diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/apropos.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/apropos.1 index f851bb6c12..06b768e774 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/apropos.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/apropos.1 @@ -1,39 +1,39 @@ .\" Man page for apropos an wahtis .\" .\" Copyright (c) 1990, 1991, John W. Eaton. .\" .\" You may distribute under the terms of the GNU General Public .\" License as specified in the README file that comes with the man 1.0 .\" distribution. .\" .\" John W. Eaton .\" jwe@che.utexas.edu .\" Department of Chemical Engineering .\" The University of Texas at Austin .\" Austin, Texas 78712 .\" .\" jpman %Id: apropos.1,v 1.3 1997/06/14 16:18:57 kubo Stab % .Dd Jan 15, 1991 .Dt APROPOS 1 .Os .Sh 名称 .Nm apropos , whatis .Nd whatis データベースを文字列で探索検索する .Sh 書式 .Nm apropos .Ar keyword ... .br .Nm whatis .Ar keyword ... .Sh 解説 .Nm apropos は、システムコマンドに関する短い簡単な説明を含んだデータベースファイルを、 キーワードによって探索して、その結果を標準出力に表示します。 .Nm whatis では完全な語にのみ適合します。 .Sh 戻り値 .Nm apropos は成功時には 0 を、キーワードがマッチしない場合には 1 を返します。 .Sh 関連項目 -.Xr man 1 , -.Xr makewhatis 1 +.Xr makewhatis 1 , +.Xr man 1 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/at.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/at.1 index a1b0e4e8a7..7701e2ced6 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/at.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/at.1 @@ -1,264 +1,264 @@ -.\" %Id: at.man,v 1.8.2.1 1999/02/15 08:46:19 fenner Exp % +.\" %Id: at.man,v 1.8.2.2 1999/08/15 12:32:09 mpp Exp % .\" jpman %Id: at.1,v 1.3 1997/08/05 18:36:01 george Stab % .Dd April 12, 1995 .Dt "AT" 1 .Os FreeBSD 2.1 .Sh 名称 .Nm at, batch, atq, atrm .Nd あとでジョブを実行させるためのキューの設定、確認、ジョブの削除をおこなう .Sh 書式 .Nm at .Op Fl V .Op Fl q Ar queue .Op Fl f Ar file .Op Fl mldbv .Ar time .Pp .Nm at .Op Fl V .Fl c Ar job Op Ar job ... .Pp .Nm atq .Op Fl V .Op Fl q Ar queue .Op Fl v .Pp .Nm atrm .Op Fl V .Ar job .Op Ar job ... .Pp .Nm batch .Op Fl V .Op Fl q Ar queue .Op Fl f Ar file .Op Fl mv .Op Ar time .Sh 解説 .Nm at と .Nm batch ユーティリティは、標準入力もしくは指定したファイルからコマンドを読み 込み、あとで .Xr sh 1 を使って実行します。 .Pp コマンドの各機能を以下に示します: .Bl -tag -width indent .It Nm at コマンドを、引数で指定した時間に実行します。 .It Nm atq ユーザの、実行待ち状態のジョブのリストを表示します。 スーパユーザが実行した場合は全員のジョブが表示されます。 .It Nm atrm 指定したジョブを削除します。 .It Nm batch ロードアベレージが特定の値以下になったときにジョブを実行 します。この値は、デフォルトでは 1.5 です。 この値は .Nm atrun によって指定可能です。 .El .Pp .Nm at では、様々な形式の時間を .Ar time として受け付けます。 時刻は .Ar HHMM もしくは .Ar HH:MM の形で指定します (もしこの時刻が過ぎていた場合は、次の日のその時刻に設定されます)。また、 .Nm midnight , .Nm noon , .Nm teatime (4pm) も受け付けますし、時刻の後ろに .Nm am もしくは .Nm pm をつけた時間も受け付けます。日付は、 .Ar \%month-name day およびオプションの .Ar year の形で受け付けます。 .Ar MMDDYY 、 .Ar MM/DD/YY 、 .Ar DD.MM.YY も受け付けます。 日付の指定は時刻の指定の後に記述します。 .Op Nm now .Nm + Ar count \%time-units のような形式で時間を指定することも可能です。time-units は時間の単位で、 .Nm minutes , .Nm hours , .Nm days , .Nm weeks のいずれかです。時間のサフィックスの .Nm today はジョブを今日に設定すること、 .Nm tommorow はジョブを明日に設定することを意味します。 たとえば、今から 3 日後の午後 4 時にジョブを走らせるためには .Nm 4PM + 3 days と指定します。7 月 31 日の午前 10 時の場合は .Nm 10am Jul 31 と指定します。明日の午前 1 時は .Nm 1am tomorrow です。 .Pp .Nm at と .Nm batch では、標準入力または .Fl f オプションで指定したファイルからコマンドを読み込み、実行します。 ワーキングディレクトリと環境変数 ( .Ev TERM , .Ev TERMCAP , .Ev DISPLAY および .Nm _ は除く)、umask は実行時のものが保持されます。 .Nm at もしくは .Nm batch が .Xr su 1 で起動されたシェルから実行された場合は、カレントの userid を保持します。 出力結果が得られた場合は、 その標準出力と標準エラー出力がメールで送られます。メールは .Xr sendmail 8 を使って送られます。もし .Nm at が .Xr su 1 で起動されたシェルから実行された場合は、そのログインシェルの所有者が メールを受けることになります。 .Pp スーパユーザはどんな場合でもこれらのコマンドを実行できます。 その他のユーザは .Pa /var/at/at.allow と .Pa /var/at/at.deny のファイルによって実行できるか決められます。 .Pp もし .Pa /var/at/at.allow が存在するならば、その中にユーザ名を記述されたユーザだけが .Nm at の実行を許可されます。 .Pp もし .Pa /var/at/at.allow が存在しなかったら、 .Pa /var/at/at.deny がチェックされ、その中にユーザ名が記述されていないすべてのユーザが .Nm at の実行を許可されます。 .Pp もし両方ともなければ、スーパーユーザだけが .Nm at を実行できます。 これがデフォルトの設定です。 .Pp 空の .Pa /var/at/at.deny は全てのユーザがこれらのコマンドを使用できることを意味します。 .Sh オプション オプションとしては以下のものがあります: .Bl -tag -width indent .It Fl V 標準エラー出力にバージョン番号を出力します。 .It Fl q Ar queue 指定したキューを用います。キューの名称は単一の文字からなります。 有効なキューの名前は .Nm a から .Nm z と .Nm A から .Nm Z です。 .Nm at のデフォルトのキューは .Nm c で、 .Nm batch のデフォルトのキューは .Nm E です。 キューの文字が後の方であればあるほど nice 値が上がります。 もし大文字のキューがジョブに対して指定されたならば、時間を指定して batch が実行されたものとして扱われます。 もし .Nm atq でキューが指定されたときは、そのキューだけの実行待ちのジョブを表示します。 .It Fl m 出力がなかった場合でも、ジョブの完了時にメールをユーザに送ります。 .It Fl f Ar file 標準入力のかわりにファイルからジョブを読み込みます。 .It Fl l .Nm atq のエイリアス。 .It Fl d .Nm atrm のエイリアス。 .It Fl b .Nm batch のエイリアス。 .It Fl v atq の場合は、キューの中の実行されたがまだ削除されていないジョブを 表示します。さもなければジョブが実行される時間を表示します。 .It Fl c コマンドラインにリストされたジョブを標準出力に出力します。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /var/at/jobs/.lockfile -compact .It Pa /var/at/jobs ジョブファイルを保管しておくディレクトリ .It Pa /var/at/spool 出力ファイルを保管しておくディレクトリ .It Pa /var/run/utmp ログインレコード .It Pa /var/at/at.allow 許可属性の設定 .It Pa /var/at/at.deny 不許可属性の設定 .It Pa /var/at/jobs/.lockfile ジョブ作成のロックファイル .El .Sh 関連項目 -.Xr cron 8 , .Xr nice 1 , -.Xr umask 2 , .Xr sh 1 , -.Xr sendmail 8 , -.Xr atrun 8 +.Xr umask 2 , +.Xr atrun 8 , +.Xr cron 8 , +.Xr sendmail 8 .Sh バグ .Pa /var/run/utmp が利用できないか不正であった場合、もしくは .Nm at が実行された時にユーザがログインしていない場合、 メールは環境変数 .Nm LOGNAME で表される userid に出されます。 もし定義されていないか空ならばカレントの userid になります。 .Pp ユーザ同士でリソースの競合がある場合は現実装の .Nm at と .Nm batch は適当ではありません。 もしあなたのサイトがこのような場合にあてはまるのなら、 .Nm nqs のようなバッチシステムを検討してください。 .Sh 作者 at のほとんどの部分は .An Thomas Koenig Aq ig25@rz.uni-karlsruhe.de によって作成されました。 時間の構文解析部分は .An David Parsons Aq orc@pell.chi.il.us によって作成されました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/bison.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/bison.1 index a91b57fa88..ba1d1a1273 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/bison.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/bison.1 @@ -1,354 +1,361 @@ .TH BISON 1 local .\" jpman %Id: bison.1,v 1.3 1997/08/20 12:18:34 horikawa Stab % .SH 名称 bison \- GNU プロジェクト パーサ・ジェネレータ (yacc 置き換え) .SH 書式 .B bison [ .BI \-b " file-prefix" ] [ .BI \-\-file-prefix= file-prefix ] [ .B \-d ] [ .B \-\-defines ] [ .B \-k ] [ .B \-\-token-table ] [ .B \-l ] [ .B \-\-no-lines ] [ .B \-n ] [ .B \-\-no-parser ] [ .BI \-o " outfile" ] [ .BI \-\-output-file= outfile ] [ .BI \-p " prefix" ] [ .BI \-\-name-prefix= prefix ] [ .B \-r ] [ .B \-\-raw ] [ .B \-t ] [ .B \-\-debug ] [ .B \-v ] [ .B \-\-verbose ] [ .B \-V ] [ .B \-\-version ] [ .B \-y ] [ .B \-\-yacc ] [ .B \-h ] [ .B \-\-help ] [ .B \-\-fixed-output-files ] file .SH 解説 .I bison は .IR yacc (1) 風のパーサ・ジェネレータです。 .IR yacc 用に作成された入力ファイルについて上位互換になっているはずです。 .PP 入力ファイルは .I yacc の流儀に従い、末尾は .BR .y で終わるべきです。 .IR yacc と異なり、生成されるファイルの名前は固定ではなく、 入力ファイルのプレフィックスが用いられます。 例えば、 .B parse.y という名前の文法記述ファイルからは、 .IR yacc のような .BR y.tab.c ではなく、 .BR parse.tab.c というファイル名のパーサが生成されます。 .PP ここに示す .I bison のオプション説明は、正式なドキュメントである .B bison.texinfo マニュアルの .B Invocation ノードからの抜粋です。 .PP .I bison は、従来の単一文字オプションと覚えやすい長形式オプション名の 両方をサポートしています。 長形式のオプション名は .BR \- ではなく .B \-\- で指定します。 一意に決められる限り、オプション名は略して記述して構いません。 .BR \-\-file-prefix のように引数を取る長形式オプションの場合、 オプション名とその引数とを .BR = で連結します。 .SS オプション .TP .BI \-b " file-prefix" .br .ns .TP .BI \-\-file-prefix= file-prefix .I bison の全ての出力ファイルで用いるプレフィックスを指定します。 出力ファイルの名前は、あたかも入力ファイルが \fIfile-prefix\fB.c\fR という名前であったかのように決められます。 .TP .B \-d .br .ns .TP .B \-\-defines 追加の出力ファイルを書き出します。 このファイルには、 少数の .B extern 変数宣言に加え、 文法記述で定義されたトークンの型名や セマンティックバリューの型 .BR YYSTYPE を定義するマクロが含まれます。 .sp パーサの出力ファイルが \fIname\fB.c\fR ならば、この追加出力ファイルの名前は \fIname\fB.h\fR となります。 .sp .B yylex の定義を別のソースファイルに記述したい場合は、 この出力ファイルが必ず必要になります。 なぜなら、 .B yylex はトークンの型コードや変数 .BR yylval を参照可能である必要があるからです。 .TP .B \-r .br .ns .TP .B \-\-raw \fIname\fB.h\fR ファイルのトークン番号は通常、Yacc 互換の置き換えです。 このオプションを指定すると、 それに代わって Bison のトークン番号が出力されます。 (Yacc では、単一文字トークンを除き、トークン番号は 257 から始まります。 Bison は全てのトークンについて、3 から始まる連番を割り当てます。) .TP .B \-k .br .ns .TP .B \-\-token-table 出力ファイル \fIname\fB.tab.c\fR が トークン名のリストをその番号順に含むようにします。 このリストは配列 .IR yytname で定義されます。また、 .IR YYNTOKENS , .IR YYNNTS , .IR YYNRULES , .IR YYNSTATES がそれぞれ #define されます。 .TP .B \-l .br .ns .TP .B \-\-no-lines パーサファイルにプリプロセッサコマンド .B #line を入れません。 通常 .I bison はパーサファイルに .B #line を挿入し、C コンパイラおよびデバッガがエラーとソースファイル、 つまり文法ファイルとを結びつけられるようにします。 このオプションを指定すると、エラーはパーサファイルと結びつけられ、 自分の責任で独立したソースファイルとして取り扱うようになります。 .TP .B \-n .br .ns .TP .B \-\-no-parser パーサコードを出力に生成せず、宣言のみ生成します。 生成された \fIname\fB.tab.c\fR ファイルには 定数宣言のみ含まれます。 更に、変換した全てのアクションを含む switch 文本体 を含むファイル \fIname\fB.act\fR を生成します。 .TP .BI \-o " outfile" .br .ns .TP .BI \-\-output-file= outfile 出力するパーサファイルの名前を .I outfile とします。 .sp .B \-v オプションおよび .B \-d オプションのところで述べたように、 この他の出力ファイルの名前は .I outfile から作られます。 .TP .BI \-p " prefix" .br .ns .TP .BI \-\-name-prefix= prefix パーサで使われる外部シンボルの名前を変更し、 .BR yy ではなく .I prefix で始まるようにします。 名前を変更されるシンボルの正確なリストは以下の通り。 .BR yyparse , .BR yylex , .BR yyerror , .BR yylval , .BR yychar , .BR yydebug .sp 例えば .BR "\-p c" と指定すると、これらは .BR cparse , .BR clex 等という名前になります。 .TP .B \-t .br .ns .TP .B \-\-debug マクロ .B YYDEBUG の定義をパーサファイルに出力し、デバッグ機能がコンパイルされるようにします。 .TP .B \-v .br .ns .TP .B \-\-verbose 追加の出力ファイルを書き出します。 このファイルには、 パーサの状態と、その状態で各先読みトークンに対してどういう動作を行うか、 に関する詳細説明が含まれます。 .sp このファイルには、演算子の順位によって解決したものと 解決していないものを合わせた、 全ての競合についても記述されています。 .sp このファイルの名前は、パーサの出力ファイル名から .B .tab.c あるいは .B .c を取り除き、代わって .B .output を付けたものになります。 .sp 従って、入力ファイルが .BR foo.y ならパーサファイルはデフォルトでは .B foo.tab.c となり、その結果、詳細出力ファイル名は .BR foo.output となります。 .TP .B \-V .br .ns .TP .B \-\-version .I bison のバージョン番号を出力して終了します。 .TP .B \-h .br .ns .TP .B \-\-help .I bison のオプション要約を表示して終了します。 .TP .B \-y .br .ns .TP .B \-\-yacc .br .ns .TP .B \-\-fixed-output-files .BR "\-o y.tab.c" と等価です。つまり、パーサ出力ファイルは .BR y.tab.c となり、他の出力ファイルは .B y.output および .BR y.tab.h となります。 このオプションの目的は、 .IR yacc の出力ファイル名規則を真似ることです。 従って、次のシェルスクリプトは .IR yacc の代用となります: .sp .RS .ft B bison \-y $* .ft R .sp .RE -.PP -以前のリリースとの互換性のため、 -長形式オプションは `\-\-' のほか、`+' で始めることもできます。 -ただしこれは POSIX.2 標準と非互換であるため、 -将来 `+' サポートはなくなるでしょう。 .SH 関連ファイル /usr/share/misc/bison.simple 単純なパーサ .br /usr/share/misc/bison.hairy 複雑なパーサ +.SH 環境変数 +.TP +.TP +.SM BISON_SIMPLE +これが設定されている場合、 +.B bison.simple +パーザが置かれている場所を指定します。 +.TP +.SM BISON_HAIRY +これが設定されている場合、 +.B bison.hairy +パーザが置かれている場所を指定します。 .SH 関連項目 .IR yacc (1) .br .I bison のソースディストリビューションに .B bison.texinfo として含まれている .IR "Bison Reference Manual" .SH 診断 メッセージ自身で理解できるようになっています。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/chmod.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/chmod.1 index add11c294c..420e9ad576 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/chmod.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/chmod.1 @@ -1,320 +1,326 @@ .\" Copyright (c) 1989, 1990, 1993, 1994 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to Berkeley by .\" the Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)chmod.1 8.4 (Berkeley) 3/31/94 -.\" %Id: chmod.1,v 1.10.2.1 1999/05/08 10:40:53 kris Exp % +.\" %Id: chmod.1,v 1.10.2.3 1999/08/14 06:28:00 chris Exp % .\" .\" jpman %Id: chmod.1,v 1.2 1997/04/01 01:37:14 mutoh Stab % .Dd March 31, 1994 .Dt CHMOD 1 .Os .Sh 名称 .Nm chmod .Nd ファイルのモードを変更する .Sh 書式 .Nm chmod .Oo +.Fl f .Fl R .Op Fl H | Fl L | Fl P .Oc .Ar mode .Ar file ... .Sh 解説 .Nm は指定されたファイルのモードを .Ar mode で指定したものに変更します。 .Pp オプションとして以下のものがあります: .Bl -tag -width Ds .It Fl H .Fl R オプションが指定されていれば、引数がシンボリックリンクのとき、それを たどって変更します。 (ディレクトリツリー探索中に見つかったシンボリックリンクは それ以上追跡しません) .It Fl L .Fl R オプションが指定されていれば、すべてのシンボリックリンクをたどり、 リンク先のファイルを変更します。 .It Fl P .Fl R オプションが指定されていても、どのシンボリックリンクもたどりません。 .It Fl R 指定されたファイル自身だけではなく、それらをルートとする ディレクトリ階層を再帰的に検索してモードを変更します。 +.It Fl f +.Nm +が +.Va file +のモードを変更できなかった場合に、診断メッセージを表示しません。 .El .Pp シンボリックリンクはモードを持たないので、 .Fl H または .Fl L オプションが指定されていなければ、シンボリックリンクに対する .Nm 実行結果は常に真となり、何も変えません。 .Fl H , .Fl L , .Fl P オプションは、 .Fl R オプションが指定されていなければ無視されます。また、これらが 複数指定されると最後に指定したものが有効になります。 .Pp ファイルのモードの変更はそのファイルの所有者とスーパユーザだけにしか 許されていません。 .Sh 診断 .Nm は正常終了時には 0 を、エラーが生じたときは 0 より大きい値を返します。 .Sh モード モードには、数値を用いた絶対値指定と、シンボルによる指定があります。 数値指定では、以下の値を .Ar ``or'' で組み合わせた 8 進数を用います: .Pp .Bl -tag -width 6n -compact -offset indent .It Li 4000 (set-user-ID-on-execution ビット) このビットがセットされている実行可能ファイルは、 ファイルを所有するユーザ ID に実効ユーザ ID を設定されて実行されます。 set-user-id ビットをセットされているディレクトリは、 その中で作成される全てのファイルおよびディレクトリの所有者を ディレクトリの所有者に設定することを強制し、 作成するプロセスのユーザ ID は無関係となります。 これは、ディレクトリが存在するファイルシステムが この機能をサポートしている場合に限られます: .Xr chmod 2 と .Xr mount 1 の .Ar suiddir オプションを参照してください。 .It Li 2000 (set-group-ID-on-execution ビット) このビットがセットされている実行可能ファイルは、 ファイルを所有するグループ ID に実効グループ ID を設定されて実行されます。 .It Li 1000 (スティッキービット) ディレクトリに設定した時には、 非特権ユーザは、所有するファイルのみ削除およびリネーム可能となり、 ディレクトリのパーミッションは無関係となります。 FreeBSD では、実行可能ファイルに設定されたスティッキービットは無視され、 ディレクトリにのみ設定可能です ( .Xr sticky 8 参照)。 .It Li 0400 所有者の読み込みを許可。 .It Li 0200 所有者の書き込みを許可。 .It Li 0100 ファイルの場合、所有者の実行を許可。 ディレクトリの場合、所有者の検索を許可。 .It Li 0040 グループのメンバの読み込みを許可。 .It Li 0020 グループのメンバの書き込みを許可。 .It Li 0010 ファイルの場合、グループのメンバの実行を許可。 ディレクトリの場合、グループのメンバの検索を許可。 .It Li 0004 他者の読み込みを許可。 .It Li 0002 他者の書き込みを許可。 .It Li 0001 ファイルの場合、他者の実行を許可。 ディレクトリの場合、他者の検索を許可。 .El .Pp 例えば、所有者に読み込み・書き込み・実行を許可し、 グループのメンバに読み込み・実行を許可し、 他者に読み込み・実行を許可し、 set-uid と set-gid を指定しない絶対値指定のモードは、 755 (400+200+100+040+010+004+001) となります。 .Pp シンボルによる指定は以下の文法に従います。 .Bd -literal -offset indent mode ::= clause [, clause ...] clause ::= [who ...] [action ...] last_action action ::= op [perm ...] last_action ::= op [perm ...] who ::= a | u | g | o op ::= + | \- | = perm ::= r | s | t | w | x | X | u | g | o .Ed .Pp .Ar who シンボルの ``u'', ``g'', ``o'' はそれぞれユーザ、グループ、それ以外に 相当します。``a'' シンボルは ``ugo'' を指定した場合と同じになります。 .Pp .ne 1i .Ar perm シンボルはモードの各ビットを以下のように表現します。 .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It r 読み込み許可ビット .It s 実行時 setuid および実行時 setgid ビット .It t sticky ビット .It w 書き込み許可ビット .It x 実行/検索 許可ビット .It X 対象がディレクトリであるか、変更前のモードで誰かの実行/検索許可ビット が立っている場合に、実行/検索許可ビットがセットされます。 .Ar perm シンボルでの ``X'' の指定は、 .Ar op シンボルを ``+''で連結する時のみ意味があり、他の場合は無視されます。 .It u 元ファイルの所有者許可ビット .It g 元ファイルのグループ許可ビット .It o 元ファイルの所有者とグループ以外の許可ビット .El .Pp .Ar op シンボルの働きは以下のようになります .Bl -tag -width 4n .It + .Ar perm 値が指定されなければ、``+'' は何の作用もありません。 .Ar who シンボルが指定されていなければ、 .Ar perm 値はそれぞれのwhoシンボルの対応するビットに作用し、それを umask で マスクしたビットがセットされます。 .Ar who シンボルが指定されていれば、その .Ar perm 値が設定されます。 .It \&\- .Ar perm 値が指定されていなければ、``\-'' は何の作用もありません。 .Ar who シンボルが指定されていなければ、 .Ar perm 値はそれぞれのwhoシンボルの対応するビットに作用し、それを umaskで マスクしたビットがクリアされます。 .Ar who シンボルが指定されていれば、その .Ar perm 値がクリアされます。 .It = .Ar who シンボルで指定されたモードビットがクリアされます。whoシンボルが指定 されていなければ、所有者、グループ、その他の各モードビットがクリアされ ます。 .Ar who シンボルが指定されていなければ、 permで指定したビットが、所有者、グループ、その他のそれぞれを umaskで マスクしたものだけ設定されます。 .Ar who シンボルと .Ar perm が指定されていれば、その値がそのまま設定されます。 .El .Pp 各 .Ar clause では、モードビットを操作するためのオペレーションを 1 つ以上記述しなけ ればなりません。そして各オペレーションは記述した順番で適用されます。 .Pp 所有者とグループ以外の ``o'' のみに対して、 ''s'' や ``t'' の組み合わせの .Ar perm 値が指定されても無視されます。 .Sh 使用例 .Bl -tag -width "u=rwx,go=u-w" -compact .It Li 644 ファイルを誰にでも読めるようにして、ファイルの所有者のみ書き込み可能に します。 .Pp .It Li go-w ファイルの所有者以外の書き込みを禁止します。 .Pp .It Li =rw,+X umask でマスクされていないビットの読み書きを許可しますが、実行許可は 現在設定されているものを保持します。 .Pp .It Li +X 誰かが実行/検索可能なファイルやディレクトリならば、すべてのユーザが 実行/検索できるファイルやディレクトリとします。 .Pp .It Li 755 .It Li u=rwx,go=rx .It Li u=rwx,go=u-w 誰にでも読み込みと実行ができて、所有者のみ書き込み可能になるようにしま す。 .Pp .It Li go= グループやその他のユーザにいかなる許可も与えません。 .Pp .It Li g=u-w グループビットをユーザビットと同じにしますが、グループの書き込みは禁止 します。 .El .Sh バグ naughty bitのための .Ar perm オプションが無い。 .Sh 関連項目 .Xr chflags 1 , .Xr install 1 , .Xr mount 1 , .Xr chmod 2 , .Xr stat 2 , .Xr umask 2 , .Xr fts 3 , .Xr setmode 3 , .Xr symlink 7 , .Xr chown 8 , .Xr sticky 8 .Sh 規格 .Nm ユーティリティは、規格にない .Ar perm シンボルの .Dq t と .Dq X を除いては .St -p1003.2 互換になるように作られています。 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .At v1 から導入されました. diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/ckdist.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/ckdist.1 index 47e7c04dea..83f47aa881 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/ckdist.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/ckdist.1 @@ -1,104 +1,105 @@ .\" Copyright (c) 1997 Robert Nordier .\" All rights reserved. .\" -.\" %Id: ckdist.1,v 1.2 1997/09/15 06:33:51 charnier Exp % +.\" %Id: ckdist.1,v 1.2.2.1 1999/08/15 12:50:44 mpp Exp % .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR(S) ``AS IS'' AND ANY EXPRESS .\" OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED .\" WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE .\" DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR(S) BE LIABLE FOR ANY DIRECT, .\" INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES .\" (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR .\" SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, .\" STRICT LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING .\" IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE .\" POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" .\" jpman %Id: ckdist.1,v 1.3 1998/10/14 21:15:47 horikawa Stab % .Dd January 20, 1997 .Dt CKDIST 1 .Os .Sh 名称 .Nm ckdist .Nd ソフトウェアディストリビューションの検査 .Sh 書式 .Nm ckdist .Bq Fl airsx .Bq Fl d Ar dir .Bq Fl n Ar name .Bq Fl t Ar type .Ar .Sh 解説 .Nm ユーティリティは「チェックサム」ファイルを読みます (このファイルはソフトウェアディストリビューションの構成要素を 正確に特定していると仮定しています)。次に、このコマンドは、それぞれ の構成ファイルのチェックサムを検証することでディストリビューション が完全なことを証明します。MD5 (128 ビットの「メッセージの要約」) および -(32 ビットCRC)チェックサムフォーマットである .inf の両方を利用することが +(32 ビット CRC) チェックサムフォーマットである .inf の両方を利用することが 出来ます。 .Pp 演算項である .Ar file は通常ファイルかディレクトリを参照することが許されます。 ファイル名が "md5" か、拡張子が ".md5" や ".inf" である通常ファイルは、 それぞれの名称が示すタイプのファイルであると想定されます。 これら以外の場合には、フォーマットはその内容により決められます。 ディレクトリが指定された場合には、そのディレクトリを検索して、適切な 名前のファイルだけを探します。 .Pp オプションは次のようになります: .Bl -tag -width 8n -offset indent .It Fl a 何のエラーが検出されたか、だけでなく、ディストリビューションの すべての構成要素について報告を行います。 .It Fl i ディストリビューションの構成要素で存在しないものは、無視します。 .It Fl r 指定されたディレクトリを再帰的に探索します。 .It Fl s アクセス出来ないチェックサムファイルやディレクトリに ついてのメッセージを抑止します。 .It Fl x ディストリビューションの構成要素が存在していることを -検証します。(そして又、.infファイルの場合にはファイルの +検証します。(そして又、.inf ファイルの場合にはファイルの 大きさを検査します)。しかし、実際にチェックサムを計算 して比較する、時間のかかる段階は、省略します。 .It Fl d Ar dir ディストリビューションの構成要素をこの .Ar dir ディレクトリの中で 探します。 .It Fl n Ar name .Ar name というファイル名を用いてディストリビューションの -構成要素を探します。.inf拡張子のファイル構成要素にアクセス +構成要素を探します。.inf 拡張子のファイル構成要素にアクセス するときはファイル名に適切な拡張子を付け加えます。 .It Fl t Ar type すべての指定されたチェックサムファイルは、フォーマットが .Ar type であると仮定します。このフォーマットのファイルだけを探して、 ディレクトリを検索します。(このフォーマットの .Ar type は "md5" か "inf" のいずれかです)。 .El .Sh 関連項目 -cksum(1), md5(1) +.Xr cksum 1 , +.Xr md5 1 .Sh 診断 -エラーが 1 つも検出されなければ、終了ステータスは0になります。 +エラーが 1 つも検出されなければ、終了ステータスは 0 になります。 ディストリビューションにエラーが発見された場合には、終了ステータスは 1 に なります。使用上の誤りや、アクセスできない入力ファイル、または、 システムに関わる他のエラーに遭遇した時は、終了ステータスは 2 になります。 .Sh 注釈 .Nm -のBSD 及びDOSバージョンが、利用できます。 +の BSD 及び DOS バージョンが、利用できます。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/crontab.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/crontab.1 index 17e1b71345..53faa9bccb 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/crontab.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/crontab.1 @@ -1,120 +1,121 @@ .\"/* Copyright 1988,1990,1993 by Paul Vixie .\" * All rights reserved .\" * .\" * Distribute freely, except: don't remove my name from the source or .\" * documentation (don't take credit for my work), mark your changes (don't .\" * get me blamed for your possible bugs), don't alter or remove this .\" * notice. May be sold if buildable source is provided to buyer. No .\" * warrantee of any kind, express or implied, is included with this .\" * software; use at your own risk, responsibility for damages (if any) to .\" * anyone resulting from the use of this software rests entirely with the .\" * user. .\" * .\" * Send bug reports, bug fixes, enhancements, requests, flames, etc., and .\" * I'll try to keep a version up to date. I can be reached as follows: .\" * Paul Vixie uunet!decwrl!vixie!paul .\" */ .\" -.\" %Id: crontab.1,v 1.5 1998/03/23 08:21:29 charnier Exp % +.\" %Id: crontab.1,v 1.5.2.1 1999/08/14 06:36:03 chris Exp % +.\" .\" jpman %Id: crontab.1,v 1.2 1997/04/18 06:38:25 yugawa Stab % .\" .Dd December 29, 1993 .Dt CRONTAB 1 .Os .Sh 名称 .Nm crontab .Nd 個人用の crontab の編集を行う (V3) .Sh 書式 .Nm crontab .Op Fl u Ar user .Ar file .Nm crontab .Op Fl u Ar user { .Fl l | .Fl r | .Fl e } .Sh 解説 .Nm crontab は、 Vixie Cron の .Xr cron 8 デーモンが扱うテーブル内のエントリの 追加、削除、およびリスト表示を行います。各ユーザは、自分用の crontab ファイルを持つことができます。このファイルは .Pa /var 内にありますが、 これはエディタで直接変更するためのものではありません。 .Pp もし .Pa allow ファイル .Pq Pa /var/cron/allow が存在した場合、このコマンドを 使うためには、あなたの名前がこの .Pa allow ファイルになければなりません。また、 .Pa allow ファイルは存在しないが .Pa deny ファイル .Pq Pa /var/cron/deny が存在した場合に、 このコマンドを使うためには、あなたの名前がこの .Pa deny ファイルにあっては .Em いけません 。 どちらのファイルも存在しない場合、サイト依存の設定パラメータにより スーパユーザだけがこのコマンドを使うことができるか、 すべてのユーザがこのコマンドを使うことができるかが決定されます。 .Pp このコマンドの最初の書式は file から新しい crontab をインストールする 場合に使います。ファイル名として ``-'' が指定された時は、標準入力から 読み込みます。 .Pp 以下のオプションを使用可能です: .Bl -tag -width indent .It Fl u 指定した user の crontab ファイルに対して操作を行います。 このオプションがない場合には、コマンドを実行した人 の crontab ファイルに対しての操作になります。 -.Xr su 8 +.Xr su 1 をしている場合は混乱する可能性がありますから、正確を期するため、この場合には .Fl u をつねにつけるようにすべきです。 .It Fl l 現在の crontab ファイルを標準出力に表示します。 .It Fl r 現在の crontab ファイルを削除します。 .It Fl e 現在の crontab を編集します。環境変数 .Ev VISUAL もしくは .Ev EDITOR があれば、この環境変数で指定したエディタを利用します。 エディタを終了すれば、crontab ファイルが自動的にインストールされます。 .El .Sh 関連項目 .Xr crontab 5 , .Xr cron 8 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /var/cron/allow -compact .It Pa /var/cron/allow .It Pa /var/cron/deny .El .Sh 規格 .Nm コマンドは .St -p1003.2 準拠です。 この新しい文法は以前の Vixie Cron のものとも 古典的な SVR3 のものとも異なっています。 .Sh 診断 誤ったコマンドラインを与えて実行した場合、 使用法についてのかなり有益なメッセージが出力されます。 .Sh 作者 .An Paul Vixie Aq paul@vix.com diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/enigma.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/enigma.1 index 1e90dac872..919eef0cbf 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/enigma.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/enigma.1 @@ -1,119 +1,119 @@ .\" .\" enigma (aka. crypt) man page written by Joerg Wunsch. .\" .\" Since enigma itself is distributed in the Public Domain, this file .\" is also. .\" -.\" %Id: enigma.1,v 1.1.2.2 1999/06/24 06:28:14 mpp Exp % +.\" %Id: enigma.1,v 1.1.2.3 1999/08/15 12:32:18 mpp Exp % .\" .\" jpman %Id: enigma.1,v 1.4 1999/01/31 11:05:26 horikawa Stab % .\" " .Dd October 30, 1998 .Os -.Dt enigma 1 +.Dt ENIGMA 1 .Sh 名称 .Nm enigma , .Nm crypt .Nd 非常に単純なファイルの暗号化 .Sh 書式 .Nm .Op Fl s .Op Fl k .Op Ar password .Nm crypt .Op Fl s .Op Fl k .Op Ar password .Sh 解説 .Nm enigma は .Nm crypt という名前でも知られていますが、 .Dq 秘密鍵 をベースとする .Em 非常に 単純な暗号化プログラムです。 これはフィルタとして働きます。つまり、標準入力からの一連のデータを暗号化 または復号化し、その結果を標準出力に出力します。 入力データがすでに暗号化されているかどうかを自動的に検出し、すでに 暗号化されている場合は復号モードに切り替わります。 .Pp 秘密鍵をプログラムに渡す方法はいくつかあります。 デフォルトでは、制御端末上で .Xr getpass 3 を用いて、ユーザに鍵を入力するよう促します。 これが安全に鍵を渡す唯一の方法です。 .Pp 別の方法としては、プログラム起動時に、単独のコマンドライン引数 .Ar password によって鍵を渡すこともできます。 明らかなことですが、この方法を用いると、 .Xr ps 1 を実行している他のユーザが、簡単に鍵を見破ることができます。 さらにもう一つの方法としては、コマンドライン引数として .Fl k オプションを与えると、 .Nm は環境変数 .Ev CrYpTkEy から鍵を取得します。 この方法は、一見前述の他の方法よりも安全なように見えますが、 実際はそうではありません。というのは、環境変数もまた .Xr ps 1 で調べることができるからです。 従って、このオプションは、主に他の実装の .Nm enigma との互換性のために存在します。 .Pp .Fl s オプションを指定すると、 .Nm は、もう少し安全だと思われるように暗号化エンジンを変更しますが、 他の実装との互換性はなくなります。 .Pp .Ss 警告 .Nm は暗号化の手法としてはほとんど価値がありません。このプログラムは、この 実装を持つ他のオペレーティングシステムとの互換性を保つためだけのもの です。 本当の暗号化については、 .Xr bdes 1 (DES配布パッケージに含まれます)、または、 .Xr pgp 1 (ports コレクションに含まれます) を参照してください。 しかしながら、いくつかの国ではこのようなツールの輸出、輸入、使用に対する 制限が存在するかもしれないので、これらの強力なツールは、デフォルトでは オペレーティングシステムと一緒には配布されていません。 .Sh 環境変数 .Bl -tag -offset indent -width "XXCrYpTkEy" .It Ev CrYpTkEy .Fl k オプション指定時に、この変数から秘密鍵を取得します。 .El .Sh 使用例 .Bd -literal -offset indent man enigma | enigma > encrypted Enter key: (XXX \(em 鍵は表示されません) .Ed .Pp このマニュアルページを暗号化して、その結果を .Ql encrypted というファイルに格納します。 .Bd -literal -offset indent enigma XXX < encrypted .Ed .Pp 前の例で作成されたファイルを端末上に表示します。 .Sh 関連項目 .Xr bdes 1 , .Xr pgp 1 , .Xr ps 1 , .Xr getpass 3 .Sh 歴史 .Nm crypt の実装方法は .Ux オペレーティングシステムの間では非常にありふれたものです。 本プログラムの実装は、パブリックドメインの .Em Cryptbreakers Workbench のものを使用しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/gencat.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/gencat.1 index 49f9028968..edaf94ead4 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/gencat.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/gencat.1 @@ -1,181 +1,181 @@ .\" $OpenBSD: gencat.1,v 1.3 1997/06/11 15:39:54 kstailey Exp $ .\" .\" Copyright (c) 1997 Ken Stailey .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. .\" IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, .\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT .\" NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, .\" DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY .\" THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: gencat.1,v 1.2 1998/11/18 04:30:53 jkoshy Exp % +.\" %Id: gencat.1,v 1.2.2.1 1999/08/15 12:32:19 mpp Exp % .\" .Dd June 11, 1997 .Dt GENCAT 1 .Os .Sh 名称 .Nm gencat .Nd NLS カタログコンパイラ .Sh 書式 .Nm .Ar "output-file" .Ar "input-files..." .Sh 解説 .Nm ユーティリティは、テキストの NLS 入力ファイル .Ar "input-files..." をマージして、整形済みメッセージカタログファイル .Ar "output-file" を出力します。 ファイル .Ar "output-file" が存在しなかった場合には、作成されます。 .Ar "output-file" が存在した場合、これに含まれるメッセージは新しい .Ar "output-file" に含まれます。 セット番号およびメッセージ番号が衝突する場合、 .Ar "input-files..." 中の新しいメッセージテキストで、現在 .Ar "output-file" に含まれる古いメッセージテキストを置き換えます。 .Sh 入力ファイル メッセージテキストのソースファイル書式は次のように定義されます。 メッセージテキストソースの行におけるフィールドは、 単一の空白文字で区切られることに注意してください: これより多くの空白文字はフィールドの内容の一部とみなされます。 .Pp .Bl -tag -width .It Li $set Ar n comment この行は、後続するメッセージのセット識別子を指定します。 これは、次の .Li $set またはファイルの終りまで有効です。 引数 .Ar n はセット識別子であり、[1, (NL_SETMAX)] の範囲の数値として定義されます。 セット識別子は、単一のソースファイル中では昇順で登場する必要がありますが、 連続している必要はありません。 セット識別の後に空白を狭んで続く文字列は、コメントとして扱われます。 あるソースファイル中に .Li $set ディレクティブがまったくない場合、全メッセージがデフォルトメッセージセット NL_SETD に置かれます。 .It Li $del Ar n comment この行は、セット .Ar n のメッセージをメッセージカタログから削除します。 .Ar n はセット番号を指定します。 セット番号に空白を狭んで続く文字列は、コメントとして扱われます。 .It Li $ Ar comment 文字 .Li $ で開始し空白が続く行は、コメントとして扱われます。 .It Ar m message-text メッセージ識別子 .Ar m を含むメッセージ行です。メッセージ識別子の範囲は [1, (NL_MSGMAX)] です。 .Ar message-text は、最後の .Li $set ディレクティブで指定されたセット識別子および .Ar m で指定されるメッセージ識別子で、メッセージカタログに格納されます。 .Ar message-text が空でありメッセージ識別子に続いて空白文字が有る場合、 空白文字列がメッセージカタログに格納されます。 .Ar message-text が空でありメッセージ識別子に続いて空白文字が無い場合、 現在のセットにおける指定されたメッセージ識別子の既存のメッセージが、 カタログから削除されます。 メッセージ識別子は、単一のセットの中では昇順である必要がありますが、 連続している必要はありません。 .Ar message-text の長さは [0, (NL_TEXTMAX)] の範囲である必要があります。 .It Li $quote Ar c この行は、オプションのクォート文字 .Ar c を指定します。これを .Ar message-text を囲むために使用して、 末尾の空白や空メッセージがメッセージソースファイル中で見えるようにします。 デフォルトでは、または空の .Li $quote ディレクティブが指定された場合には、 .Ar message-text のクォートは認識されません。 .El .Pp メッセージソースファイル中の空行は無視されます。 上述の文字以外で開始する行の効果は未定義です。 .Pp テキスト文字列は、次の特殊文字およびエスケープシーケンスを含むことが可能です。 クォート文字が定義された場合には、 これをリテラルのクォート文字として埋め込むためにエスケープできます。 .Pp .Bl -tag -width Ds -offset indent .It Li \en ラインフィード .It Li \et 水平タブ .It Li \ev 垂直タブ .It Li \eb バックスペース .It Li \er キャリッジリターン .It Li \ef フォームフィード .It Li \e\e バックスラッシュ .It Li \eooo 範囲 [000, 377] の 8 進数 .El .Pp ファイル中では、行末にバックスラッシュ文字を置いて、 次の行に継続することが可能です。例えば次のようにします: .Pp .Dl 1 This line is continued \e .Dl on this line. .Pp バックスラッシュに続く文字が上述のいずれでもない場合、 バックスラッシュは無視されます。 .Pp .Nm ユーティリティは成功すると 0 を、エラーが発生すると 1 以上を返します。 .Sh 関連項目 .Xr catclose 3 , .Xr catgets 3 , .Xr catopen 3 .Sh 規格 .Nm ユーティリティは .St -xpg4 互換です。 .Sh 作者 本マニュアルページを .An Ken Stailey が記述し、 .An Terry Lambert が更新しました。 .Sh バグ 空の入力ファイルから作成されたメッセージカタログファイルは更新できません。 消去して再作成してください。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/intro.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/intro.1 index 938cab3c73..4af63e077b 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/intro.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/intro.1 @@ -1,98 +1,98 @@ .\" Copyright (c) 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)intro.1 8.2 (Berkeley) 12/30/93 -.\" %Id: intro.1,v 1.12.2.1 1999/03/20 04:06:47 billf Exp % +.\" %Id: intro.1,v 1.12.2.2 1999/08/15 13:50:45 mpp Exp % .\" .\" jpman %Id: intro.1,v 1.2 1997/05/17 15:58:13 horikawa Stab % .Dd December 30, 1993 .Dt INTRO 1 .Os .Sh 名称 .Nm intro .Nd 通常コマンド (ツールとユーティリティ) の手引 .Sh 解説 マニュアルのセクション1は、 .Bx ユーザ環境を構成するコマンドのほとんどについて書かれています。 セクション1に含まれるコマンドを以下にいくつか列挙します。 .de OP .ie \\n(.$-1 .RI "[\ \fB\\$1\fP" "\\$2" "\ ]" .el .RB "[\ " "\\$1" "\ ]" .. .Pp テキストエディタ .Pp コマンドシェルインタープリタ .Pp 検索およびソートツール .Pp ファイル操作コマンド .Pp システム状態参照コマンド .Pp 遠隔ファイルコピーコマンド .Pp メールコマンド .Pp コンパイラおよびコンパイラ関連ツール .Pp 整形出力ツール .Pp ラインプリンタコマンド .Pp .Pp すべてのコマンドは終了 (exit) 時にステータス値をセットするので、 その値を調べることで コマンドが正常に終了したかどうかを判断することができるようになって います。 exit 値とそれが意味するものは、個々のマニュアルに明記されていま す。伝統的に、値 0 はコマンドが完全に成功したことを表します。 .Sh 関連項目 .Xr apropos 1 , .Xr man 1 , -.Xr security 7 , .Xr intro 2 , .Xr intro 3 , .Xr intro 4 , .Xr intro 5 , .Xr intro 6 , .Xr intro 7 , +.Xr security 7 , .Xr intro 8 , .Xr intro 9 .Pp .%T "UNIX User's Manual Supplementary Documents" の中のチュートリアル .Sh 歴史 .Nm マニュアルは .At v6 から登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/ipcrm.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/ipcrm.1 index 4bfde524fb..41997584d5 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/ipcrm.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/ipcrm.1 @@ -1,79 +1,80 @@ .\" Copyright (c) 1994 Adam Glass .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. The name of the Author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY Adam Glass ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL Adam Glass BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: ipcrm.1,v 1.5 1997/07/15 09:54:34 charnier Exp % +.\" %Id: ipcrm.1,v 1.5.2.1 1999/08/15 12:32:20 mpp Exp % +.\" .\" jpman %Id: ipcrm.1,v 1.2 1997/05/04 07:58:04 horikawa Stab % .\"" .Dd August 8, 1994 -.Dt ipcrm 1 +.Dt IPCRM 1 .Os .Sh 名称 .Nm ipcrm .Nd 指定したメッセージキュー、セマフォセット、共有メモリセグメントを削除する .Sh 書式 .Nm .Op Fl q Ar msqid .Op Fl m Ar shmid .Op Fl s Ar semid .Op Fl Q Ar msgkey .Op Fl M Ar shmkey .Op Fl S Ar semkey .Ar ... .Sh 解説 .Nm ipcrm は、指定したメッセージキュー、セマフォ、共有メモリセグメントを 削除します。これらの System V IPC オブジェクトは、 作成時につけられるID、もしくはキーで指定することができます。 .Pp 次のようなオプションにて、削除する IPC オブジェクトを指定します。 これらのオプションはいくつでも組み合わせて使用することができます: .Bl -tag -width indent .It Fl q Ar msqid .Nm msqid で指定した ID のメッセージキューを削除します。 .It Fl m Ar shmid .Nm shmid で指定した ID の共有メモリセグメントに対し、削除マークを付けます。 このマークが付けられた共有メモリは、最後のプロセスがデタッチした後、 解放されます。 .It Fl s Ar semid .Nm semid で指定した ID のセマフォセットを削除します。 .It Fl Q Ar msgkey .Nm msgkey で指定したキーに対応するメッセージキューを削除します。 .It Fl M Ar shmkey .Nm shmkey で指定したキーに対応する共有メモリセグメントに対し、削除マークをつけます。 このマークが付けられた共有メモリは、最後のプロセスがデタッチした後、 解放されます。 .It Fl S Ar semkey .Nm semkey で指定したキーに対応するセマフォセットを削除します。 .El .Pp System V IPC オブジェクトの ID とキーは、 .Xr ipcs 1 を使って知ることができます。 .Sh 関連項目 .Xr ipcs 1 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/limits.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/limits.1 index cbc95d822e..d11b1f5871 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/limits.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/limits.1 @@ -1,306 +1,306 @@ .\" Copyright (c) 1996 David Nugent .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, is permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice immediately at the beginning of the file, without modification, .\" this list of conditions, and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. This work was done expressly for inclusion into FreeBSD. Other use .\" is permitted provided this notation is included. .\" 4. Absolutely no warranty of function or purpose is made by the author .\" David Nugent. .\" 5. Modifications may be freely made to this file providing the above .\" conditions are met. .\" -.\" %Id: limits.1,v 1.8.2.1 1999/04/13 02:33:59 ghelmer Exp % +.\" %Id: limits.1,v 1.8.2.2 1999/08/14 06:40:37 chris Exp % .\" .\" jpman %Id: limits.1,v 1.3 1997/06/23 15:04:52 horikawa Stab % .Dd January 15, 1996 .Dt LIMITS 1 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm limits .Nd リソースの制限値の設定および表示 .Sh 書式 .Nm limits .Op Fl C Ar class .Op Fl SHB .Op Fl ea .Op Fl cdflmnstu Op val .Nm limits .Op Fl C Ar class .Op Fl SHB .Op Fl cdflmnstu Op val .Op Fl E .Op Ar name=value ... .Op Ar command .Nm limits .Op Fl U Ar user .Op Fl SHB .Op Fl ea .Op Fl cdflmnstu Op val .Nm limits .Op Fl U Ar user .Op Fl SHB .Op Fl cdflmnstu Op val .Op Fl E .Op Ar name=value ... .Op Ar command .Sh 解説 .Nm limits はカーネルのリソース制限の表示および設定を行ないます。また、 .Xr env 1 のように環境変数を設定して、プログラムを選択したリソースで動作させるこ ともできます。 .Nm limits コマンドは以下の 3 通りの使い方ができます: .Pp .Bl -hang -width indent .It Nm limits Op Ar limitflags .Op Ar name=value .Ar command .Pp この使い方では .Ar limitflags にしたがって制限をセットし、オプションで .Ar name=value のペアで与えられた環境変数をセットし、指定されたコマンドを実行します。 .It Nm limits Op Ar limitflags .Pp この使い方ではリソースの設定の値は実際には設定せずに、設定値を .Ar limitflags にしたがって決定し、標準出力に出力します。 デフォルトでは、呼び出しプロセスにおいて有効な 現在のカーネルのリソースの設定値を出力します。 .Fl C Ar class や .Fl U Ar user フラグを使って、ログイン能力データベース .Xr login.conf 5 で設定されている、ログインクラスのリソース制限エントリによって変更され る現在のリソース設定を表示することもできます。 .It Nm limits Fl e Op Ar limitflags .Pp この使い方では .Ar limitflags にしたがってリソースの設定値を決定しますが、実際には設定は行ないません。 前の使い方のように、これらの設定値を標準出力しますが、 シェルをコールするのに都合の良いように .Em eval の形式で出力します。 コールされるシェルは、親プロセスの .Pa /proc ファイルシステム中のエントリを調べて決定されます。 もし、シェルが判明すると (すなわち sh, csh, bash, tcsh, ksh, pdksh, rc のいずれか)、 .Nm limits は 'limit' もしくは 'ulimit' コマンドをそのシェルが解釈できるフォーマットで 出力します。シェル名が決定できなかった場合は、 .Pa /bin/sh によって使われる 'ulimit' 形式で出力します。 .Pp これはスクリプトで制限を設定したり、 デーモンや他のバックグランドタスクを リソースを制限して起動したりする場合に非常に便利な機能です。 また、ログインクラスデータベースを設定し中央データベースを保守することにより、 最大使用リソースをグローバルに設定することができるという利点があります。 .Pp .Nm limits は通常 シェルスクリプト中では次のようにバッククォーテーションに囲み評価するよ うにして使われます。 .Pp .Dl eval `limits -e -C daemon` .Pp これで .Nm limits の出力が評価され、現在のシェルで設定されます。 .El .Pp 上記の中で指定された limitflags の値には以下のオプションのうちの 1 つ以上のものが含まれます: .Pp .Bl -tag -width "-d [limit]" .It Fl C Ar class 現在のリソースの値をもとに、ログインクラス "class" で適用される リソースエントリによって変更したものを使います。 .It Fl U Ar user 現在のリソースの値をもとに、"user" が属するログインクラスに適用される リソースエントリによって変更したものを使います。 user がどのクラスにも属していない場合、"default" クラスが存在すればそ のリソース能力が使用され、もしそのユーザがスーパユーザアカウントであれ ば、"root" クラスが使用されます。 .It Fl S リソースの "soft" (もしくは現在の) 制限を表示もしくは設定します。 このスイッチに続いて指定される制限の設定は、 .Fl H や .Fl B フラグでオーバライドしない限り、soft リミットに対する設定となります。 .It Fl H リソースの "hard" (もしくは最大の) 制限を表示もしくは設定します。 このスイッチに続いて指定される制限の設定は、 .Fl S や .Fl B フラグでオーバライドしない限り、hard リミットに対する設定となります。 .It Fl B リソースの "soft" (現在の) および "hard" (最大の) 制限を表示もしくは設 定します。 このスイッチに続いて指定される制限の設定は、 .Fl S や .Fl H フラグでオーバライドしない限り、soft リミットおよび hard リミットの 両者に対する設定となります。 .It Fl e 出力を "eval mode" (評価モード) の書式にします。 これは表示モードでのみ有効であり、コマンドを実行するときには使えません。 出力に使用される正確なシンタックスは .Nm limits が起動されたシェルのタイプに依存します。 .It Fl c Op Ar limit .Em coredumsize のリソースの制限を選択もしくは設定 ( 'limit' が指定された場合) します。 値に 0 を指定するとコアダンプしないようになります。 .It Fl d Op Ar limit .Em datasize のリソースの制限を選択もしくは設定 ( 'limit' が指定された場合) します。 .It Fl f Op Ar limit .Em filesize のリソースの制限を選択もしくは設定します。 .It Fl l Op Ar limit .Em memorylocked のリソースの制限を選択もしくは設定します。 .It Fl m Op Ar limit .Em memoryuse のサイズの制限を選択もしくは設定します。 .It Fl n Op Ar limit .Em openfiles のリソースの制限を選択もしくは設定します。 プロセスごとの最大オープンファイル数のシステムワイドの制限は、 \&'sysctl kern.maxfilesperproc' コマンドで表示できます。 システム全体で同時にオープンできるファイルの総数は、 \&'sysctl kern.maxfilesperproc' コマンドで表示できる値に制限されます。 .It Fl s Op Ar limit .Em stacksize のリソースの制限を選択もしくは設定します。 .It Fl t Op Ar limit .Em cputime のリソースの制限を選択もしくは設定します。 .It Fl u Op Ar limit .Em maxproc のリソースの制限を選択もしくは設定します。 UID ごとの最大プロセス数のシステムワイドの制限は、 \&'sysctl kern.maxprocperuid' コマンドで表示できます。 システム全体で同時に走行できるプロセスの総数は、 \&'sysctl kern.maxproc' コマンドで表示できる値に制限されます。 .Pp 上記のフラグのセットにおける有効な 'limit' の値は、無限値 (もしくは カーネルにおいて定義されている最大値) を設定する場合は文字列 'infinity' もしくは 'inf' を指定し、それ以外の場合は接尾子つきの数字を指定しま す。サイズに関する値はデフォルトではバイトでの値となります。また以下の 接尾子の 1 つを付けることによってその単位となります。 .Pp .Bl -tag -offset indent -width "xxxx" -compact .It b 512 バイトブロック。 .It k キロバイト (1024 バイト)。 .It m メガバイト (1024*1024 バイト)。 .It g ギガバイト。 .It t テラバイト。 .El .Pp .Em cputime リソースについてはデフォルトでは秒による値となります。 また以下の接尾子を付加することにより、それぞれの単位で指定可能です。 有効な複数の単位指定を並べると、その和を指定したことになります: .Bl -tag -offset indent -width "xxxx" -compact .It s 秒。 .It m 分。 .It h 時間。 .It d 日。 .It w 週。 .It y 年 (365 日)。 .El .Pp .It Fl E .Sq Fl E オプションを使用すると .Nm limits は継承している環境を完全に無視します。 .It Fl a このオプションは特定のリソースの設定が指定されていても、 全てのリソースの設定を表示させます。 例えば、USENET ニュースシステムの立ち上げ時にコアダンプを無効にしたい が、'news' アカウントに適用されるその他の全てのリソースの設定を行ない たい場合は、次のように使います: .Pp .Dl eval `limits -U news -aBec 0` .Pp -.Xr setrlimit 3 +.Xr setrlimit 2 コールのように、スーパユーザのみが "hard" リソース制限を引き上げるこ とができます。 root 以外のユーザはそれを引き下げるか、リソースの "soft" リミットを hard リミットの範囲で変更することができます。 プログラムを実行する場合、 .Nm limits が hard リミットを引き上げようとすると、それは致命的エラーとして扱われ ます。 .El .Sh 診断 .Nm limits はユーザが何らかの方法で誤使用をすると EXIT_FAILURE で終了します。誤 使用には不正なオプションを使用した場合や、同時に設定と表示のオプション を指定した場合、または .Fl e がプログラムを起動する時に使われた場合などが含まれます。 表示モードもしくは評価モードにて実行されたとき、 .Nm limits は EXIT_SUCCESS の終了ステータスで終了します。 コマンドモードで実行されコマンドの実行が成功したときには、終了ステータスは 実行されたプログラムが返すものになります。 .Sh 関連項目 .Xr csh 1 , .Xr env 1 , .Xr limit 1 , .Xr sh 1 , .Xr getrlimit 2 , .Xr setrlimit 2 , .Xr login_cap 3 , .Xr login.conf 5 , .Xr sysctl 8 .Sh バグ 明らかな理由により、 .Nm limits は等号 (``='') がその名称に含まれるコマンドを扱うことができません。 .Pp 評価用の出力が選択された場合、シェルを正しく認識し、そのシェルにとって 出力が正しいシンタックスとなるためには、/proc ファイルシステムがインス トールされマウントされていなければなりません。 デフォルトの出力は /bin/sh にとって有効なものとなります。そのため、 /proc マウント前に .Nm limits を使用できるのは、標準の bourne シェルスクリプト中でのみとなります。 .Pp .Nm limits は出力や表示するリソースの設定が現在のユーザで有効であるかや、設定可能 であるかについては確認を行ないません。スーパユーザアカウントのみが hard リミットを引き上げることができます。与えられた値が大きすぎる場合は FreeBSD カーネルは何も出力せずにその制限値を指定された値より低く設定 します。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/m4.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/m4.1 index dbf56b30ef..5d43e9d3c1 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/m4.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/m4.1 @@ -1,196 +1,197 @@ .\" -.\" @(#) %Id: m4.1,v 1.7 1998/12/13 23:15:50 steve Exp % +.\" @(#) %Id: m4.1,v 1.7.2.1 1999/08/15 12:32:21 mpp Exp % +.\" .\" jpman %Id: m4.1,v 1.3 1997/10/05 12:55:54 horikawa Stab % .\" .Dd January 26, 1993 -.Dt m4 1 +.Dt M4 1 .Os .Sh 名称 .Nm m4 .Nd マクロ言語プロセッサ .Sh 書式 .Nm m4 .Oo .Fl D Ns Ar name Ns Op Ar =value .Oc .Op Fl U Ns Ar name .Op Ar filename \|.\|.\|. .Sh 解説 .Nm m4 ユーティリティは、さまざまな言語 (たとえば C, ratfor, fortran, lex, yacc など) のフロントエンドとして 利用できるマクロプロセッサです。 引数で指定されたファイルが指定された順に処理されます。 ファイルが指定されていないか、ファイル名が \`-\' なら 標準入力が読まれます。処理されたテキストは標準出力へ送られます。 .Pp マクロの呼出しは name(argument1[, argument2, ...,] argumentN) の 形式を取っています。 .Pp マクロ名とそれに続く開き括弧 `(' との間にはスペースがあってはいけません。 もしマクロ名の直後に開き括弧が続いていなければ引数なしのマクロ呼出しとして 処理されます。 .Pp マクロ名として先頭はアルファベットまたはアンダースコアが、2 文字目以降は 英数字またはアンダースコアが使えます。 よって正しいマクロ名にマッチする正規表現は [a-zA-Z_][a-zA-Z0-9_]* となります。 .Pp マクロの引数のうちで、先頭のクォートされていない空白、タブ、 改行文字は無視されます。 文字列をクォートするためには、左、および右シングルクォートを使用して ください (例: ` this is a string with a leading space')。 組み込みマクロ changequote を使ってクォート文字を変更することができます。 .Pp オプションは以下の通りです: .Bl -tag -width "-Dname[=value]xxx" .It Fl D Ns Ar name Ns Oo .Ar =value .Oc シンボル .Ar name の値を value (無指定時は NULL) と定義します。 .It Fl "U" Ns Ar "name" シンボル .Ar name を未定義にします。 .El .Sh 文法 .Nm m4 には以下に示す組み込みマクロが実装されています。 これらのマクロは再定義可能であり、その場合には元の定義は失われます。 特に記述のない限り戻り値は NULL です。 .Bl -tag -width changequotexxx .It changecom コメントの開始文字列と終了文字列を変更します。 デフォルトでは、ポンド記号 `#' と改行文字です。 引数を指定しなかった場合はコメント機能がオフになります。 設定できる文字列の長さは最大で 5 文字です。 .It changequote 第 1、第 2 引数をクォートシンボルとして定義します。 引数の最初の文字のみ使用されることに注意してください。 引数が与えられなかった場合にはデフォルトの左右シングルクォートに 設定されます。 .It decr 引数の値を 1 だけ減少させます。 引数は正しく数値を表現する文字列でなければなりません。 .It define 第 1 引数で指定した名前の新しいマクロを定義します。 定義内容は第 2 引数で与えます。 定義中での $n (n は 0 から 9 まで) は それぞれそのマクロに与えられる 第 n 引数に置換されます。$0 はマクロ名そのものです。 指定されなかった引数は NULL 文字列に置換されます。 また $# は引数の数を表し、$* はコンマで区切られた全引数になります。 $@ は $* と同様ですが、更なる置換が行われないように全部の引数が クォートされます。 .It defn 各引数で指定されたマクロの定義内容をクォートして返します。 これはマクロ定義の名称変更 (組み込みマクロであっても) に利用できます。 .It divert .Nm m4 には 10 本の出力キューが用意されています (0 から 9 までの番号がついています)。 処理の最後に、全てのキューは番号順に連結されて最終的な出力を 生成するようになっています。 初期状態では出力キューは 0 番に設定されています。 divert マクロを使って新しい出力キューを選ぶことが出来ます (divert に不正な引数を与えると出力が破棄されてしまいます)。 .It divnum 現在の出力キューの番号を返します。 .It dnl 改行文字を含めた行末までの入力文字を破棄します。 .It dumpdef 引数で指定した項目に関して、その名前と定義を出力します。 引数が与えられなかった場合は全てのマクロについて出力します。 .It errprint 第 1 引数を標準エラー出力ストリームへ出力します。 .It eval 第 1 引数を計算式とみなして 32-bit 幅の算術演算を用いて計算します。 演算子としては標準の C で用いられるもの、すなわち 3 項、 算術、論理、シフト、関係、ビットの各演算子、および括弧が 利用可能です。 また数値も C と同様に 8 進、10 進、16 進で記述できます。 第 2 引数で (もしあれば) 演算結果の基数を指定でき、 第 3 引数で (もしあれば) 演算結果の最小桁数を指定できます。 .It expr eval の別名です。 .It ifdef 第 1 引数で指定した名前のマクロが定義されていれば第 2 引数を返し、 定義されていなければ第 3 引数を返します。 第 3 引数が省略されていた場合は、その値は NULL になります。 ちなみに `unix' という単語があらかじめ定義されています。 .It ifelse 第 1 引数が第 2 引数とマッチしたら第 3 引数を返します。 マッチしなかった場合、その 3 個の引数は捨てられて次の 3 引数を 用いて同様の検査を繰り返します。 この処理は引数がなくなるか あるいは 1 つだけ残るまで繰り返され、 どれにもマッチしなかった場合には その最後に残った引数または NULL (引数がなくなった場合) が返されます。 .It include 第 1 引数で指定されたファイルの内容を返します。 ファイルが読み込めなかった場合にはエラーメッセージを出力して処理を 中断します。 .It incr 引数を 1 だけ増加させます。 引数は正しく数値を表現する文字列でなければいけません。 .It index 第 2 引数が、第 1 引数の中で、何文字目に出現するかを返します (たとえば index(the quick brown fox jumped, fox) では 16 が返ります)。 第 2 引数が第 1 引数の中に含まれていなかった場合には -1 を返します。 .It len 第 1 引数の文字数を返します。余分な引数は無視されます。 .It m4exit 第 1 引数 (指定されなかった場合は 0) を終了コードとして即座に終了します。 .It m4wrap 入力が最後の EOF に達したときに、どのような動作を行うかを設定します。 一般には種々の後始末を行うマクロを設定します (たとえば、m4wrap("cleanup(tempfile)") とすると他の全ての処理が終了した 後に cleanup マクロが呼び出されます)。 .It maketemp 第 1 引数の中の文字列 XXXXX を現在のプロセス ID に置換します。 その他の部分はそのままです。 これはユニークなテンポラリファイル名の生成に利用できます。 .It paste 第 1 引数で指定されたファイルの内容をマクロ処理を一切行わずに include します。 もしファイルが読み込めない場合にはエラーメッセージを出力して処理を 中断します。 .It popdef 各引数へ pushdef されている定義を戻します。 .It pushdef define と同様の引数をとってマクロを定義しますが元の定義をスタックへ 保存しておきます。 保存された定義は後で popdef で戻すことができます。 .It shift 第 1 引数を除いた全ての引数を返します。 残りの引数はクォートされてコンマで区切られます。 クォートすることによって以降の処理で置換が行われないようにしています。 .It sinclude エラーが起きても無視される点を除いて include と同じです。 .It spaste エラーが起きても無視される点を除いて paste と同じです。 .It substr 第 1 引数の文字列のうちの、第 2 引数で指定されるオフセットから始まり 第 3 引数で指定される文字数の範囲の部分文字列を返します。 第 3 引数が省略された場合は残りの文字列全てを返します。 .It syscmd 第 1 引数をシェルに渡します。戻り値はありません。 .It sysval 最後に実行した syscmd の戻り値を返します。 .It translit 第 1 引数の中の文字を、第 2 引数で指定された文字集合から第 3 引数で 指定された文字集合へ書き直します。ただし .Xr tr 1 式の省略指定を用いることはできません。 .It undefine 第 1 引数で指定されたマクロを未定義にします。 .It undivert 指定された出力キュー (引数がない場合は全てのキュー) の内容を掃き出します。 .It unix OS プラットフォームを調べるために予め定義されているマクロです。 .El .Sh 作者 .An Ozan Yigit Aq oz@sis.yorku.ca および .An Richard A. O'Keefe Aq ok@goanna.cs.rmit.OZ.AU diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/make.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/make.1 index c16a70ca76..206f3dd138 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/make.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/make.1 @@ -1,975 +1,987 @@ .\" Copyright (c) 1990, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" from: @(#)make.1 8.4 (Berkeley) 3/19/94 -.\" %Id: make.1,v 1.16 1998/11/29 13:46:39 pds Exp % +.\" %Id: make.1,v 1.16.2.3 1999/08/14 06:48:01 chris Exp % .\" .\" this file based on that translated to japanese on NetBSD Japanese Reference .\" Manual Project, and modefied to fit FreeBSD Reference Manual .\" by Mochida Shuji 1996/04/26 .\" jpman %Id: make.1,v 1.2 1997/05/27 00:42:17 mutoh Stab % .\" .Dd March 19, 1994 .Dt MAKE 1 .Os .Sh 名称 .Nm make .Nd プログラムの依存関係をメンテナンスする .Sh 書式 .Nm make .Op Fl Beiknqrstv .Op Fl D Ar variable .Op Fl d Ar flags +.Op Fl E Ar variable .Op Fl f Ar makefile .Op Fl I Ar directory .Bk -words .Op Fl j Ar max_jobs .Op Fl m Ar directory .Ek .Op Fl V Ar variable .Op Ar variable=value .Op Ar target ... .Sh 解説 .Nm make は、プログラムのメンテナンスを単純化するためのツールです。その入力は ファイル毎の依存関係指定のリストで、それぞれのファイルがどのプログラム、 どのファイルに依存するか記述されています。 .Nm make は組み込みのパスからこのリストを検索します。 その指定リストとして、ファイル .Ql Pa makefile が存在すればそれを、無ければ .Ql Pa Makefile を、組み込みパスとともに使用します。 .Ql Pa .depend というファイルがあれば、それも読み込みます .Pq Xr mkdep 1 を参照 。 .Pp 本マニュアルはリファレンスのためのみのドキュメントです。 .Nm make と makefile に関する詳しい記述は .%T "Make \- A Tutorial" を参照してください。 .Pp オプションは以下のとおりです。 .Bl -tag -width Ds .It Fl B シーケンス中の依存行のソースを作成するために、各コマンドに対して 1 つのシェルを実行する、バックワード互換モードで実行しようとします。 .It Fl D Ar variable 大域変数 .Ar variable を 1 と定義します。 .It Fl d Ar flags デバッグモードを有効にし、 .Nm が表示するデバッグ情報の種類を指定します。 .Ar flags には、以下のうち 1 つ以上を指定できます。 .Bl -tag -width Ds .It Ar A すべてのデバッグ情報を出力します。他のフラグをすべて指定したことと 等価です。 .It Ar a アーカイブ検索とキャッシュに関する情報を表示します。 .It Ar c 条件評価に関する情報を表示します。 .It Ar d ディレクトリ検索とキャッシュに関する情報を表示します。 .It Ar "g1" 処理を行う前に、入力のグラフを表示します。 .It Ar "g2" すべての処理を行ったあと、あるいはエラーにより終了する前に入力のグラフを 表示します。 .It Ar j 複数のシェルを起動する場合の情報を表示します。 .It Ar m ターゲットの作成と変更日付に関する情報を表示します。 .It Ar s 拡張子解釈に関する情報を表示します。 .It Ar t ターゲットリストのメンテナンスに関する情報を表示します。 .It Ar v 変数の値に関する情報を表示します。 .El +.It Fl E Ar variable +(存在すれば) 環境の値で上書きする、makefile の中の変数を指定します。 .It Fl e -環境変数で makefile 中の変数の値を上書きするように指示します。 +環境の値で makefile 中のすべての変数の値を上書きするように指示します。 .It Fl f Ar makefile デフォルトの .Ql Pa makefile と .Ql Pa Makefile のかわりに、読み込むファイルを指定します。もし .Ar makefile が .Ql Fl なら標準入力から読み込みます。複数のファイルが指定可能で、 指定した順に読み込まれます。 .It Fl I Ar directory makefile と、インクルードされる makefile を検索するためのディレクトリを 指定します。システムで定義してある makefile のあるディレクトリ (または、 複数のディレクトリ; .Fl m オプションを参照) は自動的にリストに含まれ、検索されます。 .It Fl i makefile から実行されたシェルコマンドが 0 でない終了ステータスを返し ても無視します。makefile 中でコマンドの先頭に .Ql Fl を指定するのと同じです。 .It Fl j Ar max_jobs .Nm make が同時に起動できるジョブの数を指定します。互換性モードをオフにするには、 .Ar B フラグも指定してください。 .It Fl k エラーが発生しても処理を続行します。ただし、発生したエラーによって作成 が不能になったターゲットに依存したターゲットに関しては処理が中断されます。 .It Fl m Ar directory <...> 形式で読み込まれる sys.mk や makefile を検索するための ディレクトリを指定します。複数のディレクトリを検索パスに加えることが できます。このパスは、デフォルトのシステムインクルードパス /usr/share/mk を上書きします。 さらに、システムインクルードパスを "..." 形式のインクルードによって 追加することができます( .Fl I オプションを参照)。 .It Fl n make が実行するであろうコマンド内容の表示のみを行い、実行はしません。 .It Fl q いっさいのコマンドを実行せず、指定されたターゲットが最新のものであれば 0 を、そうでなければ 1 を終了ステータスとして返します。 .It Fl r システムの makefile で定義された組み込みのルールを使用しません。 .It Fl s 実行するコマンドを表示しません。makefile のなかで、コマンドの先頭に .Ql Ic @ を指定するのと同じです。 .It Fl t makefile で指定されたターゲットを作り直すのではなく、ターゲットを作成 するか、あるいは最終更新日付を現在の時刻に設定することにより、 ターゲットが最新であるかのようにします。 .It Fl V Ar variable グローバルな文脈での .Nm make の .Ar variable の値を表示します。如何なるターゲットも生成しません。 このオプションで複数のインスタンスを指定することができます。 変数は、各行毎に表示されます。未定義もしくは空の変数は、空行で 表現されます。 .It Fl v 特に冗長表示させます。 複数ジョブの make においては、ファイルバナーを生成させます。 .It Ar variable=value 変数 .Ar variable の値を .Ar value に設定します。 .El .Pp makefile には 7 種類の行があります: 依存関係記述、シェルコマンド、変数 代入、インクルード文、条件命令、for ループ、コメントです。 .Pp 一般に、行は行末にバックスラッシュ .Pq Ql \e を置くことにより次行へ継続させることがで きます。この場合、バックスラッシュ直後の改行と、次の行の先頭の 空白部分は 1 つの空白に置き換えられます。 .Sh ファイル依存関係記述 入力ファイルにおける依存関係記述行は、1 つ以上のターゲット、オペレータ、 0 個 以上のソースからなります。 これは、ターゲットがソースに「依存」しているという関係を 定義しており、通常は、ソースからターゲットが作成されます。ターゲットと ソースとの厳密な関係はオペレータによって、両者間に指定します。 オペレータには以下の種類があります。 .Bl -tag -width flag .It Ic \&: ターゲットの最終更新日付が、いずれかのソースの最終更新日付よりも 古いものであれば、ターゲットは古いものであり、作り直されるべきものと 判断されます。 別の行でこのオペレータによる同じターゲットに関するソースの記述があれば、 それらはすべて 1 つにまとめられます。ターゲットの作成中に .Nm make が中断されると、ターゲットは削除されます。 .It Ic \&! ターゲットはつねに作り直されます。ただし、作り直されるのは、 すべてのソースが検査され、必要と判断されたソースが作り直されたあとです。 このオペレータによる同じターゲットに関するソースの記述が別の行にもあれば、 それらはすべて 1 つにまとめられます。ターゲットの作成中に .Nm make が中断されると、ターゲットは削除されます。 .It Ic \&:: ソースが指定されていなかった場合、つねにターゲットは作り直されます。 指定されていた場合にはソースのいずれかがターゲットよりも新しい時だけ ターゲットは作り直されます。本オペレータでは、別の行において同じ ターゲットに関するソースの記述があっても 1 つにまとめません。 ターゲットの作成中に .Nm make が中断されても、ターゲットは削除されません。 .El .Pp ターゲットとソースは、シェルのワイルドカードとして .Ql ? , .Ql * , .Ql [] , .Ql {} を含むことができます。 .Ql ? , .Ql * , .Ql [] は、ターゲットまたはソースの最後の要素として記述でき、 存在するファイルを指定するものでなければなりません。 .Ql {} はファイルが存在しなくてもかまいません。シェルのように辞書順に並べられて 展開されることはなく、ファイルシステム上に並んでいる順番のまま行われます。 .Sh シェルコマンド ターゲットは、シェルコマンドの列と関連付けることができ、通常はそれによって ターゲットを作成します。 これに含まれる各コマンドは、 .Em 必ず 行頭のタブに続けて記述します。同一のターゲットに 対して複数の依存記述行がある場合、 .Ql Ic :: オペレータを使用したのでなければ、それらのうちの 1 つにのみコマンド行を 続けることができます。 .Pp コマンドラインの先頭もしくは先頭 2 文字が .Ql Ic @ や .Ql Ic \- ならば、コマンドは特別な扱いを受けます。 .Ql Ic @ は、コマンドが実行前に、コマンド内容の表示を抑制します。 .Ql Ic \- は、コマンドの 0 ではない終了ステータスを無視するように指示します。 .Sh 変数代入 .Nm make で使われる変数はシェルでの変数に類似しています。そして、歴史的な経緯から、 すべて大文字からなる名前が用いられます。変数代入には以下の 5 通りの オペレータを使用できます。 .Bl -tag -width Ds .It Ic \&= 変数に値を代入します。その時点までの値は失われます。 .It Ic \&+= 現在の変数の値に、右辺の値を追加します。 .It Ic \&?= 変数が未定義の場合のみ、値を代入します .It Ic \&:= 右辺を展開した値を代入します。つまり、変数に代入する前に値の展開を行います。 通常、値の展開は代入時には行われず、変数が参照されるときに行われます。 .It Ic \&!= 右辺を展開した値をシェルに実行させ、実行結果を左辺の変数に代入します。 結果のなかに含まれる改行は空白に置き換えられます。 .El .Pp いずれの場合も、値の前にある空白は無視されます。値が追加される場合、 変数の直前の値と追加する値との間に空白が挿入されます。 .Pp 変数は、ドル記号 .Pq Ql $ に続いて中括弧 .Pq Ql {} または小括弧 .Pq Ql () で囲まれた変数名を置くことにより展開されます。もし変数名が 1 文字な ら、変数名を囲む括弧は省略できますが、このような省略形は推奨できません。 .Pp 変数置換は、変数が用いられている場所により、 2 つの別々のタイミングで 行われます。依存関係記述行で用いられた変数は、その行が読み込まれたときに 展開されます。シェルコマンド内で用いられた変数は、シェルコマンド実行時に 展開されます。 .Pp 変数には、優先度に従って、4 つの異なるクラスがあります: .Bl -tag -width Ds .It 環境変数 .Nm make の環境中で有効な変数 .It グローバル変数 makefile とインクルードされた makefile 内で有効な変数。 .It コマンドライン変数 コマンドラインで指定された変数。 .It ローカル変数 あるターゲットのみに対して定義される変数。ローカル変数には、 以下の 7 種類があります: .Bl -tag -width ".ARCHIVE" .It Va .ALLSRC このターゲットに対するすべてのソースのリスト。 .Ql Va \&> も同じです。 .It Va .ARCHIVE アーカイブファイル名 .It Va .IMPSRC ターゲット名に変換するのに使用するソースのファイル名またはパス名 .Pq 「暗黙の」ソース 。 .Ql Va \&< も同じです。 .It Va .MEMBER アーカイブのメンバ .It Va .OODATE ターゲットよりも新しいソースのリスト。 .Ql Va \&? も同じです。 .It Va .PREFIX ターゲットのディレクトリ名と拡張子を取り除いた名前。 .Ql Va * も同じです。 .It Va .TARGET ターゲットの名前。 .Ql Va @ も同じです。 .El .Pp 短い形式 .Ql Va @ , .Ql Va ? , .Ql Va \&> , .Ql Va * は古い makefile での互換性のためのものですが、利用することは推奨できません。 また、 .Ql Va "@F" , .Ql Va "@D" , .Ql Va " .It Ic \&.include Ar \*qfile\*q 指定した makefile をインクルードします。 アングルブラケットが使用された場合は、 makefile はシステムの makefile ディレクトリにあるものを用います。 ダブルクォートが使用された場合は、 makefile が存在するディレクトリ、 .Fl I オプションで指定されたディレクトリ、システムの makefile ディレクトリの 順に検索します。 .It Ic \&.undef Ar variable 指定したグローバル変数を未定義とします。 グローバル変数のみ、未定義とすることができます。 .It Ic \&.error Ar message makefile の処理を即座に終了します。 makefile のファイル名と、どの行でエラーとなったかと、 指定したエラーメッセージとを、標準出力に表示し、 .Nm make は終了コード 1 で終了します。 .El .Pp 条件文は Makefile のどの部分を処理するのかを判定するために使用します。 C プリプロセッサがサポートする条件文と同様に使用されます。 以下の条件文がサポートされています: .Bl -tag -width Ds .It Xo .Ic \&.if .Oo \&! Oc Ns Ar expression .Op Ar operator expression ... .Xc 式の値をテストします。 .It Xo .Ic .ifdef .Oo \&! Oc Ns Ar variable .Op Ar operator variable ... .Xc 変数の値をテストします。 .It Xo .Ic .ifndef .Oo \&! Oc Ns Ar variable .Op Ar operator variable ... .Xc 変数の値をテストします。 .It Xo .Ic .ifmake .Oo \&! Oc Ns Ar target .Op Ar operator target ... .Xc ターゲット .Ar target が作成中かどうかをテストします。 .It Xo .Ic .ifnmake .Oo \&! Oc Ar target .Op Ar operator target ... .Xc ターゲット .Ar target が作成中かどうかをテストします。 .It Ic .else 最後に行った条件文の意味を逆にします。 .It Xo .Ic .elif .Oo \&! Oc Ar expression .Op Ar operator expression ... .Xc .Ql Ic .else と直後の .Ql Ic .if を対にしたものです。 .It Xo .Ic .elifdef .Oo \&! Oc Ns Ar variable .Op Ar operator variable ... .Xc .Ql Ic .else と直後の .Ql Ic .ifdef を対にしたものです。 .It Xo .Ic .elifndef .Oo \&! Oc Ns Ar variable .Op Ar operator variable ... .Xc .Ql Ic .else と直後の .Ql Ic .ifndef を対にしたものです。 .It Xo .Ic .elifmake .Oo \&! Oc Ns Ar target .Op Ar operator target ... .Xc .Ql Ic .else と直後の .Ql Ic .ifmake を対にしたものです。 .It Xo .Ic .elifnmake .Oo \&! Oc Ns Ar target .Op Ar operator target ... .Xc .Ql Ic .else と直後の .Ql Ic .ifnmake を対にしたものです。 .It Ic .endif 条件文の本体を終了させます。 .El .Pp オペレータ .Ar operator は、以下のうちのいずれかです。 .Bl -tag -width "Cm XX" .It Cm \&|\&| 論理 OR。 .It Cm \&&& 論理 AND。 .Ic || より優先順位が上です。 .El .Pp C 言語と同様、 .Nm make は条件式を、式の値を決定するのに必要なところまでしか評価しません。 評価順序を変更するには括弧を使います。論理オペレータ .Ql Ic \&! は条件式全体の値を反転するのに使用します。 .Ql Ic \&! は .Ql Ic \&&& より優先順位が上です。 .Pp 式 .Ar expression は、以下のいずれかの形式です: .Bl -tag -width Ic defined .It Ic defined 引数として変数名をとり、変数が定義されていれば真となる。 .It Ic make 引数としてターゲット名をとり、そのターゲットが .Nm make のコマンドライン引数に指定されているか、デフォルトのターゲット .Pq 明示的なものも暗黙的なものも含む。 Va .MAIN の項を参照 として宣言されている場合に真となる。 .It Ic empty 引数として変数名 .Pq と修飾子 をとり、展開した結果が空文字列ならば真となる。 .It Ic exists 引数としてファイル名をとり、ファイルが存在すれば真となる。 ファイルはシステム検索パス .Pq Va .PATH の項を参照 にそって検索される。 .It Ic target 引数としてターゲット名をとり、ターゲットが定義されているなら真となる。 .El .Pp 条件式 .Ar expression としては、数値あるいは文字列の比較を用いることもできます。比較オペレータの 両辺は、変数展開が適用されたあとに比較されます。値が 0x で始まるなら 16 進数 であると解釈し、さもなければ 10 進数と解釈します。8 進数はサポートして いません。標準的な C 言語の関係オペレータは全て利用可能です。 変数展開後、 .Ql Ic == または .Ql Ic "!=" の左辺値または右辺値のいずれかが数値とは認められない場合、文字列として 比較を行います。関係オペレータが指定されなかった場合、展開された変数と 0 とを 比較します。 .Pp 条件式を評価中に、評価できない単語が出現した場合は、条件式の形式によって、 .Dq make または .Dq defined オペレータを適用します。条件式が .Ql Ic .ifdef または .Ql Ic .ifndef ならば .Dq defined を、条件式が .Ql Ic .ifmake または .Ql Ic .ifnmake ならば .Dq make を、それぞれ適用します。 .Pp 条件式が真と評価されたなら、makefile の解析はそのまま続行されます。 偽と評価されたなら、 .Ql Ic .else または .Ql Ic .endif が見つかるまで makefile の解析をスキップします。 .Pp for ループは、いくつかのルールを一連のファイルに適用するのによく 用いられます。以下がループの形式です: .Bl -tag -width Ds .It Xo .Ic \&.for .Ar variable .Ic in .Ar expression .Xc .It Xo .Xc .It Xo .Ic \&.endfor .Xc .El .Ic expression は評価されたあとに単語に分解され、それぞれを .Ic variable に代入 しながら、 .Ic make-rules 部分を繰り返し展開します。 .Sh コメント コメントはハッシュ記号 .Pq Ql \&# から始まり、シェルコマンド行以外のどこにでも置くことができます。 コメントは改行で終わります。 .Sh 特殊ソース .Bl -tag -width Ic .IGNORE .It Ic .IGNORE 本ターゲットに関連したコマンドでのエラーを無視します。シェルコマンドの 先頭にダッシュ .Ql \- を指定したのと等価です。 .It Ic .MAKE たとえ、 .Fl n や .Fl t オプションが指定されていても、このターゲットに関連したシェルコマンドを 実行します。通常、再帰的な .Nm make のために用いられます。 .It Ic .NOTMAIN 通常 .Nm make は、最初に発見したターゲットをデフォルトのターゲットとみなします。 .Ic .NOTMAIN が指定されたターゲットはデフォルトのターゲットとはみなされなくなります。 .It Ic .OPTIONAL もし .Ic .OPTIONAL が指定されたターゲットの作り方がわからなくても、エラーとはせず、 そのターゲットは必要ないか、すでに存在しているものとみなします。 .It Ic .PRECIOUS 通常 .Nm make が中断されたときは、作成途中のターゲットは削除されます。本ソースを 指定することで、そのターゲットを削除しなくなります。 .It Ic .SILENT 指定されたターゲットに関連づけられたシェルコマンドを実行するときに エコーを行いません。シェルコマンドの先頭に .Ql @ を指定したのと等価です。 .It Ic .USE 指定されたターゲットをマクロ的に扱います。 .Ic .USE をソースに持つターゲット .Pq 以下ではマクロと呼びます が別のターゲットのソースとなった場合、その ターゲットはコマンド、ソース、属性( .Ic .USE は除く) をマクロから受け取ります。もし、すでにターゲットにコマンドが指定されていた 場合は、マクロのコマンドが追加されます。 .It Ic .WAIT 特別な .Ic .WAIT ソースが依存関係行に現れた時には、ソースはその行中でソースが 作成されるまで待ちます。ループは検出されず、ループ形式のターゲットは 単に無視されます。 .El .Sh 特殊ターゲット 特殊ターゲットは、他のターゲットとともに使用してはいけません。すなわち、 依存関係記述行の唯一のターゲットとして指定する必要があります。 .Bl -tag -width Ic .BEGIN .It Ic .BEGIN 本ターゲットに指定されたシェルコマンドは他の処理に先立って実行されます。 .It Ic .DEFAULT これは、作成方法がわからないどんなターゲットにも適用される .Ic .USE ルールのようなものです。シェルスクリプトのみを使用します。 .Ic .DEFAULT に指定されたコマンド中の .Ic .IMPSRC 変数はターゲット自身の名前に置換されます。 .It Ic .END 本ターゲットに指定されたシェルコマンドは、他のすべての処理の終了後に 実行されます。 .It Ic .IGNORE 指定されたソースに .Ic .IGNORE 属性を付与します。もしソースが指定されていなければ、 .Fl i オプションを指定したのと同じ意味になります。 .It Ic .INTERRUPT .Nm make が中断されたとき、本ターゲットに指定されたコマンドを実行します。 .It Ic .MAIN ターゲットを指定せずに .Nm make が起動された場合、本ターゲットを処理します。 .It Ic .MAKEFLAGS ソースにおいて、 .Nm make に指定するフラグを指定します。フラグはシェルでタイプしたのと同様に 渡されますが、 .Fl f オプションは無効になります。 .\" XXX: NOT YET!!!! .\" .It Ic .NOTPARALLEL .\" この名前のターゲットは、並列モードを使わすに実行されます。 .\" ターゲットが指定されていない時には、全てのターゲットが非並列モード .\" で実行されます。 .It Ic .NOTPARALLEL 並列モードを使いません。 .It Ic .NO_PARALLEL 上と同じですが、 pmake の変種のための互換性のためにあります。 .It Ic .ORDER シーケンス中の名前付きターゲットが作成されます。 .\" XXX: NOT YET!!!! .\" .It Ic .PARALLEL .\" 名前付きターゲットが並列モードで実行されます。 .\" ターゲットが指定されない時には、全てのターゲットが並列モードで実行 .\" されます。 .It Ic .PATH カレントディレクトリに発見できなかったときのファイルの検索パスを、 本ターゲットのソースとして指定します。ソースが指定されなかった場合、 以前に設定されていたディレクトリが無効になります。 +.Pp +.Ql Ev VPATH +を使用して、ディレクトリを検索パスに加えることは、 +後方互換性のためだけに許されています。 +新しい Makefile では使用しないことを勧めます。 .It Ic .PHONY .Ic .PHONY 属性を指定したソースに適用します。この属性を持ったターゲットは いつでも更新されていると考えられます。 .It Ic .PRECIOUS 指定されたソースに .Ic .PRECIOUS 属性を付与します。もし、ソースが指定されなかった場合、 すべてのターゲットに .Ic .PRECIOUS 属性を与えます。 .It Ic .SILENT 指定されたソースに .Ic .SILENT 属性を付与します。もし、ソースが指定されなかった場合、 ファイル中のすべてのコマンドに .Ic .SILENT 属性を与えます。 .It Ic .SUFFIXES ソースにおいて、 .Nm make で用いる拡張子を指定します。ソースが指定されなかった場合は、 以前の指定が無効になります。 .Sh 検索パス .Nm make は次のディレクトリから順番に .Ql Pa Makefile を探します: .Pp .Bl -enum -compact .It ${MAKEOBJDIRPREFIX}`cwd` .It ${MAKEOBJDIR} .It obj.${MACHINE} .It obj .It /usr/obj${MACHINE}`cwd` .It カレントディレクトリ (`cwd`) .El .Pp .Nm make が .Ql Pa Makefile を現在の作業ディレクトリ以外で見付けた場合、 CWD を検索パスに追加します。 .Sh 環境変数 .Nm make は次の環境変数の値を用います: .Ev MACHINE , .Ev MAKE , .Ev MAKEFLAGS , .Ev MAKEOBJDIR , .Ev MAKEOBJDIRPREFIX , .Ev PWD .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/share/doc/psd/12.make -compact .It .depend 依存関係リスト .It Makefile 依存関係リスト .It makefile 依存関係リスト .It obj オブジェクトディレクトリ .It sys.mk システム定義の makefile .It /usr/share/mk システム定義の makefile が置かれるディレクトリ .It /usr/share/doc/psd/12.make PMake のチュートリアル .It /usr/obj システムのオブジェクトディレクトリのプレフィックス .El .Sh 関連項目 .Xr mkdep 1 .Rs .%T "PMake - A Tutorial" .Re .Sh 歴史 .Nm make は .At v7 において追加されました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/man.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/man.1 index 6518ccd993..86be8cd6ab 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/man.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/man.1 @@ -1,136 +1,137 @@ .\" Man page for man .\" .\" Copyright (c) 1990, 1991, John W. Eaton. .\" .\" You may distribute under the terms of the GNU General Public .\" License as specified in the README file that comes with the man 1.0 .\" distribution. .\" .\" John W. Eaton .\" jwe@che.utexas.edu .\" Department of Chemical Engineering .\" The University of Texas at Austin .\" Austin, Texas 78712 .\" .\" jpman %Id: man.1,v 1.2 1997/04/01 14:17:54 horikawa Stab % .Dd Jan 5, 1991 .Dt MAN 1 +.Os .Sh 名称 .Nm man .Nd オンラインマニュアルのフォーマット、表示を行なう .Sh 書式 .Nm man .Op Fl adfhktw .Op Fl m Ar system .Op Fl p Ar string .Op Fl M Ar path .Op Fl P Ar pager .Op Fl S Ar list .Op Ar section .Ar name ... .Sh 解説 .Nm man はオンラインマニュアルをフォーマットし、表示します。 このバージョンでは、環境変数 .Ev MANPATH と .Ev PAGER を参照するので、 各ユーザが固有のオンラインマニュアルを持つ事や、画面で見る際のページャを 選ぶ事が可能です。 セクションを指定した場合、man はそのセクションのみを探します。 また、コマンドラインオプションや環境変数によって、 検索するセクションの順序や、ソースファイルを処理するプリプロセッサを 指定することもできます。 システム管理者の設定によっては、 ディスクスペースを節約するために、フォーマット済みのオンライン マニュアルを `/usr/bin/gzip -c' コマンドにより 圧縮し格納するようにすることも出来ます。 .Pp オプションを以下に示します: .Bl -tag -width Fl .It Fl M Ar path 別の manpath を指定します。通常、man は .Nm manpath を使い、検索するパスを決めます。このオプションは環境変数 .Ev MANPATH よりも優先されます。 .It Fl P Ar pager 使用するページャを指定します。通常、man は、 .Nm more -s を使用します。 このオプションは環境変数 .Ev PAGER よりも優先されます。 .It Fl S Ar list list はコロンで区切られた検索するマニュアルのセクションのリストです。 このオプションは環境変数 .Ev MANSECT よりも優先されます。 .It Fl a 通常、man は最初にみつかったマニュアルページを表示した後終了しますが、 このオプションを使用すると、最初にみつかったマニュアルページだけでなく、 .Ar name にマッチしたマニュアルページを全て表示します。 .It Fl d マニュアルページは表示せず、デバッグ用の情報を表示します。 .It Fl f .Nm whatis と同じです。 .It Fl h 一行のヘルプメッセージを表示して終了します。 .It Fl k .Nm apropos と同じです。 .It Fl m Ar system 与えられたシステム名をもとに検索する別のマニュアルセットを指定します。 .It Fl p Ar string nroff や troff を行う前に実行するプリプロセッサの順序を指定します。 全てのプリプロセッサがインストールされているとはかぎりません。 プリプロセッサとそれを指定するのに使われる文字は以下の通りです。 eqn (e), grap (g), pic (p), tbl (t), vgrind (v), refer (r). このオプションは環境変数 .Ev MANROFFSEQ よりも優先されます。 .It Fl t マニュアルページをフォーマットするのに .Nm /usr/bin/groff -S -man を使い、標準出力に出力します。 .Nm /usr/bin/groff -S -man の出力は表示する前に何らかのフィルタを通す必要があるでしょう。 .It Fl w マニュアルページの表示は行わず、フォーマットや表示を行なうべきファイルの 場所を表示します。 .Sh 環境変数 .Bl -tag -width MANROFFSEQ -compact .It Ev MANPATH .Ev MANPATH がセットされていれば、その値はマニュアルページを検索するパスとして使われます。 .It Ev MANROFFSEQ .Ev MANROFFSEQ がセットされていれば、その値は nroff や troff を行う前に実行される プリプロセッサの順序を示すのに使われます。 デフォルトでは、nroff の前に tbl プリプロセッサが実行されます。 .It Ev MANSEC .Ev MANSEC がセットされていれば、その値はどのマニュアルセクションを検索するのかを 決定するのに使われます。 .It Ev PAGER .Ev PAGER がセットされていれば、その値はマニュアルページを表示するのに使われる プログラムの名前を指定するのに使われます。セットされていなければ、 .Nm more -s が使われます。 .El .Sh 関連項目 .Xr apropos 1 , -.Xr whatis 1 , +.Xr groff 1 , .Xr manpath 1 , .Xr more 1 , -.Xr groff 1 , +.Xr whatis 1 , .Xr man 7 , .Xr mdoc 7 , .Xr mdoc.samples 7 .Sh バグ .Fl t オプションは troff ライクなプログラムがインストールされている場合のみ有効です。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/more.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/more.1 index fe7c70321d..57be9a235d 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/more.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/more.1 @@ -1,316 +1,316 @@ .\" Copyright (c) 1988, 1990 The Regents of the University of California. .\" Copyright (c) 1988 Mark Nudleman .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" from: @(#)more.1 5.15 (Berkeley) 7/29/91 -.\" %Id: more.1,v 1.7.2.4 1999/07/28 06:17:11 hoek Exp % +.\" %Id: more.1,v 1.7.2.5 1999/08/15 12:32:23 mpp Exp % .\" .\" jpman %Id: more.1,v 1.4 1997/08/11 14:30:57 horikawa Stab % .