nm ユーティリティは成功した場合、終了コード 0 で終了し、何か問題が発生した 場合、終了コード 1 で終了します。 .Fl q オプションが指定されていなければ、問題の原因のヒントとなるメッセージを 標準エラーに出力します。 .Sh 関連項目 .Xr getbootfile 3 , .Xr boot_i386 8 , .Xr rc 8 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Fx 2.0.5 から登場しました。 diff --git a/ja/man/man8/ifconfig.8 b/ja/man/man8/ifconfig.8 index 08725cb06e..7b46d4733a 100644 --- a/ja/man/man8/ifconfig.8 +++ b/ja/man/man8/ifconfig.8 @@ -1,350 +1,350 @@ .\" Copyright (c) 1983, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" From: @(#)ifconfig.8 8.3 (Berkeley) 1/5/94 -.\" %Id: ifconfig.8,v 1.9.2.3 1998/02/01 07:05:02 steve Exp % +.\" %Id: ifconfig.8,v 1.9.2.4 1998/06/08 02:02:31 danny Exp % .\" jpman %Id: ifconfig.8,v 1.2 1997/03/31 14:09:47 horikawa Stab % .\" .Dd February 13, 1996 .Dt IFCONFIG 8 .Os BSD 4.2 .Sh 名称 .Nm ifconfig .Nd ネットワークインタフェースのパラメータの設定を行なう .Sh 書式 .Nm ifconfig .Ar interface address_family .Oo .Ar address .Op Ar dest_address .Oc .Op Ar parameters .Nm ifconfig .Op Fl m .Ar interface .Op Ar protocol_family .Nm ifconfig .Fl a .Op Fl m .Op Fl d .Op Fl u .Op Ar protocol_family .Nm ifconfig .Fl l .Op Fl d .Op Fl u .Sh 解説 .Nm は、ネットワークインタフェースに対してネットワークアドレス の割り当てを行ない、ネットワークインタフェースのパラメータの設定を行ないます。 .Nm は、システム立ち上げ 時に、マシンが備える各ネットワークインタフェースに対してネットワークアドレス を割り当てるように使用しなければなりません。また、一旦各ネットワークインタフェ ースに対し設定したネットワークアドレスを再定義したり、パラメータの設定を 変えたりすることも可能です。 .Pp .Nm のオペランドを以下に示します。 .Bl -tag -width Ds .It Ar Address .Tn DARPA-Internet ファミリでは、アドレスはホスト名データベース .Xr hosts 5 に登録されているホスト名であるか、もしくは インターネット標準の .Dq ドット表記 です。 .\" ゼロックスネットワークシステム(tm)ファミリでは、 .\" アドレスは .\" .Ar net:a.b.c.d.e.f .\" という形式です。 .\" ここで .\" .Ar net .\" は割り当てるネットワーク番号(10進数)、 .\" 残りの .\" .Ar a .\" から .\" .Ar f .\" までは .\" ホスト番号を表す 6 バイトであり 16 進数で指定します。 .\" ホスト番号は 10Mb/s イーサネットインタフェースでは省略可能です。 .\" ホスト番号指定を省略した場合には、 .\" 一番目のインタフェースのハードウェア物理アドレスを .\" すべてのインタフェースにおいて使用します。 .\" .Tn ISO .\" ファミリでは、 .\" ゼロックスファミリと同じ長さのアドレスを、 .\" 長い 16 進数の文字列で指定します。 .\" 違いは、 .\" ドットが続いた場合にはそのバイトはゼロを表すことと、 .\" ドットはオプションであることです .\" (ドットはネットワークバイトオーダの長い数字列を .\" 注意深く扱うために使用します)。 .It Ar address_family 他のパラメータの解釈に影響するネットワークアドレスファミリを指定します。 インタフェースが異なるプロトコルの送信を異なる名前付け体系で 受けることがあるので、アドレスファミリを指定しておくことをお勧めします。 本コマンドでサポートされるプロトコルファミリは、 .Dq inet , .Dq atalk , .\".Dq iso , .Dq ipx .\" .Dq ns です。 .It Ar Interface インタフェースパラメータは、 .Dq name unit の形式で表現されます。 例えば .Dq en0 です。 .El .Pp .Nm では以下のパラメータが利用できます: .Bl -tag -width dest_addressxx .It Cm alias 指定したインタフェースに、ネットワークアドレスを追加して指定します。 これはネットワーク番号を変更した際に、以前のアドレスに送られるパケットを 受けとりたい場合などに便利です。 .It Cm arp アドレス解決プロトコル (ARP) を用いてネットワークレベルのアドレスとリンクレベル のアドレスの対応を取ることを可能にします (デフォルト)。この機能は、 .Tn DARPA インターネットアドレスと 10Mb/s イーサネットアドレスの間の対応を取るように 作られています。 .It Fl arp アドレス解決プロトコルの使用を禁止します。 .It Cm broadcast ネットワークに対するブロードキャストアドレスを指定します。 ブロードキャストアドレスのデフォルト値は、 ホスト部のビットがすべて 1 になったアドレスです。 .It Cm debug ドライバ依存のデバッグモードを有効にします。 通常コンソールへのエラーログを有効にします。 .It Fl debug ドライバ依存のデバッグモードを無効にします。 .It Cm delete 指定したネットワークアドレスを無効にします。本機能は、alias で不正なアドレスを 指定した場合や、すでに指定したアドレスが必要ない場合などに使用します。 誤った NS アドレスをホスト部分とともに指定した場合には、 NS アドレスを全て無効にすることにより再度ホスト部分を指定可能となります。 .It Cm dest_address point to point 接続を行なう場合、相手のアドレスを指定します。 .It Cm down 指定したネットワークインタフェースに ``down'' とマークします。``down'' と マークされたインタフェースに対しては、システムはメッセージの送信を行ない ません。可能であれば、そのインタフェースは受信も不可能となるように リセットされます。この動作は、そのインタフェースを用いる ルーティングを使用しないよう自動的に設定するものではありません。 .\" .It Cm ipdst .\" リモートネットワーク向け NS パケットをカプセル化している IP パケットを .\" 受信する、インターネットホストを指定するために使用します。 .\" 外見上 point to point リンクが構成され、 .\" 指定されたアドレスは、 .\" デスティネーションの NS アドレスとネットワークアドレスとされます。 .\" .Tn CLNP .\" パケットの IP カプセル化はこれとは異なった方法で実現されます。 .It Cm media Ar type インタフェースのメディアタイプを .Ar type に設定します。 インタフェースによっては、 複数の異なった物理メディアコネクタのうちのいずれかを 排他的に使用することをサポートします。 例えば、10Mb/s イーサネットインタフェースには .Tn AUI とツイストペアコネクタをサポートするものがあります。 メディアタイプを .Dq 10base5/AUI に設定すると、AUI ポートを現在のアクティブなコネクタとします。 また .Dq 10baseT/UTP に設定すると、ツイストペアをアクティブにします。 使用可能なタイプの完全なリストは、 インタフェースドライバ固有のマニュアルページを参照してください。 .It Cm mediaopt Ar opts インタフェースのメディアオプションを設定します。 .Ar opts はコンマで区切ったオプションリストで、インタフェースに適用されます。 使用可能なオプションの完全なリストは、 インタフェースドライバ固有のマニュアルページを参照してください。 .It Fl mediaopt Ar opts インタフェースのメディアオプションを無効にします。 .It Cm metric Ar n インタフェースのルーティングメトリックを .Ar n で指定します。初期値は 0 です。 ルーティングメトリックは、ルーティングプロトコル .Pq Xr routed 8 で使用されます。 .It Cm mtu Ar n そのインタフェースの最大転送単位 (mtu) を .Ar n に設定します。デフォルト値はインタフェースに依存します。 mtu はインタフェースに送られるパケットの大きさを制限するのに用いられます。 mtu を設定できなかったり、設定出来る値の範囲に制限のある インタフェースがあります。 .It Cm netmask Ar mask .\" (inet と ISO) (inet のみ) ネットワークをサブネットワークに細分割する際に、ネットワークアドレスとして リザーブするアドレスを指定します。 mask が指定する部分は、 アドレスのネットワーク部とサブネット部です。 サブネット部はアドレスのホスト部の一部です。 mask は、0x ではじまる16進数、 ドット表記のインターネットアドレス形式、 ネットワークテーブル .Xr networks 5 に記述されている仮想ネットワーク名のいずれかで指定できます。 mask での 32ビットアドレスにおける 1 であるビットの部分は、 ネットワーク部もしくはサブネット部として使用します。 0 であるビットの部分はホスト部として使用します。 mask は少なくともネットワーク部を含む必要があり、 サブネット部はネットワーク部に連続する必要があります。 .\" see .\" Xr eon 5 . .\" .It Cm nsellength Ar n .\" .Pf ( Tn ISO .\" のみ) .\" .Tn NSAP .\" に後続するローカル識別に使用するバイト数を指定します。 .\" この部分は .\" .Tn NET .\" (Network Entity Title) .\" として扱われます。 .\" バイト数のデフォルト値は 1 であり、US .\" .Tn GOSIP .\" 準拠です。 .\" ifconfig コマンドで設定するISO アドレスが、 .\" .Tn NSAP .\" です。 .\" 例えば .\" .Tn US GOSIP .\" では、20 文字の 16 進数を .\" .Tn ISO NSAP .\" において指定し、 .\" インタフェースに割り当てる必要があります。 .\" .Tn AFI .\" 37 タイプアドレスにおいて、数字が 1 とは異なると便利であるのは、 .\" それなりの理由があります。 .\" .It Cm trailers .\" trailers は、データ送出時の ``trailer'' リンクレベルパケットカプセル化を .\" 要求します (デフォルト)。もしネットワークインタフェースが .\" .Cm trailers .\" をサポートしている場合、可能 .\" であればシステムは、受信者によるメモリ間コピーの回数を最小になるように、 .\" 出力メッセージのカプセル化を行ないます。アドレス解決プロトコル .\" ( .\" .Xr arp 4 .\" 参照; 現在 10Mb/s イーサネットのみ) .\" をサポートする .\" ネットワーク上では、本フラグは、 .\" 他のシステムが本ホストに対してメッセージを送出 .\" する場合に trailers の処理をすることを要求することを示しています。 .\" 同様に、trailer 要求を行ったホストに対しても、 .\" trailer カプセル化したパケットを送出します。 .\" これは現在インターネットプロトコルを用いている場合に限られます。 .\" .It Fl trailers .\" ``trailer'' リンクレベルカプセル化を無効にします。 .It Cm link[0-2] インタフェースのリンクレベルでの特殊な処理を有効にします。3 つのオプション の実際の効果はインタフェース依存です。しかしながら、これらのオプションは、 一般的には特殊なオペレーションモードを選択するのに用いられます。この例として、 SLIP 使用時のデータ圧縮や、イーサネットカードのコネクタ選択を行います。 各ドライバごとのマニュアルページに 詳細が記してあるので、詳しくはそちらの方を参照して下さい。 .It Fl link[0-2] 上記の link[0-2] の指定を無効にします。 .It Cm up 指定したネットワークインタフェースに ``up'' とマークします。 本オプションは、 ``ifconfig down'' を行なった後にインタフェースを有効にするのに用いられます。 最初にインタフェースにアドレスを設定した場合には、自動的に本指定はされたものと して扱います。もし、down とマークされていたインタフェースがリセットされた場合、 ハードウェアは再初期化されます。 .El .Pp .Nm は引数としてネットワークインタフェース以外に何のオプションも与えられない場合、 ネットワークインタフェースの現在の設定状態を表示します。 もしプロトコルファミリが指定されている場合、 .Nm はプロトコルファミリに特有の情報についてのみ表示します。 .Pp インタフェース名の前に .Fl m フラグが渡されると、 .Nm は、指定されたインタフェースに関し、 サポートされているメディアを全て表示します。 .Pp オプションとして、インタフェース名の代りに .Fl a フラグを指定できます。そうすると、 .Nm はシステム上の全インタフェースを表示します。 .Fl d はこれを down したインタフェースに限定し、 .Fl u はこれは up したインタフェースに限定します。 .Pp The .Fl l フラグを使用するとシステム上の使用可能な全インタフェースのリストを、 その他の情報は付加せずに表示します。 このフラグは他のフラグとは排他的ですが、 .Fl d (down したインタフェースのみをリスト) と .Fl u (up したインタフェースのみをリスト) は例外です。 .Pp スーパユーザのみがネットワークインタフェースの設定を変更できます。 .Sh 診断 指定したインタフェースが存在しない、 要求したアドレスが未知のものである、 ユーザがネットワークインタフェースの設定を変更する権限を持っていない、 といったメッセージを表示します。 .Sh 関連項目 .Xr netstat 1 , .Xr netintro 4 , .Xr rc 8 , .Xr routed 8 .\" .Xr eon 5 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Bx 4.2 から登場しました。 diff --git a/ja/man/man8/pccardd.8 b/ja/man/man8/pccardd.8 index 9cd1f73558..e3fc8ee954 100644 --- a/ja/man/man8/pccardd.8 +++ b/ja/man/man8/pccardd.8 @@ -1,154 +1,154 @@ .\" .\" Copyright (c) 1994 Andrew McRae. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. .\" IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, .\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT .\" NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, .\" DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY .\" THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" .\" %Id: pccardd.8,v 1.4.2.4 1998/04/18 23:28:50 nate Exp % .\" jpman %Id: pccardd.8,v 1.4 1997/07/26 22:04:06 horikawa Stab % .\" .Dd November 1, 1994 .Dt PCCARD 8 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm pccardd .Nd PC-CARD (PCMCIA) 管理デーモン .Sh 書式 .Nm pccardd .Op Fl d .Op Fl v .Op Fl f Ar configfile .Sh 解説 .Nm は、普通ブート時に始動され、 PC-CARD カードの抜き差しを管理します。 .Pp 実行されると、 .Nm は (デフォルト名が .Pa /etc/pccard.conf の) 設定ファイルを読み込み、カードのために利用可能な PC-CARD スロット をスキャンします。 .Nm は、その後、例えば新しいカードの挿入やカードの取り外しのような、 .Em "カードイベント" を待ちます。 .Pp カードが挿入された時、以下のような動作が行われます。 .Bl -enum .It カーネルドライバはカードの挿入を検出し、カードに電源を供給します。 .It .Nm は、 .Em CIS -データをカードの属性メモリから読み込み、製造社名とカードの +データをカードの属性メモリから読み込み、製造者名とカードの バージョンを設定ファイルのカード記述と照合します。 .It マッチするものが見付かると、ドライバが割り当てられます。 .It ひとたび自由なドライバとデバイス実体が割り当てられると、 .Nm は (必要であれば) ISA メモリブロックや入出力ポートのような資源を 共通の資源から割り当てます。 .It PC-CARD スロットは、割り当てられた I/O とメモリコンテキストによって 設定され、カーネルドライバがカードに割り当てられます。 .It 割当が成功すると、例えばネットワークインタフェースを設定するための .Xr ifconfig 8 等のような 特定のシェルコマンドがデバイスを設定するために実行されます。 それぞれ別々のコマンドを各カード・ドライバ・デバイスのために指定して良く、 その順序で実行されます。 .El .Pp .Nm がカードの除去を発見した時には、以下の一連の操作が実行されます。 .Bl -enum .It カード除去に対して割り当てられたシェルコマンドが実行されます。 これは、除去されたカードに割り当てられたどんなデバイスも リセットしようとします。 それぞれ別々のコマンドを各カード・ドライバ・デバイスのために指定して良いです。 .It PC-CARD スロット資源は解放されます。 .El .Pp ひとたびカード/ドライバ実体が設定されると、 その実体に割り当てた資源を憶えておきます。 そして、カードが取り外され再び挿入された場合、 同じドライバを割り当てます。この主な理由は、一度ドライバがカードに 割り当てられると、ドライバの .Fn 検査 (prove) ルーチンが呼ばれ、 ドライバ固有のデータ領域は カードに割り当てられた I/O ポートやメモリ資源によって初期化されるからです。 大多数のドライバは、ハードウエアから関連を解消されたり、その後で再び 違うパラメータで再割当されるように設計されていません。 これは、読み込み可能カーネルモジュールがサポートされた時に大きく変わ るでしょう。 .Pp .Nm が理解する実行時オプションは以下の通りです。 .Bl -tag -width Ds .It Fl d デーモンとして実行せず、フォアグランドジョブとして実行し、 エラーメッセージを表示します。 .It Fl v 設定ファイルを読み込んだ後で、そのまとめを出力します。 .It Fl f Ar configfile デフォルト設定ファイル .Pa /etc/pccard.conf とは異なった設定ファイルを指定します。 ファイルの形式は、 .Xr card.conf 5 に詳細に記述されていますし、 .Nm によって認識される PC-CARD カードがリストされています。 また、カードへのインタフェースとして使われるカーネルドライバと デバイスについても詳細に書かれています。 .Pp .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/pccard.conf -compact .It Pa /etc/pccard.conf .El .Sh 関連項目 .Xr pccard.conf 5 , .Xr ifconfig 8 .Sh 作者 .An Andrew McRae Aq andrew@mega.com.au によって開発されました。 .Sh バグ .Nm はカードのパラメータを設定することができますが、 特定のドライバがカードと動作することを保証しません。 .Pp .Nm FreeBSD は、現在読み込み可能カーネルモジュールをサポートしていないため、 設定ファイル中のすべての .Em irq 設定は、カーネルの .Nm config エントリにマッチする必要が有ります。 .Pp システム資源 (例えばネットワークマウントされているファイルシステム) が カードに関連している場合は、カードを取り外すと問題が起こるかも知れません。 diff --git a/ja/man/man8/tftpd.8 b/ja/man/man8/tftpd.8 index 540ebf8fce..b43c93a0aa 100644 --- a/ja/man/man8/tftpd.8 +++ b/ja/man/man8/tftpd.8 @@ -1,133 +1,137 @@ .\" Copyright (c) 1983, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)tftpd.8 8.1 (Berkeley) 6/4/93 .