diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/dhclient.conf.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/dhclient.conf.5 index 186e678287..e158dfd8c6 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/dhclient.conf.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/dhclient.conf.5 @@ -1,632 +1,633 @@ .\" dhclient.conf.5 .\" -.\" Copyright (c) 1996-2001 Internet Software Consortium. +.\" Copyright (c) 1996-2002 Internet Software Consortium. .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. Neither the name of The Internet Software Consortium nor the names .\" of its contributors may be used to endorse or promote products derived .\" from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE INTERNET SOFTWARE CONSORTIUM AND .\" CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, .\" INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF .\" MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE .\" DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE INTERNET SOFTWARE CONSORTIUM OR .\" CONTRIBUTORS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, .\" SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT .\" LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF .\" USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND .\" ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, .\" OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT .\" OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" This software has been written for the Internet Software Consortium .\" by Ted Lemon in cooperation with Vixie Enterprises and Nominum, Inc. .\" To learn more about the Internet Software Consortium, see .\" ``http://www.isc.org/''. To learn more about Vixie Enterprises, .\" see ``http://www.vix.com''. To learn more about Nominum, Inc., see .\" ``http://www.nominum.com''. .\" -.\" %FreeBSD: src/contrib/isc-dhcp/client/dhclient.conf.5,v 1.10 2002/09/30 08:45:13 murray Exp % +.\" $Id: dhclient.conf.5,v 1.9 2003-01-27 02:48:07 horikawa Exp $ +.\" %FreeBSD: src/contrib/isc-dhcp/client/dhclient.conf.5,v 1.10.2.1 2003/01/16 07:59:31 obrien Exp % .\" $FreeBSD$ .\" WORD: lease リース(アドレスの貸与)[dhclient.conf.5] .\" WORD: lease discovery request リース発見要求[dhclient.conf.5] .\" WORD: offer (リース提供の)申し出、提供申し出[dhclient.conf.5] .TH dhclient.conf 5 .SH 名称 dhclient.conf - DHCP クライアント設定ファイル .SH 解説 dhclient.conf ファイルには Internet Software Consortium の DHCP クライアントである .IR dhclient の設定情報が含まれます。 .PP dhclient.conf は自由形式の ASCII テキストファイルです。 このファイルは dhclient に組み込まれた再帰下降パーザに解析されます。 ファイルには、整形の目的でタブや改行を余分に含めることもできます。 ファイル中のキーワードでは大文字小文字を区別しません。 (クォート内は除いて) ファイル中のどこでもコメントを置くことができます。 コメントは文字 # で始まり、行末で終わります。 .PP dhclient.conf ファイルで、クライアントのさまざまな動作を設定できます。 それらには、プロトコルのタイミング、サーバに対して要求する情報、 サーバに対して必須とされる情報、 サーバが情報を提供しなかった場合に用いるデフォルト、 サーバから提供された情報を上書きする値、 サーバから提供された情報に前置や後置する値などがあります。 また、DHCP サーバを持たないネットワークで使うアドレスであっても、 あらかじめ設定ファイルで初期化することもできます。 .SH プロトコルのタイミング クライアントのタイミング動作は、ユーザが設定する必要はありません。 ユーザがタイミング設定を行わなければ、 サーバに無秩序に負荷を与えたりせず適時更新を行うような、 充分に適切なタイミング動作がデフォルトで用いられます。 .PP しかし、必要に応じて、 次の文を指定して DHCP クライアントのタイミング動作を調節できます: .PP .B timeout .I 文 .PP .B timeout .I time .B ; .PP .I timeout 文は、クライアントがアドレスを決める試みを開始してから、 サーバにアクセスすることが できないと判断するまでに経過すべき時間を決めます。 デフォルトではこのタイムアウト値は 60 秒です。 このタイムアウト値が過ぎた後は、 もし静的なリースが設定ファイルに定義されているか、 リースデータベースにまだ期限切れになっていないリースが残っていれば、 クライアントはそれらのリースをひとつずつ検証してみて、 いずれかが有効なようであればそのリースのアドレスを使います。 もし静的なリースも、リースデータベース内の期限の切れていないリースで 有効なものも存在しなければ、 クライアントは定義された retry 間隔の後でプロトコルを再開させます。 .PP .B retry .I 文 .PP \fBretry \fItime\fR\fB;\fR .PP .I retry 文は、クライアントが DHCP サーバが存在しないと判断してから 再び DHCP サーバにアクセスを試みるまでの間に、経過するべき時間を決めます。 デフォルトでは、これは 5 分です。 .PP .B select-timeout .I 文 .PP \fBselect-timeout \fItime\fR\fB;\fR .PP あるネットワーク上で、複数の DHCP サーバがサービスを提供することもできます (その方が望ましいという意見もあります)。 その場合、最初のリース発見メッセージ (lease discovery message) への応答として、 クライアントが複数のリース提供の申し出を受けることもあり得ます。 それらのうち、ある提供が他の提供よりも好ましいかもしれません (例えば、クライアントが以前使用していたアドレスがある提供に含まれているが、 他の提供には含まれないなど)。 .PP .I select-timeout はクライアントが最初のリース発見要求 を送信して、 少なくとも 1 つの提供申し出を受けた場合、 サーバからの提供申し出待ちをやめるまでの時間です。 もし .I select-timeout が切れるまでにどこからも提供申し出を受け取れなければ、 クライアントはそのあと最初に到着する提供申し出を受け入れます。 .PP デフォルトでは、select-timeout 値は 0 秒です。 つまりクライアントは最初に受け取る提供申し出を受け入れます。 .PP .B reboot .I 文 .PP \fBreboot \fItime\fR\fB;\fR .PP クライアントは、再起動すると、 最後に保持していたアドレスをまず取得し直そうとします。 これを INIT-REBOOT (初期リブート) 状態と呼びます。 最後に動作していたときと同じネットワークに クライアントがまだ接続していれば、これが最も素早い起動法となります。 .I reboot 文は、クライアントが最初に古いアドレスの再取得を試みてから、 あきらめて新しいアドレスを発見しようとするまでに、 経過すべき時間を設定します。 デフォルトでは、reboot タイムアウト値は 10 秒です。 .PP .B backoff-cutoff .I 文 .PP \fBbackoff-cutoff \fItime\fR\fB;\fR .PP クライアントは、指数的な一時退避 (backoff) アルゴリズムを、ある程度の 乱数付きで使用します。これは、多くのクライアントが同時に自分を設定しよう としたときでも、リクエストがロックしてしまうことがないようにするためです。 .I backoff-cutoff 文は、一時退避に許された最大時間を決定します。デフォルト値は 2 分です。 .PP .B initial-interval .I 文 .PP \fBinitial-interval \fItime\fR\fB;\fR .PP .I initial-interval 文は、サーバへの最初のアクセスの試みから次の試みまでの間の時間を 設定します。メッセージの間隔は、メッセージを 1 回送信するたびに、 現在の間隔に 0 から 1 の間の乱数値を乗じたものの 2 倍を、現在の間隔に 加えたものになります。 この値が backoff-cutoff 値より大きくなると、この時間が設定されます。 デフォルト値は 10 秒です。 .SH リース要求とリクエスト DHCP プロトコルでは、クライアントからサーバに対し、特定の情報を送るよう 要求したり、受け入れ準備のできていない他の情報は送らないように要求したり できます。 また、サーバからの提供申し出にクライアントの必要とする情報が含まれない 場合や、提供された情報が充分でない場合、クライアントが提供申し出を 拒否することもできます。 .PP DHCP サーバが DHCP クライアントに送る提供申し出に含まれるデータには、 さまざまなものがあります。 特に要求できるデータは \fIDHCP オプション\fR と呼ばれるものです。 DHCP オプションは \fBdhcp-options(5)\fR に定義されています。 .PP .B request .I 文 .PP \fBrequest [ \fIoption\fR ] [\fB,\fI ... \fIoption\fR ]\fB;\fR .PP request 文を指定することで、クライアントは、サーバに対し、その クライアントに応答するならば、指定したオプションの値を送るよう 要求するようになります。 request 文にはオプション名だけを指定し、オプションパラメータは指定しません。 デフォルトでは DHCP クライアントは subnet-mask, broadcast-address, time-offset, routers, domain-name, domain-name-servers, host-name オプションを要求します。 .PP 場合によっては要求リストを全く送らないことが望ましいこともあります。 そうするためには、単純にパラメータを指定しない request 文を書いて下さい: .PP .nf request; .fi .PP .B require .I 文 .PP \fBrequire [ \fIoption\fR ] [\fB,\fI ... \fIoption ]\fB;\fR .PP require 文には、ある提供申し出をクライアントが受け入れるために サーバが送るべきオプションを列挙します。 列挙されたオプションすべてを含まない提供申し出は無視されます。 .PP .B send .I 文 .PP \fBsend { [ \fIoption declaration\fR ] [\fB,\fI ... \fIoption declaration\fR ]\fB}\fR .PP send 文を指定することで、クライアントは、 指定したオプションを指定した値でサーバに送信するようになります。 ここで指定できるオプションは、 \fBdhcp-options(5)\fR で説明されているオプション宣言すべてです。 DHCP プロトコルで常に送られるオプションは ここに指定するべきではありません。但し、 \fBrequested-lease-time\fR オプションをデフォルトのリース時間 (2 時間) 以外の値で指定することはできます。この文を使う他の場合として明らかな ものは、自分と別の種類のクライアントとを区別できるような 情報を、サーバに対し送信する場合です。 .SH 動的 DNS 現在、リースが獲得された際に DNS の更新を行うための、 非常に限定的なサポートがクライアントにあります。 これはプロトタイプ的なものであり、 おそらくあなたが思っているようには動きません。 もし、あなたが偶然にも自分のところの DNS サーバの管理者であるというなら、 その場合に限っては動きます。とてもありそうにないことですが。 .PP これを動作させるためには、DHCP サーバの中で 鍵とゾーンを宣言する必要があります (詳細は \fBdhcpd.conf\fR(5) を参照)。 また、次のようにクライアントで fqdn オプションを設定する必要があります: .PP .nf send fqdn.fqdn "grosse.fugue.com."; send fqdn.encoded on; send fqdn.server-update off; .fi .PP \fIfqdn.fqdn\fR オプションは \fB必ず\fR 完全なドメイン名でなければなりません。 更新するゾーンに対するゾーン文を \fB必ず\fR 定義しなければなりません。 \fIfqdn.encoded\fR オプションは、使用している DHCP サーバによっては、 \fIon\fR か \fIoff\fR に設定する必要があるかもしれません。 .PP -.B no-client-updates +.B do-forward-updates .I 文 .PP - \fBno-client-updates [ \fIflag\fR ] \fB;\fR + \fBdo-forward-updates [ \fIflag\fR ] \fB;\fR .PP DHCP クライアントが直接 DNS の更新を行うよりも、 DHCP クライアントスクリプト (\fBdhclient-script(8)\fR 参照) の中で DNS の更新を行いたい場合 (例えば、DHCP クライアントが直接サポートしていない SIG(0) 認証を使用したい場合) -には、\fBno-client-updates\fR 文を使って、更新を行わないように +には、\fBdo-forward-updates\fR 文を使って、更新を行うように クライアントに教えることができます。 -DHCP クライアントが更新することを望まない場合は \fIflag\fR を \fBtrue\fR にし、 -更新することを望む場合は \fIflag\fR を \fBfalse\fR にすることになります。 +DHCP クライアントが更新することを望む場合は \fIflag\fR を \fBtrue\fR にし、 +更新することを望まない場合は \fIflag\fR を \fBfalse\fR にすることになります。 デフォルトでは DHCP クライアントは DNS の更新を行います。 .PP .SH オプション修飾子 そのクライアントにとって実際には適切でない オプションデータを受け取ったり、必要な情報を受け取らなかったり する場合で、かつ、それらの情報に利用可能なデフォルトの値が クライアント側に存在する場合があります。 また、利用可能ではあるがローカルの情報で補う必要のある情報を クライアントが受けとる場合もあります。 こういう場合を扱うために、 いくつかのオプション修飾子が利用できます。 .PP .B default .I 文 .PP \fBdefault [ \fIoption declaration\fR ] \fB;\fR .PP あるオプションについて、 サーバから提供される値をクライアントが使わなければならないが、 もしサーバから値が提供されなければ 何らかのデフォルト値を使う必要がある場合、 それらの値を .B default 文で定義することができます。 .PP .B supersede .I 文 .PP \fBsupersede [ \fIoption declaration\fR ] \fB;\fR .PP あるオプションについて、 どのような値がサーバから提供されても、 常にローカルで設定された値を使わなければならない場合、 それらの値を .B supersede 文で定義することができます。 .PP .B prepend .I 文 .PP \fBprepend [ \fIoption declaration\fR ] \fB;\fR .PP あるオプションの集合について、まずユーザが提供する値を使い、 その次にサーバから提供された値があればそれを使う場合、 それらの値を .B prepend 文で定義することができます。 .B prepend 文は複数の値を取ることのできるオプションにのみ用いることができます。 この制約は強制されるものではありませんが、 これを無視した場合、どのような挙動になるかは予想できません。 .PP .B append .I 文 .PP \fBappend [ \fIoption declaration\fR ] \fB;\fR .PP あるオプションの集合について、まずサーバから提供された値を使い、 その次にユーザが提供する値があればそれも使う場合、 それらの値を .B append 文で定義することができます。 .B append 文は複数の値を取ることのできるオプションにのみ用いることができます。 この制約は強制されるものではありませんが、 もし違反すると予期できない結果となります。 .SH リース宣言 .PP .B lease .I 宣言 .PP \fBlease {\fR \fIlease-declaration\fR [ ... \fIlease-declaration ] \fB}\fR .PP ある時間 (\fBプロトコルのタイミング\fR 参照) の後、DHCP クライアントは サーバへのアクセスに成功しそうにないと判断する場合があります。 その時点で、クライアントは自分が持っている、古いリースのデータベースを 見て、時間切れになっていないリースを順に調べ、そこに挙がっている ルータに ping を行って、それが利用可能なリースかどうかを調べます。 DHCP サービスや BOOTP サービスが存在しないネットワークのために、 1 つ以上の \fI固定\fR リースをクライアント設定ファイルに定義しておいて、 クライアントがアドレスを自動的に設定できるようにすることもできます。 これは .B lease 文で行います。 .PP 注意: lease 文は、DHCP サーバから受け取ったリースを記録するために、 dhclient.leases ファイルでも使われます。 以下に説明するリース用のシンタックスには dhclient.leases ファイルでのみ必要なものもあります。 説明を完全なものにするため、そのようなシンタックスもここで記述します。 .PP lease 文は、リースキーワード、左中括弧、1 つ以上のリース宣言文、 右中括弧が続いたもので構成されます。 リース宣言として、次のものが可能です: .PP \fBbootp;\fR .PP .B bootp 文は、リースが DHCP プロトコルではなく、 BOOTP プロトコルを用いて取得されたことを示します。 この文をクライアント設定ファイルに指定する必要は全くありません。 クライアントはこの構文をリースデータベースファイル内で使います。 .PP \fBinterface\fR \fB"\fR\fIstring\fR\fB";\fR .PP .B interface リース文は、そのリースを有効とするインタフェースを示します。 これが設定されている場合、このリースは、指定されたインタフェース 上でのみ使用されます。 サーバからリースを受け取ったとき、 クライアントは常にそのリースを受け取ったインタフェース番号を記録します。 dhclient.conf ファイルで事前にリースを定義している場合、要求されてない のですが、そのリースでインタフェースもあわせて指定しなければ なりません。 .PP \fBfixed-address\fR \fIip-address\fR\fB;\fR .PP .B fixed-address 文は特定のリースの IP アドレスを指定する際に使います。 これはすべての lease 文に必要です。 IP アドレスは (12.34.56.78 のように) ドット付き 4 つ組形式で 指定しなければなりません。 .PP \fBfilename "\fR\fIstring\fR\fB";\fR .PP .B filename 文は使用するブートファイル名を指定します。 これは標準的なクライアント設定スクリプトでは使われませんが、 説明の完全を期すためにここに含めてあります。 .PP \fBserver-name "\fR\fIstring\fR\fB";\fR .PP .B server-name 文は使用するブートサーバ名を指定します。 これも標準的なクライアント設定スクリプトでは使われません。 .PP \fBoption\fR \fIoption-declaration\fR\fB;\fR .PP .B option 文は、サーバから提供されるオプションの値を指定するのに使います。 あるいは、dhclient.conf で事前定義リースが宣言されている場合には、 その事前定義リースが使われる際にクライアント設定スクリプトで使用して 欲しい値を指定します。 .PP \fBscript "\fIscript-name\fB";\fR .PP .B script 文は dhcp クライアント設定スクリプトのパス名を指定するのに使います。 このスクリプトは、アドレスを要求したり、以前に提供されたアドレスを 試したり、 リースを取得してからインタフェースの最終設定を行ったりする前に、 dhcp クライアントが各インタフェースの初期設定を行うのに使います。 リースが取得できなかった場合には、 事前定義リースが存在する場合、それらを試すためにこのスクリプトが使われます。 また、有効なリースがひとつも得られなかった場合でも、このスクリプトは、 1 回は呼び出されます。 より詳しくは、 .B dhclient-script(8) を参照してください。 .PP \fBvendor option space "\fIname\fB";\fR .PP .B vendor option space 文は、vendor-encapsulate-options オプションを受信した場合、 復号化にどのオプション空間を使用するべきかを指定するために使用されます。 サーバからのベンダオプションの特定のクラスを要求するために、 \fIdhcp-vendor-identifier\fR を使用することができます。 詳細は .B dhcp-options(5) を参照してください。 .PP \fBmedium "\fImedia setup\fB";\fR .PP .B medium 文は、接続されているネットワークのタイプをネットワークインタフェースが 自動的に判断できないようなシステムで使うことができます。 文字列 media setup はシステム依存のパラメータで、 インタフェース初期化の際に dhcp クライアント設定スクリプトに渡されます。 Unix および Unix 風のシステムでは、 この引数はインタフェースを設定するときに ifconfig コマンドラインに 渡されます。 .PP リースを得るためにインタフェースを設定する 際に、dhcp クライアントがメディアタイプ ( .B media 文を参照) を使用する場合、dhcp クライアントは、このパラメータを 自動的に宣言します。ネットワークインタフェースがメディアタイプの 設定を必要とする場合は (する場合に限り)、この文を事前定義リースで 使用しなければなりません。 .PP \fBrenew\fR \fIdate\fB;\fR .PP \fBrebind\fR \fIdate\fB;\fR .PP \fBexpire\fR \fIdate\fB;\fR .PP \fBrenew\fR 文は、現在使用中のリースを更新 (renew) するために、 dhcp クライアントが使用中のリースを提供してくれたサーバへのアクセスの 試みを開始しなければならない日時を定義します。\fBrebind\fR 文は、 リースを更新するために、dhcp クライアントが \fIいずれかの\fR dhcp サーバへのアクセスの試みを開始しなければならない日時を定義します。 \fBexpire\fR 文は、リースの更新のためにサーバにアクセスできなかった場合、 dhcp クライアントがそのリースの使用を停止しなければならない日時を 定義します。 .PP これらの宣言は、DHCP クライアントが得たリース中では自動的に設定されます。 事前定義リースのうち、DHCP クライアントに有効期限が過ぎたものを使用して 欲しくないものの中では、これらの宣言を設定しておく必要があります。 .PP date は以下のように指定します。 .PP \fI \fB/\fI\fB/\fI \fB:\fI\fB:\fI\fR .PP weekday は、人間が見てリース期限をわかりやすくするために存在します。 これは、0 から 6 までの数字で指定します。0 は日曜日です。year は世紀 込みで指定します。ですから、本当に長いリースを別にすると、必ず 4 桁に なるはずです。month は 1 (1 月を表します) から始まる数字で指定します。 day は同様に 1 から始まる (月における) 日として指定します。hour は、 0 から 23 の間の数字です。minute と second はともに 0 から 59 の間の 数字を指定します。 .SH エイリアス宣言 \fBalias { \fI declarations ... \fB}\fR .PP DHCP クライアントが TCP/IP ローミング (roaming) プロトコルを実行して いる場合、DHCP を用いて得られるリースだけでなく、事前に定義された IP エイリアスも、自分が使用するインタフェースに設定する必要がある 場合があります。Internet Software Consortium 版 DHCP クライアントは、 固定アドレス直接指定のローミングをサポートしていませんが、その種の実験 ができるように、この dhcp クライアントは、 .B alias 宣言を使って IP エイリアスを設定する準備はできています。 .PP alias 宣言は lease 宣言に似ています。但し、標準の クライアント設定スクリプトでは、subnet-mask オプション以外の オプションと、各種有効期限 (expiry times) が無視される点が異なります。 普通の alias 宣言では、 interface 宣言、IP エイリアスのための 固定アドレス宣言、subnet-mask オプションを含みます。alias 宣言には medium 文は決して含まれてはなりません。 .SH その他の宣言 \fBreject \fIip-address\fB;\fR .PP .B reject 文により、DHCP クライアントは指定したアドレスをサーバ識別子として使用する サーバからの提供申し出を拒否するようになります。標準に準拠しない dhcp サーバや設定を間違えている dhcp サーバによってクライアントが設定されない ようにするために、この文を使用することができます。しかしながら、これは 最後の武器とするべきです。これに先立ち、腐った DHCP サーバを追いかけて それを直す方がよいです。 .PP \fBinterface "\fIname\fB" { \fIdeclarations ... \fB } .PP 複数のネットワークインタフェースを持つクライアントの場合、DHCP で 設定されるインタフェースによって異なる動作をさせる必要がある場合が あります。lease 宣言と alias 宣言を除くすべてのタイミングパラメータ と宣言を、interface 宣言で囲むことができます。その場合、囲まれた パラメータは指定した名前に合致するインタフェースにのみ適用されます。 interface 宣言を持たないインタフェースは、すべての interface 宣言の 外側で宣言されたパラメータ、もしくはデフォルトの設定が適用されます。 .PP \fBpseudo "\fIname\fR" "\fIreal-name\fB" { \fIdeclarations ... \fB } .PP 状況によっては仮想インタフェースを宣言し、 DHCP クライアントがこのインタフェースのための設定を取得するようにすると 便利になり得ます。 通常 DHCP クライアントがサポートしている各インタフェースは、 そのリースを獲得し管理するために、 DHCP クライアントの状態機械を実行しています。 仮想インタフェースは、\fIreal-name\fR と名付けられたインタフェース上で 稼働している、まさしくもう一つの状態機械です。 この機能を使用する場合、 仮想インタフェースと実際のインタフェースの両方に対して クライアント識別子を提供しなければなりません。 また、使用したい IP アドレスに対する仮想インタフェース用に 分離されたクライアントスクリプトを提供しなければなりません。 例えば次のようになります: .PP .nf interface "ep0" { send dhcp-client-identifier "my-client-ep0"; } pseudo "secondary" "ep0" { send dhcp-client-identifier "my-client-ep0-secondary"; script "/etc/dhclient-secondary"; } .fi .PP 仮想インタフェースのためのクライアントスクリプトは インタフェースを有効にしたり無効にしたりする設定をするべきではありません。 特に、リースの獲得や更新の状態、そしてリースの期限切れの状態を 取り扱うためには、そのことが必要です。 詳細は \fBdhclient-script(8)\fR を参照して下さい。 .PP \fBmedia "\fImedia setup\fB"\fI [ \fB, "\fImedia setup\fB", \fI... ]\fB;\fR .PP .B media 文は、IP アドレス取得中に使用が試みられる、メディア設定パラメータを 1 つ 以上定義します。dhcp クライアントは、リスト中の各 media setup 文字列を 順次使用し、あるインタフェースをそれで設定し、ブートを試みます。 駄目ならば次の media setup 文字列を使用します。この文は、 メディアタイプを検出する能力を持たないネットワークインタフェースに 対して利用できます。サーバへのリクエストができ応答が得られるもの ならば、どのようなメディアタイプでもたぶん正当です (保証はしませんが)。 .PP media setup はアドレス取得の初期フェーズ (DHCPDISCOVER パケットと DHCPOFFER パケット)でのみ使用されます。ひとたびアドレスが取得されると、 dhcp クライアントはそのアドレスをリースデータベースに記録し、 そのアドレスを得る際に用いたメディアタイプを記録します。クライアントが リースを更新しようとする際には常に、それと同じメディアタイプを使用します。 リースを期限切れにしてはじめて、クライアントはメディアタイプを順に試す 状態に戻ります。 .\"X .SH SAMPLE ... man-jp 標準はなんだったっけ .SH 使用例 以下の設定ファイルは、NetBSD 1.3 を実行するあるラップトップマシンで 使用されているものです。このマシンは、IP エイリアスとして 192.5.5.213、 インタフェース ep0 (3Com 3C589C) をひとつ持っています。このクライアント は、DHCP 活動がほとんどないネットワークで時間の大部分を消費することが わかっているので、ブート間隔はデフォルト値からいくぶん小さくして あります。このマシンは複数ネットワーク間でローミング (移動) します。 .nf timeout 60; retry 60; reboot 10; select-timeout 5; initial-interval 2; reject 192.33.137.209; interface "ep0" { send host-name "andare.fugue.com"; send dhcp-client-identifier 1:0:a0:24:ab:fb:9c; send dhcp-lease-time 3600; supersede domain-name "fugue.com rc.vix.com home.vix.com"; prepend domain-name-servers 127.0.0.1; request subnet-mask, broadcast-address, time-offset, routers, domain-name, domain-name-servers, host-name; require subnet-mask, domain-name-servers; script "/sbin/dhclient-script"; media "media 10baseT/UTP", "media 10base2/BNC"; } alias { interface "ep0"; fixed-address 192.5.5.213; option subnet-mask 255.255.255.255; } .fi これは dhclient.conf ファイルとしては非常に複雑なものです。一般に、 皆さんが使用するものははるかに簡単なはずです。多くの場合、dhclient.conf ファイルとして空のファイルを生成するだけで十分なはずです。 つまり、デフォルト値でよいのが普通です。 .SH 関連項目 dhcp-options(5), dhclient.leases(5), dhclient(8), RFC2132, RFC2131 .SH 作者 .B dhclient(8) は Vixie Labs との契約のもとで Ted Lemon が書きました。 本プロジェクトの基金は Internet Software Consortium が提供しました。 Internet Software Consortium に関する情報は、 .B http://www.isc.org にあります。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/dhclient.leases.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/dhclient.leases.5 index 511c8f1280..6f9bb94a28 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/dhclient.leases.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/dhclient.leases.5 @@ -1,71 +1,72 @@ .\" dhclient.conf.5 .\" -.\" Copyright (c) 1997 The Internet Software Consortium. +.\" Copyright (c) 1997-2002 The Internet Software Consortium. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. Neither the name of The Internet Software Consortium nor the names .\" of its contributors may be used to endorse or promote products derived .\" from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE INTERNET SOFTWARE CONSORTIUM AND .\" CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, .\" INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF .\" MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE .\" DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE INTERNET SOFTWARE CONSORTIUM OR .\" CONTRIBUTORS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, .\" SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT .\" LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF .\" USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND .\" ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, .\" OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT .\" OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" This software has been written for the Internet Software Consortium .\" by Ted Lemon in cooperation with Vixie .\" Enterprises. To learn more about the Internet Software Consortium, .\" see ``http://www.isc.org/isc''. To learn more about Vixie .\" Enterprises, see ``http://www.vix.com''. .\" .\" -.\" %FreeBSD: src/contrib/isc-dhcp/client/dhclient.leases.5,v 1.3 2002/02/19 12:43:18 murray Exp % +.\" $Id: dhclient.leases.5,v 1.8 2003-01-27 02:48:07 horikawa Exp $ +.\" %FreeBSD: src/contrib/isc-dhcp/client/dhclient.leases.5,v 1.3.2.1 2003/01/16 07:59:31 obrien Exp % .\" .\" $FreeBSD$ .TH dhclient.leases 5 .SH 名称 dhclient.leases - DHCP クライアントのリースデータベース .SH 解説 Internet Software Consortium の DHCP クライアントは、 獲得したリースのうちまだ有効であるものを管理するための、 永続的なデータベースを保持します。 このデータベースは、自由形式の ASCII ファイルであり、 リース 1 つにつき有効な宣言を 1 つ含みます。 あるリースに対して複数の宣言が登場する場合、 ファイル中の最後のものが使用されます。 このファイルはログとして書き込まれますので、 このような状態になることは異常ではありません。 .PP リース宣言の書式は、 .B dhclient.conf(5) に記述されています。 .SH 関連ファイル .B /var/db/dhclient.leases .SH 関連項目 dhclient(8), dhcp-options(5), dhclient.conf(5), RFC2132, RFC2131 .SH 作者 .B dhclient(8) は、Vixie Labs との契約のもとで、Ted Lemon が記述しました。 本プロジェクトの資金は、Internet Software Consortium が提供しました。 Internet Software Consortium に関する情報は、 .B http://www.isc.org にあります。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/dhcp-eval.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/dhcp-eval.5 index 3ccd4bf2e1..6ff511d615 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/dhcp-eval.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/dhcp-eval.5 @@ -1,496 +1,496 @@ .\" dhcp-eval.5 .\" -.\" Copyright (c) 1996-2001 Internet Software Consortium. +.\" Copyright (c) 1996-2002 Internet Software Consortium. .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. Neither the name of The Internet Software Consortium nor the names .\" of its contributors may be used to endorse or promote products derived .\" from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE INTERNET SOFTWARE CONSORTIUM AND .\" CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, .\" INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF .\" MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE .\" DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE INTERNET SOFTWARE CONSORTIUM OR .\" CONTRIBUTORS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, .\" SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT .\" LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF .\" USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND .\" ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, .\" OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT .\" OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" This software has been written for the Internet Software Consortium .\" by Ted Lemon in cooperation with Vixie Enterprises and Nominum, Inc. .\" To learn more about the Internet Software Consortium, see .\" ``http://www.isc.org/''. To learn more about Vixie Enterprises, .\" see ``http://www.vix.com''. To learn more about Nominum, Inc., see .\" ``http://www.nominum.com''. .\" $FreeBSD$ .TH dhcp-eval 5 .SH 名称 dhcp-eval - ISC DHCP における条件付き評価 .SH 解説 Internet Software Consortium の DHCP クライアントとサーバは、どちらも 受信するパケットに依存した条件付き動作を行う能力を持ちます。 条件付き動作の文法をここに示します。 .SH 参照: 条件付き動作 条件付き動作は、if, else, elsif 文を使用して指定します。 条件文は、通常文 (option 文) が登場可能な場所はどこにでも登場可能であり、 またこのような文を括ることも可能です。 サーバにおける条件文は次のようになることが多いでしょう: .PP .nf if option dhcp-user-class = "accounting" { max-lease-time 17600; option domain-name "accounting.example.org"; option domain-name-servers ns1.accounting.example.org, ns2.accounting.example.org; } elsif option dhcp-user-class = "sales" { max-lease-time 17600; option domain-name "sales.example.org"; option domain-name-servers ns1.sales.example.org, ns2.sales.example.org; } elsif option dhcp-user-class = "engineering" { max-lease-time 17600; option domain-name "engineering.example.org"; option domain-name-servers ns1.engineering.example.org, ns2.engineering.example.org; } else { max-lease-time 600; option domain-name "misc.example.org"; option domain-name-servers ns1.misc.example.org, ns2.misc.example.org; } .fi .PP クライアント側では、条件付き評価の例は次のようになるでしょう: .PP .nf # example.org はファイアウォールで DNS をフィルタするので、 # example.org ネットワークに繋がるときのみ、その DNS サーバを使用します。 # example.org に繋がるのではない場合、自己の DNS サーバを優先使用します。 if not option domain-name = "example.org" { prepend domain-name-servers 127.0.0.1; } .fi .PP .B if 文と .B elsif 継続文は、引数としてブール式を取ります。 つまり、これらの文は、評価されるとブール値の結果を生成する式を取ります。 式の評価結果が真になると、 .B if 文の直後のブレースで括られた文が実行され、後続する .B elsif と .B else の節はスキップされます。 そうでない場合、評価結果が真になる elsif 節に出会うまで、後続する各 .B elsif 節の式がチェックされます。 そのような節が見付かると、直後のブレース中の文が実行され、後続する .B elsif と .B else の節はスキップされます。 すべての .B if および .B elsif の節がチェックされたもののどの式も真にならない場合で、 .B else 節が存在する場合、 .B else の直後のブレース中の文が評価されます。 条件においては、評価結果が空になるブール式は偽として扱われます。 .SH ブール式 以下は、DHCP 配布物で現在サポートされているブール式の一覧です。 .PP .I data-expression-1 \fB=\fI data-expression-2\fR .RS 0.25i .PP \fB=\fR オペレータは、2 個のデータ式を比較し、両者が同じ場合は真を返し、 同一でない場合は偽を返します。 左辺もしくは右辺のいずれかが空の場合、結果は空になります。 .RE .PP .I boolean-expression-1 \fBand\fI boolean-expression-2\fR .PP .RS 0.25i \fBand\fR オペレータは、左辺のブール式と右辺のブール式の両方の評価結果が 真の場合、真と評価されます。 そうでない場合、偽と評価されます。 左辺もしくは右辺のいずれかが空の場合、結果は空になります。 .RE .PP .I boolean-expression-1 \fBor\fI boolean-expression-2\fR .PP .RS 0.25i \fBor\fR オペレータは、左辺のブール式と右辺のブール式のいずれかの評価結果が 真の場合、真と評価されます。 そうでない場合、偽と評価されます。 左辺もしくは右辺のいずれかが空の場合、結果は空になります。 .RE .PP .B not \fIboolean-expression .PP .RS 0.25i \fBnot\fR オペレータは、\fIboolean-expression\fR の評価結果が偽の場合、 真と評価されます。 また、\fIboolean-expression\fR の評価結果が真の場合、偽と評価されます。 \fIboolean-expression\fR の評価結果が空の場合、結果もまた空になります。 .RE .PP .B exists \fIoption-name\fR .PP .RS 0.25i \fBexists\fR 式は、処理対象の入力 DCHP パケット中に、 指定されたオプションが存在する場合、真を返します。 .RE .B known .PP .RS 0.25i \fBknown\fR 式は、要求対応中のクライアントが既知の場合、 すなわちホスト宣言がある場合、真を返します。 .RE .B static .PP .RS 0.25i \fBstatic\fR 式は、要求対応中のクライアントへのリース割り当てが、 静的アドレス割り当てによるものであった場合、真を返します。 .RE .SH データ式 前述のブール式は、データ式の評価結果に依存します。 データ式をここに示します。 .PP .B substring (\fIdata-expr\fB, \fIoffset\fB, \fIlength\fB)\fR .PP .RS 0.25i \fBsubstring\fR オペレータは、データ式を評価し、 評価結果中の \fIoffset\fR バイトから開始して \fIlength\fR バイト継続する サブストリングを返します。 \fIoffset\fR と \fIlength\fR は共に数値式です。 \fIdata-expr\fR, \fIoffset\fR, \fIlength\fR のいずれかが空と評価される場合、 結果もまた空になります。 \fIoffset\fR が、評価されたデータの長さ以上である場合、 長さ 0 のデータ文字列が返されます。 \fIlength\fI が、評価されたデータの \fIoffset\fR より後の長さより大きい場合、 評価されたデータの \fIoffset\fR から終端までの全データを含む データ文字列が返されます。 .RE .PP .B suffix (\fIdata-expr\fB, \fIlength\fB)\fR .PP .RS 0.25i \fBsuffix\fR オペレータは、\fIdata-expr\fR を評価し、 評価結果の最後の \fIlength\fR バイトを返します。 \fIlength\fR は数値式です。 \fIdata-expr\fR または \fIlength\fR の評価結果が空の場合、 結果もまた空になります。 \fIsuffix\fR (訳注: \fIlength\fR が正しいと思われます) の評価結果が評価されたデータの長さより大きい場合、 評価されたデータが返されます。 .\" horikawa@jp.FreeBSD.org 2002/04/29 .RE .PP .B option \fIoption-name\fR .PP .RS 0.25i \fBoption\fR オペレータは、サーバが応答処理中のパケットの中の、 指定したオプションの内容を返します。 .RE .PP .B config-option \fIoption-name\fR .PP .RS 0.25i \fBconfig-option\fR オペレータは、指定したオプションに対し、 DHCP クライアントまたはサーバが送出するよう設定された値を返します。 .RE .PP .B hardware .PP .RS 0.25i \fBhardware\fR オペレータは、データストリングを返します。 データストリングの最初の要素は、 対象パケットが示すネットワークインタフェースのタイプであり、 後続する要素は、クライアントのリンク層アドレスです。 パケットが存在しない場合もしくは RFC2131 \fIhlen\fR フィールドが無効な場合、 結果は空になります。 ハードウェアタイプには、イーサネット (1)、トークンリング (6)、 FDDI (8) が含まれます。 ハードウェアタイプは IETF によって規定され、 どのようにタイプの数値が定義されるかの詳細は RFC2131 (ISC DHCP 配布物では、doc/ サブディレクトリにあります) を参照してください。 .RE .PP .B packet (\fIoffset\fB, \fIlength\fB)\fR .PP .RS 0.25i \fBpacket\fR オペレータは、対象パケットの指定部分を返すか、 対象パケットが無い文脈では空を返します。 \fIoffset\fR と \fIlength\fR は、 \fBsubstring\fR オペレータと同様に、パケットの内容に適用されます。 .RE .PP .I string .PP .RS 0.25i クォートで括られたストリングはデータ式として指定可能であり、 クォートの間を ASCII エンコードしたのテキストを返します。 バックスラッシュ ('\\') 文字は C プログラムのように特別扱いされます: すなわち '\\t' はタブを、'\\r' は復改を、'\\n' は改行を、'\\b' はベルを 意味します。 8 進数値は '\\nnn' で指定可能であり、nnn は 0 以上 0377 以下の 8 進数値です。 16 進数値は '\\xnn' で指定可能であり、nn は 0 以上 0xff 以下の 16 進数値です。 .\" 値の範囲の誤りについては、Murray 経由でレポート済 .\" horikawa@jp.FreeBSD.org 2002/05/01 .RE .PP .I colon-seperated hexadecimal list .PP .RS 0.25i コロンで区切られた 16 進数のオクテット値のリストを、 データ式として指定可能です。 .RE .PP .B concat (\fIdata-expr1\fB, ..., \fIdata-exprN\fB)\fR .RS 0.25i 式が評価され、各評価結果がサブ式の順番に連結されます。 サブ式のいずれかの評価結果が空になる場合、連結の結果は空になります。 .RE .PP .B reverse (\fInumeric-expr1\fB, \fIdata-expr2\fB)\fR .RS 0.25i 2 個の式が評価され、データ式の評価結果がその場で反転されます。 反転は、数値式で指定される大きさの単位で行われます。 例えば、数値式の評価結果が 4 の場合で、 データ式の評価結果が 12 バイトになる場合、 reverse 式の評価結果は、次のような 12 バイトのデータになります。 すなわち、入力の最後の 4 バイト、真中の 4バイト、最初の 4 バイトの 順になります。 .RE .PP .B leased-address .RS 0.25i いかなる文脈においても、 要求処理対象となっているクライアントに IP アドレスが割り当て済の場合、 その IP アドレスが返されます。 .RE .PP .B binary-to-ascii (\fInumeric-expr1\fB, \fInumeric-expr2\fB, .B \fIdata-expr1\fB,\fR \fIdata-expr2\fB)\fR .RS 0.25i data-expr2 の評価結果をテキストストリングに変換します。 このテキストストリング中では、 data-expr2 の評価結果の各要素が、1 個の数値になります。 各数値は、それぞれ、data-expr1 の評価結果によって区切られます。 numeric-expr1 の評価結果は、基数 (2 から 16) であり、 この基数に数値が変換されます。 numeric-expr2 の評価結果は、各数値のビット幅であり、 8, 16, 32 のいずれかです。 .PP 最初の 3 個のタイプの式の例として、 クライアントに割り当てられた IP アドレス用の PTR レコードの名前を生成するために使用可能な式を示します .RE .PP .nf concat (binary-to-ascii (10, 8, ".", reverse (1, leased-address)), ".in-addr.arpa."); .fi .PP .B encode-int (\fInumeric-expr\fB, \fIwidth\fB)\fR .RS 0.25i 数値式が評価され、指定された幅のデータストリングに ネットワークバイト順 (最上位バイトが最初) でエンコードされます。 数値式の評価結果が空の値になる場合、結果もまた空です。 .RE .\" この ".RE" が無いと、インデントが正しくないです .\" horikawa@jp.FreeBSD.org 2002/04/29 .PP .B pick-first-value (\fIdata-expr1\fR [ ... \fIexpr\fRn ] \fB)\fR .RS 0.25i pick-first-value 関数は、任意個のデータ式を取り得ます。 リストの先頭から各式が評価され、 評価結果が空ではない式が見付かるまでこれが続きます。 この式が返され、この式に後続する式は評価されません。 すべての式の評価結果が空の場合、空の値が返されます。 .RE .PP .B host-decl-name .RS 0.25i host-decl-name 関数は、現在要求処理対象となっているクライアントにマッチする、 ホスト宣言の名前を返します。 どのホスト宣言もマッチしない場合、結果は空になります。 .RE .SH 数値式 数値式は、評価結果が整数になる式です。 一般に、整数の最大サイズが 32 ビット未満であると仮定すべきではありませんが、 整数の精度が 32 ビットを越えることはあり得ます。 .PP .B extract-int (\fIdata-expr\fB, \fIwidth\fB)\fR .PP .RS 0.25i \fBextract-int\fR オペレータは、ネットワークバイト順の整数を、 指定したデータ式の評価結果から取り出します。 幅は、取り出す整数のビット幅です。 現在、サポートされている幅は 8, 16, 32 のいずれかです。 データ式の評価結果が、指定した大きさの整数と取り出すのに 十分なビットを提供しない場合、空の値が返されます。 .RE .PP .B lease-time .PP .RS 0.25i 現在のリースの期間です。 すなわち、現在の時刻とリースの期限が切れる時刻との差です。 .RE .PP .I number .PP .RS 0.25i 0 から表現可能な最大サイズの範囲の任意の数値を、数値式として指定可能です。 .RE .PP .B client-state .PP .RS 0.25i 処理対象のクライアントの現在の状態です。 DHCP クライアント設定ファイルにおいてのみ有用です。 取り得る値は次の通りです: .TP 2 .I \(bu Booting - DHCP クライアントは INIT 状態であり、 IP アドレスをまだ持ちません。 次に送信されるメッセージは DHCPDISCOVER であり、 これはブロードキャストされます。 .TP .I \(bu Reboot - DHCP クライアントは INIT-REBOOT 状態です。 IP アドレスを持ちますがまだ使用していません。 次に送信されるメッセージは DHCPREQUEST であり、 これはブロードキャストされます。 応答が何も聞こえないと、クライアントはこのアドレスにバインドし、 BOUND 状態に遷移します。 .TP .I \(bu Select - DHCP クライアントは SELECTING 状態です。 少なくとも 1 個の DHCPOFFER メッセージは受信しましたが、 他の DHCPOFFER メッセージを他のサーバから受け取るかどうか待っています。 SELECTING 状態ではメッセージは送信されません。 .TP .I \(bu Request - DHCP クライアントは REQUESTING 状態です。 少なくとも 1 個の DHCPOFFER メッセージを受信し、 そのうちのどれを要求するか選択しました。 次に送信されるメッセージは DHCPREQUEST メッセージであり、 これはブロードキャストされます。 .TP .I \(bu Bound - DHCP クライアントは BOUND 状態です。 IP アドレスを所有しています。 この状態ではメッセージは送信されません。 .TP .I \(bu Renew - DHCP クライアントは RENEWING 状態です。 IP アドレスを所有しており、これを更新するためにサーバに接続を試みています。 次に送信されるメッセージは DHCPREQUEST メッセージであり、 これはサーバに直接ユニキャストされます。 .TP .I \(bu Rebind - DHCP クライアントは REBINDING 状態です。 IP アドレスを所有しており、 これを更新するために任意のサーバに接続を試みています。 次に送信されるメッセージは DHCPREQUEST メッセージであり、 これはブロードキャストされます。 .RE .SH 参照: ログ ログ文を使用して、標準ログチャネルに情報を送信可能です。 ログ文は、省略可能な priority (\fBfatal\fR, \fBerror\fR, \fBinfo\fR, \fBdebug\fR のいずれか) と、 データ式を取ります。 .PP .B log (\fIpriority\fB, \fIdata-expr\fB)\fR .\" "\FB" は "\fB" が正しい .\" horikawa@jp.FreeBSD.org 2002/04/29 .\" oh:v1.3 で原文も修正された。 .PP ログ文は、単一のデータ式引数のみ取ります。 複数のデータ値を出力したい場合、 \fBconcat\fR オペレータを使用してそれらを連結する必要があります。 .RE .SH 参照: 動的な DNS 更新 .PP DHCP クライアントとサーバは、 動的にドメインネームシステムを更新する能力があります。 設定ファイル中に、どのようにドメインネームシステムを更新して欲しいか、 定義可能です。 更新は RFC 2136 に従っているため、 RFC 2136 をサポートする DNS サーバは、 DHCP サーバからの更新を受け付け可能と思われます。 .SH セキュリティ TSIG および DNSSEC はまだサポートされていません。 DHCP サーバまたはクライアントからの更新を受け付けるように DNS サーバを設定する場合、権限の無い更新に対して DNS サーバを晒すことになるかもしれません。 これを避けるために今すぐできる最良の方法は、 IP アドレスベースのパケットフィルタを使用して、 権限の無いホストからの更新要求発行を抑止することです。 明らかに、現状ではクライアントの更新に対するセキュリティを提供する方法は ありません。 このためには TSIG か DNSSEC が必要ですが、 この DHCP 配布物にはまだ含まれていません。 .PP 動的 DNS (DDNS) 更新は、\fBdns-update\fR 式を使用することで実行されます。 \fBdns-update\fR 式は、ブール式であり、4 個のパラメータを取ります。 更新に成功すると、結果は真になります。 失敗すると、結果は偽になります。 4 個のパラメータは、リソースレコードタイプ (RR)、 RR の左辺、RR の右辺、レコードに適用されるべき ttl です。 この関数の最も簡単な使用例は、dhcpd.conf ファイルの参照節にあり、 なにが起きるか記述されています。 この例では、複数の式が使用されて、 \fBdns-update\fR 用の引数が作成されています。 .PP 例の中では、最初の \fBdns-update\fR 式への 1 番目の引数は、 A RR タイプに評価されるデータ式です。 2 番目の引数は、DHCP host-name オプションと ローカルドメイン、この場合 "ssd.example.net"、 を含むテキストストリングを連結することで、構築されます。 3 番目の引数は、クライアントに割り当てられたアドレスを、 32 ビットの数値から各バイトを "." で区切った ASCII 文字列に変換することで、 構築されます。 4 番目の引数 TTL は、リースの残り時間です (これは本当は正しくありません。 なぜなら DNS サーバは、要求に対していつもこの TTL 値を出力してしまうからです。 これは、リース期限切れの数秒前であってもです)。 .PP 最初の \fBdns-update\fR 文が成功すると、 引き続いて 2 番目の更新により PTR RR がインストールされます。 PTR レコードのインストールは、A RR のインストールと同様ですが、 レコードの左辺はリースされたアドレスを逆にして ".in-addr.arpa" と 結合されたものです。 右辺は、アドレスのリース提供先クライアントの、完全な形でのドメイン名です。 .SH 関連項目 dhcpd.conf(5), dhcpd.leases(5), dhclient.conf(5), dhcp-eval(5), dhcpd(8), dhclient(8), RFC2132, RFC2131 .SH 作者 Internet Software Consortium DHCP Distribution は、Vixie Labs との契約のもとで、Ted Lemon が記述しました。 本プロジェクトの資金は、Internet Software Consortium が提供しました。 Internet Software Consortium に関する情報は、 .B http://www.isc.org にあります。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/dhcp-options.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/dhcp-options.5 index c312171a61..e5cf36dfdc 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/dhcp-options.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/dhcp-options.5 @@ -1,1614 +1,1615 @@ .\" dhcp-options.5 .\" -.\" Copyright (c) 1996-2001 Internet Software Consortium. +.\" Copyright (c) 1996-2002 Internet Software Consortium. .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. Neither the name of The Internet Software Consortium nor the names .\" of its contributors may be used to endorse or promote products derived .\" from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE INTERNET SOFTWARE CONSORTIUM AND .\" CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, .\" INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF .\" MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE .\" DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE INTERNET SOFTWARE CONSORTIUM OR .\" CONTRIBUTORS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, .\" SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT .\" LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF .\" USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND .\" ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, .\" OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT .\" OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" This software has been written for the Internet Software Consortium .\" by Ted Lemon in cooperation with Vixie Enterprises and Nominum, Inc. .\" To learn more about the Internet Software Consortium, see .\" ``http://www.isc.org/''. To learn more about Vixie Enterprises, .\" see ``http://www.vix.com''. To learn more about Nominum, Inc., see .\" ``http://www.nominum.com''. .\" -.\" %FreeBSD: src/contrib/isc-dhcp/common/dhcp-options.5,v 1.4 2002/09/30 08:46:23 murray Exp % +.\" $Id: dhcp-options.5,v 1.14 2003-01-27 02:48:07 horikawa Exp $ +.\" %FreeBSD: src/contrib/isc-dhcp/common/dhcp-options.5,v 1.4.2.1 2003/01/16 07:59:32 obrien Exp % .\" $FreeBSD$ .\" WORD: Dynamic Host Configuration Protocol 動的ホスト構成プロトコル .\" WORD: Path MTU Discovery パス MTU 探索 .\" WORD: Router Discovery ルータ探索 .\" WORD: Router Solicitation ルータ要請 .\" WORD: Mask Discovery マスク探索 .\" .TH dhcpd-options 5 .SH 名称 dhcp-options - 動的ホスト構成プロトコルのオプション .SH 解説 動的ホスト構成プロトコル (DHCP: Dynamic Host Configuration Protocol) を 使用することにより、クライアントは DHCP サーバから、ネットワーク設定や ネットワーク上で利用可能な様々なサービスについて記述している .B オプション を受け取ることができます。 .B dhcpd(8) や .B dhclient(8) を設定するときに、しばしばオプションを宣言する必要があるでしょう。 ここでは、オプションを宣言する文法、 そして宣言可能なオプションの名前と書式を文書化しています。 .SH リファレンス: オプション文 .PP DHCP \fIoption\fR 文は、常にキーワード \fIoption\fR で開始し、 単一のオプション名が続き、オプションデータが続きます。 オプションの名前とデータの書式は後述します。 すべての DHCP オプションを網羅的に指定する必要はなく、 クライアントに必要なオプションのみを指定します。 .PP オプションデータには、次のように様々な書式があります: .PP .B ip-address データタイプは、明示的な IP アドレス (例えば 239.254.197.10) または ドメイン名 (例えば haagen.isc.org) のどちらでも指定可能です。 ドメイン名で指定する場合、 そのドメイン名を解決すると単一の IP アドレスになるようにしてください。 .PP .B int32 データタイプは符号付き 32 ビット整数を指定します。 .B uint32 データタイプは符号無し 32 ビット整数を指定します。 .B int16 および .B uint16 のデータタイプは、符号付きおよび符号無しの 16 ビット整数を指定します。 .B int8 および .B uint8 のデータタイプは、符号付きおよび符号無しの 8 ビット整数を指定します。 符号無し 8 ビット整数は、オクテットと呼ばれることもあります。 .PP .B text データタイプは NVT ASCII 文字列を指定します。 文字列はダブルクォートで括る必要があります。 例えば root-path オプションを指定する文法は、次のようになります。 .nf .sp 1 option root-path "10.0.1.4:/var/tmp/rootfs"; .fi .PP .B domain-name データタイプはドメイン名を指定します。 文字列をダブルクォートで括っていけません。 このデータタイプは、他の既存の DHCP オプションには使われません。 ドメイン名は、text オプションであるかのように保持されます。 .\" text データタイプであるかのように? .\" metal .PP .B flag データタイプはブール値を指定します。 ブール値は true または false のいずれかです (もしくは、on または off の方が分かりやすければ、こちらでもかまいません)。 .PP .B string データタイプは、ダブルクォートで括られる NVT ASCII 文字列か、 コロン区切りの 16 進数で指定されるオクテットの連続のいずれかを指定します。 例えば次のようになります: .nf .sp 1 option dhcp-client-identifier "CLIENT-FOO"; もしくは option dhcp-client-identifier 43:4c:49:45:54:2d:46:4f:4f; .fi .SH 式を用いたオプション値の設定 .\" metal クライアントが送出するいくつかの値を、DHCP オプションの値を設定するのに 使えると便利なことがあります。 これをするには式の評価が利用できます。 .B dhcp-eval(5) マニュアルページに式の書き方が述べられています。 評価の結果をオプションに代入するには、オプションを次のように定義します: .nf .sp 1 \fBoption \fImy-option \fB= \fIexpression \fB;\fR .fi .PP 例えば次のようにします: .nf .sp 1 option hostname = binary-to-ascii (16, 8, "-", substring (hardware, 1, 6)); .fi .SH 標準 DHCP オプション 次に示す様々なオプションに関する記述は、 DHCP オプションに関する最新の IETF ドラフト文書からのものです。 名前が掲載されていないオプションは、まだ実装されていないかもしれませんが、 設定ファイルに定義することで、そのようなオプションを使えるかもしれません。 詳しくは、この先の「新規オプションの定義」から続く記述を参照してください。 .PP ここに記述されているオプションのうちのいくつかは、DHCP サーバもしくは クライアントによって自動的に生成されるもので、ユーザには設定できません。 そのようなオプションの値は、受信側の DHCP プロトコルエージェント (サーバもしくはクライアント) の設定ファイル中の、例えば条件式などで 使われます。 しかしこのオプションの値は、送信側のエージェントの設定ファイル中では 使われることはありません。 というのも、その値は、設定ファイルが処理された後に決定されるからです。 以降の記述において、そのようなオプションには 「ユーザが設定することはできません」と記されます。 .PP 標準オプションを示します: .PP .B option \fBall-subnets-local\fR \fIflag\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントが接続されている IP ネットワークの全サブネットが 使用する MTU が、クライアントが直接接続されているサブネットの MTU と 同じであると、クライアントが仮定してよいかを指定します。 値 true は、全サブネットは同一の MTU であることを意味します。 値 false は、直接接続されているネットワークのサブネットには、より小さな MTU を 持つものがあると、クライアントが仮定すべきであることを意味します。 .RE .PP .B option \fBarp-cache-timeout\fR \fIuint32\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、ARP キャッシュエントリのタイムアウトを秒数で指定します。 .RE .PP .B option \fBbootfile-name\fR \fItext\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、起動ファイルを指定するために使用します。 クライアントによってサポートされている場合、 これは \fBfilename\fR 宣言と同じ効果を持ちます。 BOOTP クライアントで、このオプションをサポートしているものは少ないでしょう。 DHCP クライアントによってはサポートするものがあり、 実際必須としているものがあります。 .RE .PP .B option \fBboot-size\fR \fIuint16\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアント用のデフォルトのブートイメージの長さを、 512 オクテットブロック数で指定します。 .RE .PP .B option \fBbroadcast-address\fR \fIip-address\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントのサブネットで使用されている ブロードキャストアドレスを指定します。 正当なブロードキャストアドレスの値は、STD 3 (RFC1122) の 3.2.1.3 節に 規定されています。 .RE .PP .B option \fBcookie-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP クッキーサーバオプションは、クライアントが利用可能な RFC 865 クッキーサーバのリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBdefault-ip-ttl\fR \fIuint8;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントがデータグラムを送出するときに使用すべき、 デフォルトの生存時間 (TTL) を指定します。 .RE .PP .B option \fBdefault-tcp-ttl\fR \fIuint8\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントが TCP セグメントを送出するときに使用すべき、 デフォルトの TTL を指定します。 最小値は 1 です。 .RE .PP .B option \fBdhcp-client-identifier\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションを使って、ホスト宣言中で DHCP クライアント識別子を 指定することができます。 このクライアント識別子で照合を行うことで、 dhcpd はそのホストのレコードを発見することができます。 .PP .\" metal DHCP クライアントの中には、ASCII テキストによってクライアント識別子が 設定された場合、その ASCII テキストの先頭に 0 をつけるものがあることに 注意してください。 その場合、 .nf option dhcp-client-identifier "foo"; ではなく、以下のように記述する必要があるでしょう。 option dhcp-client-identifier "\\0foo"; .fi .RE .PP .B option \fBdhcp-lease-time\fR \fIuint32\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal 本オプションは、クライアント要求 (DHCPDISCOVER または DHCPREQUEST) の中で、 クライアントが IP アドレスのリース時間を要求するために使用されます。 またサーバ応答 (DHCPOFFER) の中で、DHCP サーバが提示したいリース時間を 指定するのにも、このオプションは使われます。 .PP 本オプションは、サーバではユーザが直接設定することはできません。 .B dhcpd.conf(5) -の \fImax-lease-time\fR と \fidefault-lease-time\fR サーバオプションを +の \fImax-lease-time\fR と \fIdefault-lease-time\fR サーバオプションを 参照してください。 .RE .PP .B option \fBdhcp-max-message-size\fR \fIuint16\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal 本オプションは、クライアントから送出された場合、サーバがクライアントに 送出するすべての応答の最大サイズを指定します。 サーバで設定された場合、クライアントが dhcp-max-message-size オプションを 送信してこなかった際に、このサーバで設定された値が使用されます。 これは、BOOTP 応答でも DHCP 応答と同様に動作します。 .RE .PP .B option \fBdhcp-message\fR \fItext\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal 本オプションは、障害が起きた時に、DHCP サーバが DHCPNAK メッセージ中で DHCP クライアントへエラーメッセージを提供するのに使用します。 またクライアントが、提示されたパラメータを拒否した理由を示すために、 DHCPDECLINE メッセージ中で本オプションを使うこともあります。 .PP 本オプションは、ユーザが設定することはできません。 .RE .PP .B option \fBdhcp-message-type\fR \fIuint8\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal 本オプションは、クライアントとサーバの両者から送出され、 DHCP パケットが含んでいる DHCP メッセージのタイプを指定します。 本オプションが取り得る値は、以下のとおりです (RFC2132 よりそのまま抜粋)。 .PP .nf 1 DHCPDISCOVER 2 DHCPOFFER 3 DHCPREQUEST 4 DHCPDECLINE 5 DHCPACK 6 DHCPNAK 7 DHCPRELEASE 8 DHCPINFORM .fi .PP 本オプションは、ユーザが設定することはできません。 .PP .RE .B option \fBdhcp-option-overload\fR \fIuint8\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal 本オプションは、DHCP 'sname' もしくは 'file' フィールドが、 DHCP オプションを保持するために詰め込み過ぎになっていることを 示すのに使われます。 DHCP サーバは、返却されたパラメータが、オプションに通常割り当てられた 空間を超過した場合、本オプションを挿入します。 .PP 本オプションが存在した場合、クライアントは、標準のオプションフィールドの 解釈が終了した後、指定された付加フィールドの解釈を行います。 .PP 本オプションの正当な値は、以下の通りです: .PP .nf 1 'file' フィールドが、オプション保持に使用されてます 2 'sname' フィールドが、オプション保持に使用されてます 3 両方のフィールドが、オプション保持に使用されてます .fi .PP 本オプションは、ユーザが設定することはできません。 .PP .RE .PP .B option \fBdhcp-parameter-request-list\fR \fIuint16\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal 本オプションは、クライアントから送出された場合、 サーバに返答を希望するオプションをクライアントが指定します。 通常 ISC DHCP クライアントでは、\fIrequest\fR 文を用いて行われます。 本オプションがクライアントから指定されなかった場合、通常 DHCP サーバは、 スコープ内で有効かつ応答に収まるすべてのオプションを返します。 本オプションがサーバ上で指定された場合、サーバはその指定されたオプションを 返します。 これは、クライアントが要求しなかったオプションを、クライアントに 強制するのに使用されます。 また、通常サーバが返すオプションのセットをさらに制限する必要のある クライアントに対して、DHCP サーバの応答を調整するのにも使用されます。 .RE .PP .B option \fBdhcp-rebinding-time\fR \fIuint32\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal 本オプションは、クライアントがアドレスを取得してから REBINDING 状態に 移行するまでの時間を秒数で指定します。 .PP 本オプションは、ユーザが設定することはできません。 .PP .RE .PP .B option \fBdhcp-renewal-time\fR \fIuint32\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal 本オプションは、クライアントがアドレスを取得してから RENEWING 状態に 移行するまでの時間を秒数で指定します。 .PP 本オプションは、ユーザが設定することはできません。 .PP .RE .PP .B option \fBdhcp-requested-address\fR \fIip-address\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal 本オプションは、クライアントが、DHCPDISCOVER 内で特定の IP アドレスが 割り当てられることを要求するのに使用されます。 .PP 本オプションは、ユーザが設定することはできません。 .PP .RE .PP .B option \fBdhcp-server-identifier\fR \fIip-address\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal 本オプションは、DHCPOFFER と DHCPREQUEST メッセージ中で使用され、 また DHCPACK と DHCPNAK メッセージ中にも含まれることがあります。 DHCP サーバは、クライアントが (訳注: 複数サーバからの) リースの提示を 区別できるよう、DHCPOFFER に本オプションを含めます。 DHCP クライアントは、DHCP サーバへユニキャストするすべての DHCP メッセージの 宛先アドレスとして 'server identifier' フィールドの内容を使用します。 また DHCP クライアントは、DHCPREQUEST メッセージ中に本オプションを含め、 複数のリースの提示のどれを受け入れたかを示します。 .PP 本オプションの値は、サーバの IP アドレスです。 .PP 本オプションは、ユーザが直接設定することはできません。 .B \fIdhcpd.conf(5) の \fIserver-identifier\fR サーバオプションを参照してください。 .PP .RE .PP .B option \fBdomain-name\fR \fItext\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、ドメインネームシステムを使用してホスト名を解決するときに クライアントが使用すべきドメイン名を指定します。 .RE .PP .B option \fBdomain-name-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP domain-name-servers オプションは、クライアントが利用可能な ドメインネームシステム (STD 13, RFC 1035) のネームサーバのリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBextensions-path\fR \fItext\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal 本オプションは、追加オプションを含むファイルのファイル名を指定します。 この追加オプションは、RFC2132 で規定されている DHCP オプションの書式に沿って 解釈されます。 .RE .PP .B option \fBfinger-server\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP Finger サーバオプションは、クライアントが利用可能な Finger のリストを 指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBfont-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントが利用可能な X Window System フォントサーバを 指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBhost-name\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントの名前を指定します。 この名前は、ローカルドメイン名に修飾されていても、いなくてもかまいせん (ドメイン名を指定するには、domain-name オプションの使用をお勧めします)。 文字集合の制約については RFC 1035 を参照してください。 クライアントマシンのホスト名が設定されていない場合 (すなわち .B rc.conf(5) で空文字列に設定されている場合) のみ、 .B dhclient-script(8) が本オプションを尊重します。 .RE .PP .B option \fBieee802-3-encapsulation\fR \fIflag\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、インタフェースがイーサネットである場合に、 クライアントがイーサネットバージョン 2 (RFC 894) と IEEE 802.3 (RFC 1042) のどちらのカプセル化を使用すべきかを指定します。 値 false は、クライアントが RFC 894 のカプセル化を使用すべきであることを 意味します。 値 true は、クライアントが RFC 1042 のカプセル化を使用すべきであることを 意味します。 .RE .PP .B option \fBien116-name-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]; .RS 0.25i .PP ien116-name-servers オプションは、 クライアントが利用可能な IEN 116 ネームサーバのリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBimpress-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP impress-server オプションは、 クライアントが利用可能な Imagen Impress サーバのリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBinterface-mtu\fR \fIuint16\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、このインタフェースに対して使用する MTU を指定します。 MTU に対する最小の正当値は 68 です。 .RE .PP .B option \fBip-forwarding\fR \fIflag\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントが、パケットを転送するように 自分の IP 層を設定すべきかを指定します。 値 false は IP 転送を無効にすることを意味し、 値 true は IP 転送を有効にすることを意味します。 .RE .PP .B option \fBirc-server\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP IRC サーバオプションは、クライアントが利用可能な IRC のリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBlog-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP log-server オプションは、クライアントが利用可能な MIT-LCS UDP ログサーバの リストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBlpr-servers\fR \fIip-address \fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP LPR サーバオプションは、 クライアントが利用可能な RFC 1179 ラインプリンタサーバのリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBmask-supplier\fR \fIflag\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、ICMP を使用したサブネットマスク要求に対して、 クライアントが応答すべきかを指定します。 