\" .Dd April 18, 1994 .Dt MORE 1 .Os .Sh 名称 .Nm more .Nd CRT 上でファイルをページ単位に閲覧する .Sh 書式 .Nm .Op Fl ceinsu .Op Fl t Ar tag .Op Fl x Ar tabs .Op Fl / Ar pattern .Op Ar .Sh 解説 .Nm は、画面上に 1 度に表示できる量の行数を 1 ページの行数とみなし、 .Ar file が指定されていれば そのファイルを、指定されていないか ``-'' の場合は、標準入力 (標準入力が 端末の場合は、何もせずに終了します) を読み込んで、1 ページ分表示する毎に キー入力を待つようにします。 .Pp さまざまな端末に対応するため、 .Xr termcap 3 を使用します。また、制限はありますが、ハードコピー形式の端末も サポートしています。ハードコピー端末では、画面の上端に対応する位置に ``^'' が印刷されます。 .Sh オプション オプションとしては以下のものがあります。なお、これらのオプションは、 あらかじめ環境変数 .Ev MORE で指定しておくことができます (``-'' をつけること)。 コマンドラインオプションでオーバーライドします。 .Bl -tag -width flag .It Fl c 通常、 .Nm は次のページを表示する時、現在表示されている画面を 1 行づつ スクロールしていって新しいページを表示していきますが、 このオプションを指定した場合、画面の上端から書き替えます。 .It Fl e 通常 .Nm は、ファイルの最後に達し次に表示すべきファイルがない 場合には終了しますが、このオプションを指定した場合にはファイルの最後に 達した時点でキー入力待ちになります。このオプションは、最後まで見た後、 前のページに遡って見たい場合に便利です。 .\"ただし、元々ファイルが小さく、最初の 1 ページに納まっている場合は、 .\"すぐ終了します。 .\"(訳中)原文で内容が削られていますが、とりあえずコメントで残します。 .\" 2.2.1R 対象(1997/05/06) Takeshi MUTOH .It Fl i サーチするとき、大文字と小文字を区別しないようにします。 .It Fl n 行番号の処理をしないようにします。デフォルトで、 .Xr more は、 .Cm = コマンドを使用した行情報の表示や、 .Cm v コマンドでエディタを起動して現在見ている行にジャンプさせるために、 行番号を内部で管理しています。しかし、この処理のために動作が 遅くなっており、これは、大きなファイルを扱う場合、特に顕著です。 このオプションを指定して行番号を使用しないことを 明示すれば、速度の低下を回避することができます。 .It Fl s 複数の空行が連続している場合、空行を 1 行にします。 .It Fl t Ar tag タグ情報を含むファイル ``tags'' から、tag で指定されたエントリを検索し、 対応するファイルの指定位置から表示を開始します。 タグファイル ``tags'' については、 .Xr ctags 1 を参照してください。 .It Fl u デフォルトでは、 .Nm は .Dv BS や .Dv CR-LF などのシーケンスを特別に処理します。 .Dv BS とアンダースコア文字があった場合は、文字にアンダーラインをつけて 表示しますし、2 つの同じ文字の間にBSがあったら、強調表示にします。 .Dv CR-LF は、1 つの改行にします。 このオプションは、これらの処理をやめ、 .Dv BS は ``^H'' に、 .Dv CR-LF は ``^M'' と改行にします。 .It Fl x タブ幅を .Ar N 文字にします。デフォルトでは 8 です。 .It Fl / .Ar pattern で指定した検索を実行し、見つかった位置から表示します。 .El .Pp .Sh コマンド .Nm は、1 ページ表示する毎に、キーボードから各種のコマンドを受け付けます。 コマンドは、 .Xr vi 1 のコマンド体系をベースにしたものです。 以下の説明で、``^''は``Control''キーを押しながら入力するキーの意味です。 また、コマンドのキーを押す前に数字を入力することで、そのコマンドに 対する引数を与えることができます。これは、説明のなかで``N''として 記述しています。 .Bl -tag -width Ic .It Ic h コマンドのヘルプを表示します。もし他の全てのコマンドを忘れても、 このコマンドは覚えておいてください。 .It Xo .Ic q .No or .Ic \&:q .No or .Ic ZZ .Xc .Nm を終了します。 .It Xo .Ic SPACE .No or .Ic f .No or .Ic \&^F .Xc 引数を指定しなかった場合は、1 ページ分スクロールします。 引数を指定した場合は、N 行分スクロールします。 .It Ic b No or Ic \&^B テキストを 1 ページ分前にスクロールします (-z オプション参照)。 引数を指定した場合は、N 行分前にスクロールします。 .It Ic j No or Ic RETURN 1 行だけスクロールします。引数を指定した場合は、 N 行分スクロールします。 .It Ic k 1 行だけ前に戻るようにスクロールします。引数を指定 した場合は、N 行分戻ります。 .It Ic d No or Ic \&^D 画面の半分の行数を単位としてスクロールします。引数を 指定した場合は N 行分スクロールします。指定後は、この ``d'' コマンド および次の ``u'' コマンドでは、引数を指定しないでも半画面ではなく、 ここで指定した N 行単位でスクロールするようになります。 .It Ic u No or Ic \&^U 画面の半分の行数を単位として前の画面にスクロールします。 引数を指定した場合は、N 行分スクロールし、以後、N 行単位で スクロールするようになります。 .It Ic g ファイルの N 行目から表示します。引数を指定しなかった場合は、 ファイル先頭から表示します。 .It Ic G ファイルの N 行目から表示します。引数を指定しなかった場合は、 ファイルの最後から表示します。 .It Ic p No or Ic \&% ファイルの N パーセント目から表示します。 N は 0 から 100 までです。 file で指定したファイルの場合では、標準入力を読み込んで 表示するようにしている場合は、ファイルエンドに達してからでないと、 このコマンドは使用できません。 これは速いのですが、いつも有効とは限りません。 .It Ic r No or Ic \&^L 画面を表示し直します。 .It Ic R バッファに入っている入力を捨て、再読み込みして同じ行番号に当たる所から 画面を表示し直します。これは、表示を見ている間にファイルが 変更されたような場合に有効です。 .It Ic m 行マークをするコマンドです。``m'' を押すと、画 面下に ``mark: '' と表示されるので、a から z までの英小文字を使ってマークの 指定をすることができます。これで、現在の表示行がその文字にマーク されます。次の `` ' '' コマンドによって、ここでマークした行に ジャンプさせることができます。 .It Ic \&' m コマンドでマークした行にジャンプするコマンドで す。画面下に ``goto mark: '' と表示されますので、m コマンドで マークした a から z までの英小文字を入力すれば、 その行にジャンプできます。 なお、a から z のかわりに再度 `` ' '' を 入力すると、その前に大きく移動した位置に戻ります。この場合の大きな移動とは、 `` ' ''コマンドによる移動や、``g'' コマンドでのファイル先頭に移動することを 指します。 このあと、`` '' ''と入力すると、移動前の位置に戻ることができます。 全てのマークは、新しいファイルを読み込んだ時に失われます。 .It Ic \&/ Ns Ar pattern 現在行 (画面の 1 番上に表示されている行) の次の 行からファイルの末端に向かって、pattern で指定した検索を実行し、 一致した行から表示します。引数が指定された場合は、検索を繰り返し 実行し、N 回目に一致した行からの表示になります。pattern には、 .Xr re_format 7 で解説されているPOSIX.2 .Dq extended format 正規表現が使用できます。 .It Ic \&? Ns Ar pattern 現在行 (画面の 1 番上に表示されている行) の直前から ファイルの先頭に向かって、 .Ar pattern で指定した検索を実行します。 .It Ic \&/\&! Ns Ar pattern .Ar pattern に一致しない行を検索する以外は ``/'' と同じです。 .It Ic \&?\&! Ns Ar pattern .Ar pattern に一致しない行を検索する以外は ``?'' と同じです。 .It Ic n 直前に実行した検索コマンドを再実行します。 .It Ic E Ns Op Ar filename コマンドラインのファイルリストの中から現在表示しているファイル (N, Pコマンド参照) にかわって、 filename で指定したファイルを表示対象にします。 ファイルが見つからない場合は、現在のファイルを再度表示します。 ファイル名が "#" なら、1 つ前に読み込んだファイルを再度表示します。 .It Ic N No or Ic \&:n コマンドラインから file として複数のファイルを指 定して起動した場合に、現在表示しているファイルの次のファイルに表示を 切り替えます。引数を指定した場合は、N 個先のファイルになります。 .It Ic P No or Ic \&:p コマンドラインから file として複数のファイルを指 定して起動した場合に、現在表示しているファイルの 1 つ前のファイルに 表示を切り替えます。引数を指定した場合は、N 個前のファイルになります。 .It Ic \&:t タグエントリの入力をします。 ``:t'' を押すと、画面下に ``Tag: '' と表示されるので、新しいタグエントリの 入力をします。 対応するタグエントリが見つからなかった場合は、その旨を表示して、 前のファイルを表示します。 .It Ic t タグキューにおいて進みます [gtags のみ]。 .It Ic T タグキューにおいて戻ります [gtags のみ]。 .It Ic v 現在表示しているファイルを編集対象にして、エディタを起動します。 エディタはデフォルトでは .Xr vi 1 が起動されるようになっていますが、 環境変数 .Ev EDITOR が指定されていた場合には、そこで指定したエディタが起動されます。 .It Ic \&= No or Ic \&^G 現在表示しているファイルについて、画面の最下行がファイル全体の 何行目にあたるか、また、ファイルの総バイト数に対する現在行の バイト数とそのパーセンテージを表示します。 .Nm が標準入力から読み込んでいるか、ファイルが一画面より短い場合は、 いくつかの情報は有効ではありません。これらの情報は、画面の最下行の最初の 1 バイトによって得られる事を覚えておいてください。 .El .Sh 環境変数 .Bl -tag -width Fl .It Ev MORE コマンドラインで指定するかわりに、あらかじめよく使うオプションを 設定しておくことができます。 .It Ev EDITOR 起動するエディタを指定します。 .It Ev SHELL 起動するシェルを指定します。通常、この変数はログイン時 にシェルが自分でセットします。 .It Ev TERM 端末のタイプを指定します。 .El .Sh 関連項目 -.Xr gtags 1 , -.Xr global 1 , .Xr ctags 1 , +.Xr global 1 , +.Xr gtags 1 , .Xr vi 1 .Sh バグ 長い行を含むファイルの読み込みは、遅いです。 .Pp CRLF で終端された 80 文字の行は、余計な改行を生じさせます。 .Sh 作者 このソフトウェアは .An Mark Nudleman によって Berkeley に寄贈されました。 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Bx 3.0 から登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/nice.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/nice.1 index e0cf036f44..861f2537a3 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/nice.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/nice.1 @@ -1,117 +1,119 @@ .\" Copyright (c) 1980, 1990, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)nice.1 8.1 (Berkeley) 6/6/93 -.\" %Id: nice.1,v 1.7 1998/03/23 07:45:40 charnier Exp % +.\" %Id: nice.1,v 1.7.2.1 1999/08/15 12:32:25 mpp Exp % +.\" .\" jpman %Id: nice.1,v 1.2 1997/05/04 08:01:38 horikawa Stab % .\" .Dd June 6, 1993 .Dt NICE 1 .Os BSD 4 .Sh 名称 .Nm nice .Nd スケジュールの優先度を下げてコマンドを実行する .Sh 書式 .Nm nice .Op Fl Ns Ar number .Ar command .Op Ar arguments .Sh 解説 .Nm はスケジュールの優先度を低くして .Ar command を実行します (優先度を低くすると実行速度が遅くなると考えてください)。 もし .Fl Ns Ar number が指定されない場合、 .Nm は値を 10 であるとします。 優先度は -20 から 20 までの値です。 デフォルトの優先度は 0 であり、優先度 20 がもっとも低いです。 .Nm は、 .Ar command の実行優先度として、 .Ar number が .Nm の優先度に対して相対的に指定されたものとします。 現在のプロセスの優先度よりも高い優先度はスーパユーザのみ要求可能です。 負の数を指定する場合には .Fl - Ns Ar number とします。 .Pp 終了ステータスは .Nm が実行したコマンドの終了ステータスです。 .Sh 使用例 .Pp $ nice -5 date .Pp シェルの優先度が 0 の時、コマンド .Sq date を、優先度 5 にて実行します。 .Pp # nice -16 nice --35 date .Pp シェルの優先度が 0 であり、スーパユーザの場合、コマンド .Sq date を優先度 -10 にて実行します。 .Sh 関連項目 .Xr csh 1 , .Xr idprio 1 , +.Xr rtprio 1 , .Xr getpriority 2 , .Xr setpriority 2 , .Xr renice 8 .Sh 歴史 .Nm は .At v6 で追加されました。 .Sh バグ .Nm は .Xr sh 1 向けのコマンドです。 もし .Xr csh 1 を使っているのなら、``&'' をつけて実行されたコマンドは、 バックグラウンドで実行されている間は 自動的に hangup を無視します。 .Pp .Xr csh 1 では、 .Nm は組み込みコマンドであり、ここで説明したものとは少し異なる書式になります。 .Ql nice +10 は優先度を低くし、 .Ql nice \-10 はスーパユーザが用いた時に優先度を高くします。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_add.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_add.1 index dd3d91b3e4..ed8e988b2a 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_add.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_add.1 @@ -1,471 +1,471 @@ .\" .\" FreeBSD install - a package for the installation and maintainance .\" of non-core utilities. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" Jordan K. Hubbard .\" .\" .\" @(#)pkg_add.1 -.\" %Id: pkg_add.1,v 1.29.2.1 1999/05/02 12:12:21 kris Exp % +.\" %Id: pkg_add.1,v 1.29.2.2 1999/08/15 12:51:09 mpp Exp % .\" .\" jpman %Id: pkg_add.1,v 1.3 1997/06/09 04:19:05 jsakai Stab % .Dd November 25, 1994 -.Dt pkg_add 1 +.Dt PKG_ADD 1 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm pkg_add .Nd ソフトウェア配布パッケージをインストールするプログラム .Sh 書式 .Nm .Op Fl vInfrRMS .Op Fl t Ar template .Op Fl p Ar prefix .Ar pkg-name [pkg-name ...] .Sh 解説 .Nm コマンドは、 .Xr pkg_create 1 コマンドにより作成されたパッケージを展開するのに用いられます。 .Sh 警告 .Bf -emphasis .Nm コマンドはパッケージファイルに含まれるスクリプトやプログラムを 実行することがあるので、あなたのシステムは、危険な配布ファイルを 作る極悪人からの「トロイの木馬」や他の巧妙な攻撃などを受ける 可能性があります。 .Pp パッケージファイルを提供する人物の能力と身元を確認するとよいでしょう。 より進んだ安全のためには、パッケージを展開するのに .Fl M フラグを用い、その内容と、スクリプトがシステムに害をおよぼさないかを 確認します。 +INSTALL, +POST-INSTALL, +DEINSTALL, +REQUIRE, +POST-INSTALL, +REQUIRE, +MTREE_DIRS の各ファイルには 特に注意を払い、+CONTENTS ファイルの .Cm @cwd , .Cm @mode (setuid をチェック), .Cm @dirrm , .Cm @exec , .Cm @unexec ディレクティブを調べてください。 パッケージファイルを調べるのには .Xr pkg_info 1 コマンドも使えます。 .Ef .Sh オプション 以下のコマンドラインオプションが提供されています: .Bl -tag -width indent .It Ar pkg-name [... pkg-name] 指定されたパッケージがインストールされます。 - という名前が指定されると、 .Nm は stdin から読み込みます。 パッケージがカレントディレクトリに見つからないと、 .Nm は .Ev PKG_PATH で指定された各ディレクトリを探します。 .It Fl v 饒舌な出力に切り替えます。 .It Fl I パッケージにインストール用スクリプト (pre-install または post-install) が存在しても、それを実行しません。 .It Fl n 実際にはインストールを行わず、インストールした場合に実行されるであろう ステップを表示します。 .It Fl R パッケージのインストール結果を記録しません。 このオプションは、後でアンインストールすることを不可能にするため、 自分が何をしているかを理解している人のみ使ってください。 .It Fl r リモートフェッチ機能を使用します。 適切なオブジェクト書式とリリースを決定してから、 パッケージを取得してインストールします。 .It Fl f あらかじめ必要なパッケージがインストールされていなかったり、 requirements スクリプトが失敗した場合にも強制的にインストールします。 これは .Nm が見つからない必要なパッケージを探して自動的にインストールすることを 止めるわけではなく、見つからない場合でも中断しないようにします。 .It Fl p Ar prefix パッケージからファイルを展開するディレクトリの前に .Ar prefix を付けます。 パッケージがデフォルトディレクトリを保持している場合には、 このオプションで変更できます。 .Nm はディレクトリ設定が相対的に行われているか、絶対的に行われているか を知る術がないので、最初の .Cm @cwd ディレクティブのみが変更されることに注意してください。 複数回のディレクトリ変更が行われることはまれですが、 実際にあった場合、すべてのディレクトリ変更を制御したくなる でしょう。この場合、 .Cm MASTER モード、 .Cm SLAVE モードの使用を検討してみてください (オプション .Fl M と .Fl S を参照)。 .It Fl t Ar template ``作業領域'' を作成する際に、 .Xr mktemp 3 への入力として .Ar template を用います。 これはデフォルトでは .Pa /var/tmp/instmp.XXXXXX という文字列ですが、 .Pa /var/tmp ディレクトリの容量が制限されているような状況では 変更する必要があるかもしれません。 .Xr mktemp 3 が一意の ID を用いるために必要な `X' の文字をいくつか残しておく ことを忘れないでください。 .Pp 作業領域 .Ar template をパッケージファイルがインストールされるディレクトリと同じディスク パーティションに設定することによって、パフォーマンスを高めることが 可能です (大抵は .Pa /usr )。 .It Fl M .Cm MASTER モードで実行します。これは .Nm のとても特殊な実行モードであり、 .Cm SLAVE モードと共に実行しなければなりません。 このモードで実行されると、 .Nm は一時的な作業領域 ( .Fl t オプションを参照) へパッケージを展開する以上のことはせず、 現在の作業領域ディレクトリ名を頭に付加した packing list を標準出力に 出力します(標準出力は .Xr sed 1 のようなプログラムにフィルタされているかもしれません)。 .Cm SLAVE モードと共に用いると、中身を処理する前にパッケージ構造に 大きな変更を加えることが可能になります。 .It Fl S .Cm SLAVE モードで実行します。これは .Nm のとても特殊な実行モードであり、 .Cm MASTER モードと共に実行しなければなりません。 このモードで実行されると、 .Nm はパッケージの内容がすでに作業領域に展開され、その場所が 標準入力から文字列として入力されることを想定します。 完全な packing list も stdin から読み込まれ、その後中身が 通常どおり処理されます。 .El .Pp 一つ以上の .Ar pkg-name 引数を指定することが可能で、それらはパッケージを含むファイル名(通常 拡張子 ``.tgz'' で終わります)か、ftp サイトにあるファイルを 示す URL のどちらかになります。 したがって、anonymous ftp から直接ファイルを展開することが 可能です (例えば .Nm ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/packages/shells/bash-1.14.4.tgz )。 注意: もし上記のような転送で用いる ftp で .Bf -emphasis passive mode .Ef を利用したいなら、環境変数 .Bf -emphasis FTP_PASSIVE_MODE .Ef に何らかの値を設定する必要があります。 そうでなければ、より一般的な ACTIVE モードが利用されます。 もしうまく動作していることがわかっているサイトからパッケージを 得ようとして .Nm が常に失敗する場合、あなたが .Bf -emphasis passive mode .Ef の ftp を使う必要のあるファイアウォールの中にいるのが原因である場合が あります。 .Sh 技術詳細 .Nm はきわめて単純です。各パッケージの "packing list" を 特別な作業ディレクトリに展開し、 中身を解析し、内容を完全に展開するために 以下の手順を実行します: .Bl -enum -indent indent .It パッケージがすでにインストールされている、と記録されているかどうかを チェックします。もしそうならインストールを中断します。 .It .Cm @pkgdep ディレクティブ ( .Xr pkg_create 1 を参照) による パッケージのすべての依存関係をチェックし、各々が存在するかどうかを 確認します。もし存在しなければ、足りないパッケージを見つけて自動的に インストールしようとします。もし見つからなければ、 インストールを中断します。 .It パッケージがどのようにシステムに追加されるかを制御する .Cm @option ディレクティブを検索します。このマニュアルページを書いている時点では、 実装されているオプションは .Cm @option extract-in-place のみであり、これは .Pa /tmp 内の作業領域を経由しないで、 パッケージを最終的なディレクトリに直接展開するようにします。 .It .Cm @option extract-in-place が指定されていれば、パッケージは最終的な場所に直接展開され、 そうでなければ作業領域内に展開されます。 .It パッケージが .Ar require ファイル ( .Xr pkg_create 1 を参照) を含んでいる場合、そのファイルを以下の引数を付けて実行します: .Bd -filled -offset indent -compact .Ar pkg-name .Ar INSTALL .Ed ここで .Ar pkg-name は問題としているパッケージの名前であり、 .Ar INSTALL キーワードはインストールの requirements チェックであることを 示しています (これは複数の機能を提供するひとつのスクリプトを 用いようとする場合に有用です)。 .It パッケージに .Ar pre-install スクリプトが存在する場合、以下の引数を付けて実行されます: .Bd -filled -offset indent -compact .Cm script .Ar pkg-name .Ar PRE-INSTALL .Ed ここで .Ar pkg-name は対象のパッケージ名であり、 .Ar PRE-INSTALL はこれがインストール前のフェーズであることを示すキーワードです。 .Cm 注釈: ( .Cm Fl i および .Cm Fl I のフラグを .Xr pkg_create 1 に使用することにより) パッケージ作成時に pre-install と post-install のスクリプトが別々に与えられる場合には、 .Ar PRE-INSTALL キーワードは登場しません。 .It .Cm @option extract-in-place が指定されていない場合、packing list ( .Pa +CONTENTS ファイル) が作業領域から最終的な場所に ファイルを移動 (必要ならコピー) するために参照されます。 .It パッケージが .Ar mtreefile ファイル ( .Xr pkg_create 1 を参照) を含む場合、mtree が以下の引数を付けて実行されます: .Bd -filled -offset indent -compact .Cm mtree .Fl u .Fl f .Ar mtreefile .Fl d .Fl e .Fl p .Pa prefix .Ed ここで .Pa prefix は .Fl p フラグが指定されていればその prefix、 .Fl p フラグが指定されていない場合にはこのパッケージの最初の .Cm @cwd ディレクティブのディレクトリ名が prefix になります。 .It パッケージに .Ar post-install スクリプトが含まれる場合、 .Bd -filled -offset indent -compact .Cm script .Ar pkg-name .Ar POST-INSTALL .Ed として実行されます。 ここで .Ar pkg-name は対象のパッケージ名であり、 .Ar POST-INSTALL はこれがインストール後のフェーズであることを示すキーワードです。 .Cm 注釈: ( .Cm Fl i および .Cm Fl I のフラグを .Xr pkg_create 1 に使用することにより) パッケージ作成時に pre-install と post-install のスクリプトが別々に与えられる場合には、 .Ar POST-INSTALL キーワードは登場しません。 .Ar POST-INSTALL および .Ar PRE-INSTALL のキーワードを渡す背景には、 インストールの前とインストール後の 両方の手続きをこなす一つの .Ar install スクリプトを用いることを可能にすることがあります。 しかしながら、メンテナンスの観点からは、機能を分離する方が有利かつ容易です。 .It インストールが終了すると、後で .Xr pkg_delete 1 で使うために packing list 、 .Ar deinstall スクリプト、 description 、 display の各ファイルが .Pa /var/db/pkg/ にコピーされます。 パッケージの依存関係は、他のパッケージの .Pa /var/db/pkg//+REQUIRED_BY ファイル (PKG_DBDIR 環境変数が設定してある場合、上記の .Pa /var/db/pkg/ が置き換えられます) に記録されます。 .It 最後に、作業領域が削除されプログラムは終了します。 .El .Pp すべてのスクリプトは環境変数 .Ev PKG_PREFIX にインストール時の prefix ( 前述の .Fl p オプションを参照) が設定された状態で実行されます。 このことにより、パッケージの作者は .Cm pkg_add の .Fl p フラグによりパッケージがインストールされるディレクトリが 変更されても、きちんとふるまうスクリプトを書くことが可能になります。 .Sh 環境変数 .Ev PKG_PATH の値は、指定されたパッケージが見つからない時に用いられます。 環境変数はコロンで区切られた一連のエントリです。 各エントリはディレクトリ名からなります。 カレントディレクトリは空欄のディレクトリ名で暗黙のうちに指定されるか、 一つのピリオドで明示的に指定します。 .Pp 環境変数 .Ev PKG_DBDIR は、インストールされたパッケージについてのデータベースの位置を指定します。 .Pp .Nm が作業領域の生成を試みる作業用ディレクトリの名前は、環境変数 .Ev PKG_TMPDIR と .Ev TMPDIR とから(この順で)取られます。 これらの変数が存在しないか、指定されたディレクトリに十分な空き容量が ない場合、 .Nm は、 .Pa /var/tmp , .Pa /tmp , .Pa /usr/tmp のうちで、十分な空き容量を持つ最初のディレクトリを使います。 .Pp 環境変数 .Ev PACKAGESITE は、 .Nm が取得を行う代替位置を指定します。 この変数を使用すると、 .Fl r オプション使用時に .Nm が自動的にディレクトリを決定する論理が破壊されます。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /var/db/pkg -compact .It Pa /var/tmp 環境変数 .Ev PKG_TMPDIR と .Ev TMPDIR のどちらも適切なディレクトリを指定しない場合に、作業領域を作成するため に用いる作業用ディレクトリ。 .It Pa /tmp .Pa /var/tmp が存在しないか、十分な空き容量を持たない場合、その次に選ばれる ディレクトリ。 .It Pa /usr/tmp .Pa /var/tmp と .Pa /tmp のどちらも作業領域を作成するには適切でない場合、最後に選ばれる ディレクトリ。 .It Pa /var/db/pkg インストールされたパッケージについてのデータベースのデフォルトの位置。 .El .Sh 関連項目 .Xr pkg_create 1 , .Xr pkg_delete 1 , .Xr pkg_info 1 , .Xr mktemp 3 , .Xr sysconf 3 , .Xr mtree 8 .Sh 作者 .An Jordan Hubbard 最初の仕事およびそれに続く開発。 .An John Kohl NetBSD 向け改良。 .Sh バグ 配布物のファイル間のハードリンクは、 (1) 作業領域が、ファイルへのすべてのリンクの最終的な ディレクトリと同じファイルシステムの場合もしくは、 (2) ファイルへのすべてのリンクが contents ファイル内で .Cm @cwd ディレクティブで括られている場合にのみ保存されます。 .Em さらに その上、リンク名は単一の .Cm tar コマンド ( .Fn sysconf _SC_ARG_MAX により返される値に依存する実行時の引数の長さの制限により、複数の 実行には分割できません) で展開されなければなりません。 .Pp バグは他にもあるはずです。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_create.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_create.1 index 76bb8efa42..4fffa365e1 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_create.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_create.1 @@ -1,484 +1,484 @@ .\" .\" FreeBSD install - a package for the installation and maintainance .\" of non-core utilities. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" Jordan K. Hubbard .\" .\" .\" @(#)pkg_create.1 -.\" %Id: pkg_create.1,v 1.27 1998/12/16 13:59:30 jkh Exp % +.\" %Id: pkg_create.1,v 1.27.2.1 1999/08/15 12:51:10 mpp Exp % .\" .\" hacked up by John Kohl for NetBSD--fixed a few bugs, extended keywords, .\" added dependency tracking, etc. .\" .\" [jkh] Took John's changes back and made some additional extensions for .\" better integration with FreeBSD's new ports collection. .\" .\" jpman %Id: pkg_create.1,v 1.3 1997/06/09 10:11:56 jsakai Stab % .Dd April 21, 1995 -.Dt pkg_create 1 +.Dt PKG_CREATE 1 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm pkg_create .Nd ソフトウェア配布パッケージを作成するプログラム .Sh 書式 .Nm .Op Fl YNOhv .Op Fl P Ar pkgs .Op Fl p Ar prefix .Op Fl f Ar contents .Op Fl i Ar iscript .Op Fl I Ar piscript .Op Fl k Ar dscript .Op Fl K Ar pdscript .Op Fl r Ar rscript .Op Fl s Ar rscript .Op Fl t Ar template .Op Fl X Ar excludefile .Op Fl D Ar displayfile .Op Fl m Ar mtreefile .Fl c Ar comment .Fl d Ar description .Fl f Ar packlist .Ar pkg-name .Sh 解説 この .Nm コマンドは、パッケージ展開/情報プログラムに渡されるパッケージを 作成します。 パッケージ作成のために入力する説明とコマンドライン引数 は本来人間が生成することを意図していませんが、 そうすることも簡単にできます。 自力でどうにかすることも可能ですが、作成にはフロントエンドツールを 用いた方がいいでしょう。 とはいうものの、入力書式の概略はこの文書に含まれています。 .Sh オプション 以下のコマンドラインオプションが提供されています: .Bl -tag -width indent .It Fl f Ar packinglist ファイル .Ar packinglist から、もしくは .Ar packinglist が .Cm - (ダッシュ)であれば .Cm stdin から、パッケージ用の ``packing list'' を取得します。 .It Fl c Ar [-]desc ファイル .Ar desc から、もしくは先頭が .Cm - で始まっていれば引数自身から、パッケージの ``一行説明'' を取得します。 この文字列は、パッケージが提供するもののバージョンを知る 手がかりとなるべきです。 .It Fl d Ar [-]desc ファイル .Ar desc から、もしくは先頭が .Cm - で始まっていれば引数自身から、パッケージの長い説明を取得します。 .It Fl Y 質問に対してのデフォルトの解答を `Yes' とします。 .It Fl N 質問に対してのデフォルトの解答を `No' とします。 .It Fl O `packing list Only' モードに移行します。 これは .Em "FreeBSD Ports Collection" のための特別な修正であり、port がインストールされる時の `fake pkg_add' を行うために用いられます。 このような場合には、調整された最終的な packing list が どのようなものになるかを知る必要があるのです。 .It Fl v 饒舌な出力に切り替えます。 .It Fl h tar がシンボリックリンクをたどるようにします。 この結果、リンク自身ではなくリンク先のファイルが出力されます。 .It Fl i Ar iscript パッケージのインストール前手続きとして .Ar iscript を用います。 これは実行可能なプログラム (もしくはシェルスクリプト) なら なんでも構いません。 これはパッケージがインストールされる時に自動的に起動されます。 その際、パッケージ名が第 1 引数として渡されます。 .Cm 注釈: .Cm Fl I オプションが指定されると、 本スクリプトは当該パッケージの pre-install および post-install の両方のスクリプトとして動作します。 パッケージ名とともにキーワード .Ar PRE-INSTALL および .Ar POST-INSTALL をそれぞれ渡すことにより、機能を切り替えることになります。 .It Fl I Ar piscript パッケージのインストール後手続きとして .Ar piscript を用います。 これは実行可能なプログラム (もしくはシェルスクリプト) なら なんでも構いません。 これはパッケージがインストールされる時に自動的に起動されます。 その際、パッケージ名が第 1 引数として渡されます。 .It Fl P Ar pkgs 初期のパッケージ依存リストとして .Ar pkgs を用います。 これはホワイトスペースで区切られたパッケージの名前となります。 また、packing list (後述の「PACKING LIST 詳細」セクションを参照) 内の複数の .Cm @pkgdep ディレクティブを指定する手っ取り早い方法でもあります。 .It Fl p Ar prefix パッケージのファイルを選択する際に基準となる初期ディレクトリとして .Ar prefix を用います。 .It Fl k Ar dscript パッケージのアンインストール手続きとして .Ar dscript を用います。 これは実行可能なプログラム (もしくはシェルスクリプト) なら なんでも構いません。 これはパッケージがアンインストールされる時に自動的に起動されます。 その際、パッケージ名が第 1 引数として渡されます。 .Cm 注釈: .Cm Fl K オプションが指定されると、 本スクリプトは当該パッケージの de-install および post-deinstall の両方のスクリプトとして動作します。 パッケージ名とともにキーワード .Ar DEINSTALL および .Ar POST-DEINSTALL をそれぞれ渡すことにより、機能を切り替えることになります。 .It Fl K Ar pdscript パッケージのアンインストール後手続きとして .Ar pdscript を用います。 これは実行可能なプログラム (もしくはシェルスクリプト) なら なんでも構いません。 これはパッケージがアンインストールされる時に自動的に起動されます。 その際、パッケージ名が第 1 引数として渡されます。 .It Fl r Ar rscript パッケージの ``requirements'' 手続きとして .Ar rscript を用います。 これは実行可能なプログラム (もしくはシェルスクリプト) なら なんでも構いません。 これはインストール時、アンインストール時に自動的に起動され、 インストール、アンインストールを継続するべきかどうかを決定するのに 用いられます。 .It Fl s Ar srcdir パッケージ作成中に .Ar srcdir は、 .Cm @cwd の値に優先します。 .It Fl t Ar template .Xr mktemp 3 への入力として .Ar template を用います。 これはデフォルトでは .Pa /tmp/instmp.XXXXXX という文字列ですが、 .Pa /tmp ディレクトリの容量が制限されているような状況では 変更する必要があるかもしれません。 .Xr mktemp 3 が一意の ID を用いるために必要な `X' の文字をいくつか残しておく ことを忘れないでください。 .It Fl X Ar excludefile 最終的にパッケージを作成する際に、 .Ar excludefile を .Cm tar に .Fl exclude-from 引数として渡します。 このオプションを使うにあたっての詳しい情報は、 .Cm tar のマニュアルページ (もしくは .Fl -help 引数を付けて .Cm tar を実行) を参照してください。 .It Fl D Ar displayfile パッケージをインストールした後にファイルを ( .Xr more 1 を用いて) 表示します。 「ほとんど free なソフトウェア」などにおいて、 法的な通知のようなものなどに便利でしょう。 .It Fl m Ar mtreefile パッケージがインストールされる前に、mtreefile を入力として .Xr mtree 8 を実行します。mtree は .Cm mtree .Fl u .Fl f .Ar mtreefile .Fl d .Fl e .Fl p .Pa prefix として起動されます (ただし .Pa prefix は .Cm @cwd ディレクティブにより名付けられた最初のディレクトリの名前)。 .El .Pp .Sh PACKING LIST 詳細 ``packing list'' の書式 ( .Fl f を参照) は単純で、パッケージに含めるファイル名を一行につきひとつずつ 並べたものにすぎません。 どこにインストールされるかわからないパッケージに対して絶対パスを 用いるのは一般的に悪い方法なので、 どこにインストールされることを想定しているのか、 そしてどんな ownership と mode を伴ってインストールされるべきなのか (こちらはオプション) を指定する方法が用意されています。 これは packing list 内に一連の特殊コマンドを 埋め込むことで実現されています。以下に簡単に示します: .Bl -tag -width indent -compact .It Cm @cwd Ar directory 内部のディレクトリポインタが .Ar directory を指すようにします。以降のファイル名はこのディレクトリへの相対パス であるとみなされます。 .Cm @cd はこのコマンドの別名です。 .It Cm @srcdir Ar directory 「作成時のみ」の内部ディレクトリポインタを .Ar directory に設定します。 パッケージ作成時に .Cm @cwd に優先すると言えますが、展開時にはこれはあてはまりません。 .It Cm @exec Ar command 展開処理の一環として .Ar command を実行します。 .Ar command が以下の文字列を含んでいた場合、その場で置換されます。 以下の例では .Cm @cwd が .Pa /usr/local と設定されていて、最後に展開されたファイルが .Pa bin/emacs だったとしています。 .Bl -tag -width indent -compact .It Cm "%F" 最後に展開されたファイル名に置換されます。この例では .Pa bin/emacs となります。 .It Cm "%D" .Cm @cwd で設定されたカレントディレクトリプレフィックスに置換されます。 この例では .Pa /usr/local になります。 .It Cm "%B" -完全な(フルパスの)ファイル名の ``basename'' へ置換されます。 +完全な (フルパスの) ファイル名の ``basename'' へ置換されます。 これはカレントディレクトリプレフィックスに最後の filespec を 加え、末尾のファイル名部分を除いたものです。 この例では、 .Pa /usr/local/bin になります。 .It Cm "%f" 完全な (フルパスを含む) ファイル名の ``filename'' 部分へ置換されます。 .Cm %B と対応していて、この例では .Pa emacs となります。 .El .It Cm @unexec Ar command アンインストール処理の一環として .Ar command を実行します。特別な .Cm % 文字列の置換は .Cm @exec と同様です。 このコマンドは .Cm @exec のようにパッケージを加える際に実行されるのではなく、パッケージが 削除されるときに実行されます。 これは、パッケージを加えるときに作られたリンクや他の 付随ファイル (パッケージの内容一覧に記されているファイルは自動的に 削除されるので除く) を削除するのに便利です。 アンインストールスクリプトよりも .Cm @unexec を用いる方が有利な点は、どこにインストールされているかわからない ( .Fl p を参照) ファイルの場所を得るのに ``特殊文字列置換'' を用いることが 可能なことです。 .It Cm @mode Ar mode この後で展開されるすべてのファイルのデフォルトの許可属性を .Ar mode に設定します。 書式は .Cm chmod コマンドで用いられているものと同じです (というよりも、そのまま 渡されています)。 -引数無しで用いると、デフォルトの(展開)許可属性に戻します。 +引数無しで用いると、デフォルトの (展開) 許可属性に戻します。 .It Cm @option Ar option 内部用パッケージオプションを設定します。 現在二つのオプションのみがサポートされています。 ひとつは .Ar extract-in-place で、これは pkg_add コマンドにパッケージの tarball を staging area に展開せずに、目的の階層に直接展開するよう指示します (これは主に配布物や他の特殊なパッケージなどに用いられます)。 もうひとつは .Ar preserve で、存在するファイルを別の所に保存しておくよう pkg_add に指示します (これらは pkg_delete の時に復活しますが、自分の責任で行ってください)。 .It Cm @owner Ar user この後で展開されるすべてのファイルのデフォルトの ownership を .Ar user に設定します。 -引数無しで用いると、デフォルトの(展開) ownership に戻します。 +引数無しで用いると、デフォルトの (展開) ownership に戻します。 .It Cm @group Ar group この後で展開されるすべてのファイルのデフォルトの group ownership を .Ar group に設定します。 -引数無しで用いると、デフォルトの(展開) group ownership に戻します。 +引数無しで用いると、デフォルトの (展開) group ownership に戻します。 .It Cm @comment Ar string packing list 内にコメントを埋め込みます。 誰かが後で間違えてしまうかもしれない特に厄介な部分を説明しようとする 場合に便利です。 .It Cm @ignore 特殊な目的に使われるファイルなどのため、展開時に次のファイルを 無視する (どこにもコピーしない) ように、内部で用いられます。 .It Cm @ignore_inst .Cm @ignore と同様ですが、次のファイルを無視するのは一評価サイクルだけ 遅らせられます。 このおかげでこのディレクティブを .Ar packinglist ファイル内で用いることが可能になるので、インストーラが 無視するような、インストールスクリプトなどのための特殊な データファイルを、配布物内に入れることができるようになります。 .It Cm @name Ar name パッケージの名前を設定します。 これは必須項目であり、通常先頭に置かれます。 この名前はパッケージが提供するファイルの名前とは異なる可能性があり、 後でアンインストールする時のために パッケージの記録を残しておくのに使われます。 名前が指定されなかった場合には、 .Nm はパッケージ名から推定し、自動的に設定することに注意してください。 .It Cm @dirrm Ar name ディレクトリ .Pa name がアンインストール時に削除されるよう宣言します。デフォルトでは、 パッケージのインストール時に作成されたディレクトリは アンインストール時には削除されませんが、このディレクティブは明示的な ディレクトリ削除方法を提供します。 このディレクティブはパッケージリストの最後で用いるようにしてください。 一つ以上の .Cm @dirrm ディレクティブが指定された場合、指定された順番に削除されます。 .Pa name は空きディレクトリでなければ削除されません。 .It Cm @mtree Ar name .Pa name を、インストール時に用いられる .Xr mtree 8 への入力ファイルとして宣言します (上述の .Fl m を参照)。最初にひとつだけ .Cm @mtree ディレクティブを指定することが推奨されます。 .It Cm @display Ar name .Pa name を、インストール時に表示されるファイルとして宣言します (上述の .Fl D を参照)。 .It Cm @pkgdep Ar pkgname パッケージ .Ar pkgname に依存することを宣言します。 パッケージ .Ar pkgname はこのパッケージがインストールされる前にインストールされていなければ ならず、またこのパッケージはパッケージ .Ar pkgname がアンインストールされる前にアンインストールされなければなりません。 パッケージが複数のパッケージに依存する場合には、複数の .Cm @pkgdep ディレクティブが用いられます。 .Sh 環境変数 環境変数 .Ev PKG_TMPDIR で、 .Nm が作業用ファイルの生成を試みるディレクトリの名前を指定します。 .Ev PKG_TMPDIR が設定されていない場合、 .Ev TMPDIR で指定されたディレクトリが使用されます。 .Ev PKG_TMPDIR 、 .Ev TMPDIR ともに設定されていない場合は、組み込みのデフォルトディレクトリが 使用されます。 .Sh ファイル .Bl -tag -width /usr/tmp -compact .It Pa /var/tmp 環境変数 .Ev PKG_TMPDIR 、 .Ev TMPDIR がともに設定されていない場合の作業用ディレクトリ。 .It Pa /tmp .Pa /var/tmp が存在しない場合の、その次の選択肢。 .It Pa /usr/tmp .Pa /tmp が適切でない場合の、最後の選択肢。 .El .Sh 関連項目 .Xr pkg_add 1 , .Xr pkg_delete 1 , .Xr pkg_info 1 , .Xr sysconf 3 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Bx Free で最初に登場しました。 .Sh 作者 .An Jordan Hubbard ほとんどの仕事 .An John Kohl NetBSD 向け修正 .El .Sh バグ パッケージが展開される際にハードリンクを保存しておくために、 配布物のファイル間でのハードリンクは .Cm @cwd ディレクティブで括られていなければなりません。 その上、実行時の引数の長さの制限 (これは .Fn sysconf _SC_ARG_MAX により返される値に依存します) のために、それらのハードリンクは単一の .Cm tar 実行内で行われなければなりません。 .Pp バグは他にもあるはずです。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_delete.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_delete.1 index c5311a98fe..14ad445386 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_delete.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_delete.1 @@ -1,261 +1,261 @@ .\" .\" FreeBSD install - a package for the installation and maintainance .\" of non-core utilities. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" Jordan K. Hubbard .\" .\" .\" @(#)pkg_delete.1 .\" jpman %Id: pkg_delete.1,v 1.3 1997/06/09 08:35:00 jsakai Stab % .\" .Dd November 25, 1994 -.Dt pkg_delete 1 +.Dt PKG_DELETE 1 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm pkg_delete .Nd インストールされているソフトウェア配布パッケージを削除するプログラム .Sh 書式 .Nm .Op Fl vDdnf .Op Fl p Ar prefix .Ar pkg-name ... .Sh 解説 .Nm コマンドは、 .Xr pkg_add 1 コマンドにより既にインストールされているパッケージを削除するために 用いられます。 .Sh 警告 .Bf -emphasis .Nm コマンドはパッケージファイルにより提供されるスクリプトやプログラムを 実行することがあるので、あなたのシステムは、危険な配布ファイルを 作る極悪人からの「トロイの木馬」や他の巧妙な攻撃などを受ける 可能性があります。 .Pp パッケージファイルを提供する人物の能力と身元を確認するとよいでしょう。 より進んだ安全のためには、パッケージ記録ディレクトリ ( .Pa /var/db/pkg// ) にあるすべてのパッケージ制御ファイルを確認します。 +INSTALL, +POST-INSTALL, +DEINSTALL, +POST-DEINSTALL, +REQUIRE, +MTREE_DIRS の各ファイルには 特に注意を払い、+CONTENTS ファイルの .Cm @cwd , .Cm @mode (setuid をチェック), .Cm @dirrm , .Cm @exec , .Cm @unexec ディレクティブを調べてください。 インストールされているパッケージ制御ファイルを調べるのには .Xr pkg_info 1 コマンドも使えます。 .Ef .Sh オプション 以下のコマンドラインオプションが提供されいます: .Bl -tag -width indent .It Ar pkg-name ... 指定されたパッケージがアンインストールされます。 .It Fl v 饒舌な出力に切り替えます。 .It Fl D パッケージにアンインストール用スクリプトが存在しても、それを実行しません。 .It Fl n 実際にはアンインストールは行わず、アンインストールした場合に実行されるであろう ステップを表示します。 .It Fl p Ar prefix インストールされているパッケージが明示的にディレクトリを設定していない 場合に、削除するファイルの前に .Ar prefix をディレクトリとして付け加えます。 ほとんどのパッケージでは、このディレクトリは .Xr pkg_add 1 によってインストールされた場所に自動的に設定されます。 .It Fl d ファイル削除により生じた空のディレクトリを削除します。 デフォルトでは、パッケージの内容一覧に明示的に羅列された ファイル/ディレクトリ (通常のファイル/ディレクトリか .Cm @dirrm ディレクトリを伴ったもの) のみがアンインストール時に削除されます。 このオプションにより .Nm はパッケージを削除することにより生ずる空ディレクトリも削除するように なります。 .It Fl f 依存関係が記録されていたり、アンインストールスクリプトや require スクリプトが失敗した場合でも、強制的にパッケージを削除します。 .El .Pp .Sh 技術詳細 .Nm は名前の通りに働きます。 .Nm は .Pa /var/db/pkg/ に記録されたインストール済みのパッケージをチェックし、 パッケージの内容を削除し、最後にパッケージの記録も削除します。 環境変数 .Ev PKG_DBDIR が設定されている場合には、前記パス .Pa /var/db/pkg/ にこれが優先します。 .Pp あるパッケージが他のインストール済みのパッケージから必要とされている場合、 .Nm はそれらの依存しているパッケージの一覧を表示し、パッケージの削除は 行いません (ただし .Fl f オプションが指定された場合を除く)。 .Pp パッケージが .Ar require ファイル( .Xr pkg_create 1 を参照)を含んでいる場合、まずそのファイルを以下の引数を付けて実行し、 アンインストール作業を続けるべきかどうかを確かめます: .Bd -filled -offset indent -compact .Cm require .Ar .Ar DEINSTALL .Ed (ここで .Ar pkg-name は問題としているパッケージの名前であり、 .Ar DEINSTALL はこれがアンインストールであることを示すキーワードです) 終了ステータスが 0 以外の場合には、 .Fl f オプションが指定されていない限りアンインストールを中断します。 .Pp パッケージに .Cm deinstall スクリプトが含まれている場合、 そのスクリプトはファイルが削除される前に実行されます。 .Nm はオリジナルのパッケージに含まれていたファイルを削除することしか 関知しないので、 パッケージのインストールにまつわる雑多な事項をきれいに片づけるのは この .Cm deinstall スクリプトの責任です。 .\" since all ... 以下はなくてもどうにか意味が通じるだろう、という .\" のとうまい訳が見つからなかったので加えていません。 .\" By kuriyama@opt.phys.waseda.ac.jp (Jun 3 1997) .\" --> 訳してみました。By sakai@jp.freebsd.org (Jun 9, 1997) .Nm deinstall スクリプトは以下の引数を付けて実行されます: .Bd -filled -offset indent -compact .Cm script .Ar .Ar DEINSTALL .Ed ここで、 .Ar pkg-name は対象のパッケージ名であり、 .Ar DEINSTALL はこれがアンインストール前のフェーズであることを示すキーワードです。 .Cm 注釈: ( .Cm Fl k および .Cm Fl K のフラグを .Xr pkg_create 1 に使用することにより) パッケージ作成時に deinstall と post-deinstall のスクリプトが別々に与えられる場合には、 .Ar DEINSTALL キーワードは登場しません。 .Pp .Cm post-deinstall スクリプトがパッケージに対して存在する場合、 全ファイルが削除された .Cm 後 で実行されます。 パッケージのインストールに際する更なる細々としたことを片づけ、 (願わくば) パッケージインストール前と同じシステム状態に戻すことは、 このスクリプトの責任です。 .Nm post-deinstall は次のように呼び出されます: .Bd -filled -offset indent -compact .Cm script .Ar .Ar POST-DEINSTALL .Ed ここで .Ar pkg-name は対象のパッケージ名であり、 .Ar POST-DEINSTALL はこれがアンインストール後のフェーズであることを示すキーワードです。 .Cm 注釈: ( .Cm Fl k および .Cm Fl K のフラグを .Xr pkg_create 1 に使用することにより) パッケージ作成時に deinstall と post-deinstall のスクリプトが別々に与えられる場合には、 .Ar POST-DEINSTALL キーワードは登場しません。 .Ar POST-DEINSTALL および .Ar PRE-DEINSTALL のキーワードを渡す背景には、 インストールと削除のすべてを扱うことができる単一のプログラム/スクリプト を記述可能にすることがあります。 しかしながら、この方法はメンテナンスがかなり難しく、 インストールおよびアンインストールの各局面を扱う別々のスクリプトを持つ方法 には及ばないことが、経験により分かりました。 .Pp すべてのスクリプトは環境変数 .Ev PKG_PREFIX にインストール時の prefix が設定された状態で実行されます (上記の .Fl p オプションを参照)。 このことにより、パッケージの作者は .Nm や .Cm pkg_add の .Fl p フラグによりパッケージがインストールされるディレクトリが 変更されても、きちんとふるまうスクリプトを書くことが可能になります。 .Sh 環境変数 環境変数 .Ev PKG_DBDIR は、インストール済みパッケージの代替データベースを指定します。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /var/db/pkg -compact .It Pa /var/db/pkg インストール済みパッケージのデーバベースのデフォルトの位置。 .Sh 関連項目 .Xr pkg_add 1 , .Xr pkg_create 1 , .Xr pkg_info 1 , .Xr mktemp 3 , .Xr mtree 8 .Sh 作者 .An Jordan Hubbard ほとんどの仕事 .An John Kohl NetBSD 向け修正 .El .Sh バグ まだあるはずです。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_info.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_info.1 index 7ea9bec595..ac9946afce 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_info.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/pkg_info.1 @@ -1,174 +1,174 @@ .\" .\" FreeBSD install - a package for the installation and maintainance .\" of non-core utilities. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" Jordan K. Hubbard .\" .\" .\" @(#)pkg_info.1 -.\" %Id: pkg_info.1,v 1.19 1998/12/31 20:28:55 obrien Exp % +.\" %Id: pkg_info.1,v 1.19.2.1 1999/08/15 12:51:12 mpp Exp % +.\" .\" jpman %Id: pkg_info.1,v 1.3 1997/06/08 14:11:48 jsakai Stab % .\" .Dd November 25, 1994 .Dt pkg_info 1 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm pkg_info .Nd ソフトウェア配布パッケージの情報を表示するプログラム .Sh 書式 .Nm pkg_info .Op Fl cdDikrRpLqImv .Op Fl e Ar package .Op Fl l Ar prefix .Ar pkg-name [pkg-name ...] .Nm pkg_info .Fl a .Op Ar flags .Sh 解説 .Nm コマンドはファイル中に納められたパッケージや .Xr pkg_create 1 によりすでにシステムにインストールされたパッケージの情報を表示するために 用いられます。 .Sh オプション 以下のコマンドラインオプションが提供されています。 .Bl -tag -width indent .It Ar pkg-name ... 指定されたパッケージが表示されます。指定されるのはイントール済みの パッケージの名前か、パッケージ配布ファイルへのパス、ftp 可能な パッケージへの URL のいずれかになります。 .It Fl a 現在インストールされているすべてのパッケージを表示します。 .It Fl v 饒舌な出力に切り替えます。 .It Fl p 各パッケージのインストール用 prefix を表示します。 .It Fl q レポートヘッダのような情報を出力する際に余分な出力を省略し、 生の情報のみ出力します (基本的に人が読みやすいものではありません)。 .It Fl c 各パッケージの (一行) コメントフィールドを表示します。 .It Fl d 各パッケージの長い説明フィールドを表示します。 .It Fl D 各パッケージのインストールメッセージファイルを表示します。 .It Fl f 各パッケージの packing list instructions を表示します。 .It Fl i もしあれば、各パッケージのインストールスクリプトを表示します。 .It Fl I 各パッケージのインデックス行を表示します。このオプションは他のパッケージ 書式整形オプションの全てに優先します。 .It Fl k もしあれば、各パッケージのアンインストールスクリプト を表示します。 .It Fl r もしあれば、各パッケージの requirements スクリプトを表示します。 .It Fl R -(指定した)各パッケージを必要とするパッケージのうちで、インストールされて +(指定した) 各パッケージを必要とするパッケージのうちで、インストールされて いるもののリストを表示します。 .It Fl m もしあれば、各パッケージの mtree ファイルを表示します。 .It Fl L 各パッケージに含まれるファイルを表示します。 これは packing list をただ見るのとは異なり、 生成されるすべてのフルパス名が表示されます。 .It Fl e Ar pkg-name .Ar pkg-name で示されるパッケージが現在インストールされている場合には 0 を 返し、そうでなければ 1 を返します。 このオプションにより、スクリプトから (おそらく必要不可欠な) 他のパッケージの存在を簡単に確認することが可能になります。 .It Fl l Ar str 各 information category header ( .Fl q を参照) の前に .Ar str を付加します。 これは本来、パッケージに関する多くの information fields を一度に 得たいが、そのごっちゃになった出力で混乱したくない、という フロントエンドプログラムのためにあります。 このオプションで各 field の先頭に特別な文字列を付け加えることが できます。 .It Fl t Ar template 「作業場所」を作成する際に、 .Xr mktemp 3 への入力として .Ar template を用います。 これはデフォルトでは .Pa /tmp/instmp.XXXXXX という文字列ですが、 .Pa /tmp ディレクトリの容量が制限されているような状況では 変更する必要があるかもしれません。 .Xr mktemp 3 が一意の ID を用いるために必要な `X' の文字をいくつか残しておく ことを忘れないでください。 .Bd -filled -offset indent -compact Note: pkg_info は各パッケージからとても小さな情報しか 抽出しないので、実際にはこのオプションは必要ありません。 溢れさせるには非常に小さな .Pa /tmp でなければならないでしょう。 .Ed .Sh 技術詳細 パッケージの情報は、コマンドラインから指定されたパッケージのファイル名か、 .Pa /var/db/pkg/ にあるすでにインストールされたパッケージの情報から抽出されます。 .Sh 環境変数 .Ev PKG_TMPDIR で、 .Nm が作業用ファイルを生成するディレクトリを指定します。 この変数が設定されていない場合、 .Ev TMPDIR が用いられます。両方とも設定されていない場合、 組み込みのデフォルトディレクトリが用いられます。 .Pp .Ev PKG_DBDIR で、 インストールされたパッケージについての代替的なデータベースの位置を指定します。 .Sh ファイル .Bl -tag -width /var/db/pkg -compact .It Pa /var/tmp 環境変数 -.Ev PKG_TMPDIR -、 +.Ev PKG_TMPDIR , .Ev TMPDIR がともに設定されていない場合、もしくはこれらのディレクトリの空き領域が 十分でない場合に用いられます。 .It Pa /tmp .Pa /var/tmp が存在しないか、十分な空き領域を持たない場合に、次の選択肢として 用いられます。 .It Pa /usr/tmp .Pa /tmp が適切でない場合の最後の選択肢です。 .It Pa /var/db/pkg インストールされたパッケージについてのデータベースのデフォルトの 位置です。 .El .Sh 関連項目 .Xr pkg_add 1 , .Xr pkg_create 1 , .Xr pkg_delete 1 , .Xr mktemp 3 , .Xr mtree 8 .Sh 作者 .An Jordan Hubbard ほとんどの仕事 .An John Kohl NetBSD 向け修正 .El .Sh バグ まだあるはずです。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/ruptime.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/ruptime.1 index 60f76edb05..fbc652e792 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/ruptime.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/ruptime.1 @@ -1,83 +1,83 @@ .\" Copyright (c) 1983, 1990 The Regents of the University of California. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)ruptime.1 8.2 (Berkeley) 4/5/94 -.\" %Id: ruptime.1,v 1.4 1997/02/22 19:56:50 peter Exp % +.\" %Id: ruptime.1,v 1.4.2.1 1999/08/14 01:05:30 chris Exp % .\" .\" jpman %Id: ruptime.1,v 1.2 1997/05/20 01:35:36 mutoh Stab % .\" .Dd April 5, 1994 .Dt RUPTIME 1 .Os BSD 4.2 .Sh 名称 .Nm ruptime .Nd ローカルネットワーク上の各マシンについて uptime と同様のステータスを表示する .Sh 書式 .Nm ruptime .Op Fl alrtu .Sh 解説 .Nm ruptime は、ローカルネットワーク上に接続された全マシンについて、 .Ar uptime -と同様の表示を行ないます。この表示は、ネットワーク上の各ホストから 1 分ごとに +と同様の表示を行ないます。この表示は、ネットワーク上の各ホストから 3 分ごとに ブロードキャストされるパケットをもとに作成されます。 .Pp 状態レポートのブロードキャストが 11 分以上途切れているホストについては、 システムダウンしているものとみなします。 .Pp 以下のオプションが使用可能です。 .Bl -tag -width Ds .It Fl a アイドル時間が 1 時間以上のユーザについても表示します。 .It Fl l ロードアベレージ順にソートします。 .It Fl r ソート順を逆にします。 .It Fl t uptime 順にソートします。 .It Fl u ユーザ数の順にソートします。 .El .Pp デフォルトではリストをホスト名でソートします。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /var/rwho/whod.* -compact .It Pa /var/rwho/whod.* データファイル .El .Sh 関連項目 .Xr rwho 1 , .Xr uptime 1 .Sh 歴史 .Nm ruptime は .Bx 4.2 から登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/systat.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/systat.1 index ce61c1ded4..898b6e1a5c 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/systat.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/systat.1 @@ -1,521 +1,523 @@ .\" Copyright (c) 1985, 1990, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)systat.1 8.2 (Berkeley) 12/30/93 +.\" %Id: systat.1,v 1.16.2.2 1999/08/14 06:57:48 chris Exp % +.\" .\" jpman %Id: systat.1,v 1.3 1997/10/05 12:58:19 horikawa Stab % .\" .Dd September 9, 1997 .Dt SYSTAT 1 .Os BSD 4.3 .Sh 名称 .Nm systat -.Nd システムの統計情報を CRT に表示します +.Nd システムの統計情報を CRT に表示する .Sh 書式 .Nm systat .Op Fl display .Op Ar refresh-interval .Sh 解説 .Nm systat はシステムの各種統計情報をスクリーン指向な方法で .Xr curses 3 の curses スクリーンディスプレイライブラリを用いて表示します。 .Pp .Nm systat の走行中はスクリーンが通常 2 つのウィンドウに分割されます (例外は vmstat を表示する場合で この時はスクリーン全体を使います)。 上のウィンドウはその時のシステムのロードアベレージを表示します。 下のウィンドウに表示される情報は、ユーザのコマンドに応じて 変化するかもしれません。スクリーンの最終行はユーザの入力と エラーメッセージのために予約されています。 .Pp デフォルトでは .Nm systat はプロセッサ使用率が最大のプロセスを下のウィンドウに表示します。 他にはスワップ領域の使用状況、ディスク .Tn I/O の統計情報 ( .Xr iostat 8 式に)、仮想記憶の統計情報 ( .Xr vmstat 8 式に)、ネットワークの ``mbuf'' 利用率、 .Tn TCP/IP 統計情報、 ネットワークコネクション ( .Xr netstat 1 式に) を表示します。 .Pp 入力は 2 つの異なるレベルで解釈されます。 ``グローバル'' なコマンドインタプリタがすべてのキーボード入力を 処理します。もしこのコマンドインタプリタがコマンドを認識できないと、 入力行は表示する種類毎のコマンドインタプリタに渡されます。 これによって各表示内容に応じたコマンドを持つ事が可能になります。 .Pp コマンド行のオプション: .Bl -tag -width "refresh_interval" .It Fl Ns Ar display .Fl に続けて .Ar display として以下のいずれか一つを指定します: .Ic icmp , .Ic iostat , .Ic ip , .Ic mbufs , .Ic netstat , .Ic pigs , .Ic swap , .Ic tcp , .Ic vmstat 。これらの表示内容は対話的にも ( .Dq Fl 無しに) 指定でき、そして詳細は以下の説明にあります。 .It Ar refresh-interval .Ar refresh-value にスクリーンの更新間隔を秒数で指定します。 .El .Pp いくつかの文字は .Nm systat を即座に反応させます。 そういった文字には以下の物があります .Bl -tag -width Fl .It Ic \&^L スクリーンを更新します。 .It Ic \&^G その時点で下のウィンドウに表示されている ``表示内容'' の名称と 更新間隔を表示します。 .It Ic \&^Z .Nm systat を停止します。 .It Ic \&: カーソルをコマンドラインに移動して打ち込まれた入力行を コマンドとして解釈します。コマンドの入力中は 現位置文字消去、単語消去、行取消の各編集機能が使えます。 .El .Pp 以下のコマンドは ``グローバル'' なコマンドインタプリタによって 解釈されます。 .Bl -tag -width Fl .It Ic help 指定可能な表示内容をコマンドラインに表示します。 .It Ic load 過去 1、5、15分間のロードアベレージをコマンドラインに表示します。 .It Ic stop スクリーンの更新を止めます。 .It Xo .Op Ic start .Op Ar number .Xc スクリーンの更新を開始 (継続) します。もし数値で秒数指定の 引数が与えられると更新間隔 (の秒数) として解釈されます。 数値のみを与えると更新間隔がその値にセットされます。 .It Ic quit .Nm systat を終了します。 (これは .Ic q と省略できます。) .El .Pp 指定可能な表示内容には以下があります: .Bl -tag -width Ic .It Ic pigs 下のウィンドウに、主記憶を占めプロセッサ利用率が最大のプロセスを 表示します (デフォルトの表示内容です)。 ユーザプロセスへのプロセッサの割当が 100% 未満の時は、 残りは ``idle'' プロセスに割り当てられているものと扱います。 .It Ic icmp 下のウィンドウに、 Internet Control Message Protocol .Pq Dq Tn ICMP で送受信されたメッセージの統計情報を表示します。 スクリーンの左半分には受信したパケットの情報を表示し、 右半分には送信されたと考えられるパケットの情報を表示します。 .Pp 表示内容が .Ic icmp -の場合は 2つのコマンドが利用できます: +の場合は 2 つのコマンドが利用できます: .Ic mode と .Ic reset です。 .Ic mode -コマンドは与えられた引数に応じて 4つの表示モードから 1つを選ぶために使います: +コマンドは与えられた引数に応じて 4 つの表示モードから 1 つを選ぶために使います: .Bl -tag -width absoluteXX -compact .It Ic rate : それぞれの値の変動を秒単位にパケット数で表示します (デフォルトです) .It Ic delta : それぞれの値の変動を更新間隔単位にパケット数で表示します .It Ic since : 表示が最後にリセットされてからのそれぞれの値の変動の総計を表示します .It Ic absolute : 各統計の絶対値を表示します .El .Pp .Ic reset コマンドは .Ic since モードの基点をリセットします。 引数なしの .Ic mode コマンドはその時点のモードをコマンドラインに表示します。 .It Ic ip .Tn IP と .Tn UDP の統計情報を表示するという点を除いて .Ic icmp と同じです。 .It Ic tcp .Ic icmp に似ていますが、 .Tn TCP の統計情報を表示します。 .It Ic iostat 下のウィンドウに、プロセッサ利用率とディスクのスループットの 統計情報を表示します。プロセッサ利用率の統計情報は ユーザモード (``user'')、低いプライオリティで実行された ユーザモードのプロセス (``nice'')、システムモード (``system'')、 割り込みモード (``interrupt'')、アイドル (``idle'') での総実行時間 の棒グラフとして表示されます。 ディスクのスループットの統計情報としては、各ドライブについて、 秒あたりのメガバイト数、秒あたりの平均ディスクトランザクション数、 トランザクションあたりの平均転送キロバイト数が表示されます。 この情報は棒グラフまたは下へスクロールする数値の列で表示されます。 棒グラフでの表示がデフォルトです; .Pp 以下のコマンドは表示内容が .Ic iostat の場合に特有です; 先頭からの一意に識別可能な文字数だけで指定可能です。 .Pp .Bl -tag -width Fl -compact .It Cm numbers ディスク .Tn I/O の統計情報を数値形式で表示します。値は下へスクロールする 数値の列として表示されます。 .It Cm bars ディスク .Tn I/O の統計情報を棒グラフ形式で表示します (デフォルト)。 .It Cm kbpt トランザクションあたりのキロバイト数の表示を切り替えます (デフォルトではトランザクションあたりのキロバイトは表示されません)。 .El .It Ic swap カーネルに組み込まれている全スワップ領域について 利用状況に関する情報を表示します。 最初の列はパーティションのデバイス名です。 次の列はパーティションの総容量です。 .Ar Used の列は それまでに使われた総ブロックを示します; グラフは各パーティションで使用中の部分の割合を示します。 -2つ以上の使用中のスワップパーティションがある場合は、 +2 つ以上の使用中のスワップパーティションがある場合は、 合計の行も表示されます。 カーネルに組み込まれているものの、使われていない物は 使用不可として表示されます。 .It Ic mbufs 下のウィンドウに、何らかの用途、すなわち、データ、ソケット構造体等々に 確保された mbuf の個数を表示します。 .It Ic vmstat 画面全体を使って、 仮想記憶の利用状況、プロセススケジューリング、 デバイスからの割り込み、システムの名前変換キャッシュ、 ディスク .Tn I/O 等々に関する (やや込み入った) 統計情報の要約を表示します。 .Pp 画面の左上の領域にはログインしているユーザ数と過去 1、5、15分間の ロードアベレージが表示されます。 この行の下はメモリ利用率の統計情報です。 -この表の 1行目はアクティブなプロセス、つまり過去 20秒以内に +この表の 1 行目はアクティブなプロセス、つまり過去 20 秒以内に 走行状態だったことのあるプロセスのみのメモリ利用率を報告します。 -2番目の行は全プロセスのメモリ利用状況を報告しています。 -1番目の列はプロセスによって要求された物理ページ数を表示します。 -2番目の列は読みだし専用のテキストページに当てられた +2 番目の行は全プロセスのメモリ利用状況を報告しています。 +1 番目の列はプロセスによって要求された物理ページ数を表示します。 +2 番目の列は読みだし専用のテキストページに当てられた 物理ページ数を表示します。 -3番目と 4番目の列は同じ物に関して仮想ページの情報を表示します。 +3 番目と 4 番目の列は同じ物に関して仮想ページの情報を表示します。 これは全プロセスが全ページを持つとした時に必要となるページ数を表します。 最後に、最終列はフリーリスト上の物理ページ数を示します。 .Pp -メモリ情報の下は平均プロセス数のリスト (1更新期間前からのもの) で、 +メモリ情報の下は平均プロセス数のリスト (1 更新期間前からのもの) で、 走行可能 (`r')、ページ待ち中 (`p')、 ページング以外のディスク待ち中 (`d')、 スリープ状態 (`s')、スワップアウトされているが実行されるのを 待っている状態 (`w') です。 この行にはコンテキストスイッチの平均回数 (`Csw')、 トラップ (`Trp'; ページフォルトを含む)、 システムコール (`Sys')、割り込み (`Int')、 ネットワークソフトウェア割り込み (`Sof')、 ページフォルト (`Flt') も表示します。 .Pp このプロセスキューの長さのリストの下は 時間の総計をシステム (`=' で示されます)、割り込み (`+' で示されます)、 ユーザ (`>' で示されます)、ナイス (`-' で示されます)、 アイドル (` ' で示されます) について数値のリストと棒グラフで 表した物です。 .Pp プロセス情報の下はファイル名変換の統計情報です。 これは前の更新期間中に行われたファイル名から iノード番号への変換の 回数、システム全体で共通の変換キャッシュで処理された物の回数と 割合、プロセス毎の変換キャッシュで処理された物の回数と割合を 表示しています。 .Pp 左下はディスクアクセス状況です。 -ここでは 1更新間隔 (デフォルトでは 5秒) において、 +ここでは 1 更新間隔 (デフォルトでは 5 秒) において、 転送あたりのキロバイト数、秒あたりの転送回数、秒あたりの転送メガバイト数を 報告します。 システムは、ほぼすべてのストレージデバイスの統計情報を保持します。 一般的には、7 個までのデバイスが表示されます。 表示されるデバイスは、 デフォルトではカーネルのデバイスリストの先頭にあるものです。 devstat システムの詳細については、 .Xr devstat 3 および .Xr devstat 9 を参照してください。 .Pp 右上の日時の下はページングとスワップの稼働状況です。 -最初の 2列は、1更新間隔の間にページフォルトとページデーモンによって、 -読み込まれたページ数と掃き出されたページ数の 1秒あたりの平均を報告します。 -3番目と 4番目の列は、1更新間隔の間にスケジューラによって発行された +最初の 2 列は、1 更新間隔の間にページフォルトとページデーモンによって、 +読み込まれたページ数と掃き出されたページ数の 1 秒あたりの平均を報告します。 +3 番目と 4 番目の列は、1 更新間隔の間にスケジューラによって発行された スワップ要求により -読み込まれたページ数と掃き出されたページ数の 1秒あたりの平均を報告します。 -この情報の 1行目は 1更新間隔での秒あたりの平均ディスク転送回数を -示します; この情報の 2行目は 1更新間隔での秒あたりの平均転送ページ数を +読み込まれたページ数と掃き出されたページ数の 1 秒あたりの平均を報告します。 +この情報の 1 行目は 1 更新間隔での秒あたりの平均ディスク転送回数を +示します; この情報の 2 行目は 1 更新間隔での秒あたりの平均転送ページ数を 示します。 .Pp ページングの統計情報の下は仮想記憶システムの以下の項目の平均数を 表示する列です。それぞれ、 書き込み時にコピーが行われたページ数 (`cow')、 -要求時 0クリアが行われたページ数 (`zfod')、 +要求時 0 クリアが行われたページ数 (`zfod')、 ページング対象から外され、固定されているページ数 (`wire')、 最近参照されたページ数 (`act')、 ページングの候補になっているページ数 (`inact')、 バッファキャッシュキューにあるページ数 (`cache')、 フリーページ数 (`free')、 ページデーモンが解放したページ数 (`daefr')、 プロセスが終了した事によって解放されたページ数 (`prcfr')、 フリーリストから再有効化されたページ数 (`react')、 ページデーモンが起こされた回数 (`pdwak')、 ページデーモンが調べたページ数 (`pdpgs')、 読み込み途中でページフォルトがブロックされた回数 (`intrn') -の 1更新間隔での秒あたりの平均値です。 +の 1 更新間隔での秒あたりの平均値です。 .Pp この列のいちばん下は、以下の用途に使われている メモリの総量をそれぞれについてキロバイト単位で示しています。 バッファキャッシュのために使われている分 (`buf')、 -vノードキャッシュの望まれる最大サイズ (`desiredvnodes') +v ノードキャッシュの望まれる最大サイズ (`desiredvnodes') (ネームキャッシュのサイズまでを除くと、大部分は未使用)、 -実際に確保された vノード数 (`numvnodes')、 -確保された vノードでフリーな物の数 (`freevnodes') +実際に確保された v ノード数 (`numvnodes')、 +確保された v ノードでフリーな物の数 (`freevnodes') .Pp 画面の右下はシステムによって処理された割り込みの詳細です。 リストのトップは更新期間中の秒あたりの総割り込み数です。 列の残りの部分は総割り込み数のデバイス毎の詳細です。 -ブートしてから少なくとも 1回は割り込みを発生したデバイスについてのみ +ブートしてから少なくとも 1 回は割り込みを発生したデバイスについてのみ 表示されます。 .Pp 以下のコマンドは表示内容が .Ic vmstat の場合に特有です; 先頭からの一意に識別可能な文字数だけで指定可能です。 .Pp .Bl -tag -width Ar -compact .It Cm boot システムがブートしてからの累積の統計情報を表示します。 .It Cm run このコマンドが与えられてからの走行中のトータルとして統計情報を表示します。 .It Cm time 更新期間の平均で統計情報を表示します (デフォルト)。 .It Cm want_fd fd デバイスのディスク使用状況を表示するか否かを切り替えます。 .It Cm zero 走行中の統計情報を 0 にリセットします。 .El .It Ic netstat 下のウィンドウにネットワーク接続状況を表示します。デフォルトでは、 リクエストを待っているネットワークサーバは表示されません。 各アドレスは ``host.port'' のフォーマットで、可能であれば シンボルで表示されます。アドレスを数字で表示することや、 ポート、ホスト、プロトコルの表示を制限することが可能です。 (先頭からの一意に識別可能な文字数だけで指定可能です): .Pp .Bl -tag -width Ar -compact .It Cm all リクエストを待っているサーバプロセスの表示を切り替えます (これは .Xr netstat 1 の .Fl a フラグと等価です)。 .It Cm numbers ネットワークアドレスを数字で表示します。 .It Cm names ネットワークアドレスをシンボルで表示します。 .It Cm proto Ar protocol .Ar protocol で指定されたプロトコルを使っているネットワークコネクションのみを 表示します (サポートしているプロトコルは ``tcp'',``udp'',``all'')。 .It Cm ignore Op Ar items 指定されたホストまたはポートとの接続に関する情報を表示しません。 ホストとポートは名前 (``vangogh'' や ``ftp'')、または数字で 指定できます。ホストのアドレスはインターネットのドット表記を -使用します (``128.32.0.9'')。空白で区切って 1つのコマンドに +使用します (``128.32.0.9'')。空白で区切って 1 つのコマンドに 複数の指定が可能です。 .It Cm display Op Ar items 指定されたホストまたはポートとの接続に関する情報を表示します。 .Ar ignore と同様に、 .Op Ar items は名前または数字が使用可能です。 .It Cm show Op Ar ports\&|hosts コマンドラインに、その時点で選択されているプロトコル、 ホスト、ポートを表示します。無視されるホストとポートには `!' を前置します。もし .Ar ports か .Ar hosts が .Cm show の引数として与えられると、 指定された情報だけが表示されます。 .It Cm reset ポート、ホスト、プロトコルの選択メカニズムをデフォルト -(あらゆるプロトコル、ポート、ホスト)の状態にリセットします。 +(あらゆるプロトコル、ポート、ホスト) の状態にリセットします。 .El .El .Pp 表示内容の切り替えコマンドは先頭からの一意に識別可能な 文字数に短縮できます; 例えば ``iostat'' は ``io'' と省略できます。 画面サイズが表示内容に不十分な時は情報が捨てられる可能性があります。 -例えば、10台のドライブがあるマシンでは +例えば、10 台のドライブがあるマシンでは .Ic iostat -の棒グラフは 24行の端末では 3ドライブ分しか表示しません。 +の棒グラフは 24 行の端末では 3 ドライブ分しか表示しません。 棒グラフが割り当てられた画面のスペースに収まらない時は 切り詰められて実際の値は棒の ``先端部分'' に表示されます。 .Pp 以下のコマンドはディスクドライブに関する情報を表示する物に 共通です。これらのコマンドは、あなたのシステムに、通常 画面に表示しきれない数のドライブがある場合に、情報を表示する ドライブのセットを選択するために使うためのものです。 .Pp .Bl -tag -width Tx -compact .It Cm ignore Op Ar drives 指定されたドライブに関する情報を表示しません。複数のドライブを 空白で区切って指定できます。 .It Cm display Op Ar drives 指定されたドライブに関する情報を表示します。複数のドライブを 空白で区切って指定できます。 .It Cm only Op Ar drives 指定されたデバイスのみ表示します。 複数のデバイスを指定可能であり、その場合空白で区切ります。 .It Cm drives 使用可能なデバイスのリストを表示します。 .It Cm match Ar type,if,pass Op Ar | ... 指定したパターンにマッチするデバイスを表示します。 基本マッチング式は、 .Xr iostat 8 で使用するものと同じですが、1 点のみ異なります。 それぞれが OR される複数の .Fl t 引数を指定する代りに、 複数のマッチング式をパイプ ( | ) 文字で結合して指定します。 それぞれのマッチング式中でコンマで区切られた引数に関して それぞれ AND がとられてから、 パイプで区切られたマッチング式に関してそれぞれ OR がとられます。 組み合わせ式に対してマッチするデバイスは、 表示する余地があれば表示されます。 例: .Pp .Dl match da,scsi | cd,ide .Pp これは、 全 SCSI ダイレクトアクセスデバイスと、全 IDE CDROM デバイスを表示します。 .Pp .Dl match da | sa | cd,pass .Pp これは、全ダイレクトアクセスデバイス、全シーケンシャルアクセスデバイス、 そして CDROM へのアクセスを提供する全パススルーデバイスを表示します。 .El .Sh 関連項目 -.Xr iostat 1 , +.Xr iostat 8 , .Xr netstat 1 , -.Xr vmstat 1 , +.Xr vmstat 8 , .Xr icmp 4 , .Xr ip 4 , .Xr tcp 4 , .Xr udp 4 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/networks -compact .It Pa /kernel ネームリストを読み出します。 .It Pa /dev/kmem 主記憶の情報を取ります。 .It Pa /dev/drum スワップアウトされたプロセスの情報のために使います。 .It Pa /etc/hosts ホスト名をひきます。 .It Pa /etc/networks ネットワーク名をひきます。 .It Pa /etc/services ポート名をひきます。 .El .Sh 歴史 .Nm systat プログラムは .Bx 4.3 に初めて登場しました。 .Ic icmp , .Ic ip , .Ic tcp の表示は .Fx 3.0 に初めて登場しました; .Tn ICMP , .Tn IP , .Tn TCP , .Tn UDP の統計情報のために別の表示モードを用意するという考え方は、 Silicon Graphics の .Tn IRIX システムの .Xr netstat 1 の .Fl C オプションから借用しました。 .Sh バグ CPU の 2-10 パーセントを消費します。 -表示内容によっては 1行に最低で 80文字が表示できる事を想定しています。 +表示内容によっては 1 行に最低で 80 文字が表示できる事を想定しています。 .Ic vmstat は表示領域が足りないようです。なぜなら (訳注: 原文が切れています) (新規のプログラムとしてではなく独立した表示画面として追加されました)。 .Sh 日本語訳 野首 寛高(hnokubi@yyy.or.jp): FreeBSD 用に翻訳 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/vidcontrol.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/vidcontrol.1 index 31ea4327e8..071ec0a009 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/vidcontrol.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/vidcontrol.1 @@ -1,299 +1,299 @@ .\" t .\" .\" vidcontrol - a utility for manipulating the syscons video driver .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" @(#)vidcontrol.1 -.\" %Id: vidcontrol.1,v 1.14.2.3 1999/07/05 10:00:41 yokota Exp % +.\" %Id: vidcontrol.1,v 1.14.2.4 1999/08/15 12:51:13 mpp Exp % .\" .\" jpman %Id: vidcontrol.1,v 1.3 1997/08/04 01:31:25 mitchy Stab % .Dd June 30, 1999 .Dt VIDCONTROL 1 .Os .Sh 名称 .Nm vidcontrol .Nd syscons コンソールドライバの操作ユーティリティ .Sh 書式 .Nm .Op Fl b Ar color .Op Fl c Ar appearance .Op Fl d .Op Fl f Ar size Ar file .Op Fl i Cm adapter | mode .Op Fl l Ar screen_map .Op Fl L .Op Fl m Cm on | off .Op Fl r Ar foreground Ar background .Op Fl s Ar number .Op Fl t Ar N | Cm off .Op Fl x .Op Ar mode .Op Ar foreground Op Ar background .Op Cm show .Sh 解説 .Nm コマンドを用いて .Xr syscons 4 コンソールドライバの様々なオプション、例えば、 画面モード、色、カーソル形状、画面出力マップ、 フォント、スクリーンセーバタイムアウトを設定できます。 .Pp 以下のコマンドラインオプションをサポートしています: .Bl -tag -width indent .It Ar mode 新しいビデオモードを選択します。 現在サポートしているモードは次の通りです: .Ar 40x25 , .Ar 80x25 , .Ar 80x30 , .Ar 80x43 , .Ar 80x50 , .Ar 80x60 , .Ar 132x25 , .Ar 132x30 , .Ar 132x43 , .Ar 132x50 , .Ar 132x60 , .Ar VGA_40x25 , .Ar VGA_80x25 , .Ar VGA_80x50 , .Ar EGA_80x25 , .Ar EGA_80x43 , .Ar VESA_132x25 , .Ar VESA_132x30 , .Ar VESA_132x43 , .Ar VESA_132x50 , .Ar VESA_132x60 。 .\" また、グラフィックモード .\" .Ar VGA_320x200 , ラスタテキストモード .Ar VGA_800x600 も選択できます。 後述の .Sx ビデオモードサポート を参照してください。 .It Ar foreground Op Ar background テキストを表示する際の色を変更します。 前景色 (例: ``vidcontrol white'')、あるいは 前景色および背景色 (例: ``vidcontrol yellow blue'') を指定することにより 変更できます。 後述の .Cm show コマンドを使用して、使用可能な色を見られます。 .It Cm show 指定したプラットフォームでサポートされている色を表示します。 .It Fl r Ar foreground background 反転表示モードで用いる色を前景色 .Ar foreground および背景色 .Ar background に変更します。 .It Fl b Ar color ボーダ色を .Ar color に設定します。 本オプションをビデオドライバが常にサポートしているのではないかもしれません。 .It Fl c Cm normal | blink | destructive カーソルの外観を変更します。 カーソルは、反転ブロック .Pq Cm normal 、反転ブロックの点滅 .Pq Cm blink 、あるいは古いハードウェアカーソル様のもの .Pq Cm destructive のいずれかです。 後者は実際にはシミュレートしています。 .It Fl d 現在の画面出力マップを表示します。 .It Fl l Ar screen_map 画面出力マップをファイル .Ar screen_map から読み込んで設定します。 .Xr syscons 4 も参照してください。 .It Fl L 出力画面マップをデフォルトに設定します。 .It Fl i Cm adapter 現在のビデオアダプタに関する情報を表示します。 .It Fl i Cm mode 現在のビデオハードウェアにて使用可能なビデオモードを表示します。 .It Fl m Cm on | off マウスポインタを .Cm on または .Cm off します。 テキストモードでのカット & ペースト機能を利用するために .Xr moused 8 デーモンと共に使用します。 .It Fl f Ar size Ar file サイズ .Ar size 用のフォントをファイル .Ar file から読み込みます。 (現在のところ .Ar size には .Cm 8x8 , .Cm 8x14 , .Cm 8x16 のみが指定できます)。 フォントファイルは uuencode された形式でも 生のバイナリフォーマットでも構いません。 メニューによる .Xr vidfont 1 コマンドを使用して、好きなフォントをロード可能です。 .Pp MDA や CGA のような古いビデオカードは ソフトウェアフォントをサポートしないことに注意してください。 後述の .Sx ビデオモードサポート と .Sx 使用例 と .Xr syscons 4 のマニュアルページも参照してください。 .It Fl s Ar number 現在の vty を .Ar number に設定します。 .It Fl t Ar N | Cm off スクリーンセーバのタイムアウト値を .Ar N 秒に設定、あるいはスクリーンセーバを無効 ( .Cm off )にします。 .It Fl x 出力に 16 進数を用います。 .El .Ss ビデオモードサポート 前記の全モードを ビデオカードがサポートしているとは限らないことに注意してください。 .Fl i Cm mode オプションを使用することにより、 ビデオカードがサポートしているモードを調べることが可能です。 .Pp VESA ビデオモードもしくは 132 桁モードを使用する場合には、 VESA BIOS サポートをカーネルにリンクするか KLD にてロードする必要があることにも 注意してください ( .Xr vga 4 を参照してください)。 .Pp 25 または 30 行モード以外のビデオモードは、 特定の大きさのフォントが必要となるかもしれません。 前述の .Fl f オプションを使用し、フォントファイルをカーネルにロードしてください。 必要な大きさのフォントがカーネルにロードされていないと、 ユーザが新規ビデオモードを設定しようとした場合に .Nm は失敗します。 .Pp .TS c s c c l c. ビデオモードとフォントの大きさ モード フォントの大きさ 25 行モード 8x16 (VGA), 8x14 (EGA) 30 行モード 8x16 43 行モード 8x8 50 行モード 8x8 60 行モード 8x8 .TE .Pp 同じフォントの 3 つの大きさすべて (8x8, 8x14, 8x16) を 常にロードすることが望ましいです。 .Pp .Pa /etc/rc.conf または .Pa /etc/rc.conf.local 中の変数を希望のフォントファイルに設定できます。 これにより、システム起動時にこれらのフォントが自動的にロードされます。 後述を参照してください。 .Sh ビデオ出力設定 .Ss ブート時の設定 次の変数を .Pa /etc/rc.conf または .Pa /etc/rc.conf.local に設定することにより、ブート時にビデオ出力を設定可能です。 .Pp .Bl -tag -width foo_bar_var -compact .It Ar blanktime .Fl t オプション用のタイムアウトを設定します。 .It Ar font8x16, font8x14, font8x8 .Fl f オプション用のフォントファイルを指定します。 .It Ar scrnmap .Fl l オプション用の画面出力マップファイルを指定します。 .El .Pp 更なる詳細は .Xr rc.conf 5 を参照してください。 .Ss ドライバの設定 デフォルトフォントなどのデフォルト設定オプションの変更を、 ビデオカードドライバが許す場合があります。 その場合、ブート時のオプション設定の必要はなくなります。 詳細はビデオカードドライバマニュアル .Pq 例えば Xr vga 4 を参照してください。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/share/syscons/scrnmaps/foo-bar -compact .It Pa /usr/share/syscons/fonts/* フォントファイル。 .It Pa /usr/share/syscons/scrnmaps/* 画面出力マップファイル。 .El .Sh 使用例 カーネルに .Pa /usr/share/syscons/fonts/iso-8x16.fnt をロードしたい場合、 .Nm を次のように実行します。 .Pp .Dl vidcontrol -f 8x16 /usr/share/syscons/fonts/iso-8x16.fnt .Pp フォントファイルが .Pa /usr/share/syscons/fonts にある場合、ファイル名を .Pa iso-8x16 のように短縮可能です。 .Pp .Dl vidcontrol -f 8x16 iso-8x16 .Pp 同様に、画面出力マップファイルが .Pa /usr/share/syscons/scrnmaps . にある場合、 .Fl l オプション用のファイル名を短縮可能です。 .Pp .Dl vidcontrol -l iso-8859-1_to_cp437 .Pp このコマンドは .Pa /usr/share/syscons/scrnmaps/iso-8859-1_to_cp437.scm をロードします。 .Sh 関連項目 .Xr kbdcontrol 1 , .Xr vidfont 1 , .Xr keyboard 4 , .Xr screen 4 , .Xr syscons 4 , .Xr vga 4 , .Xr rc.conf 5 , .Xr moused 8 .Sh 作者 .An Soren Schmidt Aq sos@FreeBSD.org diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/amd.conf.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/amd.conf.5 index c6010199e8..8069cc3b8f 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/amd.conf.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/amd.conf.5 @@ -1,727 +1,728 @@ .\" .\" Copyright (c) 1997-1998 Erez Zadok .\" Copyright (c) 1990 Jan-Simon Pendry .\" Copyright (c) 1990 Imperial College of Science, Technology & Medicine .\" Copyright (c) 1990 The Regents of the University of California. .\" All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to Berkeley by .\" Jan-Simon Pendry at Imperial College, London. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgment: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" %W% (Berkeley) %G% .\" -.\" %Id: amd.conf.5,v 1.6 1998/11/30 22:25:24 billf Exp % +.\" %Id: amd.conf.5,v 1.6.2.1 1999/08/14 22:17:11 chris Exp % +.\" .\" jpman %Id: amd.conf.5,v 1.3 1998/11/28 13:23:35 horikawa Stab % .\" .Dd April 7, 1997 .Dt AMD.CONF 5 .Os .Sh 名称 .Nm amd.conf .Nd amd コンフィギュレーションファイル .Sh 書式 .Nm amd.conf .Sh 解説 .Nm ファイルは amd のコンフィギュレーションファイルであり、 am-utils 一式に含まれます。 .Pp .Nm は、自動マウントプログラム .Nm amd 用の実行時コンフィギュレーション情報を含んでいます。 .Sh ファイルフォーマット このファイルはセクションとパラメータから成ります。 セクションは角括弧で囲んだセクション名で始まり、 次のセクションが開始するかファイルの終りに達するまで続きます。 セクションには .Sq name = value という形式のパラメータが含まれます。 .Pp このファイルは行指向です。すなわち、改行までの各行は、 1 つのコメント、セクション名あるいはパラメータを表します。 継続行を記述する方法はありません。 .Pp セクション名、パラメータ名及びその値は、大文字小文字を区別します。 .Pp パラメータ中の最初の等号のみ重要な意味を持ちます。 最初の等号の前後にある空白は取り除かれます。 セクション及びパラメータ名の中の先頭、末尾あるいは途中にある空白は 意味を持ちません。 パラメータ値の先頭や末尾にある空白は取り除かれます。 パラメータ値内部に空白を置くことはできません。 ただし、 .So name = .Qq some value .Sc のように、パラメータ値全体を二重引用符でくくった場合を除きます。 .Pp 井桁記号 (#) で始まる行は無視されます。 空白文字のみ含む行も同じく無視されます。 .Pp パラメータ記述において等号に続く値は文字列ないしブール値です。 文字列の場合、空白を含まなければ引用符は不要です。 ブール値の場合は yes あるいは no と記述します。 すべての値において大文字小文字が区別されます。 キャッシュタイムアウトのような一部の項目は数値をとります。 .Sh セクション .Bl -tag -width 4n .It Nm [global] セクション このセクションのパラメータは、 .Nm amd 全体に適用されるか、または、これに続くすべての通常マップに適用されます。 1 つのコンフィギュレーションファイルにはグローバルセクションをただ一つだけ 定義すべきです。 .Pp このセクションはコンフィギュレーションファイル中の最初に記述しておくことを 強く推奨します。 もしそうしなければ、グローバルセクションより先に記述された 通常マップセクションでは、後に定義されるグローバルな値を利用できません。 .It Nm 通常 [/map] セクション 通常の (グローバルでない) セクションのパラメータは、単一のマップエントリに 適用されます。例えば、マップセクション .Bq Pa /homes が定義されていると、それに続くすべてのパラメータは、 amd が管理しているマウントポイント .Pa /homes に適用されます。 .El .Sh パラメータ .Bl -tag -width Fl .It Sy すべてのセクションに共通のパラメータ 以下のパラメータは、グローバルセクションと特定のマップセクションの いずれにおいても指定できます。 特定のマップセクションで指定されたエントリは、 デフォルト値あるいはグローバルセクションで定義された値を上書きします。 そのような共通のパラメータがグローバルセクション中でのみ指定されている場合は、 それに続くすべての通常マップセクションにその指定が適用されます。 .Bl -tag -width Fl .It Nm browsable_dirs (文字列, デフォルト = no) .Qq yes にすると、amd のトップレベルのマウントポイントが .Xr readdir 3 呼び出しでブラウズ可能になります。 つまり、例えば .Xr ls 1 .\" ↑原文は ls 3 だったが ls 1 に直した sakai@jp.freebsd.org .\" revision 1.6 でも直ってます。 を実行することでそのディレクトリでどんなキーがマウント可能か 知ることができるようになります。 必ずしもすべてのエントリが .Xr readdir 3 に対して見えるようになるわけではありません。 .Qq Pa /default エントリやワイルドカードエントリ、さらに .Qq Pa / を含むエントリは見えるようになりません。 もしこのオプションに対して .Qq full を指定すれば、 .Qq Pa /default 以外はすべて見えるようになります。 注意: もし .Qq ls -l や .Qq ls -F のような .Xr stat 2 を行おうとするコマンドを走らせると、 .Nm amd はそのマップ中の .Em すべての エントリをマウントしようとします。 これはよく .Em mount storm と呼ばれます。 .It Nm map_options (文字列, デフォルト = オプションなし) このオプションは、例えば .Ql cache\&:\&=all のように、 .Nm amd のコマンドラインでマップオプションを指定するのと同じ働きをします。 .It Nm map_type (文字列, デフォルト = 全マップタイプを検索) このオプションが指定されると、amd は指定されたタイプに対するマップのみ 初期化します。 amd のデフォルトのマップ検索は時間がかかるうえ、 使っていなくても NIS を初期化してしまうといった 望まない副作用をもつことがありますが、 そのような事態を避けるのにこのオプションが有効です。 指定可能な値は以下のものです。 .Pp .Bl -tag -width 10n -compact .It Nm file 通常ファイル .It Nm hesiod MIT の hesiod ネームサービス .It Nm ldap 軽量ディレクトリアクセスプロトコル .It Nm ndbm (新しい) dbm 形式のハッシュファイル .It Nm nis ネットワークインフォメーションサービス (バージョン 2) .It Nm nisplus ネットワークインフォメーションサービス プラス (バージョン 3) .It Nm passwd ローカルのパスワードファイル .It Nm union ユニオンマップ .El .It Nm mount_type (文字列, デフォルト = nfs) amd のすべてのマウントタイプで、デフォルトでは .Tn NFS です。つまり、実行しているローカルホストに対して、 .Nm amd はマップのマウントポイントにおける .Tn NFS サーバとなります。 もし .Qq autofs を指定すると、amd はそのマウントポイントにおける autofs サーバになります。 .It Nm search_path (文字列, デフォルト = サーチパスなし) ファイルマップに対するサーチパスを .Pq コロンで区切った形式で 指定します。 サーチパスを用いることで、 各サイトはローカルなマップのカスタマイズや上書きが可能になり、 必要に応じていくつかの場所にマップを分散配置させることができます。 .El .It Nm グローバルセクションにのみ適用されるパラメータ .Bl -tag -width Fl .It Nm arch (文字列, デフォルト = コンパイル時の値) .Nm amd の変数 .Va arch の値を上書きできます。 .It Nm auto_dir (文字列, デフォルト = /a) .Nm amd の .Fl a オプションと同じです。 実際のマウントポイント用に amd がサブディレクトリを作成する プライベートディレクトリを設定します。 .It Nm cache_duration (数値, デフォルト = 300) .Nm amd の .Fl c オプションと同じです。 検索されたマップエントリがキャッシュ中に残る秒数を設定します。 .It Nm cluster (文字列, デフォルト = クラスタなし) .Nm amd の .Fl C オプションと同じです。使用する、別の .Tm HP-UX クラスタを指定します。 .It Nm debug_options (文字列, デフォルト = デバッグオプションなし) .Nm amd の .Fl D オプションと同じです。 .Nm amd のデバッグオプションを指定します。 am-utils が .Ic --enable-debug option を用いてデバッグ機能付きで構築されている場合のみ有効です。 .Qq mem オプションだけは .Ic --enable-debug=mem によってオンにできます。 これら以外の場合、デバッグオプションは無視されます。 オプションはコンマで区切ります。 先頭に文字列 .Qq no を付けることでその意味を反転できます。 サポートされているデバッグオプション一覧を得るには .Nm amd Fl v を実行して下さい。 取りうる値は以下の通りです。 .Pp .Bl -tag -width 10n -compact .It Nm all 全オプション .It Nm amq .Nm amq に登録する .It Nm daemon デーモンモードに移行する .It Nm fork サーバを fork する .It Nm full プログラムトレース .It Nm info info サービスに固有のデバッグ情報 .Pq hesiod, nis など .It mem メモリアロケーションをトレースする .It Nm mtab ローカルの .Pa ./mtab ファイルを用いる .It Nm str 文字列操作のデバッグ .It Nm test 完全なデバッグモードだがデーモンにしない .It Nm trace プロトコルのトレース .El .It Nm dismount_interval (数値, デフォルト = 120) .Nm amd の .Fl w オプションと同じです。 キャッシュ期間を超えたファイルシステムのマウントを外そうとするまでの時間を 秒単位で指定します。 .It Nm fully_qualified_hosts (文字列, デフォルト = no) .Qq yes に設定すると、 .Nm amd は完全なホスト名 (fully-qualified host name) を用いて RPC 認証を行ないます。 システムによってはこの仕組みが必要です。 特にドメインにまたがるマウントを行う場合に必要となります。 この機能を有効にするため、 .Nm amd の変数 .Va ${hostd} が用いられます。 .Va ${domain} は空であってはいけません。 .It Nm hesiod_base (文字列, デフォルト = automount) hesiod マップのためのベース名を指定します。 .It Nm karch (文字列, デフォルト = システムのカーネルアーキテクチャ) .Nm amd の .Fl k オプションと同じです。 システムのカーネルアーキテクチャを上書き指定できます。 例えば Sun .Pq Sparc マシンに便利です。 この場合、一つの .Nm amd バイナリを作成し、それを複数のマシンで走らせますが、それぞれに 正しい .Va karch 変数 .Pq 例えば sun4c, sun4m, sun4u など を設定したいと思うでしょう。 注意: もしこのオプションを指定しなければ、 .Nm amd は -.Xr uname 2 +.Xr uname 3 を用いてそのマシンのカーネルアーキテクチャを判別します。 .It Nm ldap_base (文字列, デフォルト = 未設定) LDAP のためのベース名を指定します。 .It Nm ldap_cache_maxmem (数値, デフォルト = 131072) LDAP エントリをキャッシュするために amd が使用する最大メモリ量を指定します。 .It Nm ldap_cache_seconds (数値, デフォルト = 0) エントリをキャッシュに保持する秒数を指定します。 .It Nm ldap_hostports (文字列, デフォルト = 未設定) 国名や組織名といった LDAP 固有の値を指定します。 .It Nm local_domain (文字列, デフォルト = サブドメインなし) .Nm amd の .Fl d オプションと同じです。 ローカルのドメイン名を指定します。 このオプションが与えられない場合、 完全なホスト名から最初の要素を取り除くことでドメイン名を決定します。 .It Nm log_file (文字列, デフォルト = /dev/stderr) .Nm amd の .Fl l オプションと同じです。 .Nm amd のイベントログを記録するファイル名を指定します。 文字列 .Pa /dev/stderr を指定すると、 .Nm amd はイベントを標準エラー出力ファイル記述子に送ります。 もし文字列 .Pa syslog を指定すると、 .Nm amd はシステムログ記録機構 .Xr syslog 8 を用いてイベントを記録します。 デフォルトで用いられる syslog ファシリティは .Ev LOG_DAEMON です。 これを変更するには、ログファイル名に続いて、単一のコロンで区切って ファシリティ名を記述します。例えば .Pa logfile として文字列 .Qq syslog:local7 を指定すると、 .Nm amd は .Ev LOG_LOCAL7 ファシリティを用いて .Xr syslog 3 経由でメッセージを記録します .Pq そのファシリティが当該システムに存在する場合 。 .It Nm log_options (文字列, デフォルト = ロギングオプションなし) .Nm amd の .Fl x オプションと同じです。 .Nm amd のロギングオプションを指定します。 複数のオプションはコンマで区切ります。 先頭に .Dq no をつけることで、その意味を反転させることができます。 ロギングオプション .Dq debug は、 .Nm am-utils が .Fl -enable-debug 付きで構築された場合のみ利用可能です。 .Nm amd Fl v を実行するとサポートされているデバッグオプションの一覧が得られます。 指定可能な値は以下の通りです。 .Pp .Bl -tag -width 10n -compact .It Nm all すべてのメッセージ .It Nm debug デバッグメッセージ .It Nm error 重大ではないシステムエラー .It Nm fatal 重大なエラー .It Nm info 参考情報 .It Nm map マップエラー .It Nm stats より詳細な統計情報 .It Nm user 重大ではないユーザエラー .It Nm warn 警告 .It Nm warning 警告 .El .It Nm nfs_retransmit_counter (数値, デフォルト = 110) .Nm amd の .Fl t Ar interval.counter オプションの .Ic counter 部と同じです。 再送カウンタの値を 1/10 秒単位で指定します。 .It Nm nfs_retry_interval (数値, デフォルト = 8) .Nm amd の .Fl t Ar interval.counter オプションの .Ic interval 部と同じです。 NFS/RPC/UDP 再試行間隔を 1/10 秒単位で指定します。 .It Nm nis_domain (文字列, デフォルト = ローカル NIS ドメイン名) .Nm amd の .Fl y オプションと同じです。 .Tn NIS マップを取得するために、別の .Tn NIS ドメインを指定します。 デフォルトはシステムのドメイン名です。 .Tn NIS サポートが利用可能でない場合、このオプションは無視されます。 .It Nm normalize_hostnames (ブール値, デフォルト = no) .Nm amd の .Fl n オプションと同じです。 .Dq yes を指定すると、 .Va ${rhost} の参照先の名前は、前もってホストデータベースからの相対値に正規化されます。 別名 (エイリアス) を .Qq 公式な 名前に変換する効果があります。 .It Nm os (文字列, デフォルト = コンパイル時の値) .Nm amd の .Fl O オプションと同じです。 コンパイル時に決まったオペレーティングシステム名を上書きできます。 以前との互換性を保つためには組み込み済みの名前はふさわしくない、 という場合に便利です。 例えば、もし組み込まれた名前が .Dq sunos5 の場合、これを上書きして .Dq sos5 とすることで、後者の OS 名を前提に書かれた以前のマップを利用できます。 .It Nm osver (文字列, デフォルト = コンパイル時の値) .Nm amd の .Fl o オプションと同じです。 コンパイル時に決まったオペレーティングシステムのバージョン番号を 上書きします。 以前との互換性を保つためには組み込み済みのバージョンはふさわしくない、 という場合に便利です。 例えば、もし組み込まれたバージョン番号が .Dq 2.5.1 の場合、これを上書きして .Dq 5.5.1 とすることで、後者のバージョンを前提に書かれた以前のマップを利用できます。 .It Nm pid_file (文字列, デフォルト = /dev/stdout) 実行しているデーモンのプロセス ID を格納するファイルを指定します。 これを指定しない場合、 .Nm amd は自分のプロセス ID を標準出力にのみ書き出します。 実行後に .Nm amd を kill する際に便利です。 注意: 実行中の .Nm amd のプロセス ID は .Nm amq Fl p によっても得られます。 このファイルは .Ar print_pid オプションがオンの場合のみ使用されます。 .It Nm plock (ブール値, デフォルト = yes) .Nm amd の .Fl S オプションと同じです。 .Dq yes を指定すると、実行中の .Nm amd の実行可能ページをメモリ上にロックします。 .Xr plock 3 をサポートしているシステムでは、 .Nm amd プロセスをメモリ上にロックすることで .Nm amd の性能を向上させることができます。 このようにして、オペレーティングシステムが必要に応じて .Nm amd プロセスをスケジュールしたり、ページアウトさせたり、スワップさせたりする 可能性を減らします。 これにより .Nm amd の性能は向上しますが、その反面、 .Nm amd プロセスが使用しているメモリが予約される .Pq 他のプロセスがそのメモリを使えなくなる という代償もあります。 .It Nm portmap_program (数値, デフォルト = 300019) 公式の番号とは別の、ポートマップ RPC プログラム番号を指定します。 これは複数の .Nm amd プロセスを実行させる場合に便利です。 例えば、メインの .Nm amd プロセスに全く影響を与えることなく、別の .Nm amd を .Dq test モードで実行できます。 安全のため、指定する別のプログラム番号は 300019 から 300029 まで の範囲になければなりません。 .Nm amq は、接続するための別のプログラム番号を指定するのに用いる .Fl P オプションを持っています。 このように、 .Nm amq は同じホスト上で実行されている複数の .Nm amd プロセスを完全に制御することが可能です。 .It Nm print_pid (ブール値, デフォルト = no) .Nm amd の .Fl p オプションと同じです。 .Dq yes を指定すると、 .Nm amd は起動時にそのプロセス ID を表示します。 .It Nm print_version (ブール値, デフォルト = no) .Nm amd の .Fl v オプションと同じですが、バージョンを表示しても .Nm amd は実行を続けます。 .Dq yes の場合、 .Nm amd は、コンフィギュレーション設定やコンパイル時の値を含む バージョン情報文字列を表示します。 .It Nm restart_mounts (ブール値, デフォルト = no) .Nm amd の .Fl r オプションと同じです。 .Dq yes とすると、 .Nm amd はマウントテーブルを走査して、現在どのファイルシステムがマウントされて いるのか判断します。その中に自動マウントすべきファイルシステムがあれば、 .Nm amd はそれを継承します。 .It Nm selectors_on_default (ブール値, デフォルト = no) .Dq yes とすると、マップの .Pa /default エントリが検索され、そのマップ中の他のすべてのキーのデフォルト値を 設定する前に、すべてのセレクタを処理します。 あるパラメータに基づき、ある完全なマップに対して異なるオプションを 設定したい場合に有用です。 例えば、slip ベースの低速ネットワーク越しの .Tn NFS 性能を改善するためには、次のようにします。 .Pp .Bd -literal /defaults \\ wire==slip-net;opts:=intr,rsize=1024,wsize=1024 \\ wire!=slip-net;opts:=intr,rsize=8192,wsize=8192 .Ed .It Nm show_statfs_entries (ブール値, デフォルト = no) .Dq yes とすると、ブラウズ可能なすべてのマップは、 .Qq df 実行時にエントリ数 .Pq key 数 をあわせて表示します .Po この機能は、 .Xr statfs 2 呼び出しに対して非 0 値を返すことで実現されています .Pc 。 .It Nm unmount_on_exist (ブール値, デフォルト = no) .Dq yes とすると、 .Nm amd は関知しているすべてのファイルシステムをアンマウントしようとします。 通常、 .Nm amd はすべての .Pq 特に .Tn NFS マウントされたファイルシステムをそのまま残します。 注意: .Ar restart_mounts オプションまたは .Fl r フラグが指定されていない限り、 .Nm amd は起動時以前にマウントされていたファイルシステムのことを関知しません。 .El .It Sy 通常のマップセクションに適用されるパラメータ .Bl -tag -width Fl .It Nm map_name (文字列, 必須) キーが配置されるマップの名前です。 .It Nm tag (文字列, デフォルト = タグなし) コンフィギュレーションファイルの各マップエントリにはタグをつけることが できます。タグが指定されない場合、そのマップセクションは常に .Nm amd で処理されます。 タグが指定されている場合、 .Nm amd に .Fl T オプションが指定され、そのコマンドラインオプションの値が マップセクションのタグ名と一致する場合のみ、 .Nm amd はそのマップを処理します。 .El .Sh 使用例 以下に示すものは、私がいつも使っている実際の .Nm amd コンフィギュレーションです。 .Bd -literal # グローバルオプションセクション [ global ] normalize_hostnames = no print_pid = no restart_mounts = yes auto_dir = /n log_file = /var/log/amd log_options = all #debug_options = all plock = no selectors_on_default = yes # config.guess は "sunos5" を選びました。 # 今のところこれを変えようとは思いません。 os = sos5 # "os" を設定後 print_version を有効にすると、バージョンが表示されます。 print_version = no map_type = file search_path = /etc/amdmaps:/usr/lib/amd:/usr/local/AMD/lib browsable_dirs = yes # マウントポイントの定義 [ /u ] map_name = amd.u [ /proj ] map_name = amd.proj [ /src ] map_name = amd.src [ /misc ] map_name = amd.misc [ /import ] map_name = amd.import [ /tftpboot/.amd ] tag = tftpboot map_name = amd.tftpboot .Ed .Sh 関連項目 .Xr amd 8 , .Xr amq 8 .Sh 作者 .An Erez Zadok Aq ezk@cs.columbia.edu , Department of Computer Science, Columbia University, New York, USA. .Pp .An Jan-Simon Pendry Aq jsp@doc.ic.ac.uk , Department of Computing, Imperial College, London, UK. .Pp .An am-utils の他の作者並びに貢献者のリストが、am-utils と共に配布されている .Nm AUTHORS ファイルにあります。 .Sh 歴史 .Nm amd ユーティリティは 4.4BSD で初めて登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/crontab.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/crontab.5 index 70e8eedb52..94c3343c37 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/crontab.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/crontab.5 @@ -1,223 +1,234 @@ .\"/* Copyright 1988,1990,1993,1994 by Paul Vixie .\" * All rights reserved .\" * .\" * Distribute freely, except: don't remove my name from the source or .\" * documentation (don't take credit for my work), mark your changes (don't .\" * get me blamed for your possible bugs), don't alter or remove this .\" * notice. 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I can be reached as follows: .\" * Paul Vixie uunet!decwrl!vixie!paul .\" */ .\" -.\" %Id: crontab.5,v 1.8 1998/03/23 08:21:36 charnier Exp % +.\" %Id: crontab.5,v 1.8.2.1 1999/08/11 13:02:59 sheldonh Exp % .\" .\" jpman %Id: crontab.5,v 1.3 1998/07/02 14:12:25 horikawa Stab % .\" .\" WORD: day of the week 曜日 .Dd January 24, 1994 .Dt CRONTAB 5 .Os .Sh 名称 .Nm crontab .Nd cron を駆動するための一覧表 .Sh 解説 1 つの .Nm ファイルには ``この日のこの時間にこのコマンドを実行せよ'' という一般的な形式の .Xr cron 8 デーモンへの複数の指示が含まれています。 各々ユーザは各自所有の crontab を持ち、crontab に書かれたコマンドはその crontab を所有するユーザとして実行されることになります。UUCP と News は 通常それ自身所有の crontab を持ち、cron コマンドの一部として .Xr su 1 を実際に実行させる必要のないようにしています。 .Pp 空行と、先頭の空白およびタブは無視されます。 最初の非空白文字がポンド記号 (#) である行は注釈行であり、無視されます。 注釈は cron コマンドと同じ行にあってはいけません。 なぜなら、注釈自身がコマンドの一部とみなされるからです。 同様に、注釈は環境変数を設定する行と同じ行にあって はいけません。 .Pp crontab の中で有効なのは環境変数の設定かまたは cron コマンドのどちらかです。 環境変数の設定は次のような形で行います。 .Pp name = value .Pp ここで等号 (=) の周囲の空白は有っても良いですが、 .Em value の中で = に引き続くスペースでない部分だけが .Em name に割当てられる値となります。 .Em value 文字列はクォート (シングルクォートまたはダブルクォートですがどちらかに統一します) で囲うこともでき、そのときには = に続くブランクや末尾のブランク を含むことができます。 .Pp いくつかの環境変数は自動的に .Xr cron 8 デーモンによって設定されます。 .Ev SHELL は .Pa /bin/sh に設定され、 .Ev LOGNAME と .Ev HOME はその crontab の所有者の .Pa /etc/passwd 行を元に設定されます。 .Ev HOME と .Ev SHELL は、crontab ファイル中で設定することで上書きできますが、 .Ev LOGNAME はできません。 .Pp (別注: .Ev LOGNAME 変数は BSD システム上では .Ev USER と呼ばれることがあります。このようなシステム上では .Ev USER も設定されます。) .Pp .Ev LOGNAME , .Ev HOME , .Ev SHELL に加え、 ``この'' crontab で実行したコマンドの実行結果をメールで送る理由がある場合、 .Xr cron 8 は .Ev MAILTO を見ます。 .Ev MAILTO が定義されていて (かつ空でない) とき、そこで指定された名前のユーザへメール が送られます。 .Ev MAILTO が定義されているが空のとき (MAILTO="")、メールは送られません。 その他の場合にはメールは crontab の所有者に送られます。 cron インストール時に、メーラとして .Pa /usr/lib/sendmail ではなく .Pa /bin/mail を使う場合、このオプションは有用です -- .Pa /bin/mail はエリアスを行いませんし、UUCP は通常自分宛のメールを読みません。 .Pp cron コマンドのフォーマットはほとんど V7 標準であり、多くの上位互換拡張を 持っています。各行は 5 つの時間と日付の欄、システム crontab ファイルの場合は続いてユーザ名 (``:<グループ>'' および ``/<ログインクラス>'' の添字が付くこともあります)、 その後にコマンドが続きます。分、時間、月の欄と現在の時刻が一致し、 .Em かつ 2 つの日付欄 (月における日または曜日) のうちの少なくとも 1 つと 現在の時刻が一致したとき (下記の ``注'' 参照) に、コマンドは .Xr cron 8 により実行されます。 .Xr cron 8 は 1 分ごとに cron エントリを調べます。時間と日付の欄は次のとおりです。 .Bd -literal -offset indent 欄          許される値 ------------ ------------------------------------------------ 分 0-59 時間 0-23 月における日 1-31 月 1-12 (または名前、下記参照) 曜日 0-7 (0 および 7 は日曜のこと。名前を用いてもよい) .Ed .Pp 欄はアスタリスク (*) でも良いですが、このときには常に "最初-最後" を表すこ とになります。 .Pp 数値領域を指定できます。領域指定は、2 つの数をハイフンでつなげたものです。 指定された領域は、両端を含みます。 たとえば ``時間'' エントリの 8-11 は、 8, 9, 10, 11 時の実行を指定することになります。 .Pp リスト指定もできます。リスト指定はコンマによって数 (または領域指定) をつな げた 1 組のことです。例: ``1,2,5,9'', ``0-4,8-12''。 .Pp 間隔値は領域指定と共に用いることができます。領域指定に続けて ``/<数>'' を指定すると、その領域を通じてその数の値だけ飛ばす値になります。 たとえば ``0-23/2'' は時間の欄で用いられると、2 時間おきにコマンドを実行 することになります (別の方法で V7 標準で表せば ``0,2,4,6,8,10,12,14,16,18,20,22'' となります)。間隔指定はアスタリスクの 後で付けても構いません。たとえば ``2 時間おきに全て'' ということをしたい なら ``*/2'' とするだけです。 .Pp ``月'' および ``曜日'' の指定には、名前を使用することができます。 曜日と月の指定には、最初の 3 文字を使ってください (この場合、 大文字・小文字の区別はありません)。名前による領域指定やリスト指定はでき ません。 .Pp ``6 番目'' の欄 (行の残りの部分) には実行したいコマンドを指定します。行の 中のコマンド部全体、これは改行または % 文字までですが、は .Pa /bin/sh かまたはその cron ファイルの .Ev SHELL 変数で指定されたシェルによって実行されます。コマンド内のパーセント記号 (%) はバックスラッシュ (\\) でエスケープされない限り改行文字に変換され、そ の最初の % 以降の全てのデータはそのコマンドの標準入力となります。 .Pp 注: コマンド実行の日付は 2 つの欄 \(em 1 ヶ月中の日 および曜日 \(em で指定できます。両方の欄が領域限定されている (すなわち * でない ) 場合、コマンドは .Em どちらかの 欄が現在の時刻と一致するときに実行されます。たとえば .br ``30 4 1,15 * 5'' は各月の 1 日および 15 日に加えて全ての金曜日において、 午前 4:30 にコマンドを実行させます。 .Sh cron ファイルの例 .Bd -literal # /etc/passwd の設定に関係なく、コマンドの実行には /bin/sh を用いる SHELL=/bin/sh # これが誰の crontab であっても、全ての出力は `paul' にメールする MAILTO=paul # # 毎月 深夜 0時5分 に実行する 5 0 * * * $HOME/bin/daily.job >> $HOME/tmp/out 2>&1 # 毎月の最初の日の PM 2:15 に実行する -- 出力結果は paul にメールされる 15 14 1 * * $HOME/bin/monthly # ウィークディの PM 10 時に実行して Joe をうるさがらせる 0 22 * * 1-5 mail -s "It's 10pm" joe%Joe,%%Where are your kids?% 23 0-23/2 * * * echo "run 23 minutes after midn, 2am, 4am ..., everyday" 5 4 * * sun echo "run at 5 after 4 every sunday" .Ed .Sh 関連項目 .Xr crontab 1 , .Xr cron 8 .Sh 機能拡張項目 曜日を指定するとき、日 0 と日 7 は日曜日とみなされます。BSD お よび ATT はこれに同意しないようです。 .Pp リスト指定および領域指定は同じ欄内で指定できます。"1-3,7-9" は ATT や BSD cron では受け付けません -- "1-3" や "7,8,9" だけが許されます。 .Pp 領域指定は ``間隔指定'' を含むことができますので "1-9/2" は "1,3,5,7,9" と 同じことになります。 .Pp 月の名前や曜日の名前は、名前で指定できます。 .Pp 環境変数は crontab の中で指定できます。BSD や ATT では 子プロセスに渡さ れた環境変数は基本的に .Pa /etc/rc から渡された環境変数です。 .Pp crontab 所有者へメールされる (BSD はできません) コマンド出力結果は、 crontab 所有者以外の人へメールしたり (SysV はできません)、 この機能を停止して誰にもメールを送らなくできます (SysV はこれもできません) 。 .Sh 作者 .An Paul Vixie Aq paul@vix.com +.Sh バグ +夏時間というものがある奇妙な 70 の国々のいずれかにいる場合、 +巻き戻しまたは早回しの期間へスケジュールされたジョブが影響を受けます。 +一般的には、この期間へジョブをスケジュールすることは良いことではありません。 +.Pp +US タイムゾーンでは (IN, AZ, HI を除き)、時刻シフトは午前 2 時に起ります。 +他の国では、 +.Xr zdump 8 +プログラムの冗長 +.Fl ( v ) +オプションを使用して、時刻シフトがいつ起るのかを判定してください。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/devfs.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/devfs.5 index 1a379f643a..7a26510892 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/devfs.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/devfs.5 @@ -1,95 +1,95 @@ .\" Copyright (c) 1996 .\" Mike Pritchard . All rights reserved. .\" .\" Copyright (c) 1992, 1993, 1994 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software donated to Berkeley by .\" Jan-Simon Pendry. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: devfs.5,v 1.4 1998/03/12 07:30:47 charnier Exp % +.\" %Id: devfs.5,v 1.4.2.1 1999/08/15 13:51:02 mpp Exp % .\" .\" jpman %Id: devfs.5,v 1.3 1998/04/29 11:36:05 kuma Stab % .\" .\" WORD: mount point マウントポイント .\" WORD: namespace 名前空間 .\" .Dd December 14, 1996 -.Dt devfs 5 +.Dt DEVFS 5 .Os FreeBSD 2.2 .Sh 名称 .Nm devfs .Nd デバイスファイルシステム .Sh 書式 devfs /devs devfs rw 0 0 .Sh 解説 デバイスファイルシステム、または .Nm devfs は、グローバルファイルシステム名前空間において、 カーネルのデバイス名前空間へのアクセスを提供します。 伝統的なマウントポイントは .Pa /devs です。 .Pp このファイルシステムは、ディレクトリ、リンク、シンボリックリンク、 デバイスを含みます。 それらの中には書き込み可能なものがあります。 chroot した環境では、 .Nm を使用して新しい .Pa /devs マウントポイントを作成可能です。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /devs/XXXX -compact .It Pa /devs 通常の .Nm マウントポイント .El .Sh 関連項目 .Xr mount_devfs 8 .Sh 歴史 .Nm ファイルシステムは、最初に .Fx 2.0 に登場しました。 .Nm マニュアルページは、最初に .Fx 2.2 に登場しました。 .Sh 作者 .Nm マニュアルページは、 .Xr mount_devfs 8 マニュアルページを元に、 .An Mike Pritchard Aq mpp@FreeBSD.org が記述しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/fdesc.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/fdesc.5 index 6123b77bd8..424ee1b6d6 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/fdesc.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/fdesc.5 @@ -1,152 +1,152 @@ .\" Copyright (c) 1996 .\" Mike Pritchard . All rights reserved. .\" .\" Copyright (c) 1992, 1993, 1994 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software donated to Berkeley by .\" Jan-Simon Pendry. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: fdesc.5,v 1.4 1998/03/12 07:30:47 charnier Exp % +.\" %Id: fdesc.5,v 1.4.2.1 1999/08/15 13:51:02 mpp Exp % .\" .\" jpman %Id: fdesc.5,v 1.3 1998/07/30 15:24:07 horikawa Stab % .\" WORD: file descriptor ファイル記述子 .\" WORD: augment (union マウントによる)重ね合わせ .\" .Dd December 14, 1996 -.Dt fdesc 5 +.Dt FDESC 5 .Os BSD 4.4 .Sh 名称 .Nm fdesc .Nd ファイル記述子ファイルシステム .Sh 書式 fdesc /dev fdesc rw 0 0 .Sh 解説 ファイル記述子ファイルシステム、別名 .Nm fdesc は、プロセス毎のファイル記述子の名前空間をグローバルなファイルシステムの 名前空間からアクセスする機能を提供します。 通常のマウントポイントは .Pa /dev であり、 .Pa /dev の既存のエントリを置き換えるのではなく重ね合わせるために、 ファイルシステムを union マウントする必要があります。 .Pp マウントポイントの内容は .Pa fd , .Pa stderr , .Pa stdin , .Pa stdout および .Pa tty です。 .Pp .Pa fd はディレクトリで、その中身は、番号で表したファイルのリストとして見えます。 これらのファイルは、ディレクトリを読むプロセスが現在オープンしている ファイルに対応しています。 .Pa /dev/fd/0 から .Pa /dev/fd/# までのファイルは記述子への参照であり、 ファイルシステムを通じてアクセスすることができます。 ファイル記述子がオープンされていて、ファイルをオープンしたときのモードが 既存の記述子のモードのサブセットである場合は、システムコール呼び出し .Bd -literal -offset indent fd = open("/dev/fd/0", mode); .Ed .Pp と、システムコール呼び出し .Bd -literal -offset indent fd = fcntl(0, F_DUPFD, 0); .Ed .Pp は等価です。 .Pp ファイル .Pa /dev/stdin , .Pa /dev/stdout および .Pa /dev/stderr は .Pa /dev/fd サブディレクトリの対応するエントリへのシンボリックリンクとなります。 これらをオープンするのは、以下のシステムコール呼び出しと等価です。 .Bd -literal -offset indent fd = fcntl(STDIN_FILENO, F_DUPFD, 0); fd = fcntl(STDOUT_FILENO, F_DUPFD, 0); fd = fcntl(STDERR_FILENO, F_DUPFD, 0); .Ed .Pp .Xr open 2 呼び出し時のフラグは .Dv O_RDONLY , .Dv O_WRONLY および .Dv O_RDWR 以外は無視されます。 .Pp .Pa /dev/tty エントリはカレントプロセスの制御端末への間接参照です。 これは見かけ上は名前つきパイプ (FIFO) ですが、本物の制御端末デバイスと 全く同じ振舞いをします。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /dev/stderr -compact .It Pa /dev/fd/# .It Pa /dev/stdin .It Pa /dev/stdout .It Pa /dev/stderr .It Pa /dev/tty .El .Sh 関連項目 .Xr tty 4 , .Xr mount_devfs 8 , .Xr mount_fdesc 8 .Sh 歴史 .Nm ファイルシステムは .Bx 4.4 で最初に登場しました。 .Nm マニュアルページは .Fx 2.2 で最初に登場しました。 .Sh 作者 .Nm マニュアルページは .An Mike Pritchard Aq mpp@FreeBSD.org によって書かれたもので、 .An Jan-Simon Pendry による .Xr mount_fdesc 8 マニュアルページに基づいています。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/isdnd.acct.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/isdnd.acct.5 index 9df46a4724..517ff85a96 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/isdnd.acct.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/isdnd.acct.5 @@ -1,109 +1,109 @@ .\" .\" Copyright (c) 1997, 1998 Hellmuth Michaelis. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: isdnd.acct.5,v 1.1 1998/12/27 21:47:01 phk Exp % +.\" %Id: isdnd.acct.5,v 1.1.2.1 1999/08/15 12:50:55 mpp Exp % .\" .\" last edit-date: [Sat Dec 5 18:09:33 1998] .\" .\" jpman %Id: isdnd.acct.5,v 1.3 1999/02/01 15:18:01 horikawa Stab % .Dd September 11, 1998 -.Dt isdnd.acct 5 +.Dt ISDND.ACCT 5 +.Os .Sh 名称 .Nm isdnd.acct .Nd isdn4bsd ISDN 管理デーモンのアカウンティングファイルの形式 .Sh 解説 ファイル .Pa isdnd.acct はアカウンティング情報を含みます。 このアカウンティング情報は、 .Xr isdnd 8 の設定ファイル .Xr isdnd.rc 5 中で変数 .Em useacctfile が .Em on に設定されていて、かつ ISDN 接続に課金情報通達 (AOCD または AOCE) が申し込まれていれば、書き込まれます。 .Pp 変数 .Em acctall が .Em on に設定されていれば、ローカルサイトが課金されてない場合や、 課金情報が利用不能だったり課金情報を申し込んでいない場合でも、 アカウンティング情報が書き込まれます。 .Pp アカウンティング行の一般的な形式は次のようになります: .Pp .Dl FROM - UNTIL NAME UNITS (SECONDS) (INBYTES/OUTBYTES) .Pp .Em FROM は接続が確立された時刻で、 .Dl 日:月:年 時:分:秒 という形式になります。 .Pp .Em UNTIL は接続が切断された時刻です。形式は上記の .Em FROM と同じです。 .Pp .Em NAME は、設定ファイル .Xr isdnd.rc 5 の .Em name エントリから得られる、この接続のシンボル名です。 .Pp .Em UNITS はその接続にかかった課金単位の合計です。 .Pp .Em SECONDS は接続が続いた秒数です。 .Pp .Em INBYTES (受信バイト) と .Em OUTBYTES (送信バイト) は転送されたバイト数です。(オプション) - .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /var/log/isdnd.acct -compact .It Pa /var/log/isdnd.acct ISDN デーモン .Nm isdnd 用のデフォルトのアカウンティング情報ファイル。 .Sh 使用例 これは典型的なアカウンティング行です: .Pp .Dl 12.06.97 10:41:37 - 12.06.97 10:45:18 GROGGY 2 (65) (4711/1147) .Sh 関連項目 .Xr isdnd 8 , .Xr isdnd.rc 5 .Sh 作者 .Xr isdnd 8 デーモンと本マニュアルページは Hellmuth Michaelis が作成しました。 彼の連絡先は、hm@kts.org または hm@hcs.de です。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/isdnd.rates.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/isdnd.rates.5 index 31e7bc0e31..2986355eb7 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/isdnd.rates.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/isdnd.rates.5 @@ -1,115 +1,117 @@ .\" .\" Copyright (c) 1997, 1998 Hellmuth Michaelis. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: isdnd.rates.5,v 1.1 1998/12/27 21:47:01 phk Exp % +.\" %Id: isdnd.rates.5,v 1.1.2.1 1999/08/15 12:50:56 mpp Exp % .\" .\" last edit-date: [Sat Dec 5 18:09:57 1998] .\" .\" jpman %Id: isdnd.rates.5,v 1.3 1999/02/06 15:32:40 horikawa Stab % .\" WORD: short hold time ショートホールド時間 .Dd September 11, 1998 -.Dt isdnd.rates 5 +.Dt ISDND.RATES 5 +.Os .Sh 名称 .Nm isdnd.rates .Nd isdn4bsd ISDN 管理デーモン料金記述ファイル .Sh 解説 ファイル .Pa isdnd.rates には、ある時刻、曜日、接続先への距離について、 課金単位がどれだけの間続くかを記述します。 このファイルが利用可能な場合、これらの情報は ISDN 接続管理デーモン .Xr isdnd 8 が接続のショートホールド時間を計算するのに使われます。 .Pp 料金エントリ行の書式は次のようになります: .Pp 最初のフィールドである .Pq Fa rate-code は (各曜日の) 料金の集合を定義します。 この集合は .Xr isdnd 8 設定ファイル .Xr isdnd.rc 5 で参照できます。 このフィールドは識別子 .Dq ra で始まり、0 から 4 までの範囲の数字をひとつ続ける必要があります。 .Pp 2 番目のフィールドである .Pq Fa day-number は、そのエントリが料金を定義する曜日を選択します。 0 が日曜日、1 が月曜日で、土曜日を表す数字 6 までです。 .Pp 行の残りは、スペースで区切られた 1 個以上のフィールドから成り、 各フィールドは次の構文を取ります: .Bd -filled -offset indent start_hour.start_minutes-end_hour.end_minutes:charge_unit_length .Ed .Pp start_hour (開始時) と start_minutes (開始分) はある時間区分の開始を、 end_hour (終了時) と end_minutes (終了分) は終了を定義します。 charge_unit_length は、その前で定義されている時間区分における 課金単位の長さを定義します。このフィールド中にスペースやタブを 含めてはいけません。時間と分は必ず 2 桁で指定して下さい。 1 桁だけで十分な場合でも、0 を先行させる必要があります。 .Pp 例として、 .Bd -filled -offset indent 14.00-18.00:90 .Ed .Pp は、午後 2:00 から午後 6:00 の間は ひとつの課金単位が 90 秒続くことを定義します。 .Pp - .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/isdn/isdnd.rates -compact .It Pa /etc/isdn/isdnd.rates ISDN デーモン .Nm isdnd 用のデフォルトの料金指定ファイル。 .Sh 使用例 次の行: .Bd -literal ra0 0 00.00-05.00:240 05.00-21.00:150 21.00-24.00:240 .Ed .Pp は日曜日における単位の期間を定義しています。 - .Sh 関連項目 -.Xr isdnd 8 , -.Xr isdnd.rc 5 - +.Xr isdnd.rc 5 , +.Xr isdnd 8 .Sh 作者 .Nm が属す .Xr isdnd 8 -デーモン用の料金サブシステムは Gary Jennejohn が設計、作成しました。 +デーモン用の料金サブシステムは +.An Gary Jennejohn +が設計、作成しました。 .Pp .Xr isdnd 8 -デーモンと本マニュアルページは Hellmuth Michaelis が作成しました。 +デーモンと本マニュアルページは +.An Hellmuth Michaelis +が作成しました。 彼の連絡先は、hm@kts.org または hm@hcs.de です。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/isdnd.rc.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/isdnd.rc.5 index a506d95649..6add45653f 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/isdnd.rc.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/isdnd.rc.5 @@ -1,682 +1,682 @@ .\" .\" Copyright (c) 1997, 1998 Hellmuth Michaelis. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: isdnd.rc.5,v 1.1 1998/12/27 21:47:01 phk Exp % -.\" jpman %Id: isdnd.rc.5,v 1.4 1999/02/11 15:43:12 horikawa Stab % +.\" %Id: isdnd.rc.5,v 1.1.2.1 1999/08/15 12:50:56 mpp Exp % .\" .\" last edit-date: [Sat Dec 5 18:10:08 1998] .\" +.\" jpman %Id: isdnd.rc.5,v 1.4 1999/02/11 15:43:12 horikawa Stab % +.\" .\" WORD: exchange 交換局 .\" WORD: subscribe (AOCD サービス等を) 申し込んでいる .Dd October 27, 1998 .Dt isdnd.rc 5 .Sh 名称 .Nm isdnd.rc .Nd isdn4bsd ISDN 接続管理デーモンの設定ファイル書式 .Sh 解説 (コマンドラインで別のものを指定しない限り) ファイル .Pa /etc/isdn/isdnd.rc は、 .Xr isdnd 8 ISDN 接続管理デーモンの実行時設定を格納します。 本デーモンは、isdn4bsd パッケージの一部です。 .Pp 設定ファイルには、第 1 桁から始まるキーワードが複数含まれます。 キーワードの後には、1 個以上の空白・タブ、単一の等号、1 個以上の空白・タブ、 キーワード依存のパラメータ値と続きます。 .Pp 文字 '#' で開始する行はコメント行として扱われます。 .Pp ブール値指定を要求するキーワードに対しては、真を .Em yes または .Em on で与え、偽を .Em no または .Em off で与えます。 .Pp 設定ファイルには、単一の .Em システム セクションと 1 個以上の .Em エントリ セクションが含まれます。 .Em システム セクションでは、デーモンの操作に関するパラメータや 単一のリモート接続に関連付けられないパラメータを設定可能です。 .Em エントリ セクションでは、 単一のリモート接続に直接関連付けられたパラメータを設定可能です。 .Pp 次のキーワードを .Nm isdnd は理解します: .Pp .Bl -tag -width system -compact .It Li system 本キーワードにより、システム設定セクションが開始します。 パラメータを伴ってはなりませんし、1 度のみ使用可能です。 本キーワードは必須です。 次のキーワードは、システム設定セクション内で有効です: .Bl -tag -width useacctfile -compact .It Li acctall 本パラメータを .Em on に設定すると、 ローカルサイトが課金されてない場合や、 課金情報が利用不能だったり課金情報を申し込んでいない場合でも、 アカウンティング情報が書き込まれます。(省略可能) .It Li acctfile キーワード .Em useacctfile (後述) が .Em on に設定されたときに使用されるアカウンティングファイルの名前を指定します。 本キーワードを指定しないと、システムデフォルトが使用されます。(省略可能) .It Li aliasing 本パラメータが .Em on に設定されると、電話番号から名前へのエイリアス処理が有効にされます (後述の .Em aliasfile キーワードも参照)。デフォルトは off です。(省略可能) .It Li aliasfile .Em aliasing キーワードによりエイリアス処理が有効にされたときに .Xr isdntel 1 ユーティリティと共有される、 電話番号から名前へのエイリアスデータベースファイルの名前を指定します。 (省略可能) .It Li isdntime 本パラメータが .Em on に設定されると、(提供されるならば) 交換局から得られる日付/時刻情報を ログファイルに書き込みます。デフォルトは off です。(省略可能) .It Li monitor-allowed 本パラメータが .Em on または .Em yes に設定されると、 ローカルマシンまたはリモートマシンを介した監視が有効になります。 本パラメータは省略可能であり、デフォルトで .Em off に設定されます。 .It Li monitor-port リモート監視用の TCP ポート番号を設定します。 本整数パラメータは省略可能であり、デフォルトでポート 451 に設定されます。 .It Li monitor 本キーワードは、ローカルソケット名または、 リモート監視用にホストまたはネットワークを指定します。 .Em monitor の指定は次のいずれかです: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset .It Ar ローカル (UNIX ドメイン) ソケット名 文字 "/" で開始する必要があります。例: /var/run/isdn-monitor .It Ar ドット付き 4 つ組のホスト指定 例: 192.168.1.2 .It Ar ドット付き 4 つ組のネットワークアドレスとネットマスク 例: 192.168.1.0/24 .It Ar 解決可能なホスト名 例: localhost .It Ar 解決可能なネットワーク名とネットマスク 例: up-vision-net/24 .El .It Li monitor-access 本キーワードは、以前使用した .Em monitor キーワードのアクセス権限を指定します。 サポートされているアクセス権限は次の通りです: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset .It Ar fullcmd .It Ar restrictedcmd .It Ar channelstate .It Ar logevents .It Ar callin .It Ar callout .El .It Li ratesfile 料金ファイルの名前を指定します。 本キーワードが省略された場合、システムデフォルトが使用されます。(省略可能) .It Li regexpr 本キーワードは、正規表現を指定するために使用されます。 1 度以上、コンパイル時依存の回数 (現在、ソースにおける MAX_RE の定義では 5 回) まで指定することが可能です。 .Pp 指定した全正規表現は実行時にログ文字列と比較され、 マッチした場合には、ログテキストをパラメータとしてプログラムが実行されます (後述のキーワード .Em regprog も参照)。 .Pp 正規表現の指定方法については、 .Xr re_format 7 と .Xr regex 3 を参照してください。 .Em 拡張 正規表現の書式がサポートされています。 .Pp ヒント: 設定ファイルのパーザが不適切に解釈することを避けるために、 式を適切にクォートする必要があるかもしれません。 (省略可能) .It Li regprog 本キーワードは、対応する正規表現がログ文字列にマッチした場合に実行される、 プログラムの名前を指定するために使用されます。 .Nm isdnd は、パス .Pa /etc/isdn 以下でプログラムを見付けられるものと期待します。 このパスは、本キーワードのパラメータとして指定された文字列の前に付けられます。 (省略可能) .It Li rtprio .Nm isdnd が実行されるリアルタイム優先度を、0 〜 31 の範囲の整数値で指定します。 0 は最高の優先度です。 本キーワードは省略可能です。 指定しない場合、 .Nm isdnd の処理優先度はまったく修正されません。( .Xr rtprio 1 も参照)。 本キーワードは、 .Nm を -DUSE_RTPRIO 付きでコンパイルした場合にのみ利用可能です。 .It Li useacctfile 本パラメータが .Em on に設定された場合、(利用可能な場合) 課金情報とアカウンティング情報が アカウンティングファイルに書き込まれます。(省略可能) .El .It Li entry 本キーワードにより、単一の設定エントリが開始します。 パラメータを伴ってはなりません。 本キーワードは、少なくとも 1 度は使用する必要があります。 次のキーワードは、エントリセクション内で有効です: .Bl -tag -width unitlengthsrc -compact .It Li answerprog 本キーワードは、着信電話接続が設定エントリにおいて .Em answer を指定した場合に実行される、プログラムの名前を指定するために使用されます。 デフォルト名は .Em answer です。 .Nm isdnd は、パス .Pa /etc/isdn 以下でプログラムを見付けられるものと期待します。 このパスは、本キーワードのパラメータとして指定された文字列の前に付けられます。 (省略可能) .It Li alert 呼 (call) を受け付ける前に待つ秒数を指定するために使用します。 本キーワードは、電話着呼 (dialin-reaction = answer) のためにのみ指定可能です。 留守番マシンが実行を開始する前に、 電話の着呼 (incoming call) を受け付ける機会を持つために使用します。 本パラメータの最小値は 5 秒であり、パラメータの最大値は 180 秒です。 (省略可能) .It Li b1protocol 本接続に使用される B チャネルのレイヤ 1 プロトコルです。 本キーワードは必須です。 現在設定可能な値は次の通りです: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset .It Ar hdlc HDLC フレーミング。 .It Ar raw フレーミングを行わない (電話通信のために使用)。 .El .It Li callbackwait リモートサイトからの呼を切ってから リモートサイトにコールバックするまでに待つ秒数です。(省略可能) .It Li calledbackwait ローカルサイトがリモートサイトを呼び出した後、 リモートサイトがローカルサイトにコールバックするまでに待つ秒数です。(省略可能) .It Li dialin-reaction 着信接続要求を受けた場合にどうするかを指定するために使用します。 本キーワードは必須です。 現在サポートされているパラメータは次の通りです: .Pp .Bl -tag -width calledback -compact -offset .It Ar accept 着呼を受け付けます。 .It Ar reject 着呼を拒否します。 .It Ar ignore 着呼を無視します。 .It Ar answer 着信音声呼び出しに対して、留守番電話を開始します。 .It Ar callback リモートサイトが呼び出したとき、 その呼を切ってリモートサイトにコールバックします。 .El .It Li dialout-type 本キーワードは、どのタイプのダイヤルアウトモードが使用されるかを設定します。 本キーワードは必須です。 現在サポートされているパラメータは次の通りです: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset .It Ar normal 通常動作。呼を受け付けると思われるリモートサイトを呼び出します。 .It Ar calledback コールバック動作。 呼を拒否してから当方にコールバックするリモートサイトを呼び出します。 .El .It Li dialrandincr ダイヤル時または再ダイヤル時、本パラメータが .Em on に設定されていると、 ダイヤル再試行時間に乱数 (現在 0 〜 3 秒) が加えられます。 2 つのサイトが同期してダイヤルしてしまい、 他方もダイヤルしているために双方がダイヤルする度にビジーを検出するという機会を 最小化します。 .It Li dialretries ダイヤルをあきらめる前に再試行する回数です。(省略可能) .It Li direction 本キーワードは、発信着信・発信のみ・着信のみのいずれの接続が可能であるかを 設定するために使用します。 本キーワードは省略可能であり、デフォルトは .Em inout です。 .Pp 現在サポートされているパラメータは次の通りです: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset .It Ar inout 通常動作。接続の確立は、リモートからでもローカルからでも可能です。 .It Ar in 着信接続のみ可能です。 .It Ar out 発信接続のみ可能です。 .El .It Li downtries 失敗する試行回数を指定するために使用します。 試行 (=再試行サイクルです!) がこの回数だけ失敗すると、 インタフェースを ( .Em downtime 秒だけ) 無効にします。 (詳細はキーワード .Em usedown を参照)。本キーワードは省略可能です。 .It Li downtime .Em downtries の設定値の回数の後、 インタフェースが無効化される秒数を設定するために使用されます。 (詳細はキーワード .Em usedown を参照)。 本キーワードは省略可能であり、デフォルトで 60 秒に設定されます。 .It Li earlyhangup 次の課金単位となる前に接続を切るための (保険の) 秒数を指定します。 (省略可能) .It Li idletime-outgoing 接続を切る前に発呼 (outgoing call) がアイドルとなる秒数。(省略可能) .It Li idletime-incoming 接続を切る前に着呼がアイドルとなる秒数。(省略可能) .It Li isdncontroller 本エントリの接続に使用される ISDN コントローラ番号。(必須) .It Li isdnchannel 本エントリの接続に対して使用される ISDN コントローラチャネル番号。 ここで明示的にチャネルを選択すると SETUP メッセージはそのチャネルを要求しますが、 リクエストに .Em 望ましい (preferred) (指定チャネルを望む) とマークするだけであって、 排他的 (指定チャネルのみ受け付ける) とマークするのではありません。 よって、交換局は要求されたチャネル以外を選択することが依然として可能です! (必須) .It Li isdntxdel-incoming .Em timeout() カーネルサブルーチンに適合する遅延値であり、 .Em 着信 ISDN 接続に対して接続確立が成功した後に、 最初のパケットの送出をこの値だけ遅延させます。 指定単位は 1/100 秒です。 ゼロ (0) を指定すると本機能を無効化します。これがデフォルト値です。 本機能は .Xr i4bipr 4 IP over raw HDLC ISDN ドライバ用に実装されました (本ドライバに対してのみ意味を持ちます)。(省略可能) .It Li isdntxdel-outgoing .Em timeout() カーネルサブルーチンに適合する遅延値であり、 .Em 発信 ISDN 接続に対して接続確立が成功した後に、 最初のパケットの送出をこの値だけ遅延させます。 指定単位は 1/100 秒です。 ゼロ (0) を指定すると本機能を無効化します。これがデフォルト値です。 本機能は .Xr i4bipr 4 IP over raw HDLC ISDN ドライバ用に実装されました (本ドライバに対してのみ意味を持ちます)。(省略可能) .It Li local-phone-dialout ローカルサイトからダイヤルアウトする場合に使用される、ローカルの電話番号。 リモートサイトに対してダイヤルアウトするとき、 ここで指定した番号が .Em "発番号情報要素 (Calling Party Number Information Element)" に埋め込まれます。 .Pp 本キーワードは、ipr ユーザランドインタフェースのために必須です。 .\" 原文の .em (Execute Macro) は、引数無しの場合効果が無いので削除 .\" horikawa@jp.freebsd.org 1999/01/19 .It Li local-phone-incoming 着呼の宛先を確認するために使用する、ローカルの電話番号です。 リモートサイトがダイヤルインするとき、 リモートサイトの希望接続先がローカルサイトであることを確認するために、 本番号を使用します。 この値は、電話交換局から得られる .Em "着番号情報要素 (Called Party Number Information Element)" と比較されます。 .Pp 本キーワードは ipr インタフェースのために必須です。 .It Li name その設定エントリにシンボルによる名前を定義します。 全画面表示においてこの名前を使用して リモートサイトへのリンクを識別しやすくすることと、 アカウンティングに使用することを目的としています。(必須) .It Li ratetype 料金ファイル中の、使用する料金エントリ。(省略可能) .br 例えば、 ratetype=0 は /etc/isdn/isdnd.rates 中で "ra0" で開始する行を選択します (典型的には ra0 行は、 各曜日および各時刻における、ローカルの呼び出し料金の表集合です。) .It Li recoverytime ダイヤル再試行とダイヤル再試行の間に待つ秒数。(省略可能) .It Li remdial-handling 複数個の発信番号が指定された場合のダイヤルアウト動作を指定するために 使用されます。 現在サポートされているパラメータは次の通りです: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset .It Ar first 新規 (非再試行) 呼設定 (call setup) の度に、最初の番号から開始します。 .It Ar last 新規 (非再試行) 呼設定の度に、 接続確立が成功した最後の番号から開始します。 .It Ar next 新規 (非再試行) 呼設定の度に、 最後に使用したものの次の番号から開始します。 .El .It Li remote-phone-dialout ローカルサイトからダイヤルアウトする場合に使用される、リモートの電話番号。 リモートサイトに対してダイヤルアウトするとき、 ここで指定した番号が .Em "着番号情報要素 (Called Party Number Information Element)" に埋め込まれます。 .Pp 本キーワードは、ipr インタフェースのために必須です。 .\" 原文の .em (Execute Macro) は、引数無しの場合効果が無いので削除 .\" horikawa@jp.freebsd.org 1999/01/19 複数回指定して、 どれかひとつが成功するまでいくつかの番号に対して試行させることもできます。 .It Li remote-phone-incoming 着呼を確認するために使用する、リモートの電話番号です。 リモートサイトがダイヤルインするとき、 ローカルシステムに対して接続する権限がある 正しいリモートサイトであることを確認するために、 本番号を使用します。 この値は、電話交換局から得られる .Em "発番号情報要素 (Calling Party Number Information Element)" と比較されます。 .Pp 本キーワードは ipr インタフェースのために必須です。 .Pp 本キーワードにワイルドカードパラメータ '*' を渡して、 誰もがダイヤルイン可能とできます。 .It Li unitlength 秒数による課金単位の長さ。 アイドル時間とともに使用して、いつ接続を切るのかを決定します。 (省略可能) .It Li unitlengthsrc 本キーワードは、ショートホールドモードにおいて .Xr isdnd 8 がどこから unitlength を取得するかを指定します。 現在設定可能な値は次の通りです: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset .It Ar none unitlength は、どこにも指定されません。 .It Ar cmdl コマンドラインで指定される unitlength を使用します。 .It Ar conf 設定ファイルでキーワード .Em unitlength で指定される unitlength を使用します。 .It Ar rate 設定ファイルにおいてキーワード .Em ratetype で指定される料金ファイル中の unitlength を使用します。 .It Ar aocd ISDN 回線において AOCD を申し込んでいる場合、 動的に計算される unitlength を使用します。 (AOCD は ```Advice Of Charge During the call (呼の間の課金アドバイス)'' の頭文字で、遠距離通信 (すなわち電話) 業者が提供する、 課金単位を示すサービスです)。 .El .It Li usrdevicename ISDN B チャネルデータをユーザランドにインタフェースするために使用する、 ユーザランドインタフェースを指定します。 本キーワードは必須です。 本キーワードは次のパラメータを受け付けます: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset .It Ar ipr 本パラメータは raw HDLC IP over ISDN インタフェースを設定します。 .It Ar isp 本パラメータは shyncronous PPP over ISDN インタフェースを設定します。 .It Ar rbch 本パラメータは Raw B CHannel アクセスインタフェースを設定します。 .It Ar tel ISDN 電話通信。 .El .It Li usrdeviceunit usrdevicename が指定するデバイスの、ユニット番号を指定します。 .\" 原文の .em (Execute Macro) は、引数無しの場合効果が無いので削除 .\" horikawa@jp.freebsd.org 1999/01/19 .\" 文法もちょっとヘンですね。 .\" Specifies the unit number for the with the .\" .em .\" usrdevicename .\" specified device. .It Li usedown エントリセクションにおいて、キーワード .Em downtries と .Em downtime を有効にするために使用します。 (回線ビジーの場合等) 遷移に失敗する場合に、 過度のダイヤル動作を避けるために、 .Nm isdnd が IP インタフェースの有効・無効を動的に切り替えるために使用します。 本パラメータは省略可能であり、デフォルトで .Em off に設定されます。 .It Li connectprog 接続が確立してアドレス交渉が完了した後 (すなわち接続を使用可能となった後)、 毎回実行するプログラムを指定します。 .Nm isdnd は、パス .Pa /etc/isdn 以下でプログラムを見付けられるものと期待します。 このパスは、本キーワードのパラメータとして指定された文字列の前に付けられます。 (省略可能) .It Li disconnectprog 接続がシャットダウンされた後、毎回実行するプログラムを指定します。 .Nm isdnd は、パス .Pa /etc/isdn 以下でプログラムを見付けられるものと期待します。 このパスは、本キーワードのパラメータとして指定された文字列の前に付けられます。 (省略可能) .El .El .Sh アイドル時間の計算とショートホールドモード .Bl -tag -width incoming calls -compact .It Li 着呼 呼び出し側が課金構造などのほとんどを知っているものと見なすので、キーワード .Em idletime-incoming のみが着呼に機能します。 .Pp 着呼に対しては回線は定常的に監視され、 .Em idletime-incoming で指定する秒数の期間トラフィックが無い場合には、呼は閉じられます。 .Pp 典型的には、 .Em idletime-incoming は最終手段として使用するため、課金単位時間よりもずっと大きな値を設定します。 典型的な値は 1 〜 5 分です。 .It Li 発呼 発呼の切断時間を、2 種類の方法のいずれかに設定可能です: .Bl -tag -width shorthold mode -compact .It Li 単純モード 単純なモードであり、 .Em unitlength の選択値は 0 (ゼロ) であり .Em idletime-outgoing は 0 より大きいことが必要です。 .Pp 送信のトラフィックは定常的に監視され、 .Em idletime-outgoing で指定された秒数だけトラフィックが無かった場合、呼は閉じられます。 .Pp 単純なモードの典型値は 10 〜 30 秒です。 .It Li ショートホールドモード ショートホールドモードでは、 .Em unitlength と .Em idletime-outgoing の選択値は 0 (ゼロ) より大きいことが必要であり、 .Em earlyhangup は 0 (ゼロ) 以上であることが必要です 。 .Bd -literal |||| | | | | +------------------+-------------+--------------+ | | | | | |<-idle-time->|| |<--------------unitlength--------------------->| .Ed チェック対象外ウィンドウ (uncheked window) は、 (unitlength - (idle-time + earlyhangup)) の長さであり、 この間アイドルチェックはされません。 チェック対象外ウィンドウが終ると、idle-time の期間、 回線にトラフィックが無いかチェックされます。 チェックウィンドウ (check-window) の期間にトラフィックが検出された場合、 次の単位 (unit) の先頭から同じ手続きが再度開始されます。 チェックウィンドウの期間トラフィックが検出されない場合、 チェックウィンドウ終了時に回線が閉じられます、 .Pp 注釈: .Em unitlength は .Em idletime-outgoing と .Em earlyhangup の合計よりも大きいことが必要 (!) です! .El .El .Pp - .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/isdn/isdnd.rc -compact .It Pa /etc/isdn/isdnd.rc .Nm isdnd ISDN デーモンのデフォルトの設定ファイル。 .Sh 関連項目 .Xr isdnd 8 .Xr isdnmonitor 8 .Xr regex 3 .Xr re_format 7 .Sh 作者 .Xr isdnd 8 デーモンと本マニュアルページは Hellmuth Michaelis が書きました。 彼の連絡先は、hm@kts.org です。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/kernfs.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/kernfs.5 index 140f1e4e9c..74d1fb66c4 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/kernfs.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/kernfs.5 @@ -1,138 +1,138 @@ .\" Copyright (c) 1996 .\" Mike Pritchard . All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by Mike Pritchard. .\" 4. Neither the name of author nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: kernfs.5,v 1.6 1998/06/28 21:33:42 hoek Exp % +.\" %Id: kernfs.5,v 1.6.2.1 1999/08/15 13:51:02 mpp Exp % .\" .\" jpman %Id: kernfs.5,v 1.3 1998/07/21 23:04:50 jsakai Stab % .\"WORD: machine independent 機種に依存しない .\"WORD: decimal ASCII ASCII 表記の 10 進数 .\"WORD: mount point マウントポイント .\" .Dd December 14, 1996 -.Dt kernfs 5 +.Dt KERNFS 5 .Os BSD 4.4 .Sh 名称 .Nm kernfs .Nd カーネルファイルシステム .Sh 書式 .Bd -literal kern /kern kernfs rw 0 0 .Ed .Sh 解説 カーネルファイルシステム .Nm kernfs は、現在実行中のカーネルに関する情報へのアクセス手段を提供するものです。 これは通常 .Pa /kern にマウントされます。 このファイルシステムは読み取り可能な数個の通常ファイルを含んでおり、 これらのファイルの一部には書き込むこともできます。 ファイルの内容は文字列と ASCII 表記の 10 進整数からなり、 機種に依存しない書式になっています。 数値が返されるときは、後ろに改行文字が付け加えられます。 .Pp マウントポイントには以下のファイルが含まれます。 .Bl -tag -width copyright .It Pa bootfile 現在のカーネルが起動したパス。 .It Pa boottime システムが最後に起動した時間 (ASCII 表記の 10 進数)。 .It Pa copyright カーネルの著作権標示。 .It Pa hostname 現在のホスト名。後ろに改行がつきます。 このファイルに書き込むことにより、現在のホスト名を変更することが できます。 ホスト名に後続する改行文字は書き込み時には取り除かれます。 .It Pa hz システムクロックの周波数 (ASCII 表記の 10 進数)。 .It Pa loadavg 過去 1 分間、5 分間および 15 分間のロードアベレージで、カーネル固定小数点 フォーマットで表されます。最後の整数は固定小数のスケーリングファクタ です。全ての数値は ASCII 10 進数で表されます。 .It Pa pagesize マシンのページサイズ (ASCII 10進数)。 .It Pa physmem マシンの物理メモリのページ数 (ASCII 表記の 10 進数)。 .It Pa root システムのルートディレクトリ。chroot した環境では、 .Xr mount_kernfs 8 を、新しい .Pa /kern マウントポイントを生成するために用いることができます。 .Pa /kern/root はカレントプロセスのルートではなく、システム全体のルートを示すことに なる予定です。現在はまだ利用できません。 .It Pa rootdev ルートデバイス。現在はまだ利用できません。 .It Pa rrootdev raw ルートデバイス。現在はまだ利用できません。 .It Pa time システムクロックの秒数およびマイクロ秒数 (ASCII 表記の 10 進数)。 .It Pa version カーネルのバージョン文字列。 .Pa /etc/motd のヘッドラインは .Dq Ic "sed 1q /kern/version" を実行することによって生成することができます。 .El .Pp .Nm によって得られる情報のほとんどは .Xr sysctl 8 からも入手可能です。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /kern/XXXXXXX .It Pa /kern .Nm kernfs のための通常のマウントポイント。 .El .Sh 関連項目 .Xr sysctl 3 , .Xr mount_kernfs 8 , .Xr sysctl 8 .Sh 歴史 .Nm ファイルシステムは .Bx 4.4 で最初に登場しました。 .Nm マニュアルページは .Fx 2.2 で最初に登場しました。 .Sh 作者 .Nm マニュアルページは .An Mike Pritchard Aq mpp@FreeBSD.org によって書かれたもので、 .An Jan-Simon Pendry による .Xr mount_kernfs 8 マニュアルページに基づいています。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/passwd.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/passwd.5 index 6f67b642eb..db727068f5 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/passwd.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/passwd.5 @@ -1,681 +1,680 @@ .\" Copyright (c) 1988, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" From: @(#)passwd.5 8.1 (Berkeley) 6/5/93 -.\" %Id: passwd.5,v 1.22.2.1 1999/04/23 03:54:19 grog Exp % +.\" %Id: passwd.5,v 1.22.2.2 1999/08/15 13:51:02 mpp Exp % .\" .\" jpman %Id: passwd.5,v 1.3 1998/07/30 15:26:15 horikawa Stab % .\" .\" WORD: NIS/YP INTERACTION NIS/YP との相互作用 [yppasswd.1] .\" WORD: accounting アカウンティング (パスワード期限等の意味) .\" WORD: epoch 基準時点 .Dd September 29, 1994 .Dt PASSWD 5 .Os .Sh 名称 .Nm passwd .Nd パスワードファイルのフォーマット .Sh 解説 .Nm passwd ファイルは改行で区切られたレコードから成ります。 ユーザごとに 1 レコードが対応し、 コロン (``:'') で区切られた 10 個の欄が含まれます。 これらの欄は以下の通りです: .Pp .Bl -tag -width password -offset indent .It name ユーザのログイン名。 .It password ユーザの .Em 暗号化された パスワード。 .It uid ユーザのid。 .It gid ユーザのログイングループ id。 .It class ユーザのログインクラス。 .It change パスワードの変更時間。 .It expire アカウントの有効期限。 .It gecos ユーザについての一般的な情報。 .It home_dir ユーザのホームディレクトリ。 .It shell ユーザのログインシェル。 .El .Pp 最初の空白文字でない文字がポンド記号 (#) であるような行は注釈であり、無視 されます。スペース、タブ、改行だけからなる空行もまた無視されます。 .Pp .Ar name 欄はコンピュータアカウントにアクセスするのに用いられるログインであり、 .Ar uid 欄はそれに結び付けられた数字です。これらはファイルアクセスを制御するので、 両方共そのシステム (またしばしば複数のシステムにわたる 1 つのグループ) の中 で一意であるべきです。 .Pp 同じログイン名や同じユーザ id のエントリを複数持つことは可能で すが、普通それは誤りです。これらのファイルを取り扱うルーチンはしばしばそ の複数エントリの 1 つだけを返しますし、 そしてそれはランダムな選択によるものです。 .Pp ログイン名は決してハイフン (``-'') で始めてはいけません。また、メーラを 混乱させる傾向にあるので、大文字やドット (``.'') も絶対に名前の一部にしな いことを強く推奨します。コロン (``:'') は歴史的にユーザデータベース中の欄 を分けるために用いられてきたので、いかなる欄にも含まれません。 .Pp password 欄はパスワードの .Em 暗号化された 形です。 .Ar password 欄が空ならば、そのマシンへアクセスするのに何のパスワードも必要としないで しょう。これはほとんど恒常的に誤りです。これらのファイルは暗号化された ユーザパスワードを含んでいるので、 適当な権利無しにはいかなる人によっても可読であっ てはいけません。管理上のアカウントは 1 個のアスタリスク .Ql \&* を含むパスワード欄を有しており、これは通常のログインを許しません。 .Pp group 欄はユーザがログインした上で位置付けられるグループです。このシステムは マルチグループ( .Xr groups 1 参照) をサポートしますが、この欄はユーザの 1 次グループを指名します。 2 次グループのメンバは .Pa /etc/group の中で選ばれます。 .Pp .Ar class 欄はユーザのログインクラスに対するキーです。ログインクラスは .Xr login.conf 5 の中で定義されます。 .Xr login.conf 5 は、ユーザの属性、アカウンティング、リソース、環境設定に関する .Xr termcap 5 形式のデータベースです。 .Pp .Ar change 欄は .Dv GMT における基準時点からの秒数を表したものであり、 この時までにアカウントに対するパスワードを変更する必要があります。 パスワードエージング機能をなくすには、 この欄を空欄にしておくか 0 をセットしておけば良いです。 .Pp .Ar expire 欄は .Dv GMT における基準時点からの秒数を表したものであり、 その時にアカウントが消滅します。 アカウント再設定機能をなくすには、 この欄を空にセットしておくか 0 をセットしておけば良いです。 .Pp .Ar gecos 欄はコンマ (``,'') で区切られた以下のような副欄を通常含んでいます: .Pp .Bd -unfilled -offset indent fullname ユーザのフルネーム office ユーザの職場の位置 wphone ユーザの職場の電話番号 hphone ユーザの自宅の電話番号 .Ed .Pp この情報は フィンガープログラム .Xr finger 1 によって利用され、最初の欄はシステムのメーラ によって使われます。fullname 欄内にアンパサンド文字 .Ql \&& が現われると、この欄を使うプログラムはそれをそのアカウントのログイン名の 大文字版に置き換えます。 .Pp ユーザのホームディレクトリは、ユーザがログインして位置付けられる完全な .Tn UNIX パス名です。 .Pp shell 欄はユーザの好むインタプリタです。 .Ar shell 欄になにも無ければ Bourne シェル .Pq Pa /bin/sh が仮定されます。セキュリティ上の理由により、シェルがシステムへのアクセス を許さないスクリプト (例えば .Xr nologin 8 スクリプト) に設定されている場合、いかなる環境変数も渡されないように配慮さ れるべきです。 .Xr sh 1 については、これは .Fl p フラグを指定することで可能です。これが他のシェルでどのように行なわれるか は、特定のシェルの文書を調べてください。 .Sh YP/NIS との相互作用 .Ss NIS パスワードデータへのアクセスを可能にする システム管理者は .Pa /etc/master.passwd ファイルに特別なレコードを付け加えることによって、パスワード情報について NIS/YP を用いるように .Tn FreeBSD を設定できます。ハッシュされたパスワードデータベースおよび .Pa /etc/passwd ファイル ( .Pa /etc/passwd は絶対に手動で編集してはいけません) に変更が適切にマージされるように、 エントリは .Xr vipw 8 で付加するべきです。別の方法としては、なんらかの方法で .Pa /etc/master.passwd を修正した後、 .Xr pwd_mkdb 8 を用いてパスワードデータベースを手動で更新することができます。 .Pp NIS を活性化するための最も簡単な方法は、名前欄にプラス符号 (`+') だけを持つ、 以下のような空のレコードを付け加えることです。 .Bd -literal -offset indent +::::::::: .Ed `+' は、 .Tn FreeBSD の標準Cライブラリの .Xr getpwent 3 ルーチンに対し、 検索において NIS パスワードマップを使用開始するよう指示します。 .Pp 上記のエントリは .Em ワイルドカード エントリとして知られていることに注意してください。なぜなら、それはすべての ユーザと一致し (他に情報を持たない `+' は、全員に一致します)、 全 NIS パスワードデータを無変更にて引き出すことを許します。 一方、 NIS エントリで `+' の次にユーザ名やネットグループ名を指定することによって、 どのようなデータが NIS パスワードマップから展開されるのか、 およびそれがどのように解釈されるのかについて、 管理者が影響を与えることができます。 この特徴を示す、少数のレコード例を挙げます (1 つの .Pa master.passwd ファイル中には複数の NIS エントリを持つことが可能であることに注意): .Bd -literal -offset indent -mitnick::::::::: +@staff::::::::: +@permitted-users::::::::: +dennis::::::::: +ken:::::::::/bin/csh +@rejected-users::32767:32767::::::/bin/false .Ed 特定のユーザ名は明示的にリストされますが、ネットグループは `@' を前に付け て表されます。 上の例では、``staff'' および ``permitted-users'' ネットグループ のユーザは、NIS から読まれ無変更で使用されるパスワード情報を持ちます。 言い換えれば、それらのユーザはそのマシンに通常のアクセスを許される ということです。ユーザ ``ken'' および ``dennis'' は、 ネットグループを通じてではなく明示的に名前が指定されており、 NIS から読まれるパスワード情報を持ちます。 例外は、ユーザ ``ken'' のシェルが .Pa /bin/csh に再マップされることです。 これは、NIS パスワードマップで指定されたシェルの値が、ローカル .Pa master.passwd ファイルの特別な NIS エントリで指定された値によって上書きされることを意味します。 ユーザ ``ken'' は csh シェルを割り当てておいても良いかも知れません。 なぜなら、 政治的あるいは技術的な理由でクライアントマシンにインストールされていない 別のシェルを、彼の NIS パスワードエントリに指定されているかもしれないためです。 他方、``rejected-users''ネットグループのユーザは、その UID、 GID、シェルが不正な値で上書きされているのでログインできなくなります。 .Pp ユーザ ``mitnick'' は、そのエントリが `+' ではなく `-' で指定されているので、 完全に無視されることになります。 マイナスエントリは、 ある NIS エントリを完全に遮断するために用いることができます。 このような方法でパスワードデータが除外されたユーザは、 システムから全く認識されません。(マイナスエントリで指定された 上書き情報は無視されます。 なぜなら、システムが最初に認識しないことにしたユーザの上書き情報を処理 することは無駄だからです。) 一般にマイナスエントリは、 ある権限のあるネットグループのメンバとなってアクセスを許されるかもしれない ユーザを特別に除外するために使用します。 例えば ``mitnick'' が ``permitted-users'' ネットグループのメンバであり、 いかなる理由があってもそのネットグループ内に留まることを許す必要がある場合 (おそらくそのドメイン内の他のマシンにアクセスすることを保証するため)、 管理者はマイナスエントリを使用することにより、 特定のシステムへのアクセスを拒否し続けるこ とができます。また、アクセスを許されたユーザおよびその残りを削除したよう なよくありそうな混み入ったユーザのリストを生成するよりは、むしろアクセスを 許されないユーザを明示的にリストする方が容易なことが多いです。 .Pp プラスおよびマイナスエントリは、先行一致優先で最初から最後の順で評価されま す。これはシステムが特定のユーザに一致する最初のエントリだけを使用するこ とを意味します。例えば、``staff'' ネットグループと ``rejected-users'' ネットグループの両方のメンバとなっているようなユーザ ``foo'' は、 上の例では ``rejected-users'' のエントリの前に ``staff'' のエントリがありますので、 システムに許可されます。もし順序が逆なら、今度はユーザ ``foo'' は ``rejected-users'' として認識され、アクセスは拒否されます。 .Pp 最後に、 .Pa /etc/master.passwd ファイルの NIS アクセスエントリで指定されたユーザまたはネットグループ のどれとも一致しない NIS パスワードデータベースレコードは、(マイナスエントリ を使って指定したすべてのユーザと共に) すべて無視されます。先に示した例 ではリストの最後にワイルドカードエントリが無いので、 ``ken'' と ``dennis'' と ``staff'' ネットグループと ``permitted-users'' ネットグループとを除くすべてのユーザを システムは権限があるユーザとして認識しないでしょう。 ``rejected-users'' ネットグループは認識されますが、 全メンバのシェルは再マップされますので、 アクセスは拒否されるでしょう。他のすべての NIS パスワードレコードは無視され るでしょう。 管理者は以下のようなワイルドカードエントリをリストの最後に 付けても良いでしょう。 .Bd -literal -offset indent +:::::::::/usr/local/bin/go_away .Ed このエントリは他のすべてのエントリと一致しないすべてのユーザを一挙にとらえる 働きをします。 .Pa /usr/local/bin/go_away は、システムにアクセスを許可されないユーザに伝えるメッセージを出力する短か いスクリプトまたはプログラムでしょう。 必ずしもログインアクセスを許可せずに、 特定の NIS ドメイン内の全ユーザをシステムが認識可能であることが望ましいときには、 このテクニックが有効なことがあります。 ログインシェルとシェルスクリプトを使用するときのセキュリティに関する事柄 について、上記のシェル欄の記述を参照してください。 .Pp この .Pa 上書き 機能の主な用途は、 管理者が NIS クライアント上でアクセス制限を強化可能とすることです。 単に特定のネットグループに対してユーザを追加したり削除したりするだけで、 そのユーザにあるマシン群へのアクセスを許可し、 かつ他のマシン群へのアクセスを拒否することができます。 ネットグループデータベースもまた NIS 経由でアクセスできるので、 1 個所すなわち NIS マスタサーバからアクセス制限を管理できます。 一旦ホストのアクセスリストが .Pa /etc/master.passwd に設定されると、新にネットグループが作られない限りそれは再度変更する必要 はありません。 .Sh 注釈 .Ss NIS 経由のシャドウパスワード .Tn FreeBSD はシャドウパスワード法を採用しており、 ユーザの暗号化されたパスワードはスーパユーザだけが読み書き可能な .Pa /etc/master.passwd および .Pa /etc/spwd.db にのみに記憶されます。 暗号化されたパスワードをパスワード推測プログラムに通すことにより、 ユーザが他のユーザアカウントに対して不正アクセスすることを防ぐためです。 NIS にはパスワード隠蔽のための標準的な方法がありません。 これは、 パスワードデータをすべて NIS パスワードマップに置き換えることは、 .Tn FreeBSD のパスワード隠蔽システムのセキュリティを無効にしてしまうことを意味します。 .Pp .Tn FreeBSD にはこの問題を回避するのに役立つ少数の特別な特徴が備わっています。 .Tn FreeBSD NIS クライアントと .Tn FreeBSD NIS サーバとの間でパスワード隠蔽を実装することは可能です。 .Xr getpwent 3 ルーチンは .Pa /etc/master.passwd と同じデータを含む .Pa master.passwd.byname と .Pa master.passwd.byuid マップを検索します。マップが存在すれば .Tn FreeBSD は標準の .Pa passwd.byname および .Pa passwd.byuid マップの代りにそれらをユーザ認証に利用しようとします。 .Tn FreeBSD の .Xr ypserv 8 はまたクライアントの要求をチェックして、 クライアントの要求が特権ポートから来たことを確認します。 スーパユーザのみが特権ポートにアクセスすることが許されるので、 要求しているユーザがスーパユーザであるか否か判断可能です。 .Pa master.passwd マップにアクセスする権限の無いユーザからのすべての要求は拒否されるでしょう。 すべてのユーザ認証プログラムはスーパユーザの権限で実行されるので、 ユーザの暗号化されたパスワードデータへの必要なアクセスを持ちますが、 通常ユーザはパスワード情報を含まない標準 .Pa passwd マップへのアクセスのみ許されます。 .Pp この特徴は .Tn FreeBSD 以外のシステムがある環境では利用できないことに注意してください。 また、ネットワーク に無制限にアクセスできる真に限定されたユーザは依然 .Pa master.passwd マップを危うくすることにも注意してください。 .Ss NIS の上書きに伴なう UID および GID の再マップ .Tn SunOS や Sun の NIS コードを利用しているオペレーティングシステムとは異なり、 .Tn FreeBSD ではユーザが NIS .Pa passwd エントリ中の .Pa すべて の欄を上書きすることを許しています。例えば以下のような .Pa /etc/master.passwd エントリを考えてみましょう。 .Bd -literal -offset indent +@foo-users:???:666:666:0:0:0:Bogus user:/home/bogus:/bin/bogus .Ed このエントリにより、`foo-users' ネットグループ中のすべてのユーザは、 UID、GID、パスワードを含めて .Pa すべて のパスワード情報を上書きされます。この結果、彼等のパスワードは不正な 値に再マップされるので、すべての `foo-users' はシステムから締め出さ れることになるでしょう。 .Pp 以下のように NIS ワイルドカードエントリを使う習慣のある人が多いので、 このことは覚えておくべき重要なことです。 .Bd -literal -offset indent +:*:0:0::: .Ed これはしばしば新米の .Tn FreeBSD 管理者が以下のように .Pa master.passwd ファイルの NIS エントリを選んでしまうことにつながります。 .Bd -literal -offset indent +:*:0:0:::::: .Ed 更に悪く、以下のようにしてしまうこともあります。 .Bd -literal -offset indent +::0:0:::::: .Ed .Sy Pa master.passwd .Sy ファイルには「絶対に」このようなエントリは入れないでください!! 最初のものは、 すべてのパスワードを `*' に再マップし (これは誰もログインできなくします)、 すべての UID および GID を 0 に再マップする (これは皆をスーパユーザにします) ことを .Tn FreeBSD に指示します。 2 番目のものは全 UID および GID をちょうど 0 にマップします が、これは .Pa すべてのユーザが root になってしまう ことを意味します! .Pp .Ss NIS 上書き評価の互換性 Sun が最初に .Xr getpwent 3 ルーチンに NIS サポートを追加したとき、 .Tn SunOS のパスワードファイル .Pa /etc/passwd はプレーン .Tn ASCII フォーマットであるということが考慮されていました。 .Tn SunOS のドキュメントによれば、パスワードファイルに '+' エントリを付け加えると、 パスワードファイル中の '+' エントリがある位置に NIS パスワードデータベースの内容が「挿入」されます。例えば 管理者が .Pa /etc/passwd の中央に +:::::: エントリを置いた場合、 NIS パスワードマップの全体の内容が パスワードファイルの中央にコピーされたかのように現われるでしょう。 管理者が +:::::: エントリを .Pa /etc/passwd の中央と最後の両方に置けば NIS パスワードマップは 2 度現われることになるでしょう。 すなわち 1 度目はそのファイルの中央に現れ、もう 1 度は最後に現れます (単純なワイルドカードの代りに上書きエントリを用いることで、 他の組み合わせが可能です)。 .Pp これに対し .Tn FreeBSD では単一の .Tn ASCII パスワードファイルを持つというわけではありません。 .Tn FreeBSD ではハッシュ化されたパスワードデータベースを持ちます。このデータベースで は最初や中央や最後を容易に定義できませんので、 .Tn SunOS に 100% 互換の手法を設計することは非常に困難です。例えば .Tn FreeBSD の .Fn getpwnam 関数と .Fn getpwuid 関数は、線形検索ではなくハッシュデータベースに直接問い合わせするように設計さ れています。パスワードデータベースが大きいシステムでは、 このアプローチの方が高速です。 しかしデータベースへ直接問い合わせを利用するとき、 システムは元のパスワードファイルの順序を知り得ませんし気にしませんので、 .Tn SunOS が使用するものと同じ上書き論理は容易に適用できません。 .Pp 代りに .Tn FreeBSD ではすべての NIS 上書きエントリを一緒のグループにまとめ、それらから 1 つ のフィルタを作ります。各 NIS パスワードエントリはちょうど 1 回上書きフィルタ に対して比較され、それに応じて取り扱われます。フィルタがエントリを変更せ ずに通すことを許すならエントリは変更されないものとして取り扱われ、フィルタ が欄の再マップを要求するなら欄は再マップされ、フィルタが明白な除外を要求 するなら(すなわちエントリが '-' 上書きと一致するなら) エントリは無視され、 エントリがフィルタ指定のどれとも一致しないならエントリは捨てられます。 .Pp また、NIS の '+' および '-' エントリ自身は、 .Pa /etc/master.passwd の中で指定された順序で取り扱われることに再度注意してください。 それ以外の方法で取り扱うと、予測不可能な振舞いとなってしまうからです。 .Pp 結局のところ、データベースのパラダイムを保ちつつ .Tn FreeBSD では .Tn SunOS と非常によく似た動作を行いますが、 .Xr getpwent 3 関数は .Tn SunOS のものとはいくぶん異なった振舞いをします。主な違いは以下の通りです。 .Bl -bullet -offset indent .It NIS パスワードマップの各々のレコードは、ローカルパスワード空間のパスワードに 1 度だけマップすることができます。 .It NIS の '+' および '-' のエントリの位置は、 NIS パスワードレコードがパスワード空間にマップされる場所に 必ずしも影響を与えません。 .El .Pp あらゆる .Tn FreeBSD の構成のうち 99% においては NIS クライアントの振舞いは .Tn SunOS や他の同種のシステムのそれと区別できないものとなるでしょう。それでもこれ らのアーキテクチャ的な違いを知っておくことは必要です。 .Pp .Ss NIS 上書きに関しネットグループの代りにグループを用いる .Tn FreeBSD はネットグループではなくユーザグループに基づいた上書き照合を行なう能力 を提供します。例えば NIS エントリが以下のように指定されたとき、 .Bd -literal -offset indent +@operator::::::::: .Ed システムはまず `operator' と呼ばれるネットグループに対してユーザを 照合しようとします。 `operator' ネットグループが存在しないとき、 システムは代りに通常の `operator' グループに対して照合しようとします。 .Ss FreeBSD の古いバージョンからの動作の変遷 .Tn FreeBSD の NIS/YP の取り扱いについてはいくつかのバグフィックスと改善がありました。 そのいくつかは動作上の変化をもたらしました。動作上の変化は一般に良い方向 にありますが、ユーザおよびシステム管理者がそれらについて知っておくことは 重要です。 .Bl -enum -offset indent .It 2.0.5 以前のバージョンでは、逆方向検索 (つまり .Fn getpwuid を用いる) には上書きは適用されませんでした。つまり、 .Fn getpwuid は .Fn getpwnam が認識しないログイン名を返すことがありました。 これは現在では .Pa /etc/master.passwd で指定された上書きをすべての .Xr getpwent 3 関数に適用することで解決されました。 .It .Fx 2.0.5 以前では、ネットグループの上書きは全く動作しませんでした。 これは主に .Tn FreeBSD が NIS を通してネットグループを読むことをサポートしなかったことが原因です。 これもまた修正され、 .Tn SunOS や同種の NIS を使用可能なシステムと全く同様に、 ネットグループを指定可能となりました。 .It .Tn FreeBSD は現在 NIS サーバの能力を持っており、標準第 6 版形式の .Pa passwd マップに加え .Pa master.passwd NIS マップの使用もサポートしています。このことは、NIS サーバとして .Tn FreeBSD システムを利用するなら、変更情報、有効期限の情報、クラス情報を指定可能であ るということを意味しています。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/master.passwd -compact .It Pa /etc/passwd パスワードを除いた .Tn ASCII パスワードファイル .It Pa /etc/pwd.db パスワードを除いた .Xr db 3 形式のパスワードデータベース .It Pa /etc/master.passwd パスワードの入った .Tn ASCII パスワードファイル .It Pa /etc/spwd.db パスワードの入った .Xr db 3 形式のパスワードデータベース .El .Sh 関連項目 .Xr chpass 1 , .Xr login 1 , .Xr passwd 1 , .Xr getpwent 3 , -.Xr login.conf 5 , .Xr login_getclass 3 , .Xr yp 4 , .Xr login.conf 5 , .Xr adduser 8 , -.Xr pwd_mkdb 8 , .Xr pw 8 , +.Xr pwd_mkdb 8 , .Xr vipw 8 .Sh バグ ユーザ情報は他のどこか に入れるべき (そして結局は入れることになる) でしょう。 .Pp YP/NIS パスワードデータベースでは、 普通のユーザには暗号化されたパスワードが見えてしまいます。したがって .Pa master.passwd マップのシャドウパスワードおよび .Tn FreeBSD の .Xr ypserv 8 サーバを利用しないと、 簡単にパスワードクラッキングを許してしまうことになります。 .Pp .Pa master.passwd タイプのマップの使用をサポートする .Tn FreeBSD の .Xr ypserv 8 を使用しないと、 YP/NIS パスワードデータベースは 古いスタイル (第 6 版) のフォーマットになります。これは、 .Tn FreeBSD システムを標準 NIS サーバのクライアントとして利用するとき、 ユーザのログインクラスやパスワード期限等の 現在のフォーマットにある欄の値については サイトワイドな値が利用できなくなることを意味します。 .Sh 互換性 パスワードファイル形式は .Bx 4.3 以降で変更されました。以下の awk スクリプトは、古いスタイルの パスワードファイルを新しいスタイルのパスワードファイルに 変換するのに利用できます。 .Dq class , .Dq change , .Dq expire 欄が追加されましたが、デフォルトでは無効になっています。 これらの欄を設定するには .Xr vipw 8 もしくは .Xr pw 8 を使用してください。 .Bd -literal -offset indent BEGIN { FS = ":"} { print $1 ":" $2 ":" $3 ":" $4 "::0:0:" $5 ":" $6 ":" $7 } .Ed .Sh 歴史 .Nm ファイルは .At v6 で現われました。YP/NIS の機能は .Tn SunOS を雛型として .Fx 1.1 で初めて現われました。上書き機能は .Fx 2.0 において新しく組み込まれました。上書き機能はネットグループを適切に サポートするために .Fx 2.0.5 で更新されました。注釈のサポートは .Fx 3.0 で初めてサポートされました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/rc.conf.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/rc.conf.5 index b1d33224df..44859c04c9 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/rc.conf.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/rc.conf.5 @@ -1,1090 +1,1090 @@ .\" Copyright (c) 1995 .\" Jordan K. Hubbard .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: rc.conf.5,v 1.27.2.4 1999/07/30 17:30:30 brian Exp % +.\" %Id: rc.conf.5,v 1.27.2.5 1999/08/15 13:51:02 mpp Exp % .\" .\" jpman %Id: rc.conf.5,v 1.3 1998/06/26 09:39:58 jsakai Stab % .\" .Dd April 26, 1997 .Dt RC.CONF 5 .Os FreeBSD 2.2.2 .Sh 名称 .Nm rc.conf .Nd システム設定情報 .Sh 解説 .Nm rc.conf ファイルはローカルホスト名、全ての潜在的なネットワークインタフェースに 関する設定の詳細、システムの初期起動時に立ち上げるべき サービスに関する記述可能な情報を含んできます。初めてインストールする際に は、一般に .Nm rc.conf ファイルはシステムインストールユーティリティ .Pa /stand/sysinstall によって初期化されます。 .Pp .Nm rc.conf の目的は、 コマンドの実行やシステム起動操作を直接行うことではありません。 それに代わり、 そこに見出される設定にしたがって内部操作を条件付きで制御する .Pa /etc 下のいろいろな類の起動スクリプトの一部をなしています。 .Pp .Pa /etc/rc.conf ファイルは、 使用可能な全オプションのデフォルト設定を指定するファイル .Pa /etc/defaults/rc.conf からインクルードされます。 オプションを .Pa /etc/rc.conf に指定する必要があるのは、 システム管理者がこれらのデフォルトを上書きしたい場合だけです。 ファイル .Pa /etc/rc.conf.local は、 .Pa /etc/rc.conf の設定を上書きするために使用されます。これは歴史的事情のためです。 後述の .Dq rc_conf_files を参照してください。 .Pp 以下に示すのは .Nm ファイル中で設定可能な各変数について、 その名前と簡単な解説をリストしたものです。 .Bl -tag -width Ar .It Ar swapfile (文字列) .Ar NO にセットすると スワップファイルはインストールされません。 .Ar NO 以外の場合、その値は追加スワップ領域のために利用するファイルの 完全パス名として用いられます。 .It Ar apm_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると .Xr apm 8 コマンドでの自動電源管理(Automatic Power Management)のサポートを有効に します。 .It Ar pccard_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると起動時にPCCARDのサポートを有効にします。 .It Ar pccard_mem (文字列) PCCARDコントローラメモリアドレスをセットします。 .Ar DEFAULT とするとデフォルト値になります。 .It Ar pccard_ifconfig (文字列) 挿入または起動時に動的にifconfigされるべきイーサネットデバイス のリストです。 (例 .Ar "ed0 ed1 ep0 ..." ) .It Ar local_startup (文字列) 起動スクリプトファイルを検索するためのディレクトリのリストです。 .It Ar local_periodic (文字列) 定期的に実行するスクリプトを検索するディレクトリのリストです (3.0 のみ)。 .It Ar hostname (文字列) ネットワーク上でのあなたのホストの完全な形のドメイン名 (The Fully Qualified Domain Name) です。あなたがネットワークに接続されていない 場合でも、この変数は確実に何か意味のあるものに設定すべきです。 .It Ar nisdomainname (文字列) あなたのホストの NIS ドメイン名。NIS が動いてないときは .Ar NO とします。 .It Ar firewall_enable (ブール値) 起動時にロードされるファイアウォール規則を持ちたくないときには .Ar NO 、持ちたいときには .Ar YES をセットします。 .Ar YES にセットし、かつカーネルが IPFIREWALL 付きで作られなかった場合、 ipfw カーネルモジュールがロードされます。 .It Ar firewall_type (文字列) .Pa /etc/rc.firewall 中で選択されたファイアウォールのタイプまたはローカルファイアウォール規則 の組を含むファイルを名付けます。 .Pa /etc/rc.firewall 中では以下のものが選択可能です: ``open''- 無制限の IP アクセス; ``closed''- lo0 経由を除く全ての IP サービスを禁止; ``client''- ワークステーション向けの基本的な保護; ``simple''- LAN 向けの基本的な保護。 ファイル名が指定される場合には完全なパス名でなければなりません。 .It Ar firewall_quiet (ブール値) .Ar YES にセットすると起動時にコンソール上で ipfw 規則の表示を行ないません。 .It Ar natd_program (文字列) .Xr natd 8 のパス。 .It Ar natd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると natd を有効にします。 .Ar firewall_enable もまた .Ar YES にセットされ、 .Xr divert 4 ソケットがカーネルで有効にされている必要があります。 .It Ar natd_interface natd が実行されるパブリックインタフェースの名前です。 .Ar natd_enable が .Ar YES にセットされている場合には、これを設定する必要があります。 インタフェースの指定は、インタフェース名でも IP アドレスでもかまいません。 .It Ar natd_flags 追加の natd フラグはここに記述する必要があります。 .Fl n または .Fl a のフラグは上記 .Ar natd_interface とともに自動的に引数として追加されます。 .It Ar tcp_extensions (ブール値) デフォルトでは .Ar YES です。これは RFC 1323 や 1644 で述べられているような ある TCP オプションを有効にします。 もしネットワークコネクションが不規則にハングアップしたり、 それに類する他の不具合がある場合には、これを .Ar NO にセットして様子をみてみるのもよいかもしれません。世間に出回っている ハードウェア/ソフトウェアの中には、これらのオプションでうまく動作しない ものがあることが知られています。 .It Ar network_interfaces (文字列) このホスト上で形成されるネットワークインタフェースのリストを 設定します。 たとえば、ループバックデバイス (標準) および SMC Elite Ultra NIC があるなら .Qq Ar "lo0 ed0" という 2 つのインタフェースを設定します。 .Em interface の各値に対して .No ifconfig_ Ns Em interface という変数が存在すると仮定されます。 1 つのインタフェースに複数の IP アドレスを登録したい場合は、 ここに IP エイリアスのエントリを追加することも可能です。 対象とするインタフェースが ed0 であると仮定すると、 .Bd -literal ifconfig_ed0_alias0="inet 127.0.0.253 netmask 0xffffffff" ifconfig_ed0_alias1="inet 127.0.0.254 netmask 0xffffffff" .Ed というようになります。 見つかった各 ifconfig__alias エントリについて、 その内容が .Xr ifconfig 8 に渡されます。最初にアクセスに失敗した時点で実行は中止されるので .Bd -literal ifconfig_ed0_alias0="inet 127.0.0.251 netmask 0xffffffff" ifconfig_ed0_alias1="inet 127.0.0.252 netmask 0xffffffff" ifconfig_ed0_alias2="inet 127.0.0.253 netmask 0xffffffff" ifconfig_ed0_alias4="inet 127.0.0.254 netmask 0xffffffff" .Ed のようにすると、alias4 は追加され\fB ない\fR ことに注意してください。これは alias3 エントリを抜かしたことで検索が中止されるからです。 .It Ar ppp_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、 .Xr ppp 8 デーモンを実行します。 .It Ar ppp_mode (文字列) .Xr ppp 8 デーモンを実行するモードです。受け付けられるモードは .Ar auto , ddial , direct , .Ar dedicated のいずれかです。 完全な解説はマニュアルを参照してください。 .It Ar ppp_alias (ブール値) .Ar YES にセットすると、パケットエイリアスを有効にします。 .Ar gateway_enable と共に使用することにより、 本ホストをネットワークアドレス変換ルータとして使用して、 プライベートネットワークアドレスのホストからの インターネットへのアクセスを可能にします。 .It Ar ppp_profile (文字列) .Ar /etc/ppp/ppp.conf から使用するプロファイル名です。 .It Ar rc_conf_files (文字列) 本オプションは、 .Pa /etc/defaults/rc.conf の設定を上書きするファイルのリストを指定するために使用されます。 ファイルは指定された順序に読み込まれ、 ファイルへの完全なパスを含む必要があります。 デフォルトでは、指定されるファイルは .Pa /etc/rc.conf と .Pa /etc/rc.conf.local です。 .It Ar syslogd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると .Xr syslogd 8 デーモンを起動します。 .It Ar syslogd_flags (文字列) syslogd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr syslogd 8 に渡すフラグになります。 .It Ar inetd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると .Xr inetd 8 デーモンを起動します。 .It Ar inetd_flags (文字列)inetd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr inetd 8 へ渡すフラグとなります。 .It Ar named_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると .Xr named 8 デーモンを起動します。 .It Ar named_program (文字列) .Xr named 8 のパス (デフォルトは .Pa /usr/sbin/named です)。 .It Ar named_flags (文字列) .Ar named_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr named 8 に渡すフラグとなります。 .It Ar kerberos_server_enable (ブール値) ブート時に Kerberos 認証サーバを起動したい場合は .Ar YES にセットします。 .It Ar kadmind_server_enable .Xr kadmind 8 (Kerberos 管理デーモン) を実行したい場合は .Ar YES とします。スレーブサーバ上では .Ar NO にセットします。 .It Ar kerberos_stash (文字列) .Ar YES なら (唯一 .Ar kerberos_server_enable が .Ar YES にセットされ、かつ .Xr kerberos 1 および .Xr kadmind 8 の両方を用いるときにのみ) 隠されたマスタキーのプロンプト入力を行なう代りに、 そのキーを用いるよう Kerberos サーバに指示します。 .It Ar rwhod_enable (ブール値) .Ar YES にセットするとブート時に .Xr rwhod 8 デーモンを起動します。 .It Ar rwhod_flags (文字列) .Ar rwhod_enable が .Ar YES にセットされている場合、これらは rwhod に渡すフラグになります。 .It Ar amd_enable (ブール値) .Ar YES にセットするとブート時に .Xr amd 8 デーモンを起動します。 .It Ar amd_flags (文字列) .Ar amd_enable が .Ar YES にセットされている場合、これらは amd に渡すフラグとなります。 詳しくは\fBinfo amd\fR コマンドを利用してください。 .It Ar update_motd (ブール値) .Ar YES にセットするとブート時に実行されているカーネルリリースを反映するように .Nm /etc/motd を更新します。 .Ar NO にセットすると .Nm は更新を行いません。 .It Ar nfs_client_enable (ブール値) .Ar YES にセットするとブート時に NFS クライアントデーモンを起動します。 .It Ar nfs_client_flags (文字列) .Ar nfs_client_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr nfsiod 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar nfs_access_cache .Ar nfs_client_enable が .Ar YES の場合、この変数に .Ar 0 をセットして NFS ACCESS RPC キャッシングを無効化することができますし、 NFS ACCESS 結果がキャッシュされる秒数を指定することもできます。 2-10 秒の値を設定すると、 多くの NFS 操作のネットワークトラフィックを十分減らします。 .It Ar nfs_server_enable (ブール値) .Ar YES にセットするとブート時に NFS サーバデーモンを起動します。 .It Ar nfs_server_flags (文字列) .Ar nfs_server_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr nfsd 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar weak_mountd_authentication (ブール値) .Ar YES にセットすると、権限付けられていないマウント要求を行なうために \fBPCNFSD\fR のようなサービスを許可します。 .It Ar nfs_reserved_port_only (ブール値) .Ar YES にセットすると、安全なポート上でのみ NFS サービスを提供します。 .It Ar rcp_lockd_enable (ブール値) この変数が .Ar YES にセットされ、しかも NFS サーバである場合、ブート時に .Xr rpc.lockd 8 を起動します。 .It Ar rcp_statd_enable (ブール値) この変数が .Ar YES にセットされ、しかも NFS サーバである場合、ブート時に .Xr rpc.statd 8 を起動します。 .It Ar portmap_program (文字列) .Xr portmap 8 のパス (デフォルトは .Pa /usr/sbin/portmap です)。 .It Ar portmap_enable (ブール値) .Ar YES の場合、ブート時に .Xr portmap 8 サービスを起動します。 .It Ar portmap_flags (文字列) .Ar portmap_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr portmap 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar xtend_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、ブート時に .Xr xtend 8 デーモンを起動します。 .It Ar xtend_flags (文字列) .Ar xtend_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr xtend 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar timed_enable (ブール値) .Ar YES なら、ブート時に .Xr timed 8 サービスを実行します。このコマンドは、全ホストについて一貫した .Qq "ネットワーク時間" が確立されなければならないマシンネットワークのためにあります。 これが有用である典型例は、 ファイルのタイムスタンプがネットワークワイドで一貫性をもつことが 期待されるような、大規模 NFS 環境です。 .It Ar timed_flags (文字列) .Ar timed_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr timed 8 サービスに渡すフラグとなります。 .It Ar ntpdate_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムスタートアップ時に ntpdate を実行します。 このコマンドは、ある標準的な参照先を元に、ただ .Ar 1 回 だけシステム時刻を同期させるためにあります。 また、システムを最初にインストールする際、 これを (知られているサービスのリストから) 最初にセットアップするオプションが .Pa /stand/sysinstall プログラムによって提供されます。 .It Ar ntpdate_program (文字列) .Xr ntpdate 8 のパス (デフォルトは .Pa /usr/sbin/ntpdate です)。 .It Ar ntpdate_flags (文字列) .Ar ntpdate_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr ntpdate 8 コマンドに渡すフラグとなります (典型的にはホスト名)。 .It Ar xntpd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、ブート時に .Xr xntpd 8 コマンドが起動されます。 .It Ar xntpd_program (文字列) .Xr xntpd 8 のパス (デフォルトは .Pa /usr/sbin/xntpd です)。 .It Ar xntpd_flags (文字列) .Ar xntpd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr xntpd 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar nis_client_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr ypbind 8 サービスを起動します。 .It Ar nis_client_flags (文字列) .Ar nis_client_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr ypbind 8 サービスに渡すフラグとなります。 .It Ar nis_ypset_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr ypset 8 デーモンを起動します。 .It Ar nis_ypset_flags (文字列) .Ar nis_ypset_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr ypset 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar nis_server_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr ypserv 8 デーモンを起動します。 .It Ar nis_server_flags (文字列) .Ar nis_server_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr ypserv 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar nis_ypxfrd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr ypxfrd 8 デーモンを起動します。 .It Ar nis_ypxfrd_flags (文字列) .Ar nis_ypxfrd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr ypxfrd 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar nis_yppasswdd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr yppasswdd 8 デーモンを起動します。 .It Ar nis_yppasswdd_flags (文字列) .Ar nis_yppasswdd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr yppasswdd 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar defaultrouter (文字列) .Ar NO をセットしないと、このホスト名または IP アドレスへのデフォルトルートを 作成します (このルータがネームサーバへたどりつく必要がある 場合は IPアドレスを使用すること!)。 .It Ar static_routes (文字列) システムブート時に追加したいスタティックルートのリストを セットします。 .Ar NO 以外をセットした場合、その値を空白で区切った各要素について、 各 .Em element 毎に変数 .No route_ Ns em element が存在すると仮定され、その後、``route add'' 操作に渡されます。 .It Ar gateway_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、IP ルータとして動作する、 たとえばインタフェース間でパケットをフォワードするように ホストを設定します。 .It Ar router_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、 .Ar router および .Ar router_flags の設定に基づいて、ある種のルーティングデーモンを実行します。 .It Ar router (文字列) .Ar router_enable が .Ar YES にセットされると、これが使用するルーティングデーモン名になります。 .It Ar router_flags (文字列) .Ar router_enable が .Ar YES にセットされると、これらがルーティングデーモンへ渡すフラグとなります。 .It Ar mrouted_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、マルチキャストルーティングデーモン .Xr mrouted 8 を起動します。 .It Ar mrouted_flags (文字列) .Ar mrouted_enable が .Ar YES の場合、これらはマルチキャストルーティングデーモンへ渡すフラグとなります。 .It Ar ipxgateway_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、IPX トラフィックのルーティングを有効にします。 .It Ar ipxrouted_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、ブート時に .Xr ipxrouted 8 デーモンを起動します。 .It Ar ipxrouted_flags (文字列) .Ar ipxrouted_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr ipxrouted 8 デーモンへ渡すフラグとなります。 .It Ar arpproxy_all .Ar YES にセットするとグローバルプロキシ ARP を有効にします。 .It Ar forward_sourceroute これが .Ar YES にセットされ、更に .Ar gateway_enable もまた .Ar YES にセットされている場合、 送信元が経路指定したパケット (source routed packets) はフォワードされます。 .It Ar accept_sourceroute .Ar YES にセットすると、 システムは自分宛の送信元経路指定パケットを受け付けます。 .It Ar rarpd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr rarpd 8 デーモンを起動します。 .It Ar rarpd_flags (文字列) .Ar rarpd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr rarpd 8 デーモンへ渡すフラグとなります。 .It Ar atm_enable (bool) Set to .Ar YES システムブート時に ATM インタフェースの設定を有効にします。 次に説明する ATM 関連の変数に関し、 利用可能なコマンドパラメータの更なる詳細については、 .Xr atm 8 のマニュアルページを参照してください。 更なる詳細な設定情報に関しては、 .Pa /usr/share/examples/atm 中のファイルも参照してください。 .It Ar atm_netif_ (文字列) ATM 物理インタフェース .Va に対し、本変数は、 作成すべき ATM ネットワークインタフェースの 名前プレフィックスと数字を指定します。 値はコマンド .Dq atm set netif Va のパラメータとして渡されます。 .It Ar atm_sigmgr_ (文字列) ATM 物理インタフェース .Va に対し、本変数は使用すべき ATM シグナリングマネージャを定義します。 値はコマンド .Dq atm attach Va のパラメータとして渡されます。 .It Ar atm_prefix_ (文字列) ATM 物理インタフェース .Va に対し、本変数は、 UNI シグナリングマネージャを使用するインタフェースの NSAP プレフィックスを定義します。 .Em ILMI に設定すると、プレフィックスは自動的に .Xr ilmid 8 デーモンを介して設定されます。 そうでない場合、値はコマンド .Dq atm set prefix Va のパラメータとして渡されます。 .It Ar atm_macaddr_ (文字列) ATM 物理インタフェース .Va に対し、本変数は、 UNI シグナリングマネージャを使用するインタフェースの MAC アドレスを定義します。 .Em NO に設定すると、ATM インタフェースカードに格納されている ハードウェア MAC アドレスが使用されます。 