diff --git a/ja/man/man1/eqn.1 b/ja/man/man1/eqn.1 index e9a34fbbcf..b9063fbd07 100644 --- a/ja/man/man1/eqn.1 +++ b/ja/man/man1/eqn.1 @@ -1,852 +1,852 @@ .\" %Id: eqn.1,v 1.3 1993/08/02 17:42:44 mycroft Exp % -*- nroff -*- .\" jpman %Id: eqn.1,v 1.3 1997/07/26 21:33:56 horikawa Stab % .ie \n(.V<\n(.v .ds tx T\h'-.1667m'\v'.224m'E\v'-.224m'\h'-.125m'X .el .ds tx TeX .\" Like TP, but if specified indent is more than half .\" the current line-length - indent, use the default indent. .de Tp .ie \\n(.$=0:((0\\$1)*2u>(\\n(.lu-\\n(.iu)) .TP .el .TP "\\$1" .. .\" The BSD man macros can't handle " in arguments to font change macros, .\" so use \(ts instead of ". .tr \(ts" .TH EQN 1 "15 January 1995" "Groff Version 1.09" .SH 名称 eqn \- troff 用の数式フォーマッタ .SH 書式 .B eqn [ .B \-rvCNR ] [ .BI \-d cc ] [ .BI \-T name ] [ .BI \-M dir ] [ .BI \-f F ] [ .BI \-s n ] [ .BI \-p n ] [ .BI \-m n ] [ .IR files \|.\|.\|. ] .SH 解説 本マニュアルでは、groff ドキュメントフォーマットシステムの一部である GNU バージョンの .B eqn について記述します。 .B eqn は、 .B troff への入力ファイルに埋め込まれている数式に関する記述をコン パイルし、 .B troff が解釈できる命令列に変換します。通常、 .B groff に .B \-e オプ ションを指定することで、本プログラムは実行されます。文法は UNIX の eqn ととても似かよっています。GNU eqn の出力は UNIX の troff で処理するこ とができないので、GNU troff を用いる必要があります。コマンドラインにファ イル名が指定されなかった場合は、標準入力から読み込みます。ファイルネー ムとして .B \- を指定した場合も標準入力から読み込みます。 .LP .B eqn は .B /usr/share/tmac/eqnrc を検索し、もし存在すれば入力ファイルの処 理に先がけて読み込みを行います。 .B \-R オプションを使うことにより、この動作 を禁止することができます。 .LP GNU eqn は neqn の機能のすべてを提供するものではありません。低解像度の タイプライタのような機器を(単純な入力に対しては十分であるのですが)サポー トしません。 .SH オプション .TP .B \-C 直後にスペースや改行ではない文字が続く .B .EQ と .B .EN を解釈します。 .TP .B \-N 区切り文字から次の区切り文字までの間に改行がくることを禁止します。誤って 閉じる方の 区切り文字をつけ忘れた場合も、以降の処理が正しく行われる可能性が高くなりま す。 .TP .B \-v バージョン番号を表示します。 .TP .B \-r サイズを一つだけ縮小します。 .TP .BI \-m n 最低のポイントサイズを .I n とします。 .B eqn は下付き、上付き文字を .I n より小さなサイズにしません。 .TP .BI \-T name .I name で指定された機器用の出力を行います。実際は、 .I name と いう値 1 のマクロが定義されるだけです。普通は .B eqnrc でこの定義されたマ クロによって出力機器にふさわしい設定がなされます。デフォルトの出力機器 は .B ps です。 .TP .BI \-M dir デフォルトのディレクトリ .B /usr/share/tmac よりも先に指定したディ レクトリ .I dir の eqnrc を探します。 .TP .B \-R .B eqnrc ファイルを読み込みません。 .TP .BI \-f F .BI gfont\ F コマンドと等価です。 .TP .BI \-s n .BI gsize\ n コマンドと等価です。このオプションは使うべきではありま せん。 eqn は、通常、数式が登場した位置のポイントサイズに数式のサイズをあ わせます。 .TP .BI \-p n 上付き、下付き文字が隣接するテキストより .I n ポイント小さくなるようにし ます。このオプションは使うべきではありません。通常 eqn は隣接するテキ ストの 70% のサイズになるように調節します。 -.SH 使用例 +.SH 使用法 ここでは、GNU eqnとUnix eqnの違いのみを解説します。 .LP GNU eqnの新しい特徴のほとんどは、\*(tx に基づいています。 以下には、いくつかの\*(tx と GNU eqn の違いを記述してあります。 もし、あなたが\*(tx を知らないならば、無視した方が安全でしょう。 .SS 自動スペーシング .LP .B eqn は、数式の中の部分それぞれに対して型を与えて、その型を用いて数式 の中の部分の間の間隔をそろえます。 利用できる型には以下のものがあります。 .TP \w'punctuation'u+2n ordinary 1や .IR x のような通常の文字 .TP operator .ds Su \s+5\(*S\s0 .if \n(.g .if !c\(*S .ds Su 積算記号 \*(Su のような大きな演算記号 .TP binary + のような、2項演算子 .TP relation = のような関係記号 .TP opening ( のような括弧開始記号 .TP closing )のような括弧終了記号 .TP punctuation , のような句読点記号 .TP inner 括弧内部に含まれた部分式 .TP suppress オートマチックスペーシングによる位置補正を抑制する .LP 式の中の項の型は、以下に示す二つの方法のどちらかで指定されます。 .TP .BI type\ t\ e 式の中の項で .I e を含むものを、型 .IR t であると指定します。 .I t は、上述の型の中から指定します。 たとえば、 .B times は .RS .IP .B type "binary" \e(mu .RE .IP と定義されます。 マクロ展開を防ぐためにクォーティングする以外は、型の名前はクォー トする必要はありません。 .TP .BI chartype\ t\ text クォートされていない文字のグループは、個々の文字に分割され、 それぞれの文字の型が検索されます。 この変更で、各文字について、それぞれ格納されている文字の型が変更されます。 この指定方法では、 .I text にある文字は、型 .IR t を持つようになります。例えば .RS .IP .B chartype "punctuation" .,;: .RE .IP という指定は、 .B .,;: という文字が、それぞれに句読点記号型を持つことを指定 します。 以後、式の中にこれらの文字が出現した場合は、句読点記号として処理 されます。 型 .I t は、 .B letter や .BR digit という指定も可能です。この場合 .B chartype は、文字のフォントの型を変更します。 詳細は、フォントサブセクションを見て下さい。 .SS 新しいプリミティブ .TP .IB e1\ smallover\ e2 これは .BR over と似ています; .B smallover は .I e1 および .IR e2 のサイズを小さくします; また .I e1 および .I e2 と分数の線との間の垂直幅も小さくなります。 .B over プリミティブは \*(tx のディスプレイスタイルの .B \eover プリミティブに対応します; .B smallover は非ディスプレイスタイルの .B \eover に対応します。 .TP .BI vcenter\ e .I e を数式軸(math axis)にあわせて垂直方向にセンタリングします。 数式軸は垂直位置であり、 これにあわせて + や - といった文字はセンタリングされます; また分数の線の垂直位置にもなります。 例えば、 .B sum はこのように定義されています。 .RS .IP .B { type "operator" vcenter size +5 \e(*S } .RE .TP .IB e1\ accent\ e2 .I e2 を .IR e1 上のアクセントとします。 .I e2 は小文字のレターに対して適正な高さにあると仮定します; .I e2 は、 .I e1 が小文字のレターよりも文字の高さが高かったり低かったりする場合には、 必要に応じて下方に移動されます。 例えば .B hat はこのように定義されています。 .RS .IP .B accent { "^" } .RE .IP .BR dotdot , .BR dot , .BR tilde , .BR vec , .B dyad も .B accent プリミティブを用いて定義されています。 .TP .IB e1\ uaccent\ e2 .I e2 を .IR e1 下のアクセントとします。 .I e2 は下に突き出ていない小文字に対して適正な高さにあると仮定します; .I e2 は、 .I e1 が下に突き出している場合、下方に移動されます。 .B utilde は .B uaccent を使用して定義されており、 ベースライン下の tilde アクセントとなります。 .TP .BI split\ \(ts text \(ts 単なる .RS .IP .I text .RE .IP と同じ効果ですが、 .I text はクオートされているためマクロ展開の対象となりません; .I text は個々の文字に分割され、それぞれの文字の間に空白が調整されます。 .TP .BI nosplit\ text .RS .IP .BI \(ts text \(ts .RE .IP と同じですが、 .I text はクオートされていないためマクロ展開の対象となります; .I text は個々の文字に分割されず、それぞれの文字の間の空白も調整されません。 .TP .IB e\ opprime .B prime の変形であり、 .IR e のオペレータとして作用します。 .BR A\ opprime\ sub\ 1 のような場合、 opprinme は .B prime とは異なる結果となります: .B opprime では .B 1 は prime 文字の真下に挿入され、 .B A の下付き文字となります (数式版組の形式のように)。 一方、 .B prime では .B 1 は prime 文字の下付き文字となります。 .B opprime が前に付くという事は、 .B bar と .BR under が前に付くのと同じ事ですが、 後者は .BR accent , .BR uaccent 以外の他の全ての文字よりも高くなります。 クオートされていないテキスト中では、 最初の文字ではない .B ' は .BR opprime として扱われます。 .TP .BI special\ text\ e .BR troff (1) マクロ .IR text を使用して、 .I e から新しいオブジェクトを生成します。 マクロが呼び出されると、 文字列 .B 0s は .IR e の出力を保持します。 また数字レジスタ .BR 0w , .BR 0h , .BR 0d , .BR 0skern , .BR 0skew はそれぞれ .IR e の幅、高さ、深さ、下付き文字のカーニング、スキューを保持します (オブジェクトの .I "subscript kern" とは、オブジェクト中の下付き文字がどの程度挿入されるかを表します; オブジェクトの .I skew とは、オブジェクト上のアクセントが オブジェクトの中央から右側に向けてどの程度離れて配置されるかを表します)。 マクロは .B 0s を修正することにより、 現在位置における望ましい結果を出力し、 このオブジェクトの幅の分だけ現在の水平位置を増加させます。 数字レジスタは、結果に対応するように修正されている必要があります。 .RS .LP 例えば、数式を `打ち消す' 構造を、斜め線を数式上に描く事によって 実現する場合を考えて見ましょう。 .IP .nf .ft B .ne 6+\n(.Vu \&.EQ define cancel 'special Ca' \&.EN \&.de Ca \&.ds 0s \eZ'\e\e*(0s'\ev'\e\en(0du'\eD'l \e\en(0wu -\e\en(0hu-\e\en(0du'\ev'\e\en(0hu' \&.. .ft .fi .LP 以上の結果から、式 .I e を .BI cancel\ {\ e\ } によって打ち消すことができます。 .LP 次はより複雑な構造により、式の周りに箱を描きます: .IP .nf .ft B .ne 11+\n(.Vu \&.EQ define box 'special Bx' \&.EN \&.de Bx \&.ds 0s \eZ'\eh'1n'\e\e*(0s'\e \eZ'\ev'\e\en(0du+1n'\eD'l \e\en(0wu+2n 0'\eD'l 0 -\e\en(0hu-\e\en(0du-2n'\e \eD'l -\e\en(0wu-2n 0'\eD'l 0 \e\en(0hu+\e\en(0du+2n''\eh'\e\en(0wu+2n' \&.nr 0w +2n \&.nr 0d +1n \&.nr 0h +1n \&.. .ft .fi .RE .SS カスタマイズ 数式の外見は多くのパラメータにより制御します。 これらのパラメータは .B set コマンドで設定します。 .TP .BI set\ p\ n パラメータ .I p を値 .I n に設定します; .I n は整数です。 例えば、 .RS .IP .B set x_height 45 .RE .IP は、 .B eqn に対して x の高さは 0.45 ems であると指示します。 .RS .LP パラメータを以下に示します。 特に記述が無い場合は、値は em の100分の1を意味します。 以下の記述は定義的ではなく説明的になるように意図しています。 .TP \w'\fBdefault_rule_thickness'u+2n .B minimum_size .B eqn はこれよりも小さいポイントサイズのセッティングを行いません。 値はポイントで指定します。 .TP .B fat_offset .B fat プリミティブは数式をボールドにするために、 数式のコピーを 2 回重ね打ちします。 重ね打ちする時にずらす水平幅がこの値です。 .TP .B over_hang 分数の線の長さは、 分子もしくは分母の広い方の幅にこの値を2倍した長さを加えた長さとなります; 言い替えると、分子と分母は少なくともこの値だけオーバーハングします。 .TP .B accent_width .B bar か .B under が単一文字に対して適用された場合、 線の長さはこの値となります。 通常、 .B bar および .B under は適用対象のオブジェクトの幅に等しい長さの線を生成します; しかし単一文字の場合、 これでは大抵の場合線が長すぎるように見えてしまいます。 .TP .B delimiter_factor .B left および .B right プリミティブにより生成される伸長性のあるデリミタは高さと深さを持ちます。 デリミタが括っている部分式が軸に対して最大限伸長する長さの 2000分の1を単位とするこのパラメータで表した値は、 デリミタの高さと深さの最低値を与えます。 .TP .B delimiter_shortfall .B left および .B right プリミティブにより生成される伸長性のあるデリミタは高さと深さを持ちます。 デリミタが括っている部分式が軸に対して最大限伸長する長さの 2000分の1を単位とするこのパラメータで表した値は、 デリミタの高さと深さの差の最低値となります。 .TP .B null_delimiter_space 分数の前後にこれだけの水平空白が挿入されます。 .TP .B script_space 下付き文字、上付き文字の幅がこれだけ増やされます。 .TP .B thin_space 句読点記号の後にこれだけの空白が自動的に挿入されます。 .TP .B medium_space 2項演算子の前後にこれだけの空白が自動的に挿入されます。 .TP .B thick_space 関係演算子の前後にこれだけの空白が自動的に挿入されます。 .TP .B x_height x のように上に突き出た部分の無いレターの高さ。 .TP .B axis_height \(pl や \(mi といった 文字のセンタ位置がベースラインに対してどれくらい高いかを表します。 使用しているフォントに対して適切な値を使用する事が重要です。 .TP .B default_rule_thickness .B \e(ru 文字の太さ、 .B \eD エスケープシーケンスにより生成される水平線の太さを指定します。 .TP .B num1 .B over コマンドは分子を最低この値だけ上に移動します。 .TP .B num2 .B smallover コマンドは分子を最低この値だけ上に移動します。 .TP .B denom1 .B over コマンドは分母を最低この値だけ下に移動します。 .TP .B denom2 .B smallover コマンドは分母を最低この値だけ下に移動します。 .TP .B sup1 通常上付き文字は最低この値だけ上に移動します。 .TP .B sup2 上付き文字中もしくは上限中の上付き文字、もしくは .B smallover における分子は、 最低この値だけ上に移動します。 この値は通常 sup1 より小さいです。 .TP .B sup3 分母中もしくは平方根中の上付き文字、もしくは下付き文字もしくは下限は、 最低この値だけ上に移動します。 通常 sup2 より小さいです。 .TP .B sub1 通常下付き文字は最低この値だけ下に移動します。 .TP .B sub2 下付き文字と上付き文字の両方がある場合、 下付き文字は最低この値だけ下に移動します。 .TP .B sup_drop 上付き文字のベースラインは、上付き文字がセットされるオブジェクトの上部 に対して、この値よりも下になることはありません。 .TP .B sub_drop 下付き文字のベースラインは、下付き文字がセットされるオブジェクトの下部 に対して、少なくともこの値よりも下になります。 .TP .B big_op_spacing1 上限のベースラインは、上限がセットされるオブジェクトの上部 に対して少なくともこの値よりも上になります。 .TP .B big_op_spacing2 下限のベースラインは、下限がセットされるオブジェクトの下部 に対して少なくともこの値よりも下になります。 .TP .B big_op_spacing3 上限の下部は、上限がセットされるオブジェクトの上部 に対して少なくともこの値よりも上になります。 .TP .B big_op_spacing4 下限の上部は、下限がセットされるオブジェクトの下部 に対して少なくともこの値よりも下になります。 .TP .B big_op_spacing5 これで指定される空白が上限上および下限下に付加されます。 .TP .B baseline_sep 列ベクトルまたは行列の各行のベースラインがどれだけ離れているかを指定します。 大抵の場合、この値は .B num1 と .BR denom1 の和に等しいです。 .TP .B shift_down 列ベクトルまたは行列の 一番上のベースラインおよび一番下のベースラインの中間点が、 軸からどれだけ下がっているかを指定します。 大抵の場合、この値は .BR axis_height に等しいです。 .TP .B column_sep 行列の列間に加えられる空白の長さを指定します。 .TP .B matrix_side_sep 行列の両端に加えられる空白の長さを指定します。 .TP .B draw_lines この値が非0の場合、線を引く場合に .B \eD エスケープシーケンスを使用し、 .B \el エスケープシーケンスと .B \e(ru 文字は使用しなくなります。 .TP .B body_height この値を式の高さが越えた分だけ、 当該式を含む行の前の空白に加えられます ( .BR \ex を使用します)。 デフォルト値は 85 です。 .TP .B body_depth この値を式の深さが越えた分だけ、 当該式を含む行の後の空白に加えられます ( .BR \ex を使用します)。 デフォルト値は 35 です。 .TP .B nroff この値が非 0 の場合には、 .B ndefine は .B define のように振舞い、 .B tdefine は無視されます。 この値が 0 の場合は .B tdefine は .B define のように振舞い、 .B ndefine は無視されます。 デフォルト値は 0 です (典型的には .B eqnrc ファイルによって、 .B ascii と .B latin1 デバイスの場合、この値は 1 に変更されます)。 .LP これらのパラメータの役割に関するより正確な記述は .IR The\ \*(txbook の Appendix H に記載されています。 .RE .SS マクロ マクロは引数を取ることができます。 マクロが引数付きで呼ばれた場合、 マクロボディでは、 .BI $ n ただし .I n は 1 から 9 は、 .IR n 番目の 引数に置き換えられます; 引数が .I n より少ない場合、無と置き換えられます。 左括弧を含む語で、左括弧より前の語の部分が .B define コマンドで定義されている語は、 引数付きのマクロ呼び出しとして認識されます; 左括弧に続く複数の文字は、対応する右括弧の範囲まで、 コンマで区切られた引数として扱われます; ネストした括弧内のコンマでは引数は区切られません。 .TP .BI sdefine\ name\ X\ anything\ X .B define コマンドに似ていますが、 引数付きで呼ばれた場合 .I name は認識されません。 .TP .BI include\ \(ts file \(ts .IR file の内容を組み込みます。 .I file 中の行で、 .B .EQ もしくは .B .EN で始まる行は無視されます。 .TP .BI ifdef\ name\ X\ anything\ X .I name が .B define で定義されている場合 (または .I name が出力デバイスであるために自動的に定義されている場合)、 .IR anything を処理します; そうでない場合は .IR anything を無視します。 .I X は .IR anything に含まれない文字であれば何でも構いません。 .SS フォント .B eqn は通常少なくとも 2 つのフォントを式のセットに使用します: すなわち、レターにはイタリックを、 その他にはローマンを使用します。 既存の .B gfont コマンドは、 イタリックフォントとして使用されるフォントを変更します。 デフォルト値は .BR I です。 ローマンフォントとして使用されるフォントは 新しい .B grfont コマンドで変更します。 .TP .BI grfont\ f ローマンフォントを .IR f に設定します。 .LP .B italic プリミティブは .BR gfont によってセットされた現在のイタリックフォントを使用します; .B roman プリミティブは .BR grfont によってセットされた現在のローマンフォントを使用します。 また .B gbfont コマンドという新しいコマンドもあり、 .B bold プリミティブで使用されるフォントを変更します。 式中でフォントを変更するのに .BR roman , .BR italic , .B bold プリミティブしか使用しない場合、 全ての式中のフォントを変更するのには .BR gfont , .BR grfont , .B gbfont コマンドを使用するだけで済みます。 .LP どの文字をレター(イタリックでセットされるもの)として扱うのかを、 既に示した .B chartype コマンドで指定できます。 .B letter タイプは文字をイタリックタイプでセットされるようにします。 .B digit タイプは文字をローマンタイプでセットされるようにします、 .SH 関連ファイル .Tp \w'\fB/usr/share/tmac/eqnrc'u+2n .B /usr/share/tmac/eqnrc 初期化ファイル .SH バグ 文中に出現する式は、行の先頭での文字サイズに設定されます。 .SH 関連項目 .BR groff (1), .BR troff (1), .BR groff_font (5), .I The\ \*(txbook diff --git a/ja/man/man1/grops.1 b/ja/man/man1/grops.1 index 8449583714..ac49f523ad 100644 --- a/ja/man/man1/grops.1 +++ b/ja/man/man1/grops.1 @@ -1,796 +1,796 @@ .\" jpman %Id: grops.1,v 1.2 1997/06/15 11:25:35 horikawa Stab % .ig \"-*- nroff -*- Copyright (C) 1989-1995 Free Software Foundation, Inc. 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初期バージョンの TranScript は .B %%EndProlog コメントと最初の .B %%Page コメントとの間で混乱させられましたので、これが必要です。 インクルードされたファイルで .B %! から始まる行を取り除かねばならない時には 2 を加えます; Sun の pageview プレビュアで必要です。 インクルードされたファイルから .BR %%Page , .BR %%Trailer , .B %%EndProlog コメントを取り除かねばならない時には 4 を加えます; .B %%BeginDocument と .B %%EndDocument のコメントを理解しないスプーラに対して必要です。 PostScript 出力の最初の行が .B %!PS-Adobe-3.0 ではなく .B %!PS-Adobe-2.0 でなければならない時には 8 を加えます; Sun の Newsprint をページ逆順を要求するプリンタと共に使用する時に必要です。 デフォルト値は .RS .IP .BI broken\ n .LP コマンドを DESC ファイルに記述することで指定可能です。 そうでない場合はデフォルト値は 0 です。 .RE .TP .BI \-c n 各ページを .I n 部ずつ印刷します。 .TP .BI \-g ページ長を予測します。 ページ長を予測する PostScript コードを生成します。 イメージ領域が垂直位置でページの中心に有る時のみ、予測は正しいはずです。 このオプションにより、変更無しで letter (8.5\(mu11) と A4 の両方に印刷可能な文書を生成可能です。 .TP .B \-l 文書をランドスケープ形式にて印刷します。 .TP .B \-m 文書に対し手動フィードを有効にします。 .TP .BI \-F dir ディレクトリ .IB dir /dev name からフォントとデバイス記述ファイルを探します; .I name はデバイス名であり、通常 .B ps です。 .TP .BI \-w n 線の太さを M の横幅 (em) の 1000 分の .I n にて描画します。 .TP .B \-v バージョン番号を表示します。 -.SH 使用方法 +.SH 使用法 .BR R , .BR I , .BR B , .B BI と呼ばれるスタイルがフォント位置 1 から 4 までにマウントされます。 フォントはファミリ .BR A , .BR BM , .BR C , .BR H , .BR HN , .BR N , .BR P , .B T にまとめられ、これらのスタイル中にメンバを持ちます: .de FT .if '\\*(.T'ps' .ft \\$1 .. .TP .B AR .FT AR AvantGarde-Book .FT .TP .B AI .FT AI AvantGarde-BookOblique .FT .TP .B AB .FT AB AvantGarde-Demi .FT .TP .B ABI .FT ABI AvantGarde-DemiOblique .FT .TP .B BMR .FT BMR Bookman-Light .FT .TP .B BMI .FT BMI Bookman-LightItalic .FT .TP .B BMB .FT BMB Bookman-Demi .FT .TP .B BMBI .FT BMBI Bookman-DemiItalic .FT .TP .B CR .FT CR Courier .FT .TP .B CI .FT CI Courier-Oblique .FT .TP .B CB .FT CB Courier-Bold .FT .TP .B CBI .FT CBI Courier-BoldOblique .FT .TP .B HR .FT HR Helvetica .FT .TP .B HI .FT HI Helvetica-Oblique .FT .TP .B HB .FT HB Helvetica-Bold .FT .TP .B HBI .FT HBI Helvetica-BoldOblique .FT .TP .B HNR .FT HNR Helvetica-Narrow .FT .TP .B HNI .FT HNI Helvetica-Narrow-Oblique .FT .TP .B HNB .FT HNB Helvetica-Narrow-Bold .FT .TP .B HNBI .FT HNBI Helvetica-Narrow-BoldOblique .FT .TP .B NR .FT NR NewCenturySchlbk-Roman .FT .TP .B NI .FT NI NewCenturySchlbk-Italic .FT .TP .B NB .FT NB NewCenturySchlbk-Bold .FT .TP .B NBI .FT NBI NewCenturySchlbk-BoldItalic .FT .TP .B PR .FT PR Palatino-Roman .FT .TP .B PI .FT PI Palatino-Italic .FT .TP .B PB .FT PB Palatino-Bold .FT .TP .B PBI .FT PBI Palatino-BoldItalic .FT .TP .B TR .FT TR Times-Roman .FT .TP .B TI .FT TI Times-Italic .FT .TP .B TB .FT TB Times-Bold .FT .TP .B TBI .FT TBI Times-BoldItalic .FT .LP ファミリのメンバではない以下のフォントもあります: .TP .B ZCMI .FT ZCMI ZapfChancery-MediumItalic .FT .LP .B SS および .B S と呼ばれる特別なフォントも有ります。 Zapf Dingbats は .BR ZD として、逆バージョンの ZapfDingbats (シンボルが逆向き) は .B ZDR として使用可能です; これらのフォントのほとんどの文字は名前が無いので、 .B \eN にてアクセスせねばなりません。 .LP .B grops は .B \eX エスケープシーケンスにより生成された様々な X コマンドを理解します; .B grops は .B ps: タグから始まるコマンドのみを翻訳します: .TP .BI \eX'ps:\ exec\ code ' .I code 中の任意の PostScript コマンドを実行します。 .I code 実行前に PostScript の現在位置は .B \eX の位置に設定されます。 原点はページの左上になり、y 座標はページを下ると増加します。 プロシジャ .B u は、groff の単位を有効な座標系のものに変更するように定義されます。 例えば、 .RS .IP .B \&.nr x 1i .br .B \eX'ps: exec \enx u 0 rlineto stroke' .br .RE .IP は 1 インチ長の水平線を描画します。 .I code はグラフィックステートを変更し得ますが、ページの終端までしか継続しません。 .B def と .B mdef により指定される定義を含む辞書は、辞書スタックの頭に有るでしょう。 あなたのコードがこの辞書に定義を付加するなら、 .BI \eX'ps\ mdef \ n '\fR を使用して、そのための空間を割り当てる必要が有ります。 定義はページの終りまでしか継続しません。 .B \eY エスケープシーケンスをマクロを名付ける引数と共に使うと、 .I code を複数行に渡らせることが出来ます。 例えば、 .RS .IP .nf .ft B \&.nr x 1i \&.de y \&ps: exec \&\enx u 0 rlineto \&stroke \&.. \&\eYy .fi .ft R .LP は 1 インチ長の水平線を描画する別の方法です。 .RE .TP .BI \eX'ps:\ file\ name ' .B exec コマンドと同様ですが、コードをファイル .I name から読みます。 .TP .BI \eX'ps:\ def\ code ' .I code の PostScript 定義をプロログ部に置きます。 .B \eX コマンドに対し最大 1 定義までです。 長い定義は複数の .B \eX コマンドに渡り分割できます; 全ての .I code 引数は、改行で区切られ、単純に連結されます。 定義は、 .B exec コマンド実行時に辞書スタックに自動的にプッシュされる辞書に置かれます。 .B \eY エスケープシーケンスをマクロを名付ける引数と共に使うと、 .I code を複数行に渡らせることが出来ます。 .TP .BI \eX'ps:\ mdef\ n\ code ' .B def と同様ですが、 .I code は .I n 個まで定義を保持し得ます。 .B grops は何個の定義を .I code が含むのかを知る必要が有るので、これらを含む適切な大きさの PostScript 辞書 を生成できます。 .TP .BI \eX'ps:\ import\ file\ llx\ lly\ urx\ ury\ width\ \fR[\fP\ height\ \fR]\fP ' PostScript グラフィックスを .I file からインポートします。 引数 .IR llx , .IR lly , .IR urx , .I ury は、デフォルトの PostScript 座標系における グラフィックのバウンディングボックスを与えます; すべて整数である必要が有ります; .I llx と .I lly はグラフィックの左下の x y 座標です; .I urx と .I ury はグラフィックの右上の x y 座標です; .I width と .I height は整数であり、groff の単位でグラフィックの幅と高さを与えます。 グラフィックは延び縮みして、この幅と高さになり、 グラフィックの左下角は .B \eX コマンドにて関連づけられた場所に位置します。 引数 height を省略すると、x y 方向が同等に縮尺され、 指定した幅になります。 .B \eX コマンドの内容は .B troff が解釈しないことに注意して下さい; グラフィックのための垂直方向の空白は自動的に付加されず、 .I width と .I height の引数にスケーリングインジケータを付加することは許されません。 PostScript ファイルが Adobe Document Structuring Conventions から成り、 .B %%BoundingBox コメントを含む場合、 .B sy リクエストによる .B psbb コマンド実行により、groff 中でバウンディングボックスを自動的に取得可能です。 .RS .LP .B \-mps マクロ ( .B grops が groff コマンドから起動された時には自動的にロードされます) は、 画像を容易にインポート出来るようにする .B PSPIC マクロをインクルードします。 フォーマットは以下です。 .IP \&\fB.PSPIC\fP [ \fB\-L\fP | \fB-R\fP | \fB\-I\fP \fIn\fP ]\ \" \fI\|file\fP [ \fIwidth\fP [ \fIheight\fP ]] .LP .I file は画像を含むファイル名; .I width と .I height は要求する画像の横幅と高さです。 引数 .I width と .I height にはスケーリングインジケータを付けても構いません; デフォルトのスケーリングインジケータは .B i です。 このマクロは、 画像の幅が .I width 以下および 画像の高さが .I height 以下の範囲において、画像を x y 方向同等で縮尺します。 デフォルトで、画像は水平的に中心に置かれます。 .BI \-L および .BI \-R はそれぞれ画像を左寄せおよび右寄せします。 .B \-I オプションは、画像を .I n だけインデントします。 .RE .TP .B \eX'ps:\ invis' .br .ns .TP .B \eX'ps:\ endinvis' これらの .B \eX コマンドにて囲まれたテキストと描画コマンドは出力を生成しません。 このコマンドは、 .B troff の出力を .B grops で処理する前に見るために有ります; プレビュアがある文字または構造を表示できない時、 これらの .B \eX コマンドで囲むことにより、 代わりの文字または構造をプレビュー用に使えます。 .RS .LP 例えば、標準の X11 フォントには含まれませんので、 .B gxditview は .B \e(em 文字を正しく表示できません; この問題は以下のリクエストを実行することにより解決できます。 .IP .ft B .nf \&.char \e(em \eX'ps: invis'\e \eZ'\ev'-.25m'\eh'.05m'\eD'l .9m 0'\eh'.05m''\e \eX'ps: endinvis'\e(em .ft .fi .LP この場合、 .B gxditview は .B \e(em 文字を表示できず線を引きますが、 .B grops は .B \e(em 文字を印刷し線を無視します。 .RE .LP .B grops への入力は .B troff (1) の出力形式である必要が有ります。 これは .B groff_out (5) に記載してあります。 また、使用するデバイスに関するデバイス及びフォントの記述ファイルは 仕様に合致する必要が有ります。 .B ps デバイスに対して提供されているデバイス及びフォントの記述ファイルは 完全にこの仕様に合致します。 .BR afmtodit (1) を使って AFM ファイルからフォントファイルを生成可能です。 解像度は、整数値かつ .B sizescale の 72 倍の倍数である必要が有ります。 .B ps デバイスは解像度 72000 および sizescale 1000 を使用します。 デバイス記述ファイルはコマンド .IP .BI paperlength\ n .LP を含む必要が有ります。これは生成される出力が、ページ長 .I n マシン単位に適していることを意味します。 各フォント記述ファイルはコマンド .IP .BI internalname\ psname .LP を含む必要が有ります。これは PostScript におけるフォント名が .I psname であることを意味します。 また、コマンド .IP .BI encoding\ enc_file .LP を含む場合も有ります。これは PostScript フォントが .I enc_file に記載されたエンコード方式で再度エンコードする必要が有ることを意味します; このファイルは以下の形式の行のシーケンスから成ります: .IP .I pschar code .LP ここで .I pschar は PostScript における文字名であり、 .I code はエンコードにおける位置を 10 進整数で表したものです。 フォントファイルにおいて与えられる各文字のコードは、 エンコードファイルにおける文字のコードに対応するか、 もしくは PostScript フォントが再度エンコードされていない場合は デフォルトエンコードにおけるコードに対応する必要が有ります。 このコードを .B \eN エスケープシーケンスと共に .B troff 中で使うことにより文字を選択可能です。 これは、文字が groff での名前を持たなくても可能です。 フォントファイル中の全ての文字は PostScript フォント中に存在することが 必要であり、 フォントファイル中で与えられる幅は PostScript フォントで使用される幅に マッチする必要が有ります。 .B grops は、groff における名前が .B space である文字をブランク (ページ上に何も印を付けない) であるとしています; これにより、効率の良い小さな PostScript 出力が得られます。 .LP .B grops は文書印刷に必要なダウンロード可能なフォントを自動的にインクルードします。 要求時に .B grops にインクルードされるダウンロード可能な全てのフォントは .B /usr/share/groff_font/devps/download に列挙する必要が有ります; これは以下の形式の複数の行から成ります。 .IP .I font filename .LP ここで .I font はフォントの PostScript における名前であり、 .I filename はフォントを含むファイルの名前です; .B # から始まる行と空行は無視されます; フィールドはタブもしくは空白により区切ります; .I filename の検索は、groff のフォントメトリックファイルの検索と同じ方式で行われます。 .B download ファイル自身も同じ方式で検索されます。 .LP ダウンロード可能なフォントもしくはインポートされた文書を含むファイルが Adobe Document Structuring Conventions を満たす場合、 .B grops はファイル中のコメントを十分解釈し、出力もこれを満たすようにします。 また、 .B download ファイルに列挙された必要なフォントリソースおよびファイルリソースを提供します。 また、リソース間の依存関係を扱うことも可能です。 例えば、ダウンロード可能な Garamond フォントおよび ダウンロード可能な Garamond-Outline フォントが有り、 後者が前者に依存すると仮定すると (概して、後者は前者のフォント辞書をコピーして PaintType を変更したものと 定義されます)、PostScript 文書中で Garamond が Garamond-Outline より前に 現れる必要が有ります。 .B grops がこれを自動的に扱うためには、 Garamond-Outline 用のダウンロード可能なフォントファイルが Garamond に依存することを Document Structuring Conventions を使用して示します。 例えば以下のように始めることで示します。 .IP .B %!PS-Adobe-3.0 Resource-Font .br .B %%DocumentNeededResources: font Garamond .br .B %%EndComments .br .B %%IncludeResource: font Garamond .LP この場合、Garamond と Garamond-Outline を .B download ファイルに列挙する必要が有ります。 ダウンロード可能なフォントは、自身の名前を .B %%DocumentSuppliedResources コメントに含んではなりません。 .LP .B grops は .B %%DocumentFonts コメントを解釈しません。 .BR %%DocumentNeededResources , .BR %%DocumentSuppliedResources , .BR %%IncludeResource , .BR %%BeginResource , .BR %%EndResource コメント (もしくは古い .BR %%DocumentNeededFonts , .BR %%DocumentSuppliedFonts , .BR %%IncludeFont , .BR %%BeginFont , .BR %%EndFont コメント) は使用されます。 .SH 関連ファイル .Tp \w'\fB/usr/share/groff_font/devps/download'u+2n .B /usr/share/groff_font/devps/DESC デバイス記述ファイル。 .TP .BI /usr/share/groff_font/devps/ F フォント .I F のフォント記述ファイル。 .TP .B /usr/share/groff_font/devps/download ダウンロード可能なフォントのリスト。 .TP .B /usr/share/groff_font/devps/text.enc テキストフォント用のエンコード方法。 .TP .B /usr/share/tmac/tmac.ps .B grops が使用するマクロ; .B troffrc により自動的にロードされます。 .TP .B /usr/share/tmac/tmac.pspic .B PSPIC マクロの定義。 .B tmac.ps から自動的にロードされます。 .TP .B /usr/share/tmac/tmac.psold 古い PostScript プリンタには存在しない文字の使用を禁止するマクロ; .B tmac.ps から自動的にロードされます。 .TP .B /usr/share/tmac/tmac.psnew .B tmac.psold の効果を打ち消すマクロ。 .TP .BI /tmp/grops XXXXXX 一時ファイル。 .SH "関連項目" .\" .BR afmtodit (1), .BR groff (1), .BR troff (1), .BR psbb (1), .BR groff_out (5), .BR groff_font (5), .BR groff_char (7) diff --git a/ja/man/man1/pic.1 b/ja/man/man1/pic.1 index 3a7dd2d819..081283de5e 100644 --- a/ja/man/man1/pic.1 +++ b/ja/man/man1/pic.1 @@ -1,747 +1,747 @@ .ig \"-*- nroff -*- Copyright (C) 1989-1995 Free Software Foundation, Inc. Permission is granted to make and distribute verbatim copies of this manual provided the copyright notice and this permission notice are preserved on all copies. Permission is granted to copy and distribute modified versions of this manual under the conditions for verbatim copying, provided that the entire resulting derived work is distributed under the terms of a permission notice identical to this one. Permission is granted to copy and distribute translations of this manual into another language, under the above conditions for modified versions, except that this permission notice may be included in translations approved by the Free Software Foundation instead of in the original English. .. .\" jpman %Id: pic.1,v 1.2 1997/03/29 07:11:03 horikawa Stab % .\" Like TP, but if specified indent is more than half .\" the current line-length - indent, use the default indent. .de Tp .ie \\n(.$=0:((0\\$1)*2u>(\\n(.lu-\\n(.iu)) .TP .el .TP "\\$1" .. .ie t .ds tx T\h'-.1667m'\v'.224m'E\v'-.224m'\h'-.125m'X .el .ds tx TeX .ie \n(.g .ds ic \/ .el .ds ic \^ .\" The BSD man macros can't handle " in arguments to font change macros, .\" so use \(ts instead of ". .tr \(ts" .TH PIC 1 "7 September 1996" "Groff Version 1.10" .SH 名称 pic \- troff と TeX で用いるピクチャコンパイラ .SH 書式 .B pic [ .B \-nvC ] [ .I filename \&.\|.\|. ] .br .B pic .B \-t [ .B \-cvzC ] [ .I filename \&.\|.\|. ] .SH 解説 .LP 本マニュアルでは、groff ドキュメントフォーマットシステムの一部である GNU バージョンの .B pic について記述します。 .B pic は、 .B troff か \*(tx の入力ファイルに埋め込まれたピクチャの記述を .B troff か \*(tx が解釈できるコマンドに変換します。 ピクチャは .B .PS で始まる行から開始され、 .B .PE で始まる行で終了します。 .B .PS と .B .PE に狭まれた領域以外は、変更せずに素通しします。 .LP .B .PS と .B .PE マクロの適切な定義はユーザに任されています。使用している マクロパッケージが適当な定義を提供しない場合(たとえば、古いバージョンの \-ms マクロの場合)、 .B \-mpic マクロから取り出すことができます。 \-mpic マクロではピクチャ は中央寄せになります。 .SH オプション .LP 引数を伴わないオプションは .B \- のあとにまとめて続けることができます。 特別なオプション .B \-\^\- は、オプションの最後を意味します。ファイル名のかわ りに用いられる .B \- は、標準入力を意味します。 .TP .B \-C .B .PS や .B .PE のあとに空白や改行以外の文字がきても、それを .B .PS や .B .PE であると解釈します。 .TP .B \-S より安全なモード; .B sh コマンドを実行しません。 信用できない入力を処理する場合に便利です。 .TP .B \-n groff の troff に対する独自拡張を用いません。後処理に独自拡張を解釈 できないものを用いるときに、このオプションを指定します。拡張については、 .BR groff_out (5) に記述されています。 .B \-n オプションはまた、troff モードにお いて、点を打つために長さ 0 の直線を使わないようにします。 .TP .B \-t \*(tx モードです。 .TP .B \-c より .B tpic との互換性が高い処理を行います。本オプションは自動的に -t オプションも設定します。 .B \e で始まる行が透過的に出力されることがなくなり ます。 .B . で始まる行は先頭の .B . を .B \e に置き換えます。 .B .ps で始まる行は、特 別な扱いを受けます。すなわち、整数のオプションを続けることができ、それ は直線の太さ(ペンのサイズ)を 1000 分の 1 インチで示します。オプションが 省略された場合は、直 前の直線の太さに戻します。直線の太さの初期値は 1000 分の 8 インチです。 このように指定された直線の太さは、 .B thickness 属性、または、 .B linethick 変数によって負でない値が設定されていない場合にのみ有効です。 .TP .B \-v バージョン番号を表示します。 .TP .B \-z \*(tx モードにおいて、長さ 0 の直線を用いて点を描画します。 .LP 他のバージョンの pic でサポートされている以下のオプションは無視されます。 .TP .B \-D すべての直線を .B \eD エスケープシーケンスにより描画します。 .B pic は、つねに この動作を行います。 .TP .BI \-T \ dev .B troff のデバイス .I dev のための出力を行います。 .B pic が .B troff に出 力する内容はデバイス非依存なので、本オプションは不要です。 -.SH 使用例 +.SH 使用法 本節では GNU pic とオリジナルバージョンの pic との違いのみを説明します。 これらの違いの多くは新しいバージョンの Unix pic にもあてはまります。 .SS \*(tx モード .LP \*(tx モードは .B \-t オプションにて有効になります。 \*(tx モードでは、各ピクチャのために .B \egraph から呼び出される vbox を、pic は定義します。 例えば以下のようにして、自分自身で vbox を表示する必要が有ります。 .RS .LP .B \ecenterline{\ebox\egraph} .RE .LP 実際、vbox は高さが 0 ですから、この表現ではピクチャの上の空間が ピクチャの下の空間よりも若干大きくなります。 .RS .LP .B \ecenterline{\eraise 1em\ebox\egraph} .RE .LP はこの問題を避けます。 .LP \*(tx ドライバで .B tpic スペシャルバージョン 2 をサポートするものを使用する必要が有ります。 .LP .B \e で始まる行は透過的に通されます; 単一の .B % が行末に追加され、望まれない空白が出るのを防ぎます。 この機能を使用して、安全にフォントを変更したり .B \ebaselineskip の値を変更できます。 この方法以外で実行すると、望ましくない結果となるでしょう; 各自のリスクで実行して下さい。 ピリオドで始まる行は特別には扱われません。 .SS コマンド .TP \fBfor\fR \fIvariable\fR \fB=\fR \fIexpr1\fR \fBto\fR \fIexpr2\fR \ [\fBby\fR [\fB*\fR]\fIexpr3\fR] \fBdo\fR \fIX\fR \fIbody\fR \fIX\fR .I variable を .IR expr1 に設定します。 .I variable の値が .IR expr2 以下の間、 .I body を実行して .I variable を .IR expr3 だけ増加させます; もし .B by が指定されない場合、 .I variable の増分は 1 です。 もし .I expr3 の前に .B * が指定された場合、 .I variable には .IR expr3 が掛けられます。 .I X は .IR body に存在しない任意の文字を使用して構いません。 .TP \fBif\fR \fIexpr\fR \fBthen\fR \fIX\fR \fIif-true\fR \fIX\fR \ [\fBelse\fR \fIY\fR \fIif-false\fR \fIY\fR] .IR expr を評価します; もし非 0 ならば、 .IR if-true を実行します、 そうでないなら .IR if-false を実行します。 .I X は .IR if-true に存在しない任意の文字であり、 .I Y は .IR if-false に存在しない任意の文字です。 .TP \fBprint\fR \fIarg\fR\|.\|.\|. 引数を結合し、標準エラー出力に 1 行で出力します。 各 .I arg は式、位置、テキストのいずれかである必要が有ります。 デバッグに有効です。 .TP \fBcommand\fR \fIarg\fR\|.\|.\|. 引数を結合し、troff または \*(tx に 1 行として渡します。 各 .I arg は式、位置、テキストのいずれかである必要が有ります。 これは .B . や .BR \e で始まる行と同様の効果が有りますが、 値や変数をそのまま通します。 .TP \fBsh\fR \fIX\fR \fIcommand\fR \fIX\fR .I command をシェルに渡します。 .I X は .IR command 中に存在しない任意の文字です。 .TP \fBcopy\fR \fB"\fIfilename\fB"\fR .I filename をファイルのこの位置に埋め込みます。 .TP \fBcopy\fR [\fB"\fIfilename\fB"\fR] \fBthru\fR \fIX\fR \fIbody\fR \fIX\fR \ [\fBuntil\fR \fB"\fIword\*(ic\fB"\fR] .ns .TP \fBcopy\fR [\fB"\fIfilename\fB"\fR] \fBthru\fR \fImacro\fR \ [\fBuntil\fR \fB"\fIword\*(ic\fB"\fR] この構造は .I body を .IR filename の各行に対して 1 度づつ実行します。 行は空白で区切られた語に分割され、 .IR body 中の .BI $ i ただし .I i は 1 から 9 までは、 行の .IR i 番目の語に置換されます。 .I filename が指定されない場合、行は現在の行から .BR .PE の行までが使用されます。 .B until 節が指定されると、 行の最初の語が .IR word の行までが読み込まれます; その行は捨てられます。 .I X は .IR body に含まれない任意の文字です。 例えば .RS .IP .ft B .nf \&.PS copy thru % circle at ($1,$2) % until "END" 1 2 3 4 5 6 END box \&.PE .ft .fi .RE .IP は以下等価です。 .RS .IP .ft B .nf \&.PS circle at (1,2) circle at (3,4) circle at (5,6) box \&.PE .ft .fi .RE .IP 各行に対して実行されるコマンドは、 .BR thru の引数としてマクロ名を与えることで、 すでに定義されているマクロをとりうる。 .LP .B reset .br .ns .TP \fBreset\fI variable1\fB,\fI variable2 .\^.\^. 既定義の変数 .IR variable1 , .I variable2 \&.\^.\^. をデフォルト値にリセットします。 引数が指定されない場合、すべての既定義の変数はデフォルト値にリセットされます。 また .B scale に値を定義すると、寸法を管理する全ての既定義の変数は、 それらのデフォルト値に新しい scale を掛けたものになります。 .TP \fBplot\fR \fIexpr\fR [\fB"\fItext\*(ic\fB"\fR] これはテキストオブジェクトであり、 .I text をフォーマットとして .IR expr を引数として sprintf を用いて構成します。 .I text が省略された場合にはフォーマット文字列 .B "\(ts%g\(ts" が使用されます。 通常のテキストオブジェクトと同様属性を指定できます。 適切なフォーマット文字列を指定するように非常に気を付ける必要が有ります; pic は文字列に関して非常に限られたチェックしか行いません。 この仕様は、 .BR sprintf のことを考慮して批判されています。 .TP .IB variable := expr これは .B = と同じですが、 .I variable が既に定義されていなければならず、 .I variable が変更される場合は、これが定義された最内側ブロックでなければなりません。 (これに対して .B = は、variable がまだ定義されていない場合には現在のブロックにおいて定義し、 現在のブロックに置いて値を変更します。) .LP .IP .IR X\ anything\ X .LP という形式に対しては .IP .BI {\ anything\ } .LP も許されます。 この場合、 .I anything には .B { と .BR } がバランスして登場する必要が有ります。 文字列に .I X が含まれる場合、 .B { と .BR } のバランスが悪い場合に対応します。 .SS 式 式の文法が少し拡張されました: .LP .IB x\ ^\ y (指数) .br .BI sin( x ) .br .BI cos( x ) .br .BI atan2( y , \ x ) .br .BI log( x ) (base 10) .br .BI exp( x ) (base 10, ie 10\v'-.4m'\fIx\*(ic\fR\v'.4m') .br .BI sqrt( x ) .br .BI int( x ) .br .B rand() (0 から 1 までの乱数を返す) .br .BI rand( x ) (1 から .IR x までの乱数を返す; 勧められません) .br .BI max( e1 , \ e2 ) .br .BI min( e1 , \ e2 ) .br .BI ! e .br \fIe1\fB && \fIe2\fR .br \fIe1\fB || \fIe2\fR .br \fIe1\fB == \fIe2\fR .br \fIe1\fB != \fIe2\fR .br \fIe1\fB >= \fIe2\fR .br \fIe1\fB > \fIe2\fR .br \fIe1\fB <= \fIe2\fR .br \fIe1\fB < \fIe2\fR .br \fB"\fIstr1\*(ic\fB" == "\fIstr2\*(ic\fB"\fR .br \fB"\fIstr1\*(ic\fB" != "\fIstr2\*(ic\fB"\fR .br .LP 曖昧さを避けるために、 文字列の比較式はあるコンテキストにおいては括弧で括られる必要が有ります .SS その他の変更 .LP 単なる式 .IR expr は属性として受理可能です; これは .IR dir\ expr と同じであり、 .I dir は現在の方向です。 例えば .IP .B line 2i .LP は 2 インチの長さの線を現在の方向へ描きます。 .LP ピクチャの最大の幅と高さは変数 .BR maxpswid , .B maxpsht により指定されます。 初期値は 8.5 および 11 です。 .LP 数を表すのに科学技術的表記が可能です。 例えば .RS .B x = 5e\-2 .RE .LP テキストの属性は組み合わせることが可能です。 例えば .RS .B "foo" above ljust .RE は正しいです。 .LP ブロックが検査される深さには制限は有りません。 例えば .RS .B [A: [B: [C: box ]]] with .A.B.C.sw at 1,2 .br .B circle at last [\^].A.B.C .RE は受理可能です。 .LP 円弧はコンパスポイントを持ち、円弧が部分となるような円から決定されます。 .LP 円と円弧は点線や破線で書くことが出来ます。 \*(tx モードではスプラインを点線や破線で書くことが出来ます。 .LP ボックスの角を丸くできます。 .B rad 属性は、角を構成する 1/4 円の半径を指定します。 .BR rad , .B diam 属性が与えられない場合、 .B boxrad が半径として使用されます。 初期値では .B boxrad は値 0 です。 角の丸いボックスは点線や破線で書くことが出来ます。 .LP .B .PS 行は 2 番目の引数としてピクチャの最大の高さを指定できます。 幅として 0 が指定された場合には、 ピクチャのスケーリングファクタの計算においては幅は無視されます。 GNU pic は常に水平方向と垂直方向ともに同じ縮尺で スケーリングしていることに注意して下さい。 これは 高さが指定された場合に水平方向と垂直方向を同じ縮尺でスケーリングしない .SM DWB 2.0 pic と異なります。 .LP テキストオブジェクトはそれぞれに関連づけられた見えないボックスを持っています。 テキストオブジェクトのコンパスポイントはこのボックスによって決定されます。 オブジェクトに関連づけられた暗示的な動きもこのボックスによって決定されます。 このボックスの寸法は width, height 属性から定まります; もし width 属性が与えられていない場合は幅は .BR textwid となります; もし height 属性が与えられていない場合は高さは .BR textht となります。 初期値では .BR textwid , .B textht は値 0 です。 .LP クオートされされたテキストが使用される場合、 .IP .BI sprintf(\(ts format \(ts,\ arg ,\fR.\|.\|.\fB) .LP という形式の式を使用可能です; これは引数を .IR format に従い整形したものを出力します。 .I format は .BR printf (3) に記述されている文字列であり、 与えられる数及び引数に適切なものである必要が有ります。 .BR e , .BR f , .BR g , .B % フォーマット文字のみ使用可能です。 .LP オブジェクトを描画する時に使用する線の太さは .B linethick 変数で制御可能です。 これは線の太さをポイントで指定します。 負の値はデフォルトの太さを使用することを意味します: \*(tx 出力モードでは、8 ミリインチを使用することを意味します; \*(tx 出力モードで .B -c オプション使用時には、線の太さには .B .ps 行で指定されるものを使用ことを意味します; troff 出力モードでは、ポイントサイズに比例する太さを使用することを意味します。 値 0 ではデバイスがサポートするもっとも細い線で描画します。 初期値は -1 です。 また、 .BR thick [ ness ] 属性が有ります。 例えば .RS .LP .B circle thickness 1.5 .RE .LP は 1.5 ポイントの太さの円を描画します。 