\" jpman %Id: tftpd.8,v 1.3 1997/07/22 17:00:36 horikawa Stab % .\" .Dd June 4, 1993 .Dt TFTPD 8 .Os BSD 4.2 .Sh 名称 .Nm tftpd .Nd インターネット TFTP (Trivial File Transfer Protocol) サーバ .Sh 書式 .Nm /usr/libexec/tftpd .Op Fl l .Op Fl n .Op Fl s Ar directory .Op Ar directory ... .Sh 解説 .Nm は、インターネット TFTP プロトコル ( .Tn RFC 783 ) を提供するサーバです。 .Tn TFTP サーバは、 .Ql tftp サービス定義で指示されたポートを操作します。 .Xr services 5 を参照してください。 このサーバは普通 .Xr inetd 8 によって起動されます。 .Pp .Xr tftp 1 の利用には、リモートシステムのアカウントやパスワードを必要としません。 認証情報がありませんので、 .Nm はパブリックに読み込み可能なファイルだけしかアクセスを許可しません。 文字列 ``/\|\fB.\|.\fP\|/'' を含んだファイル、もしくは ``\|\fB.\|.\fP\|/'' から始まるファイルのアクセスは許可されません。 ファイルは、既に存在してパブリックに書き込み可能な場合だけ 書き込まれます。 .Dq パブリック (public) という概念は、ネットワークを通して到達可能な全てのホストの全てのユーザ を含むように拡張されている点に注意してください。 これは全てのシステムにおいて適当ではないかも知れないし、 そのことは tftp サービスを有効にする前に考慮すべきです。 サーバは、もっとも可能な限り小さな権限を持ったユーザ ID を 持たねばなりません。 .Pp ファイルへのアクセス制限は、 .Nm 起動時のディレクトリリストを、 .Pa /etc/inetd.conf にサーバプログラムへの引数として 20 までのパス名を指定することにより可能です。 この場合、アクセスは、ファイル名がそこで与えられたディレクトリを 頭に付けたものに制限されます。 与えられたディレクトリは、相対ファイル指定要求に対しての探索パスと しても利用されます。 .Pp chroot オプションは、 .Nm のアクセスを chroot されたファイルシステム だけに制限することで、セキュリティを追加します。 これは、ブートサーバとして .Fl s を提供している OS から実行する時に便利です。 chroot の実行は root に制限されていますので、 .Nm は root で 実行しなければなりません。しかしながら、 chroot した場合、 .Nm はユーザ id を nobody に設定します。 .Pp 以下のようなオプションがあります。 .Bl -tag -width Ds .It Fl l -全ての要求を +全ての要求を、 .Xr syslog 3 -を使ってログ保存します。 +のファシリティ LOG_FTP を使って、ログ保存します。 +注釈: syslog 設定ファイル +.Xr syslog.conf 5 +においても、LOG_FTP メッセージのログ機能を有効とする必要があります。 .It Fl n 存在しない相対ファイル名に対する要求の否定応答を抑止します。 .It Fl s Ar directory コマンドを受け取る前に .Nm を .Pa directory へ chroot させます。更に、ユーザ id を nobody にします。 .Pp .Fl s を使用しない場合、ユーザ id の変更は試みられません。 .Fl s を使用しない場合は、 .Nm を root で実行してはなりません。 .El .Sh 関連項目 .Xr tftp 1 , -.Xr inetd 8 +.Xr inetd 8 , +.Xr syslogd 8 .Sh 歴史 .Nm コマンドは、 .Bx 4.2 から導入されました。 diff --git a/ja/man/man8/zic.8 b/ja/man/man8/zic.8 index 2a87a10c4d..6649a8cbfe 100644 --- a/ja/man/man8/zic.8 +++ b/ja/man/man8/zic.8 @@ -1,371 +1,371 @@ .\" jpman %Id: zic.8,v 1.2 1997/06/16 08:24:17 yugawa Stab % .Dd .Dt ZIC 8 .Os .Sh 名称 .Nm zic .Nd タイムゾーンコンパイラ .Sh 書式 .Nm zic .Op Fl v .Op Fl d Ar directory .Op Fl l Ar localtime .Op Fl p Ar posixrules .Op Fl L Ar leapsecondfilename .Op Fl s .Op Fl y Ar command .Op Ar filename ... .Sh 解説 .Nm zic はコマンド行で指定されたファイルを読み取り、その内容に従って 時刻変換情報のファイルを作成します。 .Ar filename が .Em - だった場合、標準入力から読み込みます。 .Pp 以下のオプションがあります: .Bl -tag -width indent .It Fl d Ar directory 下記の標準ディレクトリではなく、指定されたディレクトリに時刻変換情報 ファイルを作成します。 .It Fl l Ar timezone 指定された .Ar タイムゾーン をローカルの時刻に使用します。 .Nm zic は、以下のリンク行が入力ファイルにあった場合と同様に働きます。 .sp .ti +.5i Link \fItimezone\fP localtime .It Fl p Ar timezone POSIX 形式のタイムゾーンの環境変数を扱う場合に、指定されたタイムゾーンの ルールを使用します。 .Nm は、以下のリンク行が入力ファイルにあった場合と同様に働きます。 .sp .ti +.5i Link \fItimezone\fP posixrules .It Fl L Ar leapsecondfilename 指定された名前のファイルからうるう秒の情報を読み込みます。 このオプションが指定されなかった場合、 出力ファイルにはうるう秒の情報は記録されません。 .It Fl v データファイル中の年が .Xr time 2 で表現できる年の範囲を超えていた場合、警告します。 .It Fl s 出力ファイルに記録される時刻の値を、それが符号付きと扱われるか符号なしと 扱われるかに関係なく同じ値になるように制限します。 このオプションを使用することで SVVS と互換のファイルを生成できます。 .It Fl y Ar command 年のタイプをチェックする際に、 .Em yearistype の代わりに指定された .Ar command を用います(下記参照)。 .El .Pp 入力の各行はフィールドから構成されます。 各フィールドは任意の数の空白文字により分離されます。先行する空白や、 行末の空白は無視されます。引用符で囲まれていない井桁文字 (#) から その行の末尾まではコメントとして扱われます。 空白文字や井桁文字をフィールドの一部として使用する場合は、二重引用符 (") で囲みます。 (コメントを取り除いた後の)空白行は無視されます。 空白ではない行は、ルール行、ゾーン行、リンク行の 3 種類のいずれか であるとみなされます。 .Pp ルール行は、 .nf .ti +.5i .ta \w'Rule\0\0'u +\w'NAME\0\0'u +\w'FROM\0\0'u +\w'1973\0\0'u +\w'TYPE\0\0'u +\w'Apr\0\0'u +\w'lastSun\0\0'u +\w'2:00\0\0'u +\w'SAVE\0\0'u .sp Rule NAME FROM TO TYPE IN ON AT SAVE LETTER/S .sp と言う形式です。例えば、 .ti +.5i .sp Rule US 1967 1973 \- Apr lastSun 2:00 1:00 D .sp .fi となります。ルール行を構成するフィールドは以下の通りです: .Bl -tag -width indent .It NAME このルールが属するルールの(任意の)名前を指定します。 .It FROM ルールが適用される最初の年を指定します。 如何なる整数の年も指定できます。グレゴリオ歴を仮定しています。 単語 .Em minimum (あるいはその短縮形)は、整数で表せる最小の年を示します。 単語 .Em maximum (あるいはその短縮形)は、整数で表せる最大の年を示します。 ルールは、時刻の値として表す事ができない時刻を定義します。 表す事ができない時刻は無視されます。これにより、時刻の値のタイプが 異なるホスト間でルールを共用する事ができます。 .It TO ルールが適用される最後の年を指定します。 .Em minimum や .Em maximum (上記)に加え、 単語 .Em only (あるいはその短縮形) を、 .Em FROM フィールドの値を指すものとして使用することができます。 .It TYPE ルールが適用される年のタイプを指定します。 .Em TYPE が .Em \- だった場合、ルールは、 .Em FROM から .Em TO までのその年を含む全ての年に適用されます。 .Em TYPE がそれ以外だった場合、 .Nm は、コマンド .ti +.5i \fByearistype\fP \fIyear\fP \fItype\fP .br を実行して、年のタイプをチェックします。実行したコマンドの 終了ステータスが 0 だった場合は、その年が指定されたタイプであり、 終了ステータスが 1 だった場合は、その年が指定されたタイプではないと 判断します。 .It IN ルールが適用される月の名前を指定します。 月名は短縮形でも構いません。 .It ON ルールが適用される日を指定します。 指定できる形式は以下の通りです: .nf .in +.5i .sp .ta \w'Sun<=25\0\0'u 5 その月の 5 日 lastSun その月の最後の日曜日 lastMon その月の最後の月曜日 Sun>=8 8 日以降の最初の日曜日 Sun<=25 25 日以前の最後の日曜日 .fi .in -.5i .sp 曜日は短縮形でも、フルスペルでも構いません。注意: .Em ON フィールド内にスペースを含んではいけません。 .It AT ルールが適用される時刻を指定します。 指定できる形式は以下の通りです: .nf .in +.5i .sp .ta \w'1:28:13\0\0'u 2 時 2:00 時と分 15:00 24 時間形式の時刻 (正午以降について) 1:28:14 時、分、秒 .fi .in -.5i .sp これらの形式の最後に .Em w をつけると、指定した時刻がローカルの -.Dq "ウォールクロック" +.Sq "ウォールクロック" (夏時間の適用される地域で、ローカルの標準時に、 夏時間の期間であればその修正を加えた時刻) .\" 上記の()内の記述は、wall clock では、特に日本人には .\" 理解しづらいので追加した。 .\" 2.2.2-RELEASE 対象 .\" By yugawa@orleans.rim.or.jp (Jun 16 1997) であり、 .Em s をつけると、指定した時刻がローカルの -.Dq 標準時 +.Sq 標準時 であり、 .Em u (あるいは .Em g ないし .Em z ) をつけると、指定した時刻が世界標準時であることを示します。 これらの文字を指定していない場合は、ウォールクロックが適用されます。 .It SAVE ルールが有効な場合にローカルの標準時に加えられる量を指定します。 このフィールドの形式は .Em AT フィールドと同じです (この場合は、末尾に .Em w と .Em s を指定する事はできません)。 .It LETTER/S ルールが有効な場合にタイムゾーンの短縮形に用いられる -.Dq "変化部分" +.Sq "変化部分" (例えば、 -.Dq EST +.Sq EST や -.Dq EDT +.Sq EDT の -.Dq S +.Sq S や -.Dq D +.Sq D ) を指定します。 このフィールドが .Em \- だった場合、変化部分はヌル (NULL) になります。 .El .Pp ゾーン行は、 .sp .nf .ti +.5i .ta \w'Zone\0\0'u +\w'Australia/Adelaide\0\0'u +\w'GMTOFF\0\0'u +\w'RULES/SAVE\0\0'u +\w'FORMAT\0\0'u Zone NAME GMTOFF RULES/SAVE FORMAT [UNTIL] .sp と言う形式です。例えば、 .sp .ti +.5i Zone Australia/Adelaide 9:30 Aus CST 1971 Oct 31 2:00 .sp .fi となります。ゾーン行を構成するフィールドは以下の通りです: .Bl -tag -width indent .It NAME タイムゾーンの名称です。 そのゾーンに対する時刻変換情報ファイルを作成する時の名前になります。 .It GMTOFF そのゾーンの標準時を得る時に GMT に加算される量です。 このフィールドの形式は、ルール行の .Em AT および .Em SAVE フィールドと同じです。 GMT から時刻を引く場合は、フィールドの最初にマイナスをつけます。 .It RULES/SAVE そのタイムゾーンに適用されるルールの名前、あるいは、ローカルの標準時に 加算される量を指定します。 このフィールドが .Em \- だった場合、そのタイムゾーンには常に標準時が適用されます。 .It FORMAT そのタイムゾーンで使用されるタイムゾーンの短縮形の形式を指定します。 文字列 .Em %s は、タイムゾーンの短縮形で用いられる -.Dq "変化部分" +.Sq "変化部分" を示します。 一方、 スラッシュ (/) で標準時の短縮形と夏時間の短縮形を指定する事もできます。 .It UNTIL その場所で GMT との差あるいはルールが変化する時刻を指定します。 年、月、日、時刻を用いて指定できます。 このフィールドが指定された場合、その時刻になるまでは与えられた GMT との差 およびルールからタイムゾーンの情報が生成されます。 .Pp この次の行は -.Dq 継続 +.Sq 継続 行でなくてはなりません。この行は最初の -.Dq Zone +.Sq Zone と NAME フィールドがない点を除いてはゾーン行と同一の形式で、その前の行の .Em UNTIL フィールドで指定した時刻以降の情報を指定します。 この継続行にも .Em UNTIL フィールドを指定する事ができ、その場合は、次の行に その時刻以降の情報を指定します。 .El .Pp リンク行は、 .sp .nf .ti +.5i .ta \w'Link\0\0'u +\w'Europe/Istanbul\0\0'u Link LINK-FROM LINK-TO .sp と言う形式です。例えば、 .sp .ti +.5i Link Europe/Istanbul Asia/Istanbul .sp .fi となります。 .Em LINK-FROM フィールドは、存在するゾーン行の .Em NAME フィールドのいずれかと一致していなければなりません。 .Em LINK-TO フィールドはそのゾーンに対する別名として使用されます。 .Pp 継続行以外は、入力中での行の順番に制限はありません。 .Pp うるう秒の定義ファイルの各行は以下のような形式になります: .nf .ti +.5i .ta \w'Leap\0\0'u +\w'YEAR\0\0'u +\w'MONTH\0\0'u +\w'DAY\0\0'u +\w'HH:MM:SS\0\0'u +\w'CORR\0\0'u .sp Leap YEAR MONTH DAY HH:MM:SS CORR R/S .sp 例えば、 .ti +.5i .sp Leap 1974 Dec 31 23:59:60 + S .sp .fi となります。 .Em YEAR , .Em MONTH , .Em DAY , .Em HH:MM:SS フィールドは、うるう秒が起きる時刻を指定します。 .Em CORR フィールドは、 秒が加えられる場合は -.Dq + +.Sq + で、秒がスキップされる場合は -.Dq - +.Sq - となります。 .\" There's no need to document the following, since it's impossible for more .\" than one leap second to be inserted or deleted at a time. .\" The C Standard is in error in suggesting the possibility. .\" See Terry J Quinn, The BIPM and the accurate measure of time, .\" Proc IEEE 79, 7 (July 1991), 894-905. .\" or .\" .q ++ .\" if two seconds were added .\" or .\" .q -- .\" if two seconds were skipped. .Em R/S フィールドは 他のフィールドで与えられるうるう秒の時刻が GMT である場合は、 -.Dq Stationary +.Sq Stationary (またはその短縮形)で、 他のフィールドで与えられるうるう秒の時刻がローカルのウォールクロックである 場合は、 -.Dq Rolling +.Sq Rolling (またはその短縮形)となります。 .Sh 注釈 ローカル時刻が複数のタイプとなる地域では、 作成されたファイルの最初の変化時刻を正しく設定するためには、 最初の変化時刻のルールの .Em AT フィールドでローカルの標準時を使用する必要があります。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/share/zoneinfo -compact /usr/share/zoneinfo 作成されたファイルが置かれる標準ディレクトリ .El .Sh 関連項目 .Sh "SEE ALSO" .Xr ctime 3 , .Xr tzfile 5 , .Xr zdump 8 .\" @(#)zic.8 7.12 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/make.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/make.1 index c44f6086a5..bc96ac8ba3 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/make.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/make.1 @@ -1,963 +1,925 @@ -.\" this file based on that translated to japanese on NetBSD Japanese Reference -.\" Manual Project, and modefied to fit FreeBSD Reference Manual -.\" by Mochida Shuji 1996/04/26 -.\" .\" Copyright (c) 1990, 1993 -.\" jpman %Id: make.1,v 1.2 1997/05/27 00:42:17 mutoh Stab % .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" from: @(#)make.1 8.4 (Berkeley) 3/19/94 -.\" %Id: make.1,v 1.6.2.3 1997/09/15 09:20:40 jkh Exp % +.\" %Id: make.1,v 1.6.2.4 1998/06/04 22:33:18 steve Exp % .\" +.\" this file based on that translated to japanese on NetBSD Japanese Reference +.\" Manual Project, and modefied to fit FreeBSD Reference Manual +.\" by Mochida Shuji 1996/04/26 +.\" jpman %Id: make.1,v 1.2 1997/05/27 00:42:17 mutoh Stab % +.\" .Dd March 19, 1994 .Dt MAKE 1 .Os .Sh 名称 .Nm make .Nd プログラムの依存関係をメンテナンスする .Sh 書式 .Nm make .Op Fl Beiknqrst .Op Fl D Ar variable .Op Fl d Ar flags .Op Fl f Ar makefile .Op Fl I Ar directory .Bk -words .Op Fl j Ar max_jobs .Op Fl m Ar directory .Ek .Op Fl V Ar variable .Op Ar variable=value .Op Ar target ... .Sh 解説 .Nm make は、プログラムのメンテナンスを単純化するためのツールです。その入力は ファイル毎の依存関係指定のリストで、それぞれのファイルがどのプログラム、 どのファイルに依存するか記述されています。 その指定リストとして、ファイル .Ql Pa makefile が存在すればそれを、無ければ .Ql Pa Makefile を読み込みます。 .Ql Pa .depend というファイルがあれば、それも読み込みます .Pq Xr mkdep 1 を参照 。 .Pp 本マニュアルはリファレンスのためのみのドキュメントです。 .Nm make と makefile に関する詳しい記述は .%T "Make \- A Tutorial" -を参照してください -.\" ( -.\" .Dq /usr/src/usr.bin/make/PSD.doc -.\" に、本 -.\" .Nm make -.\" の元になった pmake に関する -.\" .Xr nroff 1 -.\" でフォーマットできるドキュメントがあります) -。 +を参照してください。 .Pp オプションは以下のとおりです。 .Bl -tag -width Ds .It Fl B シーケンス中の依存行のソースを作成するために、各コマンドに対して -一つのシェルを実行する、バックワード互換モードで実行しようとします。 +1 つのシェルを実行する、バックワード互換モードで実行しようとします。 .It Fl D Ar variable 大域変数 .Ar variable を 1 と定義します。 .It Fl d Ar flags デバッグモードを有効にし、 -.\" .Ar flags -.\" で指定されたデバッグ情報を出力します。 .Nm が表示するデバッグ情報の種類を指定します。 .Ar flags には、以下のうち 1 つ以上を指定できます。 .Bl -tag -width Ds .It Ar A すべてのデバッグ情報を出力します。他のフラグをすべて指定したことと 等価です。 .It Ar a アーカイブ検索とキャッシュに関する情報を表示します。 .It Ar c 条件評価に関する情報を表示します。 .It Ar d ディレクトリ検索とキャッシュに関する情報を表示します。 .It Ar "g1" 処理を行う前に、入力のグラフを表示します。 .It Ar "g2" すべての処理を行ったあと、あるいはエラーにより終了する前に入力のグラフを 表示します。 .It Ar j 複数のシェルを起動する場合の情報を表示します。 .It Ar m ターゲットの作成と変更日付に関する情報を表示します。 .It Ar s 拡張子解釈に関する情報を表示します。 .It Ar t ターゲットリストのメンテナンスに関する情報を表示します。 .It Ar v 変数の値に関する情報を表示します。 .El .It Fl e 環境変数で makefile 中の変数の値を上書きするように指示します。 .It Fl f Ar makefile デフォルトの .Ql Pa makefile と .Ql Pa Makefile のかわりに、読み込むファイルを指定します。もし .Ar makefile が .Ql Fl なら標準入力から読み込みます。複数のファイルが指定可能で、 指定した順に読み込まれます。 .It Fl I Ar directory makefile と、インクルードされる makefile を検索するためのディレクトリを 指定します。システムで定義してある makefile のあるディレクトリ (または、 複数のディレクトリ; .Fl m オプションを参照) は自動的にリストに含まれ、検索されます。 .It Fl i makefile から実行されたシェルコマンドが 0 でない終了ステータスを返し ても無視します。makefile 中でコマンドの先頭に .Ql Fl を指定するのと同じです。 .It Fl j Ar max_jobs .Nm make が同時に起動できるジョブの数を指定します。互換性モードをオフにするには、 .Ar B フラグも指定してください。 .It Fl k エラーが発生しても処理を続行します。ただし、発生したエラーによって作成 が不能になったターゲットに依存したターゲットに関しては処理が中断されます。 .It Fl m Ar directory <...> 形式で読み込まれる sys.mk や makefile を検索するための ディレクトリを指定します。複数のディレクトリを検索パスに加えることが できます。このパスは、デフォルトのシステムインクルードパス /usr/share/mk を上書きします。 -さらに、システムインクルードパスを "..."形式のインクルードによって +さらに、システムインクルードパスを "..." 形式のインクルードによって 追加することができます( .Fl I オプションを参照)。 .It Fl n make が実行するであろうコマンド内容の表示のみを行い、実行はしません。 .It Fl q いっさいのコマンドを実行せず、指定されたターゲットが最新のものであれば 0 を、そうでなければ 1 を終了ステータスとして返します。 .It Fl r システムの makefile で定義された組み込みのルールを使用しません。 .It Fl s 実行するコマンドを表示しません。makefile のなかで、コマンドの先頭に .Ql Ic @ を指定するのと同じです。 .It Fl t makefile で指定されたターゲットを作り直すのではなく、ターゲットを作成 するか、あるいは最終更新日付を現在の時刻に設定することにより、 ターゲットが最新であるかのようにします。 .It Fl V Ar variable グローバルな文脈での .Nm make の .Ar variable の値を表示します。如何なるターゲットも生成しません。 このオプションで複数のインスタンスを指定することができます。 変数は、各行毎に表示されます。未定義もしくは空の変数は、空行で 表現されます。 .It Ar variable=value 変数 .Ar variable の値を .Ar value に設定します。 .El .Pp makefile には 7 種類の行があります: 依存関係記述、シェルコマンド、変数 代入、インクルード文、条件命令、for ループ、コメントです。 .Pp 一般に、行は行末にバックスラッシュ .Pq Ql \e を置くことにより次行へ継続させることがで きます。この場合、バックスラッシュ直後の改行と、次の行の先頭の 空白部分は 1 つの空白に置き換えられます。 .Sh ファイル依存関係記述 入力ファイルにおける依存関係記述行は、1 つ以上のターゲット、オペレータ、 -0個 以上のソースからなります。 +0 個 以上のソースからなります。 これは、ターゲットがソースに「依存」しているという関係を 定義しており、通常は、ソースからターゲットが作成されます。ターゲットと ソースとの厳密な関係はオペレータによって、両者間に指定します。 オペレータには以下の種類があります。 .Bl -tag -width flag .It Ic \&: ターゲットの最終更新日付が、いずれかのソースの最終更新日付よりも 古いものであれば、ターゲットは古いものであり、作り直されるべきものと 判断されます。 別の行でこのオペレータによる同じターゲットに関するソースの記述があれば、 それらはすべて 1 つにまとめられます。ターゲットの作成中に .Nm make が中断されると、ターゲットは削除されます。 .It Ic \&! ターゲットはつねに作り直されます。ただし、作り直されるのは、 すべてのソースが検査され、必要と判断されたソースが作り直されたあとです。 このオペレータによる同じターゲットに関するソースの記述が別の行にもあれば、 それらはすべて 1 つにまとめられます。ターゲットの作成中に .Nm make が中断されると、ターゲットは削除されます。 .It Ic \&:: ソースが指定されていなかった場合、つねにターゲットは作り直されます。 指定されていた場合にはソースのいずれかがターゲットよりも新しい時だけ ターゲットは作り直されます。本オペレータでは、別の行において同じ ターゲットに関するソースの記述があっても 1 つにまとめません。 ターゲットの作成中に .Nm make -が中断されるても、ターゲットは削除されません。 +が中断されても、ターゲットは削除されません。 .El .Pp ターゲットとソースは、シェルのワイルドカードとして .Ql ? , .Ql * , .Ql [] , .Ql {} -を含むこ -とができます。 +を含むことができます。 .Ql ? , .Ql * , .Ql [] は、ターゲットまたはソースの最後の要素として記述でき、 存在するファイルを指定するものでなければなりません。 .Ql {} はファイルが存在しなくてもかまいません。シェルのように辞書順に並べられて 展開されることはなく、ファイルシステム上に並んでいる順番のまま行われます。 .Sh シェルコマンド ターゲットは、シェルコマンドの列と関連付けることができ、通常はそれによって ターゲットを作成します。 これに含まれる各コマンドは、 .Em 必ず 行頭のタブに続けて記述します。同一のターゲットに 対して複数の依存記述行がある場合、 .Ql Ic :: オペレータを使用したのでなければ、それらのうちの 1 つにのみコマンド行を 続けることができます。 .Pp -もし最初の文字が +コマンドラインの先頭もしくは先頭 2 文字が .Ql Ic @ -または +や .Ql Ic \- -ならば -.Pq 2\ 文字とも指定することも可能 -、コマンドは特別な扱いを受けます。 +ならば、コマンドは特別な扱いを受けます。 .Ql Ic @ -は、コマンドが実行される前にコマンド内容が表示されることを抑制します。 +は、コマンドが実行前に、コマンド内容の表示を抑制します。 .Ql Ic \- は、コマンドの 0 ではない終了ステータスを無視するように指示します。 .Sh 変数代入 .Nm make で使われる変数はシェルでの変数に類似しています。そして、歴史的な経緯から、 すべて大文字からなる名前が用いられます。変数代入には以下の 5 通りの オペレータを使用できます。 .Bl -tag -width Ds .It Ic \&= 変数に値を代入します。その時点までの値は失われます。 .It Ic \&+= 現在の変数の値に、右辺の値を追加します。 .It Ic \&?= 変数が未定義の場合のみ、値を代入します .It Ic \&:= 右辺を展開した値を代入します。つまり、変数に代入する前に値の展開を行います。 通常、値の展開は代入時には行われず、変数が参照されるときに行われます。 .It Ic \&!= 右辺を展開した値をシェルに実行させ、実行結果を左辺の変数に代入します。 結果のなかに含まれる改行は空白に置き換えられます。 .El .Pp いずれの場合も、値の前にある空白は無視されます。値が追加される場合、 変数の直前の値と追加する値との間に空白が挿入されます。 .Pp 変数は、ドル記号 .Pq Ql $ に続いて中括弧 .Pq Ql {} または小括弧 .Pq Ql () -で囲まれた変数名を置くことにより展開されます -.\" .Pq 例: ${LIBS} -。もし変数名が 1 文字な +で囲まれた変数名を置くことにより展開されます。もし変数名が 1 文字な ら、変数名を囲む括弧は省略できますが、このような省略形は推奨できません。 .Pp 変数置換は、変数が用いられている場所により、 2 つの別々のタイミングで 行われます。依存関係記述行で用いられた変数は、その行が読み込まれたときに 展開されます。シェルコマンド内で用いられた変数は、シェルコマンド実行時に 展開されます。 .Pp 変数には、優先度に従って、4 つの異なるクラスがあります: .Bl -tag -width Ds .It 環境変数 .Nm make の環境中で有効な変数 .It グローバル変数 makefile とインクルードされた makefile 内で有効な変数。 .It コマンドライン変数 コマンドラインで指定された変数。 .It ローカル変数 あるターゲットのみに対して定義される変数。ローカル変数には、 以下の 7 種類があります: .Bl -tag -width ".ARCHIVE" .It Va .ALLSRC このターゲットに対するすべてのソースのリスト。 -.Ql Va \&> . +.Ql Va \&> も同じです。 .It Va .ARCHIVE アーカイブファイル名 .It Va .IMPSRC ターゲット名に変換するのに使用するソースのファイル名またはパス名 .Pq 「暗黙の」ソース -.\" .Pq ターゲットが foo.o なら foo.c 等 。 -.Ql Va \&< . +.Ql Va \&< も同じです。 .It Va .MEMBER -アーカイブのメンバー +アーカイブのメンバ .It Va .OODATE ターゲットよりも新しいソースのリスト。 -.Ql Va \&? . -も同じ。 +.Ql Va \&? +も同じです。 .It Va .PREFIX ターゲットのディレクトリ名と拡張子を取り除いた名前。 -.Ql Va * . -も同じ。 +.Ql Va * +も同じです。 .It Va .TARGET ターゲットの名前。 -.Ql Va @ . -も同じ。 +.Ql Va @ +も同じです。 .El .Pp 短い形式 .Ql Va @ , .Ql Va ? , .Ql Va \&> , .Ql Va * は古い makefile での互換性のためのものですが、利用することは推奨できません。 また、 .Ql Va "@F" , .Ql Va "@D" , .Ql Va " -または、 -.Ql .include \*qfile\*q -により行います。ブラケット -.Pq Ql <> -と ダブルクォート -.Pq Ql \*q\*q -中の変数はファイル名に展開されます。もし、ブラケットが使用されたなら、 +がくることで識別されます。以下のディレクティブがサポートされています: +.Bl -tag -width Ds +.It Ic \&.include Ar +.It Ic \&.include Ar \*qfile\*q +指定した makefile をインクルードします。 +アングルブラケットが使用された場合は、 makefile はシステムの makefile ディレクトリにあるものを用います。 -ダブルクォートなら、makefile が存在するディレクトリ、 +ダブルクォートが使用された場合は、 +makefile が存在するディレクトリ、 .Fl I オプションで指定されたディレクトリ、システムの makefile ディレクトリの 順に検索します。 +.It Ic \&.undef Ar variable +指定したグローバル変数を未定義とします。 +グローバル変数のみ、未定義とすることができます。 +.It Ic \&.error Ar message +makefile の処理を即座に終了します。 +makefile のファイル名と、どの行でエラーとなったかと、 +指定したエラーメッセージとを、標準出力に表示し、 +.Nm make +は終了コード 1 で終了します。 +.El .Pp -条件式も、行頭のドットから開始します。条件式には以下のものがあります: +条件文は Makefile のどの部分を処理するのかを判定するために使用します。 +C プリプロセッサがサポートする条件文と同様に使用されます。 +以下の条件文がサポートされています: .Bl -tag -width Ds -.It Ic .undef Ar variable -グローバル変数を未定義とします。グローバル変数以外は未定義とすることが -できません。 .It Xo .Ic \&.if .Oo \&! Oc Ns Ar expression .Op Ar operator expression ... .Xc 式の値をテストします。 .It Xo .Ic .ifdef .Oo \&! Oc Ns Ar variable .Op Ar operator variable ... .Xc 変数の値をテストします。 .It Xo .Ic .ifndef .Oo \&! Oc Ns Ar variable .Op Ar operator variable ... .Xc 変数の値をテストします。 .It Xo .Ic .ifmake .Oo \&! Oc Ns Ar target .Op Ar operator target ... .Xc ターゲット .Ar target が作成中かどうかをテストします。 .It Xo .Ic .ifnmake .Oo \&! Oc Ar target .Op Ar operator target ... .Xc ターゲット .Ar target が作成中かどうかをテストします。 .It Ic .else 最後に行った条件文の意味を逆にします。 .It Xo .Ic .elif .Oo \&! Oc Ar expression .Op Ar operator expression ... .Xc .Ql Ic .else と直後の .Ql Ic .if を対にしたものです。 .It Xo .Ic .elifdef .Oo \&! Oc Ns Ar variable .Op Ar operator variable ... .Xc .Ql Ic .else と直後の .Ql Ic .ifdef を対にしたものです。 .It Xo .Ic .elifndef .Oo \&! Oc Ns Ar variable .Op Ar operator variable ... .Xc .Ql Ic .else と直後の .Ql Ic .ifndef を対にしたものです。 .It Xo .Ic .elifmake .Oo \&! Oc Ns Ar target .Op Ar operator target ... .Xc .Ql Ic .else と直後の .Ql Ic .ifmake を対にしたものです。 .It Xo .Ic .elifnmake .Oo \&! Oc Ns Ar target .Op Ar operator target ... .Xc .Ql Ic .else と直後の .Ql Ic .ifnmake を対にしたものです。 .It Ic .endif 条件文の本体を終了させます。 .El .Pp オペレータ .Ar operator は、以下のうちのいずれかです。 .Bl -tag -width "Cm XX" .It Cm \&|\&| 論理 OR。 .It Cm \&&& 論理 AND。 .Ic || より優先順位が上です。 .El .Pp C 言語と同様、 .Nm make は条件式を、式の値を決定するのに必要なところまでしか評価しません。 評価順序を変更するには括弧を使います。論理オペレータ .Ql Ic \&! は条件式全体の値を反転するのに使用します。 .Ql Ic \&! は .Ql Ic \&&& より優先順位が上です。 .Pp 式 .Ar expression は、以下のいずれかの形式です: .Bl -tag -width Ic defined .It Ic defined -引数として変数名をとり、変数が定義されていれば true となる。 +引数として変数名をとり、変数が定義されていれば真となる。 .It Ic make 引数としてターゲット名をとり、そのターゲットが .Nm make のコマンドライン引数に指定されているか、デフォルトのターゲット .Pq 明示的なものも暗黙的なものも含む。 Va .MAIN の項を参照 -として宣言されている場合に true となる。 +として宣言されている場合に真となる。 .It Ic empty 引数として変数名 .Pq と修飾子 -をとり、展開した結果が空文字列ならば true となる。 +をとり、展開した結果が空文字列ならば真となる。 .It Ic exists -引数としてファイル名をとり、ファイルが存在すれば true となる。 +引数としてファイル名をとり、ファイルが存在すれば真となる。 ファイルはシステム検索パス .Pq Va .PATH の項を参照 にそって検索される。 .It Ic target -引数としてターゲット名をとり、ターゲットが定義されているなら true となる。 +引数としてターゲット名をとり、ターゲットが定義されているなら真となる。 .El .Pp 条件式 .Ar expression としては、数値あるいは文字列の比較を用いることもできます。比較オペレータの 両辺は、変数展開が適用されたあとに比較されます。値が 0x で始まるなら 16 進数 であると解釈し、さもなければ 10 進数と解釈します。8 進数はサポートして いません。標準的な C 言語の関係オペレータは全て利用可能です。 変数展開後、 .Ql Ic == または .Ql Ic "!=" の左辺値または右辺値のいずれかが数値とは認められない場合、文字列として 比較を行います。関係オペレータが指定されなかった場合、展開された変数と 0 とを 比較します。 .Pp 条件式を評価中に、評価できない単語が出現した場合は、条件式の形式によって、 .Dq make または .Dq defined オペレータを適用します。条件式が .Ql Ic .ifdef または .Ql Ic .ifndef ならば .Dq defined を、条件式が .Ql Ic .ifmake または .Ql Ic .ifnmake ならば .Dq make を、それぞれ適用します。 .Pp -条件式が true と評価されたなら、makefile の解析はそのまま続行されます。 -false と評価されたなら、 +条件式が真と評価されたなら、makefile の解析はそのまま続行されます。 +偽と評価されたなら、 .Ql Ic .else または .Ql Ic .endif が見つかるまで makefile の解析をスキップします。 .Pp for ループは、いくつかのルールを一連のファイルに適用するのによく 用いられます。以下がループの形式です: .Bl -tag -width Ds .It Xo .Ic \&.for .Ar variable .Ic in .Ar expression .Xc .It Xo .Xc .It Xo .Ic \&.endfor .Xc .El .Ic expression は評価されたあとに単語に分解され、それぞれを .Ic variable に代入 しながら、 .Ic make-rules 部分を繰り返し展開します。 .Sh コメント コメントはハッシュ記号 .Pq Ql \&# から始まり、シェルコマンド行以外のどこにでも置くことができます。 コメントは改行で終わります。 .Sh 特殊ソース .Bl -tag -width Ic .IGNORE .It Ic .IGNORE 本ターゲットに関連したコマンドでのエラーを無視します。シェルコマンドの 先頭にダッシュ .Ql \- を指定したのと等価です。 .It Ic .MAKE たとえ、 .Fl n や .Fl t オプションが指定されていても、このターゲットに関連したシェルコマンドを 実行します。通常、再帰的な .Nm make のために用いられます。 .It Ic .NOTMAIN 通常 .Nm make は、最初に発見したターゲットをデフォルトのターゲットとみなします。 .Ic .NOTMAIN が指定されたターゲットはデフォルトのターゲットとはみなされなくなります。 .It Ic .OPTIONAL もし .Ic .OPTIONAL が指定されたターゲットの作り方がわからなくても、エラーとはせず、 そのターゲットは必要ないか、すでに存在しているものとみなします。 .It Ic .PRECIOUS 通常 .Nm make が中断されたときは、作成途中のターゲットは削除されます。本ソースを 指定することで、そのターゲットを削除しなくなります。 .It Ic .SILENT 指定されたターゲットに関連づけられたシェルコマンドを実行するときに エコーを行いません。シェルコマンドの先頭に .Ql @ を指定したのと等価です。 .It Ic .USE 指定されたターゲットをマクロ的に扱います。 .Ic .USE をソースに持つターゲット .Pq 以下ではマクロと呼びます が別のターゲットのソースとなった場合、その ターゲットはコマンド、ソース、属性( .Ic .USE は除く) をマクロから受け取ります。