そうでない場合、値はコマンド .Dq atm set mac Va のパラメータとして渡されます。 .It Ar atm_arpserver_ (文字列) ATM 物理インタフェース .Va に対し、本変数は、ATMARP サービスを提供するホストの ATM アドレスを定義します。 本変数は、UNI シグナリングマネージャを使用するインタフェースにおいてのみ 利用可能です。 .Em local に設定すると、本ホストが ATMARP サーバになります。 値はコマンド .Dq atm set arpserver Va のパラメータとして渡されます。 .It Ar atm_scsparp_ (bool) .Em YES に設定すると、ネットワークインタフェース .Va に対する SCSP/ATMARP サービスが、 .Xr scspd 8 および .Xr atmarpd 8 を使用して開始されます。 本変数は .So .No atm_arpserver_ Ns Va .No Ns = Ns Qq local .Sc が定義されている場合にのみ利用可能です。 .It Ar atm_pvcs (文字列) システムブート時に追加したい ATM PVC のリストを設定します。 値中で空白で区切られた .Em element ごとに、変数 .No atm_pvc_ Ns Em element が存在するものと仮定されます。これらの変数の値がコマンド .Dq atm add pvc のパラメータとして渡されます。 .It Ar atm_arps (文字列) システムブート時に追加したい、 永続的な ATM ARP エントリのリストを設定します。 値中で空白で区切られた .Em element ごとに、変数 .No atm_arp_ Ns Em element が存在するものと仮定されます。これらの変数の値がコマンド .Dq atm add arp のパラメータとして渡されます。 .It Ar keymap (文字列) .Ar NO にセットするとキーマップはインストールされません。それ以外の場合、 ここで指定した .Ar value がキーマップファイル .Pa /usr/share/syscons/keymaps/.kbd をインストールするのに用いられます。 .It Ar keyrate (文字列) キーボードのリピートスピードです。以下のいずれかにセットします。 .Ar slow , .Ar normal , .Ar fast デフォルト値を希望する場合は .Ar NO とします。 .It Ar keychange (文字列) .Ar NO 以外にセットすると、その値でファンクションキーをプログラムしようとします。 指定できる値は単一の文字列で, .Qq Ar " [ ]..." という形式でないといけません。 .It Ar cursor (文字列) カーソルの動作を明示的に指定する場合は .Ar normal , .Ar blink , .Ar destructive のいずれかの値にセットします。デフォルト動作を選ぶには .Ar NO とします。 .It Ar scrnmap (文字列) .Ar NO にセットすると、スクリーンマップはインストールされません。 それ以外の場合には、ここで指定した .Ar value がスクリーンマップファイル .Pa /usr/share/syscons/scrnmaps/ をインストールするのに用いられます。 .It Ar font8x16 (文字列) .Ar NO にセットするとスクリーンサイズの要求に対しデフォルトの 8x16 フォント値が 用いられます。それ以外の場合は .Pa /usr/share/syscons/fonts/ の値が用いられます。 .It Ar font8x14 (文字列) .Ar NO にセットするとスクリーンサイズの要求に対しデフォルトの 8x14 フォント値が 用いられます。それ以外の場合は .Pa /usr/share/syscons/fonts/ の値が用いられます。 .It Ar font8x8 (文字列) .Ar NO にセットすると、スクリーンサイズの要求に対しデフォルトの 8x8 フォント値が 用いられます。それ以外の場合は .Pa /usr/share/syscons/fonts/ の値が用いられます。 .It Ar blanktime (整数) .Ar NO にセットすると、デフォルトのスクリーンブランク時間間隔が用いられます。 それ以外の場合は .Ar value 秒にセットされます。 .It Ar saver (文字列) .Ar NO 以外にセットすると、これが実際に使用する スクリーンセーバ (ブランク, 蛇, デーモンなど) となります。 .It Ar moused_enable (文字列) .Ar YES にセットすると、コンソール上でのカット/ペーストセレクション用に .Xr moused 8 デーモンが起動されます。 .It Ar moused_type (文字列) 利用したいマウスのプロトコルのタイプ。 .Ar moused_enable が .Ar YES の場合、この変数は必ず設定しなければなりません。 多くの場合、 .Xr moused 8 デーモンは適切なマウスタイプを自動的に検出することができます。 デーモンにマウスを検出させるには、この変数を .Ar auto にセットします。 自動検出が失敗する場合、以下のリストから 1 つを選びます。 .Bd -literal microsoft Microsoft マウス intellimouse Microsoft IntelliMouse mousesystems Mouse system 社製のマウス mmseries MM シリーズのマウス logitech Logitech 製のマウス busmouse バスマウス mouseman Logitech の MouseMan および TrackMan glidepoint ALPS 製の GlidePoint thinkingmouse Kensignton 製の ThinkingMouse ps/2 PS/2 マウス mmhittab MM の HitTablet x10mouseremote X10 MouseRemote .Ed お使いのマウスが上記のリストにない場合でも、 リスト中のいずれかと互換性があるかも知れません。 互換性に関する情報については .Xr moused 8 のマニュアルページを参照してください。 .Pp また、 この変数が有効であるときは、(Xサーバのような) 他の全てのマウスクライアントは 仮想マウスデバイス .Pa /dev/sysmouse を通してマウスにアクセスし、 それを sysmouse タイプのマウスとして構成すべきであると いうことにも注意すべきです。これは、 .Xr moused 8 使用時は、全てのマウスデータがこの単一の標準フォーマットに変換されるためです。 クライアントプログラムが sysmouse タイプを サポートしないなら次に望ましいタイプとして mousesystems を指定してください。 .It Ar moused_port (文字列) .Ar moused_enable が .Ar YES の場合、これはマウスが接続されている実際のポートになります。 たとえば、COM1 シリアルマウスに対しては .Pa /dev/cuaa0 、PS/2 マウスに対しては .Pa /dev/psm0 、バスマウスに対しては .Pa /dev/mse0 となります。 .It Ar moused_flags (文字列) .Ar moused_type がセットされている場合、これらは .Xr moused 8 デーモンに渡す追加のフラグとなります。 .It Ar cron_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr cron 8 デーモンを起動します。 .It Ar lpd_program (文字列) .Xr lpd 8 のパス (デフォルトは .Pa /usr/sbin/lpd です)。 .It Ar lpd_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr lpd 8 デーモンを起動します。 .It Ar lpd_flags (文字列) .Ar lpd_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr lpd 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar sendmail_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、システムブート時に .Xr sendmail 8 デーモンを起動します。 .It Ar sendmail_flags (文字列) .Ar sendmail_enable が .Ar YES の場合、これらは .Xr sendmail 8 デーモンに渡すフラグとなります。 .It Ar savecore_enable (ブール値) .Ar YES にセットすると、クラッシュ後システムが復旧するとき、デバッグ用にカーネル のクラッシュダンプを保存します。クラッシュイメージは通常 .Pa /var/crash ディレクトリに格納されます。 .It Ar dumpdev (文字列) .Ar NO にセットしないと、カーネルクラッシュダンプ出力先を .Em value で指定したスワップデバイスに向けます。 .It Ar check_quotas (ブール値) .Xr quotacheck 8 コマンドによってユーザディスクのクォータチェックを有効にしたいなら、 .Ar YES にセットします。 .It Ar accounting_enable (ブール値) .Xr accton 8 ファシリティでシステムアカウンティングを有効にしたいなら .Ar YES にセットします。 .It Ar ibcs2_enable (ブール値) システム初期ブート時に iBCS2 (SCO) バイナリエミュレーションを有効にしたいなら .Ar YES にセットします。 .It Ar linux_enable (ブール値) システムブート時に Linux/ELF バイナリエミュレーションを有効にしたいなら .Ar YES にセットします。 .It Ar rand_irqs (文字列) 乱数生成用に監視する IRQ のリストをセットします ( .Xr rndcontrol 8 のマニュアル参照)。 .It Ar clear_tmp_enable (ブール値) 起動時に .Pa /tmp 下を消去したいなら .Ar YES をセットします。 .It Ar ldconfig_paths (文字列) .Xr ldconfig 8 で使用する共有ライブラリのパスのリストをセットします。注意: .Pa /usr/lib は常に先頭に追加されるので、このリストに指定する必要はありません。 .It Ar kern_securelevel_enable (ブール値) カーネルのセキュリティレベルをシステムスタートアップ時に設定したい場合に、 .Ar YES にセットします。 .It Ar kern_securelevel (整数) スタートアップ時にセットされるカーネルセキュリティレベルです。 .Ar 値 として許される範囲は -1 (コンパイル時のデフォルト) から 3 (最も安全) です。 利用可能なセキュリティレベルとシステム操作への影響については、 .Xr init 8 を参照してください。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/defaults/rc.conf -compact .It Pa /etc/defaults/rc.conf .El .Pp .Bl -tag -width /etc/rc.conf -compact .It Pa /etc/rc.conf .El .Pp .Bl -tag -width /etc/rc.conf.local -compact .It Pa /etc/rc.conf.local .El .Sh 関連項目 .Xr gdb 1 , .Xr info 1 , .Xr exports 5 , +.Xr motd 5 , .Xr accton 8 , .Xr amd 8 , .Xr apm 8 , .Xr atm 8 , .Xr cron 8 , .Xr gated 8 , .Xr ifconfig 8 , .Xr inetd 8 , .Xr lpd 8 , -.Xr motd 5 , .Xr moused 8 , .Xr mrouted 8 , .Xr named 8 , .Xr nfsd 8 , .Xr nfsiod 8 , .Xr ntpdate 8 , .Xr pcnfsd 8 , .Xr portmap 8 , .Xr quotacheck 8 , .Xr rc 8 , .Xr rndcontrol 8 , .Xr route 8 , .Xr routed 8 , .Xr rpc.lockd 8 , .Xr rpc.statd 8 , .Xr rwhod 8 , .Xr sendmail 8 , .Xr sysctl 8 , .Xr syslogd 8 , .Xr swapon 8 , .Xr tickadj 8 , .Xr timed 8 , .Xr vnconfig 8 , .Xr xntpd 8 , .Xr xtend 8 , .Xr ypbind 8 , .Xr ypserv 8 , .Xr ypset 8 .Sh 歴史 .Nm ファイルは -.Fx 2.2.2 で登場しました。 - +.Fx 2.2.2 +で登場しました。 .Sh 作者 .An Jordan K. Hubbard . diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man7/mdoc.7 b/ja_JP.eucJP/man/man7/mdoc.7 index 8ff7bee5e2..91a9e599f6 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man7/mdoc.7 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man7/mdoc.7 @@ -1,415 +1,417 @@ .\" Copyright (c) 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)mdoc.7 8.2 (Berkeley) 12/30/93 -.\" %Id: mdoc.7,v 1.8.2.1 1999/06/15 19:07:24 mpp Exp % +.\" %Id: mdoc.7,v 1.8.2.2 1999/08/14 09:46:54 mpp Exp % .\" .\" jpman %Id: mdoc.7,v 1.5 1999/01/21 18:02:11 kuma Stab % .\" .\" WORD: display ディスプレイ (表示よりも展示に意味が近いと思います) .\" WORD: enclose 囲む、囲み .\" WORD: quote クォート .\" WORD: open (quote) 開き… .\" WORD: close (quote) 閉じ… .\" WORD: content macro コンテントマクロ .\" WORD: parse 解析する .Dd December 30, 1993 .Os .Dt MDOC 7 .Sh 名称 .Nm mdoc .Nd マクロパッケージ .Nm \-mdoc のクイックリファレンスガイド .Sh 書式 .Nm groff .Fl m Ns Ar doc .Ar files ... .Sh 解説 .Nm \-mdoc パッケージは、 .Bx マニュアルページをフォーマットするのに 使うコンテントベースおよび領域ベースのマクロのセットです。 マクロ名とその意味はクイックリファレンスとして以下に一覧が あります。パッケージを使う上での詳細な説明は、サンプルチュートリアルの .Xr mdoc.samples 7 を見て下さい。 .Pp マクロは 2 つのグループに分けて述べられています。1 つ目は 構造的なページレイアウトマクロと物理的な ページレイアウトマクロです。 2 つ目は、 マニュアル領域マクロと 一般テキスト領域マクロであり、 .Nm -\mdoc パッケージを他の .Xr troff フォーマットパッケージとは異なるものとしています。 .Sh ページ構造領域 .Ss タイトルマクロ 正しいマニュアルを生成するために、以下の 3 つのマクロがこの順序で 必要になります: .Bl -tag -width "xxxx.Os OPERATINGxSYSTEM [version/release]" -compact .It Li "\&.Dd " Ar "Month day, year" ドキュメントの日付 .It Li "\&.Dt " Ar "DOCUMENT_TITLE [section] [volume]" 大文字で記述したタイトル .It Li "\&.Os " Ar "OPERATING_SYSTEM [version/release]" オペレーティングシステム .Pq Tn BSD .El .Ss ページレイアウトマクロ セクションヘッダ、段落の区切り、リスト、ディスプレイです。 .Bl -tag -width flag -compact .It Li \&.Sh セクションヘッダ。 正しいヘッダを、登場する順に示します: .Bl -tag -width "IMPLEMENTATION NOTES" -compact .It Ar NAME 名称セクション。 .Ql \&.Nm もしくは .Ql \&.Fn と、 .Ql \&.Nd マクロを含む必要があります。 .It Ar SYNOPSIS 使用方法。 .It Ar DESCRIPTION 一般的な解説。オプションとパラメータを含む必要があります。 .It Ar IMPLEMENTATION NOTES 実装に固有の情報。 .It Ar RETURN VALUES セクション 2, 3 の関数呼び出しが使用します。 .It Ar ENVIRONMENT 環境変数を記述します。 .It Ar FILES その題材に関係があるファイル群。 .It Ar EXAMPLES 例と助言。 .It Ar DIAGNOSTICS 普通、セクション 4 のデバイスインタフェースの診断のために使用します。 .It Ar ERRORS セクション 2, 3 で、エラーとシグナルを取り扱います。 .It Ar SEE ALSO クロスリファレンスと引用。 .It Ar STANDARDS 適用できるなら、規格準拠を示します。 .It Ar HISTORY 規格が適用できない場合、題材の歴史が必要です。 .It Ar BUGS 思い違い (gotcha) と警告。 +.It Ar AUTHORS +必要であれば、クレジットをここに書きます。 .It Ar その他 著者の裁量によりカスタマイズしたヘッダを加えてもかまいません。 .El .It Li \&.Ss サブセクションヘッダ。 .It Li \&.Pp 段落区切り。 垂直な空白 (1 行) です。 .It Li \&.D1 (D-one) 1 個分のディスプレイ。 インデントして、1 テキスト行をディスプレイします。 .It Li \&.Dl (D-ell) 1 個分のリテラルディスプレイ。 インデントして、リテラルテキストを 1 行でディスプレイします。 .It Li \&.Bd ディスプレイブロックを開始します。 表示オプション: .Bl -tag -width "xoffset string " -compact .It Fl ragged 揃えない(行末はちぎれた状態)。 .It Fl filled 揃える。 .It Fl literal リテラルテキストやコード。 .It Fl file Ar name .Ar file を読み込み、ディスプレイします。 .It Fl offset Ar string オフセットディスプレイ。使用可能な .Ar string 値: .Bl -tag -width indent-two -compact .It Ar left ブロックの左寄せ (デフォルト)。 .It Ar center センタリングするように余白を取ります。 .It Ar indent 6 つの一定幅の空白 (タブ 1 個)。 .It Ar indent-two タブ 2 個。 .It Ar right 右から 2 インチのところにブロックを左寄せします。 .It Ar xx Ns Cm n .Ar xx には、 .No \&4 Ns Cm n から .No \&9\&9 Ns Cm n までの数字。 .It Ar Aa .Ar Aa は、呼び出し可能なマクロ名。 .It Ar string .Ar string の幅が使われます。 .El .El .It Li \&.Ed ディスプレイの終り (\&.Bd に対応)。 .It Li \&.Bl リストの開始。リストまたは列を作成します。 オプション: .Bl -tag -width flag -compact .It Ar リストの型 .Bl -column xbullet -compact .It Fl bullet Ta "丸印付きの項目リスト" .It Fl item Ta "ラベル無しのリスト" .It Fl enum Ta "番号付けしたリスト" .It Fl tag Ta "タグラベルのリスト" .It Fl diag Ta "診断リスト" .It Fl hang Ta "ぶら下がりラベルのリスト" .It Fl ohang Ta "突き出したラベルのリスト" .It Fl inset Ta "挿入または追い込みラベルのリスト" .El .It リストのパラメータ .Bl -tag -width "xcompact " -compact .It Fl offset (すべてのリスト) 上記の .Ql \&.Bd ディスプレイ開始を参照。 .It Fl width .Pf ( Fl tag と .Fl hang リストのみ) .Ql \&.Bd を参照。 .It Fl compact (すべてのリスト) 空行を作らない。 .El .El .It Li \&.El リストの終り。 .It Li \&.It リストの項目。 .El .Sh マニュアル領域と一般テキスト領域のマクロ マニュアル領域マクロと一般テキスト領域マクロは、 そのほとんどが呼び出し可能なマクロに解析されるという点で特別です。例えば: .Bl -tag -width ".Op Fl s Ar filex" -offset indent .It Li "\&.Op Fl s Ar file" は .Op Fl s Ar file を生成します。 .El .Pp この例では、オプション囲みマクロ .Ql \&.Op が解析されると、引数 .Ql s を操作する 呼び出し可能なコンテントマクロ .Ql \&Fl を呼び出してから、引数 .Ql file を操作する 呼び出し可能なコンテントマクロ .Ql \&Ar を呼びます。 呼び出し可能ではあるものの解析はされないマクロがありますし、 その逆もあります。 これらのマクロを、後述の .Em 解析対象 (parsed) と .Em 呼出可 (callable) の列に示します。 .Pp 言及していなければ、マニュアル領域マクロは、次の共通の構文をとります: .Pp .Dl \&.Va argument [\ .\ ,\ ;\ :\ (\ )\ [\ ]\ argument \...\ ] .Pp .Sy 注意 : 開く句読点文字と閉じる句読点文字 (訳注: 句読点文字には括弧なども含みます) がそのように認識されるのは、 ひとつずつ登場する場合だけです。 文字列 .Ql ")," は、句読点とは認識されず、 先行する空白文字とともに呼び出しマクロが使用しているフォントで出力されます。 引数リスト .Ql "] ) ," は 3 つの連続した閉じる句読点と認識され、 文字間および (存在する場合には) 先行する引数との間には、 先行する空白文字は出力されません。 句読点文字の特別の意味は、文字列 .Ql \e& によりエスケープされます。 例えば、次の文字列 .Bl -tag -width "&.Ar file1\ , file2\ , file3\ )\ ." -offset indent .It Li "\&.Ar file1\ , file2\ , file3\ )\ ." は .Ar file1 , file2 , file3 ) . を生成します。 .El .ne 1i .Ss マニュアル領域のマクロ .Bl -column "名称" "解析対象" "呼出可" -compact .It Em 名称 解析対象 呼出可 解説 .It Li \&Ad Ta Yes Ta Yes Ta "アドレス (このマクロは使用しないように言われています)。" .It Li \&An Ta Yes Ta Yes Ta "著者名。" .It Li \&Ar Ta Yes Ta Yes Ta "コマンドラインの引数。" .It Li \&Cd Ta \&No Ta \&No Ta "コンフィギュレーション宣言 (セクション 4 のみ)。" .It Li \&Cm Ta Yes Ta Yes Ta "コマンドライン引数修飾子。" .It Li \&Dv Ta Yes Ta Yes Ta "定義された変数 (ソースコード)。" .It Li \&Er Ta Yes Ta Yes Ta "エラー番号 (ソースコード)。" .It Li \&Ev Ta Yes Ta Yes Ta "環境変数。" .It Li \&Fa Ta Yes Ta Yes Ta "関数の引数。" .It Li \&Fd Ta Yes Ta Yes Ta "関数の定義。" .It Li \&Fn Ta Yes Ta Yes Ta "関数呼び出し (.Fo や .Fc も同様)。" .It Li \&Ic Ta Yes Ta Yes Ta "対話的なコマンド。" .It Li \&Li Ta Yes Ta Yes Ta "リテラルテキスト。" .It Li \&Nm Ta Yes Ta Yes Ta "コマンド名。" .It Li \&Op Ta Yes Ta Yes Ta "オプション (.Oo や .Oc も同様)。" .It Li \&Ot Ta Yes Ta Yes Ta "古いスタイルの関数型 (Fortran のみ)。" .It Li \&Pa Ta Yes Ta Yes Ta "パス名やファイル名。" .It Li \&St Ta Yes Ta Yes Ta "規格 (-p1003.2 や -p1003.1 や -ansiC)。" .It Li \&Va Ta Yes Ta Yes Ta "変数名。" .It Li \&Vt Ta Yes Ta Yes Ta "変数の型 (Fortran のみ)。" .It Li \&Xr Ta Yes Ta Yes Ta "マニュアルのクロスリファレンス。" .El .Ss 一般テキスト領域のマクロ .Bl -column "名称" "解析対象" "呼出可" -compact .It Em "名称 解析対象 呼出可 解説" .It Li \&%A Ta Yes Ta \&No Ta "参照の著者。" .It Li \&%B Ta Yes Ta Yes Ta "参照の図書タイトル。" .It Li \&%\&C Ta \&No Ta \&No Ta "参照の発行場所(市)。" .It Li \&%\&D Ta \&No Ta \&No Ta "参照の日付。" .It Li \&%J Ta Yes Ta Yes Ta "参照の雑誌タイトル。" .It Li \&%N Ta \&No Ta \&No Ta "参照の刊行番号。" .It Li \&%\&O Ta \&No Ta \&No Ta "参照の追加的な情報。" .It Li \&%P Ta \&No Ta \&No Ta "参照のページ番号。" .It Li \&%R Ta \&No Ta \&No Ta "参照のレポート名。" .It Li \&%T Ta Yes Ta Yes Ta "参照の記事タイトル。" .It Li \&%V Ta \&No Ta \&No Ta "参照の巻名。" .It Li \&Ac Ta Yes Ta Yes Ta "カギ括弧(angle)閉じクォート。" .It Li \&Ao Ta Yes Ta Yes Ta "カギ括弧(angle)開きクォート。" .It Li \&Ap Ta Yes Ta Yes Ta "アポストロフィ。" .It Li \&Aq Ta Yes Ta Yes Ta "カギ括弧(angle)クォート。" .It Li \&At Ta \&No Ta \&No Ta Tn "AT&T UNIX。" .It Li \&Bc Ta Yes Ta Yes Ta "角括弧(bracket)閉じクォート。" .It Li \&Bf Ta \&No Ta \&No Ta "フォントモード始点。" .It Li \&Bo Ta Yes Ta Yes Ta "角括弧(bracket)開きクォート。" .It Li \&Bq Ta Yes Ta Yes Ta "角括弧(bracket)クォート。" .It Li \&Bx Ta Yes Ta Yes Ta "BSD UNIX。" .It Li \&Db Ta \&No Ta \&No Ta "デバッグ (デフォルトは \\*qoff\\*q)。" .It Li \&Dc Ta Yes Ta Yes Ta "ダブル(double)閉じクォート。" .It Li \&Do Ta Yes Ta Yes Ta "ダブル(double)開きクオート。" .It Li \&Dq Ta Yes Ta Yes Ta "ダブル(double)クォート。" .It Li \&Ec Ta Yes Ta Yes Ta "文字列で囲む閉じクォート。" .It Li \&Ef Ta \&No Ta \&No Ta "フォントモード終了。" .It Li \&Em Ta Yes Ta Yes Ta "強調 (古風な英語)。" .It Li \&Eo Ta Yes Ta Yes Ta "文字列で囲む開きクォート。" .It Li \&Fx Ta \&No Ta \&No Ta Tn "FreeBSD オペレーティングシステム。" .It Li \&No Ta Yes Ta Yes Ta "通常のテキスト (no-op)。" .It Li \&Ns Ta Yes Ta Yes Ta "空白なし。" .It Li \&Pc Ta Yes Ta Yes Ta "丸括弧(parenthesis)閉じクォート。" .It Li \&Pf Ta Yes Ta \&No Ta "接頭文字列。" .It Li \&Po Ta Yes Ta Yes Ta "丸括弧(parenthesis)開きクォート。" .It Li \&Pq Ta Yes Ta Yes Ta "丸括弧クォート。" .It Li \&Qc Ta Yes Ta Yes Ta "まっすぐなダブル(double)閉じクォート。" .It Li \&Ql Ta Yes Ta Yes Ta "クォートされたリテラル。" .It Li \&Qo Ta Yes Ta Yes Ta "まっすぐなダブル(double)開きクォート。" .It Li \&Qq Ta Yes Ta Yes Ta "まっすぐなダブル(double)クォート。" .It Li \&Re Ta \&No Ta \&No Ta "参照終了。" .It Li \&Rs Ta \&No Ta \&No Ta "参照開始。" .It Li \&Rv Ta \&No Ta \&No Ta "戻り値 (セクション 2 と 3 のみ)。" .It Li \&Sc Ta Yes Ta Yes Ta "(single)閉じクォート。" .It Li \&So Ta Yes Ta Yes Ta "(single)開きクォート。" .It Li \&Sq Ta Yes Ta Yes Ta "(single)クォート。" .It Li \&Sm Ta \&No Ta \&No Ta "空白モード(デフォルトは \\*qon\\*q)。" .It Li \&Sx Ta Yes Ta Yes Ta "セクションクロスリファレンス。" .It Li \&Sy Ta Yes Ta Yes Ta "シンボリック (古風な英語)。" .It Li \&Tn Ta Yes Ta Yes Ta "商標またはタイプ名 (小さい大文字)。" .It Li \&Ux Ta Yes Ta Yes Ta "UNIX。" .It Li \&Xc Ta Yes Ta Yes Ta "拡張引数リスト終了。" .It Li \&Xo Ta Yes Ta Yes Ta "拡張引数リスト開始。" .El .\" .It Sy \&Hf Ta \&No Ta \&No Ta "Include file with header" .Pp .Ql q で終わるマクロ名は、引数リストの残りの項目をクォートします。 .Ql o で終わるマクロ名はクォートの開始であり、複数行の入力に渡ります。 .Ql c で終わる対応するマクロ名は、このクォートを閉じます。 囲みマクロは入れ子になっても良く、引数は 8 個に制限されます。 .Pp 注意: 拡張引数リストマクロ .Pf ( Ql \&.Xo , .Ql \&.Xc ) と関数囲みマクロ .Pf ( Ql \&.Fo , .Ql \&.Fc ) は、変則です。 拡張リストマクロは、マクロ引数が .Xr troff の制限である 9 個を越える場合に使われます。 .Sh コンフィギュレーション マクロパッケージのサイト依存コンフィギュレーションのために、 ファイル .Pa /usr/src/share/tmac/README を参照して下さい。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width "tmac.doc-ditroff" -compact .It Pa tmac.doc マニュアル領域と一般テキスト領域のマクロ。 .It Pa tmac.doc-common 共通構造マクロと定義。 .It Pa tmac.doc-nroff サイト依存の .Xr nroff スタイルファイル。 .It Pa tmac.doc-ditroff サイト依存の .Xr troff スタイルファイル。 .It Pa tmac.doc-syms (標準マクロのような) 特殊定義。 .El .Sh 関連項目 .Xr mdoc.samples 7 .\"ZZZ: 3.0-RELEASE compliant by N. Kumagai 99-1.21 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man7/mdoc.samples.7 b/ja_JP.eucJP/man/man7/mdoc.samples.7 index 6ac023a08a..d1fb85d925 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man7/mdoc.samples.7 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man7/mdoc.samples.7 @@ -1,2725 +1,2728 @@ .\" Copyright (c) 1990, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)mdoc.samples.7 8.2 (Berkeley) 12/30/93 -.\" %Id: mdoc.samples.7,v 1.17.2.2 1999/06/24 01:00:56 mpp Exp % +.\" %Id: mdoc.samples.7,v 1.17.2.3 1999/08/14 09:46:54 mpp Exp % .\" .\" jpman %Id: mdoc.samples.7,v 1.4 1999/01/21 17:52:58 kuma Stab % .\" .\" This tutorial sampler invokes every macro in the package several .\" times and is guaranteed to give a worst case performance .\" for an already extremely slow package. .\" .\" WORD: display 表示内容 .\" WORD: angle bracket カギ括弧 <> .\" WORD: keep キープ .\" WORD: display ディスプレイ .\" WORD: literal リテラル .\" WORD: content macro コンテントマクロ .\" WORD: command modifier コマンド修飾子 .\" WORD: enclosure 囲い .\" WORD: quoting クォート .\" WORD: nest 入れ子 .\" WORD: block ragged 凹凸ブロック .\" WORD: constant width character 定幅文字 .\" .Dd December 30, 1993 .Os .Dt MDOC.SAMPLES 7 .Sh 名称 .Nm mdoc.samples .Nd .Nm \-mdoc を使って .Bx マニュアルを書くためのチュートリアルサンプル .Sh 書式 .Nm man mdoc.samples .Sh 解説 .Xr troff 1 用の .Em コンテントベース でかつ .Em 領域ベース なフォーマットパッケージである .Nm \-mdoc マクロパッケージを使って .Bx マニュアルを書くためのチュートリアルサンプルです。 前身である .Xr \-man 7 パッケージはフォントの操作や他の写植方法の詳細は個々の作者に任せた ページレイアウトベースのものでした。 .Nm \-mdoc では、ページレイアウトマクロは タイトル、セクションのヘッダ、ディスプレイ、リストのマクロからなる .Em "ページ構造領域" を形成しています。 ページ構造領域に加え、 さらにマニュアル領域および一般テキスト領域の 2 つの領域があります。 一般テキスト領域はテキストの一部をクォートしたり、強調するといったような作業を 実行するマクロとして定義されています。 マニュアル領域はコマンドやルーチン、それに .Bx の関連ファイルを記述するための日常使用されるインフォーマルな言葉の サブセットであるマクロとして定義されています。 マニュアル領域のマクロはコマンド名、コマンド行の引数とオプション、 関数名、関数のパラメータ、パス名、変数名、他のマニュアルページへの クロスリファレンスなどを扱います。 これらの領域の項目は作者とマニュアルページの将来のユーザの両者に とって価値のあるものです。 マニュアル間で一貫性を高めることによって将来のドキュメントツールへの 移行が容易になることが望まれます。 .Pp マニュアルのエントリは、実際の長さに関わらず、 また男女の区別をするような意図なしで、 .Ux のマニュアルページを通して、単純に man ページとして参照されています。 .Sh さあ、始めよう 通常チュートリアルドキュメントは、そこに示された題材をすぐに使いたい時 に読むものですので、このドキュメントのユーザはせっかちな人だと 仮定しています。 このドキュメントの残りの部分で説明されている題材は以下のような構成に なっています。 .Bl -enum -offset indent .It .Tn "TROFF に特有な表現" .Bl -tag -width flag -compact -offset indent .It "マクロの使用方法" .It "引数に空白文字を指定する" .It "行末の空白文字 (警告)" .It "特殊文字のエスケープ" .El .It .Tn "MAN ページの分析" .Bl -tag -width flag -compact -offset indent .It "マニュアルページのテンプレート" .El .It .Tn "タイトルマクロ" .It .Tn "マニュアル領域および一般テキスト領域の紹介" .Bl -tag -width flag -compact -offset indent .It "この名前には何が...?" .It "一般的な構文" .El .It .Tn "マニュアル領域" .Bl -tag -width flag -compact -offset indent .It "アドレス" .It "作者名" .It "引数" .It "コンフィギュレーション宣言 (セクション 4 のみ)" .It "コマンド修飾子" .It "定義済みの変数" .It "errno (セクション 2 のみ)" .It "環境変数" .It "関数の引数" .It "関数の宣言" .It "フラグ" .It "関数 (ライブラリルーチン)" .It "関数の型" .\" .It "ヘッダファイル (ソースコードを含む)" .It "対話的なコマンド" .It "名称" .It "オプション" .It "パス名" .It "変数" .It "クロスリファレンス" .El .It .Tn "一般テキスト領域" .Bl -tag -width flag -compact -offset indent .It "AT&T マクロ" .It "BSD マクロ" .It "FreeBSD マクロ" .It "UNIX マクロ" .It "囲い/クォート マクロ" .Bl -tag -width flag -compact -offset indent .It "カギ括弧 <> によるクォート/囲い" .It "角括弧 [] によるクォート/囲い" .It "二重引用符マクロ/囲い" .It "括弧 () によるクォート/囲い" .It "一重引用符によるクォート/囲い" .It "プレフィックスマクロ" .El .It "no\-op もしくは通常テキストマクロ" .It "空白なしマクロ" .It "セクションのクロスリファレンス" .It "参考文献と引用" .It "戻り値 (セクション 2 および 3 のみ)" .It "商標名 (頭字語とタイプ名)" .It "拡張引数" .El .It .Tn "ページ構造領域" .Bl -tag -width flag -compact -offset indent .It "セクションヘッダ" .It "段落と行スペース" .It "キープ" .It "例示とディスプレイ" .It "フォントモード (強調、リテラル、およびシンボリック)" .It "リストと列" .El .It .Tn "定義済みの文字列" .It .Tn "診断" .It .Tn "GROFF、TROFF、および NROFF を使用したフォーマッティング" .It .Tn "バグ" .El .ne 7 .Sh TROFF に特有な表現 .Nm \-mdoc パッケージは man ページを記述するプロセスを簡単にすることを 目的としています。 .Nm \-mdoc を使うために .Xr troff 1 のゴタゴタした詳細を学ぶ必要がないのが理想ですが、 いくつか片付けるべき避けられない制限事項があります。 また、このパッケージは高速で .Em ない ということも予め警告しておきます。 .Ss マクロの使用方法 .Xr troff 1 のように、マクロは .Ql \&\. (ドット文字) を行頭に置き、それに続けて 2 文字からなるマクロの名称を指定することによって 呼び出されます。 引数はマクロの後にスペースで区切って指定することができます。 行頭にドット文字を指定することによって .Xr troff 1 にそれに続く 2 文字をマクロ名として解釈するよう指示しています。 マクロを起動せずに、ある文脈の行の先頭に .Ql \&\. (ドット文字) を置くためには、 .Ql \&\. (ドット) の前にエスケープシーケンス .Ql \e& を指定します。 .Ql \e& は文字通りスペース幅が 0 として解釈され、出力には現れません。 .Pp 一般的に .Xr troff 1 マクロは引数を 9 つまで取ることができ、それ以上指定された引数は無視されます。 .Nm \-mdoc でのほとんどのマクロは 9 つの引数を取ることができ、 限られた場合にのみ引数は次の行に続けて指定することができます ( .Sx 拡張引数 セクションを参照)。 いくつかのマクロは引用符に囲まれた引数を扱うことができます (下の .Sx 引数に空白文字を指定する セクションを参照)。 .Pp .Nm \-mdoc での一般テキスト領域とマニュアル領域のほとんどのマクロは特別であり、 その引数のリストは呼び出し可能なマクロ名として .Em 解析 されます。 これは一般テキスト領域またはマニュアル領域のマクロ名に一致し、 呼び出し可能であると判断された引数リストの中の引数は、 実行されるか、それが処理される時に呼び出されることを意味しています。 この場合、引数はマクロ名にも関わらず、 .Ql \&\. (ドット) で前置されません。 このようにしてたくさんのマクロを入れ子にすることができます。 例えばオプションマクロ .Ql \&.Op はフラグマクロ .Ql \&Fl と引数マクロ .Ql \&Ar を .Em 呼び出して 、オプションのフラグを引数とともに指定することができます。 .Bl -tag -width "\&.Op \&Fl s \&Ar bytes" -offset indent .It Op Fl s Ar bytes は .Li \&.Op \&Fl s \&Ar bytes によって生成される .El .Pp 2 文字からなる文字列をマクロ名として解釈されないようにするには、 その文字列の前にエスケープシーケンス .Ql \e& を指定します。 .Bl -tag -width "\&.Op \&Fl s \&Ar bytes" -offset indent .It Op \&Fl s \&Ar bytes は .Li \&.Op \e&Fl s \e&Ar bytes によって生成される .El .Pp ここで文字列 .Ql \&Fl と .Ql \&Ar はマクロとして解釈されていません。 本ドキュメントと関連のクイックリファレンスマニュアル .Xr mdoc 7 を通して、 引数リストが呼び出し可能な引数として解析されるマクロは「解析される」、 引数リストから呼び出されることができるマクロは「呼び出し可能」 と表現します。 .Nm \-mdoc のほとんどすべてのマクロは解析されるのですから、これは技術的には .Em 不謹慎な ことですが、常にマクロを「呼び出し可能である」とか「他のマクロを 呼び出すことができる」と表現するのは面倒なことであるため、 「解析される」という用語が使われています。 .Ss 引数に空白文字を指定する ひとつ以上の空白文字を含む文字列をひとつの引数として指定したい場合が よくあります。 これは 9 個を越える引数を指定できないという制限に対処したり、 引数のリストにある特有な配置をおこなうことが必要なマクロに引数を指定するような 場合に必要となることがあります。 たとえば、関数マクロ .Ql \&.Fn では最初の引数は関数名であり、残りの引数が関数のパラメータであることが 必要です。 .Tn "ANSI C" の括弧で囲まれたパラメータリストにおける関数のパラメータの宣言の規定に より、各パラメータは最低でも 2 語の文字列となります。 たとえば .Fa int foo のようになります。 .Pp 空白を含む引数を指定するには 2 通りの方法があります。 .Em 実装における注釈 : 解析の前に個々の引数を再割り当てすることによって、 引用符の間に空白を含めて渡すのが最も便利な方法なのですが、 .Tn AT&T の .Xr troff のすべてのマクロを実装するには処理速度およびメモリ使用量の点で かなり高価な方法となります。 .Xr groff では高価な処理にはなりませんが、移植性のため、この方法は 空白を含めることが最も必要である以下のマクロだけに限っています。 .Pp .Bl -tag -width 4n -offset indent -compact .It Li \&Cd コンフィギュレーション宣言 (セクション 4 の .Sx SYNOPSIS ) .It Li \&Bl リスト開始 (幅指定用) .It Li \&Em テキスト強調 .It Li \&Fn 関数 (セクション 2 と 4) .It Li \&It リストの項目 .It Li \&Li リテラルテキスト .It Li \&Sy シンボリックテキスト .It Li \&%B 書籍のタイトル .It Li \&%J 定期刊行物のタイトル .It Li \&%O 参照の追加的な注釈 .It Li \&%R 報告書のタイトル (参照の中で) .It Li \&%T 書籍もしくは定期刊行物の中の記事のタイトル .El .Pp 空白を含む文字列を渡すのに、固定空白、すなわち詰め込まれない空白文字 .Ql \e\ を使う方法があります。すなわち、空白の前にエスケープ文字 .Ql \e を指定する方法です。 この方法はどのマクロでも使うことができますが、1 行を越える長さのテキストの 調整の邪魔になるという副作用があります。 .Xr troff では固定空白は他の印刷可能文字と同様に扱われ、通常期待されるように、 そこで文字列を空白や改行で分けることを行なわなくなります。 この方法は文字列が行の境界をまたがないであろう場合に有用です。 例えば、 .Bl -tag -width "fetch(char *str)" -offset indent .It Fn fetch char\ *str は .Ql \&.Fn fetch char\e *str によって生成される .It Fn fetch "char *str" は .Ql \&.Fn fetch "\\*qchar *str\\*q" でも生成される .El .Pp もし .Ql \e や引用符が省かれると、 .Ql \&.Fn は引数を 3 つ取り、その結果は .Pp .Dl Fn fetch char *str .Pp となります。 .Pp パラメータのリストが改行の境界をまたぐ場合に何がおこるかについては、 .Sx バグ のセクションを参照してください。 .Ss 行末の空白文字 .Xr troff は行末に空白文字があると混乱してしまうことがあります。 <空白><行末>の文字シーケンスからすべての空白文字を取り除くのは良い予防策です。 どうしても行末に空白文字をおく必要性が出てきた場合は、 詰め込まれない空白とエスケープ文字 .Ql \e& を使用することによって対応できます。 例えば、 .Ql string\e\ \e& のようにします。 .Ss 特殊文字のエスケープ 改行 .Ql \en のような特殊文字は .Ql \e を .Ql \ee で置き換える (すなわち .Ql \een とする) ことによって、バックスラッシュを残して扱うことができます。 .Sh MAN ページの分析 man ページの本文はファイル .Pa /usr/share/misc/mdoc.template の基本テンプレートを使って容易に作り上げることができます。 .Pa /usr/share/examples/mdoc にはいくつかのサンプルの man ページが収められています。 .Pp .Ss マニュアルページのテンプレート .Bd -literal -offset indent \&.\e" 以下の項目はすべての man ページで必要な項目です。 \&.Dd 月\ 日, 年 \&.Os オペレーティングシステム [バージョン/リリース] \&.Dt ドキュメントタイトル [セクション番号] [ボリューム] \&.Sh NAME \&.Nm 名称 \&.Nd 名称の 1 行での説明 \&.Sh SYNOPSIS \&.Sh DESCRIPTION \&.\e" 以下の項目については、必要に応じてコメントをはずして使用してく \&.\e" ださい。この次の項目はセクション 2, 3, 9 でのみ必要な、関数の \&.\e" 戻り値です。 \&.\e" .Sh RETURN VALUES \&.\e" 次の項目はセクション 1, 6, 7, 8, 9 でのみ必要なものです。 \&.\e" .Sh ENVIRONMENT \&.\e" .Sh FILES \&.\e" .Sh EXAMPLES \&.\e" 次の項目はセクション 1, 6, 7, 8, 9 でのみ必要なものです。 \&.\e" ((シェルへの)コマンドの戻り値と fprintf/stderr の型の診断 \&.\e" です。) \&.\e" .Sh DIAGNOSTICS \&.\e" 次の項目はセクション 2, 3, 9 でのみ必要な、エラーハンドリングと \&.\e" シグナルハンドリングです。 \&.\e" .Sh ERRORS \&.\e" .Sh SEE ALSO \&.\e" .Sh STANDARDS \&.\e" .Sh HISTORY \&.\e" .Sh AUTHORS \&.\e" .Sh BUGS .Ed .Pp このテンプレートにおける最初の項目はマクロ .Pq Li \&.Dd , \&.Os , \&.Dt であり、それぞれドキュメントの日付、 man ページもしくは題材となっているソースの開発や変更のベースとなった オペレーティングシステム、 .Pq Em 大文字で man ページタイトルをそのページが属するマニュアルのセクション番号とともに 指定したもの、となっています。 これらのマクロはそのページを識別するものであり、後述の .Sx タイトルマクロ で議論されています。 .Pp テンプレート中の残りの項目はセクションのヘッダ .Pq Li \&.Sh であり、それらのうち .Sx NAME と .Sx SYNOPSIS と .Sx DESCRIPTION は必須項目です。 これらのヘッダについては .Sx マニュアル領域 を説明した後、 .Sx ページ構造領域 で議論されます。 いくつかのコンテントマクロはページレイアウトマクロの説明に 使われていますので、ページレイアウトマクロの前にコンテントマクロについて 読むことを推奨します。 .Sh タイトルマクロ タイトルマクロはページ構造領域の最初の部分ですが、man ページを 前日に書き始めたいという人のために、最初に分けて記述されます。 3 つのヘッダマクロでドキュメントか man ページのタイトル、 オペレーティングシステム、および原著の日付を指定します。 これらのマクロはドキュメントの最初に一度だけ呼び出されるもので、 ヘッダとフッタを構成するためだけに使用されます。 .Bl -tag -width 6n .It Li \&.Dt ドキュメントタイトル セクション番号 [ボリューム] ドキュメントタイトルは man ページの主題であり、troff の制限により .Tn 大文字 でなければいけません。 セクション番号は 1,\ ...,\ 9 となり、これが指定されると ボリュームタイトルを省略してもかまいません。 .Pp .Tn FreeBSD では、次のセクション番号と解説について後述します: .Pp .Bl -column SMM -offset indent -compact .It Li 1 FreeBSD General Commands Manual .It Li 2 FreeBSD System Calls Manaul .It Li 3 FreeBSD Library Calls Manual .It Li 4 FreeBSD Kernel Interfaces Manual .It Li 5 FreeBSD File Formats Manual .It Li 6 FreeBSD Games Manual .It Li 7 FreeBSD Miscellaneous Information Manual .It Li 8 FreeBSD System Manager's Manual .It Li 9 FreeBSD Kernel Developers Guide .El .Pp ボリュームタイトルは任意のものか、以下のうちいずれかになります。 .\" .Cl .\" USD UNIX User's Supplementary Documents .\" .Cl .\" PS1 UNIX Programmer's Supplementary Documents .Pp .Bl -column SMM -offset indent -compact .It Li AMD UNIX Ancestral Manual Documents .It Li SMM UNIX System Manager's Manual .It Li URM UNIX Reference Manual .It Li PRM UNIX Programmer's Manual .El .Pp デフォルトのボリュームは セクション 1, 6, 7 では .Li URM 、セクション 8 では .Li SMM 、セクション 2, 3, 4, 5 では .Li PRM となっています。 .\" .Cl .\" MMI UNIX Manual Master Index .\" .Cl .\" CON UNIX Contributed Software Manual .\" .Cl .\" LOC UNIX Local Manual .It Li \&.Os オペレーティングシステム リリース番号 オペレーティングシステムの名称には一般的な頭字語 (略称) を使わなければなりません。 例えば、 .Tn BSD や .Tn FreeBSD や .Tn ATT といったものです。 リリース番号は、例えば4.3, 4.3+Tahoe, V.3, V.4 というような各システム での標準のリリースの命名法を使用します。 認識されない引数はページのフッタ中に記述された通りに表示されます。 以下にフッタの典型的な例を示します。 .Pp .Dl \&.Os BSD 4.3 .Pp や .Dl \&.Os FreeBSD 2.2 .Pp ローカルで作られたセットの例。 .Pp .Dl \&.Os CS Department .Pp Berkeley でのデフォルトである、引数なしの .Ql \&.Os はサイト固有のファイル .Pa /usr/share/tmac/mdoc/doc-common において .Tn BSD として定義されています。 これは実際には .Tn LOCAL として定義すべきです。 .Ql \&.Os マクロがない場合は、ページの左下角はみにくくなるであろうことに 注意してください。 .It Li \&.Dd 月 日, 年 日付は次のようにフォーマルな形式で記述しなければなりません。 .Pp .ne 5 .Dl January 25, 1989 .El .Sh マニュアル領域および一般テキスト領域の紹介 .Ss この名前には何が...? マニュアル領域のマクロ名はコマンドやサブルーチン、それに関連ファイルを 説明するために使われている日常のインフォーマルな言葉から取られています。 この言葉と少し違うバリエーションのものが man ページを書く上での 3 つの異なった面を記述するのに使われます。 最初のものは、 .Nm \-mdoc マクロ使用方法の説明です。 2 番目のものは .Nm \-mdoc マクロを用いた .Ux コマンドの記述です。 3 番目はコマンドを通常の言葉の感覚でユーザに示したものです。 これはすなわち、man ページのテキスト中でのコマンドの議論となります。 .Pp 最初のケースでは、 .Xr troff 1 マクロはそれ自身、一種のコマンドとなっています。 troff コマンドは一般的に以下のような形式をとります。 .Bd -filled -offset indent \&.Va argument1 argument2 ... argument9 .Ed .Pp .Ql \&.Va はマクロコマンドもしくは要求を示しており、それに続くものは すべて引数として処理されます。 2 番目のケースでは、コンテントマクロを使用する .Ux コマンドの記述がもう少し含まれます。 典型的な .Sx SYNOPSIS コマンド行はこのように表示されます。 .Bd -filled -offset indent .Nm filter .Op Fl flag .Ar infile outfile .Ed .Pp ここで .Nm filter はコマンド名であり、角括弧で囲まれた文字列 .Fl flag は .Em フラグ 引数で、これは角括弧で囲むことによってオプションであることを示しています。 .Nm \-mdoc の用語では .Ar infile と .Ar outfile は .Em 引数 と称されています。 上の例のフォーマットを行なったマクロは以下のものです。 .Bd -literal -offset indent \&.Nm filter \&.Op \&Fl flag \&.Ar infile outfile .Ed .Pp 3 番目のケースでは、コマンドの説明や構文に上記の例の両方が使われ、 さらに細かい記述が追加されるでしょう。 上の例での引数 .Ar infile と .Ar outfile は .Em オペランド もしくは .Em ファイル引数 として参照されます。 コマンド行の引数のリストはかなり長くなる場合もあります。 .Bl -tag -width make -offset indent .It Nm make .Op Fl eiknqrstv .Op Fl D Ar variable .Op Fl d Ar flags .Op Fl f Ar makefile .Bk -words .Op Fl I Ar directory .Ek .Op Fl j Ar max_jobs .Op Ar variable=value .Bk -words .Op Ar target ... .Ek .El .Pp ここではコマンド .Nm make について記述しており、 .Ar makefile をフラグ .Fl f の引数としています。 またオプションのファイルオペランド .Ar target についても議論しています。 言葉での説明では、こういった詳細な記述が混乱を防いでくれますが、 .Nm \-mdoc パッケージにはフラグ .Em への 引数のためのマクロがありません。 その代わりに .Ar target のようなオペランドやファイル引数に使われる引数マクロ .Ql \&Ar が .Ar variable のようなフラグへの引数にも使われます。 この make コマンド行は以下の指定により生成されています。 .Bd -literal -offset indent \&.Nm make \&.Op Fl eiknqrstv \&.Op Fl D Ar variable \&.Op Fl d Ar flags \&.Op Fl f Ar makefile \&.Op Fl I Ar directory \&.Op Fl j Ar max_jobs \&.Op Ar variable=value \&.Bk -words \&.Op Ar target ... \&.Ek .Ed .Pp マクロ .Ql \&.Bk と .Ql \&.Ek は .Sx キープ セクションにおいて解説されています。 .Ss 一般的な構文 マニュアル領域と一般テキスト領域のマクロはいくつかの小さな違い があるものの、同様な構文を使用しています。 .Ql \&.Ar , .Ql \&.Fl , .Ql \&.Nm , .Ql \&.Pa は引数なしで呼び出された時のみ異なります。 .Ql \&.Fn と .Ql \&.Xr は引数のリストの順番が異なります。 マクロ .Ql \&.Op と .Ql \&.Fn には入れ子の制限があります。 すべてのコンテントマクロが句読点を認識し、正しく扱うには、 各々の句読点文字が先行する空白で分離されている必要があります。 以下のように指定されている場合、 .Pp .Dl \&.Li sptr, ptr), .Pp その結果は以下のようになります。 .Pp .Dl Li sptr, ptr), .Pp ここでは句読点は認識されずすべての出力はリテラルなフォントで行なわれて います。句読点が空白文字で区切られている場合、 .Pp .Dl \&.Li "sptr , ptr ) ," .Pp 結果は以下のようになります。 .Pp .Dl Li sptr , ptr ) , .Pp 今度は句読点が認識され、出力はデフォルトのフォントで行なわれ リテラルフォントの文字列と区別されています。 .Pp .Ql \e& でエスケープすることによって句読点文字の特別な意味を取り除くことができます。 .Xr troff はマクロ言語としての限界から、数学、論理学、もしくは以下の引用符の 集合のメンバを含んだ文字列を表現するのは困難です。 .Bd -literal -offset indent-two \&{+,\-,/,*,\&%,<,>,<=,>=,=,==,&,`,',"} .Ed .Pp .Xr troff が文字によって示唆されている操作もしくは評価を実際に行なっていることが、 その問題の原因となっています。 .Ql \e& でこれらをエスケープすることによって、これらの文字が予期せずに 評価されることを防止することができます。 最初のコンテントマクロは、以下の .Ql \&.Ad において、その典型的な構文が示されています。 .Sh マニュアル領域 .Ss アドレスマクロ アドレスマクロは addr1[,addr2[,addr3]] の形式からなるアドレスを識別します。 .Pp .Dl 使い方: .Ad address ... \*(Pu .Bl -tag -width ".Ad f1 , f2 , f3 :" -compact -offset 14n .It Li \&.Ad addr1 .Ad addr1 .It Li \&.Ad addr1\ . .Ad addr1 . .It Li \&.Ad addr1\ , file2 .Ad addr1 , file2 .It Li \&.Ad f1\ , f2\ , f3\ : .Ad f1 , f2 , f3 : .It Li \&.Ad addr\ )\ )\ , .Ad addr ) ) , .El .Pp .Ql \&.Ad を引数なしで呼び出すのはエラーです。 .Ql \&.Ad は他のマクロから呼び出し可能で解析されます。 .Ss 作者名 .Ql \&.An マクロは文書化されている項目の作者の名前、もしくは実際の マニュアルページの作者の名前を指定するために使われます。 名前の情報の後のすべての引数は句読点として扱われます。 .Pp .Dl 使い方: .An author_name \*(Pu .Bl -tag -width ".An Joe Author ) ) ," -compact -offset 14n .It Li \&.An Joe\ Author .An Joe Author .It Li \&.An Joe\ Author\ , .An Joe\ Author , .It Li \&.An Joe\ Author\ \&Aq\ nobody@FreeBSD.ORG .An Joe Author Aq nobody@FreeBSD.ORG .It Li \&.An Joe\ Author\ )\ )\ , .An Joe Author ) ) , .El .Pp .Ql \&.An マクロは解析され、呼び出し可能です。 .Ql \&.An を引数なしで呼び出すのはエラーです。 .Ss 引数マクロ 引数マクロ .Ql \&.Ar はコマンド行の引数を参照する際に使用することができます。 .Pp .Dl 使い方: .Ar argument ... \*(Pu .Bl -tag -width ".Ar file1 file2" -compact -offset 15n .It Li \&.Ar .Ar .It Li \&.Ar file1 .Ar file1 .It Li \&.Ar file1\ . .Ar file1 . .It Li \&.Ar file1 file2 .Ar file1 file2 .It Li \&.Ar f1 f2 f3\ : .Ar f1 f2 f3 : .It Li \&.Ar file\ )\ )\ , .Ar file ) ) , .El .Pp .Ql \&.Ar が引数なしで呼び出されると、 .Ql Ar として扱われます。 .Ql \&.Ar マクロは解析され、呼び出し可能です。 .Ss コンフィギュレーション宣言 (セクション 4 のみ) .Ql \&.Cd マクロはセクション 4 のマニュアルにおいて、デバイスインタフェースの .Xr config 8 による宣言の説明に使われます。 このマクロは引用符 (2 重引用符のみ) で囲まれた引数を取ることができます。 .Pp .Bl -tag -width "device le0 at scode?" -offset indent .It Cd "device le0 at scode?" は .Ql ".Cd device le0 at scode?" によって生成されます。 .El .Ss コマンド修飾子 コマンド修飾子は .Ql \&.Cm マクロがすべての引数の前にダッシュ文字を付けないことを除いて、 .Ql \&.Fl (フラグ) コマンドと同じです。 伝統的にフラグはダッシュ文字に引き続いて指定されますが、 いくつかのコマンドやコマンドのサブセットはこの方法を使っていません。 コマンド修飾子はエディタコマンドのような対話的なコマンドでも 指定されることがあります。 .Sx フラグ のセクションを参照してください。 .Ss 定義済みの変数 インクルードファイルにおいて定義されている変数は .Ql \&.Dv マクロによって指定します。 .Pp .Dl 使い方: .Dv defined_variable ... \*(Pu .Bl -tag -width ".Dv MAXHOSTNAMELEN" -compact -offset 14n .It Li ".Dv MAXHOSTNAMELEN" .Dv MAXHOSTNAMELEN .It Li ".Dv TIOCGPGRP )" .Dv TIOCGPGRP ) .El .Pp .Ql \&.Dv を引数なしで呼び出すのはエラーです。 .Ql \&.Dv は解析され、呼び出し可能です。 .Ss errno (セクション 2 のみ) エラーマクロ .Ql \&.Er はセクション 2 のライブラリルーチンにおけるエラーの戻り値を指定します。 下記の 2 番目の例では .Ql \&.Er は一般テキスト領域マクロである .Ql \&.Bq (これはセクション 2 のマニュアルページで使われています) と共に使われています。 .Pp .Dl 使い方: .Er ERRNOTYPE ... \*(Pu .Bl -tag -width ".Bq Er ENOTDIR" -compact -offset 14n .It Li \&.Er ENOENT .Er ENOENT .It Li \&.Er ENOENT\ )\ ; .Er ENOENT ) ; .It Li \&.Bq \&Er ENOTDIR .Bq Er ENOTDIR .El .Pp .Ql \&.Er を引数なしで呼び出すのはエラーです。 .Ql \&.Er は解析され、呼び出し可能です。 .Ss 環境変数 .Ql \&.Ev マクロは環境変数を指定します。 .Pp .Dl 使い方: .Ev argument ... \*(Pu .Bl -tag -width ".Ev PRINTER ) ) ," -compact -offset 14n .It Li \&.Ev DISPLAY .Ev DISPLAY .It Li \&.Ev PATH\ . .Ev PATH . .It Li \&.Ev PRINTER\ )\ )\ , .Ev PRINTER ) ) , .El .Pp .Ql \&.Ev を引数なしで呼び出すのはエラーです。 .Ql \&.Ev は解析され、呼び出し可能です。 .Ss 関数の引数 .Ql \&.Fa マクロは関数の引数 (パラメータ) を マニュアルの .Sx SYNOPSIS のセクション外、もしくは .Sx SYNOPSIS のセクション内で参照する場合に使われます。 パラメータのリストが .Ql \&.Fn マクロでは長すぎる場合は、 囲って使うマクロ .Ql \&.Fo と .Ql \&.Fc を使わなければなりません。 .Ql \&.Fa は構造体のメンバを参照する場合にも使われます。 .Pp .Dl 使い方: .Fa function_argument ... \*(Pu .Bl -tag -width ".Fa d_namlen\ )\ )\ ," -compact -offset 14n .It Li \&.Fa d_namlen\ )\ )\ , .Fa d_namlen ) ) , .It Li \&.Fa iov_len .Fa iov_len .El .Pp .Ql \&.Fa を引数なしで呼び出すのはエラーです。 .Ql \&.Fa は解析され、呼び出し可能です。 .Ss 関数の宣言 .Ql \&.Fd マクロは .Sx SYNOPSIS セクションにおいて、セクション 2 または 3 の関数の説明で使われます。 .Ql \&.Fd マクロから他のマクロを呼び出すことはなく、他のマクロから呼び出すことも できません。 .Pp .Dl 使い方: .Fd include_file (or defined variable) .Pp .Sx SYNOPSIS セクションにおいて、関数がすでに示されていて改行が入っていない場合、 .Ql \&.Fd によって改行が挿入されます。 これによって前の関数呼び出しと次の関数の宣言の間に最適な行間が設定されます。 .Ss フラグ .Ql \&.Fl マクロはコマンド行のフラグを扱います。 フラグの前にはダッシュ .Ql \- が挿入されます。 対話的なコマンドのフラグでは、ダッシュがフラグの前には挿入されませんが、 .Ql \&.Cm (コマンド修飾子) マクロは、ダッシュを付けないことを除き、同じ働きをします。 .Pp .Dl 使い方: .Fl argument ... \*(Pu .Bl -tag -width ".Fl \-s \-t \-v" -compact -offset 14n .It Li \&.Fl .Fl .It Li \&.Fl cfv .Fl cfv .It Li \&.Fl cfv\ . .Fl cfv . .It Li \&.Fl s v t .Fl s v t .It Li \&.Fl -\ , .Fl - , .It Li \&.Fl xyz\ )\ , .Fl xyz ) , .El .Pp 引数なしで .Ql \&.Fl マクロを指定すると、標準入力/標準出力を意味するダッシュとなります。 ひとつのダッシュに .Ql \&.Fl マクロを使用すると、2 つダッシュとなることに注意して下さい。 .Ql \&.Fl マクロは解析され、呼び出し可能です。 .Ss 関数 (ライブラリルーチン) .Ql \&.Fn マクロは ANSI C の記法を規範としています。 .Bd -literal 使い方: .Fn [type] function [[type] parameters ... \*(Pu] .Ed .Bl -tag -width ".Fn .int align. .const * char *sptrsxx" -compact .It Li "\&.Fn getchar" .Fn getchar .It Li "\&.Fn strlen ) ," .Fn strlen ) , .It Li \&.Fn "\\*qint align\\*q" "\\*qconst * char *sptrs\\*q" , .Fn "int align" "const * char *sptrs" , .El .Pp .Ql \&.Fn を引数を指定せずに呼び出すのはエラーです。 .Ql \&.Fn マクロは解析され、呼び出し可能です。他のマクロの呼び出しは .Ql \&.Fn の呼び出しの終了を意味することに注意して下さい (閉じ括弧がその点で挿入されます)。 .Pp 9 個以上のパラメータをとる関数 (これは滅多にないことですが) では、 .Ql \&.Fo マクロ (関数オープン) と .Ql \&.Fc マクロ (関数クローズ) を .Ql \&.Fa (関数引数) と共に使って、この制限を回避することができます。 以下にその例を示します。 .Bd -literal -offset indent \&.Fo "int res_mkquery" \&.Fa "int op" \&.Fa "char *dname" \&.Fa "int class" \&.Fa "int type" \&.Fa "char *data" \&.Fa "int datalen" \&.Fa "struct rrec *newrr" \&.Fa "char *buf" \&.Fa "int buflen" \&.Fc .Ed .Pp これは以下のような結果になります。 .Bd -filled -offset indent .Fo "int res_mkquery" .Fa "int op" .Fa "char *dname" .Fa "int class" .Fa "int type" .Fa "char *data" .Fa "int datalen" .Fa "struct rrec *newrr" .Fa "char *buf" .Fa "int buflen" .Fc .Ed .Pp .Ql \&.Fo と .Ql \&.Fc マクロは解析され、呼び出し可能です。 .Sx SYNOPSIS セクションでは、関数は常に行の先頭から開始されます。 .Sx SYNOPSIS セクションにおいて、複数の関数が示されており、関数の型が示されない場合、 改行が挿入され、現在の関数名とその前の関数名の間に最適な改行量が設定されます。 現在、 .Ql \&.Fn は troff の行の長さに対して、語の境界をチェックしておらず、予期しない 場所で改行が挿入されてしまうことがあります。 これは近い将来修正されるでしょう。 .Ss 関数の型 このマクロは .Sx SYNOPSIS セクションで使うものです。 man ページ中の他の場所でも問題なく使うことができますが、 セクション 2 と 3 の .Sx SYNOPSIS セクションでカーネルの通常の形式で関数の型を示すことがこのマクロの目的です (このマクロは関数名が次の行に置かれるように改行を挿入します)。 .Pp .Dl 使い方: .Ft type ... \*(Pu .Bl -tag -width "\&.Ft struct stat" -offset 14n -compact .It Li \&.Ft struct stat .Ft struct stat .El .Pp .Ql \&.Ft は他のマクロからは呼び出せません。 .Ss 対話的なコマンド .Ql \&.Ic マクロは対話的なコマンド、もしくは内部コマンドを指定します。 .Pp .Dl 使い方: .Ic argument ... \*(Pu .Bl -tag -width ".Ic setenv , unsetenvxx" -compact -offset 14n .It Li \&.Ic :wq .Ic :wq .It Li \&.Ic do while {...} .Ic do while {...} .It Li \&.Ic setenv\ , unsetenv .Ic setenv , unsetenv .El .Pp .Ql \&.Ic を引数なしで呼び出すのはエラーです。 .Ql \&.Ic マクロは解析され、呼び出し可能です。 .Ss 名称マクロ .Ql \&.Nm マクロは文書のタイトルやサブジェクト名を指定するために使われます。 このマクロは最初に呼び出された時の引数を覚えておくという特性を持っており、 それは常にそのページのサブジェクト名であるべきです。 引数なしで呼び出されると .Ql \&.Nm は作者の作業を少なくするためだけの目的で、最初の名称を出力します。 注釈: セクション 2 または 3 のドキュメントの関数名は .Sx NAME セクションにおいて .Ql \&.Nm で指定され、 .Sx SYNOPSIS セクションや残りのセクションでは .Ql \&.Fn で指定されます。 .Xr csh 1 での .Ql while コマンドのキーワードのような対話的なコマンドでは .Ql \&.Ic マクロを使うべきです。 .Ql \&.Ic はほとんど .Ql \&.Nm と同一ですが、 それが最初に使われたときの引数を記憶することはできません。 .Pp .Dl 使い方: .Nm argument ... \*(Pu .Bl -tag -width ".Nm mdoc.sample" -compact -offset 14n .It Li \&.Nm mdoc.sample .Nm mdoc.sample .It Li \&.Nm \e-mdoc .Nm \-mdoc . .It Li \&.Nm foo\ )\ )\ , .Nm foo ) ) , .It Li \&.Nm .Nm .El .Pp .Ql \&.Nm マクロは解析され、呼び出し可能です。 .Ss オプション .Ql \&.Op マクロはコマンド行の残りのすべての引数を オプションであることを示す角括弧で囲み、 末尾の句読点は角括弧の外に置きます。 .Ql \&.Oc マクロと .Ql \&.Oo マクロは複数行に渡って使うことができます。 .Pp .Dl 使い方: .Op options ... \*(Pu .Bl -tag -width ".Op Fl c Ar objfil Op Ar corfil ," -compact -offset indent .It Li \&.Op .Op .It Li ".Op Fl k" .Op Fl k .It Li ".Op Fl k ) ." .Op Fl k ) . .It Li ".Op Fl k Ar kookfile" .Op Fl k Ar kookfile .It Li ".Op Fl k Ar kookfile ," .Op Fl k Ar kookfile , .It Li ".Op Ar objfil Op Ar corfil" .Op Ar objfil Op Ar corfil .It Li ".Op Fl c Ar objfil Op Ar corfil ," .Op Fl c Ar objfil Op Ar corfil , .It Li \&.Op word1 word2 .Op word1 word2 .El .Pp .Ql \&.Oc マクロと .Ql \&.Oo マクロ: .Bd -literal -offset indent \&.Oo \&.Op \&Fl k \&Ar kilobytes \&.Op \&Fl i \&Ar interval \&.Op \&Fl c \&Ar count \&.Oc .Ed .Pp 出力結果: .Oo .Op Fl k Ar kilobytes .Op Fl i Ar interval .Op Fl c Ar count .Oc .Pp .Ql \&.Op と .Ql \&.Oc と .Ql \&.Oo マクロは解析され、呼び出し可能です。 .Ss パス名 .Ql \&.Pa マクロはパス名もしくはファイル名をフォーマットします。 .Pp .Dl 使い方: .Pa pathname \*(Pu .Bl -tag -width ".Pa /tmp/fooXXXXX ) ." -compact -offset 14n .It Li \&.Pa /usr/share .Pa /usr/share .It Li \&.Pa /tmp/fooXXXXX\ )\ . .Pa /tmp/fooXXXXX ) . .El .Pp .Ql \&.Pa マクロは解析され、呼び出し可能です。 .Ss 変数 一般的な変数への参照です。 .Pp .Dl 使い方: .Va variable ... \*(Pu .Bl -tag -width ".Va char s ] ) ) ," -compact -offset 14n .It Li \&.Va count .Va count .It Li \&.Va settimer , .Va settimer , .It Li \&.Va int\ *prt\ )\ : .Va int\ *prt ) : .It Li \&.Va char\ s\ ]\ )\ )\ , .Va char\ s ] ) ) , .El .Pp .Ql \&.Va を引数なしで呼び出すのはエラーです。 .Ql \&.Va マクロは解析され、呼び出し可能です。 .Ss マニュアルページのクロスリファレンス .Ql \&.Xr マクロは最初の引数にマニュアルページの名称を取り、もしあれば次の引数に セクションのページ数か句読点を取ります。 すべての残りの引数は句読点と見なされます。 .Pp .Dl 使い方: .Xr man_page [1,...,9] \*(Pu .Bl -tag -width ".Xr mdoc 7 ) ) ," -compact -offset 14n .It Li \&.Xr mdoc .Xr mdoc .It Li \&.Xr mdoc\ , .Xr mdoc , .It Li \&.Xr mdoc 7 .Xr mdoc 7 .It Li \&.Xr mdoc 7\ )\ )\ , .Xr mdoc 7 ) ) , .El .Pp .Ql \&.Xr マクロは解析され、呼び出し可能です。 .Ql \&.Xr を引数なしで呼び出すのはエラーです。 .Sh 一般テキスト領域 .Ss AT&T マクロ .Bd -literal -offset indent -compact 使い方: .At [v6 | v7 | 32v | V.1 | V.4] ... \*(Pu .Ed .Bl -tag -width ".At v6 ) ," -compact -offset 14n .It Li ".At" .At .It Li ".At v6 ." .At v6 . .El .Pp .Ql \&.At マクロは解析 .Em されず 、呼び出し .Em 不可能 です。 最大 2 つまでの引数を取ることができます。 .Ss BSD マクロ .Dl 使い方: .Bx [Version/release] ... \*(Pu .Bl -tag -width ".Bx 4.3 ) ," -compact -offset 14n .It Li ".Bx" .Bx .It Li ".Bx 4.3 ." .Bx 4.3 . .El .Pp .Ql \&.Bx マクロは解析され、呼び出し可能です。 .Ss FreeBSD マクロ .Bd -literal -offset indent -compact 使い方: .Fx Version.release ... \*(Pu .Ed .Bl -tag -width ".Fx 2.2 ) ," -compact -offset 14n .It Li ".Fx 2.2 ." .Fx 2.2 . .El .Pp .Ql \&.Fx マクロは解析 .Em されず 、呼び出し .Em 不可能 です。 最大 2 つまでの引数を取ることができます。 .Ss UNIX マクロ .Dl 使い方: .Ux ... \*(Pu .Bl -tag -width ".Ux 4.3 ) ," -compact -offset 14n .It Li ".Ux" .Ux .El .Pp .Ql \&.Ux マクロは解析され、呼び出し可能です。 .Ss 囲い/クォートマクロ 囲いの概念はクォートと似たものです。 1 つ以上の文字列が引用符や括弧のような文字のペアで囲まれている オブジェクトを指します。 クォートと囲いという用語はこの文書を通して同じ意味で使われます。 ほとんどの 1 行の囲いマクロはクォート (quote) のヒントとするために、小文字の .Ql q で終了しますが、いくつかの例外があります。 各々の囲いマクロに対し、開始マクロと終了マクロのペアもあり、それぞれ小文字の .Ql o と .Ql c で終了します。 これらは 1 行以上のテキストに渡って使うことができますが、 入れ子にする場合に制限があります。 その中では 1 行形式のクォートマクロのみ使用することができます。 .Pp .ne 5 .Bd -filled -offset indent .Bl -column "クォート " "終了 " "開始 " "クォートされたリテラル " XX文字列XX .Em " クォート 終了 開始 機能 結果" \&.Aq .Ac .Ao カギ括弧による囲い <文字列> \&.Bq .Bc .Bo 角括弧による囲い [文字列] \&.Dq .Dc .Do 2 重引用符 ``文字列'' .Ec .Eo 囲い文字列 (XXによる) XX文字列XX \&.Pq .Pc .Po 括弧による囲い (文字列) \&.Ql クォートされたリテラル `st' または文字列 \&.Qq .Qc .Qo まっすぐな 2 重引用符 "文字列" \&.Sq .Sc .So 1 重引用符 `文字列' .El .Ed .Pp 下記の不正なマクロを除き、すべてのクォートマクロは解析され、呼び出し可能です。 句読点がひとつずつ置かれていて、スペースで区切られていれば、 すべてのクォートマクロは句読点を適切に扱います。 クォートマクロは開く句読点、閉じる句読点 (訳注: 句読点には括弧なども含みます) を調べ、 それが囲む文字列より前か後かを決めます。 これによって、ある程度の入れ子が可能になっています。 .Bl -tag -width xxx,xxxx .It Li \&.Ec , \&.Eo これらのマクロは各々開始および終了の文字列を最初の引数に取ります。 .It Li \&.Ql リテラルをクォートするマクロは .Xr troff では .Xr nroff と異なった処理を行ないます。 .Xr nroff でフォーマットされた場合、クォート指定されたリテラルは常にクォートされます。 .Xr troff でフォーマットされた場合は、アイテムの幅が固定幅文字 3 つ分より 狭い場合にのみクォートされます。 これはリテラル (固定幅) のフォントの変更があまり気づかれないものであるため、 短い文字列を良く見えるようにするためです。 .It Li \&.Pf プレフィックスマクロは呼び出し可能ではありませんが、解析されます。 .Bl -tag -width "(namexx" -offset indent .It Li ".Pf ( Fa name2" は .Pf ( Fa name2 となります。 .El .Pp .Ql \&.Ns (空白なし) マクロはサフィックス機能と同様の作用があります。 .El .Pp .ne 4 クォートの例: .Bl -tag -width ".Aq Pa ctype.h ) ,xxxxxxxx" -compact -offset indent .It Li \&.Aq .Aq .It Li \&.Aq \&Ar ctype.h\ )\ , .Aq Ar ctype.h ) , .It Li \&.Bq .Bq .It Li \&.Bq \&Em Greek \&, French \&. .Bq Em Greek , French . .It Li \&.Dq .Dq .It Li ".Dq string abc ." .Dq string abc . .It Li ".Dq \'^[A-Z]\'" .Dq \'^[A-Z]\' .It Li "\&.Ql man mdoc" .Ql man mdoc .It Li \&.Qq .Qq .It Li "\&.Qq string ) ," .Qq string ) , .It Li "\&.Qq string Ns )," .Qq string Ns ), .It Li \&.Sq .Sq .It Li "\&.Sq string .Sq string .El .Pp 囲いマクロの入れ子についての良い例については、 オプションマクロ .Ql \&.Op を参照してください。 このマクロは上でリストされているような囲いマクロと同じベースの上に 作られています。 拡張引数リストマクロ .Ql \&.Xo と .Ql \&.Xc もまた同じルーチンをベースに作られており、 .Nm \-mdoc マクロの使い方の非常に良い例となっています。 .Ss no\-op もしくは通常テキストマクロ .Ql \&.No マクロはマクロコマンド行において、コンテントマクロの構文形式に従うが、 フォーマットされては .Em ならない 単語をハックするものです。 .Ss 空白なしマクロ .Ql \&.Ns マクロはマクロ間での不要な空白を除去します。 これはフラグと引数の間に空白を含まない古いスタイルの引数リストを使う場合に 便利です。 .Bl -tag -width ".Op Fl I Ns Ar directoryxx" -offset indent .It Li ".Op Fl I Ns Ar directory" これは以下の結果になります。 .Op Fl I Ns Ar directory .El .Pp 注釈: .Ql \&.Ns マクロは他のマクロ名が続かなければ、スペースを除去したあとに .Ql \&.No マクロを常に起動します。 .Ql \&.Ns マクロは解析され、呼び出し可能です。 .Ss セクションのクロスリファレンス .Ql \&.Sx マクロは同一文書内でのセクションのヘッダへの参照を指定します。 これは解析され、呼び出し可能です。 .Pp .Bl -tag -width "Li \&.Sx FILES" -offset 14n .It Li \&.Sx FILES .Sx FILES .El .Ss 参考文献と引用 以下のマクロは多少なりとも参考文献を扱えるようにと意図したものです。 これらのマクロは、せいぜい参照スタイルの参考文献のサブセットを手動で 作成しやすくする程度です。 .Pp .Bl -tag -width 6n -offset indent -compact .It Li ".Rs" 参考文献の開始。 改行を挿入してから、参考文献の終了マクロが読み込まれるまで 参考文献の情報を収集する。 .It Li ".Re" 参考文献の終了。 参考文献が表示される。 .It Li ".%A" 参考文献の作者名。1 回の呼び出しにつき、作者名をひとつ指定する。 .It Li ".%B" 書籍のタイトル。 .It Li ".\&%C" 市 / 場所。 .It Li ".\&%D" 日付。 .It Li ".%J" 定期刊行物の名称。 .It Li ".%N" 発行番号。 .It Li ".%O" 追加情報。 .It Li ".%P" ページ番号。 .It Li ".%R" 報告書の名称。 .It Li ".%T" 記事のタイトル。 .It Li ".%V" 巻数。 .El .Pp .Ql % で始まるマクロは呼び出し不可能ですが、 呼び出し側に戻る商標名マクロだけは解析されます。 (現時点では予期できないことです。) 商標名のみ解析されるのは .Xr troff Ns / Ns Xr ditroff の出力をきれいにするためです。 .Ss 戻り値 .Ql \&.Rv マクロは .Sx RETURN VALUES のセクションで使うテキストを生成します。 .Pp .Dl 使い方: .Rv [-std function] .Pp .Ql \&.Rv -std atexit これは以下のテキストを生成します。 .Pp .Rv -std atexit .Pp .Fl std オプションはセクション 2 と 3 のマニュアルページでのみ有効です。 .Ss 商標名 (頭字語とタイプ名) 商標名マクロは一般的に長さが 2 文字を越えるすべてが大文字の単語用 に使われる小さな大文字のマクロです。 .Pp .Dl 使い方: .Tn symbol ... \*(Pu .Bl -tag -width ".Tn ASCII" -compact -offset 14n .It Li \&.Tn DEC .Tn DEC .It Li \&.Tn ASCII .Tn ASCII .El .Pp .Ql \&.Tn マクロは解析され、他のマクロから呼び出し可能です。 .Ss 拡張引数 .Ql \&.Xo と .Ql \&.Xc マクロでマクロの境界における引数リストを拡張することができます。 引数リストは .Ql \&.Op のようなすべての引数が 1 行中に指定されていることを前提としている マクロの中では行に渡って拡張することができません。 .Pp 以下に空白モードマクロをスペーシングをオフにするために使った .Ql \&.Xo での例を示します。 .Bd -literal -offset indent \&.Sm off \&.It Xo Sy I Ar operation \&.No \een Ar count No \een \&.Xc \&.Sm on .Ed .Pp これは以下のような結果になります。 .Bd -filled -offset indent .Bl -tag -width flag -compact .Sm off .It Xo Sy I Ar operation .No \en Ar count No \en .Xc .Sm on .El .Ed .Pp 例をもうひとつ: .Bd -literal -offset indent \&.Sm off \&.It Cm S No \&/ Ar old_pattern Xo \&.No \&/ Ar new_pattern \&.No \&/ Op Cm g \&.Xc \&.Sm on .Ed .Pp これは以下のような結果になります。 .Bd -filled -offset indent .Bl -tag -width flag -compact .Sm off .It Cm S No \&/ Ar old_pattern Xo .No \&/ Ar new_pattern .No \&/ Op Cm g .Xc .Sm on .El .Ed .Pp 囲いマクロを使った .Ql \&.Xo の他の例: 変数の値をテストして下さい。 .Bd -literal -offset indent \&.It Xo \&.Ic .ifndef \&.Oo \e&! Oc Ns Ar variable \&.Op Ar operator variable ... \&.Xc .Ed .Pp 結果は以下の通りです。 .Bd -filled -offset indent .Bl -tag -width flag -compact .It Xo .Ic .ifndef .Oo \&! Oc Ns Ar variable .Op Ar operator variable ... .Xc .El .Ed .Pp 上のすべての例では .Ql \&.It (リスト項目) マクロの引数リストに .Ql \&.Xo マクロを使用しています。 拡張マクロが使われることはあまりありません。 使われるとすれば、リスト項目の引数リストを拡張する場合です。 残念なことに、これが拡張マクロが最も懲り性であるところでもあります。 最初の 2 つの例では、スペーシングはオフになっています。 3 番目では、ある箇所にはスペーシングを入れることが望ましいのですが、 出力全体に入れたいわけではありません。 そのような状況でこれらのマクロが適切に動作するためには、 .Ql \&.Xo と .Ql \&.Xc マクロが 3 番目の例にあるように指定されていることを確認してください。 .Ql \&.Xo マクロが置かれた .Ql \&.It の引数リストに他のものが置かれると、スペーシングがどうなるかは予測不可能です。 この場合、 .Ql \&.Ns (空白なしマクロ) は行中の最初もしくは最後のマクロに指定してはいけません。 現在 .Bx でリリースされている 900 のマニュアルページ (実際のページでは約 1500 ページ) のうち 15 のマニュアルページでのみしか .Ql \&.Xo が使われていません。 .Sh ページ構造領域 .Ss セクションヘッダ 以下にリストされている、最初の 3 つのセクションヘッダマクロ .Ql \&.Sh はすべての man ページで必須のものです。 残りのセクションヘッダはマニュアルページの作者の裁量において、 推奨されているものです。 .Ql \&.Sh マクロは 9 つまでの引数を取ることができます。 これは解析されますが、呼び出し不可能です。 .Bl -tag -width ".Sh SYNOPSIS" .It \&.Sh NAME .Ql \&.Sh NAME (訳注: 名称) マクロは必須のものです。 これが指定されていないと、ヘッダとフッタ、それにデフォルトの ページレイアウトが設定されず、結果はかなり好ましくないものになるでしょう。 .Sx NAME セクションは最低 3 つの項目からなります。 最初のものは名称マクロ .Ql \&.Nm であり、man ページのサブジェクトとなります。 2 番目のものは名称説明マクロ .Ql \&.Nd であり、サブジェクト名を 3 つめの項目、 すなわちその名称の説明と分離します。 説明に割り当てられるスペースは小さいものですので、 できるだけ簡潔で分かりやすいものでなければなりません。 .It \&.Sh SYNOPSIS .Sx SYNOPSIS (訳注: 書式) セクションはその man ページのサブジェクトとなっている項目の 典型的な使用法を説明します。 必須のマクロは .Ql ".Nm" , .Ql ".Cd" , .Ql ".Fn" のいずれかです。 (他には .Ql ".Fo" , .Ql ".Fc" , .Ql ".Fd" , .Ql ".Ft" のマクロも必要な場合があります。) 関数名マクロ .Ql ".Fn" はセクション 2 と 3 のマニュアルページにおいて必須のもので、 コマンドと一般名称マクロ .Ql \&.Nm はセクション 1, 5, 6, 7, 8 で必須の項目です。 セクション 4 のマニュアルでは .Ql ".Nm" か .Ql ".Fd" 、もしくはコンフィギュレーションデバイス使用法マクロ .Ql ".Cd" が必要です。 その他のいくつかのマクロが下に示すような書式行を生成するために必要なこと があります。 .Pp .Bd -filled -offset indent .Nm cat .Op Fl benstuv .Op Fl .Ar .Ed .Pp 以下のマクロが使われています。 .Pp .Dl \&.Nm cat .Dl \&.Op \&Fl benstuv .Dl \&.Op \&Fl .Dl \&.Ar .Pp .Sy 注釈 : マクロ .Ql \&.Op , .Ql \&.Fl , .Ql \&.Ar はパイプの文字 .Ql \*(Ba を認識し、下記のようなコマンド行 .Pp .Dl ".Op Fl a | Fl b" .Pp はうまくいきません。 .Xr troff は通常 \*(Ba を特別のオペレータとして解釈します。 この他で \*(Ba が使える場合については .Sx 定義済みの文字列 セクションを参照して下さい。 .It \&.Sh DESCRIPTION .Sx DESCRIPTION (訳注: 解説) セクションでの最初のテキストは、ほとんどの場合ではそのコマンド、 関数もしくはファイルについての短い段落で、オプションの構文リストと それぞれの説明がそれに続きます。 そのようなリストを作成するには リスト開始マクロ .Ql \&.Bl 、リスト項目マクロ .Ql \&.It 、リスト終了マクロ .Ql \&.El を使います (後述の .Sx リストと列 セクションを参照)。 .El .Pp 以下の .Ql \&.Sh のセクションヘッダはマニュアルページの好ましいレイアウトの一部であり、 一貫性を保つために適切に使われなければなりません。 これらは使われる順番にリストされています。 .Bl -tag -width 書式 .It \&.Sh ENVIRONMENT (訳注: 環境変数) .Sx ENVIRONMENT セクションは関連する環境変数を明らかにし、 それらの振舞や使用方法を示します。 .It \&.Sh EXAMPLES (訳注: 使用例、実行例) 使用例、実行例を作成するには様々な方法があります。 詳細については、下の .Sx 例示とディスプレイ のセクションを参照してください。 .It \&.Sh FILES (訳注: 関連ファイル) man ページのサブジェクトによって使用されるか生成されるファイルで、 .Sx FILES のセクション中でマクロ .Ql \&.Pa によってリストされます。 .It \&.Sh SEE ALSO (訳注: 関連項目) .Sx SEE ALSO セクションには、その man ページの題材に関する資料への参照と 他の関連する man ページへのクロスリファレンスが記載されます。 クロスリファレンスは .Ql \&.Xr マクロによって指定されます。 .Sx SEE ALSO セクションでのクロスリファレンスはセクション番号順に並べ、 セクション中ではカンマで区切ってアルファベット順に並べなければなりません。 以下に例を示します。 .Pp .Xr ls 1 , .Xr ps 1 , .Xr group 5 , .Xr passwd 5 . .Pp ここで参考スタイルである .Xr refer 1 は適応されていません。 .It \&.Sh STANDARDS (訳注: 規格) コマンドやライブラリ関数やファイルが、 .St -p1003.2 や .St -ansiC のような特定の実装によるものであれば、ここで記述します。 もしコマンドがどの規格にも基づいていなければ、その歴史は .Sx HISTORY のセクションで説明されなければなりません。 .It \&.Sh HISTORY (訳注: 歴史) 特定の規格に基づいていないコマンドは、 このセクションでその歴史の概要が説明されるべきです。 .It \&.Sh AUTHORS (訳注: 作者) クレジットが必要であれば、ここで入れます。 +人物名を指定するには +.Ql \&.An +マクロを使用すべきです。 .It \&.Sh DIAGNOSTICS (訳注: 診断) コマンドからの診断はこのセクションに入れます。 .It \&.Sh ERRORS (訳注: エラー) 特定のエラーハンドリング、特にライブラリ関数 (man ページのセクション 2, 3, 9) でのエラーハンドリングは、ここで説明します。 .Ql \&.Er マクロが errno を記述するために使われます。 .It \&.Sh BUGS (訳注: バグ) あきらかな問題はここで記述します。 .El .Pp ユーザ指定の .Ql \&.Sh セクションを追加することができます。 たとえば、このセクションは以下のように設定されています。 .Bd -literal -offset 14n \&.Sh ページ構造領域 .Ed .Ss 段落と行スペース .Bl -tag -width 6n .It \&.Pp .Ql \&.Pp 段落コマンド は必要な場合に行スペースを指定するために使われます。 このマクロは .Ql \&.Sh マクロや .Ql \&.Ss マクロのあと、それに .Ql \&.Bl マクロの前では必要ありません。 ( .Ql \&.Bl マクロは -compact フラグが指定されていなければ、縦方向の距離を宣言します )。 .El .\" This worked with version one, need to redo for version three .\" .Pp .\" .Ds I .\" .Cw (ax+bx+c) \ is\ produced\ by\ \& .\" .\".Cw (ax+bx+c) \&.Va_by_) \&_and_\& \&[?/]m_b1_e1_f1[?/]\& .\" .Cl Cx \t\t .\" .Li \&.Cx\ ( .\" .Cx .\" .Cl Cx \t\t .\" .Li \&.Va ax .\" .Cx .\" .Cl Cx \t\t .\" .Li \&.Sy \+ .\" .Cx .\" .Cl Cx \&(\& .\" .Va ax .\" .Cx + .\" .Va by .\" .Cx + .\" .Va c ) .\" .Cx \t .\" .Em is produced by .\" .Cx \t .\" .Li \&.Va by .\" .Cx .\" .Cl Cx \t\t .\" .Li \&.Sy \+ .\" .Cx .\" .Cl Cx \t\t .\" .Li \&.Va c ) .\" .Cx .\" .Cl Cx \t\t .\" .Li \&.Cx .\" .Cx .\" .Cw .\" .De .\" .Pp .\" This example shows the same equation in a different format. .\" The spaces .\" around the .\" .Li \&+ .\" signs were forced with .\" .Li \e : .\" .Pp .\" .Ds I .\" .Cw (ax\ +\ bx\ +\ c) \ is\ produced\ by\ \& .\" .\".Cw (ax+bx+c) \&.Va_by_) \&_and_\& \&[?/]m_b1_e1_f1[?/]\& .\" .Cl Cx \t\t .\" .Li \&.Cx\ ( .\" .Cx .\" .Cl Cx \t\t .\" .Li \&.Va a .\" .Cx .\" .Cl Cx \t\t .\" .Li \&.Sy x .\" .Cx .\" .Cl Cx \t\t .\" .Li \&.Cx \e\ +\e\ \e& .\" .Cx .\" .Cl Cx \&(\& .\" .Va a .\" .Sy x .\" .Cx \ +\ \& .\" .Va b .\" .Sy y .\" .Cx \ +\ \& .\" .Va c ) .\" .Cx \t .\" .Em is produced by .\" .Cl Cx \t\t .\" .Li \&.Va b .\" .Cx .\" .Cl Cx \t\t .\" .Li \&.Sy y .\" .Cx .\" .Cl Cx \t\t .\" .Li \&.Cx \e\ +\e\ \e& .\" .Cx .\" .Cl Cx \t\t .\" .Li \&.Va c ) .\" .Cx .\" .Cl Cx \t\t .\" .Li \&.Cx .\" .Cx .\" .Cw .\" .De .\" .Pp .\" The incantation below was .\" lifted from the .\" .Xr adb 1 .\" manual page: .\" .Pp .\" .Ds I .\" .Cw \&[?/]m_b1_e1_f1[?/]\& is\ produced\ by .\" .Cl Cx \t\t .\" .Li \&.Cx Op Sy ?/ .\" .Cx .\" .Cl Cx \t\t .\" .Li \&.Nm m .\" .Cx .\" .Cl Cx Op Sy ?/ .\" .Nm m .\" .Ad \ b1 e1 f1 .\" .Op Sy ?/ .\" .Cx \t .\" .Em is produced by .\" .Cx \t .\" .Li \&.Ar \e\ b1 e1 f1 .\" .Cx .\" .Cl Cx \t\t .\" .Li \&.Op Sy ?/ .\" .Cx .\" .Cl Cx \t\t .\" .Li \&.Cx .\" .Cx .\" .Cw .\" .De .\" .Pp .Ss キープ 現在実装されているキープは単語に対するものだけです。 それらは .Ql \&.Bk (キープ開始) マクロと .Ql \&.Ek (キープ終了) マクロです。 .Ql \&.Bk に指定できるオプションは .Fl words のみであり、これはオプションの途中で改行が入らないようにするのに便利です。 コマンド行の引数を生成する例 ( .Sx この名前には何が...? セクションを参照) において、キープは .Xr nroff がフラグと引数を別の行に分けないように使われています。 (実際には、オプションマクロがこの目的で使われていましたが、 オプションが行中にわたって散らばってしまうと 一般的に見栄えが悪くなるという理由により .Xr troff で右揃えのマージンを強制的に行なう (宗教的な) 決定がなされてから、 オプションマクロをこの目的で使わないようになりました。 キープマクロについてはもっと機能を向上する作業が必要であり、 .Fl line オプションを追加していく必要があります。) .Ss 例示とディスプレイ ディスプレイには 5 つのタイプがあります。 即席 1 行インデントディスプレイ .Ql \&.D1 、即席 1 行リテラルディスプレイ .Ql \&.Dl 、それに ディスプレイ開始マクロ .Ql \&.Bd とディスプレイ終了マクロ .Ql \&.Ed を使用するリテラルブロック、フィルブロックおよび凸凹ブロックです。 .Pp .Bl -tag -width \&.Dlxx .It Li \&.D1 (D-いち) インデントされたテキストを 1 行表示します。 このマクロは解析されますが、呼び出し不可能です。 .Pp .Dl Fl ldghfstru .Pp これは次の指定で生成されたものです。 .Li \&.Dl Fl ldghfstru .It Li \&.Dl (D-エル) インデントされた .Em リテラル テキストを 1 行表示します。 .Ql \&.Dl マクロの例は本ファイルの中に渡って使われています。 これによって 1 行のテキストのインデント (表示) が可能になります。 このマクロは解析され、他のマクロを認識することができますが、 デフォルトのフォントは固定幅 (リテラル) にセットされています。 しかしながら、呼び出しは不可能です。 .Pp .Dl % ls -ldg /usr/local/bin .Pp これは .Li \&.Dl % ls -ldg /usr/local/bin から生成されています。 .It Li \&.Bd ディスプレイ開始です。 .Ql \&.Bd によるディスプレイは .Ql \&.Ed マクロによって終了しなければなりません。 ディスプレイはディスプレイ内およびリスト内で入れ子にすることができます。 .Ql \&.Bd は以下の書式をとります。 .Pp .Dl ".Bd ディスプレイタイプ [-offset オフセット値] [-compact]" .Pp ディスプレイタイプは以下の 4 つのタイプの内の 1 つでなければならず、 インデント .Ql \&.Bd のオフセット値を指定することができます。 .Pp .Bl -tag -width "file ファイル名 " -compact .It Fl ragged テキストのブロックをタイプされた通りに表示します。 右マージン (と左マージン) のエッジは左に不揃いに寄せられます。 .It Fl filled フィル (フォーマット) されたブロックを表示します。 テキストのブロックがフォーマットされます (エッジは左非揃えではなく、フィルされます)。 .It Fl literal リテラルなブロックを表示します。 ソースコードや、単純にタブもしくはスペースで整えられたテキストで便利です。 .It Fl file Ar ファイル名 .Fl file フラグに続く名称のファイルが読み込まれ、表示されます。 表示はリテラルなモードで行われ、タブは定幅文字 8 つ分に固定されますが、 ファイル中のすべての .Xr troff/ Ns Nm \-mdoc コマンドは解釈されます。 .It Fl offset Ar 文字列 .Fl offset が以下の文字列のいずれかとともに指定されていると、 その文字列は次のテキストのブロックのインデントのレベルを示すものとして 解釈されます。 .Pp .Bl -tag -width "indent-two" -compact .It Ar left ブロックを現在の左マージンに揃えます。 これは .Ql \&.Bd のデフォルトのモードです。 .It Ar center ブロックを中央揃えにします。 残念ながら現時点では、 単にブロックの左側を仮想的な中央マージンに揃えるだけです。 .It Ar indent デフォルトのインデント値もしくはタブの分だけインデントします。 デフォルトのインデント値はディスプレイ .Ql \&.D1 でも使われ、これら 2 つのタイプのディスプレイを使った場合、 行が揃うことが保証されています。 このインデントは通常 6n か約 2/3 インチ (定幅文字 6 つ分) です。 .It Ar indent-two デフォルトのインデント値の 2 倍分インデントします。 .It Ar right これはブロックをページの右端から約 2 インチ離して .Em 左 揃えします。 このマクロはちゃんと動作する必要があるのですが、 .Xr troff ではまったくちゃんと動作してくれていません。 .El .El .It ".Ed" ディスプレイ終了。 .El .Ss フォントモード マニュアルページのテキストの見栄えを変更するマクロは 5 つあります。 .Bl -tag -width \&.Emxx .It \&.Em テキストは .Ql \&.Em マクロで強調することができます。 強調の場合、通常イタリック体のフォントが使われます。 .Pp .Dl 使い方: .Em argument ... \*(Pu .Bl -tag -width ".Em vide infra ) ) ," -compact -offset 14n .It Li ".Em does not" .Em does not .It Li ".Em exceed 1024 ." .Em exceed 1024 . .It Li ".Em vide infra ) ) ," .Em vide infra ) ) , .El .Pp .Ql \&.Em マクロは解析され、呼び出し可能です。 .Ql \&.Em を引数なしで呼び出すのはエラーです。 .It \&.Li リテラルマクロ .Ql \&.Li は特殊文字や変数定数、その他タイプされた通りに表示する必要があるものに 使用することができます。 .Pp .Dl 使い方: .Li argument ... \*(Pu .Bl -tag -width ".Li cntrl-D ) ," -compact -offset 14n .It Li \&.Li \een .Li \en .It Li \&.Li M1 M2 M3\ ; .Li M1 M2 M3 ; .It Li \&.Li cntrl-D\ )\ , .Li cntrl-D ) , .It Li \&.Li 1024\ ... .Li 1024 ... .El .Pp .Ql \&.Li マクロは解析され、呼び出し可能です。 .It \&.Sy シンボリック体強調マクロはシンボリックの意味でも 伝統的な英語の使いかたにおいても、 通常はボールドマクロとなっています。 .Pp .Dl 使い方: .Sy symbol ... \*(Pu .Bl -tag -width ".Sy Important Noticex" -compact -offset 14n .It Li \&.Sy Important Notice .Sy Important Notice .El .Pp .Ql \&.Sy マクロは解析され、呼び出し可能です。 .Ql \&.Sy の引数は引用符で囲むことができます。 .It Li \&.Bf フォントモード開始。 フォントモード .Ql \&.Bf は .Ql \&.Ef マクロで終了しなければなりません。 フォントモードは他のフォントモードと入れ子にすることができます。 .Ql \&.Bf は次の構文を取ります。 .Pp .Dl ".Bf フォントモード" .Pp フォントモードは以下の 3 つのタイプのうちのいずれかでなければなりません。 .Pp .Bl -tag -width "file file_name " -compact .It Sy \&Em | Fl emphasis 強調モード。 .Ql \&.Em マクロがテキストブロック全体に使われているのと同様です。 .It Sy \&Li | Fl literal リテラルモード。 .Ql \&.Li マクロがテキストブロック全体に使われているのと同様です。 .It Sy \&Sy | Fl symbolic シンボリックモード。 .Ql \&.Sy マクロがテキストブロック全体に使われているのと同様です。 .El .It ".Ef" フォントモードの終了。 .El .Ss タグつきリストと列 リスト開始マクロ .Ql ".Bl" で開始されるリストにはいくつかのタイプがあります。 リスト中の項目は項目マクロ .Ql ".It" で指定され、各リストは .Ql ".El" マクロで終了しなければなりません。 リストはリスト自身やディスプレイの中で入れ子にすることができます。 列はリストの中で使うことができますが、 リストが列の中で使えるかどうかは検証されていません。 .Pp さらに、タグの幅、リストのオフセット、コンパクトさ (項目間の空白行が許されているかどうか) のような、 いくつかのリストの属性を指定することができます。 本ドキュメントのほとんどはタグ .Pq Fl tag スタイルリストでフォーマットされています。 各種リストタイプは、調子を変えるためにオーバーハング .Pq Fl ohang でリストしました。 このリストのタイプは .Tn TeX のユーザに非常に人気のあるものですが、tag リストで構成されたページを 何ページも読んだ後には幾分変に見えるでしょう。 以下のリストタイプを .Ql ".Bl" で使うことができます。 .Pp .Bl -ohang -compact .It Fl bullet .It Fl item .It Fl enum これら 3 つは最も単純なリストのタイプです。 一旦 .Ql ".Bl" マクロが与えられると、リスト中の項目は単に .Ql ".It" マクロによってのみ構成される行で指定されます。 例として、簡単な列挙リストのソーステキストは、このようになります。 .Bd -literal -offset indent-two \&.Bl -enum -compact \&.It \&ひとつめはここ。 \&.It \&そしてふたつめ。 \&.It \&最後にみっつめはここ。 \&.El .Ed .Pp これらの結果は以下のようになります。 .Pp .Bl -enum -offset indent-two -compact .It ひとつめはここ。 .It そしてふたつめ。 .It 最後にみっつめはここ。 .El .Pp 簡単な bullet リスト構成の例を示します。 .Bd -literal -offset indent-two \&.Bl -bullet -compact \&.It \&ひとつめの bullet。 \&.It \&これはふたつめの bullet。 \&.El .Ed .Pp その結果はこうなります。 .Bl -bullet -offset indent-two -compact .It ひとつめの bullet。 .It これはふたつめの bullet。 .El .Pp .It Fl tag .It Fl diag .It Fl hang .It Fl ohang .It Fl inset これらのリストタイプは .Ql \&.It マクロによって指定されている引数からラベルを生成します。 そして、 .Em inset では、次のテキストへそのラベルを挿入します。 .Em hang では、次のテキストをラベルの位置へインデントします。 .Em ohang (オーバーハング) では、次のテキストをラベルの位置にぶら下げ、インデントしません。 .Em tag では、タグつきテキストの形式にします。 ちなみに上のリストは .Ql Fl ohang リストタイプで構成されています。 .Ql \&.It マクロは inset, hang, tag のリストタイプでのみ解析され、 呼び出し不可能です。 以下に inset ラベルの例を示します。 .Bl -inset -offset indent .It Em tag tag リスト (tag 段落とも呼ばれる) は、 Berkely マニュアルで使われているリストのうち最も一般的なタイプです。 .It Em diag (診断) 診断リストはセクション 4 の診断リストを生成するもので、 呼び出し可能なマクロが無視されることを除き、inset リストと似ています。 .It Em hang hang ラベルは好みの問題です。 .It Em ohang ohang ラベルはスペースに制限がある時に便利です。 .It Em inset inset ラベルは段落のブロックを制御するのに便利で、 .Nm \-mdoc マニュアルを他の形式に変換する時に役立ちます。 .El .Pp 上の例を生成したソーステキストはこうなっています。 .Bd -literal -offset indent \&.Bl -inset -offset indent \&.It Em tag \&tag リスト (tag 段落とも呼ばれる) は、 \&Berkely マニュアルで使われているリストのうち最も一般的なタイプです。 \&.It Em diag (診断) \&診断リストはセクション 4 の診断リストを生成するもので、 \&呼び出し可能なマクロが無視されることを除き、inset リストと似ています。 \&.It Em hang \&hang ラベルは好みの問題です。 \&.It Em ohang \&ohang ラベルはスペースに制限がある時に便利です。 \&.It Em inset \&inset ラベルは段落のブロックを制御するのに便利で、 \&.Nm \-mdoc \&マニュアルを他の形式に変換する時に役立ちます。 \&.El .Ed .Pp 以下は 2 つの項目を持つ hang リストです。 .Bl -hang -offset indent .It Em hang ラベルがラベルの幅より小さいときには、 ラベルは tag リストと同じようになります。 .It Em 長い hang リストラベル は、tag 段落のラベルとは異なり、 段落の中に埋め込まれます。 .El .Pp これを生成している元のテキストは以下の通りです。 .Bd -literal -offset indent \&.Bl -hang -offset indent \&.It Em hang \&ラベルがラベルの幅より小さいときには、 \&ラベルは tag リストと同じようになります。 \&.It Em 長い hang リストラベル \&は、tag 段落のラベルとは異なり、 \&段落の中に埋め込まれます。 \&.El .Ed .Pp タグ幅を制御するためのオプションの幅指定を使ったタグつきリストは 以下の通りです。 .Pp .Bl -tag -width "PAGEIN" -compact -offset indent .It SL プロセスが sleep している時間 (ブロックされた秒数) .It PAGEIN そのプロセスによるコアにロードされていないページへの参照によるディスク .Tn I/O の回数 .It UID プロセスの所有者の数字表記によるユーザID .It PPID 親プロセスの数字表記によるID、プロセスの優先度 (割り込み不可のウエイトであるときには非正値) .El .Pp 元のテキストは以下の通りです。 .Bd -literal -offset indent \&.Bl -tag -width "PAGEIN" -compact -offset indent \&.It SL \&プロセスが sleep している時間 (ブロックされた秒数) \&.It PAGEIN \&そのプロセスによるコアにロードされていないページへの参照によるディスク \&.Tn I/O \&の回数 \&.It UID \&プロセスの所有者の数字表記によるユーザID \&.It PPID \&親プロセスの数字表記によるID、プロセスの優先度 \&(割り込み不可のウエイトであるときには非正値) \&.El .Ed .Pp 幅指定として以下のものを使うことができます。 .Bl -tag -width Ar -offset indent .It Fl width Ar "\&Fl" そのフラグでのデフォルトの幅を指定します。 すべての呼び出し可能なマクロは各々デフォルトの幅の値を持っています。 現在、 .Ql \&.Fl の値は定幅文字 10 個分、もしくは約 5/6 インチとなっています。 .It Fl width Ar "24n" 定幅文字 24 個分の幅、もしくは約 2 インチの幅をセットします。 これが正しく動作するには .Ql n が必ず必要となります。 .It Fl width Ar "ENAMETOOLONG" 指定された文字列の固定長に幅をセットします。 .It Fl width Ar "\\*qint mkfifo\\*q" これも、指定された文字列の固定長に幅をセットします。 .El .Pp タグつきリストタイプで幅が指定されていないと、 .Ql \&.It が最初に起動された時に適した幅を決定することが試みられます。 .Ql ".It" の最初の引数が呼び出し可能なマクロであれば、そのマクロのデフォルトの幅が そのマクロ名が幅として指定されたように使用されます。 しかしながら、そのリスト中に他の項目が別の呼び出し可能なマクロ名で 与えられていると、新しく入れ子となったリストとして処理されます。 .Sh 定義済みの文字列 以下の文字列はあらかじめ定義されているものであり、 troff の文字列解釈シーケンス .Ql \&\e*(xx もしくは .Ql \&\e*x を前に伴って使われます。 ここで、 .Em xx もしくは .Em x は定義されている文字列の名称です。 解釈シーケンスはテキストのどこでも使うことができます。 .Pp .Bl -column "文字列 " "Nroff " "Troff " -offset indent .It Sy "文字列 Nroff Troff" .It Li "<=" Ta \&<\&= Ta \*(<= .It Li ">=" Ta \&>\&= Ta \*(>= .It Li "Rq" Ta "''" Ta \*(Rq .It Li "Lq" Ta "``" Ta \*(Lq .It Li "ua" Ta ^ Ta \*(ua .It Li "aa" Ta ' Ta \*(aa .It Li "ga" Ta \` Ta \*(ga .\" .It Li "sL" Ta ` Ta \*(sL .\" .It Li "sR" Ta ' Ta \*(sR .It Li "q" Ta \&" Ta \*q .It Li "Pi" Ta pi Ta \*(Pi .It Li "Ne" Ta != Ta \*(Ne .It Li "Le" Ta <= Ta \*(Le .It Li "Ge" Ta >= Ta \*(Ge .It Li "Lt" Ta < Ta \*(Gt .It Li "Gt" Ta > Ta \*(Lt .It Li "Pm" Ta +- Ta \*(Pm .It Li "If" Ta infinity Ta \*(If .It Li "Na" Ta \fINaN\fP Ta \*(Na .It Li "Ba" Ta \fR\&|\fP Ta \*(Ba .El .Pp .Sy 注釈 : .Ql q の名称がつけられている文字列は、1 文字であるため .Ql \e*q と書かなければなりません。 .Sh 診断 .Nm \-mdoc は限られたデバッグ機能しか持っていませんが、 引数名と内部レジスタやマクロ名との衝突のような 潜在的なエラーを検出するのに役立ちます。 (A って何?) レジスタは .Xr troff での演算用記憶クラスであり、1 文字か 2 文字の名称がついています。 .Xr troff と .Xr ditroff での .Nm \-mdoc のすべての内部レジスタは .Ql \&Ar のように2 文字からなる <大文字><小文字> の形式か、 .Ql \&aR のように <小文字><大文字> の形式か、 .Ql \&C\&1 のように <大文字もしくは小文字><数字> の形式を取ります。 さらに混乱することに、 .Xr troff はそれ自身の内部レジスタを持ち、 それらすべては小文字 2 文字か、ドットに文字もしくはメタ文字が続く形式を取ります。 紹介例の 1 つに、 エスケープシーケンス .Ql \e& でマクロ名を解釈させない方法がありました。 これは内部レジスタ名にも有効です。 .Pp .\" Every callable macro name has a corresponding register .\" of the same name (). .\" There are also specific registers which have .