線の太さは .B scale 変数の値の影響も .PS 行における高さの影響も受けません。 .LP ボックス(角の丸いボックスを含みます)、 円、楕円は塗りつぶすことが可能であり、 属性 .BR fill [ ed ] で指定します。 これは値が 0 から 1 の式をオプションで引数として取ります; 0 は白で塗りつぶし、1 は黒で塗りつぶし、その間の値では 適切な灰色で塗りつぶします。 1 より大きい値も使用可能です: この場合、現在のテキスト及び線に使用している灰色で塗りつぶします。 通常これは黒ですが、出力デバイスが変更する機構を持っているかも知れません。 引数を取らない場合、 .B fillval 変数の値が使用されます。 初期値では 0.5 です。 invisible 属性はオブジェクトの塗りつぶしには影響しません。 塗りつぶされたオブジェクトに関連づけられたテキストは、 塗りつぶし後に追加されます。 このため、塗りつぶしによってテキストが隠されることは有りません。 .LP 変数 .B arrowhead が非 0 でありかつ \*(tx モードが有効もしくは .B \-x オプションが与えられている場合には、 矢印の頭を実線の三角形で描画します。 初期値では .B arrowhead は 1 です。 .LP pic の troff 出力はデバイス独立です。 それゆえ .B \-T オプションは冗長です。 全ての数値はインチとして扱われます; 数値は troff マシン単位としては解釈されません。 .LP オブジェクトは .B aligned 属性を取りえます。 これは後処理が .BR grops で実行される場合のみ機能します。 オブジェクトに関連づけられたテキストで .B aligned 属性を持つものは全て オブジェクトの中央において回転されます。 それゆえ、オブジェクトの始点から終点への方向にあわせられます。 この属性は始点と終点が同じオブジェクトに関しては効果が有りません。 .LP .IB n th と言う表現が許されている場所では .BI ` expr 'th という表現も許されます。 .B 'th は単一のトークンであることに注意して下さい: .B ' と .BR th の間には空白を入れてはなりません。 使用例は以下です。 .IP .B .nf for i = 1 to 4 do { line from `i'th box.nw to `i+1'th box.se } .fi .SH 関連ファイル .Tp \w'\fB/usr/share/tmac/tmac.pic'u+3n .B /usr/share/tmac/tmac.pic .B PS と .B PE マクロの定義の例です。 .SH 関連項目 .BR troff (1), .BR groff_out (5), .BR tex (1) .br Tpic: Pic for \*(tx .br AT&T Bell Laboratories, Computing Science Technical Report No.\ 116, PIC \(em A Graphics Language for Typesetting. (This can be obtained by sending a mail message to netlib@research.att.com with a body of `send\ 116\ from\ research/cstr'.) .SH バグ .LP .B groff にとって不正な文字(例えば .SM ASCII code 0 や 8 進で 013〜037、 0200〜0237)は \*(tx モードであっても拒否されます。 .LP .B fillval の解釈は 10th edition Unix と互換性がありません。 10th edition Unix は 0 を黒、1 を白と解釈します。 .\" Kazuo HORIKAWA .\" USAGE 訳出 (Dec 27, 1996) diff --git a/ja/man/man1/refer.1 b/ja/man/man1/refer.1 index 01ad1900fd..25b0cccca2 100644 --- a/ja/man/man1/refer.1 +++ b/ja/man/man1/refer.1 @@ -1,1257 +1,1257 @@ .ig \"-*- nroff -*- .\" jpman %Id: refer.1,v 1.2 1997/07/17 03:09:58 mihara Stab % Copyright (C) 1989-1995 Free Software Foundation, Inc. Permission is granted to make and distribute verbatim copies of this manual provided the copyright notice and this permission notice are preserved on all copies. Permission is granted to copy and distribute modified versions of this manual under the conditions for verbatim copying, provided that the entire resulting derived work is distributed under the terms of a permission notice identical to this one. Permission is granted to copy and distribute translations of this manual into another language, under the above conditions for modified versions, except that this permission notice may be included in translations approved by the Free Software Foundation instead of in the original English. .. .de TQ .br .ns .TP \\$1 .. .\" Like TP, but if specified indent is more than half .\" the current line-length - indent, use the default indent. .de Tp .ie \\n(.$=0:((0\\$1)*2u>(\\n(.lu-\\n(.iu)) .TP .el .TP "\\$1" .. .\" The BSD man macros can't handle " in arguments to font change macros, .\" so use \(ts instead of ". .tr \(ts" .TH REFER 1 "7 September 1996" "Groff Version 1.10" .SH 名称 refer \- groff のための参考文献目録プリプロセッサ .SH 書式 .nr a \n(.j .ad l .nr i \n(.i .in +\w'\fBrefer 'u .ti \niu .B refer .de OP .ie \\n(.$-1 .RI "[\ \fB\\$1\fP" "\\$2" "\ ]" .el .RB "[\ " "\\$1" "\ ]" .. .OP \-benvCPRS .OP \-a n .OP \-c fields .OP \-f n .OP \-i fields .OP \-k field .OP \-l m,n .OP \-p filename .OP \-s fields .OP \-t n .OP \-B field.macro .RI [\ filename \|.\|.\|.\ ] .br .ad \na .SH 解説 本ファイルでは groff ドキュメントフォーマッティングシステムの一部である GNU バージョンの .B refer について記述します。 .B refer は .B .[ と .B .] で囲まれた引用として解釈される行と、 .B .R1 と .B .R2 で囲まれた引用の処理方法を記述したコマンドとして解釈される行を除き、 .IR filename \|.\|.\|. の内容を標準出力にコピーします。 .LP 各々の引用では参考文献を指定します。 引用では、ある参考文献にのみ含まれるキーワードの集合を与えることによっ て、その参考文献を図書目録データベースから指定することができます。 また、引用の中でデータベースレコードを指定することによっても参考文献を 指定することができます。 これらの方法を組み合わせることも可能です。 .LP 各々の引用において .B refer はテキストの中にマークを作成することができます。 このマークは色々な方法でテキストや他のラベルから区別されるいくつかのラ ベルから構成されます。 各引用における参考文献をマクロパッケージを使ってフォーマットして出力す るための .B groff コマンドを出力することもできます。 そのためには .B refer の出力は適切なマクロパッケージを使って処理されなければなりません。 .B \-ms と .B \-me はいずれも適切なマクロです。 引用の参考文献をフォーマットするコマンドを引用の直後に出力することも、 参考文献を蓄積して後でコマンドを出力することもできます。 参考文献を蓄積した時、同じ参考文献が複数から引用されている場合には、参 考文献は 1 つにまとめてフォーマットされます。 .LP GNU refer の新しい機能として .B .R1 と .B .R2 の間の行はコマンドとして解釈されます。 この機能を使用して作成されたドキュメントは、ドキュメントの先頭に .RS .LP .nf .ft B \&.de R1 \&.ig R2 \&.. .ft .fi .RE の行を追加することにより UNIX refer でも処理することができます。 この指定によって .B troff は .B .R1 と .B .R2 の間をすべて無視します。 このオプションによっていくつかのコマンドと同等の効果を得ることができ ます。 これらのオプションは主に Unix refer との互換性のためにサポートされてい るものです。 通常はコマンドを使った方が便利です。 .LP .B refer は .B refer の出力を読むコマンドによって生成されるメッセージの中のファイル名と行番 号が正しくなるように .B .lf 行を生成します。 入力が .B soelim (1) のようなコマンドによって前処理されている場合でも、メッセージ中のファイ ル名と行番号と生成される .B .lf 行が正確になるように .B .lf で始まる行も解釈します。 .SH オプション .LP ほとんどのオプションには同等なコマンドがあります。 (これらのコマンドについては .B コマンド セクションの説明を参照して下さい。) .TP .B \-b .B no-label-in-text; no-label-in-reference .TP .B \-e .B accumulate .TP .B \-n .B no-default-database .TP .B \-C .B compatible .TP .B \-P .B move-punctuation .TP .B \-S .B label "(A.n|Q) ', ' (D.y|D)"; bracket-label " (" ) "; " .TP .BI \-a n .B reverse .BI A n .TP .BI \-c fields .B capitalize .I fields .TP .BI \-f n .B label .BI % n .TP .BI \-i fields .B search-ignore .I fields .TP .B \-k .B label .B L\(ti%a .TP .BI \-k field .B label .IB field \(ti%a .TP .B \-l .B label .BI A.nD.y%a .TP .BI \-l m .B label .BI A.n+ m D.y%a .TP .BI \-l, n .B label .BI A.nD.y\- n %a .TP .BI \-l m , n .B label .BI A.n+ m D.y\- n %a .TP .BI \-p filename .B database .I filename .TP .BI \-s spec .B sort .I spec .TP .BI \-t n .B search-truncate .I n .LP これらのオプションは以下のコマンドと同等です。ただし、通常の方法のか わりにコマンド行で指定されるファイル名が .B bibliography コマンドへの引数であるように処理されます。 .TP .B \-B .B annotate X AP; no-label-in-reference .TP .BI \-B field . macro .B annotate .I field .IB macro ; .B no-label-in-reference .LP 以下のオプションには同等なコマンドはありません。 .TP .B \-v バージョン番号を表示します。 .TP .B \-R .B .R1 / .R2 で始まる行を認識しません。 -.SH 使用例 +.SH 使用法 .SS 図書目録データベース 図書目録データベースは 1 行以上の空白行で区切られたレコードからなるテ キストファイルです。 各レコードではフィールドは .B % で始まる行で開始します。 各フィールドには .B % に続く 1 文字の名称があります。 フィールドの名称には大文字か小文字のみを使うのが最良の方法です。 フィールドの名称の後には正確に 1 つのスペースが続かなければなりませ ん。 空のフィールドは無視されます。 各フィールドの慣例的な意味は次の通りです。 .TP .B A 作者の名前。 名前の末尾に .B Jr. のような肩書が含まれる場合はコンマでラストネームと区切られていなければ なりません。 .B A フィールドは複数回現れても構いません。 出現する順番は意味を持ちます。 .B A フィールドか .B Q フィールドは常に指定するのが良いでしょう。 .TP .B B ある本の一部である記事において、その本のタイトルです。 .TP .B C 出版社の所在地 (都市) です。 .TP .B D 出版された日付です。 出版年に略称を使用してはいけません。 もし出版月を指定する場合は数字による月ではなく、月名を使わなければなり ませんが、最初の 3 文字を指定すれば十分です。 .B D フィールドは常に指定するのが良いでしょう。 ただし、出版の日付が分からなければ .B in press や .B unknown のような値を使うこともできます。 .TP .B E ある本の一部である記事において、その本の編集者の名前です。 出版作業が著者のない編集だけのものであった場合、編集者の名前を .B A フィールドで指定し、 .B ,\ (ed) または .B ,\ (eds) を最後の著者の後に指定しなければなりません。 .TP .B G 米国政府注文番号です。 .TP .B I 出版者 (発行人) です。 .TP .B J 定期刊行物の記事における、その刊行物の名称です。 .TP .B K 検索に使われるキーワードです。 .TP .B L ラベルです。 .TP .B N 定期刊行物の発行番号です。 .TP .B O その他の情報です。 これは通常参考文献の末尾に印刷されます。 .TP .B P ページ番号です。 ページ番号の範囲は .I m \- n\fR で指定できます。 .TP .B Q 著者が個人でない場合の著者の名称です。 これは .B A フィールドがない場合にのみ使用されます。 .B Q フィールドは 1 つのみ使うことができます。 .TP .B R 技術報告書番号です。 .TP .B S シリーズの名称です。 .TP .B T タイトルです。 本や定期刊行物中の記事ではこれは記事のタイトルとなります。 .TP .B V 定期刊行物もしくは本のボリューム番号です。 .TP .B X 注釈です。 .LP .B A と .B E を除くすべてのフィールドで、あるレコードに複数の特定のフィールドがある 場合、最後のフィールドのみが使用されます。 .LP アクセント文字列はアクセントをつける文字に引き続いて指定されなければな りません。これは .B AM マクロは .B \-ms マクロとともに使用しなければならないことを意味します。 アクセント文字列は引用符で囲んではいけません。 また、 .B \e は 2 つでなく 1 つのみ使って下さい。 .SS 引用 引用のフォーマットは .RS .BI .[ opening-text .br .I flags keywords .br .I fields .br .BI .] closing-text .RE となります。 .LP .I opening-text と .I closing-text と .I flags のコンポーネントは省略可能です。 .I keywords か .I fields のいずれか 1 つのコンポーネントを指定する必要があります。 .LP .I keywords コンポーネントは .I keywords に含まれる全ての単語を含む参考文献を文献データベースから検索するために 指定します。 もし複数の参考文献が見つかった場合はエラーとなります。 .LP .I fields コンポーネントは参考文献の中で指定されるものを置き換えるか付け加えるた めの追加フィールドを指定します。 参考文献が蓄積される設定で、 .I keywords コンポーネントが空でなければ、追加フィールドはある特定の参考文献が引用 されている最初の部分においてのみ指定されなければならず、その参考文献を 引用している全ての部分に適用されます。 .LP .I opening-text と .I closing-text コンポーネントは .B bracket-label コマンドにおいて指定される文字列の代わりにラベルを囲むために使われる文 字列を指定します。 これらのいずれもが空でなければ、 .B bracket-label コマンドで指定されている文字列は使われません。 この処理は .B [ と .B ] フラグを使って置き換えることができます。 これらのコンポーネントの前と後につくスペースは意味を持つことに注意し て下さい。 .LP .I flags コンポーネントはここでの引用の扱いを変更するためのアルファベット以外の 文字のリストです。 Unix refer はこれらのフラグをキーワードの一部として処理しますが、それ らはアルファベットでないため無視します。 以下のフラグが現在認識されるものです。 .TP .B # これは .B short-label コマンドによって指定されるラベルを .B label コマンドで指定されるものの代わりに使用することを指示します。 もしショートラベルが指定されなければ、通常のラベルが使用されます。 普通はショートラベルは auther-date ラベルに使用され、日付とおそらくは 曖昧さが取り除かれた文字から構成されます。ここで、 .B # はラベルの数字によるタイプを示唆するものと考えられます。 .TP .B [ .B bracket-label コマンドの中で指定される最初の文字列が .I opening-text の前に置かれます。 .TP .B ] .B bracket-label コマンドの中で指定される 2 番目の文字列が .I closing-text の後に置かれます。 .LP .I opening-text と .I closing-text の中に括弧を含めるのではなく、 .B [ と .B ] フラグを使うことの 1 つの利点は .B bracket-label コマンドで変更するだけでドキュメントの中で使っている括弧のスタイルを変 更できることです。 もう 1 つの利点として、これらのフラグを使うことによって引用のソートとマー ジを禁止する必要がないことがあげられます。 .LP もしラベルがテキスト中に挿入されるべきものであれば、それは .B .[ 行の前の行に挿入されます。 そのような行がない場合には .B .[ の前に余分の行が挿入されて警告が表示されます。 .LP 複数の参考文献に対する引用を作成する特別の表記法はありません。 ただ引用を 1 つの参考文献につき 1 つずつ連続して使用します。 引用の間には何も入れないで下さい。 全ての引用に対するラベルは最初の引用の前の行に付加されます。 ラベルはまたソートしたり、マージしたりすることもできます。 ラベルの表記法 .B <> とコマンド .B sort-adjacent-labels と .B abbreviate-label-ranges の説明を参照して下さい。 ラベルは引用に空でない .I opening-text か .I closing-text がある時にはマージされません。 しかし、 .I opening-text が伴わず .B [ フラグを使った引用がその直後に続く、 .I closing-text を伴わない .B ] フラグを使った引用のラベルは最初の引用の .I opening-text か次の引用の .I closing-text が空でない場合においても、ソートとマージを行なうことができます。 (もしこれを行ないたくない場合は、最初の引用で .I closing-text を .B \e& としてください。) .SS コマンド コマンドは .B .R1 で始まる行と .B .R2 の間に指定されます。 これらの行は .B \-R オプションを使うことによって認識されないようにできます。 .B .R1 行が認識された時、すべての蓄積されている参考文献は消去されます。 .B .R1 行と .B .R2 行およびこれらの間に指定されたものはすべて出力されません。 .LP コマンドは改行か .B ; によって区切られます。 .B # からその行の最後まではコメントとなります (しかし、改行自身は改行としてあつかわれます)。 各コマンドはワードに分割されます。 ワードはスペースかタブによって区切られます。 .B \(ts で始まるワードは次の .B \(ts (ただしもう 1 つの .B \(ts が直後にないもの) までがワードとして扱われます。 もし、次の .B \(ts がない場合にはその行の最後までがワードとなります。 .B \(ts で始まるワード中の .B \(ts のペアはひとつの .B \(ts として扱われます。 .B \(ts の中では .B # と .B ; は認識されません。 行は末尾に .B \e をつけることによって継続することができます。 ただし .B # の後の場合は継続されません。 .LP .ds n \fR* \*n でマークされた各コマンド .I name には .I name の効果を打ち消す否定コマンド .BI no- name があります。 例えば、 .B no-sort コマンドは参考文献をソートしないことを指定します。 否定コマンドは引数を取りません。 .LP 以下の説明で各引数はひとつのワードとなります。 .I field はフィールドの名前となる 1 文字の小文字または大文字です。 .I fields はそのような文字のシーケンスです。 .I m と .I n は非負の数字です。 .I string は任意の文字列です。 .I filename はファイル名です。 .Tp \w'\fBabbreviate-label-ranges'u+2n .BI abbreviate\*n\ fields\ string1\ string2\ string3\ string4 .I fields のファーストネームを短縮形にします。 頭文字ともう 1 つの頭文字の間には .I string1 が挿入されます。 ラストネームとの間には .I string2 が挿入され、その他のもの ( .B von や .B de のようなもの) との間には .I string3 が挿入されます。これらのストリングのデフォルトはピリオドにスペースが続 いたものとなります。 ハイフンで区切られたファーストネームの中で、名前の最初の部分の頭文字は .I string4 (デフォルトはピリオド) によってハイフンと分離されます。 省略形に起因する曖昧さについては特に考慮していません。 名前はソートする前およびラベルが構築される前に省略形にされます。 .TP .BI abbreviate-label-ranges\*n\ string 連続した参考文献を参照する 3 つ以上の隣接するラベルは、最初のラベル .I string 最後のラベルの順からなる 1 つのラベルに省略されます。 これは主に数字ラベルにおいて便利です。 .I string が省略された場合のデフォルトは .B \- です。 .TP .B accumulate\*n 各参考文献を出現するたびに書き出すのではなく、参考文献を蓄積していきます。 蓄積された参考文献はすべての入力ファイルが処理され .B .R1 行が認識された後に、 .RS .IP .B .[ .br .B $LIST$ .br .B .] .LP の形式の参照が指定された時に書き出されます。 .RE .TP .BI annotate\*n\ field\ string .I field は注釈です。注釈は参考文献の最後に .RS .IP .BI . string .LP の行の後にパラグラフとして印刷されます。 .I macro が省略されるとデフォルトの .B AP となります。もし、 .I field も省略されるとデフォルトの .B X となります。 注釈になれるフィールドは 1 つのみです。 .RE .TP .BI articles\ string \fR\|.\|.\|. .IR string \|.\|.\|. は定冠詞もしくは不定冠詞であり、ソートされる時にはフィールド .B T の最初では無視されなければなりません。 初期状態では .B the と .B a と .B an が冠詞として認識されます。 .TP .BI bibliography\ filename \fR\|.\|.\|. 図書目録データベース .IR filename \|.\|.\|. に含まれる全ての参考文献を書き出します。 .TP .BI bracket-label\ string1\ string2\ string3 テキスト中で、各ラベルを .I string1 と .I string2 で囲みます。 .I string2 の直後に .I string1 が現れた場合は .I string3 に置き換えられます。 デフォルトでは .RS .IP .B bracket-label \e*([. \e*(.] ", " .LP となります。 .RE .TP .BI capitalize\ fields .I fields を大文字とそれに続く小文字に変換します。 .TP .B compatible\*n スペースや改行以外の文字が次に続く場合でも .B .R1 と .B .R2 を認識します。 .TP .BI database\ filename \fR\|.\|.\|. 図書目録データベース .IR filename \|.\|.\|. を検索します。 各々の .I filename について、もし .BR indxbib (1) によって生成されたインデックス .IB filename .i が存在すれば、それが代わりに検索されます。各インデックスは複数のデータ ベースをカバーすることができます。 .TP .BI date-as-label\*n\ string .I string はラベルを構成した後にフィールド .B D を置き換える文字列を指定するラベル式です。 ラベル式の説明については .B "ラベル式" の項を参照して下さい。 このコマンドは参考文献リストの中で明示的なラベルは使いたくないが、何ら かの方法で日付を修飾することによって曖昧さを取り除きたい場合に便利です。 通常、テキスト中で使用されているラベルは作者と日付の組み合わせになります。 ほとんどの場合、 .B no-label-in-reference コマンドも使う必要があります。 例えば、 .RS .IP .B date-as-label D.+yD.y%a*D.-y .LP は参考文献中のフィールド .B D の年の部分に曖昧さを取り除く文字を追加します。 .RE .TP .B default-database\*n デフォルトのデータベースを検索します。 これはデフォルトの動作であり、このコマンドの否定バージョンが有用です。 .B refer は検索を行なう必要が最初に出てきた場合、デフォルトのデータベースを 検索するべきかどうかを決定します。 そのため .B no-default-database コマンドを有効とするためには、それ以前に指定しておく必要があります。 .TP .BI discard\*n\ fields 参考文献が読み込まれた時、 .I fields を無効とします。 .I fields の文字列の定義は出力されません。 初期状態では .I fields は .B XYZ となっています。 .TP .BI et-al\*n\ string\ m\ n ラベル式における式 .B @ の評価での .B et al の使い方を制御します。 著者のシーケンスを明確にするために必要な著者の数を .I u 、著者の合計が .I t とすると、最後の .IR t \|\-\| u の著者が .I string によって置換され、 .IR t \|\-\| u が .I m より小さくなく、 .I t が .I n より小さくないようになります。 デフォルトでは .RS .IP .B et-al " et al" 2 3 .LP となります。 .RE .TP .BI include\ filename .I filename をインクルードし、その内容をコマンドとして解釈します。 .TP .BI join-authors\ string1\ string2\ string3 これはどのように作者を連結するかを指定します。 ちょうど 2 人の作者がある場合、 .I string1 によって連結されます。 2 人より多い作者がある場合、最後の 2 人を除いた作者は .I string2 で連結され、最後の 2 人の作者は .I string3 で連結されます。 もし .I string3 が省略されると、デフォルトは .I string1 となります。 もし .I string2 も省略されると、デフォルトは .I string1 となります。 例えば、 .RS .IP .B join-authors " and " ", " ", and " .LP は作者の連結をデフォルトの方法に戻します。 .RE .TP .B label-in-reference\*n 参考文献を出力する時に、文字列 .B [F を参考文献のラベルに定義します。 これはデフォルトの動作です。このコマンドの否定バージョンが有用です。 .TP .B label-in-text\*n 各参考文献においてテキスト中のラベルを出力します。 ラベルは .B bracket-label コマンドに記述されているようにそれを囲むテキストと分離されます。 これはデフォルトの動作です。このコマンドの否定バージョンが有用です。 .TP .BI label\ string .I string はどのように各参考文献にラベルをつけるかを記述するラベル式となります。 .TP .BI separate-label-second-parts\ string 2つの部分からなるラベルをマージする時、2 番目のラベルの 2 番目の部分を .I string で最初のラベルと分離します。 ラベル式については .B <> のラベル式の説明を参照して下さい。 .TP .B move-punctuation\*n テキストにおいてラベルの後の行末の句読点を移動します。 ラベルに肩文字の数字を使っていなければ、このコマンドを使うといいでしょ う。 .TP .BI reverse\*n\ string 名前が .I string 中にあるフィールドを逆にします。 各フィールド名の後にはいくつのフィールドが逆にされるかを示す数が指定さ れます。 フィールドにこの数が指定されなければ、そのフィールドは全て逆になります。 .TP .BI search-ignore\*n\ fields インデックスが存在しないデータベースでキーを検索している際に、 .I fields の内容を無視します。 初期状態ではフィールド .B XYZ が無視されます。 .TP .BI search-truncate\*n\ n キーの最初の .I n 文字が与えられることのみを要求します。 実際にデータベース中で与えられたキーを検索する時には .I n とキーの長さの大きい方の長さに切られます。 初期状態では .I n は 6 です。 .TP .BI short-label\*n\ string .I string はラベルのもう 1 つの (通常は短縮形の) スタイルを指定するラベル式です。 これは .B # フラグが引用で与えられている時に使われます。 author-date スタイルのラベルを使う時、作者は文脈から明らかに識別できる ことがあり、ラベルでは作者を省略したいことがあります。 通常、 .B short-label コマンドは日付と (多分) 明確な文字のみを含むラベルを指定するために使用 されます。 .TP .BI sort\*n\ string .B string に従って参考文献をソートします。 参考文献は自動的に累積されます。 .I string はフィールド名のリストであり、各フィールド名にはソートに使われる名前に いくつのフィールドがあるかを示す数字が続きます。 .B + を名前のついた全てのフィールドを使うことを示すために使うことができます。 また、 .B . を参考文献が (一時的な) ラベルを使ってソートされることを示すために使う こともできます。 ( .B ラベル式 のセクションで一時的なラベルの概念について説明しています。) .TP .B sort-adjacent-labels\*n 参考文献リスト中での位置に従って、テキスト中の隣接しているラベルをソー トします。 このコマンドは通常は .B abbreviate-label-ranges コマンドが与えられている時か、ラベル式に .B <> 式が含まれている時に使用するべきです。 これは参考文献が累積されていないと影響がありません。 .SS ラベル式 .LP ラベル式は通常もしくは一時的に評価することができます。 通常評価の結果は出力に使われます。 一時的評価の結果は .I 一時的ラベル と呼ばれ、通常評価でラベルを明確にする必要がある情報を集めるために使わ れます。 .B date-as-label と .B short-label コマンドで指定されるラベル式は一時的には評価されません。 通常評価と一時的評価は .B @ と .B * と .B % の式を除いた全てのタイプの式で同じです。 以下の説明は特に指定された場合を除き通常評価に適用されます。 .TP .I field .TQ .I field\ n .I field の .I n 番めの部分です。 .I n が省略された場合はデフォルトは 1 となります。 .TP .BI ' string ' .I string 中の文字は文字通り解釈されます。 .TP .B @ 全ての作者を .B join-authors コマンドで指定された通りに連結します。 各々の作者名の全体が使用されます。 しかし参考文献が作者でソートされると (すなわち .B A+ で始まるソート仕様)、 作者のラストネームが代わりに使用され (これは曖昧さを持ち込みません)、 また作者の頭文字のシーケンスが全ての作者の代わりに使用されます (これも 曖昧さを持ち込みません)。 いくつかの参考文献の .IR i 番目 の作者にラストネームだけを使うのは他に参考文献がある時には曖昧であると 考えられます。すなわち参考文献の最初の .IR i \|-\|1 人の作者が同じで、 .IR i 番目 の作者は同じでないが、 .IR i 番目 の作者のラストネームが同じであるような場合です。 いくつかの参考文献の作者のシーケンスの適切な頭文字のサブシーケンスは、 適切な頭文字のサブシーケンスとしてのサブシーケンスをもつ作者の別のシー ケンスをとる参考文献がある場合には、曖昧であると考えられます。 作者の頭文字のサブシーケンスが使われる場合、残りの作者は .B et-al コマンドで指定された文字列で置き換えられます。 このコマンドは頭文字のシーケンスを使うことができる以前に満たされる追加 の要求も指定することができます。 .B @ は一時的に作者の正式の表現に評価され、ソートのために同等かどうかを比較 する作者は同じ表現となります。 .TP .BI % n .TQ .B %a .TQ .B %A .TQ .B %i .TQ .B %I 参考文献のシリアル番号は .B % が続く文字に従ってフォーマットされます。 参考文献のシリアル番号はこの参考文献として同じ一時的ラベルをもつ先に現 れた参考文献の番号に 1 を加えたものとなります。 これらの式は一時的に空の文字列に評価されます。 .TP .IB expr * この参考文献としての同じ一時的ラベルを持つもう 1 つの参考文献がある場合、 空の文字列でなければ .I expr となります。 これは一時的に評価され、空の文字列になります。 .TP .IB expr + n .TQ .IB expr \- n .I expr の最初 .RB ( + ) または末尾 .RB ( \- ) の .I n 文字の大文字か小文字か数字です。 troff の ( .B \e('a のような) 特別文字は 1 文字としてカウントされます。 アクセント文字列は保持されますが、合計にはカウントされません。 .TP .IB expr .l .I expr を小文字に変換したものです。 .TP .IB expr .u .I expr を大文字に変換したものです。 .TP .IB expr .c .I expr を大文字とそれに続く小文字に変換したものです。 .TP .IB expr .r .I expr をラストネームが最初に来るように逆にしたものです。 .TP .IB expr .a ファーストネームが略称になった .I expr です。 .B abbreviate コマンドによって指定されたフィールドはラベルが評価される前に略称にされ ます。 このため、 .B .a は参考文献の中ではなくラベルの中でのみフィールドを略称にしたい時のみ有 用です。 .TP .IB expr .y .I expr の年の部分です。 .TP .IB expr .+y .I expr の年の前の部分、もしくはそれが年を含んでいなければ .I expr の全体となります。 .TP .IB expr .\-y .I expr の年の後の部分、もしくは .I expr が年を含んでいなければ空の文字列となります。 .TP .IB expr .n .I expr のラストネームの部分となります。 .TP .IB expr1 \(ti expr2 .I expr1 となります。ただし、 .I expr1 の最後の文字が .B \- である場合は .I expr2 に置き換えられます。 .TP .I expr1\ expr2 .I expr1 と .I expr2 の結合です。 .TP .IB expr1 | expr2 .I expr1 が空でなければ .I expr1 となり、それ以外では .I expr2 となります。 .TP .IB expr1 & expr2 .I expr1 が空でなければ .I expr2 となり、それ以外では空の文字列となります。 .TP .IB expr1 ? expr2 : expr3 .I expr1 が空でなければ .I expr2 となりそれ以外では .I expr3 となります。 .TP .BI < expr > このラベルには 2 つの部分があり、 .I expr によって分離されています。 2 つの部分からなり、最初の部分が同じである 2 つの連続したラベルは最初 のラベルに次のラベルの 2 番目の部分を追加し、 .B separate-label-second-parts コマンド (初期値ではスペースが続くコンマ) によって指定された文字列によっ て分離することによってマージされます。その結果のラベルもまた 2 つの部 分からなるラベルとなり、最初の部分がマージ前の最初の部分となります。さ らに追加されるラベルはこれにマージされます。 最初の部分が空であっても差し支えありません。これは .B short-label コマンドで使う式で使うことができます。 .TP .BI ( expr ) .I expr と同様です。 グルーピングを行なうために使われます。 .LP 上述の式は順位 (高いものが最初) の順にリストされます。 .B & と .B | は同じ優先順位となります。 .SS マクロインタフェース 各参考文献はマクロ .B ]- の呼び出しで始まります。 文字列 .B [F は .B no-label-in-reference コマンドが与えられていないと、 この参考文献のラベルになるように定義されます。 その後一連の文字列の定義が続きます。 定義は各フィールドに 1 つずつで、 文字列 .BI [ X はフィールド .I X に対応します。 数値レジスタ .B [P はフィールド .B P がページの範囲を含んでいれば 1 にセットされます。 .B [T と .B [A と .B [O の数値レジスタは、 .B .?! の文字のいずれかで終るフィールド .B T と .B A と .B O に対応して 1 にセットされます。 数値レジスタ .B [E は文字列 .B [E が複数の名前を含んでいれば 1 にセットされます。 参考文献にはマクロ .B ][ への呼び出しが続きます。 このマクロの最初の引数には参考文献のタイプを表す数を与えます。 もし参考文献がフィールド .B J を含んでいると、タイプ 1 として分類されます。 またフィールド .B B を含んでいるとタイプ 3、フィールド .B G か .B R を含んでいるとタイプ 4、フィールド .B I を含んでいるとタイプ 2となり、これら以外ではタイプ 0 となります。 2 番目の引数はタイプ .BR other , .BR journal-article , .BR book , .B article-in-book もしくは .B tech-report のシンボル名です。 .B bibliography コマンドによって累積もしくは生成される参考文献のグループは .B ]< マクロの呼び出しに先行し、 .B ]> マクロの呼び出しが続きます。 .SH 関連ファイル .Tp \w'\fB/usr/share/dict/papers/Ind'u+2n .B /usr/share/dict/papers/Ind デフォルトのデータベースです。 .TP .IB file .i インデックスファイルです。 .SH "関連項目" .BR indxbib (1), .BR lookbib (1), .BR lkbib (1) .br .SH バグ ラベル表記法において .B <> 表記は .BI . char 表記の中では無視されます。 diff --git a/ja/man/man1/troff.1 b/ja/man/man1/troff.1 index d43098acea..d4a5ed2c94 100644 --- a/ja/man/man1/troff.1 +++ b/ja/man/man1/troff.1 @@ -1,2022 +1,2022 @@ .ig \"-*- nroff -*- Copyright (C) 1989-1995 Free Software Foundation, Inc. Permission is granted to make and distribute verbatim copies of this manual provided the copyright notice and this permission notice are preserved on all copies. Permission is granted to copy and distribute modified versions of this manual under the conditions for verbatim copying, provided that the entire resulting derived work is distributed under the terms of a permission notice identical to this one. Permission is granted to copy and distribute translations of this manual into another language, under the above conditions for modified versions, except that this permission notice may be included in translations approved by the Free Software Foundation instead of in the original English. .. .\" jpman %Id: troff.1,v 1.4 1997/07/26 21:50:12 horikawa Stab % .ie t .ds tx T\h'-.1667m'\v'.224m'E\v'-.224m'\h'-.125m'X .el .ds tx TeX .\" Like TP, but if specified indent is more than half .\" the current line-length - indent, use the default indent. .de Tp .ie \\n(.$=0:((0\\$1)*2u>(\\n(.lu-\\n(.iu)) .TP .el .TP "\\$1" .. .\" The BSD man macros can't handle " in arguments to font change macros, .\" so use \(ts instead of ". .tr \(ts" .TH TFMTODIT 1 "8 September 1996" "Groff Version 1.10" .SH 名称 troff \- 文書をフォーマットする .SH 書式 .nr a \n(.j .ad l .nr i \n(.i .in +\w'\fBtroff 'u .ti \niu .B troff .de OP .ie \\n(.$-1 .RI "[\ \fB\\$1\fP" "\\$2" "\ ]" .el .RB "[\ " "\\$1" "\ ]" .. .OP \-abivzCER .OP \-w name .OP \-W name .OP \-d cs .OP \-f fam .OP \-m name .OP \-n num .OP \-o list .OP \-r cn .OP \-T name .OP \-F dir .OP \-M dir .RI "[\ " files\|.\|.\|. "\ ]" .br .ad \na .SH 解説 本マニュアルでは、groff ドキュメントフォーマットシステムの一部である GNU バージョンの .B troff について記述します。本コマンドは UNIX troff と 高い互換性を持ちます。通常 troff は groff コマンドから起動されます。 groff はまた、適切な前処理プログラムと後処理プログラムを適切なオプショ ンで、適切な順序で起動します。 .SH オプション .TP \w'\-dname=s'u+2n .B \-a .SM ASCII 文字のみの近似的な出力を行います。 .TP .B \-b 各警告とエラーメッセージに対するバックトレースを表示します。これは、 警告やエラーの原因を調べるのに有用です。出力される行番号は必ずしも正し くはありません。 .B as や .B am リクエストにより行番号を誤認する可能性がある からです。 .TP .B \-i 指定されたファイルをすべて処理したあとに、標準入力も読み込み、処理します。 .TP .B \-v バージョン番号を表示します。 .TP .BI \-w name .I name で指定した分類の警告を行います。指定できる .I name は、後述の警告のサブセクションを参照してください。 .B \-w オプションは複数指定できます。 .TP .BI \-W name .I name で指定した分類の警告を行いません。 .B \-W オプションは複数指定することが できます。 .TP .B \-E エラーメッセージを一切出力しません。 .TP .B \-z フォーマットした結果を出力しません。 .TP .B \-C 互換モードにします。 .TP .BI \-d cs .TQ .BI \-d name = s マクロ .I c または .I name を文字列 .I s と定義します。 .I c は 1 文字のマクロ名です。 .TP .BI \-f fam .I fam をデフォルトのフォントファミリとして使用します。 .TP .BI \-m name マクロファイル .BI tmac. name を読み込みます。通常、ディレクトリ .B /usr/share/tmac が検索されます。 .TP .B \-R .B troffrc を読みません。 .TP .BI \-n num 最初のページ番号を .I num とします。 .TP .BI \-o list .I list で指定したページのみを出力します。 .I list は、コンマで区切られ たページ範囲の列です。ページ範囲の指定方法は以下のとおりです: .I n は .I n ペー ジの出力、 .IB m \- n は .I m ページから .I n ページまでの出力、 .B \-n は .I n ページまでの 出力、 . IB n \- は .I n ページ以降の出力を意味します。 .B troff はリストの最後のページを印刷し終えると終了します。 .TP .BI \-r cn .TQ .BI \-r name = n 数値レジスタ .I c または .I name の値を .I n とします。 .I c は 1 文字の名前です。 .I n は troff で扱える数式です。 .TP .BI \-T name デバイス .I name 用の出力を生成します。デフォルトは ps です。 .TP .BI \-F dir フォントファイルと .B DESC ファイルを検索するのに、ディレクトリ .I dir 以下の .BI dev name .RI ( name は出力デバイス名) を探します。通常フォントは .B /usr/share/groff_font から検索されますが、本オプションで指定したディレ クトリのほうが先に検索されます。 .TP .BI \-M dir .B /usr/share/tmac の前に、指定したディレクトリ .I dir からマクロファイルを検索します。 -.SH 使用例 +.SH 使用法 ここでは Unix troff には無い機能のみを説明します。 .SS 長い名前 数値レジスタ、フォント、文字列/マクロ/転換、 特殊文字のそれぞれの名前の長さは任意です。 エスケープシーケンス中、すなわち 2 文字の名前 .BI ( xx を使用可能な場所で、 任意の長さの名前 .BI [ xxx ] を使用可能です。 .TP .BI \e[ xxx ] .IR xxx で呼ばれる特殊文字を表示します。 .TP .BI \ef[ xxx ] フォント .IR xxx を設定します。 .TP .BI \e*[ xxx ] 文字列 .IR xxx を挿入する。 .TP .BI \en[ xxx ] 数値レジスタ .IR xxx を挿入する。 .SS 分数のポイントサイズ .I スケールドポイントは 1/sizescale ポイントです。ここで sizescale は .B DESC ファイルで指定されます (デフォルト値は 1です)。 また、新しいスケールインジケータ .B z があります。 これは sizescale 倍する効果があります。 troff におけるリクエストおよびエスケープシーケンスは ポイントサイズを表す引数をスケールドポイント単位で表されているとして 解釈しますが、 このような引数の評価はデフォルトのスケールインジケータ .BR z にて行います。 このように取り扱われる引数には、 .B ps リクエストの引数、 .B cs リクエストの 3 番目の引数、 .B tkf リクエストの 2 番目および 4 番目の引数、 .B \eH エスケープシーケンスの引数、 .B \es エスケープシーケンスの変形で数値式を引数として取るものとがあります。 .LP .\" 例えばサイズスケールを 1000 とします; 例えば sizescale を 1000 とします; この場合スケールドポイントはミリポイントとなります; リクエスト .B .ps 10.25 は .B .ps 10.25z と同じですし、ポイントサイズは 10250 スケールドポイントに設定されます。 これは 10.25 ポイントと等しい値です。 .LP 数値レジスタ .B \en(.s はポイントサイズを 10 進数分数のポイント単位で返します。 新しい数値レジスタ .B \en[.ps] もあり、これはスケールドポイント単位でのポイントサイズを返します。 .LP デフォルトのスケールインジケータが .BR u , .B z のどちらでもない数式中で .B z スケールインジケータを使用するのは無意味でしょう。 .B troff はこのようなことを禁止します。 同様に、 .BR z がデフォルトのスケールインジケータであった数式において .BR z , .B u のどちらでもないスケールインジケータを使用するのは無意味でしょう。 .B troff はこのようなことを禁止します。 .LP また、新しいスケールインジケータ .B s があります。これはもとの値をスケールドポイントの単位数で逓倍します。 例えば、 .B \en[.ps]s は .B 1m と同じです。 .BI s, .B z スケールインジケータを混同しないようにして下さい。 .SS 数値式 .LP 括弧内の数式中に空白を含めることが許されます。 .LP .B M は em の 1/100 を意味します。 .TP .IB e1 >? e2 .I e1 と .I e2 とで小さくない方。 .TP .IB e1 .\" USAGE から Incompatibilities まで訳出 (Dec 23, 1996) .\" Norihiro Kumagai .\" 訳チェック (Jan 5, 1997) diff --git a/ja/man/man5/radius.conf.5 b/ja/man/man5/radius.conf.5 index a618307d31..40ed996c9c 100644 --- a/ja/man/man5/radius.conf.5 +++ b/ja/man/man5/radius.conf.5 @@ -1,132 +1,132 @@ .\" Copyright 1998 Juniper Networks, Inc. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" $FreeBSD: src/lib/libradius/radius.conf.5,v 1.1.1.1 1998/11/13 00:53:01 jdp Exp $ +.\" %FreeBSD: src/lib/libradius/radius.conf.5,v 1.1.1.1 1998/11/13 00:53:01 jdp Exp % .\" -.\" jpman %Id: radius.conf.5,v 1.2 1999/01/27 12:32:10 horikawa Chk % +.\" jpman %Id: radius.conf.5,v 1.4 1999/02/11 08:06:56 horikawa Stab % .\" WORD: sensitive (情報を)極めて慎重に扱うべき[radius.5] .Dd July 29, 1998 .Dt RADIUS.CONF 5 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm radius.conf .Nd RADIUS クライアントの設定ファイル .Sh 書式 .Pa /etc/radius.conf .Sh 解説 .Nm は、RADIUS クライアントライブラリの設定に必要な情報を含みます。 本ファイルは .Xr rad_config 3 が解釈します。 本ファイルは 1 行以上のテキスト行を含み、 各行は、ライブラリが使用する単一の RADIUS サーバについて記述します。 先行する空白は、空行および、コメントのみの行と同様、無視されます。 .Pp -1 つの RADIUS サーバは、2 から 4 フィールドからなる 1 行により表現されます。 +1 つの RADIUS サーバは、2 から 4 フィールドからなる 1 行により記述されます。 フィールドは、空白により区切られます。 フィールドの先頭にある .Ql # 文字はコメントを開始し、行末まで続きます。 フィールドはダブルクォートで括ることができ、 この場合空白を含んだり、 .Ql # 文字で開始することができます。 クォートされた文字列中では、ダブルクォート文字は .Ql \e\&" で表現可能であり、バックスラッシュは .Ql \e\e で表現可能です。 -他のエスケープシーケンスはサポートされません。 +他のエスケープシーケンスはサポートされていません。 .Pp 最初のフィールドはサーバホストを指定します。 完全な形でのドメイン名でもかまいませんし、 ドット付き 4 つ組の IP アドレスでもかまいません。 ホストの後には .Ql \&: -と数値によるポート番号を続けることができます。間に空白を狭んではなりません。 -ポートを指定しない場合、 +と数値によるポート番号を続けることができます。この時、間に空白を入れては +いけません。ポートを指定しない場合、 .Pa /etc/services ファイルの .Ql radius サービスになるか、 .Pa /etc/services ファイルにこのようなエントリが無い場合標準の RADIUS ポート 1812 になります。 .Pp 第 2 フィールドには共有鍵が置かれ、 クライアントとサーバホスト以外には知られてはなりません。 共有鍵は任意の文字列ですが、 空白を含む場合はダブルクォートで括る必要があります。 -共有鍵の長さはいくらでもかまいませんが、 +共有鍵の長さに制限はありませんが、 RADIUS プロトコルでは先頭 128 文字しか使用されません。 注意: 有名な RADIUS サーバには、 16 文字より長い共有鍵では正しく動作しないというバグを持ったものがあります。 .Pp 第 3 フィールドは、 サーバから正当なリプライを受け取るまでに待つ秒数であり、 10 進数で指定します。 このフィールドを省略すると、デフォルトの 3 秒になります。 .Pp 第 4 フィールドは、 -諦めるまでに最大何回サーバに認証を試みるかを示す 10 進数を指定します。 +諦めるまでに最大何回サーバに認証を試みるかを示す値を 10 進数で指定します。 省略すると、デフォルトの 3 回になります。 これは試行回数の合計であり、リトライ回数ではないことに注意してください。 .Pp -10 個の RADIUS サーバまで指定可能です。 +RADIUS サーバは最大 10 個まで指定できます。 サーバはラウンドロビン方式で試され、有効な返答が返されるか、 全サーバに対して、最大試行回数に達するまで続けます。 .Pp このファイルの標準的な置き場所は .Pa /etc/radius.conf です。しかし、 .Xr rad_config 3 を呼び出すときに別のパス名を指定できます。 -共有鍵という形で極めて慎重に扱うべき情報を格納するファイルですから、 -root 以外には読めないようにすべきです。 +このファイルは、共有鍵という形で極めて慎重に扱うべき情報を格納する +ファイルですから、root 以外には読めないようにすべきです。 .Sh 関連ファイル .Pa /etc/radius.conf .Sh 使用例 .Bd -literal # 全部デフォルトである単純なエントリ radius1.domain.com OurLittleSecret # サーバはまだ廃れた RADIUS ポート使っており、 # タイムアウトと最大試行回数を増加しています: auth.domain.com:1645 "I can't see you, but I know you're there" 5 4 # サーバを IP アドレスで指定: 192.168.27.81 $X*#..38947ax-+= .Ed .Sh 関連項目 .Xr libradius 3 .Rs .%A C. Rigney, et al .%T Remote Authentication Dial In User Service (RADIUS) .%O RFC 2138 .Re .Sh 作者 この文書を .An John Polstra が書き、Juniper Networks, Inc. が FreeBSD プロジェクトに寄贈しました。 diff --git a/ja/man/man5/tacplus.conf.5 b/ja/man/man5/tacplus.conf.5 index ada1394e8c..d8c0d3c491 100644 --- a/ja/man/man5/tacplus.conf.5 +++ b/ja/man/man5/tacplus.conf.5 @@ -1,122 +1,122 @@ .\" Copyright 1998 Juniper Networks, Inc. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" $FreeBSD: src/lib/libtacplus/tacplus.conf.5,v 1.1.1.1 1998/11/13 00:54:26 jdp Exp $ +.\" %FreeBSD: src/lib/libtacplus/tacplus.conf.5,v 1.1.1.1 1998/11/13 00:54:26 jdp Exp % .\" -.\" jpman %Id: tacplus.conf.5,v 1.2 1999/01/27 12:32:37 horikawa Stab % +.\" jpman %Id: tacplus.conf.5,v 1.4 1999/02/11 08:06:49 horikawa Stab % .\" WORD: sensitive (情報を)極めて慎重に扱うべき[radius.5 tacplus.conf.5] .Dd July 29, 1998 .Dt TACPLUS.CONF 5 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm tacplus.conf .Nd TACACS+ クライアントの設定ファイル .Sh 書式 .Pa /etc/tacplus.conf -.Sh DESCRIPTION +.Sh 解説 .Nm は、TACACS+ クライアントライブラリの設定に必要な情報を含みます。 本ファイルは .Xr tac_config 3 が解釈します。 本ファイルは 1 行以上のテキスト行を含み、 各行は、ライブラリが使用する単一の TACACS+ サーバについて記述します。 -先行する空白は、空行および、コメントのみの行と同様、無視されます。 +行先頭の空白は、空行および、コメントのみの行と同様、無視されます。 .Pp 1 つの TACACS+ サーバは、2 から 4 フィールドからなる 1 行により表現されます。 フィールドは空白によって区切られます。 フィールドの先頭にある .Ql # 文字はコメントを開始し、行末まで続きます。 フィールドはダブルクォートで括ることができ、 この場合空白を含んだり、 .Ql # 文字で開始することができます。 クォートされた文字列中では、ダブルクォート文字は .Ql \e\&" で表現可能であり、バックスラッシュは .Ql \e\e で表現可能です。 他のエスケープシーケンスはサポートされません。 .Pp 最初のフィールドはサーバホストを指定します。 完全な形でのドメイン名でもかまいませんし、 ドット付き 4 つ組の IP アドレスでもかまいません。 ホストの後には .Ql \&: と数値によるポート番号を続けることができます。間に空白を狭んではなりません。 ポートを指定しない場合、 標準の TACACS+ ポート 49 になります。 .Pp -第 2 フィールドには共有鍵が置かれ、 -クライアントとサーバホスト以外には知られてはなりません。 +第 2 フィールドには共有鍵が置かれます。 +これは、クライアントとサーバホスト以外には知られてはなりません。 共有鍵は任意の文字列ですが、 空白を含む場合や空の場合はダブルクォートで括る必要があります。 共有鍵を空にすると、通常の暗号化機構が無効化され、 ネットワークを行き来する全データはクリアテキストになります。 .Pp 第 3 フィールドは、 サーバとの通信時のタイムアウト秒数であり、 10 進数で指定します。 タイムアウトは、接続・書き込み・読み込みの各操作に別々に適用されます。 このフィールドを省略すると、デフォルトの 3 秒になります。 .Pp 省略可能な第 4 フィールドは、文字列 .Ql single-connection を含んでかまいません。 これを指定されると、ライブラリはサーバと交渉して、 複数のセッション用に TCP 接続をオープンしたままにしようとします。 古い TACACS+ サーバには、本オプションを指定すると混乱するものがあります。 .Pp 10 個の TACACS+ サーバまで指定可能です。 サーバは指定した順序で試され、有効な返答が返されるか、 リストが終わるまで続けられます。 .Pp このファイルの標準的な置き場所は .Pa /etc/tacplus.conf です。しかし、 .Xr tac_config 3 を呼び出すときに別のパス名を指定できます。 共有鍵という形で極めて慎重に扱うべき情報を格納するファイルですから、 root 以外には読めないようにすべきです。 .Sh 関連ファイル .Pa /etc/tacplus.conf .Sh 使用例 .Bd -literal # 全部デフォルトである単純なエントリ: tacserver.domain.com OurLittleSecret # サーバは標準ではないポートを使用しており、 # タイムアウトを増加し、"single-connection" オプションを指定しています。 auth.domain.com:4333 "Don't tell!!" 15 single-connection # サーバを IP アドレスで指定: 192.168.27.81 $X*#..38947ax-+= .Ed .Sh 関連ファイル .Xr libtacplus 3 .Sh 作者 この文書を .An John Polstra が書き、Juniper Networks, Inc. が FreeBSD プロジェクトに寄贈しました。 diff --git a/ja/man/man7/man.7 b/ja/man/man7/man.7 index 1a07121ae2..3af8763a1f 100644 --- a/ja/man/man7/man.7 +++ b/ja/man/man7/man.7 @@ -1,376 +1,376 @@ .\" Copyright (c) 1998. .\" The FreeBSD Project. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. 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の使用を大いに非としており、代わりに、それより表現力に富んだ .Nm mdoc パッケージが推奨されています。 -.Sh 使用例 +.Sh 使用法 .Ss 慣習 .Nm で使用するマクロは、1 文字か 2 文字のアルファベット大文字を用いて名前が 付けられています。 .Xr troff 1 で普通に用いられる慣習に従い、各マクロリクエストは、 .Li "." を行の先頭の文字として始まります。 -印字可能テキストを期待するマクロリクエストの引数は 0 個から 6 個までの単語 +印字可能テキストを期待するマクロリクエストの引数は、0 個から 6 個までの単語 (word) からなります。マクロによっては、引数が与えられない場合は次の入力行を 処理するものもあります。例えば、 .Li ".I" リクエストがそれだけで 1 行になっている場合、次の入力行が斜体 (italic) に なります。 空白類文字 (whitespace characters) は、クォート文字で囲むことで引数に -含めることができます。フォントとサイズは各パラグラフが始まる直前、 -もしくは、フォントサイズ、フォントフェース変更マクロの処理が完了した直後に、 -デフォルト値にリセットされます。 +含めることができます。各パラグラフが始まる直前、 +そして、フォントサイズ・フォントフェース変更マクロの処理が完了した直後に、 +フォントとサイズはデフォルト値にリセットされます。 .Ss インデント .\" WORD: prevailing indent 通常インデント[man.7] 通常インデント (prevailing indent) の間隔は、その後インデント状態の パラグラフが継続する間、保持されていますが、非インデント状態の パラグラフに到達するとデフォルト値にリセットされます。インデントに おけるデフォルトの単位は、 .Dq en です。 .Ss 前処理 (Preprocessing) 伝統的に、マニュアルページの書式整形と表示には .Xr man 1 プログラムが用いられます。マニュアルソースページの最初の行が、 文字列 .Li \&\'\e" .\" " bring emacs's font-lock mode back in sync ... で始まる場合、 その行の残りの文字は、 .Xr troff 1 に掛ける前に通す必要があるプリプロセッサを表します。 サポートしているプリプロセッサ指示子は次のとおりです。 .Bl -column "文字" "プリプロセッサ" -offset indent .It Em 文字 Ta Em プリプロセッサ .It e Ta Xr eqn 1 .It g Ta Xr grap 1 .It p Ta Xr pic 1 .It r Ta Xr refer 1 .It t Ta Xr tbl 1 .It v Ta Xr vgrind 1 .El .Ss 利用可能な文字列 .Nm パッケージで事前に定義されている文字列は次のとおりです。 .Bl -column "文字列" "XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX" -offset indent .It Em 文字列 Ta Em 説明 .It "\e*R" Ta "登録商標のシンボル(registration symbol)" .It "\e*S" Ta "デフォルトフォントサイズに戻す" .It "\e*(Tm" Ta "商標のシンボル(trademark symbol)" .It "\e*(lq" Ta "左引用符(left quote)" .It "\e*(rq" Ta "右引用符(right quote)" .El .Pp .Ss 利用可能なマクロ 利用可能なマクロをアルファベット順で説明しておきます。 .Bl -tag -width "XXX XX" .It ".B" Op Ar words .Ar words .\" WORD: typeset 版組みする[man.7] .\" WORD: line break (行を)分割する[man.7] をボールド体で版組みします。行分割は生じません。引数が与えられない 場合、次の行が処理の対象になります。 .It ".BI" Op Ar words ボールド体と斜体で交代しながら、 .Ar words を結合します。行分割は生じません。 引数が与えられない場合、次の行が処理の対象になります。 .It ".BR" Op Ar words ボールド体とローマン体で交代しながら、 .Ar words を結合します。行分割は生じません。 引数が与えられない場合、次の行が処理の対象になります。 .It ".DT" デフォルトのタブ間隔を 0.5 インチに戻します。 行分割は生じません。 .It ".HP" Op Ar indent パラグラフを、ハンギングインデント (hanging indent) で始め、 以後の通常インデント幅を .Ar indent に設定します。このリクエストは強制的に行分割を引き起こします。 .Ar indent が指定されない場合、通常インデント幅が使用されます。 .It ".I" Op Ar words .Ar words -を斜体で印刷します。行分割は生じません。 +を斜体で版組みします。行分割は生じません。 引数が指定されない場合、次の行が処理の対象になります。 .It ".IB" Op Ar words 斜体とボールド体で交代しながら、 .Ar words を結合します。行分割は生じません。 引数が与えられない場合、次の行が処理の対象になります。 .It ".IP" Op Ar tag Op Ar indent インデントされたパラグラフを、タグ .Ar tag を付けて始めます。 以後の通常インデント幅を .Ar indent に設定します。 .Ar tag が指定されない場合、空文字列 .Qq "" と見なされます。 .Ar indent が指定されない場合、 通常インデント幅と見なされます。 .It ".IR" Op Ar words 斜体とローマン体で交代しながら、 .Ar words を結合します。行分割は生じません。 引数が与えられない場合、次の行が処理の対象となります。 .It ".LP" 左整列 (left-aligned) パラグラフを開始します。 通常インデント幅はデフォルト値に設定されます。このリクエストは強制的に 行分割を引き起こします。 .It "\&.P" \&.LP と同様に使用できる別名です。 .It ".PD" Op Ar distance パラグラフ間の垂直間隔を .Ar distance に設定します。 .Ar distance が指定されない場合、値 0.4v が使用されます。 .It ".PP" \&.LP と同様に使用できる別名です。 .It ".RE" 相対インデント (以下の \&.RS を参照して下さい) を終了します。 このリクエストは強制的に行分割を引き起こし、 通常インデント値を以前の値に戻します。 .It ".RB" Op Ar words ローマン体とボールド体で交代しながら、 .Ar words を結合します。行分割は生じません。 引数が与えられない場合、次の行が処理の対象となります。 .It ".RI" Op Ar words ローマン体と斜体で交代しながら、 .Ar words を結合します。行分割は生じません。 引数が与えられない場合、次の行が処理の対象となります。 .It ".RS" Op Ar indent 相対インデントを開始します。インデント幅を .Ar indent だけ増加させます。 引数 .Ar indent が指定されない場合、通常インデント幅の値が使用されます。 .It ".SB" Op Ar words フォントサイズを 1 ポイント減らしてからボールド体を用いて .Ar words -を印刷します。行分割は生じません。引数が指定されない場合、 +を版組みします。行分割は生じません。引数が指定されない場合、 次の行が処理の対象となります。 .It ".SH" Op Ar words -セクション先頭文字列 (section heading) を指定します。このリクエストは +セクション表題 (section heading) を指定します。このリクエストは 強制的に行分割を引き起こします。また、通常インデント幅とマージンを デフォルト値にリセットします。 .It ".SM" Op Ar words フォントサイズを 1 ポイント減らしてから .Ar words -を印刷します。行分割は生じません。引数が指定されない場合、 +を版組みします。行分割は生じません。引数が指定されない場合、 次の行が処理の対象となります。 .It ".SS" Op Ar words -セクション副先頭文字列 (section subheading) を指定します。このリクエストは +セクション副表題 (section subheading) を指定します。このリクエストは 強制的に行分割を引き起こします。引数が与えられない場合、次の行が 処理の対象となります。このリクエストは、通常インデント幅とマージンを デフォルト値に戻します。 .It ".TH" Ar name Ar section Ar date Xo .Op Ar footer Op Ar center .Xc セクション .Ar section に属するリファレンスページ .Ar name を開始します。 第 3 引数 .Ar date は、最近の変更日付です。 .Ar footer が存在する場合、 -これは左ページのフッタテキストを指定します。さらに、 +これは左のページフッタテキストを指定します。さらに、 .Ar center が存在する場合、 これはページ中央のヘッダテキストを指定します。このリクエストは、 マニュアルページのまさに最初のリクエストでなければなりません。 .It ".TP" Op Ar indent 次の行のテキストで指定するタグを持つタグ付きインデント状態のパラグラフを 開始します。引数 .Ar indent が指定されると、これは通常インデント幅の新しい値を指定します。 このリクエストは強制的に行分割を引き起こします。 .El .Sh ページ構造 マニュアルページのほとんどは、以下に説明する概略に従うことが一般的です。 .Bl -tag -width ".SH 名称" .It ".TH" Ar title Op Ar section-number マニュアルページの最初のマクロリクエストは、\&.TH である必要があります。 このリクエストは、そのマニュアルページのタイトルと名称を確定します。 \&.TH リクエストは、マニュアルページのセクション番号も確定します。 .It ".SH NAME" コマンドを呼び出す際の名前、または名前のリストを置き、その後ろにダッシュ .Pq Dq - とコマンドの動作の要約を一行で続けます。このセクションには .Nm troff コマンド、エスケープシーケンス、マクロリクエストを一切置いてはいけません。 このセクションは .Xr whatis 1 コマンドが使用するデータベースを生成するために使用されます。 .It ".SH SYNOPSIS" 説明するコマンドや関数の用法の簡単な要約を書きます。 .Bl -tag -width "Commands" .It コマンド コマンドと引数の構文を、コマンド行で入力するように記述します。その通りに -入力しなければならない単語はボールドフェースで表します。引数は斜体で +入力しなければならない単語はボールド体で表します。引数は斜体で 表します。このように引数とコマンド名を表す場合、たとえ文の始まりで あっても、大文字にしてはいけません。 .Pp 構文上のシンボルとして使用するものはローマン体で表さねばなりません。 .Bl -tag -width "XXX" .It "[]" 角括弧は、オプション扱いの引数を表す際に使用します。 .It "|" -垂直バーは複数から一つの排他的選択を表す際に使用します。垂直バーで区切った +垂直バーは、複数から一つの排他的選択を表す際に使用します。垂直バーで区切った リストの中の項目一つだけを選択すべきということです。 .It "..." 引数の後ろに省略符号を続ける場合、その引数が繰り返し指定可能で あることを表します。中括弧で囲んだ式の後ろに省略符号を続ける場合、 その式が繰り返し指定可能であることを表します。 .El .It 関数 -データの宣言もしくは +必要なデータの宣言もしくは .Li "#include" -指示子を最初に置くことが必要です。その後ろに関数宣言を置きます。 +指示子を最初に置きます。その後ろに関数宣言を置きます。 .El .It ".SH DESCRIPTION" コマンドや関数の外部挙動の概要を記述します。そこには、ファイルや データとの相互作用、標準入力、標準出力、標準エラー出力がどのように 扱われるかが含まれます。普通、内部挙動や実装の詳細をここでは示しません。 このセクションで解くべき疑問は、「これはなにをするのか?」もしくは、 「これは何のためのものか?」です。 .Pp リテラルテキスト、ファイル名、リファレンスマニュアルの他の場所にある 項目への参照は、固定幅書体で表さねばなりません。引数は斜体を用いて 表さねばなりません。 .It ".SH OPTIONS" -オプションの一覧と、各オプションがコマンドの挙動にどういう -影響を与えるかの説明を一緒に与えます。 +オプションの一覧を、各オプションがコマンドの挙動にどのような +影響を与えるかの説明と共に、与えます。 .It ".SH USAGE" このセクションはオプションであり、サブコマンドの詳細な説明や、その コマンドが理解する入力の文法を含めます。 .It ".SH RETURN VALUES" あるライブラリルーチンが呼び出し元へ返しうる戻り値の一覧と、それらの 値が返る原因となる条件を記述します。 .It ".SH EXIT STATUS" .\" WORD: exit status 終了状態 そのコマンドが終了状態 (exit status) として返す値の一覧と、それらの 値が返る原因となる条件を記述します。 .It ".SH FILES" そのコマンドや関数に関連するファイルの一覧です。 .It ".SH SEE ALSO" 関連マニュアルページの一覧に続けて、他の刊行物への参照の一覧を、 コンマで区切って並べます。 .It ".SH DIAGNOSTICS" 診断メッセージと対応する説明の一覧です。 .It ".SH BUGS" 既知の障害や使用上の制限があれば、それを記述します。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width "/usr/share/lib/tmac/tmac.groff_an" .It "/usr/share/lib/tmac/tmac.an" .Nm パッケージを定義する初期ファイル。 .It "/usr/share/lib/tmac/tmac.groff_an" マクロ定義のための .Nm groff のソース。 .It "/usr/share/lib/tmac/man.local" .Nm パッケージに対するローカルな変更。 .El .Sh 関連項目 .Xr apropos 1 , .Xr groff 1 , .Xr man 1 , .Xr nroff 1 , .Xr troff 1 , .Xr whatis 1 , .Xr mdoc 7 , .Xr mdoc.samples 7 .Sh 歴史 このマニュアルページは .An "Joseph Koshy" .Ad Aq jkoshy@freebsd.org によって記述されました。 .Sh 訳注 この日本語訳マニュアルページにおけるセクションタイトルの英和対応は次の とおりです。 .Bl -column "RETURN VALUES" "XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX" -offset indent .It Em 英文 Ta Em 和訳 .It NAME Ta 名称 .It SYNOPSIS Ta 書式 .It DESCRIPTION Ta 解説 .It OPTIONS Ta オプション -.It USAGE Ta 使用例 -.It RETURN VALUES Ta (返し値) -.It EXIT STATUS Ta (終了ステータス) +.It USAGE Ta 使用法 +.It RETURN VALUES Ta 戻り値 +.It EXIT STATUS Ta 終了ステータス .It FILES Ta 関連ファイル .It SEE ALSO Ta 関連項目 .It DIAGNOSTICS Ta 診断 .It BUGS Ta バグ .El .\"ZZZ: 3.0-19990129-SNAP by Norihiro Kumagai diff --git a/ja/man/man8/isdnd.8 b/ja/man/man8/isdnd.8 index 5fcfe8f013..a233378bf1 100644 --- a/ja/man/man8/isdnd.8 +++ b/ja/man/man8/isdnd.8 @@ -1,450 +1,451 @@ .\" .\" Copyright (c) 1997, 1998 Hellmuth Michaelis. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" %Id: isdnd.8,v 1.1 1998/12/27 21:47:00 phk Exp % .\" .\" last edit-date: [Sat Dec 12 21:13:59 1998] .\" -.\" jpman %Id: isdnd.8,v 0.0 1999/01/12 11:34:33 horikawa Stab % +.\" jpman %Id: isdnd.8,v 1.3 1999/02/11 07:42:03 kuma Stab % .\" WORD: Call Description IDentifier (CDID) 呼記述識別子 [isdnd.8] .\" WORD: active connection アクティブ接続 [isdnd.8] .\" WORD: call 呼 [isdnd.8] (ISDN における通信セッション) .\" WORD: call setup 呼設定 [isdnd.8] .\" WORD: incoming call 着呼 [isdnd.8] .\" WORD: outgoing call 発呼 [isdnd.8] .\" WORD: tty line tty 回線 [getty.8] .\" WORD: userland ユーザランド +.\" WORD: subscriber 加入者 [isdnd.8] .\" " .Dd November 3, 1998 .Dt isdnd 8 .Sh 名称 .Nm isdnd .Nd isdn4bsd ISDN 接続管理デーモン .Sh 書式 .Nm isdnd .Op Fl b .Op Fl c Ar configfile .Op Fl d Ar debuglevel .Op Fl f .Op Fl F .Op Fl l .Op Fl L Ar logfile .Op Fl P .Op Fl r Ar device .Op Fl s Ar facility .Op Fl t Ar terminaltype .Op Fl u Ar charging unit length .Op Fl m .Sh 解説 .Nm isdnd は isdn4bsd パッケージのデーモンであり、このパッケージがサポートする ISDN デバイスのすべての ISDN 関連の接続や切断を管理します。 .Pp オプションは以下の通りです: .Bl -tag -width Ds .It Fl b ベル: 全画面モードにおいて、呼 (call) の接続時・切断時にベルを鳴らします。 .It Fl c デフォルトのファイル .Li /etc/isdn/isdnd.rc の代わりに、 .Ar configfile を .Nm isdnd の実行時設定ファイル名として用います。 .It Fl d .Nm isdnd -がデバッグをサポートしてコンパイルされている場合に、 +がデバッグ機能をサポートするようにコンパイルされている場合に、 このオプションを使ってデバッグレベルを指定し、 どの種類のデバッグメッセージを表示するかを設定します。 デバッグレベルには次の値の和を指定します: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It Ar 0x001 一般的なデバッグ。 .It Ar 0x002 料金計算。 .It Ar 0x004 タイミング計算。 .It Ar 0x008 状態移行。 .It Ar 0x010 再試行操作。 .It Ar 0x020 ダイヤル。 .It Ar 0x040 プロセス操作。 .It Ar 0x080 isdn4bsd カーネルの入出力呼び出し。 .It Ar 0x100 コントローラとチャネルのビジー/フリーメッセージ。 .El .Pp -値は、 +この値の指定に際して、 .Xr sscanf 3 -ライブラリルーチンがサポートする基数のいずれでも指定できます。 +ライブラリルーチンがサポートする基数のどれでも使用できます。 .Pp さらに、このオプションでは引数として文字「n」を与えて、 全画面表示にデバッグメッセージを表示させないようにもできます。 .Pp .It Fl f このオプションを指定すると、 .Nm isdnd は全画面モードでの操作に切り替わります。このモードで操作する場合、 制御文字 .Em Control-L を入力すると表示を更新します。また、 .Em 復帰文字 (Carriage-Return) または .Em Enter でコマンドウィンドウを表示します。 .Nm デーモンはコマンドウィンドウが開いている間はメッセージを受け付けないので、 5 秒間どのコマンドキーも押されなければ、 このコマンドウィンドウは自動的に閉じます。 .Pp コマンドウィンドウが開いている時は、 .Em タブ か .Em スペース で次のメニュー項目へ進みます。コマンドを実行するには、 ハイライト表示されたメニュー項目に対し .Em Return か .Em Enter を入力するか、実行する項目に対応する数字を入力するか、 メニュー項目記述の大文字を入力して下さい。 .It Fl l このオプションが指定されると、ログは .Xr syslogd 8 ファシリティ経由ではなく、ファイルに追加書きされます。 .It Fl L オプション .Em -l が指定されている時に使用されるログファイルの名前を指定します。 .It Fl P このオプションは、解析され有効になった isdnd の設定を isdnd.rc ファイルと同じ書式で出力します。 この出力は isdnd.rc ファイルとして利用できます。 +isdnd.rc をデバッグする際に、 isdnd.rc 入力ファイル中で設定していないオプションのデフォルトの設定は -何かを調べて isdnd.rc をデバッグするのに、この機能は特に有用です。 +何かを調べる場合、この機能は特に有用です。 .Pp 出力を終えると、 .Nm は終了します。 .It Fl F このオプションは、 .Nm isdnd -が制御 tty から離れてデーモンになるのを防ぎます。 +が制御端末から離れてデーモンにならないようにします。 .It Fl r .Fl t -オプションと共に用いられ、 -.Nm isdnd -の制御 tty となって全画面モードの出力が表示される端末デバイスを +オプションとともに用いられ、 .Ar device -で指定します。 +で端末デバイスを指定します。これが +.Nm isdnd +の制御端末となり、ここに全画面モードの出力が表示されるようになります。 .It Fl s .Xr syslog 3 によるログが設定されていて、 デフォルトの LOCAL0 ファシリティ以外のファシリティを使いたい場合に、 このオプションを用いてログファシリティを指定できます。 ファシリティは 0-11 または 16-23 の範囲の整数で指定します (ファイル /usr/include/syslog.h を参照)。 .It Fl t オプション .Fl f と .Fl r と共に用いられ、 .Nm isdnd の全画面出力に使われるデバイスの端末タイプか termcap エントリ名 (vt220 など) を .Ar terminaltype で指定します。 このオプションは、環境変数 .Li TERM が存在しない、未使用の (getty が動いていない) tty 回線を 全画面出力に使う場合に有用です。 .It Fl u 設定ファイルのエントリキーワード .Em unitlenghtsrc が .Em cmdl に設定されている場合に、課金単位の長さを指定します。 .It Fl m isdn デーモンが、ローカル監視またはリモート監視を サポートしてコンパイルされていれば、 このオプションは監視アクセスをすべて無効にします。 これは設定ファイルのオプション .Em monitor-allowed よりも優先されます。 .El .Pp .Sh カーネルとのやりとり .Nm isdnd は isdn4bsd のカーネル部分と通信して、 状態やイベントメッセージを受けとったり (デバイス /dev/i4b から .Xr read 2 します)、 コマンドや応答を送ります (デバイス /dev/i4b から .Xr ioctl 2 します)。 .Pp メッセージおよびメッセージパラメータは、インクルードファイル .Em /usr/include/machine/i4b_ioctl.h に記述されています。 .Pp -カーネルへのコマンドと応答メッセージ (ioctl 経由) +カーネルへのコマンドと応答メッセージ (ioctl) は次のものがサポートされています: .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It Ar I4B_CDID_REQ 交換局とのローカル D チャネルの単一のやりとりを一意に識別する 呼記述識別子 (CDID: Call Description IDentifier) を要求します。 .It Ar I4B_CONNECT_REQ -呼設定 (call setup) をリモート ISDN 利用者に能動的に要求します。 +呼設定 (call setup) をリモート ISDN 加入者 (subscriber) に能動的に要求します。 .It Ar I4B_CONNECT_RESP 着呼 (incoming call) に対し、受け入れ、拒否、または無視すると応答します。 .It Ar I4B_DISCONNECT_REQ 能動的に呼を終了させます。 .It Ar I4B_CTRL_INFO_REQ 設置されている ISDN コントローラカードについての情報を要求します。 .It Ar I4B_DIALOUT_RESP ダイヤルアウトを要求してきたドライバに対し、 呼設定に関する情報を与えます。 .It Ar I4B_TIMEOUT_UPD 動的に計算されるショートホールドモードのタイミングが変わった場合に、 カーネルのタイムアウト値を更新します。 .It Ar I4B_UPDOWN_IND -カーネルのユーザランドドライバにインタフェースソフトの +カーネルのユーザランドドライバにインタフェースのソフト的 アップ/ダウン状態変化を知らせます。 .It Ar I4B_CTRL_DOWNLOAD アクティブなカードにファームウェアをダウンロードします。 .It Ar I4B_ACTIVE_DIAGNOSTIC アクティブなカードからの診断情報を返します。 .El .Pp .Pp -カーネルからの状態とイベントメッセージは +カーネルから送られる状態メッセージとイベントメッセージは、 次のものがサポートされています: .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It Ar MSG_CONNECT_IND リモートの ISDN ユーザからの着呼を示します。 .It Ar MSG_CONNECT_ACTIVE_IND 着呼がローカルで受け入れられた後、 あるいは発呼 (outgoing call) がリモートに受け入れられた後で、 交換局がアクティブ接続を通知しました。 対応する B チャネルが交換されます。 .It Ar MSG_DISCONNECT_IND 呼は終了しました。 .It Ar MSG_DIALOUT_IND ユーザランドインタフェースドライバがデーモンに ダイヤルアウトするよう要求します (典型的には、ネットワークインタフェースの送信キューにパケットが届く時です)。 .It Ar MSG_IDLE_TIMEOUT_IND B チャネルのアイドルタイムアウトが起こったために、 isdn4bsd カーネルドライバが呼を終了させました。 .It Ar MSG_ACCT_IND ネットワークドライバからのアカウンティング情報です。 .It Ar MSG_CHARGING_IND カーネルからの課金情報です。 .El .Pp .Ss 発呼 現在のところ、発呼を起こす唯一の可能性は、 isdn4bsd ネットワークドライバ .Em (ipr) が .Em MSG_DIALOUT_IND を .Nm デーモンに送ることです。 .Pp デーモンは ioctl メッセージ .Em I4B_CDID_REQ を用いて、カーネルから新しい CDID を要求します。 以後この CDID は、切断が起こるまで、カーネルとのやりとりすべてにおいて、 この単一の呼を識別するのに使われます。 .Pp CDID を取得した後、 デーモンはその接続に対応する設定のエントリセクションから 追加情報をいくつか調べ、ioctl メッセージ .Em I4B_CONNECT_REQ をカーネルに発行します。 ここでカーネルはリモート側へダイヤルし、 リモート側が呼を受け入れると、カーネルはデーモンへ .Em MSG_CONNECT_ACTIVE_IND を送ります。 .Pp ローカルサイトがタイムアウトするかリモート側が接続を切る、 あるいはローカル側が能動的に ioctl メッセージ .Em DISCONNECT_REQ を送ることで、呼は終了します。 いずれのイベントも、カーネルが .Em DISCONNECT_IND メッセージを送って .Nm -に通知されます。また、その呼に対応する CDID は正当性を失います。 +に通知されます。また、その呼に対応する CDID は無効になります。 .Pp .Ss 着呼 着呼は、カーネルが .Em MSG_CONNECT_IND メッセージを送って .Nm -に通知されます。 +に通知します。 .Pp .Nm -は、このメッセージが含む情報を使って +は、このメッセージに含まれる情報を使って 設定データベースのエントリセクションを探し、 マッチした場合にはその呼を受け入れる、または拒否し、 マッチしなかった場合にはその呼を無視します。 いずれの場合にも ioctl メッセージ .Em I4B_CONNECT_RESP に適切なパラメータを指定して、カーネルに発行します。 .Pp デーモンがメッセージ受け入れを決めた場合、カーネルは .Em MSG_CONNECT_ACTIVE_IND メッセージをデーモンに送って、アクティブ接続を通知します。 .Pp ローカルサイトがタイムアウトするかリモート側が接続を切る、 あるいはローカル側が能動的に ioctl メッセージ .Em DISCONNECT_REQ を送ることで、呼は終了します。 いずれのイベントも、カーネルが .Em DISCONNECT_IND メッセージを送って .Nm -に通知されます。また、その呼に対応する CDID は正当性を失います。 +に通知されます。また、その呼に対応する CDID は無効になります。 .Pp .Sh シグナル HUP シグナルを .Nm に送ると、開いている接続をすべて終了させ、設定ファイルを読み直します。 エイリアスファイル操作が有効な場合、エイリアスファイルも読み直します。 USR1 シグナルを .Nm に送ると、アカウンティングファイルと ( .Xr syslog 3 ファシリティ経由のログの代わりにファイルへログが送られる場合は) ログファイルがクローズされ、再オープンされて、ログファイルの -交換が行なわれます。 +交換を可能とします。 .Sh 環境変数 次の環境変数が .Nm isdnd の実行に影響します: .Bl -tag -width Ds .It Ev TERM 全画面表示モードで実行される時の端末タイプです。 より詳しくは .Xr environ 7 を参照して下さい。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/isdn/isdnd.rates -compact .It Pa /dev/i4b カーネルの ISDN ドライバサブシステムと通信するためのデバイスファイル。 .It Pa /var/log/messages syslogd ログがサポートされている時の動作記録。 .It Pa /var/log/isdnd.acct デフォルトのアカウンティング情報ファイル名 (アカウンティングが設定されている場合)。 .It Pa /var/log/isdnd.log デフォルトのログファイル名 (ファイルへのログに設定されている場合)。 .It Pa /var/run/isdnd.pid isdn デーモンのプロセス ID (isdnd では "lockfile" とも呼ばれ、多重に呼び出されるのを防ぎます)。 .It Pa /usr/local/lib/isdn .It Pa /etc/isdn 留守番電話をサポートするための補助的なデータファイルやプログラムが 置かれていることを isdnd が期待するディレクトリ。 .It Pa /etc/isdn/isdnd.rc デフォルトの実行時設定ファイル。 .It Pa /etc/isdn/isdnd.rates デフォルトの課金単位料金記述ファイル。 .It Pa /etc/isdn/isdntel.alias (エイリアスが有効な場合) 電話番号を通話者の名前に変換するデフォルトの表。 .El .Sh 使用例 -最初に試される時は設定をきちんとデバッグするために、 +最初に試されるときは、設定をうまくデバッグするために、 次のコマンドを実行して .Nm をフォアグラウンドモードで起動するのが良いでしょう: .Bd -literal -offset indent isdnd -d0xf9 -F .Ed .Pp このコマンドは、isdnd を妥当なデバッグ設定で起動し、 現在の端末に出力を生成します。 .Nm isdnd はその後 Control-C の入力で終了できます。 .Pp 別の例として、コマンド: .Bd -literal -offset indent isdnd -d0xf9 -f -r /dev/ttyv3 -t vt100 .Ed .Pp -は、妥当なデバッグメッセージを有効にし、全画面モードで操作、 +は、妥当なデバッグメッセージを有効にし、全画面モードの動作、 全画面表示は /dev/ttyv03 にリダイレクト、その表示には termcap エントリの vt100 を使用して .Nm isdnd を起動します。 .Sh 診断 終了ステータスは成功時には 0、エラー時には 1 です。 .Pp .Sh 関連項目 .Xr syslogd 8 , .Xr isdntrace 8 , .Xr isdntel 8 , .Xr isdnd.rc 5 , .Xr isdnd.rates 5 , .Xr i4bisppp 4 , .Xr i4bipr 4 .Sh バグ まだ 1 つ以上残っています。 .Sh 作者 .Nm デーモンと本マニュアルページは Hellmuth Michaelis が作成しました。 彼の連絡先は、hm@kts.org または hm@hcs.de です。 - diff --git a/ja/man/man8/mtrace.8 b/ja/man/man8/mtrace.8 index e3db8270d7..ec5d7f4cfb 100644 --- a/ja/man/man8/mtrace.8 +++ b/ja/man/man8/mtrace.8 @@ -1,543 +1,543 @@ .\" Copyright (c) 1995 by the University of Southern California .\" All rights reserved. .\" .\" Permission to use, copy, modify, and distribute this software and its .\" documentation in source and binary forms for non-commercial purposes .\" and without fee is hereby granted, provided that the above copyright .\" notice appear in all copies and that both the copyright notice and .\" this permission notice appear in supporting documentation, and that .\" any documentation, advertising materials, and other materials related .\" to such distribution and use acknowledge that the software was .\" developed by the University of Southern California, Information .\" Sciences Institute. The name of the University may not be used to .\" endorse or promote products derived from this software without .\" specific prior written permission. .\" .\" THE UNIVERSITY OF SOUTHERN CALIFORNIA makes no representations about .\" the suitability of this software for any purpose. THIS SOFTWARE IS .\" PROVIDED "AS IS" AND WITHOUT ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, .\" INCLUDING, WITHOUT LIMITATION, THE IMPLIED WARRANTIES OF .\" MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. .\" .\" Other copyrights might apply to parts of this software and are so .\" noted when applicable. .\" .\" This manual page (but not the software) was derived from the .\" manual page for the traceroute program which bears the following .\" copyright notice: .\" .\" Copyright (c) 1988 The Regents of the University of California. .\" All rights reserved. .\" .\" mtrace.8,v 5.2 1998/12/04 04:48:16 fenner Exp .\" .\" jpman %Id: mtrace.8,v 1.3 1997/08/20 12:03:14 horikawa Stab % .Dd May 8, 1995 .Dt MTRACE 8 .UC 6 .Sh 名称 .Nm mtrace .Nd 発信元から受信側へのマルチキャストの経路を表示する .Sh 書式 .Nm mtrace .Op Fl e Ar extrahops .Op Fl g Ar gateway .Op Fl i Ar if_addr .Op Fl l .Op Fl M .Op Fl m Ar max_hops .Op Fl n .Op Fl O .Op Fl p .Op Fl P .Op Fl q Ar nqueries .Op Fl r Ar resp_dest .Op Fl s .Op Fl S Ar stat_int .Op Fl t Ar ttl .Op Fl T .Op Fl U .Op Fl v .Op Fl w Ar waittime .Ar source .Op Ar receiver .Op Ar group .Sh 解説 IP マルチキャストのトラフィックの配送における問題点を突き止めるのは困難な 作業です。 .Nm mtrace は IGMP プロトコルの拡張機能によってアクセスされる、 マルチキャストルータに実装されたトレース機能を利用します。 .Ar receiver から .Ar source への逆経路に沿ったホップごとにトレースの問い合わせを行ない、経路上の ホップのアドレス、パケット数、ルーティングのエラー状況の情報を収集し、 要求者へ応答を返します。 .Pp 唯一必須である引数は .Ar source のホスト名もしくはアドレスです。デフォルトの .Ar receiver は mtrace を実行しているホストとなり、デフォルトの .Ar group は 0.0.0.0 となります。特定のマルチキャストグループ でのパケット消失の統計が必要でなければ、これで十分です。以下に解説され ているいくつかの制約を条件として、特定の group でのいくつかの他の receiver をテストするために、これらの 2 つのオプションの引数を 指定することができます。 .Ar receiver はユニキャストアドレスであり、 .Ar group はマルチキャストアドレスであることより、これらの 2 つの引数を 区別することができます。 .Fl g フラグが指定されると、source アドレスには .Nm mtrace が実行されているホストがデフォルトとして使われ、 receiver には .Fl g フラグで指定されるルータがデフォルトとして使われます。この場合、必須の 引数はありません。 .Pp 注釈: Solaris 2.4/2.5 ではマルチキャストインタフェースがデフォルトの インタフェースでなければ、 .Fl i オプションによってローカルアドレスをセットしなければなりません。 .Pp 以下のオプションが使用できます: .Bl -tag -width indent .It Fl e Ar extrahops 応答がないルータを越えて、 .Ar extrahops だけのホップ数のトレースを試みます。 .It Fl g Ar gwy トレースの問い合わせを、マルチキャストではなく、ユニキャストによって 直接マルチキャストルータ .Ar gwy へ送ります。 このマルチキャストルータは意図する .Ar source から .Ar receiver への経路上の最後のホップのルータでなければなりません。 .Pp .Em 注意!! バージョン 3.3 と 3.5 の .Nm mrouted は、トレースの問い合わせがユニキャストパケットによって受信されかつ、 .Nm mrouted に .Ar source への経路がないと、クラッシュします。そのためターゲットの .Nm mrouted が 3.4 であるか、3.5 より新しいことが分かっていなければ、 .Fl g オプションを使わないでください。 .It Fl i Ar addr .Ar addr をトレースの問い合わせを送る (マルチホームホスト上の) ローカルインタフェースアドレス、および .Ar receiver と応答先のデフォルトアドレスとして使用します。 .It Fl l 10 秒ごとにマルチキャスト経路のパケットレートと消失の統計を表示して、 無限ループします。 ( .Fl S Ar stat_int 参照) .It Fl M 試みの後半は、ユニキャストではなく、常にマルチキャストを使って応答を 要求します。 .It Fl m Ar n .Ar receiver から .Ar source へ遡ってトレースされる最大ホップ数を .Ar n にセットします。 デフォルトは 32 ホップ (DVMRP ルーティングプロトコルについては無限) です。 .It Fl n ホップアドレスをシンボル名および数字ではなく数字で表示します。 (経路上に発見された各ルータに対する ネームサーバでのアドレス-名前検索を省くことができます。) .It Fl q Ar n すべてのホップに対して試みる問い合わせの最大の回数を .Ar n にセットします。デフォルトは 3 です。 .It Fl O router-alert IP オプションを、これが必要な要求においても使用しません。 Cisco の IOS のいくつかのバージョンでは IP オプションつきのマルチキャスト トレースルートが扱えないため、最後のホップのルータが Cisco のものである時は、 .Fl O フラグが必要となることがあります。 .It Fl p 他から起動されたトレースによるマルチキャストの応答を受動的に聴取します。 これはマルチキャストルータ上で動作している場合に最も良く動作します。 .It Fl P 10 秒おきに経路情報を収集しながら無限ループし ( .Fl S Ar stat_int 参照)、 経路情報が変化するとそれを表示します。統計情報は表示しません。 .It Fl r Ar host トレースの応答を、 .Nm が実行されているホストや この目的で登録されている他のマルチキャストアドレス (224.0.1.32) ではなく、 .Ar host へ送ります。 .It Fl s マルチキャスト経路のみを含む短い形式の表示を行ない、パケットレートと 消失統計は表示しません。 .It Fl S Ar n 統計情報を収集する間隔を .Ar n 秒 (デフォルトは 10 秒) に変更します。 .It Fl t Ar ttl マルチキャストトレースの問い合わせと応答の .Ar ttl (time-to-live もしくはホップ数) をセットします。ttl に 1 を 使用する "全てのルータ" へのローカルな問い合わせの場合を除き、 デフォルトは 127 です。 .It Fl T "トンネル統計" モードです。全てのトラフィックでのロスレートを表示します。 これらの統計は非常に誤解を招くおそれのあるものです。 .It Fl U マルチキャストから試みるのではなく、常にユニキャストによる応答を要求します。 .It Fl v 冗長モードです。最初のトレースのホップ時間と統計情報を表示します。最初 のトレースを転送するのに使用した経路も表示します。 .It Fl w Ar n トレースの応答の待ち時間を .Ar n 秒 (デフォルトは 3 秒) にセットします。 .El -.Sh 使用方法 +.Sh 使用法 .Ss どのように動作するか ? .Nm traceroute ツールでユニキャストのネットワーク経路をトレースするために使用している 技法は IP マルチキャストでは動作しません。それは、ICMP 応答が マルチキャストトラフィックでは禁止されているためです。そのかわりに、 トレースの機能はマルチキャストルータにおいて実装されています。 この技法は送出するパケット数を最小にしながら、 パケットレートやロスを計測できる点で優れています。 .Pp マルチキャストでは逆経路転送が使われているため、トレースは .Ar receiver から .Ar source へ逆方向に実行されます。 トレースの問い合わせパケットは最終ホップのマルチキャストルータ ( .Ar receiver アドレスでの末端ルータ) へ送られます。最終ホップのルータではトレースの 応答パケットを生成し、それにそのホップでのレポートを詰め込み、 ユニキャストを使って、指定された .Ar source から送られてくるパケットにおける、そのルータの前段のホップであると思わ れるルータへ、生成したパケットを転送します。 経路上の各ルータはそのパケットにレポートを追加して転送します。 トレースの応答パケットが最初のホップのルータ ( source のネットワークに 直結されているルータ) に到達すると、そのルータはトレースの問い合わせに 指定されている応答の送り先アドレスへ最終的な形の応答を送ります。 .Pp 経路上のいくつかのマルチキャストルータにマルチキャストのトレースルート 機能が実装されていなかったり、停止しているものがあると、応答は返されま せん。この問題を解決するには、応答が返されるまでにトレースされるホップ 数を制限するための最大ホップ数フィールドを、トレースの問い合わせに 含ませます。これによって、部分的な経路のトレースが可能となります。 .Pp 各ルータによって挿入されるレポートには、ホップのアドレスだけでなく、 転送のために必要な ttl とルーティングのエラーを示すいくつかのフラグ、 それに受信と送信インタフェース上および指定された .Ar group へ転送されたパケット数の合計が含まれます。時間をあけて 2 回トレースを 行なってこれらのパケット数の差分をとり、あるホップからの送信パケット 数とその次のホップでの受信パケット数を比較することにより、パケットレートと パケット消失の統計が計算でき、ネットワークへの過負荷による問題を切 り離すことができます。 .Ss 最終ホップルータを見つける トレースの問い合わせは .Ar source から .Ar receiver へ到る経路上の最後のホップであるマルチキャストルータへ送られなければな りません。もし、receiver がローカルサブネット上にあれば (これはサブネットマスク によって決定されます)、デフォルトの方法ではトレースの問い合わせ を ttl を 1 にして all-routers.mcast.net (224.0.0.2) へマルチキャスト します。receiver がサブネット上になければ、 .Ar group へトレースの問い合わせをマルチキャストします。それは receiver がその グループのメンバであれば、最後のホップルータもグループのメンバであるため です。そのため、意図している receiver が属しているグループを指定する 必要があります。このマルチキャストは ttl をデフォルトの 127 にして送られ ます。この ttl は全ての場合では十分でないかもしれません。( .Fl t オプションで変更可能です。) もし最後のホップルータが分かっていれば、 .Fl g オプションを使用して直接指定することもできます。また、最後のホップのルータが 別のグループのメンバであるということが分かっており、receiver が属 していないグループのトレースを行ないたい場合、 .Fl g オプションを使用してトレースの問い合わせに別のマルチキャストアドレスを 指定することもできます。 .Pp マルチホームであるホストやルータからのトレースを行なう場合は、デフォルトの receiver のアドレスは source からの経路での意図したインタフェース でないかも知れません。インタフェースを指定したい場合は、 .Ar receiver によって明示的に指定しなければなりません。 .Ss 応答の誘導 .Fl m オプションによってトレースするホップ数が明示的に指定されている場合を除 き、 .Nm はデフォルトではまず逆経路全てに渡ったトレースを試みます。もしタイムアウト 時間である 3 秒 (これは .Fl w オプションで変更できます) 以内に応答がなければ、"*" が表示され、プローブ方式を hop-by-hop モードに切り替えます。 トレースの問い合わせは最大ホップ数を 1 から開始し、応答を受信しなくなる か全ての経路を網羅するまでホップ数を 1 づつ増やして行きます。 各ホップでは、複数のプローブ (デフォルトでは 3、 .Fl q オプションで変更可) が送られます。トレースの試みの前半 (デフォルトでは 2 回) では、応答 アドレスを標準のマルチキャストアドレス mtrace.mcast.net (224.0.1.32) に セットし、ttl を receiver までの経路上で今までにあった最大のスレッショルド である 32 にセットして行なわれます。引き続く各々の試みについては ttl は最大 192 まで 32 づつ増やされます。 目的のルータはマルチキャスト応答を送ることができないかもしれないので、 残りの試みでは .Nm が動作しているホストへユニキャストを使って応答することを要求します。 また、マルチキャストの ttl は .Fl t オプションを使って明示的に指定することができ、最初のマルチキャストの試みは .Fl U オプションを使ってユニキャストに強制的に変更することができ、最後の マルチキャストの試みは .Fl M オプションを使って強制的にマルチキャストにすることができ、また .Fl UM を指定することにより、 .Nm は最初はユニキャストで試み、次にマルチキャストを試みます。各々の試みで はタイムアウトとなるまで応答が受信できなければ "*" が表示されます。指定された 回数の試みが失敗すると、 .Nm は次のホップのルータへ ( .Nm mrinfo プログラムで使われているように) DVMRP_ASK_NEIGHBORS2 要求で問い合わせ を試み、そのルータの種類を調べます。 .Nm mtrace は応答がないルータを越えて 3 ホップ (これは .Fl e オプションで変更可能) へ、応答を返す能力がないとしてもその要求の転送は できるであろうと想定して、問い合わせを試みます。 .Sh 使用例 .Nm の出力は 2つのセクションからなります。最初のセクションではホップが問い 合わされた順、すなわち .Ar source から .Ar receiver への逆順で簡潔にリストされます。各々のホップについて、ホップ番号 (逆経路 であることを示すように負の数でカウントされる)、マルチキャスト ルーティングプロトコル (DVMRP、MOSPF、PIM など)、データの転送 (上向きの矢印で 示されたリストでの前のホップへの転送) 要求のスレッショルド、問い合わせ がそのホップへ届くまでの遅れの累積 (クロックが同期している時のみ有効) が 1 行で表示されます。最初のセクションの最後には、問い合わせが発行さ れてから応答を受信するまでの間隔をローカルのシステムクロックで計測した ラウンドトリップ時間と、パケットがこの経路を通って行き来するのに必要な ttl の合計が表示されます。以下に使い方とその出力の例を示します。 .Pp .nf .ft C oak.isi.edu 80# mtrace -l caraway.lcs.mit.edu 224.2.0.3 Mtrace from 18.26.0.170 to 128.9.160.100 via group 224.2.0.3 Querying full reverse path... 0 oak.isi.edu (128.9.160.100) -1 cub.isi.edu (128.9.160.153) DVMRP thresh^ 1 3 ms -2 la.dart.net (140.173.128.1) DVMRP thresh^ 1 14 ms -3 dc.dart.net (140.173.64.1) DVMRP thresh^ 1 50 ms -4 bbn.dart.net (140.173.32.1) DVMRP thresh^ 1 63 ms -5 mit.dart.net (140.173.48.2) DVMRP thresh^ 1 71 ms -6 caraway.lcs.mit.edu (18.26.0.170) Round trip time 124 ms; total ttl of 6 required. .fi .Pp あるホップがパケットを転送するのにデフォルトの経路を使っていることを報 告すれば、 .Em [default] がそのホップの後に表示されます。 .Fl v フラグが指定されていれば、そのパケットを転送するのに使われた経路が .Em [18.26.0/24] の形式で表示されます。 .Pp 2 番目のセクションでは転送の経路が図によって表示されます。データの流れ は下向きの矢印で表され、問い合わせの経路は上向きの矢印で表されます。各 ホップでは、ルータの入力アドレスと出力アドレスが違っていれば、それらの アドレスが、そのホップパケットを転送するのに必要な ttl の初期値と、 両端のルータのクロックが同期していると想定した場合のホップにまたがった 伝搬遅れとともに表示されます。このセクションの右半分は 2 組の統計情報か ら構成されます。最初のカラムには各ホップでの全てのトラフィックについて の平均のパケットレートが表示されます。残りのカラムでは消失したパケット の数、送信したパケットの数、消失したパーセンテージ、それに平均パケット レートが各ホップについて表示されます。これらの統計情報は上で解説したよ うにトレース間の差とホップ間の差から計算されます。最初のグループでは、 あるホップでのインタフェースにおける全流出トラフィックと次のホップでの全流入 トラフィックの統計情報が表示されます。2 番目のグループでは、指定された .Ar source から指定された .Ar group への転送トラフィックのみについての統計情報が表示されます。統計の最初の グループは .Fl T オプションを使って消失レートを含ませることもできます。しかし、これらの 数字は大幅な誤差を含む可能性があり、これらを適切に解釈するためには ルータについての詳細な知識が要求されるでしょう。 .Pp これらの統計情報は各々のホップにつき 1 行か 2 行で表示されます。 オプションが何も指定されていないと、この出力中の 2 番目のセクションは最初 のトレースからおよそ 10 秒後に 1 度のみ表示されます。各ホップにつき 1 行にその 10 秒間での統計情報を表示します。もし .Fl l オプションが指定されていると、2 番目のセクションは 10 秒ごとに繰り返さ れ、各ホップにつき 2 行が表示されます。最初の行ではそれまでの 10 秒間 における統計が表示され、2 番目の行で最初のトレースからの累積の統計情報 が表示されます。下の例ではこれは 101 秒間での統計となっています。 .Fl s オプションが指定されるか、マルチキャストグループが指定されていると、こ の出力での 2 番目のセクションは省略されます。 .ie t \{\ .ft C . ie \w'i'<>\w'm' \{\" looks like this is not proper Courier font (If this example is not properly columned with a fixed-width font, get .B groff and try again.) . \} .\} .Pp .ft C .nf Waiting to accumulate statistics... Results after 101 seconds: Source Response Dest Overall Packet Statistics For Traffic From 18.26.0.170 128.9.160.100 Packet 18.26.0.170 To 224.2.0.3 | __/ rtt 125 ms Rate Lost/Sent = Pct Rate v / hop 65 ms ------- --------------------- 18.26.0.144 140.173.48.2 mit.dart.net | ^ ttl 1 0 pps 0/2 = --% 0 pps v | hop 8 ms 0 pps 0/18 = 0% 0 pps 140.173.48.1 140.173.32.1 bbn.dart.net | ^ ttl 2 0 pps 0/2 = --% 0 pps v | hop 12 ms 0 pps 0/18 = 0% 0 pps 140.173.32.2 140.173.64.1 dc.dart.net | ^ ttl 3 27 pps 0/2 = --% 0 pps v | hop 34 ms 26 pps 0/18 = 0% 0 pps 140.173.64.2 140.173.128.1 la.dart.net | ^ ttl 4 83 pps 0/2 = --% 0 pps v | hop 11 ms 79 pps 0/18 = 0% 0 pps 140.173.128.2 128.9.160.153 cub.isi.edu | \\__ ttl 5 83 pps ?/2 0 pps v \\ hop -8 ms 79 pps ?/18 0 pps 128.9.160.100 128.9.160.100 Receiver Query Source .fi .Pp パケットのカウント数はトレースの問い合わせが伝搬するとともに変化するた め、統計情報中には小さな誤差 (1 か 2 のずれ) が含まれることがあります。 しかし、これらの誤差は累積されるべきではないため、累積統計行ではあらた なトレースが 10 秒ごとに実行されるたびに精度が増さなければなりません。 大きな誤差の要因としては 2 つあり、このいずれもマイナスのロスとして現われます。 .Pp あるノードへの入力カウントが他のノードがアタッチされているマルチアクセス ネットワークからのものであれば、入力カウントはアタッチされている全てのノード からの出力カウントの総和となります (もしくは近くなります) が、トレースし ている経路上のその前のホップからの出力カウントはその単なる一部分となり ます。そのため、出力カウントから入力カウントを引いたものはマイナスの値 になります。 .Pp SunOS およびその他のシステムにおける DVMRP マルチキャスト転送ソフトウェアの リリース 3.3 では、ルータにおいて生成されたマルチキャストパケット はインタフェースに入力されていない場合においても、入力されたものとし てカウントされます。これは上の例において見ることのできるマイナスのロス となります。 .Pp これらのマイナスのロスはプラスのロスを隠してしまうことが あることに注意してください。 .Pp この例ではまた、1 つマイナスのホップの時間が表示されています。これは 単にそのホップ間でのシステムクロックが同期していないことを示しています。 この例ではまた、送られたパケットの数が 10 より少ない時には、パーセンテージの 値は統計的に有効ではないため、ロスのパーセンテージが 2 つのダッシュ として表示されることも示しています。 .Pp 2 番目の例では ローカルでない receiver へのトレースを示します。問い合 わせは .Fl g オプションによって最終ホップのルータに送られます。この例では、全逆経路 のトレースが、マルチキャストトレースルート機能が実装されていない 古いバージョンの .Nm mrouted が動作しているノードがあるために応答なしの結果となっており、そのため .Nm は hop-by-hop モードに切り替わっています。\*(lqOutput pruned\*(rq の エラーコードはグループ 224.2.143.24 へのトラフィックが転送されていないこ とを示しています。 .Pp .nf .ft C oak.isi.edu 108# mtrace -g 140.173.48.2 204.62.246.73 \\ butter.lcs.mit.edu 224.2.143.24 Mtrace from 204.62.246.73 to 18.26.0.151 via group 224.2.143.24 Querying full reverse path... * switching to hop-by-hop: 0 butter.lcs.mit.edu (18.26.0.151) -1 jam.lcs.mit.edu (18.26.0.144) DVMRP thresh^ 1 33 ms Output pruned -2 bbn.dart.net (140.173.48.1) DVMRP thresh^ 1 36 ms -3 dc.dart.net (140.173.32.2) DVMRP thresh^ 1 44 ms -4 darpa.dart.net (140.173.240.2) DVMRP thresh^ 16 47 ms -5 * * * noc.hpc.org (192.187.8.2) [mrouted 2.2] didn't respond Round trip time 95 ms .fi .Sh 作者 .An Ajit Thyagarajan によって書かれた最初のプロトタイプをベースにして、 .An Steve Casner によって実装されました。マルチキャストトレースルートの メカニズムは .An Steve Casner , .An Steve Deering , .An Dino Farinacci , .An Deb Agrawal の助けを得て、 .An Van Jacobson によって設計され、 .An Ajit Thyagarajan と .An Bill Fenner によって .Nm mrouted に実装されました。オプションの構文と .Nm の出力形式は、 .An Van Jacobson によって書かれたユニキャストの .Nm traceroute をモデルにしています。 .Sh 関連項目 .Xr map-mbone 8 , .Xr mrinfo 8 , .Xr mrouted 8 , .Xr traceroute 8 .Sh バグ .Pp 受動モードでの統計収集は、能動的にデータを収集しているときと常に同じ 出力とはなりません。 diff --git a/ja/man/man8/pam.8 b/ja/man/man8/pam.8 index 1287b4d837..985142f72d 100644 --- a/ja/man/man8/pam.8 +++ b/ja/man/man8/pam.8 @@ -1,276 +1,277 @@ .\" Hey Emacs! This file is -*- nroff -*- source. .\" %Id: pam.8,v 1.2 1997/02/15 18:37:27 morgan Exp % .\" Copyright (c) Andrew G. Morgan 1996-7 +.\" jpman %Id: pam.8,v 1.2 1999/02/10 12:44:48 horikawa Chk % .TH PAM 8 "1997 Feb 9" "PAM 0.56" "PAM Manual" .SH 名称 PAM \- プラグ可能認証モジュール群 .SH 書式 .B /etc/pam.conf .sp 2 .SH 解説 本マニュアルの目的は、 .B PAM のクイックイントロダクションです。 更なる情報は、 .B "Linux-PAM system administrators' guide" を御覧ください。 .sp .BR PAM は、システム上でアプリケーション (サービス) の認証作業を行う ライブラリシステムです。 本ライブラリが提供する 一般的な不変のインタフェース (アプリケーションプログラミングインタフェース - API) は、 .RB ( login "(1) " や .BR su "(1)) " のような特権許可プログラムの標準の認証作業の実行を遅らせます。 .sp PAM アプローチの基本機能は、認証の種類を動的に設定可能とすることです。 言い換えると、個々のサービス提供アプリケーションがユーザを認証する方法を、 システム管理者は自由に選択できます。 この動的設定は、単一の .BR PAM 設定ファイル .BR /etc/pam.conf の内容で設定されます。 また、ディレクトリ .B /etc/pam.d/ に個々の設定ファイルを置くことで、設定を行うこともできます。 .IB "このディレクトリがあると " PAM " は " .BI /etc/pam.conf " を無視します。" .sp このマニュアルが対象とするシステム管理者にとっては、 .BR PAM ライブラリの内部動作を理解することは最重要ではありません。 理解すべき重要なことは、設定ファイルがアプリケーション .RB ( サービス ) と実際に認証作業を行うプラグ可能認証モジュール .RB ( PAM ) との間の接続を .I 定義する ことです。 .sp .BR PAM は、 .I 認証 作業を次の 4 個の独立した管理グループに分割します: .BR "account" " management (アカウント管理); " .BR "auth" "entication management (認証管理); " .BR "password" " management (パスワード管理); " .BR "session" " management (セッション管理)。" (設定ファイルでグループを表すために使用する短縮形を目立たさせています。) .sp 簡単に言うと、これらのグループは、 制限されたサービスに対する典型的なユーザ要求の異なった側面の面倒をみています。 .sp .BR account " - " アカウント証明型のサービスを提供します。 「ユーザのパスワードが無効になったか?」 「このユーザが要求するサービスにアクセスを許されているか?」 といった事柄を扱います。 .br .BR auth "entication - " ユーザが名乗っている人物であることを確定します。 典型的には、ユーザが満すべき「挑戦 - 応答」の要求で実現されます。 例えば「あなたが名乗っているその人であるなら、 あなたのパスワードを入力してください。」が該当します。 全部の認証がこの型であるわけではなく、 (スマートカードや生物測定学デバイスなどを使用する) ハードウェアベースの認証方法があり、 適切なモジュールを使用することで、 より標準的な認証アプローチをシームレスに置き換え可能です - これが .BR PAM の柔軟性です。 .br .BR password " - " このグループの責任は、認証機構を更新することです。 典型的には、このようなサービスは .BR auth グループのサービスと強力な結び付きがあります。 認証機構によっては、自己の更新をこの機能に任せているものがあります。 標準の UN*X のパスワードベースのアクセスは、明かな例です。 「代わりのパスワードを入力してください。」がこれに該当します。 .br .BR session " - " このグループの仕事は、サービス提供の前後に実行されるべきことをカバーします。 このような作業には、認証記録の維持と、 ユーザのホームディレクトリのマウントが含まれます。 開始時と終了時にモジュールへのフックを提供することにより、 ユーザが利用可能なサービスに影響を与えますので、 .BR session 管理グループは重要です。 .SH 設定ファイル .BR PAM を意識した特権許可アプリケーションは、 開始時に PAM-API への取り付けを起動します。 この起動により多くの作業が行われますが、 最重要事項は設定ファイル .BR /etc/pam.conf の読み込みです。 これは、 .BR /etc/pam.d/ ディレクトリの内容であることもあります。 これらのファイルは、サービスが要求する認証作業を行う .BR PAM と、個々の .BR PAM が失敗したときの PAM-API の適切な動作をリストします。 .sp .B /etc/pam.conf 設定ファイルの文法は次の通りです。 ファイルはルールのリストから構成されます。 個々のルールは典型的には単一行ですが、 `\\' で行末をエスケープすることで複数行に渡ることが可能です。 コメントは、前に `#' マークを置き、行末まで続きます。 .sp 各ルールは、空白で区切ったトークンの集合です。 最初の 3 つは大文字小文字を区別します: .sp .br .BR " service type control module-path module-arguments" .sp .B /etc/pam.d/ ディレクトリ中のファイルの文法は、 .I service フィールドが無い以外は同じです。 この場合、 .I service は .B /etc/pam.d/ ディレクトリ中のファイルの名前です。 このファイル名は小文字であることが必要です。 .sp .BR PAM の重要機能は、 ある認証作業用に多くの PAM のサービスを組合せる目的で、多くのルールを .I 積み重ね可能 ということです。 .sp .BR service は、典型的には対応するアプリケーションの親しみのある名前です。 .BR login や .BR su は良い例です。 .BR service " の名前 " other は .I デフォルト ルールを与えるために予約されています。 現在のサービスに関して言及する行のみが (そのような行が存在しない場合は .BR other エントリが)、指定したアプリケーションに関連付けられます。 .sp .BR type は、ルールが対応する管理グループです。 後続するモジュールがどの管理グループに関連付けられるべきかを 指定するために使用されます。 有効なエントリは .BR account "; " .BR auth "; " .BR password "; " .BR session です。 これらのトークンの意味は前述してあります。 .sp 第 3 のフィールド .BR control は、PAM-API がこの認証作業に失敗したときにどうすべきかを示します。 有効な .BR control の値は次の通りです。 .BR requisite - この PAM が失敗すると、認証処理は即時停止します; .BR required - この PAM が失敗すると、究極的には PAM-API は失敗を返しますが、 それはこの .RB "(" service および .BR type の) 積み重なっているモジュールの残りを起動した後です; .BR sufficient - この種のモジュールが成功すると、 モジュールの積み重ねの認証条件を満します (これより前の .BR required モジュールが失敗していた場合、このモジュールの成功は .I 無視 されます); .BR optional - この .BR service "+" type に関連付けられているモジュールの積み重ねにおける唯一のモジュールである 場合のみ、このモジュールの成否は意味を持ちます。 .sp .BR module-path - アプリケーションが使用する PAM の完全なファイル名です。 .sp .BR module-arguments - 空白で区切られたトークンのリストであり、 指定した PAM の特定の動作を修正するために使用可能です。 引数については、個々のモジュールについて記述されているでしょう。 .SH 関連ファイル .BR /etc/pam.conf " - 設定ファイル。" .br .BR /etc/pam.d/ " - " .BR PAM の設定ディレクトリ。本ディレクトリが存在する場合、 .B /etc/pam.conf ファイルは無視されます。 .br .BR /usr/lib/libpam.so.X " - 動的ライブラリ。" .br .BR /usr/lib/pam_*.so " - PAM。 .SH エラー ライブラリの .BR PAM システムが発生する典型的なエラーは、 .BR syslog "(3)" に書き込まれます。 .SH 準拠 DCE-RFC 86.0, October 1995. .br 現在 DCE-RFC 委員会で考察されている追加機能があります。 .SH バグ .sp 2 知られているものはありません。 .SH 関連項目 .BR "システム管理者用" "、" .BR "モジュール開発者用" "、" .BR "アプリケーション開発者用 の、3 つの .BR Linux-PAM ガイド。 diff --git a/ja/man/man8/usbd.8 b/ja/man/man8/usbd.8 index 8c67477557..f1f6f59ccd 100644 --- a/ja/man/man8/usbd.8 +++ b/ja/man/man8/usbd.8 @@ -1,84 +1,83 @@ .\" %NetBSD: usbd.8,v 1.2 1998/07/13 11:01:50 augustss Exp % .\" FreeBSD %Id: usbd.8,v 1.2 1998/12/14 09:40:14 n_hibma Exp % -.\" jpman %Id: usbd.8,v 1.2 1999/02/07 01:25:13 yohta Stab % +.\" jpman %Id: usbd.8,v 1.3 1999/02/11 07:46:58 horikawa Stab % .\" Copyright (c) 1998 The NetBSD Foundation, Inc. .\" All rights reserved. .\" .\" Author: Lennart Augustsson .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the NetBSD .\" Foundation, Inc. and its contributors. .\" 4. Neither the name of The NetBSD Foundation nor the names of its .\" contributors may be used to endorse or promote products derived .\" from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE NETBSD FOUNDATION, INC. AND CONTRIBUTORS .\" ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED .\" TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR .\" PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE FOUNDATION OR CONTRIBUTORS .\" BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR .\" CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF .\" SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS .\" INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN .\" CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) .\" ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE .\" POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" .Dd July 12, 1998 .Dt USBD 8 .Os .Sh 名称 .Nm usbd .Nd USB の 抜き差しを管理する .Sh 書式 .Nm .Op Fl d .Op Fl f Ar device .Op Fl t Ar timeout .Op Fl v .Sh 解説 .Nm は USB 機器の取り付けと取り外しを扱います。 .Pp -オプションは以下のとおりです: +オプションは次の通りです: .Bl -tag -width Ds .It Fl d 標準出力へのデバッグ情報を有効にします。また制御端末を切り放しません。 .It Fl e 1 回だけデバイスツリー探査を行い、終了します。 .It Fl f Ar device USB コントローラデバイスファイルのパス名を指定します。 1 つより多くの USB コントローラを見るには、 このフラグを繰り返せば良いでしょう。 デフォルトは .Pa /dev/usb0 , .Pa /dev/usb1 , .Pa /dev/usb2 , -と .Pa /dev/usb3 です。 .It Fl t Ar timeout 接続または切断による刺激なしに引き起こされる探査までの -タイムアウト間隔(秒)を設定します。 +タイムアウト間隔 (秒) を設定します。 タイムアウトに 0 を設定すると、タイムアウトしないことを意味します。 デフォルトは 30 です。 .It Fl v 冗長になります。 .El .Sh 関連項目 .Xr usb 4 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Nx 1.4 で登場しました。 diff --git a/ja/man/man8/usbdevs.8 b/ja/man/man8/usbdevs.8 index fd3b73faed..e25e7808da 100644 --- a/ja/man/man8/usbdevs.8 +++ b/ja/man/man8/usbdevs.8 @@ -1,68 +1,68 @@ .\" %NetBSD: usbdevs.8,v 1.3 1998/07/23 13:57:51 augustss Exp % .\" FreeBSD %Id: usbdevs.8,v 1.2 1998/12/14 09:40:15 n_hibma Exp % -.\" jpman %Id: usbdevs.8,v 1.2 1999/02/07 01:26:08 yohta Stab % +.\" jpman %Id: usbdevs.8,v 1.4 1999/02/11 07:49:20 horikawa Stab % .\" Copyright (c) 1998 The NetBSD Foundation, Inc. .\" All rights reserved. .\" .\" Author: Lennart Augustsson .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the NetBSD .\" Foundation, Inc. and its contributors. .\" 4. Neither the name of The NetBSD Foundation nor the names of its .\" contributors may be used to endorse or promote products derived .\" from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE NETBSD FOUNDATION, INC. AND CONTRIBUTORS .\" ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED .\" TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR .\" PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE FOUNDATION OR CONTRIBUTORS .\" BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR .\" CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF .\" SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS .\" INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN .\" CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) .\" ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE .\" POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" .Dd July 12, 1998 .Dt USBDEVS 8 .Os .Sh 名称 .Nm usbdevs .Nd システムに接続されている USB 機器を表示する .Sh 書式 .Nm .Op Fl a Ar addr .Op Fl f Ar dev .Op Fl v .Sh 解説 .Nm -はシステムに接続されているすべての USB 機器について、 +は、システムに接続されているすべての USB 機器を、 それぞれの機器に関する多少の情報と共に表示します。 各行のインデントは root からの距離を示しています。 .Pp -オプションは以下のとおりです: +オプションは次の通りです: .Bl -tag -width Ds .It Fl a Ar addr 指定されたアドレスにある機器の情報のみを表示します。 .It Fl f Ar dev 指定された USB コントローラの情報のみを表示します。 .It Fl v 冗長になります。 .El .Sh 関連項目 .Xr usb 4 .Sh 歴史 コマンドは .Nx 1.4 で登場しました。 diff --git a/ja/man/man8/vinum.8 b/ja/man/man8/vinum.8 index 52e84caf64..80bdd4df6b 100644 --- a/ja/man/man8/vinum.8 +++ b/ja/man/man8/vinum.8 @@ -1,1266 +1,1266 @@ .\" Hey, Emacs, edit this file in -*- nroff-fill -*- mode .\" .\" jpman %Id: vinum.8,v 1.3 1999/01/05 15:15:53 horikawa Stab % .\" WORD: attach 結合 (する) .Dd 15 January 1999 .Dt vinum 8 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm vinum .Nd 論理ボリュームマネージャの制御プログラム .Sh 書式 .Nm .Op command .Op Fl options .Sh コマンド .Cd create .Ar description-file .in +1i .Ar description-file の記述に従ってボリュームを作成します。 .in .\" XXX remove this .Cd attach Ar plex Ar volume .Op Nm rename .Cd attach Ar subdisk Ar plex Ar [offset] .Op Nm rename .in +1i プレックスをボリュームに、またはサブディスクをプレックスに結合します。 .in .\" XXX remove this .Cd debug .in +1i ボリュームマネージャをカーネルデバッガに移行させます。 .in .Cd debug .Ar flags .in +1i デバッグフラグを設定します。 .in .Cd detach .Op Ar plex | subdisk .in +1i 結合されていたボリュームやプレックスから、プレックスやサブディスクを分離します。 .in .Cd info .Op Fl v .in +1i ボリュームマネージャの状態を表示します。 .in .Cd init .Op Fl v .in +1i .\" XXX 配下の全サブディスクに 0 を書き込んでそのプレックスを初期化します。 .in .Cd label .Ar volume .in +1i ボリュームラベルを作成します。 .in .Cd list .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume | plex | subdisk .in +1i 指定したオブジェクトの情報を表示します。 .in .Cd l .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume | plex | subdisk .in +1i 指定したオブジェクトの情報を表示します ( .Cd list コマンドの別形式)。 .in .Cd ld .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume .in +1i ドライブの情報を表示します。 .in .Cd ls .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op subdisk .in +1i サブディスクの情報を表示します。 .in .Cd lp .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op plex .in +1i プレックスの情報を表示します。 .in .Cd lv .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume .in +1i ボリュームの情報を表示します。 .in .Cd makedev .in +1i .Ar /dev/vinum にデバイスノードを再作成します。 .in .Cd quit .in +1i 対話モード時に、 .Nm プログラムを終了します。通常 .Ar EOF 文字を入力することにより実現できます。 .in .Cd read .Ar disk Op disk... .in +1i 指定したディスクから .Nm の設定を読み出します。 .in .Cd rename Op Fl r .Ar [ drive | subdisk | plex | volume ] .Ar newname .in +1i 指定したオブジェクトの名前を変更します。 .ig .XXX .in .Cd replace .Ar [ subdisk | plex ] .Ar newobject .in +1i オブジェクトを同一の他のオブジェクトと入れ換えます。XXX まだ実装されていません。 .. .in .Cd resetconfig .in +1i すべての .Nm の設定をリセットします。 .in .Cd resetstats .Op Fl r .Op volume | plex | subdisk .in +1i 指定したオブジェクトの統計情報をリセットします。指定がない場合はすべての オブジェクトが対象です。 .in .Cd rm .Op Fl f .Op Fl r .Ar volume | plex | subdisk .in +1i オブジェクトを削除します。 .in .ig XXX .Cd set .Op Fl f .Ar state .Ar volume | plex | subdisk | disk .in +1i オブジェクトの状態を \fIstate\fP\| に設定します。 .in .. .Cd setdaemon .Op value .in +1i デーモンの設定を与えます。 .in .Cd start .Op volume | plex | subdisk .in +1i システムがオブジェクトへアクセスできるようにします。 .in .Cd stop .Op Fl f .Op volume | plex | subdisk .in +1i オブジェクトへのアクセスを終了させます。 .in .Sh 解説 .Nm は \fBVinum\fP\| 論理ボリュームマネージャと通信するための ユーティリティプログラムです。 ボリュームマネージャの詳細については .Xr vinum 4 を参照してください。 .Xr vinum 8 は対話形式と、単独のコマンドを実行する形式のいずれも実行可能になっています。 コマンドを伴わずに .Nm を起動すると対話形式になる一方、引数としてコマンドを指定するとそのコマンド だけを実行します。 対話モードでは、 .Nm はコマンドラインヒストリを保持します。 .Ss オプション .Nm のコマンドにはオプションを付加することができます。どのコマンドにも 下記オプションのどれでも指定することができますが、指定しても変化がない場合も あります。 その場合にはそのオプションは無視されます。例えば、 .Nm stop コマンドは .Fl v オプションと .Fl V オプションを無視します。 .Bl -hang .It Cd -v .Nm -v オプションはどのコマンドにも使えて、より詳細な情報を引き出します。 .It Cd -V .Nm -V オプションはどのコマンドにも使えて、 .Nm -v オプションが表示するものよりさらに詳細な情報を引き出します。 .It Cd -f .Nm -f オプションは安全性の確認を無効にします。細心の注意を払って 使用して下さい。 このオプションは緊急時にのみ使用するものです。例えば、 コマンド .Bd -unfilled -offset indent rm -f myvolume .Ed .Pp は .Nm myvolume がオープンされていたとしても削除します。以降、このボリュームに アクセスすると、ほぼ確実にパニックを起こします。 .It Cd -r .Nm -r (``recursive: 再帰的'') オプションは表示系のコマンドで使い、 指示したオブジェクト だけでなく、配下のオブジェクトの情報も表示します。 例えば、 .Nm lv コマンドとともに使われる場合、 .Nm -r オプションは対象のボリュームに属するプレックスとサブディスクの情報も表示します。 .It Cd -s .Nm -s オプションは表示系のコマンドで統計情報を表示するために使います。 .El .Pp .Ss コマンドの詳細 .Pp .Nm コマンドは以下の機能を実行します。 .Bl -hang .It Nm attach Ar plex Ar volume .Op Nm rename .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm attach Ar subdisk Ar plex Ar [offset] .Op Nm rename .sp .Nm .Ar attach は指定されたプレックスやサブディスクをそれぞれボリュームやプレックスに 組み込みます。サブディスクに ついては、プレックス中の始点 (オフセット) を指定することができます。 指定がない場合、 サブディスクは有効な最初の位置に結合されます。空でないボリュームにプレックスが 結合されると、 .Nm はそのプレックスを再統合します。 .Pp .Nm rename キーワードが指定されると、 .Nm はオブジェクトの (プレックスの場合には配下のサブディスクの) 名前を変更して デフォルトの .Nm 命名規則に合わせます。 .Pp サブディスク結合に際しては、いくつか考慮すべきことがあります: .Bl -bullet .It サブディスクの結合対象は、通常、コンカチネート化プレックスのみです。 .It ストライプ化プレックスおよび RAID-5 プレックスにおいて サブディスクが失われた場合 (例えばドライブの故障後など)、 当該サブディスクを置き換えられるのは同じ大きさのサブディスクだけです。 別のサブディスクを結合することは、現在許されていません。 .It コンカチネート化プレックスに対しては、 .Ar offset パラメータが、プレックスの先頭からのブロック単位のオフセットを指定します。 ストライプ化プレックスおよび RAID-5 プレックスに対しては、 本パラメータは、サブディスクの最初のブロックのオフセットを指定します。 別の表現をするなら、オフセットは、 サブディスクの数値指定による位置とストライプの大きさとの積になります。 例えば、ブロックの大きさが 256k のプレックスでは、 最初のサブディスクはオフセット 0 に、2 番目のオフセットは 256k に、 3 番目は 512k に、などとなります。 この計算では、RAID-5 プレックスのパリティブロックは無視されます。 .El .It Nm create Ar description-file .sp .Nm .Ar create はどのオブジェクトの作成にも使われます。相互の関連性が比較的複雑で .Nm オブジェクトの作成には潜在的に危険があることを考慮して、この機能には対話的な インタフェースはありません。詳細は後述の設定ファイルの節を参照して下さい。 .It Nm debug .Pp .Nm .Ar debug はリモートカーネルデバッガに入るために使用します。これは .Nm が .Ar VINUMDEBUG オプション付きで作成されている場合にのみ実行可能です。 このオプションはカーネルデバッガから抜け出るまでオペレーティング システムの実行を停止させます。 リモートデバッグが設定されており、 カーネルデバッガへのリモートコネクションがないと、 デバッガから抜け出るためにはシステムをリセットしてリブート することが必要になります。 .It Nm debug .Ar flags .Pp 内部デバッグフラグのビットマスクを設定します。 本製品が改良されるにつれ、このビットマスクは警告無しに変更されるでしょう。 確認のために、ヘッダファイル .Pa sys/dev/vinumvar.h を見てください。 ビットマスクは次の値から構成されます: .Bl -hang .It DEBUG_ADDRESSES (1) .br リクエスト中のバッファ情報を表示します。 .It DEBUG_NUMOUTPUT (2) .br .Dv vp->v_numoutput の値を表示します。 .It DEBUG_RESID (4) .br .Fd complete_rqe においてデバッガに移行します。 .It DEBUG_LASTREQS (8) .br 最新のリクエストのリングバッファを保存します。 .It DEBUG_REVIVECONFLICT (16) .br 再生における衝突に関する情報を表示します。 .It DEBUG_REMOTEGDB (256) .br .Nm debug コマンドが発行されたときに、リモート .Ic gdb に移行します。 .El .It Nm detach Op Fl f .Ar plex .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm detach Op Fl f .Ar subdisk .sp .Nm .Ar detach は指定されたプレックスやサブディスクを、 結合されているボリュームやプレックスから 分離します。分離するとボリュームのデータが欠ける可能性のある 場合、この操作は .Fl f オプションを指定しない限り実行されません。 オブジェクトが上位のオブジェクトに従った名前になっている場合 (例えば、プレックス vol1.p7 に結合されているサブディスク vol1.p7.s0 の場合)、 その名前は頭に ``ex-'' がついたものに変更されます (例えば ex-vol1.p7.s0 に変更されます)。 その後の処理で必要であれば、その名前から頭の部分が外されます。 .Pp ストライプ化プレックスおよび RAID-5 プレックスにおいては、 .Nm detach はサブディスク数を減らしません。 その代わり、サブディスクには存在しないという印が付けられ、後で .Nm attach コマンドを使用して交換可能となります。 .It Nm info .br .Nm .Ar info は .Nm のメモリ使用に関する情報を表示します。これは主にデバッグのためのものです。 .Fl v オプションを付けると、使用中のメモリ領域についての詳細な情報を表示します。 .Pp .Fl V オプションを付けると、 .Nm ドライバが扱った最大 64 個までの最近の I/O リクエストに関する情報を、 .Ar info は表示します。 この情報は、デバッグフラグ 8 が設定されているときのみ収集されます。 書式は次のようになります: .Pp .Bd -literal vinum -> info -V Flags: 0x200 1 opens Total of 38 blocks malloced, total memory: 16460 Maximum allocs: 56, malloc table at 0xf0f72dbc Time Event Buf Dev Offset Bytes SD SDoff Doffset Goffset 14:40:00.637758 1VS Write 0xf2361f40 0x5b03 0x10 16384 14:40:00.639280 2LR Write 0xf2361f40 0x5b03 0x10 16384 14:40:00.639294 3RQ Read 0xf2361f40 0x427 0x104109 8192 19 0 0 0 14:40:00.639455 3RQ Read 0xf2361f40 0x417 0xd2109 8192 17 0 0 0 14:40:00.639529 3RQ Read 0xf2361f40 0x40f 0x6e109 8192 16 0 0 0 14:40:00.652978 4DN Read 0xf2361f40 0x427 0x104109 8192 19 0 0 0 14:40:00.667040 4DN Read 0xf2361f40 0x40f 0x6e109 8192 16 0 0 0 14:40:00.668556 4DN Read 0xf2361f40 0x417 0xd2109 8192 17 0 0 0 14:40:00.669777 6RP Write 0xf2361f40 0x427 0x104109 8192 19 0 0 0 14:40:00.685547 4DN Write 0xf2361f40 0x427 0x104109 8192 19 0 0 0 .Ed .Pp .Ar Buf フィールドは、ユーザバッファヘッダのアドレスを常に含みます。 ユーザリクエストに関連付けられるリクエスト (複数可) を識別するために 使用できますが、100% 信頼できるものというわけではありません: 理論的には、シーケンス中の 2 個のリクエストが同じバッファヘッダを使い得ますが、 これは一般的ではありません。 リクエストの先頭は、イベント .Ar 1VS で識別可能です。 前記の例では、複数のリクエストが単一のユーザリクエストに含まれています。 .Pp .Ar Event フィールドは、 リクエストチェーン中のイベントシーケンスに関連する情報を含みます。 .Ar 1 から .Ar 6 までの数字はイベントの大まかなシーケンスを示し、 2 文字の省略形は位置のニーモニックです。 .Bl -hang .It 1VS (vinum の strategy) .Fd vinumstrategy の入口にある、ユーザリクエストに関する情報を表示します。 デバイス番号は .Nm デバイスであり、オフセットと長さはユーザパラメータです。 本ニーモニックは、常にリクエストシーケンスの先頭になります。 .It 2LR (リクエスト発行) 関数 .Fd launch_requests において低レベル .Nm リクエストを発行する直前の、ユーザリクエストを表示します。 パラメータは .Ar 1VS の情報と同じはずです。 .Pp ここから後のリクエストでは、利用可能である場合、 .Ar Dev は関連付けられたディスクパーティションのデバイス番号であり、 .Ar Offset はパーティションの先頭からのオフセットであり、 .Ar SD は .Dv vinum_conf 中のサブディスクインデックスであり。 .Ar SDoff はサブディスクの先頭からのオフセットであり、 .Ar Doffset は関連付けられたデータリクエストのオフセットであり、 .Ar Goffset は関連付けられたグループリクエストのオフセットです。 .It 3RQ (リクエスト) 高レベルのリクエストを満たすために発行される、 いくつかありうる低レベル .Nm リクエストのうちのひとつを表示します。 この情報は、 .Fd launch_requests においても記録されます。 .It 4DN (完了) .Fd complete_rqe から呼ばれ、リクエストの完了を表示します。 この完了は、ステージ .Ar 4DN において .Fd launch_requests から発行されたリクエストか、またはステージ .Ar 5RD か .Ar 6RP の .Fd complete_raid5_write から発行されたリクエストにマッチするはずです。 .It 5RD (RAID-5 データ) .Fd complete_raid5_write から呼ばれ、 パリティ計算後に RAID-5 データストライプへ書き込まれたデータを表現します。 .It 6RP (RAID-5 パリティ) .Fd complete_raid5_write から呼ばれ、 パリティ計算後に RAID-5 パリティストライプへ書き込まれたデータを表現します。 .El .\" XXX .It Nm init Ar plex .Pp .Nm .Ar init は指定したプレックスのすべてのサブディスクに 0 を書き込んでプレックスを初期化 します。これはプレックス中のデータに矛盾のないことを確実にする唯一の方法です。 RAID-5 プレックスの使用前には、この初期化が必要です。 他の新規プレックスに対しても、この初期化を推奨します。 .Pp .Nm はプレックス中のすべてのサブディスクを並行して初期化します。 この操作には長い時間が かかるため、バックグラウンドで実行されます。 .Nm は初期化が完了するとコンソールメッセージを出力します。 .It Nm label .Ar volume .Pp .Nm label コマンドは、ボリュームに .Ar ufs 形式のボリュームラベルを書き込みます。これは適切に .Ar disklabel を呼び出すことに対しての、単純な代替方法です。 いくつかの .Ar ufs コマンドはラベルを入手するために正規の .Ar ioctl コールを使わず、依然としてラベルを捜してディスクの読み込みを行う ため、このコマンドは必要になります。 .Nm はボリュームのデータとは別にボリュームラベルを保持しているため、この コマンドは .Ar newfs 用には必要ありません。 このコマンドの価値は低下しています。 .Pp .It Nm list .Op Fl r .Op Fl V .Op volume | plex | subdisk .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm l .Op Fl r .Op Fl V .Op volume | plex | subdisk .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm ld .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm ls .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op subdisk .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm lp .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op plex .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm lv .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume .Pp .Ar list は指定したオブジェクトの情報を表示するために使われます。引数が省略されると .Nm が認識しているすべてのオブジェクトについての情報が表示されます。 .Ar l コマンドは .Ar list と同じものです。 .Pp .Fl r オプションはボリュームとプレックスに関連します。 指定されると、そのオブジェクト配下のサブディスクと (ボリュームに対しては) プレックスの情報を再帰的に表示します。 .Ar lv , .Ar lp , .Ar ls , .Ar ld のコマンドは、それぞれボリューム、プレックス、サブディスク、そしてドライブの 情報だけを表示します。これはパラメータを指定しないで使う場合に特に有用です。 .Pp .Fl s オプションで .Nm は装置の統計情報を出力するようになり、 .Op Fl v (verbose: 饒舌な) オプションはいくらかの付加情報を出力させ、 そして .Op Fl V は数多くの付加情報を出力させます。 .It Nm makedev .br .Nm makedev コマンドは、ディレクトリ /dev/vinum を除去した上で、 現在の設定を反映するようなデバイスノードと共にこのディレクトリを再作成します。 本コマンドは、通常の場合に使用されることを意図していません。 非常時にのみ使用するために提供しています。 .Pp .It Nm quit 対話モードで実行中のときに、 .Nm プログラムを終了します。通常は、文字 .Ar EOF を入力することで実現できます。 .It Nm read .Ar disk Op disk... .Pp .Nm read コマンドは、指定したディスクを走査し、作成済の設定情報を含む .Nm パーティションを探します。 そして、最近更新されたものから過去に更新されたものの順番で、 -設定を読み込みます。通常、この方法で -.Nm -を起動します。 +設定を読み込みます。 .Nm は最新のすべての設定情報を各ディスクパーティションに保持しています。 このコマンドの パラメータとして、構成の中の全パーティションを指定する必要があります。 .Nm .Nm read は非 Vinum パーティションの名前を受け付けますので、 .Nm パーティションが存在するかもしれない全パーティションを、 本コマンドに指定することができます .It Nm rename .Op Fl r .Ar [ drive | subdisk | plex | volume ] .Ar newname .Pp 指定したオブジェクトの名前を変更します。 .Fl r オプションが指定されると、配下のオブジェクトがデフォルトの規則に従って命名され ます。プレックスの名前はボリューム名に .p\f(BInumber\fP を付加して作られ、 サブディスクの名前はプレックス名に .s\f(BInumber\fP を付加して作られます。 .It Nm replace .Ar [ subdisk | plex ] .Ar newobject .Pp 指定したオブジェクトを同一の他のオブジェクトで置き換えます。このコマンドはまだ 実装されていません。 .It Nm resetconfig .Pp .Nm resetconfig コマンドはシステム内の .Nm 設定を完全に削除します。設定を完全に消去したい場合にだけ使って下さい。 .Nm は確認を求めます。NO FUTURE (前途なし) という語句を以下の通りに入力する必要が あります。 .Bd -unfilled -offset indent # \f(CBvinum resetconfig\f(CW WARNING! This command will completely wipe out your vinum configuration. All data will be lost. If you really want to do this, enter the text NO FUTURE Enter text -> \f(BINO FUTURE\fP Vinum configuration obliterated (訳注: ここから上記テキストの翻訳です) 警告! このコマンドはあなたの vinum 設定を完全に消し去ります。 全データは失われます。本当にこれを実行したい場合は、語句 NO FUTURE を入力して下さい。 入力してください -> \f(BINO FUTURE\fP vinum の設定は削除されました。 (訳注: ここまで上記テキストの翻訳です) .Ed .ft R .Pp メッセージが示すように、どたん場のコマンドです。 既存の設定をもう見たくもないとき以外は、このコマンドを使わないでください。 .It Nm resetstats .Op Fl r .Op volume | plex | subdisk .Pp .Nm は各オブジェクトについて多数の統計カウンタを保持しています。詳細は ヘッダファイル .Fi vinumvar.h を参照して下さい。 .\" XXX 仕上がったらここに入れる これらのカウンタをリセットするためには .Nm resetstats コマンドを使って下さい。 .Fl r オプションも共に指定すると、 .Nm は配下のオブジェクトのカウンタもリセットします。 .It Nm rm .Op Fl f .Op Fl r .Ar volume | plex | subdisk .Pp .Nm rm はオブジェクトを .Nm 設定から消去します。ひとたびオブジェクトが消去されるとそれを復旧する方法は ありません。通常 .Nm はオブジェクトを消去する前に数多くの一貫性確認を行います。 .Fl f オプションを指定すると、 .Nm はこの確認を省略し、オブジェクトを無条件に消去します。このオプションは細心の 注意を払って使用して下さい。ボリューム上のすべてのデータを失うことも あり得ます。 .Pp 通常、 .Nm は配下にプレックスを持つボリュームや、配下にサブディスクを持つプレックスを 消去することを拒否します。 .Fl f フラグを指定すると、 .Nm は無条件にオブジェクトを消去します。または .Fl r (recursive: 再帰的) フラグを使うことで、同様に配下のオブジェクトを 消去することができます。 .Fl r フラグを付けてボリュームを消去すると、プレックスとそれに属するサブディスクも 消去します。 .ig .It Nm set .Op Fl f .Ar state .Ar volume | plex | subdisk | disk .Nm set は指定したオブジェクトに、妥当な状態 (下記「オブジェクト状態」参照) のひとつを セットします。 通常、 .Nm は変更を加える前に非常に多くの一貫性の調査を実行します。 .Fl f オプションを指定すると、 .Nm はこの調査を省略し、無条件に変更を行います。このオプションは大いに注意して 使って下さい。ボリューム上のすべてのデータを失うこともあり得ます。 .\"XXX .Nm このコマンドはまだ実装されていません。 .. .It Nm setdaemon .Op value .Pp .Nm setdaemon は .Nm デーモンの変数ビットマスクを設定します。 本コマンドは一時的なものであり、将来置き換えられます。 現在、ビットマスクにはビット 1 (全アクションを syslog へ記録する) と ビット 4 (設定を更新しない) があります。 オプションビット 4 はエラー回復時に有用かもしれません。 .It Nm start .Op volume | plex | subdisk .Pp .Nm start は 1 つまたはそれ以上の .Nm -オブジェクトを起動します。 -マルチプレックスボリュームの中の 1 つのプレックスを起動するには、 -ボリューム中の他のプレックスからデータをコピーする必要があります。 -これにはしばしば長い時間がかかるため、バックグラウンドで実行されます。 -.ig -XXX -引数なしで起動されると、システムに接続されているすべてのディスクを調べて -BSD パーティション (type 165) を見つけます。そしてパーティションを走査して +オブジェクトを起動します。オブジェクト名を指定しないと、システムが .Nm -パーティションを求めます。これは \fIドライブ\fR\| と呼ばれます。 +ドライブであると知っているディスクを、 +.Nm +は走査します。その後、 +.Nm read +コマンドのところに書いてあるように、設定を読み込みます。 .Nm ドライブにはそのドライブ中のデータについてのすべての情報を持つヘッダが 入っており、その情報としてはプレックスとボリュームを表現するために必要な 他のドライブの名前を含んでいます。 -.\" XXX -.Nm 走査機能はまだ実装されていません。 -.. +.Pp +オブジェクト名が指定されると、 +.Nm +はそれらを開始します。 +.Pp +マルチプレックスボリュームの中の 1 つのプレックスを起動するには、 +ボリューム中の他のプレックスからデータをコピーする必要があります。 +これにはしばしば長い時間がかかるため、バックグラウンドで実行されます。 .It Nm stop .Op Fl f .Op volume | plex | subdisk .Pp .Nm stop は、指定したオブジェクトと配下のオブジェクトに対するアクセスを抑止します。 オブジェクトを設定から削除することはありません。 .Nm start コマンドの後で再度アクセスができるようになります。 .Pp デフォルトでは .Nm は動作中のオブジェクトは削除しません。例えば、動作中のボリュームに結合 されているプレックスは削除できないし、オープン中のボリュームは削除できません。 .Fl f オプションは .Nm にこの確認を省略して無条件に削除するよう指示します。このオプションは 大いに注意し、よく理解した上で使って下さい。もし間違って使うとひどい データ破壊を起こすことがあります。 .El .Ss 設定ファイル .Nm では、 .Nm create コマンドに渡すすべての引数は設定ファイルに入っている必要があります。 設定ファイルのエントリは、ボリュームやプレックスやサブディスクを定義します。 エントリは 1 行に 1 つということ以外には決まった書式はありません。 .Pp 設定ファイルのいくつかの引数では、大きさ (長さ、ストライプ長) を指定します。 これらの長さは、バイト単位でも、512バイトのセクタ数 (\f(CWb\fRを後ろにつける) でも、キロバイト単位 (\f(CWk\fRをつける) でも、メガバイト単位(\f(CWm\fRを つける)でも、またはギガバイト単位 (\f(CWg\fRをつける) でも指定することが できます。これらの数はそれぞれ 2**10、2**20、2**30を表しています。例えば、 \f(CW16777216\fR バイトという値は \f(CW16m\fR とも \f(CW16384k\fR とも \f(CW32768b\fR とも記述することができます。 .Pp 設定ファイルには以下のエントリを記述することができます。 .Pp .Bl -hang -width 4n .It Nm volume .Ar name .Op options .Pp .Ar name という名前でボリュームを定義します。 .Pp オプションには次のものがあります。 .Pp .Bl -hang -width 18n .It Nm plex Ar plexname 指定したプレックスをボリュームに追加します。 .Ar plexname が .Ar * として指定されると、 .Nm は設定ファイル中のボリューム定義の後で、次の妥当なエントリとなり得るプレックス の定義を捜します。 .It Nm readpol Ar policy ボリュームの .Ar read policy (読み込み方針) を定義します。 .Ar policy は .Nm round か .Nm prefer Ar plexname のどちらかです。 .Nm は読み込み要求を、ただ 1 つのプレックスによって満たします。 .Ar round 読み込み方針は、読み込みを別々のプレックスから \fIラウンドロビン\fR\| 方式で 行うように指定します。 .Ar prefer 読み込み方針では、指定したプレックスから毎回読み込みを行います。 .It Nm setupstate マルチプレックスボリュームを作成する際に、すべてのプレックスの内容に一貫性が あると仮定します。通常こうなることはないため、正式には .Nm init コマンドを使って、最初に一貫性のある状態にする必要があります。しかし ストライプ化プレックスとコンカチネート化プレックスの場合には、普通は一貫性が ないままでも問題にはなりません。ボリュームをファイルシステムや スワップパーティションとして使う場合にはディスク上の以前の内容は どうでもよいため、それは無視されます。この危険を受け入れる場合には、 このキーワードを使って下さい。 設定ファイル中でボリュームの直後で定義されるプレックスに対してのみ 適用されます。 後でプレックスをボリュームに追加する場合には、 これらのプレックスを統合する必要があります。 .Pp RAID-5 プレックスには .Nm init を使うことが \fI必要\fP\| なことに注意して下さい。さもないと 1 つのサブディスクに障害が起きた時、大きくデータが破壊されます。 .fi .El .It Nm plex Op options .Pp プレックスを定義します。ボリュームとは異なり、名前は不要です。 オプションには次のものを指定可能です: .Pp .Bl -hang -width 18n .It Nm name Ar plexname プレックスの名前を指定します。プレックスやサブディスクに名前をつける場合には .Ar name キーワードが必要になることに注意して下さい。 .sp .It Nm org Ar organization Op stripesize .Pp プレックスの編成を指定します。 .Ar organization は .Ar concat か .Ar striped か .Ar raid5 のいずれかです。 .Ar striped と .Ar raid5 のプレックスに対しては .Ar stripesize 引数を指定する必要がありますが、 .Ar concat のプレックスに対しては省略する必要があります。 .Ar striped タイプについては各ストライプの幅を指定します。 .Ar raid5 については、グループの大きさを指定します。 グループとはプレックスの一部分であり、 同じサブディスクに入っているすべてのデータのパリティが入っています。 それはプレックスの大きさの約数である必要があり (つまり、プレックスの大きさをストライプの大きさで割ったものは 整数である必要があり)、 ディスクセクタ長 (512バイト) の倍数である必要があります。 .sp 最適な性能のためには、ストライプの大きさは少なくとも 128kB であるべきです。 これより小さくすると、 個々のリクエストが複数のディスクに対して割り当てられることにより、 I/O のアクティビティが非常に増加します。 この割り当てに起因する並行性の増加は、レイテンシを増加させません。 ストライプの大きさの目安は、256kB から 512 kB の間です。 .Pp ストライプ化プレックスは最低 2 つのサブディスクを持つ必要がありますし (そうでないとコンカチネート化プレックスになります)、 それぞれは同じ大きさである必要があります。 RAID-5 プレックスは最低 3 つのサブディスクを持つ必要があり、 それぞれは同じ大きさである必要があります。 実際には RAID-5 プレックスは最低 5 つのサブディスクから構成されるべきです。 .Pp .It Nm volume Ar volume プレックスを、指定したボリュームに追加します。 .Nm volume キーワードが指定されないと、プレックスは設定ファイル中の最後に記述された ボリュームに追加されます。 .sp .It Nm sd Ar sdname Ar offset 指定したサブディスクをプレックスの .Ar offset の位置に追加します。 .br .fi .El .It Nm subdisk Op options .Pp サブディスクを定義します。オプションには次のものを指定可能です: .Pp .Bl -hang -width 18n .nf .sp .It Nm name Ar name サブディスクの名前を指定します。これは必ずしも指定する必要は ありません\(em 上記の「オブジェクトの命名」を参照してください。 サブディスクに名前をつける場合には .Ar name キーワードを指定する必要があることに注意して下さい。 .sp .It Nm plexoffset Ar offset プレックス内のサブディスクの始点を指定します。指定がないと、 .Nm はすでにサブディスクがあればその直後の領域を割り当て、なければ プレックスの先頭から割り当てます。 .sp .It Nm driveoffset Ar offset ドライブ内のサブディスクの始点を指定します。指定がないと、 .Nm はドライブ中で最初の .Ar length バイト連続の空き領域を割り当てます。 .sp .It Nm length Ar length サブディスクの大きさを指定します。このキーワードは必須です。 デフォルト値はありません。 .Nm length は .Nm len と短縮することもできます。 .sp .It Nm plex Ar plex サブディスクが属すプレックスを指定します。デフォルトでは、サブディスクは 最後に記述されたプレックスに属します。 .sp .It Nm drive Ar drive サブディスクが乗るドライブを指定します。デフォルトでは最後に記述された ドライブ上に位置します。 .br .fi .El .It Nm drive Ar name Op options .Pp ドライブを定義します。オプションには次のものを指定可能です: .Pp .Bl -hang -width 18n .It Nm device Ar devicename ドライブが乗るデバイスを指定します。 .El .El .Sh 設定ファイル例 .Bd -literal # vinum 設定ファイル例 # # ドライブ drive drive1 device /dev/da1h drive drive2 device /dev/da2h drive drive3 device /dev/da3h drive drive4 device /dev/da4h drive drive5 device /dev/da5h drive drive6 device /dev/da6h # 1 つのストライプ化プレックスをもつボリューム volume tinyvol - plex org striped 32b + plex org striped 512b sd length 64m drive drive2 sd length 64m drive drive4 volume stripe - plex org striped 32b + plex org striped 512b sd length 512m drive drive2 sd length 512m drive drive4 # 2 つのプレックス volume concat plex org concat sd length 100m drive drive2 sd length 50m drive drive4 plex org concat sd length 150m drive drive4 # 1 つのストライプ化プレックスと 1 つのコンカチネート化プレックスを持つボリューム volume strcon - plex org striped 32b + plex org striped 512b sd length 100m drive drive2 sd length 100m drive drive4 plex org concat sd length 150m drive drive2 sd length 50m drive drive4 # 1 つの RAID-5 プレックスと 1 つのストライプ化プレックスを持つボリューム # RAID-5 ボリュームの方が 1 つのサブディスク分だけ大きいことに注意 volume vol5 plex org striped 64k sd length 1000m drive drive2 sd length 1000m drive drive4 plex org raid5 32k sd length 500m drive drive1 sd length 500m drive drive2 sd length 500m drive drive3 sd length 500m drive drive4 sd length 500m drive drive5 .Ed .Ss ドライブレイアウト上の考慮点 現在、 .Nm ドライブは BSD ディスクパーティションです。それは ファイルシステムの上書きを避けるために .Ar unused タイプである必要があります。 .Nm の後のバージョンではこれは .Ar vinum タイプに変更される予定です。 .Nm disklabel .Ar -e を使用して、パーティションタイプ定義を編集してください。 次の表示は、 .Nm disklabel が示す典型的なパーティションレイアウトです: .Bd -literal 8 partitions: # size offset fstype [fsize bsize bps/cpg] a: 81920 344064 4.2BSD 0 0 0 # (Cyl. 240*- 297*) b: 262144 81920 swap # (Cyl. 57*- 240*) c: 4226725 0 unused 0 0 # (Cyl. 0 - 2955*) e: 81920 0 4.2BSD 0 0 0 # (Cyl. 0 - 57*) f: 1900000 425984 4.2BSD 0 0 0 # (Cyl. 297*- 1626*) g: 1900741 2325984 unused 0 0 0 # (Cyl. 1626*- 2955*) .Ed .sp この例では、パーティション .Nm g を .Nm パーティションとして使用可能です。パーティション .Nm a , .Nm e , .Nm f は、 .Nm UFS ファイルシステムまたは .Nm ccd パーティションとして使用可能です。パーティション .Nm b はスワップパーティションであり、パーティション .Nm c はディスク全体を表現するため他の用途に使用できません。 .Pp .Nm は各パーティションの先頭から 265 セクタを設定情報に使用するため、 サブディスクの最大の大きさはドライブよりも 265 セクタ小さくなります。 .Sh 分かりにくい仕様 (GOTCHAS) 次の事柄はバグではありませんし、存在する理由があるのですが、 混乱を引き起こすものです。 各項目は適切な節において議論されています。 .Bl -enum .It .Nm はデバイスを UFS パーティション上には作成するよう要求されると、 ``wrong partition type'' というエラーメッセージを返します。 パーティションタイプは、現在のところ、``unused'' である必要があります。 .It 複数のプレックスからなるボリューム作成時に、 .Nm はプレックスを自動的には初期化しません。 これは、内容については分からなくても、 これらの間には確かに一貫性がないということを意味しています。 その結果デフォルトでは、 新規作成されたプレックスのうち最初のものを除いたすべての状態を、 .Nm は .Ar 古い (stale) 状態に設定します。 .sp 実際上は、プレックス作成時にその内容に多大な興味を持つ人はいないので、 他のボリュームマネージャはどんなときでも .Ar 起動 (up) に設定して騙します。 .Nm は、新規作成されたプレックスが .Ar 起動 (up) 状態であることを保証するために、2 つの方法を提供します: .Bl -bullet .It プレックスを作成し、それらを .Nm vinum init で初期化します。 .It キーワード .Ar setupstate 付きでボリューム (プレックスではありません) を作成します。 このキーワードは、矛盾が存在しても無視してプレックスの状態を .Ar 起動 (up) 状態にするように、 .Nm に指示します。 .El .It 現在 .Nm がサポートしているコマンドには、実際には不要なものがあります。 私には理解できない理由があるのでしょうが、 .Nm label および .Nm resetconfig のコマンドを使おうとするユーザをしばしば見掛けます。特に .Nm resetconfig は、あらゆる種類の恐しいメッセージを表示するにもかかわらずです。 正当な理由無しに、これらのコマンドを使わないでください。 .It 状態遷移には非常に分り難いものがあります。 事実、これがバグであるのか仕様であるのかは明かではありません。 .Ar reborn サブディスクなどの、奇妙な状態になったオブジェクトを開始できない場合には、 .Nm stop または .Nm stop Ar -f のコマンドを使用して、まず .Ar stopped 状態に遷移させてください。 これが上手くいけば、オブジェクトを開始できるはずです。 簡単な方法では上手くいかなくて、これが唯一の回復手段である場合、 その状況を報告してください。 .It カーネルモジュールを .Ar -DVINUMDEBUG オプション付きで構築した場合、 .Nm vinum(8) もまた .Ar -DVINUMDEBUG オプション付きで構築する必要があります。 なぜなら、両方のコンポーネントで使用されるデータオブジェクトに、 大きさが本オプションに依存しているものがあるからです。 前記のようにしないと、 .Ar Invalid argument というメッセージを表示してコマンドは失敗し、 次のようなコンソールメッセージが記録されます: .Pp .Bd -literal vinumioctl: invalid ioctl from process 247 (vinum): c0e44642 .Ed .Pp 古いバージョンの kld やユーザランドプログラムを使うと、 このエラーが発生することがあります。 .El .\"XXX.Sh BUGS .Sh 関連ファイル .Ar /dev/vinum - .Nm オブジェクトのデバイスノードがあるディレクトリ .br .Ar /dev/vinum/control - .Nm vinum の制御デバイスがあるディレクトリ .br .Ar /dev/vinum/plex - .Nm プレックスのデバイスノードがあるディレクトリ .br .Ar /dev/vinum/sd - .Nm サブディスクのデバイスノードがあるディレクトリ .Sh 関連項目 .Xr vinum 4 , .Xr disklabel 8 , .Nm http://www.lemis.com/vinum.html , .Nm http://www.lemis.com/vinum-debugging.html . .Sh 作者 Greg Lehey .Pa .Sh 歴史 .Nm コマンドは FreeBSD 3.0 から登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/eqn.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/eqn.1 index e9a34fbbcf..b9063fbd07 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/eqn.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/eqn.1 @@ -1,852 +1,852 @@ .\" %Id: eqn.1,v 1.3 1993/08/02 17:42:44 mycroft Exp % -*- nroff -*- .\" jpman %Id: eqn.1,v 1.3 1997/07/26 21:33:56 horikawa Stab % .ie \n(.V<\n(.v .ds tx T\h'-.1667m'\v'.224m'E\v'-.224m'\h'-.125m'X .el .ds tx TeX .\" Like TP, but if specified indent is more than half .\" the current line-length - indent, use the default indent. .de Tp .ie \\n(.$=0:((0\\$1)*2u>(\\n(.lu-\\n(.iu)) .TP .el .TP "\\$1" .. .\" The BSD man macros can't handle " in arguments to font change macros, .