もし、すでにターゲットにコマンドが指定されていた 場合は、マクロのコマンドが追加されます。 .It Ic .WAIT 特別な .Ic .WAIT ソースが依存関係行に現れた時には、ソースはその行中でソースが 作成されるまで待ちます。ループは検出されず、ループ形式のターゲットは 単に無視されます。 .El .Sh 特殊ターゲット 特殊ターゲットは、他のターゲットとともに使用してはいけません。すなわち、 依存関係記述行の唯一のターゲットとして指定する必要があります。 .Bl -tag -width Ic .BEGIN .It Ic .BEGIN 本ターゲットに指定されたシェルコマンドは他の処理に先立って実行されます。 .It Ic .DEFAULT これは、作成方法がわからないどんなターゲットにも適用される .Ic .USE ルールのようなものです。シェルスクリプトのみを使用します。 .Ic .DEFAULT に指定されたコマンド中の .Ic .IMPSRC 変数はターゲット自身の名前に置換されます。 .It Ic .END 本ターゲットに指定されたシェルコマンドは、他のすべての処理の終了後に 実行されます。 .It Ic .IGNORE 指定されたソースに .Ic .IGNORE 属性を付与します。もしソースが指定されていなければ、 .Fl i オプションを指定したのと同じ意味になります。 .It Ic .INTERRUPT .Nm make が中断されたとき、本ターゲットに指定されたコマンドを実行します。 .It Ic .MAIN ターゲットを指定せずに .Nm make が起動された場合、本ターゲットを処理します。 .It Ic .MAKEFLAGS ソースにおいて、 .Nm make に指定するフラグを指定します。フラグはシェルでタイプしたのと同様に 渡されますが、 .Fl f オプションは無効になります。 .\" XXX: NOT YET!!!! .\" .It Ic .NOTPARALLEL .\" この名前のターゲットは、並列モードを使わすに実行されます。 .\" ターゲットが指定されていない時には、全てのターゲットが非並列モード \" で実行されます。 .It Ic .NOTPARALLEL 並列モードを使いません。 .It Ic .NO_PARALLEL 上と同じですが、 pmake の変種のための互換性のためにあります。 .It Ic .ORDER シーケンス中の名前付きターゲットが作成されます。 .\" XXX: NOT YET!!!! .\" .It Ic .PARALLEL .\" 名前付きターゲットが並列モードで実行されます。 .\" ターゲットが指定されない時には、全てのターゲットが並列モードで実行 .\" されます。 .It Ic .PATH カレントディレクトリに発見できなかったときのファイルの検索パスを、 本ターゲットのソースとして指定します。ソースが指定されなかった場合、 以前に設定されていたディレクトリが無効になります。 .It Ic .PHONY .Ic .PHONY 属性を指定したソースに適用します。この属性を持ったターゲットは いつでも更新されていると考えられます。 .It Ic .PRECIOUS 指定されたソースに .Ic .PRECIOUS 属性を付与します。もし、ソースが指定されなかった場合、 すべてのターゲットに .Ic .PRECIOUS 属性を与えます。 .It Ic .SILENT 指定されたソースに .Ic .SILENT 属性を付与します。もし、ソースが指定されなかった場合、 ファイル中のすべてのコマンドに .Ic .SILENT 属性を与えます。 .It Ic .SUFFIXES ソースにおいて、 .Nm make で用いる拡張子を指定します。ソースが指定されなかった場合は、 以前の指定が無効になります。 .Sh 環境変数 .Nm make は以下の環境変数の値を用います: .Ev MACHINE , .Ev MAKE , .Ev MAKEFLAGS , .Ev MAKEOBJDIR , .Ev MAKEOBJDIRPREFIX , .Ev PWD .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/share/doc/psd/12.make -compact .It .depend 依存関係リスト .It Makefile 依存関係リスト .It makefile 依存関係リスト .It sys.mk システム定義の makefile .It /usr/share/mk システム定義の makefile が置かれるディレクトリ .It /usr/share/doc/psd/12.make PMake のチュートリアル .El .Sh 関連項目 .Xr mkdep 1 .Rs .%T "PMake - A Tutorial" .Re .Sh 歴史 .Nm make は .At v7 において追加されました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/stty.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/stty.1 index 0d7eebddc2..23407055bb 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/stty.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/stty.1 @@ -1,530 +1,530 @@ .\" Copyright (c) 1990, 1993, 1994 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to Berkeley by .\" the Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)stty.1 8.4 (Berkeley) 4/18/94 -.\" %Id: stty.1,v 1.4.2.2 1997/06/02 06:38:39 charnier Exp % +.\" %Id: stty.1,v 1.4.2.3 1998/06/03 04:12:26 jkoshy Exp % .\" jpman %Id: stty.1,v 1.2 1997/06/05 04:05:59 yugawa Stab % .\" .Dd April 18, 1994 .Dt STTY 1 .Os .Sh 名称 .Nm stty .Nd 端末の設定を行なう .Sh 書式 .Nm stty .Op Fl a | Fl e | Fl g .Op Fl f Ar file .Op operands .Sh 解説 .Nm stty は、標準入力になっているデバイスの端末属性を設定もしくは表示する プログラムです。オプションや引数を指定しなかった場合、 設定されている属性の一部や、デフォルト値と違う値が設定されている属性 を表示します。 指定した場合は、指定された引数に従って端末の状態を変更します。 ターミナルの種類によっては相互に排他的な引数の組み合わせもあります。 .Pp オプションとしては以下のものがあります。 .Bl -tag -width Ds .It Fl a .St -p1003.2 に規定された形式で、 現在の端末属性をすべて標準出力に出力します。 .It Fl e .Tn BSD の伝統的な ``all'' や ``everything'' の形式で、 現在の端末属性をすべて標準出力に出力します。 .It Fl f 標準入力ではなく、 .Ar file で指定された端末を使います。 このファイルは .Fn open 関数に .Dv O_NONBLOCK フラグを付けてオープンされるので、端末の設定や表示をブロックされず に行なうことができます。 .It Fl g 端末変更後に端末の状態を復帰させられるように、 .Nm stty の引数として指定できる形式で、現在の端末属性を標準出力に 出力します。 この形式は .St -p1003.2 に規定されています。 .El .Pp 端末属性の設定には、以下の引数が使えます。 .Ss 制御モード: .Pp 制御モードのフラグは端末と関連するハードウェアの属性 に影響します。これは termios 構造体の c_cflag に相当します。 .Bl -tag -width Fl .It Cm parenb Pq Fl parenb パリティ生成および検出を有効 (無効) にします。 .It Cm parodd Pq Fl parodd 奇数パリティ (偶数パリティ) にします。 .It Cm cs5 cs6 cs7 cs8 可能なら 1 文字のビット幅を設定します。 .It Ar number 可能なら、端末のボーレートを .Ar number に設定します。0 を指定した場合は、モデムの制御を切ります。 .It Cm ispeed Ar number 可能なら、入力のボーレートを .Ar number に設定します。0 を設定した場合は、出力のボーレートと同じ値に設定されます。 .It Cm ospeed Ar number 可能なら、出力のボーレートを .Ar number に設定します。0 を設定した場合は、モデムの制御を切ります。 .It Cm speed Ar number .Cm ispeed と .Cm ospeed の両方を .Ar number に設定します。 .It Cm hupcl Pq Fl hupcl そのデバイスをオープンしているプロセスがクローズ処理を行ったとき、ほか にこのデバイスをオープンしているプロセスがなければ、モデムの制御機能に より切断処理を行います (行いません)。 .It Cm hup Pq Fl hup hupcl .Pq Fl hupcl と同じです。 .It Cm cstopb Pq Fl cstopb ストップビットを 2ビット (1ビット) にします。 .It Cm cread Pq Fl cread 受話器を有効 (無効) にします。 .It Cm clocal Pq Fl clocal 回線に対してモデム制御が不要である (必要である) とみなします。 .It Cm crtscts Pq Fl crtscts RTS/CTS フロー制御を有効 (無効) にします。 .El .Ss 入力モード: これは termios 構造体の c_iflag に相当します。 .Bl -tag -width Fl .It Cm ignbrk Pq Fl ignbrk 入力のブレーク信号を無視します (無視しません)。 .It Cm brkint Pq Fl brkint ブレークを受信したとき、シグナル .Dv INTR を出します (出しません)。 .It Cm ignpar Pq Fl ignpar パリティエラーを無視します (無視しません)。 .It Cm parmrk Pq Fl parmrk パリティエラーをマークします (マークしません)。 .It Cm inpck Pq Fl inpck 入力のパリティチェックを有効 (無効) にします。 .It Cm istrip Pq Fl istrip 入力した文字の 8 ビット目を捨てて 7 ビットにします (8 ビット目 を捨てません)。 .It Cm inlcr Pq Fl inlcr 入力の .Dv NL を .Dv CR に変換します (変換しません)。 .It Cm igncr Pq Fl igncr 入力の .Dv CR を無視します (無視しません)。 .It Cm icrnl Pq Fl icrnl 入力の .Dv CR を .Dv NL に変換します (変換しません)。 .It Cm ixon Pq Fl ixon 制御コードの .Dv START/STOP を使った出力フロー制御を有効 (無効) にします。 システムから端末への出力において、システムが .Dv STOP を受信したら出力を中断し、 .Dv START を受信するか、 .Cm ixany が設定されている場合は何らかの文字を受信すると、 出力を再開するようになります。 .It Cm ixoff Pq Fl ixoff システムの入力キューが 空/満杯に近づいたら、それぞれ .Dv START/STOP を出力するようにします (近づいても、出力しません)。 .It Cm ixany Pq Fl ixany どんな文字が来ても ( .Dv START が来た場合のみ) 出力を再開します。 .It Cm imaxbel Pq Fl imaxbel システムによって入力キューの .Dv MAX_INPUT (一般的には 255) の最大文字数が規定されており、 .Cm imaxbel がセットされていると、入力キューの制限を越えた入力に対して ASCII BEL キャラクタを出力キューに送ります (端末が鳴ります)。 .Cm imaxbel がセットされていなくて入力キューが一杯になった場合、次の文字入力で すべての入力、出力キューは捨てられます。 .El .Ss 出力モード: これは termios 構造体の c_oflag に相当します。 .Bl -tag -width Fl .It Cm opost Pq Fl opost プロセス後の処理を行った上で出力をします (プロセス後の処理を行わずに出力します。 この指定をすると、他のすべての出力モードが無視されます)。 .It Cm onlcr Pq Fl onlcr 出力の .Dv NL を .Dv CR-NL に変換します (変換しません)。 .It Cm oxtabs Pq Fl oxtabs 出力のタブをスペースに展開します (展開しません)。 .El .Ss ローカルモード: .Pp ローカルモードのフラグ (lflags) は端末処理のさまざまな属性に影響します。 歴史的には、"local"という名前のつけられた新しいジョブコントロール機能 は Jim Kulp によって .Tn IIASA の .Tn Pdp 11/70 に実装されました。 その後このドライバは、 Evans Hall, UC Berkeley の最初の .Tn VAX 上で走りました。その際ジョブコントロールの細部は大幅に変更されましたが、 構造体の定義と名前は根本的には変わりませんでした。 lflag の 'l' の二つ目の解釈は、 .Ar termios 構造体の .Ar c_lflag に相当する ``line discipline flag''(行制御規則フラグ) です。 .Bl -tag -width Fl .It Cm isig Pq Fl isig 特殊な制御文字 .Dv INTR , QUIT , .Dv SUSP に対する処理を有効 (無効) にします。 .It Cm icanon Pq Fl icanon .Dv ERASE と .Dv KILL 処理による入力制御を有効 (無効) にします。 .It Cm iexten Pq Fl iexten icanon, isig, ixon で制御に使われているもの以外の特殊な 制御文字の処理を有効 (無効) にします。 .It Cm echo Pq Fl echo タイプされた文字をエコーバックします (エコーバックしません)。 .It Cm echoe Pq Fl echoe .Dv ERASE 文字の入力があった場合、可能ならディスプレイ上に見える現在の出力行の 最後の文字を消します (消しません)。 .It Cm echok Pq Fl echok .Dv KILL 文字の入力があった場合、そのあとに .Dv NL を出力します (出力しません)。 .It Cm echoke Pq Fl echoke 可能なら、 .Dv KILL 文字でディスプレイ上の現在の行を消します (消しません)。 .It Cm echonl Pq Fl echonl echo が無効になっているときでも .Dv NL 文字だけはエコーバックさせます (エコーバックしません)。 .It Cm echoctl Pq Fl echoctl .Cm echoctl をセットすると、制御文字は ^X のように表示されます。 セットしなければ、その文字自身が表示されます。 .It Cm echoprt Pq Fl echoprt プリンタ端末に対するもので、設定された場合、削除された文字を ``\\'' と ``/'' で囲んで逆方向にエコーします。 設定されていなければ、この機能を無効にします。 .It Cm noflsh Pq Fl noflsh .Dv INTR , QUIT , SUSP のあとのフラッシュ処理を無効 (有効) にします。 .It Cm tostop Pq Fl tostop バックグラウンドジョブが出力を行おうとした時に .Dv SIGTTOU を送ります (送りません)。これによってバックグラウンドジョブは画面出力を 行おうとすると停止するようになります。 .It Cm altwerase Pq Fl altwerase .Dv WERASE 文字を処理するときに、別の単語消去アルゴリズムを用います (用いません)。 このアルゴリズムは英数字とアンダースコアの並びを単語とみなします。 また、分類上直前の文字をスキップします (便宜的に、直前の文字を .Dv ERASE 一文字で消すことができるようにするため)。 .It Cm mdmbuf Pq Fl mdmbuf セットされると、CD 信号の検出によるフロー制御の出力を行います。 セットされなければ、CD 信号の低下に対してエラーを出力します (キャリア信号は .Dv CLOCAL フラグによっても無視されません)。 .It Cm flusho Pq Fl flusho 出力を捨てます (捨てません)。 .It Cm pendin Pq Fl pendin 入力を非標準 (non-canonical) モードから標準 (canonical) モードへ切り換えた あと、入力を保留します (保留しません)。読み込みが保留されたとき、または更に入力があったときに 再入力されます。 .El .Ss 制御文字: .Bl -tag -width Fl .It Ar control-character Ar string .Ar string に .Ar control-character を割り当てます。もし string が 1 文字だけなら、その文字に .Ar control-character が割り当てられます。 string が二文字の "^-" もしくは "undef" の場合は .Ar control-character は無効にされます (つまり、 .Pf { Dv _POSIX_VDISABLE Ns } になります)。 .Pp 認識される制御文字: .Bd -ragged -offset indent .Bl -column character Subscript .It 制御文字 記号   説明 .It _________ _________ _______________ .It eof Ta Tn VEOF EOF No character .It eol Ta Tn VEOL EOL No character .It eol2 Ta Tn VEOL2 EOL2 No character .It erase Ta Tn VERASE ERASE No character .It werase Ta Tn VWERASE WERASE No character .It intr Ta Tn VINTR INTR No character .It kill Ta Tn VKILL KILL No character .It quit Ta Tn VQUIT QUIT No character .It susp Ta Tn VSUSP SUSP No character .It start Ta Tn VSTART START No character .It stop Ta Tn VSTOP STOP No character .It dsusp Ta Tn VDSUSP DSUSP No character .It lnext Ta Tn VLNEXT LNEXT No character .It reprint Ta Tn VREPRINT REPRINT No character .It status Ta Tn VSTATUS STATUS No character .El .Ed .It Cm min Ar number .It Cm time Ar number min あるいは time の値を .Ar number にします。 .Dv MIN と .Dv TIME は非標準的なモード (-icanon) での入力処理に使われます。 .El .Ss 複合モード: .Pp .Bl -tag -width Fl .It Ar saved settings 現在の端末属性を .Fl g オプションによって保存された属性にする。 .It Cm evenp No or Cm parity parenb と cs7 を有効にし、parodd を無効にします。 .It Cm oddp parenb, cs7, parodd を有効にします。 .It Fl parity , evenp , oddp parenb を無効にして、cs8 をセットします。 .It Cm \&nl Pq Fl \&nl icrnl を有効 (無効) にします。 それに加えて、-nl は inlcr と igncr を解除します。 .It Cm ek .Dv ERASE と .Dv KILL に割り当てられている文字をシステムのデフォルトのものに戻します。 .It Cm sane すべてのモードを対話的な端末利用に妥当な値にリセットします。 .It Cm tty 行制御規則を標準端末の規則 .Dv TTYDISC に設定します。 .It Cm crt Pq Fl crt CRT ディスプレイ用に適合するモードをすべて有効 (無効) にします。 .It Cm kerninfo Pq Fl kerninfo .Dv STATUS 文字 (通常 ^T に設定されています) に結びつけられた システムステータス行の生成を有効 (無効) にします。 このステータス行はシステムの負荷、現在のコマンドの名前、プロセス ID、 プロセスが待っているイベント (あるいはプロセスの状態)、 ユーザー時間とシステム時間、CPU利用率、現在のメモリ使用状況 からなっています。 .It Cm columns Ar number 端末の大きさを .Ar number 列とします。 .It Cm cols Ar number .Cm columns の別名定義です。 .It Cm rows Ar number 端末の大きさを .Ar number 行とします。 .It Cm dec Digital Equipment Corporation systems の端末設定にします。 ( .Dv ERASE , .Dv KILL , .Dv INTR をそれぞれ ^?, ^U, ^Cとし、 .Dv ixany を無効、 .Dv crt を有効にします) .It Cm extproc Pq Fl extproc 設定されると、一部の端末処理が端末機器ないし pty に接続されたリモート側 で行なわれるようになります。 .It Cm raw Pq Fl raw 端末モードを全く入出力処理を行なわないモードにします。 これを無効にすると、端末を入出力処理を行なう普通のモードに戻します。 注意すべきなのは、端末用のドライバは単一の .Dv RAW ビットを持つわけではないので、 .Cm raw モードに設定する前にどのようなフラグが設定してあったのかを知ることがで きないということです。つまり、 .Cm raw モードを解除するだけでは、 .Cm raw モード設定前の状態には戻りません。 端末を raw 状態にして、それを正確に元に戻すためには、以下のような シェルコマンドを使うことを薦めます。 .nf save_state=$(stty -g) stty raw \&... stty "$save_state" .fi .It Cm size 端末の大きさを行、列の順に並べた一行で表示します。 .El .Ss 互換モード: .Pp 以下のモードは旧バージョンの stty コマンドとの互換性保持のために残され ています。 .Bl -tag -width Fl .It Cm all 縦覧式でコントール文字を表示する以外は、 .Cm stty Fl a と同様に端末設定を表示します。 .It Cm everything .Cm all と同じです。 .It Cm cooked .Cm sane と同じです。 .It Cm cbreak .Cm brkint , ixon , imaxbel , opost , .Cm isig , iexten , .Cm Fl icanon を有効にします。 解除した場合は .Cm sane と同じです。 .It Cm new .Cm tty と同じです。 .It Cm old .Cm tty と同じです。 .It Cm newcrt Pq Fl newcrt .Cm crt と同じです。 .It Cm pass8 .Cm parity の反対です。 .It Cm tandem Pq Fl tandem .Cm ixoff と同じです。 .It Cm decctlq Pq Fl decctlq .Cm ixany の反対です。 .It Cm crterase Pq Fl crterase .Cm echoe と同じです。 .It Cm crtbs Pq Fl crtbs .Cm echoe と同じです。 .It Cm crtkill Pq Fl crtkill .Cm echoke と同じです。 .It Cm ctlecho Pq Fl ctlecho .Cm echoctl と同じです。 .It Cm prterase Pq Fl prterase .Cm echoprt と同じです。 .It Cm litout Pq Fl litout .Cm opost の反対です。 .It Cm tabs Pq Fl tabs .Cm oxtabs の反対です。 .It Cm brk Ar value 制御文字 .Cm eol と同じです。 .It Cm flush Ar value 制御文字 .Cm discard と同じです。 .It Cm rprnt Ar value 制御文字 .Cm reprint と同じです。 .El .Pp .Nm stty は成功した場合は 0 を、エラーが起きた場合は 0 より大きい値を返します。 .Sh 関連項目 .Xr termios 4 .Sh 規格 .Nm stty は .St -p1003.2 互換です。 .Fl e と .Fl f のフラグは規格を拡張しています。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/su.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/su.1 index 60582dde87..6374e06de7 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/su.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/su.1 @@ -1,216 +1,228 @@ .\" Copyright (c) 1988, 1990, 1993, 1994 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)su.1 8.2 (Berkeley) 4/18/94 -.\" %Id: su.1,v 1.3.2.6 1998/02/18 12:15:58 markm Exp % +.\" %Id: su.1,v 1.3.2.8 1998/06/08 05:44:03 jkoshy Exp % .\" jpman %Id: su.1,v 1.3 1997/05/19 16:52:17 horikawa Stab % .\" .\" this is for hilit19's braindeadness: " .Dd April 18, 1994 .Dt SU 1 .Os .Sh 名称 .Nm su .Nd 一時的に他のユーザになりかわる .Sh 書式 .Nm .Op Fl Kflm .Op Fl c Ar class .Op Ar login Op Ar args .Sh 解説 .Nm は .Ar login するときに Kerberos パスワード (もしくはログイン ( .Ar login ) が指定されない場合には、 .Dq Ar login Ns .root のパスワード)を要求し、Kerberos 認証を得たあとにユーザとグループ ID を 切替えます。シェルはそのあとに実行されます。もし Kerberos エラーがあれ ば、 .Nm は、 .Ar login のためのパスワードを見つけるためにローカルパスワードファイルを調べま す。もし .Nm が root によって実行された場合、パスワードは要求されず、適当なユーザ ID をもったシェルが実行されます。付加的な Kerberos 認証は一つも得られ ません。 .Pp デフォルトでは、 .Ev USER , .Ev HOME , .Ev SHELL 以外の環境変数は引き継がれます。 .Ev HOME と .Ev SHELL はターゲットとなるログインのデフォルト値になります。 .Ev USER は、ターゲットログインのユーザ ID が 0 以外であれば、ターゲットログイ ンのものがセットされます。0 の場合は変更されません。実行されるシェルは ターゲットログインのログインシェルです。これは .Nm の伝統的なふるまいです。 オリジナルユーザのログインクラス( .Xr login.conf 5 参照)の資源制約とセッション優先度も通常保たれます。 例外はターゲットログインがユーザ ID 0 の場合です。 .Pp オプションとしては、以下のものがあります: .Bl -tag -width Ds .It Fl K ユーザ認証に Kerberos を使用しません。 .It Fl f シェルとして .Xr csh 1 が実行される場合、 .Dq Pa .cshrc ファイルを読み込みません。 .It Fl l 通常にログインした場合と同様になるように環境変数が設定されます。 すなわち、環境変数は .Ev HOME , .Ev SHELL , .Ev PATH , .Ev TERM , .Ev USER 以外は捨てられます。 .Ev HOME と .Ev SHELL は上記のように変更されます。 .Ev USER はターゲットログインの値になります。 .Ev PATH は .Dq Pa /bin:/usr/bin になります。 .Ev TERM は、あなたの現在の環境変数の値になります。 ターゲットログインのクラスにより、 ログインクラスケーパビリティデータベースに基づき、 環境変数が設定もしくは変更されることがあります。 実行されるシェルはターゲット ログインのログインシェルになり、 ターゲットログインのホームディレクトリに移動します。 資源制約とセッション優先度は、 ターゲットアカウントのログインクラスのものに変更されます。 .It Fl m 環境変数は変化しません。 実行されるシェルは自分のログインシェルで、ディレクトリの移動も行われません。 セキュリティの用心として、もしターゲットユーザのシェルが 非標準シェル ( .Xr getusershell 3 で定義される) であったり、呼出側の実ユーザ ID が 0 でなければ、 .Nm は失敗します。 .It Fl c Ar class 指定されたログインクラスの設定を使用します。 スーパユーザのみが使用を許されます。 .El .Pp .Fl l と .Fl m は、同時に指定することはできません。最後に指定したものが優先されます。 .Pp オプションの .Ar args がコマンドラインに指定されると、 それらはターゲットログインのログインシェルに引き渡されます。 -これにより、 -.Fl c -オプションを解釈する大概のシェルに、任意のコマンドを引き渡すことが出来ます。 -.Fl c -は通常単一の引数を期待するため、 -複数の語を渡したい場合はクオートする必要が有ります。 .Pp -グループ ID が 0 (通常は +グループ 0 (通常は .Dq wheel ) -に属するユーザしか +0 のメンバのみ +.Dq root +となることが可能です。 +グループ 0 が存在しないか空の場合には、どのユーザでも .Dq root -になることはできません。 -ただし、このグループが空の場合は例外です。 +に +.Nm +することが可能です。 .Pp デフォルトでは (設定がされていなければ) スーパユーザのプロンプトは .Dq Sy \&# に設定されます。 .Sh 関連項目 .Xr csh 1 , .Xr kerberos 1 , .Xr kinit 1 , .Xr login 1 , .Xr sh 1 , .Xr group 5 , .Xr login.conf 5 , .Xr passwd 5 , .Xr environ 7 .Sh 環境変数 .Nm で利用される環境変数は以下の通りです: .Bl -tag -width HOME .It Ev HOME 上記で示した書き換えがない限り、 実ユーザ ID のデフォルトのホームディレクトリです。 .It Ev PATH 上記で示した書き換えがない限り、実ユーザ ID のデフォルトのサーチパスで す。 .It Ev TERM なり代わる人が所有している端末のターミナルタイプです。 .It Ev USER ユーザ ID が 0 (root) 以外の場合は、ユーザ ID は常に .Nm 後の effective ID (ターゲットとなるユーザ ID) です。 .El .Sh 使用例 .Bl -tag -width 5n -compact .It Li "su man -c catman" コマンド .Li catman をユーザ .Li man で実行します。 あなたの実 UID が 0 でない場合は、man のパスワードを尋ねられます。 .It Li "su man -c 'catman /usr/share/man /usr/local/man /usr/X11R6/man'" 上と同様ですが、コマンドが複数の語から構成されています。 +.Fl c +オプションをシェルに渡すためにクォートしています +(ほとんどのシェルでは +.Fl c +への引数が単一語であると期待します)。 +.It Li "su -c staff man -c 'catman /usr/share/man /usr/local/man /usr/X11R6/man'" +上と同様ですが、ログインクラス +.Dq staff +の資源制限にてターゲットコマンドを実行します。 +注釈: この例では、最初の +.Fl c +オプションは +.Nm +に適用され、2 番目のものは起動されるシェルの引数となります。 .It Li "su -l foo" ユーザ .Li foo のログインの振舞をします。 .El .Sh 歴史 .Nm コマンドは .At v1 から登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/bootpd.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/bootpd.8 index 7ff92ced50..3e487b55a2 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/bootpd.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/bootpd.8 @@ -1,313 +1,313 @@ .\" Copyright (c) 1988, 1989, 1991 Carnegie Mellon University .\" -.\" %Header: /home/ncvs/src/libexec/bootpd/bootpd.8,v 1.4.2.5 1998/02/18 05:55:24 jkh Exp % +.\" %Header: /home/ncvs/src/libexec/bootpd/bootpd.8,v 1.4.2.6 1998/06/03 04:35:16 jkoshy Exp % .\" jpman %Id: bootpd.8,v 1.4 1997/10/11 07:39:12 horikawa Stab % .\" .TH BOOTPD 8 "November 06, 1993" "Carnegie Mellon University" .SH 名称 bootpd, bootpgw \- インターネットブートプロトコルサーバ/ゲートウェイ .SH 書式 .B bootpd [ .B \-i .B \-s .B \-t timeout .B \-d level .B \-c chdir\-path ] [ .I bootptab [ .I dumpfile ] ] .br .B bootpgw [ .B \-i .B \-s .B \-t timeout .B \-d level ] server .SH 解説 .I bootpd は RFC951, RFC1532, RFC1533 で定義された インターネットブートプロトコル (BOOTP) サーバを実装したものです。 .I bootpgw は、要求と応答を、あるサブネット上のクライアントと、 別のサブネット上の BOOTP サーバ (すなわち .IR bootpd ) との間で転送するのに使われる、単純な BOOTP ゲートウェイを実装しています。 .I bootpd または .I bootpgw は BOOTREPLY パケットを転送しますが、 .I bootpgw だけが BOOTREQUEST パケットを転送します。 .PP 各々のネットワークセグメントにつき、通常一つのホストで、 以下の行のどれかをファイル .IR /etc/inetd.conf に含めることにより、 .I bootpd あるいは .I bootpgw が .I inetd から起動されるように設定されます: .IP bootps dgram udp wait root /usr/libexec/bootpd bootpd /etc/bootptab .br bootps dgram udp wait root /usr/libexec/bootpgw bootpgw server .PP この動作モードは「inetd モード」と呼ばれ、 ブート要求が到着した時にだけ .I bootpd (あるいは .IR bootpgw ) を開始します。 もし最後にパケットを受信してから 15 分以内に別のパケットを受信しないのなら、 システムの資源を浪費しないように終了します。 .B \-t オプションがこのタイムアウト時間を制御します (オプション参照)。 .PP 他の通常のコマンドのように単にシェルから起動することで、 .I bootpd (あるいは .IR bootpgw ) を「スタンドアローンモード」( .IR inetd なし) で実行することも可能です。 .I bootpd が大きなコンフィギュレーションデータベースのもとで使われる時には、 inetd モードでの起動時の遅延が クライアントの要求に対する素早い応答を妨げるので、 スタンドアローンモードは特に役に立ちます。 (例えば .IR /etc/rc.local から .I bootpd を呼びだすことによって、 スタンドアローンモードで自動的に起動することができます) .I bootpgw は設定ファイルを読まないので、 起動時の遅延はかなり小さく、 スタンドアローンモードはあまり役に立ちません。 .PP どちらのプログラムも、inetd から呼び出されたかシェルから呼び出されたかを 自動的に検出し、自動的に適当なモードを選択します。 .B \-s と .B \-i オプションは各々、スタンドアローンモードと inetd モードを強制するのに 使います (オプション参照) .SH オプション .TP .BI \-t \ timeout .I bootpd あるいは .I bootpgw プロセスが終了する前に BOOTP パケットを待つ .I timeout 値 (分単位) を指定します。 もし .I timeout 分内にパケットを受信しなければ、プログラムは終了します。 timeout の値が 0 の場合は「永遠に実行する」という意味です。 スタンドアローンモードでは、このオプションは 0 に強制されます。 .TP .BI \-d \ debug\-level 生成されるデバッグメッセージの量を制御する変数 .I debug\-level を設定します。 例えば、-d4 あるいは -d 4 では、デバッグレベルが 4 に設定されます。 古いバージョンの .IR bootpd との互換性のため、数字のパラメータを省略 (つまり、-d だけ) すると 単にデバッグレベルを一つだけ増加させます。 .TP .BI \-c \ chdir\-path クライアントのブートファイルの存在とサイズを検査する間に .I bootpd で使われるカレントディレクトリを設定します。 クライアントのブートファイルが相対パス名で指定されていて、 .I bootpd が TFTP サーバと同じカレントディレクトリ (典型的には /tftpboot) を必要とするときに有用です。 このオプションは .IR bootpgw によっては認識されません。 .TP .B \-i 強制的に inetd モードにします。 このオプションは時代遅れですが、古いバージョンの .IR bootpd との互換性のために残してあります。 .TP .B \-s 強制的にスタンドアローンモードにします。 このオプションは時代遅れですが、 古いバージョンの .IR bootpd との互換性のために残してあります。 .TP .I bootptab .I bootpd がロードする 設定ファイルの名前を指定します ( .RI bootpd のみ)。 これはあらかじめ知っているクライアントと そのクライアントのオプションに関するデータベースです。 .TP .I dumpfile .I bootpd が、SIGUSR1 シグナルを受信したときに 内部データベースをダンプするファイルの名前を指定します ( .RI bootpd のみ)。 このオプションは .I bootpd が -DDEBUG フラグ付きでコンパイルされたときだけ認識されます。 .TP .I server .I bootpgw が受信した全ての BOOTREQUEST パケットを転送する、 BOOTP サーバの名前を指定します ( .RI bootpgw のみ)。 .SH 操作 .PP .I bootps ポートに送られたどんなパケットも取り込んで どんな BOOTREPLY パケットも単純に転送するという点で .I bootpd と .I bootpgw の双方が似た動きをします。 BOOTREQUEST の扱いは違います。 .PP .I bootpgw は動作開始時に、コマンド行パラメタとして名前を与えられた BOOTP サーバのアドレスを決めます。 .I bootpgw が BOOTREQUEST パケットを受信したとき、 パケットの「ゲートウェイアドレス」と「ホップ数」フィールドを設定し、 パケットを前に決めたアドレスの BOOT サーバへ転送します。 要求パケットは、 クライアントが少くとも 3 秒は待っているとパケットが示している時にだけ 転送されます。 .PP .I bootpd は動作開始時に設定ファイル (通常 .IR /etc/bootptab ) を読みこみます。 これで、あらかじめ知っているクライアントと クライアントのオプションに関する内部データベースを初期化します。 この内部データベースは、 .I bootpd が回線切断シグナル (SIGHUP) を受信したとき、 または設定ファイルが変更されたことを 発見したときに、再読み込みが行なわれます。 .PP .I bootpd が BOOTREQUEST パケットを受信したとき、 クライアントの要求に一致するデータベースエントリを探します。 もしそのクライアントをあらかじめ知っていれば .I bootpd は前に見付けたデータベースエントリを使って BOOTREPLY パケットを構成し、 (ひょっとしたらゲートウェイを使って) クライアントに返答を送ります。 もしクライアントが未知ならば、(debug > 0 のときは注意を出して) 要求は捨てられます。 .PP .I bootpd が -DDEBUG オプションでコンパイルされていれば、 SIGUSR1 シグナルを送ると内部データベースをファイル .I /tmp/bootpd.dump か、コマンド行パラメータで指定されたダンプファイルに にダンプします。 .PP 初期化の時どちらのプログラムも、 (普通は .IR /etc/services を使う) .I getservbyname を呼ぶことで UDP ポート番号を決定します。 二つのサービス名 (とポート番号) が使われます: .IP bootps \- BOOTP サーバ待機ポート .br bootpc \- BOOTP クライアント届け先ポート .LP もしポート番号が .I getservbyname を使って決定できないときには、 デフォルト値は bootps=67 と bootpc=68 です。 .SH 関連ファイル .TP 20 /etc/bootptab .IR bootpd によって読み込まれるデータベースファイル。 .TP /tmp/bootpd.dump .IR bootpd によって生成されるデバッグダンプファイル。 .TP /etc/services インターネットサービス番号。 .TP /tftpboot TFTP サーバと .IR bootpd で使われる典型的カレントディレクトリ。 .SH バグ 各々のホストエントリは 1024 文字を越えてはいけません。 .SH 功労者 .PP この配布版は現在、 Walter L. Wimer によって 保守されています。 .PP オリジナルの BOOTP サーバは スタンフォード大学の Bill Croft によって 1986 年 1 月に作成されました。 .PP 現在のバージョンの .I bootpd は第一に、Carnegie Mellon University の David Kovar, Drew D. Perkins, Walter L. Wimer の仕事にるものです。 .TP 機能拡張とバグフィクスは以下の方の貢献によります: (アルファベット順) .br Danny Backx .br John Brezak .br Frank da Cruz .br David R. Linn .br Jim McKim .br Gordon W. Ross .br Jason Zions .SH 関連項目 .LP bootptab(5), inetd(8), tftpd(8) .LP DARPA Internet Request For Comments: .TP 10 RFC951 Bootstrap Protocol .TP 10 RFC1532 Clarifications and Extensions for the Bootstrap Protocol .TP 10 RFC1533 DHCP Options and BOOTP Vendor Extensions diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/chat.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/chat.8 index ad34f8ec8b..ce082be2a3 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/chat.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/chat.8 @@ -1,502 +1,502 @@ .\" -*- nroff -*- .\" manual page [] for chat 1.8 -.\" %Id: chat.8,v 1.4.2.2 1997/09/14 20:39:29 jkh Exp % +.\" %Id: chat.8,v 1.4.2.3 1998/06/03 04:35:17 jkoshy Exp % .\" jpman %Id: chat.8,v 1.3 1997/08/31 14:02:42 horikawa Stab % .\" SH section heading .\" SS subsection heading .\" LP paragraph .\" IP indented paragraph .\" TP hanging label .TH CHAT 8 "5 May 1995" "Chat Version 1.9" .SH 名称 chat \- モデム接続の確立を自動化するスクリプト言語 .SH 書式 .B chat [ .I options ] .I script .SH 解説 .LP \fIchat\fR プログラムはコンピュータとモデムの間のメッセージ交換を制御します。 このコマンドの主な目的は、Point-to-Point Protocol デーモン (\fIpppd\fR) と リモートの \fIpppd\fR プロセスの間の接続を確立することです。 .SH オプション .TP .B -f \fI チャットスクリプトを \fIchat file\fR から読み込みます。このオプションと script パラメータとは、互いに排他の関係にあります。 chat コマンドを実行するユーザは、このファイルのリードアクセス権を 持っていなければなりません。このファイルの中では、文字列の区切りとして スペースとタブを使うことができます。 .TP .B -t \fI 文字列の受信待ちのタイムアウトを指定します。もし、タイムリミットまでに 指定された文字列を受信できなかった場合には、応答文字列の送信をおこないません。 この時、かわりの応答文字列が指定されていれば それが送信され、 指定されていなければ スクリプトの実行が失敗します。 スクリプトの実行が失敗すると、\fIchat\fR プログラムは 0 以外のエラーコードを返して終了します。 .TP .B -r \fI レポート文字列を出力するファイルを指定します。 キーワード \fIREPORT\fR を用いると、結果の文字列がこのファイルに 出力されます。このオプションを指定せずに \fIREPORT\fR キーワードを 使用すると、レポート文字列は \fIstderr\fR に出力されます。 .TP .B -e エコーオプションを有効にして開始します。 \fIchat\fR スクリプトの特定の場所において \fIECHO\fR キーワードにて エコーの有効および無効を切り替えることができます。 エコーが有効にされると、モデムからの出力は全て \fIstderr\fR へエコーされます。 .TP .B -v \fIchat\fR スクリプトを冗長モードで実行します。 これを指定すると、\fIchat\fR プログラムはモデムから受信したすべてのテキストと .IR syslogd (8) に送られる出力のログをとります。 冗長トレースのログとりは \fIlocal2\fR ファシリティのレベル \fIinfo\fR でおこなわれ、エラーについてはレベル \fIerr\fR が使われます。 .TP .B -V \fIchat\fR スクリプトを stderr 冗長モードにて実行するように要求します。 \fIchat\fR プログラムは、 モデムから受信する全てのテキストおよび stderr デバイスへ送出する出力文字列をログします。 chat もしくは pppd プログラムを動作させている場所では、 このデバイスは通常ローカルのコンソールです。 stderr が /dev/null にリダイレクトされている場合には、 このオプションはうまく働きません。 pppd が `デタッチ' モードで動作している時がその場合です。 この場合、`-v' オプションを使用して、 セッションを SYSLOG デバイスへ記録してください。 .TP .B script \fI-f\fR オプションのファイルでスクリプトが指定されていなければ、 \fIchat\fR プログラムに対するパラメータ文字列が スクリプトとして読み込まれます。 .SH チャットスクリプト .LP \fIchat\fR スクリプトには通信の手順を定義します。 .LP スクリプトは一つまたはそれ以上の「受信待ち-送信」文字列の組からなり、 それぞれは空白で区切られています。 オプションとして「副受信待ち-副送信」文字列の組を追加することもでき、 その場合には以下の例のようにダッシュで区切ります: .IP ogin:-BREAK-ogin: ppp ssword: hello2u2 .LP これにより、\fIchat\fR プログラムは文字列 "ogin:" の受信待ちをおこないます。 もしもタイムアウトする前にログインプロンプトを受信できなければ、 リモートホストにブレーク信号を送信し、それから文字列 "ogin:" を受信待ちします。 もしも最初の "ogin:" が受信できていれば、ブレーク信号は送信されません。 .LP 一旦ログインプロンプトを受信すると、\fIchat\fR プログラムは文字列 ppp を 送信して、プロンプト "ssword:" の受信を待ちます。 パスワードプロンプトを 受信すると、chat プログラムはパスワード hello2u2 を送信します。 .LP 応答文字列に続いて、通常はキャリッジリターン文字が送られます。 「受信待ち」文字列中では、\\r 文字シーケンスで明示的に指定しないかぎり、 キャリッジリターンは文字列に含まれません。 .LP 目的の文字列を識別するのに必要な部分だけを受信待ち文字列に 指定するようにするべきです。 なぜなら、受信待ち文字列は通常ディスクファイルに記録されるため、 動的に変化する情報を含むことができないからです。 一般には、時刻を表す文字列やネットワーク ID 文字列その他の 変化するデータの塊を受信待ちさせることはできません。 .LP 通信の初期段階では、文字が化けて受信される場合があります。 この場合にも正しく認識ができるように、 文字列 "login:" ではなく "ogin:" を待つようにします。 仮に最初の "l" という文字が化けて受信されたとしますと、 リモートシステムが "login:" を送信したとしても、 その文字列は認識されないことになります。 このため、スクリプトでは "login:" ではなく "ogin:" を、 "password:" ではなく "ssword:" を待つようにします。 .LP 非常に単純なスクリプトは、以下のようになるでしょう: .IP ogin: ppp ssword: hello2u2 .LP 言いかえると、....ogin: を受信待ちして ppp を送信し、...ssword: を 受信待ちして hello2u2 を送信するということになります。 .LP 現実問題としては、単純なスクリプトが使われることはほとんどないでしょう。 少なくとも、最初の受信待ち文字列が受信できなかった場合に、 副受信待ち文字列を実行するようにするべきでしょう。 たとえば、以下のスクリプトを考えてみます: .IP ogin:--ogin: ppp ssword: hello2u2 .LP これは以前に使った単純なものよりも良いスクリプトでしょう。 以前のものと同様に login: プロンプトを待ちますが、もし受信できなかった場合には リターンを一つ送ってから再び login: が送られてくるのを待ちます。 最初のログインプロンプトがラインノイズによって化けたとしても、 空行が送られることで、通常はもう一度ログインプロンプトが送信されます。 .SH コメント コメントを chat スクリプト中に埋め込むことが可能です。 コメントは \fB#\fR (ハッシュ) 文字をカラム 1 から開始する行です。 このようなコメント行は chat プログラムは単に無視します。 「受信待ち」文字列の最初の文字が `#' 文字の場合、 「受信待ち」文字列をクォートする必要があります。 文字 # (ハッシュ)から始まるプロンプトを待ちたい場合には、 以下のように書かねばならないでしょう: .IP # Now wait for the prompt and send logout string .br \'# ' logout .LP .SH 中断文字列 多くのモデムはダイアルの結果を文字列としてレポートします。 これらの文字列は \fBCONNECTED\fR だったり、\fBNO CARRIER\fR や \fBBUSY\fR だったりするでしょう。 モデムが相手との接続に失敗した場合には、スクリプトを終了させたいと 思うことがよくあるでしょう。 問題は、どの文字列を次に受信するかということを、 スクリプトが正確に知ることはできないということです。 ある時には \fBBUSY\fR を受信するかもしれませんが、 次には \fBNO CARRIER\fR を受信するかもしれません。 .LP これらの「中断」文字列は、\fIABORT\fR シーケンスにより スクリプト中に指定することができます。 それは、以下の例のようにスクリプトに指定します: .IP ABORT BUSY ABORT 'NO CARRIER' '' ATZ OK ATDT5551212 CONNECT .LP このシーケンスは受信待ちをおこないません。それから文字列 ATZ を送信します。 受信待ち文字列は \fIOK\fR です。 \fIOK\fR を受信すると、電話をかけるために文字列 ATDT5551212 を送信します。 受信待ち文字列は \fICONNECT\fR です。 文字列 \fICONNECT\fR を受信すると、スクリプトの残りが実行されます。 一方、モデムが話中を検出すると、文字列 \fIBUSY\fR が送られて 中断文字列への一致が起こります。 この一致が起きたことにより、スクリプトは失敗します。 もしも文字列 \fINO CARRIER\fR を受信すると、それは同じ理由で中断されます。 どちらの文字列が受信されても、\fIchat\fR スクリプトは終了します。 .SH CLR_ABORT 文字列 このシーケンスは以前に設定した \fBABORT\fR 文字列をクリアします。 \fBABORT\fR 文字列は規定サイズ(コンパイル時に決定)の配列に保持されます; \fBCLR_ABORT\fR はクリアされたエントリの領域を再要求し、 新たな文字列をそこに格納できるようにします。 .SH SAY 文字列 \fBSAY\fR ディレクティブにて、 script が標準エラー出力を介してユーザ端末ヘ文字列を送ることができます。 \fBchat\fR が pppd から起動される場合、 pppd はデーモンとして実行され(制御端末から切離され)、 標準エラー出力は通常 /etc/ppp/connect-errors へとリダイレクトされます。 .LP \fBSAY\fR 文字列は、シングルクォートもしくはダブルクォートにて 括る必要があります。 出力中にキャリッジリターンおよびラインフィードが必要な場合、 明示的に文字列中に含める必要があります。 .LP SAY 文字列を使用して script の進捗状況メッセージを表示することで、'ECHO OFF' しつつもユーザになにが起っているのか示すことが可能です。 例を示します: .IP ABORT BUSY .br ECHO OFF .br SAY "Dialling your ISP...\\n" .br \'' ATDT5551212 .br TIMEOUT 120 .br SAY "Waiting up to 2 minutes for connection ... " .br CONNECT '' .br SAY "Connected, now logging in ...\n" .br ogin: account .br ssword: pass .br $ \c SAY "Logged in OK ...\n" \fIetc ...\fR .LP このシーケンスは SAY 文字列のみユーザに示し、script の詳細は隠します。 例えば、上記 script を実行した場合、ユーザが見るのは以下です: .IP Dialling your ISP... .br Waiting up to 2 minutes for connection ... Connected, now logging in ... .br Logged in OK ... .LP .SH レポート文字列 \fBレポート\fR 文字列は ABORT 文字列に似ています。 違うのは、その文字列自身とキャリッジリターン等の 次の制御文字までの すべての文字がレポートファイルに書かれるということです。 .LP レポート文字列はモデムのコネクト文字列の転送レートと chat ユーザへのリターン値を切りわけるために使えます。 レポート文字列ロジックの分析は、受信待ち文字列の検索などの 他の文字列処理と同時におこなわれます。 レポート文字列と中断文字列に同じ文字列を使用することも可能ですが、 おそらくあまり使い道がないでしょう。 .LP レポート文字列はプログラムの終了コードに影響を及ぼしません。 .LP これらの「レポート」文字列は、\fIREPORT\fR シーケンスにより スクリプト中に指定することができます。 それは、以下の例のようにスクリプトに指定します: .IP REPORT CONNECT ABORT BUSY '' ATDT5551212 CONNECT '' ogin: account .LP このシーケンスは受信待ちをおこなわず、文字列 ATDT5551212 を送信して 電話をかけます。受信待ち文字列は \fICONNECT\fR です。 文字列 \fICONNECT\fR を受信すると、スクリプトの残りが実行されます。 さらに、文字列 "CONNECT" と、それに続く接続レートなどの 任意の文字がレポートファイルに記録されます。 .\" 原文では expect-file となっているが、report-file の間違いと思われる。 .\" send-pr する予定。 .\" 2.2.2R 対象(1997/06/04) Saeki Takashi .SH CLR_REPORT 文字列 このシーケンスを使用して、以前に設定した \fBREPORT\fR 文字列をクリア できます。 \fBREPORT\fR 文字列は規定サイズ(コンパイル時に決定)の配列に保持されます; \fBCLR_REPORT\fR はクリアされたエントリの領域を再要求し、 新たな文字列をそこに格納できるようにします。 .SH エコー エコーオプションはモデムからの出力を \fIstderr\fR へエコーするか否か を制御します。 このオプションを \fI-e\fR オプションにて設定することができますし、 \fIECHO\fR キーワードにて制御することもできます。 「受信待ち-送信」文字列の組 \fIECHO\fR \fION\fR はエコーを有効にし、 \fIECHO\fR \fIOFF\fR は無効にします。 このキーワードを使用してどの会話を見せるかを選択可能です。 例えば以下の script では: .IP ABORT 'BUSY' .br ABORT 'NO CARRIER' .br '' ATZ .br OK\\r\\n ATD1234567 .br \\r\\n \\c .br ECHO ON .br CONNECT \\c .br ogin: account .LP モデム設定結果およびダイヤル結果は見せませんが、 \fICONNECT\fR (もしくは \fIBUSY\fR) メッセージ語は全てをエコーします。 .SH 回線切断 HANGUP オプションはモデムの回線切断をエラーと扱うか否かを制御します。 このオプションは、 システムにダイヤル後に回線切断しコールバックする script 中で有効です。 HANGUP オプションは \fBON\fR もしくは \fBOFF\fR にできます。 .br HANGUP を OFF に設定しモデムを回線切断 (つまりコールバックシステムへの最初のログイン)すると、\fBchat\fR は script の実行を続けます (つまり呼び出しと二度目のログインプロンプトを待ちます)。 呼び出しにて接続後すぐに、\fBHANGUP ON\fR ディレクティブを使用して 通常の回線切断シグナルの動作を戻す必要があります。 (簡単な) script 例を示します: .IP ABORT 'BUSY' .br '' ATZ .br OK\\r\\n ATD1234567 .br \\r\\n \\c .br CONNECT \\c .br \'Callback login:' call_back_ID .br HANGUP OFF .br ABORT "Bad Login" .br \'Callback Password:' Call_back_password .br TIMEOUT 120 .br CONNECT \\c .br HANGUP ON .br ABORT "NO CARRIER" .br ogin:--BREAK--ogin: real_account .br \fIetc ...\fR .LP .SH タイムアウト タイムアウトの初期値は 45 秒です。これは \fB-t\fR パラメータにより 変更することができます。 .LP 次に受信待ちする文字列のタイムアウト値を変更するには、以下のようにします: .IP ATZ OK ATDT5551212 CONNECT TIMEOUT 10 ogin:--ogin: TIMEOUT 5 assword: hello2u2 .LP これは login: プロンプトを受信待ちする際のタイムアウトを 10 秒に変更します。 さらに password プロンプトを受信待ちする際にはタイムアウトを 5 秒に変更します。 .LP 一旦タイムアウト値が変更されると、次に変更されるまでは そのままになります。 .SH EOT の送信 チャットプログラムは特殊な応答文字列 \fIEOT\fR により、 リモート側へ EOT 文字を送信します。 通常、これはファイル終了を表す文字です。 EOT に続けてリターン文字が送られることはありません。 .PR \fI^D\fR シーケンスを使って EOT を送信文字列に埋め込むことができます。 .SH ブレークの生成 特殊な応答文字列 \fIBREAK\fR により、ブレーク信号が送られます。 ブレークは送信側では特殊な信号として扱われます。 受信側では通常、転送レートの変更要求として処理されます。 これにより、正常に login プロンプトを受信できるまで ブレーク信号を送ることで、リモート側がサポートしている転送レートを 順次切替えさせることができます。 .PR \fI\\K\fR シーケンスを使ってブレーク信号を送信文字列に埋め込むことができます。 .SH エスケープシーケンス 受信待ち文字列と応答文字列には、エスケープシーケンスを指定することができます。 応答文字列では、すべてのエスケープシーケンスが使えます。 受信待ち文字列では、ほとんどのエスケープシーケンスが使えます。 受信待ち文字列では使えないエスケープシーケンスについては、 説明文中にそのことが書かれています。 .TP .B '' 空文字列を受信待ちしたり、送信したりします。 もし、空文字列を送信しようとすると、それはリターン文字を送ることになります。 このシーケンスはアポストロフィ文字またはクォート文字のペアの どちらでもかまいません。 .TP .B \\\\b バックスペース文字を表します。 .TP .B \\\\c 応答文字列の末尾の改行を抑制します。 これは末尾に改行文字のつかない文字列を送る唯一の方法です。 これは送信文字列の最後に置かれなければいけません。 たとえば、文字列 hello\\c は単に h, e, l, l, o という文字だけを送ります。 .I (受信待ち文字列では使えません) .TP .B \\\\d 1 秒のディレイです。プログラムは 1 秒のディレイのために sleep(1) を使います。 .I (受信待ち文字列では使えません) .TP .B \\\\K ブレーク信号を挿入します。 .I (受信待ち文字列では使えません) .TP .B \\\\n 改行文字を送信します。 .TP .B \\\\N 空 (null) 文字を送信します。\\0 でも同じシーケンスを表すことができます。 .I (受信待ち文字列では使えません) .TP .B \\\\p 1 秒以下のポーズです。ディレイ時間は 1/10 秒です。 .I (受信待ち文字列では使えません) .TP .B \\\\q .IR syslogd (8) への文字列出力を抑止します。 かわりに文字列 ?????? がログに出力されます。 .I (受信待ち文字列では使えません) .TP .B \\\\r キャリッジリターン文字を送信または受信待ちします。 .TP .B \\\\s 文字列中のスペース文字を表します。 これはスペースを含む文字列をクォートしたくない場合に使います。 