\" been used for stacks and arrays and are listed in the .\" .Sx Appendix . .\" .Bd -ragged -offset 4n .\" [A-Z][a-z] registers corresponding to macro names (example ``Ar'') .\" [a-z][A-Z] registers corresponding to macro names (example ``aR'') .\" C[0-9] argument types (example C1) .\" O[0-9] offset stack (displays) .\" h[0-9] horizontal spacing stack (lists) .\" o[0-9] offset (stack) (lists) .\" t[0-9] tag stack (lists) .\" v[0-9] vertical spacing stack (lists) .\" w[0-9] width tag/label stack .\" .Ed .\" .Pp エスケープされていないレジスタ名が引数リストに指定されると、 予期できない振舞いとなります。 一般的には、テキストのかなり大きな部分が出力されるべきところに 出力されないとか、リストのタグのような小さな文字列が消えてしまうとか、 引数リストの中の引数のタイプが間違って解釈されるとかいうことが、起こり得ます。 きっとあなたのお母さんは、あなたにこんな面倒なことを覚えるようにとは 考えていないでしょう。 そこで、与えられた引数が有効か無効かを判断する方法があります。 そんなときには、 .Ql \&.Db (デバッグ) マクロによってほとんどのマクロの引数リストがどう解釈されるか を表示することができます。 .Ql \&.Pp (段落) マクロのようなマクロはデバッグ情報を含んでいません。 呼び出し可能なマクロはすべてデバッグ情報を含んでおり、 疑いがある場合はいつでも .Ql \&.Db マクロをオンにすることを強くお勧めします。 .Pp .Dl 使い方: \&.Db [on | off] .Pp 以下の例では、 問題が故意に発生するようにされた部分の上と下で デバッグマクロが指定されています (フラグ引数 .Ql \&aC は正しく動作するためには .Ql \e&aC でなければなりません)。 .Bd -literal -offset indent \&.Db on \&.Op Fl aC Ar file ) \&.Db off .Ed .Pp この結果の出力は以下の通りです。 .Bd -literal -offset indent DEBUGGING ON DEBUG(argv) MACRO: `.Op' Line #: 2 Argc: 1 Argv: `Fl' Length: 2 Space: `' Class: Executable Argc: 2 Argv: `aC' Length: 2 Space: `' Class: Executable Argc: 3 Argv: `Ar' Length: 2 Space: `' Class: Executable Argc: 4 Argv: `file' Length: 4 Space: ` ' Class: String Argc: 5 Argv: `)' Length: 1 Space: ` ' Class: Closing Punctuation or suffix MACRO REQUEST: .Op Fl aC Ar file ) DEBUGGING OFF .Ed .Pp この情報の最初の行では呼び出されているマクロの名称が出力されています。 ここでは .Ql \&.Op とそれが現れた行番号が表示されています。 複数のファイルが処理されている場合 (特にテキストが他のファイルからインクルードされている場合)、 行番号は正しくないでしょう。 ファイルが 1 つだけの場合には正しい行番号が出力されます。 2 番目の行では引数の個数と引数 .Pq Ql \&Fl とその長さが出力されています。 引数の長さが 2 文字であれば、 その引数が実行可能 (ゼロでない値を含むすべてのレジスタは実行可能なように見えます) かどうかテストされます。 3 番目の行ではそのクラスで指定されているスペースとクラスタイプが 出力されています。 ここでの問題は引数 aC が実行不可能でなければならないことです。 クラスの 4 つのタイプは文字列、実行可能、閉じる句読点、開く句読点です。 最後の行では引数リスト全体が読み込まれた通りに表示されています。 次の例では問題の原因となっている .Ql \&aC がエスケープされています。 .Bd -literal -offset indent \&.Db on \&.Em An escaped \e&aC \&.Db off .Ed .Bd -literal -offset indent DEBUGGING ON DEBUG(fargv) MACRO: `.Em' Line #: 2 Argc: 1 Argv: `An' Length: 2 Space: ` ' Class: String Argc: 2 Argv: `escaped' Length: 7 Space: ` ' Class: String Argc: 3 Argv: `aC' Length: 2 Space: ` ' Class: String MACRO REQUEST: .Em An escaped &aC DEBUGGING OFF .Ed .Pp .Ql \e& シーケンスは長さが 0 となるために 引数 .Ql \e&aC は先の例と同様に長さ 2 と表示されています。 しかし、 .Ql \e&aC という名称のレジスタが見つからず、タイプは文字列と判断されています。 .Pp この他の診断は使用方法を報告するものであり、 それ自身が説明を含んでいます。 .Sh GROFF, TROFF, NROFF .Nm \-mdoc パッケージは .Xr groff との互換モードは必要ではありません。 .Pp このパッケージでは改ページと、 .Xr nroff で改ページ時に通常挿入されるヘッダとフッタは禁止されており、 マニュアルをオンラインで効率良く見ることができるようになっています。 現在の所、 .Fl T Ns Ar ascii が指定された .Xr groff はページ内容の無いファイル末の残りの部分まで出力します。 改ページを禁止することによって .Xr nroff による出力はハードコピーには適さないものとなっています。 サイト依存のスタイルファイル .Pa /usr/src/share/tmac/doc-nroff において 0 にセットすることができる .Ql \&cR の名称を持つレジスタが古いスタイルの振る舞いを実現するために用意されています。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/share/man0/template.doc -compact .It Pa /usr/share/tmac/tmac.doc マニュアルマクロパッケージ .It Pa /usr/share/misc/mdoc.template man ページを書くためのテンプレート .It Pa /usr/share/examples/mdoc/* man ページのいくつかの例 .El .Sh 関連項目 .Xr man 1 , .Xr troff 1 , .Xr mdoc 7 .Sh バグ フラグ引数のダッシュにおいて好ましくないハイフンが挿入される問題は、 まだ解決されておらず、 .Sx DESCRIPTION セクションにおいて災いをおこすことがあります (ハイフンにおいて改行が挿入される)。 .Pp あらかじめ定義されている文字列は文書において宣言されていません。 .Pp セクション 3f はヘッダルーチンには追加されていません。 .Pp .Ql \&.Nm フォントは .Sx NAME セクションにおいて変更されるべきです。 .Pp .Ql \&.Fn は分割されるのを防止するために、 行の長さが短すぎないかどうかをチェックする必要があります。 ときどき、最後の括弧が分割されることがあり、 行がフィルモードであるときには全くおかしな結果になることがあります。 .Pp nroff を使用している時に、 ヘッダとフッタで改ページを防止 (最初のヘッダとフッタ以外) している方法は、 時々おそらくページの下端に一部見苦しくフィルされた行 (空白行) を挿入する ことがあります。 .Pp リストマクロとディスプレイマクロはキープを行いませんが、 これはキープを行うべきです。 .\" Note what happens if the parameter list overlaps a newline .\" boundary. .\" to make sure a line boundary is crossed: .\" .Bd -literal .\" \&.Fn struct\e\ dictionarytable\e\ *dictionarylookup struct\e\ dictionarytable\e\ *tab[] .\" .Ed .\" .Pp .\" produces, nudge nudge, .\" .Fn struct\ dictionarytable\ *dictionarylookup char\ *h struct\ dictionarytable\ *tab[] , .\" .Fn struct\ dictionarytable\ *dictionarylookup char\ *h struct\ dictionarytable\ *tab[] , .\" nudge .\" .Fn struct\ dictionarytable\ *dictionarylookup char\ *h struct\ dictionarytable\ *tab[] . .\" .Pp .\" If double quotes are used, for example: .\" .Bd -literal .\" \&.Fn \*qstruct dictionarytable *dictionarylookup\*q \*qchar *h\*q \*qstruct dictionarytable *tab[]\*q .\" .Ed .\" .Pp .\" produces, nudge nudge, .\" .Fn "struct dictionarytable *dictionarylookup" "char *h" "struct dictionarytable *tab[]" , .\" nudge .\" .Fn "struct dictionarytable *dictionarylookup" "char *h" "struct dictionarytable *tab[]" , .\" nudge .\" .Fn "struct dictionarytable *dictionarylookup" "char *h" "struct dictionarytable *tab[]" . .\" .Pp .\" Not a pretty sight... .\" In a paragraph, a long parameter containing unpaddable spaces as .\" in the former example will cause .\" .Xr troff .\" to break the line and spread .\" the remaining words out. .\" The latter example will adjust nicely to .\" justified margins, but may break in between an argument and its .\" declaration. .\" In .\" .Xr nroff .\" the right margin adjustment is normally ragged and the problem is .\" not as severe. diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man7/ports.7 b/ja_JP.eucJP/man/man7/ports.7 index 7e7aa09e8d..1cc0c74c66 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man7/ports.7 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man7/ports.7 @@ -1,344 +1,344 @@ .\" .\" Copyright (c) 1997 David E. O'Brien .\" .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE DEVELOPERS ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. .\" IN NO EVENT SHALL THE DEVELOPERS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, .\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT .\" NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, .\" DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY .\" THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: ports.7,v 1.9.2.4 1999/07/12 07:53:39 obrien Exp % +.\" %Id: ports.7,v 1.9.2.5 1999/08/15 13:51:03 mpp Exp % .\" .\" jpman %Id: ports.7,v 1.3 1999/01/24 06:53:11 horikawa Stab % .Dd January 25, 1998 .Dt PORTS 7 .Os FreeBSD 2.2 .Sh 名称 .Nm ports .Nd 寄贈されたアプリケーション .Sh 解説 .Nm FreeBSD ports コレクション によって、ユーザや管理者は簡単にアプリケーションをインストールする ことができます。 .Em port はそれぞれ、オリジナルのソースコードを BSD 上でコンパイルして実行 させるために必要なパッチのすべてを含んでいます。アプリケーションの コンパイルは、 port のディレクトリで .Ic make build と入力するだけで簡単にできます。 port の .Ql Pa Makefile は、ローカルディスクからもしくは ftp を使って、自動的にアプリケーションの ソースコードを取得 .Pq fetch して、自分のシステムでそれを展開して、 パッチを当て、コンパイルします。すべてが順調に進んだ場合、 .Ic make install を実行することにより、アプリケーションがインストールされます。 .Pp インストールされたシステムよりも新しい ports を、 FreeBSD リポジトリからダウンロードして使用できます。 ただし、最初に適切な「アップグレードキット」を http://www.FreeBSD.org/ports/ から取得してインストールすることが重要です! 新しい ports をダウンロードするときには、 .Xr portcheckout 1 スクリプト (もちろんこれも port です!) が役立つでしょう。 .Pp port の利用に関してさらに情報が必要ならば、 .Nm ports コレクション (The Ports Collection) (原文: file:/usr/share/doc/handbook/ports.html または、 http://www.FreeBSD.org/handbook/ports.html。 和文: file:/usr/share/doc/ja/handbook/ports.html または、 http://www.FreeBSD.org/ja/handbook/ports.html) ) に目を通して下さい。 port を新規に作成するための情報については、 .Nm 自分で port を作る (Porting applications) (原文: file:/usr/share/doc/handbook/porting.html または、 http://www.FreeBSD.org/handbook/porting.html、 和文: file:/usr/share/doc/ja/handbook/porting.html または http://www.FreeBSD.org/ja/handbook/porting.html) に目を通して下さい。 どちらも FreeBSD ハンドブックの一部です。 .Pp .Sh ターゲット .Pp ターゲットのいくつかは、サブディレクトリを再帰的に make して行きます。 これにより、例えば、biology の port すべてをインストールすることが できます。再帰的に make を行なうターゲットは、 .Ar build , checksum , clean , configure , .Ar depends , extract , fetch , install , .Ar package です。 .Pp 次のターゲットは、それぞれすぐ手前のターゲットによって順に自動的に 実行されます。すなわち、 .Ar build は、 .Pq 必要があれば、 .Ar install によって実行されます。以下のターゲットそれぞれについて、同様のルールが .Ar fetch まで順次適用されます。 通常は、ターゲットとして、 .Ar install を指定するだけでよいはずです。 .Bl -tag -width configure .It Ar fetch MASTER_SITES と PATCH_SITES でリストされたサイトから、 この port を構築するために必要なファイルすべてを取得 .Pq fetch します。 .Ev FETCH_CMD と .Ev MASTER_SITE_OVERRIDE とを参照して下さい。 .It Ar checksum 取得した distfile が port で動作確認されたものと一致するかどうかを検証 します。 .Ev NO_CHECKSUM を定義することで、このステップを飛ばすことができます。 .It Ar depends 現在の port と依存関係にある port をインストール .Pq もしくは、必要がある場合のみコンパイル します。ターゲット .Ar extract もしくは .Ar fetch により呼び出された場合、 .Ar fetch-depends , .Ar build-depends などとしてひとつずつ実行されます。 .Ev NO_DEPENDS を定義することで、このステップを飛ばすことができます。 .It Ar extract distfile を作業用ディレクトリに展開します。 .It Ar patch port に必要なパッチすべてを適用します。 .It Ar configure port を構成 (configure) します。port によっては、この段階で質問して くるものもあります。 .Ev INTERACTIVE と .Ev BATCH を参照して下さい。 .It Ar build port を構築します。これはターゲット .Ar all を呼び出すことと同じです。 .It Ar install port をインストールし、この port をインストールしたことを パッケージシステムに登録します。このターゲットは、実際に必要なこと すべてを行なってくれます。 .El .Pp 次のターゲットは、通常のインストールプロセスでは実行されません。 .Bl -tag -width fetch-list .It Ar fetch-list この port を構築するために取得が必要なファイルのリストを表示します。 .It Ar depends-list package-depends コンパイル依存 port リストと実行依存 port リストを表示します。 また、これらの依存 port リストが依存する port についても表示します。 .It Ar clean 展開されたソースコードを削除します。 .Ev NOCLEANDEPENDS を定義しておかない限り、削除は依存関係にある port に再帰的に適用されます。 .It Ar distclean その port の distfile を削除し、 .Ar clean を実行します。 .Ev NOCLEANDEPENDS を定義しておかない限り、 .Sq clean の部分は依存関係にある port に再帰的に適用されます。しかし、 .Sq distclean の部分は決して再帰的に適用されません .Pq この挙動はひょっとするとバグかもしれません 。 .It Ar reinstall .Ar deinstall を使用すべきところでうっかり .Xr pkg_delete 1 を使ってしまった場合、このターゲットを使って port を復活させて下さい。 .It Ar deinstall .Xr pkg_delete 1 と同様に、インストールした port をシステムから削除します。 .It Ar package この port のバイナリパッケージを作成します。まだインストールされて いなかった場合、その port をインストールします。 パッケージは\ .tgz ファイルであり、その port を他のマシンに .Xr pkg_add 1 を使ってインストールする際に使用することができます。 .Ev PACKAGES で指定されたディレクトリが存在しなければ、パッケージはカレントディレクトリに 置かれます。 .Ev PKGREPOSITORY と .Ev PKGFILE とを参照して下さい。 .It Ar readmes その port の .Pa README.html ファイルを生成します。 これは、あなたのシステム上の全 port をウェブでブラウズできるようにするために、 .Pa /usr/ports から使用可能です。 .Sh 環境変数 これら環境変数のすべてを変更することができます。 .Bl -tag -width MASTER_SITES .It Ev PORTSDIR port ツリーの場所を指定します。これは FreeBSD と OpenBSD では .Pa /usr/ports で、 .\"ZZZ: .Nx NetBSD では .\" .Fx .\" .Ox , .Pa /usr/pkgsrc です。 .It Ev WRKDIRPREFIX 一時ファイルを作成する場所です。 .Ev PORTSDIR が読み込み専用の場合 (おそらく cdrom をマウントした場合) 有用です。 .It Ev DISTDIR distfile を探す場所であり、取得した distfile を置く場所です。通常は .Ev PORTSDIR の下の .Pa distfiles/ です。 .It Ev PACKAGES ターゲット .Ar package でのみ使用されます。 パッケージツリーのベースディレクトリです。通常は、 .Ev PORTSDIR の下の .Pa packages/ です。 このディレクトリが存在する場合、パッケージツリーが (部分的に) 構築されます。 このディレクトリは存在する必要はありません。存在しない場合、パッケージは カレントディレクトリに置かれます。もしくは、以下のいずれか一方を定義 することができます。 .Bl -tag -width PKGREPOSITORY .It Ev PKGREPOSITORY パッケージを置くディレクトリ。 .It Ev PKGFILE そのパッケージのフルパス。 .El .It Ev PREFIX 一般に、成果物をどこにインストールするかを指定します .Po 通常は .Pa /usr/local か、 .Pa /usr/X11R6 です .Pc 。 .It Ev MASTER_SITES ローカルマシンに配布ファイルが存在しない場合、最初に取得しに行くサイトです。 .It Ev PATCH_SITES ローカルマシンにパッチファイルが存在しない場合、最初に取得しに行くサイトです。 .It Ev MASTER_SITE_FREEBSD これが設定されている場合、すべてのファイルを FreeBSD のマスタサイトに 取りに行きます。 .It Ev MASTER_SITE_OVERRIDE すべてのファイルとパッチについて、まずこのサイトに行って取得を試みます。 .It Ev NOCLEANDEPENDS これが定義されている場合、依存関係にある port に対して .Sq clean を再帰的に適用しません。 .It Ev FETCH_CMD ファイルを取得する際に使用するコマンドです。通常は .Xr fetch 1 です。 .It Ev FORCE_PKG_REGISTER これが設定されている場合、既にシステムに存在するパッケージ登録情報を 上書きします。 .It Ev MOTIFLIB libXm.{a,so} の位置を指定します。 .It Ev INTERACTIVE これが設定されている場合、ユーザ入力が必要な port にのみ動作します。 .It Ev BATCH これが設定されている場合、100% 自動的にインストールできる port にのみ 動作します。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/ports/xxxx -compact .It Pa /usr/ports デフォルトの port ディレクトリ (FreeBSD と OpenBSD)。 .It Pa /usr/pkgsrc デフォルトの port ディレクトリ (NetBSD)。 .It Pa /usr/ports/Mk/bsd.port.mk .\"kuma: big Kahuna というのはモアイのような巨大石のものらしい。 .\"kuma: だれか教えて?! ご本尊様であらしゃいます。 .Sh 関連項目 .Xr make 1 , .Xr pkg_add 1 , .Xr pkg_create 1 , .Xr pkg_delete 1 , .Xr pkg_info 1 , -.Xr pib 1 -(port です), -.Xr portcheckout 1 -(これも port です), +.Pp +次に示すものは ports コレクションの一部です: +.Pp +.Xr pib 1 , +.Xr portcheckout 1 , .Xr portlint 1 -(これもまた port です) .Pp FreeBSD ハンドブック .Pp http://www.FreeBSD.org/ports .Pq port すべてが検索可能なインデックス .Sh 作者 このマニュアルページは、もともとは .An David O'Brien によるものです。 ports コレクションは .An Satoshi Asami と恐るべき port チームによって維持管理されています。 .Sh 歴史 .Nm ports コレクション は、 .Fx 1.0 で登場しました。 その後、 .Nx と .Ox にも広まりました。 .Sh バグ port に関する文書が 4 か所に分散されてしまっています。 .Pa /usr/ports/Mk/bsd.port.mk , ハンドブックの .Dq port コレクション のセクションと、 .Dq 既存のソフトウェアを port にする のセクション、 .Xr ports 7 の 4 つです。 .Pp このマニュアルページは長過ぎです。 .\"ZZZ: 3.0-RELEASE compliant by N. Kumagai, 98-12-26 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/camcontrol.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/camcontrol.8 index ec75d228da..580df971b9 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/camcontrol.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/camcontrol.8 @@ -1,737 +1,737 @@ .\" .\" Copyright (c) 1998, 1999 Kenneth D. Merry. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: camcontrol.8,v 1.9.2.5 1999/08/01 20:38:40 sada Exp % +.\" %Id: camcontrol.8,v 1.9.2.6 1999/08/15 12:19:42 mpp Exp % .\" .\" jpman %Id: camcontrol.8,v 1.4 1998/12/22 02:35:45 oku Stab % .\" WORD: defect list ディフェクトリスト[camcontrol.8] .\" WORD: tagged queing タグ付きキューイング .\" .Dd September 14, 1998 .Dt CAMCONTROL 8 .Os FreeBSD 3.0 .Sh 名称 .Nm camcontrol .Nd CAM コントロールプログラム .Sh 書式 .Nm camcontrol .Aq command .Op device id .Op generic args .Op command args .Nm camcontrol devlist .Op Fl v .Nm camcontrol periphlist .Op device id .Op Fl n Ar dev_name .Op Fl u Ar unit_number .Nm camcontrol tur .Op device id .Op generic args .Nm camcontrol inquiry .Op device id .Op generic args .Op Fl D .Op Fl S .Op Fl R .Nm camcontrol start .Op device id .Op generic args .Nm camcontrol stop .Op device id .Op generic args .Nm camcontrol eject .Op device id .Op generic args .Nm camcontrol rescan .Aq bus Ns Op :target:lun .Nm camcontrol reset .Aq bus Ns Op :target:lun .Nm camcontrol defects .Op device id .Op generic args .Aq Fl f Ar format .Op Fl P .Op Fl G .Nm camcontrol modepage .Op device id .Op generic args .Aq Fl m Ar page .Op Fl P Ar pgctl .Op Fl e .Op Fl d .Nm camcontrol cmd .Op device id .Op generic args .Aq Fl c Ar cmd Op args .Op Fl i Ar len Ar fmt .Bk -words .Op Fl o Ar len Ar fmt Op args .Ek .Nm camcontrol debug .Op Fl I .Op Fl T .Op Fl S .Op Fl c .Aq all|off|bus Ns Op :target Ns Op :lun .Nm camcontrol tags .Op device id .Op generic args .Op Fl N Ar tags .Op Fl q .Op Fl v .Nm camcontrol negotiate .Op device id .Op generic args .Op Fl c .Op Fl D Ar enable|disable .Op Fl O Ar offset .Op Fl q .Op Fl R Ar syncrate .Op Fl T Ar enable|disable .Op Fl U .Op Fl W Ar bus_width .Op Fl v .Nm camcontrol help .Sh 解説 .Nm camcontrol は、ユーザが .Tn FreeBSD CAM サブシステムにアクセスし制御できるようにする方法を提供する ために設計されたユーティリティです。 .Pp .Nm camcontrol を不適切に使用すると、 データの損失や、システムクラッシュにつながる可能性があります。経験 豊富なユーザであっても、このコマンドを使用する際には注意を払うことを お勧めします。素人さんはこのユーティリティに近付いてはいけません。 .Pp .Nm camcontrol はいくつかの主機能を持っています。 その多くは、省略可能なデバイス識別子をサポートします。 デバイス識別子は、次の 3 種類の書式のいずれかを取り得ます: .Bl -tag -width 01234567890123 .It deviceUNIT デバイス名とデバイス番号の組み合わせを、"da5" や "cd3" のように指定します。 キャラクタデバイスノード名 (例えば /dev/rsd0.ctl) は、ここでは許され .Em ない ことに注意してください。 .It bus:target バス番号とターゲット id を指定します。 バス番号は .Dq camcontrol devlist の出力により決定可能です。 論理ユニット番号 (lun) はデフォルトの 0 になります。 .It bus:target:lun デバイスのバス (bus) とターゲット (target) と論理ユニット番号 (lun) を、 (例えば 1:2:0 のように) 指定します。 .El .Pp デバイス識別子は、指定された場合には、 機能名の直後にかつ、すべての共通引数または機能固有引数の前に置かれることが .Em 必要 です。 後述する .Fl n と .Fl u の引数は、その前に指定されるデバイス名やユニット番号をオーバライドすることに 注意してください。しかし、 .Fl n と .Fl u の引数は、bus:target または bus:target:lun の指定はオーバライドしません。 .Pp .Nm camcontrol の主機能の多くは下に示す共通引数 (generic argument) をサポートします: .Bl -tag -width 01234567890123 .It Fl C Ar count SCSI コマンドのリトライカウント。この機能が動作するためには、エラーリカバリ .Po .Fl E .Pc をオンにしておく必要があります。 .It Fl E 指定したコマンドのための汎用の SCSI エラーリカバリを遂行 するよう、カーネルに指示を出します。リトライカウント機能 .Po .Fl C .Pc を有効にするためにはこれが必要です。 コマンドのリトライの他に、コード中にある汎用のエラーリカバリによって、 回っていない HDD を回転させるような試みが通常なされます。コマンドから 返されたセンスコードによっては、他の操作が行なわれることもあります。 .It Fl n Ar dev_name 操作を行なうデバイスのタイプを指定します。デフォルトは .Em da です。 .It Fl t Ar timeout SCSI コマンドのタイムアウトを秒単位で指定します。指定したコマンドのすべてに おいて、これで指定する値はデフォルトのタイムアウトより優先されます。 .It Fl u Ar unit_number デバイスユニット番号を指定します。デフォルトは 0 です。 .It Fl v 冗舌になります。SCSI コマンドに失敗するとセンス情報を表示します。 .El .Pp 主コマンド機能は次のとおりです。 .Bl -tag -width periphlist .It devlist CAM サブシステムに接続されたすべての物理デバイス (論理ユニット) の リストを表示します。このリストには各デバイスに接続された周辺ドライバの 一覧も含まれます。 引数 .Fl v を指定すると、SCSI バス番号、アダプタ名、ユニット番号もあわせて 表示されます。 .It periphlist 指定した物理デバイス (論理ユニット) に接続されたすべての周辺ドライバの リストを表示します。 .It tur 指定したデバイスに SCSI test unit ready (0x00) コマンドを送信します。 .Nm camcontrol は、そのデバイスがレディ状態であるかどうかを報告します。 .It inquiry デバイスに SCSI inquiry (0x12) コマンドを送信します。デフォルトでは、 .Nm camcontrol 標準の inquiry データ、デバイスのシリアル番号、転送レート情報を表示します。 特定のタイプの inquiry データだけを表示するように指定することもできます。 .Bl -tag -width 1234 .It Fl D 標準 inquiry データを得ます。 .It Fl S シリアル番号を表示します。このフラグだけが指定された場合、 .Nm camcontrol は、ドライブが返す値の前に "Serial Number" を表示しません。これは スクリプトを書く際に役立ちます。 .It Fl R 転送レートの情報を表示します。 .El .It start 指定したデバイスに、start ビットをセットした SCSI Start/Stop Unit (0x1B) コマンドを送信します。 .It stop 指定したデバイスに、start ビットをクリアした SCSI Start/Stop Unit (0x1B) コマンドを送信します。 .It eject 指定したデバイスに、start ビットをクリアし eject ビットをセットした SCSI Start/Stop Unit (0x1B) コマンドを送信します。 .It rescan カーネルに指定したバス (XPT_SCAN_BUS)、もしくは bus:target:lun (XPT_SCAN_LUN) をスキャンさせ、新規のデバイスや外されたデバイスを 探させます。ユーザが指定できるのは、スキャンするバスもしくは 論理ユニット番号だけです。あるターゲットのすべての論理ユニット番号を スキャンすることはサポートされていません。 .It reset 指定したバス (XPT_RESET_BUS) または指定した bus:target:lun (XPT_RESET_DEV) を、 カーネルにリセットさせます。 前者は、バスに SCSI バスリセットを発行することにより行います。 後者は、典型的には当該デバイスにコネクトした後に、 BUS DEVICE RESET メッセージを発行することにより行います。 本コマンドはシステムに破壊的な影響を与えることがあることに注意してください。 .It defects 指定したデバイスに、SCSI READ DEFECT DATA (10) コマンド (0x37) を送信し、 ディフェクト総数、初期ディフェクトリスト (PLIST)、増分ディフェクトリスト (GLIST) を組み合わせて表示します。 .Bl -tag -width 01234567890 .It Fl f Ar format 書式オプションは以下の 3 つです。 .Em block , リストを論理ブロック形式で表示します。 .Em bfi , リストをインデックスからのバイト数の形式で表示します。 .Em phys , リストを物理セクタ形式で表示します。書式引数は必須です。ほとんどのドライブ は、物理セクタ形式をサポートしています。一部のドライブは論理ブロック形式を サポートしています。指定した書式をサポートしていない場合、多くのドライブは、 指定したデータ書式をサポートしていないことを示すセンス情報とともに、 別の書式でデータを返します。 .Nm camcontrol は、それを検知して ドライブが返す書式ならどのようなものでも表示しようとします。ドライブが 指定した書式をサポートしていないことを報告する際に、非標準のセンスコードを 用いた場合、 .Nm camcontrol は、おそらくそのエラーをリクエスト完了に失敗したためのものと見なすでしょう。 .It Fl G 増分ディフェクトリストを表示します。これは、工場出荷時以降に再マップ された不良ブロックのリストです。 .It Fl P 初期ディフェクトリストを表示します。 .El .Pp .Fl P も .Fl G もどちらも指定していない場合、 .Nm camcontrol は、ドライブから返された READ DEFECT DATA ヘッダから得られるディフェクト数を 表示します。 .It modepage SCSI モードページを表示します。もしくは、オプション指定により ユーザがモードページを編集できるようにします。モードページの書式は .Pa /usr/share/misc/scsi_modes にあります。 環境変数 .Ev SCSI_MODES に別のファイルが指定されている場合はそちらが優先されます。 modepage コマンドは以下のようないくつかの引数を取ります。 .Bl -tag -width 012345678901 .It Fl d モードセンスのためのブロック記述子を禁止します。 .It Fl e このフラグを指定することで、ユーザはモードページ中の値を編集することが できます。 .It Fl m Ar mode_page ユーザが表示/編集したいモードページ番号を指定します。この引数は必須です。 .It Fl P Ar pgctl このフラグを指定することで、ユーザはページ制御フィールドを指定することが できます。指定可能な値は次の通りです。 .Bl -tag -width xxx -compact .It 0 現在の値 .It 1 変更可能な値 .It 2 デフォルトの値 .It 3 保存された値 .El .El .It cmd 任意のデバイスに任意の SCSI CDB を送信するために用いることができます。 cmd 機能は、CDB を指定するための .Fl c 引数が必要です。他の引数はオプションで、コマンドの型に依存します。コマンドと データを指定する文法は、 .Xr cam 3 に記述されています。 注釈: 指定した CDB によって、対象の SCSI デバイスとのデータ送受信が 発生する場合、 .Fl i または .Fl o を指定する必要があります。 .Bl -tag -width 01234567890123456 .It Fl c Ar cmd Op args これは SCSI CDB を指定します。CDB は 6, 10, 12, 16 バイトのいずれか が可能です。 .It Fl i Ar len Ar fmt これは、読み込むデータの量と、どのように表示するかとを指定します。書式が .Sq - である場合、 .Ar len バイトのデータがデバイスから読み込まれ、標準出力に書き出されます。 .It Fl o Ar len Ar fmt Op args これは、デバイスに書き出すデータの量と、書き出されるデータとを指定します。 書式が .Sq - である場合、 .Ar len バイトのデータが標準入力から読み込まれデバイスに書き出されます。 .El .It debug カーネルの CAM デバッグ用 printf をオンにします。カーネルの設定 ファイル中に CAMDEBUG オプションが指定されている必要があります。 注意: 現在のところ、デバッグ 用 printf を使えるようにすると、極めて多数のカーネル printf が生じる ことになります。 一度デバッグ用 printf をスタートさせてしまうと、停止させるのは難しい でしょう。というのは、カーネルはメッセージを表示するのに忙しくなるので、 他のリクエストをすぐにサービスすることができなくなるからです。 デバッグ機能はいくつかの引数を取ります。 .Bl -tag -width 012345678901234567 .It Fl I CAM_DEBUG_INFO printf を有効にします。 .It Fl T CAM_DEBUG_TRACE printf を有効にします。 .It Fl S CAM_DEBUG_SUBTRACE printf を有効にします。 .It Fl c CAM_DEBUG_CDB printf を有効にします。これにより、カーネルが、指定した デバイスに送信した SCSI CDB を表示することになります。 .It all すべてのデバイスについてデバッグ出力を有効にします。 .It off すべてのデバイスについてデバッグ出力を無効にします。 .It bus Ns Op :target Ns Op :lun 指定したバス、ターゲット、論理ユニット番号(lun)についてデバッグ出力を 有効にします。論理ユニット番号、もしくはターゲットと論理ユニット番号が 指定されない場合は、ワイルドカード指定されたものとして扱います。(すなわち、 バスだけを指定すると、そのバスのすべてのデバイスについてデバッグ用 printf が有効になります。) .El .It tags "tagged openings" の数を、表示または設定します。 この値は、特定のデバイスに対して同時にキューイング可能な トランザクション数です。 デフォルトでは、コマンド固有の引数が無いと (一般的な引数のみを指定すると)、 .Sq tags コマンドは、 対象のデバイスにキューイング可能なトランザクション数の "soft" 最大値を表示します。 さらに詳細な情報を得るには、次に説明する .Fl v 引数を指定してください。 .Bl -tag -width 0123456 .It Fl N Ar tags 指定したデバイスのタグ数を設定します。 この値は、 カーネル中の癖の表 (quirk table) にある最小値と最大値の間にある必要があります。 タグ付きキューイングをサポートするほとんどのデバイスのデフォルトは、 最小値が 2 で最大値が 255 です。 指定したデバイスの最大値と最小値を調べるには、 .Fl v スイッチを使用します。 この .Nm camcontrol サブコマンドに対する .Fl v スイッチの意味は後述します。 .It Fl q 静かになり、タグ数を報告しません。 一般的には、タグ数を設定するときに使用します。 .It Fl v 冗長フラグは、 .Em tags 引数に対しては特殊な機能があります。 このフラグを指定すると .Nm camcontrol は、XPT_GDEV_TYPE CCB のタグ付きキューイング関連フィールドを表示します: .Bl -tag -width 0123456789012 .It dev_openings 指定されたデバイスに対してキューイング可能なトランザクションの総数です。 .It dev_active 指定されたデバイスに対して現在キューイングされているトランザクション数です。 .It devq_openings トランザクション用のカーネルキュー空間です。 通常この数は dev_openings を反映します。 エラーリカバリ時は例外であり、対象デバイスのキューは凍結されるか (デバイスはコマンド受信を許されません)、 dev_openings の数が減じられるか、トランザクションの再実行が行われます。 .It devq_queued カーネルキュー内でデバイスが空くのを待っているトランザクション数です。 エラーリカバリ中でなければ、通常この数は 0 です。 .It held held 数は、周辺装置ドライバが保持する CCB 数です。 このような CCB は、丁度完了したものであるか、 デバイスによってサービスを受けるために転送層に渡されようとしているものです。 保持されている CCB は、対象のデバイスに空きを予約します。 .It mintags 同時にデバイスにキューイング可能なトランザクション数の、 現在の "hard" 最小値です。既出の .Ar dev_openings 値はこの数より小さくはなり得ません。 .Ar mintags のデフォルト値は 2 ですが、 デバイスによってはより大きくまたはより小さく設定され得ます。 .It maxtags 同時にデバイスにキューイング可能なトランザクション数の、 現在の "hard" 最大値です。既出の .Ar dev_openings はこの値より大きくはなり得ません。 .Ar maxtags のデフォルト値は 255 ですが、 デバイスによってはより大きくまたはより小さく設定され得ます。 .El .El .It negotiate 様々な通信パラメータを、表示または交渉します。 コントローラによっては、特定の値の設定や変更をサポートしません。 例えば Adaptec 174x コントローラは、 デバイスの同期レートやオフセットの変更をサポートしません。 あるパラメータの設定をサポートしないとコントローラが示す場合、 .Nm camcontrol はそのパラメータの設定を試みません。 コントローラがサポートするものを調べるには、 .Fl v フラグを使用します。 .Sq negotiate コマンドでの .Fl v フラグの意味は後述します。 また、コントローラドライバによっては、 下位のコントローラがある交渉パラメータの変更をサポートしているにもかかわらず、 その交渉パラメータの設定をサポートしません。 Advansys ワイドコントローラのように、 コントローラの同期交渉の有効と無効をサポートしているにもかかわらず、 同期交渉レートの設定をサポートしないコントローラがあります。 .Bl -tag -width 01234567890123456 .It Fl a 交渉設定がすぐに効果を持つようにするため、 対象デバイスに Test Unit Ready コマンドを送ります。 .It Fl c 現在の交渉設定を、表示または設定します。これがデフォルトです。 .It Fl D Ar enable|disable 切断 (disconnection) を、有効または無効にします。 .It Fl O Ar offset コマンド遅延オフセットを設定します。 .It Fl q 静かになり、なにも表示しません。 一般的には、パラメータを設定したいが状態情報は不要であるときに有用です。 .It Fl R Ar syncrate デバイスの同期レートを変更します。 同期レートは、MHz で指定される浮動小数点値です。 例えば .Sq 20 としては、 .Sq 20.000 が正しい値です。 .It Fl T Ar enable|disable デバイスのタグ付きキューイングを、有効または無効にします。 .It Fl U ユーザの交渉設定を、表示または設定します。 デフォルトでは、現在の交渉設定を表示または設定します。 .It Fl v 冗長フラグは、 .Sq negotiate サブコマンドに対しては特殊な意味があります。 このフラグを指定すると .Nm camcontrol は、コントローラデバイスに送った Path Inquiry (XPT_PATH_INQ) CCB の内容を 表示します。 .It Fl W Ar bus_width デバイスと交渉するバス幅を指定します。 バス幅はビット数で指定します。 指定可能な値は、8, 16, 32 のいずれかのビット数です。 設定が効果を持つためには、 そのバス幅をコントローラがサポートする必要があります。 .El .Pp 一般的には、あるデバイスの同期レートとオフセット設定が効果をあらわすのは、 そのデバイスに対してコマンドが送られてからです。 前述の .Fl a スイッチは、交渉パラメータが効果をあらわすようにするため、 自動的に Test Unit Ready をデバイスに送ります。 .It help 冗長な、使用方法に関する情報を表示します。 .El .Sh 環境変数 変数 .Ev SCSI_MODES によって、別のモードページの書式ファイルを指定することができます。 .Pp 変数 .Ev EDITOR によって、 .Nm camcontrol は、モードページの編集を行なう際に どのテキストエディタを起動するかを決定します。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/share/misc/scsi_modes -compact .It Pa /usr/share/misc/scsi_modes SCSI モード書式データベース。 .It Pa /dev/xpt0 トランスポート層デバイス。 .It Pa /dev/pass* CAM アプリケーションパススルーデバイス。 .El .Sh 使用例 .Dl camcontrol eject -n cd -u 1 -v .Pp cd1 から CD をイジェクトし、コマンド実行に失敗した場合は SCSI センス情報を 出力します。 .Pp .Dl camcontrol tur .Pp SCSI test unit ready コマンドを da0 に送信します。 .Nm camcontrol はそのディスクがレディ状態であるかどうかを報告しますが、 .Fl v スイッチが指定されていないため、コマンド実行に失敗してもセンス情報を 表示しません。 .Pp .Bd -literal -offset foobar camcontrol tur da1 -E -C 4 -t 50 -v .Ed .Pp SCSI test unit ready コマンドを da1 に送信します。カーネルエラーリカバリ を有効にします。リトライカウントを 4 に、タイムアウトを 50 秒に 設定します。コマンド実行に失敗した場合( .Fl v フラグがあるので)センス情報が出力されます。エラーリカバリが設定されて いるので、ディスクが回転していない場合は回転させられます。 .Nm camcontrol はディスクがレディ状態かどうかを報告します。 .Bd -literal -offset foobar camcontrol cmd -n cd -u 1 -v -c "3C 00 00 00 00 00 00 00 0e 00" \e -i 0xe "s1 i3 i1 i1 i1 i1 i1 i1 i1 i1 i1 i1" .Ed .Pp READ BUFFER コマンド (0x3C) を cd1 に対して発行します。cd1 のバッファサイズと cd1 のキャッシュの最初の 10 バイトを表示します。コマンド実行に失敗した場合 SCSI センス情報を表示します。 .Pp .Bd -literal -offset foobar camcontrol cmd -n cd -u 1 -v -c "3B 00 00 00 00 00 00 00 0e 00" \e -o 14 "00 00 00 00 1 2 3 4 5 6 v v v v" 7 8 9 8 .Ed .Pp WRITE BUFFER コマンド (0x3B) を cd1 に対して発行します。(予約済の) 4 バイト ヘッダを含まないデータ 10 バイトを書き出します。コマンド実行に失敗した場合 センス情報を表示します。このコマンドには細心の注意を払って下さい。不適切に 使用した場合、データが破壊されるかもしれません。 .Pp .Bd -literal -offset foobar camcontrol modepage da3 -m 1 -e -P 3 .Ed .Pp da3 のモードページ 1 (Read-Write Error Recover ページ)を編集し、編集結果を そのドライブにセーブします。モードページ 1 には、 ディスクドライブの読み出し、書き込みの自動再配置の設定などが含まれます。 .Pp .Dl camcontrol rescan 0 .Pp SCSI バス 0 を再スキャンし、追加、削除、変更されたデバイスを探します。 .Pp .Dl camcontrol rescan 0:1:0 .Pp SCSI バス 0, ターゲット 1, 論理ユニット番号 0 を再スキャンし、そのデバイスが 追加、削除、変更されたかどうかを調べます。 .Pp .Dl camcontrol tags da5 -N 24 .Pp da5 の同時トランザクション数を 24 に設定します。 .Pp .Bd -literal -offset foobar camcontrol negotiate -n da -u 4 -T disable .Ed .Pp da4 のタグ付きキューイングを無効にします。 .Pp .Bd -literal -offset foobar camcontrol negotiate -n da -u 3 -R 20.000 -O 15 -a .Ed .Pp 同期レート 20MHz とオフセット 15 を、da3 と交渉します。 その後 Test Unit Ready コマンドを送り、設定が効果をあらわすようにします。 .Pp .Bd -literal -offset foobar camcontrol cmd -n da -u 3 -v -t 7200 -c "4 0 0 0 0 0" .Ed .Pp FORMAT UNIT (0x04) コマンドを da3 に送ります。 これは、ディスクをローレベル (low-level) フォーマットします。 コマンド失敗時にはセンス情報を表示します。 また、タイムアウトを 2 時間 (7200 秒) に設定します。 .Pp .Em 警告! 警告! 警告! .Pp ディスクをローレベルフォーマットすると、 ディスク上の「すべて」のデータを破壊します。 このコマンドを発行するときには、非常に注意してください。 本当はローレベルフォーマットが不要なディスクに対し、 多くのユーザがローレベルフォーマットを行っています。 ローレベルフォーマットが必要となる状況は、比較的少ないです。 ローレベルフォーマットが必要となる理由のひとつは、 ディスクの物理セクタの大きさを変えるためです。 ローレベルフォーマットが必要となる別の理由は、 ディスクへの読み込みまたは書き込みの要求に対して "medium format corrupted" (メディアフォーマットが壊れている) エラーとなる場合に、そのディスクを復活させるためです。 .Pp ディスクによっては、 他のディスクよりもフォーマットに時間がかかります。 フォーマットが完了するために十分なタイムアウト値を、 ユーザが指定する必要があります。 ハードディスクによっては、非常に短い期間 (5 分以下の単位) でフォーマット操作が完了します。 このような場合のほとんどは、 FORMAT UNIT コマンドをドライブが実際にはサポートをしていないため、 すなわちコマンドを受け付けて数分待ってから戻るだけであるためです。 .Sh 関連項目 .Xr cam 3 , .Xr cam_cdbparse 3 , .Xr pass 4 , .Xr cam 9 , .Xr xpt 9 .Sh 歴史 .Nm camcontrol コマンドは、 .Fx 3.0 で最初に現れました。 .Pp モードページ編集のコードと任意の SCSI コマンドのコードは、 Julian Elischer と Peter Dufault が書いた、かつての .Xr scsi 8 ユーティリティと .Xr scsi 3 ライブラリのものに基づいています。 .Xr scsi 8 プログラムが最初に出現したのは 386BSD 0.1.2.4 で、 .Tn FreeBSD で最初に出現したのは、 .Fx 2.0.5 です。 .Sh 作者 -.An Kenneth Merry Aq ken@FreeBSD.ORG +.An Kenneth Merry Aq ken@FreeBSD.org .Sh バグ マニュアルページのクロスリファレンスのほとんどはまだ存在していません。 これは近いうちに修正されます。 .Pp コマンド行引数を解釈するコードは、どのサブコマンドが複数の引数を取るかを 知りません。ですから、たとえば、 .Bd -literal -offset foobar camcontrol -n da -u 1 -c "00 00 00 00 00 v" 0x00 -v .Ed .Pp のようなことを試みた場合、test unit ready コマンドで得られるセンス情報は 出力されません。というのは、 .Fl c の 2 番目の引数 .Po 0x00 .Pc を見た時点で、 .Nm camcontrol の最初の .Xr getopt 3 呼び出しが 終ってしまうためです。 この動作を修正するには、ある程度の規模のコードを書き加えるか、 .Xr getopt 3 インタフェースを変更するかのどちらかが必要でしょう。 この問題を回避するもっとも良い方法は、常に .Nm camcontrol 共通引数をコマンド固有の引数の前に指定していることを確認することです。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/disklabel.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/disklabel.8 index ea76152bad..ee43e30b23 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/disklabel.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/disklabel.8 @@ -1,400 +1,403 @@ .\" Copyright (c) 1987, 1988, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to Berkeley by .\" Symmetric Computer Systems. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgment: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)disklabel.8 8.2 (Berkeley) 4/19/94 -.\" %Id: disklabel.8,v 1.10 1998/12/17 16:50:10 jkh Exp % +.\" %Id: disklabel.8,v 1.10.2.1 1999/08/15 12:19:49 mpp Exp % +.\" .\" jpman %Id: disklabel.8,v 1.2 1997/03/31 14:09:16 horikawa Stab % .\" .Dd April 19, 1994 .Dt DISKLABEL 8 .Os BSD 4.2 .Sh 名称 .Nm disklabel .Nd ディスクラベルの読み書きを行う .Sh 書式 .Nm disklabel .Op Fl r .Ar disk .br .Nm disklabel .Fl w .Op Fl r .Ar disk Ar disktype .Oo Ar packid Oc .br .Nm disklabel .Fl e .Op Fl r .Ar disk .br .Nm disklabel .Fl R .Op Fl r .Ar disk Ar protofile .br .Nm disklabel .Op Fl NW .Ar disk .sp .br .Nm disklabel .Fl B .Oo .Fl b Ar boot1 .Op Fl s Ar boot2 .Oc .Ar disk .Oo Ar disktype Oc .br .Nm disklabel .Fl w .Fl B .Oo .Fl b Ar boot1 .Op Fl s Ar boot2 .Oc .Ar disk Ar disktype .Oo Ar packid Oc .br .Nm disklabel .Fl R .Fl B .Oo .Fl b Ar boot1 .Op Fl s Ar boot2 .Oc .Ar disk Ar protofile .Oo Ar disktype Oc .\" 注: 上記 .br は改行動作のために挿入 .\" By horikawa@jp.freebsd.org (30 Mar 1997) .Sh 解説 .Nm はディスクドライブやディスクパックにラベルを書き込んだり、 確認したり、修正したりするために使われます。 ラベルを書き込む際には、ドライブの識別子を変更したり、 ディスクのパーティションを変更したり、 異常のあるラベルを置き換えたりすることができます。 システムによっては、 .Nm は同時にブートストラップコードを インストールするためにも使われます。 コマンドには、ディスク上のラベルを読んだり (表示したり)、書き込んだり、 編集したりするいくつかの形式があります。 それぞれの形式に .Fl r オプションをつけると、ラベルの読み書きをシステムの メモリ内のコピーに対して行うかわりに、ディスクに対して直接行います。 このオプションをつけると、システムに最初にラベルを書き込むときのように、 カーネルがそのラベルを保持していないような場合にもディスクへラベルを 書き込むことができるようになります。つまり、最初にディスクへラベルを 書き込むときには必ずこのオプションが必要になるということです。 .Fl r スイッチの特別な機能については、それぞれのコマンドで解説しています。 ラベルの読み込みや書き込みの形式に対しては、ブートストラップコードを インストールするために .Fl B スイッチを指定することができます。 これらの違いについてもあとで解説します。 .Pp コマンドの最初の形式 (read) は、 指定したディスクドライブ (例: da0 や /dev/rda0c) のラベルを確認するため に使用されます。 これによってドライブに関するすべてのパラメータとパーティションのレイアウトを 表示します。 .Fl r フラグを指定しない場合には、カーネルのメモリ内にあるラベルのコピーが 表示されます。 もしディスクにラベルが書き込まれていなかったり、ディスクのパーティション形式が 正しくない場合には、カーネルが作り直したり、修正したりしたラベルが 表示されるかもしれません。 .Fl r フラグが与えられると、メモリ内のラベルを表示するかわりにディスク上の実際の ラベルが表示されます。 .Pp 2 番目の形式は、 .Fl w フラグ付きの形式で、指定したドライブへ標準のラベルを書き込む ために使用されます。 コマンドには引数として、ラベルを書き込むドライブ名 (例: da0)、および .Xr disktab 5 に書かれているドライブタイプが必要です。 ドライブのパラメータとパーティション情報は、このファイルから得られたもの が使われます。 もし、同じ型のディスクに異なるパーティション情報を持たせたい場合には、 disktab にそれぞれ別々のエントリを書いておくか、ラベルを書き込んだあとで 後述する方法でそれを編集する必要があります。 オプションの引数として、16 文字までのパック識別用文字列を指定します。 パック名に空白を含める場合にはそれをクォートする必要があります。 .Fl r フラグが与えられると、ディスクのラベルとブートストラップが 直接書き換えられます。 この副作用として、すでにあるブートストラップ用コードが上書きされてしまうため、 ディスクがブート不能にされてしまいます。 .Fl r が指定されない場合には、ラベルはメモリ内のコピーを通して書き換えられる ため、ブートストラップコードは影響されません。 もしまだディスクがラベル付けされていなければ、 .Fl r フラグをつけなければなりません。 どちらの方法でも、カーネルのメモリ内コピーは変更されます。 .Pp .Xr disktab 5 に記載されていない未使用のディスクに対しては、 .Ar disktype として .Dq auto を指定できます。 この場合、ディスクの最初のラベルを生成するようにドライバに要求します。 これは成功するかも知れないし成功しないかも知れません。 これはディスクドライバがディスクを全く読む事無く 必要なデータを取得できるか否かに依存します。 全ての SCSI ディスクとほとんどの IDE ディスクと vnode デバイスにおいて 成功するでしょう。 ディスクに対するラベルの書き込みは唯一サポートされた操作であり、 .Ar disk -自身は標準の名前(フルパス名であってはなりません)で提供される必要があります。 +自身は標準の名前 (フルパス名であってはなりません) で提供される必要があります。 .Pp .Fl e フラグによって、すでに存在するディスクラベルを編集することができます。 ラベルはカーネルのメモリ内コピーから、または .Fl r フラグが与えられた場合には直接ディスクから読み込まれます。 ラベルは整形され、編集するためのエディタへ渡されます。 .Ev EDITOR 環境変数によるエディタの指定がない場合には、このエディタには .Xr vi 1 が使用されます。 エディタを終了すると、整形されたラベルが再読み込まれて、 ディスクラベルに再び書き込まれます。 .Fl r フラグの指定の有無にかかわらず、 すでにあるブートストラップコードは変更されません。 .Pp .Fl R フラグを指定すると、 .Nm は以前の操作により整形済でアスキーファイルとして保存されているディスクラベル をディスクへ書き戻します。 ラベルを作成するときに使われるプロトタイプファイルは、ラベルを読み込んだり 編集したりするときのものと同じフォーマットである必要があります。 コメントは .Ar \&# と改行で区切られます。 .Fl w のように、 .Fl r が指定されているとブートストラップコードは使えなくなってしまいます。 .Pp .Nm コマンドの .Fl NW フラグはそれぞれ、指定したディスクのパックラベルエリアへの書き込みを 明示的に禁止したり、許可したりします。 .Pp .Nm の最後の 3 つの形式は、ブートストラップコードがラベルの一部である ようなマシンで、ブートストラップコードをインストールするために使われます。 ブートストラップコードには、 マシンに依存する 1 つまたは 2 つのプログラムが含まれます。 .Fl B フラグは、ブートストラップコードをインストールすることを示すために 使われます。 .Fl r フラグの機能は .Fl B フラグに含まれているので、同時に指定しないようにしてください。 インストールされるブートストラップコードの名前は、 いくつかの方法で選択することができます。 第1に、 .Fl b や .Fl s フラグによって明示的に名前を指定することができます。 1 段階のブートプログラムのみが必要なマシンでは、 .Fl b によって指定するものがそのプログラムです。 2 段階のブートストラップを行うマシンでは、 .Fl b で指定するのが最初のブートプログラムで、 .Fl s で指定するのが 2 段階目のプログラムになります。 プログラム名が明示的に与えられなければ、標準ブートプログラムが使われます。 ブートプログラムは、 .Pa /boot に置かれます。 もし、 .Ar disktype が与えられ、それに対応する .Xr disktab 5 のエントリが存在し、 なおかつ ``b0'' , ``b1'' の 2 つのパラメータがある場合には、 ブートプログラムはこれらのパラメータから得られます。 そうでない場合、デフォルトのブートイメージ名が使用され、次のようになります: 標準のステージ 1 およびステージ 2 のブートイメージは .Pa /boot/boot1 および .Pa /boot/boot2 です (詳細はアーキテクチャによって異なり、 Alpha においては単一ステージのブートが使用されます)。 .Pp 3 つのブートプログラムインストールの形式のなかで最初のものは、 すでに存在するディスクラベルを変更せずにブートストラップコードを インストールするために使われます。 これは、ディスクラベル自身に対しては本質的には読み込みコマンドで、 すべてのオプションはすでに記したように ブートプログラムを特定するのに関するものです。 あとの 2 つの形式は同様に、ディスクラベルを書き込んだり復元したりするのと同時に ブートストラップコードをインストールするものです。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width Pa -compact .It Pa /etc/disktab .It Pa /boot/ .It Pa /boot/boot .El .Sh 使用例 .Dl disklabel da0 .Pp da0 のラベルとしてカーネル内のコピーを .Pa /dev/rda0c から得られたものとして表示します。 .Pp .Dl disklabel -w -r /dev/rda0c da2212 foo .Pp .Pa /etc/disktab に書かれている ``da2212'' の情報を da0 のラベルとして書き込みます。 存在したブートストラップコードは使えなくなります。 .Pp .Dl disklabel -e -r da0 .Pp da0 のディスク上のラベルを読み込み、編集し、再び書き込みます。 ディスク上のラベルとともにカーネル内コピーも書き換えられます。 存在したブートストラップコードは影響を受けません。 .Pp .Dl disklabel -r -w da0 auto .Pp da0 から必要な情報を自動検出し、新しいラベルをディスクに書こうとします。 パーティションおよびファイルシステム情報を編集するために、 この後で disklabel -e コマンドを使って下さい。 .Pp .Dl disklabel -R da0 mylabel .Pp .Pa mylabel に書かれている情報を da0 のラベルとして書き込みます。 ディスク上のラベルとともにカーネル内コピーも書き換えられます。 存在したブートストラップコードは影響を受けません。 .Pp .Dl disklabel -B da0 .Pp da0 に新たにブートストラップコードを書き込みます. ブートストラップコードは .Pa /boot/boot1 、およびもし必要ならば .Pa /boot/boot2 です。 ディスク上のラベルおよびカーネル内コピーは影響を受けません。 .Pp .Dl disklabel -w -B /dev/rda0c -b newboot da2212 .Pp 新たなラベルとブートストラップコードを書き込みます。 ラベルは disktab の ``da2212'' の情報を使用し、 ディスク上のラベルとともにカーネル内コピーも書き換えられます。 ブートストラップコードは .Pa /boot/newboot です。 .Sh 関連項目 .Xr disklabel 5 , -.Xr disktab 5 +.Xr disktab 5 , +.Xr boot0cfg 8 , +.Xr fdisk 8 .Sh 診断 デバイスドライバは、 オープンされているパーティションに関して、 サイズが小さくなることおよびオフセットが変化することを許しません。 デバイスドライバの中には、 ラベルを持たないディスクに対して 1 パーティションのみからなる ラベルを作成するものがあります。 そのため、 オープンされているディスクのラベルは ``a'' パーティションに書く必要があります。 このような理由で、 次の 2 ステップにより、 所望のラベルを作成する必要がある場合があります。 第 1 ステップは少なくとももう 1 つのパーティションを作成することであり、 第 2 ステップは ``a'' パーティションを小さくしながら 新たなパーティションのラベルを設定することです。 .Pp ファイルシステムによっては、 用意された領域にブートストラップコードが収まり切らないような マシンがあるかも知れません その結果として、``ブート可能な'' ディスクのパーティションに ファイルシステムを作成できない場合があります。 ブートストラップコードを書き込む時に、 .Nm はこのようなケースをチェックします。 FS_UNUSED タイプのパーティションに重なるように ブートストラップコードが書き込まれる場合には、 そのパーティションは FS_BOOT とマークされます。 .Xr newfs 8 ユーティリティは、 FS_BOOT パーティションにファイルシステムを作成することを禁止します。 また逆に、 パーティションのタイプが FS_UNUSED もしくは FS_BOOT では無い場合、 .Nm はそのパーティションに重なるようなブートストラップコードを書き込みません。 .Sh バグ ディスク名がフルパスで指定されない場合には、 デバイス名は Tahoe の場合 ``a'' パーティションになり、 その他の場合は ``c'' パーティションになります。 .Pp i386 アーキテクチャでは、プライマリブートストラップセクタに、 組み込みの .Em fdisk テーブルを持ちます。 .Nm は、 ブートストラップのみをインストールする時 .Pq Fl B もしくはラベルを編集する時 .Pq Fl e にこれを壊さないように気を付けます。 しかし、 .Fl w や .Fl R を指定した時には、 無条件でプライマリブートストラッププログラムをディスクに書き込みますので、 .Em fdisk テーブルをブートストラッププログラム内のダミーに置き換えます。 これはディスク全体を専用に使う場合、 すなわち BSD ディスクラベルがディスクの絶対ブロック 0 から始まる場合 のみ関係あります。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/diskless.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/diskless.8 index 9406807201..3b48bad421 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/diskless.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/diskless.8 @@ -1,346 +1,348 @@ .\" %NetBSD: diskless.8,v 1.11 1997/06/16 07:50:35 mrg Exp % .\" .\" Copyright (c) 1994 Gordon W. Ross, Theo de Raadt .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. .\" IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, .\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT .\" NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, .\" DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY .\" THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" +.\" %Id: diskless.8,v 1.2.4.3 1999/08/16 05:42:27 chris Exp % +.\" .Dd October 2, 1994 .Dt DISKLESS 8 .Os .Sh 名称 .Nm diskless .Nd ネットワークを介してシステムをブートする .Sh 解説 ネットワークを介してマシンをブートする能力は、 .Xr diskless もしくは .Xr dataless マシンのためや、ローカルのファイルシステムの再インストールまたは 修復中に一時的に利用するために有用です。 このファイルは、クライアントがネットワークを介してブートする時に、 クライアントとサーバとの間で行われる通信の一般的な解説を提供します。 一般的な解説の後に、ディスクレスの Sun クライアントのためのサーバ設定 を行うための詳細な指示を説明します。 .Pp .Sh 操作 ネットワークを介してシステムをブートする時に、 クライアントとサーバの間で3フェーズのやりとりがあります: .Pp .Bl -tag -width 1.2 -compact .It 1. PROM (もしくはステージ 1 のブートストラップ) がブートプログラムを 読み込みます。 .It 2. ブートプログラムがカーネルを読み込みます。 .It 3. カーネルがルートを NFS マウントします。 .El .Pp これかの各フェーズについて、以降で詳しく記述します。 .Pp フェーズ 1 では、 PROM がブートプログラムを読み込みます。 PROM の設計の種類はたくさんありますので、 このフェーズは本質的にマシンに依存しています。 Sun のマシンは クライアントの .Tn IP アドレスを決定するために .Tn RARP を利用し、その後 .Tn RARP リプライを送ったところからブートプログラムをダウンロードするために .Tn TFTP を使います。 HP 300 シリーズのマシンでは、ブートプログラムをダウンロードするために .Tn HP リモートメンテナンスプロトコル を利用します。 典型的なパーソナルコンピュータはネットワークブートプログラムを ディスケットもしくはネットワークカードの特別な PROM をつかって読み込むかも しれません。 .Pp フェーズ 2 では、ブートプログラムがカーネルを読み込みます。 このフェーズの操作はブートプログラムの設計に依存します。 (ここで記述する設計は Sun と NetBSD/hp300 で使われているものです。) ブートプログラムは以下を行います: .Pp .Bl -tag -width 2.2 -compact .It 2.1 .Tn RARP を使ってクライアントの IP アドレスを入手します。 .It 2.2 .Tn RPC / BOOTPARAMS / WHOAMI 要求をクライアントの IP アドレスとともにブロードキャストして、 クライアント名とサーバの .Tn IP アドレスを入手します。 .It 2.3 .Tn RPC / BOOTPARAMS / GETFILE 要求をクライアント名とともに使うことで、 クライアントのルートのサーバにおけるパスを入手します。 .It 2.4 クライアントのルートに対するサーバのパスを指定して .Xr mountd 8 を呼ぶことで、ルートファイルハンドルを入手します。 .It 2.5 ルートファイルハンドル上で .Tn NFS ルックアップを呼ぶことで、カーネルのファイルハンドルを入手します。 .It 2.6 カーネルファイルハンドルに対して .Tn NFS 読み出しをつかって、カーネルを読み込みます。 .It 2.7 カーネルのエントリポイントに制御を移します。 .El .Pp フェーズ 3 では、カーネルはルートを NFS マウントします。 カーネルは、ブートプログラムによって行われた多くの作業を繰り返します。 なぜなら、ブートプログラムが集めた情報をカーネルに受け渡す 標準的な方法が無いからです。 カーネルで利用される工程は以下のようなものです: .Pp .Bl -tag -width 2.2 -compact .It 3.1 カーネルは、上記の 2.1 と 2.2 で記述されたのと同じ工程を使うことで、 ブートサーバを見付けます。 .It 3.2 カーネルは、上記の 2.3 から 2.5 で記述されたのと同じ工程を使うことで ルートのための .Tn NFS ファイルハンドルを入手します。 .It 3.3 カーネルは、ルートディレクトリが最後に更新された時間を入手するために .Tn NFS 属性入手機能 (getattr function) を呼び出し、システム時計を調べるために これを使います。 .El .Sh 設定 クライアントがネットワークを介してブートするためには、 サーバは正しく設定されていなければなりません。 この例では、 どのように Sun クライアントが設定されれば良いかを示します。 他のクライアントの設定も似たようなものです。 .Pp クライアントのホスト名 (hostname) を "myclient" と仮定します。 .Pp .Bl -tag -width 2.1 -compact .It 1. .Pa /etc/ethers に適切なクライアントのイーサネットアドレスのエントリを追加します: .Bd -literal -offset indent -compact 8:0:20:7:c5:c7 myclient .Ed これは、 .Xr rarpd 8 が使用します。 .Pp .It 2. .Pa /etc/hosts もしくは DNS データベースに myclient のための IP アドレスを割り当てます: .Bd -literal -offset indent -compact 192.197.96.12 myclient .Ed .Pp .It 3. Sun のマシンをブートする場合、 .Pa /tftpboot ディレクトリで .Xr tftpd 8 を実行するために .Pa /etc/inetd.conf が設定されているようにします。 .Pp HP 300 シリーズのマシンをブートする場合、 ブートプログラムがクライアントに転送されるように .Pa /etc/rbootd.conf が正しく設定されているようにします。 エントリは以下のようになるでしょう: .Bd -literal -offset indent -compact 08:00:09:01:23:E6 SYS_UBOOT # myclient .Ed .Pp さらなる情報は、 .Xr rbootd 8 を参照して下さい。 .Pp .It 4. SPARC マシンをブートする場合、 ( .Pa /usr/mdec/boot のような) 適当なディスクレスブートローダのコピーを .Pa /tftpboot ディレクトリにインストールします。 ブートプログラムが、16 進のクライアントの IP アドレスとドットと アーキテクチャ名からなるファイル名 (全て英語の大文字) で アクセスできるようにリンクを作成します。 例えば以下のようになります: .Bd -literal -offset indent -compact # cd /tftpboot # ln -s boot C0C5600C.SUN4 .Ed .Pp Sun3 のマシンに対しては、この名前は C0C5600C となるようにします (Sun3 の PROM はアーキテクチャ名を付加しません)。 使われる名前はアーキテクチャに依存します。 これは、単純にブートクライアントの PROM が何を望んでいるかに 一致させます。 クライアントの PROM が期待されるファイルを読み込むことに 失敗する場合には、 クライアントがどんなファイル名を読み込もうとしているのかを知るために -.Xr tcpdump 8 +.Xr tcpdump 1 を使うことができます。 .Pp HP 300 シリーズのマシンをブートする場合、 ネットワークブートプログラム .Pa SYS_UBOOT (これは、インストール前に .Pa uboot.lif から呼び出されます ) がディレクトリ .Pa /usr/mdec/rbootd にインストールされているようにします。 .It 5. myclient をブートパラメータデータベース .Pa /etc/bootparams に追加します: .Bd -literal -offset indent -compact myclient root=server:/export/myclient/root .Ed .Pp .It 6. myclient のためのスワップファイルを作成します: .Bd -literal -offset indent -compact # mkdir /export/myclient # cd /export/myclient # dd if=/dev/zero of=swap bs=16k count=1024 .Ed ここでは、16 メガバイトのスワップファイルを作成しました。 .Pp .It 7. myclient の .Pa / ファイルシステムをサーバ上に作成します。 これがどのように行われるかはクライアントのアーキテクチャと NetBSD ディストリビューションのバージョンに依存します。 サーバのルートファイルシステムをコピーし変更するように 単純であるか、おそらく標準バイナリディストリビューションから これらのファイルを入手する必要があるかも知れません .Pp SunOS とはちがって、クライアントのスワップのためにマウントポイントを 作成する必要があることに注意が必要です: .Bd -literal -offset indent -compact # mkdir /export/myclient/root/swap .Ed .Pp .It 8. .Pa /etc/exports にある必要とされるファイルシステムを公開します: .Bd -literal -offset indent -compact /usr -ro myclient # for SunOS: # /export/myclient -rw=myclient,root=myclient # for NetBSD: /export/myclient -maproot=root -alldirs myclient .Ed .Pp サーバとクライアントが同じアーキテクチャである場合、 クライアントはサーバの .Pa /usr を共有することができます (これは上記のように実現します)。 そうでない場合、クライアントのための .Pa /usr パーティションを別の場所に正しく作成する必要があります。 .Pp もしサーバが sparc の場合でクライアントが sun3 の場合、 .Pa /export/usr.sun3 を作成し中身も作り、その後以下の .Pa /etc/exports 行を作成します: .Bd -literal -offset indent -compact /export/usr.sun3 -ro myclient /export/myclient -rw=myclient,root=myclient .Ed .Pp .It 9. 最低限、 .Pa /export/myclient/root にある以下のファイルをコピーしカスタマイズします: .Bd -literal -offset indent -compact # cd /export/myclient/root/etc # cp fstab.nfs fstab # cp /etc/hosts hosts # echo myclient > myname # echo 192.197.96.12 > hostname.le0 .Ed .Pp 上記の "le0" はクライアントがブートのために使う ネットワークインタフェース名に置き換えなければなりません。 .Pp .It 10. クライアントの .Pa /etc/fstab (これはつまり .Pa /export/myclient/root/etc/fstab です) にあるクリティカルなマウントポイントとスワップファイルを 正しく設定します。 つまり以下のようにします: .Bd -literal -offset indent -compact myserver:/export/myclient/root / nfs rw 0 0 myserver:/usr /usr nfs rw 0 0 myserver:/export/myclient/swap none swap sw,nfsmntpt=/swap .Ed .Pp .Pa /etc/fstab にスワップファイルを指定しなければならないことに注意してください。 指定しないとスワップが使用されません。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/mdec/rbootd -compact .It Pa /etc/ethers わかっているクライアントのイーサネットアドレス .It Pa /etc/bootparams クライアントのルートパス名 .It Pa /etc/exports 公開された NFS マウントポイント .It Pa /etc/rbootd.conf HP リモートブートデーモンのための設定ファイル .It Pa /tftpboot Sun PROM によって読み込まれるブートプログラムの場所 .It Pa /usr/mdec/rbootd HP ブート ROM によって読み込まれるブートプログラムの場所 .El .Sh 関連項目 .Xr bootparams 5 , .Xr ethers 5 , .Xr exports 5 , .Xr bootparamd 8 , .Xr mountd 8 , .Xr nfsd 8 , .Xr rarpd 8 , .Xr rbootd 8 , .Xr reboot 8 , .Xr tftpd 8 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/iostat.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/iostat.8 index e80420c6cb..f0111efb60 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/iostat.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/iostat.8 @@ -1,415 +1,415 @@ .\" .\" Copyright (c) 1997 Kenneth D. Merry. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: iostat.8,v 1.7 1998/09/16 23:14:47 ken Exp % +.\" %Id: iostat.8,v 1.7.2.1 1999/08/15 12:51:08 mpp Exp % .\" .\" Copyright (c) 1985, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)iostat.8 8.1 (Berkeley) 6/6/93 .\" jpman %Id: iostat.8,v 1.2 1997/05/19 04:57:59 mitchy Stab % .\" .Dd December 22, 1997 .Dt IOSTAT 8 .Os FreeBSD 3.0 .Sh 名称 .Nm iostat .Nd .Tn I/O の統計情報を表示する .Sh 書式 .Nm iostat .Op Fl CdhKIoT? .Op Fl c Ar count .Op Fl M Ar core .Op Fl n Ar devs .Op Fl N Ar system .Op Fl t Ar type,if,pass .Op Fl w Ar wait .Op Ar drives .Sh 解説 .Nm iostat は、端末やデバイス、CPU操作のカーネル .Tn I/O 統計を表示します。 .Pp オプションは以下のとおりです: .Bl -tag -width flag .It Fl c Ar count I/O統計情報の表示を .Ar count 回繰り返します。 間隔 .Ar wait が指定されていときは、デフォルトの1秒が使われます。 .It Fl C CPU 統計情報を表示します。 .Fl d が指定されない限り、デフォルトでオンになっています .It Fl d デバイス統計情報のみを表示します。 このフラグをオンにすると、 .Fl C や .Fl T も指定して CPU や TTY の統計情報を有効にしない限り、 デバイス統計情報のみが表示されます。 .It Fl h .Nm を .Sq top モードにします。 このモードでは、 .Nm は、 計測サイクル毎の転送バイト数が高いデバイスから低いデバイスへ並べて表示します。 .It Fl I 指定された期間における秒あたりの平均統計情報ではなく、 指定された期間における合計の統計情報を表示します。 .It Fl K 転送ブロック数の表示 ( .Fl o ) において、 デバイスのネイティブブロックサイズではなく、 キロバイトでブロック数を表示します。 .It Fl M Ar core 名前リストから値を取り出す際に、デフォルトの .Dq Pa /dev/kmem のかわりに指定した .Ar core を使います。 .It Fl n .Ar devs までの数のデバイスのみを表示します。 .Ar devs 個よりもデバイス数が少ない場合には、 .Nm が表示するデバイス数は少なくなります。 .It Fl N Ar system 名前のリストを取り出す際に、デフォルトの .Dq Pa /kernel のかわりに .Ar system を使います。 .It Fl o 古いスタイルの .Nm iostat デバイス統計を表示します。 秒あたりのセクタ数、秒あたりの転送回数、シークあたりのミリ秒が表示されます。 .Fl I が指定されると、合計のブロック数/セクタ数、合計の転送回数、 シークあたりのミリ秒が表示されます。 .It Fl t どのタイプのデバイスを表示するのかを指定します。 デバイスには 3 種類のカテゴリがあります。 .Bl -tag -width indent -compact .It デバイスタイプ .Bl -tag -width 123456789 -compact .It da ダイレクトアクセスデバイス .It sa シーケンシャルアクセスデバイス .It printer プリンタ .It proc プロセッサデバイス .It worm ライトワンスリードマルチプルデバイス .It cd CD デバイス .It scanner スキャナデバイス .It optical オプティカルメモリデバイス .It changer メディアチェンジャデバイス .It comm コミュニケーションデバイス .It array ストレージアレイデバイス .It enclosure エンクロージャサービスデバイス .It floppy フロッピデバイス .El .Pp .It インタフェース: .Bl -tag -width 123456789 -compact .It IDE Integrated Drive Electronics デバイス .It SCSI Small Computer System Interface デバイス .It other 他のデバイスインタフェース .El .Pp .It パススルー: .Bl -tag -width 123456789 -compact .It pass パススルーデバイス .El .El .Pp ユーザは少なくとも 1 つのデバイスタイプを指定する必要があり、 各カテゴリにおいては最大 1 つのデバイスタイプを指定可能です。 1 つのデバイスタイプ文に複数のデバイスタイプを指定するには、 コンマで区切ります。 .Pp コマンドライン上では、 .Fl t 引数をいくつ指定してもかまいません。 .Fl t 引数はすべて OR がとられ、 システム中の全デバイスが対象となる比較式が形成されます。 いずれかの .Fl t 引数に完全に合致するデバイスは、 .Nm の出力に含まれます。 ただし、80 桁もしくはユーザが指定した最大デバイス数の範囲に限られます。 .It Fl T TTY 統計情報を表示します。 .Fl d が指定されていない限り、デフォルトでオンになっています。 .It Fl w Ar wait 各表示の間隔を、 .Ar wait 秒とします。繰り返し回数 .Ar count が指定 されていなければ、デフォルトでは無限に表示を繰り返します。 .It Fl ? 使用方法を表示して終了します。 .El .Pp .Nm iostat の、表示する情報のフォーマットは以下のとおりです: .Bl -tag -width flag .It tty .Bl -tag -width indent -compact .It tin 端末から読み込んだ文字数 .It tout 端末から書き出した文字数 .El .It devices デバイス操作。本フィールドのヘッダはデバイス名とユニット番号です。 .Nm は、80 桁の範囲もしくはシステム内の最大デバイス数の小さい方の数だけ、 デバイスを表示します。 .Fl n がコマンドラインに指定されると、 .Nm は、要求された数のデバイスもしくはシステム内の最大デバイス数の小さい方の 数だけデバイスを表示します。 特定のドライブを表示するには、コマンドラインでドライブ の名前を指定します。 .Fl n 引数がコマンドラインに指定されて表示すべき最大デバイス数が指定されない限り、 .Nm は 80 桁に合致するよりも多くのデバイスを表示しません。 80 桁の画面に合致するよりも少ないデバイス数が指定された場合、 .Nm は指定された数のデバイスのみ表示します。 .Pp 標準の .Nm デバイス表示は、次の統計情報を表示します: .Pp .Bl -tag -width indent -compact .It KB/t 転送あたりのキロバイト数 .It tps 秒あたりの転送回数 .It MB/s 秒あたりのメガバイト数 .El .Pp 標準の .Nm デバイス表示は、 .Fl I フラグが指定されると、次の統計情報を表示します: .Pp .Bl -tag -width indent -compact .It KB/t 転送あたりのキロバイト数 .It xfrs 合計の転送回数 .It MB 合計の転送メガバイト数 .El .Pp 古いスタイルの .Nm 表示 ( .Fl o を使用) では、次の統計情報を表示します: .Pp .Bl -tag -width indent -compact .It sps 1秒間に転送されたセクタ数 .It tps 1秒間の転送回数 .It msps トランザクションあたりの平均ミリ秒。 .El 古いスタイルの .Nm 表示では、 .Fl I フラグを指定すると、次の統計情報を表示します: .Pp .Bl -tag -width indent -compact .It blk 転送した合計のブロック数/セクタ数。 .It xfr 合計の転送回数。 .It msps トランザクションあたりの平均ミリ秒数。 .It cpu .Bl -tag -width indent -compact .It \&us ユーザモードのCPU時間の % 表示 .It \&ni niceで優先順位づけられたプロセスを動作させるユーザモードのCPU時間 の % 表示 .It \&sy システムモードのCPU時間の % 表示 .It \&in インタラプトモードのCPU時間の % 表示 .It \&id アイドルモードのCPU時間の % 表示 .El .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /dev/kmem -compact .It Pa /kernel デフォルトのカーネルの名前リスト .It Pa /dev/kmem デフォルトのメモリファイル .El .Sh 使用例 .Dl iostat -w 1 da0 da1 cd0 .Pp 最初の 2 つのダイレクトアクセスデバイスと、 最初の CDROM デバイスの統計情報を 1 秒毎に無限に表示します。 .Pp .Dl iostat -c 2 .Pp システム内の最初の 4 つのデバイスの統計情報を、 1 秒の表示間隔をおいて 2 度表示します。 .Pp .Dl iostat -t da -t cd -w 1 .Pp 全 CDROM とダイレクトアクセスデバイスの統計情報を 1 秒毎に無限に表示します。 .Pp .Dl iostat -t da,scsi,pass -t cd,scsi,pass .Pp ダイレクトアクセスデバイスおよび CDROM デバイスへのアクセスを提供する 全 SCSI パススルーデバイスに関して、統計情報を 1 度表示します。 .Pp .Dl iostat -h -n 8 -w 1 .Pp より多くの I/O を行う、最大 8 個のデバイスに関して、 統計情報を 1 秒毎に無限に表示します。 .Pp .Dl iostat -dh -t da -w 1 .Pp TTY と CPU の表示を省略し、 性能順にデバイスを表示し、ダイレクトアクセスデバイスのみを 1 秒毎に無限に表示します。 .Pp .Dl iostat -Iw 3 .Pp 合計の統計情報を 3 秒毎に無限に表示します。 .Pp .Dl iostat -odICTw 2 -c 9 .Pp 合計の統計情報を古いスタイルの出力形式で 9 回表示します。 各計測/表示の間隔は 2 秒です。 .Fl d フラグは一般に TTY と CPU の表示を抑制しますが、 .Fl T と .Fl C のフラグが指定されているので、TTY と CPU の表示もなされます。 .Sh 関連項目 .Xr fstat 1 , .Xr netstat 1 , .Xr nfsstat 1 , .Xr ps 1 , .Xr systat 1 , .Xr pstat 8 , .Xr vmstat 8 .Pp .%T "Installing and Operating 4.3BSD" の ``Interpreting system activity'' で始まる章 .Sh 歴史 本バージョンの .Nm は最初に .Fx 3.0 に登場しました。 .Sh バグ .Pp 実行状態ではないシステムのデバイス統計情報を表示できません。 新しいデバイス統計情報のインタフェースは .Xr sysctl 3 からのみアクセス可能であり、 これは実行状態ではないシステムへのアクセス手段を提供していないからです。 .Sh 作者 -.An Kenneth Merry Aq ken@FreeBSD.ORG +.An Kenneth Merry Aq ken@FreeBSD.org diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/isdnd.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/isdnd.8 index a233378bf1..305417e282 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/isdnd.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/isdnd.8 @@ -1,451 +1,454 @@ .\" .\" Copyright (c) 1997, 1998 Hellmuth Michaelis. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: isdnd.8,v 1.1 1998/12/27 21:47:00 phk Exp % +.\" %Id: isdnd.8,v 1.1.2.1 1999/08/15 12:50:55 mpp Exp % .\" .\" last edit-date: [Sat Dec 12 21:13:59 1998] .\" .\" jpman %Id: isdnd.8,v 1.3 1999/02/11 07:42:03 kuma Stab % .\" WORD: Call Description IDentifier (CDID) 呼記述識別子 [isdnd.8] .\" WORD: active connection アクティブ接続 [isdnd.8] .\" WORD: call 呼 [isdnd.8] (ISDN における通信セッション) .\" WORD: call setup 呼設定 [isdnd.8] .\" WORD: incoming call 着呼 [isdnd.8] .\" WORD: outgoing call 発呼 [isdnd.8] .\" WORD: tty line tty 回線 [getty.8] .\" WORD: userland ユーザランド .\" WORD: subscriber 加入者 [isdnd.8] .\" " .Dd November 3, 1998 .Dt isdnd 8 .Sh 名称 .Nm isdnd .Nd isdn4bsd ISDN 接続管理デーモン .Sh 書式 .Nm isdnd .Op Fl b .Op Fl c Ar configfile .Op Fl d Ar debuglevel .Op Fl f .Op Fl F .Op Fl l .Op Fl L Ar logfile .Op Fl P .Op Fl r Ar device .Op Fl s Ar facility .Op Fl t Ar terminaltype .Op Fl u Ar charging unit length .Op Fl m .Sh 解説 .Nm isdnd は isdn4bsd パッケージのデーモンであり、このパッケージがサポートする ISDN デバイスのすべての ISDN 関連の接続や切断を管理します。 .Pp オプションは以下の通りです: .Bl -tag -width Ds .It Fl b ベル: 全画面モードにおいて、呼 (call) の接続時・切断時にベルを鳴らします。 .It Fl c デフォルトのファイル .Li /etc/isdn/isdnd.rc の代わりに、 .Ar configfile を .Nm isdnd の実行時設定ファイル名として用います。 .It Fl d .Nm isdnd がデバッグ機能をサポートするようにコンパイルされている場合に、 このオプションを使ってデバッグレベルを指定し、 どの種類のデバッグメッセージを表示するかを設定します。 デバッグレベルには次の値の和を指定します: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It Ar 0x001 一般的なデバッグ。 .It Ar 0x002 料金計算。 .It Ar 0x004 タイミング計算。 .It Ar 0x008 状態移行。 .It Ar 0x010 再試行操作。 .It Ar 0x020 ダイヤル。 .It Ar 0x040 プロセス操作。 .It Ar 0x080 isdn4bsd カーネルの入出力呼び出し。 .It Ar 0x100 コントローラとチャネルのビジー/フリーメッセージ。 .El .Pp この値の指定に際して、 .Xr sscanf 3 ライブラリルーチンがサポートする基数のどれでも使用できます。 .Pp さらに、このオプションでは引数として文字「n」を与えて、 全画面表示にデバッグメッセージを表示させないようにもできます。 .Pp .It Fl f このオプションを指定すると、 .Nm isdnd は全画面モードでの操作に切り替わります。このモードで操作する場合、 制御文字 .Em Control-L を入力すると表示を更新します。また、 .Em 復帰文字 (Carriage-Return) または .Em Enter でコマンドウィンドウを表示します。 .Nm デーモンはコマンドウィンドウが開いている間はメッセージを受け付けないので、 5 秒間どのコマンドキーも押されなければ、 このコマンドウィンドウは自動的に閉じます。 .Pp コマンドウィンドウが開いている時は、 .Em タブ か .Em スペース で次のメニュー項目へ進みます。コマンドを実行するには、 ハイライト表示されたメニュー項目に対し .Em Return か .Em Enter を入力するか、実行する項目に対応する数字を入力するか、 メニュー項目記述の大文字を入力して下さい。 .It Fl l このオプションが指定されると、ログは .Xr syslogd 8 ファシリティ経由ではなく、ファイルに追加書きされます。 .It Fl L オプション .Em -l が指定されている時に使用されるログファイルの名前を指定します。 .It Fl P このオプションは、解析され有効になった isdnd の設定を isdnd.rc ファイルと同じ書式で出力します。 この出力は isdnd.rc ファイルとして利用できます。 isdnd.rc をデバッグする際に、 isdnd.rc 入力ファイル中で設定していないオプションのデフォルトの設定は 何かを調べる場合、この機能は特に有用です。 .Pp 出力を終えると、 .Nm は終了します。 .It Fl F このオプションは、 .Nm isdnd が制御端末から離れてデーモンにならないようにします。 .It Fl r .Fl t オプションとともに用いられ、 .Ar device で端末デバイスを指定します。これが .Nm isdnd の制御端末となり、ここに全画面モードの出力が表示されるようになります。 .It Fl s .Xr syslog 3 によるログが設定されていて、 デフォルトの LOCAL0 ファシリティ以外のファシリティを使いたい場合に、 このオプションを用いてログファシリティを指定できます。 ファシリティは 0-11 または 16-23 の範囲の整数で指定します (ファイル /usr/include/syslog.h を参照)。 .It Fl t オプション .Fl f と .Fl r と共に用いられ、 .Nm isdnd の全画面出力に使われるデバイスの端末タイプか termcap エントリ名 (vt220 など) を .Ar terminaltype で指定します。 このオプションは、環境変数 .Li TERM が存在しない、未使用の (getty が動いていない) tty 回線を 全画面出力に使う場合に有用です。 .It Fl u 設定ファイルのエントリキーワード .Em unitlenghtsrc が .Em cmdl に設定されている場合に、課金単位の長さを指定します。 .It Fl m isdn デーモンが、ローカル監視またはリモート監視を サポートしてコンパイルされていれば、 このオプションは監視アクセスをすべて無効にします。 これは設定ファイルのオプション .Em monitor-allowed よりも優先されます。 .El .Pp .Sh カーネルとのやりとり .Nm isdnd は isdn4bsd のカーネル部分と通信して、 状態やイベントメッセージを受けとったり (デバイス /dev/i4b から .Xr read 2 します)、 コマンドや応答を送ります (デバイス /dev/i4b から .Xr ioctl 2 します)。 .Pp メッセージおよびメッセージパラメータは、インクルードファイル .Em /usr/include/machine/i4b_ioctl.h に記述されています。 .Pp カーネルへのコマンドと応答メッセージ (ioctl) は次のものがサポートされています: .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It Ar I4B_CDID_REQ 交換局とのローカル D チャネルの単一のやりとりを一意に識別する 呼記述識別子 (CDID: Call Description IDentifier) を要求します。 .It Ar I4B_CONNECT_REQ 呼設定 (call setup) をリモート ISDN 加入者 (subscriber) に能動的に要求します。 .It Ar I4B_CONNECT_RESP 着呼 (incoming call) に対し、受け入れ、拒否、または無視すると応答します。 .It Ar I4B_DISCONNECT_REQ 能動的に呼を終了させます。 .It Ar I4B_CTRL_INFO_REQ 設置されている ISDN コントローラカードについての情報を要求します。 .It Ar I4B_DIALOUT_RESP ダイヤルアウトを要求してきたドライバに対し、 呼設定に関する情報を与えます。 .It Ar I4B_TIMEOUT_UPD 動的に計算されるショートホールドモードのタイミングが変わった場合に、 カーネルのタイムアウト値を更新します。 .It Ar I4B_UPDOWN_IND カーネルのユーザランドドライバにインタフェースのソフト的 アップ/ダウン状態変化を知らせます。 .It Ar I4B_CTRL_DOWNLOAD アクティブなカードにファームウェアをダウンロードします。 .It Ar I4B_ACTIVE_DIAGNOSTIC アクティブなカードからの診断情報を返します。 .El .Pp .Pp カーネルから送られる状態メッセージとイベントメッセージは、 次のものがサポートされています: .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It Ar MSG_CONNECT_IND リモートの ISDN ユーザからの着呼を示します。 .It Ar MSG_CONNECT_ACTIVE_IND 着呼がローカルで受け入れられた後、 あるいは発呼 (outgoing call) がリモートに受け入れられた後で、 交換局がアクティブ接続を通知しました。 対応する B チャネルが交換されます。 .It Ar MSG_DISCONNECT_IND 呼は終了しました。 .It Ar MSG_DIALOUT_IND ユーザランドインタフェースドライバがデーモンに ダイヤルアウトするよう要求します (典型的には、ネットワークインタフェースの送信キューにパケットが届く時です)。 .It Ar MSG_IDLE_TIMEOUT_IND B チャネルのアイドルタイムアウトが起こったために、 isdn4bsd カーネルドライバが呼を終了させました。 .It Ar MSG_ACCT_IND ネットワークドライバからのアカウンティング情報です。 .It Ar MSG_CHARGING_IND カーネルからの課金情報です。 .El .Pp .Ss 発呼 現在のところ、発呼を起こす唯一の可能性は、 isdn4bsd ネットワークドライバ .Em (ipr) が .Em MSG_DIALOUT_IND を .Nm デーモンに送ることです。 .Pp デーモンは ioctl メッセージ .Em I4B_CDID_REQ を用いて、カーネルから新しい CDID を要求します。 以後この CDID は、切断が起こるまで、カーネルとのやりとりすべてにおいて、 この単一の呼を識別するのに使われます。 .Pp CDID を取得した後、 デーモンはその接続に対応する設定のエントリセクションから 追加情報をいくつか調べ、ioctl メッセージ .Em I4B_CONNECT_REQ をカーネルに発行します。 ここでカーネルはリモート側へダイヤルし、 リモート側が呼を受け入れると、カーネルはデーモンへ .Em MSG_CONNECT_ACTIVE_IND を送ります。 .Pp ローカルサイトがタイムアウトするかリモート側が接続を切る、 あるいはローカル側が能動的に ioctl メッセージ .Em DISCONNECT_REQ を送ることで、呼は終了します。 いずれのイベントも、カーネルが .Em DISCONNECT_IND メッセージを送って .Nm に通知されます。また、その呼に対応する CDID は無効になります。 .Pp .Ss 着呼 着呼は、カーネルが .Em MSG_CONNECT_IND メッセージを送って .Nm に通知します。 .Pp .Nm は、このメッセージに含まれる情報を使って 設定データベースのエントリセクションを探し、 マッチした場合にはその呼を受け入れる、または拒否し、 マッチしなかった場合にはその呼を無視します。 いずれの場合にも ioctl メッセージ .Em I4B_CONNECT_RESP に適切なパラメータを指定して、カーネルに発行します。 .Pp デーモンがメッセージ受け入れを決めた場合、カーネルは .Em MSG_CONNECT_ACTIVE_IND メッセージをデーモンに送って、アクティブ接続を通知します。 .Pp ローカルサイトがタイムアウトするかリモート側が接続を切る、 あるいはローカル側が能動的に ioctl メッセージ .Em DISCONNECT_REQ を送ることで、呼は終了します。 いずれのイベントも、カーネルが .Em DISCONNECT_IND メッセージを送って .Nm に通知されます。また、その呼に対応する CDID は無効になります。 .Pp .Sh シグナル HUP シグナルを .Nm に送ると、開いている接続をすべて終了させ、設定ファイルを読み直します。 エイリアスファイル操作が有効な場合、エイリアスファイルも読み直します。 USR1 シグナルを .Nm に送ると、アカウンティングファイルと ( .Xr syslog 3 ファシリティ経由のログの代わりにファイルへログが送られる場合は) ログファイルがクローズされ、再オープンされて、ログファイルの 交換を可能とします。 .Sh 環境変数 次の環境変数が .Nm isdnd の実行に影響します: .Bl -tag -width Ds .It Ev TERM 全画面表示モードで実行される時の端末タイプです。 より詳しくは .Xr environ 7 を参照して下さい。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/isdn/isdnd.rates -compact .It Pa /dev/i4b カーネルの ISDN ドライバサブシステムと通信するためのデバイスファイル。 .It Pa /var/log/messages syslogd ログがサポートされている時の動作記録。 .It Pa /var/log/isdnd.acct デフォルトのアカウンティング情報ファイル名 (アカウンティングが設定されている場合)。 .It Pa /var/log/isdnd.log デフォルトのログファイル名 (ファイルへのログに設定されている場合)。 .It Pa /var/run/isdnd.pid isdn デーモンのプロセス ID (isdnd では "lockfile" とも呼ばれ、多重に呼び出されるのを防ぎます)。 .It Pa /usr/local/lib/isdn .It Pa /etc/isdn 留守番電話をサポートするための補助的なデータファイルやプログラムが 置かれていることを isdnd が期待するディレクトリ。 .It Pa /etc/isdn/isdnd.rc デフォルトの実行時設定ファイル。 .It Pa /etc/isdn/isdnd.rates デフォルトの課金単位料金記述ファイル。 .It Pa /etc/isdn/isdntel.alias (エイリアスが有効な場合) 電話番号を通話者の名前に変換するデフォルトの表。 .El .Sh 使用例 最初に試されるときは、設定をうまくデバッグするために、 次のコマンドを実行して .Nm をフォアグラウンドモードで起動するのが良いでしょう: .Bd -literal -offset indent isdnd -d0xf9 -F .Ed .Pp このコマンドは、isdnd を妥当なデバッグ設定で起動し、 現在の端末に出力を生成します。 .Nm isdnd はその後 Control-C の入力で終了できます。 .Pp 別の例として、コマンド: .Bd -literal -offset indent isdnd -d0xf9 -f -r /dev/ttyv3 -t vt100 .Ed .Pp は、妥当なデバッグメッセージを有効にし、全画面モードの動作、 全画面表示は /dev/ttyv03 にリダイレクト、その表示には termcap エントリの vt100 を使用して .Nm isdnd を起動します。 - .Sh 診断 終了ステータスは成功時には 0、エラー時には 1 です。 .Pp .Sh 関連項目 -.Xr syslogd 8 , -.Xr isdntrace 8 , -.Xr isdntel 8 , -.Xr isdnd.rc 5 , -.Xr isdnd.rates 5 , +.Xr i4bipr 4 , .Xr i4bisppp 4 , -.Xr i4bipr 4 - +.Xr isdnd.rates 5 , +.Xr isdnd.rc 5 , +.Xr isdntel 8 , +.Xr isdntrace 8 , +.Xr syslogd 8 .Sh バグ まだ 1 つ以上残っています。 - .Sh 作者 .Nm -デーモンと本マニュアルページは Hellmuth Michaelis が作成しました。 -彼の連絡先は、hm@kts.org または hm@hcs.de です。 +デーモンと本マニュアルページは +.An Hellmuth Michaelis +が作成しました。 +彼の連絡先は、 +.Aq hm@kts.org +または +.Aq hm@hcs.de +です。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/isdndebug.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/isdndebug.8 index f523039a80..f0afa7b93c 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/isdndebug.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/isdndebug.8 @@ -1,103 +1,102 @@ .\" .\" Copyright (c) 1997, 1998 Hellmuth Michaelis. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: isdndebug.8,v 1.1 1998/12/27 21:47:03 phk Exp % +.\" %Id: isdndebug.8,v 1.1.2.1 1999/08/15 12:50:57 mpp Exp % .\" .\" last edit-date: [Sat Dec 5 18:13:34 1998] .\" .\" -hm writing manual pages .\" -hm getting uptodate .\" .\" .\" jpman %Id: isdndebug.8,v 1.3 1999/02/06 15:30:25 horikawa Stab % .Dd July 9, 1998 .Dt isdndebug 8 .Sh 名称 .Nm isdndebug .Nd isdn4bsd カーネル内部のデバッグ操作を制御する .Sh 書式 .Nm .Op Fl e .Op Fl g .Op Fl h .Op Fl l Ar layer .Op Fl m .Op Fl r .Op Fl s Ar value .Op Fl u Ar unit .Op Fl z .Op Fl H .Sh 解説 .Nm isdndebug は isdn4bsd パッケージの一部であり、 isdn4bsd カーネル部分のデバッグ出力を制御するのに使われます。 isdn4bsd カーネルの各レイヤは、 本ユーティリティを用いて操作できるデバッグマスクを使います。 .Pp .Nm の第 2 の用途は HSCX エラーカウンタの表示とリセットです。 .Pp 次のオプションが利用可能です: .Bl -tag -width Ds .It Fl e 選択したレイヤのデバッグマスクを、エラーのみ表示するように設定します。 .It Fl g 選択したレイヤのデバッグマスクを取得します。 .It Fl h HSCX エラーカウンタを表示します。 .It Fl l コマンドを適用するレイヤを指定します。 デフォルトではすべてのレイヤに適用します。 .It Fl m 選択したレイヤのデバッグマスクを、 起こりうるデバッグメッセージすべてを表示するように設定します (最大の出力)。 .It Fl r 選択したレイヤのデバッグマスクを コンパイル時のデフォルトに設定します (リセット)。 .It Fl s 選択したレイヤのデバッグマスクを value に設定します。value には .Xr sscanf 3 がサポートする基数のいずれでも指定できます。 .It Fl u フラグ -h と -H の単位量を設定します。 .It Fl z 選択したレイヤのデバッグマスクを、何も出力しないように設定します (ゼロ)。 .It Fl H HSCX エラーカウンタを 0 にリセットします。 .Pp .Sh 関連ファイル /dev/i4bctl - -.Sh 実行例 +.Sh 使用例 コマンド: .Bd -literal -offset indent isdndebug -g .Ed .Pp は、すべての ISDN レイヤの現在のデバッグレベルを表示します。 - .Sh 作者 .Nm -ユーティリティと本マニュアルページは Hellmuth Michaelis が作成しました。 -彼の連絡先は hm@kts.org です。 +ユーティリティと本マニュアルページは +.An Hellmuth Michaelis Aq hm@kts.org +が作成しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/isdndecode.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/isdndecode.8 index e0b3353587..9490076616 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/isdndecode.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/isdndecode.8 @@ -1,202 +1,197 @@ .\" .\" Copyright (c) 1998 Hellmuth Michaelis. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: isdndecode.8,v 1.1 1998/12/27 21:47:04 phk Exp % +.\" %Id: isdndecode.8,v 1.1.2.1 1999/08/15 12:50:59 mpp Exp % .\" .\" last edit-date: [Fri Dec 18 18:11:31 1998] .\" .\" -hm writing manual page .\" .\" jpman %Id: isdndecode.8,v 1.3 1999/02/01 21:31:04 vanitas Stab % .\" isdndecode.8 と isdntrace.8 は共通部分が多いため、相互に参照 .\" すると便利です。 .Dd September 17, 1998 -.Dt isdndecode 8 +.Dt ISDNDECODE 8 +.Os .Sh 名称 .Nm isdndecode .Nd isdn4bsd ISDN プロトコルデコードユーティリティ .Sh 書式 .Nm isdndecode .Op Fl a .Op Fl b .Op Fl d .Op Fl f Ar filename .Op Fl h .Op Fl i .Op Fl l .Op Fl o .Op Fl p Ar filename .Op Fl u Ar number .Op Fl B .Op Fl P .Op Fl R Ar unit .Op Fl T Ar unit .Sh 解説 .Nm isdndecode は isdn4bsd パッケージの一部であり、 D チャネル上のレイヤ 1, 2, 3 のプロトコルアクティビティの 詳細なニーモニック表記と、 B チャネルアクティビティの 16 進数ダンプを、 ユーザに提供するために使用されます。 .Pp 受動動作がサポートされているカード 2 枚および 容易に作成可能なケーブルと共に本ユーティリティを使用することにより、 S0 バス上のトラフィックを完全に監視して、 S0 バスアナライザ機能を提供することもできます。 .Pp .Nm ユーティリティは、受動動作がサポートされているカードでのみ動作します。 .Pp 次のオプションを使用可能です: .Bl -tag -width Ds .It Fl a 2 枚の受動カードとカスタムケーブルを使用して、 .Nm をアナライズモードで動作させます。 カスタムケーブルは、isdn4bsd ソース配布物中のファイル .Em cable.txt に記述されている方法で作成可能です。 