\" so use \(ts instead of ". .tr \(ts" .TH EQN 1 "15 January 1995" "Groff Version 1.09" .SH 名称 eqn \- troff 用の数式フォーマッタ .SH 書式 .B eqn [ .B \-rvCNR ] [ .BI \-d cc ] [ .BI \-T name ] [ .BI \-M dir ] [ .BI \-f F ] [ .BI \-s n ] [ .BI \-p n ] [ .BI \-m n ] [ .IR files \|.\|.\|. ] .SH 解説 本マニュアルでは、groff ドキュメントフォーマットシステムの一部である GNU バージョンの .B eqn について記述します。 .B eqn は、 .B troff への入力ファイルに埋め込まれている数式に関する記述をコン パイルし、 .B troff が解釈できる命令列に変換します。通常、 .B groff に .B \-e オプ ションを指定することで、本プログラムは実行されます。文法は UNIX の eqn ととても似かよっています。GNU eqn の出力は UNIX の troff で処理するこ とができないので、GNU troff を用いる必要があります。コマンドラインにファ イル名が指定されなかった場合は、標準入力から読み込みます。ファイルネー ムとして .B \- を指定した場合も標準入力から読み込みます。 .LP .B eqn は .B /usr/share/tmac/eqnrc を検索し、もし存在すれば入力ファイルの処 理に先がけて読み込みを行います。 .B \-R オプションを使うことにより、この動作 を禁止することができます。 .LP GNU eqn は neqn の機能のすべてを提供するものではありません。低解像度の タイプライタのような機器を(単純な入力に対しては十分であるのですが)サポー トしません。 .SH オプション .TP .B \-C 直後にスペースや改行ではない文字が続く .B .EQ と .B .EN を解釈します。 .TP .B \-N 区切り文字から次の区切り文字までの間に改行がくることを禁止します。誤って 閉じる方の 区切り文字をつけ忘れた場合も、以降の処理が正しく行われる可能性が高くなりま す。 .TP .B \-v バージョン番号を表示します。 .TP .B \-r サイズを一つだけ縮小します。 .TP .BI \-m n 最低のポイントサイズを .I n とします。 .B eqn は下付き、上付き文字を .I n より小さなサイズにしません。 .TP .BI \-T name .I name で指定された機器用の出力を行います。実際は、 .I name と いう値 1 のマクロが定義されるだけです。普通は .B eqnrc でこの定義されたマ クロによって出力機器にふさわしい設定がなされます。デフォルトの出力機器 は .B ps です。 .TP .BI \-M dir デフォルトのディレクトリ .B /usr/share/tmac よりも先に指定したディ レクトリ .I dir の eqnrc を探します。 .TP .B \-R .B eqnrc ファイルを読み込みません。 .TP .BI \-f F .BI gfont\ F コマンドと等価です。 .TP .BI \-s n .BI gsize\ n コマンドと等価です。このオプションは使うべきではありま せん。 eqn は、通常、数式が登場した位置のポイントサイズに数式のサイズをあ わせます。 .TP .BI \-p n 上付き、下付き文字が隣接するテキストより .I n ポイント小さくなるようにし ます。このオプションは使うべきではありません。通常 eqn は隣接するテキ ストの 70% のサイズになるように調節します。 -.SH 使用例 +.SH 使用法 ここでは、GNU eqnとUnix eqnの違いのみを解説します。 .LP GNU eqnの新しい特徴のほとんどは、\*(tx に基づいています。 以下には、いくつかの\*(tx と GNU eqn の違いを記述してあります。 もし、あなたが\*(tx を知らないならば、無視した方が安全でしょう。 .SS 自動スペーシング .LP .B eqn は、数式の中の部分それぞれに対して型を与えて、その型を用いて数式 の中の部分の間の間隔をそろえます。 利用できる型には以下のものがあります。 .TP \w'punctuation'u+2n ordinary 1や .IR x のような通常の文字 .TP operator .ds Su \s+5\(*S\s0 .if \n(.g .if !c\(*S .ds Su 積算記号 \*(Su のような大きな演算記号 .TP binary + のような、2項演算子 .TP relation = のような関係記号 .TP opening ( のような括弧開始記号 .TP closing )のような括弧終了記号 .TP punctuation , のような句読点記号 .TP inner 括弧内部に含まれた部分式 .TP suppress オートマチックスペーシングによる位置補正を抑制する .LP 式の中の項の型は、以下に示す二つの方法のどちらかで指定されます。 .TP .BI type\ t\ e 式の中の項で .I e を含むものを、型 .IR t であると指定します。 .I t は、上述の型の中から指定します。 たとえば、 .B times は .RS .IP .B type "binary" \e(mu .RE .IP と定義されます。 マクロ展開を防ぐためにクォーティングする以外は、型の名前はクォー トする必要はありません。 .TP .BI chartype\ t\ text クォートされていない文字のグループは、個々の文字に分割され、 それぞれの文字の型が検索されます。 この変更で、各文字について、それぞれ格納されている文字の型が変更されます。 この指定方法では、 .I text にある文字は、型 .IR t を持つようになります。例えば .RS .IP .B chartype "punctuation" .,;: .RE .IP という指定は、 .B .,;: という文字が、それぞれに句読点記号型を持つことを指定 します。 以後、式の中にこれらの文字が出現した場合は、句読点記号として処理 されます。 型 .I t は、 .B letter や .BR digit という指定も可能です。この場合 .B chartype は、文字のフォントの型を変更します。 詳細は、フォントサブセクションを見て下さい。 .SS 新しいプリミティブ .TP .IB e1\ smallover\ e2 これは .BR over と似ています; .B smallover は .I e1 および .IR e2 のサイズを小さくします; また .I e1 および .I e2 と分数の線との間の垂直幅も小さくなります。 .B over プリミティブは \*(tx のディスプレイスタイルの .B \eover プリミティブに対応します; .B smallover は非ディスプレイスタイルの .B \eover に対応します。 .TP .BI vcenter\ e .I e を数式軸(math axis)にあわせて垂直方向にセンタリングします。 数式軸は垂直位置であり、 これにあわせて + や - といった文字はセンタリングされます; また分数の線の垂直位置にもなります。 例えば、 .B sum はこのように定義されています。 .RS .IP .B { type "operator" vcenter size +5 \e(*S } .RE .TP .IB e1\ accent\ e2 .I e2 を .IR e1 上のアクセントとします。 .I e2 は小文字のレターに対して適正な高さにあると仮定します; .I e2 は、 .I e1 が小文字のレターよりも文字の高さが高かったり低かったりする場合には、 必要に応じて下方に移動されます。 例えば .B hat はこのように定義されています。 .RS .IP .B accent { "^" } .RE .IP .BR dotdot , .BR dot , .BR tilde , .BR vec , .B dyad も .B accent プリミティブを用いて定義されています。 .TP .IB e1\ uaccent\ e2 .I e2 を .IR e1 下のアクセントとします。 .I e2 は下に突き出ていない小文字に対して適正な高さにあると仮定します; .I e2 は、 .I e1 が下に突き出している場合、下方に移動されます。 .B utilde は .B uaccent を使用して定義されており、 ベースライン下の tilde アクセントとなります。 .TP .BI split\ \(ts text \(ts 単なる .RS .IP .I text .RE .IP と同じ効果ですが、 .I text はクオートされているためマクロ展開の対象となりません; .I text は個々の文字に分割され、それぞれの文字の間に空白が調整されます。 .TP .BI nosplit\ text .RS .IP .BI \(ts text \(ts .RE .IP と同じですが、 .I text はクオートされていないためマクロ展開の対象となります; .I text は個々の文字に分割されず、それぞれの文字の間の空白も調整されません。 .TP .IB e\ opprime .B prime の変形であり、 .IR e のオペレータとして作用します。 .BR A\ opprime\ sub\ 1 のような場合、 opprinme は .B prime とは異なる結果となります: .B opprime では .B 1 は prime 文字の真下に挿入され、 .B A の下付き文字となります (数式版組の形式のように)。 一方、 .B prime では .B 1 は prime 文字の下付き文字となります。 .B opprime が前に付くという事は、 .B bar と .BR under が前に付くのと同じ事ですが、 後者は .BR accent , .BR uaccent 以外の他の全ての文字よりも高くなります。 クオートされていないテキスト中では、 最初の文字ではない .B ' は .BR opprime として扱われます。 .TP .BI special\ text\ e .BR troff (1) マクロ .IR text を使用して、 .I e から新しいオブジェクトを生成します。 マクロが呼び出されると、 文字列 .B 0s は .IR e の出力を保持します。 また数字レジスタ .BR 0w , .BR 0h , .BR 0d , .BR 0skern , .BR 0skew はそれぞれ .IR e の幅、高さ、深さ、下付き文字のカーニング、スキューを保持します (オブジェクトの .I "subscript kern" とは、オブジェクト中の下付き文字がどの程度挿入されるかを表します; オブジェクトの .I skew とは、オブジェクト上のアクセントが オブジェクトの中央から右側に向けてどの程度離れて配置されるかを表します)。 マクロは .B 0s を修正することにより、 現在位置における望ましい結果を出力し、 このオブジェクトの幅の分だけ現在の水平位置を増加させます。 数字レジスタは、結果に対応するように修正されている必要があります。 .RS .LP 例えば、数式を `打ち消す' 構造を、斜め線を数式上に描く事によって 実現する場合を考えて見ましょう。 .IP .nf .ft B .ne 6+\n(.Vu \&.EQ define cancel 'special Ca' \&.EN \&.de Ca \&.ds 0s \eZ'\e\e*(0s'\ev'\e\en(0du'\eD'l \e\en(0wu -\e\en(0hu-\e\en(0du'\ev'\e\en(0hu' \&.. .ft .fi .LP 以上の結果から、式 .I e を .BI cancel\ {\ e\ } によって打ち消すことができます。 .LP 次はより複雑な構造により、式の周りに箱を描きます: .IP .nf .ft B .ne 11+\n(.Vu \&.EQ define box 'special Bx' \&.EN \&.de Bx \&.ds 0s \eZ'\eh'1n'\e\e*(0s'\e \eZ'\ev'\e\en(0du+1n'\eD'l \e\en(0wu+2n 0'\eD'l 0 -\e\en(0hu-\e\en(0du-2n'\e \eD'l -\e\en(0wu-2n 0'\eD'l 0 \e\en(0hu+\e\en(0du+2n''\eh'\e\en(0wu+2n' \&.nr 0w +2n \&.nr 0d +1n \&.nr 0h +1n \&.. .ft .fi .RE .SS カスタマイズ 数式の外見は多くのパラメータにより制御します。 これらのパラメータは .B set コマンドで設定します。 .TP .BI set\ p\ n パラメータ .I p を値 .I n に設定します; .I n は整数です。 例えば、 .RS .IP .B set x_height 45 .RE .IP は、 .B eqn に対して x の高さは 0.45 ems であると指示します。 .RS .LP パラメータを以下に示します。 特に記述が無い場合は、値は em の100分の1を意味します。 以下の記述は定義的ではなく説明的になるように意図しています。 .TP \w'\fBdefault_rule_thickness'u+2n .B minimum_size .B eqn はこれよりも小さいポイントサイズのセッティングを行いません。 値はポイントで指定します。 .TP .B fat_offset .B fat プリミティブは数式をボールドにするために、 数式のコピーを 2 回重ね打ちします。 重ね打ちする時にずらす水平幅がこの値です。 .TP .B over_hang 分数の線の長さは、 分子もしくは分母の広い方の幅にこの値を2倍した長さを加えた長さとなります; 言い替えると、分子と分母は少なくともこの値だけオーバーハングします。 .TP .B accent_width .B bar か .B under が単一文字に対して適用された場合、 線の長さはこの値となります。 通常、 .B bar および .B under は適用対象のオブジェクトの幅に等しい長さの線を生成します; しかし単一文字の場合、 これでは大抵の場合線が長すぎるように見えてしまいます。 .TP .B delimiter_factor .B left および .B right プリミティブにより生成される伸長性のあるデリミタは高さと深さを持ちます。 デリミタが括っている部分式が軸に対して最大限伸長する長さの 2000分の1を単位とするこのパラメータで表した値は、 デリミタの高さと深さの最低値を与えます。 .TP .B delimiter_shortfall .B left および .B right プリミティブにより生成される伸長性のあるデリミタは高さと深さを持ちます。 デリミタが括っている部分式が軸に対して最大限伸長する長さの 2000分の1を単位とするこのパラメータで表した値は、 デリミタの高さと深さの差の最低値となります。 .TP .B null_delimiter_space 分数の前後にこれだけの水平空白が挿入されます。 .TP .B script_space 下付き文字、上付き文字の幅がこれだけ増やされます。 .TP .B thin_space 句読点記号の後にこれだけの空白が自動的に挿入されます。 .TP .B medium_space 2項演算子の前後にこれだけの空白が自動的に挿入されます。 .TP .B thick_space 関係演算子の前後にこれだけの空白が自動的に挿入されます。 .TP .B x_height x のように上に突き出た部分の無いレターの高さ。 .TP .B axis_height \(pl や \(mi といった 文字のセンタ位置がベースラインに対してどれくらい高いかを表します。 使用しているフォントに対して適切な値を使用する事が重要です。 .TP .B default_rule_thickness .B \e(ru 文字の太さ、 .B \eD エスケープシーケンスにより生成される水平線の太さを指定します。 .TP .B num1 .B over コマンドは分子を最低この値だけ上に移動します。 .TP .B num2 .B smallover コマンドは分子を最低この値だけ上に移動します。 .TP .B denom1 .B over コマンドは分母を最低この値だけ下に移動します。 .TP .B denom2 .B smallover コマンドは分母を最低この値だけ下に移動します。 .TP .B sup1 通常上付き文字は最低この値だけ上に移動します。 .TP .B sup2 上付き文字中もしくは上限中の上付き文字、もしくは .B smallover における分子は、 最低この値だけ上に移動します。 この値は通常 sup1 より小さいです。 .TP .B sup3 分母中もしくは平方根中の上付き文字、もしくは下付き文字もしくは下限は、 最低この値だけ上に移動します。 通常 sup2 より小さいです。 .TP .B sub1 通常下付き文字は最低この値だけ下に移動します。 .TP .B sub2 下付き文字と上付き文字の両方がある場合、 下付き文字は最低この値だけ下に移動します。 .TP .B sup_drop 上付き文字のベースラインは、上付き文字がセットされるオブジェクトの上部 に対して、この値よりも下になることはありません。 .TP .B sub_drop 下付き文字のベースラインは、下付き文字がセットされるオブジェクトの下部 に対して、少なくともこの値よりも下になります。 .TP .B big_op_spacing1 上限のベースラインは、上限がセットされるオブジェクトの上部 に対して少なくともこの値よりも上になります。 .TP .B big_op_spacing2 下限のベースラインは、下限がセットされるオブジェクトの下部 に対して少なくともこの値よりも下になります。 .TP .B big_op_spacing3 上限の下部は、上限がセットされるオブジェクトの上部 に対して少なくともこの値よりも上になります。 .TP .B big_op_spacing4 下限の上部は、下限がセットされるオブジェクトの下部 に対して少なくともこの値よりも下になります。 .TP .B big_op_spacing5 これで指定される空白が上限上および下限下に付加されます。 .TP .B baseline_sep 列ベクトルまたは行列の各行のベースラインがどれだけ離れているかを指定します。 大抵の場合、この値は .B num1 と .BR denom1 の和に等しいです。 .TP .B shift_down 列ベクトルまたは行列の 一番上のベースラインおよび一番下のベースラインの中間点が、 軸からどれだけ下がっているかを指定します。 大抵の場合、この値は .BR axis_height に等しいです。 .TP .B column_sep 行列の列間に加えられる空白の長さを指定します。 .TP .B matrix_side_sep 行列の両端に加えられる空白の長さを指定します。 .TP .B draw_lines この値が非0の場合、線を引く場合に .B \eD エスケープシーケンスを使用し、 .B \el エスケープシーケンスと .B \e(ru 文字は使用しなくなります。 .TP .B body_height この値を式の高さが越えた分だけ、 当該式を含む行の前の空白に加えられます ( .BR \ex を使用します)。 デフォルト値は 85 です。 .TP .B body_depth この値を式の深さが越えた分だけ、 当該式を含む行の後の空白に加えられます ( .BR \ex を使用します)。 デフォルト値は 35 です。 .TP .B nroff この値が非 0 の場合には、 .B ndefine は .B define のように振舞い、 .B tdefine は無視されます。 この値が 0 の場合は .B tdefine は .B define のように振舞い、 .B ndefine は無視されます。 デフォルト値は 0 です (典型的には .B eqnrc ファイルによって、 .B ascii と .B latin1 デバイスの場合、この値は 1 に変更されます)。 .LP これらのパラメータの役割に関するより正確な記述は .IR The\ \*(txbook の Appendix H に記載されています。 .RE .SS マクロ マクロは引数を取ることができます。 マクロが引数付きで呼ばれた場合、 マクロボディでは、 .BI $ n ただし .I n は 1 から 9 は、 .IR n 番目の 引数に置き換えられます; 引数が .I n より少ない場合、無と置き換えられます。 左括弧を含む語で、左括弧より前の語の部分が .B define コマンドで定義されている語は、 引数付きのマクロ呼び出しとして認識されます; 左括弧に続く複数の文字は、対応する右括弧の範囲まで、 コンマで区切られた引数として扱われます; ネストした括弧内のコンマでは引数は区切られません。 .TP .BI sdefine\ name\ X\ anything\ X .B define コマンドに似ていますが、 引数付きで呼ばれた場合 .I name は認識されません。 .TP .BI include\ \(ts file \(ts .IR file の内容を組み込みます。 .I file 中の行で、 .B .EQ もしくは .B .EN で始まる行は無視されます。 .TP .BI ifdef\ name\ X\ anything\ X .I name が .B define で定義されている場合 (または .I name が出力デバイスであるために自動的に定義されている場合)、 .IR anything を処理します; そうでない場合は .IR anything を無視します。 .I X は .IR anything に含まれない文字であれば何でも構いません。 .SS フォント .B eqn は通常少なくとも 2 つのフォントを式のセットに使用します: すなわち、レターにはイタリックを、 その他にはローマンを使用します。 既存の .B gfont コマンドは、 イタリックフォントとして使用されるフォントを変更します。 デフォルト値は .BR I です。 ローマンフォントとして使用されるフォントは 新しい .B grfont コマンドで変更します。 .TP .BI grfont\ f ローマンフォントを .IR f に設定します。 .LP .B italic プリミティブは .BR gfont によってセットされた現在のイタリックフォントを使用します; .B roman プリミティブは .BR grfont によってセットされた現在のローマンフォントを使用します。 また .B gbfont コマンドという新しいコマンドもあり、 .B bold プリミティブで使用されるフォントを変更します。 式中でフォントを変更するのに .BR roman , .BR italic , .B bold プリミティブしか使用しない場合、 全ての式中のフォントを変更するのには .BR gfont , .BR grfont , .B gbfont コマンドを使用するだけで済みます。 .LP どの文字をレター(イタリックでセットされるもの)として扱うのかを、 既に示した .B chartype コマンドで指定できます。 .B letter タイプは文字をイタリックタイプでセットされるようにします。 .B digit タイプは文字をローマンタイプでセットされるようにします、 .SH 関連ファイル .Tp \w'\fB/usr/share/tmac/eqnrc'u+2n .B /usr/share/tmac/eqnrc 初期化ファイル .SH バグ 文中に出現する式は、行の先頭での文字サイズに設定されます。 .SH 関連項目 .BR groff (1), .BR troff (1), .BR groff_font (5), .I The\ \*(txbook diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/grops.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/grops.1 index 8449583714..ac49f523ad 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/grops.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/grops.1 @@ -1,796 +1,796 @@ .\" jpman %Id: grops.1,v 1.2 1997/06/15 11:25:35 horikawa Stab % .ig \"-*- nroff -*- Copyright (C) 1989-1995 Free Software Foundation, Inc. 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Permission is granted to copy and distribute translations of this manual into another language, under the above conditions for modified versions, except that this permission notice may be included in translations approved by the Free Software Foundation instead of in the original English. .. .\" Like TP, but if specified indent is more than half .\" the current line-length - indent, use the default indent. .de Tp .ie \\n(.$=0:((0\\$1)*2u>(\\n(.lu-\\n(.iu)) .TP .el .TP "\\$1" .. .TH GROPS 1 "8 September 1996" "Groff Version 1.10" .SH 名称 grops \- groff 用 PostScript ドライバ .SH 書式 .B grops [ .B \-glmv ] [ .BI \-b n ] [ .BI \-c n ] [ .BI \-w n ] [ .BI \-F dir ] [ .IR files \|.\|.\|. ] .SH 解説 .B grops は GNU .B troff の出力を PostScript に変換します。 通常 .B grops は groff コマンドを .B \-Tps オプション付きで起動した時に起動されます。 .if 'ps'ps' (groff のデフォルトです。) ファイルを指定しないと、 .B grops は標準入力を読みます。 ファイル名 .B \- を指定しても、 .B grops は標準入力を読みます。 PostScript 出力は標準出力に書きます。 .B grops を .B groff から起動する場合、 .B groff .B \-P により、オプションを .B grops に渡せます。 .SH オプション .TP .BI \-b n 不良なスプーラとプレビュアのための対処をします。 通常、 .B grops は Document Structuring Conventions version 3.0 を満たす出力を生成します。 値 .I n は、不良プログラムが受理可能な出力を .B grops が行うように制御します。 値 0 は grops に何も対処しないようにさせます。 .B %%BeginDocumentSetup と .B %%EndDocumentSetup のコメントを生成してはならない場合 1 を加えます; 初期バージョンの TranScript は .B %%EndProlog コメントと最初の .B %%Page コメントとの間で混乱させられましたので、これが必要です。 インクルードされたファイルで .B %! から始まる行を取り除かねばならない時には 2 を加えます; Sun の pageview プレビュアで必要です。 インクルードされたファイルから .BR %%Page , .BR %%Trailer , .B %%EndProlog コメントを取り除かねばならない時には 4 を加えます; .B %%BeginDocument と .B %%EndDocument のコメントを理解しないスプーラに対して必要です。 PostScript 出力の最初の行が .B %!PS-Adobe-3.0 ではなく .B %!PS-Adobe-2.0 でなければならない時には 8 を加えます; Sun の Newsprint をページ逆順を要求するプリンタと共に使用する時に必要です。 デフォルト値は .RS .IP .BI broken\ n .LP コマンドを DESC ファイルに記述することで指定可能です。 そうでない場合はデフォルト値は 0 です。 .RE .TP .BI \-c n 各ページを .I n 部ずつ印刷します。 .TP .BI \-g ページ長を予測します。 ページ長を予測する PostScript コードを生成します。 イメージ領域が垂直位置でページの中心に有る時のみ、予測は正しいはずです。 このオプションにより、変更無しで letter (8.5\(mu11) と A4 の両方に印刷可能な文書を生成可能です。 .TP .B \-l 文書をランドスケープ形式にて印刷します。 .TP .B \-m 文書に対し手動フィードを有効にします。 .TP .BI \-F dir ディレクトリ .IB dir /dev name からフォントとデバイス記述ファイルを探します; .I name はデバイス名であり、通常 .B ps です。 .TP .BI \-w n 線の太さを M の横幅 (em) の 1000 分の .I n にて描画します。 .TP .B \-v バージョン番号を表示します。 -.SH 使用方法 +.SH 使用法 .BR R , .BR I , .BR B , .B BI と呼ばれるスタイルがフォント位置 1 から 4 までにマウントされます。 フォントはファミリ .BR A , .BR BM , .BR C , .BR H , .BR HN , .BR N , .BR P , .B T にまとめられ、これらのスタイル中にメンバを持ちます: .de FT .if '\\*(.T'ps' .ft \\$1 .. .TP .B AR .FT AR AvantGarde-Book .FT .TP .B AI .FT AI AvantGarde-BookOblique .FT .TP .B AB .FT AB AvantGarde-Demi .FT .TP .B ABI .FT ABI AvantGarde-DemiOblique .FT .TP .B BMR .FT BMR Bookman-Light .FT .TP .B BMI .FT BMI Bookman-LightItalic .FT .TP .B BMB .FT BMB Bookman-Demi .FT .TP .B BMBI .FT BMBI Bookman-DemiItalic .FT .TP .B CR .FT CR Courier .FT .TP .B CI .FT CI Courier-Oblique .FT .TP .B CB .FT CB Courier-Bold .FT .TP .B CBI .FT CBI Courier-BoldOblique .FT .TP .B HR .FT HR Helvetica .FT .TP .B HI .FT HI Helvetica-Oblique .FT .TP .B HB .FT HB Helvetica-Bold .FT .TP .B HBI .FT HBI Helvetica-BoldOblique .FT .TP .B HNR .FT HNR Helvetica-Narrow .FT .TP .B HNI .FT HNI Helvetica-Narrow-Oblique .FT .TP .B HNB .FT HNB Helvetica-Narrow-Bold .FT .TP .B HNBI .FT HNBI Helvetica-Narrow-BoldOblique .FT .TP .B NR .FT NR NewCenturySchlbk-Roman .FT .TP .B NI .FT NI NewCenturySchlbk-Italic .FT .TP .B NB .FT NB NewCenturySchlbk-Bold .FT .TP .B NBI .FT NBI NewCenturySchlbk-BoldItalic .FT .TP .B PR .FT PR Palatino-Roman .FT .TP .B PI .FT PI Palatino-Italic .FT .TP .B PB .FT PB Palatino-Bold .FT .TP .B PBI .FT PBI Palatino-BoldItalic .FT .TP .B TR .FT TR Times-Roman .FT .TP .B TI .FT TI Times-Italic .FT .TP .B TB .FT TB Times-Bold .FT .TP .B TBI .FT TBI Times-BoldItalic .FT .LP ファミリのメンバではない以下のフォントもあります: .TP .B ZCMI .FT ZCMI ZapfChancery-MediumItalic .FT .LP .B SS および .B S と呼ばれる特別なフォントも有ります。 Zapf Dingbats は .BR ZD として、逆バージョンの ZapfDingbats (シンボルが逆向き) は .B ZDR として使用可能です; これらのフォントのほとんどの文字は名前が無いので、 .B \eN にてアクセスせねばなりません。 .LP .B grops は .B \eX エスケープシーケンスにより生成された様々な X コマンドを理解します; .B grops は .B ps: タグから始まるコマンドのみを翻訳します: .TP .BI \eX'ps:\ exec\ code ' .I code 中の任意の PostScript コマンドを実行します。 .I code 実行前に PostScript の現在位置は .B \eX の位置に設定されます。 原点はページの左上になり、y 座標はページを下ると増加します。 プロシジャ .B u は、groff の単位を有効な座標系のものに変更するように定義されます。 例えば、 .RS .IP .B \&.nr x 1i .br .B \eX'ps: exec \enx u 0 rlineto stroke' .br .RE .IP は 1 インチ長の水平線を描画します。 .I code はグラフィックステートを変更し得ますが、ページの終端までしか継続しません。 .B def と .B mdef により指定される定義を含む辞書は、辞書スタックの頭に有るでしょう。 あなたのコードがこの辞書に定義を付加するなら、 .BI \eX'ps\ mdef \ n '\fR を使用して、そのための空間を割り当てる必要が有ります。 定義はページの終りまでしか継続しません。 .B \eY エスケープシーケンスをマクロを名付ける引数と共に使うと、 .I code を複数行に渡らせることが出来ます。 例えば、 .RS .IP .nf .ft B \&.nr x 1i \&.de y \&ps: exec \&\enx u 0 rlineto \&stroke \&.. \&\eYy .fi .ft R .LP は 1 インチ長の水平線を描画する別の方法です。 .RE .TP .BI \eX'ps:\ file\ name ' .B exec コマンドと同様ですが、コードをファイル .I name から読みます。 .TP .BI \eX'ps:\ def\ code ' .I code の PostScript 定義をプロログ部に置きます。 .B \eX コマンドに対し最大 1 定義までです。 長い定義は複数の .B \eX コマンドに渡り分割できます; 全ての .I code 引数は、改行で区切られ、単純に連結されます。 定義は、 .B exec コマンド実行時に辞書スタックに自動的にプッシュされる辞書に置かれます。 .B \eY エスケープシーケンスをマクロを名付ける引数と共に使うと、 .I code を複数行に渡らせることが出来ます。 .TP .BI \eX'ps:\ mdef\ n\ code ' .B def と同様ですが、 .I code は .I n 個まで定義を保持し得ます。 .B grops は何個の定義を .I code が含むのかを知る必要が有るので、これらを含む適切な大きさの PostScript 辞書 を生成できます。 .TP .BI \eX'ps:\ import\ file\ llx\ lly\ urx\ ury\ width\ \fR[\fP\ height\ \fR]\fP ' PostScript グラフィックスを .I file からインポートします。 引数 .IR llx , .IR lly , .IR urx , .I ury は、デフォルトの PostScript 座標系における グラフィックのバウンディングボックスを与えます; すべて整数である必要が有ります; .I llx と .I lly はグラフィックの左下の x y 座標です; .I urx と .I ury はグラフィックの右上の x y 座標です; .I width と .I height は整数であり、groff の単位でグラフィックの幅と高さを与えます。 グラフィックは延び縮みして、この幅と高さになり、 グラフィックの左下角は .B \eX コマンドにて関連づけられた場所に位置します。 引数 height を省略すると、x y 方向が同等に縮尺され、 指定した幅になります。 .B \eX コマンドの内容は .B troff が解釈しないことに注意して下さい; グラフィックのための垂直方向の空白は自動的に付加されず、 .I width と .I height の引数にスケーリングインジケータを付加することは許されません。 PostScript ファイルが Adobe Document Structuring Conventions から成り、 .B %%BoundingBox コメントを含む場合、 .B sy リクエストによる .B psbb コマンド実行により、groff 中でバウンディングボックスを自動的に取得可能です。 .RS .LP .B \-mps マクロ ( .B grops が groff コマンドから起動された時には自動的にロードされます) は、 画像を容易にインポート出来るようにする .B PSPIC マクロをインクルードします。 フォーマットは以下です。 .IP \&\fB.PSPIC\fP [ \fB\-L\fP | \fB-R\fP | \fB\-I\fP \fIn\fP ]\ \" \fI\|file\fP [ \fIwidth\fP [ \fIheight\fP ]] .LP .I file は画像を含むファイル名; .I width と .I height は要求する画像の横幅と高さです。 引数 .I width と .I height にはスケーリングインジケータを付けても構いません; デフォルトのスケーリングインジケータは .B i です。 このマクロは、 画像の幅が .I width 以下および 画像の高さが .I height 以下の範囲において、画像を x y 方向同等で縮尺します。 デフォルトで、画像は水平的に中心に置かれます。 .BI \-L および .BI \-R はそれぞれ画像を左寄せおよび右寄せします。 .B \-I オプションは、画像を .I n だけインデントします。 .RE .TP .B \eX'ps:\ invis' .br .ns .TP .B \eX'ps:\ endinvis' これらの .B \eX コマンドにて囲まれたテキストと描画コマンドは出力を生成しません。 このコマンドは、 .B troff の出力を .B grops で処理する前に見るために有ります; プレビュアがある文字または構造を表示できない時、 これらの .B \eX コマンドで囲むことにより、 代わりの文字または構造をプレビュー用に使えます。 .RS .LP 例えば、標準の X11 フォントには含まれませんので、 .B gxditview は .B \e(em 文字を正しく表示できません; この問題は以下のリクエストを実行することにより解決できます。 .IP .ft B .nf \&.char \e(em \eX'ps: invis'\e \eZ'\ev'-.25m'\eh'.05m'\eD'l .9m 0'\eh'.05m''\e \eX'ps: endinvis'\e(em .ft .fi .LP この場合、 .B gxditview は .B \e(em 文字を表示できず線を引きますが、 .B grops は .B \e(em 文字を印刷し線を無視します。 .RE .LP .B grops への入力は .B troff (1) の出力形式である必要が有ります。 これは .B groff_out (5) に記載してあります。 また、使用するデバイスに関するデバイス及びフォントの記述ファイルは 仕様に合致する必要が有ります。 .B ps デバイスに対して提供されているデバイス及びフォントの記述ファイルは 完全にこの仕様に合致します。 .BR afmtodit (1) を使って AFM ファイルからフォントファイルを生成可能です。 解像度は、整数値かつ .B sizescale の 72 倍の倍数である必要が有ります。 .B ps デバイスは解像度 72000 および sizescale 1000 を使用します。 デバイス記述ファイルはコマンド .IP .BI paperlength\ n .LP を含む必要が有ります。これは生成される出力が、ページ長 .I n マシン単位に適していることを意味します。 各フォント記述ファイルはコマンド .IP .BI internalname\ psname .LP を含む必要が有ります。これは PostScript におけるフォント名が .I psname であることを意味します。 また、コマンド .IP .BI encoding\ enc_file .LP を含む場合も有ります。これは PostScript フォントが .I enc_file に記載されたエンコード方式で再度エンコードする必要が有ることを意味します; このファイルは以下の形式の行のシーケンスから成ります: .IP .I pschar code .LP ここで .I pschar は PostScript における文字名であり、 .I code はエンコードにおける位置を 10 進整数で表したものです。 フォントファイルにおいて与えられる各文字のコードは、 エンコードファイルにおける文字のコードに対応するか、 もしくは PostScript フォントが再度エンコードされていない場合は デフォルトエンコードにおけるコードに対応する必要が有ります。 このコードを .B \eN エスケープシーケンスと共に .B troff 中で使うことにより文字を選択可能です。 これは、文字が groff での名前を持たなくても可能です。 フォントファイル中の全ての文字は PostScript フォント中に存在することが 必要であり、 フォントファイル中で与えられる幅は PostScript フォントで使用される幅に マッチする必要が有ります。 .B grops は、groff における名前が .B space である文字をブランク (ページ上に何も印を付けない) であるとしています; これにより、効率の良い小さな PostScript 出力が得られます。 .LP .B grops は文書印刷に必要なダウンロード可能なフォントを自動的にインクルードします。 要求時に .B grops にインクルードされるダウンロード可能な全てのフォントは .B /usr/share/groff_font/devps/download に列挙する必要が有ります; これは以下の形式の複数の行から成ります。 .IP .I font filename .LP ここで .I font はフォントの PostScript における名前であり、 .I filename はフォントを含むファイルの名前です; .B # から始まる行と空行は無視されます; フィールドはタブもしくは空白により区切ります; .I filename の検索は、groff のフォントメトリックファイルの検索と同じ方式で行われます。 .B download ファイル自身も同じ方式で検索されます。 .LP ダウンロード可能なフォントもしくはインポートされた文書を含むファイルが Adobe Document Structuring Conventions を満たす場合、 .B grops はファイル中のコメントを十分解釈し、出力もこれを満たすようにします。 また、 .B download ファイルに列挙された必要なフォントリソースおよびファイルリソースを提供します。 また、リソース間の依存関係を扱うことも可能です。 例えば、ダウンロード可能な Garamond フォントおよび ダウンロード可能な Garamond-Outline フォントが有り、 後者が前者に依存すると仮定すると (概して、後者は前者のフォント辞書をコピーして PaintType を変更したものと 定義されます)、PostScript 文書中で Garamond が Garamond-Outline より前に 現れる必要が有ります。 .B grops がこれを自動的に扱うためには、 Garamond-Outline 用のダウンロード可能なフォントファイルが Garamond に依存することを Document Structuring Conventions を使用して示します。 例えば以下のように始めることで示します。 .IP .B %!PS-Adobe-3.0 Resource-Font .br .B %%DocumentNeededResources: font Garamond .br .B %%EndComments .br .B %%IncludeResource: font Garamond .LP この場合、Garamond と Garamond-Outline を .B download ファイルに列挙する必要が有ります。 ダウンロード可能なフォントは、自身の名前を .B %%DocumentSuppliedResources コメントに含んではなりません。 .LP .B grops は .B %%DocumentFonts コメントを解釈しません。 .BR %%DocumentNeededResources , .BR %%DocumentSuppliedResources , .BR %%IncludeResource , .BR %%BeginResource , .BR %%EndResource コメント (もしくは古い .BR %%DocumentNeededFonts , .BR %%DocumentSuppliedFonts , .BR %%IncludeFont , .BR %%BeginFont , .BR %%EndFont コメント) は使用されます。 .SH 関連ファイル .Tp \w'\fB/usr/share/groff_font/devps/download'u+2n .B /usr/share/groff_font/devps/DESC デバイス記述ファイル。 .TP .BI /usr/share/groff_font/devps/ F フォント .I F のフォント記述ファイル。 .TP .B /usr/share/groff_font/devps/download ダウンロード可能なフォントのリスト。 .TP .B /usr/share/groff_font/devps/text.enc テキストフォント用のエンコード方法。 .TP .B /usr/share/tmac/tmac.ps .B grops が使用するマクロ; .B troffrc により自動的にロードされます。 .TP .B /usr/share/tmac/tmac.pspic .B PSPIC マクロの定義。 .B tmac.ps から自動的にロードされます。 .TP .B /usr/share/tmac/tmac.psold 古い PostScript プリンタには存在しない文字の使用を禁止するマクロ; .B tmac.ps から自動的にロードされます。 .TP .B /usr/share/tmac/tmac.psnew .B tmac.psold の効果を打ち消すマクロ。 .TP .BI /tmp/grops XXXXXX 一時ファイル。 .SH "関連項目" .\" .BR afmtodit (1), .BR groff (1), .BR troff (1), .BR psbb (1), .BR groff_out (5), .BR groff_font (5), .BR groff_char (7) diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/pic.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/pic.1 index 3a7dd2d819..081283de5e 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/pic.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/pic.1 @@ -1,747 +1,747 @@ .ig \"-*- nroff -*- Copyright (C) 1989-1995 Free Software Foundation, Inc. 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.B sh コマンドを実行しません。 信用できない入力を処理する場合に便利です。 .TP .B \-n groff の troff に対する独自拡張を用いません。後処理に独自拡張を解釈 できないものを用いるときに、このオプションを指定します。拡張については、 .BR groff_out (5) に記述されています。 .B \-n オプションはまた、troff モードにお いて、点を打つために長さ 0 の直線を使わないようにします。 .TP .B \-t \*(tx モードです。 .TP .B \-c より .B tpic との互換性が高い処理を行います。本オプションは自動的に -t オプションも設定します。 .B \e で始まる行が透過的に出力されることがなくなり ます。 .B . で始まる行は先頭の .B . を .B \e に置き換えます。 .B .ps で始まる行は、特 別な扱いを受けます。すなわち、整数のオプションを続けることができ、それ は直線の太さ(ペンのサイズ)を 1000 分の 1 インチで示します。オプションが 省略された場合は、直 前の直線の太さに戻します。直線の太さの初期値は 1000 分の 8 インチです。 このように指定された直線の太さは、 .B thickness 属性、または、 .B linethick 変数によって負でない値が設定されていない場合にのみ有効です。 .TP .B \-v バージョン番号を表示します。 .TP .B \-z \*(tx モードにおいて、長さ 0 の直線を用いて点を描画します。 .LP 他のバージョンの pic でサポートされている以下のオプションは無視されます。 .TP .B \-D すべての直線を .B \eD エスケープシーケンスにより描画します。 .B pic は、つねに この動作を行います。 .TP .BI \-T \ dev .B troff のデバイス .I dev のための出力を行います。 .B pic が .B troff に出 力する内容はデバイス非依存なので、本オプションは不要です。 -.SH 使用例 +.SH 使用法 本節では GNU pic とオリジナルバージョンの pic との違いのみを説明します。 これらの違いの多くは新しいバージョンの Unix pic にもあてはまります。 .SS \*(tx モード .LP \*(tx モードは .B \-t オプションにて有効になります。 \*(tx モードでは、各ピクチャのために .B \egraph から呼び出される vbox を、pic は定義します。 例えば以下のようにして、自分自身で vbox を表示する必要が有ります。 .RS .LP .B \ecenterline{\ebox\egraph} .RE .LP 実際、vbox は高さが 0 ですから、この表現ではピクチャの上の空間が ピクチャの下の空間よりも若干大きくなります。 .RS .LP .B \ecenterline{\eraise 1em\ebox\egraph} .RE .LP はこの問題を避けます。 .LP \*(tx ドライバで .B tpic スペシャルバージョン 2 をサポートするものを使用する必要が有ります。 .LP .B \e で始まる行は透過的に通されます; 単一の .B % が行末に追加され、望まれない空白が出るのを防ぎます。 この機能を使用して、安全にフォントを変更したり .B \ebaselineskip の値を変更できます。 この方法以外で実行すると、望ましくない結果となるでしょう; 各自のリスクで実行して下さい。 ピリオドで始まる行は特別には扱われません。 .SS コマンド .TP \fBfor\fR \fIvariable\fR \fB=\fR \fIexpr1\fR \fBto\fR \fIexpr2\fR \ [\fBby\fR [\fB*\fR]\fIexpr3\fR] \fBdo\fR \fIX\fR \fIbody\fR \fIX\fR .I variable を .IR expr1 に設定します。 .I variable の値が .IR expr2 以下の間、 .I body を実行して .I variable を .IR expr3 だけ増加させます; もし .B by が指定されない場合、 .I variable の増分は 1 です。 もし .I expr3 の前に .B * が指定された場合、 .I variable には .IR expr3 が掛けられます。 .I X は .IR body に存在しない任意の文字を使用して構いません。 .TP \fBif\fR \fIexpr\fR \fBthen\fR \fIX\fR \fIif-true\fR \fIX\fR \ [\fBelse\fR \fIY\fR \fIif-false\fR \fIY\fR] .IR expr を評価します; もし非 0 ならば、 .IR if-true を実行します、 そうでないなら .IR if-false を実行します。 .I X は .IR if-true に存在しない任意の文字であり、 .I Y は .IR if-false に存在しない任意の文字です。 .TP \fBprint\fR \fIarg\fR\|.\|.\|. 引数を結合し、標準エラー出力に 1 行で出力します。 各 .I arg は式、位置、テキストのいずれかである必要が有ります。 デバッグに有効です。 .TP \fBcommand\fR \fIarg\fR\|.\|.\|. 引数を結合し、troff または \*(tx に 1 行として渡します。 各 .I arg は式、位置、テキストのいずれかである必要が有ります。 これは .B . や .BR \e で始まる行と同様の効果が有りますが、 値や変数をそのまま通します。 .TP \fBsh\fR \fIX\fR \fIcommand\fR \fIX\fR .I command をシェルに渡します。 .I X は .IR command 中に存在しない任意の文字です。 .TP \fBcopy\fR \fB"\fIfilename\fB"\fR .I filename をファイルのこの位置に埋め込みます。 .TP \fBcopy\fR [\fB"\fIfilename\fB"\fR] \fBthru\fR \fIX\fR \fIbody\fR \fIX\fR \ [\fBuntil\fR \fB"\fIword\*(ic\fB"\fR] .ns .TP \fBcopy\fR [\fB"\fIfilename\fB"\fR] \fBthru\fR \fImacro\fR \ [\fBuntil\fR \fB"\fIword\*(ic\fB"\fR] この構造は .I body を .IR filename の各行に対して 1 度づつ実行します。 行は空白で区切られた語に分割され、 .IR body 中の .BI $ i ただし .I i は 1 から 9 までは、 行の .IR i 番目の語に置換されます。 .I filename が指定されない場合、行は現在の行から .BR .PE の行までが使用されます。 .B until 節が指定されると、 行の最初の語が .IR word の行までが読み込まれます; その行は捨てられます。 .I X は .IR body に含まれない任意の文字です。 例えば .RS .IP .ft B .nf \&.PS copy thru % circle at ($1,$2) % until "END" 1 2 3 4 5 6 END box \&.PE .ft .fi .RE .IP は以下等価です。 .RS .IP .ft B .nf \&.PS circle at (1,2) circle at (3,4) circle at (5,6) box \&.PE .ft .fi .RE .IP 各行に対して実行されるコマンドは、 .BR thru の引数としてマクロ名を与えることで、 すでに定義されているマクロをとりうる。 .LP .B reset .br .ns .TP \fBreset\fI variable1\fB,\fI variable2 .\^.\^. 既定義の変数 .IR variable1 , .I variable2 \&.\^.\^. をデフォルト値にリセットします。 引数が指定されない場合、すべての既定義の変数はデフォルト値にリセットされます。 また .B scale に値を定義すると、寸法を管理する全ての既定義の変数は、 それらのデフォルト値に新しい scale を掛けたものになります。 .TP \fBplot\fR \fIexpr\fR [\fB"\fItext\*(ic\fB"\fR] これはテキストオブジェクトであり、 .I text をフォーマットとして .IR expr を引数として sprintf を用いて構成します。 .I text が省略された場合にはフォーマット文字列 .B "\(ts%g\(ts" が使用されます。 通常のテキストオブジェクトと同様属性を指定できます。 適切なフォーマット文字列を指定するように非常に気を付ける必要が有ります; pic は文字列に関して非常に限られたチェックしか行いません。 この仕様は、 .BR sprintf のことを考慮して批判されています。 .TP .IB variable := expr これは .B = と同じですが、 .I variable が既に定義されていなければならず、 .I variable が変更される場合は、これが定義された最内側ブロックでなければなりません。 (これに対して .B = は、variable がまだ定義されていない場合には現在のブロックにおいて定義し、 現在のブロックに置いて値を変更します。) .LP .IP .IR X\ anything\ X .LP という形式に対しては .IP .BI {\ anything\ } .LP も許されます。 この場合、 .I anything には .B { と .BR } がバランスして登場する必要が有ります。 文字列に .I X が含まれる場合、 .B { と .BR } のバランスが悪い場合に対応します。 .SS 式 式の文法が少し拡張されました: .LP .IB x\ ^\ y (指数) .br .BI sin( x ) .br .BI cos( x ) .br .BI atan2( y , \ x ) .br .BI log( x ) (base 10) .br .BI exp( x ) (base 10, ie 10\v'-.4m'\fIx\*(ic\fR\v'.4m') .br .BI sqrt( x ) .br .BI int( x ) .br .B rand() (0 から 1 までの乱数を返す) .br .BI rand( x ) (1 から .IR x までの乱数を返す; 勧められません) .br .BI max( e1 , \ e2 ) .br .BI min( e1 , \ e2 ) .br .BI ! e .br \fIe1\fB && \fIe2\fR .br \fIe1\fB || \fIe2\fR .br \fIe1\fB == \fIe2\fR .br \fIe1\fB != \fIe2\fR .br \fIe1\fB >= \fIe2\fR .br \fIe1\fB > \fIe2\fR .br \fIe1\fB <= \fIe2\fR .br \fIe1\fB < \fIe2\fR .br \fB"\fIstr1\*(ic\fB" == "\fIstr2\*(ic\fB"\fR .br \fB"\fIstr1\*(ic\fB" != "\fIstr2\*(ic\fB"\fR .br .LP 曖昧さを避けるために、 文字列の比較式はあるコンテキストにおいては括弧で括られる必要が有ります .SS その他の変更 .LP 単なる式 .IR expr は属性として受理可能です; これは .IR dir\ expr と同じであり、 .I dir は現在の方向です。 例えば .IP .B line 2i .LP は 2 インチの長さの線を現在の方向へ描きます。 .LP ピクチャの最大の幅と高さは変数 .BR maxpswid , .B maxpsht により指定されます。 初期値は 8.5 および 11 です。 .LP 数を表すのに科学技術的表記が可能です。 例えば .RS .B x = 5e\-2 .RE .LP テキストの属性は組み合わせることが可能です。 例えば .RS .B "foo" above ljust .RE は正しいです。 .LP ブロックが検査される深さには制限は有りません。 例えば .RS .B [A: [B: [C: box ]]] with .A.B.C.sw at 1,2 .br .B circle at last [\^].A.B.C .RE は受理可能です。 .LP 円弧はコンパスポイントを持ち、円弧が部分となるような円から決定されます。 .LP 円と円弧は点線や破線で書くことが出来ます。 \*(tx モードではスプラインを点線や破線で書くことが出来ます。 .LP ボックスの角を丸くできます。 .B rad 属性は、角を構成する 1/4 円の半径を指定します。 .BR rad , .B diam 属性が与えられない場合、 .B boxrad が半径として使用されます。 初期値では .B boxrad は値 0 です。 角の丸いボックスは点線や破線で書くことが出来ます。 .LP .B .PS 行は 2 番目の引数としてピクチャの最大の高さを指定できます。 幅として 0 が指定された場合には、 ピクチャのスケーリングファクタの計算においては幅は無視されます。 GNU pic は常に水平方向と垂直方向ともに同じ縮尺で スケーリングしていることに注意して下さい。 これは 高さが指定された場合に水平方向と垂直方向を同じ縮尺でスケーリングしない .SM DWB 2.0 pic と異なります。 .LP テキストオブジェクトはそれぞれに関連づけられた見えないボックスを持っています。 テキストオブジェクトのコンパスポイントはこのボックスによって決定されます。 オブジェクトに関連づけられた暗示的な動きもこのボックスによって決定されます。 このボックスの寸法は width, height 属性から定まります; もし width 属性が与えられていない場合は幅は .BR textwid となります; もし height 属性が与えられていない場合は高さは .BR textht となります。 初期値では .BR textwid , .B textht は値 0 です。 .LP クオートされされたテキストが使用される場合、 .IP .BI sprintf(\(ts format \(ts,\ arg ,\fR.\|.\|.\fB) .LP という形式の式を使用可能です; これは引数を .IR format に従い整形したものを出力します。 .I format は .BR printf (3) に記述されている文字列であり、 与えられる数及び引数に適切なものである必要が有ります。 .BR e , .BR f , .BR g , .B % フォーマット文字のみ使用可能です。 .LP オブジェクトを描画する時に使用する線の太さは .B linethick 変数で制御可能です。 これは線の太さをポイントで指定します。 負の値はデフォルトの太さを使用することを意味します: \*(tx 出力モードでは、8 ミリインチを使用することを意味します; \*(tx 出力モードで .B -c オプション使用時には、線の太さには .B .ps 行で指定されるものを使用ことを意味します; troff 出力モードでは、ポイントサイズに比例する太さを使用することを意味します。 値 0 ではデバイスがサポートするもっとも細い線で描画します。 初期値は -1 です。 また、 .BR thick [ ness ] 属性が有ります。 例えば .RS .LP .B circle thickness 1.5 .RE .LP は 1.5 ポイントの太さの円を描画します。 線の太さは .B scale 変数の値の影響も .PS 行における高さの影響も受けません。 .LP ボックス(角の丸いボックスを含みます)、 円、楕円は塗りつぶすことが可能であり、 属性 .BR fill [ ed ] で指定します。 これは値が 0 から 1 の式をオプションで引数として取ります; 0 は白で塗りつぶし、1 は黒で塗りつぶし、その間の値では 適切な灰色で塗りつぶします。 1 より大きい値も使用可能です: この場合、現在のテキスト及び線に使用している灰色で塗りつぶします。 通常これは黒ですが、出力デバイスが変更する機構を持っているかも知れません。 引数を取らない場合、 .B fillval 変数の値が使用されます。 初期値では 0.5 です。 invisible 属性はオブジェクトの塗りつぶしには影響しません。 塗りつぶされたオブジェクトに関連づけられたテキストは、 塗りつぶし後に追加されます。 このため、塗りつぶしによってテキストが隠されることは有りません。 .LP 変数 .B arrowhead が非 0 でありかつ \*(tx モードが有効もしくは .B \-x オプションが与えられている場合には、 矢印の頭を実線の三角形で描画します。 初期値では .B arrowhead は 1 です。 .LP pic の troff 出力はデバイス独立です。 それゆえ .B \-T オプションは冗長です。 全ての数値はインチとして扱われます; 数値は troff マシン単位としては解釈されません。 .LP オブジェクトは .B aligned 属性を取りえます。 これは後処理が .BR grops で実行される場合のみ機能します。 オブジェクトに関連づけられたテキストで .B aligned 属性を持つものは全て オブジェクトの中央において回転されます。 それゆえ、オブジェクトの始点から終点への方向にあわせられます。 この属性は始点と終点が同じオブジェクトに関しては効果が有りません。 .LP .IB n th と言う表現が許されている場所では .BI ` expr 'th という表現も許されます。 .B 'th は単一のトークンであることに注意して下さい: .B ' と .BR th の間には空白を入れてはなりません。 使用例は以下です。 .IP .B .nf for i = 1 to 4 do { line from `i'th box.nw to `i+1'th box.se } .fi .SH 関連ファイル .Tp \w'\fB/usr/share/tmac/tmac.pic'u+3n .B /usr/share/tmac/tmac.pic .B PS と .B PE マクロの定義の例です。 .SH 関連項目 .BR troff (1), .BR groff_out (5), .BR tex (1) .br Tpic: Pic for \*(tx .br AT&T Bell Laboratories, Computing Science Technical Report No.\ 116, PIC \(em A Graphics Language for Typesetting. (This can be obtained by sending a mail message to netlib@research.att.com with a body of `send\ 116\ from\ research/cstr'.) .SH バグ .LP .B groff にとって不正な文字(例えば .SM ASCII code 0 や 8 進で 013〜037、 0200〜0237)は \*(tx モードであっても拒否されます。 .LP .B fillval の解釈は 10th edition Unix と互換性がありません。 10th edition Unix は 0 を黒、1 を白と解釈します。 .\" Kazuo HORIKAWA .\" USAGE 訳出 (Dec 27, 1996) diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/refer.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/refer.1 index 01ad1900fd..25b0cccca2 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/refer.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/refer.1 @@ -1,1257 +1,1257 @@ .ig \"-*- nroff -*- .\" jpman %Id: refer.1,v 1.2 1997/07/17 03:09:58 mihara Stab % Copyright (C) 1989-1995 Free Software Foundation, Inc. Permission is granted to make and distribute verbatim copies of this manual provided the copyright notice and this permission notice are preserved on all copies. Permission is granted to copy and distribute modified versions of this manual under the conditions for verbatim copying, provided that the entire resulting derived work is distributed under the terms of a permission notice identical to this one. Permission is granted to copy and distribute translations of this manual into another language, under the above conditions for modified versions, except that this permission notice may be included in translations approved by the Free Software Foundation instead of in the original English. .. .de TQ .br .ns .TP \\$1 .. .\" Like TP, but if specified indent is more than half .\" the current line-length - indent, use the default indent. .de Tp .ie \\n(.$=0:((0\\$1)*2u>(\\n(.lu-\\n(.iu)) .TP .el .TP "\\$1" .. .\" The BSD man macros can't handle " in arguments to font change macros, .\" so use \(ts instead of ". .tr \(ts" .TH REFER 1 "7 September 1996" "Groff Version 1.10" .SH 名称 refer \- groff のための参考文献目録プリプロセッサ .SH 書式 .nr a \n(.j .ad l .nr i \n(.i .in +\w'\fBrefer 'u .ti \niu .B refer .de OP .ie \\n(.$-1 .RI "[\ \fB\\$1\fP" "\\$2" "\ ]" .el .RB "[\ " "\\$1" "\ ]" .. .OP \-benvCPRS .OP \-a n .OP \-c fields .OP \-f n .OP \-i fields .OP \-k field .OP \-l m,n .OP \-p filename .OP \-s fields .OP \-t n .OP \-B field.macro .RI [\ filename \|.\|.\|.\ ] .br .ad \na .SH 解説 本ファイルでは groff ドキュメントフォーマッティングシステムの一部である GNU バージョンの .B refer について記述します。 .B refer は .B .[ と .B .] で囲まれた引用として解釈される行と、 .B .R1 と .B .R2 で囲まれた引用の処理方法を記述したコマンドとして解釈される行を除き、 .IR filename \|.\|.\|. の内容を標準出力にコピーします。 .LP 各々の引用では参考文献を指定します。 引用では、ある参考文献にのみ含まれるキーワードの集合を与えることによっ て、その参考文献を図書目録データベースから指定することができます。 また、引用の中でデータベースレコードを指定することによっても参考文献を 指定することができます。 これらの方法を組み合わせることも可能です。 .LP 各々の引用において .B refer はテキストの中にマークを作成することができます。 このマークは色々な方法でテキストや他のラベルから区別されるいくつかのラ ベルから構成されます。 各引用における参考文献をマクロパッケージを使ってフォーマットして出力す るための .B groff コマンドを出力することもできます。 そのためには .B refer の出力は適切なマクロパッケージを使って処理されなければなりません。 .B \-ms と .B \-me はいずれも適切なマクロです。 引用の参考文献をフォーマットするコマンドを引用の直後に出力することも、 参考文献を蓄積して後でコマンドを出力することもできます。 参考文献を蓄積した時、同じ参考文献が複数から引用されている場合には、参 考文献は 1 つにまとめてフォーマットされます。 .LP GNU refer の新しい機能として .B .R1 と .B .R2 の間の行はコマンドとして解釈されます。 この機能を使用して作成されたドキュメントは、ドキュメントの先頭に .RS .LP .nf .ft B \&.de R1 \&.ig R2 \&.. .ft .fi .RE の行を追加することにより UNIX refer でも処理することができます。 この指定によって .B troff は .B .R1 と .B .R2 の間をすべて無視します。 このオプションによっていくつかのコマンドと同等の効果を得ることができ ます。 これらのオプションは主に Unix refer との互換性のためにサポートされてい るものです。 通常はコマンドを使った方が便利です。 .LP .B refer は .B refer の出力を読むコマンドによって生成されるメッセージの中のファイル名と行番 号が正しくなるように .B .lf 行を生成します。 入力が .B soelim (1) のようなコマンドによって前処理されている場合でも、メッセージ中のファイ ル名と行番号と生成される .B .lf 行が正確になるように .B .lf で始まる行も解釈します。 .SH オプション .LP ほとんどのオプションには同等なコマンドがあります。 (これらのコマンドについては .B コマンド セクションの説明を参照して下さい。) .TP .B \-b .B no-label-in-text; no-label-in-reference .TP .B \-e .B accumulate .TP .B \-n .B no-default-database .TP .B \-C .B compatible .TP .B \-P .B move-punctuation .TP .B \-S .B label "(A.n|Q) ', ' (D.y|D)"; bracket-label " (" ) "; " .TP .BI \-a n .B reverse .BI A n .TP .BI \-c fields .B capitalize .I fields .TP .BI \-f n .B label .BI % n .TP .BI \-i fields .B search-ignore .I fields .TP .B \-k .B label .B L\(ti%a .TP .BI \-k field .B label .IB field \(ti%a .TP .B \-l .B label .BI A.nD.y%a .TP .BI \-l m .B label .BI A.n+ m D.y%a .TP .BI \-l, n .B label .BI A.nD.y\- n %a .TP .BI \-l m , n .B label .BI A.n+ m D.y\- n %a .TP .BI \-p filename .B database .I filename .TP .BI \-s spec .B sort .I spec .TP .BI \-t n .B search-truncate .I n .LP これらのオプションは以下のコマンドと同等です。ただし、通常の方法のか わりにコマンド行で指定されるファイル名が .B bibliography コマンドへの引数であるように処理されます。 .TP .B \-B .B annotate X AP; no-label-in-reference .TP .BI \-B field . macro .B annotate .I field .IB macro ; .B no-label-in-reference .LP 以下のオプションには同等なコマンドはありません。 .TP .B \-v バージョン番号を表示します。 .TP .B \-R .B .R1 / .R2 で始まる行を認識しません。 -.SH 使用例 +.SH 使用法 .SS 図書目録データベース 図書目録データベースは 1 行以上の空白行で区切られたレコードからなるテ キストファイルです。 各レコードではフィールドは .B % で始まる行で開始します。 各フィールドには .B % に続く 1 文字の名称があります。 フィールドの名称には大文字か小文字のみを使うのが最良の方法です。 フィールドの名称の後には正確に 1 つのスペースが続かなければなりませ ん。 空のフィールドは無視されます。 各フィールドの慣例的な意味は次の通りです。 .TP .B A 作者の名前。 名前の末尾に .B Jr. のような肩書が含まれる場合はコンマでラストネームと区切られていなければ なりません。 .B A フィールドは複数回現れても構いません。 出現する順番は意味を持ちます。 .B A フィールドか .B Q フィールドは常に指定するのが良いでしょう。 .TP .B B ある本の一部である記事において、その本のタイトルです。 .TP .B C 出版社の所在地 (都市) です。 .TP .B D 出版された日付です。 出版年に略称を使用してはいけません。 もし出版月を指定する場合は数字による月ではなく、月名を使わなければなり ませんが、最初の 3 文字を指定すれば十分です。 .B D フィールドは常に指定するのが良いでしょう。 ただし、出版の日付が分からなければ .B in press や .B unknown のような値を使うこともできます。 .TP .B E ある本の一部である記事において、その本の編集者の名前です。 出版作業が著者のない編集だけのものであった場合、編集者の名前を .B A フィールドで指定し、 .B ,\ (ed) または .B ,\ (eds) を最後の著者の後に指定しなければなりません。 .TP .B G 米国政府注文番号です。 .TP .B I 出版者 (発行人) です。 .TP .B J 定期刊行物の記事における、その刊行物の名称です。 .TP .B K 検索に使われるキーワードです。 .TP .B L ラベルです。 .TP .B N 定期刊行物の発行番号です。 .TP .B O その他の情報です。 これは通常参考文献の末尾に印刷されます。 .TP .B P ページ番号です。 ページ番号の範囲は .I m \- n\fR で指定できます。 .TP .B Q 著者が個人でない場合の著者の名称です。 これは .B A フィールドがない場合にのみ使用されます。 .B Q フィールドは 1 つのみ使うことができます。 .TP .B R 技術報告書番号です。 .TP .B S シリーズの名称です。 .TP .B T タイトルです。 本や定期刊行物中の記事ではこれは記事のタイトルとなります。 .TP .B V 定期刊行物もしくは本のボリューム番号です。 .TP .B X 注釈です。 .LP .B A と .B E を除くすべてのフィールドで、あるレコードに複数の特定のフィールドがある 場合、最後のフィールドのみが使用されます。 .LP アクセント文字列はアクセントをつける文字に引き続いて指定されなければな りません。これは .B AM マクロは .B \-ms マクロとともに使用しなければならないことを意味します。 アクセント文字列は引用符で囲んではいけません。 また、 .B \e は 2 つでなく 1 つのみ使って下さい。 .SS 引用 引用のフォーマットは .RS .BI .[ opening-text .br .I flags keywords .br .I fields .br .BI .] closing-text .RE となります。 .LP .I opening-text と .I closing-text と .I flags のコンポーネントは省略可能です。 .I keywords か .I fields のいずれか 1 つのコンポーネントを指定する必要があります。 .LP .I keywords コンポーネントは .I keywords に含まれる全ての単語を含む参考文献を文献データベースから検索するために 指定します。 もし複数の参考文献が見つかった場合はエラーとなります。 .LP .I fields コンポーネントは参考文献の中で指定されるものを置き換えるか付け加えるた めの追加フィールドを指定します。 参考文献が蓄積される設定で、 .I keywords コンポーネントが空でなければ、追加フィールドはある特定の参考文献が引用 されている最初の部分においてのみ指定されなければならず、その参考文献を 引用している全ての部分に適用されます。 .LP .I opening-text と .I closing-text コンポーネントは .B bracket-label コマンドにおいて指定される文字列の代わりにラベルを囲むために使われる文 字列を指定します。 これらのいずれもが空でなければ、 .B bracket-label コマンドで指定されている文字列は使われません。 この処理は .B [ と .B ] フラグを使って置き換えることができます。 これらのコンポーネントの前と後につくスペースは意味を持つことに注意し て下さい。 .LP .I flags コンポーネントはここでの引用の扱いを変更するためのアルファベット以外の 文字のリストです。 Unix refer はこれらのフラグをキーワードの一部として処理しますが、それ らはアルファベットでないため無視します。 以下のフラグが現在認識されるものです。 .TP .B # これは .B short-label コマンドによって指定されるラベルを .B label コマンドで指定されるものの代わりに使用することを指示します。 もしショートラベルが指定されなければ、通常のラベルが使用されます。 普通はショートラベルは auther-date ラベルに使用され、日付とおそらくは 曖昧さが取り除かれた文字から構成されます。ここで、 .B # はラベルの数字によるタイプを示唆するものと考えられます。 .TP .B [ .B bracket-label コマンドの中で指定される最初の文字列が .I opening-text の前に置かれます。 .TP .B ] .B bracket-label コマンドの中で指定される 2 番目の文字列が .I closing-text の後に置かれます。 .LP .I opening-text と .I closing-text の中に括弧を含めるのではなく、 .B [ と .B ] フラグを使うことの 1 つの利点は .B bracket-label コマンドで変更するだけでドキュメントの中で使っている括弧のスタイルを変 更できることです。 もう 1 つの利点として、これらのフラグを使うことによって引用のソートとマー ジを禁止する必要がないことがあげられます。 .LP もしラベルがテキスト中に挿入されるべきものであれば、それは .B .[ 行の前の行に挿入されます。 そのような行がない場合には .B .[ の前に余分の行が挿入されて警告が表示されます。 .LP 複数の参考文献に対する引用を作成する特別の表記法はありません。 ただ引用を 1 つの参考文献につき 1 つずつ連続して使用します。 引用の間には何も入れないで下さい。 全ての引用に対するラベルは最初の引用の前の行に付加されます。 ラベルはまたソートしたり、マージしたりすることもできます。 ラベルの表記法 .B <> とコマンド .B sort-adjacent-labels と .B abbreviate-label-ranges の説明を参照して下さい。 ラベルは引用に空でない .I opening-text か .I closing-text がある時にはマージされません。 しかし、 .I opening-text が伴わず .B [ フラグを使った引用がその直後に続く、 .I closing-text を伴わない .B ] フラグを使った引用のラベルは最初の引用の .I opening-text か次の引用の .I closing-text が空でない場合においても、ソートとマージを行なうことができます。 (もしこれを行ないたくない場合は、最初の引用で .I closing-text を .B \e& としてください。) .SS コマンド コマンドは .B .R1 で始まる行と .B .R2 の間に指定されます。 これらの行は .B \-R オプションを使うことによって認識されないようにできます。 .B .R1 行が認識された時、すべての蓄積されている参考文献は消去されます。 .B .R1 行と .B .R2 行およびこれらの間に指定されたものはすべて出力されません。 .LP コマンドは改行か .B ; によって区切られます。 .B # からその行の最後まではコメントとなります (しかし、改行自身は改行としてあつかわれます)。 各コマンドはワードに分割されます。 ワードはスペースかタブによって区切られます。 .B \(ts で始まるワードは次の .B \(ts (ただしもう 1 つの .B \(ts が直後にないもの) までがワードとして扱われます。 もし、次の .B \(ts がない場合にはその行の最後までがワードとなります。 .B \(ts で始まるワード中の .B \(ts のペアはひとつの .B \(ts として扱われます。 .B \(ts の中では .B # と .B ; は認識されません。 行は末尾に .B \e をつけることによって継続することができます。 ただし .B # の後の場合は継続されません。 .LP .ds n \fR* \*n でマークされた各コマンド .I name には .I name の効果を打ち消す否定コマンド .BI no- name があります。 例えば、 .B no-sort コマンドは参考文献をソートしないことを指定します。 否定コマンドは引数を取りません。 .LP 以下の説明で各引数はひとつのワードとなります。 .I field はフィールドの名前となる 1 文字の小文字または大文字です。 .I fields はそのような文字のシーケンスです。 .I m と .I n は非負の数字です。 .I string は任意の文字列です。 .I filename はファイル名です。 .Tp \w'\fBabbreviate-label-ranges'u+2n .BI abbreviate\*n\ fields\ string1\ string2\ string3\ string4 .I fields のファーストネームを短縮形にします。 頭文字ともう 1 つの頭文字の間には .I string1 が挿入されます。 ラストネームとの間には .I string2 が挿入され、その他のもの ( .B von や .B de のようなもの) との間には .I string3 が挿入されます。これらのストリングのデフォルトはピリオドにスペースが続 いたものとなります。 ハイフンで区切られたファーストネームの中で、名前の最初の部分の頭文字は .I string4 (デフォルトはピリオド) によってハイフンと分離されます。 省略形に起因する曖昧さについては特に考慮していません。 名前はソートする前およびラベルが構築される前に省略形にされます。 .TP .BI abbreviate-label-ranges\*n\ string 連続した参考文献を参照する 3 つ以上の隣接するラベルは、最初のラベル .I string 最後のラベルの順からなる 1 つのラベルに省略されます。 これは主に数字ラベルにおいて便利です。 .I string が省略された場合のデフォルトは .B \- です。 .TP .B accumulate\*n 各参考文献を出現するたびに書き出すのではなく、参考文献を蓄積していきます。 蓄積された参考文献はすべての入力ファイルが処理され .B .R1 行が認識された後に、 .RS .IP .B .[ .br .B $LIST$ .br .B .] .LP の形式の参照が指定された時に書き出されます。 .RE .TP .BI annotate\*n\ field\ string .I field は注釈です。注釈は参考文献の最後に .RS .IP .BI . string .LP の行の後にパラグラフとして印刷されます。 .I macro が省略されるとデフォルトの .B AP となります。もし、 .I field も省略されるとデフォルトの .B X となります。 注釈になれるフィールドは 1 つのみです。 .RE .TP .BI articles\ string \fR\|.\|.\|. .IR string \|.\|.\|. は定冠詞もしくは不定冠詞であり、ソートされる時にはフィールド .B T の最初では無視されなければなりません。 初期状態では .B the と .B a と .B an が冠詞として認識されます。 .TP .BI bibliography\ filename \fR\|.\|.\|. 図書目録データベース .IR filename \|.\|.\|. に含まれる全ての参考文献を書き出します。 .TP .BI bracket-label\ string1\ string2\ string3 テキスト中で、各ラベルを .I string1 と .I string2 で囲みます。 .I string2 の直後に .I string1 が現れた場合は .I string3 に置き換えられます。 デフォルトでは .RS .IP .B bracket-label \e*([. \e*(.] ", " .LP となります。 .RE .TP .BI capitalize\ fields .I fields を大文字とそれに続く小文字に変換します。 .TP .B compatible\*n スペースや改行以外の文字が次に続く場合でも .B .R1 と .B .R2 を認識します。 .TP .BI database\ filename \fR\|.\|.\|. 図書目録データベース .IR filename \|.\|.\|. を検索します。 各々の .I filename について、もし .BR indxbib (1) によって生成されたインデックス .IB filename .i が存在すれば、それが代わりに検索されます。各インデックスは複数のデータ ベースをカバーすることができます。 .TP .BI date-as-label\*n\ string .I string はラベルを構成した後にフィールド .B D を置き換える文字列を指定するラベル式です。 ラベル式の説明については .B "ラベル式" の項を参照して下さい。 このコマンドは参考文献リストの中で明示的なラベルは使いたくないが、何ら かの方法で日付を修飾することによって曖昧さを取り除きたい場合に便利です。 通常、テキスト中で使用されているラベルは作者と日付の組み合わせになります。 ほとんどの場合、 .B no-label-in-reference コマンドも使う必要があります。 例えば、 .RS .IP .B date-as-label D.+yD.y%a*D.-y .LP は参考文献中のフィールド .B D の年の部分に曖昧さを取り除く文字を追加します。 .RE .TP .B default-database\*n デフォルトのデータベースを検索します。 これはデフォルトの動作であり、このコマンドの否定バージョンが有用です。 .B refer は検索を行なう必要が最初に出てきた場合、デフォルトのデータベースを 検索するべきかどうかを決定します。 そのため .B no-default-database コマンドを有効とするためには、それ以前に指定しておく必要があります。 .TP .BI discard\*n\ fields 参考文献が読み込まれた時、 .I fields を無効とします。 .I fields の文字列の定義は出力されません。 初期状態では .I fields は .B XYZ となっています。 .TP .BI et-al\*n\ string\ m\ n ラベル式における式 .B @ の評価での .B et al の使い方を制御します。 著者のシーケンスを明確にするために必要な著者の数を .I u 、著者の合計が .I t とすると、最後の .IR t \|\-\| u の著者が .I string によって置換され、 .IR t \|\-\| u が .I m より小さくなく、 .I t が .I n より小さくないようになります。 デフォルトでは .RS .IP .B et-al " et al" 2 3 .LP となります。 .RE .TP .BI include\ filename .I filename をインクルードし、その内容をコマンドとして解釈します。 .TP .BI join-authors\ string1\ string2\ string3 これはどのように作者を連結するかを指定します。 ちょうど 2 人の作者がある場合、 .I string1 によって連結されます。 2 人より多い作者がある場合、最後の 2 人を除いた作者は .I string2 で連結され、最後の 2 人の作者は .I string3 で連結されます。 もし .I string3 が省略されると、デフォルトは .I string1 となります。 もし .I string2 も省略されると、デフォルトは .I string1 となります。 例えば、 .RS .IP .B join-authors " and " ", " ", and " .LP は作者の連結をデフォルトの方法に戻します。 .RE .TP .B label-in-reference\*n 参考文献を出力する時に、文字列 .B [F を参考文献のラベルに定義します。 これはデフォルトの動作です。このコマンドの否定バージョンが有用です。 .TP .B label-in-text\*n 各参考文献においてテキスト中のラベルを出力します。 ラベルは .B bracket-label コマンドに記述されているようにそれを囲むテキストと分離されます。 これはデフォルトの動作です。このコマンドの否定バージョンが有用です。 .TP .BI label\ string .I string はどのように各参考文献にラベルをつけるかを記述するラベル式となります。 .TP .BI separate-label-second-parts\ string 2つの部分からなるラベルをマージする時、2 番目のラベルの 2 番目の部分を .I string で最初のラベルと分離します。 ラベル式については .B <> のラベル式の説明を参照して下さい。 .TP .B move-punctuation\*n テキストにおいてラベルの後の行末の句読点を移動します。 ラベルに肩文字の数字を使っていなければ、このコマンドを使うといいでしょ う。 .TP .BI reverse\*n\ string 名前が .I string 中にあるフィールドを逆にします。 各フィールド名の後にはいくつのフィールドが逆にされるかを示す数が指定さ れます。 フィールドにこの数が指定されなければ、そのフィールドは全て逆になります。 .TP .BI search-ignore\*n\ fields インデックスが存在しないデータベースでキーを検索している際に、 .I fields の内容を無視します。 初期状態ではフィールド .B XYZ が無視されます。 .TP .BI search-truncate\*n\ n キーの最初の .I n 文字が与えられることのみを要求します。 実際にデータベース中で与えられたキーを検索する時には .I n とキーの長さの大きい方の長さに切られます。 初期状態では .I n は 6 です。 .TP .BI short-label\*n\ string .I string はラベルのもう 1 つの (通常は短縮形の) スタイルを指定するラベル式です。 これは .B # フラグが引用で与えられている時に使われます。 author-date スタイルのラベルを使う時、作者は文脈から明らかに識別できる ことがあり、ラベルでは作者を省略したいことがあります。 通常、 .B short-label コマンドは日付と (多分) 明確な文字のみを含むラベルを指定するために使用 されます。 .TP .BI sort\*n\ string .B string に従って参考文献をソートします。 参考文献は自動的に累積されます。 .I string はフィールド名のリストであり、各フィールド名にはソートに使われる名前に いくつのフィールドがあるかを示す数字が続きます。 .B + を名前のついた全てのフィールドを使うことを示すために使うことができます。 また、 .B . を参考文献が (一時的な) ラベルを使ってソートされることを示すために使う こともできます。 ( .B ラベル式 のセクションで一時的なラベルの概念について説明しています。) .TP .B sort-adjacent-labels\*n 参考文献リスト中での位置に従って、テキスト中の隣接しているラベルをソー トします。 このコマンドは通常は .B abbreviate-label-ranges コマンドが与えられている時か、ラベル式に .B <> 式が含まれている時に使用するべきです。 これは参考文献が累積されていないと影響がありません。 .SS ラベル式 .LP ラベル式は通常もしくは一時的に評価することができます。 通常評価の結果は出力に使われます。 一時的評価の結果は .I 一時的ラベル と呼ばれ、通常評価でラベルを明確にする必要がある情報を集めるために使わ れます。 .B date-as-label と .B short-label コマンドで指定されるラベル式は一時的には評価されません。 通常評価と一時的評価は .B @ と .B * と .B % の式を除いた全てのタイプの式で同じです。 以下の説明は特に指定された場合を除き通常評価に適用されます。 .TP .I field .TQ .I field\ n .I field の .I n 番めの部分です。 .I n が省略された場合はデフォルトは 1 となります。 .TP .BI ' string ' .I string 中の文字は文字通り解釈されます。 .TP .B @ 全ての作者を .B join-authors コマンドで指定された通りに連結します。 各々の作者名の全体が使用されます。 しかし参考文献が作者でソートされると (すなわち .B A+ で始まるソート仕様)、 作者のラストネームが代わりに使用され (これは曖昧さを持ち込みません)、 また作者の頭文字のシーケンスが全ての作者の代わりに使用されます (これも 曖昧さを持ち込みません)。 いくつかの参考文献の .IR i 番目 の作者にラストネームだけを使うのは他に参考文献がある時には曖昧であると 考えられます。すなわち参考文献の最初の .IR i \|-\|1 人の作者が同じで、 .IR i 番目 の作者は同じでないが、 .IR i 番目 の作者のラストネームが同じであるような場合です。 いくつかの参考文献の作者のシーケンスの適切な頭文字のサブシーケンスは、 適切な頭文字のサブシーケンスとしてのサブシーケンスをもつ作者の別のシー ケンスをとる参考文献がある場合には、曖昧であると考えられます。 作者の頭文字のサブシーケンスが使われる場合、残りの作者は .B et-al コマンドで指定された文字列で置き換えられます。 このコマンドは頭文字のシーケンスを使うことができる以前に満たされる追加 の要求も指定することができます。 .B @ は一時的に作者の正式の表現に評価され、ソートのために同等かどうかを比較 する作者は同じ表現となります。 .TP .BI % n .TQ .B %a .TQ .B %A .TQ .B %i .TQ .B %I 参考文献のシリアル番号は .B % が続く文字に従ってフォーマットされます。 参考文献のシリアル番号はこの参考文献として同じ一時的ラベルをもつ先に現 れた参考文献の番号に 1 を加えたものとなります。 これらの式は一時的に空の文字列に評価されます。 .TP .IB expr * この参考文献としての同じ一時的ラベルを持つもう 1 つの参考文献がある場合、 空の文字列でなければ .I expr となります。 これは一時的に評価され、空の文字列になります。 .TP .IB expr + n .TQ .IB expr \- n .I expr の最初 .RB ( + ) または末尾 .RB ( \- ) の .I n 文字の大文字か小文字か数字です。 troff の ( .B \e('a のような) 特別文字は 1 文字としてカウントされます。 アクセント文字列は保持されますが、合計にはカウントされません。 .TP .IB expr .l .I expr を小文字に変換したものです。 .TP .IB expr .u .I expr を大文字に変換したものです。 .TP .IB expr .c .I expr を大文字とそれに続く小文字に変換したものです。 .TP .IB expr .r .I expr をラストネームが最初に来るように逆にしたものです。 .TP .IB expr .a ファーストネームが略称になった .I expr です。 .B abbreviate コマンドによって指定されたフィールドはラベルが評価される前に略称にされ ます。 このため、 .B .a は参考文献の中ではなくラベルの中でのみフィールドを略称にしたい時のみ有 用です。 .TP .IB expr .y .I expr の年の部分です。 .TP .IB expr .+y .I expr の年の前の部分、もしくはそれが年を含んでいなければ .I expr の全体となります。 .TP .IB expr .\-y .I expr の年の後の部分、もしくは .I expr が年を含んでいなければ空の文字列となります。 .TP .IB expr .n .I expr のラストネームの部分となります。 .TP .IB expr1 \(ti expr2 .I expr1 となります。ただし、 .I expr1 の最後の文字が .B \- である場合は .I expr2 に置き換えられます。 .TP .I expr1\ expr2 .I expr1 と .I expr2 の結合です。 .TP .IB expr1 | expr2 .I expr1 が空でなければ .I expr1 となり、それ以外では .I expr2 となります。 .TP .IB expr1 & expr2 .I expr1 が空でなければ .I expr2 となり、それ以外では空の文字列となります。 .TP .IB expr1 ? expr2 : expr3 .I expr1 が空でなければ .I expr2 となりそれ以外では .I expr3 となります。 .TP .BI < expr > このラベルには 2 つの部分があり、 .I expr によって分離されています。 2 つの部分からなり、最初の部分が同じである 2 つの連続したラベルは最初 のラベルに次のラベルの 2 番目の部分を追加し、 .B separate-label-second-parts コマンド (初期値ではスペースが続くコンマ) によって指定された文字列によっ て分離することによってマージされます。その結果のラベルもまた 2 つの部 分からなるラベルとなり、最初の部分がマージ前の最初の部分となります。さ らに追加されるラベルはこれにマージされます。 最初の部分が空であっても差し支えありません。これは .B short-label コマンドで使う式で使うことができます。 .TP .BI ( expr ) .I expr と同様です。 グルーピングを行なうために使われます。 .LP 上述の式は順位 (高いものが最初) の順にリストされます。 .B & と .B | は同じ優先順位となります。 .SS マクロインタフェース 各参考文献はマクロ .B ]- の呼び出しで始まります。 文字列 .B [F は .B no-label-in-reference コマンドが与えられていないと、 この参考文献のラベルになるように定義されます。 その後一連の文字列の定義が続きます。 定義は各フィールドに 1 つずつで、 文字列 .BI [ X はフィールド .I X に対応します。 数値レジスタ .B [P はフィールド .B P がページの範囲を含んでいれば 1 にセットされます。 .B [T と .B [A と .B [O の数値レジスタは、 .B .?! の文字のいずれかで終るフィールド .B T と .B A と .B O に対応して 1 にセットされます。 数値レジスタ .B [E は文字列 .B [E が複数の名前を含んでいれば 1 にセットされます。 参考文献にはマクロ .B ][ への呼び出しが続きます。 このマクロの最初の引数には参考文献のタイプを表す数を与えます。 もし参考文献がフィールド .B J を含んでいると、タイプ 1 として分類されます。 またフィールド .B B を含んでいるとタイプ 3、フィールド .B G か .B R を含んでいるとタイプ 4、フィールド .B I を含んでいるとタイプ 2となり、これら以外ではタイプ 0 となります。 2 番目の引数はタイプ .BR other , .BR journal-article , .BR book , .B article-in-book もしくは .B tech-report のシンボル名です。 .B bibliography コマンドによって累積もしくは生成される参考文献のグループは .B ]< マクロの呼び出しに先行し、 .B ]> マクロの呼び出しが続きます。 .SH 関連ファイル .Tp \w'\fB/usr/share/dict/papers/Ind'u+2n .B /usr/share/dict/papers/Ind デフォルトのデータベースです。 .TP .IB file .i インデックスファイルです。 .SH "関連項目" .BR indxbib (1), .BR lookbib (1), .BR lkbib (1) .br .SH バグ ラベル表記法において .B <> 表記は .BI . char 表記の中では無視されます。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/troff.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/troff.1 index d43098acea..d4a5ed2c94 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/troff.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/troff.1 @@ -1,2022 +1,2022 @@ .ig \"-*- nroff -*- Copyright (C) 1989-1995 Free Software Foundation, Inc. Permission is granted to make and distribute verbatim copies of this manual provided the copyright notice and this permission notice are preserved on all copies. Permission is granted to copy and distribute modified versions of this manual under the conditions for verbatim copying, provided that the entire resulting derived work is distributed under the terms of a permission notice identical to this one. Permission is granted to copy and distribute translations of this manual into another language, under the above conditions for modified versions, except that this permission notice may be included in translations approved by the Free Software Foundation instead of in the original English. .. .\" jpman %Id: troff.1,v 1.4 1997/07/26 21:50:12 horikawa Stab % .ie t .ds tx T\h'-.1667m'\v'.224m'E\v'-.224m'\h'-.125m'X .el .ds tx TeX .\" Like TP, but if specified indent is more than half .\" the current line-length - indent, use the default indent. .de Tp .ie \\n(.$=0:((0\\$1)*2u>(\\n(.lu-\\n(.iu)) .TP .el .TP "\\$1" .. .\" The BSD man macros can't handle " in arguments to font change macros, .\" so use \(ts instead of ". .tr \(ts" .TH TFMTODIT 1 "8 September 1996" "Groff Version 1.10" .SH 名称 troff \- 文書をフォーマットする .SH 書式 .nr a \n(.j .ad l .nr i \n(.i .in +\w'\fBtroff 'u .ti \niu .B troff .de OP .ie \\n(.$-1 .RI "[\ \fB\\$1\fP" "\\$2" "\ ]" .el .RB "[\ " "\\$1" "\ ]" .. .OP \-abivzCER .OP \-w name .OP \-W name .OP \-d cs .OP \-f fam .OP \-m name .OP \-n num .OP \-o list .OP \-r cn .OP \-T name .OP \-F dir .OP \-M dir .RI "[\ " files\|.\|.\|. "\ ]" .br .ad \na .SH 解説 本マニュアルでは、groff ドキュメントフォーマットシステムの一部である GNU バージョンの .B troff について記述します。本コマンドは UNIX troff と 高い互換性を持ちます。通常 troff は groff コマンドから起動されます。 groff はまた、適切な前処理プログラムと後処理プログラムを適切なオプショ ンで、適切な順序で起動します。 .SH オプション .TP \w'\-dname=s'u+2n .B \-a .SM ASCII 文字のみの近似的な出力を行います。 .TP .B \-b 各警告とエラーメッセージに対するバックトレースを表示します。これは、 警告やエラーの原因を調べるのに有用です。出力される行番号は必ずしも正し くはありません。 .B as や .B am リクエストにより行番号を誤認する可能性がある からです。 .TP .B \-i 指定されたファイルをすべて処理したあとに、標準入力も読み込み、処理します。 .TP .B \-v バージョン番号を表示します。 .TP .BI \-w name .I name で指定した分類の警告を行います。指定できる .I name は、後述の警告のサブセクションを参照してください。 .B \-w オプションは複数指定できます。 .TP .BI \-W name .I name で指定した分類の警告を行いません。 .B \-W オプションは複数指定することが できます。 .TP .B \-E エラーメッセージを一切出力しません。 .TP .B \-z フォーマットした結果を出力しません。 .TP .B \-C 互換モードにします。 .TP .BI \-d cs .TQ .BI \-d name = s マクロ .I c または .I name を文字列 .I s と定義します。 .I c は 1 文字のマクロ名です。 .TP .BI \-f fam .I fam をデフォルトのフォントファミリとして使用します。 .TP .BI \-m name マクロファイル .BI tmac. name を読み込みます。通常、ディレクトリ .B /usr/share/tmac が検索されます。 .TP .B \-R .B troffrc を読みません。 .TP .BI \-n num 最初のページ番号を .I num とします。 .TP .BI \-o list .I list で指定したページのみを出力します。 .I list は、コンマで区切られ たページ範囲の列です。ページ範囲の指定方法は以下のとおりです: .I n は .I n ペー ジの出力、 .IB m \- n は .I m ページから .I n ページまでの出力、 .B \-n は .I n ページまでの 出力、 . IB n \- は .I n ページ以降の出力を意味します。 .B troff はリストの最後のページを印刷し終えると終了します。 .TP .BI \-r cn .TQ .BI \-r name = n 数値レジスタ .I c または .I name の値を .I n とします。 .I c は 1 文字の名前です。 .I n は troff で扱える数式です。 .TP .BI \-T name デバイス .I name 用の出力を生成します。デフォルトは ps です。 .TP .BI \-F dir フォントファイルと .B DESC ファイルを検索するのに、ディレクトリ .I dir 以下の .BI dev name .RI ( name は出力デバイス名) を探します。通常フォントは .B /usr/share/groff_font から検索されますが、本オプションで指定したディレ クトリのほうが先に検索されます。 .TP .BI \-M dir .B /usr/share/tmac の前に、指定したディレクトリ .I dir からマクロファイルを検索します。 -.SH 使用例 +.SH 使用法 ここでは Unix troff には無い機能のみを説明します。 .SS 長い名前 数値レジスタ、フォント、文字列/マクロ/転換、 特殊文字のそれぞれの名前の長さは任意です。 エスケープシーケンス中、すなわち 2 文字の名前 .BI ( xx を使用可能な場所で、 任意の長さの名前 .BI [ xxx ] を使用可能です。 .TP .BI \e[ xxx ] .IR xxx で呼ばれる特殊文字を表示します。 .TP .BI \ef[ xxx ] フォント .IR xxx を設定します。 .TP .BI \e*[ xxx ] 文字列 .IR xxx を挿入する。 .TP .BI \en[ xxx ] 数値レジスタ .IR xxx を挿入する。 .SS 分数のポイントサイズ .I スケールドポイントは 1/sizescale ポイントです。ここで sizescale は .B DESC ファイルで指定されます (デフォルト値は 1です)。 また、新しいスケールインジケータ .B z があります。 これは sizescale 倍する効果があります。 troff におけるリクエストおよびエスケープシーケンスは ポイントサイズを表す引数をスケールドポイント単位で表されているとして 解釈しますが、 このような引数の評価はデフォルトのスケールインジケータ .BR z にて行います。 このように取り扱われる引数には、 .B ps リクエストの引数、 .B cs リクエストの 3 番目の引数、 .B tkf リクエストの 2 番目および 4 番目の引数、 .B \eH エスケープシーケンスの引数、 .B \es エスケープシーケンスの変形で数値式を引数として取るものとがあります。 .LP .\" 例えばサイズスケールを 1000 とします; 例えば sizescale を 1000 とします; この場合スケールドポイントはミリポイントとなります; リクエスト .B .ps 10.25 は .B .ps 10.25z と同じですし、ポイントサイズは 10250 スケールドポイントに設定されます。 これは 10.25 ポイントと等しい値です。 .LP 数値レジスタ .B \en(.s はポイントサイズを 10 進数分数のポイント単位で返します。 新しい数値レジスタ .B \en[.ps] もあり、これはスケールドポイント単位でのポイントサイズを返します。 .LP デフォルトのスケールインジケータが .BR u , .B z のどちらでもない数式中で .B z スケールインジケータを使用するのは無意味でしょう。 .B troff はこのようなことを禁止します。 同様に、 .BR z がデフォルトのスケールインジケータであった数式において .BR z , .B u のどちらでもないスケールインジケータを使用するのは無意味でしょう。 .B troff はこのようなことを禁止します。 .LP また、新しいスケールインジケータ .B s があります。これはもとの値をスケールドポイントの単位数で逓倍します。 例えば、 .B \en[.ps]s は .B 1m と同じです。 .BI s, .B z スケールインジケータを混同しないようにして下さい。 .SS 数値式 .LP 括弧内の数式中に空白を含めることが許されます。 .LP .B M は em の 1/100 を意味します。 .TP .IB e1 >? e2 .I e1 と .I e2 とで小さくない方。 .TP .IB e1 .\" USAGE から Incompatibilities まで訳出 (Dec 23, 1996) .\" Norihiro Kumagai .\" 訳チェック (Jan 5, 1997) diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/radius.conf.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/radius.conf.5 index a618307d31..40ed996c9c 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/radius.conf.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/radius.conf.5 @@ -1,132 +1,132 @@ .\" Copyright 1998 Juniper Networks, Inc. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" $FreeBSD: src/lib/libradius/radius.conf.5,v 1.1.1.1 1998/11/13 00:53:01 jdp Exp $ +.\" %FreeBSD: src/lib/libradius/radius.conf.5,v 1.1.1.1 1998/11/13 00:53:01 jdp Exp % .\" -.\" jpman %Id: radius.conf.5,v 1.2 1999/01/27 12:32:10 horikawa Chk % +.\" jpman %Id: radius.conf.5,v 1.4 1999/02/11 08:06:56 horikawa Stab % .\" WORD: sensitive (情報を)極めて慎重に扱うべき[radius.5] .Dd July 29, 1998 .Dt RADIUS.CONF 5 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm radius.conf .Nd RADIUS クライアントの設定ファイル .Sh 書式 .Pa /etc/radius.conf .Sh 解説 .Nm は、RADIUS クライアントライブラリの設定に必要な情報を含みます。 本ファイルは .Xr rad_config 3 が解釈します。 本ファイルは 1 行以上のテキスト行を含み、 各行は、ライブラリが使用する単一の RADIUS サーバについて記述します。 先行する空白は、空行および、コメントのみの行と同様、無視されます。 .Pp -1 つの RADIUS サーバは、2 から 4 フィールドからなる 1 行により表現されます。 +1 つの RADIUS サーバは、2 から 4 フィールドからなる 1 行により記述されます。 フィールドは、空白により区切られます。 フィールドの先頭にある .Ql # 文字はコメントを開始し、行末まで続きます。 フィールドはダブルクォートで括ることができ、 この場合空白を含んだり、 .Ql # 文字で開始することができます。 クォートされた文字列中では、ダブルクォート文字は .Ql \e\&" で表現可能であり、バックスラッシュは .Ql \e\e で表現可能です。 -他のエスケープシーケンスはサポートされません。 +他のエスケープシーケンスはサポートされていません。 .Pp 最初のフィールドはサーバホストを指定します。 完全な形でのドメイン名でもかまいませんし、 ドット付き 4 つ組の IP アドレスでもかまいません。 ホストの後には .Ql \&: -と数値によるポート番号を続けることができます。間に空白を狭んではなりません。 -ポートを指定しない場合、 +と数値によるポート番号を続けることができます。この時、間に空白を入れては +いけません。ポートを指定しない場合、 .Pa /etc/services ファイルの .Ql radius サービスになるか、 .Pa /etc/services ファイルにこのようなエントリが無い場合標準の RADIUS ポート 1812 になります。 .Pp 第 2 フィールドには共有鍵が置かれ、 クライアントとサーバホスト以外には知られてはなりません。 共有鍵は任意の文字列ですが、 空白を含む場合はダブルクォートで括る必要があります。 -共有鍵の長さはいくらでもかまいませんが、 +共有鍵の長さに制限はありませんが、 RADIUS プロトコルでは先頭 128 文字しか使用されません。 注意: 有名な RADIUS サーバには、 16 文字より長い共有鍵では正しく動作しないというバグを持ったものがあります。 .Pp 第 3 フィールドは、 サーバから正当なリプライを受け取るまでに待つ秒数であり、 10 進数で指定します。 このフィールドを省略すると、デフォルトの 3 秒になります。 .Pp 第 4 フィールドは、 -諦めるまでに最大何回サーバに認証を試みるかを示す 10 進数を指定します。 +諦めるまでに最大何回サーバに認証を試みるかを示す値を 10 進数で指定します。 省略すると、デフォルトの 3 回になります。 これは試行回数の合計であり、リトライ回数ではないことに注意してください。 .Pp -10 個の RADIUS サーバまで指定可能です。 +RADIUS サーバは最大 10 個まで指定できます。 サーバはラウンドロビン方式で試され、有効な返答が返されるか、 全サーバに対して、最大試行回数に達するまで続けます。 .Pp このファイルの標準的な置き場所は .Pa /etc/radius.conf です。しかし、 .Xr rad_config 3 を呼び出すときに別のパス名を指定できます。 -共有鍵という形で極めて慎重に扱うべき情報を格納するファイルですから、 -root 以外には読めないようにすべきです。 +このファイルは、共有鍵という形で極めて慎重に扱うべき情報を格納する +ファイルですから、root 以外には読めないようにすべきです。 .Sh 関連ファイル .Pa /etc/radius.conf .Sh 使用例 .Bd -literal # 全部デフォルトである単純なエントリ radius1.domain.com OurLittleSecret # サーバはまだ廃れた RADIUS ポート使っており、 # タイムアウトと最大試行回数を増加しています: auth.domain.com:1645 "I can't see you, but I know you're there" 5 4 # サーバを IP アドレスで指定: 192.168.27.81 $X*#..38947ax-+= .Ed .Sh 関連項目 .Xr libradius 3 .Rs .%A C. Rigney, et al .%T Remote Authentication Dial In User Service (RADIUS) .%O RFC 2138 .Re .Sh 作者 この文書を .An John Polstra が書き、Juniper Networks, Inc. が FreeBSD プロジェクトに寄贈しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/tacplus.conf.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/tacplus.conf.5 index ada1394e8c..d8c0d3c491 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/tacplus.conf.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/tacplus.conf.5 @@ -1,122 +1,122 @@ .\" Copyright 1998 Juniper Networks, Inc. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" $FreeBSD: src/lib/libtacplus/tacplus.conf.5,v 1.1.1.1 1998/11/13 00:54:26 jdp Exp $ +.\" %FreeBSD: src/lib/libtacplus/tacplus.conf.5,v 1.1.1.1 1998/11/13 00:54:26 jdp Exp % .\" -.\" jpman %Id: tacplus.conf.5,v 1.2 1999/01/27 12:32:37 horikawa Stab % +.\" jpman %Id: tacplus.conf.5,v 1.4 1999/02/11 08:06:49 horikawa Stab % .\" WORD: sensitive (情報を)極めて慎重に扱うべき[radius.5 tacplus.conf.5] .Dd July 29, 1998 .Dt TACPLUS.CONF 5 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm tacplus.conf .Nd TACACS+ クライアントの設定ファイル .Sh 書式 .Pa /etc/tacplus.conf -.Sh DESCRIPTION +.Sh 解説 .Nm は、TACACS+ クライアントライブラリの設定に必要な情報を含みます。 本ファイルは .Xr tac_config 3 が解釈します。 本ファイルは 1 行以上のテキスト行を含み、 各行は、ライブラリが使用する単一の TACACS+ サーバについて記述します。 -先行する空白は、空行および、コメントのみの行と同様、無視されます。 +行先頭の空白は、空行および、コメントのみの行と同様、無視されます。 .Pp 1 つの TACACS+ サーバは、2 から 4 フィールドからなる 1 行により表現されます。 フィールドは空白によって区切られます。 フィールドの先頭にある .Ql # 文字はコメントを開始し、行末まで続きます。 フィールドはダブルクォートで括ることができ、 この場合空白を含んだり、 .Ql # 文字で開始することができます。 クォートされた文字列中では、ダブルクォート文字は .Ql \e\&" で表現可能であり、バックスラッシュは .Ql \e\e で表現可能です。 他のエスケープシーケンスはサポートされません。 .Pp 最初のフィールドはサーバホストを指定します。 完全な形でのドメイン名でもかまいませんし、 ドット付き 4 つ組の IP アドレスでもかまいません。 ホストの後には .Ql \&: と数値によるポート番号を続けることができます。間に空白を狭んではなりません。 ポートを指定しない場合、 標準の TACACS+ ポート 49 になります。 .Pp -第 2 フィールドには共有鍵が置かれ、 -クライアントとサーバホスト以外には知られてはなりません。 +第 2 フィールドには共有鍵が置かれます。 +これは、クライアントとサーバホスト以外には知られてはなりません。 共有鍵は任意の文字列ですが、 空白を含む場合や空の場合はダブルクォートで括る必要があります。 共有鍵を空にすると、通常の暗号化機構が無効化され、 ネットワークを行き来する全データはクリアテキストになります。 .Pp 第 3 フィールドは、 サーバとの通信時のタイムアウト秒数であり、 10 進数で指定します。 タイムアウトは、接続・書き込み・読み込みの各操作に別々に適用されます。 このフィールドを省略すると、デフォルトの 3 秒になります。 .Pp 省略可能な第 4 フィールドは、文字列 .Ql single-connection を含んでかまいません。 これを指定されると、ライブラリはサーバと交渉して、 複数のセッション用に TCP 接続をオープンしたままにしようとします。 古い TACACS+ サーバには、本オプションを指定すると混乱するものがあります。 .Pp 10 個の TACACS+ サーバまで指定可能です。 サーバは指定した順序で試され、有効な返答が返されるか、 リストが終わるまで続けられます。 .Pp このファイルの標準的な置き場所は .Pa /etc/tacplus.conf です。しかし、 .Xr tac_config 3 を呼び出すときに別のパス名を指定できます。 共有鍵という形で極めて慎重に扱うべき情報を格納するファイルですから、 root 以外には読めないようにすべきです。 .Sh 関連ファイル .Pa /etc/tacplus.conf .Sh 使用例 .Bd -literal # 全部デフォルトである単純なエントリ: tacserver.domain.com OurLittleSecret # サーバは標準ではないポートを使用しており、 # タイムアウトを増加し、"single-connection" オプションを指定しています。 auth.domain.com:4333 "Don't tell!!" 15 single-connection # サーバを IP アドレスで指定: 192.168.27.81 $X*#..38947ax-+= .Ed .Sh 関連ファイル .Xr libtacplus 3 .Sh 作者 この文書を .An John Polstra が書き、Juniper Networks, Inc. が FreeBSD プロジェクトに寄贈しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man7/man.7 b/ja_JP.eucJP/man/man7/man.7 index 1a07121ae2..3af8763a1f 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man7/man.7 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man7/man.7 @@ -1,376 +1,376 @@ .\" Copyright (c) 1998. .\" The FreeBSD Project. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" %Id: man.7,v 1.1 1998/11/26 00:21:24 jkoshy Exp % -.\" jpman %Id: man.7,v 1.2 1999/02/06 00:44:12 kuma Stab % +.\" jpman %Id: man.7,v 1.3 1999/02/10 13:32:51 horikawa Stab % .\" .\" WORD: format (roffで)書式整形(する)[man.7] .\" WORD: indent インデント[man.7] .\" .Dd November 30, 1998 .Os .Dt MAN 7 .Sh 名称 .Nm man .Nd .Nm \-man マクロパッケージのクイックリファレンスガイド .Sh 書式 .Nm groff .Fl m Ns Ar an .Ar .Sh 解説 .Nm \-man パッケージは、 .Ux マニュアルページの書式整形に使用するマクロの集合です。 .Bx システムでは、 .Nm の使用を大いに非としており、代わりに、それより表現力に富んだ .Nm mdoc パッケージが推奨されています。 -.Sh 使用例 +.Sh 使用法 .Ss 慣習 .Nm で使用するマクロは、1 文字か 2 文字のアルファベット大文字を用いて名前が 付けられています。 .Xr troff 1 で普通に用いられる慣習に従い、各マクロリクエストは、 .Li "." を行の先頭の文字として始まります。 -印字可能テキストを期待するマクロリクエストの引数は 0 個から 6 個までの単語 +印字可能テキストを期待するマクロリクエストの引数は、0 個から 6 個までの単語 (word) からなります。マクロによっては、引数が与えられない場合は次の入力行を 処理するものもあります。例えば、 .Li ".I" リクエストがそれだけで 1 行になっている場合、次の入力行が斜体 (italic) に なります。 空白類文字 (whitespace characters) は、クォート文字で囲むことで引数に -含めることができます。フォントとサイズは各パラグラフが始まる直前、 -もしくは、フォントサイズ、フォントフェース変更マクロの処理が完了した直後に、 -デフォルト値にリセットされます。 +含めることができます。各パラグラフが始まる直前、 +そして、フォントサイズ・フォントフェース変更マクロの処理が完了した直後に、 +フォントとサイズはデフォルト値にリセットされます。 .Ss インデント .\" WORD: prevailing indent 通常インデント[man.7] 通常インデント (prevailing indent) の間隔は、その後インデント状態の パラグラフが継続する間、保持されていますが、非インデント状態の パラグラフに到達するとデフォルト値にリセットされます。インデントに おけるデフォルトの単位は、 .Dq en です。 .Ss 前処理 (Preprocessing) 伝統的に、マニュアルページの書式整形と表示には .Xr man 1 プログラムが用いられます。マニュアルソースページの最初の行が、 文字列 .Li \&\'\e" .\" " bring emacs's font-lock mode back in sync ... で始まる場合、 その行の残りの文字は、 .Xr troff 1 に掛ける前に通す必要があるプリプロセッサを表します。 サポートしているプリプロセッサ指示子は次のとおりです。 .Bl -column "文字" "プリプロセッサ" -offset indent .It Em 文字 Ta Em プリプロセッサ .It e Ta Xr eqn 1 .It g Ta Xr grap 1 .It p Ta Xr pic 1 .It r Ta Xr refer 1 .It t Ta Xr tbl 1 .It v Ta Xr vgrind 1 .El .Ss 利用可能な文字列 .Nm パッケージで事前に定義されている文字列は次のとおりです。 .Bl -column "文字列" "XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX" -offset indent .It Em 文字列 Ta Em 説明 .It "\e*R" Ta "登録商標のシンボル(registration symbol)" .It "\e*S" Ta "デフォルトフォントサイズに戻す" .It "\e*(Tm" Ta "商標のシンボル(trademark symbol)" .It "\e*(lq" Ta "左引用符(left quote)" .It "\e*(rq" Ta "右引用符(right quote)" .El .Pp .Ss 利用可能なマクロ 利用可能なマクロをアルファベット順で説明しておきます。 .Bl -tag -width "XXX XX" .It ".B" Op Ar words .Ar words .\" WORD: typeset 版組みする[man.7] .\" WORD: line break (行を)分割する[man.7] をボールド体で版組みします。行分割は生じません。引数が与えられない 場合、次の行が処理の対象になります。 .It ".BI" Op Ar words ボールド体と斜体で交代しながら、 .Ar words を結合します。行分割は生じません。 引数が与えられない場合、次の行が処理の対象になります。 .It ".BR" Op Ar words ボールド体とローマン体で交代しながら、 .Ar words を結合します。行分割は生じません。 引数が与えられない場合、次の行が処理の対象になります。 .It ".DT" デフォルトのタブ間隔を 0.5 インチに戻します。 行分割は生じません。 .It ".HP" Op Ar indent パラグラフを、ハンギングインデント (hanging indent) で始め、 以後の通常インデント幅を .Ar indent に設定します。このリクエストは強制的に行分割を引き起こします。 .Ar indent が指定されない場合、通常インデント幅が使用されます。 .It ".I" Op Ar words .Ar words -を斜体で印刷します。行分割は生じません。 +を斜体で版組みします。行分割は生じません。 引数が指定されない場合、次の行が処理の対象になります。 .It ".IB" Op Ar words 斜体とボールド体で交代しながら、 .Ar words を結合します。行分割は生じません。 引数が与えられない場合、次の行が処理の対象になります。 .It ".IP" Op Ar tag Op Ar indent インデントされたパラグラフを、タグ .Ar tag を付けて始めます。 以後の通常インデント幅を .Ar indent に設定します。 .Ar tag が指定されない場合、空文字列 .Qq "" と見なされます。 .Ar indent が指定されない場合、 通常インデント幅と見なされます。 .It ".IR" Op Ar words 斜体とローマン体で交代しながら、 .Ar words を結合します。行分割は生じません。 引数が与えられない場合、次の行が処理の対象となります。 .It ".LP" 左整列 (left-aligned) パラグラフを開始します。 通常インデント幅はデフォルト値に設定されます。このリクエストは強制的に 行分割を引き起こします。 .It "\&.P" \&.LP と同様に使用できる別名です。 .It ".PD" Op Ar distance パラグラフ間の垂直間隔を .Ar distance に設定します。 .Ar distance が指定されない場合、値 0.4v が使用されます。 .It ".PP" \&.LP と同様に使用できる別名です。 .It ".RE" 相対インデント (以下の \&.RS を参照して下さい) を終了します。 このリクエストは強制的に行分割を引き起こし、 通常インデント値を以前の値に戻します。 .It ".RB" Op Ar words ローマン体とボールド体で交代しながら、 .Ar words を結合します。行分割は生じません。 引数が与えられない場合、次の行が処理の対象となります。 .It ".RI" Op Ar words ローマン体と斜体で交代しながら、 .Ar words を結合します。行分割は生じません。 引数が与えられない場合、次の行が処理の対象となります。 .It ".RS" Op Ar indent 相対インデントを開始します。インデント幅を .Ar indent だけ増加させます。 引数 .Ar indent が指定されない場合、通常インデント幅の値が使用されます。 .It ".SB" Op Ar words フォントサイズを 1 ポイント減らしてからボールド体を用いて .Ar words -を印刷します。行分割は生じません。引数が指定されない場合、 +を版組みします。行分割は生じません。引数が指定されない場合、 次の行が処理の対象となります。 .It ".SH" Op Ar words -セクション先頭文字列 (section heading) を指定します。このリクエストは +セクション表題 (section heading) を指定します。このリクエストは 強制的に行分割を引き起こします。また、通常インデント幅とマージンを デフォルト値にリセットします。 .It ".SM" Op Ar words フォントサイズを 1 ポイント減らしてから .Ar words -を印刷します。行分割は生じません。引数が指定されない場合、 +を版組みします。行分割は生じません。引数が指定されない場合、 次の行が処理の対象となります。 .It ".SS" Op Ar words -セクション副先頭文字列 (section subheading) を指定します。このリクエストは +セクション副表題 (section subheading) を指定します。このリクエストは 強制的に行分割を引き起こします。引数が与えられない場合、次の行が 処理の対象となります。このリクエストは、通常インデント幅とマージンを デフォルト値に戻します。 .It ".TH" Ar name Ar section Ar date Xo .Op Ar footer Op Ar center .Xc セクション .Ar section に属するリファレンスページ .Ar name を開始します。 第 3 引数 .Ar date は、最近の変更日付です。 .Ar footer が存在する場合、 -これは左ページのフッタテキストを指定します。さらに、 +これは左のページフッタテキストを指定します。さらに、 .Ar center が存在する場合、 これはページ中央のヘッダテキストを指定します。このリクエストは、 マニュアルページのまさに最初のリクエストでなければなりません。 .It ".TP" Op Ar indent 次の行のテキストで指定するタグを持つタグ付きインデント状態のパラグラフを 開始します。引数 .Ar indent が指定されると、これは通常インデント幅の新しい値を指定します。 このリクエストは強制的に行分割を引き起こします。 .El .Sh ページ構造 マニュアルページのほとんどは、以下に説明する概略に従うことが一般的です。 .Bl -tag -width ".SH 名称" .It ".TH" Ar title Op Ar section-number マニュアルページの最初のマクロリクエストは、\&.TH である必要があります。 このリクエストは、そのマニュアルページのタイトルと名称を確定します。 \&.TH リクエストは、マニュアルページのセクション番号も確定します。 .It ".SH NAME" コマンドを呼び出す際の名前、または名前のリストを置き、その後ろにダッシュ .Pq Dq - とコマンドの動作の要約を一行で続けます。このセクションには .Nm troff コマンド、エスケープシーケンス、マクロリクエストを一切置いてはいけません。 このセクションは .Xr whatis 1 コマンドが使用するデータベースを生成するために使用されます。 .It ".SH SYNOPSIS" 説明するコマンドや関数の用法の簡単な要約を書きます。 .Bl -tag -width "Commands" .It コマンド コマンドと引数の構文を、コマンド行で入力するように記述します。その通りに -入力しなければならない単語はボールドフェースで表します。引数は斜体で +入力しなければならない単語はボールド体で表します。引数は斜体で 表します。このように引数とコマンド名を表す場合、たとえ文の始まりで あっても、大文字にしてはいけません。 .Pp 構文上のシンボルとして使用するものはローマン体で表さねばなりません。 .Bl -tag -width "XXX" .It "[]" 角括弧は、オプション扱いの引数を表す際に使用します。 .It "|" -垂直バーは複数から一つの排他的選択を表す際に使用します。垂直バーで区切った +垂直バーは、複数から一つの排他的選択を表す際に使用します。垂直バーで区切った リストの中の項目一つだけを選択すべきということです。 .It "..." 引数の後ろに省略符号を続ける場合、その引数が繰り返し指定可能で あることを表します。中括弧で囲んだ式の後ろに省略符号を続ける場合、 その式が繰り返し指定可能であることを表します。 .El .It 関数 -データの宣言もしくは +必要なデータの宣言もしくは .Li "#include" -指示子を最初に置くことが必要です。その後ろに関数宣言を置きます。 +指示子を最初に置きます。その後ろに関数宣言を置きます。 .El .It ".SH DESCRIPTION" コマンドや関数の外部挙動の概要を記述します。そこには、ファイルや データとの相互作用、標準入力、標準出力、標準エラー出力がどのように 扱われるかが含まれます。普通、内部挙動や実装の詳細をここでは示しません。 このセクションで解くべき疑問は、「これはなにをするのか?」もしくは、 「これは何のためのものか?」です。 .Pp リテラルテキスト、ファイル名、リファレンスマニュアルの他の場所にある 項目への参照は、固定幅書体で表さねばなりません。引数は斜体を用いて 表さねばなりません。 .It ".SH OPTIONS" -オプションの一覧と、各オプションがコマンドの挙動にどういう -影響を与えるかの説明を一緒に与えます。 +オプションの一覧を、各オプションがコマンドの挙動にどのような +影響を与えるかの説明と共に、与えます。 .It ".SH USAGE" このセクションはオプションであり、サブコマンドの詳細な説明や、その コマンドが理解する入力の文法を含めます。 .It ".SH RETURN VALUES" あるライブラリルーチンが呼び出し元へ返しうる戻り値の一覧と、それらの 値が返る原因となる条件を記述します。 .It ".SH EXIT STATUS" .\" WORD: exit status 終了状態 そのコマンドが終了状態 (exit status) として返す値の一覧と、それらの 値が返る原因となる条件を記述します。 .It ".SH FILES" そのコマンドや関数に関連するファイルの一覧です。 .It ".SH SEE ALSO" 関連マニュアルページの一覧に続けて、他の刊行物への参照の一覧を、 コンマで区切って並べます。 .It ".SH DIAGNOSTICS" 診断メッセージと対応する説明の一覧です。 .It ".SH BUGS" 既知の障害や使用上の制限があれば、それを記述します。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width "/usr/share/lib/tmac/tmac.groff_an" .It "/usr/share/lib/tmac/tmac.an" .Nm パッケージを定義する初期ファイル。 .It "/usr/share/lib/tmac/tmac.groff_an" マクロ定義のための .Nm groff のソース。 .It "/usr/share/lib/tmac/man.local" .Nm パッケージに対するローカルな変更。 .El .Sh 関連項目 .Xr apropos 1 , .Xr groff 1 , .Xr man 1 , .Xr nroff 1 , .Xr troff 1 , .Xr whatis 1 , .Xr mdoc 7 , .Xr mdoc.samples 7 .Sh 歴史 このマニュアルページは .An "Joseph Koshy" .Ad Aq jkoshy@freebsd.org によって記述されました。 .Sh 訳注 この日本語訳マニュアルページにおけるセクションタイトルの英和対応は次の とおりです。 .Bl -column "RETURN VALUES" "XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX" -offset indent .It Em 英文 Ta Em 和訳 .It NAME Ta 名称 .It SYNOPSIS Ta 書式 .It DESCRIPTION Ta 解説 .It OPTIONS Ta オプション -.It USAGE Ta 使用例 -.It RETURN VALUES Ta (返し値) -.It EXIT STATUS Ta (終了ステータス) +.It USAGE Ta 使用法 +.It RETURN VALUES Ta 戻り値 +.It EXIT STATUS Ta 終了ステータス .It FILES Ta 関連ファイル .It SEE ALSO Ta 関連項目 .It DIAGNOSTICS Ta 診断 .It BUGS Ta バグ .El .\"ZZZ: 3.0-19990129-SNAP by Norihiro Kumagai diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/isdnd.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/isdnd.8 index 5fcfe8f013..a233378bf1 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/isdnd.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/isdnd.8 @@ -1,450 +1,451 @@ .\" .\" Copyright (c) 1997, 1998 Hellmuth Michaelis. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" %Id: isdnd.8,v 1.1 1998/12/27 21:47:00 phk Exp % .\" .\" last edit-date: [Sat Dec 12 21:13:59 1998] .\" -.\" jpman %Id: isdnd.8,v 0.0 1999/01/12 11:34:33 horikawa Stab % +.\" jpman %Id: isdnd.8,v 1.3 1999/02/11 07:42:03 kuma Stab % .\" WORD: Call Description IDentifier (CDID) 呼記述識別子 [isdnd.8] .\" WORD: active connection アクティブ接続 [isdnd.8] .\" WORD: call 呼 [isdnd.8] (ISDN における通信セッション) .\" WORD: call setup 呼設定 [isdnd.8] .\" WORD: incoming call 着呼 [isdnd.8] .\" WORD: outgoing call 発呼 [isdnd.8] .\" WORD: tty line tty 回線 [getty.8] .\" WORD: userland ユーザランド +.\" WORD: subscriber 加入者 [isdnd.8] .\" " .Dd November 3, 1998 .Dt isdnd 8 .Sh 名称 .Nm isdnd .Nd isdn4bsd ISDN 接続管理デーモン .Sh 書式 .Nm isdnd .Op Fl b .Op Fl c Ar configfile .Op Fl d Ar debuglevel .Op Fl f .Op Fl F .Op Fl l .Op Fl L Ar logfile .Op Fl P .Op Fl r Ar device .Op Fl s Ar facility .Op Fl t Ar terminaltype .Op Fl u Ar charging unit length .Op Fl m .Sh 解説 .Nm isdnd は isdn4bsd パッケージのデーモンであり、このパッケージがサポートする ISDN デバイスのすべての ISDN 関連の接続や切断を管理します。 .Pp オプションは以下の通りです: .Bl -tag -width Ds .It Fl b ベル: 全画面モードにおいて、呼 (call) の接続時・切断時にベルを鳴らします。 .It Fl c デフォルトのファイル .Li /etc/isdn/isdnd.rc の代わりに、 .Ar configfile を .Nm isdnd の実行時設定ファイル名として用います。 .It Fl d .Nm isdnd -がデバッグをサポートしてコンパイルされている場合に、 +がデバッグ機能をサポートするようにコンパイルされている場合に、 このオプションを使ってデバッグレベルを指定し、 どの種類のデバッグメッセージを表示するかを設定します。 デバッグレベルには次の値の和を指定します: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It Ar 0x001 一般的なデバッグ。 .It Ar 0x002 料金計算。 .It Ar 0x004 タイミング計算。 .It Ar 0x008 状態移行。 .It Ar 0x010 再試行操作。 .It Ar 0x020 ダイヤル。 .It Ar 0x040 プロセス操作。 .It Ar 0x080 isdn4bsd カーネルの入出力呼び出し。 .It Ar 0x100 コントローラとチャネルのビジー/フリーメッセージ。 .El .Pp -値は、 +この値の指定に際して、 .Xr sscanf 3 -ライブラリルーチンがサポートする基数のいずれでも指定できます。 +ライブラリルーチンがサポートする基数のどれでも使用できます。 .Pp さらに、このオプションでは引数として文字「n」を与えて、 全画面表示にデバッグメッセージを表示させないようにもできます。 .Pp .It Fl f このオプションを指定すると、 .Nm isdnd は全画面モードでの操作に切り替わります。このモードで操作する場合、 制御文字 .Em Control-L を入力すると表示を更新します。また、 .Em 復帰文字 (Carriage-Return) または .Em Enter でコマンドウィンドウを表示します。 .Nm デーモンはコマンドウィンドウが開いている間はメッセージを受け付けないので、 5 秒間どのコマンドキーも押されなければ、 このコマンドウィンドウは自動的に閉じます。 .Pp コマンドウィンドウが開いている時は、 .Em タブ か .Em スペース で次のメニュー項目へ進みます。コマンドを実行するには、 ハイライト表示されたメニュー項目に対し .Em Return か .Em Enter を入力するか、実行する項目に対応する数字を入力するか、 メニュー項目記述の大文字を入力して下さい。 .It Fl l このオプションが指定されると、ログは .Xr syslogd 8 ファシリティ経由ではなく、ファイルに追加書きされます。 .It Fl L オプション .Em -l が指定されている時に使用されるログファイルの名前を指定します。 .It Fl P このオプションは、解析され有効になった isdnd の設定を isdnd.rc ファイルと同じ書式で出力します。 この出力は isdnd.rc ファイルとして利用できます。 +isdnd.rc をデバッグする際に、 isdnd.rc 入力ファイル中で設定していないオプションのデフォルトの設定は -何かを調べて isdnd.rc をデバッグするのに、この機能は特に有用です。 +何かを調べる場合、この機能は特に有用です。 .Pp 出力を終えると、 .Nm は終了します。 .It Fl F このオプションは、 .Nm isdnd -が制御 tty から離れてデーモンになるのを防ぎます。 +が制御端末から離れてデーモンにならないようにします。 .It Fl r .Fl t -オプションと共に用いられ、 -.Nm isdnd -の制御 tty となって全画面モードの出力が表示される端末デバイスを +オプションとともに用いられ、 .Ar device -で指定します。 +で端末デバイスを指定します。これが +.Nm isdnd +の制御端末となり、ここに全画面モードの出力が表示されるようになります。 .It Fl s .Xr syslog 3 によるログが設定されていて、 デフォルトの LOCAL0 ファシリティ以外のファシリティを使いたい場合に、 このオプションを用いてログファシリティを指定できます。 ファシリティは 0-11 または 16-23 の範囲の整数で指定します (ファイル /usr/include/syslog.h を参照)。 .It Fl t オプション .Fl f と .Fl r と共に用いられ、 .Nm isdnd の全画面出力に使われるデバイスの端末タイプか termcap エントリ名 (vt220 など) を .Ar terminaltype で指定します。 このオプションは、環境変数 .Li TERM が存在しない、未使用の (getty が動いていない) tty 回線を 全画面出力に使う場合に有用です。 .It Fl u 設定ファイルのエントリキーワード .Em unitlenghtsrc が .Em cmdl に設定されている場合に、課金単位の長さを指定します。 .It Fl m isdn デーモンが、ローカル監視またはリモート監視を サポートしてコンパイルされていれば、 このオプションは監視アクセスをすべて無効にします。 これは設定ファイルのオプション .Em monitor-allowed よりも優先されます。 .El .Pp .Sh カーネルとのやりとり .Nm isdnd は isdn4bsd のカーネル部分と通信して、 状態やイベントメッセージを受けとったり (デバイス /dev/i4b から .Xr read 2 します)、 コマンドや応答を送ります (デバイス /dev/i4b から .Xr ioctl 2 します)。 .Pp メッセージおよびメッセージパラメータは、インクルードファイル .Em /usr/include/machine/i4b_ioctl.h に記述されています。 .Pp -カーネルへのコマンドと応答メッセージ (ioctl 経由) +カーネルへのコマンドと応答メッセージ (ioctl) は次のものがサポートされています: .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It Ar I4B_CDID_REQ 交換局とのローカル D チャネルの単一のやりとりを一意に識別する 呼記述識別子 (CDID: Call Description IDentifier) を要求します。 .It Ar I4B_CONNECT_REQ -呼設定 (call setup) をリモート ISDN 利用者に能動的に要求します。 +呼設定 (call setup) をリモート ISDN 加入者 (subscriber) に能動的に要求します。 .It Ar I4B_CONNECT_RESP 着呼 (incoming call) に対し、受け入れ、拒否、または無視すると応答します。 .It Ar I4B_DISCONNECT_REQ 能動的に呼を終了させます。 .It Ar I4B_CTRL_INFO_REQ 設置されている ISDN コントローラカードについての情報を要求します。 .It Ar I4B_DIALOUT_RESP ダイヤルアウトを要求してきたドライバに対し、 呼設定に関する情報を与えます。 .It Ar I4B_TIMEOUT_UPD 動的に計算されるショートホールドモードのタイミングが変わった場合に、 カーネルのタイムアウト値を更新します。 .It Ar I4B_UPDOWN_IND -カーネルのユーザランドドライバにインタフェースソフトの +カーネルのユーザランドドライバにインタフェースのソフト的 アップ/ダウン状態変化を知らせます。 .It Ar I4B_CTRL_DOWNLOAD アクティブなカードにファームウェアをダウンロードします。 .It Ar I4B_ACTIVE_DIAGNOSTIC アクティブなカードからの診断情報を返します。 .El .Pp .Pp -カーネルからの状態とイベントメッセージは +カーネルから送られる状態メッセージとイベントメッセージは、 次のものがサポートされています: .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It Ar MSG_CONNECT_IND リモートの ISDN ユーザからの着呼を示します。 .It Ar MSG_CONNECT_ACTIVE_IND 着呼がローカルで受け入れられた後、 あるいは発呼 (outgoing call) がリモートに受け入れられた後で、 交換局がアクティブ接続を通知しました。 対応する B チャネルが交換されます。 .It Ar MSG_DISCONNECT_IND 呼は終了しました。 .It Ar MSG_DIALOUT_IND ユーザランドインタフェースドライバがデーモンに ダイヤルアウトするよう要求します (典型的には、ネットワークインタフェースの送信キューにパケットが届く時です)。 .It Ar MSG_IDLE_TIMEOUT_IND B チャネルのアイドルタイムアウトが起こったために、 isdn4bsd カーネルドライバが呼を終了させました。 .It Ar MSG_ACCT_IND ネットワークドライバからのアカウンティング情報です。 .It Ar MSG_CHARGING_IND カーネルからの課金情報です。 .El .Pp .Ss 発呼 現在のところ、発呼を起こす唯一の可能性は、 isdn4bsd ネットワークドライバ .Em (ipr) が .Em MSG_DIALOUT_IND を .Nm デーモンに送ることです。 .Pp デーモンは ioctl メッセージ .Em I4B_CDID_REQ を用いて、カーネルから新しい CDID を要求します。 以後この CDID は、切断が起こるまで、カーネルとのやりとりすべてにおいて、 この単一の呼を識別するのに使われます。 .Pp CDID を取得した後、 デーモンはその接続に対応する設定のエントリセクションから 追加情報をいくつか調べ、ioctl メッセージ .Em I4B_CONNECT_REQ をカーネルに発行します。 ここでカーネルはリモート側へダイヤルし、 リモート側が呼を受け入れると、カーネルはデーモンへ .Em MSG_CONNECT_ACTIVE_IND を送ります。 .Pp ローカルサイトがタイムアウトするかリモート側が接続を切る、 あるいはローカル側が能動的に ioctl メッセージ .Em DISCONNECT_REQ を送ることで、呼は終了します。 いずれのイベントも、カーネルが .Em DISCONNECT_IND メッセージを送って .Nm -に通知されます。また、その呼に対応する CDID は正当性を失います。 +に通知されます。また、その呼に対応する CDID は無効になります。 .Pp .Ss 着呼 着呼は、カーネルが .Em MSG_CONNECT_IND メッセージを送って .Nm -に通知されます。 +に通知します。 .Pp .Nm -は、このメッセージが含む情報を使って +は、このメッセージに含まれる情報を使って 設定データベースのエントリセクションを探し、 マッチした場合にはその呼を受け入れる、または拒否し、 マッチしなかった場合にはその呼を無視します。 いずれの場合にも ioctl メッセージ .Em I4B_CONNECT_RESP に適切なパラメータを指定して、カーネルに発行します。 .Pp デーモンがメッセージ受け入れを決めた場合、カーネルは .Em MSG_CONNECT_ACTIVE_IND メッセージをデーモンに送って、アクティブ接続を通知します。 .Pp ローカルサイトがタイムアウトするかリモート側が接続を切る、 あるいはローカル側が能動的に ioctl メッセージ .Em DISCONNECT_REQ を送ることで、呼は終了します。 いずれのイベントも、カーネルが .Em DISCONNECT_IND メッセージを送って .Nm -に通知されます。また、その呼に対応する CDID は正当性を失います。 +に通知されます。また、その呼に対応する CDID は無効になります。 .Pp .Sh シグナル HUP シグナルを .Nm に送ると、開いている接続をすべて終了させ、設定ファイルを読み直します。 エイリアスファイル操作が有効な場合、エイリアスファイルも読み直します。 USR1 シグナルを .Nm に送ると、アカウンティングファイルと ( .Xr syslog 3 ファシリティ経由のログの代わりにファイルへログが送られる場合は) ログファイルがクローズされ、再オープンされて、ログファイルの -交換が行なわれます。 +交換を可能とします。 .Sh 環境変数 次の環境変数が .Nm isdnd の実行に影響します: .Bl -tag -width Ds .It Ev TERM 全画面表示モードで実行される時の端末タイプです。 より詳しくは .Xr environ 7 を参照して下さい。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/isdn/isdnd.rates -compact .It Pa /dev/i4b カーネルの ISDN ドライバサブシステムと通信するためのデバイスファイル。 .It Pa /var/log/messages syslogd ログがサポートされている時の動作記録。 .It Pa /var/log/isdnd.acct デフォルトのアカウンティング情報ファイル名 (アカウンティングが設定されている場合)。 .It Pa /var/log/isdnd.log デフォルトのログファイル名 (ファイルへのログに設定されている場合)。 .It Pa /var/run/isdnd.pid isdn デーモンのプロセス ID (isdnd では "lockfile" とも呼ばれ、多重に呼び出されるのを防ぎます)。 .It Pa /usr/local/lib/isdn .It Pa /etc/isdn 留守番電話をサポートするための補助的なデータファイルやプログラムが 置かれていることを isdnd が期待するディレクトリ。 .It Pa /etc/isdn/isdnd.rc デフォルトの実行時設定ファイル。 .It Pa /etc/isdn/isdnd.rates デフォルトの課金単位料金記述ファイル。 .It Pa /etc/isdn/isdntel.alias (エイリアスが有効な場合) 電話番号を通話者の名前に変換するデフォルトの表。 .El .Sh 使用例 -最初に試される時は設定をきちんとデバッグするために、 +最初に試されるときは、設定をうまくデバッグするために、 次のコマンドを実行して .Nm をフォアグラウンドモードで起動するのが良いでしょう: .Bd -literal -offset indent isdnd -d0xf9 -F .Ed .Pp このコマンドは、isdnd を妥当なデバッグ設定で起動し、 現在の端末に出力を生成します。 .Nm isdnd はその後 Control-C の入力で終了できます。 .Pp 別の例として、コマンド: .Bd -literal -offset indent isdnd -d0xf9 -f -r /dev/ttyv3 -t vt100 .Ed .Pp -は、妥当なデバッグメッセージを有効にし、全画面モードで操作、 +は、妥当なデバッグメッセージを有効にし、全画面モードの動作、 全画面表示は /dev/ttyv03 にリダイレクト、その表示には termcap エントリの vt100 を使用して .Nm isdnd を起動します。 .Sh 診断 終了ステータスは成功時には 0、エラー時には 1 です。 .Pp .Sh 関連項目 .Xr syslogd 8 , .Xr isdntrace 8 , .Xr isdntel 8 , .Xr isdnd.rc 5 , .Xr isdnd.rates 5 , .Xr i4bisppp 4 , .Xr i4bipr 4 .Sh バグ まだ 1 つ以上残っています。 .Sh 作者 .Nm デーモンと本マニュアルページは Hellmuth Michaelis が作成しました。 彼の連絡先は、hm@kts.org または hm@hcs.de です。 - diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/mtrace.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/mtrace.8 index e3db8270d7..ec5d7f4cfb 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/mtrace.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/mtrace.8 @@ -1,543 +1,543 @@ .\" Copyright (c) 1995 by the University of Southern California .\" All rights reserved. .\" .\" Permission to use, copy, modify, and distribute this software and its .\" documentation in source and binary forms for non-commercial purposes .\" and without fee is hereby granted, provided that the above copyright .\" notice appear in all copies and that both the copyright notice and .\" this permission notice appear in supporting documentation, and that .\" any documentation, advertising materials, and other materials related .\" to such distribution and use acknowledge that the software was .\" developed by the University of Southern California, Information .\" Sciences Institute. The name of the University may not be used to .\" endorse or promote products derived from this software without .\" specific prior written permission. .\" .\" THE UNIVERSITY OF SOUTHERN CALIFORNIA makes no representations about .\" the suitability of this software for any purpose. THIS SOFTWARE IS .\" PROVIDED "AS IS" AND WITHOUT ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, .\" INCLUDING, WITHOUT LIMITATION, THE IMPLIED WARRANTIES OF .\" MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. .\" .\" Other copyrights might apply to parts of this software and are so .\" noted when applicable. .\" .\" This manual page (but not the software) was derived from the .\" manual page for the traceroute program which bears the following .\" copyright notice: .\" .\" Copyright (c) 1988 The Regents of the University of California. .\" All rights reserved. .\" .\" mtrace.8,v 5.2 1998/12/04 04:48:16 fenner Exp .\" .\" jpman %Id: mtrace.8,v 1.3 1997/08/20 12:03:14 horikawa Stab % .Dd May 8, 1995 .Dt MTRACE 8 .UC 6 .Sh 名称 .Nm mtrace .Nd 発信元から受信側へのマルチキャストの経路を表示する .Sh 書式 .Nm mtrace .Op Fl e Ar extrahops .Op Fl g Ar gateway .Op Fl i Ar if_addr .Op Fl l .Op Fl M .Op Fl m Ar max_hops .Op Fl n .Op Fl O .Op Fl p .Op Fl P .Op Fl q Ar nqueries .Op Fl r Ar resp_dest .Op Fl s .Op Fl S Ar stat_int .Op Fl t Ar ttl .Op Fl T .Op Fl U .Op Fl v .Op Fl w Ar waittime .Ar source .Op Ar receiver .Op Ar group .Sh 解説 IP マルチキャストのトラフィックの配送における問題点を突き止めるのは困難な 作業です。 .Nm mtrace は IGMP プロトコルの拡張機能によってアクセスされる、 マルチキャストルータに実装されたトレース機能を利用します。 .Ar receiver から .Ar source への逆経路に沿ったホップごとにトレースの問い合わせを行ない、経路上の ホップのアドレス、パケット数、ルーティングのエラー状況の情報を収集し、 要求者へ応答を返します。 .Pp 唯一必須である引数は .Ar source のホスト名もしくはアドレスです。デフォルトの .Ar receiver は mtrace を実行しているホストとなり、デフォルトの .Ar group は 0.0.0.0 となります。特定のマルチキャストグループ でのパケット消失の統計が必要でなければ、これで十分です。以下に解説され ているいくつかの制約を条件として、特定の group でのいくつかの他の receiver をテストするために、これらの 2 つのオプションの引数を 指定することができます。 .Ar receiver はユニキャストアドレスであり、 .Ar group はマルチキャストアドレスであることより、これらの 2 つの引数を 区別することができます。 .Fl g フラグが指定されると、source アドレスには .Nm mtrace が実行されているホストがデフォルトとして使われ、 receiver には .Fl g フラグで指定されるルータがデフォルトとして使われます。この場合、必須の 引数はありません。 .Pp 注釈: Solaris 2.4/2.5 ではマルチキャストインタフェースがデフォルトの インタフェースでなければ、 .Fl i オプションによってローカルアドレスをセットしなければなりません。 .Pp 以下のオプションが使用できます: .Bl -tag -width indent .It Fl e Ar extrahops 応答がないルータを越えて、 .Ar extrahops だけのホップ数のトレースを試みます。 .It Fl g Ar gwy トレースの問い合わせを、マルチキャストではなく、ユニキャストによって 直接マルチキャストルータ .Ar gwy へ送ります。 このマルチキャストルータは意図する .Ar source から .Ar receiver への経路上の最後のホップのルータでなければなりません。 .Pp .Em 注意!! バージョン 3.3 と 3.5 の .Nm mrouted は、トレースの問い合わせがユニキャストパケットによって受信されかつ、 .Nm mrouted に .Ar source への経路がないと、クラッシュします。そのためターゲットの .Nm mrouted が 3.4 であるか、3.5 より新しいことが分かっていなければ、 .Fl g オプションを使わないでください。 .It Fl i Ar addr .Ar addr をトレースの問い合わせを送る (マルチホームホスト上の) ローカルインタフェースアドレス、および .Ar receiver と応答先のデフォルトアドレスとして使用します。 .It Fl l 10 秒ごとにマルチキャスト経路のパケットレートと消失の統計を表示して、 無限ループします。 ( .Fl S Ar stat_int 参照) .It Fl M 試みの後半は、ユニキャストではなく、常にマルチキャストを使って応答を 要求します。 .It Fl m Ar n .Ar receiver から .Ar source へ遡ってトレースされる最大ホップ数を .Ar n にセットします。 デフォルトは 32 ホップ (DVMRP ルーティングプロトコルについては無限) です。 .It Fl n ホップアドレスをシンボル名および数字ではなく数字で表示します。 (経路上に発見された各ルータに対する ネームサーバでのアドレス-名前検索を省くことができます。) .It Fl q Ar n すべてのホップに対して試みる問い合わせの最大の回数を .Ar n にセットします。デフォルトは 3 です。 .It Fl O router-alert IP オプションを、これが必要な要求においても使用しません。 Cisco の IOS のいくつかのバージョンでは IP オプションつきのマルチキャスト トレースルートが扱えないため、最後のホップのルータが Cisco のものである時は、 .Fl O フラグが必要となることがあります。 .It Fl p 他から起動されたトレースによるマルチキャストの応答を受動的に聴取します。 これはマルチキャストルータ上で動作している場合に最も良く動作します。 .It Fl P 10 秒おきに経路情報を収集しながら無限ループし ( .Fl S Ar stat_int 参照)、 経路情報が変化するとそれを表示します。統計情報は表示しません。 .It Fl r Ar host トレースの応答を、 .Nm が実行されているホストや この目的で登録されている他のマルチキャストアドレス (224.0.1.32) ではなく、 .Ar host へ送ります。 .It Fl s マルチキャスト経路のみを含む短い形式の表示を行ない、パケットレートと 消失統計は表示しません。 .It Fl S Ar n 統計情報を収集する間隔を .Ar n 秒 (デフォルトは 10 秒) に変更します。 .It Fl t Ar ttl マルチキャストトレースの問い合わせと応答の .Ar ttl (time-to-live もしくはホップ数) をセットします。ttl に 1 を 使用する "全てのルータ" へのローカルな問い合わせの場合を除き、 デフォルトは 127 です。 .It Fl T "トンネル統計" モードです。全てのトラフィックでのロスレートを表示します。 これらの統計は非常に誤解を招くおそれのあるものです。 .It Fl U マルチキャストから試みるのではなく、常にユニキャストによる応答を要求します。 .It Fl v 冗長モードです。最初のトレースのホップ時間と統計情報を表示します。最初 のトレースを転送するのに使用した経路も表示します。 .It Fl w Ar n トレースの応答の待ち時間を .Ar n 秒 (デフォルトは 3 秒) にセットします。 .El -.Sh 使用方法 +.Sh 使用法 .Ss どのように動作するか ? .Nm traceroute ツールでユニキャストのネットワーク経路をトレースするために使用している 技法は IP マルチキャストでは動作しません。それは、ICMP 応答が マルチキャストトラフィックでは禁止されているためです。そのかわりに、 トレースの機能はマルチキャストルータにおいて実装されています。 この技法は送出するパケット数を最小にしながら、 パケットレートやロスを計測できる点で優れています。 .Pp マルチキャストでは逆経路転送が使われているため、トレースは .Ar receiver から .Ar source へ逆方向に実行されます。 トレースの問い合わせパケットは最終ホップのマルチキャストルータ ( .Ar receiver アドレスでの末端ルータ) へ送られます。最終ホップのルータではトレースの 応答パケットを生成し、それにそのホップでのレポートを詰め込み、 ユニキャストを使って、指定された .Ar source から送られてくるパケットにおける、そのルータの前段のホップであると思わ れるルータへ、生成したパケットを転送します。 経路上の各ルータはそのパケットにレポートを追加して転送します。 トレースの応答パケットが最初のホップのルータ ( source のネットワークに 直結されているルータ) に到達すると、そのルータはトレースの問い合わせに 指定されている応答の送り先アドレスへ最終的な形の応答を送ります。 .Pp 経路上のいくつかのマルチキャストルータにマルチキャストのトレースルート 機能が実装されていなかったり、停止しているものがあると、応答は返されま せん。この問題を解決するには、応答が返されるまでにトレースされるホップ 数を制限するための最大ホップ数フィールドを、トレースの問い合わせに 含ませます。これによって、部分的な経路のトレースが可能となります。 .Pp 各ルータによって挿入されるレポートには、ホップのアドレスだけでなく、 転送のために必要な ttl とルーティングのエラーを示すいくつかのフラグ、 それに受信と送信インタフェース上および指定された .Ar group へ転送されたパケット数の合計が含まれます。時間をあけて 2 回トレースを 行なってこれらのパケット数の差分をとり、あるホップからの送信パケット 数とその次のホップでの受信パケット数を比較することにより、パケットレートと パケット消失の統計が計算でき、ネットワークへの過負荷による問題を切 り離すことができます。 .Ss 最終ホップルータを見つける トレースの問い合わせは .Ar source から .Ar receiver へ到る経路上の最後のホップであるマルチキャストルータへ送られなければな りません。もし、receiver がローカルサブネット上にあれば (これはサブネットマスク によって決定されます)、デフォルトの方法ではトレースの問い合わせ を ttl を 1 にして all-routers.mcast.net (224.0.0.2) へマルチキャスト します。receiver がサブネット上になければ、 .Ar group へトレースの問い合わせをマルチキャストします。それは receiver がその グループのメンバであれば、最後のホップルータもグループのメンバであるため です。そのため、意図している receiver が属しているグループを指定する 必要があります。このマルチキャストは ttl をデフォルトの 127 にして送られ ます。この ttl は全ての場合では十分でないかもしれません。( .Fl t オプションで変更可能です。) もし最後のホップルータが分かっていれば、 .Fl g オプションを使用して直接指定することもできます。また、最後のホップのルータが 別のグループのメンバであるということが分かっており、receiver が属 していないグループのトレースを行ないたい場合、 .Fl g オプションを使用してトレースの問い合わせに別のマルチキャストアドレスを 指定することもできます。 .Pp マルチホームであるホストやルータからのトレースを行なう場合は、デフォルトの receiver のアドレスは source からの経路での意図したインタフェース でないかも知れません。インタフェースを指定したい場合は、 .Ar receiver によって明示的に指定しなければなりません。 .Ss 応答の誘導 .Fl m オプションによってトレースするホップ数が明示的に指定されている場合を除 き、 .Nm はデフォルトではまず逆経路全てに渡ったトレースを試みます。もしタイムアウト 時間である 3 秒 (これは .Fl w オプションで変更できます) 以内に応答がなければ、"*" が表示され、プローブ方式を hop-by-hop モードに切り替えます。 トレースの問い合わせは最大ホップ数を 1 から開始し、応答を受信しなくなる か全ての経路を網羅するまでホップ数を 1 づつ増やして行きます。 各ホップでは、複数のプローブ (デフォルトでは 3、 .Fl q オプションで変更可) が送られます。トレースの試みの前半 (デフォルトでは 2 回) では、応答 アドレスを標準のマルチキャストアドレス mtrace.mcast.net (224.0.1.32) に セットし、ttl を receiver までの経路上で今までにあった最大のスレッショルド である 32 にセットして行なわれます。引き続く各々の試みについては ttl は最大 192 まで 32 づつ増やされます。 目的のルータはマルチキャスト応答を送ることができないかもしれないので、 残りの試みでは .Nm が動作しているホストへユニキャストを使って応答することを要求します。 また、マルチキャストの ttl は .Fl t オプションを使って明示的に指定することができ、最初のマルチキャストの試みは .Fl U オプションを使ってユニキャストに強制的に変更することができ、最後の マルチキャストの試みは .Fl M オプションを使って強制的にマルチキャストにすることができ、また .Fl UM を指定することにより、 .Nm は最初はユニキャストで試み、次にマルチキャストを試みます。各々の試みで はタイムアウトとなるまで応答が受信できなければ "*" が表示されます。指定された 回数の試みが失敗すると、 .Nm は次のホップのルータへ ( .Nm mrinfo プログラムで使われているように) DVMRP_ASK_NEIGHBORS2 要求で問い合わせ を試み、そのルータの種類を調べます。 .Nm mtrace は応答がないルータを越えて 3 ホップ (これは .Fl e オプションで変更可能) へ、応答を返す能力がないとしてもその要求の転送は できるであろうと想定して、問い合わせを試みます。 .Sh 使用例 .Nm の出力は 2つのセクションからなります。最初のセクションではホップが問い 合わされた順、すなわち .Ar source から .Ar receiver への逆順で簡潔にリストされます。各々のホップについて、ホップ番号 (逆経路 であることを示すように負の数でカウントされる)、マルチキャスト ルーティングプロトコル (DVMRP、MOSPF、PIM など)、データの転送 (上向きの矢印で 示されたリストでの前のホップへの転送) 要求のスレッショルド、問い合わせ がそのホップへ届くまでの遅れの累積 (クロックが同期している時のみ有効) が 1 行で表示されます。最初のセクションの最後には、問い合わせが発行さ れてから応答を受信するまでの間隔をローカルのシステムクロックで計測した ラウンドトリップ時間と、パケットがこの経路を通って行き来するのに必要な ttl の合計が表示されます。以下に使い方とその出力の例を示します。 .Pp .nf .ft C oak.isi.edu 80# mtrace -l caraway.lcs.mit.edu 224.2.0.3 Mtrace from 18.26.0.170 to 128.9.160.100 via group 224.2.0.3 Querying full reverse path... 0 oak.isi.edu (128.9.160.100) -1 cub.isi.edu (128.9.160.153) DVMRP thresh^ 1 3 ms -2 la.dart.net (140.173.128.1) DVMRP thresh^ 1 14 ms -3 dc.dart.net (140.173.64.1) DVMRP thresh^ 1 50 ms -4 bbn.dart.net (140.173.32.1) DVMRP thresh^ 1 63 ms -5 mit.dart.net (140.173.48.2) DVMRP thresh^ 1 71 ms -6 caraway.lcs.mit.edu (18.26.0.170) Round trip time 124 ms; total ttl of 6 required. .fi .Pp あるホップがパケットを転送するのにデフォルトの経路を使っていることを報 告すれば、 .Em [default] がそのホップの後に表示されます。 .Fl v フラグが指定されていれば、そのパケットを転送するのに使われた経路が .Em [18.26.0/24] の形式で表示されます。 .Pp 2 番目のセクションでは転送の経路が図によって表示されます。データの流れ は下向きの矢印で表され、問い合わせの経路は上向きの矢印で表されます。各 ホップでは、ルータの入力アドレスと出力アドレスが違っていれば、それらの アドレスが、そのホップパケットを転送するのに必要な ttl の初期値と、 両端のルータのクロックが同期していると想定した場合のホップにまたがった 伝搬遅れとともに表示されます。このセクションの右半分は 2 組の統計情報か ら構成されます。最初のカラムには各ホップでの全てのトラフィックについて の平均のパケットレートが表示されます。残りのカラムでは消失したパケット の数、送信したパケットの数、消失したパーセンテージ、それに平均パケット レートが各ホップについて表示されます。これらの統計情報は上で解説したよ うにトレース間の差とホップ間の差から計算されます。最初のグループでは、 あるホップでのインタフェースにおける全流出トラフィックと次のホップでの全流入 トラフィックの統計情報が表示されます。2 番目のグループでは、指定された .Ar source から指定された .Ar group への転送トラフィックのみについての統計情報が表示されます。統計の最初の グループは .Fl T オプションを使って消失レートを含ませることもできます。しかし、これらの 数字は大幅な誤差を含む可能性があり、これらを適切に解釈するためには ルータについての詳細な知識が要求されるでしょう。 .Pp これらの統計情報は各々のホップにつき 1 行か 2 行で表示されます。 オプションが何も指定されていないと、この出力中の 2 番目のセクションは最初 のトレースからおよそ 10 秒後に 1 度のみ表示されます。各ホップにつき 1 行にその 10 秒間での統計情報を表示します。もし .Fl l オプションが指定されていると、2 番目のセクションは 10 秒ごとに繰り返さ れ、各ホップにつき 2 行が表示されます。最初の行ではそれまでの 10 秒間 における統計が表示され、2 番目の行で最初のトレースからの累積の統計情報 が表示されます。下の例ではこれは 101 秒間での統計となっています。 .Fl s オプションが指定されるか、マルチキャストグループが指定されていると、こ の出力での 2 番目のセクションは省略されます。 .ie t \{\ .ft C . ie \w'i'<>\w'm' \{\" looks like this is not proper Courier font (If this example is not properly columned with a fixed-width font, get .B groff and try again.) . \} .\} .Pp .ft C .nf Waiting to accumulate statistics... Results after 101 seconds: Source Response Dest Overall Packet Statistics For Traffic From 18.26.0.170 128.9.160.100 Packet 18.26.0.170 To 224.2.0.3 | __/ rtt 125 ms Rate Lost/Sent = Pct Rate v / hop 65 ms ------- --------------------- 18.26.0.144 140.173.48.2 mit.dart.net | ^ ttl 1 0 pps 0/2 = --% 0 pps v | hop 8 ms 0 pps 0/18 = 0% 0 pps 140.173.48.1 140.173.32.1 bbn.dart.net | ^ ttl 2 0 pps 0/2 = --% 0 pps v | hop 12 ms 0 pps 0/18 = 0% 0 pps 140.173.32.2 140.173.64.1 dc.dart.net | ^ ttl 3 27 pps 0/2 = --% 0 pps v | hop 34 ms 26 pps 0/18 = 0% 0 pps 140.173.64.2 140.173.128.1 la.dart.net | ^ ttl 4 83 pps 0/2 = --% 0 pps v | hop 11 ms 79 pps 0/18 = 0% 0 pps 140.173.128.2 128.9.160.153 cub.isi.edu | \\__ ttl 5 83 pps ?/2 0 pps v \\ hop -8 ms 79 pps ?/18 0 pps 128.9.160.100 128.9.160.100 Receiver Query Source .fi .Pp パケットのカウント数はトレースの問い合わせが伝搬するとともに変化するた め、統計情報中には小さな誤差 (1 か 2 のずれ) が含まれることがあります。 しかし、これらの誤差は累積されるべきではないため、累積統計行ではあらた なトレースが 10 秒ごとに実行されるたびに精度が増さなければなりません。 大きな誤差の要因としては 2 つあり、このいずれもマイナスのロスとして現われます。 .Pp あるノードへの入力カウントが他のノードがアタッチされているマルチアクセス ネットワークからのものであれば、入力カウントはアタッチされている全てのノード からの出力カウントの総和となります (もしくは近くなります) が、トレースし ている経路上のその前のホップからの出力カウントはその単なる一部分となり ます。そのため、出力カウントから入力カウントを引いたものはマイナスの値 になります。 .Pp SunOS およびその他のシステムにおける DVMRP マルチキャスト転送ソフトウェアの リリース 3.3 では、ルータにおいて生成されたマルチキャストパケット はインタフェースに入力されていない場合においても、入力されたものとし てカウントされます。これは上の例において見ることのできるマイナスのロス となります。 .Pp これらのマイナスのロスはプラスのロスを隠してしまうことが あることに注意してください。 .Pp この例ではまた、1 つマイナスのホップの時間が表示されています。これは 単にそのホップ間でのシステムクロックが同期していないことを示しています。 この例ではまた、送られたパケットの数が 10 より少ない時には、パーセンテージの 値は統計的に有効ではないため、ロスのパーセンテージが 2 つのダッシュ として表示されることも示しています。 .Pp 2 番目の例では ローカルでない receiver へのトレースを示します。問い合 わせは .Fl g オプションによって最終ホップのルータに送られます。この例では、全逆経路 のトレースが、マルチキャストトレースルート機能が実装されていない 古いバージョンの .Nm mrouted が動作しているノードがあるために応答なしの結果となっており、そのため .Nm は hop-by-hop モードに切り替わっています。\*(lqOutput pruned\*(rq の エラーコードはグループ 224.2.143.24 へのトラフィックが転送されていないこ とを示しています。 .Pp .nf .ft C oak.isi.edu 108# mtrace -g 140.173.48.2 204.62.246.73 \\ butter.lcs.mit.edu 224.2.143.24 Mtrace from 204.62.246.73 to 18.26.0.151 via group 224.2.143.24 Querying full reverse path... * switching to hop-by-hop: 0 butter.lcs.mit.edu (18.26.0.151) -1 jam.lcs.mit.edu (18.26.0.144) DVMRP thresh^ 1 33 ms Output pruned -2 bbn.dart.net (140.173.48.1) DVMRP thresh^ 1 36 ms -3 dc.dart.net (140.173.32.2) DVMRP thresh^ 1 44 ms -4 darpa.dart.net (140.173.240.2) DVMRP thresh^ 16 47 ms -5 * * * noc.hpc.org (192.187.8.2) [mrouted 2.2] didn't respond Round trip time 95 ms .fi .Sh 作者 .An Ajit Thyagarajan によって書かれた最初のプロトタイプをベースにして、 .An Steve Casner によって実装されました。マルチキャストトレースルートの メカニズムは .An Steve Casner , .An Steve Deering , .An Dino Farinacci , .An Deb Agrawal の助けを得て、 .An Van Jacobson によって設計され、 .An Ajit Thyagarajan と .An Bill Fenner によって .Nm mrouted に実装されました。オプションの構文と .Nm の出力形式は、 .An Van Jacobson によって書かれたユニキャストの .Nm traceroute をモデルにしています。 .Sh 関連項目 .Xr map-mbone 8 , .Xr mrinfo 8 , .Xr mrouted 8 , .Xr traceroute 8 .Sh バグ .Pp 受動モードでの統計収集は、能動的にデータを収集しているときと常に同じ 出力とはなりません。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/pam.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/pam.8 index 1287b4d837..985142f72d 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/pam.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/pam.8 @@ -1,276 +1,277 @@ .\" Hey Emacs! This file is -*- nroff -*- source. .\" %Id: pam.8,v 1.2 1997/02/15 18:37:27 morgan Exp % .\" Copyright (c) Andrew G. Morgan 1996-7 +.\" jpman %Id: pam.8,v 1.2 1999/02/10 12:44:48 horikawa Chk % .TH PAM 8 "1997 Feb 9" "PAM 0.56" "PAM Manual" .SH 名称 PAM \- プラグ可能認証モジュール群 .SH 書式 .B /etc/pam.conf .sp 2 .SH 解説 本マニュアルの目的は、 .B PAM のクイックイントロダクションです。 更なる情報は、 .B "Linux-PAM system administrators' guide" を御覧ください。 .sp .BR PAM は、システム上でアプリケーション (サービス) の認証作業を行う ライブラリシステムです。 本ライブラリが提供する 一般的な不変のインタフェース (アプリケーションプログラミングインタフェース - API) は、 .RB ( login "(1) " や .BR su "(1)) " のような特権許可プログラムの標準の認証作業の実行を遅らせます。 .sp PAM アプローチの基本機能は、認証の種類を動的に設定可能とすることです。 