値 false は、クライアントが応答すべきでないことを意味します。 値 true は、クライアントが応答すべきであることを意味します。 .RE .PP .B option \fBmax-dgram-reassembly\fR \fIuint16\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントが再組み立ての準備をすべき 最大データグラムサイズを指定します。 最小の正当値は 576 です。 .\" The minimum value legal value is 576. .\" The minimum legal value is 576. かな (horikawa@jp.freebsd.org 19990404) .RE .PP .B option \fBmerit-dump\fR \fItext\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントがクラッシュするときの クライアントのコアイメージがダンプされるファイルのパス名を指定します。 パスの書式は、NVT ASCII 文字集合の文字からなる文字列です。 .RE .PP .B option \fBmobile-ip-home-agent\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントが利用可能なモバイル IP ホームエージェントの IP アドレスのリストを指定します。 エージェントは、優先されるものから順にリストしてください。 ただし、通常エージェントは 1 つでしょう。 .RE .PP .B option \fBnds-context\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal nds-context オプションは、NDS クライアントのための最初の NetWare ディレクトリサービスの名前を指定します。 .RE .PP .B option \fBnds-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal nds-servers オプションは、NDS サーバの IP アドレスのリストを指定します。 .RE .PP .B option \fBnds-tree-name\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal nds-tree-name オプションは、NDS クライアントが使用すべき NDS ツリーの 名前を指定します。 .RE .PP .B option \fBnetbios-dd-server\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP NetBIOS データグラム配布サーバ (NBDD) オプションは、 RFC 1001/1002 の NBDD サーバのリストを、優先されるものから順に指定します。 .RE .PP .B option \fBnetbios-name-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR...]\fB;\fR .RS 0.25i .PP NetBIOS ネームサーバ (NBNS) オプションは、 RFC 1001/1002 の NBNS ネームサーバのリストを、優先されるものから順に指定します。 現在では、NetBIOS ネームサービスは WINS と呼ばれることの方が多いです。 netbios-name-servers オプションを使用して、WINS サーバを指定可能です。 .RE .PP .B option \fBnetbios-node-type\fR \fIuint8\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP NetBIOS ノードタイプオプションは、 設定可能な NetBIOS over TCP/IP クライアントを、 RFC 1001/1002 に記述されているように設定します。 値は単一のオクテットとして指定され、クライアントタイプを意味します。 .PP 使用可能なノードタイプは次の通りです: .PP .TP 5 .I 1 B ノード: ブロードキャスト - WINS 無し .TP .I 2 P ノード: ピア - WINS のみ .TP .I 4 M ノード: ミックス - ブロードキャスト後に WINS .TP .I 8 H ノード: ハイブリッド - WINS 後にブロードキャスト .RE .PP .B option \fBnetbios-scope\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP NetBIOS スコープオプションは、RFC 1001/1002 に規定されているように、 クライアントの NetBIOS over TCP/IP スコープパラメータを指定します。 文字集合の制約については RFC1001, RFC1002, RFC1035 を参照してください。 .RE .PP .B option \fBnis-domain\fR \fItext\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントの NIS (Sun Network Information Services) ドメインを指定します。 ドメインの書式は、NVT ASCII 文字集合の文字からなる文字列です。 .RE .PP .B option \fBnis-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントが利用可能な NIS サーバを示す IP アドレスの リストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBnisplus-domain\fR \fItext\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントの NIS+ ドメインの名前を指定します。 ドメインの書式は、NVT ASCII 文字集合の文字からなる文字列です。 .RE .PP .B option \fBnisplus-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントが利用可能な NIS+ サーバを示す IP アドレスの リストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBnntp-server\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP NNTP サーバオプションは、クライアントが利用可能な NNTP のリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBnon-local-source-routing\fR \fIflag\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、非ローカルな指定経路 (non-local source route) を持つ データグラムを転送するように、クライアントが自分の IP 層を設定すべきかを 指定します (本項目については [4] の 3.3.5 節を参照してください)。 値 false はそのようなデータグラムの転送を許可しないことを意味し、 値 true は転送許可を意味します。 .RE .PP .B option \fBntp-servers\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントが利用可能な NTP (RFC 1035) サーバを示す IP アドレスを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBnwip-domain\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal NetWare/IP クライアントが使用すべき NetWare/IP ドメインの名前です。 .RE .PP .B option \fBnwip-suboptions\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal NetWare/IP クライアント用のサブオプションのシーケンスです。 詳しくは RFC2242 を参照してください。 通常、本オプションは特定の NetWare/IP サブオプションを指定することで 設定されます。 さらなる情報は「NetWare/IP サブオプション」の章を参照してください。 .RE .PP .B option \fBpath-mtu-aging-timeout\fR \fIuint32\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、RFC 1191 で定義される機構で発見されたパス MTU 値の エージングに使用するタイムアウト (秒単位) を指定します。 .RE .PP .B option \fBpath-mtu-plateau-table\fR \fIuint16\fR [\fB,\fR \fIuint16\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、RFC 1191 で定義されるパス MTU 探索 (Path MTU Discovery) 実施時に使用される MTU のサイズの表を指定します。 表の書式は、最小から順に最大までの、16 ビット符号無し整数のリストです。 最小 MTU は 68 より小さくてはなりません。 .RE .PP .B option \fBperform-mask-discovery\fR \fIflag\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントが ICMP を使用してサブネットマスク探索を 実施すべきかを指定します。 値 false は、クライアントがマスク探索を実施すべきでないことを意味します。 値 true は、クライアントがマスク探索を実施すべきであることを意味します。 .RE .PP .nf .B option \fBpolicy-filter\fR \fIip-address ip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address ip-address\fR...]\fB;\fR .RE .fi .RS 0.25i .PP 本オプションは、非ローカルな指定経路制御に対するポリシフィルタを指定します。 フィルタは、IP アドレスとマスクの組のリストからなり、 到着する指定経路制御されたデータグラム用のフィルタとなる 宛先/マスクの組を指定します。 .PP 次ホップアドレスがフィルタのいずれにも適合しない指定経路制御された データグラムは、クライアントが破棄すべきです。 .PP さらなる情報は STD 3 (RFC1122) を参照してください。 .RE .PP .B option \fBpop-server\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP POP3 サーバオプションは、クライアントが利用可能な POP3 のリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBresource-location-servers\fR \fIip-address\fR [\fB, \fR\fIip-address\fR...]\fB;\fR .fi .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントが利用可能な RFC 887 リソースロケーションサーバのリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBroot-path\fR \fItext\fB;\fR\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントのルートディスクが含まれるパス名を指定します。 パスの書式は、NVT ASCII 文字集合の文字からなる文字列です。 .RE .PP .B option \fBrouter-discovery\fR \fIflag\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、RFC 1256 で定義されるルータ探索 (Router Discovery) 機構を 使用して、ルータを要請すべきかを指定します。 値 false は、クライアントがルータ探索を実施すべきでないことを意味します。 値 true は、クライアントはルータ探索を実施すべきであることを意味します。 .RE .PP .B option \fBrouter-solicitation-address\fR \fIip-address\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントのルータ要請の送出先アドレスを指定します。 .RE .PP .B option routers \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP routers オプションは、クライアントのサブネット上にあるルータの IP アドレスのリストを指定します。 ルータは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option slp-directory-agent \fIboolean ip-address [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal 本オプションは、2 つの項目を指定します: 1 つ以上のサービスロケーションプロトコルディレクトリエージェント (Service Location Protocol Directory Agent) の IP アドレスと、 これらのアドレスの使用が強制的かどうかです。 最初のブール値が true であれば、SLP エージェントは、ただ与えられた IP アドレスのみを使用すべきです。 値が false であれば、SLP エージェントは、SLP エージェントの 能動的もしくは受動的なマルチキャスト探索を追加で行っても構いません (詳しくは RFC2165 を参照してください)。 .PP 本オプションと slp-service-scope オプションにおいて、 「SLP エージェント」とは、DHCP プロトコルを用いて設定されたマシン上で 動作しているサービスロケーションプロトコルエージェントを指していることに 注意してください。 .PP また、いくつかの企業は SLP を NDS と呼んでいることも気を付けてください。 もし NDS ディレクトリエージェントがあり、そのアドレスを設定する必要が ある場合は、 slp-directory-agent オプションが利用できるはずです。 .RE .PP .B option slp-service-scope \fIboolean text\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal サービスロケーションプロトコルのサービススコープオプションは、 2 つの項目を指定します: SLP 用のサービススコープのリストと、このリストの使用が強制的かどうかです。 最初のブール値が true であれば、SLP エージェントは、本オプションにより 提供されるスコープのリストのみを使用すべきです。 そうでなければ、このオプションで提供されるリストに優先して、 それぞれの固有的の設定を使っても構いません。 .PP text 文字列は、SLP エージェントが使用すべきスコープの、コンマ区切りの リストとしてください。 これは省略可能で、その場合 SLP エージェントは、自分が知っている すべてのディレクトリエージェントのスコープの一括リストを使います。 .RE .PP .B option \fBsmtp-server\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP SMTP サーバオプションは、クライアントが利用可能な SMTP サーバのリストを 指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .nf .B option \fBstatic-routes\fR \fIip-address ip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address ip-address\fR...]\fB;\fR .fi .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントが経路キャッシュに組み込むべき 静的経路のリストを指定します。 同じ宛先に対して複数の経路が指定されている場合は、 優先度が低くなる順序でリストされます。 .PP 経路は IP アドレスの組のリストからなります。 最初のアドレスは宛先アドレスであり、 2 番目のアドレスはその宛先に対するルータのアドレスです。 .PP デフォルト経路 (0.0.0.0) は、静的経路に対しては不正な宛先です。 デフォルト経路を指定するには、 .B routers オプションを使用してください。 また、本オプションは、クラスレスな IP 経路制御を意図したものでは ないことに注意して下さい。 これはサブネットマスクを含んでいません。 現在、クラスレスな IP 経路制御は、もっとも広く展開されている 経路制御標準なので、本オプションは実質的に無意味です。 そして、マイクロソフト DHCP クライアントをはじめとするよく知られた DHCP クライアントには実装されていません。 .RE .PP .nf .B option \fBstreettalk-directory-assistance-server\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR...]\fB;\fR .fi .RS 0.25i .PP StreetTalk Directory Assistance (STDA) サーバオプションは、 クライアントが利用可能な STDA のリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBstreettalk-server\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP StreetTalk サーバオプションは、 クライアントが利用可能な StreetTalk のリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option subnet-mask \fIip-address\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP サブネットマスクオプションは、RFC 950 に従って、 クライアントのサブネットマスクを指定します。 スコープ中のどこにもサブネットマスクオプションが指定されていない場合、 最終手段として、dhcpd は、アドレスを割り当てようとしている ネットワークのサブネット宣言から、サブネットマスクを使用します。 しかし、アドレスを割り当てようとしているネットワークのスコープ中の .I どのような サブネットマスクオプション宣言であっても、 サブネット宣言で指定されたサブネットマスクに優先します。 .RE .PP .B option \fBsubnet-selection\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal (要求が出されたサブネットにつながれたリレーサーバのアドレスに基づいて) 通常選択されるであろうものではないサブネットのアドレスが必要な場合、 クライアントが送出します。 RFC3011 を参照してください。 このサーバにおいて使われるオプションナンバは 118 です。 このナンバは以前からずっと定義されていたナンバではなく、 違う値を使用するクライアントも存在することに注意してください。 このオプションの使用は少々実験的であると考えるべきでしょう! .PP 本オプションは、サーバではユーザが設定することはできません。 .PP .RE .PP .B option \fBswap-server\fR \fIip-address\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントのスワップサーバの IP アドレスを指定します。 .RE .PP .B option \fBtcp-keepalive-garbage\fR \fIflag\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、古い実装との互換性のために、ゴミのオクテットと一緒に、 TCP キープアライブメッセージをクライアントが送るべきかを指定します。 値 false は、ゴミのオクテットを送るべきでないことを意味します。 値 true は、ゴミのオクテットを送るべきであることを意味します。 .RE .PP .B option \fBtcp-keepalive-interval\fR \fIuint32\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントの TCP がキープアライブ (keepalive) メッセージを TCP 接続上に送信する前に待つべき間隔 (秒単位) を指定します。 時間は 32 ビット符号無し整数で指定します。 値 0 は、アプリケーションが明示的に要求しない限り、クライアントが 接続上にキープアライブメッセージを生成すべきでないことを意味します。 .RE .PP .B option \fBtftp-server-name\fR \fItext\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは TFTP サーバを指定するのに使用され、クライアントが サポートしている場合には \fBserver-name\fR 宣言と同じ効果を持ちます。 BOOTP クライアントは、本オプションをサポートしないでしょう。 DHCP クライアントによってはサポートしているものがあり、 実際必須としているものがあります。 .RE .PP .B option time-offset \fIint32\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP time-offset オプションは、協定世界時 (UTC) を基点として、 クライアントのサブネットのオフセットを秒で指定します。 .RE .PP .B option time-servers \fIip-address\fR [, \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP time-server オプションは、クライアントが利用可能な RFC 868 時刻サーバの リストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBtrailer-encapsulation\fR \fIflag\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、ARP プロトコル使用時に、クライアントがトレイラ使用の ネゴシエーション (RFC 893 [14]) をすべきかを指定します。 値 false は、クライアントがトレイラ使用を試みるべきでないと意味します。 値 true は、クライアントがトレイラ使用を試みるべきであると意味します。 .RE .PP .B option \fBuap-servers\fR \fItext\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal 本オプションは、ユーザ認証プロトコル (UAP) に包まれた認証要求を 処理する能力のあるユーザ認証サービスをそれぞれ指している URL のリストを指定します。 UAP サーバは HTTP 1.1 接続も SSLv3 接続も受け取ることができます。 リストに含まれた URL にポート部分が含まれてない場合は、 通常のデフォルトポートが仮定されます (つまり http には 80 番、https には 443 番)。 リストに含まれた URL にパスの部分が含まれてない場合は、 パスは /uap と仮定されます。 2 つ以上の URL がこのリストに指定された場合、URL は空白で区切られます。 .RE .PP .B option \fBuser-class\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal 本オプションは、ユーザが識別情報をクライアントに指定する手段として、 いくつかの DHCP クライアントで使われます。 これは vendor-class-identifier オプションと同様に使われますが、 その値は、ベンダではなく、ユーザによって指定されます。 最近のほとんどの DHCP クライアントは、この識別子に値を指定するための ユーザインタフェースを備えています。 この識別子は、通常テキスト文字列です。 .RE .PP .B option \fBvendor-class-identifier\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal 本オプションは、ベンダタイプや、可能であれば DHCP クライアントの設定を 識別するために、いくつかの DHCP クライアントで使われます。 この情報の内容は、ベンダ固有のバイト文字列で、標準では規定されていません。 クライアントが送出するベンダクラス識別子を確認するには、 以下の設定を DHCP サーバ設定ファイルに加えてください: .nf .PP set vendor-class option vendor-class-identifier; .fi .PP この設定は、DHCP サーバのリースデータベースファイル中の、 以下のような set 文を持つ vendor-class-identifier オプションを 送ってくるクライアントすべてのエントリに作用します。 .nf .PP set vendor-class "SUNW.Ultra-5_10"; .fi .PP vendor-class-identifier オプションは、通常 DHCP Server によって、 .B vendor-encapsulated-options オプション中で返されるオプションを決定するのに使われます。 さらなる情報は、dhcpd.conf マニュアルページの VENDOR ENCAPSULATED OPTIONS の 章を参照してください。 .RE .PP .B option \fBvendor-encapsulated-options\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP .\" metal \fBvendor-encapsulated-options\fR オプションは、1 つのベンダ固有値、 もしくは 1 つまたはそれ以上のベンダ固有サブオプションを含みます。 本オプションは、通常 DHCP サーバの設定ファイルで設定されるものでは ありません。 通常は、ベンダクラスがベンダ毎に定義され、 ベンダクラスサブオプションが定義され、そのサブオプションの値が 定義され、DHCP サーバはそれらをもとに応答を組み上げます。 .PP よく知られた DHCP クライアントベンダ (今のところ Microsoft Windows 2000 DHCP クライアント) 向けのいくつかのデフォルトの動作では、 このオプションは自動的に設定されますが、その他のものに関しては、 手動で設定しなければなりません。 詳細は \fIdhcpd.conf\fI の VENDOR ENCAPSULATED OPTIONS の章を 参照してください。 .RE .PP .B option \fBwww-server\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP WWW サーバオプションは、クライアントが利用可能な WWW のリストを指定します。 サーバは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .PP .B option \fBx-display-manager\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本オプションは、クライアントが利用可能な X Window System ディスプレイマネージャを実行しているシステムのリストを指定します。 アドレスは、優先されるものから順にリストしてください。 .RE .SH リレーエージェント情報オプション .\" metal IETF ドラフト draft-ietf-dhc-agent-options-11.txt には、 DHCP リレーエージェントが DHCP パケットを DHCP サーバに転送する際、 DHCP パケットに付加することのできる一連のカプセル化されたオプションが 定義されています。 サーバは、これらのオプションに基づき、アドレス割当の決定 (や、その他の判断) を行うことができます。 またサーバは、リレーエージェントを通して返されるどのパケットにも これらのオプションを入れて返します。 これによってリレーエージェントは、配送やアカウンティングなどを 行うために、これらのオプションに含まれる情報を利用できます。 .PP 現在のドラフトには 2 つのオプションが定義されています。 DHCP サーバでこれらのオプションを参照するには、オプション空間名 "agent" のあとにピリオドをつけ、その後にオプション名を続けてください。 サーバでこれらのオプションの値を定義することは、 通常あまり有効ではありませんが、許容されています。 これらのオプションは、クライアントではサポートされていません。 .PP .B option \fBagent.circuit-id\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP circuit-id サブオプションは、クライアントからサーバへの DHCP パケットを 受け取ったサーキットを示す、エージェントローカルなサーキット識別子を エンコードしています。 これは、DHCP 応答を適切なサーキットへと送り返せるよう、 エージェントによって使われることを意図しています。 現在、このオプションの書式の定義はベンダ依存となっており、 多分このまま残されるでしょう。 しかし将来この書式が標準化される可能性も、現在のドラフトには残されています。 .RE .PP .B option \fBagent.remote-id\fR \fIstring\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP remote-id サブオプションは、サーキットの終端のリモートホストの 情報をエンコードしています。 これに含まれるであろう情報は、次のようなものです。 呼出元 ID 情報、ユーザ名情報、リモート ATM アドレス、ケーブルモデム ID、 その他の同様な情報。 原則的には、このオプションの意味はちゃんと定義されていません。 しかし通常、サーキットの特定のリモートエンドに対して一意であるよう 管理上保証された、なんらかのオブジェクトと考えるべきものです。 .RE .SH クライアント FQDN サブオプション .\" metal 現在、インターネットドラフト draft-ietf-dhc-fqdn-option-00.txt で 定義されているクライアント FQDN オプションは、まだ標準となってはいません。 しかしすでに十分広く利用されており、我々もこれを実装しています。 オプションの書式が複雑なため、ここでは、単独のオプションではなく、 サブオプション空間に実装しています。 