片方のカードが S0 バスの送信方向におけるレシーバとして動作し、 もう片方のカードが S0 バスの受信方向におけるレシーバとして動作します。 この設定により、完全なトラフィック監視が可能となります。 .It Fl b B チャネルのトレースをオンにします (デフォルトではオフです)。 .It Fl d D チャネルのトレースをオフにします (デフォルトではオンです)。 .It Fl f トレース出力を書き込むファイル名として .Ar filename を使用します (デフォルトのファイル名は isdndecode であり、 n はデコードに使用するユニット番号です)。 .It Fl h ヘッダ表示をオフにします (デフォルトではオンです)。 .It Fl i レイヤ 1 アクティビティを監視するために、 レイヤ 1 (I.430) INFO シグナルを表示します (デフォルトではオフです)。 .It Fl l レイヤ 2 (Q.921) フレームの表示をオフにします (デフォルトではオンです)。 .It Fl o デコード出力のファイルへの書き込みをオフにします (デフォルトではオンです)。 .It Fl p オプション -B および -P で使用するファイル名として .Ar filename を使用します (デフォルトのファイル名は isdntracebin であり、 n はデコードに使用するユニット番号です)。 .It Fl u デコードに使用するコントローラカードのユニット番号として、 .Ar number を使用します (デフォルトでは 0 です)。 .It Fl B 後でアナライズするためまたは遠隔アナライズするために、 デコード前のバイナリデコードデータをファイルに書き込みます (デフォルトではオフです)。 .It Fl P デバイスからではなく、ファイルから、デコード前のバイナリデコードデータを 読み込みます (デフォルトではオフです)。 .It Fl R アナライズモードにおいて、受信インタフェースユニット番号として、 .Ar unit を使用します。 .It Fl T アナライズモードにおいて、送信インタフェースユニット番号として、 .Ar unit を使用します。 .Pp USR1 シグナルが .Nm プロセスに送信されると、 現在使用されているログファイルが再オープンされますので、 ログファイルの回転を行うことができます。 .Pp デコード出力は明確なはずです。 ISDN プロトコルトレース時に、 次の標準的なテキストを持っていると非常に便利でしょう: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It Ar I.430 ISDN BRI レイヤ 1 プロトコルの記述。 .It Ar Q.921 ISDN D チャネルレイヤ 2 プロトコルの記述。 .It Ar Q.931 ISDN D チャネルレイヤ 3 プロトコルの記述。 .El .Pp - .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width daddeldi -compact .It Pa /dev/i4btrc ISDN カードユニット のデコードメッセージを カーネルから取り出すために使用するデバイスファイル。 .El - .Sh 使用例 コマンド: .Bd -literal -offset indent isdndecode -f /var/tmp/isdn.decode .Ed .Pp は、D チャネルのトレースを受動コントローラ 0 上で開始します。 この際、B チャネルのトレース以外はすべて有効にされ、 すべては出力ファイル /tmp/isdn.decode へ書き込まれます。 - .Sh 関連項目 .Xr isdnd 8 - .Sh バグ まだ 1 個残っています。 - .Sh 規格 ITU Recommendations I.430, Q.920, Q.921, Q.930, Q.931 .Pp ITU Recommendation Q.932 (03/93), Q.950 (03/93) .Pp ETSI Recommendation ETS 300 179 (10/92), ETS 300 180 (10/92) .Pp ETSI Recommendation ETS 300 181 (04/93), ETS 300 182 (04/93) .Pp ITU Recommendation X.208, X.209 - .Sh 作者 .Nm -ユーティリティと -本マニュアルページは Hellmuth Michaelis が書きました。 -彼の連絡先は、hm@kts.org です。 +ユーティリティと本マニュアルページは +.An Hellmuth Michaelis Aq hm@kts.org +が書きました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/isdnmonitor.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/isdnmonitor.8 index b0995485b6..a419386e1e 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/isdnmonitor.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/isdnmonitor.8 @@ -1,40 +1,41 @@ .\" Copyright (c) 1998 Martin Husemann .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software withough specific prior written permission .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES .\" OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. .\" IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, .\" INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT .\" NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, .\" DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY .\" THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT .\" (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF .\" THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: isdnmonitor.8,v 1.1 1998/12/27 21:47:06 phk Exp % -.\" jpman %Id: isdnmonitor.8,v 1.3 1999/02/02 14:47:43 horikawa Stab % +.\" %Id: isdnmonitor.8,v 1.1.2.1 1999/08/15 12:50:59 mpp Exp % .\" .\" last edit-date: [Fri Jan 30 22:49:48 1998] .\" .\" -mh writing manual pages .\" .\" +.\" jpman %Id: isdnmonitor.8,v 1.3 1999/02/02 14:47:43 horikawa Stab % +.\" .Dd April 18, 1998 -.Dt isdnmonitor 8 +.Dt ISDNMONITOR 8 .Sh 名称 .Nm isdnmonitor .Nd 未完成なテスト段階の isdnd ネットワーク監視用クライアント .Sh 解説 .Nm は実際の使用は意図されていません。 監視サブシステムが機能するようになれば、 すぐにもっと良いユーザインタフェースのものに置き換えられるでしょう。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/isdntel.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/isdntel.8 index 2525b46f2f..061ac6cd2e 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/isdntel.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/isdntel.8 @@ -1,101 +1,104 @@ .\" .\" Copyright (c) 1997, 1998 Hellmuth Michaelis. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" last edit-date: [Sat Dec 5 18:16:19 1998] .\" -.\" %Id: isdntel.8,v 1.1 1998/12/27 21:47:07 phk Exp % +.\" %Id: isdntel.8,v 1.1.2.1 1999/08/15 12:51:00 mpp Exp % +.\" .\" jpman %Id: isdntel.8,v 1.3 1999/02/07 01:45:29 yohta Stab % .\" WORD: answering machine 留守番マシン [isdntel.8] .\" " .Dd July 11, 1998 -.Dt isdntel 8 +.Dt ISDNTEL 8 +.Os .Sh 名称 .Nm isdntel .Nd isdn4bsd 電話応答管理ユーティリティ .Sh 書式 .Nm isdntel .Op Fl a Ar aliasfile .Op Fl d Ar spooldir .Op Fl p Ar playcommand .Op Fl t Ar timeout .Sh 解説 .Nm は着信した電話音声メッセージに対し、 「留守番マシン」としての機能を提供するのに使用されます。 .Pp 次のオプションがサポートされています: .Bl -tag -width Ds .It Fl a 電話番号のエイリアスを含むエイリアスファイルのパス名として、 .Ar aliasfile を用います。デフォルトのパスは .Em /etc/isdn/isdntel.alias です。 エイリアス項目の書式は、数字列に 1 個以上のスペースかタブが続いたもので、 行の残りがエイリアス文字列と見なされます。 空白文字、タブ、または「#」文字で開始される行はコメントになります。 .It Fl d .Xr isdnd 8 が呼び出す "answ" スクリプトによって着信した音声メッセージ が格納されるディレクトリとして、 .Ar spooldir を用います。 デフォルトのディレクトリは .Em /var/isdn です。 音声メッセージファイル名の形式は次の通りです: .Pp .Dl YYMMDDhhmmss-dest_number-source_number-length_in_secs .Dl "(訳注: 年月日時分秒-着信番号-発信番号-秒数)" .It Fl p 音声メッセージをオーディオ出力装置へ再生させるために実行する コマンド文字列として、 .Ar playcommand を用います。 文字 .Em %s は現在選択されているファイル名に置き換えられます。 デフォルトの文字列は .Em cat %s | alaw2ulaw >/dev/audio です。 .It Fl t キーボードからの操作が無い時に、 プログラムにスプールディレクトリを読み直させる秒数を .Ar timeout で指定します。 .El .Pp 画面出力は明確なはずです。もし不明なことがあればソースを調べて下さい。 .Sh 関連項目 +.Xr i4btel 4 , +.Xr isdnd.rc 5 , .Xr isdnd 8 -.Xr isdnd.rc 5 -.Xr i4btel 4 .Sh バグ まだ 2 つ以上残っています。 .Sh 作者 .Nm ユーティリティと本マニュアルページは -Hellmuth Michaelis (hm@kts.org) が作成しました。 +.An Hellmuth Michaelis Aq hm@kts.org +が作成しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/isdntrace.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/isdntrace.8 index 48ca38009f..fe497046c7 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/isdntrace.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/isdntrace.8 @@ -1,220 +1,226 @@ .\" .\" Copyright (c) 1997, 1998 Hellmuth Michaelis. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: isdntrace.8,v 1.1 1998/12/27 21:47:09 phk Exp % +.\" %Id: isdntrace.8,v 1.1.2.1 1999/08/15 12:51:02 mpp Exp % .\" .\" last edit-date: [Sat Dec 5 18:18:59 1998] .\" .\" jpman %Id: isdntrace.8,v 1.3 1999/02/01 21:31:47 vanitas Stab % .\" isdndecode.8 と isdntrace.8 は共通部分が多いため、相互に参照 .\" すると便利です。 .Dd October 19, 1998 -.Dt isdntrace 8 +.Dt ISDNTRACE 8 +.Os .Sh 名称 .Nm isdntrace .Nd isdn4bsd ISDN プロトコルトレースユーティリティ .Sh 書式 .Nm isdntrace .Op Fl a .Op Fl b .Op Fl d .Op Fl f Ar filename .Op Fl h .Op Fl i .Op Fl l .Op Fl n Ar number .Op Fl o .Op Fl p Ar filename .Op Fl r .Op Fl u Ar number .Op Fl B .Op Fl F .Op Fl P .Op Fl R Ar unit .Op Fl T Ar unit .Sh 解説 .Nm isdntrace は isdn4bsd パッケージの一部であり、 D チャネル上のレイヤ 1, 2, 3 のプロトコルアクティビティのニーモニック表記と、 B チャネルアクティビティの 16 進数ダンプを、 ユーザに提供するために使用されます。 .Pp 受動動作がサポートされているカード 2 枚および 容易に作成可能なケーブルと共に本ユーティリティを使用することにより、 S0 バス上のトラフィックを完全に監視して、 S0 バスアナライザ機能を提供することもできます。 .Pp .Nm ユーティリティは、受動動作がサポートされているカードでのみ動作します。 .Pp 次のオプションを使用可能です: .Bl -tag -width Ds .It Fl a 2 枚の受動カードとカスタムケーブルを使用して、 .Nm をアナライズモードで動作させます。 カスタムケーブルは、isdn4bsd ソース配布物中のファイル .Em cable.txt に記述されている方法で作成可能です。 片方のカードが S0 バスの送信方向におけるレシーバとして動作し、 もう片方のカードが S0 バスの受信方向におけるレシーバとして動作します。 この設定により、完全なトラフィック監視が可能となります。 .It Fl b B チャネルのトレースをオンにします (デフォルトではオフです)。 .It Fl d D チャネルのトレースをオフにします (デフォルトではオンです)。 .It Fl f トレース出力を書き込むファイル名として .Ar filename を使用します (デフォルトのファイル名は isdntrace であり、 n はトレースに使用するユニット番号です)。 .It Fl h ヘッダ表示をオフにします (デフォルトではオンです)。 .It Fl i レイヤ 1 アクティビティを監視するために、 レイヤ 1 (I.430) INFO シグナルを表示します (デフォルトではオフです)。 .It Fl l レイヤ 2 (Q.921) フレームの表示をオフにします (デフォルトではオンです)。 .It Fl n 本オプションは数値引数を取り、 表示されるフレームの最小フレームサイズをオクテットで指定します (デフォルトは 0)。 .It Fl o トレース出力のファイルへの書き込みをオフにします (デフォルトではオンです)。 .It Fl p オプション -B および -P で使用するファイル名として .Ar filename を使用します (デフォルトのファイル名は isdntracebin であり、 n はトレースに使用するユニット番号です)。 .It Fl r パケットの生の 16 進数ダンプを、 デコードされたプロトコル情報の前に表示することを、オフにします (デフォルトではオンです)。 .It Fl u トレースに使用するコントローラカードのユニット番号として、 .Ar number を使用します (デフォルトでは 0 です)。 .It Fl B 後でアナライズするためまたは遠隔アナライズするために、 デコード前のバイナリトレースデータをファイルに書き込みます (デフォルトではオフです)。 .It Fl F オプション -P (バイナリデータファイルの再生) が使用されたときだけ、 本オプションを使用可能です。 オプション -F を指定すると、ファイルが終了しても再生を終了せずに、 更なるデータが入力ファイルから利用できるようになるまで待つようにさせます。 .Pp (ディスクスペースを節約するために) トレースデータをバイナリ形式で収集しているときに、 監視機構もまた必要な場合に、本オプションが有用です (デフォルトではオフです)。 .It Fl P デバイスからではなく、ファイルから、デコード前のバイナリトレースデータを 読み込みます (デフォルトではオフです)。 .It Fl R アナライズモードにおいて、受信インタフェースユニット番号として、 .Ar unit を使用します。 .It Fl T アナライズモードにおいて、送信インタフェースユニット番号として、 .Ar unit を使用します。 .El .Pp USR1 シグナルが .Nm プロセスに送信されると、 現在使用されているログファイルが再オープンされますので、 ログファイルの回転を行うことができます。 .Pp トレース出力は明確なはずです。 ISDN プロトコルトレース時に、 次の標準的なテキストを持っていると非常に便利でしょう: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It Ar I.430 ISDN BRI レイヤ 1 プロトコルの記述。 .It Ar Q.921 ISDN D チャネルレイヤ 2 プロトコルの記述。 .It Ar Q.931 ISDN D チャネルレイヤ 3 プロトコルの記述。 .It Ar 1TR6 ドイツ固有の ISDN レイヤ 3 プロトコルの記述。 (注意: 1TR6 プロトコルのデコードが含まれていますが、サポートされていません。 なぜなら作者が 1TR6 ベースの ISDN 装置をもう持っていないためです。) .El .Pp .Nm は、プロトコル分別器 (Protocol Discriminator) を見て、 使用されているレイヤ 3 プロトコルを自動的に検出します (Q.931/1993 pp. 53 参照)。 .Pp .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width daddeldi -compact .It Pa /dev/i4btrc ISDN カードユニット のトレースメッセージを カーネルから取り出すために使用するデバイスファイル。 .El .Sh 使用例 コマンド: .Bd -literal -offset indent isdntrace -f /var/tmp/isdn.trace .Ed .Pp は、D チャネルのトレースを受動コントローラ 0 上で開始します。 この際、B チャネルのトレース以外はすべて有効にされ、 すべては出力ファイル /tmp/isdn.trace へ書き込まれます。 .Sh 関連項目 .Xr isdnd 8 .Sh バグ まだ 1 個以上残っています。 .Sh 規格 ITU Recommendations I.430, Q.920, Q.921, Q.930, Q.931 .Pp FTZ Richtlinie 1TR3, Band III .Pp ITU Recommendation Q.932 (03/93), Q.950 (03/93) .Pp ETSI Recommendation ETS 300 179 (10/92), ETS 300 180 (10/92) .Pp ETSI Recommendation ETS 300 181 (04/93), ETS 300 182 (04/93) .Pp ITU Recommendation X.208, X.209 .Sh 作者 .Nm -ユーティリティは Gary Jennejohn と Hellmuth Michaelis が書きました。 -.Pp -本マニュアルページは Hellmuth Michaelis が書きました。 -彼の連絡先は、hm@kts.org です。 +ユーティリティは +.An Gary Jennejohn +と +.An Hellmuth Michaelis +が書きました。 +.Pp +本マニュアルページは +.An Hellmuth Michaelis Aq hm@kts.org +が書きました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/loader.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/loader.8 index b99100ec04..45bcac6ff7 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/loader.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/loader.8 @@ -1,797 +1,797 @@ .\" Copyright (c) 1999 Daniel C. Sobral .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: loader.8,v 1.1.2.5 1999/06/23 09:19:19 ru Exp % +.\" %Id: loader.8,v 1.1.2.6 1999/08/12 22:57:37 nik Exp % .\" .\" Note: The date here should be updated whenever a non-trivial .\" change is made to the manual page. .\" .\" jpman %Id: loader.8,v 1.2 1999/05/07 11:24:21 horikawa Stab % .Dd March 14, 1999 .Dt LOADER 8 .Os .Sh 名称 .Nm loader .Nd システムブートストラップの第 3 段階 .Sh 解説 .Nm と呼ばれるプログラムは、 FreeBSD の 3 段階ブートストラップにおける、3 段目です。 これは .Xr libstand 3 に静的にリンクされた .Pa BTX クライアントであり、通常はディレクトリ .Pa /boot に置かれます。 .Pp また、作業自動化、事前設定、回復処理の補助に使用可能な、 スクリプト言語を提供します。 このスクリプト言語はおおまかに 2 つの主たる部分に分類されます。 小さな方は、通常のユーザが直接使用するようデザインされたコマンドの集合で、 歴史的な事情により「組み込みコマンド」と呼ばれます。 これらのコマンドを提供した背景には、 主としてユーザの使い勝手を改善する目的があります。 大きな部品は .Tn ANS Forth 互換の Forth インタプリタであり、 .An John Sadler の ficl をベースにしています。 .Pp 初期化において、 .Nm はコンソールを検出して .Va console 変数を設定します。 直前のブートステージにシリアルコンソールを使用した場合には、 この変数をシリアルコンソール .Pq Dq comconsole に設定します。 その後、デバイスをプローブし、 .Va currdev と .Va loaddev を設定し、 .Va LINES を 24 に設定します。 次に .Tn FICL が初期化され、組み込み語が語彙に追加され、存在する場合には .Pa /boot/boot.4th が処理されます。 このファイルが読み込まれるまで、ディスクの交換はできません。 .Nm が .Tn FICL とともに使用する内部インタプリタは .Ic interpret に設定されます。これは .Tn FICL のデフォルトです。 この後、使用可能な場合 .Pa /boot/loader.rc が処理され、そうでない場合には歴史的な理由で .Pa /boot/boot.conf が読み込まれます。 これらのファイルは .Ic include コマンドを介して処理されます。 このコマンドは、 処理前にファイル内容すべてをメモリに読み込みますので、 ディスク交換が可能となります。 .Pp この時点で、 .Ic autoboot が試されていない場合でかつ .Va autoboot_delay が .Dq NO (大文字小文字は区別しません) に設定されていない場合、 .Ic autoboot が試されます。 システムがこの時点まで到達した場合、 .Va prompt が設定され、 .Nm は対話モードになります。 .Sh 組み込みコマンド .Nm の組み込みコマンドは、パラメータをコマンドラインから受け取ります。 現在、スクリプトからの呼び出し方法は、文字列上で .Pa evaluate を使用することだけです。 エラー状態が発生すると、 .Tn ANS Forth 例外操作語でインタセプト可能な例外が生成されます。 インタセプトされない場合、エラーメッセージが表示され、 インタプリタの状態がリセットされます。 これにより、スタックが空になりインタプリタのモードが元に戻ります。 .Pp 使用可能な組み込みコマンドは次の通りです: .Pp .Bl -tag -width Ds -compact -offset indent .It Ic autoboot Op Ar seconds ユーザが割り込まない場合には、 指定した秒数の後にシステムのブートストラップへ進みます。 キーが押されて割り込まれるまで、 カウントダウンプロンプトを表示し、 ユーザに対してシステムがブートするところであることを警告します。 必要であれば、最初にカーネルがロードされます。 デフォルトは 10 秒です。 .Pp .It Ic bcachestat ディスクキャッシュの使用状況を表示します。 デバッグのためだけにあります。 .Pp .It Ic boot .It Ic boot Ar kernelname Op Cm ... .It Ic boot Fl flag Cm ... システムのブートストラップへすぐに進み、 必要であればカーネルをロードします。 すべてのフラグまたは引数はカーネルに渡されますが、 カーネル名が指定された場合、これらはカーネル名の後にある必要があります。 .Pp .It Ic echo Xo .Op Fl n .Op Aq message .Xc 画面にテキストを表示します。 .Fl n を指定しない場合、改行が表示されます。 .Pp .It Ic heap メモリ使用状況が表示されます。デバッグ目的のためだけにあります。 .Pp .It Ic help Op topic Op subtopic ヘルプメッセージを .Pa /boot/loader.help から読み込んで表示します。 特殊トピック .Em index は、使用可能なトピックを表示します。 .Pp .It Ic include Ar file Op Ar スクリプトファイルを処理します。 各ファイルは、順番がまわって来たところで完全にメモリに読み込まれ、 各行がコマンドラインインタプリタに渡されます。 インタプリタがエラーを返すと、 他のファイルは読み込まずに include コマンドは即時に異常終了し、 自身にエラーを返します ( .Sx エラー 参照)。 .Pp .It Ic load Xo .Op Fl t Ar type .Ar file Cm ... .Xc カーネル、カーネルローダブルモジュール (kld)、内容を問わず .Ar type とタグ付けされているファイルのいずれかをロードします。 カーネルとモジュールは、a.out または elf のどちらの形式であってもかまいません。 ロードされるファイルの後で渡される引数は、 そのファイルに対する引数として渡されます。 現在のところ、これはカーネルに対しては動作しないことに注意してください。 .Pp .It Ic ls Xo .Op Fl l .Op Ar path .Xc ディレクトリ .Ar path 、または .Ar path を指定しなかった場合にはルートディレクトリのファイル一覧を表示します。 .Fl l を指定すると、ファイルの大きさも表示します。 .Pp .It Ic lsdev Op Fl v モジュールのロード元となりうるデバイスをすべて表示します。 .Fl v を指定すると、更なる詳細を表示します。 .Pp .It Ic lsmod Op Fl v ロード済のモジュールを表示します。 .Fl v を指定すると、更なる詳細を表示します。 .Pp .It Ic more Ar file Op Ar .Va LINES 行を表示するごとに停止しながら、指定したファイルを表示します。 .Pp .It Ic pnpscan Op Fl v プラグアンドプレイデバイスをスキャンします。 現在のところ動作しません。 .Pp .It Ic read Xo .Op Fl t Ar seconds .Op Fl p Ar prompt .Op Va variable .Xc 入力行を端末から読み込み、 .Va variable が指定された場合にはこれに読み込み結果を格納します。 タイムアウトは .Fl t で指定可能ですが、これは最初に押されるキーにより打ち消されます。 プロンプトもまた .Fl p フラグにより表示可能です。 .Pp .It Ic reboot 即時にシステムをリブートします。 .Pp .It Ic set Ar variable .It Ic set Ar variable Ns = Ns Ar value ローダの環境変数を設定します。 .Pp .It Ic show Op Va variable 指定した変数の値を表示します。 .Va variable を指定しないと、すべての変数とその値を表示します。 .Pp .It Ic unload 全モジュールをメモリから取り除きます。 .Pp .It Ic unset Va variable .Va variable を環境から取り除きます。 .Pp .It Ic \&? .Dq help index と同じです。 .Pp .El .Ss 組み込みの環境変数 .Nm は実際のところ、異なった 2 種類の .Sq 環境 変数を持ちます。 それは、ANS Forth の .Em 環境問い合わせ と、別の空間であり組み込みコマンドが使用する環境変数です。 後者は Forth の語としては直接使用できません。 この節で説明するのは、後者です。 .Pp 環境変数の設定および設定解除は、 .Ic set と .Ic unset の組み込みコマンドを介して行います。これらの値は、 .Ic show 組み込みコマンドを使用して対話的に検査できます。 これらの値は、 .Sx 組み込みパーザ で説明する方法でもまたアクセス可能です。 .Pp この環境変数は、システムブート後にシェルに継承されないことに注意してください。 .Pp 数個の変数が .Nm により自動的に設定されます。 他の変数は、 .Nm またはブート時のカーネル動作に影響し得ます。 これらのうち値を要求するものがある一方、 設定されるだけで動作を定義するものもあります。 これらを以下に示します。 .Bl -tag -width bootfile -offset indent .It Va autoboot_delay .Ic autoboot がブート前に待つ秒数です。この変数が定義されていない場合、 .Ic autoboot はデフォルトの 10 秒になります。 .Pp .Dq NO に設定すると、 .Pa /boot/loader.rc の処理の後に .Ic autoboot を自動的には試みなくなります。 しかし、明示的に .Ic autoboot を指定すると、デフォルトの 10 秒の遅延の後に通常通り処理されます。 .It Va boot_askname カーネルブート時にルートデバイス名をユーザに尋ねるように、 カーネルに指示します。 .It Va boot_ddb ブート時に初期化に進むのではなく DDB デバッガを開始するように、 カーネルに指示します。 .It Va boot_gdb gdb リモートモードを、カーネルデバッガのデフォルトとして選択します。 .It Va boot_single カーネルがマルチユーザスタートアップを開始することを防ぎ、 カーネルがデバイスプローブを完了したときにはシングルユーザモードになります。 .It Va boot_userconfig カーネルブート時に カーネルの対話的なデバイス設定プログラムを実行するよう要求します。 .It Va boot_verbose この変数を設定すると、 ブートフェーズ中に追加のデバッグ情報をカーネルが表示します。 .It Va bootfile セミコロンで区切った検索パスのリストであり、 ここからブート可能なカーネルを探します。 デフォルトは .Li Dq kernel;kernel.old です。 .It Va console 現在のコンソールを定義します。 .It Va currdev デフォルトデバイスを選択します。デバイスの文法は奇妙なものです。 .It Va init_path カーネルが初期プロセスとして実行しようとすべきバイナリのリストを指定します。 デフォルトは .Li Dq /sbin/init:/sbin/oinit:/sbin/init.bak:/stand/sysinstall です。 .It Va interpret Forth の現在の状態がインタプリタの場合、 .Li Dq ok という値を持ちます。 .It Va LINES 画面上の行数を定義します。ページャが使用します。 .It Va module_path モジュールを検索するディレクトリのリストを設定します。 モジュール名は、load コマンドまたは依存関係により暗黙的に指定されます。 この変数のデフォルト値は .Li Dq /;/boot;/modules です。 .It Va num_ide_disks IDE ディスクの数を設定します。 これは、ブート時にルートディスクを見つけることに関する問題への対処です。 .Va root_disk_unit により価値が低下しています。 .It Va prompt .Nm のプロンプトの値です。 デフォルトは .Li Dq "${currdev}>" です。 .It Va root_disk_unit ルートディスクのディスクユニット番号を検出するコードが混乱する場合、 この変数を設定することでユニット番号を強制可能です。 混乱するのは、例えば SCSI と IDE のディスクを両方持つ場合や、 IDE ディスクの並びに隙間がある場合 (プライマリスレーブが無い場合など) です。 .It Va rootdev デフォルトでは、カーネルブート時にルートファイルシステムの設定には .Va currdev が使用されます。 これは .Va rootdev を明示的に設定することによりオーバライド可能です。 .El .Pp 他の変数を使用することにより、 カーネルの調整可能なパラメータをオーバライド可能です。 次の調整可能な変数が使用可能です: .Bl -tag -width Va -offset indent .It Va kern.ipc.nmbclusters 割り当てられる mbuf クラスタ数を設定します。 カーネルコンパイル時に決定されたデフォルト値より小さくは、設定できません。 .Va NMBCLUSTERS を変更します。 .It Va kern.vm.kmem.size カーネルメモリの大きさ (バイト) を設定します。 カーネルコンパイル時に決定された値に、完全に優先します。 .Va VM_KMEM_SIZE を変更します。 .It Va machdep.pccard.pcic_irq 通常時に PCCARD コントローラに割り当てられる IRQ をオーバライドします。 典型的には、最初に利用可能な割り込みが割り当てられてしまい、 他のハードウェアと衝突してしまうかもしれません。 この値を 0 に設定すると、割り込みは割り当てられず、 コントローラはポーリングモードのみで動作します。 .It Va net.inet.tcp.tcbhashsize .Va TCBHASHSIZE のコンパイル時の設定値をオーバライドするか、 デフォルトの 512 にプリセットします。 2 のべき乗である必要があります。 .El .Ss 組み込みパーザ 組み込みコマンドが実行されるとき、 行の残りはコマンドが引数として受け取り、 通常の Forth コマンドには使用されない特別なパーザがコマンドを処理します。 .Pp この特別なパーザは、解析したテキストに対して次のルールを適用します: .Pp .Bl -enum .It すべてのバックスラッシュ文字は前処理されます。 .Bl -bullet .It \eb , \ef , \er , \en, \et は C の .Fn printf のように処理されます。 .It \es は空白文字に変換されます。 .It \ev は .Tn ASCII の 11 に変換されます。 .It \ez は単にスキップされます。 .Dq \e0xf\ez\e0xf のように使用すると便利です。 .It \e0xN と \e0xNN は 16 進数の N と NN に変換されます。 .It \eNNN は 8 進数 NNN の .Tn ASCII 文字に変換されます。 .It \e" , \e' , \e$ は、これらの文字をエスケープし、 後述するステップ 2 における特殊な意味を与えられないようにします。 .It \e\e は単一の \e に変換されます。 .It 他の場合、バックスラッシュは単に取り除かれます。 .El .It エスケープされていないクォートまたはダブルクォートの間のすべての文字列は、 後続するステップにおいて単一の語として扱われます。 .It .Li $VARIABLE または .Li ${VARIABLE} は、環境変数 .Va VARIABLE の値に変換されます。 .It 空白で区切られた複数の引数を、呼び出した組み込みコマンドへ渡します。 空白は \e\e を使用することによりエスケープ可能です。 .El .Pp 解析ルールには例外があり、これは .Sx 組み込み語と FORTH で説明します。 .Ss 組み込み語と FORTH すべての組み込み語は、状態を意識する即時実行語です。 インタプリトされると、これらは前述の通りに振舞います。 一方コンパイルされると、 引数をコマンドラインからではなくスタックから取り出します。 .Pp コンパイルされると、 実行時に組み込み語は、スタック上で次のパラメータを見付けられると期待します: .D1 Ar addrN lenN ... addr2 len2 addr1 len1 N ここで .Ar addrX lenX は文字列であり、組み込み語の引数として解釈されるコマンドラインを構成します。 内部的には、おのおのの間に空白を狭んで、 これらの文字列は 1 から N まで結合されます。 .Pp 引数が渡されない場合、組み込み語が引数を受け付けない場合であっても、 単一の 0 を渡す .Em 必要 があります。 .Pp この動作には利点がありますが、それ自身にはトレードオフがあります。 組み込み語の実行トークンが ( .Ic No ' または .Ic No ['] を通して) 得られて、 .Ic catch または .Ic execute に渡された場合、組み込み語の動作は .Bf Em .Ic catch または .Ic execute が実行されるときの .Ef システムの状態に依存します ! これは、 例外を扱いたいまたは扱う必要があるプログラムにとっては、特に悩ましいものです。 この場合、代理 (proxy) を使用することをお勧めします。 例えば次のようにします: .Dl : (boot) boot ; .Sh FICL .Tn FICL は C で記述された Forth インタプリタであり、 C の関数などとして呼び出し可能な forth 仮想マシンライブラリの形式です。 .Pp .Nm では、対話的に読み込まれた各行は .Tn FICL に与えられます。 .Tn FICL は、組み込み語を実行するために .Nm を呼び戻します。 組み込みの .Ic include もまた、1 度に 1 行ずつを .Tn FICL へ与えます。 .Pp .Tn FICL へ使用可能な語は 4 グループへ分類可能です。それは、 .Tn ANS Forth 標準語、追加の .Tn FICL 語、追加の .Os 語、そして組み込みコマンドです。 最後のものは既に説明しました。 .Tn ANS Forth 標準語は、 .Sx 規格 の節に列挙しています。 別の 2 グループの語については、以降の小節において説明します。 .Ss FICL 追加語 .Bl -tag -width wid-set-super -offset indent .It Ic .env .It Ic .ver .It Ic -roll .It Ic 2constant .It Ic >name .It Ic body> .It Ic compare This is the STRING word set's .Ic compare . .It Ic compile-only .It Ic endif .It Ic forget-wid .It Ic parse-word .It Ic sliteral This is the STRING word set's .Ic sliteral . .It Ic wid-set-super .It Ic w@ .It Ic w! .It Ic x. .It Ic empty .It Ic cell- .It Ic -rot .El .Ss FREEBSD 追加語 .Bl -tag -width XXXXXXX -offset indent .It Ic tib> Pq -- Ar addr len 入力バッファの残りを、スタック上の文字列として返します。 .It Ic \&% Pq -- .Ic catch 例外ガード下の、入力バッファの残りを評価します。 .It Ic \&$ Pq -- 入力バッファの残りを表示した後、評価します。 .It Ic fopen Pq Ar addr len -- fd ファイルをオープンします。ファイル記述子を返します。 失敗時には -1 を返します。 .It Ic fclose Pq Ar fd -- ファイルをクローズします。 .It Xo .Ic fread .Pq Ar fd addr len -- len' .Xc ファイル .Em fd から .Em len バイトを、バッファ .Em addr へ読み込もうとします。 実際に読み込んだバイト数を返します。 エラー時またはファイルの終了の場合には -1 を返します。 .It Ic fload Pq Ar fd -- ファイル .Em fd を処理します。 .It Ic fkey Pq Ar fd -- char ファイルから 1 文字読み込みます。 .It Ic key Pq -- Ar char コンソールから 1 文字読み込みます。 .It Ic key? Pq -- Ar flag コンソールから読み込み可能な文字がある場合、 .Ic 真 を返します。 .It Ic ms Pq Ar u -- .Em u マイクロ秒待ちます。 .It Ic seconds Pq -- Ar u 深夜 0 時からの秒数を返します。 .It Ic trace! Pq Ar flag -- トレースを有効または無効にします。 .Ic catch とともには動作しません。 .It Ic outb Pq Ar port char -- ポートへバイトを書き込みます。 .It Ic inb Pq Ar port -- char ポートからバイトを読み込みます。 .El .Ss FREEBSD で定義される環境問い合わせ .Bl -tag -width Ds -offset indent .It arch-i386 アーキテクチャが IA32 の場合 .Ic 真 です。 .It arch-alpha アーキテクチャが AXP の場合 .Ic 真 です。 .It FreeBSD_version コンパイル時の .Fx バージョンです。 .It loader_version .Nm のバージョンです。 .El .Ss システム文書 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /dev/loader.helpX -compact .It Pa /boot/loader .Nm 自身。 .It Pa /boot/boot.4th 追加の .Tn FICL の初期化。 .It Pa /boot/boot.conf .Nm のブートストラップスクリプト。価値が低下しています。 .It Pa /boot/loader.rc .Nm のブートストラップスクリプト。 .It Pa /boot/loader.help .Ic help がロードします。 ヘルプメッセージを含みます。 .El .Sh 使用例 シングルユーザモードでブートします: .Pp .Dl boot -s .Pp カーネルのユーザ設定ファイルをロードします。 他の .Ic load コマンドを試みる前にカーネルをロードする必要があることに注意してください。 .Pp .Bd -literal -offset indent -compact load kernel load -t userconfig_script /boot/kernel.conf .Ed .Pp カーネルと起動画面をロードし、5 秒以内に自動ブートします。 .Pp .Bd -literal -offset indent -compact load kernel load splash_bmp load -t splash_image_data /boot/chuckrulez.bmp autoboot 5 .Ed .Pp ルートデバイスのディスクユニットを 2 に設定し、ブートします。 IDE ディスクが 2 台のシステムで、 2 台目の IDE が wd1 ではなく wd2 に固定されているシステムにおいて、 必要となるでしょう。 .Pp .Bd -literal -offset indent -compact set root_disk_unit=2 boot /kernel .Ed .Pp 次を参照してください: .Bl -tag -width /usr/share/examples/bootforth/X .It Pa /boot/loader.4th 追加の組み込み的な語について。 .It Pa /boot/support.4th .Pa loader.conf が処理する語について。 .It Pa /usr/share/examples/bootforth/ 分類された使用例。 .El .Sh エラー 次の値を .Nm は返します: .Bl -tag -width XXXXX -offset indent .It 100 組み込みコマンド処理において任意のタイプのエラーが発生しました。 .It -1 .Ic Abort が実行されました。 .It -2 .Ic Abort" が実行されました。 .It -56 .Ic Quit が実行されました。 .It -256 インタプリトするテキストがありません。 .It -257 成功するためには更なるテキストが必要です -- 次の実行で終了します。 .It -258 .Ic Bye が実行されました。 .It -259 未定義エラー。 .El .Sh 関連項目 .Xr libstand 3 , .Xr loader.conf 5 , .Xr boot 8 , .Xr btxld 8 .Sh 規格 ANS Forth 互換性の観点では、loader は .Bf Em 環境に制限がある ANS Forth System です。 Core Extensions 語集合からは、 .Ef .Bf Li .No .( , .No :noname , .No ?do , parse, pick, roll, refill, to, value, \e, false, true, .No <> , .No 0<> , compile\&, , erase, nip, tuck, maker .Ef .Bf Em を提供しています。 Exception Extensions 語集合を提供しています。 Locals Extensions 語集合を提供しています。 Memory-Allocation Extensions 語集合を提供しています。 Programming-Tools 拡張語集合からは .Ef .Bf Li \&.s , bye, forget, see, words, \&[if] , \&[else] , \&[then] .Ef .Bf Em を提供しています。 Search-Order 拡張語集合を提供しています。 .Ef .Sh 歴史 .Nm が最初に登場したのは .Fx 3.1 です。 .Sh 作者 .Bl -item .It .Nm は .An Michael Smith Aq msmith@freebsd.org が記述しました。 .It .Tn FICL は .An John Sadler Aq john_sadler@alum.mit.edu が記述しました。 .El .Sh バグ .Tn FICL は大文字小文字を区別します。 これは標準違反ではありませんが、 すべての Forth の語は小文字ですから、 結果として標準違反となります。 このバグに依存しないようにしてください。 .Pp .Ic expect と .Ic accept の語は、コンソールからではなく入力バッファから読み込みます。 後者については修正されますが、前者は修正されません。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_nfs.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_nfs.8 index 339af14918..b12e018310 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_nfs.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_nfs.8 @@ -1,320 +1,321 @@ .\" Copyright (c) 1992, 1993, 1994, 1995 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)mount_nfs.8 8.3 (Berkeley) 3/29/95 .\" -.\" %Id: mount_nfs.8,v 1.14 1998/07/06 07:15:53 charnier Exp % +.\" %Id: mount_ntfs.8,v 1.2.2.3 1999/08/15 12:19:50 mpp Exp % +.\" .\" jpman %Id: mount_nfs.8,v 1.3 1997/05/19 17:04:14 horikawa Stab % .\"" .Dd March 29, 1995 .Dt MOUNT_NFS 8 .Os BSD 4.4 .Sh 名称 .Nm mount_nfs -.Nd NFS(ネットワークファイルシステム)をマウントする +.Nd NFS (ネットワークファイルシステム) をマウントする .Pp .Sh 書式 .Nm mount_nfs .Op Fl 23KNPTUbcdilqs .Op Fl D Ar deadthresh .Op Fl I Ar readdirsize .Op Fl L Ar leaseterm .Op Fl R Ar retrycnt .Op Fl a Ar maxreadahead .Op Fl g Ar maxgroups .Op Fl m Ar realm .Op Fl o Ar options .Op Fl r Ar readsize .Op Fl t Ar timeout .Op Fl w Ar writesize .Op Fl x Ar retrans .Ar rhost:path node .Sh 解説 .Nm は、ファイルシステムツリー上の指定された .Ar node にリモートの NFS ファイルシステム (rhost:path) をマウントするために、 .Xr mount 2 システムコールを呼び出します。このコマンドは通常、 .Xr mount 8 によって実行されます。このプログラムは、RFC 1094 の Appendix. A および .%T "NFS: Network File System Version 3 Protocol Specification" , Appendix I. に記述されているマウントプロトコルを実装しています。 .Pp オプションを以下に示します: .Bl -tag -width indent .It Fl 2 NFS バージョン 2 プロトコルを使用します (デフォルトはバージョン 3 をまず試した後にバージョン 2 を用います)。 NFS バージョン 2 では、 ファイルサイズは 2 ギガバイトに制限されることに注意してください。 .It Fl 3 NFS バージョン 3 プロトコルを使用します。 .It Fl D NQNFSにおいて .Dq "停止サーバ閾 (dead server threshold)" をタイムアウト (round trip timeout) 回数で指定します。 再送タイムアウト回数が .Dq 停止サーバ閾 に達した後は、無応答なサーバに関するキャッシュデータをいまだ有効な ものと見倣します。 値は 1 から 9 までで、9 は .Dq "無限停止閾 (infinite dead threshold)" です (キャッシュデータを有効と見倣す事はありません)。 このオプションは一般に薦められるものではなく実験的なものです。 .It Fl I readdir での読み取りサイズを指定した値にします。 値は通常 BIRBLKSIZ の倍数であり、マウントの読み取りサイズ以下です。 .It Fl K クライアント - サーバ間のユーザ認証用に Kerberos 認証書をサーバへ渡します。 カーネルが NFSKERB オプションにて構築されている必要があります インターネットドラフト .%T "Authentication Mechanisms for ONC RPC" を御覧下さい。) .It Fl L NQNFS において、リース期間を指定した秒数にします。 応答遅延 (round trip delay) が大きな場合だけ使って下さい。 値は通常、10 秒から 30 秒の間です。 .It Fl N 予約されたソケットポート番号を使用し .Em ません (後述)。 .It Fl P 予約されたソケットポート番号を使います。 このフラグは廃れたものであり、互換性のためだけにあります。 現在、予約されたソケットポート番号をデフォルトで使用します。 NFS がより安全になるとの考え方 (これは誤りです) に基づいて クライアントが予約ポートを使用しないとマウントさせないサーバ をマウントするのに役立ちます。 (クライアントの root が信頼でき、ネットワークケーブルも安全な場所にあ るが、クライアントのユーザは信頼できないという、まれな場合には 役に立つでしょうが、通常のデスクトップクライアントには当てはまりません。) .It Fl R マウントする際のリトライ回数を、指定された値にします。 .It Fl T UDP の代わりに TCP を使います。これは、サーバがクライアントと 同じ LAN ケーブル上にない場合に使うことをお勧めします (注意: この機能は大抵の非 BSD サーバではサポートされていません)。 .It Fl U TCP NFS マウントであっても、マウントプロトコルに UDP を強制します。 (古い BSD サーバにて必要です。) .It Fl a 先読みブロック数を指定した値に設定します。値は 0 から 4 までの範囲で、 サイズの大きなファイルをシーケンシャルに読む場合、 何ブロック先読みするかを決定します。 帯域幅×遅延が大きな状況でマウントする場合に 1 より大きな値をお勧めします。 .It Fl b 最初にサーバの接続に失敗した場合、子プロセスを起動して、 バックグラウンドでマウントを続けようとします。 マルチユーザモードで起動する際、重要でないファイルシステムを .Xr fstab 5 に書いておく場合に役に立ちます。 .It Fl c .Tn UDP マウントポイントに対しては、 .Xr connect 2 を使いません。 これは、標準のポート番号 2049 からのリクエストに答えないサーバ に対しては使う必要があります。 .It Fl d 再送タイムアウト時間を動的に予測しません。これは、 動的に予測される再送タイムアウト時間が非常に短いために、 UDP マウントが高いリトライレートを示しているような場合に有効です。 .It Fl g 認証用のグループリストの最大サイズを、指定した値に設定します。 RFC 1057 ではグループリストのサイズは 16 と記述されていますが、これを 扱えない古いサーバをマウントするときに使うべきです。 多くのグループに属しているユーザに対してマウントポイントから 応答がない場合は、8 を指定してみて下さい。 .It Fl i マウントを割り込み可能とします。これは、応答しないサーバがあるために ファイル関連のシステムコールが遅れるような場合、 プロセスに終了シグナルが送られると、EINTR で システムコールが失敗することを意味します。 .It Fl l NQNFS と NFSV3 において、\fBReaddir_and_Lookup\fR RPCを使うことを 指定します。 このオプションは .Dq "ls -l" するようなときに RPC のトラフィックを減らしますが、 属性と名前のキャッシュをプリフェッチエントリで溢れさせる傾向があります。 このオプションを指定して性能が良くなるのか悪くなるのかを確認して下さい。 バンド幅と遅延の積が大きなネットワークにて最も有用でしょう。 .It Fl m Kerberos の管理領域を文字列で指定します。 他の管理領域にマウントする場合に .Fl K オプションと共に使います。 .It Fl o .Fl o フラグの後に、オプションをコンマで区切って並べ指定します。 指定可能なオプションとその意味は .Xr mount 8 を参照してください。 以下の NFS 固有のオプションを使用可能です: .Bl -tag -width indent .It port= 指定したポート番号を NFS 要求に使用します。 デフォルトでは portmapper に問い合わせます。 .It acregmin= .It acregmax= .It acdirmin= .It acdirmax= ファイル属性がキャッシュされたときに、 キャッシュエントリをエクスパイアするためにタイムアウトを計算します。 これらの 4 つの値は、``ディレクトリ'' および ``通常'' (ディレクトリ以外) の 上限および下限を決定します。 デフォルトでは、 通常ファイルは 3 から 60 秒、 ディレクトリは 30 から 60 秒です。 タイムアウトの算出アルゴリズムはファイルの古さを元にするものです。 ファイルが古くなると、キャッシュが有効であると見倣す期間も長くなり、 上記限界に近付きます。 .El .Pp .Bl -tag -width "dumbtimerXX" \fB歴史的な \&-o オプション\fR .Pp これらのオプションを使用する事は勧められません。 歴史的な .Nm との互換性のためにここに記述してあります。 .It bg .Fl b と同じ。 .It conn .Fl c を指定しない場合と同じ。 .It dumbtimer .Fl d と同じ。 .It intr .Fl i と同じ。 .It kerb .Fl K と同じ。 .It nfsv2 .Fl 2 と同じ。 .It nfsv3 .Fl 3 と同じ。 .It rdirplus .Fl l と同じ。 .It mntudp .Fl U と同じ。 .It resvport .Fl P と同じ。 .It seqpacket .Fl p と同じ。 .It nqnfs .Fl q と同じ。 .It soft .Fl s と同じ。 .It tcp .Fl T と同じ。 .El .It Fl q キャッシュの一貫性を保つためにプロトコルのリース拡張を NFS バージョン 3 プロトコルにて使います。 このプロトコルのバージョン 2 は Not Quite Nfs (NQNFS) と呼ばれ、 最新の NFS コードでのみサポートされています。 (4.4BSD-Lite における NQNFS のリリースとは互換性がありません。 4.4BSD-Lite NFS システムを混在させて使用する場合には、 4.4BSD-Lite ベースシステムの NFS コードをアップグレードするまで、 このオプションを使用してはなりません。) .It Fl r データのリードサイズを指定した値にします。この値は通常 1024 以上の 2 のべき乗でなければなりません。これはマウントポイント を頻繁に使っている間に、 .Dq タイムアウトで消失したフラグメント数 が大きくなっていくときに、UDP マウントに対して使います .Pf ( Xr netstat 1 を .Fl s オプション付きで使う ことで、 .Dq タイムアウトで消失したフラグメント数 の値を見ることができます)。 .Fl w オプションも参照 してください。 .It Fl s ソフトマウントを行います。これは、 タイムアウトが決められた\fBリトライ\fR回数に達すると、 システムコールが失敗することを意味します。 .It Fl t 指定した値に初期再送タイムアウト時間を設定します。パケット の消失レートの高いネットワークや負荷の高いサーバで行う UDP マウントを チューニングするときに役立ちます。 ファイルシステムがアクティブなときに .Xr nfsstat 1 が高い再送レートを示す場合には、この値を増やしてみて下さい。 一方、再送レートは低いが、応答遅延が長い場合はこの値を減らします。 (通常、-d オプションをこのオプションとともに使い、 手動でタイムアウトインターバルを調整します。) .It Fl w 指定した値にライトデータサイズを設定します。解説は .Fl r オプションと同様ですが、 .Dq タイムアウトで消失したフラグメント数 は、クライアントのかわりにサーバの値を使います。 .Fl r や .Fl w のオプションは、マウントするサーバが TCP マウントをサポートしていない場合にパフォーマンスを向上させる 最後の手段であることに注意してください。 .It Fl x ソフトマウントの再送タイムアウト回数を設定します。 .El .Sh 関連項目 .Xr mount 2 , .Xr unmount 2 , .Xr fstab 5 , .Xr mount 8 .Sh バグ Sun RPCは UDP (信頼性のないデータグラム) トランスポート層上に 実装されているため、マウントの性能をチューニングしても 限界があります。サーバが同じ LAN ケーブル上にない場合や、 サーバの負荷が高い場合には、 .Tn TCP トランスポートを使うことを強くすすめますが、 残念なことに、ほぼ 4.4BSD サーバに限られています。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_portal.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_portal.8 index 7bc0b4b2df..3bae5a6fd6 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_portal.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/mount_portal.8 @@ -1,152 +1,153 @@ .\" .\" Copyright (c) 1993, 1994 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software donated to Berkeley by .\" Jan-Simon Pendry. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)mount_portal.8 8.3 (Berkeley) 3/27/94 -.\" %Id: mount_portal.8,v 1.4 1998/12/15 18:59:06 dillon Exp % +.\" %Id: mount_portal.8,v 1.4.2.2 1999/08/14 22:26:54 chris Exp % +.\" .\" jpman %Id: mount_portal.8,v 1.2 1997/03/31 13:38:30 horikawa Stab % .\" .\" .Dd March 27, 1994 .Dt MOUNT_PORTAL 8 .Os BSD 4.4 .Sh 名称 .Nm mount_portal .Nd ポータルデーモンをマウントする .Pp .Sh 書式 .Nm mount_portal .Op Fl o Ar options .Ar /etc/portal.conf .Ar mount_point .Sh 解説 .Nm コマンドは、ポータルデーモンが提供するインスタンスを ファイルシステムの名前空間に付加します。 慣例的なマウントポイントは .Pa /p です。このコマンド は、通常、ブート時に .Xr mount 8 によって実行されます。 .Pp オプション: .Bl -tag -width indent .It Fl o オプションは .Fl o のあとにオプション文字列をコンマで区切って並べることにより指定します。 指定できるオプションとそれらの意味は .Xr mount 8 を参照してください。 .El .Pp ポータルデーモンは .Em open サービスを提供します。ポータルマウントポイント下で オブジェクトをオープンすると、ポータルデーモンは設定ファイル中で指定 されたルールに従って動的にそのオブジェクトを生成します。 この機構を使えば、ソケットなどのディスクリプタをファイルシステムの 名前空間の中で使うことができるようになります。 .Pp ポータルデーモンは、オープンしようとするオブジェクトのフルパス名を 与えることによって動作します。デーモンは、設定ファイル中のルールに従って 適切なディスクリプタを生成し、このディスクリプタを open システムコールの 戻り値として 呼び出しプロセスに返します。 .Sh 名前空間 慣例に従い、ポータルデーモンは名前空間を部分名前空間に分割します。 それぞれの部分名前空間は特定の型のオブジェクトを扱います。 .Pp 次の部分名前空間が実装されています: .Pa tcplisten , .Pa tcp , .Pa fs 。 .Pa tcplisten 名前空間はスラッシュで区切られるホスト名とポートを与えられ、 指定されたホスト名とポートの組にバインドされる TCP/IP ソケットを作成します。 ホスト名は "ANY" を指定することが可能であり、 この場合他のどんなホストであってもこのソケットに接続可能です。 ポート番号 0 を指定すると動的にポートを割り当てます。 返されるファイルディスクリプタを使用して -.Xr getsockname 8 +.Xr getsockname 2 を呼び出すことで、割り当てられたポートを得られます。 特権ポートに対するバインドは、スーパユーザのみ可能です。 .Pa tcp 名前空間はホスト名とポート番号(スラッシュ``/''で区切られる) を与えられることで .Tn TCP/IP 接続を確立します。 .Pa fs 名前空間は、ルートディレクトリまで戻ってそこからたどった名前の ファイルをオープンします。これは chroot によってルートディレクトリが 変更された環境において、もとのファイル システムをアクセスする手法を安全に提供するために使用できます。 .Sh 設定ファイル 設定ファイルはルールのリストによって構成されます。それぞれのルールは 1行に書かれ、空白で区切られた2つ以上のフィールドからなります。ハッシュ記号 (``#'')から行末までは無視されます。空行も無視されます。 .Pp 第1フィールドはパス名のプレフィックスで、要求されたパス名と比較されます。 一致するものが見つかると、第2フィールドがデーモンに渡されてどの型の オブジェクトを生成するかが示されます。 その後に続くフィールドは生成関数に渡されます。 .Pp .Bd -literal -offset indent # @(#)portal.conf 5.1 (Berkeley) 7/13/92 tcplisten/ tcplisten tcplisten/ tcp/ tcp tcp/ fs/ file fs/ .Ed .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /p/* -compact .It Pa /p/* 慣例的なマウントポイント .El .Sh 関連項目 .Xr mount 2 , .Xr unmount 2 , .Xr fstab 5 , .Xr mount 8 .Sh 警告 このファイルシステムは .Tn NFS によってエクスポートすることはできません。 .Sh 歴史 .Nm は .Bx 4.4 から登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/moused.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/moused.8 index 9f0f64f617..dcb526ef70 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/moused.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/moused.8 @@ -1,591 +1,591 @@ .\" Copyright (c) 1996 .\" Mike Pritchard . All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by Mike Pritchard. .\" 4. Neither the name of the author nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: moused.8,v 1.18.2.1 1999/06/03 12:43:41 yokota Exp % +.\" %Id: moused.8,v 1.18.2.2 1999/08/14 22:30:18 chris Exp % .\" .\" jpman %Id: moused.8,v 1.3 1997/07/22 16:52:17 horikawa Stab % .Dd December 3, 1997 .Dt MOUSED 8 .Os FreeBSD .Sh 名称 .Nm moused .Nd マウスデータをコンソールドライバに渡す .Sh 書式 .Nm .Op Fl 3DPRcdfs .Op Fl I Ar file .Op Fl F Ar rate .Op Fl r Ar resolution .Op Fl S Ar baudrate .Op Fl C Ar threshold .Op Fl m Ar N=M .Op Fl w Ar N .Op Fl z Ar target .Op Fl t Ar mousetype .Fl p Ar port .Pp .Nm .Op Fl Pd .Fl p Ar port .Fl i Ar info .Sh 解説 マウスデーモン .Nm とコンソールドライバは協力し、 テキストコンソールやユーザプログラムにおけるマウス操作をサポートします。 マウスの仮想化とユーザプログラムへのマウスデータの提供は標準フォーマット にて行われます .Pq Xr sysmouse 4 を御覧ください 。 .Pp マウスデーモンはマウスデータの読みとりのために指定されたポートを監視し、 解釈したデータを ioctl を介してコンソールドライバに渡します。 マウスデーモンは、移動、ボタンの押し/離しイベント、 存在するならばローラやホイールの移動も報告します。 ローラ/ホイールの移動は ``Z'' 軸での移動として報告されます。 .Pp マウスポインタが -.Xr vidcontrol 4 +.Xr vidcontrol 1 によって有効にされていれば、 コンソールドライバはマウスポインタをスクリーンに表示し、 カットとペーストの機能を提供します。 .Xr sysmouse 4 をユーザプログラムがオープンすると、コンソールドライバは マウスデータをこのデバイスに送るので、 ユーザプログラムはこのデータを使用できます。 .Pp マウスデーモンがシグナル .Dv SIGHUP を受けとると、マウスポートを再オープンし、自己を再初期化します。 システムがサスペンドされている間にマウスの挿抜を行なった場合に有用です。 .Pp 以下のオプションがあります: .Bl -tag -width indent .It Fl 3 2 ボタンマウスで 3 番目(中)のボタンをエミュレートします。 物理的なボタンで左と右のものを同時に押すとエミュレートされます。 .It Fl C Ar threshold ダブルクリック速度をボタンクリック間最大インターバルとしてミリ秒で指定します。 このオプションを指定しないと、デフォルト値は 500 ミリ秒が仮定されます。 このオプションは、 テキストモードコンソールのカットとペーストの操作においてのみ有効です。 .Xr sysmouse 4 を介してマウスデータを得るユーザプログラムは影響を受けません。 .It Fl D シリアルポートの DTR を下げます。 このオプションが有効なのは、 .Ar mousesystems がマウスプロトコルとして選択されている場合のみです。 .Ar mousesystems モードで 3 ボタンマウスを操作するためには、 DTR ラインを落とすことが必要かもしれません。 .It Fl F Ar rate サポートされていれば、デバイスのレポート頻度(秒あたりの回数)を設定します。 .It Fl I Ar file .Nm デーモンのプロセス ID を、指定されたファイルに書きます。 このオプションを指定しないと、プロセス ID は .Pa /var/run/moused.pid に格納されます。 .It Fl P シリアルマウス識別時に、 プラグアンドプレイ COM デバイス列挙処理を開始しません。 .Fl i オプションと共にこのオプションが指定された場合、 .Nm はシリアルマウスに関する有用な情報を表示できません。 .It Fl R シリアルポートの RTS を下げます。 このオプションが有効なのは .Ar mousesystems がプロトコルタイプとして、後述する .Fl t オプションで指定されている場合のみです。 これは前記 .Fl D オプションと共によく使用されます。 .Ar mousesystems モードで 3 ボタンマウスを操作するためには、 RTS と DTR のラインを共に下げる必要があるかもしれません。 .It Fl S Ar baudrate シリアルポートの速度を指定します (1200 から 9600)。 全シリアルマウスがこのオプションをサポートするわけではありません。 .It Fl c マウスによっては、中ボタンを押したイベントを、 左右ボタンが押されたかのようにレポートするものがあります。 このオプションはこれを扱うものです。 .It Fl d デバッグ用のメッセージを有効にします。 .It Fl f デーモンにならずに、フォアグラウンドプロセスとして実行します。 テストやデバッグに有用です。 .It Fl i Ar info 指定された情報を表示し終了します。指定可能な情報を以下に示します: .Pp .Bl -tag -compact -width modelxxx .It Ar port ポート(デバイスファイル)名、例えば .Pa /dev/cuaa0 , .Pa /dev/mse0 , .Pa /dev/psm0 です。 .It Ar if インタフェースタイプ: serial, bus, inport, ps/2 です。 .It Ar type プロトコルタイプ。 .Fl t オプションの説明の後でリストされているものか、 ドライバが .Ar sysmouse データフォーマット標準をサポートする場合には .Ar sysmouse です。 .It Ar model マウスモデル。 .Nm コマンドは常にモデルを識別できるわけではありません。 .It Ar all 上記全部。ポート、インタフェース、タイプ、モデルをこの順に一行に表示します。 .El .Pp .Nm は要求された情報を判別できない場合、``unknown'' か ``generic'' を表示します。 .It Fl m Ar N=M 物理ボタン .Ar M に論理ボタン .Ar N を割当てます。 このオプションは任意個数指定可能です。 複数の物理ボタンを単一の論理ボタンに割り当て可能です。 この場合、指定された物理ボタンのいずれかが押されている場合、 論理ボタンが押されていることになります。`=' の周りにスペースを入れてはなりません。 .It Fl p Ar port マウスと通信するためのポートとして .Ar port を使います。 .It Fl r Ar resolution デバイスの解像度を設定します; インチあたりのドット数または、 .Ar low , .Ar medium-low , .Ar medium-high , .Ar high のいずれかです。 全デバイスにてこのオプションがサポートされているわけではありません。 .It Fl s シリアルラインのために 9600 ボーを選びます。 全シリアルマウスがこのオプションをサポートしているわけではありません。 .It Fl t Ar type ポートに接続されているマウスのプロトコルタイプを指定します。 以下に列挙されるタイプを陽に指定するか、 .Ar auto を指定して .Nm コマンドに適切なプロトコルを自動選択させることができます。 コマンドラインにてこのオプションを指定しないと、 .Fl t Ar auto が仮定されます。 通常では、 .Nm コマンドがプロトコルの自動検出ができない場合に必要です .Po Sx マウスデーモンの構成 を参照 .Pc 。 .Pp このオプションでプロトコルタイプを指定した場合、 前記 .Fl P オプションが暗示され、プラグアンドプレイ COM デバイス列挙処理が無効になります。 .Pp また、マウスを PS/2 マウスポートに接続している場合、 常に .Ar auto か .Ar ps/2 を選択すべきです。 これは、マウスのブランドやモデルとは関係ありません。 同様に、マウスをバスマウスポートに接続している場合、 .Ar auto か .Ar busmouse を選択してください。 これらのマウスではシリアルマウスプロトコルは動作しません。 .Pp このオプションにおける有効なタイプを以下に列挙します。 .Pp シリアルマウス: .Bl -tag -compact -width mousesystemsxxx .It Ar microsoft Microsoft シリアルマウスプロトコル。 大抵の 2 ボタンマウスはこのプロトコルを使用します。 .It Ar intellimouse Microsoft IntelliMouse プロトコル。 Genius NetMouse, ASCII Mie Mouse, Logitech MouseMan+, FirstMouse+ もこのプロトコルを使用します。 他のローラ/ホイールを持つマウスもこのプロトコル互換でしょう。 .It Ar mousesystems MouseSystems の 5 バイトプロトコル。 3 ボタンマウスはこのプロトコルを使用するかもしれません。 .It Ar mmseries MM Series マウスプロトコル。 .It Ar logitech Logitech マウスプロトコル。 これは古い Logitech モデルであることに注意。 新しいモデルには .Ar mouseman もしくは .Ar intellimouse を指定します。 .It Ar mouseman Logitech MouseMan と TrackMan のプロトコル。 3 ボタンマウスによってはこのプロトコル互換かもしれません。 MouseMan+ と FirstMouse+ は、このプロトコルではなく、 .Ar intellimouse プロトコルを使用します .It Ar glidepoint ALPS GlidePoint プロトコル。 .It Ar thinkingmouse Kensington ThinkingMouse プロトコル。 .It Ar mmhitab Hitachi タブレットプロトコル。 .It Ar x10mouseremote X10 MouseRemote。 .It Ar kidspad Genius の Kidspad と Easypad のプロトコル。 .El .Pp バスおよび InPort マウス: .Bl -tag -compact -width mousesystemsxxx .It Ar busmouse バスおよび InPort マウスはこのプロトコルのみ使用可能であり、 バスおよび InPort マウスはブランドに依らずこのオプションを 指定する必要があります。 .El .Pp PS/2 マウス: .Bl -tag -compact -width mousesystemsxxx .It Ar ps/2 PS/2 マウスはこのプロトコルのみ使用可能であり、 PS/2 マウスはブランドに依らずこのオプションを 指定する必要があります。 .El .It Fl w Ar N 物理ボタン .Ar N が、ホイールモードボタンとして動作するようにします。 このボタンが押されている間、X 軸および Y 軸の移動は 0 と報告され、 Y 軸の移動は Z 軸の移動に割り付けられます。 後述する .Fl z オプションを使用することにより、 Z 軸の移動を更に仮想ボタンに割り付けることができます。 .It Fl z Ar target Z 軸(ローラ/ホイール)動作を別の軸や仮想ボタンに割り付けます。 有効な .Ar target は以下のいずれかです: .Bl -tag -compact -width x__ .It Ar x .It Ar y X または Y 軸の移動として、検知した Z 軸移動を報告します。 .It Ar N 仮想ボタン .Ar N および .Ar N+1 を押したイベントとして、検知した負/正の Z 軸移動をそれぞれ報告します。 物理ボタン .Ar N と .Ar N+1 が存在する必要はありません。 論理ボタンへの割り付けは Z 軸移動を仮想ボタンへ割り付けた後に行われます。 .El .El .Ss マウスデーモンの構成 まず、使用予定マウスのインタフェースタイプを知ることが必要です。 これはマウスのコネクタを見れば分かります。 シリアルアウスは D-Sub の 9 ピンまたは 25 ピンのメスです。 バスおよび InPort のマウスは D-Sub 9 ピンのオスか丸い DIN 9 ピンコネクタです。 PS/2 マウスは小さくて丸い DIN 6 ピンコネクタです。 マウスによってはコネクタを別の形状に変換可能なコネクタが附属しています。 このようなアダプタを使用する場合には、 マウスから一番遠いコネクタの形状を見てください。 .Pp 次に決めねばならないことは、インタフェースのために使用するポートです。 バス、InPort、PS/2 マウスでは、選択肢はありません: バスおよび InPort マウスは常に .Pa /dev/mse0 を使用し、 PS/2 マウスは常に .Pa /dev/psm0 を使用します。 シリアルマウスの場合、接続可能なポートが複数ありえます。 多くの人が組み込みのシリアルポート .Pa /dev/cuaa0 をマウスに割当てます。 シンボリックリンク .Pa /dev/mouse でマウスの実際のポートを指すようにして、 どのマウスポートか後で簡単に分かるようにするのが良いかもしれません。 .Pp 次に適切なマウスプロトコルを選択します。 .Nm コマンドはマウスタイプを自動決定可能かもしれません。 .Nm コマンドを .Fl i オプションを付けて実行し、表示を見ます。 コマンドがプロトコルタイプを識別した場合、あなたは何も調べる必要はありません。 プロトコルタイプを指定せずにデーモンを起動可能です .Po Sx 使用例 を参照 .Pc 。 .Pp コマンドは、マウスドライバが .Ar sysmouse プロトコルをサポートする場合、 .Ar sysmouse と表示するかもしれません。 .Pp 表示される .Dv type と .Dv model は、対象のポインティングデバイスの製品名では必ずしもありませんが、 互換性のあるデバイスの名前でしょう。 .Pp .Fl i オプションがなにも表示しない場合、 .Nm に対して .Fl t オプションを使用し、プロトコルタイプを指定する必要があります。 予測して試行する必要があります。 以下に経験則を示します: .Pp .Bl -tag -compact -width 1.X .It 1. バスおよび InPort マウスはブランドに依らず .Ar busmouse プロトコルを使用します .It 2. PS/2 マウスはブランドに依らず .Ar ps/2 プロトコルを使用します .It 3. ほとんどの 2 ボタンシリアルマウスは .Ar microsoft プロトコルをサポートします。 .It 4. 3 ボタンシリアルマウスは .Ar mousesystems プロトコルで動作するかもしれません。動作しない場合には、 三番目(中)ボタンが機能せずに .Ar microsoft プロトコルで動作するでしょう。 3 ボタンシリアルマウスは、期待通り三番目のボタンが動作しつつ .Ar mouseman プロトコルで動作するかもしれません。 .It 5. 3 ボタンマウスには小さなスイッチが付いていて、 ``MS'' と ``PC'' または ``2'' と ``3'' とで選択できるできるようになっている かもしれません。 ``MS'' と ``2'' は通常 .Ar microsoft プロトコルを意味します。 ``PC'' と ``3'' は .Ar mousesystems プロトコルを選択します。 .It 6. マウスにローラやホイールが付いている場合、 .Ar intellimouse プロトコル互換でしょう。 .El .Pp マウスのために選択したプロトコルタイプが正しいかどうかテストする目的で、 現在の仮想コンソールでマウスポインタを有効にします。 .Pp .Dl vidcontrol -m on .Pp マウスデーモンをフォアグラウンドで開始します。 .Pp .Dl moused -f -p Ar _selected_port_ -t Ar _selected_protocol_ .Pp マウスポインタがマウスの移動に伴い、 正しく移動することを確認してください。 そして、カットとペーストの機能を左、右、中のボタンを使用して確認してください。 ^C をタイプすると、コマンドは停止します。 .Ss 複数のマウス システムに接続したマウスと同じ数だけ、マウスデーモンを同時実行可能です; 一つのマウスデーモンが一つのマウスに対応します。 ラップトップコンピュータ組み込みの PS/2 ポインティングデバイスを移動中使用し、 オフィスではドッキングステーション接続のシリアルマウスを使用する 場合に有用です。 マウスデーモンを二つ実行し、アプリケーションプログラム .Pq 例えば X Window System に .Xr sysmouse を使用させます。 するとアプリケーションプログラムは常に両マウスからマウスデータを受け取ります。 シリアルマウスが取り付けられていない場合、 対応するマウスデーモンは移動やボタン状態の変化を検出しませんので、 アプリケーションプログラムは PS/2 マウスのデーモンからのマウスデータ のみを使います。 一方この構成で両方のマウスを接続し同時に両方を動かした場合、 マウスの移動をすべて組み合わせたようにマウスポインタがスクリーン上を移動します。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /dev/consolectl -compact .It Pa /dev/consolectl コンソール制御デバイス .It Pa /dev/mse%d バスおよび InPort マウスのドライバ .It Pa /dev/psm%d PS/2 マウスドライバ .It Pa /dev/sysmouse 仮想化されたマウスドライバ .It Pa /dev/ttyv%d 仮想コンソール .It Pa /var/run/moused.pid 現在実行中の .Nm デーモンのプロセス ID .It Pa /var/run/MouseRemote X10 MouseRemote のイベントのための UNIX ドメインストリームソケット .El .Sh 使用例 .Pp .Dl moused -p /dev/cuaa0 -i type .Pp .Nm コマンドにシリアルポート .Pa /dev/cuaa0 に接続されたマウスのプロトコルタイプを識別させます。 成功すると、コマンドはタイプを表示しますが、 失敗すると ``unknown'' が表示されます。 .Pp .Dl moused -p /dev/cuaa0 .Dl vidcontrol -m on .Pp .Nm が指定されたポートのマウスプロトコルタイプを識別可能な場合、 .Fl t オプション無してデーモンを起動可能であり、 前記のようにマウスポインタをテキストコンソール上で有効にできます。 .Pp .Dl moused -p /dev/mouse -t microsoft .Dl vidcontrol -m on .Pp シリアルポート .Pa /dev/mouse に対してマウスデーモンを起動します。 プロトコルタイプは .Ar microsoft を .Fl t オプションにて陽に指定しています。 .Pp .Dl moused -p /dev/mouse -m 1=3 -m 3=1 .Pp 物理ボタン 3 (右ボタン) を論理ボタン 1 (論理的に左) に、 物理ボタン 1 (左ボタン) を論理ボタン 3 (論理的に右) に、 それぞれ割当てます。 左右のボタンを事実上交換します。 .Pp .Dl moused -p /dev/mouse -t intellimouse -z 4 .Pp Z 軸(ローラ)における負の移動をボタン 4 が押されたものとし、 Z 軸における正の移動をボタン 5 が押されたものとします。 .Sh 警告 .Nm コマンドは現在別のコンソールドライバ .Xr pcvt 4 では動作しません。 .Pp バッドデバイスの多くは、 ユーザがパッド表面を ``タップ'' した場合に最初の(左) ボタンが 押されたものとします。 また、ALPS GlidePoint モデルによっては、 タップ動作を 4 番目のボタンのイベントとして扱います。 このようなモデルでは、オプション ``-m 1=4'' を使用して、 他のパッドデバイスと同様の効果を得られます。 .Pp 仮想コンソールでのカットとペーストの機能は、 マウスに 3 ボタンあることを仮定しています。 論理ボタン 1 (論理的に左) は、 コンソールのテキスト領域を選択してカットバッファにコピーします。 論理ボタン 3 (論理的に右) は、 選択された領域を拡張します。 論理ボタン 2 (論理的に中) は、 選択されたテキストをテキストカーソル位置にペーストします。 マウスに 2 つしかボタンが無い場合、中央の `ペースト' ボタン は使用できません。 ペースト機能を使用するためには、 .Fl 3 オプションを使用して中ボタンをエミュレートするか、 .Fl m オプションを ``-m 2=3'' のように使用して 物理右ボタンに論理中ボタンを割当てます。 .Sh 関連項目 .Xr kill 1 , .Xr vidcontrol 1 , .Xr keyboard 4 , .Xr mse 4 , .Xr pcvt 4 , .Xr psm 4 , .Xr screen 4 , .Xr sysmouse 4 .Sh 規格 .Nm コマンドは ``Plag and Play External COM Device Specification'' の一部を サポートし、PnP シリアルマウスをサポートします。 しかしながら、シリアルマウスごとに仕様充足の度合が異なりますので、 標準のバージョン 1.0 に完全に従ってはいません。 このように厳密さを欠いた方法でも、シリアルマウスの適切なプロトコルタイプ を常に決定できるわけではありません。 .Sh 作者 .Nm コマンドは、 .An Michael Smith Aq msmith@FreeBSD.org によって書かれました。 このマニュアルは、 .An Mike Pritchard Aq mpp@FreeBSD.org によって書かれました。 コマンドとマニュアルページを、 .An Kazutaka Yokota Aq yokota@FreeBSD.org が更新しました。 .Sh 歴史 .Nm コマンドは、 .Fx 2.2 から導入されました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/ppp.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/ppp.8 index a625533466..2ab91e9fec 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/ppp.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/ppp.8 @@ -1,4727 +1,4727 @@ -.\" %Id: ppp.8,v 1.142.2.7 1999/06/08 11:59:49 brian Exp % +.\" %Id: ppp.8,v 1.142.2.8 1999/08/09 23:35:07 brian Exp % .\" .\" jpman %Id: ppp.8,v 1.4 1997/06/08 18:41:58 saeki Stab % .\" WORD: expect string 受信待ち文字列 (chat.8) .\" WORD: negotiation 交渉 .Dd 20 September 1995 .nr XX \w'\fC00' .Os FreeBSD .Dt PPP 8 .Sh 名称 .Nm ppp .Nd PPP (Point to Point Protocol) (別名 user-ppp) .Sh 書式 .Nm .Oo .Fl auto | .Fl background | .Fl ddial | .Fl direct | .Fl dedicated .Oc .Op Fl alias .Op Ar system Ns .No ... .Sh 解説 本プログラムは、ユーザプロセスとして動作する .Em PPP パッケージです。 .Em PPP は通常、( .Xr pppd 8 でそうなっているように) カーネルの一部として実装されますが、 そのため、デバッグや動作の変更が少々難しい場合があります。 それに対し、この実装ではトンネルデバイスドライバ (tun) を利用して、 ユーザプロセスで .Em PPP を実現しています。 .Sh 主な特徴 .Bl -diag .It 対話的なユーザインタフェースを提供 コマンドモードで利用する場合、ユーザがコマンドを 入力することで、簡単にリモートコンピュータとの接続の確立、 接続状態の確認、 接続の切断を行うことができます。 オプションとして、セキュリティ確保のために すべての機能をパスワードで保護することができます。 .It 手動と自動でのダイヤルをサポート 対話モードでは、直接モデムと通信できるように .Dq term コマンドが用意されています。 モデムがリモートホストと接続されて、 .Em PPP での通信が始まったら、 .Nm はそれを検出して自動的にパケットモードに移行します。 ひとたびリモートホストとの接続に必要なコマンドシーケンスがわかったら、 後々の接続を簡単にするため、必要なダイヤル手順やログイン手順を定義した チャットスクリプトを書くことができます。 .It オンデマンドでのダイヤルアップをサポート .Fl auto モード (自動モード) では .Nm はデーモンとして動作し、 .Em PPP リンクを通して送られるパケットを待ちうけます。 パケットを検出すると、デーモンが自動的にダイヤルを行って接続を確立します。 .Fl ddial モード (直接ダイヤルモード) でも ほぼ同様に、自動ダイヤルと接続の確立を行います。 しかしながらこのモードは、送るべきパケットが存在しない場合にも、 リンクが切れていることを検出するといつでもリモートへダイヤルするという点が auto モードと異なります。 このモードは、電話料金よりも常時接続されていることが重視される場合に有用です。 3 番目の .Fl dedicated モード (専用線モード) も利用可能です。 このモードは 2 つのマシン間の専用線を対象にしています。 専用線モードでは .Nm は自発的に動作を終了することはありません - 終了するには .Dq quit all コマンドを診断ソケットを介して送る必要があります。 .Dv SIGHUP は LCP の再交渉を強要し、 .Dv SIGTERM は終了を強要します。 .It クライアントコールバックをサポート .Nm は標準 LCP コールバックプロトコルならびに Microsoft コールバック制御プロトコル (ftp://ftp.microsoft.com/developr/rfc/cbcp.txt) を使用できます。 .It パケットエイリアシングをサポート パケットエイリアシング (別名: IP マスカレード) により、 未登録でプライベートなネットワーク上のコンピュータからも インターネットにアクセスすることが可能です。 .Em PPP ホストはマスカレードゲートウェイとして動作します。 送信パケットの IP アドレスと TCP や UDP のポート番号は どちらもエイリアスされ、返信パケットではエイリアスが元に戻されます。 .It バックグラウンド PPP 接続をサポート バックグラウンドモードでは、接続を確立するのに成功した場合に .Nm はデーモンになります。 それ以外の場合はエラーで終了します。 これにより、 接続が成功裏に確立した場合のみコマンドを実行するようなスクリプト をセットアップすることが出来ます。 .It サーバとしての PPP 接続をサポート ダイレクトモードでは、 .Nm は標準入力/標準出力からの .Em PPP 接続を受け入れるサーバとして動作させることができます。 .It PAP と CHAP (rfc 1994) による認証をサポート PAP もしくは CHAP を用いることにより、Unix スタイルの .Xr login 1 手続きをスキップし、 .Em PPP プロトコルを代りに認証に使用することが可能です。 相手が Microsoft CHAP 認証を要求し、かつ .Nm が DES をサポートするようにコンパイルされている場合、適当な MD4/DES 応答がなされます。 .It RADIUS (rfc 2138) 認証をサポート PAP と CHAP の拡張である .Em \&R Ns No emote .Em \&A Ns No ccess .Em \&D Ns No ial .Em \&I Ns No n .Em \&U Ns No ser .Em \&S Ns No ervice は、集中データベースまたは分散データベースに、 ユーザごとに異なる接続特性を含んだ認証情報を、格納できます。 コンパイル時に .Pa libradius が利用可能な場合、利用するように設定すると、 .Nm はこれを使用して .Em RADIUS 要求を作成します。 .It 代理 arp (Proxy Arp) をサポート .Nm が相手のために 1 個以上の代理 arp エントリを作成するように、設定可能です。 LAN 上の各マシンでの設定を行わずに、 相手側から LAN へのルーティングを可能とします。 .It パケットのフィルタリングをサポート ユーザは 4 種類のフィルタを定義できます。 .Em in は受信パケットに対するフィルタです。 .Em out は送信パケットに対するフィルタです。 .Em dial はダイヤルを行うきっかけとなるパケットを定義するフィルタで、 .Em alive は接続を保持するためのパケットを定義するフィルタです。 .It トンネルドライバは bpf (Berkeley Packet Filter) をサポート .Em PPP リンクを流れるパケットを調べるために、 .Xr tcpdump 1 を使うことができます。 .It PPP オーバ TCP をサポート デバイス名が .Em host Ns No : Ns Em port 形式で指定された場合、 .Nm は通常のシリアルデバイスを使うのではなく、データ転送のための TCP 接続を開きます。 .It "IETF ドラフトの Predictor-1 (rfc 1978) と DEFLATE (rfc 1979) 圧縮をサポート .Nm は VJ 圧縮の他に Predictor-1 と DEFLATE 圧縮もサポートしています。 モデムは通常 (例えば v42.bis のような) 組み込みの圧縮機能を持っており、 その結果システムは .\"(訳注)「転送データレートよりも」をここにいれたいと考えています。 .\" 2.2.1R 対象(1997/04/02) Takeshi MUTOH より高いデータレートで通信できます。 これは一般には良いことですが、より高速のデータによってシリアル回線からの 割り込みが増加します。 システムはこの割り込みをモデムと通信して処理しなくてはならないため、 システムの負荷と遅延時間が増加することになります。 VJ 圧縮とは異なり、Predictor-1 と DEFLATE 圧縮はリンクを通る .Em すべての ネットワークトラフィックをあらかじめ圧縮しておくことで、オーバヘッドを 最小にします。 .It Microsoft の IPCP 拡張をサポート Microsoft の .Em PPP スタックを使用するクライアント (つまり Win95, WinNT) との間で ネームサーバのアドレスと NetBIOS ネームサーバのアドレスを 交渉することができます。 .It マルチリンク PPP をサポート (rfc 1990) 接続先への複数の物理的な回線をオープンし、すべてのリンクの 帯域幅を合わせてより高いスループットを得ることができます。 .El .Sh パーミッション .Nm はユーザ .Dv root 、グループ .Dv network 、パーミッション .Dv 04554 でインストールされます。 デフォルトでは .Nm は、起動したユーザ ID が 0 でない場合には実行しません。 これは .Dq allow users コマンドを .Pa /etc/ppp/ppp.conf に記載することにより変更することが可能です。 通常ユーザとして実行する場合には、 .Nm はユーザ ID 0 に変わり、システムの経路表の変更と、 システムロックファイルの作成と、 ppp の設定ファイルの読み込みを行います。 すべての外部コマンド ("shell" や "!bg" で実行されます) は、 .Nm を起動したユーザ ID で実行されます。 ユーザ ID 0 にて正確になにが行われているのかに興味がある場合には、 ログ機能の .Sq ID0 を参照してください。 .Sh 始める前に 次のコマンドラインスイッチを .Nm ppp は理解します: .Bl -tag -width XXX -offset XXX .It Fl auto .Nm は tun インタフェースをオープンし、これを設定した後バックグラウンドになります。 出力データが tun インタフェース上で検出されるまでリンクはアップせず、 出力データが tun インタフェース上で検出されると .Nm はリンクをアップしようとします。 .Nm がリンクをアップしようとしている間に受信したパケット (最初のものを含みます) は、デフォルトで 2 分間キューにとどまります。 後述の .Dq set choked コマンドを参照してください。 .Pp コマンドラインには少なくとも 1 つの .Dq system を指定する必要があり (後述)、 インタフェース設定時に使用する相手の IP アドレスを指定する .Dq set ifaddr を、システムプロファイルで実行する必要があります。 通常、 .Dq 10.0.0.1/0 のようなものが適切です。例としては、 .Pa /usr/share/examples/ppp/ppp.conf.sample の .Dq pmdemand システムを参照してください。 .It Fl background この場合、 .Nm は相手との接続をすぐに確立しようとします。 成功すると、 .Nm はバックグラウンドになり、親プロセスは終了コード 0 を返します。 失敗すると、 .Nm は非 0 の結果で終了します。 .It Fl direct これは入力接続を受け付けるために使用します。 .Nm は .Dq set device 行を無視し、リンクにデスクリプタ 0 を使用します。 .Pp コールバックの設定を行うと、ダイヤルバック時に .Nm は .Dq set device 情報を使用します。 .It Fl dedicated このオプションは、専用線で接続されたマシンのためにデザインされています。 .Nm はデバイスを常にオープンに保ち、設定チャットスクリプトは一切使用しません。 .It Fl ddial .Fl auto モードと等価ですが、なんらかの理由でリンクが落ちた場合に .Nm が再度リンクをアップすることが違います。 .It Fl interactive これは no-op であり、前述のフラグがどれも指定されなかった場合の動作を行います。 .Nm はコマンドラインで指定されたセクションをロードし、対話プロンプトを提供します。 .It Fl alias このフラグは .Nm のモードを制御しません。 .Dq enable alias yes と等価です。さらに、 .Fl auto もまた指定されている場合、暗黙的に .Dq enable iface-alias が実行されます。 詳細については後述しているものを参照してください。 .Pp IP エイリアシングを有効にすると、 .Nm は、内部 LAN 上の全マシンに対する NAT もしくはマスカレーディングエンジンとして動作します。詳細は .Xr libalias 3 を参照してください。 .El .Pp さらに、1 つ以上の設定エントリ .Pq Pa /etc/ppp/ppp.conf で指定されます をコマンドライン上に指定可能です。 起動時に .Nm は .Pa /etc/ppp/ppp.conf から .Dq default システムを読み込み、その後コマンドラインで指定した各 system を読み込みます。 .Pp .Fl auto , .Fl background , .Fl ddial , .Fl direct , .Fl dedicated , .Fl interactive のいずれか 1 つのスイッチのみ指定可能です。 .Nm の .Sq モード は、 .Dq set mode コマンド (後述) を使用することで後で変更可能です。 .Pp 以降、対話モードの使用方法について説明します。 .Pp 最初に .Nm を実行する時には、いくつかの初期設定を整える必要があります。 .Bl -bullet .It カーネルにトンネルデバイスが含まれていなければ なりません (GENERIC カーネルではデフォルトで 1 つ含まれます)。 もし含まれていない場合や複数の tun インタフェースが必要な場合、 次の行をカーネル設定ファイルに追加して、 カーネルを再構築する必要があります: .Pp .Dl pseudo-device tun N .Pp ここで .Ar N は .Em PPP 接続を行いたい最大の数です。 .It .Pa /dev ディレクトリにトンネルデバイスのエントリ .Pa /dev/tunN があるかどうかを調べてください。 ここで .Sq N は、0 から始まる tun デバイスの番号です。 もし無いようならば、"sh ./MAKEDEV tunN" を実行すれば作ることができます。 これにより 0 から .Ar N までの tun デバイスが作成されます。 .It あなたのシステムの .Pa /etc/group ファイルに .Dq network グループがあり、そのグループが .Nm を使うと想定されるすべてのユーザ名を含んでいることを確かめてください。 詳細は .Xr group 5 マニュアルページを参照してください。また、これらのユーザは .Pa /etc/ppp/ppp.conf ファイルで .Dq allow users コマンドを使用してアクセス権が与えられなければなりません。 .It ログファイルを作成します。 .Nm は .Xr syslog 3 を使用して情報を記録します。通常のログファイル名は .Pa /var/log/ppp.log です。 このファイルに出力を行うためには、次の行を .Pa /etc/syslog.conf ファイルに記述してください: .Bd -literal -offset indent !ppp *.*/var/log/ppp.log .Ed .Pp .Nm の実行形式にリンクを作成することにより、複数の .Em PPP ログファイルを持つことが可能です: .Pp .Dl # cd /usr/sbin .Dl # ln ppp ppp0 .Pp として .Pa /etc/syslog.conf で .Bd -literal -offset indent !ppp0 *.*/var/log/ppp0.log .Ed .Pp とします。 .Pa /etc/syslog.conf を更新した後に、 .Xr syslogd 8 に .Dv HUP シグナルを送ることをお忘れなく。 .It 厳密には .Nm の操作とは関係ありませんが、リゾルバが正しく働くように設定した方が 良いでしょう。 これは .Pq Xr named 8 を用いて ローカルな DNS サーバを設定するか、もしくは .Pa /etc/resolv.conf ファイルに適切な .Sq name-server 行を加えることで行われます。 詳細は .Xr resolv.conf 5 のマニュアルを参照してください。 .Pp 他の方法として、もし接続先がサポートしている場合には .Nm が接続先にネームサーバのアドレスを尋ねて、自動的に .Pa /etc/resolv.conf を更新することができます。詳細は後述の .Dq enable dns コマンドを参照してください。 .El .Sh 手動ダイヤル 次の例では、あなたのマシン名が .Dv awfulhak であるとして説明します。 .Nm を引数無しで起動すると (前述の .Sx パーミッション 参照) 次のプロンプトが表示されます: .Bd -literal -offset indent ppp ON awfulhak> .Ed .Pp プロンプトの .Sq ON の部分は常に大文字であるべきです。ここが小文字の場合、 .Dq passwd コマンドを使用してパスワードを入力しなければならないことを意味します。 実行中の .Nm に接続し、 まだ正しいパスワードを入力していない場合にのみこのような状態になります。 .Pp .Bd -literal -offset indent ppp ON awfulhak> set device /dev/cuaa0 ppp ON awfulhak> set speed 38400 .Ed .Pp 通常ハードウェアフロー制御 (CTS/RTS) を使用します。 しかし、特定の場合 (特定の PPP 可能な端末サービスに直接接続している場合に起り得ます)、 .Nm が通信リンクにデータを書き込もうとしたときに、 永遠に来ない CTS (送信時にクリア) シグナルを待つことにより .Nm がハングします。 直通線で接続できない場合は、 .Dq set ctsrts off で CTS/RTS をオフにしてみてください。 これが必要な場合、後述の .Dq set accmap の記述も参照してください - .Dq set accmap 000a0000 も必要かもしれません。 .Pp 通常、パリティは .Dq none に設定します。これが .Nm ppp のデフォルトです。 パリティはどちらかというと古風なエラーチェック機構であり、 今となっては使用しません。 最近のモデムは各自のエラーチェック機構を持っており、 ほとんどのリンク層プロトコル ( .Nm はこれです) はより信頼できるチェック機構を使用します。 パリティは相対的に大きなオーバヘッドを持ちますので (トラフィックが 12.5% 増加します)、 .Dv PPP がオープンされると常に無効化 .Pq set to Dq none されます。 しかし、ISP (インターネットサービスプロバイダ) によっては、 特定のパリティ設定を接続時 ( .Dv PPP がオープンする前) に使用するものがあります。 特に、Compuserve はログイン時に偶数パリティに固執しています: .Bd -literal -offset indent ppp ON awfulhak> set parity even .Ed .Pp ここで、現在のモデム設定がどのようになっているか見られます: .Bd -literal -offset indent ppp ON awfulhak> show modem Name: deflink State: closed Device: N/A Link Type: interactive Connect Count: 0 Queued Packets: 0 Phone Number: N/A Defaults: Device List: /dev/cuaa0 Characteristics: 38400bps, cs8, even parity, CTS/RTS on Connect time: 0 secs 0 octets in, 0 octets out Overall 0 bytes/sec ppp ON awfulhak> .Ed .Pp ここでは、直接モデムと通信するために term コマンドを使用可能です: .Bd -literal -offset indent ppp ON awfulhak> term at OK atdt123456 CONNECT login: myispusername Password: myisppassword Protocol: ppp .Ed .Pp 相手が .Em PPP で話しはじめると、 .Nm はそれを自動的に検出してコマンドモードに戻ります。 .Bd -literal -offset indent ppp ON awfulhak> # リンクは確立していません Ppp ON awfulhak> # 接続完了、LCP 完了 PPp ON awfulhak> # 認証完了 PPP ON awfulhak> # IP アドレス合意完了 .Ed .\" your end で「あなた側」 .Pp このようにならない場合、接続先がこちらの開始交渉を 待っている可能性があります。 強制的に .Nm に接続先への PPP 設定パケットの送出を開始させるためには .Dq ~p コマンドを使い、端末モードを抜けてパケットモードに移行して下さい。 .Pp それでもログインプロンプトが得られない場合、 Unix 的なログイン/パスワード認証ではなく、PAP または CHAP の認証を、 相手は要求している可能性が非常に高いです。 正しく設定するためには、プロンプトに戻り、 認証用の名前とキーを設定し、再度接続します: .Bd -literal -offset indent ~. ppp ON awfulhak> set authname myispusername ppp ON awfulhak> set authkey myisppassword ppp ON awfulhak> term at OK atdt123456 CONNECT .Ed .Pp ここで再度、交渉開始するように ppp に指定できます: .Bd -literal -offset indent ~p ppp ON awfulhak> # リンクは確立していません Ppp ON awfulhak> # 接続完了、LCP 完了 PPp ON awfulhak> # 認証完了 PPP ON awfulhak> # IP アドレス合意完了 .Ed .Pp これで接続されました! プロンプトの .Sq PPP が大文字に変化して、接続されたことを知らせます。もし 3 つの P の内 いくつかだけが大文字になっている場合には、すべての文字が大文字もしくは 小文字になるまで待ってください。もし小文字に戻った場合には、それは .Nm が接続先との交渉に成功しなかったことをを意味します。 この時点での問題解決の第一歩としては、次のようにし、再挑戦します。 .Bd -literal -offset indent ppp ON awfulhak> set log local phase lcp ipcp .Ed .Pp 詳細は、下記の .Dq set log コマンドの説明を参照してください。 この時点でも失敗する場合、 ログを有効にして再挑戦することが非常に重要です。 プロンプトの変化に注意し、あなたを助けてくれる人に報告することもまた重要です。 .Pp リンクが確立したら、show コマンドを使用することで、 どのように事態が進行しているのかが分ります: .Bd -literal -offset indent PPP ON awfulhak> show modem * モデム関連の情報がここに表示されます * PPP ON awfulhak> show ccp * CCP (圧縮) 関連の情報がここに表示されます * PPP ON awfulhak> show lcp * LCP (回線制御) 関連の情報がここに表示されます * PPP ON awfulhak> show ipcp * IPCP (IP) 関連の情報がここに表示されます * PPP ON awfulhak> show link * (高レベル) リンク関係の情報がここに表示されます * PPP ON awfulhak> show bundle * (高レベル) 論理接続関係の情報がここに表示されます * .Ed .Pp この時点で、マシンは接続先に対するホスト単位の経路 (host route) を持っています。 これはリンクの相手のホストとのみ接続可能であるという意味です。 デフォルト経路のエントリ (他の経路エントリを持たずに、全パケットを .Em PPP リンクの相手に送る ように、あなたのマシンに指示します)を追加したければ、 次のコマンドを入力してください。 .Bd -literal -offset indent PPP ON awfulhak> add default HISADDR .Ed .Pp .Sq HISADDR という文字列は、相手側の IP アドレスを表します。 既存の経路のために失敗する場合には、 .Bd -literal -offset indent PPP ON awfulhak> add! default HISADDR .Ed .Pp を用いることで既存の経路を上書きできます。 このコマンドは、実際に接続を作成する前に実行可能です。 新しい IP アドレスを接続時に交渉する場合、これに従って .Nm がデフォルト経路を更新します。 .Pp ここで、(ping, telnet, ftp のような) ネットワークアプリケーションを、 あなたのマシンの別のウィンドウまたは端末で使用可能です。 現在の端末を再利用したい場合、 .Nm をバックグラウンドモードにするために、 標準のシェルのサスペンドとバックグラウンドコマンド (通常 .Dq ^Z の後に .Dq bg ) を使用可能です。 .Pp 使用可能コマンドの詳細は .Sx PPP コマンドリスト の節を参照してください。 .Sh 自動ダイヤル 自動ダイヤルを行うためには、ダイヤルとログインのチャットスクリプトを 用意しなければなりません。定義の例は .Pa /usr/share/examples/ppp/ppp.conf.sample を見てください ( .Pa /etc/ppp/ppp.conf の書式は非常に簡単です)。 各行は単一のコメント、インクルード、ラベル、コマンドのいずれかを含みます。 .Bl -bullet .It .Pq Dq # 文字で始まる行は、コメントとして扱われます。 コメント行と認識した場合、先行する空白は無視されます。 .It インクルードは語 .Sq !include から始まる行です。 1 つの引数 - インクルードするファイル - を持つ必要があります。 古いバージョンの .Nm との互換性のために、 .Dq !include ~/.ppp.conf を使用したいかもしれません。 .It ラベルは行頭から始まり、最後にコロン .Pq Dq \&: が続かなければなりません。 .It コマンド行は、最初の桁に空白かタブを含む必要があります。 .El .Pp .Pa /etc/ppp/ppp.conf ファイルには少なくとも .Dq default セクションが存在する必要があります。 このセクションは常に実行されます。 このファイルには 1 つ以上のセクションが含まれます。 セクション名は用途に応じて付けます。例えば、 .Dq MyISP はあなたの ISP を表したり、 .Dq ppp-in は入力の .Nm 構成を表したります。 .Nm ppp を立ち上げる際に、接続先のラベル名を指定可能です。 .Dq default ラベルに関係づけられたコマンドが実行されてから、 接続先ラベルに関連づけられたコマンドが実行されます。 .Nm を引数無しで起動した場合、 .Dq default だけは実行されます。load コマンドを使用して、 .Pa /etc/ppp/ppp.conf のセクションを手動でロード可能です: .Bd -literal -offset indent ppp ON awfulhak> load MyISP .Ed .Pp セクションロード後には、 .Nm はいかなる動作も行わないことに注意してください。 これは、コマンドラインでラベルを指定した結果でも、 .Dq load コマンドを使用した結果でも同様です。 設定ファイル中で、そのラベルに対して指定されたコマンドのみが、実行されます。 一方、 .Nm を .Fl background , .Fl ddial , .Fl dedicated のいずれかのスイッチ付きで起動したときには、 .Nm が接続を確立するように、リンクモードが指示します。 更なる詳細については、後述の .Dq set mode コマンドを参照してください。 .Pp ひとたび接続が確立したなら、プロンプトの .Sq ppp は .Sq PPP に変わります: .Bd -literal -offset indent # ppp MyISP \&... ppp ON awfulhak> dial Ppp ON awfulhak> PPp ON awfulhak> PPP ON awfulhak> .Ed .Pp Ppp プロンプトは .Nm が認証フェースに入ったことを示します。PPp プロンプトは .Nm がネットワークフェーズに入ったことを示します。PPP プロンプトは .Nm がネットワーク層プロトコルの交渉に成功し、使用可能状態にあることを示します。 .Pp もし .Pa /etc/ppp/ppp.linkup が利用可能ならば、 .Em PPP 接続が確立された時に、その内容が実行されます。 接続が確立された後のバックグラウンドでのスクリプト実行については、 提供されている .Pa /usr/share/examples/ppp/ppp.conf.sample (使用可能な置換文字列については、後述の .Dq shell と .Dq bg を参照してください) の .Dq pmdemand の例を参照してください。 同様に、接続が閉じられると、 .Pa /etc/ppp/ppp.linkdown ファイルの内容が実行されます。 これらのファイルのフォーマットは .Pa /etc/ppp/ppp.conf と同じです。 .Pp 以前のバージョンの .Nm では、デフォルト経路のような経路は .Pa ppp.linkup ファイルで追加し直す必要がありました。 現在では .Nm は、 .Dv HISADDR もしくは .Dv MYADDR が変化したときに、自動的に .Dv HISADDR もしくは .Dv MYADDR 文字列を含むすべての経路を更新する .Sq スティッキー経路 をサポートします。 .Sh バックグラウンドダイヤル .Nm を使って非対話的に接続を確立したい場合 (例えば .Xr crontab 5 エントリや .Xr at 1 ジョブから使うような場合) には、 .Fl background オプションを使います。 .Fl background が指定された場合、 .Nm はすぐに接続を確立しようとします。 複数の電話番号が指定された場合には、各電話番号が 1 回づつ試されます。 これらに失敗すると、 .Nm は即座に終了し、0 でない終了コードを返します。 接続に成功すると .Nm はデーモンになり、呼び出し側に終了コード 0 を返します。 デーモンは、リモートシステムが接続を終了した場合、 もしくは .Dv TERM シグナルを受け取った場合に、自動的に終了します。 .Sh ダイヤルオンデマンド デマンドダイヤル機能は .Fl auto または .Fl ddial オプションにて有効にされます。この場合にも .Pa /etc/ppp/ppp.conf で定義された接続先のラベルを指定しなければなりません。 これには、リモート接続先の IP アドレスを指定するための .Dq set ifaddr コマンドも書かれていなければなりません ( .Pa /usr/share/examples/ppp/ppp.conf.sample を参照してください)。 .Bd -literal -offset indent # ppp -auto pmdemand .Ed .Pp .Fl auto または .Fl ddial が指定された時に .Nm はデーモンとして動作しますが、 .Pa /etc/ppp/ppp.conf 中で .Dq set server コマンドを使うことで、設定を確認したり変更したりすることができます。 .Po たとえば、 .Dq set server +3000 mypasswd とすると .Pc 次のように診断ポートを通じて接続することができます。 .Bd -literal -offset indent # pppctl 3000 (tun0 を仮定) Password: PPP ON awfulhak> show who tcp (127.0.0.1:1028) * .Ed .Pp .Dq show who コマンドは現在 .Nm 自身に接続しているユーザの一覧を表示します。診断ソケットが閉じられる、 もしくは異なるソケットに変更された場合、すべての接続は即座に終了します。 .Pp .Fl auto モードにて 送信パケットが検出された時、 .Nm は (チャットスクリプトに基づいて) ダイヤルを行い、 通信相手に接続しようとします。 .Fl ddial モードでは回線がダウンしていることが確認された場合にはいつでも ダイヤルが行われます。 接続に失敗したら、デフォルトの動作では 30 秒間待ってから、 別の送信パケットが検出された時に接続しようとします。 .Pp この動作は .Dq set redial コマンドで変更できます。 .Pp .No set redial Ar secs Ns Xo .Oo + Ns Ar inc Ns .Op - Ns Ar max Ns .Oc Op . Ns Ar next .Op Ar attempts .Xc .Pp .Bl -tag -width attempts -compact .It Ar secs は、再び接続しようとするまでの秒数です。 引数がリテラル文字列 .Sq Li random の場合には、待ち時間を 1 秒以上から 30 秒以下の間でランダムに選びます。 .It Ar inc は秒数であり、 新規にダイヤルするときに .Ar secs に加えられます。 このタイムアウト値が .Ar secs に戻るのは、接続が成功裏に確立した後だけです。 .Ar inc のデフォルト値は 0 です。 .It Ar maxinc は、 .Nm が .Ar secs を増加させる最大回数です。 .Ar maxinc のデフォルト値は 10 です。 .It Ar next は電話番号リストの中の次の番号をダイヤルする前に待つ秒数です。( .Dq set phone コマンドを参照してください)。これのデフォルトは 3 秒です。 繰り返しますが、引数がリテラル文字列 .Sq Li random の場合には、待ち時間を 1 秒以上 30 秒以下の間でランダムに選びます。 .It Ar attempts は、受け取った個々の送信パケットに対して、何回接続を試みるのかを示す 数字です。 .It Ar attempts に 0 を指定すると、接続されるまで試みを続けます。 .Bd -literal -offset indent set redial 10.3 4 .Ed .Pp は個々の送信パケットに対して 4 回接続を試み、 番号間の待ち時間が 3 秒で、すべての番号を試した後に 10 秒待つことを表します。 複数の電話番号が指定されている場合でも、トータルのダイヤル回数は 4 回のままです。 (それぞれの番号を 4 回ダイヤルするのではありません)。 .Pp 代りに、 .Pp .Bd -literal -offset indent set redial 10+10-5.3 20 .Ed .Pp は、 .Nm に接続を 20 回試みさせます。最初の試みの後は、 .Nm は 10 秒待ちます。 次の試みの後は 20 秒待ちということを、 6 番目の試みの後では 1 分待つところまで行います。 