シーケンス 'HI TIM' と HI\\sTIM は等価です。 .TP .B \\\\t タブ文字を送信または受信待ちします。 .TP .B \\\\\\\\ バックスラッシュ文字を送信または受信待ちします。 .TP .B \\\\ddd 8 進数 (ddd) を一つの ASCII 文字に変換し、その文字を送信します。 .I (受信待ち文字列では使えない文字がいくつかあります) .TP .B \^^C C で表現される制御文字に置きかえられます。 例えば、文字 DC1 (17) は \^^Q で表されます。 .I (受信待ち文字列では使えない文字がいくつかあります) .SH 終了コード \fIchat\fR プログラムは以下の終了コードを返します。 .TP .B 0 プログラムは正常終了しました。これは、スクリプトがエラーを起こさずに 実行されて、正常に終了したことを示します。 .TP .B 1 一つまたはそれ以上のパラメータが不正であるか、受信待ち文字列が 内部バッファよりも大きすぎます。これはプログラムが正しく 実行されなかったことを示します。 .TP .B 2 プログラムの実行中にエラーが発生しました。これは、何らかの理由で リードまたはライトの操作が失敗したか、chat が SIGINT のような シグナルを受信したためでしょう。 .TP .B 3 「-副送信」文字列のない\fI受信待ち\fR文字列があり、タイムアウトイベントが 発生しました。これは、スクリプトが正しくプログラムされていないか、 予期しないイベントが発生して受信待ち文字列を見つけられなかったためでしょう。 .TP .B 4 \fIABORT\fR 条件としてマークされた 1 番目の文字列を検出しました。 .TP .B 5 \fIABORT\fR 条件としてマークされた 2 番目の文字列を検出しました。 .TP .B 6 \fIABORT\fR 条件としてマークされた 3 番目の文字列を検出しました。 .TP .B 7 \fIABORT\fR 条件としてマークされた 4 番目の文字列を検出しました。 .TP .B ... その他の終了コードも、\fIABORT\fR 条件としてマークされた文字列を 検出したことを示します。 .LP 終了コードを使うと、どのイベントによりスクリプトが終了したのかを 判断することができます。 つまり、"NO DIAL TONE" を受信したのか "BUSY" を受信したのかを 識別することができるということです。 最初のイベント (BUSY) ならばリトライする価値がありますが、 二つ目のイベント (NO DIAL TONE) だと、 おそらくリトライしてもそれがうまくいく可能性は低いでしょう。 .SH 関連項目 UUCP のドキュメントからも、\fIchat\fR スクリプトに関する 追加情報が得られるでしょう。 \fIchat\fR スクリプトは \fIuucico\fR プログラムで使われる スクリプトによって提示されたアイデアを基にしています。 .LP uucico(1), uucp(1) .SH 著作権 \fIchat\fR プログラムは、パブリックドメインのソフトウェアです。 これは GNU のパブリックライセンス(一般公有使用許諾)とは ことなります。 このプログラムを分割する場合には、その両方を管理するようにしてください。 .\" 原文は The \fIchat\fR program is in public domain. This is not .\" the GNU public license. If it breaks then you get to keep both pieces. .\" 最後の文章にはあまり自信がありません。(^_^;; .\" 2.2.2R 対象(1997/06/26) Saeki Takashi diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/ifconfig.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/ifconfig.8 index 08725cb06e..7b46d4733a 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/ifconfig.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/ifconfig.8 @@ -1,350 +1,350 @@ .\" Copyright (c) 1983, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" From: @(#)ifconfig.8 8.3 (Berkeley) 1/5/94 -.\" %Id: ifconfig.8,v 1.9.2.3 1998/02/01 07:05:02 steve Exp % +.\" %Id: ifconfig.8,v 1.9.2.4 1998/06/08 02:02:31 danny Exp % .\" jpman %Id: ifconfig.8,v 1.2 1997/03/31 14:09:47 horikawa Stab % .\" .Dd February 13, 1996 .Dt IFCONFIG 8 .Os BSD 4.2 .Sh 名称 .Nm ifconfig .Nd ネットワークインタフェースのパラメータの設定を行なう .Sh 書式 .Nm ifconfig .Ar interface address_family .Oo .Ar address .Op Ar dest_address .Oc .Op Ar parameters .Nm ifconfig .Op Fl m .Ar interface .Op Ar protocol_family .Nm ifconfig .Fl a .Op Fl m .Op Fl d .Op Fl u .Op Ar protocol_family .Nm ifconfig .Fl l .Op Fl d .Op Fl u .Sh 解説 .Nm は、ネットワークインタフェースに対してネットワークアドレス の割り当てを行ない、ネットワークインタフェースのパラメータの設定を行ないます。 .Nm は、システム立ち上げ 時に、マシンが備える各ネットワークインタフェースに対してネットワークアドレス を割り当てるように使用しなければなりません。また、一旦各ネットワークインタフェ ースに対し設定したネットワークアドレスを再定義したり、パラメータの設定を 変えたりすることも可能です。 .Pp .Nm のオペランドを以下に示します。 .Bl -tag -width Ds .It Ar Address .Tn DARPA-Internet ファミリでは、アドレスはホスト名データベース .Xr hosts 5 に登録されているホスト名であるか、もしくは インターネット標準の .Dq ドット表記 です。 .\" ゼロックスネットワークシステム(tm)ファミリでは、 .\" アドレスは .\" .Ar net:a.b.c.d.e.f .\" という形式です。 .\" ここで .\" .Ar net .\" は割り当てるネットワーク番号(10進数)、 .\" 残りの .\" .Ar a .\" から .\" .Ar f .\" までは .\" ホスト番号を表す 6 バイトであり 16 進数で指定します。 .\" ホスト番号は 10Mb/s イーサネットインタフェースでは省略可能です。 .\" ホスト番号指定を省略した場合には、 .\" 一番目のインタフェースのハードウェア物理アドレスを .\" すべてのインタフェースにおいて使用します。 .\" .Tn ISO .\" ファミリでは、 .\" ゼロックスファミリと同じ長さのアドレスを、 .\" 長い 16 進数の文字列で指定します。 .\" 違いは、 .\" ドットが続いた場合にはそのバイトはゼロを表すことと、 .\" ドットはオプションであることです .\" (ドットはネットワークバイトオーダの長い数字列を .\" 注意深く扱うために使用します)。 .It Ar address_family 他のパラメータの解釈に影響するネットワークアドレスファミリを指定します。 インタフェースが異なるプロトコルの送信を異なる名前付け体系で 受けることがあるので、アドレスファミリを指定しておくことをお勧めします。 本コマンドでサポートされるプロトコルファミリは、 .Dq inet , .Dq atalk , .\".Dq iso , .Dq ipx .\" .Dq ns です。 .It Ar Interface インタフェースパラメータは、 .Dq name unit の形式で表現されます。 例えば .Dq en0 です。 .El .Pp .Nm では以下のパラメータが利用できます: .Bl -tag -width dest_addressxx .It Cm alias 指定したインタフェースに、ネットワークアドレスを追加して指定します。 これはネットワーク番号を変更した際に、以前のアドレスに送られるパケットを 受けとりたい場合などに便利です。 .It Cm arp アドレス解決プロトコル (ARP) を用いてネットワークレベルのアドレスとリンクレベル のアドレスの対応を取ることを可能にします (デフォルト)。この機能は、 .Tn DARPA インターネットアドレスと 10Mb/s イーサネットアドレスの間の対応を取るように 作られています。 .It Fl arp アドレス解決プロトコルの使用を禁止します。 .It Cm broadcast ネットワークに対するブロードキャストアドレスを指定します。 ブロードキャストアドレスのデフォルト値は、 ホスト部のビットがすべて 1 になったアドレスです。 .It Cm debug ドライバ依存のデバッグモードを有効にします。 通常コンソールへのエラーログを有効にします。 .It Fl debug ドライバ依存のデバッグモードを無効にします。 .It Cm delete 指定したネットワークアドレスを無効にします。本機能は、alias で不正なアドレスを 指定した場合や、すでに指定したアドレスが必要ない場合などに使用します。 誤った NS アドレスをホスト部分とともに指定した場合には、 NS アドレスを全て無効にすることにより再度ホスト部分を指定可能となります。 .It Cm dest_address point to point 接続を行なう場合、相手のアドレスを指定します。 .It Cm down 指定したネットワークインタフェースに ``down'' とマークします。``down'' と マークされたインタフェースに対しては、システムはメッセージの送信を行ない ません。可能であれば、そのインタフェースは受信も不可能となるように リセットされます。この動作は、そのインタフェースを用いる ルーティングを使用しないよう自動的に設定するものではありません。 .\" .It Cm ipdst .\" リモートネットワーク向け NS パケットをカプセル化している IP パケットを .\" 受信する、インターネットホストを指定するために使用します。 .\" 外見上 point to point リンクが構成され、 .\" 指定されたアドレスは、 .\" デスティネーションの NS アドレスとネットワークアドレスとされます。 .\" .Tn CLNP .\" パケットの IP カプセル化はこれとは異なった方法で実現されます。 .It Cm media Ar type インタフェースのメディアタイプを .Ar type に設定します。 インタフェースによっては、 複数の異なった物理メディアコネクタのうちのいずれかを 排他的に使用することをサポートします。 例えば、10Mb/s イーサネットインタフェースには .Tn AUI とツイストペアコネクタをサポートするものがあります。 メディアタイプを .Dq 10base5/AUI に設定すると、AUI ポートを現在のアクティブなコネクタとします。 また .Dq 10baseT/UTP に設定すると、ツイストペアをアクティブにします。 使用可能なタイプの完全なリストは、 インタフェースドライバ固有のマニュアルページを参照してください。 .It Cm mediaopt Ar opts インタフェースのメディアオプションを設定します。 .Ar opts はコンマで区切ったオプションリストで、インタフェースに適用されます。 使用可能なオプションの完全なリストは、 インタフェースドライバ固有のマニュアルページを参照してください。 .It Fl mediaopt Ar opts インタフェースのメディアオプションを無効にします。 .It Cm metric Ar n インタフェースのルーティングメトリックを .Ar n で指定します。初期値は 0 です。 ルーティングメトリックは、ルーティングプロトコル .Pq Xr routed 8 で使用されます。 .It Cm mtu Ar n そのインタフェースの最大転送単位 (mtu) を .Ar n に設定します。デフォルト値はインタフェースに依存します。 mtu はインタフェースに送られるパケットの大きさを制限するのに用いられます。 mtu を設定できなかったり、設定出来る値の範囲に制限のある インタフェースがあります。 .It Cm netmask Ar mask .\" (inet と ISO) (inet のみ) ネットワークをサブネットワークに細分割する際に、ネットワークアドレスとして リザーブするアドレスを指定します。 mask が指定する部分は、 アドレスのネットワーク部とサブネット部です。 サブネット部はアドレスのホスト部の一部です。 mask は、0x ではじまる16進数、 ドット表記のインターネットアドレス形式、 ネットワークテーブル .Xr networks 5 に記述されている仮想ネットワーク名のいずれかで指定できます。 mask での 32ビットアドレスにおける 1 であるビットの部分は、 ネットワーク部もしくはサブネット部として使用します。 0 であるビットの部分はホスト部として使用します。 mask は少なくともネットワーク部を含む必要があり、 サブネット部はネットワーク部に連続する必要があります。 .\" see .\" Xr eon 5 . .\" .It Cm nsellength Ar n .\" .Pf ( Tn ISO .\" のみ) .\" .Tn NSAP .\" に後続するローカル識別に使用するバイト数を指定します。 .\" この部分は .\" .Tn NET .\" (Network Entity Title) .\" として扱われます。 .\" バイト数のデフォルト値は 1 であり、US .\" .Tn GOSIP .\" 準拠です。 .\" ifconfig コマンドで設定するISO アドレスが、 .\" .Tn NSAP .\" です。 .\" 例えば .\" .Tn US GOSIP .\" では、20 文字の 16 進数を .\" .Tn ISO NSAP .\" において指定し、 .\" インタフェースに割り当てる必要があります。 .\" .Tn AFI .\" 37 タイプアドレスにおいて、数字が 1 とは異なると便利であるのは、 .\" それなりの理由があります。 .\" .It Cm trailers .\" trailers は、データ送出時の ``trailer'' リンクレベルパケットカプセル化を .\" 要求します (デフォルト)。もしネットワークインタフェースが .\" .Cm trailers .\" をサポートしている場合、可能 .\" であればシステムは、受信者によるメモリ間コピーの回数を最小になるように、 .\" 出力メッセージのカプセル化を行ないます。アドレス解決プロトコル .\" ( .\" .Xr arp 4 .\" 参照; 現在 10Mb/s イーサネットのみ) .\" をサポートする .\" ネットワーク上では、本フラグは、 .\" 他のシステムが本ホストに対してメッセージを送出 .\" する場合に trailers の処理をすることを要求することを示しています。 .\" 同様に、trailer 要求を行ったホストに対しても、 .\" trailer カプセル化したパケットを送出します。 .\" これは現在インターネットプロトコルを用いている場合に限られます。 .\" .It Fl trailers .\" ``trailer'' リンクレベルカプセル化を無効にします。 .It Cm link[0-2] インタフェースのリンクレベルでの特殊な処理を有効にします。3 つのオプション の実際の効果はインタフェース依存です。しかしながら、これらのオプションは、 一般的には特殊なオペレーションモードを選択するのに用いられます。この例として、 SLIP 使用時のデータ圧縮や、イーサネットカードのコネクタ選択を行います。 各ドライバごとのマニュアルページに 詳細が記してあるので、詳しくはそちらの方を参照して下さい。 .It Fl link[0-2] 上記の link[0-2] の指定を無効にします。 .It Cm up 指定したネットワークインタフェースに ``up'' とマークします。 本オプションは、 ``ifconfig down'' を行なった後にインタフェースを有効にするのに用いられます。 最初にインタフェースにアドレスを設定した場合には、自動的に本指定はされたものと して扱います。もし、down とマークされていたインタフェースがリセットされた場合、 ハードウェアは再初期化されます。 .El .Pp .Nm は引数としてネットワークインタフェース以外に何のオプションも与えられない場合、 ネットワークインタフェースの現在の設定状態を表示します。 もしプロトコルファミリが指定されている場合、 .Nm はプロトコルファミリに特有の情報についてのみ表示します。 .Pp インタフェース名の前に .Fl m フラグが渡されると、 .Nm は、指定されたインタフェースに関し、 サポートされているメディアを全て表示します。 .Pp オプションとして、インタフェース名の代りに .Fl a フラグを指定できます。そうすると、 .Nm はシステム上の全インタフェースを表示します。 .Fl d はこれを down したインタフェースに限定し、 .Fl u はこれは up したインタフェースに限定します。 .Pp The .Fl l フラグを使用するとシステム上の使用可能な全インタフェースのリストを、 その他の情報は付加せずに表示します。 このフラグは他のフラグとは排他的ですが、 .Fl d (down したインタフェースのみをリスト) と .Fl u (up したインタフェースのみをリスト) は例外です。 .Pp スーパユーザのみがネットワークインタフェースの設定を変更できます。 .Sh 診断 指定したインタフェースが存在しない、 要求したアドレスが未知のものである、 ユーザがネットワークインタフェースの設定を変更する権限を持っていない、 といったメッセージを表示します。 .Sh 関連項目 .Xr netstat 1 , .Xr netintro 4 , .Xr rc 8 , .Xr routed 8 .\" .Xr eon 5 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Bx 4.2 から登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/pccardd.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/pccardd.8 index 9cd1f73558..e3fc8ee954 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/pccardd.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/pccardd.8 @@ -1,154 +1,154 @@ .\" .\" Copyright (c) 1994 Andrew McRae. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. .\" IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, .\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT .\" NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, .\" DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY .\" THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" .\" %Id: pccardd.8,v 1.4.2.4 1998/04/18 23:28:50 nate Exp % .\" jpman %Id: pccardd.8,v 1.4 1997/07/26 22:04:06 horikawa Stab % .\" .Dd November 1, 1994 .Dt PCCARD 8 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm pccardd .Nd PC-CARD (PCMCIA) 管理デーモン .Sh 書式 .Nm pccardd .Op Fl d .Op Fl v .Op Fl f Ar configfile .Sh 解説 .Nm は、普通ブート時に始動され、 PC-CARD カードの抜き差しを管理します。 .Pp 実行されると、 .Nm は (デフォルト名が .Pa /etc/pccard.conf の) 設定ファイルを読み込み、カードのために利用可能な PC-CARD スロット をスキャンします。 .Nm は、その後、例えば新しいカードの挿入やカードの取り外しのような、 .Em "カードイベント" を待ちます。 .Pp カードが挿入された時、以下のような動作が行われます。 .Bl -enum .It カーネルドライバはカードの挿入を検出し、カードに電源を供給します。 .It .Nm は、 .Em CIS -データをカードの属性メモリから読み込み、製造社名とカードの +データをカードの属性メモリから読み込み、製造者名とカードの バージョンを設定ファイルのカード記述と照合します。 .It マッチするものが見付かると、ドライバが割り当てられます。 .It ひとたび自由なドライバとデバイス実体が割り当てられると、 .Nm は (必要であれば) ISA メモリブロックや入出力ポートのような資源を 共通の資源から割り当てます。 .It PC-CARD スロットは、割り当てられた I/O とメモリコンテキストによって 設定され、カーネルドライバがカードに割り当てられます。 .It 割当が成功すると、例えばネットワークインタフェースを設定するための .Xr ifconfig 8 等のような 特定のシェルコマンドがデバイスを設定するために実行されます。 