一般的には、本オプションは、ユーザによって設定されるものではなく、 自動 DNS 更新システムの一部として使われるべきものです。 .PP .B option fqdn.no-client-update \fIflag\fB; .RS 0.25i .PP 本オプションがクライアントから送出された場合、これが true であれば、 クライアントは自分の A レコードを更新しないことを意味します。 サーバからクライアントに送出された場合は、クライアントは 自分の A レコードを更新する \fIべきではない\fR ことを意味します。 .RE .PP .B option fqdn.server-update \fIflag\fB; .RS 0.25i .PP 本オプションがクライアントからサーバに送出された場合、 サーバにクライアントの A レコードの更新を要求しています。 サーバから送出された場合、サーバがクライアントの A レコードを 更新した (もしくはもうすぐ更新するところ) であることを意味します。 .RE .PP .B option fqdn.encoded \fIflag\fB; .RS 0.25i .PP true であった時、オプションに含まれるドメイン名が、 ただの ASCII テキストではなく、DNS ワイヤフォーマットで エンコードされていることを示してます。 クライアントは、自分が FQDN オプションの DNS ワイヤフォーマットを サポートしてない場合、通常このサブオプションを false に設定します。 サーバは常に、クライアントが設定したのと同じ値を設定して返すべきです。 この値が設定ファイルに設定されていた時は、\fIfqdn.fqdn\fR サブオプションを エンコードするフォーマットを制御します。 .RE .PP .B option fqdn.rcode1 \fIflag\fB; .PP .B option fqdn.rcode2 \fIflag\fB; .RS 0.25i .PP これらのオプションはそれぞれ、A レコードと PTR レコードの更新結果を示します。 これらは、DHCP サーバから DHCP クライアントへのみ送られます。 これらのフィールドの値は、DNS プロトコル規格により定義されています。 .RE .PP .B option fqdn.fqdn \fItext\fB; .RS 0.25i .PP クライアントが使用を望むドメイン名を指定します。 これは完全修飾されたドメイン名でも、単一のラベルでも構いません。 もし名前に '.' 文字が含まれなければ、その名前は完全修飾されておらず、 サーバは通常、ローカルに定義されたドメイン中のその名前を更新します。 .RE .PP .B option fqdn.hostname \fI--never set--\fB; .RS 0.25i .PP このオプションは設定してはなりません。 式中で \fBoption\fR および \fBconfig-option\fR のオペレータを使用することにより 読み取ることができます。 この場合、\fBfqdn.fqdn\fR サブオプション中の最初のラベルを返します。 例えば、\fBfqdn.fqdn\fR の値が "foo.example.com." の場合、 \fBfqdn.hostname\fR は "foo" になります。 .RE .PP .B option fqdn.domainname \fI--never set--\fB; .RS 0.25i .PP このオプションは設定してはなりません。 式中で \fBoption\fR および \fBconfig-option\fR のオペレータを使用することにより 読み取ることができます。 この場合、\fBfqdn.fqdn\fR サブオプション中の 最初のラベルより後すべてを返します。 例えば、\fBfqdn.fqdn\fR の値が "foo.example.com." の場合、 \fBfqdn.hostname\fR は "example.com" になります。 このサブオプション値が設定されていない場合、 fqdn オプションで完全ではない名前が送られたか、 fqdn オプションがまったく送られていないことを意味します。 .RE .PP もしこれらのサブオプションを使用しようと思っているのであれば、 クライアント FQDN オプションのドラフト (もしくは、標準になった時はその標準) を参照することを強く推奨します。 この文書は、そのドラフトに比べて大雑把で不完全であり、 クライアント FQDN オプション規格をすでに理解している人に参照されることを 単に意図しているものです。 .SH NetWare/IP サブオプション .\" metal RFC2242 は、Novell の NetWare/IP クライアント用のカプセル化された オプションの組を定義しています。 DHCP サーバにおいてこれらのオプションを使用するには、オプション空間名 "nwip" の後にピリオドをつけ、その後にオプション名を続けてください。 以下のオプションが指定できます: .PP .B option \fBnwip.nsq-broadcast\fR \fIflag\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP true であった場合、クライアントは、NetWare/IP サーバの位置を 探すのに NetWare Nearest Server Query を使うべきです。 本サブオプションが false であった場合、もしくは指定されなかった場合の Novell クライアントの動作は規定されていません。 .PP .RE .B option \fBnwip.preferred-dss\fR \fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR... ]\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本サブオプションには、5 つまでの IP アドレスのリストを指定します。 それぞれのアドレスは、NetWare ドメイン SAP/RIP サーバ (DSS) の IP アドレスです。 .RE .PP .B option \fBnwip.nearest-nwip-server\fR \fI\fIip-address\fR [\fB,\fR \fIip-address\fR...]\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 本サブオプションには、5 つまでの IP アドレスのリストを指定します。 それぞれのアドレスは、近接の NetWare IP サーバ (Nearest NetWare IP Server) の IP アドレスです。 .RE .PP .B option \fBnwip.autoretries\fR \fIuint8\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 起動時に、NetWare/IP クライアントが、与えられた DSS サーバと 何回通信を試みるべきかを指定します。 .RE .PP .B option \fBnwip.autoretry-secs\fR \fIuint8\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP 起動時に、NetWare/IP クライアントが、与えられた DSS サーバと 通信を確立する時に、リトライの間何秒待つべきかを指定します。 .RE .PP .B option \fBnwip.nwip-1-1\fR \fIuint8\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP true であった場合、NetWare/IP クライアントは NetWare/IP バージョン 1.1 をサポートしているべきです。 これは、クライアントが NetWare/IP バージョン 1.1 のサーバと 通信する時のみ必要です。 .RE .PP .B option \fBnwip.primary-dss\fR \fIip-address\fR\fB;\fR .RS 0.25i .PP NetWare/IP ドメインのプライマリドメイン SAP/RIP サービスサーバ (DSS) の IP アドレスを指定します。 セカンダリ DSS サーバの設定時に、NetWare/IP 管理ユーティリティは、 この値をプライマリ DSS サーバとして使用します。 .RE .SH 新規オプションの定義 .\" metal Internet Software Consortium DHCP クライアントとサーバは、 新規オプションを定義する機構も提供しています。 それぞれの DHCP オプションは、名前とコード、構造を持っています。 名前は、使用者がオプションを参照するのに使用されます。 コードは、DHCP サーバとクライアントがオプションを参照するのに 使用する番号です。 構造は、オプションの内容がどのようなものかを記述しています。 .PP 新規オプションを定義するには、他のオプションでは使われていない名前を 選ぶ必要があります。 例えば、"host-name" と言う名前は使用できません。 というのも、このマニュアルページに出てきたように、 DHCP プロトコルが既に host-name オプションを定義しているからです。 このマニュアルページに出てきていないオプション名ならば 使っても構いませんが、将来出てくるオプションと重ならないように、 オプション名の最初に独自の文字列をつけることは、多分いい考えでしょう。 例えば、公式の DHCP オプションには "local" で始まるものがないので、 "local-host-name" と言う名前は、いくらか安心して定義できるでしょう。 .PP 名前を選択したら、次はコードを選ばねばなりません。 DHCP オプションの 128 から 256 までのコードは、 サイトローカルオプション用として予約されているので、 この中のコードならどれでも選ぶことができます。 実際には、プロトコルを少々あいまいに解釈しているベンダがあり、 128 より大きい値のオプションコードを使用しています。 この問題を本当に回避する方法はありませんが、 実際にはそう大きな問題を引き起こすものではないでしょう。 .PP オプションの構造とは、単にオプションのデータが表現されている形式です。 現在 ISC DHCP サーバは、整数、ブール値、文字列そして IP アドレスといった、 いくつかの単純なデータ型をサポートしており、 また単一データ型の配列や固定順のデータ型列の配列を定義することもできます。 .PP 新規オプションは、以下のように宣言されます: .PP .B option .I new-name .B code .I new-code .B = .I definition .B ; .PP .I new-name と .I new-code の値は、新規オプション用にあなたが選んだものです。 .I definition は、オプションの構造の定義です。 .PP 以下の単純なオプションの型定義がサポートされています: .PP .B ブール値 .PP .B option .I new-name .B code .I new-code .B = .B boolean .B ; .PP ブール型のオプションは、on または off (もしくは true か false) の値を 持つフラグです。 ブール型の使用例は、以下のようになります: .nf option use-zephyr code 180 = boolean; option use-zephyr on; .fi .B 整数 .PP .B option .I new-name .B code .I new-code .B = .I sign .B integer .I width .B ; .PP \fIsign\fR トークンは、空白、\fIunsigned\fR、\fIsigned\fR のいずれかです。 width は 8, 16, 32 のいずれかで、整数の bit 数を示します。 例えば、以下の 2 行は、sql-connection-max オプションの定義と 使用法を示します: .nf option sql-connection-max code 192 = unsigned integer 16; option sql-connection-max 1536; .fi .B IP アドレス .PP .B option .I new-name .B code .I new-code .B = .B ip-address .B ; .PP IP アドレス型の構造を持つオプションは、ドメイン名もしくは ドット区切りの 4 整数で表現されます。 以下は、IP アドレス型の使用例です: .nf option sql-server-address code 193 = ip-address; option sql-server-address sql.example.com; .fi .PP .B テキスト .PP .B option .I new-name .B code .I new-code .B = .B text .B ; .PP テキスト型のオプションは、ASCII テキスト文字列をエンコードします。 例えば: .nf option sql-default-connection-name code 194 = text; option sql-default-connection-name "PRODZA"; .fi .PP .B データ文字列 .PP .B option .I new-name .B code .I new-code .B = .B string .B ; .PP データ文字列型のオプションは、本質的には単なるバイトの集合体です。 テキスト型のようにクォートされたテキストで指定されるか、 もしくはコロン区切りの 16 進数のリストで指定されます。 この時コロンで区切られた中身は、0 から FF の間の値でなければなりません。 例えば: .nf option sql-identification-token code 195 = string; option sql-identification-token 17:23:19:a6:42:ea:99:7c:22; .fi .PP .B カプセル化 .PP .B option .I new-name .B code .I new-code .B = .B encapsulate .I identifier .B ; .PP カプセル化型のオプションは、\fIidentifier\fR で指定された オプション空間の中身をカプセル化します。 現在 DHCP プロトコルに存在するカプセル化オプションの例は、 vendor-encapsulated-options オプション、netware-suboptions オプション、 relay-agent-information オプションなどです。 .nf option space local; option local.demo code 1 = text; option local-encapsulation code 197 = encapsulate local; option local.demo "demo"; .fi .PP .B 配列 .PP オプションは、テキスト型とデータ文字列型以外の上述のいかなるデータ型の 配列も含むことができます。 テキスト型とデータ文字列型は、現在配列ではサポートされていません。 配列定義の例は以下の通りです: .nf option kerberos-servers code 200 = array of ip-address; option kerberos-servers 10.20.10.1, 10.20.11.1; .fi .B レコード .PP オプションは、データ型の列で構成されるデータ構造を含むこともできます。 これはしばしばレコード型と呼ばれます。 例えば: .nf option contrived-001 code 201 = { boolean, integer 32, text }; option contrived-001 on 1772 "contrivance"; .fi またレコードの配列のオプションを持つこともできます。 例えば: .nf option new-static-routes code 201 = array of { ip-address, ip-address, ip-address, integer 8 }; option static-routes 10.0.0.0 255.255.255.0 net-0-rtr.example.com 1, 10.0.1.0 255.255.255.0 net-1-rtr.example.com 1, 10.2.0.0 255.255.224.0 net-2-0-rtr.example.com 3; .fi .SH ベンダカプセル化オプション .\" metal DHCP プロトコルには、\fB vendor-encapsulated-options\fR オプションが 定義されています。 ベンダは、このオプションによって、ベンダ固有のオプションを 標準 DHCP オプションに含めて送出することができます。 .B vendor-encapsulated-options オプションの書式は、書式が規定されていない一連のバイト列、 もしくは一連のオプション列です。 オプション列中のそれぞれのオプションは、1 バイトのベンダ固有の オプションコードの後に 1 バイトのデータ長、 そしてそのデータ長で指定された大きさのデータが続いたもので構成されます (データ長には、データ長自身やオプションコードは含まれません)。 .PP 本オプションの値は、2 つの方法のいずれかで設定されます。 1 番目の方法は、単にデータを直接指定するものです。 データの指定には、テキスト文字列かコロンで区切られた 16 進数値を用います。 例えば: .PP .nf option vendor-encapsulated-options 2:4:AC:11:41:1: 3:12:73:75:6e:64:68:63:70:2d:73:65:72:76:65:72:31:37:2d:31: 4:12:2f:65:78:70:6f:72:74:2f:72:6f:6f:74:2f:69:38:36:70:63; .fi .PP 本オプションを設定する 2 番目の方法は、DHCP サーバに ベンダ固有オプションバッファを作成させるというものです。 これをするには、以下の 4 つのことをする必要があります: オプション空間を定義し、そのオプション空間内にオプションを定義し、 それらへ値を割り振り、最後にそのオプション空間が .B vendor-encapsulated-options オプションの生成に使用されることを指定します。 .PP ベンダオプションが格納されるオプション空間を新規に定義するには、 \fRoption space\fP 文を使用します: .PP .B option .B space .I name .B ; .PP この文書にこれまで書かれているように、 この name は、オプション定義で使用することができます。 例えば: .nf option space SUNW; option SUNW.server-address code 2 = ip-address; option SUNW.server-name code 3 = text; option SUNW.root-path code 4 = text; .fi 一度、オプション空間とオプションの書式を定義したら、 それらのオプションの値を定義するスコープを設定でき、 それらのオプションをいつ使うかを指定することができます。 例えば、2 つの異なるクラスのクライアントを扱いたいとしましょう。 前述の例で示したオプション空間の定義を使って、以下のように、 クライアントから送られてきた vendor-class-identifier オプションに基づいて、 異なるオプションの値を異なるクライアントに送出することができます。 .PP .nf class "vendor-classes" { match option vendor-class-identifier; } option SUNW.server-address 172.17.65.1; option SUNW.server-name "sundhcp-server17-1"; subclass "vendor-classes" "SUNW.Ultra-5_10" { vendor-option-space SUNW; option SUNW.root-path "/export/root/sparc"; } subclass "vendor-classes" "SUNW.i86pc" { vendor-option-space SUNW; option SUNW.root-path "/export/root/i86pc"; } .fi .PP 先の例で見たように、通常のスコープルールを適用することで、 グローバルな値をグローバルスコープ中に定義でき、 特定のクラスに固有の値だけをローカルスコープに定義できます。 \fBvendor-option-space\fR 宣言を使うことで、 .B vendor-encapsulated-options オプションを構成するのに、SUNW オプション空間内のオプションを使うよう DHCP サーバに指示することができます。 .SH 関連項目 dhclient.conf(5), dhcp-eval(5), dhclient(8), RFC2132, RFC2131 .SH 作者 Internet Software Consortium DHCP Distribution は、Vixie Labs との契約のもとで、Ted Lemon が記述しました。 本プロジェクトの資金は、Internet Software Consortium が提供しました。 Internet Software Consortium に関する情報は、 .B http://www.isc.org にあります。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/make.conf.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/make.conf.5 index 75965352a6..8ae496a4b7 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/make.conf.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/make.conf.5 @@ -1,733 +1,743 @@ .\" Copyright (c) 2000 .\" Mike W. Meyer .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %FreeBSD: src/share/man/man5/make.conf.5,v 1.63 2002/11/29 11:39:19 ru Exp % +.\" %FreeBSD: src/share/man/man5/make.conf.5,v 1.63.2.1 2002/12/18 22:43:57 trhodes Exp % .\" .\" $FreeBSD$ .\" .Dd November 3, 2000 .Dt MAKE.CONF 5 .Os .Sh 名称 .Nm make.conf .Nd システムビルド情報 .Sh 解説 .Nm ファイルには .Fx のソースや ports アプリケーションの制御に関する設定が含まれています。 通常 .Nm ファイルは、システム管理者が、 これらの値をデフォルトから変更したい場合に作成します。 .Pp .Nm の用途は、コマンド実行やコンパイル動作を直接行うことではなく、 .Pa /usr/src , .Pa /usr/ports , .Pa /usr/doc などにある様々な makefile にインクルードされることです。 そのような makefile では、内部の動作が .Nm の与える条件によって変化するようになっているのです。 .Pp .Pa /etc/make.conf ファイルはそれぞれ適切な .Pa Makefile からインクルードされます。 各々の Makefile の中では、 利用可能なすべてのオプションに対し、デフォルトの設定が与えられています。 .Pa /etc/make.conf で指定する必要があるオプションは、 システム管理者がデフォルトから変更したいと思ったものだけです。 .Pp ビルドの手続きは、大きく 4 つの領域に分けられます。 world、カーネル、ドキュメント、ports です。 .Nm で設定された変数はこれらの領域の 1 つ、2 つ、あるいは全てに適用されます。 変数は、特定のビルドに対して .Xr make 1 の .Fl D オプションを用いて指定することもできます。 .Pp 以下のリストでは、それぞれ指定したビルドの途中で用いることのできる 各変数の名前と簡単な説明を記述します。 .Vt bool と指定されている変数では、その値は意味を持ちません。 変数が設定されていれば (たとえ値が .Dq Li FALSE や .Dq Li NO でも)、変数が設定されているものとして扱われます。 .Pp 次のリストは、すべてのビルド (あるいはビルド以外の目的で使われる .Pa Makefile ) で用いられる変数の名前と簡単な説明です。 .Bl -tag -width Ar .It Va CFLAGS .Pq Vt str C のコードをコンパイルするときのコンパイラの設定を制御します。 .Fl O を越えた最適化レベル .Pq Fl O2 , No ... はサポートされていません。 .Va BDECFLAGS は、 .An "Bruce Evans" Aq bde@FreeBSD.org が開発や変更のテスト用に勧めている .Xr gcc 1 設定です。 これは、設定すれば、以下のように使用可能です。 .Pp .Bd -literal -offset indent CFLAGS+=${BDECFLAGS} .Ed .It Va CPUTYPE .Pq Vt str 生成コードが対象とするプロセッサを制御します。 特別なコード (現在のところ OpenSSL のみ) に対する プロセッサ固有の最適化を制御し、 .Va CFLAGS および .Va COPTFLAGS の値を変更して .Xr gcc 1 への適切な最適化ディレクティブを含むようにします。 .Va CFLAGS および .Va COPTFLAGS の自動設定は、それぞれ .Va NO_CPU_CFLAGS および .Va NO_CPU_COPTFLAGS で上書きできます。 認識される .Va CPUTYPE オプションについては、 .Pa /usr/share/examples/etc/make.conf を参照してください。 +.It Va NO_CPU_CFLAGS +.Pq Vt str +この変数を設定すると、コンパイル時に自動的に CPU 固有コンパイラフラグが +.Va CFLAGS +へ追加されることを妨げます。 +.It Va NO_CPU_COPTFLAGS +.Pq Vt str +この変数を設定すると、コンパイル時に自動的に CPU 固有コンパイラフラグが +.Va COPTFLAGS +へ追加されることを妨げます。 .It Va CVS_UPDATE .Pq Vt bool .Dq Li "make update" で ports を更新するときに .Xr cvs 1 を用いる場合、設定します。 .It Va CXXFLAGS .Pq Vt str C++ のコードをコンパイルするときのコンパイラの設定を制御します。 .Va CXXFLAGS は最初は .Va CFLAGS の値に設定されます。 この .Va CXXFLAGS の値に追加を行いたい場合は、 .Dq Li = ではなく .Dq Li += を用いてください。 .It Va INSTALL .Pq Vt str デフォルトのインストールコマンドです。 インストールを行う前に比較を行いたい場合は、次の例を用いてください。 .Bd -literal -offset indent INSTALL="install -C" .Ed .It Va LOCAL_DIRS .Pq Vt str この変数には .Pa /usr/src で make を行うときに入るべきディレクトリをすべてリストします。 .It Va MAKE_SHELL .Pq Vt str .Xr make 1 が makefile 中のコマンドスクリプトを処理するために 内部的に使用するシェルを制御します。 .Xr sh 1 , .Xr ksh 1 , .Xr csh 1 すべてがサポートされています。 .Pp .Dl "MAKE_SHELL?=sh" .It Va MTREE_FOLLOWS_SYMLINKS .Pq Vt str .Xr mtree 8 にシンボリックリンクを追跡させたい場合は、これを .Dq Fl L に設定します。 .It Va NO_DOCUPDATE .Pq Vt bool .Dq Li "make update" で doc ツリーを更新させない場合これを設定します。 .It Va NO_PORTSUPDATE .Pq Vt bool .Dq Li "make update" で ports ツリーを更新させない場合これを設定します。 .It Va SUP_UPDATE .Pq Vt bool .Dq Li "make update" による ports の更新に .Xr cvsup 1 を使う場合これを設定します。 .It Va SUP .Pq Vt str .Dq Li "make update" で用いられる .Xr cvsup 1 コマンドの置き場所です。 .It Va SUPFLAGS .Pq Vt str .Dq Li "make update" を行うとき .Xr sup 1 に与えるフラグ。 デフォルトは .Op Fl g L Ar 2 です。 .It Va SUPHOST .Pq Vt str .Dq Li "make update" を行うときに用いる sup サーバのホスト名です。 .It Va SUPFILE .Pq Vt str .Dq Li "make update" を行うとき、最初に用いる .Ar supfile です。 デフォルトは .Pa /usr/share/examples/cvsup/standard\-supfile です。 .It Va SUPFILE1 .Pq Vt str .Dq Li "make update" を行うとき、二番目に用いる .Ar supfile です。 デフォルトは .Pa /usr/share/examples/cvsup/secure\-supfile です。 .It Va SUPFILE2 .Pq Vt str .Dq Li "make update" を行うとき、三番目に用いる .Ar supfile です。 デフォルトは .Pa /usr/share/examples/cvsup/secure\-supfile です。 .It Va PORTSSUPFILE .Pq Vt str .Dq Li "make update" を行うときの ports 用の .Ar supfile です。 デフォルトは .Pa /usr/share/examples/cvsup/ports\-supfile です。 .It Va DOCSUPFILE .Pq Vt str .Dq Li "make update" を行うときのドキュメント用の .Ar supfile です。 デフォルトは .Pa /usr/share/examples/cvsup/doc\-supfile です。 .El .Pp 次のリストは、カーネルのビルドで用いられる変数の名前と簡単な説明です。 .Bl -tag -width Ar .It Va BOOT_COMCONSOLE_PORT .Pq Vt str ブートブロックが、キーボード/ビデオカードの代わりにシリアルコンソールを 用いるよう設定された場合に、コンソールとして用いるポートアドレスです。 .It Va BOOT_COMCONSOLE_SPEED .Pq Vt int ブートブロックが、キーボード/ビデオカードの代わりにシリアルコンソールを 用いるよう設定された場合に、コンソールで用いるボーレートです。 .It Va BOOTWAIT .Pq Vt int カーネルがデフォルトカーネルのブートを開始する前に、 コンソールのキーが押されるのを待つ時間を制御します。 値はだいたいミリ秒単位となります。 ディスクからブートする前のキー入力の認識は BIOS が行うので、 これが 0 に設定されていた場合でも、 ユーザの選択したブートパラメータを与えることは可能です。 .It Va COPTFLAGS .Pq Vt str カーネルをコンパイルするときのコンパイラの設定を制御します。 .Op Fl O を越えた最適化レベル .Pq Op Fl O2 , No ...\& は、動作が保証されていません。 .It Va KERNCONF .Pq Vt str .Dq Li "${MAKE} buildkernel" によるビルドと .Dq Li "${MAKE} installkernel" によるインストールとで、どのカーネル設定を用いるかを制御します。 例えば .Bd -literal -offset indent KERNCONF=MINE DEBUG GENERIC OTHERMACHINE .Ed .Pp とすると、 .Pa MINE , DEBUG , GENERIC , OTHERMACHINE といった各設定ファイルに対応するカーネルをビルドし、 .Pa MINE に対応するカーネルをインストールします。 デフォルトは .Pa GENERIC です。 .It Va LOADER_TFTP_SUPPORT .Pq Vt bool buildkernel が影響するオプションではありませんが、他に良い場所がありません。 デフォルトでは .Xr pxeboot 8 ローダがカーネルを NFS 経由で取得します。 これを定義して .Pa /usr/src/sys/boot を再コンパイルすると、カーネルを TFTP 経由で取得するようになります。 これにより、 .Xr pxeboot 8 がカスタム BOOTP ディスクレスカーネルをロードし、サーバの .Pa / をマウントしますが、サーバのカーネルはロードしません。 .It Va MODULES_OVERRIDE .Pq Vt str モジュールすべてではなく一部をビルドしたい場合、 モジュールリストをここに設定します。 .It Va NO_KERNELCONFIG .Pq Vt bool .Dq Li "${MAKE} buildkernel" の際に .Xr config 8 を実行しない場合には、これを設定します。 .It Va NO_KERNELDEPEND .Pq Vt bool .Dq Li "${MAKE} buildkernel" の際に .Dq Li "${MAKE} depend" を実行しない場合には、これを設定します。 .It Va NO_MODULES .Pq Vt bool カーネルといっしょにモジュールをビルドしない場合に設定します。 .El .Pp 次のリストは、world のビルドで用いられる変数の名前と簡単な説明です。 .Bl -tag -width Ar .It Va COMPAT1X .Pq Vt bool .Fx 1 互換ライブラリをインストールする場合に設定します。 .It Va COMPAT20 .Pq Vt bool .Fx 2.0 互換ライブラリをインストールする場合に設定します。 .It Va COMPAT21 .Pq Vt bool .Fx 2.1 互換ライブラリをインストールする場合に設定します。 .It Va COMPAT22 .Pq Vt bool .Fx 2.2 互換ライブラリをインストールする場合に設定します。 .It Va COMPAT3X .Pq Vt bool .Fx 3 互換ライブラリをインストールする場合に設定します。 .It Va COMPAT4X .Pq Vt bool .Fx 4 互換ライブラリをインストールする場合に設定します。 .It Va FETCH_CMD .Pq Vt str ファイルの取得に用いるコマンドです。 通常は .Xr fetch 1 です。 .It Va KRB5_HOME .Pq Vt str MIT Kerberos5 を .Pa /usr/local 以外にインストールしたい場合、これを定義します。 ssh1 に対しても Kerberos 要であることを伝えます。 .It Va MAKE_IDEA .Pq Vt bool IDEA 暗号化コードをビルドする場合に設定します。 このコードは米国やヨーロッパの多くの国々で特許が取得されています。 合法的に IDEA を使えるかどうか決めるのは .Em あなたの責任 です。 .It Va MAKE_KERBEROS4 .Pq Vt bool KerverosIV (KTH eBones) をビルドする場合に設定します。 .It Va MAKE_KERBEROS5 .Pq Vt bool Kerveros5 (KTH Heimdal) をビルドする場合に設定します。 .Em 注意! これはまだ実験的なコードです。 安定している Kerberos5 が必要ならば、ports を用いてください。 .It Va ENABLE_SUID_K5SU .Pq Vt bool k5su ユーティリティを使用したい場合に設定します。 設定しないと、本ユーティリティはユーザ ID 設定ビットが 設定されずにインストールされます。 .It Va ENABLE_SUID_NEWGRP .Pq Vt bool ユーザ ID 設定ビットを設定して .Xr newgrp 1 をインストールする場合に、これを設定します。 設定しないと、 .Xr newgrp 1 はユーザのグループを変更できません。 .It Va ENABLE_SUID_SSH .Pq Vt bool .Xr ssh 1 をセットユーザ ID ビットをオンにしてインストールする場合に、これを設定します。 .It Va MODULES_WITH_WORLD .Pq Vt bool カーネルと同時にではなく、 システムと同時にモジュールをビルドする場合に設定します。 .It Va NO_CVS .Pq Vt bool CVS をビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_CXX .Pq Vt bool .Xr g++ 1 および関連ライブラリをビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_BIND .Pq Vt bool BIND をビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_FORTRAN .Pq Vt bool .Xr g77 1 と関連ライブラリをビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_GDB .Pq Vt bool .Xr gdb 1 をビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_I4B .Pq Vt bool isdn4bsd パッケージをビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_IPFILTER .Pq Vt bool IP Filter パッケージをビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_LPR .Pq Vt bool .Xr lpr 1 と関連プログラムをビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_MAILWRAPPER .Pq Vt bool MTA セレクタである .Xr mailwrapper 8 をビルドしない場合に設定します。 .It Va MAKEDEV_INSTALL .Pq Vt bool .Pa /dev に .Pa MAKEDEV をインストールする場合に設定します。 .Va MAKEDEV_RUN 変数が効果を持つには、これが必要となります。 .It Va MAKEDEV_RUN .Pq Vt bool インストールの際に .Pa /dev で .Dq Li "MAKEDEV all" を実行する場合に設定します。 .It Va NO_OBJC .Pq Vt bool Objective C のサポートをビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_OPENSSH .Pq Vt bool OpenSSH をビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_OPENSSL .Pq Vt bool OpenSSL をビルドしない場合に設定します (同時に .Va NO_OPENSSH も設定されたことになります)。 .It Va NO_SENDMAIL .Pq Vt bool .Xr sendmail 8 と関連プログラムをビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_SHAREDOCS .Pq Vt bool .Bx 4.4 の古い文書をビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_TCSH .Pq Vt bool .Pa /bin/csh (これは .Xr tcsh 1 です) をビルド・インストールしない場合に設定します。 .It Va NO_X .Pq Vt bool X\-Windows のサポート (例えば .Xr doscmd 1 など) をコンパイルしない場合に設定します。 .It Va NOCLEAN .Pq Vt bool .Dq Li "make buildworld" の途中で clean を行わない場合に設定します。 何をやっているかわからない人は設定すべきではありません。 .It Va NOCLEANDIR .Pq Vt bool .Dq Li "${MAKE} cleandir" の代わりに .Dq Li "${MAKE} clean" を実行する場合に設定します。 .It Va NOCRYPT .Pq Vt bool crypto コードを一切ビルドしない場合に設定します。 .It Va NOGAMES .Pq Vt bool ゲームをビルドしない場合に設定します。 .It Va NOINFO .Pq Vt bool .Xr info 5 各ファイルを作成・インストールしない場合に設定します。 .It Va NOLIBC_R .Pq Vt bool .Nm libc_r .Pf ( Nm libc のリエントラント版) をビルドしない場合に設定します。 .It Va NOMANCOMPRESS .Pq Vt bool man ページのインストールの際に圧縮を行わない場合に設定します。 .It Va NOPROFILE .Pq Vt bool profile 版ライブラリをコンパイルしない場合に設定します。 .It Va NOSECURE .Pq Vt bool .Pa secure サブディレクトリで crypto コードをビルドしない場合に設定します。 .It Va NOSHARE .Pq Vt bool .Pa share サブディレクトリをビルドしない場合に設定します。 .It Va PPP_NOSUID .Pq Vt bool .Xr ppp 8 を suid root プログラムとしてはインストールしない場合に設定します。 .It Va SENDMAIL_MC .Pq Vt str インストール時に用いるデフォルトの m4 設定ファイルです。 この値には .Pa .mc ファイルのフルパスを与えます。 例えば .Pa /etc/mail/myconfig.mc です。 make install すると、既存の .Pa /etc/mail/sendmail.cf を上書きしてしまうので、注意して使ってください。 .Va SENDMAIL_CF はもう推奨されなくなりました。 .Pa /etc/mail/sendmail.mc の値は使用しないでください。 buildworld によって .Pa /etc/mail/sendmail.cf が作成されるのは installworld によって更新された .Xr sendmail 8 バイナリがインストールされる前だからです。 .It Va SENDMAIL_SUBMIT_MC .Pq Vt str インストール時に用いるメール提出用デフォルト m4 設定ファイルです。 この値には .Pa .mc ファイルのフルパスを与えます。 例えば .Pa /etc/mail/mysubmit.mc です。 インストールによって既存の .Pa /etc/mail/submit.cf が上書きされてしまいますので、注意して使用してください。 .Pa /etc/mail/submit.mc の値は使用しないでください。 buildworld によって .Pa /etc/mail/submit.cf が作成されるのは installworld によって更新された .Xr sendmail 8 バイナリがインストールされる前だからです。 .It Va SENDMAIL_ADDITIONAL_MC .Pq Vt str ビルド時に .Pa .cf ファイルに変換される追加分の .Pa .mc ファイル (複数指定可) です。 値には、これらの .Pa .mc ファイルへのフルパスを与えます。 例えば .Pa /etc/mail/foo.mc .Pa /etc/mail/bar.mc など。 .Pa /etc/mail/sendmail.mc の値は使用しないでください。 buildworld によって .Pa /etc/mail/sendmail.cf が作成されるのは installworld によって更新された .Xr sendmail 8 バイナリがインストールされる前だからです。 .It Va SENDMAIL_M4_FLAGS .Pq Vt str .Pa .mc ファイルから .Pa .cf ファイルを作成するときに m4 に渡されるフラグ。 .It Va SENDMAIL_CFLAGS .Pq Vt str .Xr sendmail 8 をビルドするときにコンパイルコマンドに渡すフラグです。 .Va SENDMAIL_* 各フラグを用いれば、SASL サポートをその設定と共に指定できます。 例えば次のようにします。 .Bd -literal -offset indent SENDMAIL_CFLAGS=-I/usr/local/include -DSASL SENDMAIL_LDFLAGS=-L/usr/local/lib SENDMAIL_LDADD=-lsasl .Ed .It Va SENDMAIL_LDFLAGS .Pq Vt str .Xr sendmail 8 をビルドするときに .Xr ld 1 コマンドに渡すフラグです。 .It Va SENDMAIL_LDADD .Pq Vt str .Xr sendmail 8 をビルドするときに .Xr ld 1 コマンドの末尾に追加するフラグです。 .It Va SENDMAIL_DPADD .Pq Vt str .Xr sendmail 8 をビルドするときに追加する依存関係です。 .It Va SENDMAIL_SET_USER_ID .Pq Vt bool 設定すると、 .Xr sendmail 8 をグループ ID 設定ではなく、 root にユーザ ID 設定したバイナリとしてインストールし、 .Pa /etc/mail/submit.{cf,mc} をインストールしません。 このフラグの使用は推奨できません。 可能であれば、 .Pa /etc/mail/README に書かれている代りの方法を採用すべきです。 .It Va SENDMAIL_MAP_PERMS .Pq Vt str このモードのエイリアスおよびマップのデータベースファイルが、 .Pa /etc/mail/Makefile を使用して作成されます。 デフォルト値は 0640 です。 .It Va TOP_TABLE_SIZE .Pq Vt int .Xr top 1 は、ユーザ名用にハッシュ表を使用します。 ハッシュの大きさはローカルユーザ数に合うように調整可能です。 テーブルの大きさは、 .Pa /etc/passwd の行数の約 2 倍の素数であるべきです。 デフォルト数は 20011 です。 .It Va WANT_FORCE_OPTIMIZATION_DOWNGRADE .Pq Vt int 高い最適化レベルを強制的に低くするように、システムのコンパイラをビルドします。 .Xr gcc 1 .Fl O2 以上の高い最適化レベルは、しばしば既知の最適化バグを引き起こすことが 知られています \(em Alpha プラットフォームでは、さらにひどいです。 ここで割り当てられた値が、最も高い最適化レベルの値として使用されます。 .It Va WANT_OPENSSL_MANPAGES .Pq Vt bool OpenSSL マニュアルページをビルドする場合に設定します。 デフォルトではビルドされません。 OpenSSL ツールキットの一部をなす .Xr passwd 1 , .Xr err 3 , .Xr md5 3 等のマニュアルページが、システムのマニュアルページを上書きしてしまうからです。 .El .Pp 次のリストは、ドキュメントのビルドで用いられる変数の名前と簡単な説明です。 .Bl -tag -width Ar .It Va DISTDIR .Pq Vt str distfiles が保存されている場所です。 通常これは .Va PORTSDIR の .Pa distfiles です。 .It Va DOC_LANG .Pq Vt str ビルド・インストール対象の言語とエンコーディングのリストです。 .It Va PRINTERDEVICE .Pq Vt str システム文書のデフォルトのフォーマットです。 これはプリンタに依存します。 単純なプリンタなら .Dq Li ascii を設定します。 PostScript プリンタやグラフィックスプリンタ + ghostscript フィルタなら .Dq Li ps を設定します。 両方設定することもできます。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width ".Pa /usr/share/examples/etc/make.conf" -compact .It Pa /etc/make.conf .It Pa /usr/doc/Makefile .It Pa /usr/share/examples/etc/make.conf .It Pa /usr/src/Makefile .It Pa /usr/src/Makefile.inc1 .El .Sh 関連項目 .Xr gcc 1 , .Xr install 1 , .Xr make 1 , .Xr ports 7 , .Xr lpd 8 , .Xr sendmail 8 .Sh 歴史 .Nm ファイルは .Fx 4.0 以前のいつかに登場しました。 .Sh 作者 このマニュアルページは .An "Mike W. Meyer" Aq mwm@mired.org が書きました。 .Sh バグ このマニュアルページは現在の .Nm で利用できるオプションに比べると、古くなることが時々あるかもしれません。 現在利用できる最新のオプションについては、 .Pa /usr/share/examples/etc/make.conf ファイルを調べてください。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/camcontrol.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/camcontrol.8 index fb64ebb558..d41a53cba6 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/camcontrol.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/camcontrol.8 @@ -1,808 +1,814 @@ .\" .\" Copyright (c) 1998, 1999, 2000, 2002 Kenneth D. Merry. .\" All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. The name of the author may not be used to endorse or promote products .\" derived from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %FreeBSD: src/sbin/camcontrol/camcontrol.8,v 1.35 2002/09/06 18:16:26 mdodd Exp % +.\" %FreeBSD: src/sbin/camcontrol/camcontrol.8,v 1.35.2.1 2002/12/18 20:30:05 njl Exp % .\" .\" $FreeBSD$ .\" WORD: defect list ディフェクトリスト[camcontrol.8] .\" WORD: tagged queing タグ付きキューイング .\" .Dd September 14, 1998 .Dt CAMCONTROL 8 .Os .Sh 名称 .Nm camcontrol .Nd CAM コントロールプログラム .Sh 書式 .Nm .Aq command .Op device id .Op generic args .Op command args .Nm .Ic devlist .Op Fl v .Nm .Ic periphlist .Op device id .Op Fl n Ar dev_name .Op Fl u Ar unit_number .Nm .Ic tur .Op device id .Op generic args .Nm .Ic inquiry .Op device id .Op generic args .Op Fl D .Op Fl S .Op Fl R .Nm .Ic start .Op device id .Op generic args .Nm .Ic stop .Op device id .Op generic args .Nm .Ic load .Op device id .Op generic args .Nm .Ic eject .Op device id .Op generic args .Nm .Ic rescan .Aq all | bus Ns Op :target:lun .Nm .Ic reset .Aq all | bus Ns Op :target:lun .Nm .Ic defects .Op device id .Op generic args .Aq Fl f Ar format .Op Fl P .Op Fl G .Nm .Ic modepage .Op device id .Op generic args .Aq Fl m Ar page | Fl l .Op Fl P Ar pgctl .Op Fl b | Fl e .Op Fl d .Nm .Ic cmd .Op device id .Op generic args .Aq Fl c Ar cmd Op args .Op Fl i Ar len Ar fmt .Bk -words .Op Fl o Ar len Ar fmt Op args .Ek .Nm .Ic debug .Op Fl I +.Op Fl P .Op Fl T .Op Fl S +.Op Fl X .Op Fl c .Aq all|off|bus Ns Op :target Ns Op :lun .Nm .Ic tags .Op device id .Op generic args .Op Fl N Ar tags .Op Fl q .Op Fl v .Nm .Ic negotiate .Op device id .Op generic args .Op Fl c .Op Fl D Ar enable|disable .Op Fl O Ar offset .Op Fl q .Op Fl R Ar syncrate .Op Fl T Ar enable|disable .Op Fl U .Op Fl W Ar bus_width .Op Fl v .Nm .Ic format .Op device id .Op generic args .Op Fl q .Op Fl w .Op Fl y .Nm .Ic help .Sh 解説 .Nm ユーティリティは、ユーザが .Fx CAM サブシステムにアクセスし制御できるようにする方法を提供する ために設計されています。 .Pp .Nm ユーティリティを不適切に使用すると、 データの損失や、システムクラッシュにつながる可能性があります。経験 豊富なユーザであっても、このコマンドを使用する際には注意を払うことを お勧めします。素人さんはこのユーティリティに近付いてはいけません。 .Pp .Nm ユーティリティはいくつかの主機能を持っています。 その多くは、省略可能なデバイス識別子をサポートします。 デバイス識別子は、次の 3 種類の書式のいずれかを取り得ます: .Bl -tag -width 14n .It deviceUNIT デバイス名とデバイス番号の組み合わせを、"da5" や "cd3" のように指定します。 キャラクタデバイスノード名 (例えば /dev/da0) は、ここでは許され .Em ない ことに注意してください。 .It bus:target バス番号とターゲット id を指定します。 バス番号は .Dq camcontrol devlist の出力により決定可能です。 論理ユニット番号 (lun) はデフォルトの 0 になります。 .It bus:target:lun デバイスのバス (bus) とターゲット (target) と論理ユニット番号 (lun) を、 (例えば 1:2:0 のように) 指定します。 .El .Pp デバイス識別子は、指定された場合には、 機能名の直後にかつ、すべての共通引数または機能固有引数の前に置かれることが .Em 必要 です。 後述する .Fl n と .Fl u の引数は、その前に指定されるデバイス名やユニット番号をオーバライドすることに 注意してください。しかし、 .Fl n と .Fl u の引数は、bus:target または bus:target:lun の指定はオーバライドしません。 .Pp .Nm の主機能の多くは下に示す共通引数 (generic argument) をサポートします: .Bl -tag -width 14n .It Fl C Ar count SCSI コマンドのリトライカウント。この機能が動作するためには、エラーリカバリ .Pq Fl E をオンにしておく必要があります。 .It Fl E 指定したコマンドのための汎用の SCSI エラーリカバリを遂行 するよう、カーネルに指示を出します。リトライカウント機能 .Pq Fl C を有効にするためにはこれが必要です。 コマンドのリトライの他に、コード中にある汎用のエラーリカバリによって、 回っていない HDD を回転させるような試みが通常なされます。コマンドから 返されたセンスコードによっては、他の操作が行なわれることもあります。 .It Fl n Ar dev_name 操作を行なうデバイスのタイプを指定します。これは例えば "da", "ca" です。 .It Fl t Ar timeout SCSI コマンドのタイムアウトを秒単位で指定します。指定したコマンドのすべてに おいて、これで指定する値はデフォルトのタイムアウトより優先されます。 .It Fl u Ar unit_number デバイスユニット番号を指定します。デフォルトは 0 です。 .It Fl v 冗舌になります。SCSI コマンドに失敗するとセンス情報を表示します。 .El .Pp 主コマンド機能は次のとおりです。 .Bl -tag -width periphlist .It Ic devlist CAM サブシステムに接続されたすべての物理デバイス (論理ユニット) の リストを表示します。このリストには各デバイスに接続された周辺ドライバの 一覧も含まれます。 引数 .Fl v を指定すると、SCSI バス番号、アダプタ名、ユニット番号もあわせて 表示されます。 .It Ic periphlist 指定した物理デバイス (論理ユニット) に接続されたすべての周辺ドライバの リストを表示します。 .It Ic tur 指定したデバイスに SCSI test unit ready (0x00) コマンドを送信します。 .Nm ユーティリティは、そのデバイスがレディ状態であるかどうかを報告します。 .It Ic inquiry デバイスに SCSI inquiry (0x12) コマンドを送信します。デフォルトでは、 .Nm 標準の inquiry データ、デバイスのシリアル番号、転送レート情報を表示します。 特定のタイプの inquiry データだけを表示するように指定することもできます。 .Bl -tag -width 4n .It Fl D 標準 inquiry データを得ます。 .It Fl S シリアル番号を表示します。このフラグだけが指定された場合、 .Nm は、ドライブが返す値の前に "Serial Number" を表示しません。これは スクリプトを書く際に役立ちます。 .It Fl R 転送レートの情報を表示します。 .El .It Ic start 指定したデバイスに、start ビットをセットした SCSI Start/Stop Unit (0x1B) コマンドを送信します。 .It Ic stop 指定したデバイスに、start ビットをクリアした SCSI Start/Stop Unit (0x1B) コマンドを送信します。 .It Ic load 指定したデバイスに、start ビットをセットし load/eject ビットをセットした SCSI Start/Stop Unit (0x1B) コマンドを送信します。 .It Ic eject 指定したデバイスに、start ビットをクリアし load/eject ビットをセットした SCSI Start/Stop Unit (0x1B) コマンドを送信します。 .It Ic rescan カーネルに、すべてのバス ( .Ar all 引数を指定した場合)、指定したバス (XPT_SCAN_BUS)、もしくは bus:target:lun (XPT_SCAN_LUN) をスキャンさせ、新規のデバイスや外されたデバイスを 探させます。ユーザが指定できるのは、スキャンするバスもしくは 論理ユニット番号だけです。あるターゲットのすべての論理ユニット番号を スキャンすることはサポートされていません。 .It Ic reset カーネルに、すべてのバス .Ar all 引数を指定した場合)、指定したバス (XPT_RESET_BUS) もしくは bus:target:lun (XPT_RESET_DEV) をリセットさせます。 前者は、バスに SCSI バスリセットを発行することにより行います。 後者は、典型的には当該デバイスにコネクトした後に、 BUS DEVICE RESET メッセージを発行することにより行います。 本コマンドはシステムに破壊的な影響を与えることがあることに注意してください。 .It Ic defects 指定したデバイスに、SCSI READ DEFECT DATA (10) コマンド (0x37) を送信し、 ディフェクト総数、初期ディフェクトリスト (PLIST)、増分ディフェクトリスト (GLIST) を組み合わせて表示します。 .Bl -tag -width 11n .It Fl f Ar format 書式オプションは以下の 3 つです。 .Em block , リストを論理ブロック形式で表示します。 .Em bfi , リストをインデックスからのバイト数の形式で表示します。 .Em phys , リストを物理セクタ形式で表示します。書式引数は必須です。ほとんどのドライブ は、物理セクタ形式をサポートしています。一部のドライブは論理ブロック形式を サポートしています。指定した書式をサポートしていない場合、多くのドライブは、 指定したデータ書式をサポートしていないことを示すセンス情報とともに、 別の書式でデータを返します。 .Nm ユーティリティは、それを検知して ドライブが返す書式ならどのようなものでも表示しようとします。ドライブが 指定した書式をサポートしていないことを報告する際に、非標準のセンスコードを 用いた場合、 .Nm は、おそらくそのエラーをリクエスト完了に失敗したためのものと見なすでしょう。 .It Fl G 増分ディフェクトリストを表示します。これは、工場出荷時以降に再マップ された不良ブロックのリストです。 .It Fl P 初期ディフェクトリストを表示します。 .El .Pp .Fl P も .Fl G もどちらも指定していない場合、 .Nm は、ドライブから返された READ DEFECT DATA ヘッダから得られるディフェクト数を 表示します。 .It Ic modepage SCSI モードページを表示します。もしくは、オプション指定により ユーザがモードページを編集できるようにします。 .Ic modepage の書式は .Pa /usr/share/misc/scsi_modes にあります。 環境変数 .Ev SCSI_MODES に別のファイルが指定されている場合はそちらが優先されます。 modepage コマンドは以下のようないくつかの引数を取ります。 .Bl -tag -width 12n .It Fl d モードセンスのためのブロック記述子を禁止します。 .It Fl b モードページデータをバイナリフォーマットで表示します。 .It Fl e このフラグを指定することで、ユーザはモードページ中の値を編集することが できます。 モードページの値を .Ev EDITOR 環境変数が示すエディタで編集することも可能ですし、 .Nm がモードページ値を表示に使用するのと同じ書式にて モードページ値を標準入力から提供することも可能です。 標準入力が端末であると .Nm が検出するとエディタが起動されます。 .It Fl l 使用可能な全モードページを列挙します。 Lists all available mode pages. .It Fl m Ar mode_page ユーザが表示/編集したいモードページ番号を指定します。 .Fl l が指定されていなければ、この引数は必須です。 .It Fl P Ar pgctl このフラグを指定することで、ユーザはページ制御フィールドを指定することが できます。指定可能な値は次の通りです。 .Bl -tag -width xxx -compact .It 0 現在の値 .It 1 変更可能な値 .It 2 デフォルトの値 .It 3 保存された値 .El .El .It Ic cmd 任意のデバイスに任意の SCSI CDB を送信するために用いることができます。 .Ic cmd 機能は、CDB を指定するための .Fl c 引数が必要です。他の引数はオプションで、コマンドの型に依存します。コマンドと データを指定する文法は、 .Xr cam_cdbparse 3 . に記述されています。 注: 指定した CDB によって、対象の SCSI デバイスとのデータ送受信が 発生する場合、 .Fl i または .Fl o を指定する必要があります。 .Bl -tag -width 17n .It Fl c Ar cmd Op args これは SCSI CDB を指定します。CDB は 6, 10, 12, 16 バイトのいずれか が可能です。 .It Fl i Ar len Ar fmt これは、読み込むデータの量と、どのように表示するかとを指定します。書式が .Sq - である場合、 .Ar len バイトのデータがデバイスから読み込まれ、標準出力に書き出されます。 .It Fl o Ar len Ar fmt Op args これは、デバイスに書き出すデータの量と、書き出されるデータとを指定します。 書式が .Sq - である場合、 .Ar len バイトのデータが標準入力から読み込まれデバイスに書き出されます。 .El .It Ic debug カーネルの CAM デバッグ用 printf をオンにします。カーネルの設定 ファイル中に CAMDEBUG オプションが指定されている必要があります。 注意: 現在のところ、デバッグ 用 printf を使えるようにすると、極めて多数のカーネル printf が生じる ことになります。 一度デバッグ用 printf をスタートさせてしまうと、停止させるのは難しい でしょう。というのは、カーネルはメッセージを表示するのに忙しくなるので、 他のリクエストをすぐにサービスすることができなくなるからです。 .Ic debug 機能はいくつかの引数を取ります。 .Bl -tag -width 18n .It Fl I CAM_DEBUG_INFO printf を有効にします。 +.It Fl P +CAM_DEBUG_PERIPH printf を有効にします。 .It Fl T CAM_DEBUG_TRACE printf を有効にします。 .It Fl S CAM_DEBUG_SUBTRACE printf を有効にします。 +.It Fl X +CAM_DEBUG_XPT printf を有効にします。 .It Fl c CAM_DEBUG_CDB printf を有効にします。これにより、カーネルが、指定した デバイスに送信した SCSI CDB を表示することになります。 .It all すべてのデバイスについてデバッグ出力を有効にします。 .It off すべてのデバイスについてデバッグ出力を無効にします。 .It bus Ns Op :target Ns Op :lun 指定したバス、ターゲット、論理ユニット番号(lun)についてデバッグ出力を 有効にします。論理ユニット番号、もしくはターゲットと論理ユニット番号が 指定されない場合は、ワイルドカード指定されたものとして扱います。(すなわち、 バスだけを指定すると、そのバスのすべてのデバイスについてデバッグ用 printf が有効になります。) .El .It Ic tags \&"tagged openings" の数を、表示または設定します。 この値は、特定のデバイスに対して同時にキューイング可能な トランザクション数です。 デフォルトでは、コマンド固有の引数が無いと (一般的な引数のみを指定すると)、 .Ic tags コマンドは、 対象のデバイスにキューイング可能なトランザクション数の \&"soft" 最大値を表示します。 さらに詳細な情報を得るには、次に説明する .Fl v 引数を指定してください。 .Bl -tag -width 7n .It Fl N Ar tags 指定したデバイスのタグ数を設定します。 この値は、 カーネル中の癖の表 (quirk table) にある最小値と最大値の間にある必要があります。 タグ付きキューイングをサポートするほとんどのデバイスのデフォルトは、 最小値が 2 で最大値が 255 です。 指定したデバイスの最大値と最小値を調べるには、 .Fl v スイッチを使用します。 この .Nm サブコマンドに対する .Fl v スイッチの意味は後述します。 .It Fl q 静かになり、タグ数を報告しません。 一般的には、タグ数を設定するときに使用します。 .It Fl v 冗長フラグは、 .Em tags 引数に対しては特殊な機能があります。 このフラグを指定すると .Nm は、XPT_GDEV_TYPE CCB のタグ付きキューイング関連フィールドを表示します: .Bl -tag -width 13n .It dev_openings 指定されたデバイスに対してキューイング可能なトランザクションの総数です。 .It dev_active 指定されたデバイスに対して現在キューイングされているトランザクション数です。 .It devq_openings トランザクション用のカーネルキュー空間です。 通常この数は dev_openings を反映します。 エラーリカバリ時は例外であり、対象デバイスのキューは凍結されるか (デバイスはコマンド受信を許されません)、 dev_openings の数が減じられるか、トランザクションの再実行が行われます。 .It devq_queued カーネルキュー内でデバイスが空くのを待っているトランザクション数です。 エラーリカバリ中でなければ、通常この数は 0 です。 .It held held 数は、周辺装置ドライバが保持する CCB 数です。 このような CCB は、丁度完了したものであるか、 デバイスによってサービスを受けるために転送層に渡されようとしているものです。 保持されている CCB は、対象のデバイスに空きを予約します。 .It mintags 同時にデバイスにキューイング可能なトランザクション数の、 現在の "hard" 最小値です。既出の .Ar dev_openings 値はこの数より小さくはなり得ません。 .Ar mintags のデフォルト値は 2 ですが、 デバイスによってはより大きくまたはより小さく設定され得ます。 .It maxtags 同時にデバイスにキューイング可能なトランザクション数の、 現在の "hard" 最大値です。既出の .Ar dev_openings はこの値より大きくはなり得ません。 .Ar maxtags のデフォルト値は 255 ですが、 デバイスによってはより大きくまたはより小さく設定され得ます。 .El .El .It Ic negotiate 様々な通信パラメータを、表示またはネゴシエートします。 コントローラによっては、特定の値の設定や変更をサポートしません。 例えば Adaptec 174x コントローラは、 デバイスの同期レートやオフセットの変更をサポートしません。 あるパラメータの設定をサポートしないとコントローラが示す場合、 .Nm ユーティリティはそのパラメータの設定を試みません。 コントローラがサポートするものを調べるには、 .Fl v フラグを使用します。 .Ic negotiate コマンドでの .Fl v フラグの意味は後述します。 また、コントローラドライバによっては、 下位のコントローラがあるネゴシエーションパラメータの変更を サポートしているにもかかわらず、 そのネゴシエーションパラメータの設定をサポートしません。 Advansys ワイドコントローラのように、 コントローラの同期ネゴシエーションの有効と無効をサポートしているにも かかわらず、 同期ネゴシエーションレートの設定をサポートしないコントローラがあります。 .Bl -tag -width 17n .It Fl a ネゴシエーション設定がすぐに効果を持つようにするため、 対象デバイスに Test Unit Ready コマンドを送ります。 .It Fl c 現在のネゴシエーション設定を、表示または設定します。これがデフォルトです。 .It Fl D Ar enable|disable 切断 (disconnection) を、有効または無効にします。 .It Fl O Ar offset コマンド遅延オフセットを設定します。 .It Fl q 静かになり、なにも表示しません。 一般的には、パラメータを設定したいが状態情報は不要であるときに有用です。 .It Fl R Ar syncrate デバイスの同期レートを変更します。 同期レートは、MHz で指定される浮動小数点値です。 例えば .Sq 20 としては、 .Sq 20.000 が正しい値です。 .It Fl T Ar enable|disable デバイスのタグ付きキューイングを、有効または無効にします。 .It Fl U ユーザのネゴシエーション設定を、表示または設定します。 デフォルトでは、現在のネゴシエーション設定を表示または設定します。 .It Fl v 冗長フラグは、 .Sq negotiate サブコマンドに対しては特殊な意味があります。 このフラグを指定すると .Nm は、コントローラデバイスに送った Path Inquiry (XPT_PATH_INQ) CCB の内容を 表示します。 .It Fl W Ar bus_width デバイスとネゴシエートするバス幅を指定します。 バス幅はビット数で指定します。 指定可能な値は、8, 16, 32 のいずれかのビット数です。 設定が効果を持つためには、 そのバス幅をコントローラがサポートする必要があります。 .El .Pp 一般的には、あるデバイスの同期レートとオフセット設定が効果をあらわすのは、 そのデバイスに対してコマンドが送られてからです。 前述の .Fl a スイッチは、ネゴシエーションパラメータが効果をあらわすようにするため、 自動的に Test Unit Ready をデバイスに送ります。 .It Ic format SCSI FORMAT UNIT コマンドを指定したデバイスに送ります。 .Pp .Em 警告! 警告! 警告! .Pp ディスクをローレベルフォーマットすると、 ディスク上の「すべて」のデータを破壊します。 このコマンドを発行するときには、非常に注意してください。 本当はローレベルフォーマットが不要なディスクに対し、 多くのユーザがローレベルフォーマットを行っています。 ローレベルフォーマットが必要となる状況は、比較的少ないです。 ローレベルフォーマットが必要となる理由のひとつは、 ディスクの物理セクタの大きさを変えた後でディスクを初期化するためです。 ローレベルフォーマットが必要となる別の理由は、 ディスクへの読み込みまたは書き込みの要求に対して "medium format corrupted" (メディアフォーマットが壊れている) エラーとなる場合に、そのディスクを復活させるためです。 .Pp ディスクによっては、 他のディスクよりもフォーマットに時間がかかります。 フォーマットが完了するために十分なタイムアウト値を、 ユーザが指定する必要があります。 デフォルトのフォーマットタイムアウトは 3 時間です。 ハードディスクによっては、非常に短い期間 (5 分以下の単位) でフォーマット操作が完了します。 このような場合のほとんどは、 FORMAT UNIT コマンドをドライブが実際にはサポートをしていないため、 すなわちコマンドを受け付けて数分待ってから戻るだけであるためです。 .Pp .Sq format サブコマンドはいくつかの引数を取り、デフォルトの動作を変えます。 .Fl q および .Fl y の引数は、スクリプトにおいて有用です。 .Pp .Bl -tag -width 6n .It Fl q 静かになり、状態メッセージを表示しません。 しかしながら、本オプションは、質問は無効化しません。 質問を無効化するには、後述の .Fl y 引数を使用してください。 .It Fl w 非即時のフォーマットコマンドを発行します。 デフォルトでは、 .Nm は FORMAT UNIT コマンドを即時ビット (immediate bit) をセットして発行します。 これは、フォーマットが実際に完了する前に、 即時にフォーマットコマンドを返すよう、デバイスに指示します。 そして .Nm が .Tn SCSI センス情報を毎秒デバイスから収集し、フォーマット処理の進捗を判断します。 .Fl w 引数が指定されると、 .Nm は非即時のフォーマットコマンドを発行します。 この場合、ディスクの何パーセントがフォーマットされたのかを ユーザへ知らせるための表示は行われません。 .It Fl y 質問をしません。 デフォルトでは、 .Nm はユーザに対し、対象のディスクを本当にフォーマットしたいのか、 そしてフォーマットコマンドのデフォルトタイムアウトで良いかを質問します。 タイムアウトをコマンドラインで指定した場合、タイムアウトは質問されません。 .El .It help 冗長な、使用方法に関する情報を表示します。 .El .Sh 環境変数 変数 .Ev SCSI_MODES によって、別のモードページの書式ファイルを指定することができます。 .Pp 変数 .Ev EDITOR によって、 .Nm は、モードページの編集を行なう際に どのテキストエディタを起動するかを決定します。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/share/misc/scsi_modes -compact .It Pa /usr/share/misc/scsi_modes SCSI モード書式データベース。 .It Pa /dev/xpt0 トランスポート層デバイス。 .It Pa /dev/pass* CAM アプリケーションパススルーデバイス。 .El .Sh 使用例 .Dl camcontrol eject -n cd -u 1 -v .Pp cd1 から CD をイジェクトし、コマンド実行に失敗した場合は SCSI センス情報を 出力します。 .Pp .Dl camcontrol tur da0 .Pp SCSI test unit ready コマンドを da0 に送信します。 .Nm ユーティリティはそのディスクがレディ状態であるかどうかを報告しますが、 .Fl v スイッチが指定されていないため、コマンド実行に失敗してもセンス情報を 表示しません。 .Pp .Bd -literal -offset indent camcontrol tur da1 -E -C 4 -t 50 -v .Ed .Pp SCSI test unit ready コマンドを da1 に送信します。カーネルエラーリカバリ を有効にします。リトライカウントを 4 に、タイムアウトを 50 秒に 設定します。コマンド実行に失敗した場合( .Fl v フラグがあるので)センス情報が出力されます。エラーリカバリが設定されて いるので、ディスクが回転していない場合は回転させられます。 .Nm ユーティリティはディスクがレディ状態かどうかを報告します。 .Bd -literal -offset indent camcontrol cmd -n cd -u 1 -v -c "3C 00 00 00 00 00 00 00 0e 00" \e -i 0xe "s1 i3 i1 i1 i1 i1 i1 i1 i1 i1 i1 i1" .Ed .Pp READ BUFFER コマンド (0x3C) を cd1 に対して発行します。cd1 のバッファサイズと cd1 のキャッシュの最初の 10 バイトを表示します。コマンド実行に失敗した場合 SCSI センス情報を表示します。 .Pp .Bd -literal -offset indent camcontrol cmd -n cd -u 1 -v -c "3B 00 00 00 00 00 00 00 0e 00" \e -o 14 "00 00 00 00 1 2 3 4 5 6 v v v v" 7 8 9 8 .Ed .Pp WRITE BUFFER コマンド (0x3B) を cd1 に対して発行します。(予約済の) 4 バイト ヘッダを含まないデータ 10 バイトを書き出します。コマンド実行に失敗した場合 センス情報を表示します。このコマンドには細心の注意を払って下さい。不適切に 使用した場合、データが破壊されるかもしれません。 .Pp .Bd -literal -offset indent camcontrol modepage da3 -m 1 -e -P 3 .Ed .Pp da3 のモードページ 1 (Read-Write Error Recover ページ)を編集し、編集結果を そのドライブにセーブします。モードページ 1 には、 ディスクドライブの読み出し、書き込みの自動再配置の設定などが含まれます。 .Pp .Dl camcontrol rescan all .Pp システム中のすべての SCSI バスに対し、 追加/削除/変更されたデバイスを再スキャンします。 .Pp .Dl camcontrol rescan 0 .Pp SCSI バス 0 を再スキャンし、追加、削除、変更されたデバイスを探します。 .Pp .Dl camcontrol rescan 0:1:0 .Pp SCSI バス 0, ターゲット 1, 論理ユニット番号 0 を再スキャンし、そのデバイスが 追加、削除、変更されたかどうかを調べます。 .Pp .Dl camcontrol tags da5 -N 24 .Pp da5 の同時トランザクション数を 24 に設定します。 .Pp .Bd -literal -offset indent camcontrol negotiate -n da -u 4 -T disable .Ed .Pp da4 のタグ付きキューイングを無効にします。 .Pp .Bd -literal -offset indent camcontrol negotiate -n da -u 3 -R 20.000 -O 15 -a .Ed .Pp 同期レート 20MHz とオフセット 15 を、da3 とネゴシエートします。 その後 Test Unit Ready コマンドを送り、設定が効果をあらわすようにします。 .Sh 関連項目 .Xr cam 3 , .Xr cam_cdbparse 3 , .Xr cam 4 , .Xr pass 4 , .Xr xpt 4 .Sh 歴史 .Nm ユーティリティは、 .Fx 3.0 で最初に現れました。 .Pp モードページ編集のコードと任意の SCSI コマンドのコードは、 Julian Elischer と Peter Dufault が書いた、かつての .Xr scsi 8 ユーティリティと .Xr scsi 3 ライブラリのものに基づいています。 .Xr scsi 8 プログラムが最初に出現したのは .Bx 386 0.1.2.4 で、 .Fx で最初に出現したのは、 .Fx 2.0.5 です。 .Sh 作者 .An Kenneth Merry Aq ken@FreeBSD.org .Sh バグ コマンド行引数を解釈するコードは、どのサブコマンドが複数の引数を取るかを 知りません。ですから、たとえば、 .Bd -literal -offset indent camcontrol cmd -n da -u 1 -c "00 00 00 00 00 v" 0x00 -v .Ed .Pp のようなことを試みた場合、test unit ready コマンドで得られるセンス情報は 出力されません。というのは、 .Fl c の 2 番目の引数 (0x00) を見た時点で、 .Nm の最初の .Xr getopt 3 呼び出しが 終ってしまうためです。 この動作を修正するには、ある程度の規模のコードを書き加えるか、 .Xr getopt 3 インタフェースを変更するかのどちらかが必要でしょう。 この問題を回避するもっとも良い方法は、常に .Nm 共通引数をコマンド固有の引数の前に指定していることを確認することです。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/dhclient-script.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/dhclient-script.8 index f3e75dce89..8eeddd1415 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/dhclient-script.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/dhclient-script.8 @@ -1,249 +1,250 @@ .\" dhclient-script.8 .\" -.\" Copyright (c) 1996-2001 Internet Software Consortium. +.\" Copyright (c) 1996-2002 Internet Software Consortium. .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. Neither the name of The Internet Software Consortium nor the names .\" of its contributors may be used to endorse or promote products derived .\" from this software without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE INTERNET SOFTWARE CONSORTIUM AND .\" CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, .\" INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF .\" MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE .\" DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE INTERNET SOFTWARE CONSORTIUM OR .\" CONTRIBUTORS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, .\" SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT .\" LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF .\" USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND .\" ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, .\" OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT .\" OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" This software has been written for the Internet Software Consortium .\" by Ted Lemon in cooperation with Vixie Enterprises and Nominum, Inc. .\" To learn more about the Internet Software Consortium, see .\" ``http://www.isc.org/''. To learn more about Vixie Enterprises, .\" see ``http://www.vix.com''. To learn more about Nominum, Inc., see .\" ``http://www.nominum.com''. .\" -.\" %FreeBSD: src/contrib/isc-dhcp/client/dhclient-script.8,v 1.8 2002/09/30 08:45:13 murray Exp % +.\" $Id: dhclient-script.8,v 1.15 2003-01-27 02:48:07 horikawa Exp $ +.\" %FreeBSD: src/contrib/isc-dhcp/client/dhclient-script.8,v 1.8.2.1 2003/01/16 07:59:31 obrien Exp % .\" .\" $FreeBSD$ .TH dhclient-script 8 .SH 名称 dhclient-script - DHCP クライアントのネットワーク設定スクリプト .SH 解説 DHCP クライアントのネットワーク設定スクリプトは、 時あるごとに \fBdhclient(8)\fR が呼び出します。 DHCP クライアントは、本スクリプトを使用することにより、 アドレス要求に先立つ各インタフェースの初期設定と、 付与されたアドレスの検査と、 リース獲得時のインタフェースの最終設定を行います。 リースが獲得されなかった場合、 定義済みのリースが存在するならばこれを検査するために本スクリプトは使用され、 有効なリースが判明しなかった場合にももう 1 回このスクリプトが呼ばれます。 .PP 本スクリプトは、エンドユーザにカスタマイズされることを意図していません。 ローカルなカスタマイズが必要な場合、 これは入 (enter) と出 (exit) というフックを使用することで可能となります (詳細はフック参照)。 これらのフックは、 .B /etc/resolv.conf 作成時に、 クライアントのデフォルト動作をユーザがオーバライドできるようにします。 .PP 特定のオペレーティングシステムでは、 クライアントの実体は動作するとしても、 標準のスクリプトが動作しないかもしれません。 先駆的なユーザが新規スクリプトを作成したり既存のものを修正したりする必要がある ことはもっともなことです。 一般的には、それぞれのコンピュータに固有のカスタマイズは .B /etc/dhclient.conf スクリプトで行うべきです。 .B /etc/dhclient.conf のカスタマイズ無しにできないカスタマイズや、 入と出のフックの使用ではできないカスタマイズに気づいた場合には、 バグレポートを送ってください。 .SH フック 開始時に、クライアントスクリプトはまずシェル関数を定義します。その関数は .B make_resolv_conf であり、後に .B /etc/resolv.conf ファイルを作成するために使用されます。 デフォルト動作をオーバライドするには、 この関数を入のフックスクリプトで再定義してください。 .PP make_resolv_conf 関数の定義の後、クライアントスクリプトは 実行可能な .B /etc/dhclient-enter-hooks スクリプトの存在を検査し、 存在する場合には Bourne シェルの '.' コマンドを使用して 本スクリプトをインラインで起動します。 操作で記述されているすべての環境が本スクリプトで使用可能であり、 スクリプトの動作の変更が必要な場合には環境の修正が許されています。 スクリプト実行中にエラーが発生した場合、 exit_status 変数を非 0 値に設定することが可能であり、 クライアントスクリプト終了直後に .B /sbin/dhclient-script はそのエラーコードで終了します。 .PP すべての処理の完了後に、 .B /sbin/dhclient-script は実行可能な .B /etc/dhclient-exit-hooks スクリプトの存在を検査し、存在する場合には '.' コマンドでこれを起動します。 dhclient-script の 終了状態は dhclient-exit-hooks の exit_status シェル変数に渡され、 起動された仕事にスクリプトが成功した場合には値は常に 0 になります。 dhclient-enter-hooks の項で前述したその他の環境も引き継がれます。 .B /etc/dhclient-exit-hooks は exit_status に手を加えて dhclient-script の戻り値を変更できます。 .SH 操作 dhclient がクライアント設定スクリプトを起動する必要があるとき、 様々な変数を環境に定義してから .B /sbin/dhclient-script を起動します。 すべての場合において、$reason にはスクリプトが起動される理由名が設定されます。 次の理由が現在定義されています: MEDIUM, PREINIT, BOUND, RENEW, REBIND, REBOOT, EXPIRE, FAIL, TIMEOUT。 .PP .SH MEDIUM DHCP クライアントは、インタフェースのメディアタイプの設定を求めています。 インタフェース名は $interface で渡され、メディアタイプは $medium で渡されます。 .SH PREINIT DHCP クライアントは、 実際のアドレスを受け取る前にパケットを送信する目的で、 要求通りにインタフェースが設定されることを求めています。 BSD のソケットライブラリを使用するクライアントでは、 IP アドレス 0.0.0.0 かつブロードキャストアドレス 255.255.255.255 で、 インタフェースを設定することを意味します。 他のクライアントでは、 実際に IP アドレスを与えることなく単にインタフェースを設定することで 実現されるでしょう。 インタフェース名は $interface で渡され、メディアタイプは $medium で渡されます。 .PP IP エイリアスが dhclient.conf で宣言されている場合、 このアドレスが $alias_ip_address で渡されます。 本 IP アドレスへの経路とともに、 本 IP アドレスを対象インタフェースから削除する必要があります。 .SH BOUND DHCP クライアントは、新アドレスへの初期の結合を完了しました。 新しい IP アドレスは $new_ip_address で渡され、 インタフェース名は $interface で渡されます。 メディアタイプは $medium で渡されます。 サーバから獲得したオプションは、\fBdhcp-options\fR で宣言されている オプション名で渡されます。 例外として、 有効なシェル変数とするために ダッシュ ('-') はアンダスコア('_')で置き換えられ、 変数名は new_ で開始します。 例えば、新しいサブネットマスクは $new_subnet_mask で渡されます。 .PP アドレスを実際に設定する前に、dhclient-script は何らかの方法で そのアドレスに対して ARP を行い、返事を受け取った場合には非 0 の値で 終了するべきです。この場合クライアントは DHCPDECLINE メッセージをサーバ に送信し、違うアドレスを取得します。 この作業は RENEW, REBIND, REBOOT 状態でも同様に行いますが、 必ずしも必要ではなく、実際好ましくないでしょう。 .PP 結合が完了すると、 ネットワークに関する多くのパラメータを設定する必要があるでしょう。 $new_domain_name および $new_domain_name_servers (これには複数のサーバを空白で区切って列挙してあるかもしれません) を使用して、 新しい /etc/resolv.conf を作成する必要があります。 デフォルト経路は、$new_routers を使用して設定する必要があります。 静的経路は、$new_static_routes を使用して設定する必要があるかもしれません。 .PP IP エイリアスが宣言されている場合、ここで設定する必要があります。 エイリアスの IP アドレスは $alias_ip_address として記述され、 エイリアス用に設定される他の DHCP オプション (例えばサブネットマスク) は 前述のように変数で渡されますが、 $new_ で開始するのではなく $alias_ で開始します。 エイリアスの IP アドレスが結合された IP アドレス ($new_ip_address) と 同じ場合、これを使用してはならないことに注意してください。 なぜなら、この場合には他のエイリアスのパラメータが正しくない可能性がある からです。 .SH RENEW 結合が更新されると、スクリプトは BOUND と同様に呼ばれますが、 $new_ で開始する全変数に加えて $old で開始する別の変数の組があるという 例外があります。 変更された可能性がある永続的な設定は、削除する必要があります。 例えば、結合されたアドレスに対するローカル経路が設定された場合、 古いローカル経路を削除する必要があります。 デフォルト経路が変更された場合、古いデフォルト経路を削除する必要があります。 静的経路が変更された場合、古いものを削除する必要があります。 その他については、BOUND と同様に処理可能です。 .SH REBIND DHCP クライアントが、新規 DHCP サーバに再結合されました。 これは RENEW と同様に扱えますが、IP アドレスが変わった場合には、 ARP 表をクリアする必要があります。 .SH REBOOT DHCP クライアントは、リブート後に元のアドレスを再獲得することに成功しました。 これは BOUND と同様に処理可能です。 .SH EXPIRE DHCP クライアントはリース更新と新規リース獲得に失敗し、 リースの期限が切れました。 対象 IP アドレスを解放する必要があり、 RENEW および REBIND と同様に、関連するパラメータを削除する必要があります。 .SH FAIL DHCP クライアントは DHCP サーバに接続できず、 また検査した IP アドレスには有効なものはありませんでした。 最後に検査したリースのパラメータは、設定解除する必要があります。 これは、EXPIRE と同様に扱えます。 .SH TIMEOUT DHCP クライアントはどの DHCP サーバにも接続できませんでした。 しかしながら、古いリースが識別され、 BOUND と同様に、この古いリースのパラメータが渡されました。 クライアントの設定スクリプトは、このパラメータを検査し、 これが有効であると信じる理由があるならば、値 0 で終了すべきです。 そうでないならば、非 0 の値で終了すべきです。 .PP リースを検査する通常の方法は、REBIND と同様にネットワークを設定して (複数のリースを検査するために呼ばれることがあるからです)、 $routers で定義される最初のルータに ping することです。 応答を受信した場合、 インタフェースが現在接続されているネットワークに対して、リースが有効です。 $new_static_routers に加えて $new_routers に列挙されている全ルータに ping を試すようになれば、 完全性が増すでしょう。しかし、現在のスクリプトはそうなっていません。 .SH 関連ファイル 類似したオペレーティングシステムに対するスクリプトファイルは 似ていたり全く同じかもしれませんが、一般には、 各オペレーティングシステム用に各々のスクリプトファイルがあるべきです。 Internet Software Consortium の DHCP 配布に含まれるスクリプトファイルは、 client/scripts 以下の配布ツリーにあり、 動作対象オペレーティングシステム名になっています。 .SH バグ 複数インタフェースを使用する場合、 サーバが提供する設定パラメータ同士が 衝突しないようにする明確な方法はありません。 例えば、 標準の dhclient-script は /etc/resolv.conf を再度書き換えてしまいます。 すなわち、複数のインタフェースが設定されている場合、 あるサーバから提供される値に /etc/resolv.conf が初期化された後に、 別のサーバから提供される値に初期化されるという動作を繰り返します。 どちらのサーバから提供される情報も有効である場合には、 実際上問題とはならないものの、混乱のもとになりえます。 .SH 関連項目 dhclient.conf(5), dhclient.leases(5), dhclient(8) .SH 作者 .B dhclient-script(8) は Ted Lemon が Vixie Enterprises と協力して Internet Software Consortium のために 書きました。 Internet Software Consortium についてより詳しくは、 .B http://www.isc.org をご覧ください。 Vixie Enterprises についてより詳しくは、 .B http://www.vix.com をご覧ください。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/dhclient.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/dhclient.8 index 2a7f6f1efa..de02a144f1 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/dhclient.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/dhclient.8 @@ -1,360 +1,362 @@ .\" dhclient.8 .\" -.\" Copyright (c) 1996-1999 Internet Software Consortium. +.\" Copyright (c) 1996-2002 Internet Software Consortium. .\" Use is subject to license terms which appear in the file named .\" ISC-LICENSE that should have accompanied this file when you .\" received it. If a file named ISC-LICENSE did not accompany this .\" file, or you are not sure the one you have is correct, you may .\" obtain an applicable copy of the license at: .\" .\" http://www.isc.org/isc-license-1.0.html. .\" .\" This file is part of the ISC DHCP distribution. The documentation .\" associated with this file is listed in the file DOCUMENTATION, .\" included in the top-level directory of this release. .\" .\" Support and other services are available for ISC products - see .\" http://www.isc.org for more information. .\" +.\" $Id: dhclient.8,v 1.11 2003-01-27 02:48:07 horikawa Exp $ +.\" .\" Portions copyright (c) 2000 David E. O'Brien. .\" All rights reserved. -.\" %FreeBSD: src/contrib/isc-dhcp/client/dhclient.8,v 1.10 2002/02/19 12:00:47 murray Exp % +.\" %FreeBSD: src/contrib/isc-dhcp/client/dhclient.8,v 1.10.2.1 2003/01/16 07:59:31 obrien Exp % .\" .\" $FreeBSD$ .\" WORD: Dynamic Host Configuration Protocol (DHCP) 動的ホスト設定プロトコル .\" WORD: lease リース [dhclient.8] .\" WORD: mobile host 移動ホスト .\" WORD: limited broadcast address リミテッドブロードキャストアドレス .\" WORD: networking framework ネットワーキングフレームワーク .\" WORD: housekeeping chores 雑事 .TH dhclient 8 .SH 名称 dhclient - 動的ホスト設定プロトコルのクライアント .SH 書式 .B dhclient [ .B -p .I port ] [ .B -D ] [ .B -d ] [ .B -q ] [ .B -1 ] [ .B -r ] [ .B -lf .B lease-file ] [ .B -pf .I pid-file ] [ .B -cf .I config-file ] [ .B -sf .I script-file ] [ .B -s server ] [ .B -g relay ] [ .B -n ] [ .B -nw ] [ .B -w ] [ .I if0 [ .I ...ifN ] ] .SH 解説 Internet Software Consortium の DHCP クライアントである dhclient は動的ホスト設定プロトコル (DHCP: Dynamic Host Configuration Protocol) または BOOTP プロトコルを用いて、あるいは これらのプロトコルが失敗した場合にはアドレスを静的に割り当てて、 1 つ以上のネットワークインタフェースを設定する方法を提供します。 .SH 操作 .PP DHCP プロトコルでは、1 つ以上のサブネットに割り当てることのできる IP アドレスのリストを管理する中央サーバに、ホストがアクセスできます。 DHCP クライアントはこのリストからアドレスを要求して、 それをネットワーク通信の一時的な土台に用いることができます。 また DHCP プロトコルは、デフォルトルータの場所やネームサーバの場所など、 クライアントが接続しているネットワークに関する重要な情報を クライアントに詳細に知らせる機構も提供します。 .PP 起動時に dhclient は .IR dhclient.conf から設定指示を読み取ります。 それから現在のシステムに組み込まれている すべてのネットワークインタフェースのリストを取得します。 各インタフェースに対し dhclient は DHCP プロトコルを用いて設定を試みます。 .PP システムリブートやサーバ再起動の際にリースを失わないように、 dhclient は割り当てられたリースのリストを dhclient.leases(5) ファイルに保存します。 起動時、dhclient.conf ファイルを読み取った後、 dhclient は dhclient.leases ファイルを読み込んで、 割り当てられたリースに関するメモリを更新します。 .PP 新しいリースを取得すると、dhclient.leases ファイルの末尾に付け加えられます。 ファイルが極端に大きくなるのを防ぐために、 dhclient は時おりコア内部のリースデータベースから 新規に dhclient.leases ファイルを作成します。 古い dhclient.leases ファイルは、 dhclient が次にデータベースを作り替えるまで、 .IR dhclient.leases~ という名前で保存されます。 .PP dhclient が最初に起動されたとき (一般的にはシステムブート初期過程の間) に DHCP サーバが利用できなければ、 古いリースは残されます。 その場合、dhclient.leases ファイルから まだ期限の切れていない古いリースを検査し、 有効であると判断されれば、それらの期限が切れるか または DHCP サーバが利用できるようになるまで、そのリースを使います。 .PP DHCP サーバが存在しないネットワークに時おりアクセスする必要が あるような移動ホストは、そのネットワーク上の固定アドレスのリースを あらかじめ読み込んでおくことができます。 DHCP サーバへのアクセスがどれも成功しなかった場合、 dhclient はその静的なリースが有効であるか検証し、 有効であれば次に再起動されるまでそのリースを使います。 .PP また移動ホストは、DHCP は利用できないが BOOTP なら利用できるような ネットワークへ移動することもあるでしょう。 そのような場合は、古いリースを順次試すよりも、 そのネットワークの管理者と相談して BOOTP データベースにエントリを作成してもらい、 そのネットワーク上で素早くブートできるようにするとよいでしょう。 .SH コマンドライン .PP dhclient が設定しようとするネットワークインタフェースの名前を コマンドラインで指定できます。 コマンドラインでインタフェース名が指定されなければ、 dhclient はすべてのネットワークインタフェースを識別し、 可能なら非ブロードキャストインタフェースは除いて、 それぞれのインタフェースを設定しようとします。 .PP .B dhclient.conf(5) ファイル中の名前でインタフェースを指定することも可能です。 この方法でインタフェースを指定した場合、クライアントは、 設定ファイル中で指定したインタフェースもしくはコマンド行で 指定したインタフェースのどちらかだけを設定するでしょう。 .PP .B -D フラグを指定すると、 .B dhclient が .B dhclient-script と組み合わせて使用するために作成したスクリプトを、 .IR /tmp に保存させます。 .PP DHCP クライアントが標準ポート (ポート番号 68) 以外のポートで 待機および送信する必要がある場合には .B -p フラグが使えます。 このフラグに続けて、dhclient が使う udp ポート番号を指定します。 これは主としてデバッグ目的では有用です。 クライアントが待機および送信するために使用するポートに デフォルトとは違うポートを指定する場合、クライアントは もう 1 つ別の送信先ポートも使用します。その送信先ポートは、 指定した送信先ポートよりも大きな番号を持ったものです。 .PP DHCP クライアントは、通常 IP アドレスを獲得していない間 任意のプロトコルメッセージをリミテッドブロードキャスト アドレスである 255.255.255.255 へと送信します。 デバッグ目的で、サーバがこれらのメッセージをどこか別のアドレスへ 送信した方が便利なことがあります。 .B -s フラグの後に送信先の IP アドレスもしくはドメイン名をつけて指定 できます。 テスト目的で、DHCP クライアントが送信する全てのパケットの giaddr フィールドを .B -g フラグに送信先の IP アドレスを続けた形を使用することで設定する ことができます。これはテスト目的の時のみ有用なものであり、 堅実さや使いやすさを求める状況で動作することを想定しては いけません。 .PP DHCP クライアントは、通常インタフェースを設定するまでは フォアグラウンドで動作し、その後バックグラウンドで動作 するようになります。dhclient を常にフォアグラウンドの プロセスとして動作させるためには、 .B -d フラグを指定する必要があります。これは、DHCP クライアントが デバッガのもとで動作している場合や、System V システムの inittab の外側で動作している場合には有効なものです。 .PP このクライアントは、通常は起動メッセージを表示し、アドレスを 獲得するまで標準エラー出力にプロトコルシーケンスを 書き出します。アドレスを獲得した後は .B syslog (3) ファシリティを使用してメッセージのログを取るだけになります。 .B -q フラグを使用すると、エラー以外のメッセージを標準エラー出力に 書き出さないようになります。 .PP クライアントは、DHCP プロトコルで義務づけられていないため、 通常は現在取得しているリースを解放することはありません。 ただ、ケーブル ISP のなかには、クライアントが 割り当てられたIP アドレスを解放したい場合には、サーバに 通知するように義務づけているところもあります。 .B -r フラグを用いると、明示的に現在のリースを解放し、いったん リースを解放するとクライアントは終了します。 .PP .B -1 フラグを指定すると、 dhclient はひとつのリースに対し 1 度だけしか取得を試みません。 もし取得に失敗すれば dhclient は終了コード 2 で終了します。 .PP DHCP クライアントは、通常は設定情報を .B /etc/dhclient.conf から、リースデータベースを .B /var/db/dhclient.leases から取得し、自分のプロセス ID を .B /var/run/dhclient.pid という名前のファイルに保存し、 そしてネットワークインタフェースを .B /sbin/dhclient-script を使用して設定します。 これらのファイルに別の名前を指定したり、別の場所を 指定したりするには、それぞれ .B -cf, .B -lf, .B -pf および .B -sf フラグを、後ろにファイル名を続ける形で使用してください。 この方法は、例えば DHCP クライアントが起動したときに .B /var/db もしくは .B /var/run がまだマウントされていない場合には特に有用なものに なり得ます。 .PP DHCP クライアントは、設定すべきネットワーク インタフェースを同定できない場合、通常は終了します。 ラップトップコンピュータやホットスワップ可能な I/O バスを 持ったコンピュータでは、ブロードキャストインタフェースが システム起動後に追加されることがあり得ます。 .B -w フラグを用いると、そのようなインタフェースが 1 つも 見つからないときにもクライアントが終了しないようにできます。 後で .B omshell (8) プログラムを使用して、ネットワークインタフェースが追加されたり 削除されたりしたことをクライアントに通知することができ、 これによってクライアントがこのインタフェース上の IP アドレスを設定するよう試みることができます。 .PP .B -n フラグを用いることで、どのインタフェースも設定しようと しないように DHCP クライアントを指示することができます。 このフラグは、きっと .B -w フラグと共に使用すると有用でしょう。 .PP IP アドレスを獲得するまで待つのではなく、即座にデーモンと なるようにクライアントを指示することもできます。 .B -nw フラグを与えると可能です。 .SH 設定 dhclient.conf(5) ファイルの書式は別に解説されています。 .SH OMAPI この DHCP クライアントは、動作中にその動作を停止させる ことなく自分自身を制御できるようにするための機能を提供しています。 この機能は、リモートオブジェクト操作 API である OMAPI を 用いて提供されています。OMAPI クライアントは、TCP/IP を 使用してこの DHCP クライアントに接続します。そして、 DHCP クライアントの現在の状態を検査でき、その状態を変更することが できます。 .PP ユーザプログラムでは、基礎にある OMAPI プロトコルを直接実装する のではなく、dhcpctl API もしくは OMAPI そのものを使用すべきです。 dhcpctl は、OMAPI が自動で行ってはくれない雑事のいくつかを扱う ラッパです。dhcpctl および OMAPI については \fBdhcpctl(3)\fR および \fBomapi(3)\fR に記述されています。 クライアントを用いてやりたいことのほとんどは、特別なプログラムを 書かなくとも \fBomshell(1)\fR コマンドを使用して直接実現できる ものです。 .SH 制御オブジェクト 制御オブジェクトを使用すると、DHCP クライアントを終了させ、 保持しているリースをすべて解放し、クライアントが追加した DNS レコードをすべて消去することができるようになります。 また、クライアントを一時停止させ、クライアントが使用している インタフェースの設定を除くことができるようにもなります。 その後で、DHCP クライアントを再起動させることができ、 インタフェースを再設定することができます。通常、ハイバネーションに 入る前やラップトップコンピュータではスリープする前に DHCP クライアントを一時停止させるでしょう。 そして、電源が戻ってきた後で DHCP クライアントを回復させる でしょう。こうすることで、コンピュータがハイバネーションや スリープ中には PC カードを停止させておき、コンピュータが ハイバネーションやスリープから復帰したら以前の状態に 再度初期化することができるようになるのです。 .PP 制御オブジェクトには属性が 1 つあります。それは状態属性です。 クライアントを終了させるには、クライアントの状態属性を 2 に 設定します。クライアントは自動的に DHCPRELEASE を行うでしょう。 クライアントを一時停止させるには、クライアントの状態属性を 3 に設定します。クライアントを復帰させるには、クライアントの 状態属性を 4 に設定します。 .SH 関連ファイル .B /sbin/dhclient-script, .B /etc/dhclient.conf, /var/db/dhclient.leases, /var/run/dhclient.pid, .B /var/db/dhclient.leases~ .SH 関連項目 dhclient.conf(5), dhclient.leases(5), dhclient-script(8) .SH 作者 .B dhclient(8) は Ted Lemon が Vixie Enterprises と協力して Internet Software Consortium のために 書きました。 Internet Software Consortium についてより詳しくは、 .B http://www.isc.org をご覧ください。 Vixie Enterprises についてより詳しくは、 .B http://www.vix.com をご覧ください。 .PP 本クライアントは、Elliot Poger が Stanford 大学の MosquitoNet プロジェクトに参加している間に、 Linux での利用に際し大幅に修正、改良を行いました。 .PP 現在のバージョンは、Elliot による Linux での改良に負うところが大きいですが、 Internet Software Consortium の DHCP サーバが使うものと同じ ネットワーキングフレームワークを用いるように、Ted Lemon が 大幅な再編成や部分的な書き換えを行いました。 システム特有の設定コードの大部分はシェルスクリプトに移されたので、 より多くのオペレーティングシステムのサポートが加えられるにつれ、 システム特有の設定コードをそのオペレーティングシステムに 移植したり管理したりする必要はなくなるでしょう。 代わりに、シェルスクリプトが環境に合ったツールを呼び出して その目的を果たしてくれます。 .PP diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/pciconf.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/pciconf.8 index 944bd5d1f9..3d54df79bb 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/pciconf.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/pciconf.8 @@ -1,215 +1,220 @@ -.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/pciconf/pciconf.8,v 1.22 2002/09/17 18:10:39 jdp Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/pciconf/pciconf.8,v 1.22.2.1 2002/12/18 22:43:57 trhodes Exp % .\" Copyright (c) 1997 .\" Stefan Esser . All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" $FreeBSD$ .Dd February 7, 1997 .Dt PCICONF 8 .Os .Sh 名称 .Nm pciconf .Nd PCI バスのための診断ユーティリティ .Sh 書式 .Nm .Fl l Op Fl v .Nm .Fl a Ar selector .Nm .Fl r Oo Fl b | h Oc Ar selector addr Ns Op : Ns Ar addr2 .Nm .Fl w Oo Fl b | h Oc Ar selector addr value .Sh 解説 .Nm ユーティリティは、 -.Pa /dev/pci +.Xr pci 4 の .Xr ioctl 2 インタフェースにより提供されている機能への コマンドラインインタフェースを提供します。 +このため、 +.Pa /dev/pci +への書き込みアクセスを持つユーザ、すなわち通常はスーパユーザのみが、 +このツールを使えます。 +.Pp .Fl l オプションを付けると、ブート時のプローブにより見つかったすべてのデバイスを 以下の書式で表示します: .Bd -literal foo0@pci0:4:0: class=0x010000 card=0x00000000 chip=0x000f1000 rev=0x01 hdr=0x00 bar0@pci0:5:0: class=0x000100 card=0x00000000 chip=0x88c15333 rev=0x00 hdr=0x00 none0@pci0:6:0: class=0x020000 card=0x00000000 chip=0x802910ec rev=0x00 hdr=0x00 .Ed .Pp .Fl v オプションを指定すると、 .Nm はベンダ/デバイス情報をデータベースからの読み取りを試み、 各デバイスに対してベンダ、デバイス、クラス、サブクラスの 識別文字列を表示します。 .Pp 最初の欄は、デバイス名、ユニット番号、 .Ar セレクタ を表示します。 対象の .Tn PCI デバイスに関して、カーネル内のデバイスの設定がなされていない場合、 デバイス名は .Dq none になります。 設定されていないデバイスのユニット番号は 0 から開始し、 設定されていないデバイスに出会う度に増やされます。 .Ar セレクタ は、このコマンドの他の書式で直接使えるような形で表示されます。 2 番目の欄はクラスコードで、2 桁の 16 進数で表されるクラスバイトと サブクラスバイト、インタフェースバイトからなります。 3 番目の欄は .Tn PCI 規格のリビジョン 2.1 で導入されたサブベンダ ID レジスタの内容です。 今日のほとんどの .Tn PCI カード (2.0) ではこれは 0 となりますが、新しく開発された .Tn PCI カードではそのカード固有の識別コード (unique card identification code) が入れられます。この値は上位 2 バイトのカード ID と、 下位 2 バイトのカードベンダ ID から構成されます。 .Pp 4 番目の欄にはこのカードがどのチップに基づいているか識別する チップデバイス ID が含まれます。この値は上記と同様に二つの フィールドに分けられ、チップとベンダを識別します。 5 番目の欄はチップのリビジョンを表示します。 6 番目の欄はヘッダタイプを示します。 現在割り当てられているヘッダタイプは .Tn PCI - .Tn PCI ブリッジのチップが 1 となる以外はすべて 0 となります。 ヘッダタイプレジスタが 0 となっている .Tn PCI デバイスの最上位ビットがセットされていると、そのデバイスは .Em 多機能 (multi-function) デバイスであり、ひとつのチップにいくつかの (似たものかもしれないし、 まったく異なるものかもしれない) 機能を備えています。 .Pp -.Fl l -オプションは root ではないユーザが使うことのできる唯一のものです。 .Nm -を他の方法で実行するには +を +.Fl l +以外の方法で実行するには .Li pci Ns Va bus Ns \&: Ns Va device (オプションで .Li \&: Ns Va function が続きます) という形式で .Ar セレクタ を指定する必要があります。 最後にコロンを付けても構いませんが無視されますので、 .Nm .Fl l の出力の最初の欄をそのまま使うことができます。 すべての番号は 10 進数で表します。 .Pp .Fl a フラグを付けると、 .Ar selector で識別したデバイスになんらかのドライバが割り当てられているかを、 .Nm は判定します。 終了状態 0 はデバイスがドライバを持つことを意味します; 非 0 はデバイスがドライバを持たないことを意味します。 .Pp .Fl r オプションはデバイス .Ar selector のバイトオフセット .Ar addr の所のコンフィギュレーションスペースレジスタ (configuration space register) を読み取り、 その値を 16 進数で表示します。 省略可能な第 2 アドレス .Ar addr2 は、読み取る範囲を指定します。 .Fl w オプションはデバイス .Ar selector のバイトオフセット .Ar addr の所のコンフィギュレーションスペースレジスタへ .Ar value を書き込みます。 この二つのオプションでは、 .Fl b フラグと .Fl h フラグで読み書きの大きさを指定できます。 .Fl b は 1 バイトの読み書きを行い、 .Fl h は 2 バイト (halfword) の読み書きを行います。 読み書きの大きさのデフォルトは 4 バイト (longword) です。 .Sh 環境変数 通常、PCI ベンダ/デバイスの情報データベースは、 .Pa /usr/share/misc/pci_vendors から読み込まれます。 環境変数 .Ev PCICONF_VENDOR_DATABASE を設定することにより、このパスを変更可能です。 .Sh 関連項目 .Xr ioctl 2 , .\" .Xr pci 4 , .Xr kldload 8 .Sh 歴史 .Nm ユーティリティは .Fx 2.2 で初めて登場しました。 .Fl a オプションは .Tn PCI KLD サポートのために .Fx 3.0 で追加されました。 .Sh 作者 .An -nosplit .Nm ユーティリティは .An Stefan Esser と .An Garrett Wollman によって書かれました。 .Sh バグ .Fl b オプションと .Fl h オプションは .Nm の内部で実装されており、 .Fn ioctl 2 に基づいているわけではありません。 .Pp root ではないユーザが .Fl a オプションと .Fl r オプションを使うことを許可することは有用かもしれませんが、 KLD ドライバでデバイスを供給するために .Nm kldload を実行できるのは root だけでしょうし、 一部の粗悪な .Tn PCI チップではコンフィギュレーションスペースレジスタの 読み込みが故障を引き起こす場合があるのです。