次の 14 回の停止は、同じ 1 分間となります。 .Nm が接続し、切断した後、再度接続に失敗した場合、 タイムアウト値は再度 10 秒から開始します。 .Pp リンクの両端が .Nm の .Fl auto ダイヤルモードを利用している場合は、 ダイヤル間隔を変更しておくのが良いでしょう。 もし、リンクの両端が同じタイムアウト時間に設定されていて、 リンクが切れて両方に送信待ちのパケットがあった場合、 両方が同時に相手を呼び出しあうことになってしまいます。 場所によっては、シリアルリンクに信頼性がなく、 切れるべきでない時にキャリアが失われるかもしれません。 セッションの途中で予期せずキャリアが失われた場合、 .Nm にリダイヤルさせることができます。 .Bd -literal -offset indent set reconnect timeout ntries .Ed .Pp このコマンドは、キャリアが失われた時に .Ar timeout 秒の間隔を置いて .Ar ntries 回まで接続を再確立するよう .Nm に指示します。例えば、 .Bd -literal -offset indent set reconnect 3 5 .Ed .Pp は、予期せぬキャリア喪失の際に .Ar 3 秒待ってから再接続を試みるように .Nm に指示します。これは .Nm があきらめる前に .Ar 5 回まで行われます。 ntries のデフォルト値は 0 (再接続しない) です。 このオプションを使用する際には注意が必要です。 もしローカル側のタイムアウトがリモート側よりもわずかに長いと、 リモート側がタイムアウトにより回線を切断した場合に、 再接続機能が (指定した回数まで) 起動されてしまいます。 注: この文脈においては、多くの LQR を喪失するとキャリア喪失を引き起こし、 ひいては再接続を引き起こします。 .Fl background フラグが指定された場合、接続が行えるまで すべての電話番号が最大 1 回ダイヤルされます。 .Dq set redial コマンドにて、リダイヤル期間の後に、 再接続回数を指定します。 リダイヤル値が指定した電話番号数より少ない場合、 指定した電話番号で使用されないものが出来ます。 プログラムを終了させるには、次のように入力してください。 .Bd -literal -offset indent PPP ON awfulhak> close ppp ON awfulhak> quit all .Ed .Pp .Dq quit コマンドは .Xr pppctl 8 もしくは .Xr telnet 1 による接続を終了しますが、 プログラム自身は終了させません。 .Nm も終了させたい場合には、 .Dq quit all を実行してください。 .Sh PPP 接続の受け入れ (方法その 1) .Em PPP 接続要求を受け入れるには、次の手順にしたがってください。 .Bl -enum .It モデムと、 (必要であれば) .Pa /etc/rc.serial が正しく設定されていることを確認します。 .Bl -bullet -compact .It フロー制御にはハードウェアハンドシェイク (CTS/RTS) を使います。 .It モデムはエコーバックを行わず (ATE0) 、コマンドの結果も報告しない (ATQ1) ように設定されていなければなりません。 .El .Pp .It モデムが接続されているポートで .Xr getty 8 が起動されるように .Pa /etc/ttys を編集します。 例えば、次のように設定すれば良いでしょう: .Pp .Dl ttyd1 "/usr/libexec/getty std.38400" dialup on secure .Pp .Xr getty 8 を起動するために .Xr init 8 プロセスに .Dv HUP シグナルを送るのを 忘れないでください: .Pp .Dl # kill -HUP 1 .It .Pa /usr/local/bin/ppplogin ファイルを次のような内容で作成します: .Bd -literal -offset indent #!/bin/sh exec /usr/sbin/ppp -direct incoming .Ed .Pp ダイレクトモード .Pq Fl direct では、 .Nm は標準入力と標準出力を使って動作します。クライアント動作の .Nm と同様に、 .Xr pppctl 8 を使用することで、構成された診断ポートに接続可能です。 .Pp ここで .Pa /etc/ppp/ppp.conf 中の .Ar incoming セクションが設定されていなければなりません。 .Pp .Ar incoming セクションに適当な .Dq allow users コマンドがあることを確かめておいてください。 .It 受け入れるユーザのアカウントを用意してください。 .Bd -literal ppp:xxxx:66:66:PPP Login User:/home/ppp:/usr/local/bin/ppplogin .Ed .Pp 詳細は .Xr adduser 8 と .Xr vipw 8 のマニュアル項目を参照してください。 .Dq accept dns および .Dq set nbns コマンドを使うことで IPCP によるドメインネームサーバと NetBIOS ネームサーバの 交渉を有効にすることが可能です。 下記の記述を参照してください。 .El .Pp .Sh PPP 接続の受け入れ (方法その 2) この方法は、 .Xr login 1 ではなく .Nm ppp で接続の認証を行うという点が異なります。 .Bl -enum .It .Pa /etc/gettytab の default セクションに .Dq pp ケーパビリティを指定することで ppp を自動的に認識するように 設定してください。 .Bd -literal default:\\ :pp=/usr/local/bin/ppplogin:\\ ..... .Ed .It 上記の方法その 1 の最初の 3 手順と同じように、 シリアルデバイスを設定し、 .Xr getty 8 を有効にして、 .Pa /usr/local/bin/ppplogin を作成してください。 .It .Pa /etc/ppp/ppp.conf の .Sq incoming ラベル (もしくは .Pa ppplogin が用いるラベルならなんでも構いません) 下に .Dq enable chap か .Dq enable pap .Pq もしくはその両方 を加えてください。 .It .Pa /etc/ppp/ppp.secret に、受け入れるユーザそれぞれについて、エントリを作成してください。 .Bd -literal Pfredxxxx Pgeorgeyyyy .Ed .El .Pp これで、 .Xr getty 8 は (HDLC フレームヘッダを認識することで) ppp 接続を検出すると、すぐに .Dq /usr/local/bin/ppplogin を実行します。 .Pp 上記のように PAP もしくは CHAP を有効にすることは .Em 必須 です。そうしなければ、あらゆる人があなたのマシンにパスワード .Em なしに ppp セッションを確立することを許可し、 あらゆる種類の潜在的な攻撃に対して門戸を開いていることになります。 .Sh 内向き接続の認証 通常、接続の受信側は相手が相手自身を認証することを要求します。 これは通常 .Xr login 1 にて行われますが、代りに PAP か CHAP を使用可能です。 2 つのうちで CHAP の方がより安全ですが、 クライアントによってはサポートしていないものがあります。 どちらを使いたいか決めたら、 .Sq enable chap または .Sq enable pap を .Pa ppp.conf の適切なセクションに追加してください。 .Pp その後、 .Pa /etc/ppp/ppp.secret ファイルの設定を行う必要があります。 このファイルは、クライアントになりうるマシンごとに 1 行を含みます。 各行は 5 つまでのフィールドからなります: .Pp .Ar name Ar key Oo .Ar hisaddr Op Ar label Op Ar callback-number .Oc .Pp .Ar name と .Ar key は期待されるクライアントのユーザ名とパスワードを指定します。 .Ar key が .Dq \&* で PAP が使用される場合、 .Nm は認証時にパスワードデータベース .Pq Xr passwd 5 を検索します。 .Pa ppp.secret の如何なる .Ar name Ns No / Ar key の組み合わせにおいても適切でない返答をクライアントが与える場合、 認証は失敗します。 .Pp 認証に成功したならば、 .Pq 指定時には .Ar hisaddr を IP 番号交渉時に使用します。詳細は .Dq set ifaddr コマンドを参照してください。 .Pp 認証に成功し .Ar label が指定された場合、現在のシステムラベルは .Ar label にマッチするように修正されます。 このことはファイル .Pa ppp.linkup と .Pa ppp.linkdown の後続のパーズに影響があります。 .Pp 認証に成功し .Ar callback-number が指定され .Dq set callback が .Pa ppp.conf で指定された場合、クライアントは指定された番号でコールバックされます。 CBCP が使用される場合、 .Dq set cbcp コマンドに渡すのと同様の形式で、 .Ar callback-number にもまた番号のリストまたは .Dq \&* を含むことが可能です。 この値は、 .Nm で後続する CBCP フェーズで使用します。 .Sh PPP オーバ TCP (別名: トンネリング) シリアルリンク上以外の .Nm の使用方法として、 device にホストとポートを指定することにより、 TCP 接続を使用することが可能です: .Pp .Dl set device ui-gate:6669 .Pp シリアルデバイスをオープンする代りに、 .Nm は指定されたマシンの指定されたソケットへの TCP 接続をオープンします。 .Nm は telnet プロトコルを使用しないこと、 telnet サーバと交渉できないことに注意を払うべきです。 受信マシン (ui-gate) 上に、 この ppp 接続を受信するポートを設定する必要があります。まず .Pa /etc/services を更新して、サービスを定義します: .Pp .Dl ppp-in 6669/tcp # Incoming PPP connections over tcp .Pp そして .Pa /etc/inetd.conf を更新して、このポートへの受信接続をどのように扱うかを .Xr inetd 8 に指示します: .Pp .Dl ppp-in stream tcp nowait root /usr/sbin/ppp ppp -direct ppp-in .Pp .Pa /etc/inetd.conf を更新した後には、 .Xr inetd 8 に .Dv HUP シグナルを送るのをお忘れなく。 ここではラベル名 .Dq ppp-in を使用します。 ui-gate (受信側) の .Pa /etc/ppp/ppp.conf エントリは次の内容を含みます: .Bd -literal -offset indent ppp-in: set timeout 0 set ifaddr 10.0.4.1 10.0.4.2 add 10.0.1.0/24 10.0.4.2 .Ed .Pp セキュリティのために PAP もしくは CHAP の設定をしたいかもしれません。 PAP を有効にするには次の行を追加します: .Bd -literal -offset indent enable PAP .Ed .Pp また、次のエントリを .Pa /etc/ppp/ppp.secret に作成する必要があります: .Bd -literal -offset indent MyAuthName MyAuthPasswd .Ed .Pp .Ar MyAuthPasswd が .Pq Dq * の場合には、パスワードは .Xr passwd 5 データベースから検索されます。 .Pp awfulhak (起動側) の .Pa /etc/ppp/ppp.conf エントリは次の内容を含む必要があります: .Bd -literal -offset indent ui-gate: set escape 0xff set device ui-gate:ppp-in set dial set timeout 30 set log Phase Chat Connect hdlc LCP IPCP CCP tun set ifaddr 10.0.4.2 10.0.4.1 add 10.0.2.0/24 10.0.4.1 .Ed .Pp PAP を有効にしようとしている場合、次の設定も必要です: .Bd -literal -offset indent set authname MyAuthName set authkey MyAuthKey .Ed .Pp 我々は、 ui-gate に 10.0.4.1 のアドレスを割り当て、 awfulhak に 10.0.4.2 のアドレスを割り当てようとしています。 接続をオープンするためには、次の内容をタイプするだけで良いです。 .Pp .Dl awfulhak # ppp -background ui-gate .Pp 結果として、 awfulhak にはネットワーク 10.0.2.0/24 への新たな「経路」が、 ui-gate にはネットワーク 10.0.1.0/24 への新たな「経路」が、 TCP 接続経由でそれぞれ作成されます。 ネットワークは実質的にブリッジされます - 下位レベルの TCP 接続はパブリックなネットワーク (例えばインターネット) を またがっても良いです。 また 2 つのゲートウェイ間では ppp トラフィックは 概念的に TCP ストリーム中でカプセル化されます (パケットがパケットに対応するわけではありません)。 この機構の大きな欠点は、同時に 2 つの「配送保証」機構が存在することです - この 2 つとは、下位レベルの TCP ストリームと .Em PPP リンク上で使用されるプロトコルであり、おそらくまた TCP でしょう。 パケット喪失が起ると、両者はそれぞれの方法で喪失した パケットを再送しようと するでしょう。 .Sh パケットエイリアシング .Fl alias コマンドラインオプションにより、 パケットエイリアシングが有効になります。 これにより、 .Nm ホストがローカルエリアネットワークの他のコンピュータに対して マスカレードゲートウェイとして動作するようになります。 送信される IP パケットは、まるで .Nm ホストから来たかのようにエイリアスされ、 受信パケットは、それがローカルエリアネットワークの正しいマシンに 送られるようにエイリアスが戻されます。 パケットエイリアシングにより、 未登録でプライベートなサブネット上のコンピュータを 外部から見えないようにしつつ、 インターネットへアクセス可能とします。 一般に、 .Nm が正しく動作していることの確認は、 まず最初にパケットエイリアシングを禁止して行います。 次に .Fl alias オプションを有効にして、 .Nm ホストの上で (ウェブブラウザや .Xr telnet 1 , .Xr ftp 1 , .Xr ping 8 , .Xr traceroute 8 などの) ネットワークアプリケーションの動作を確認します。 最後に、LAN 上の別のコンピュータの上で同様なアプリケーションの 動作を確認することになります。 .Nm ホストではネットワークアプリケーションが正しく動作するのに、 LAN 上の別のコンピュータでは動かないのであれば、マスカレードソフトウェアは 正しく動いているけれども、ホストが IP パケットをフォワーディングしないか、 ひょっとするとパケットが送られて来ていないかのどちらかです。 .Pa /etc/rc.conf で IP フォワーディングが有効にされていることと、 他のコンピュータで .Nm ホストがその LAN のゲートウェイとして 指定されていることを確認してください。 .Sh パケットのフィルタリング この実装では、パケットのフィルタリングがサポートされています。 .Em in フィルタ、 .Em out フィルタ、 .Em dial フィルタ、そして .Em alive フィルタの 4 種類のフィルタがあります。 ここでは基本的なことについて書くことにします。 .Bl -bullet .It フィルタ定義は次のような構文になっています。 .Pp set filter .Ar name .Ar rule-no .Ar action .Oo .Ar src_addr Ns Op / Ns Ar width .Op Ar dst_addr Ns Op / Ns Ar width .Oc .Oo Ar proto Op src Ar cmp port .Op dst Ar cmp port .Op estab .Op syn .Op finrst .Oc .Bl -enum .It .Ar name は .Sq in , .Sq out , .Sq dial , .Sq alive のいずれかです。 .It .Ar rule-no は .Sq 0 から -.Sq 19 +.Sq 39 までの数値で、ルール番号を指定します。 ルールは .Ar rule-no の番号順に指定されます。 ただしルール .Sq 0 が指定されている場合のみです。 .It .Ar action は .Sq permit , .Sq deny のいずれかです。 もし、あるパケットがルールに一致した場合、 結びつけられた action が直ちに実行されます。 .It .Op Ar src_addr Ns Op / Ns Ar width と .Op Ar dst_addr Ns Op / Ns Ar width は始点と終点の IP アドレスです。 .Op / Ns Ar width が指定された場合には、それによって適切なネットマスクのビット値を与え、 アドレスの範囲を指定することができます。 .It .Ar proto は .Sq icmp , .Sq udp , .Sq tcp のうちのいずれか 1 つです。 .It .Ar cmp は .Sq \< , .Sq \&eq , .Sq \> のうちいずれか 1 つです。それぞれ、より小さい、等しい、 より大きいを意味します。 .Ar port はポート番号で指定するか、 .Pa /etc/services のサービス名で指定することができます。 .It .Sq estab , .Sq syn , .Sq finrst フラグは .Ar proto が .Sq tcp に設定されているときにのみ許可され、それぞれ TH_ACK、TH_SYN、および TH_FIN もしくは TH_RST という TCP フラグを表わします。 .El .Pp .It 各フィルタはルール 0 から始まり、40 個までのルールをもつことができます。 規則のルールは、ルール 0 が定義されていなければ、有効にはなりません。 すなわち、デフォルトではすべてが通されます。 .It パケットにマッチするルールが無い場合は、パケットは破棄 (ブロック) されます。 .It すべての規則を消去するには、 .Dq set filter Ar name No -1 を使ってください。 .El .Pp .Pa /usr/share/examples/ppp/ppp.conf.sample . を参照してください。 .Sh アイドルタイマの設定 アイドルタイマを調べたり/設定するためには、それぞれ .Dq show bundle と .Dq set timeout コマンドを使ってください: .Bd -literal -offset indent ppp ON awfulhak> set timeout 600 .Ed .Pp タイムアウト時間は秒数で指定します。デフォルト値は timeout が 180 秒 .Pp 3 分 です。 アイドルタイマ機能を使わないようにするためには、 次のコマンドを利用してください。 .Bd -literal -offset indent ppp ON awfulhak> set timeout 0 .Ed .Pp .Fl ddial と .Fl dedicated モードではアイドルタイムアウトは無視されます。 .Fl auto モードでは、アイドルタイムアウトが発生すると .Nm プログラムは実行したままで .Em PPP セッションを終了します。別の引金となるパケットがきた時に リンクを再び確立しようとします。 .Sh Predictor-1 および DEFLATE 圧縮 .Nm は Predictor type 1 圧縮および deflate 圧縮をサポートしています。 デフォルトでは、 .Nm は、接続相手が同意 .Pq あるいは要求 した場合に、 この機能を使おうと (もしくは受け入れようと) します。 .Nm は deflate プロトコルを優先します。 これらの機能を使用したくない時には .Dq disable と .Dq deny のコマンドを参照してください。 .Pp .Dq disable deflate か .Dq deny deflate の一方を使用することにより、 方向ごとに異ったアルゴリズムを使用することができます。 .Pq 接続相手が両方のプロトコルをサポートしていると仮定しています。 .Pp デフォルトでは、DEFLATE について交渉するときには .Nm はウィンドウサイズとして 15 を使います。この動作を変更したい場合には .Dq set deflate コマンドを参照してください。 .Pp デフォルトでは無効にされ受け付けませんが、DEFLATE24 と呼ばれる特殊な アルゴリズムを使用することもできます。これは CCP ID 24 を 交渉に使う点を除いては DEFLATE と完全に同じものです。 これを使用することで .Nm は .Nm pppd バージョン 2.3.* と DEFLATE 交渉を成功させることができます。 .Sh IP アドレスの制御 .Nm は IP アドレスの交渉のために IPCP を使います。接続の両側は、自分が 使おうとするアドレスを提示し、要求された IP アドレスが受け入れ可能な ものであれば、相手に ACK (肯定応答) を返します。 受け入れることができなければ、別の IP アドレスの使用を促すために .Nm は相手に NAK (否定応答) を返します。 接続の両側が受け取った要求に同意し (ACK を送っ) た時、 IPCP はオープン状態にセットされ、ネットワーク層での接続が確立されます。 IPCP の動作を制御するために、この実装はローカルとリモートの IP アドレスを定義するための .Dq set ifaddr コマンドを持っています。 .Bd -literal -offset indent .No set ifaddr Oo Ar src_addr Ns .Op / Ns Ar \&nn .Oo Ar dst_addr Ns Op / Ns Ar \&nn .Oo Ar netmask .Op Ar trigger_addr .Oc .Oc .Oc .Ed .Pp ここで、 .Sq src_addr はローカル側で使おうと思っている IP アドレスで、 .Sq dst_addr はリモート側が使用すべき IP アドレスです。 .Sq netmask は使用すべきネットマスクです。 .Sq src_addr のデフォルトは現在の .Xr hostname 1 のもの、 .Sq dst_addr のデフォルトは 0.0.0.0 であり、 .Sq netmask のデフォルトは .Sq src_addr に適したマスク値です。 .Sq netmask はデフォルトより小さくすることのみ可能です。 ほとんどのカーネルが POINTOPOINT インタフェースのネットマスクを 無視するので、便利な値は 255.255.255.255 でしょう。 .Pp 誤った .Em PPP の実装には、接続交渉のために、 .Sq src_addr ではなく特別な IP アドレスを使用しなければならないものがあります。 この場合、 .Sq trigger_addr で指定した IP アドレスが使用されます。 相手がこの提案された番号に同意しない限り、経路表には影響しません。 .Bd -literal -offset indent set ifaddr 192.244.177.38 192.244.177.2 255.255.255.255 0.0.0.0 .Ed .Pp 上の例の意味は次の通りです: .Pp .Bl -bullet -compact .It 自分の IP アドレスとしてまず 0.0.0.0 を提案しますが、アドレス 192.244.177.38 のみは受け付けます。 .It 相手側のアドレスとして 192.244.177.2 を使うように要求し, 192.244.177.2 以外のどんなアドレスを使うことも許可しません。 相手側が別の IP アドレスを要求してきた時は、いつでも 192.244.177.2 を提案します。 .It 経路表のネットマスク値は 0xffffffff に設定されます。 .El .Pp これは、両側が既に決まった IP アドレスを持っている場合には うまくいきますが、多くの場合、一方がすべての IP アドレスを制御する サーバとして動作しており、もう一方はその方針に従います。 より柔軟な動作をさせるために、 .Dq set ifaddr コマンドで IP アドレス指定をもっと緩やかにすることが可能です: .Pp .Dl set ifaddr 192.244.177.38/24 192.244.177.2/20 .Pp スラッシュ .Pq Dq / に続く数字は、この IP アドレスで意味のあるビットの数を 表現しています。上の例は次のことを示しています。 .Pp .Bl -bullet -compact .It 可能なら自分のアドレスとして 192.244.177.38 を使おうとしますが、 192.244.177.0 から 192.244.177.255 の間の任意の IP アドレスも受け入れます。 .It 相手のアドレスとして 192.244.177.2 を使うことを希望しますが、 192.244.176.0 から 192.244.191.255 の間の任意の IP アドレスも許可します。 .It すでにお気づきと思いますが、 192.244.177.2 は 192.244.177.2/32 と書くことと 等価です。 .It 例外として、0 は 0.0.0.0/0 と等価であり、希望する IP アドレスは 特に無く、リモート接続先の選択に従うことを意味します。 0 を使用した場合は、接続が確立するまで、経路表のエントリは まったく設定されません。 .It 192.244.177.2/0 は、どんな IP アドレスでも受け入れる/許可することを 意味しますが、最初に 192.244.177.2 を使うように提案します。 .El .Pp .Sh インターネットサービスプロバイダと接続する プロバイダに接続する際には、次のステップを踏む必要があるでしょう: .Bl -enum .It .Dq set phone コマンドを使って、ダイヤルスクリプトにプロバイダの電話番号を記述します。 ダイヤルやリダイヤルに使用する電話番号は、 パイプ .Pq Dq \&| またはコロン .Pq Dq \&: で区切って複数指定することができます。例えば、次のようになります。 .Pq Dq \&: : .Bd -literal -offset indent .No set phone Ar telno Ns Xo .Oo \&| Ns Ar backupnumber .Oc Ns ... Ns Oo : Ns Ar nextnumber .Oc Ns ... .Xc .Ed .Pp 最初のパイプで区切られたリストの番号は、 直前の番号でダイヤルもしくはログインスクリプトが失敗した場合のみ使用されます。 コロンで区切られた番号は、直前の番号の使用によりなにが起ったのかにかかわらず、 この順番で使用されます。例えば: .Bd -literal -offset indent set phone "1234567|2345678:3456789|4567890" .Ed .Pp この場合、まず 1234567 にダイヤルしてみます。 ダイヤルもしくはログインスクリプトに失敗したら、 次は 2345678 を使用します。 しかしこれはダイヤルもしくはログインスクリプトに失敗したとき *のみ* です。 このダイヤルの後、3456789 が使用されます。 4567890 は 345689 でダイヤルもしくはログインスクリプトに失敗したときのみ 使用されます。 2345678 のログインスクリプトが失敗したとしても、次の番号は 3456789 です。 必要な数だけ、パイプとコロンを使用可能です (しかし、通常はパイプのみかコロンのみであり両方の使用はないでしょう)。 次の番号へのリダイヤルまでのタイムアウトは、すべての番号にて使用されます。 リストが終了すると、 通常のリダイヤル期間だけ待ち、 最初から再開します。 .Dq set dial コマンドの \\\\T 文字列は選択された番号で置きかえられます。 (以降を参照してください)。 .It リダイヤルに関する設定は、 .Dq set redial で行います。 例えば回線の調子が悪かったり、 (最近では それほど多くないでしょうが) プロバイダがいつも話中だったりすると、 次のように設定したくなるかもしれません: .Bd -literal -offset indent set redial 10 4 .Ed .Pp これは最初の番号にリダイヤルを行う前に 10 秒待って、 4 回までダイヤルしてみるという意味になります。 .It .Dq set dial と .Dq set login コマンドを使ってログイン手続きを記述します。 .Dq set dial コマンドはモデムと通信してプロバイダへのリンクを確立するのに使われます。 例えば、次のようになります: .Bd -literal -offset indent set dial "ABORT BUSY ABORT NO\\\\sCARRIER TIMEOUT 4 \\"\\" \e ATZ OK-ATZ-OK ATDT\\\\T TIMEOUT 60 CONNECT" .Ed .Pp このモデム「チャット」文字列の意味は次の通りです。 .Bl -bullet .It \&"BUSY" または "NO CARRIER" を受信した場合には処理を中止します。 .It タイムアウトを 4 秒にセットします。 .It 文字列の受信待ちは行いません。 .It ATZ を送信します。 .It OK の受信待ちを行います。もし 4 秒以内に受信できなければ、 もう 1 度 ATZ を送信し、OK の受信待ちを行います。 .It ATDTxxxxxxx を送信します。xxxxxxx は 上記の電話番号リストの中の、次にダイヤルする番号です。 .It タイムアウトを 60 にセットします。 .It 文字列 CONNECT の受信待ちを行います。 .El .Pp 一旦接続が確立されると、ログインスクリプトが実行されます。 このスクリプトはダイヤルスクリプトと同じスタイルで書かれますが、 パスワードが記録されないように注意してください: .Bd -literal -offset indent set authkey MySecret set login "TIMEOUT 15 login:-\\\\r-login: awfulhak \e word: \\\\P ocol: PPP HELLO" .Ed .Pp このログイン「チャット」文字列の意味は次の通りです。 .Bl -bullet .It タイムアウトを 15 秒にセットします。 .It "login:" の受信待ちを行います。もし受信できなければ 復改文字を送信して、再び "login:" の受信待ちを行います。 .It "awfulhak" を送信します。 .It "word:" ("Password:" プロンプトの末尾) の受信待ちを行います。 .It .Ar authkey に現在設定されている値を送信します。 .It "ocol:" ("Protocol:" プロンプトの末尾) の受信待ちを行います。 .It "PPP" を送信します。 .It "HELLO" の受信待ちを行います。 .El .Pp .Dq set authkey コマンドのログは特別な方法でとられます。 .Ar command または .Ar chat のログが有効な時は、実際のパスワードは記録されません。 代りに .Sq ******** Ns が記録されます。 .Pp ログインスクリプトはプロバイダによって大きく違うものになるでしょう。 始めてそれを設定するときには .Em チャットログを有効化 することで、あなたのスクリプトが予定通りに動いているかを 調べることができます。 .It シリアル回線と通信速度を指定するためには .Dq set device と .Dq set speed を使います。例えば次のようになります。 .Bd -literal -offset indent set device /dev/cuaa0 set speed 115200 .Ed .Pp FreeBSD では cuaa0 が 1 つめのシリアルポートになります。 OpenBSD で .Nm を実行している場合には cua00 が 1 つめです。 あなたのモデムが 28800 かそれ以上のビットレートで通信することが できるなら、シリアルポートの速度には 115200 を指定しておくべきでしょう。 一般に、シリアルポートの速度はモデムの速度の約 4 倍にしておきます。 .It .Dq set ifaddr コマンドで IP アドレスを定義します。 .Bl -bullet .It プロバイダがどの IP アドレスを使っているのか知っている場合には、 それをリモートアドレス (dst_addr) として使ってください。 知らない場合には、10.0.0.2/0 か何かを使ってください (以降を参照してください)。 .It 特定の IP アドレスをプロバイダから割り当てられている場合は、 それをローカルアドレス (src_addr) として使ってください。 .It プロバイダが IP アドレスを動的に割り当てる場合は、適当に控えめで 緩やかに記述した IP アドレスをローカルアドレスに選んでください。 10.0.0.1/0 が適切でしょう。 / に続く数値は、このアドレスのうち何ビットを重視しているかを示します。 もしもクラス C のネットワーク 1.2.3.0 上のアドレスを使うことを 主張したいのなら、1.2.3.1/24 と指定することができます。 .It プロバイダがあなたが提示した最初の IP 番号を受け付ける場合、 第 3, 4 の引数に .Dq 0.0.0.0 を指定してください。 これによりプロバイダが番号を割り当てます。 (3 つめの引数は、 .Sq src_addr に対してデフォルトのマスクよりも制約が緩いため、無視されます。) .El .Pp 自分の IP アドレスもプロバイダの IP アドレスも 知らない場合には、次の例のようにするとよいでしょう。 .Bd -literal -offset indent set ifaddr 10.0.0.1/0 10.0.0.2/0 0.0.0.0 0.0.0.0 .Ed .Pp .It ほとんどの場合、プロバイダはデフォルトルータでもあるでしょう。 この場合、次の行を .Pa /etc/ppp/ppp.conf に追加します。 .Bd -literal -offset indent add default HISADDR .Ed .Pp これは、 .Nm 接続先のアドレスが何であっても .Pq この例では 10.0.0.2 デフォルト経路として追加するように指示します。 この経路は .Sq スティッキー です。これは .Dv HISADDR の値が変わると、経路もそれに従って自動的に更新されるという意味です。 .Pp 以前のバージョンの .Nm では .Pa /etc/ppp/ppp.linkup ファイルにこれと似たエントリが必要でした。 .Sq スティッキー経路 の出現により、これはもはや必要ではなくなりました。 .It プロバイダが PAP/CHAP による認証を要求している場合は、 .Pa /etc/ppp/ppp.conf ファイルに次の行を追加してください: .Bd -literal -offset indent set authname MyName set authkey MyPassword .Ed .Pp デフォルトではどちらも受け付けられますので、ISP が何を要求しても大丈夫です。 .Pp PAP もしくは CHAP を使用する場合、ログインスクリプトはほとんどの場合、 必要とされないことを記述しておくべきでしょう。 .It 次のような行を加え、ISP にネームサーバアドレスを確認してください。 .Bd -literal -offset indent enable dns .Pp .Ed ローカル DNS を走らせている場合には、これを .Em やらない でください。 .Nm は単純に .Pa /etc/resolv.conf に nameserver 行を入れることで、ローカル DNS の使用を 出し抜いてしまうからです。 .El .Pp 現実の例を見たい場合には、 .Pa /usr/share/examples/ppp/ppp.conf.sample と .Pa /usr/share/examples/ppp/ppp.linkup.sample を参照してください。 ラベル pmdemand は、ほとんどのプロバイダで使用できるでしょう。 .Sh ログ機能 .Nm は次のログ情報を、 .Xr syslog 3 経由で、もしくはスクリーンに出力することができます: .Pp .Bl -tag -width XXXXXXXXX -offset XXX -compact .It Li Async 非同期レベルパケットの 16 進ダンプ。 .It Li CBCP CBCP (CallBack Control Protocol) ログの生成。 .It Li CCP CCP パケットトレースの生成。 .It Li Chat .Sq dial , .Sq login , .Sq hangup のチャットスクリプトのトレースログの生成。 .It Li Command コマンド実行のログ。 .It Li Connect 文字列 "CONNECT" を含むチャット行のログ。 .It Li Debug デバッグ情報のログ。 .It Li HDLC HDLC パケットの 16 進ダンプ。 .It Li ID0 ユーザ ID 0 で実行された全関数呼び出しを詳細に記録。 .It Li IPCP IPCP パケットトレースの生成。 .It Li LCP LCP パケットトレースの生成。 .It Li LQM LQR レポートの生成。 .It Li Phase フェーズ遷移ログの出力。 .It Li TCP/IP 全 TCP/IP パケットのダンプ。 .It Li Timer タイマ操作のログ。 .It Li TUN ログの各行に tun デバイスを含めます .It Li Warning 端末デバイスへの出力。端末が存在しない場合は、 .Dv LOG_WARNING を使用してログファイルに送ります。 .It Li Error 端末デバイスとログファイルへの出力で、 .Dv LOG_ERROR を使用します。 .It Li Alert ログファイルへの出力で、 .Dv LOG_ALERT を使用します。 .El .Pp .Dq set log コマンドで、ログの出力レベルを設定することができます。 また、複数のレベルを単一コマンドラインにて指定することも可能です。 デフォルトは、 .Dq set log Phase です。 .Pp スクリーンに直接ログを表示することも可能です。 文法は同じで、語 .Dq local が .Dq set log の直後に付くことだけが違います。 デフォルトは .Dq set log local (つまり、マスクされない警告、エラーと注意のみ出力) です。 .Pp .Dq set log Op local への最初の引数が .Sq + か .Sq - の文字で始まる場合、現在のログレベルを消去せずに修正します。例えば: .Bd -literal -offset indent PPP ON awfulhak> set log phase PPP ON awfulhak> show log Log: Phase Warning Error Alert Local: Warning Error Alert PPP ON awfulhak> set log +tcp/ip -warning PPP ON awfulhak> set log local +command PPP ON awfulhak> show log Log: Phase TCP/IP Warning Error Alert Local: Command Warning Error Alert .Ed .Pp レベル Warning, Error, Alert のメッセージログは .Dq set log Op local では制御できません。 .Pp .Ar Warning レベルは特別で、ローカルに表示可能な場合には記録されません。 .Sh シグナルハンドリング .Nm は次のシグナルを扱います: .Bl -tag -width XX .It INT このシグナルを受信すると、現在の接続がもしあればそれを終了します。 .Fl auto もしくは .Fl ddial のモードではない場合、 .Nm は終了します。 .It HUP, TERM, QUIT .Nm を終了させます。 .It USR2 .Nm に全サーバソケットを閉じさせ、すべての既存の診断ポートへの接続を 取り下げます。 .El .Pp .Sh マルチリンク PPP .Em PPP 相手に接続するのに複数の物理的なリンクを利用したいなら、 接続相手も .Em マルチリンク PPP プロトコルを理解する必要があります。 仕様の詳細は RFC 1990 を参照してください。 .Pp 接続先は、 .Dq 終点の選択 とその .Dq 認証 ID の組み合わせによって識別されます。 これらの一方、もしくは両方を指定することができます。 最低でも片方は指定しておくことが推奨されます。 そうでないと、すべてのリンクが実際に同一のプログラムに接続されていることを 確認する方法がなくなり、 混乱してロックアップを引き起こすことがあります。 ローカルには、これらの識別変数は .Dq set enddisc と .Dq set authname コマンドを用いることで指定されます。先立って接続相手と .Sq authname .Pq と Sq authkey について合意しておく必要があります。 .Pp マルチリンクの能力は .Dq set mrru コマンド (set maximum reconstructed receive unit) を用いることで 有効になります。一度マルチリンクが有効になれば、 .Nm は接続相手とマルチリンク接続の交渉を行います。 .Pp デフォルトでは .Po .Sq deflink と呼ばれる .Pc ただ 1 つの .Sq リンク のみが有効です。さらにリンクを作成するには .Dq clone コマンドが使われます。このコマンドは既存のリンクを複製します。 それは次の点を除いてすべての性質が同じものです: .Bl -enum .It 新しいリンクは .Dq clone コマンドラインで指定された独自の名前を持ちます。 .It 新しいリンクは .Sq interactive リンクです。そのモードは次の .Dq set mode コマンドで変更することができます。 .It 新しいリンクは .Sq closed の状態にあります。 .El .Pp すべての有効なリンクのまとめは、 .Dq show links コマンドを用いて見ることができます。 .Pp 一度リンクが作成されると、コマンドの使用方法が変わります。 すべてのリンク固有のコマンドの前には、 .Dq link Ar name プレフィックスをつけて、 コマンドを適用するリンクを指定する必要があります。 .Nm は十分賢いので、 利用可能なリンクが 1 つだけの場合には、 .Dq link Ar name プレフィックスは不要です。 .Pp コマンドの中には依然としてリンクの指定なしに使用できるものがあり、それは .Sq バンドル レベルの操作を行います。たとえば、2 つ以上のリンクが存在するとき .Dq show ccp はマルチリンクレベルの CPP 設定と統計を表示し .Dq link deflink show ccp は .Dq deflink のリンクレベルの同じ情報を表示します。 .Pp これらの情報を用いて、次の設定を用いることができます: .Pp .Bd -literal -offset indent mp: set timeout 0 set log phase chat set device /dev/cuaa0 /dev/cuaa1 /dev/cuaa2 set phone "123456789" set dial "ABORT BUSY ABORT NO\\sCARRIER TIMEOUT 5 \\"\\" ATZ \e OK-AT-OK \\\\dATDT\\\\T TIMEOUT 45 CONNECT" set login set ifaddr 10.0.0.1/0 10.0.0.2/0 set authname ppp set authkey ppppassword set mrru 1500 clone 1,2,3 link deflink remove .Ed .Pp すべての複製が設定の最後で行われていることに注意してください。 一般にはリンクは最初に設定され、そして複製されます。 あなたが常にすべてのリンクがアップ状態であることを望む場合には、 設定の最後に次の行を追加することができます。 .Pp .Bd -literal -offset indent link 1,2,3 set mode ddial .Ed .Pp リンクが必要に応じてダイヤルされることを望む場合には、次のコマンドを 使うことができます。 .Pp .Bd -literal -offset indent link * set mode auto .Ed .Pp 上記の .Dq set device 行を取り除き、 .Dq clone コマンドに続けて次の内容を指定することで、 リンクを特定の名前に結びつけることもできます: .Pp .Bd -literal -offset indent link 1 set device /dev/cuaa0 link 2 set device /dev/cuaa1 link 3 set device /dev/cuaa2 .Ed .Pp どのコマンドが ( .Dq link コマンドを使用した) コンテキスト (文脈) を要求し、 どのコマンドがコンテキストをオプションとし、 そしてどのコマンドがコンテキストを一切とらないかを調べるには、 .Dq help コマンドを使用します。 .Pp .Nm が接続相手と .Em マルチリンク モードで交渉をすると、 .Nm はローカルドメインソケットを .Pa /var/run ディレクトリに作成します。このソケットは、 リンク情報 (実際のリンクファイル記述子も含む) を、異なる .Nm の間で受け渡しするために使われます。 この機能によって、 .Nm はシリアル回線の初期制御を行う必要なしに .Xr getty 8 から、もしくは直接 .Pa /etc/gettydefs から ( .Sq pp= ケーパビリティを用いて) 実行することが可能となっています。 ひとたび .Nm がマルチリンクモードの交渉を行うと、 .Nm は自分がオープンした リンクをすでに実行されている任意の他のプロセスに渡すことができます。 すでに実行されているプロセスがない場合、 .Nm はマスタとして振る舞い、ソケットを作成し、新たな接続を待ちます。 .Sh PPP コマンドリスト この節では利用可能コマンドとその効果をリストします。 .Nm ppp セッションで対話的に使用することも、 設定ファイルで指定することも、 .Xr pppctl 8 もしくは .Xr telnet 1 セッションで指定することも可能です。 .Bl -tag -width XX .It accept|deny|enable|disable Ar option.... これらのディレクティブは 最初の接続においてどのように相手と交渉するかを .Nm に指示します。各 .Dq option は、accept/deny および enable/disable のデフォルトを持ちます。 .Dq accept は相手がこのオプションを要求したら、ACK を送ることを意味します。 .Dq deny は相手がこのオプションを要求したら、NAK を送ることを意味します。 .Dq enable はこのオプションを当方が要求することを意味します。 .Dq disable はこのオプションを当方が要求しないことを意味します。 .Pp .Dq option は次のいずれかです: .Bl -tag -width XX .It acfcomp デフォルト: enable かつ accept。 ACFComp はアドレスおよびコントロールフィールド圧縮 (Address and Control Field Compression) を意味します。 LCP パケット以外は通常、 アドレスフィールド 0xff (全ステーションアドレス) と 制御フィールド 0x03 (番号付けされていない情報コマンド) を持ちます。 このオプションが交渉されると、これらの 2 バイトは単に送信されなくなり、 流量が少なくなります。 .Pp 詳細は .Pa rfc1662 を参照してください。 .It chap Ns Op \&05 デフォルト: disable かつ accept。 CHAP はチャレンジ交換認証プロトコル (Challenge Handshake Authentication Protocol) を意味します。 CHAP もしくは PAP (後述) のどちらか一方のみ交渉可能です。 CHAP では、認証者は「チャレンジ」メッセージを相手に送ります。 相手は一方向ハッシュ関数を使用して「チャレンジ」を暗号化し、 結果を送り返します。 認証者は同じことを行い結果を比較します。 この機構の利点は、接続を介してパスワードを送らないことです。 接続が最初に確立する時にチャレンジが行われます。 更なるチャレンジが行われるかもしれません。 相手の認証を行いたい場合は、 .Dq enable chap を .Pa /etc/ppp/ppp.conf に書き、相手のエントリを .Pa /etc/ppp/ppp.secret に書く必要があります。 .Pp クライアントとして CHAP を使用する場合、 .Dq AuthName と .Dq AuthKey を .Pa /etc/ppp/ppp.conf に指定するだけで良いです。 CHAP はデフォルトで accept されます。 .Em PPP の実装によっては、チャレンジの暗号化に MD5 ではなく "MS-CHAP" を使用するものがあります。 MS-CHAP は MD4 と DES の組み合わせです。もし .Nm が DES ライブラリの存在するマシン上で構築された場合 MS-CHAP 認証要求に応答しますが、MS-CHAP 認証を要求することは 決してありません。 .It deflate デフォルト: enable かつ accept。 このオプションは圧縮制御プロトコル (Compression Control Protocol; CCP) に deflate 圧縮を使用するか否かを決定します。 使用されるアルゴリズムは .Xr gzip 1 プログラムが使用するものと同じです。 注: .Xr pppd 8 - 多くのオペレーティングシステムで使用可能な .Em PPP の実装 - との .Ar deflate 能力についての交渉には問題があります。 .Nm pppd (バージョン 2.3.1) が .Ar deflate 圧縮の交渉を行おうとする CCP コンフィギュレーションタイプは、 .Pa rfc1979 に規定されたタイプ .Em 26 ではなくタイプ .Em 24 であり、誤っています。 タイプ .Ar 24 は実際には .Pa rfc1975 では .Dq PPP Magna-link Variable Resource Compression と指定されています! .Nm は .Nm pppd と交渉する能力がありますが、 .Dq deflate24 が .Ar enable かつ .Ar accept されている場合のみです。 .It deflate24 デフォルト: disable かつ deny。 これは .Ar deflate のバリエーションで、 .Xr pppd 8 プログラムとの交渉を許可します。 詳細は上記の .Ar deflate セクションを参照してください。 これは .Pa rfc1975 に反するため、デフォルトでは disable となっています。 .It dns デフォルト: disable かつ deny。 このオプションは DNS 交渉を許可します。 .Pp .Dq enable にすることにより、 .Nm は接続相手が .Pa /etc/resolv.conf ファイルのエントリを確認することを要求します。 もし接続相手が当方の要求に否定応答をした場合 (新しい IP アドレスを 提案したら)、 .Pa /etc/resolv.conf ファイルは更新され、新しいエントリを確認するように要求を送ります。 .Pp .Dq accept にすることにより、 .Nm は接続相手からの DNS 検索要求を拒否せずに、返答します。 .Dq set dns コマンドの使用によって上書きされていない場合には、応答は .Pa /etc/resolv.conf から採られます。 .It LANMan|chap80lm デフォルト: disable かつ accept。 この認証プロトコルの使用は勧められません。 単一の CHAP タイプ (0x80) を装って、 2 つの異った機構 (LANMan と NT) を実装することにより、 部分的に認証プロトコルを侵害しているからです。 .Dq LANMan は単純な DES 暗号化機構を使用するものであり、 CHAP 代替としては最低の安全性のものです (それでも PAP よりは安全です)。 .Pp 更なる詳細は後述の .Dq MSChap の記述を参照してください。 .It lqr デフォルト: disable かつ accept。 このオプションはリンク品質要求 (Link Quality Request) を送信する、 もしくは受け入れるかどうかを決定します。 LQR は、モデムのキャリア検出を使用せずに、リンクダウンを .Nm に決定させるプロトコルです。 LQR が enable になっていると、 .Nm は LCP 要求の一部として .Em QUALPROTO オプション (後述の .Dq set lqrperiod を参照) を送ります。 接続相手が同意した場合、両端は同意した間隔で LQR パケットを交換し、 LQM ロギングを有効にすることで、詳細なリンク品質を監視することが 可能になります。 接続相手が同意しなかった場合、ppp は代りに ECHO LQR 要求を 送ります。これらのパケットは興味ある情報を何も渡しませんが、 .Em 必ず 接続相手に応答しなければなりません。 .Pp LQR, ECHO LQR のいずれを用いるにせよ、 .Nm は 5 つのパケットを送ったが確認応答が無い場合、6 つ目のパケットを送らずに 回線を切断します。 メッセージを .Em PHASE レベルで記録し、回線切断の原因が接続相手にあるものとして、適当な .Dq reconnect 値を使用します。 .It MSChap|chap80nt デフォルト: disable かつ accept。 この認証プロトコルの使用は勧められません。 単一の CHAP タイプ (0x80) を装って、 2 つの異った機構 (LANMan と NT) を実装することにより、 部分的に認証プロトコルを侵害しているからです。 標準の CHAP (タイプ 0x05) に非常に良く似ていますが、 チャレンジを固定 8 バイト長で発行し、 標準の MD5 機構ではなく MD4 と DES を組み合わせてチャレンジを暗号化するところが違います。 LANman 用の CHAP タイプ 0x80 もまたサポートされています - 詳細は .Dq enable LANMan を参照してください。 .Pp .Dq LANMan と .Dq NT の両方が CHAP タイプ 0x80 を使用しますので、両方を .Dq enable にして認証者として動作するときには、 相手が誤った方のプロトコルを使用して応答した場合には、 .Nm は最大 3 回相手に再チャレンジします。 これにより、相手が両方のプロトコルを使用する機会を与えます。 .Pp 逆に、両プロトコルを .Dq enable にして .Nm が被認証者となる場合、チャレンジに答えるたびに使用プロトコルを交換します。 .Pp 注釈: LANMan のみが enable にされた場合、 .Xr pppd 8 (バージョン 2.3.5) は被認証者としては誤った動作を行います。 NT と LANMan の両方の応答を行いますが、 NT の応答のみ使用すべきことも指示してしまうのです。 .It pap デフォルト: disable かつ accept。 PAP はパスワード認証プロトコル (Password Authentication Protocol) を 意味します。 CHAP (前述) もしくは PAP のどちらか一方のみ交渉可能です。 PAP では、ID とパスワードが相手に送られ続け、 認証されるか接続が終了されるまでこれが続きます。 これは比較的良くないセキュリティ機構です。 接続が最初に確立した時のみ実行可能です。 相手の認証を行いたい場合は、 .Dq enable pap を .Pa /etc/ppp/ppp.conf に書き、相手のエントリを .Pa /etc/ppp.secret に書く必要があります (ただし、後述の .Dq passwdauth と .Dq set radius オプションを参照)。 .Pp クライアントとして PAP を使用する場合、 .Dq AuthName と .Dq AuthKey を .Pa /etc/ppp/ppp.conf に指定するだけで良いです。 PAP はデフォルトで accept されます。 .It pred1 デフォルト: enable かつ accept。 このオプションは圧縮制御プロトコル (Compression Control Protocol; CCP) に Predictor 1 圧縮を使用するかどうかを決定します。 .It protocomp デフォルト: enable かつ accept。 このオプションは PFC (プロトコルフィールド圧縮) の交渉を行うために使用されます。 この機構により、 プロトコルフィールド数が 2 オクテットから 1 オクテットに減ります。 .It shortseq デフォルト: enable かつ accept。 このオプションは .Nm がマルチリンクモードの交渉時に .Pq 12 ビットの 短いシーケンス番号を要求し、そして受け入れるかどうかを決定します。 これは、当方の MMRU が設定されたときのみ (マルチリンクが有効になっているときのみ) 適用されます。 .It vjcomp デフォルト: enable かつ accept。 このオプションは Van Jacobson ヘッダ圧縮を使用するかどうかを決定します。 .El .Pp 次に示すオプションは、実際には相手と交渉しません。 それゆえ accept および deny は意味を持ちません。 .Bl -tag -width 20 .It idcheck デフォルト: enable。 低レベルな LCP, CCP, IPCP 設定トラフィックを交換するときに、 すべての応答の識別子フィールドはその要求の識別子フィールドと 同一であることが予定されています。デフォルトでは .Nm は予定された識別子フィールドを持たないすべての応答パケットを 捨て、それぞれのログレベルで報告します。もし .Ar idcheck が disable になっている場合、 .Nm は識別子フィールドを無視します。 .It loopback デフォルト: enable。 .Ar loopback が enable の場合、 .Nm は自動的に .Em PPP インタフェースと同じ終点アドレス宛に送出されたパケットを ループバックします。 disable の場合、 .Nm がパケットを送ると、おそらく他の終点からの ICMP リダイレクトとなります。 インタフェースがデフォルト経路であるため、 ループバック経路を必要とすることを避けたい場合、 このオプションを enable にすると便利です。 .It passwdauth デフォルト: disable。 このオプションを enable にすることにより、 PAP 認証コードが呼び出し側を認証する時に、 .Pa /etc/ppp/ppp.secret ファイル中でみつからない場合、パスワードデータベース ( .Xr passwd 5 参照) を使用します。 .Pa /etc/ppp/ppp.secret は常に、最初に調べられます。 .Xr passwd 5 からパスワードを調べ、かつそのクライアントに対して IP アドレスもしくは ラベルを指定したい場合には、 .Pa /etc/ppp/ppp.secret ファイル中のクライアントのパスワードとして .Dq \&* を用いてください。 .It proxy デフォルト: disable。 このオプションを enable にすることにより、 .Nm に相手のために代理 ARP をさせます。 .Dv HISADDR と .Dv HISADDR がいるローカルネットワークの .Dv MAC アドレスを使用して、 .Nm が ARP 表に単一エントリを作成することを意味します。 .Dv HISADDR が LAN からのアドレスではない場合、代理エントリは作成できません。 .It proxyall デフォルト: disable。 このオプションを enable にすることにより、 .Nm に代理 ARP エントリを追加させます。 追加されるエントリは、 tun インタフェースによってルーティングされる すべてのクラス C もしくはそれ以下のサブネットの中の、全 IP アドレスです。 .Pp 代理 arp エントリは、 .Dq add コマンドによって追加されたスティッキー経路に対してのみ作成されます。( .Dq set ifaddr コマンドによって作成された) インタフェースアドレス自身に対しては、代理 arp エントリは作成されません。 .It sroutes デフォルト: enable。 .Dq add コマンドが .Dv HISADDR もしくは .Dv MYADDR という値とともに用いられると、エントリは .Sq スティック経路 リストに格納されます。 .Dv HISADDR もしくは .Dv MYADDR が変更される度に、このリストが経路表に適用されます。 .Pp このオプションを disable にすると、 スティッキー経路が適用されなくなります。 .Sq スティック経路 リストは依然として保守されます。 .It throughput デフォルト: enable。 このオプションを有効にすると、 .Nm はスループット統計を収集します。 ずれ動く 5 秒間のウィンドウにおいて入出力が検査され、 現在、最良時、総計の数値が保持されます。 このデータは関連する .Em PPP 層が終了するときに出力され、また .Dq show コマンドで表示することで得られます。スループット統計は .Dq IPCP と .Dq modem のレベルで利用可能です。 .It utmp デフォルト: enable。 通常ユーザが PAP もしくは CHAP で認証された時で、 .Nm が .Fl direct モードで実行されている時は、このユーザのエントリが utmp ファイルおよび wtmp ファイルに作成されます。 このオプションを disable にすると、 .Nm は utmp および wtmp のエントリを作成しません。 通常、 ユーザがログインしかつ認証することを要求する場合のみ必要です。 .It iface-alias デフォルト: .Fl alias が指定された場合 enable。 このオプションは、 インタフェースのアドレスを交換するのではなく、 インタフェースに新規アドレスを追加するように、 .Nm に指示します。 IP エイリアシングが有効な場合のみ .Pq Dq alias enable yes 、本オプションを enable にできます。 .Pp 本オプションを enable にすると、 .Nm は古いインタフェースアドレスのトラフィックを IP エイリアスエンジン .Pq Xr libalias 5 参照 を通すようになり、( .Fl auto モードでは) 最初に PPP リンクを立ち上げたプロセスが正しく接続できるようにします。 .Pp .Dq alias enable off として IP エイリアシングを disable すると、 .Sq iface-alias も disable します。 .El .Pp .It add Ns Xo .Op \&! .Ar dest Ns Op / Ns Ar nn .Op Ar mask .Op Ar gateway .Xc .Ar dest は宛先 IP アドレスです。 ネットマスクは .Ar /nn によってビット数で指定するか、もしくは .Ar mask を用いて IP 番号で指定します。 .Ar 0 0 ならびにマスクなしの .Ar 0 はデフォルト経路を意味します。 .Ar 0 の代りにシンボル名 .Ar default を使うことが可能です。 .Ar gateway は、 .Ar dest マシン/ネットワークに至る、次のホップのゲートウェイです。 詳細は .Xr route 8 コマンドを参照してください。 .Pp 宛先にシンボル名 .Sq MYADDR と .Sq HISADDR を使用可能であり、 .Ar gateway には .Sq HISADDR を使用可能です。 .Sq MYADDR はインタフェースアドレスに置き換えられ、 .Sq HISADDR はインタフェースの宛先 (相手の) アドレスに置き換えられます。 .Pp .Ar add! コマンド .Po .Dq \&! に注意 .Pc 使用時には、経路が存在する場合には .Sq route change コマンド (詳細は .Xr route 8 参照) にて経路を更新します。 .Pp .Dq HISADDR もしくは .Dq MYADDR を含む経路は .Sq スティッキー と見なされます。これらはリスト (リストを見るには .Dq show ipcp コマンドを使用します) に格納され、 .Dv HISADDR もしくは .Dv MYADDR の値が変更される度に、経路表の関連するエントリが更新されます。 この機能は .Dq disable sroutes を使用することで無効にできます。 .It allow user Ns Xo .Op s .Ar logname Ns No ... .Xc このコマンドは .Nm と設定ファイルへのアクセスを制御します。 ユーザレベルでのアクセスは可能であり、 設定ファイルのラベルと .Nm の実行モードに依存します。 例えば、ユーザ .Sq fred のみがラベル .Sq fredlabel に .Fl background モードでアクセスできるように、 .Nm を構成したいかもしれません。 .Pp ユーザ ID 0 はこれらのコマンドの対象外です。 .Bl -tag -width XX .It allow user[s] Ar logname... デフォルトでは、ユーザ ID 0 のみが .Nm へのアクセスを許されています。 このコマンドが指定されると、 .Dq allow users が記載されているセクションに列挙されているユーザのアクセスが可能となります。 .Sq default セクションは 常に最初にチェックされます (スタートアップ時に常にロードされる唯一の セクションです)。後続する .Dq allow users コマンドは、先行するコマンドに優先します。 あるラベル以外のすべてにアクセスを許すことが可能であり、 そのためにはデフォルトユーザを .Sq default セクションで指定し、新しいユーザリストをこのあるラベルに指定します。 .Pp ユーザ .Sq * が指定されると、全ユーザにアクセスが許されます。 .It allow mode Ns Xo .Op s .Ar mode Ns No ... .Xc デフォルトでは全 .Nm モードが使用可能です。 このコマンドが使用されると、 このコマンドが指定されたラベルのロードに許されるアクセス .Ar mode が制限されます。 .Dq allow users コマンドと同様、 各 .Dq allow modes コマンドは先行するコマンドに優先し、 .Sq default セクションは常に最初にチェックされます。 .Pp 使用可能なモードは次の通りです: .Sq interactive , .Sq auto , .Sq direct , .Sq dedicated , .Sq ddial , .Sq background , .Sq * 。 .Pp マルチリンクモードで動作するときには、 現在存在する回線モードを許可するセクションをロード可能です。 .El .Pp .It alias Ar command Op Ar args このコマンドは .Nm 組込みのエイリアシング (マスカレーディング) 機能を 制御するために使用します。 あなたのシステムでエイリアシングが有効になると (コンパイル時に削除できます)、 次のコマンドが使用可能となります: .Bl -tag -width XX .It alias enable Op yes|no エイリアシングを有効もしくは無効にします。 .Fl alias コマンドラインフラグは .Dq alias enable yes と同じ意味です。 .It alias addr Op Ar addr_local addr_alias このコマンドには、 .Ar addr_alias のデータを .Ar addr_local へリダイレクトします。 少数の実 IP アドレスを持ち、 それらをゲートウェイの後の特定のマシンにマップしたい場合に有用です。 .It alias deny_incoming Op yes|no yes に設定すると、 ファイアウォールとほぼ同様にパケットを落とすことにより、 このコマンドは全入力接続を拒否します。 .It alias help|? このコマンドは、使用可能な alias コマンドのまとめを表示します。 .It alias log Op yes|no このオプションは、alias の様々な統計と情報がファイル .Pa /var/log/alias.log に記録されるようにします。 .It alias port Ar proto Ar targetIP Ns Xo .No : Ns Ar port Ns .Oo .No - Ns Ar port .Oc Ar aliasport Ns .Oo .No - Ns Ar aliasport Ns .Oc .Xc このコマンドは、ポート .Ar aliasport への入力の .Ar proto 接続を、 .Ar targetIP のポート .Ar port へリダイレクトします。 .Ar proto は、 .Dq tcp または .Dq udp です。 .Pp ポート番号の範囲は、前述のように指定可能です。 範囲は同じ大きさであることが必要です。 .Pp あなたのゲートウェイの後のマシンでインターネット電話等を実行したい場合に、 このオプションは有用です。 しかし、ポートあたり内部マシン 1 台のみに接続可能という制限があります。 .It alias pptp Op Ar addr すべての .Em G Ns No eneral .Em R Ns No outing .Em E Ns No encapsulated .Pq Dv IPPROTO_GRE パケットを、ローカルインタフェースアドレスではなく .Ar addr を使用することにより、 .Nm にエイリアスさせます。 これは、マシンの内部ネットワーク上で .Em P Ns No oint to .Em P Ns No oint .Em T Ns No unneling .Em P Ns No rotocol の使用を許します。 .Pp .Ar addr を指定しないと、 .Dv PPTP エイリアスは無効になります。 .It "alias proxy cmd" Ar arg Ns No ... このコマンドは、 .Nm に特定の接続に対する代理をさせ、 これらの接続を指定したサーバにリダイレクトします。 使用可能なコマンドについての詳細は .Xr libalias 3 の .Fn PacketAliasProxyRule の記述を参照してください。 .It alias same_ports Op yes|no 有効になると、 エイリアスライブラリが出力パケットのポート番号を変更しようとすることを 止めさせます。 RPC や LPD といった、 ウェルノウンポート (well known port) からの接続を要求する プロトコルをサポートするのに有用です。 .It alias use_sockets Op yes|no 有効になると、 エイリアスライブラリにソケットを作成させ、 正しい ftp データ入力や IRC 接続を保証できるようになります。 .It alias unregistered_only Op yes|no 登録されていない送信元アドレスの出力パケットのみを、変更します。 RFC1918 によると、登録されていない送信元アドレスは 10.0.0.0/8, 172.16.0.0/12, 192.168.0.0/16 です。 .El .Pp これらのコマンドはソース配布物の .Pa README.alias ファイル中でも議論されています。 .Pp .It Op \&! Ns Xo .No bg Ar command .Xc 指定した .Ar command を、次の語を置換した後に、バックグラウンドで実行します: .Bl -tag -width PEER_ENDDISC .It Li AUTHNAME これは、ローカルの .Ar authname の値と置き換えられます。後述の .Dq set authname コマンドを参照してください。 .It Li ENDDISC これは、ローカルの終点選択値と置き換えられます。 後述の .Dq set enddisc コマンドを参照してください。 .It Li HISADDR これは、相手の IP 番号と置き換えられます。 .It Li INTERFACE これは、使用中のインタフェース名と置き換えられます。 .It Li LABEL これは、最後に使用したラベル名と置き換えられます。 ラベルは、 .Nm のコマンドラインから .Dq load または .Dq dial のコマンドから指定するか、 .Pa ppp.secret ファイルから指定可能です。 .It Li MYADDR これは、ローカルインタフェースに割り当てられた IP 番号と置き換えられます。 .It Li PEER_ENDDISC これは、相手の終点選択番号と置き換えられます。 .It Li PROCESSID これは、現在のプロセス ID と置き換えられます。 .It Li USER これは、PAP もしくは CHAP で認証されたユーザ名と置き換えられます。 通常、この変数は -direct モードでのみ割り当てられます。 この値は、utmp ロギングが有効になっているかどうかに関わらず、利用可能です。 .El .Pp これらの置換は .Dq set proctitle コマンドによっても実行されます。 .Pp コマンド実行中に .Nm を停止させたい場合は、 .Dq shell コマンドを使用してください。 .It clear modem|ipcp Op current|overall|peak... .Dq modem もしくは .Dq ipcp 階層で、指定されたスループット値をクリアします。 .Dq modem を指定する場合にはコンテキストが与えられなければなりません (後述の .Dq link コマンドを参照)。 第 2 引数が与えられない場合、すべての値がクリアされます。 .It clone Ar name Ns Xo .Op \&, Ns Ar name Ns .No ... .Xc 指定されたリンクを複製し、引数の .Ar name に関連づけた新しいリンクを作成します。 このコマンドは、リンクが 1 つしかない場合 (この場合にはそのリンクがデフォルトになります) を除いて後述の .Dq link コマンドから使用する必要があります。 リンクは下記の .Dq remove コマンドで削除できます。 .Pp デフォルトのリンク名は .Dq deflink です。 .It close Op lcp|ccp Ns Op \&! 引数が与えられないと、適切なプロトコル層がダウンし、リンクが閉じられます。 .Dq lcp が指定されると LCP 層がダウンしますが、 .Nm をオフラインにはしません。例えば .Dq slirp のようなものを使用すれば、 .Dq term .Pq 後述 を使用して相手のマシンと会話できます。 .Dq ccp が指定されると適切な圧縮層が閉じられます。 .Dq \&! が使用されると、圧縮層はクローズ状態のままとなります。 使用されない場合には、STOPPED 状態へ再度入り、 相手が更なる CCP 交渉を開始するのを待ちます。 なにが起きようとも、ユーザを .Nm から切り離すことはありませんし、 .Nm を終了させることもありません。 後述の .Dq quit を参照してください。 .It delete Ns Xo .Op \&! .Ar dest .Xc このコマンドは指定した .Ar dest IP アドレスの経路を削除します。 .Ar dest に .Sq ALL が指定された場合、 現在のインタフェースの経路表の非直接エントリと .Sq スティッキー経路 がすべて削除されます。 .Ar dest に .Sq default が指定された場合、デフォルト経路が削除されます。 .Pp .Ar delete! コマンドが使用された場合 .Po 最後の .Dq \&! に注意 .Pc 、存在しない経路について .Nm は文句を言わなくなります。 .It dial|call Op Ar label Ns Xo .No ... .Xc このコマンドは、 .Dq load label の次に .Dq open を指定することと同等です。後方互換性のために提供されています。 .It down Op Ar lcp|ccp 適切な階層をダウンさせますが、 綺麗な方法ではなく、下位層が使用不能になったように見えます。 オープン状態にある有限状態機械でこのコマンドを使用することは、 丁寧ではないとされています。 引数が与えられない場合、すべてのリンクが閉じられます (コンテキストが与えられない場合にはすべてのリンクが終了されます)。 .Sq lcp が指定された場合、 .Em LCP 層は終了されますが、モデムはオフラインに移行せず、 リンクも閉じられません。 .Sq ccp が指定された場合、 関連する圧縮層のみが終了されます。 .It help|? Op Ar command 利用可能なコマンドをリストします。 .Ar command を指定した場合、このコマンドの使用方法を表示します。 .It iface add Ns Xo .Op \&! .Ar addr Ns Op / Ns Ar bits .Op Ar peer .Xc .It iface add Ns Xo .Op \&! .Ar addr .Ar mask .Ar peer .Xc このコマンドは、 .Nm ppp が使用するインタフェースを制御します。 .Ar command は次のいずれかです: .Bl -tag -width XX .It iface add[!] Ar addr[[/bits| mask] peer] 指定された .Ar addr mask peer の組み合わせをインタフェースに追加します。 .Ar mask を指定する代りに、 .Ar /bits を使用可能です .Pq addr との間に空白を入れてはなりません 。指定したアドレスが既に存在する場合、 .Dq \&! を使用していない限りコマンドは失敗します - この場合、 以前のインタフェースアドレスエントリは新しいもので置き換えられ、 ネットマスクと相手のアドレスの変更を許します。 .Pp .Ar addr のみが指定されると、 .Ar bits はデフォルト値 .Dq 32 になり、 .Ar peer はデフォルト値 .Dq 255.255.255.255 になります。 このアドレス (ブロードキャストアドレス) は、 相手のアドレスとして複数存在することを .Nm が唯一許すものです。 .It iface clear .Nm が OPENED 状態または .Fl auto モードの場合にこのコマンドを使用すると、 IPCP 交渉されたアドレス以外の全アドレスがインタフェースから削除されます。 .Nm が OPENED 状態でも .Fl auto モードでもない場合、全インタフェースアドレスが削除されます。 .Pp .It iface delete Ns Xo .Op \&! Ns .No |rm Ns Op \&! .Ar addr .Xc このコマンドは、指定した .Ar addr をインタフェースから削除します。 .Dq \&! が指定されると、現在そのアドレスがインタフェースに割り当てられていなくても、 エラーは報告されません (削除も行われません)。 .It iface show インタフェースの現在の状態と現在のアドレスを表示します。 .Dq ifconfig INTERFACE を実行することと、ほとんど同じです。 .It iface help Op Ar sub-command このコマンドを .Ar sub-command 無しで起動すると、利用可能な .Dq iface サブコマンドと、おのおのの短い書式を表示します。 .Ar sub-command 付きで起動すると、指定した sub-command の書式のみを表示します。 .El .It Op data Ns Xo .No link .Ar name Ns Op , Ns Ar name Ns .No ... Ar command Op Ar args .Xc コマンドが影響を与えるリンクを特定したい場合に、このコマンドを 任意の他のコマンドのプレフィックスとして使うことができます。 これはマルチリンクモードで .Dq clone コマンドを使って複数のリンクを作成した後でのみ適用されます。 .Pp .Ar name は存在するリンク名を指定します。 .Ar name がコンマ区切りのリストの場合には、 .Ar command はそれぞれのリンクに対して実行されます。 .Ar name が .Dq * の場合には、 .Ar command はすべてのリンクに対して実行されます。 .It load Op Ar label Ns Xo .No ... .Xc .Pa ppp.conf ファイルから指定された .Dq label (複数指定可) をロードします。 .Dq label が指定されない場合、 .Dq default ラベルが仮定されます。 .Pp .Ar label セクションが .Dq set mode , .Dq open , .Dq dial のいずれのコマンドも使用しない場合、 .Nm はすぐに接続を確立しようとはしません。 .It open Op lcp|ccp|ipcp これは .Dq close の反対のコマンドです。 閉じられている全リンクがすぐに立ち上がります (しかしながら auto リンクによっては立ち上がらないものがあります。 これは、どのような .Dq set autoload コマンドが使用されたかに依存します)。 .Pp LCP 層がすでにオープンされているときに .Dq lcp 引数を指定すると、LCP は再度交渉されます。 したがって、種々の LCP オプションを変更したあとで .Dq open lcp コマンドを用いることで、変更を有効にすることができます。 LCP が再度交渉された後、 同意したあらゆる認証が実行されます。 .Pp .Dq ccp 引数が用いられると、関連する圧縮層がオープンされます。 すでにオープンされている場合には、再度交渉されます。 .Pp .Dq ipcp 引数が用いられると、リンクが通常通り起動されます。すでに IPCP が オープンされている場合には、IPCP は再度交渉され、 ネットワークインタフェースが再設定されます。 .Pp このようにして PPP の状態機械を再オープンするのは、 おそらく良い手段ではありません。 接続相手が正しく振る舞わない可能性があるためです。 しかしながら、強制的に CCP もしくは VJ 辞書をリセットする手段としては 便利です。 .It passwd Ar pass すべての .Nm コマンドセットにアクセスするために要求されるパスワードを指定します。 このパスワードは診断ポート ( .Dq set server コマンド参照) に接続するときに必要です。 .Ar pass は .Dq set server コマンドラインで指定します。 .Ar command ログが有効でも、値 .Ar pass は記録されず、文字列 .Sq ******** が記録されます。 .It quit|bye Op all .Dq quit が制御接続もしくはコマンドファイルから実行されると、 ppp はすべての接続を閉じた後に終了します。その他の場合、 つまりユーザが診断ソケットから接続している場合には、 単にその接続が失われます。 .Pp .Ar all 引数が与えられた場合、 .Nm はコマンドがどこから発行されたかに関わらず、 すべての存在する接続を閉じて終了します。 .It remove|rm このコマンドは与えられたリンクを消去します。 これはマルチリンクモードでのみ有用です。リンクは消去する前に .Dv CLOSED 状態になっていなければなりません。 .It rename|mv Ar name このコマンドは与えられたリンクの名前を .Ar name に変更します。 .Ar name がすでに他のリンクで使用されている場合には、失敗します。 .Pp デフォルトリンクの名前は .Sq deflink です。これを .Sq modem , .Sq cuaa0 , .Sq USR のいずれかに変更すると、ログファイルの可読性が向上するかも知れません。 .It save このオプションは (まだ) 実装されていません。 .It set Ns Xo .No Op up .Ar var value .Xc このオプションは次に示す変数の設定のために使用します: .Bl -tag -width XX .It set accmap Ar hex-value ACCMap は非同期制御文字マップ (Asyncronous Control Character Map) を 意味します。 これはいつも相手と交渉され、デフォルト値は 16 進数で 00000000 です。 このプロトコルが必要なのは、 (XON/XOFF などの) 特定の文字を終点間で受渡すことに依存するハードウェアを 使用する場合です。 .Pp XON/XOFF については .Dq set accmap 000a0000 を使用します。 .It set Op auth Ns Xo .No key Ar value .Xc クライアントモードでの PAP または CHAP の交渉で使用される 認証キー (もしくはパスワード) を、指定した値に設定します。 ダイヤルまたはログインスクリプトの .Sq \\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\P シーケンスで使用するパスワードもまた指定します。 これにより実際のパスワードは記録されません。 .Ar command または .Ar chat のログが有効な場合、セキュリティの観点から、 .Ar value は .Sq ******** として記録されます。 .Pp .Ar value の最初の文字がエクスクラメーションマーク .Pq Dq \& の場合、 .Nm は残りの文字列を、 .Dq authname と .Dq authkey の値を確定するために実行すべきプログラムとして扱います。 .Pp .Dq \&! を無視し、前述の .Dq !bg コマンドと同様に特殊な名前を同様に置換しながら、 .Ar value は実行すべきプログラムとしてパーズされます。 プログラムを実行すると、 .Nm はこのプログラムに対して 3 行の入力を与えます。 各行は改行文字で終了しています: .Bl -bullet .It CHAP チャレンジに含めて送られるホスト名。 .It CHAP チャレンジに含めて送られるチャレンジ文字列。 .It ローカルに定義された .Dq authname 。 .El .Pp 2 行の出力が期待されています: .Bl -bullet .It CHAP 応答と共に送るべき .Dq authname 。 .It チャレンジと要求 ID で暗号化した .Dq authkey であり、応答は CHAP 応答パケットに含めて送られます。 .El .Pp .Nm をこのように設定するとき、 ホストチャレンジは ASCII の数値もしくは文字であることが期待されます。 指定されたチャレンジに対する適切な秘密情報を、 暗号化デバイスまたは Secure ID カードが計算することが求められています。 .It set authname Ar id クライアントモードでの PAP または CHAP の交渉で使用される 認証 ID を設定します。 .Pp CHAP を enable にして .Fl direct モードで利用すると、 .Ar id は初期認証チャレンジで用いられ、通常はローカルマシン名に設定されます。 .It set autoload Xo .Ar max-duration max-load Op Ar min-duration min-load .Xc これらの設定はマルチリンクモードでのみ適用され、 デフォルト値はすべて 0 です。 1 つ以上の .Ar demand-dial .Po .Fl auto としても知られる .Pc モードのリンクが存在する場合、 .Nm が最初に tun デバイスからデータを読むときには最初のリンクのみが 有効になっています。 次の .Ar demand-dial リンクは、 .Ar max-duration 秒の間、送出キューに .Ar max-load 以上のパケットが存在した場合にのみ開かれます。 両方のデフォルト値が 0 であるため、 .Ar demand-dial リンクはデフォルトでは 1 つだけオープンされます。 .Pp 複数のリンクが開かれていて、少なくともその内の 1 つが .Ar demand-dial リンクである場合、 .Ar min-duration 秒の間、送出キューに最大 .Ar min-packets 未満のパケットしか存在しなかったときに閉じられます。 .Ar min-duration が 0 の場合には、タイマは無効になります。 デフォルトでは両方の値が 0 であるため、 .Ar demand-dial リンクはバンドルされたアイドルタイマが期限切れになるまで アクティブであり続けます。 .It set callback Ar option Ns No ... 引数が与えられない場合、コールバックは disable になります。 そうでない場合には、 .Nm は与えられた .Ar option でコールバックを要求します (もしくは .Ar direct モードでは受け付けます)。 クライアントモードで、 .Ar option の否定応答が返されると、 .Nm は他に選択肢がなくなるまで別の .Ar option 要求を出します ( .Ar option のひとつとして .Dq none を指定していた場合を除きます)。 サーバモードでは、 .Nm は与えられるプロトコルをなんでも受け付けますが、 クライアントがいずれかひとつを要求する .Em 必要があります 。コールバックをオプションにしたいのであれば、オプションとして .Ar none を指定する必要があります。 .Pp .Ar option は下記の通りです (優先度順): .Pp .Bl -tag .It auth コールバック応答側は、認証に基づいてコールバック番号を 決定することが求められます。 .Nm がコールバック応答側である場合、番号は .Pa /etc/ppp/ppp.secret 中の接続先エントリの 5 番目のフィールドで指定されます。 .It cbcp Microsoft コールバック制御プロトコルが用いられます。後述の .Dq set cbcp を参照してください。 .It E.164 *| Ns Xo .Ar number Ns Op , Ns Ar number Ns .No ... .Xc コールバック要求側が .Ar number を指定します。 .Nm がコールバック応答側である場合、 .Ar number は許可する番号をコンマで区切って並べたリスト、もしくは 任意の番号を許可するという意味の .Dq \&* とします。 .Nm がコールバック要求側である場合、1 つの数字だけを指定します。 .Pp .Dq \&* を用いる場合、このオプションはとても危険なものとなることに 注意してください。 というのは、悪意あるコールバック要求者が、最初の認証なしに 電話すべき番号として任意の (国際通話番号も可能です) 番号を 伝えることができるからです。 .It none 接続相手がコールバックをまったく望まない場合、 .Nm はそのことを受け入れ、接続を終了するのではなく コールバックせずに処理を続けます。 コールバックをオプションにしたいのであれば、これを指定する必要があります。 .El .Pp .It set cbcp Oo Xo .No *| Ns Ar number Ns No .Oo .No , Ns Ar number Ns .Oc .No ... .Op Ar delay Op Ar retry .Oc .Xc 引数が与えられない場合、CBCP (Microsofts CallBack Control Protocol) は disable です。言い換えれば .Dq set callback コマンドで CBCP を設定すると .Nm が CBCP フェーズでコールバック要求を行わなくなります。 そうでない場合、 .Nm は与えられた電話番号 .Ar number を使おうとします。 .Pp サーバモード .Pq Fl direct では、 .Dq \&* を使わない限り .Nm はクライアントがこれらの番号の 1 つを使うことを主張します。 .Dq \&* を使った場合には、クライアントが番号を指定するものと想定します。 .Pp クライアントモードでは .Nm は与えられた番号 (そのうち接続相手と合意可能なもの) を使用しようとします。 .Dq \&* が指定された場合には、 .Nm 接続相手が番号を指定するものと想定します。 .It set cd Ar seconds Ns Op \&! 通常、ログインスクリプト完了の 1 秒後に、 .Nm はキャリアの存在をチェックします。 キャリアが設定されていないと、 デバイスがキャリアをサポートしていない (ほとんどのヌルモデムケーブルの場合がそうです) と .Nm は仮定し、この事実を記録して、キャリアのチェックを止めます。 しかし、モデムによってはキャリアのアサートに時間がかかるものがあるので、 リンクが落ちたときを .Nm ppp は検知できなくなります。 .Ar seconds は、ログインスクリプトが完了してから最初のキャリアチェックを行う前に、 .Nm が待つべき秒数を指定します。 .Pp .Ar seconds の直後にエクスクラメーションマーク .Pq Dq \&! がある場合、 .Nm はキャリアを .Em 要求 します。 最初のチェックでキャリアを検知しないと、リンクは切断されているとみなされます。 .Pp リンクが tty でない場合、キャリアの .Em 必要性 は無視されます。 .It set choked Op Ar timeout これは .Nm がすべての未送出パケットを破棄する前に 送出キュー詰まりを保持する秒数を設定します。 .Ar timeout が 0 以下もしくは .Ar timeout が指定されない場合、デフォルト値の .Em 120 秒 に設定されます。 .Pp 送出キュー詰まりは .Nm がローカルネットワークから特定の数の送出パケットを読み込んだが、 リンク失敗 (接続相手がビジーなど) のためにデータを送れない場合に 発生します。 .Nm はパケットを無限には読み込みません。代りに .Em 20 パケット (マルチリンクモードでは .Em 20 No + .Em nlinks No * .Em 2 パケット) まで読み込み、 .Ar timeout 秒経過するか、1 つ以上のパケットが送られるまで ネットワークインタフェースの読み込みを停止します。 .Pp .Ar timeout 秒が経過すると、すべての未送出パケットは破棄されます。 .It set ctsrts|crtscts on|off ハードウェアフロー制御をセットします。 デフォルトではハードウェアフロー制御は .Ar on です。 .It set deflate Ar out-winsize Op Ar in-winsize DEFLATE アルゴリズムの、 デフォルトの出力ウィンドウサイズと入力ウィンドウサイズを設定します。 .Ar out-winsize および .Ar in-winsize は、 .Em 8 から .Em 15 までの値をとる必要があります。 .Ar in-winsize が指定されると、 .Nm はこのウィンドウサイズの使用を強要し、相手が他の値を示しても受け入れません。 .It set dns Op Ar primary Op Ar secondary .Dq accept dns コマンドで使用される、DNS 上書きを設定します。 詳細については前述の .Dq accept コマンドの記述を参照してください。本コマンドは .Dq enable dns を使用して要求される IP 番号には影響を与えません。 .It set device|line Xo .Ar value Ns No ... .Xc .Nm が使用するデバイスを、指定された .Dq value に設定します。 全シリアルデバイス名は .Pa /dev/ から始まることが仮定されています。 .Dq value が .Pa /dev/ から始まらない場合、エクスクラメーションマーク .Pq Dq \&! から始めるか、 .Dq host:port の形式である必要があります。 .Pp エクスクラメーションマークで始まる場合、 デバイス名の残りはプログラム名として扱われ、 そのデバイスがオープンされるときにそのプログラムが実行されます。 標準入出力およびエラーは .Nm にフィードバックされ、それらが通常デバイスであるかのように読み書きされます。 .Pp .Dq host:port の組が与えられる場合、 .Nm は、指定された .Dq host の指定された .Dq port と接続しようとします。 詳細は上述の .Em PPP オーバ TCP の節を参照してください。 .Pp 複数の .Dq value を指定した場合、 .Nm は成功するか全デバイスについて実行し終るまで、順番にオープンを試みます。 .It set dial Ar chat-script 相手へダイヤルする際に使用されるチャットスクリプトを指定します。 後述の .Dq set login コマンドも参照してください。 チャットスクリプトのフォーマットの詳細については、 .Xr chat 8 と設定ファイルの例を参照してください。 次の特殊な .Sq value をチャットスクリプトに指定可能です: .Bd -unfilled -offset indent .It \\\\\\\\\\\\\\\\c .Sq 送信 文字列の最後の文字として使用した場合、 改行を追加してはならないことを意味します。 .It \\\\\\\\\\\\\\\\d チャットスクリプトがこのシーケンスに出会うと、2 秒待ちます。 .It \\\\\\\\\\\\\\\\p チャットスクリプトがこのシーケンスに出会うと、1/4 秒待ちます。 .It \\\\\\\\\\\\\\\\n 改行文字と置き換えられます。 .It \\\\\\\\\\\\\\\\r 復改文字と置き換えられます。 .It \\\\\\\\\\\\\\\\s 空白文字と置き換えられます。 .It \\\\\\\\\\\\\\\\t タブ文字と置き換えられます。 .It \\\\\\\\\\\\\\\\T 現在の電話番号と置き換えられます (後述の .Dq set phone 参照)。 .It \\\\\\\\\\\\\\\\P 現在の .Ar authkey 値と置き換えられます (前述の .Dq set authkey 参照)。 .It \\\\\\\\\\\\\\\\U 現在の .Ar authname 値と置き換えられます (前述の .Dq set authname 参照)。 .Ed .Pp 2 つのパーザがこれらのエスケープシーケンスを検査することに注意してください。 .Sq チャットのパーザ にエスケープ文字を見せるには、 .Sq コマンドパーザ からエスケープする必要があります。 つまり、2 つのエスケープを使用する必要があります。例えば次のようにします: .Bd -literal -offset indent set dial "... ATDT\\\\T CONNECT" .Ed .Pp チャットスクリプトから外部コマンドを実行することもできます。 そうするためには、 受信待ち文字列または送信文字列の最初の文字をエクスクラメーションマーク .Pq Dq \&! にします。 コマンドが実行されると、標準入力と標準出力がモデムデバイス ( .Dq set device 参照) に向けられ、標準エラー出力が .Nm に読まれて受信待ち文字列もしくは送信文字列に置き換えられます。 .Nm が対話モードで実行されている場合、ファイルデスクリプタ 3 は .Pa /dev/tty に接続されます。 .Pp 例えば (読み易さのために折り返しています); .Bd -literal -offset indent set login "TIMEOUT 5 \\"\\" \\"\\" login:--login: ppp \e word: ppp \\"!sh \\\\\\\\-c \\\\\\"echo \\\\\\\\-n label: >&2\\\\\\"\\" \e \\"!/bin/echo in\\" HELLO" .Ed .Pp は次のチャットシーケンスになります (ダイヤル前の .Sq set log local chat コマンドによる出力): .Bd -literal -offset indent Dial attempt 1 of 1 dial OK! Chat: Expecting: Chat: Sending: Chat: Expecting: login:--login: Chat: Wait for (5): login: Chat: Sending: ppp Chat: Expecting: word: Chat: Wait for (5): word: Chat: Sending: ppp Chat: Expecting: !sh \\-c "echo \\-n label: >&2" Chat: Exec: sh -c "echo -n label: >&2" Chat: Wait for (5): !sh \\-c "echo \\-n label: >&2" --> label: Chat: Exec: /bin/echo in Chat: Sending: Chat: Expecting: HELLO Chat: Wait for (5): HELLO login OK! .Ed .Pp 複数レベルのネストについて、 エスケープ文字の使用方法に (再度) 注意してください。 ここでは、4 つのパーザが動作してます。 1 番目は、オリジナルの行をパーズし、3 つの引数として読みます。 2 番目は、第 3 引数を 11 個の引数として読みます。 ここで、 .Dq \&- 記号がエスケープされていることが重要です。 そうでなければパーザは、 受信待ち-送信-受信待ちのシーケンスとして見てしまいます。 .Dq \&! 文字を見付けると、実行パーザは最初のコマンドを 3 つの引数として読み、 .Xr sh 1 自身が .Fl c 以降の引数を展開します。 我々は出力をモデムに送り返したいので、 1 番目の例では出力をファイルデスクリプタ 2 (stderr) にリダイレクトして .Nm 自身に送信および記録させ、 2 番目の例では単に stdout に出力して直接モデムに出力させます。 .Pp もちろん全体を、組み込みのものではなく外部の .Dq chat コマンドに実行させることが可能です。 良い代替方法については .Xr chat 8 を参照してください。 .Pp 実行される外部コマンドは、 .Dq !bg コマンドと同様に、特殊語の展開対象となります。 .It set enddisc Op label|IP|MAC|magic|psn value このコマンドは、ローカル終点の選択値を設定します。 LCP 交渉の前に設定されると、 .Nm は LCP 終点選択値オプションを使用して、相手に情報を送ります。 次の選択値を設定可能です。 .Bd -unfilled -offset indent .It Li label 現在のラベルが使用されます。 .It Li IP 当方のローカル IP 番号を使用します。 LCP は IPCP より前に交渉されますので、 IPCP 層が後からこの値を変更することが可能です。 その場合、手動でリセットしない限り、終点の選択値は古い値のままとなります。 .It Li MAC 前述の .Ar IP オプションに似ていますが、 ローカル IP 番号に関係する MAC アドレスが使用される点が異なります。 ローカル IP 番号がどのイーサネットインタフェースにも存在しない場合、 本コマンドは失敗します。 .Pp ローカル IP 番号のデフォルトは、 マシンホスト名がなんであれ、その名前になりますので、通常 .Dq set enddisc mac を .Dq set ifaddr コマンドよりも先に実行します。 .It Li magic 20 桁の乱数が使用されます。 .It Li psn Ar value 指定された .Ar value が使用されます。 .Ar value は、絶対的な公衆スイッチネットワーク番号の先頭に 国コードを付けたものであるべきです。 .Ed .Pp 引数が与えられない場合、終点の選択値はリセットされます。 .It set escape Ar value... このオプションは前述の .Dq set accmap オプションに似ています。 リンクを経由する時に .Sq エスケープ される文字を指定するために使用します。 .It set filter dial|alive|in|out Ar rule-no Xo .No permit|deny .Oo Ar src_addr Ns Op / Ns Ar width .Op Ar dst_addr Ns Op / Ns Ar width .Oc Oo tcp|udp|icmp Op src lt|eq|gt Ar port .Op dst lt|eq|gt Ar port .Op estab .Op syn .Op finrst .Oc .Xc .Nm は 4 つのフィルタセットをサポートします。 .Em alive フィルタは接続を活性状態に保つパケットを指定します - アイドルタイマをリセットします。 .Em dial フィルタは、 .Fl auto モード時に .Nm にダイヤルさせるパケットを指定します。 .Em in フィルタは、マシンに入力可能なパケットを指定します。 .Em out フィルタは、マシンから出力可能なパケットを指定します。 .Pp フィルタリングは、 エイリアスエンジンが行う IP 変更の前に適用されます。 デフォルトでは、全フィルタセットが全パケットの通過を許可します。 ルールは .Ar rule-no に従って順番に処理されます。 各セットに対し 40 までのルールを指定可能です。 指定されるセットにおけるどのルールにもマッチしないパケットは破棄されます。 .Em in と .Em out のフィルタでは、パケットをドロップすることを意味します。 .Em alive フィルタでは、アイドルタイマをリセットしないことを意味します。 .Em dial フィルタではダイヤルさせることにはならないことを意味します。 ダイヤルを引き起こさないパケットは、 キューされるのではなく、捨てられることに注意してください。 上述の .Sx パケットのフィルタリング の節を参照してください。 .It set hangup Ar chat-script モデムを閉じる前にこれをリセットする時に使用する、 チャットスクリプトを指定します。 通常は不要であるべきですが、 閉じる時に自己を正しくリセットできないデバイスに対して使用できます。 .It set help|? Op Ar command 利用可能な set コマンドのまとめを表示するか、 .Ar command が指定されると、コマンドの使用方法を表示します。 .It set ifaddr Oo Ar myaddr Ns .Op / Ns Ar \&nn .Oo Ar hisaddr Ns Op / Ns Ar \&nn .Oo Ar netmask .Op Ar triggeraddr .Oc Oc .Oc このコマンドは、IPCP 交渉の間使用される IP アドレスを指定します。 アドレスのフォーマットは次の通りです。 .Pp .Dl a.b.c.d/nn .Pp ここで .Dq a.b.c.d は希望する IP アドレスであり、 .Ar nn はこのうち何ビットが有効であるかを示します。 .No / Ns Ar nn が省略された場合、デフォルトの .Dq /32 になります。 ただし IP アドレスが 0.0.0.0 である場合には、マスクのデフォルトは .Dq /0 です。 .Pp .Ar hisaddr に IP 番号の範囲として .Bd -literal -offset indent .Ar \&IP Ns Oo \&- Ns Ar \&IP Ns Xo .Oc Oo , Ns Ar \&IP Ns .Op \&- Ns Ar \&IP Ns .Oc No ... .Xc .Ed .Pp のフォーマットを指定できます。例えば: .Pp .Dl set ifaddr 10.0.0.1 10.0.1.2-10.0.1.10,10.0.1.20 .Pp は .Dq 10.0.0.1 のみをローカル IP 番号として交渉しますが、指定された 10 個の IP 番号から 相手に割り当てを行います。 相手がこれらの番号のうちの 1 つを要求し、この番号が未使用な場合には、 .Nm は相手の要求を認めます。 相手がリンクを再確立して前回割り当てていた IP 番号を使用したい場合に有用です (既存の TCP 接続を保存します)。 .Pp 相手が要求した IP 番号が範囲外もしくは使用中の場合、 .Nm は範囲内の未使用 IP 番号をランダムに指示します。 .Pp .Ar triggeraddr が指定された場合、この値が .Ar myaddr の代りに IPCP 交渉で使用されます。 ただし、 .Ar myaddr の範囲のアドレスのみ受け入れられます。 これが有用なのは、相手が .Dq 0.0.0.0 を要求しない限り IP アドレスを割り当てようとしない .Dv PPP 実装と交渉するときです。 .Pp .Fl auto モードでは設定ファイルの .Dq set ifaddr 行を読んだ直後に .Nm がインタフェースを構成することに注意してください。 他のモードではこれらの値は IPCP 交渉で使用され、 IPCP 層がアップするまでこれらのインタフェースは構成されません。 .Pp .Po PAP か CHAP が .Dq enable である場合 .Pc クライアントが自己証明をした後では、 .Ar HISADDR 引数は .Pa ppp.secret ファイルの第 3 引数で上書きされうることに注意してください。 .Sx 内向き接続の認証 の節を参照してください。 .Pp どの場合でも、インタフェースが既に構成されている場合には、 .Nm はインタフェースの IP 番号を保存して、 既にバインドされているソケットが正しいままであるようにします。 .It set ccpretry|ccpretries Oo Ar timeout .Op Ar reqtries Op Ar trmtries .Oc .It set chapretry|chapretries Oo Ar timeout .Op Ar reqtries .Oc .It set ipcpretry|ipcpretries Oo Ar timeout .Op Ar reqtries Op Ar trmtries .Oc .It set lcpretry|lcpretries Oo Ar timeout .Op Ar reqtries Op Ar trmtries .Oc .It set papretry|papretries Oo Ar timeout .Op Ar reqtries .Oc これらのコマンドは .Nm が有限状態機械 (Finite State Machine; FSM) に要求パケットを送る前に 待つ秒数を指定します。 .Ar timeout のデフォルトは、全 FSM において 3 秒です (ほとんどの場合十分です)。 .Pp .Ar reqtries を指定すると、 相手から応答を受信しなくても諦めるまでに設定要求を作成する回数を、 .Nm に指示します。 デフォルトの試行回数は、CCP, LCP, IPCP の場合 5 回であり、 PAP と CHAP の場合 3 回です。 .Pp .Ar trmtries を指定すると、 相手の応答を待つことを諦めるまでに終了要求を作成する回数を、 .Nm に指示します。 デフォルトの試行回数は 3 回です。 認証プロトコルは終了されませんので、 PAP や CHAP に対して指定することは不正です。 .Pp 合意できない相手との交渉を避けるために、 どのような交渉セッションであっても諦めたり層をクローズする前には、 .Nm は最大で .Ar reqtries の設定値の 3 倍までのみ送信します。 .It set log Xo .Op local .Op +|- Ns .Ar value Ns No ... .Xc このコマンドにより現在のログレベルを修正できます。 詳細はログ機能の節を参照してください。 .It set login chat-script この .Ar chat-script はダイヤルスクリプトを補います。 もし両方が指定された場合、ダイヤルスクリプトの後で、 ログインスクリプトが実行されます。 ダイヤルスクリプト中で使用可能なエスケープシーケンスはここでも使用可能です。 .It set lqrperiod Ar frequency このコマンドは、 .Em LQR または .Em ECHO LQR のパケットが送信される頻度 .Ar frequency を秒で指定します。デフォルトは 30 秒です。 相手に LQR 要求を送りたい場合には、 .Dq enable lqr コマンドもまた使用する必要があります。 .It set mode Ar interactive|auto|ddial|background 指定したリンクにおけるモード .Sq mode を変更できます。通常マルチリンクモードでのみ有用ですが、 単一リンクモードでも使用可能です。 .Pp .Sq direct または .Sq dedicated のリンクを変更することはできません。 .Pp 注釈: コマンド .Dq set mode auto を発行し、IP エイリアシングが enable にされていた場合、後で .Dq enable iface-alias を行うと便利です。 .Nm が必要なアドレス変換を行うようにすることにより、 相手が当方に新しい (動的な) IP アドレスを割り当てたとしても、 リンクがアップすると接続のトリガとなるプロセスが接続できるようにします。 .It set mrru Op Ar value このオプションを設定すると、 マルチリンクプロトコルまたは MP としても知られる、 マルチリンク PPP 交渉を有効にします。 MRRU (Maximum Reconstructed Receive Unit) の値にはデフォルトはありません。 引数を指定しないと、マルチリンクモードは無効にされます。 .It set mru Op Ar value デフォルトの MRU (最大受信単位; Maximum Receive Unit) は 1500 です。 この値を増加させた場合、相手は MTU を増加させても *かまいません*。 デフォルトの MRU より減らすことは意味がありません。 なぜなら、 .Em PPP プロトコルでは少なくとも 1500 オクテットのパケットを 受信できなければ *ならない* からです。 引数が指定されないと、1500 が仮定されます。 .It set mtu Op Ar value デフォルトの MTU は 1500 です。 交渉時に、(296 バイト未満でなければ) 相手が望むいかなる MRU および MRRU も受け付け可能です。 MTU が設定されると、 .Nm は .Ar value よりも小さい MRU/MRRU の値を受け付けなくなります。 交渉が完了すると、相手がより大きな MRU/MRRU を要求していたとしても、 インタフェースに対して MTU が割り当てられます。 当方のパケットサイズを制限するのに有用です (よりよくバンド幅を共有できるようになりますが、 ヘッダデータが増えるというコストがかかります)。 .Pp .Ar value を指定しないと、1500 または相手が要求した値が使用されます。 .It set nbns Op Ar x.x.x.x Op Ar y.y.y.y このオプションは、相手の要求によって返される Microsoft NetBIOS ネームサーバの値を設定します。 値を指定しないと、 .Nm はそのような要求を拒否するようになります。 .It set openmode active|passive Op Ar delay デフォルトでは、 .Ar openmode は常に、1 秒の .Ar delay をもって .Ar active となります。 この場合、 .Nm は回線が設定されてから 1 秒が経過したなら いつでも LCP/IPCP/CCP の交渉を開始します。 相手が交渉を開始するのを待ちたい場合は、値 .Dq passive を使用します。 直ちにもしくは 1 秒以上待ってから交渉を開始したい場合、 .Ar delay を秒単位で指定します。 .It set parity odd|even|none|mark 回線のパリティを設定できます。デフォルト値は .Ar none です。 .It set phone Ar telno Ns Xo .Oo \&| Ns Ar backupnumber .Oc Ns ... Ns Oo : Ns Ar nextnumber .Oc Ns ... .Xc ダイヤルおよびログインのチャットスクリプトで使用される \\\\T 文字列が 置き換えられる電話番号を指定できます。 複数の電話番号をパイプ .Pq Dq \&| もしくはコロン .Pq Dq \&: で区切って指定可能です。 .Pp パイプの後の番号がダイヤルされるのは、 直前の番号へのダイヤルもしくはログインのスクリプトが失敗した場合のみです。 回線の切断の理由にかかわらず、 コロンで区切られた番号は順番に試行されます。 .Pp 複数の番号を指定した場合、接続が確立するまで .Nm はこのルールに基づいてダイヤルします。 再試行の最大値は、後述の .Dq set redial で指定します。 .Fl background モードでは各番号は最大 1 回試行されます。 .It set Op proc Ns Xo .No title Op Ar value .Xc .Xr ps 1 が表示する現在のプロセスタイトルを、 .Ar value に従って変更します。 .Ar value が指定されないと、元のプロセスタイトルが回復されます。 シェルコマンドが行うすべての語置換 (前述の .Dq bg コマンドを参照してください) は、ここでも行われます。 .Pp プロセスタイトル中に USER が必要な場合、 .Dq set proctitle コマンドは .Pa ppp.linkup 中に登場する必要があることに注意してください。 .Pa ppp.conf が実行されているときには、分からないからです。 .It set radius Op Ar config-file このコマンドは RADIUS サポートを (組み込まれていれば) 有効にします。 .Ar config-file は、 .Xr radius.conf 5 に記述されている radius クライアント設定ファイルを参照します。 PAP または CHAP が .Dq enable にされている場合、 .Nm は .Em \&N Ns No etwork .Em \&A Ns No ccess .Em \&S Ns No erver として振舞い、設定されている RADIUS サーバを使用して認証し、 .Pa ppp.secret ファイルやパスワードデータベースによる認証は行いません。 .Pp PAP と CHAP のいずれも有効になっていない場合、 .Dq set radius は効果がありません。 .Pp .Nm は、RADIUS 応答中の、次の属性を使用します: .Bl -tag -width XXX -offset XXX .It RAD_FRAMED_IP_ADDRESS 相手の IP アドレスは指定された値に設定されました。 .It RAD_FRAMED_IP_NETMASK tun インタフェースのネットマスクは指定された値に設定されました。 .It RAD_FRAMED_MTU 指定された MTU が LCP 交渉で合意された相手の MRU より小さい場合であり、 *かつ* 設定された MTU のいずれよりも小さい場合 ( .Dq set mru コマンド参照)、 tun インタフェースの MTU は指定した値に設定されます。 .It RAD_FRAMED_COMPRESSION 受信した圧縮タイプが .Dq 1 の場合、 .Dq disable vj 設定コマンドが指定されていたとしても、IPCP 交渉において .Nm は VJ 圧縮を要求します。 .It RAD_FRAMED_ROUTE 受信した文字列は、 .Ar dest Ns Op / Ns Ar bits .Ar gw .Op Ar metrics という書式であると期待します。 指定した metrics は無視されます。 .Dv MYADDR と .Dv HISADDR は、 .Ar dest と .Ar gw の正当な値として理解されます。 .Dq default を .Ar dest に使用可能であり、デフォルト経路を指定します。 .Dq 0.0.0.0 は、 .Ar dest に対する .Dq default と同じであると解釈され、 .Ar gw に対する .Dv HISADDR と同じであると解釈されます。 .Pp 例えば、戻り値 .Dq 1.2.3.4/24 0.0.0.0 1 2 -1 3 400 は 1.2.3.0/24 ネットワークへは .Dv HISADDR を介するという経路表エントリになり、 戻り値 .Dq 0.0.0.0 0.0.0.0 または .Dq default HISADDR は .Dv HISADDR 行きのデフォルト経路になります。 .Pp すべての RADIUS の経路は、 すべてのスティッキーな経路が適用された後で適用されます。 これにより、RADIUS の経路が、設定済みの経路に優先します。 これは、 .Dv MYADDR または .Dv HISADDR というキーワードを含まない RADIUS の経路にもあてはまります。 .Pp .El RADIUS サーバから受信した値は、 .Dq show bundle を使用して見られます。 .It set reconnect Ar timeout ntries (CD の喪失もしくは LQR の失敗により) 予想外の回線切断となった場合、 指定した .Ar timeout の後に接続が再確立されます。 回線は最大 .Ar ntries 回、再接続されます。 .Ar ntries のデフォルトは 0 です。 .Ar timeout に .Ar random を指定すると、1 から 30 秒の間の任意時間の停止となります。 .It set recvpipe Op Ar value ルーティングテーブルの RECVPIPE 値を設定します。 最適な値は、MTU 値を 2 倍した値を丁度越える値です。 .Ar value が指定されないまたは 0 の場合、デフォルトの、カーネルが制御する値を使用します。 .It set redial Ar secs Ns Xo .Oo + Ns Ar inc Ns .Op - Ns Ar max Ns .Oc Op . Ns Ar next .Op Ar attempts .Xc .Nm に .Ar attempts 回のリダイヤルを指示できます。 1 より大きな数を指定した場合 (前述の .Ar set phone 参照)、 各番号にダイヤルする前に、 .Ar next だけ停止します。 最初の番号に戻ってダイヤル開始する前に .Ar secs だけ停止します。リテラル値 .Dq Li random を .Ar secs および .Ar next のところで使用でき、1 から 30 秒の間の任意時間の停止となります。 .Pp .Ar inc が指定されると、 .Nm が新規番号を試すたびに、この値が .Ar secs に加えられます。 .Ar secs が増加されるのは、最大 .Ar maxinc 回だけです。 .Ar maxinc のデフォルト値は 10 です。 .Ar attempts が経過した後でも .Ar secs の遅延は効果があるので、 すぐに手動でダイヤルしても何も起ってないように見えるかもしれません。 すぐにダイヤルする必要がある場合、 .Dq \&! を .Dq open キーワードの直後に付けます。 更なる詳細については、前述の .Dq open の記述を参照してください。 .It set sendpipe Op Ar value ルーティングテーブルの SENDPIPE 値を設定します。 最適な値は、MTU 値を 2 倍した値を丁度越える値です。 .Ar value が指定されないまたは 0 の場合、デフォルトの、カーネルが制御する値を使用します。 .It set server|socket Ar TcpPort|LocalName|none password Op Ar mask このコマンドは .Nm に指定したソケットもしくは .Sq 診断ポート にてコマンド接続の入力を listen するように指示します。 .Pp 語 .Ar none は .Nm に既に存在するソケットを閉じさせます。 .Pp ローカルドメインソケットを指定したい場合、 .Ar LocalName に絶対ファイル名を指定します。そうしないと、TCP ポートの名前もしくは番号 であると解釈されます。 ローカルドメインソケットに使用される 8 進 umask を指定する必要があります。 .Sq 0 から始まる 4 桁 8 進数で指定します。 umask の詳細については .Xr umask 2 を参照してください。TCP ポート名がどのように変換されるかについては .Xr services 5 を参照してください。 .Pp このソケットにクライアントが接続するときに使用されねばならないパスワードも 指定可能です ( 前述の .Dq passwd コマンドを使用します)。 パスワードが空文字列として指定される場合、 クライアントが接続するときにパスワードを必要とされません。 .Pp ローカルドメインソケットが指定される場合、ソケット名中の最初の .Dq %d シーケンスは現在のインタフェースユニット番号で置換されます。 複数接続のために同一のプロファイルを使用したい場合に便利です。 .Pp 同様の方法で TCP ソケットの前に .Dq + 文字を付けることができます。 この場合、現在のインタフェースユニット番号が、ポート番号に加算されます。 .Pp .Nm をサーバソケットと共に使用する場合、通信機構として .Xr pppctl 8 コマンドを使用することが好ましいです。 現在 .Xr telnet 1 も使用可能ですが、将来リンク暗号化が実装されるかもしれませんので、 .Xr telnet 1 に依存しないようにしてください。 .It set speed Ar value シリアルデバイスの速度を指定します。 .It set stopped Op Ar LCPseconds Op Ar CCPseconds このオプションが指定されると、 指定した FSM (有限状態機械; Finite State Machine) が停止状態になってから .Dq seconds で指定した秒数だけ停止したのち、 .Nm はタイムアウトします。 このオプションは、 相手が終了要求を送り我々が終了確認応答を送ったにもかかわらず 実際には接続を閉じない場合に、有用かもしれません。また、 .Dq set openmode passive を使用した場合に相手が指定時間内に Configure Request を送らないことを タイムアウト検出する場合には、便利かもしれません。 .Dq set log +lcp +ccp を使用すると、 .Nm は適切な状態遷移を記録します。 .Pp デフォルト値は 0 であり、 停止状態による .Nm のタイムアウトは発生しません。 .Pp この値は openmode の遅延 (上述の .Dq set openmode 参照) より小さくなってはなりません。 .It set timeout Ar idleseconds このコマンドはアイドルタイマの値を指定します。 更なる詳細については .Sx アイドルタイマの設定 というタイトルの節を参照してください。 .It set vj slotcomp on|off このコマンドは .Nm に VJ スロット圧縮を交渉するか否かを指示します。 デフォルトではスロット圧縮は .Ar on です。 .It set vj slots Ar nslots このコマンドは最初の .Ar slots 番号を指定します。 .Nm は VJ 圧縮が enable されている時には、 これを使用して相手と交渉をします (前述の .Sq enable コマンドを参照してください)。 デフォルト値は 16 です。 .Ar nslots は .Ar 4 以上 .Ar 16 以下の値です。 .El .Pp .It shell|! Op Ar command .Ar command が指定されない場合、 .Dv SHELL 環境変数で指定されるシェルが起動されます。 そうでなければ指定された .Ar command が実行されます。 語の置換は、前述の .Dq !bg コマンドと同様の方法で行われます。 .Pp 文字 ! を使用する場合、コマンドとの間に空白が必要です。 このコマンドはフォアグラウンドで実行されることに注意してください - .Nm はプロセスが終了するまでは実行を続けません。 バックグラウンドでコマンド処理を行いたい場合には、 .Dv bg コマンドを使用してください。 .It show Ar var このコマンドを使用して、次の内容を確認できます: .Bl -tag -width 20 .It show bundle 現在のバンドル設定を表示します。 .It show ccp 現在の CCP 圧縮統計を表示します。 .It show compress 現在の VJ 圧縮統計を表示します。 .It show escape 現在のエスケープ文字を表示します。 .It show filter Op Ar name 指定したフィルタの現在のルールをリストします。 .Ar name を指定しないと、全フィルタが表示されます。 .It show hdlc 現在の HDLC 統計を表示します。 .It show help|? 利用可能な show コマンドのまとめを表示します。 .It show iface 現在のインタフェース情報 .Po Dq iface show と同じです .Pc を表示します。 .It show ipcp 現在の IPCP 統計を表示します。 .It show lcp 現在の LCP 統計を表示します。 .It show Op data Ns Xo .No link .Xc 高レベルリンク情報を表示します。 .It show links 利用可能な論理リンクのリストを表示します。 .It show log 現在のログ値を表示します。 .It show mem 現在のメモリ統計を表示します。 .It show modem 現在の下位レベルリンク情報を表示します。 .It show mp マルチリンク情報を表示します。 .It show proto 現在のプロトコルの総計を表示します。 .It show route 現在の経路表を表示します。 .It show stopped 現在の stopped タイムアウト値を表示します。 .It show timer アクティブアラームタイマを表示します。 .It show version .Nm の現在のバージョン番号を表示します。 .El .Pp .It term 端末モードに移行します。 キーボードからタイプした文字はモデムに送られます。 モデムから読んだ文字はスクリーンに表示されます。 モデムの相手側に .Nm の相手が認識された時には、 .Nm は自動的にパケットモードを有効にし、コマンドモードに戻ります。 .El .Pp .Sh 更に詳細について .Bl -bullet .It 設定ファイルの例を読んでください。良い情報源です。 .It 何が利用できるかについては、 .Dq help , .Dq alias ? , .Dq enable ? , .Dq set ? , .Dq show ? コマンドを使って、オンライン情報を取得してください。 .It 次の URL に有用な情報があります: .Bl -bullet -compact .It http://www.FreeBSD.org/FAQ/userppp.html .It http://www.FreeBSD.org/handbook/userppp.html .El .Pp .El .Pp .Sh 関連ファイル .Nm は、4 つのファイル .Pa ppp.conf , .Pa ppp.linkup , .Pa ppp.linkdown , .Pa ppp.secret を参照します。 これらのファイルは .Pa /etc/ppp に置かれます。 .Bl -tag -width XX .It Pa /etc/ppp/ppp.conf システムのデフォルト設定ファイル。 .It Pa /etc/ppp/ppp.secret 各システム用の認証設定ファイル。 .It Pa /etc/ppp/ppp.linkup .Nm がネットワークレベルの接続を確立した時に実行されるファイル。 .It Pa /etc/ppp/ppp.linkdown .Nm がネットワークレベルの接続を閉じる時にチェックするファイル。 .It Pa /var/log/ppp.log ログとデバッグ情報のファイル。このファイル名は .Pa /etc/syslogd.conf にて指定されます。詳細は .Xr syslog.conf 5 を参照してください。 .It Pa /var/spool/lock/LCK..* tty ポートをロックするためのファイル。詳細は .Xr uucplock 3 を参照してください。 .It Pa /var/run/tunN.pid tunN デバイスに接続されている .Nm プログラムのプロセス ID (pid) 。 ここで .Sq N はデバイスの番号です。 .It Pa /var/run/ttyXX.if このポートで使われている tun インタフェース。 このファイルも .Fl background , .Fl auto , .Fl ddial のいずれかのモードの時のみ作成されます。 .It Pa /etc/services サービス名でポート番号が指定されている場合に、ポート番号を取得します。 .It Pa /var/run/ppp-authname-class-value マルチリンクモードでは、 相手の認証名称 .Pq Sq authname と相手の終点選択クラス .Pq Sq class と相手の終点選択値 .Pq Sq value を使用して、ローカルドメインソケットが生成されます。 終点選択値はバイナリ値であってもかまわないため、 実際のファイル名を判定するために 16 進数に変換されます。 .Pp このソケットは、別の .Nm のインスタンスとリンクを受け渡しを行うために使用します。 .El .Pp .Sh 関連項目 .Xr at 1 , .Xr ftp 1 , .Xr gzip 1 , .Xr hostname 1 , .Xr login 1 , .Xr tcpdump 1 , .Xr telnet 1 , .Xr libalias 3 , .Xr syslog 3 , .Xr uucplock 3 , .Xr crontab 5 , .Xr group 5 , .Xr passwd 5 , .Xr radius.conf 5 , .Xr resolv.conf 5 , .Xr syslog.conf 5 , .Xr adduser 8 , .Xr chat 8 , .Xr getty 8 , .Xr inetd 8 , .Xr init 8 , .Xr named 8 , .Xr ping 8 , .Xr pppctl 8 , .Xr pppd 8 , .Xr route 8 , .Xr syslogd 8 , .Xr traceroute 8 , .Xr vipw 8 .Sh 歴史 元のプログラムは Toshiharu OHNO (tony-o@iij.ad.jp) が作成し、 FreeBSD-2.0.5 に Atsushi Murai (amurai@spec.co.jp) が提出しました。 .Pp 1997 年中に Brian Somers (brian@Awfulhak.org) が本格的な修正をし、 11 月に OpenBSD に移植されました (2.2-RELEASE の直後です)。 .Pp 1998 年初頭にマルチリンク ppp サポートが追加されたときに、 ほとんどのコードを Brian Somers が書き直しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/renice.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/renice.8 index 6f1e37fda5..3a8b433b7d 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/renice.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/renice.8 @@ -1,123 +1,125 @@ .\" Copyright (c) 1983, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" @(#)renice.8 8.1 (Berkeley) 6/9/93 .\" .\" Original Revision: 1.1.1.1 .\" jpman %Id: renice.8,v 1.3 1997/07/26 22:06:08 horikawa Stab % .\" .Dd June 9, 1993 .Dt RENICE 8 .Os BSD 4 .Sh 名称 .Nm renice .Nd 走行中のプロセスの優先度を変更する .Sh 書式 .Nm renice .Ar priority .Oo .Op Fl p .Ar pid ... .Oc .Oo .Op Fl g .Ar pgrp ... .Oc .Oo .Op Fl u .Ar user ... .Oc .Sh 解説 .Nm renice は、1 つ以上の走行中プロセスのスケジュール優先度を変更します。 priority に後続するパラメータ .Ar who は、プロセス ID か、プロセスグループ ID か、ユーザ名として解釈されます。 プロセスグループに対する .Nm renice の実行は、そのグループに属するすべてのプロセスの優先度を変化させます。 ユーザ名に対する .Nm renice の実行は、そのユーザが所有するすべてのプロセスの優先度を変化させます。 デフォルトでは、プロセス ID で指定したプロセスのみが影響を受けます。 .Pp .Nm renice にてサポートされるオプションは以下のとおりです: .Bl -tag -width Ds .It Fl g .Ar who パラメータをプロセスグループ ID であると解釈させます。 .It Fl u .Ar who パラメータをユーザ名であると解釈させます。 .It Fl p .Ar who -パラメータをプロセス ID であると解釈させます(デフォルト)。 +パラメータをプロセス ID であると解釈させます (デフォルト)。 .El .Pp たとえば、 .Bd -literal -offset renice +1 987 -u daemon root -p 32 .Ed .Pp は、プロセス ID が 987, 32 のプロセスと、 ユーザ daemon, root が所有するすべてのプロセスの優先度を変更します。 .Pp スーパユーザ以外のユーザは所有するプロセスについてのみ変更が可能で、 プロセスの ``nice 値'' を 0 から .Dv PRIO_MAX (20) の範囲内で単調に増加させることができます。 (これによりシステム管理者による命令が無効になるのを防ぎます。) スーパユーザは、すべてのプロセスの優先度を .Dv PRIO_MIN (\-20) から .Dv PRIO_MAX (20) の範囲で自由に変更することができます。 よく用いられる値としては以下のものがあります: 20 (システム内のほかのプロセスすべてが走行しないときのみ走行する)、 0 (``基準'' となるスケジュール優先度)、 -適当な負の値(そのプロセスを素早く実行させる) +適当な負の値 (そのプロセスを素早く実行させる) .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/passwd -compact .It Pa /etc/passwd ユーザ名とユーザ ID を関連づける .El .Sh 関連項目 +.Xr nice 1 , +.Xr rtprio 1 , .Xr getpriority 2 , .Xr setpriority 2 .Sh バグ スーパユーザ以外のユーザは、たとえ以前に優先度を下げたプロセスであって も優先度を上げることはできません。 .Sh 歴史 .Nm は .Bx 4.0 で追加されました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/vinum.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/vinum.8 index c97be1ca23..7e6700a7da 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/vinum.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/vinum.8 @@ -1,2236 +1,2237 @@ .\" Hey, Emacs, edit this file in -*- nroff-fill -*- mode .\"- .\" Copyright (c) 1997, 1998 .\" Nan Yang Computer Services Limited. All rights reserved. .\" .\" This software is distributed under the so-called ``Berkeley .\" License'': .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by Nan Yang Computer .\" Services Limited. .\" 4. Neither the name of the Company nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" This software is provided ``as is'', and any express or implied .\" warranties, including, but not limited to, the implied warranties of .\" merchantability and fitness for a particular purpose are disclaimed. .\" In no event shall the company or contributors be liable for any .\" direct, indirect, incidental, special, exemplary, or consequential .\" damages (including, but not limited to, procurement of substitute .\" goods or services; loss of use, data, or profits; or business .\" interruption) however caused and on any theory of liability, whether .\" in contract, strict liability, or tort (including negligence or .\" otherwise) arising in any way out of the use of this software, even if .\" advised of the possibility of such damage. .\" -.\" %Id: vinum.8,v 1.5.2.5 1999/05/10 08:28:05 grog Exp % +.\" %Id: vinum.8,v 1.5.2.7 1999/08/15 12:19:51 mpp Exp % .\" .\" jpman %Id: vinum.8,v 1.3 1999/01/05 15:15:53 horikawa Stab % .\" WORD: attach 結合 (する) .Dd 28 March 1999 .Dt vinum 8 .Sh 名称 .Nm vinum .Nd 論理ボリュームマネージャの制御プログラム .Sh 書式 .Nm .Op command .Op Fl options .Sh コマンド .Cd create Op Fl f Ar description-file .in +1i .Ar description-file の記述に従ってボリュームを作成します。 .in .\" XXX remove this .Cd attach Ar plex Ar volume .Op Nm rename .Cd attach Ar subdisk Ar plex Ar [offset] .Op Nm rename .in +1i プレックスをボリュームに、またはサブディスクをプレックスに結合します。 .in .\" XXX remove this .Cd debug .in +1i ボリュームマネージャをカーネルデバッガに移行させます。 .in .Cd debug .Ar flags .in +1i デバッグフラグを設定します。 .in .Cd detach .Op Ar plex | subdisk .in +1i 結合されていたボリュームやプレックスから、プレックスやサブディスクを分離します。 .in .Cd info .Op Fl v .in +1i ボリュームマネージャの状態を表示します。 .in .Cd init .Op Fl v .Op Fl w .Ar plex .in +1i .\" XXX 下位の全サブディスクに 0 を書き込んでそのプレックスを初期化します。 .in .Cd label .Ar volume .in +1i ボリュームラベルを作成します。 .in .Cd list .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume | plex | subdisk .in +1i 指定したオブジェクトの情報を表示します。 .in .Cd l .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume | plex | subdisk .in +1i 指定したオブジェクトの情報を表示します ( .Cd list コマンドの別形式)。 .in .Cd ld .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume .in +1i ドライブの情報を表示します。 .in .Cd ls .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op subdisk .in +1i サブディスクの情報を表示します。 .in .Cd lp .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op plex .in +1i プレックスの情報を表示します。 .in .Cd lv .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume .in +1i ボリュームの情報を表示します。 .in .Cd printconfig .Op Pa file .in +1i 現在の設定のコピーを .Pa file へ書き込みます。 .in .Cd makedev .in +1i .Ar /dev/vinum にデバイスノードを再作成します。 .in .Cd quit .in +1i 対話モード時に、 .Nm プログラムを終了します。通常 .Ar EOF 文字を入力することにより実現できます。 .in .Cd read .Ar disk Op disk... .in +1i 指定したディスクから .Nm の設定を読み出します。 .in .Cd rename Op Fl r .Ar [ drive | subdisk | plex | volume ] .Ar newname .in +1i 指定したオブジェクトの名前を変更します。 .ig .XXX .in .Cd replace .Ar [ subdisk | plex ] .Ar newobject .in +1i オブジェクトを同一の他のオブジェクトと入れ換えます。XXX まだ実装されていません。 .. .in .Cd resetconfig .in +1i すべての .Nm の設定をリセットします。 .in .Cd resetstats .Op Fl r .Op volume | plex | subdisk .in +1i 指定したオブジェクトの統計情報をリセットします。指定がない場合はすべての オブジェクトが対象です。 .in .Cd rm .Op Fl f .Op Fl r .Ar volume | plex | subdisk .in +1i オブジェクトを削除します。 .in .Cd saveconfig .in +1i .Nm の設定をディスクへ保存します。 .in .ig XXX .Cd set .Op Fl f .Ar state .Ar volume | plex | subdisk | disk .in +1i オブジェクトの状態を \fIstate\fP\| に設定します。 .in .. .Cd setdaemon .Op value .in +1i デーモンの設定を与えます。 .in .Cd start .in +1i 全 vinum ドライブから設定を読み込みます。 .in .Cd start .Op volume | plex | subdisk .in +1i システムがオブジェクトへアクセスできるようにします。 .in .Cd stop .Op Fl f .Op volume | plex | subdisk .in +1i オブジェクトへのアクセスを終了させます。 パラメータを指定しないと、 .Nm を停止させます。 .in .Sh 解説 .Nm は \fBVinum\fP\| 論理ボリュームマネージャと通信するための ユーティリティプログラムです。 ボリュームマネージャの詳細については .Xr vinum 4 を参照してください。 .Xr vinum 8 は対話形式と、単独のコマンドを実行する形式のいずれも実行可能になっています。 コマンドを伴わずに .Nm を起動すると対話形式になる一方、引数としてコマンドを指定するとそのコマンド だけを実行します。 対話モードでは、 .Nm はコマンドラインヒストリを保持します。 .Ss オプション .Nm のコマンドにはオプションを付加することができます。どのコマンドにも 下記オプションのどれでも指定することができますが、指定しても変化がない場合も あります。 その場合にはそのオプションは無視されます。例えば、 .Nm stop コマンドは .Fl v オプションと .Fl V オプションを無視します。 .Bl -hang .Nm Fl f .Fl f .if t (``force: 強制'') .if n ("force: 強制") オプションは安全性の確認を無効にします。細心の注意を払って 使用して下さい。 このオプションは緊急時にのみ使用するものです。例えば、 コマンド .Bd -unfilled -offset indent rm -f myvolume .Ed .Pp は .Ar myvolume がオープンされていたとしても削除します。以降、このボリュームに アクセスすると、ほぼ確実にパニックを起こします。 .It Fl -r .Fl r .if t (``recursive: 再帰的'') .if n ("recursive: 再帰的") オプションは表示系のコマンドで使い、 指示したオブジェクト だけでなく、下位のオブジェクトの情報も表示します。 例えば、 .Nm lv コマンドとともに使われる場合、 .Fl r オプションは対象のボリュームに属するプレックスとサブディスクの情報も表示します。 .It Fl s .Fl s .if t (``statistics: 統計'') .if n ("statistics: 統計") オプションは表示系のコマンドで統計情報を表示するために使います。 .It Fl v .Fl v .if t (``verbose: 冗長'') .if n ("verbose: 冗長") オプションは、 任意のコマンドにおいて、さらに詳細な情報を要求するために使用します。 .It Fl V The .Fl V .if t (``Very verbose: とても冗長'') .if n ("Very verbose: とても冗長") オプションは、 任意のコマンドにおいて、 .Fl v オプションが提供するものよりもさらに詳細な情報を要求するために使用します。 .It Fl w .Fl w .if t (``wait: 待ち'') .if n ("wait: 待ち") オプションは、 .Nm init のように通常はバックグラウンドで実行するコマンドの完了を、 .Nm に待たせます。 .El .Pp .Ss コマンドの詳細 .Pp .Nm コマンドは以下の機能を実行します。 .Bl -hang .It Nm attach Ar plex Ar volume .Op Nm rename .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm attach Ar subdisk Ar plex Ar [offset] .Op Nm rename .sp .Nm .Ar attach は指定されたプレックスやサブディスクをそれぞれボリュームやプレックスに 組み込みます。サブディスクに ついては、プレックス中の始点 (オフセット) を指定することができます。 指定がない場合、 サブディスクは有効な最初の位置に結合されます。空でないボリュームにプレックスが 結合されると、 .Nm はそのプレックスを再統合します。 .Pp .Nm rename キーワードが指定されると、 .Nm はオブジェクトの (プレックスの場合には下位のサブディスクの) 名前を変更して デフォルトの .Nm 命名規則に合わせます。 .Pp サブディスク結合に際しては、いくつか考慮すべきことがあります: .Bl -bullet .It サブディスクの結合対象は、通常、コンカチネート化プレックスのみです。 .It ストライプ化プレックスおよび RAID-5 プレックスにおいて サブディスクが失われた場合 (例えばドライブの故障後など)、 当該サブディスクを置き換えられるのは同じ大きさのサブディスクだけです。 別のサブディスクを結合することは、現在許されていません。 .It コンカチネート化プレックスに対しては、 .Ar offset パラメータが、プレックスの先頭からのブロック単位のオフセットを指定します。 ストライプ化プレックスおよび RAID-5 プレックスに対しては、 本パラメータは、サブディスクの最初のブロックのオフセットを指定します。 別の表現をするなら、オフセットは、 サブディスクの数値指定による位置とストライプの大きさとの積になります。 例えば、ブロックの大きさが 256k のプレックスでは、 最初のサブディスクはオフセット 0 に、2 番目のオフセットは 256k に、 3 番目は 512k に、などとなります。 この計算では、RAID-5 プレックスのパリティブロックは無視されます。 .El .It Nm create Op Fl f Ar description-file .sp .Nm .Ar create はどのオブジェクトの作成にも使われます。相互の関連性が比較的複雑で .Nm オブジェクトの作成には潜在的に危険があることを考慮して、この機能には対話的な インタフェースはありません。 ファイル名を指定しないと、 .Nm は一時ファイルに対してエディタを起動します。 環境変数 .Ev EDITOR が設定されている場合、 .Nm はこのエディタを起動します。設定されていない場合のデフォルトは .Nm vi です。 詳細は後述の設定ファイルの節を参照して下さい。 .Pp .Nm の .Ar create 機能は加法的であることに注意してください: 複数回実行すると、名前付けしていない全オブジェクトのコピーを、 複数生成することになります。 .Pp 通常 .Nm create は既存の .Nm ドライブの名前を変更しません。これは、誤って消去してしまうのを避けるためです。 不要な .Nm ドライブを破棄する正しい方法は、 .Nm resetconfig コマンドで設定をリセットすることです。 しかし、起動できない .Nm ドライブ上に新規データを生成する必要がある場合があります。 この場合、 .Nm create Fl f を使用してください。 .It Nm debug .Pp .Nm .Ar debug はリモートカーネルデバッガに入るために使用します。これは .Nm が .Ar VINUMDEBUG オプション付きで作成されている場合にのみ実行可能です。 このオプションはカーネルデバッガから抜け出るまでオペレーティング システムの実行を停止させます。 リモートデバッグが設定されており、 カーネルデバッガへのリモートコネクションがないと、 デバッガから抜け出るためにはシステムをリセットしてリブート することが必要になります。 .It Nm debug .Ar flags .Pp 内部デバッグフラグのビットマスクを設定します。 本製品が改良されるにつれ、このビットマスクは警告無しに変更されるでしょう。 確認のために、ヘッダファイル .Pa sys/dev/vinumvar.h を見てください。 ビットマスクは次の値から構成されます: .Bl -hang .It DEBUG_ADDRESSES (1) .br リクエスト中のバッファ情報を表示します。 .It DEBUG_NUMOUTPUT (2) .br .Dv vp->v_numoutput の値を表示します。 .It DEBUG_RESID (4) .br .Fd complete_rqe においてデバッガに移行します。 .It DEBUG_LASTREQS (8) .br 最新のリクエストのリングバッファを保存します。 .It DEBUG_REVIVECONFLICT (16) .br 再生における衝突に関する情報を表示します。 .It DEBUG_EOFINFO (32) .br ストライププレックスで EOF を返すとき、内部状態の情報を表示します。 .It DEBUG_MEMFREE (64) .br 最後にメモリアロケータが解放したメモリ領域に関する循環リストを管理します。 .It DEBUG_REMOTEGDB (256) .br .Nm debug コマンドが発行されたときに、リモート .Ic gdb に移行します。 .El .It Nm detach Op Fl f .Ar plex .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm detach Op Fl f .Ar subdisk .sp .Nm .Ar detach は指定されたプレックスやサブディスクを、 結合されているボリュームやプレックスから 分離します。分離するとボリュームのデータが欠ける可能性のある 場合、この操作は .Fl f オプションを指定しない限り実行されません。 オブジェクトが上位のオブジェクトに従った名前になっている場合 (例えば、プレックス vol1.p7 に結合されているサブディスク vol1.p7.s0 の場合)、 その名前は頭に .if t ``ex-'' .if n "ex-" がついたものに変更されます (例えば ex-vol1.p7.s0 に変更されます)。 その後の処理で必要であれば、その名前から頭の部分が外されます。 .Pp ストライプ化プレックスおよび RAID-5 プレックスにおいては、 .Nm detach はサブディスク数を減らしません。 その代わり、サブディスクには存在しないという印が付けられ、後で .Nm attach コマンドを使用して交換可能となります。 .It Nm info .br .Nm .Ar info は .Nm のメモリ使用に関する情報を表示します。これは主にデバッグのためのものです。 .Fl v オプションを付けると、使用中のメモリ領域についての詳細な情報を表示します。 .Pp .Fl V オプションを付けると、 .Nm ドライバが扱った最大 64 個までの最近の I/O リクエストに関する情報を、 .Ar info は表示します。 この情報は、デバッグフラグ 8 が設定されているときのみ収集されます。 書式は次のようになります: .Pp .Bd -literal vinum -> info -V Flags: 0x200 1 opens Total of 38 blocks malloced, total memory: 16460 Maximum allocs: 56, malloc table at 0xf0f72dbc Time Event Buf Dev Offset Bytes SD SDoff Doffset Goffset 14:40:00.637758 1VS Write 0xf2361f40 0x5b03 0x10 16384 14:40:00.639280 2LR Write 0xf2361f40 0x5b03 0x10 16384 14:40:00.639294 3RQ Read 0xf2361f40 0x427 0x104109 8192 19 0 0 0 14:40:00.639455 3RQ Read 0xf2361f40 0x417 0xd2109 8192 17 0 0 0 14:40:00.639529 3RQ Read 0xf2361f40 0x40f 0x6e109 8192 16 0 0 0 14:40:00.652978 4DN Read 0xf2361f40 0x427 0x104109 8192 19 0 0 0 14:40:00.667040 4DN Read 0xf2361f40 0x40f 0x6e109 8192 16 0 0 0 14:40:00.668556 4DN Read 0xf2361f40 0x417 0xd2109 8192 17 0 0 0 14:40:00.669777 6RP Write 0xf2361f40 0x427 0x104109 8192 19 0 0 0 14:40:00.685547 4DN Write 0xf2361f40 0x427 0x104109 8192 19 0 0 0 .Ed .Pp .Ar Buf フィールドは、ユーザバッファヘッダのアドレスを常に含みます。 ユーザリクエストに関連付けられるリクエスト (複数可) を識別するために 使用できますが、100% 信頼できるものというわけではありません: 理論的には、シーケンス中の 2 個のリクエストが同じバッファヘッダを使い得ますが、 これは一般的ではありません。 リクエストの先頭は、イベント .Ar 1VS で識別可能です。 前記の例では、複数のリクエストが単一のユーザリクエストに含まれています。 .Pp .Ar Event フィールドは、 リクエストチェーン中のイベントシーケンスに関連する情報を含みます。 .Ar 1 から .Ar 6 までの数字はイベントの大まかなシーケンスを示し、 2 文字の省略形は位置のニーモニックです。 .Bl -hang .It 1VS (vinum の strategy) .Fd vinumstrategy の入口にある、ユーザリクエストに関する情報を表示します。 デバイス番号は .Nm デバイスであり、オフセットと長さはユーザパラメータです。 本ニーモニックは、常にリクエストシーケンスの先頭になります。 .It 2LR (リクエスト発行) 関数 .Fd launch_requests において低レベル .Nm リクエストを発行する直前の、ユーザリクエストを表示します。 パラメータは .Ar 1VS の情報と同じはずです。 .Pp ここから後のリクエストでは、利用可能である場合、 .Ar Dev は関連付けられたディスクパーティションのデバイス番号であり、 .Ar Offset はパーティションの先頭からのオフセットであり、 .Ar SD は .Dv vinum_conf 中のサブディスクインデックスであり。 .Ar SDoff はサブディスクの先頭からのオフセットであり、 .Ar Doffset は関連付けられたデータリクエストのオフセットであり、 .Ar Goffset は関連付けられたグループリクエストのオフセットです。 .It 3RQ (リクエスト) 高レベルのリクエストを満たすために発行される、 いくつかありうる低レベル .Nm リクエストのうちのひとつを表示します。 この情報は、 .Fd launch_requests においても記録されます。 .It 4DN (完了) .Fd complete_rqe から呼ばれ、リクエストの完了を表示します。 この完了は、ステージ .Ar 4DN において .Fd launch_requests から発行されたリクエストか、またはステージ .Ar 5RD か .Ar 6RP の .Fd complete_raid5_write から発行されたリクエストにマッチするはずです。 .It 5RD (RAID-5 データ) .Fd complete_raid5_write から呼ばれ、 パリティ計算後に RAID-5 データストライプへ書き込まれたデータを表現します。 .It 6RP (RAID-5 パリティ) .Fd complete_raid5_write から呼ばれ、 パリティ計算後に RAID-5 パリティストライプへ書き込まれたデータを表現します。 .El .\" XXX .It Nm init Op Fl w .Ar plex .Pp .Nm .Ar init は指定したプレックスのすべてのサブディスクに 0 を書き込んでプレックスを初期化 します。これはプレックス中のデータに矛盾のないことを確実にする唯一の方法です。 RAID-5 プレックスの使用前には、この初期化が必要です。 他の新規プレックスに対しても、この初期化を推奨します。 .Nm はプレックス中のすべてのサブディスクを並行して初期化します。 この操作には長い時間が かかるため、通常バックグラウンドで実行されます。 このコマンドの完了を待ちたい場合、 .Fl w (待ち) オプションを使用してください。 .Nm は初期化が完了するとコンソールメッセージを出力します。 .It Nm label .Ar volume .Pp .Nm label コマンドは、ボリュームに .Ar ufs 形式のボリュームラベルを書き込みます。これは適切に .Ar disklabel を呼び出すことに対しての、単純な代替方法です。 いくつかの .Ar ufs コマンドはラベルを入手するために正規の .Ar ioctl コールを使わず、依然としてラベルを捜してディスクの読み込みを行う ため、このコマンドは必要になります。 .Nm はボリュームのデータとは別にボリュームラベルを保持しているため、この コマンドは .Ar newfs 用には必要ありません。 このコマンドの価値は低下しています。 .Pp .It Nm list .Op Fl r .Op Fl V .Op volume | plex | subdisk .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm l .Op Fl r .Op Fl V .Op volume | plex | subdisk .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm ld .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm ls .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op subdisk .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm lp .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op plex .if n .sp -1v .if t .sp -.6v .It Nm lv .Op Fl r .Op Fl s .Op Fl v .Op Fl V .Op volume .Pp .Ar list は指定したオブジェクトの情報を表示するために使われます。引数が省略されると .Nm が認識しているすべてのオブジェクトについての情報が表示されます。 .Ar l コマンドは .Ar list と同じものです。 .Pp .Fl r オプションはボリュームとプレックスに関連します。 指定されると、そのオブジェクト下位のサブディスクと (ボリュームに対しては) プレックスの情報を再帰的に表示します。 .Ar lv , .Ar lp , .Ar ls , .Ar ld のコマンドは、それぞれボリューム、プレックス、サブディスク、そしてドライブの 情報だけを表示します。これはパラメータを指定しないで使う場合に特に有用です。 .Pp .Fl s オプションで .Nm は装置の統計情報を出力するようになり、 .Op Fl v (verbose: 饒舌な) オプションはいくらかの付加情報を出力させ、 そして .Op Fl V は数多くの付加情報を出力させます。 .It Nm makedev .br .Nm makedev コマンドは、ディレクトリ /dev/vinum を除去した上で、 現在の設定を反映するようなデバイスノードと共にこのディレクトリを再作成します。 本コマンドは、通常の場合に使用されることを意図していません。 非常時にのみ使用するために提供しています。 .Pp .It Nm quit 対話モードで実行中のときに、 .Nm プログラムを終了します。通常は、文字 .Ar EOF を入力することで実現できます。 .It Nm printconfig Op Pa file 現在の設定のコピーを、 .Nm 設定を再生成可能な書式で、 .Pa file に書き込みます。 ディスク上に保存された設定とは違い、ドライブの定義を含みます。 .Pa file を指定しないと、 .Nm は一覧を .Pa stdout へ書き込みます。 .It Nm read .Ar disk Op disk... .Pp .Nm read コマンドは、指定したディスクを走査し、作成済の設定情報を含む .Nm パーティションを探します。 そして、最近更新されたものから過去に更新されたものの順番で、 設定を読み込みます。 .Nm は最新のすべての設定情報を各ディスクパーティションに保持しています。 このコマンドの パラメータとして、設定の中の全スライスを指定する必要があります。 .Pp .Nm read コマンドは、他の .Nm パーティションを持つシステム上で、 .Nm 設定を選択的にロードすることを意図しています。 システム上の全パーティションを起動したい場合、 .Nm start コマンドを使用する方が簡単です。 .Pp 本コマンド実行時に .Nm がエラーになると、 ディスク上のコピーが壊れないようにするため、自動的な設定更新を無効にします。 これは、ディスク上の設定が、設定エラーを示す (例えば、有効な空間指定を持たないサブディスク) 場合にも同様です。 再度更新をオンにするには、 .Nm setdaemon と .Nm saveconfig のコマンドを使用してください。 デーモンオプションマスクのビット 4 をリセットして、 設定保存を再度有効にしてください。 .It Nm rename .Op Fl r .Ar [ drive | subdisk | plex | volume ] .Ar newname .Pp 指定したオブジェクトの名前を変更します。 .Fl r オプションが指定されると、下位のオブジェクトがデフォルトの規則に従って命名され ます。プレックスの名前はボリューム名に .p\f(BInumber\fP を付加して作られ、 サブディスクの名前はプレックス名に .s\f(BInumber\fP を付加して作られます。 .It Nm replace .Ar [ subdisk | plex ] .Ar newobject .Pp 指定したオブジェクトを同一の他のオブジェクトで置き換えます。このコマンドはまだ 実装されていません。 .It Nm resetconfig .Pp .Nm resetconfig コマンドはシステム内の .Nm 設定を完全に削除します。設定を完全に消去したい場合にだけ使って下さい。 .Nm は確認を求めます。NO FUTURE (前途なし) という語句を以下の通りに入力する必要が あります。 .Bd -unfilled -offset indent # \f(CBvinum resetconfig\f(CW WARNING! This command will completely wipe out your vinum configuration. All data will be lost. If you really want to do this, enter the text NO FUTURE Enter text -> \f(BINO FUTURE\fP Vinum configuration obliterated (訳注: ここから上記テキストの翻訳です) 警告! このコマンドはあなたの vinum 設定を完全に消し去ります。 全データは失われます。本当にこれを実行したい場合は、語句 NO FUTURE を入力して下さい。 入力してください -> \f(BINO FUTURE\fP vinum の設定は削除されました。 (訳注: ここまで上記テキストの翻訳です) .Ed .ft R .Pp メッセージが示すように、どたん場のコマンドです。 既存の設定をもう見たくもないとき以外は、このコマンドを使わないでください。 .It Nm resetstats .Op Fl r .Op volume | plex | subdisk .Pp .Nm は各オブジェクトについて多数の統計カウンタを保持しています。詳細は ヘッダファイル .Fi vinumvar.h を参照して下さい。 .\" XXX 仕上がったらここに入れる これらのカウンタをリセットするためには .Nm resetstats コマンドを使って下さい。 .Fl r オプションも共に指定すると、 .Nm は下位のオブジェクトのカウンタもリセットします。 .It Nm rm .Op Fl f .Op Fl r .Ar volume | plex | subdisk .Pp .Nm rm はオブジェクトを .Nm 設定から消去します。ひとたびオブジェクトが消去されるとそれを復旧する方法は ありません。通常 .Nm はオブジェクトを消去する前に数多くの一貫性確認を行います。 .Fl f オプションを指定すると、 .Nm はこの確認を省略し、オブジェクトを無条件に消去します。このオプションは細心の 注意を払って使用して下さい。ボリューム上のすべてのデータを失うことも あり得ます。 .Pp 通常、 .Nm は下位にプレックスを持つボリュームや、下位にサブディスクを持つプレックスを 消去することを拒否します。 .Fl f フラグを指定すると、 .Nm は無条件にオブジェクトを消去します。または .Fl r (recursive: 再帰的) フラグを使うことで、同様に下位のオブジェクトを 消去することができます。 .Fl r フラグを付けてボリュームを消去すると、プレックスとそれに属するサブディスクも 消去します。 .It Nm saveconfig .Pp 現在の設定をディスクに保存します。 本コマンドの第一義は整備用です。 例えば、起動時にエラーが発生した場合、更新は無効化されます。 再度有効化しても、設定は自動的にはディスクへ保存されません。 このコマンドを使用して設定を保存してください。 .ig .It Nm set .Op Fl f .Ar state .Ar volume | plex | subdisk | disk .Nm set は指定したオブジェクトに、妥当な状態 (下記「オブジェクト状態」参照) のひとつを セットします。 通常、 .Nm は変更を加える前に非常に多くの一貫性の調査を実行します。 .Fl f オプションを指定すると、 .Nm はこの調査を省略し、無条件に変更を行います。このオプションは大いに注意して 使って下さい。ボリューム上のすべてのデータを失うこともあり得ます。 .\"XXX .Nm このコマンドはまだ実装されていません。 .. .It Nm setdaemon .Op value .Pp .Nm setdaemon は .Nm デーモンの変数ビットマスクを設定します。 本コマンドは一時的なものであり、将来置き換えられます。 現在、ビットマスクにはビット 1 (全アクションを syslog へ記録する) と ビット 4 (設定を更新しない) があります。 オプションビット 4 はエラー回復時に有用かもしれません。 .It Nm start .Op volume | plex | subdisk .Pp .Nm start は 1 つまたはそれ以上の .Nm オブジェクトを起動します ( .Ar up 状態に移行させます)。 .Pp オブジェクト名を指定しないと、システムが .Nm ドライブであると知っているディスクを、 .Nm は走査します。その後、 .Nm read コマンドのところに書いてあるように、設定を読み込みます。 .Nm ドライブにはそのドライブ中のデータについてのすべての情報を持つヘッダが 入っており、その情報としてはプレックスとボリュームを表現するために必要な 他のドライブの名前を含んでいます。 .Pp 本コマンド実行時に .Nm がエラーになると、 ディスク上のコピーが壊れないようにするため、自動的な設定更新を無効にします。 これは、ディスク上の設定が、設定エラーを示す (例えば、有効な空間指定を持たないサブディスク) 場合にも同様です。 再度更新をオンにするには、 .Nm setdaemon と .Nm saveconfig のコマンドを使用してください。 デーモンオプションマスクのビット 4 をリセットして、 設定保存を再度有効にしてください。 .Pp オブジェクト名が指定されると、 .Nm はそれらを起動します。 通常、この操作はサブディスクに対してのみ行います。 動作はオブジェクトの現在の状態に依存します: .Bl -bullet .It オブジェクトが既に .Ar up 状態の場合、 .Nm はなにもしません。 .It オブジェクトがサブディスクであり、 .Ar down または .Ar reborn の状態の場合、 .Nm は .Ar up 状態に変更します。 .It オブジェクトがサブディスクであり、 .Ar empty 状態の場合、変更はサブディスクに依存します。 サブディスクがプレックスの一部であり このプレックスが他のプレックスを含むボリュームの一部である場合、 .Nm はサブディスクを .Ar reviving 状態にし、データをボリュームからコピーしようとします。 操作完了時に、サブディスクは .Ar up 状態に設定されます。 サブディスクがプレックスの一部であり このプレックスが他のプレックスを含まないボリュームの一部である場合、 またはサブディスクがプレックスの一部ではない場合、 .Nm は即時にサブディスクを .Ar up 状態にします。 .It オブジェクトがサブディスクであり、 .Ar reviving 状態である場合、 .Nm は .Ar revive 操作をオフラインにて継続します。 操作完了時に、サブディスクは .Ar up 状態に設定されます。 .El .Pp サブディスクが .Ar up 状態になると、 .Nm は自動的に、 サブディスクが属す可能性のあるプレックスとボリュームの状態をチェックし、 これらの状態を適切に更新します。 .Pp オブジェクトがボリュームまたはプレックスの場合、 .Nm start は現在のところ効果がありません: 下位のサブディスクの (ボリュームの場合にはこれに加えてプレックスの) 状態を チェックし、これに従ってオブジェクトの状態を設定します。 将来のバージョンでは、本操作はサブディスクに影響を与えるようになります。 .Pp マルチプレックスボリュームの中の 1 つのプレックスを起動するには、 ボリューム中の他のプレックスからデータをコピーする必要があります。 これにはしばしば長い時間がかかるため、バックグラウンドで実行されます。 .It Nm stop .Op Fl f .Op volume | plex | subdisk .Pp パラメータを指定しないと、 .Nm stop は .Nm kld を削除し、 .Xr vinum 8 を停止します。 活動状態のオブジェクトが存在しない場合のみ、行うことが可能です。 特に、 .Fl f フラグはこの要求に優先しません。 このコマンドが動作するのは、 .Nm が kld としてロードされている場合のみです。 静的に構成されたドライバをアンロードすることはできないからです。 .Nm が静的に構成されている場合、 .Nm .Nm stop は失敗します。 .Pp オブジェクト名が指定されると、 .Nm stop はそのオブジェクトへのアクセスを無効化します。 オブジェクトに下位オブジェクトがある場合、 それらのサブオブジェクトは既に非活動状態 (stop また error) となっているか、 .Fl r と .Fl f のフラグが指定されていることが必要です。 このコマンドは、オブジェクトを設定から取り除きません。 .Nm start コマンドの後で再度アクセスができるようになります。 .Pp デフォルトでは .Nm は動作中のオブジェクトは停止しません。例えば、動作中のボリュームに結合 されているプレックスは停止できないし、オープン中のボリュームは停止できません。 .Fl f オプションは .Nm にこの確認を省略して無条件に削除するよう指示します。このオプションは 大いに注意し、よく理解した上で使って下さい。もし間違って使うとひどい データ破壊を起こすことがあります。 .El .Ss 設定ファイル .Nm では、 .Nm create コマンドに渡すすべての引数は設定ファイルに入っている必要があります。 設定ファイルのエントリは、ボリュームやプレックスやサブディスクを定義します。 エントリは 1 行に 1 つということ以外には決まった書式はありません。 .Pp 設定ファイルのいくつかの引数では、大きさ (長さ、ストライプ長) を指定します。 これらの長さは、バイト単位でも、512バイトのセクタ数 (\f(CWs\fRを後ろにつける) でも、キロバイト単位 (\f(CWk\fRをつける) でも、メガバイト単位(\f(CWm\fRを つける)でも、またはギガバイト単位 (\f(CWg\fRをつける) でも指定することが できます。これらの数はそれぞれ 2**10、2**20、2**30を表しています。例えば、 \f(CW16777216\fR バイトという値は \f(CW16m\fR とも \f(CW16384k\fR とも \f(CW32768b\fR とも記述することができます。 .Pp 互換性のために、 文字 \f(CWb\fP (ブロック) を \f(CWs\fP (セクタ) と同じものとして受け付けます。 ブロックサイズは文脈に強く依存しますので、この短縮形の価値は低下しています。 .Pp 設定ファイルには以下のエントリを記述することができます。 .Pp .Bl -hang -width 4n .It Nm drive Ar name option .Pp ドライブを定義します。オプションは次のようになっている必要があります: .Pp .Bl -hang -width 18n .It Nm device Ar devicename ドライブが乗るデバイスを指定します。 .Ar devicename は、例えば .Pa /dev/da1e や .Pa /dev/wd3h といったディスク互換パーティションである必要があり、タイプ .Nm vinum である必要があります。 .Nm c パーティションを使用してはなりません。 これはディスク全体のために予約されており、タイプ .Nm unused であるべきだからです。 現在、 例えば .Pa /dev/da0s1 や .Pa /dev/da0s1e といった他のディスクデバイス上にドライブを作成可能ですが、 これらのドライブはリブート後に起動できません。 .El .It Nm volume .Ar name .Op options .Pp .Ar name という名前でボリュームを定義します。 .Pp オプションには次のものがあります。 .Pp .Bl -hang -width 18n .It Nm plex Ar plexname 指定したプレックスをボリュームに追加します。 .Ar plexname が .Ar * として指定されると、 .Nm は設定ファイル中のボリューム定義の後で、次の妥当なエントリとなり得るプレックス の定義を捜します。 .It Nm readpol Ar policy ボリュームの .Ar read policy (読み込み方針) を定義します。 .Ar policy は .Nm round か .Nm prefer Ar plexname のどちらかです。 .Nm は読み込み要求を、ただ 1 つのプレックスによって満たします。 .Ar round 読み込み方針は、読み込みを別々のプレックスから \fIラウンドロビン\fR\| 方式で 行うように指定します。 .Ar prefer 読み込み方針では、指定したプレックスから毎回読み込みを行います。 .It Nm setupstate .Pp マルチプレックスボリュームを作成する際に、すべてのプレックスの内容に一貫性が あると仮定します。通常こうなることはないため、正式には .Nm init コマンドを使って、最初に一貫性のある状態にする必要があります。しかし ストライプ化プレックスとコンカチネート化プレックスの場合には、普通は一貫性が ないままでも問題にはなりません。ボリュームをファイルシステムや スワップパーティションとして使う場合にはディスク上の以前の内容は どうでもよいため、それは無視されます。この危険を受け入れる場合には、 このキーワードを使って下さい。 設定ファイル中でボリュームの直後で定義されるプレックスに対してのみ 適用されます。 後でプレックスをボリュームに追加する場合には、 これらのプレックスを統合する必要があります。 .Pp RAID-5 プレックスには .Nm init を使うことが \fI必要\fP\| なことに注意して下さい。さもないと 1 つのサブディスクに障害が起きた時、大きくデータが破壊されます。 .fi .El .It Nm plex Op options .Pp プレックスを定義します。ボリュームとは違い、名前は不要です。 オプションには次のものを指定可能です: .Pp .Bl -hang -width 18n .It Nm name Ar plexname プレックスの名前を指定します。プレックスやサブディスクに名前をつける場合には .Ar name キーワードが必要になることに注意して下さい。 .sp .It Nm org Ar organization Op stripesize .Pp プレックスの編成を指定します。 .Ar organization は .Ar concat か .Ar striped か .Ar raid5 のいずれかです。 .Ar striped と .Ar raid5 のプレックスに対しては .Ar stripesize 引数を指定する必要がありますが、 .Ar concat のプレックスに対しては省略する必要があります。 .Ar striped タイプについては各ストライプの幅を指定します。 .Ar raid5 については、グループの大きさを指定します。 グループとはプレックスの一部分であり、 同じサブディスクに入っているすべてのデータのパリティが入っています。 それはプレックスの大きさの約数である必要があり (つまり、プレックスの大きさをストライプの大きさで割ったものは 整数である必要があり)、 ディスクセクタ長 (512バイト) の倍数である必要があります。 .sp 最適な性能のためには、ストライプの大きさは少なくとも 128kB であるべきです。 これより小さくすると、 個々のリクエストが複数のディスクに対して割り当てられることにより、 I/O のアクティビティが非常に増加します。 本マッピングによる並行転送数増加に起因する性能向上は、 レイテンシ増加に起因する性能劣化を引き起しません。 ストライプの大きさの目安は、256 kB から 512 kB の間です。 .Pp ストライプ化プレックスは最低 2 つのサブディスクを持つ必要がありますし (そうでないとコンカチネート化プレックスになります)、 それぞれは同じ大きさである必要があります。 RAID-5 プレックスは最低 3 つのサブディスクを持つ必要があり、 それぞれは同じ大きさである必要があります。 実際には RAID-5 プレックスは最低 5 つのサブディスクから構成されるべきです。 .Pp .It Nm volume Ar volume プレックスを、指定したボリュームに追加します。 .Nm volume キーワードが指定されないと、プレックスは設定ファイル中の最後に記述された ボリュームに追加されます。 .sp .It Nm sd Ar sdname Ar offset 指定したサブディスクをプレックスの .Ar offset の位置に追加します。 .br .fi .El .It Nm subdisk Op options .Pp サブディスクを定義します。オプションには次のものを指定可能です: .Pp .Bl -hang -width 18n .nf .sp .It Nm name Ar name サブディスクの名前を指定します。これは必ずしも指定する必要は ありません\(em 上記の「オブジェクトの命名」を参照してください。 サブディスクに名前をつける場合には .Ar name キーワードを指定する必要があることに注意して下さい。 .sp .It Nm plexoffset Ar offset プレックス内のサブディスクの始点を指定します。指定がないと、 .Nm はすでにサブディスクがあればその直後の領域を割り当て、なければ プレックスの先頭から割り当てます。 .sp .It Nm driveoffset Ar offset ドライブ内のサブディスクの始点を指定します。指定がないと、 .Nm はドライブ中で最初の .Ar length バイト連続の空き領域を割り当てます。 .sp .It Nm length Ar length サブディスクの大きさを指定します。このキーワードは必須です。 デフォルト値はありません。 値 0 を指定すると、 .if t ``ドライブ上で最大限利用可能な連続空き領域を使用'' .if n "ドライブ上で最大限利用可能な連続空き領域を使用" という意味になります。 ドライブが空の場合、サブディスクとしてドライブ全体を使用することを意味します。 .Nm length は .Nm len と短縮することもできます。 .sp .It Nm plex Ar plex サブディスクが属すプレックスを指定します。デフォルトでは、サブディスクは 最後に記述されたプレックスに属します。 .sp .It Nm drive Ar drive サブディスクが乗るドライブを指定します。デフォルトでは最後に記述された ドライブ上に位置します。 .br .fi .El .El .Sh 設定ファイル例 .Bd -literal # vinum 設定ファイル例 # # ドライブ drive drive1 device /dev/da1h drive drive2 device /dev/da2h drive drive3 device /dev/da3h drive drive4 device /dev/da4h drive drive5 device /dev/da5h drive drive6 device /dev/da6h # 1 つのストライプ化プレックスをもつボリューム volume tinyvol plex org striped 512b sd length 64m drive drive2 sd length 64m drive drive4 volume stripe plex org striped 512b sd length 512m drive drive2 sd length 512m drive drive4 # 2 つのプレックス volume concat plex org concat sd length 100m drive drive2 sd length 50m drive drive4 plex org concat sd length 150m drive drive4 # 1 つのストライプ化プレックスと 1 つのコンカチネート化プレックスを持つボリューム volume strcon plex org striped 512b sd length 100m drive drive2 sd length 100m drive drive4 plex org concat sd length 150m drive drive2 sd length 50m drive drive4 # 1 つの RAID-5 プレックスと 1 つのストライプ化プレックスを持つボリューム # RAID-5 ボリュームの方が 1 つのサブディスク分だけ大きいことに注意 volume vol5 plex org striped 64k sd length 1000m drive drive2 sd length 1000m drive drive4 plex org raid5 32k sd length 500m drive drive1 sd length 500m drive drive2 sd length 500m drive drive3 sd length 500m drive drive4 sd length 500m drive drive5 .Ed .Ss ドライブレイアウト上の考慮点 現在、 .Nm ドライブは BSD ディスクパーティションです。それは ファイルシステムの上書きを避けるために .Ar vinum タイプである必要があります。 互換性のために、現在の .Nm はパーティションタイプ .Ar unused を受け付けますが、次のリリースではこの種類のパーティションは許しません。 タイプ .Ar unused であるパーティションから設定を読み出すと、 .Nm は警告メッセージを表示します。 .Nm disklabel .Ar -e を使用して、パーティションタイプ定義を編集してください。 次の表示は、 .Nm disklabel が示す典型的なパーティションレイアウトです: .Bd -literal 8 partitions: # size offset fstype [fsize bsize bps/cpg] a: 81920 344064 4.2BSD 0 0 0 # (Cyl. 240*- 297*) b: 262144 81920 swap # (Cyl. 57*- 240*) c: 4226725 0 unused 0 0 # (Cyl. 0 - 2955*) e: 81920 0 4.2BSD 0 0 0 # (Cyl. 0 - 57*) f: 1900000 425984 4.2BSD 0 0 0 # (Cyl. 297*- 1626*) g: 1900741 2325984 vinum 0 0 0 # (Cyl. 1626*- 2955*) .Ed .sp この例では、パーティション .Nm g を .Nm パーティションとして使用可能です。パーティション .Nm a , .Nm e , .Nm f は、 .Nm UFS ファイルシステムまたは .Nm ccd パーティションとして使用可能です。パーティション .Nm b はスワップパーティションであり、パーティション .Nm c はディスク全体を表現するため他の用途に使用できません。 .Pp .Nm は各パーティションの先頭から 265 セクタを設定情報に使用するため、 サブディスクの最大の大きさはドライブよりも 265 セクタ小さくなります。 .Sh ログファイル .Nm はログファイルを管理します。 ログファイルは、デフォルトでは .Pa /var/tmp/vinum.history であり、 .Nm vinum に対して発行したコマンドの履歴を保持します。 環境変数 .Ev VINUM_HISTORY をファイルの名前に設定することにより、 このファイルの名前をオーバライド可能です。 .Pp ログファイル中のメッセージの前には日付が付きます。 デフォルトの書式は .Li %e %b %Y %H:%M:%S です。書式の文字列に関するさらなる詳細については .Xr strftime 3 を参照してください。 これは環境変数 .Ev VINUM_DATEFORMAT でオーバライド可能です。 .Sh VINUM 設定法 本節では、 .Nm システムの実装方法に関する、現実的なアドバイスを行います。 .Ss データを何処に置くか まず決定が必要な選択は、データを何処に置くかです。 .Nm 専用のディスクパーティションが必要です。 これらは、デバイスやパーティション .Nm c やスライスではなく、互換パーティションであるべきでです。 例えば、適切な名前とは、 .Pa /dev/da0e や .Pa /dev/wd3a です。 不適切な名前とは、パーティションではなくデバイスを表現する .Pa /dev/da0 , .Pa /dev/da0s1 や、ディスク全体を表現しタイプ .Nm unused であるべき .Pa /dev/wd1c や、互換パーティションではない .Pa /dev/da3s0e です。 .Nm は現在これらの名前のドライブの作成を許しますが、 .Nm start コマンドはこのようなドライブを発見しません。 前述した、ドライブレイアウト上の考慮点にある使用例を参照してください。 .Ss ボリュームのデザイン .Nm ボリュームの設定方法は、あなたの意図に依存します。 次のように多くの可能性があります: .Bl -enum .It 多くの小さなディスクを結合して、 適切な大きさのファイルシステムを作成したいと考えるかもしれません。 例えば、小さなディスクを 5 個持っていて、 全空間を単一ボリュームとして使用したい場合、次のような設定ファイルを書きます: .Bd -literal -offset 4n drive d1 device /dev/da2e drive d2 device /dev/da3e drive d3 device /dev/da4e drive d4 device /dev/da5e drive d5 device /dev/da6e volume bigger plex org concat sd length 0 drive d1 sd length 0 drive d2 sd length 0 drive d3 sd length 0 drive d4 sd length 0 drive d5 .Ed .Pp この場合、サブディスクの長さを 0 と指定します。 これは、 .if t ``ドライブ上にある空き空間のうち、最大領域を使用する'' .if n "ドライブ上にある空き空間のうち、最大領域を使用する" ことを意味します。 指定するサブディスクが、ドライブ上の唯一のサブディスクである場合、 このサブディスクは使用可能な空間全体を使用します。 .It ディスク故障に対する追加の回復力 (レジリエンス; resilience) を .Nm に与えたい場合を考えます。 選択肢としては、 .if t ``ミラーリング'' .if n "ミラーリング" とも呼ばれる RAID-1 か、 .if t ``パリティ'' .if n "パリティ" とも呼ばれる RAID-5 があります。 .Pp ミラーリングの設定のためには、 単一ボリュームの中に複数のプレックスを作成する必要があります。 例えば、 2 GB のミラー化ボリュームを作成するには、 次のような設定ファイルを作成します: .Bd -literal -offset 4n drive d1 device /dev/da2e drive d2 device /dev/da3e volume mirror plex org concat sd length 2g drive d1 plex org concat sd length 2g drive d2 .Ed .Pp ミラー化ドライブを作成するときには、 各プレックスからのデータが、 違う物理ディスク上にあることを保証することが重要です。 これにより、単一ドライブ故障においても、 .Nm はボリュームの完全なアドレス空間にアクセス可能となります。 各プレックスが、 完全なボリュームと同じだけのデータを必要とすることに注意してください: この例では、ボリュームは 2 GB の大きさですが、各プレックス (と各サブディスク) は 2 GB を必要としますので、全体のディスクストレージ要求は 4 GB となります。 .Pp RAID-5 の設定をするには、タイプ .Ar raid5 の単一プレックスを作成します。 例えば、回復力を持つ 2 GB に相当するボリュームを作成するには、 次のような設定ファイルを使用します: .Bd -literal -offset 4n drive d1 device /dev/da2e drive d2 device /dev/da3e drive d3 device /dev/da4e drive d4 device /dev/da5e drive d5 device /dev/da6e volume raid plex org raid5 512k sd length 512m drive d1 sd length 512m drive d2 sd length 512m drive d3 sd length 512m drive d4 sd length 512m drive d5 .Ed .Pp RAID-5 プレックスは、最低 3 個のサブディスクを必要とします。 これらのうち 1 個には、パリティ情報を格納するので、 データストレージとしては使用しません。 より多くのディスクを使用すると、 より多くの割合のディスクストレージを、 データストレージとして使用可能となります。 この例では、総ストレージ使用量は 2.5 GB です。 これに対し、ミラー設定での総ストレージ使用量は 4 GB です。 最小の 3 個のディスクだけを使用する場合、 情報格納のために次のように 3 GB を必要とします: .Bd -literal -offset 4n drive d1 device /dev/da2e drive d2 device /dev/da3e drive d3 device /dev/da4e volume raid plex org raid5 512k sd length 1g drive d1 sd length 1g drive d2 sd length 1g drive d3 .Ed .Pp ミラー化ドライブを作成するときには、 各サブディスクからのデータが、 違う物理ディスク上にあることを保証することが重要です。 これにより、単一ドライブ故障においても、 .Nm はボリュームの完全なアドレス空間にアクセス可能となります。 .It また、 .Nm の設定により、 ファイルシステムへのアクセスの並行性を増したいと考えるかもしれません。 多くの場合、単一のファイルシステムへのアクセスは、 ディスク速度により制限されます。 ボリュームを複数のディスクに分散することにより、 複数アクセス環境でのスループットを増すことが可能です。 この技術は、単一アクセス環境では、 ほとんど効果がないかまったく効果がありません。 .Nm は .if t ``ストライピング'' .if n "ストライピング" または RAID-0 とも呼ばれる技術を使用し、アクセスの並行性を増します。 RAID-0 という名称は誤解を生じさせるものです: なぜなら、ストライピングは冗長性も更なる信頼性も提供しないからです。 実際、信頼性は低下します。 なぜなら、単一ディスクの故障はボリュームを使用不可とし、 多くのディスクを使うほどこれらのうち 1 個が故障する確率は増加するからです。 .Pp ストライピングの実装のためには、 .Ar striped (ストライプ化) プレックスを使用します: .Bd -literal -offset 4n drive d1 device /dev/da2e drive d2 device /dev/da3e drive d3 device /dev/da4e drive d4 device /dev/da5e volume raid plex org striped 512k sd length 512m drive d1 sd length 512m drive d2 sd length 512m drive d3 sd length 512m drive d4 .Ed .Pp ストライプ化プレックスの最低サブディスク数は 2 個です。 多くのディスクを使用するほど、性能が向上します。 .It 両方の最良点を得ることにより、回復力と性能の両方を得ることを考えます。 これは、RAID-10 (RAID-1 と RAID-0 の組み合わせ) と呼ばれることがあります。 この名称もまた誤解を生じさせるものです。 .Nm では、次のような設定ファイルを使用可能です: .Bd -literal -offset 4n drive d1 device /dev/da2e drive d2 device /dev/da3e drive d3 device /dev/da4e drive d4 device /dev/da5e volume raid plex org striped 512k sd length 512m drive d1 sd length 512m drive d2 sd length 512m drive d3 sd length 512m drive d4 plex org striped 512k sd length 512m drive d4 sd length 512m drive d3 sd length 512m drive d2 sd length 512m drive d1 .Ed .Pp ここでは、プレックスはストライプ化され、性能を向上しています。 そして、このようなプレックスが 2 個あり、回復力を向上しています。 この例で、2 番目のプレックスのサブディスクの順番が、 1 番目のプレックスの逆になっていることに注意してください。 これは性能のためであり、後で議論します。 .El .Ss ボリュームの作成 ひとたび設定ファイルを作成した後は、 .Nm を起動し、ボリュームを作成します。 この例では、設定ファイルは .Pa configfile です: .Bd -literal # vinum create -v configfile 1: drive d1 device /dev/da2e 2: drive d2 device /dev/da3e 3: volume mirror 4: plex org concat 5: sd length 2g drive d1 6: plex org concat 7: sd length 2g drive d2 Configuration summary Drives: 2 (4 configured) Volumes: 1 (4 configured) Plexes: 2 (8 configured) Subdisks: 2 (16 configured) Drive d1: Device /dev/da2e Created on vinum.lemis.com at Tue Mar 23 12:30:31 1999 Config last updated Tue Mar 23 14:30:32 1999 Size: 60105216000 bytes (57320 MB) Used: 2147619328 bytes (2048 MB) Available: 57957596672 bytes (55272 MB) State: up Last error: none Drive d2: Device /dev/da3e Created on vinum.lemis.com at Tue Mar 23 12:30:32 1999 Config last updated Tue Mar 23 14:30:33 1999 Size: 60105216000 bytes (57320 MB) Used: 2147619328 bytes (2048 MB) Available: 57957596672 bytes (55272 MB) State: up Last error: none Volume mirror: Size: 2147483648 bytes (2048 MB) State: up Flags: 2 plexes Read policy: round robin Plex mirror.p0: Size: 2147483648 bytes (2048 MB) Subdisks: 1 State: up Organization: concat Part of volume mirror Plex mirror.p1: Size: 2147483648 bytes (2048 MB) Subdisks: 1 State: up Organization: concat Part of volume mirror Subdisk mirror.p0.s0: Size: 2147483648 bytes (2048 MB) State: up Plex mirror.p0 at offset 0 Subdisk mirror.p1.s0: Size: 2147483648 bytes (2048 MB) State: up Plex mirror.p1 at offset 0 .Ed .Pp .Fl v フラグは、設定に従ってファイルをリストするよう、 .Nm に指示します。その後、 .Nm list Fl v コマンドと同じ書式で、現在の設定をリストします。 .Ss より多くのボリュームを作成する ひとたび .Nm ボリュームを作成した後は、 .Nm はこれらの情報を内部の設定ファイルにて管理します。 再度作成する必要はありません。 特に、 .Nm create コマンドを再実行すると、追加のオブジェクトを作ることになります: .Bd -literal .if t .ps -2 # vinum create sampleconfig Configuration summary Drives: 2 (4 configured) Volumes: 1 (4 configured) Plexes: 4 (8 configured) Subdisks: 4 (16 configured) D d1 State: up Device /dev/da2e Avail: 53224/57320 MB (92%) D d2 State: up Device /dev/da3e Avail: 53224/57320 MB (92%) V mirror State: up Plexes: 4 Size: 2048 MB P mirror.p0 C State: up Subdisks: 1 Size: 2048 MB P mirror.p1 C State: up Subdisks: 1 Size: 2048 MB P mirror.p2 C State: up Subdisks: 1 Size: 2048 MB P mirror.p3 C State: up Subdisks: 1 Size: 2048 MB S mirror.p0.s0 State: up PO: 0 B Size: 2048 MB S mirror.p1.s0 State: up PO: 0 B Size: 2048 MB S mirror.p2.s0 State: up PO: 0 B Size: 2048 MB S mirror.p3.s0 State: up PO: 0 B Size: 2048 MB .if t .ps .Ed .Pp この例では (今回は .Fl f フラグを付けています)、 .Nm create の再実行により 4 個の新規プレックスを作成し、 それぞれが新規サブディスクを持ちます。 他のボリュームを追加したい場合、これらのための新規設定ファイルを作成します。 .Nm が既に知っているドライブを参照する必要はありません。 例えば、ボリューム .Pa raid を 4 個のディスク .Pa /dev/da1e , .Pa /dev/da2e , .Pa /dev/da3e , .Pa /dev/da4e 上に作成するには、他の 2 個についてのみ記述するだけで良いです: .Bd -literal drive d3 device /dev/da1e drive d4 device /dev/da4e volume raid plex org raid5 512k sd size 2g drive d1 sd size 2g drive d2 sd size 2g drive d3 sd size 2g drive d4 .Ed .Pp この設定ファイルでは、次のようになります: .Bd -literal # vinum create newconfig Configuration summary Drives: 4 (4 configured) Volumes: 2 (4 configured) Plexes: 5 (8 configured) Subdisks: 8 (16 configured) D d1 State: up Device /dev/da2e Avail: 51176/57320 MB (89%) D d2 State: up Device /dev/da3e Avail: 53220/57320 MB (89%) D d3 State: up Device /dev/da1e Avail: 53224/57320 MB (92%) D d4 State: up Device /dev/da4e Avail: 53224/57320 MB (92%) V mirror State: down Plexes: 4 Size: 2048 MB V raid State: down Plexes: 1 Size: 6144 MB P mirror.p0 C State: init Subdisks: 1 Size: 2048 MB P mirror.p1 C State: init Subdisks: 1 Size: 2048 MB P mirror.p2 C State: init Subdisks: 1 Size: 2048 MB P mirror.p3 C State: init Subdisks: 1 Size: 2048 MB P raid.p0 R5 State: init Subdisks: 4 Size: 6144 MB S mirror.p0.s0 State: up PO: 0 B Size: 2048 MB S mirror.p1.s0 State: up PO: 0 B Size: 2048 MB S mirror.p2.s0 State: up PO: 0 B Size: 2048 MB S mirror.p3.s0 State: up PO: 0 B Size: 2048 MB S raid.p0.s0 State: empty PO: 0 B Size: 2048 MB S raid.p0.s1 State: empty PO: 512 kB Size: 2048 MB S raid.p0.s2 State: empty PO: 1024 kB Size: 2048 MB S raid.p0.s3 State: empty PO: 1536 kB Size: 2048 MB .Ed .Pp RAID-5 プレックスの大きさに注意してください: 6 GB しかありませんが、 これを構成するためにディスク空間を 8 GB 使用しています。 これは、サブディスク 1 個分相当をパリティデータ格納に使用しているからです。 .Ss Vinum の再起動 システムのリブート時に、 .Nm start コマンドで .Nm を起動します: .Bd -literal # vinum start .Ed .Pp これにより、システム中の全 .Nm ドライブが起動します。 なんらかの理由で一部のドライブのみを起動したい場合、 .Nm read コマンドを使用してください。 .Ss 性能関連 最高性能の RAID アレイ設定に関する、多くの誤った考えが存在しています。 特に、ほとんどのシステムで使用しているストライプの大きさは、小さ過ぎます。 以降の議論は、 .Nm vinum だけでなく、全 RAID システムにあてはまります。 .Pp FreeBSD のブロック I/O システムは、.5 kB から 60 kB までの要求を発行します; .\" mix = workload mix ? 典型的なミックスでは、ほぼ 8 kB です。 どんなストライピングシステムにおいても、 ある要求が 2 個の物理要求に分割されることを避けることはできませんし、 より悪くするならばより多くに分割されてしまいます。 これにより、甚大な性能劣化となります: ディスクあたりの転送時間の削減は、 より大きなオーダで増加するレイテンシによって相殺されてしまいます。 .Pp 最近のディスクの大きさと FreeBSD のブロック I/O システムでは、 ストライプの大きさを 256 kB から 512 kB にすると、 適度に少数な要求に分割されることを期待できます; 正しい RAID の実装では、 大きなディスクでのストライプの大きさを 2 または 4 MB に増さない 明確な理由はありません。 .Pp 複数アクセスシステムでの転送のインパクトを考えるためのもっとも容易な方法は、 潜在的なボトルネック、すなわちディスクサブシステムの観点から見ることです: つまり、転送に要するディスク時間の総計はいくらか?です。 ほとんどすべてがキャッシュされているので、 要求と完了との時間的な関係はそれほど重要ではありません: 重要なパラメータは、要求がディスクを活動状態にする総時間であり、 この間ディスクは他の転送ができなくなります。 この結果、転送が同時に発生しても違う時に発生しても、 実際には問題とはなりません。 実際的には、我々が見ている時間は、レイテンシの総和 (位置決定時間と回転遅延、 言い替えるとデータがディスクヘッド下に来るまでの時間) と総転送時間です。 同じ速度のディスクへの転送においては、 転送時間は転送の大きさの合計のみに依存します。 .Pp 24 kB の典型的なニュースの記事やウェブページを考えると、 これは 1 回の I/O で読み込めます。 ディスクが転送レート 6 MB/s で平均位置決定時間 8 ms であり、 ファイルシステムを 4 kB ブロックであるとします。 24 kB ですから、断片化を考慮する必要はなく、 ファイルは 4 kB 境界から開始します。 必要な転送回数はブロック開始位置に依存します: 式は (S + F - 1) / S となり、 S はファイルシステムブロック数でのストライプの大きさ、 F はファイルシステムブロック数でのファイルの大きさです。 .Pp .Bl -enum .It ストライプの大きさは 4 kB。転送回数は 6 回。 サブシステムの負荷: レイテンシ 48 ms、転送 2 ms、合計 50 ms。 .It ストライプの大きさは 8 kB。転送回数は 3.5 回。 サブシステムの負荷: レイテンシ 28 ms、転送 2 ms、合計 30 ms。 .It ストライプの大きさは 16 kB。転送回数は 2.25 回。 サブシステムの負荷: レイテンシ 18 ms、転送 2 ms、合計 20 ms。 .It ストライプの大きさは 256 kB。平均転送回数は 1.08 回。 サブシステムの負荷: レイテンシ 8.6 ms、転送 2 ms、合計 10.6 ms。 .It ストライプの大きさは 4 MB。平均転送回数は 1.0009 回。 サブシステムの負荷: レイテンシ 8.01 ms、転送 2 ms、合計 10.01 ms。 .El .Pp ハードウェア RAID システムによっては、 大きなストライプでは問題があるものがあるようです: このようなシステムでは完全なストライプを常にディスクとの間で転送するようで、 大きなストライプは性能に逆効果となります。 .Nm ではこの問題の被害を受けません: すべてのディスク転送を最適化し、不要なデータを転送しないからです。 .Pp 良く知られたベンチマークプログラムで真の複数アクセス状態 (100 を越える同時ユーザ) をテストするものはないので、 この主張の正しさを証明することは困難であることに注意してください。 .Pp これらのことを考えると、次の事項が .Nm ボリュームの性能に影響します: .Bl -bullet .It ストライピングは、複数アクセスのみの性能を向上します。 各要求が違うディスク上にある確率が増加するからです。 .It 複数ドライブにまたがるコンカチネート化 UFS ファイルシステムもまた、 複数ファイルアクセスの性能を向上します。 UFS は、ファイルシステムをシリンダグループに分割し、 ファイルを単一のシリンダグループに置こうとするからです。 一般的に、ストライピングほどは効果がありません。 .It ミラーリングは、読み込み複数アクセスの性能を向上可能です。 デフォルトでは .Nm は、連続する複数の読み込みを、 連続する複数のプレックスに対して発行するからです。 .It ミラーリングは、複数アクセスか単一アクセスかに関わらず、 すべての書き込みの性能を劣化させます。 両方のプレックスに対し、データを書き込む必要があるからです。 これが、前述のミラーリング設定におけるサブディスクのレイアウトの説明です: 各プレックス中の対応するサブディスクが別の物理ディスクにある場合、 書き込みコマンドは並列に発行可能です。 しかし、同じ物理ディスクにある場合、逐次的に実行されてしまいます。 .It RAID-5 の読み込みは、 ストライプ化の読み込みと本質的に同じ考慮すべき点があります。 ただし、ストライプ化プレックスがミラー化ボリュームの一部である場合を除きます。 この場合、ミラー化ボリュームの方が性能が良くなります。 .It RAID-5 の書き込みは、ストライプ化の書き込みの約 25% の速度です: 書き込みを行うには、 .Nm はまずデータブロックと対応するパリティブロックを読み込み、 いくばくかの計算を行い、 パリティブロックとデータブロックを書き戻す必要がありますので、 ストライプ化プレックスに対する書き込みの 4 倍の転送回数となります。 一方、これはミラーリングのコストにより相殺されますので、 単一 RAID-5 プレックスのボリュームへの書き込みは、 2 個のストライプ化プレックスからなる正しく設定されたボリュームへの 書き込み速度の半分となります。 .It .Nm の設定が変わると (例えば、オブジェクトの追加や削除、またはオブジェクトの状態変更)、 .Nm は 128 kB までの更新された設定を各ドライブに書き込みます。 ドライブ数が増加すると、この時間が長くなります。 .El .Ss Vinum ボリューム上にファイルシステムを作成する .Nm ボリューム上にファイルシステムを作成する前に .Nm disklabel を実行する必要はありません。 raw デバイスに対して .Nm newfs だけを実行してください。 .Fl v オプションを使用して、 デバイスがパーティションに分割されないようにしてください。 例えば、ボリューム .Pa mirror 上にファイルシステムを作成するには、次のコマンドを入力します: .Bd -literal -offset 4n # newfs -v /dev/vinum/rmirror .Ed .Pp .Pa rmirror という名前が raw デバイスを参照していることに注意してください。 .Sh その他のことがら .Nm の設定に関係する数個のその他のことがらがあります: .Bl -bullet .It 複数のドライブを単一ディスク上に作成しても、利益はありません。 各ドライブは 131.5 kB のデータをラベルと設定情報に使用し、 設定変更時に性能が劣化します。 適切な大きさのサブディスクを使用してください。 .It コンカチネート化 .Nm プレックスの大きさを増すことはできますが、 現在のところストライプ化プレックスと RAID-5 プレックスでは増せません。 現在のところ既存の UFS ファイルシステムの大きさを増すこともできません。 プレックスおよびファイルシステムを拡張可能とする計画はあります。 .El .Sh 分かりにくい仕様 (GOTCHAS) 次の事柄はバグではありませんし、存在する理由があるのですが、 混乱を引き起こすものです。 各項目は適切な節において議論されています。 .Bl -enum .It .Nm はデバイスを UFS パーティション上には作成するよう要求されると、 ``wrong partition type'' というエラーメッセージを返します。 パーティションタイプは、現在のところ、``unused'' である必要があります。 .It 複数のプレックスからなるボリューム作成時に、 .Nm はプレックスを自動的には初期化しません。 これは、内容については分からなくても、 これらの間には確かに一貫性がないということを意味しています。 その結果デフォルトでは、 新規作成されたプレックスのうち最初のものを除いたすべての状態を、 .Nm は .Ar 古い (stale) 状態に設定します。 .sp 実際上は、プレックス作成時にその内容に多大な興味を持つ人はいないので、 他のボリュームマネージャはどんなときでも .Ar 起動 (up) に設定して騙します。 .Nm は、新規作成されたプレックスが .Ar 起動 (up) 状態であることを保証するために、2 つの方法を提供します: .Bl -bullet .It プレックスを作成し、それらを .Nm vinum start で同期します。 .It キーワード .Ar setupstate 付きでボリューム (プレックスではありません) を作成します。 このキーワードは、矛盾が存在しても無視してプレックスの状態を .Ar 起動 (up) 状態にするように、 .Nm に指示します。 .El .It 現在 .Nm がサポートしているコマンドには、実際には不要なものがあります。 私には理解できない理由があるのでしょうが、 .Nm label および .Nm resetconfig のコマンドを使おうとするユーザをしばしば見掛けます。特に .Nm resetconfig は、あらゆる種類の恐しいメッセージを表示するにもかかわらずです。 正当な理由無しに、これらのコマンドを使わないでください。 .It 状態遷移には非常に分り難いものがあります。 事実、これがバグであるのか仕様であるのかは明かではありません。 .Ar reborn サブディスクなどの、奇妙な状態になったオブジェクトを起動できない場合には、 .Nm stop または .Nm stop Ar -f のコマンドを使用して、まず .Ar stopped 状態に遷移させてください。 これが上手くいけば、オブジェクトを起動できるはずです。 簡単な方法では上手くいかなくて、これが唯一の回復手段である場合、 その状況を報告してください。 .It カーネルモジュールを .Ar -DVINUMDEBUG オプション付きで構築した場合、 .Nm vinum(8) もまた .Ar -DVINUMDEBUG オプション付きで構築する必要があります。 なぜなら、両方のコンポーネントで使用されるデータオブジェクトに、 大きさが本オプションに依存しているものがあるからです。 前記のようにしないと、 .Ar Invalid argument というメッセージを表示してコマンドは失敗し、 次のようなコンソールメッセージが記録されます: .Pp .Bd -literal vinumioctl: invalid ioctl from process 247 (vinum): c0e44642 .Ed .Pp 古いバージョンの kld やユーザランドプログラムを使うと、 このエラーが発生することがあります。 .It .Nm ドライブは UNIX ディスクパーティションであり、パーティションタイプ .Ar vinum を使用します。 これは、パーティションタイプが .Ar 4.2BSD となる .Nm ccd とは違います。 この ccd の動作は、自分の足元をすくうことになります: .Nm ccd では、容易にファイルシステムを上書きできてしまいます。 .Nm ではそのようなことは許しません。 .Pp 同様の理由で、 .Nm vinum Ar start コマンドは、パーティション .Ar c 上のドライブを受け付けません。 パーティション .Ar c は、ディスク全体を表現するためにシステムが使用し、タイプ .Ar unused である必要があります。 ここには明確な矛盾があるので、 .Ar c パーティションを使用しないことにより .Nm は問題を解決しています。 .It .Nm vinum Ar read コマンドの文法は、吐き気を催すものです。 これが唯一の .Nm vinum 起動のためのコマンドでしたが、今の好ましい方法は .Nm vinum Ar start です。 .Nm vinum Ar read は整備のみに使用すべきです。 文法が変更されたので、引き数が .Pa /dev/da0 のようなディスクスライスであり .Pa /dev/da0e のようなパーティションではないことに注意してください。 .El .\"XXX.Sh BUGS .Sh 関連ファイル .Ar /dev/vinum - .Nm オブジェクトのデバイスノードがあるディレクトリ .br .Ar /dev/vinum/control - .Nm vinum の制御デバイスがあるディレクトリ .br .Ar /dev/vinum/plex - .Nm プレックスのデバイスノードがあるディレクトリ .br .Ar /dev/vinum/sd - .Nm サブディスクのデバイスノードがあるディレクトリ .Sh 環境変数 .Bl -hang .It VINUM_HISTORY ログファイルの名前です。デフォルトでは /var/log/vinum_history です。 .It VINUM_DATEFORMAT ログファイル中の日付の書式です。デフォルトは %e %b %Y %H:%M:%S です。 .It EDITOR 設定ファイルの編集に使用するエディタの名前です。デフォルトは .Nm vi です。 .El .Sh 関連項目 +.Xr strftime 3 , .Xr vinum 4 , .Xr disklabel 8 , -.Xr newfs 8 , -.Xr strftime 3 , +.Xr newfs 8 .Pa http://www.lemis.com/vinum.html , .Pa http://www.lemis.com/vinum-debugging.html . .Sh 作者 -Greg Lehey -.Pa +.An Greg Lehey Aq grog@lemis.com .Sh 歴史 .Nm -コマンドは FreeBSD 3.0 から登場しました。 +コマンドは +.Fx 3.0 +から登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/wicontrol.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/wicontrol.8 index 6c2dae6a9c..69698e0e70 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/wicontrol.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/wicontrol.8 @@ -1,269 +1,269 @@ .\" Copyright (c) 1997, 1998, 1999 .\" Bill Paul All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by Bill Paul. .\" 4. Neither the name of the author nor the names of any co-contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY Bill Paul AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL Bill Paul OR THE VOICES IN HIS HEAD .\" BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR .\" CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF .\" SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS .\" INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN .\" CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) .\" ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF .\" THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: wicontrol.8,v 1.6.2.3 1999/07/30 10:27:38 mpp Exp % +.\" %Id: wicontrol.8,v 1.6.2.4 1999/08/15 12:51:14 mpp Exp % .\" .\" jpman %Id: wicontrol.8,v 1.3 1999/07/31 05:08:56 kuma Stab % .\" .Dd April 21, 1999 .Dt WICONTROL 8 .Os FreeBSD 3.0 .Sh 名称 .Nm wicontrol .Nd WaveLAN/IEEE デバイスの設定 .Sh 書式 .Nm wicontrol .Fl i Ar iface Op Fl o .Nm wicontrol .Fl i Ar iface Fl t Ar tx rate .Nm wicontrol .Fl i Ar iface Fl n Ar network name .Nm wicontrol .Fl i Ar iface Fl s Ar station name .Nm wicontrol .Fl i Ar iface Fl c Ar 0|1 .Nm wicontrol .Fl i Ar iface Fl q Ar SSID .Nm wicontrol .Fl i Ar iface Fl p Ar port type .Nm wicontrol .Fl i Ar iface Fl a Ar access point density .Nm wicontrol .Fl i Ar iface Fl m Ar mac address .Nm wicontrol .Fl i Ar iface Fl d Ar max data length .Nm wicontrol .Fl i Ar iface Fl r Ar RTS threshold .Nm wicontrol .Fl i Ar iface Fl f Ar frequency .Nm wicontrol .Fl i Ar iface Fl P Ar 0|1 .Nm wicontrol .Fl i Ar iface Fl S Ar max_sleep_duration .Sh 解説 .Nm コマンドは、 .Xr wi 4 ドライバを介し、 WaveLAN/IEEE ワイヤレスネットワークデバイスの動作を制御します。 変更可能なほとんどのパラメータは、 WaveLAN が実装している IEEE 802.11 プロトコルに関連するものです。 これに含まれるのは、 ステーション名、 ステーションの動作がアドホック (ポイントツーポイント) と BBS (サービスセット) のどちらであるか、 BSS モードが有効な場合には加入するサービスセットのネットワーク名 (IBSS) です。 .Nm コマンドを使用して、これらのパラメータの現在の設定を見ることができますし、 カードの統計情報カウンタの値をダンプできます。 .Pp .Nm に与えられる .Ar iface 引数は、 WaveLAN/IEEE デバイスに関連付けられる論理インタフェース名であることが必要です (wi0 や wi1 など)。 .Sh オプション オプションを示します: .Bl -tag -width Fl .It Fl i Ar iface Op Fl o 指定した WaveLAN/IEEE インタフェースの現在の設定を表示します。 現在のカードの設定をドライバから取り出し、表示します。 追加の .Fl o フラグを使用すると、 .Nm は、カードの設定の代りに統計情報カウンタを表示します。 .It Fl i Ar iface Fl t Ar tx rate 指定したインタフェースの転送レートを設定します。 転送レートとしての正当な値は、 インタフェースが標準の WaveLAN/IEEE であるか WaveLAN/IEEE Turbo アダプタ かによって変わります。 標準の NIC でサポートする最大転送レートは 2Mbps ですが、 ターボ版の NIC では最大速度 6Mbps をサポートします。 次の表は、正当な転送レートの設定と対応する転送速度を示します: .Bd -filled -offset indent .Bl -column "TX rate " "NIC speed " .Em "TX レート NIC 速度" 1 固定低速 (1Mbps) 2 固定標準速 (2Mbps) 3 自動レート選択 (高速) 4 固定中速 (4Mbps) 5 固定高速 (6Mbps) 6 自動レート選択 (標準) 7 自動レート選択 (中速) .El .Ed .Pp 標準の NIC は 1 から 3 までの設定のみサポートします。 ターボ版の NIC は前述の設定すべてをサポートします。 デフォルトのドライバの設定は 3 (自動レート選択) です。 .It Fl i Ar iface Fl n Ar network name このステーションが加入を望んでいるサービスセット (IBSS) の名前を設定します。 .Ar network name は、30 文字までの長さの任意のテキスト文字列です。 デフォルトの名前は文字列 "ANY" であり、 最初に利用可能となったアクセスポイントにステーションが接続することを 許します。 このオプション設定が動作するためには、 .Fl p フラグを使用して、インタフェースを BSS モードにすることが必要です。 .Pp 注釈: WaveLAN のマニュアルによると、 空文字列を指定すると ホストがすべてのアクセスポイントへ接続可能となるとあります。 一方、別のドライバを見たところ、文字列 "ANY" も同様に動作するとありました。 .It Fl i Ar iface Fl s Ar station name 指定したインタフェースの .Ar station name を設定します。 .Ar station name は診断のために使用されます。 Lucent の WaveMANAGER ソフトウェアは、リモートホストの名前を調査可能です。 .It Fl i Ar iface Fl c Ar 0|1 ステーションがサービスセット (IBSS) を作成することを許します。 許される値は、0 (IBSS を作成しません) と 1 (IBSS の作成を有効にします) です。 デフォルトは 0 です。 .Pp 注釈: このオプションは実験的な目的でのみ提供されています: ホストシステム上で IBSS の作成を有効にしても、 実際には動作していないようです。 .It Fl i Ar iface Fl q Ar SSID 指定したインタフェース上に作成する IBSS の名前 (SSID) を指定します。 .Ar SSID は、30 文字までの長さの任意のテキスト文字列です。 .Pp 注釈: このオプションは実験的な目的でのみ提供されています: ホストシステム上で IBSS の作成を有効にしても、 実際には動作していないようです。 .It Fl i Ar iface Fl p Ar port type 指定したインタフェースの .Ar port type を設定します。 .Ar port type の正当な値は、1 (BSS モード) と 3 (アドホック) モードです。 アドホックモードでは、 あるステーションは直接電波が届く範囲の他のステーション (これらもアドホックモードで動作していることが必要です) と直接通信可能です。 BSS モードでは、 アクセスポイントが制御するサービスセットとホストとが関連付けられることが 必要です。 アクセスポイントは、エンドステーション間のトラフィックを中継します。 デフォルトの設定は 3 (アドホックモード) です。 .It Fl i Ar iface Fl a Ar access_point_density 指定したインタフェースの .Ar access point density を指定します。 正当な値は、1 (低)、2 (中)、3 (高) です。 この設定は、電波モデムの閾値の設定に影響します。 .It Fl i Ar iface Fl m Ar mac address 指定したインタフェースのステーションアドレスを設定します。 .Ar mac address は、コロンで区切られる 6 個の 16 進数の連続として指定されます。 例えば 00:60:1d:12:34:56 となります。 これにより、新規アドレスがカード上にプログラムされ、 インタフェースも更新されます。 .It Fl i Ar iface Fl d Ar max_data_length 指定したインタフェースの、送受信フレームサイズの最大を指定します。 .Ar max data length は、350 から 2304 までの任意の数値です。デフォルトは 2304 です。 .It Fl i Ar iface Fl r Ar RTS threshold 指定したインタフェースの RTS/CTS 閾値を設定します。 これは、RTS/CTS ハンドシェーク境界に使用するバイト数を制御します。 .Ar RTS threshold は 0 から 2047 までの任意の数値です。デフォルトは 2347 です。 .It Fl i Ar iface Fl f Ar frequency 指定したインタフェースの電波の周波数を設定します。 .Ar frequency は次の表に示すチャネル ID で指定することが必要です。 利用可能な周波数は、各地の当局によって指定される電波規制に依存します。 既知の規制元としては、 FCC (米国)、ETSI (欧州)、フランス、日本があります。 表中の周波数は Mhz です。 .Bd -filled -offset indent .Bl -column "チャネル ID " "FCC " "ETSI " "仏 " "日 " .Em "チャネル ID FCC ETSI 仏 日" 1 2412 2412 - - 2 2417 2417 - - 3 2422 2422 - - 4 2427 2427 - - 5 2432 2432 - - 6 2437 2437 - - 7 2442 2442 - - 8 2447 2447 - - 9 2452 2452 - - 10 2457 2457 2457 - 11 2462 2462 2462 - 12 - 2467 2467 - 13 - 2472 2472 - 14 - - - 2484 .El .Ed .Pp 不正なチャネルを指定すると、NIC はデフォルトチャネルに戻ります。 米国および欧州で販売されている NIC では、デフォルトチャネルは 3 です。 フランスで販売されている NIC では、デフォルトチャネルは 11 です。 日本で販売されている NIC では、利用可能なチャネルは 14 のみです。 2 つのステーションが通信するためには、 同一のチャネルに設定されていることが必要であることに注意してください。 .It Fl i Ar iface Fl P Ar 0|1 指定したインタフェースの電源管理を有効または無効にします。 電源管理を有効にすると、 交互にスリープ/ウェイクプロトコルを使用することにより、 モバイルステーションの省電力を助けます。 このために受信遅延がいくぶん増加します。 デフォルトでは、電源管理はオフです。 電源管理が機能するためには、 アクセスポイントとの協調が必要なことに注意してください。 アドホックモードでは動作しません。 また電源管理がサポートされているのは、 Lucent WavePOINT のバージョン 2.03 以降のファームウェア、 WaveLAN PCMCIA アダプタのバージョン 2.00 以降のファームウェアのみです。 古いリビジョンでは、電源管理の設定は黙って無視されます。 このパラメータにとって正当な値は、0 (オフ) と 1 (オン) です。 .It Fl i Ar iface Fl S Ar max_sleep_interval 電源管理が有効なときに使用するスリープ間隔を指定します。 .Ar max sleep interval はミリ秒で指定します。デフォルトは 100 です。 .El .Sh 関連項目 .Xr wi 4 , .Xr ifconfig 8 .Sh 歴史 .Nm コマンドが最初に登場したのは .Fx 3.0 です。 .Sh 作者 .Nm コマンドは .An Bill Paul Aq wpaul@ctr.columbia.edu が記述しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/ypserv.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/ypserv.8 index 7f63013630..db70131964 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/ypserv.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/ypserv.8 @@ -1,422 +1,423 @@ .\" Copyright (c) 1995 .\" Bill Paul . All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by Bill Paul. .\" 4. Neither the name of the author nor the names of any co-contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY Bill Paul AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL Bill Paul OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: ypserv.8,v 1.15 1998/03/23 08:31:07 charnier Exp % +.\" %Id: ypserv.8,v 1.15.2.1 1999/08/15 12:51:15 mpp Exp % +.\" .\" jpman %Id: ypserv.8,v 1.3 1997/05/19 17:11:16 horikawa Stab % .\" .Dd February 4, 1995 .Dt YPSERV 8 .Os .Sh 名称 .Nm ypserv .Nd NIS データベースサーバ .Sh 書式 .Nm .Op Fl n .Op Fl d .Op Fl p Ar path .Sh 解説 .Tn NIS は複数の UNIX ベースのマシン間で 共通の設定ファイルの集合を共有するための RPC ベースのサービスです。 .Tn NIS では、 .Pa /etc/hosts , .Pa /etc/passwd , .Pa /etc/group といった、ほとんどの環境で頻繁に更新されるファイルの複数のコピーを システム管理者が更新する必要は無く、 計算機のグループで一箇所で更新可能な 1 組のデータを共有することができます。 .Pp .Nm は .Tn NIS .Em ドメイン 内のクライアントシステムに .Tn NIS データベースを配布するサーバです。 .Tn NIS ドメイン内のクライアントは .Xr domainname 1 コマンドを使用し、 .Nm がサービスしているドメイン名を設定しなければなりません。 また、単一 .Tn NIS ドメイン中に複数のサーバが存在しうるため、 クライアントは、 .Xr ypbind 8 を実行させ、特定のサーバに接続する必要もあります。 .Pp .Nm によって配布されるデータベースは .Pa /var/yp/[domainname] に格納されます。 ここで .Pa domainname はサービスを受けるドメイン名です。 この様なディレクトリは様々なドメイン名にて複数存在可能ですが、 単一の .Nm デーモンにて全て処理可能です。 .Pp データベース (もしくはしばしば .Pa マップ と呼ばれます)は、様々なシステムファイルをソースとして .Pa /var/yp/Makefile によって作成されます。 データベースファイルは .Xr db 3 フォーマットであり、レコード数が多くとも高速に検索可能です。 .Bx Free では、セキュリティのため、マップの読み書きは root のみ可能です。 技術的には、このような制限はパスワードマップにのみ必要ですが、 他のマップの内容は誰もが読める他のファイルに書いてありますので、 この様な制約は害ではなく、現実的であると考えられています。 .Pp .Nm は .Pa /etc/rc.conf にて有効にされている場合に .Pa /etc/rc.network から起動されます。 .Sh 特別な仕様 .Bx Free のパスワードデータベースを .Tn NIS によって配布する場合にいくつかの問題があります。 .Bx Free は通常、暗号化したパスワードを、root のみ読み書き可能な .Pa /etc/master.passwd にのみ格納します。 このファイルを .Tn NIS マップにすると、セキュリティが完全に破れてしまいます。 .Pp これに対処するために、 .Bx Free の .Nm は .Pa master.passwd.byname と .Pa master.basswd.byuid のマップを特別な方法で扱います。 サーバがこれら 2 つのマップへのアクセス要求を受け付けると、 要求元の TCP ポートをチェックし、ポート番号が 1023 より大きい場合には エラーを返します。 スーパユーザのみ 1024 より小さい TCP ポートにバインドする事を許されているため、 サーバはこれを利用して特権ユーザからの要求か否かを判定できます。 非特権ユーザからの全ての要求は拒否されます。 .Pp また、 .Bx Free の標準 C ライブラリ中の .Xr getpwent 3 ルーチンは、スーパユーザが使用した場合には .Pa master.passwd.byname と .Pa master.passwd.byuid のマップからデータを取得します。 通常のユーザがこれらのルーチンをコールした場合には、標準の .Pa passwd.byname と .Pa passwd.byuid のマップにアクセスします。後者の 2 つのマップは .Pa /var/yp/Makefile により、 .Pa master.passwd ファイルをパースし、パスワードフィールドを削除する事により作成されますので、 非特権ユーザに渡しても安全です。 このように .Pa master.passwd データベースのシャドウパスワード機構は .Tn NIS においても守られます。 .Pp .Sh 注釈 .Ss 制限 .Tn NIS 環境にてシャドウパスワードを使用することに起因する問題が 2 つあります。 ユーザは次のことに気をつけねばなりません。 .Pp .Bl -enum -offset indent .It .Sq TCP ポートが 1024 より小さい というテストは非常に簡単であるため、 同一ネットワーク上の、無制限のアクセスが可能なマシンを持つユーザは これを破る事が可能です (UNIX ベースではないオペレーティングシステムを実行するマシンでも可能です)。 .It .Bx Free システムを、シャドウパスワードをサポートしない非 .Bx Free クライアント (ほとんどがそうです) に対するサーバにしようとしている場合には、 .Pa /var/yp/Makefile の .Em UNSECURE=True エントリのコメントを外し、 シャドウパスワードを無効にする必要があります。 これにより、 .Pa passwd.byname と .Pa passwd.byuid のマップに、非 .Bx Free クライアントが .Tn NIS を通じてユーザ認証を 行うために必要とする、 有効な暗号化されたパスワードフィールドが含まれるようになります。 .El .Pp .Ss セキュリティ 一般的に、リモートユーザは、ドメイン名を知ってさえいれば、RPC を .Nm に発行し、 .Tn NIS マップの内容を取得可能です。 このような権限の無いトランザクションを防ぐために、 .Nm には .Pa securenets と呼ばれる、あるホストの集合にのみアクセスを制限する機能があります。 起動時に、 .Nm は securenets 情報をファイル .Pa /var/yp/securenets から読み込みます。 (後述するように、このパスは、 .Fl p オプションによって指定するパスによって変化することに注意して下さい。) このファイルは、空白によって区切られるネットワークとネットワークマスクからなる エントリを複数含みます。 .Dq \&# から始まる行はコメントと見なされます。 securenets ファイルの例を以下に示します: .Bd -unfilled -offset indent # allow connections from local host -- mandatory 127.0.0.1 255.255.255.255 # allow connections from any host # on the 129.168.128.0 network 192.168.128.0 255.255.255.0 # allow connections from any host # between 10.0.0.0 to 10.0.15.255 10.0.0.0 255.255.240.0 .Ed .Pp .Nm がこれらのルールに適合するアドレスからの要求を受け取った場合には、 通常通り要求を処理します。 アドレスがルールに適合しない場合には、要求は無視され、警告がログされます。 .Pa /var/yp/securenets ファイルが存在しない場合には、 .Nm は全てのホストからの接続を許します。 .Pp .Nm は、Wietse Venema の .Em tcpwrapper パッケージをサポートしますが、 .Em tcpwrapper パッケージは .Bx Free とともに配布されていないため、 デフォルトでは組み込まれていません。 しかし .Pa libwrap.a と .Pa tcpd.h があれば、容易に .Nm を再コンパイルすることができます。 これにより、アクセス管理のために、 システム管理者は tcpwrapper の設定ファイル ( .Pa /etc/hosts.allow と .Pa /etc/hosts.deny ) を .Pa /var/yp/securenets の代わりに使用できます。 .Pp 注: どちらのアクセス制御もそれなりのセキュリティを提供しますが、 特権ポートテストと同様に .Dq IP 詐称 (spoofing) 攻撃には無力であることに 注意して下さい。 .Pp .Ss NIS v1 互換性 このバージョンの .Nm は .Tn NIS v1 クライアントに対してある程度サービス可能です。 .Bx Free の .Tn NIS 実装は .Tn NIS v2 プロトコルのみを使用しますが、 他の実装では古いシステムとのバックワードコンパチビリティのために v1 プロトコルもサポートしています。 そのようなシステムで提供されている .Xr ypbind 8 デーモンは、実際にはおそらく不要なのですが、 .Tn NIS v1 サーバにバインドしようとします。 (そして、v2 サーバから返答を受け取ったとしてもサーバを探すために ブロードキャストし続けます。) このバージョンの .Nm では通常のクライアントの呼び出しはサポートされていますが、 v1 マップ転送要求は扱いません。 すなわち、古い .Tn NIS サーバとともに、マスタもしくはスレーブとして使用することはできません。 好運なことに、今日ではこの様なサーバは存在しないでしょう。 .Ss NIS クライアントでもある NIS サーバ 複数のサーバが存在するドメインにおいて、 サーバが .Tn NIS クライアントでもある場合には、 .Nm の実行に注意を払う必要があります。 バインド要求をブロードキャストさせてサーバ間でバインドさせるのではなく、 サーバを自分自身にバインドすることは一般的には良い考えです。 あるサーバがダウンし、他のサーバがそのサーバに依存していた場合には、 奇妙な障害が生じ得ます。(結果として全てのクライアントがタイムアウトし、 他のサーバにバインドしようとしますが、遅延は無視できず、 サーバはまだ互いにバインドしようとしますので、障害は残ります。) .Pp 特定のサーバに強制的にバインドさせるための詳細は .Xr ypbind 8 マニュアルページを参照して下さい。 .Sh オプション 以下のオプションが .Nm にてサポートされています。 .Bl -tag -width flag .It Fl n このオプションは .Nm が .Pa hosts.byname と .Pa hosts.byaddress のマップに対する yp_match 要求を扱う方法を操作します。 デフォルトでは、 .Nm が与えられたホストのエントリをホストマップ中に見付けられなかった場合には、 エラーを返しそれ以上の処理を行いません。 .Fl n フラグを指定すると、 .Nm はさらなる処理を行います。 すぐにあきらめずに、ホスト名もしくはアドレスを DNS ネームサーバに問い合わせて 解決しようとします。 問い合わせが成功すると、 .Nm は偽のデータベースレコードを作成し、それをクライアントに返しますので、 クライアントの yp_match 要求は成功したように見えます。 .Pp この仕様は SunOS 4.1.x との互換性のために用意されています。 そのシステムの標準 C ライブラリではリゾルバが腐っており、 ホスト名とアドレスの解決のために .Tn NIS に依存していました。 .Bx Free のリゾルバは DNS への問い合わせを直接行えますので、 .Bx Free である .Tn NIS クライアントに対してのみサービスする場合は、 このオプションを有効にする必要はありません。 .It Fl d サーバをデバッグモードで実行します。 通常 .Nm は異常時のエラー (アクセス違反、ファイルアクセス失敗) のみを .Xr syslog 3 機能を使用して報告します。 デバッグモードでは、サーバは自身をバックグラウンドでは実行せず、 リクエストを受けるたびに、 状態を表す追加のメッセージを標準エラー出力に表示します。 また、デバッグモードで実行している間は、通常とは異なり、 yp_all 要求処理時や DNS 検索処理時に .Nm ypserv サブプロセスを生成しません。 (これらの処理は多くの場合完了までに時間がかかるために サブプロセスにより処理され、 親であるサーバは別の要求を処理できるようになっています。) これによりデバッグツールによるサーバのトレースが容易になります。 .It Fl p Ar path 通常 .Nm は .Tn NIS マップは .Pa /var/yp 以下にあるものと想定します。 .Fl p フラグを使用し、別の .Tn NIS ルートパスを指定できますので、 システム管理者はファイルシステム中の別の場所にマップファイルを移動できます。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width Pa -compact .It Pa /var/yp/[domainname]/[maps] .Tn NIS マップ .It Pa /etc/host.conf リゾルバ設定ファイル .It Pa /var/yp/securenets ホストアクセス制御ファイル .El .Sh 関連項目 .Xr ypcat 1 , .Xr db 3 , .Xr yp 4 , +.Xr rpc.yppasswdd 8 , .Xr ypbind 8 , -.Xr yppasswdd 8 , .Xr yppush 8 , .Xr ypxfr 8 .Sh 作者 .An Bill Paul Aq wpaul@ctr.columbia.edu .Sh 歴史 このバージョンの .Nm が最初に登場したのは .Fx 2.2 です。