それぞれ別々のコマンドを各カード・ドライバ・デバイスのために指定して良く、 その順序で実行されます。 .El .Pp .Nm がカードの除去を発見した時には、以下の一連の操作が実行されます。 .Bl -enum .It カード除去に対して割り当てられたシェルコマンドが実行されます。 これは、除去されたカードに割り当てられたどんなデバイスも リセットしようとします。 それぞれ別々のコマンドを各カード・ドライバ・デバイスのために指定して良いです。 .It PC-CARD スロット資源は解放されます。 .El .Pp ひとたびカード/ドライバ実体が設定されると、 その実体に割り当てた資源を憶えておきます。 そして、カードが取り外され再び挿入された場合、 同じドライバを割り当てます。この主な理由は、一度ドライバがカードに 割り当てられると、ドライバの .Fn 検査 (prove) ルーチンが呼ばれ、 ドライバ固有のデータ領域は カードに割り当てられた I/O ポートやメモリ資源によって初期化されるからです。 大多数のドライバは、ハードウエアから関連を解消されたり、その後で再び 違うパラメータで再割当されるように設計されていません。 これは、読み込み可能カーネルモジュールがサポートされた時に大きく変わ るでしょう。 .Pp .Nm が理解する実行時オプションは以下の通りです。 .Bl -tag -width Ds .It Fl d デーモンとして実行せず、フォアグランドジョブとして実行し、 エラーメッセージを表示します。 .It Fl v 設定ファイルを読み込んだ後で、そのまとめを出力します。 .It Fl f Ar configfile デフォルト設定ファイル .Pa /etc/pccard.conf とは異なった設定ファイルを指定します。 ファイルの形式は、 .Xr card.conf 5 に詳細に記述されていますし、 .Nm によって認識される PC-CARD カードがリストされています。 また、カードへのインタフェースとして使われるカーネルドライバと デバイスについても詳細に書かれています。 .Pp .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/pccard.conf -compact .It Pa /etc/pccard.conf .El .Sh 関連項目 .Xr pccard.conf 5 , .Xr ifconfig 8 .Sh 作者 .An Andrew McRae Aq andrew@mega.com.au によって開発されました。 .Sh バグ .Nm はカードのパラメータを設定することができますが、 特定のドライバがカードと動作することを保証しません。 .Pp .Nm FreeBSD は、現在読み込み可能カーネルモジュールをサポートしていないため、 設定ファイル中のすべての .Em irq 設定は、カーネルの .Nm config エントリにマッチする必要が有ります。 .Pp システム資源 (例えばネットワークマウントされているファイルシステム) が カードに関連している場合は、カードを取り外すと問題が起こるかも知れません。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/tftpd.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/tftpd.8 index 540ebf8fce..b43c93a0aa 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/tftpd.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/tftpd.8 @@ -1,133 +1,137 @@ .\" Copyright (c) 1983, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)tftpd.8 8.1 (Berkeley) 6/4/93 .\" jpman %Id: tftpd.8,v 1.3 1997/07/22 17:00:36 horikawa Stab % .\" .Dd June 4, 1993 .Dt TFTPD 8 .Os BSD 4.2 .Sh 名称 .Nm tftpd .Nd インターネット TFTP (Trivial File Transfer Protocol) サーバ .Sh 書式 .Nm /usr/libexec/tftpd .Op Fl l .Op Fl n .Op Fl s Ar directory .Op Ar directory ... .Sh 解説 .Nm は、インターネット TFTP プロトコル ( .Tn RFC 783 ) を提供するサーバです。 .Tn TFTP サーバは、 .Ql tftp サービス定義で指示されたポートを操作します。 .Xr services 5 を参照してください。 このサーバは普通 .Xr inetd 8 によって起動されます。 .Pp .Xr tftp 1 の利用には、リモートシステムのアカウントやパスワードを必要としません。 認証情報がありませんので、 .Nm はパブリックに読み込み可能なファイルだけしかアクセスを許可しません。 文字列 ``/\|\fB.\|.\fP\|/'' を含んだファイル、もしくは ``\|\fB.\|.\fP\|/'' から始まるファイルのアクセスは許可されません。 ファイルは、既に存在してパブリックに書き込み可能な場合だけ 書き込まれます。 .Dq パブリック (public) という概念は、ネットワークを通して到達可能な全てのホストの全てのユーザ を含むように拡張されている点に注意してください。 これは全てのシステムにおいて適当ではないかも知れないし、 そのことは tftp サービスを有効にする前に考慮すべきです。 サーバは、もっとも可能な限り小さな権限を持ったユーザ ID を 持たねばなりません。 .Pp ファイルへのアクセス制限は、 .Nm 起動時のディレクトリリストを、 .Pa /etc/inetd.conf にサーバプログラムへの引数として 20 までのパス名を指定することにより可能です。 この場合、アクセスは、ファイル名がそこで与えられたディレクトリを 頭に付けたものに制限されます。 与えられたディレクトリは、相対ファイル指定要求に対しての探索パスと しても利用されます。 .Pp chroot オプションは、 .Nm のアクセスを chroot されたファイルシステム だけに制限することで、セキュリティを追加します。 これは、ブートサーバとして .Fl s を提供している OS から実行する時に便利です。 chroot の実行は root に制限されていますので、 .Nm は root で 実行しなければなりません。しかしながら、 chroot した場合、 .Nm はユーザ id を nobody に設定します。 .Pp 以下のようなオプションがあります。 .Bl -tag -width Ds .It Fl l -全ての要求を +全ての要求を、 .Xr syslog 3 -を使ってログ保存します。 +のファシリティ LOG_FTP を使って、ログ保存します。 +注釈: syslog 設定ファイル +.Xr syslog.conf 5 +においても、LOG_FTP メッセージのログ機能を有効とする必要があります。 .It Fl n 存在しない相対ファイル名に対する要求の否定応答を抑止します。 .It Fl s Ar directory コマンドを受け取る前に .Nm を .Pa directory へ chroot させます。更に、ユーザ id を nobody にします。 .Pp .Fl s を使用しない場合、ユーザ id の変更は試みられません。 .Fl s を使用しない場合は、 .Nm を root で実行してはなりません。 .El .Sh 関連項目 .Xr tftp 1 , -.Xr inetd 8 +.Xr inetd 8 , +.Xr syslogd 8 .Sh 歴史 .Nm コマンドは、 .Bx 4.2 から導入されました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/zic.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/zic.8 index 2a87a10c4d..6649a8cbfe 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/zic.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/zic.8 @@ -1,371 +1,371 @@ .\" jpman %Id: zic.8,v 1.2 1997/06/16 08:24:17 yugawa Stab % .Dd .Dt ZIC 8 .Os .Sh 名称 .Nm zic .Nd タイムゾーンコンパイラ .Sh 書式 .Nm zic .Op Fl v .Op Fl d Ar directory .Op Fl l Ar localtime .Op Fl p Ar posixrules .Op Fl L Ar leapsecondfilename .Op Fl s .Op Fl y Ar command .Op Ar filename ... .Sh 解説 .Nm zic はコマンド行で指定されたファイルを読み取り、その内容に従って 時刻変換情報のファイルを作成します。 .Ar filename が .Em - だった場合、標準入力から読み込みます。 .Pp 以下のオプションがあります: .Bl -tag -width indent .It Fl d Ar directory 下記の標準ディレクトリではなく、指定されたディレクトリに時刻変換情報 ファイルを作成します。 .It Fl l Ar timezone 指定された .Ar タイムゾーン をローカルの時刻に使用します。 .Nm zic は、以下のリンク行が入力ファイルにあった場合と同様に働きます。 .sp .ti +.5i Link \fItimezone\fP localtime .It Fl p Ar timezone POSIX 形式のタイムゾーンの環境変数を扱う場合に、指定されたタイムゾーンの ルールを使用します。 .Nm は、以下のリンク行が入力ファイルにあった場合と同様に働きます。 .sp .ti +.5i Link \fItimezone\fP posixrules .It Fl L Ar leapsecondfilename 指定された名前のファイルからうるう秒の情報を読み込みます。 このオプションが指定されなかった場合、 出力ファイルにはうるう秒の情報は記録されません。 .It Fl v データファイル中の年が .Xr time 2 で表現できる年の範囲を超えていた場合、警告します。 .It Fl s 出力ファイルに記録される時刻の値を、それが符号付きと扱われるか符号なしと 扱われるかに関係なく同じ値になるように制限します。 このオプションを使用することで SVVS と互換のファイルを生成できます。 .It Fl y Ar command 年のタイプをチェックする際に、 .Em yearistype の代わりに指定された .Ar command を用います(下記参照)。 .El .Pp 入力の各行はフィールドから構成されます。 各フィールドは任意の数の空白文字により分離されます。先行する空白や、 行末の空白は無視されます。引用符で囲まれていない井桁文字 (#) から その行の末尾まではコメントとして扱われます。 空白文字や井桁文字をフィールドの一部として使用する場合は、二重引用符 (") で囲みます。 (コメントを取り除いた後の)空白行は無視されます。 空白ではない行は、ルール行、ゾーン行、リンク行の 3 種類のいずれか であるとみなされます。 .Pp ルール行は、 .nf .ti +.5i .ta \w'Rule\0\0'u +\w'NAME\0\0'u +\w'FROM\0\0'u +\w'1973\0\0'u +\w'TYPE\0\0'u +\w'Apr\0\0'u +\w'lastSun\0\0'u +\w'2:00\0\0'u +\w'SAVE\0\0'u .sp Rule NAME FROM TO TYPE IN ON AT SAVE LETTER/S .sp と言う形式です。例えば、 .ti +.5i .sp Rule US 1967 1973 \- Apr lastSun 2:00 1:00 D .sp .fi となります。ルール行を構成するフィールドは以下の通りです: .Bl -tag -width indent .It NAME このルールが属するルールの(任意の)名前を指定します。 .It FROM ルールが適用される最初の年を指定します。 如何なる整数の年も指定できます。グレゴリオ歴を仮定しています。 単語 .Em minimum (あるいはその短縮形)は、整数で表せる最小の年を示します。 単語 .Em maximum (あるいはその短縮形)は、整数で表せる最大の年を示します。 ルールは、時刻の値として表す事ができない時刻を定義します。 表す事ができない時刻は無視されます。これにより、時刻の値のタイプが 異なるホスト間でルールを共用する事ができます。 .It TO ルールが適用される最後の年を指定します。 .Em minimum や .Em maximum (上記)に加え、 単語 .Em only (あるいはその短縮形) を、 .Em FROM フィールドの値を指すものとして使用することができます。 .It TYPE ルールが適用される年のタイプを指定します。 .Em TYPE が .Em \- だった場合、ルールは、 .Em FROM から .Em TO までのその年を含む全ての年に適用されます。 .Em TYPE がそれ以外だった場合、 .Nm は、コマンド .ti +.5i \fByearistype\fP \fIyear\fP \fItype\fP .br を実行して、年のタイプをチェックします。実行したコマンドの 終了ステータスが 0 だった場合は、その年が指定されたタイプであり、 終了ステータスが 1 だった場合は、その年が指定されたタイプではないと 判断します。 .It IN ルールが適用される月の名前を指定します。 月名は短縮形でも構いません。 .It ON ルールが適用される日を指定します。 指定できる形式は以下の通りです: .nf .in +.5i .sp .ta \w'Sun<=25\0\0'u 5 その月の 5 日 lastSun その月の最後の日曜日 lastMon その月の最後の月曜日 Sun>=8 8 日以降の最初の日曜日 Sun<=25 25 日以前の最後の日曜日 .fi .in -.5i .sp 曜日は短縮形でも、フルスペルでも構いません。注意: .Em ON フィールド内にスペースを含んではいけません。 .It AT ルールが適用される時刻を指定します。 指定できる形式は以下の通りです: .nf .in +.5i .sp .ta \w'1:28:13\0\0'u 2 時 2:00 時と分 15:00 24 時間形式の時刻 (正午以降について) 1:28:14 時、分、秒 .fi .in -.5i .sp これらの形式の最後に .Em w をつけると、指定した時刻がローカルの -.Dq "ウォールクロック" +.Sq "ウォールクロック" (夏時間の適用される地域で、ローカルの標準時に、 夏時間の期間であればその修正を加えた時刻) .\" 上記の()内の記述は、wall clock では、特に日本人には .\" 理解しづらいので追加した。 .\" 2.2.2-RELEASE 対象 .\" By yugawa@orleans.rim.or.jp (Jun 16 1997) であり、 .Em s をつけると、指定した時刻がローカルの -.Dq 標準時 +.Sq 標準時 であり、 .Em u (あるいは .Em g ないし .Em z ) をつけると、指定した時刻が世界標準時であることを示します。 これらの文字を指定していない場合は、ウォールクロックが適用されます。 .It SAVE ルールが有効な場合にローカルの標準時に加えられる量を指定します。 このフィールドの形式は .Em AT フィールドと同じです (この場合は、末尾に .Em w と .Em s を指定する事はできません)。 .It LETTER/S ルールが有効な場合にタイムゾーンの短縮形に用いられる -.Dq "変化部分" +.Sq "変化部分" (例えば、 -.Dq EST +.Sq EST や -.Dq EDT +.Sq EDT の -.Dq S +.Sq S や -.Dq D +.Sq D ) を指定します。 このフィールドが .Em \- だった場合、変化部分はヌル (NULL) になります。 .El .Pp ゾーン行は、 .sp .nf .ti +.5i .ta \w'Zone\0\0'u +\w'Australia/Adelaide\0\0'u +\w'GMTOFF\0\0'u +\w'RULES/SAVE\0\0'u +\w'FORMAT\0\0'u Zone NAME GMTOFF RULES/SAVE FORMAT [UNTIL] .sp と言う形式です。例えば、 .sp .ti +.5i Zone Australia/Adelaide 9:30 Aus CST 1971 Oct 31 2:00 .sp .fi となります。ゾーン行を構成するフィールドは以下の通りです: .Bl -tag -width indent .It NAME タイムゾーンの名称です。 そのゾーンに対する時刻変換情報ファイルを作成する時の名前になります。 .It GMTOFF そのゾーンの標準時を得る時に GMT に加算される量です。 このフィールドの形式は、ルール行の .Em AT および .Em SAVE フィールドと同じです。 GMT から時刻を引く場合は、フィールドの最初にマイナスをつけます。 .It RULES/SAVE そのタイムゾーンに適用されるルールの名前、あるいは、ローカルの標準時に 加算される量を指定します。 このフィールドが .Em \- だった場合、そのタイムゾーンには常に標準時が適用されます。 .It FORMAT そのタイムゾーンで使用されるタイムゾーンの短縮形の形式を指定します。 文字列 .Em %s は、タイムゾーンの短縮形で用いられる -.Dq "変化部分" +.Sq "変化部分" を示します。 一方、 スラッシュ (/) で標準時の短縮形と夏時間の短縮形を指定する事もできます。 .It UNTIL その場所で GMT との差あるいはルールが変化する時刻を指定します。 年、月、日、時刻を用いて指定できます。 このフィールドが指定された場合、その時刻になるまでは与えられた GMT との差 およびルールからタイムゾーンの情報が生成されます。 .Pp この次の行は -.Dq 継続 +.Sq 継続 行でなくてはなりません。この行は最初の -.Dq Zone +.Sq Zone と NAME フィールドがない点を除いてはゾーン行と同一の形式で、その前の行の .Em UNTIL フィールドで指定した時刻以降の情報を指定します。 この継続行にも .Em UNTIL フィールドを指定する事ができ、その場合は、次の行に その時刻以降の情報を指定します。 .El .Pp リンク行は、 .sp .nf .ti +.5i .ta \w'Link\0\0'u +\w'Europe/Istanbul\0\0'u Link LINK-FROM LINK-TO .sp と言う形式です。例えば、 .sp .ti +.5i Link Europe/Istanbul Asia/Istanbul .sp .fi となります。 .Em LINK-FROM フィールドは、存在するゾーン行の .Em NAME フィールドのいずれかと一致していなければなりません。 .Em LINK-TO フィールドはそのゾーンに対する別名として使用されます。 .Pp 継続行以外は、入力中での行の順番に制限はありません。 .Pp うるう秒の定義ファイルの各行は以下のような形式になります: .nf .ti +.5i .ta \w'Leap\0\0'u +\w'YEAR\0\0'u +\w'MONTH\0\0'u +\w'DAY\0\0'u +\w'HH:MM:SS\0\0'u +\w'CORR\0\0'u .sp Leap YEAR MONTH DAY HH:MM:SS CORR R/S .sp 例えば、 .ti +.5i .sp Leap 1974 Dec 31 23:59:60 + S .sp .fi となります。 .Em YEAR , .Em MONTH , .Em DAY , .Em HH:MM:SS フィールドは、うるう秒が起きる時刻を指定します。 .Em CORR フィールドは、 秒が加えられる場合は -.Dq + +.Sq + で、秒がスキップされる場合は -.Dq - +.Sq - となります。 .\" There's no need to document the following, since it's impossible for more .\" than one leap second to be inserted or deleted at a time. .\" The C Standard is in error in suggesting the possibility. .\" See Terry J Quinn, The BIPM and the accurate measure of time, .\" Proc IEEE 79, 7 (July 1991), 894-905. .\" or .\" .q ++ .\" if two seconds were added .\" or .\" .q -- .\" if two seconds were skipped. .Em R/S フィールドは 他のフィールドで与えられるうるう秒の時刻が GMT である場合は、 -.Dq Stationary +.Sq Stationary (またはその短縮形)で、 他のフィールドで与えられるうるう秒の時刻がローカルのウォールクロックである 場合は、 -.Dq Rolling +.Sq Rolling (またはその短縮形)となります。 .Sh 注釈 ローカル時刻が複数のタイプとなる地域では、 作成されたファイルの最初の変化時刻を正しく設定するためには、 最初の変化時刻のルールの .Em AT フィールドでローカルの標準時を使用する必要があります。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/share/zoneinfo -compact /usr/share/zoneinfo 作成されたファイルが置かれる標準ディレクトリ .El .Sh 関連項目 .Sh "SEE ALSO" .Xr ctime 3 , .Xr tzfile 5 , .Xr zdump 8 .\" @(#)zic.8 7.12