言い換えると、個々のサービス提供アプリケーションがユーザを認証する方法を、 システム管理者は自由に選択できます。 この動的設定は、単一の .BR PAM 設定ファイル .BR /etc/pam.conf の内容で設定されます。 また、ディレクトリ .B /etc/pam.d/ に個々の設定ファイルを置くことで、設定を行うこともできます。 .IB "このディレクトリがあると " PAM " は " .BI /etc/pam.conf " を無視します。" .sp このマニュアルが対象とするシステム管理者にとっては、 .BR PAM ライブラリの内部動作を理解することは最重要ではありません。 理解すべき重要なことは、設定ファイルがアプリケーション .RB ( サービス ) と実際に認証作業を行うプラグ可能認証モジュール .RB ( PAM ) との間の接続を .I 定義する ことです。 .sp .BR PAM は、 .I 認証 作業を次の 4 個の独立した管理グループに分割します: .BR "account" " management (アカウント管理); " .BR "auth" "entication management (認証管理); " .BR "password" " management (パスワード管理); " .BR "session" " management (セッション管理)。" (設定ファイルでグループを表すために使用する短縮形を目立たさせています。) .sp 簡単に言うと、これらのグループは、 制限されたサービスに対する典型的なユーザ要求の異なった側面の面倒をみています。 .sp .BR account " - " アカウント証明型のサービスを提供します。 「ユーザのパスワードが無効になったか?」 「このユーザが要求するサービスにアクセスを許されているか?」 といった事柄を扱います。 .br .BR auth "entication - " ユーザが名乗っている人物であることを確定します。 典型的には、ユーザが満すべき「挑戦 - 応答」の要求で実現されます。 例えば「あなたが名乗っているその人であるなら、 あなたのパスワードを入力してください。」が該当します。 全部の認証がこの型であるわけではなく、 (スマートカードや生物測定学デバイスなどを使用する) ハードウェアベースの認証方法があり、 適切なモジュールを使用することで、 より標準的な認証アプローチをシームレスに置き換え可能です - これが .BR PAM の柔軟性です。 .br .BR password " - " このグループの責任は、認証機構を更新することです。 典型的には、このようなサービスは .BR auth グループのサービスと強力な結び付きがあります。 認証機構によっては、自己の更新をこの機能に任せているものがあります。 標準の UN*X のパスワードベースのアクセスは、明かな例です。 「代わりのパスワードを入力してください。」がこれに該当します。 .br .BR session " - " このグループの仕事は、サービス提供の前後に実行されるべきことをカバーします。 このような作業には、認証記録の維持と、 ユーザのホームディレクトリのマウントが含まれます。 開始時と終了時にモジュールへのフックを提供することにより、 ユーザが利用可能なサービスに影響を与えますので、 .BR session 管理グループは重要です。 .SH 設定ファイル .BR PAM を意識した特権許可アプリケーションは、 開始時に PAM-API への取り付けを起動します。 この起動により多くの作業が行われますが、 最重要事項は設定ファイル .BR /etc/pam.conf の読み込みです。 これは、 .BR /etc/pam.d/ ディレクトリの内容であることもあります。 これらのファイルは、サービスが要求する認証作業を行う .BR PAM と、個々の .BR PAM が失敗したときの PAM-API の適切な動作をリストします。 .sp .B /etc/pam.conf 設定ファイルの文法は次の通りです。 ファイルはルールのリストから構成されます。 個々のルールは典型的には単一行ですが、 `\\' で行末をエスケープすることで複数行に渡ることが可能です。 コメントは、前に `#' マークを置き、行末まで続きます。 .sp 各ルールは、空白で区切ったトークンの集合です。 最初の 3 つは大文字小文字を区別します: .sp .br .BR " service type control module-path module-arguments" .sp .B /etc/pam.d/ ディレクトリ中のファイルの文法は、 .I service フィールドが無い以外は同じです。 この場合、 .I service は .B /etc/pam.d/ ディレクトリ中のファイルの名前です。 このファイル名は小文字であることが必要です。 .sp .BR PAM の重要機能は、 ある認証作業用に多くの PAM のサービスを組合せる目的で、多くのルールを .I 積み重ね可能 ということです。 .sp .BR service は、典型的には対応するアプリケーションの親しみのある名前です。 .BR login や .BR su は良い例です。 .BR service " の名前 " other は .I デフォルト ルールを与えるために予約されています。 現在のサービスに関して言及する行のみが (そのような行が存在しない場合は .BR other エントリが)、指定したアプリケーションに関連付けられます。 .sp .BR type は、ルールが対応する管理グループです。 後続するモジュールがどの管理グループに関連付けられるべきかを 指定するために使用されます。 有効なエントリは .BR account "; " .BR auth "; " .BR password "; " .BR session です。 これらのトークンの意味は前述してあります。 .sp 第 3 のフィールド .BR control は、PAM-API がこの認証作業に失敗したときにどうすべきかを示します。 有効な .BR control の値は次の通りです。 .BR requisite - この PAM が失敗すると、認証処理は即時停止します; .BR required - この PAM が失敗すると、究極的には PAM-API は失敗を返しますが、 それはこの .RB "(" service および .BR type の) 積み重なっているモジュールの残りを起動した後です; .BR sufficient - この種のモジュールが成功すると、 モジュールの積み重ねの認証条件を満します (これより前の .BR required モジュールが失敗していた場合、このモジュールの成功は .I 無視 されます); .BR optional - この .BR service "+" type に関連付けられているモジュールの積み重ねにおける唯一のモジュールである 場合のみ、このモジュールの成否は意味を持ちます。 .sp .BR module-path - アプリケーションが使用する PAM の完全なファイル名です。 .sp .BR module-arguments - 空白で区切られたトークンのリストであり、 指定した PAM の特定の動作を修正するために使用可能です。 引数については、個々のモジュールについて記述されているでしょう。 .SH 関連ファイル .BR /etc/pam.conf " - 設定ファイル。" .br .BR /etc/pam.d/ " - " .BR PAM の設定ディレクトリ。本ディレクトリが存在する場合、 .B /etc/pam.conf ファイルは無視されます。 .br .BR /usr/lib/libpam.so.X " - 動的ライブラリ。" .br .BR /usr/lib/pam_*.so " - PAM。 .SH エラー ライブラリの .BR PAM システムが発生する典型的なエラーは、 .BR syslog "(3)" に書き込まれます。 .SH 準拠 DCE-RFC 86.0, October 1995. .br 現在 DCE-RFC 委員会で考察されている追加機能があります。 .SH バグ .sp 2 知られているものはありません。 .SH 関連項目 .BR "システム管理者用" "、" .BR "モジュール開発者用" "、" .BR "アプリケーション開発者用 の、3 つの .BR Linux-PAM ガイド。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/usbd.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/usbd.8 index 8c67477557..f1f6f59ccd 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/usbd.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/usbd.8 @@ -1,84 +1,83 @@ .\" %NetBSD: usbd.8,v 1.2 1998/07/13 11:01:50 augustss Exp % .\" FreeBSD %Id: usbd.8,v 1.2 1998/12/14 09:40:14 n_hibma Exp % -.\" jpman %Id: usbd.8,v 1.2 1999/02/07 01:25:13 yohta Stab % +.\" jpman %Id: usbd.8,v 1.3 1999/02/11 07:46:58 horikawa Stab % .\" Copyright (c) 1998 The NetBSD Foundation, Inc. .\" All rights reserved. .\" .\" Author: Lennart Augustsson .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the NetBSD .\" Foundation, Inc. and its contributors. .\" 4. Neither the name of The NetBSD Foundation nor the names of its .\" contributors may be used to endorse or promote products derived .\" from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE NETBSD FOUNDATION, INC. AND CONTRIBUTORS .\" ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED .\" TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR .\" PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE FOUNDATION OR CONTRIBUTORS .\" BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR .\" CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF .\" SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS .\" INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN .\" CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) .\" ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE .\" POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" .Dd July 12, 1998 .Dt USBD 8 .Os .Sh 名称 .Nm usbd .Nd USB の 抜き差しを管理する .Sh 書式 .Nm .Op Fl d .Op Fl f Ar device .Op Fl t Ar timeout .Op Fl v .Sh 解説 .Nm は USB 機器の取り付けと取り外しを扱います。 .Pp -オプションは以下のとおりです: +オプションは次の通りです: .Bl -tag -width Ds .It Fl d 標準出力へのデバッグ情報を有効にします。また制御端末を切り放しません。 .It Fl e 1 回だけデバイスツリー探査を行い、終了します。 .It Fl f Ar device USB コントローラデバイスファイルのパス名を指定します。 1 つより多くの USB コントローラを見るには、 このフラグを繰り返せば良いでしょう。 デフォルトは .Pa /dev/usb0 , .Pa /dev/usb1 , .Pa /dev/usb2 , -と .Pa /dev/usb3 です。 .It Fl t Ar timeout 接続または切断による刺激なしに引き起こされる探査までの -タイムアウト間隔(秒)を設定します。 +タイムアウト間隔 (秒) を設定します。 タイムアウトに 0 を設定すると、タイムアウトしないことを意味します。 デフォルトは 30 です。 .It Fl v 冗長になります。 .El .Sh 関連項目 .Xr usb 4 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Nx 1.4 で登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/usbdevs.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/usbdevs.8 index fd3b73faed..e25e7808da 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/usbdevs.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/usbdevs.8 @@ -1,68 +1,68 @@ .\" %NetBSD: usbdevs.8,v 1.3 1998/07/23 13:57:51 augustss Exp % .\" FreeBSD %Id: usbdevs.8,v 1.2 1998/12/14 09:40:15 n_hibma Exp % -.\" jpman %Id: usbdevs.8,v 1.2 1999/02/07 01:26:08 yohta Stab % +.\" jpman %Id: usbdevs.8,v 1.4 1999/02/11 07:49:20 horikawa Stab % .\" Copyright (c) 1998 The NetBSD Foundation, Inc. .\" All rights reserved. .\" .\" Author: Lennart Augustsson .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the NetBSD .\" Foundation, Inc. and its contributors. .\" 4. Neither the name of The NetBSD Foundation nor the names of its .\" contributors may be used to endorse or promote products derived .\" from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE NETBSD FOUNDATION, INC. AND CONTRIBUTORS .\" ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED .\" TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR .\" PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE FOUNDATION OR CONTRIBUTORS .\" BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR .\" CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF .\" SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS .\" INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN .\" CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) .\" ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE .\" POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" .Dd July 12, 1998 .Dt USBDEVS 8 .Os .Sh 名称 .Nm usbdevs .Nd システムに接続されている USB 機器を表示する .Sh 書式 .Nm .Op Fl a Ar addr .Op Fl f Ar dev .Op Fl v .Sh 解説 .Nm -はシステムに接続されているすべての USB 機器について、 +は、システムに接続されているすべての USB 機器を、 それぞれの機器に関する多少の情報と共に表示します。 各行のインデントは root からの距離を示しています。 .Pp -オプションは以下のとおりです: +オプションは次の通りです: .Bl -tag -width Ds .It Fl a Ar addr 指定されたアドレスにある機器の情報のみを表示します。 .It Fl f Ar dev 指定された USB コントローラの情報のみを表示します。 .It Fl v 冗長になります。 .El .Sh 関連項目 .Xr usb 4 .Sh 歴史 コマンドは .Nx 1.4 で登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/vinum.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/vinum.8 index 52e84caf64..80bdd4df6b 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/vinum.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/vinum.8 @@ -1,1266 +1,1266 @@ .\" Hey, Emacs, edit this file in -*- nroff-fill -*- mode .\" .\" jpman %Id: vinum.8,v 1.3 1999/01/05 15:15:53 horikawa Stab % .\" WORD: attach 結合 (する) .Dd 15 January 1999 .Dt vinum 8 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm vinum .Nd 論理ボリュームマネージャの制御プログラム .Sh 書式 .Nm .Op command .Op Fl options .Sh コマンド .Cd create .Ar description-file .in +1i .Ar description-file の記述に従ってボリュームを作成します。 .in .\" XXX remove this .Cd attach Ar plex Ar volume .Op Nm rename .Cd attach Ar subdisk Ar plex Ar [offset] .Op Nm rename .in +1i プレックスをボリュームに、またはサブディスクをプレックスに結合します。 .in .\" XXX remove this .Cd debug .in +1i ボリュームマネージャをカーネルデバッガに移行させます。 .in .Cd debug .Ar flags .in +1i デバッグフラグを設定します。 .in .Cd detach .Op Ar plex | subdisk .in +1i 結合されていたボリュームやプレックスから、プレックスやサブディスクを分離します。 .in .Cd info .Op Fl v .in +1i ボリュームマネージャの状態を表示します。 .in .Cd init .Op Fl v .in +1i .\" XXX 配下の全サブディスクに 0 を書き込んでそのプレックスを初期化します。 .in .Cd label .Ar volume .in +1i ボリュームラベルを作成します。 .in .Cd list .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume | plex | subdisk .in +1i 指定したオブジェクトの情報を表示します。 .in .Cd l .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume | plex | subdisk .in +1i 指定したオブジェクトの情報を表示します ( .Cd list コマンドの別形式)。 .in .Cd ld .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume .in +1i ドライブの情報を表示します。 .in .Cd ls .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op subdisk .in +1i サブディスクの情報を表示します。 .in .Cd lp .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op plex .in +1i プレックスの情報を表示します。 .in .Cd lv .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume .in +1i ボリュームの情報を表示します。 .in .Cd makedev .in +1i .Ar /dev/vinum にデバイスノードを再作成します。 .in .Cd quit .in +1i 対話モード時に、 .Nm プログラムを終了します。通常 .Ar EOF 文字を入力することにより実現できます。 .in .Cd read .Ar disk Op disk... .in +1i 指定したディスクから .Nm の設定を読み出します。 .in .Cd rename Op Fl r .Ar [ drive | subdisk | plex | volume ] .Ar newname .in +1i 指定したオブジェクトの名前を変更します。 .ig .XXX .in .Cd replace .Ar [ subdisk | plex ] .Ar newobject .in +1i オブジェクトを同一の他のオブジェクトと入れ換えます。XXX まだ実装されていません。 .. .in .Cd resetconfig .in +1i すべての .Nm の設定をリセットします。 .in .Cd resetstats .Op Fl r .Op volume | plex | subdisk .in +1i 指定したオブジェクトの統計情報をリセットします。指定がない場合はすべての オブジェクトが対象です。 .in .Cd rm .Op Fl f .Op Fl r .Ar volume | plex | subdisk .in +1i オブジェクトを削除します。 .in .ig XXX .Cd set .Op Fl f .Ar state .Ar volume | plex | subdisk | disk .in +1i オブジェクトの状態を \fIstate\fP\| に設定します。 .in .. .Cd setdaemon .Op value .in +1i デーモンの設定を与えます。 .in .Cd start .Op volume | plex | subdisk .in +1i システムがオブジェクトへアクセスできるようにします。 .in .Cd stop .Op Fl f .Op volume | plex | subdisk .in +1i オブジェクトへのアクセスを終了させます。 .in .Sh 解説 .Nm は \fBVinum\fP\| 論理ボリュームマネージャと通信するための ユーティリティプログラムです。 ボリュームマネージャの詳細については .Xr vinum 4 を参照してください。 .Xr vinum 8 は対話形式と、単独のコマンドを実行する形式のいずれも実行可能になっています。 コマンドを伴わずに .Nm を起動すると対話形式になる一方、引数としてコマンドを指定するとそのコマンド だけを実行します。 対話モードでは、 .Nm はコマンドラインヒストリを保持します。 .Ss オプション .Nm のコマンドにはオプションを付加することができます。どのコマンドにも 下記オプションのどれでも指定することができますが、指定しても変化がない場合も あります。 その場合にはそのオプションは無視されます。例えば、 .Nm stop コマンドは .Fl v オプションと .Fl V オプションを無視します。 .Bl -hang .It Cd -v .Nm -v オプションはどのコマンドにも使えて、より詳細な情報を引き出します。 .It Cd -V .Nm -V オプションはどのコマンドにも使えて、 .Nm -v オプションが表示するものよりさらに詳細な情報を引き出します。 .It Cd -f .Nm -f オプションは安全性の確認を無効にします。細心の注意を払って 使用して下さい。 このオプションは緊急時にのみ使用するものです。例えば、 コマンド .Bd -unfilled -offset indent rm -f myvolume .Ed .Pp は .Nm myvolume がオープンされていたとしても削除します。以降、このボリュームに アクセスすると、ほぼ確実にパニックを起こします。 .It Cd -r .Nm -r (``recursive: 再帰的'') オプションは表示系のコマンドで使い、 指示したオブジェクト だけでなく、配下のオブジェクトの情報も表示します。 例えば、 .Nm lv コマンドとともに使われる場合、 .Nm -r オプションは対象のボリュームに属するプレックスとサブディスクの情報も表示します。 .It Cd -s .Nm -s オプションは表示系のコマンドで統計情報を表示するために使います。 .El .Pp .Ss コマンドの詳細 .Pp .Nm コマンドは以下の機能を実行します。 .Bl -hang .It Nm attach Ar plex Ar volume .Op Nm rename .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm attach Ar subdisk Ar plex Ar [offset] .Op Nm rename .sp .Nm .Ar attach は指定されたプレックスやサブディスクをそれぞれボリュームやプレックスに 組み込みます。サブディスクに ついては、プレックス中の始点 (オフセット) を指定することができます。 指定がない場合、 サブディスクは有効な最初の位置に結合されます。空でないボリュームにプレックスが 結合されると、 .Nm はそのプレックスを再統合します。 .Pp .Nm rename キーワードが指定されると、 .Nm はオブジェクトの (プレックスの場合には配下のサブディスクの) 名前を変更して デフォルトの .Nm 命名規則に合わせます。 .Pp サブディスク結合に際しては、いくつか考慮すべきことがあります: .Bl -bullet .It サブディスクの結合対象は、通常、コンカチネート化プレックスのみです。 .It ストライプ化プレックスおよび RAID-5 プレックスにおいて サブディスクが失われた場合 (例えばドライブの故障後など)、 当該サブディスクを置き換えられるのは同じ大きさのサブディスクだけです。 別のサブディスクを結合することは、現在許されていません。 .It コンカチネート化プレックスに対しては、 .Ar offset パラメータが、プレックスの先頭からのブロック単位のオフセットを指定します。 ストライプ化プレックスおよび RAID-5 プレックスに対しては、 本パラメータは、サブディスクの最初のブロックのオフセットを指定します。 別の表現をするなら、オフセットは、 サブディスクの数値指定による位置とストライプの大きさとの積になります。 例えば、ブロックの大きさが 256k のプレックスでは、 最初のサブディスクはオフセット 0 に、2 番目のオフセットは 256k に、 3 番目は 512k に、などとなります。 この計算では、RAID-5 プレックスのパリティブロックは無視されます。 .El .It Nm create Ar description-file .sp .Nm .Ar create はどのオブジェクトの作成にも使われます。相互の関連性が比較的複雑で .Nm オブジェクトの作成には潜在的に危険があることを考慮して、この機能には対話的な インタフェースはありません。詳細は後述の設定ファイルの節を参照して下さい。 .It Nm debug .Pp .Nm .Ar debug はリモートカーネルデバッガに入るために使用します。これは .Nm が .Ar VINUMDEBUG オプション付きで作成されている場合にのみ実行可能です。 このオプションはカーネルデバッガから抜け出るまでオペレーティング システムの実行を停止させます。 リモートデバッグが設定されており、 カーネルデバッガへのリモートコネクションがないと、 デバッガから抜け出るためにはシステムをリセットしてリブート することが必要になります。 .It Nm debug .Ar flags .Pp 内部デバッグフラグのビットマスクを設定します。 本製品が改良されるにつれ、このビットマスクは警告無しに変更されるでしょう。 確認のために、ヘッダファイル .Pa sys/dev/vinumvar.h を見てください。 ビットマスクは次の値から構成されます: .Bl -hang .It DEBUG_ADDRESSES (1) .br リクエスト中のバッファ情報を表示します。 .It DEBUG_NUMOUTPUT (2) .br .Dv vp->v_numoutput の値を表示します。 .It DEBUG_RESID (4) .br .Fd complete_rqe においてデバッガに移行します。 .It DEBUG_LASTREQS (8) .br 最新のリクエストのリングバッファを保存します。 .It DEBUG_REVIVECONFLICT (16) .br 再生における衝突に関する情報を表示します。 .It DEBUG_REMOTEGDB (256) .br .Nm debug コマンドが発行されたときに、リモート .Ic gdb に移行します。 .El .It Nm detach Op Fl f .Ar plex .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm detach Op Fl f .Ar subdisk .sp .Nm .Ar detach は指定されたプレックスやサブディスクを、 結合されているボリュームやプレックスから 分離します。分離するとボリュームのデータが欠ける可能性のある 場合、この操作は .Fl f オプションを指定しない限り実行されません。 オブジェクトが上位のオブジェクトに従った名前になっている場合 (例えば、プレックス vol1.p7 に結合されているサブディスク vol1.p7.s0 の場合)、 その名前は頭に ``ex-'' がついたものに変更されます (例えば ex-vol1.p7.s0 に変更されます)。 その後の処理で必要であれば、その名前から頭の部分が外されます。 .Pp ストライプ化プレックスおよび RAID-5 プレックスにおいては、 .Nm detach はサブディスク数を減らしません。 その代わり、サブディスクには存在しないという印が付けられ、後で .Nm attach コマンドを使用して交換可能となります。 .It Nm info .br .Nm .Ar info は .Nm のメモリ使用に関する情報を表示します。これは主にデバッグのためのものです。 .Fl v オプションを付けると、使用中のメモリ領域についての詳細な情報を表示します。 .Pp .Fl V オプションを付けると、 .Nm ドライバが扱った最大 64 個までの最近の I/O リクエストに関する情報を、 .Ar info は表示します。 この情報は、デバッグフラグ 8 が設定されているときのみ収集されます。 書式は次のようになります: .Pp .Bd -literal vinum -> info -V Flags: 0x200 1 opens Total of 38 blocks malloced, total memory: 16460 Maximum allocs: 56, malloc table at 0xf0f72dbc Time Event Buf Dev Offset Bytes SD SDoff Doffset Goffset 14:40:00.637758 1VS Write 0xf2361f40 0x5b03 0x10 16384 14:40:00.639280 2LR Write 0xf2361f40 0x5b03 0x10 16384 14:40:00.639294 3RQ Read 0xf2361f40 0x427 0x104109 8192 19 0 0 0 14:40:00.639455 3RQ Read 0xf2361f40 0x417 0xd2109 8192 17 0 0 0 14:40:00.639529 3RQ Read 0xf2361f40 0x40f 0x6e109 8192 16 0 0 0 14:40:00.652978 4DN Read 0xf2361f40 0x427 0x104109 8192 19 0 0 0 14:40:00.667040 4DN Read 0xf2361f40 0x40f 0x6e109 8192 16 0 0 0 14:40:00.668556 4DN Read 0xf2361f40 0x417 0xd2109 8192 17 0 0 0 14:40:00.669777 6RP Write 0xf2361f40 0x427 0x104109 8192 19 0 0 0 14:40:00.685547 4DN Write 0xf2361f40 0x427 0x104109 8192 19 0 0 0 .Ed .Pp .Ar Buf フィールドは、ユーザバッファヘッダのアドレスを常に含みます。 ユーザリクエストに関連付けられるリクエスト (複数可) を識別するために 使用できますが、100% 信頼できるものというわけではありません: 理論的には、シーケンス中の 2 個のリクエストが同じバッファヘッダを使い得ますが、 これは一般的ではありません。 リクエストの先頭は、イベント .Ar 1VS で識別可能です。 前記の例では、複数のリクエストが単一のユーザリクエストに含まれています。 .Pp .Ar Event フィールドは、 リクエストチェーン中のイベントシーケンスに関連する情報を含みます。 .Ar 1 から .Ar 6 までの数字はイベントの大まかなシーケンスを示し、 2 文字の省略形は位置のニーモニックです。 .Bl -hang .It 1VS (vinum の strategy) .Fd vinumstrategy の入口にある、ユーザリクエストに関する情報を表示します。 デバイス番号は .Nm デバイスであり、オフセットと長さはユーザパラメータです。 本ニーモニックは、常にリクエストシーケンスの先頭になります。 .It 2LR (リクエスト発行) 関数 .Fd launch_requests において低レベル .Nm リクエストを発行する直前の、ユーザリクエストを表示します。 パラメータは .Ar 1VS の情報と同じはずです。 .Pp ここから後のリクエストでは、利用可能である場合、 .Ar Dev は関連付けられたディスクパーティションのデバイス番号であり、 .Ar Offset はパーティションの先頭からのオフセットであり、 .Ar SD は .Dv vinum_conf 中のサブディスクインデックスであり。 .Ar SDoff はサブディスクの先頭からのオフセットであり、 .Ar Doffset は関連付けられたデータリクエストのオフセットであり、 .Ar Goffset は関連付けられたグループリクエストのオフセットです。 .It 3RQ (リクエスト) 高レベルのリクエストを満たすために発行される、 いくつかありうる低レベル .Nm リクエストのうちのひとつを表示します。 この情報は、 .Fd launch_requests においても記録されます。 .It 4DN (完了) .Fd complete_rqe から呼ばれ、リクエストの完了を表示します。 この完了は、ステージ .Ar 4DN において .Fd launch_requests から発行されたリクエストか、またはステージ .Ar 5RD か .Ar 6RP の .Fd complete_raid5_write から発行されたリクエストにマッチするはずです。 .It 5RD (RAID-5 データ) .Fd complete_raid5_write から呼ばれ、 パリティ計算後に RAID-5 データストライプへ書き込まれたデータを表現します。 .It 6RP (RAID-5 パリティ) .Fd complete_raid5_write から呼ばれ、 パリティ計算後に RAID-5 パリティストライプへ書き込まれたデータを表現します。 .El .\" XXX .It Nm init Ar plex .Pp .Nm .Ar init は指定したプレックスのすべてのサブディスクに 0 を書き込んでプレックスを初期化 します。これはプレックス中のデータに矛盾のないことを確実にする唯一の方法です。 RAID-5 プレックスの使用前には、この初期化が必要です。 他の新規プレックスに対しても、この初期化を推奨します。 .Pp .Nm はプレックス中のすべてのサブディスクを並行して初期化します。 この操作には長い時間が かかるため、バックグラウンドで実行されます。 .Nm は初期化が完了するとコンソールメッセージを出力します。 .It Nm label .Ar volume .Pp .Nm label コマンドは、ボリュームに .Ar ufs 形式のボリュームラベルを書き込みます。これは適切に .Ar disklabel を呼び出すことに対しての、単純な代替方法です。 いくつかの .Ar ufs コマンドはラベルを入手するために正規の .Ar ioctl コールを使わず、依然としてラベルを捜してディスクの読み込みを行う ため、このコマンドは必要になります。 .Nm はボリュームのデータとは別にボリュームラベルを保持しているため、この コマンドは .Ar newfs 用には必要ありません。 このコマンドの価値は低下しています。 .Pp .It Nm list .Op Fl r .Op Fl V .Op volume | plex | subdisk .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm l .Op Fl r .Op Fl V .Op volume | plex | subdisk .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm ld .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm ls .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op subdisk .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm lp .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op plex .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm lv .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume .Pp .Ar list は指定したオブジェクトの情報を表示するために使われます。引数が省略されると .Nm が認識しているすべてのオブジェクトについての情報が表示されます。 .Ar l コマンドは .Ar list と同じものです。 .Pp .Fl r オプションはボリュームとプレックスに関連します。 指定されると、そのオブジェクト配下のサブディスクと (ボリュームに対しては) プレックスの情報を再帰的に表示します。 .Ar lv , .Ar lp , .Ar ls , .Ar ld のコマンドは、それぞれボリューム、プレックス、サブディスク、そしてドライブの 情報だけを表示します。これはパラメータを指定しないで使う場合に特に有用です。 .Pp .Fl s オプションで .Nm は装置の統計情報を出力するようになり、 .Op Fl v (verbose: 饒舌な) オプションはいくらかの付加情報を出力させ、 そして .Op Fl V は数多くの付加情報を出力させます。 .It Nm makedev .br .Nm makedev コマンドは、ディレクトリ /dev/vinum を除去した上で、 現在の設定を反映するようなデバイスノードと共にこのディレクトリを再作成します。 本コマンドは、通常の場合に使用されることを意図していません。 非常時にのみ使用するために提供しています。 .Pp .It Nm quit 対話モードで実行中のときに、 .Nm プログラムを終了します。通常は、文字 .Ar EOF を入力することで実現できます。 .It Nm read .Ar disk Op disk... .Pp .Nm read コマンドは、指定したディスクを走査し、作成済の設定情報を含む .Nm パーティションを探します。 そして、最近更新されたものから過去に更新されたものの順番で、 -設定を読み込みます。通常、この方法で -.Nm -を起動します。 +設定を読み込みます。 .Nm は最新のすべての設定情報を各ディスクパーティションに保持しています。 このコマンドの パラメータとして、構成の中の全パーティションを指定する必要があります。 .Nm .Nm read は非 Vinum パーティションの名前を受け付けますので、 .Nm パーティションが存在するかもしれない全パーティションを、 本コマンドに指定することができます .It Nm rename .Op Fl r .Ar [ drive | subdisk | plex | volume ] .Ar newname .Pp 指定したオブジェクトの名前を変更します。 .Fl r オプションが指定されると、配下のオブジェクトがデフォルトの規則に従って命名され ます。プレックスの名前はボリューム名に .p\f(BInumber\fP を付加して作られ、 サブディスクの名前はプレックス名に .s\f(BInumber\fP を付加して作られます。 .It Nm replace .Ar [ subdisk | plex ] .Ar newobject .Pp 指定したオブジェクトを同一の他のオブジェクトで置き換えます。このコマンドはまだ 実装されていません。 .It Nm resetconfig .Pp .Nm resetconfig コマンドはシステム内の .Nm 設定を完全に削除します。設定を完全に消去したい場合にだけ使って下さい。 .Nm は確認を求めます。NO FUTURE (前途なし) という語句を以下の通りに入力する必要が あります。 .Bd -unfilled -offset indent # \f(CBvinum resetconfig\f(CW WARNING! This command will completely wipe out your vinum configuration. All data will be lost. If you really want to do this, enter the text NO FUTURE Enter text -> \f(BINO FUTURE\fP Vinum configuration obliterated (訳注: ここから上記テキストの翻訳です) 警告! このコマンドはあなたの vinum 設定を完全に消し去ります。 全データは失われます。本当にこれを実行したい場合は、語句 NO FUTURE を入力して下さい。 入力してください -> \f(BINO FUTURE\fP vinum の設定は削除されました。 (訳注: ここまで上記テキストの翻訳です) .Ed .ft R .Pp メッセージが示すように、どたん場のコマンドです。 既存の設定をもう見たくもないとき以外は、このコマンドを使わないでください。 .It Nm resetstats .Op Fl r .Op volume | plex | subdisk .Pp .Nm は各オブジェクトについて多数の統計カウンタを保持しています。詳細は ヘッダファイル .Fi vinumvar.h を参照して下さい。 .\" XXX 仕上がったらここに入れる これらのカウンタをリセットするためには .Nm resetstats コマンドを使って下さい。 .Fl r オプションも共に指定すると、 .Nm は配下のオブジェクトのカウンタもリセットします。 .It Nm rm .Op Fl f .Op Fl r .Ar volume | plex | subdisk .Pp .Nm rm はオブジェクトを .Nm 設定から消去します。ひとたびオブジェクトが消去されるとそれを復旧する方法は ありません。通常 .Nm はオブジェクトを消去する前に数多くの一貫性確認を行います。 .Fl f オプションを指定すると、 .Nm はこの確認を省略し、オブジェクトを無条件に消去します。このオプションは細心の 注意を払って使用して下さい。ボリューム上のすべてのデータを失うことも あり得ます。 .Pp 通常、 .Nm は配下にプレックスを持つボリュームや、配下にサブディスクを持つプレックスを 消去することを拒否します。 .Fl f フラグを指定すると、 .Nm は無条件にオブジェクトを消去します。または .Fl r (recursive: 再帰的) フラグを使うことで、同様に配下のオブジェクトを 消去することができます。 .Fl r フラグを付けてボリュームを消去すると、プレックスとそれに属するサブディスクも 消去します。 .ig .It Nm set .Op Fl f .Ar state .Ar volume | plex | subdisk | disk .Nm set は指定したオブジェクトに、妥当な状態 (下記「オブジェクト状態」参照) のひとつを セットします。 通常、 .Nm は変更を加える前に非常に多くの一貫性の調査を実行します。 .Fl f オプションを指定すると、 .Nm はこの調査を省略し、無条件に変更を行います。このオプションは大いに注意して 使って下さい。ボリューム上のすべてのデータを失うこともあり得ます。 .\"XXX .Nm このコマンドはまだ実装されていません。 .. .It Nm setdaemon .Op value .Pp .Nm setdaemon は .Nm デーモンの変数ビットマスクを設定します。 本コマンドは一時的なものであり、将来置き換えられます。 現在、ビットマスクにはビット 1 (全アクションを syslog へ記録する) と ビット 4 (設定を更新しない) があります。 オプションビット 4 はエラー回復時に有用かもしれません。 .It Nm start .Op volume | plex | subdisk .Pp .Nm start は 1 つまたはそれ以上の .Nm -オブジェクトを起動します。 -マルチプレックスボリュームの中の 1 つのプレックスを起動するには、 -ボリューム中の他のプレックスからデータをコピーする必要があります。 -これにはしばしば長い時間がかかるため、バックグラウンドで実行されます。 -.ig -XXX -引数なしで起動されると、システムに接続されているすべてのディスクを調べて -BSD パーティション (type 165) を見つけます。そしてパーティションを走査して +オブジェクトを起動します。オブジェクト名を指定しないと、システムが .Nm -パーティションを求めます。これは \fIドライブ\fR\| と呼ばれます。 +ドライブであると知っているディスクを、 +.Nm +は走査します。その後、 +.Nm read +コマンドのところに書いてあるように、設定を読み込みます。 .Nm ドライブにはそのドライブ中のデータについてのすべての情報を持つヘッダが 入っており、その情報としてはプレックスとボリュームを表現するために必要な 他のドライブの名前を含んでいます。 -.\" XXX -.Nm 走査機能はまだ実装されていません。 -.. +.Pp +オブジェクト名が指定されると、 +.Nm +はそれらを開始します。 +.Pp +マルチプレックスボリュームの中の 1 つのプレックスを起動するには、 +ボリューム中の他のプレックスからデータをコピーする必要があります。 +これにはしばしば長い時間がかかるため、バックグラウンドで実行されます。 .It Nm stop .Op Fl f .Op volume | plex | subdisk .Pp .Nm stop は、指定したオブジェクトと配下のオブジェクトに対するアクセスを抑止します。 オブジェクトを設定から削除することはありません。 .Nm start コマンドの後で再度アクセスができるようになります。 .Pp デフォルトでは .Nm は動作中のオブジェクトは削除しません。例えば、動作中のボリュームに結合 されているプレックスは削除できないし、オープン中のボリュームは削除できません。 .Fl f オプションは .Nm にこの確認を省略して無条件に削除するよう指示します。このオプションは 大いに注意し、よく理解した上で使って下さい。もし間違って使うとひどい データ破壊を起こすことがあります。 .El .Ss 設定ファイル .Nm では、 .Nm create コマンドに渡すすべての引数は設定ファイルに入っている必要があります。 設定ファイルのエントリは、ボリュームやプレックスやサブディスクを定義します。 エントリは 1 行に 1 つということ以外には決まった書式はありません。 .Pp 設定ファイルのいくつかの引数では、大きさ (長さ、ストライプ長) を指定します。 これらの長さは、バイト単位でも、512バイトのセクタ数 (\f(CWb\fRを後ろにつける) でも、キロバイト単位 (\f(CWk\fRをつける) でも、メガバイト単位(\f(CWm\fRを つける)でも、またはギガバイト単位 (\f(CWg\fRをつける) でも指定することが できます。これらの数はそれぞれ 2**10、2**20、2**30を表しています。例えば、 \f(CW16777216\fR バイトという値は \f(CW16m\fR とも \f(CW16384k\fR とも \f(CW32768b\fR とも記述することができます。 .Pp 設定ファイルには以下のエントリを記述することができます。 .Pp .Bl -hang -width 4n .It Nm volume .Ar name .Op options .Pp .Ar name という名前でボリュームを定義します。 .Pp オプションには次のものがあります。 .Pp .Bl -hang -width 18n .It Nm plex Ar plexname 指定したプレックスをボリュームに追加します。 .Ar plexname が .Ar * として指定されると、 .Nm は設定ファイル中のボリューム定義の後で、次の妥当なエントリとなり得るプレックス の定義を捜します。 .It Nm readpol Ar policy ボリュームの .Ar read policy (読み込み方針) を定義します。 .Ar policy は .Nm round か .Nm prefer Ar plexname のどちらかです。 .Nm は読み込み要求を、ただ 1 つのプレックスによって満たします。 .Ar round 読み込み方針は、読み込みを別々のプレックスから \fIラウンドロビン\fR\| 方式で 行うように指定します。 .Ar prefer 読み込み方針では、指定したプレックスから毎回読み込みを行います。 .It Nm setupstate マルチプレックスボリュームを作成する際に、すべてのプレックスの内容に一貫性が あると仮定します。通常こうなることはないため、正式には .Nm init コマンドを使って、最初に一貫性のある状態にする必要があります。しかし ストライプ化プレックスとコンカチネート化プレックスの場合には、普通は一貫性が ないままでも問題にはなりません。ボリュームをファイルシステムや スワップパーティションとして使う場合にはディスク上の以前の内容は どうでもよいため、それは無視されます。この危険を受け入れる場合には、 このキーワードを使って下さい。 設定ファイル中でボリュームの直後で定義されるプレックスに対してのみ 適用されます。 後でプレックスをボリュームに追加する場合には、 これらのプレックスを統合する必要があります。 .Pp RAID-5 プレックスには .Nm init を使うことが \fI必要\fP\| なことに注意して下さい。さもないと 1 つのサブディスクに障害が起きた時、大きくデータが破壊されます。 .fi .El .It Nm plex Op options .Pp プレックスを定義します。ボリュームとは異なり、名前は不要です。 オプションには次のものを指定可能です: .Pp .Bl -hang -width 18n .It Nm name Ar plexname プレックスの名前を指定します。プレックスやサブディスクに名前をつける場合には .Ar name キーワードが必要になることに注意して下さい。 .sp .It Nm org Ar organization Op stripesize .Pp プレックスの編成を指定します。 .Ar organization は .Ar concat か .Ar striped か .Ar raid5 のいずれかです。 .Ar striped と .Ar raid5 のプレックスに対しては .Ar stripesize 引数を指定する必要がありますが、 .Ar concat のプレックスに対しては省略する必要があります。 .Ar striped タイプについては各ストライプの幅を指定します。 .Ar raid5 については、グループの大きさを指定します。 グループとはプレックスの一部分であり、 同じサブディスクに入っているすべてのデータのパリティが入っています。 それはプレックスの大きさの約数である必要があり (つまり、プレックスの大きさをストライプの大きさで割ったものは 整数である必要があり)、 ディスクセクタ長 (512バイト) の倍数である必要があります。 .sp 最適な性能のためには、ストライプの大きさは少なくとも 128kB であるべきです。 これより小さくすると、 個々のリクエストが複数のディスクに対して割り当てられることにより、 I/O のアクティビティが非常に増加します。 この割り当てに起因する並行性の増加は、レイテンシを増加させません。 ストライプの大きさの目安は、256kB から 512 kB の間です。 .Pp ストライプ化プレックスは最低 2 つのサブディスクを持つ必要がありますし (そうでないとコンカチネート化プレックスになります)、 それぞれは同じ大きさである必要があります。 RAID-5 プレックスは最低 3 つのサブディスクを持つ必要があり、 それぞれは同じ大きさである必要があります。 実際には RAID-5 プレックスは最低 5 つのサブディスクから構成されるべきです。 .Pp .It Nm volume Ar volume プレックスを、指定したボリュームに追加します。 .Nm volume キーワードが指定されないと、プレックスは設定ファイル中の最後に記述された ボリュームに追加されます。 .sp .It Nm sd Ar sdname Ar offset 指定したサブディスクをプレックスの .Ar offset の位置に追加します。 .br .fi .El .It Nm subdisk Op options .Pp サブディスクを定義します。オプションには次のものを指定可能です: .Pp .Bl -hang -width 18n .nf .sp .It Nm name Ar name サブディスクの名前を指定します。これは必ずしも指定する必要は ありません\(em 上記の「オブジェクトの命名」を参照してください。 サブディスクに名前をつける場合には .Ar name キーワードを指定する必要があることに注意して下さい。 .sp .It Nm plexoffset Ar offset プレックス内のサブディスクの始点を指定します。指定がないと、 .Nm はすでにサブディスクがあればその直後の領域を割り当て、なければ プレックスの先頭から割り当てます。 .sp .It Nm driveoffset Ar offset ドライブ内のサブディスクの始点を指定します。指定がないと、 .Nm はドライブ中で最初の .Ar length バイト連続の空き領域を割り当てます。 .sp .It Nm length Ar length サブディスクの大きさを指定します。このキーワードは必須です。 デフォルト値はありません。 .Nm length は .Nm len と短縮することもできます。 .sp .It Nm plex Ar plex サブディスクが属すプレックスを指定します。デフォルトでは、サブディスクは 最後に記述されたプレックスに属します。 .sp .It Nm drive Ar drive サブディスクが乗るドライブを指定します。デフォルトでは最後に記述された ドライブ上に位置します。 .br .fi .El .It Nm drive Ar name Op options .Pp ドライブを定義します。オプションには次のものを指定可能です: .Pp .Bl -hang -width 18n .It Nm device Ar devicename ドライブが乗るデバイスを指定します。 .El .El .Sh 設定ファイル例 .Bd -literal # vinum 設定ファイル例 # # ドライブ drive drive1 device /dev/da1h drive drive2 device /dev/da2h drive drive3 device /dev/da3h drive drive4 device /dev/da4h drive drive5 device /dev/da5h drive drive6 device /dev/da6h # 1 つのストライプ化プレックスをもつボリューム volume tinyvol - plex org striped 32b + plex org striped 512b sd length 64m drive drive2 sd length 64m drive drive4 volume stripe - plex org striped 32b + plex org striped 512b sd length 512m drive drive2 sd length 512m drive drive4 # 2 つのプレックス volume concat plex org concat sd length 100m drive drive2 sd length 50m drive drive4 plex org concat sd length 150m drive drive4 # 1 つのストライプ化プレックスと 1 つのコンカチネート化プレックスを持つボリューム volume strcon - plex org striped 32b + plex org striped 512b sd length 100m drive drive2 sd length 100m drive drive4 plex org concat sd length 150m drive drive2 sd length 50m drive drive4 # 1 つの RAID-5 プレックスと 1 つのストライプ化プレックスを持つボリューム # RAID-5 ボリュームの方が 1 つのサブディスク分だけ大きいことに注意 volume vol5 plex org striped 64k sd length 1000m drive drive2 sd length 1000m drive drive4 plex org raid5 32k sd length 500m drive drive1 sd length 500m drive drive2 sd length 500m drive drive3 sd length 500m drive drive4 sd length 500m drive drive5 .Ed .Ss ドライブレイアウト上の考慮点 現在、 .Nm ドライブは BSD ディスクパーティションです。それは ファイルシステムの上書きを避けるために .Ar unused タイプである必要があります。 .Nm の後のバージョンではこれは .Ar vinum タイプに変更される予定です。 .Nm disklabel .Ar -e を使用して、パーティションタイプ定義を編集してください。 次の表示は、 .Nm disklabel が示す典型的なパーティションレイアウトです: .Bd -literal 8 partitions: # size offset fstype [fsize bsize bps/cpg] a: 81920 344064 4.2BSD 0 0 0 # (Cyl. 240*- 297*) b: 262144 81920 swap # (Cyl. 57*- 240*) c: 4226725 0 unused 0 0 # (Cyl. 0 - 2955*) e: 81920 0 4.2BSD 0 0 0 # (Cyl. 0 - 57*) f: 1900000 425984 4.2BSD 0 0 0 # (Cyl. 297*- 1626*) g: 1900741 2325984 unused 0 0 0 # (Cyl. 1626*- 2955*) .Ed .sp この例では、パーティション .Nm g を .Nm パーティションとして使用可能です。パーティション .Nm a , .Nm e , .Nm f は、 .Nm UFS ファイルシステムまたは .Nm ccd パーティションとして使用可能です。パーティション .Nm b はスワップパーティションであり、パーティション .Nm c はディスク全体を表現するため他の用途に使用できません。 .Pp .Nm は各パーティションの先頭から 265 セクタを設定情報に使用するため、 サブディスクの最大の大きさはドライブよりも 265 セクタ小さくなります。 .Sh 分かりにくい仕様 (GOTCHAS) 次の事柄はバグではありませんし、存在する理由があるのですが、 混乱を引き起こすものです。 各項目は適切な節において議論されています。 .Bl -enum .It .Nm はデバイスを UFS パーティション上には作成するよう要求されると、 ``wrong partition type'' というエラーメッセージを返します。 パーティションタイプは、現在のところ、``unused'' である必要があります。 .It 複数のプレックスからなるボリューム作成時に、 .Nm はプレックスを自動的には初期化しません。 これは、内容については分からなくても、 これらの間には確かに一貫性がないということを意味しています。 その結果デフォルトでは、 新規作成されたプレックスのうち最初のものを除いたすべての状態を、 .Nm は .Ar 古い (stale) 状態に設定します。 .sp 実際上は、プレックス作成時にその内容に多大な興味を持つ人はいないので、 他のボリュームマネージャはどんなときでも .Ar 起動 (up) に設定して騙します。 .Nm は、新規作成されたプレックスが .Ar 起動 (up) 状態であることを保証するために、2 つの方法を提供します: .Bl -bullet .It プレックスを作成し、それらを .Nm vinum init で初期化します。 .It キーワード .Ar setupstate 付きでボリューム (プレックスではありません) を作成します。 このキーワードは、矛盾が存在しても無視してプレックスの状態を .Ar 起動 (up) 状態にするように、 .Nm に指示します。 .El .It 現在 .Nm がサポートしているコマンドには、実際には不要なものがあります。 私には理解できない理由があるのでしょうが、 .Nm label および .Nm resetconfig のコマンドを使おうとするユーザをしばしば見掛けます。特に .Nm resetconfig は、あらゆる種類の恐しいメッセージを表示するにもかかわらずです。 正当な理由無しに、これらのコマンドを使わないでください。 .It 状態遷移には非常に分り難いものがあります。 事実、これがバグであるのか仕様であるのかは明かではありません。 .Ar reborn サブディスクなどの、奇妙な状態になったオブジェクトを開始できない場合には、 .Nm stop または .Nm stop Ar -f のコマンドを使用して、まず .Ar stopped 状態に遷移させてください。 これが上手くいけば、オブジェクトを開始できるはずです。 簡単な方法では上手くいかなくて、これが唯一の回復手段である場合、 その状況を報告してください。 .It カーネルモジュールを .Ar -DVINUMDEBUG オプション付きで構築した場合、 .Nm vinum(8) もまた .Ar -DVINUMDEBUG オプション付きで構築する必要があります。 なぜなら、両方のコンポーネントで使用されるデータオブジェクトに、 大きさが本オプションに依存しているものがあるからです。 前記のようにしないと、 .Ar Invalid argument というメッセージを表示してコマンドは失敗し、 次のようなコンソールメッセージが記録されます: .Pp .Bd -literal vinumioctl: invalid ioctl from process 247 (vinum): c0e44642 .Ed .Pp 古いバージョンの kld やユーザランドプログラムを使うと、 このエラーが発生することがあります。 .El .\"XXX.Sh BUGS .Sh 関連ファイル .Ar /dev/vinum - .Nm オブジェクトのデバイスノードがあるディレクトリ .br .Ar /dev/vinum/control - .Nm vinum の制御デバイスがあるディレクトリ .br .Ar /dev/vinum/plex - .Nm プレックスのデバイスノードがあるディレクトリ .br .Ar /dev/vinum/sd - .Nm サブディスクのデバイスノードがあるディレクトリ .Sh 関連項目 .Xr vinum 4 , .Xr disklabel 8 , .Nm http://www.lemis.com/vinum.html , .Nm http://www.lemis.com/vinum-debugging.html . .Sh 作者 Greg Lehey .Pa .Sh 歴史 .Nm コマンドは FreeBSD 3.0 から登場しました。